そこへたどり着いてもわたしには見えない
フォトエッセイ集『つばさの方へ旅をする』を読んでくださった方はご存じだろうと思うが、滋賀県の湖北にオオワシが飛来する。カムチャツカで繁殖し、北海道などで越冬する巨鳥だ。
滋賀県の湖北地方に25年間連続で飛来しており、ねぐらとしているのが「山本山」という山だから、「山本山のおばあちゃん」という愛称で呼ばれている。
去年初めて会いに行き、彼女が帰北するころ、世界情勢が大きく動いてしまった。大丈夫だろうかと不安に思いながら、11月を待った。飛来の知らせを聞いたとき、戻ってきて「くれた」と、なにかそれが人類への自然からのプレゼントのように思えたし、同時に警鐘のようにも思えた。
だから今年もまた、どうしても山本山のおばあちゃんに会いたかった。『消えゆくものたちの生』で、筆者が「絶滅しつつある生物をこの目で見て言祝がねばならない」と綴っていたが、まさにそうで、人間という種族に生まれた責任と、(オオワシは絶滅危惧種である)まだこの目で見て存在を確かめることができる機会があるという幸運から、たしかにこの目で見て、言祝ぐ必要があるとわたしも思う。
オオワシがどんな環境で越冬するのかをこの身で体感すること、オオワシの生態を知ること。鳥の幻想小説を書いている(主人公はコウノトリだがオオワシやいろいろな鳥が登場する)ので、その取材も兼ねていた。
湖北野鳥センターで、オオワシの生態について教えて欲しいとスタッフの人に話しかけ、情報をもらっていたら「調べているんですか」と逆に質問を返された。
「オオワシが出てくる小説を書いているんです」
とするっと小説を書いていることが出てきたことに自分でも驚く。
見ず知らずの人に、(そうでなくても親しい人とかでもだけど)「小説を書いている」と宣言することは、わたしにはハードルの高い行為で、ほとんど人に話すことができなかったのだが……。
どんな心境の変化があったんだろうと不思議に思う。
まあ、もうすぐ転職する開放感とかがあるのかもしれない。
やっぱり退職というのは体にいい行為で、なにかしら人をおおらかに、強気にさせるものだ。
体調不良もあって、いまの仕事は休みがち。(今日は次の仕事の準備?で工場見学とか行って休んだ)
肩があがらなくなって日常生活に支障も出たので先々週一日休んだ。
肩が痛いのは、カメラが原因らしい。2キロ越えてる超望遠を振り回していたらそうなるなと言うことで、山本山ではさすがに一脚を持っていった。
肩を痛めた日は『神々の山嶺』という映画を見た。
山に憑かれた人間の物語で、最後はエベレストに登頂する。
「なぜ登るのか」その行為への答えが「わからない」のがよかった。登山する男を追うのは記者で、もともとは風景写真を撮っていたようだ。だけど次第に山に憑かれていって、自分もエベレストへ途中までだが登る。「風景写真」という、わかりやすく「その場にいない人間」にも共感を得られるツールを操る人間が、「その場で体験することでしかわからない」世界を経験するところがすごい。
わたしは鳥がいるから仕方なく登山もする人間で、景色や、登る(歩く)楽しさというのを感じる感受性に乏しい。
どうして山に登るのかとか、山に登ってなにが得られるのかとかわたしにはちっともわからない。夜通し走って木曽駒ヶ岳へゆき、三時間以上並んでたどり着いた千畳敷カールも、そんなに感動しなかった。
ただ、五歩歩いたら十分休むような酸素濃度のひくい世界で、ヒイヒイいいながら登っているときに、宝剣岳の山頂で万歳をする人を見て「のぼったんやなあ、幸せそうやなあ」とつぶやいている人がいたのが印象的だった。
この人の中には(たぶんこのぞろぞろと蟻の熊野詣のように登っている人たちのほとんどが)「登り切る」ことの『幸せ』を知っているのだ。そう思うと、わ��しもその尻尾の毛先くらいはつかんでみたいと思う。また木曽駒ヶ岳へ行きたいと思う。
ほかに、昨日は『イサド住み』(オカワダアキナ)を読む。
トランス男性が主人公のボーイズラブだ。
マジョリティに対して『語らされる』ことで飼い慣らされていく過程への抵抗の物語としてわたしは読んだ。マイノリティが、マジョリティ側から「説明」を要求されるとき、聞き手には「期待している物語」がある。物語を期待できる(ジャッジできる)乱暴な権力のまえに、矯められなければ立つ場所が得られない。座ってくつろげるような場所なんてなくて、「まあいてもいいよ」と言われるのは排除ベンチみたいなかたちの椅子しかない。
「当事者の言葉で語られるべきだ」とわたしは常々思うのだが、その「当事者の言葉」は、この乱暴なジャッジにしてみれば「期待外れ」の言葉なんだう。期待通りの言葉を語らされることで、どんどんどんどん心の中にはゆがみがたまっていくし、マジョリティに都合のいい「物語」ができあがってしまう。
「物語すること」というのは主体的な行いのように見えて、聞き手の立ち位置によっては「させられること」受け身の行いになって(変えられてゆくこと)になる。作品の紹介に書かれた「吠える」とは、語りの主体を獲得することだとわたしは読んだ。
『誰かの理想を生きられはしない』という書物のタイトルが、ずしりと重く思い出される本だった。
あと二日出勤したら、療養のための長い旅に出る。
小説をたくさん読みたいという気持ちがあるのに、荷造りで詰めたのは小説の資料本ばかりだった。
旅先の本屋で、小説と縁を結びたい。
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online shop "白露" update 〜 秋の七草
こんばんは。
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まずは明日からの営業予定のお知らせだ。
【9/11 (月) 〜 9/17 (日) 営業予定】
9/11 (月) 13:00 〜 20:00
9/12 (火) 13:00 〜 20:00
9/13 (水) お休み
9/14 (木) 15:00 〜 20:00 ※
9/15 (金) 13:00 〜 20:00
9/16 (土) 13:00 〜 20:00
9/17 (日) 13:00 〜 20:00
※ 9/14(木)は15時からの営業となります。
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徐々に新作も入荷してくる。
もし良かったら遊びにしらしてみてください。
さて、少し遅くなってしまったのだけど、先日暦は”白露”を迎えた。
それに合わせて当店のオンラインショップも更新をさせてもらった。
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まだまだ日中は暑いと感じる日も多いけど、朝晩はとても心地の良い季節となってきた。
先日、スーパーに行くと、店内放送で秋の七草が紹介されていた。
女郎花・ススキ・桔梗・撫子・藤袴・葛・萩。
正直、大阪に住んでいるとなかなかと秋の七草を見る機会もないのだけど、せっかくならできる限りこの期間に秋の七草を探してみようなんて気になった。
早速、昨日は葛の花を見つけてきた。
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ちなみにこの秋の七草は、山上憶良が詠んだ詩がきっかけとなっているそうだ。
「秋の野に 咲きたる花を 指折り かき数ふれば 七種の花」
「萩の花 尾花葛花 なでしこの花 女郎花 また藤袴 朝顔の花」
ここでいう尾花はススキのことで、朝顔は桔梗のことだそうだ。
山上憶良の時代には、現代私たちが朝顔と呼んでいる花は、まだなかったそうだ。
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ちなみにどんなところで見れるのか。
ちょっと調べてみると、萩、葛、ススキは比較的簡単に見つかるようだけど、それ以外の4種はなかなかと難しいっぽい。
まあ、女郎花なんかは花屋さんに行けば並んでいるんだけど、桔梗、藤袴、撫子(秋の七草で詠まれた撫子はカワラナデシコ)は準絶滅や絶滅危惧種に指定されているようだ。
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なので、見つけてソッとしておくのが良さそうだが、そもそも見つけられるかどうか。
大阪に住んでいると、正直難しいのかなぁなどと思っている。
ちなみに春の七草(せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ)は、年明けに食べて楽しむ文化があるけど、秋の七草は食べる花ではない。
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写真を見てみると分かるのだけど、どれも花として美しい。
そんな訳で、秋の七草は愛でて楽しむものだそうだ。
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だから今回はそんな愛でて楽しめるようなアイテムや、装いに華を添えるようなアイテムをテーマにピックしてみた。
なおオンラインショップは下記からご覧いただける。
秋の装いに取り入れて、ぜひそんな秋の美しい花や風景を楽しむ日のお出かけのお供に選んでいただけると嬉しく思う。
店内も今月に入り、すっかりと秋仕様へと変わった。
オンラインで掲載されているアイテムの他にも、各ブランドの新作から秋におすすめのアーカイブまで幅広くご覧いただけるようになっている。
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ちょっとづつお出かけもしやすくなってきたので、もしよろしければこの機会に遊びにきてみてはいかがだろうか。
それでは次回もお楽しみに。
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TEDにて
ダニエレ・ウッド: 地球上の生活を向上するために宇宙技術をどう使えば良いか?
(詳しくご覧になりたい場合は上記リンクからどうぞ)
ダニエレ・ウッドは、MITメディアラボで宇宙開発派生研究グループを率いて、宇宙開発がもたらす利益を限られた少数の富裕層やエリートだけのものにしている障壁の解消を目指しています。
彼女は、世界中で持続可能な開発に貢献できる、宇宙探査用に開発された6つの宇宙技術を紹介します。
援助団体に情報を提供する観測衛星、地球上で健康増進に役立つ微小重力に関する医学的研究などです。「宇宙は、あらゆる人々の利益となる持続可能な開発にとって、本当に役立つ」とウッド氏は述べています。
17歳の時に進む道を決めました。
フロリダの暑い夏の夜に海岸から数キロ離れた野外に立っていました。奇跡が起こるのを待っていたのです。
その夏、私はNASAのケネディ宇宙センターでインターンとして働く機会に恵まれ、私が待っていた奇跡とは科学者たちがブラックホールの縁を観察できるチャンドラX線観測衛星を載せたスペースシャトル・コロンビアの打ち上げです。
空一面が光に満たされました。真夜中に昼がやって来たかの様でした。すぐに私の胸を震わせるロケットエンジンの轟音を感じました。
それは奇跡でも何でもなく何千もの人々が、チームとして力を合わせた努力の結晶で不可能な事を実現するような仕事です。
私はそんなチームに加わりたいと思いました。そこで航空宇宙工学を学べる大学に出願する事にしました。その次の年に工学のトレーニングをMITで開始しました。
そして宇宙ロボットを製作する学生プロジェクトに参加しました。すべては私の計画通りに進みましたが、とても重要な事で迷っていました。私の迷いは夏休みにやって来ました。
ケニアにある学校を訪れてボランティアとして5歳から17歳の少女に英語と数学と科学の授業をしました。彼女たちはスワヒリ語の歌を教えてくれました。
ほとんどの時間は彼女たちを理解する事に費やし、一緒にいる時間を楽しみました。そんな少女たちとコミュニティのリーダーたちは、大きな障壁を乗り越えて彼女たちが人生において最大の可能性を実現することを目指していました。
私はそのチームに加わりたいと思いました。障壁を崩すチームの一員として世界中の少女たちの生活を改善する手伝いをしたかったのです。
ただ宇宙工学を学んでもあまり役立たないのではないかと心配していました。このケニアのチームは、私が宇宙について学んだ技術を使えないかもしれない。
しかしうれしい事に私が間違っていたと後日学びました。私はNASAのインターンに戻りました。今回はある指導教授が、ケニアの様な国は生活改善のため何十年も宇宙技術を使っていると教えてくれたのです。
そのおかげで宇宙と開発の両方に関わる仕事ができると分かったのです。
この考え方は新しくありません、実は1967年に宇宙条約策定のために世界中の国々が協力しました。
この条約では大胆な声明が策定されました「宇宙空間の探査及び利用は、すべての国の人々のためにその経済的又は科学的発展の程度にかかわりなく続行されなければならない」
この理想を現実のものにするため何十年も活動が続いていますが、実現していません。
植民地主義や人種差別主義などの力によって多くの人々が宇宙の恩恵から排除されたことが、宇宙は限られた人々、富裕層、エリート層のためだけにあると私たちが思い込む原因になっています。
しかしこのような態度を受け入れる訳にはいきません。すべての人々の生活を向上させるという極めて重要な使命を世界は担っているからです。
この使命のロードマップは国連の定めた17の持続可能な開発目標SDGsに由来します。
国連に加盟するすべての国と地域は、これが現在から2030年までの優先事項であると合意しました。
この開発目標は、現代における重要な機会でありチャンス。極度の貧困をなくし、誰もが確実に食料や清潔な水を手に入れられるようにするチャンスです。
国際コミュニティーとしてゴールの達成を目指さなくてはなりません。宇宙で培った技術は、持続可能な開発SDGsを支援します。
事実6つの宇宙関連サービスが、持続可能な開発目標SDGsの達成に向けて後押しをしてくれます。
これからその6つのサービスとそれらのサービスが支援する目標の例を見ていきましょう。
準備は良いですか?
それでは。
通信衛星が電話やインターネット接続を地球上のあらゆる場所に提供します。
災害復旧においては特に重要です。
台風ハイヤンがフィリピンを襲った時、現地の通信ネットワークの修理が急務となり通信衛星と交信できる風船タイプの衛星通信アンテナを複数のチームが持ち込みました。
これは修理や復旧の際にとても役立ちました。
測位衛星は衛星の位置を通して私たちのいる位置を教えてくれます。
科学者たちはこの技術を野性の絶滅危惧動物を追跡するのに使えます。
このウミガメには、人間ではなく基本的人権はないので装置が付けられていてこれが測位衛星から位置情報を受け取り、その情報を通信衛星を経由して科学者に送信します。
科学者たちは、この知識を使ってより良い政策を作り、希少生物を保全する方法を決めることができます。
地球観測衛星は、環境に何が起きているかを教えてくれます。
現在、およそ150機もの衛星を60を超える政府機関が運用しています。
地球観測衛星だけでこの数です。最近では企業による地球観測衛星も増えています。
ほとんどの政府機関は観測衛星からのデータをオンラインで無償提供しています。それらの観測衛星のいくつかは、カメラで撮ったこのような画像を提供します。
この画像はカンザス州の農耕地です。でも大部分の地球観測衛星は写真を全く撮影しません。計測をするのです。
集められた計測値は、複雑な数値計算モデルによって、匿名性を高めてからここに示される様な美しい世界図に仕立てられます。
これは世界全体の海流や海水温を示します。大気中の塩分や煙や塵、全世界的な降水量や降雪量や陸上や海洋での植生の年周期を見ることもできます。
科学者たちは降水や植生の情報を使い地球上のどの場所が、干ばつや飢餓の危機に瀕しているかを理解し、飢餓が深刻になる前に食糧支援の準備ができるように援助団体に情報を提供するのです。
宇宙では国際宇宙ステーションに搭載された軌道上実験棟があります。
宇宙ステーションとその中の全ての物は、地球を周回しながら自由落下の状態にあり、重力の影響をほとんど受けません。
この状態を「微小重力」と呼びます。宇宙飛行士たちが微小重力環境に置かれると彼らの身体は、まるで老化が加速したような反応を示します。
骨と筋肉は弱くなり、心血管系と免疫系は変化します。
科学者たちが宇宙飛行士を宇宙でも健康に保とうと研究し、宇宙飛行士に対して行う訓練や技術を地球上の人に応用し、私たちの健康を増進するのです。
宇宙飛行士や宇宙開発、あるいは宇宙船の技術を開発するたびにそんな発明を地球上での生活向上に使うことが可能です。
これは私のお気に入りです。水の濾過装置です。鍵となる構成部品は、国際宇宙ステーションの排水をフィルタで濾過する技術が、基礎になっています。
今では世界中の至る所で使われています。
また、宇宙は限りないインスピレーションの源泉になっています。
教育、研究、天文学や昔ながらの星空の観察を通じて現在世界中の国々が工学、科学、そして宇宙に関する自国の知識を蓄積する事で独自の開発を促進する活動に携わっています。
世界中の生まれたての人工衛星の技術者を紹介します。
エリカ・アベリョはベネズエラ出身です。エリカはベネズエラの国家人工衛星プロジェクトの衛星技術者としての訓練を受けています。
彼女が設計したソフトウェアは、チームがより優れた電力系統を設計することを可能にしました。
こちらはアデル・カスティリョ=デュランです。フィリピンの出身です。アデルは気象学者であり衛星技術者なので人工衛星からのデータを自身の天気予報に活用しています。
そして最後にハラです。ハラはスーダン出身です。彼女はハルツームで学部生として電気工学を学んでいた時に仲間の学生と人工衛星を製作する計画を立てました。
その後ハラは人工衛星工学の大学院で奨学金を受ける事になりました。
ここでご紹介したお話は、どれも宇宙があらゆる人々の利益となる持続可能な開発SDGsにとって本当に役立つことを示しています、
でも私たちにはもっとすべき事があります。なぜなら人々を宇宙から除外し、このような科学技術の影響を制限する障壁が存在するからです。
多くの人にとって地球観測のデータは複雑です。衛星通信サービスはあまりにも高価です。微小重力研究には、手が届かないように思えます。
この事こそが私のMITメディアラボで教授として働く原動力なのです。
最近「宇宙開発の派生利用」という研究グループを立ち上げました。宇宙からの恩恵を制限するような障壁を取り除くために活動しています。
また持続可能な開発SDGsにずっと役立っていく将来の応用方法を開発しようとしています。
私たちは真の意味ですべての人にとって宇宙が役に立ち宇宙を活用可能なものと言える日が来るまでこの取り組みを続けます。
ありがとうございました。
SDGsや気候変動対策は、再生可能エネルギーのことではありません。パンデミック対策の一環です!それ以外の活動は派生物。権力濫用の口実に注意!
SDGsや気候変動対策は、再生可能エネルギーのことではありません。パンデミック対策の一環です!それ以外の活動は派生物。権力濫用の口実に注意!
SDGsや気候変動対策は、再生可能エネルギーのことではありません。パンデミック対策の一環です!それ以外の活動は派生物。権力濫用の口実に注意!
こういう新産業でイノベーションが起きるとゲーム理論でいうところのプラスサムになるから既存の産業との
戦争に発展しないため共存関係を構築できるメリットがあります。デフレスパイラルも予防できる?人間の限界を超えてることが前提だけど
しかし、独占禁止法を軽視してるわけではありませんので、既存産業の戦争を避けるため新産業だけの限定で限界を超えてください!
最後に、マクロ経済学の大目標には、「長期的に生活水準を高め、今日のこども達がおじいさん達よりも良い暮らしを送れるようにする!!」という目標があります。
経済成長を「パーセント」という指数関数的な指標で数値化します。経験則的に毎年、経済成長2%くらいで巡航速度にて上昇すれば良いことがわかっています。
たった、経済成長2%のように見えますが、毎年、積み重ねるとムーアの法則みたいに膨大な量になって行きます。
また、経済学は、大前提としてある個人、法人モデルを扱う。それは、身勝手で自己中心的な欲望を満たしていく人間の部類としては最低クズというハードルの高い個人、法人。
たとえば、生産性、利益という欲だけを追求する人間。地球を救うという欲だけを追求する人間。利益と真逆なぐうたらしたい時間を最大化したいという欲を追求する人間。などの最低生活を保護、向上しつつお金の循環を通じて個人同士の相互作用も考えていく(また、憎しみの連鎖も解消する)
多様性はあるが、欲という側面では皆平等。つまり、利益以外からも解決策を見出しお金儲けだけの話だけではないのが経済学(カントの「永遠平和のために」思想も含めて国家や権力者は透明性を究極にして個人のプライバシーも考慮)
(個人的なアイデア)
宇宙ステーションでの数十年に及ぶ基礎研究の成果を応用しようとしています。
素材や微小重力状態の老化を遅らせる研究成果は、オーブリーデグレイも同様のことをいっています。
イーロンマスクもスターリンクを打ち上げています。
スターリンクはウクライナ侵攻で注目されてますが、本来は、このような持続可能な開発に貢献できる、宇宙探査用に開発された宇宙技術。
平和利用が本来の目的です。
プラネタリー・バウンダリー提唱者のヨハン・ロックストロームもSDGsに採用されてる。
SDGsは、一神教での法人倫理を統合し数値化している可能性もあります。
多神教ではブッダの八正道です。
SDGsや気候変動対策は、再生可能エネルギーのことではありません。パンデミック対策の一環です!それ以外の活動は派生物。具体的にSDGsの数値を示さない権力濫用の口実に注意!
これらの源流は、Spaceship Earth(宇宙船地球号)のバックミンスターフラー。
バックミンスターフラーは、思想家というか製品デザイナー?
ガイア理論の方が馴染みがあって、こっちの方が腑に落ちるが、それがスティーブジョブズに継承し、今のAppleParkに繋がる影響を与えた。
AppleParkは、バックミンスターフラーの弟子が建築しています。
経済学者で、ケンブリッジ大学名誉教授のパーサ•ダスグプタが、イギリス政府に提出した報告書の中に登場。
経済学を学ぶと、登場する資本や労働などの生産要素の投入量と算出量の関係を示す生産関数があります。
こうした関数は、様々な前提条件に基づきますが、経済学者は、収穫逓減の法則と言うものをよく知っています。
このような人工的な生産関数とは、他に天然由来の生産関数。
つまり、自然から収穫できる生産関数を導き出し、地球全体の生産関数というエコシステムを数値化することでバランスをコントロールできるかもしれないというアイデア。
ここでは、自然資本と呼びます。
自然資本を加味すれば現在の経済成長ペースがどこまで持続可能かを分析することもできます。
人間は、国内総生産GDPを生み出すため、自然から資源を取り出して使い、不要になったものを廃棄物として自然に戻す。
もし、自然が自律回復できなくなるほど、資源が使われて、廃棄されれば、自然資本の蓄積は減少し、それに伴い貴重な生態系サービスの流れも減っていくことになります。
さらに、教授は、経済学者も経済成長には限界があることを認識すべきだと説いています。地球の限りある恵みを効率的に活用しても、それには上限があります。
したがって、持続可能な最高レベルの国内総生産GDPと言う臨界点の水準も存在するということが視野に入るようにもなります。これは、まだ現時点では誰にもわかりませんので解明が必要です。
なお、地球1個分は、ずいぶん昔に超えています。
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