TEDにて
ロブ・ウィラー:政治的な問題をうまく議論するには!
(詳しくご覧になりたい場合は上記リンクからどうぞ)
ロブ・ウィラーは、私たちを統一するパワー、分断するフォースについて研究しており、社会心理学者として、分断の原因とされる道徳的価値観をいかに使って人々を一つにすることができるかも研究しています。
ここで言われる「Powerパワー」は(スターウォーズでのライトサイドのForceフォース)そして、「Forceフォース」は(ダークサイドの方)という前提です。
ウィラーは、どうすれば、イデオロギーによる隔たりに橋をかけ、政治について議論するときにうまく相手を説得できるか、力強い考察を述べます。
皆さんは、きっとこう感じられていることでしょう。この国の二極化がどんどん進んでおり、左派と右派との隔たりは、誰もが経験したことのないくらい悪化していると。
でも、そんな直観を裏付ける研究があるのか?と思われているかもしれません。一言で言うと、残念ながらあります。
研究に次ぐ研究でリベラル派と保守派間の隔たりが大きくなっていると示されています。
それぞれが、自分たちの政治的イデオロギーの殻に閉じこもり、違うニュースを聞き、似た考えを持つ人とだけ付き合い、ますます、異なる場所で暮らすことを選ぶようになっています。
そして、最も警戒すべきなのは、両サイドからの敵対心が高まっていることです。リベラル派と保守派。民主党と共和党。ますます、お互いが嫌いになってきている。いろんな形で目にされているでしょう。
では、どうすれば良いのでしょう?日常の中でこの二極化をどうすれば崩していけるのでしょう?政治的に対立している相手と どのように繋がり話していけばいいのでしょう?
この疑問こそ私と同僚のマット・フェインバーグが数年前に強く関心を抱いたことでした。
そして、これについて研究を始めました。二極化を理解するのに役立つ最初の発見は、政治の分断は、根深い道徳的価値観の隔たりに裏付けられているということです。
政治心理学史上、最も確固たる発見の一つにジョナサン・ハイトとジェシー・グラハムという心理学者が発見した行動パターンがあるのですが、それは、リベラル派と保守派は、さまざまな価値観を支持する度合いが異なるというものです。
例えば、リベラル派なら平等や公平。弱者へのケアや危害からの保護といった価値観を保守派より強く支持しています。
保守派なら集団への忠誠、愛国心、権威の尊重、道徳的純潔さ、といった価値観をリベラル派より強く支持しています。私たちは、この道徳観の隔たりをキーとして読み解けるのではと考えたのです。
知ってるつもりで思い違いしてること!
公平概念は「ハンデをつけて上限を公平に!」
平等概念をわかりやすく言葉にすると「上限の公平ではなく底上げの平等!」みたいな感じで、これ以上でも以下でも概念が変わるから���大解釈しないこと。
法人の平等な競争はあまり聞いたことない。公平な競争がしっくりくる。
リベラル派と保守派がどのように話し合い、なぜ、話がかみ合わないことが多いのかをです。
そこで、私たちは実験を行いました。リベラル派を募り、保守派を説得させる目的で論文を書いてもらいました。結果、リベラル派は平等、公平といった、リベラル派の道徳観を訴えて議論する傾向があることが分かりました。
現在、世界レベルで統合することは、困難を極めます。日本での、道徳は古代中国の「タオ(道)」と「テー(徳)」ですが、世界では「morality」で英語のmoralは、ラテン語のmoresから由来しており「習慣」という意味です。倫理とは、異なります。
ジョン・ロールズやピーター・シンガーもいろいろ提唱してます。
さあ、困りました。道徳観(習慣)は心に深く根付いている信念で、人はこれを守るためなら戦って死んでもいいとさえ思うものです。
たいして賛同したいとも思わないようなことのためにこの道徳観(習慣)を投げ出そうなんて誰が思うでしょう。
あなたが、保守派の叔父さんを説得しようとする時、特定のことに対する意見だけではなく、道徳観(習慣)まで変えさせるような 言い方をしたら成功しないでしょう。
そこで効果的な方法として 「モラル・リフレーミング」という 手法が使えると考えています。私たちは一連の実験を通してこの手法を研究しました。
これら全ての研究か���得られた結論は、同じで明確でした。ある政策について誰かを納得させたければ、その人の心に深く根付く道徳観(習慣)と結びつけると上手くいくということです。
そんなこと当然ですよね。言うまでもありません(これを考慮せず法律をデータの根拠なく強引に変えると行政府や警察が犯罪者を創り出す悪法になります)
では、何の為にここに来たのでしょう?
なぜでしょう?
直感的に分かっていることです。それでも本当に私たちは苦労しています。
政治的な問題について説得すると言いながら、結局は鏡の中にいる自分に向かって話しかけているだけなのです。(日本古来のある神社の教えに似ています)
重要なのでもう一度!
政治的な問題について説得すると言いながら、結局は鏡の中にいる自分に向かって話しかけているだけなのです。
つまり、特定の政治的立場を取る自分なりの理由を繰り返すだけで、相手を説き伏せようとはしていないのです。
道徳観(習慣)に訴える主張を考えるとき、私たちは、繰り返し言っているのは、共感と尊重(日本では、「共感と尊重」は「思いやり」「おもんぱかる」とも表現できます)です。
そして、共感と尊重に配慮したとき、相手と繋がることができるのです。そして、この国の誰かの心を変えることができるかもしれません。
はじめに、大統領制や二大政党制での前提です。
2017年のノーベル経済学賞のセイラー教授が提唱する「ナッジ」このような行動科学の視点を公共政策に組み込もうというアイデアはもともと2003年に経済学者のセイラーと
法学者のサンスティーンによって書かれた論文「リバタリアン・パターナリズム」からの一部です。
法規制による強制でもなく、経済的インセンティブによる誘導でもなく、選択の自由を維持したまま、人間の持つ心理的バイアスをうまく利用することで、人々の行動を「良い方向へ」導くということ。
高度な透明性が前提です。
高度な透明性が前提です。
高度な透明性が前提です。
法律をデータの根拠なく強引に変えると行政府や警察が犯罪者を創り出す悪法になります。
リバタリアン(=極端な自由主義)とパターナリズム(=家父長主義)という一見矛盾する態度を結びつけるというアイデアは、アメリカの民主党と共和党の対立により合意形成が行き詰っていた
議会の膠着を打破しようとする意図もあった可能性もあります。安全・環境・健康分野にも応用範囲は広がっています。
リバタリアニズムとは、荒野からではなく、行政府のある社会システム内で成功したにも関わらず、極端な経済的自由と極端な社会的自由(極端な個人的自由、極端な政治的自由)を共に求める極端に強欲な思想であり
リバタリアン自身によるノーラン・チャートによれば、社会主義などの左翼思想は、極端な個人的自由は高いが極端な経済的自由は低く、保守主義などの右翼思想は、極端な経済的自由は高いが極端な個人的自由は低く
ポピュリズム(ここでは権威主義や全体主義などを指す)では、極端な個人的自由も極端な経済的自由も低い。という位置付け。
リベラリズムは自由の前提となるものを重視して社会的公正を掲げるため、リバタリアニズムと相反する。日本では、リベラリズムの意味は世界標準ではなくガラパゴス化してるため定義が異なります。
パターナリズムとは、個人の利益を保護するためであるとして、国家が個人の生活に干渉し、その自由・権利に制限を加えることを正当化する原理。
強いパターナリズムと弱いパターナリズム、直接的パターナリズムと間接的パターナリズムがある。と言葉が定義されている。
個人的なアイデアとして、議論を整理できるだけで、このような一般生活者にはくだらない権力争いのためにどうにでもなる言葉ではなく、政策開発のため一定の期間で議論を尽くしたら
具体的なマクロ経済学前提の政策できっちり誤差を含めた数値に変換できればより良い社会システムを創造できるかもしれません。
MITの物理学者であり、AIの研究者であるマックス・テグマークの言うように・・・
ロケットの話と似ていて技術が単に強力になれば良いというものではなく、もし、本当に野心的になろうとするなら、コントロールの仕方と、どこへ向かうべきかも理解しないといけません。
エリエゼル・ユドカウスキーが、「友好的なAI」と呼ぶものです。そして、これができれば素晴らしいことでしょう。病気、貧困、犯罪など苦痛というマイナスの経験を無くすことができるだけではなく、様々な新しいプラスの経験から、選択する自由を与えてくれるかもしれません。
そうなれば、私たちは自分の手で運命を決められるのです。そして、準備がないままにつまづきながらアジャイル(=機敏さ)で進んで行くとおそらく人類史上最大の間違いとなるでしょう。
それは認めるべきです。冷酷な全世界的独裁政権が可能になり、前代未聞の差別、監視社会と苦しみが産まれ、さらに、人類の絶滅さえ起こるかもしれません。
しかし、注意深くコントロールすれば、誰もが裕福になれる素晴らしい未来にたどり着くかもしれません。貧乏人は、金持ちにより近づき、金持ちはさらに金持ちになり、みんなが健康で夢を追い求めながら自由に人生を送れることでしょう。
その他に、行政府自身が社会システム全体の資源配分の効率化を目的とする保証はないため政治家や官僚は自らの私的利益のために行動を歪め、市場の失敗を矯正するどころか資源配分をより非効率にする可能性すらあります。
続いて
前提として、公人、有名人、俳優、著名人は知名度と言う概念での優越的地位の乱用を防止するため徹底追跡可能にしておくこと。
人間自体を、追跡すると基本的人権からプライバシーの侵害やセキュリティ上の問題から絶対に不可能です!!
これは、基本的人権がないと権力者が悪逆非道の限りを尽くしてしまうことは、先の第二次大戦で白日の元にさらされたのは、記憶に新しいことです。
マンハッタン計画、ヒットラーのテクノロジー、拷問、奴隷や人体実験など、権力者の思うままに任せるとこうなるという真の男女平等弱肉強食の究極が白日の元にさらされ、戦争の負の遺産に。
基本的人権がないがしろにされたことを教訓に、人権に対して厳しく権力者を監視したり、カントの思想などを源流にした国際連合を創設します。他にもあります。
参考として、フランスの哲学者であり啓蒙思想家のモンテスキュー。
法の原理として、三権分立論を提唱。フランス革命(立憲君主制とは異なり王様は処刑されました)の理念やアメリカ独立の思想に大きな影響を与え、現代においても、言葉の定義を決めつつも、再解釈されながら議論されています。
また、ジョン・ロックの「統治二論」を基礎において修正を加え、権力分立、法の規範、奴隷制度の廃止や市民的自由の保持などの提案もしています。現代では権力分立のアイデアは「トリレンマ」「ゲーム理論の均衡状態」に似ています。概念を数値化できるかもしれません。
権限が分離されていても、各権力を実行する人間が、同一人物であれば権力分立は意味をなさない。
そのため、権力の分離の一つの要素として兼職の禁止が挙げられるが、その他、法律上、日本ではどうなのか?権力者を縛るための日本国憲法側には書いてない。
モンテスキューの「法の精神」からのバランス上、法律側なのか不明。
立法と行政の関係においては、アメリカ型の限定的な独裁である大統領制において、相互の抑制均衡を重視し、厳格な分立をとるのに対し、イギリス、日本などの議院内閣制は、相互の協働関係を重んじるため、ゆるい権力分立にとどまる。
アメリカ型の限定的な独裁である大統領制は、立法権と行政権を厳格に独立させるもので、行政権をつかさどる大統領選挙と立法権をつかさどる議員選挙を、別々に選出する政治制度となっている。
通常の「プロトコル」の定義は、独占禁止法の優越的地位の乱用、基本的人権の尊重に深く関わってきます。
通信に特化した通信プロトコルとは違います。言葉に特化した言葉プロトコル。またの名を、言論の自由ともいわれますがこれとも異なります。
基本的人権がないと科学者やエンジニア(ここでは、サイエンスプロトコルと定義します)はどうなるかは、歴史が証明している!独占独裁君主に口封じに形を変えつつ処刑される!確実に!これでも人権に無関係といえますか?だから、マスメディアも含めた権力者を厳しくファクトチェックし説明責任、透明性を高めて監視しないといけない。
今回、未知のウイルス。新型コロナウイルス2020では、様々な概念が重なり合うため、均衡点を決断できるのは、人間の倫理観が最も重要!人間の概念を数値化できないストーカー人工知能では、不可能!と判明した。
複数概念をざっくりと瞬時に数値化できるのは、人間の倫理観だ。
そして、サンデルやマルクスガブリエルも言うように、哲学の善悪を判別し、格差原理、功利主義も考慮した善性側に相対的にでかい影響力を持たせるため、弱者側の視点で、XAI(説明可能なAI)、インターネット、マスメディアができるだけ透明な議論をしてコンピューターのアルゴリズムをファクトチェックする必要があります。
最後に、マクロ経済学の大目標には、「長期的に生活水準を高め、今日のこども達がおじいさん達よりも良い暮らしを送れるようにする!!」という目標があります。
経済成長を「パーセント」という指数関数的な指標で数値化します。経験則的に毎年、経済成長2%くらいで巡航速度にて上昇すれば良いことがわかっています。
たった、経済成長2%のように見えますが、毎年、積み重ねるとムーアの法則みたいに膨大な量になって行きます。
また、経済学は、大前提としてある個人、法人モデルを扱う。それは、身勝手で自己中心的な欲望を満たしていく人間の部類としては最低クズというハードルの高い個人、法人。
たとえば、生産性、利益という欲だけを追求する人間。地球を救うという欲だけを追求する人間。利益と真逆なぐうたらしたい時間を最大化したいという欲を追求する人間。などの最低生活を保護、向上しつつお金の循環を通じて個人同士の相互作用も考えていく(また、憎しみの連鎖も解消する)
多様性はあるが、欲という側面では皆平等。つまり、利益以外からも解決策を見出しお金儲けだけの話だけではないのが経済学(カントの「永遠平和のために」思想も含めて国家や権力者は透明性を究極にして個人のプライバシーも考慮)
<おすすめサイト>
マックス・テグマーク: AIに圧倒されるのではなく、AIからパワーを得る方法
データ配当金の概念から閃いた個人的なアイデア2019
セザー・ヒダルゴ:政治家をあるものに置き換える大胆な構想
人工知能時代の行政府システムのアイデア
マイケル・サンデル:失われた民主的議論の技術
マーク・フォーサイス: 政治における言葉について
エピソード4Episode4 - 政治の善性について(パワーか、フォースか―人間のレベルを測る科学 - Amazon)
<提供>
東京都北区神谷の高橋クリーニングプレゼント
独自サービス展開中!服の高橋クリーニング店は職人による手仕上げ。お手頃50ですよ。往復送料、曲Song購入可。詳細は、今すぐ電話。東京都内限定。北部、東部、渋谷区周囲。地元周辺区もOKです
東京都北区神谷のハイブリッドな直送ウェブサービス(Hybrid Synergy Service)高橋クリーニングFacebook版
0 notes