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#40数年モノ
mlyzvt-no2157 · 8 months
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YさんのAV男優スカウトとOさんのデマ事件
前の会社で起きた変なエピソードをご紹介したいと思います。
就職して間もない新人の頃、私が担当していた地域は、現在担当している中東・北アフリカなどのアラブ圏ではなく、インド・パキスタンが昔から領有権を巡って紛争の火種になっているインド北部のカシミール地方だった。 私はインドへはカシミール地方(主にスリナガルか、ラダック)しか行ったことがないのだが、カシミール地方は、俗に言うインドの有名観光地(デリー、カルカッタ、バラナシ、アグラ、ブッダガヤなど)とは全く異なる雰囲気らしく、インドがイギリス領だった頃のイギリス貴族の別邸があったり、当時、避暑地としての高級リゾート地だった名残を残している。
雪を抱いたヒマラヤの山々と湖が織りなし、三角屋根の可愛らしい家々や、湖に浮かぶボートハウスなどが、雄大な大自然に恵まれたカシミール地方の美しさを引き立てており、治安さえ安定すれば、ここは素晴らしい観光地になるだろうと、訪れる度に思っていた。
カシミール地方を担当していた頃、一緒に取材に行く映像部門のカメラマンに40代半ばのYさんという中間管理職の男性だった。
どちらかと言えば、この会社では、何故か容姿や体格にやたらと恵まれた男性が多い(特に営業部)中、Yさんに至っては、ごく普通の風貌だった。 身長も恐らく、175cmぐらい(当時の40代半ばの175cmだと世間一般では、高いのかもしれないが、大学&大学院で所属していた研究室と、前の職場の男性は異様に背が高い人が多く、仲良くしている男性社員は全員180㎝台後半だったし、私の親兄弟&親戚&夫&夫の親戚も皆異様に背が高く、明治生まれの祖父でさえ、185cmという背の高い家系なので、男性で175cmだと低いと思ってしまう💦)の瘦せ型で、特にイケメンという訳でもなく、ごくごく普通のオジサンという印象だった。
重い機材を持ち運ぶカメラマンらしく、Yさんの浅黒く日焼けした身体は引き締まっており、白髪も無いフサフサとした黒髪は豊かで、弛みの無いシャープな顎は実年齢よりもYさんを10歳ぐらい若く見せており…と誉め言葉を連ねたいのだが、中年男性特有の(?)顔のテカりを営業部の次長のOさん(ハリウッドスターのロバート・レッドフォードさん似の高身長痩身の男前で、海外ハイブランドのスーツを格好良く着こなし、営業成績も良く、見た目だけは、モデルや俳優のような完璧な容姿。だが、性格と言動はかなり問題アリな人)にからかわれ、Oさんからは『てっかりん』と呼ばれていた。
Yさんは、奥様と二人の娘さんがいる、ごく普通の妻子持ちのサラリーマンである。 ちなみに、娘さん二人は、Yさんには全く似ておらず、奥様に似た美人姉妹で日本最高峰の国立大学に公立高校から予備校にも通わずに、通信教育だけで現役で合格した超秀才の、非の打ち所がない才色兼備の美人姉妹である。
だから、心無いOさんは、『Yさんの娘さんは二人共、奥様と間男との不義の子だ』なんて酷い噂を流していた。だが、Yさんはおおらかで、寛大な方だったので、Oさんの悪意も笑って受け流してしている、非常によくできた人間だった(多分、私がYさんだったら、そんな噂を流されたものなら、OさんやOさんの上司のTさんにブチ切れたあげく、人事部の部長に報告し、名誉毀損で損害賠償を請求すると思う)。
そんな、お人好しのYさんが、ある休日に、彼の趣味であるパラグライダーの用品を買おうと渋谷を歩いていたら、スカウトされたらしい。 何にスカウトされたかというと、なんとAV男優へのスカウトだったらしい。 Yさんは、その場で断ったらしいが、1出演あたり、50万円のギャラを支払うから、どうか、撮影現場だけでも来て欲しいとスカウトしてきた人に懇願されたらしいが、YさんはAVなんかには絶対出演したくなかったし、そもそも自分はカメラマンで、撮影する側であり、撮影される側ではないと、断ったらしい。スカウトの人は残念そうに、名刺だけYさんに渡して、気が変ったら、是非連絡をくださいと言い残して、残念そうに去っていったらしい。
Yさんは、帰宅してから奥様に渋谷でAV男優にスカウトされた事を話したらしい。 すると奥様は「よかったじゃない。AV男優にスカウトされるなんて、あなたは、40代だけれど、まだまだ男性として魅力があるってことよ。でも、まあ普通、AVの出演は断るわよね」と言ったそうだ。
すっかり気を良くしたYさんは、次の出社日にスカウトされたときにもらったAV制作会社の名刺を持って、意気揚々として、『渋谷を歩いていたら、一回あたりの出演ギャラ50万円のAV男優にスカウトされた』と誇らしげに語っていた。 YさんがAV男優にスカウトされた話は、お喋りや噂好きのOさんの耳にも届き、会社中どころか、関連会社、子会社の社員までが知る事となってしまった。
YさんのAV男優スカウトの話題が社内で落ち着いた頃、私はセミナーで自分と同じくカシミール地方の紛争取材を担当している同業種の他社で働いている知人記者とバッタリ会った。 その知人記者とお昼休憩で、一緒にランチをしていると、こんな会話になってしまった。
「みずほさんの会社にYさんっていうカメラマンの方がいらっしゃいますよね?」 「ええ、いますよ。私とペアを組んでいるカシミール担当のカメラマンです」 「あのYさんって凄いですよね~。カリスマAV男優の●●さんと共同出演してゲイAV界で華々しくデビューして初版のDVD発売数は500万部って聞きましたよ~」
私は思わず、飲んでいたお茶を吹き出しそうになった。 なぜ、そんな噂が流れているのか?! カリスマAV男優の●●さんは、確かにカリスマAV男優だけれども、ゲイAVに出演するなんて聞いたこと無いぞ?しかも、その相手がYさんだなんて、一体何処からそんな情報が出たの?? 私は心の中で何度も疑問を反芻していた。
「…!!!えっ?それ、完全にデマですよ?Yは確かに、AV男優にスカウトされましたけど、スカウトされたその場でAVの出演を断りましたけど?しかも、ゲイAV男優じゃなくて、普通のAV男優として、スカウトされただけですけど?」 「えっ?だって、御社の営業部のOさんが、ウチの△△部長にそう言ってましたよ」 「いえいえ、その話は、真実に尾鰭が付いたデマです。YはAV男優にスカウトされただけですし、その場で断ってますし。真実と異なるいい加減な情報をOが流してしまい、本当に申し訳ございません。どうか、△△部長殿にも、デマだとお伝えいただけますか?」 「Yさんと一緒に仕事をされているみずほさんが、そう仰るなのなら、それが事実なんですね、分かりました、伝えておきます。」
このとき、私は口から心臓が飛び出るかと思うほどビックリしたし、顔から火が出るほど恥ずかしかった。 なぜ、Oさんは、いつもいつも真実ではなく、余計な尾鰭、背鰭、胸鰭、尻鰭まで付けてデマを流すのか。 しかし、よくこんなぶっ飛んだデマを思い付くモノだなってOさんの発想力に感服すると共に、冷静になればなる程、Oさんに対する不信感が募ってきた。 百歩千歩譲って社内や関連会社の人間だけならまだよしとしても(本当は全然よくないが)、全く違う会社の人に、こんなデマを伝えるなんて、この業態に身を置く人間として許されないのではないか?という怒りがこみ上げ、午後からのセミナーは殆ど身に入らならかった。
その日は直帰していい事になっていたが、私はセミナーが終わるなり、会社へと急いだ。 自分の部署の扉を開けるなり、私は大声で
「Mさん!!Oさんのせいで、大変な事になりかけてましたよ!!」
と叫んだ。 てっきり、私が直帰するとばかり思っていた上司で部門長のMさんは私が物凄い剣幕でまくし立てたので、ビックリして飛び上がりそうになっていた。
Mさんは、取り合えず、私に落ち着く様にと言い、何が起こったのか順を追って説明してくれと言った。 私は知人記者から聞いた「YさんAV男優スカウト事件」について、Oさんがトンデモナイ尾鰭、背鰭、胸鰭、尻鰭まで付けて、社外の人に真実と異なる事を喋っていた事を伝えた。 そして、これは職務上、聞き洩らしや言い間違いなどの齟齬を防ぐための、私のいつもの習慣なのだが、ボイスレコーダーを再生し、知人記者との会話をMさんに聞かせてみせた。
Mさんは、Oさんが盛った話があまりにコミカルでぶっ飛んでいたので、最初はお腹を押さえて大笑いしていたが、一通り笑った後、「イカン、イカン、笑い事じゃなかったな。営業部と人事部に報告に行こう」と言い、私を同行させた。
この業界は色々な人間や組織を相手に取材を行い、取材から得た情報を提供する事が仕事である。 だから、提供する情報は真実と異なる物であっては絶対にならない。 勿論、知っている情報から憶測でモノを言うこともご法度である。 これは、新入社員の時に厳しく言い聞かされた事であり、私のように執筆に携わる者だけでなく、間接部門や管理部門でも周知徹底している当然の鉄則である。 ましてや、社外の人との交流が多い、営業部の、部門長のTさんの次に偉い人間であるOさんがデマを話すなんて言語道断である。
幸い、Oさんが話した内容は、相手方企業の方があまり興味を持たなかったので、事無きで済んだ。 しかし、Oさんが盛った話の中で、Yさんの相手役になっていた●●さんというAV男優は、AV界では、カリスマAV男優として名を馳せている(特定の分野に限ってではあるが、ある意味)著名人である。 もしも、Oさんがデマを話した相手方企業が、Oさんの話に興味を抱き、カリスマAV男優の●●さんへ取材を申し込んでいたりしたら、当社は信頼を失墜する恐れすらあったのだ。
この事は人事部長の逆鱗に触れ、Oさんは1週間の出勤停止処分となり、Oさんの上司のTさんも部下の監督不行き届きで厳重注意処分となった。
人事部長と営業部の部門長のTさんには、よく炎や火事になる前に煙の状態で火消ししてくれたと感謝されたが、当然ながら、Oさんには恨まれた。私はこのAV男優スカウト事件以来、Oさんにしょっちゅう落とし穴を掘られたり、地雷や罠を仕掛けられるようになり、Oさんとの長い戦いの始まりであった。
だが、滅茶苦茶酷い噂を流されても、「まぁまぁ、Oさんは面白い話をしたかっただけだと思うし、よくそこまでぶっ飛んだ噂に飛躍できるなって、ある意味Oさんも盛った話は笑いのネタとしてはもってこいだから、僕は気にしてないよ」と、笑いながらOさんを許したYさんは、本当に寛大な人間だと思う。 私もYさんの寛大さとおおらかさを見習わなければならないと思った瞬間だった。
残念ながら、私は2年後にカシミール地方の担当を外れ、アラブ圏(主に中東・北アフリカ)担当になったので、Yさんと一緒に仕事をしたのは2年間だけだった。
中東・北アフリカ担当になり、カシミール担当時代よりも、遥かに過酷な現実や心が折れそうになる悲惨な世界や事柄を沢山目の当たりにした。だが、挫けそうになる度に、私はYさんの事を思い出した。 まだ、右も左も分からない新人の頃に��Yさんからは、この業界に身を置く者としてのイロハを沢山教えて頂いた。
Yさんから教えて頂いた沢山の事は、今でも私の心の支えである。
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benediktine · 6 months
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【チャリを交通の主役に 魅力発信、片山右京の挑戦 疾走チャリノミクス(1)】 - 日本経済新聞 : https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFK132ME0T10C21A2000000/ : https://archive.is/XQzTa 2021年3月21日 2:00 (2021年3月22日 2:00更新)
環境に優しく、健康によく、密も避けられる夢の乗り物――。脱炭素や新型コロナウイルス禍で改めて脚光を浴びる自転車。チャリンコと侮るなかれ。IT(情報技術)などの最新テクノロジーを取り込み、自転車経済圏は国内外で広がる。競技から開発、安全対策までそれぞれのフィールドを全速力で走るチャリダー(自転車乗り)を追う。
■《自転車競技の中心にカミカゼ右京》 東京五輪の競技運営責任者に、新設するプロリーグのチェアマン――。いま日本の自転車競技界の中心には、元F1レーサーの片山右京(57)がいる。かつて怖い物知らずの走りから「カミカゼ・ウキョウ」と呼ばれた男だ。
 {{ 図版 1 : 東京五輪の自転車競技スポーツマネジャーも務める片山 }}
「あなたの街へ興奮と感動を届けます」。こんなうたい文句で3月27日にシーズン1年目の幕を開ける自転車ロードレースのプロリーグ、ジャパンサイクルリーグ。新設に汗をかいた一人が片山だ。チェアマンとして組織体制作りやスポンサーの獲得に奔走。メインスポンサーには不動産大手の三菱地所が就いた。「多くの人たちが自転車に関心を持ち、スポーツとして応援しようとしてくれている」
人生最初の挑戦は小学校5年生の時、三重県から神奈川県の自宅まで走破した自転車旅行だったという。いったん遠ざかったが、F1レーサー時代、体力トレーニングで再び自転車に乗るようになった。引退後はその魅力に取りつかれ、数々の市民ロードレースに参加。2012年には自らロードレースチームを立ち上げた。「40代半ばから本格的に始めても、毎年記録が上がったり、200キロメートル以上走れたりする。頑張った分だけ確実に力がつき、生きてるという感覚をもらえる」
■《登山で環境破壊に危機感》
自転車に託すのは競技への思い入れだけではない。F1引退後、自転車とともに登山にのめり込み、キリマンジャロなど世界6大陸の最高峰登頂に成功した。だが、そこで見たのは消えゆく氷河やプラスチックゴミなどの環境破壊だった。
人力でペダルをこいで進む自転車は二酸化炭素(CO2)を一切出さない。脱炭素への意識が世界的に高まるなか、究極のクリーンモビリティとして注目され始めた。片山は「今後30年で公共交通の構造が変わり、自転車はその中心の一つになる。皆が自転車に乗って動き回るようになれば、自動車が入りにくい裏通りの価値も変わる」と訴える。
■《日本の自転車利用、拡大の余地》
特定の移動手段の利用頻度から算出した「交通分担率」をみると、日本の自転車は13%。最も高いのは自動車の48%だが、国土交通省の調査によると、自動車の移動距離は5キロメートル未満がうち43%を占める。同省は「短距離の移動で今後、自動車から自転車へ交通手段がシフトする可能性がある」(道路局)とみている。
 {{ 図版 2 : 日本の交通分担率の内訳 主要国の交通における自転車分担率 }}
■《車椅子に乗る15歳の社長》
「自転車産業はITとの融合でもっともっと成長する」。シェアサイクル事業、チャリチャリを展開するneuet(ニュート、東京・港)の社長、家本賢太郎(39)は、真っ赤な自転車が並ぶ本社内のガレージで力を込める。家本は15歳でネット関連のコンサルティング企業、クララオンライン(同)を立ち上げた異色の経歴を持つ。
 {{ 図版 3 : クララオンラインとニュート社長を兼務する家本(東京・港) }}
脳腫瘍の手術の後遺症で14歳から18歳まで車椅子生活を送った。電車など公共交通機関での移動に大変な不便を感じ、「移動に選択肢があることは幸せと感じるようになった」。特に羨望のまなざしで見たのは、自らの力だけで自由に移動できる自転車だ。
車椅子生活を終えた後、自転車は家本の趣味になる。そしてITを武器にアジアへ事業を拡大した際、中国で目の当たりにしたのはシェアサイクル事業の勃興だ。鍵となっていたのが、あらゆるモノがネットにつながるIoTだ。ITに精通した家本は「これなら自分にもできる」と思い立つ。
■《ITからシェア自転車に》
17年秋には福岡市でシェアサイクル事業を展開しようとしていたメルカリから「一緒にやりませんか」と声がかかり、IoT関連のサポートなど裏方仕事に携わった。そして19年夏、「ここから先は僕にリスクを取らせてほしい」と事業譲渡を持ちかけ、チャリチャリとして再スタート。今は名古屋、東京と事業を広げ、専用駐輪場(ポート)は430カ所、保有台数は2000台に達した。
 {{ 図版 4 : シェアサイクル「チャリチャリ」の専用駐輪場は430カ所に達した }}
チャリチャリはITの塊だ。利用者はまずスマートフォンにアプリをダウンロードし、付近のポートにある自転車を探す。見つけたらサドルの下にあるQRコードをアプリで読み取り、解錠。利用後は近くのポートに駐輪し、施錠する。料金は1分4円で、アプリに登録したクレジットカードに課金される。24時間365日利用できる。
全地球測位システム(GPS)が搭載されているため、万が一ポート以外に放置されても、すぐに見つけ出せる。買い物や通勤などの短距離移動はシェアサイクル、サイクリングなどの遠出は自分の自転車と住み分けが進めば、「日本が長年抱える放置自転車の解決につながる」。
日本のシェアサイクル事業は地方自治体が関わっていることが多いが、チャリチャリは行政から補助金を一切貰っていない。自立には利用率の向上が必須で、昼間人口の多さや人口密度の高さに加え、公共交通機関の乗り換えが不便な場所などを狙ってポートの候補地を探す。「シェアサイクルが日本でちゃんと事業として成り立つことをみんなに見せたい」
■《環境派市長「パリをつくり替える」》
チャリノミクスは国境を越える。「環境保護を進めるため、今すぐパリをつくり変えなければいけない」。市長のアンヌ・イダルゴ(61)は自転車でパリ中心部を疾走する。優先レーンを作るなどして、全ての道で24年までに危険なく自転車を利用できるようにする目標を掲げる。
 {{ 図版 5 : イダルゴ市長は環境保護のため、市民に自転車の利用を呼びかけている(パリ)=ロイター }}
14年に就任したイダルゴは環境派として、セーヌ川沿岸の一部を自動車進入禁止にするなどの政策を取ってきた。コロナ禍で人との接触を避ける動きが強まったのをきっかけに自転車の利用を一層促す。20年には自転車用レーンを60キロメートル分延ばすと表明した。
かつて自動車で混雑していたルーヴル美術館前の有名なリボリ通りはいまや、自転車で混み合うほどの様変わりだ。「大気汚染や騒音が著しく減っている」。イダルゴは胸を張る。
フランス政府も自転車の利用を後押しする。コロナ発生後、自転車の修理費を50ユーロ(約6500円)まで補助すると発表した。一時は数カ月待たないと予約が入らないほど修理業者がにぎわった。市場は爆発的に拡大している。仏テレビLCIによると、20年の仏自転車販売台数は330万台と19年比3割近く増えた。
■《自転車経済、年7%で成長》
今後も世界的に自転車市場の拡大は続きそうだ。英調査会社テクナビオによると、20年の世界の自転車市場は約540億ドル(約5兆9000億円)で、25年まで年平均7%で成長するという。
 {{ 図版 6 : スポーツ自転車が大きく伸びている(1店舗あたりの国内販売台数の前年比) }}
日本国内の20年の自転車市場規模(国内生産と輸入の合計)は約1300億円。最近では特にスポーツ自転車の伸びが大きい。野村証券チーフエコノミストの美和卓(53)は「スポーツ車は単価が高いだけでなく、ヘルメットやライトなどを追加購入しないと走���ない。アパレルや付属品など周辺市場の広がりに期待できる」と話す。自身も約15万円でロードバイクを購入し、本体以上のお金をかけてギアやホイールを好みの部品に取り替えた。
 {{ 図版 7 : ロードバイクで通勤をする野村証券チーフエコノミストの美和(東京・千代田) }}
前日のニューヨーク市況のチェックから始まる美和の朝は早い。西東京市の自宅から東京・大手町の職場まではロードバイクで1時間半。夜の喧噪の名残ある新宿の繁華街を抜け、大手町が近づくころには皇居のお堀に反射する荘厳な朝日が見えてくる。6時過ぎに会社近くの駐輪場に愛車を止め、サイクルジャージからジャケットに着替えると、今日も美和の一日が始まる。
=敬称略、つづく
(生田弦己、松本萌、福井環、パリ=白石透冴)
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ogawa-xd · 2 years
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「声の文化と文字の文化」
オング「声の文化と文字の文化」を読む。多くの文献がひかれていて難儀もしたが、ここ数年でも最高度におもしろかった。ページをめくるごとに刺激があり、すべての内容を読み切れてもいないが、熱いうちにまとめておく。この刺激が揮発してしまうのは、あまりに残念すぎる。
「声の文化と文字の文化」W-J・オング
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大筋:
文字の文化の前に声の文化があった。 現在われわれは、文字文化の中にいる。文字文化は手書きからはじまったが、途中では印刷という大きな波を経験し、今はエレクトロニクスという第二の波の最中である。
(ただし執筆は1982年であり、テレビやラジオが主で、コンピュータといってもインターネット普及以前でWebもSNSもない時代だ。BBSがかろうじてあったくらい。2003年に亡くなられているようだが、この時代に関する感想を聞きたかったものだ。)
われわれもはや、声の文化における思考の仕方やものごとの捉え方を忘れてしまっているが、両方をしっかりと考えて位置づけることが、未来をとく鍵にもなる。
文字の文化の前にあった声の文化の重要性。 声文化が文字のベースになっていることはそのとおりとしても、少なくとも、それは文字文化の改良以前の「劣った」前バージョンではない。別のものだ。
第1章 声としてのことば (一次的)声の文化 文字を書くことをまったく知らない人びとの文化、その人たちの世界認識のしかたは、現代のわれわれの想像をはるかに超えたものである。 ことば(声)の獲得以後/ことば(文字)の獲得以前
P.24 現存する言語:3000、そのうち文字を持っているのは78言語 自然言語 → 無意識から生じる コンピュータ言語 → 意識から直接生じる(ので扱わない)
ogawa: 彼の述べている「コンピュータ(言語)」は、インターネット/Web/SNS/ビッグデータ/クラウド/AI以前であり、コンピュータにまつわる彼の理解は今となってはあまり現実的ではない。プログラムによって自然言語を解析したり処理することも、含まれていない。 「プログラム言語」自体の言語性については、彼のスタンスで問題はないと思われるが、コンピュータが「自然言語」に影響する在り様は、印刷術(という技術)が言語に与えたインパクトに匹敵する、というかそれ以上の影響力を持っていると自分は考えている。今はまだその途上であって、途上にして大きな影響が顕在しているので、最終的にはどこまでのことが進展していくのか予想がつかないが、これは自分の最終課題である。
p.26 声 → 一次的なモデリング・システム(表現方法) → 研究が起きない → 集団的な過去に参加することによって学ぶ、見習う 文字 → 二次的なモデリング・システム(表現方法) → 研究は文字あって起きる → 「研究」によって学ぶことができる
p.33 「(ことばで表された)概念は、絶えずその語源を引きずっていく傾向がある」
p.34 ことば → 口頭での話し(声)に基礎を持つ 書くことば → ことばを ”視覚的な場に、むりやり永久に固定してしまう
p.39 声文化の人びと → 今日では文字を学びたいと強く思っているが、同時に、声の文化の心を沸き立たせる多くの愛するものを手放さなければならないことに哀惜の念もいだいている(「ピダハン」は、どうなのか?) → 「生き続けるためには、死ななければならない」
p.40 文字文化 → 先行する声文化を食べ尽くす/声文化が存在したという記憶すら破壊する しかし → 文字文化かぎりない順応性があり/完全でないにしろ声文化の記憶も再建されうる 文字文化による声文化の再建によって、人そのものの意識を高める
ogawa: [声→文字]の変遷の形式を、[文字→コンピュータ化] にシフトさせて見ることに意義がある。
第2章 近代における一次的な声の文化の発見
p.57 ホメロスの時代のギリシア人は陳腐な常套句を評価 → 声文化の認識世界/思考世界全体が、きまり文句的な思考の組立に頼っていたから → 声文化では、獲得した知識を忘れないように絶えず反復しなくてはならなかった   → 知恵をはたらかせ、効果的にものごとを処理するために、型にはめて固定した思考パターンが欠かせない
ogawa: 好きなジュリアン・ジェインズについてまるまる1ページ割かれていてにうれしくなる。細部には難を示しつつも、大筋において好意的や賞賛が感じられる。
第3章 声の文化の心理的力学
p.73 すべての感覚は時間の中でおきる。 なにかをよく調べるためには、それを静止させる必要がある/視覚は固定するのが得意で、それによって視覚は動きを記録する。 しかし、音には静止画にあたるものがない。
p.74 声文化の人にとってことばには魔術的な力がある。 かれらにとって、ことばは話され、音として響くもの、ゆえに力によって発せられる 文字文化の人はそれを忘れがち。 かれらにとって、ことばは投げだされた「モノ」で、非活動的で「死んでいる」 → 魔術とは結びつかない
p.76 「知っているというのは、思い出せること」
複雑な問題を考えて解にたどり着いたとする。その問題も解もある程度は複雑である → それらを文字や記録無しで、記憶しておくことは困難である なんの助けも借りず、もう一度思考の流れをたどり、吟味することは不可能である。
声文化の人の長く続く思考は、つねに人とのコミュニケーションと結びついている
どうするか → 記憶できる範囲内で思考する すぐ口に出せるくらいの記憶(量)に基づいた思考に留める
口に出せることが、記憶を助ける → 強いリズムを持つ、均衡の取れた記憶しやすい「型」にはめる、反復や対句、韻を踏む、あだ名のような形容句、きまり文句、紋切り型のテーマ、などなど。
p.92 声文化の中での知識の獲得 → 何年もかけて何度も口に出して根気よく習得し憶えていなければならない → 知識は得がたく貴重��、これを保存している古老が高く評価される  (文字として知識が外化されるようになると古老の価値はさがる   /新しいことの発見者としての若者の価値があがる) → 精神は伝統主義的で保守的な構えとなり、知的な実験を禁止する
p.102 声文化は定義に無関心 辞書にあたるものがない/語の意味はつねに現実の状況に固着している(その変遷や経緯は問わない/問えない)
p.119 声文化の人に関するさまざまな実験から見いだしたこと: 声文化の人の不得手なこと → 幾何学的な図形、抽象的なカテゴリーによる分類、形式論理的な推論手続き、定義、包括的な記述、ことばによる自己分析 → だから劣っているという意味ではない → そういった能力は、テキスト(文字)によって獲得したものであるという事実
p.153 視覚は分離し、音は合体させる 聞くことの中にひたることはできるが、視覚の中にはひたれない 視覚は切り離す感覚、音は統合する感覚。 視覚の理想は明晰判明性/分けて見る、聴覚の理想はハーモニー/一つにすること 知識は究極的には、分断ではなく統合であり、ハーモニーを求めること
p.161 ことばを記号と考えること → 人間的な経験を視覚に類似したものと考えがち カレンダーや時計で時間を理解することは、時間を空間扱い(視覚物扱い)して、わかった気になっているにすぎない → 空間還元主義
空間還元主義 → 計り知れぬほど有用で、技術的な必要性が高い → 否定できない but: 空間還元主義には知的な限界もあるし、ときに人を欺く
第4章 書くことは意識の構造を変える
p.166 書くことは、どんな発明にも増して、人間の意識を作りかえた
p.174 技術は、たんに外的なたすけになるだけのものではなく、意識を内的に変化させる
p.176 道具をみずからの一部とし、技術的なわざを学習することによって、人間が非人間的になることはまずない。むしろ、技術の使用によって、人の心は豊かになり、人間の精神は広がり、内的な生は密度を濃くする。
p.201 印刷物によって、書くことが人々の心に深く内面化されるまでは、人びとは、自分たちの生活の一瞬一瞬が、抽象的に計算される時間のようなもののなかに位置づけられているとは思ってもいなかった。中世、さらにルネサンス期になってもまだ、西欧の人びとの大部分は、いまが暦のうえで何円にあたるかといったことを日常生活のなかで意識していたっとはとても思えない。
p.223 文字言語の語彙が豊かになりはじめたのは、書くことにともなってだが、その豊かさの開花は印刷のおかげである。 文字言語があるところには、その文法と慣用がならずある 秩序(文法や慣用)という概念そのものの感覚的な基盤は、かなりの部分、視覚(文字言語が書かれ印刷されること)にある。
第5章 印刷、空間、閉じられたテクスト
p.242 印刷が → ルネサンス、宗教改革、近代資本主義、大航海時代を引き起こし → 生活と政治、知識を広め、万人識字、近代科学の興隆、社会的、知的生活を変えた そして印刷が人の意識を変えた
p.249 印刷によって、聴覚優位から視覚優位が確固たるものになった。 読みやすさ、速読、黙読を可能に。 語を空間の中に位置づける〜空間の中に釘づけにする → 索引、リスト(一覧表)、内容とレッテル(タイトルページ)、図像的なレッテル
p.260 版面が意味を運ぶ 正確に反復できる視覚情報(※ページの統合的なデザイン/デザインルール) → 近代科学はその一つ:正確な観察を正確な表現に結びつけたこと
p.263 タイポグラフィックな空間/空白 活字の作りだす空間 → 科学的想像力、哲学的創造料、文学的想像力に、はたらきかける
p.266 印刷が → 西洋人の認識のエコノミー「心性」に直接的影響を与えた → レトリック(声の文化にもとづく)技術を学問的教養の中心から追い出した → 数学的分析、ダイヤグラム、チャートによって、知識の数量化をおしすすめた → 辞書(あらゆることばを網羅)、正しい言語規則を打ち立てる欲求を喚起 → 小さく持ち運びできる本 → 一人で静かに黙読 → 内容の私有感覚
p.270 印刷は → テクストが閉じられている感覚をうながす → テクストの「内容」が、ある終わりによって区切られ、「完成」しているという感覚
認識の場が閉じられている感覚 → 書くことにより、思考は、対話相手から切りはなされ、紙面に隔離される
印刷物は → どんな反論にも無関心 → 内容(発話と思考)は、独立し、自足し、完全なものとして提示される (印刷は、同じ作品についての、まったくおなじ視覚的、物理的堅牢さをもった何千部もの版本のなかに、その作品の思考を閉じ込めてしまう。)
第6章 声の文化に特有な記憶、話しのすじ、登場人物の性格
p.285 物語は、いつどこでも、言語芸術の主要なジャンル もっとも抽象的な言語芸術形態の根底にさえ、物語は存在する。 人間の知識は、時間(と、それにしたがう物語)から生まれる。 → 抽象的な科学的知識の背後にさえ、観察の物語があり、抽象的な知識は、そうした物語にもとづいて定式化される。 → 実験室の学生たちは、実験結果を「書きあげ」なければならない。つまりおこなったことと、それをしたときに何が起こったのかを物語らなければならない。ある種の一般化や抽象的結論が引き出されるのは、物語からである。
第7章 いくつかの定理〔応用〕
p.363 声の文化と文字の文化の相互作用 → 人間の究極の関心と願望(としての宗教)にもかかわる   → 宗教的伝統は、声の文化に根ざした起源をもち、話されることばを重んじている   → また聖なるテクスト(ヴェーダ、聖書、コーラン)の発展によって内面化された
p.364 声の文化と文字の文化に関する問題は、いまや無数にある。 声の文化と文字の文化の力学は、現代の意識の進化の流れである、いっそうの内面化と開放にむけて合流していく。
(220929読了)
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oimotoai · 1 year
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(G)-IDLE『Nxde』MV考察
はじめに 
 K-POP アイドルグループ、(G)I-DLE(アイドゥル)は2022年10月にリリースした新アルバム『I love』で、発売と同時に iTunes Top Album 部門全世界40地域で1位を獲得し、タイトル曲『Nxde(ヌード)』は韓国国内音源サイト全てで1位を独占する「パーフェクトオールキル」を達成した。また、タイトル曲『Nxde』はビルボードワールドデジタルソングセールスチャートで13位にランクインし、彼女達の影響力が韓国国内に止まらないことが示された((G)I-DLE 日本公式サイト 2022)。 
 「ヌードという言葉の検索結果をジャックしたかった」とメンバー達が話しているように、この楽曲が韓国社会の性被害問題に与えた影響は大きい。(G)-IDLE は韓国語で「아이들」と表記されるが、英語の「I(アイ)」の読みとしての「아이(アイ)」には、韓国語で「子ども」という意味がある(들は複数を表す接尾辞)。以前までは、韓国のポータルサイトで「아이 누드(子ども ヌード)」と検索すると、児童ポルノに関するサイトや画像がヒットしていたが、「아이들 (アイドゥル)」による『누드(ヌード)』という楽曲が発表されたことで、検索結果が彼女達の新曲のプロモーションで埋め尽くされるという現象が巻き起こったのだ(Sato 2022)。 
 タイトルだけでも社会に肯定的な影響を与えた『Nxde』は、歌詞に込められたメッセージ、様々なオマージュを用いた皮肉たっぷりのミュージックビデオ(以下MV)で、彼女達を「まなざしの対象」として消費する社会への反抗を表している。本稿では、この『Nxde』が、エンタメ業界及び社会全体に蔓延るmale gazeや商業主義を告発しながら、ステレオタイプを批判し、「ヌード」という言葉の再領有を試みている点について考察する。 
モンロー、バンクシーへのオマージュによるmale gazeおよび商業主義の告発
 「私が一番イケてる」とガンを飛ばす2NE1の『I AM THE BEST』、容姿を揶揄してくるアンチに唾を吐くMAMAMOO の『HIP』、自分らしくでいるときが完璧なのだと歌いあげる ITZY の『WANNABE』など、ありのままの自分で強く堂々と生きる姿を提示する、所謂「ガールクラッシュ」コンセプトは、K-POP市場において不動の人気を集めてきた。しかし、今回の(G)-IDLE による『Nxde』は自己肯定や個人の関係を描き出すことに終始せず、K-POP産業や社会の構造を俯瞰して捉え、痛烈に批判しているという点で、他とは一線を画している。 
 「Why you think that 'bout nude 'Cause your view's so rude」というフレーズに始まるMVのコンセプトはバーレスク。メンバーの衣装やブロンドの髪は明らかにマリリン・モンローへのオマージュだ。商業映画の中でmale gazeを向けられ、快楽の媒体として消費され続けたモンローに扮したメンバーは、スマホやカメラを手にした「鑑賞者」たちに囲まれながら歌い踊る。「私は裸で生まれたのであって、そこに卑猥な意味づけをしたのはお前達だ」という力強い歌詞さながらに、妖艶さを誇張するようなポーズを取りながらも、表情には彼女達の意志が感じられる。「見られている」という状況をその外側から写した映像という点では、女性を視線の客体として肖像化してきた絵画の構造に類似しているが、彼女達は見られていることに自覚的であり、その視線を拒否するどころか、見ている側であるはずのこちらに視線を跳ね返す勢いで、しかとカメラを見据えているようである。そこに、性的ファンタジーが投影された受け身の女性像はない。
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 モンローを引き合いに、女性たちに向けられてきたまなざしを可視化したことに加え、曲中 2:49での「변태는 너야(変態はお前だ)」という歌詞と共に裸の女性のイラストがシュレッダーにかけられるシーンは、バンクシーの『Love is in the Bin』を彷彿とさせる。アートが常に採点され、その所有権を争って金が積まれていくというオークションの商業主義を批判したバンクシーのパフォーマンスの引用によって示唆されるのは、女性(アイドル)たちを厳しい美的基準のもとで常にジャッジし、素行を監視し、採点し、競わせ、消費することで利益を産み続けてきたエンタメ業界の有害性への批判の姿勢だ。
 また、シュレッダーにかけられることになるイラストの女性が、輪郭を保ったままスキャンダル記事の断片から成るコラージュに変化していくシーンは、身体の断片化や平面化によって、女性を性的欲望の対象(=モノ)として描いてきた家父長的な映像・ショービジネス界隈の悪しき「伝統」への皮肉を感じさせる(Mulvey 1975: 809)。
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このように『Nxde』は、有名作品のオマージュを通し、女性 (アイドル)の身体が他者のまなざしによって占有され、評価され、利益のために利用されている構造を強く批判しているのである。 
ステレオタイプを模倣し批判する 
 「Baby how do I look? How do I look? 아리따운 날 입고 따따랏따라(美しい私を纏ってタッタラッタラ)」という『Nxde』のサビは、鑑賞者の性的な視線によって作り出された女性像及び、女性達が彼らを満足させるために纏ってきた「美しい私」の空虚さを暴き出す。ここで使われている動詞「입다(イプタ)」とは、衣服などを身に纏う・着るという意味で、「美しい私」の着脱可能性を示唆している。このサビの歌詞は、日々良きものとして消費されるアイドルたちの煌びやかな外見や振る舞いが、彼女らのありのままの姿ではなく、あくまで消費者達、業界関係者達のrude な視線によって着せられた括弧付きの「美しい私」に過ぎないことを暗示しているのではないだろうか。
 『Nxde』のMV中では、この括弧付きの「美しい私」が過剰に強調されており、例えばメインボー��ルのミンニは『Diamond is a girl’s best friend』のモンローを思わせるピンクのドレス に身を包み、冒頭のAメロで以下のように歌う。
Hello my name is 예삐 예삐요  ハロー。私の名前はかわい子ちゃん
말투는 멍청한 듯 몸매는 섹시 섹시요  話し方はおバカみたい。だけど体つきはセクシー
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 舞台・衣装・ヘアメイクも相まって、この歌詞が「美人でセクシーな頭の悪い尻軽」という、いわゆる「blonde bombshell」ステレオタイプのことを指していることは明白だが、艶やかなクラブの舞台に立つ彼女をMVという媒体(もうひとつの舞台)を通じて見せることで、このステレオタイプがあくまで仰々しい演出の一部であり、「彼女たちはショーのためにそれをわざわざ演じている」ということを見る側に気づかせる。
 さらに、この歌詞に続くウギのパートでは、「그럼 다이아 박힌 티아라 하나에 내가 퍽이나 웃게 퍽이나 웃게(だからダイヤのついたティアラ1つで、私が喜ぶとでも思った?)」と、『Diamond is a girl’s best friend』で提示されるような「美しくおバカで何よりも高価なダイヤを求める女性像」を信じて近寄った者たちを突き放す。
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 ダイヤを渡せば我がものにできるような意思のない存在だと思っていた対象(女性)が、主体性を持って反論してくるという状況は、欠陥(lack)として扱われ、排除される女性の存在によってマスキュリニティの優位性が保たれてきた男性中心社会(Irigaray 1974: 308 女性を不完全な他者とすることで男らしさとは何なのかの輪郭が形作られるので、イリガライいわ���、女性は男性の「鏡」。偶然か意図的か、MVにも鏡のシーンが出てくる...!)を動揺させる。このように、『Nxde』は欲望の対象をまなざすrudeな視線によって女性の身体に映し出される「美しい自分」像が、本当の彼女達個人とはかけ離れていることを示しながら、家父長的で一方的な性的消費が行われている社会構造を批判しているのである。 
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「ヌード」という語の再領有
 「美しい私を纏う」というサビからは、また別の意図も読み取ることができる。それは、「ヌード」という単語に肯定的な意味を見出し再領有することで、それが指すところの彼女たちの身体自体をも回復する試みである。美術界における「ヌード」とは、男が抱く異性愛的欲望を投影した「女」のイメージを意味し、描かれる対象である女性たちは徹底的に受動的な立場に置かれ、主体性を認められず、彼女たちが何者であるか、何を考えているのかなどの情報は性的幻想化の障害として徹底的に削除されてきた(笠原 2018:109)。作詞・作曲・コンセプトの提案まで担ったリーダーのソヨンは、この伝統的な「ヌード」への意味づけからの解放を目指しているようである。ソヨンは自分の本来の姿を「ヌード」と表現して曲を書いたのに、「エロい歌なの?」「扇情的すぎるのではないか」という会社の反応に、「絶対に世に出さなければ」と思い、ヌードが猥褻な言葉ではないということを世間にわからせてやると決心したのだと、出演したTV番組で語った(Todoroki 2022)。
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 また、サビ前の「꼴이 볼품없대도 어쩌면 네게도 다신 사랑받지 못한대도 (不恰好だとしても、もしかしたらあなたにもう愛されることができないとしても) Yes I'm a nude」という歌詞からの流れも考慮すれば、サビで纏う「美しい私=nudeの私」とは、他人の欲望を映し出す平面的な女性像ではなく、素のままの自分を意味していることが読み取れる。「Nxde」が収録されたアルバムのテーマが自己愛であることも考えれば、曲名の 「Nxde」で「u」が伏字になっている理由も見えてくる。彼女たちが描く「ヌード」に、性的な視線でまなざしてくる u(you)は必要ない。(G)I-DLE は「ヌード」という単語を自己愛の対象である「素のままの自分」として読み替え、女性の裸が欲望によって消費されることに反抗しているのだ。
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さいごに 
 本稿では、(G)I-DLE の最新曲『Nxde』のMVを、male gazeと商業主義批判、ステレオタイプ批判、「ヌード」の再領有という3つの観点から考察した。
 自分自身の身体は他者に占有され、評価されるべき物ではない。私は私の生まれたままを受容して、他者から気に入られないとしてもその態度を貫くのだ。このような強い意志を感じさせる『Nxde』が、K-POP史における画期的なフェミニスト的楽曲のひとつであることは間違いない。「あるべき姿」の強要に抗するメッセージを打ち出したグループのメンバー全員が、痩身で白い肌、大きな眼に整った顔立ちであることは、representationの面で限界があると言わざるを得ないだろう。それでも、韓国の美の基準を満たし、テレビに出演し、韓国だけでなく世界に向けて発信できる人気アイドルという地位を存分に利用し、社会に問題を投げかけていることの意義は非常に大きい。
 カムバック前に公開された動画 “I love” Interview における、わざとらしく欲望を掻き立てるような編集とと煽るような台詞は、フェミニストによる批判をシャットアウトしてきた「まなざす」人々のMV視聴を促進したに違いない。そうして扇情的な映像を期待した彼らは、最後に「変態はお前だ」と言い放たれるのである。
参考文献・サイト
Aya Sato,2022,「わいせつな検索結果を一掃…韓国アイドルの歌が起こした変化」COSMOPOLITAN(https://www.cosmopolitan.com/jp/k-culture/korean entertainment/a41741485/gi-dle-new-song-nxde/). (G)I-DLE 日本公式サイト,2022,「(G)I-DLE、Mini 5th『I love』米国ビルボード「トップアルバムセールスチャート」にランクイン」(G)I-DLE 日本公式サイト,(https://gidle.cubeent.jp/news/992). 笠原美智子,2018,『ジェンダー写真論』里山社. Laura Mulvey, 1975, "Visual Pleasure and Narrative Cinema." Luce Irigaray, 1974, "Speculum of the Other Woman." Yuki Todoroki,2022,「過激だと反対され…(G)I-DLE ソヨンが明かす「Nxde」の制作秘話」COSMOPOLITAN(https://www.cosmopolitan.com/jp/k-culture/korean entertainment/a41827839/221101-gidle-nxde/).
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kennak · 2 years
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お相撲さんの大関昇進や横綱昇進、幕内優勝などの際に、タイを持ち上げるじゃないですか。 あのタイは、マダイなんねすが、実はすべて天然モノです。というのも、養殖ではあんなにデカくならないんです。 マダイは「目の下一尺」といいまして、目玉から尻尾までが1尺=30センチくらいが一番うまい。それより大きいと大味になってしまうんです。 ���サ代をかけて時間をかけて大きくしても、うまくないんじゃ元も子もない。ですから、養殖のマダイは「目の下一尺」、つまり40センチほどで出荷してしまいます。 ですから、お相撲さんたちが持ち上げる巨大なタイは、すべて天然モノなんです。 では、その価格はいかほどか。 豊洲市場には時々天然モノの巨大なタイが出ますが、実は、二束三文です。味が大したことないので、評価が低いんです。 しかし、どうしても用意してくれーーとなると、話は違ってきます。 豊洲市場は、というか、魚市場は、海がしけると、とたんに水揚げが激減します。台風が近づくと、素人目にもわかるほど、競り場から魚が消えます。 千秋楽の夜に大鯛を頼むーーなんて言われても、天然モノですから、ないものはないわけです。 しかし、大相撲の千秋楽の夜に、優勝力士の部屋に大鯛がなくては格好がつきません。 なんとかするわけです。 こうなると、値段は天井知らずです。パッと買えればいいんですが、今場所は週末ごとに台風が接近しました。これは、大変だったと思いますよ。 豊洲市場では、「大卸」という7社が、世界中から魚を集め、競りにかけ、それを「仲卸」という市場内の小売店が競り落とし、スーパーやまちなかの魚屋さんに販売しています。 ある部屋の関取が優勝争いに絡んだとしましょう。 タニマチは、大鯛の手配に動きます。 日曜日は豊洲市場は休みです。 ですから、タニマチは土曜日には大鯛を手に入れなければなりません。豊洲市場に大谷が並ぶのは、朝の2時とか3時。つまり、最低でも金曜夜までに注文しないと、手に入りません。 しかも、台風が近づいていたら、日本中探しても、そんなでっかいタイなんて入手不可能です。 あの大鯛は、部屋の後援会のプライドなんです。 うちの関取が優勝するぞ! と信じて、10日目あたりから手配をかけているわけです。 あ、そうそう。 あの大鯛は、相撲協会が用意しておいて、優勝部屋に回しているーーなんてことはなく、優勝関連の行事一切は、各部屋で用意しています。 私が見てきた大鯛で、いままでに一番デカかったんじゃないかーーと思うのは、日馬富士の横綱昇進時のマダイです。 知り合いの仲卸に写真を見せると、 「10キロくらいあるね」 とのこと。 10キロの天然マダイ。 日本有数のマダイの産地である、明石漁港に取材しました。どれほどのレアものか。 時々、上がるそうです。 しかし、大相撲の千秋楽に合わせて持ってこい、と言われても。 「無理ですね」 これは、みんなそう言いますよ。 僕は築地市場の閉場に合わせて、長期連載をしました。市場には顔馴染みが多いんですが、全員、言います。 「無理」 大相撲のタニマチというのは、この困難を乗り越えて、部屋の優勝力士のために大鯛を用意しているんです。 もちろん、関取に持ち上げられることなく消えていく大鯛も、たくさんあるはずです。 思い出すのは、旭天鵬の涙の初優勝。 2012年5月場所で、旭天鵬が涙の初優勝を果たしました。 あの場所、僕が知る限り2匹の大鯛が、持ち上げられることなく消えていきました。 一人は、優勝決定戦で敗れた栃煌山の大鯛。 もう一つ、千秋楽の本割で敗れて優勝が消えた稀勢の里の大鯛。 二人に聞きました。 タイ、どうしました? まず、稀勢の里。 「あんなでっかいタイ、初めて見ました」 そのまま、千秋楽の部屋のパーティーで刺身として出されました。 そして、栃煌山。 やはり感想は 「あんなでっかいタイ(以下略)」 栃煌山は、こっそり尻尾をつかんで持ち上げたそうです。 「重かったっす」 9月28日 やはり、春日野部屋の打ち上げパーティーの刺身となりました。
抜井規泰さんはTwitterを使っています
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冱えていないと思っていたが実は
Wednesday 14 May 2014
真観は朝5時に起きた。昨夜はソファベッドの御陰で寝心地は断然良くなった。しかしお酒を飲んで体が熱かったせいか上半身裸で寝てしまい窓も閉めずに寝てしまったので少々喉が痛い。
学校に行く。 今日は欠席者が5人いた。その内1人はまだ一度も授業に出席していない。きっと休み癖が出来ているのだろうと思う。真観もかつてそうだった。中学高校時代。そして退学。 真観が進めようと思っている授業にはそれに伴う準備が必要となるが授業が4月末始まって以来その準備の時間が足りない。生徒数が増えたのも要因。ゴールデンウィークがあったり撮影が入ったり先週末鎌倉を訪れたいと今月は忙しくしているからだ。授業もプライベートも仕事もすべて大事なことだが授業は浮かんだアイディアを具体化するためにはより慎重に考えなくてはならない。今日の授業もその時間の足りなさが如実に現れ真観は自分自身少し困惑した。それはそのまま生徒にも伝わる。いかんいかん。真観は反省した。この困惑を解決するには時間があれば出来る。しかし今週末はまた東京で人と会わなければならない。
学校が終わり真観は図書室に寄りSさんとおしゃべり。図書室はもう少しすると学校内で移転する。
学校を出ると真観は三鷹台の歯医者に向かった。どうも左の奥歯の歯茎が膿んでいる様でモノを噛むと痛いのだ。歯医者に着くと早速レントゲンを撮り治療を受ける。やはり膿んでいた様で麻酔を打ち膿を出した。口の中を水で濯ぐと真っ赤だった。
三鷹台駅から吉祥寺駅に戻りそのまま総武線に乗ってオフィスまで戻った。5時頃だった。若い女性がUさんと話していた。その後写真家のTさんも来たので4人で写真談義となった。若い女性は社会人向けの写真学校に通っていた。その写真学校の存在を真観は初めて知った。Tさんは、夏前にNikonサロンで写真展を開催予定でUさんに相談に来ていた。
夜になりごはんを食べに近くの中華屋に行く。今夜は通称「四川」に行く。若い女性の方が60年代に憧れていることを知り真観は自分もそうであること、そしてUさんが実体験していることで話は盛り上がった。真観は8時40分新宿発バスに乗って静岡に帰るつもりだったが諦めて10時東京駅発のに切り替えた。しかしそれも諦めてUさん宅に泊めてもらうことにした。中華屋の後はいつものカフェに行く。
10時過ぎ4人で水道橋駅に行き同じ方向の電車に乗る。2人は先に降りて真観とUさんは、秋葉原駅で京浜東北線に乗り換えて蒲田駅まで向かった。蒲田駅に着くとUさん宅の近くのスーパーマーケットでビールその他を買った。Uさん宅に着いてから深夜2時までUさんとおしゃべり。飼い猫のニーチェは一向に顔を出さない。Uさんに学校での出来事を話した。
冱えていないと思っていたが実は真観の考える授業の方向性は間違っていない様だと気付いた。
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yotchan-blog · 1 month
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2024/4/15 20:59:42現在のニュース
執行の当日告知は「一定の合理性」 死刑囚側の訴え退ける 大阪地裁 | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/4/15 20:57:36) 柏崎刈羽原発、核燃料の装塡開始 地元同意前の実施は異例(毎日新聞, 2024/4/15 20:54:31) 自前建設は60カ国→40カ国前後に減少か 万博の海外パビリオン(毎日新聞, 2024/4/15 20:54:31) 「赤ちゃんポスト」院長の確信 乳児殺害、孤立出産は「自己責任と責められない」 社会の誤解を解くために:東京新聞 TOKYO Web([B!]東京新聞, 2024/4/15 20:54:28) 著名人の実業家かたるSNS詐欺 70代男性が1億4千万円の被害(朝日新聞, 2024/4/15 20:52:32) 「とれそうだからとった」高島屋の純金茶碗盗難事件、容疑者が供述 他の製品も物色([B!]産経新聞, 2024/4/15 20:51:56) 立民と国民の共闘、衆院東京15区補選で成立せず 共産との関係で今回も足並み乱れ:東京新聞 TOKYO Web([B!]東京新聞, 2024/4/15 20:48:04) 熊本地震から8年 復興願い「阿蘇ちょうちん祭」 16日夜まで(毎日新聞, 2024/4/15 20:47:19) 皆藤愛子さん、一日警察署長 交通安全、反射材など市民らに手渡し(毎日新聞, 2024/4/15 20:47:19) 世界スマホ出荷、1〜3月8%増 中国苦戦のAppleは1割減 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/4/15 20:45:04) 米VISA、タッチ決済普及へ大阪府で「数百万ドル投資」 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/4/15 20:45:04) 「未納料金」「支払わないと裁判」偽電話で2030万円詐取被害(毎日新聞, 2024/4/15 20:40:08) 千葉・市原市議に辞職勧告決議 本人は継続意向 セクハラ問題(毎日新聞, 2024/4/15 20:40:08) 「石綿工場の近くで勤務」、中皮腫で死亡 責任裁定、遺族が申請(毎日新聞, 2024/4/15 20:40:08) 子育て中の地方議員が首相に要望 「柔軟な活動可能に」(毎日新聞, 2024/4/15 20:40:08) 一生モノ包丁の切れ味、超硬合金7000度で削り10時間 岐阜・関の福田刃物工業 LBSローカルビジネスサテライト - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/4/15 20:39:13) 高岡法科大、今年を最後に学生募集停止 定員割れ続き38億円赤字(朝日新聞, 2024/4/15 20:37:19) 競走馬のセカンドキャリア支える組織発足 動物福祉重視の流れ背景に(朝日新聞, 2024/4/15 20:37:19) 群馬県高崎市、警報・遮断機ない踏切全廃も 地元合意で - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/4/15 20:33:29) 立山黒部アルペンルート全線開通 トロリーバス12月廃止 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/4/15 20:33:29) 自公、16日から実務者協議 政治資金規正法改正巡り | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/4/15 20:33:11)
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miraimonogatarilabo · 2 months
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回答例及び解説-中小企業診断士二次試験-令和2年度事例II
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回答例及び解説-中小企業診断士二次試験-令和2年度事例II
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皆様、こんにちは、未来に繋がる情報を研究し発信するブログを運営する「みらいものがたりラボ」代表のせにょです。
当ブログでは、社長とともにその企業の未来を考える資格「中小企業診断士」取得者を増やすための情報を発信しています。
今日は、中小企業診断士試験の最大の関門である二次試験について、実際の過去問を用いて回答例を提示し、解説をします。
中小企業診断士二次試験-令和2年度事例IIの試験問題
今日、取り扱うのは、中小企業診断士二次試験-令和2年度事例IIです。 事例IIなので、マーケティングに関する事例ですね。 試験問題は、こちらよりダウンロードしてください。
中小企業診断士二次試験-令和2年度事例IIの解説
中小企業診断士二次試験-令和2年度事例IIについて解説します。 B社は、年中温暖な気候の離島にある農業生産法人です。 設問構成を見ると、農業における6次産業化をテーマにしているようです。 B社がある島の観光資源とB社の強みをかけあわせて、モノ消費からコト消費へ業態転換できるかがポイントとなるでしょう。 与件分を読むと、当社の経営課題は自社ブランド品の開発・提供です。 当社の今後のあるべき姿は、自社ブランド製品を直接販売して取引先依存の脱却かと思われます。 ですので、これらを意識して回答を記述できるとよいかもしれません。
中小企業診断士二次試験-令和2年度事例IIの回答例
以下は、私の回答例です。ご参考になさってください。
第1問(40字) S①島への思い入れを持ち自社栽培のハーブを自社工場で加工し高品質安全に提供できる事。
W②ハーブYが原材料の製品が製造中止だがB社の事業がZ社との取引に依存していること。
O③ヘルスケアに関心のある人がハーブをX島の顔であると認知し島民がB社を誇りに感じる事。
T④若年層の人口流出、雇用機会不足、耕作放棄地、農業所得低下等X島の活力が低下する事。
第2問 (100文字) 今後の取引先構成は、複数の取引先を開拓で売上依存度を低下させるである。具体的には、ハーブYをお茶や調味料、健康食品、アロマオイルや香水の原材料として複数のメーカーに提供し従来と異なる標的層を獲得する。
第3問 (設問1)(50字) 安眠効果のあるハーブという既存製品をオンラインサイトという新規市場へ提供する新規市場開拓戦略である。
(設問2) コミュニケーション施策は新製品の試験販売を実施する。具体的に、B社がもつ6-7種類の別のハーブを用いた新製品を開発しモニターとして試す人を既存ユーザーから募集し使用後の意見を収集し製品開発に反映させる。
第4問(100文字) ハーブ収穫体験プログラムを提供する。耕作放棄地を観光農園として開発、X島の風習に従い収穫したハーブをおひたしや酢みそあえで食べる体験を提供し、雇用機会創出、農業所得向上、若者流出防止で地域を活性化する。
なお、これはあくまで回答例です。合格を保証するものではないことをご理解・ご了のほどよろしくお願いいたします。最後までお読みいただきありがとうございました。コメントなどでご意見・ご感想などいただきますと幸いです。
なお、当ブログでは、今後も中小企業診断士、二次試験についての情報を発信してまいります。引き続きよろしくお願いいたします。
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inthestyleofsit · 2 months
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ハイカージャケットとハイカーパンツ
こんにちは、土屋です。
今日は3月の10日、昨日からナイスネス3回目の入荷が始まりました。
NICENESS 24S/Sコレクションの内容が、更に深く服の歴史を紐解くかのごとく濃密なコレクションが展開されています。
1960年代に大きなうねりを見せたカウンターカルチャー(対抗文化)の精神を感じさせるコレクションの数々は、ハイソサエティーなドレスコードなどに捉われない自由な発想が産むナイスネス流、服のカウンターカルチャー。
今回リリースされた英式ハイカージャケットとハイカーパンツはパンツのサブネームが「ギンズバーグ」。ということで、アレン・ギンズバーグ(ビート文学を代表するアメリカの詩人)が着ていたかのようなスーツと勝手ですが捉えてしまいました。色も僕の勝手なイメージでブラウンをチョイス。夏はサンダルでラフに着てみるのも気分です。
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このハイカージャケットは40~50s のハンティングジャケットをベースにしているそうです。スラントポケットの横に取り付けられたフラップ付きのアンブレラポケットは内側にリップストップのナイロンで補強された本気の構造。突然の雨が多くなった事もあり、リアルに便利かもしれません。最近はとても軽い傘があるのでピッタリサイズのモノを探すのも楽しみかも。。。
それから、このジャケットとパンツの特筆すべきものは生地!なのです。凹凸感のある綾織の生地は粗野でムラのある生地感。まるでデッドストックのビンテージものかと思ってしまうほどです。英国式紡毛紡績機(日本にあるとても貴重な紡績機)で紡績したコットンは、本来はウールを主原料とする紡績をするのですが、この紡績機でコットンを紡績したそうです。それからそれからと、、、お話したいところはまだまだあるのですが、生地職人の方々やデザイナーの方々が作り上げた特別な生地なのですね。もはやビンテージの様なというよりも、どう見てもビンテージな生地を使ったビンテージなハイカージャケットです。
選んだブラウンはクラシックな生地の雰囲気と相性も良く、そして着るほどに増してくる愛着感は服好きを更に違う次元に誘うことでしょう。
それではいつものようにお店でお待ちしています。
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harawata44 · 3 months
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「魔法のマシン」外国人が殺到…“レトロ自販機のテーマパーク” 世界の自販機事情も - ライブドアニュース
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以下引用
 外国人観光客を魅了する、ニッポンの自動販売機。昭和に製造された100台以上のレトロな自販機がずらりと並ぶ名物スポットにも今、外国人観光客が殺到しています。さらに追跡すると、世界には日本にない驚きの自販機が次々と…。日本も海外もすごい!古くて新しい、世にも不思議な自動販売機の世界を追跡しました。
■外国人が殺到“レトロ自販機のテーマパーク”
 神奈川県の相模原市にある、昭和に製造された貴重な自販機が並ぶ“レトロ自販機のテーマパーク”。アクセスがちょっと不便な場所にもかかわらず、今や世界中から観光客が押し寄せています。 ブラジルから来た観光客 「(Q.どこから来たのですか?)ブラジルからだよ。どの自販機にしようか、どれを食べようか迷っている。選択肢が多すぎるからね」  この場所の魅力は、なんといっても圧巻の品ぞろえ。全長は、およそ100メートルです。変わり種の自販機も並び、その数なんと112台もありました。  ブラジルからやってきた男性がチョイスしたのは、懐かしの瓶入りコーラです。 ブラジルから来た観光客 「ベリーグッド。今は、ほとんどがペットボトル。ガラスの瓶の方が、味もおいしく感じる」  その感覚は、日本人も同じように感じる人が多いかもしれません。
■「読めない」けど…買える? 戸惑う人も
アメリカから来た観光客 「インターネットでこの場所を知った。こんなにたくさんの自販機、世界のどこにもない。3年前からずっと来たかったんだけど、なかなか来られなくて、念願かなってようやく来られた」  インターネットで知り、ぜひ食べてみたかったというのが、この自販機のハムチーズトースト。自販機の中で250℃に加熱され、わずか40秒でアツアツのトーストが完成します。念願のトーストのお味はいかがでしょう? アメリカから来た観光客 「おいしいわ!でも…チーズじゃないボタンを押したみたい。これはツナ」  まさかのミスタッチ。ツナトーストのボタンを押していました。 アメリカから来た観光客 「でも悪くない」  結果オーライ。でも、古い自販機のため、英語の表記がないものがほとんどで、戸惑う外国人もいます。 カナダから来た観光客 「どうやったら買える飲み物が分かる?」 「じゃあこれは売り切れ?もう覚えたよ」  さらに、つり銭切れランプの説明に苦労します。 桝田沙也香アナウンサー 「つり銭切れランプ難しい、なんて言うんだろう。つり銭がないからちょうど入れたらいける。180ジャスト、オーケーでも200…」 カナダから来た観光客 「多いんだね」
■熱々のハンバーガーに驚き「魔法のマシン」
 アメリカからやって来たデビッドさんとジェイミーさんカップル。 デビッドさん 「(Q.この場所はどうやって知った?)友人のチャールズが、動画を送ってくれた」 ジェイミーさん 「ありがとう、チャールズ」 デビッドさん 「ありがとうチャールズ。動画を見て『ワォ!これは見に行かないと』って。古そうなマシンがちゃんと動くのか…」  日本の古い自販機に興味津々の2人が目を付けたのは、52年前に製造されたハンバーガーの自販機です。 デビッドさん 「これを見てくれ!カウントダウンしているぞ」 ジェイミーさん 「私たちのバーガーよ!カワイイ」 デビッドさん 「温かいの?」 ジェイミーさん 「えぇ、さわってみて」 デビッドさん 「おぉ、熱いね」  熱々のハンバーガーが、信じられない様子です。 デビッドさん 「アメリカには温かいモノが買える自販機はない。ホットコーヒーも買えない」 ジェイミーさん 「こんなに古いマシンが今も動いているなんてスゴい」 デビッドさん 「まさに魔法だ。しかも、屋内じゃなくて外に置いてある」  さらに、30年以上前に製造された2分ほどで熱々ポップコーンが出来上がる自販機には…。 ジェイミーさん 「音楽までかかるのね」 デビッドさん 「ベイビーほらどうぞ、これはかなり超熱いぞ」 ジェイミーさん 「ポップコーンができたわ」 デビッドさん 「ここはスゴい場所で、歩いて見て回れる博物館みたい。本当に素晴らしい」  そんな2人が最後に興味を持ったのは、ちょっと意外な自販機でした。 デビッドさん 「(ジャパニーズおみくじ)オミクジ?」  そう、1回100円でできるおみくじもあるのです。 デビッドさん 「びっしり書いてあるぞ」  果たして、運勢は…? デビッドさん 「まったく読めないよ」  ちなみに「末吉」でした。取材班が、その意味を説明しました。 デビッドさん 「小さなラッキー、ほとんどアンラッキーみたいだな」 ジェイミーさん 「オーノー!」
■世界の自販機事情 各国ならではの事情
 外国人を魅了するのは、昭和のレトロな自販機だけではありません。 タイから来た男性 「ニッポンの自販機は、間違いなく世界の最先端」 オーストラリアから来た男性 「ホットとコールド、どちらも買える自販機を見つけて『えっ!マジかよ!』って思った。温かい飲み物が買えるなんて、珍しい」 ブラジルから来た男性 「僕らの国も日本の自販機がほしい。超便利だし、安いし、どこにでもあるから」  そういわれると気になるのは、海外にはどんな自販機があるのか。追跡すると、それぞれの国ならではの事情が見えてきました。 ドイツから来た男性 「ドイツでは自販機でソーセージを売っているよ」  ドイツの住宅街の路上にある自販機。そこには、確かにソーセージだけでなくタマゴ、さらにソースなど、ちょっとした売店のようなラインナップです。これには、ドイツならではのワケがあるそうです。 ドイツから来た男性 「ドイツにはコンビニがないです。ドイツで夜働くことは法律的に難しい。だから店員さんがいなくて自販機だけ」  午後8時から翌朝6時までの労働が原則禁止されているドイツにはコンビニがなく、それを補う品ぞろえの自販機が増えているといいます。
■アメリカではカップケーキや自動車も!?
 こちらは、アメリカからやってきたカップル。 アメリカから来た女性 「アメリカには、カップケーキの自販機」  アメリカのカップケーキ専門店が設置しているという、タッチパネル式で電子決済に対応したハイテクな自販機。撮影者によると、ニューヨークでは、夜食にカップケーキを食べる人も多く、24時間購入できる自販機は人気なんだとか。  さらに、なんともアメリカらしいスケールの大きな自販機があるとの情報がありました。 アメリカから来た女性 「自動車の自販機がある」  なんと車の自販機!?中古車販売会社が設置した、8階建ての巨大な“自販機”。専用サイトで車を選び、代金を事前に決済するともらえるコイン。それを“自販機”に入れると、車が自動的に取り出し口へ。そのまま乗って帰ることができるといいます。 アメリカから来た男性 「実際にこの“自販機”で車を買った人は周りにはいない」
■値段が変化する自販機 カナダ
 突然ですが、「海外自販機クイズ」。 カナダから来た男性 「僕の国には、日によって値段が変わる自販機がある」  カナダに売っている値段が変化するという自販機。一体、何を売っているか分かりますか? カナダから来た男性 「平日は75セントか1ドル、週末は1ドル50セントか2ドルくらいかな」  週末は、“分厚く”なるから高くなるもの。皆さん、もうお分かりですか?  正解は、新聞の自販機です。 カナダから来た男性 「週末版はページ数が多いから高くなる」  日本にもありますが、値段は毎日同じです。
■始まりは客へのサービス精神 新商品開発も
 海外からも大勢のお客さんでにぎわう、“レトロ自販機のテーマパーク”。 レトロ自販機を運営 齋藤辰洋さん(51) 「(Q.海外からのお客さんが増えて心境は?)やっぱりうれしいですよね。年配の方から子どもまで楽しめるようにしているので、さらに海外の方がびっくりしながら買っているのをみると楽しい」  仕掛け人の齋藤さんの本業は、隣にある中古タイヤ店の社長です。 齋藤さん 「本業でタイヤ交換している間お客さんを待たせちゃう。その時に食べ物とか楽しめればと数台設置した。思いのほか、みんな喜んでくれて、調子に乗って増やしたらこんなに…」  始まりは、お客さんへのサービス精神。齋藤さんは、ネットオークションなどでレトロ自販機を購入しては、技術屋の腕を生かして自ら修理。その数をどんどん増やし、いまや世界にまでその名がとどろくほど評判になりました。  大量の自販機グルメも、自ら手作りしています。 齋藤さん 「忙しくて考えている暇もないから、とにかくやるしかない」  お客さんが増えすぎ、売り切れたら申し訳ないと、今やタイヤ店のスタッフや知り合いに声を掛け、仕込みに総動員しています。 従業員 「(Q.お兄さんタイヤ屋さん…?)なんでも屋さんです」  急増する外国人客をもっと喜ばせたいと、齋藤さんは新商品開発も進めていました。 齋藤さ��� 「手作りのお弁当なんですけど、買うと温かい状態で出てくる。古い機械からお弁当出てきたら『えっ!?』…」  それは、齋藤さんが初めて挑戦する、手作りのお弁当。メイン食材は、沖縄から取り寄せたブランドの豚肉にこだわります。 齋藤さん 「最初フライパンでやったけど、どうもうまくいかないので、ちゃんとした鉄板で焼いた方がいいんじゃないかと…」 「(Q.急きょ新調したもの?おいくら?)8万円ですね」 「(Q.本職って?)タイヤ屋さんですよ」  試作はおよそ100回、30万円以上を費やして完成させた、昭和をイメージしたハンバーグ弁当。 齋藤さん 「海外の方も楽しめるようにしたい」  進化が止まらないニッポンの自販機が、きょうも世界に笑顔と驚きを届けています。
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yokoham · 3 months
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雑記20240222
今日は猫の日ニャーニャーニャーですねおじさん。明日から連休だぞ踏ん張れ!
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また山崎実業さんのキッチン周りアイテム買っちゃった……スパイス類を収納するやつ。冷蔵庫の背が低めなので塩とかスパイスとかはちみつとかを天板の上に置いていて(本当は放熱の関係から良くない)、ときどき落ちることもあったのでなんとかしたいなとは思ってた。
似たようなアイテムは100均にも売ってるけど、やっぱりモノが違うのよ。主夫か。
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あとこの間買ったキャベピィmax、最高だぜ! 普通のピーラーじゃこうはいかない、っていう感じ。少しコツがいるけど、すぐに慣れました。やっぱりカット済みで売ってるキャベツの千切りとは別物、甘くておいしい。お薦めできます。
ののじ キャベツピーラー(Amazon)
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おいドミノピザから福袋の2次抽選の案内が来たぞ! 当選したのに買わないやつが相当数いたらしい。何やってんの。
1回目の抽選で落選した人は自動的にこの2次抽選にエントリーされて、3月1日に結果が通知されるらしい。これ、2回落選したらもう立ち直れないよ。なんか、告白もしてないのに勝手に振られるみたいな感じじゃん。どういうこと?
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メガテン5のコンテンツ追加版『真・女神転生V Vengeance』が発表されました。PS5版買います。トロフィーのためもあるけど、せっかく買ったんだから使いたいの精神。ぶっちゃけSteamでいいし携帯したいならSwitchでいいし。PS5の存在意義ってなに?
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NY市場が閉まりました。そろそろ会社に行くっていうタイミングでアドバンテストについて調べ出す。弾数は豊富なほうがいい。NVIDIAの決算発表は電車の中で見る。
これは大勝利の予感。いや油断するな。でもあるぞ。あれ、あるぞ。うわー、今日仕事してる場合じゃないぞ。ちゃんと働け。
と言うことで、ついに失われたほにゃほにゃが奪回されたということで、日本株は新局面に突入しました。いや早すぎでしょ。多少恣意的な上げがあるにせよ、ここから先は4万円を目指しての攻防が始まりますね。正直ノープラン。4万円は早いと思うけど、そこから先が問題よね。
前場で弱含んだ東京エレクトロンとアドバンテスト、日経平均への寄与度の高さから後場で買いが入ると読んで仕込んだらきっちり行きましたね。ありがてぇ。これが半導体相場じゃなければファーストリテイリングとかソフトバンクとかダイキンの出番だったろうに、今回はNVIDIA決算きっかけだったから、もうどこが騰がるか分かり切った展開だった。
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日本株のポジションは問題ないので、僕が何も考えずに買ったAMD株を救ってください! もう40ドルも含み損があるんです! 俺たちのビッグドリームが……!
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おお……神よ!
きりのいいところで半導体関連は一旦手仕舞いして、周辺の株を買おうと思います。ふくおかFGとか。熊本銀行がめっちゃ頑張ってるし。九州FGもあるね。金利も考えないと。
ふと思ったんだけど、NVIDIAとかAMDとかは注目されているけど、同じPCパーツ系の会社として記録メディアのメーカーってどうなってんの? ウェスタンデジタルとかシーゲートの株でも買っておこうかな。株価どうなってんだろう。
今年の焦点であった日本の株価もこれで一段落、あとはアメリカ大統領選挙が大きなトピック。基本的な政策にブレはそんなに無いはずだけど、トランプさんが勝った場合は多少なりとも何かは起こりそう。そこに備えないと。
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資産分散の一環で「円」「米ドル」の通貨分散を進めていますが、そもそも円とドルは相関が強いので、そこに「豪ドル」も加えるべきという話になる。なるほどな。今まで日本株にしか興味が無かったから、オーストラリアドルの存在感は皆無でした。
外貨預金は好きじゃないから、やっぱり債券かなぁ? SBI証券で売り出していたオーストラリアの新発債、買っておけばよかったか。
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774 · 4 months
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エイズ患者、ヤクザや代議士の妻、歌舞伎町の人たちなど、その実態があまり世間に知られることのない人たちへのインタビュー取材によるノンフィクションで知られる。他にもヤクザ、恋愛モノなどの小説が多数ある。中でも『極道の妻たち(ごくどうのおんなたち)』は、全16作品にシリーズ化され、興行総収入70億円の大ヒットとなり、原作本は文庫本と合わせて、4年間で40万部売り上げる。 『イエローキャブ』は、アメリカに渡り苦学しながら学ぶ女子留学生たちの姿を描いた作品である。自身も同著で描いた女性と同様にアメリカ国籍の黒人男性との婚姻歴を持つ。同書では、東洋人への偏見と差別、そして文化的差異からくる誤解を受けながらも勉学を続ける女学生たちの姿を描き出した。
家田荘子 - Wikipedia
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jinsei-pika-pika · 4 months
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"迎春寿福" 令和六年正月。/ チューリッヒの友人への返信、「倫理観をデザインする時代」。平川武治
article(143)  "迎春寿福" みなさま、あけましておめでとうございます。 令和六年正月吉日。 IMG_5405.MOV
 昨年もこの、"Le Pli"に関心をいただきありがとうございました。 今年もぼちぼちと変わらない視点で、日本のファッションメディアと称する媒体では 書けない真実を誠実に見つめ、書き連ねる覚悟です。 好奇心在る方はどうか、よろしくお付き合いと共に、ご指導、ご鞭撻ください。
 さて、年が変わった今年は新年早々、色々な災難が起こってしまいました。 多分、これからの今年は順風万歩とは行かない"月の周期"に入ったと危惧してください。      今、私は80歳になろうとしています。 ファッションの世界ではすっかり "オールドスクール "になってしまいました。
 かつての白人至上主義者によって構築された 「西欧近代」のパラダイムが限界に達してしまったという現実。 そして、現在のライフスタイルはより物質的な豊かさとなる。  そんな時代のファッションの世界におけるファッション・デザインは 今後、これにどう向き合うべきなのか。 そのためにファッションビジネスはどうあるべきか。 また、そのために避けられない"新しいパラダイム"とは? こんな視点をコロナ以前から、私は学生やこの世界の人々に機会あるごとに 提言するようになりました。   「これからのファッション・ディレクターであるあなたたちは、 何をディレクションするのでしょうか?或いは、すべきですか? 何を演出すべきか、何を創造すべきか? もう、こんなにありとあらゆるモノがある時代なのに? まだ、"ゴミ"をつくるのですか? そして、ファッション・ビジネスとはただ、儲けるためなのですか?」
 「西欧近代」が崩壊したこの時代に、私の40年の経験とそこから学んだスキルそして、 私のこころの中にある感性をひとつにして、接する若い人たちにこの現実とその根幹を 語っています。
 私の答えは、「これからは、ファッションの世界の人達も"倫理観"を念頭に置いて、 ビジネスを想像し、デザインし、イメージングしてください。」です。  私の現在の"ファッション・キーワード"は「倫理観」です。
 おそらく、あなたが「サステイナブル」でやっていることの基本でもあるでしょう。 そして、古い「西欧近代」のパラダイムをどこまでも引き伸ばそうとするあなたたちの 世界の中で「SDGs」や「サスティナブル」は「地球及び、自然環境と人間生活のための 倫理」がテーマで根幹でありますね。
 ここで、私たちが日本人であるために、皆さんとは異なる「宗教とその哲学」からの 「倫理観」も、今後の"新しいパラダイムシフト"には絶対に必要な"思想と考え方"で あると信じているからです。
 亡くなって1年が経っ��、VIVIANNE WESTWOODの"パンクスピリット"は 彼女の晩年の生き方を知れば知るほど、とても強靭でラギッドな気骨ある"パンク精神"を 持ち続けられたファッションデザイナーとして尊敬の念が深まるばかりの人です。  彼女の晩年の "パンク "は、自分のブランドのために「サステイナブル憲章」の制定と その実践に尽力したことです。また、私生活でも"ヴィーガン"を実践していた人でした。 そして、私に目に見える形で大いに好奇心を持つことを教えてくれた一つが、彼女独自の 「VIVIANNE WESTWOODのパンクスピリット」な生き方でした。  この彼女の強靭なパンク精神である「サスティナブル憲章」のお陰でこのブランドは今、 実質、営業成績が世界規模で"右肩上がり"という現実を生み出しています。  ここで、やはり日本で「パンク」を売り物にしてきたデザイナーが功労賞を貰った途端に 彼女の口から「パンク」が消えてしまうまでの"なりすまし人格"が気になりますね。  これがヴィヴィアンと川久保の二人の女性の「倫理観」の違いと「気骨」の置所の現実で なのでしょう、残念ですが。  どうか、"プレス"が発言することのみを報じるだけの日本のファッションメディアの人は 是非、これを入手して、ご一読、学んでください。
 ファッション界の実態は例えば、ファッションにおける "ダーウィニズム "が "ファッション・クローン "を生み、これが「ファスト ファッション」や「SPA」と称され、 グローバリズムという新たな植民地主義が "グローバル・ノース "と "グローバル・サウス "を 生み出し、世界をより "二極化 "させてしまいましたね。  結果、このファッション界も"二極化"した「ハイモード」と「ファストファッション」構造 が構築されただけで、彼らが求める「業欲」の拡大構造は相変わらず肥大化している現実。
 例えば、日本のファッションブランドの世界では、「彼らは年間の総生産数を発表しない。 そして、年間総売上高も公表しない。また、"サブブランド"を作り、年間総生産数をただ、 むやみに増大させているに過ぎないただの自分たち企業の為の強欲ビジネスでしかない。」 もちろん、ファッションメディアは彼らたちの「実際の売上も知らず、在庫残数や納税額」も闇に葬る。
 まだ、この「ファッションの世界」の現実は私が思う「倫理観」がかなり、 希薄な世界でしかありません。
 日本においては多くのデザイナーたちが、何らかの"なりすましデザイナー"であり、 私が出会ったヨオロッパでのデザイナーたちでも「虚飾の世界で、虚飾に生き抜く」 ただ、金にタフな人間が多いのも現実の世界です。
 故に、新たな時代の、新たなファッションの世界のためのクリエーションとビジネスに おいての"パラダイムシフトには「倫理観」という視点とその認識が、どれだけ不可欠で 必要な世界であるかに目覚める事を提言するのです。  ファッションにおける、新しい機能性や造形はすでに飽和状態であること。 そして、「ファッション クローン」がどこでもいとも簡単に安価に大量に、素早く製造する ことができる時代になったのですから、 「何をデザインするのか?あるいは、何を売り込むのか?」をそれぞれが持つ 「倫理観」を根幹として再考することがより、人間味ある時代性そのものなのでしょう。
追記/  昨年の6月、3年半ぶりに巴里を訪れたが、すでに私が知っていたパリとはファッション・ シーンが大きく変貌してしまっていました。そこで感じたことは、ファッションの観客や 顧客のほとんどが"有色人種"の時代になってしまったと言う事実でした。  彼らが歴史と共に刷り込まれた「諸コンプレックス」による「ブランドヴィクティム」の ランウェイであり、ファッションビジネスになり、バニティでしかなくなたようです。 そのために黒人たちが作り上げたイメージであり、そのイメージを使って、もちろん彼らが 興味を持つメインの顧客は「黄色人種」でしかないのがより、現実になったようです。  香港は中国市場への玄関口であり、今は韓国が新たな戦場ですね。中国が政治的な 地雷原となった今、「円安」に乗じて「夢よもう一度」と日本人の「ブランドヴィクティム」 への再度なる猛攻撃が、'90年終わりを彷彿させるまでに再び始まっているのも現実です。  欧米の白人社会では「ブランドヴィクティム」は下品であるという「保守」旋風。 ここで再び登場するのが「オーセンティック モード」というファッション観が再び。  事実このため、「ラグジュアリーブランドビジネス」は営業不振へ落下進行中。   これが私が見て感じた3年半ぶりの「パリのファッションの世界」の実情なのです。(完)
文責/平川武治。 初稿/2024年正月3日。
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japan-dramangastery · 4 months
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集英社的漫画杂志03(少女向)
本篇是集英社少女向漫画部分。
りぼん(RIBON)
マーガレット(Margaret)
別冊マーガレット(别册Margaret)
ザ マーガレット(The Margaret)
Cookie/クッキー
デラックスマーガレット(Deluxe Margaret)
ぶ〜け(Bouquet)
りぼん(RIBON)
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发行时间:1955年8月3日 -
漫画类型:少女漫画
读者对象:少女
发行日:每月3日
代表作:樱桃小丸子(ちびまる子ちゃん)、青春特調蜂蜜檸檬蘇打(ハニーレモンソーダ)、古屋老师只属于小杏(古屋先生は杏ちゃんのモノ)、初×婚、天使なんかじゃない、心跳今夜(ときめきトゥナイト)、有閑倶楽部、帅气女朋友(ハンサムな彼女)、シックス ハーフ、ハロー、イノセント、翼与萤火虫(つばさとホタル)等。
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与讲谈社发行的『なかよし』、小学馆发行的『ちゃお』并列为三大小、初中生向的少女漫画杂志。此前的读者目标人群为小学到高中阶段,现在为小学到初中阶段。
1955年8月3日作为『少女ブック』的姐妹杂志创刊,当时是幼女向的综合类月刊杂志,包括印刷写真、时尚、学习课程、少女漫画等等。随着少女漫画内容的增加,事实上成为了一本少女漫画杂志。
从20世纪80年代末到90年代中期,发行量开始上升,到1993年底,发行量达到255万册,为少女漫画杂志的最高发行量。 但从当年开始发行量逐渐下降,2002年发行量被『ちゃお』超越。2002 年夏天左右,发行量超过 80 万份,四年后的 2006 年发行量减少了一半,降至 40 万份左右。结果被『なかよし』超越,在三大中小学生少女漫画杂志中排名垫底。
2019年11月6日,获得第1回野間出版文化賞。
マーガレット(Margaret)
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发行时间:1963年 -
漫画类型:少女漫画
读者对象:少女
发行日:每月5、20日
代表作:花样男子(花より男子)、粉色與哈瓦那辣椒(ピンクとハバネロ)、椿町的寂寞星球(椿町ロンリープラネット)、两个人恋爱的理由(ふたりで恋をする理由)、我花的混色(僕に花のメランコリー)、昼行闪耀的流星(ひるなかの流星)等。
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1963年接替休刊的『少女ブック』创刊的综合少女周刊,名为『週刊マーガレット』。1988年改为半月刊,杂志名变更为『Margaret』。90年变更为『マーガレット』,2016年变更为『マ➰ガレット』。
別冊マーガレット(别册Margaret)
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发行时间:1963年 -
漫画类型:少女漫画
读者对象:初中生、高中生、大学生
发行日:每月13日
简称:別マ
代表作:恶作剧之吻(イタズラなKiss)、好想告诉你(君に届け)、公主的献祭(サクラ、サク。)、完美男友(素敵な彼氏)、青春之旅(アオハライド)、月喜欢就好(月のお気に召すまま)、高校新人(高校デビュー)、狼少女与黑王子(オオカミ少女と黒王子)、青空呐喊(青空エール)、领地M的居民(テリトリーMの住人)、虹色时光(虹色デイズ)、阳光伴我行(まっすぐにいこう。)、あやかしさんと異眼の花嫁等。
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1963年,作为『マーガレット』的别册创刊,65年月刊。目前,杂志独立于『マーガレット』培养作家,除了书名之外,二者之间并无直接关系。创刊时以单篇作品为主,目前以连载作品为主。最初的主要读者是初中生、高中生和大学生,截至2020年,超过一半的读者年龄在24岁以上。
ザ マーガレット(The Margaret)
发行时间:1982年2月 - 2023年6月
漫画类型:少女漫画
读者对象:少女
发行日:季刊(3月(春号)、6月(夏号)、9月(秋号)、12月(冬号)24日发售)
简称:ザマ
代表作:ぴよぴよファミリア ワンダフル等。
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以『マーガレット』、『別冊マーガレット』、『Cookie』、『Cocohana』、『りぼん』等作品中活跃的漫画家的长篇单画为主,也发表了系列和连载作品。
1982年创刊时是不定期刊,2020年季刊化,2021年春号开始电子书店与纸质书籍同步发行,同时创建了『ザ マーガレット 新人マンガ大賞』。2023年,「完成了一定的角色」,与6月夏号休刊。
Cookie/クッキー
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发行时间:1999年 -
漫画类型:少女漫画
读者对象:少女
发行日:双月刊(奇数月26日)
代表作:NANA―ナナ―、初恋那一天所读的故事(初めて恋をした日に読む話)、200m先の熱、answer(アンサー)、潔く柔く、Six Half(シックス ハーフ)、僕の家においで Wedding、ハコイ��のムスメ、林檎と蜂蜜walk等。
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1999年作为『りぼん』和『ぶ〜け』的共同增刊创刊,2000年,『ぶ〜け』事实上废刊后,作为月刊独立创刊,2012年9月号之后改成双月刊。口号是「满满的少女情怀!新少女漫画」(「乙女の恋、満載!新ガールズコミック」)。
デラックスマーガレット(Deluxe Margaret)
发行时间:1967年 - 2010年5月28日
漫画类型:少女漫画
读者对象:少女
发行日:双月刊(奇数月28日)
简称:デラマ
代表作:紅い牙、世界を敵に回しても、片道切符等。
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1967年以「时尚聪明的少女」(「おしゃれでスマートな少女コミック誌」)创刊,2010年7月特别号是最后一期,接替杂志是『別冊マーガレットsister』。杂志出版『別マ』作品的番外篇和单篇作品。此外恋爱的单篇作品也会在『別マ』上连载。
ぶ〜け(Bouquet)
发行时间:1978年 - 2000年
漫画类型:少女漫画
读者对象:少女
发行日:双月刊(奇数月28日)
简称:デラマ
代表作:クローバー、永遠の野原等。
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前身是『マーガレット』的姐妹杂志『プチ・マーガレット』和『りぼん』的姐妹杂志『りぼんDX』。杂志名来源于「把『りぼん』杂志捆起来打包(bouquet)」,2000年3月号事实上废刊,同时『Cookie』正式升级为月刊杂志。
(集英社少女向篇完)
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G12 復活
Sunday 20 April 2014
真観は禅寺へ車で行った。今朝も雨が降っていた。ご住職曰く『坐禅が上手くいっていないなぁと思っている時は大抵「自分」が上手くいっていないと思う。その「自分」がを外せば良い」『坐禅は自分がするのではなくただ坐禅していると思う様に』人はいつももう一人の自分と対話をしている。そのもう一人の自分が自我だ。生まれて間もなくの赤ん坊は無我だ。成長するに連れて自我が芽生える。そして大人になって行く。その自我が自分の邪魔をするわけだ。ご住職は毎度毎度同じことを教えてくれる。それがいい。その毎度毎度を聞く機会を得るにも坐禅会は真観には重要だ。それは日々の様々な場面を経験して徐々に理解し始めているし、いつかある日その毎度毎度の言葉が深く理解することになる。
坐禅会は参禅者が2炷目で次々と立ち去ったためいつもの終了時間8時40分よりも早い時間で終った。今日は、地元の河川掃除の日で真観にとってもちょうど良かった。茶畑庵に戻りコーヒーを飲み時刻は8時になろうとしていた。そう8時から河川掃除はスタートなのだ。茶畑庵の位置する地区は約28世帯が暮らしているがその1世帯から1人が参加するのが決まり。茶畑庵は真観1人参加した。この季節枯れ葉も殆どなく大財産化したので約1時間ちょっとで終了した。こういった地元の行事に参加することは真観にとっては重要なこと。何ごともコミュニケーションだからだ。
そして午前中、思いがけずに宅急便でCanonG12が帰って来た。予定では月曜日大分の修理工場から出荷だったので嬉しいサプライズだった。このG12、何度修理に出しただろうか?と真観は振り返った。多分その数5回。合計の修理代を考えると料金はバカにならないし、合理的に考えると新しく買い替えた方が無難だとも真観は思うのだが真観の性格上そうはいかない。
真観は、修理が完了してリセットされたG12に使い方を再考することにした。
今までのあの棒状の金属グリップからミノルタの卓上三脚に変えた。 (あれは便利なアクセサリーだが「Today's Fashion」のセルフポートレイト撮影には役立たない。100円ショップのクネクネ曲がる卓上三脚も使っていて使い勝手は悪くはないがミノルタの卓上三脚という素晴らしいグッズを折角持っているのから使うことにする)
新調したNikonの28mmファインダーを装着した。 (今回の修理は液晶画面の損傷だった。それはいつも液晶画面を表側に出しっぱなしにしていたからだ。だから今後は液晶画面を見ながら持ち歩き撮影することを止め液晶画面を内側にして保護する。それで電池の消耗も防げる。そして28mmファインダーを活かし撮影方法をファインダーを覗くという従来の基本の撮影方法に立ち返る。それは撮影時の見た目の印象も異なる。G12にはファインダー機能があるがプラスチック製で視界はクリアとは言えない。そしてフィルターアダプターを付けているのでファインダーを覗くとそのフィルターアダプターが視界を邪魔する。フィルターアダプターは撮影時前面に迫り出したレンズの保護にも役に立っている。フィルターアダプターは0.45Xの魚眼レンズ装着時には欠かせない。Nikonの28mmファインダーはガラス製で覗くのが楽しい)
父の形見のキャノネットに使っていたクローム仕上げのフィルターを装着した。 (今までもプロテクターフィルターをフィルターアダプターに装着していた。キャノネットは茶畑庵の部屋で長く置き物になっているが最近手に取ってみたらレンズに装着されていたスカイライトフィルターが意外にもコンディションが良かった。このフィルターを見る度に父を思い出し意識することが出来る。このカメラで真観の幼少時代は撮影されている。そしてこのフィルターは45年ほど前のモノになりクローム仕上げのフィルターは今や貴重と思う)
ストラップは今まで通りレッドカラーの忍者ストラップ。
ミノルタの卓上三脚は、隠れた名品だと思う。70年代にミノルタがライカと技術提携をした際にミノルタからライカに電子系統を、ライカからミノルタに塗装技術をお互い提携した。なのでこのミノルタの卓上三脚の三脚部分の金属塗装はライカの技術が活かされている。足の開き方もライカの卓上三脚と同じ形状構造を持つ。(とその昔ミノルタの社員だった友人から聞いたことがある。一眼レフカメラミノルタXDと同等の塗装だと思う)どちらにしてもこのミノルタの卓上三脚、造りがしっかりしていて安定感もありチェスポッドにもなるからスローシャッターに強い見方になる。G12に装着し大きく邪魔に見えるかもかも知れないがこれも意外にそうではなくフィットしているから満足している。
ということで男の子のオモチャ「合体ロボット」の完成。
ドラマ「高原へいらっしゃい」の続けて見ているがなぜこの時期にこのドラマを知り観ることになったのか?真観はその理由を気付き始めている。
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animekirbyserifu · 6 months
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カスタマーサービス
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デデデに魔獣を販売するナイトメア社の男。登場話数は76話(特別編を除く)。
1話 ・「我がホーリーナイトメア社の魔獣サイトにようこそ。」 ・「失礼ですがあなたはオクタコンの力をご存じない…。」 ・「カービィはどうやら…真(まこと)の星の戦士のようです…。」
2話 ・「ホーリーナイトメア社の魔獣配信サイトにようこそ。我が社は強くて残酷な魔獣を取り揃え…。敵がカービィと分かった今…このようにラインナップをグッと増強し…いかがです?」 ・「お喜びを…強力な魔獣を選びました。超重密度…つまり、とっても重い魔獣…。名づけて『ブロッキー』。では技をお見せいたしましょう(ボタンを押す)。」
3話 ・「では選り抜きの魔獣を…おっとその前に、これまでの魔獣配信料をホーリーナイトメア社にお支払いください。では、今回は割引なしで…。」 ・「これぞ最強のグラディエーター、昆虫魔獣『バグジー』。」
4話 ・「ようこそ、ホーリーナイトメア社の…。なんと、今申し込まれるとは…お客様の今日の運勢は三ツ星でらっしゃいますな…。今ならお得なのがございます。名前は『クラッコ』。」 ・「(デデデにクラッコの姿を見せろと言われて)それはご勘弁を。企業秘密でございまして…。姿は今回致しかねません。今回は直接宅配させていただきますので、どうかご了承を…。」 ・「その程度のリスクはご勘弁を。フフン…あいにくクーリングオフは1時間以内の契約となっておりまして…。」
5話 ・「御破算(ごはさん)で願いましてはー、890万デデンに利息がその倍ほどの1900万デデン。」 ・「そう申されましても、カービィめを退治するのは魔獣なしでは困難かと。(デデデの本を見て)ほぉ~植物学百科ですな。」
9話 ・「我がナイトメア社の魔獣配信サイトへようこそ。本日は陛下のために、特別な激安商品を用意しました。」 ・「その名もズバリ、『キッタリハッタリ』。どんな生き物も自由に切り張りできる。」 ・「それも解説ビデオとセットで、お値段何と3・9・8!(サンキュッパ)さらに、キッタリハッタリの武器2点もペアでサービス!」 ・「デデデが新しい魔獣を要求しています。」 ・「(ナイトメアの意見に対して)それは良いお考えで。」 ・「お前(ローラ)は空を飛ぶ以外取り柄のない役立たずだ。2つに分けて売り飛ばす!」
12話 ・「ようこそ、ホーリーナイトメア社の魔獣配信…(デデデに途中で遮られる)」 ・「あいにくですが、お客様は代金未払いの為、ご注文には応じられません。」 ・「払い込みを確認次第、直ちにご注文を承ります(モニターを切る)。」 ・「領収書は後程お送りします。」 ・「すみませんね~ンフフ。こうでもしないと中々(デデデに)代金を払って貰えないもんですから~。それでは~(モニターを切る)。」
13話 ・「ようこそ、ホーリーナイトメア社の魔獣…(デデデに途中で遮られる)」 ・「ご注文は?また宇宙最強の魔獣で?」 ・「しかし、陛下、料金を…。」 ・「安物でよろしければ、ご用立てしますが。」 ・「花火職人、魔獣『サスケ』でございます。」
14話 ・「東西東西(とざいとうざい)~。新年あけましておめでとうございます。本年もホーリーナイトメア社の恐ろしい魔獣をごひいきくださるよう、隅から隅までズズズイー!とおたの申し上げ奉(たてまつ)ります。」 ・「いえ、特別サービスはこれまで。」 ・「今年も困ったお客様。では、ニューイヤーということで、当社も奮発いたしませう(旧仮名遣い?)。」 ・「御覧の通り、枕です。」 ・「この枕をして寝たものは、夢を見るのです。とてもいや~な夢を。」 ・「やがて誰もが健全な精神を蝕まれます。そして陛下の敵、つまりカービィを憎むようになるでしょう。」 ・「デデデ大王は(ププビレッジの)住民たちに夢枕をすべて配り終わったようです。」
17話 ・「宝石の臭いの嗅ぎわけ名人、その名は…(アイムノーズマンクンクンクンクン)」 ・「御覧のように(宝石探しの)天才でして。」
19話 ・「どなたです?我がホーリーナイトメアサイトに不法侵入しているのは。」 ・「ほぅ…ポップスターに御用のある方なら、無料でパワーをお分けしましょう。」 ・「システム回線の特別使用料をいただきます。」
20話 ・「ま・さ・か、つまりその暑さを解消する魔獣をお望みというワケですな。」 ・「『アイスドラゴン』で。」
24話(次回予告のみで、彼本人は登場しない) ・「私どもホーリーナイトメア社にとって目の上のタンコブは銀河戦士団…。その中でも特に生意気なのが忍者の特殊部隊でございます。私どもはそこに目をつけました。強いものが裏切ってくれれば、あのカービィめを倒せるのではないかと…。ホホホホホ次をどうぞお楽しみに。」
26話 ・「地獄の炎から生まれた魔獣『チリドック』でございます。料金は少々お高くなっておりますが。」 ・「ホホホホホホ…アレは我が社とっておきの魔獣。危険すぎるので陛下もお命を大切に。」 ・「ホホホホホホ…カービィは必ず倒される。私も見物させていただきます。」 ・「カービィを倒せば安いもの…燃えれば燃えるほどチリドックは強くなります。」
27話 ・「ホーリーナイトメア社の魔獣サイトにようこそ。本日は…。」 ・「はて…こんなみすぼらしい花でなくても、魔獣なら他にもっと強力なのが。」 ・「森の王『ウィスピ―ウッズ』ですね。今回はヤツが狙いですか?(何故ウィスピーのことを知っているのかは不明)」
28話 ・「ご注文のプププランドを工業化する作業革命セットでございます。ホホホホホ…陛下の住むド田舎も、これで文明の光に照らされるでありましょう。」
29話 ・「ようこそ、本日は…。おや、今度は外食産業に乗り出すおつもりで?」 ・「なにやら張り切って御出でで、ならばこのシェフにお任せを。」 ・「料理魔獣『ムッシュ・ゴーン』です。」 ・「お戯れはさておき、まずは(ゴーンの料理を)お召し上がりを。」
30話 ・「守備はいかがですか?可愛さの余り、我が子をしつけできなくなった親は悪人を育てるようなもの…(ニヤリ)。もはやカービィは魔獣と戦えません。」
31話 ・「ようこそ、ホーリーナイトメア社の魔…(デデデに遮られる)その前に未払いの代金を…。」 ・「拡声魔獣『ウォーキー』です。」 ・「ウォーキー(マイク)を使えば、当然ながら声が大きくなります。つまり、カラオケパーティが開けます。」 ・「カービィでウォーキーに歌わせなさい(謎の命令口調)。ステージ代わりにその転送装置の上に立たせるのです。」 ・「この通り、台に乗った途端こちらへ転送してしまいます。」 ・「ウィナー(優勝者)には賞金とスイカを差し上げましょー!(前半部分は聞こえづらく、何言っているか分からない)」 ・「はーい皆様~!優勝者に贈られるのが、この…スイカー!」 ・「今だ、転送開始!(デリバリーシステムのボタンを押す)」 ・「(カービィの歌を聞いて)な、なんてすさまじい声だ!やめてくれ!死ぬ!送り返さねば…(再びデリバリーシステムのボタンを押す)。」
32話 ・「ようこそ、ホーリーナイトメア社…。歯医者?虫歯を治すあの?ご機嫌が悪いのは虫歯のせいでしょうか?では直ちに…。」 ・「デンタル魔獣「ハーデー」。悪い歯を見るや麻酔なしで治療いたします。お大事に~。」
33話 ・「それでは、これまで溜まった代金をお支払いいただけますか?ワタクシ共の企業グループのゴミ投棄会社にご協力いただければ代金割引~。あと10回ほど、捨て場所をください。」
34話 ・「よろしいですか?特急料金を加算させていただきますが?」 ・「ホホホホ…魔獣『モロコシン』、直ちにカービィをやっつけなさい!」
35話 ・「いかがでしょうか?超高性能ターボエンジン搭載のこのマシンは、レースカーをしのぐパワー…。さらに、オプションの仕掛けもたくさん…。この車はまさに走る魔獣と言っても過言ではございません。」
36話 ・「(望遠鏡を覗きながら)カービィはあの宇宙艇の操縦をマスターしたようです…。」
37話 ・「おやめください!デリバリーシステムは焼却炉ではありません!」
38話 ・「ご紹介します。パピー・ポッティの原作者「ローリンさん」でございます。」
39話 ・「はい、魔獣『ボウキャック』は間違いなく送信されております。そのボウキャックは大変小さな魔獣でございます。もしかするとお気づきにならなかったのでは?」
40話 ・「陛下、お気に召しましたか?我が社の魔獣てんこ盛りサービスは?この度新しく魔獣配信顧問に入社したモノの企画です。ご紹介します!新入社員の…。」 ・「そうおっしゃらず…どうぞごひいきに…。」 ・「魔獣共をもっとお送りしましょうか?ではまたのちほど…。」 ・「ナックルジョー…守備はいかがです?(ジョーに「最強魔獣を送れ」と言われて)最強魔獣?それはいけません。(ジョーの作戦を聞いて)ほぅ…そういう作戦だったと…おみそれしました。良いでしょう…。お前とマッシャーがタッグを組めば、最強中の最強。カービィもおしまいです。ホホホホホ…。」 ・「今回は、ナックルジョーめに一杯食わされました。申し訳ございません。」
41話 ・「ようこそ、ホーリーナイトメア社…(デデデに会話を遮られる)火を消す?そりゃまた…。」 ・「あらゆるものを凍らす冷凍魔獣『レイゾウ』でございます。」 ・「ご安心ください…妖星ゲラスは着実にプププランドに向かっております。これだけの規模ならば、さしものカービィも…。」
45話 ・「陛下、お呼びで?はぁ…では、これまでの料金の未払い分を…(払ってください)。はい、左様です。ワタクシ共も商売ですから…。」
46話 ・「ホホホホホホ…困���た陛下ですね。あと少しでカービィめを落とすところでしたが、陛下のおかげでバレてしまい…。」 ・「この屋敷はいわば『カービィ捕まえ機』。カービィを我が社の誇るデリバリーシステムに乗せていただければ、直ちにこちら側に転送してしまいます。」 ・「ホホホホホホ…では陛下にオトリになっていただきます。」 ・「見破られました…急遽作戦を変更、魔獣を送らせてもらいます。ドクロ魔獣『ガボン』です!」
47話 ・「ようこそ、ホーリーナイトメア社の…。ワドルディの?」 ・「ホホホホホ…そういうことならうってつけの魔獣がございます。では…。最新のホームヘルパーロボでございます。何なりと用事をお申し付けください。」
48話 ・「いかがですか?観光業の方は?それなら、お任せを…。『ファイアゼリー』でございます。見ての通り火がエネルギー源です。火の熱を吸えば吸うほど、強くなる魔獣です。」 ・「ついでにカービィも倒せば一石二鳥!」 ・「審議の結果、プププランドは観光地に…ふさわしくないと烙印をおされました。」
49話 ・「本日はまたお急ぎのご様子で…。これは一体…。」 ・「結構なお話ですが、(アニメ放送の)お金は誰が…?」 ・「陛下、そろそろ完成ですね?テレビ放送に穴を開けると違約金をいただくことになります…。では9900億デデンいただきます。では約束通り放送を…。」 ・「陛下…初のアニメシリーズは完成しましたか?では時間通りに全宇宙に放送します。」 ・「陛下のアニメがあまりにもひどすぎて、視聴率が0.001%でした。損失は…900億デデン!直ちに請求書をお送りします。」 ・「タダ?そうですねぇ…。」
50話 ・「はい。それはもう、徹夜で作らせました。ただ今回は特注品…お値段が少々…。」 ・「はい。では…今後もご利用は計画的に…ホホホホホホ…。」 ・「今日はまた…お急ぎのご様子で。ホホ…それは当然です。人形と陛下はシンクロしてますから。陛下も動けば、人形も動きます。人形が動けば、陛下にも伝わる当たり前の仕掛けで…。」
51話 ・「これは…陛下。最強魔獣?なんでまた?それは大変…。直ちに手配をしたいところですが…何しろ、敵も味方も関係なく攻撃する非常に危険なヤツですので…丁寧にラッピングしませんと…。」
52話 ・「(デデデに対して)よくお気づきになられましたな…踊らされる阿呆より踊らす阿呆がよろしいようで…。もちろん!ではとっておきの商品を用意しましょう…。」
53話 ・「困った陛下ですね…こんなに魔獣を用意するのは、当社としても大変苦労しました…。」 ・「ホホホホホホ…レアものは5人だけで良いとおっしゃったのは陛下でございます。それでも売れるからと…。」
55話 ・「これはこれは…エスカルゴン閣下。はい、夕べお届けした魔獣が何か?」 ・「おや…陛下がマニュアル本をお忘れで…。危険な魔獣なのでぜひ読んでいただきませんと…(デデデの性格的にマニュアルがあっても読まない気がするが)。あの魔獣が身体に入ると、愛情あふれる性格になってしまうのです。」 ・「はい、何があっても(怒らない)…でもまさか陛下…(モニターの電源を切られる)。」
56話 ・「陛下…ご注文の高級ペット『スカーフィ』でございます。ホホホ…ペットは疲れた王者の癒しグッズ…ペットフードの方もお安くさせていただきました。」 ・「そして…ペットは常に主人の味方…。では…可愛がってやってくださいませ…。」 ・「勝手に増やしたペットの返品はご勘弁願います…。どうしても返すとおっしゃるのなら…買取料として1匹につき900デデンお支払いください。」
57話 ・「大変でございましたね、陛下…。これはお見舞いの果物でございます。」 ・「なるほど…それでしたら良いのがございます。はい…ですが凶暴ですので、くれぐれも正しくお使いください、では…。」
58話 ・「陛下のような遅れきった方が支配するような国では、致し方ないのでは…。」 ・「子供を静かにさせるには簡単なこと…学校をお創りになればよろしいかと…。ホホホホホホ…ホーリーナイトメア社の学校は、子供たちを閉じ込め、大人しいヒツジ(※このアニメのヒツジは凶暴です)のように飼い慣らす、究極の施設でございますよ。」 ・「我がホーリーナイトメア社の優れた『学校キット』が1つ売れ残っております(客が「最後の1つ」と言う言葉に弱いことを利用した狡猾な商売である)。」 ・「プププランドもこれで立派な文明国でございますね、ホホホホホホ…。」
59話 ・「お呼びでしょうか?カニ?あ!あのカニでございますか。大きさはいかほどで?では特急料金を加算させていただきます。」
60話 ・「これは陛下…。しかし…陛下…(未払い金が)。」 ・「と~んでもない…で、その侵入者というのは?」 ・「そうですか…では、特別サービスで超強力なのをお送りいたしましょう。」
61話 ・「これはようこそ…。(太ったデデデが)んなモノが(目に)入ったら大変ですが…(笑)。カービィではなく何故陛下がおデブに?」 ・「肥満はいけません…。では、お値段は張りますが、至急…ダイエットのインストラクターをお送りします。」 ・「インストラクターの『マッチョサン』!」 ・「(マイクカービィの歌に)も…もう耐えられません…。それでは陛下~!」
63話 ・「えー、暮れもおし迫り(年末という意味)、残すところあと僅かとなりましたようで…。この1年…デデデ陛下には、多大なるご愛顧いただきましてゆえ…心からの感謝を込めて、お歳暮を贈らせていただきます。つまらぬものですが、どうぞお納めを…。」 ・「(長ゼリフを指摘されて)ホホホホホホ…そういう皆様も長ゼリフ…硬いこと言わずにさっさとお受け取り下さい。」 ・「いやはや…これは参りました…。実は陛下には折り入ってお願いが…。」 ・「年の瀬といえば、大棚ざらえ…安さ爆発歳末商戦!我がホーリーナイトメア社も魔獣売り尽くしセールを企画しましたが…このご時世どこもかしこも不景気風が…。」 ・「田舎はともかく、世間ではそれはそれは冷たいのが吹きまくっているんでございます。おかげで我が社は大苦戦…。私もノルマを達成しませんと…クビ。」 ・「で、寛大なお心と莫大な資産をお持ちの陛下に、何か1つ魔獣でもお買い上げいただけないものかなぁ~と(若干オネエ口調)。」 ・「あの…お言葉ですがツケがあるのは陛下の方でございます(借金を見せる)。今年のツケは来年に延ばさぬ方が…。」 ・「(会社が潰れろと言われて)ホホホホホホ…またまたキツいご冗談…。」 ・「陛下…お風邪を召してないとは何より…ハーックション!」 ・「(バカは風邪をひかないと言われて)誰がそんなことを…。それは科学的事実…脳を使わないといろいろなところが鈍くなり、結果的に身体がバイ菌に近くなるから風邪をひきません!これを免疫と…(※本当は単に風邪をひいても気づかないのが理由です)。」 ・「陛下はまだうつってないんだって。今にひきます。」 ・「(デデデに対して)さ…寒い思いをすれば、ひけます…。」 ・「そう言われましても…風邪をひいても良いことなんてありません…。」 ・「はぁ…では…こんなものはいかがで…?『風邪ウィルス魔獣』でございます。しかしとてもお高いのでケチな陛下にはとても…。」 ・「(ウィルス魔獣の)お値段は大きさではありません…。小さくても破壊力は抜群です。」 ・「いえいえ…(ウィルス魔獣を飲み込むと風邪をひく)ということでございます。」 ・「陛下、それが風邪でございます。」 ・「大丈夫ですか、陛下?相当つらそうですが?ですからおやめくださいと申し上げたでしょう?」 ・「今さらそんな…私には(風邪を治すことは)できません。」 ・「私は…ちょっと人にうつして…(治しました)。そうそう!昔から風邪は他人にうつすと治ると申しますゆえ…(※医学的に風邪を他人にうつして治ることはありえないため、彼は薬などで治した可能性が高い)。」 ・「陛下…うつすのならカービィがよろしゅーございます…。カービィは吸い込み系でございますゆえ、何度でも。ま、騙されたと思って…ここはひとつカービィに風邪をうつしてみては?楽になればめっけもの…。」 ・「おかえりなさいませ、陛下…。ではまず…我が社の新製品『マクロナイザー』を購入していただきます。」 ・「(マクロナイザーは)あらゆるものを小さくする装置…。お値段は…送料込み消費税込みでこの通り!(99000098デデン)では代金はクレジットで…。」 ・「マクロナイザーでカービィを小さくしてください。」 ・「(カービィを飲み込んだデデデに対して)今どこら辺にいるか分かりやすいですねぇ~。」 ・「はははは~、どうやら陛下の体内で(ウイルスが)培養された模様…。風邪ウイルス魔獣は増殖してます。」 ・「困りました…カービィがウィルス魔獣を吸い込んでくれれば良いんですがね…。」 ・「あぁダメ!クシャミは禁物です!」 ・「あ~、失敗です…。なんでカービィを出してしまいました?」 ・「それにつけてもこの歳末商戦…。我が社は倒産せずに済みました…。これも陛下の高価な魔獣一式をお買い上げいただいたおかげでございます…。」 ・「そんな…ホホホホホホ…それでは、良いお年を…。」
64話 ・「ホーリーナイトメア社より、新年のご挨拶を申し上げます…。我が社は貧しい皆様に気前よく無償援助する決意を…。」 ・「ホホホホホホホホ…フェアプレーで参りましょう…。はい!新春カービィクイズショーの始まり始まり~!」 ・「では第1の質問…カービィが最初に変身したのは次のどれでしょう?」 ・「正解は果たして…VTR…スタート!」 ・「(問題の解説)星の戦士カービィは…永い眠りから目覚めてプププランドにやってきました…。彼の宇宙艇が魔獣をキャッチしたからです。そして…悔しいことに魔獣をやっつけましたねぇ…。答えは…ファイアカービィ!」 ・「では第2問…カービィがコックカービィに始めて変身した相手はどんな魔獣だったでしょう?」 ・「思い出しましたね?続きを見てみましょう…。というワケで、魔獣はポポン!太陽の熱でフライにされました。」 ・「さて…第3問はビデオを見ながらです。前…ププビレッジに雪が降ったことがありました。さてこのとき…村を雪景色にしたステキな魔獣はなんだったでしょう?」 ・「正解は…アイスドラゴン!」 ・「おや…全員正解。ではついでにもうひとつ…。アイスドラゴンをやっつけたときカービィは何に変身したのでしょう~?」 ・「正解は…アイスカービィ!ホホホホホ…皆さん分かれましたねぇ~。正解は雪組と星組と月組!全問正解はフームとカービィの星組だけ!」 ・「では…おっとここでコマーシャル。」 ・「さて…いよいよ盛り上がってまいりました…。新春カービィクイズショー後半戦の…スタート!」 ・「プププランドを訪問した王女ローナ様を守ろうと…カービィが戦った魔獣は?」 ・「正解はスッシー!雪組と星組の勝ちー!」 ・「さぁどんどん行きますよー!突然デデデ城を襲った魔獣…チリドック!ヤツが狙った相手は誰?」 ・「チリドックが狙ったのはメタナイト卿でした!」 ・「トップは依然、フーム様の星組~!(様付けなのか��び捨てなのか安定しない)」 ・「さて…次はますます難しい!カワサキと魔獣ムッシュ・ゴーンの激辛戦争を覚えてますねぇ~?このときカービィは何に変身したでしょうか?」 ・「おやおや~全員ファイアカービィ…良いんですね?」 ・「全員ハズレ!ついに星組も敗れましたねぇ~。メタナイト卿が言った通り、これはファイアカービィではありません。ほら、炎の帽子を被っておりませ~ん!」 ・「まあまあまあまあまあまあ…毎週早起きして番組をちゃんと観てれば分かるハズですよ?(じゃあ「それ以外のカービィ」の選択肢用意しとけよ…)」 ・「では…次は優しく…お優しい(?)デデデ陛下はお城をテーマパークにしたことがありました。このときカービィのしたことは何?(とか言いながらマイクカービィの歌を流してしまったため、問題として成立しなかった)」 ・「失礼…(マイクカービィの)このすさまじさを忘れておりました…。皆さんお加減は?」 ・「ホホホホホホ…では、気を取り直して…次!村を開けてのプププグランプリレース!ズバリ優勝したのは誰?」 ・「皆さん残念でした!全員ハズレ!正解は「村長夫妻」!レン村長とハナ夫人です…(屁理屈で正解を不正解にしたイジワル問題じゃん…)。」 ・「カービィには、仲良しのファイターの友達がいますね…。それは誰でしょう?」 ・「(デデデに対して)いやはや…こんなに優しい問題でも間違えるとは…。さて、カービィとナックルジョーは共に最強魔獣と戦いましたが…決め技は何?」 ・「決め技はライジングブレイクでした!またもや正解は星組だけ!答えられなかった宝組は減点10~。」 ・「ホホホホホホホ…では次~。占い師メーベルは妖星ゲラスがプププランドに衝突すると予言したことがあります。あ~それは不幸にも当たりました。ププビレッジの皆様は、哀れ難民となったのでありました~!」 ・「では問題!世界の滅亡を前にデデデ陛下は最後まで善いおこないを貫きました。それはホントか嘘か!」 ・「では、ご覧くださ~い!デデデ陛下は、皆が望んでいた子供の公園を作ったのでした。正解はデデデチームだけ!一発逆転の可能性が出てきました~!」 ・「では、新春カービィクイズショー最後の問題…。優勝者は…惑星[[ハワイ]]3泊4日の旅!」 ・「ププビレッジは大人しい動物に征服されたことがあります。」 ・「正解はデデデ陛下の宝組!ボーナスポイント100点で逆転優勝で~す!(1問しか正解していない花組は、100点もらっても逆転できないでしょ…)」 ・「お~や~バレてしまっては私も庇いきれません。では宝組の優勝は取り消し…陛下たちはビリと決定で~す!」 ・「ビリの組のお年玉は星の世界旅行!」
66話 ・「これは陛下…お金を払って(デデデの会話に遮られる)。」 ・「魔獣は切らしておりますが、勢力増強・滋養強壮・火山増強『ボルケーノン』なら。」
67話 ・「ようこそ陛下、今日はまたお元気そうで…。(デデデに文句を言われて)ご冗談を…。」 ・「では今度は教師でなく生徒をおつけしましょうか…。成績優秀なのを…(ただし魔獣としての成績)。」 ・「生徒の『グレ』、『ヨタ』、そして『バンチョー』でございます。では、ご検討を…。」
68話 ・「これはこれは陛下…。(出前のプロをよこせと言われて)ホホホホホ…またご冗談を…。はぁ…では適当に見繕います。」
72話 ・「お売りしたいのは山々ですが、ツケをお支払い頂けないと…。」 ・「これだけお支払い下されば済むのですが…(1170411246413708686デデン)。」 ・「は…?お金の作り方は簡単、モノを売れば良いのです。」 ・「ホホホホ…そうですねぇ…ではこんなマシンを売ってはいかがで…。」 ・「ホホホホ…ご心配なく。お金は自動的にワタクシ共の口座へ送金される仕組みでございます。請求額に達するまではお手を触れぬよう…。」
73話 ・「お、これはこれは陛下!ご機嫌うるわしゅう…。」 ・「(デデデに対して)イカなどいかがで…?(地味に今回の魔獣の伏線である)」 ・「はぁ…陛下まさか…!回転寿司をご存じない?」 ・「安心しました…(寿司を食べる)。こちらはランチタイム…私がいるのは今流行りのリボルビング寿司バー…。すなわち回転寿司におります。」 ・「近代的な都会ならば1ブロックごとに必ずやあるお店…。座っていれば寿司の乗った皿が回ってまいります。あとは好きなネタを選ぶだけ…洗練の極みと申せましょう…。」 ・「しかし…これは食事のためで魔獣ではありません…。」
74話 ・「花粉を食べて超花粉に変える花粉獣『モスガバー』をオススメします。」 ・「私共の魔獣ではないのでお届けできません。」 ・「で…ソイツをおびき寄せるためのアイテムをどうぞ。」 ・「怪物の仲良し妖精『ザ・ツインナッツ』でございます。」
75話 ・「しかし…恐竜は当に滅びたので、お売りできません。」 ・「仕方ありません…。では、専門家をお送りしましょう…ただし、特別料金で。」 ・「DNAの権威『ドクター・モロ』です!あとはよろしく~。」
77話 ・「はぁ?世界の名画?」 ・「しかし芸術作品はお高いですよ…?1つだけでも何億デデンも…。それより、お絵かき魔獣の方が…。」 ・「ではレンタルにいたしましょう…。ただし、傷つけずに3日以内にお返し下さるよう…。」 ・「芸術家の在庫はありませんが、魔獣なら…。」 ・「お絵かき魔獣『ペイントローラー』!ご注文通り何でも絵に描いてしまいます!」
78話 ・「これは陛下…おや違った…。エスカルゴン閣下?」 ・「閣下のためならなんなりと喜んで…ホホホホホホ。」 ・「(デデデに対して)私からご説明を…。」 ・「昨夜お届けしたロボの部品代をいただきます。」 ・「提供いたしました部品は、『超高性能形状記憶付き変幻自在ナノテク超合金メカ』で、それにより…。」 ・「ロボの背中に緑と赤のボタンがございますね?緑のボタンを押すと心を失います。」 ・「パワーアップしたロボは高速移動…さらに、あらゆる武器をこなす戦闘モードに変形し、どんな敵も一刀両断!」 ・「それはいけません!赤のボタンは決して押さぬように…。理由は言えませんが甚だ危険ゆえに押してはなりません、絶対に!」 ・「あれほどダメだと言いましたのに…。魔獣となったロボ2はもう誰にも止められません…ホホホホホホ。」
79話 ・「お止めになった方が…才能のないモノを無理に魔獣にするのは…。」 ・「でもタダというワケには…。」
80話 ・「そ…そう言われましても…。最高級品をバーゲンしろとの陛下のご要望はその…営利目的の企業としては大変難しく…。」 ・「そ…それはそうですが…あの…その…ちょっと失礼(パワップDを飲む)。」 ・「あ、これ!陛下がお住みになるド田舎では不要のモノでございます。」 ・「え?聞こえませんでした(聞こえないフリ)。」 ・「都会の悩みとは、ビジネスのストレスでございます。そんな我々に24時間頑張れるエネルギーとパワーを補給してくれるのが、この『パワップD』!」 ・「しかし…陛下は最高級の魔獣をっと…。」 ・「おや、エスカルゴン閣下。パワップDの効果はいかが?」 ・「しかし…閣下のご様子はとてもそのようには…。」 ・「では…逆効果ドリンクはいかが?」 ・「ホホホホホホ…体力減退ドリンクでございます。」 ・「体力減退ドリンク『[[パワダウンE]]』!」 ・「やりすぎ、働きすぎ、頑張り過ぎをおさえ、心地よい疲労と眠りに誘う、強力なドリンクでございます!では…。」 ・「陛下…これぞ魔獣『赤マムジ』でございます。」 ・「ホホホホホホ!今こそチャンスでございます!」 ・「あのカービィめも今は体力限界、肉体疲労、腰痛に偏頭痛、ここに魔獣を送りこめば、勝利は確実でございます…。」 ・「は!では行きなさい!魔獣赤マムジ!」
81話 ・「陛下…ゴミを送ってくるとはどういうことです?」 ・「(ゴミを処分しろと言われて)ご冗談を…。」 ・「これは陛下…。」 ・「それはこちらのセリフ…。陛下こそ、デリバリーシステムを悪用してきたではありませんか。」 ・「仕方なくゴミをお引き受けしましたが、陛下の出したゴミは捨て場を求めて宇宙をさまよいました…。」 ・「しかし、どの星でも受け入れを拒否されて、もう行き所がなくなったのです。」 ・「…というワケで、今までのゴミをすべて陛下にお返しさせていただくことに…。」 ・「お代はサービスさせていただきます。ゴミをよろしく~!」
82話 ・「ですから溜まったお代をお支払いいただければすぐに…。」 ・「それはさておき陛下…村では男の料理ブームだとか…。」 ・「ホホホホホ…連中の料理ブームを利用すれば、陛下のお買い物もスムーズにいくかと…。」 ・「連中にロボットを分けて買わせてはいかがで?ホホホホホ…。」
83話 ・「しかし…以前お送りした小学校のお代金をお支払いいただいておりません…。」 ・「お言葉ですが陛下…。」 ・「これは陛下…。」 ・「ホホホホホ…先生は要らないと申されましたが、学校と一緒にお送りしたはず…。」 ・「ワタクシ共のビジネスは魔獣配信サービス。ただチップは本当の魔獣ではない『契約魔獣』…。」 ・「なのに…カービィをやっつけていない…?」 ・「申し訳ありません…。すみやかに別の魔獣を送らせていただきます。」
85話 ・「これは陛下…うわ!オバケ!(日焼けしたデデデの顔を見て驚く)」 ・「言われてみれば…その奇怪なお顔はいったい?」 ・「に…日光浴!?お止めなさいませ…身分あるお方ならそんな野蛮でおぞましいことは決して…。」 ・「太陽光線には非常に危険な成分が含まれております…。」 ・「もちろん予防処置はございます。少々お値段は張りますが…陛下が販売元になれば儲かるかと…ホホホホホホ。」 ・「ホホホホホホ…やっとお気づきですか。では、特別大図解でご説明します。」 ・「太陽光線には危険な紫外線が含まれていると申し上げました。でも、高い空にはオゾン層というカバーがあり、大量の紫外線が地上に注がれるのを防いでおります。」 ・「いや、それが…。このオゾン層に穴…つまりオゾンホールが空いたら…(紫外線が地上に降り注ぎます)。」 ・「どうやらこれは…カービィやメタナイトの仕業と思われます。」 ・「これが、ヤツらの作った穴…。ホラ、紫外線がもろに地上に…。」 ・「(デデデ達は紫外線で)無論死にます。」 ・「これからは、昼はお休みになった方がよろしいようで…ホホホホホホ。」
86話 ・「(デデデに対して)ですから…ワタクシ共の専門は魔獣のデリバリーサービスゆえ、少々お時間が…。」 ・「今回はお急ぎ便でございますので、特別料金をいただきます…。では…。」
88話 ・「殻が割れた…?ではエスカルゴン閣下は単なるナメクジに退化されて?(カタツムリからナメクジの場合は、退化ではなく進化が正しいのだが)」 ・「分かりました…しかし特注品になりますからお値段も張りますし、少々お時間を頂戴いたします…。」 ・「おやおや…これはエスカルゴン閣下…。ホホホホホホホ…その殻、お似合いですこと。」 ・「大変お待たせいたしました…。閣下の新しい殻をお送り致します。」 ・「『超合金ヘビメタシェル甲殻機動スーツ』でございます。では、お楽しみを~。」
89話 ・「ホホホホホホ…視聴率0.001%。あの記録は未だ破られておりません。」 ・「えぇ!?まだ諦めてないので?しかし、アニメやコミケの専門家はマイノリティゆえ、簡単には…。」 ・「(デデデに対して)我が社は魔獣販売が本業で…。」 ・「人呼んで、ピギー、ボニー、スリーピーくんです。」 ・「彼らは魔獣ではありません。あくまでもアニメオタキングゆえ、契約書を正しくお読みください。」 ・「(アニメを)来週の朝7時半、ナイトメア・ネットワークで流しますゆえ、必ず…。」 ・「しかし、契約では放送できなかった場合、賠償金9億デデンを…(アニメ完成してから放送日決めろよ…)。」 ・「はぁ?オタキングたちが?」 ・「放送中止となると、賠償金を…。」 ・「マッチョー・マウスを始め、数々の傑作アニメで名高い『オワルト・デゼニー**』氏です!それでは…。」
90話 ・「ガスとビートは昔の仲間だそうで…良い勝負ですね。」 ・「ホホホホホ…これはいわば誘い水…。気分を煽って大掛かりなレースを開催してはいかが?」 ・「豪華な競技場が要りますが、ご心配なく…。スポンサーは我が社、陛下はタダ…。」 ・「レディース…アンドジェントルメン!これより史上最大のイベント『デデデス・レース』を開催いたします。」 ・「提供は、愛と信頼で魔獣を配信するホーリーナイトメア社…。実況を仕(つかまつ)りますは、このワタクシ…カスタマーサービスでございます!」 ・「(ブーイングされて)ホホホホホホ…まぁそうおっしゃらずに…。では、選手を紹介します…。」 ・「ボルン署長!レン村長!パブのサモ!星の戦士カービィ!そして、爆走ビート!」 ・「最後に元暴走族のビート打倒に燃えるガス!…おや?」 ・「登場したのはガスのマシン!でも乗っているのはオモチャ屋のガング…。これはどうしたことでしょう…ホホホホホホ。」 ・「各車!一斉にスタート!」 ・「しかし、実力の差は歴然!爆走ビートがあっという間にトップ!」 ・「爆走ビートは、早くも1周してカービィに迫る!これは面白いことになってまいりました~!」
91話 ・「カービィは命拾い~!でもすっかり遅れちゃいましたね~!ホホホホホホ…。」 ・「ボルンについでサモも脱落しました~!ビート圧倒的に強い!」 ・「ビートがやられた~!倒したのはあろうことか数十年も昔の伝説の親父ライダー!ステッペンウルフ~!」 ・「どこの誰かは知らないけれど、誰もがみんな知っている!ステッペンウルフのおじさんは~!」 ・「おやぁ~またまたカービィの勝ちですか?悔しいですねぇ。ではこれで実況を終わります!さよなら~!(エコーしながらモニターが崩れる)」
92話 ・「これは陛下…本日もご機嫌…うるわしくないようで。」 ・「ホホホホホホ…それはそうでしょう。この世で何が恐ろしいと言って、食いモノの恨みほど恐ろしいモノはありません…。」 ・「では…ワドルディの怒りを解く、腕の良い料理人をお届けしましょう…。」 ・「シェフ魔獣『モウ・タクサン』でございます!」
93話 ・「あ…これはこれは陛下。」 ・「(陛下がプレゼントなんて)また似合わないことを…。」 ・「それでは、少々お時間を…。」
94話 ・「あの~今日はご相談が…。」 ・「お恥ずかしい話ですが、実はワタクシ共の魔獣が逃げだして逃げ出してしまいました…。」 ・「ワタクシ共の魔獣養成学校は…花組(Mr.フロスティとヤバン)…星組(ジュキッドとウィスカース)…月組(ドゴンとポピーブロスJr.)…雪組(ホッドヘッドとポピーブロスSr.)の四班体勢でトップスターを目指し、しかも(?)厳しいレッスンの毎日なんです。」 ・「でも誘惑も多く、もしや陛下がハッキングしたのではと。」 ・「そちらに大柄な魔獣がお邪魔していないかと。」 ・「図体の割には憶病で、危険はございません。『ファンファン』と申します。」 ・「ようこそ…ホーリーナイトメア社の。」 ・「え?それはありがとうございます。ファンファンはどこに?」 ・「そういうワケには…。ではお詫びと言ってはなんですが…。魔獣『ファンファン』を手懐ける調教魔獣をお送りいたします。」 ・「調教魔獣『ヒッティー』です。それでは…。」
95話 ・「これはこれは親愛なる陛下…ご機嫌うる…(わしくなさそうですね)。」 ・「くやしいぞい?ワシぞい?負けたくないぞい?どうしてくれるぞい?」 ・「ホホホホホホ…さては『デビルフロッグ』でございますね?」 ・「おやおや…まさかお忘れになっておいでで…?ゲロ!ゲロ!」 ・「ホホホホホホ…どうやら、デビルフロッグに逃げられてしまったのですね。」 ・「そのもしかしたらでございますよ。」 ・「陛下、これぞ不幸中の幸い。デビルフロッグに取り憑かれたカービィは意思を支配され、悪行三昧の『デビルカービィ』になることでしょう。」 ・「ホホホホホホ…ついにカービィを葬り去るチャンス…。魔獣『デビルフロッグ』の天敵、『ヘビーアナコンダー』がおります。」 ・「しかし、お値段もヘビー級…。超特急料金に手数料を加算し、さらに魔獣『デビルフロッグ』を合わせますと…合計9999万デデン!」 ・「ちょっとお時間を…。なにしろ魔獣『デビルフロッグ』は取り憑いたものの悪意を100万馬力にする、恐ろしいパラサイト系でございますゆえ…ホホホホホホ…。」
96話 ・「魔獣はいろいろございますが、もっとお高いのをご注文下されば…。」 ・「そうもしているのはワタクシ共…。代金は未だ頂いておりま…。」 ・「陛下はのんきなお方…。よもやアレをお忘れでは…?」 ・「ホホホホホホ…カービィめの乗り物にして、神秘の兵器…ワープスタ~。」 ・「ホホホホホホ…まだお分かりにならない(モニター越しに卵をぶつけられる)。」 ・「相変わらず、お気が短いお方…。ワープスターがなければ、カービィもさぞかし苦しむかと…。」 ・「これはワープスターをおびき寄せる手段…。陛下のお手を煩わせないための巨大円盤『デスタライヤー』でございます。」 ・「ホホホホホホ…ご心配なく。デスタライヤーは魔獣ではございませんゆえ、無料。」 ・「おや、簡単に撃墜ですねぇ。」 ・「なんですと?カブー?」 ・「カブーがここに?それを早く言って下されば…。では、ワープスターは修復され、蘇ってしまいます。」 ・「カブーはワープスターと星の戦士を守る、いわばシェルターだからです!」 ・「カブーは1人ではありません…。宇宙の至る所にあって、星の戦士を守っているのです。」 ・「カービィがプププランドに不時着したワケも分かりました。直ちにエアライドマシン…すなわち、別のワープスターで攻撃を。」 ・「では、紹介しましょう!まずは、例えるならF1マシンのスピードを誇る『フォーミュラスター』!」 ・「次なるは、チャージに時間がかかるものの、一度発進すりゃ最高速ダッシュの『ロケットスター』!」 ・「そして、地上付近では遅いが、空に舞い上がるやいなや華麗なるフライトを見せる『ウィングスター』!」 ・「そして、最後に控えしは悪魔の翼で空を飛ぶ、攻撃力はめっぽう強い『**デビルスター **』!」 ・「どれも個性ある、強力なるエアライドマシンでございます。」 ・「(ライダーが弱そうと言われて)確かに…今回重要なのは、ライダーたちではありません。」 ・「あくまでも乗り物であり、兵器でもある新しいワープスターが主役。」 ・「(カービィより強いのか聞かれて)それはこれからのお楽しみ、ホホホホホホ…。」
97話 ・「さて…そろそろ攻撃に。『フォーミュラスター』の素晴らしい性能をご覧あれ。」 ・「ロケットスターです。お待ちください…チャージが済めば目にも止まらぬ速さで…。」 ・「追い詰められると力を発揮する…流石は星の戦士、敵ながらアッパレでございます。」 ・「ホホホホホホ…ウィングライダーが乗りますのは、華麗なる『ウィングスター』!」 ・「いかがです?これがプロの腕…。」 ・「そう興奮なさらず…。まだシリーズは終わっていませんゆえ…。」 ・「『デビルスター』こそ、無敵中の無敵…(※ゲームだと耐久は弱いです)。」 ・「残念ながらワープスターの消滅は確認できません…。」
98話 ・「計算違いでカービィを倒せませんでした…。」 ・「魔獣デリバリーはしばらく中止させていただきます…。来たるべき決戦に備えて。」 ・「実は、ご相談が…。メタナイト卿にご注意なさいませ。ヤツは元星の戦士…。」 ・「しかし、(メタナイトは)陛下に隠れてなにやら作っております。情報を教えて下されば、こんなオモチャを差し上げます…。」 ・「我が社専用の携帯電話でございます。」 ・「ホホホホホホホ…カービィのオープニングテーマゆえ、どこで鳴っても怪しまれません(宿敵の曲が着メロでいいのか…)。」 ・「しかし、その携帯を使えば、いつでも私と連絡できます…。カメラ付きですので。」 ・「これは宇宙戦艦ハルバード…。もはや一刻の猶予もなりません。」 ・「ようこそ、ホーリーナイトメア社…。」 ・「(デリバリーシステムが壊れたのは)単なる誤爆です、お許しを。」 ・「取り換えには9000億デデンかかります…(流石にこれは壊しておいて言うセリフではない)。」 ・「では…あの戦艦ハルバードを破壊してください。」 ・「爆弾を放り込むだけで結構…。そうすれば、今後は魔獣を半額サービスさせていただきます。」
99話 ・「お知らせします…。約1光年前方にワープホールからの出現信号をキャッチいたしました。」 ・「メタナイトの戦艦、ハルバードがワープを終えて接近中と思われます。」 ・「では予定通り、第一次攻撃開始!」 ・「陛下、ご機嫌…。」 ・「おぉ~それは良かった。ハルバードの位置を探っていたところです。陛下のおかげで突き止められました!」 ・「お楽しみに…。これより戦艦ハルバードを木端微塵に破壊します…ホホホホホホホ(つまりデデデに死刑宣告)。」 ・「(デデデに対して)おやおや…そのためのケータイサービスで…。」 ・「(デデデに対して)今どこにおいでで?」 ・「この近くに来ていましたか…。デスタライヤー全機出動!デスタライヤー全機出動!」
100話 ・「ホホホホホホホ…陛下、ナイトメア大要塞にようこそ。」 ・「その件でしたら、このお方とお話しください…(ナイトメアを紹介する)。」 ・「ようこそ…指令室へ。」 ・「ホホホホホホ…世界観を守るためには、あしからず…。」 ・「さて…フーム様をいただきましょう…。」 ・「ホホホホホホ…もうじきカービィは片づくでしょう…。ご覧のように。」 ・「(レバニラ炒めを出せと言われて)そ、そんなローカル料理は…。しかもここは軍事施設…。」 ・「な…なんですかコイツは?(彼がカワサキを知らないのは不思議であるが)」 ・「いえいえ、ワタクシは結構…(口にレバニラ炒めを押し込まれる)。」 ・「こんなえげつない味は…。」
特別編 ・「(『カービィ☆マーチ』を聴きながら)星のカービィ…実に嫌なキャラでございます…。」 ・「(カービィのぬいぐるみを持ってきて)それどころか、最近はこーんな風に立体映像とかもして、愚かな客に人気とか…。」 ・「我がナイトメア社としましては、この辺で…(カービィを始末しなくては)。」 ・「これはこれはデデデ陛下にエスカルゴン閣下…。ではお詫びに最強の魔獣1憶デデンのところを…2億デデンにお割引…。」 ・「これぞ、甲殻魔獣『エビゾウ』でございます。」
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