📸ホテル花水木庭園(三重県桑名市) Hotel Hanamizuki Garden, Nagashima, Mie ——ナガシマスパーランド/ナガシマリゾートの公式ホテル🏨の和洋のデザインが楽しめる回遊式庭園は、首相クラスの邸宅や『なばなの里』など昭和〜平成に日本国内外で数多くの庭園を手がけている造園家 #中島健 の作庭。 三重・ホテル花水木庭園の紹介は☟ https://oniwa.garden/hotel-hanamizuki-nagashima/ ...... 《プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選》などにも何度も選ばれているという人気ホテルで、昭和〜平成の有名造園家のひとり・中島健の作庭による池泉回遊式庭園があります。 ホテル利用者以外でも宴会や学会、レストラン利用でも庭園を歩くことができます。昨年6月にランチ利用で立ち寄った際の写真を紹介。(この時はまだ旅行する資金があった…) 他の写真や解説のつづきは @oniwastagram のプロフURLか上記のURLから。 ------ #庭園 #日本庭園 #建築デザイン #ランドスケープ #ホテル #三重ホテル #japanhotel #japanesegarden #japanesegardens #kyotogarden #zengarden #beautifuljapan #japanesearchitecture #japanarchitecture #japanarchitect #japandesign #jardinjaponais #jardinjapones #japanischergarten #jardimjapones #landscapedesign #nakajimaken #kennakajima #庭院 #庭园 #日本のホテル #日本のホテル旅館100選 #おにわさん (ホテル花水木) https://www.instagram.com/p/CoJgBBsPeTa/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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trip✈︎ 旅の記録②。 むすことボーダーで 親子リンクコーデをして 楽しみました。 (恥ずかしいので私が写ってる写真は4枚目にしたよ笑) ちなみにむすこのボーダートップスは西松屋♡ プチプラ最高⑅꙼̈笑 私の着てるのは #楽天 で買ったボーダートップスなのですが まったくシワにならなくて 旅行にもおすすめです。 軽くて履きやすいリネンのバルーンパンツも #楽天購入品 のお気に入りです♡ #楽天roomに載せてます --- #子連れ旅 #三重旅行 #賢島 #子連れ旅行 #三重ホテル #子連れホテル #ホテル建築 #むすこふく #むすこーで #親子コーデ #おやこーで #親子リンク #親子リンクコーデ #ボーダーコーデ #ママコーデ #ママファッション https://www.instagram.com/p/CdcXCl6JPsg/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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黒岩山〜泉水山【トレッキング】長者原〜長者原自然探究路〜牧ノ戸峠〜黒岩山〜大崩ノ辻〜上泉水山〜下泉水山〜長者原園地
黒岩山〜泉水山コースとは
黒岩山〜泉水山コースは、大分県玖珠郡九重町(おおいたけんくすぐんここのえまちゆつぼ)にある黒岩山(くろいわやま)から泉水山(せんすいざん)を通って長者原(ちょうじゃばる)に下るトレッキングルートだ。
主な登山口である牧ノ戸峠から、沓掛山(くつかけやま)方面とは反対の黒岩山へ。東屋を過ぎると急な登りとなります。30分ほどでなだらかなピークに出ます。山頂は溶岩の黒い岩でできており、その様子から黒岩山と名付けられました。山頂からは万年山(はねやま)や耶馬渓(やばけい)の山々、くじゅうの山々が望めます。
黒岩山からはササ原の中を歩き、ところどころの岩稜を乗り越えると大崩の辻への分岐をへて、上泉水山に着きます。足下に広がる長者原の温泉郷を眺めながら草原を歩き、急な下りをすぎると下泉水山です。ここから少し下ると急斜面の草原が一面に広がる場所に出ます。草原の中を下りきると長…
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Shima Kanko Hotel stay/ June.11 to 12 せっかくはるばる志摩まできたからにはゆっくり2泊。そしてどうせならサミット会場のホテルにと土曜日から宿泊。アマネムからの移動だから、海外から伝統的な日本のホテルへ移動という感じでしたが😅、日曜日が快晴になり敷地内のお散歩、絶景が目の前に広がり嬉しい限り😆 #japan #三重 #志摩 #志摩国立公園 #志摩観光ホテル #志摩観光ホテルザクラシック #サミット #stay #hotel #traditional #walking #relax #nature #june #classic #sea #sunny #屋上 #relax #scenery #morning #happy #beautiful #英虞湾 #リアス式海岸 #quiet #forest #nature #活力 #wellness #green #sky (志摩観光ホテル) https://www.instagram.com/p/CfLQWqgPgTl/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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大阪ドヤ顔ビルダー20センチ超え、亀頭PA乳首ピアスドM。
ガテンガッチビ、便所ビルダー。
三重コンテストビルダー縛られ好き。
骨 太ゴリラマッチョザーメン 製造機23センチカリ15ミリ。
2丁目近いホテルでキメ 乱中。
ビルダーステロイドインジェク、速濃いP↑勃起薬複数キメで目がいっちまってるす。床にプル シート敷いて小便ザーメン 中だし汁、ザーコンなんでもあり。
エアコン切って汗だく、 ドヤ兄貴雄汁変色六尺 。ピアスM10年育てのガビガピケツワレスゲ凄ェ臭い。
ピア ス六尺に口に入れてダスター爆吸。
ぶっ飛び白目剥き 30センチはりがたザーメン オイル塗ってケツマンズツ ポリピアスマンズリ、ゴリラのチンポえずいて喉尺。
ゴ リラ日本人離れした骨格で 2丁目クラブイベントデ カマラ帝王。
ザーメン製造機朝昼晩最低3発ぬかねえ と常時勃起したままの絶倫 、ドデカマラ尺奴隷軽く20人。
いつも家で順番待ちできあごはずし、待てなくて狂 い5人に尺させる王様チン ボ。
便所オヤジもガツリ 掘られてえす。
ドヤ兄貴大阪 撮影ハメ撮りビデオ観賞 。
スポメン4階屋上速いの廻しうちでドヤ兄貴の20セン チ浅ましくくわえる。
ヤバホモたち塩屋海岸日焼けケツマン。
淀川河川敷ビルダ 4Pスゲー。
俺キンタマ乳首ケツマン速いの追加でゴリラ のマラ高速喉マンケツマンズッポリ壊してくれ殺してくれと発狂。
やり部屋で拾ってきたヤバ種ザーコンうめえ小便で流し込みゴム ごと食う。
朝までやりっぱ。
ヤバ汁ション浣腹一杯入れて、誰かが持っ てきた腐りかけザーメンコ ソドーム歯でくいちぎりガムみてに食う。
ゴリラM並ばせてクチマンケツマン次々す。でかい足舐めうめチンポ足で踏み潰してカス食わせたまんね〜!
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たどり着かなかったおおくの未来たちへ
文フリ東京だった。
土曜日開催のイベントってなんだかんだ言いながらはじめてのような気がする……労働が土日祝休めなかったころはなんでイベントは平日にやらないんだろうと思っていたし、土日が休みだったころはイベントは土曜日にしてほしいと思っていたが、日月休みになると、イベントは日曜日がいいなと思ってしまう。日月は宿泊料金がやすい。
そんな自分本位な「この日がいいな」をわたしはいくつも持っている。
文フリ東京は、土曜日の朝に出発した。車内販売がなくなってしまって、でもまあ新幹線のホームとか購買にシンカンセンスゴイカタイアイス(シンカンセンモウカタクナイアイスだという噂だが)が売っているらしいから、それを食べようと思っていたが、朝、名古屋駅で見つけることはできなかった。
しょんぼりしながら新幹線に乗る。新幹線の中ではほとんど寝ていた。
東京駅・浜松町・流通センター。いつもの乗り換えで会場に向かう。来年の12月の文フリはビッグサイトでやるらしいから、この行程で向かうのはあと一回。
会場前に八束さんのスペースで不穏なフライヤーをもらう予定だったのでもらいに行ったら、八束さんがさいたま文学館で開催中の『澁澤龍彦の文学世界』のフライヤーも一緒にくれた。
ので、スペースが出入り口の真ん前だったこともあって、これはたくさんのひとに見てもらえるんじゃないか…!ということで、出口に向けて配置した。完璧である。
そんな素敵な設営をして、開場。
遠��からきてくれたフォロワーさんに展示のフライヤーを見せ澁澤龍彦の話をし、「若い頃にわたしも全集読みました!」と言ってもらうなどしたり、痛覚の麻子さんにはえんえんと「この写真見てくださいやばくないですか?羽田に楯の会の制服を着て見送りに着た三島の帽子をかぶっておどけているときの写真でこれが二人が実際にあった最後になるんですよ……」と一生終わらないんじゃない勝手くらいの話をしつづけてしまったり、このフライヤーに気づいてくれた通行人のひと(「澁澤龍彦だ…!」という声が聞こえた)に「裏面も見てください!��してよろしくお願いします!」とさっと差し出したり……。こんなに充実した文学フリマ東京は、2014年から参加していて初めてじゃないかと言うくらい充実していた。
惜しむらくは、澁澤龍彦のフライヤーと一緒に不穏なフライヤーを挟んでいたにもかかわらず、だれも「澁澤龍彦と棄てに行ける家父長制があるんですか?」と聞いてくれなかったこと…。澁澤龍彦と棄てに行ける家父長制は果たして存在するのか……?
とまあ、こんな感じなのだが、そろそろ皆さんも不穏なフライヤーとは?と思っているところだろうと思うので、ご紹介致しますとこういうやつです。
「父親の死体を棄てに行く」アンソロジー。家父長制を棄てに行きたい方はどうぞ2024年5月の文学フリマ東京をお待ちください。
イベントが終わってからは、八束さんとヒマラヤ鍋を食べに行った。
お店の予約時間まで過ごしていたドトールで渋沢栄一の話になり、「ああ、向こうは傍家で、本家はうちなので」と話したら「いまうちって言いました?」と聞き返される。うちです。
ヒマラヤ鍋屋さんはめちゃくちゃすてきな楽隊(?)のお誕生日パレードがあったり、びっくりするような美味しい鍋を食べられたりと大満足だった。
打ち上げを終えて、翌日のさいたま文学館に備えて埼玉に宿を取っていたので、移動をはじめたら電車がいきなり止まった!
電車の沿線で人身事故があったとのことで、近くのハブ駅みたいなところで電車を降ろされてしまう。こんなこと担ったのは初めてなのでびっくりしていると、とりあえず一時間くらいしたら電車は動くからね~とアナウンスが入り、事なきを得る。
都会ならではの体験だな…と思いながら、ホテルにたどり着いて泥のように寝た。
そしてさいたま文学館へ。
張り切って出てきたら開館まえについてしまった…。図録を買って、老人クラブの展示があったので見せてもらったりして(ヤツガシラの俳句があってとてもよかった)、10時になる。
貸し切り状態……。
展示は、埼玉と澁澤の関係から始まっていて、浦和高校時代の写真(浦和高校同窓会が出しているものだった)があるのがとてもよかった。
限定本も展示がたくさんあり、原稿も、文学館が所蔵しているものが4、5点。
サド裁判のときに澁澤が三島に書き送った手紙に、争点が「わいせつか芸術かを超え、表現の自由/検閲への抵抗である」ことが書かれていることを指摘していたり、『高丘親王航海記』の原稿用紙、最初は「了」と書いてあったのを、推敲の段階で文字を自ら消したことを指摘していたり、「澁澤龍彦」という人物を表現との向き合いかたから見せているのが良いと思った。
面白かったのは三島の写真の使い方で、「血と薔薇」の「男の死」の三島の写真、あと、メインビジュアルが羽田に見送りにきた三島の帽子をかぶっておどける澁澤の写真だったからか、「楯の会の制服を着た三島由紀夫」の写真が展示してあったりした。
展示をひとしきり見た後は、図書室に今回の展示の関連本がまとめてあるとのことだったのでそれを身に。「作家のおやつ」「作家の食卓」といった本の紹介や、山﨑ナオコーラが文豪の墓参りにいく本に澁澤の項目があった。山﨑ナオコーラの澁澤へのまなざしにはわたしにもおぼえがある。よい本だった。そしてその本で、先月わたしが緑色のインコに夢中になっていた霊園に中島敦の墓があることを知った。敦、ごめんな……墓のことなんて全然知らなかったから、緑色のインコのことしか考えてなくて……。
その後は文学館併設の「けやきカフェ」で澁澤龍彦コラボメニューをたべる。黒糖と胡桃のパンケーキ。澁澤が好きだった胡桃や黒糖のお菓子をイメージしてつくられていて、とてもよかった。
思い出したのは、今よりもっと貧乏だったころ、いろんなところでやっている澁澤の展示に行けなくて悔しい思いをしたことだった。いまこうしてたどり着くことができるようになったことを、なんだかとても、自分が、自分をなんとかしているように思えた。
パンケーキを食べ終えてから、「武蔵野うどん」に挑戦することにした。「伊勢うどんとは対極にあるうどんだ」という事前情報しかなかった。
桶川駅ちかくのお店はかなり人気店のようでたくさん人が並んでいて、お店に入れたのは並び始めてから一時間後くらいだった。
つけ麺(うどんのことをつけ麺というのか?)システムで、つけ汁とうどんは別々の皿に載っている。なるほどこういうやつなのか、となにも考えずにがっと箸でつかんで汁につけてすすりはじめたはいいが、うどん、めちゃくちゃかたいんですけど?!噛みちぎれない…やばい、全部すすって口の中に入れるしかない……と思ったが、これがまたすさまじく長くて……永遠にうどんがおわらない……。
こんなに硬くて長いうどんはじめてなんですけど?!おれたちは箸で持ち上げただけでへたしたらブツッといく伊勢うどんの民なんだということを再確認し、「これは風邪を引いたときに食べるうどんではなく、体力が有り余っているときに食べるうどんだな」と確信しました。きっと武蔵野のひとたちは、風邪をひいたときにはおかゆを食べるに違いない。(伊勢志摩の人間は風邪をひいたら伊勢うどんを食べます)
二口目からは一本ずつ食べることで武蔵野うどんのおいしさを堪能し、また是非食べたい、顎の力を試したい、と思った。
武蔵野うどんを噛み砕くのに体力のほとんどを持って行かれて、疲れ果てたので、そのまま帰宅することに。
購買にシンカンセンスゴイカタイアイスを見つけたので購入し、席に着くと、隣のひともおなじシンカンセンスゴイカタイアイスを持っていた。しかもおなじチョコレート味。
べつに示し合わせてはいないがふたり一緒に食べることになってしまい、こんなに好きなひとがいるのに、もうシンカンセンスゴイカタイアイスは車内販売されないんだな……と悲しくなる。
そして、乗車15分まえに買ったし、シンカンセンモウカタクナイアイスだった。
アイスを食べ終えてからは、記憶がない。気づいたら名古屋だった。
名古屋駅で、近鉄のホームに来たら、電車を待つ人は無秩序にホームにたたずんでいて、車両のドアとか何も気にしていなかったし、電車が着いても「先に並んでいたひと」という概念がないので、運良くドアの近くにいたひとから電車に乗りこんだ。東京とかから帰る途中、この近鉄のホームの無秩序さを目の当たりにすると、まだ名古屋から三重まで帰らないと行けないのに、「帰ってきたなあ」と思うのだった。
名古屋駅から最寄り駅までも、寝ていたのでほとんど記憶がない。
帰宅したら、夕食は焼きそばだった。焼きそばの麺は、どれだけ頬張っても簡単に噛みちぎれた。武蔵野うどんは硬かった。
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サイドシートの君
ゆかは旅先で呼んだコールガール。
地元が近いのと趣味が合った事がきっかけで連絡先を交換した。
そしてお盆の帰省のタイミングで会う約束を決めた。
ゆかのいる町まで車で一時間ほど。
来るか来ないかは半信半疑だった。
約束を破るような子では無いと思ってはいたけれど、連絡の返信の遅さがちょっと気になっていて、来なければ来ないでいいやと思っていた。
約束の時間の十分前に待ち合わせ場所に着いて車を停めた。
ゆかに着いた事と車の特徴を書いたメッセージを送る。
来ても遅れるだろうと思い、二十分後に発走する競馬を予想して買った。
既読が着いたのは約束の時間を二分過ぎたあたり。
あと五分くらいで着くらしい。
少し安心した。
それから十分後にメッセージ。
車のナンバーはこれですか?と来て、車の後ろを振り向くと、こちらを見ているゆかと目が合った。
手招きをして助手席に呼ぶ。
ゆかが席に乗り込んでくる。
「すみません」
「久しぶり」
「お久しぶりです」
「元気だった?」
「はい」
「ありがとね、来てくれて」
「いえいえ」
「じゃあ行こうか」
プランを二つ提案した結果、神社に行って近くにある貝出汁のラーメンを食べることにした。
近くのコンビニでコーヒーを買う。
「そうだ、さっき競馬買ってたんだよね」
「そうなんですか」
「一緒に見る?」
「見ましょう!」
一緒に見たレースは見事に的中だった。
ゆかも喜んでいた。
車を走らせる。
車内ではゆかが同棲中の彼氏に薦められて見た頭文字Dの話を熱く語っていた。
今度聖地巡礼に行くらしい。いろは坂はあのまんまだよと言っておいた。
ゆかが今日着ている服はライトなロリータ風のワンピースで、童顔の彼女にはそれがとても似合っていたので伝えた。
嬉しそうに笑うゆか。ロジータというブランドらしい。
田舎道を走っているとひまわり畑を見つけた。
下りてみると一面ひまわりが咲き誇っていて、その後方にある風力発電のプロペラがまたいい味を出していた。
夢中で写真を撮るゆかは無邪気な少女のようで、転んてしまわないか心配になるくらいだった。
車を再び走らせて神社へ向かう。
険しい階段を上って本殿でお参りをする。
「五円あった」ゆかが財布から硬貨を取り出す。
「俺は欲張りだから五円が十倍あるように五十円にするよ」
「なるほど!」
神様に祈ったことは今日が楽しく終わりますように。きつねの神様は俺を助けてくれるだろうか。
反対側に下りて行くと無数の赤い鳥居が並んでいる。何度来ても圧倒されるが、ゆかも同じだったようだ。
ここで少し雨が落ちてくるが気にせずに歩いていく。鳥居の中を歩いていくと横に水場がある。そこに咲く蓮の花を見つけたのでゆかに教えると鳥居から蓮にスマホを向けて撮影した。
白い花びらが水から顔を出して咲く姿は可愛らしさだけではなく強さも感じた。何となくそれはゆかの姿にも重なった。
高台から鳥居が並ぶのを眺める。
雨が本降りになってきたので木の下で雨宿り。
ゆかの持っている赤いバッグには傘が入っていないらしい。
「折りたたみもってくればよかった」
「雨降るなんて考えてなかったよ」
「県の真ん中の方は降るって聞いてたんだけどなぁ」
「しゃあないよ、ここ真ん中じゃないし」
しばらく経ってもやまない雨。結局少し濡れながら歩くことにした。
雨降りにも関わらず別な色の蓮の花を見つけて二人で写真を撮った。
階段を上って下り、おみくじをひいた。
天然石が入ってるおみくじで、パワーストーンが好きなゆかにはぴったりだった。
昼食の時間になったので店へ向かうが、時期や時間もあって行列ができていたので、同じく貝出汁のラーメンを出している別な店で食べることにした。
運良くすぐに座れ、ゆかとあれこれ話した。
ゆかは小学校から高校まで卓球をしていたらしい。
大学ではクラゲの研究をしていて、クラゲの生態にも詳しかった。
「一応理系なんで」
確かに同人小説を書き方を聞いたら実に論理的に話を作っているなと感じていた。
そんな話をしているとラーメンが出来上がって食べた。貝の出汁とバターの風味がうまくマッチしていて絶品だった。ゆかも気に入ってくれたようだ。
店の外に出るとまたもや雨。
近くの公園にあった遊具も濡れていた。
「晴れてたらやりたかったのになぁ」
「これじゃ濡れちゃうね」
残念そうにするゆか。
ここの段階で時間は十三時をまわっていた。ゆかは十六時くらいまでならと言っていたので、次の場所を迷ったが、思い切って賭けに出ることにした。
市街地へ車を走らせる。
「あのさ」
「ん、なに?」
「夜の仕事、まだやってるの?」
「いや、しばらくやってない。昼の仕事で稼げるようになったから。このままやめようと思ってる」
「そっか、昼の仕事が順調ならいいね」
「うん、もう知らない人に会わなくてもいい」
「お疲れ様。よう頑張ったと思うよ」
「彼には絶対言えないけどね」
「体調もよさそうだね」
「うん、抗うつ剤は飲んでないし、元気になったよ」
「よかったよ」
ゆかの手に触れて握ると、握り返してくれた。
川沿いの堤防を走る。
カーステレオからは真夏の果実。
市街地にあるホテルへ入り車を停めた。
ゆかの表情は暗くて見えなかった。
「いい?」
「タダじゃ嫌」
「そっか」
その返答は予測していた。元々は金で繋がった関係だ。
「いくらくれる?」
価格交渉が始まるが、割とすぐにまとまった。
タッチパネルで安い部屋を選んで入る。横にあるシャンプーバーの香りが鼻についた。
部屋に入ってソファに座る。
唇を重ね、ゆかの胸に顔をうずめた。
その後の事は何となくしか覚えていない。何度もキスをして、何度も愛を囁いた。
そして二人並んで眠った。
ゆかの寝息を聞きながら時間を気にしていた。
リミットの時間はとうに過ぎている。
目を覚ましたゆかに聞いた。
「時間大丈夫なの?」
「ああ、うん。別に花火があるからそれまでに帰れれば。そんな花火見たいわけじゃないんだけど」
その日はゆかの住む町で祭りがあって二十時から花火が上がる日だった。
「そっかそっか。一緒に見る?」
「うーん、誰かに見られると嫌だから」
「だよな」
その後はゆかの書いた小説を読んだ。そしたら俺もゆかに自分の書いた物を見せたくなった。
「ゆかの事書いた作品があるんだけど見る?」
「えー!恥ずかしいからやだ」
「まあまあ、自分だと思って見なきゃいいからさ」
「うーん、ちょっと興味はあるんだけどね」
そしてTumblrに投稿してたコールガールを見せた。
時に笑いながら、時に考えながら読んでいた。
「この表現好き」
ゆかを花に例えた部分が気に入ったらしい。
「人の書いたもの見ると勉強になる。すごく読みやすかった」
「ありがとう」
「今日の事も書くの?」
「そうだなぁ、たぶん書く」
「めっちゃ恥ずかしい」
そんな事を話しながら、不思議な関係だなと思った。
現実で会った人にTumblrを見せたのは初めてだった。
彼女でもなければセフレでも無い。そもそも会って二回目の関係なんだから名前をつけようにもまだ難しいだろう。
それでもこの関係は何だろうと思いながら気づけば温くなった風呂に二人で入っていた。
洗面台で歯を磨くゆかに後ろから抱きついたり、服を着るのを邪魔してみたりした。
帰路につく。
夕焼けの時間だった。
この様子だとゆかの町に着くのは十九時くらいになりそうだ。
「今日さ」
「うん」
「何で来てくれたの?」
「えっ、うーん…誘われたし暇だったから」
「そっか。お金もらえるって思ってた?」
「いや、それはない。ただ会ったらするかもなとは思ってた」
「そうなんだ」
「うん」
途中の海辺で夕焼けの写真を撮った。
「すごくいいね!あとで送って」
「いいよ、今送るよ」
すぐゆかに送った。
「ありがとう」
���っとゆかの手に触れた。自然と繋ぐ。
車は海沿いの道を駆け抜けていく。
町に着くと大勢の人で賑わっていた。
「どこで下ろせばいい?」
「真ん中は嫌だから…朝会ったとこ」
そこへ向かって車を進めると、警備の人が立っていて入れなかった。
「ちょっと入れないな…」
「うーん、どうしよう」
ぐるぐると町中を周る。
「やっぱ入れないよ」
「離れたとこなら一緒に見てもいい」
「えっ、あっ、そっか。じゃあそうしよか」
「うん」
「食べ物買いに行こか」
「屋台はダメだよ。知ってる人いるかもしれないから」
「そうだな。コンビニでいいか」
その町にある唯一のコンビニで食事を買った。
その隣りにある駐車場から花火が見えそうだったので、そこに停めて見ることに決めた。
花火が始まる。
ここでもゆかは写真を撮るのに夢中。
俺も撮ってみたけれど、信号が邪魔して上手く撮れなかった。
合間に見せてくれるゆかの写真は上手に撮れていた。
プログラムの間、ひたすらゆかはスマホをいじっている。その動きが止まると俺のスマホに通知が来た。
「アルバム作った」
開いてみるとトーク画面に日付が入ったアルバムが出来ていた。花火や蓮、ひまわりの写真がたくさんおさまっていた。
「おー、いいね。ありがとう!」
「ふふっ」
ゆかはまた外にスマホを向けた。
「あの色はリンで…」
花火の色を見ながらそんな事を言っていた。
「覚えたことって言いたくなるよね」
ゆかが笑う。そうだなと俺も笑う。
あっという間に花火大会は終わった。
「帰ろっか」
「うん…」
帰りに降ろす場所を探しながら車を進めた。
「あっちに行くと公園がある」
「そこで降ろす?」
「いや、遠いからいい」
「行ってみようか?」
「うん」
公園に行くと暗くてよくわからなかったが、日中は眺めがいいだろうなと思った。
「あっちには小学校がある」
「行ってみよか」
何となくゆかの気持ちがわかった。
「あれだろ」
「なに」
「別れが惜しくなったんだろ?」
笑いながら言った。
「でも明日は友達と遊ぶから泊まれない」
「もうちょっとドライブするか」
「うん」
小学校へ入った。ゆかが通っていた小学校はかなりきつい坂の上だった。
「こんなのだからめっちゃ足腰鍛えられた」
「これは中々スパルタだな」
「でしょ」
小学校を後にして車を俺の地元方向へ走らせた。
「あれだよね」
「なに?」
「泊まっても寝ればいいじゃん」
「うーん」
「俺いびきかかないし」
「そうなんだ」
ゆかの右手に左手を重ねた。
「朝、めっちゃ早起きだよ?」
「いいよ。またここまで送るからさ」
「わかった」
「じゃあ、泊まろっか」
「親に連絡しとく」
コンビニでコンタクトの保存液とビールとほろ酔いを買った。
ホテルへ入る。今日二度目だ。
カラオケがついていたので酒を飲みながら二人で歌った。
夜は深くなっていく。
シャワーを浴びる。マシェリでゆかの髪を洗った。
洗面台でそれを乾かしてベッドへ入る。
互いに欲望のまま相手を求めあう。
眠っては起きて、キスをして、何度も何度も。
「俺に好きって言ってみてよ」
「言わない」
「いいじゃん、嘘でも言ってみなよ」
「嫌だ言わない」
「そっか」
力一杯抱きしめて、それをゆかも返した。
俺は六月にあったことを話した。
自殺未遂のことも。
「ガチで死のうとしたんだね」
「うん、そうだよ」
「生きててよかったね」
「ほんとそう思う」
「今も彼女のこと好き?」
「いーや、全然」
「そっか」
「新しい好きな人いるらしいし」
「いなきゃ好きなの?」
「いや、そういうわけでもない。俺にはあわなかった」
「切り替え早いね」
ゆかの首筋にキスをして眠りについた。
結局は予定の時間にゆかは起きれなかった。
俺も軽くは起こしたけれど、別れを早くしたくないなんてエゴが出た。
「私ほんと時間にルーズなんだよね」
と言いながら、そんなに慌てないゆかが滑稽だった。
「私と付き合わない方いいよ」
「どうして?」
「時間守れないし、好きなこと話すと止まらないし」
「時間を守れないのはよくないな。でもそれはパートナーがちゃんとしてれば支え合っていけるんちゃうか?」
「うん…」
ワンピースを着ながらゆかは俺を見た。
「うしろのチャック閉める?」
「閉めよっか」
「自分でも出来るけど」
「いいよ、閉めるよ」
背中を向けたゆかの背中のファスナーを閉めた。
「上のボタンもかけて」
「はいはい」
ボタンを掛けて後ろから抱き締める。
「かわいいよ」
「ふふっ」
ゆかにかわいいと言うといつも笑う。
そんなとこはあざといのかもしれない。
「友達との待ち合わせ場所まで送ってくれるんでしょ?」
「うん、送るよ」
「やったー」
「そのかわり」
「なに?」
「お金は無しな」
「えー、少しも?」
「当たり前だろ。泊まったし送るんだし」
「ふふっ、そうだよね。わかった」
「交渉成立な」
「電車代浮いたからいいや」
「なんだよそれ」
ゆかが笑った。
ホテルを出てコンビニでコーヒーと朝食を買った。
予定時刻までに着かないのはわかっていた。
友達やら予約しているカラオケに電話をしながら、車の中でアイラインを引き、ルージュを塗った。
「ちょっとはおしゃれしないと」
「昨日と同じ服だけどね」
「それはしょうがない」
「そうだな」
「そうだ、スッピンどうだった?」
「あー、うん。可愛かったよ」
「ふふっ」
相変わらず笑う。
海辺を見ながらゆかは言った。
「普段海見ないけど、やっぱりこっちの海のが好き。向こうはなんか深くて怖いから」
戻ってこいよ。なんて言おうと思ったけど、別に俺がそれを言える立場じゃ無い。
「やっぱさ、十八年見た海は特別なんだね」
「確かにそうかもな」
「今回帰ったら、次見るのは冬か」
「その時も一緒に見たい」
「うん、いいよ。あっ、あとは会いに来てくれれば会えるよ」
「行きたいなとは思ってるよ」
海辺を過ぎて内陸へ入る。
あと五分で目的地。
信号で止まった時にゆかの唇を奪った。
信号の色が変わるのを感じで離れる。
ゆかの表情はどこか寂しげだった。いや、そう思いたいからそう見えたのかもしれない。
カラオケの前で降りる間際にもキスをした。
去り際にゆかは俺を見てこう言った。
「死なないでね」
短いけど重い言葉だった。
「そっちもな」
車を大通りへと向かわせる。
何度もゆかの耳元で囁いた言葉を思い出す。
車線を変えながら車を一台二台と抜いた。
「俺って本当に」
アクセルを踏んで帰路につく。
サイドシートにマシェリの香り。
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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和五年(2023)9月22日(金曜日)
通巻第7920号
〜書評〜
金正恩の正妻と妾たちと、その子供たちはいま
反体制の地下運動が大規模に展開され、金は身内の叛乱を極度に懼れている
♪
西岡力『狂った隣国 金正恩・北朝鮮の真実』(ワック)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
北の「核坊や」を手なずけようと、トランプ前大統領は三回、金正恩と会談した。
初回は世界的なセンセーションとなったが、2018年6月12日、シンガポールの離れ島のリゾートで開催された。このときは挨拶ていどのジャブの応酬。余興かどうか、金正恩は夜に日本人観光客で賑わったマリーナ・ベイサンズ・ホテルのバアラウンジに突如現れた。同ホテルはカジノでも有名。
弐回目の会談は2019年2月28日、ベトナムの首都ハノイのメトロポールホテルで開催された。米側は核の全廃と引き替えに経済制裁を解除するとしたが、北は応ぜず、物別れに終わった。合意はなく、ボルトン補佐官は「会談は失敗だった」とした。
参回目は同年6月30日、南北朝鮮の境界線、板門店で開催され、やはりこれという成果はなかった。
ただし三回の会談を通じて、金正恩なる人物が意外に国際情勢に詳しく、アメリカの情報を把握しているという事実だった。彼はスイスに留学経験があり、そのとき派遣された世話役の玄松雪が愛妾となって子をなした。玄松雪は労働党宣伝扇動部副部長で金正恩の随行秘書だった。
平壌の奥の院では正妻の李雪柱(歌手出身)と玄松雪との間に見えない対立がある。ほかに金正恩の子をなした側室に呂シム(在日帰国者。ピアニスト)と金玉珠(歌手)がいる。
本書で西岡氏は、系図を用いながら、まずこの金王朝の大奥内部の人脈を精密に描いた。これだけでも読む価値が高い。
さてトランプ金正恩会談の根回しに密かに精力的に動いたのはポンペオCIA長官(後の国務長官)だった。
初回会談の根回しは、2018年にCIA長官だったマイク・ポンペオが極秘訪朝し、次いで同年5月9日にも訪問したときに公となった。2000年のオルブライト国務長官以来、18年ぶりの米国の高官訪問で、このときは人質の米国人三人が開放された。
このポンペオ・金正恩会談でトランプとの会談が実行に移された。
ポンペオの回想録に拠れば、「中国共産党は、北朝鮮が在韓米軍撤退を望んでいると米国に伝えている」と説明。正恩氏は笑って机をたたき「中国人はうそつきだ」と大声を上げ、「中国は朝鮮半島をチベットや新疆ウイグル自治区のように扱えるように米軍撤退の必要を主張する」と語ったという。
このやりとりから、ポンペオは朝鮮半島で米軍がミサイルや地上戦力を強化しても北朝鮮は気にしないと判断したという。また金正恩はポンペオに向かって、「あなたが姿を現すとは思わなかった。あなたが私を殺そうとしてきたのを知っている」と語りかけ、ポンペオは「私はまだあなたを殺そうとしている」と冗談で応じた。
その後、バイデン���権となって米朝の対話は途絶え、金正恩は無謀な核実験、ミサイル試射、ICBM発射実験を繰り返した。
とくに日本の防衛白書が北朝鮮の核戦力を「小型核をミサイルに装填する技術をすでに保有しているとみられる」と分析し、岸田政権は『安保三文書』で確認した。事態は深刻な安全保障上の脅威である。
にもかかわらず日本のメディアはこの切迫した軍事状況を熱心に伝えない。
米国に届くICBMを保持した以上、米国の核戦略と世界の軍の再配置の必要性が産まれ、日本や韓国を守るはずの「核の傘」は破れ傘となった。韓国が独自の核武装を打ち出したことは主権国家としては当然であり、日本の体たらくとは対照的である。
ユン大統領は過去の歴代反日馬鹿「ダイトウリョウ」たちとは異なって、ちゃんと国際情勢を見極め、また反日など後ろ向きの政治姿勢から離れて、したたかな力量をしめすようになった。
この点でユン韓国大統領は端倪すべからざる政治家になりつつあるのではないか。
トランプ・金正恩会談からはやくも四年を閲し、米朝の対話が断絶したのはコロナ禍、そしてウクライナ戦争による。しかしバイデン政権の熱意が中途半端なことが原因だろう。
この間、何が起きていたか。
現地事情に通暁し、多くの情報通をと交流のある西岡氏が、空白の期間の謎に挑んだ。金王朝は内部がガタガタで、飢えに対して国民の不満が露呈しており、また軍に備蓄していた国家備蓄食糧の放出を決断したところ、すでに軍隊で食べてしまった後だった。ロシアに武器供���するために備蓄兵器を点検してみれば、殆どが錆びて、使えない旧式のものだった。そこで新型の自動小銃十万丁を手配した。
暗殺を懼れる金はボディガート部隊を増やし、影武者を十人抱えて、そのうえ極度の肥満による心臓発作と不眠症になやまされているともいう。
9月初旬、金正恩は特別列車でロシア極東へ向かい、プーチンと会談した。
その内容は北の武器在庫の供与、また北東アジア軍事バランスを潰乱するためのミサイル実験などと引き替えに食糧援助にある。報道では「食糧は足りている」と金正恩が余裕を見せたことになっている。この肥満総書記は芝居もうまいのか。
金正恩の秘密資金は朝鮮総連の資金がとまり、外貨が枯渇している。「これまで40~50億ドルだった39号資金がほぼ無くなった」(81p)
食糧不足に悩む北朝鮮は在外高官に食糧23万トンの調達を秘密指令したが集まらないばかりか在外公館のスタッフは給与ももらえず自給体制、なかにはサウナの三助のアルバイトで糊口を凌いでいる。
「中国には繰り返し緊急食糧支援を要請したが、無償支援は断られた」(63p)
プーチンは朝鮮戦争でのソ連の参戦を、はじめて認め『血の友誼』を強調している。2023年7月27日の「『戦勝』70年記念式典」にプーチンの特使として平城いりしたシェイグ国防相はプーチンのメッセージを持参した。
そこには「戦闘飛行を遂行した飛行士を含むソ連の軍人も、朝鮮の愛国者と肩を組んで闘いながら敵の撃滅に重みのある寄与をした」(104p)と明記されていた。
はじめてソ連の朝鮮戦争参戦をみとめたのだ。
そしてシェイグは金正恩に10万の兵力の派遣を要請したという。
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芦原妃名子さんブログ魚拓
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2014.2.2〜2024.1.26
・ドラマ『セクシー田中さん』について
・「ダラス・バイヤーズクラブ」
・「オンリーゴッド」
2013.7.1〜2013.12.5
https://web.archive.org/web/20200107215433/http://ashihara-hina.jugem.jp/?page=1
・ガラケーからスマホにした
・姉から鍋つかみをもらった
・顔出し
・「タイピスト」
・小学館ビル☆落書き大会
・長岡花火
・「Piece」の100万部超えのお祝い会
・集英社で初連載
2013.7
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2013.6
https://web.archive.org/web/20170710064720/http://ashihara-hina.jugem.jp/?month=201306
・競馬
2013.5
https://web.archive.org/web/20170710054554/http://ashihara-hina.jugem.jp/?month=201305
・「月刊フラワーズ」メッセージイラスト(水城せとな先生の20周年)
・数年前に体調崩してから、仕事量をセーブ
2013.4
https://web.archive.org/web/20170710055435/http://ashihara-hina.jugem.jp/?month=201304
・悪女について 木嶋佳苗、中村うさぎ
2013.3
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・piece最終話脱稿
・小学館漫画賞の授賞式
・やめようと思って休業してた時期もあるが今は漫画が楽しい
2013.2
https://web.archive.org/web/20170710053740/http://ashihara-hina.jugem.jp/?month=201302
・身内での小学館漫画賞の受賞祝い
・吉永ゆうさん表紙のオムニバス本
2013.1
・初代&現担当からの小学館漫画賞のお祝いピン
・pieceは半分自己満の作品
2012.12
https://web.archive.org/web/20170710063230/http://ashihara-hina.jugem.jp/?month=201212
・piece放送日時お知らせ
・講談社編集が毎年シュトーレン送ってくれる
2012.11
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・中山優馬くんの「Missing Piece」
・「ひと恋めぐり」も「帰りたくなったよ」も嬉しかった
2012.10
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・MATCHBOX TWENTY 「NORTH」
・稲刈り
・関西弁
2012.9
・「鈴木先生」
・「桐島、部活やめるってよ」
・pieceドラマ化
・ドラマ迷った
2012.8
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・小学館の人に竹むらの揚げ饅頭を買ってもらった
・パソコン壊れかけた
・長岡花火、アルパカ、へぎそば、寺泊、村祐
2012.7
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・「殺す理由」
・講談社漫画賞授賞式祝賀会(水城せとな先生の失恋ショコラティエ)、迷って日比谷シャンテ周辺をグルグルグル。小学館の謝恩会&漫画賞授賞式は毎年帝国ホテル。
2012.6
・水城せとな先生の祝賀会(内輪)の幹事
・テレビが壊れた
・占い
2012.5
・友達の結婚式
・「ブルーバレンタイン」
・同窓会
2012.4
・テニス
・貧血
・スカパララ���ブ
・「ガタカ」
・「ヘルタースケルター」
2012.3
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・「僕らがいた」
・「なのはな」
・「第9地区」
2012.2
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・母のロールキャベツ
・蜷川幸雄&唐十郎の「下町万年町物語」
・「カーネーション」「ジョゼ」「ヒミコ」「コケッコー」渡辺あやさん
2012.1
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・別コミ編集部が誕生日毎年花束送ってくれる
・「ALWAYS~三丁目の夕日~」
・野獣風呂
・桜小路かのこ先生
・iPad買った
・箱根神社
2011.12
・姉の手作りのミニトート
・マスターキートン
・謝恩会
2011.11
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・テレビ壊した
・エンデの「モモ」
・芝刈り
2011.10
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・沖田×華さんの「ガキのためいき」
・「見かけの二重星」。
・犬の箸置き
2011.9
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・安全地帯のライブ
・クラーク博士の珈琲
2011.8
・みなとみらいの花火大会
・捜査一課の伊丹 野沢尚さん
・ルンバ壊れた
2011.7
・インタビューは筆談
・指揮者の上岡敏之さん
・はらドーナツ
・夏帆さん写真集
・「天然コケッコー」
2011.6
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・カラスに襲われた
・仲間内で始めた田んぼサークル
・パンの話が描きたい
・ご当地キューピー
・杏と大悟のキティ
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2024年3月25日(月)
今日は月曜日だが、研究室で作業すべき事があって出勤だ。ところが、往路・復路ともに名神で事故渋滞が発生している。往路はなんとか渋滞手前の茨木ICで下りることができたので10分程度の遅れで済んだが、帰路は2箇所の事故のために20分以上余計にかかってしまった。車通勤で高速道路を利用する以上こうした事態は避けられないが、事故は大抵焦りと情報不足が原因、ノンビリと視野を広くとって運転しようぜ、お互いに。
4時30分起床。
二日分の日誌を書く。
朝食。
洗濯。
珈琲。
弁当*2。
大型ゴミ(布団*2、プリンター)
ツレアイ(訪問看護師)は9時頃出発とのことで、ひとりで出勤する。
Instagramに週末の寄席の画像をポストする。
週末の経費を精算する。
資料整理、自宅から少しずつ運んだ書籍を書架に並べる。前期は平日すべて授業が入っているが、後期になれば徐々に処分していこう。
2限終了(12時10分)で退出。
帰路の名神は2箇所で事故発生、困ったものだ。
ツレアイは仕事から帰宅して弁当を食べた後、月一の<テディベア・ワークショップ>のために<ひと・まち交流館京都>へ小雨の中を自転車で向かう。
『東京かわら版』4月号が届いていた。当分東京遠征はできないが、情報はとっておかないとね。
iOS update, 17.4.1。
コレモ七条店で買物、冷蔵庫に手羽中があるので関東煮の材料を買い足す。
夕飯準備中にツレアイ帰宅、4人で早めの夕飯開始。
録画番組視聴、<舟を編む><シャーロック・ホームズ>
(6)初回放送日: 2024年3月24日
辞書作りにのめり込んでいくみどり(池田エライザ)だが、辞書編集部に猛烈な嵐がやってくる。玄武書房・新社長の五十嵐(堤真一)が「大渡海」の紙での出版を廃止、デジタルのみにすると言うのだ。ショックを受ける馬締(野田洋次郎)たち編集部員。中でも大渡海の刊行に向け、松本先生(柴田恭兵)と二人三脚で長年作業してきた荒木(岩松了)の思いは沈痛だ。なんとか紙の辞書を守ろうとするみどりは、あるアイデアを思いつく。
第27話「レディー・フランシスの失踪」/ The Disappearance of Lady Frances Carfaxシーズン 1, エピソード 27
休暇で湖水地方のホテルに滞在中のワトソンは、個性的な女性レディー・フランシスと出会う。彼女の行動が気になったワトソンからの手紙を読んだホームズは彼女に危険が迫っていると察知する。そんな中、ある少佐の講演後、彼女が行方不明に…。
片付け、入浴、体重は3日前から400g増。
血圧測定、まずまず。
あれこれ作業が多くて、ウォーキングの余裕なし。
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賢島への往復の電車の中で三島由紀夫の『潮騒』を約40年ぶりに読みました。
向かったホテルは井上靖、山崎豊子、三島由紀夫らが執筆や宿泊をした場所で、私もお気に入りです☺️
以前に「潮騒」を読んだ時は、あまりこれと言った感想は無く、「ミーハーなアイドル映画の原作」という印象でしたが、今回は「こういう世界があって欲しい」という希望に満ちた感動がありました。
三島由紀夫は川端康成宛の手紙に「明朝ここ(神島)を発つて、三重賢島の志摩観光ホテルへまゐります。そこで僕はまた、乙りきにすまして、フォークとナイフで、ごはんをたべるだらうと想像すると、自分で自分にゲツソリします。」と送っています。
私はゲッソリどころか大満足でしたので、世俗に毒されているという事なのでしょう。
良い季節に私も神島を訪れたいです🥰
皆様、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します🙇🏻♀️
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石の言葉
名古屋を巡る車の中で、静岡に砂丘があることを友人から教わった。鳥取以外に砂丘が存在することは意外だったが、私はちょうど、ぼうっと眺めるだけで済む単調な風景を欲していたところだった。というのも、このところ雑事に追われていたせいで、精神は干された雑巾のように疲弊しきっており、何事に関しても乾いた考えしか浮かばなくなっていたからだ。友人に請うて予定を変更し、翌日足を伸ばしてみることにした。
三月某日。朝から曇天。連休の中日であるせいか車道はしばしば滞った。昼過ぎにようやく浜名湖に着き、そばにある店で鰻を食べつつ、私は植田正治が撮影した写真を思い出していた。白い空と白い砂に二分された画面の中央に、黒い服を着た人物が立っている。現実から遊離した夢のような断片。まるでタンギーの時空にぽつんとある、マグリットのオブジェ。新しいのにどこか懐かしい、シンプルで強烈なイメージだ。そんな不思議な光景が、この先で待っているだろうか。重箱の蓋を閉め、肝吸いをすする。椀のなかにある黒い背景と白い肝のネガポジを反転すれば、近くて遠い異世界が現れるだろう。思いもよらぬ効果は、そのように簡単な操作で得られるのかもしれない。携えたカメラで何かを撮ってみよう。
中田島砂丘は浜松の南部に位置し、遠州灘に面している。砂は、その東端が接する天竜川の上流から運ばれてくるそうだ。駐車場に車を停め、滑り止めが敷かれた小道を歩いて登って行く。林を抜けると視界が開けた。友人が声を上げる。空と、一面の砂が広がっていた。砂原へと続く急斜面を、足を取られながら興奮ぎみに降りる。すると、不意に下方から視線のようなものを感じ、私は立ち止まった。目を凝らすとそれは人でも動物でも虫でもなかった。石であった。坂の下に、じっとこちらを見つめている石があったのだ。遠ざかる友人をよそに、砂に顔を打たれながら、私はそれを見た。あたりにごろごろ転がる石とは何かが違う。風と波の果てしない響きのなかで、その石は白くきわだち、寂しそうだった。
私たちにはどこか通じ合うものがあった。ルートを外れ、靴にざばざばと砂が入り込むのも構わず、石のもとまで無心で下って行った。拾い上げると、それは花崗岩であった。美しい卵型をしており、側面に少し平べったい部分がある。表面はチョコチップアイスを思わせる、白にわずかな黒のまだら模様。握ってみるとたしかな重みがあり、旧知の仲でもないのに、手にしっくりとなじんだ。持ったまましばらく考え、その石を散策の相棒にすることに決めた。
石は、大人しい。しかしその性質はなかなか気難しい。浜を東へ歩いていく途上、こいつをどう扱おうかと悩んだ。ぐっと握りしめたり、持ち上げたり、掲げたり。ときに置いたり、立てたり、回したり。はたまた投げたり、落としたり、転がしたり。その全面が顔ともいえる、しかしいっさい動いてくれないカタブツをなだめすかしながら、何枚も写真を撮った。そのうち何やら、石の言葉が聞こえてくるような気がした。しかしその言葉とはいったいどんなものだろう。
雨に濡れて。/独り。/石がゐる。/億年を蔵して。/にぶいひかりの。/もやのなかに。
そう書いたのは詩人草野心平だが、なんでもない石について、石そのもののごとく簡潔に、そこに秘められた歴史と存在の必然性を言い表している。なおかつ映像的でもあり、事物を外部から見た限界ぎりぎりのところを巧みに描写している。とはいえ、それは石の発した言葉ではなく、あくまで人間から見た石の姿にすぎない。最終的にその主張を想像して汲み取るのは我々読者だ。詩人石原吉郎によれば、詩とは「沈黙を語るための言葉」だという。結局、我々が読めるのは「書かれた詩」でしかない。ほんとうの詩は事物と感興との沈黙の関係にあり、口にしたとたん霧消してしまうたぐいのものなのだ。ただしその意味で、カメラは言葉と同等に詩をつかみ得る道具となる。
石の言葉の意味は石にしかわからないが、聞くことはできる。それは生成と漂着の場所にこだまする音に根ざしているはずだ。ここは砂丘。海と空と砂と風がある。それらを組み合わせて固めた言語が質量となって、いま手のなかにある。石の組成、つまりこの風土の中心に改めて石を据えてみようと思った。空へと放り投げて、あるいは、太陽と重ね合わせたシルエットに向けて、シャッターを切る。一連の試行錯誤の末、徐々に一個の石の多様な側面が見えてきた。浜にある無数の石の中、風紋を斜めに切る光彩と陰影の間、人の足のような流木の上、それぞれの関係性の中で石は表情を変え、異なる何か訴えかける。それは静かだが、熱のこもった対話であった。
石のようになかなか動こうとしない私に友人はやきもきし、途中からどんどん先に進んでいった。帰りがけに走って追いついたところ、持って帰るつもりかと聞かれた。私は黙って首を振り、堆砂垣の向こうにそっと転がした。ホテルに戻ると、お気に入りを見つけたと言って、友人はポケットから小さな黒い石を取り出してみせた。彼は彼で写真を撮っていたらしい。そうしてにやりとしながら差し出されたカメラの画面には、私と石の出会いが切り取られていた。少し笑うと、名残惜しさが込み上げてきた。ふたたび永遠の海亀の卵へと還った石は、満月とともに夜を語り明かすにちがいない。ここちよい疲労に包まれてほんとうの石となった私は、夢幻のなかでその会話を聞いただろうか。
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trip𓅮 旅の記録。 建築的に好きなところを見つけると たくさん写真撮りたくなる。 “余白”のある空間が好きです。 「ホテルたのしい〜」と はしゃぐむすこを見るのも幸せ♡ つかの間の贅沢時間でした。 --- #子連れ旅 #三重旅行 #賢島 #子連れ旅行 #三重ホテル #子連れホテル #ホテル建築 #建築デザイン #英虞湾 (Mie Prefecture) https://www.instagram.com/p/CdZg_Ldp2qk/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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同局の渡辺和洋アナと新美有加アナが進行し、社員、元社員77人にとったというアンケートを紹介しながら、渡邉奈都子報道局長、大野貢情報制作局長、立松嗣章編成制作局長が見解を述べるという形式で放送。それに対し、音好宏上智大学教授が解説を加えた。
まず、2004年の週刊文春による「ジャニーズセクハラキャンペーン」の裁判の結果を報じなかったことに対しては、「男性に対する性加害について、私たち報道担当者の意識が著しく低かったことが、今回の調査であらためて分かりました」「感度の鈍さを考えますと、報道に携わるものとして深く反省しています」(渡邉氏)、「自分自身も含めて、組織全体として性加害に対する認識が著しく低かったと受け止めております」(大野氏)と弁明。
さらに、ジャニーズ事務所に対して遠慮や忖度があったのかについては、「明らかに旧ジャニーズ事務所に対する気遣いや配慮が、報道にもあったことは認めざるを得ません」(渡邉氏)、「魅力あるタレントが多く所属する旧ジャニーズ事務所に対して、徐々に特別視する空気ができあがっていたことは否めません。そうしたことが、性加害を見逃したことにつながったのだと思います」(立松氏)と述べた。
今後については、「どんな対象であれ、���材すべきは取材し、報道すべきことは報道していく。この当たり前の基本をあらためて徹底してまいりたい」(渡邉氏)、「今回のご指摘を真摯に受け止め、放送局としての役割を果たしていきたいと思います」(立松氏)とした。しかし、話す内容はどれも明らかに台本通りで、セリフは棒読み。これで禊は済んだかのような物言いだった。しかも、フジテレビはジャニーズ事務所とズブズブの蜜月関係にあったことを示す“不都合な真実”については検証番組で一切触れていないのである。
これまで映画「THE有頂天ホテル」(06年)や「ザ・マジックアワー」(08年)といった三谷幸喜氏の作品を多数手掛けたほか、ジャニーズ事務所とは映画「NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE」(香取慎吾主演)、連続ドラマ「ラッキーセブン」(松本潤主演)などを担当してきたフジテレビの敏腕プロデューサーである重岡由美子氏が、現在はジャニーズ事務所の取締役であるという事実だ。重岡氏は18年に旧ジャニーズ事務所に現役出向し、22年3月にはフジテレビを希望退職。同年4月から、旧ジャニーズ事務所専任となり、同社の取締役に就任している。
出向時、当時のフジテレビの宮内正喜社長は、「将来的には、(ジャニーズと)共同のコンテンツ制作を目指せればいいなと彼女に行ってもらった」などと定例会見で語っていた。また、重岡氏のジャニーズ事務所への出向は株主総会でも話題になっている。さらにこんな話もある。
「重岡さんはフジテレビの前社長で、現在はフジ・メディア・ホールディングス代表取締役社長の金光修氏と社内結婚し、かつて婚姻関係にありました。現在は離婚していますが、重岡氏のジャニーズへの出向は、金光前社長の意向が大きかったそうで、日枝会長も賛同したそうです。重岡氏は昨年、フジテレビの希望退職制度を利用して退職金を受け取り退社。フジテレビの退職金ですか? 早期なので割り増し分も含めて1億円はくだらないのでは」(フジテレビ関係者)
つまりフジテレビと旧ジャニーズ事務所の蜜月関係は「組織ぐるみ」であり、この期に及んで不都合な真実については糊塗、隠蔽しているのである。
【独自】旧ジャニーズ事務所の現役取締役は元フジテレビ社員だった! 自社の検証番組では一切触れないズブズブの癒着(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース
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2023/04/10
なんだか忘れされてしまったような町だと思った。
栃木県の山奥でもなく、有名な川も近く、見どころになるような観光資源もあるのに電車は1時間に1本。泊まる場所もなく、歩けば昭和の街並み。
歩いていても徒歩の人とすれ違うことはない。
東京23区に住んでいる身としてはそれだけで新鮮なのだけど、ここに住む人達にとっては日常。事実、10時にホテルを追い出されて慌てて見つけた参道沿いのカフェには開店から人が多く訪れた。みな、アイスコーヒーやカフェラテをテイクアウトして帰っていく。スタバのないこの町には貴重なお店なのだろう。
胸がすっと軽くなるような空気が町全体に漂っている。
懐かしくもあり、羨ましくもある。ただ、この町でどう育つかは想像できても、どう職を見つけていくのかは想像できない。
新陳代謝の激しい都心。人工的で目にうるさくて、どこか守られていて、泥水をすすればいかようにも生きていけるように設計されている。それが東京という場所の魅力だし、悪しきところ。
最近は奥さんとの家庭環境の違いをよく考えている。
中流の家庭で手堅い経済観念を持ち実家の支援を受けながら娘を三人しっかり育てた。にも拘わらず、それに執着はせず快く嫁にだせる。両親の庇護を受け、なにひとつ奪われることなく、なにひとつ不安もなく、ただ前をまっすぐ前を向けばよかった。それが意外と普通でないことを奥さんは気づいている。
どんなに裕福でもおかしな親に汚染されながら生きる子供はたくさんいると勤め先の保育園でわかっているのだ。
安寧を得るために、安寧を子供に与えるために手堅く生きようとする奥さんと、そんなものはどこにもないと思っている自分は正直相性が良くない。奥さんに何を言われても富も名声も根源的な幸せも一瞬で得られて一瞬で無くなってしまうことを知っている。将来、何か大切なものを失うことがあったとしても他人は救ってくれないかもしれない。他人の大きな穴を埋めるには、この世界にはあまりにも余裕がない。経済的にも精神的にも。ただ、たくさんの人がコップ一杯分の水を周りの人が注いでくれれば大きな穴にも水が満ちる。
奥さんの生き方は家族同士の大きな相互補完。自分の生き方は他人同士の小さな相互補完。
どっちが間違いでもないことは知っている。だから難しい。
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休暇。
10月1日~長期休暇だという噂が職場に流れていた。長期の休みなら行きたい場所はたくさんあったが、噂が流れはじめたのは8月の末くらいで、そんな時期から用意しはじめたのでは何も間に合わない。釧路と舳倉島、どちらにするか悩んだが、どちらも現実的ではないのであきらめて、結局長期休暇は取らずに、四連休だけ取ってあとは出勤した。来年も同じ時期に長期休暇があるのなら、半年くらいまえには教えてもらいたいし(一年後の予定がすでに決まっているような生活をしている人間なので)それなら周到に旅に出られる。
とはいえ、せっかくの休暇なので何かしたいと思っていたら、東京のイゼルローンフォートレスでキルヒアイスのアフタヌーンティーへ行けることになった。
東京は文フリで年に多いと二回くらい行くのだが、単純に『遊びに行くだけ』というのは、何年ぶりか……。イベントまえのストレスや緊張、イベント後の疲れのない旅行というのは、もしかしなくても十年くらいは経験していないのでは? という…。
いつもは始発に乗るのをすこしゆっくりの電車に乗って名古屋駅へ。
平日の、しかも朝だからすんなり食べられるだろうと思っていた名古屋駅名物「ぴよりん」のモーニングは、びっくりするくらい人が並んでいた……。とりあえず名前だけ書いて、出かける直前にバタバタしてて買えなかったお土産を探しに行くも、あせってしまいぴよりんのバウムクーヘンを一個しか買えないまま、席へ通される。
そしてぴよりんモーニングを注文して食べる。
当たり前だがこの「カフェ・ジャンシアーヌ」は、ぴよりんを求めているひとがわざわざ並ぶお店なので、みんなぴよりんを食べる。いろんなひとが「ぴよりんモーニング」を注文するのを、「ああこの人たちはみんな、ぴよりんを楽しみにこのお店に朝早くにやってきたんだなあ」という幸せな気持ちで感じることができる。とてもいい旅立ちの朝だった。
新幹線は少し遅れている便もあったようだったが、わたしが乗るのは大丈夫だった。予定通り東京駅へ着き、約束の駅へ。
休日はとても並ぶというラーメンのようななにかのお店へ連れて行ってもらう。透き通ったスープに、きしめんみたいな麺(麺は10種類くらいからえらべたが、初心者なので先達に従って頼んだらきしめんみたいなのだった)、たくさんのネギとパクチーが浮いている。パクチー大好きなので、追加すれば良かった。とにかくめちゃくちゃおいしくて、スープまで飲んだ。
到着したときにはお店は結構すいていたのに、すぐに満席になって、お店を出るころには人が並びはじめていた。
皇居まで歩いて行ける距離だというので案内してもらう。
人生で実は皇居に行く(しかも結構奥の一般人が入れないようなところまで入れる)機会があったのだが、一度も行かなかったので、皇居は初体験だった。入り口は閉まっていて、見学はできなかったのだが、かつて皇居へ入る機会があったころからはずいぶん違う道と考え方をしているわたしには、そういうものなのだと思った。偶然だが。
皇居の周りは走っている人がたくさんいた。柳がたくさん生えていて、風が目に見えるので気持ちよかった。
「このお堀、冬は鳥がきそう」と言ったら、案内してくれた人が、「黒くて足がこんな鳥がくる」と指を三本立ててオオバンを表現したのが面白かった。たしかにオオバンは、カモとかと違って、指がわかれていて足がへら状になっていない(指がわかれていてそれぞれに水かきがついている)。
そのあとは、紅茶屋さんへ。いろいろ悩んだけど、暑かったのでレモンティーを頼む。たくさんおしゃべりして、二杯目も。ロイヤルミルクティーを飲む。どれもおいしかったし、カフェはとても居心地が良かった。
いつも東京で誰かに会うときは、イベントの後の打ち上げとかで、疲れとお酒でハイになってたり、時間も時間だから焦っていたりするけれど、ゆっくり時間を気にせずおしゃべりができたのがうれしかった。
だれかに会いに行く旅、というのを久しぶりにしたなあと思った。
その人とは別れて、イゼルローンフォートレスへ。十年来のフォロワーさんと会う。BL短歌の頃に出会っていて、タイムラインでは毎日のようにおしゃべりしているのに、会うのはこれが初めてなのが不思議。
イゼルローンフォートレスは「銀河英雄伝説」という小説のコンセプトカフェ(公式)で、物語の中の陣営で席がえらべたようで、イゼルローンを選んだよ、と言う話だったが、なにが違ったのかよくわからなかった。記念の銀貨・金貨をもらったり、コースターをもらったりした。ドリンクについてくるコースターにシェーンコップが含まれていたのを、ながれるように渡されたのがおもしろかった。
アフタヌーンティーのケーキにひとつめちゃくちゃ酸っぱいのがあって複雑な顔をしていたら「酸っぱいのきらいだもんね」と言われて、「やっぱりいつも一緒にいる人だ!」と思った。
ライチョウのぬいぐるみをもらう。夏羽と冬羽を選ばせてもらう。まだ夏羽のオスにしか出会っていないので、夏羽をもらった。
ひとしく一緒にわちゃわちゃしているフォロワーさんたちにお土産を買う。今日発送したが、よろこんでくれるとうれしいなと思う。
自分用には、箸を買った。迷ったけど、同盟の箸にした。
世界が平和でありますように、この小説の主人公の一人が語るような、健全な民主主義の世界にたどり着き、すこしでも長くそれがつづきますようにと祈る。
翌日。
泊ったホテルの近くに野鳥のサンクチュアリのような場所があるようだったが、とにかく「緑色のインコ(ワカケホンセイインコ)」と「オナガ」が見たいと思っていたので、目撃情報があり、さらに良く発生するという井の頭公園へいく。何年かまえ、みんなでアヒルボートを漕いで楽しんだ井の頭公園だ。朝早く到着したからか、あの楽しかったアヒルボートを漕いでいる人は誰もいなかった。
カメラを持っている人が何人かいて、鳥への期待が高まる。
池にはカイツブリとカルガモが浮いていた。
一生懸命探すも、オナガの鳴声とシジュウカラの鳴声しか聞こえないので、公園の管理塔で「緑色のインコはどこにいますか?」と聞く。
「夕方に群で飛んでくるけど、昼間はあんまり見ないね」と言われる。好む木とかが分かればそこから探せるのに…と思ったが、そういうのもないらしい。とりあえず玉川上水を遡る。オナガの声がたくさん聞こえるけど、全然見つからない。
ブラインドがもうけられているところがあって、鳥写おじさんがたくさんいたので覗いてみる。池があって、ムラサキシキブが池の周りに生えていたので、鳥は来そう。だけど鳥があらわれなかったので情報収集。ちょっと離れたところにたくさんいる場所があるとわかったので移動。
関東の人はもしかしたら「なんでこいつ、こんなにオナガ(とワカケホンセイインコ)を見たいんだ?」と思うかもしれないが、オナガは関東にしか住んでいないので、三重では見られないのである。
どきどきしながら歩いて行くと、まず見つけたのはオナガ。
「オナガだ!!!!めっちゃいる!!!!!オナガ!!!」もう大興奮である。オナガはしきりに飛びまわり、すぐに木の中に隠れてしまうので、まだ葉っぱが繁っている今は見つけづらいし、写真を撮るのがむずかしい。でもときどき、開けたところへ出てくるのでそれを撮影していると、なんか変な影が……飛んでくる……。なんて言うんだろう、ロケットみたいな……。日本にいるタイプの鳥ではない、形状の……。
目の前にとまったのはワカケホンセイインコだった!
「わーーーーーー!!!本物だ!!本物だ!!!!」
重いカメラとレンズを担いできたかいがあった……。このインコも木陰に隠れるし緑色なので、はっぱと紛れて見つけづらいし写真も撮りづらい……。
こんなトロピカルな鳥がなんでこんなところにいるかというと、外来種である。飼われていたのが逃げ出して野生化しているらしい。とても異様……。
寿命が30年くらいあるらしい。外来種についてはいろいろ思うことがあるし、その存在を全面的に肯定はしないが、かれらをここに持ちこんだのは我々人間なので、「彼ら」が悪だという立場にはわたしは立っていない。存在と言うよりは、「棲みつかせてしまった」構造や、行為を批判したいと思っている。
絶滅危惧種を「この目で見てことほぐ」必要があるとしたら(その行為の根底には人類の営為による贖罪と、その環境の改善への努力への約束が含まれると思う)、等しく外来生物も「この目で見る」必要があるとおもう。たしかに、都会の森の中に、この南国にいそうな姿は異様で、その「違和感」は、環境について考える動機になる。
とにかくワカケホンセイインコとオナガを見つけて満足する。
どちらも動き回る鳥なので、追いかけて歩いていたら、ひらけた場所に鳥写おじさんがたくさん集まっていたので寄っていく。
エゾビタキとキビタキを撮影していた。
今年はエゾビタキに出会ってないし、なんだかんだキビタキにもほとんど出会えないので見られて良かった。
名古屋駅でお土産にぴよりんを買いたかったので、はやめに東京を出ようと東京駅にもどる。
スマホリングが壊れてしまっているので、東京駅のちいかわちゃんのショップでちいかわちゃんのスマホリングを買おうと思っていたら、東京駅のちいかわちゃんショップは一時間待ちだった! あきらめて、東京駅にあるというクルミッコショップへ……人が全然いないなあと思っていたら、なんとクルミッコは売り切れ!
そんなぁ~~と落胆しながらお土産を物色していたら、普通の総合お土産ショップみたいなところにクルミッコとサブレのセットが売っていた。
「これ、おふくもち(赤福によく似た伊勢のお土産)みたいな……なんかそういうクルミッコじゃないよな?」と不安に思いながらレジに持って行くと、ちゃんと紅谷の袋に入れてくれたので本物のクルミッコのようだった。
崎陽軒のシウマイもほしくて、真空パックじゃなくてチルドのやつを探し回るが見つけられなかったので真空パックのを買って、お弁当も買って電車に乗る。
じつは朝、ホテルのバイキングでしこたま食べてから何も食べていなかったが、腹が減っていなかったので、帰りの近鉄特急で弁当を食べようと思って、新幹線ではもうすぐ車内販売がなくなるというシンカンセンスゴイカタイアイスを食べる。次に新幹線に乗るのは文フリの時だから、もう食べられるのはこれが最後の機会だ。いつまで経ってもやわらかくならないのを待っていたら、いつの間にか静岡を通過していた。豊橋辺りでなんとか食べ終える。そうこうしているうちに、名古屋。
駅でぴよりんを買おうと思ったら、めちゃくちゃ並んでいた。とりあえず特急券を買ってからぴよりんの列に並ぼうと思っていたら、いろいろあって列にならばず、特急も乗らないことに。
ゆっくり急行と鈍行で三重まで帰る。
急行と鈍行のベンチシートではお弁当は食べられないので、家に帰ってきてからお弁当を食べた。おいしかった。
良い旅をした。
翌日(つまり今日)伊良子へタカの渡りを見に行こうと思っていたのに、雨が降っていた。
来週からはとても忙しいので、今年は、もうヒヨドリの渡りを見に行けないだろう。
11月の半ばくらいには忙しいのは落ち着くので、そしたら、いつものアフタヌーンティーの秋のコースを滑り込みで食べよう。そしたらすぐに、ハッピーホリデーアフタヌーンティーがきちゃう。
月末に、今度は九州へ行く用事がある。九州では、カササギを探したいと思う。
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