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#ラワン天井
kazuya-ikezoi · 2 years
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南に大きく開いた窓のあるリビングの事例です。 視界の入り口を絞って、奥へを広がりを イメージさせる工夫をしています。 キッチンの天井は、ラワン合板貼り、 リビングは吹き抜けで高低差もあり 立体的に仕上げました。 気になる点や質問があれば、気軽にコメント、 DMお願いします! 他にも様々なお家をHPで紹介しているので @kazuya_ikezoi からとんで見てみてください。 よかったらフォローもお願いします。 #広く見せる工夫 #ラワン天井 #家づくりのアイデア #家づくり #マイホーム #ldk #キッキン腰壁 #平屋の家 #勾配天井 #新築 #注文住宅 #自由設計 #パイン材 #無垢材 #設計士とつくる家 #設計事務所とつくる家 #香川 #愛媛 #大阪 #徳島 #コラボハウス https://www.instagram.com/p/CgrKwU0Lva_/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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ichinichi-okure · 8 months
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2023.9.14thu_tokyo
ーーーーーーーーーーー この日記を読むあなたへ スマートフォンを横向き にして閲覧してください ーーーーーーーーーーー
昨晩は疲労困憊なのに百万遍を歩き回ったのち村屋※で飲んだ 帰りに天下一品に寄ったせいか 今朝は二度寝していた
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二度寝して現場に到着
午前中はトイレ前にあったデカい鏡を移設する準備をしていた ラジオは「今夜アレになる」「18年ぶりのAREだ」と繰り返す
鏡を取り外すと朽ちた内壁がバリバリと剥がれたので修復 車があるうちに2枚多めに合板(畳サイズ)を買っておいてよかった
京都「西ノ京」に開店する珈琲ヤマグチ※の工事を請け負っている 最高気温が35度を超えたことを意味する猛暑日は37日を数えた
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クライアントと友達
午後は昨日に引き続きクライアントが友達2人と助っ人に来てくれた ニュージーランド在住?サービス業従事者&僕の母校の教員
クライアントは真名美という 5年位まえ僕の飲み屋の客だった 真名美が現場に来るとアイデアを伝えてどう形にするか相談する
京都入りしてから2か月と1週間が経つ 7月7日に銭湯で買った石鹸はすっかりちびてしまった
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7月8日天井落とし
今日はこういうかたちで「回想」することをみとめられたので 日頃反芻していた言葉の断片を1行31文字以内で書き留める
高井戸ICからイッチー※のハイエースに工具を満載し片道460km 物件は元米屋でその前はパン屋 餅屋いずれも貸主の商売だった
東京から京都へたった1人で移住した借主の行動力に感服する 工事の相方で師のイッチーと真名美で3人であちこち飲み歩いた
METROでのGiftやKyoto TSUBAKI fm 3rd anniversaryは楽園だった 京都にいる内にできるだけ多くのリスニングバーやクラブを回りたい
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DJで一級建築士のタムラさん(DoitJAZZ)
築90年の町家建築を相手に序盤のほとんどは解体で難儀した 天井を落とし壁をめくり床をこじあけた裏側に幾千の生き物の痕跡
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イッチーと彼が連れてきたアルバイト
仕事終わりには若松湯で埃りと汗を流している 町場に用事があればその周辺の銭湯巡る 10数軒は回ったか
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文化財で銭湯にプチ遠征
ひと月かけて執り行われる祇園祭にも少し詳しくなった 通りの名前も徐々にしみついてきている
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祇園祭はカッコよかった
コーヒーを淹れる台は材木屋で50年眠り続けたラワンの一枚板 材木屋は現場の近くにあり親切※美大関係者へのサーヴィスが手厚い
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材栄さん
京都入りと同時に2級建築士製図試験対策の日曜講座に通い始めた しかしオンもオフもやることが満載で宿題の半分もままならなかった
めくった壁から90年前の大工さんがつくった壁がでてきた 新しく造る壁と並列させて見えるように設えている
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A剥がして現れた壁
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B古い壁と新しい壁
8月22日 イッチーはトリツカレ男の店番と都立家政での新しい 案件に着手すべく一足さきにハイエースに工具の半分を載せて帰った
いったん東京に戻り9月10日に製図試験挑んだが十中七八アウトだ 12月7日に結果が出る そのころには珈琲ヤマグチも板についている
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二級建築士製図試験問題
言葉を尽くし手を動かし工夫を重ねた内装工事も終盤 準備した200枚の名刺は徐々に京都人たちの名刺に換わっている
いろんな店で顔なじみになり「工事終わったら帰りはるんですか」 惜しんでくれるのは嬉しいが工事はあと1週間半くらいで終わらせたい
サウナで声をかけてくれた51才の紳士は音楽通だった いまやかけがえのない京都のともだちになっている
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レコード棚も造っています
場所柄外国人とも酒を酌み交わした フィンランド人、チリ人 トルコ、中国人、モンゴル、アイルランド…7か国位?
芸大(先端芸術表現科)の同級生や先輩とも久しぶりに会えた なぜか同級生の2人が医師免許をとっているが明日その彼らに会う
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先端の先輩が自転車に載せられる美術館をつくっていた
16時半 真名美は同級生と自然派ワインの店coimo wine & cafeへ 僕は若松湯のラジオで阪神タイガースの優勝の瞬間を見届けた
最寄りの定食屋兼飲み屋「たいたん はちべゑ」へ行くと 「あとアウト1つやで」と狂喜乱舞するファンに迎えられた※
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あれに乾杯
京都でピザ屋を開きたいという同い年の夫妻に出会った※ 早く眠るつもりがCOMOGOMO JURAKUで2人の夢を語りあった
もしかしたら彼らの店を造ることになるかもしれない 25時 今日も倒れるまで眠らなかった
灼ける盆地の風にも秋の成分がだいぶん添加されてきた もう猛暑日の38日目をカウントすることはないだろう
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イッチー、フィンランド人のイラリくん、やぎ
ーーーーーーーーーーー 注釈
※村屋 出町柳のカオスな飲み屋。自然派日本酒が豊富。
※珈琲ヤマグチ 現在自家焙煎コーヒーのオンライン販売とイベント出店。 2023年9月現在。中京区西ノ京左馬寮町にて喫茶店を開業予定。 御前丸太町下ル 若松湯東入ル。 https://www.instagram.com/_3_yamaguchi/
※イッチー 高円寺のタパスバー「トリツカレ男」店主。 2017年末この店をイッチーが造っているのを手伝わせてもらったことが 僕が内装を始めたきっかけのひとつになっている。 https://www.instagram.com/toritukareotoko/
※親切な材木屋 材栄 https://zaiei.shopinfo.jp/
※阪神タイガースのリーグ優勝 日記の中にアレの瞬間が2回あるのは ラジオ放送に遅れてテレビ放送がついてくる。 タイムラグは2分近くあったと思う。 その間検閲できちゃうのでは?という時間差。 ラジオは昔も今も最速のメディア。現場でもラジオが相棒。
※ピザ屋 ヨロシクピッツァ。 ポップアップ出店と窯ごと出前ピザしている。 https://www.instagram.com/yoroshiku_pizza/
※COMOGOMO JURAKU 現場から近いし深夜遅くまで開いているので 製図試験対策で力尽きたらここで晩酌していた https://www.instagram.com/comogomo_juraku/
-プロフィール- やぎ 38歳 東京 とんち造作計画・内装業
ペーパードライバーの個人事業主の内装業。 店舗設計、解体、壁の造作、什器製作、左官、給排水配管 などおおよそ全て自前で施工している。 佐橋※介。※の部分を景に替えてお読みください。 http://instagram.com/tonch_keikaku/ http://tonch.tokyo/
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katojyuken · 2 years
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#男前インテリア の家 リビング#ラワン天井 が 仕上がってきました✨✨ #キッチン も完了! 玄関#有効ボード 下地部分も オイル仕上げ完了! . #外壁 の#ガルバリウム の 幅広がワイルドです😊 . #katojyukenfactory #男前な外観 #男前インテリア雑貨 #ブルックリンスタイル #インダストリアルスタイル #lifestyle #岐阜市 #住宅 #インテリア #おしゃれ工務店 #新築一戸建て #おしゃれ #オシャレな家にしたい #diy女子 #diyすきな人と繋がりたい #岐阜工務店 #各務原工務店 https://www.instagram.com/katojyukenfactory/p/CYtIhI2rjEP/?utm_medium=tumblr
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kskmrnk · 2 years
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湿った幾何学 / 大村高広
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見事に咲き誇っている八重桜の向こう側に、おなじような色をした、薄紅色の外観が見える。敷地のまんなかに多角形のボリュームが置かれ、余裕ができた南北にはささやかな庭がつくられている。塀やフェンスを取り囲むように植物が生えているし、プランターもたくさん置かれているけれど、植物も塀も、一見すると、誰のものかわからない。実際には既存の境界要素、つまりは隣家のものだと思われるが、「武蔵野の戸建」に所属する要素のようにも見える。まだ小さな木を見ながら、両方から水をかけてもらえるといいねと思う。
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東側の前面道路には外壁がせまり、庇が道へと差し出され、ボリュームに切れ目を入れている。南東の敷地端部には袖壁が伸びている。たんに伸びているというよりも、敷地のかどに「食いついている」と表現するほうが適切かもしれない(軒先を延長すると、既存のフェンスの上端にぴったりと接続するように見える)。隣家の既存フェンスと共同してつくられる1,000mmという幾分控えめな幅の隙間は、門扉の慣習的なサイズを想起させ、公私の境界をゆるやかに提示する。通り抜けて敷地のなかに入ると、奥にいくほど幅が広がる空隙のかたちと6尺(=1,820mm)以下に抑えられた軒先の高さが庭に寸法以上の広がりを与えつつ、西側隣家群の緑地帯へと視線を誘導する。
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色彩が統一されていることもあり、ほどほどの距離で眺めるとき、この住宅はひとまとまりの連続した単体に見えてくる。が、近づいてみるとむしろ「面」の個性が強く、文字通り面食らってしまう。八重桜とセットで眺めるときと、北側のアイアン・フェンスの背景になっているときと、前面道路との関わりで対面するときと、南側の隣家越しに見るときとで、「武蔵野の戸建」の印象はびゅんびゅん変わってしまう。周囲に点在する複数の個別性への応答が建物の各部分に組み込まれ、相互に自律したさまざまな場面が具体的な環境要素とセットで搭載されているからだろうか。いずれにせよ、距離や位置によって外観のまとまりがほどけていくのは確かだ。
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2
内部に関しても同様の指摘ができる。一階南側の室は庭のコンクリート平板がそのまま内部に引き込まれた土間になっている。敷地の奥行きいっぱいに展開するサッシュに余分なディテールが一切見えないことや、敷地南西部に設けられた庭のふくらみとシンクが向かい合っていることなどが相まって、���面と連続した場であることを強く感じさせる。軒の低さと深さのおかげだろう、明るすぎない。平板に当たった光が低く抑えられた天井へとはねかえり、内部をぼんやり照明している。道や庭といった、外のもっと明るい場所を眺めるのに適した、木陰のような場所だ。
一段上がった北東部の室もまた、吹き抜けとルーバー状の床を介して間接光で満たされている。南側の部屋と北側の部屋で、光量の違いを強く感じない。一部が艶のあるグレーで塗装されたラワン合板を主調とした未仕上げ的なインテリアも、方位によるギャップのキャンセルに貢献している。局所的な合理性に基づいて、素材と寸法は相互にばらばらに設定されているようにも見える。とはいえ用いられている素材の数は限定されているから、全体としてはやはり一体感がある。テーブル・棚・ソファ・階段といった設えが──間柱や合板といった架構の構成要素と連続するような──共通の言語で設計されていることも大きい。差異はそこら中にひしめいているが、首尾一貫もしている、という独特な状況は、外観と内観でまったく共通している。
この傾向は二階に上がるとより明確になる。南側は地面から解放された明るく大きな空間で、半外部空間にいるような浮遊感と開放感をもった場所だ。対して北側では、部屋よりは小さく家具よりは大きなひろがり(の限定)が隙間だらけのひしめきあいをみせ、四方八方から飛び込んでくる眺めや音が空間を満たしている。各々にふさわしい居場所を与えられた種々雑多な物品らが、建築を構成する材料と優劣なく目に飛び込んでくる。微妙な角度の違いと傾斜をともなった軸組、ブレース、合板の無塗装の面とグレーに塗装された面、現しになった根太と合板の断面、テーブルと同じようなつくりの階段、太めの手すり、天井と壁を一定のリズムで分割する間柱と垂木、小ぶりの障子、たまたまそこに止まったかのような照明……。建築の構成材は、生活を支える器や家電、梱包箱、衣服といった物品らと同等のレベルまで存在感が分解・調整されているように見える。そして、そうして生まれる空間のニュートラルさ(架構と事物の優劣のなさ)こそが、内部の各領域に固有の性格をもたらす決定的な要因としての、窓の外の風景の個別性を際立てている。 
3
プラトンの『メノン』のなかで、いつものように問答を繰り返すソクラテスが、召使の少年を呼び出して、この正方形の倍の正方形を描いてごらん、と問いかける有名な一節があるが、このとき彼が地面にせっせと図形を描いていたこと──線を描くという行為が実演されていたこと──はあまり注目されない。この幾何学の例題は、簡単なようで実は難しい。ある正方形の一辺の長さと、その倍のおおきさの正方形の一辺の長さは、整数比をもたない。つまりこの例題は、通約不可能な(共通の自然数によって測ることのできない)ふたつの長さを正確に描画せよ、と言い換えることができる。ソクラテスは再び地面をひっかいて少年にヒントをだす。田の字型に分割されたおおきな正方形の辺の中心同士を結ぶと、45度回転した新たな正方形が現れる。
少年は地面に残されたかたちを観察し、回転した正方形の面積が、ちいさな正方形のちょうど倍になることを発見する。彼は基礎的な数学の知識すら持ち合わせていないのだが、最終的には消されてしまう2×2のマトリクスの跡を通して、1:√2という(自然数では表現不可能な)比例関係を直感的に理解し、実際にそれを描画できるようになる。ここでの知識の獲得や形態やサイズの発展は、少年が創造したものでもなければ、ソクラテスが一方的に教授したものでもない。むしろ、仮設された幾何学図形の物性によって“引き出された”ものだ。後に壊されることが宿命づけられた「仮止めの秩序」の力能である。
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幾何学を用いた形態の構想とそこでの寸法の調整は、言うまでもなく、建築の設計において重要な課題だ。建築物は柱や梁といった架構部材を組み合わせて構築された立体物であり、要求される様々な機能に対応するため、内部では異なる用途とサイズをもった室が組織化される。建築の設計においては、機能的・構造的にバランスのとれた形態を計画・実体化するため、幾何学的な図形や比例が抽象的な道具として用いられ、計画の対象となる諸現象を整理し、それらを秩序立てる構成形式として役割を果たす。でも、「武蔵野の戸建」の設計の過程で運用され、のみならず、実際に現実的な空間が現象していく過程に一定の枠組みを与えている幾何学は、そうした伝統的な形式=幾何学のありようとは異っているように思う。
ばらばらかと思いきや、ばらばらではない。場当たり的だが、一貫している。「武蔵野の戸建」の形容しがたい建ち方を理解する鍵は、過程においてのみ現れる幾何学にあると思われる(『メノン』で登場する仮設のマトリクスはそのもっとも古い記録だ)。手がかりは平面に残された3×3の痕跡にある。ナイン・スクエア・グリッドとも呼ばれる分割パタンをもつ三間四方の正方形平面(いわゆる九間)は、日本の民家の最も基本的な構成形式のひとつであり、構造的にも、心地よい寸法という意味でも、木造住宅の持っている自然な存在様態といえるものだ。おそらくだが、検討の初期段階においてはひとまず歪みのない九間が敷地に設置されたのではないか、と想像される(もちろんこれは筆者の仮説なので留保が必要だが、とはいえ、初期段階からこの複雑な立体構成が構想されていたとも考えにくい)。暫定的な形態として敷地に投げこまれたこの幾何学は、周囲の環境と局所的な関係を取り結びながら、ほぐれ、もつれ、ゴムのように伸縮する。「武蔵野の戸建」におけるナイン・スクエア・グリッドは、もはや内側からの発展がない──それゆえに構築物の丈夫さと安定性を求める建築家からすると最良な──不活性な幾何学ではなく、あくまで仮止めの秩序であり、この建築が構想される段階において終始一貫活動的なものであった、と予想される。人間的な情緒や観念に由来する曖昧な部分など持ちあわせていない乾いた幾何学は、個別的な状況との部分的な必然性によって、事後的に湿り気を帯びる。
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湿った幾何学は、際限のない断片化に抵抗する拠点として、多数の人間的/非人間的作用が絡まり合う結び目となり、周囲の環境と建築との局所的な関係性を探索・検討・制作するための足場として、その役割を果たす。
たとえばある形式を、風景のなかにそっと置いてみる。構成形式としての幾何学と、周囲の環境に布置された複数の個別性。両者が衝突し、徐々に安定的な状態をつくっていく持続のなかで、素材としての形式=幾何学は本来の姿とはかけ離れたものへと生成変化していく。 建築は、というか生命一般は、そういう仕方で暫定的に安定的な状態をつくりだすことでこの世界で成立しているのではないか。であれば建築家はただ、形式のほぐれ・もつれ・ほつれを肯定し、その変化の過程に最後まで随伴すればいい。
こうした形式および風景への態度なしに、「武蔵野の戸建」は成立しなかったのではないだろうか。規模は違えど、小坂と森中が乾久美子建築設計事務所時代に担当した「唐丹小学校/唐丹中学校/唐丹児童館」(2018)でも同様の指摘ができるはずだ。どちらのプロジェクトにおいても、初期段階で仮設されたであろう形式=幾何学は恣意的なものではなく、むしろ徹底して受動的な仕方で、現実の諸条件に応答した結果として浮上したものだろう。形式の選択は無数にありえるが、偶有的なものではない。それは、建築家が自身の生を賭けて引き受け、覚悟をもって対峙すべき現実そのものだ。
最後に、なぜこの住宅はこの色でなければならなかったのか、ということについて。
まず端的に、この外壁の薄紅色は、八重桜の色彩にたんに「合わせる」ためだけのものではないと思われる。一年のうち、桜が咲くのはほんの僅かな季節なのだから。この色彩の外壁への全面的な採用が意味しているのは、だから、「桜は咲くかもしれないし、咲かないかもしれない」という曖昧な身振りではけっしてない。そうではなく、「桜は絶対に咲く」。来年も、再来年も、10年後も、あるいは100年後も、桜が咲くということを信じる、という宣言なのだ。この色彩は、桜が咲いているときに桜が散る可能性を、桜が咲いていないときに桜が咲く可能性を示すためにこそある。形式=幾何学の風景との対峙が「ここ」を遠くはなれたところへと開くための技術だとすれば、この色彩に関する決断は、「いま」に潜在している未来への可能性(への信)を世界に残そうとする態度にほかならない。現在という瞬間を超えた場所・時間を掴みとることを目指した葛藤の痕跡と、この場所で生きていくことの希望=可能性が、この建築には刻まれている。
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大村高広さんによる「武蔵野の戸建」についてのテキストと写真。
山岸剛さんの撮影と同じタイミングで実際に住宅を見て頂いて、書いて頂いたものです。
山岸さんの写真と同様に、この住宅での経験をとても丁寧に言語化して頂くとともに、自分たちにとっての「設計」というものを思いもよらない拡がりに向けて読み解いてくださいました。
ぜひ多くの方に読んで頂けたら嬉しいです。
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all text / photo / image ©Takahiro Ohmura
全てのテキスト/写真/イメージは大村高広さんの著作物です。無断転載等はご遠慮ください。 
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大村高広さんCV
https://www.ohmura-takahiro.com/CV_Japanese
前職で担当した学校や書籍についての大村さんのテキストを読んで、いつかぜひ自分たちの建築も批評して頂けたら...と思っており、今回初対面でしたがご快諾してくださいました。ぜひこちらのテキストも合わせてご覧ください。
前職で担当した唐丹小中学校についてのテキストと写真
https://www.ohmura-takahiro.com/entry/20181206/1544087937
前職で担当した『Inui Architects ─乾久美子建築設計事務所の仕事』の書評
「なぜそこにプーさんがいるのか」
https://www.10plus1.jp/monthly/2019/08/issue-03.php
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muraie0413 · 4 years
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栄町のパン屋
「未完成を完成させる」 
東村山市栄町にあるパン屋の内装デザインの計画です。施主はインテリアやファッションに対する感性が高い若い夫婦であった。要望はシンプルで白色とコンクリートの質感を生かした空間がほしい、工事コストは極力低く抑えたいと言った内容でした。パン屋は厨房機器の一つ一つが大きく、多種多様な機器が必要なため、厨房面積がテナント面積の大部分を締める。販売部分の面積は少ないが天井高さは躯体の表しにより約3.5mとなっていました。
 そこでこの残り僅かな空間に施した操作は2つ、開放的な高さ方向の空間は活かしつつ、天井レベルを操作し、スケールチューニングを行うこと、お店がオープンしてからも施主の感性を簡単に拡張していくことができる仕掛けを施すことです。
 格子の天井をCH2.5mのレベルに設定し、スケールのチューニングと高さ方向の開放感の両立を図った。格子天井は同時にドライフラワーやオブジェを吊るして販売空間を季節や好みに応じて編集できるようにしています。また壁には有孔ボードを設置し、棚やフライヤー置場の増設など気軽に店舗インテリアの拡張が可能である。各種の仕上げについて、白色の塗装壁、既存コンクリート躯体、杉の無垢材、シナ合板、ラワン合板を用いて、全体の色調をチューニングしながら、丁寧にあるべき場所を導きレイアウトすることで、無機性と暖かみを内包した店舗空間を生み出しています。
  施主の要望、限られた工事コストを突き詰めて、デザインした空間を体験すると、そこには調律された未完成の空間が表れていました。この未完成の空間は施主たちの感性を刺激していくことでしょう。この空間が施主たちによって永遠に、アップグレードされ続けていくことを切に願います。
写真撮影:松崎直人
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aa-labo · 2 years
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おはようございます。 2008年に竣工した延床面積25坪の犬山の家の2階フリースペースです。 左側は造り付けのカウンター机と本棚を備えたワークスペース、右側は引き戸を入れれば個室スペースに。 天井はラワン合板仕上げ、白い壁は塗装仕上げ、床は無垢のパインフローリング。 #フリースペース #ラワン合板 #白い壁は塗装仕上げ #ビニールクロスは使わない #愛知県犬山市 #青木昌則建築研究所 https://www.instagram.com/p/CVwCN7khPrr/?utm_medium=tumblr
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tgmssk-works · 4 years
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大島のシェアハウス  
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Photo : © Jumpei SUZUKI 
  
築45年の社員寮を90戸のシェアハウスに改修。 すでに耐震改修済みだったため躯体には手を加えず、仕上・防水・設備機器等の更新を行なった。改修予算を設備に回すため、共用部は天井材・床材を解体することで現れたパッチワークのような型枠の痕跡や、大理石のような床用接着剤の跡など、既存躯体のテクスチャをそのまま仕上として活かしている。それらの素材感に負けないように、新たに挿入する素材には有孔ラワン・コルク・OSBなど質感の強いものを使っている。またサイン計画では、更新性・拡張性を考慮して、ホームセンターで手に入る材料とレーザーカット等のデジタル工作機を使って素人でもDIYできるデザインとしている。デザインスタジオbananaによるデジタル加工に特化したARCH-ABLEフォントを使用し、実際にTechShopTokyoにて加工された。
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kthproject · 5 years
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フローリングの選別
今週から増築部の工事がはじまっています。今日現場へ行くと、丁張りがおわり、増築部の範囲やスケール感を実際の敷地で体感することができました。
それと同時並行で大工さんが既存部の間柱や天井の根太などがつくっています。それがおわると床の仕上げを貼っていきますが、今日は届いたフローリング材を梱包から取り出して一枚一枚確認し、節穴がなく状態がよいものを選別する作業をしました(途中からはお施主さんも一緒に)。こうすることで、リビングのような生活の中心になる場所やお客さんを入れる場所にはできるだけ節穴がないものをそろえることで見栄えをよくし、寝室などのプライベートな場所には節穴があるもので全体をそろえることで味わいのある床になります。今後もラワン合板のような、色や木目にムラがある素材もできるだけ選別したり貼り方を丁寧に考えることで、その素材がもつ良さを最大限発揮できるようにしていきたいです。
佐伯
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chihilog · 5 years
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ラワン縁甲板を張った天井と、タモ無垢材のフローリング (武蔵野の家) https://ift.tt/2Uni3RP https://ift.tt/2C8ySbW
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shkt-d · 5 years
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【現場】床貼り、造作家具 @西荻窪のリノベーション
【西荻窪のリノベーション 設計・施工の様子】
西荻窪の現場では工事が順調に進んでいます。
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床下地の置き床システムの上に電気式床暖房を敷設し、フローリングを貼っている所です。床暖の収縮を防ぐため積層フローリングを選定しています。表面材はアッシュのマットクリア仕上。
外周部と天井には断熱材を吹き付けています。
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窓枠。溝を切ってカーテンレールを埋め込むようにしています。
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家具造作も着々と進んでいます。
今回は数が多いため、キッチン家具などの引き出しや細かい造作が多いものは家具屋さんに、棚などは大工さんに作っていただきました。家具や枠などの造作はラワン材で製作しています。
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次回打ち合わせ用に、余ったラワン材で塗装のサンプルを作っていただきました。
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kazuya-ikezoi · 1 year
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天井板貼りの事例 事例はラワン合板を採用しています 内装に合わせて素材を選ぶときに できるだけ素材そのものを活かすように クリア(透明)塗装をオススメしています そうすると木目や経年変化が楽しめます 他にも色々な事例を紹介しているので @kazuya_ikezoi から見てみてください #天井板貼り #ラワン合板 #クリア塗装 #コの字型キッチン #造作TVボード #黒サッシ #ダクトレール #キッチンタイル貼り #サンワカンパニータイル #白タイル #ハウスメーカー #注文住宅 #新築間取り #設計士とつくる家 #コラボハウス https://www.instagram.com/p/CqC7IT4LFa5/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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ii-think · 6 years
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大工さんは29日まで頑張ります(池田市 ヘアースタジオ)
ここ数日ずーーーっとパソコンで図面を描いていたせいか、首がみしみしと鳴っております。。。 姿勢良く、たまに立ち上がってストレッチなどなど、、、心がけているのですが、集中し出すと ダメですねぇ(汗) 運動不足解消の為、本日は電車と徒歩で池田市城南の美容室改装工事現場へ。 現場では大工さん二人が天井下地の造作を進めている様子。 手前(道路側)のカットスペース・受付・待合ゾーンの天井は、既存梁の間をラワン合板で仕上げて、 梁はそのまま現し(隠していない状態)の仕上がり、290cmほどの天井高さとなります。 こじんまりとした外観とのギャップもあり、店舗空間の良いアクセントになるじゃないかなと思っています。 奥のシャンプー・サニタリー・収納ゾーンは、一般的な天井高さ230cm。 馴染みのある天井高さにする事で、住宅居室のように落ち着ける空間となればなと思い、計画しました。…
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katojyuken · 2 years
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#男前インテリア の家 リビング#ラワン天井 が 仕上がってきました✨✨ シブくアジのある仕上がりに… カッコいいクロスと照明で コーディネート✨ お楽しみに😊 . しかし、圧感の屋根‼️ "カッコいい家の外観" が出来上がってきます✨✨ . #katojyukenfactory #男前な外観 #男前インテリア雑貨 #ブルックリンスタイル #インダストリアルスタイル #lifestyle #岐阜市 #住宅 #インテリア #おしゃれ工務店 #新築一戸建て #おしゃれ #オシャレな家にしたい #diy女子 #diyすきな人と繋がりたい #岐阜工務店 #各務原工務店 https://www.instagram.com/p/CYlSvtSr4Yz/?utm_medium=tumblr
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kskmrnk · 3 years
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経堂の一室 / 2020
小田急小田原線の経堂駅から少し歩いたところに位置する、2000年代に建てられたマンションの1室をリフォームするプロジェクト。築浅のマンションにおけるごく一般的なリフォーム工事に相当する予算帯のなかで、水回りを含めて内装を一新する計画。
住戸は最上階の1室で、周辺に高層の建物もなく眺望に恵まれ、施主がこの住戸を買うに至った理由のひとつである大きなルーフバルコニーが住戸を取り囲むように配されていた。住戸の最奥、そのルーフバルコニーに面してあったリビングの角窓の見晴らしは素晴らしく、この角窓を住戸におけるひとつのクライマクスと捉え、その部分が全体のなかでふと焦点として位置づくようなインテリアのあり方を考えた。
住戸自体の設えが比較的しっかりとしたつくりで状態もよかったことから、既存からの大きな変更はリビングと個室を隔てていたひとつの壁を取り払うにとどめることとし、仕上げを足し算的に加える操作で全体を改変した。床は濃い色のワックスを塗装したラワン合板を既存フローリングの上から貼り、壁・天井は既存クロスの上からAEP塗装とし、天井については既存の天井高の違いに対して少しだけ色を変えている。キッチンの壁のタイルについても既存タイルの上からタイルを新設、また内部建具の木枠や木扉はラワンの突板貼り/床と同色とし、同じように足し算的に改変した。
そのなかで、先程のリビングの角窓に対しては、床の割付を延長するように床と同色のラワン材を窓台まで立ち上げ、窓を背にして座り込みたくなるような窓辺とした。同様に、ときにはキッチン棚の幕板として、ときには建具としてラワンを立ち上げ、またそれぞれを高さ40mmの木巾木により連続させた。ラワンの立ち上がりがランドスケープ的に広がっていくように住戸全体にレイアウトすることで、いわゆるLDKとしてバラバラにされていた各室をつなぎとめ、その連続のなかに角窓、そしてその先の眺望がある、という視覚的なシークエンスが生まれることを狙った。
[計画概要]
所在地:東京都
主要用途:住宅
構造:RC造 (改装)
規模:地上6階部分の1室
延床面積:82.40㎡
施工:建築工房晴ノ屋
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neu-ve · 7 years
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WEB内覧/ホール
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今回は、玄関ポーチを入ってからすぐ。ホールのご紹介です。
またまた長いのでご覚悟を…!
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ようこそ!
前回の記事でご紹介した、黒い玄関ドアを開けた状態のビジョンです。 ちょっとローアングルですが、こちらがホール全体。
このホールは、玄関ポーチと同様に、一般的な広さの我が家に対し贅沢なスペース取りをしてあります。
動線なので省スペースにしがちな廊下も、通路幅をなるべく広く。 そして階段は、下部を一切収納にしない片持ち(キャンティレバー)。
一見デッドスペースになりがちなことをしているのですが、それは、家に入ってから出来るだけ窮屈な印象を受けないようにしたかったためなんです。
目線を手前だけで止めず、なるべく奥行きを感じられる空間を意識しました。
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土間は玄関ポーチと合わせ、左官屋さんのモルタル仕上げ。 住んでから4ヶ月、微かなクラックだけで程よく落ち着いてくれた気がします。
写真では伝わりにくいですが、土間の奥行きは1200mm、幅は1800mm。
人の肩幅が約600mm計算ですので、大人3人が2列で並べる広さ…なんですが、う〜ん文章でも伝わりにくいですね、ごめんなさい。 スケールで四角を作ったり、実寸の紙を敷いてみたり…何度も確かめたスペース。 減額調整の際にだいぶ面積を削りましたが、賃貸マンション時代に玄関に余裕がないのが苦手だったので、土間は出来るだけ広く残すように努力しました。
夫婦二人には充分な余裕があって、揃って外出する際もストレスなく暮らせています。
そしてこのモルタル、とにかく汚れが目立たなくて助かっています!
玄関の大敵は、泥汚れですよね。 白等の淡い色はもちろん、黒等の暗い色も、どうしても泥汚れが目立ってしまいがちですが、中間色であるグレーはとても実用的なカラー。
汚れを目立たせない最強カラー=グレーという方程式は、どの場所にも言えることなので、念頭に置いておくととても便利ですね。
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玄関ドアを閉めると、横にはポスト。
前記事でご紹介した通り壁厚分しか奥行きがないので大きな郵便物はドサッと床に落ちてしまいますが…郵便屋さんのファインプレーでいつも上手に立てかけられています。
ちなみに新聞屋さんには、軒下に立てかけておいてもらうようにお願いしました。深い軒は雨にも濡れず安心。朝、主人が新聞をピックアップしそのまま出勤しています。(今時、新聞とってるのも珍しいかもですがお仕事で使います)
ポストから鍵に近い距離ですが、下部の鍵はサムターン回し防止タイプで、ロックをかけてツマミを取り外せるので、普段は付けていません。
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そして玄関ドアの横には…
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SICの扉があります。
フルハイトドアで、出来るだけ壁と同化するように作って頂きました。
でも中はまだ未完で、今は私がダンボールで手作りした靴箱が鎮座。けっこう自信作なんですが(笑)お見せするには見苦しいので割愛しますね。
約70足の靴と、傘や羽織をかけられるような収納計画をしてあって、これからDIYで棚を取り付けます。 (出来上がったら、SIC単体でWeb内覧の記事を書く予定です) DIYと言っても、棚柱を付けてカットしたラワン材を置いていくだけ! 家中の見えない部分の収納は、ネジ用の下地材だけはきちんと入れて頂き、あとはDIYにすることで…かなりコストダウン出来ました。
車輪が汚れて家の中に入れたくないスーツケースも、ここに収納できるような動線にしました。WICも近いので、荷造りはホールで行うことが出来ます。
見せたくない分電盤やWi-Fiルーターも、SICの中にまとめて頂きました。
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SICは“ドア”ではなく“扉”。
SICに入る時はわざわざ閉めることはない(土間側からしか開けない)だろうと割り切り、金具を少しでも簡易にして減額しています。 そのためレバーハンドルではなく、こんなプルノブをつけて頂きました。 カワジュンのPS-075-T05。価格も1000円弱だし、意匠的にも存在感を最小限に出来るので嬉しい。 この建具は、木の厚みも他のドアより薄めなんです。
減額のつもりが、これがとても具合が良くて!
扉の上下に付けたマグネットで留めるだけなので、扉をトンッと押せばあとは勢いで勝手にピタッと閉まってくれるズボラ仕様。
ドアよりもきちんとした開け閉めじゃないから、ワンアクション少なくてとても便利です。
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フローリングは、IOCのもの。カンヌブランという商品です。
とても幅広な190mm、なんともいえないマットでグレイッシュなカラーと、ランダムな節目。邪魔になるほど沢山のサンプルを取り寄せて比較しましたが、中でもこれは別格に理想的なフローリングでした。
でも、予算より少し高額(㎡/8800円)で何度も何度も諦めかけましたが、家に入って一番最初に目にする床だし、小さい面積であるホールだけなら…と後悔のないように導入しました。
複合フローリングなので、冬の寒い時期もつなぎ目は一切開かず安定していました。これは複合特有のメリットだったなぁと思います。
でも扱いや質感は、ほぼ無垢材。 複合とは言え、厚みが4mmもあるのがポイントです。
白い壁と黒い階段の激しいコントラストも、彩度を抑えたこのフローリングなら、柔らかく繋いでくれると思いました。 モルタルとも明度の相性が良く、とても心地よいカラーに感じています。
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そして��関の框。 完全な箱型で、框を感じさせないディテールにして下さいました。
これは、4mmの複合フローリングの、4mm厚の部分を生かして使ってくれています。
高さも、フローリング幅と合わせた190mm。 これが低すぎず高すぎず…靴の脱ぎ履きに絶妙で、とても生活しやすく嬉しいです。
無駄な接続部が一切見えない美しい納まり。 接続部分に何か貼ってごまかすのではなく、あるのにないように見せてくれているんですね。
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それは床と壁の接続部である、巾木にも言えます。(巾木の記事はこちら) 家中、アルミアングルを使用して"入り巾木風”にすることで巾木の存在感を消して頂きました。
壁とドアは、混在しても1つの面としてつながるよう意識しています。 そのため、フルハイト(天井まで高さのある状態)&ドア枠なし&隠し蝶番がマスト。
造作のドアですのでもちろん既製品よりも価格は高くなりますが、建具では少しでも余計な線や金具を消す事が、家のクオリティを左右する鍵。 これは迷う事の無かった増額パーツでした。(神谷から既製品も出ています)
ドア下部の隙間も、巾木と同じ高さにして下さっています。
そしてホールの壁と天井は、全て塗装にしました。
職人さんにお願いすると、塗装はクロスよりも高額になってしまいますが、ベンジャミンムーアのAuraという素人でも美しく仕上がる塗料でDIYすることで約3万円で塗装壁を実現しました。(ペイント選びの記事はこちら、自主塗装の記事はこちら) フラットな意匠はもちろん、お手入れがとても楽! 体力は要りますが、諦めなくて本当に良かったと思います。
※一時期、下地のパテによって変な艶が出てしまって、補修で塗装屋さんがベンジャミンムーアで再塗装して下さったのですが、養生したのに一滴も塗料が垂れませんでした…塗料も凄いですが、やはり職人さんは凄いです。
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こちらはフリースペースへ続く階段。 画面左側はWICの扉です。 家中のレバーハンドルは、全てWESTの3rd zeroで統一しました。(レバーハンドル選びの記事はこちら)
家の中の建具はほぼフルハイトですが、フリースペースのドアだけは床レベルの関係で程よい高さで止めてあります。
我が家の前面道路は絶妙な坂になっていて、敷地内で約60cmの高低差があり、Wさんはそれを生かしたフロアレベル作りをして下さいました。
フリースペース側のレベルを0cmとし、玄関側が+60cm高さ。 この2つの区間の繋ぐホールで高低差を調整したので、約3段(60cm分)の階段があるんです。
この、半地下感が私達夫婦はとても好き。 なんだかいつもちょっとワクワクする感覚があります。 通常の半地下の場合は地面を掘り下げる為、一気に予算がはね上がるのですが、土地の起伏に上手く合わせて頂いたため増額も特になく、ありがたい限りです。
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ドアを開けると約10帖のフリースペースへ続きます。 (フリースペースを作った経緯はこちら)
フリースペースの向こう側は中庭。 時々このドアを開け放してホールからも中庭のシンボルツリーが見られるようにしてあります。
ドアは可動域が広く、うまく織り込んで死角にすることが出来ます。
フリースペースを店舗として使う場合は靴に履き替えるので、ここからまたモルタルへの切り替え。(今は頑丈なスリッパを常備しています)
そして、将来このフリースペースはAirbnb等でリースすることで収入を見込む部屋となる可能性もあるため、境界を少し強めに意識し、こちら側から本錠で鍵をかけられるようになっています。
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廊下に腰掛けて土間に足を下ろして撮ったビジョン。
たった3段のこの箱階段も、とても好きな空間です。 框や巾木を極限までミニマルに抑えて下さったお陰で…彩度を抑えてじっくり選んだ、壁・モルタル・フローリングの3つの素材感がきちんと引き立っている気がします。
2FリビングであるM邸にとって、夏にここはちょっとした避暑地になるはず。 本を読んだりできるように、背面にはフロアランプ用のコンセントを配置してあります。フロアランプは検討中で、近い将来の楽しみ。
M邸のホールは、あえて充分な広さで取ったことで、結果的に単なる“廊下”や“階段下”の枠を越えて、無意識に居住部の延長のような扱いになりました。
ホールの記事、あまりにも長くなったので2回に分けます(苦笑) 次回はホール内の片持ち階段の内覧です。もう少しお付き合いください!
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●我が家と同じように建築家と家を建てている方のブログ集はこちら。 これから家づくりをされる方は是非ご参考ください。
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aa-labo · 3 years
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おはようございます☀ 犬山の家 リビング階段 階段スペースはちょっとした吹抜け空間になっており、2階とは引き戸で仕切られています。 2階の天井はラワン合板を目透かし張りしています。 #犬山の家 #階段 #リビング階段 #ラワン合板 #愛知県犬山市 #青木昌則建築研究所 https://www.instagram.com/p/CHlrqyVgBgi/?igshid=84az9yuau205
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