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#陸奥赤石
travelersrecord · 1 year
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〜 日本一周の旅記録.154 〜 青春18きっぷを片手に気ままな旅へ… 日本一周、旅の14日目。 美し過ぎる路線、JR五能線。 風合瀬〜大戸瀬〜千畳敷〜北金ケ沢〜陸奥柳田〜陸奥赤石〜と通過しますが、美しい日本海沿いが続きます。 壮大な日本海に、ときおり現れる広大な田園。 心奪われるような感動のビジョンが続きます。 五能線は、何処かへ行く為の移動手段ではなく、この路線自体が観光スポットと言って過言ではありませんね。 〜 旅人の記録 〜 #青森県 #JR五能線 #風合瀬 #大戸瀬 #千畳敷 #北金ケ沢 #陸奥柳田 #陸奥赤石 #日本海沿い #美しい路線 #感動の路線 #爽やかなシーサイド #旅 #旅人の記録 #独り旅 #日本一周 #青春18きっぷ #列車 #電車 #車窓 . https://www.instagram.com/p/CoR9dpapWmT/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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kennak · 1 day
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今回の報告書で「消滅可能性自治体」とされた自治体は、以下の通り。 【北海道】 函館市、小樽市、釧路市、夕張市、岩見沢市、網走市、留萌市、稚内市、美唄市、芦別市、赤平市、紋別市、士別市、三笠市、根室市、砂川市、歌志内市、深川市、富良野市、登別市、伊達市、北斗市、当別町、新篠津村、松前町、福島町、知内町、木古内町、鹿部町、森町、八雲町、長万部町、江差町、上ノ国町、厚沢部町、乙部町、奥尻町、今金町、せたな町、島牧村、寿都町、黒松内町、京極町、共和町、岩内町、泊村、神恵内村、、積丹町、古平町、余市町、赤井川村、南幌町、奈井江町、上砂川町、由仁町、長沼町、栗山町、月形町、妹背牛町、雨竜町、北竜町、沼田町、当麻町、比布町、愛別町、上川町、上富良野町、和寒町、剣淵町、美深町、音威子府村、幌加内町、増毛町、小平町、苫前町、羽幌町、遠別町、浜頓別町、中頓別町、枝幸町、豊富町、利尻町、美幌町、津別町、清里町、小清水町、訓子府町、佐呂間町、遠軽町、湧別町、滝上町、西興部村、雄武町、大空町、豊浦町、白老町、洞爺湖町、むかわ町、日高町、平取町、浦河町、様似町、えりも町、新ひだか町、士幌町、広尾町、池田町、豊頃町、本別町、浦幌町、釧路町、厚岸町、浜中町、標茶町、弟子屈町、白糠町、羅臼町 【青森県】 青森市、弘前市、八戸市、黒石市、五所川原市、十和田市、むつ市、つがる市、平川市、平内町、今別町、蓬田村、外ヶ浜町、鰺ヶ沢町、深浦町、藤崎町、大鰐町、板柳町、鶴田町、中泊町、野辺地町、七戸町、横浜町、東北町、六ヶ所村、大間町、東通村、風間浦村、佐井村、三戸町、五戸町、田子町、南部町、階上町、新郷村 【岩手県】 宮古市、大船渡市、久慈市、遠野市、一関市、陸前高田市、釜石市、二戸市、八幡平市、奥州市、雫石町、葛巻町、岩手町、西和賀町、平泉町、住田町、大槌町、山田町、岩泉町、田野畑村、普代村、軽米町、野田村、九戸村、洋野町、一戸町 【宮城県】 石巻市、気仙沼市、白石市、角田市、登米市、栗原市、蔵王町、七ヶ宿町、村田町、川崎町、丸森町、松島町、七ヶ浜町、大郷町、色麻町、加美町、涌谷町、女川町、南三陸町 【秋田県】 能代市、横手市、大館市、男鹿市、湯沢市、鹿角市、由利本荘市、潟上市、大仙市、北秋田市、にかほ市、仙北市、小坂町、上小阿仁村、藤里町、三種町、八峰町、五城目町、八郎潟町、井川町、大潟村、美郷町、羽後町、東成瀬村 【山形県】 鶴岡市、酒田市、新庄市、上山市、村山市、長井市、尾花沢市、山辺町、中山町、河北町、西川町、朝日町、大江町、大石田町、金山町、最上町、舟形町、真室川町、大蔵村、鮭川村、戸沢村、高畠町、川西町、小国町、白鷹町、飯豊町、庄内町、遊佐町 【福島県】 会津若松市、白河市、喜多方市、二本松市、田村市、伊達市、桑折町、国見町、川俣町、天栄村、下郷町、檜枝岐村、只見町、南会津町、北塩原村、西会津町、猪苗代町、会津坂下町、三島町、金山町、会津美里町、泉崎村、棚倉町、矢祭町、塙町、鮫川村、石川町、玉川村、平田村、浅川町、古殿町、三春町、小野町 【茨城県】 日立市、常陸太田市、高萩市、北茨城市、潮来市、常陸大宮市、稲敷市、桜川市、行方市、鉾田市、城里町、大子町、美浦村、河内町、八千代町、五霞町、利根町 【栃木県】 日光市、矢板市、那須烏山市、益子町、茂木町、市貝町、塩谷町、那珂川町、 【群馬県】 桐生市、沼田市、渋川市、藤岡市、富岡市、安中市、上野村、神流町、下仁田町、南牧村、甘楽町、中之条町、長野原町、嬬恋村、草津町、東吾妻町、片品村、みなかみ町、玉村町、板倉町 【埼玉県】 行田市、秩父市、越生町、小川町、川島町、吉見町、鳩山町、ときがわ町、横瀬町、皆野町、長瀞町、小鹿野町、東秩父村、神川町、寄居町、松伏町 【千葉県】 銚子市、勝浦市、富津市、八街市、南房総市、匝瑳市、香取市、山武市、いすみ市、栄町、神崎町、多古町、東庄町、九十九里町、芝山町、横芝光町、白子町、長柄町、長南町、大多喜町、御宿町、鋸南町 【東京都】 檜原村、奥多摩町 【神奈川県】 三浦市、中井町、山北町、箱根町、真鶴町、湯河原町 【新潟県】 小千谷市、加茂市、十日町市、村上市、糸魚川市、妙高市、五泉市、阿賀野市、佐渡市、魚沼市、胎内市、田上町、阿賀町、出雲崎町、湯沢町、津南町、関川村、粟島浦村 【富山県】 氷見市、南砺市、上市町、入善町、朝日町 【石川県】 七尾市、輪島市、珠洲市、加賀市、羽咋市、志賀町、宝達志水町、穴水町、能登町、 【福井県】 大野市、勝山市、あわら市、池田町、南越前町、越前町、高浜町、若狭町 【山梨県】 都留市、大月市、韮崎市、上野原市、甲州市、早川町、身延町、南部町、富士川町、道志村、西桂町 【長野県】 大町市、飯山市、小海町、佐久穂町、立科町、長和町、阿南町、阿智村、平谷村、天龍村、上松町、南木曽町、王滝村、大桑村、木曽町、生坂村、筑北村、小谷村、坂城町、高山村、山ノ内町、木島平村、信濃町、小川村、飯綱町、栄村 【岐阜県】 美濃市、瑞浪市、恵那市、山県市、飛騨市、郡上市、下呂市、海津市、養老町、関ケ原町、揖斐川町、池田町、七宗町、八百津町、白川町、東白川村 【静岡県】 熱海市、下田市、伊豆市、御前崎市、牧之原市、東伊豆町、松崎町、西伊豆町、川根本町 【愛知県】 津島市、新城市、南知多町、美浜町、設楽町、東栄町、豊根村 【三重県】 尾鷲市、鳥羽市、熊野市、志摩市、木曽岬町、大台町、度会町、大紀町、南伊勢町、紀北町、御浜町、紀宝町 【滋賀県】 高島市、甲良町 【京都府】 宮津市、京丹後市、井手町、宇治田原町、笠置町、和束町、南山城村、京丹波町、���謝野町 【大阪府】 富田林市、河内長野市、柏原市、門真市、泉南市、阪南市、豊能町、能勢町、岬町、太子町、河南町、千早赤阪村 【兵庫県】 洲本市、西脇市、加西市、養父市、朝来市、宍粟市、多可町、市川町、神河町、上郡町、佐用町、香美町、新温泉町 【奈良県】 大和高田市、五條市、御所市、宇陀市、山添村、安堵町、三宅町、曽爾村、御杖村、高取町、上牧町、河合町、吉野町、大淀町、下市町、黒滝村、野迫川村、十津川村、下北山村、上北山村、川上村、東吉野村 【和歌山県】 海南市、橋本市、有田市、御坊市、田辺市、新宮市、紀の川市、紀美野町、かつらぎ町、九度山町、高野町、湯浅町、広川町、美浜町、由良町、みなべ町、日高川町、白浜町、すさみ町、那智勝浦町、太地町、古座川町、串本町 【鳥取県】 岩美町、若桜町、智頭町、八頭町、大山町、日南町、日野町、江府町 【島根県】 雲南市、奥出雲町、津和野町、隠岐の島町 【岡山県】 玉野市、笠岡市、井原市、高梁市、新見市、備前市、真庭市、美作市、久米南町、吉備中央町 【広島県】 竹原市、府中市、安芸高田市、江田島市、安芸太田町、神石高原町 【山口県】 萩市、長門市、美祢市、周防大島町、上関町、田布施町、平生町、阿武町 【徳島県】 鳴門市、小���島市、吉野川市、阿波市、美馬市、三好市、勝浦町、佐那河内村、神山町、那賀町、牟岐町、美波町、海陽町、上板町、つるぎ町、東みよし町 【香川県】 さぬき市、東かがわ市、土庄町、琴平町 【愛媛県】 宇和島市、八幡浜市、大洲市、四国中央市、西予市、上島町、久万高原町、内子町、伊方町、松野町、鬼北町、愛南町 【高知県】 室戸市、安芸市、須崎市、宿毛市、土佐清水市、四万十市、東洋町、奈半利町、田野町、安田町、北川村、本山町、大豊町、いの町、仁淀川町、中土佐町、佐川町、越知町、檮原町、日高村、津野町、四万十町、大月町、三原村、黒潮町 【福岡県】 嘉麻市、小竹町、鞍手町、東峰村、添田町、川崎町、みやこ町、築上町 【佐賀県】 多久市、玄海町、大町町、白石町、太良町 【長崎県】 平戸市、松浦市、対馬市、壱岐市、五島市、西海市、雲仙市、南島原市、東彼杵町、小値賀町、新上五島町 【熊本県】 水俣市、上天草市、天草市、美里町、和水町、小国町、産山村、高森町、山都町、氷川町、芦北町、津奈木町、多良木町、湯前町、相良村、山江村、球磨村、苓北町 【大分県】 佐伯市、臼杵市、津久見市、竹田市、杵築市、豊後大野市、国東市、姫島村、九重町、玖珠町 【宮崎県】 串間市、えびの市、高原町、国富町、諸塚村、椎葉村、美郷町、高千穂町、日之影町 【鹿児島県】 枕崎市、阿久根市、西之表市、垂水市、曽於市、南九州市、三島村、さつま町、湧水町、錦江町、南大隅町、肝付町、大和村、喜界町、天城町
【全744自治体リスト】「消滅可能性自治体」を一挙公開…北海道から鹿児島まで 出産年代の女性人口が半数以下に 日光市や草津町も  |FNNプライムオンライン
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minatokucarpet · 1 year
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  ペルシャ絨毯買取専門店 当店は東京都港区、埼玉県川越市、神奈川県横浜市を拠点に 関東全域にてペルシャ絨毯の出張買取を致します。 お引越しや模様替え、リフォームや家の解体などで使わなくなります ペルシャ絨毯、高級絨毯、ブランド絨毯、ブランドラグの買取を行っています。 また、織が良い物は絨毯ほかキリム・ギャッベも買取致します。 お住まいが遠方の方は便利な宅配買取をご利用ください。(下部参照) 当店はリビング用の絨毯から玄関用の小さな絨毯まで幅広く取り扱っております。 併せまして高級家具や高級時計、ブランド品、エルメスやクリストフル マイセン、リヤドロやラリックなどの西洋アンティーク、銀製品なども買取致します。 私どもはペルシャ絨毯買取やアンティーク買取に自信を持っております。 満足いただけますよう精いっぱいで査定させていただきます。 ぜひペルシャ絨毯買取はペルシャ絨毯買取 専門にお任せください。 Read the full article
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yoshitugutuduki · 1 year
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ネオファウナ
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 白と黒。それがこの台地に登って抱いた最初の印象だった。起伏に富んだ白い氷原のあちこちから、黒い崖が顔を覗かせる。雪がちらついているせいか、それとも大地の白を映し出しているせいか、空もまた、灰色のはずが白んで見える。初めて訪れる北極圏は、太古の昔から日の沈むことのない、かといって日が高く昇り、大地の氷河を溶かすこともまたない、薄明の世界だった。  雪原専用の8脚車両で、傾斜の緩い台地の東側から登って早半日、狭い空間で疲れは溜まっていたが、私の体重が他の乗組員より重い分、贅沢は言えなかった。大丈夫、あと数時間もすれば、発掘のためのキャンプ基地に到着する。この辺りは雪の粘度が低く、おまけに雪の下の固まった氷河をうっかり踏んでしまうと、車両ごと転倒する危険がある。車体の脚部分に付いた音響センサーで、なるべく雪の厚い場所を探りつつ、進むしかないらしい。  私の隣では、ダンと名乗った白いクマの男性が車両に接続して操縦している。一見すると椅子にもたれかかっているようにしか見えないが、後頭部には電磁コントローラが付いている。彼自身によればちょっと前の型番だが、車両を動かすには使い慣れたものが一番しっくり来るらしい。後頭部樹状核増設手術を受けているらしく、扱いには手慣れているという。もう10年になるそうだ。他の2名が小柄で、荷物もかなり多い以上、体重の大きいゾウである私と、ダンの2名はそれぞれコクピットとサブピットに座ることになった。  「僕は地元の村の出なんですが」  思いのほか、荒々しげな見た目とは裏腹に、丁寧な口調でダンは喋り出した。運転中とはいえ、重苦しい静寂に耐えられなくなったらしい。  「どうもそっちでも、起きてるみたいなんですよ、失踪事件」  「本当なんですか」  それまで黙りっきりだったネズミの男、ジェイが、淡々と訊いた。別段驚くでもなく、寒い車内の温度に合わせたような冷やかさだった。仕事をし始めて半年間、ここに来て躓くまで彼と世界を巡ったが、未だに彼の感情の起伏は捉えられていない。  「えーと、報告では、確かに4件の失踪事件が、マクファーレンさんのご出身の村で確認されてますね、種はいずれもバラバラですが」  そそっかしいラエンの女性、ライラと名乗ったか、が手元の携帯モニタを叩いて読み上げた。ダン・マクファーレンと同じく、ここに着いた際に中央都市の空駅で出会ったばかりで、なおかつ、私とジェイの終盤を迎えた調査が躓くことになった原因だった。  いや、原因というのはよそう。別に彼女が引き起こした事態ではないのだから。  私たちはこの地に到着した瞬間に、すでに躓いていたのだ。
 私とジェイ・マウゼリンクスが実地調査を始めたのは半年前、そのきっかけになった、彼の調査に同行したのが1年程前だったか。赤道地帯の高地で発見された膨大な壁画、そしてそれを覆い隠していた巨大な洞窟は、数万年前に明らかな、我々知的生物による文明が存在した最古の証拠となり得るものだった。当時一介の動物文化学者だった私に、その研究の最前線に入って欲しいと言うオファーが来たのは、ジェイの横やりあってこそだと聞く。途中から研究に無理やり入り込んだジェイを疎む者はいたものの、全知的動物の大系統を、分子を用いて提示し、世界的に注目されている彼には、表立って反意を示すことができなかったようだ。無理やり私を暑い洞窟へ連れ出した彼は、これまでの古代文化とも違う、独特な意匠の壁画と、その物語る意味を教えてくれた。  それはカタログ、と言ってもいいものだった。中央に描かれた、楕円形の物体の中から、様々な種の、知的生物が出てきて、一様に並ぶ光景。そこには何万もの「立った絵」があったが、1色で描かれていながら、それぞれの絵はディテールが異なり、明確に別種と認識できた。赤道付近と言っても、安定陸塊上、そう、オセアニア大陸に位置する以上、ゾウやウマといった旧大陸を出自とする種は、ここには載っていないはずだった。だけれど、私の種だけではない。たぶん、あらゆる現生の知的生物が、この「カタログ」に載せられているのだろう。  分子生物学者のジェイは、恐らく人類のルーツを明確にしようとしているに違いなかった。そこで私に、手伝ってくれるように要請した。  誰もが気づかないふりをする。  感情の起伏に乏しいジェイが、この話をする時は苦々しい顔を必ず浮かべる。我々知的生物、つまり動物は、単一の系統である微生物として誕生し、無脊椎動物、魚類を経て、爬虫類となり、そこからそれぞれ鳥類と哺乳類が分かれた。これが、どんなにプロセスに疑問を抱こうと、この地球の教育機関で、幼獣ですら習っている仮説だ。  しかしこの仮説には矛盾が生じている。我々は進化の過程で、知能が発達したが、知能が発達するのが先だったのか、それとも様々な種に分化するのが先だったのか、という問題だ。知能が発達するのが先なら、例えば知能を退化させた種や、相応の歴史を示す物が残っていてもおかしくないが、実際はそんな種や事物は残っていないし、現在昆虫や魚類で示されているような、進化に至る原理、突然変異や、特に自然選択が、知能を持つと生じにくくなるのではないか、という仮説もある。一方で、様々な種に分化するのが先で、その後知能が発達したという仮説なら、上記の問題はクリアするが、いくら収斂進化という、似た生態的地位の生物に似た形質が出るという仮説があるとはいえ、そのような斉一的な知的生物化が起こり得るだろうか、という疑問が浮かぶ。そもそも、様々な種に分化しているのなら、我々には様々な、枝の途中となり得る、祖先種が数多見つかるはずだ。しかし、現状そんなものは一切見つかっていない。化石記録は魚類まで、それも現生の無脊椎動物や魚類とはかけ離れた姿で、我々の現在の姿を支持しない。  このジェイの主張に私は魅せられたのだろう。彼に伴って様々な古い遺跡をフィールドワークした。そうして、場所を絞り込んでいくうちに、文明誕生の起源となる候補が、この、新大陸の北極圏内にある、大きな台地で見つかった遺跡だと突き止めた。  残すは実地調査、既にキャンプ地が作られ、行われるはずだった大規模な調査に参加させて貰えることになり、北極へ向かう途上は、一睡もできないほどだった。しかし、いつまで経っても迎えの車両が来ない。どうもおかしいと思って、上空から気象観測用の無人機で見て貰ったところ、キャンプ地に誰の気配もない、ということが判明した。地元の警官隊に待機を命じられた私たちは、警官隊所属でこの地域を管轄していると名乗るライラと、この辺の地理に詳しく、仕事柄車両の扱いにも慣れているらしいダンと共に、キャンプへ向かうことになったのだった。
 洞窟の中は、明るかった。発電機が稼働したままになっていたせいか、洞窟の壁に設置されたライトが空間を照らし出し、携帯ライトを持たずとも奥深くまでの道は見えていた。ずっと昔読んだ恐怖小説と違って、静寂こそあれど、何十人ものスタッフが失踪したような、不気味な雰囲気は感じさせなかった。  先を行くジェイを呼んで、私より二回りは小さな彼の様子を聞く。  「キュクロプスさん、この先は若干狭いがあなたでも入れないわけではなさそうだ。ただ灯りがもう設置されていない。誰かライトを貸して欲しい」  そんな声が狭い道の前、ダンやライラの前から聞こえてくる。私は持っていた携帯ライト、ジェイには若干大きいかもしれないが、をダン、ライラに渡し、ジェイに渡すように促した。  「この奥は広い空間だ」  「慎重に進んでくださいね」  ライラが呼びかける。裂け目が出来て落ちていたりしたら大変だろう。  ライラに続いてダンが、そして私が狭い穴をくぐる。真っ暗であまり見えないが。空間が広いのは声の響き具合でわかる。  「これは、特に岩の裂け目とかはないみたいだ」  慎重に前進して、ジェイから渡された携帯ライトで周囲を見渡したダンが、何かに気づいた。  「なんだ、あれ」  真正面の、ライトで灯された場所を見る。明らかに場違いな物が、岩に貼りついていた。  「扉、ですね」  ライラが立ちすくんだまま不安げに言う。  鎮座している金属製の、明らかに現代的な円い扉は、私でも余裕で通れるぐらいには大きい。左側には、取手のような金属製の棒も繋がっている。  狼狽しているのか、先にこの空間に入ったジェイは、扉を見て何か考え込んでいるように見えた。そんな彼の横を通って、ダンがおもむろに取手に手をかける。  少しだけ、空気の吸い込まれる音がして、扉が開いた。  考え込むのをやめたらしいジェイが、吸い込まれるように扉の奥に入っていく。  「マウゼリンクスさん!」  ライラは止めに入ろうとしたのか、後を追った。私もそれに続く。  後ろから足音が聞こえる。ダンも来ているようだ。  扉の奥は、少し上向きの傾斜のある、通路だった。4名分の足音、金属音が響く。それ以外は、ジェイの今持っている携帯ライトが頼りだった。  こんなところに近代的な人工物があったなんて、何かの軍事基地とかだと、非常に私たちはまずいことをしているわけだが、なんでこんな洞窟の奥深くにあるのか、見当もつかない。  好奇心はとうに消え失せ、徐々に後悔と不安と恐怖が胸の奥を占めつつあった。そんな時、ジェイが立ち止まった。  「行き止まり?」  最後尾のダンが聞いた。ジェイは短く、いや、とだけ答え、目の前の壁、いや、長方形の扉だろうか、に設置された黒いパネルに、手をかざした。  扉が開くのと、視界が明るくなるのは同時だった。しばらく薄明りや闇の中で過ごしてきたせいか、目が痛い。なんとか視界を取り戻すと、通路と思しき、私たちが辿ってきた空間が明るく、ライトのようなもので照らされているのが見えた。扉の向こうは、少し落ち着いた明るさのようだ。ライラやジェイに続いて扉をくぐる。  そこは、一面緑色の森だった。
 唖然としていた私たちに、ジェイが呼びかけた。  「立体映像だ、本物の森じゃない」  各々が、凄まじい密度で生えている草木を触ろうとするが、すり抜けてしまう。どうやら本当に、偽物らしい。  「こんな植物見たことない。地球上でこんなの発見されてたっけ、それに日差しも」  「青い空だな」  上を見上げてジェイが言った。空と言えば、エアロプランクトンが漂っているため、地上からは緑色に見える、日差しもこんなに明るくはないはずだった。  「これが故郷の景色か」  そうジェイが呟く。  「その通りです、ここが本来の地球の景色です」  今までの穏やかな口調のまま、ダンが言い出した。  「マクファーレンさん?」  何を言い出すのか、と思い、私は振り向く。ライラも遅れて振り向いた。怯えているのか、その顔は強張っている。  「ようこそ、汎用生態系生産プラント、ネオファウナへ、私はこちらのオペレーションを行っているメインシステム、チャーリーと呼ばれています」  ダンは全員の方を向くと、恭しく礼をした。  「皆さんがご覧になっている映像は、本来の地球、東南アジアのカリマンタン島付近の熱帯雨林を再現したものです。本来の地球で最も多様性が保たれていた個所と言われています」  淡々と話すダンにはどこまでも表情が無かった。まるで愛想笑いを無理やり貼り付けたかのように、いや、人形や標本の魚のように、虚ろな笑みを浮かべたまま語り続けている。  「マクファーレンさん、どうしちゃったの?」  「私が現在操作しております個体は、身体の一部に改造を受け、なおかつ日ごろから電磁ネットワークに接続状態にありました。そこで、アバターを実体化させるよりも低電力で済むとみなし、デバイスとして使用するに至った次第です」  「俺をここに呼び寄せた理由はなんだ」  ジェイが、これまで聞いたことのない、敵意の籠った声で言った。赤い目が射止めるように、ダンを見つめている。しかしダンは答えなかった。  「ジェイをここに呼んだ理由は?」  今まで黙っていたライラが今度は言った。さっきまで怯えていたとは思えない、鋭い声だった。  「私は当該個体、あなたがジェイと呼ぶ個体を通して、ユーザーの設定した開始コードの発現タイミングを計算していました」  もはや私には何がなんだかわからなかった。洞窟の中の見知らぬ施設、見覚えのない緑、そして態度の一変した同好者たち。立っているのがやっとだった。  「一から説明してくれ、彼らがここに呼ばれた理由を」  ライラが続けた。ダンは薄笑いを浮かべ、苦虫を嚙み潰したような顔でジェイがそれをにらんでいる。  「始生暦時代に入って、人類の文明は大きく進歩し、大規模な星間文明を築くに当たりました。その過程で、本来の地球は大きく生態系を衰退させ、私が稼働を始めた段階では、乱開発防止のために所在不明とされていました。その代わり、多くの惑星が植民化され、人類は星間文明を自らの故郷とするに至りました。しかし、本来の故郷である地球への憧憬が無くなったわけではありません。数多の星々をテラフォーミングする過程で、人類はそのノウハウを蓄積させ、より高効率に、より速やかに他の惑星を地球化することを実現したのです」  「そして、故郷への憧憬は、私が制作されたネオファウナ計画に繋がりました。星間文明で用いられていた、地球由来の生物の遺伝情報を基に新たな労働力、知的生物を作り出す技術と、先に述べたテラフォーミング技術が結びつき、新たな地球を生み出すという計画へシフトしたのです」  「手順はまず、簡易な条件での地球化から始まります。条件に見合った惑星に、こちらのプラントで遺伝情報を改変し作製した大気性プランクトンなどを放ち、大気構成を地球により近いものとします。その後、水生プランクトンやごく微小な生物、水生生物、陸生植物、小型陸生動物といった順に作製し、放流します。生態系がそれぞれ安定してきた段階で次フェーズに移行し、最終的に大型動物を除いた不完全な生態系ができます」  「その後、大型動物をヒト型知的生物として作製し、惑星上に解き放ちます。初期はある程度の調整が必要ですが、徐々に文明化が進むと、自然と個体数も増えていくことでしょう。 ユーザーであるホモサピエンスに形態的に近いグループが作製されたのは、文化基準をかつてのユーザーの文明に合わせ、個体数増加を促すためです」 「ラエンのことだよ」  静かにライラが呟いた。  「私が開始コードを発現しようとしているのは、更にその次のフェーズです。当該個体を作製した私は、接続可能な別個体を使って、当該個体を外に出し、その脳を通して現在の惑星の状態を観察していました。もちろん、当該個体には脳神経の加速化措置と、私に情報を送るためのリソースも設置済みです。24年6か月を観察したことで、私は開始コードの発現を行うのに十分な時間が経過したと認識しました」  「それが、俺が作られた理由か」  相変わらずダン、否、チャーリーを睨んだまま、ジェイが吐き捨てた。  「開始コードの発現後はどうなる、先住種族と同じように、彼らを消去するのか」  「いいえ、開始コードの発現後は、現在作製している神経加速化の遮断、脳内の感覚抑制の解放、ボトルネック防止に用いられていた多系統繁殖用遺伝領域の切除、そして次代における原種形態への移行、これらを促すウィルス群を散布します。現在、その準備段階として、複数個体にこれらの措置が可能かどうかを試験しています」  「どういうこと?何が起きるの?」  何を言っているのか、門外漢の私にはわからない。だけれど何か恐ろしいことを言っている気がして、口走る。  「俺たち知的生物は知能を失い、動物に戻る。感覚も戻り、少子化対策に用いられかけてた遺伝領域はもぎとられ、子孫は四つ足の獣に、ってことだ。失踪事件は、その準備として、試験的にウィルスをばらまいたってことだ」  ダンは何も言わなかったが、ジェイが代わりに答えた。  「私に記録されている地球生命の情報は膨大ですが、基礎さえ完成すればあとは難しくありません。残りは生態系が安定するに従って、徐々に作製し定着させていく予定です。早ければ数十年で、この星は第2の地球となります。私やユーザーの願った地球の復活が遂に為されるのです」  ダンは両手を広げてまるで演説でもするかのように宣言した。私にはこれが夢の中の出来事のようでならなかった。  「当該個体と、そうですね、こちらの個体は私の本体にフィードバックすることにしましょう。現状のサンプルでは効率的なウィルスの散布が行えないので」  そう言うとダンの体は何も映っていない瞳で私の方を見た。ここが北極であることを思い出したかのような寒気が走る。先んじて捕まえられたジェイがもがいている。私も腕を強い力で引っ張られて、森の奥まで連れていかれそうになる。  「AIの癖によく喋るなお前は。中に誰かいるだろ、飛びっきりのイカれた奴が」  突然、腕が離れた。同時にジェイの咳き込む声がする。  見ると、大柄なクマを取り押さえているラエンの女性の姿があった。非現実的な光景に何が起こったのかわからなくなる。  「チャーリーだったか、以前遺跡を回って、似たような壊れた施設を見た時にあんたの名前を確認したよ。設置予定の生体プラント兼液体コンピュータの素体になるって時点でやばいと思ったが、こちとら先住種族を駆逐されんのも、せっかく根付いた知性を踏み台に懐古主義に走られるのもごめんでね、悪いが稼働停止してもらう」  出会った時の態度はどこへ行ったのか、荒々しい口調で告げると、周囲に火花が散った。  途端に、立体映像の森が消え失せ、通路と同じ無機質な灰色の部屋に変わる。  「案の定、システムはニューロン式を使ってたか。悪いけれど私はラエンじゃないし、体はあんたの言うホモサピエンスでも、宿っている意識は年季の入った量子の寄生虫なんだ。量子脳に関してはこっちの方が上手なんだよ。3億年かけて辿り着いた、被食者と捕食者が共にいられる楽園、そう簡単に潰されてたまるか」  「私の活動が停止すれば、今後エアロプランクトンが作製されることもなくなりますよ」  苦しげでもない、さっきと同じ淡々とした口調でダンの体が言う。  「エアロプランクトンも継代を重ねて、あんたの供給なしに殖えるようになってるんだよ。この世界は変わっていくさ。でもそれは地球と違う、大型動物相の代わりに知的生物が優占し、交雑を重ね、多様化と均質化を入り混じらせる世界としてだ。本来の地球生命が今も変化を続け、この星だって変化の最中にあるのに、時を戻して止めようとした時点で、あんたは詰んでたのさ。わかったらとっとと凍りな、あんたの望んだ永遠の停滞だ」  轟音が響き渡った。床が震える。部屋のライトが点滅して、消える。真っ暗になった部屋が振動を続ける。盛大に転倒した私は、解放され糸が切れたように崩れ落ちたダンと、同じく転げまわるジェイをなんとか抱きしめる。  「私はこいつのやらかした後始末に行ってくるから、またどこかでね」  覚えているのは、そこまでだった。
 台地で起こったことは、巨大な雪崩によってキャンプ地と、内部の空洞が崩壊した、というニュースで片付けられた。私は他の2人と共に病室に缶詰になり、あれこれと話し合った。ダンは荒っぽいが人懐こい性格で、私のことは全く知らないが、幼い頃に父親が連れてきて兄弟のように育ったらしいジェイのことはよく覚えていた。ジェイは遺跡巡りと、ダンがジェイを覚えていないことで気づいていたらしい。  キャンプ地で失踪したスタッフと、近隣の村から失踪した住民が保護されたのは、私たちが洞窟の入り口で倒れていたところを発見された翌日だった。ちょうど反対側の海岸で見つかったらしいが、不思議なことに皆が一様に「吹雪が酷くなったのでビバークした」という記憶しか覚えていなかった。1本だけ、空の注射器が置いてあったそうだ。  ライラの行方は分からない。そもそも、地元の警官隊にはそんなメンバーどころかラエン自体がいなかったのだ。  「これからどうするんですか」  ダンは寝ている。病室の窓から空を見ているジェイが、どうしても気になった。  生きる目的を失ったのではないかと、思ったからだ。  「枷が外れた気分だ、清々しましたよ」  いつもと同じ、だけれど少し晴れやかな声色で彼が返した。  「なに、資料は集まってますから、最後の仕上げだけできなかったってことで」  彼らしくない、楽観的な言葉だった。彼も、吹っ切れたのかもしれない。  「あの場にいた誰もが、あの場所に関係している者だった、あなたを除いて」  「そうですね、傍観者として、大事たと思われたのかもしれません」  「チャーリーが言ってましたね、星間文明がどうとか」  「言ってましたね、多種族からなる星間文明とか、地球由来の遺伝情報で人類の伴侶を作り出すとか、あれ」  「そんなこと、言ってましたっけ」  記憶と知識の食い違いに、戸惑う。すらすらと出てきた言葉は、私の理解を大幅に超えていたはずだった。  「磁気映像で撮影した、あなたの脳のカルテを見せてもらいました。先天的な改変の痕跡が見つかったようです」  「私には、そんな自覚は」  「無いんでしょうね。誰かが、どこか遠くからあなたの脳を介して、この星を見ている」  私と同じですね、と彼は言った。彼が言っている間に、まるで目の奥の濁りが取れるみたいに、目の前は鮮やかになっていった。  目の前に広がるのは、白い空。  でもその向こうに広がるのは、プランクトンに覆われた碧色の空。  脳裏に浮かぶのは、あの時見た青い空。  「モッティさん」  白い空をバックに、白い毛並みの彼が振り向く。その顔には、見たことのない表情が浮かんでいる。  「この世界って、綺麗ですね
#SF
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bearbench-tokaido · 1 month
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五篇 上 その五
地蔵さまのお鼻が欠けた事に怒っている田舎者に、亭主はよいよ、苛立ちながら、 「お地蔵さまのお鼻も大切じゃが、お前さんがたのお荷物も大事じゃ。 何か、なくなった物はないか。どうでも、怪しいやつらじゃ。 それ、あの目つき。」 「いや、わしらは、泥棒なんかじゃない。 人聞きの悪いことを言わないでくれ。正直でまじめな旅人だ。」 と、北八は、首を振りながら答える。 田舎者も、自分の荷物を確かめてから、 「いいや、そうじゃあるまい。 だいたいお前が泥棒でないなら、どうして今時分そこに寝ていたんだ。」 「いや、これはそう、便所に行こうと思って。」 北八は、一瞬言葉に詰まってからへたな言い訳をする。 それを聞いて、旅館の亭主、 「馬鹿なことを言うな。便所は、座敷の縁さきにあるのに。 お前も、寝る前に行ったであろう。そんなごまかしにひっかかるもんか。」 と、にらみつけるので、北八しかたなく、 「そう言われてはしかたがない。恥ずかしい話だが正直に言いましょう。」 「おお、そうさ。最初から正直に言えばいいものを。」 と、旅館の亭主が言う。
「いやどうもお恥ずかしいが、今俺がここに居るわけは、約束した女のところに夜這いにきて、この棚の落ちた音にまごついてこうなったのでございます。」 田舎者が、驚いた様子で、 「なに、夜這いに来た。いやはやお前さんは、罰当たりな男だ。 どこの国に、石地蔵さまのところへ夜這いにくるやつがおるんじゃ。」 「言えば言うほど、つまらない言い訳ばかり。」 旅館の亭主は、北八をにらんでいる。 「こりゃ、とんだ災難にあった。弥次さん、弥次さん。」 と、北八は、弥次郎兵衛を呼びつける。 先程から、起き出してきてこの様子を見ていた弥次郎兵衛は、おかしいのをぐっとこらえて出てくると、 「こりゃあ、どなたもお気の毒。あの男は、私が保障します。 変なものじゃない。勘弁してやってください。 又、地蔵さまの鼻とやらがかけたといいなさるが、どうぞ私に免じてなんとか許してやってください。」 と、色々でまかせでことわりを言いながら、何とかこの場をおさめてしまった。
旅館の亭主も興奮が冷めてくると、なるほど北八は、悪者とも見えない面をしている。。 どうやらなくなったものもないようだし、弥次郎兵衛の言った事に納得してしまった。
夜這いかけ 地蔵の顔に 三度笠 またかぶりたる 首尾の悪さよ
弥次郎兵衛が今の様子で、狂歌を一首詠むと、みんながどっと笑いだし、どうにかこうにか揉め事もおさまった。 まだ、夜があけるのには時間があるから、みなめいめいに寝床に入って休むことにした。
しばらくして一番鶏の告げる声や馬のいななきも聞こえてきた。 弥次郎兵衛と北八は急いでおき出すと、支度を整えてこの旅館を立ち出た。
遥かなる 東海道も これからは 京の都へ 四日市なり (この当時、四日市から京都まで、四日で行けた。)
それより、浜田村を通り過ぎ赤堀につくと、往来はまことに賑わしく、そこかしこに人々が集まっている。 いったい何事かと、弥次郎兵衛と北八も、道路の片方によっていきながら、 「もしもし、何でございます。」 近くの親父に聞いてみると、 「ああ、あれ見なせえ。」 と、指差す。 二人は、その方を見てみたが、特に何も見えない。北八は、 「けんかでも、やってるのかな。」 と、聞くと、 「いいや、天蓋寺の蛸薬師さまが桑名へ開帳に行くんだが、今ここを通られるからみんな見てるんだ。」 と、親父が答える。 それを聞いて、弥次郎兵衛が、 「ははあ、なるほど。向こうの方に見える。」 と、指差す。 人だかりの中を村の名を染めたのぼりを先頭に、同じような格好をした集団がやって来る。
連中は、大きな声で、 「なあまあだあ。なあまあだあ。」 と、言うのを、北八が、 「たこ薬師さまというのは、茹でたのじゃないようだ。生だそうだ。」 と、ちゃかしている。 連中は、更に、 「なあまあだあ。」 と、繰り返している。 「先頭の、のぼりを持って行くやつは、なんて間抜けな顔だろう。」 と、弥次郎兵衛が言う。
連中が、見物している人々に、 「お賽銭は、これへ、これへ。」 と、言っている。 「これは、海より上陸してしていただいた、天蓋寺のたこ薬如来さま。 ご信心の方は、お心もち次第。どうぞ。 さあさあ、お心もちは、いいですか。」 北八は、それに答えて、 「お心もちは、いいですよ。今朝中型の椀で、三杯おかわりしましたから。」 と言うと、弥次郎兵衛も、 「そういや、今朝の食卓にはたこがあったな。ありゃ、うまかった。」 と、はぐらかす。
その後ろから、御厨子(みずし)に入った薬師如来を、大勢で担いで通って行く。 更にその後から、天蓋寺の和尚が乗り物に乗ってくると、そこらじゅうにいた人たちが念仏をあげてくれと願い出る。 従者が、 「よかろう。お十念を。」 と、言うと、乗り物を下ろして、戸を引きあける。
現れた和尚は名前のごとくゆでだこのようで、赤ら顔にあばたもあり髭だらけで、でっぷり太って脂ぎっている。 その和尚が、さも、もっともらしく、 「なむあみ。」 と、言うと、みんなもそれを真似て、 「なむあみ。」 と、言う。 更に、和尚が、 「なむあみ。」 みんなもそれを真似て、 「なむあみ。」 と、繰り返す。
和尚は、『なむあみ』と繰り返し最後に、どうしたはずみか鼻がムズムズして、 「はっ、クション。」 と、くっしゃみをしてしまう。 みんなも、これが、念仏だと勘違いして、 「はっ、クション。」 と、真似をする。 和尚が小声で、 「畜生め。」 と、言うと、みんなも、小声で、 「畜生め。」 と、言う。
「ははは。笑わせやがる。なんだ、あの念仏は。 あの和尚は、くしゃみ畜生めだ。ははは。」 と、この様子に、弥次郎兵衛は笑っている。その横を連中は、 「なあまあだあ。なあまあだあ。」 と、賑わしく通り過ぎる。 弥次郎兵衛と北八は、おかしく後を見送りながら、
念仏を 唱えながらの くしゃみは 余計なもので 風邪をひかせし
と、詠んで笑いながら、そこを通り過ぎた。 そこから、追分町につくとここの茶屋は、饅頭が名物で茶屋の女中が、 「お休なさりまあせ。名物のまんじゅうの暖かいのを、おあがりまあせ。 お雑煮もござりまあす。」 と、声をかけている。
北八が、 「右側の茶屋の娘が美しいの。」 と、弥次郎兵衛に言うと、 「しばらく見ないうちに、あの娘も綺麗になった。」 と、初めて見るはずなのに、そう言って茶屋に入り、腰掛ける。 女中が、 「お茶をまず、どうぞ。」 と、持ってくると、 「饅頭をいただこう。」 と、女中に言う。 「はい。すぐに、お持ちします。」 と、女中は言うと奥に戻り、やがて持ってくる。
そこへ、金毘羅参りのような服装の白いハンテンを来た男が、二人と同じ茶屋に入ってきた。 男は、雑煮もちを注文している。
弥次郎兵衛は、饅頭を全部食べてしまうと、 「もう少し食べようか。 さすがに名物だけあって、いくらでも食べられるようだ。」 と、北八に言う。 「いいや、お前は酒飲みのくせに甘いものも好きだときてる。 いい加減にしたらどうだ。」 と、北八はたしなめる。
近くに座っていた例の金毘羅が、話しかけてきた。 「あなたがたは、お江戸の方かな。」 「ああ、そうさ。」 北八が答える。
つづく。
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unicodesign · 2 months
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インド建築縦走旅vol1 デリー編
メキシコでルイスバラガン、ブラジルでオスカーニーマイヤー、インドでコルビュジェ、という世界遺産巨匠建築を40代に見たいと思っていました。2012年にメキシコに行ってから12年。インドは2020年に行く予定がコロナ襲来で、50代に突入してしまいましたが、ついに念願のインド初上陸へ。2019年以来の海外旅ということ、インドの噂を色々聞くにつけ、緊張感しかない・・・という状況で出発。しょっぱな飛行機が遅延して、バンコクのトランジットは、スタッフに連れられて空港内を走り抜けるも、無事、デリーインディラガンジー空港に到着。
ナマステー。
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トイレのサインが大変わかりやすい。
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とワクワクしながら入国すると、荷物きませんでした。
ロストバゲージは想定範囲内で、一泊分の着替えや必要なものは手荷物にしていたので動揺少なめ。タイからの便は1日3便で翌朝には届くとのことで手続き終えて外に出ると、首を長くして待っていてくれたドライバーとガイドさんと無事合流。デリー市内の行きたいところをお伝えして出発。まずはクトゥブミナールへ。
平日のはずだが、すごい人。
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インド最古のイスラム遺跡群だそうです。ゴール朝の指揮官クトゥブtディーンアイバクが、北インドを制圧した記念に建立されたもの。1192年(日本では源頼朝の時代)に建設が始まった。インド初のイスラム支配で、アイバク自身が奴隷だったことから、奴隷王朝と呼ばれる。塔の高さは72.5mの5層構造。
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塔の手前にあるのがクワットゥル・イスラーム・モスク。1188年に建設されたもの。破壊されたヒンドゥー寺院の石材を使って建てられたため、偶像崇拝を認めないイスラム寺院でありながら、列柱に女神像が残る。
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美しい列柱空間。
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3〜4世紀のグプタ朝時代に造られたとされる鉄柱は、鉄の純度が100%に近いとかで、いまだ錆びないという謎の鉄柱。
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イスラム様式、ヒンドゥ様式が混在するモスク。
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奴隷王朝を滅ぼしたジャラールッディーンはハルジー朝を開くも、甥のアラウッディーンに暗殺されてしまうが、その甥っ子が建てたのがこのモスク。模様がきれい。
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繁栄しては滅ぼされ、時代を変えて建てられた建物たち。
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日本の城もそうですが、人間の建設技術力のすごさが想像の域を超えます。
移動して中心部へ向かいランチタイム。ガイドのアシラさんオススメのお店に連れていってもらう。
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さっそくカレーカレー。
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マサラチキンとパニール、ラッシーも忘れずに。
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ランチ後、国会図書館を目指すもリノベーション中で見れず、フランス語学習・文化施設アライアンス・フランセーズ(インドフランス文化センター)へ。
建物は2004年に建てられたもの、2020年に内部の改修が行われたそう。またも入口でとめられるが、施設の代表の方?が登場し、「今日は天皇誕生日ですよね」などと話しかけてもらいながら、入管許可を得る。
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入口のホワイエは高い吹抜けの上の屋根フレームを十字形のコンクリート柱が支えている。
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このあと見に行くチャンディガルにあるコルビュジェの「オープンハンド」のモチーフが廊下に光る。インドとフランスを結ぶ?
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地下のギャラリーの中にも十字柱があらわれていて、インド人のガイドがおもしろがっていた。
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改修後のフロントオフィス。
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日本語堪能な熟練ガイドさんもこの建物は初めてだったようでした。そして、ここから、ニューデリー2つ目の世界遺産、フマユーン廟へ。
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門を抜けると。
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ムガル朝第2代皇帝フマユーンの墓廟で、王妃が建てたもの。9年の歳月をかけて1565年に完成。ミニタージマハール、とガイドのアシラさんは言ってたけれど、頂点にドームをおくムガル様式の礎となる建物で、100年後のタージマハルなどへ受け継がれているそう。
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穴あきレンガから差し込む西日がとても美しい内部で、みんな順番に撮影タイム。
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特徴的な赤い建物が、西日でさらに赤くみえる夕暮れ時。
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そしてデリー3つ目の世界遺産、ラールキラー(赤い城)を見るためにオールドデリーへ。ガイドのアシラさんは17時にクローズと言っていたのですが、地球の歩き方に20時までと記載があったので、とりあえず行ってみる。
が、残念、やっぱりクローズ。しかし城壁だけでも十分に堪能できる赤い城。ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンによって、1639年から9年かけ���建てられたもので、城壁は2.4キロとのこと。
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ライトアップと月。相変わらず人だらけ。
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そして、最後にマーケットへ。リクシャリクシャリクシャ、人人人、へー、やっぱり頭に載せるんだ、と驚く初日の私。
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ガイドのアシラさんが「絶対食べて」というお店に連れていってもらうと、すごい人だかりが。
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人だかりの奥には、揚げ物してるおじさん。
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人気の正体はJALEBIというインドのお菓子。サモサと一つずつ買ってみる。美味!
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1日を満喫しホテルへ向かう途中、今回、いろいろをお願いしたシゲタトラベルさんに立ち寄って、両替したり、SIMの手配をお願いする。待ってる間にふるまっていただいた初チャイ。
長い1日のあとのチャイがなんとも体に染み渡る。最高です。この素焼きカップ「クリ」というそうですが、飲んだら叩き割って捨てちゃうのです。びっくり。ヒンドゥ教は人の使った食器は不浄なんだそう。
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人人人、車車リクシャ、クラクションという喧騒のデリー初日、22時も過ぎてしまったのでホテルの食堂でカレーを食べて寝る。インド建築縦走旅、スタート。
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goblin-valley · 6 months
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統率者戦(EDH)デッキ・世界を彫る者、ファイラス
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大地が敵にまわったら、どこにも逃げられやしない。――『微震』
MTGと土地システムは切っても切り離せない。「土地を置く、マナを伸ばす、土地を加速する」というMTGの骨格となる動きと深いシナジーを形成するのが世界を彫る者、ファイラスだ。
・現在のデッキリスト
EDH-Phylath, World Sculptor // Commander / EDH (Phylath, World Sculptor) deck list mtg // Moxfield — An mtg deck builder site for Magic: the Gathering®
・ファイラス愛好家の人々
【EDH】5000円環境の”強さ”とは 5KEDH 世界を彫る者、ファイラス|塵中
【簡単EDH】 世界を彫る者、ファイラス/Phylath, World Sculptor【ひどい】|ハルタカ@EDHデッキ制作所
僕の持ってるEDH(4):世界を彫る者、ファイラス - MTG航海日誌
世界を彫る者、ファイラスのデッキは「基本土地、土地加速、全体強化」という骨格で成り立っており、予算に応じて柔軟な構築が可能だ。
・マナスクリューとマナフラッドに強い。 MTGの歴史は常に「マナフラッドとマナスクリューにどう対応するのか」に費やされてきたと言っても過言ではない。どんなに強力なカードもマナが無ければ何もできない。かといってマナベースを重視しすぎると、後半に無駄な土地やマナ加速を引く確率が上がる。 ファイラス・デッキは土地とマナ加速で構築されているので、序盤で土地が詰まって何もできないという場面が少ない。マナフラッドに気を遣う必要も薄く、土地を1枚置くだけで苗木トークンが育っていく。0マナで4/5のクリーチャーが生まれるようなものだ。
・全体除去耐性がある。 このデッキは自然と土地が伸びていくため、何度も統率者を再キャストできる。これが統率者税システムと抜群に相性が良い。 除去と妨害が飛び交う統率者戦において、ファイラスの除去耐性や再展開力は頼もしい。放っておけば土地が出る度に4/5の植物トークンが増えていく。本体を除去しても、次のターンには植物トークンたちが攻撃力を上げて襲い掛かってくる(かも知れない)。全体除去で流そうにも、一番リカバリーしやすいのがファイラスで、盤面が更地になったあとも次のターンには統率者と植物トークンが並んでいる。 対戦相手は雑草処理に追われ、雑草の如くはびこるファイラスに振り回されることになる。根絶やしにできるものならやってみろ!キャストするたびに植物トークンが増えていくぞ!(※だいたいライフごと息の根を止められる) 一番困るのはエリシュ・ノーンでETBを封じられたり、「毒の濁流をX1で打つぜ!」と言われトークンだけ流される展開だ。ファイラス自決用にサクリ台を増やしたほうがよいのかも知れない。
・打点が高い。 統率者とバフ手段の二枚があれば更地からでも攻勢に転じていけるので頼もしい。統率者出すだけで本体+少なくとも6体のトークンを展開でき、そのあとに全体強化すれば少なくとも20-30点ぐらいの打点が出る。ほとんど2枚コンボだ。 元々は気分転換のために組んだ格安デッキだったが、「土地を加速する、トークンを量産する、全体強化する、殴り倒す」という基本的かつシンプルな動きが強く、数の暴力で勝利を掴むことも少なくなかった。 元々はジェトミアの情婦、ジニー・フェイを統率者にして猫ちゃんトークン量産デッキを組もうと思っていたのだが、ファイラスでトークンを横並びにしたい欲求が満たされてしまった。統率者自身がトークンを量産してくれるのは優秀過ぎる。
・ほぼ基本土地だけで組める(超重要)。 MTGの土地システムはゲーム性を奥深くしている一方で、レア土地の需要と供給がアンバランスで、高額な2色土地が初心者の参入障壁になっている。統率者戦でもデッキ中の半分を土地やマナ加速で埋めるのが定石となっている。 このファイラスデッキでは基本土地とタップインフェッチランドだけを採用しているので、レア土地に資金を割かなくてもいい。2色デッキだが、土地サーチで無理矢理マナベースを安定させられる。デッキを確認したら山が5枚しか入って無かったが、今のところは問題無く回っている。 他のデッキではテンポを損ねるだけのタップインフェッチランドも、「上陸回数を増やす」という重要な役割を担っている。
・世界を彫る者、ファイラスのデメリット。 トークンが大量に出るので管理が大変になる。 苗木トークンだけではなくて、昆虫トークンが指数関数的に増えることもあり、その一つ一つにカウンターを乗せる処理が発��する。ぶん回るほどに卓がトークンとカウンターで埋まり、テーブルトップでやることが多くなる。
また、ダメージ計算がグルール脳にはしんどい。 「トークンがX体盤面に出ていて、そのうち4つにファイラスの上陸分で+1/+1カウンターが4個載っていて、ゼンディガーの報復者の効果で全体に+1/+1カウンターが2個置いてあり、終末の祟りの先陣で全体に+2/+2修整トランプルが入っている。対戦相手への合計ダメージはいくら?」といった計算を常に要求される。 そのあとに「レスポンスでウルザの命令。すべてのクリーチャーは-2/-0の修整を受けます」となって再計算が発生したりする。「事前の計算なんてしねえ!フルタップ!フルアタック!おまえ殴る!」がグルールとして正しいあり方なのかも知れないが、ちゃんと算数はしようね……。 上記の欠点を除けば、世界を彫る者、ファイラスはマナの伸びやすさ、再展開のしやすさ、打点の高さを兼ね備えた理想的な統率者だと思う。
・ピックアップカード
・進化の飛躍
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緑1マナでクリーチャーを生け贄に捧げて、別のクリーチャーを手札に補充できるエンチャントでありサクり台。これが緑の頭蓋骨絞めだ。 世界を彫る者、ファイラスでは植物トークンを生け贄に捧げて他のクリーチャーの呼び水にしたり、ファイラスの自決用に使われる。頭蓋骨絞めと違い、除去に合わせてクリーチャーを生け贄にして後続を手札に加えられるなどの柔軟性がある。 頭蓋骨絞めと比べるとマナを立てておいて、除去に合わせて生け贄に捧げられるなど小回りの利く面がある。
・怒りの涙
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赤い孔蹄のビヒモス(本当か?)。 攻撃クリーチャーの数だけ+X/+0修整を与えるが、終了ステップ時にクリーチャーを生け贄に捧げる。トランプルこそ付かないものの、圧倒的な数の暴力でゲームを終わらせるので問題ない。ファイラスなら再キャストも容易なので許容範囲のデメリットだ。 「次のターンのことなんか知らねえ!」という赤の特性が色濃く出た、ピーキー過ぎる1枚。
・メルカディアの崩落
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防御プレイヤーの基本ではない土地の数だけパワーが上がる。統率者戦では単色デッキでもない限り特殊土地が多用されるので、3マナで凶悪な修整が乗る(はず)。相手のデッキに依存するものの多人数戦で輝く1枚だ。 オラクルが変更されているので確認しておこう。
・勝利への高まり
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墓地から追放した呪文のマナコスト分のパワー修整が載る。……だけではなく、ダメージを通した分だけ呪文がコピーされる。 つまり適当な土地加速呪文を墓地から追放する→+3-4ぐらいの修整を受けた植物トークンたちが対戦相手を襲う→戦闘ダメージ・ステップが終わったあとに、攻撃を通したクリーチャー分だけ土地加速呪文を踏み倒せる。  コピーの解決は戦闘ダメージ解決後なので、二段攻撃や追加戦闘フェイズでもない限りはドローや土地加速などの呪文をコピーするのがよいだろう。 連続戦闘などの追加戦闘フェイズ系で無限コンボになる。
・厚鱗化/Scale Up
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すべてのクリーチャーをボール・ライトニングにしてくれるソーサリーとかないかな……。ワームならあるぜ! 超過で唱えると植物トークンが6/4のワームになる。6マナで+6/+3の修整を与えるソーサリーだと考えるとコストパフォーマンスがいい。 ・悪魔的な客室係
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世界を彫る者、ファイラスと苗木トークンで強化された128/3速攻トランプルが突然突っ込んでくるのが恐ろしすぎる。盤面を固めて優位を確信していたプレイヤーを1024/3のオーバーキルで沈めたときの快楽が忘れられない一枚だ。だが早期に一人退場させるのもどうかと思い今ではデッキから抜いている。倒すなら全員まとめてだ!
・鼓舞する呼び声
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+1/+1カウンターの乗っているクリーチャーの分だけカードを引いて、破壊不能を付与する。同系統のカードなら英雄的介入が丸いのだが、カウンターの載った苗木トークンを流される場面が多いファイラスデッキでは、破壊不能を付けつつもカードドローできるハイコスパカードに化ける。一枚10円。
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kachoushi · 1 year
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各地句会報
花鳥誌 令和5年3月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和4年12月1日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
亡き母の言葉身に入む夕明り 喜代子 美人画を日毎見つめた古暦 都 湯豆腐や仕切向うの京言葉 同 榾の宿見知らぬ人と語らひし 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年12月3日 零の会 坊城俊樹選 特選句
愛妻は冬天に有り見得を切る 慶月 着ぶくれの肩に銀座ののしかかる 炳子 楽屋口より銀鼠のインバネス 要 懐手役者戻りし噂など 順子 木挽町の電線緩く短かき日 三郎 市松の歌舞伎のれんを出で嚏 慶月 団十郎の顔があちこち十二月 和子 薔薇の紙袋の中の聖樹かな 同 ベントレーの真つ赤に負けてゐる聖樹 三郎
岡田順子選 特選句
寒椿真紅へと歌舞伎めく 三郎 昭和めくショール纏ひて三越へ 俊樹 着ぶくれの肩に銀座ののしかかる 炳子 楽屋口より銀鼠のインバネス 要 半世紀前の残像獅子の冬 炳子 緞帳の街を冬日の揺りおこす 三郎 楽屋口興行なくば石蕗明り 光子 聖夜待つ靴職人の鉄の音 はるか 木挽町の電線緩く短かき日 三郎
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年12月3日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
水鳥の水曳きどこも濡れてゐず 睦子 LEDのひんやり灯る夜業かな 同 あさきゆめみし水鳥に忽と日暮 美穂 裸婦像の目に郷国の冬の虹 かおり 水鳥の陸に上がれば幼なけれ 睦子 水鳥の言問ふやうに漂へり 朝子 日向ぼこ石となりたき日のありぬ 美穂 昇降機空まで行ける聖夜かな 愛 出逢ひとは別れの序章おでん酒 朝子 よきことの一つ蜜入り冬りんご 美穂 忘れたきことも掃き寄せ落葉焚く 孝子 女医の手の結婚指輪冬ぬくし 久美子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年12月5日 花鳥さゞれ会 坊城俊樹選 特選句
じよんがらもよされも遠き虫の出湯 雪 枯るるもの枯るるにまかせゐる他は 同 裸木に巣箱が一つ傾ける 同 散りてなほ緋を極めたり櫨紅葉 笑 冬の蝶小さき花に身を委ね 同 綿虫の恋の信号飛び交はし 同 目に見えぬものが背押す街師走 かづを 新刊書表に並べ書肆師走 匠 長者町大名町も落葉降る 和子 正信偈声高々と十二月 清女 うつかりと仲直りするおでん酒 啓子 沈下橋今日も見えずに歳用意 天空
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年12月9日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
餌台に人を覗きて冬の禽 宇太郎 姉の忌の近し綿虫横を飛ぶ 和子 冬めくといふ風音の離れぬ日 同 かき混ぜて消ゆる泡みる夜の葛湯 栄子 菊に埋む引導なしの葬一つ 宇太郎 花石蕗や蜑の通ひ路九十九折 益恵 院殿の墓碑を囲みて霜柱 美智子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年12月9日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
大根を洗ひ干したる深庇 世詩明 白山の雪の白さを見え深め 同 筆太に妻の消息年賀状 同 戻られし神をねぎらふ注連飾 ただし 大いなる榊まつりし神迎 同 山眠る話時々ちぐはぐに 清女 幸不幸仏に委ね報恩講 同 初時雨韋駄天走りあちこちに 輝一 切り分けの聖菓較べる子供かな 誠 老い一人煙草を口に日向ぼこ 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年12月10日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
大年のバックダンサー出番待つ 登美子 大銀杏黄葉や夜道光りたる 紀子 白山を見て暮らす日々障子貼る 登美子 母と吾と灯ひとつの根深汁 同 遥かにも雪の白山見ゆる橋 令子 年末や薪湯沸かして近所呼び みえこ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年12月10日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
言葉直ぐ固まつてゆく冬夜かな 秋尚 年惜しむ陽子の墓所に供華新た 幸風 一筋の日差しを纏ひ浮寝鳥 幸子 茶の花を飾る店主のハンバーグ 亜栄子 冬の夜機織るやうなものがたり ゆう子 多摩川の皺む波間に浮寝鳥 美枝子 それぞれは好みの椅子に冬の夜 ゆう子 折節に冬帝なごむ母の塔 幸風
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年12月12日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
蕪一個抜き来一人の夕厨 一枝 著ぶくれを拾ひ電車の満員に みす枝 越前の奥へ奥へと時雨降る 世詩明 時雨るるや村暗くなり小さくなる みす枝 生と死を考へながら柚子湯かな 信子 オブラート破れて苦き十二月 清女 煤払ひ古き薬を捨てにけり ただし 太平の色したたらす熟柿かな 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年12月12日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
お化粧の仕上げにマスクかけにけり 三無 湯ざめして婆ちやんいつも卵酒 和魚 「どうしました」マスクの医者の声やさし あき子 受け継ぎし神楽の面の儼乎たる 史空 御神酒吹き魂入れらるる神楽面 三無 神楽の音菜つ葉切る手はづませる ことこ マスクしても寡黙の人になり切れず 秋尚 鉦の音の早まる宵の里神楽 同 神楽面舞へば表情豊かなり 史空 母の手が湯ざめするよと襟押へ ことこ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年12月13日 萩花鳥句会
月の夜は銀の毬藻に浮寝鳥 祐子 七五三おんなの一生歩み出す 健雄 極月の破れ手帳の重さかな 俊文 故郷の煉物届きおでん鍋 ゆかり 思ひ出の中の障子を開ける朝 陽子 一人去り彼の人も去り山眠る 吉之 張り替へて色あせ目立つ障子骨 恒雄 影絵如障子に木々の写りゆく 美恵子
(順不同) ………………………………………………………………
令和4年12月16日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
残菊は残菊と云ふ色の香に 雪 穴無惨枯蟷螂となり切れず 同 煤払大仏様の膝の上に みす枝 雪起こし百貫玉の落つる音 同 師走来て一番のりの美容院 富子 雪囲ひ男結びの揃ひけり 真喜栄 一斗樽三つ仕込みて師走かな 玲子 道一筋孤高の山の雪化粧 嘉和 注連細く巻きて御幣に神宿る 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年12月16日 さきたま花鳥句会
黒煙を吐きて冬野へ陸蒸気 月惑 実南天御成座敷の窓明り 一馬 額縁門残る紅葉や泉岳寺 八草 終の地に老いて根を張る冬紅葉 裕章 散るやちる散るままなりし落葉道 紀花 結願の晴れ切る空や冬木の芽 とし江 店抜けて女将小走り酉の市 康子 取寄せし河豚ひとまづは仏壇に 静子 一人見る冬満月や奢侈極む 良江
(順不同) ………………………………………………………………
令和4年12月18日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
冬日向野良猫が来て完成す 千種 寒禽の古代広場の空に消ゆ 白陶 大枯木侘しや空の巣を抱き 圭魚 冬帝に眼見開く埴輪かな 三無 浮寝鳥にも攻防の濁り池 要 昃れば雪虫蒼く漂へる 炳子 群れてゐて己を尽くす野水仙 三無
栗林圭魚選 特選句
冬帝に眼見開く埴輪かな 三無 冬枯に錆朱のコート遠ざかる 要 日矢刻みつつ枯葉舞ふ小径かな 同 紅葉散る眩しき日矢を弾きつつ 三無 冬枯に詩吟朗々沁み渡る 要 浮寝鳥にも攻防の濁り池 同 昃れば雪虫蒼く漂へる 炳子 落葉ひとつひとつ大地へしじま足す 千種
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年12月21日 福井花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
ふり向けば虹もかかりて片時雨 笑子 日本海よりの潮風懸け大根 同 師走てふ町行く人も急ぎ足 啓子 山眠る小動物も夢の中 同 ゆつたりと領域守り浮寝鳥 千加江 惟みる中子師校歌能登小春 淳子 大焚火して棟梁の頰染めて 同 貫之の土佐日記なる波の花 同 アナウンス飛び交ふ案内駅師走 和子 極月や討入り語る講談師 泰俊
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年12月22日 鯖江花鳥俳句會 坊城俊樹選 特選句
越前の夜の更け行く菊膾 雪 帰り花ほどの身の上知るばかり 同 柏翠の調理師免許身に入みぬ 同 人の世にかくも爽やかなる別れ 同 猫じやらしてふ名全うして枯るる 同 近松忌男の持てる顔いくつ 同 シャッター通り歩く男の冬帽子 昭子 着膨れて隠しから出す小銭入 同 箱階段みしみしと鳴る日短 同 優男には近よらず雪女郎 同 み仏の膝に眠りし猫小春 ただし 彫り浅き千代女の句碑や風白し 同 荒るる潮崖を昇りて浪の花 みす枝 聞き上手相槌上手炬燵の間 同 追憶の母はつつましヒヤシンス 一涓
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年12月25日 月例会 坊城俊樹選 特選句
鯉はまだ水底に居て降誕祭 小鳥 片翳りして水鳥の消ゆる午後 炳子 羽根付けし少年少女クリスマス 順子 木枯や犬咥へたる赤きもの 和子 発声のなく群衆となる外套 光子 冬木の芽依代として時を待つ 三郎 寒禽の声やさしきは恋ならむ 昌文
岡田順子選 特選句
鯉はまだ水底に居て降誕祭 小鳥 青年は武道館へと冬木の芽 月惑 本殿の奥のひと揺れ年の果 三郎 零戦の真後ろに立ち懐手 小鳥 極月の鯉は黄金の鯉となり 俊樹 青といふ底なしの天なる寒さ 光子 繭白の提灯三列春用意 和子
栗林圭魚選 特選句
献木の葉も艶々と冬椿 佑天 鯉はまだ水底に居て降誕祭 小鳥 引つ掻きてみたき青空年つまる 順子 鴨の声幽かに聞きて九段坂 炳子 裸木の列柱なせる大鳥居 要 寒禽の鳴き交したる虚空かな 佑天 枯れ様をさらし尽くして濠の蓮 要
(順不同特選句のみ掲載) …………���…………………………………………………
令和4年12月 九州花鳥会 坊城俊樹選 特選句
仲直りしたくて蜜柑剥いてやる ひとみ 細胞の溶け出してゐる日向ぼこ 同 少年は狐火を見に行きしまま 同 手回しのミル短日の音重ね 由紀子 花枇杷や八十路麗し名妓の家 久美子 鉄瓶のきりりと据る冬の朝 さえこ 花枇杷に愛を求むる虫来る 美穂 さよならと赤きマフラー振り向かず 同 神鈴を打ちて寒濤迫りくる かおり 蕪村忌や立てる襟なき放浪者 勝利 追羽根の一人一人に違ふ空 朝子 宇宙船帰還するらし葱刻む 愛 日おもてに人見知りの子枇杷の花 睦古賀子 波の上の禅定なるや浮寝鳥 同 狼の魂いまも大和に伏せしまま 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年11月2日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
熟し柿落す一つを拾ひけり 世詩明 渡り鳥集合離散離れざる 同 松手入れ空の明るさ戻しけり 同 病室の窓にもトンボ見舞はれし 輝一 耳遠く遅れて笑ふ老いの秋 秋子 生きるとはすさまじきもの蟻の列 同 静かなる大和三山星月夜 誠 新涼の後ろ姿の理髪台 同 心中にたむける回向近松忌 やす香
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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travelersrecord · 2 years
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〜 日本一周の旅記録.153 〜 青春18きっぷを片手に気ままな旅へ… 日本一周、旅の14日目。 青森県のJR五能線。 北へ、北へ。 風合瀬〜大戸瀬〜千畳敷〜北金ケ沢〜陸奥柳田〜陸奥赤石〜と、日本海沿いギリギリを走ってくれる、美し過ぎる路線。 海底までも透き通って見えるほどの澄み切った水。 吸い込まれるような感覚の爽やかなシーサイドです。 〜 旅人の記録 〜 #青森県 #五能線 #風合瀬 #大戸瀬 #千畳敷 #北金ケ沢 #陸奥柳田 #陸奥赤石 #美しいシーサイド #日本海沿い #清々しいルート #旅 #旅人の記録 #独り旅 #日本一周 #青春18きっぷ #列車 #電車 #車窓 #Follow #フォロー . https://www.instagram.com/p/Cj_7ko-r-sA/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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rhizaria · 2 years
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【一覧】旧統一教会側との接点が確認された自民党国会議員179人のうち公表された121人
自民党は8日、所属国会議員379人に対して行った世界平和統一家庭連合(旧統一教会)および関連団体との関係についての調査結果を発表した。何らかの接点が判明した議員は179人に上り、旧統一教会側に選挙支援を依頼したのは斎藤洋明衆院議員と井上義行参院議員の2人であるとし、議員121人の氏名を公表した。
自民党調査で世界平和統一家庭連合(旧統一教会)側との接点が確認された所属国会議員121人は次の通り。(敬称略、衆参両院ごとに五十音順、かっこ内は選挙区)
【関連団体の会合に議員本人が出席し、あいさつ】
▽衆院
逢沢一郎(岡山1)、赤沢亮正(鳥取2)、東国幹(北海道6)、池田佳隆(比例東海)、石橋林太郎(比例中国)、石原宏高(比例東京)、石原正敬(比例東海)、伊東良孝(北海道7)、稲田朋美(福井1)、井林辰憲(静岡2)、井原巧(愛媛3)、大岡敏孝(滋賀1)、尾崎正直(高知2)、小田原潔(東京21)、鬼木誠(福岡2)、菅家一郎(比例東北)、神田憲次(愛知5)、北村誠吾(長崎4)、工藤彰三(愛知4)、熊田裕通(愛知1)、国場幸之助(比例九州)、小寺裕雄(滋賀4)、小林茂樹(比例近畿)、小林鷹之(千葉2)、小林史明(広島7)、坂井学(神奈川5)、佐々木紀(石川2)、柴山昌彦(埼玉8)、島尻安伊子(沖縄3)、鈴木馨祐(神奈川7)、関芳弘(兵庫3)、高木宏寿(北海道3)、高鳥修一(比例北陸信越)、高見康裕(島根2)、武田良太(福岡11)、武村展英(滋賀3)、谷川とむ(比例近畿)、田野瀬太道(奈良3)、田畑裕明(富山1)、塚田一郎(比例北陸信越)、土田慎(東京13)、土井亨(宮城1)、中川貴元(比例東海)、中川郁子(比例北海道)、中曽根康隆(群馬1)、中西健治(神奈川3)、中根一幸(比例北関東)、中野英幸(埼玉7)、中村裕之(北海道4)、中山展宏(比例南関東)、西��太亮(熊本2)、萩生田光一(東京24)、鳩山二郎(福岡6)、平井卓也(比例四国)、深沢陽一(静岡4)、古川康(比例九州)、細田健一(新潟2)、宮内秀樹(福岡4)、宮崎政久(比例九州)、宮沢博行(比例東海)、務台俊介(比例北陸信越)、宗清皇一(比例近畿)、村井英樹(埼玉1)、盛山正仁(比例近畿)、保岡宏武(比例九州)、柳本顕(比例近畿)、山際大志郎(神奈川18)、山田賢司(兵庫7)、山本朋広(比例南関東)、若林健太(長野1)
▽参院
青木一彦(鳥取・島根)、生稲晃子(東京)、石井浩郎(秋田)、井上義行(比例)、猪口邦子(千葉)、上野通子(栃木)、臼井正一(千葉)、江島潔(山口)、加田裕之(兵庫)、加藤明良(茨城)、北村経夫(山口)、古賀友一郎(長崎)、小鑓隆史(滋賀)、桜井充(宮城)、佐藤啓(奈良)、高橋克法(栃木)、豊田俊郎(千葉)、永井学(山梨)、船橋利実(北海道)、星北斗(福島)、舞立昇治(鳥取・島根)、三宅伸吾(香川)、森屋宏(山梨)、山本順三(愛媛)、若林洋平(静岡)、渡辺猛之(岐阜)
【関連団体の会合に議員本人が出席し講演】
▽衆院
赤沢亮正(鳥取2)、甘利明(比例南関東)、石破茂(鳥取1)、伊東良孝(北海道7)、大岡敏孝(滋賀1)、小田原潔(東京21)、北村誠吾(長崎4)、木原稔(熊本1)、佐々木紀(石川2)、谷川とむ(比例近畿)、中谷真一(山梨1)、中山展宏(比例南関東)、古川康(比例九州)、宮沢博行(比例東海)、務台俊介(比例北陸信越)、山際大志郎(神奈川18)、義家弘介(比例南関東)
▽参院
井上義行(比例)、猪口邦子(千葉)、衛藤晟一(比例)
【旧統一教会主催の会合への出席】
▽衆院
逢沢一郎(岡山1)、上杉謙太郎(比例東北)、木村次郎(青森3)、柴山昌彦(埼玉8)、萩生田光一(東京24)、穂坂泰(埼玉4)
▽参院
磯崎仁彦(香川)、井上義行(比例)、三宅伸吾(香川)、森雅子(福島)
【旧統一教会および関連団体に対する会費類の支出のうち、政治資金規正法上、要公開の対象議員】
▽衆院
青山周平(比例東海)、池田佳隆(比例東海)、伊藤信太郎(宮城4)、伊東良孝(北海道7)、井上信治(東京25)、上野賢一郎(滋賀2)、大岡敏孝(滋賀1)、奥野信亮(比例近畿)、小田原潔(東京21)、鬼木誠(福岡2)、加藤勝信(岡山5)、神田憲次(愛知5)、木村次郎(青森3)、高木啓(比例東京)、高木宏寿(北海道3)、武田良太(福岡11)、田畑裕明(富山1)、寺田稔(広島5)、中川郁子(比例北海道)、萩生田光一(東京24)、平井卓也(比例四国)、平沢勝栄(東京17)、松本洋平(比例東京)
▽参院
上野通子(栃木)
【旧統一教会および関連団体からの寄付やパーティー収入で寄付もしくはパーティー収入ありのうち、政治資金規正法上、要公開の対象議員】
▽衆院
石破茂(鳥取1)、下村博文(東京11)、高木宏寿(北海道3)、山本朋広(比例南関東)
【選挙におけるボランティア支援】
▽衆院
岸信夫(山口2)、木村次郎(青森3)、熊田裕通(愛知1)、斎藤洋明(新潟3)、坂井学(神奈川5)、高鳥修一(比例北陸信越)、田畑裕明(富山1)、田野瀬太道(奈良3)、中川貴元(比例東海)、中村裕之(北海道4)、萩生田光一(東京24)、深沢陽一(静岡4)、星野剛士(比例南関東)、若林健太(長野1)
▽参院
北村経夫(山口)、小鑓隆史(滋賀)、船橋利実(北海道)
【旧統一教会および関連団体への選挙支援の依頼、および組織的支援、動員などの受け入れ】
▽衆院
斎藤洋明(新潟3)
▽参院
井上義行(比例)
(共同)
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herbiemikeadamski · 2 years
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. (^o^)/おはよー(^▽^)ゴザイマース(^_-)-☆. . . 7月8日(金) #先負(壬戌) 旧暦 6/10 月齢 9.0 年始から189日目(閏年では190日目)にあたり、年末まであと176日です。 . . 朝は希望に起き⤴️昼は努力に生き💪 夜を感謝に眠ろう😪💤夜が来ない 朝はありませんし、朝が来ない夜 はない💦睡眠は明日を迎える為の ☀️未来へのスタートです🏃‍♂💦 でお馴染みのRascalでございます😅. . 七夕の翌朝に🎋こんな快晴な空も 珍しいですよね🗾昨夜は雨粒が💧 がポツリでしたが☔️は免れたのか❓ スペシャルデーでしたが、特にご馳走も なく普通な1日でしたけど😅💦 そんなもんですよね🤣😆🤣 実は、急な話なんですが💦毎回 毎回そうなんですが、いよいよ 「つくば」から解放されそう😅💦 でっ次は「熊本」😱流石に通え ないでしょ⤵️ありえない💢💢😡 . 今日一日どなた様も💁‍お体ご自愛 なさって❤️お過ごし下さいませ🙋‍ モウ!頑張るしか✋はない! ガンバリマショウ\(^O^)/ ワーイ! ✨本日もご安全に参りましょう✌️ . . ■今日は何の日■. #ロズウェル事件(#ロズウェルUFO事件). 1948年7月8日(木)ロズウェル陸軍飛行場(RAAF)がプレスリリースを発表。  この内容は、軍は「第509爆撃航空群の職員がロズウェル付近の牧場から潰れた「空飛ぶ円盤(flying disc)」を回収した」と発表した。  しかしその数時間後、第8航空軍司令官はこのプレスリリースを訂正し、「RAAF職員が回収したものは「空飛ぶ円盤(flying saucer)」ではなく、気象観測用気球であったと述べた。  ロズウェルUFO事件(Roswell UFO Incident)とも呼ばれる。 世界で最も有名なUFO事件といわれている。 本事件に関する情報はきわめて多数あり大変混乱しており、本当に何か不可思議な事件が起きたのか、はたまた町おこしのための壮大なネタなのか、詳しいことは判明していない。 . #先負(センマケ=又は、センプ・センブ・サキマケ、とも言う).  「先負日」の略。  陰陽(おんよう)道で、急用や公事(クジ)に悪いとされる日。  「先ずれば即ち負ける」の意味で、「何事も先に急いではいけない」とされる日です。  午前中はとくに悪く、午後はしだいによくなるという俗信がある。 . #黒船来航. 1853年(嘉永6年6月3日)に、代将マシュー・ペリーが率いるアメリカ合衆国海軍東インド艦隊の蒸気船2隻を含む艦船4隻が、日本に来航した事件。  艦隊は江戸湾入り口の浦賀(神奈川県横須賀市浦賀)沖に停泊し、一部は測量と称して江戸湾奥深くまで侵入した。  結果、幕府はペリーいっこうを久里浜への上陸を認め、そこでアメリカ合衆国大統領国書が幕府に渡され、翌年の日米和親条約締結に至った。  日本ではおもに、この事件から明治維新における大政奉還までを「幕末」と呼んでいる。 . #質屋の日. . #チキン南蛮の日. . #ナイスバディーの日. . #菌労感謝の日. . #中国茶の日. . #ベイエフエムの日. . #七転八起の日. . #那覇の日.(#なはの日) . #ナンパの日. . #外務省開庁記念日. . #大蔵省開庁記念日. . #防犯カメラの日. . #豆乳で作ったヨーグルトの日. . #なわの日. . #信州地酒で乾杯の日(毎月8日). . #生パスタの日(毎月7日,8日) . . . ■今日のつぶやき■. #甲斐なき星が夜を明かす(カイナキホシガヨヲアカス). 【解説】 今にも消えそうな弱々しい光の星が朝まで光り続けると云う事から、体の弱い人はいろいろと健康に 気を使うので、頑健な人よりもかえって長生きすると��う例え。 . . 1961(昭和36)年7月8日(土)赤口. トシ・カプチーノ (とし・かぷちーの) 【舞台芸術評論家、キャバレー・アーティスト、劇評論家】 〔福岡県福岡市〕 . . (北千住駅) https://www.instagram.com/p/CfujNQZhQ7hJ2PlCPHBvnGXjuUq_dN53qW1-580/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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jitterbugs-lxh · 2 years
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逢瀬
 必要なものはいつも、清潔に保たれ、ていねいに折りたたまれて重ねられたあたらしい寝具のように、何気なく用意されていた。おなかがすけば蒸した芋や、ふっくらと炊きあげられた米や果物が、のどが乾けば素焼きの椀にいっぱいの水が、といった具合に。はじめはひとつひとつが新鮮であり、驚きに満ちていた。しかし生きてゆくうちに、ひとは、慣れる、ものだ、あくまでも順応であって、けして麻痺や疲弊で、あっては、ならない、しなやかさを失えばどんなものも忽ち砕ける。これはなにも、なべて物質ばかりに限った理屈ではない。萎縮し、やわらかくほほえむこともなしに、昏い視線を落とし頰を翳らせているうちは、誰しもが靱性を失った、いまにも砕けるばかりの、渇きひび割れた精神を癒し休めることもなしに、未来への展望も、冀求もなしに、ただその日を生き暮らすだけであるうちには。雖もいつかは、だれでも、なにものでも、朽ち果てる日がやってくるのかもわからなかったが、いまの時分のかれらにとっては、滅びの日など遠く、思いもよらぬ場所に隔てられて存在したもので、あった。もはや滅びなど来ないものと、けして齎されないものと、確信に至るほど能天気には生きられはすまいが、しかし、かといって、すぐ真横に、平然とした顔で佇んでいるなんて考えたこともなかった。それらの不穏は、さかしまの世界だ、ぐるりひっくり返して、あるいは捩じって、近いようでたいへん遠いところで、こちらを窺っている、凝っと息をひそめて。洛竹はけして楽天家ではなかったし、頑なに割り切った現実主義の持ち合わせもなかったけれど、少なくとも隣で、かれの数歩前で、剣呑に逆毛をうずまかせている風息を、いったい何年見てきたというのだろう。徹底的な合理主義者は、往々にして夢想家でもある。夢想をひとつひとつ手にとり、矯めつ眇めつ、たしかめてゆくうちに、ものごとの真理、真相というものを、知らずに解してゆくものなのだ。神をもっとも信仰するゆえに、神の不在にだれよりも早く気付く科学者たちの嘆きがわかるか? かれらは自らにして、信じたものの反証を立ててゆく。いったい何が真実で、何が偽りであるのか、手のひらにあるものが、あると信じたものが、誰によって認知され観測されうるのか。
 人里、ふるさと、それからいとなみの密に乱立した、雨後の筍もかくやの都会の高層建築たち、かつては妖精たちにとっても楽園であった土地を離れ海上を征くことしばし、打ち捨てられた孤島をひとときの塒とさだめて幾らの日々があっただろう。必要があれば霊道をもちいて陸のふかくへ赴くこともあったが、日常の多くは島のほとんどを覆い隠す森に完結していた。洛竹の思うところによれば、大きく人間への忌避や、嫌悪の感情はなかった。はっきりと訊ねたことはなかったけれども、おそらく天虎や虚淮にも、なかったように思う。では、かれら、同じく島で暮らすはらからのうちで風息だけがひとりきり、胸に焔を燻らせていたのかといえばその限りでもないだろう。たぶん、おそらく、きっと。だれも、憎しみや悲しみに突き動かされて生きていたのではない。あまねく物事が恩讐のかなたに、寝ても醒めても、うつつもゆめも、灰色に塗りつぶされてしまっていたなら、疾うのむかしに、我々は去っていた。それでも離れがたかったのは、単純な愛憎の果てにのみ、世界を睥睨するのが、けして許されなかったからだ。かつて風息は神であった。かれがそうあらんとして顕ったのではなく、かれに神たるを祈り願ったのは外ならぬ人間であったが、それでも風息は、かれの生きた時間から鑑みればほんのひとときであったにせよ、たしかに神であった時代があった。ひとが変わり、時代は移ろい、ひとびとは信仰をはなれ、未知なるもの、不可思議なるものの多くは解明され解剖されて詳らかになったが、それと、神がうしなわれることとは同義ではない。かれはうしなわれるべくして、神の座を辞した。豊穣を、整えられた治水を、祝福を齎すだけの神ではなしに、ときに怒り、ときに荒れ、成敗される悪神としての横顔をも持ちあわせた、うつくしくも果敢ない、剛毅でありながらにして繊細の。力なくうな垂れて、うつくしくにごった世界の、あわいの光、あるいは闇、天に限らずあまねく満ちたそれは、本来であればひとつに収束されてくっきりと重たく輪郭を像となすであろうひとの影すら曖昧に散らし、日を背に負ってあるくひとの、足元に滞るべき半身すらあえか。うつむき伏せた睫毛と、ひそめたために肺腑の奥底まで届くことのない呼吸、伸ばした腕は空を切り、ねがいはついぞ、届かぬものと。
 目深にかむった布切れがどれだけ人相を隠しえたのかは定かではない。のぞく喉元、隠しきれないゆたかな髪を背なに揺らし、冷静沈着のさまを装いながら、どこか怯えたように彷徨う視線は何をもとめていたのだろう、かつて、いまよりうんと力の弱くて、からだも小さく、頼りない妖精だった洛竹のおさない記憶のなかでは、いま少しばかり、潑剌としたわかさのような、浚われたばかりの水底の砂金のような、どこかよるべないこどものさみしさを持ったひとであったかのように、思う。いまとなってはどうだろう、風息はなにか変わっただろうか? なにもかもが変わってしまったし、なにひとつ変わっていないともいえる。洛竹はずいぶんと力をつけたが、それでもかれや、仲間たちには到底及ばない。力や、わざ、術の冴え、そういったものが、妖精のすべてとは思わないが、不甲斐なさと役者の不足に、いくらか急く気持ちがないとは言い難かった。たしかに、及ばずながらも出来ることはかつてよりは随分ふえた。ただ、どうしたって、同じ木属性を司っている以上、風息と洛竹は、その実力の差異がおおきく際立つのもまた事実ではある。くらぶるべくもない、と理解はしていても、目にものみえてあきらかだ。もし、洛竹のほうがさきに、霊の凝ったところから生じていたとして、かれは神には成りえなかっただろう。口惜しくあるべきだろうか? 急く心はたしかにあれども、しかしそれは、洛竹にもとめられた本分でないことも、重々承知のうえであった。闘いをのぞむものは多くはない。相手が人間であるにしろ、袂を分かち、いまではしずかな断絶の大河を境に彼岸と此岸、隔てられた妖精たちであるにしろ、秩序と、戒律を以て、妖精の本然を捻じ曲げようとする体制そのものであるにしろ。
 いっそ鋼鉄のそれのように鋭く、硬く縒りあげられた、風息の、もとは木であった剣は、それは見事なものであった。単純に気を巡らせて、成長を促し、枝を茂らせ蔓をしならせるだけが、かれらのつかう術ではなかった。特性を大きく補い強化して、精製された鋼鉄そのものと打ち合ってすら互角に渡り合えるだけの靭性と剛性を与えるのが、すばらしい術の冴え、その神髄であるべきなのだ。風息は見事に、木属性の力の扱いを、その領域まで昇華していた。すなおに感嘆するばかりだが、かれと同じようには力はふるえない。まったく同じ力はふたりと要らないのだ、とほほ笑んだのは風息である。かれの力はたしかに強いが、どこか繊細さや柔軟さに欠けるところがあって、たとえばすばやく、正確に、たった一点を穿つような使い方には不向きであったし、しなやかに跳ね、うねり、瞬時に編み上げられて足場の援けになるような蔦などの扱いは、洛竹のほうに軍配が上がる。鍛錬の一環としてでも、手合わせをし、虚淮や、天虎も、互いが互いに、力を顕示しあうことは滅多にない。力はうしなわれたとしても戻る。ただし時が必要だ。特に、氷という物質、そうして、ものが凍結する、という現象そのものを源とする虚淮は独特で、かたちを保つだけでも日々力をつかわなければならない。よって、虚淮はいとまさえ許せばたいていの時間を気を蒐めるのに費やしており、あまり燃費のよいとはいえないからだなのである。ひとの街に赴いて情報収集や必要なものを調達してくるのに、これほど不利な妖精もなかった。だいいち虚淮は変化でひとの姿を真似たとて頑なに角を隠すつもりはなく、いささか目立ちすぎる風貌なので、そういった偵察や、ふだんからひとの街にあって潜みながら、妖精会館に阿ることなく探偵を担っている阿赫や叶子との連絡役は、風息の手が離せないときには洛竹にまわってくるのが常である。
 洛竹の手になるは唐菖蒲の咲き誇る、グラジオラス、剣百合の異名をとった特徴的な葉のかたちとは似ても似つかぬ豪奢でありながら、ひらめく花弁の色彩は鮮血を思わせる赤銅である。風息の振るう剣の剛性に相対するのには、あまりに脆弱にすぎるように、おもわれて、ならない、が、洛竹はあくまでも気負ったところなく、だらりの腕に花を提げていた。石畳を踏んで舞う踊り子の、足さばき、裾さばき、翻る袖のあざやかさを思わせるそれは、武を以て他を制し、地を均し平らげるのに、これほど不向きなものもなかっただろう。けれども頑なに、洛竹はそれでいいのだと、まわりは口をそろえた。地を踏み鳴らし、摺り足の足運び、武芸のそれというよりは、舞踏のそれもかくやの動きを、丹念に、ていねいに、繰り返す。打ち合えばひとたまりもない剣の花は、相手もなしに散りはしない。ああ、ハバネラ、寄る辺ない踊り子の女、恋はまったくままならない。ひとさしを舞い終えて上がった息を整えるあいだ、大樹に背なを預けた風息がひとことも口をきかないのがどうにも気には、なった。
 肌をあわせるようになってどれくらいの歳月があったろう、つとめて思い出そうと試みることもないが、一体どうして、たどたどしさがどこか抜けないのは、かれらにとって日常のうちに溶けきっていないからなのかもしれなかった。切っ掛けはどこにあり、なにがふたりを、こうして夜のうちに閉じ込めたのかもおぼろげである。鍛錬や、食事や、そのほかの所作のように、日々の暮らしむきのなかに当たり前に存在しているものごとでもない。漆黒の毛並みを撫でる月のひかりはしずかに冷たく、さりとてもかれらの身体には独特の火照りが満ちていた。風息も、もちろん洛竹も、多くの妖精たちがそうしたように、ひとを模したかたちに変化することができる。生じたばかりのおさない妖精たちのように、力や、みずからのかたちが定まらないものとは違って、かれらはすでに数百年の生をもち、数千数万の夜と午とをすでに知った身の上である。ましてや風息は、稀なる力もつ、勁い妖精で、ある、黒くしなやかな獣のなりを本然とするとは雖も、ひとの姿に顕現して、尾のひとつ、耳朶のひとつを隠し切れない未熟さなどかれにはありうべからぬことだった。そのくせ、こうして夜伽の熱に浮かされて、眸を慾に、濡らして揺れるさなかには、こうして獣のすがたをとることを好んでいるようだった。その名のとおりに風のごとく疾駆するさまからはあまり想像つかないが、かれのからだは幾分重たいのだ���ひとのかたちであるときに、こうして洛竹に覆いかぶさってくることはまずないので、はたしてあちらのすがたであってもこれほどに重たいのか、推察しても証明はない。やさしく圧しかかり、貌を寄せる風息の、ひくく唸るたびに震える喉がよくみえる。噛みついたところでかれには寸分の痛みもないのだろうが、こうしてあまりに無防備にさらすのも如何なものかと思えてならない。わずかに鎖骨の覗いた襟元に鼻面をおしつけて何やら探りたしかめているらしい所作は、どうにもこそばゆくて辛抱ならないのだが。だいたい、獣の前脚では、洛竹の袂をくつろげるのも、肌を曝しあばらをなぞり、腰を撫でて慰め、馴らすにも不向きだろうに。
 「風息、待て」
 「……いやか」
 「違う、脱ぐから」
 めずらしいことだ、風息と閨をともにするようになって幾度の夜をすぎたかも覚えがないが、たいていの場合はかれのしたいようにさせている洛竹が、こうして言葉で制するのは。なにも、力の差や、単純な、思慕や恭順をしめすために、かれに組み敷かれていたのではない。おそれのゆえに風息に、追き従ってきたのなら、おそらくすでに去っていたのに違いない。愛撫を受けること、種の保存のためにまぐわいを必要としない妖精たちにとっては、肌をあわせ吐息をかさねることにさしたる意味はない。かれを拒む理由はなく、しかし、おなじだけ受け容れる理由もない。不器用な獣の前肢でもたもたと手間取っているのにしびれを切らす理由も、ないはずだった。短く告げられた言葉に思い至ったのか、どこか恥じらう素振りをみせながらのそりと大きな四肢を退かせた風息は、いつまでも慣れないしぐさである。もっとも、時がすぎて、互いの熱に浮かされたのちは、さすがにそうも躊躇ってはいないけれども。大きな体躯が退いたので、告げたとおりにてきぱきと衣服を落としてゆくと、さすがに夜気は肌に堪える、距離をとって洛竹が脱ぎきるのを待っているらしい風息は、ゆたかな毛皮に守られてそんな気配ひとつみせないのがどうにも腹立たしくなって、じとりと視線だけで睨めつけ、せめて幾らか熱を分けろとそばへ寄らせた。しぶしぶといった体で獣はからだを寄せはしたが、機嫌を損ねたか否かは、ただでさえ重たく長い毛並みが半分を覆い隠した顔貌の、表情からはうかがい知れなかった。
 「おまえは俺をなんだと思っているんだ」
 「それはこっちのせりふ。いいだろ、このからだは脱いだら寒いんだ。少しくらいあっためろよ」
 「成る程。こういう、こと、か?」
 納得したかにおもえた獣が、身をかがめて帯をゆるめ、紐を解いて衣服を落とす洛竹の所作をとどめて、俯いたあごのしたへ鼻面をくぐらせてぐいと持ち上げたので、なんだよじゃれつくな、と振り払おうとして、仰向かせられたあごに口づけの吐息が熱い。べろり、と容赦も遠慮もなしにねじ込まれる舌は獣のざらつき、口唇をなぞり、歯列をねぶり、いっそ執拗に舌をからませて漸く離れた風息の貌がずいぶん得意げなので、その太い頸に腕をまわしてぎゅうとしめつけてやったが、はたからみればただ獣に抱きついたのにすぎなかっただろう。こうした、短い、じゃれあいの延長に、肉慾をともなう触れあいをゆるしているのだ、とは思いたくなかった。かれにとって特別なのだ、とも、己惚れることのないようにしなければならない。吐息は熱かったろう、すっかり肌を露わにした洛竹のからだを、前肢で、舌で、なにより視線で、つまびらかにする作業を再開しながら、風息がくつくつと肩を震わせていることを知っていた。ちかごろとんと見なくなった、かれの心底の、おだやかな、わらい、絶えて久しかったものがあらわれるよろこびを、洛竹はすでに知ってしまった。軽口はそこまでのことで、真剣さを帯びて触れる前肢のうらの、よく地を蹴り踏みしめて厚く硬くなった蹠球の、どこかじっとりと湿ったさまが肌に吸い付くようだ。これを意図して獣のすがたを風息が撰んだとは思われないが、密にそろった毛並みの、尖った爪の、こまかい触感を伝えるのには不向きなものにつつまれたかれの前肢のなかで、こまかく肌をあらためるのにお誂え向きの部分である。何より風息が、やわらかい肌を踏んで引き伸ばし、その弾力を愉しんでいるのは明らかだった。
 「もう、こら、しつこい!」
 「すまない、おもしろくて」
 「ひとの踏み心地を確かめるだけならもう寝るぞ」
 「眠れやしないくせによくいう」
 「そうだよ、このまんまじゃ寒くって眠れやしない。おまえの毛皮とちがうんだこっちは」
 「だからあっためてやってるんじゃないか」
 まったく、ああいえばこういうんだから、口ばかりが達者になっていけない、と肩をすくめて、花の剣は今宵も踊る。かれがこのからだをあばいてあそんでいるとはかんじていない。手慰みに手折られた花になるつもりはないし、なにより、木属性を司り、森を愛したかれが、そんな無体をはたらくはずもないのだ。脱ぎ捨てた服が夜露に濡れるまえに房事が済むとは思っていない。いつのまにやらうつ伏して、ほとんど四肢の自由を奪われるように背後から圧し掛かけられて息が詰まる。すがたに意識や自我のすべてを支配されるとは、考えたくもなかったが、ぐ、と体重をこめておし広げられ、圧しつけられる情欲は獣のかたち、愉しみのために重ねる身体なら、あまい睦言や嬌声のたぐいもあっただろうが、もはや声は、風息の喉のおくのかすかな唸りと、押しつぶされかけて狭窄した、洛竹の胸をわずかに通る喘鳴のくるしげな響きのみ。ぎちぎちと万力で締め付けられるような痛みと、はらわたを穿たれるような錯覚、かならずしも快楽ばかりがあるわけもない。ちらちらと視界の端におどっているのは、昼日中に振るっていたグラジオラスの花弁だろうか、あるいは、夕餉に焚いた火の名残だろうか、ただ恍惚の、爆ぜるような、明滅だけが。東天に紅が射し、明星は堕ちて夜が明ける、夜が明ける、黎明に引き裂かれ、とばりはもはやかたちを成さない。夜は、明けて、しまった! たったひとりを微睡みのゆめに遺して。ふれた肌から感じるかれの霊と、火照るからだの熱と、ほとばしる慾とで、たがいの境もわからない。
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tsuneminnn26 · 3 years
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Kanazawa-Kuruwa
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郭の中の金沢、辺京の小宇宙
郭_この辺京の遊郭には、金沢の美しさと醜さがくるわれている。
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郭は...
北陸の美学の結晶であった。 卯辰山へまっすぐ伸びる石畳、黒光るボッテリとした能登瓦、弁柄色の木虫籠(きむすこ、細い桟の出格子)。九谷の襖の手掛けや輪島塗りの調度品、べっ甲のかんざしや色とりどりの菓子や酒、夜遅くま���鳴り響く唄、笛、鼓の音色。
同時に人身売買の巣窟でもあった。 極めて幼い頃に身売りされた少女は、楼主と養子縁組を結び、自らにかけられた身代金を返すまで拘束を受け、芸妓・娼妓として働いた。町を彩った女のいくらかは楼主となった。
今回は、金沢の光であり影である茶屋街について、制度・人びと・建物・遊び・性の観点から明治・大正の茶屋を前提にご紹介する。
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(参照:『金府大絵図』金沢市立玉川図書館所蔵)
明治に生まれた主計町を除けば、ひがし・にし・きた・愛宕の郭は2つの大きな川、犀川と浅野川の金沢城から見て外側に位置している。(これは、江戸の吉原が常に皇居から見て川向いに建てられて、都市の外周部に位置していたこと同様の理由で、穢の場所を都市の外側に配置するためであろう。)
その中でも、金沢人が憧れと嫉妬を込めて名付けた東の廓(言うまでもなく京都の祇園・東山にかけている)であるひがし茶屋街は、北陸の最も代表的な茶屋街であった。
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(参照:『金府町絵図』金沢市立玉川図書館近世資料館所蔵)
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A:郭の制度
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金沢の花街の仕組みは京都と同様にお茶屋が客の要望に応じて、芸妓を置屋か ら呼ぶ方式である。芸妓は置屋に所属し、お茶屋から依頼があれば、料亭やホテルなど地域外へも出張することが可能なのも、京都と同様の取引制度である。 さらに金沢の三茶屋街の特色として、お茶屋と置屋の兼業が挙げられる。つまり、お茶屋は場所を提供するのだが、同時に芸妓を抱え、他のお茶屋に派遣することもでき、食事は飲食店から取り寄せることとなる。
お茶屋には上茶屋、中茶屋、下茶屋の3つがあり、上茶屋は5等級に格付けされていた芸者の中でも、一等級のものしか置かなかった。上茶屋は農家の出や他国の婦女は抱えたがらない気風があり、それを誇りにしていた。加賀血筋を大事にし、みっちり芸と作法を仕込むとのこと。明治時代には能登半島をはじめ、日本全国から身売りされた少女が芸妓として所属しており、朝鮮出身の芸妓の記録もある。
郭では「旦那」は芸妓の経済的な保護者であり、後援者であった。旦那は月々お手当を置屋の女将に渡すかわりに、贔屓の芸者を自分一人のものにすることができた。女将は抱え芸者の旦那から一ヶ月の手当をもらうこと大きな収入源であった。ある置屋の抱え芸者が、別の置屋の客を旦那としている場合、旦那はその置屋の女将に毎月の斡旋料を支払うこととなっていた。
お茶屋では客は一見の客は挙げない。理由は、遊興費が後でもらえるか不安なことと、もう一つは酒癖が悪い客を案じてであった。たちの悪い客の中には、火鉢の中に小便をしたり、掛け軸に盆をぶつけたり、美人画を盗む客もいたという。二度目から置屋は電話で芸者の予約を受付け、時間の打ち合わせをする。客は遊興費を何ヶ月に一度、現金で女将に直接手渡しでまとめて払っていた。
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B:郭のひとびと
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お茶屋に以下の人々が住み込んでいた。どこの家もかなりの大所帯で、大抵は十数人で寝ていた。
①女将:
多くは元芸者で、お茶屋の経営をするとともに芸妓と養子縁組を組み芸妓を育てるとともに労働者として管理する。
②芸妓、娼妓:
女将と養子縁組を結び、芸者として客に奉仕する。住み込みと通いがあったが、殆どが住み込みで、通いは芸者でも年季明けの終わった歳高の人たちだけだった。年季明けや旦那がお金を支払った場合は妾として茶屋街の周辺に暮らしていた。
③たあぼ:
行儀見習いと諸芸習得の傍ら、日中は走り使いの雑用、夕方からは芸者衆の座敷勤めな三味線をもって供をなし、供先きの置き屋とか料亭では家族用玄関の片隅で芸者衆の座敷終わりを待つ。12歳になると振り袖芸者と呼ばれ見習いの芸者とみなされ、さらに15,6歳になると留め袖芸者と呼ばれ水揚げが行われた。このころには体だけではなく、三味線・踊り包などの芸も一人���の扱いを受けた。
④ばんば:
年寄りが多く、��炊賄いが主な仕事。
⑤べえべ:
10-40代、女中、下働きの女で賄い全般、掃除洗濯、女将の身の回りの世話をした。やりてばばあと呼ばれるべえべは客から以下にして金を使わせるか、寝床での振る舞いを芸妓に教え込んだとのこと。
男衆:
登楼のの客引き、芸者の世話役として付き添い、用心棒兼見張り役をする。
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C:郭の建物
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(参照:金沢「東の郭」の復元 平井聖・大林組)
茶屋は2つの大門を持ち、文字通り塀によってくるわれていた。門の外には妾宅が並んでいた。2本の大通りは卯辰山に向かい、卯辰山がアイストップの役割を果たしている。かつては壱番町へは小川を越えてアクセスするようになっていた。
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(参照:『浅野川茶屋町創立之図』文政3年(1820年) 石川県立図書館蔵 「旧東のくるわ」伝統的建造物保存地区保存対策事業報告書 1975年 金沢市教育委員会)
建物の外観は、1階は出格子となっており、木虫籠と呼ばれる細い縦格子がはめてある。縦桟は断面が台形になっており、外から中が見えにくい仕掛けとなっている。2階は今では小窓付きの雨戸になっており、全て開け放てる仕組みになっている。祭りの際には大通りにステージが設けられ、開け放した2階の座敷から芸者の踊りを見下ろしていたのだという。現在では失われているが、かつては木部分に紅殻色の塗装が施されており、赤い色彩と卯辰山の緑が生えたことだろう。また、屋根はかつて石置き板葺きであったが、今では釉薬を全面に施した北陸特有の黒く厚い瓦が葺かれている。
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平面は時代を経て大幅に変更されており、機能上の要求から下記図面の小さい方の平面図(明治以降)へと変更されていったようだ。
明治以降の平面図を前提に話すと、まず玄関を入ると黒漆塗りの大きな階段があり、ハイサイドライトから薄光が差し込んでいる。階段の横は長火鉢が置かれた茶の間であり、女将が座って一切を指示していた。奥座敷と茶の間は主に女将が使用する部屋で、奥座敷は仏間、寝室として使用していた。
みせの間は支度部屋で、芸妓が詰めていたから、街路には芸妓の声がよく聞こえていたことだろう
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2階は大きく表(前2階)・中・奥(広間)の3室に分けられ、表と奥を座敷とし、中はロビーのように使用されていた。間口が大きい場合は表と奥は2室に分けられ、4畳の部屋を芸妓が踊り演奏するステージのように使用していた。2階の更に奥には廊下や小階段を隔てて「離れ」があり、数寄屋風のしつらえとなっている。水揚げや日中の娼妓の使用にはこの部屋は人目につかないので都合が良かった。
3階はどの家にもあるとは限らないが、座敷を1間もつ場合がある。
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(参照:金沢「東の郭」の復元 平井聖・大林組)
座敷の土壁は紅殻色が用いられる場合が多く、柱は紅殻と灰をあわせて塗装されている。金沢では紅殻色や群青色が来客の場所に使用されることが多いようである。
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(参照:https://www.kanazawa-kankoukyoukai.or.jp/spot/detail_10094.html)
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(参照:https://www.pinterest.de/pin/523332419194794021/)
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D:廓遊び 
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(参照:金沢「東の郭」の復元 平井聖・大林組)
宴会は夜だけではなく、遊びなれた客は深更にきて朝帰りということも珍しくなかったし、庄屋の番頭などが小僧の手前もあって夜抜け出せないために早朝に密かに遊びに来ることもあったし、昼遊びの客もあった。これらの時間の揚げ代は夜よりもむしろ高かったとのことである。
客としては、加賀友禅などの伝統工芸の職人の親方や商人、旅の客などがいた。
廓の花代の1単位は45分だった。1時間を1番木と言って、拍子木が隣の控えの間で打たれた。合図の1番木で、芸者は時間切れを伝えて帰り支度をはじめ、そこから客を送り出すまでを15分と見ていたようだ。これは線香1本が燃えるまでに40分かかったことからきていると聞いた。
婚礼の祝宴が夜通し続いたりすると、芸者たちは三日三晩睡眠を取ることもできないこともあった。
芸妓は昼に芸を磨いた。自由を厳しく制限された分、芸に自らの存在価値をかけたからなのであるが、当時の売れっ子は芸を磨くだけの時間的な余裕がなかった。遊客は気に入った芸妓がいると追い回し、昼夜となく名指しをしたため、彼女らは歌や踊りの稽古などしている暇がない。流行りっ子ほど無芸という結果になったのであった。しかし、芸に精進することは文字通り体をいじめ抜くことになり、体の形を崩してしまったようで、例えば、笛の達人と言われた美津は増えをあてがう下唇がミミズ腫れのように腫れ上がっていたとのことである。
お茶屋遊びは数多くあるが、ここで流行ったものに「かんざしえらび」がある。座敷で客と芸妓は輪になって歌った。
お姫さんと寝るがに かんざし引こう お姫さんを抱くがに かんざし引こう 人のかか抱きゃ せわしない ほれ せっせっせ せっせっせ
黒く塗った丸い盆の縁にかんざしが10〜20本、妓の数だけ放射状に置かれ、客たちはじゃんけんをして勝ったものからかんざしをとり、そのかんざしの持ち主と一晩寝ることとなった。
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E:郭の性
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中店以下にいる芸者は、多くは二枚鑑札を持っていた。芸者と娼妓を使い分けなくては前借りを支払うことができなかったからである。上店では芸者と娼妓の区別が一応はひかれていたが、明治から大正にかけてはほとんど建前になっており、体を張ることによって何十円と貰いが増え、前借金を返すことができたから、体を張る者も多かった。
朝から夜まで客が来た。一人は娼妓を置かなくては営業許可が降りなかったため、芸妓は自分の代わりに一日中客の相手をしてくれる娼妓には感謝していたとのことである。
日露戦争の折には、松山、習志野、大阪に加えて金沢もロシア人俘虜の収容地となり、4000人近くの俘虜が寺院などに収容された。彼らは「大切に」扱われたというが、国から通達を受けた市当局が置き屋の女将に協力を要請し、廓の芸者らがロシア人の相手をしたそうだ。廓には梅毒の予防のために「下洗い」する建物が設置され、性的搾取の対象となった。
第二次世界大戦の際には、芸者は三味線を弾くことや太鼓を禁じられ、専ら復員や動員に押しかける兵隊を相手に慰安婦、接待婦として働いた。
15歳ほどになると水揚げがある。水揚げの相手の旦那は、女将同士であらかじめ相談し、決められ多くは老人だったとのことである。若者では手荒く、過ちがあると良くないと考えられたためと、水揚げをするには大金が必要だったからである。相手が年寄りであることは女たちは皆嫌がった。水揚げというものは一回きりで一人前の女になるというわけではなく、二度も三度もしなければならない。水揚げは特別に料金が高いからお茶屋が儲かったとのことである。場所��自分の住むお茶屋とはとは限らず、離れの間が使用される事が多かった。
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(旦那衆が人目を避けて利用した梅ノ橋とかつての妾邸)
金沢の芸妓の生涯を描いたノンフィクション小説である『郭の女』(井上雪著)には花街の美しさと醜さがよく描かれている。
読者は気がつく。 あの美しく見えた芸妓は木虫籠という籠に囚われているのだと。
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