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#若狭梅干し
fsravine · 2 years
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#小浜 の #朝ごはん #焼き鯖 はもちろんの事こと #あおりいか #油揚げ #温泉たまご #雲丹昆布 しょっぱい #若狭梅干し と品揃え豊富! #納豆と温泉卵 を混ぜて、海苔巻きにして食べても美味しかった #福井 (ホテルせくみ屋) https://www.instagram.com/p/CdW1PP0BTNjs6nsUtJlQ2C0TYtcwIGSRcO5ClU0/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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elle-p · 8 months
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AI: 石田彰と、緒方恵美の
AI&MO: ペルソナ3、影時間ラジオ
AI: さあ、時刻は深夜0時になりました。なんかみたいな始まり方ですね。
MO: 本当だね。
AI: 1日と1日の狭間にある隠された時間「影時間」よりお送りするラジオ番組。こんばんは、「ペルソナ3」結城理役の石田彰です。
MO: こんばんは。アシスタントの、天田乾役の緒方恵美です。
AI: なんか、アシスタントの強調しませね。
MO: いや、だってこ、アシスタントですわたくし。
AI: はい…。
MO: あの、石田さんのアシスタントですね。務めさせていただきたい。
AI: ちょ、ちょ、ちょ、まあ、番組冒頭で止めるのもなんだけど。
MO: おう、おう、おう。
AI: あの…なんでそんなに、じ私は今回アシスタントだよって言うポジションを、強調しようとするので。一緒に当て行こうよ!
MO: じゃ、なんかなんか、なんだっけ。最初に、あの、この、あの、酸素も。*
AI: はい。
MO: あの、なんだ、えっと、舞台説、で、あの、またじゃないですか?
AI: はい。
MO: 京都で、あの…お酒を飲み行った時にですね。はい。
AI: まあ、舞台挨拶の時じゃなくてね。
MO: そうそうそうそう。お酒は?
AI: 舞台挨拶シラフでやってますよ、僕ら真面目に。
MO: まずいけそうで、普通、私、そういうこともありな感じじゃないですか。*
AI: いや、ない、ない、言ってるんじゃないですか?
MO: そうですね。そうですね。
AI: ね?
MO: ちゃんとね、その時は大丈夫ですねさあの前日ね。えぇ、お酒飲んでた時に。あのさ、あのー…「アニプレックス」ですね、褒美の時に。なんかその、なにか終わりたと、その第四章に行く前の最後まで、最後だから。そのなんか打ち上げ的なこと。打ち上げ花火的なこと、何かやりたいと。や例えばラジオとか、みたいな話って、「いいですね」って話をし。石田さんをやってくれるでしょうか話になり、ん、ん、「たぶんやって、やってくれると思うよ」みたいなことをゆって。
MO: そう、なんかそうなな判事で、多分なんか、あの、ん…なんか…なんかその…石田君のパーソナリティするために何か。盛り上げ、られたらいいねみたいな話をこう、言っていて。それでなんか話の流れで、あの、アシスタントというのはって話になって。それは私の…なんかこう…まある程度の点数を、こうこの業界でやってきたですけども。かつて一度もアシスタントというポジションになったことがないと。言う話をしたら方日が、アシスタント、いいじゃないですかみった話しに。あ、そうだね、っていう話になり、じゃあ、私は?
AI: があったんですね。
MO: すみません。*
AI: あぁ。
MO: アシスタントして喋りすぎでしょうだね?すみません。
AI: でも、なんかー…緒方さんが、それだけ…ボリュームのある話をしてくると、僕はのんびりしていである。
MO: いいえ、何出るそれわ?
AI: もう、ナイスアシスト!
MO: いやいや。もうね、ちょっと今回ね、いろんな石田くんからね。なんかこうコメント引き出そうとね。えぇ、数仕掛けをですね、いろいろとね。 なんか用意してくれてる、わけですよ。仲いいね。はいはい。
AI: 二人で、二人でしっかり作っていこう?影時間ラジオ。
MO: 何だよそれ?えぇ、まあ、あの、そうですね。しっかりとやらせて頂きたいと思いますよ。
AI: はい。
MO: はい。
AI: ですね。まあ、な、まあ、本当に何の事前の告知もなく、この番組を始めるわけなので。
MO: 本当ですね。
AI: あの、あのー…現時点で、もう、0時ちょっと何分すぎ?のこの時点で、いってな人気づいて聞いてるんだろうっていう不安はありますよね。
MO: そうですね。
AI: はい。
MO: なんか、怖ってて、アクセスさっとっていうのも、殺到して、あの、「アニプレックス」なんなんかサイトが落ちたとかっていうのはまあ一つのありがとうむんですけど、あのー…あれですよね、誰もいないとか?
AI: まあ、それ、それがね、あの、ゼロゼロ秒地点ではありえるからね。
MO: そうだよね?
AI: そうだよ。
MO: あぁ。まあ、我々もですねこうやって喋りながらですね…えっと、どのぐらいの分量で、えっと、あとどのぐらいしゃべればというのは絶対分からないまま、はい、はいですけどね。はい。
AI: まあまあまあ。
MO: えぇ、まあまあ、そんなわけででもまあ、多��聞いてくれてるでしょう。
AI: まあ、そうですね。
MO: はい。
AI: まあ、そういうことを、なんか、いの理想であることを祈りつつ、なんか、孤独に喋っていきましょう。
MO: 大丈夫。あ、そうですね。孤独に!なんか、交会して、交会していつもこんなコン者だ。*
AI: ごめんね。僕がね、メインでって喋らせるとね、すごいネガティブ、ネガティブに入っているからね。そこ、あの…緒方さんがポジティブに持っていて。
MO: お、おう。なんか…
AI: お願いしますね。
MO: う、う、うん、えぇ、そうですね。えぇ、分かりました。
AI: はい、よろしくお願いします。
MO: わか、これでいいのが本当に!はい。
AI: 大丈夫です。さてさて。あのー、まあ、あの、「ペルソナ3」の「影時間ラジオ」と言っていて、で。この番組を聞いてる人で「「影時間」って何?「ペルソナ3」って何?」って人はまずいないとは思いますが!
MO: そうです。ラジオに置いてありますからね。*
AI: はい。
MO: これで知らなかった何したって感じですね。
AI: まあー。まあ、でも、世の中には色んな人がいるから「あ!」なんか何かの間違えで効いてしまっている人もいるかもしれないので、そういう方に向けてちょっと「ペルソナ3」を説明しなきゃいけないだそうですよ。
MO: そうですね。すみませんありがとうございます。
AI: はい、えーっと、皆さんがお聞きの、この、ネットラジオ番組の元になっている「ペルソナ3」というのはですね。
MO: はい。
AI: あの…2006年に「Playstation 2」用のゲームソフトとして…生まれました。
MO: え?そんなまいもんやろ?
AI: 本当そんなまいなんだよ。
MO: え?本当に?
AI: なんかすごいね時間の経つのは早いな。今日までに何回の満月を迎えたんだろうね。
MO: よくけどね。やめてもそういうふうよ。えっと、九年かける、え?22、22、18日…かける12。12?
AI: あの、満計算しなくていいから。まあ、あの、それだけ昔に、えぇ、出たソフトなんですけれども。その2006年から七年後の2013年からはですね。「PERSONA3 THE MOVIE」として、劇場公開の。アニメーション作品が。作られることになりまして、今まで散策。えぇ…公開されているんですね。
MO: はい、そうですね。
AI: はい。もうね、ゲーム作品が、劇場アニメーションとして作られるなんて、本当に幸せなことですよ。全部…
MO: 部作だよ同作でよ。*
AI: もうそうなんです。
MO: そうですね…。
AI: 3分、工作…なんか、公開されてるってことは、あと、一つ?ますですか?
MO: なんかその今、えっと、第三章が、えぇ、4月の4日。から、えっと、公開されたんですけど。まだなんか、今の時点でまだ、ちょっとかかってる劇場さんがあるという。ありがとうございます。
AI: おー、本当にありがとうございます。
MO: はい、はい。 AI: え。で…この…まあ、でも、もうそろそろ終わるじゃないですか。
MO: はい。
AI: で、次の作品を楽しみにしている方も大勢いると思うんですよ。
MO: はい。ということ、本日ですね。みなさんにアクセスしてくださった皆さんはもはや、あの、お目に留まっていると思いますけれども。本日、えぇ、公式サイトみたですね、新しい情報が公開さありがとうございますた。「PERSONA3 THE MOVIE」これ…第四章ですね。「Winter of Rebirth」。
AI: *
MO: いやいやいや。いやいやいや、「Winter of、of Rebirth」。はい。
AI: というわけでですね。
MO: はい。
AI: まあ、あの、予測をしていた方も大勢、いらっしゃるかもしれませんが。*春、夏あ来てるので。冬です今回。
MO: まあ、そうですね。まあ、だいたいウィンター作ることはみんなわかったと思うけどね。でもこの、このあれですね、その、まあ、それで、えっとー、あのー、ティザービジュアル…がですね。やっぱりあの今回、上がったわけなんですけど。美しいですね、これね。
AI: これがねー、あの、ウィンターって就いてる割には春っぽいよね。なんか花びら富んでいて、俺桜なのかなー。うん、なんかは、花びらが舞うっていうと、やっぱり桜を連想するよね?梅かな、ひょっとして?
MO: いや、桜で。梅じゃない、梅じゃないと思う。
AI: ちょっと早めの季節かもしれないじゃん。冬にちょっと、若干でも近くなるようにみたいだね。
MO: なねだと多分2月ぐらいになるかもしれないけどね。
AI: あぁ。ね、牡丹の花びるかもしれない。
MO: ぼ、牡丹有しない。*
AI: 冬だから。*
MO: まじその牡丹とかに従う、あ、牡丹、牡丹手、うえ、え、冬だっけ?*
AI: あの、寒い時の話じゃなかったでしたっけ?あの…ほんわかした記憶で喋ってますけどね。まあまあまあ。
MO: まあまあまあまあ。はい。
AI: で、それで…まあ、なんか…理くんがですね。なんか…いい、いい視線を画面の外に向けてたってくれてますね、これね。
MO: はい。
AI: いいえですね。
MO: ですね。*
AI: うん。
MO: あの、���三章の一番最後ね?あの、綾時くんでしからね?
AI: はい。
MO: はいはい。
AI: まあ…綾時のあの最後の一言がどういう風に、第四章に関わってきて、どういう話になると、こういうティザービジュアルになるのかというのですね。皆さん想像していただきたいわけですよ。
MO: そうですね。まあ、三女の終わりも、まあ、ここも。当たり前石田くんだというね。ところですね。謎なコメント投げたのもあなたですように。
AI: 謎なコメント?
MO: あ、いいえ、あの、綾時くんが。
AI: あぁ、まあ。あのー、作品の中で僕は…結城理と焼くと望月綾時という早くやらせていただいておりますからね。
MO: もこね。*
AI: あぁと、あの、ファルロスをね。
MO: はいはい。
AI: ファルロスくんもやらせていただいた、ファルロス第四章出るのかな、ってばるのかな、どうなんだろう?まだ取ってないんですね、これが。 MO: そう、我々も全然分かりません。この第四章ですけどね。あの、「Winter of Rebirth」でサブタイトル、がついてるんですが。監督、ごですね、第二章の、えぇ、監督のですね。田口監督がですね、再登板されるということですね。田口監督、あの、書動物のため、田口監督。
AI: そうですね。もう…あの、変なイメージをつけてしまっては、監督に対して失礼かと思う、思うんですけど。田口監督と言えば、ラブホ。
MO: あ、そうですね、すみません。あのね、ま、もう。第二章……
AI: もう、もう、散々このネタこすってるから、あの、今更感は、否めないんだけど。
MO: 多分、多分、このは、この話は、我々が多分舞台挨拶よくしてきたって、舞台挨拶見てない方はね。あの、あ、違うわあのあれだ、第二章の、あの、オーディオコメンタリーでも喋りましたよね。
AI: あ、そうですね。そんな話しましたね。
MO: 第二章の冒頭に、ラブホシーンが出てきてですね。その監督がそれをこう取材に行ったと。誰と行ったんだ、って話とか。まあいろんな話をですね。ずっと、あの…あの…ね。えっと、舞台ツアーの時の話をさせていただいたです。
AI: そうですよ。だから、その田口監督が第四章…のために、一体今度はどこに取材に行くのかね。気になるよね。
MO: うんうん、そうね。ラブホのことが何かあるだろうか?何か、何かろうかな?
AI: なんだろうね、あの…全国にさ、昔はあった評価的なところって、どんどん決まっちゃってるから、今残ってるのかな?
MO: 評価出したいんですかなこのペースの中。
AI: いや、出て来るかもしれないじゃない?
MO: そうですね…。まあ、でもあの、あれなん田口監督はまあ、なんその可哀想だったその、ラブホの話をしてた時に。
AI: はい。
MO: あの、田口監督初めての舞台挨拶で監督として。まあ、あの、監督として初めてなので、あの、舞台挨拶初めてで、で初めての舞台挨拶で、あの、お母さん、たちがいらっしゃる時にラブホの話、でも折形四ですよね。*
AI: そうですね。まあ、ちょっとあの…可哀想っていうー気もしないでもないですけど。男はね。仕事に向かう時はね。やらなきゃいけないことがあるんですよ。
MO: あ、そうですか。
AI: そうですよ。
MO: 石田さんもなんか取材に、行ったりするんですか?
AI: 僕も必要とあれば、地方官に行きますよ。
MO: 地方官。
AI: 地方官でもラブホでも。あのー、今度第四章でそういうシーンがあるっていうんであれば行きますよ。
MO: なるほど。
AI: 事前にね。
MO: あぁ。
AI: はい。
MO: そうですね。皆さんの、今のところ、ちょっと、あの、結構マットとか使わないよろしくお願いします。
AI: マットと何。
MO: あ、いいですよ、あの、ネット上のね。
AI: あぁ、なんか、なんか、一時倒される的なこと?
MO: 何の話をして、まあ、まあ、真夜中のラジオだからいいだろう別にな。えぇ、でもひどい、監督一番最初に、家族ごめん、ごめん。なんか一番最初の紹介からラブホの話になってとごめん。えぇ、まあ、とりあえず、あの、空感じの。ひどい。
AI: それが、なんかアシスタントとして優秀ですね!
MO: なぜ優秀なんか?*
AI: なんか、話を、話をなんとかまともな方向に軌道修正しようと言う。
MO: いやいやいや。
AI: ナイスアシストですよ。
MO: あの、ちょっととりあえずね。あのあれですよね。まあ、ちょっと真夜中ラジオなんでいろんなことを簡便させていただいてですね。まあ、そんなわけでですね。あの、リスナーの皆さんからのメッセージを。ラジオ欲しいわけなんですけど、他に何の告知なしに入れ始めた番組なんで。お便りがありません。
AI: まったくですよ。これがね、あの、ちょっと、ちょっとなんか、ずるい大人がーねスタッフにいたりすると、じゃああの作家さんに作ってもらいましょうか?的なね。そういうこともあるかもしれませんが、この番組に関しては正直に行きます。あの…告知もしてないので。
MO: そうですね。
AI: あの…だから、僕に喋らせると、こういうネガティブなことしか言わないので。
MO: よく分かってます大丈夫ですよ。まあ、そんな感じですねお便りがないわけです。まあ、それは、あの、マックということで、我々潔くですね。えぇ、最初からお話させていただいたわけなんですが。その代わり、この番組スタート聞き付けたですね、「ペルソナ3」の、関係者の皆さんから、メッセージが届いております。
AI: はい、みなさんからの、メッセージをばあさんいただいてまいりまして、本当にありがとうございます。
MO: ありがとうございます。その、えぇ、関係者の皆さんからね。ややこう、う、うちはそんなことないですね。あの…
AI: 最初だからね。いただきたしょうがないよ。*
MO: はい、ご紹介させていただきたいます。はい。えぇ、まずはですね、「アニプレックス」宣伝の方日です。はい。石田さんはこんばんは。
AI: こんばんは。
MO: こんばんは。次にお2人のラジオがスタートするということで。 本当にうれし、そして楽しみに感じています。これまで、劇場版「ペルソナ3」の舞台挨拶では何度もお2人とご一緒させていただきましたが。毎回どの会場でもmcの仕事を忘れてしまうくらい楽しませて、いただきました。これからは、満月の夜に「ペルソナ3」ファンの皆さんとその気持ちが共有できると思うと、今からワクワクが止まりません。ぜひいろいろなお話をお聞かせください。それは、第四章の公開��向けて。えいえい、オー!
AI: 「えいえいオー」なの?「えいえいオー」なんですか?
MO: その方日ね。メッセージくれたんだけどね、実は何んです。
AI: そのね。
MO: ありがとうござ。あの、雨で急だったんだの?構成作家さんが来れなかったの。これなくてね。
AI: ちょっと緒方さんさ、なんか人のことをなんか番組のなんか裏側のネガティブなことばかり言っていうって、そいうところをばらしてもいいの?ね。
MO: いや。だってもう。だから。*
AI: 人がにの側にいないって。*
MO: え、えぇ、まあ、あの、だ、だ、だ、だってじゃあなんで方日。方日はだから心配して何だよね。*
AI: そうですね。いつも世話なっております。っていうか、今この場にいらっしゃるんだったら、自分でなんか、あの…頂いてもよかったのに、このメッセージ。
MO: そうですよね。
AI: はい。
MO: あの、え…
AI: あの、ジェスチャーでどうぞ進めてください的な?
MO: あぁ…なんか、テリアさんです。
AI: そうですね。まあ、あの…方日さんに会いたいという人はですね、あの…劇場版の第四章公開の際には、また舞台挨拶が設定されるかもしれません。その時には、あのー…ね?また司会として。来てくださると思うので、皆さんぜひ。公開の時にはですね。どこで、どこで何日に、舞台挨拶があって方日が来るのをチェックしていただきたい。*
MO: 方日チェック?
AI: そう。
MO: そうですね。方日外とね、あの、あれなんです私たちもそうなんですけど。豊口めぐみが、やたら喜ぶんですよね。
AI: 謎なの。
MO: なんか、舞台あいさつで方日をいじることに命をかけてます。あの…そうですよね?いやいやいやいやいや、そうでしただよ。はい、まあ…でも、あの、楽しい旅手ですね舞台挨拶ね。*
AI: そうですね。いろんなとこ行かせていただきましたし。
MO: はい。
AI: え。
MO: はい。
AI: またどっか行けるのを楽しみに、ております。さあ!えーっと、また、あの、カ、カウント、先ほども話し出てましたけど、カウントさんからもメッセージをいただいてるんですよ。
MO: はい、そうです。えぇ…田口智久とから、頂いこいます。
AI: はい。
MO: 『石田さんはさんに質問です!えぇー、声優になったばかりの頃、自分の声を録音したものを聴くことに違和感はありましたか?あった場合、その違和感は、消えていくものなのでしょうか?』
AI: なんでしょう、この世界*?
MO: *どうだなんですけど、これ最初の旅なんですよ、監督。これ、これでいいのこのお便りが?え?まあいや。
AI: なんかさ、こ、今度第四章は、自分が監督を務めるので、どうっていうアプローチでもないし。なんか…あの…ね、「ペルソナ3」第二章の監督としてご一緒しましたけれど、あの時は、あーでしたねっていうアプローチでもなく。
MO: ただ、私達に、あの、声を重ねる一時。はい、ありがとうございます監督。通貨、声来たということは、監督は、自分の録音された声に、なんか納得いかなかったんだよきっと、オーディオコメンタリーとか聞いたときとかに。
AI: あぁ、その時ね、あ、はいはいはい。あ、それは分かります。あの、納得いくもんじゃないです。僕なんか、あ、そうです。緒方さんもそうなんじゃないですか?
MO: え、え、うん。え、今なんの話してる、オーディオコメンタリーの話や?*
AI: オーディオコメンタリーじゃなくて、最初に自分の、喋ってる声を、なんか?僕らの頃はカセットテープですよ。カセットテープに録音して、それを聞いた時に。「あれ?自分の声こんなの」って、思ったんですよ。でそれが。
MO: も、あの、頭蓋骨、落とした、おとが、自分の耳わ気筒てるんで、あの、客観的な音っていうのは、実際の、録音した、声と違って聞こえ、やしいですね。
AI: そう。
MO: はいはい。
AI: だからね。
MO: *
AI: あの、番最初は衝撃だったし。未だに、こんなに差があるんだっていうの?思う。
MO: 未だに!?
AI: 未だに思う。
MO: いいま慣れるよ少ないと思うこんだけ。*
AI: まあ、あの、そう。
MO: え?
AI: 慣れるっていうか諦めてる、もうすでに。
MO: え?なんでなんで?諦めるってことは何なの?その、嫌がと思っても。
AI: いや、あの、自分がさ、あの、だから、から越しに、椎骨越しに聞いてる、声の出し方、こんなトーンでこういう喋り方をしようっていうのと、あのー…なんかテレビをとうして聞こえてくるの、との差があるから。こんなつもりじゃなかった。
AI: え、こ…このをとう出していたのっていうか、全体的になんか、ちょっと…ずれてるよねっていう…のは?
MO: ズレてるのか分かんないなだけなんですけど、いや、でも、み、みんなそ、そんなどういうことですか?納得いかないですか?あの、ファンの皆さんもきっとこう、今しゃべってる石田くんの声聞きたくてきてるのにだね、それがずれると言われる一体どうしたら?*
AI: あのー…ほかの人、僕以外の人にとっては、あのー、聞きなれたこの声何でしょうけど、僕は今だにいやです。いやいやいやいや、いやじゃなくて。あぁ、なんか、もう一人、僕がいてくれたらいいなあと思って。
MO: う、うん。
AI: 僕が、隣に立って、僕がしゃべってる声を聞いて、あ、こいう声っていうの耳元で。喋り続けてくれたら、いいなあと思って。
MO: あぁ…。でも、例えばこうやって、あの、多分スタジオで話してる時に。
AI: 何?
MO: あのー、ヘッドホンで、聞こえてくるじゃないですか、自分の声が?そ、それも違和感 なの?
AI: あの、それとはまた若干違わない。
MO: まあ、なんか違う気がするけどね。
AI: 録音したものは後?
MO: 混じったよ、多分ちょっとね。
AI: なんかね、それ、ヘッドフォンでリアルタイムで今聞いてるの声とはまた、違う感覚なんだな。それがな。監督綿いました。*
MO: 監督ですね、監督ですね。あのー、結論的にはですね。違和感はずっと今も続いているということでございます。
AI: 僕はね?
MO: はい。え。
AI: ほかの人はみんななれると思いますよ。そうそうにね。
MO: まあ、そうですね。私はでも役は、なんかね、あの、あんまりこういうを出そうと思ってあんまり演技してないのでほとんど時に。ただテレビで聞こえてきたのが、あ、こういう感じなのかなって思う。だけで終わりっていう感じ…ですかね?まあ、諦めて、て諦めてなんか、すみません。はい。まあ、そんなわけですね。加藤、ありがとう。
AI: ありがとうございます。
MO: 本当ちゃんとした挨拶にしてね。よろしくね、はい。えぇ、そして次ですね。えぇ、アニメーションプロデューサーな、「A-1 Pictures」の、えぇ、土修一さんから、頂きました。
AI: ありがとうございます。
MO: はい、ありがとうございます。辻さんです。『石田さんは質問です。色のついたアフレコと、色のついていないアフレコどちらがやりやすいですか?』
AI: だよ?
MO: こ、これさ、こういう…コメント、なげと大丈夫なんですか?あの、大丈、なんか、今、あの、今、えっと、向こう側のね?あの、コントロールルームの方を見るとですね。いろんな方々を向いたりですね。手を振ったりとかしてるんですけど?
AI: でも、あ、まあ、あのー…リスナーの人にはなじみないかもしれないけど、まあ、僕にとっては、えの…ない、色ついてないあ、これはもう当たり前の事になってるじゃないですか。まあ「ペルソナ3」に限らず。
MO: えぇ、あ、まあ、大体わかってると思いますけど、まあ色が付いているっていうのは、まあいわゆるこう、オンエアとか、皆さんがお目に、目にするその、カラーが入ってる、絵のことで。えっと、私たちはだいたいゴロ…まあ、アフレコするときは。全部が、100%入ってるってことは。あんまりなくて、ごくたまにあるけど。あんまりなくて、あのー…なんてですかね、根底に描かれた絵とか、現場の絵とか、まそういうものがこう入っていたりね。えぇー、そういう感じでですね、えぇ、飛ぶことがあるということですね。
AI: はい。
MO: はい。まあこれ…どちらがやりやすいですかって…?言われればまあー、あのー、もちろん入ったほうがいいですけど。いやや。
AI: 僕も、あのー…色づいたほうがいいと思いますよ。あの皆さん、分かりづらいかもしれないですけど、まあ、あのー…まあ、その根底とか、あの…えっと…動画になる前の、あたりをつけるための絵とか。で、あのー…ま僕らが作業するようなフィルムの、フィルムじゃないかもういまは、えたを作って、動画を作って、もらっても、あの、その、動きのタイミングとか、あのー、表情とかは、あのー、皆さんが見る段階のものと違ったり、往々にして違ったりするわけですよ。
MO: うん。
AI: うん、で、それがね、あのー…目が、色が付いてるってことは、ちゃんと動画…が…できてて。
MO: はい。
AI: っていうことなので、あのー…そこはね、どちらがやりやすい…やりやすいやりにくいよりも、情報量の多さっから。色づいてるほうが絶対いいに決まってますよね。
MO: まあ、そうですよね。あの、これを、わざわざ聞かれる、あの、辻さんの、なんか、真鍮、私、今は兼ねていていて。あの、どういうところを狙って来られるのかなってちょっと知りたいんですけど。あでも、個人的に、私個人のまた個人の意見だけど。あの、なんかこう…たまに?まあ、別にどこのっていうことを言うんですけど、たまに?この…タイミングは人間の反応として無理だろうみたいなこう時間で、口パクがついてたりとかが、あるじゃないですか。
AI: はい。
MO: それで、あ、これでやんなきゃいけないのか。っていうふうになって、もう、色入っちゃってるから、撮影はもうやり直さないだろうし。これで当てなくてはならないで、のかって思うよりは、なんかこう…なんつ…少しや。フリーな。
AI: あぁー。
MO: ありがとう。監督とかが。
AI: がっちりが決まってないと、まだ焼成が聞く、からっていうことだよね。
MO: そうそう。たまにこう監督が、あ、今の芝居が良いのでえの方直しますと言ってくださったじゃないですか。*
AI: 確かに。
MO: そ、そういう意味ではね、その。*
AI: なるほどね。それはありますね。
MO: はい。なんか、もう、もう劇場作品みたいでね。なんか…結構…我々のフリーダムみたいな、のありますしね。
AI: あ、それは、本当にこう…その作品を作る監督の考え方によるんだろうね。
MO: はい、そうですね。
AI: まあ、あの…どちらも、まあ…どちらもメリットあるし、デメリットがあるってことですか。
MO: あ、そうですね。
AI: あぁ。あ、それを、なんか、役者があってわがままだから、なんか…やっぱり人がついたほうがいいとか、こう…経験に行ってしまうのを。プロデューサーの、生産は。そこに気づけを…!
MO: あ。映画、そこで…
AI: 揃ってない時でも、メリットあるんだぞ、そこに気づけよっていうメッセージだったのかな、これね?
MO: なるほど…。
AI: うん。
MO: こう…ありがとうございます持参。
AI: ですね。
MO: 今、そういうこと。*
AI: ためになるな?
MO: なんてせ?為じゃなくてこう、今、リスナーの皆さんのためになってます。俺らはそうなんだけどさ。
AI: リスナーさんは?へ?と思ってると思う。
MO: 多分、そうですね、ごめんね。*
AI: ポカーンとしてると思うよ。
MO: 超ごめんね、あの、そういうのがわかりませんでしたというよりも、募集してるんであのぜひ送ってください。はい。えぇ、そうですね、もうひとりこれ、あ、もうひとり人っていうか、会社単位で、いただいたんですけど、「アトラス」さんからいただきました。 アトラスさん、どなたというじゃなくて、アトラス?はい。『「影時間ラジオ」のスタートおめでとうございます。石田様、緒方様のお引き立てにより、硬い。え、えぇ、「ペルソナ3」が長らく愛されるゲームになりましたこと、この場を借りて改めて感謝申し上げます。今後とも「ペルソナ3」ズをよろしくお願い申し上げます。』
AI: いや、もう、いかにも会社、名義、のコメント、ありがとうございます。
MO: 本当にありがとうございます。はい。 AI: あのー…いろいろお忙しいところ。あの、番組始まるんでってお願いしたんでしょう?おそらくねえ。
MO: はい。
AI: えぇ、そしたら、あの…ここまでかっちりと、会社としてかっちりとなんか?してくださっても、これはなんでしょうね、こう取引先だと、僕らが取引先だとしたらもう、百点満点じゃないですか?
MO: うん、うん、そうですね。
AI: この、このコメントは。
MO: こやっぱり
AI: まあ、ラジオに折れるコメントどうしてわ、ん?*だけど。
MO: *一番それっぽいのコピーの「えいえいお」ーだと思いますけどね、え。まあでも、あの、監督もね、こういう、あの、なんかこう、ちょっと、ちょっと変化球のような。ご挨拶を飛ばした、あの、くださったり。あの、まあでも最後な「アトラス」でこうきちんとくださったり、本当にありがとうございました。
AI: ありがとうございました。
MO: はい。えぇー、まあ、そんなわけですね。研究者のみなさんのおかげ、でございました。え、次回からは、今、このラジオ聞いてる、皆さんからメッセージ、本当に、お待ちしておりますよ。
25:19
AI: ペルソナ3、影時間ラジオ
AI: どうでもいい。
MO: 石田さん演習、結城理といえば「どうでもいい」というセリフが印象的ですが。このコーナーでは、リスナーの皆さんが普段の生活で気になっていることを募集しまして、それを石田さんにその話題が気になるのか、「どうでもいいのか」、をですね、していただくと、そういうコーナーですね。はい。
AI: 思い切ったことをやりますね。僕、最低のこと、「どうでもいい」と思ってますよ。
MO: うん、あのね。私もね。それがね、不安だったと。ずっとね。このね、この第よね思ってなんかね。これ石田くん全部「どうでもいい」って言ったじゃないかね?なんかの…今日未荒れた言う事むしろ機出すの、本当に大変と思いつつ。あのー…
AI: だから、あのー…正直に「どうでもいい」と言い続けていいのか、それとも、大人としてね?こう番組が成立するように多少降った方がいいのか。よくありますよ的なことに。*
MO: う、うん。あのー…
AI: どうしようって、まだ立ち位置がぼんやりしている。
MO: あ、うん。じゃぼんやりしてる人と行きたいと思います。
AI: おう。
MO: そのどっち混じっていればいいよ。えぇ、とりあえず。行ってみたいと思いますよ。
AI: はい。
MO: はい。こに書いてある例文をですねて上げ、てまあ、要は、えっと、リスナーの皆さんがね。えぇ、これからどういう風な、もの、この、コーナーに送ったらいいのかなっていうのこう例文みたいながね。えぇ、いくつかありますそっちのほうですねぇー…ぶつけさせていただきたいと思います。えぇ、まずわ。『上目遣いだとかわいい何。なぜ、下目遣いだと、怖く、なるのか?どうですか買わない、興味ありますか、どうでも、いいですか?』
AI: どうでもいい。
MO: 絶対そう、何人向かって。*
AI: な、何?下目遣いって、何?
MO: 下目遣い多分、多分…
AI: うは目遣いはいむけど。し…
MO: うは下こう、下から、見上げる感じで。
AI: それわさ…
MO: 下目遣いをこう、見上げる感じでとでしょう。*
AI: 下目遣いことであるの…
MO: わからない。だよ!あるよ!そうだね。確かに示すなんて聞いたことないね。んー…。
AI: まあ、あの…下目遣いだと怖くなるのがなぜですかって言わでも、そういう角度だからじゃないの?
MO: まあね、そうですよね。
AI: と思いますけどね。
MO: まあまあ、でも、あの…アニメとかのね、作画の皆さんのね。それに、こうキャラクターをね、描き分けたりとかする。
AI: あぁー。
MO: 必要がありますからね。
AI: それ、あの…
MO: 正確かつ。
AI: わかりやすくこう、状況を説明しなきゃ、いけないからね。そういう…パッと…こう…万人に通じる…フォーマットっていうのそうかもしだないですね。
MO: はい、そうですね。はい。えぇ…まあ、そういうでした。え、そして、僕、行きましょうかね?はい。それではですね…。あの、『靴ひもって、どんなタイミングで、ほどけるのか?という話題について、興味ありますかどうでもいいですか?』
AI: ちょっと興味あるかも。
MO: 本当!?本当!?それが何どこ、どうで興味?
AI: いやいや、あの、靴ひものほどけるタイミングって。なんか…不思議じゃない?黄色いまでは、ほどけなかったのになんで今日このタイミングでどけの?で、言ったんほどけると、何回縛ってもすぐ解けない。
MO: うん、そうだね。なんかそういうこと、あるよね。
AI: なんか、緒方さんのほが逆に興味をなくしてる感じなん*
MO: いやいやいや。*
AI: 大丈夫ですか。
MO: はい、大丈夫です。はい。
AI: はい。
MO: えぇ。そ、その時間について。
AI: まあだから、靴ひもがほどける、その、その今ほどけるっていうのを見たことないじゃない。ほどけた後に気づくじゃない?普通は。
MO: まあそうだね。
AI: だから、今ほどけそうだって特に、分かってれば、締め直したりするじゃない。もどける前に。っていうか、あの…し、縛ってる紐って、なんでほどけるなれ?
MO: …う、動くっ彼粉、し元があるからじゃね。
AI: まあ、まあ、そうなんだけど、あのさ、普通に、あの、蝶々結びをし、したとしてだよ。…あんなこう輪っか作って一般ほどしてみたいな縛り方をしてて、それがほどけるためには、徐々に徐々に輪っかが小さくなっていかなきゃいけないわけじゃない。*
MO: そうだね。
AI: …それってさ、あの…あと、あとなんだろう…は…直径5mmぐらいの輪っかになっちゃったなって特に気づけば。戻せるのに。そこで気づくことって無いじゃ。
MO: まあね?あんまりこう足元見ないですからね、歩いてる足元ね。なんか、まあ泊まった時はあんまりこう、そ、あと、ほどけるタイミングではないでしょうし。だいたい、時にほどけるでしょうから。そこなかなか確かに、難し、ね?*
AI: だから、その…いつなんだっていうのは?いつだろうと思うとちょっと興味わかない?
MO: あぁ…確かにそうですね。あの、どこかのメーカーの方にお知らせ機能付の靴下なんか外?して頂いてですね。
AI: 今ですよ!今ほどけますよ!
MO: そのできたらぜひあの石田明くん宛てにですね、送っていただけたらと思います、はい。感じですね、みなさんから。
AI: 要求してないんじゃないだけどね?
MO: まあ、まあまあ、とりあえずね。まあこんな感じでですね。みなさんから、石田さんが「どうでもいい」と。言わないような。これ難しい。「俺が思いつかないまず。」はい。あの、首で言わないようなですね、気になるようですね。*降ってきていただきたいと思います。お待ちしております。
30:40
MO: ペルソナ3、影時間ラジオ
AI: おたすけ部!
AI: 僕が演じる結城理と、同じく、僕が演じる、望月綾時は、えぇ、おたすけ部を立ち上げましたが。えぇ、このコーナーではリスナーの皆さんが学校生活及び、社会生活で困っていることを報告してもらって、それを僕らが少しだけおたすけして行きたいというコーナーです。
MO: はい。ございます。はい。まあね、おたすけ部…なわけなんですけど、言葉なわけなんですけど。あの…えぇ、台本に普段お2人は誰かの相談に乗ることはありますか、書いてあるんですが。
AI: おたすけを求められることはあるかということだね?ないね?まあ、ほぼないね?まあ、あの…
MO: でも、でもそうんな…
AI: 今までの人生でゼロだとは言わないけど。
MO: *
AI: そんなにね、あのー…濃い湯事で事魔てるんです、いや、ちょっと借金が溜まって首が回らないんですみたいなこと言われた、事がない。
MO: いや、そこは、さすがにそこはなんかこう、あるじゃないか。*
AI: まあ、親しき中にも礼儀ありというか。まあ…友人だったら、なおさら金を貸すなっていうことだよね。なんだそれ?
MO: まあ、あのー、ね…金を貸す…のがおたすけ部、まあ、まあ、それも一つでしょうけどね。そうじゃないのもあるでしょうからね。でもなんかあれ、私、結構、あの、あの、たまに聴くけど。えっとー、あのー…石田くんの、後輩の、役者、女の子ですとかが。さんになんか好きられた。話とかたまに聞きますよ。
AI: え?何?横断歩道を渡っていたら、トラックが「バー」突っ込んできて「危ない!」「トー」、みたいな。*
MO: なんでそんなみたいで。*
AI: 僕は、コロコロコロコロ、みた、イタイタイタイタイタ。だ、大丈夫だから…みたいなです…。
MO: やるだったら本当困りますよね。マネージャーが、青くなっちゃう。
AI: そうだよね、交通事故だからね。それは、ないほうがいいけど。そんな、そんな…なんだろう…こうアクティブな生活を送ってないよ僕。
MO: アクティブじゃなアクティブじゃあね。知らないうちに人を助けることあるじゃないですか。
AI: あ、あぁそうですか?
MO: 株価って悩みそうだけどとかって言ったじゃなくても?
AI: うん。あぁ…じゃ…あの…。目線を合わせないようになんか懺悔室みたいにこちらの、久米仙がわからないような部屋で。悩みを聞く?そういうことしたことない僕。
MO: えぇ…まあ、でもとりさま。こうラジオ、スタジオだから。リスナーの皆さんの顔見えないわけだから。
AI: あ、見えないでね。
MO: ちょうどいいじゃないですか?個々残業つだと思っていただいて。*
AI: なんで、残業つだと思ったら、なんか残業のメールとかいっぱい送られてきたら、それはそれでちょっと違うような気もするけどね。
MO: うん、そうですね。
AI: っていうか、僕の勝手なイメージだけど、緒方さんは、あのー、終わりと姉御肌っぽいイメージだから、終わりと人の相談乗ってるとか、相談があるんですけど、聞いてくださいって言われてるような感じがする。そういのはないの?
MO: そうね、なんか…まあまあ、それなりにちょいちょいありますけどね。まあ、さ、最近こういうのはあれですね。ある程度の妙齢になってきた女性声優がですね。うちの相方が、えっと、一般人なんですけど、どうしたら、普通の人とそしたらのですか?そうですね。
AI: あ!もう業界人教誨師はこれから、そういうこと?*
MO: なんか、なんか、出会いがないとか言って。割とそういう人が多いですね。
AI: たしかにそうですね。自分の行動半径、でしか出会いはないですもんね。
MO: そうですね。
AI: そう思うと。
MO: まあ、我、なんかあれもね、その、あの、会社の方々もみんなそういう部分もでしょうけど。うちらもね、なんかこう、割とこう狭いところの、一つの大きな会社みたいな、ところでなんか働くじゃないですかなんとなくみんなね。
AI: まあ、まあ、まあ、そうですね。
MO: だからそういう意味では、出会いが、少ないっていうのは確かにそれ、そうなんだけど。*
AI: でも、そういう時は何て答えてるって、いうの?
MO: いや、色色、あの、場合によって。そうなんだけど。*
AI: 高校にしなさいとか、そういうこと。
MO: 高校にしなさいっていうのもなんか色々微妙じゃない?ここなんかこう、あの、なんつうか、まあ、その人によってね、いろいろあるんで、あんまりこう細かく話すとこうちょっとまずいんですけど、も。あでもしゃべって…
AI: *
MO: しゃべっていい、も、もはやこの既婚になりましたの義父優子さんとかは、本当になんかそういうこうに…*
AI: すごい具体的な話。*
MO: いや、だっていやできてやつはちゃんと喋るんだけど。*
AI: あぁ、そうですね。
MO: あの、なんか、えっと、合コンっていうか、そういうお見合いに行ったそうです。
AI: おぅ。
MO: えぇ、そうですね。
AI: まあ、そういう…まあね、新しい出会い、そこに何が待ち受けているか言ってみなければわからないからね。
MO: そうですね。い、石田くんも行く気はの。
AI: ない。
MO: あ、くじらさんとはの、えぇ、くじらさんがですね。あの…えぇ…石田くんのね。*
AI: 嫁を探すとかいってらっしゃいましたね。
MO: いってらっしゃいましたね。
AI: 勢いとは言えなんて話になってんだと思いました僕は
MO: うん、そうなんです。まあ、ちょっと嫁の話とか相談されても難しいですけど、えぇ、皆さんからなんか色々、あの、こんなことは、どう思いますか?みたいなことがありましたですね。
AI: あの、別に男女間の事に限った話ではないので、あの、別の全然別の角度の、あのー…これを助けてください。相談がありますっていいので、皆さん送ってきてください。
MO: 残業つみたいですね。石田くんがアドバイス、敷けるどね。
AI: 聞くだけ聞きましょう。
MO: あ!チャンスですよ。チャンス…。
AI: それに応えるかどうかはまた別の話。
MO: *
AI: 答えられるかどうかが分からないからねどんな質問来るかわからないからこう、自分でしか言えないじゃない。「それは頑張れよ」ってこともとらあるじゃない。
MO: まあでもそれわかんないよっていうふうにゆってくれることなんか幸せかもしれないじゃないですかね?石田彰ファンは。
AI: なんかすごい、なんか…好意的に捉えてくれてる。
MO: 何だよ、何だよ。
AI: ありがとう。
MO: え。まあまあ、それだけですね。鳥屋さんのこちらのコーナーですね。みんなからのメッセージでですね。お待ちしています。
36:25
AI: 石田彰と緒方恵美の
AI&MO: ペルソナ3、影時間ラジオ
MO: そうして、コーナーがあります。続きましては、こちらのコーナー。「巌戸台分量、生活向上、ルール」。上限ですね、ペルソナ使いたちな、クラス巌戸台分量でございますね。このコーナーはでございますね、もしも。私と、緒方ですね。あの、天田、緒方と。石田さん、そしてリスナーの皆さんですね、一緒の量。はつまり一つ屋根の下に住むことになった場合の生活のルールを決めていきたい。そういうことでございます。
AI: あぁ、もしも。もしもしどうですか。なるほどね。何を決めたら、なんか集団生活が上手くいくでしょうね。
MO: まあ、色々ね。まあ、まあ、普通だとこうなんだろう消灯時間とか。あの、なんか、そういうのあるじゃないですか?あの、ご飯、いるのご飯が、いる時間とかさ。あるかもしれないじゃないですか。
AI: あぁ、そう、そうか、そういうこと、そうか決まってるもんね。もう…
MO: そうだよね。
AI: 今さ、すごい一人で…でって自由に暮らしてるから、ご飯食べる時間もすごいバラバラだし。すごい遅かったりもするの。もう、12時近くでも、晩御飯食べてもいいや、って言う生活だから。
MO: だからな。これ高校生だからね。一応な。
AI: これがさ、あの、夕方6時じゃないといけません。6時から7時の間でお願いします、と言われたら、合わせられない?
MO: おぅ。学の時は?えぇ、普通の下宿、普通のマンション、マンション。*
AI: アパート暮らし?うん、だから、別に、ね、あの、食事を作ってくれる、何、量産的な人はいなかったし。
AI: そういう経験って僕無いんですよ。
MO: あぁ。
AI: あぁ、寮生活って。
MO: ない。
AI: 寮か、厳しいなあ!なんか、厳しいなあ!
MO: 基本的にはこう、あなた、そういう、ふうなルールで縛られる嫌でしょ?
AI: んー…で、ルールで縛られることよりも、あのー…ほかの人と一緒に…クラスっていうのが。そう。できないのかな?
MO: まあ、でもね、お部屋はね、保湿があるしさ。あそこ結構広いじゃないですか?保湿が、一つずつ。*
AI: あぁー…「ペルソナ3」の世界の中での。
MO: 世界の中の。
AI: 巌戸台分量の中ね。あぁー、んー、そうね。まあ、人だから、あの、ぐらいのスペースがあれば。あ、でもあれプラス。んー…。
MO: なんで?
AI: だってさ、あの…じゃあー、じゃあちょっと、あの…くつろぎたいからリビングに行こうって言っても、自分の部屋じゃないわけじゃもうそこは。
MO: まあな。
AI: んー。そこで、なんか…ね?僕がだよ。理じゃなくて、僕がリビングにいた時に、順平がやってきて「おう!」とか言われたら。う、んー、んー…ちょっと。んー、部屋に戻ろうかなって気にならなくもないかも。いやいや、あの、こっちの体調とか、あのー…メンタルなパワーが高いときは「やあ」ってできるけど。
MO: 今の800だいぶ無理矢理感がね。なんかこう、ちょっとプレパラシオンが多いっていうかさあ。あ、まあまあ、でも…そうですね。
AI: じゃ、あ、でも、まずな、なんか決めましょう。
MO: そうですね。
AI: またにね。
MO: その、その石田さんがですねでも楽しく。石田くんが、あなたと、このこれ聞いてくれるあなた、がね。一緒に、一緒に楽しく暮らせるようなですね。あ、これいいフレーズですね。石田くんとあなた、こう楽しく暮らせるようなですね、そういう。
AI: 僕と緒方さんとあなた。
MO: そうですね。えぇ、まあ、あの…
AI: 3人、3人、3人、3人。*
MO: はい。あのー、楽しく暮らせるようなでやと思って確なんかちょっとですね、一つね決めてですね。あの、こういうのはどうですかね。っていう感じのご提案をですね。みなさんからいただければと思います。えぇ、ちなみにこう例えば例題として、例えば『ペット可、っていいか、ふかか』っていうようなね。
AI: あぁ…まあ、この世界のお約束としては、ペット可にしておかないと、コロマルの、なんか立ち位置が危うくなる
MO: そうですね。
AI: っていうのがあるから、これはかでいい、いいのかなとかにしなきゃいけないだろうなと思うんだけど。でもペット難しいよね色々ね。
MO: ね、たくさんいると、すごい大変だよね。
AI: うん、あのさ…やっぱりこう飼ってる本人は。こう…かわいいかわいいでいいんだけど、飼ってない方向にしたら。まあ、買ってなくても、犬好き猫好きうさぎ好きキリン好き、の人はいいんだけど。
MO: キ、キリンは寮に入ったらだめだろう。
AI: はい、でもキリンって普通にペットとして飼っても。別に問題はないらしいよ。
MO: 本当に?
AI: まあ、本当に、これ本当に。
MO: なんか突き抜けそうですね天井ね。
AI: まあね、それ買うには大変だと思う色。*
MO: まあ、でも、コロちゃんの場合はまあペットというか仲間だから。
AI: まあ、そうね。
MO: なんかそういう意味ではこう、ちょっと、別じゃないこう、買ってあげるってよりは。す、と、特にみんなとみたいな感じだからね。
AI: そうだね。
MO: まあ、だからみんなっていうペットだったら良いってことよろしこにですかね。
AI: そうですね。
MO: はい。
AI: まあ、あのー、なんか…アレルギーを持っているたい、体質的にっていう人は、ちょっと部屋話してあげるから。*
MO: あぁ…。
AI: ちょっと透明のハナレの部屋にしてあげるからって言うことでね。
MO: はい…あ、そうですね。
AI: そういう歩みよりは必要ですよね?
MO: はい。ということですね。ペットはそういうふうな形になりました。大丈夫ですか皆さん。えぇ、そんなわけで、次回からみなさんが考えた生活のルールを送ってきてください。よろしく、お願いします。
41:45
AI: お届けしてきました「ペルソナ3影時間ラジオ」そろそろ、影時間がを閉じる、時間になってしまいました。
MO: そうですね。
AI: そういうことなんですね。
MO: はい。
AI: あ、なんか作品っぽくていいですね。
MO: あぁ、なんかね。
AI: はい。
MO: はい、まあ、そんなわけで、いかが…
AI: まあ、一回めで探り探りのところもあるし、で…あの…意識的に一回だからちゃんとしようと思って、僕的にも、あのー…真面目に取り組んでみたつもりですよ。
MO: そうですね。
AI: え。
MO: だいぶしっかり石田くんがしゃべってくれて、なんか本当に…嬉しいです。
AI: え、何、あの。じゃあ、僕、気を抜くと喋らなくなる、って事。2回目から怪しいな。
MO: まあ、でもこれからまたこう突っ込みが色々を作ってくるでしょうかね。あの、そういうの楽しみにしてますね。
AI: あ、そうですね。
MO: はい、皆さんの言葉と一緒ですね。鏡でいろいろね。
AI: そうですね。こう、リスナーさんがどういう?まあ、各コーナー、によらずともこう、どういうリアクションを返してくれるかで、こう番組の方向性が変わっていたりしますかね?
MO: そうですね。
AI: はい。
MO: あぁ、ゲストの方…もね、してくださる、こともあるなので。えぇ、くださった、そういう人達と一緒ですね。また、えぇ、「ペルソナ3」の世界…であったりとか、えぇ、その人のパーソナルだったりとかですね。ちょっと踏み込んでいきたいと思いますね。*はい。
AI: でまた、あの、まあ一応「影時間ラジオ」なので、「ペルソナ3」の第四の劇序盤の、情報もちょっとずつ皆さんに紹介できたらいいなと思っておりますので、凝ったいください。はい。
MO: 本当のですね。はい。そんなこの番組ですかね、えっと、毎回ですね満月の夜に、更新されるということですね。満月の夜に更新のラジオ。そう、そこだけ聞くと、すごくなんかこう、なんでシャレオツな感じじゃないですか。
AI: いいですよね。
MO: ちょっとね。満月の夜ね?
AI: 満月の夜ですか?
MO: *はい、まあ、次回の満月ですね。各地調べてくださいって。言われたんですけど、データ?
AI: これさ、すごいよね。次は何日ですって言わないの?
MO: まあ、基本的には多分、28日周期ぐらいだから。まあ、アバウトそのぐらいだと思うんですけど。
AI: まあね、あのー、まあ、今、今はね、いろいろ情報があるので、今それぞれそうです。
MO: 2月のカレンダーとかあるしね。
AI: 公式ツイッターの方でも何かされるようです。あの、すごくわかりやすいヒントが出るみたいです。
MO: あぁ、そうそう。あの、皆さんの、��っと、「PERSONA3 THE MOVIE」ですね。あの、フォローしてくださいよろしくお願いします。はい。あともちろんですけど、みなさんからのメッセージも、お待ちしております。メッセージですねこの番組を聞いてるホームページから送ることができますので。ぜひぜひ送ってくださいね。
AI: はい、本当にたくさんお待ちしております。
MO: はい。
AI: ということで、ここまでのお相手は結城理乾約石田彰と。
MO: アシスタントの、天田乾約の、緒方恵美でした。
AI&MO: バイバイ!
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kachoushi · 28 days
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各地句会報
花鳥誌 令和6年4月号
Tumblr media
坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
………………………………………………………………
令和5年1月6日 零の会 坊城俊樹選 特選句
ドッグラン鼻と鼻とで交はす賀詞 荘吉 裸木のはるかを白く光る街 要 頰切るは鷹の翔つ風かもしれず 順子 人波をこぼれながらの初詣 光子 焼芋の煙たなびく志んぐうばし 和子 群衆といふ一塊の淑気歩す 順子 寒雀神馬と分かちあふ日差し 光子 寒雀入れ神苑の日のたまり 同 寒の水明治の杜のまま映す 小鳥
岡田順子選 特選句
跼り清正の井を初鏡 昌文 本殿につぶやく寒紅をつけて 光子 楪の浴ぶる日我にゆづらるる 慶月 肺胞に沁み込んでゆく淑気かな 緋路 冬草や喧騒去りて井戸残し 眞理子 馬見えぬ乗馬倶楽部の六日かな 六甲 寒鯉来おのれの色の水を分け 緋路 寒椿落つれば湧くや清正井 眞理子 寒の水明治の杜のまま映す 小鳥
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月6日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
一束もいらぬ楪もて遊ぶ 成子 深井より羅漢に供ふ冬の水 かおり 赤なまこ横目に買ひし青なまこ 久美子 畳みたるセーターの上に置くクルス かおり 再会のドアを開けばちやんちやんこ 朝子 半泣きのやうに崩るる雪兎 成子 火を見つめ男無口に薬喰 かおり 歳晩の一灯母を照らすため 朝子 悴みて蛇となる能の女かな 睦子 その中の手話の佳人やクリスマス 孝子 悪童に悲鳴をはなつ霜柱 睦子 凍空とおんなじ色のビルに棲み かおり かくも典雅に何某の裘 美穂 唐突に雪投げ合ひし下校の子 成子 楪や昔硝子の磨かれて かおり 奥伝の稽古御浚ひする霜夜 愛 出会ひ重ね寿限無寿限無と年惜む 美穂 冬灯一戸に遠き一戸あり 朝子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月8日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
流れ来し葉屑も霜を置いてをり 昭子 御慶述ぶ老いも若きも晴れやかに みす枝 初春の光りまとひし石仏 ただし 神なびの雨光り落つ氷柱かな 時江 地震の中産声高き初笑ひ ただし 歌留多とり一瞬小町宙に舞ふ みす枝 まだ誰も踏まぬ雪道新聞来 ただし 奥の間に柿餅吊し賑はへり 時江 さびしさの枯野どこまで七尾線 昭子 万象の音の鎮もり除夜の鐘 時江
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月9日 萩花鳥句会
初句会吾娘よりホ句のファクシミリ 祐子 書き初め震何んぞ訳あり辰に雨 健雄 吹雪突き突進するエネルギー 俊文 日本の平安祈る今朝の春 ゆかり こがらしが枯葉ころがしからからと 恒雄 平穏な土地にて食べる七草粥 吉之 御降や茶筅ふる音釜の音 美惠子
………………………………………………………………
令和5年1月10日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
被災地にすがりし木の芽盛んなる 世詩明 的中の乾いた響き弓始 誠 初場所の桟敷の席の晴れ着かな 同 初御空耶馬台国は何処にぞ 同 石段を袖振り上がる春著の子 同 細雪番傘粋に下駄姿 幸只
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月11日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
年上の夫に引かるる初詣 喜代子 地震起こり慌てふためく大旦 由季子 曇り拭き笑顔映りし初鏡 さとみ 地震の地にぢりぢり追る雪女 都 冴ゆる夜の天井の節をまじまじと 同 男衆が重き木戸引き蔵開き 同 寒月や剣となりて湾の上 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月12日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
海鳴や雪の砂丘は祈りめく 都 初電話卒寿は珠のごと笑ひ 同 針始友が未完のキルト刺す 同 授かりし神の詞や竜の玉 悦子 蜑に嫁し海山詠みて老いの春 すみ子 焚上げの火の粉加勢や冬銀河 宇太郎 古傷を思ひ出させて寒四郎 美智子 枯葦の透き間に光る水一途 佐代子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月12日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
寒の雨誦経とよもす陽子墓碑 文英 寒林を上り来よとて母の塔 千種 顔消えし元禄仏へ寒菊を 慶月 道祖神寄り添ふ寒の雨うけて 慶月 就中陽子の墓所の蕗の薹 幸風 裸婦像の背にたばしる寒の雨 同
栗林圭魚選 特選句
信州へ向かふ列車の二日かな 白陶 寒林を上り来よとて母の塔 千種 晴天の初富士を背に山降る 白陶 大寺の太き三椏花ざかり 幸風 空までも続く磴なり梅探る 久 はればれと良き顔ばかり初句会 三無 就中陽子の墓所の蕗の薹 幸風 五姉妹の炬燵の会議家処分 経彦 走らざる枯野の車両咆哮す 千種 凍蝶のポロリと落つる影哀れ れい 三椏の開花明日かと石の門 文英
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月13日 枡形句会(一月十三日) 栗林圭魚選 特選句
嗽ぐをどる喉越し寒の水 幸風 七福神ちらしの地図で詣でをり 多美女 七福神詣りしあとのおたのしみ 白陶 凍て鶴の青空渡る一文字 幸子 金継ぎの碗に白湯汲む女正月 美枝子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月15日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
曇天に寒紅梅や凜と咲く のりこ 寒梅のつぼみの枝の陽の仄か 貴薫 青空に白き寒梅なほ白く 史空 朝の日に紅色極め寒椿 廸子 我が机散らかり初めし二日かな 和魚 倒れ込む走者にやさし二日かな 三無 釦穴に梃摺る指や悴かみて あき子 夢てふ字半紙はみ出す二日かな 美貴 二日早主婦は忙しく厨事 怜 りんご飴手に兄妹日向ぼこ 秋尚 雪遊びかじかむ手の子包む母 ことこ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月16日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
幼子の運を担いで福引へ 実加 寒空や命尊きこと思ひ みえこ ことわざを子が覚えをりかるた取り 裕子 元旦の母と他愛もない話 同 元旦や地震の避難を聞くことに みえこ 初詣車椅子の児絵馬見上ぐ 実加
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月17日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
古里に温石と言ふ忘れ物 雪 師の墓に愛子の墓に冬の蝶 清女 寒の月見透かされたり胸の内 眞喜栄 鴨浮寝無言の中にある絆 同 降る雪を魔物と今朝を天仰ぐ 英美子 藪入りも姑の一言行けぬまま 同 庭仕事今日冬帝の機嫌よき かづを 玻璃越に霏々と追はるる寒さかな 同 正月が地獄の底に能登地震 みす枝 雪しまき町の点滅信号機 ただし お御籤の白き花咲く初詣 嘉和 若狭より繋がる水脤やお水取 やす香 水仙の香りて細き身の主張 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月17日 福井花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
寒紅の濃き唇が囁きし 世詩明 お雑煮の丸と四角と三角と 同 正月の馳走其々ある謂れ 千加江 新年の風も言の葉も美しく 和子 磯の香も菰巻きにして野水仙 泰俊 捨て舟を取り巻くやうに初氷 同 左義長や炎崩れて闇深し 同 去年今年形見の時計よく動く 同 ふと今も其の時のマフラーの色 雪 天地に誰憚からぬ寝正月 同 迷惑を承知の猫に御慶かな 同 不器用も父似の一つ初鏡 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月17日 鯖江花鳥句会(一月十七日) 坊城俊樹選 特選句
而して九十三の初鏡 雪 蛇穴に入り人の世は姦しく 同 紅を差し眉ととのへて近松忌 同 懐手おばあちやん子を憚らず 同 鬼つ子と云はれて老いて近松忌 同 着膨れて顔ちさき女どち 一涓 歌かるた子の得て手札取らずおく 昭子 年新たとは若き日の言葉とも やす香 新年を地震に人生うばはれし 同 元旦を震はせる能登竜頭めく 同 裂帛の気合を入れて寒みそぎ みす枝 風の神火の神乱舞どんど焼き ただし 八代亜紀聞きをり外は虎落笛 清女 寒怒濤東尋坊に砕け散り 同 波の腹見せて越前浪の華 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月19日 さきたま花鳥句会
月冴えて城址うろつく武者の翳 月惑 仲見世を出て蝋梅の香に佇てり 八草 枯菊や木乃伊の群の青き影 裕章 寒鴉千木の反り立つ一の宮 紀花 合掌す金波銀波の初日の出 孝江 青空に白き一機や寒紅梅 ふゆ子 初詣令和生まれの児と犬と ふじ穂 白鼻緒水仙の庫裏にそろへあり 康子 激震の恐れ記すや初日記 恵美子 お焚き上げ煙を浴びて厄払ひ 彩香 我が干支の年につくづく初鏡 みのり 家篭りしてをり冬芽萌えてをり 良江
………………………………………………………………
令和5年12月1月 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
師を越ゆる齢授かり初鏡 雪 初笑玉の如くに美しく 同 大晦の右大臣左大臣 同 猫の名は玉と答へて初笑 同 天が下縁深めゆく去年今年 数幸 能登の海揺るがし今日の空冴ゆる 和子 しろがねの波砕かれて冴え返り 笑子 語り継ぐ越前の秘話水仙花 同 雪降れば雪に従ふ越暮し 希子 皺の手にマニキュア今日は初句会 清女 初電話親子の黙を解きくれし 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
蟷螂を見て戻りたるだけのこと 雪 もて余す老に夜長と云ふ一つ 同 蟷螂の緑失せつゝ枯れんとす 同 小春日や袱紗の色は紫に 泰俊 正座して釜音聞くや十三夜 同 海沿ひにギターの調べ文化の日 千加江 枝折戸をぬけて紅さす返り花 笑子 祇王寺の悲恋の竹林小鳥来る 同 大胆な構図を取りし大銀杏 和子 宿の灯も消して無月の湖明り 匠 秋の海消えゆくものにますほ貝 天空 落葉降る賽の河原に降る如く 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年12月 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
異ならず枯蟷螂も人老ゆも 雪 世の隅に蟷螂は枯れ人は老い 同 無造作に残菊と言ふ束ね様 同 冬ざれや汽車に乗る人何を見る 泰俊 石膏でかたまりし腕冬ざるる 和子 山眠る小動物も夢を見る 啓子 路地裏の染みたる暖簾おでん酒 笑子 冬ざれや路面電車の軋む音 希子 おでん屋の客の戯れ言聞き流し 同 風を背に連れておでんの客となり かづを にこにこと聞き役おでん屋の女将 同 冬紅葉地に華やぎを移したり 同 街師走見えざるものに背を押され 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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wakkayamawheels · 11 months
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high quality alloy rim for CX racings
ちょっと高価ですが、CX競技向けで質の良いアルミ合金製のリムを見付けたので紹介いたします。
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リム内トンネルの高さに余裕が無くて、流石に先日紹介した様な背面孔無しとはいかず、そこがちょっと残念ですが、専用テープで背面孔を塞げばチューブレス対応です。
溶接ジョイント、重さは700c(29er)仕様で430g±5%、色は黒のみ。
内幅21mmというのは若干、狭い気もしますが、その分、重さも程々に収まっています。
頻繁に加減速を繰り返し続けるCX競技には重さも大切な要素かもしれません。
あとは断面形状が左右非対称型なので、スポーク ブレーシング角度の左右差を小さくできるのがとってもありがたいです。
もちろん、オフロード用途に限らず、ディスク ブレーキ仕様のロードバイクに使っていただいても良さげです。(^-^)
あと、どっちかと言うと、こちらの方が大事なお知らせになるかもしれないですが、今年も…というか、例年よりも更にたくさんのホタルが飛んでいます。
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また、夜のホタルだけでなく、お昼間でも見ていただけるホタルブクロの可愛らしい様子もあります。
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梅雨入りしてしばらく経ちますが、アジサイもやっと咲き始めました。
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ただ、先日の大雨による災害で集落を貫通しているメインの国道370号上に大きく陥没している箇所があります。
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対岸から道路の下を見ると、こんな感じで抉れちゃってます。
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ここ以外に道路そのものに大きな破損は無いものの、同様に川の護岸が剥離して、内部の土砂が流失し、その上がいつ落ちるかわからな���場所もあちこちで見付かっているそうです。
その他でも両側を山に挟まれた谷間の集落なので、倒木や土砂崩れによる通行止だったところ(現在は復旧済み)があったり、また今後の天候によっては再度崩れかねない場所も無いとは言えない状態です。
また、貴志川下流域では農家さんたちの耕作地流失なども含めるとかなりたくさんの被害が出ている様です。
本当はもっとたくさんのサイクリストの皆さんに通ってこの季節の山の景色を見ていただきたい気持ちもありますが、不安定な天候と、それに伴う土砂災害を考えると、なかなか「是非お越しください」とも言い難いです。
もし「それでもちょっと走りに行って見たい」と思われる方は十分に気をつけてお越しください。
その際に少しでも不安に思われる様な感じがあれば、躊躇せず引き返される事をお勧めいたします。
くれぐれも安全第一でお願いいたします。
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photoconcerto · 1 year
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奥多摩 大菩薩ラインから甲州市へ 2022晩秋 To the Katunuma area popular for JAPAN WINE through the Yanagisawa Pass by the mountain driving from the Tokyo metropolitan area late autumn 2022
お気に入りの、奥多摩の青梅街道・大菩薩ラインから、甲州市塩山・勝沼方面へ抜ける高原・山岳ドライブコースです。
東京都青梅市街地から青梅街道あるいは吉野街道を通って奥多摩湖へ、奥多摩湖で一休みします。この日の朝、登山者は若干名です。11月中旬、紅葉は概ね終わっているような感じでしたが、真っ赤なモミジの紅葉が盛りでたいへん綺麗でした。再び青梅街道を走り、雲取山登山口の鴨沢・祭の集落を通過しますが、山梨県に入ると大菩薩ラインと名前が変わります。丹波山村の道の駅「たばやま」は、往路は通過です。山深い中を走ると、奥秩父・笠取山登山口の一ノ瀬高原に向かう分岐(おいらん淵)に出ます。台風による土砂災害で2年以上通行止めになっていた一之瀬林道はこの春に復旧工事が終わっていたようです。臨時駐車場の案内板も。今度、作場平まで行ってみようと思います。
落合の集落を抜けて、急登を登り切ると柳沢峠です。ここには公営駐車場と峠の茶屋があります。今日は、快晴と雲の流れがうまく調和して本当に美しい富士山です。
柳沢峠から塩山まではジェットコースターを下るような急勾配の坂道が続きます。途中で雄大な富士山も望めます。エンジンブレーキをいっぱいに効かせながらの走行です。今日は途中、昔の大菩薩嶺登山口の裂石から林道に入り、上日川峠に向かいます。狭い林道を対向車に注意しながら落ち葉の中をゆっくりと登ります。かなり走って大菩薩嶺登山口の上日川峠に到着、駐車場にクルマを入れます。昨年も同じ時期に登山目的で来ましたが、やはり紅葉は今年も終わっていました(苦笑)。ロッヂ長兵衛でちょっと早い昼食です。きつねうどんを頼みました。シンプルなきつねうどんですが、これやや関西風ですが本当に美味しい!昨年下山後に食べた山葡萄アイスクリームも美味しかったし、ロッジのご主人は料理が上手なのかもしれませんね。大菩薩峠から登山者が三々五々下山して来ます。ここから甲斐大泉駅への下りは路線バスが通るので車幅も十分、楽勝のドライブコースです。
甲斐大泉駅から勝沼市街地まではすぐです。山梨ヌーボー解禁日は11月3日ですが、新型コロナの関係でまだ以前のような大規模なイベントは行っていないような印象でした。今回はいつものワイナリーには立ち寄らずに、”勝沼ワイナリーマーケット” 新田商店に寄って買い物をします。結局、この日は一升瓶の葡萄ジュース(葡萄汁、蒼龍葡萄酒株式会社)だけ買いました。
帰路は再び大菩薩ライン・青梅街道を戻ります。柳沢峠を一気に登り、道の駅「たばやま」で休息です。気温も下がり、ひんやりとした空気です。こちらのソフトクリームは値段が高いですが、分量が多いです。今日は、売店にジビエ(鹿肉)が豊富にあり、少々迷いましたが鹿肉ソーセージを買ってみました。まだ食べていません。晩秋の夕暮れの奥多摩湖を通過、バイパス的な吉野街道を下り、青梅市街地に着く頃には街の明かりが輝いていました。
Daibosatu Line  Japan  November 2022,  CONTAX645 Phase One P30+ Distagon T* 35 mm F3.5 Sonnar T*  140 mm F2.8 We can look at the enlarged images clicking the original ones.
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illusionist-musical · 3 years
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ニューヨークタイムズ掲載記事 和訳公開
『イリュージョニスト』の脚本を担当したピーター・ドゥーシャンの執筆した記事が、ニューヨークタイムズに掲載されました。幾多の山を乗り越えて、奇跡の5回公演へ。その道のりを記した記事の和訳を公開いたします。
The New York Times:  https://www.nytimes.com/2021/02/17/theater/the-illusionist-musical-tokyo-pandemic.html
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次なるトリックは… 新作ミュージカルをパンデミック中に東京で開幕させること
本記事の著者が脚本を執筆した『イリュージョニスト』は、初めての公演を予定していた。ロックダウン、死の悲しみ、がん、そして隔離により道を遮られても、作品の上演を止めなかった。
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『イリュージョニスト』の脚本家ピーター・ドゥーシャンが、東京での公演初日を7000マイル離れた場所から見守る。(撮影:ピーター・ドゥーシャン)
ピーター・ドゥーシャン著
2021年2月17日
離陸前の座席で、私は信じられないほどの達成感を感じていた。この(ほぼ空席の)飛行機にたどり着いたことだけで、大したことを成し遂げたように思えたのだ。海外へ旅をすることが許されるなど、奇跡だと。JFK空港へ、このフライトのこの席へたどり着くまでの道のりが既に、とても長く険しいものだった。
始まりは2016年のこと。スカイプを通じて、ロンドン在住の作詞作曲家マイケル・ブルースとともに、スティーヴン・ミルハウザーの短編小説を基にした2006年の映画「幻影師アイゼンハイム」を原作とした、ミュージカルの第一稿を書いていた。そしてその後、第二稿、第三稿、第四稿と書き進め、作品開発のためのワークショップを二回行った。
2020年末に東京で迎える世界初演に向けて私たちは準備を進めていた。演出家のトム・サザーランドは、日本の大きな演劇制作会社である梅田芸術劇場との実りある実績があり、彼らは新作ミュージカルの開発に意欲を示していた。『イリュージョニスト』は梅田芸術劇場にとってはその機会であり、クリエイティブ・チームにとっては、脚本や音楽を更に磨くチャンスであっただけでなく、作品にとって大変重要かつまだ準備を進めていないイリュージョンという要素を取り入れる最高のタイミングでもあった。(主人公はマジシャンなので。)
しかし、コロナウイルスが発生した。アメリカやイギリスの劇場は閉鎖され、私は心配しながら日本の状況を追った。海外からの渡航が止められたときには取り乱したが、第一波のときにウイルスをコントロールできていた様子を見て、気持ちが少し落ち着いた。劇場は閉鎖されていなかったため、たとえクリエイティブ・チームが来日できないとしても、計画通りに公演は上演できそうだった。
何があっても、この公演を実現したいと私は考えていた。私が関わっている作品のうち既に、2020年に予定していた地方公演が2つ中止になった。1つ目は脚本を手掛けたミュージカル、もう1つは脚本の監修を務めていた作品。この追い込まれた業界で働く多くの人と同じように、たとえ小さな欠片でもいいから、私も何かしらの成果を残したいと、必死になっていた。
梅田芸���劇場は、12月に予定していた世界初演の主役に、三浦春馬を迎えることを発表していた。19世紀末ウィーンのイリュージョニスト、アイゼンハイム。彼は初恋の相手との再会を果たすが、彼女は今やハプスブルク家の皇太子の婚約者となっている。彼女を取り戻そうとするアイゼンハイムは、入念に築き上げられた脆い社会秩序を覆らせる。(映画ではエドワード・ノートンが演じた。)
東京で上演された『キンキーブーツ』でも主演を務めていた三浦は、2019年に行われた『イリュージョニスト』日本語版(市川洋二郎翻訳)のワークショップに参加していた。力強くカリスマ性に溢れた彼のアイゼンハイムは、この作品にとって大きな支えになることは間違いなかった。この公演、そして三浦の参加は、大きな話題を呼び起こしていたようだった。
7月18日、朝起きると一通のメールが私のもとへ届いていた。30歳の若さで、三浦が亡くなったと日本のメディアが伝えた。カンパニー全体がショックを受け、悲しみに包まれ、どのように進むべきか、果たして進むことができるのか悩んだ。
これまで、私は「ショー・マスト・ゴー・オン」に対して懐疑的だった。許されないような労働行為を許容するよう、労働者を強制する言葉のように感じていたからである。しかし、今回はこのフレーズの中に、真剣な思いを感じていた。演劇とは、本来、コミュニティのものである。今辞めてしまうより、公演に関わる全員が集結し、上演することの方が、少しでも癒しになるはずだ。諦めることで、一体何を得られるのだろうか?
そして、プロデューサーたちから、いくつもの質問が飛んできた。東京で隔離期間を過ごすことはできるか?どれくらいスピーディーに日本領事館に行くことができるか?(救いの手が伸びた:日本が就業ビザを許可しはじめた!)作品の幕間休憩をカットしてもいいか?(お手洗いでソーシャルディスタンスをとるため、休憩が長くなってしまう。)スケジュールをずらすことは可能か?公演期間を短縮することは?
イエス、全てにイエス。何にでもイエス。何が何でも上演をしたい。
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ドゥーシャンは稽古のために東京へ飛んだが、隔離期間の間に、アメリカへ帰国することが最善と判断し、自宅へ戻り再度隔離した(撮影:ピーター・ドゥーシャン)
主役を再度キャスティングすることはあまりに心苦しく、カンパニー内から決めることとした。もともと皇太子役を演じる予定だった海宝直人に、アイゼンハイム役を務めてもらうこととなった。
そして、もう一つの壁に突き当たった。トムが大腸がんという診断を受けたのだ。完全回復することは間違いないと彼は自信を持っていたが、治療を続けるためにはロンドンに居続けなければならなかった。つまりは日本への旅はできない。マイケルと私は、トムのことを心配し、「自分の身体を一番に考えるように」と彼に懇願した。
しかしトムは、病気が作品の妨げとなってはならないと断固とした強い思いを持っていた。プロデューサーたちが再び奮闘し、計画を考えた。ライブ映像を使用し、トムはリモートで演出をすることに。このパンデミック以前には考えられなかった解決法が、今や私たちにとって、進むための唯一の選択肢となっていた。
旅に必要な許可を全て得て、私はJFK空港へ、このフライトへ、この席へとたどり着いた。そして一枚、自撮りをした。考え得るトラブルは、もう全て起きた。そんな明らかな安堵を感じていた。
その後、全ての岐路において、あらゆる安全策と予防策が講じられた。フライトの前にPCR検査を受け(値段に見合わない高級医療機関で鼻に綿棒を挿入)、羽田空港着陸直後にも再度検査(唾を誘発するためにブースの壁に貼られた梅干しの写真を見ながらの唾液検査)。2週間の隔離期間を経た後に稽古へ参加する予定であったが、隔離期間を終えた後だとしても、東京での滞在を最大限に満喫することはできなかった。屋内での外食やバー、美術館等、人が密集するところは全て避けると合意したのだ。
稽古場での感染予防対策は広範囲に渡った。毎日稽古場に到着すると、参加者たちは私物を個々の衣類袋に入れ、通勤中に着けていたマスクも取り換えた。制作が用意した新しいマスクを、毎日の稽古中に着用することが義務付けられた。稽古場内の食事は禁止され、携帯電話の充電器の共有さえ許可されなかった。稽古は、定期的な「換気休憩」によって中断された。
東京のホテルで過ごした隔離期間1週目、私はZoomを通じて稽古に参加した。振付家のスティ・クロフが既に稽古場に通っていたが、その他の海外クリエイティブ・チームは隔離を続け、稽古が進行する中、WhatsApp(※海外で主流のチャットアプリ)で会話をしていた。その1週間で、私たちは作中の15分ほどを削り、1曲を書き換え、様々な角度から飛んでくるダメ出しを乗りこなした。1幕もののこのミュージカルの前半のステージングが付いた。
すると、隔離期間8日目の朝、プロデューサーから一本の電話をもらった。役者のうちの一人が、コロナウイルスの症状を訴え、陽性反応を検出したとのこと。稽古は中断された。稽古場に参加していた19人のキャスト、何名かのプロデューサー、演出部、制作、そしてたまに立ち寄るのみのオーケストレーターや歌唱指導を含む多くのカンパニーメンバーが、その日の夕方に検査を受けるとのことだった。
カンパニーの中でも楽観的な考えの人たちは、実行していた感染予防対策の成果が検査結果に反映されるはずという希望を持っていた。陽性反応を示した俳優と、その人物と濃厚接触をした人たちが隔離期間を終えた2週間後には、稽古を再開できると。
翌日の夕方、Zoomでのプロダクション・ミーティングにて、リード・プロデューサーによって検査結果が伝えられた。7名の陽性者。キャスト5名、スタッフ2名。我々の努力は、感染の拡大をある程度抑えたかもしれないが、完全に防ぐことはできなかった。変わり続ける状況に順応していくことが益々困難となってきていた。プロデューサーは言った、「時には、歩き去ることが一番勇気のいることだ」と。
もし再開するのであれば、稽古場の人数を必要最低限に抑えることが必要だと私は理解した。そして、正直、稽古場の中に留まることに対して、不安を感じたことも事実だった。リモートで参加する設備が既に整っていたこともあり、私はニューヨークへ戻る決断をした。
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東京のホテルの一室にて、『イリュージョニスト』の稽古に参加(撮影:ピーター・ドゥーシャン)
JFK空港から帰宅し、そのまま再度の隔離期間に突入した。毎日のプロダクション・ミーティングでは、全ての会話が両言語できちんと伝わるように、通訳たちを介しながら進めたため、何時間にも及び、私は毎朝5時から参加していた。その中で、梅田芸術劇場チームが、前に進む道を示してくれた。狭いスタジオで稽古をすることを不安に感じていたため、1300席のキャパシティと安全な広さを持つ日生劇場であれば、よりリスクの少ない環境で稽古できると。
稽古期間を短縮しなければならない。役者同士の接触を減らすため、ステージングを簡略化しなければならない。イリュージョンを実現する時間がないため、マジックそのものよりも、マジックに対するリアクションにフォーカスを当てるようシーンを作り直さなければならない。
観客には、コンサート版のステージングになるとアナウンスし、残念な思いを持つ方たちには返金をしなければならない。
イエス。全てに対してイエス。何が何でも上演したい。
数日間のリモート稽古を再開した頃、菅義偉内閣総理大臣が東京都の緊急事態宣言を発令。公演中止。振付家はロンドンへと帰国。しかし、実際には緊急事態宣言による劇場閉鎖命令は出なかった。他の作品が上演を続けるのであれば、我々の作品もそうすべきでは?公演中止は取り消し。
有難いことに、カンパニー内の陽性者で重症の人はいなかったが、再開の日程が近づく中、再び仕事ができるまでには健康を取り戻せていない者もいた。初日を後ろ倒し、公演期間を更に短縮することを私たちは許容できるか?既に簡略化されているステージングを、更にシンプルにすることは可能か?
そして今回も再び、イエス。しかし、なぜイエスなのだろうか?なぜ私たちは、これほどまでに戦い続けていたのだろうか?真実の脆さについて問いかけるこの作品の物語が、時代にあまりにも即していたからだろうか?あるいは、これまで既に多くの困難を乗り越えてきたのだから、どんな新しい障害物を前にしても、怯むことは非論理的だと感じたからだろうか?
それとも、たとえ自分勝手でも、私たちの努力を示す何か―何でもいいからその何かが欲しいという必要性に、突き動かされていたからだろうか?50%のキャパシティでの最低限の公演期間…それが実際にどれほど役に立つと言うのか?東京で何が起ころうと、イギリスのクリエイティブ・チームと私は、そして作品自体は、麻痺するような待機期間に戻るだけのことだ。それぞれの国で劇場が再開するときを待つだけ。今この作品を上演することで得られるものは、作品を上演したという事実だけだ。それだけが、十分な理由になり得るだろうか?
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死の悲しみを乗り越えた後、海宝直人が『イリュージョニスト』の主演、アイゼンハイム役を務めた(撮影:岡千里)
私が東京を去った翌日から1か月が経ち、『イリュージョニスト』は稽古場での稽古を再開。クリエイティブ・チームからは、マイケルだけが日生劇場に通っていた。ロンドンにいるトムとスティは、朝4時に起きて参加。アメリカで私は、ほぼ毎日朝3時まで稽古を見ていた。作品の形は素早く作られていった。それ以外に方法はないのだ。
稽古のプロセスには距離を感じたが、ミュージカル業界の人であれば理解できるような喜びがたくさんあった。何年間もピアノ1本での演奏しか聞いたことがなかった音楽が、ついにフルオーケストラによって色づき、前田文子の豪華で緻密な衣裳が舞台の照明を吸収し、俳優たちの役作りを更に際立たせ、ミステリアスで才能に溢れる海宝直人がアイゼンハイムになっていく様子を見つめた。
信頼のおけるいつものZoomで、私は1月27日の初日公演を観劇した。カーテンコールでは、喜びと安堵で役者たちは嬉し涙を流した。終演後、プロデューサーの一人がスマートフォンを持ち、各楽屋を歩き回り、私たちもキャストに思いっきり祝福を浴びせることができた。
スクリーンというフィルターを通しても、舞台裏の歓喜と興奮を感じとることができた。7000マイル近く離れた場所からでも、私は公演初日の高揚感を経験した。再び演劇を作っている、作品を上演している、と。
2日後、予定された5公演を無事に終えて、『イリュージョニスト』は幕を閉じた。後は待つのみ。
The New York Times:  https://www.nytimes.com/2021/02/17/theater/the-illusionist-musical-tokyo-pandemic.html
By Peter Duchan 
Feb. 17, 2021
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nodatan · 3 years
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もう一度行きたいラーメン屋2020
今年も発表します、のだたんが選ぶ、もう一度行きたいラーメン屋、2020!
どうもこんばんは、ラーメン語りマン、のだたんです。
このランキングは、年間100杯近くラーメンつけ麺油そば食べてる俺が、独断と偏見で選ぶ、宮城のラーメンランキングでございます!
今年はとても大変な一年となりましたが、みんなもここで気になるラーメン屋見つけたら、ぜひ行ってみてくださいね!
それと、実は今年から、インスタにラーメンアカウントを別で作りました。
コメントはそこのをほぼコピペしております。記録って大事ね。
気になる方は、@nodatanmen を探してみてね。
さーそれでは、10位からいきたいと思います。
第10位!
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嘉一(二日町)
みんな大好き鶏中華そばの嘉一がランクイン。
なんと今年、食べログのラーメンEAST100名店に、宮城でただ唯一選出!
屈指の名店でございます。
結構鶏油がきいてて、このコリッコリの鶏チャーシューがですね、噛めば噛むほど、じゅわあーと甘みが無限に染み出してきます。
サイドメニューの鶏飯がこれまた絶品で、前に行った時は売り切れちゃってたのね。これがないと、めちゃくちゃ切ない。なんというか発射台がない立花兄弟みたいな。この鶏飯にワンバンして食うのが最高なんです。超並ぶけど鶏飯にワンバンしてラーメン食いましょう。
第9位〜!
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三福(利府)
利府にある屈指の名店がランクイン!!おめでとうございます!
三福(みふくと読む)ですが、この辺りは久兵衛、本竈がかなり近くにあって、昔から利府のラーメン四天王というなんというかちょっとあいたたなネーミングがついている、らしいのです。しかも四天王なのにもう一店舗はハッキリしてないw
昔からあってたまには行ってたんだけど、今年久しぶりに行ってみて、尊さを再認識。めちゃくちゃに美味かったです。
油分は少なめの直球系、大きな海老ワンタンから、海老の甘みがじゅわあ〜!塩スープに合いすぎ。低温鶏チャーシュー丼は絶品。
本竈も美味いけど、なんだかこっちはプレミア感あって好きです。駐車場も狭いので、ワンチャン行けそうだと感じたら、突撃してみてください。店内テーブルあるので1人以外でもおすすめ。
第8位!!
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すみ田(一番町)
なーーんと!12月19日にオープンしたばかりの新店が、いきなりランクイン!!
旧ラーメンパンチのとこにそのまま入りました。どうもまだかなり並んでるようです。
このお店ですが、東京にあるはやし田という超人気店による監修のお店らしく、監修というよりほぼチェーン店で、かなり味もそっくりらしい、はやし田は行ったことないのでよくわからないのだけど。
実はたまたまオープン日、街中にいたので、突撃してきたのだけれど、いやあこれやばいよ。デビュー初日からこの仕上がりは、ちょっと無慈悲なまでに、東京からエリアの覇権を取りに来た気合いを感じました。
醤油は少々苦味、やや甘み。鶏と低温調理チャーシューどちらも美味しいけど、単純に麺とスープのクオリティがすごい。多分だけどつけ麺もすごいんだと思う。地元店の奮起にも期待しつつ、立地的にも新名所誕生の予感です、絶対行ってほしい。
第7位ー!
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吟(榴岡)
今年初ランクイン!というより初めて行きました。
フラサンでライブの時、目の前の駐車場にとめたりするから、あるのはわかってたんだけど行ったことはなかったんだよね。
この坦々麺専門の吟ですが、まじで、口に入れた瞬間、飛びました。間違いなく飛んだ、という伝説の名実況のように、羽根が生えました。うますぎ。
まあ白胡麻坦々麺って、どうやっても美味くなるんだろうけど、ここのは帆立とエビかな?上品なスープと挽肉は、たぶん好みあるかもだけど、俺は超絶ストライクでした。
今年は個人的に坦々麺の当たり年だったんだけど、最上位です。
あとね、餃子を頼んでください。これまた、もうね、無慈悲。ビール飲んでも優勝なんだと思う。東口に行く際には、ここの坦々麺で飛んでください。
第6位!!
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暗黒中華そば雷電(明石台)
今年も県内有数のクレイジーなこちらのお店がランクイン。中山の魔界ラーメン月光の2号店です。
明石台の北側に行ったところにあります。店内は広々、乃木坂のDVDが流れていて乃木坂ごと好きになってきます。
メニューはいろいろあるんだけど、俺は写真の、懐かしの平成中華そばというメニューがイチオシ。雑な言い方だと、要はとろろ昆布ラーメンなんだけど、モモチャーシューと、仕上がり◎の煮卵、梅干し、全てのパラメータが高く、オーソドックスだけど100点の一杯だと思います。だけども新しい、すごい。
店主はコロナ禍で、ツイッターでお店のレシピを有料で公開したり、業界に一石を投じるスタイル、今後の動向も目が離せません!
はい、ここまでやってきました。
ここで今年の特別賞。
ランクインは逃したけれども紹介したい一杯でございます。
今年はいくつかあって、今年は上述のように「坦々麺」が当たり年でした。
というか宮城にいくつか専門店がオープンし、波が来てるように感じます。
てことで、今年は坦々麺を特集します!
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まずはこちら、担坦麺屋たけうち(古川)です。
今年は写真の8月限定、レモン香る冷静トマトチリ坦々麺しか食べれてないんだけど、これがほんと、美味すぎ大問題で。
つまりは冷製パスタ×坦々麺なんだけども、レモンとトマトの爽やかさ美味さ辛さで語彙力崩壊。締めのライス投入で挽肉トマトまみれの大ギルティー飯が完成します。
古川は新店ラッシュだけどここは絶対におさえてほしいです。
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続いてはこちら、175°DENO担々麺(錦町)です。
ひゃくななじゅうごどでのたんたんめんと読みます。なんのこっちゃですが、本店は北海道で、この度めでたく仙台に支店がオープン。
写真の汁なし坦々麺を頼んだんだけど、最初は辛さ控えめ。卓上のラー��とトッピングの温泉玉子混ぜながら、ベスポジを探して、途中痺れポイントやナッツもあらわれてとても愉快な道中。ラストはライス投入でハッピーエンド!
ただオーダー時に辛さとスープのタイプ選べたり、分岐点が色々あって一度食べただけでは何もわからない奥深さを感じます。
あと雰囲気含め接客は恐らく地球上で最大級に良いです。シチュエーション的には2人で行くのも楽しそうかもね。
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ラストはこちら、ガリデブチュウ(河原町)です。
坦々麺専門店ではないけど、麻婆拉麺と坦々麺を推してまして。
初めてはまずこの麻婆拉麺をオーダー。
一応あくまでラーメンなので、坦々麺みたいなドロドロスープじゃなくさらさら。汗は滝だったけどそこまで辛くはないです。
麺を食べたらライスと卵を投入、この卵がめちゃくちゃ良いアクセントになっていて、一気に大優勝。元々が居酒屋の方らしくメニューはラーメン以外もいろいろ豊富、ちょい飲みもOKみたいです。
あー、麻婆豆腐とビールですかあ、この記事のせいで河原町今頃激混みかもですすみません。
ということで今年の特別賞は、気になる坦々麺!でした。
ランキングに戻ります。
第5位!
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こもれ美(大衡)
今年もランクイン、大衡村のランドマーク!
このブログと同じくらい影響力のある、ラーメン王子GPって番組があるんですけど、そこで今年紹介されたのもあって、おそらくさらに激込みが予想されますが、マストGOなお店です。
(今年はあまり小ボケが少なくネタとして成立したかわからず震えている俺だがあえて投稿するスタイル)
写真の特製背脂塩そばですが、元々は限定メニューだったものがレギュラーメニューに昇格という経緯の通り、あらゆる人にリーチできる、感動的な美味さ。
トレブリーなしょっぱめ塩を背脂でロー持ち上げ、シャッキシャキなネギで完璧なチューニング。あっさり×こってりの黄金配合は、今年のジャパンカップに出走しても勝ち負けだったかもしれないくらいの一杯です(アーモンドアイありがとう)。
第4位ー!
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熊坦(小松島)
以前から俺の中でポテンシャルが話題となってたこのお店が、ついにランクイン!
実はこのお店も坦々麺のお店、なのですが、今年くらいからレギュラーで登場した、つけ麺がですね、衝撃でした。
俺、年間100杯近く食べてるけど、ちょっと食べたことない味だったので…。
スープは非ドロドロ系だけど、味は濃い目。麺はつるっつるのストレートで美しい見た目同様、感動的なおいしさ。
スープ割で、薬剤師免許を持つ店主の技が炸裂、スパイスなんだろうね、汗も吹き出るけどすっげえーーーー美味い。感服しました。
坦々麺も当然最高だったんだけど、その時はお昼だったからライスはいかなかったのね。ライスやってたら、昇天したんだと思う。
ゴリゴリゴリゴリ推しのお店です。お腹を空かせてGO。
あ、てか坦々麺の躍進目立つけど、ライス投入がマストだから、みんなお腹空かせてから行ってね。あとゼロカロリーどころか1000カロリーは確実オーバーするだろうから食ったら走ろうね、ラーメンアンドビューティーがモットー。
はい、ここまできましたが、皆さんの推し麺は入ってましたか?
ここで、11位から20位までを、一気に垂れ流し。せーの、カウントアップ!
11位 碁飯(名取)
12位 たけうち(古川)
13位 中華亭分店(五橋)
14位 みの家(柴田)
15位 桜木製麺所(五橋)
16位 とがし(南光台)
17位 いちむら(塩釜)
18位 いぶし(名取)
19位 伊藤商店(古川)
20位 自家製麺くまがい(吉成)
以上です。15位までは、正直ランキングのところと同じくらいの評価が自分の中であります。次点が以降といった感じです。
さあー、ここからベスト3の発表です!
第、3位ーー!
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遊大(富谷)
3連覇中のチャンピオンですが、今年は首位の座を明け渡すこととなりました。しかしそれでも宮城3番目ののだたん推し!!ラブ!!!
富谷イオンの向かい側方面にあります、車ないとちょっと遠いかもね。タンメンの専門店でございます。
舌触りなめらかツルツルストレート麺は、始め固めだけどからあげ愛でてる間に程よい感じに。スープうめえ、チャーシューうめえ、野菜超うめえ!って巡回してるうちに、いつの間にか愛と感動のスープ全飲み。
以前より油分は少なめだと思います、でもちょうどいいんだろうなあ。あと一周回ってからあげ宮城イチうまいっす。
第、2位いいーー!
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つけ麺和(広瀬通)
ぬおおおお!今年オープンの新店が、いきなり2位にランクイン!!!
行ったことある人ない人いると思いますが、アーケードを本町側に行ったとこにいきなりあらわれた行列店、あそこがそうです。
以降泉中央、東口と続々と展開してますが、このお店も、元々は東京の人気店。一気に三店舗進出という、いわば黒船!
宮城はそんなに甘くないぜ、というプライドを(勝手に)胸に、いざ入店したのですが…。
ごめんなさい。退店後にはすっかりこのザマです…完全にファンになって帰ってきました。
麺、スープ、トッピング全てが圧倒的、特に麺かなあ。中盤一度、重さで完全に箸が止まったが、卓上の案内通り、フルーツ酢投入で再加速。超満足です。
ちなみに後日、泉中央店で、カレーつけ麺の方を食べたんですが、そっちもレギュラーつけ麺に迫る仕上がり。意外と空いてて泉中央と東口は狙い目かもです。
というわけで、2020年、のだたんランキング1位を発表します!
今年の第1位は…!!!!!
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きく屋(丸森)に、決定しました!!!!!!
新王者誕生です!!!!
実は、今年はかなり悩みました。
きく屋に行ったのがほんの数日前で、ただそのポテンシャルは知っていたので、つけ麺和との一騎打ちになるだろうなあと。
そんな、ギンギンに上がったハードルを乗り越え、見事に差し切り勝利、宮城が誇る名店が関東の刺客を抑え込みました!
きく屋ですが、宮城最南端の丸森にあります。スープすすった瞬間、座布団から身体浮きました。
今年に入ってからメニューがリニューアルされたんだけど、以前の清涼スープから油分は結構加わって、こってり寄りのあっさり煮干しスープ。さすが以前の店舗では宮城のこってりファンを魅了してただけある仕上がり。
麺量は多め。まぜごはんはハーブ?これまた思わず声が出るベスポジサイドメニューで、もう一回身体浮きました。
あと接客がめちゃくちゃ丁寧なのも愛される理由なんだと思います、年内最終営業日も、老若男女問わず行列を作ってました。ちょっと遠いけどみんなもドライブにどうぞ!
ということで、2020年の1位はきく屋に決定しました。
今年は飲食店にとって本当に大変な一年だったんじゃないかと思いますが、こんなにも美味しいラーメンが食べられることに、本当に感謝です!
全ての飲食店にリスペクトしつつ、締めたいと思います。今年もありがとうございました!
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myonbl · 4 years
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2020年5月2日(土)
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このところ、玄関周りの水撒きは私の仕事になっている。三男がバイクを処分したことで、狭いスペースに若干の余裕が生まれた。隅っこに追いやられていた紫陽花の鉢を移動しようとすると、すでに開花の準備が始まっている。何の手入れもしていないのに例年眼を楽しませてくれる、健気なやつぢゃ。
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昨日からの歯の痛みがひどく、朝食は豆乳とヨーグルト。
三男は24時間勤務、ツレアイは昼まで。
洗濯1回。
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昨年の三田落語会での露の新治の音源が発売されていると知り、早速 iTunes でダウンロード。「抜け雀」「千早ふる」、歯の痛みが治まってからゆっくりと楽しもう。
福岡の叔母から荷物が届く、稚加栄の辛子明太子!
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このところ、毎週土曜日は<note>に記事を書くことを自分に課している。今日は露の五郎を取り上げるが、まずは記事に使う写真撮影。書棚がずいぶんと片付いたのが嬉しい。さっそく、記憶の中の落語家(5)二代目露の五郎兵衛にとりかかる。これまでは、隙間の時間でメモを書きためてきたものを編集していたのだが、今回はその余裕がなく、ずいぶんと時間がかかってしまった。
ツレアイが帰宅、次男ともどもそれぞれランチを用意してもらう。私は、昨晩の味噌汁で雑炊をいただく。
録画番組視聴。「落語研究会」から、柳家三三「五貫裁き」。やはりこの人は上手い!
ツレアイが薬局を梯子して、いろいろと薬を整えてくれる。この二日間、バッファリンを呑んでもまったく効かなかったが、どうやら歯周病の痛みには無力とのこと。ロキソニンと塗り薬で、大分ましになった。
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気分転換の読書、このところ、梅棹忠夫の昔の仕事を読み返している。
長男から食事に来るとの連絡、早速私の車をコインパーキングに預け、夕飯はすき焼きに決定。
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歯の痛みが大分治まって、一緒に食事ができるまでになった。それならと、いただいたばかりの辛子明太子をアテに、🍶を少し(?)。
長男はカウンセリングをしつつ大学の非常勤講師も勤めているが、自分の授業は後期に実施することになったとか。とにかく、互いに自己防衛に努めることを確認する。
💊と🍶の相乗効果、早い時間に布団に吸い込まれる。
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今日は各地で「真夏日」を記録したとか、こんな日は決して無理しない。
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38nakao · 4 years
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父の日と(ふ)孝行
2020.06.21(日)雨
 母は相変わらずマクドナルドのおばちゃんである。わたしが7歳かそこらからパートを始めてるから、もう20年はとうに過ぎている。「仕事辞めたい」と言うので「辞めたらいいじゃん」と本心から言うが「辞めたらこの家どうすんのよ」がお決まりの手筋。「弟に集ったら?」とか「なんとかなるかもしれんじゃん」というが、今だに攻略できたことがない(仕送りできるほどわたしも経済的余裕はないし、実家に戻れば家賃分を財布に入れてあげられるがそうしてあげたい気持ちも薄い。申し訳ないとは常々思っている)。
 朝起きると、お母さんはもういなかった。大抵朝5時に出勤して、昼下がりに戻ってくる。わたしは薄めの敷布団で寝ていたが、宿主がいなくなったので寝心地の良いベッドに移動して更なる惰眠を取ろうとして、気づく。あーあ、ケータイ置いて行ってる。まあ割とよくあることなので、一度置いた気を睡眠欲に戻す。父がどかどかこちらに来て言う。
「お母さん、財布忘れてるってメールしといて」
 あらあら、流石わたしの母。わたしも忘れ物多いだけある。でも幸いには飲食店だから休憩時間はそこのご飯食べられるし、なんとかなるのではと心配してなかったのだが、父が「もし帰りにスーパーに寄って、いろいろ買い物したのに、レジで気づいたってことになりかねない」と言うから、なんだかんだ優しいなあと思った。いや、実際あり得るし。今日は父の日で、結局買えずじまいだし悩むのも面倒になって直接聞いてみたら、ウォーキングシューズをご所望だったので、買いに行くついでにお母さんの職場に寄った。バックヤード付近で待ち伏せるか、正面から行くか、車の中で相談した結果、お客さんがあまりいなかったら真っ向勝負することになった。お母さんは裏でたぶんポテトとかハンバーガーつくったりする係なので、カウンターにはいない。ゆっくり近づいて、「あの、お客じゃないんですが、あのナカオ、ナカオはいますか、あの娘なんですけど……」何故かテンパってたどたどしくなってしまった。若い店員さんは明るく振舞ってくれて、キッチンの方へ向かって行く。しばらくすると、しかめっ面の母さんがわたしの背後から近づいてきて、「何で来たの」と言うからわたしもしかめっ面で財布とケータイを渡すと、パッと顔が変わった。「いっけね」って顔だ。先ほどの不躾さはどこへやら、「ありがとね」と言ってすぐ元の場所に戻って行った。
 地元で一番大きなショッピングモールに行く。運転はプレゼントをもらうはずのお父さん。でも当たり前の光景なので何も言われない。免許証持ってるけど、運転怖い。もう2〜3年してない。お父さんは駐車場にそこそこ車が止まっているのを見て、「何でこんなにひとがいるんだ」とぼやいた。
 お父さんは予算を気にしているのではと思った。あまり知らないチェーンの靴屋さんに入ったものの、本当に欲しいデザインを手にしてるように見えない。何かそわそわしてる気がする。「しょうま(弟)からもお金もらうし、もう2,000~3,000円くらい高くても大丈夫だよ」と今思えば上から過ぎる気休めの言葉をかけた。そうするとさっきと違うデザインを手に取ってたし、プレゼントなのに予算とか言うもんじゃないな。
 家に帰ってインスタントラーメンのとんこつ味を食べる。父の日なのにお父さんがやってくれる。世話焼きたいひとに焼かせるのも親孝行と言い聞かせる。食べ終わってしばらくすると、『ザ・ノンフィクション』が始まりそうだったので、パソコンで観てみた。同じ時間からプロ野球が始まるから。
 遺品整理人の女性と、��の上司にスポットが当��られていた。27歳の遺品整理人の女性、小島さんはその孤独死の現場をミニチュアにしていて、その作品はネットで知り、後日Yahooニュースでも何故「孤独死の事故物件をミニチュアにするか」記事になっていて読んだことがある。その記事は会社の昼休憩で読んでいて、親しい先輩が「何読んでんの」と覗き込み「くぉお〜……(絶句、驚愕のときの口癖)」と発した。その時は26とか27だったし。なにかいじってきたけど、あまりに真剣にわたしが読むもんだから触れちゃいけないと判断して、自分の席に戻っていった記憶がある。
「わたしも多分孤独死するかもしれないな」と思っていたし、そういじられても何も言い返さなかった(「しませんよ!」と言い返して欲しかったくらいわかる。一応弁護しておくと、デリカシーはややないが物分かりの良い先輩で、わたしは今の会社で一番話ができると思っている)。この手の内容をつい見てしまうも、純粋なる興味と予習。どうしてこのひとは孤独に死ななくてはならなかったのか。残された遺族は何を考えるのか。どうして「遺品整理人」を職にしようと思ったのか。自分もこのひとたちに世話になるかもしれないから流れを見とかないと。でも出来ればひとりで死にたくないなあ。
 孤独死するひとは、家族と疎遠になっていたりそもそも家族がいないからその運命を辿ってしまうと思っていたけど、実際はもっと複雑だった。子どもがいて、弟や母がいても、家族仲が悪くなくても、孤独死してしまうひともいるのだ。一人暮らしの家で、急に発作に襲われて苦しみに蹲るしかなければ、誰にも連絡が取れないだろう。最期の言葉も残せない。わたしは自分勝手で、孤独死を恐れているくせに父や母、弟には滅多に自分から連絡しないのだ。
 母はわたしが実家に帰るたび、「結婚しときなさい」とか言う。「良い人いないの」と言われても困る。何でもかんでも恋愛に結びつけようとする。2つ下の弟も浮いた話が一切ないので、母は焦っている。何であんたが焦るんだ、と考えて「こんだけ色々世話したのに、誰にも選ばれないわけない」思いがあるんだろう。生産者目線でわたしたちを評価してるんだ。だからわたしたちが結婚しないと「売れ残り」だと思う。「売れ残りしか生産できなかった自分」を認めたくないし、認めれば恥ずかしい、となる。実際、「結婚できないとお母さん恥ずかしいよ」と言った母に「誰が? 誰に?」と返したら「恥ずかしいというか……」とまごついた。わたしの仮説はズレてなかった。こういう他人の負の感情は当てられる。当てるなら宝くじとか得するものに勘が働けばいいんだけどなあ。
 結婚願望はないわけではないが、そのために何か動くつもりもない。ぜっったいにどんなに急かされても焦っても、その苦しみから脱したくて婚活して挙句に結婚するなんて、相手に無礼なことはできない。だったら一人で強く生きてやる。孤独死の運命を受け入れるしかないね。仕方ないもん。とはいえね、やっぱり寂しいよ。わたしが孤独死が怖い理由は、親が悲しむからだ。もしかしたら、わたしの方が先に死ぬかもしれない。確率は0じゃない。そんな日には、両親、特に母親は「自分の育て方を間違ったんじゃないか」と強く自分を責めて傷つけるだろう。立ち直れなくなるかもしれない。そうなったときに父も既に、もしくは後を追うように他界してしまったとして、母の行くあてのない愛情は、生力は、どこへ向かってしまうのか。そんなことを考えると、わたしは迂闊に死ねない。その後のことは考えたくもない。怖い。
 ここまで母の印象を悪くすることしか書いてないが、ふだんは明るくてよく笑う可愛らしいひとだ。わたしや弟が実家に帰ると、冷蔵庫を食べ物でいっぱいにして待っていてくれる。キユーピーのマヨネーズの瓶に、ジャムを詰めたものが所狭しと並ぶ。ぜんぶ母の手製である。元々わたしがいた部屋ももっと大きな瓶だらけで、梅が浸かってたり、あんずが浸かってたり、暗闇で見ると理科の実験室みたいで最初気味が悪かった。ソーダ水で割ると、とても美味しい。その家事に特化した逞しい母は、わたしと弟の2人を大学4年間しっかり通わせてくれた。しかも2人とも私立、しかも高校から。わたしなんて美大通っちゃったし、ちっちゃい頃は塾にピアノに絵画教室などなど習い事結構させてもらったし、もう金しかかからない。そのくせデザイナーに就職しちゃったから、かけた費用に対してリターンが安すぎる。うちは裕福じゃないから、母はわたしが小さい頃からパートタイマーだ。小学校、中学校と放課後元気に遊ぶわたしに比べて、平日の夕方の母は疲れている姿しか思い出せない。それだから、無下に「結婚を諦めろ」とも言えない。「これ以上干渉したら実家には二度と帰らない」なんて言えない。あまりにも時間もお金も費やされすぎた。そこは理解しているから、わたしはどうしたら良いのか分からない。誕生日も父の日母の日も、毎回プレゼントあげているのも感謝の気持ちよりも罪滅ぼしに近い。あと、「結婚もせんくせに親孝行のひとつもない」と言われないように。可愛いラッピングのしたで身を守っているのだ。
 今日の「ザ・ノンフィクション」を観て、ちょっとそんな気持ちが救われた。番組内でも、肝硬変で倒れ誰にも看取られず遺族が異変に思った頃には白骨化した姿で発見された男性が取り上げられていた。確か50代、アルコールに依存していた。何故彼がアルコールに逃げてしまったのか。最愛の人を失ったからである。その彼女は事故か病気で植物状態になり、還らぬひととなった。この世からいなくなった彼の代わりに、部屋に遺された彼の持ち物から、言葉を読み解けるのが遺品整理人だ。意外とひとは残しているものだ。写真や公的書類、私的な手紙。ゴミが残っていれば何を口にしていたかも分かる。これからスマホやPCによるデータになるだけで、あまり本質は変わらないだろう。遺体を発見した弟さんや息子に先立たれたお母さんは、「もっと連絡すれば良かった」「頼りにしてくれて良かった」と悔���んで責めているようだった。遺族の気持ちももちろんだが、将来の自分も部屋の片隅でこの光景を見下ろしてるかもと思うと、辛かった。
 救われたのは、その亡くなられた男性の四十九日に、遺品整理人の小島さんとその上司の増田さんが訪問に行ったこと。職業ではなくて、死に対して人として向き合ってくれる、そんなひとたちが血の外にいる。男性の持ち物を整理して、「死後であっても見つけてくれる家族がいて幸せだったはず」「家族が悔やむことはない」と遺族の方に言っていたこと。月並みかもしれないが、ちゃんと向き合った彼らが到達した真理。増田さんは「孤独死が恥ずかしい、とならない世の中にしたい」と言っていた。そうであって欲しいし、そう思うひとがゼロではないことに安心した。
 その増田さんでさえ、実の父親の最期を見届けることができなかった。わたしにとって誰かの最期は埋葬される前だった。わたしが知っているひとの姿を留めている最後の瞬間。それがひとの最期だった。増田さんは葬儀には出られたが、生前の姿は見られなかったらしい。よくよく考えたらそうだ。わたしは葬儀にいつでも行けるように、両親の生きているうちは関東にいなきゃと思っている。弟は出張族だし精神がまだ弱いから、わたしは長女で第一子だから、いろいろ準備をしなきゃいけない。しばらく泣くのに飽きた後、弟が号泣している横で我に返って、事を淡々とこなすだろう。
 ひとの最期って何なんだろう。父の日だってのに、お父さんのことより孤独死のこと考えて、ちょっと泣いてしまった。受け入れているけど、寂しいもんは寂しい。少しでも寂しいと悲しくなってしまう。Twitterで呟いたら、「遺品整理の本を読んだら、孤独死する人としない人ってほんのわずかな違いだけだった」とリプライをくれた友人がいた。今までなら理解できなかったけど、本当にそう思うよ。  
「人は いつ 死ぬと思う?」 「人に忘れられた時さ」
 ONE PIECEのドクターヒルルクの言葉を思い出した。死を受け入れながら生を感じてもらえるのであれば、もう怖いものはなくなる。
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2ttf · 12 years
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kachoushi · 10 months
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各地句会報
花鳥誌 令和5年7月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和5年4月1日 零の会 坊城俊樹選 特選句
一葉の家へ霞の階を きみよ 春昼や質屋の硝子なないろに 小鳥 伊勢屋質店今生の花とほく 光子 菊坂に豆煎る音や花の昼 和子 一葉の質屋は鎖して春の闇 はるか 本郷の亀を鳴かせて露地住ひ 順子 おかめ蕎麦小声で頼み万愚節 いづみ 文士らの騒めきとすれ違ふ春 三郎 一葉を待つ一滴の春の水 光子 物干に如雨露干したり路地の春 和子
岡田順子選 特選句
一葉の家へ霞の階を きみよ 金魚坂狭め遅日の笊洗ふ 千種 菊坂の底ひの春の空小さし 光子 坂の名のみな懐かしき日永かな 要 赤貧の欠片も少し春の土 いづみ 本郷の間借りの部屋の猫の妻 同 質店の中より子規の春の咳 俊樹 止宿者の碑のみ残すや蝶の舞 眞理子 本郷の北窓開く古本屋 きみよ かぎろひの街をはみ出す観覧車 いづみ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月1日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
花冷の背後より声掛けらるる 美穂 幾年も陽炎追ひて遊びけり 散太郎 濃きほどに影のやうなる菫かな 睦子 化粧水ほどの湿りや春の土 成子 画布を抱き春の時雨を戻りけり かおり 昼月は遠く遠くへ花満開 愛 シャボン玉の吹雪や少女手妻めく 勝利 麗かや砂金三つ四つ指の先 睦子 成り行きの人生かとも半仙戯 朝子 鞦韆の羽ばたかずまた留まらず 睦子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月3日 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
花吹雪卍色と云ふが今 雪 花冷に後姿の観世音 同 そぼ降りてひと夜の契り花の雨 笑 観世音御手にこぼるる花の寺 同 お精舎やこの世忘れて糸桜 啓子 逝きし友逢へないままに朦月 同 裏木戸を開ければそこに花吹雪 泰俊 御仏と咲き満つ花の句座に入る 希 愛子忌や墓にたむけの落椿 匠
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月5日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
縋りつく女心や桃の花 世詩明 肌寒く母の手紙はひらがなぞ 同 啓蟄や鍬突き立てし小百姓 同 日野河原菜花の香る祭りかな ただし 菜の花や石田渡しの蘇る 同 雛祭ちらしずしそへ甘納豆 輝一 ぽつたりと落ちて音なき大椿 清女 花吹雪路面電車の停車駅 同 大拙館椿一輪のみの床 洋子 花の山遠く越前富士を抱く 同 吉野山日は傾きて夕桜 誠
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月6日 うづら三日の月 坊城俊樹選 特選句
花の下天をを仰げば独り占め さとみ 春陰やおのが心のうつろひも 都 春耕や眠りたる物掘り起す 同 左手の指輪のくびれ花の冷え 同 園児等のお唄そろはず山笑ふ 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月8日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
膝をまだ崩せずにをり桜餅 秋尚 登り来て本丸跡や花は葉に 百合子 葉脈のかをり弾けて桜餅 同 桜餅祖母の遺せし会津塗り ゆう子 売り声も色つややかに桜餅 幸子 木洩日の濡れてゐるやう柿若葉 三無 春愁や集ふふる里母忌日 多美女 伍しゐても古草の彩くすみをり 三無
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月10日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
心経をとなへ毛虫に火をはなつ 昭子 マンホール蓋の窪みに花の屑 昭子 栄螺売潮の香りを置いてゆく 三四郎 金の蕊光る夕月てふ椿 時江 禅寺の読経流るる花筏 ただし 若者の髭に勢や麦青む みす枝 龍が吐く長命水の春を汲む 三四郎 花吹雪受けんと子等の手足舞ふ みす枝 土器の瓢の町や陽炎へり ただし 海遠く茜空背に鳥帰る 三四郎 紅梅のことほぐやうに枝広げ 時江
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月10日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
片棒を担いでをりぬ四月馬鹿 三無 薬草園とふ門古りて松の花 和魚 だんだんと声ふくらみて四月馬鹿 美貴 四月馬鹿言つて言はれて生きてをり 和魚 松の花表札今も夫の居て 三無 白状は昼過ぎからや四月馬鹿 のりこ 一の鳥居までの大路や松の花 秋尚 松の花昏き玄関応へなく 美貴
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月11日 萩花鳥会
京よりの生麸草餅薄茶席 祐 不帰のヘリ御霊をおくる花筏 健雄 ただ一本ミドリヨシノの世界あり 恒雄 堂々と桜見下ろす二層門 俊文 猫に愚痴聞かせて淋し春の宵 ゆかり 杵つきの草餅が好きばあちやん子 美惠子
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令和5年4月13日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
便り待つポストをリラの房覆ふ 栄子 畑打つや鍬を担ひし西明り 宇太郎 軒下の汚れし朝や燕来る 都 桜蕊降る藩廟の染まるまで 美智子 桜蕊降るももいろの雨が降る 悦子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月16日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
何氣なく来て何気なく咲く花に 雪 神御座す杜の新樹に聞く鳥語 かづを 老の踏むひとりの音や落椿 ただし 野辺送り喪服の背に花の蕊 嘉和 夜ざくらのぼんぼり明り水あかり 賢一 喝采の微風を受けて花は葉に 真喜栄 生きる恋はぜる恋ととや猫の妻 世詩明 葉ざくらに隠されてゐる忠魂碑 同 眩しさを残して花は葉となれり かづを
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月16日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
極大と極小としやぼん玉宙へ 要 穴出でし蟻の列追ふ園児どち 経彦 頰􄼺をつく石仏の春愁 貴薫 酸模を噛む少年の今は無く 要 稲毛山廣福密寺百千鳥 同 瑠璃色を散らし胡蝶の羽ばたきぬ 久 春陰の如意輪仏へ女坂 慶月 棕櫚の花年尾の句碑に問ひかくる 幸風 朴の花仏顔して天にあり 三無
栗林圭魚選 特選句
蝌蚪の群突くひとさし指の影 千種 峠道囀り交はす声響き ます江 美術館三角屋根に藤懸かる 久子 こんもりと句碑へ映るも若葉かな 慶月 微かなる香りや雨後の八重桜 貴薫 朝の日に濃淡重ね若楓 秋尚 落ちてなほ紅色失せぬ藪椿 経彦
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月19日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
通勤のバスから見ゆる日々の花 あけみ 花馬酔木白き房揺れ兄の家 令子 亡き鳥をチューリップ添へ送りけり 光子 偲ぶ日の重く出たるや春の月 令子 あの頃の記憶辿って桜散る 美加
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月19日 福井花鳥会 坊城俊樹選 特選句
矢車の音きしみ合ふ幟竿 世詩明 風よりも大きく揺れて糸柳 啓子 花万朶この世忘れて花の下 同 あたたかやお守りはねるランドセル 同 甘き香の女ごころや桜餅 千加江 春場所や贔屓の力士背に砂 令子 落椿掃きゐてふつと愛子忌と 清女 春の虹待ちて河口に愛子の忌 笑子 散りそめし花の余韻も愛子の忌 同 城の濠指呼の先には花の渦 和子 花筏哲学の道清めたる 隆司 故郷の深き眠りや花の雨 泰俊 山道の明るさを増す百千鳥 同 ほころびて色つぽくなり紫木蓮 数幸 花桃に出迎へられて左内像 同 瞬きは空の青さよ犬ふぐり 雪
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月21日 鯖江花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
忠直郷ゆかりの鬱金桜とぞ 雪 椿てふ呪縛の解けて落つ椿 同 春愁や言葉一つを呑み込んで 同 御襁褓取り駈け出す嬰や麦は穂に みす枝 鶯の機嫌良き日や鍬高く 同 ただならぬ人の世よそに蝌蚪の国 一涓 あの角を曲つてみたき春の宵 日登美 春の果次も女に生れたし 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月21日 さきたま花鳥句会(四月二十一日)
清冽な水は山葵を磨き上げ 月惑 連写して柳絮の舞ふを収めけり 八草 天守閉ぢ黙す鯱鉾朧月 裕章 行き先は行きつく所柳絮飛ぶ 紀花 南無大師遍照金剛春の風 孝江 揚浜に春の虹立つ製塩所 とし江 柳絮飛ぶ二匹の亀の不動なり ふじ穂 筍堀り父編むいじこ背負ひ来て 康子 花吹雪ひと固まりの風の道 恵美子 満天星の花揺らしつつ風過ぎる 彩香 夢叶へ入学の地へ夜行バス 静子 啓蟄やピンポンパンの歌聞こゆ 良江
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令和5年4月23日 月例会 坊城俊樹選 特選句
真榊はあをばの中に立つてをり いづみ 水の上の空のその上鳥の恋 順子 掌の中の春の蚊深き息を吐き 炳子 耳朶を掠めて蝶のうすみどり 緋路 仕上りの緻密なる蒲公英の絮 秋尚 手放して風船空へ落ちてゆく 緋路 春の闇より声掛けて写真館 順子 零戦機日永の昼の星狙ふ ゆう子
岡田順子選 特選句
玉砂利の音来て黒揚羽乱舞 和子 耳朶を掠めて蝶のうすみどり 緋路 仕上りの緻密なる蒲公英の絮 秋尚 風光る誰にも座られぬベンチ 緋路 緋鯉とて水陽炎の中に棲み 俊樹 手放して風船空へ落ちてゆく 緋路 蜂唸る神の園生に丸き井戸 炳子 佐保姫は夜に舞ひしか能舞台 俊樹
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月 九州花鳥会 坊城俊樹選 特選句
つかまへし子亀に問へり亀鳴くか 美穂 亀鳴くや拷問石にある哀史 ちぐさ 亀鳴ける賓頭盧尊者撫でをれば 美穂 板の戸に志功の天女花朧 喜和 連子窓に卯の花腐し閉ぢ込めて かおり 大人へのふらここ一つ山の上 光子 ふらここや無心はたまた思ひつめ 同 ふらここや関門海峡見下ろして 同 さくら貝ひとつ拾ひて漕ぎ出しぬ かおり 午後一時直射にぬめる蜥蜴の背 勝利 花冷の全身かたき乳鋲かな 睦子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年3月4日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
落城の如く散りたる落椿 世詩明 三人の卒業生以て閉校す 同 双葉より学びし学舎卒業す 同 氏神の木椅子はぬくし梅の花 ただし 鳥帰る戦士の墓は北向きに 同 草引く手こんなですよと節くれて 清女 雛あられ生きとし生くる色やとも 洋子 官女雛一人は薄く口開けて やす香 露天湯肩へ風花ちらちらと 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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ミコとマチ
 リビングで目が醒めた瞬間あわてて手元のスマホで時間を見た。5時31分、やばい、40分には家を出ないとバイトに遅刻する。渾身のスピードで歯を磨いて顔を洗い自室に駆け込みばたばたとスウェットを脱ぎ床に脱ぎっぱなしの縒れたデニムを穿きYシャツを全力で着て一張羅の苔色のカーディガンを羽織ってほとんど空っぽのリュックを背負う。化粧は諦めて大きめの風邪マスクでごまかすことにした。幸い原稿を作成してるうちに座椅子に座ったまま寝落ちしていたので髪は乱れていなかった。平日ならマチが起こしてくれるのに、今日は土曜日だから私の部屋の向かいの彼女の部屋で、マチは一週間分の疲れを取るべく昼までおねんねだ。私は「いってきます」とぼそっと呟いて全力でドアから飛び出しオレンジのチャリに跨がり立ち漕ぎで駆けた。早朝の澄んだ空気を抜ける冷たい風が私の全開のおでこに当たる。三月の霞がかった曖昧な風景を私は右、左、右、とぐっとペダルを踏んで追い越して行く。それにつれ眼がだんだんと冴えて来た。息を切らしぐんぐんと駅までの道を走りながら私は書きかけの原稿の続きのことを考え出していた。どきどきと小さな心臓が高鳴り血が巡り、私の身体に熱が漲ってくるのを感じる。まだ人がまばらな駅前のロータリーを抜け、高架を潜り、なんとか出勤時間ぎりぎりに店に着いた。ドアを開くとコーヒーの温かくて甘い香りがふわっと鼻を突く。これを嗅ぐと私の頭はたちまちだらしがなくてうだつの上がらないワナビー女から「「鯤」のウエイトレスモード」にかちっと切り替わる。「おはようございますっ」私は店に入るなり弾丸のように一直線にバックヤードに突っ込みエプロンを着る。「おー、毎度のことながら作家さんは朝に弱いねえ」店長の蓮さんが茶化す。「朝まだなんだろ?これ食っちまえ」蓮さんは厨房からカウンター越しに私にロールパンを投げ渡した。「いただきます」私は風邪マスクをぐいとずらし、拳大のそれを口に詰め込んだ。それから蓮さんに渡された水をぐっと飲み干す。「鯤」は駅前の喫茶店なので、平日は開店するなりモーニングをしにくるサラリーマンなんかがぞくぞくと来て大童なのだが、今日みたいな休日は最初の30分なんかはかなり暇だ。コーヒーにつけて出すゆで卵もいつもならあらかじめいくつか小皿に分けて置くのだけど、今日はカウンターのバスケットにまだこんもりと盛ってある。その光景はまるで平和の象徴のような安心感を私に与える。しばらく待っても客が1人も来ないので、私はトイレで簡単な化粧を済ませ、カウンターにかけて蓮さんが淹れてくれたアメリカンをゆっくりと飲んだ。「原稿はどんな感じ?」「うん、方向性はだいぶ定まってきたからあとはそれを形にしていくだけかな」「なるほど、ついに俺の息子がミコが手がけたゲームをやる日がくるんだなあ、あっ今のうちサイン貰っとこうかな、店に飾るわ」「蓮さんってば気が早すぎ」蓮さんはことあるごとに茶化すけど、芯のところでは私のことをそのつど気にかけてくれているのが私にはありありとわかった。嬉しいことだ。
 そうしていると、程なくして客がちらほらと入り出した。休日の朝は老人ばっかりだ。常連のみんなはお話し好きで、四方山話や身の上話を滔々と聞かせてくださる。いつものように私は給仕や食器洗いをこなしながらそれにふんふんと頷いた。でも頭の中は原稿の続きのことでいっぱいだった。先週、駆け出しライターの私に初めてクライアントからSNSのダイレクトメッセージで、ソシャゲのシナリオの執筆依頼が来たのだ。それは聞いたことないような小さな会社で、その依頼されたゲームも予算的にみてメインストリームに敵うポテンシャルがあるとはとうてい思えなかったが、なにせ執筆の依頼が来ることなんて初めてだったので、私は半端ない緊張ととめどなく沸いてくる意気込みでここ一週間ギンギンだった。原稿のことを考えると下腹のあたりがヒュンとする。これは誰もが知っているRPGのシナリオを手がけるという私の夢への第一歩だし、なにより、就職せずに創作活動に専心することにした私の決意が報われた心持ちだった。それはどう考えてもぜんぜん早計なのだけれど。とにかく、私は今とても浮かれていた。
 正午前あたりから客足が徐々に増しなかなか忙しなり、あっという間に15時になった。退勤まであと1時間だ。
「いらっしゃい。おっ荘くん」だしぬけに蓮さんの朗らかな声が厨房から客席に向け広がる。荘くんが来ると、蓮さんは私を茶化す意味でわざと私に呼びかけるような声音で叫ぶのだった。これもいつものことだ。
 私はお気に入りの窓際の2人がけのテーブルにギターケースをすとん立てかけて座る荘くんのところへ注文をとりにいった。心臓の音が高鳴るのが荘くんにばれている気がした。
「いらっしゃい、今日はスタジオ?いよいよ来週だね。」
「そうだな、あっ、チケット忘れんうちに今渡しとく」
荘くんにひょいと渡された黄色いチケットにでかでかと、
「jurar 初ワンマン!」と書いてあった。その楠んだチケットのデザインは全体的に少し古くさい気がした。
「ついにだね」
「うん、絶対に成功させるよ、やっとここまでこれたんだ。そろそろ俺たちもプロへの切符を勝ち取りたいな」
「うん、私応援してるから」荘くんの襟足から煙草とシャンプーの混じったえも言われぬ匂いがかすかに漂う。それは、ほんとうのほんとうに良い匂いだ。
「サンキュな、ミコちゃんも頑張ってるもんな、俺も負けてらんないよ。あっ、そうそう、そういえば…明後日柴さんにアクアマターのライブ来ないかって誘われたんだけど、ミコちゃんあのバンド好きだったよね、もし暇だったら一緒に来る?蕗川ビンテージだよ。柴さんももう一人くらいだったらチケット用意できるから連れて来ていいって」
「いいの?行きたい!」
「よっしゃ、じゃあまたラインするわ」
「まじか…」私は心中でひとりごちた。まさかのまさか、こんな地味な女が荘くんにデートに誘われたのだ。注文伝票をレジに持って行き蓮さんのほうをちらと見てみた。すると蓮さんははにかみながらしゅっと素早く腰のところでガッツポーズを出した。私は心中でもう一度、「ま、じ、か…」と丁寧にひとりごちてみた。
 荘くんはブレンドを急いで飲み干して会計をし、「じゃあ」と去って行った。そうこうしているうちにやがて退勤時間となり、出勤してきた蓮さんの奥さんに引き継ぎをして、私はタイムカードを切った。「お疲れさまです」挨拶をして表口から店を出ると、スプリングコートのポケットに両手を突っ込んで含み笑いしているマチが立っていた。目が合った私たちはそのまま見つめ合った。一瞬、時間が止まったようだった。ピィ、ピィ、とけたたましい鳥の声が、狭い路地裏にこだました。
「オハヨ」マチは宣誓のように右手をしゅっと突き出してそう言った。
 マチの手は真っ白で、春のひかりをぼんやりと帯びていた。ぼんやりとその手を見ていると、なんだか眠くなった。
「マチ、何してたの?」
「さんぽ」
「起きたばっかり?」
「寝すぎちった」
 私は自転車を押してマチととぼとぼと散歩した。外は朝は肌寒かったけれど、今は歩いていると少し汗ばむほどの気温まで上がっていた。電線と雑居ビルたちに乱雑に切り取られた街の高い空を、鳴き交わしつつひっきりなしに飛び交う春の鳥たち、私たちはゆっくりと歩きながらそんな風景を見るともなく見ていた。
 私たちはそれぞれあたたかい缶コーヒーを自販機で買い、駅から少し離れたところにあるたこ(多幸)公園へたどり着いた。私とマチは予定のない天気のいい日にはよくここで何となく過ごす。
「そういえばさ」
「ん?」
「さっき店に荘くんが来てね」
「なになに?」ブランコに座っているマチは両足をばたばたとせわしなく蹴っている。
「「明後日アクアマターのライブに誘われたんだけど一緒にこないか」って」
「デートか!」
「そういうこと」
「やったー!」マチはブランコからたんっと飛び降りて両腕を上にぐんと伸ばして叫んだ。
「いや、誘われたの私だし」
「わがことのようにうれしいっ」
「よーし今日はなべだー」マチは私に背を向けて起き上がった猫のように盛大なのびをした。
「なべ、若干季節外れじゃない?」
「めでたい日は鍋パって相場がきまってるのよっ。ミコの恋愛成就を祝って今日は私のおごりで鍋だー」
「マチってば気が早すぎ」
私たちはスーパーでたくさん鍋の具材と酒とつまみを買って、大きなレジ袋を2人で片側ずつ持って帰った。2人でわいわい作った鍋は多すぎて全然食べきれなかった。飲みまくって酔いつぶれた私たちはリビングでそのまま気を失い、翌朝私は風邪を引いていた。私がなにも纏わず床で寝ていたのに対して、マチが抜け目無く毛布を被ってソファーを独占していたのが恨めしかった。
 荘くんは待ち合わせの駅前のマクドナルドへ15分遅刻してきた。10分でも20分でもなく15分遅れるというのがなんだか荘くんらしいなと私は妙に感心した。「蕗川ビンテージ」は私の家の隣町の、駅のロータリーから伸びる商店街の丁度真ん中のあたりにある。私はこの街に来たことがなかったのでライブハウスまで荘くんが先導してくれた。風は強く、空は重く曇っている。商店街や幾本かの路線でごちゃごちゃしたこの街は、私とマチが住んでいるところに比べてなんだか窮屈な感じだった。前を歩くやや猫背の荘くんに付いて駅からしばらく歩くとやがて「蕗川ビンテージ」に辿り着いた。荘くんが「あそこ」と指を指してくれなかったら私はそれがそうだと気付かなかっただろう。「蕗川ビンテージ」はどう見てもただの寂れた雑居ビルだった。よく見ると、ぽっかりと空いたビルの地下へと続く入り口の前に「アクアマター」のワンマンの掲示があった。その入り口の前に、いかにもバンドマンといった出で立ちの5人の男女が談笑していた。若いのか、それとも私たちよりずっと歳上なのか、いまいち判然としない風貌の人たちだった。その5人はやって来た荘くんを認めると手を振り、荘くんはそれに応えて私をほったらかしてポケットに手を突っ込んだまま5人に駆け寄った。荘くんが1人の男の横腹を肘で小突く、するとその男は笑いながら荘くんにヘッドロックを決め、ほかの人たちもげらげらと盛り上がった。どうやら荘くんととても親しい人たちらしい。少し話すと荘くんは突っ立っている私のほうに戻って来た。それから私の手を引いて、地下への階段を降りて行く。荘くんが近い、かつてないほどに近い荘くんのうなじから、シャンプーと煙草が良い塩梅に混じった私の好きな匂いが漂ってくる。匂いはたしかに近いけれど、暗すぎて当の荘くんの姿がよく見えない。なにかがずれている気がした。私たちは、どこか歪な気がした。私たちが、というか私だけが明らかに場違いだった。「マチは今どうしているだろう、そろそろ帰ってる頃かな、晩ご飯は私がいないから今日は外食なんだろうな」好きな男に手を引かれているというのに私の頭に浮かんで来るのはマチのことだった。やれやれ。
 2人分のチケットを荘くんが受付の初老の男に手渡す、そして荘くんはまたその男としばらく談笑し始めた。「ちょっとお手洗い行ってくるね」と私はその間に用を足した。戻ってくると受付の前に荘くんを中心に人だかりが出来ていた。荘くんの周りにおそらく10人以上はいたが、その中の誰1人として私の知っている顔はなかったし、荘くんを含め、そこに誰1人として私のことを気にする人はいなかった。私はまるで透明人間にでもなったかのような心持ちだった。あそこで人の輪に囲まれ楽しそうに話しているあの人はいったい誰なんだろう。いつも「鯤」に来て親しく話してくれるあの人。私がいつか「アクアマター」が好きだとこぼしたことを覚えてくれていて、デートに誘ってくれたあの人。でも冷静に考えると当たり前のことだったのだ。界隈で突出した人気を誇る若手バンドのフロントマンの荘くんと、街の隅でこそこそと暮らしている私みたいな誰も知らない地味な女なんて、そもそもステージが違うのだ。私は知らないライブハウスの柔らかくて厚い防音材の壁にもたれながら、誰にも知られず夜空でひっそりと翳りゆく月のように、緩やかに卑屈になっていった。誰かここから連れ出してくれないかな、これがまさしく「壁の花」ってやつね。卑屈の次にやってくる自嘲。思えば幾度も覚えたことのある感覚だ。いままでに縁のあった男はみんな、折々こんな風に私のことをないがしろにした。
 ほどなくしてライブが始まった。ライブは、よかった。横にいた荘くんは頻繁に何処かへ消えた。たぶん、知り合いの誰かと話しに行っているのだろう。そう、ここでは私以外のみんなが知り合いなのだ。ライブの終盤、ストロボが瞬くクライマックスの轟音の中荘くんは強く私の手を握ってきた。私はそれを知らんぷりした。スモークの甘ったるい匂いがやけに鼻についた。ライブ自体は、本当によかった。
 外に出ると小雨が降っていた。荘くんはライブの終わりからずっと私の手を握ったままで、駅の方へ私を引いて歩いていく。私はなにも考えずにそれに従う。疲れて、頭がぼーっとしていた。商店街の出入り口のアーチの辺りで、荘くんは「じゃあいまからウチで飲もっか」と切り出した。私はまっぴらごめんだと思い「えーと今日はもう帰ろうかな、明日も朝早いし…」と丁重にお断りした。
「別にいいじゃん、ご近所さんなんだしバイトは朝、俺の部屋から出勤すれば」荘くんはしつこかった。
「いやーやっぱ何だか悪いしルームメイトもいるんで今日は家に帰ります。今日はほんとにありがとう」
 私は返答に窮して言い訳にならない言い訳を口走っていた。そのとき私ははっと息をのんだ。荘くんは怒っていた。彼の表情こそ変わらないが、私なんかにプライドを傷つけられたこの男が激怒しているのがわかった。
 それから突如荘くんは声を荒げ
「んだよ、俺とヤりたいんじゃなかったのか?」
 と今まで私が聞いたことのない荒荒しい声音で言い放った。そのとき私は頭が真っ白になった。私はこの人が何を言ってるのかわからなかった。信じられなかった。この人も自分が何を言っているのかきっとわからないに違いない。そうであってほしい、と私は願った。
 私はいつの間にか私の肘を強く掴んでいた彼の手をばっと振り切り、夢中で駅まで走った。後ろであの人がこっちに向かってなにか喚いている気がした。私はそれから逃げるために全力で走る。とつぜん視界がぐにゃあと歪んだ。音のない雨は、いつのまにか本降りになっていた。頬を伝って落ちる生温いものが春の雨なのかそれとも涙なのか、わからなかった。
 マチは私に何も訊ねなかった。あの夜ずぶ濡れで帰ったきた私の
様子を見て何となく察したのだろう。お風呂から上がってきた私に何も言わずに中華粥を作ってくれた。荘くんはあの日以来鯤に来ることはなくなった。蓮さんは
「まあ今回は縁がなかったってだけさ。月並みな言葉だが男なんて星の数ほどいるんだぜ」と慰めてくれた。
 でもそれを言うならば女だってそうだ。それこそ私は荘くんにとって星の数ほどいる「都合のいい女候補A」にすぎなかったんだ。私はまた卑屈になっていた。このことをマチに話すと「処置無しね」の表情をされた。マチの「処置なしね」の表情。白いつるつるの眉間に少し皺が走りいたましげに私の顎辺りに視線を落とすこの仕草が私は密かに好きだ。ソシャゲの依頼はなんとか納期に間に合ったが、私は次の賞に挑む気力が沸かなかった。スランプに陥ってしまったのだ。なんだかどうしても力が入らなくて、私は湯葉のようにふやけてしまっていた。このままなんの意思も目的も持たず、たゆたうクラゲのように何処かへ攫われてしまいたかった。あの失恋で、まるで私とこの世界とを繋いで私を立たせているピンと張った一本の糸が、ぷつりと切れてしまったようだ。私は休みの日のほとんどを寝て過ごすようになった。
 私が一ヶ月以上もそんな状態だったので、放任主義のマチもさすがに見かねたらしく、「ミコ、餃子をやろう」と私に切り出した。パジャマの私はソファでクッションを抱いて寝転びながら「うぇえい」と曖昧に返事した、ミコが「マチはかわいいなあ」と言って後ろから抱きつこうとしてきたが私はそれをひょいと躱し、勢い余ったマチはフローリングでおでこを打ち「ぎゃっ」と叫んだ。そのとき私に被さったミコの身体はとてもひんやりとしていた。
 餃子の買い出しから仕度まで殆どミコがやってくれた。私はソファに寝転んで夕方のニュースを見ながらミコが手際よく餃子を包んで行くのを背中で感じていた。辛い時は甘えられるだけ相手に甘えるのが私たちの生活の掟なのだ。私とマチは、いまままでずっとそうやってきた。
「いざ!」待ちくたびれて私がうつらうつらし出した時にマチは意気込んで餃子を焼き出した。しゅわあと蒸気が立つ音とともに、むわっとした空気がリビングに立ち込めた。私は薄目でせかせかと餃子を焼くマチの背中を見ていた。「このまま帰りたくないな」そんな素朴な気持ちが不意に、去来する。私たちには他にいるべき場所があって、いつまでもこの生活が続くわけないのはお互い、何処かで理解していた。けれど私たちはそれに気付かないフリをしている。
 マチの背中って小さいんだなあ。そんなことを考えると何だか目頭が熱くなってきたので、私は寝返りをうち、狸寝入りを決め込んだ。クッションに顔を埋めてきゅっと眼を瞑っていると、まるで幽霊になって、空中を漂いながらミコのことを見守っているような、ふわふわと暖かくて寂しい気持ちになった。
「ほらほら引きこもりさん、餃子が仕上がって来たわよ。テーブルにお皿とビール出しといて」
「あいさー」
テーブルの皿に綺麗に連なって円になっているマチの餃子はつやつやでぱつぱつだった。マチは餃子の達人だ。マチよりおいしい餃子を作る女を私は知らない。
「じゃあ、餃子にかんぱーい」
「かんぱーい」
最初の一皿を私たちはあっという間に平らげた。
「じゃあ第2波いきまーす」
「いえーい」
マチは餃子をじゃんじゃん焼いた。私がもう食べられないよと喘いでも取り合わず焼きまくった。マチは何かに取り憑かれたようにワインを呷りつつ、一心不乱に餃子を焼き続けた。「餃子の鬼や…」私がそう呟くとマチはこっちを振り向いてにいっ、と歯を出して笑った。
 餃子パーティも無事に終わり、私たちはソファで映画を見ながらワインをちびちびと飲んでいた。
「ミコ、この映画つまらないね」
 マチがずっと見たいと言っていたから私がバイト終わりに借りてきてあげた映画だった。
「たしかに、脚本は悪くないけど演出が単調だね」
 マチは冷蔵庫から新しい缶チューハイを持って来てぐびと勢い良く飲んだ。それから酒の勢いを借りたようにこう言った。
「ミコ、屋上に行こうか」
 私は缶ビール、マチは缶チューハイを片手に最上階の廊下のフェンスを跨いだ。マチは私の手を引いて真っ暗で何も見えない中、屋上へと続く鉄骨階段を上がっていく。あれだけ餃子を焼いたにも関わらずマチの手は冷たかった。たん、たん、と微妙にずれたふたつのゆっくり階段を踏む冷たい音が闇の中密やかに響く。酒気を帯びたマチのにおいがする。なんだか懐かしいにおいだ。毎日のように嗅いでいるはずなのに。私はマチをぎゅっと抱きしめたかった。
屋上は無風だった。しんとしていて、まるで世界が止まったみたいだった。私たちの住むマンションは台地のてっぺんに建っているので、屋上からは街が良く見渡せる。酒の缶を持った私たちは並んで囲いの柵に凭れて、街の灯をぼんやりと眺めていた。不意にささやかな音で聞き覚えのあるイントロが流れ出した。最初はか細い月明かりのような調子のその曲は、やがて雲の隙間から抜け出して鮮烈な満月となる。
「Tomorrow never knows」
 私はこの曲を聴いた時にいつもこんな印象を受ける。いつかマチはこの曲のことを夜の森の奥で誰にも知られずに燃える焚き火みたいと言っていた。思えば、性格がまるで違う私たちを繋ぐきっかけとなったのはこの曲だった。
 
 あれは私がまだ大学一年生のときの冬だった。私はサークルの先輩に合コンに来てくれと頼まれて不承不承承知した。相手は同じ大学の違うサークルの連中だった。明らかに人数合わせで参加した合コンだ、面白いはずもなく、私はうんざりした。いつ「じゃあ私はこの辺で…」と切り出そうかずっと迷っていたが、二次��のカラオケにも流れで行くことになってしまった。そしてそのカラオケに遅れてやって来たのがマチだった。先輩の説明によると、マチは男側の知り合いだそうだ、それで先輩とも面識があったので呼ぶ運びとなったのらしい。部屋に入って来たマチを見て私は「きれいな女の子だなー」とうっとりとした。マチは空いていた私の横にすとんと座った。思わず頬が緩むようないいにおい��した。スキニーを穿いた華奢な脚のラインが綺麗で、横に座っていると、私の若干むくんだそれと比べずにはいられなかった。マチは終止にこにこしていた。男たちは明らかにみんなこの場で一番綺麗なマチを狙っていた。私は半ばいやいや参加したとはいえ、やはりみじめな気持ちだった。下を向いて鬱々としていると私にマイクが回って来た。あまり歌は得意ではないのだが…と思いつつ私は渡されたマイクを掴み、ええいままよとミスチルの「Tomorrow never knows」を歌った。歌っている時にマチがじっとこっちを見ていたのを不審に感じたが私は気付かないふりをして歌いきった。合コンはつつがなく終わった。解散してターミナル駅のコンコースを歩く私たちの集団は1人ずつ空中分解していき、やがて私とこの初対面で良く知らないマチという女の子だけが残った。私たちは無言で微妙な距離を保ちながら並んでしばらく歩いた。
「私って合コンとか苦手なんだ~」やにはにマチが間延びした調子で呟いた。それからふわあと大きなあくびをした。私はその様子を見てなんて美しいひとなんだろうとうっとりした。合コンのさなか、表面上は取繕っていたが、明らかに退屈そうにしていたのも見て取れたので、私はマチに好感を抱き始めていた。
「なんか私同世代の男の子って苦手だな、何話したら良いかよくわからないし」
「私もああいう場は少し、苦手」
「ねえ、お腹空かない?」
「ちょっぴり」
「ラーメンでも食べにいこっか」
「うん、いいよ。この辺?」
「うん、北口からちょっと歩いたところにおいしいラーメン屋があるんだ。塩ラーメンなんだけど、大丈夫?」
「大丈夫、塩ラーメン好きだから」
「それではお嬢さま、エスコートいたします。」
 とマチは腰を落として片足を後ろに引く紳士の挨拶のポーズをした。
「で、では、よろしく」
 私もコートの腰のところを両手でつまんで膝を曲げ淑女の挨拶でぎこちなく応じる。
 私たちは改札の前で踵を返し、ラーメン屋へと向かった。
「ミスチル、好きなんだね」
「うん、親の影響なんだけど」
「私も好きなんだ。だから、君がさっき歌ってたとき嬉しかった。周りに音楽の趣味が合う人がいなくってさ、ミスチルとか今の若い人もうあんまり聴かないもんね」
「うん、カラオケとか行くとみんな今時の曲ばっかり歌うもんね。特に合コンなんかだと顕著」
「男も女もなんだかんだ言っても最終的に画一性を自分に強いたほうが楽なのだということなのかも知れんね。ところで君、名前は?」
「私はフジサワミコ。あなたは?」
「私も名前二文字なんだ。湊マチ」
「みなとまち」
「マチでいいよ」
「わかった、私のこともミコって呼んでよ」
「そうだ、ハタチになったら一緒に飲みにいこうよ。ライン交換しよ」
 
 それがきっかけで私たちはことあるごとに2人でつるむようになった。私がこっぴどく振られた時も、マチの就活が難航を極めていたときも、いつも酒なんかを飲みながら互いに慰め合った。ルームシェアをしようと言い出したのはマチのほうからだった。それは私が就職を諦め夢を追うことにするとマチに打ち明けた次の日だった。
「私はミコがどんなでもそばにいてあげるよ」
 マチはことあるごとにこんなことを言うのだった。
「どんなのでもって、もし私がアメーバみたいな真核生物でも?」
「アメーバでも好きだよ」
「私も、マチがアメーバでも好き」
 赤ら顔の私たちは屋上で「Tomorrow never knows」を歌った。
「はーてしなーいやみのむーこうへーおっおー てをのばそー」
呂律の回らない舌で私たちは叫びながら柵の向こうへ両手をぴんと伸ばした。伸ばした指の先に、滲んでぼやけた街の灯りたちが、きらきらと輝いていた。
 
 私はそのプロポーズを受けることにした。相手は麗さんという人で、マチの紹介で知り合った10歳上の高校の生物の教師だった。マチはあの失恋以来落胆している私を励ますために、荘くんとは真逆のタイプの男を紹介してくれたのだった。交際は、以前の私ではとても考えられないくらいにうまくいった。私は素敵な男をあてがってくれたマチに心の底から感謝した。彼はとても良く尽くしてくれたし、私も彼のことがとても好きだった。彼と付き合い出してから、彼の家に泊まって部屋に帰らないこともしばしばあった。そして私と対照的にマチはその頃からだんだんと不安定になっていった。なにかといらいらしてたまに私にあたるようになったのだ。私は何故そうなったかマチに聞くこともなかった、何となく察しがつくだけに余計聞く気がしなかった。喧嘩も私が帰らなくなった日のぶんだけ増えていった。
 ある日3日間麗さんの家に泊まってから帰ると、私の部屋のものが全部廊下に放り出されていた。
「なにこれ」私はこっちを振り向きもしないリビングでソファにかけてテレビを見ているマチに問いかけた。
「もう出て行くのかと思って部屋を片付けといてあげたよ」
「ばかじゃないの?ほんとガキだね」
 なんてみっともないんだ。私にいつまでもこだわって、ばかばかしい。
 ずかずかと歩いてリビングに入ると不意にマチが振り向いてこっちをきっと睨みつけたので私は立ち竦んでしまった。
「ミコ、ミコの夢は、努力は何だったの?なんで…そんなに簡単に諦めるの?」
 マチの声は掠れていた
「前にも言ったけど私には才能がないんだしもう筆を折ったんだよ」
「なんでも手に入れることのできるマチには私のことはわからないよ。知ったような口を聞かないで」
 私はいつしか心の何処かで自分の夢と、マチから解放されたいと思い始めていた。
「そういえば言ってなかったんだけど私あの人にプロポーズされたんだ」
マチはまたテレビの方を向いて石像のように固まって何も言わなかった。
「おめでとうとか、ないの?」
マチは依然としてだんまりだった。
 そのとき、私の頭のなかでぐわん、という音がした。誰かに後頭部を殴られたような衝撃だった。それから涙が、とめどなく溢れてきた。私は泣きながら廊下に放り出された荷物を出来る限りまとめた。それから麗さんに電話をしてワゴンを出してもらい部屋の私の家具や持ち物を全て、3往復して麗さんの家に運んだ。それっきり、あの部屋には二度と戻らなかった。それはあまりにもあっけない幕切れだった。麗さんは「人のつながりなんて、そんなもんさ」とやけに達観した口ぶりで私を慰めてくれた。3ヶ月後に披露宴の招待をマチにラインしてみたが既読すら付かなかった。
 
 「もう、終わりにしよう」
 別れを切り出したのは英治のほうからだった。英治はセックスが終わってしばらくして呟くようにそう言った。実のところ私は、英治のほうからそう言ってくれるのをずっと待っていた。いかにも安ラブホテルの調度品といった感じのチープなガラスのテーブルの上の、パフェ皿の底に残って溶けたソフトクリームがピンクの照明を反射しててらてら光るのを、私は裸でシーツも被らずに茫然と眺めている。英治がシャワーを浴びる音が聞こえる。英治が上がったら私もシャワーしなくちゃ。…どうしてこうなっちゃったんだろう…どうして。やにわにテーブルに起きっぱなしのスマホが震え出した。ガラスの上でがちゃがちゃ騒ぎ立てるそれに私はいらっとして。ぱっと手に取った。その画面には「麗さん」と表示があった。
「来月の裕太の体育祭どうする」
 メッセージの内容はこれだけだった。私はスマホの画面を暗転させて枕元にぽんと投げ捨てベッドに潜り込んだ。麗さんと英太にはもう一年以上会っていなかった。毎日仕事漬けで夫と子供を捨てて出て行き、愛人と日中に安ラブホにしけこんでいる私のような女が今更どの面下げて元伴侶と息子に会いに行けばいいんだ。いやだ、このままなにもしていたくない。この地の底のような穴ぐらで、誰にも干渉されずにずっと踞っていたい。
「ミコ、ミコ、ミーティングに遅れちゃうよ。起きて」
そうだ、私は次の作品の企画ミーティングに行かなければならない。何せビッグタイトルのナンバリングだ。集中しなければ。
ミーティングはかなり難航したもののなんとかまとまった。私も英治も、いつものようにメンバーに振る舞った。私たちの関係に気付いている人は、どうやら1人もいないようだった。帰りがけに私と英治は小さな居酒屋に寄った。ここは私たちが関係を持ちだしたころ英治が教えてくれた店だ。
「今度のプロジェクト、うまく行くといいな」英治は燗を呷って少し上機嫌になっていた。昼間のラブホテルでの言葉を取繕うためなのかもしれない。
「なんたってミコには実績があるもんな。大丈夫、ミコならこの先一人でもうまくやっていけるさ」
「聞きたくない…」
「え?」
「「聞きたくない、そんな言葉」」
 私は思わずそんなことを口走りそうになったが、かろうじてそれを飲み込んだ。
「英治はどうなの」
「どうって?」
「この前も辞めたがってたじゃん。この仕事、自分に向いてると思う?」
 そうだ、私が英治の仕事や家庭の愚痴を聞いてあげるようになったのがこの関係の始まりだった。
「うーん…向いていようが向いてまいが、俺にはやるしかないな。やっぱり何度も言ってるけど、自分の夢のために邁進してきたミコと俺はスタンスが違うよね、それに俺…」
「俺?」促しても英治は先を言うのを躊躇うので私はいらいらした。握りしめた水割りを私はぐいっと飲んだ。
「俺…2人目ができたんだ…」
「ふうん、おめでとう、ね」
「そうなんだ、だから、この関係もそろそろ潮時なのかなって。」
 私はカウンターに万札を叩き付けて店をあとにした。なにも英治に腹が立った訳ではない。私は全てがいやになってしまったのだ。夢も、仕事も、家族も。
「違う…私は…私は…」
 私は無意識にそう呟きながら明後日の方向へ駆け出していた。後ろで英治が私を呼びかけながら付いてきていたが私はその声がしなくなるまで走り続けた。走って走って、私は知らないバーに駆け込んだ。それからジャックダニエルのロックを注文した。なにも考えたくなかった。ぼうとそれをちびちびなめていると、やにはにスマホがポケットのなかで震えた。英治がなにか取繕うためのメッセージを送ってきたのかと思い私はうんざりしながら画面を見た。しかしそこに表示されていた名前は「英治」ではなく「マチ」だった。
私は反射的にスマホをカウンターに伏せて置いた。そしてウイスキーを飲み干しておそるおそる画面をタップして内容を確認すると。
「久しぶり、突然ですみません。今度会えませんか。」とあった。
私は胸がざわざわした、けれどもう何も考えないことにした。すぐにマチに「いいですよ」と返信した。
 待ち合わせは2人が分かりやすい場所が良いとのことで「鯤」にした。私は待ち合わせの時間より少し早くに鯤に来た。
「いらっしゃい。おお、ミコ」
 蓮さんは最近白髪が増えたものの相変わらず元気だった。私は鯤には昔のなじみで今でもたまに来るのだ。
「ごぶさたじゃないか。仕事忙しいのか。なんか、顔が疲れてるぞ」
「うん、ちょっと最近いろいろあって、でも大丈夫だよ、ありがとう」
 蓮さんはいつでもぶれずに蓮さんなので話していると私は安心する。蓮さんって私にとってオアシスのような人だ。
「今日ね、マチと会うんだ。ここで待ち合わせしてるの」
「マジで!すごいな、何年振りだ?」
「10年振り…」
「そうか、あれから10年も経つのか…なんかあっというまだな」
「うん、いろいろあったね」
本当にいろいろあった。でも、私とマチの時間はあの時のまま止まっている。私が部屋を飛び出したあの日のまま…マチはいったいどうしていたのだろう。
 私は緊張してテーブルにかけて俯いていた、しばらくしてドアに取り付けたベルがからん、と鳴った。顔を上げると、入り口にスプリングコートを着たマチが立っていた。そのシルエットは背後から射す春の陽射しに象られていた。
「おおお、マチちゃん!久しぶりー!」
「マスター、お久しぶりです。」
「相変わらずべっぴんさんだね。ここに2人がいるとなんだかあの頃に戻ったようだな。ゆっくりしていってな」
「マスターも相変わらずみたいで。ありがとうございます」
マチははにかんだように微笑みながら、私の向かいに掛けた。私は気恥ずかしかった。何を話したらいいのか全くわからない。マチもそうなのだろう。ずっとそわそわして後ろを振り向いたりしていた。私はマチが少しだけふくよかになっていることに気が付いた。
しばらくしてマチが話し始めた。
「最近いろいろあって考えたの…私どうしてもあのときのこと謝っておきたくて…寂しくてミコを傷つけることしかできなかった。ミコがいないとだめなのは自分のほうなのに、そして、そう思えば思うほど心細かった。こんな風にミコを呼び出して謝るのも独りよがりだけど。どうしてもそれだけは伝えたくて、ほんとにごめんね、ミコ」
そう言ったマチの眼から涙がひとすじ流れ落ちた。
 そうか、みんな寂しかったんだ。私とマチだけじゃない。麗も、英治も、それから荘くんだって。ミコの涙を見て私のなかで何かがはらりと落ちていった。それはたぶん、いつの間にか私の心に巣食っていた「あきらめ」のようなものだった。
「いいんだよ、マチ、もういい」
「あ、あり、ありがとう、ミコ、うわーん」
 マチはぐしょぐしょに泣いてバッグから出したハンカチで顔を抑えていた。ほかの客もびっくりして、カウンターに掛けているおばあちゃんも「あれあれ」と茶化してきた。私もつられて泣きそうになったがこらえてマチの手をとって店の外へ出た。
 私は泣き止んできたマチの手を引いてしばらく歩いた。
「見てマチ、ここのスーパーでよく買い物したよね」
「あっこの公園覚えてる?よくブランコ漕ぎながら酒飲んだよね」
 マチは鼻をすすりながら「うん、うん」と相槌をうつ。
春の気持ちのいい暖かい風が、懐かしい気持ちを呼び起こす。マチの手は、あの頃と同じで冷たい。
 私はマチの手を引きながらマチとの部屋を後にしてからのことを吶吶と話した。結婚して間もなく、昔穫ったグランプリの作品を目にしたディレクターに大手ゲーム会社のシナリオライターとして抜擢されたこと…麗さんとの子供が産まれたこと…仕事が多忙なのが原因で離婚したこと…仕事が忙しすぎて疲れていること…同僚の不倫相手との関係が終わったこと…
 マチは私のところどころくすりと笑いながらただ聞いてくれていた。
「ぜんぶミコだね」
「え?」
「恋愛でポカするのも、仕事や夢に疲れて参っちゃうのもぜんぶあの頃と同じミコだ。ミコは私が知らない間もミコをやってたんだね」
「たしかに、全部わたしだ。わたしらしい…わたし」
 そしてマチもずっとマチだ。あの頃と同じ、強い肯定も否定もせずただ私に寄り添ってくれる。そんなマチを見ていると今日の朝までずっと私を苛んでいた罪の意識や漠然とした憎悪が緩やかに解れていった。
「ねえマチ」
「ん?」
「屋上に行かない?」
私たちの住んでいたマンションはまるでタイムスリップしたかのようにあの頃と同じで、どこも全く変わっていなかった。
 いけないことと知りつつ、私はマチの手を引きそうっと忍び足で、屋上への階段を昇る。
 私たちは昔のように並んで囲い柵によりかかり街を見渡した。
「どこもかしこもなーんにも変わっていないね」
「そだね、あ、でも私は少し変わったかも」
「どんなところが?」
「私、結婚するんだ。式は挙げないことにしたんだけど。それでね、今お腹に赤ちゃんがいるの」
「え?」
私は不意をつかれて唖然とした。
「何ヶ月?」
「3ヶ月」
「えーっと…夫さんはどんな人?」
「優しい人だよ、今の職場で知り合ったの」
「おめでとう、マチ」
「ありがとう、ミコ」
私たちは手を繋いだまま顔を見合ってくしゃっと笑った。
「これ、覚えてる?」
 私はスマホのプレーヤーを開いて再生をタップした。
「うわ、懐かしい、私今でも聴いてるよ」
「私も聴いてる」
 あの夜この屋上でマチと一緒に歌った…そしてマチと私を繋ぐきっかけになったこの曲。
「Tomorrow never knows」
 私たちはあの頃を思い出しながら小さな声で一緒に歌った。これまでと、これからの全てが、発酵するパン生地みたいに私のなかでふわり広がって行った。
 心のまま僕は行くのさ、誰も知ることのない明日へ
 そうだ、私とマチは私とマチのままで、あの頃のような万能感はなくともしっかりと歩いて行くんだ。癒えない傷を抱えながら。あらゆる柵に絶えながら。
 私たちの目の前には、霞がかってぼやけたなんでもない街が広がっていた。
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foucault · 6 years
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今日も日野さん在店されてます。Luftの桶田さんによるデザイン。日野さんの紹介文と、桶田さんからメールいただいた、ご自身による解説を下に。 なめたい(和田助製作所×桶田千夏子) cooking & serving spoonという名のステンレスのしゃもじ、または、大きめのサジ。デザインした桶田さんは木村硝子店で、ずっと自分が欲しかったしょうゆ差しを作り、大ヒットさせました。このしゃもじも、ずっと、自分で欲しかったものです。約7ミリの直径の差(孤の描き方も違います)。これは料理をする人にとっては、<このくらいの差、と思うかもしれないけれど、この差が重要>という差です。豆をサーブしたり、ピラフをサーブしたりの<つぶつぶ>のサービスには大活躍。わたしの知人は<これで、ワンパウンドのアイスクリームをすくって、思いっきり舐めたい>と叫んでいました。料理でも、最後にひと舐めしたくなるしゃくしです。(日野) Cooking & Serving spoon という、調理ベラにも使えて、拭ってそのまま食卓でも使っていただけるような、スプーンです。へらのようなさじ、道具のようでいて、道具然としていない、形状、気配を目指してデザインしました。食卓で存在感を発しすぎない、ただ、道具をそのまま出すほど粗雑にならない、ように。 巾が狭めで壺形状の浅い w54 と、巾が若干広めで壺形状が若干深い w61 の二種類です。 用途としては、w54は小回りがきくので、小さめの具材をさっと混ぜたり、盛りつけたり、パックからヨーグルトをすくったり。w61は、大きめの具材をざっくりと混ぜたり、崩れやすい煮ものや汁気のある料理を盛りつけたり、に向いています。 柔らかなカーブ形状で、崩れやすい煮ものでも、下から手を差し入れるような感覚でやさしく掬えます。又、全長がある程度あるので、ボウルや鍋、器の中に沈みこみにくくできています。 新潟は燕市の和田助製作所さんが取り纏めてくださって、製作は燕のカトラリーひとすじの工場が担ってくださっています。 製作現場を見せて戴いた折、10代の頃からずっと仕上げ磨きをなさってきた80代の職人さんお二人(自転車通勤!)がこのスプーンを磨いてくださっている背中を拝見し、号泣でした。道具に近いかたち、仕上げの寸止め加減、塩梅が佇まいを左右するので、ありがたい限りです。(桶田) (工藝風向)
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y-masuyama · 3 years
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今日のおつくね 一つは若狭梅の梅干し もう一つ越前大野の醤油屋さんの’はまな味噌’ はまな味噌は福井の冬の季節料理で食べる味噌ですよ。 #onigiriaction #越前東郷 #おつくね #おにぎり #はまな味噌 #はまなみそ (福井県福井市) https://www.instagram.com/p/CUtkrRFh-VN/?utm_medium=tumblr
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onetree1985 · 6 years
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4月 パーマカルチャー堂平
 今年の春の訪れは、驚くほどに早かった。桜の開花、藤の開花、山々の新緑。例年の感覚から比べると、半月~1ヵ月は早いのではないだろうか?桜が咲いたかと思うと暑い日々が続き、4月の14日には藤が開花した。4月後半には新緑が最盛期だ。今年の梅雨や夏はどうなるのだろう?そんなことを思いながら、今年の種まきは周りの緑の動きに合わせて早め早めにおこなっている。
 4月7日と8日に、第2回目の堂平塾をおこなった。4月の慌ただしい時期にも関わらず、また多くの仲間が参加してくれた。今回の内容は、畑の話と森の散歩、土場の開墾だ。
 我が家の畑は、家の前に広がるなだらかな傾斜に作られている。そこに人の歩く動線が作られ、畝は南北に立てられている。傾斜に対して若干傾いて畝立てしており、人の歩く大きな道に向かって水が動くように工夫してある。
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(人参、大根、イチゴ、ニンニクなどは連作畝で毎年同じ場所に作る。夏野菜と春秋の葉物根菜類は毎年畑をお互いに入れ替えて、連作障害を回避するようにレイアウト。コンパニオンプランツを多用し、病害虫を防ぐ工夫もしている。)
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(この地は山の中腹で、土も深く柔らかい。足でぼんぼん叩くと、振動が太鼓のように周りに伝わる。空気が土にたくさん含まれている証拠だ。)
 みんなで畑の話をした後は、森の散歩。森とは自然界の循環のモデルであり、生と死が混在し、全てが生かし合っている場所。森はいつも多くの気づきを与えてくれる。今回はみんなで「掘割(ほりわり)」と呼ばれる昔の山道を歩いてみた。掘割とは読んで字のごとく、斜面を掘って割ったようにつくられた人の歩く道。幅は人一人が通れるほどの狭いもので、山の地形に沿って実に見事に作られている。昔の人はこの道を通って薪を拾ったり、畑をしたり、木を切ったりしていた。この道のすごいところは、獣と人が共存しているところだ。人の歩く道を獣も通る。人と獣が通ることで枝が払われ、山に巡る風の通り道が作られ、林内の環境を清々しい状態に維持してくれる。現代の道づくりと違い、道の脇の植物も全く傷んでいない。人が暮らすということは、本来山と密接な関係を持っており、人が暮らしに必要な仕事をすることで、人里周辺の環境は常に明るく、多くの動植物を育んできた。この道一つ見るだけで、そういったことがどんどん伝わってくる。
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(死んだ松が、植物や虫といった新しい命の温床となる。生きるも死ぬも、始まりも終わりも無い世界。)
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(沢の流れに水の働きを学ぶ。水がどうやって地形をつくり、自らの流れを緩めるのか。水のつくる地形は周辺とどのように連動しているのか。それを沢が教えてくれる。)
 その後はみんなで開墾作業。ススキを抜いたり、枝を燃やしたり。人の氣と火の力で、場の空気がガラっと変わっていく。人の暮らしの息吹が、土地を生き生きとさせていく。ここは薪を貯蔵したり、材木を置いたり、道具を置く場所として利用する予定。毎月毎月景色が変わっていくことがとても心地いい。
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パーマカルチャーとは、固定観念を一つ一つ取り外し、世界や命のありのままの姿に氣付くこと。持続可能な農的暮らしを通して、永続している魂や自分自身の姿に氣付くこと。1本1本枝を拾ったり、薪を割ったり、ススキを抜いたりする作業を通して、実は自分の感性が磨かれて世界の見え方が少しづつ変わっていく。コツコツ、コツコツ、変わっていく。
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