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#秋田公立芸術大学
sabo-pon · 1 year
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『サバイブするアートの旅』をテーマにさっぽろ天神山アートスタジオでトークがあった。服部文祥さんがいつも山で飲むチャイをウェルカムドリンクとして供され感激。トークは主に『国際芸術祭あいち2022』の展示での制作裏話を軸に進む。途中、服部さんが「サバイブする旅のアートじゃないの?」と突っ込みをいれてたのが良かった。トークのあとは、コラーゲンたっぷり北海道の鹿の骨スープ(服部さん手製)と私がみやげに持参したラズベリーの天然酵母カンパーニュ(現代美術家・磯崎道佳さん手焼き)をみんなでいただきました。ごっつあんです!
蛇足★質問コーナーでは鹿を撃ったライフルの薬莢が限定3名までもらえるとのことで、服部さんに質問してゲットしてきましたw
*トークは秋田公立美術大学大学院の主催で『サバイバル複合芸術 ― Survive with Transdisciplinary-Arts』vol. 4『「共生」―サバイブするアートの旅』として、実施されました。
Vol. 4「共生」―サバイブするアートの旅
・ゲ ス ト: 服部 文祥(作家・登山家)、石川 竜一(写真家)
・モデレーター: 宮本 一行
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kennak · 10 months
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ジャニーが同性愛者(真性の少年性愛者、児童性愛者)であり、事務所に所属する男性タレントに対して性的児童虐待(同性愛行為の強要)を行っているとの話は、1960年代から散発的に繰り返し報道されてきた。 まず、駐留米軍の「在日軍事援助顧問団 (MAAGJ)」に勤務していた頃(1958年~1966年)から、外交官ナンバーの車(クライスラー)で新宿・花園神社の界隈に繰り出し、「ケニー」、「L」、「牛若丸」といったゲイバーで遊んでいたこと、更に新宿駅南口で網を張り、田舎から出てきた少年たちに声をかけては、常宿の「相模屋」(1泊600円のベッドハウス)に連れ込んでいたことを、当時のゲイ仲間・原吾一が、著書『二丁目のジャニーズ』シリーズで明かしている。 ジャニー喜多川が最初に手がけたタレントは「ジャニーズ」の4名(真家ひろみ、飯野おさみ、あおい輝彦、中谷良)で、当初は池袋の芸能学校「新芸能学院」に所属させていたが、学院内にてジャニーが15名の男子生徒たちに性的児童虐待行為をしていたことが発覚。 オーナーの名和太郎学院長(本名:高橋幸吉。2000年6月7日に急性心不全で逝去。81歳没)はジャニーを1964年6月28日付で解雇した。 しかしジャニーが、ジャニーズの4名も一緒に引き連れて出て行ってしまったためにトラブルとなり、ジャニーらが所属中の授業料やスタジオ使用料、食費など270万円を求めて学院長がジャニーを提訴し、裁判へと発展した (通称:ホモセクハラ裁判)。 なお、当時のジャニーは在日軍事援助顧問団(MAAGJ)に在籍する下士官事務職員として、米国軍人および外交官の立場にあったが、新芸能学院との騒動は「MAAGJの公務の範囲外の職業活動」で起こった問題であるため、「外交関係に関するウィーン条約」(日本では1964年6月8日に発行)の第31条1項による外交特権「外交官は接受国の刑事・民事・行政裁判権からの免除を享有する」の対象から漏れ、訴えられた。 この裁判は長期化し、1964年から実に4年に渡って行われた。 ジャニーズの4名も実際に証言台に立っており、その証言記録は『女性自身』(1967年9月25日号)、『ジャニーズの逆襲』(データハウス刊)、『ジャニーズスキャンダル調書』(鹿砦社刊)にて再現されている。 『週刊サンケイ』(1965年3月29日号)でも「ジャニーズ���動 “ジャニーズ”売り出しのかげに」として5ページの記事が組まれた他、ルポライターの竹中労も、著書『タレント帝国 芸能プロの内幕』(1968年7月、現代書房)の中で「ジャニーズ解散・始末記」と題してジャニーの性加害について言及した (当書はその後、初代ジャニーズを管理していた渡辺プロダクションの渡邊美佐の圧力で販売停止)。 なお、『ジャニーズスキャンダル調書』では「同性愛」という表現自体を否定しており、ホモセクハラである以上、「性的虐待」、善意に表現しても「少年愛」であるとしている。 『週刊現代』(1981年4月30日号、講談社)にて、「『たのきんトリオ』で大当たり アイドル育成で評判の喜多川姉弟の異能」と題し、ジャーナリストの元木昌彦がジャニーの性趣向問題について言及。 (直後、ジャニーの姉のメリー喜多川から編集部に「今後、講談社には一切うちのタレントを出さない」と猛クレームが入り、元木は処分として『週刊現代』から『婦人倶楽部』の部署へと異動させられた。 この件については、『週刊文春』(1981年5月28日号、文藝春秋)でも、「大講談社を震え上がらせたメリー喜多川の“たのきん”操縦術」と題して報じられた。 なお、ジャニーの性的児童虐待についてメリーは、「弟は病気なんだからしょうがないでしょ!」と言ってずっと放任していた) 雑誌『噂の眞相』(1983年11月号)が、「ホモの館」と題してジャニーズ事務所の合宿所の写真を公開。 元所属タレントの告発も相次いだ。 元フォーリーブスの北公次は『光GENJIへ』(1988年12月)、 元ジューク・ボックスの小谷純とやなせかおるは『さらば ! ! 光GENJIへ』(1989年9月)、 元ジャニーズの中谷良は『ジャニーズの逆襲』(1989年10月)、 元ジャニーズJr.の平本淳也は『ジャニーズのすべて ~ 少年愛の館』(1996年4月)、 豊川誕は『ひとりぼっちの旅立ち ~ 元ジャニーズ・アイドル 豊川誕半生記』(1997年3月)、 山崎正人は『SMAPへ』(2005年3月)をそれぞれ上梓。 タレントの生殺与奪の全権を握るジャニーの性的要求を受け入れなければ、仕事を与えられずに干されてしまうという実態が明るみに出た。 中でも『SMAPへ』は、ジャニーが行っていた性行為の内容について最も細かく具体的に描写しており、少年に肛門性交を強要していたことも明かしている。 同じく元Jr.の蓬田利久も、漫画『Jr.メモリーズ ~もしも記憶が確かなら~』(竹書房の漫画雑誌『本当にあった愉快な話』シリーズに掲載。著:柏屋コッコ、2014年1月~2015年4月)に取材協力する形で暴露している。 ジャニーは肛門性交時にノグゼマスキンクリーム、メンソレータム、ベビーローションなどを愛用しており、少年隊もラジオ番組で、錦織一清が「ジャニーさんと言えばメンソレータム思い出すなぁ・・・」、東山紀之は「合宿所はいつもメンソレータムの匂いがしてた」など、分かる人には分かるギリギリの発言をしている。 元Jr.の星英徳も、ジャニー喜多川の死後になってネット配信で、「ただのJr.だった自分ですら、何十回もやられた。 ジャニーさんが特に好んだのは、小中学生の段階のJr.。 時には平日の朝から学校を休んで合宿所に来いと呼び出され、マンツーマンで性行為を受けた。 その最中は、当時付き合ってた彼女のことを毎回必死に頭で思い描きながら耐えてた。 メジャーデビューしたメンバーは必ず全員やられている。 必ずです! 全員やられてる! そもそも断ったらデビュー出来ない」と幾度も打ち明け、ジャニーによる性被害や当時の事務所内での異常な状況を説明した。 ジャニーズの出身者以外からも、浜村淳が関西ローカルのラジオ番組『ありがとう浜村淳です』(MBSラジオ)の中でジャニーのことを「あのホモのおっさん」と発言したり、ミュージシャンのジーザス花園が、2009年発表の自作曲『ジャニー&メリー』で、AV監督の村西とおるもブログやTwitterで糾弾している。 ジャニーに対する感謝、愛情が誰よりも強いことで知られるKinKi Kidsの堂本剛(児童劇団の子役出身)は、小学5年生の段階で子役活動を辞め、一旦芸能界を引退していたが、姉による他薦でジャニーズのエンターテインメントの世界に触れ、自分もスターになって成功したいという感情が芽生える。 しかし成功するためには、まだ幼い小学6年生の段階からジャニーの性的な行為を耐え忍ぶしかなく、剛が中学2年生の14歳の時に奈良県から東京の合宿所に正式に転居してからは、ジャニーの性行為は更に過熱していった。 当時剛と非常に親しい関係にあった元Jr.の星英徳も、「剛は普通のJr.たちとは違うレベルの性行為をジャニーさんから受けていて、そのことにいつも悩んでた。剛が病んじゃったのはジャニーさんが原因」と、2021年6月25日の深夜にツイキャス配信で証言した。 剛にしてみれば、確かにジャニーには芸能界で大成功させて貰って感謝はしているものの、幼い頃から異常すぎる性体験を強いられ、自分の心と体を捨て去るという代償を払わされてきた訳であり、更に人一倍繊細な性格がゆえ、15歳からは芸能活動へのストレスも相まってパニック障害を抱えるようになり、長年に渡って自殺を考えるほどに苦しんだ時期が続いた。 自分で選んだ道ではあるし、ストックホルム症候群、トラウマボンド(トラウマティック・ボンディング)、グルーミングなどの効果によって、ジャニーに対して大きな感謝はしつつも、もしジャニーと出会わなければ、こんなにも苦しい思いをすることは無かった、という愛憎が入り混じった複雑な感情から、剛の自作曲『美しく在る為に』は、ジャニーへの思いや、芸能活動への葛藤が描かれた曲だと、一部のファンの間では解釈されている。 その歌詞の一部には、 「あたしが悪いなんて 云わせないの あなたが悪いなんて 云う筈がないの 人は勝手だったもの 何時も勝手だったもの 美しく在る為に 勝手だったもの」とある。 [1] 元光GENJIの諸星和己も、2016年11月6日放送のバラエティ番組『にけつッ ! !』(日本テレビ)に出演した際、千原ジュニアとの会話でジャニーについて、 千原 「数年後に大スターになると見抜くその力よ」 諸星 「違う違う、たまたま、たまたま」 千原 「先見の明がすごいんでしょ?」 諸星 「僕の考えだと、“結果論”だね。 あの人(ジャニー喜多川)の目がいいとか、見抜く力がすごいとか、“全く”無い!」 と断じ、ジャニーに対する世間の過大評価に異を唱えた。 そして番組の最後では、「ジャニーの感性はね、あれホ〇だから!」と締めくくった。 ジャニーについてはよく、「少年の10年後の成長した顔が見えていた」などと評されてしまうことがあるが、それは間違い。 確かに子供の頃は冴えない平凡な顔をした者が、美容整形なども踏まえて将来二枚目に化けたパターンもあるが、その一方、小さい頃は可愛かったのに、成長と共にどんどん劣化してしまったパターンも少なくない。 そもそも、テレビなどで頻繁に同じタレントの顔を目にしていれば、視聴者の目はその顔に慣れていく訳だから、マイナス面はどんどん軽減されていく。 ジャニーが持っていたのは権力と財力であって、人の10年後の顔はおろか、人の本質や将来を見抜けるような特殊能力、神通力は存在しない。 ジャニーは将来を予見して採用していたのではなく、ただ単に、今その瞬間の“自分の好み”の少年、個人的に性欲を感じる“ヤりたい相手”を選んでいただけであり、その少年がたまたまスターになるかならないかは、諸星が述べた通り、後からついてきた“結果論”に過ぎない。 ジャニーに個人的に嫌われれば、いくらスター性や才能がある者であっても捨てられるし、ジャニーに個人的に好かれれば、スター性の無い者であっても権力と財力でメディアにゴリ推しされ、結果、誰でも人気者になれた。 こうした、ジャニーの個人的な好み、機嫌だけで全てが操作・決定される、非常に特殊で独裁的な事務所だったため、多くのスターを製造した一方、本当に将来有望だったはずの多くの才能も死んでいった。 なお諸星はこの放送の一ヶ月後の2016年12月2日に大沢樹生と共に開催したトークライブでも、ステージ上で「俺が何で結婚しないか? ホモだから。 ジャニーみたいなものだから」と発言し、ジャニーを茶化している (諸星自身がゲイであるという部分は自虐による冗談であり、諸星はゲイではない)。 1988年~1989年にかけ、月刊誌『噂の眞相』もこの問題を数回取り上げた。 しかしジャニーズ側は、「『噂の眞相』という雑誌はこの世に存在しないもの」という姿勢を貫いていたため、全く相手にされることは無かった。 週刊誌『FOCUS』(1989年8月11日号、 新潮社)に、ジャニー喜多川が合宿所で撮影した田原俊彦の全裸のポラロイド写真が流出掲載される。 1999年10月28日号から2000年2月17日号にかけ、『週刊文春』がジャニーズ事務所に対する糾弾を14回に渡ってキャンペーンとしてシリーズ掲載。 ジャニーが所属タレントに対してセクハラ・児童虐待を行い、事務所内では未成年所属タレントの喫煙や飲酒が日常的に黙認されていると報道し、約15名もの元ジャニーズJr.が取材に協力した。 出版元である文藝春秋は、他の大手出版社と違ってジャニーズ事務所との癒着や影響力が皆無に等しかったために出来たことだった。 【キャンペーン開始の引き金的な記事】 江木俊夫 公判で元アイドルが「ジャニーズ」批判 (1999年10月7日号) 【14回のキャンペーン】 青山孝 元フォーリーブス衝撃の告発 芸能界のモンスター「ジャニーズ事務所」の非道 TVも新聞も絶対報じない (1999年10月28日号・p252~255) ジャニーズの少年たちが耐える「おぞましい」環境 元メンバーが告発 「芸能界のモンスター」追及第2弾 (1999年11月4日号・p190~193) ジャニーズの少年たちが「悪魔の館」合宿所で 「芸能界のモンスター」追及第3弾 強いられる“行為” スクーブグラビア ジャニーズ「喫煙常習」の証拠写真 (1999年11月11日号・p26~29)[1] テレビ局が封印したジャニーズの少年たち集団万引き事件 追及キャンペーン4 マスコミはなぜ恐れるのか (1999年11月18日号・p188~191) ジャニー喜多川は関西の少年たちを「ホテル」に呼び出す 追及第5弾 芸能界のモンスター (1999年11月25日号・p188~191)[1] ジャニーズOBが決起! ホモセクハラの犠牲者たち 芸能界のモンスター追及第6弾 (1999年12月2日号・p195~197) 小誌だけが知っているジャニー喜多川「絶体絶命」 追及第7弾 (1999年12月9日号・p179~181)[1] ジャニーズ人気スターの「恋人」が脅された! 追及第8弾 (1999年12月16日号・p185~187) ジャニー喜多川殿 ユー、法廷に立てますか? 「噴飯告訴に答える 追及第9弾」 (1999年12月23日号・p179~181) 外国人記者が「ジャニー喜多川ホモ・セクハラは日本の恥」 追及第10弾 (1999年12月30日号・p38~40) ジャニーズ裁判 元タレントはなぜ「偽証」した キャンペーン再開! (2000年1月27日号・p180~181) ジャニー喜多川よ、ファンもこんなに怒っている 徹底追及(第12弾) (2000年2月3日号・p165~167) NYタイムスも報じたジャ二ー喜多川「性的児童虐待」 (2000年2月10日号・p172~173) ジャニー喜多川「性的虐待」 日本のメディアは腰くだけ ピュリツァー記者が激白 (2000年2月17日号・p34~35) 【追加報道】 スクープ撮! ジャニー喜多川の素顔 (2000年3月16日号) ジャニー喜多川の性的虐待! 母親が決意の告白 「息子は私に訴えた」 (2000年3月23日号・p184~186) 新展開 ついに国会で質問されたジャニーズ性的虐待 なぜNYタイムスしか報じないのか (2000年4月27日号・p176~179) ジャニーズ疑惑 梨元勝国会で証言へ! (2000年5月4日・11日合併号・p180~181) 大手メディアがこの性的児童虐待問題をこれほどまでに取り上げたのは1960年代以来初めてのことで、その波紋は大きく、自民党衆議院議員・阪上善秀(後の宝塚市長)も、2000年4月13日にこの問題を衆議院で取り上げた [注 6]。 1999年11月、ジャニー側は名誉毀損であるとして文藝春秋を訴え、1億700万円(ジャニーズ事務所に対し5350万円、ジャニー喜多川に対し5350万円)の損害賠償と謝罪広告1回を求める民事訴訟を起こした。 2002年3月27日、東京地裁の一審判決では、「高度の信用性を認めがたい。 証人の証言はたやすく信用できない点を残している」としてジャニー側が勝訴し、東京地裁は文藝春秋に対し、ジャニーへ440万円、ジャニーズ事務所へ440万円の、計880万円の損害賠償を命じた (井上哲男裁判長)。 文春側はこれを不服として東京高裁に控訴。 これに対抗するかのようにジャニー側も控訴。 2003年7月15日の二審判決では、ジャニーの性的児童虐待に関する記述について、 「喜多川が少年らに対しセクハラ行為をしたとの各証言はこれを信用することができ、喜多川が、少年達が逆らえばステージの立ち位置が悪くなったり、デビューできなくなるという抗拒不能な状態にあるのに乗じ、セクハラ行為をしているとの記述については、いわゆる真実性の抗弁が認められ、かつ、公共の利害に関する事実に係るものである」 と結論づけられ、ジャニー側の性的児童虐待行為を認定 (矢崎秀一裁判長)。 このため、性的児童虐待部分のジャニー側の勝訴は取り消され、損害賠償額はジャニーへ60万円、ジャニーズ事務所へ60万円の、計120万円に減額された。 ジャニー側は損害賠償額を不服として最高裁に上告したが、2004年2月24日に棄却され (藤田宙靖裁判長)、120万円の損害賠償と性的児童虐待行為認定が確定した。[1]、[2] しかし各芸能マスコミは、一審の880万円から120万円に減額された事実だけをベタ記事で書いて済ませ、「性的児童虐待が認められた」という肝心の部分は書かなかった。 この問題について、懐疑主義団体「JAPAN SKEPTICS」の機関誌『NEWSLETTER 53号』にて、当時同会の副会長だった草野直樹が批判。 「マスコミの誤りというのは、『間違ったことを報じる』だけでなく、『必要なことを報じない』ことも含まれる。 そして後者の多くは、いくつかの『タブー』に縛られていることが原因になっている。 報道におけるタブーのベールを抜いた報道には、オカルト・疑似科学の類と同様に騙されないようにしよう」と訴えた。 芸能評論家の肥留間正明も、「芸能界でホモセクハラが裁判になったのは異例。 真実と認められたのも初めてで、これは社会的な事件」と語っている。 また、ニューヨーク・タイムズや、イギリスの新聞・オブザーバーなどの海外メディアも大々的に取り上げ、この問題をタブー視するなどして真実を報道しない卑怯で腰抜けな日本のマスメディアの姿勢、体質を批判した。 以後もジャニーズ事務所と文藝春秋は対立。 2006年に『武士の一分』が映画化された際、ジャニーズは文春文庫で発売されている藤沢周平の原作本の帯に、主演の木村拓哉の写真の使用を一切許可しない、という対抗措置を取っている。 また、木村が工藤静香と結婚した際にも、会見への週刊文春の参加を禁じた。 そのため、文春側は巻頭グラビアで白紙ページに木村とインタビュアーの輪郭のみを描き、ジャニーズによるメディア統制であると非難した。 2010年3月14日、サイゾーウーマンにてシリーズ連載「新約・ジャニーズ暴露本」開始。 2018年6月6日、サイゾーウーマンにてシリーズ連載「いま振り返るジャニーズの“少年愛”報道」開始。 2019年7月9日にジャニーが逝去。 その際、テレビや雑誌など、日本の主要メディアではジャニーを賛美する歯の浮くような美辞麗句のみが並べられ、まるでジャニーを聖人君子かのように崇め奉った。
ジャニー喜多川 - ジャニーズ百科事典
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boooooooooooook · 1 year
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2022年7月8月9月10月11月12月読んだ本
「美しい日本の私」 川端康成 講談社現代新書 「日本書紀のすべて」 武満誠編 新人物往来社 「歌い屋たち」 なぎら健壱 文藝春秋 「水死」大江健三郎 講談社 「新しい道徳」北野武 幻冬舎 「日本の一番長い日」半藤一利 文春新書 「現代マンガ選集表現の冒険」中条省平編 ちくま文庫 「エドウィン・マルハウス」スティーヴン・ミルハウザー 河出文庫 「リリィ・シュシュのすべて」岩井俊二 角川文庫 「蟹工船」小林多喜二 新潮文庫 「幕末の三舟」松本健一 講談社選書 「あかるい部屋の中で」金子美恵子 福武書店 「頭のいい人の敬語の使い方」本郷陽一 日本文藝社 「対訳ディキンソン詩集」岩波文庫 「共同幻想論」吉本隆明 角川ソフィア文庫 「ビートルズが流れていた」林哲司 PHP研究所 「Googleが仕掛けた罠」杉浦隆幸 小学館新書 「河童が覗いたヨーロッパ」妹尾河童 新潮社 「白髪の唄」古井由吉 新潮社 「倫理という力」前田英樹 講談社現代新書 「原典完訳アヴェスタゾロアスターの聖典」野田恵剛 国書刊行会 「インディペンデントの栄光 ユーロスペースから世界へ」堀越鎌三 筑摩書店 「燃えよ剣」司馬遼太郎 新潮文庫 「日本美術傑作の見方感じ方」田中英道 PHP新書 「五体不満足」乙武洋匡 「ことばはおもしろい」河合隼雄 講談社 「モモ」ミヒャエル・エンデ 岩波少年文庫 「オン・ザ・ロード」ジャック・ケルアック 河出文庫 「笑犬棲よりの眺望」筒井康隆 新潮社 「人生の親戚」大江健三郎 新潮社 「湯川秀樹の世界」中野不二男 PHP新書 「ちくま 7月号,8月号,9月号、10月号,11月号,12月号」 「国書 7月号,8月号,9月号、10月号,11月号,12月号」 「波 7月号,8月号,9月号、10月号,11月号,12月号」 「ロッキング・オン1月号」 「ダ・ヴィンチ1月号」 「ミュージックマガジン1月号」 「新選日本史B」東京書籍 「山川詳説日本史図録」山川出版 「家庭総合自立・共生・創造」東京書籍 「現代社会」東京書籍 「クローズアップ現代社会」東京書籍 「物理基礎」東京書籍 「音楽ⅠTutti」教育出版 「音楽ⅠTutti 学習書」NHK出版 「音楽通論」教育芸術社 「ビジネス基礎」実教出版 「All Aboard! English CommunicationⅡ」東京書籍 「All Aboard! English CommunicationⅡ学習書」NHK出版 「スポーツルール2022」大修館書店 「合格トレーニング日商簿記2級商業簿記・工業簿記」TAC出版 「合格するための本試験問題集日商簿記2級」TAC出版 「歌集滑走路」萩原慎一郎 角川文庫
後期中間の平均が80点、前期期末の平均が88点でした。もうすぐ高校卒業です。塀の中にいながら公立中学1年、通信高校3年在籍し卒業する機会を与えられたことに大変感謝しています。今は2月の期末テストと簿記2級試験に向けて勉強しています。卒業まで残り少ない時間をムダにしないで精一杯やります。
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chaukachawan · 6 months
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やり遺したこと
皆さん、お久しぶりです。梅本潤です。この度、2年と半年在籍した劇団ちゃうかちゃわんを引退する運びとなりました。私がやらなければならないことはただ一つ。そう、団員紹介だ~!!
というわけで、団員紹介パート1は35期です!何回かに分けて書いてるので人によってテンションが違います!
大福小餅
脚本の雰囲気に合わせた演技のできる技巧派の役者。案外こふくのような演技のできる役者は多くない(自分にはできない)のでめちゃくちゃすごい。今後は舞台監督として苦労することもあるだろうけど、周りをうまく頼りつつみんなに慕われるリーダーになってください!応援してます!
あろハム権左衛門
芸名から某ちゃうかオタク33期の影響を感じてしまう。ほんとにそんな芸名でええんか?笑
あんまり絡む機会が無かったのでオムニを見た印象でしか話せないけど、稽古時間が他脚本より少なかったとは思えないくらいめちゃくちゃ堂々としていて生粋の役者だなぁと思った覚えがあります。これからどんどん色んな役に挑戦して幅を広げていってください!
しょこら
なんか色々忙しそう笑
それでもちゃうかに来てくれてありがとう!稽古回数が少ない分、努力して巻き返そうという姿勢がすごく伝わってきてついつい応援したくなる人。これからも無理のない範囲でちゃうかを楽しんで欲しいし、成長した姿を見せて欲しい。期待してます!
脚本家志望で入ってきてくれました!オムニの時に出してくれた脚本、けっこう好きでした。いつか君の脚本を見れるのを楽しみにしてます!
紫仏瑠唯
忙しいのにちゃうかに来てくれた人その2笑。ルイもめちゃくちゃ真剣に稽古に取り組んでくれてオムニではその成果が大爆発していました。オレンジはコメディだったけど一回シリアスなキャラもやってみて欲しい。多分めちゃくちゃ上手だと思う。絡みが多かったわけではないけどそれでもとても真面目で一生懸命な人なんだなと感じたのできっとこれからどんどん伸びると思います、頑張って!
近未来ミイラ
ちゃうかというのは各世代に一人は天才というか奇才みたいなタイプの人間がいるけど、35期の天才枠は間違いなくミイラ。どうやったらその発想が出てくるのか教えて欲しい。ミイラで印象に残ってるのは実はオムニではなく、体験稽古の木枯役です。大雑把な演出つけただけなのにとても自然に動けていたし役の特徴を掴んでいてぜひうちに欲しい!と思いました笑。入団してくれてありがとう!(今更)新人頑張って!めちゃくちゃ期待してます!
黒井白子
演技が上手い!はどうせみんな書くから省略しまして白子には稽古場でいつも助けられました。他の人の稽古に付き合ってくれるだけでなく、白子の自主練に触発されて他の35期も自主練しだしてもう手がつけられないくらい35期が上手になってびっくり。いつも朗らかでいろんなことに全力投球な姿はきっといろんな人に良い影響を与えてるし、それが白子の一番の魅力だとおもいます!これからのちゃうかを引っ張っていってください!
海泥波波美
やべー奴(良い意味で)かと思ったらほんとは真面目ですごい良い奴やった笑。何をしてもみんなが好意的に捉えちゃ���怖いって言ってたけど、それは間違いなくあさぎの人徳だと思う。きっと来年は良い先輩になってるやろうな。麻雀班も順調に勢力拡大してるようで何より笑。なんだかんだで将来大物になりそう。インタビュー受けるときはしあらさんのお陰です!って言うんだぞ
コン
オムニ、秋公と脚本が同じ+帰りも阪急ということで35期で一番喋ったかもしれん。誇れ。(笑)オムニの時の苔丸とのシーンはめちゃくちゃ感動しました。人の心を動かせるってマジですごいし、その裏でたくさん努力してるのを知ってる分余計にぐっときました。秋公ではしっかり共演できて良かったし、もはや頼もしさすら感じるレベルで良い役者になったと思う!が、コンならもっともっとデカい役者になれる!!頑張れ!!!
田坂優
オムニの仕込みにて、彼の作ったタイトルコールが流れた瞬間大集がどよめいたのをよく覚えています。まじであの映像オシャレ過ぎやろ。プロが作ったんかと思ったわ笑。なかなか絡む機会がなかったけど、PV撮影で喋ってみたらめっちゃおもしろい人やった。本人的には役者する予定は無さそうやったけど、映像のスペシャリストとして裏からちゃうかを支えてください!もちろん役者もやってみて欲しいな、ぜったい面白いと思うんだ。
鴨兎春
圧倒的なセンスと熱量を持って舞美を作る舞美チーフ。実は33期の舞美チだったのに全然何も手伝えなくてごめんなさい。ただ、舞美会議でみんなをまとめるラビを見て舞美はもう安泰だと感じました。これからたくさん綺麗な舞台を作ってください!楽しみにしてます!最後に一つだけ・・・パネルは白とかアイボリーとかで塗ろう!
園堂香莉
通しを見て演劇未経験だったとは思えないくらい上手でびっくりしました。単に演劇の技術がどうこうっていうよりは雰囲気と声の通りが経験豊富な役者のそれ。今後どういう役者になるのか非常に楽しみな役者です。駆け出し照明チーフとしても大変やろうけど頑張ってください!仕込みは手伝いにいきます!
衿君
オムニから超急角度の成長曲線を描き続けている役者。多分本人も自覚してるよね笑。オムニの最初と比べて顔に自信が表れているし。人のアドバイスを聞いてめちゃくちゃ努力できるってまじですごい。だからこそいろんな人がエリックの演技に魅入るし感情を動かされるのだと思います。欲を言えば秋公演も出て欲しかったなぁ。近いうちにちゃうかの顔になるような大役者になれるのではと密かに期待しています。
縦縞コリー
新歓公演の1st終わり、コリが入団しますと言ってくれたことを今でも鮮明に覚えています。自分が新歓隊長の代に誰も入ってくれなかったらどうしようと不安だったのでとても救われました、ありがとう。怪盗の警部の役、ダンディーさの中に少しチャーミングな感じが入っててめっちゃ好きでした。照明班の新キロ凸担当として頑張ってくれ。阪神優勝できるといいな!
中森ダリア
この人も入団してくれた時のことめっちゃ覚えてます。他の人は体験稽古終わってからDMとかで連絡くれたのにひらりだけ体験稽古のレクが終わった段階で入団してくれました。ほんとにそれで良かったんか笑?ダンスもキレキレで舞台映えのする役者なので今後もいろんな役に挑戦して欲しい。あとキャスパも作ってみて欲しい。
冊まいも
香夜の35期の中では役的にはそんなに目立つ役という訳ではなかったにも関わらず、とても自然な演技で先輩たちを驚かせた。それから数か月して久しぶりに演技を見たら殻を破りまくってめちゃくちゃ上手くなっててビックリ。香夜の35期全員に言えることやけど、君たち進化のスピード早すぎん?将来が楽しみ過ぎるんやけど笑。あとロキの恋バナをめっちゃニコニコ聞いてるイメージ。
ミル鍋
我らが崇高なる京都市民の仲間である。ノリ良し、人柄良し、演技良しの3拍子揃う逸材。流石は京都市民である。稽古でも自分なりに色々思考錯誤して頑張っている。流石は京都市民である。阪大まで遠いのに毎日頑張って通学している。流石は京都市民である。
まろん
同じ照明班ながら授業が忙しくてあんまり仕込みで見ることが無かった…。照明がやりたくて入ってくれたのにスケジュールの関係で仕込みあんまり出来なくて申し訳ないなぁと思ってたが、今回は照明オペをしてくれるのだとか。めちゃくちゃ楽しいと思うのでこれからも照明を楽しんでください!機会があったら役者もしてみて欲しい!
苔丸
実は最初、もしかしたらちゃうかの雰囲気あんまり得意じゃ無いのかなぁって思ってました。けど全然そんなこと無かった。まだ入団して半年しか経ってないのにもう色んなところで頼られる存在になってるしちゃうかにちゃんと熱中してくれてて嬉しいです!オムニの頃から役の幅が広くて丁寧な演技がとても上手だったけど最近さらに伸びた感がある。苔丸も将来どんな役者になるか楽しみ過ぎるな。
吉崎太志
ほとんど会うことなく引退することになっちまった…。悔しい!
忙しくてあんまりちゃうかに来れてないけど、来れる時にぜひ来て欲しい!きっと楽しいよ!
こうして見ると本当にたくさん入団してくれたのがよく分かりますね。半年という短い期間だったけどとても楽しかったです。本当にありがとう。
新人公演も頑張れよ!
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oniwastagram · 1 year
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📸いわき回廊美術館(福島県いわき市) Snake Museum of Contemporary Art (SMoCA), Iwaki, Fukushima ——東日本大震災の後、福島・いわきに由縁があった世界的現代美術家 #蔡國強 (Cai Guo-Qiang)と地元いわき市の人々の手により開かれた屋外美術館。未来へ残したいツリーブランコからの眺めと桜の名所。 福島・いわき回廊美術館の紹介は☞ https://oniwa.garden/iwaki-snake-museum-%E3%81%84%E3%82%8F%E3%81%8D%E5%9B%9E%E5%BB%8A%E7%BE%8E%E8%A1%93%E9%A4%A8/ ———————— 毎年 #3月11日 は東北の庭園をつぶやいています。 震災から12年。今年はなんとなく、福島の浜通りに関する記事を目にすることが多かったかな。なので庭園ではないけれど、伝えたいランドスケープを。 「いわき回廊美術館」は世界的に有名な現代芸術家・蔡國強(ツァイ・グオチャン)によってデザインが手掛けられ、2013年にオープンした野外美術館。 東日本大震災及び東京電力福島第1原発事故の後にはじまった「いわき万本桜プロジェクト」🌸との共同制作であり、美術館として開かれている一帯には桜9万9千本の植樹を目指し現在も活動は進められています。 “アートの島”直島のベネッセアートサイトにある『文化大混浴』を昨年目にした方もきっと多かったであろう蔡國強。 ヴェネチア・ビエンナーレを始めとする世界的な芸術賞を受賞し、北京オリンピック開会式でのアート・ディレクターを務めた氏はいわき市に滞在していた経験も。 空に登っていく龍をイメージした――🐉というその回廊美術館の別名は『Snake Museum of Contemporary Art(SMoCA)』(スモカ)。 回廊には地元のアーティストや学生の作品が展示されていて――アート作品と言うべきかわからない作品も、そこに込められたメッセージはエモいものを感じざるを得ない。 そしてその頂上にはいわき市の田園を一望できるツリーブランコがあります。思わず飛び出したくなるロケーション――(ですが危険という注意書き!)。 そして頂上にある「龍骨(廃船)」という作品は1990年代、いわき市立美術館で開催された蔡国強の個展でも展示されていたいわきにゆかりある作品で、20年の時を経て回廊美術館に移築されました。 昨年と違って今年は芸術祭も少ないので、まだ足を運んだことない #現代アート ファンが居らっしゃったらぜひ。 そして2023年は #いわきFC も初めてサッカー・J2の舞台へ参入。残念ながら自分は今年は行けそうにないのですが、いわきを訪れる方々にぜひ足を運んで欲しい素敵な場所です。 2020年以降東北に一度も行けていない。今年は一度は足を運びたいなと思ってます。仙台・山形・秋田には行けたらいいなぁと。 福島・いわき回廊美術館の紹介は⇩ https://oniwa.garden/iwaki-snake-museum-%E3%81%84%E3%82%8F%E3%81%8D%E5%9B%9E%E5%BB%8A%E7%BE%8E%E8%A1%93%E9%A4%A8/ ———————— #CaiGuoQiang #art #japanart #japanesearchitecture #japanarchitecture #japanesegarden #japanesegardens #landscapedesign #landscape #japanlandscape #japaneselandscape #beautifuljapan #beautifulfukushima #fukushima #fukushimajapan #japandesign #庭園 #公園 #ランドスケープ #アート #ランドアート #美術館 #野外美術館 #いわき #いわき市 #おにわさん (いわき回廊美術館) https://www.instagram.com/p/CpojhknPJ6a/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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2022年の読書(2022年12月28日現在)
2022年の読書(2022年12月28日現在)読了206冊
特に印象深かった本(順不同) 《文芸》 『たったひとつの冴えたやりかた』(ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア著/浅倉久志訳/カバーイラスト:片山若子/ハヤカワ文庫) 『リリアン卿――黒弥撒』(ジャック・ダデルスワル=フェルサン著/大野露井訳/装丁:柳川貴代/国書刊行会) 『骸骨 ジェローム・K・ジェローム幻想奇譚』(ジェローム・K・ジェローム著/中野善夫訳/装丁:岡本洋平/国書刊行会) 『ハイ・ライズ』(J・G・バラード著/村上博基訳/創元SF文庫) 『旱魃世界』(J・G・バラード著/山田和子訳/牧眞司解説/カバーディレクション&デザイン:岩郷重力+R.F/創元SF文庫) 『ウィトゲンシュタインの愛人』(デイヴィッド・マークソン著/木原善彦訳/装幀:アルビレオ/装画:ケッソクヒデキ/国書刊行会) 『スキャナー・ダークリー』(フィリップ・K・ディック著/浅倉久志訳/扉デザイン:土井宏明(ポジトロン)/ハヤカワ文庫/Kindle版) 『耄碌寸前』(森於菟著/池内紀解説/みすず書房) 『時の子供たち 上下巻』(エイドリアン・チャイコフスキー著/内田昌之訳/竹書房文庫/Kindle版) 『クララとお日さま』(カズオ・イシグロ著/土屋政雄訳/早川書房/Kindle版) 『純潔』(嶽本野ばら著/造本:松田行正+日向麻梨子/新潮社) 『シシリエンヌ』(嶽本野ばら著/新潮社/Kindle版) 『プロジェクト・ヘイル・メアリー 上下巻』(アンディ・ウィアー著/小野田和子訳/早川書房) 『異形の愛』(キャサリン・ダン著/柳下毅一郎訳/装丁:木庭貴信+岩本萌(オクターヴ)/河出書房新社) 『葉書でドナルド・エヴァンズに』(平出隆著/三松幸雄解説著者目録/デザイン:菊地信義+水戸部功/講談社文芸文庫) 『詩歌探偵フラヌール』(高原英里著/装幀:名久井直子/装画:カワグチタクヤ/帯文:梅﨑実奈/河出書房新社) 『日々のきのこ』(高原英理著/帯文:岸本佐知子/名久井直子装丁/ヒグチユウコ装画/河出書房新社) 『幾度目かの最期』(久坂葉子著/青空文庫/Kindle版) 『ボダ子』(赤松利市著/新潮文庫/Kindle版) 『喜べ、幸いなる魂よ』(佐藤亜紀著/綿引明浩装画/國枝達也装丁/角川書店) 『どちらでもいい』(アゴタ・クリストフ著/カバーオブジェ:勝本みつる/カバーデザイン:ハヤカワ・デザイン/ハヤカワepi文庫) 『夜中に犬に起こった奇妙な事件』(マーク・ハッドン著/小尾芙佐訳/装幀:服部一成/ハヤカワepi文庫) 『氷』(アンナ・カヴァン著/山田和子訳/川上弘美解説/カバーデザイン水戸部功/ちくま文庫) 『懐中時計』(小沼丹著/秋山駿解説/作家案内、著書目録:中村明/デザイン:菊地信義/講談社文芸文庫) 『後藤明生・電子書籍コレクション 行方不明』(後藤明生著/アーリーバード・ブックス/Kindle版) 『私は幽霊を見ない』(藤野可織著/朝吹真理子解説/カバー絵:Angela Deane/カバーデザイン:大原由衣/角川文庫/Kindle版) 『百鬼園戦後日記(全三巻合本)』(内田百閒著/巻末エッセイ:谷中安規、高原四郎、平山三郎、中村武志/解説:佐伯泰英/カバー画:山髙登/カバー図版:内田百閒戦後日記(岡山県郷土文化財団所蔵)/カバーデザイン:中央公論新社デザイン室/中公文庫/Kindle版) 『木になった亜沙』(今村夏子著/装画:木原未沙紀/装丁:野中深雪/文藝春秋) 『小島』(小山田浩子著/新潮社/Kindle版) 『死ぬまでに行きたい海』(岸本佐知子著/岸本佐知子写真/装幀:宮古美智代/スイッチ・パブリッシング) 『少年』(谷崎潤一郎著/青空文庫/Kindle版) 『外套』(ニコライ・ゴーゴリ著/平井肇訳/青空文庫/Kindle版) 『鳳仙花』(川崎長太郎著/講談社文芸文庫/Kindle版)
《その他》 『寄生生物の果てしなき進化』(トゥオマス・アイヴェロ著/セルボ貴子訳/倉持利明解説/草思社/Kindle版) 『「ネコひねり問題」を超一流の科学者たちが全力で考えてみた――「ネコの空中立ち直り反射」という驚くべき謎に迫る』(グレゴリー・J・グバー著/水谷淳訳/装丁:寄藤文平+古屋郁美(文平銀座)/Kindle版) 『みんなが手話で話した島』(ノーラ・エレン・グロース著/佐野正信訳/澁谷智子解説/はじめに:ジョン・W・M・ホワイティング/ハヤカワ文庫NF) 『スピルオーバー——ウイルスはなぜ動物からヒトへ飛び移るのか』(デビッド・クアメン著/甘糟智子訳/装丁:間村俊一/明石書店) 『新・動物記4 夜のイチジクの木の上で─フルーツ好きの食肉類シベット』(中林雅著/新・動物記シリーズ編集:黒田末壽、西江仁徳/ブックデザイン・装画:森華/京都大学学術出版会) 『共立スマートセレクション5 オーストラリアの荒野によみがえる原始生命』(杉谷健一郎著/コーディネーター:掛川武/共立出版/Kindle版) 『共立スマートセレクション10 美の起源 ─アートの行動生物学』(渡辺茂著/コーディネーター:長谷川寿一/共立出版/Kindle版) 『共立スマートセレクション16 ベクションとは何だ!?』(妹尾武治著/コーディネーター:鈴木宏昭/共立出版/Kindle版) 『世界を変えた建築構造の物語』(ロマ・アグラワル著/牧尾晴喜訳/装幀者:トサカデザイン(戸倉巌、小酒保子)/草思社/Kindle版) 『宇宙創成 上下 合本版』(サイモン・シン/青木薫/新潮文庫/Kindle版) 『岩波科学ライブラリー310 食虫植物─進化の迷宮をゆく』(福島健児著/カバーイラスト・一部図版:安斉俊/岩波書店) 『銀河の死なない子供たちへ 上下巻』(施川ユウキ著/カバー・本文デザイン:セキネシンイチ制作室/電撃コミックス NEXT/KADOKAWA)
この一年間で複数の著作物を読了(著者名/冊数) 後藤明生/25 西村賢太/8 フィリップ・K・ディック/7 川崎長太郎/6 小沼丹/6 嶽本野ばら/6 藤野可織/6 今村夏子/6 橋本治/5 J・G・バラード/4 岸本佐知子/4 内田百閒/4 小山田浩子/3
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sabakan-news · 2 years
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本ビジュアル&本予告解禁!
5月5日“こどもの日”に、『サバカン SABAKAN』の本ビジュアルと本予告が解禁となりました。
今回解禁となる本ビジュアルは、本編に登場する「子供時代の友達との思い出」である「サバの味噌煮の缶詰」がモチーフとなっています。上の缶詰では「1980年代の子供時代(番家一路)」を、下の缶詰では「大人になった今」の主人公久田(草彅剛)が子供時代を懐かしむかのように見上げる構図となっています。1980年代の缶詰では、主人公の久田(番家一路)と友達の竹本(原田琥之佑)が自転車に乗り、母ちゃん(尾野真千子)は小言を言いながら追いかけ、父ちゃん(竹原ピストル)はノリで追いかけています。キャラクターたちの表情に個性とユーモアが溢れ、「缶詰から想い出が飛び出してくる“あの頃”に誘われるような」楽しさが漂うビジュアルとなりました。そして「ここは80年代。子供が主役です。」というキャッチコピーが添えられており、いったいどんな青春映画なのか、とても気になる本ビジュアルが完成しました。
さらに本予告も解禁となりました。主題歌はORANGE RANGEの大ヒット曲「キズナ」をANCHORが編曲、さらに、りりあ。の涙腺を刺激するピュアな歌声が予告編を盛り上げます。音楽はベテランの大島ミチルが手掛け、物語を奥深いものにしています。空と海に囲まれた長崎の美しいロケーションと煌めく夏が、観る者を懐かしく包み込み、“すべての人の子供時代”の記憶を呼び覚ます、胸を熱くする予告編となりました。
『ミッドナイトスワン』に続く温かな愛、新たな青春映画の誕生。ご期待ください。
「キズナ」編曲:ANCHOR 主題歌を担当させていただきましたANCHORと申します。初めて作品の詳細を伺った際、自分の生まれ育った故郷の田園風景を思い浮かべました。学生時代、その景色の中でMDウォークマンから流していたORANGE RANGEさんの楽曲「キズナ」をカバーさせていただけて大変光栄であると同時に、制作中はまるで作品の中に迷い込んだような不思議なノスタルジーに包まれました。大人になった今、まさに憧憬と呼ぶに相応しい夏の1ページを、りりあ。さんの歌と私の音、そして変わらない名曲と共に楽しんでいただけましたら幸いです。
「キズナ」歌唱:りりあ。 金沢監督からオレンジレンジさんの「キズナ」を主題歌として歌って欲しいとお話をいただいた時は私で良いのかと戸惑いました。監督から「キズナ」への熱いこだわりをお聞きして、この素晴らしい作品が完成した時に私の歌声で幕を閉じる事がとても光栄で「やらせていただきたいです。」とお返事しました。この作品はとにかく観て!の一言です!後悔しないと思うので是非観ていただきたいです。
音楽:大島ミチル 映画「サバカン」の作曲は金沢監督が私の音楽の「風笛」が大好きとのことでお話をいただきました。監督はとても穏やかで、でも音楽のイメージを明確に持っていらっしゃいました。映像を最初に見た時、長崎出身の私はその懐かしい風景や言葉に湿度を感じました。春や秋は少し生暖かく、夏はセミの鳴き声とジリジリした暑さ、冬場は底冷えではない寒さ・・・この映像は記憶であり、優しさでもあります。私の中では故郷の家族、友達はいつも温かくそこにあって遠くから見守ってくれる存在です。その甘酸っぱく、ほろ苦くかつ包み込むような思い出を今の心と重ねて作曲をしました。素敵な映像と役者さんたちと一緒に音楽も楽しんでくださると嬉しいです。
《ストーリー》 1986年の長崎。夫婦喧嘩は多いが愛情深い両親と弟と暮らす久田は、斉藤由貴とキン消しが大好きな小学5年生。そんな久田は、家が貧しくクラスメートから避けられている竹本と、ひょんなことから“イルカを見るため”にブーメラン島を目指すことに。海で溺れかけ、ヤンキーに絡まれ、散々な目に合うが、この冒険をきっかけに二人の友情が深まる中、別れを予感させる悲しい事件が起こってしまう…。
《出演》 番家一路 原田琥之佑 尾野真千子 竹原ピストル 村川絵梨 福地桃子 ゴリけん 八村倫太郎(WATWING) 茅島みずき 篠原篤 泉澤祐希 貫地谷しほり 草彅剛 岩松了
監督:金沢知樹 エグゼクティブプロデューサー:飯島三智 小佐野保 プロデューサー:佐藤満 高橋潤 脚本:金沢知樹 萩森淳 音楽:大島ミチル 音楽プロデューサー:丸橋光太郎 ラインプロデューサー:福田智穂 監督補:小川弾/撮影:菅祐輔/照明:渡邊大和/録音:田辺正晴/美術:岡田拓也/装飾:佐藤孝之/衣裳:松下麗子/スタイリスト:細見佳代/ヘアメイク:永嶋麻子/スクリプター:外川恵美子/助監督:新谷和弥人/制作担当:林みのる/編集:河野斉彦/制作プロダクション ギークサイト 主題歌:ANCHOR「キズナ feat. りりあ。」(VIA / TOY'S FACTORY)  撮影協力:長与町 時津町 西海市 島原市 長崎県フィルムコミッション 助成:文化庁 文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業) 独立行政法人日本芸術文化振興会 宣伝:モボ・モガ/配給:キノフィルムズ/製作:CULEN ギークサイト
2022年8月19日全国ロードショー
©2022 SABAKAN Film Partners 
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namelesscafe · 11 days
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ユリイカ 2023年12月臨時増刊号 総特集◎坂本龍一 1952-2023
週替りでラインナップを変えている書籍コーナーに一冊雑誌を追加してみた。以前から読書の時間が取れるようになったら読みたいと思っていたユリイカ。最新号ではなく昨年末発刊の坂本龍一特集。
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追悼・坂本龍一 坂本龍一とはどのような音楽家であったのだろうか、音楽という営為の自律性が起源とともに問い返されることになる。それこそ坂本龍一の問いであったと信じること、出発点はそこにある。われわれはたしかに坂本龍一の時代を生きていた。坂本龍一死去、残響の手前にその音楽を聴き返す。
【目次】 総特集*坂本龍一 1952-2023
インタビュー 古い付き合い / 大貫妙子 聞き手・構成=ばるぼら
記憶の始まり 坂本龍一を偲んで / 池辺晋一郎 坂本君の教育実習 / 野村滿男 《---分散・境界・砂---》の頃のこと / 高橋アキ 若き日の坂本龍一さんへ / 牧村憲一
奏者――ピアノ‐キーボード‐シンセサイザー 電子音楽のコンステレーション / 川崎弘二 デザインする/される坂本龍一 / 久保田晃弘 「ポスト・キーボード」のピアノ / 谷口文和 再び見出された「即興」の方法論的可能性――坂本龍一とインプロヴィゼーション / 細田成嗣
生き生きとした時間 教授と共に駆け抜けた七〇年代、僕らの音楽革命 / 渡辺香津美 すべての瞬間が生きていた! / 加藤登紀子 永遠に輝き続ける光 / クリス・モズデル 訳=小磯洋光 彼方へ アーバン・シンクロニテイを極点としたスイングバイ――「地下活動」備忘録として / 佐藤薫 傷口それ、まだひらいてるし。 / 山崎春美
音楽/メディア/政治 千の一九六八年――音の相聞歌 / 平井玄 坂本龍一の「アジア」――現代音楽以後の道 / 柿沼敏江 坂本龍一のメディア論的思考――一九八〇年代、なぜ未来派に惹かれたのか / 飯田豊 坂本龍一と哲学者たち――「音」の所在 / 檜垣立哉 「不安定な生」と坂本龍一――音楽と社会活動の政治学 / 中條千晴
同時代人として ファインダー越しの邂逅 / 高田漣 SILENCE 無時間的音楽 / 蓮沼執太 前夜 / 原摩利彦 “坂本龍一音楽”の美学 / 狹間美帆 音楽と/の作曲、イメージと/の機能――校歌制作記 / 網守将平
呼び交わすインデックス 「commmons: schola」をおもいだしながら / 小沼純一 オペラ《LIFE》、生きられた偽史――一二音技法へのリファレンスの再検討から / 白井史人 作曲という営みの庭――坂本龍一といくつかの小石 / 久保田翠 〈自己〉を聴く技法としての演奏行為 / 堀内彩虹 ポストモダンの呼吸を聴く――坂本龍一の「音楽」について / 仲山ひふみ
座談会 二〇〇〇年以降の坂本龍一の音楽 / 大友良英+秋山徹次+伊達伯欣
遺産相続 それだけではない――現代社会の芸術家 / 三輪眞弘 TRAVELER / 渡邊琢磨 坂本龍一、含羞の線 / 千葉雅也 坂本龍一とメディアアート / 四方幸子
空に降る 美貌の青空はどこに――「一音一時」展をめぐるメモランダム / 松井茂 坂本龍一と雨の降る庭と能――《LIFE》シリーズから《TIME》へ / 原瑠璃彦 坂本龍一はサウンド・アーテイストではない/でもある / 小寺未知留 海へ / 髙山花子
邂逅と瞬間 翁と坂本龍一様 / 大倉源次郎 ピアノの弦が、指の先で、そして指の先で、ピアノの弦が。 / 和合亮一 教授がいたから / 笹公人 大好きな大人 / 山中瑶子
ペルソナは語るか YMOの/と坂本龍一――「環境」と歴史、切断と継承の間で / 円堂都司昭 ふ・る・え――『戦メリ』の坂本龍一がもたらしたもの / 田村千穂 坂本龍一の作詞的行為について / 木石岳 美しい音楽/美しい技芸――坂本龍一の創作に関する私的な断片 / 西村紗知
LIFE – endless… 坂本龍一:INSTALLATION/ART/SOUND / 阿部一直
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kachoushi · 28 days
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虚子自選揮毫『虚子百句』を読む Ⅳ
花鳥誌2024年4月号より転載
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日本文学研究者
井上 泰至
6 葛城の神臠はせ青き踏む
 大正六年二月十日、松山に帰省の途中で京阪に寄った。白鳥吟社主催堺俳句会(於開口神社)で出句。西山泊雲・野村泊月・岩木躑躅・原田濱人・島村はじめ・久保田九品太・青木月斗・大橋櫻坡子らが出席。『ホトトギス』の同年三月号「堺俳句会の記」に詳しい。
 この句会は、大阪の『ホトトギス』派の旗揚げに位置する記念碑的な一件で、その詳細は櫻坡子の『大正の大阪俳壇』に詳しい。この句は『新歳時記』にも登録された、虚子の自信作である。大和と河内の国境に位置する葛城山の神一言主は醜貌の女体と言い習わされ、夜しかお出ましにならなかったと謡曲にも出てくる(「葛城」)。
 その引きこもった神に向かって、麓の春を足で確かめて野遊びしております。「山の上からせめて密かに御覧ぜられ度い」(虚子自注「俳句朗読原文」)と悪戯っぽく詠んでみせたのである。「みそなはす」とは、「ご覧になる」の最上級敬語表現で、これまた謡曲に神を主体とした用例がある(「高砂」など)。
 「臠」の字は画数も多く、呪術的なイメージを本来持つが、虚子の字は軽く「糸」の二か所が崩されていて、内容の「滑稽」と対応している。これは活字でなく、虚子の書によってこそ鑑賞が可能で、「臠」は一句の眼目であったことが了解される。
 神や霊魂に命令形を以て呼びかける表現は、江戸俳諧からある。
  塚も動け我泣声は秋の風 芭蕉
  五月雨の空吹き落せ大井川 芭蕉
  笈も太刀も五月にかざれ紙幟 芭蕉
 これらの芭蕉句は、痛切な哀しみや祈りが託されているが、虚子は次にあげる蕪村の例などに学んだか(『蕪村句集講義』)。
  裸身に神うつりませ夏神楽 蕪村
 蕪村の敬語表現「うつりませ」は、祈りとともに一種の滑稽というか余裕があって、そこが夏の禊を「裸身」で具象化する視線と対応している。虚子も、「野遊」の軽々と晴れやかな気分を、この敬語の命令形に託した。命令形は、祈りではあるが、痛切なそれと、軽い挨拶の二種があって、この句は山本健吉の言う俳句の本質「滑稽と挨拶」の典型例と言ってよい。
 ちなみに水原秋櫻子系の俳人の命令形には、自己に執着し、自己に言い聞かせる気分の命令形が多い。
  木の葉降りやまず急ぐな急ぐなよ 加藤楸邨 
  柿若葉多忙を口実となすな 藤田湘子 
  逝く吾子に万葉の露みなはしれ 能村登四郎
 このあたり、命令形の二系統は、俳人の質や俳句観をも照らしだす「鏡」と言ったら言い過ぎだろうか(井上『俳句のマナー、俳句のスタイル』)。
7 雨の中に立春大吉の光あり
 大正七年二月十日、『ホトトギス』発行所句会のものと『五百句』に注記される。
 実景は雨だが、「立春大吉」の御札とその文字に、心中春の光を予感し、見て取る主観句である。もちろん、雨や雨粒にはわずかな光はあるかもしれない。だとしても、それを読み取ろうとする構えから生まれた心象を詠んだ句であることに変わりはない。特にこの句で詠まれた「光」に対する予感は、「立春大吉」の文字から触発されたものであることは、肚にとめておく必要があろう。
 虚子の揮毫では、この「立春大吉」をことさら御札めいて、黒々と墨書したりはしていない。ただし、注意深く見ると「大吉」の「大」の撥ねと、後に来る「光」の字の撥ねとは、対応している。
 そもそも「大」の字の運筆は、先に左に筆先を払い、取って返して右に払うもので、本来撥る字ではない。ところがこの句の虚子の「大」は右の払いの最後が若干撥ねていて、後にくる「光」の右撥ねの呼び出しになっている。こうして一句の眼目は、「光」であることが視覚的にも確認できるところに、虚子の揮毫で句を鑑賞する醍醐味が出てくる。
 「立春大吉」とは、立春の時期に玄関や部屋の入口に張る厄除け札のことである。あたりは雨だが、外界との通路である門口に貼られた「字」から、眼には見えない「光」を感じた。その意味で中七を字余りにする「の」はこの句の重要なレトリックである。
 一般に「中八」の言葉通り、字余りの中でも、中七を字余りにするのは禁忌とされる。俳句のリズムの研究は、五七五が実は休拍・無音の一拍を加えて、六八六であること、さらに前と後の六は伸びる傾向にあることを計測・実証した(別宮貞徳『日本語のリズム』)。これを前提にすれば、中七は延ばして詠まないものなので、ここでの字余りは、おおむねダレるのである。
 ただし、上五で既に字余りがある場合、続く中八は字余りの反復となり、このダレが感じられない。所詮リズムとは反復と同義なのである。
  春や昔十五万石の城下哉 子規
 掲句も上五・中七の連続の字余りだが、掲句の「立春大吉」に、わざわざ「の」を加えた意図は何だったのだろう?類例を挙げよう。
  春ひとり槍投げて槍に歩み寄る 能村登四郎
 やはり「中八」を、堂々とやっているばかりか、上五に字余りはない。しかし、この句は「槍投げ槍に」ではいけない。あえて「て」を入れ、ひと呼吸を置くことで、投げた槍に歩み寄る主人公に焦点があたる。「槍」の繰り返しが独自のリズムを作っており、中八も気にならない(井上『俳句のマナー、俳句のスタイル』)。
 掲句で言えば、まず上五に「雨の中に」と「の」が用意周到に置かれている点が注目される。この字余りを際立たせる「の」の印象を引き継いで、「立春大吉の」の「の」があることが了解される。
 加えて、「の」の繰り返しは、求心性をもたらす。
  ゆく秋の大和の国の薬師寺の      塔の上なる一ひらの雲 佐佐木信綱
  この庭の遅日の石のいつまでも 虚子
 掲句も字余りの「の」の反復を行うことで、光など一切ない春の雨の中、「立春大吉」の文字にのみ「光」を感じたことを焦点化して見せたのである。
 最後に、先の「葛城」の句との関係で言えば、神仏への祈りというテーマのつながりもある。このあたりに編集の妙を認めることも可能かと思う。
『虚子百句』より虚子揮毫
7 雨の中に立春大吉の光あり 
8 さしくれし春雨傘を受取りし
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国立国会図書館デジタルコレクションより
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井上 泰至(いのうえ・やすし)   1961年京都市生まれ 日本伝統俳句協会常務理事・防衛大学校教授。 専攻、江戸文学・近代俳句
著書に 『子規の内なる江戸』(角川学芸出版) 『近代俳句の誕生』 (日本伝統俳句協会) 『改訂雨月物語』 (角川ソフィア文庫) 『恋愛小説の誕生』 (笠間書院)など 多数
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blue-item · 1 month
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ゲスト◇益田正洋(Masahiro Masuda)
長崎県・長崎市生まれ。幼少時に両親の手ほどきによりクラシックギターを始め、長崎大学経済学部を卒業後、2001年ジュリアード音楽院修士課程にて学ぶ。89年、第20回クラシカルギターコンクール入賞。当時審査委員長を務めていた作曲家、伊福部昭氏(故人)より審査員特別賞を授与される。翌年第21回同コンクールにて史上最年少(12歳)で第一位を受賞。また92年、東京国際ギターコンクールにても入賞。加えて03年にはシカゴにて行われた国際コンクールにてファイナリストに選ばれるなど、国内外でも数々の賞歴を重ねている。1991年の地元長崎でのデビューリサイタルを皮切りに演奏活動を開始。ソロのみならず他楽器の演奏家、オーケストラとの共演も多く、さまざまなガラコンサートや音楽祭等での客演、公開レッスンなども行う。2001年にはロドリーゴ生誕100周年記念コンサートのコンチェルト・ソリストとして、ニューヨーク・リンカーンセンターにて海外デビュー。J.デプリースト(元東京都響常任指揮者)指揮、ジュリアード・シンフォニーと共演。アランフェス協奏曲を好演する。 2009年には優れた若手演奏家をフィーチャーする(財)東京オペラシティ主催のリサイタルシリーズ「B→C(ビートゥーシー|バッハからコンテンポラリーへ)」に招聘され、ソロリサイタルを成功。ディズニー・オン・クラシックの日本ツアーにもクラシックギター奏者として初めてゲストとして参加し、全国30か所の公演を行う。また2012年秋には世界的なクラシックギター製作家J.L.ロマニリョス氏に招聘されたことをきっかけに、スペイン演奏ツアー���行い、特にマドリッド王立音楽院でのリサイタルは絶賛される。 近年では、美術史家の川瀬佑介氏とのコラボレーション「音楽と美術を楽しむコンサート “ギターと絵画の交わるところ」を全国各地で開催。クラシックギターの演奏会の新しい価値、楽しみ方を提示する斬新なプロジェクトとして注目を集めるなど、その意欲的な活動は多岐にわたる。バロックから現代に及ぶ幅広いレパートリーによる演奏は常に好評を獲得。発表したCDは約30枚(2019年1月現在)におよび、その多くのアルバムが月刊誌・レコード芸術にて特選盤として紹介され、読売新聞、東京新聞、婦人公論など各メディアからも支持を集めるなど各方面からの評価も高い。今後もさらなるソロや室内楽のレコーディングの予定を控えている。 クラシックギター協奏曲や室内楽を通しての他楽器との共演による評価も高く、クラシック音楽普及の為のアウトリーチ活動も行っている。さらに後進の指導にも定評があり、的確なアドヴァイスと分かりやすい説明で全国各地でクラシックギターの愛好家のための公開レッスン会が行われている。現在精力的に活動を続ける、最も注目を集める日本を代表する実力派ギタリストである。 ・益田正洋 オフィシャルサイト ※プロフィールは、2023年のものです。
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ryufurusawa · 2 months
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やまなしメディア芸術アワード2023-24 入選作品展
https://y-artaward.jp/exhibition.php
2024年3月9日(土)― 3月31日(日)
入場料|無料
会場|山梨県内 複数会場 (古澤の作品はFUJIHIMUROにて)
「やまなしメディア芸術アワード」(YMAA)は、創造性にあふれる地域社会の実現をめざして、山梨県が取り組む芸術文化創造のための公募プログラムです。高い表現力や想像力あるいは高度なデジタル技術を有する人材育成を目的とし、独創性の高い作品を顕彰するとともに、アートアワードを新たな価値や技術を創出するプラットフォームと位置づけています。
第3回目の開催となる今回は、青柳正規(山梨県立美術館館長、多摩美術大学理事長、元文化庁長官)を審査委員長として、荒牧悠(アーティスト、多摩美術大学美術学部統合デザイン学科講師)、伊村靖子(国立新美術館学芸課情報資料室長、主任研究員)、小坂井玲(山梨県立美術館学芸員)、高尾俊介(クリエイティブコーダー、甲南女子大学文学部メディア表現学科准教授)、山形一生(アーティスト、2022年度Y-GOLD受賞)、吉開菜央(映画作家、ダンサー)の6氏が審査委員を務めています。
本展では、国内外378点の応募作品から一次審査で選出された入選作品20点を、山梨県内3エリアとオンラインにて発表します。甲府、北杜、富士吉田の4つの文化拠点を会場にして、会期中に最終審査会を開催し、Y-GOLD(最優秀賞)、Y-SILVER(優秀賞)、山梨の地域特性に新たな価値や意味を創出するY-CRYSTAL(山梨県賞)を決定します。
山梨県は、豊かな地域社会の未来に向けて、芸術文化創造のインキュベーションに取り組みはじめました。世界中で経済活動や社会構造が大きく変化する現在、本入選作品展を通して、新しい創造性に触れていただき、想像力や好奇心を広げる機会にしていただければ幸いです。
入選作品(ファイナリスト) ※会場別・作家かな順
[甲府会場] 小さな蔵の美術館
《I stitch my skin to the ground》宇佐美奈緒
《Solarisation / 遭難|Getting Lost》大岩雄典
《春 ハイレモンの観察》亀井里咲
《Unreal Pareidolia -shadows-》Scott Allen
《Observing Variation / 差異の観測》森田明日香
[北杜会場] GASBON METABOLISM
《音楽劇「声のゆくえ」》大久保雅基
《Hyle(s)》大原崇嘉
《Round and Round and Round》小田陽菜乃
《water ripples》studio muku
《Fire Server》高見澤峻介
《防災無線通信》永田風薫 ※上演
《Body Memory》ノガミカツキ
《愛情★ぼし》李姿婷
[富士吉田会場] FUJIHIMURO
《滑琴狂走曲 in 秋田!(カッキンラプソディー・イン・アキタ)/ KAKKIN Rhapsody in Akita!》おおしまたくろう
《Nevermore》couch 助成:公益財団法人小笠原敏晶記念財団、公益財団法人パブリックリソース財団、横浜市文化芸術活動応援プログラム
《unsound dresser : 化粧箱、鳴ラナイ》筒 | tsu-tsu
《Mirror#Narcisse》新津亜土華
《Mid Tide》古澤龍
《閾 | Threshold》宮下恵太
[富士吉田会場] FabCafe Fuji
《防災無線通信》永田風薫 ※記録展示
[オンライン]
《code play/码上演绎》楊慶新
※上演・上映作品のプログラムの詳細につきましては、ウェブサイトおよびSNSをご確認ください。
開催概要
会期|2024年3月9日(土) ~  3月31日(日)
入場料|無料
主催|山梨県
後援|東京藝術大学、多摩美術大学、山梨大学、山梨日日新聞・山梨放送、テレビ山梨、エフエム富士、エフエム甲府
やまなしメディア芸術アワードウェブサイト|https://y-artaward.jp
X |@y_artaward
Facebook|@ YamanashiMediaArtsAward
会場
[甲府会場]
・小さな蔵の美術館(甲府市丸の内1-1-25 甲州夢小路内)
開館時間|10:00-18:00(入館は17:30まで)
休館日|火曜日
[北杜会場]
・GASBON METABOLISM(北杜市明野町浅尾新田12)
開館時間|11:00-17:00
休館日|火・水・木曜日
[富士吉田会場]
・FUJIHIMURO(富士吉田市富士見1-1-5)
開館時間|11:00-17:00
休館日|火曜日
・FabCafe Fuji(富士吉田市下吉田3-5-16)
開館時間|8:00-17:00
休館日|火曜日
※オンラインの作品は、やまなしメディア芸術アワードウェブサイトにアクセスいただきご覧ください。
やまなしメディア芸術アワードウェブサイト|https://y-artaward.jp
審査委員長
青柳 正規(山梨県立美術館館長、多摩美術大学理事長、元文化庁長官)
審査委員
荒牧悠(アーティスト、多摩美術大学美術学部統合デザイン学科講師)
伊村靖子(国立新美術館学芸課情報資料室長、主任研究員)
小坂井玲(山梨県立美術館学芸員)
高尾俊介(クリエイティブコーダー、甲南女子大学文学部メディア表現学科准教授)
山形一生(アーティスト、2022年度Y-GOLD受賞)
吉開菜央(映画作家、ダンサー)
展示風景
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sagasengoku · 2 months
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★佐賀戦国研究会創立10周年記念 歴史文化シンポジウム 「忍者研究×佐賀県の歴史・文化・芸術 - 異文化コミュニケーション-」 日時:2022年3月6日(日曜) 13:00~16:00 会場:佐賀市 市民活動プラザ 7F (佐賀市白山2丁目1-12)  参加費: 無料 主催:佐賀戦国研究会 (協力:NPO法人 九州忍者保存協会) 後援:佐賀新聞社、サガテレビ
★ゲスト/パネリスト ・山田雄司先生 三重大学人文学部教授。三重大学国際忍者研究センター副センター長。日本における忍者研究の第一人者として知られ、著書に『忍者の歴史』(角川選書)、『忍者の精神』(角川選書)、監修に『そろそろ本当の忍者の話をしよう』(ギャンビット)、編集に『忍者学講義』(中央公論新社)など多数。TVへの出演も多く、NHK「英雄たちの選択」「ブラタモリ」「先人たちの底力 知恵泉」、BSフジ「忍者の実像 最新研究が解き明かす真の姿」の他、日本テレビ「月曜から夜ふかし」(2018.10月)ではコミカルな登場で話題を集めた。佐賀県では、嬉野市忍者発掘事業における史料調査と検討、また鳥栖市の中冨記念くすり博物館「忍者とくすり展」(2019年)へ協力を行った。この他、崇徳上皇や菅原道真などの「怨霊研究」でも知られている。今回、佐賀市にお越し頂きます。
・ステファニー・アン・ホートン先生 佐賀大学芸術地域デザイン学科教授。イギリス生まれ。教育学博士として、異文化コミュニケーションや言語教育に焦点を当てた多くの著書を持つ。英語を共通言語(ELF)として、佐賀の伝統文化や価値観を異文化の視点から学ぶFURYU Educational Program(FEP)(https://www.furyu.org/)(浮立教育プログラム)を通じ、異文化コミュニケーション能力の向上を目指した講義やワークショップを行い、学生とアートや地域デザインを結びつけている。この他、アルツハイマー病予防(ADP)を目的に、プロフィットネスインストラクターの宮田一輝氏と協働で「メンブリュウ・インスパイアード・ダンス・フィットネス(MIDF)」を考案、実習や地域活動に結びつけている。忍者を異文化の観点から研究することにも興味を持つ。 【英文プロフィール】 Stephanie Ann Houghton PhD Professor (Intercultural Communication) Faculty of Art and Regional Design, Saga University Born in England, Stephanie holds a doctorate in education and has written many books focusing on intercultural communication and language education. Taking a plurilingual approach, using English as a lingua franca (ELF) and other languages, she connects them with art and regional design through lectures and workshops aimed at improving intercultural communication skills through her FURYU Educational Program (FEP) (https://www.furyu.org/). This includes the study of Saga's traditional culture and value from intercultural standpoints. In addition, she co-created the Menburyu-Inspired Dance-Fitness (MIDF) with professional fitness instructor, Kazuki Miyata, for the purpose of Alzheimer’s Disease Prevention (ADP), which she has linked to practical training and community activities. She is interested in studying the Ninja from intercultural standpoints too. Her research is partly funded by VISION 2030 (KASHIMA ART PROJECT) http://www.saga-u.ac.jp/vision/vision2030-1.pdf
・東統禅先生 『丹坂峠の戦い』・『芦刈町戦国史』著者。『葉隠研究』(葉隠研究会)や小城郷土史研究会の機関誌に執筆多数。郷土史研究家として知られるが、実は秋田県出身である。禅僧になる前はキリスト教を学び、社会人としては金融機関や法律事務所勤務を経験している。出家してからは、四国をはじめ日本各地を野宿し、長期の托鉢行脚をおこなう。現在は、徳島氏および神代氏の菩提寺、福田寺(小城市芦刈町)の住職である。 →(★佐賀新聞記事「龍造寺と有馬の合戦、史料から丹念に読み解き 小城市の東さん『丹坂峠の戦い』刊行。北部九州の勢力図の変遷を考察」https://www.saga-s.co.jp/articles/-/619628)
▼モデレーター:深川 直也 佐賀戦国研究会代表。2012年から有志と共に佐賀戦国研究会(NPO)を立ち上げ、10年に亙り勉強会やシンポジウムを定期的に開催している。郷土史ライターでもあり、歴史雑誌『忘却の日本史』へ「九州の戦国武将ランキング」「肥前千葉氏」「神代勝利」「大村純忠」など執筆多数。近年は嬉野市の忍者発掘事業に参加、史料調査を担当し成果があり、2018年には国際忍者学会の基調講演を務め、NHK佐賀支局の番組出演や、NHKラジオ深夜便(2020年2月)へゲスト出演した他、三重県伊賀市、佐賀県嬉野市、福岡県飯塚市(嘉穂劇場)にて研究発表を行うなど、佐賀の忍者研究者として知られている。 (https://blog.seesaa.jp/cms/article/edit/input?id=459492959) 【内容】 世界的に人気の高い日本の忍者(Ninja)と、それを育んだ日本の歴史文化的土壌の事、また他県自治体での「忍者」(資源)の活用例など、山田先生にお話しを頂き、ステファニー先生が取り組まれている佐賀県の歴史・伝統文化の保護や芸術活動の活性化についての研究、また世界へ向けての佐賀の伝統文化の紹介活動についての、ヒントや融和点を探ります。東先生からは秋田と佐賀の県民性の違いや特徴的な印象、またAMAZONで郷土史本を出版するなど、自発的にアクティブに活動されての感想や周囲の反応などを伺います。 同時に、当会のような市民団体が行政に依らず自発的に活動する上でのヒントや融和点、郷土の歴史に興味がない若者へのPR方法などを考えます。残りの時間は、ゲストと参加者・学生とのフリートークが可能です。
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shintani24 · 3 months
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2024年2月7日
大和ミュージアム改装へ 呉市が過去最大規模の新年度予算案を発表(朝日新聞)2024年2月7日
【広島】呉市は6日、新年度当初予算案を発表した。一般会計は1089億6千万円(前年度当初比2・5%増)で、2005年の広域合併以降で過去最大の規模だ。旧海軍の歴史を伝える大和ミュージアム(市海事歴史科学館)の改装工事費用を計上したほか、病児保育にも重点配分した。
歳入では、市税収入が295億2千万円と、前年度(304億5千万円)を下回る見込みとなった。新年度の定額減税に伴う個人市民税の減収などが見込まれるためという。
借金にあたる市債の発行額は、50億円を盛り込んだ大和ミュージアムの改装工事などに伴い、前年度比15・4%増となる133億6千万円。市債発行残高は2年連続で増加し、1158億円(前年度比25億円増)となる。貯金にあたる財政調整基金からは18億5千万円を取り崩す。24年度末の基金残高は63億円になる見込みだという。
歳出では、病児・病後児保育に重点配分。病児・病後児保育施設の増設(2カ所)や、施設の市民利用を県内で初めて一律無償化する事業、保育園などで体調を崩した児童を預かる施設の新設(11カ所)などに1億7千万円を計上した。
昨秋に事業停止した日本製鉄瀬戸内製鉄所呉地区について、跡地に適した産業を県と共同調査するための費用には1千万円を充てた。新原芳明市長は会見で「『日鉄がなくなるが、呉市は大丈夫か』という声をよく聞く」とした上で、市総合スポーツセンター跡に半導体製造装置メーカー大手「ディスコ」の工場が建つ計画に触れ、「従業員数や税収はいずれ日鉄呉を上回るのではないかと期待する」と話した。
予算案は21日開会の市議会定例会に提案される。
大和ミュージアムの改装工事では、既存施設を改修するほか、大型収蔵庫を設置する。来館者の混雑緩和や、収納しきれていない資料を保管するのが目的だ。
22年の基本計画段階での総事業費は約68億円の見込みだった。そのうち既存施設の改修は30億円だったが、資材高騰などで大幅に膨らみ、新年度予算案には50億円を計上した。収蔵庫の設置費も含めた総事業費はさらに増える見通しだ。
既存施設の改修工事では、混雑解消のためにショップと券売機を屋外に移す。3階を全面的に改修し、科学技術の変遷や戦闘機エンジンの仕組みがわかる模型などを置く。工事に伴い、今秋以降に休館する見通し。期間は未定だが、開館20周年となる25年度中の再開をめざす。
コロナ禍前の19年度は年間90万人が訪れた同館。休館中も客足が途切れないよう、市は3億6千万円を投じて対��する。近くのビューポートくれでの仮展示や、戦艦大和の10分の1サイズの模型を建物外からガラス越しに見られる観覧台の設置などを計画する。
新原市長は「大和ミュージアムは、世界でも有数の軍港になり、戦後は造船業で栄えた呉市のユニークさを体現する施設。世界に誇れる海事博物館にしたい」と話した。(興野優平)
呉市の主な事業
【企業誘致・観光振興など】
◆大和ミュージアムの改装工事(50億円)
◆大和ミュージアムの休館対策として「呉・大博覧会」を開催(3億6200万円)
◆日鉄呉地区の跡地利活用調査(1千万円)
◆呉市・広島大学Town&Gown構想の推進(1600万円)
◆市総合スポーツセンターの産業団地への転換など(3億2千万円)
【教育・子育て対策など】
◆病児・病後児保育などの充実(1億6900万円)
【都市基盤整備など】
◆天応西条第2公園(仮称)の整備(2億800万円)
◆RORO船(貨物用船舶)の受け入れのための阿賀マリノポリス地区整備(1億1400万円)
「死ぬことになればいい」安芸高田市議(59)をSNSで脅迫した疑い 元警察官の男(38)を逮捕 被害の市議「傷つく人がいる。家族がいることを自覚してほしい」 広島(RCCニュース)2024年2月7日
広島県安芸高田市議会の男性市議をSNSで脅迫したとして、広島県警は6日、栃木県の男を逮捕しました。
脅迫の疑いで逮捕されたのは、栃木県宇都宮市に住む自営業で元警察官の男(38)です。
警察によりますと、男は23年8月31日から9月2日までの間、3回にわたり、SNS上で「こいつら生きてる価値あるか?殺されても仕方ないよな?」「死ぬことになればいいなぁ」「死体が見つからない限り殺人にはならないのが日本の法律です」などと投稿し、安芸高田市議会の男性市議(59)に閲覧させ、脅した疑いがもたれています。
当時の投稿内容
調べに対し、男は「投稿したのは間違いないが、脅すつもりはなかった。衝動的に投稿してしまった」と供述し、容疑を一部否認しているということです。
RCCが入手した当時の投稿内容によると、男は「安芸高田市の問題市議会議員様」などと書いた上で、何者かが特定の会派を顔写真つきで批判した投稿を引用し、人が生き埋めにされるような動画も添付していました。
これを受けて市議会の会派は、警察に被害届を提出していました。
安芸高田市議会 大下正幸 議長 「逮捕されたので、ひとまず安心だが、XやYouTubeへの投稿は、気をつけてほしい。完全に恫喝ですから」
被害を受けた男性市議はRCCの取材に対し、「冗談半分でSNSに書き込む人もいるが、傷つく人間がいる。家族がいるということを自覚してほしい」とコメントしています。
男と男性市議に面識はないということで、警察が事件の詳しいいきさつを調べています。
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広島市2024年度当初予算案発表 広島駅南口広場の再整備は大詰め、新サカスタ隣接の広場エリア開業へ(中国新聞)2024年2月7日
広島市が7日に発表した2024年度当初予算案は、街の姿をどう変えるのか。主な大型事業をみた。
【地図と写真】広島市の主な大型事業と予算額
■広島駅南口広場再整備
JR広島駅南口広場(南区)の再整備が大詰めを迎える。前年度とほぼ同規模の予算を確保。25年春に開業予定の新駅ビル2階に高架で乗り入れる路面電車の新ルート「駅前大橋線」を完成させる。駅と周辺のビルをペデストリアンデッキ(歩行者専用橋)でつなぐ工事も続ける。
■エールエールA館改修
駅南口では新たに、商業施設「エールエールA館」へ中区から中央図書館と映像文化ライブラリーを移すため、改修工事に着手する。1、2、9階フロアの取得予算は23年度に確保済みで、24年度に地下2階の一部と8、10階も購入する。25年度分の予算枠をあらかじめ確保する57億6千万円の債務負担行為を設定。26年度の開館を目指す。
■新サカスタ隣接の広場エリア整備
一方、中区で22年から建設してきたサッカースタジアム「エディオンピースウイング広島」が今月オープンした。24年度は、民間主導で隣接地に整備中の広場エリアのうち、公園施設となる遊具やトイレの買い取り費用を計上。エリアは8月に開業し、「ひろしまスタジアムパーク」が完成する。総事業費は約285億円に上る。
■広島城三の丸の歴史館建設
近くの広島城三の丸では、天守の収蔵品などを展示する歴史館の建設に着工し、26年10月の開館を予定する。先立って企業グループによるにぎわい施設の整備が3月に始まり、市中心部を巡ってもらう仕掛けを整える。
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【速報】福島第一原発の汚染水浄化装置から放射性物質含む水が漏洩 漏れたのは約5.5トン220億ベクレルと試算【福島県】(FCT福島中央テレビ)2024年2月7日
東京電力は福島第一原発で汚染水を浄化する装置から放射性物質を含む水が漏えいしたと発表しました。
東京電力によりますと7日午前9時前、汚染水を浄化する装置の排出口から水が漏えいしているのを作業員が発見しました。
装置は点検中で、ろ過水で洗い流す作業をしていた際、本来閉めなければいけない弁が16個中10個開いていたということです。
東京電力の試算では漏えいした水の量はおよそ5.5トンで、セシウムやストロンチウムなど220億ベクレルの放射性物質を含んでいる可能性があるということです。
漏えいした水は大部分が土へしみ込んだとみられますが、付近の排水路のモニタリングに有意な変動はないということです。
東京電力は水が漏えいした区域を立ち入り禁止とし、今後、周りの土を回収するなど対応を急ぐとしています。
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東電本社前に来ている。
カナダの島に謎の難破船が出現、19世紀のものか(AFPBB)2024年2月7日
カナダのニューファンドランド・ラブラドル州ケープレイの海岸で見つかった難破船(2024年1月30日撮影)。(c)Corey Purchase / AFP
カナダのニューファンドランド・ラブラドル州ケープレイの海岸で見つかった難破船からサンプルを回収する考古学者(2024年1月30日撮影)。(c)Corey Purchase / AFP
カナダ・ニューファンドランド・ラブラドル州ケープレイの海岸で見つかった難破船について説明する座礁船保全NGO「Shipwreck Preservation Society Of Newfoundland and Labrador」の代表(2024年1月30日撮影)。(c)Corey Purchase / AFP
【2月7日 AFP】カナダ最東部ニューファンドランド・ラブラドル(Newfoundland and Labrador)州でこのほど、19世紀のものと見られる全長約30メートルの船が打ち上げられた。
先週末には考古学者とボランティアのチームが調査のために現場を訪れ、船が海に戻される前に部品を一部回収した。
回収した木製の板や竜骨(キール)部分の金属製の外装材などは、分析のため研究室に送られた。
考古学者のジェイミー・ブレイク(Jamie Brake)氏は6日の記者会見で「木材の種類や年代、金属の組成などを特定したい。分析結果から、いつごろの船なのか、どこから来たのかなどを知るためのヒントが得られる」と語った。分析結果が出るまでには、数か月を要するという。
船は1月下旬、ニューファンドランド島南西端にある公園で発見された。付近の海は浅い水深に岩が数多くあることが知られており、これまでに多くの船が座礁している。州の考古学事務所によると、この海域には難破した古い船が数千隻ほどある。
ブレイク氏は、この海域では、数百年にわたり欧州の船が航行していたと指摘している。
今回打ち上げられた船ついては、2022年にカナダの大西洋沿岸を襲ったハリケーン「フィオナ(Fiona)」の影響で、海底から流されたとの見方も出ている。
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2月7日 20:59 震度4 震源:和歌山県北部 M4.1 深さ約10km この地震による津波の心配はありません。
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tarinofdancecompany · 4 months
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謹賀新年
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旧年中は大変お世話になりました。
昨年はカンパニー主催公演「Legacy2023」、国際アートフェスティバル「中之条ビエンナーレ2023」への参加など新しい企画に挑戦してきました。 TARINOF株式会社は設立1 周年、カンパニーは設立10周年を迎えました。
2024年は、カンパニー初の試みとなる3年間長期企画「生と死を見つめる3部作」が始まります。 第1作品目では、フランツ・シューベルトの歌曲やエゴン・シーレの絵画として有名な「死と乙女」をモチーフに創作します。 本年2月にフランス・パリにてカンパニーメンバーと共に、 『La Jeune Fille et la Mort(死と乙女)』を発表し、帰国後東京での上演も予定しています。 そして、秋に開催予定の本公演ではオーディションで選考したメンバーも加わり、『生と死を見つめる3部作 第1章-死と乙女-』を発表致します。 この1年を通して一つの作品に集中し、再構築を重ねて発表することで、カンパニーの成長や作品の変化をよりお楽しみ頂けると思います。 沢山の方に劇場へ足をお運び頂けましたら幸いです。 更に本公演以外での活動では、夏に新国立劇場オペラパレスで開催予定のバレエ協会主催公演に作品提供を行います。 また、カンパニーメンバーの作品発表の場として企画された「Legacy2024」の開催も予定しています。
カンパニー設立10周年の節目でこのような活動が出来るのは、皆様の支えとスタッフの方々のご尽力のおかげだと日々感じております。 私達はこれからも身体表現芸術を通して社会に何を発信することができるか日々模索し、カンパニーメンバー一同力を合わせて歩んでいきます。
本年もよろしくお願いいたします。
令和6年1月吉日
Tarinof dance company / TARINOF株式会社 代表取締役 坂田 守 代表取締役 長谷川まいこ
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【Tarinof dance company 2024 Information 】
2月8日~9日 (全2回公演) Tarinof dance company海外公演 『La Jeune Fille et la Mort 』 会場:ESPACE CULTUREL BERTIN POIREE(フランス・パリ) 振付/構成/出演:坂田 守 演出/構成/出演:長谷川まいこ 出演:岩瀬菜々子 河野夏帆 仙石孝太朗
4月12日~13日 (全3回公演) Tarinof dance company 東京公演 『La Jeune Fille et la Mort 』 会場:アトリエ第Q藝術(東京・成城学園) 振付/構成/出演:坂田 守 演出/構成/出演:長谷川まいこ 出演:岩瀬菜々子 河野夏帆 仙石孝太朗
9月1日(全2回公演) Tarinof dance company Presents『Legacy 2024』      会場:G-Screw Dance Labo (東京・荻窪) 出演:河野夏帆 坂田 守 仙石孝太朗 長谷川まいこ 他
11月14日~5日(全4回公演) Tarinof dance company本公演 『生と死を見つめる3部作 第1章-死と乙女-』 会場:あうるすぽっと(東京・池袋) 振付/構成/出演:坂田 守 演出/構成/出演:長谷川まいこ 出演:岩瀬菜々子 河野夏帆 仙石孝太朗(以上カンパニーメンバー) 安心院かな かとう りな 神渡茉由 星野 梓 吉田明莉(以上プロジェクトメンバー) ---------------------------------------------------------------------------
【Tarinof dance company コンテンポラリーダンスクラス】 ダンスが好きな方ならどなたでもご参加頂けるクラスです。 毎週日曜日 19:00~ レギュラークラス 毎週火曜日 17:30~ レギュラークラス [会場] 〈東京・荻窪〉G-Screw Dance Labo [住所]167-0043 東京都杉並区上荻1-16-16ユアビル3F ※受講される際はHP・SNSなどで開催情報をご確認ください。 ※お問い合わせはTARINOF公式LINEよりご連絡ください。
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momokomatsu · 4 months
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2023 - 2
12/25 Mon 日本演奏家コンクール @みなとみらいホール 小ホール 共演:中村駿介
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12/02 Sat, 03 Sun 《修道女アンジェリカ》とプロローグ G.プッチーニ Novanta Quattro #04 原語上演・日本語字幕 @神楽坂セッションハウス 指揮 服部容子 演出 吉野良祐 ピアノ 佐藤 響/石川美結/⭐️小松 桃 アンジェリカ 鈴木遥佳/吉田静香 公爵夫人 山川真奈 修道院長 水野菜津子 風紀係修道女 依光ひなの 教育長 安藤千尋 ジェノヴィエッファ 東 幸慧 オズミーナ 中村里咲 ドルチーナ 中村友里香 看護係修道女 池澤真子 托鉢係修道女Ⅰ 鄭 美來 托鉢係修道女Ⅱ 伊藤いずみ 見習い修道女 上原梨華子 奉仕修道女Ⅰ 川島玲子 奉仕修道女Ⅱ 水野菜津子 修道女[アンサンブル] 髙野月南 助演 中村湊人 合唱 磯﨑康陽/寺田穣二/倍田大生 コレペティトゥア ⭐️小松 桃 ドラマトゥルク 小野寺彩音 演出助手 喜多村泰尚/冨澤麻衣子 舞台監督 福島達朗 舞監補佐 眞壁謙太郎 映像 荒井雄貴[(株)アライ音楽企画] 照明 芥川久美子[(有)ライトシップ] 衣裳 相川治奈 字幕監修 池田知徳 制作 鷹野景輔[統括]/ 柴田崇考 主催・制作 Novanta Quattro 助成 公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京【スタートアップ助成】
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11/25 Sat 第36回新人演奏家コンクール受賞記念演奏会 @市川市文化会館小ホール 共演:藤原優花
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11/24 Fri みんな知らない名曲コンサート Vol.2 @ハクジュホール 共演:岩崎香
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11/23 Thu 笹原美香 あなたに届けるふくよかな秋 ソプラノコンサート @盛岡市民文化ホール(マリオス)小ホール 共演:笹原美香、小野寺光
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11/22 Wed 安さんぶるChainon 第2回公演「幸せの環コンサート」 @豊洲シビックセンターホール 指揮:安藤由布樹、河原義 ピアノ:河原義、小松桃⭐️ ソリスト:馬場津也子、野口満寿美、加護友也、奥秋大樹
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11/20 Mon エルネスト・パラシオ氏による新進歌手育成/カルメン・サントーロ氏によるコレペティトゥア育成披露演奏会 @テアトロ・ジーリオ・ショウワ 共演:マスタークラス受講生
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11/19 Sun 13:30~ 第60回蕨市文化祭 蕨市合唱連盟創立60周年記念 第60回市民合唱祭 @蕨市民会館コンクレレホール 指揮:河原義 合唱:ひがし混声
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10/22 Sun 令和5年度 公共ホール音楽活性化事業 上田純子ソプラノ・コンサート @名護市民会館中ホール 共演:上田純子、宮城実咲
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10/20 Fri, 21 Sat 令和5年度 公共ホール音楽活性化事業 交流プログラム @嘉陽海岸、名護市民会館テラス、轟の滝、三育中学校校庭(沖縄県名護市) 共演:上田純子
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10/15 Sat 第9回いちフェス2023 @八幡一番街商店会 ステージイベント《ケイアーツ》 共演:田中未来、新井健士
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10/07 Sat 第76回岩手芸術祭総合フェスティバル @トーサイクラシックホール岩手(岩手県民会館) 大ホール 共演:阿部泰洋、岩手県立盛岡第一高等学校音楽部
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10/05 Thu レクチャーコンサート @岩手県立不来方高等学校 演奏室 共演:阿部泰洋
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10/03 Tue 東京都健康プラザハイジア30周年記念感謝イベント 東京音楽コンクール入賞者による声楽コンサート @ハイジア1Fアトリウム&アートウォール 共演:上田純子、寺田功治
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09/30 Sat シバムジークサロンコンサートvol.3 @紀尾井町サロンホール 共演:岩崎香、依光ひなの、荏原孝弥、阿部泰洋
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itocaci · 4 months
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偶発的なデザインの美 〜 amachi. "Snow Covered Knit"
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こんばんは。
昨日は久しぶりにちょっとゆっくりと過ごせる時間が取れたので、今回お手伝いをさせて頂いた「大阪関西国際芸術祭」の会場をいくつか見て回ってきた。
本町、西成、心斎橋、梅田と4ヶ所ほど回って作品を拝見させて頂いた。
会場の多くは今日までになるのだけど、梅田のLUCUA1100会場は30日までの開催、そしてメイン会場の「船場エクセルビル」は会期延長が決定した。
個人的には西成の「kioku手芸館 "たんす"」が好きなので、こちらをご覧いただきたかったのだけど、こちらはこれからも続くプロジェクトになるので、また機会があればご紹介をさせて頂ければと思っている。
僕がアートを好きになったきっかけは、実はアニメだ。
「ギャラリーフェイク」という漫画原作のアニメがあるのだけど、その主人公「藤田玲司」に憧れたのがきっかけだ。
様々な美に通じ、その本質に向き合う姿勢に、当時高校生だった僕はすっかりと虜になってしまった。
初めて自分のお金で美術館に行ったのは大学生の頃。
東京の上野の東京都美術館で開催されていた「プラド美術展」。
図録集とかでしかた見たことの無かった絵画を目の前にして興奮したことを覚えている。
(当時、一緒に付き添いで来て頂いた方には申し訳ないのだけど。笑)
以来、旅をするとしても基本は美術館や芸術祭を軸にして選ぶことが多くなった。
そんな僕が、今年は10月の「浦安藝大」、そして今回の「大阪関西国際芸術祭」にほんの僅かだけど、アートのイベントに参加する事ができたことは、今年の大切な思い出だと思う。
また機会があれば参加してみたい。
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それでは本日の本題に。
おそらく、2023年最後のアイテム紹介になるのだろう。
そんなラストはこちらをピックさせてもらう。
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amachi. : Snow Covered Knit (Brown) ¥97,900(tax in)
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amachi. : Snow Covered Knit (Beige Green) ¥97,900(tax in)
ウールの重厚感をしっかりと感じられる厚手のニット。
そんなニットに、フワフワとした雪が積もったようなデザインのギャップがとても素敵だ。
肉厚なウールのニットからはハードな雰囲気を感じるにも関わらず、この雪の積もったデザインが儚さや可愛らしさを与える。
個人的には今季の"amachi."のアイテムの中で一押しのアイテムでもある。
(当店の秋冬は1月末までになるけど、それまで残っていたら容赦なく僕が買います。)
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ベースのニットは機械で編まれているのだけど、雪が積もった部分に関してはハンドで行われている。
しかも、この雪を表現した糸にも拘っており、光沢の少ない糸を選んで雪を表現しているのだ。
光沢の少ない糸だからこそ、一層品のあるデザインになっていると感じたし、展示会でそんなお話を伺ってさすがだなぁと思ってしまった。
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"amachi."の服が放つ美しさは、「アート」に近いものがある。
自然の中に身を置き、日々、自然と向き合い、観察を行うことで見える世界をデザインに落とし込み、私たちに提示する。
その多くは、目に見えない自然の営みをモチーフにすることが多い。
僕は、そんな"amachi."が見せる自然の営みをベースに��たデザインが毎シーズンとても楽しみなのだ。
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このニットは、雪が降る日に、実際に服を着て外に立ち、服に積もった雪の部分をトレースしている。
つまり、これは自然の生み出した、偶発的な出会いをデザインに落とし込んでいる。
最近、人との出会いも含めて、偶発的なものに興味がある。
コントロールの及ばない、一瞬の出会い。
そういった瞬間に立ち会った時の方が、感動が大きい。
街で会う約束をして会えた時より、たまたま街で出会った時の方がテンションが上がる。
簡単に言ってしまえばそんな感覚だ。
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もし外に出るのが1分でも遅かったら。
もし観察するのが1週間後になっていたとしたら。
降雪量が違っていたら。
このデザインにはなっていなかったのかもしれない。
そう思うと、このニットのデザインがとても愛おしく、そして儚いものに感じられるのだ。
しかも相手は自然なのだ。
私たちのコントロールなど及ばない世界。
それをデザインに落とし込むアプローチが面白いと感じてしまった。
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では、このようなアプローチを他のブランドがした場合はどうなんだろうか。
ここまで心を動かされたのだろうか。
多分、僕はここまで心を動かされなかっただろう。
なぜなら、それはデザイン強度が"amachi."と比べて脆弱なものになるからだ。
幼い頃から長年自然の中に身を置き、ずっと観察してきた"amachi."だからこそこのデザインが美しいのだ。
その背景が、このデザインの強度を引き上げていると思っている。
仮に僕にこのアイディアがあって、同じように服を作ったとしても、敵わない。
これまで"amachi."が自然と共に過ごしてきた背景やリサーチには及ばないからだ。
そう言った背景があるからこそ、コントロールのできない自然にデザインを任せても成立するのだ。
自然に委ねながらも、コントロールのされたデザインになるのだ。
だから偶発的であっても美しいのだ。
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僕はこのニットからそんなことを思った。
生態系や自然のグラデーション。
そんな自然と向き合い見えた世界を、服のデザインへと落とし込む。
目に見えるデザインだけではなく、そのプロセスまでもが美しく、毎シーズン心を奪われる。
そして、僕はその感動をお店で皆さんに伝えたいのだ。
年内ラストの商品紹介。
今日は、素敵なニットをピックさせてもらった。
なお、オンラインショップでもご覧いただけるので、もしよろしければこちらもご覧いただきたい。
それでは次回もお楽しみに。
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