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#天神山アートスタジオ
sabo-pon · 1 year
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『サバイブするアートの旅』をテーマにさっぽろ天神山アートスタジオでトークがあった。服部文祥さんがいつも山で飲むチャイをウェルカムドリンクとして供され感激。トークは主に『国際芸術祭あいち2022』の展示での制作裏話を軸に進む。途中、服部さんが「サバイブする旅のアートじゃないの?」と突っ込みをいれてたのが良かった。トークのあとは、コラーゲンたっぷり北海道の鹿の骨スープ(服部さん手製)と私がみやげに持参したラズベリーの天然酵母カンパーニュ(現代美術家・磯崎道佳さん手焼き)をみんなでいただきました。ごっつあんです!
蛇足★質問コーナーでは鹿を撃ったライフルの薬莢が限定3名までもらえるとのことで、服部さんに質問してゲットしてきましたw
*トークは秋田公立美術大学大学院の主催で『サバイバル複合芸術 ― Survive with Transdisciplinary-Arts』vol. 4『「共生」―サバイブするアートの旅』として、実施されました。
Vol. 4「共生」―サバイブするアートの旅
・ゲ ス ト: 服部 文祥(作家・登山家)、石川 竜一(写真家)
・モデレーター: 宮本 一行
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aoi--zine · 9 days
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ホームレスを積極的にしていた友だちの話をきいて、ホームレスの純粋性について考えたことがある。
やむを得ずそうなったホームレスと比べて、彼はホームレスと言えるのかどうか、ということである。
4/10〜4/20まで天神山のアートスタジオに居住していた。吉野内だいちとして。素晴らしい日々だった。職も決まり、良さそうな家を見つけ、良さそうな家の内見をし、申し込みをした。今は審査を待っている。担当者の話では、今月中に住めるとは思う、と言われ期待していたのも束の間、砂の城は崩れてしまった。どれだけ早かろうが5/16からしか住めないと伝えられた。というわけで私は5/16までホームレスである。しかし車があるので車中泊をしている。その期間凡そ26日間。バイトは週六でシフトを組んでもらっている。
これをサバイバルと言わずしてなんと言う?私はあくまで楽しんでいる。というよりもそういう状況に置かれた自分を客観して自分で楽しんでいる。
家はない。私の心は私の体にない。私の存在は霧のように、在るが薄く、朧げで、そしてもしくは無い。一体誰が私を見つけられるのだろうか。私はここにいます。しかしどこにもいないのですから。
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aarc2017 · 1 month
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5 days ともう1日 お母さん、あの赤いストールどこにいったんでしょうね。
2023年5月の光州滞在に続いて、韓国にいった。3月6日(水)から11日(月)までパジュとソウル。
日曜日10日の夜の便で関空に帰国するつもりが、勘違いして(なのか、購入してから忘れてたのか)翌日に帰国。到着した日から、帰国まで密度の高い滞在だった。
3月6日(水)JEJUairで新千歳空港から仁川国際空港に入る。
ほぼ定刻で到着したけど、パスポートコントロールが長蛇の列で、到着してゲートをでるまで約2時間かかって、ほとんど座れなくてぐったり。機内からの眺めは野山がちゃいろっぽくうつった、冬の終わり、春の手前の韓国。
Yeonyeonが空港まで車で迎えてきてくれてた、やっと会えて急ぐYeonyeonにひっぱられながら、5日間のSIMカードを交換、現金は1万円のみをウォンに両替して、あとはクレジットカードでなんとかするつもり、前回の現金も70000ウォン くらい残っていたし。それにしても日本円が安い。確か80000ウォン くらいにしかならなかった。
気つけにアイスラテを飲み駐車場へ。Yeonyeonが私に合わせたい人がいるといって、そのままイルサン(高陽/コヤン市)へと走る。図書館で仕事中の大学の教授と会うようだ。目の前に小さな公園がある、運動器具が設置されている。
Kim, Sang Chae教授。家が近いとかでいつもこの図書館で仕事をしているんだとか、歩いてカフェにいく、すごくお腹がすいていたのでカプチーノとベーグルをごちそうになる。Kim教授はギャラリーも運営していて、Yeonyeonはそこで展示をしたのだそう。土曜日にオープニングがあるから来たらどう?とか、南の方の市でKim教授のご友人がディレクターをしているアートフェスティバルのこと、国際AIRを始めようとしているという話を聞いた。札幌とつながるのは面白そう。名刺交換をして、YeonYeonの夫、ミンギが働いているアーティスト(ス・ドホ)のスタジオにミンギをピックアップに急いでウルサンをあとにした。
韓国は車両が右側通行で左ハンドル。Yeonyeonの車はペパーミントグリーンで小さくでかわいい。予想通りだけど、運転がほんとに上手。
時間は19時に近くて、暗くなったパジュの中心部を通り過ぎてヨンヨン一家が住む住宅地に急ぐ。ヨンヨンはずっと急いでいる、会ってからずっと!ラヨンをお友達の家からピックアップしてヨンヨン一家のアパートに到着。アパートの住民には決まった駐車場がなくて、空いているところを使うんだとか。建物内が禁煙で、外で立ちタバコをする、慣れた状況。
ヨンヨンの家!!!すごく素敵な天井の高いアパートだった。なんでもおしゃれだったし、すごく掃除が行き届いている。毎日やっているの?ときいたら、どうぜん(なんで聞くか?)とヨンヨン。室内には、ほかのアーティストたちの作品によるヨンヨンコレクションがある、リビングにはこたつと漫画でぎっしりうまった本棚。どうやらヨンヨンたちの寝室を私が使うようだ、なんだか申し訳ない気分になる。そして床暖房。そして夕飯に。
カルグクスの店にいくよ、と言われて行った先は、どうも地元の人気店だった。けど我々の到着時間が遅かったみたいで、ほかにお客さんはいなかった。鍋のシメは、お店の主人がつくってくれるおじやで海鮮の出汁がでた鍋のおじや、最高なのだった。
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ヨンヨン一家は、今年の年明けから天神山アートスタジオに滞在してて、私の韓国の旅の1週間くらい前までいっしょにいたので、なんかへんな感じ。レジデンス直後のアーティストに会うのは、アーティストが気持ちを切り替えられないだろうから、どうかなと思ったけど札幌の延長戦のようなものかもしれないし、いる間も展覧会をどうするかという話はばかりだったので、ほかのもっとひとりの人として話をしたり聞いたりということができていなかったから、帰国後のアーティストに会いに行くという私の好奇心がまさってしまったし、うちに泊まりなさいというヨンヨンの言葉にすっかり甘えることにしたわけです。いまも、ちょっと帰国直後にいってほんとによかったのかなと心配にはなっているけど。
ヨンヨンは、日本は料理がプライドだけど、韓国は食べることがプライドなんだと教えてくれる。だからともかく食べるよーとどんどんやってくる。満腹なのに、お茶に行こうという流れになって、アーティストヴィレッジのカフェに入る。ミニシアターもあるカフェだそうで、お客さんもちらほらいる。韓国伝統茶(五味子)をいただく。
いったん、ミンギとラヨンをアパートにおろして、私のリクエストにより大きなスーパーマーケットe-martに連れて行ってもらった。買い物するといより、どんな感じなのか興味があったから。果物は安い、あと量が多いという印象だった。結局、ヨンヨンおすすめの韓国のお茶や事務所のみんなにお土産にしようと決めていた朝鮮人参のゼリーなど、初日から買ってしまった。
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ヨンヨンに松尾さんからのプレゼントをようやく渡すことができた。松尾さんは、天神山のご近所さんで、オープニングにお寿司を持参して娘さんと参加してくれた。その後、ヨンヨンともう一度話がしたいといって再訪してくれたんだけど、すでに彼女たちは帰国していたので松尾さんは会えずにとても残念がっていた。その時、持参してらした贈り物をわたしが韓国に運ぶと約束して預かっていたのです。 松尾さんは、ヨンヨンへとその場で手紙を書いてくれた。この気持ちをヨンヨンに贈り物といっしょに手渡すことができて、ほんとによかった。
ようやく帰宅すると、ヨンヨンがはやくシャワーを浴びろという、夜のプログラムもあるらしい。シャワーが終わって、リビングにいくと、すでにヨンヨンがフルーツとおちゃを出してくれて、テレビでは、NetflixでEye love youが流れている。ここで日本製のラブロマンスをみんなでみることになるとは!ドラマの中のラブシーンはやっぱり気まずい雰囲気になるが、まあてきとうにいなす。わやわやあれこれ話して夜が更けてようやく就寝。朝は、ヨンヨンはミンギとラヨンを送り出すために8時に起きるという、アーティストで親で、ほんとに忙しい。
ミンギの働いているスタジオは、アーティストがミンギを含めて2人いて、それ以外に近所のおばさんたちがきているのだとか。ミンギは白ごはんだけを自宅からもっていくと、おばさんたちがおかずをもちよって食べさせてくれるらしい。韓ドラで描かれる景色そのまま、と感動した。
3月7日(木)パジュを廻り、ソウルへ。
天神山アートスタジオでの約2ヶ月の留守で植物の鉢がいくつか枯れているのをベランダでみた。ヨンヨンは天神山の滞在の最後に展示をした。そのタイトルが50 days、ヨンヨンとパジュから始まった私の韓国の旅のリポートはそこからきている。窓の外には、川がみえるその先には北朝鮮。パジュは国境の町なのだ、アパートの隣の敷地は軍施設。去年の9月にリサーチで天神山に滞在した3人(分断イメージセンター:ジェハ、ソルジ、ジェヨン)は、週末にソウルでパフォーマンスをする。札幌で(日本で)北朝鮮の気配と強制労���の歴史をリサーチしたのだった。パジュは、ヨンヨンが一晩の宿を提供してくれたから、行くことになったけど、そこが国境の町だったとあとになってしって、ほんとうに肉眼で「分断」の景色を見ていることが不思議だったし、必然的だった。
ヨンヨンが帰ってきて、さあ散歩にいきましょうといってくれて出発。
ヨンヨンのスタジオ
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地元の会社の社長さんがヨンヨンの支援者(スポンサー)で、社屋の隣の空きビルをスタジオとして提供してくれているのだとか。同じビルの中にミンギのスタジオもある。ヨンヨンの作品もいくつも置かれていて、作業に徹するようなシンプルなスタジオだった。社長は、猫のお母さんだそうで、オフィスに2匹、会社の敷地には野良猫のための寝床や餌場がちゃんといくつもおいてある。なんだかシンパシー。この場所で、レジデンスもできるかもしれないと話すヨンヨン。昨日、京畿道にソウルからアーティストがスタジオを移しているという話を聞いた。
次は、ヘイリ芸術家村。
20年前にアーティストのスタジオとして開かれたエリアが、いまはほとんど全てのスペースがカフェになって観光化している場所。このヘイリの中で、アーティスト村時代からいるカップルの経営するカフェ、オーガニックショップ、ギャラリーはヨンヨンの親しい人たちというので訪ねる。温かいジンジャーミルクをご馳走になる。店の外には鶏小屋がある。think green cafe 「わたしたちはゆっくりいきる」年齢層の高い、このカップルの旧知と思われる人々が次々やってくる、この二人には話を聞いてみたい。とてもいい空間だった。
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なぜ、どういう経緯でここに芸術村ができ、20年を経過して観光地となったのかという話を聞いてみたい。次回かならず。
ヨンヨンは、いま岐路にいるようだ。これまで彼女の実力を評価されてきている女性を描いたシリーズ、抽象的な表現のシリーズをスタジオで紹介してくれながら、これからどこに向かうべきかと独り言のように聞いている。家庭と自分の制作のバランスを取ること、母親である彼女が振り払うことのできない家族への思い、がむしゃらな彼女は創作への意欲もさげず、でも取り組むことも多さや複雑さに疲れきっているようでもある。実際、切り盛りしている姿をみて、やりすぎないようにとか、少し手を抜きなよ、とかそんなヨンヨンには邪魔になるような言葉をいいたくなる、いわなかったけど。でも、こうして記憶を辿りながら、急がなくてもなんとかなる、どっかで辻褄があってくるからと、やっぱりいいたくなっている。ヨンヨンにメッセージしよう。
ソウルに出発するまでの間にヨンヨンがつめこんだスケジュールの次はランチ。ローカルのレストラン、スジェビの店。 入ると、店主のコレクションや植木がどころ狭しとびっしりおいてある、いい感じ。先客に消防士か救急隊員のようなグループあり、不思議とそういう職種の人が顔つきが違う(贔屓目)。昼時なので、席は満席、隣のテーブルで注文されている料理に釘付けになる。
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ここのスジェビと名物のチヂミはともかく素晴らしかった!すごい量だったので、まったく終わらず、チヂミのほとんどを持ち帰りにしてもらった。スパニッシュオムレツのようなチヂミ。再現してみたいけど、できるだろうか、ともかく美味しかったし面白かった。そして、昨日の夜のカルグクスの店もそうだったけど、お店ででてくるキムチが美味しい。
また、満腹。
そして、強制的に次は伝統茶のカフェへ。ヨンヨンは、韓国伝統茶がとても好きなのだという、カフェは古民家空間で、お母さんと娘さんが営んでいるようだった。こんがりやいたお餅が出てきた。お茶は、石の碗でぐらぐらに煮立った状態で運ばれてきた。私のお茶には銀杏の実が入っていたので、それはヨンヨンに、去年のお正月に突如発症した銀杏アレルギーがあるのです、でもお茶自体はその後もなにも起こらなかったし、サジで熱々の甘いお茶をちびちび楽しむのはすごくよかった。70-80年代の音楽がかかっていた。かかっていた曲で、好きだったのが学生による民主化運動の時の女性歌手の曲。
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カフェの庭から北朝鮮が見える。
アパートに荷物を取りに戻り、ラヨンをピアノ教室から拾って、ヨンヨンの車でソウル、法大エリアに出発した。ソウルだけ雨が降っているみたいなおかしな天気。ヨンヨンもかつて法大エリアに住んでいたんだそう、この日からお世話になるソルジとジェヨンのアパートに到着した。ハイソな雰囲気の家賃が高そうなアパート群にちょっとひく。地下駐車場で、すでに親戚のような気分になったヨンヨンと別れ、私は彼らの部屋にエレベータで向かった。暗証番号は教えてもらっていた。 しかし、ドアが開かない。困っているとお向かいのドアから小学生くらいの女の子とお母さんがでてきた。女の子は英語が達者で、どうしたんですか?と聞いてくれたから、すぐに助けを求めた。彼女、ほんとに心強かった。ヒーローです、ドアもあけてくれた。
部屋のドアには、helloというシールを貼ってくれていた。私が使わせてもらう部屋もしっかり準備がしてあって、しんそこくつろいだ。 10分ほど、休憩をしてすでにアパートの下でまっていてくれたKim, Soyoungと会う。ソヨンの車を探して敷地内を歩いたんだけど、ともかく新しくハイソなアパートの雰囲気にたじたじする、どんな人たちが暮らしているのか、若いキュレーターカップルのソルジとジェヨンがなぜここに住んでいるのかとかいくつも質問がわきあがってくる。
アパートの敷地を歩き回ってやっと出口があらわれた、そこにソヨンがいた!
横っ面にぶつけたあとのあるソヨンの車に乗り込んだ。
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助手席に座って、彼女の案内にただ従っていく。最初は比較的新しくてソヨンが気に入っているギャラリーに。一軒の家が改装されて複層的なスペースになっていて面白い。そこから歩き始める。このエリアには、ギャラリーもスタジオも多くあったという、でも地下が高騰して減ってきていると。途中、スマホの充電用の韓国使用の電源ソケットを購入。そのままそのほかに二つギャラリーを巡る。ふたつめは、プリント工房が運営する版画がメイン(らしい)新しいギャラリー。二つ目は、アーティスト・ランのギャラリーでこのエリアでは老舗という。
ギャラリーを3軒回って、レンガ構造の建物が残っている古い街区の中のカフェに入った。このあたりはゲストハウス も多いんだとソヨンが教えてくれる、コナーもソウルではここに滞在してたんです、と。旅の前にどこにいきたいのかと聞いてきてくれたので、ソヨンのお気に入りの場所に連れて行って欲しいと頼んでいた、だから、このカフェも彼女が好きでとても落ち着く場所だといっていて、その通りだった。いまどきのおしゃれ優先じゃない、でも粋なカフェで私も気に入った。
キムソヨンはソウルを拠点にしているペインター。天神山アートスタジオには去年の春に2ヶ月滞在していた。ほんとうにコツコツと作品に向き合っていて、ちょうど桜の季節に、毎朝二階から公園の桜を眺めて過ごしている姿がいまでも記憶に残っている。昨日のヨンヨンと似ていて社交的で日本語も勉強を続けてかなり使う。滞在中には、道立美術館の学芸員や同時期に滞在していた札幌や日本のアーティストやWSで知り合ったインテリアデザイナー、同時期滞在の海外のアーティストとしっかりと友好的な関係を構築していた。彼女に再会して聞いたところによると、札幌で知り合った人のうち、何人かはすでにソウルに来て再会を果たしているし、天神山以降、彼女もまた2度日本にきている。特に、奈良を拠点にしているアーティストは彼女と同時期に滞在していたのだが、その人との交流によって、彼女は、彼女自身の次のステップを計画するようになったようだ。それは、ソウルという大都市を離れて、故郷の町で新たに活動をしようとする計画。 また、同じく、彼女と同時期に天神山にいたアメリカの文学の作家コナーとは、ソウルの友達よりしょっちゅうあっているといって笑っていた。たった2ヶ月の札幌での滞在制作、このきっかけをものにすることのできるレジデンスアーティストは実際それほど多くない。ソヨンの天神山のあと、は私の想像を超えていた。
すでにペインターとして長いキャリアをソウルで築いているが、作品を制作するだけでは生計が立たない、自身の制作に並行して美大受験生のためのチューターも務めてきている。そのためか、客観的に思考する性質も持ち合わせていて、だから今後のキャリアをどのように組み立てていくのか、自分の経験や体験をどのように活かしていけるかと冷静に点検することができているように受け止めた。もちろん、葛藤やどうしようもない切なさなんかはあるはずだけど。
アーティスト・イン・レジデンスは、一時的な滞在が前提だから、私たちが知るのは、ひとりのアーティストのほんの一面だし、ほんの一瞬にすぎない。それが面白さであり次へと向かう燃料にもなっているが、天神山アートスタジオのように一度にたくさんのアーティストと同時に対応するような環境では、なかなか深くつきあうことができない。それは、天神山以前は年に3-4人のアーティストを招聘していたレジデンスにいた経験からすると私には物足りない。  作品というより、アーティストという人に興味があるので、よくもわるくももういいです、というくらいまでひとりのひとを知りたいという欲求がある。ただの好奇心なので、あまり警戒してほしくはないんだけど。(むしろそれが無礼なのか?)
トッポキを食べる店を探して、また歩く。
途中で、韓ドラの「コーヒープリンス一号店」のロケ地に使われたカフェの道を通り過ぎる。コンユが好きな私はもちろん静かに興奮しました。そして��このカフェがドラマのロケ地になる前に、常連だったソヨンからちょっとしたホラーストーリーを聴くことになるのだけど、それは怖いから書き残さないでおく。
ソヨンに送ってもらって10時すぎにアパートにたどり着くと、ソルジたちも帰宅していた。パフォーマンスの初日を迎えていた二人だったので、あれこれと喋りたい気持ちがお互いにあったのだけど、ふとおもいだした2000年ごろのflying cityのことをきいてみた。都市の再開発に伴ってとりこわされてしまうエリアとコミュニティのプロジェウトをやっていた反骨系のアートグループがいたと記憶していたのだけど、ひょっとして彼らの暮らしている(私が滞在する)このアパートのエリアは、flying cityがフォーカスしてた場所?と質問したら、ジェヨンが、ここではないと教えてくれた。その流れで、なぜ自分たちがこのアパートに住んでいるのかを説明してくれた。 新しいアパート群の再開発にあたって、元の住民に新しいアパートに住む優先権が与えられたのだとか。ジェヨンの家族は元の住民でもあるし、新しいアパートの入居優先条件に、「新婚」「子供のいる若い世代」もあったから、ソルジとジェヨンは結婚することにしてこのアパートへの入居申請をしたんだという。面白い話だ。リビングには、結婚式の記念写真も飾られている、ドラマでよく見る風景。 まだ喋り足りなかったけどさっさと自室にひっこんだ。普段の生活よりも倍以上歩いていて私も相当疲れている、きっと彼らはもっとくたくただろうと思う、おやすみなさい、翌日のパフォーマンスの成功を祈った。
私が使わせてもらった部屋は、普段、ソルジが仕事部屋として使っているのだそう。四畳半ほどの大きさの部屋に机と本棚と資料が山積みで、その間にシングルベッドがおいてある。子ども部屋のようで、私はなんだか実家の自分の部屋にいるような気分になった。電気の式パットがおいてある、スイッチの入れ方がわからないけど疲れていてそのまま眠った。
3月8日(金)16年ぶりのアービン・シム
思い出そうとするけど、この日、アービンと回った地名・駅名がまったく思い出せない。10:50の待ち合わせも、どうやら地下鉄の乗り方を間違ったみたいで遅刻した。朝、起きれなかったのだ、慌ててアパートを出て、ろくに調べないで待ち合わせ場所に向かった。 なにしろ初めての地下鉄移動だったから、間違っていてもそこそこ楽しんでいる、完全に覚醒しているわけでもないから気分はのんびりしていた。のんびりしていたと思ったら、待ち合わせ場所でアービンを見た途端に、涙腺崩壊してしまった。なぜ?なぜそんなにエモーショナルになったのか自分でもわからないけど、話し始めたら私たちは16年ぶりにあったのだとアービンがいう。ああ、その時間が私をなんだか盛り上げてしまったようだ、気がつかなかったけど!アービンは16年たってもちっとも変わっていなかった。スピリッツがブレてない気がする。私は肥大したけれど。
アービンの好きなカフェにまずはいく。細い路地と階段を登ったところにある。小さなカフェ。ひとしきり、あの人はどうしている、とかそういう懐かしい話をする、フィナンシェとカプチーノ。
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なんとなくミッションなきがして、札幌でアービンとあったS-AIRのふたりと漆くんにアービンの写真を送った。 カフェの向かい側のひだまりで猫がまるくなっていた。
寝坊して待ち合わせ場所に向かったから、お腹がすいていたし昨日の疲れも癒えてなくて体調はあまりよくなかった正直。だけど、アービンとの16年ぶり!に興奮していたのか、しゃきしゃきと歩く早足のアービンになんとかついて行って、去年まで彼女が働いていたギャラリーにいく。 デジタル系の会社の中にそのギャラリーはあって、そこではここ近年で大注目の女性アーティストの個展をしていた。最初の空間は照明の効果で赤く染まって、その中に数点のビデオが上映されている。受付にアーティスト本人がいて、少し話ができた。 メインのスペースに他二つの空間が隣接していて、それは普段展示空間に使っていない場所だという。ひとつは会議室、もうひとつはアイランドカウンターキッチンがあるラウンジ。 その2箇所には、主にセラミックの作品が展示されていて、アーティストのビデオ(アニメーション)作品が3Dになってリアルな空間に存在しているという感じ、ビデオの中にオーディエンスが取り込まれたような感覚もあり面白い体験だった。 作品をみて、ああ、売れそう、というのが最初に思ったことだった。買いたくなる欲しくなるモノを目の当たりにすると、なんかドギマギする欲望が刺激されると妙な背徳感が迫ってくるからかな。慣れてない&気が小さいのかもね。アービンが、最近の韓国の若手アーティストは2D作品の作家たちが次々セラミックで3D作品を発表していると説明を加えてくれた。アーティストにその話をふると、彼女は絵の制作とそこからの立体への展開は自然ななりゆきで、延長上にあるということを話してくれた。
日本でもアートフェアやギャラリーにしょっちゅう行っていればこう言った傾向に出会っていたのかもしれないな。あまりに日頃ご無沙汰である。
アービンは、最後に彼女にあった16年前にもソウルで一番くらいにいけてるリッチなギャラリーで働きながら制作活動をしていた。その時、創作活動に集中したいから近々仕事をやめると話していた。その後、何年かしてまた仕事に戻ったそうだ。そして、またいまは制作以外の仕事も、制作も一年休んでいるんだそう。彼女は私とおおよそ一回り年下だから、40台後半になっている。年齢を重ねても、どんなふうに活動を続けていくか、これで大丈夫かと自問自答しながらキャリアを築いていくのはきっとほとんどのアーティストが同じなんじゃないかなと考えた。そういう自分のめんどくささを引き受けてそれでも制作を続けるってこと、そんな姿はいじましいい誠実だなあと思わされる。こういう姿が20台とか30台の若いアーティストたちに励ましとして、いい意味であきらめとして伝わるといいのになあとも。
お腹がすいた。
地下鉄で移動するよとアービンが交通カードを貸してくれる。ソウルの地下鉄は安い、この乗りやすさはありがたいな。たぶん、一回くらい乗り換えて、アービンのお母さんに会うために彼女の家のある駅の一つ前で降りて、ファーストフードのようなキムパ屋さんに連れて行ってくれた。すでに2時過ぎだったので店内では、スタッフ二人が食事をしている。食券を買って、キムパ、トッポキ、おでんが運ばれてきた。フライドポテト入りキムパが一番人気ということで、それとツナのやつ。ああ、美味しい。コロナの間、最近��い始めたことなんかを話した。
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食べ終わって、お母さんが待っているからと彼女の家に歩き始めた。アービンのお母さんは、私のことをいつも気にかけてくれていたようで、今回もぜひ訪ねてくるようにとアービンに言ったようだ。
16年前には、彼女たちのアパートに一泊か2泊、お世話になった。駅の周りの景色もかなり記憶していた、懐かしい。あの頃から、ここが変わった、うちも道路向かいの別のエリアに引っ越したとアービンが説明してくれる。 お世話になった時、普段アービンが使っている部屋を私に使わせてくれた。明るい室内とピンク色のサテンのきれいな布団を鮮明に覚えている。ベッドを私に譲ったアービンは、その日お母さんといっしょに寝てた。その状況が当時の私には不思議だった、いい大人が!いい大人に親といっしょに寝させて申し訳ないという気持ち。だけど韓ドラでドラマをみまくったいまなら、彼らがそうしてくれるのはおもてなしの気持ちの表現で、当たり前のことだとわかる。娘と母親の距離感、家の中の雰囲気、お客さんがきた時の対応とか、その当時はまったくの異文化としか思えなかったあれこれのパズルがパチパチとハマっていくような感じで、今目の前の状況もすごくわかる。ああ、見倒しておいてよかった、笑
もう、わかったつもりの私がまた完全に崩壊する瞬間が来るとは予想してなかった。
アービンのお母さん
私を歓迎するために少しおしゃれしているだろうとか、足を悪くされて車椅子や補助器具で行動しているお母さんの雰囲気は、予想がついた。でも、全く覚えていなかったのだけど、すごく無邪気でエモーショナルな人だったということ。再会のとたんの温かい、いや、かなり激しめのハグを交わしながらその様に思わず泣いてしまったし、お母さんも泣いていたし、アービンも泣いちゃってた。日本語も勉強しているの、といって日本語で話しかけてくれる。短い時間の中でもたくさんおもてなしをしてくれようとあれこれ考えてあれこれ準備をしてくれたみたいで、なんというか感動したというか圧倒されて言葉が出ない。日中、お母さんを家でサポートしてくれるヘルパーのおばさんも唖然としながら温かくみててくれている。アービンがお母さんに促されてリンゴを剥いてくれた、韓国のサゴォアはとても美味しいのよ、食べなさいとお母さん。 大谷翔平が好きだというので、帰国したら特集号の雑誌か写真集を送ると約束した。私が大谷翔平とつきあうことになる初夢を今年みたとはさすがにいえなかったが、ちょっと前に大ニュースになった大谷の電撃婚の話題で盛り上がった。楽しいなあ、しかしこの溢れる感情を私は取り扱いできないままでいる。
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帰り際、プレゼントがあるとお金をくれた。トン?トン?トンっ!?!?とほんと驚いた。この習慣もドラマで学習済みだったけど、まさか57歳にもなって贈り物としてお金をもらうなんて、ああ、現実が受け入れられない・・綺麗なパッケージは、ヘルパーのおばさんが手伝ってつくってくれたそう。 今回の韓国旅では、会う人たちからなんだかの贈り物を受け取っていて、ほんとに心苦しいほどだった。私がお世話になっているのに、みな心尽くしの贈り物をくれる、自分が気が利かない人のようにも思えるけど、こういう気持ちの表し方なんだとありがたく言い聞かせる。
ほんとにありがとうございます。
このあと、アービンが10年近く使っているスタジオへと移動した。地下鉄に乗って、確か乗り替えはなかったような気がする。ターミナルの町で、ソウルの人がボルダリングとかをする険しい山の登山口があると言ってた、ソウルの南の方とも・・いま地名が思い出せないけど、最後にまとめて調べよう。元ベルギー大使館の建物を再利用した美術館の分館がある町だったから、検索すればわかるだろう。
この日もハイライトだらけで、長くなりすぎるので別の投稿につづく。
アービンのオンマの愛と引き換えに?なのか、この旅に持参したストールを失くしてしまった。母が(実の)私の二十歳の着物に合わせて買ってくれたもので、30年以上使っていた赤いストール。この冬に、このストールの暖かさを再発見してヘビロテしていたからそのまま韓国に持ってきていた。失くしたことに気がついて、ヨンヨンやソルジたちにも探してもらったけどでてこない。
お母さん、失くしてしまってごめんなさい。でもあのふんわりした温かい感じ、まだ覚えてます。
忘れないようにする。
忘れたくない。
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nagaino · 3 years
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axeldigoix · 6 years
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Working for a couple of months in Tenjinyama Art Studio in Sapporo. Making studies & research based on Shin Hanga. Here on Kawase Hasui (川瀬 巴水) and Yoshida Hiroshi (吉田博)
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札幌で数多くおこなわれているイベント情報を、AleRT(アラート)のようにお知らせするART AleRT SAPPORO  様にご紹介頂きました。
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grandmastersasaki · 5 years
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DJ Music Studio GURA
パンフレット フライヤー協力店様
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Gamut(オールジャンルの音楽を使います)
あらゆる音域
Upbringing(感性を育てます)
育成
Radiant(心を豊かにします)
輝く
Ability(一人一人の才能を開花させます)
特殊な才能
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whey-theater · 7 years
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新作『郷愁の丘ロマントピア』
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ホエイ、北海道三部作、第三部。
北海道空知地方、夕張。 1980年代初頭。かつて良質な製鉄用コークスを産出し、高度経済成長を支えたこの地方の鉱山も、エネルギー政策の転換や、安い海外炭の普及により閉山に追いやられていた。 「石炭から石油へ」「炭鉱から観光へ」 国策で推し進められてきたはずの産業は、急激な転換を迫られ、混迷し、国からも企業からも見放され衰退していく。 それから約20年後、2000年代、財政破綻後の夕張。 再建の道は絶望的とされ、この町から出ていく者はあとを絶たない。 2014年、かつて2万人近くが暮らした町たちが、ついにダムの底に沈んだ。 いま、町を弔う。
作・演出:山田百次(ホエイ|劇団野の上) 出演:河村竜也(ホエイ|青年団) 長野 海(青年団) 石川彰子(青年団) 斉藤祐一(文学座) 武谷公雄 松本 亮 山田百次(ホエイ|劇団野の上)
照明:黒太剛亮(黒猿) 衣裳:正金 彩 演出助手:楠本楓心 制作:赤刎千久子 プロデュース・宣伝美術:河村竜也
Schedule
2018年1月11日(木)−1月21日(日)
1/11木 19:30▼ 1/12金 19:30▼ 1/13土 14:00★ / 19:30★ 1/14日 14:00★ 1/15月 休演日 1/16火 19:30 1/17水 19:30★ 1/18木 14:00 / 19:30★ 1/19金 19:30 1/20土 14:00 1/21日 14:00  
受付開始は開演の40分前、開場は開演の20分前 ★=山田百次とゲストによるアフタートークあり 1/13(土)14:00 落雅季子さん(LittleSophy主宰・劇評家) 1/13(土)19:30 市原佐都子さん(Q主宰) 1/14(日)14:00 長田育恵さん(てがみ座主宰)
【追加アフタートークが決まりました】 1/17(水)19:30 河村竜也×山田百次 1/18(木)19:30 野村政之さん(演劇制作者・ドラマトゥルク/(公財)沖縄県文化振興会チーフプログラムオフィサー)
Ticket
《▼早割》 一般 2,800円 特設割引 1,800円 高校生以下 500円 一般 3,200円 特設割引 2,200円 高校生以下 500円
【特設割引対象】 学生(専門学校・演劇研修所在籍者を含む) ユース(26歳以下)、シニア(65歳以上) 障害者、失業保険受給者およびそれに準ずる方 ご観劇当日、受付にて証明書をご提示ください。 学生:学生証など在学証明書類 ユース・シニア:運転免許証など年齢が確認できる書類 障害者:障害者手帳 失業保険対象者:ハローワークカードなど *全席自由席・日時指定・整理番号付 *未就学児はご入場いただけません。
《チケット発売開始日》 2017年12月3日(日) 《チケット取り扱い》 青年団 03-3469-9107 (12:00 - 20:00)オンラインチケット予約 前売 Peatix
Venue
こまばアゴラ劇場
京王井の頭線駒場東大前駅 東口より徒歩3分 東京都目黒区駒場1-11-13 [google map] tel:03-3467-2743
芸術総監督:平田オリザ 技術協力:鈴木健介(アゴラ企画) 制作協力:木元太郎(アゴラ企画) 企画制作:ホエイ/(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場 主催:(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場 協力:さっぽろ天神山アートスタジオ、一般社団法人清水沢プロジェクト、有限会社プリッシマ、株式会社コムレイド、有限会社レトル 助成:平成29年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業
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ollanski · 5 years
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I miss Japan 🇯🇵 #papercraft #paperengineering #paperart #sapporo (hier: Artists in Residence, Sapporo Tenjinyama Art Studio さっぽろ天神山アートスタジオ by AISP) https://www.instagram.com/ollanski/p/BvMzhkwFyKQ/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=1hj2d4406lz63
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aarc2017 · 2 years
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shopバトキカイ出店について
https://tenjinyamastudio.jp/TENJINYAMA’S SHOP - BATOKIKAI バトキカイ November 6th, 2023 updated
Follow us on Instagram! >>click! Join us! >>online form!
How are you? Hope you are doing well.
The new shop BATOKIKAI (Batokikai = Place and Opportunity) in Tenjinyama Art Studio reopened for business in 2023. Now, why don't you join the artists of Tenjinyama Art Studio (=you) and make this shop a success?
Now, we sincerely invite Tenjinyama’s artists (=you) to make this shop happens with us!
お元気ですか?お元気でお過ごしでしょうか。
天神山の新しいショップ「BATOKIKAI」(バトキカイ=場所と機会)は、2023年に営業を再開しました。さあ、天神山のアーティストたち(=あなたたち)と一緒に、このショップを盛り上げていきませんか?
Idea of the shop (Batokikai) お店のイメージ(バトキカイ)
This shop aims to provide a platform to connect Artists and Locals, support the works from Artists and the nearby community, and bring more audience to Tenjinyama. The name of the shop, “BATOKIKAI” (Place and Opportunities) comes from the aims of Tenjinyama, by allowing AIR to stay here carrying out independent activities and producing meaningful results through the “place, time and opportunities” provided by Tenjinyama Art Studio.
ショップ名の「BATOKIKAI(場と機会)」は、天神山アートスタジオが提供する「場・時間・機会(=AIR)」を通じて、滞在して自主的に活動し、有意義な成果を生み出すことを目指すAIR拠点としての天神山アートスタジオの趣旨に由来しています。
このショップは、アーティストと地元の人々をつなぐプラットフォームを提供し、アーティストの作品や近隣のコミュニティをサポートし、より多くの観客を天神山に呼び込むことを目的としています。
What are we going to sell? このショップでは、販売するのは
In this shop, we are going to sell:
- The artistic products from Tenjinyama’s artists. Eg. Handmade goods, crafts, prints, ceramics, glasses, any artistic products, etc
- The local goods from the community near Tenjinyama. Eg. Vegetables, snacks, coffee beans, handmade goods, etc
or anything else, feel free to suggest your ideas!
- 天神山で活動する作家のアート作品を販売します。 例:手作り品、工芸品、版画、陶器、グラス、その他アートなものなど
- 天神山近辺の地場産品。 例:野菜、お菓子、コーヒー豆、手作り品など
その他、何でも結構です、お気軽にご提案ください。
Please join us!
We sincerely welcome artists from Tenjinyama to be part of the shop. If you make artistic products and interested to join, please apply via ONLINE FORM with the information below, 
(1) Product(s) going to sell, and description(s) to show our visitors
(2) The Retail prices (in Japanese currency)  
(3) Product’s photos
(4) Artist Instagram / website (If any)
and Personal information for contact
私たちは、天神山のアーティストがショップの一員となることを心から歓迎します。もし、あなたが芸術的な製品を作っていて、参加することに興味があるなら、以下の情報といっしょにオンラインフォームで申込をしてください。
(1)販売する商品とその説明。 (2) 販売価格 (3) 商品写真 (4) アーティストのインスタグラム・ウェブサイト(ある場合のみ)
そのほか、連絡用の個人情報
About the consignment and shipping
The purpose of this shop is not about commercial, but the opportunity and connections for artists and locals. As we are now in the trial stage, we suggest to take 30% commission fee and will send a sales report every 6 months. 
 (1) In the case of consignment 30% commission fee  (2) In the case of shopkeeping: 10% commission fee
 *Some of the products handled (food and perishables) will be "purchased and sold (transactions at wholesale prices, sales prices negotiable).
 * How the commission (Tenjinzan proceeds) will be used: The remainder of the proceeds from the purchase of store fixtures and other items and payment of rent to the City of Sapporo (26,671 yen/month) will be pooled for "artist invitation expenses". If you wish to donate proceeds, please let us know.
    *We are sorry we may not do the postage support at this stage, but we highly recommend your markup the selling price includes the shipping cost. 
このショップの目的は、商業的なものではなく、アーティストや地元の人たちにチャンスとコネクションを提供することです。現在、試行錯誤中ですので、手数料は30%程度とさせていただき、半年に一度、売上報告書をお送りする予定です。
    ①委託の場合の手数料、30%  ②お店番の場合の手数料、 10%
 *一部の取り扱い商品(食品、生もの)は、「仕入販売(卸価格で取引、販売価格は応相談)」を行います。
 *手数料(天神山の収益)の使い道:店舗備品など購入費、札幌市への家賃(26,671円/月)支払いの残金は「アーティストの招聘費用」のためにプールします。売り上げの寄付を希望される場合は、お申し出ください。
現段階では送料のサポートはできませんが、販売価格に送料が含まれるようなマークアップを強く推奨します。
Opening Schedule Please visit the official website of Sapporo Tenjinyama Art Studio. https://tenjinyamastudio.jp/ さっぽろ天神山アートスタジオのホームページでご確認ください。
札幌天神山アートスタジオでは、皆様のご来店を心よりお待ちしております。アイデアや質問などありましたら、遠慮なくご連絡ください。
それでは、良い一日をお過ごしください。
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aarc2017 · 2 years
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Art and Research WS 2021リポート
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進藤冬華 アートとリサーチ2021リポート「肩の力を抜いて旅を楽しもう」
私にとって久しぶりのグループ旅行。旅程には二風谷で石のワークショップ、アポイ岳ジオパークなど、日高方面へ行くことになっている。メンバーはアーティストの島袋さんと彼の友人の水上さん、井上くん、大崎くん、岡さんの青年アーティストたち、カメラマンの小牧さん、天神の小田井さんと漆くん、そして私だった。
前夜は、どんな旅に巻き込まれるのか不安でなかなか眠れなかった。昔島袋さんに怒られたことや、若い頃天���チームの天真爛漫さに振り回された過去を思い出していた(私も世間知らずで生意気だった)。こんな不安から何か武器(ネタ、お守り?)を携えるべきだと考えて、土器をこっそり持参した。しかしそんな不安は全く的外れで、私は良い旅とはこういうことだと今回思い知った。もちろん土器の出番はなく、最後まで車の中でドラえもんの袋に入ったままだった。
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車中では、島袋さんと水上さんが色々な話をしていた。水上さんは島袋さんの高校の同級生で、今は土木会社をやっている。今回島袋さんの作品の技術面に関わって一緒に北海道にやってきた。アーティストと社長の制作チームは、こんな手があったのかと思うぐらい二人の組み合わせが絶妙だ。二人を見ていると作品はただ物ができればいいわけではなく、その背景を豊かにすることの重要さを感じる。そう考えると私もまだできることがたくさんありそう。
札幌から高速に乗り、はじめに平取町で「沙流川アート館」という30年前に廃校になった小学校を町のアートセンターとして活用している場所を見学した。古い校舎がそのまま使われている丘の上の美しい場所だ。その後、私たちは二風谷で日高銘石を扱う貝澤さんの所へ移動。島袋さんはここで石を入手して、それを道外に運ぶことになっている。日高山脈の地質を反映し、様々な色や模様、大きさの石が集まっていた。この場所は貝澤さんの美学と挑戦が色濃く反映されている。大崎くんが、うろうろしながらかなりじっくり石を見ていたので、石について質問したら、石のことは知らない、知識を得ることにはあまり興味がないようなことを言ったので、私は何かまずいことを聞いたかもしれないと思ってしばらく黙っていることにした。
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お昼に濃厚な二輪草入り鹿汁をご馳走になって、その後も島袋さんは石を選んでいた。私はその間に、町のアイヌ博物館やダムのあたりを見て回った。夕方暗くなってきたので現場に戻ると、みんなは石を運ぶためのクレートの準備をしていた。カメラマンの小牧さんはカメラではなく電動ドリルを持っていた。とても気まずい雰囲気。こうした時に私はいつも上手く振る舞えない。
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ホテルに移動して、ご飯を食べたり、温泉に入ったりしたあと、部屋に集まって話をしていた。井上君、大崎君の二人は、昼間はおとなしい印象だったけど、元気に作品のこととか美術のことを話しはじめて、やっと打ち解けたと感じた。旅の間アーティストでいることに直結するような話を色んな人とした。旅は会話を促進する。コロナ以降こんなふうに過ごすのは久しぶりだった。
次の日は晴れ、一路襟裳岬に向かう。前日の退屈な高速道路とは打って変わって、海を眺めながらいくつもの漁村を通り過ぎた。ときどき浜に昆布を広げて干しているのを見かける。移動するうちに丘陵や崖、大岩に山脈など、次々と景色が変化していく。通り過ぎていく景色を見ながら、いつか丁寧に歩いて回りたいと思った。
襟裳岬に到着すると、お土産店では案の定、森進一の「襟裳岬」がかかっている。崖の端から海を望むと岬は海の中の大きな岩々に連なって最後に水面下に沈み込んでいる。岬から左側の海は荒々しく、右側の海は穏やかだ。はっきりと潮の流れが見てとれる。崖の横から階段を下りると観光地から地元の景色になった。低い建物の屋根、倒れた簡易トイレ、海の方には鳥居と海の殉難者の碑が立っている。岬の突端に立つと、さっき上から見ていた海の中の大岩が目の前に���り、その間をたくさん鳥が飛んでいるのに気づく。スマホでその景色を撮ろうとするけど、写真では見えているスケールを捉えられなくてもどかしい。さらに坂を下ると、波打ち際に出た。大きな岩の上によじ登って景色を眺める。強風の中、岩の後ろから大きな波しぶきがときどき現れる。海面を飛ぶ鳥の群、海岸線と波の向こうに日高山脈が見える。崖の頂上から下っていくまでの景色の変化、そして目の前の演歌にでてきそうな眺めに大満足する。
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その後、次の目的地、アポイ岳ジオパークへ行ったけど、なんと休みだった。それで様似のエンルム岬に向かった。この岬は地層の割れ目からマグマが隆起してできている絶景だ。上に登ると様似の港が一望できる。この岬にも、船の殉難碑があり。海上の活動は危険と隣り合わせだと実感する。
この旅では、各場所で好奇心の赴くまま好き勝手に時間を過ごした。旅程をこなし、集団行動をしなくてはならないような堅苦しさがない。特にエンルム岬では、場所にある「何か」に各自自由に反応して遊んでいた。漆君は堤防で釣りができそうな場所を探し、岡さんは針が抜けたウニの殻を集めていた。大崎君と私は岬の急斜面を横切って岩の割れ目を覗きにいった。みんな同じ場所にいる共通点だけがあって、そこから誰かと興味が同じ方向になったり、さらに分かれていったりする。1人で旅行するような気楽さと、誰かと体験を共有する楽しさが同時にある。日が影ってきて夕方近くなった頃、帰路についた。
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この旅で私は徐々に肩の力を抜くことができた。それは、今後も忘れないようにしたい、この旅の中での大事な気づきだった。私はずーと前に肩の力を抜いて作品を作った方がいいと言われたことがある、今回も言われたと思う。それがどういうことなのか、それついてよく考えることなく活動を続けてきた。今回、コロナ禍に考えていた事、旅タイミング、訪れた場所、一緒に行った人との会話やみんなの振る舞い、それら全部が肩の力を抜くことを促した。肩の力を抜くと、うまく状況に反応して、力が自然に出る感覚がある。その場の努力とか、頑張りではなくて、その時の状況と今までの自分の中の蓄積が勝手に合わさって、放出されるような。 (以上、リポート中の写真は新藤冬華さんから提供されました)
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◇実施日程:2021年10月30-11月1日(1泊2日)
◇参加アーティスト:島袋 道浩、井上 修志、大﨑 土夢、岡 碧幸 、新藤 冬華
◇写真記録:小牧寿里
◇ドライバー:水上さん、漆 崇博/AISプランニング
◇企画・コーディネート:小田井 真美/さっぽろ天神山アートスタジオ
◇支援:文化庁
◇主催:一般社団法人AISプランニング、さっぽろ天神山アートスタジオ
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aarc2017 · 2 years
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天神山アートスタジオx jatiwangi art factory 交換プログラム2021成果報告トーク_2021.12.04と続いているプロジェクトのリポート Project report 2021: Ongoing Research Exchange Project/Artist in Residence with Jatiwangi Art Factory, Indonesia and Sapporo Tenjinyama Art Studio, Japan. Date: 2021.12.04
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札幌に20年前から営業しているインドネシア・レストラン&カフェがある。そこのマダムWidya Sumi さんは通訳業も営んでいて、この場所を札幌のみならず北海道で暮らし働いているインドネシアの人々の集いの場としても運営している。jatiwangi art factoryとの交換プログラムの中で、Widyaさんに招聘アーティストのアリーのトークイベントの時に通訳をお願いしたのが縁でこの場所を知ることになった。 There is an Indonesian cafe Restaurant Warung-Jawa in Sapporo that has been running for 20 years. Madame Widya Sumi who also runs an interpreter business, provides this place as a gathering spot for Indonesian people who live and work in Sapporo as well as in Hokkaido. I got to know about her place when I asked Widya to be an interpreter for Arie's artist talk during the exchange project.
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ワルンジャワ  インドネシア料理レストラン&カフェ
交換プログラムでは、アリーがインドネシア国内で、ジャティワンギに近い湊町のシルボンにステイしながらリサーチを行い、同時に、天神山アートスタジオは、jatiwangi art factoryと将来的に形にしようと話し合っているterracotta embassyプロジェクトのためのリサーチを北海道で実行した。
12月4日のトークは、いつもの活動拠点ジャティワンギから、シルボンのステイ先にいるArie Syarifuddinとシルボンでのステイ先(レジデンス)のホストRezky Aditya Perdana、札幌は小田井とWidyaさんといっしょにカフェからzoomミーティングをつかってオンラインで対話をした。 当日カフェには、翌朝の「日本語検定試験」を控えて北海道全土から集まっていた技能実習生のインドネシアの若者たちで賑わっていた。zoomミーティングにいるインドネシアのアリーたちと南ジャワ出身の若者が方言で楽しげに話している。歌も聞かせてくれた。 技能実習生の若者たちはパンデミックでインドネシアに帰国ができず、北海道で働きながら帰国する日を懸命に待ち焦がれているのだ。彼らの若いエネルギーや故郷へのあふれる思慕をバックグラウンドに私たちは画面越しにお互いのリサーチの報告をしあった。 For the 'Terracotta Embassy Project' Arie conducted research in Indonesia while staying in Cirebon, a coastal town near Jatiwangi. We are figuring out ways to make the project happen in the future with Jatiwangi Art factory and meanwhile a team from Tenjinyama Art Studio has been conducting research in Hokkaido. The talk was organized on December 4th with the artist Arie Syarifuddin who moved from his base in Jatiwangi to the research location in Cirebon, along with Rezky Aditya Perdana who hosted Arie in the residence of Cirebon. Odai and Widya used the online meeting tool Zoom to talk with them at the cafe. On that particular day, the Warung-Jawa was crowded with young Indonesian technical intern trainees who had gathered from all over Hokkaido, for the following morning’s Japanese Language Proficiency Test. Arie on the Zoom screen started to talk with one of the young men from South Java using the same dialect and he also showed us a song. Because of the pandemic, these young technical intern trainees are still unable to return to Indonesia and are eagerly awaiting the day they can go home while they keep on working in Hokkaido. With their youthful energy and deep nostalgia for home, we relayed our research to each other across the screen.
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記録動画_YouTube Video Documentation_YouTube
12月にはterracotta embassy japanの展示をアリーのリサーチ&ステイ先で企画したものの、コロナ 感染が蔓延したため中止となった・・ In December, we had a plan to present 'Terracotta Embassy Japan' at the residency where Arie stayed but it was cancelled due to the spread of coronavirus.
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アリーは、自身の拠点であるJatiwangiで生産された煉瓦が、産地から「移��」する交易ルートを辿り、メインの輸送基地であるCirbon(シルボン)の港町に行き着きながらリサーチした。煉瓦の交易リートと文化が混じり合っていくことを重ね合わせて、アリーは将来的なプロジェクト計画を作成した。Jatiwangiの地域の食リソースと、シルボンのリソースを混ぜ合わせるためにそれぞれの地域で食堂やカフェを営んでいる場所をいくつか選び、面白そうな組み合わせをつくってメニューやレシピを交換し合うのだという。 Arie researched brick production in Jatiwangi and by following its trade route, he arrived at the port town of Cirebon which is the main transport hub for the bricks. In seeing the intertwined cultures that developed alongside the route of the brick trading, Arie created his project plan. He selected several restaurants and cafes in Jatiwangi and Cirebon, and there, created interesting combinations from the menus and recipes of both towns, which mixes the local foods.
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実際、後日(2022年2月)にこのプロジェクトは実現された。
https://www.instagram.com/p/CZgT811rW7V/ This project was realized at a later stage. (February 2022) https://www.instagram.com/p/CZgT811rW7V/
さて、天神山アートスタジオと取り組んでいるterracotta embassyは、その後も札幌で小田井と建築家でアーティストの寺世風雅(てらせ・ふうが)、アーティストの井上修志(いのうえ・しゅうじ)の3人で定期的にミーティングをしながら、将来、ジャティワンギのどこか(すでに土地の候補が二ヶ所あるようだ!)に建設する Sapporo? Hokkaido? Japan? Embassyの構想についてドローイングを起こしたり、時にはアリーも加わっておしゃべりに花を咲かせている。この延々と続くおしゃべりは、2022年の夏にドイツのドクメンタ15でも開催される予定である(夢の展開、希望!笑)。そして今年の夏を過ぎてもさらに続く! リポート作成:小田井真美/2022.03.15 Returning to Sapporo, a team from Tenjinyama Art Studio ( Mami Odai, architect and artist Fuga Terase and artist Shuji Inoue) meet regularly. There are already two potential sites where we could build the embassy of Sapporo/Hokkaido/Japan in Jatiwangi - and so we continue to chat and make plans and sometimes Arie joins us. This endless chatting may now happen at  Documenta 15 in Germany in the summer of 2022. (I hope so! It would be a dream for us .) And the chat continues over the summer! Reported by Mami Odai / 2022.03.15
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60日間のレジデンスで相互に交わした提案、Jatiwangi Art Factory/ArieとSapporo Tenjinyama Art Studio/Mamiのぞれぞれのリサーチ・リポート Arie:食・culinary Sapporo Tenjinyama 煉瓦の広場
この二つの要素を合わせて、Embassy of the snowは、煉瓦敷きの広場に台所がある場とする == 雪の大使館 Embassy of the snow 雪がふると世界が一変する 境界線が消え、夏の間にはなかった新しい道がのびる 動物か人か風がもっとも最短でどこかからどこかにたどりつこうとしたあとが道になる または、なにか楽しげな方向にむかっていったあとが道になる または、なにか獲物を狙ってしのびよったあとが道になる 雪がつもると地面が高くなる 積もった雪の上からはみえなかった景色をひょいと覗くことができる 雪は一階と二階をつなぐ外階段をつくることもある 雪は家を覆って、寒い風から家の中を守ることもする 視界に飛び込んでくる景色/情報量がぐっと少なくなり別の景色/情報を取り込むことができる 雪は音を吸収して私の耳をとぎすます 新しい道をつくる私の足音だけがぎゅっぎゅっと聞こえてくる また雪がふるとそれ���であった道が消えて無くなる いままであったあれこれがリセットされる 雪がふると新しいなにかがはじまるんだ 日本語最終更新_2022.03.18 Mutual proposals after the 60-day residency program between Jatiwangi Art Factory(Arie Syarifuddin) and Sapporo Tenjinyama Art Studio(Mami Odai). Arie: food: Culinary   Tenjinyama Art Studio: Brick PlazaCombining these two elements, 'Embassy of Snow' (a provisional name) will take place with a kitchen in a brick-paved plaza. Embassy of Snow When snow falls, the world changes. Boundaries presented during the summer disappear and new paths stretch out. Paths made by animals, people or wind that tried to pass through from somewhere to somewhere in the shortest route possible become roads. Traces of animals hunting other animals become roads. Snow makes the ground higher. From the snow piled up on the ground, you can peer at a different scenery. Snow may create an exterior staircase connecting the first and second floors. Snow covers the house and protects it from cold winds. The amount of information that pops into your view is much less, and then, you can take in other information from the scenery. Snow absorbs sound and dulls my ears. Only the sound of my footsteps making a new path can be heard.   When it snows again, the road that used to be there disappears. Everything that has happened up until then will be reset. When it snows, something new begins. Last update: 2022.03.18
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