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#照明アイデア
kazuya-ikezoi · 1 year
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ダブルレースの事例 内観の好みから、重く感じないように ざっくりしたレース生地のカーテンを ダブルで採用しました 外塀との組み合わせで、内外落ち着けるように 調整して仕上げました 窓の目の前でこの状態です 感覚は人それぞれで、敷地や周りの環境も 考えてか決めていきます 他にも事例を紹介しているので @kazuya_ikezoi からとんで見てください #カーテン選び #ダブルレース #ざっくりレース #レース2重 #タイルデッキ #間接照明 #外構目隠し #夜のカーテン #ハウスメーカー #注文住宅 #新築 #家づくりのアイデア #設計士とつくる家 #コラボハウス https://www.instagram.com/p/Cp2uG2Tv-iu/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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aina-makana · 1 year
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寝室のテレビをテレビ43インチからアプリの入っている50インチに拡張! 我が家はPanasonicビエラリンク派です。 5.5畳の寝室にドルビー音響の、ど迫力‼️ 主人は、大満足のようです。 元のテレビは、息子へ #ビエラリンク #寝室のテレビ #panasonic #間接照明 #diy棚 #シーシャ #shisha #ドバイ土産 #テレビ拡大 #ヘーベリアン #ヘーベルハウス #旭化成 #超狭小住宅 #狭小住宅のアイデア #狭小住宅を楽しむ https://www.instagram.com/p/CmVNsBQvTGP/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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ashi-yuri · 3 months
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トマス・M・ディッシュ「SFの気恥ずかしさ」
神を信じないあなたが贈るSFへの信仰告白
昨年国書刊行会から出たSF評論集。ディッシュのSF短編集「アジアの岸辺」をむかし読んで、すごく露悪的だし悪意に満ちてるけれど、どこかさわやかなところが印象に残っていたので買って積んでた。
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同業他者の本をこう評す文章が楽しめる人は楽しめるとおもう。わりと楽しかったです。
この本は小説ではなくて治療的読書の英語で書かれた空想である。それが私にはうまく働かない。
ディズニーランドに行った疑り深い人間のように、私はつい本物でない細部に目が向かう。つまり椰子の木のコンクリートの幹だとか、すりきれた人工芝だとか、人造ライオンの生気のないうなり声だとか。しばらくすると旅行者ばかりが気にかかる。つまり、どこのどいつがこんなに手順通りのにせものを楽しめるのだろうか、楽しめるのだとしたら、本物でないから楽しいのだろうか、それとも、とても信じられないが、あえて虚構性に目をつぶっているのだろうか、と。
「SFの気恥ずかしさ」
実験・思弁小説としてではなく、いわゆる大衆小説としてのSF批判なんだと思う。現代日本に置き換えると需要層に向けてもっとピーキーになった「なろう小説」批判に近いように思える。
ただ、ここで批判される子供っぽい欲望や恨みという感情、さらにそれに対する複雑で変わりゆく眼差し自体を消費させながらすごい速度で大量の情報と欲望を集めて、メディアミックスを駆使しテキストをお金集約装置へと変えていくあまりにもファストなシステムを横目で見てると、本編は大衆小説批判としては少し古びてしまった印象
それとはまったく別にSFへの信仰告白としては100点
いまいったようなことは、どれも重要ではないと。そして、結局のところ、こういう調子で��めくくって、どこがいけないのでしょうか?たとえ完全な真実ではなくても、それは良い本をかこうとするものの信仰の祈りでなければならない。わたしはそれを信じます。みなさんもそれを信じるべきなのです。
「アイデア」「壮大なアイデアと行き止まりのスリル」
古今東西のさまざま文学と結びつけ、するどい言葉でさくさく刻んでいくのが読み物として楽しい。個別の作品がわからないので適切な批評かはよくわからない。ポーへの批判がすごい。ディックは高評価。
ポーは昔読んだきりだけど、これ聞いてなるほどと思うとともに、奇想と雰囲気いいのでポーっぽい一人称ホラー短編ゲームは楽しそうと思った。
「ポーのあきれた人生」「テーブルいっぱいのトゥインキー」
ポーとかブラッドベリとかに半分自己嫌悪に近い形で悪口言ってるときのが筆が乗ってていきいきしていて魅力的。以下、ブラッドベリの悪口から引用。
たくさんの大人たちにとってこうした短編は早すぎる埋葬をこうむった十一歳の自分に戻る戸口となり、子供たちは(ずっと昔、私がそうだったように)まるで本物であるかのようにこの魅力にとびつくのだろう。―ホステスのトゥインキーやキャンディー・コーンやストロベリーのクール・エイドが、どれもギラギラと火星のように赤色二号の怪しい光を放って並ぶビュッフェであるかのように。
「レイバーデイグループ」「聖ブラッドベリ祭」
二流作品(ディッシュ評)お焚き上げの会。文章も性格もわるくていいですね。
「ヴィレッジ・エイリアン」「最初の茶番」
ベストセラーとなったUFO連れ去り事件ノンフィクションor小説?についてのフィクション込みの論考。往年の高橋源一郎の文学探偵みたいで、嫌味と紙一重のもってまわった技巧含めて楽しかった。 ディッシュ、すごくSFを愛してるからこそSFづらして出てくるいい加減な作品のこと許せないんだろうな。
「『未知との遭遇』との遭遇」
スピルバーグの未知との遭遇の解題。宇宙戦争とかもそうだけど、結構宗教的だなあと思うスピルバーグをよく説明してくれている。最後の皮肉っぽさ、ディッシュだなという感じ。
それが本当に映画のサブテクストだとしたら、どうしてこんなにヒットしたのだろう。(中略)観客が映画の教訓に感銘を受けたからではなく、迫力ある映像、金色の仔牛としての神という、印象的な神の実像を描いてみせたからだ。我々は神の顔を見たいと渇望しても、神のために狂人になる覚悟はない。大勢の宗教者が狂気は神にいたる道だとくり返し説いてきたが、凡人にできることではない。しかし、それを映画のシミュレーションで見るなら楽しめるし、しかもその映像がSFのお約束のイメージで無菌化されていれば、なおさら考える必要はない。SFはその定義からして、重要なことを決して意味しないのだから。
「SF ゲットーへの案内」
欧米SFをくさすレムに、もっとちゃんと現代欧米SFを読んでくれ!という訴え
ディッシュは無神論者だったらしいけど、全体的にSF信仰を強く感じる。SFの価値を信じてて、SFかくあるべしというのが強固にあるからこそ、各作品をきちんと読んだうえで駄作という批判も傑作という賛辞も強く示していくそういう文章はきらいじゃない。
ディッシュの破綻してしまった人生最後の支離滅裂な小説「The Word of God」が、SFへの殉教だったのかなとSFロマンチストとしては考えてしまうところ。参照Wiki
ところで、マンハッタンについてのインタラクティブテキストであるところの「アムネジア」というテキストADVゲームの脚本書いていたのははじめて知った。
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lastscenecom · 3 months
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Meet the customers where they are[顧客のいる場所で対応する]:なぜD2C専業でなくなったのかと聞かれた企業の定型の回答 Mobile-first[モバイルファースト]:「顧客に最低5通のテキストを毎日送りつけます。拒否するわかりやすい方法はありません」 Multi-channel[マルチチャネル]:「はいはい、Amazonで販売をはじめました」 Optimized for mobile[モバイルに最適化]:「私たちのウェブページを決してデスクトップで読み込もうとしないでください」 Personalization[パーソナライゼーション]:メールで顧客をファーストネームで呼ぶこと Premiumization[プレミアム指向]:「インフレをラグジュアリー商品と呼びかえましょう」 Profitability[収益性]:「先月の財務状況については聞かないでください」 Rebrand[リブランド]:「若い人たちが思うように買い物してくれません」 Reels[リール]:TikTokコンテンツを保存しておく場所 Renaissance[ルネッサンス]:クリエイティブディレクターが新しいアイデアを思いつかないときのいいわけ Rizz[リズ/2023年SNSを中心に流行]:「マーケティングチームからこの用語をすべてのTikTok投稿に使うようにいわれました」 Shein[シーイン]:今年の売上が期待を下回った理由を投資家に説明するときの方便 Sustainability[サステナビリティ]:「ウェブサイトの下に公式っぽいバッジがあります」 Temu[ティームー]:「シーインの項を参照してください」 Test and learn[テストと学習]:「失敗したわけじゃないです、遊んでただけです!」 Third-party cookies[サードパーティーCookie]:マーケターにとっての化石燃料。使うべきじゃないのに、禁止されるまで使い続けること User-generated content[ユーザー生成コンテンツ]:「ほかの人に代わりに作業をしてもらいます」 Web3:すっかり忘れられた何か X:もしここに広告を出ているのを見たなら、何かがおかしくなっているということ Zero waste[ゼロウェイスト]:「当社の商品パッケージは堆肥にできる(かもしれません)」
米モダンリテール辞典2023年版:1番流行った業界 バズワード の本当の意味(DIGIDAY[日本版]) - Yahoo!ニュース
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mongpht · 2 years
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Bad Ass Temple — でらすげぇ宴 [English Translation]
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Bad Ass Temple
てめぇら行くぞ! モタモタすんなよ 麗しき月よ 我を照らすが良い ほらほらガキども ちゃんとついてこいよ
Guys, let's go! Don't delay Beautiful moon, shine your light on me Come on, kids, follow me
Kuko
まずは頂戴 Attention 今夜のテンション 結構騒ぎてぇっしょ? 面倒は要らねぇよ 今日はただ拙僧と結束してあがろう!?
Give me that first. Attention Today's tension You want to play around, don't you? No need to worry. Let's team up with me today!
Amaguni
よーけあるアイデア 忘れられない 夜にしようぜ ‘Til the late night Uh 俺に任せな みてろ 大人の無礼講
Ideas that have great value Unforgettable Let's party ‘Til the late night I'll take care of it Watch this. Adult indiscretion
Jyushi
この鼓動聞こえようか (Say what?) 奏でるヴァイブス So fly 耽美な時間 紡ごうぞ Live it up Let’s go and on and on
Can you hear my heart beating (say what?) Vibrations that play so fly An aesthetically pleasing time Live like this Let's go, and on and on
Bad Ass Temple
Gotta go くたばるまでやるぞ バラバラなりのパナいパクト Gotta go 見せてみろよ覚悟 This is how we do it! Yea
Get the party started でらすげぇ宴したれ We go Bounce and bounce and bounce 俺たちの場所で祭だ 要は好きにやっちゃって 明日は明日でどうにかなんだろう これぞ Bad Ass Temple の Grooving night-out
Gotta go, we'll do it until we get fucked Pan* the treaty's in pieces I gotta go, let's see what you got left That's how we do it!
Start the party Get the party started! Here we come Bounce, bounce and bounce We're gonna have a party at our house The point is, you gotta do whatever you wanna do Tomorrow's something else. And now it's Bad Ass Temple's Grooving night-out
Kuko
拙僧は超絶頂 更に Yes yes yo 誰かが決めたルールなんて うるせぇなぶっ壊しててめぇで作れ
I'm excellent. More than that. Yes yes yo Who cares what rules someone else makes? Shut up, tear them down and make your own
Jyushi
世間がなにを言おうが 我は決めた己貫こうか 宴 Goes on 定めなど So gone 華麗に脱す No control
No matter what the world says I've made up my mind, shall I go on? The party goes on No rules, so there weren't any Lack of control
Amaguni
N to the A to the G And then O to the Y to the A レペゼン中部だで ルール俺が操る Nobody but 俺が Game ruler
N to the A to the G A then O to the Y to the A Representative from Chubu* I control the rules No one but me is the ruler of this game
Bad Ass Temple
Gotta go くたばるまでやるぞ バラバラなりのパナいパクト Gotta go 見せてみろよ覚悟 This is how we do it! Yea
Get the party started でらすげぇ宴したれ We go Bounce and bounce and bounce 俺たちの場所で祭だ 要は好きにやっちゃって 明日は明日でどうにかなんだろう これぞ Bad Ass Temple の Grooving night-out
Gotta go, we'll do it until we get fucked Pan* the treaty's in pieces I gotta go, let's see what you got left That's how we do it!
Start the party Get the party started! Here we come Bounce, bounce and bounce We're gonna have a party at our house The point is, you gotta do whatever you wanna do Tomorrow's something else. And now it's Bad Ass Temple's Grooving night-out
Amaguni
DJ, turn it up, turn it up, yo まだまだ俺は酔い足りないよ Hey! Hey! 1 shot, 2 shots Hey! Hey! 金ならあるぞ
DJ, turn it up, turn it up, yo I ain't drunk enough Hey! Hey! 1 shot, 2 shots Hey! Hey! I got money
Jyushi
歌いバタフライのように舞い Moonlight の下 暗涙伝い 無限 ポテンシャル 共に Your hands up 其方と我とで 天まで召そうぞ
Sings and dances like a butterfly Under the moonlight, through the dark tears Infinite potential, put your hands up Together, you and I, we'll reach for the sky
Kuko
踊ったり 音に浸ったり ビートに読経したり 般若波羅蜜多なんちゃってな
Dancing Sound immersion Recitation of sutras to the beat Prajnaparamita*, just kidding…
Bad Ass Temple
Gotta go くたばるまでやるぞ バラバラなりのパナいパクト Gotta go 見せてみろよ覚悟 This is how we do it! Yea
Get the party started でらすげぇ宴したれ We go Bounce and bounce and bounce 俺たちの場所で祭だ 要は好きにやっちゃって 明日は明日でどうにかなんだろう これぞ Bad Ass Temple の Grooving night-out
Get the party started でらすげぇ宴したれ We go Bounce and bounce and bounce 俺たちの場所で祭だ 要は好きにやっちゃって 明日は明日でどうにかなんだろう これぞ Bad Ass Temple の Grooving night-out
Pan —feudal lord, landlord, lord Chubu — microdistrict in Nagoya Prajnaparamita — one of the central concepts of Mahayana Buddhism
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ahjdaily · 10 months
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INTERVIEW: アルバート・ハモンドJrが語る人生の転機、ザ・ストロークスとフジロックの記憶 (Rolling Stone Japan)
Hiroko Shintani |2023/07/05 18:10
This interview is solely in Japanese. For an English-translated version of the website: click here Please note, the translation may not be not entirely accurate.
For archival purposes, full text is stored below.
ザ・ストロークス(The Strokes)のフジロック出演を前に、メンバーの中でもひと際ソロ活動に情熱を傾けてきたアルバート・ハモンドJr(Albert Hammond Jr.)が、5枚目のアルバム『Melodies On Hiatus』を送り出す。計19曲に及ぶダブル・アルバムにして、ラッパーのゴールドリンクを始めとする多数のゲストの参加など新しい試みを積み重ねた本作を、「自分の人生そのもの」と位置付ける彼。輝かしいメロディが生きた時間の重みを颯爽と運ぶ、そんな会心作のメイキングを辿りつつ、ザ・ストロークスのレガシーについてもフランクに語ってくれた。
溢れるメロディ、新たな試み
―前作『Francis Trouble』を2018年に発表してからの5年間に、世界はパンデミックに見舞われる一方、あなた自身にも色んなことが起きました。父親になり、そして生まれ故郷のLAに戻ったんですよね。
アルバート:そうなんだよ。ただ『Melodies On Hiatus』には引っ越す前に着手していて、『Francis Trouble』とザ・ストロークスの『The New Abnormal』(2020年)を完成させると、すぐに新たな曲作りを始めた。そのセッションのためにニューヨークとLAの間を行ったり来たりした挙句に、2019年8月に正式に引っ越したんだ。それまで21年間ニューヨークで過ごしたわけだけど、思えば本当に忙しくて旅ばかりしていたんだよね。で、長いツアーを終えて都会の真ん中に帰ってきてもちっとも休養できないから、一時はニューヨーク州の北部の田舎に移り住んだ。実際、自然豊かな素晴らしい場所で、今もあの生活は懐かしいよ。ただ、空港から遠かったりしていいことばかりじゃないし、かといってマンハッタンに戻る気はさらさらなかった。マンハッタンで充分な広さの家を借りれるほどの金持ちじゃないから(笑)。で、ソロ活動に関してはマネージャーもバンドもみんなLA在住で、妻の友達も大勢いるし、こっちで過ごす時間がどんどん長くなって、生まれ故郷だからこそ今まで抵抗を感じていたのに、ここにきてエキサイティングに思えるようになったんだよ。大いに活力を与えてくれる場所だし、ライフスタイルもしっくりくる。俺は体を動かしたりするのが大好きだから、そういう意味でもLAが合っているんだろうね。
―2019年に着手したとしたら、本作は完成まで随分時間がかかりましたが、当初からダブル・アルバムを想定していたんですか?
アルバート:いや、そういうわけじゃなくて、とにかく次から次へと曲が出来て、20曲のデモが手元に揃った時点でようやくストップした。まだインストの状態だったから、20曲分の歌詞をこれから書かなきゃいけないってことにふと気付いたんだ、「まずいぞ」ってね(笑)。ただ今回はデモのヴァイブがすごく良くて、「デモのままにするっていうのはどうかな」と思い付いた。デモを元にバンドとレコーディングし直すのではなく、逆にバンドを解体すると言うか。ドラムマシーンを使って、主にコリン・キラレア(前作にも参加したマルチ・インストゥルメンタリスト、今回もギターやベースを担当)とふたりでプレイした原型の状態に留めておいて。
―そうだったんですね。興味深いのは『Melodies On Hiatus』(メロディは休止中)というタイトルです。今まで以上に素晴らしいメロディに溢れたアルバムだけに、全くもって矛盾していますよ。
アルバート:うん、その通りだ(笑)。
―なんでまたこんなタイトルに?
アルバート:曲が全部完成する前に、かなり早い段階でタイトルを決めてしまったんだよ。良くも悪くも俺は直感で決断を下すタイプの人間で、「これはいいな」と感じたら即決する。あれこれ調べたり、考え込んだりするのは好きじゃない。で、ある日“melodies of hiatus”という言葉がふと頭に思い浮かんで、“カッコいいタイトルじゃん”って思った。誰かがしばらく姿を消していた、というようなイメージに惹かれたんだよ。それにさっきも言ったように、今回はアルバム制作のプロセスそのものを再考して、バンドの解体に取り組んでいたから、「従来の音楽作りの方法に別れを告げるにはピッタリかもしれない」と思った。
でも、うん、今となってはバカげたタイトルだと自分でもわかってる(笑)。だって、メロディこそは俺がハマっているドラッグであり、メロディとリズムとハーモニーをどうバランス良く絡み合わせるかっていうことを追求し続けているわけだからね。例えば、ジャムでカッコいい音を鳴らすバンドを観ているのは楽しいんだけど、これでもか!ってテンション満々に圧しまくるのなら、どこかでそのテンションを緩めて解放してくれないと、聞き続けるのが辛くなる。俺の場合、テンションとリリースの反復を追い求めているところがあるんだ。だからこそメロディを諦めちゃったかのような印象を与えるタイトルにするなんて、笑える話だよね。俺の魂が休暇を取ってどこかに行ってしまったみたいな(笑)。
コラボレーションの収穫
―他方で、もうひとつぜひ伺いたかったのが、共作者のシンガーソングライター、サイモン・ウィルコックスのことです。全面的に共作者を迎えるのは初めてですが、今までの歌詞の出来に不満があったんですか?
アルバート:そんなことはないよ。共作は過去にもやっているし、今回はやっぱり曲数が多過ぎて、歌詞を書く段になって途方に暮れていた。そもそも俺にとって歌詞の優先順序は低くて、音と言葉が合致するのが理想ではあるけど、音こそ自分に響く部分なんだよ。若い頃からそうだった。音楽を聴いていて、そのミュージシャンが何を歌っているのかってことにはあまり興味を抱かなかった。というか、完全に音と言葉が合致している時は、ある意味で言葉を意識しない。音に溶け込んで流れていて、それって素晴らしいと思う。そしてじっくりと耳を傾けてみると、「へえ、面白いことを歌っているな」と驚かされたりするんだよ。だから歌詞は重要だし、軽んじているわけじゃない。俺の強みは別のところにあるというだけ。タイトルとか、決め手になる1行を思い付いたりすることは自然にこなせる。例えば「Old Man」を書いた時は、最初にボイスメモでメロディを録音した時に、ふと“My old man”という言葉が口をついて出た。そういうのは得意なんだ。
ただ、20曲分の歌詞を書くとなると話は別で、当初は5〜6人の友人に声をかけて手分けして共作しようと企んだものの、うまく行かなかった。その後サイモンと出会って、自分はまさしくこういう人を求めていたんだと確信したよ。昔から共作された音楽を聴くのが好きで、クリエイティブなことは何でもコラボレーションによって成立すると考えていたしね。サイモンみたいに、俺が言いたいことを深いレベルで理解して、自分とは対照的な立場からバランスをとってくれる人と巡り合えて、本当にうれしかった。
―具体的にはどんな風に作業を進めたんですか?
アルバート:さっき「Old Man」を例に説明したように、俺はデモを作る時に、必ず適当な言葉を口ずさんでいるんだよ。その状態でサイモンに聞いてもらった。だから言うなれば、自分自身を非常に粗削りな形で彼女に提示したわけだ。そしてふたりで長い時間をかけてじっくり話して、サイモンはその会話を踏まえて、デモに載っている言葉の周囲に独自の世界を構築してくれた。これらの曲を聴いていると、彼女が僕に向かって語り掛けているかのような気分になる。すごく興味深いよ。
―そして、作詞の作業を他人に委ねたにもかかわらず、結果的には「自分の人生そのもの」と評するくらいにパーソナルなアルバムになったわけですね。
アルバート:うん。このアルバムって、子どもの時にキンクスのベスト盤を聴いていた感覚に重なるんだ。60年代後半から70年代を経て80年代にかけてのバンドの歩みを辿っていて、その間に起きる変��がすごく好きなんだよね。それとどこか近いものがあるように感じる。自分が今までに聴いてきた様々な音楽を網羅しているというか。じゃあ果たしてそれを意図していたのかと問われれば、俺にはわからない。
何かをクリエイトしている時、楽器をプレイして曲を形作っていく時には、色んな段階を踏むよね。例えばひとつの小さなアイデアを直感を頼りに膨らませていく最初の段階では、とにかくこう、砂場に飛び込むようにして遊びまくるのが得策なんだ。バカげたことを試したら、たまたまクールなものが生まれて、それがさらにシリアスなものへ進化するかもしれない。あれこれ手を尽くして、自分をビックリさせるようなことをやろうとするものだし、そこに計画性はない。俺はいつも曲を書いてボイスメモに録り貯めていて、中にはいい出来の曲も、まあまあの出来の曲もある。そして数カ月経った頃にまとめて聴き直して、「これは可能性がありそうだ」と感じる曲を絞り込んで、手を加えるんだよ。結局いじり過ぎてフランケンシュタインみたいな代物になることもあるけど、とにかくマッド・サイエンティスト的に、自分が何をやっているのかわからないまま精一杯取り組むしかないし、最終的にどこに辿り着くのかわからないんだよ。
―じゃあ、ふたりで書いた歌詞の中で、一番心に刺さったものを選んでもらうというのは難し過ぎるでしょうか?
アルバート:そりゃ大変だ。今歌詞を手元に用意するよ……えっと、まず「100‐99」の“I’m not safe/ I’ve made mistakes I would again/ In spite of what it cost me(俺は安泰じゃない/過ちを繰り返してきたし今後も繰り返すだろう/多くを犠牲にしたというのに)”はまさに、俺の人生の物語そのものだ。だから聴くたびに突き刺さるものがある。それに、ごくシンプルな1行がぐっとくるんだよね。例えば「Libertude」の“I’ve been alone for such a long time(長いあいだ俺は独りぼっちだった)”だったりね。言葉だけを切り取るとどうってことないかもしれないけど、メロディを伴った時にどんな印象を与えるか、曲のどのタイミングにその言葉が配置されているか、その言葉が何を解き放つのか、そういった条件によって意味合いが変わって、すごくパワフルになる。あと、「False Alarm」の“We’ve both been shadows down the well(ふたりは井戸の奥底にある影だった)”も好きだし、「Never Stop」でサイモンが作り上げた物語も最高だよ。当初そのアイデアを聞かされて「なんだそりゃ」って思ったけど、好きに書いてもらった歌詞を読んだら、予想していたものと全く違って「最高じゃん!」と思った。
それから、レインズフォードことレイニー・クオリーがボーカルを担当した「Alright Tomorrow」は、声域が足りないから絶対に自分では歌えないとわかっていながら書いた曲でね。だからこそ、ララバイみたいな内容の歌詞を彼女が歌ってくれるのを聴いていて、すごく心に沁みた。“明日になればなんとかなる”と、まるで俺に言い聞かせているみたいで。以前から、“何があろうと構わない、明日になればなんとかなる”と言ってみたかったけど、自分ではなかなか書けなかったんだよ。ほかにもあちこちに、話しかけられているかのように感じる言葉があって、サイモンがそう意図したのかどうか分からないけど、「Darlin’」の““I needed you to be the edge I hold onto/ Cause its far to fall, when I been feeling small(お前には俺が掴まれる崖っぷちになってほしかった/自信を失っている時は深い場所まで落ちてしまうから)”もそうだね。歌詞を書き終えるまで実際に会うこともしなかったし、初めてコラボしたというのに、不思議な話だよ。クリエイティブな意味で、お互いを必要としていた時期に知り合う機会に恵まれたんだろうな。次は、ふたりでほかのアーティストに曲を提供しようっていう話もあるし、ここにきてまたひとつ、素晴らしい人間関係が俺の人生に加わったよ。
ザ・ストロークスのレガシーへの想い
―ゲストについても気になる名前が並んでいますが、特に豪華なのが「Thoughtful Distress」であなたが集めた、世代をクロスオーバーするスーパーグループです。80年代に数々の名曲にフィーチャーされた名ギタリストのスティーヴ・スティーヴンス、アークティック・モンキーズのマット・ヘルダーズ、最近はパニック!アット・ザ・ディスコやインキュバスでプレイしている辣腕ベーシストのニコール・ロウが参加していますね。
アルバート:本当にクールなメンツだよね。こういったことは得てして、オーガニックに実現するんだ。そもそも「Thoughtful Distress」は前作のために作った曲のひとつで、なんで復活させようと思ったのか自分でもよくわからない(笑)。ただすごく気に入っている箇所があったから、逆に気に入らない箇所をカットしてみたら、残った芯の部分は捨てたもんじゃなかった。それでタイラー・パークフォード(ミニ・マンションズのキーボード奏者兼シンガー)と一緒に改めて肉付けしたんだ。で、どういうわけか、この曲はデモっぽくするんじゃなくてバンド形態でレコーディングしようと決めて、仲がいいマットに声をかけて、すでにほかの曲に参加してもらってウマが合ったニコールにも参加してもらった。スティーヴがギターを弾いてくれた経緯の記憶は定かじゃないけど、Instagramでフォローし合っていて知り合った気がする。連絡してみたらぜひやりたいって言ってくれたよ。さすがに畏れ多い人だから、まずはニコールとマットを交えて方向性を固めてから、スタジオに来てもらったけど(笑)。
―アークティック・モンキーズは言うまでもなく、ザ・ストロークスにインスパイアされて結成された数多くのバンドの一組です。昨年発表の最新作『The Car』での「Star Treatment」でアレックス・ターナーは“I just wanted to be one of The Strokes”と歌ったりもしていますが、例えばラジオを聴いていて、「俺らに影響されたのかな?」と感じることは結構あるんじゃないですか?
アルバート:もちろんあるよ。「この曲聴いてみなよ、すごくザ・ストロークスっぽいから」って友達がよく教えてくれるし、それは最近始まったことじゃない。メンバーが集まる時にも、雑談をしていて「〇〇のあの曲聴いた?」って話になることが多いんだ。例えば去年はハリー・スタイルズの「As It Was」が話題に上って、「ドラムビートが『Hard To Explain』にそっくりだよね」ってみんなで話していたっけ。「ザ・ストロークスの曲をポップ化したみたいな感じじゃない?」と。とはいえ俺は、マジになって自分たちがやってきたことを振り返って感慨に浸るようなタイプの人間じゃないし、そういう曲を聴くとただ笑えるっていうか。それにアークティック・モンキーズに関しては単純に素晴らしいバンドだし、彼らが音楽をやりたいと思ったきっかけに、何らかの形で俺らが寄与したのであれば本当にうれしい。「あー。ちょっと待った、俺たちを引き合いに出すなよー」って言いたくなるバンドじゃなくて、アークティック・モンキーズで良かったよ(笑)。
―そして7月にはフジロックのヘッドライナーとして、ザ・ストロークスで日本に戻ってきてくれますね。ソロとしても2018年に出演していますが、過去のフジ体験を振り返って、何か印象に残っていることはありますか?
アルバート:ソロで行った時のほうが思い出が鮮明だと言ったら誤解を招くかもしれないけど、やっぱりザ・ストロークスは前回の2006年もヘッドライナーだったから、大勢で移動して、直前に会場に入って、プレイして、終わったらすぐ帰るという感じで、フェスそのものをあまり楽しめなかったんだ。唯一覚えているのは、ザ・ラカンターズが同じ日に出演して、ジャック・ホワイトとバッタリ会ったことかな。あれは楽しかったね。
その点、ソロの時はもっと余裕があって、苗場で一泊したんだよ。前日に行ってホテルに泊まって、翌朝から会場を歩き回って楽しんで、自分のライブをやって、ポスト・マローンと知り合って、ザ・ストロークスの大ファンだと聞かされたよ(笑)。だからと言って、ソロで行くほうがいいというわけじゃないんだ。バンドでも等しくエキサイティングだし、そもそも日本に行くこと、日本でプレイすることは大好きだから、毎回うれしくてたまらない。今回も俺は早めに行って、2〜3日ゆっくり日本で過ごすつもりだから、すごく楽しみにしているよ。
―ザ・ストロークスの新作についても伺っておきたいんですが、リック・ルービンが、昨年コスタリカでセッションを行なったことを明かしました。その後進捗はありましたか?
アルバート:えっと、その件については、何か隠してると思われかねないけど、現時点ではリックの発言にプラスできることは無いかな。
―わかりました。ちなみにザ・ストロークスのデビュー作『Is This It』のリリース20周年にあたる2021年頃から、盛んにあの時代を回顧する論評なんかが見られましたよね。ギターロックの最後の黄金時代と見做す人も多いようですが、当事者のあなたから見て理想化され過ぎていると感じますか?
アルバート:うーん、そもそも人間って、過去に起きたことは全て理想化しちゃうものだよね。過去はすなわち自分の青春時代であって、人々が言ってることが「理想化」に該当するのか、実際に素晴らしい時代だったのか、俺には何とも言えないな。みんなそれぞれ違う体験をしているから。それに人間は誰しも、20歳の自分に戻りたいと思うものだろ?「こんなことをやったな」「あんなこともやったな」と懐かしむのは無理もないことだし。
そして��自身、もちろん時代の真っ只中にいた記憶はある。でも、バンド活動をするなら今のほうが遥かに状況はいいと思うよ。俺らが活動を始めた頃のシーンは最悪だったからね。ゴミ溜めみたいな海を泳いで、そこら中に浮いてるクソをかき分けながら必死になって水面に浮かび上がったんだ(笑)。全然楽しいとかクールとかっていうものじゃなかったし、今のほうがずっとカッコいいロックバンドが多い。そして聴き手も、アーティストたちとすごく緊密なコネクションを確立できているよね。それって昔はなかったことだし、今と違うからこそ昔を懐かしむのかもしれない。20年後にはきっと、今の時代を理想化しているんだろうね(笑)。
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quiye · 11 months
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チケット敗北戦
ちょっと PC で調べ物をして、マウンテンブレンドという名前のコーヒー豆を挽いて淹れ、バナナの蒸しパンを食べた。それ以外は、坂本慎太郎とコーネリアスのライブのチケットの応募をしたくらいの午前中だった。
坂本慎太郎は以前一回だけ恵比寿でライブを観たことがあり、その時はゆらゆら帝国ではなくソロアルバムの曲を演奏していたのだが、ライブアレンジが絶妙で、ジャジーでエロスな雰囲気が出ていた。ソロの曲の、ただそこにある異物のような感じがすっとなくなり、じんと染み入る味わいの音楽になっていて凄いもの聴いたと思った記憶がある。
去年出たアルバムもアレンジでまた違う聴こえ方になるだろうと思って、観に行きたいと思ったのだった。あとコーネリアスも最近は普通に聴いているので得だと思った。
で、発売開始が 10:00 でそのタイミングを 5 分程度前から待ち伏せし、発売丁度にアクセスしたが、サイトがサーバーエラーの挙動になり購入に進めなくなった。リロードしたら売り切れていた。
今回は先行抽選が事前にあり、その残りの券を販売するようだったので、枚数が少なく限られた人しかチケットを手に入れられないようだった。
不安定なネット回線で申し込んだとか、クレカの情報確認で戸惑ったとかそういう反省点はあるが、まあそこが上手にできていたとしても自動購入の bot や運が強い人には勝てないので、あまり気にしても仕方がないし気にしない。
この経験を次に生かせればいいと思うが、最近あまりライブに行っていないので次のときにはまた忘れてしまっているのだと思う。
チケットが取れない時には、自分はあまりライブを観ることに魅力を感じていないのではないか?と考えたりする。
立ち続けて演奏や歌を聴かなければいけないこと、混んでいるライブであれば自由に移動ができないこと、自分の前にいる人の身長によってはステージが見えないこと、音量調節ができないこと(これは耳栓を使えば多少調整できる)、ロッカーに荷物を置けるかわからないところ、演者と観覧者が身内ばかりのときに場違いなところに来てしまったと感じること、などがある。なんか思い出すとチケットのもぎりの人の態度もたいてい悪かった気がする。
あーでもライブアレンジ聴きたい。ライブアルバムが聴きたい。
youtube
うちの冷蔵庫の中には切らしてはいけない食材のコーナーがあるが、そこの食材がかなり減ってきたので、午後に買い出しに行った。
自分はどのスーパーでもたいてい良いところを見つけることができるのであまり店を選ばないのだが、今日は他にも買いたいものがあったのでショッピングモールに行って全てを揃えてしまうことにした。
事前に買う荷物が多いことが予想される場合、徒歩や自転車よりスクーターで向かう方がよい。スクーターには荷室が 2 つ+袋を吊り下げるフックがあるので木材とか扇風機を買わない限り大抵のものは積み込むことができる。
途中、初めて通る道の先に信号のない丁字路があり、目的地に向かうには半分渋滞になっているそこを右折で合流する必要が出た。こんな時、どのタイミングで入ればいいのだろうか?
あまりわからないが、今回は一瞬渋滞が途切れたのでそこに割り込ませてもらった。無理やりファ���ナー合流のように入れてもらうのが一般的なのか?とも考えた。
ショッピングモールまで距離は遠くないのですぐ着いた。
中に入っているカインズというホームセンターで布団の敷きパッドと枕パッドを購入した。通年で使いたいので冷感ではないものにした。
カインズには家で使う多種多様なアイテムが陳列されていて、歩いて眺めるだけで家の質を向上させるアイデアを沢山補充できそうだった。しかし買い物の前半からそんなことをしていたら体力が持たないと思ったのでやめた。
ビニール手袋を買うために上階にある 100 円ショップに向かった。予定には入っていなかったバターのケースとカカオのパンも買ってしまった。100 円ショップにパンが置いてあると意外で面白くついつい買ってしまう。
この店舗に隣接してゲームセンターがあり、このあたりがモールの中で最も混んでいたと思われる。
個人的には不快に思うレベルの混雑だったが、これを不快に思わない人が多ければこれがスタンダードになり、逆に混雑せず快適に過ごせる店は面積を広げた費用の分が価格に転嫁されるようになるだろう、と当然のことを考えていた。
最後に 1F のスーパーで食材を補充した。
自分には家に常に備えておきたいものとして食パン、牛乳、ヨーグルト、卵、バター、チーズ、豆腐、ハチミツなどがあるが、昼の時点でこのうち半分程度を食べきってしまっていた。なのでこれらの補充を行い、さらにグラノーラ、トマト、ジャガイモ、冷凍しめじ、冷凍ほうれん草、バターレーズンパン、豚肉切り落とし、焼売、ちくわ、きゅうり、キウイ、サラダ、エナジーゼリー、サバの煮物、インスタントコーヒー、イタリアンパセリ、ウインナーをカートに入れ、5000 円を超える会計を iD で支払った。
レジに向かうために通り過ぎただけのお菓子のレーンで「明日はうちで映画祭りだから」と話していた家族のことを妙に憶えている。雨の中の暗い部屋でテレビ画面にうつる映画を眺める一家のことを想像した。
この店のバイク駐輪場は排気量 125cc までのバイクしか駐車できないと書いてあったので、面倒だと思いながらも車の駐車場に移動してスクーターを停めたのだが、これが最新式の駐車場で、駐車券がなく、入庫と出庫の際にナンバープレートをカメラで読み取って、それを使って支払い確認を行う仕組みになっているものだった。
買い物袋3つの取っ手を手の内側に食い込ませながら、出庫の手続きのために支払い機のタッチパネルを操作し、スクーターのナンバーを照合するが、車体前面のナンバープレートを読んで管理しているらしく、前面にナンバーがない自分のスクーターは画面に表れなかった。管理外になっているようだった。
そのため、係員に出庫方法を聞いたり、管理会社のコールセンターに電話したのだが、結局次から気を付けてくれとのことを言われただけで出ることができた。帰宅後に調べたら、実は反対側の入り口から入れば大排気量のバイクも停車できるスペースがあったことが今更わかった。
どうすればいいかよくわからないことがあった時には疲れる。しかもあまり考えずに選んだ帰り道が一方通行で、思ったように家に向かえなかった。駅前のその道は慢性渋滞のようなありさまで、なかなか抜けられなかった。
途中で図書館が経路上にあることがわかったので、寄って予約していた小説を回収することにした。
ガラガラの駐輪場にスクーターをサッと停めてハンドルにロックをする。ヘルメットを手に持ったまま本を借りて図書館を出たタイミングで閉館のお知らせが放送された。
あまり気にしていなかったが、あと少し遅かったら本を借りることにすら失敗していたらしい。
今回はちょうど放送があって自分がラッキーだったことに気づけたが、もう 1 分早く出ていたらそれもなかったのだろうと思った。
ツイていること、ツイていないことは無数にあるものの、そのうち自分が把握できているものはそのうちのごく僅かなのだろうと思った。バイクに乗るために防寒対策をしなければいけない季節は過ぎていて、サンダルに素手の恰好でそのまま乗れているという幸運も忘れていた。
別にそれがいいとか悪いとか、そういうことを今考えてはいない。
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oogomasainu · 1 year
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リリース
3/18
昨日、配信だけではあるけど、ank2年ぶりの新譜をリリースしました。 いつもCDでリリースした時にはセルフライナーを歌詞カードにかいているのだけど、今回はそれができないのでここにかきます。こんな日記を見てくれている人へのささやかな感謝です。(歌詞カードにかくものより、推敲もしないし、結構個人的な感じになってしまうかもしれません...!) 長いです!ヒマなとき読んでください!
1.かわいいおれたち
自分に宛てた手紙、というか、これからの人生生きていくうえで、迷ったりした時に帰って来ることのできる考えが、最近ようやくこれだ!って感じでまとまったので、曲にした。 なんのために生きているんだろう。生きるって色々あるけど、働くこと、音楽を聴くこと、うまいもん食うこと、友達と遊ぶこと。その他諸々。 それらはなんのため?楽しく生きるため?じゃあ、なんのために楽しく生きるんだろう。だって、楽しいってその時だけだし、感覚も人によるし、死んじゃったら覚えてないもん。意味ないのかなあ。
他の人の役に立ったり、何か後世に残る言葉やアイデア、仕事や曲を残すため?うーん。じゃあ、どんなに世の中に知れ渡ったことでも、それを知らない人にとっては意味ないのかなあ。自分が楽しかったことも、誰かに知られていなかったり、自分が死んだ後残ってないと意味ないのかなあ。
結論、自分が考える限り、意味はないッス!!!うん。意味ないです。 この意味っていうことの主語を、誰にとってかを考えることがこの曲でいちばん伝えたいことです。結局、自分以外には、自分の人生に意味を見出せる人はいないと思う。
話変わるけど、柴犬って超かわいいじゃん。でも、こんなに人間みたいに悩んだりケンカしたり、それこそ誰かに存在の照明!とか、アイデンティティ!とか、何か残そう!とかしないじゃん。でも多分、柴犬には柴犬なりのプライドとか、女の子の犬に惚れちゃったとか、不安とか心配事があって、ほら、よくSNSとかのほっこり動画とかで犬が画面上のライオンを怖がって不安がってるやつとかあんじゃん。 そういうの見てると、「そんなこと不安に思わなくても大丈夫だよ」的な意味でかわいいじゃん。そんなことに不安がってるの、おれら人間からしたら、意味ないじゃん。 でもその柴犬的にはその不安も、おいしいエサも、ご主人との思い出も、全部が本気で、死ぬときにはその思い出だけを持っていると思うのだよね。
多分、人間も、もっと高度な生物がいたとして、そこから見たらおれらから見た柴犬みたいにかわいく見えたりしてんのかな〜とか思ったら、なんかいろいろあるごちゃごちゃした争いも、それぞれの哲学も、仕事もバンドも、何もかも意味はないんじゃないかって思うの。 意味はないけど、だから完全に自由で、どう生きたいか考えたら、おれは自分と、自分の周りにいる友達や、これから出会う自分の好きな人たちと、毎日できるだけがんばって、思い出をつくるために生きていきたいと思ったから、それを頑張って曲にしました。
あの〜、言ってることよくわかんないよね!よくわかんなくてもいいよ!全然!考えが違っても全然いい!でももしいつかこの考え方がフィットしたら、一緒にうたってください!
2.F.A.D
大好きなメロディックの曲。 コロナ渦のライブハウス、色々制限があって、その状況を肯定するしかないし、精一杯楽しむつもりでライブやってたけど、やっぱりおれはフロアもみんなでうたってさわいでっていう光景や遊び方が大好きです。 3年間くらいずっと我慢してたメロディックへのうずうずした気持ちと、憧れと、未来への想像を、ank史上いちばんのめちゃめちゃメロディックな曲にしてカチ込みたいと思って作りました。ファストアンドドラマチックでF.A.Dって、粋じゃない!?笑 大好きな音楽と、大好きな場所と、そのおかげで出会えたすべてへの曲だあ!
3.You&I
コロナ渦の最初、いちばんステイホームとかんなってたときに、つくりたくなって、3人でスタジオ入って一発で録った曲。それ以来合わせてもなかったんだけど、ずーっとメンバーみんなの頭の中にこの曲が残り続けてて、今回録ろうってなった。めちゃくちゃ良くない!?笑 かいたきっかけはコロナだったけど、どんなときにでも当てはまるんじゃないかな。会えないことを嘆くより、あなたが生きてる、生かしてくれてるこの世界を愛そう!なんてデカいこと言って無理矢理肯定してみても、結局会いたいんだよ!
長くなってすみません!今日はひとりで音楽でも聴いて寝るとします!!
おわり
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ryotarox · 1 year
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(ルイス・キャロル - Wikipediaから)
ルイス・キャロルは当時の様々な技術的問題についても関心を示していたと考えられる。キャロルが新技術を理解し使用できたという事実は、彼のカメラの使用によって裏付けられている。当時のカメラは、現在のような扱いやすい装置ではなかった。 これらの発明の内の一つが、1891年9月24日のキャロルの日記[10]に見られる「ニクトグラフィ(英語版) (Nyctography)」と呼ばれる筆記法と、そのための道具ニクトグラフである。 この発明は、キャロルが夜間に思い付いたアイデアでもそれを書き留めるまでは眠りに就くことができなかったにもかかわらず、ベッドに戻るまでに照明の点灯などのわずらわしい手順を嫌ったことから生まれた。 キャロルが発明したのは格子状に正方形の穴が配列されたカードだった。このカードの左上の穴を通して点を書き、他の穴へと点を書き進めていくことにより、書き手は彼の望む文字や数字のようなシンボルを表現することができた。 ニクトグラフィによる文章が現存しないことから、この方法は長い文章には用いられなかったと思われる。しかし、キャロルがニクトグラフィによる短いメモを書き止めておき、後に日記の文章として書き直した可能性は充分に考えられる。
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yasuhitoyano · 1 year
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Day 6. 12月16日(金) 振り返り日記 その4. 稽古が出来るのはこの日が最終日。翌日はワークインプログレス公演の会場であるGripa studioに13:00入りして照明とか映像とか字幕とかいろいろ準備して、15:30には開演の予定だったので、とにかくこの日のうちにかたちを作ろう、とみんなで集中して作業。 ただし、この日も夜9:00までというのはさすがにしんどいので、夜7:00に切って、夕食はケータリングをお願いせずに各々で済ませるから、とスケジュール交渉。稽古後は、チームshelfは、夕食を食べに&お土産を買いにショッピングモールへ。チームLTCはその後、せっかくミュージシャンがいるのだからとカラオケ大会が始まっていたらしい...(後でInstagramで見てそれを知って、みんなのタフさにほんと驚いたし笑った。) この日まで使っていた稽古場は、稽古場とはいえ舞台と、それに簡単な照明機材などもあって、音響機材も古いスピーカーだけどあったので、それらも使いつつ、途中止めながらも何度か全体を通す。必要な録音データ(音声)はその場ですぐに採録して、1景で流す予定の映像に付けてチェック。 構想段階で聞いていたのは、1景で、リントリクの台詞を、日本語(三橋さん)とインドネシア語(Holifah)とで録音したのを何度か繰り返し流しながら、世界中で起きている死、大量死、ホロコーストや自然災害、戦争などによるその死体を動画と写真で映像を作って映したい、という。映像担当のDioが作って来てくれたのを確認しながら、録音された音声をチェックする。するとBambangが、2景の最後、三橋さん(リントリク)とHolifa(小町)がやり取りするダイアログのシーンにも背景に映像を流したい。パンデミックで人の気配のなくなった都市の景観を映したいというので、(そもそもそのダイアログには背景にパンデミックが色濃く投影されていたこともあったので)それはいいね、と直ぐに制作に入る。 Bambangと僕とで芝居の作り方が違うなあ、としみじみ感じたのはこの辺り。思いついたアイデアをどんどん足して、大まかに全体像を作る。細かいところはあまり気にしない。その代わり、細かいところで問題が生じると、俳優がそれぞれ勝手にシーンを作り替えたり、スタッフも言われたアイデアをとにかく自分なりに作って来て、それで全体がどんどん出来上がっていく。豊かになっていく。音響や照明も、長い付き合いだからなのだろうけど、大雑把な打ち合わせだけして、あとはガシガシ稽古を通しながら作っていく。 3日前からだったか、美術のRicky Oetさん、音楽家で音響家のRamdhanさん、照明家のAjiさんが稽古に参加してくれていて(衣装デザイナーのHilmiaさんは初日から子連れで参加してくれていた。)これがBambangのチームなんだな、という感じで、僕場僕で、興味深くみんなの作業を観察。 Ramdhanさん、持ち込んだノートPCから音を出すだけでなく、その場でライヴでバイオリンを弾きながら即興で音響を作ったりできる人で(インドネシアにはミュージシャンがホントに多い。これには吃驚した。思えばフェスティバルでついてくれてた劇場の音響チーフもミュージシャンだったし。) 楽しい。作業は大雑把だけど(苦笑)これなら細部を詰めていけばなんとかなりそう、と思えた。足し算は任せて僕は引き算に徹しよう、と。そんな一日。 夕方、衣装合わせも済ませて取り敢えず出来る準備は済ませた。と思ったら字幕データの制作がまだだったので、矢野は当日の朝早起きしてパワポでデータ作成。まあ、間に合った。 Make a diary before I forget, Part 4. This is the last day we can rehearse. The next day, we will enter the Gripa studio, the venue for the work-in-progress performance, at 1:00 pm. Let's all concentrate and work to make it. However, since it would be tiring to work until 9:00 pm on this day as well, we decided to cut it off at 7:00 pm. After rehearsal, the team shelf went to the mall to have dinner and buy souvenirs. On the other hand, the team LTC started a karaoke competition because they had musicians... (Later, when I saw and knew it on Instagram, I was really surprised and laughed at everyone's toughness.) The rehearsal room we were using until this day, even though it was a small rehearsal room, had a stage and simple lighting equipment, and it was old but there were the speakers, so using them, we did run-throughs a few times. The necessary recording data (audio) was immediately recorded on the spot and checked by attaching it to the video that is planned to be shown in the first scene. This is Bambang's idea, but, in the first scene, where Rintrik's lines were played as recorded in Japanese (Mako's voice) and in Indonesian (Holifah's voice) several times while projecting to the screen the deaths happening around the world. Mass deaths, the Holocaust, natural disasters, wars, etc. I checked the recorded audio while confirming the video, which Dio collected and edited. Bambang said he wanted to play a video in the background of the dialogue scene between Mako (RIntrik) and Holifah (Komachi) at the end of the second scene, too. His idea was to show the scenery of the city where there were no signs of people due to the Covid-19 pandemic, so (because the pandemic was strongly projected in the background of their dialogue in the first place), I said it would be good, and immediately we started production. This is where I really felt that Bambang and I have diverse ways of making plays. He adds as many ideas as he comes up with to create a rough overall picture. He doesn't really care about details. Instead, when a problem arises in the details, the actors will change the scene on their own, and the staff will produce their own ideas based on what they are told, and the whole will gradually come to fruition. And it's also getting richer. Three days ago, art director Ricky Oet, musician and sound artist Ramdhan, and lighting designer Aji joined the rehearsals (costume designer Hilmia joined us with her child from the first day. ) I felt like this is the Bambang's team. And I watched everyone's work with interest. Ramdhan is a person who can not only produce sound from the notebook PC he brought in but also improvise sound while playing the violin on the spot (Indonesia really has a lot of musicians. I was surprised. The theatre sound chief of FTJ was also a musician.) It's so much fun. The work was a bit rough, but I thought it would be possible if I worked out the details. Leave the addition to bambang, and then I focus on the subtraction. A day like that. In the evening, we finished the costume fitting and did all the work for now. Although the subtitle data had not yet been created, I got up early in the next morning and created the data with PowerPoint. Well, I made it in time.
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kazuya-ikezoi · 1 year
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ダウンライト1つのシンプルトイレ お気に入りの照明や色や素材と、こだわりで つくる時もありますが、後から飾れるような すっきりシンプルもどうでしょう 少しダウンライトの位置を寄せて飾る余白を 意識的に残しています ちょこっと変えるだけで雰囲気変わると思います 他にも事例を紹介しているので @kazuya_ikezoi からとんで見てください #トイレインテリア #照明計画 #ダウンライト #照明位置 #フロアタイル #シンプルトイレ #ハイドア #フルハイトドア #ハウスメーカー #注文住宅 #新築 #家づくりのアイデア #設計士とつくる家 #コラボハウス https://www.instagram.com/p/CpxWLJ2Pdtj/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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monthly-ambigram · 2 years
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2022-8月号
毎月8日発行 アンビグラム作家の皆様に同じテーマでアンビグラムを作っていただく「月刊アンビグラム」、主宰のigatoxin(アンビグラム研究室 室長)です。
『アンビグラム』とは「複数の異なる見方を一つの図形にしたもの」であり、 逆さにしたり裏返したりしても読めてしまう楽しいカラクリ文字です。 詳しくはコチラをご参照ください⇒アンビグラムの作り方/@2r96
◆今月のテーマは「光る」です◆
8月号の参加者は [ 赤川広幸氏、 douse氏、 あずまうど氏、 海氏、  Σ氏、   peanuts氏、意瞑字査印氏、kawahar氏、 siun氏、 ヨウヘイ氏、    オルドビス紀氏、lszk氏、いとうさとし氏、黒目氏、 伊藤文人氏、     .38氏、ぺんぺん草氏、 サボンテ氏、 兼吉共心堂氏、増池誠史氏、   あらたかな氏、   igatoxin ] 計22名
大蛍 ゆらりゆらりと通りけり。今月は参加者の皆様に「光る」という言葉から連想する語句でアンビグラムを制作していただいております。 面白カラクリタイポが大集合しております。ご高覧のほどよろしくお願い申し上げます。
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それではまず赤川氏の作品からご覧ください。
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『シャイニング』    @赤川広幸氏  
回転型。 180°回転させても同じように「シャイニング」と読めるアンビグラムです。スタンリー・キューブリック監督版はホテルの造形 細部の模様 双生児やシンメトリ構図 鏡の文字 巡る惨劇の歴史などなど映画自体がアンビグラム的要素に満ちており本作のレタリングを見ると70年~80年代特有のホラー/サスペンス映画題字へのリスペクトが見て取れて大納得です。「グ」良いですね。それと「シ」の点々と濁点が切り替わるのはいつ見ても楽しいです。
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『でんのうせんしポリゴン』      @douse氏 
回転型。 180°回転させても同じように「でんのうせんしポリゴン」と読めるアンビグラムです。ポケモンショックが起きたエピソードからの語句選択です。光によってハレーションを起こしたような筆致のカスレを見事に対応解釈へ昇華し「でんの/リゴン」部分を見てもその ひらがな/カタカナ対応の巧みさが光ります。そして「うせ/ポ」がピッタリすぎて気持ちいいです。「ん/し」の対応にしても的確で 全体的にまっすぐ組めているのも最高です。
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『逆光』   @あずまうど氏
回転型。 180°回転させても同じように「逆光」と読めるアンビグラムです。 閃光で字画の一部がカスレるギミックがとても有効に使われています。非の打ち所が無い完璧なアンビグラムの一つだと思います。 同様のアイデアをΣ氏が同時期に早出ししています。対応解釈が微妙に違うので合わせてごらんください。 Σ氏「逆光」→
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『豆電球』      @海氏
鏡像型。左右のシンメトリーアンビグラムです。鏡に映しても同じように「豆電球」と読めます。豆電球の赤/緑の導線を使ったデザインの効果で「電」が対称図案に落とし込めているのですね。なんてステキな作品!
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『檣頭電光』    @Σ氏  
鏡像型。  \軸の鏡面対称です。大気電磁現象セントエルモの火からの語句選択ですね。対応解釈、略字処理、作字技術の三要素がベストコントロールされていて良すぎます。アンビグラムで作字することの不自由さを一切感じません。理想的です。
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『光彩陸離』   @peanuts氏  
回転型。「光彩」を180°回転させると「陸離」と読めるアンビグラムです。言葉通り光が躍動する煌びやかなロゴで「光/離」の字画密度の差を吸収するための細やかな工夫がされています。観音開きのドアの向こう側から光が漏れているようにも見えますね。また光の玉や星のアクセントも自然です。 ロゴデザインとして完成度が高く ついアンビグラムだということを忘れてしまう傑作です。
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『ヒカリ/カゲ』   @意瞑字査印氏   (thx.@kawahar氏)
図地反転型。 白地が「ヒカリ」、黒地が「カゲ」の連続になっている図地反転柄のアンビグラムです。 圧巻のネガポ字です。
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『火花』  @siun氏
回転型。 180°回転させても同じように「火花」と読めるアンビグラムです。丸い字形ながらところどころ跳ねる感じが可愛らしく言葉にあっています。草冠を真ん中に置き「火/化」対応で回しています。「化」が大胆な解釈ですが図案に安定感がありそれがアンビグラムの読みやすさにつながっています。
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『照明』   @ヨウヘイ氏  
鏡像型。上下の鏡面対称で「照明」と読めるアンビグラムです。「照」の四つ点「灬」を丸で表現してるのが明かりっぽく「日」の部分は照明スイッチを連想します。照明のアイコンとして機能していてとても良いデザインだと思います。(加筆修正:2023/07/19 thx.みんとす氏) ちなみに同様のアイデアをぺんぺん草氏も作っていました。対応解釈が違うので合わせてごらんください。 ぺんぺん草氏「照明」→
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『夜の黒 照らす 街灯り』    @オルドビス紀氏
回転型。 180°回転させても同じように「夜の黒 照らす 街灯り」と読めるアンビグラムです。文字組みは横3列で「黒」「照」などの文字送りに卓越したセンスを感じます。またこの文言は作者が自ら設定したものでアンビグラマビリティの点から考えても回文を作るときのように自由に文章を組み上げるのはとても合理的な発想です。
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『金銀 財宝』     @lszk氏
鏡像型。「金銀」を鏡に映すと「財宝」と読めるアンビグラムです。ウ冠と金の上部が 不思議なほど両立しています。また「銀」のカネ偏がかなり大胆に省略されていますが「艮」が強いので読めるというバランスが素晴らしいです。この「金銀」は鏡に映るたびに「財宝」と読めるのでTシャツなどにプリントすると面白いです。
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『線香花火』      @海氏
鏡像型。 左右がシンメトリーになった鏡像アンビグラムです。鏡に映しても同じように「線香花火」と読めます。ぱちぱちと音が聞こえてきそうな作品ですね。「香」の部分から出る火花がそのまま「花火」の字になってるという按配でその対応も完璧だと思います。
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『蛍光色』    @いとうさとし氏
回転式 図地反転型。180°回転させても同じように「蛍光色」と読める特殊アンビグラムです。「蛍」の背景部分が「色」になっていて「光」はネガ/ポジ両面が「光」になっています。作者いとう氏が得意とする正方形を上手く切り分けてネガ/ポジで二つの文字を抽出するという 月刊アンビグラムではお馴染みの書法です。これは簡単には真似が出来ない技術なんです。
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『フィルム』     @黒目氏  
回転型。 180°回転させても同じように「フィルム」と読めるアンビグラムです。これは良いデザインですね。とてもきれいに回っています。レイモンド・ローウィのNeWMaNロゴのようなウェルメイド感があります。実はアンビグラムは特殊な技術ではなく大昔からロゴデザイナーのテクニックの一つなのです。
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『ひかり ⇄ かげえ』       @伊藤文人氏
回転共存型。「ひかり」を180°回転させると「かげえ」になる光/影絵アンビグラムです。いわゆる「ひっくりかえるぞ矢印」が文字の中に存在するのが好きです。回転共存型は回転させると別の違う単語になるので面白みが伝わりやすくアンビグラムの王道です。
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『一条の光』    @オルドビス紀氏
旋回型。 「一条」を90°回転させると「の光」と読めるアンビグラムです。一見して旋回式重畳型のようにも見えますが本作に文字未満の図案はなく旋回型です。光は最短時間で到達できる経路を選ぶといいますが光の道筋を感じる美しいデザインですね。まるでジェダイの振るライトセーバーの煌きのようでもあり凄くかっこいいです。 (※拡大→)
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『光沢』     @kawahar氏
旋回型。  「光」を90°回転させると「沢」になるアンビグラムです。これはかなり自然に読めるタイプですね。アンビグラムは作る単語によって出来不出来が決まるというのが定石です。最初からこちらに協力的な文字はたくさんあるわけで作字の前にそんな文字を探すのが必須なのですがそれが面倒な人は自分の好きな語句を回してみるのもよいと思います。不思議なことにこちらの愛情が深いと文字は綺麗に回ってくれるものなのです。
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『光彩』     @.38氏
旋回型。 「光」を90°回転させると「彩」になるアンビグラムです。グラフィティアートのような筆致が魅力です。文字の表面がメタリック化して光っていますね。シルバーアクセサリーのようでもあります。グラフィティはアンビグラムと相性が良い書法だと感じます。
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『蛍雪』      @ぺんぺん草氏
回転式 図地反転型。「蛍」の背景部分が逆方向の「雪」になっているネガ/ポジ対応のアンビグラムです。まず言葉選びが美しいですね。そしてめちゃくちゃ読みやすいです。文字と文字の解釈に無駄がない名作です。
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『外灯』     @サボンテ氏  
回転型。 180°回転させても同じように「外灯」と読めるアンビグラムです。字の崩し方が絶妙でレタリングが美しいです。それ自体が羽蟲の群れのようで凄い迫力ですね。 全体的なレイアウトも恐いくらい決まっています。超クールなアンビグラムです。
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『光 ⇄ 影』   @意瞑字査印氏  /(鏡画家氏)
回転共存型。 「光」を90°回転させると「影」と読めます。ここまで語同士の文字密度や画数が違ってもなんとかなることもあるという見本のアンビグラムです。やれば出来る。
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『煌/輝』    @いとうさとし氏
図地反転型。 「煌」と「輝」のネガポ字です。両字とも字画的に省略がなく完全体ですね。「火/光」「皇/軍」のネガ/ポジ切り分けの妙技が素晴らしいです。「煌」の字がステンシル調なのも良いです。ふと本作を立体化してその凹凸に光をあてて文字を代わりばんこに浮かび上がらせてみたいと思いました。
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『亜光速』    @Σ氏  
回転型。 180°回転させても同じように「亜光速」と読めるアンビグラムです。ミレニアム・ファルコンが素っ飛ぶスピード感が作字から溢れ出ています。この点対称の「光」のかっこよさを見てください最高です。完璧な対応解釈だと思います。
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『禿/光』    @いとうさとし氏
図地反転型。 「光るは親父の禿頭」のアンビグラム化。「禿」と「光」が図と地で反転しています。ちょうど頭から「禿」の字を毟り取った感じのレイアウトも楽しいです。なんとなく日の出も連想する有難い図案です。
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『粒子 ⇄ 波動』     @兼吉共心堂氏
回転共存型。 左側の「粒子」を180°回転させると右側「波動」になるアンビグラムです。誰にも見られてない時は波のように振る舞い 観測者に見られていると粒子のように振る舞うという 観測者効果 のアンビグラム化です。アンビグラマビリティ度外視で回す必要がある困難な漢字ですが 上手く 「子/シ」「粒/皮動」で対応させてパワフルに回っています。
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『らんぷ/ヒカリ』『ろうそく/カゲ』   @lszk氏
振動型。 本作は 主観的輪郭 という特殊な視覚トリックを応用した振動型アンビグラムです。立体化した文字には光によって輪郭が消えた面と 影によって黒くなった面が存在しその二つに別々の読みを与えているのです。つまり黒字の「らんぷ」は白字の「ヒカリ」のシルエット面になっています。同様の対応解釈で「ろうそく/カゲ」も作られていてかなり衝撃的な作品です。
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『行灯』  @黒目氏  
振動型。 回転の必要はなくそのままで二つの読みが可能なアンビグラムです。同じ字形でありながら「行」にも「灯」にも読めるというわけですね。これは騙し絵の文字バージョンなので錯覚や空目を誘うわけです。本作は文字を少し傾ける工夫でとても読みやすくなっています。二つの字の中間を捉えていて面白いです。
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『ともしび』      @海氏
振動型。 回転の必要はなくそのままで複数の読みができるアンビグラムです。なんと本作は一文字四面相の振動型です。閃いたアイデアを実際に作ってしまう作字力が最高です。同じ字形で韻を踏んで「と, も, し, び」と読みます。お盆の灯火が縦に四つ並んでいて斜めの直線は炎の揺らめきを表しています。その炎の途切れ方を調整して複数の読みを一つの形にうまく封じ込めています。
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『刃物 ⇄ 鬼』   @増池誠史氏
鏡像型。  「刃物」を鏡に映すと「鬼」と読めるアンビグラムです。暗闇で光る鬼の目と刃物、\軸で鬼の角と刃物の切っ先が触れているような図案が面白いです。これは怪談の季節に合わせた単語選択でしょう。「甶/刃牛」「儿ム/勿」で対応付けていて 流石の納得ギミックです。
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『雪花 ⇄ 純白』   @あらたかな氏 鏡像共存型。   「雪花」を鏡に映すと「純白」と読めます。闇に光る純白の雪花のうつくしいイメージが優雅な字形で表現されています。ふたつの文字の流れが逆になる文字組みの柔軟さも好きです。見ていてとても涼しい心持にしてくれるアンビグラムです。
最後は私の作品を
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『瓦斯灯』   @igatoxin
回転型。 180°回転させても同じように「瓦斯灯」と読めるアンビグラムです。
光るものをテーマにしたアンビグラム祭 いかがでしたでしょう。全体的に今の季節を感じる作字が多かったように思います。 
御参加いただいた作家の皆様には深く感謝申し上げます。 
さて次回のお題は『武』です。 武(武芸、武器、武士など)から連想する単語    武道館、流鏑馬、一本背負い、多砲塔、日輪刀、土俵入り、孫子の兵法など、参加者が「武」 というワードから自由にアンビグラムを作ります。    
締切は8月31日、発行は9月8日となります。  それでは皆様 来月またお会いしましょう。 またひきつづき炎天につき くれぐれもご自愛のほどお祈りいたしております。
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oniwastagram · 2 years
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📸松花堂庭園・美術館 / Shokado Garden Art Museum, Yawata, Kyoto 京都府八幡市の国指定名勝『松花堂庭園・美術館』が素敵…! “寛永の三筆”の一人であり、小堀遠州や石川丈山と共に茶室や庭園も造営した“寛永文化”の中心人物 #松花堂昭乗 。昭乗が隠居した草庵“松花堂”が修復を経て5/31(火)まで特別公開中…。“庭屋一如”を提唱した茶室研究家 #中村昌生 による茶室建築群も… 京都:松花堂庭園・美術館の紹介は☟ https://oniwa.garden/shokado-garden-art-museum-%e6%9d%be%e8%8a%b1%e5%a0%82%e5%ba%ad%e5%9c%92/ ...... 「松花堂庭園・美術館」は江戸時代初期の文化人/僧・松花堂昭乗が当初『石清水八幡宮』の境内に造った草庵“松花堂”を中心とした回遊式庭園と美術館。その庭園が「松花堂及び書院庭園」として国指定名勝です。 . 2018年3月、椿🌺と枝垂れ桜・山桜🌸が美しい時期に初めて訪れ、2019年は秋に“庭屋一如”の提唱者・中村昌生さんに関する展示『茶室のアイデア~中村昌生と「庭屋一如」~』展を見に再訪。 そして2022年は5月…とそれぞれ違う季節に訪れたので各シーズンの写真を紹介。 . 約22,000平方メートルの園内は“内園”“外園”と2つに分かれ、後述の通り国指定名勝なのは草庵のある“内園”と呼ばれるエリア。 初めて訪れた際は通常通り見学できましたが、その後2018年6月の大阪府北部地震で大きな被害を受け2022年現在は内園は閉園中🏚 . …なんですが、昨年修復が終わった草庵“松花堂”の特別公開が〜5月31日まで開催中!(今回足を運んだのはそちらが目的) . ■松花堂及び書院庭園(内園) 順路で言うと後半ですが、歴史的にメインになるのはこちら。 松花堂昭乗は神仏習合の時代の『石清水八幡宮』⛩の寺坊・瀧本坊の僧でありながら、文人としての名声以外にも小堀遠州とともに茶室を造ったり、石川丈山とともに『酬恩庵(一休寺)庭園』の作庭にも参画した、当時の寛���文化を支えた一人。 . ���在内園にある「松花堂」は松花堂昭乗が隠居する際に石清水八幡宮のある男山の山内に建てられたもの。 しかし明治時代の神仏分離により男山から取り払われることとなり、“泉坊書院”(京都府登録文化財)とともにこの地に移築されました。 . *ちなみに男山の中にある“松花堂跡”も国指定史跡になっていますが、文字通り“跡”であってほぼ何���残されていません🍂 . この移築に伴って作庭された「松花堂庭園」は明治時代の庭園で、松花堂昭乗がこの場に居たわけではないのだけれど。 ただその際も江戸時代の書物『都林泉名勝図会』などの古い絵図🗺を参照し、元の露地庭を再現する形で作庭されたもので、そこから時を経た現代においては明治時代の庭園も歴史的庭園であり、国指定名勝に。 続く。 ーーーーーーーー #japanesegarden #japanesegardens #kyotogarden #zengarden #beautifulkyoto #beautifuljapan #japanesearchitecture #japanarchitecture #japanarchitect #japandesign #jardinjaponais #bonsai #建築デザイン #庭園 #日本庭園 #京都庭園 #庭園美術館 #庭院 #庭园 #京都穴場 #京都特別拝観 #京都特別公開 #特別拝観 #kyototrip #kyototravel #寛永文化 #国指定名勝 #おにわさん (at 松花堂庭園) https://www.instagram.com/p/CeGvNXOPQtO/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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takahashicleaning · 22 days
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TEDにて
シンシア・ブリジール:パーソナル・ロボットの台頭
(詳しくご覧になりたい場合は上記リンクからどうぞ)
注意事項として、基礎技術にリープフロッグは存在しません。応用分野のみです!
注意事項として、基礎技術にリープフロッグは存在しません。応用分野のみです!
注意事項として、基礎技術にリープフロッグは存在しません。応用分野のみです!
ショージルーカス監督のスターウォーズを見て、大学院生の頃にシンシア・ブリジールはなぜ?火星ではロボットを使っているのに私たちのリビングルームにはいないのか考えました。
彼女が気づいた鍵は、人々と交流できるようにロボットを学習させようとするものでした。
今、彼女は、そのような考えのもとで、人に教えたり、学習し、一緒に遊べるようなロボットを作っています。
子供達のための新しいインタラクティブ・ゲームの驚くべきデモをご覧ください。
2014年には、ソーシャルロボット開発でJIBOというロボットを開発開始しています。
ソーシャルロボット工学のパイオニアでマサチューセッツ工科大学メディアラボ(MIT Media Lab)でメディアアーツとサイエンスを教えるシンシア・ブリージール准教授です。
MITの大学院で人工知能を学び、パーソナルロボットグループ(Personal Robots Group)を設立しています。
(個人的なアイデア)
これからの未来のヴィジョンとしての大前提は・・・
チャットGPTなどのAGIは、人工知能時代には、セレンディピティ的な人生を良くしてくれるメッセージを伝えてくれることの他に貨幣を事前分配、再分配して生活を下支えする役割に徹するべき。
例えば、GAFAMのようにアカウントに本人以外がアクセスしたら自動的にお知らせしてくれる方向性は良いサポートです。
2014年には、ソーシャルロボット開発でJIBOというロボットを開発していました。個人的には期待してましたが、2018年に資金難で開発を一時停止しています。
ウォルター・デ・ブラウワーも言うように、2023年10月にはLLM(大規模言語モデル)は、マルチモーダルになった。マルチモーダルとは、脳の機能で言うと右脳と左脳を連結する脳梁(のうりょう)に近いこと。
Disneyとも権利譲渡の許可をもらい、ニューラルエンジンも搭載されたAppleシリコンが誕生した2024年現在でAppleが、すべて買い取って再発明してくれれば・・・
パスキーでセキュリティとプライバシーを両立させ、Apple Vision Proとシナジーさせつつ、「ホーム」標準アプリを経由してジェスチャーなどでもシームレスに連携できるとソーシャルロボット製品の革命が起こせる可能性は高い。
PTSDからの回復にもアートが有効だし、瞑想やレジリエンスにも活用できそう。
そして
「Appleでサインイン」もソーシャルサインイン(ソーシャルログイン)方式です。
「Appleでサインイン」に切り替える方法
Facebook、Google、Twitter、Lineのアカウント(日本他企業含む)を使って、ワンクリックでサインインできるようになる画面がよく登場します。
このソーシャルサインイン(ソーシャルログイン)方式にAppleが非常に魅力的な提案を2019の秋からしています。
Introducing Sign In with Apple - WWDC 2019 - Videos - Apple Developer
これはアプリなどからサインインする際に、ソーシャルメディアに登録しているアカウントの情報を自動的にサードパーティのサイトやサービスに提供してしまうことをコントロールする方法です。
「Appleでサインイン」(Sign In with Apple)ボタンは、アプリへの実装が義務化されて数年かけて普及してます。2021年時点ですべてに適用済み。
こちらは、Apple IDに登録しているアカウント情報からサービス側に提供する形にしてします。
使い方の簡単な説明は以下から
まずソーシャルサインインボタンから「Appleでサインイン」を選ぶ。
次に、名前とメールアドレスを登録する。ここで「メールを非公開」を選ぶと、Apple ID内に登録してるメールアドレスを公開せず、転送用のアドレスがサービス側に登録される。
最後にApple IDのパスワードを入力して登録を完了する。
次回からワンクリックで「Appleで続ける」ボタンから再ログインできるようになる。
転送用のアドレスは「設定」→「Apple ID」→「パスワードとセキュリティ」→「Appleでサインイン」から確認可能です。
他のソーシャルメディアアカウント情報から切り替えると、万が一、漏洩してもメールアドレスは非公開で保護できます。
さらに
Appleは、プライバシー保護を目的とした「AppTrackingTransparency(ATT、Appのトラッキングの透明性)」を導入
高度なセキュリティーや高いプライバシーに投資を積極的に行います。
Appleはこれらの対策として提案した内容がこれ。
データミニマイゼーション!
取得する情報・できる情報を最小化する。データが取れなければ、守る必要も漏れる可能性もない!
オンデバイスでのインテリジェンス!
スマートフォンなど機器のなかで処理を完結させることでプライバシーにかかわる部分を端末内に留める。
クラウドにアップロードして、照会プロセスを最小化することで、漏洩や不適切な保存の可能性を排除する!
高い透明性とコントロール!
どんなデータを集め、送っているのか、どう使うのかを明示し、ユーザーが理解したうえで自身で選んだり変更できるようにする!
セキュリティプロテクション!
機器上などで、どうしても発生するデータに関しては指紋認証や顔認証などを使ったセキュリティ技術で、漏えいがないようにしっかりと守るセキュリティプロテクション!
機器上などで、どうしても発生するデータに関しては指紋認証や顔認証などを使ったセキュリティ技術で、漏えいがないようにしっかりと守る
202012のApp Storeプライバシー情報セクションは、3つ目「透明性とコントロール」の取り組み。
位置情報などは自己申告だが、アップルとユーザーを欺いて不適切な利用をしていることが分かればガイドラインと契約違反になり、App Storeからの削除や開発者登録の抹消もありえます。
このプライバシー情報の開示は12月8日から、iOS、iPadOS、macOS、tvOSなどOSを問わず、新アプリの審査時または更新時に提出が求められるようになっています。
続いて
iOSのメッセージングアプリ「iMessage」に量子暗号を用いた「PQ3」を導入する
と2024年3月に発表し、年内にも全世界に展開するかもしれません。
量子暗号の先端を走る日本が行政府に先行導入すればよかったが、さすがAppleです!!
マイナポータルは中身が行政府に読み取られ悪用される危険性が高い?
かもしれないので(利用規約にもしっかり書いてあります)慎重に様子を見ていましたが改善されるような発表は見えない。
改善案として申請や令状を取らないと本人以外はマイナポータルの中身を見ることができないとか・・・
中の人がアクセスした履歴を記録しておくとかなどの対応をAppleを見習って欲しいものです。
Appleによると
「PQ3」という量子コンピューター対応の暗号プロトコルにより、高度に洗練された量子攻撃にも耐えうるとのことです。
つまり、最先端の量子コンピューターでも解読できなくなります。
妥協弾力のある暗号化と高度に洗練された量子攻撃に対する広範な防御を備えた「PQ3」は
Appleが定義するレベル3セキュリティと呼ばれるものに到達する最初のメッセージングプロトコル
であり、他のすべての広く展開されているメッセージングアプリを上回るプロトコル保護を提供します。
私たちの知る限り「PQ3」は世界のあらゆる大規模なメッセージングプロトコルの中で最も強力なセキュリティ特性を持っています。
でも、量子コンピューターはまだ存在しないのに、なぜこのことが問題になるのか?
Appleは「前提は単純で、そのような攻撃者が暗号化されたデータを今のうちに大量に収集しておいて、将来、解読するために保管しておく可能性があるから」と説明している。
「今は、データを解読できなくても、解読できる量子コンピューターが将来手に入るまで保管しておくことはできる」
Appleは、今やりとりされているiMessageのやり取りを、将来のコンピューターや攻撃者、特に「Harvest Now, Decrypt Later」(今から収集しておき、後で復号する)と呼ばれる攻撃シナリオから守れるようにしようとしている。
このシナリオは、量子コンピューターなどのデータを解読できるだけの高度なデバイスが作られるまで、何年もデータを保管しておくというものだ。
量子コンピューターの近年の進歩から現実的に可能になり始めているためです。
Appleの説明では、メッセージングサービスの中でレベル3の「ポスト量子安全性」を持つものは2024年時点ではiMessageのみになります。
また「ポスト量子安全性」とは、将来、登場する量子コンピューターを使った暗号の解読にも耐えられることを意味します。
「PQ3」は、各デバイスがiPhoneデバイス内で生成し、iMessage登録の一環としてAppleサーバーに送信する公開鍵のセットに新しい量子暗号化キーも組み合わせて導入します。
この仕組みは、送信者デバイスは、受信者がオフラインであっても、受信者の公開鍵を取得して、最初の鍵確立時と鍵の再構築時の双方に量子暗号化キーが生成されるようになります。
「PQ3」は、2024年3月に公開されるiOS17.4、iPadOS17.4、macOS 14.4、watchOS10.4からiMessageで順次展開されていき、今年後半にはiMessageのすべての暗号プロトコルが置き換えられます。
最後に
背景として米国国立標準技術研究所(NIST: National Institute of Standards and Technology)は、既存の暗号を短時間に解読可能な量子コンピュータが実用化されると想定し
量子コンピュータでも解読困難な「耐量子計算機暗号(PQC)」の標準化を進めています。
<おすすめサイト>
iOSのメッセージングアプリ「iMessage」に量子暗号を用いた「PQ3」を導入すると発表!!
Apple Vision Pro 2023
ウォルター・デ・ブラウワー:AIが人間であることの意味をどのように学んでいるか?
キャシー・ウッド:AIが指数関数的な経済成長を引き起こす理由
ルーシー・ホーン:レジリエンス(心の回復力)を高めるための3つの秘訣
メリッサ・ウォーカー:アートはPTSDの見えない傷を癒せる
ナディン・バーク・ハリス:いかに子供時代のトラウマが生涯に渡る健康に影響を与えるのか
JIBO, The World’s First Family Robot.
ヴィクラム・シャーマ: 量子物理学はどのようにして暗号強化するのか?
NVIDIA Jetson Partner Stories: Jibo Makes Its Robot More Social with the Jetson Platform
<提供>
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yotchan-blog · 1 month
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2024/3/31 11:02:18現在のニュース
ルーツは千利休の菓子? 「安土のふなやき」が「100年フード」に(朝日新聞, 2024/3/31 10:58:34) 痴漢の最多は「埼京線」ではなく「武蔵野線」、原因は車内の大混雑に 警察が警戒強化([B!]産経新聞, 2024/3/31 10:55:11) 洋菓子自販機に寄っといで 不二家やコージーコーナー - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/3/31 10:49:28) ラグジュアリーのお決まり破る、LVMH環境部門責任者 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/3/31 10:49:28) 日販の奥村社長「本がある場つくる」 取次事業を改革 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/3/31 10:49:28) JTBが免税自販機 カメラで本人照合・最大10カ国語対応 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/3/31 10:49:28) データ分析を外部に依頼する場合の契約は? - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/3/31 10:49:28) 「日本の宝を次世代につなぐ」 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/3/31 10:49:28) 下請けハラスメントは経営リスク 供給網揺るがす - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/3/31 10:49:28) 丸紅、有給消化で特別休暇を付与 シッター代支援も - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/3/31 10:49:28) 新潟駅バスターミナル開業記念式典 利便性向上など期待 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/3/31 10:49:28) 双日CFO、純利益「25年3月期も1000億円超目指す」 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/3/31 10:49:28) アイデア出しを生成AIがサポート 条件指定のコツは? - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/3/31 10:49:28) スマホ証明写真の不備確認 TOPPAN系、コンビニで印刷 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/3/31 10:49:28) 20代のFIREから再起業 カカクコム創業者が問う働く意味 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/3/31 10:49:28) 「つらい営業」にサヨナラ 顧客ニーズはデータで把握 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/3/31 10:49:28) 東京芸大学長・日比野克彦さん アート×食で交流促す - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/3/31 10:49:28) 東京建物、明治公園に都市型スパ1号店 多彩なサウナ - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/3/31 10:49:28) 太陽光発電設備導入で自治体の4割超でトラブル 総務省が初の実態調査 未解決も2割([B!]産経新聞, 2024/3/31 10:49:27) 監督は92歳、母として思いを新作に 伝えたい「共生社会、最高」(朝日新聞, 2024/3/31 10:44:03) 母と娘の二人三脚 場面緘黙イラストレーターapipoさんが個展(毎日新聞, 2024/3/31 10:34:09)
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picolin · 2 months
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Nye
by Tim Price
dir. Rufus Norris
2024年3月16日 NT Olivier
WWII戦後に総選挙で勝利した労働党クレメント・アトリー政権下の保険・住宅大臣としてUKの国民保健サービス (NHS) を設立したウェールズ出身の政治家アナイリン(ナイ)・べヴァンの一生を、死の床に臥したナイの走馬灯という形で語る、一風変わった伝記。主人公のナイをマイケル・シーン、その配偶者ジェニー・リーをシャロン・スモールが演じる。カーディフのウェルシュ・ミレニアム・センターとの共同製作で、5月18日から6月1日までは同会場でも上演される。日本のナショナルシアターライブでは8月上映予定。
ヴィッキー・モーティマーの美術。病院のような三重のカーテンを効果的に使用し、一瞬目隠しにした後に病院、学校、議会といった異なる場所に転換し、大勢のアンサンブルキャストが衣装を変えてそれぞれの場所の構成員になる。特にカーテンの高さを変えて落として庶民院に見立てた場面が印象的。主人公が死の床にあるということとNHSについての話であることをかけて、病院のベッドが頻繁に使用されている。淡い緑を基調にし、ポイントで鋭いピンスポを使い分けているパウレ・コンスタブルの照明もいい。
他のキャストは頻繁に衣装を変えて何役もこなしているのとは対照的に、シーンのナイは一貫して赤いチェックのパジャマを着たまま、あくまでも病床で見た夢としてその人生が綴られていく。炭鉱夫の子供が吃音で悩んだ子供時代から図書館で本を読み漁る日々を経て議員となる前半は、社会民主主義とは何かというアイデアをわかりやすく提示しとても楽しい。WWIIを経て戦後の政権交代、そこからの閣僚指名と全市民を対象とした無料医療サービスの実現に向けての保守党や労働党内、医師会とのやりとりは、それだけで一本の作品になりそうなところ駆け足でたどっているので正直物足りない。元々同僚議員だった配偶者のジェニーがナイに与えた影響についてもほぼ触れられない。ただでさえ2時間強では語りきれない人物の人生を、ファンタジーと独特のコレオ (スティーヴン・ホガットとジェス・ウィリアムズ) による表現を試みた結果各要素が薄くなっており、それこそ「神話」として核になるはずのNHS誕生譚もコンパクトになってしまっている。それでも、シーンは頑固ながらもチャーミングなウェールズ人政治家を、時には歌と踊りさえ披露しながら演じ切っているので見応えはある。
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