Tumgik
#炭火で焼いたら何でも美味しい
elle-p · 7 months
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P3 Club Book Shinjiro Aragaki short story scan and transcription.
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料理天国、食べたら地獄
······ったく、 何で俺がこんなこと······」
「す、すいません荒垣先輩······っくしゅん!う~げほげほっ」
「ゆ、ゆかりちゃん、大丈夫?」
ここは、寮のゆかりの私室。ピンクのパジャマにカーディガンを羽織り、つらそうに咳き込むゆかりの背を、優しく風花がさすっている。体調不良を押してタルタロスに出撃し、ゆかりはすっかり風邪をこじらせていた。そんなゆかりのベッドの横には、同じく心配そうにたたずむ美鶴と、やや所在なげに立つ荒垣の姿があった。そして荒垣の手には、彼が言った “こんなこと” の成果である、温かそうな料理がトレイに乗って湯気を立てていた。どうやら、ゆかりを心配する美鶴に頼まれ、病人食の定番となる粥を作っきてくれたらしい。
「荒垣先輩って、優しいですよね」
「んな······っ!?ま、まあ、ただの気まぐれだ。気にすんな。さっさと食っちまえ」
風花の素直な言葉に、荒垣はそれだけ言ってぶっきらぼうにトレイを差し出す。
「 うう、ありがとうございます。はふ······」
ゆかりが、一見普通の粥に見えるその料理をスプーンですくい、ぱくりと口に入れた。
「どうだ?岳羽?」
熱くないか、ちゃんと飲み込めるかと、美鶴が母親のように心配げに声をかけるが、その目の前でゆかりの表情がみるみる蕩けた。
「ぅ美味しい~っ!何これ、どうやって作ったんですか? 信じらんないー!」
先ほどまでの苦しそうな様子はどこへやら、あっという間に元気を取り戻したゆかりが、凄い勢いで手と口を動かし、器の中身はさほど間を置かずに空になってしまっていた。
「どうやってつーか、ま······適当だな。普通の粥じゃ栄養が足りねえかと思って、中華風のミルク粥にしてみた」
あっさりと荒垣は言うが、じつはけっこう手間がかかったもの。ニンニク、生姜、ネギのみじん切りをゴマ油でじっくり炒め、米と具---拍子木に切ったニンジンと大根を投入して鶏ガラスープを注ぎ入れる。あとはフタをし、沸騰したら吹きこぼれないよう弱火でことこと30~40分。米が十分柔らかくなったところで、牛乳を入れて塩で味をととのえ、できあがったものがこちらにございます、という感じ。体の免疫力を高める、炭水化物や蛋白質、ビタミンA・B・Cに β カロチンを含む、まさに完璧なる病人食なのだ。
以前から、荒垣の料理はプロ並だと真田あたりが言っていたが、その現物を実際に口にしたゆかりは、想像以上の感動を味わっていた。ゆかりは素直に、その賞賛を口にする。
「適当なんてとんでもない!荒垣先輩、もう最高ですよ!尊敬します!」
「バカ野郎······なに恥ずかしいことを······」
「なーに謙遜してるんですか?食事は人間の基本ですよ。大切なことです。それをしっかりできる荒垣先輩は立派です!もう、他の男連中にも見習わせたいぐらいですよ。人として、料理のひとつもできなきゃ駄目だって、ね」
興奮気味で止まらないゆかりの演説に、そこで突然ストップがかかった。
「ちょーっと待ったぁ!」
「!?じゅ、順平?それに皆も?」
ゆかりの部屋の入り口に、順平を先頭にして寮生の面々、すなわちこの部屋にいなかった全員が集まっていた。順平の足元からはコロマルまでが顔を出している。
「何ごとよ、いったい?」
「いや、あんまりいい匂いなんでな、つい······」
正直に真田が言いかけるが、それを体ごと遮って順平がびしっと指を突きつける。
「ゆかりッチ······貴様はオレを怒らせた!」
「は、はぁ?」
「料理ができなきゃ人として駄目?料理がお上手な岳羽サマは、オレたちが人間じゃないとおっしゃるわけだよな?」
「い、いや、別にそこまでは······。そ、それに順平がまともに料理できないのは事実じゃん」
と、そこで順平は、ちっちっと指を横に振る。
「料理が “できない” と “やらない” は違うんだぜ、ゆかりッチ。それに、オレだけじゃねえぞ、お前が傷吻つけたのはな······」
くくっと、芝居の気まんまんで順平が涙をこらえるように両目を手で押さえた。その言葉に、ゆかりが周囲をあらためて見ると。 「あ」
ベッドの脇で美鶴と風花が、顔を伏せてどんよりと暗い空気をまとっていた。
「い、いや、あの。私······別にそういうつもりじゃ······せ、先輩?風花?」
「ゆえにっ!!」
ぐわっと伏せていた顔を上げ、順平は大いに 盛り上がって高らかに宣言した。
「貴様に料理勝負を挑むっ!!」
「はぁ?」
かくて、第一回巌戸台分寮クッキング王決定戦の開催が決定したのであった (どどーん)
「という訳で、本日の司会はわたくし、アイギスがお送りするであります。いかがでしょう、解説の天 田さん」
「······みなさん、ヒマですね」
「なるほど。では、審査委員長の荒垣さん」
「······ったく、 何で俺がこんなこと······」
順平が宣言した翌々日。ゆかりがすっかり体調を取り戻し、ちょうど日曜ということもあって、ついに料理対決が開催される運びとなった。おそらく仲間内でもっとも鋭敏な味覚を持つであろう荒垣を審査委員長とし、味覚がないアイギスは司会を勤めることになっている。天田も参加をうながされていたが、「なんで僕が料理なんか······小学生に何を期待してるんです?」と一蹴し、解説者の席についている。そして、残る全員が参加者兼審査員というわけだ。
当初、美鶴と風花は徹底的に拒否の構えを見せていたのだが、「お祭りみたいなもんだし」とか、「何ごとも経験だし」とかいう順平の甘言で徐々に態度を軟化させ、ついには「······にイイとこ見せるチャンスなんだけどなー」という、とある個人名を出しての決定的なひと言で、料理対決に参加するよう洗脳、もとい説得されてしまったのであった。
「では、いよいよ競技を開始するであります。最初はゆかりさんからお願いします」
「オッケー!見てなさいよ、順平!」
意気揚々とゆかりが持ってきた料理、それは本人の自信を裏切らない見事なできばえ。見た目からして美味しそうな、幕の内弁当である。卵焼き、焼き魚、かまぼこといった幕の内弁当定番のおかずに加え、小さなハンバーグやチーズチキンカツなど洋風のおかずも入っている。もちろんご飯は俵型に成型され、上にはパラパラと黒ゴマが振りかけられている。
「うん、なかなかやるじゃねえか」
卵焼きをひと口かじった荒垣の評価に、ゆかりがガッツポーズを決め、それに続いて他のメンバ ーも横から次々に箸を伸ばす。
「焼き魚は西京味噌漬けか······いい仕事だ」
「うわあ、このかまぼこの切り方、凝ってる」
「もう、優勝は岳羽で���定か?」
立て続けに上がる賞賛の声に、ちょっと照れたような誇らしいような顔でゆかりが言う。
「あ、でもね。今回は意外なライバルがいたっつーか······私も食べてみたいんだよね、 彼の」
そのゆかりの視線の先にいるのは、自己主張が足りない気味の現場リーダーの姿。だが、前髪で隠され半分しか見えない顔に、常にはない自信がかすかに滲んでいるような気もする。
「では、続いてお願いしましょう」
アイギスに促され、2番手の料理が運ばれる。
「おお······!」
それは、ちょっとしたレストランで出してもおかしくないアサリとトマトのパスタ、ボンゴレ・ロッソであった。さっそく審査委員長の荒垣が、フォーク一本で器用にパスタを巻きつけて、ぱくりと口に入れる。
「ちょっとパスタが柔らかいが、合格点だな」
「どれどれオレにも······おおっ、美味ぇ!」
「アサリとトマトって合うのねー」
意外といえば意外だが、幼い頃に両親を亡くしてひとり暮らし歴も長い彼は、料理の腕は決して悪くないのである。ただ、あっさりした性格ゆえか、パスタや丼ものなど簡単に作れるものに限られるというのが弱点といえなくもない。
「で、次は誰だ?」
連続して出される美味い料理に、最初は苦い顔をしていた荒垣も、上機嫌になってきたようだ。やはり、楽しい食事は人を和ませる。もしかすると順平は単に、荒垣と他のメンバーとの間の距離を、少しでも縮めようとして料理対決を企画したのかもしれない。もし、そうだとしたら、その意図は十分に果たされつつあった。
だが。
そんな楽しい雰囲気は、あまり続かなかった。
「······なんだこりゃ?」
「え、えーっと、ラーメンっす」
「カップ麺じゃねえか」
荒垣の前にあるのは、お湯を入れて3分でできるカップ麺だった。ちなみにシーフード味。
「い、いやカップなんすけど!ちゃーんとオレなりの工夫があってですね。荒垣先輩のミルク粥にヒントを得て、牛乳で作ってますっ!」
荒垣がうげっという顔をする。残りの連中も、一様に嫌そうな顔を浮かべている。 「え?え?みんな何だよ?いや、マジ美味い
んだって!」
「たとえ美味くても······料理じゃねえだろ」
「順平さん、失格であります」
どこに置いていたか、アイギスが横にあった鐘をカーンと1回鳴らす。
「いいっ!?そ、そんなぁ······」
がっくりと肩を落とす順平。ただひとり、そのカップ麺をひと口すすった現場リーダーが、うんまあ不味くないよ、といった感じで順平の肩をぽんぽんと叩いていた。
「では、続いて美鶴さん、お願いします」
事態は、破滅に向かって加速していた。
「鴨肉のコンフェ、フォアグラとトリュフ添えだ。素材はすべてフランスから空輸させた」
胸を張って、 豪華な銀の皿を突き出す美鶴の顔には、しかしだらだらと汗が流れていた。皿の上の料理を凝視しつつ、荒垣が尋ねる。
「······鴨は、どれだ?」
「こ、これに決まってるだろう」
「この黒いのは?」
「と、トリュフだ」
「こっちの黒いのは?」
「フォアグラ······だと思う」
「んじゃ、こっちの黒いのは?」
「ええと······付け合せのポロ葱、か?」
聞かれても困る。
下を向いていた荒垣は、凶悪な光を目に宿らせつつ、美鶴に向かってぽつりと言った。
「全部、炭じゃねえか」
「ま、まあ多少火加減を間違えたかもしれないが、素材はいいんだ。食ってないと······」
「食えるかぁ!次だ次!」
世界の終わりのような顔をする美鶴を尻目に、アイギスが鳴らす鐘がかーんと響いた。
「俺は料理などあまりやったことがないからな。変なものを出すのも申し訳ないから、シンジの料理を真似させてもらうことにした」
続く真田の料理は、白濁したスープのようなものだった。どうやら、 荒垣が一昨日作ったミルク粥を参考に作ったらしい。
「順平も、どうせシンジの料理を参考にするならこうするべきだったな。まあ、俺も多少は自己流にアレンジさせてもらっているが」
既に勝ち誇った様子の真田に、荒垣も苦笑しつつ答える。
「くくっ、アキの料理か······そう簡単に俺の味が盗めるもんかよ」
「食べてみなければわからんだろ?」
「わかったわかった。じゃ、いただくぜ」
スプーンで粥をすくい、軽く冷ましてから口へと運ぶ。そして、刹那の間を置いて。
ぶぴゅる。
変な音と同時に、荒垣の鼻と口から白濁液が吹き出した。
「な、な、な、なんだこりゃあっ!!」
「牛乳よりも高蛋白で低カロリーなプロテイン粥だが······筋肉にはいいぞ?」
「食えるかあああああっ!!」
「最後に風花さん、どうぞ」
鐘を鳴らしつつ、 アイギスが淡々と言った。
---それから、5分後。この世のものとは思えない絶叫が、月光館学園巌戸台分寮から響き渡った。付近の住民の通報で、パトカーや救急車が出動したが、とくに事件性はないとのことで早々に引き上げたらしい。ただ、目撃者の証言によると、捜査員や救急救命士たちは一様に、口や腹を押さえていまにも嘔吐しそうな表情を浮かべていたとか。その日、どんな恐ろしいことがあったのか、口を開くものはいない。
「いいかお前らっ!料理の命は火加減!それと塩加減だ!いいな、順平!」
「う、ういっすっ!」
「あと常識だが、プロテインは料理に入れるなよ!わかったか、アキっ!!」
「あ、ああ、わかった」
「つか、山岸!なんでそこでタバスコとか入れるんだ!色を基準にして調味料足すんじゃねえ!味見しろ味見っ!」
「は、はいっ!」
料理対決の翌日。寮のキッチンでは突発料理教室が行なわれていた。こいつらの料理の腕を放置していたら、いずれ人死にが出る。事実、俺は死にかけたという荒垣の命令で、順平、真田、美鶴、風花に対し、マンツーマンで料理を教えることになったのだ。
「······ったく、何で俺がこんなこと······」
そうボヤきつつも、手取り足取り指導する荒垣の頑張りもあり、徐々に全員の料理は “食えなくはない” レベルへと上がっているようだ。
「おら、待て美鶴。焦げそうになったら、一度フライパンを火から降ろして······そうそう。落ち着いてやりゃあ大丈夫だ」
「りょ、了解した」
そんな荒垣の様子を横目で見て、風花はくすりと笑って言った。
「やっぱり、荒垣先輩って優しいですよね?」
その言葉が届いたかどうか定かではないが、荒垣は黙々と料理指導を続けていく。ただ、その横顔には、かすかに笑みが浮かんでいるような気がする。やがて、料理のいい匂いを嗅ぎつけてか、ゆかりたちが同じく笑顔でキッチンへと歩いてくるのが見えた。やはり、楽しい食事は人を和ませる。どうやら、今日の夕食も楽しいものになりそうだった。
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prostrayer · 6 months
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11/5 友達が教えてくれた美味しいラーメンを食べに行った。普段行かない駅なのになんとなくこっちだろうで乗った電車がぜんぜん間違ってて徒歩10分の改札外乗り換えを2回もする羽目になったし45分かかった。あとで正解調べたら乗り換え1回だし家から15分だった。調べようね。ラーメンはどろっと濃厚な豚骨醤油スープがコシのある太麺によく絡み、海苔と玉ねぎというトッピングもよく合っててうまい。チャーシューが炭火焼きなところがめちゃくちゃ良い。また行こう。
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夜はライブがあるから都内に出た。会場は代官山だけど早く行ってもやることないから渋谷で降りて服を見た。服買いたい気持ちあったけど実際手に取ったらこれやというモノはなくてなんか……別にいらんかもな……と萎えの気持ちが勝ってきたので散歩メインに切り替えて代官山まで歩くことにした。通ったことない道を狙って歩いてたら偶然母校にぶち当たり、N年ぶりに学生に混じって下校の道を通ったら今が何年で自分は何歳なのかわからなくなって楽しかった。そして代官山に着いたがまだ時間があるので駅前のカフェに入った。休日の夕方に駅徒歩1分の路面にあるカフェが空いてるということが街の衰退を物語っている。チョコミントティーとクッキーを頼んだ。エアペイの端末が不調でスマホ決済ができず、現金で支払いを済ませる。店でのこういう大したことないトラブルは笑って許すことで自分はいい客だと示せる気がして結構好きだ。浅ましいね……。開場まで時間を潰していたら客は自分のほかに一組しかいなくなっていた。衰退衰退!そしてbohemianvoodooとVenueVincentのツーマンライブが開演した。行こうかな〜くらいの気持ちでツイートしていたらボヘのドラムの人からDMに直営業が来たため行かない選択肢を奪われたのだった。ドラムの人とはなぜか相互フォローで音楽関係ないツイートもふぁぼってくるしたまにリプも飛ばしてくる。直営業でオフィシャルの情報解禁前に予約できたため整理番号は12番。センター寄り2列目を確保できた。最初の出番はVenueVincent。ギター+ガットギター+パーカッション+タップダンスという変則編成のバンド。タップ、音を出す楽器でありながら音に乗るダンスでもあるので舞台映えするし観てて楽しい。めっちゃ楽しかったし行ける日行ける場所ならまたライブ行ってもいいかも。2番目がbohemianvoodoo。もう10年くらいファンをやってるジャズバンド。4年ぶり出たアルバムのリリースツアーなので新曲がめっちゃ聴ける。即興のソロパートも激アツでやっぱジャズって……最高!になった。なったが……出番が短い!あと5曲は聴きたい!みんなそう思っていたのか拍手は鳴り止まず、予定外のアンコールとなった。出番を終えて後ろで観ていたvenue略のタップダンサーSARO氏が俺も入っていい?と乱入し、リハなし完全即興のセッションが始まった。これがまーーーーーぁ良くてね、短いとか文句言う気持ちなくなっちゃったね。良い夜でした。
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ashrhal · 9 months
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2023/9/3
たまには喧嘩してない時も日記を書いちゃおうかな。
昨日は妻(ゆり)と札幌競馬場に突然行きあーでもないこーでもない言いながら2人とも五千円くらい負けて9月の夕立に打たれながら手を繋いで歩いて競馬場近くの駅まで歩いたりして最高に楽しかったし、何より嬉しいのはその夜に予定していたamong usの会で酒飲んでワーワーボイスチャットをしてたのにも関わらずまったく不機嫌にもならずゲラゲラ笑いながらベットで一緒に寝れたこと。
これまでは俺が譲歩するしかないと思ってた生活の連続だったけど(俺がやりたいことありすぎたりワーワーうるさいのは置いておいて)ゆりはこの一年で確実に怒ってしまう自分と距離を置こうと努力しているしそれが少しずつ生活に染み付いて来ている気がする。2人とも喧嘩したくないから当たり前かもしれないけれど、これは確実に変化だと思うし俺はこの変化がすごく嬉しい。
ナスを焦がした。俺は酔っぱらいながら料理してつまみをもとに楽しい音楽を聴きながら酒を飲むことがとても好きなのだけれど、昨日youtubeでみた「目が飛び出るほど美味しいズッキーニのソテー」みたいな動画を観て「ナスを焼きたい!」と思ってしまった。
「冷蔵庫にあるもの使っていいよ」とゆりが言ってくれて、俺は冷蔵庫を漁り奥からナスを発見した。ヘタを取り、半分に割り、格子状にきれめをいれて、塩を振りパットに15分くらい置いておく。キッチンペーパーで浮いた水分を搾り取り、フライパン(卵焼き作るやつ)に油を敷く。あったまった頃ナスを乗せ、ヘラで押し付けながら焼く。THERMOSのでかいジョッキに角のウイスキーを注ぎ、炭酸を注ぐ。group_inouのCOMING OUTを大音量で流す。5〜7分じっくりと弱中火で焼き、ひっくり返す。黒焦げだった。泣いちゃうかと思った。俺の脳内ではこんがり焼けたステーキみたいな琥珀がびっくりするような気持ちのいいオレンジ色のナスが出来上がるはずだったのに。とりあえず酒醤油みりんを大匙一杯ずついれて焼き茄子に馴染ませて皿に盛った。それが画像のやつ。まあ焦げ臭くて食えたもんじゃないかもなと思いながら食べてみたらふつうに美味しくてまた泣いちゃうかと思った。
iPhoneに「2023」というプレイリストを作った。昔はツルツルの華奢で可愛かったアサハラさんも今はもう31歳のおじさんになっていて、思考回路や性格や思想や習慣はそんなに変わってないはずなのにどんどん新しいものを取り入れることが少しずつ困難になっていくことを感じていた。酔っ払って���く音楽は20代の頃にとても楽しかったものばかりになったし、読み返す小説はいまだに李劉徳とかだし、懐古に気持ち良さは間違いなくあるけれど、懐古できる何かを積み重なることが少しずつ少なくなっているのを感じた。俺が40歳とか、50歳とか、60歳とかになった時に、懐古できるものが20代の頃のものしかないのは少し寂しいと思った。だから今は頑張って5lackを聴きながら日記を書いているんだけど、何かを好きになることはこんなに難しかったんだなと感じている。
「2023」のプレイリストには2023年に聴いて新しく好きになった曲を20曲くらい入れることができたら40歳の時に2023年を思い出すことができるのかな。この日記もそう、その時自分が何を考えて何を感じて何が楽しくて何が良かったのかをどこかに残すことができれば、俺はこれからも永遠に楽しく生きていくことができると信じて、久しぶりに喧嘩のこと以外の日記を書いています。
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gyohkou · 10 months
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29/07/23
会社の近くペルシャ料理屋があって、そこへいくと必ず幸福な気持ちになれる。店内にある大きなタンドールが放つ熱で店内がほかほか暖められていて(背中向かいの席では熱いくらい)、照明は薄暗くて、食事はおいしくて、なんだか居心地がよくて眠くなっちゃう感じ。ワンプレートメニューが大半だが、基本的な組み合わせとしては、バスマティライス、チキンorラムor両方の炭火串焼き、サラダ、焼きトマト、一欠片のバター、が盛り付けられている。若干酢にくぐらせたような風味のする、炭火で焼かれたチキンがお気に入りで毎回それを頼んでいたが、こないだはものすごくラムを食べたい気持ちになって、ラムはあまり好んで食べないけど美味しく食べられるのか心配半分、ラムが美味しいということになったならばそれはさぞかし美味しいだろうという楽しみ半分で店へ向かい、いつものチキンと、ラム(ミンチにしたラムを小さく成形した、ラム苦手な人にとって一番難易度低そうなやつ)が両方乗っているプレートをお願いして、食べたら、ラムが...とっても美味しかった..!
美容師の友だちに髪の毛を切ってもらうようになってから3ヶ月経つ。今回は彼女のお家にお邪魔して、髪を切ってもらって、ビールとおつまみをいただいた。ヘアカット中のBGMは千と千尋で、おつまみは彼女のシェアメイトが作った夕飯の残り物で、ああいう時間がもっと人生の中にあればいいなと思った。またすぐね。
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金曜日に有給を取って3連休を作り、マルタへ旅行した。イギリスは秋みたいに寒いけど、ヨーロッパには記録的な熱波がやってきており、マルタも例外ではなく、空港を出たら暑すぎて、いっぱい歩くのはやめよう..と危険を感じた。マルタには電車がなくて、移動手段はバスだから、3日間で15回くらいバスに乗った。前回のオスロ旅行で、自分の興味関心に基づいて行きたいところをいくつか選んでおくべきだという教訓を得たため、ワイナリーとかレストランとか色々ピックアップしておいたのに、バスが来なくて閉館時間に間に合わないみたいな理由で立てた予定はほとんど全て崩れ、行きたかったところの9割は行ってない。
立てた予定が全て崩れて向かったバスの終点には、イムディーナという静まり返った美しい城塞都市があった。後から調べてみたらマルタ最古の都市で、かつてはマルタの首都だったらしい。なんか普通のマルタの街に到着したなと思ってぷらぷら歩いていたら、お堀じゃないけどお堀みたいな高低差のある場所へ出て、中へ入るととっても別世界だった。旅をしている時(文字通りの旅ではなく、その場に意識があってその場に集中してわくわくしながら歩いている時)は自分の足音が聞こえる、とポールオースターの友だちが言ってたが、わたしは匂いもする。暑すぎるのか、痩せた雀が何羽か道端に転がって死んでいた。馬車馬は装飾のついた口輪と目隠しをされ、頭頂部には長い鳥の羽飾りが付けられていた。御者がヒーハー!と言いながら馬を走らせた。とにかく暑かった。
ほとんど熱中症の状態で夕食を求め入ったレストランで、ちょっとだけ..と飲んだ、キンキンに冷えた小瓶のチスク(マルタのローカル大衆ビール)が美味しくて椅子からころげ落ちた。熱中症なりかけで飲む冷たいビール、どんな夏の瞬間のビールよりうまい。
安いホステルにはエアコン設備などもちろんついていない。さらに、風力強の扇風機が2台回っている4人部屋の、私が寝た2段ベッドの上段だけ空気の溜まり場になっていた。明け方に頭からシャワーを浴びてさらさらになって、そのまま二度寝する。隣のベッドのイタリアから来たかわいらしい女の子2人組が夜遊びから帰ってきて、わたしは出がけに、部屋で少し話す。8年前に来たコミノ島はプライベートビーチのようで素晴らしかったけど、昨日行ったらツーリズム化されていて悲しかった。耳の裏に日焼け止めを塗り忘れて痛くなっちゃったから、あなたは忘れないように。わたしたち今ちょっとおかしいのよ、と言いながらドレスも脱がずにそのままベッドの上で眠ってしまった彼女は天使か何かみたいだった。扇風機をつけたまま部屋を出て行く。
地面がつるつると滑る。
砂のような色をした街並みが広がるマルタにもイケてるコーヒー屋は存在する。これも近代化・画一化の一途かと思うと、微妙な気持ちにもなるが、こういう場所へ来ると息が深く吸えるので有り難くもある。
マルタは3つの主要な島から成る。そのうちのゴゾ島へ行く。首都のバレッタから港までバスで1時間強、フェリーで20分。
フェリーほどいい乗り物はない。売店でビールとクリスプスを買って、デッキへ出て、なるべく人がいない場所で海を眺める。乗船案内と音楽が止んで、フェリーが作る波と風の音しかしない中に佇むと、これでいいような気がしてくる。ビールはあってもなくてもいいけど、フェリーのデッキで飲むビールの味というのがあって、それはめちゃくちゃうまい。
ゴゾ島へ降り立つと、足音と匂いがした。適当に道路沿いを歩いていたら、また別世界に続きそうな脇道があって、進んだらやっぱり別世界だった。ディズニーランドのトムソーヤ島で遊んでる時みたいな気持ちで謎の小屋へ入り、人で満杯のhop on hop offバスを眺めやりながら、人懐こすぎる砂色の猫と涼む。港とは反対側の海辺へ行きたかったのでバスを待つものの、一生来ないため、バス停近くのローカルスーパーを覗く。これといった面白いものは置かれていなくて、見たことある商品ばかりが並んでいた。バスは一生来ない。
バスを降り、水と涼しさを求めて入った地中海レストランは目と鼻の先に浜があり、今回の旅は下調べなしの出会いが素敵だなあとしみじみする。カルパッチョと白身魚のライススープ、プロセッコと、プロセッコの10倍あるでっかい水(笑)。カルパッチョは、生ハムのような薄切りの鮪が敷かれた上に生牡蠣、茹で蛸、海老が盛られていた。鮪は日本で食べるのと同じ味がした。カルパッチョは旨く、プロセッコはぬるく、ライススープは想像と違った。パンに添えられたバターは外気温のせいで分離していた。水が一番おいしかった。
おいしいものとお酒が好きで楽しい。
ヨーロッパ人の色気の正体ってなんなんだろう?アジア人が同じ格好をしてもああはならない。胸元がはだけていてもスカートが風で捲れてもはしたないと全く感じない。むしろロメール作品のようにさえ見える。そもそも'はしたない'という概念がアジア(少なくとも日本)にしか存在しないのではないか?色気って品かと思ってたけどそれは日本だけかもしれない。
地元料理が食べられるワインレストランを夕食に予約してみたらコース一択だった。お昼食べ過ぎてあんまりお腹空いてなかったからちょっと小走りで向かってみる。ラザニア、ムール貝と魚のスープ、うさぎの煮込みなど。人ん家の料理みたいな美味しさだった。マルタのワインはほとんどが島内で消費されるらしい。ゴゾ島の白ワインの感想:暑い村、お絵描きアプリのペンの一番太い線(色はグレーがかった白で透過度50)。食後のグリーンティーは、TWININGSのティーバッグで、お砂糖をいれる選択肢が与えられて、洋風の装飾がたっぷりついた受け皿付きの薄いカップと共にポットで提供された。カップの底に描かれた静物画のような果物が綺麗でうっとりした。
どこにでもあるような早朝からやってるスタンドでドーナツとオレンジジュースとコーヒー。扇風機に当たり続けていたいが荷物をまとめて宿を出る。行きたい街へ向かうバスが一生来ないため、行きたい街に名前が似てる街が行き先に表示されているバスに適当に乗ったら、行きたい街より30度北へ行くバスだった。でもやっぱり行きたい街へ行きたかったので、30度北の街へほとんど到着してからバスを乗り換え行きたい街へ向かったが、Googleマップの示すバス停へは行かず、行きたい街を通過してしまったため、行きたい街から30度南の街に降り立つこととなった。海辺でチスクを飲みながらメカジキを食べた。暑すぎて肌着1枚だった。店先のガラスに映る自分に目をやると、いわゆるバックパッカーの様相をしていた。
空港行きのバスだけは遅延なくスムーズに来て着く。肌着状態からシャツを身につけ普段の姿(?)に戻ると、途端に具合が悪くなった。日に当たりすぎたみたい。お土産を買ってセキュリティを通過し、充電スポットの近くに座って搭乗を待っていたら、すぐそばにグランドピアノがあることに気がついた。誰か上手な人が演奏しないかしらと思っていたら、青年によるリサイタルが始まった。父親が彼を呼びにやってくるまで、クラシックからビートルズまで5-6曲。思わぬ良い時間だった。
都市に住むと、旅行から帰ってくる時安心する。
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会社の人たち語録 ・やりたいことたくさんあるけど、今はやりたくないです。 ・返事がないのはいい知らせではないので。 ・Are you alright? まあまあ、ぼちぼち。
夕方、商店街へ買い出しに行く時がすごく幸せ。食べたいと思うものしか買わなかった時は特に幸せ。ぱつっと瑞々しい野菜、ちょっといいパスタ、ジャケ買いしたクラフトビール、好きな板チョコ。そんでキッチン飲酒しながらご飯作る。ビールを開けて一口目を飲むまでの間だけは音楽を止めるというのにはまっていて、そういえばフェリーのデッキで乗船案内とBGMが止んだ時の感じに似ていなくもない。フラットメイトが、夜中3時まで友人とリビングで遊んでいたり、土曜の夜にパーティへ出かけたりしているのと比較して、わたしが幸せ感じてるポイントは内向的だ。
やりたいことが浮かぶ。それをやる前に、比較対象の選択肢や判断軸を不必要なほど増やしてしまいがちだが、最適な選択を選び取ることよりも、やりたいと思う気持ちを満たすことの方が幸せなんじゃないか?
色々比べて悩んじゃったら「朝から決めてたことだから」って言うとスッと選び取れる!
食材の買い出しで1週間くらいはもつかなと感じるくらいたくさん買っても実際3日もすれば冷蔵庫空になるやつ、悲しさというかやるせなさを覚えるんだけど、こないだ500gパックの美味しそうなミニトマト買った時に、長く保ち続けること(終わりを迎えないようにする、終わりを想像しないようにすること)よりも、きちんと消費する(終わりを気持ちよく迎えること)を考えるようにしたら明るくなれてよかった。終わりって何事にもやってくるもんね。
食の話ばっかり回。
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poddyshobbies · 1 year
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手ごろで美味しい持ち帰り店 ~ ひなたはるはる
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福岡方面から日向峠を越えてきたところ。毎度気になりつつもいつも前を通るだけでした。今回は近くを訪問したので初めて寄ってみました。天気が良く外でお弁当を広げたい気分だったところにピッタリ!。目につく「だんご汁」も持ち帰りOKで、具もたっぷりでとても美味しかったです。
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この日は日曜日でしたが開店してました。ファミリーのお昼にちょい追加にも良さそうです。
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↑ 糸島方面 ↓ 日向峠・福岡方面
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開店直後の11時ちょい過ぎでした。「何があるかな~?」と覗いてたらご主人が奥(調理場)から出てこられました。
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だんご汁のお持ち帰りができるか聞いたところ見本を見せてくれました。「(これ冷めてるので)温めるか10分ほど待てば出来立てを出しますよ」と言うことで、時間もあったしせっかくなので作ってもらいました。
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待ってる間に女将さんがやって来ました。で、だんご汁とかしわおにぎり(2個)を頼んでたのですが、受け取る際に女将さんが「初めてですか?」と尋ねられました。「ええ、気にはなっていたんですが、」などと答えてると「そうですよね、通り過ぎちゃいますよね」みたいに言われてました。そして、「初めての方にはお漬物かおこげを差し上げてます」とのことでお漬物を頂きました。「おこげ」にも惹かれたのですがパックにしてあるということはある時は購入できる?
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集落の路地を150mほど先に進んだ神社横で頂きました。
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かしわおにぎりには炭火焼きの鶏肉がのせられてました。頂いたお漬物もとても美味しかったです。家庭料理風のだんご汁も具だくさんで大満足でした。
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ついつい通り抜けてしまうお店ですが買い出しに良いお店です。また機会があれば寄りたいと思ってます。(2023.3.19)
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kiriri1011 · 10 days
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血は流れて河となる
 タヴが最後の遺骸にシャベルで土をかけ終えたときには、すでに月が出ていた。
 今は廃墟となった村のすぐ横手にある、荒涼とした墓地にたたずむ仲間たちは、それが最後の作業だったことを知って各々シャベルを下ろし、シャドウハートが土の中に臥せた死者たちに祈りを手向けるのを黙って見た。  影に呪われた地を抜けて、初めて彼らが見た村でのことだった。  ほとんど集落といっても差し支えないようなその小さな村は、おそらく凶賊の手に落ちていた。家畜をほとんど攫われたうえに村民は女子どもの区別なく殺されている。誘拐するよりも殺して無害化したほうが手っ取り早いと判断したのだろう。  見つけた死体はすべて硬くなったばかりで、腐敗はしておらず、事後から数日程度しか経っていないことを教えていた。  まず最初にカーラックが慟哭し、沈痛な面持ちのウィルがその肩を支えた。  彼女は小さな女の子が母親に抱かれて死んでいるのを見つけたのだ。親子は互いに縋るように抱き合ったまま、背中や頭部を矢で射貫かれて絶命している。近くの納屋はすでに木炭と化していたから先にそちらに火をつけられていたに違いない。どこに隠れることもできず、ただ恐怖に竦んでお互いを守るように抱き締め合っていた親子は、さぞ嗜虐を誘う獲物だったことだろう。  カーラックは彼女た��を一緒に埋葬しようと言った。――誰も反対しなかった。  だが、ひとつ付け足すとするならば、アスタリオンだけは内心反対だった。皆一様に悲しみに暮れるムードに水を差しては非難されるだけ損だと思い、軽口を封印していたに過ぎない。  この不安定な時代、人を殺すのは盗賊だけじゃない。ゴブリンもいるし、アブソリュートもいる。犠牲者は増える一方だ。そのたびにいちいち足を止めて、墓を掘って、花を手向けて、祈りをささげてセンチメンタルな情緒に耽っていては旅は進まない。  本当なら、いつもの調子で言ってやってもよかった。  カーラックに殴られるのが怖かったわけではない。  問題はタヴだ。  いつも冷酷なほど理性的で、アスタリオンの皮肉に包まれた真実の提言を多少は理解もしてくれるはずのタヴがこのときばかりは黙っていたからだ。  一見、タヴの表情には怒りも悲しみも浮かんでいない。  あるのはただ沈黙ばかり。  だが、死体を埋葬すると決まったとき、彼女は一番にシャベルを握り、土を掘りだした。  よりによって普段から感傷的とは言えないタヴがそうするので、アスタリオンも文句は言えず、ただ皆に合わせて仕事をするほかなかった。  恋人の知らない一面を見た気がするのは、今夜が初めてというわけではないが、なにかが、たまらなく、変だった。
 シャドウハートの祈祷が終わると、空っぽの村の中で火を囲み、休むことになった。  皆が寝静まる気配がしても、アスタリオンは目を閉じていなかった。ただ寝所から夜空を仰ぎ見、いたずらに起きている。たとえ周りが死体の山でも彼はのびのびとやれるが、今夜は少しわけが違った。  冷たくなった心臓に一本の棘がひっかかっている。  抜こうにも抜けないそれは徐々に深く沈み、心臓の奥に到達して、アスタリオンの一部になってしまいかねない。  昔、好きでもない相手と寝たときはこういう思いをしていた気がするが、それが200年も経つと感覚も麻痺してきてあまり気にならなくなっていた。生きていくためにはそれらはあまりにも不都合すぎたのだ。  だが、拷問部屋の冷たい床で寝ていた生活をようやく忘れつつある頃、アスタリオンは今まで不要だと捨てたはずの感情の多くと対峙しなくてはならなくなった。  たとえばそれは恋人の不穏な心境に気づくことであったりする。  アスタリオンはタヴが何をして生きてきたか、ほとんど知らない。  もとから彼女は多くを語らない性分だったし、アスタリオンも無理強いするつもりはなく、いつか本人が語る気分になったときにそれとなく話してくれればいいと思っていたが、その恋人の明らかではない部分と、今夜の出来事が妙に関係しあってるような気がしてならないのは早計だろうか。  アスタリオンは今までの自分の悠長さを少し後悔する。恋人のことだったら知っておくべきことがいくつかはあったはずじゃないのか。  ふと、気配がする。寝所からするりと音もなく抜け出して、森に向かう人影がある。  その幽霊のような所作にアスタリオンは静かに長い耳を立てて息を殺した。そして、ほかの皆に気づかれないように、いつものように物音を立てず起き上がる。  彼女なら自分が起きていることぐらい気づいていただろう。  それなのにひと言もかけず出ていくなんて、やはりどこかおかしい。  仲間の手前自重したが、今夜ぐらいは抱き締めて眠るんだった、と後悔を重ねながらアスタリオンはタヴの後を追った。
「寝てていいわよ」
 森の中を進んだどころで彼女は振り返った。  少し入っただけなのに、もはや月明かりさえも届かないほど森には草木が鬱蒼と繁り、タヴの表情に影を落としている。  そこからは今のところ何も読み取れない。
「それはお楽しみを独り占めしたいってことか? なんて薄情なやつだ、大事な恋人にはせめて甘美な味を一口ぐらい分けてくれてもいいだろう?」
 アスタリオンはあえて空虚に笑ってそう言った。
「私がどこに行こうとしてるかわかるの?」
「そりゃ、お前が裸になって川でひと泳ぎしたいというならぜひこの目に焼きつけないと……」
「ふざけるなら置いていくわよ」
 タヴは本当にそう言って踵を返すと先に進もうとした。  「待て!」と声を高くしてアスタリオンは呼び止める。  どう考えても、彼女は村を落とした凶賊のもとに向かおうとしている。  あのお人よしの仲間たちのことだから、明日になったら村の仇討ちに行こうという話の流れにもなるはずだ。  なのにタヴは今夜のうちに独りで行こうとする。  それがなぜかアスタリオンには理解できない。
「独りは心配だ。俺も行く」
 いっそ最初から誘ってくれればよかったものを――と内心口惜しく思いながらアスタリオンは懇願するようにタヴを見つめた。  タヴは流麗なまなざしを寄越すと、手にした杖を前方に向ける。
「言っておくけど、仇討ちじゃないわよ」
「じゃあいったい何なんだ?」
 女は無言で歩を進めた。
「虐殺」
 無味乾燥な台詞は却って凄絶に響いた。  それを聞いたアスタリオンはうっすらと唇を三日月のように細める。
「ただ無性に殺しがしたいだけだから、皆を引き連れていくのは気が引けたのよ。……お前はどうだか知らないけど」
「なおのこといいじゃないか。仇討ちよりそっちのほうが俺好みだ。俄然ついていく気になった」
 タヴの後を追って陽気に歩を進めながらアスタリオンは歌うように答えた。
「お前が歩くところに血は流れる。敵の血はみんな美しいお前への捧げもの。だけどお前の血の味を知っているのは俺だけだ――なんてすばらしい夜だろう」
「吟遊詩人でも始める気? それにしては少しフレーズが陳腐ね」
 辛口の評価を下されたが、アスタリオンは気にしない。  恋人とふたりだけの秘密を作るというのは、何百年生きても心が躍る。  腰のナイフの場所をたしかめて、アスタリオンはタヴとともに宵闇の森を進む。  ふたりのエルフの眼は、松明がなくとも夜の闇を見透かせる。  これから殺されゆく運命にある者たちは、それを知らない。
 賊は盗った酒や食料でしばらく宴会続きだろう。奪った家畜を捌けば新鮮な肉もある。  弛みきったところを一気に叩けば少人数でも勝ち筋はある。しかも夜襲に長けたアスタリオンと、集団の殺戮に向いた魔法を得意とするタヴの組み合わせは凶悪と言うほかない。  見張りの男の喉首をナイフで掻っ切って、彼らの住処の洞窟へと堂々と侵入する。その死をほかの連中が知る前に、洞窟の入り口付近に備蓄していたのだろう火酒の樽を蹴り出して、宴会の中心にタヴが炎の魔術を撃った。
 爆発。
 タヴとともに洞窟から逃げるアスタリオンは激しい爆風とそれによって巻き起こる悲鳴を背中に笑い声をあげた。  その不愉快な笑い声を追いかけて、生き残った賊が這う這うの体で洞窟から現れる。  後はもう消化試合でしかない。  アンデッドのように洞窟から這い出てくる連中を、アスタリオンは一方的に弓で射貫き、タヴはなおも炎の光線で彼らを焼く。  そこから後に続く者はいなかった。  洞窟の中は轟々と燃え盛り、死体を焼き続ける。  ちらちらと火の粉が闇を駆け抜け、タヴの静かな横顔を照らした。  その横顔があまりに美しかったので、アスタリオンは思わず彼女の肩を抱いて、口づけた。  タヴは何も言わずに男の首を抱き締め返す。  火の粉が舞って髪の毛や服の端が小さく焦げる匂いがする。だが、その焦げついた匂いの中でふたりは長いキスをした。  息が尽きるまで、キスをした。
「ベハルを信奉するカルト村が私の出身よ」
 熱を冷ますために近くの川に立ち寄ったとき、裸の彼女が白い足を水に浸してそう言った。  焦げた髪の先をナイフで削いでいたアスタリオンは、その台詞にさして手元を狂わせるでもなく、ただ「ほう」とうなずいた。
「……昔、ベハルの落とし子が世間を賑わせたでしょう。何を血迷ったか、村の連中は彼らにあやかった存在を作ろうとしたのよ。選ばれたのは10才になった私」
 その先に続く物語は陰鬱なばかりだった。  疑似的に作り上げた”ベハルの子”を担ぐため、村の連中は彼女に殺人行為を強要した。相手は彼女の両親。  村長を始め村の中枢を担う上位の村民はベハルを熱心に信奉していたが、カースト下位の村人はその信仰を知らされずに生きているものがほとんどだったという。  彼女と家族もそうだった。  村に唯一存在する子どもだったタヴは、ある晩に家族とともに拉致され、儀式の舞台に立たされた。  そして儀式用の仰々しいナイフを握らされ、柱に吊るし上げられた両親を殺せ、と命令されたという。  できるはずもなかった。  だが、従わなければ娘もろとも村の連中に殺されると知った両親は、幼いタヴに自分たちを殺害するように説得した。  お前が生き延びられるならば……。  彼女が聞いた両親の最後の言葉だった。  極限の状況下で、タヴは両親を刺した。  めった刺しにした。  その日の昼間まで彼らは仲睦まじい家族だった――これからもそうなのだろうと幼いタヴは信じていた。  だが、突然わからなくなった。  気づけばタヴは両親の身体のいたるところにナイフを突き立て、彼と彼女が息を止めたことにもしばらく気づかず村長たちを喜ばせていた。  彼女は自分を生かすために命をなげうった両親が憎かった。  そんなことのためにたやすく命を差し出せる優しい人間だった両親が憎かった。  娘を殺人者に仕立ててまで最後まで良い親であろうとする両親が、憎かった。  その夜だけで、タヴは愛と憎悪の違いがわからなくなるまで両親を刺し続け、村にめでたくベハルの子として迎えられたという。
「村で死んでいる親子を見たとき、ああ、私もこうなるべきだった、と思い出したのよ」
 ぱしゃり、と川面を蹴って、タヴはそこで月とともに揺れる自分の顔を見た。
「もう親のことはほとんど覚えていない。ただ優しかったことだけを他人事みたいに覚えてる。子どもの頃の自分と、今の自分は、まるで別物。違う人生を生きているみたい」
 アスタリオンは、覚えているだけ幸運だろうとも思ったが、それは彼女にとってなんの意味も持たない言葉だとも気づいて、口を閉ざした。  今まで、タヴがたとえどんな過酷な過去を持っていたとしても、自分よりはましな人生に違いないと心のどこかで思っていた。  だが、蓋を開けてみたら、そう大差ないように思える。  優しい思い出を人質にとられて、殺人に身を染めた彼女はそれからも村に供物として差し出された贄を手にかけつづけたという。  命令のままに生きてきたが、それがある日、タヴはウィーヴに目覚めた。遠い祖先である竜の血が覚醒した彼女は、荒ぶる魔法の力で村の人間を残らず惨殺し、そのまま旅に出た。  ウィーヴの導きだけを頼りに、流れの魔術師として寄る辺なく生きて、マインド・フレイヤーに侵されて、そして、
「お前と出会ったわ。アスタリオン」
 悪戯っぽいのにどこか儚い微笑だった。  ときどき、アスタリオンはその瞳を覗き込むたび、あまりの奥の深さに呑まれるような感覚に陥ったことを思い出す。  その理由をようやく知った今、恐れるものはない。  壊れものを扱うようにアスタリオンはタヴを抱いた。
「過去に感謝しなくていい。お前が両親を憎んだことも忘れなくていい。お前の両親が望んだことは、たしかにお前にとって世界で一番残酷なことだからだ。一緒に死のうと言ったほうがまだ家族らしいな。お前の親はとんでもない偽善者だったんじゃないか」
「わからない……」
 か細い声でタヴはささやく。アスタリオンはその頭ごと抱え込むように彼女を抱いた。  濡れた素肌を抱き締めると、両手から滑り落としてしまいそうな気さえする。そしてそのまま二度とこの手の中に戻らないことを想像する。  そんなことはさせない。  互いに闇の水底から這い上がってきて、ようやく手を掴んだばかりではないか。
「タヴ」
 彼女を呼んで、アスタリオンは首筋に咬みついた。  さらさらと川の水のように流れる血は吸いだすほどに溢れてくる。  この女の中に流れる命の大河を吸い上げてしまえば、もう彼女の心臓は迷うことはないだろうか。  同じ影を踏むアンデッドとして、この世が終わるまで一緒にいてくれるだろうか?  血を啜れば啜るほどにアスタリオンの夢想は深くなった。  そんな力さえあれば、とっくに彼女を自由にしているというのに。
「……アスタリオン……」
 か細い声でいっそう力なく鳴く彼女に、アスタリオンは血の滲む傷口を舐めると、それでも惜しそうに唇を離した。
「……お前のせいで、これ以上水浴びしてたら凍え死にそう」
 血を失って冷えた身体は小さく身震いした。  アスタリオンは彼女から腕を離すと、今度は手をとり、川辺の草むらまでタヴを誘った。  拾い集めた枝葉に炎の矢を浴びせて小さな焚き火を熾すと、彼女を火の近くに座らせて、ともに火にあたる。  炎の揺らめきに心を落ち着けたのか、タヴは自然に肩にしなだれかかってきた。  彼女の肌が徐々に温もりを取り戻していくのを感じながら、アスタリオンは目を細める。
「責任とって、朝まで一緒にいて」
 夜明けまではまだ時間がある。  やがて首に絡みつく、その腕の頼りなげな軽さを知って、男は黙って唇を差し出す。  ぱちぱちと爆ぜる火の灯りに照らされた、ふたつの影はひとつになる。  その影のシルエットは男とも女ともつかず、ただひとつの存在としてそこにあった。
「死に近づきすぎた者は肉体に縋る。昨夜のお前たちは見事にそれを体現しているといえよう」
 白い朝靄に包まれる野営地に戻ったふたりは、いきなりシナビから忠告を受けた。  まるでふたりが帰ってくるタイミングを見計らったかのように現れた彼は、骨と皮だけでできた貌の中の唇を静かに動かし、厳めしい言葉を投げかける。
「血を流して満足したか?」
 タヴとアスタリオンはゆっくりと視線を合わせ、互いに問いかける。
「まあ、楽しかった……よな?」
「多少のストレス解消にはなったわね」
 ぬけぬけと答えるエルフの男女に、アンデッドの老人は呆れるでもなく、ただ深遠を見透かすような昏いまなざしを浮かべる。
「流れる血の多くに意味はない。お前たちが生み出した血の流れは、お前たちの足元を濡らすだけだ。よって、咎める理由はない」
 思わせぶりな台詞が続くことに若いふたりは露骨に面倒くさそうな表情を浮かべたが、シナビはさらにこう続けた。
「流れた血は、清らかな雨によってすべての罪を濯がれ、やがて河へと至るだろう」
 厳かな言葉は続く。
「お前たちはいずれ知る。その河の深さと広大さを。そして、それを泳ぎ切るには、人生はあまりに短いことを――お前たちは、必ず、知るのだ」
 この老人が言うことをタヴもアスタリオンもあまりあてにしていない。  彼の言葉はいつも確信的だが、常に煙に巻くような曖昧さがあり、意味を咀嚼するのに頭の体力を使う。  夜通し動いて身体に疲労感の溜まった彼らはもちろんシナビの言うことを深くは捉えなかった。
「やがてお前たちは河へと至る。けして、呑み込まれぬようにな」
 動く屍人の口にした最後の言葉に、タヴは答える。
「たまには、川遊びもいいものよ?」
 そう嘯いて、タヴは隣の男の肩を小突く。  アスタリオンはにやりと笑って、恋人に意味深なウインクを送った。  その悪びれない様子にシナビはようやくため息をつく。  一夜の秘密を共有した恋人たちは、その瘦せこけた呆れ顔を見て敵を討ち取ったときのように笑みを交わしたのだった。
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bearbench-tokaido · 2 months
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初篇 その九
先ほどの道を尋ねた男、いらいらしながら、弥次郎兵衛の言うのをさえぎり、 「いや、私は、そんなものは食わなくてもいい。 で、そこからどう行きますか。」 弥次郎兵衛は、男の方をジロリとみると、 「そこをずっと行くと、石の地蔵さまがあります。」 「あの地蔵さまは、何でも願いがかなうそうだ。 おれの知り合いのボケナスが、なおったそうだ。」 と、またまたまた、北八が割り込む。 「そういや、新道の金箔屋の狸吉は、草津へ行ったそうだが、どうしただろう。」 「ああ、あれか。あれは、大福町で所帯を持っている。」 と、北八が答えると、弥次郎兵衛は、首をかしげて、 「はて、大福町とは、何処のことだ。」 「大福町か。大福帳は、俺の町の通りを真っすぐ行って、当座帳へ出て、判取帳から店賃帳を通って、地代屋敷の算盤橋を渡ると、そこが大福町だ。」 「なんだか、商店の帳簿みたないな、町の名前だな。」 と、弥次郎兵衛、ニヤニヤして北八を見る。 勿論、全て商人が使う帳簿の名前を並べただけで、実在しているわけではない。
先ほどの道を尋ねた男、さらにいらいらしながら、 「そんなことより、江の島へ行く道を教えてください。」 「いけねえ、そうだ。で、その地蔵様から、大福町を真っ直ぐに行くと…。」 道を尋ねた男、その弥次郎兵衛をさえぎり、 「なに、江の島へ行くのにも、その大福町があるのか。」 「あっ、いやいや、そりゃ、江戸の町だ。」 道を尋ねた男、 「ええい、この男たちは、本当に…。お江戸の話は、聞いてない。 えい、埒があかない。どれ、先へ行って、他の人に聞こう。」 と、ぶつぶつと小言をいいながら行ってしまう。 それを見て、弥次郎兵衛と北八は大笑いする。
程なくして、この茶屋の婆さまが、焼きなおした団子を四、五串、盆にのせて持ってきた。 それを見た、弥次郎兵衛は、 「こいつは珍しい。黒い団子だ。」 と、言いながら、一串取りあげてみたら、なんと、消し炭の火が団子にくっついている。 それを見た弥次郎兵衛は、わざと火のついているのを北八に見えないように隠して、差し出す。 「ほれ、この美味そうなやつをお前にやろう。」 「どれどれ」 と、北八、がぶりと噛み付く。 「アチチチ、ば、婆さん。なんだこりゃ、とんでもないことをする。 ほれ、この団子には火の粉がついている。ぴりぴりする。」 それを見ていた、弥次郎兵衛。 「ハハハ、お前は暖かいのがいいだろうと思って、火のついていたのをやったのに。」 「なんて事をしやがる。ペッペッ」 と、北八、舌をだして、手で扇いでいる。 「さあ、行こうか。婆さんお世話さん。」
弥次郎兵衛は、まだ、笑いを含みながら腰をあげる。
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<だんご> この茶屋をでると、藤沢の宿場へ入る。 両側の茶屋の客引きが口をそろえて、 「休んでいきなさい。酔わない酒もあります。 パリパリ、ゴワゴワする飯もあります。」 と、わざと反対に言って、客の気をひいている。
ほかにも、馬方や、かごかきも声をかける。 「旦那がた、馬はどうだね。安くしときます。早く目的地につけますぜ。」 「かごは、どうかね、旦那がた。このかごは、小田原への戻りだ。 安くしときますぜ。」 弥次郎兵衛、少々歩き疲れていたところなので、かごに乗ろうかと、 「で、いくらだね。」 と、問い掛ける。すると、かごかきは、即座に、 「三百五十文でどうだね。」 と答えた。 「高い高い、百五十なら、おれが自分でかついでいくわ。」 と、弥次郎兵衛は、自分の顔の前で手を振り、それからかごを担ぐまねをする。
そこで、かごかきちょっと考えて、 「仕方が無い。百五十で、やりましょう。」 「そうか、まけるのか。どれどれ、それじゃ、そこにつけてくれ。」 と、いう弥次郎兵衛に、かごかきは驚いたとように、 「何で乗るんだ。今、お前さんが百五十でかつぐと言ったじゃないか。 だから、お前さんが片棒かついで、お前さんから百五十もらうんだ。」 と、言う。 これを聞いた弥次郎兵衛は、これはやられたと大笑いしながら、 「ハハハ、これはいい。そんなら、二百でどうだ。」 かごかきもニヤニヤわらっている。 「まあ、安いが行きましょう。なあ、相棒、それでいいかな。」 と、かごの値段もまとまって、弥次郎兵衛はここからかごにのる。 「おれは、このまま歩いていこう。」 北八は、弥次郎兵衛が乗ったかごの横をいっしょに歩いて行くことにした。
かごを担いでいる前の方の男が、 「おい、相棒よ、この旦那は、えらく堅いぜ。」 「おおかた、しっかり構えているからだろう。」 と、答えているのを、弥次郎兵衛、北八は何のことかさっぱり判らない。 じつは、弥次郎兵衛がどうやらかごに乗り馴れないらしく、姿勢がぎごちなくて、かつぎにくいと言っているのだ。 と、この時、茶屋の亭主が、かごかきの名前を呼んで、 「おおい、梅沢の佐渡屋さんへ、伝えてくれ。 この前の新酒は、水の混ぜようが少ないから、今度からは、水へ酒をちょっと混ぜて持てくるように言っといてくれ。」 それに答えて、かごかきが、 「はいはい。」 と、勢いをつけてかつぎ出す。
つづく。
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2024/02/19(月) 19:26:58
今日の笛吹は朝から雨が降って剪定作業ができなかったので思い切って休みを取りました!
休みには 美味しいランチが よく似合う!
ので静岡県の炭火焼きレストランさわやかに行ってきました!何度行っても美味しいです😋 またハンバーグとタレの音も夕立がトタン屋根に打ち付ける音に似ていて大好きです😍静岡にきたらぜひお試しください😋僕もまたすぐ行きます🍻前田啓介🍻
#笛吹オリーブオイル前田屋 #山梨県 #笛吹市 #オリーブ農家 #オリーブオイル #オリーブ #maedaya #japan #yamanashi #olivefarmer #oliveoil #olive #山梨県産オリーブオイル #前田啓介
https://www.instagram.com/reel/C3hpChdJm6G/
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a2cg · 4 months
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ペンネームと私
久しぶりにあった学生時代の後輩が作家先生になっていて、しかも2度目のテレビドラマ原作者と聞き新年早々、随分手の届かない存在になったなと思ったものです。
かくいう自分も前職ではサラリーマンでありながら特定の企業などとの関係性などもあるので、どこの誰で何をやっているのかをぼやかすためにa2cgと名乗り始めました。
特定の個人を特定せずにチーム全体で共通の名義を使ったものとして、スーパー戦隊シリーズを手がけた東映の八手三郎さんがあることを知りました。
同じようにシブサワ・コウという名義も「信長の野望」「三國志」などのゲームプロデューサー(開発チーム)を指しているようですね。そのメーカーと言えばこちらでした。
というわけで本日のディナーは #幸永 です。かつて同じ会社で働いていた後輩が久しぶりに肉が食いたいということでやって来ました。
思いの外、高級なお肉のラインナップにビビって、お互い安くても楽しめるよねということで #幸永カルビ #ねぎシタ #ホルモン などを頼みます。
しっかりと味わいもあって柔らかい #カルビ で十分に美味しい。 #タン塩 をイメージして頼んだ #ネギした は味は美味しいけど、ちょっと一切れが小さい感じ。
牛すじ煮込みも柔らかくて美味しいですね。安いものを頼んだつもりでしたが、それ以上に生ビールを相当いただいたので、思いの外、お会計はいい金額になりました。
炭火で焼いて美味しかったのですが、ちと高かったかな。それでも久しぶりにお互いの近況を知れたので、良い時間でした。
#東新宿ランチ #東新宿ディナー #東新宿焼肉 #東新宿韓国料理 #東新宿ホルモン #とa2cg
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yoshkawa · 5 months
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【グルメ】火鍋の牡蠣がこんなに美味しいなんて
【この記事のポイント】 ・岡山での夕食は牡蠣の火鍋、小籠包もセットでなかなか美味 岡山での夕食は特に予約もしておらず。 駅前なのでお店も多数あるし、皆さんの気分、お腹とお店の空き具合で決めればいいかなと軽く考えていたんです。 最初に向かった『炭焼き大山鶏とあご出汁おでん ごろ兵衛』で席の空きを確認したところ、「一番早い時間で21:30になれば席をご用意できます」とのこと。 え、さすがに3時間待つことはできないので諦めましたけど、どのお店も同じようだったらこれはヤバい。 駅地下の一番街に入り、4人入れそうなお店で目についたのが『九份小籠包』。 なぜ岡山で小籠包?と問われると答えに窮するものの、まぁ美味しければ何でもいいじゃないですか。 小籠包もいいんだけど、他になにかないかなとタブレットのメニューを眺めていると……
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matomojyanakatta · 6 months
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 2023/11/23
 隣町にできたベーカリーへ、ずっと行けていない。眠りにつく前は、徒歩20分の行きしなと買いたいパンをシュミレーションして、頭は餡バターサンドと、アンチョビとオリーブのフォカッチャでいっぱいなのに。二度寝の誘惑に勝てず、今日も気づけば家を出るギリギリだった。
 暮らしの細々したものを揃えにIKEAへ。真っ先に駆けたレストランで、欲望のままに料理を選び笑われる。マッシュポテトに混ぜこまれたブロッコリーの緑が美しい、メダリオンを3つ、パンケーキのようにプレートに積み上げた。横にはグレービーソースがかかったマッシュポテト。見つければいつ何時でも食べたいキャロットケーキも。炭水化物の海に脳が漬けこまれ、ぽやぽやとチェックしていた商品を買う。配色に一目惚れしたキッズサイズのナップサックも、出勤用に。
 成城石井で、UNIQLOのフリースと同じ値段のイチゴを見た後で、音楽イベント。ヘアサロンとレコードショップが上下階で営業している夢のような場所で、夏から髪を切ってもらっている。美容師さんにご挨拶して、友人の方たちを紹介してもらい5年ぶんくらい自己開示をした。会場は世界の民芸品を集めたショップ。音に体をたゆたわせながら食べた、フムス(チップス付き)に悶絶。スパイスに負けない、素朴だけれど力強い豆の風味に、ちびちびとハリッサソースを添えて食べていた。思い込みと舌先の狂いで、バジルとコーディアルのドリンクがどうしたって街中華の海老チリの味。階段ですれ違って意気投合した人と、何でだろうとケラケラ笑った。網膜には、油が撥ねた赤いテーブルがずっと。
 いつかこんな大人になりたいと思う人たちと��り合えて、学生をしていた頃から探していたブルガリア民謡のレコードも発見できて、満ち足りた夜。締めは今池の中華屋へ、大所帯で。ジャガイモの細切り炒め、エビ春巻き、坦々焼きそば、ジャージャー麺、炒飯、麻婆豆腐、青椒肉絲。明日の朝は顔がパンパンだろうなと思いながら、雑念を弾け飛ばすようにモリモリ食べた。深夜の中華は、美味しさと楽しさがドンチャンやって来る。ジャージャー麺の、甜麺醤の甘さをもたつかせない、白髪ネギの辛みとのバランスが素晴らしかった。ジャガイモの細切り炒めは、火入れと塩味が絶妙でおかわり。この夜、私の内で春巻きブームがひっそり開幕した(タケノコが入った餡にとろみがある五目春巻きが食べたい!)。
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eccjrtamuracho · 10 months
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ECCジュニア田村町教室、アニ活は完全に止まっている中村です。夏はツールだ🚴‍♂️
まだ梅雨は明けていないけど、すっかり真夏の暑さやん💥 でも、毎晩熱い自転車レースを見ていると、自分も走りたくなるものです。 熱中症にだけは、気を付けて、ですね。
自転車は、走る事自体が楽しいというのもありますが、お気に入りの場所、お気に入りのお店に立ち寄るのも当然楽しいわけです🧡
今日の写真は、時々寄らせてもらっているお店の一つ。
ぱんだコーヒー焙煎所 @ 綾川町 https://www.instagram.com/pandacoffeebeans/
ご近所、、、という距離ではないので、しょっちゅうは行けないのですが、時々フラッと立ち寄る場所です。 焙煎士のオーナーさんも自転車に乗る方で、店先に自転車ラックが設置されているというのが嬉しいよね。
あくまで焙煎所なので、喫茶のように飲めるわけではないのですが、いつも試飲させてくれます。 そして何より、オーナーとお話する時間が楽しい✨ (プライベートではまぁまぁ人見知りの私が、こう言える店は貴重w)
私にとっては、趣味が同じということもあるのですが、見ていると、どんなお客様とも、どんな話題でも、気さくにお話されているんです。 勿論、コーヒーに対するこだわりというか、信念のようなものは、お店に行く度にいつも感じるよね。
惹かれるお店って、惹かれるオーナーがいるものです。
こだわりの炭火焼き焙煎は、高温が出るため短時間で豆を焼き上げる事が出来るので、豆の香りや美味しさをしっかり残せる! …と、今日他のお客様とお話されてました。 深煎り好きの香川県民なら、絶対おすすめ、、、というか、もう知ってるか(笑)
空間、オーナーの人柄、味に惹かれるからこそ訪れる。 これって、教室もそうだよね。 行きたくなるお店、行きたくなる教室は、やっぱり理由がある。 こだわりがあふれていて、信念が伝わってくる場所が好きだし、自分もそうありたいなと思います。
美味しいコーヒー飲んで、私もがんばろ😊
******** ECCジュニア田村町教室では、今年も夏の4回集中コース、開講します✨ 気軽に試せて、お得キャンペーンも多いスペシャルコース。 お申込み・お問い合わせは各種SNSのメッセージや、教室ウェブサイトのお問い合わせフォームから 是非ど~ぞ~!← 地元民だけに通じる、あの音程でw ********
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genkidesuka2022 · 1 year
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固い豚こまを美味しく!知っておきたい下準備とは
手軽に買えて使える豚こまは、加熱するとパサパサすること多くないですか?
お肉が食べたいときに便利ですが、豚こまが固い、まずいといったときに試してみたい方法をご存知ですか。
せっかく作った豚こま料理が無駄にならないために、玉ねぎや片栗粉、叩くなどの方法とともに、柔らかくする方法をご紹介します。目次
固い豚こまを美味しく!知っておきたい下準備とは
豚こまが固い原因
豚こまが固い原因1・タンパク質が変性
豚こまが固い原因2・急速な解凍や焼きすぎ
豚こまを柔らかくする方法とは?
玉ねぎに漬ける
片栗粉でコーティング
叩く(お勧め!)
叩き方
固い豚こまは冷蔵庫にあるもので柔らかく
豚こまを固くさせない調味料の入れ時
最後に
関連
固い豚こまを美味しく!知っておきたい下準備とは
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豚こま肉とは、豚の肩肉の部位のことを指します。
一般的には豚バラ肉や豚肉の中でも比較的柔らかく、肥満度が高く、脂身が多めの部位です。
そのため、豚こま肉は豚肉の中でも煮込み料理やカレー、角煮、焼肉など様々な調理方法に使われることがあります。
豚こま肉は、煮込むことによって柔らかくなり、味がしっかりと染み込みます。
また、脂身が多いため、料理をより濃厚な味わいにすることができます。
しかし、脂肪分が多いため、過剰な摂取は健康に悪影響を及ぼすことがあります。
そんな手軽に使える豚こまは、加熱するとパサパサすることも多いお肉です。
お肉が食べたいときに便利ですが、豚こまが固い、まずいといったときはどうすれば良いのでしょうか。
せっかく作った豚こま料理が無駄にならないために、玉ねぎや片栗粉、叩くなどの方法とともに、柔らかくする方法をご紹介します。
豚こまが固い原因
炒め物や蒸し料理など、非常に多くの料理に使える豚こまは、作り手にとっても食べる側にとっても、安価で美味しい欠かせないお肉です。
お肉が食べたいときに、がっつり焼肉に行かなくても、焼き肉のたれなどでササッと炒めるだけでお肉欲を十分に満たしてくれます。
そんな多くの方に活用されている豚こま肉ですが、肉汁たっぷりに食べられる日と、何だかパサパサして美味しく食べられない日がありますよね。
大体豚こま肉は安価で売られていることがほとんどなため、安いお肉を買ったから固くなったと考えている方も多いようです。
豚こまが固い原因1・タンパク質が変性
豚こまの調理法で多い炒め物などの中火~強火で加熱するような方法は、豚肉の主成分であるタンパク質を変性させ、収縮することで固くなってしまうことが挙げられます。
また、お肉を焼いていると汁が出てくることがありますが、あれはタンパク質がもともと持っていた水分です。
いわゆる肉汁と呼ばれるものですが、この肉汁が流れれば流れるほど、人の肌と同じで潤いがなくなっていき、仕上がりが固くなってしまいます。
豚こまが固い原因2・急速な解凍や焼きすぎ
購入してすぐに使うなら良いのですが、冷凍保存などでカチカチに凍った豚こまを急速に解凍すると肉汁が一気に溢れ出て固くなる原因を作ってしまうためアウトです。
食事作りの下準備が間に合わないときは、冷凍庫で保存していた豚こまをそのままレンジなどで解凍したり、常温で解凍することも多いですが、表面は解凍できているように見えても、実は中までしっかりと解凍されていないということも多いのです。
中まで解凍が済んでいない豚肉は、加熱しても中まで火が通っておらず、結果的に焼きすぎが原因で肉質を固くしていることも考えられます。
慣れ親しまれた豚こまなどのお肉ですが、意外とデリケートだと思って扱うようにすると良いでしょう。
冷凍で保存した豚こまを解凍する際は、常温やレンジで解凍するのではなく、時間はかかってしまいますが、まずは冷蔵庫に入れてじわじわとゆっくり解凍させてから、その後常温でしばらく置いておくのがお肉の水分を失わせないコツです。
豚こまを柔らかくする方法とは?
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自炊した豚こまは固い、まずい、パサパサすると感じている方��非常に多いでしょう。
しかし、豚こま肉などを筆頭にした豚肉は、下処理や調理法によって歯応えが大きく変わってきます。
より美味しい豚こま料理を作りたいという方に、肉質を柔らかくする方法もご紹介します。
玉ねぎに漬ける
豚肉に限らず、お肉を柔らかくするテクニックとして比較的認知度が高い玉ねぎに漬け込む方法は、固くなりやすい豚こまで試してみましょう。
豚肉を固くさせないようにするには、お肉の水分を逃がさないようにすることや、タンパク質に作用することです。
玉ねぎにはプロテアーゼという消化を助けてくれるタンパク質分解酵素が含まれており、お肉と一緒に漬け込むと筋繊維をほぐす効果があります。
また、玉ねぎに含まれる硫化アリルという成分の静菌作用は、お肉の臭みも取ってくれます。
片栗粉でコーティング
豚こまをより柔らかくしたい場合は、加熱する前に片栗粉を多めにまぶしてみましょう。
片栗粉などの粉はお肉をコーティングする働きがあるため、肉に含まれる水分を逃さないように維持してくれます。
また、片栗粉はでんぷん質が多いため保水作用を強化することができ、調味料も吸ってくれるため、よりお肉に味が付きやすくなる���リットもあります。
叩く(お勧め!)
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昔ながらの方法である「叩く」という方法は、誰もが一度は試したことがあるでしょう。
そもそもお肉を叩くとなぜ柔らかくなるのかと言うと、お肉に存在する筋繊維には70~85%程度の水分を含んでおり、この水分が残れば残るほど柔らかさやジューシーさが感じられるようになっています。
よりお肉の中に水分を残すことがカギとなるため、筋繊維を叩き、壊すことによって水分量を多くすることができます。
筋繊維を叩いて壊すとお肉の中の水分量が5~15%ほど増えるとされているため、固い豚肉は叩くことで柔らかくなるのです。
叩き方
使う分量をビニール袋に入れて(切らなくてOK)、麺棒やすりこぎ棒でバンバン叩く。
とにかく叩く。
叩きすぎかな?というくらい叩く。
ポイント① ビニール袋の端っこに入れない。→叩くとどんどん薄っぺらく広がっていくので角が破ける。 ポイント② まな板の上で叩く。→叩いているうちに集中が切れキッチン自体を叩いてしまう。
固い豚こまは冷蔵庫にあるもので柔らかく
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豚こまを柔らかくさせたい場合、上記のような食材を使えば良いのですが、そのときにない場合もありますよね。
お肉を柔らかくする食材は他にも、マイタケやワイン、生姜、塩麹、パイナップル、キウイフルーツ、ヨーグルトなども柔らかくしてくれます。
変わったものでは、炭酸水や重曹なども固い豚こまを柔らかくしてくれますよ。
豚こまを固くさせない調味料の入れ時
ただでさえ固くなりがちな豚こまは、ある程度加熱して火が通ったら調味料を入れる方も多いですが、塩分となる醤油などの調味料は加えたときに発生する浸透圧により、豚こまの中の水分を余計に排出させてしまいます。
柔らかいジューシーな仕上がりにしたい場合は、必ず火を止めてからお肉と調味料を絡めるようにしましょう。そうすることで余計な水分の排出を防ぎます。
最後に
豚こまが固い、またはパサパサするとせっかく手間をかけて作った料理が台無しになってしまいますよね。
自分だけならまだしも、家族に愛情をかけて作った際に固い、まずい、パサパサすると不評があった日にはしばらく豚肉を見るのも嫌になるときがあるでしょう。
豚肉は調理次第でお肉感をたっぷりと感じられることもあれば、とてもしっとり食べられるお肉でもあります。
特に使うことの多い豚こまでお困りの方は、是非柔らかいお肉に変身させて美味しくしてみてくださいね。
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matsuzoh2001 · 1 year
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yokohamamiuken · 1 year
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オトナの街・ザギン(ノ∀`) この日にやって来たのは、JR新橋駅・地下鉄東銀座駅からそれぞれ徒歩5分くらいの「銀座 稲葉」さんにやってきました!! 公式💁‍♀️ @ginza.inaba 店内はフルオープンの厨房に面したカウンターがあり、大将の手練れをじっくりと眺めることが出来ますねぇ。 コースは「おまかせコース」(33000円)でお願いしまーす!! その季節季節によって移り変わる旬の食材、お料理に合わせた器はもちろん、お料理を供されるタイミングから気温、お客さまの体調にまで気を配って繰り広げられるという魅惑のコースなのです! まずはウェルカムドリンク。 シャンパーニュ「ラエルト・フレール」というもので、澄んでいるのに色合いがしっかりしていて、とてもふくよかな香り。 べースが日本料理なので、なるべく優しげな味わいのお酒を選んでお出ししてるんだそう。 さすがソムリエさん! ▼鯛のかぶら蒸し しっかりとした鯛の身に、味わい深い出汁。 鯛の身のフワフワな食感も素晴らしくて、やみつきになる美味しさです。 ▼カラスミ餅 自家製のカラスミの味噌漬けをお餅にまぶし、磯部巻きにしてしまったゼイタクな逸品!! 味噌のコク、カラスミの香りと味わい、海苔の香り、お餅の食感・・・まさに感動しきりです。 ▼葱鮪鍋(ねぎまなべ) うーーーーむ、このお出汁の香り!! そして、ネギと生姜の香りがすごくいいのよ!! マグロの味わいがものすごく濃ゆくて、その中にいろんな食感も楽しむことができるんです。 ▼トラフグのたたき 三重県志摩市のブランドのトラフグ。 旬の白子の濃厚なクリーミーさと、ポン酢のサッパリ感、大根おろしのトロトロとセリのシャキシャキな食感がそれぞれ良い対比になっています。 ▼たけのこの炭火焼き 鹿児島の筍はコンガリと炭火焼きにされ、本節は目の前でガッシュガッシュと削られて仕上がります。 タケノコは鮮度が命。 掘り立てを、いかにして鮮度が落ちないうちに仕入れるかが決めてなんだそうで。 パクッといくと、まるでトウモロコシのような甘さです。 ▼金目鯛の油蒸し 千葉県産の金目鯛を、60度の低音でじっくり蒸したもの。 目の前でグツグツの油をジュバァァァァーッとかけてくださいます。 新玉ねぎの白、三つ葉の緑、金目鯛の皮目の真っ赤な色合いが美しい。 ▼松葉蟹のクリームコロッケ カニミソのソースがたっぷりとかかってやって参りました。 箸でつまんで、びっくり柔らか!! カニの身の味わいと、カニミソのソースが本当に美味しすぎて、お口の中がジワジワしています。 ▼フカヒレの土鍋仕立て 国産フカヒレの繊維の一本一本の隙間にダシの旨味が染み込んでます。 ちゅるっと頂くシャクシャクな食感もよくて美味しい!! 海鮮の内容は毎回変わるんだそうで、今回は煮アナゴと炙ったホッキ貝でした。 ▼和牛のつくね 奥久慈卵の卵黄のたまり漬けつき。 牛タンがしっかり仕込まれていますね。 ギュムッとした和牛の食感、コリっとした牛タンの食感が楽しい! ▼地蛤と生のりの中華そば 上に乗っているのはネギではなくウルイですって!! 地蛤(ぢはま)は、国産の天然ハマグリ。 味がよく出るし、プリッとした食感が実に楽しいです。 ▼デザート 生地に黒糖を練り込んで焼いたおやき。 中にあんこといちご、栗がはいっています。 そして、どーーーも気になっていたんですよ。 お店の片隅に鎮座まします、立派な茶釜が。 このお抹茶も、大将のこだわりだそうです。 ほんとうに、何から何まで素晴らしすぎて、感動の連続でした(T ^ T) ◆◇◆後記◆◇◆ こちらの大将は、5つ星ホテルにいらっしゃった経歴をお持ちのようです。 細かい所までこだわりにこだわって作り上げられた空間で、こだわりのお料理をいただくシアワセな瞬間が、この人生にあろうとは。 人生の大切な記念日に、また海外からの大切なお客様のおもてなしに、決して外せないお店です!! お試しを!  公式💁‍♀️ @ginza.inaba ▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼ 銀座 稲葉 03-6260-6568 東京都中央区銀座8-12-15 https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13259495/ ▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲ #銀座稲葉 #銀座和食 #銀座朝食 #銀座グルメ #銀座 #稲葉 #銀座デート #東ぐる #Yahoo地域クリエイター #銀座日本料理 #銀座割烹 #銀座料亭 #食べログ人気店 #食べスタ #食べロガー #食べロガーみうけん #食べログ #みうけん (銀座 稲葉) https://www.instagram.com/p/CpB3btZSNnh/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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harinezutaka · 1 year
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二年前日記4(2021年1/22〜1/28)
1月22日 朝、病院へ。先生の話を聞きに行く。レントゲンを見ると鎖骨はぽっきりなっており、放っててもくっつくのはくっつくらしいけど、手術をしても良いらしい。そんなことを言われてもという感じではあるが、手術してもらうことにした。手術の予定がつまっているらしく、月曜日に大きな病院に転院することになった。何となくほっとする。いい先生っぽいけどちょっと軽い感じだったので。夫は前日よりは元気そうで安心した。帰りに義実家に行きもろもろ報告してきた。午後からは健康保険の限度額認定の申請、そういえば生命保険も使えるのかもと思って電話する。自動車保険の担当の人は前に自分がもらい事故をしたときの相手方の人だ。なるべく払わせないのがお仕事のベテランの手強い感じの人。契約している保険会社は、請求するほうはしっかりやってくれるが、請求される側になると厳しいイメージ。つまりしっかり仕事をするということ。晩ご飯は、小松菜と豚バラと油揚げの鍋。そっか、しばらくひとり暮らしだ。初めてのひとり暮らし。
1月23日 朝、病院へ。転院するときに着る服とマスクを持っていく。患者用のマスクの予備はないらしい。病室には行けず一階まで看護師さんが取りに来てくれる。大変だなあ。昼からは実家へ。お好み焼きと明石焼きを持っていった。母は25日が誕生日なので、プレゼントを渡しに。スニーカーはとても喜んでくれて気持ちいいと言って家のなかでもずっと履いていた。喜んでもらえてよかった。今年は実家の自分の荷物を何とかしようと思っているので、その都度いろいろ持って帰ることにする。少し昼寝をして本を読んで帰宅。晩ご飯はお土産のお寿司を食べる。打ち合わせがあって、LINE通話で10時ごろまで話す。集中力がだんだんとぎれてくる。みんな元気だなぁ。
1月24日 あまり眠れない。今日は病院には行かないでいいので、一日家にいる。朝に夫からLINE。寝返りをうてるようになったそう。朝ごはんはぜんざい。昼は昨日実家でもらった鰻と小松菜と油揚げの味噌汁、白菜の漬物。昼からアレックソスの講演を聞いた。飛行機を持ったひとの写真のエピソードや初心が大切という話が心に残った。写真から受け取るイメージのとおり、優しそうな大きな人だった。少し本を読んだりしているともう夕方。晩ご飯は、鰻の残りを卵焼きにしたもの、フライド大根、味噌汁。今日は早く寝た。
1月25日 今日はよく眠れた。手術する病院へ転院するために朝迎えに行く。大きな病院で人もたくさん。一応、席を離して座ってくださいと書いてあるが、そうもいかないぐらい混雑している。みんな大変だ。整形外科の先生の診察で、明日に手術をすることに決まった。手術前の検査で、採血、レントゲン、CT、生理検査などする。時々痛みの波がくるようで苦しそう。入院の説明を受けて、私は帰る。やることがたくさんあって落ち着かない。「ひとつずつひとつずつ」と頭の中で唱えながら心を落ち着かせる。お昼もほとんど食べてなかったので、イオンの中のカフェでホットサンドイッチとデザートのプレートと紅茶を。こういうときほど自分のケアをするんだらったという気持ちになり、耳鼻科に行って耳掃除もしてもらう。気分を上げようと新しい髪飾りや文房具も買った。春の歳時記を買おうと本屋に行ったが文庫版はなかった。ちょっと躁状態かもしれないな。晩ご飯はブロッコリーとベーコンの雑炊。
1月26日 やはり寝つきが悪くてほとんど眠れない。今日はなるべくテンションをあげないように心がける。ミニストップでサンドイッチ、アーモンド生活、炭酸水、ドライフルーツ、雑誌、カフェオレを買う。ミニストップのカフェオレは牛乳を入れてくれるんだ。初めて飲んだが美味しかった。10時半に病院に着き、11時ごろ看護師さんの説明があった。11時過ぎに手術室に行く前に会えた。手術の日は痛み止めが飲めないので、しんどそうだった。お茶を買っておいてと言われる。待つ場所のデイルームは向かい合えないようになっていて、基本的に面会もできないので人がまばらだった。ここから長い待ち時間。予定では2時間と言われている。まずはコンビニへ。お昼を持ってきたがデイルームは飲食禁止だったのでコンビニのイートインスペースで食べる。デイルームに戻って本を読んだりしながら待った。せっかくなので俳句も作ろうと思って歳時記も持ってきていた。3句つくる。2時過ぎに看護師さんが来て「もう少しかかりそう」と言われ、少し不安になってきくる。先生が来たのが3時過ぎ頃。ボルトがばばばばんとなった写真を見せてもらう。わー。これはもうロボットだな。麻酔が覚めて部屋に戻ったところに少しだけ会わせてもらった。まだ酸素吸入のマスクがあって苦しそうだけど、うなずいたりしながら会話できた。退院は明日らしい。月曜日入院、火曜日手術、水曜日退院。ありがたいけど、ハードだ。容赦ないな。産直スーパーで食料とお花を買い、家をざっと掃除する。晩ご飯は蕪と豚肉の炒め物、白菜の漬物。9時過ぎには布団に入る。
1月27日 今日はゆっくり眠れた。交互だなぁ。今日は退院。10時半に迎えに行く。まだ痛そうな感じだけど、もう置いてはくれないみたい。会計をすませて、駐車場に向かう。屋上で景色もよかったので痛そうな顔で記念写真を撮った。パジャマはリースで借りたのだけど、前開きのものが家でも要るので買うことにする。歩くのがしんどいようで、車で待っていた。ユニクロで二着。Mサイズを買ったがLサイズがいいと言われて交換する。お昼ご飯のたこ焼きも買って帰宅。お昼ご飯はたこ焼き、白菜漬物、いちご。退院した報告をしたりしているうちに夜になる。時々痛みの波がやってくるのがしんどそう。麻酔のせいか声がハスキーでそれはちょっとセクシーだった。鎮痛剤は6時間間隔とのことだけど、それまで持たない感じ。晩ご飯は参鶏湯、大根の漬物、いちご。お風呂につかるのは腰ぐらいまでなら入ってもいいそうだけど、今日はやめておくということで足湯とシャワーにしていた。22時からの菅野美穂のドラマを見る。
1月28日 昨日もよく寝た。夫は夜中に一度薬を飲みに起きたっぽい。朝はパン、スクランブルエッグ、干しエビと白菜のスープ、苺のフムス和え。病人がいるので掃除をしっかりしないとと思って掃除機をかけたり。バタバタの日々なので、今日はゆっくり読書するぞと意気込む。返事しないといけないことも今日の午後までは置いておくことにした。お昼ご飯は、昨日の参鶏湯に里芋を加えてチーズをかけてグラタンにしたもの、白菜とりんごのサラダ。痛みは少しずつひいてきているみたいでよかった。晩ご飯は、豚肉のソテー、カリフラワーのおかか和え、なめこをかけた温やっこ。にじいろカルテを見る。いいドラマっぽいなぁ。ご飯も美味しそうだし丁寧に作り込まれているのがよくわかる。これも楽しみだ。
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