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#枠棚
daishinsangyo · 1 year
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住宅/戸建  オーダーメイド 造作家具 枠棚 飾棚 ワークテーブル メラミン家具
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jpf-sydney · 3 months
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Besuto essei. 202
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日々の雑感、考察、失敗談から、亡くなられたあの方への追悼文まで… さまざまな書き手たちが、「エッセイ」という枠組みのなかで書き記した2021年の記録。 この年に新聞・雑誌等の媒体に発表された中から選りすぐった、珠玉のアンソロジーです。
Shelf: 914.68 BES 2022 Besuto essei. 2022 = The best essay. edited by Nihon Bungeika Kyōkai.
Tōkyō : Mitsumura Tosho Shuppan, 2022. ISBN: 9784813804147
337 pages ; 20cm.
Editorial board members: Kakuta Mitsuyo, Hayashi Mariko, Fujisawa Shū, Horie Toshiyuki, Machida Kō, Miura Shion. Text in Japanese.
Table of contets:
部屋にいる感じ / 武田砂鉄
ロクな恋 / 李琴峰
特に秘密、ありません / 二宮敦人
親父の枕元 / 原田宗典
犬の建前 / 宇佐見りん
いつか「コロナ福」だったと言える日 / 鷲田清一
紙 / 内田洋子
学び始める春、失敗を楽しむ / 山本貴光
瀬尾夏美 / おじいさんの空き地
落合博満への緊張感 / 鈴木忠平
月の砂漠 / 小池水音
冷水を浴びせる : 坂上弘の文体 / 三浦雅士
陰のある光 / 小泉凡
脳内・ドイツ / マライ・メントライン
父と兄の書棚が招いた変な読書 / 志茂田景樹
心の扉を開く音楽 / 寮美千子
立花隆さんを悼む / 柳田邦男
失われゆく昭和探して / 川本三郎
大人への扉を開けたのは / 加納愛子
関係性の結晶 / 齋藤陽道
ガラスのこころ / 岸田奈美
"諦められない"心でアイヌ語研究に夢中 / 金田一秀穂
アイヌとして生きる / 川上容子
佃煮に想う / 小泉武夫
最高の食事 / 田中卓志
珠玉の世界 / ブレイディみかこ
神様、世間様 / 尾崎世界観
さいとう・たかをさんの思い出 / 辻真先
コロナ禍社会と密になった / 本谷有希子
最後の飛翔 / 椹木野依 -- 我が町の「宝」 / 井上理津子
ネガティブな皆さんへ / 尾上松緑
「あいつなりに筋は通ってるんだ」 / 岩松了
翻訳とは / 村井理子
「覚えられない」 / 茂山千之丞
白土三平さんを悼む / 田中優子
そんな時代 / 海猫沢めろん
ともに歩けば / 小川さやか
(笑)わない作家 / 万城目学
雪原 / 岸本佐知子
河合雅雄さんを悼む / 佐倉統
学園の平和、取り戻せ! / みうらじゅん
料理 / 小山田浩子
田中邦衛さんを悼む / 倉本聰
「声」分かち合う喜び / 温又柔
エリック・カールさんを悼む / 松本猛
月みる月は / 彬子女王
トーストと産業革命 / 青山文平
祖父母のすずらん守る / 星野博美
考えることに失敗する / 神林長平
悪態俳句のススメ / 夏井いつき
死も遊びだと思いましょ / 横尾忠則
UFO / 柴田一成
「やめた」後の達成感 / ほしよりこ
息子よ安心しなさい、あなたの親指は天国で花となり咲いている / 青木耕平
那須正幹さんを悼む / 高樹のぶ子
愚かさが導いてくれた道 / 沢木耕太郎
クールでお茶目なかっこよさ / 谷慶子
機械はしない終業挨拶 / 黒井千次
閉、じ、こ、も、り / 村田喜代子
ナマケモノ / 奥本大三郎
夢を彷徨う / 髙村薫
愛しの小松政夫さん / 鈴木聡
胃袋の飛地 / 湯澤規子
『老人と海』をめぐる恋 / 高見浩
「すごい」と「やばい」 / 酒井順子
写真を撮られるということ / 松浦寿輝
安野光雅さんを悼む / 大矢鞆音
この世の通路 / 佐々涼子
◆編纂委員作品◆
瀬戸内寂聴さんを悼む / 林真理子
多分、両方だと思いますよ / 町田康
忘れがたきご亭主 / 三浦しをん
あそこの棚に置いてある。 / 堀江敏幸
それは私の夢だった / 角田光代
遠き花 / 藤沢周.
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kennak · 1 year
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名古屋市中区で24日、自宅マンションから2歳の双子の男児が転落して死亡したとされる際の状況について、両親が「子供がいた部屋の窓を施錠し、別室で数分間家事をしていた」と話していることが、捜査関係者への取材でわかった。愛知県警は、2人が窓際に置かれた棚をよじ登って窓の鍵を開け、転落した事故の可能性が高いとみている。  亡くなった兄弟は24日午後、自宅マンション7階のリビングの窓からほぼ同時に駐車場に転落したとみられる。  捜査関係者によると、窓は床から約80センチの高さにあり、下枠から約30センチ上部に転落防止の手すりが横向きに取り付けられていた。右側の窓には開閉防止のストッパーが付けられていたが、左側にはなかった。  窓の右下には高さ約80センチの棚が置かれていた。窓の鍵や下枠、手すりなどからは2人の指紋が検出されており、県警は2人が棚の取っ手を足場にして窓枠によじ登り、手すりを伝って左側の窓に移動し、鍵と窓を開けて転落した可能性があるとみている。  消費者庁などによると、2020年までの5年間に転落して死亡した9歳以下の子供は21人に上る。昨年11月には千葉県と大阪府、青森県の2~4歳児計3人が、マンションのベランダや窓から相次いで転落死した。東京消防庁の統計では、転落した子供の搬送は月別では5月が最も多く、同庁は「窓を開ける温暖な季節に転落が増える。足場になるような家具を近くに置かないなど、対策を徹底してほしい」としている。
名古屋の双子転落死、窓際の棚をよじ登ったか…両親「窓を施錠し別室で数分間家事」 | ヨミドクター(読売新聞)
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tanakadntt · 1 year
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三輪秀次の小説(二次創作)
きみは河を渡る
 切れた電線はうねり、パチパチと鳴っている。もうもうと立ちのぼる埃と煙は視界を狭める。降ってくる灰を吸い込んで、喉が痛い。ゴホと咳が出た。
 空を雲が厚く覆っていた。
 時折、低く戦闘機が飛ぶ。空気を震わせる爆音も、いつの間にか聞こえなくなる。
 無駄を知り還ったのだ。替わりにヘリコプターのバタバタという回転音が耳に障る。避難を促すサイレンがとうとう途絶えた。
 道路や瓦礫の上にうち捨てられた、おびただしい数の死体ももはや何も言わなかった。
 それらの胸には皆、着衣の上から同じ箇所にこぶし大ほどの穴が開いていた。彼らが開けていったのだ。心臓の脇を的確に単調にえぐり取っていく様子は、実りの季節を迎えて収穫にいそしむ農夫のようだった。
 鋭い鉄の匂いが鼻の奥を刺す。血だまりに足が取られる。地面のいたるところにできた血液の浅い湖は徐々に固まり、粘度を持ちはじめていた。その上に、ぽつりぽつりと何かが落ちてくる。
 ……雨。
『姉さん』
 三輪は姉を探していた。
「お断りします」
 三輪の返事に根付は下がり気味の眉をさらに下げた。
「うーん、やっぱり無理かねえ」
「去年に引き続き、申し訳ありませんが……」
 これ以上は目を合わせないように顔を伏せて押し黙る。可愛げのない態度だったが、断る選択肢しか持っていない。
 ボーダー本部メディア対策室である。
 いかにもオフィス然としたレイアウトだ。メディア対策室の名の通り、棚を並べた一角があり、派手なロゴのついたグッズたちが飾られている。
 棚の横にも小ぶりの段ボールがいくつか置かれ、中にはビニールに包装された何かが入っていた。
 さらにはミニスタジオのようなものがつくってある。
 雑然としているが、外部の人間への窓口だけあって、明るい開放的な空間であった。
 三輪がめったに訪れない部署だ。それも入り口で済ませる所用くらいで、もしかしたら、ボーダーに所属して四年近く、初めて足を踏み入れたかもしれない。
 A級隊員の嵐山をデフォルメしたぬいぐるみの飾ってあるテーブルで、茶を勧められている。早く作戦室に帰りたい。自然と眉間が寄ったが長い前髪に隠されて、根付が気づいた様子はなかった。おそらく、気にしてもいない。
「原稿はこちらで用意するし、内容はちゃんとチェックしてもらうんだけどね、ダメかね」
 根付が頼んでいるのは、来月に行われる三門市主催の追悼式典のスピーチだった。
 近界民による大規模侵攻から四年目の式典となる。
 公会堂のステージに設置した祭壇を花で埋め尽くし厳粛に行われる。市外からお偉方や著名人がたくさんやって来て、それぞれ追悼の意を表わす。最後に遺族代表数人にお鉢が回ってくる。大人枠が何名かと青少年枠が一名。
 三輪に白羽の矢がたったのはその青少年枠だった。理由はボーダー隊員で遺族である人物のうち、比較的年下で一番長く所属しているからである。
 日頃から「ボーダーの印象向上」を仕事にしている根付からの依頼は筋の通ったものだった。
 しかも、直属ではないが上役である。
「三輪くんには業務外のことを頼んでいるのはわかっているんだけどねえ」
 人を丸め込む技量の高さがなんぼの職に就いている根付だが、実はかなり弱気に出ている。
 理由はわかる。
 三輪に式典のスピーチを依頼するのは初めてではない。
 一年目のとき、三輪は流されるままに引き受けたものの、原稿に目を通した段階で押し寄せてきた感情に引きずられて過呼吸を引き起こしてぶっ倒れ、騒ぎになったのだ。当然、本番のスピーチは見送られた。彼が中二のときの話だ。
 二年目は話がやってこなかった。当時、所属していた隊の隊長である東が反対したのだと思う。頼まれたとしてもとても務まらなかっただろう。
 三年目は根付は本部長を同伴してわざわざ頼みにきた。しかし、断った。三輪にとってこの依頼は荷が重く、片手間にできるものではなかった。高校生になったばかりで何かと忙しかったし、そのころ広報部隊としてメディア展開をはじめた嵐山隊を売り出す根付の派手な手法に若干いやな予感がしたのだ。
 そして、四回目の式典である。
 遺族でボーダー所属、さらに今年は初めて自分の部隊を結成している。
 千六百人超の死者行方不明者を出した異世界からの侵略戦争によって、最愛の家族を失いながらも生き延びた子どもが立派に成長し、隊長となって隊員を率い街を守っている。
『これからもボーダーの一員として、三門市を守っていくことを誓います』
 おそらく、そんな言葉で締めくくられるであろう、未来への宣誓。
 三輪もボーダーの印象がよくなることに否やはない。
 いまのところ命令はされていないが、任務ならば遂行しなければならないというのもわかっている。
 ただ、ことこれに関してはそつなくこなせる自信はなかった。
「ちょっとしたインタビューもあるけど、一局に絞るから」
「……」
元々、要領のいいほうではない。愛想はかけらも持ち合わせていない。人前でしゃべることも苦手だ。ましてや全国に映像が配信されるなどと聞くと気が遠くなる。
 それだけではない。
 ……雨はあっという間に激しくなった。
 血のにおいに、ドブのようなそれが加わるなか、ようやく彼は探し人に出会えた。
 折り重なるように積み上がった死体の山が崩れたのか、その脇に彼女は転がっていた。
 他のそれらと全く変わることなく、彼女の胸にはぽっかりと穴が開いていた。死に神は何もこぼさずに等しく命を刈り取っていったのだ。
「姉さん」
 誰か。
 誰か姉さんを。
 当日は各メディアも入り、騒がしくなるであろう時期を避けて、そこを訪れることにしている。
 追悼の意を込めた公園は市街地に近い高台に造られていた。
 本当の追悼の場所は、いまだボーダー管理下の警戒区域だ。
 まだ真新しい石碑が幾本か建っている。
 円柱の形をした石碑には名前がただ刻んである。犠牲者の名前だ。
 三輪は一つの石碑の前でたたずんでいた。腕を上げ、石碑にそっと触れる。指を滑らせる。知っている名前もある、知らない名前もある。ゆっくりと滑らせていく。
一点で指が止まる。
 彼女の名前だった。
『誰か』
『誰か姉さんを助けて』
 目の前に広がる風景はいまも鮮やかだ。音も匂いも。足にまとわりつく重さも。降ってくる雨の粒まで。
 足下の彼らはみな目を開けているが、そのまぶたは動かない。その指は動かない。
 今の彼は知っている。死体は苦しまない。
 大丈夫だ。
 向こう岸で、穏やかに微笑んでいる。そこまでの距離はいつでも一歩だ。ひとあし、踏み出すだけで届くほどに近い。
時間は流れる。仮にマイクの前に立ち、メディア対策室のしたためた美しい文章を読み上げても、もう息がくるしくなることはないだろう。それでも、引き受ける気にはならなかった。
 三輪は立ち上がると頭を下げた。
「お役にたてず、申し訳ありません」
強引に話を終わらせる態度を根付は咎めず、一緒に席を立った。
「残念だけどねえ。来年もまたお願いすることになると思うけど」
 来年は五年という節目の年のために大々的になるという。おおっぴらに全国規模でボーダーの存在をアピール出来る数少ない機会だ。遠征には金がかかる。そのスポンサー集めも兼ねているという。民間組織であるボーダーにとって、金の話はいつでも切実だ。
「まあ、気にしないでいい、他に方法はあるからね」
 頼りになるだろう、と彼はにやりと笑った。
 これからの物語を紡ぐことは彼にとっては今までの物語をひとまず終わらせることになる。彼にはそれはどうしてもできない。
 向こう岸はまだそこにある、いつでも行ける。死者たちは微笑んで待っている。一歩、踏み出せばすぐに会える。
黒い河の冷たい流れに脚を膝まで浸し、目の前の彼岸を見つめて彼は立っている。
この場所から立ち去りたくはないのだ。
 いまは、まだなお。
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hitujijp · 1 year
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自作サイドテーブル完成
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10月終盤辺りから作っていたサイドテーブル。当初簡単な方法で作ろうと思っていたのだが、やはり凝ってしまい完成まで概ね一ヶ月を要した。
オレの部屋はとにかく狭い。自作したのは望んだ寸法ピッタリでないと置けないからだ。置く場所も最初から決めていて机の脇、大きなPCケースを脚で跨いだ空間。棚付きの机にしたので、棚とPCケースとの隙間は本当にギリギリの1cmまで詰めたデザインにして少しでも広く棚を使えるようにした。
なるべく空間も生かしたいが、縦方向には隣に大きな椅子が有り伸ばせないので、やや横長な形状にしてテーブルとしての意義を高めている。その為か、恐らく相当重い物を乗せると中央付近が耐えられない可能性が有るので耐荷重はせいぜい30kg程度が限界だと思う。間違っても大人が座ったり登って足場にしてはいけない。
塗装は特にこだわった部分。毎回ニスばかりなので面白みが無いから、今回は全部カシューを使うと心に決めていた。枠の部分はカシュー(スーパークリア)、天板と棚はカシュー(クリア)を使っているのでそれぞれ色が違うが、真相はスーパークリアを途中で使い切ってしまい、クリアに変えただけなのは秘密にしておきたい。まあこれはこれで色彩のメリハリが付いて良いと思う。
あと天板と棚は、合板を使うのが嫌だったし、木目を出したかったので杉一枚板を奮発して買った(とはいえ2枚で2000円ぐらいだが)。大きさを合わせて鋸で切って磨き、カシュー塗りと磨きを繰り返す。表面がザラつかなくなったら磨きは辞め、光沢と色味が満足行くまでカシューを塗り重ねる。
上のコードとか映り込むぐらいにピカっているので個人的には良く出来たかなと思っている。これから使い込んで経年の変化を楽しみたい。
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nakatateyama · 1 year
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『Day2327-5-349』 Last year I was putting the kitchen floor, and today I made the frame to fit the sliding door on the left hand side of the picture. 去年の今ごろ、必死になってキッチンの床を貼るために床の水平とっていた。 今年は、写真左側の建具を入れるために枠を作って戸をはめた(集落のスーパー大工さんにほぼほぼ頼んでしまった)。 どうやって建具をはめようかなぁと考えるだけで、手の動かなかった作業も大工さんにかかれば半日仕事。 えっ、あまりに呆気なくないですか??? 素人DIYには越えられそうもない職人の技術に感動したのであった。 ちなみに、建具は入ったが、その戸枠の外の壁はまだない。 今年の冬はももに暖かなキッチンで調理してもらいたい。 でもでも、去年の写真と比較すれば、かなりの進歩。 古民家セルフリノベーションに終わりはない。 #rurallife #slowlife #notslowlife #countrylife #snowcountry #田舎暮らし #スローライフ #ノットスローライフ #5歳 #fiveyearsold #あおの棚田米 #移住 #コーヒーとタープ #自家焙煎 #microroastery #microroaster #古民家リノベーション #古民家暮らし https://www.instagram.com/p/ClDviS8v9iu/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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handymopkun · 9 days
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ウマ娘のゲームをやり始めて早3年ほどになるのですが、チャンピオンズミーティング(通称チャンミ)のグレードのグループAで初優勝しました。
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チャンミのラウンド2が始まった日に布団を干そうと、それを担いでたら若干 棚にぶつかっちまいました。その拍子に棚の一番上に乗っけていたオグリンのフィギュア(一番くじのやつ)の箱が私目掛けて降ってきました。
「おう、元気がいいなあ。オグリィ!」(思わず言った)
で、その箱の写真のオグリと目が合いました。その時に言われた気がした��です。
「私をチャンミに出せ」と。
何かビビっときました。確かにラウンド1でもオグリは出してましたが、まだ誰で行くか迷ってました。ぶっちゃけると、今回のマイルチャンミ(桜花賞)は全く勝てる気がしておらず、適当に遊ぶかあくらいの気持ちでした(準備段階~ラウンド1の雑感。ギャルとルビーが強すぎた)。
一応、毎回攻略サイトは見ていますが、「取っても意味のないスキル」の確認程度にしています。毎回プラチナを取るような人の真似をしようとしてもそもそも無理ですし、何より足りないもの(所持してないもの)が多すぎます。
参考に…ではないですが、こちらの記事には感銘を受けました。
素マックちゃんでも勝てるんなら、素オグリや素ウオッカでも勝てるはずだ❗と開き直れました。
で、オグリとウオッカが第2ラウンド以降、ぼちぼち勝ってくれたので、なんとかギリギリ3勝し、A決入りを決めました。正直、あまりにも勝てなさすぎてB決で妥協するのも考えましたが、最近はB決もレベルが高く、必ず勝てる保証はありません(前回のスプリントはB決でボコされました)。それなら博打になっても、A決でワンチャン プラチナを狙うのが吉と考えました。
…まあこの二人は確定であと一枠だなと。非常に迷いました。デバフネイチャを出すか否か。ですが、「能力値がこんだけインフレしているなら中途半端にデバフ×1なんて出しても意味ないかあ」と思いましたし(ラウンド1でデバフを入れてテストしてみたが、微妙だった)、何より、デバフなんて出すような奴に運が向いてくるとも思えなかったので(爆)、やめました。
それならば、と ゲン担ぎに最高なウマ娘を真ん中に置いておきました。
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一応勝ってもいます(10%)。
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決勝は、逃げ0だったのとUD以上が1人もいないメンツだったので、もしかしたら行けるかもと思いました。オグリがマイルだけでなく先行もSだったのが良かったのか、先行だったのに逃げまくって、気づいたら勝ててました。
とまあ、まぐれながら勝てて嬉しかったです。オグリありがとう。
正直、うん。虫の知らせみたいな第六感っていうんでしょうか。なんとなくやる前から「今日はいけるかも」という気がしていました(自分のこういう勘は大概当たります)。
とまあ、何かいろいろ不思議なことがあって、オグリが勝って、3年かかって いわゆる「無ラチナ」を脱することができ、感無量でございます。はい。
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ここまで長かった。
まあ何でこんなにかかったかって考えると、やっぱり最初の方でSSRキタちゃん(スピード)をGETしていないからだなって思いますね(キタちゃんでなく、なんとなくSSRクリーク(スタミナ)を完凸させてしまった。というか、キタちゃんに縁がなさすぎる。ドゥラメンテは完凸していますが、未だにSSRキタちゃん(スピード)は0枚です。キャラの方も素キタちゃんしかいない。券で交換できるけど、今更感。あとサトちゃんはさらに全く縁がない。配布のサポカのみで、キャラも0)。強いスピードサポカをGETしたのがタキオンからなので、その差がなかなか埋まらなかった。あとは単純にやる前から「どうせ勝てない」ってオープンやB決に逃げてた。まあ、今回たまたま運よく勝てただけだからアレですけど、今までそういうのが良くなかったなあと思います。はい。
なお、画像の画質が微妙なのはスマホの仕様です、あしからず。
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パワーが盛れてないからダメかと思ってましたが、イケました。先行Sが良かったみたい。
新シナリオを手探りで攻略した中で作ったものなので、玉座を入れてます。最近はパワーサポカにしてます。
運も実力のうちですね、ありがとうございます。
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memo-formicam · 2 months
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ポケットの中の那由多
 家庭内引越しがだいぶ終わり、中でも最難関の本棚が終わって安心しています。新しい原稿はひと段落し、最終チェック〜が無事に済むといいな!まで落ち着いたからこそできたとも言える……原稿は大丈夫な内容であることを心から願ってます。
 本棚については、古今東西持ち主の頭の中身がわかる云々言われるものですが、バーナム効果でなしに、私の場合もそうだな、と納得できました。今まで何度となく全ての本を本棚から出し、その時持っていた本棚に合わせて最適な状態に並び替え、選抜し、脱落者たちを労いお別れするという輪廻を繰り返してきたのですが、思えばそれは『すでに決められた枠組み』(旧世界の本棚)の中でのお話でした。 
 あ、新しい本棚だと入らない〜!!!入る!!!そして状態が悪いからあなたはやっぱり脱落、ベンチにも入れないわね……という出会いと別れが多々生じ、正直なところ私は今まで何を整理していたのだろうかと不思議でなりません。何故???
 環境が変わると、本質から変わるものってあるんですね……新しい本棚は脳みそを磨きなおした私の中身の陳列棚になりました。これでj歯軋りすることも減るはず(まだストレスによる歯噛みが続いていて痛い)!
 宇宙を取り出して、もう一回新しい世界で、那由多に広がる星々を飾り直すのは大変でしたが、楽しい作業でした。思ったよりも持ってたんだな、と思ってたより持ってなかったんだな、の選別を終えて、新しい宇宙をこれからどんどん広げようと思います。まあ……前よりも無茶ができない構造だし多分これが私の人生最後の本棚になるから……調子に乗りすぎない程度に!
 円盤もだいぶ手放したものの、実はCDが想像以上に多くて全然入りきらない問題がまだ残っているので、引越しの終わりはまだ先が長そうです。良い収納箱を見つけたい〜!
 近況のご報告でした。次回は入稿のお知らせになります!
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czrscr · 4 months
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来世に乞うご期待
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 ──嘔吐中枢花被性疾患、通称「花吐き病」。  元はとある物語に登場する架空の病気だった。しかしその原作がとある学校の生徒間で爆発的に流行り、結果「呪い」として現実に発症。めでたく高専預かりの事件として運び込まれた。  担当したのは、特級呪術師の五条悟。彼が所持する術式「無下限」は、術師本人への干渉を端的に言えば許さない。故に適任として派遣されたのだが、そこで五条はひとつ、致命的なミスをした。  率直に言えば、潜入先にて廊下の角でぶつかった女学生に一目惚れされ、胸元で吐かれたその花にうっかり触れてしまったのだ。  あまりのスピード発症故に、無下限を張る暇もなく。正に電光石火の刹那だった。  ぎゃー! と臆面なく叫んだ後、五条はすぐさま冷静な頭脳で、己がやらかしたことを悟ったものの。しかし今ならまだ何とかなるか、とも思い直した。  この「呪い」は被呪者が片思いを患った時に、花吐き病を発症させる。故に、現在惚れた異性どころか気になる女子すらいない自分ならば、ひとまず影響としては少ないだろう。そう皮算用していたのだが。  祓除完了後。 「おかえり、悟」  寮で夏油に出迎えられた瞬間、五条は盛大に「呪い」を吐いた。  それは小ぶりで白い花弁を携えた、イチゴの花の形をしていた。
 発症したことを自覚した五条は、まず目の前の夏油に相談した。本来ならば、医療系に詳しい家入も含むべきなのも判ってはいる──現に部屋へ戻る前に、吐き気止めと胃薬とうがい薬をしこたま譲ってもらいはした──だが、なけなしの男子高生的な意地が、彼女をも巻き込むことを躊躇させた。様は、女相手に色恋ごとなんか相談できるかこっ恥ずかしい、である。  ひとまずは夜蛾への報告もそこそこに、五条の部屋へ夏油とふたりで立てこもった。地べたへ座り込み、図書室から拝借した本や、任務前に支給された資料などを床にばらまく。俗にいう、作戦会議の始まりだ。  手始めにこの「病」の前提、対処法などを、五条が掻い摘んで夏油に説明してやる。ふんふん、などと適当に相槌を打ちつつ。彼の指先が資料のページをぱらぱらとめくる。 「にしても、こんなトンチキな呪いもあるんだね」 「トンチキ言うな。結構えげつないんだぜ、コレ」 「えっ、それは……大丈夫なのか? 確かにさっきもえらい大量に吐いてたけど」  目の前で随分と景気よく吐かれるものだから、友を心配しつつ、夏油はついマーライオンを連想していた。白髪の五条ならば、ホワイトライオンか。 「いや、もう吐き方っつーか、体内も無下限の影響下に置く方法は、吐いてる最中にマスターしたから。次はそんなでもないかもだし」 「そんなん慣れるもんじゃないよ。体に悪い」  己の愉快な妄想は棚に置いてぴしゃりとたしなめつつ、夏油が五条の顔を覗き込む。 「で、相手って硝子だろ」  迷いなく言い切られたものだから、五条も負けじと即答する。「違う」 「何でいきなり硝子なんだよ」 「いやどう考えても消去法だとそうだろ。身近な女子なんて彼女くらいだし」 「まあ俺も最初はその線かなとは思ったんだけどさ。硝子はやっぱ無いわ」 「えーっ、そうか? 別に無いことは無くない?」 「オマエ基準で考えんな。てか三人しかいねえ同級生で、んな修羅場りたくねぇわ」 「それには同感」  にやり、と夏油が意地悪く笑う。 「まあさすがに、硝子の方が無いか。もし私が女の子でも、悟は観賞用もしくはアイドル枠だって判るし」 「ガチの正論はやめろ」  ちょっぴり傷付いた自尊心を庇う様に、五条は胃を押さえる。最近自身に芽生えた男子高生のハートは、どうにも傷つきやすくて面倒くさい。  そんな五条を、はは、とからかう様に笑ったかと思えば、 「私さ、今の三人でいる空気感が結構すきなんだ」  ぽつり。やわらかい声音で、夏油が呟く。 「だからよかった。もしふたりがくっついちゃったら、さすがに遠慮しないとかな、とか思ってたから。ちょっと、ほっとした」  何だよ、寂しんぼか? そう軽口を叩こうとしたのに、目の前の夏油があんまりにも素直にしょげている様に見えて。膝を立ててうずくまっているその様が、何だか。だから、五条は──  勢いよくゲロった。  脈絡なく口から飛び出てきた花に、夏油が体ごと後ずさる。 「うわっ、マジでつるっと出てきた」 「だから言ったろ。俺プロいって」 「そんなん極めるなって。いやでも、本当に大丈夫かい?」 「まあこんくらいは別に。今回出したのもちっせぇしな」  五条は吐き出した「呪物」をまじまじと見やる。六眼でも確認したが、花自体はあくまで「呪い」を発現させる媒介に過ぎない、と結論付けた。  その花だが、小ぶりで白い花弁故に、初回で吐いたものと同じかと思ったが、どうやら違うらしい。図書室からかっぱらってきた花図鑑を浚っていた夏油が、該当の写真をおずおずと指差す。 「これじゃない? ユキヤナギってやつ」  オマケとして、写真の下に花言葉も記載されている。意味は、愛らしさ、気まま、殊勝など。 「なるほど、見たまんまってかんじだね」  次いで、ユキヤナギを興味本位でつつこうとした夏油の指先を、五条は咄嗟に握り込む。 「コラ、花には触んなよ。それ感染型だから」 「そうなのか? そいつはまた厄介な……今のところ、私別に好きなひととかいないんだけど、それでもヤバイかんじ?」 「現状で条件に当て嵌まらない場合は、潜伏して合致した瞬間に発症するんだと」 「随分と気合の入った呪いだな……」  夏油のぼやきに、まったくだと五条も嘆息した。
 かくして五条の片思い相手探しは、候補者の少なさの割に混迷を極めた。最有力の家入が早々に消えてしまった為、対象者を東京校の先輩、後輩、補助監督、果ては窓や卒業済の術師にまで範囲を広げたのだが、五条のアンテナに引っ掛かるものが一人もいなかったのだ。  そんな中、発症して三日目。 「ねぇ、もしかして庵先輩じゃないかっ?」  珍しく浮足立った様子で、夏油が五条の机を勢いよく叩く。揺れた机を押さえつつ、五条は目の前の友に胡乱な眼差しを返す。 「いや、何でだよ」 「だって悟、彼女には何だかんだ構いに行くし、何かからかってばかりだし、何だったらそれって好きな子にちょっかい掛ける小学生マインドじゃないか? って」 「「What」ばっかじゃねェか」  もうちょい証拠を固めてこい証拠を、と雑に手を振りかざせば。夏油はえー?と判りやすく唇を尖らせた。 「結構自信あったんだけどな」
 のちに、諦めきれなかった彼が「悟って、庵先輩のこと好きそうじゃないか?」と家入へ話を振ったものの。 「でも歌姫先輩、ガチで五条のこと嫌いだよ」  なんて告げた彼女の目があまりにも酷薄で。  ──あ、これはマジだ。  そう悟った懸命な夏油少年は、掲げた仮定をそっと己の胸の内へ仕舞った。
 進展が無いまま、発症して一週間後。  またもや五条の部屋にて、作戦会議が開かれることとなった。  一旦現状を整理する為、どういった場合に花を吐くのか検証を行うべく、時系列ごとに状況を紙に書き出していく。どこで、誰と、何があったか。どんな花を吐き、その誰かに対して、何を思ったか。なんてことを、すっかり丸暗記した花図鑑のとある内容と照らし合わせれば、自ずと答えは見えてくるというもので。  ここまでお膳立てされれば、さすがに当の本人は気が付いた。
「オマエじゃねェーーーか!!!」 「えっ」
 ダン! とローテーブルに力任せの拳を叩きつければ、ボールペンが放物線を描いて軽やかに飛んでいく。五条渾身の叫びに、夏油はびくりと肩を竦めた。 「なんか今すっごい冤罪掛けられなかったか?」 「冤罪じゃねえわ。ガチギルティだわ」 「なんかよく判らないが、喧嘩なら言い値で買うよ」 「喧嘩じゃないっつの。オマエの罪の話だっつの」 「だから私に何の罪があるって言うんだ」  吹っ飛んでいったボールペンを回収した夏油が、これ見よがしに渋面を作る。その彼の眉間を、五条は人差し指でまっすぐに突き刺した。 「オマエ」 「ん?」 「だから、俺の片恋の相手、オマエだっつってんの」  ぐりぐりと念を押してやれば、途端に夏油の小さな瞳がまんまるになる。音にすれば、正にきょとんだ。 「……えっ? 悟、私のことそういう意味で好きだった、のか?」  なんか違くない? というニュアンスを多分に含んで、夏油が首を傾げる。 「まあ俺も正直よく判らんというか、ダチっつーか、人間で一番すきなのは傑かなー、程度というか」 「ええ、君……友情の延長線上でこの呪いが発症しちゃったのか……なんてお労しい……」  ��よよ、とわざとらしく夏油が口元を覆う。その割に、眼だけはしっかりと五条に同情を示していた。どうやら割とガチで憐れまれているらしい。常ならば拳骨のひとつでもお見舞いしてやろうかという所業だが、今は問題解決の方が先だ。五条は広い心で、夏油の視線を流してやる。 「でも私、正直悟のことはめっちゃ友達だと思ってるけど、それだけなんだが……」 「そりゃそうだろうよ。てかそうじゃないと嫌だわ。一応俺目線でも傑のことはダチ認識なんで」 「相違ないようで何より。うーん、なんかこう、両想いだってごまかせる様な方法があればいいんだけど」  とりあえず、まずは告白してみようかとの結論に至り。 「こーいう時ってなんて言うんだ?」 「好きです、付き合ってください、かな」 「好きです、つきあってください?」 「はいよろこんでー」  棒読みの五条に対し、居酒屋の様なノリで夏油が雑に応えを返す。 「どう?」 「ウンともスンともしねえ」 「やっぱダメか……」  ハナから期待していなかったが、やはり何の成果も得られなかった。「オマエの返事にムードが無さ過ぎる」「君の告り方に本気が感じられないからだよ」などと、お互いに責任を擦り付けはするものの、結局はどっちも悪かったで両成敗にしかならない。 「困ったね、出来れば友情パワーで何とかなればいいんだが……」 「それか、ダチ同士でならまずしないこととか?」 「えー……なんかあるかな……?」  それからふたりは膝をつき合わせて、やれもっと強い言葉で告れば何とか、愛してる、月が綺麗ですね、アイラビュー、それでもダメならハグでどうだ? エトセトラエトセトラ。  不毛なやり取りが続き、正直五条の方はちょっと飽きてきたくらいだった。現状そこまで不便さを強いられているわけでもない。たまに吐き気がするくらいで、何なら車酔いみたいなもんでは? などと宣えるくらい、この呪いをコントロール出来る自負もあった。  ──ならもう、別にこのままでもいいんじゃね?  額に親指を当て、真摯にうんうんと頭を悩ませている友を尻目に、そう内心で嘯いていると。  はっと何かに気付いた様に、夏油が薄い面を上げる。 「悟」 「あん?」  何だよ、と続けた言葉は、唇の先へ触れた感触に吸い���まれた。  ぐっ、と首が後ろへ傾く。ずれたサングラスの隙間から、夏油の緩く伏せられたまなこを認めた。意外とびっしりと生え揃ったまつ毛に感慨を覚えて。そうしてようやく、今の自分たちが客観的に何をしているのか、脳で判断が付いた瞬間。  五条は勢いよく夏油を引きはがし、大きく咽た。その一瞬を体の反射だけで動いてしまったことに気付いた頃には、後の祭で。いつの間にやら用意されていた夏油の手のひらで作られた皿に、唾液ごと呪いを吐き散らかす。 「あ、やった」 「……は?」  ひとまず冷静になった頭で、夏油の手から先ほど吐き出した「呪物」を叩き落す。べしゃりと床に失墜したのは、大振りで立派な花弁を携えている、黄味がかった白銀の百合だった。 「つか、触んなって言ったろこのバカ! どうすんだよ、オマエも多分感染したぞ」 「でも完治した証拠の花だし、ワンチャン無事だったりしないかな?」 「知らねーーーわ!」  五条は夏油の手をひっ掴み、用意していたアルコールをがむしゃらに噴射する。適当にティッシュを抜き取り、べしょべしょになった彼の両手を甲斐甲斐しく拭いてやれば、夏油がふふ、と小さく笑った。 「いやさ、小学生の頃、何故か「ピカ、●ュー」って言いながらチューするのが流行ってさ。クラスの半分くらいとはやったのかな? で、だから男子とのキスは割とノーカンというか、あんまり忌避感無くてね」  何だ、思い出し笑いかよ。どこか憮然とした心地で、五条はオェッと舌を出す。 「どんだけ爛れてんだよそのクラス」 「女子とはしてないからセーフだろ」 「そうか…………そうか?」 「だから私としては、ホントのファーストキスは女の子としたヤツ、って思ってたんだけど」  触れたままだった人差し指が、きゅっ、と控えめに握られる。 「でもまあ、それも今回のコレってことにするからさ、許して」  少しだけ照れた様子を見せる夏油に、五条は何となく、押し黙った。ただいま完治したばかりの病が、何故だかぶり返しそうだったので。
「──なんてこともあったね……」  けほ、と軽い咳を吐いて、夏油が苦笑する。己のしょうもなさを嘲る様な笑みだった。  彼の膝元には、赤いポピーが散らばっている。生憎この場に花図鑑は無かったが、五条の優秀な脳味噌は、彼の花に託された言葉を、よく覚えていた。 「まさか本当に発病するとは……結局ワンチャンも無かったな……」  本当にコイツ、イイ性格をしている。  これからオマエを殺す男に、感謝などと。  包帯で隠されていない六眼を、五条はこれ見よがしにしかめてみせる。その様子に何を勘違いしたのか、夏油が小さく頭を振った。 「誓って、君が疾患していた頃は普通に友情だったんだ」  ただ、と夏油が一拍置く。 「好きって言われてから気になっちゃった、典型的なパターンだよ」  なんて、遠い目をして優しく呟くものだから。  多分それで、魔が差した。  思いやり故に自分を殺すのだと思い込んでいるこの男に、胸の内を正しく、思い知らせてやりたくなったのだ。  夜明け前だからか、路地裏の奥は未だぽかりと闇が口を開けている。最も陽が遠いこの瞬間。五条の心は、確かにその暗晦へと足を踏み入れた。 「……傑」 「ん?」 「僕は今でも、オマエがすきだよ」  目の前の親友がこれでもか、と細い目を見開く。びっくりし過ぎだろ、なんて内心では吐き捨てつつ。けれど同時に、あまりにも間の抜けた表情を晒すものだから。少しだけ、かわいいと感じたことも確かで。  げほ、とひとつ。  赤いポピーがまたこぼれて。  げほ、とふたつ。  掌に吐き出されたその花々を認めて、夏油が小さく噴き出した。  ぱらぱらと彼の手から、赫と白に彩られた、鮮やかな雨を見送ったのち。
「最期くらい、呪いの言葉を吐けよ」
 あんまりにもあどけなく笑う夏油に、五条は小さく息を呑む。  そして彼の胸目掛けて、そっと中指を弾いた。
「……結局最後まで本気にしなかったな、オマエは」  物言わぬ下唇を親指でこじ開ければ、端から血が音もなくこぼれる。つう、と伝い落ちる様を、五条はただただ無心で見ていた。  ──ああやっぱりさっきの内に、キスのひとつでもしとけばよかった。  舌でも突っ込んでやれば。そうすればこの鈍感な男も、少しはこの慕情を理解出来ただろうに。いつだって俺は、自分の望みに気付くのが遅過ぎる。  夏油を救いたかったのだと気付いたのは、彼が去った後だった。触れたかったのだと気付いたのも、彼が失われた後で。だから五条は、「最後のチャンス」とやらをいつもすべて逃し続けるのだ。もうそういう星の元にでも生まれたのだろうかというくらい、己もまた、鈍かった。  故に、鈍かったなりに、呪いの言葉は上出来だと思ったのだが。 「人の決死の告白を何だと思ってんだよ、マジで」  赤いポピーと、青みがかった白銀の百合。  アスファルトに散らばっている、夏油が生み残した花弁に、五条はそっと手を伸ばす。術式を介さない指先には、確かに湿った心地を感じた。同時に、冬の空気で凍てついた冷たさも。  摘んだ花々をジャケットに突っ込み、しかりと握り込む。  彼が自身へ残した、情の忘れ形見。成れの果て。そして、愛の存在証明。  そのはずなのに、  ──せっかく両想いだってのに、なんでフラれた心地になるんだか。  すっかり軽くなってしまった体を大事に抱えて、五条は忸怩たる思いでぼやいた。
「あーあ」
 叶うならば、来世に乞うご期待、だ。
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raccoon-pizza · 4 months
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127:底名無し沼さん (ワッチョイ c598-sjqN [2407:fc40:41:e800:*]):[sage]:2023/12/10(日) 20:53:26.95 ID:/DDe6XtV0
金華山の登山道「めい想の小径」で滑落 48歳女性が足首骨折
12月10日 20:51
https://www.zf-web.com/news/2023/12/10/205100.html
128:底名無し沼さん (ワッチョイ 4b55-+ZvJ [2001:240:29d7:8200:*]):[sage]:2023/12/10(日) 20:58:26.85 ID:5ttO+tNA0
また金華山か
標高2000メートル級に山岳事故が起こるな
130:底名無し沼さん (ワッチョイ 45bd-ARYZ [60.124.190.195]):[sage]:2023/12/10(日) 21:47:04.99 ID:OmXAzbuW0
こんな事故るならもう自治体の責任じゃね?
初心者お断り的な施策やったほうがいいわここは気楽に登れすぎる
132:底名無し沼さん (ワッチョイ 3d48-L8ZV [240f:a9:589b:1:*]):2023/12/10(日) 22:51:56.68 ID:e0sUUx8v0
遭難百名山作ったら金華山は間違いなく入るな
133:底名無し沼さん (ワッチョイ 437c-St1A [2404:7a82:32e0:1900:*]):[sage]:2023/12/10(日) 23:01:28.55 ID:2ZVXRUF10
遭難百名山いいねえ
高尾山富士山辺りの定番なところから
伯耆大山那須岳辺りの冬期事故を増やしてるところ
その他センセーショナルな事故が起こった福島吾妻山やトムラウシ山
金華山や千葉の鋸山みたいなそんな低山で?みたいなところ
もちろん魔の山谷川岳は外せない
考えるの楽しいわ
144:底名無し沼さん (ワッチョイ a3ed-tASO [221.117.104.49]):[sage]:2023/12/11(月) 03:58:29.57 ID:/eWbc/UJ0
>>133
下の廊下
ピークではないけど
134:底名無し沼さん (ワッチョイ fdff-CbLu [2001:268:9673:a9ae:*]):[sage]:2023/12/10(日) 23:09:12.40 ID:UW9Oboom0
どうせ大半の枠は南北アルプスが取るんだろ
137:底名無し沼さん (ワッチョイ 3d48-L8ZV [240f:a9:589b:1:*]):2023/12/11(月) 01:01:00.85 ID:bS8jDT2j0
>>133
高尾山は強そうw
西だと六甲も間違いなく入りそう
>>134
地域性をどこまで考慮するかだがやはりアルプスは強いかもなあ
141:底名無し沼さん (ワッチョイ abeb-+86Z [113.144.36.178 [上級国民]]):[sage]:2023/12/11(月) 03:02:34.93 ID:VDrRDVxj0
遭難百名山って山を甘く見てる登山初心者への警���にもなりそう
143:底名無し沼さん (ワッチョイ 4591-vAoJ [60.56.155.223]):2023/12/11(月) 03:46:55.88 ID:Obfo/DHn0
>>141
バカには何をやっても効果無いぞ
142:底名無し沼さん (ワッチョイ 15d1-7GLS [2400:4051:c280:7800:*]):2023/12/11(月) 03:25:21.98 ID:hi7sHNL40
那須岳、古賀志山、妙義山、川苔山、相模大山
156:底名無し沼さん (ワッチョイ 15bd-7BHq [126.63.250.32]):[sage]:2023/12/11(月) 14:29:42.08 ID:VRnK9fYS0
>>133
妙義山は入るんかな
159:底名無し沼さん (ワッチョイ 2312-L8ZV [2400:4153:4922:f00:*]):2023/12/11(月) 16:58:16.65 ID:IyFdw3120
>>156
妙義は入れても良さそうやね
九州は屋久島(宮之浦岳)くらいしか聞かんなあ
本土だとたまに英彦山とか聞くけど
四国はかろうじて石鎚が入る程度で平和やね
175:底名無し沼さん (ワッチョイ a3ed-tASO [221.117.104.49]):[sage]:2023/12/11(月) 23:16:24.74 ID:/eWbc/UJ0
>>159
強いて言えば祖母傾でときどき遭難騒ぎなかったっけ
160:底名無し沼さん (ワッチョイ e56d-FYu6 [2400:2200:473:e740:*]):[sage]:2023/12/11(月) 18:31:52.25 ID:1L9EdvIj0
廊下入れるなら大キレットも入れろみたいにならんか
176:底名無し沼さん (ワッチョイ a3ed-tASO [221.117.104.49]):[sage]:2023/12/11(月) 23:16:59.44 ID:/eWbc/UJ0
>>160
入れたらええやん
171:底名無し沼さん (アウアウウー Sa49-GD7i [106.154.143.97]):[sage]:2023/12/11(月) 22:11:09.27 ID:knM/VMz8a
遭難100名山、マジで作ってよ。
スレを立てても良い位だよ。
あのハイキングコースが実は遭難100名山って知ったら、みんなビックリってのもあるかも。
173:底名無し沼さん (ワッチョイ 2396-8Qvt [2001:318:6200:433:*]):[sage]:2023/12/11(月) 22:44:21.66 ID:3rrMSiIX0
羽根田さんあたりに作って貰いたいね
遭難百名山
名山は問題になるかな
遭難百迷山か
174:底名無し沼さん (ワッチョイ 95b1-cbrN [36.2.249.60]):[sage]:2023/12/11(月) 22:46:20.17 ID:I6XGOGEM0
山全体というよりも難所コースでしょ
谷川岳なら一ノ倉沢とか
178:底名無し沼さん (ワッチョイ a364-noSv [221.188.38.207]):[sage]:2023/12/11(月) 23:46:41.23 ID:aOOyI2AO0
遭難百迷山イイネ!
難度の高いところが入るのはまあ当たり前だけど
パンパカ的に印象深い山、「なんでこんなところで」という山は是非入れたいね
既出だけどトムラウシ、金華山、千葉の鋸山、那須岳、妙義山に一票ずつ
181:底名無し沼さん (ワッチョイ c57a-YQnI [124.44.204.54]):[sage]:2023/12/12(火) 03:08:26.34 ID:u+Jv6qsw0
丹沢からは檜洞丸を推したい
難易度はそう高くないのにちょくちょく死亡事故が起こる
182:底名無し沼さん (ワッチョイ e31e-qAtd [240b:251:c920:7100:*]):[sage]:2023/12/12(火) 05:24:18.56 ID:cxNK5vZf0
伊吹の対面に位置する霊仙もなかなかのもんだぞw
185:底名無し沼さん (ワッチョイ 3db9-L8ZV [240f:a9:589b:1:*]):2023/12/12(火) 08:16:06.65 ID:t+paMakl0
比良山系も時々あるよなあ
186:底名無し沼さん (スフッ Sd43-lZGB [49.106.205.150]):[sage]:2023/12/12(火) 10:06:00.69 ID:2oAUoaHBd
>>159
九州だと宮崎の双石山って標高500м程の低山で遭難が多い
ここ数年は毎年のように滑落して死んでる
188:底名無し沼さん (ワッチョイ e524-St1A [2001:268:98ab:15b1:*]):[sage]:2023/12/12(火) 10:41:49.81 ID:IM2viECZ0
>>134
北アは穂高とか剱岳がパッと遭難多い山として思い付くけど南アって意外とこの山ってのがないな
人気の北岳甲斐駒とかは南アの中じゃ単純に遭難の数も多いかもしれないがあんまり遭難のイメージがない
最近のイメージだと強いて言えば笊ヶ岳とかかな
192:底名無し沼さん (ワッチョイ c57a-YQnI [124.44.204.54]):[sage]:2023/12/12(火) 11:49:25.97 ID:u+Jv6qsw0
蔵王山も晴れてれば楽勝だけど吹雪くと途端に凶悪化する
毎年遭難者出してるね
220:底名無し沼さん (ワッチョイ 15be-7GLS [2400:4051:c280:7800:*]):2023/12/13(水) 03:41:57.46 ID:pCL1tHnO0
石棚山陵経由のコースの下の方に道迷いしやすい場所がある
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hamadder3 · 4 months
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2023年、年末
今年はそれなりに充実しながらも慣れないことに振り回され続けた一年だった。 まず再就職したことは人生の中でも大きな節目だろう。父親のいた会社に、それも法定雇用率をクリアするための枠で滑り込んだ。興味深い事業内容の会社だが、その辺りに関わる権限は私に全くなく、ただひたすら消耗品の発注をしている。
部署の会議にすら出られない、おそらく会社一の雑魚のポジションだが、海外に拠点を持つ会社の本社の社員の胃袋を掌握していると思えば意外と楽しいものである。あと、ちょろっと自分が好きな文具を発注して置いておいたとき、数日でそれがなくなっている時も地味に嬉しい。文具棚は私の店みたいなものだ。テレワークと縁のない業務が多いが、それぞれ純粋に楽しいし、テレワークできないわけでもない。体調に合った働き方になってきた。まあ、私の病的にひねくれたパーソナリティが「個性」という便利ワードで少々忌避されているのを感じるが、それがどうした。それについてはノウハウもないままに私を呼んだ会社が悪い。私としては今後もそこそこ自由にやらせていただく。 労働がちょうどよく安定したことで、心もとないものの収入が生まれ、活動的な要素が増えたのも今年のトピックだ。大阪でのライヴに前乗りしたり、イベントをハシゴしたりしたのは今年が初めてだ。初めてなので伊丹に行けば楽だったルートで関空行きのPeachで強行突破した結果御堂筋線の終電に乗ったりと大冒険を繰り広げ続けたが、それで得られた、「こんなに滅茶苦茶でもやりきれる」という自信は今後も大きな糧となるだろう。
また、今年というと、8年近く使って/浸かってきたTwitterがいよいよ本格的な変質を始めたのもあり、分散型SNSにもう一度触れることになったのも印象に残っている。以前こういうことがあった時はMastodonしか知らなかったが、今回はMisskeyが軸だ。絵文字でのリアクションを貼り付けていく文化が非常に楽しく、今やメインになりつつある。ちなみにサーバーは「Misskey.io」と「BackSpaceKey.fm」が好きだ。
さらに、関連してDiscordのチャンネル運用も始めた。私のことなのでひどい話を書きつけることしかできないが、濃いめの話を置けるので精神安定に役立っている。現状、面白い話を聞くのが分散型SNS、聞き手を選ぶ深い話を聞くのがDiscord、というように棲み分けが出来つつある。Twitter一つだった頃よりSNSが面白くなったというのもまた今年だ。残念なのは、学生時代の友人とか先輩とかとの縁がTwitterまでで途切れそうなところだ。交流は盛んなのだが誰も引っ越さない。寂しいが、それも運命か。Misskeyは友人を作るというより一緒になって面白い流れを作る遊びなので、やはり友人は増えにくい。
そうして、総合すると2023年は自分自身が活発的になり、しかしただでさえ少ない「私を知る人」は加速度的に消えていくということを痛感した一年になった。こうして私は様々な意味で独りになっていく。それでも、大事なのは自分が知人にとっての何なのかではなく、私が私にとって何なのかということなのだと私は思う。だから、今年には意味があり、そしてこれから続いていく未来にも大いに意味がある。 改めて、様々な場所でお世話になった方々には2023年分の御礼を申し上げると共に、今後も変わらぬ付き合いのほどよろしくお願い申し上げる。 そろそろ夕飯なので筆を置く。それではまた。
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ishitomosposts · 5 months
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udl-skm · 5 months
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第28回・全国棚田サミットin那智勝浦
2023/11/19 第28回・全国棚田(千枚田)サミットin那智勝浦。 那智勝浦町で開催された全国棚田サミットにおいて、第2分科会のコーディネーターを担当しました。半年前ぐらいから分科会の枠組み、テーマについて、事務局のみなさんや他の分科会の先生方と検討を重ね、無事に終えることができました。 第2分科会では、「集落空間の継承」という主題で、日頃お世話になっている色川地域振興推進委員会のみなさんにご登壇いただきました。約50年の受入れの実績があり、移住者が過半を超えている色川地区を事例に、移住・定住の受入れの実際と課題、独自の工夫で実績を重ねている移住・定住と連携した空き家活用の話を聞きました。分科会での議論を経て、「らしさの探究と共有」をすることが、定住と継承のポイントであることを確認しました。 地域の方々と対話、議論してきたことを、改めて整理確認する機会になったのではと思います。
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▲全体会場は体育文化会館
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▲会場の様子。開会前、保育園の鼓笛隊です。
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▲色川のみなさんの出展ブースには見慣れた本! お気遣い感謝です。
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▲第2分科会の会場です。
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▲懇親会でほっと一息。もちもちしていました。
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digitalcamellia · 7 months
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月の光で外は真昼のような明るさなのに、蔵の中は、行く事も出来るはずがない海底のような薄暗さを思わせた。二階建ての蔵だ。私は入ることを禁じられていたこともあって、蔵の中に何があるのかをいつも自分の部屋から眺めて想像していたものだったが、子供にはよく分からないものが多かった…今思えばなにかの美術品、着物、舶来品の器、陶器、美しい宝石のあしらわれた装飾品なんかが棚や椅子に無造作に置かれていたような記憶がある。私が蔵に入って当たりを見回していると、後ろで蔵の扉がすぅ、と閉まって、閉じてしまった。慌てて内側から押しても、扉は全く動かない。父親にこっぴどく叱られることを想像する。きっと尻を打たれて蔵に閉じ込められる。
私はどこの蔵にいつも閉じ込められていたのだろう。
この蔵しか、自分の家には蔵はないのに、この蔵に初めて入ったというのは、おかしい。
脂汗をかきながら、押してもビクともしない扉を見上げると、扉枠の周りには鳥居のような形で木枠のようなものが打ち付けられてあり、注連縄と、何重にも重ねて貼られてある御札が目に入る。
外から差し込む青い月の光で、蔵の中が少しづつ浮かび上がってくるようだった。猛烈な違和感がある。そこには、蔵の中には、井戸があったのだ。
当然のように私は井戸に近づいて、冷たい石で作られている井戸に手をかけて、井戸の中を覗き込んだ。その、井戸の底には、まるで月のように光っている、むすめがひとり
(フェルドスパァの肌を持つ娘)
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nonstopunchiku · 7 months
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組織の中に長くいると、どうしても頭の中で枠組みを作ってしまって、自らの可能性を広げる行動を妨げがちになる。一番関心があるのは自分自身なのに、自分が何をしたいかよりも他人がどう思っているかを優先しがちである。(P.11)
取材したときの彼らの言葉を最大公約数的に言えば、「誰の役に立っているのか分からない」「成長している実感が得られない」「このまま時間が流れて行っていいのだろうか?」の3つであった。(P.19)
転身の条件を整理すると、以下の3つである。 1 実行、行動できる(フィードバックを受ける) 2 自分を語ることができる(自分自身を客観視する) 3 大義名分を持つ(主体的である)  (P.42)
転身者の一番の特徴は、行動である(略)転身自体はあくまでもプロセスなので、出来合いのノウハウではなく、行動を通して自分なりの流れを作り出さないと物にはならない。(P.43)
いくらすごい人からアドバイスをもらったとしても、自分の歩むプロセスにぴたりとははまらない。行動する前にアドバイスをもらえばうまくいくと考えている時点ですでに誤っている。(P.46)
新しさを求めてむやみに広げるよりも、現在抱えている課題を深く掘り下げたときに新しいものが発見できる。現在の自分の可能性を高めることが転身力だからである。(P.57)
たとえ当初描いていた転身先とは異なっていても、そのプロセスが充実していればOKだろう。そういった意味でも転身力で大切なのはあくまでもプロセスなのである。(P.79)
安定したポジションに長くいると居心地が悪くなるのである。(P.85)
自分だけのニッチ(隙間)市場を見つけて、そこに自分の持つ資源を重点的に投入する。対象を絞り込んで個人事業主として市場やマーケットから富(必ずしもお金に限らない)を得る(P.92)
会社員の場合では、専門的な知識やスキルを持つことが転身する際のポイントだと勘違いしている人が少なくない。(略)それよりも周囲の人から「彼だったら協力しよう」という気持ちを持ってもらえることが大切なのである。(P.131)
理想的には導いてくれる人が複数いる方が転身の道筋が見えやすい。(P.135)
個性も経歴も異なったとしても、何人もの人が歩んだ道筋に繰り返し自分を重ね合わせると、次に歩む道も見えやすくなる。(P.142)
その人の根本である個性や価値観は簡単には動かない。変化するのは、姿勢や心構えである。だから「一から身も心も入れ替えて」とか「すべてご破算にして」というのは、意欲としては理解できるがちょっと信用できない感じがある。(P.176)
過去の棚卸の欄には、「子どもの頃」のスペースもあるのに、大半の社員は入社してからしか振り返らない。(略)むしろ小学生、中学生時代に宝物が隠されているというのが私の実感だ。(P.195-196)
---楠木新「転身力」(中公新書 2022年)
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