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#暗い世になっちゃうのかなぁ
patsatshit · 5 months
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いまの世の中の風潮的にこういう言い方をすると色々と問題になってしまうのかもしれないけれど、僕は昔から女性が苦手で、いや、苦手というか怖い存在と言った方が良いかな。フェミニズム云々とかではなく、対峙したときに生き物として畏怖の念を抱いているというか、純粋にかなわないと思ってしまう。これは男女という性別には関係のない話やけど、人って打算的やし残酷でしょう。たまたま僕はこれまでの人生でそういう女性と多く出会ってきたから、ある種のトラウマになっているのかもしれない。文筆家OBATA LEOはそんな僕が素直に話ができる数少ない女性のひとりで、彼女が自主制作しているZINEを読んだとき、年齢や性別に関係なく、この人とはもっと話がしたいと思った。だから今回のインタビューで彼女の素顔に少しでも迫っていけたら嬉しいし、それによって僕自身がトラウマを克服できたら最高!
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〔土井〕 そんな訳でLEOちゃん、今日はよろしくお願いします。あなたの素顔に迫りたいということで、いきなりで申し訳ないんやけど、LEOちゃんはメイクは念入りにする?それともスッピンでも平気な人?
{LEO〕畏怖の念というの、当たり前かもしれませんが自分はあまりピンとこず、それはさておき、話したいというのはとても嬉しいお言葉です。土井さんに対する自分の思いは話し出すと長くなるのでここでは割愛しますね(笑)。インタビューの最初の質問って、文章の書き出しと同じでその後の流れを決める置き石のようなものですが、無駄のない場所に置きはったなという感想です(笑)。メイク、友達や知り合いや初対面の人と会う日、休みを満喫するぞって日は絶対めっちゃします。でも誰とも会う予定ない日は日焼け止めすらせず出かけてますね……。本にも書いたんですけど、メイクって自分にとっては、したくてやってると言い切れるわけでもなければ、したくないのに嫌々やってるとも言い切れるわけでもない、微妙な行為で。川上未映子の『乳と卵』という作品で、豊胸手術について、「それは社会に思い込まされてるんや」という意見と「自分がしたいからするんや」という意見が対立して決着がつかない、という場面があります。自分もフェミニズムというものを知ったとき、そういうジレンマに陥って、なんなら「社会に思い込まされてることを全て取り除いて真の欲望を見つけたいと思う」みたいな文章まで書いたんですけど、今となってはそんなことは不可能やしあまり意味もないのかもと思ってます。
〔土井〕うーむ、良いね、出だしからヒリヒリとした緊張感があるわ、前回の小野ちん(moanyusky)のときとはえらい違いや(笑)。そう、でもやっぱりメイクって自分のなかでは割と重要で、メイクは女性だけに限った話ではないとはいえ、やっぱり男性でメイクをする人はまだまだ少数やし、僕らおっさん連中のほとんどがむき出しの顔面を晒して生活してしているのに対して、女性の多くはメイクで日々、自分の顔を変化させることができる。メスで皮膚を傷つけることなく、その日の気分で変身できるというのは、なかなかにショッキングなことで。『乳と卵』は僕も大好きやし、未だに川上未映子の最高傑作やと思ってる。あそこで描かれる能動的か受動的かという問題、実はタラウマラのご近所さんで実際に豊胸手術をした主婦の方がいて、その人は旦那が胸が大きい方が好きなんだろうと思って実際にやってみたら実は旦那の好みはそうではなかったと知って、めちゃくちゃ後悔してはった。旦那を喜ばせたいという自発的な想いが発端とはいうものの、その背後には無意識に旦那の好みに寄せていくという受け身な態度が窺い知れる。しかもそれが思い込みやったとなれば更に話がややこしくなる。ほんま人間はどこまで能動的に振る舞えるんやろうね、甚だ疑問やわ。そう言えば『乳と卵』のなかに巻子と緑子という親子が互いに自分の頭で玉子を割ってドロドロになる描写があったやん。あれって卵子を破棄したいという願望の現れやと思うねんけど、LEOちゃんの最新作『目下茫洋』のなかにも子宮を爆弾に例えて「それを運び続けることが、すなわち生きることになっている」という強烈な表現があってゲロ吐きそうになってん(賛辞)けど、それ以外の箇所も含めてあきらかに前作『ROLLER SKATE PARK』とは異質の内容になってると思う。前作から今作に至るまでの期間に何か心境の変化のようなものがあったの?
〔LEO〕なるほど!!いわれてみればストレートな比喩やのに、卵の場面でその解釈を思いつきませんでした……!殻が割れるというのが、二人の心の殻が割れるってことを暗示してるんかなぁと思ってました。あとはその卵を体にぶつけて割るという非日常的である意味馬鹿らしい行為を共有することで、関係も変わったんかなぁとか。そもそも、あの話でもなんで巻子が豊胸手術をしたいかっていうのは謎なんですよね。他の人とその話をする機会があったときに聞いた意見で妙に納得したのは、豊胸手術をすれば全てが上手くいくという願いみたいなものがあったんじゃないかというので、それは実際の土井さんのご近所さんの話を聞いて、改めて重ね合わせてしまいした。旦那さんを喜ばせるためには、豊胸手術をする以外の形もあったはずやのに、それが選ばれたという事実について、考え込んでしまいます。ZINEの内容としては、『目下茫洋』の原稿を書き始めたのは、『ROLLER SKATE PARK』と同じタイミングで2022年の9月です。でも最後の最後まで完成しきらず、また最初に出す作品で「女性の書き手」というイメージをつけたくなかったので、別の機会に回すことにしました。一年経って、やっと踏ん切りがついたので、今回出したというような感じです。なので、心境の変化は特にないですね。それどころか、2022年の9月に書きはじめるときにも、2020年とかもっと前に書いた別の原稿を原型にしたので、むしろ『ROLLER SKATE PARK』の方が異質な内容といえるのかもしれません(笑)。
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〔土井〕そうなんや!あの2冊は同時期に書かれたものなんや!それはびっくり!あれをがっちゃんこして1冊にしないところがニクいね(笑)。でも「女性の書き手というイメージをつけたくない」という気持ちはわかる気がする。社会そのものが「女性」というイメージを操作する機械やとしたら「女性」の書き手にとってはこのことほど煩わしくて鬱陶しいものはないよね。機械についてはドゥルーズの言葉を引くしかないけど「一方の機械は流れを発する機械であるが、他方の機械は、この発せられた流れを切断する機械である。乳房は母乳を生産する機械であり、口はこの機械に連結されている機械である」っていう、何回読んでもきちんと理解できないドゥルーズなりの概念があって、さっきの能動的か受動的かという話に戻るけど、要するに手を取り合ったかと思えば手を離すということをひたすらに繰り返すってことやんな(違ってたらすみません!)。『ROLLER SKATE PARK』が流れを発する機械やとしたら『目下茫洋』は、この発せられた流れを切断する機械やという感じかな。でもあれは確かにぶった斬りにきてるよね(笑)。そもそもLEOちゃんが「能動的」に文章を書きはじめた、あるいはそれをzineにしようと思ったきっかけは何なの?
〔LEO〕機械の例えはほんまにそうですね……。操作できないレッテルを貼られた箱のなかに勝手に分類されるときの無力さは筆舌に尽くし難いものがありますね。ドゥルーズのその文、帰り道で何回も考えてみたけど難しい(笑)。能動と受動に関しては、自分も全然��え出てないです。「能動的に」文章を書きはじめたきっかけやZINEにしようと思ったきっかけもいまいちはっきりとはしてなくて。文章は小学2年生くらいに挿絵つきの物語を書きはじめて、3年生くらいのときに大学ノート一冊分くらいの勧善懲悪的な物語を書いてたのは憶えてます。子供向けの賞にも応募したことあったような。中学生のときは音楽の感想を書くブログに熱中してて、高校生のときは今もたまに更新してるはてなブログで書いたり、掌編を書きかけては筆を投げたりしてました(笑)。大学に入ってからも、気づいたらtumblerやGoogleドキュメントやノートに文章を書いてて、なんか書こうと思って書くよりは気づいたら書いてる(書かないとやってられない)って感じで、それこそわりと受動的な部分や習慣の部分が多いと思います。ZINEは大学に入る前から出してみたいと思ってたんですが、なかなかまとまった文章を書けずにいて、最後のひと押しをしてくださったのは他ならぬ土井さんです!
〔土井〕え、ほんまに!なんにせよLEOちゃんの文章が世に出るきっかけになれたんやったら、素直に嬉しいわ。それにしても小学校低学年から物語を書いてたというのはすごいな。僕は二十歳のときが最初で、司馬遼太郎の『燃えよ剣』をまんまギャングの抗争に置き換えた内容で(笑)。いま思い返してみてもほんまに恥ずかしい!でもその恥ずかしさの先にしかいまの自分の作品はなかったなぁとは思う。そういう意味でも勧善懲悪の物語を経た、いまのLEOちゃんが書いた小説を読んでみたいな。エッセイや日記はもちろん素晴らしいけど、僕はやっぱり根本的に「嘘」が好きやから、あなたの「嘘」つまり小説が読んでみたい。そう言えばLEOちゃんとはじめて会ったときに別役実の『ベケットといじめ』という本をオススメしてくれたやん。後に僕がイジメ体験者であることを知って、めっちゃ気にしてくれてて、ええ子やなって思ってん(笑)。あの本のなかで中野富士見中学で起きた「葬式ごっこ事件」を題材に、自殺した被害者も含めてあそこに関わった全員が何らかの役割を演じていたという指摘があったけど、いまでいう同調圧力、それかやっぱりドゥルーズの機械云々がふたたび頭をよぎる。まさにLEOちゃんの言う「箱のなかに勝手に分類される」感じで、そういうのは決して珍しいことじゃない。むしろいまを生きる者みんなが何かしらの役柄を演じてると言えなくもないし、ちょっとゾッとするよね。そう言えばLEOちゃんは『ベケットといじめ』の解説を書いていた宮沢章夫さんの演劇に役者として関わったことがあるんやろ?そのときのこと詳しく教えてほしいな。
〔LEO〕いや〜話したことに対してこんな熱量で返してもらえるのに「インタビュー」って、改めてすごいです(笑)。初めに書いたのがギャングの抗争やったんや、面白い!「その恥ずかしさの先にしかいまの自分の作品はない」ってほんまに間違いないですね。まぁ自分はまだ青二才なので、今も恥を塗り重ねてる最中ですけれども(笑)。小説、実はまさに一昨日書きはじめたところです。今回2作目のZINEを出してみて、いわゆるエッセイの形では今自分が書きたいことを表現するには限界があるなと感じて。それで、題材は現実からとるにしても、嘘の物語を書いてみようと思いました。「ベケットといじめ」のその指摘は本当にぞっとするところですよね。個々の人間の強い意志や悪意じゃなくて、場の雰囲気が人々に演じさせ、死にまで追いやるという。演劇については、当時はあまりピンとこなかったというのが正直なところでした。でも今の話でいうと、ちょうど先生の演劇に出る前に、友人が主宰してる劇団のワークショップで「目の前の相手を馬鹿にする」という演技をしたときに、普段とは違う強い言葉や嘲りの語調が自分の上に現れてきたのはびっくりしました。「役を演じる」というのは、それほど力のある怖い行為なんやと思います。「ゴドーを待ちながら」では、少年の役だったんですが、「わざと演じようとしなくていい」と言われていたので、演じるという感覚はあまりなかったし、思わず感情移入するような話でもないので、台詞をどんな風に言うべきか迷ってました。ご期待に沿えず申し訳ないのですが、実は当時の稽古のことよりも、帰ったらなんか焦りながら新書を読んでたことの方をよく憶えてます(笑)。当時はわかりやすく言葉の形で手に入るもの(知識)だけが価値あるものやと思ってて。小説という表現や、役者の人が身体に蓄えてきたものの豊かさとかに、全然思い及んでなかったです。教授としての宮沢章夫に5年も��ってやっと、価値あるものは世界のどこにでも遍在してるんやということに気づけました(笑)。先生は、街をフィールドワークさせたり、好きなものについてプレゼンさせたり、昔の映像を見せたり音楽を聴かせたりと、いわゆる「学問」的なアプローチではない授業をやっていました。それを勘違いして「楽単(単位をとりやすい楽な授業)」として舐めた態度で授業を受けてる学生も多かったですが、実際のところ受け身でも何かが身につくように親切に教えてくれるわけではなくて、街をフィールドワークする授業では、自分で実際に歩くことでしか見つけられない視点を得てきたかというところを厳しく見ていました。印象的だったのは、ただ通行人が新宿の駅前を歩いてるだけの映像を3分間くらい見せたあとに、先生ひとりが「面白いよねぇ」と笑っていたことで、このニュアンス伝わるかわかりませんが、この人は皆に全然見えてないものが見えるんやなと(笑)。
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〔土井〕めちゃくちゃ興味深い話がいっぱいなだれ込んできた(笑)!LEOちゃんの小説、それはヤバい、楽しみすぎる。日記専門店「日記屋 月日」でディレクターをしている蟹の親子さんともよくこの話をするねんけど、やっぱり僕らは「ほんまもんの嘘」を肯定できなくなったら終わりやと思うねん。いまはどちらかと言えば「嘘」は「フェイク」と貶されて、「ほんま」は「リアル」だと厚遇される。僕はどうしてもそういう価値観とは相性が悪い。本来フェイクかリアルかみたいな単純な二項対立からは逃れたところに小説の「語り」はあると思うねん。せやから「あの登場人物のモデルは誰ですか?」とか聞かれても返答に困ってしまう(笑)。「目の前の相手を馬鹿にする」ワークショップの話もめっちゃおもろいな。そこでLEOちゃんの脳みそに降りてきた罵詈雑言の数々……どんな感じやったんやろ、想像でけへん(笑)。『ダークナイト』でジョーカーを演じたヒース・レジャーもまさに同じような境地に立ったんとちゃうかな?ふとしたきっかけで自分のなかの底なしの悪意に気がついてしまうことはある。たまたまレジャーはそこから戻ってこれなくなったのかもしれへん。僕は『ダークナイト』が大好きなんやけど、何が凄いってジョーカーが自身の口が裂けた原因を語る場面で、あるときは「親父のせいでこうなった」と言い、また別のあるときは「妻のせいでこうなった」とか言うねん。めちゃくちゃ怖いやん。しかも最後まで明確な根拠が提示されないままに映画は終わる。「何らかの要因があって、こうなった」というのは、あらゆる物語にとって逃れ難きテンプレートやと思うけど、ジョーカーにはそれがない。すべては突発的に、因果関係なしに起こり得る。笑い飯の漫才にも優しいおばあちゃんが自分の畑の土から出てきたモグラをスコップで叩き殺す、みたいなネタ(哲夫が披露した「すべらない話」かもしれない)があったような気がするねんけど、ああいうのが一番怖い(笑)。ある種の物語に依存している人たちは何でもかんでも原因があって結果が生ずることを求めるけど、実際は人間ってそんなにわかりやすいものでもないやん。恨みとかなくても笑いながら人を刺す奴も絶対おるで。例えば自分の作品でいうと『JAGUAR』の終盤で前後の脈絡なく唐突に「常温でも冬場なら五日、夏場なら二日は日持ちしますよ」みたいな語りが出てくるねんけど、あれはほんまに自分でもわけがわからない(笑)。なんのこっちゃさっぱりやで。でも日常生活においては別に珍しいことでもなく、普通に歩いていても突然色んな言葉や考えが降って湧いては消えていくやろ。だからあのまま残してん。なんかLEOちゃんの話を聞いていると、宮沢章夫さんは講義や演劇を通じて学生たちにそういうことを伝えたかったんちゃうかなぁって思うわ。そうそう、あとあなたを見ていていつもハッとするのが印象的なファッション。すごく似合っているし、魅力的やと思うねんけど、あの独特のファッションは自分なりに考えがあってのことなん?
〔LEO〕「フェイクかリアルかみたいな単純な二項対立からは逃れたところに小説の『語り』はある」っていうの、ほんまにそうですね。小説のなかは独自のルールで動いてる一個の世界で、どんなに現実っぽい見た目してても現実ではないから、それを現実の物差しで測ってリアルか否かを問うのはなんか違うなと思います。その映画は知らなかったんですが、毎回別の説明するのめっちゃ怖いですね(笑)。宮沢先生は演劇も笑いもいわゆる「不条理」な感じなので、近いと思います。因果関係については、小説書きはじめてみてもう早速ぶつかってる壁です。いや、読んでる側のときはなんでもかんでも因果関係で解明しようとする読みはつまらんのちゃうかと思ってました。例えば、夏目漱石の「こころ」でなんで先生やKが死んだのか?みたいな問いって、物事の因果関係の層で片付く問題じゃないと思ってて、仮にあれが個別の具体的な人間に抽象的な概念を象徴させてる話なんやとしたら、そこで出来事だけ追って説明しようとするのってナンセンスやんと思ったり。でもいざ書こうとしてみると、なかなか因果関係から逃れるのって難しいですね。「すべては突発的に、因果関係なしに起こり得る」っていう土井さんの捉え方は、もしかしたら他者の捉え方を反映してるのかなって思いました。tumblerの記事とか読ませてもらってても、勝手に合理的な説明を作って納得しようとしたりするよりかは、他人は他人でわからんもんやって大前提がある気がして、清々しいなと思います。ひとが皆、自分が理解できるような形で自分の行動の意図を説明してくれるわけじゃないですもんね。ファッションは自分なりに気を遣ってるところではあります。顔が地味やから、せめて服だけでも派手にしよう、みたいな(笑)。でもZINEでも書いたみたいに、本来の自分を「粉飾」してる感覚で、つい服を買ってしまうけど、常に微妙な引っかかりがある。真剣に服が好きな人とは対立する価値観やと思うんですけど、服(やメイク)って所詮は見た目のところでしかなくて、本当に大事なものは精神のところにあるんやとも思ってて。だから、いつか坊主にして毎日同じ黒のシンプルな上下を着るみたいな日々を送れたらなとも思うんですけど、なかなか踏ん切りがつかないでいます。
〔土井〕嫌や!LEOちゃんが坊主の黒服は何でか知らんけど嫌や(笑)、ってこれも勝手な理想の押しつけやねんなぁ。ほんますんません。うちの奥さんもたまに「坊主にしたい」とか言うときがあって「嫌や」って言うたら「自分は私が嫌やって言うてもタトゥー彫ってるやん」って怒られる(笑)。人間って自分勝手やな。ファッションに関連した話で、今年の8月に大阪の音楽イベントに出演した韓国のDJ SODAさんが性被害を受けた事件があったやん。DJ SODAさんの身体に故意的に触れた奴が「あかんことをした」というのは大前提にして、僕はあのDJ SODAさんのファッションやセックスアピールと誤解されても仕方がないようなジェスチャーがとても怖い。彼女は「私は服を選ぶ時、自己満足で着たい服を着ているし、どの服を着れば自分が綺麗に見えるかをよく知っているし、その服を着る事で自分の自信になる」と言うていたけど、やっぱりそれを目の当たりにすることによって気まずさを抱える人間や、性的に興奮してしまう人間がいることも頭の片隅に置いとかないとあかんと思う。もっと言えば、彼女が派手なメイクや衣装で自身のスタイルの良さを際立たせれば際立たせるほどに、別のタイプの女性に劣等感を抱かせはしないか?僕はやっぱり筋骨隆々な男を見るのが苦手で、なんとなく目を背けてしまう。でも街中には肉体美をこれみよがしに見せつける看板を掲げたジムがどんどんできて、筋肉バカが量産される、あっ、さすがに言い過ぎた(笑)。これは僕の偏見に満ちた感想なんやけど、男女問わずキラキラした連中って、すぐに群れるし、意識的であるにせよそうでないにせよ他を排除しようとするやん。あいつイケてない、キモいとか言って。DJ SODAさんたちのようなポップアイコンの無自覚な言動が世の中に優劣の基準を植え付けて、新たな弱者を生んでるような気がしてならへん。まぁ、だからって胸を触る行為が許される訳ないし、そんな奴はどつかれたらええねん、とは思うけど(笑)。とにかく一般的に言われる強者、弱者という区分には違和感しかなくて、それは常に変動するものやし、それぞれの局面によっても変わってくる問題やからね。スーパー銭湯やホテルが刺青やタトゥーを禁止にしてるところが多いけど、僕は仕方のないことやと思う。入浴のわずかな時間に刺青だらけの奴の人間性なんか知ったこっちゃないし、ほんまは優しくて良い奴やねんとか言われても、見た目には威圧感しかないから。LEOちゃんは同性の立場からDJ SODAさんのことはどう捉えてる?
(LEO〕そうですね……。それほど詳しくないですが、現代らしい出来事やなとは思ってて、自分のなかでもいろんな考えが交差してます。DJ SODAさん個人に対して思うことは特にないですが、その人に限らず、自分を綺麗に見せたいという欲望や見た目を通して自信を得るというあり方を正々堂々と公言する風潮には違和感を感じますね。それは必ずしも社会の大多数が肯定すべき「潔白」で「正しい」価値観ではないはずです。そもそも「美しさ」は必ず「醜さ」を前提としていて、美しくあろうとすることは、他者よりも優位の場所にいたいという薄汚い欲望が剥き出しになってるあり方だと思うので。土井さんの言うように、実際にそういうものを見て、性的な興奮や気まずさを感じる人も居るわけですし、決して手放しにいいね!ってなるようなものではないと思います。と言ってみて、自分が服を買うときに感じる後ろめたさの理由がさらに明確になりました笑 つまり、自分もアプローチは違えどDJ SODAさんなんですよね。ただ自分としては、自己満足でやってるというのを、「自分が好きで能動的に選んでる」という意味で捉えてるので、他者にどう思われるか・どう扱われるかというところまで受け入れなあかんとは思っています。いや正味なところ腹がチラッと見えるような服を着てるからって腹触られたらキレてしまいます、でも腹を見せる服を着ることで自分は何を表現しようとしてるのか?って考えたら、ほんまに後ろめたい汚れた答えしか出てきません。「腹を見せるのは自分のスタイルが良いのを誇示したいから」→「スタイルの良し悪しは自分の努力で決まったわけではない」→「ほとんどただの遺伝要因にすぎない要素を自分のものかのように誇示してるのはさすがにダサすぎる」→「でもこの服を着ると自分の気分も上がるし」→「その『気分の上がり』は詰まるところ優越感だよな」→「いやでも実際これを着ていくと評判もいい」→「その『評判』に何の価値がある?」…みたいな問答を繰り返しながら、結局のところ快楽に溺れてる情けない人間です。そういう「屈託」(グレーゾーン)の部分をどんどん取り払って、ポジティブを装っていくような風潮があまり良いとは思えないですね。お風呂のタトゥーは少し違う部分もあるけど、威圧感を感じてしまう他者がいるという点では似てますね。
〔土井〕そうやなぁ、タトゥーも含めてファッションってほんまに難しいよね。そこにはやっぱり今回の僕らの話の裏テーマ的にもなってる能動的か受動的かという話と切り離せない問題やと思うし、そこには確実に実在しない何者かによる「まなざし」がべったりと貼り付いてる。ちなみにほんまの余談なんやけど、いまや作業着も私服もまったく同じで毎日同じ服装しかせえへん僕も、実は服飾専門学校に通ってた時期があって、結局なんぼやってもまつり縫いができへんくて早々に中退してん。ほんまこれどうでもええ話やったわ(笑)。とにかく今回のインタビューで気がついたことがあって、LEOちゃんのなかにも男性性があるし、僕のなかにも女性性があるということ。それが順繰り自分でも気がつかないうちに小刻みに切り替えが行われてるんちゃうかな。だから自分の行動や考えにも常に違和感がつきまとう。さっきようやくその結論にたどり着いた自分はもはやいまの自分ではないから、どうやってその結論に至ったのか、いまとなっては到底わかわからない、みたいな(笑)。その果てなき違和感に決着をつける術が僕の場合は小説なのかもしれへん。決着というか、違和感を違和感のまま提示できる裏ワザのようなもんかな。生きてたら矛盾だらけやけど、その矛盾をそのまま置いてみたり、別の角度から眺めてみたり、転がしてみたり、味見してみたりできるのが小説やな。さっきのファッションに関するLEOちゃんの問答なんて、すでにめちゃくちゃ小説的やと思うねん。小説って何も起承転結があって、ある地点で発生した問題を最終地点に送り届けて解決することが目的ではなくて、語りそのものの躍動こそが本来の醍醐味やと思うから。俗にいう解決しない物語は、独りよがりな問答から始まる。だからやっぱり僕はこれからあなたが書き上げるであろう「嘘」が楽しみで仕方ない。今回は色々と突っ込んだ話ができてほんまに楽しかった。そもそも関東から関西に戻って来たばかりで仕事も執筆活動も大変なときに時間を割いてくれてありがとう。そんなわけで最後の質問、いまのLEOちゃんの最大の楽しみは何ですか?それが聞きたい。過日Gerald MitchellのDJで踊るあなたはめちゃくちゃ楽しそうやった!
〔LEO〕なるほど……面白いです。自分のことだからって自分で全て把握してるわけでもないんでしょうね。自分(私)は把握できてると思い込んでたけど、それこそ小説を書きはじめてから深層心理を掘り返すような作業に早速飲まれてて、全然把握できてないことを思い知らされました(笑)。小説って面白いですね。いまは書き急がず、もっといろんなものを読んでみようと思ってます。最大の楽しみ!確かに音楽を聴くのはとても好きですが、最大と言われるととても難しい(笑)。若干ズレてて恐縮ですが、布団でまどろんでるときと良い夢をみてるときが一番幸せですかね。最後こんなんですみません、こちらこそ貴重な機会をほんまにありがとうございました。今後は自分が土井さんを個人的に質問攻めにさせてください。この長いインタビューを読んでくださった方もありがとうございました!
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chibiutsubo · 4 months
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#おでかけ #カニミライブ図書館
ヨシヅヤの中にオープンした、可児市立図書館と無印の一体型店舗を覗いてきました。
無印の店舗はわりと広め。無印の店舗の真ん中あたりに、図書館の機能がコンパクトに存在しているというようなところでした。雰囲気的には、カフェと一体型の書店のような雰囲気なのですが、そこは市立図書館なので食べ物はNG。飲み物は、多分水筒や蓋付きのものならOKっぽい感じでした。飲食店と一体型の書店には以前から抵抗があったので(本が汚れるやん…)食べ物禁止というこの点は嬉しい。
ちなみにカウンター横にウォーターサーバーがあって、お水は自由に飲めそうな感じでした。どうやら中身は水道水だとのことで、そうか、南アルプスの天然水ならぬ、木曽川から汲んできた可児のおいしい水ってわけか。
たまたま近くを通りかかったので、ちょうど昼ご飯用のレトルトカレーを切らしていたし、新しくできたという無印で補充するか、ぐらいの気持ちで、図書館も分館だというし、冊数自体もそこまで多くなさそうで、話題の本とか万人受けしそうな本ばかり集めた感じじゃないの?と冷やかし程度の心持ちで行ってみたんですが。
無印自体はまあ、普通に無印の店舗だったんですが、図書館の方が良い意味で期待を裏切ってくれていました。確かに分館なので扱っている冊数自体は本館とかに比べたらだいぶ少なそうです。
でも、書店の平台とかで並んでいそうな話題の本はあまり見当たらない。むしろ、あまり万人受けしなさそうな、アートに関する本や外国文学の棚、食に関する本などの棚が広く取られています。その分小説ジャンルの本はあまり置かれていません。
とにかく私が普段好んで見ているような棚のあたりの本がピックアップされてずらりと並んでいて、なにこれ借りたい本だらけじゃん、天国か?ここに住みたい感じの天国か??となり、即座にカードを作って貸出カウンターへと向かうことになりました。こんなはずではなかった。
なので、普段図書館をよく利用している人には逆に不向きなつくりで、最近増えている個人の書店とか、その書店ごとの選書のこだわりとかを楽しむ感じの人にはめちゃくちゃ刺さる感じの図書館だなと私は感じました。まんまと私はホイホイされ、なんだろう……私ぐらいの年代もターゲットにされていたんでしょうか??いやでも、本の好みはほんとに好き好きだから分からんか。
あと何が幸せって、オープンしたてなので新品の本が多く置かれていて、図書館なのに他人の手垢のまだ付いていない新品の本を手に取れるという奇跡の状態なのです。私の借りてきた本も、恐らくまだ誰も借りていなさそうな新品で、そうか……この本の初めての手垢が私か……みたいな感慨深げな気持ちで読んでいるところです(いやもちろんきれいな手できれいに扱ってますけどね!)。
とにかく今日ざっと周ってみた感じでは読みたい本が結構並んでいたので(最近海外の作家さんの本が自分の中で熱い)、これは……入り浸るというか、休日の暇な時にフラフラ本を選びに行く場所になりそうだぞ……という予感がしています。
図書館というと私はお隣の市の図書館(自分の住んでいる市の図書館は、とにかく古くて暗くて本も少なくてあまり良い雰囲気ではない)にたまにお世話になっていたのですが、駐車場が狭いのと、中で読む場所が少ないので、これはしばらくこちらに鞍替えになるかもしれません。ありがとう可児市……。
と、私はわりと好印象の意見なんですが、多分この図書館、図書館を図書館として正当に利用したい人向けのつくりの図書館ではないので、そういう方々からは猛批判されそうだな、と思いました。そんな方々からすれば、ありがとう可児市どころかふざけんな可児市になってしまいそうだなぁ。
ただ私みたいに、図書館のあのシンとして音を立てられない環境が苦手だったりする人には、隣接する無印店舗からの雑音が救いになるのです。
あと個人書店でたまにあるような、本のジャンルごとの分類なしで、とにかく雑多な本が詰まっている本棚が好きな人向け。図書館というより、個人書店に近いかもしれません。
これといった目的の本がなく、新しい本とふらりと出逢いたい!という感じに使えばストレスなく使えそうだなと思います。
まあ、正統派の図書館は各市町村にひとつ以上はあるはずなので、目的に応じて使い分けかなぁと。とりあえずフラフラ書店めぐりの好きな私には嬉しい仕様なので、また行きたい……というか本を返却に行くのでまた訪れます。願わくば、これがオープン直後だけではなく、荒廃した雰囲気にならず継続していきますように。
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semmaki · 11 months
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5月 いろいろ。 今年もスズランが届いた♡ 可憐だなー。今年のスズランは義父に育ててもらうことにしました。来年咲かせてくれる、きっと!久しぶりにミニシアターで映画鑑賞。暗い影を落とす内容だったけど観に来れてよかったと(ひとり映画はメンタル面で不安になることもあるけどこの日は快調で、さあ、帰ろうと)座席を立ったら、隣の男にあることで注意されてしゅん....となるどころか「はぁ?」と怒りが込み上げ、でも物騒な世の中、これは歯向う相手ではないと察知し、腑に落ちないけど謝りました。鼻の穴開いたまんま、地下鉄乗ってJR乗って、気づけば大の苦手な快速に乗れていたという(笑)不安なんて忘れるくらい怒りってすごい!ということを学べ?た。コロナが5類に移行し義母が入居する施設にいつでも会いにいけるので、Sさんと顔を見にいってきました。最近少し痴呆の気があるので、わたしのこと分かるかなぁとドキドキしたけど、忘れるどころか「その帽子、よく似合ってるねぇ」とお褒めの言葉をかけてもらえて、すごく嬉しかった。そういえばわたしの祖母もいつもわたしの身に着けてるものを褒めてくれた。どんなに奇抜で家族には不���でも、祖母は絶対悪くは言わなかったなー。いちばんの味方でいてくれたこと。ずっと憶えています。SNSの広告で好みの色のリップが紹介されていて、試しに買ってみたら…いくらプチプラとはいえサイズが異常にちっさい。ミニモニ。もしくはプッチモニ。そして購入した翌日にそのリップがセールになっていたという悲劇。そんなこんなですが、ユイットは日ごとにかわいい。どうしてこんなにかわいいんだろう。わたしの一部。なくなると死んじゃう。長生きを前提としてますが、いつかくる別れを想像すると胸が引き裂かれる思い。どうなっちゃうんだろうわたし・・・。少しでもこの気持ちを軽減したくて、伊集院静の「君のいた時間」を図書館にリクエスト。逆に疑似体験がつらくなる?そういえば、先日の徹子の部屋で室井滋の飼い猫が22歳と長生きで、秘訣はなぁに?と徹子さんに聞かれ「お白湯かなぁ」と答えていた。手で温度を確かめながら白湯を飲んでいるそう。かわいい。黒柳さんも白湯は欠かしてないそうです。元気に長生き、人間もペットも同じです。生きていればいろいろありますね。なんのこれしき、で、6月も(誕生日月だし!)歩みをすすめていこう。
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da-daism · 7 months
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こんにちは!
先日、地元松島の瑞巌寺の座禅会へ行ってきました。
私ともう1人の方以外は刀剣乱舞のファンという、凄まじい状況で;;
とうらぶは、元アシさんが凄くハマっていて、よく熱心に語っていたので(多分偏りはある気がしますが;;)なんとなく知っているくらいです。でも座禅会だし、年配のかたが多いのかなーと思って、地元感満載の気の抜けた格好で行ったら、お坊さん以外気合い入った若いお嬢さんで衝撃でした;;
刀剣乱舞の人気を改めて感じた瞬間になりました;;
坐禅自体は、毎週開催して欲しいくらい良い時間になりました。
後半は日も落ちて暗い中、禅をしていましたが、お坊さんの鳴らす鈴や拍子木はやっぱり何かを祓う効果があるような気がしてしまいました。
と言うのも、最近またあちこち神社巡りをしていて、廃れた怖そうな神社も入り込んでいたので、何か憑かれたのか、あちこち体が痛んだり、活力が出なかったりして、これはちょっといかん状況なのでは…;;と思っていたのですが、坐禅でお坊さんに背を叩いて貰ったり、鈴や拍子木の音を浴びてから、嘘みたいにハキハキ動けるようになったので、多分、見えない世界での作用があったじゃないかなーと勝手に思ったりしています。
勿論、自分の呼吸に集中する時間はとても変えがたく…自分の家で瞑想するより、ずっと集中できて心が整ったような気がしました。
本当に毎週やってくれないかなー。。
あと画像は、ついでに車で廻った松島の双観山です。
坐禅前に蕎麦とつぶ貝を食べてきました。よく、家族の何かの日には、ここでご飯を食べたりしていたので懐かしかったです。確かここには、私が4.5歳くらいの時の飼っていた犬のチャコのお墓もあったはずなのですが、場所がよく思い出せず;;ただウロウロしてきてしまいましたが;でも静かで自然も多くて、落ち着いた時間になりました。
それと書き忘れてましたが何ヶ月か前に瑞巌寺さんの開催した四寺廻廊にも参加して、それもとても良い時間だったので(そして凄く印象的な事件があったのでwww)それもそのうち書きたいなぁ。
ではでは!
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kinmiraimiira · 7 days
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役者にまで魅せられて
☆2ステ褒め
・アロー声綺麗〜〜前説でさえ聞いていたくなるね
・前説の曲流すの気づいた白子えらい!僕はすっかり忘れてました(え)
・いやゴミ箱被ったアローマジマジと見ると面白いな。そういう役やってもいいね
・ベガさん声キリッとしててかっこいい。空気締まる感じする!
・だめこふくいい!
・リサイクルマークハンド忘れないの嬉しいよ採用してくれてありがとう
・最初のテンポいいね!!怖い話を彷彿とさせますね
・深山捕まるの上手いよね(語弊)
・コンちゃん跳躍力あるなぁ
・みそかもかっこいい……
・椅子から立ち上がるだけで笑い取れる3人すごいよねマジで
・こりちゃん座りに行くとき検察官とかの方見るのいいね
・スチルさんの控訴事実めちゃくちゃスルッと頭に入ってくる。声綺麗ですね
・なすかさん「異議なし!」百発百中なんか??
・スチルさん本とファイルの使い方上手いですよね
・裁判長がおやすみなさいで手を振るのいいよね
・ゆにかわいい。マスコットすぎる
・夢の世界へ!の後の倒れ方3人とも綺麗よな
・やっぱタイトルコールいいなああああ!!!カッコ良すぎるだろこれマジで
・ゆに、怪しい人ですから、の前のタメいいね!無意識に注目しちゃう効果あるぅ
・ゆにセリフのリカバリーいいね。
・フードの被り方かっこよい
・いやでええええす(圧) 好き
・ゆにハケ際で振り向くのいいね
・地味に後ろにいるこりちゃんの動き方も丁寧で好き。実際に仕掛けがある上手側には触れないギリギリで止まるこだわりっぷり
・2場って本当に3人の会話だけで進んでいくのに、こんなに引き込まれるのなんでなんだろう。やっぱ上手いんだろうな
・コンちゃんだいぶ強くベガさんに当たるな!!恨みとかあんのか!?
・コン「はぁい」だけで笑い取れるのすごいよ。
・いや待てよく考えたら2→3場だけでもこんな複雑な場転してたんだ……。こんなスムーズにできるのえぐいよ。練度が。
・O阪大学でも笑ってもらえたのは、カヌレさんとらっしーさんとひらりの御手柄ですわ。素晴らしいです
・いつも普通に聞いちゃうけど、白子の声もちゃんと嫌な塾講師なんだよな。
・「優おにいちゃん!」可愛い(可愛い)
・いいねぇ提灯
・こりちゃんの「わるぅ〜い」がすごく好き。これのおかげで中弛みしないといっても過言じゃない
・いやでも本当輪投げって何が楽しいんだろ
・「向き合ってみるのも悪くない」と「子供と遊ぶ夢を……」の間を音照無しで一人で適切に取れるの上手いよねぇ
・「村上さん」というワードが出てこないのに、明らかに「コイツが件の女か」と思わせる苔丸の少女さとこりちゃんの動揺がいいですよね!
・あさぎ暗転入り超綺麗なんだよな
・台置いてからめちゃ急いでくれるこり好き
・ポテトの商人マジで好き。本当に。ポテト食うだけで笑いとるの本当すごい。「油売るなよ」が霞むくらい強い
・苔丸のつるーってしゃべる感じもなんかいいよね。実際に喋ったことはあんまりないから、市原が脳内で一番スムーズに会話ができる速度で喋っているということにして、それが夢に出てきてるみたいな。
・カヌレさん子泣き上手いなぁ。多分イデア界からきてるわこの泣き方
・「結構な勢いで食べるな」っていう置くタイプのツッコミでもウケるのすごい。こりちゃんセリフごとの言い方変えるの上手いんよな
・いいねええ狐不気味だよおおおお
・照明チカチカもいいですね!!もしかしてらっしーさん結構遊んでます??
・夢占いで空気変わるのすごいよ。アサギにしては珍しく普段の声で演じきれなくて少し頑張らなきゃいけない役だと思うんだけど、ちゃんと雰囲気変えきれているからすごい
・ポテトヘアピンつける位置最高すぎるんよな。下手側向いた時に初めてちゃんと見えて、気づいたお客さんからクスッとくる感じがいい
・ほいくしぃ〜〜?好きなんよな
・「喧嘩でも売ってやる!!!」いいね……
・深山優しく抱擁してくれてありがとう
・「お前にお父さんと呼ばれる筋合いはない!!」は、脚本上唐突すぎるからウケるか不安だったんですけど、コンちゃんとこりちゃんが上手いおかげで必中です。ありがとう
・僕も好きです!(おい)
・押し倒されたあと、こりちゃんはなんでそんな綺麗な倒れ方ができるんだ???どこで教わったんだ???
・「してみよっかな!」1ステより明るい声でいいね!
・マリオウケましたねえええ!!!最高です
・ちゃっかり深山を飛び越える市原
・やっぱ緑の飾りが深山のところにあるの好きです。付け直してくださってありがとうございます
・市原も東雲も声が全力で裏返ってて命を感じた。
・市原の「何がです?」のタメ方がいい。マジで客の心理と揃ってる
・「さいっこうでさ!!」もいいよねええ楽しそう
・やっぱ場転複雑だな!!よくやるよ本当に。すごいよ
・寝起きの二宮美味いんよな
・クロユリ……?
・引き戸、のツッコミ一番好き
・漫才いいねええええ!!!なんかマジで、ステージによって反応変わってるのがマジもんの漫才すぎる
・司会者の喋り方もいつものアサギと少し違う?気がする?ちゃんと演じてくれてるのが嬉しい
・松本人志ウケるの悔しい。僕が介入したところがなくてマジでこりちゃんの力だから
・二宮、エリアへの入り方も力強いし、一人語りも力強いの、いいですね。今日の二宮は憤りでしたね
・知らない人がステージに座ってるかと思ったら、えりちゃんでした。チクショーー
・えりちゃんのストモなんかおもろい
・ジャガイモのところも言い方が上手いおかげで想定の3倍くらいウケてる。ありがとう
・深山の店員いいよな、こなれてる感じが最高
・「諸説ありますが」で首くいって向けるのいいな
・二宮のグラスが他2人より少し下がってるの本当に!本当に!!!
・あかんなんか泣きそうになってきた。自分が書いた話で泣くわけないのに
・ラビのこの、お客さんにちゃんと聞こえるけど、明らかに言いづらいことを言ってる絶妙な声量すごいよ
・「それが一番嫌!」バァン←「異議なし!」の伏線回収??今度はちゃんと異議があるっていう
・やっぱここの2人の会話にBG入れない判断したの正解だな。白子がない方がいいって言ってくれた気がする。ありがとう
・「ふたりで、やめよ」これえぐいて。マジで。言い方すこすこのすこ
・大集の外はかんかん照りだったはずなのに、なんかこのシーン見てるとすごい雨降ってる感じしたわ
・携帯電話の電源をお切りいただきたい理由が分かりますね。僕は他の公演を見にいく時は今後もちゃんと切ろうと思います
・回転扉大丈夫か?大丈夫か?
・なんだこのシーン(落語を見ながら)でも全力でやってくれている5人が私は大好きです。なんかゆるあさんみたいな文体になってきたな。気のせいかな
・7場の初め、前説と同じなのアツいよな
・ん?キャマメルマキアート?アマガミアローだ!レアですよこれは
・セクシーすぎるので、の後に一礼するの素晴らしいです
・ラジオ聞いてる時に微笑んでる深山と黒川が本当に、本当に好き
・鍵しまうこんちゃんナイス判断!!
・店員も声変えてくれてるんよな
・「嬉しいことだ、嬉しいことだ」の2回目で手が止まるコン好き
・年功序列の制度のせいで、めちゃリズムよく読んでくれて嬉しい
・楽天家を演じなくなって少しおとなしくなった二宮、か……
・キャラメルマキアートがアトラクションみたいにハケるの本当好き
・「楽しいことがないわけじゃないんだけど」のセリフ、複数回あるけど一つ一つ丁寧に言い方変えてくれてるのありがとう
・アローめちゃくちゃ照明の紐わかりやすく引っ張ってくれるのなんかいいよね。まぁ電気の紐���そんな伸びるはずはないんだけどさ
・車の後ろで寝るアロー、服も帽子も黒いこともあって、手が超綺麗に映っててなんかこういいですね(え?)
・「お〜おつかれ〜」明るい声なのがかえって苦しいよ
・苔丸車→ベッドの場転かなりスムーズになったよね
・見返したくなる……?
・ふと思うんだよね。米津リストラしてよかったって。さよーなら、またいつか。
・時計止められた時の驚き黒川かわいいです
・ここ毎回アドリブでセリフ変えてるアロー結構えぐいことしてるんよな。しかも全部辻褄合ってるのがすごい。個人的には家電ばっかり新しいのに買い替えてそれで満足してるってやつが好き
・えりちゃん、読んでる感出すのうまっ
・見つかんねぇよ。2ステの言い方好き
・キャ↑ラメルマキアートを一つ
・エレガのマイムマジで好き。エレベーター乗るたびやってほしい
・「本当ですか?」 いい言い方するよね
・裁判所再来のシーンいいなぁ、見てるこっちの息が荒くなりそう
・あさぎがんばれ!!
・やっぱハマると気持ちいいね、踏切ビート
・漫才やる2人が上手いおかげで、アローのセリフでちゃんと漫才のこと思い出せるんよな
・アロー、エリアに入る出るを上手に使ってくれてるの嬉しい。あえて光が当たらないところから押し出すことで、黒川自身は再びゴミ箱の中に帰っていく感じがするの、すごいよなぁ。でもその時には微笑んでるんだぜ。深山が未来を見てくれるようになったから。かーーー、綾鷹進むわぁぁ
・ユニが喋り始めると途端にしゃがみ出すオペ席ほんまおもろい
・「市原君」いいんだよなぁ。ベガさんやっぱこういう気が効くところがズルいんですよね
・市原の「おおーいいですねー!」で救われる中年がいるんです
・「何食べにいく?」の言い方がもう最適解なんよなぁまりおさん!!超好き
・なんだ最後の可愛い二人組は。
・キャスパだあああああああ
・2と8笑顔いいねええ
・いやキャスパ激しいい!!!練習の賜物だよマジで。本当にありがとう。
〈総評〉
 めちゃくちゃ最高でした。脚本書いてよかったです。ってのは唯端楽生が言ってました。ありがとう。みんな大好きです。
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pureegrosburst04 · 1 month
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〜ある意味で闇堕ちの気配〜
ヴァストローデ女子「女の子に瞬殺されたんだってww」 ヴァストローデ女子B「結局可愛いは正義。レディには敵わないって事よwww」
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2人???「………チッ」
廃墟の壁を拳で🤛打ち付ける金持ち
富豪05「ちくしょうちくしょう!違う…違う❗️❗️純粋硬派柱はこんなもんじゃない‼️そうだよなあ、なあ⁉️❗️」メンチース09「もうアチシ達の時代は終わったんよ。こんなぜーたくな悩み拗らせるなら我等が秘伝と思う本家を継いでいきましょうや……」富豪05「俺達は”””あいつ”””の正体が誰なのかも知れねえんだぞ」メンチース09「アチシはもう何も信じられんわ。今でぃ、耳を澄ましてみなっせ」富豪05「??ああ…」 純粋硬派柱の正統後継者はB(バグ)の女の子だってさ〜初代の裏ストボスの霧島04が貴女には敵いません(>_<)と(黄金の真実)で土下座して手続き取ったってww」男子高校生「ツンツンしたクールビューティが好みとか、やっぱカッコ良くてもオタクだよなww」
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ガンケ「なあ…これみろよ、」マイルズモラレス「本物のサイコパスだ」ガンケ「産まれた時点で性病が35種類ある。まず涙に触れるだけでヤバい。ひょっとしたらこの世には存在しない空気感染もあるかも…」
気を落としながら歩く2人とマイルズは出会った 富豪05「ガッカリだ❗️」マイルズ「どうしたの?😉(まさか…ともちんに性病が発症……僕の血液を渡して済むのか?)」メンチース09「霧島04に生きてて欲しかったんよ 本当の事を聞きたいんよ」富豪05「トップの座だけは計算に入れてほしくなかった」涙をこぼす2人
マイルズ「君たちはさ、お馬鹿なんだね😌。日本人🇯🇵もちゃんと優しいんだね人種なんて関係ない(あんなに冷酷な悲劇の始まりで本物の純粋硬派柱を、しかもおぞましい化け物で檻の中で死ぬべきだった絶対悪の頂点に情けをかけるなんて、これならともちんに対する誤解が勝手に解ける やっぱり黙ってようw)」富豪05「ああ、馬鹿だよ(女王アリだの女王バチだの、何も変わってない。善良な人が強いんだ、所詮”””アイツ(ラスボス)”””も女の子が好きだったんだよ……)」マイルズ「は?なんか心の声が聞こえるんだけど(混乱&錯乱)」メンチース09「天才は理解されない、もうアチシが頂点に立ったんよ(黄金の真実)」マイルズ「え?(恐怖)」
〜数分後〜
マイルズ「(ぷーくすくすくすwww)、そ、、それで(笑いを必死に堪えている)、新たなる純粋硬派柱ランキング1位の””””B(バグ)ちゃん””””を崇拝するんだね?🤭」富豪05「時代は昆虫さ。蜘蛛がそうだろ?www」
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マイルズ「そそそ、そうだね。、(思い出し笑いで腹筋が死にかけている) 凄いよ君達。メタボマッチョ関係なく比率で殺すのは最高だ、。」メンチース09「そう、殺す肉の価値は絶対悪の前では平等なんよ」
マイルズモラレス「なら選択肢は決まってるねえ、なんたるシェイクアップ!(ダメだ……僕はもう爆笑してしまう。) じゃあね❗️うんちしたい❗️(大声)❗️」道行く人「何あの人キモ」
〜過去 ある別次元〜
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ペニーワイズ様から知恵の実を貰って食べたゴールドバズーは自殺する準備をしていた。悪夢から目を覚まして全てを悟った 一緒に独占して盗んで食べた総勢500万人は仲間達は”””純粋硬派柱PureEgrosburst04 霧島狩魔(15歳)”””の登場と共に、自分の睾丸を手で壊れた笑いをしながらちぎり取って焼けこげた鉄板の上に乗せて燃えろ汚物燃えろ汚物と唱えて自分の顔が潰れてギリギリ動けなくなるまで全力で殴ってから額から土下座しながら炙って死んだ だって、そっちの方がマシだったから(赤き真実)
富豪05「あなたは神だ、この過去をずっと待ってた」感動の涙をポロポロ溢す金持ちと メンチース09「パトロン、アンタだけは裏切らない。裏切ったバカはアチシの方ですた 神の歴史は永遠だったんよ」どんな酒に溺れて莫大な麻薬に手を出した快楽を超えた笑顔
???(15歳)「ははは。なあ相棒俺の名前が組織のタイトルなんだってさw」???(15歳)「何が純粋硬派柱だよ無価値なゴミ共 くだらねえ」
???(中ボス)「偽物の宝石💎なんて人糞製造機より生きる価値がねえんだからさぁ(真顔)」
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〜数日後〜
マイルズ「こんにちは😃、遊びにきたよ」彼🕷️はやってきてくれた希望
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御茶ヶ滝「シェイク🥤シェイク😊」超電波油「シェイク🍶シェイク😎」アイエフ「こら!良い子にしなさい油💢」御茶ヶ滝「ハーイ٩(^‿^)۶💙」アイエフ「アンタも茶化さない💢 水と油はこんな時こそ反発しなさいよね⁉️」防聖孤島「(そりゃあアイエフさんは俺の物だよ、💙相棒🧡にも譲らねえ🔥)」マイルズモラレス「あははははあははははWWWW」
〜現在〜
超電波油「ともちんの柿の葉寿司をあの大妖怪さん、気に入ってくれたみたいだ」
マイルズ「またお客さん?」御茶ヶ滝「ちょっとね、」ガチャッ 麒麟丸「俺の時代では味わえない美味だったぞ」
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麒麟丸「⇧実はこれ、相当焦っている証拠だ。””””アイエフ(真主人公)””””に殺された(しかも赤き究極の真実を敢えて使わない程の余裕が生む悩みがあった)事で次元に関わる序盤から勇者殺しの負けイベントのみをブチかますコスト含めて常に使える最強の切り札であり、敵を選び一方的に利益を出せるオチャオチャの能力者”””霧島04(裏ストボス)”””を失ったのは決定的な痛手でしかない もうこれからの二次創造世界で続く未来編第一部以降の未来はポップな雰囲気から変わる事はないだろう SS(サディストサイレン)の裏国家は今の所合計で約10人いれば多い方(みなレイドボスで一枚岩ではない)で、対するB(バグ)の家族達は約2509億人(パーティメンバーとしてならHokutoレベルで最強)。そこから総合して導き出された戦力差は約12億5450万倍(この数字の数だけ喉元に鋭い牙が届くと考えていい)、
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しかもTG(トゥルーグランド)の頂点達が絶対悪の味方になるとは俺には到底思えん。鬼門はもう終わっていると見て間違いない。民を導く将として唯一無二を誇る俺の強敵(友)は護ったんだよ “”””誰も勝てない ラオウには(赤き究極の真実””””)」防聖孤島「一つ聞いていいか?」麒麟丸「なんだ?」防聖孤島「選ばれし者として連れて来られた俺達は何だったんだろう?🫨」
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麒麟丸「お前達は守護女神を喜ばせるためのマスコットなんだろう。{{{{{色恋の話題にされない生け贄としての為だけ}}}}}に水と油を手に入れた当事者のアイエフは見事に騙されているが……
正体を知るほどあの下衆でクズで濃汚い表版仮想大鉱山ですら性欲があってくれ色恋に堕ちてくれツンデレに目覚めて下さいかりちゅまが真っ赤な大嘘なんて嫌だと暗黒殺人卿に絶望の涙を流しながら許しを乞い懺悔する”””🏴‍☠️霧島04(裏ストボス)☠️”””みたいにはいかん
あの女共専用の立派に育った甘くておいしい会話ネタの果実🍒がどれだけ力を付けようと、寧ろ必ず食い物にされて終わりだ😳(👇未来)」
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防聖孤島「泡わわわわ(・・;🫧)何するの⁉️俺は第二のレッドピラミッドシングなんだよ(●🍒 ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾」周りの女神達「うわ〜なんか言ってる…くすくす…ニヤニヤ…」👈(未来😳by麒麟丸)」
防聖孤島「あの人………そんな…そんな理由で、俺達を異世界に連れてきたのか(そして相棒の正体。ベールさんは倒せない、詰んだ🥶)」ガチャ。 ダンスを踊っているマイルズ「おかえり。一緒に踊ろう😊」防聖孤島「旅に出ます」マイルズ「(全部聴こえてきてた、ご愁傷様)……そ、そうなんだ。」防聖孤島「女性から逃げます」マイルズ「(その思考がもう霧島04と違ってダメなんだよ…)」
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copal-xxx · 2 years
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今日は通院日でしたが早く終わって…
雨降りそうだし空いてるかなと思い
急遽相方を誘って15時出発の近所キャンプにw
空は暗いけど…はぁ癒される。
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家から10分で来れるとはいえ
やっぱり山はええな…そんな金曜日です♪
ん~めっちゃ放置しててスミマセンw
→→→→→
Main blog:こぱるですけあな世界
https://copal-sq.tumblr.com/
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elle-p · 10 months
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Persona 3 Original Soundtrack disc 2 comments scan and transcription.
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COMMENT DISC 2
01 - Changing Seasons
校内の2学期の曲。オープニングムービー2にも使われているこの曲。開発初期のデモとして作った曲で、ペルソナ3のサウンドイメージ = この曲、といった感じの曲です。この曲もボーカル部分はサンプリングCDから切り出して、単音部分のピッチを動かして歌わせてそれにプラスコーラスを重ねています。モノローグの声はフランス語ですかね?
02 - Basement
作戦行動中に流れる曲。後半のソロストリングスは最近買った某サンプリング音源で、バイオリンはなかなか良い音してます。
03 - Master of Tartarus
タルタロス中で出現する中ボスの曲。こちらも『Master of Shadow』と同様に元はフィールドと対になっていた曲です。対になっていた フィールド曲は『Changing Seasons 』です。bpmも調も同じなんですね~。サビの部分は川村ゆみさんにアドリブでスキャットしてもらい、そこにディレイをフィードバックさせて混 沌とした雰囲気を出してみました。
04 - これでいいんだ···
荒垣の例のあのシーンの曲、いや、あまり詳しく書いちゃマズいですよね。
05 - Living With Determination
悲しいシーンで流れる曲。悲しい曲は実は25時 (The Voice Someone Calls) で使われているピアノのモチーフを具体化さ せたメロディとなっています。毎プロジェクトでこういった悲しいシーンは見せ場となるので作曲するのには苦労します。
06 - tartarus_0d04
07 - 京都
京都の修学旅行で流れる曲。一応全曲収録CDのためこんな曲まで収録しましたが···、これって環境音楽の類じゃないんですかね?
08 - Afternoon Break
昼休みに放課後の誘いを受けるときに流れる曲で、『Joy』 のアレンジとなっています。コミュイベントで喜びを表現した曲が1つだ と何度も同じ曲が続いてしまうことがあるのでバリエーション違いということで、開発終盤に急遽作った記憶があります。後半のギ ターソロはちょっと60年代の雰囲気のある音色を狙いました。
09 - 時価ネットたなか
ペルソナ3では内輪ウケのネタは避けようという暗黙の (?) コンセプトがあったのですが、シリーズものでサトミタダシ的なものは外せないよなぁということで時価ネットたなかが作られました。「ヒットポイン トー」ほどはじけた内容はちょっと作風に合わないのでやや抑え気味のテンションで。実は某無線のBGMっぽい?一応この手の曲ではお約束となった歌手選定、今回は企画の高屋雅英 (ライドウ担当だったのですが···) に歌ってもらいました。
10 - tartarus_0d05
11 - 10年前の記憶
綾時君とアイギスが対峙するシーンで流れる曲。個人的なことで申し訳ないですが、アイギスの足首、あんまりかわいくない···。
12 - Mistic
神秘的な雰囲気など重要なシーンで流れるこの曲は、タルタロスでも使われているメロディを使っています。このメロディはペルソナ3の重要なモチーフで、オープニングテーマが表だとするとこの曲は裏の重要な主題を表現しているものですね。ニュクスのテーマということでしょうか。
13 - 心の力
この曲も『Mistic』にとても近い雰囲気の曲ですね。
14 - 街の記憶
ディレクター橋野からの要望で新年明けたら全体を暗く悲しい雰囲気にして欲しいとのことで、街の曲も大胆にものすごく悲しい曲にしました。実はこの曲は悲しいシーンのバリエーション違いで用意していたメロディで、ちょっと狙いすぎていた部分もあったので使いどころに苦慮していたのですが街の曲へ変更。新年明けていきなり街でこの曲はすごく雰囲気変えますよね。
15 - 学園の記憶
学校の3学期の曲。新年明けてから雰囲気を変える一環としてこういった曲にしています。メロディにエンディング曲のものを使い終わりが近いことを示唆しています。
16 - Living With Determination -巌戸台分寮アレンジ-
寮の3学期の曲。こちらは『Living With Determination』の悲しいシーンのメロディを使ってアレンジしています。3学期はどこに行っても暗い曲ばかりですね。
17 - tartarus_0d06
18 - 暗闇より出でしもの
ボスとの戦いの前で流れる曲。ペルソナ3はわりとボス前イベントがあっさりしていて早く終わってしまうので、曲も初めに作ったものよりもイントロを短くして早めにメロディが始まるように作りました。真女神転生3ノクターンでは印象的な「デデデン!デデデン!」という曲を作ってしまったがために、あれを越えた曲を作らなければという意識がかなりプレッシャーとなりました。長いことシリーズ物の音楽を担当すると似たようなシーンでも前作より良い曲を書かなければというプレッシャーが強く、これが結構辛いところです···。
19 - 全ての人の魂の戦い
やたらと長いラスボス戦、曲も長めで華々しいやつをということでいつものノリでこんな曲を作りました。最後のサビのメロディですが、女神異聞録のころからなぜか3回繰り返すんですよね。いや、私がそう決めたんですが···。
20 - Nyx
ニュクスが降りてくるシーンの曲。劇場版アニメの盛り上がりどころで流れてきそうなこの曲、ちょっといかにもな作り方ですが世界の終わりが近づいている雰囲気が出ていて良いのではないでしょうか。
21 - 決意
ベルベットルームの最上階を出てニュクスへ向かう主人公、ここで『Mistic』のストリングスだけのアレンジになります。このメロディはトップの音だけ聞くと単純なメロディですが、メロディ全体が和音で動いて いて、内声もトップと平行進行ではなく色々と絡み合って出来ています。なのでバイオリンのトップの音ではなく、例えばチェロの音を聞くとまた違ったメロディに聞こえてくると思います。
22 - Burn My Dread -Last Battle-
オープニングのアニメシーンで主人公のヘッドホンから漏れ聞こえてきていた曲がこの曲です。最後の戦いは印象的な曲で、ということでこの曲になったのですが実は初期段階で はオープニングのシーンでもっとこの曲をフィーチャーするつもりでしたが絵との兼ね合いで曲は少々抑えた演出となりここにきて最後で大きく流れるようになりました。
23 - 絆
卒業式のシーンで流れる曲。忘れていた記憶がよみがえった瞬間の未来が開けていくようなイメージでオープニングテーマのメロディをアレンジしました。
24 - 私が守るから
スタッフロール前のアニメシーン。エンディング周りのイベントシーンは毎プロジェクトそうなのですが今回も試行錯誤を繰り返しかなり時間をかけて練り上げました。
25 - キミの記憶
この曲はエンディングテーマでもありペルソナ3のイメージソングのようなもののつもりで書きました。弊社の小森の作った詞が素晴らしい。エンディング周りのテストプレイで聴いてるとちょっと泣けてくるのは詞が物語と凄くシンクロしてるからではないかと思います。最後の曲は先代の「君のとなり」の感動を凌ぐものを、という意気込みで作ったのですが、出来は皆さ��の評価に任せるとして詞には凄く助けられたと思います。
26 - Blues in Velvet Room
最近オレの人のよさを見透かされてる気がする···。まさか社外の人 にまで!サントラの売りになるボーナストラックが欲しいとアニプレックスの足立さんが···。期間的に無理だと答えた後の長い沈黙と煮詰まる会議に耐えきれず、「簡単なアレンジもので一発録りならできますよ」と言ってしまいました。宇田にも手伝ってもらったりして、色々ゴメンね、宇田。曲の方はマスタリング終了間際に作ってたので演 奏がへろへろで申し訳ないのですがご容赦ください。ライブっぽい 危うさが出てるでしょ?
ちなみにマニアックな事を言うと······、Fenderの'73Stratocaster をMar-shallのJTM60に直刺し、ピックアッ ブはフロントでアンプはややゲインを持ち上げた程度のセッティングで弾いています。録音はギターアンプにSM58アンビエンス用にステレオマイクを離して配置、計3本のマイクをマイクアンプを経由しPro-ToolsHDへ24bit、96kHzで3ch同時録音、ミックスダウン後に48kHzに落としマスタリングへ持っていっています。
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canty-essay · 3 months
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考えてみる、サバイバル
              
                                  
 今年は元日に突然携帯の地震を知らせるアラームが鳴り出し、ギョッとなった。まもなく、能登で大きな地震があったことを知った。本当にいつどこで地震に遭うのかわからない今日この頃だ。日頃の備えが大事というが、どんな備えをすればいいのだろうか。どうすれば、自分や家族や周りの人の命や財産を守れるのだろうか。
 「サバイバルファミリー」という映画を観た。どういう話かというと、主人公は東京のマンションに住む、中年の夫婦と高校生の息子と娘の一家。お父さんは平凡なサラリーマンで、会社から帰れば、晩酌しながらテレビをみている。息子と娘は親に関心がなく、勝手なものを食べている。お母さんはひとり台所で、実家の鹿児島から送られてきた大きな丸一匹の魚を捌こうと格闘しているけれど、誰も手伝わないし、食べたがらない。
 そんなある日朝、突然電気という電気がみな停まってしまう。電気ばかりでなく、乾電池や車のバッテリーも全く働らかなくなる。お父さんと子どもたちは、文句を言いながらとりあえず会社や学校に向かう。自分のマンションだけでなく、かなり広範囲に停電していることがわかってくる。スマホで検索しようと思っても、画面には何も映らない。お母さんがスーパーに行くと、みな買い出しに来ているが、レジが動かずそろばんで計算するので、長蛇の列となる。
 三日ぐらいは、ロウソクとカセットコンロとレトルト食品で凌いでいるが、水道からの水も出なくなり、会社や学校も休みとなり、多くの人がだんだんと東京脱出を始める。大勢の人が家族を伴って、ガラガラとスーツケースを引いていく。この一家はお父さんがうまく調達したおかげで、一人一台自転車がある。途中の商店では、ペットボトルの水が一本2500円の高値で売りに出されている。この家族も高値承知でありったけを買い占め、旅を始める。お母さんの実家の鹿児島を目指して。途中のお米屋さんでは、水や食べ物を持って行くと、お米一合と交換してくれる。そこにロレックスや高級車の鍵を持って交換に来る人物が現れるが、「そんなもの食えるかい! 」と突き返される。
 「大阪から先の関西では電気が来ているらしい」という噂が飛び交い、今や車の走らない東名高速道路を大勢の人が歩いたり、自転車だったり、中には荷車を引く人も、西に向かう。途中のサービスエリアで野宿。寒い季節ではないのが、まだよかった。寝ている間に、水を一本盗まれて、息子がすぐに追いかけるのだが、盗んだ家族には赤ちゃんがいて、取り返すのをやめる。
 脱出から16日目高速道路を降りて、川で洗濯をする。水が一見きれいだからと飲んだお父さんが下痢をする。強風に煽られて転倒し、自転車やお母さんのメガネが壊れる。次に通りかかったちょっと大きい街の無人のホームセンターを覗くと、食べ物はとうに無いが、キャットフード、精製水( コンタクトレンズに使うもの? )、自転車の修理材料などを手に入れる。火おこししようとしたもできないお父さんを横目で見つつ、おいしくないキャットフードを食べる。
 さらに高速道路を走り続ける。長いトンネルの入り口で報酬と引き換えに、トンネルの案内を買って出る���目のお婆さんたち。無視してトンネルに入るも、真っ暗な中、停まっている車や障害物に阻まれて進めなくなり、盲目のお婆さんに手引きしてもらう。
 次はいやに元気な家族と遭遇する。彼らは日頃サイクリングしながらキャンプをしているらしく、装備も揃っていて、みなで楽しそうに食事をしている。「食料や水はどうしているんですか」と尋ねると、山の中の岩場の間から湧き出ている水は、周りに苔が生えていればそれは安全な証拠なのでそういう水を汲んだり、地面から直に生えているオオバコのような植物は食べられますよ、セミなどもおいしいですよ、と教えてくれる。
 43日目、やっと大阪に到着。電気は来ていない。通天閣のタワーの入り口には、たくさんのメモ紙が貼ってある。「岡山のおじさんのところに行く。◯◯」などの伝言が。娘がブチ切れて「もう嫌だ! お父さんが大阪に来ればなんとかなるって言ったよね?」「そんなこと俺いったか? 」「ほら、そうやってまたいつもの責任のがれ」「親に向かってなんだ、その口の聞き方は! 」すると息子が「親らしいことしてくれたことあったかよ! 」今度はお母さんが、「いい加減にして! そんなこととっくにわかっているじゃないの、お父さんがそういう人だってこと」ここでお父さんはがっくりとなってしゃがみ込んでしまう。水族館の前で、飼っている魚を調理した炊き出しの列に並ぶも、自分たちの前で終わってしまった。お父さんは調理していた人に、土下座をして「せめてこの子たちだけにでも何か食べ物を」と懇願するが、「無いものは無い」と断られる。
 67日目、食料も水も無くなり、岡山あたりの田舎道をとぼとぼ歩いている。と、一頭の豚が目の前を通り過ぎていく。えっ、となり夢中で追いかける。四人でやっと捕まえてみたものの、どうやってとどめを刺すのと手間取っているところ、後ろから「うちの豚に何をする! 」とお爺さんの怒鳴り声。お爺さんのうちの電気柵が働かなくなり、豚たちが逃げ出したのだった。お爺さんが、持っていたナイフで手早くとどめを刺し、豚を運ぶのを手伝い、そのお爺さんの家に。庭先の井戸水を汲ませてもらい、ごくごく飲む。久しぶりの白いご飯に、卵や野菜のおかずに豚肉の燻製。近所のお婆さんがキャベツや大根を届けてくれる。「あれまあ、お客さん? お孫さんたちが帰っているのかと思った」お爺さんの家族はアメリカにいて、連絡もつかないのだ。
 ご飯の後は、さっきの豚の解体を手伝う。バラバラにした肉に塩をすり込む。一週間ほど熟成させてから燻製にするのだそうだ。逃げた他の豚も、みんなで追いかけ回して捕まえる。井戸水をバケツで汲んでは、お風呂に運び薪でお風呂を沸かす。何十日ぶりのお風呂に入り、夜はお孫さんたちが着る予定だった新しい寝巻きを貸してもらい、これまた久しぶりの布団に横になる。
 毎日薪割りしたり、洗濯をしたり、お爺さんの手伝いをして過ごす。一週間後、豚肉を燻製にしながらお爺さんが語る。「お前さんたちさえよければ、ここにずーっと住んでもいいんじゃぞ。わしも年取って、一人で車も洗濯機も使えない生活では大変でなぁ・・」と誘われるが、この一家は鹿児島にいるお母さんの実家のお父さんの安否も気になっていて、結局お爺さんの申し出を断り、たくさんの食料をもらって、また自転車の旅を続ける。
 そのあともいろいろあって、命の危険にも晒されて、奇跡的に誰かが動かしてくれたSLに拾われて、ようやく108日目に鹿児島のお祖父ちゃんの家にたどり着く。お祖父ちゃんは元気だった! お祖父ちゃんは浜で魚釣りをしていた。それからは村人同士助け合って、魚を捕りに行ったり、畑をしたり、鶏の世話をしたり、お婆さんに機織りを教えてもらったりして、みんなで元気に楽しく一生懸命に暮らし始める。
 それから、2年と126日目の朝、突然村のスピーカーから埴生の宿のメロディーが流れてくる。みんなが驚いて家を出てみると、街灯が次々と点き始めた。すっかり忘れていた電気が戻ってきたのだ。そして場面は変わって、東京の一家のマンション。日常を取り戻し、以前の生活に戻る。テレビからは、「世界同時停電の原因は、太陽フレアか彗星の異常接近ではないかと、専門家からは語っている。サイバーテロの���いはなくなったとのことです・・」停電前はそれぞれ勝手に心もばらばらに生きていた家族だったのが、思いやりのある温かい家族になっていた。
 とまあ、そういう話であったが、いろいろといいヒントがあった。非常時にはアナログが強いこと。キャンプ生活などに慣れておくこと。北杜市に住んでいて、地震などで自分の家が壊れていない限りは、ここにいた方が湧き水もそばにあるし、薪や焚き木を燃やして暖を取ったり煮炊きすることもできる。むしろここは、首都圏からの避難地域となるだろう。今できることといったら、いつでも人を迎えられるように、家の中を整えておくこと、食料や薪を備蓄しておくこと?
 もうひとつ気になるのが、「年長者としての知恵」のようなもの。年長者はパソコンやスマホに弱く、操作方法などは若者に訊かないとわからないことばかり。でももしパソコンやスマホが一切使えない世の中になった時に、どこまで年長者がサバイバルの知恵を出せるだろうか。本当に長く生きた分だけいい知恵があればいいけど。
 さっきの映画の話では、最初はばらばらだった家族の気持ちもだんだんとひとつになり、お互いにかけがいのない家族として心が結ばれる。停電が終わり東京に戻るのだけど、本当に戻る必要はあったのかなぁ。鹿児島にいた二年半は、みなで漁をしたり、畑をしたり、はた織りしたりして、お金も介在せずに生きていたわけだ。これからこの地震や災害の多い日本で生き抜くには、都会を出て地方でコミュニティを作って、いろんな年齢の人が、各々出せる力を合わせて生きていく以外の得策は無いのではないかしら。
 2024年1月
映画「サバイバルファミリー」は、2017年2月に公開された。監督 矢口史靖。
主演 小日向文世、深津絵里、泉澤祐希、葵わかな
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zdlmlq · 3 months
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02.04.2024の日記
家族でガメラを観ようと思っていましたがなんとトークイベントがあった為チケット完売とのことで断念。それもあって夫と険悪になり別行動をした一日だった。夫とはあまりにも趣味が合わず休日が重なってもうまく集団行動できる日が本当に少ない。
一人で本屋に行き本を買い、死んだふりをしている金魚などを見ていた
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死んでいるようにしか見えませんが全然泳ぎます
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たぶん趣味なんだと思う。死んだふりが。
三品さんの新刊、『波打ちぎわの物を探しに』を最後までひらいた後だからということで同じくコレット(こちらはちゃんとパリの方)に触れている菅付雅信『物欲なき世界』をひらいていて、これも終盤になってきたのでやっぱり『波打ちぎわの物を探しに』関連でミランダ・ジュライの『あなたを選んでくれるもの』を控えていたんだけど(三品さんのフェアをやっている増田書店で買いました)、高円寺の円盤(現在は黒猫という店名になっていた)が東京での営業に一区切りをつけるとのことで振り返りイベント最終日の最後も最後、20時終了予定で20時くらいに入って、最後の30分田口さんが話すのを聞いていたら別の本を買ってしまった。
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『二〇一二』円盤店主田口さんが2012年に1年間つけていた日記の書籍版。
高円寺の円盤はレコード屋兼ライブハウスで、雑居ビルの狭くて急な階段をあがった二階にある人の家みたいな明るいお店。置かれているのはインディーバンドが自主制作で作ったCDが多くて、その大体に田口さんのコメントがついていた。ちゃんと聴いてから置く、という方針の店だった。
わたしがこの店によく行っていたのは10代から上の日記がつけられるようになる少し前、2011年くらいまでだったと思う。なぜなら2011年の夏に妊娠したので。
今日、既に人でぱんぱんであけっぱなしの入り口から漏れた人が覗き込んでいる状態を階段下から確認して帰ろうとしたら降りてきてくれた人がたまたま円盤に通っていた時期にちょっとお話ししたことのある人で、結構無理やり詰めて中にいれてくれたんだけど、その時ながれていた映像がちょうど2011年の夏にやっていたo-nestの円盤企画だった。映像の中でギターもドラムも燃えていた。比喩ではなく、普通にガソリン的な燃料がかけられて火がついていた。
他にもさらっと「窓ガラスが全部割られたときも、」という話がされていたし、まぁ全部ありえるよなぁと思うことが自分が観た円盤イベントの中でもままあった。2011年にはまだそういうことが許されていた、みたいな話ではなく、そんなことをやっている人なんてほとんど絶滅危惧種だったけどここおいては辛うじてそれをまだ観ることができた。おそらく違法薬物とかはやっていないタイプの人たちがそういうことをしている稀有な現場だったと思う。
もう10年以上ほとんど円盤に入っていなかったのでいまさら足を運ぶのもなんか気持ち悪いかな、と思ったんだけど、三品さんの本を読みながら頭に浮かんだのが田口さんが西荻窪に住んでいた時の家だった。引っ越してくる時「居間をどういう形にするのか考えている」と話していて疑問符が浮かんだけど遊びに行ってみたらなるほど、壁一面を棚にしたところで収納しきれないレコード達が棚と共に通常生活スペースになるだろう場所に侵食していて、四角形だったはずの部屋の形は棚の配置によって多角形になっていて、その真ん中に座ると手書きの仕切りで〈鳥〉とか、〈会社〉とかつけられている、当時ハタチ前後の子どもだったわたしには中身を想像できないレコードに囲まれた。
その仕切りやレコードのどれかを適当に、「これなんですか?」とたずねると、どれでも全部に解説をつけて流してくれる。どれに触れてもこれが一番すきだ、あるいはこれが一番面白い、と言わんばかりにおもしろそうに話すので、聴き出す頃にはもうよかった。なんか、会社の社長らが集まってやる宴会のカラオケがレコード化したやつとか流されても全然飽きなかった。いやこれはたぶん何の説明もなくても飽きずに聴けるな。いまでも。
とかく、わたしがいまバイトしてる書店で本の話をする時にその時のことをよく思い出す。わたしはあの時の田口さんのように全部を一番すきな、あるいは一番おもしろい本だという風に紹介できたらと思う。
もちろん全くそんなことはできない。
映像が終わった後、2012年にo-nestでの企画を辞めたことやその後は店での演奏企画にも消極的になっていったことの理由について説明していたけど、その後、大量に並ぶCDを引き抜いて(その時も、適当に抜いたんだろうにやっぱり馴染みある物をみるような独り言が自然にもれていた)「もうこの人も死んじゃったけど、いまこれを手にする人からしたらこのCDは"いま"のものだから、"物"にはそういうことができるから」という話から続く、"物が物であることの強度"みたいな話は、たぶんここ最近のテンションからして他の人にされたところでやたらとうつくしいですね、けっ、と思ってしまいそうなんだけど、田口さんが話すとすさまじい説得力がある。
円盤は、知らん人は知らんだろうけど知ってる人にはもうお馴染みの店で、たぶん田口さんとあのお店の名前、というだけでわりと盲目的に信用してくる人だってたくさんいたと思うんだけど、田口さんはそれにかなり抵抗していた気がする。縁や仁義を大事にするけど馴れ合いを嫌う人だということは子どもの頃にそうたくさんではないやりとりの中でも感じたし、円盤という名前がすっかり定着した後で店名を改めたのを知った時も、なるほどな〜と思った。もう全然遠くの方で、関係ないところでのなるほどな〜だったけど。
知り合い、というのも憚られる程度のやりとりしかしたことがないけどわたしが子どもの頃に知ることができてよかったと思うたくさんの大人の一人に田口さんがいます。今日は行っておいてよかった。本の話もちらちらと出てきて、本屋としてちょっと喝が入ったのでそういう意味でもありがたかった。なんか綺麗な話に響かないように書きたかったけどどうだろう、わかりません。
こんな半端者が感想を書き出していいような人でもない気がしています。わたしはずっと、ああいう大人に「何やってんの?」とか「気持ち悪い」とか「ちゃんと仕事して」みたいなことを、言われたいんだと思います。自分がすげー、と思う大人にダメ出しされてる時が一番落ち着けるというか、ちゃんとやらなくては、と思う。そうでないと手を動かしている間本当にずっと疑心暗鬼で、自分で自分にそういうことを言い続けないといけない。偽物が、小手先で本並べやがって。死ねよ。恥を知れ。と、頭の中で他のわたしが言い続けているのを聞きながら手を動かしている、自分に対してはうるせーなー、とも思えないから、はい、そうだな、本当にそう、と思いながら動かして、全部ダメという気がする。これは、確かだろうというものがどんどん疑わしくなっていて。
あー、でも、田口さん、田口さんのことは、疑わしくないな、と思った。物は、作り出された物は、確実にあって、残って、残れば誰かに届くから、残したいんだった。
だから本屋なんだった。
ということを思い出しました。思い出して、たぶんここでの感覚は一瞬でなくなります。明日出勤したら即座になくなりますが、でも、それでもこれを思い出せる瞬間があったことは本当に重要でした。よかった。よかった〜
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korokkeyasan · 3 months
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MBTI最近はやってるねー
最近嫌われの対象になりつつあるのになぜか大学お笑いではやってて、大学お笑いってのはこういうのばっかだなぁと思った
カラスみずのnoteでみんなのMBTIをみて、少ないはずのMBTIの多さにびっくりしたーーかくいう私もINTP!tumblerやってる人と被りが多くて嬉しかった!!!!某アイドルオーディション番組で、性格が悪そうすぎて炎上した子の言動が私にそっくりすぎると思ってたら案の定その子もINTPだった!
INTPの特徴に、褒めることとお世辞を言うことが苦手ってのがあって、これが私の人間的な欠陥ではなくて性格なんだと知れて救われた お世辞って嘘だし、できなかったことが少し成長しただけでまだ平均には及ばない、みたいな人とか一番褒められない!あたりまえだろとしか思えなくてやばい!
私は診断系が大好きで、MBTIも出てきてすぐにやった!今はエゴグラムという診断を周りにすすめているのでみなさんもゼヒ!ちなみにわたしのエゴグラムの診断はA型!adultのA!「物事を冷静に把握・分析し、論理的思考で物事を考えることが出来ます。」とのこと!なんだかかっこいい!全部の診断で研究者タイプとか適職研究者とか言われて、はいはい文系ですみませんねーーーってなる
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最近ガンダムSEED、SEED destinyを一気見した!2週間で100話見た!映画も見た!!私はアニメ一気見派で、移動中も入浴中も化粧中も寝起きも見続けることで短期間での完走ができています!!前半マジでつまらなくて、SEED1話見るごとにドラゴンボール改3話見てたけど途中から面白くなってそこからハイスピード視聴
ほんとにムウがかっこよくてかっこよくて!他のキャラは15.6歳が多いから、戦争なのに感情に侵されすぎてるところが嫌すぎるせいで推せるキャラが少ないけど、ムウは大人だし強いし声も顔もかっこよくてとても良い!2番目の推しはアスランとルナマリアかなーこの2人もそこそこ自分をコントロールできるそこそこ
とはいえ宇宙戦争の話だからめっちゃ人死んで嫌だったーーー戦争反対!あとめちゃくちゃ核ミサイル撃つんだけど、それ日本すぎ笑ダメだよあんま笑
早く就活終わらないかなーー終わっても単位取れてなさすぎるから1年生くらい大学行��ことになるさいで遊べないけどーーーーーー髪の毛ピンクにしたーーい!その後に毛先だけ暗いグレーのピンク髪にしてツインテールするしーーーでセルフで作品撮りするしーーーーーー
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overjazztrio · 3 months
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猫が喫煙する夜
仕事が繁忙期である。木曜、職場を出たのは25時前だった。最近忙しいな、一体いつから忙しいんだ?と思ってよくよく考えたら年中繁忙期だった。やってられん。まぁこんな日々もあと2ヶ月で終わるのだが。
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直属の上司が土曜に出勤するというから俺も付き合って昼過ぎに出てきたのだが、やっぱりやる気が出ずに上司が帰った10分後くらいにすぐ俺も帰った。結局特に仕事は進んでいない。マルチタスクの限界を感じる。夕焼けに燃える山々を見つつ、たまには普段行かないスーパーに行くかと自転車を走らせる。
嫌な予感はしていたが案の定夜を更かして酒も飲んで、日曜に目が覚めたのは昼頃だった。職場行かなきゃ、と思いながら夕方になり、気づいたら家にいるまま0時を回っている。土日はずっとこんな感じだ。
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ずっと、やる気が出ない。早めに仕事を進めれば楽になるな、と思っていても結局やらないことが増えた。
これはなんなんだろうな。
しかしこんな状態になっていても、俺はこの仕事が天職だと疑っていない。ここ以外の場所で働く俺は、全て今の俺より劣ることになるだろう。それは年収やワークライフバランスではなく、矜持や生き様の部分で劣るのだ。同期はたくさん辞めているが、それでも俺はここを離れるメリットをほぼ感じていない。
最近の俺は明らかに腐っているが、しかしここで精神的に無理をするとブチ壊れるのは昨年末に学んだ。学べてよかった。なんとか耐えろ、と今は自分に言い聞かせて日中ばたばた走り回っている。
ふと不安になって、胸中を覗く。俺はちゃんと、また輝けるだろうか。輝く気はあるだろうか。俺は恥ずかしながらエリートの区分で入隊している。いずれ数百数千の部下を率いなければならない。俺にはまだ、そうなる覚悟が残っているか?まだ心の火は消えていないか?
消えていない。それは絶対に。
胸にまだ、微かに確かに残る火を煙草に移す。月が明るくてありがたい。この小さな火だけは、消させるわけにはいかない。これが消える時は俺が死ぬ時だ。まだ大丈夫だ。いくら眠気に襲われながら仕事してたって、上司にきつい指導をくらったって、俺が大丈夫なのはこの火があるからだ。
いずれこの火を周りに移していく時が来る。俺は周りを燃え上がらせるためにここにいて、そのために今生きていることを忘れるな。それが誰かを照らし、この世にある何がしかの争いや諍いを燃やして消し去るまで、俺はここにいる。瞳を濁らせるな。お前の胸の火が、ちゃんと外からうっすらと見えるように。ただただ昏く暗い今を、その光を頼りに歩いていくために。
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tu1book-blog · 3 months
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2024年1月18日(木)曇り
夫が休みの日なので短時間でも娘をみてもらえるので、つまりそれは私の自由な時間ができるのであり、その間に濃厚なガトーショコラを作ったり、弁当の作り置きをしたり、布団を干し、床を掃除したりなどした。すっきり。娘は父ちゃん抱っこでは泣き叫ぶので、ところどころ寝かしつけをして誤魔化すなどした。どうしたものか。私の抱っこには慣れているのだろうね。夜泣きがはじまったら困ったなとまだきていない未来の心配をしている。これはおそらく幸福なのだと思う。
読書は引き続き『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』の下巻で、つくづく思うのだが、主人公の諦めと受け入れの良さの潔いことよ。よくもまぁそんなときにそんなくだらないことを考えられるなあと呆れるくらいに清々しい。今開けているページでも足元の暗闇から水が迫ってきているというのに自分がウイスキーを飲んでいるところを想像しはじめている。この男、ウイスキーとセックスのことしか考えていないし、女と寝るのが簡単そうに語る口が憎く、たまに張っ倒してやりたくなる。しかし面白い。困ったな。
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masayuki-hirahara · 4 months
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昭和19年10月20日、神風特別攻撃隊が編成され、日本軍は悪化した戦局を打開すべく、戦闘機で敵艦に体当たりする特攻作戦を展開。昭和20年春、本土決戦に備えて白兵戦を想定した民間有志による神風特攻後続隊が組織化され、昭和20年8月15日の終戦まで続き、彼らにとって大切な人が未来の日本で立派に生きられるように戦い散っていかれました。
映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」
〜君のために、生きたい あなたと一緒に、生きたい〜
現在上映中のこの映画、皆さまはご覧になりましたか。
私は今日鑑賞してきました。キッカケは、今年は映画音楽の作曲が再び展開する年になるような気がして、他の作曲家がどのように曲を付けていっているか刺激を得るために何気に出掛けた映画館でした。軽い気持ちでしたが、心と身体が全身震える映画は滅多に無いことです。
映画のストーリーは割愛させて頂きますが、現在と過去の時間軸の時空を超えた人間ドラマで、今を生きる若者たちに共感を呼ぶ非常にシンプルな映画の作りに��っています。
今まで私は特攻隊員の曲や戦争の曲を作曲してきましたがそれが何故作ってしまうのか分かりません。もしかすると遠い昔に経験をしてきたのか、なんだか懐かしい気持ちになることもあるのです。
下記投稿写真のワンちゃん(チロ)を抱いた特攻隊員の有名な写真は、特攻隊の生き残りでもある故 板津忠正さんが収集されたもので、もう1枚の写真の左側は出撃前の板津さん本人です。中央は「特攻の母」として隊員たちに親しまれた軍の指定食堂「富屋食堂」の鳥浜トメさんで、私の見解では、今回の映画で松坂慶子さん演じるツル役(軍の指定食堂 鶴屋食堂)だと思われます。板津さんとは特攻隊をテーマにした公演をご一緒したこともありたいへん貴重な経験をさせて頂きました。もう1枚の写真はその時の2ショットです。
特攻隊の方々は、未来の私たちが明るく笑顔で暮らせる世の中をきっと誰よりも強く願い、愛する人を残し国のために散っていかれました。
今私が生かさせて頂いていることに改めて感謝を捧げ、隊員たちの分まで今日から笑顔一杯でまた心新たにして生きていきたいと映画を観て感じました。
帰宅してからも、隊員たちのことをずっと考えていると、今まで家で1度も起きたこともない現象が起きました。廊下の電気が明るくなったり暗くなったり、隊員が「ここにいるよ」って知らせてくれているようで、胸が熱くなり心が温かくなりました。もしかして昔一緒に戦った無二の友だったのかなぁ...などと勝手に想像し思いに浸っています。下記動画。
来年は終戦80年を迎えます。戦争経験のない方が世界で殆どになります。世代を超えて次世代に受け継いでいかなれければならない大切なことだと感じているので、今回のような映画の企画はとても意義のあることだと感じています。
日々の当たり前だと思っている日常は決して当たり前ではない、明日この身はどうなるかなんて誰にも分からない、今を一生懸命生きて、今を目一杯笑って���しんで時に泣いて、後悔の無い生き方をしていきたいと私は改めて今日心に刻みました。
今日は素晴らしい映画に出合えたことに感謝いたしております。
このような映画音楽の作曲にも今後携わることができますように願いを込めて。
2024.1.9 平原誠之
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mnx3e · 11 months
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映画「スーパーマリオブラザーズ」観てきました
GWでシブって以降出かけるのもめんどくて結構日が経ってしまいましたが、ついに観てきました。
これはまずい、何万回でも観れる・・。良すぎて逆に記憶がありません(?)
いやいやこれは本当に、頭の先から爪先まで作品とファンへの愛とリスペクトと遊び心で溢れていると感じました、少なくともわたしはガッツリとその心意気に打たれた。
それなりに色んなマリオ作品に触れてきたとは思うのですが、本当に色んなタイトルが随所に詰め込まれていてギュウギュウです。完成させてくれてありがとう。実現させてくれてありがとう‥!
では以下、ネタバレ込みでつらつらと。
・本編が始まる前。カートに乗ったミニオン(の映画を作ったところが製作してるからですね)が出てくるのですが、この時のシグナル音… プー、プー、ピーン! がマリオカートのそれでいきなり感動した。なんなら泣くかと思った(涙腺弱お)
・音楽がいちいち良い。先の通りいろんなタイトルが混ざってるのですが、その都度そのゲームの曲がアレンジされて流れるんだもの、いちいち「これ知ってるー!」って感動してしまう。
・マリオとルイージは、ブルックリン在住のちゃんとした「人間」(の割には身体能力バグってるけど)として描かれていて、しっかりと「配管工」の設定を貫いてるのは良き。でも彼らの家族が普通に出てきたのは少し意外だった。彼らが案外若者である事も見せてるんですかね、個人的には暗黙の部分だと思っていたので若干の違和感は拭えませんが‥まあ仕方ないか、ゲームのマリオではなくブルックリンの配管工だからな。
なので逆にドカンをくぐるのが待ち遠しかったです笑
そういえばポリーンも出ましたね。他にも見覚えのあるキャラのポスターがあったり、細かい部分に色々隠されてそう。
・ていうかルイージ兄さん好きすぎじゃない?かわいいなぁ。あとめちゃ「ルイージ」なのが良い。兄さんの後ろを歩く感じたまらん。
・キノピオ隊長(の曲が流れたし荷物も持っていたのでそうだと思ってる)かわいい、“カワイイ”押しのキノピオたちの中でファイティン精神溢れるのかわいい 。彼ら歩き方がもちもちしてて可愛い。くそっ 流石にカワイイでやってるだけはある。
・透明ドカンだ!わー!「このブロックなんで浮いてるの!?」は、おっしゃる通りだよ
・異世界でひとりぼっちになったルイージが初っ端「ルイージマンション」でテンション上がった。やはり似合ってしまうこの不憫な感じ。「マ〜リオぉ〜」って言った!わーー!!
「やるときゃやるいーじ」ってお前ぇ
・ヘイホーとムーチョはホラー枠(わからんでもない)
・ピーチが、色んな意味で強い。海外は本当に強いヒロインが好きなんだなぁと思った。助けを待つだけのか弱いお姫様は時代遅れなのよ。あとエルサだった。つよすぎぃ
・ドンキー出て来るなら他のコングファミリーも出るかな?と思って観てたら名指しでディディー出てきた。コングたちもみんな表情豊かでかわいかったなー。
コング世界でカートが普及してるのは少し謎だったけど、この際どうでも良いでしょう(
ドンキーとのバトルも熱かったけど、その後のレースシーンもかなり熱い。レインボーロードのBGMは卑怯なり。ちゃんと“ショートカット”もしてて興奮した。
…ところで個人的MVPは、レースで出てきた青いトゲこうらの彼。凶悪なマシンに乗っているのだけど、爆破されて終わり…と思いきや「トゲゾーこうら」となって逆にマリオたちを叩き落とすという・・
あれ、やばない?アタックモーションも完全にゲームのあれだし、勝ち抜いたマリオたち、つまり「トップ」を狙うのもまさしくである。ただでは倒れない絶対殺すマンの彼、かなり良い… 好きだなあ……
・みんなのトラウマ「ウツボ」もいるよ
・あと個人的可哀想で賞はボムキング。そんな切ない顔して爆発しないでくれ…もうちょっと無機質でいてくれ〜心が痛む〜
・まさかベビィも出るとは。
・クッパがかなりクッパで大変良かった。声も良い、台詞もいい、口周りが案外むにむにしてて可愛い笑、パワーもブレスも申し分なく怒ると瞳が赤く光るのもたまらない。
あとピーチ好きすぎる。ぴちぴち歌い出した時は心配になったけど()「結婚しないなら国を滅ぼす」って思想ヤバくない?時折り見せるくりっとしたお茶目な表情はめちゃ可愛いのだけど、大暴君フェイスとのギャップがマズい。す、好き…
ピーチ大好きなはずなのにメロメロするでなく手に入らないなら普通に殴る感じ、ま、ま、マズいぃ・・・
結婚式のお衣装がオデッセイのアレなのも良いですね、ていうかそれしかないですよねー!
・ラストバトルはやっぱりスターのテーマか・・ゲームでもあれのアレンジが使われたりするけど涙腺にくるのでやめてくれ〜 あの「絶対勝つんだ」感が痺れるんだ‥!
話の締めくくりとしては、ルイージの順応早すぎだしみんなも飲み込み早すぎない??という、なんとなく終わらせた感を感じてしまったけど、まあ…そうでもしないと終わらないしなw
・死にたがりの青いチコちゃんは何だったんでしょう…ゲームにあんな子いたかしら
・スタッフロールすらマリオ音楽盛り沢山で楽しい。スタッフ名がマリオフォント(カクカクしたあの字)なのもニクい
・ラストもラスト、ブルックリンの地下にぽつんとあるヨッシーのたまご。が、割れて、「やひー(あの声)」と共に映画が終わるのだけど‥
これって2への伏線?それとも、ヨッシーのゲームが出る‥? 楽しみ‥!
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はあはあ、書いてると色々思い出して終わらなくなるのでこの辺で止めておこう‥などと言いつつ足すかもしれない
今回は吹き替えで観たので、やっぱり字幕も観たいな…!ちなみに吹き替え、ちょっと心配でしたが全然良かったです。マリオもちょうど良かったかなーと。ルイージが少し… 昔のちょっと高い幼い印象でしたが、でも別にルイージだったので良し。
テンポもよく迫力もあり中弛みも無く十二分に満足!何よりまごう事なきマリオの映画だった事がもう、満足!
いやー楽しかった〜
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dropoutsurf · 5 months
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結論、ほぼデマ | パチンコ屋の倒産を応援するブログ
民主党,立憲民主党,鳩山,枝野,野田,首相,悪夢,リーマン,311,東日本大震災,人災,
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・国家公務員の天下りあっせんを全面禁止  ↓ 府省庁からの斡旋のあったものだけを天下りに数えるように変更して 94%の天下りをカウントから除外しただけ。
さらに民主党政権は天下り・現役出向の拡大とかえって悪化させている。
評価:× 嘘
・子供手当支給  ↓ 2010年7月の参議院選挙前に配って票を得ようとして 麻生政権の景気対策補正予算を事業仕分けで無理矢理凍結して転用。 その後も結局半額支給に留まるなど政権発足前から財源がないことは 藤井裕久ら民主党幹部がすでに理解していた。
評価:△ 半分
・生活保護の母子加算復活 父子家庭に児童扶養手当  ↓ これは事実。
評価:○ ただし福祉ばかり手厚くするその財源は税金なんですけどね。
・記者会見オープン化  ↓ たしかに部分的にオープン化したが、 民主党に批判的な記事を書いた事を理由にした記者の排除や 民主党に批判的な社の記者は絶対に質問させないなどが行われた。
評価:△ オープンにした意味が無い
・公立高校生授業料無償化 私立高校へ助成金支給  ↓ 事実。ただし朝鮮学校へ支給するために1条校以外も対象にしようとするなどした。
評価:△ そもそも義務教育外のものを無償化する是非は?
・密約解明  ↓ おそらく沖縄返還の際に日米で密約があったという話の件。 岡田克也外務大臣が 「証拠はないけど密約はあったはずだ!だからあった」(要約) という乱暴な結論を出し、これを根拠に米国を批判したもので解明などとはほど遠い内容。
評価:× 証拠なしで決めつけただけ。 民主党と支持者に法治の精神がない事を示した上に米国との関係悪化だけでなく、あとから勝手に非公開のはずの話を公開されかない姿勢を各国に見せつけてしまい、各国が民主党政権をまともな外交相手として扱わなくなり日本の外交的地位を完全に地に落とした。 (実際に訪米では途上国と同じ扱いをされるまで日本外交の地位が低下した) のちの安倍政権で日本の外交を立て直すために前半数年を費やさなければならなくなった。
・社会保障費削減撤回  ↓ 評価:△ 事実、ただし代替案なしで負担増加分は現役世代へ。
・基礎自治体に事務事業の権限と財源を大幅に移譲  ↓ 権限を若干移譲したがそれ以上にNPOの主観を地方自治体に移すなど、現在問題となっている公金チューチューなどの温床となっている。 また、予算が欲しい団体は民主党幹事長室に言われた要求を満たさないとならないなど、結局の所は予算や権限を人質に民主党の横暴が加速する面もあった。
評価:△ 責任から逃げたい民主党の哲学もあってか責任の曖昧化が進むなどむしろ害の方が遙かに多いのでは?
・診療報酬引き上げ  ↓ 事実、若干上がった
評価:○ ただし社会保険料の上昇加速で現役世代への負担増。
・国と地方の協議の場を設置  ↓ 地方自治体は民主党幹事長室に何らかの見返りを用意しないと予算が追加されなかったり、民主党の議員が強い自治体だけ極端に補助金が優遇されるなど協議以前の問題だった。
評価:× 民主党幹事長室を通さないとならないという憲法違反をやっていた。 (請願の自由の侵害)
・全ての国直轄事業における負担金制度を廃止  ↓ 民主党政権中にさくっと復活
評価:× その後に元に戻った事を考えれば2010年7月の参院選向けのアピールでしかなかった。
・非正規労働者の雇用保険への適用条件緩和  ↓ 事実
評価:○
・原則として製造現場への派遣を禁止  ↓ そもそも派遣で働いていた人達の働き先を無くした後のことを考えておらず、 そのことをつっこまれて民主党政権は方針を変更して撤回したため公約破りとして批判されていた。
評価:× 実現していません。
・農家戸別所得補償制度実施  ↓ たしかに部分的実施は行ったが 農地改良や鳥獣害対策費などの予算を大幅カットしてこれを財源として実現。 また岡田克也の実家であるイオンが戸別所得補償制度を理由に 米農家を買いたたいていた事が国会で指摘されたり、 飼料用米を雑に作っていれば補償で儲かるという制度の建て付けにより、 他の農業者へ貸し出していた農地の貸し剥がしなども横行した。
評価:△ 朝三暮四な上に発生した問題の方が多かった。
・バリアフリー改修、省エネ改修工事補助  ↓ 事実、ただし麻生政権で実施したプランを引っ張った形。
評価:△ 鳩山内閣が特別に実施したものではない
・分娩の公的助成  ↓ 麻生政権で増額を決定したもの
評価:× 強いて言うのなら麻生政権の実績
・肝炎患者のインターフェロン治療の自己負担限度額引き上げ  ↓ 2009年民主党政権公約では「自己負担限度額を引き下げる」としていた。 引き上げたのなら公約と逆。
評価:× 公約と真逆
・自殺者が政権交代後に減少中  ↓ たしかに若干の減少は認められるものの 2007年に決定された自殺総合対策大綱を民主党政権は踏襲していただけ。 その後の第二次安倍政権では 1997年以降3万人台を下回った事の無かった自殺者数が2万人前後に低下。
評価:△ 事実ではあるがリーマンショック後の有利なタイミングで政権を取ってただけ。 民主党不況に陥れられていなければもっと減っていた可能性があるのでは?
その他。
野党側に審議時間すら認めない強行採決10連発など、 過去に類例の無い強引な国会運営だったが マスゴミがこれを批判しないようにして擁護していました。
民主党政権では長妻昭と山井和則コンビが 「長妻・山井プラン」などと自慢していた大量の派遣切りがありました。 特定26業種の多くで解釈によって一般の派遣と見なすという手口を使いました。 「派遣を継続的に雇えないようにすれば正社員が増えるはずだ」 という連合の生兵法をそのまま実施した形です。
それに加えて民主党政権が超円高誘導を行う事で 本来ならリーマンショック後の回復局面なのに 民主党不況を作り出して失業者を大量に生み出す結果となりました。
また、「(国家)公務員の総人件費削減」という民主党の公約を実現するという理由で 民主党政権は一時的に霞ヶ関の新卒採用を0にさせようとしました。 (さすがに非難囂々で渋々「若干名」を認めるに変更)
民主党政権は彼らの票田である「情弱高齢層」を向いたままの政治がより露骨で、 若者は切り捨てる傾向が非常に極端な政権だったと言えます。
アニメーターが労組を作った時に 各政党にも挨拶に回ったのですが、 民主党はアニメと聞いて選挙権がない子供じゃ意味が無いと考えて ろくに相手にしなかったなんて話があります。
日本の政治って結局の所は数の多かった団塊世代を中心に 高齢者層ばかりを向いた政治がこの30年以上続けられてきました。
若者を使い捨てにする氷河期世代を作ったのも そうした政治の怠慢と、数ばかり多い問題のある世代のわがままと経団連の合作 と言って良いのだろうと思います。
すでに手遅れ状態になっていますが、岸田総理は異次元の少子化対策などと言って 金を巻き上げて補助金として付け替える 財務省が喜びそうな間抜けな手口で社会保険料負担増を財源にする政策にしようとしています。
今の現役世代は30年間ほぼ給料が上がっていないのに 社会保険料がひたすら上がり続け、 可処分所得がガンガン削られてきた世代だと言えます。
若者の○○離れ、 などとマスゴミが非常に後ろ向きな文脈で使いますが、 使える金の余裕がなくなってるんですから、 お金を無駄に使うような事はできませんよ。
若者にもっと他のことに無駄にお金を使わせたいのなら、 若者の可処分所得を増やすために負担を減らすのが一番ですよ。
財務キャリアという日本国民の敵の言うような 「増税して金を毟って、それを天下りの利権の原資にしつつばらまく」 という方法では効果はほとん期待できないと思います。
日本のマスゴミの特にダメなところの一つに 「○○と比べて今の若者はxxにお金を使わない」 みたいにわざわざ比較して極めて否定的に扱うところがあります。
まぁ、マスゴミとしては 「若者は不幸なんだー!もう未来は真っ暗なんだー!」と、 世の中に不満がどんどんと蓄積していくようにしたいのでしょうけど。
マスゴミの上の方の人達は マルクス主義にかぶれたポンコツどもばかりで固められてますからね。
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