Tumgik
#奥村 雪男
rizumo-month · 2 years
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Yukio Okumura as Poetry
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Franz Kafka, Letter to His Father | 2 or 3 Things I Know About Her | Unknown | Tahereh Mafi, Shatter Me | William Stafford, from “Some Shadows,” The Darkness Around Us Is Deep: Selected Poems, ed. Robert Bly (HarperPerennial, 1993) | THROAT OF GOD by Keren Chelsea
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rainymegane · 1 year
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I’ve never seen one for Yukio before, so even though I suck at drawing chibi so badly, here’s my quick version of how to handle your Yuki meme 😅
Ready to help our precious boy cope with his frustration?
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otarulove · 4 months
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〈お元気ですか?今日は、何の日・〉
https://sunnyhomewor.thebase.in/
ドライりんご・プルーン 発売中です。
おはようございます。
「私 いまNBAで活躍中の中学生の八村塁氏を
富山の奥田中学校運動会で 見ています。」
終日雪 最高気温マイナス1℃の気温です。
今日は、バスケットボールボールの日です。
1891年の今日 マサチューセッツ州
スプリングフィールドで バスケットボール
初の試合が行われました。日本人の母と
ベナン人の父親の長男 塁氏ガンバれ!
If were the last day of my life,
I want to do what I am about
to do today?
今日もいろいろ頑張ります。
よろしくお願い申し上げます。
http://www.sunny-deli-secco.com/
#ドライりんご #ドライアップル
#乾きリンゴ #driedapple
#granola #driedfruits
#小樽市 #otaru #ワインのおとも
#北海道 #子どものおやつ
#サニーホームワークス
#おやつの時間 #小樽お土産
#苹果干 #apelkering
#말린사과
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jpf-sydney · 3 months
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Besuto essei. 202
New item:
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日々の雑感、考察、失敗談から、亡くなられたあの方への追悼文まで… さまざまな書き手たちが、「エッセイ」という枠組みのなかで書き記した2021年の記録。 この年に新聞・雑誌等の媒体に発表された中から選りすぐった、珠玉のアンソロジーです。
Shelf: 914.68 BES 2022 Besuto essei. 2022 = The best essay. edited by Nihon Bungeika Kyōkai.
Tōkyō : Mitsumura Tosho Shuppan, 2022. ISBN: 9784813804147
337 pages ; 20cm.
Editorial board members: Kakuta Mitsuyo, Hayashi Mariko, Fujisawa Shū, Horie Toshiyuki, Machida Kō, Miura Shion. Text in Japanese.
Table of contets:
部屋にいる感じ / 武田砂鉄
ロクな恋 / 李琴峰
特に秘密、ありません / 二宮敦人
親父の枕元 / 原田宗典
犬の建前 / 宇佐見りん
いつか「コロナ福」だったと言える日 / 鷲田清一
紙 / 内田洋子
学び始める春、失敗を楽しむ / 山本貴光
瀬尾夏美 / おじいさんの空き地
落合博満への緊張感 / 鈴木忠平
月の砂漠 / 小池水音
冷水を浴びせる : 坂上弘の文体 / 三浦雅士
陰のある光 / 小泉凡
脳内・ドイツ / マライ・メントライン
父と兄の書棚が招いた変な読書 / 志茂田景樹
心の扉を開く音楽 / 寮美千子
立花隆さんを悼む / 柳田邦男
失われゆく昭和探して / 川本三郎
大人への扉を開けたのは / 加納愛子
関係性の結晶 / 齋藤陽道
ガラスのこころ / 岸田奈美
"諦められない"心でアイヌ語研究に夢中 / 金田一秀穂
アイヌとして生きる / 川上容子
佃煮に想う / 小泉武夫
最高の食事 / 田中卓志
珠玉の世界 / ブレイディみかこ
神様、世間様 / 尾崎世界観
さいとう・たかをさんの思い出 / 辻真先
コロナ禍社会と密になった / 本谷有希子
最後の飛翔 / 椹木野依 -- 我が町の「宝」 / 井上理津���
ネガティブな皆さんへ / 尾上松緑
「あいつなりに筋は通ってるんだ」 / 岩松了
翻訳とは / 村井理子
「覚えられない」 / 茂山千之丞
白土三平さんを悼む / 田中優子
そんな時代 / 海猫沢めろん
ともに歩けば / 小川さやか
(笑)わない作家 / 万城目学
雪原 / 岸本佐知子
河合雅雄さんを悼む / 佐倉統
学園の平和、取り戻せ! / みうらじゅん
料理 / 小山田浩子
田中邦衛さんを悼む / 倉本聰
「声」分かち合う喜び / 温又柔
エリック・カールさんを悼む / 松本猛
月みる月は / 彬子女王
トーストと産業革命 / 青山文平
祖父母のすずらん守る / 星野博美
考えることに失敗する / 神林長平
悪態俳句のススメ / 夏井いつき
死も遊びだと思いましょ / 横尾忠則
UFO / 柴田一成
「やめた」後の達成感 / ほしよりこ
息子よ安心しなさい、あなたの親指は天国で花となり咲いている / 青木耕平
那須正幹さんを悼む / 高樹のぶ子
愚かさが導いてくれた道 / 沢木耕太郎
クールでお茶目なかっこよさ / 谷慶子
機械はしない終業挨拶 / 黒井千次
閉、じ、こ、も、り / 村田喜代子
ナマケモノ / 奥本大三郎
夢を彷徨う / 髙村薫
愛しの小松政夫さん / 鈴木聡
胃袋の飛地 / 湯澤規子
『老人と海』をめぐる恋 / 高見浩
「すごい」と「やばい」 / 酒井順子
写真を撮られるということ / 松浦寿輝
安野光雅さんを悼む / 大矢鞆音
この世の通路 / 佐々涼子
◆編纂委員作品◆
瀬戸内寂聴さんを悼む / 林真理子
多分、両方だと思いますよ / 町田康
忘れがたきご亭主 / 三浦しをん
あそこの棚に置いてある。 / 堀江敏幸
それは私の夢だった / 角田光代
遠き花 / 藤沢周.
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poyojinsei · 8 months
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ブレワイと鉄道、少し傭兵
まずブレワイから。ブレスオブザワイルドってどういう意味なんだろうと思い始めてきました。まずブレスって何?bless?breath?そこから。どうもbreathらしい。
思い出を全部回収したっぽいです。ゼルダ姫が封印の力に目覚めた!なんというか思い出したというよりは察してたことが補完されたというような感覚ですが。まあ、やっぱりミファーがラネール山の麓で言いかけたこと、誰かを守りたいという想いみたいなのがキーだったんでしょうか?
これまでも思うところあったのですが、女神ハイリアという存在、なかなか癖のある神ですよね。絶対悪ガノンと対になる絶対善ではない。相対的に善なだけであって、本質的にはそんなにいい神ではなさそうです。いい神、優しく善なる神だったら、こんな風に巫女を試したりしないでしょう。民もたくさん死んでいるのに。
マスターソードのときも思いました。試すとか言って生き血啜ってくる剣は魔剣というのでは?女神ハイリアの名のもとにアスレチック作って数千年地面に埋まってる即身仏がたくさんいるのも空恐ろしいし。。。他にもなんか一回くらいあったような。。。こういうシーンが。。。
ただ単にハイラルを支配下においてるだけで、本質は力・勇気・知恵を司る上位存在であるだけなんでしょうね。私はそっちのほうがリアリティあっていいと思いますが。この文脈におけるリアリティってなんだ?????
あとは祠チャレンジとか、その他サブクエを完遂したらハイラル城に突っ込もうかなと思っています。まだやり切っていないクエストとかもありそうですが…。やることなさそうかなと思ったら一度攻略情報見てみるかもしれません。
個人的に今気になっているのは、ウオトリー村を出奔してBIGになろうとしていたニート(その後ハイラル平原でピンチになったところを目撃している)、リトの村の入り口で空を見ているニート、ゾーラの里で縁談の予感を待ち構えている仲人おじい、ロベリーと奇人の息子グラネット(来る途中見ましたか?と言われたけど絶対いないよね?イマジナリー息子?)、らへん。ゲルドのお料理先生も気になっていたのですが、ルージュ様が兜くれたので、特にもう何もなさそう。
あと、カカリコ村の宝珠が盗まれるクエストで、出てきたイーガ団幹部が悪の幹部すぎて感動した。
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(9月18日 画像を追加しました)
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次スターレイル。ヤリーロ-VIをくりあーしました。最後カカリア戦の演出なんかいろいろすごかったな。。。。ほんとなんかすごかったという感想しかない。すごい盛り上げ方でした。今後まわる世界全部こんな感じなんですか?
ほんとに最後のほう、サンポが意味深に誰かと話しているシーンがありましたが、サンポはヤリーロ人じゃないのかな??星核ハンターでもないさらなる勢力?公式サイトでもベロブルグの人扱いになってるけど。謎です。
サンポ、特に好きなタイプのキャラではないのですが(あのタイプのキャラが大好きな人がいるのはかなり強く感じます)、しゃべり方の……文体?がなんというか他人とは思えなくて気になっております。
仙舟・羅浮にやってきましたが、この世界観かなりいいですね。未来中国、しかも住民獣耳。好きなものを全部詰め込みました感。ストーリーも今後の展開が気になる感じになってます。刃、カコイイ。ただかっこいいだけじゃなく、普通にちょっと気持ち悪いような薄気味悪さを併せ持ってるのがいいですね。景元将軍と従者君もいい感じです。従者君はかわいい男の子風なのに強いのがちゃんとわかる言動、ベタだけど良いです。女性陣は、なんというか全員ケモミミでショートパンツなので、ちょっと脱力です。将軍の座を狙ってた女の子のほうが古参兵ネキより強そうだったな。。。
あとはお宝さがしイベントを一生懸命やって終わらせました。
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私はあんま興味がなかったのですが、アーマードコアが発売されましたね。我が家でもなんか始まっています。ヴァ・ナボリスみたいなのを攻略しようとしている場面を見ました。荒野の四足歩行機械でビームを撃ってきて脚部を破壊して乗り込むやつ、なーんだ。歩く霊廟は荒野にはいないから×です。ちなみにビームを撃つのは雪原限定です。
「主人公はフリーランス傭兵だから、あっちについたりこっちについたりする」という話を聞きました。それを聞いて思い出したのはFE蒼炎の軌跡…。アーマードコアの話じゃないです。申し訳ありません…。ファイアーエムブレムの話です…。
団長の死を気にグレイル傭兵団を辞めてフリーランス傭兵になったシノンさんは後に帝国軍に雇われて、グレイル傭兵団の剣の露となって雪原に散っていったんだよね…。
悪趣味なのは重々理解しているんですが、私はこのシーンが大好きで、それは当たり前ですが人死にを喜んでいるわけではなく、シノンさんには生存ルートと死亡ルートがあるということを前提にして、この死亡ルートのあっさりした最期、その悲しさが非常に含蓄に富んでいると思っていて、だからとてもよく覚えているんです。
シノンさんの再加入後には新人(?)との支援会話もあって、楽しそうな(?)会話をしていたりするわけです。そういう未来が選択と可能性の交錯によって閉ざされてしまう(あるいは、生存のほうが難しいと思うので、「そういう未来を選び取ることもできる」)ことをシミュレーションできるって、ゲームとはなんと表現力豊かな媒体なんでしょうね。
シノンさんが登場する続編である暁の女神を私はプレイしていないのですが、それは、このシーンの「正解」が定められてしまうのは受け入れがたいと思ったからでもあります。
ゲームって奥が深いですね。ストーリーメディアとして。
今日はそんな感じで~す。
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asa-wt0 · 2 years
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あさの約100冊
エラリー・クイーン/オランダ靴の謎 エラリー・クイーン/ギリシャ棺の謎 エラリー・クイーン/エジプト十字架の謎 エラリー・クイーン/災厄の町 エラリー・クイーン/十日間の不思議 エラリー・クイーン/九尾の猫 パット・マガー/四人の女 パット・マガー/七人のおば 有栖川有栖/ダリの繭 有栖川有栖/スイス時計の謎 北村薫/空飛ぶ馬 北村薫/鷺と雪 宮部みゆき/ステップファザー・ステップ 宮部みゆき/心とろかすような マサの事件簿 宮部みゆき/ぼんくら 宮部みゆき/我らが隣人の犯罪 宮部みゆき/小暮写眞館 今村夏子/星の子 三浦しをん/風が強く吹いている サリンジャー/ライ麦畑でつかまえて サリンジャー/フラニーとズーイ サリンジャー/ナイン・ストーリーズ カズオ・イシグロ/わたしを離さないで ウィリアム・アイリッシュ/幻の女 堀江敏幸/雪沼とその周辺 綾辻行人/十角館の殺人 ローラ・インガルス・ワイルダー/大草原の小さな家 島田荘司/占星術殺人事件 サマセット・モーム/月と六ペンス 絲山秋子/袋小路の男 彩瀬まる/あの人は蜘蛛を潰せない 西加奈子/ふくわらい 西加奈子/炎上する君 谷崎潤一郎/春琴抄 佐藤多佳子/しゃべれどもしゃべれども 田牧大和/花合せ 濱次お役者双六 千早茜/あとかた 津村記久子/この世にたやすい仕事はない 津村記久子/ミュージック・ブレス・ユー!! 加納朋子/ななつのこ 朝井リョウ/もういちど生まれる 瀬尾まいこ/卵の緒 瀬尾まいこ/あと少し、もう少し 庄司薫/赤頭巾ちゃん気をつけて 本谷由紀子/嵐のピクニック 小川洋子/猫を抱いて象と泳ぐ 中島京子/小さいおうち 辻村深月/ぼくのメジャースプーン 辻村深月/スロウハイツの神様 円城塔/これはペンです 川端康成/眠れる美女 三崎亜記/バスジャック 飛鳥井千砂/はるがいったら 吉田篤弘/針がとぶ―Goodbye Porkpye Hat 梨木香歩/春になったら苺を摘みに 川上弘美/センセイの鞄 中山七里/さよならドビュッシー 桜庭一樹/私の男 恩田陸/夜のピクニック 時雨沢恵一/アリソン 江國香織/流しのしたの骨 山崎ナオコーラ/昼田とハッコウ 東野圭吾/悪意 冲方丁/光圀伝 最果タヒ/死んでしまう系のぼくらに 森絵都/風に舞い上がるビニールシート 司馬遼太郎/燃えよ剣 北方謙三/三国志 角田光代/八日目の蝉 近藤史恵/にわか大根 いしいしんじ/トリツカレ男 いしいしんじ/麦ふみクーツェ 木原音瀬/美しいこと 西川美和/ゆれる 米澤穂信/遠回りする雛 アガサ・クリスティ/春にして君を離れ ハリイ・ケメルマン/九マイルは遠すぎる 多和田葉子/百年の散歩 サン=テグジュペリ/人間の土地 穂村弘/本当は違うんだ日記 ミヒャエル・エンデ/モモ 中勘助/銀の匙 ボリス・ヴィアン/日々の泡 古谷田奈月/リリース 長嶋有/ねたあとに 皆川博子/開かせていただき光栄です 桜庭一樹編/江戸川乱歩傑作選 獣 ネイサン・イングランダー/アンネ・フランクについて語るときに僕たちの語ること トルーマン・カポーティ/ティファニーで朝食を ジョン・ディクスン・カー/火刑法廷 ジョン・ディクスン・カー/皇帝のかぎ煙草入れ クリスチアナ・ブランド/招かれざる客たちのビュッフェ シャーリイ・ジャクスン/ずっとお城で暮らしてる カレン・マクマナス/誰かが嘘をついている フランシス・ハーディング/嘘の木 Roald Dahl/The Witches Louis Sachar/Someday Angeline ジル・チャーチル/ゴミと罰 ルシア・ベルリン/掃除婦のための手引書 ルシア・ベルリン作品集 佐藤亜紀/スウィングしなけりゃ意味がない ジェフリー・ディーヴァー/ウォッチメイカー リアーン・モリアーティ/ささやかで大きな嘘 藤野可織/ピエタとトランジ サラ・ウォーターズ/荊の城 M・W・クレイヴン/ストーンサークルの殺人 ドロシー・L・セイヤーズ/学寮祭の夜 シャーロット・マクラウド/納骨堂の奥に P・J・トレイシー/沈黙の虫たち
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yoshitugutuduki · 1 year
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ネオファウナ
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 白と黒。それがこの台地に登って抱いた最初の印象だった。起伏に富んだ白い氷原のあちこちから、黒い崖が顔を覗かせる。雪がちらついているせいか、それとも大地の白を映し出しているせいか、空もまた、灰色のはずが白んで見える。初めて訪れる北極圏は、太古の昔から日の沈むことのない、かといって日が高く昇り、大地の氷河を溶かすこともまたない、薄明の世界だった。  雪原専用の8脚車両で、傾斜の緩い台地の東側から登って早半日、狭い空間で疲れは溜まっていたが、私の体重が他の乗組員より重い分、贅沢は言えなかった。大丈夫、あと数時間もすれば、発掘のためのキャンプ基地に到着する。この辺りは雪の粘度が低く、おまけに雪の下の固まった氷河をうっかり踏んでしまうと、車両ごと転倒する危険がある。車体の脚部分に付いた音響センサーで、なるべく雪の厚い場所を探りつつ、進むしかないらしい。  私の隣では、ダンと名乗った白いクマの男性が車両に接続して操縦している。一見すると椅子にもたれかかっているようにしか見えないが、後頭部には電磁コントローラが付いている。彼自身によればちょっと前の型番だが、車両を動かすには使い慣れたものが一番しっくり来るらしい。後頭部樹状核増設手術を受けているらしく、扱いには手慣れているという。もう10年になるそうだ。他の2名が小柄で、荷物もかなり多い以上、体重の大きいゾウである私と、ダンの2名はそれぞれコクピットとサブピットに座ることになった。  「僕は地元の村の出なんですが」  思いのほか、荒々しげな見た目とは裏腹に、丁寧な口調でダンは喋り出した。運転中とはいえ、重苦しい静寂に耐えられなくなったらしい。  「どうもそっちでも、起きてるみたいなんですよ、失踪事件」  「本当なんですか」  それまで黙りっきりだったネズミの男、ジェイが、淡々と訊いた。別段驚くでもなく、寒い車内の温度に合わせたような冷やかさだった。仕事をし始めて半年間、ここに来て躓くまで彼と世界を巡ったが、未だに彼の感情の起伏は捉えられていない。  「えーと、報告では、確かに4件の失踪事件が、マクファーレンさんのご出身の村で確認されてますね、種はいずれもバラバラですが」  そそっかしいラエンの女性、ライラと名乗ったか、が手元の携帯モニタを叩いて読み上げた。ダン・マクファーレンと同じく、ここに着いた際に中央都市の空駅で出会ったばかりで、なおかつ、私とジェイの終盤を迎えた調査が躓くことになった原因だった。  いや、原因というのはよそう。別に彼女が引き起こした事態ではないのだから。  私たちはこの地に到着した瞬間に、すでに躓いていたのだ。
 私とジェイ・マウゼリンクスが実地調査を始めたのは半年前、そのきっかけになった、彼の調査に同行したのが1年程前だったか。赤道地帯の高地で発見された膨大な壁画、そしてそれを覆い隠していた巨大な洞窟は、数万年前に明らかな、我々知的生物による文明が存在した最古の証拠となり得るものだった。当時一介の動物文化学者だった私に、その研究の最前線に入って欲しいと言うオファーが来たのは、ジェイの横やりあってこそだと聞く。途中から研究に無理やり入り込んだジェイを疎む者はいたものの、全知的動物の大系統を、分子を用いて提示し、世界的に注目されている彼には、表立って反意を示すことができなかったようだ。無理やり私を暑い洞窟へ連れ出した彼は、これまでの古代文化とも違う、独特な意匠の壁画と、その物語る意味を教えてくれた。  それはカタログ、と言ってもいいものだった。中央に描かれた、楕円形の物体の中から、様々な種の、知的生物が出てきて、一様に並ぶ光景。そこには何万もの「立った絵」があったが、1色で描かれていながら、それぞれの絵はディテールが異なり、明確に別種と認識できた。赤道付近と言っても、安定陸塊上、そう、オセアニア大陸に位置する以上、ゾウやウマといった旧大陸を出自とする種は、ここには載っていないはずだった。だけれど、私の種だけではない。たぶん、あらゆる現生の知的生物が、この「カタログ」に載せられているのだろう。  分子生物学者のジェイは、恐らく人類のルーツを明確にしようとしているに違いなかった。そこで私に、手伝ってくれるように要請した。  誰もが気づかないふりをする。  感情の起伏に乏しいジェイが、この話をする時は苦々しい顔を必ず浮かべる。我々知的生物、つまり動物は、単一の系統である微生物として誕生し、無脊椎動物、魚類を経て、爬虫類となり、そこからそれぞれ鳥類と哺乳類が分かれた。これが、どんなにプロセスに疑問を抱こうと、この地球の教育機関で、幼獣ですら習っている仮説だ。  しかしこの仮説には矛盾が生じている。我々は進化の過程で、知能が発達したが、知能が発達するのが先だったのか、それとも様々な種に分化するのが先だったのか、という問題だ。知能が発達するのが先なら、例えば知能を退化させた種や、相応の歴史を示す物が残っていてもおかしくないが、実際はそんな種や事物は残っていないし、現在昆虫や魚類で示されているような、進化に至る原理、突然変異や、特に自然選択が、知能を持つと生じにくくなるのではないか、という仮説もある。一方で、様々な種に分化するのが先で、その後知能が発達したという仮説なら、上記の問題はクリアするが、いくら収斂進化という、似た生態的地位の生物に似た形質が出るという仮説があるとはいえ、そのような斉一的な知的生物化が起こり得るだろうか、という疑問が浮かぶ。そもそも、様々な種に分化しているのなら、我々には様々な、枝の途中となり得る、祖先種が数多見つかるはずだ。しかし、現状そんなものは一切見つかっていない。化石記録は魚類まで、それも現生の無脊椎動物や魚類とはかけ離れた姿で、我々の現在の姿を支持しない。  このジェイの主張に私は魅せられたのだろう。彼に伴って様々な古い遺跡をフィールドワークした。そうして、場所を絞り込んでいくうちに、文明誕生の起源となる候補が、この、新大陸の北極圏内にある、大きな台地で見つかった遺跡だと突き止めた。  残すは実地調査、既にキャンプ地が作られ、行われるはずだった大規模な調査に参加させて貰えることになり、北極へ向かう途上は、一睡もできないほどだった。しかし、いつまで経っても迎えの車両が来ない。どうもおかしいと思って、上空から気象観測用の無人機で見て貰ったところ、キャンプ地に誰の気配もない、ということが判明した。地元の警官隊に待機を命じられた私たちは、警官隊所属でこの地域を管轄していると名乗るライラと、この辺の地理に詳しく、仕事柄車両の扱いにも慣れているらしいダンと共に、キャンプへ向かうことになったのだった。
 洞窟の中は、明るかった。発電機が稼働したままになっていたせいか、洞窟の壁に設置されたライトが空間を照らし出し、携帯ライトを持たずとも奥深くまでの道は見えていた。ずっと昔読んだ恐怖小説と違って、静寂こそあれど、何十人ものスタッフが失踪したような、不気味な雰囲気は感じさせなかった。  先を行くジェイを呼んで、私より二回りは小さな彼の様子を聞く。  「キュクロプスさん、この先は若干狭いがあなたでも入れないわけではなさそうだ。ただ灯りがもう設置されていない。誰かライトを貸して欲しい」  そんな声が狭い道の前、ダンやライラの前から聞こえてくる。私は持っていた携帯ライト、ジェイには若干大きいかもしれないが、をダン、ライラに渡し、ジェイに渡すように促した。  「この奥は広い空間だ」  「慎重に進んでくださいね」  ライラが呼びかける。裂け目が出来て落ちていたりしたら大変だろう。  ライラに続いてダンが、そして私が狭い穴をくぐる。真っ暗であまり見えないが。空間が広いのは声の響き具合でわかる。  「これは、特に岩の裂け目とかはないみたいだ」  慎重に前進して、ジェイから渡された携帯ライトで周囲を見渡したダンが、何かに気づいた。  「なんだ、あれ」  真正面の、ライトで灯された場所を見る。明らかに場違いな物が、岩に貼りついていた。  「扉、ですね」  ライラが立ちすくんだまま不安げに言う。  鎮座している金属製の、明らかに現代的な円い扉は、私でも余裕で通れるぐらいには大きい。左側には、取手のような金属製の棒も繋がっている。  狼狽しているのか、先にこの空間に入ったジェイは、扉を見て何か考え込んでいるように見えた。そんな彼の横を通って、ダンがおもむろに取手に手をかける。  少しだけ、空気の吸い込まれる音がして、扉が開いた。  考え込むのをやめたらしいジェイが、吸い込まれるように扉の奥に入っていく。  「マウゼリンクスさん!」  ライラは止めに入ろうとしたのか、後を追った。私もそれに続く。  後ろから足音が聞こえる。ダンも来ているようだ。  扉の奥は、少し上向きの傾斜のある、通路だった。4名分の足音、金属音が響く。それ以外は、ジェイの今持っている携帯ライトが頼りだった。  こんなところに近代的な人工物があったなんて、何かの軍事基地とかだと、非常に私たちはまずいことをしているわけだが、なんでこんな洞窟の奥深くにあるのか、見当もつかない。  好奇心はとうに消え失せ、徐々に後悔と不安と恐怖が胸の奥を占めつつあった。そんな時、ジェイが立ち止まった。  「行き止まり?」  最後尾のダンが聞いた。ジェイは短く、いや、とだけ答え、目の前の壁、いや、長方形の扉だろうか、に設置された黒いパネルに、手をかざした。  扉が開くのと、視界が明るくなるのは同時だった。しばらく薄明りや闇の中で過ごしてきたせいか、目が痛い。なんとか視界を取り戻すと、通路と思しき、私たちが辿ってきた空間が明るく、ライトのようなもので照らされているのが見えた。扉の向こうは、少し落ち着いた明るさのようだ。ライラやジェイに続いて扉をくぐる。  そこは、一面緑色の森だった。
 唖然としていた私たちに、ジェイが呼びかけた。  「立体映像だ、本物の森じゃない」  各々が、凄まじい密度で生えている草木を触ろうとするが、すり抜けてしまう。どうやら本当に、偽物らしい。  「こんな植物見たことない。地球上でこんなの発見されてたっけ、それに日差しも」  「青い空だな」  上を見上げてジェイが言った。空と言えば、エアロプランクトンが漂っているため、地上からは緑色に見える、日差しもこんなに明るくはないはずだった。  「これが故郷の景色か」  そうジェイが呟く。  「その通りです、ここが本来の地球の景色です」  今までの穏やかな口調のまま、ダンが言い出した。  「マクファーレンさん?」  何を言い出すのか、と思い、私は振り向く。ライラも遅れて振り向いた。怯えているのか、その顔は強張っている。  「ようこそ、汎用生態系生産プラント、ネオファウナへ、私はこちらのオペレーションを行っているメインシステム、チャーリーと呼ばれています」  ダンは全員の方を向くと、恭しく礼をした。  「皆さんがご覧になっている映像は、本来の地球、東南アジアのカリマンタン島付近の熱帯雨林を再現したものです。本来の地球で最も多様性が保たれていた個所と言われています」  淡々と話すダンにはどこまでも表情が無かった。まるで愛想笑いを無理やり貼り付けたかのように、いや、人形や標本の魚のように、虚ろな笑みを浮かべたまま語り続けている。  「マクファーレンさん、どうしちゃったの?」  「私が現在操作しております個体は、身体の一部に改造を受け、なおかつ日ごろから電磁ネットワークに接続状態にありました。そこで、アバターを実体化させるよりも低電力で済むとみなし、デバイスとして使用するに至った次第です」  「俺をここに呼び寄せた理由はなんだ」  ジェイが、これまで聞いたことのない、敵意の籠った声で言った。赤い目が射止めるように、ダンを見つめている。しかしダンは答えなかった。  「ジェイをここに呼んだ理由は?」  今まで黙っていたライラが今度は言った。さっきまで怯えていたとは思えない、鋭い声だった。  「私は当該個体、あなたがジェイと呼ぶ個体を通して、ユーザーの設定した開始コードの発現タイミングを計算していました」  もはや私には何がなんだかわからなかった。洞窟の中の見知らぬ施設、見覚えのない緑、そして態度の一変した同好者たち。立っているのがやっとだった。  「一から説明してくれ、彼らがここに呼ばれた理由を」  ライラが続けた。ダンは薄笑いを浮かべ、苦虫を嚙み潰したような���でジェイがそれをにらんでいる。  「始生暦時代に入って、人類の文明は大きく進歩し、大規模な星間文明を築くに当たりました。その過程で、本来の地球は大きく生態系を衰���させ、私が稼働を始めた段階では、乱開発防止のために所在不明とされていました。その代わり、多くの惑星が植民化され、人類は星間文明を自らの故郷とするに至りました。しかし、本来の故郷である地球への憧憬が無くなったわけではありません。数多の星々をテラフォーミングする過程で、人類はそのノウハウを蓄積させ、より高効率に、より速やかに他の惑星を地球化することを実現したのです」  「そして、故郷への憧憬は、私が制作されたネオファウナ計画に繋がりました。星間文明で用いられていた、地球由来の生物の遺伝情報を基に新たな労働力、知的生物を作り出す技術と、先に述べたテラフォーミング技術が結びつき、新たな地球を生み出すという計画へシフトしたのです」  「手順はまず、簡易な条件での地球化から始まります。条件に見合った惑星に、こちらのプラントで遺伝情報を改変し作製した大気性プランクトンなどを放ち、大気構成を地球により近いものとします。その後、水生プランクトンやごく微小な生物、水生生物、陸生植物、小型陸生動物といった順に作製し、放流します。生態系がそれぞれ安定してきた段階で次フェーズに移行し、最終的に大型動物を除いた不完全な生態系ができます」  「その後、大型動物をヒト型知的生物として作製し、惑星上に解き放ちます。初期はある程度の調整が必要ですが、徐々に文明化が進むと、自然と個体数も増えていくことでしょう。 ユーザーであるホモサピエンスに形態的に近いグループが作製されたのは、文化基準をかつてのユーザーの文明に合わせ、個体数増加を促すためです」 「ラエンのことだよ」  静かにライラが呟いた。  「私が開始コードを発現しようとしているのは、更にその次のフェーズです。当該個体を作製した私は、接続可能な別個体を使って、当該個体を外に出し、その脳を通して現在の惑星の状態を観察していました。もちろん、当該個体には脳神経の加速化措置と、私に情報を送るためのリソースも設置済みです。24年6か月を観察したことで、私は開始コードの発現を行うのに十分な時間が経過したと認識しました」  「それが、俺が作られた理由か」  相変わらずダン、否、チャーリーを睨んだまま、ジェイが吐き捨てた。  「開始コードの発現後はどうなる、先住種族と同じように、彼らを消去するのか」  「いいえ、開始コードの発現後は、現在作製している神経加速化の遮断、脳内の感覚抑制の解放、ボトルネック防止に用いられていた多系統繁殖用遺伝領域の切除、そして次代における原種形態への移行、これらを促すウィルス群を散布します。現在、その準備段階として、複数個体にこれらの措置が可能かどうかを試験しています」  「どういうこと?何が起きるの?」  何を言っているのか、門外漢の私にはわからない。だけれど何か恐ろしいことを言っている気がして、口走る。  「俺たち知的生物は知能を失い、動物に戻る。感覚も戻り、少子化対策に用いられかけてた遺伝領域はもぎとられ、子孫は四つ足の獣に、ってことだ。失踪事件は、その準備として、試験的にウィルスをばらまいたってことだ」  ダンは何も言わなかったが、ジェイが代わりに答えた。  「私に記録されている地球生命の情報は膨大ですが、基礎さえ完成すればあとは難しくありません。残りは生態系が安定するに従って、徐々に作製し定着させていく予定です。早ければ数十年で、この星は第2の地球となります。私やユーザーの願った地球の復活が遂に為されるのです」  ダンは両手を広げてまるで演説でもするかのように宣言した。私にはこれが夢の中の出来事のようでならなかった。  「当該個体と、そうですね、こちらの個体は私の本体にフィードバックすることにしましょう。現状のサンプルでは効率的なウィルスの散布が行えないので」  そう言うとダンの体は何も映っていない瞳で私の方を見た。ここが北極であることを思い出したかのような寒気が走る。先んじて捕まえられたジェイがもがいている。私も腕を強い力で引っ張られて、森の奥まで連れていかれそうになる。  「AIの癖によく喋るなお前は。中に誰かいるだろ、飛びっきりのイカれた奴が」  突然、腕が離れた。同時にジェイの咳き込む声がする。  見ると、大柄なクマを取り押さえているラエンの女性の姿があった。非現実的な光景に何が起こったのかわからなくなる。  「チャーリーだったか、以前遺跡を回って、似たような壊れた施設を見た時にあんたの名前を確認したよ。設置予定の生体プラント兼液体コンピュータの素体になるって時点でやばいと思ったが、こちとら先住種族を駆逐されんのも、せっかく根付いた知性を踏み台に懐古主義に走られるのもごめんでね、悪いが稼働停止してもらう」  出会った時の態度はどこへ行ったのか、荒々しい口調で告げると、周囲に火花が散った。  途端に、立体映像の森が消え失せ、通路と同じ無機質な灰色の部屋に変わる。  「案の定、システムはニューロン式を使ってたか。悪いけれど私はラエンじゃないし、体はあんたの言うホモサピエンスでも、宿っている意識は年季の入った量子の寄生虫なんだ。量子脳に関してはこっちの方が上手なんだよ。3億年かけて辿り着いた、被食者と捕食者が共にいられる楽園、そう簡単に潰されてたまるか」  「私の活動が停止すれば、今後エアロプランクトンが作製されることもなくなりますよ」  苦しげでもない、さっきと同じ淡々とした口調でダンの体が言う。  「エアロプランクトンも継代を重ねて、あんたの供給なしに殖えるようになってるんだよ。この世界は変わっていくさ。でもそれは地球と違う、大型動物相の代わりに知的生物が優占し、交雑を重ね、多様化と均質化を入り混じらせる世界としてだ。本来の地球生命が今も変化を続け、この星だって変化の最中にあるのに、時を戻して止めようとした時点で、あんたは詰んでたのさ。わかったらとっとと凍りな、あんたの望んだ永遠の停滞だ」  轟音が響き渡った。床が震える。部屋のライトが点滅して、消える。真っ暗になった部屋が振動を続ける。盛大に転倒した私は、解放され糸が切れたように崩れ落ちたダンと、同じく転げまわるジェイをなんとか抱きしめる。  「私はこいつのやらかした後始末に行ってくるから、またどこかでね」  覚えているのは、そこまでだった。
 台地で起こったことは、巨大な雪崩によってキャンプ地と、内部の空洞が崩壊した、というニュースで片付けられた。私は他の2人と共に病室に缶詰になり、あれこれと話し合った。ダンは荒っぽいが人懐こい性格で、私のことは全く知らないが、幼い頃に父親が連れてきて兄弟のように育ったらしいジェイのことはよく覚えていた。ジェイは遺跡巡りと、ダンがジェイを覚えていないことで気づいていたらしい。  キャンプ地で失踪したスタッフと、近隣の村から失踪した住民が保護されたのは、私たちが洞窟の入り口で倒れていたところを発見された翌日だった。ちょうど反対側の海岸で見つかったらしいが、不思議なことに皆が一様に「吹雪が酷くなったのでビバークした」という記憶しか覚えていなかった。1本だけ、空の注射器が置いてあったそうだ。  ライラの行方は分からない。そもそも、地元の警官隊にはそんなメンバーどころかラエン自体がいなかったのだ。  「これからどうするんですか」  ダンは寝ている。病室の窓から空を見ているジェイが、どうしても気になった。  生きる目的を失ったのではないかと、思ったからだ。  「枷が外れた気分だ、清々しましたよ」  いつもと同じ、だけれど少し晴れやかな声色で彼が返した。  「なに、資料は集まってますから、最後の仕上げだけできなかったってことで」  彼らしくない、楽観的な言葉だった。彼も、吹っ切れたのかもしれない。  「あの場にいた誰もが、あの場所に関係している者だった、あなたを除いて」  「そうですね、傍観者として、大事たと思われたのかもしれません」  「チャーリーが言ってましたね、星間文明がどうとか」  「言ってましたね、多種族からなる星間文明とか、地球由来の遺伝情報で人類の伴侶を作り出すとか、あれ」  「そんなこと、言ってましたっけ」  記憶と知識の食い違いに、戸惑う。すらすらと出てきた言葉は、私の理解を大幅に超えていたはずだった。  「磁気映像で撮影した、あなたの脳のカルテを見せてもらいました。先天的な改変の痕跡が見つかったようです」  「私には、そんな自覚は」  「無いんでしょうね。誰かが、どこか遠くからあなたの脳を介して、この星を見ている」  私と同じですね、と彼は言った。彼が言っている間に、まるで目の奥の濁りが取れるみたいに、目の前は鮮やかになっていった。  目の前に広がるのは、白い空。  でもその向こうに広がるのは、プランクトンに覆われた碧色の空。  脳裏に浮かぶのは、あの時見た青い空。  「モッティさん」  白い空をバックに、白い毛並みの彼が振り向く。その顔には、見たことのない表情が浮かんでいる。  「この世界って、綺麗ですね
#SF
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itocaci · 3 months
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winter vacation 2
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「国境の長いトンネルを抜けるとそこは雪国であった。」
川端康成の代表作「雪国」の冒頭の一節である。
群馬の高崎から新潟へと抜ける上越線。
その県境に跨る「清水トンネル」が「国境の長いトンネル」にあたるのだ。
日本百名山にも数えられる「谷川岳」の真下を通るトンネルは、開通当時、国内最長のトンネルでもあった。
今回の旅のテーマは「雪国」の舞台へ。
越後湯沢には上越新幹線で行ってしまうのが手っ取り早いのだけど、今回はこの「国境の長いトンネル」を通り、川端が辿ったであろう上越線を使って越後湯沢へと向かった。
群馬の高崎から越後湯沢まで、乗り換えも含め大体2時間。
水上駅で乗り換え、いよいよ国境のトンネルへと電車は進む。
水上駅を出るとすぐにトンネルへと入る。
「国境の長いトンネル」と表現されるだけあって、確かにいつまでも続くようなトンネルである。
トンネルを走る独特の音が変わり始め、そろそろ出口に近づく頃かなんて思っていると、急に車内は白い光に包まれた。
その瞬間、「わぁ」と乗っていた乗客の声が漏れる。
白い閃光の後、窓の外に目を向けるとあたりはすっかり白銀の世界に覆われていた。
僕を含め、乗客の多くは窓の外へと視線を写し、雪に覆われた風景を楽しんでいた。
地元の学生だろうか。一人だけずっと頭を下に垂らし、寝ているのが逆に目立ったほど、皆が浮かれていた。
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「駅長さあん、駅長さあん」
葉子が車窓を開けて駅長と話した信号所は、現在の土樽駅だとされている。
上越新幹線で行けば確かに早いものだけど、場面場面を楽しむような旅にはならない。
そんなちょっと時間を贅沢に使った旅をしてきた。
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もちろん旅のお供はこの2冊。
(「雪国」は、今回お供に選んだ新潮文庫の他、角川文庫と岩波文庫を持っているのだけど、一番馴染みあるのが新潮文庫なので、今回は新潮文庫を選んだ。)
おそらく冬に越後湯沢を訪れる方の多くは、スキー場���目的に行くのだろうが、僕はひたすら街歩きであった���、「雪国」所縁の地を回ったり、部屋で谷川連邦を眺めながら本を読んだり。
わざわざ旅先で宿舎に篭ってまでやることなのかと言われたら反論の余地もないのだけど、やはり、その土地で実際に風景を見ながら楽しむ読書体験は圧倒的に濃度が違う。
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しかも、僕が今回身を寄せた宿は「雪国の宿 高半」
実際に川端康成が「雪国」を描くために宿泊した宿だ。
現在でも、川端康成が実際に宿泊した部屋を保存し、宿泊者は見学もできる。
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20:00からは映画「雪国」を上映してくれる。
チラッと見るつもりが、結局最後まで見てしまった。
小説と違う場面であったり、実際に映像として街の風景などが入るだけ��、印象もガラッと変わる。
宿の方と、お話をしながら、歴史であったり、街の変化であったり、色々と話を聞きながら映画を見た。
ちなみに、僕は「雪国」をはじめ、川端康成の作品のストーリーに関しては理解はできない。笑
やはり時代背景も全く異なるし、現代の倫理観では許されるようなものではない。
「雪国」の主人公の島村なんて、本当にクズ男だと思う。
妻子もいる身でありながら、湯沢に度々足を運んでは、駒子という女性をたぶらかす。
言わば、不倫相手に、奥さんと離婚して一緒になりたいなんて言っている男と変わらない。(ちなみに、島村は、奥さんとは別れるつもりもない。それは駒子も理解しているから、現代のクズ男よりもう一つ上のレベルのような気もする。)
他にも代表作の「山の音」にしろ、僕が一番好きな作品「千羽鶴」にしろ、クズ男が出てくるのだ。笑
だからもしかすると、読んでみて胸糞に感じてしまう方もいるだろうし、がっかりされてもらっても困るので、先に伝えておく。
では何がいいのか。
僕は、風景であったり、心情であったり、何気ない瞬間であったり。
読んでいると思わず唸ってしまうような、美しい表現に心を奪われてしまった。
冒頭の一文は、超有名だけど、この後に続く、「夜の底が白くなった」なんて表現であったり、「雪の色が家々の低い屋根を一層低く見せて、村はしーんと底に沈んでいるようだった」とか、読んでいて、思わず立ち止まり、思わず唸ってしまうような描写や表現が散りばめられている。
しかも、読むごとに同じシーンで唸ってしまうこともあれば、新たに唸る場所が出てくるなど、そんな違いもあって楽しい。
代表作「伊豆の踊り子」でも、冒頭に「雨脚が杉の密林を白く染めながら、すさまじい早さで麓から私を追って来た」なんて表現がある。
これらに共通して感じることは、一瞬ふと考えてイメージを膨らませる力があるということだ。
読む側の想像力を掻き立てるというのであろうか。
そんな力があり、それでいて、その表現や言葉の選択が美しい。
これはあくまでも主観であり、人によって好みもあるので、一概には言えないけど、色んな作家の作品を読んできたけど、風景や心情の表現の美しさはトップレベルだと思っている。
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さて、でもこれって服も想像を働かせるという点に関しては一緒だというか。
皆さんに服を提案するとき、お店でお話をするとき。
どんなアイテムと合わせるといいのだろうか。
その組み合わせを一緒に考えたりする。
馴染みのお客様になれば、これまで当店で購入いただいた服も把握できているから、そんな過去の服と合わせた提案もできる。
その時、お客様に、「確かに」って思ってもらえるような。
一瞬、あれと合わせたらという想像を促すような。
そして、それがバチッとハマってイメージの共有が図れた時。
やっぱり楽しいんだよなぁなんてことを、温泉に浸かりながら振り返っていた。
イメージの余白と共有。
もっと色んな方とそれができたら楽しんだろうなぁということで、引き続き春からもよろしくお願いいたします。
なんだか、よく分からないけど、まあ、読書にフィジカルも付属した読書体験をしてきたというお話でした。
ちなみに越後湯沢をはじめ、豪雪地帯は常に水が流れている。
確か小学生か中学生の社会で習った気がする。
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街を歩くと常に水の流れる音があちらこちらから聞こえてくる。
この水は地下水を汲み上げて使っているそうだ。
この地下水で溶かした雪水が、また地下へと浸透し、未来の雪を溶かす。
そんな水の循環が行われているそうだ。
「水都大阪」なんかより、強く「水」の存在を感じられる街だった。
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また、除雪によって道路の脇に積まれた雪の壁。
どのようにするのかなんて思っていたら、たまたま除雪作業を見ることができた。
この日は大掛かりな除雪の日なのだろうか。
何十台もダンプカーが道路に並んで除雪車から雪を受け取っていた。
除雪と一言でも行ってもさまざまな手法や知恵を見ることができて、文化や風習の異なるエリアの営みを見るだけでも刺激的な旅だった。
それでは、次回もお楽しみに。
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P.S. 土合駅という、ホームから改札まで階段を500段近く登る駅。
僕の好きなアニメ「ヤマノススメ」の聖地の一つでもあるので、折角なんでこちらも見学してきました。
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「えっちらおっちら」と声を出しながら登るシーンが印象的なんだけど、流石に声は出せないので、心の中で呟きながら階段を登ってきました。
結構観光スポットにもなるような場所なので、お近くに行く機会があれば是非。
(エレベーターやエスカレータは無いので、ご注意を。)
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shukiiflog · 6 months
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ある画家の手記if.107 雪村光視点 告白
わたしが言いだしたことなんだけど。
深夜4時。ふらふらしながらシャツを着なおしてキッチンに飲みものを取りにいく。 ここ数日、夜になったら真澄と体を触れあわせてる、触れあうだけでそれ以上のことはなにもない。 それだけで満足できそうなくらいきもちいいのと、それだけで満足できなくて焦れるのがずっと半々くらい。 初日は真澄の体に甘噛みしたりしてわたしもふざけて笑ってたけどだんだんしゃれにならなくなってきた。 この時間は絢はねむってるかな… 経口補水液をペットボトルからマグにうつしてたら立ってた脚からカクンてちからがぬけて床にペタンて座りこんだ。 「……。」 日に日にちから入らなくなってるきがする… 立てないでぼんやりしてたら様子みにきた真澄に抱えあげられた。マグをひきとって額に手をあてられる。ぐあいわるいんじゃないよ、きもちいいだけって言ってキスする。 そしたらそのまま寝室まで運ばれてベッドのうえにおろされて、さっきのつづき。毎回どっちが始めてるわけでもなく、どちらからともなく。 真澄のひざにのっておたがいの唇をかるく食みあいながら体をすりあわせて輪郭をなぞる。 家にいるときは真澄のシャツをワンピースみたいにして着てるだけだからかんたんにシャツをはだけさせられる。肩がおちて露わになった肌を真澄の手がつつんで持ちあげるみたいにやさしくなでる。シャツのしたにいつもなにも着てないけどほんとは下着とかつけたほうがいいのかな? さがしたことないな。 真澄の唇が体のあちこちを這いながらさまよってるあいだに真澄のシャツのボタンをはずして首に手をまわしてシャツの襟首をうしろにひっぱる。真澄がわたしの体から両腕をいちどはなしてわたしがひっぱるのに合わせてシャツを手ばやく脱ぐ。 真澄の胸に手をついて首筋にキスしたら真澄もわたしの背中を抱きながらまねっこしてきた。…そろそろちゃんとしないと頭ふやけちゃいそうとおもって、そのまま首筋につよく吸いついて派手な鬱血痕をのこした。絢は察しのいいこだから。 いちど体をはなして経口補水液をうつしてたマグからすこし飲む。ベッドのうえにひざ立ちになって真澄の顎に手をそえて顔を引きよせる。そのままキスしたら真澄が唇をひらいた。顔をかたむけてすこしずつ真澄の喉に経口補水液をとおしていく。ちゃんとぜんぶ飲めたら唇をはなして真澄のあたまをなでなでした。 「いいこ。」 あのときのおかえし。…おぼえてるかな? 顎をひいてちいさく微笑みかけたら真澄も目を細めて笑った。
翌日、というかもう今日だったけど、おきてきた絢は朝ごはん食べるなりかすみくんのとこにあそびにいって、家を出てすこししたタイミングで「俺今夜このまま泊まり」てラインがきた。 よくできたむすこだなぁっておもいながらわたしも絢がのこしておいてくれた朝食をちょっとだけたべる。 寝室にもどって真澄がもってる睡眠薬をみっつに割ったひとかけらを飲んですこしねむる。体がちいさいせいかわからないけどわたしは薬の効きがよすぎるから普通量のんじゃうと何日もねむったままになっちゃう。 体が疼いてふらふらしててこのままおきてるのつらい…媚薬のんだみたい、体がじんじんする…すこしおちつかなきゃ…
目がさめたらもう夜だった。薬の量まちがったかな? 丸一日はねむってないみたい。 ベッドでとなりに寝てた真澄に手をのばして服をひっぱったら真澄も寝たままわたしのほう向いて腕が首に伸びてくる。真澄の手首を両手でつかんでわたしの頰にあてさせたら指先が頰をくすぐるみたいにうごく。くすぐったくてくすくす笑いながら手をずらして手のひらにキスした。 おおいかぶさって体のうえにのっかるみたいにして横になってる真澄の唇をうえから食んだら衣擦れの音といっしょに真澄の腕がわたしの腰を抱いた。うすく開いた唇、舌を挿しいれたら真澄も応えてくる、おたがいに首をかたむけてなんども絡めてあそぶ。真澄の上で両脚を曲げて浮かせて交互にゆらゆら揺らす。 真澄の服のしたに手をいれて指をたてて脇腹をなぞったら後頭部を引きよせるように撫でられた、口付けを深くする、…ただのキスだけでこんなきもちいいことあるのか、触れたとこから体とけそう、顔あつい、背中撫であげられてるだけでないちゃいそう、へんなかんじ… 経験上ぼんやりしってる、男性側にここまで何日も焦らすメリットなんてほとんどない、たぶん。絢がいても気づかれないようにするにはわたしの口にガムテでもはっちゃえばいい。わたしの場合そっちのほうがまだ自然なものだけど、認識あらためたいな お風呂のとき以外はめったにほどかないみつあみをとめてるゴムを引きぬいて床にほおった。さらさら落ちるまっすぐな黒髪が真澄の頭のまわりに簾みたいにおちてひろがる。わたしの頭をなでながら髪の毛に指をとおして梳いてる、その手がわたしの首のうらをさすって、首と腰を支えながらキスしたまま真澄が体の位置をいれかえた。わたしが下になる。いまに限ったことじゃないけど動作がナチュラルすぎてたまになにされたかすぐ気づけない。そういうことにいちいち気を張りめぐらして警戒しなくてもいい今の時間がうれしい、真澄がそのぶん今もどこかでは気をゆるめてないかもしれないけど、そういういきものだから如何ともしがたい。 舌を絡めながら真澄がわたしのシャツのボタンをはずしてわたしの手が真澄の体をなぞりながら上着をたくし上げて、ふたりでおたがいの体を抱擁して絡ませながら服を脱ぎすてる。 布が肌と擦れるだけでもきもちいい… このままだとへんな声あげそうでちょっとこわくてすこし気をはった瞬間に真澄に首に吸いつかれた、「…っ」 声こらえたら表情すこし顰めちゃった、いやがってるみたいにみえちゃったかな… わたしもなにかしたいけど��くったりなってて昨日よりもっと力はいらないかも… 体じゅうなでてた真澄の手が肩から腕をつたってシーツのうえにころがってたわたしの手をつかんだ、わたしのちいさい手をぜんぶ握りこめる大きな手、手のひらをひらいて指を絡ませたら真澄も握り返してくれる ひつようないことだ、なにもかも。欲を吐きだしたいだけなら手なんて繋がなくていい。いちど大事にされただけで取り返しがつかないほどじぶんの体が大事になるなんてわたしは軽いかな、重いかな。 どれだけ体を縺れあわせてもわたしが繋いだ手をはなさないでいたらわたしよりつよいちからで上からシーツに縫いとめるみたいにして手を握ってくれる、ばれてる…手を繋ぐのがうれしいの。 もう片手が胸をつつんで指先で先端を弄られてため息みたいなのが漏れる。こめかみにキスしてた唇が耳を咥えてきた。 真澄に外につれてってもらってから、とまってた時間が動きはじめた。二次性徴のおとずれなかった体に初潮がきて体つきがすこし変わった。これからもっと変わるのかはわかんない。はじめは太っちゃったのかなとおもってたけど体重はそれほど変動がない、体全体ふにゃってやわらかくなった。胸とかお尻が膨らんだけど腰は前よりほそくなった。本で読んだことはあったけど、月経が毎月すごく痛くてくるしい、熱がでたり貧血になったり。それで真澄にいちど病院につれてってもらった。遠めに真澄のわるぐち言うちいさな声がきこえたからじっと無表情で相手の顔みたら黙った。 時間が動きだしたことをどうとらえるか… 端的に死への歩みがはじまったともいえるし、変化しないことこそ継続する歪な死だったともいえる、後者はやや文学的か。諸手を挙げて成長だ進歩だとよろこぶことはできない、ここまで急激などこまでつづくかわからない体の変化にわたしが対応しきれなければ真澄の最期に寄りそえずに終わるかもしれない、正常な第二次性徴とはきっと異なるし 片手で背中をさすりながらお腹にキスしてる真澄の頭をなでて、繋いでた手をはなして頭を抱えこんだ。真澄が頭の位置をずらしてわたしの鎖骨あたりに額をすりよせる。髪の毛をくしゃっと握って両腕で頭をだいてなでる。 真澄が顔をあげたタイミングで「真澄 かわいいね」って乱した髪の毛を梳きながら顔みあわせて言ったら、きょとんとした顔しながらなんかちょっとわらってる。あんまりわかってない。この場ではわたしがわかってればよしとしとこう。いやな意味じゃないよって伝えるために頰を撫でて唇にかるくキスしてわらう。 目をほそめてわらったせいで瞳にいっぱいたまってた涙が眦からこぼれ落ちた。真澄の唇が涙を拭っていく。 腰を両手でつかまれて入り口にあてられた、すぐ蕩ける体質のおかげで怪我がわりとすくなく済んできたけどいまははずかしいきがする。ここ何日も連日シーツよごしちゃってる… あてられてるだけで体があつくて指先までじんじん痛いくらいきもちいい、いれられたらどうなるんだろ… まだそのままなのにまた目が潤んできた はやくしてって、言わないけどねだるみたいに眉さげて真澄をみあげて首をかしげたらゆっくり挿入された 「……、…………っ あ…」 おもわずへんな声でて、はずかしくて目をぎゅっと瞑った、堪えようとしたぶん腰を進められるごとに体がかってに身悶える、横顔を枕に擦りつける、頰に真澄の唇が降ってきた きもちよくて首が反る、その首筋にもキスされて、首から下に体ひとつひとつたしかめるみたいに位置をずらしてキスされる、…やだ、わたしもなにかしてあげたい、 奥までいれられたままじっとされてさらに焦れる、でもここからうごかれたらじぶんがどうなるのか分からなくてちょっとこわい、いまもじっとしてるだけでイっちゃってなかがきゅうって真澄のを絞めつけてる、真澄に体を抱きすくめられてそのまま背中や脇腹を撫でられる、とじた目を開けても涙がこぼれる、あつい…、さらに快感が波みたいに寄せるたびに強烈になってく、まだじっとしてるだけなのに、脚が震える、枕をぎゅってつかんでた手をそっと取られてまた手を繋がれる 体をなでながら真澄が脚の位置を変えて、動かれそう、「…ぁ、まって…まって 真澄、」ちいさな弱い声しか出なかった、こんな状態で言っても説得力ない、わたしの体を抱いたまま真澄がゆっくり動きはじめて悲鳴みたいなちからの抜けた声がでた はずかしいとか言ってられない、声あげないと頭おかしくなりそう、せめて真澄の頭に手をのばしてやさしくなでたら真澄も甘えるみたいにわたしの胸元に顔を擦りつけた
終わったら普段はなにもなかったみたいにすぐ元気にうごけるのに、今日はちからがはいらなくてベッドでいつまでもくたってしてる。 真澄が飲みもの持ってきてくれたけど起きあがれないままシーツにくるまって丸まってぼうっとする。 ベッドの淵に座ってわたしの髪の毛をなでてる真澄の手をとって、指先にキスしながらきいてみた。 「……真澄から見たわたしをおしえて」 真澄がわたしの顔のよこに腕をついた、耳もとに唇をよせて体の芯に響かせるみたいな声を耳から吹きこまれる 「     」
香澄視点 続き
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honyakusho · 7 months
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2023年10月6日に発売予定の翻訳書
10月6日(金)には22冊の翻訳書が発売予定です。 朝倉書店から出る9冊はいずれも翻訳の内容を含むものです。
ぼくに流れる氷
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マイク・ライトウッド/著 村岡直子/訳
サウザンブックス社
ぼくを燃やす炎
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マイク・ライトウッド/著 村岡直子/訳
サウザンブックス社
マインドフルネス認知療法[原著第2版]
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ジンデル・シーガル/著 マーク・ウィリアムズ/著 ジョン・ティーズデール/著 越川房子/訳
北大路書房
フロイト著作集第6巻
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ジークムント・フロイト/著 小此木啓吾/翻訳 井村恒郎/翻訳 吾郷晋浩/翻訳 馬場謙一/翻訳
人文書院
函数論
楠幸男/監修
朝倉書店
��山の事典 第2版 : 新装版
下鶴大輔/翻訳 荒巻重雄/翻訳 井田喜明/翻訳
朝倉書店
気象ハンドブック 第3版 : 新装版
新田尚/翻訳 野瀬純一/翻訳 伊藤朋之/翻訳
朝倉書店
色の科学 : 新装版
金子隆芳/監修
朝倉書店
スポーツ基礎数理ハンドブック : 新装版
深代千之/監修 柴山明/監修
朝倉書店
色覚のメカニズム : 新装版
内川惠二/監修
朝倉書店
岩石学辞典 : 新装版
鈴木淑夫/監修
朝倉書店
金融経済学の基礎 : 新装版
池田昌幸/監修
朝倉書店
確率論 : (新数学講座)
伊藤雄二/監修
朝倉書店
千年の祈り
イーユン・リー/著 篠森ゆりこ/翻訳
河出書房新社
死に山 : 世界一不気味な遭難事故《ディアトロフ峠事件》の真相
ドニー・アイカー/著 安原和見/翻訳
河出書房新社
追伸、奥さまは殺されました
メアリー・ウィンターズ/著 村山美雪/翻訳
原書房
好き? 好き? 大好き?
R・D・レイン/著 村上光彦/翻訳
河出書房新社
「人生が充実する」時間のつかい方 UCLAのMBA教授が教える“いつも時間に追われる自分”をやめるメソッド
キャシー・ホームズ/原著 松丸さとみ/翻訳
翔泳社
トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー
ガブリエル・ゼヴィン/著 池田真紀子/翻訳
早川書房
ロボット・イン・ザ・システム
デボラ・インストール/著 松原葉子/翻訳
小学館
うつくしい西洋占星術の世界 12星座とホロスコープに秘められた物語
カルロッタ・サントス/原著 シカ・マッケンジー/翻訳
翔泳社
ちっちゃな捕虜
リーセ・クリステンセン/著 泉康夫/翻訳
高文研
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kachoushi · 7 months
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各地句会報
花鳥誌 令和5年10月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和5年7月1日 零の会 坊城俊樹選 特選句
あぢさいや錆ゆくときもずぶ濡れて 光子 雨に白く汚されてゐる木下闇 緋路 サイレンも街騒もまだ梅雨の底 久 鉄骨が叩く鉄骨濃紫陽花 緋路 見覚えのビルはもう無くサルビアに いづみ 夏草のつぶやくやうな雨であり 和子 鉄条網梅雨の蝶さへ寄せつけず 同 支へ切れぬ天へ石柱梅雨深し 昌文 飛石をぬらと光らせ五月雨 久 その人は梅雨に沈みながら来る 順子 五月闇不穏な波の来るといふ はるか
岡田順子選 特選句
列車音遠ざかるとき浜万年青 はるか 庭石は梅雨のものとて黄泉のもの 俊樹 サイレンも街騒もまだ梅雨の底 久 鉄骨が叩く鉄骨濃紫陽花 緋路 雨の日の桔􄼷のうしろすがたかな 美紀 萱草のそびらに恩賜なりし闇 光子 潮入りのみづは昔や通し鴨 いづみ 支へ切れぬ天へ石柱梅雨深し 昌文 瞬ける雨粒蜘蛛の囲の銀河 緋路 雨に白く汚されてゐる木下闇 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年7月1日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
鹿の子啼く隠れの島に入日濃く 修二 たはむれの莨にむせし桜桃忌 久美子 寂しさを下から崩すかき氷 朝子 茉莉花の別れ際こそ濃く匂ふ 美穂 不如帰久女の夢と虚子の夢 修二 首の無きマネキン五体暑き日に 愛 蟬生る瓦礫の闇の深きより かおり ひまはりの花と育ちて銃を手に 朝子 バレエ団の窓へブーゲンビリア満つ 愛 蔓薔薇をアーチに育て隠居せる 光子 うつし世のものみな歪み金魚玉 かおり バス停のバスまで覆ふ夏木かな 勝利 梅雨空にジャングルジムがひつそりと 修二 襖絵の孔雀の吐息寺炎暑 勝利 君嫁して香を失へり花蜜柑 たかし
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年7月6日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
らつぱ隊香り奏でる百合の花 さとみ 風鈴が相づちを打つ独り言 都 香水に縁の無き身や琥珀色 同 身ほとりの置き所無き土用の入り 同 滴りの奥にまします石仏 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年7月7日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
黒塀や蔵してをりし八重葎 宇太郎 ふりかへる砂丘の海の線は夏 同 葛切や玻璃にスプンの当る音 同 夏草の中の林道下りけり 同 ソーダ水斜めに建ちし喫茶店 同 向ひ風麦藁帽を光背に 同 白服を吊りたる明日の再会に 悦子 浜昼顔一船置きし沖を恋ふ 同 白南風旅の鞄をコロコロと 美智子 足跡や巡礼のごと砂灼けて 栄子 紫陽花やうた詠むくらし悔もなく すみ子 玫瑰の咲くや砂丘の果の路 益恵 躊躇なく風紋踏んで白い靴 都
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年7月8日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
早苗饗や手足を伸ばす露天の湯 幸風 はらからや薄れゆく過去心太 百合子 一品を後からたのむ心太 秋尚 青楓雄々しく抱ける年尾句碑 三無 天草の歯ごたへ確と心太 文英 朝顔に護符つけ市の始まりぬ 幸子 朝顔のつぼみ数へて市を待つ 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年7月10日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
西日射す鏡に海女の手櫛かな 昭子 兜山古墳を包む大夕焼 ただし 良き事の有りや無しやの今朝の蜘蛛 信子 信州に梅雨のかけらの雨が降る 三四郎 石も又涼しきものの一つかな 昭子 香水や周囲の心独り占め みす枝 梅雨寒や口を預けて歯科の椅子 信子 うなだれて少年の行く片かげり 昭子 僧逝きて久しき寺の夏椿 英美子 猛暑日や万物すべて眩しめり みす枝 天近き牧牛の背や雲の峰 時江 コップ酒あふる屋台の日焼顔 英美子 サングラス外し母乳を呑ませをり みす枝 かぶと虫好きな力士の名をつけて 昭子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年7月10日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
芋焼酎醸す香りの満つる街 三無 団扇さし出かける孫の下駄の音 ことこ それぞれが里の焼酎持ち寄りて あき子 老媼の団扇頷きつつ動く 和魚 児に送る団扇の風のやはらかく ます江 店先で配る団扇の風かすか ことこ 泡盛の味覚えたりこの良き日 同 団扇手に風のざわめき聞く夕べ 廸子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年7月11日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
沖縄の鳳梨乾いた喉癒す 裕子 青空や収穫の日の夏野菜 光子 夕暮れは車窓全開青田風 紀子 貝釦一つ無くした夏の暮 登美子 まだ聴けるカセットテープ夏深し 同 雲の峰送電線は遥かなり 令子 夕焼に路面電車が揺れてゐる 裕子 鐘を撞く寺は山上雲の峰 令子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年7月11日 萩花鳥会
透き通る海は自慢よ海開き 祐子 救助士の臀筋たくまし海開き 健雄 夏草や一対すべて青の海 俊文 生ビール久方ぶりや子とディナー ゆかり 引く波に砂山崩る海開き 恒雄 天の川点滅飛機の渡りゆく 美惠子
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令和5年7月16日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
羅を纏ひしものの身の一つ 世詩明 天国も地獄も自在孟蘭盆会 同 風の盆男踊りの笠深く 幹子 盆の供華華やいでゐる村の墓地 同 ギヤマンの風鈴揺れる蔵の街 嘉和 古団扇思ひ出の新しき 雪 縁側に男冥利の裸かな みす枝 ナツメロを口ずさみつつ草を引く 富子 蓮開く様自力とも他力とも やす香 神主の大きな墓を洗ひけり ただし 在りし日のままに夏帽吊し置く 英美子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年7月16日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
田舎家の土間のだんまり朝曇 要 炎帝の遣はす鴉黒く群れ 千種 会釈する日傘に顔をなほ深く 同 夫恋ひの歌碑を見てより秋近し 炳子 飴色に枯れ空蟬の垂れ下がる 久子 古民家の故郷の匂ひ壁に黴 経彦 三猿の酔ふ草いきれ庚申塔 眞理子 古民家の茅屋根匂ふ炎天下 三無
栗林圭魚選 特選句
蓮花の水面の余白空の青 亜栄子 カラフルな浮輪乗り合ふ市民バス 久 じやぶじやぶと揃ひのティーシャツ水遊び 三無 咲き足せる泰山木の真白かな 秋尚 森少し膨らませをり蟬しぐれ 慶月 水音に誘はれつつ灼くる道 眞理子 惜しげなく涼しさ放つ水車小屋 要 ひとときの静謐滝に対峙して 久子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年7月19日 福井花鳥会 坊城俊樹選 特選句
マッカーサーパイプ咥へてアロハシャツ 千加江 遠雷や織部の茶碗非対称 泰俊 二業地に一の糸鳴る夜涼かな 同 悠久の光り湛へて滴れり 同 青田風満目にして夕仕度 清女 脱ぎ様のまことしやかに蛇の衣 雪 退屈をもて余しゐる古団扇 同 洗ひ髪訪ふ人も無く待つ人も 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年7月21日 さきたま花鳥句会
沢蟹の渡る瀬石に日の名残り 月惑 空蟬や辞書に挟まる紙兜 八草 家眠る厨にひとりバナナ剥く 裕章 山の水集め男滝の帯となる 紀花 どら猫にまさる濁声夏の風邪 孝江 炎天に心字の池面雲動く ふゆ子 打水や土の匂ひの風生まる 康子 行くほどに街路華やぐ百日紅 恵美子 睡蓮の葉を震はせて鯉の道 みのり 八の字を書きて茅の輪を潜りけり 彩香 誘蛾灯今は無人の故郷駅 静子 枇杷熟るる眷属訃報また一人 良江
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令和5年7月22日 鯖江花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
半夏生何処が嫌ひと云はれても 雪 蛇にまで嫌はれさうな蛇苺 同 何処をどう突いてみても蟇 同 お隣りは今はの際と虎が雨 一涓 師の友は文教場址合歓の花 同 守宮まづ招き入れくれ舎入門 同 忘れじの人今も尚蛍の夜 同 入道雲天下制する勢あり みす枝 藍浴衣片方だけにピアスして 昭子 サングラス外して妻は母となる 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年7月23日 月例会 坊城俊樹選 特選句
空蟬や地中の記憶あるらしく 要 靖国の坂みんみんの急くに急く 昌文 炎天に零戦仰角三十度 佑天 鳥居へとまぬがれがたき炎天を はるか その日近付き靖国の灼けてをり 慶月 みんみんの高鳴く魂の声として はるか
岡田順子選 特選句
熱き骨ぽきぽきたたみ日からかさ 眞理子 真白な祢宜の出て来し木下闇 政江 笛の音の遠くに生まれ夏の果 光子 零戦を撮る少年の夏休み 慶月 下乗せし老女紅濃く夏詣 同 英霊に七日の魂の蟬時雨 政江
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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xsssbgn · 8 months
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查德基尔的桃色新闻
女演员吉尔·轩尼诗 (Jill Hennessy) 第一个承认,今年秋天她在纽约拍摄《秋天》的时间并不完全构成苦役。当然,她必须穿着高跟鞋和长晚礼服从梯子上爬下来。但这是一项带来巨大好处的演出——而且我们说的不是 401 (k)。理查·基尔(Richard Gere)作为她的花花公子前男友,就位于她的正上方。“有那么一刻,我从一个相当低的角度抬头看着他,”轩尼诗说。“容我们说,我有一个独特的观点。我想这一刻我真的要感谢上帝。我有多幸运?我会付钱让他们在这部电影中工作。”
谁不会呢?当然不是那些每天围观片场的忠实粉丝。“他在出租车里被拍摄,”这部将于明年秋天上映的爱情片的导演陈冲惊叹道,“突然这些女人开始大喊,‘这是理查·基尔!’” 有些人只是握紧双手,抱着头,试图看得更清楚。你每天都会看到它。”
事实上,基尔已经看到这一点几十年了。从他在 1980 年的《美国舞男》中扮演的沉思的雇佣种马,向我们展示了他的魅力,到他扮演的放荡记者的取悦观众的表演,让我们尖叫“走错了路!” 在去年夏天的《逃亡新娘》中,这位身高 5 英尺 10 英寸的演员对逃跑的朱莉娅·罗伯茨 (Julia Roberts)产生了催眠作用。“这种事随处可见,”他的密友、1986 年《权力的游戏》搭档凯特·卡普肖 (Kate Capshaw) 说道。“在餐馆里,走在街上,他们会向餐桌传纸条,送花。”
基尔已经 50 岁了,身体非常健康,他对 1969 年开始职业生涯时尚未出生的女性有吸引力。更重要的是:他知道这一点。当被问及他与 28 岁秋季搭档薇诺娜·赖德 (Winona Ryder)之间 22 岁的年龄差距时,他以特有的傲慢态度告诉《女装日报》, “这并不是那么牵强。” “如果我和一个女人在一起,没有人会说什么。”那个年纪。”
正是这种趾高气扬的自信让粉丝们对他的崇拜持续了二十多年。确实,头发已经变成银色了。这位曾经愤怒的年轻人现在是一名虔诚的佛教徒,他经常冥想,并不知疲倦地为将西藏从中国手中解放出来而奋斗。据报道,他于 1983 年通过他的朋友、 《滚石》出版商简·温纳 (Jann Wenner ) 认识了达赖喇嘛,他与达赖喇嘛的密切关系为他的性格增添了另一个维度。但这个温和的家伙内心却隐藏着一颗叛逆的灵魂。基尔自由奔放,充满危险的魅力,是女人最爱的坏男孩,尽管他注定会伤一些人的心。“理查德有点像一只波斯猫,”他的 1995 年第一骑士说道联合主演朱莉娅·奥蒙德。“你希望猫给予你注意力,而猫非常独立。但当猫想要从你这里得到它时,它是不可抗拒的。”
只要问问基尔的前妻辛迪·克劳福德就知道了,她在与兰德·格伯订婚的边缘承认,她仍然无法想象与基尔通电话。“这很难,”她在 1997 年 8 月告诉红皮书。“有点像,我不想重新爱上他。”
克劳福德的损失是凯里·洛厄尔的收获。这位 8 岁的前《法律与秩序》女演员将于明年初生下基尔的孩子。“这是我现在生活中真正的乐趣之一,”这位演员八月份告诉拉里·金。但如果基尔找到了他的灵魂伴侣,他也将坚持自己的自由。纽约室内设计师朋友莎朗·西蒙奈尔 (Sharon Simonaire) 表示,这段关系取得了成功,因为“凯里让他做自己,并因此爱他。她不想让他改变。”
基尔无法被驯服这一事实让女性变得疯狂。后来在 1978 年的《天堂之日》中与他合作的女演员布鲁克·亚当斯 (Brooke Adams) 于 20 世纪 70 年代初在曼哈顿市中心的一次派对上第一次见到基尔时,“他脾气暴躁、神秘、愤怒,”她回忆道。“他是我朋友的男朋友,但我认为他是世界上最性感的男人。当他把注意力集中在你身上时,你会感觉自己处于聚光灯下。”
时间并没有减弱他的魅力。“他听你的,”1996 年电影《原始恐惧》中与他搭档的劳拉·琳妮 (Laura Linney) 说道。“他立刻就对你是谁以及你是如何做到这一点感兴趣的。”
1997年与基尔一起主演的《红色角落》 的白灵被“他微笑中散发出的光芒”所吸引。在他们第一次见面时,“理查德给了我一个非常紧密、温暖的拥抱,消除了我所有的压力,”她回忆道。后来他对她进行了挠痒痒的攻击,这至少毁掉了一些镜头。他甚至把她介绍给他的家人。《红角》曼哈顿首映当晚,林坐在演员格林威治村公寓的钢琴前,为他们伴奏合唱《牧场上的家》。
77 岁的退休保险推销员霍默·基尔 (Homer Gere) 和 75 岁的家庭主妇多丽丝 (Doris) 在距离酒店仅 200 英里的锡拉丘兹 (Syracuse) 抚养着五个孩子。第二个孩子理查德是北锡拉丘兹中央高中体操队、长曲棍球队和滑雪队的成员,并在乐队中吹小号。“他是一位出色的体操运动员,但你不会称他为运动员;他是一名运动员。” “他有很多朋友,但他并不喜欢变得超级受欢迎。”同学查克·帕里 (Chuck Parry) 回忆道,他现在是雪城大学的一名牧师,放学后曾与基尔一起用吉他弹奏鲍勃·迪伦 (Bob Dylan) 的歌曲。
女孩们被自信的理想主义者所吸引,他们喜欢牛仔裤和军装夹克。基尔只和最聪明的人约会,比如稳重的黛安·弗雷德里克斯。“我们经常去看电影,”现已结婚并居住在新罕布什尔州的弗雷德里克斯 1984 年告诉《人物》杂志,“总是看老电影和怪物电影。人们倾向于认为他是一个性对象。我从来没有这样想过他。他太聪明了,无法做到这一点。” 1967年毕业后,基尔接受了体操奖学金,进入马萨诸塞大学阿默斯特分校主修哲学。但他爱上了表演,并于 1969 年退学,全职从事演艺事业。
尽管他在纽约度过了几年,成为众所周知的饥饿艺术家,但他从未缺乏关注。1971 年,当女演员佩内洛普·米尔福德 (Penelope Milford) 在一部外百老汇音乐剧片场遇见基尔时,她说,“他已经和剧组中的所有女孩约会过”,其中包括搭档、未来的迪斯科女主角维姬·苏·罗宾逊 (Vicki Sue Robinson)。“维姬·苏对我说,‘小心点。他会爱你并离开你,”与基尔约会了七年的米尔福德回忆道。“我当时想,‘不是我。’ 但他对我真的很好,然后突然他开始表现得冷漠,这就是问题所在。”
女人们不断地来。女演员莎莉·柯克兰 (Sally Kirkland) 回忆起 20 世纪 70 年代中期,仍然默默无闻的基尔 (Gere) 闯入她为罗伯特·德尼罗 (Robert De Niro) 和阿尔·帕西诺 (Al Pacino) 举办的众星云集的派对。“乔尼·米切尔也在场,还有多诺万。米克·贾格尔也坠毁了。但当理查德走进来时,我停了下来。我本来应该向人们打招呼,但我不能。我简直被迷住了。” 几年后,当时装设计师黛安·冯芙丝汀宝 (Diane Von Furstenberg) 在感恩节派对上遇见基尔时,她也是如此。“他走路像骑自行车的人,这吸引了我,”她说。“我知道我会抓住他。我勾引他了。”
巴西艺术家西尔维娅·马丁斯 (Sylvia Martins) 在 20 世纪 80 年代迷上了基尔,她说他们的浪漫持续了七年,因为“我们都很独立,而且都喜欢探索。” 他们一起前往婆罗洲丛林等充满异国情调的地方,他们乘坐直升飞机迫降在当地部落中,还有巴厘岛,基尔独自在火山上冥想。“这就是我们过去经常做的事情,并且发现它完全正常,”马丁斯说。但基尔吸引的其他女性的关注让马丁斯难以应对。“当女人开始向他扑来时,我感到受伤和悲伤,”她说。
基尔在银幕上的性感也很易燃。他在 1980 年的影片《舞男》中的正面全裸场景是主流电影中最早出现的场景之一。然而基尔没有理会美国的震惊。“在欧洲,”他后来告诉《Cosmopolitan》,“这是非常狭隘的事情。” 他恰逢百老汇舞台,在马丁·谢尔曼的《本特》中扮演同性恋大屠杀受害者,这也同样危险,引发了基尔是同性恋的谣言。当时,演员拒绝回应。几年后,当八卦蔓延到他与克劳福德的婚姻时,他在伦敦 《泰晤士报》刊登的一则广告中为他们的异性恋辩护。
不可避免的是,一些风险并没有得到回报。在凭借《军官与绅士》(1982)确立了自己在万人迷历史中的地位后,基尔拒绝了《虎胆龙威》和《华尔街》的主演,最终出演了《大卫王》和《离家出走》等一系列失败的影片。但在 1990 年的《风月俏佳人》中,他又以令人惊讶的异想天开的方式回归,饰演比佛利山庄一位心灰意冷的企业袭击者。该片最终在全球票房超过 4.6 亿美元,让朱莉娅·罗伯茨 (Julia Roberts)成为明星并证实了她的男主角发生了翻天覆地的变化:理查·基尔变得轻松起来。事实上,他非常渴望得到这个角色,以至于“他跳了起来,在桌子上跳舞”,电影制片人之一阿农·米尔坎回忆道。“他真的跳舞了。”
此后不久,基尔就得到了自己的漂亮女人:超模克劳福德。1991 年,他们在拉斯维加斯的一座教堂结婚。“我不想失去[她],”他当时说道。但这种情况并没有持续多久。“理查德在婚姻破裂后非常伤心,简直是崩溃了,”他的朋友莎朗·西蒙奈尔 (Sharon Simonaire) 说道,她将 1994 年的分手归咎于他们的年龄差异(他 45 岁,她 28 岁)以及克劳福德对基尔的佛教事业的不耐烦。一个不信奉新教的人,没有分享。“辛迪对他去印度和离开感到困扰,”西蒙奈尔说。
1995 年秋天,西蒙奈尔在曼哈顿的一家餐厅将基尔介绍给了她的朋友洛厄尔,两人擦出了火花。西蒙奈尔说,两人一起度过一个周末后,“凯里打电话说,‘他真是太有趣了。他把运动裤拉到胸前,走来走去,有点抓伤自己。” 这让她想起她父亲过去常常在家里开玩笑。”
四年后,基尔与洛厄尔和她与前夫演员兼导演格里芬·邓恩 (Griffin Dunne) 生下的 9 岁女儿汉娜 (Hannah) 一起安顿下来。三人共用一套宽敞的格林威治村联排别墅,里面装饰着 20 世纪 40 年代的法式家具、基尔从旅行中收集的东方艺术品以及他自己广受好评的黑白摄影作品。基尔向他的女主角赠送了他在印度逗留期间留下的红宝石、珍珠和披肩等礼物。她也宠坏他。九月,她在俯瞰哈德逊河的租用屋顶上为他举办了一场 50 岁生日派对。佛教僧侣诵经,100 多名客人享用亚洲美食,洛厄尔还展示了一段特制视频,其中包含基尔旧电视采访片段和朋友们的生日祝福。最后,派对嘉宾白灵回忆道,“凯里过来说道,“还有人想说‘嗨’。” ’她打开衬衫,露出了画在她[怀孕的]肚子上的脸。理查德哭了,他很感动。”
然而,当他的泪水干了之后,他的眼睛无疑又恢复了光芒。毕竟,这不是一个糊状的人。西蒙奈尔说,当他读到这个故事时,“我不知道他将如何生活。他可能像当今最性感的男人一样在房子里昂首阔步。”#ICT伪君子RichardGere
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rainymegane · 1 year
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Wearing something white while joining the enemy squad adds extra million points to your awesomeness if you’re a dark-haired megane drama queen 👌
I’m pretty sure Yukio and Uryu would get along well btw
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【新潟県謡曲古跡めぐり中越編】4箇所目  2021/6/28
能「松山鏡」「田村」
刑部屋敷 《 十日町市松之山中尾 》 越後国松之山に住む男は、妻の三回忌の命日に持仏堂へ向かう。すると、そこにいた自分の娘が何かを隠すので、世間の噂のとおり、新しく迎えた継母を呪詛しているのだと思い叱る。しかし隠したのは亡き母が遺した鏡で、娘は鏡の中に母の姿が見えると慕い泣く。鏡に映る自分の姿を母と信じていたのだ。  そこに、あまりの娘の心に感じて地獄から母の霊が戻って来、鏡にまつわる説話を語る。そのうち地獄から倶生神が現れ、母を連れ戻そうと鏡に娑婆での罪科が写っていると母に示すが、そこに写っていたのは菩薩の姿だった。娘の孝行心の故である。胸を打たれた倶生神は母を連れることなく、地獄へ戻っていったのだった。
 大伴家持が特に越後に住んだ史実がある証拠は見当たりません。隣の越中には国守として4年間赴任していますので、何かの機会に越後を訪れなかったとは言い切れませんが推測の域を出るものではありません。ましてや住み着いたとは言うことはできないでしょう。
 また晩年に蝦夷征伐のための陸奥按察使・持節征東将軍、鎮守府将軍などに補されていますが、特に功績や失敗などは知られておらず、そのまま延暦4年(785)に没します。没した直後に当時造営中だった長岡京の建設責任者・藤原種継が暗殺された事件に関して首謀者とされ、除名・官位剥奪・領地没収のうえ、その遺骨が隠岐に流されました。この辺りのことが、伝説に影響はしているのでしょうが、伝説は伝説として考えるのが良さそうです。
雪深い旧・松之山町の中でも南西端部に位置するここ中尾地区に、平安時代歌人として有名な大伴家持の拠った「形部屋敷跡」がある。地元の区長さんの説明によれば、今でも4m以上の豪雪地帯で、地滑りの危険に悩まされている地域であるという。
 この館跡に関しては、謡曲・「松山鏡」として伝えられている。  「鏡ヶ池」と「形部屋敷跡」は、この中尾集落の奥部にあり、「鏡ヶ池公園」として駐車場を中に挟んで、北側に「形部屋敷」、南側に「鏡ヶ池」がある。更に、池の南上の台地には十二神社が祀られ、この地区も要害としての臭いが感じられる。十二神社の台地の北東端には、県の指定文化財であった中尾の大杉(亀杉)の大木があったが、平成23年の長野県北部地震と大水害によって倒木となり、当時の雄姿を見ることはできないが、今はその分身として、亀杉から再生された、さし木苗と、接ぎ木苗が倒木株の根元に植えられている。
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zan12221 · 1 year
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rsauke0509 · 1 year
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核爆RPG 2
也许是马修透露的个人信息终于让伊万和娜塔莉亚确定牠不是美国派来的间谍,且牠和阿尔弗雷德也无法同美国联络向美国传递苏联——假使这片废土上盘踞的大大小小的势力还愿意承认苏联的存在与统治的话——现状,娜塔莉亚似乎对牠完全失去了兴趣,她问牠接下来打算怎么办,其语气比起疑问更像是告诉牠最好尽快滚蛋的暗示和威胁。马修在认真的衡量了娜塔莉亚的威胁与以无武器无干粮的状态在废土中独自踏上两、三日的路程这两种选择哪一种生还率更低后,牠强行无视了娜塔莉亚的冷脸冷眼询问伊万牠今夜能否留下。
“你干嘛这么问呢?”伊万责怪地瞅了眼马修,“难道你想趁夜赶路,还是说你认为我们会赶走你?我正想提议你和我们同行,毕竟孤身一人行走在废土上过于危险了,而我和娜塔申卡本就有去弗捷勒夫伽的计划。若你不急着回家,你可先跟我们一同去东南方的那个农场,我们得尽可能卖掉那堆战利品,”伊万用下巴指了指堆叠在一起的皮甲和各类武器,“否则行李太累赘,之后我们可沿着公路往弗捷勒夫伽走,不过若战利品剩得太多,中途得去一趟K城把杂物全卖掉。如果你急着回去,那至���等明早再启程吧。”牠顿了顿,接着说:“无论你是否和我们同行,都得去那堆战利品里挑把好用的武器与合身的护甲。”
马修愣了数秒才意识到伊万并非在开玩笑,“可——这————”牠略结巴地说,无法相信真有人会这么慷慨,甚至用慷慨一词来形容伊万的行为都太过轻描淡写了,以结果来说这等同于间接救了牠一命,“但……我、我没什么可回报你们的……”
“艰难的日子里人们就该互相帮助,不是吗?”伊万耸耸肩说,“别为这些明日才需做的事烦恼了,马修同志,聊聊你和你兄弟住的地方吧,听科瓦廖夫同志说那儿没怎么受核辐射的影响?”
虽然确定马修的身份后伊万不再使用半诱导半审问的交谈方式,不过在闲聊中牠依旧像仓鼠把坚果藏在自己的颊囊里那样把牠和娜塔莉亚的过去紧紧藏在嘴里,仅透露些完全无法依其推测牠和娜塔莉亚的身份以及来自何处的信息,例如牠们也是孤儿,由父母的朋友们养大,牠们还有一个姐姐等。相对的,伊万似乎对这片废土区域里的人们的生活水平很好奇,可惜由于长相,居住在森林中的马修对此了解不深。
“我说不上这里的生活如何,人们很容易在佩雷刚里找到工作,商队总是缺人手来运货和保卫商品。K城的生活对外来者而言更艰难些,要成为那儿的合法公民——”伊万闻言眯了眯眼,不过牠没打断马修,马修便继续说:“——需要不少麻烦的手续,但成为合法公民后能获得养老金,且就算失业K城的政府也会帮你找一份工作。这里的农场基本都是以家庭为单位经营,所以收留外来者的可能性很小,村子要好些,无论是弗捷勒夫伽还是奥特拉德诺耶,只要愿意干活就会被村民接纳。”
“所以人们都能吃饱穿暖是吗?”伊万问。
“……要让所有人都吃饱穿暖恐怕有些难。”马修迟疑地说,“你们已经和这里商队或村子里的商店交易过了对吗?”伊万点点头,“虽然各商队给出的价格不同,但通常一根胡萝卜就能卖七至九卢布,一只野兔加上略处理过的兔皮能卖三十近四十卢布,所以理论上,一个人只要肯种田以及偶尔去打打猎,那么那人肯定不会缺钱。然而你瞧,其它商品的价格也不低,人们需要日用品,一块肥皂都能卖上二十多卢布。何况如弗捷勒夫伽这样的地方还好,如奥特拉德诺耶那样土地被核辐射污染的地方,作物产量相对较少,单靠种田根本无法获得养活大家的食物。至于去废土中狩猎,由于容易受到群聚的变异动物的攻击,故对大部分人来说不是个有吸引力的选项。且即便杀掉这些变异动物,人们也不知该如何利用昆虫的尸体,倒是变异到和野兔差不多大小的老鼠可以成为食物来源。只是并非每次都能恰巧遇见老鼠或野兔,而饲养的鸡则得留着下蛋,牛得留着耕地,难以获得令肉变得很珍贵,只有足够富裕的人、例如佩雷刚和K城的高层和大型商队的人才会奢侈到把肉当作普通的食材来烹饪,大部分人都选择把肉保存下来当作补充营养的‘药物’吃掉。”说到“药物”时马修抬手比划出单引号,“然而想要防止肉腐坏就得用盐来腌制,一盒盐的份量刚好够腌制一只野兔使其整个夏季都不腐坏,可一盒盐的价格是二十卢布……”马修用一声叹息概括了剩下的话。
“你和你兄弟的日子应该好过些吧?你说你是在追寻鹿群时迷的路,瞧上去你像个精于打猎的人。”伊万打量着马修说。
“我的确是。”马修带着微有些羞涩的微笑肯定了伊万的推测,“可也没好上多少,毕竟如你所见,我们的长相给我们增添了一些额外的困难,其中之一就是交易,商队总会针对我们压低收货价格并提高卖价。”马修语气平静地说,牠早已过了为此愤怒不平的年龄而将这种歧视当作生活的一部分来接纳和忍受,“村子里的人们倒还好,我们十三、四岁时就来到这里了,经过十余年,人们已把我们当成这里的一份子,只是村民们通常没多少余钱买野味。”
之后马修和伊万又聊了些别的,由此马修意外地发现除去都喜欢诗歌外牠和伊万竟还有别的相似之处,牠们都坚守着一些在末日里显得愚蠢可笑的准则,并在情况允许的时候倾向于无偿为人们提供帮助,仿佛这样的行为能一点点改善核战后人们整体性骤降的道德标准似的——马修分不清伊万这样做的动机是出于对‘扮演一个传说中的、典型的苏联人’的兴趣还是出于本心,马修懒得深究,无论如何伊万的实质行动符合牠的理念——且尽管牠们对核战后的生活适应良好,但皆认为若生在另一个没有核战的世界里,牠们会从事别的工作。
“我想我会成为画家。”伊万望着篝火,不知是因摇曳的火焰在牠脸上印下的火光还是怎的,牠神色显出份朦胧的憧憬,“你听说过位于列宁格勒的苏联艺术学院[1]吗?那是一所传承了两个多世纪的艺术大学。若没有这场战争,我现在一定都从苏联艺术学院里毕业并加入了艺术工厂开始完成来自疗养院和文化馆[2]的订单了,还有艺术沙龙,我相信我的绘画水平好到足以让收藏家们买下我的画。”伊万说着,突然拉过背包从内掏出个略显破旧但边角平整的素描本,“你瞧,”牠挪动几步把翻开的素描本递在马修眼前,右膝抵着马修的左膝,“这些都是我画的沿途的景色。”
马修低头看向素描本,牠观察着纸页上由深浅不一的色块和线条组成的荒野、抛弃在公路边的汽车与车内的人类骨架、枯树和树根处的蘑菇等绘画,“这很——精致。”马修呢喃道,最初牠不明白自己为何会下意识说出这个评价,这只是素描,除去其中几幅用的是铅笔而画得细致逼真如黑白照片外,其余的、大约是以木炭为画笔的素描都以光影为主而隐去了详细的细节。可马修越看越喜爱这些素描,觉得它们有着激发牠想象力和观察欲望的魅力,使牠的双眼被无形的力量粘在纸页上舍不得移开,“你画得很好,伊万,我很喜欢你的——”马修认真地说,牠抬眼瞧向伊万,最后几个音节尚未吐出就戛然而止,牠呆愣地望着伊万,伊万也像是被牠突然抬头导致的意料之外的对视给吓住了般呆愣地回望牠。
几秒后,伊万仓皇垂眼打断了和马修的对视,“嗯……谢谢夸奖……”牠的声音小到快融入木柴燃烧的噼啪声里,右手不自觉半掩着脸颊。而马修仍愣着回不过神来,牠的心神留在几秒前双眼传递到大脑的画面上,被画面中因自己的作品被人肯定而面露纯粹的、极富感染力的喜悦的伊万所吸引,伊万那双在篝火的照射下仿若发光的眼睛如一梭箭般钉在牠心脏内,使牠生出些微弱但绵长的、难以用具体词句形容的心绪。
“……咳,其实有几幅我画得挺粗糙的。”伊万的声音唤回马修的神智,牠眨眨眼,发觉伊万神态中的喜悦和羞赧已消失,‘……又或者,像冬雪下的春芽那样藏在平静之下。’马修强迫自己忽略伊万脸颊上浮现的浅红想,牠自己的脸颊如受到伊万感染般莫名开始发烫,脑子也被一股找不出来处的热源烤得晕乎乎的,牠再次眨眨眼,低头让自己的视线追随伊万的手指移向伊万指下的那幅素描。这幅素描画的是废弃的工厂,其线条比其它素描更为凌乱,右下角的灌木内更是杵着几根不连贯的、显眼且不协调的、能明显瞧出绘画时用力过度的粗线,马修用了一瞬才认出那大约是灌木的枝干。“比如这张,”伊万解释说,“我刚画完框架,工厂里就冒出些充满敌意的,有几分似人可没长头发和眉毛、只会张着嘴嚎叫的怪物,我不得不匆忙画完最后几笔好应对它们的攻击。”
伊万的话让马修又愣住了,马修不知是自己错误理解了伊万的话,还是伊万真的在说比起立刻逃走或拿起武器在怪物的攻击下保护自己,牠认为先画完手中的素描更重要,牠再次显现出砍掉猎奴人成员脑袋时的那种略带幽默的、与废土颇有些格格不入的疯狂,然而或许是受到那碗免费的土豆煮罐头肉和一套即将属于自己的、免费的防具和武器的影响,马修不但没像上次那样产生正常人面对疯子时会有的警惕和畏惧,还觉得这份疯狂放在伊万身上变成了一种独特的、令牠心跳加速的气质。
当然,这并不意味着马修想同伊万发生点儿什么。尽管战后危险莫测的自然环境、不算低但也不算高的生存率和难以预料会在何时以何种方式降临在自己与旁人身上的死亡迫使人们放弃矜持,省略大部分无用的、在过去代表着文明和礼节的求偶步骤,但马修一直无法想象某日自己会向某个刚认识的女孩儿或男孩儿提出性爱邀约,牠甚至无法想象自己对某个人产生性冲动。即便在牠和阿尔弗雷德肢体交缠着蜷缩在被褥中或是懒洋洋或是急切地撸动着对方和自己的阴茎时,相比阿尔弗雷德让牠产生性欲,流窜在牠体内的更像是肉体在吃饱喝足后因其年龄而自然出现的生理欲望。
马修认为自己只是对伊万产生了兴趣,也许包含一些性欲,但那性欲并未多到牠选择此地此刻向伊万提出邀约的地步,牠想更深入的了解这名性格少见的、有着奇怪却又与自己相合的行事准则的陌生人,而同样的爱好与相近的道德观也使牠对伊万生出几分亲昵。不过伊万似乎拥有别的、更进一步的想法。在马修和伊万躲至帐篷后洗漱时——马修曾提议作为免费的晚餐和武器防具的回报,今晚全由牠来守夜,不过这一提议尚未说完就被娜塔莉亚的冷哼声打断,随后伊万友好的谢绝了牠的提议,牠推测牠们是为了避免牠在牠们睡着后趁机杀人劫货——伊万靠近马修悄声说:“你一直在看我,马修同志。当然,由于娜塔申卡没怎么参与闲聊,都是你与我对话,而聊天时看着对方的双眼是基本礼仪,但你的眼神……”伊万顿了顿,牠靠的更近了。马修不知是自己的错觉还是因月光的照射,牠总觉得伊万的眼眸像拥有夜视能力的动物的眼睛那般发着光。
伊万轻笑一声,“马修同志,你又在用那种眼神看我了。”
伊万的话化作一股热流自马修的胸腔朝头颅喷涌,牠的脑子被冲得晕乎乎的,脸颊也变得又热又胀,“对不起……”牠一面匆忙移开视线一面喃喃道歉说。
“实话实说,我不介意你的眼神,也对你有着相同的想法,马修。”伊万忽然省去‘同志’一词,这一人称改变使马修忍不住再次看向伊万,身处夜色中,牠只看见模糊的人影与可以被解释为因反射月光或火光而发亮的紫眸,“甚至我希望能待会儿就与你发生点儿什么,毕竟废土上谁也不能保证自己在天亮后仍活着,得紧紧抓住一切机会不是吗?”伊万的音调缱绻绵长仿若生活在森林深处湖泊中的水女[3]的低语,而马修也如被诱惑的行人般情不自禁点点头,“很高兴我们意见相同。”伊万说着向马修又靠近了些,马修产生了伊万的体温和吐息像墙根处的苔藓般沿着牠体表生长的错觉,“那么,现在只剩最后一个问题了,你健康吗,马修?”
马修用了几秒才意识到伊万口中的“健康”另有所指,伊万的暗示成为窜进牠体内的第二股热流,使牠原本就发热的脸颊猛然再次提升温度,牠几乎开始担心那高温时候会烧坏牠脸部的皮肤,“我、我没病——”牠略结巴地回答到,“我是说,我很健康——”牠因自己局促的反应发出道挫败的叹息,“事实上,除了自助或与阿尔互相帮助外我还从未,嗯,你知道的,同另一人发生点儿什么……”牠坦白道,庆幸此刻是深夜且牠们已远离篝火故黑暗能遮掩自牠的神色和肢体语言中透出的羞赧尴尬,可相对的,牠也无法观察伊万得知此消息后的第一反应,牠只知道伊万如牠那般没立即接话,而是停顿几秒后才用混着笑意的安抚语气说:“别担心,马修,我知道该怎么做以及做什么,况且我想由于地点和明日行程的缘故,我们也并不会做多少超出你知识范围的事。”
闻言马修既送了口气,又莫名感到遗憾,同时牠即将与伊万做的事也让牠期待、激动且有些害怕,这害怕一部分源于那超出牠知识范围的未知——伊万说的是“不会做多少”,那么显然就是在说牠们的确会做些牠不曾了解过的事——一部分源于坐在篝火边守夜的娜塔莉亚。是的,牠俩肯定会进入帐篷才开始做,嗯,伊万打算引导牠做的任何事,但一顶薄帐篷不可能具备隔音功能,更别提直到方才娜塔莉亚瞥看牠时眼神依旧冰冷锋利犹如实体的刀刃,牠总觉得在一个虽不知具体程度但切实敌视牠的对象附近同此对象的亲人进行亲密接触不是个特别安全的做法。
洗漱完后马修跟着伊万钻进帐篷——进帐篷前牠偷偷瞧了眼娜塔莉亚,意料之中又被她狠狠瞪了一眼——伊万拉上帐篷拉链,而马修傻傻半蹲在伊万身旁,牠不知牠和伊万如何开始,牠该躺下吗?还是如牠和阿尔弗雷德有时那样面对面坐着?牠是该脱掉所有衣服或仅将裤子褪至大腿处?
“不需紧张,马修,”伊万像是、或也许牠真的能在黑暗中不受阻碍得视物般安慰马修说,“让我们躺下吧。”牠轻推马修引着马修侧躺在两个并列放置的睡袋上,“我得先承认我最近一次洗澡还是在奥特拉德诺耶时,即一日多两日前,所以在经过一日多高温下的步行及战斗后我身上的气味并不处于最佳状态。”随着牠说话,湿热的气流吹拂至马修脸上,除去最明显的薄荷牙膏味儿以外,马修还嗅到一股找不出类比物的、应是伊万体味的气味。这气味与阿尔弗雷德身上的气味全然不同,也不像伊万警告的那样能用‘难闻’或‘臭’来形容,那闻上去有些像熟透了的浆果发酵后的酸甜,令马修不由自主深呼吸以吸入更多的这种气味,“不,你很好闻……”牠喃喃说。
“我就当这是你真实的想法而非奉承了。”伊万的手抚上马修的肩,“这种时候本应用行动代替言语,不过既然你不曾有经验,我想我最好在每个步骤前先提醒你,若你不愿继续就告诉我。”牠的手摩挲着马修的臂膀下移牵起马修的手引着马修伸手环住牠的腰,“你介意接吻吗?”牠问。
“不。”马修的回答声接近气音,牠听见自己的心脏砰砰作响,即使仅能看见伊万横躺着的轮廓和印在帐篷上摇晃的火光,在紧张、期待和无措的影响下牠仍止不住眨眼。牠看见面前灰黑的人形轮廓逐渐放大几欲占满牠的全部视野,伊万那只原本握住牠手腕的手沿着牠的前臂跃至牠后腰处顺着牠的背脊向上攀爬,同时那股混入了湿热吐息的薄荷味儿变得愈发浓烈,随着一块干燥的、有褶皱的曲面贴在牠唇上,那股薄荷味儿同牠鼻腔与嘴里的薄荷味儿融为一体。
马修忍不住攥住伊万的上衣,并不是说牠没有亲吻的经验,除去妈妈给牠的代表亲情的吻以外,当牠和阿尔弗雷德处于对性充满好奇的十五、六岁的年龄时牠们也尝试着接过吻,甚至直到不久前,牠们互相抚慰时也并不介意将自己的嘴贴在对方的身体任意一部位上。但再次的,与伊万的吻,或者也许和伊万做的一切都与以及都将与和阿尔弗雷德做时不同,只凭这个吻马修的阴茎就硬得像刚拨过柴火的铁棍一样,牠匆匆解开裤子纽扣并将内裤拉至大腿处,张嘴伸舌舔舐伊万的下唇。
“看来你并不是你所说的那样毫无经验,马修。”伊万饶有兴致地低喃,牠张嘴回应马修,舌尖如有自主意识的刷子般灵活地扫过马修的牙龈和唇系带,滞留在马修后背的手则指尖施力压着马修背部的皮肤描摹其下肌肉起伏的轮廓。马修觉得自己变成了气球,伊万的每一下摩挲和每一次舔舐都在往气球里输送名为‘性欲’的气体,牠以急切到慌乱的姿态试图解开伊万的裤子,数秒后拨动纽扣的动作就转变成不耐烦的拉扯,牠从未如此迫切得想触碰某人,具体而言是让自己的肌肤不受阻碍得接触另一人的肌肤,可伊万显然比牠更加耐心。“别这么着急。”伊万将话吹进马修嘴里,牠的舌探入马修嘴中,勾缠马修的舌头又后撤引诱马修伸舌追进牠嘴里,于间隙时喘息着说:“耐心些,马修,耐心能带来更多愉悦。”
这句话直白又暧昧,令马修的心和正被伊万爱抚的背脊一同生出股混着刺痒的酥麻,伊万用另一只手辅助马修解开自己裤子纽扣,但下一刻牠拂开马修伸向两人阴茎的手,“耐心。”牠的舌尖戳着马修的舌尖含糊重复道。在马修的血管和神经里肆虐的欲火竟也真的被这一单词安抚,于是牠控制那只手探向伊万的腰,学着伊万那样指尖稍用力地按在肌肤上移动着感知伊万的身体曲线,牠的动作似乎弄痒了伊万,因伊万猛然瑟缩一下,一面发出分不清是笑声还是呻吟的喉音一面偏头打断吻。
伊万的反应使马修产生几分挫败,毕竟牠的目的并不是给伊万饶痒。伊万仿佛能看见马修脸上的挫败似的解释说:“比起大部分人,我的感觉系统更加敏锐一些。”
马修看着大约是伊万的双眼的位置,和方才洗漱时不同,此刻伊万的双眼一点儿发亮的迹象都没有,可拥有夜视能力的猫的眸子在黑暗里也不会发光。牠好奇伊万是否能在黑暗中视物,更担心若伊万能,那么伊万便能看清牠之前那些略失态的、本以为已被夜色遮掩的表现。况且假如伊万能看见这次性爱中牠神色的每一分变化而牠不能,这既不公平,也会让牠失望且对伊万沉溺于快感中的表情无比好奇。然而询问他人身体是否产生了变异以及具体是何种变异是一种比性爱更加亲密的、需要更多信任的行为——当然,这条废土默认规则显然对阿尔弗雷德不适用,好几次牠们被暴怒的商队、雇佣兵和走私贩追杀就是因为阿尔弗雷德非得打探出对方的身体产生了什么变异,或按照阿尔弗雷德的话说是“产生了什么好玩儿的变化”——即便是马修自己也是出于对性命的担忧才在伊万和娜塔莉亚的诱导及逼迫下坦白自身也许是变异的异常的。
左侧乳头被夹住转扭的触感拉回马修的神智,“你是在分心吗?”伊万贴着马修的唇问,牠的语气里没有责怪和不满,仅有一丝对马修分神原因的好奇。
“抱歉,我——我只是————”马修认为自己的推测毫无根据,自己的担忧则无比可笑,故牠用无意义的哼哼将话含混过去。所幸伊万并不执着于从马修嘴里挖出答案,牠的头靠在与马修将吻未吻的位置上,左手以略别扭的姿势揉搓马修的乳头和乳晕,抚摸着马修后背的右手在马修的腰臀至肩胛骨处来回盘旋,牠的右腿则不知何时弯曲着顶入马修双腿之间。马修觉得伊万的手指仿佛有着将麻痒传递进被触碰者的皮肤的能力,要么就是伊万的手指能像牠在百科全书里看过的那些拥有自体发电天赋的鱼类般能释放微弱的电流,否则如何解释牠体表每一处被伊万手指掠过的地方都冒出丝让牠脚趾紧蜷的、舒适的麻痹感呢?
这些丝缕状的麻痹感钻入马修的毛孔,闯进牠的神经末梢并于中枢神经聚集融合成一团搅乱牠脑子的迷雾,这团迷雾让牠的感知同时变得更加迟钝和敏锐。牠的视线仅集中在面前的人形黑影上而看不��人影后被火光染上层橘红的帐篷壁,牠只能听见近在咫尺的、被伊万压低的喘息而听不见数米外的木头燃烧声,牠甚至忘了不远处的篝火旁还坐着能听见从这顶帐篷内传出的、任何音量超过喘息的声响的娜塔莉亚。马修的所有注意力都集中在伊万身上,也许是因为夏夜温度高且牠俩又呆在一个狭小封闭的帐篷里,牠不仅能清晰感知到随着伊万的喘息和呼吸而吹拂至牠的脸与脖颈上的热气,还觉得牠仿佛突然变成了一个雪人般快被这接连不断的热气吹化了,牠忍不住挪动着贴近伊万,被伊万顶开的左腿勾缠住伊万的右腿,鼓胀的阴茎戳蹭向伊万的腿根和腹部时也感到有根又热又硬的条状物抵着自己的下腹,直到牠的手再次被拂开,牠才意识到原来自己不知不觉又伸手试图握住牠俩的阴茎。
“等等,”伊万制止道,牠一面收回摩挲马修后背的右手一面说:“把裤子脱掉。”没等马修的意识反应过来,牠的身体就擅自听从伊万的指令拽下并将裤子扔至身后。而伊万的动作比马修慢上一拍,当马修屈起光裸的左腿试图插入伊万腿间时皮肤所传来的触感告诉牠伊万尚在与膝弯处的裤子搏斗。“我得……”伊万略撑起自己嘟囔着,大约是由于伊万姿势的缘故,马修在看见面前的人形黑影上抬的下一秒就感到自己的脸被某种东西——应该是伊万的发尾——搔得发痒,牠偏头躲开,接着一道几乎被牠们的喘息声盖过的、什么东西撕裂的声音传入牠耳道中。
不等马修心中冒出对撕裂声产生原因的好奇,伊万就拉过牠的手,摸索着将某个略松垮的、薄膜口袋状的东西套在牠并拢的食指和中指上。“是时候进入下一阶段了。”伊万侧头吻向马修说,牠的唇落在马修的鬓发上,随后一吻接着一吻向马修的嘴角移动——马修脑中那根因担忧伊万拥有夜视能力的神经终于放松下来,一下下啄在牠脸上的、使牠的脸和心一同发痒的吻证明了伊万如牠一样只能看见面前有个模糊的人形黑影——牠抬起右腿将腿搁在马修的腰胯上,握着马修的手腕将马修的手朝自己的胯间拉,不过中途牠突然停了下来。
“我忘记提醒你了,”伊万的语气里含着几分不情愿,“我说的下一阶段,是指你的这两根手指,嗯,若我们接着做下去的话会再加上你的无名指,戴着安全套从我的肛门进入我的肠道进行指交,你愿意吗?”
马修没立即弄明白伊万为何会问出这个问题,伊万的话拽住了牠的听觉和触觉,明明伊万并不是用调情的方式说出此话,但也许是详细的描述加之此话出现的地点和时机,马修依旧被伊万的预告撩拨得头晕目眩,牠用了几秒才反应过来这不是预告而是征求牠意愿的询问,随即牠想起在牠们开始这场性爱时,伊万的确说过由于牠缺乏经验,伊万会在每个步骤前提醒牠,于是牠匆忙答道:“我愿意。”
“很高兴你愿意继续。”伊万又啄了一下马修的嘴角,马修仍不明白为何伊万会作出牠不愿继续的假设,不过显然此刻牠没有找出答案的欲望和余力,牠的手再次被伊万拉着前伸,蹭过某个泛着湿意的、又热又胀的部位——牠猜那是伊万的阴囊——停在一片柔软丰厚的肉之间,这些肉像某种具有自主意识的活物般颤抖着,随着伊万推了下牠的手背,牠那两根裹在安全套里的手指嵌入颤抖的肉之间,抵在一小圈蠕动着的皱褶上。
“别急着插进去,”伊万半趴在马修身上,牠左手撑着睡袋,右手放开马修的手腕沿着马修的上臂朝马修的胸与肩前进,“先揉一揉外面,”这些话被牠吹至马修嘴边,“这儿能用来润滑的只有安全套外层自带的润滑油。”
马修分不清伊万的话是指引还是诱惑,也可能两者皆有,牠依言将两指按在伊万的股缝底部轻揉以将安全套表层的润滑油涂抹在伊万的肛门上——坦白说,马修头一次知道安全套表层有润滑油,过去牠以为那只是个用来预防性病传播和避孕的橡胶套子,牠甚至不曾见过实物,毕竟牠和阿尔弗雷德没有余钱买这类生活中用不上的东西——牠能感到那圈皱褶被牠揉得不停开合,而伊万也随之哼出黏糊糊的鼻音。伊万哼了几声后一面拨弄着马修的乳头一面说:“你可以把手指插进去了,马修,”牠左手扶着马修的下颌偏头吻咬马修的下巴,“慢些,温柔些。”牠补充道。
马修不知具体怎样做才算温柔,不过至少伊万给出了另一个清楚的指示,于是牠小心翼翼屈指挤开那圈皱褶,双指像跨过一片埋着不少未爆弹的废墟那样小心翼翼的一点点前进。然而和在埋着未爆弹的废墟中寻找物资不同的是,此刻某个干扰牠使牠无法专注的原因正同牠胸对胸、胯对胯得贴在一起,非但如此,这原因的双手也不愿闲着,不是捏刮牠的乳头,就是摩挲牠的腰臀,时不时还摆动腰胯让两人的阴茎互相挨挤着被两人绷紧的腹部摩擦。
这些动作快将马修逼疯了,牠体内的性欲逼迫牠去做点儿更进一步的事,不幸的是牠不知‘更进一步的事’具体是什么以及该怎么做,妈妈曾给牠和阿尔弗雷德大致讲解过男女的生理结构的区别以及交媾、怀孕、生产和哺育是怎么回事儿,但这些讲解的重点从不是性爱。马修从妈妈的讲解以及商队里佣兵的下流话中得知‘更进一步的事’与阴道、阴茎有关——当然,由于伊万不是女人没有阴道,以目前的状况来看,应该是与肠道、阴茎有关——可之后的步骤是什么?牠把阴茎插入伊万的直肠里然后抽插吗?听上去并不像牠正做的事那样使牠兴致高涨,故牠只好努力忍耐流窜在骨骼里的、催促牠做点儿什么的发痒感,跟着伊万的命令在双指进入到某个深度后停下并用指腹戳着肠壁前后来回按压。
“很好,马修,你做得很好。”伊万小声说,马修能从牠含糊的吐词中听出牠正为了避免自己大声呻吟而咬着唇,“现在,你可以把无名指加上。”
马修撤出手指的速度似乎过快以至于伊万猛地将头埋在牠颈根处发出道压抑的哭喘,仿佛是报复牠般,下一刻伊万就握住了牠的阴茎并轻搔牠的冠状沟,令牠攥紧伊万的大腿惊呼出声,所幸随后伊万就下移转而揉撸牠的阴茎海绵体,这才使牠得以集中精力并拢三根手指再次朝伊万的后穴探。与之前不同,增添一根手指后马修能明显感到手指血管被挤压所带来的胀感,当牠推蹭伊万的前列腺时,本有余力用娴熟的技巧抚慰牠龟头和阴囊的伊万被牠操得只剩有一搭没一搭撸动牠阴茎的力气,牠忍下挺胯在伊万的掌中戳刺的冲动,既想对伊万礼尚往来也套弄伊万的阴茎,又觉得牠那只正掐着伊万左大腿的手着实不方便挤进两人紧贴的胸腹间,伊万的那只手已经够碍事的了。
“你不……嗯,你的阴茎————”喘息与对具体描述的羞耻让马修很难连贯地说出自己的疑问,不过伊万莫名领悟了马修想问什么,“若同时刺激我的前列腺和阴茎的话,”伊万那只被马修压住的、穿过马修的腰抚摸着马修腰臀的手揉了把马修的右臀,“我会完全失去爱抚你的力气。”
“我不介意……”马修喃喃说,牠很高兴牠首次与阿尔弗雷德以外的对象做这事儿时遇见的是伊万这种经验丰富且性爱中会考虑对方感受的人,但伊万的话也把牠的想象力引向别处。‘可惜帐篷里光线太暗了。’牠想着,埋怨起于今夜数次遮掩牠失态和窘迫的夜色来,牠很想瞧一瞧前后被同时刺激的、力气全失的伊万会流露出怎样的神态。
“你是认真的?”伊万问,“我可没品德高尚到拒绝这个让我专注享受快感的提议。”
“我不介意。”马修重复道,一方面牠的确不介意伊万停止抚慰牠,另一方面,伊万对着牠阴茎和腰臀的爱抚令牠不知该全神贯注去追随在牠神经中不断炸裂的愉悦还是该凝神继续用手指操弄伊万。也许等马修对性爱更加熟稔后,牠能从容的同时做这两件事,可现在牠宁愿专注于其中一项,而考虑到每次高潮后牠得用上不少时间才回神,牠认为把精力分配给伊万是更合理的选择,为了证明自己的确不介意,牠拉着伊万那只正撸动牠阴茎的手并引着那只手落在伊万自个儿的阴茎上。
“好吧……”伊万舔咬着马修的下唇,“以及,你的动作幅度可以变大些。”伊万的另一只手上抬搂握住马修的肩脖,如给猫顺毛那样揉捏马修的后颈,一股既像针刺又像电击的刺痒感随之自马修的颈椎上窜至马修的头皮与大脑中,令马修错觉自己的头发都被电得直立翘起。大约没发觉马修一瞬间的失神,伊万仍指示马修说:“撤出你的手指,再对准我的前列腺用力插进来。”
马修依言后撤自己的手指并狠狠朝伊万后穴深处捅,换来伊万一声闷哼与一下对着牠后颈的紧捏,“不,马修,这样戳我的前列腺只会让我疼,”伊万虽说着疼,马修却感到指周的肠肉绞住牠的手指一下一下颤抖,“你得蹭着那块区域压按过去————”伊万的尾音被马修的又一次捅入操成了变调的呻吟,牠的头重重砸在睡袋上,左腿在睡袋上蹬划出刷拉声,体液与空气摩擦后产生的咕啾声也从牠胯腹间飘升至马修耳边。‘真想看啊……’马修再次为帐篷内昏暗的光线遗憾,牠的手指在伊万的肠道里快速进出着,每一下都用力蹭过伊万的前列腺,牠分不清过了多久,总之在牠的感官中只过了一���会儿,伊万就猛得抬起身死死搂住牠,肠肉裹着牠的手指规律得抽搐数下后又骤然摔回睡袋上,同时牠也感到有微凉的几滴液体溅在牠的胸腹表面。
伊万急促喘息着,原本握着马修后颈的手下移抚摸马修的上臂,牠的肠肉仍绞着马修的手指不停收缩,“你可以退出去了,马修,”牠的呼吸逐渐平复,“轻些,慢些。”牠一面伸手轻推马修一面说:“很好,现在————”马修顺着力道仰躺在睡袋上,牠瞧见那个代表着伊万的人形黑影挪动着压向牠,随即牠那根一直热且胀得翘在牠下腹前的阴茎再次被伊万的手握住撸动。伊万撸动的速度很快,以至于马修想不明白在这样的速度下,伊万是怎么做到在经过牠的阴茎顶端时摩挲牠的冠状沟和尿道四周的。同时伊万的另一只手在牠的胸腹和腰臀等敏感区域徘徊,牠觉得自己热得快融化了,牠的脑子和神智也被这种热度烧得如沸水般蒸发。等伊万以唇贴上牠的唇并呢喃说“嘘,小声点儿”,牠才发觉自己正以较大的、肯定能被坐在篝火边的娜塔莉亚听见的音量呻吟,不过牠还来不及为此生出羞耻或担忧快感就再次占据了牠大脑的所有空间,不需多久牠就射在了伊万掌中。
直到马修的呼吸恢复平静,伊万仍半趴在牠身上,“如果我们身处一个更安全和更有隐私的环境中的话,我会想同你做更多步骤的。”伊万吻着牠用遗憾的语气说。马修也抱有相同的想法,牠欲赞同伊万,但跟随高潮后的余韵席卷牠神经的困倦只允许牠发出道昏昏欲睡的附和声。
“听上去你很困,马修同志,睡吧。”伊万又吻了吻马修的鼻尖,随后翻身撑坐在牠身旁,瞧起来似乎在寻找自己不知被扔在何处的裤子。马修奇怪于伊万为何又在牠的名字后添上‘同志’一词,也想问难道伊万不打算睡上一会儿吗?可如过去每一次高潮后一样,睡意总是以与闪电相同的速度将牠拉入梦乡,牠盯着那道坐着的、正把裤子套上一条抬起的腿的人形黑影,在自己未察觉之时就闭上了双眼。
[1]苏联艺术学院
[2]文化馆
[3]斯拉夫精怪,虽然机翻是美人鱼但根据描述我觉得更像是水女
露观察加:
不对自己和妹妹构成威胁
性格友善、礼貌且不会把别人的善意视作理所应当
身上无异味、无性病,根据洗漱动作来看保有良好的卫生习惯
不是苏联公民所以即便发生性关系也不违背军人道德
喜欢并能背诵苏联诗歌(加分项)
露:嗯,可睡!
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