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#仕事猫ぬいぐるみ
motokora · 2 years
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#仕事猫 #仕事猫ぬいぐるみ #くまみね #タイトー #仕事猫マスコット https://www.instagram.com/p/CeTKJd-r2i9/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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シスタークラリスの奇妙な一夜
Sister Clarith's Curious Night (Nervous Night)
彼女がそのレストランを訪れたのは
She had visited this restaurant
行方不明の子供たちを探すためだった
To search for some missing children
噂を聞いたのだ
She had heard a rumor
孤児院の子がこの店に入っていくという
That the children of the orphanage had been seen
その姿を見たと
Entering this establishment
.
しかし応対した支配人の男は
But the manager who came to receive her
残念そうに首を横に振る
Regretfully shook his head
「そのような心当たりはありませんね」
"I wouldn't know anything about that"
それを聞いてがっくりと
Upon hearing that, the Sister
肩を落とすシスター
Dropped her shoulders, crestfallen
.
すると支配人は彼女を
When she did, the manager
レストランの一番良い席に座らせた
Ushered her over to sit in the best seat in the restaurant
「せっかくですから
"Since you're here
何か食べていってください
Please, have something to eat
......ああ お代なら結構ですから」
...Ah, it's on the house"
.
ありがたきお言葉
I'm quite grateful to hear that
実は昨日から
The truth is,
何も食べていません
I haven't eaten since yesterday
子供たちが心配で
Out of worry for the children
.
厚意に甘える事にしたシスターの前に
The Sister decided to presume upon his kindness
やがておいしそうな料理が運ばれてきた
And eventually she was brought a delicious-looking meal
白身魚のソテーだろうか それを見て
It looked like a sauteed white fish; when she saw it
彼女は申し訳なさそうに
She apologetically
うつむいてしまった
Cast her eyes down
.
「教えにより
"According to our teachings,
生き物の肉は口にできないのです」
I mustn't partake of the flesh of anything living."
シスターがそう断っても
Though the Sister demurred,
支配人は引き下がらない
The manager was persistent
「そんなことをおっしゃらず
"Now don't be that way,
ここは神の目も届かぬ森の中ですから」
The eyes of your god can't reach you here in the forest"
.
仕方なくシスターは
Reluctantly, the sister
ナイフで魚の身を切る
Cut into the fish's body with a knife
一口だけ食べて帰ろう
She'd just take one bite and head home
そんな風に考えていたところ
But as she was thinking this
彼女は料理の中に
She discovered that
何か固い物がある事に気が付いた
There was something hard inside the meal
.
シスターの顔が青ざめる
The Sister's face paled
それはレーナが身に着けていた
That was a brooch that Lena
ブローチだった
Had always worn on her person
泳ぐのが得意なレーナが
Lena was good at swimming, and
海で集めた小石を
She had made it herself
組み合わせて作った手作りの物だ
By joining together pebbles she'd gathered from the sea
.
どうしてこんな物が
What is something like this
料理の中にあるの?
Doing inside this dish?
少なくともあの子は
At the very least, that child
この場所に来ていた
Must have come to this place
.
ふと気が付くといつのまにか支配人の姿は
She suddenly noticed that the manager
店内のどこにも見えなくなっていた
Was nowhere to be seen inside the restaurant
胸騒ぎを覚えた彼女は思わず席を立ち
With a sense of unease she unthinkingly stood from her seat
店の奥へと忍び込んでいったのだ
And crept further into the back
.
途中の廊下で小さな靴が落ちていた
Partway through the hallway she found a small dropped shoe
シスターは再び青ざめる
The sister paled once again
それはマルクの靴だった
That was Mark's shoe
彼の足が速かったことを彼女は思い出す
She recalled that he'd been a fast runner
.
ひときわ異臭が漏れる扉の前に立ち
She stood before a door leaking a notably pungent odor
シスターは恐る恐るそれを押し開ける
The Sister timidly pushed it open
そこは血と肉のこびりついた調理場
Inside was a kitchen splattered with blood and meat
コックの顔をした男の顔は
The face of the man who looked to be the cook
毛むくじゃらだった
Was covered in thick fur
.
二本足で立つ
You, dog man who
犬の獣人よ
Stands on two legs
包丁についた血は
That blood on your kitchen knife
いったい誰の物?
Just who does it belong to?
.
作業台の上で赤い猫が
On the work counter, a red cat
皿のシチューを舐めている
Was licking up a bowl of stew
浮かんでいる具材は
The ingredients floating in it
間違いなく人間の指だ
Were, without a doubt, human fingers
無数の指の中の一つ
Among the countless fingers
そこにはめられた指輪を
The sister found one
シスターは見つけた
That was wearing a ring
.
あれはエマの物で間違いない
She was certain that it belonged to Emma
恐ろしい想像がシスターの脳裏を駆け巡る
A dreadful image flashed through the Sister's mind
振り返ったシスターの前に立っていたのは
When she turned around, standing before her were
二羽のウサギと巨大な熊だった
Two rabbits and an enormous bear
.
シスターは叫び声をあげ
The Sister let out a scream
その場に倒れこんだ
And collapsed on the spot
薄れゆく意識の中
In her fading consciousness
徐々に迫ってくる絶望の足音
Despairing footsteps steadily encroached on her
気を失う直前 彼女が見たのは
Right before she passed out, she saw
額に角を生やした少女の顔だった
The face of a girl with a horn on her forehead
.
目を覚ました時
When she awoke
彼女は孤児院に帰ってきていた
She had returned to the orphanage
そしてその後
And shortly after
行方不明の子供たちも全員
All of the missing children
無事に孤児院へ戻ってきたのだ
Safely came back as well
.
子供たちは数日間の記憶を失っており
The children had no memory of the past few days
そして とてもお腹を空かせていた
And they were very hungry
レーナやマルクたちが唯一覚えていたのは
The only thing Lena and Mark and the others could recall
フルートを持った
Was a pair of twin rabbits
双子のウサギの姿だけだった
Who had been holding a flute
.
あのレストランは建物ごと
That restaurant, and the building it was in
森の中から姿を消した
Vanished from the forest
まるで最初から
It was as though
存在していなかったかのように
It had never existed in the first place
そして
And
平穏な日常が戻る
Their peaceful days returned
.
子供たちのためにおやつの
While baking some brioche
ブリオッシュを焼きながら
For the children's' snack
シスターはこんなことを考えていた
The Sister began to wonder
.
もしもあの時
If, back then,
出された料理を口にしていたならば...
I had actually eaten any of the meal that had been set out...
私は一体どうなっていたのだろうか?
Just what in the world would have happened to me?
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tsumakoushika · 6 months
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(第一部)
衝動的に寂しくなって、夜道を誰かに声をかけられるまで、取り止めなくさまよい歩く習慣がついたのは二ヶ月前からで五回目だった。知らない街まで電車に乗って、治安の良くない場所を選んで歩く。命の危機に晒されて半死半生の目に合うこともあれば、何事もなく無事に帰って来ることもある。仕事に行き自宅に帰り、一人食事を取り寝るだけの繰り返し。誰かに求められることもなければ必要とされることもない。一度負った傷の瘡蓋を剥がす一時の甘い悦びに浸りたいだけの狂った夜間歩行。
現地でシェリー酒やブランデーの強いお酒を飲んで、ほろ酔いから次第に足取りが重くなってくるのに任せる。お酒の酔いの回りの早い私にとって、緊張する瞬間。身元のわかるものは一切持たず、頼るのは自分の意識次第だというのに、その意識すら混濁させながら、ふらふらする。街灯の点灯し始めるマジックアワーを闇に紛れながら、細い路地を歩く。袋小路になるところ、人一人しか通れないような家の隙間を選んで歩く。日中は光の差し込むだろう通路は、ただただ魑魅魍魎の通る獣道のように、鬱蒼として気味悪くなる。
白地に黒い猫の柄の入ったロングの巻きスカートに、一点もののデザイナーズセレクトの白地に赤の刺繡の入ったカットソーを着て、シル���の下着を身につける。巻きスカートの黒い猫の目は金色に光り、夜目にも輝いて見える。巻きスカートは一点もので、かつて愛した人にプレゼントされたものだった。よくこのスカートを身につけて一緒に歩いた思い出のぎっしり詰まったものだった。私は他の男性とSNSを通じてやり取りしていた事を彼に誤解されて、約束していた結婚を取りやめにされた。別れ際、愛する人に清らかな人だと思っていたのに、不潔だとまで言われて、ショックを受けた。ただメッセージのやり取りをしていて、なんの疑われる行為もしてなかったのに。彼はその数ヶ月後にSNSで知り合った人と一緒になったと聴いて、ダブルでショックを受けた。私は清らかではなく不潔な人間だというレッテルを貼られたまま、蛇の生殺しのようになって、数ヶ月泣きはらした。
誰も通らぬような通路を、ドキドキとしながら通り抜ける。空を見上げると、三日月が空に架かり、流れる雲に隠れては見え、隠れては見えする。明るい星たちから輝きだしている。知らない場所の闇の中、月の方角と光だけが頼り。既に刺すような冷たい風が吹き抜け、ただでさえ心細い私を不安にさせる。
30分ばかり歩いたろうか。後方に、私の後をつけている人を確認して、速足で歩こうとする。うまく歩を進めることのできない速足で歩くと速足になり、ゆっくりと歩くとゆっくりと歩く。私は頭が真っ白になるのと同時に、なんの目的でついてきているのか、逃げ切ることができるのか、頭をめぐらす。地の利のない場所で、自分がどこに行きつくのかも分からない通路をやみくもに歩いている愚かな自分。
この先には何があるのか、道すらもないのではないかという不安と、後ろから追いつかれて、腕を掴まれて更に人気のない場所に連れ込まれる妄想と闘いながら、ふらふらと先に進んでいく。
ふと、後ろからの気配が消える。安堵したのも束の間、カラスが群れて、泣き叫んで暴れている袋小路にたどり着く。心臓がどくどくと聞こえるぐらいに膨大な血流を全身に送り、高鳴っている。私は行き場を失い、来た道を戻るしかない。カラスはこれから起こる何かを暗示しているかのように、獰猛に暴れている。
自分が今どこにいるのかもわからない場所で、闇から闇を通り抜ける。人の気配のない場所で、月明かりだけが頼り。来た道かどうかも分からぬ不安と闘いつつ、二股に分かれている地点にたどり着いた。
どちらに進もうか立ち止まったところで、後をつけてきたと思われる男が待ち構えていて、口をタオルで覆われて、固く捕らえられた。タオルは汗臭い匂いがした。男は地の利のある場所で、一番いい場所で私を待ち構えていたのだ。抵抗する時間も与えられぬまま、竹藪の中に引きずり込まれる。腐った水の匂い、成長した竹の青臭い匂いの中に入っていく。
ちくちくと背中に痛みを覚える場所に引き倒されて、体中を弄られる。お洒落な格好も台無しで、スカートもカットソーも引きはがされて、巻きスカートの黒い猫も無惨に引き裂かれて、脱がされた。白い素肌が闇に浮かぶ。痩せた脇腹の肋骨が上下するだけで呼吸すらままならない。男は貪りつくように覆いかぶさり、欲望の限りを尽くしていく。
私は頭上で竹の葉の間で見え隠れする三日月を涙を流しながら、男の律動に突き動かされている。三日月は冴え冴えと妖しく光り、儚げに歪んでいた。快楽はどこにもない。身体の中を硬くなった虫が激しくうねり、大切な何かを剥奪された痕が残っていくだけ。なぜ私はこんなことをくり返しているのだろう?なぜ?なぜ?と自分に問うてみても、答えは返ってこない。私は私を放棄することで、自分に仕返ししているような気持ちになった。
自分を大切にできずに、汚されていく自分を俯瞰して見つめている。男は二度三度、繰り返し中で果てると、その場に私を残して立ち去って行った。私はぴくりとも動けないまま、竹藪の中で白い肌を晒している。体の芯まで冷えて、このままここで死ぬのではないかと思った。誰かが私を見つけ出して、救ってほしかった。こんな愚かな私でも大切に想って、抱き上げて介抱して、温かなスープを飲ましてくれる存在が欲しかった。しかし、そんな温もりはこの世の中にはどこにもなかった。
私は散らばった衣服をかき集めて、下着を見つけることのできないまま、震える手で身につけた。寒さと怖さで、ガタガタと歯が鳴っていた。お洒落な衣服は、泥で汚れて、竹の落ち葉が張り付き、ところどころ破られていた。巻きスカートに張り付いた猫まで無惨に足元から引き裂かれていた。金色の目には泥がこびりつき、輝きを失っていた。
私はふらふらと立ち上がり、西に傾いて地平に消えて確認できなくなった三日月を見失って、酔いが醒めて素面になって、呆然と闇の中をさまよい帰った。私は正気ではない行為をしているにも関わらず、冷静だった。汚れるだけ汚れて安堵したかった。
自宅に帰った時には0時を過ぎていた。鏡には変わり果てた私が映っていた。私は三日月のように、これから満ちて丸くなっていくのだろうか?限りなく欠けていき、空で真っ二つにぽきりと折れてどこまでも地の果てへ落下していくだけの月になってしまいそうだった。
果たして私は清らかではないのだろうか?ますます遠く離れた不潔で淫らな人間に染まる事で、人間としてのバランスを保てる気がしていた。
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patsatshit · 7 months
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いきなり偉そうなことを書いて各方面から顰蹙を買いそうなんだけど、あえて言う。僕は自分の日記より面白い日記を読んだことがない。これはハッタリでもなんでもなくて、それくらいの気持ちがないと何処の馬の骨とも知れないチャリンコ屋の日記に1,500円や2,000円を出して購入してくれている方々に申し訳が立たない。ただし「自分より」と言うのには注釈が必要。『富士日記』や『ミシェル・レリス日記』みたいな別次元の傑作は対象外として、近年、雨後の筍のように量産されているリトルプレスやZINEを体裁とした日記やエッセイ群を見据えての発言と思って頂きたい。商売としての仕入れはさておき、個人的に興味があったので色々と手を伸ばして読んでみたものの、そのほとんどが「私を褒めて。私を認めて。私に居場所を与えて」というアスカ・ラングレーの咆哮をそのままなぞらえたような内容、若しくは「持たざる者同士でも手を取り合い、心で繋がっていれば大丈夫」的な似非スピリチュアルなマジカル達観思想で構成されているので、正直ゲンナリした。しかもタチの悪いことに、そういうものを書いている人たち、あわよくば商業出版の機を窺っていたりするものだから、出版社や編集者の立場からしたらまさに入れ食い状態。「ビジネス万歳!」という感じでしょう。晴れて書籍化の際には口を揃えて「見つけてくれてありがとう」の大合唱。いやいやいや、ちょっと待って、あんたら結局そこにいきたかっただけやんってなりません?これまでの人生をかけて手にした「生きづらさ」の手綱をそんなにも容易く手放すんかい!と思わずツッコミを入れたくもなる。現世で個人が抱える「生きづらさ」はマジョリティに染まらぬ意思表明と表裏の関係にあった筈なのに、どっこいそうはさせないとばかりにどこからともなく湧いてくる刺客たちの誘惑にそそのかされては、呆気なく自らの意志で握手(悪手)に握手(悪手)を重ねる。ミイラ取りがミイラになるとはまさにこのことだ。以前、僕もある出版社の編集長から「DJ PATSATの日記を当社で出版させてほしい」という誘いを受けたけれど、もちろん丁重にお断りした。僕は自主で作った300冊以上の読者を想定していないし、それより多くの読者に対する責任は負いかねるというような趣旨の言葉を伝えた。そもそもなぜ僕が友人(マノ製作所)の力を借りながらわざわざシルクスクリーンという手間をかけて制作しているのかを理解しようともしない。編集長は口説き文句のひとつとしてECDの『失点・イン・ザ・パーク』を引き合いに出してこられたのだけれど、いま思えばそういう発言自体が安易というか不遜だと思わざるを得ない。結局その方は僕を踏み台にしようとしていただけだったので、負け惜しみでも何でもなく、あのときの誘いに乗らなくて良かったといまも本気でそう思っている。まぁ、これは僕個人の考え方/価値観なので他者に強要するものでもなければ、共感を得たいと思っている訳でもない。逆に彼らも推して知るべしだ。誰もが商業出版に憧憬を抱いている訳ではない。昔から煽てられることが好きじゃないし、賑やかで華やかな場面がはっきりと苦手だ。だからと言って消極的に引きこもっているつもりもなく、寧ろ積極的に小さく留まっていたいだけ。かつては各地の井の中の蛙がきちんと自分の領域、結界を守っていたのに、いつしかみんな大海を目指すようになり、やがて井の中は枯渇してしまった。当然、大海で有象無象に紛れた蛙も行き場をなくして窒息する。そのようなことがもう何年も何年も当たり前のように続いている現状に辟易している。そんな自分が小さな店をやり、作品を自主制作して販売するのは必要最低限の大切な関係を自分のそばから手離さないためである。何度も言うているように自営とは紛れもなく自衛のことであり、率先して井の中の蛙であろうとする気概そのものなのだ。自衛のためには少なからず武器も必要で、言うなれば作品は呪いの籠った呪具みたいなもの。そんな危なっかしいものを自分の意識の埒外にある不特定多数のコロニーに好んで攪拌させたりはしない。多数の読者を求め、物書きとして生計を立てたいのなら、最初から出版賞に応募し続ける。だからこそ積年の呪いを各種出版賞にぶつけ続けた結果、見事に芥川賞を射止めた市川沙央さんは本当に凄いし、めちゃくちゃにパンクな人だと思う。不謹慎な言い方に聞こえるかもしれないが、天与呪縛の逆フィジカルギフテッドというか、とにかく尋常ならざる気迫みたいなものを感じた。なぜ彼女がたびたび批判に晒されるのか理解できない。それに佐川恭一さん、初期の頃からゲスの極みとも言える作風を一切変えることなく、次々と商業誌の誌面を飾ってゆく様は痛快そのもの。タラウマラ発行の季刊ZINEに参加してくれた際もダントツにくだらない短編を寄稿してくれて、僕は膝を飛び越えて股間を強く打った。
佐川恭一による抱腹絶倒の掌編「シコティウスの受難」は『FACETIME vol.2』に掲載。
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ついでにこれまた長くなるが、かつてジル・ドゥルーズが真摯に打ち鳴らした警鐘を引用する。
文学の危機についていうなら、その責任の一端はジャーナリストにあるだろうと思います。当然ながら、ジャーナリストにも本を書いた人がいる。しかし本を書くとき、ジャーナリストも新聞報道とは違う形式を用いていたわけだし、書く以上は文章化になるのがあたりまえでした。ところがその状況が変わった。本の形式を用いるのは当然自分たちの権利だし、この形式に到達するにはなにも特別な労力をはらう必要はない、そんなふうにジャーナリストが思い込むようになったからです。こうして無媒介的に、しかもみずからの身体を押しつけるかたちで、ジャーナリストが文学を征服した。そこから規格型小説の代表的形態が生まれます。たとえば『植民地のオイディプス』とでも題をつけることができるような、女性を物色したり、父親をもとめたりした体験をもとに書かれたレポーターの旅行記。そしてこの状況があらゆる作家の身にはねかえっていき、作家は自分自身と自分の作品について取材するジャーナリストになりさがる。極端な場合には、作家としてのジャーナリストと批評家としてのジャーナリストのあいだですべてが演じられ、本そのものはこの両者をつなぐ橋渡しにすぎず、ほとんど存在する必要がないものになりさがってしまうのです。本は、本以外のところでくりひろげられた活動や体験や意図や目的の報告にすぎなくなる。つまり本自体がただの記録になってしまうわけです。すると、なんらかの仕事をもっているとか、あるいはただたんに家族がある、親族に病人がいる、職場に嫌な上司がいるというだけで、どんな人でも本を産み出せるような気がしてくるし、このケースに該当する当人も、自分は本を産み出せると思い始める。誰もが家庭や職場で小説をかかえている……。文学に手を染める以上、あらゆる人に特別な探究と修練がもとめられるということを忘れているのです。そして文学には、文学でしか実現できない独自の創造的意図がある、そもそも文学が、文学とはおよそ無縁の活動や意図から直接に生まれた残滓を受けとる必要はないということを忘れているのです。こうして本は「副次化」され、マーケティングの様相を帯びてくる。
ジル・ドゥルーズ『記号と事件 1972-1990年の対話』(河出文庫p262-263)
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僕は制作の際にはいつも必ずドゥルーズのこの言葉に立ち返っては何度も確認作業を繰り返し、ようやっとリリースにこぎつける。しかしそもそもが作品化を企んでいる時点で自分まだまだやなぁと思うに至る訳で、なんとも一筋縄ではいかない。そういう意味では滝野次郎という人がインスタグラムに投稿している日記のような文章には、はじめから読まれることを意図しているにもかかわらず、本来ならば読まれることを目的とした日記からは真っ先に削除されるような状況ばかりが羅列されていて、なかなかどうして凄まじい。馴染みの飲食店で見つけたお気に入りの女性店員を執拗に観察したり、断酒を誓った直後に朝から晩まで酒浸りであったり、謎の投資で10分間で40万円を失っていたり、銀行口座と手持ちの金を合わせても1,000円に満たなかったり、それでも「俺は俺を信じる」と闇雲に自身を鼓舞していたり、そうかと思えば急に脈絡もなくひたすらに左手のハンドサインを連投していたりと、しっちゃかめっちゃか。比肩しうるは円盤/黒猫から出版された『創作』くらいか。あらゆる規範から逃れるべくして逃れ得た、いま最もスリリングな読み物であることに間違いはないが、同時に、これは断じて文学ではない……とも言い切れない不気味な何かが海の藻屑のように蠢いている。
(すでに何らかの隠喩ではないかと勘ぐったり……)
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chibiutsubo · 6 months
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#猫 #日常
私の足の裏を枕にして寛ぐ猫。足の裏でいいの?そこまで臭くはないと思うけど猫の嗅覚的にもOK?大丈夫??と話しかけたら、めちゃくちゃブサイクな顔でこちらを見上げてきました。え、臭く……ないよね……??
そしてここからセミの画像が出てくるので苦手な方はここでストップしてください。
夏のある日の夜、仕事から帰ってきて洗濯物を取り込もうとしたところ……
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な ん か い る !
私のTシャツに!!!なんか!!!いる!!!!
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S E M I!!!!!!
アブラゼミやらクマゼミよりは小さめのセミ、種類は何だろうと思って後日調べてみたら「ニイニイゼミ」でした。確かに裏手の山からいつもの鳴き声が聞こえてきていました。
というのは後日落ち着いてからこそ言えることで、この時は「せ……セミ……ほら……怖くない……怖くない……」とへっぴり腰のナウシカになりながら、そっと洗濯物から引き剥がして夜空に逃がしてやろうと思ったのですが……
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ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛なんてこと!!!
少し開いていた窓から、なんとセミが家の中に入っていってしまったではないか……。何故よりによってその隙間を通っていくのかなぁ!?とベランダで愕然とする私。セミの羽音を聞いて他の部屋からすっ飛んでくる猫。アァァァ……。
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セミが猫の餌食になる前に、摘んで外に逃がしてやりましたが……。もう洗濯物にくっついていた時点で弱っていたのか、数日後にベランダでセミファイナルならぬファイナルを迎えているのを発見しました。成虫になってから1〜2週間ですっけ(と長年言われてきましたが、最近種類によってはもう少し長く生きるらしいという研究結果も出てきているようです)。
が、どちらにせよ1ヶ月弱。装甲車みたいなごつい骨格をしていながら、こんなにも儚い。
家の裏の山に、アブラゼミでもクマゼミでもない鳴き声のセミがいるなぁとは思っていたのですが、この一件でやっとその鳴き声の主が判明しました。ニイニイゼミでしたか。
鳴き声から思い出してみると、どうやら裏の山にはアブラゼミ、クマゼミ、ニイニイゼミ、ミンミンゼミ、ヒグラシ辺りが生息していた模様。意外と多いもんですね。
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skyflyinginaction · 11 months
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Kobato Illustration & Memories interview Japanese transcript
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I do not own the raw the scans or this very transcript It belongs to this lovely person who kindly offered the scans for the transcript
pg 84
かわいい女の子が タイトルロールの 話を描きたかった
——まず、『こばと。』が作られた経 緯をお聞きしたいのですが、『こば と。」はどのような発想で作られた 作品なのでしょうか。
CLAMP かわいい女の子が主役 のタイトルロールの話を作ろうと思 ったんですよね。当時『ツバサ -RESERVoir CHRoNiCLE-』 (以下 『ツバサ』)が、先に行くと暗い展開 になるのがわかっていて(笑)、明 るい話も描きたいなと。 ——では、ラストはハッピーエンド になるのは決まっていたのでしょう か? CLAMP そうですね。ただ、小 鳩の存在があまり明るくないので ・・・・・その辺の展開はシリアスになり ましたけど、ラストを悲惨な終わり 方にはしないでおこうとは思ってい ました。 ———『こばと。』でやりたかったこと、 逆にこれだけはやっちゃいけないと 思っていたことはありますか? CLAMP 掲載誌が男性読者の多 い「ニュータイプ」さんだったんで すけと、そこは許していただいて、 なるべく少女漫画っぽい雰囲気にし
ようと思っていました。 事件事件と 血まなこで追いかけるような話では なく、全体的にゆる~い感じで。 画 面もあまり暗くならないように・・・・・ 髪の毛が黒い子がいっぱいいると画 面が暗くなってしまうので、そこは 気をつけていました。 ——お話もゆるい感じだし(笑)、 画面的にも明るく軽いものを目指し ていたのですね。 CLAMP そうですね、漫画の線 も細くて少女漫画っぽく、カラーも 淡く水彩タッチで······。今までこっ てり塗っていたので(笑)、そんな に塗り重ねないで、筆のタッチが残 ってもいい、はみ出してもいいぐら いの気持ちでやってみようかなと。 ——名前に難しい漢字を使ったり逆 に簡単にしたり、キャラの髪型で短 髪ブームがあったりと、作品を描く ときにそのときそのときでブームが あったとお聞きしていますが、『こ ばと。』ではそういったブームは何 かあったのでしょうか? CLAMP そんなこともありまし たね(笑)。「こばと。」を描いたとき は髪の毛が長い子をすごく描きたか ったんです。 たぶん「ツバサ」のヒ ロインのサクラちゃんが短かった反 動だと思うんですけど。でも、途中
でその大変さに気づき、そのブーム はわりと早く終わってしまいました (笑)。ただ、終わったからといって 髪型を変えるわけにはいかないので、 作画はかわいい帽子とかをかぶせて モチベーションを上げていましたね (笑)。ロングは見てるほうはかわい いと思うし私たちも好きなんですけ ど、いざ描くとなると大変なんだな と身にしみました。 ——髪型を変えようとは思われなか ったんですか? 例えば切ってしま うとか。 CLAMP ちょっと思ったんです けど(笑)、変えてしまうと今まで の既存のCLAMPキャラの誰かに 似てしまう可能性もあるのでやめて おこうということになりました。 ——長い髪は、編んだり結い上げた り、髪型を変えるのも楽しみのひと つかと思うのですが、小鳩は三つ編 みにしたぐらいであまり髪型を変え ませんでしたね。 CLAMP 服が毎回替わっちゃう ので、髪まで変えてしまうと「お前 誰やねん」状態になってしまうかも しれないので(笑)。だから髪型は あまり変えないようにしようという 約束でやっていました。 ——「小鳩は毎日違う服を着る」の
pg 85
もお約束のひとつだったそうですが、 いろんな服を着せるのは何か意図が あったのでしょうか。 CLAMP 小鳩は普通の人間とは 言いがたい存在だったので、服装も 不思議な力で着替えてる設定なんで すね。そこを読者に提示するために、 まったく着替えないで「この子、何 でいつも同じ服を着ているの?」と 思わせるか、毎回着替えて「荷物は カバンひとつなのに、何で毎回違う 服なんだろう」と思わせるか、どち らかにしようと考えたときに、着た 切り雀だとネタバレし過ぎちゃうだ ろうと(笑)。 —小鳩の服装は、設定の根幹に関 わっていた部分だったんですね。 CLAMP うちはわりと着替える キャラが多いのに、周りが着替えて いて、まったく着替えないキャラが 混ざると若干ネタバレに······ 気が つく人は気がついちゃいますからね。 ——小鳩の帽子も設定に関わってく る部分ですね。帽子は必ずかぶって いないといけない… 毎回春える など、作画上の事が多くて大変 だったことは? CLAMP 作画には先の展開は知 らせずに「朝は心」ということ だけを教えていたんですね。だから、
最初に小嶋が何もない部屋で眠るシ ーンで「帽子を取っちゃダメ?」と は聞かれました。眠るときに帽子を かぶっていたら変ですからね(笑)。 でも、「そのままかぶらせておいて」 と。以後は特に何も言われるような ことはなかったですね。むしろ、帽 子を考えるのが楽しみな部分があっ たかも。
玄琥たちの真の姿は? 天界・地界・異界の裏設定
——『Wish』と同じく天界・地界 が、そして『こばと。』で異界が登場 しましたが、どちらの作品も基本は 人間界が中心で、別世界のことは少 し触れられる程度でした。 これらの 世界の裏設定みたいなものはあるん でしょうか。 CLAMP 一応作ったんですが、 それをやるとあと10巻あっても終わ らないので、もういいかなと(笑)。 基本は小嶋の物語ですし、そういう 不思議な世界があって、不思議な人 たちがいて…….と、曖昧な感じでい いだろうと思ったんですね。「Wish」 なんとなくわかるので、 同じことをやっても仕方ないし、 「Wish」を読んでもらえればいい かなって(笑)。 アニメでは、どち
らも一応原作として併記されてまし たね。 ——いおりょぎの真の姿がかなりカ ッコイイので、彼の活躍する物語が 読みたいという声もあがっておりま すが。 CLAMP 最初の頃は、もこなは いおりょぎたちの真の姿は獣人系だ と思っていたらしいです。大川が「シ ルエットでは、獣っぽい部分を出し てほしい」と言っていたのが原因な んですが。 いおりょぎと水晶ちゃん との恋愛話も一切知らなかったので、 獣人的な人たちが天界ともめて、そ の罰としてぬいぐるみになっている んだと、かなり長い間思っていたみ たいです。あるとき、「シルエット でいいから、後ろからの横顔描いて」 と言ったときに「えっ、人間なんだ」 と驚かれて発覚しました(笑)。 ―—でも、獣っぽいイメージではあ ったんですよね? CLAMP 人間というか、正確に は2段階あるイメージですね。 人間 っぽいのと、獣っぽいのと。 いおり よぎは狼っぽいですね。彼の真の姿 のデザインは、もこなにしては時間 がかかっていました。もともと天界 地界が出てきたのが「Wish」で、 デザインしたのが猫井なんです。 そ
こに、もこながまた新しい世界を加 えるとなると、どうデザインしたら いいか、少しわからなくなってしま ったみたいで。最終的に獣っぽいア イテムをデザインのどこかに取り入 れることで落ち着きました。設定 が できあがった後は、早く描きたか っ たみたいですよ。せっかく作った の に登場が最後の最後になってしま っ て、そこはかわいそうでした(笑)。 ——今回は天界キャラとして、水晶 も新登場しますが、やはりデザイ ン では悩まれたのでしょうか。 CLAMP 水晶の衣装に関しても 自分がデザインしたわけではない世 界観の中に入れるので、やっぱり悩 んでいたみたいです。なんとなく猫 井とお話ししながらやってましたけ ど(笑)。 ———いおりょぎは、五百蔵という真 の名前がありましたが、どちらが先 に決まったんでしょうか。 CLAMP いおりょぎの方が先で すね。これは、大川がつけたんじゃ ないんですよ。もともと猫が 『CLAMPノキセキ」に青いぬいぐ るみの犬が出てくる話を描いていた んです。 大川がそれを気に入ってい て、小橋の相方がほしいと思ったと きに、 いおりょぎを登場させようと
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思ったんですね。小鳩は基本ひとり ぼっちですから、相方がいないと画 面的にずっと独り言を呟いているア ヤシイ人になってしまうんですよ (笑)。まあ、 いおりょぎがいても世 間的にはぬいぐるみなので、やっぱ り独り言に見えているんですけど、 小鳩の意識の上ではちゃんと会話を してるという……。 だから、五百祗 という漢字は後で当てました。 天界 と地界にもともと漢字縛りがあった ので、異界も漢字名前でいいだろう と、異界だけカタカナなのも変です からね。 ——後から当てるのは大変だったの では。 CLAMP いろいろ調べました (笑)。でも、いおろぎで変換すると 「五百蔵」で出てくるんですよ。だ から、そんなに苦労はしなかったで すね。 ———玄城は虎という漢字が入ってま すが、そんな彼の仮の姿がくまにな ったのは? CLAMP 玄暁は名前が後だった んです。最初にぬいぐるみのいおり よきを決めたので、対比するために 大きい存在が欲しかったんですよ。 大きいと言ったらなんかもいるん ですけど、お店をやるときに手が使
えないから......(笑)。座ったり立 ったりするときの姿も象だと想像つ かなかったんですね。だからくま。 瑞祥は空を飛ぶキャラクターがいい なと思って鳥さんに。銀生だけは最 後に小さくなるので、落差をつけた くて、幻獣っぽい、カッコイイ系の デザインになってますね。 ――玄琥や瑞祥なども真の姿はあっ たんでしょうか。 CLAMP 玄琥は設定してなかっ たですね。でも、描けたら描く気満々 でした(笑)。結局最後までくまの ままでしたけど・・・。銀生は倒れて いる姿を描いていたので、作画は真 の姿を作っていたかもしれないです。 もしかしたらあのシーンだけだった かもしれませんが(笑)。 ———バームクーヘン屋も大変気にな る存在だったのですが、あそこはど ういった場所にあるんでしょうか。 CLAMP イメージ的には『xxx HOLiC』 に出てくるおでん屋さん みたいな。人間も来るけど、変な生 き物も来る。別の空間みたいなそう でないみたいな・・・・よくわからない 場所、ですね。人間がしょっちゅう 来られる場所ではないのは確かです。 ———バームクーヘン屋にしたのは何 か理由があるんですか?
CLAMP くまってバームクーヘ ン焼いてそうだから(笑)。まず、 くまありきだったんですよ。 プーさ んを連想したので蜂蜜で何かを作ろ うかとも思ったんですけどね。
宮田の出番が増えたのは アニメ化のおかげ
―これまで『X』 や 『東京BABY LON』 ではストーリーを最初から 最後まできっちり決めて描き、 『AN GELIC LAYER』 や 『ツバサ』など では最後を決めて、途中経過は各回 ごとに決めてらっしゃるとのことで したが、『こばと。』はどちらのタイ プだったのでしょうか。 CLAMP ある程度は決まってい ましたね。こういう話だと、金平糖 をどうやって集めるかに焦点を当て て描いていくだろうと期待されると 思うんですが、私たちはそれに関し てはあまり追いかけるつもりはなか ったんです。アニメ版はこの辺きち んと描かれていましたけど、漫画だ とわりとすぐ保育園に焦点が移って ます。ただ1巻ぐらいは設定を説明 する必要もあって、集めているエピ ソードが中心になってます。 この金 平糖集めのエピソードぐらいですか ね、最初の予定から若干の揺らぎが
あったのは。 ——本筋に入っていくタイミングは 決められていたんですか? CLAMP アニメもあったので、 だいたいはアニメがあったから内 容が変わったというわけではないの ですが、あちらのほうが先に最終回 を迎えるのはわかっていたことだっ たので、終わり方のタイミングにつ いてはご相談しました。 実は予定よ りちょっと延びちゃったんですけど、 おおむね予定通りの終わらせ方がで きました。 ——最初のほうのカラーイラストで、 メリー・ポピンズのイメージで描か れたものがありますが、あれは単純 に絵としてのイメージで、メリー・ ポピンズ的な話にしていこうと考え られていたわけではないのでしょう か。 CLAMP そうですね。 メリー・ ポピンズというのは、作画上、どう いうキャラクターなのかわかりやす くする説明です。カバン持って、ち ょっと不思議な感じで・・・・とか。意 味ないのに傘とか持ってますからね (笑)。 ——アニメのOPでは、さらに傘を 持って舞い降りてきてましたね。 CLAMP おそらくなんですけど、
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同じ監督に作っていただいたCLA MP インワンダーランド2』 で 小鳩が傘を持って上から降りてくる んですよ。 あれはCLAMPが絵コ ンテを切ったんですが、それをなん となく覚えていらっしゃったんじゃ ないかと。 漫画本編は後期になると 傘なんかほとんど消えてますからね (笑)。カバンも持ち出さなくなって いるし。 そもそも本編にはほとんど 出てないんですよ、傘。 ケーキ屋で ビニール傘を貰って取られちゃった っていう話だけ。イラストで持って いる傘は1回も登場してないんです。 いわゆるイメージ映像ですね(笑)。 ——連載初期にアニメ化が決まって いますが、 アニメからフィードバㇱ クされたことはありますか? CLAMP 私たちとしてはなかっ たんです どうしてもアニメの印 象ってなるので、そういう意味 で読者の中には影響を受けた方もい らしたみたいで、連載が終わってか ら「就が最後に出てこなくて残念 でした」みたいなメールをいただい たり・・・・・・。 実は漫画だとはほと んど登場してないんですよ。登場し て もとばかり会話をしていて、 いおりょぎや小場とは合ってない。 でも、アニメで一緒に歌った印象が
強かったみたいで。 最後に漫画にも 登場して小嶋と絡んで欲しかった。 みたいな感想をいくつかいただきま した。 漫画だと琥珀はそこまで大き い役じゃないんですけどね。 ——沖浦さんの部下に宮田の名前が ついたのはアニメからだとか。 CLAMP あ、そうですね! 漫 画ではついてなかったんですが、横 手さんがつけてくださったので、せ っかくなのでいただきました。台詞 もちょっと増えました(笑)。 ——アニメは漫画より先にエンディ ングを迎えることになるわけですが、 アニメスタッフとはどんな話し合い されましたか? CLAMP それに関してはもう最 初からわかっていたことでもあるの で、よくわからないまま中途半端に 終了してしまうよりは、同じ落ちに なっても構わないので、先にやって くださいと言いました。でも、アニ メのほうで避けてくださったのか、 いおりょぎの詳しい背景などは語ら れずにそのままにしていてくださっ てましたね。 ——漫画では小鳩が記憶を残してい て、藤本が銀生の願いで記憶を取り 戻しましたが、アニメでは逆でした ね。こちらは意図的なものだったん ですか? CLAMP 特に「こうしてくださ い」とお願いはしていませんが、ア ニメ版のストーリーを作るときに一 緒に相談していく中で、ラストをど うしようという話になって、私のほ うから提案させていただいています。 で、監督と横手さんにOKをいただ いて通ったんですね。やはり、でき れば別がいいなという気持ちはあり ました。正直、アニメで先にやられ てしまうと、音がついて演技がつい て、・・・・・・でドラマティック度では向 こうに軍配が上がっちゃうので(笑)。
小鳩のアパートには 隠された設定が!?!?
——『こばと。』には琥珀以外にも CLAMP作品のキャラクターが登 場していますが、リンクをわりと意 識されていたんでしょうか。 CLAMP がっちりとリンクした 作品は『ツバサ』でやっていたので、 『こばと。』はリンクについては逆に さらっとした感じですね。琥珀は世 界観の説明のためにも、出番が多少 多かったんですけど、後はほとんど 通りすがりです。 ——千世、千帆というキャラも出て きますが、ちぃやフレイヤとの関係
は? CLAMP あの子たちは元の話と はまったく関係ないですね。一時考 えていて……今でも少しそのアイデ アは残っているんですけど、「ちょ びっツ』で出たアパートにいろんな 人を住まわせる計画があったんです。 四月一日も別次元ですけどあそこに 住んでいますし、ちょうどいいので 小鳩にも住んでもらいました(笑)。 管理人を誰にしようかすごく悩んだ んですよ。 四月一日とかも考えたん ですけど、できたら女の子の数を増 やしたかったこともあって、じゃあ いっそのこと「ちょびっツ」の管理 人さんでいいじゃないって。せっか くなので、双子も年齢を下げて登場 させました。 ——小鳩の中に天使がもう1人いる という設定は、作画には明かされて なかったそうなんですが、 絵を描く
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ときに特別な指示をされたりしまし たか? 例えば歌を歌うときに神々 しく、とか。 CLAMP 天使が・・・・・水晶が登場 するのは本当に最後だけで、それま で小鳩に影響を与えるようなことは なかったので特になかったですね。 ただ、小は歌がとてもうまいとい う設定なんですが、アイドルっぽい 歌はちょっと違うかなとは思ってい て。「Wish』のアニメで賛美歌っ ぽい歌を作ってくださったんですけ ど、そういうイメージでしょうか。 教会で歌われるような感じの……。 こばと。』のアニメでは童謡っぽい 歌でしたね。 ——花見のカラオケで歌ったときも、 賛美歌のような雰囲気の歌だったん でしょうか。 CLAMP そうじゃないと、その 場で周囲がぎょっとするぐらいうま い歌にならないかなと。普通にボッ ブスがうまい場合だとよくあります
し、一瞬周囲が静まりかえるという より、場が盛り上がる感じですよね。 素人が言葉を失うぐらい歌がうまい というなら賛美歌かなと思っていま す。漫画だと音は流れないですし、 好きにご想像していただいていいん ですが。
藤本は問題児、 沖浦は“だめんず”?
——「こばと。』の男性キャラの中で、 先生がお好きなのは誰ですか? CLAMP みんなちょっと(笑)。 というか、みんな甘すぎで頼れない (笑)。藤本はツンデレといえば聞こ えはいいけど問題ありすぎるし、 沖 浦はちょっと・・・・・。 まだヤクザの中 で頑張ってつなぎを取ってくれた宮 田君のほうがマシかな。後は元の姿 とか一切わからないけど、意外と面 倒見のよい玄琥さんとか。 ——堂元君とかはいかがですか? CLAMP 堂元君は、漫画だと本 当にただの端役なので(笑)。お話 の都合上、大人の自由のきく人が欲 しかったんですね。誰かが行方不明 になったときに、子どもだと探しに 行ける範囲が非常に狭いですから。 だから、藤本の同級生で、ある程度 藤本の事情を小暢に話せる堂元を登
場させたんです。そしたらアニメ版 で、完全にライバルになってしまっ て、ものすごくかわいそうなふられ 方をしてました(笑)。その影響が あるのか、漫画だと小鳩ちゃんを好 きだとは言ってないんですけど「堂 元がかわいそうでした」なんて感想 をいただきましたね。漫画の場合は、 確か堂元とは2回しか会ってないん ですよ。おそらく「藤本がツンツン デレデレしてる女の子」「こんな女の 子が好みなんだな」程度にしか思っ てないんじゃないかな。そういう意 味では、漫画版では堂元のキャラは 弱いですね。『こばと。』は小鳩と藤 本の話ですし、そんなところまで掘 り下げてたら、全6巻では終わらな くなってしまう(笑)。そのうえ、 1巻では設定説明と瓶を貰うために 頑張らないといけなかったので、実 質的には5巻なんですよね。その制 約の中で、小鳩と藤本が出会って、 気持ちを育てて・・・・と話を組み立て たときに、ライバルはいらないだろ うと考えたんです。逆にアニメは、 30分24話という長さで、いろんなキ ャラを掘り下げていかないと、盛り 上がらないでしょうね。 ——キャラクターを作るときに、ご 自分の好みが入ったりはしないので
しょうか? CLAMP 基本、自分の好みでは 作らないですね。話に必要な設定が あって、そこから作っていくような 感じです。本当にかっこよくて何で もできちゃうような男の子が登場し たら、小嶋はそっちに惹かれるだろ うし、いおりょぎもそっちにしてお けって言うでしょうし(笑)、藤本 は欠点のない、誰でも好きになるよ うなキャラではないですからね。 ——藤本のメガネや長いしっぽが特 徴的ですが、あれは大川先生の指定 だったんですか? CLAMP 男の人って髪型変える と特にわかりづらくなっちゃうんで すね。でも、最後に弁護士として出 てくるので、年月が経って大人にな った感じを出したかったんです。 あ る程度髪型を保ちつつ、変化を出し たいとなると、しっぽを長くするし かなくて。 ——将来的に切らせるためのしっぽ だったんですね。 CLAMP 「弁護士になったから 切ったのね」とわからせるためのア イテムですね。メガネは単に好みで す(笑)。 キャラ付けというのもあ りますが 沖浦とか、登場人物全員 メガネにしようかと思った時期もあ
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がお好きですか? CLAMP 大好きです。 でも、作 画的には大不評なんですよ。横のツ ルが漫画を描くときに捌きにくいみ たいで。目の表情にかかってしまう んですね。大川はメガネキャラを出 しがちなんですけど、作画からは「や めて」と言われてしまいます(笑)。 女子メガネも一回やってみたかった ので、清花さんもメガネキャラにな りました。 沖浦がもしもメガネだっ たら、もう少しクールインテリヤク ザ風にふっていたと思います。ただ、 そらすると清花さんがそんな男に惚 れるかって問題も発生するんですよ ね。さんはいかにもだめんず” が好きそう(笑) ——だめん めんずと言い切りました ね(笑) CLAMP アニメ版シリーズ構成 の横手さんが、沖縄によくブーイン グ してました(笑)。社会的制裁を 加えたかったとか言って(笑)。ア ニメのシナリオは、1話だけ水島 xxHOLIC」監督の水島努)さん
が書いて、あとはほぼ女性ばかりだ ったんですね。私たちは最初と最後 ぐらいしかシナリオ会議に参加しな かったんですが、「元凶の沖浦のお 父さんも酷い目に遭わせたい」って、 女性陣がだめんず話で盛り上がる中、 ただひとりの男子の監督が若干かわ いそうでした(笑)。 ——女性陣に人気だったキャラとい
うと? CLAMP わりと堂元は同情され ていたような気がします。その中で プロデューサーの(小林)潤香さん だけが、「いや、あの男には絶対裏 がありますよ」って言い続けていま したね(笑)。
後日談では『こばと。 史上初のアマアマに挑戦!?!?!
CLAMP とりあえず「ニュータ イプ」さんが大変だったと思います (笑)。締め切りもそうなんですけど、 14枚しかないので話が本当に進まな いんですよ。いくら「ニュータイプ」 のサイズが大きいからって、10コマ も20コマもギチギチにコマ詰めて描 くわけにもいかないし、私たちもそ んな少女漫画は読みたくないですし (笑)。おかげで「ここで終わる」と 言っていた時期から、少し遅れてし
まったんですよね。
——確かに14ページで、しかも引きを 作って……となると大変そうですね。 CLAMP 今までの連載では、い くら短くてもひと月で2枚ぐらいだ ったので、さすがに1枚で引くのは 物理的に無理だろうと思っていまし た。だから引くと言うよりは話を単 純に割って、単行本で見たときに見 苦しくならない形であればいいかな とさすがに「ここでぶっつり切る のは」ってところで切ったりはしな いで、ある程度続きっぽくなるよう にとは意識しましたが。でも、”あ ある程度"ですけどね(笑)。 ——この画集には、『こばと。』のシ ョートショートが描き下ろされてい ますが、成り立ちなど詳しくうかが えますか? 本編後の話、途中の話、 外伝的な話・・・・・・などなど、いろんな パターンが考えられたと思うんです が、小鳩と琥珀の話にされた理由 は? CLAMP やっぱりリクエストが 多かった琥珀と小鳩が一緒に歌うと ころを一回やろうかなと思ったんで すね。舞台はバームクーヘン屋さん で、そこでふたりが会って少しお話 しして……そうすると、銀生とかも 出せます 銀生が小鳩のために神
に願って、その引き替えに小さくな るというエピソードがあったので、 銀生が小嶋と喋るところを見たいと いう人も多かったんですよ。位置づ けとしては、本編のエピローグとい うより、番外編的な、本編が終わっ た後の、いわゆる後日談ですね。 ――最後に、読者へのメッセージを お願いいたします。
CLAMP この巻数のわりに本当 に時間がかかった物語でしたが、最 後まで見てくださってありがとうご ざいます。終わったとき、いちばん たくさん質問されたのが「藤本はい くつか」ということだったんですね 今回の描き下ろし漫画で、はっきり とした数字ではないんですけど、な んとなくわかるかと思います。 漫画 の最終回では、その後に小鳩が藤本 とどうつきあっていったかもわから ないんですけど、そのあたりもちょ っとだけわかります。『こばと。」って、 本編では意外とアマアマな部分はな かったんですよね。『Wish」のふ たりがアマアマしているぐらいで、 肝心の小鳩ちゃんではなくて。なの で、後日談ではアマアマしてる部分 が少し描けてよかったです。私たち も 楽しんで描いているので、見てい ただけたら嬉しいです。
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manganjiiji · 2 months
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思いもよらぬ状況に今…ありますんで
というテロップのニュースを映したテレビの上に猫が乗っかっている(なにやら迫真の表情)画像がかわいかった。ツイート主は「遅刻しそうな時に上司に送るスタンプとして使ってください」と書いていたので、まあここに貼ってもいいだろう。これである。
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思いもよらぬ状況に今、あったら、たしかに遅刻するかもしれない。と思い、しぬほど笑った(死なない)。猫がいることで「ぜってー嘘だ」感が出るし、猫が言っているかのようなニュアンスも持たせられ、とにかく猫の表情がいい。
もし、新卒のあの期間、今くらい病状が安定しており、生まれた家との距離も取れており、とにかく今のような考えかたのできる人間だったら、今頃私はそれなりにちゃんとした大人になれていただろうなと思った。そして、今のような安定した状態で働けることは、なんていいことなのだろうと思う。自分が不安定な家の生まれでなかったら、もしくは、そういう家でも自分を見失わず精神疾患に陥ることがない因子をもつ人間だったら、という夢想に意味はないのだが、でも、もしそうだったら、新卒の時あんなに周りに迷惑をかけなかったし、もっと楽しくやれただろうし、良くしてくれた人達にたくさん恩返しすることが出来ただろうにと思う。それに岡山はとてもいい場所だった。岡山に馴染むことだってできたかもしれない。それができなかったのは、やはり、病気だったこと、家族との関係の整理に10年以上の歳月が必要だったこと、まだまだ子供時代をやり直す必要があったこと、東京が自分のやりたいことができる場所だったこと、様々な要因がある。岡山の会社を辞して東京の念願の書店に就職し、明らかなブラック企業だったが、とにかくみんなが売上に向けて団結していて、そういう熱血なところが自分に合っていた。ただ、その会社で初期の社会人教育を受けたため、私の仕事観、労働観は暫くのあいだ歪んだままだった。矯正できたのはここ数年のあいだで、32を超えてからやっと、「働きすぎる」をやめることができた。そこから、病状の快癒にも本気で取り組み始め、今やっと、穏やかな気持ちで仕事に向き合うことができている。人間、生き延びればなんとかなるんだなあと、思うことしきり。それだけ周囲の人間とぶつかり、迷惑をかけ、様々な問題を起こしてきたということなので、全然「申し訳ありませんでした」の気持ちが強いが、正直、私のような、家庭で教育を受けずに育った人間を育てるのもまた社会の役目であるから、(会社や友人が私に迷惑をかけられるのは)まあ仕方ないよなと思う。私は私で、社会としてそういう人を育てていくことをしていきたいと思う。そうやって恩を返すしか他にない。社会全体がこういう考えを持ってくれるといいなと思う。子供は家庭が育てるものというより、社会が育てるものという思想の方が私の肌には合う。
今後の進路に悩んでいる。というか、何をしたいという感情も最近なく、ただ生きていきたいかなあと思う。ただ生きていくためには今の収入では厳しいので、転職…だよなあ。という気持ちだが、いかんせん体力が追いつかない。体力をつけたいが、すぐに寝たきりになり、回復のタイミングが掴めない。じゃっかん病状が後退している気もしなくもないが、冬季で日照時間が減っている影響かもしれない。去年の今頃はもう少し体力があったのだが、生家で過ごすストレスにやられて限界を超えていた。それを思えば精神的にはかなりましだと思う。自炊ができなくなってかなり経つ。朝食がまず用意できないのでなにもかもがご破算、という感じで、きつい。もはや食事という行いをしていない。ただお菓子を食べ続けている。それでは力が出ないのは当然だと思うが、もうお菓子を食べることしかできないので、最悪な循環に陥っている。どこかのタイミングでまた自炊ができればいいのだが、体力がつくまでは無理かもしれない。それでもとりあえず仕事は休まず行っているのでいい。欲を言えば、仕事が週3だと少なすぎるので(=休日が多すぎて精神的にどんどん沈んでいってしまうので)、週4にしてほしいなと思う。店側の事情もあるのでなかなか言えることではないが、当初の週4という希望を上司が忘れることがない程度にはリマインドしていきたい。そのためにはまあ3ヶ月は休まず出勤する必要があるだろう。今月、休まず行ければ、シフトの相談をしてもいいのではないかと思う。
このツイートを今のタイミングでするのは良くないな、と思い、ツイートするのを我慢したことが、今日は良かったと思う。別に人を傷つけたいわけではないのだが、私の意見で傷つく人もいるだろうなあという想像力はあり、タイミングは選んだ方がいいと思った。凹んでいる人に追い討ちをかけるような真似は慎んだほうがいい。でも、まあ、そこまでいちいち「他人が傷つく可能性」を斟酌して振る舞い続けるのもどうなんだ、という思いはある。私の意見は変わらないのだし、傷つく人は結局いつであれ傷つくだろうし。ただ、タイミング的に個人攻撃と受け取られそうな危険は回避すべきだと思った。攻撃したいわけではない……しかし、やはり、「それはちがうだろう」と声をあげたい時は私にもある。そういうの(考え)は私は好まない、私は違うと思う、という思いは、まあ別にひけらかす必要はなく、自分が持っていればいい。ただ、目の前で、たとえば仲のいい友人が、��の思想と真逆のことを言っていた時(行っていた時)、一体どうすればいいんだろうと思う。黙っていたらその思想に追随する人のように思われるかもしれないし、かと言ってその場で否定を唱えても、事件化してしまう可能性もある。静かに離れるのがいいのだろうか。そうやって自分と違う意見の人と離れていった結果、社会的に分断が生まれてはいないだろうか。私は、ある程度は、その友人と関係を続けたいならば、「私は違うと思う」を表明していったほうがいいと思っている。ただ、それを表明するタイミングと場所は…考えないと無為に人を傷つけてしまう、そのことはかなり難しい問題だなと思う。相手の立場や、自分との関係にもよるが。
2024.3.4
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bailonglee · 3 months
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彼ら
僕たち全員が、[何かがおかしい]、[世の中狂ってる]、そう感じていた正体が、グローバリストと呼ばれる連中だった。
私にとっては、とても長い旅だった…w
訳わかんない、統一化の規則、髪の毛は眉にかからず、耳にかからず。
パーマ、茶髪禁止。
中学に上がって、すぐそんな規則に触れた…
そもそも、何でもかんでも、規則、規則とやりたがるのは誰なんだろう?
その正体が、わかった。
“政治”に巣食うのは、誰だ?
それが、大本教をトップとした下位組織、生長の家、日本スピリチュアル協会、創価学会など。
縁もあったか、彼らの本質がわかった。
やたらと、競いたがる。[俺の腕前を見せてやる!]とかw🤣
上から目線、何もかも知ったような態度。[俺は悟ってる。俺は知っている。]的なスタンス。
表面上は、常識人、善人アピール、だが肝心な所では、全て自分が優先、他人がどうなろうが、(俺はこんなにも大変なんだ!)、それを言い訳に、やたら自分を甘やかす。本当の慈悲は、かけらも持っていない。
頭でっかち、物事は自分らの計画通りにやる。緻密な計算、幼稚な画策、それを細かくスクリプト化する。(そのパラノイアぶりが、アカシックレコードまで発見した。)
性欲が凄い…w🤣そして、他人の伴侶だろうが、平気で手を出す。生長の家に関しては、乱交を、魂の錬成と解釈する。統一教会の合同結婚式は、有名。言い訳もある。色欲界を抜けねば、悟りの境地に至れないとか。ただの乱交なのにw🤣
犬や猫が、人間の真似をする。
人間のように、歌おうとする犬もいるw🤣
しゃべる猫とか動画で実際あるが、[そう聞こうとしたら、そう聞こえる]程度、ワウワウ鳴いてるだけw🤣
私達が今人間でいるのは、大変凄い事。
人間は、神になれる。
キリストは、無受精と言われるが、立派に女股から生まれた。
人間として、生まれた。
歴史上の人物であり、架空の存在ではない。
ナザレという貧しい町に生まれ、30歳まで大工として生計を立てた。
8人兄弟だ。
さて、
私は創価学会の人間、2人と友人だった。
一人目は、富山県で。
同じ村田製作所の仕事をした。
皆は、学会員であるという事で、彼を敬遠した。
私は最初に宣言した。
創価学会に入る気はないが、人として共感出来る部分があれば、付き合いは出来ると。
彼は、喜んだ。
一緒にサウナ行って、フルチンでプールで泳ぎ、ふざけたりしたw🤣
創価学会員とて、人間。
必ずしも創価学会員だけで行動する必要ないし、誰かを絶対に学会員にしなきゃならない訳でもない。
だから、私は普通に学会員と付き合える。
問題なのは、学会員としか付き合わない、コアな連中だ。
こいつらが、集団ストーカーしたり、盗聴、電磁波攻撃したりする…
田舎もんの、いじもられ��子の、妄信者だ。。
もう一人は、ここ大田区。
彼は最初、リュックに大量の創価学会の資料を詰め込み、私を説伏するために来たが、創価学会の知識を遥かに越える私の哲学、知識、彼は諦めたw🤣✨😎
そして、普通にバイク友達、普通に茶飲み友達として、よく遊んだw 🤣
だがしかし、創価学会からの圧力か?、彼は大田区を離れ、神奈川へと引っ越した。。
私を説伏出来なかった訳だが、キリストの魂を持つ人間を、誰が説伏出来るというのだ?w🤣
プラス、ルシファーの魂まで持つ、つまり、善と悪の、ハイブリッドなのよ、こちとらw🤣
で、
新興宗教2世たちが、私に興味を持ってくれる事が、多々あるのは、嬉しいですねw🙂✨👍
俺には、敵愾心などないw
競う気も、無い。
世界を愛で満たしたい、それだけw
彼ら信者は、輪廻しなきゃ、この時代は生き抜けない…
それくらい、修行と経験、知識が足りない。。
私含むスターシードたちは、彼ら信者が、想像すら出来ないくらい、艱難辛苦を乗り越えた。
信者たちは、他人、つまり池田大作なりの追体験をしてるだけ、本質は、経験不足を隠すため震え、「威風堂々」などとぬかし、自分を大きく見せている…
残念ながらスターシードたちとは、蟻🐜と、象𓃰ほど、違うw🤣✨
蟻が数の論理を言い勝ち組叫ぼうが、一瞬で象に踏み潰されるが、我々象は、蟻を踏み潰さぬよう、細心の注意を払い続けているw🤣
まあ、
信者諸君、
そんな事実、
受け入れなきゃ、
自分らでこの世界を滅ぼすでしょう。
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tokyomariegold · 5 months
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2023/10/2〜
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10月2日 昨日ちゃんとレンジでスパイスカレーを作ることができて、ちゃんと美味しかった。誰にも報告してない。こうゆう時に写真を撮っていないので報告しがいがない。
あと少しでつみたてNISAの口座設定が完了する。マイナンバーカード��登録(また?)を残すのみ。いつもマイナンバーカードのところでつまずいてしまう。
午前中、東京の事務所の同期がこちらにきていて、今日こそは吉澤嘉代子ちゃんのポロシャツの真相を確かめたい、とそわそわしてしまった。 お昼で戻る同期を呼び止めて、ほとんど初めてくらいに仕事以外の話をした。なのでなんかお互いどぎまぎしていてたけれど、やっぱり吉澤嘉代子ちゃんを聴いている方だった!わーい!
そんな感じで今日の任務を終えた感で、でも午後もバタバタとお仕事をした。明後日の出張のこととか、これからの検査のこととか、来年度の異動希望のこととか、いろんなことを考えながら今日のところは結論を出せずに、また日が短くなってすっかり暗い道を歩いて帰った。
今日は(久しぶりに復活した?)内定式だったらしく、リクルートスーツの方々がちらほらしていた。なんと来年度も2人新しい方が今の部署に入ってくるらしい。
今期の朝ドラの主演は趣里ちゃんなんですね! cosmosのPVとおとぎ話みたいをまた観たくなる。
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10月3日 お金関係の手続きに一区切りがついて、でもまだよくわかっていない仕組みと、やっぱり写真展までの期間かなり使い過ぎていたことが判明したことで、ひりひりした日。 お金のことを考えるとどうしても、節約しなくては!将来の不安のために!と元気がなくなってしまう。そしてどんなに今日のところそう思ったとしても、来週くらいに起こった悲しいことを埋めるように、何かにお金を使ってしまうのだと思う。 節約したいものが何もないです。
明日は久しぶりに東京出張。雨予報が出ていて、確かに気圧の変化?で身体が重苦しい。でもそんなことも、お金のことを考えすぎてあまり感じられずにいる。
そういえば今朝はバス停が行列で久しぶりに歩いて出勤してしまったのと、お仕事もバタバタで忙しかったので、疲れてマイナス思考なのかもしれない。
睡眠負債も返済したい。
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10月4日 また一つ季節が進んだ気がして昨晩、もう、いい加減休まないと!と思いながら衣替えをして正解だったな、と思った。
東京の現場へ出張してから、今住んでいる町を通り過ぎて職場へ戻って、帰る時間はすっかり真っ暗になった風景を見ながらまた戻って、移動時間が長い1日。
あわよくば途中でお金関係の手続きに銀行へ行きたかったけれど、そんな余裕もなく、一瞬降り立った池袋でコジコジの催事がされているのと今日もポケモンカードの機械にメンテナンスが入って、並んで待っている人がいる様子を見ながら乗り換えをした。
なんとなく今持ち場でぬるま湯?的な心地よさを感じつつあり、結局、移動希望の意をはっきり示すことのない調書を提出した。
1番疲れる木曜日を目の前にふらふらで、やっぱり今日は出張先から直帰すればよかったかもしれない。
スーパーで今月から1000円お買い物ごとに一ポイントずつ貯めてピーターラビットグッズと交換できるキャンペーンが始まって、ぬいぐるみが可愛いので貯めてみようかな?と、このポイント・クーポン沼に入ろうとしている。
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10月5日 もうエアコンを入れなくても一晩過ごせるようになった。 昨日からへとへとだったので、朝のバス停が長蛇の列だったけれど、乗れるのでは!と祈るように並んでみる。結果、私の前10人くらいを残して満員となり出発してしまった。職場まで5〜6kmの道のりを歩いて、前に並んでいた人を途中で見かけて、たぶん同じ様に絶望しながら歩いていた。
今日は久しぶりに細かい用事をこなして、自転車でくるくると移動した日だった。 今月から新学期が始まり、学生さんの自転車が乱雑に置かれる駐輪場に自転車を停めたら、取り出せなくなってしまい、隣の自転車のストッパーが外れて動き出してしまう。わたわた2台を抑えて動けずにいたら「バカな奴がいるんですよね、抑えてるから大丈夫っすよ」とたぶん学生さんがビーサンの足でストッパーをかけてくれる。普通に、かっこいい!と嬉しくなり「ありがとうございます…」とお礼した。 ふと視界に入ったちょっと困っている人を当たり前に助けられるのって、社会人であまりいない気がしていて、お仕事相手とか自分にとっての存在価値を自然と図って、ここで助けた結果までジャッジできてしまうからなのかな、と思った。 いつまでもかっこいい人でいて欲しい。
お仕事のことで、決定的な私だけのミスではないけれど、確実に自分にも起こってしまったことを防げたポイントがたくさんあったミスが起こってしまい、解決できたけれど少し落ち込んだ。けれど!それよりも!定時になったら全てをほっぽり出して帰りたかったり、今日初めて行った部署の温室の隣にあるプレハブ小屋みたいな事務室で猫を飼っていたこととか、そっちの方がずっと気になってしまうなんて、いつまでも本当の真面目にお仕事に専念なんてできない気がする。
明日は通院なのに今日まででへとへとを使い切ってしまった。
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istut · 5 months
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*2023.12.31.
2023年が終わりますね。
今年は1月の大寒波でガス釜が壊れ、50日間お湯の出ない暮らしを経験し、生まれて初めて膀胱炎になりました。
ようやくお湯が出たと喜んだ1週間後。
最愛のシブが、僅か1歳という若さで突然亡くなってしまいました。
経験したことのない悲しみは、その後発症した帯状疱疹で強い痛みに変わり、プライベートでは前を向くことが難しい時期もありました
                                                     それでも多くの方々の励ましを頂きながら、今年も良いお仕事に恵まれ、ふたりで様々なことにトライできた1年でした。
そして今、シブが繋いでくれた縁で素晴らしい保護猫さんに出会うことができました。
つぐちゃん、我が家に来てくれてありがとう。
人生は悲しいことと同じくらい嬉しいことが起きる。
それを実感した1年でした。
今年ふたりは55歳になります。
体力的に無理が効かないと実感することが増えました。
もう時効だと思うので告白しますが、今秋のフィンランド買付けの時も、最後に大きな怪我をしました。
今月も出店先でも予期せぬ怪我をしました。
健康が一番。
つくづく実感しています。
この先もふたりが元気に笑顔で過ごしていくことが、皆さんへの恩返しだと思っています。
明日は今日の続きでしかないけれど、皆さんにとって新しい年が素晴らしい時間でありますように。
いつもいつも長野市から、つぐと3人でエールを送り続けています。
どうぞ良いお年をお迎えください。
#istut
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exciting-funeke · 6 months
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ゲームメモ:常世ノ塔
半分くらいこのゲームのことを理解した気がするのでいろいろ文章にしました 非常に自己満
※注意
・ネタバレ(注意って言うほどでもないけどラスボスの情報を含むので)
・チュートリアル以外で忌火ちゃんしか使ったことありません(半分くらい理解したとは?)僕が一番忌火ちゃんをうまく使えるんだ…!
・『登頂』よりも『スコア』を重視して記載しています
・だいたい主観です
・おもくそ長文
『スコアの伸ばし方』について
登頂したことある人なら分かると思うんですけど、普通に道中ちょいちょい被弾しつつ進んで、普通にラスボスを倒してもおよそ15万程度のスコアにしかならないんですよね
では、ランキングに載ってるスコア20万とか50万とかはどうやって実現しているのか?
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画像左の表記が階層毎に計算されるスコアです
上から順に簡単に説明すると、
【突破した階層で取得したコインと、それによる基礎スコア】
×【階層の高さに比例した倍率】
×【その階層をノーダメージで突破したボーナス】
×【その階層のコインを全て取得したボーナス】
×【チェインボーナス(以下『連鎖』と表記)】
=【その階層の合計スコア】
となります
ここで非常に重要なのが『連鎖』で、そもそも『連鎖』が起こる条件が、「その階層をノーダメージかつ、その階層のコインを全て取得して突破する」という感じなんですよね
要はノーダメでコイン全部集めながらひたすら登っていくことでどんどん連鎖させて、トンデモ高倍率をスコアに掛けていけば自ずと50万とかも見えてくるってことです(できるとは言ってない(26万までは行けました
アーティファクト評
【超当たり】
反物質 : フロアを切り替えるとMPが回復する
登頂目的でもスコア目的でも非常に強力。単純にスキルが早く回るようになるので便利で強い。反物質が豊作な日は道中の快適度が増す。こんなんなんぼあってもいいですからね。
【大当たり】
しあわせハニワ : 人型の敵を倒すとカルマが回復する
このゲーム、「人型の敵」の範囲が非常に広く、人型っぽかったら大体の敵に適用されるので予想以上にカルマ管理が楽になる(実はボスも「人型の敵」判定である)特に2個以上積むことができた時に効果を実感しやすい。いぶし銀。
世界樹の一滴 : フロアを切り替えるとHPが回復する
普通に登頂目的なら最強の一角に君臨する強力なアーティファクトだが、「スコア理論値」を目指す場合は不要で、「高スコア」を目指す場合もやや優先度は落ちるので超当たりには入れてない。それでも変なアーティファクトを拾うくらいならこれの方がありがたい。
陰陽の式神 : スキル発動で式神を召喚する
菊理のスキルの簡易版。ダメージは高くない。
特に忌火、ココア、カナエ等のスキルの射程がある程度制限されるキャラを使用する時に重宝される。このゲームのボス戦は"どのくらいダメージを与えるか"ではなく"何回ダメージを与えるか"という仕様なので、本来射程外にいるボスに対して遠距離から攻撃を命中させることができる。つまりこのアーティファクトに関しては『1つでも所持していること』が重要である。(シッポや菊理を使用している時でも微力ながら単純に火力が強化されるので悪くない選択肢ではある)
【当たり】
マッハダッシュモーター : 足が早くなる
限りなく大当たり寄りの当たり。身体強化アーティファクトなので純粋に弾を避けやすくなるが、複数個積むと操作感がもはや別物になるので注意。
ハイピュリアの羽 : ジャンプ力が上がる
マッハダッシュモーターと大体同じ。
温かい桃 : カルマの下がり値が大きくなる
階層を跨ぐ際のカルマ減少量が多くなり、単純にカルマ管理に貢献する。複数個積むことができた場合はそこそこ頼もしく感じられるだろう。
魔法の招き猫 : コインを取ると確率でMPが回復する
MP回復が割と低確率なので安定はしないが、上手いこと発動すれば恩恵は感じられるし複数個積むことができれば運ゲーは多少マシになるというもの。
ニコールの壺 : 体力回復アイテムの効果が上がる
普通の登頂目的ならもう一段階優先度は上がる。ハートだけでなく休憩所の飲み物にも適用されるので案外発動箇所は多い。
ヴァンパイアの古刀 : 人型の敵を倒すとHPが回復する
普通の登頂目的ならもう一段落優先度は上がる。前述の通り「人型の敵」の範囲が広いのでその分発動する機会も多くなるだろう。
まじかるステッキ : スキルの威力が上がる
割と地味だが忌火や菊理等やや低火力なキャラを使う場合は雑魚処理の速度が少し早くなる。ボスに対する攻撃には適用されないので、確定数が変わるなどには期待しない方がいい。
【微妙】
百科事典 : ダメージを確率で5分の1に抑える
わりと低確率発動なうえ、スコア目的であればそもそも被弾したくないのでここでは微妙とさせて頂きたい。発動さえするなら登頂目的では心強い。
死ねないホタル : 暗闇で見える領域が拡がる
死"な"ないではなく死"ね"ないので実はかなり業が深い。性能はというと、暗闇下に於いて視野が少し広くなるという結構地味で限定的なものとなっている。役に立たない訳ではないが拾って嬉しいかと言われると……
淫魔の残り香 : 状態異常を短くする
完全に私の意見だが、状態異常攻撃なんてモノはスコア的にも登頂的にもそもそも喰らいたくないので喰らった上での微妙なアフターケアしかできないこのアーティファクトをあんまり強いと思っていない。確かに魅了や出血という厄介な状態異常への対抗策としては良いのかもしれないが。
奇妙な蛹 : 無敵時間が長くなる
効果自体は悪くないがダメージを喰らって初めて発動するアーティファクトなのでそこをあまり評価していない。二次被害防止にはなるだろうか。
名刀カネサダ : ダメージを受けると妖刀を召喚する
あまりにも受動的なダメージソース故にあんまり評価していない。ボスにも効かない。威力自体は高いので、HPが多いドラゴンなんかにはまあまあ有効かもしれない。
【いらない】
刺客の下駄 : トゲのダメージを軽減する。
確かに25ダメージも喰らってしまうトゲのダメージを抑えられるのは優秀なのだが、そもそもトゲなんて喰らいたくないし喰らってられないという話である。
ブラックダイヤ : HPが20以下になるとMP回復速度が上がる
所謂「火事場力」。モンハンとかフロムゲーで一部の変態玄人が好んで使う系統の能力でポテンシャル自体は高いが、スコア目的ならそもそも被弾してはいけないし、登頂目的にしてもあまりにリスクリターンが噛み合わなすぎであるのだが、RTAという限られた戦場に於いては最強のアーティファクトと化す。
エネミー評
ドラゴン【厄介度:上】
飛行、壁貫通、前方広範囲攻撃、高HPという厄介のハッピーセットである。冷静に対処すれば意外となんとかなるが、狭いところや複雑な地形で来られると非常にめんどくさい。大人しくスキルを切るが吉。
雪女【厄介度:上】
通常種はさほど強くないが上位種がヤバすぎる。十字型またはクロス型に放たれる氷結は地形によっては詰みかねない。上位種を射程圏内に収める算段があるならば、即スキルを切るべき。
ヴァンパイア【厄介度:上】
厄介な状態異常である出血を付与してくる。飛ばしてくる麻痺弾の弾速が結構早く、油断していると被弾しやすい。特に避けやすい地形でもない限りスキルを切って対処することを推奨する。
スキュラ【厄介度:極悪〜中】
個人的に環境依存で厄介度の上下が一番激しい敵だと感じている。暗闇下で遥か上空から墨玉で爆撃してくるスキュラはもはや存在するだけでそのルートを回避したくなるレベル。明るく平坦な地形だと割と対処は容易。
バニー【厄介度:上〜中】
一見挙動が読みにくいが、観察してみるとパターン化されておりジャンプのタイミングは読みやすい。なんだかんだ攻撃範囲が広く、喰らうと状態異常でジャンプが止まらなくなり甚大な二次被害を産むことがあるので、配置によってはスキルでの対処を推奨する。
メイドサキュバス【厄介度:上〜中】
わりと序盤から出てくる。ゲーム内テキストに突進方向は読みやすく回避は難しくない的な感じで書かれているが、それはそれとしてあまりにしつこいので大抵スキルを切らされる。
くのいち【厄介度:中】
くのいちの下を通る時にクナイを投げてくる。意外と避けやすいが、ステージギミックと相まってなかなかに厄介な場合がある。
ハーフオーク【厄介度:中】
もはや破壊可能なステージギミックである。冷静になれば鉄球の回避はさほど難しくないが、大抵他の厄介な要素と一緒に現れるので、結局スキルの錆になってもらう場合が多い。
ウィザード【厄介度:中】
単純に自機狙いのリングを飛ばしてくるので厄介。回避は容易だが、他の脅威に対処しながらウィザードに相対すると思わぬ事故に繋がるので注意されたし。
サキュバス【厄介度:中】
上位種は厄介度を一段階上げても良い。通常種はわりと大したことはないのだが、ハート弾が背景や他の弾幕に同化して被弾しかねないことや、魅了という状態異常がそもそも厄介なので結局対処する羽目になったりする。
ハーピー【厄介度:中】
自機目掛けて弧を描いて突撃してくる。それだけ。それだけだが充分にめんどくさいのは迷い人であれば知るところであろうか。
スライム、スケルトン、ゾンビ、スピリッツ、メイジヘッド、エレメント【厄介度:小】
上記の敵に比べれば対処は容易なので省略。
デモンズヘッド【厄介度:EX】
敵には変わりないので一応記載。カルマの番人。カルマが0になるとどこからともなく現れて、自機目掛けて高速で突撃し出血状態にしてくる。初見じゃどうすれば良いのか分からなくて大抵そこで墓になる。
非常に厄介であるのだが、スキルを準備してどっしりと構えていれば案外対処はできるものである。カルマが尽きたからと言って諦めるのはまだ早い。
ボス評
碧き星雲の守護者
慣れればそこそこ安定して被弾無しで倒せる相手。討伐に必要な攻撃回数は2回。たまに乱数でひどい攻撃をしてくるので、できるだけ広い空間に向かって逃げると吉。
紅い恒星の破壊者
慣れれば(ry。討伐に必要な攻撃回数は3回。守護者よりも攻撃が苛烈になっているほか、たまに乱数によってひどい攻撃をしてくるところも健在である。あまりに攻撃の回避に集中していると忘れた頃に中央のトゲに被弾して墓が増える。
しにぞこないのナナハ
つよい。討伐に必要な攻撃回数は5回。おそらく三種のラスボスの中では一番乱数による攻撃が少なく、慣れれば安定してノーダメージ討伐が狙える相手(できたことないけど)。
初見殺しの塊みたいな相手なので、対処方法は純粋に経験を積むことであろうか。スライディングには要注意。
大魔王エルロア
デスタムーア娘。つよい。討伐に必要な攻撃回数は5回。体感ラスボスの中で一番厄介。あからさまに攻撃が通り破壊できそうな手をしているが、こちらの攻撃が通るのは頭部だけである。
一見ビームを打ってくるだけの手だが、手のせいで微妙に視認性が悪くなり弾幕の厄介さに貢献している。そして、HPが4割以下になると普段の攻撃に手からのビームが加勢してより攻撃が苛烈になる。
暗き星のルゥラ
かわいい!!!!!!!!!!!つよい。討伐に必要な攻撃回数は5回。個人的にはまあまあやりやすい相手だが、ラスボスの中では一番弾幕弾幕しており狭い空間での弾避け技術が試される。あと反射神経。
ルゥラの難易度を上げている要因として、ラスボス随一の乱数攻撃の多さが挙げられる。個人的にやりやすいと前述したが、どう考えても避けられないひどい弾幕を連続されて常世ノ塔をそっと閉じる日もある。
その他
・道中で拾うことがある黄色い四角こと『シールド』だが、地形含むあらゆるダメージとそれに伴う状態異常まで無効化することができる。つまりノーダメージボーナスも適用される。重ね掛け不可
・休憩所の飲み物はメロンフロート一択(スキル短縮という効果があまりに強すぎるため)
・ジャンプ中にすり抜けられる床を通過すると、なんとジャンプの権利が復活する。覚えておくと役に立つこともある。
・黒ルート、白ルートどちらを選んでもスコアの変動は(おそらく)無い。ちなみに、【白→黒の後半の黒】と、【黒→黒の後半の黒】は同じ構造では無い。
・忌火のスキルは早出ししてボスのバリアに当てると弾け飛ぶので、スキル早出しをする際は弾け飛ばない猶予を狙うか、ボスからある程度離れて領域に触れさせない等の工夫が必要である。
ところで……
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こちらは各ボスの再戦ができる場所なんですけど、中ボス2人にラスボス全3人と戦って再戦の解放は終わっているはずなんですよね
───であれば、この右上の空白は……?
#常世ノ塔   #ゲームメモ
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myonbl · 6 months
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2023年11月7日(火)
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先週末に<鈴本演芸場>で聴いた柳家小ゑん師の<ぐつぐつ>、それを紙切りにお願いしたのだが、ツレアイが額に入れて��れた。紙切りでは下の画像が完成品だが、切り抜いた残りは<B面>と呼ばれ、2つ並べてみると面白い。めったにない東京遠征で一番聴きたかった噺に出会えた幸せ、これを見ると嬉しさが蘇る。風呂上がり、これを見ながら焼酎を頂く、幸せ感が倍増するのだ。
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5時45分起床。
6時になるのを待って、洗濯機を回す。
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朝食、納豆そば・野菜・ヨーグルト・豆乳。
火曜日は弁当無し、ゆっくりと珈琲を頂く。
可燃ゴミ、20L*1&30L*2。
8時30分、ツレアイが自転車で出勤する。
酢タマネギ仕込む。
ニンジンをぬか漬けにする。
セントラルスクエア花屋町店で買物、猫砂・蒟蒻・竹輪、今夜は関東煮と決めている。
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昨日amazonから届いた本、落語好きで知られる南沢奈央の新著、しっかりした文章、知性を感じられる女性だ。
��飯用に関東煮を仕込む。
ツレアイから仕事終わりの連絡、昼の準備をしよう。
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息子たちにはサッポロ一番、私たちはUFO。
鈴本でいただいた紙切りを、長い間使わずにあった額に入れて飾る。
ツレアイは買物へ、私は少し午睡。
ツレアイは自転車で歯科へ。
ライフ西七条店へ買物、爪切り・バンドエイド・眼鏡拭き。
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ツレアイの帰宅を待って夕飯、息子たちには缶入りのスパークリングワイン。私たちは、🍶+🍷。
録画番組視聴。
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(1) アガサ・クリスティーの原作をヒュー・ローリー脚本、演出で映像化した話題作。イギリス、ウェールズの牧師の息子と伯爵令嬢が、謎の言葉を残して死んだ男性の事件を調査! 1936年、イギリス、ウェールズの小さな村。牧師の息子ボビーが崖から転落したらしい男性を発見する。ひん死の男性は「なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?」という謎の言葉を残し息絶えた。所持品に美しい女性の写真があったが、身元がわかるようなものはなかった。ボビーの幼なじみの伯爵令嬢フランキーは謎を解明しようと意気込むが、ボビーは乗り気ではない。しかし、やがてボビーの周辺で次々と不可解な事件が起きる。
3回シリーズの1回目、なかなか面白い。
片付け、入浴、体重は350g減。
パジャマに着替えて日誌書く、このパターンが続けばきっと痩せられるはず(?)。
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2度買い物に出たので、歩数もクリアできた。
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chaukachawan · 6 months
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ポン。にゃにゃにゃ。ヒト紹介。
「息を吸う、吐く」
c( ᐢ⓿ᴥ⓿) ポン。
勝手に動物に例えて皆さんの頭に付けました。後半になるにつれて絵文字が無くなって困りました。時々脳がポン太に侵略されているかもしれないポン。
敬称略
🌻役者🌻
🐶舞原まひろ
ブランケットを持って座っている姿を見ると、私もぬくぬくしたくなりました。ケルベロスとの戦いがほっこり面白くて、お気に入りポイントです。脚本を細かく解いて動きをつけていく過程はとても難しそうだなぁと感じましたが、最後まで向き合って、舞美になっていました。
🦝園堂香莉
わたし。犬派。犬探ししよっか。
🦁海泥波波美
疲れたって言ってても誰よりも元気に振る舞っちゃう人。意識してるのかしてないのか分からない当たり前が人を寄せ集めている人。そういうところがみんなから愛されている。私より2年多く生きている分尊敬している。アサギが楽しめていたらたぶん世界は平和。この秋でたくさん関われて、なぽちゃんは嬉しいよ。アサちゃんも楽しかったら何より。感謝感激雨アサギ。
🐱黍
太郎も演補も照明も盛り沢山な秋公演。天才的な照明を作っていて私もあんな照明作れるようになりたいぜと思いました。ひとまず、チェイスとLEDは無限大だということと、木漏れ日は素敵だということを理解しました。まだお世話になってしまうかもしれませんが頑張りますのでよろしくお願いします。きびさんの猫語が良すぎたので作業用BGMにしたいです。
🐰坪井涼
なんだかとてもぴったりの役でした。というよりも、どんな役でもぴったりにする安定感が本当にすごいです。普段からボケているので違う風味を楽しめたかのようです。熱盛のSEをいってきマーライオンにして音響オペをしてほしかったものです。
(ドドン!!いってきマーライオンッ!!)
失礼いたしました、マーライオンが出てしまいました。
🐻織田舞里
パフォに追われていました。でもとっても良いものになりました。さすがの深夜作業です。いつ見ても各部署の仕事をしているイメージがありますが、それは言い換えれば、なんでもできる先輩だということです。尊敬しすぎて豆助をわしゃわしゃしてくるくるしてぎゅってしちゃいそうですね。
🦉児
チャラチャラ似合います。動きがじょうずで身体の使い方がしなやかなチャラです。表情筋までしなやかです。わかりやすい、かつ自然な形を作り出すチャラは今公演で殺陣監督としても活躍していました。そしてなんと言っても唯一のポン太の目撃者でもあります。見られちゃったにゃー。
🐨黒井白子
なんでもやっているチャラです。なんでもできます。キャスパを楽しんで全力で踊っとる人です。稽古では一緒にゆきのひまわりを咲かせる道を悩んでくれました。一方、ゾンビが上手すぎてポン太は居場所を失いました。なんだあの動き。真似のしようがなくて力の差を感じました。にゃー...。
🦦握飯子
通しの日にワンピースが信じられないほど濡れていました。不思議でした。のほほんとしていて毎日を懸命に生きているイメージがあります。おもしろエピソードはいったい何個あるんでしょうか。枯れることの無い泉だと思います。きっとこれからも伝説が語り継がれることでしょう。
🦙冊まいも
すらりとしています。映画館に3回しか行ったことがない人です。みそかを見ていると発声も役作りも、積み重ねだと気づかされます。普段同じ授業を受けている時、みそかが線形代数と戦っている横で、いつも私はお絵描きをしています。2人とも授業聞けや、という言葉は喉の奥にしまってください。
🐯鴨兎春
鴨でも兎でもなく虎です。マジツヨスなので、虎だと思いました。らびがよく着ている舞美服も虎っぽいなぁと思いました。マジツヨスも好きだけど、ひかるちゃんが生姜焼きをはむはむして、最後に投げ捨てていくシーンも好きです。いつも通り本チラも天才でした。35期の頼れるねーさんです。
🦊岡崎仁美
一緒に立て看を制作した母です。かなりいい感じの立て看ができました。カメムシとダンス部と戦いながら作りました。ダンス部にやられたカヌレさんがぐったりしすぎていてびっくりしました。そんな時は、彼女たちに大量のゆで卵をプレゼントしてあげましょう。きっと固ゆでにして食べてくれるでしょう。
🐻‍❄️縦縞コリー
優しそうなお父さんでした。「みんなで、食べような」から優しさがあふれ出ていてぽかぽかしたので好きなセリフです。そして魔法警察も当たり前のように上手かったです。こりも安定感が凄まじい役者なので困った時はみんなが度々お世話になります。阪神勝って良かったね、こりのとびきりの笑顔を見たいよ。
🐹大福小餅
仕込み週でも真面目に居残り練習をしていてさすが我らのこふくだと思いました。魔女様は言い方も動きもめっちゃ研究されていました。みんなが麻雀している横で衣装もしっかり完成させる、そんなしっかりもののこふくに、35期はみんな助けられています。これからもお世話になります。
🐿アリリ・オルタネイト
教授(巨人)とどういう関係なのか非常に気になりました。ちゃんと教授を立ててあげてるのかなと思う日もあれば、テキトーに話してるだけか、と思う日もあって永遠に謎でした。なんも考えずに見るべきですね。平和な世界です。大変だったと思いますが、最後までやりきったイルルさん、かっこよかったです。
🐺君安飛那太
主人公が似合う人です。たまに、なんでもない時間に小躍りしているときがあります。その小躍りの積み重ねが、かっこいいキャスパに繋がっているのかもしれません。ちなみに小躍りはかわいめの小躍りです。そんなかわいい面が、ファンを作るのでしょう。コルクさんのセルフBGも、名残惜しいです。
🐵えどいん
えどさんにしか作り出せない雰囲気があります。アサギもそうなので、今回はそれがなおやとガヴェインの違いを生み出していたのかもしれません。そこをすり合わせていく作業が大変そうでした。ポン太はガウェインに斬られて光栄です。えどさんがいないちゃうかをほぼ見てこなかったので、寂しくなる予感です。
🦥あろハム権左衛門
マイムうまっ。稽古では生姜焼きエチュードをみんなで練習したのがけっこう楽しかった思い出。ベジさんに付けてもらった名前、みんなに色々言われてるけど本人は普通に気に入ってるの草。声大きくなったって褒めてくれた時、嬉しくて変な顔になりそうだったから我慢した。進撃の最終話見たら語ろう。
🦔ミル鍋
ゆにベロス可愛すぎました。全人類から愛されています。百鬼夜行の時にキラキラしたものの明かりをつけるために、ゆにベロスを1体脱がないといけないのが地味に大変そうでした。でも、それを準備する姿も可愛かった。演技するとかっこよくなるから、かっこかわいい。
🌻オペ🌻
🦄たぴおか太郎
幕や衣装の仕事もあって、役者もやってオペもやって、当たり前のようにしていましたが普通にすごすぎです。音響で舞台が電車になったとき感動しました。
🐆衿君
映像が素晴らしいことはみんなわかっています。オタ芸が素晴らしいことも。エリックと最初に出会った時とはだいぶイメージが変わっています。すごい人。
🦜まろん
照明オペ仲間。オペ難しそうだった。呼吸の照明が天才的に良いのは、まろんの力があったからです。本当にお疲れ様、そしてありがとう。
🌻演出🌻
🐑田中かほ
もふもふでふわふわです。ヒトらしさがとても溢れている人で、とてもヒトです。私は今回役者を経験して、自分がどういう人間なのかを改めて教えてもらったような気がします。とっても大きくて大切な種をもらいました。これから大事に育てていこうと思います。ほんとうにありがとうございました。
ᐢ⓿ᴥ⓿ᐢ
この2ヶ月弱、心に大きめの雲ができていましたが、秋公と過ごして、快晴とまではいかなくても晴れました。ちゃうかってすごいや。ケジメがついた私の心の中に、ひまわりは2本くらい咲いていそうです。太陽みたいな全ての皆さんに感謝します。初舞台楽しかったです、にゃ。
園堂香莉/なぽり
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rrspica · 9 months
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Letter for City Boys. /文・柴田聡子
 男の子たちよ。 私は君らがおそろしい。校門の脇にいつまでもつっ立っている君らの間をうつむいてすり抜けた時から、今の今までずっとおそろしい。だけど私は君らを隣りや後ろに乗せて運転がしたい。見つめ合うことなく仲良くなりたい、いつも。会うたび痩せていくから、私は君の心配をする。健康診断行ってるか。がん検診行ってるか。野菜食ってるか。歯磨いて寝てるか。君はありがとうってただ一言つぶやくだけで、あとは海を泳いだり道を歩いたり、そうしているうちにこっちのことなんてすっかり忘れてしまう。私は勝手にそれが腹立たしい。生まれた時からやさしい君は困ってしまうが、けんかも出来ない。そういう発想がないところに生まれ育った。私もそうなんだ、一応、北海道イチのそこそこシティで育った。しかしけんかもろくに出来ない腰抜けと思われないように、ついでに君を腰抜けと見下したことをどうにか伝えたくて、こちとら雪だって降るし大変だったんだ、一緒にしないでくれ、と凄まずにいられない。どうしてこんなことになっているのか皆目見当もつかないといったその目はチワワみたいに潤んで震えていた。あれは悪いことをしたって、この頃、今さら、反省している。今、君の何かをコントロールできたところで長生きくらいしかいいことは起こらなそうだ。ということで、もうとにかくなんだっていいから、なんとかすこやかにやっていってくれ。こっちもこっちで、この心配は君のためじゃない。自分の中にだれかへの愛情があることを確かめて、ほっとして、生きる活力にしているだけなんだ。全て自分のため。こんな都会のど真ん中、なんてったって大人だし、だれでもなんでも出来るはずなんだ。たまにはそういう強さも見せつけたくて君の前で精神的に仁王立ちをしてみる。でも、そうして見せびらかす前から、君はそのポーズにほんのり気付いていたらしい。そしてそれを口にしないでいてくれる。自分と同じく、人を格好悪くすることもしない。単純に気にも留めていないだけの可能性がある。たまに考えるんだけど、もしも私たちがとても仲良くなって、周りもそんな風に思うようになったとしても、数日間連絡のつかない君の部屋の様子を見に行く役目を請け負うのだけはほんとごめんだ。もし君がそこで息絶えていたら、はじめにその姿を見た時の私の顔を見る人はだれも居なくなるんだ。そこで起きたことの全ては私しか知らないことになるんだ。世にも複雑でおもしろい顔をしているだろうに、それを見てくれないなんて、そんなのいやでいやで仕方がない。面白いことがないとすぐに退屈そうな顔して足を投げ出して座る君がそれを見ないのは罪深いよ。やっと迎えた休日の、じんわり幸福でほくほくとしているだけで充分な夜中であってもそんな態度をとるんだから。最後まで面白いことを見逃さずに大笑いしてくれよ。頼む。冗談と適当だけは死守してくれ。私たちは深刻ぶったら最後。ふざけていないと死ぬと思っていてくれ。あの日、大好きな人が離れていってしまおうとしているというのに、君はお金も時間も惜しんでた。明日も変わらず仕事をしようとしていた。それはそれでいいといった風な感じで王将で餃子をつついているぶっちぎりのタコ野郎だった。私は君の残した餃子、いらないんなら欲しいなって、つばを飲み込んでた。君は私の残したチャーハンにまったく興味が無さそうだった。君は人のものを欲しがらない。卑しさという概念がない。私は高揚した。こいつをぶん殴ってやろうと思い、そうした。君はびっくりしてた。私と君は一生友達になり、翌日、君はどこに隠していたんだか知らないけど、傍から見るとかなり大きな勇気を軽々と使いこなしてた。様になってた。優雅にコーヒーを飲む写真を送ってくる余裕っぷりだった。ラーメンをすするのも、猫背も、弱音も、全部絵になる。見事だなって、いつも感心する。あれからというもの、君からは短くて鬱陶しい連絡が時々きて、私はそれにいつも「はい」とだけ返信をしている。打たれ弱いんだか打たれ強いんだか、わけがわからない。もうとっくのとうにわけはわかっていないんだけど、どうしてもあきらめがつかない。君が私をばかにしているように、私も君をばかにしている。そんな不健康をどうして続けているかと聞くのは止して欲しい。その横顔が、若き日の貴乃花に似ているということしか理由は無いかもしれないのが恥ずかしいから。君とはよく公園に行った。近くの、なんてことない、普通の公園。そこで山も谷も無くおしゃべりするだけ。珍しいものを観に行ったり、計画を立ててどこかに出かけたりしたことはほとんど無い。あってもすぐに帰りたくなる。行くとこはどこでもいいし、食べるものもなんでもいい。どこに行ってもよそ者だった。山形の友達の家の水道水を呑んで、このところ口にしたもので一番おいしかった、って何杯もおかわりして、そのたび心底うまいという顔をしていた、という噂を聞いたよ。その愛らしさで素朴な俳句が詠める。君と出会った時にとてもうれしかったのは、たとえ大きな間違いだったとしても、私をリアーナやビヨンセと同じように扱ってくれたこと。そんなこと君はつゆ知らず。ここまでああでもないこうでもないって自分に言い聞かせるように書いたこと全てが、君にとっては大切なことでも残念なことでもない。君はほんとうになんにも思ってない。イエス=キリストもさ、うるさいやつの話を聞くときはどんなに声を荒げられても最後までなにも言わずにじっとしていて、相手がもうしゃべりきったなってところで目を見つめ十字を切って祈りそのまま立ち去ったらしい。君は知らず識らずのうちにキリスト流だよ。君を目の前にすると、今でもそわそわして頭が真っ白になる。あと、別れ際が潔過ぎるよ。もう少しだけゆっくり背を向けてくれたらいいのにって、ぶつぶつ言っているうちに電車が来て、私はそんなことを一瞬にして忘れてしまう。
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tutai-k · 7 months
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【試し読み】アルバトロスの語りの果てへ
2023��11月11日に東京・流通センターで開催される文学フリマ東京で刊行予定の新刊の試し読みです。 通販の予約はこちらからどうぞ。
★こんなお話★ 作家のノイはある日、同棲しているパートナーで人気の役者のターに、アルバトロスの保護のボランティアに参加しようと誘われる。三年間かけて行われるアルバトロスに精神を憑依させての繁殖支援、役者と作家では、それぞれの仕事を休止せざるを得ない…。ノイは最初は反発するが、ターの「物語から逃げたい」という言葉に参加を決めて…。 物語を作る2人の女が、物語から逃げようとする試みについて。
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「越境しよう」と、ターは言った。  それはまるで、猫カフェへいって、わがままなノイをもみくちゃにしようとしているくらいの声だった。  生物間の越境技術が進み、人間は、他の生物に意識を憑依させ、操作できるようになった。身近なものだと猫や犬、小鳥。動物園へいけば、ゾウやキリン、アリクイにだってなれる。わたしもターも、経験したことがないわけではない。ターは役づくり、わたしは取材にときどき利用しているし……一度、わたしのリクエストで、猫カフェにいき、猫になってターに文字通り猫かわいがりされたことがある。ばかなノイ、と言いながらターは猫のわたしをもみくちゃにし、わたしはターの腕に爪をたて、お尻やひたいをこすりつけた。ターは最後に、いつもベッドをともにするときみたいにわたしの脇のにおいを嗅いだ。猫の脇、というのは腹のような気もするが、わたしはそれを、いつものように、脇だと思った。  そんな口調だったが、、ターがわたしに見せたのは、猫カフェのウェブサイトではなかったし、動物園の体験講座でもなかった。  国際鳥類保護協会が主催する、ボランティアの募集だった。 「これって、役づくりかなにかに必要なの?」  絶滅の危機にある海鳥、アルバトロスに憑依して、繁殖のサポートをする、という内容だった。――それはつまり、陸地がほとんどなくなってしまった浮島の外、海上での活動だ。  ターはこれまでにも何度か、特別な許可を得てめずらしい野生動物への憑依を経験していた。人間以外の動物を演じるため、ターはミツバチにも、センザンコウにも、ボノボにも憑依したことがある。 「ううん。必要ない」  アルバトロスの憑依――そう聞けばだれだって二十年まえの事故を思い出す。かつてレースとして大々的におこなわれていた繁殖補助。そして、憑依したまま帰還しなかったふたりの研究者。  わたしの不安を察したターは、技術は向上しているもののリスクはゼロではないことを、とくにうしろめたくはなさそうに言った。  そりゃそうだ。猫カフェで猫になるのだってリスクはあるし、わたしたちが住むこの浮島に大きな穴が空いて海底に沈んでしまうリスクもゼロではない。 「でも、任期が三年って……」 「仕事はしばらく、休暇を取ったよ。だから、ノイも一緒に――」 「ター、辞めるの?」  その問いは自然だっただろう。 「辞めても生活できるだけのお金は稼いだつもりだけど」  ターは事実を述べた。ターはいまをときめく花形の役者だ。収入はわたしの何十倍もあり、その収入だけで、わたしたちふたりは生活に困ることはない。わたしは、生活費を得る、という意味に限定すれば、働く必要なんてなかった。 「ノイが書いた本の主演をしたから、もう役者は終わり」  ターは、あらかじめ用意されているせりふのようにしゃべった。  実際、用意していたのだ。  ターにはそういうところがある。普段、何気ない話をするときは口下手なほうで、うん、とか、いいね、とかしか言わないし、そのタイミングもずれている。一言で答えられない問いだったら返事にとても時間がかかることだってあるのだ。 「ター?」  だからわたしは、意地悪く名前だけを呼んで問いを隠し、一言で答えられないようにしてやる。  わたしはターが用意していたせりふを気に入らなかったし、こういうふうに、用意して話しをするときのターは、ずるい意味でわたしに甘えているからだ。 「……あのね」  苦しみまぎれの、息継ぎのような言葉が漏れた。答えにくいインタヴューをするりとかわす姿を日々映像で見ているファンたちは、こんなターを知らないだろう。  そして、朴訥で寡黙、サイン会ですら一言も発しない不愛想なエンタメ作家のノイが、こんな風にいじわるくパートナーに接することを、ノイのファンも知らない。  ターは言葉に困っていた。  用意していたせりふは、まるでもうわたしたちの夢が終わった、夢を勝手に終わらせたというような一方的なものだった。  わたしとターは、二十年は一緒にいるが、わたしはターとおなじ夢を見たことがない。  ターの夢はターの夢。わたしが書いた物語の主演をすること。わたしは、わたしの物語をターが演じてくれることは嬉しいと思うが、作家活動の終着点にさだめてはいない。  提示されたボランティアは、三年かかる。アルバトロスに憑依して三年――生物に憑依するということは、その間は人間の活動ができないということだ。それを、一緒に参加しようという。  ターはいい。三年のブランクがあっても、この大役者を放っておくようなひとたちはいない。だけど、わたしは――。編集者、出版社、ファンレターをくれるひとたち……だれもが、三年も不在にしている底辺作家を待たないだろう。  お金が、じゅうぶんにあることが、おどしのように迫ってくる。  ターはよく稼ぐひとだった。貯蓄は、わたしたちが仕事を辞めて、先生活していくのも、贅沢をしなければじゅうぶんな額だ。わたしはターの何十分の一というお金しか稼げていない。生活に寄与することはほぼなく、自分の小遣いで使い切ってしまう額。つまり三年後、わたしが職をうしなっても、わたしたちは、物理的な生活という意味ではなんら困りはしないのだ。  わたしはだから、どこまでも意地悪になって沈黙をつらぬいた。 「――わたし、ノイの、……物語を演じたあと、なにがしたいか考えたら、鳥になりたいと思って」  ターはもう、台詞を読んでいなかった。自分の心のなかのおもちゃ箱をひっくりかえして、ひとつひとつ、かたちになるようにブロックを組み立ててわたしに示して見せた。 「ノイ。ねえ、ノイ」  ターがよく演じる役ならば、かたくななパートナーを説得するとき、手を握ったりとか、肩を抱き寄せたりとかをする。だけど、役を抜けたターは、そんなことを決してしない。ただ途方に暮れたようにわたしの名を呼んで、言葉の次を探すのだ。 「鳥になりたいって、……それなら、カフェや動物園へいけばいいじゃない」 「それじゃだめなの」  それだけは、はっきりとターは言い切った。  だが、その後の言葉はすぐにはつづけられないようだった。 「わたしにだって、仕事があるんだよ。全然、お金になってないし、生活なんてターの稼いだお金でしているけど、……これはわたしにとっては大切なことで。それを三年、手放せっていうの」  話のネタになるじゃない、そんなことをターが言うならぶってやって、この関係も終わりにしただろう。だが、ターは長い長い沈黙のあと、追い詰められたように、言った。 「物語から逃げたいの。ねえ、ノイ。わたし、物語から、逃げたいの」
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eijukawai · 1 year
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寒咲花菜
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2023.1.21
昨日、仕事の用事でJRゆめ咲線の安治川口まで行かないと行けなくなった。夜の七時過ぎだったので大阪行きは混んでいたものの、USJ方面行は空いていました。
USJから着いた電車から降りてくる人たちはまだ夢の世界の中にいます。男子が猫耳のカチューシャをつけています。女子が大きなぬいぐるみを抱えています。男子女子とは言っても多分大学生なんでしょうね。
夢のままでいられたらいいのにねぇって思いながら眺めていました。こちとらまだまだ仕事のトラブル処理中なんです。
電車に乗り込んで発車を待っていたら、ドアを挟んで隣のシートから変な音が聞こえてくる。
「ジョリジョリ」「ペシペシ」何の音だろうと気になるけど怖くて見れない。
なので降りる時にちょこっと見てみたら、オジサンが頭を髭剃りでそっていて剃ったところをたたいていた。
まさかそんなことしてるとは思いませんものね。
写真は春を感じるけど、寒い時期に咲く寒咲花菜。
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