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#ソン・ウォンピョン
84550bon · 7 months
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アーモンド
2023/7/9読了*148冊目
韓国文学をもう少し読みたくて手に取ったけど徹夜で一気読みした後に「ゴニのファンアートはよ」と周りを見渡してしまった。思ってたんとちゃうけど興奮した。探したら舞台化もされていたので、メディアがゴニの魅力に気がついてくれていて良かった。
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0choo1 · 10 months
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三十の反撃 (서른의 반격) ソン・ウォンピョン (손원평) Korean literature Shodensha Publishing (祥伝社)
We drew the cover of ‘三十の反撃(Japanese version)’ book.
한국 소설, <서른의 반격> 일본어판 표지를 그렸습니다. 
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honyakusho · 9 months
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2023年8月10日に発売予定の翻訳書
8月10日(木)には16冊の翻訳書が発売予定です。
難民 行き詰まる国際難民制度を超えて
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アレクサンダー・ベッツ/著 ポール・コリアー/著 滝澤三郎/監修 岡部みどり/監訳 ほか
明石書店
科学としての心理学
ゾルタン・ディエネス/著 石井敬子/訳 清河幸子/訳
新曜社
ハロー・ガールズ
エリザベス・コッブス/著 石井香江/監修 綿谷志穂/訳
明石書店
名探偵ホームズとワトソン少年
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アーサー・コナン・ドイル/著 武田武彦/翻訳 北原尚彦/編集
論創社
ドリームウィーバーオラクル
コレット・バロン=リード/著 ジョエル・ナカムラ/イラスト 長井千寿/翻訳
JMA・アソシエイツ
威風堂々 キツネの尻尾 1巻 : ぞくぞくミッションキャンプ
ソン・ウォンピョン/著 渡辺麻土香/翻訳
永岡書店
威風堂々 キツネの尻尾 2巻 : あいまい友情テスト
ソン・ウォンピョン/著 渡辺麻土香/翻訳
永岡書店
威風堂々 キツネの尻尾 3巻 : ハロウィン暗やみかくれんぼ
ソン・ウォンピョン/著 渡辺麻土香/翻訳
永岡書店
正犯の本質と行為支配
クラウスロクシン/著 吉田宣之/翻訳
成文堂
ジャコブ、ジャコブ
ヴァレリー・ゼナッティ/著 長坂道子/翻訳
新日本出版社
明代二大茶書 張源『茶録』・許次ショ『茶疏』 全訳注
張源/著 岩間眞知子/翻訳
講談社
消えた戦友(上)
リー・チャイルド/著 青木創/翻訳
講談社
消えた戦友(下)
リー・チャイルド/著 青木創/翻訳
講談社
50の傑作絵画で見る 神話の世界
ジェラール・ドゥニゾ/著 遠藤ゆかり/翻訳
創元社
このすばらしきスナーグの国
E・A・ワイク=スミス/原著 ヴェロニカ・コッサンテリ/著 野口絵美/翻訳 小沢さかえ/イラスト
徳間書店
An Artful Seduction (原題)
ティナ・ガブリエル/著 高橋佳奈子/翻訳
竹書房
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hosoudehanjouki · 2 years
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部署異動してから、一年半が経った。今になってようやく、何によって異動せざるを得なくなったのか、何がそんなに自分を苦しめたのかが見えて来たように思う。
以前の部署では、学生と直接接する仕事をしていたので、学生に顔も名前も覚えられていた。
新入社員で入った私は、まず「こうありたい」という自分の理想を掲げて、そこに少しでも近づこうとした。あるいは、そこから外れている自分を叱咤激励して軌道修正することに励んだ。
例えば、学生にはにこやかに接すること。
相談を受けたら、「相談してよかった」と思ってもらえるように誠実に対応すること。
「この学校に来てよかった」と思ってもらえるように、忠実な職員であること。
目まぐるしく変わるスケジュール、終わらない会議、理不尽な上司、少ない若手に押しつけられる仕事…それら全てを抱えながらこれらの目標を自分に課した私は、次第に疲弊していった。当たり前である。
何もかも欲張りすぎたのだ。
まずは仕事、そして職場環境に慣れて、そこからどうなりたいかを目指せば良かった。
しかし新卒としては3年遅れでフレッシュさのないことに焦っていた私は、そうしなかった。大学院に入ったもののほとんど何も得られず、そのくせ人の1.5倍かけて修了したことに異様な引け目を感じていた当時のわたしは、最早焦りが服を着て歩いているようなものだった。
*
学校の方針に同意できないながらも学生ににこやかに接するのは至難の業だった。すぐに顔面神経痛になり、笑顔が固まるようになった。
相談を親身に聞いてやり、晴れやかな表情で出て行った学生。その後には疲れ切った私が残されていた。
頼まれる仕事はなんでも引き受け、弱小学校でも楽しい学生生活を送ってくれれば、と、一人で躍起になっていた。
今思えば、私がそんなに背負わなくても、学生は事務的な用事を済ませれば私を離れたし、相談は相談室でしただろうし、学生生活は自分で楽しんだだろう。
でも当時はそれがわからなかった。渦中にいるときは分からないものだ。
結局わたしは身体を壊し、眩暈で仕事ができなくなって異動願いを出した。体調は約1年かけて回復し、今に至っている。
異動できて感謝だし、もう前部署には戻れない。しかし、今の部署でできることはなんだろう、自分は今後どうしていきたいのかと、ふと考える。
*
ソン・ウォンピョン著の『三十の反撃』を読んだ。奇しくも私と同い年の主人公ジヘは、韓国屈指の大企業の子会社でインターンをしながら、まさにうだつの上がらない日々を過ごしている。そこに同じくインターンとしてギュオクという男性が入って来たところから、少しずつ日常が変わり始める、というストーリーだ。
ギュオクはジヘにいつもハッパをかける。無責任なようで、しかしジヘ自身が「あんたはもっとできるよ、ここから抜け出せるよ」と言ってくれる人を無意識に探していたかのように、その声に呼応して行動を起こし始める。
物語は思わぬうねりを見せながら、最後にはジヘ自身が「まあ、そんなこともあったよね」と軽くいなして前進していく姿を描いて幕を閉じる。
主人公の姿が自分と重なったわけではなかったが、よくいる友達の姿を見ているような、そんな親近感が湧く本だった。
と同時に、何も変わらないと思えるようなことでも、やってみることに価値があると思わせてもらった。それが何かに繋がらなくても、出口の方からやってくることもあるんだよ、と。
自分で自分を苦しめて自滅したあの頃から、1年半。わたしはこれから、どう生きるのだろうか。ジヘのように、「まあ、そんなこともあったよね」と笑える数年後の未来を作りたいと、そう思った本だった。
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too-to · 2 years
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TOO TO BOOK CLUB vol.9
読書会を通し、新鮮な考え方に出会い、思考を広げたり奥に向けたり、自由に意見を交わせる場、TOO TO。6月に開催した第9回目読書会では、TOO TOの丸が、韓国の作家、ソン・ウォンピョンの『アーモンド』をセレクトしました。今回のメルマガでは、1年以上ぶりにリアル開催となったTOO TO BOOK CLUB vol.9を、運営メンバーで振り返ってみたいと思います。
おーたちゃんの文章にもある通り、暇さえあれば、家でも移動中でもご飯を食べながらでも韓国ドラマを観てしまう私です。2日で全話観てしまったときなんかは、時間がないない言いながらも、いくらでも時間はつくれるんだなと反省したりもします。そんな私の日常に欠かせない存在になっている韓国カルチャーについて、もっと詳しくなりたくて、今回はドラマを観るようにライトで、ドラマチックで、韓国の生活が見える本を選んでみたいと思いました。ソン・ウォンピョンの『アーモンド』。「一言で言うと、この物語は、怪物である僕がもう一人の怪物に出会う話だ」から始まるこの物語は、中学生である主人公目線で語られるため、割と簡単な言葉や淡々とした口調で綴られています。 感情の中枢を担う扁桃体(別名アーモンド)が人より小さい主人公・ユンジェは、人の心を読むことや、感情を理解する、表現することができません。空気を読む、周りに合わせる、愛想笑いをする、本当はいやだけど大丈夫と言う。それらのユンジェができないことは逆説的に、普段自分が無理に取り繕っていることでもあるように思えました。“もう一人の怪物”である同級生のゴニは感情をオーバーに表現する人物で、ユンジェとは対照的だけど、どこか似ている部分もあります。この二人が惹かれ合ったり、敵対したりする様はすごく人間味があっていいんですよね。 読書会では、『アーモンド』がとても映像的な本であることが話題になりました。ソン・ウォンピョンにとって『アーモンド』は初めての長編小説で、それまでは多数の映画の脚本、演出を手がけてきたため、映像的な本になるのは必然なのかもしれません。本を普段あまり読まない人も、読みやすい本だと思います。ぜひまわりの方にもおすすめしてみてください。──  Mitsuki Maru
最近は何してるの?と聞くと、大体韓国ドラマにはまっているTOO TOの丸ちゃんがセレクトしたソン・ウォンピョンの『アーモンド』。過去の読書会にも何度か参加してくださった方とTOO TOメンバーの3人で多摩川ピクニック読書会を開催しました。普段よりもミニマムな読書会ということもあり「学生の頃、ゴニみたいな不良の子と仲良かった?」といつもよりパーソナルなことを訊いたり、いい意味で(?)緊張感のない会になりました。不良の友だちはいなかったけど、地元の学校の不良で白髪のイケメンがいたという話を聞いて、なんてことない質問だけど、その質問がきっかけでその人の頭の隅っこにあった記憶が現れる、みたいなことって面白いなあ、と改めて思いました。白髪の不良イケメンは今何をしているんだろう......。──  Aska Ota 
『アーモンド』は、ユンジェのまっすぐな視点で描かれた世界だなと思いました。彼のまっすぐな視点を直球な言葉や表現で物語にしている。だからこそ最初はこの物語が少し幼稚に感じられました。けれど途中から、私に答えられないことや見えていなかったことが、ユンジェの言葉や行動の中に現れるようになっていきました。彼の言動は、突飛なようで腑に落ちる。そこで気がついたことは、私や、恐らく他のたくさんの人の視点は、いろいろな価値観や偏見にぶつかって屈折を繰り返した結果、すごく遠くて複雑な場所から物事を見ているのかなということ。まわりの人や自分のあり方とひたすらまっすぐに向き合うと、人はみんなユンジェのようになるのではないかとさえ思います。でも私はゴニのように、いろいろなものに揉まれてまっすぐではいられなくなって葛藤するし、それが人間らしさだとも思う。「いやいや、、、」と思ってしまうようなユンジェの質問は、ゴニやドラが自分自身の素直な気持ちに気づくきっかけになっていました。そんなユンジェの存在に触れると、読者も本を閉じて我に帰るような、不思議な瞬間がありますよ。──  Minami Shishido
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r1ok4 · 4 years
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アーモンド
暴力がわかりません。
私は、暴力的な衝動というものがどういうものか本当にわかりません。
勿論私も何かしらの事象に苛つくこともあるし、人に対して腹が立つこともあります。けれども私はそういうときに「何かを壊したい」だとか「相手を殴りたい」といった衝動を感じたことはありません。そしてそれは、多分幸福なことなんだろうとも思います。
私は誰かに暴力を受けた記憶もなければ殴り合いの喧嘩をしたこともありません。一度小学生の時に男の子が私を殴ろうとしたことがあるらしいのですが、当時合気道をそれなりにちゃんと習っていた私はその時彼をすとんと投げていたそうです。私は既に覚えていなくて母から聞いた話なのですが、ちょっとかっこいいですね。余談ですが。
もし私に破壊的な衝動があれば、今の私より苛ついている状態から立ち直るのが早いのかもしれないなと思うこともあります。「スッキリする」というやつです。私は長いことイライラやもやもやを抱えてしまうので。そういった身体的な衝動が必ずしも悪だとは思いません。ストレス解消にサンドバッグを叩く人は悪ではない筈なので。しかし私は夜の新宿やニュースで生身の暴力のシーンを見ると本当にゾッとします。暴力そのものへの恐怖と同時に、「自分にはわからない感情」であることにもゾッとします。
この物語には暴力的なシーンがいくつか出てきます。人が殺されるシーンもあります。しかし主人公は自分が殴られても目の前で人が殺されても感情がゆらぐことはありません。わからない感情についてゾッとすることもありません。私と違って感情全てがわからないので、「ゾッとする」もないのです。
彼にとって他人はずっと「わからない」ものでした。そして読み手の私達にもずっと彼がわかりません。私達には感情があるので。
感情があるなりにも私には暴力がわかりませんが、わからないものをわからないと切り捨ててしまいたくはないと思います。私はさっき、暴力的な衝動が私にはわからないことが多分幸福なことなんだろうと言いました。では暴力的な衝動というものがわかる人は不幸なんでしょうか。暴力を置いても、悲しみや怒りや苦しみを知っている私達は不幸なんでしょうか。それらを知らなければ私達はもっと幸福でいられたんでしょうか。
こういったことを考えるのを諦めたくはないのです。
ずっと私は主人公がわからないまま読んでいましたが、読み終わったときには主人公のことがわかる気がしました。この話は「わからないなりにわかろうと手を伸ばし続けること」への肯定、救済のようにも感じます。
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findareading · 4 years
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本は違う。本は空間だらけだ。文字と文字の間も空いているし、行と行の間にも隙間がある。僕はその中に入っていって、座ったり、歩いたり、自分の思ったことを書くこともできる。
ソン・ウォンピョン著/矢島暁子訳『アーモンド』(2019年7月kindle版、祥伝社)
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22centuryworks · 5 years
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「感じられるようになりたいって思うようになったのは、いつからなんだ?」 「この間からです」 「何かきっかけや理由があったのか?」 「そうですね。みんなが観た映画を、僕だけ観てないみたいな気がしてきたんです。観ないでも暮していけますけど、観た方がほかの人たちと話す話題が少しは増えると思うんです」
「アーモンド」ソン・ウォンピョン(矢島暁子訳・祥伝社)
「アーモンド」という小説はすごく感動した本なので、みなさんにも読んでいただきたい。
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blueharusp · 3 years
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五月六日、日記
五月六日。『ヒョンナムオッパへ』と川上未映子の『夏物語』とソン・ウォンピョンの『アーモンド』を並行して読んでいる。月曜に会う先輩から新しい本を借りる予定だから、今週末のうちに二冊は読み切りたい。でも今日はもう眠いから電気を消すことにする。
うちの大学は強気にも、宣言が発令されてからも対面授業を一切減らさなかったけど、対面とオンラインのハイブリッド型の講義が増えた。わたしのように、時々、意欲がないわけではないけど"学校に行く"ということがとにかくつらくなってしまう学生には、選択肢があるのはありがたい。今日は単純に生理痛がつらかったので家で講義を受けた。受けられてよかった。わたしの学部の学生は当たり前のようにめちゃくちゃたくさんの本を読んでめちゃくちゃいろんなことを考えている人間がとても多いので、テキストに対する受講生と教授のディスカッションのこの授業は聞いているだけでもとてもおもしろい。
いろんなことがあって、書いておかなければならないこともたくさんあるのだけど、まだ言語化したくないのでそのままにしている。いま、そういうものがとても多い。言語化したくない、と思うときは無理にしないほうが絶対にいい。言葉に出せば、そうしなかった自分には二度と戻れない。言語化は不可逆性と対だと思う。それは、どうやっても修正はできないし、取り返しがつかない。言葉にしない、ということをそのまま置いておくことにしている。時には大事だろうと思う。
この間会ったときに弟がくれた煙草の銘柄は、はじめはいいと思ったのに今日吸ったらあんまり好きじゃない感じがした。メンソールがききすぎて肺にちゃんと入ってるのかイマイチわからない。一箱あるけど前に吸っていた銘柄に戻そうか迷っている。奨学金の書類をやっと全て出し終えて、その足で通りの喫煙所に行って一本吸った。少し暑すぎるくらいの天気で、立ち止まると少し汗ばんだ。確実に季節が巡っていることを実感する。四月は長く感じたけれど五月は一瞬だろう。青空の日々はいつもあっという間に過ぎ去っていく気がする。
いろいろあって、いろいろあってから、自分がいかに、幼稚で、愚かで、傲慢で、自分しか見えていない視野の狭く傲慢な人間だったか、少しずつわかってきて、このところとても自省的になっている。悲観はしていないけど、かなり反省している。周りの人にはよく、よく物事を考えているね、と言われるけど、とんでもない。考えているという自負があるぶん、考え尽くしてわかったような気になっているなんて、ものすごい驕りだ。でも、思い出してみればわたしの愚かな部分は昔からずっとあって、肥大化まではせずとも小さくなってはいない。そういうものをなぜ視界から追いやってしまうのだろう。大事な人を失うかもしれないのに。じゅうぶん、自省的に生きてきたつもりだったけど、それそのものがものすごい驕りだったことがよくわかったので、陳腐だけれど、本当に、改めたいと思う。わたしはやさしくない。やさしいひとにもなれない。でも、やさしくあろうとするひとではいたい。それは諦めたくない。
明日は久しぶりに休みなので、溜まっている講義と課題を消化したら少し散歩に行きたい。歩きながら、もう少し自分のことについて整理したい。いい気分で帰ってこられたら、近所のパン屋でパンを買うことを許すことにする。
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『アーモンド』ソン・ウォンピョン/著 https://genkai-shobo.jp/?978-4-396-63568-8
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22centuryworks · 2 years
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Q条
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「みんなが観た映画を、僕だけ観てないみたいな気がしてきたんです。観ないでも暮していけますけど、観た方がほかの人たちと話す話題が少しは増えると思うんです」
「アーモンド」ソン・ウォンピョン(矢島暁子訳・祥伝社)
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pon-bokelabo · 3 years
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アーモンド 感想!
こんばんは!
BOKETTO LABOのポンです!
大変長らくお待たせ致しました!
アーモンドの読書感想文です☺️
アーモンド/ソン・ウォンピョン 矢島暁子訳
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〜物語のあらすじ〜
感情を感じられず他人の感情もわからない主人公ソン・ユンジェと、物心もつかないうちに親とはぐれ不良少年となったゴニ。2人の少年の成長物語。
それぞれの理由から怪物と呼ばれ、クラスからも社会からも浮いた存在の2人が、様々なことを経験して失ったものを取り戻していく過程をユンジェの視線で語られる。人と違う、普通じゃないという他人の視線と共に生きながら感情を知っていく…
書きたい感想はいっぱいあるけど、
ブログも最後まで読んでほしいし、アーモンドも実際手に取って読んでほしい!
のでさっくりと進んでいこうと思います。
アーモンド🥜ポンの心が動いた部分3選!
(ちなみに絵文字はピーナッツなんですけどね、携帯にアーモンドはなかったので同じ木の実ということで😌)
                    
まず1つ目、
親の愛情を知らないゴニは、
強さこそ全てだと思っていて、人との付き合い方を暴力以外知らない。
十数年ぶりに再会した父親は、
想像していた息子とはあまりにもかけ離れたゴニを受け入れられず、ありのままのゴニを見ようとしない。
2人は物語の中で高校生で、それぞれ家族との関係が一般的ではないんですが、
失ったものはあるけどいつも愛情に包まれていたユンジェと、
どうすることもできないまま親とはぐれ、
その時選べた生きる方法で今まで生きて来た不良少年ゴニ。クラスのみんなはゴニが一体どんな子か分からないと言っていたなか、ユンジェはクラスのみんなの意見には同意できない。"分からないのは誰もゴニのことをちゃんと見ようとしていなかっただけだ。"と言うシーン。
ポンは"この見ようとしなかった"っていう所がグッと来た。
人のことを決めつけるのは簡単やし、楽なんやけど、多分目に見えることよりも遥かに多い事情とか、これまでの経験によって、人はその人なりの上手いかわし方とか、逃げ方を持っていて、
それを捏ねて捏ねて今の姿になるのかなって思う。
やとしたら言動や態度が本心じゃない時が
あってそれを見るってことが大事なんじゃなくて、
見ようすることわかろうとすることが大事なんだな!って思いました。それを実行できるユンジェはかっこいい😌
そして2つ目は
物語の終盤のとあるシーン。
"「ほとんどの人が感じても行動せず、共感すると言いながら簡単に忘れた」
感じる、共感すると言うけれど、僕が思うに、それは本物ではなかった。
僕はそんなふうに生きたくはなかった。"
この言葉は主人公ユンジェが自分の家族を傷つけた犯人の気持ちを知りたいって思ってたけど次第に"何で知ってることを知らないふりをする人がいるのか"ってことに興味が向くようになります。
ある日シム博士(物語にはたくさん登場する博士、パン屋さん)の元を訪れたユンジェ。
シム博士が見てたテレビでは爆撃で両足と片方の耳を失くした少年が泣いてて、ユンジェが来たことに気付くと博士は笑顔で挨拶をした。
"感情のない僕でもわかる、この少年は痛がってる、不幸な出来事で苦しんでる。"とユンジェは思います。"人はどうしてその姿を見た後に何事もなかったかのように笑えるのか"と。でも聞きませんでした。人は皆似たようなものだから。あまりに遠くにある不幸は自分の不幸ではない、お母さんはそう言っていた、と続きます。
本当の共感ってなんやろう、、って思いました。本当に本当の共感ってこの世に存在しないのでは、、?と最終的にポンは思って、完全一致の経験なんてほぼなくて、同じ出来事を体験しても人によって感じ方はそれぞれあって、それに正解も不正解もない。人それぞれの状況、気持ちがあるから、共感って本当は存在しないかもしれない、、
でも歌詞に感動する、映画に感動する、人の言葉に胸が熱くなる、これは共感じゃなくて自分の感動じゃないでしょうか。自分にも経験したことのある気持ちが同じ温度に触れて熱くなってるんじゃないか、、あ!これが共感!?!とか頭がうわーー!ってなった笑
ユンジェの言う"こんな風に生きたくない"はポンの心にめっちゃ刺さって、感じることがあるんやったら、伝えよう、行動しよう!って思わせてくれました。
最後に3つ目
本の初めと最後に出てくる文章で、
"どんな物語でもそれが悲劇なのか喜劇なのかは誰にも分からない。そして、すっぱり分けられることではない。"
とあります。
これは、本当にそうだなって思って心に響きました。自分ではすごく苦しい体験やったのに、そのことを改めて思い出すと笑い話になったり、体験した気持ちと後から思い返す気持ちは一致しないな〜と思います。人から見えてる自分もそうやし、人の人生が楽しそうに見えてそうでもない、ってこともあると思う。
事細かに思い出すとくっそ、、っていうこともあるけど、良くも悪くも過去は美化されてしまうと思っていて、だから今苦しいことが起こっていても長ーい目で、引きで見るとめちゃくちゃ面白くなったりするんでは🤔?と思ったり☺️前向きな気持ちになれた言葉です。
最後にアーモンドを読んでみて、
人にとって愛情を注がれるとか、大切にされるっていうことがすごく大事なことなんやって思いました。
そして自分も色んな人に愛情をもらって生きてきたんだなって実感しました😌
ありがたい気持ちと共に、どんな状況になっても自分も愛情を与えられるような人になりたいです🥰
皆さんもぜひ読書の秋楽しんでください!
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kakuushoten · 3 years
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#架空書店210801
⑫さぁこれから
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三十の反撃
ソン・ウォンピョン
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『アーモンド』ソン・ウォンピョン/著 https://genkai-shobo.jp/?978-4-396-63568-8
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22centuryworks · 5 years
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「君が傷つけた人たちに、謝るんだ。心から。君が羽を引き裂いた蝶や、知らずに踏んだ虫たちにも」
「アーモンド」ソン・ウォンピョン(矢島暁子訳・祥伝社)
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