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#赤いきつね焼うどん
bontebok0 · 2 years
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【東洋水産 マルちゃん 赤いきつね焼うどん でか盛】を食べました😋 かつお節と昆布のだしを利かせた赤いきつねうどんをイメージさせるソースです。ソフトでモチモチ感のあるうどん&具材はきざみ揚げ、たまご、かまぼこ、ねぎ、七味唐辛子。〔税抜き245円〕 ⭐️⭐️星ふたつでした🎉 ※私の独断と偏見で3段階評価させていただきました。 #カップ麺 #カップラーメン #焼うどん 動画はこちら https://youtu.be/S7DCWzNWeBw #東洋水産 #マルちゃん #赤いきつね焼うどん #でか盛 #かつお節 #昆布のだし #赤いきつねうどん #イメージ https://www.instagram.com/p/CekxRQEu4AU/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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koch-snowflake-blog · 3 months
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村島 未悠は、日本のグラビアアイドル、女優、元アイドル、歌手、YouTuber。大阪府出身。ジェイロックを経て、2023年現在はホリプロデジタルエンターテインメント所属。 ダンスボーカルグループ「CHERRSEE」の元メンバーで、当時の名義はMIYU。 ウィキペディア
出生地: 大阪府 大阪市
生年月日: 1998年8月27日 (年齢 25歳)
身長: 157 cm
カップサイズ: F
スリーサイズ: 86 - 58 - 84 cm
デビュー: 2016年
別名義: MIYU
趣味・特技はけん玉、マラソン、バスケットボール観戦、ダンス。好きな色はピンク、白、黒。
ダンスについては、授業の際に指されるだけでも赤面するほどの人見知り(引っ込み思案)だったことを見かねた母により、10歳(小学4年生)から習わされた。「イケイケにさせたい」と半ば強引に金髪にさせられたこともあったが、そのおかげで仕事を始められた。グラビアについても、「やったらええやん」と背中を押してくれたことが志願のきっかけであり、自分とは正反対の陽キャラな母には感謝しているという。
昔から陰キャであり、人付き合いが得意ではなく友達が少なかったことも、ダンスを始めるきっかけになった。高校はもとよりCHERRSEEも恋愛禁止ではなかったが、そういう理由からも恋愛経験は少なく、個人活動中に帰省から偶然の再会を経て唯一良い感じになった同郷の友人との交際も遠距離ゆえの寂しさが災いし、2か月ぐらいで会わなくなった。自分の中では「交際=結婚」と思っているうえ、ナンパに勤しむ遊び人よりはちょっとオタクっぽい人の方が好みであるため、慎重になってしまうという。
足のサイズは本人曰く「20.5cmくらい」。普段はほとんどスニーカーしか履かない(本人曰く「スニーカーは大きめでもいい」)ため、撮影時に用意してもらった靴も合わないことが多いほか、水着のサイズも着てみないとわからないため、衣装合わせに時間がかかってしまうという。
「むらみゆ」は高校当時のあだ名でもあり、本名への改名は「アイドル時代よりももっとファンの皆さんと近くなりたい」との理由による。それゆえ、『むらみゆ』についても「よりファンとの距離を縮めるような温かい1冊になったらいいな」と思っているという。
バックダンサー当時からアーティストに憧れており、CHERRSEEにはそれが高じて(J-POPとK-POPのジャンルを合わせたCHERRSEEのオーディションの広告を見つけて)オーディションを受け、所属した。CHERRSEE所属当時はアイドル活動はもとより生活的にも厳しく、焼肉屋にて3年間ほどアルバイトを経験した。一方、「グループが注目されるきっかけになれば」とグラビア活動を始め、頑張っていた��のの実はそれまでプライベートで競泳水着しか着たことがなく、母の水着を借りて宣材写真を撮ったこともあったほか、グラビアの撮影に際しては上の水着を逆さまに着て1時間ぐらい気づかず、撮り直しになったこともある。それゆえにグラビアにはあまり自信がなく、撮影自体は楽しかったが慣れない部分があり、胸が大きいのもコンプレックスだったことから、ダンスの際にはインターネットにて購入したサラシっぽいスポーツブラを巻いたりしていた。グラビアを休んでいる間には何より「またグラビアに出て欲しい」との声を多くもらい、それに応えようと復帰した後には自分が輝ける場として前向きに捉えられるようになったという。
2022年現在では芝居にも意欲を見せてオーディションを受けるようになっており、バラエティ番組『あの界隈を恋愛ドラマにしたら…不覚にもキュンときた』(同年10月22日、中京テレビ)内のショートドラマで主人公を演じたことが、「演技に挑戦したい」から「もっと演技できるようになりたい」に意識が変わるきっかけとなり、学ばせてもらったという。
モデル・女優の花山瑞貴は、ホリプロデジタルエンターテインメントでの先輩にして中学時代やEXPG時代からの親友である。また、元NMB48の木下春奈は高校時代3年間通して同じクラスだった。
YouTubeについては、「むらみゆ」の開設時点では企画から撮影、編集をすべて自分で担当していたが、2023年10月時点ではホリプロデジタルエンターテインメントの社員などにも手伝ってもらえており、グラビアのオフショット動画のおかげで登録者数が10万人まで伸びたという。  
  
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ryotarox · 7 months
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(がん細胞がぷちぷち壊れていく…人類の希望「光免疫療法」発見の瞬間「がんを光らせる実験のはずがまさかの結末に」 | 集英社オンライン | 毎日が、あたらしいから)
「そんなふうにがん細胞が割れるのはそれまで見たこともありませんでした。それに、がん細胞を光らせる実験中にがん細胞が死んじゃうっていうのは、少なくとも担当者の私は求めていない結果でしたし、どこで実験の手順を間違えたんだろうって、そればっかり考えていましたね」 実験のエキスパートである小川が「それまで見たこともなかった」と首をひねるような現象だった。 光永も困った顔でモニターを見つめるばかりだった。光永にとってもがん細胞が割れて死んでいくのは想定外だった。普通に考えれば、近赤外線を当てるだけでがん細胞が壊れるはずがない。光の出力は正常値。高出力でがん細胞を焼き殺しているわけではないのだ。(略)
そそくさとミーティングを終え、小川が顕微鏡室でその現象を小林に見せた時だった。小林が大きな声でこう言った。 「これはおもろいなあ!」 食い入るようにモニターに見入っていた。 「すごい、すごいで! これは治療に使えるんちゃうか!」 光免疫療法が〝発見〟された瞬間だった。
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合目的性の難点。こういう大事なことに気付けるか。
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yoga-onion · 1 year
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Legends and myths about trees
Celtic beliefs in trees (13)
F for Fearn (Alder) - March 18th - April 14th
“The tree of Bran the Blessed - Fourth month of the Celtic tree calendar (Ref)”
Colour: purple; Gemstone: amethyst; Gender: male; Patrons: Bran, Apollo, Aranrhod, Odin, Lug; Symbols: shield + foundation, discrimination + inner confidence, loyalty
In Celtic also Norse mythology, March was known as the 'month of lengthening days', which wakes the alder from its winter slumber.
Alder trees are found in the northern hemisphere. Although it is a broad-leaved tree, only alder bears cones, so it is easy to recognise them at a glance in winter. Alder wood can survive completely submerged in water, and never far from water, Alder trees can most often be found lining the banks of a stream, loch, or river, or in boggy wet ground and swamps.
Alder trees, which fix nitrogen around their roots, are also soil-enriching blessing trees. The alder tree, which does not rot even when in water, appeared to be a source of great mystery to the ancients. However, the main reason why the ancient Celts worshipped the alder tree was its sap turns a deep red when exposed to air, as if cutting it would cause it to bleed.
The alder month is a time when the days lengthen, the winter chill slackens and the sun gains momentum, and the ancient Celts would have been uplifted by the blossoming of the alder and its various blessings. The alder tree, which sacrifices itself to fertilise the soil, was also considered sacred. While it was also said to protect the road leading to fairyland, it was also believed that if an alder was cut down, the person's house would burn down in a fire. According to Irish legend, the first man was made from an alder tree and the first woman was made from a rowan tree.
The alder is the totemic tree of Bran the Blessed, the god. He is a giant and king of Britain in Welsh mythology. According to legend, after fighting the Irish, Bran knew he was dying and ordered his fellows to cut off his head and bring it back to London. The party spent 7 years in Harlech and 80 years in Benbrook on the way, but Bran's head remained alive and undecomposed. Bran's head was buried in the White Hill below the Tower of London. Bran's totemic bird was the raven, so 2 ravens are kept at the Tower of London, but their wings have been clipped. This is because legend has it that if the ravens abandon the Tower of London and fly away, the UK will be destroyed.
Apparently, the ravens are loved and looked after, really well by the Beefeater Guards.
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木にまつわる伝説・神話
ケルト人の樹木の信仰 (13)
FはFearn (ハンノキ) - 3月18日~4月14日
『祝福された人ブランの木〜 ケルトの木の暦(参照)の第4月』
色: 紫; 宝石: アメジスト; 性: 男性; 守護神: ブラン、アポロ、アランロド、オーディン、ルグ; シンボル: 楯+基礎、識別力+内なる自信、忠誠
ケルト神話や北欧神話では、ハンノキを冬の眠りから覚ます「日が長くなる月」として知られていた。
広葉樹でありながら球果をつけるのはハンノキだけなので、冬にはひと目で見分けることができる。ハンノキの木は完全に水に浸かっても生きていけるので、小川、湖、川の岸辺や、湿地帯、沼地など、水辺でよく見かけることができる。
根の周囲に窒素を固定させるハンノキは、土壌を豊かにする恵みの木でもある。水の中にあっても腐らないハンノキは、古代人にとって特別な木に見えた。昔はハンノキを切り倒して沼沢地に道を造り、クラノグ(湖上住居)も、ハンノキで立てたのだ。しかし、古代ケルト人が、ハンノキを崇拝した最大の理由は、樹液が空気に触れると深い赤色になり、まるで切ると血が出るかのようだからだ。
ハンノキの月は、日脚が延びて、冬の寒気がゆるみ、日差しが勢いを増してくる時期であり、ハンノキの花開き、さまざまな恵みに古代ケルト人たちの気持ちも昂揚していただろう。また、自分を犠牲にして土壌を肥やすハンノキは神聖なものと考えられていた。妖精の国へ導く道を守るとも言われる一方で、ハンノキを切り倒すと、その人の家が火災にあって全焼するとも信じていた。アイルランドの伝説では、最初の男性はハンノキからつくられ、女性はナナカマドからつくられたことになっている。
ハンノキは、ウェールズ神話に登場する巨人であり、ブリテンの王であるブラン神のトーテムの木である。伝説によれば、アイルランド人と戦ったのち、死期が近づいているのを悟ったブランは、自分の首を刎ね、ロンドンまで持ち帰るよう仲間たちに命じた。一行は途中ハーレックで7年、ベンブルークで80年過ごしたものの、それでもブランの首は腐敗せず生き続けた。ブランの首はロンドン塔の下に広がる白い丘に埋葬された。ブランのトーテムの鳥はワタリガラスであったので、ロンドン塔ではワタリガラスが飼われているが、翼が切られている。ワタリガラスがロンドン塔を見捨てて飛んでいってしまうと英国は滅亡するという言い伝えがあるためである。
ロンドン塔のワタリガラスたちはビーフィーター・ガードたちに愛され���本当によく世話をしてもらっているそうです。
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22oq · 6 months
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仕事に疲れきって、短い休みをとり、4回目の屋久島に行くことを決めた。
旅をするのがすきなわたしは、九州1周したり、四国一周したり、10年ほど通っていた伊豆七島の島があったり、日本の島は沖縄の離島から瀬戸内海とよく行ってきた。海外も10カ国は行き、好きな国は複数回行っている。それでも、回復や癒されることを考えた時に真っ先に浮かんだのが屋久島だった。屋久島だけだった。
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今回の屋久島は、癒されることが必要な者同士、友人2人で過ごした回復やケアのための時間だった。私たちは本がとてもすきで、この時間のために厳選に厳選した2冊ずつの文庫を抱え、屋久島に行った。
私たちは年齢も違えば、生まれも育ちも違うのに、なんだか変に境遇が似ていて、今の政治の違和感について、家族について、ジェンダーについて、セクシュアリティについて、結婚について、なんだって話していた。屋久猿や屋久鹿を眺め「動物を可愛いっていうのは、無責任なのではないか。」という会話もして、考えることを楽しんでいた。私より6つ年下の彼女はいろんなことを教えてくれるし、感じてきた時代の雰囲気も違う中で、希望のようなものを一緒に持って来てくれた。下の世代への希望のようにも感じるし、わたしが個人的に彼女に感じている希望のようなものが、いつも会話の中にあった。
私たちは、行きたいところにはどこまでも車を飛ばして行き、道中は話が止まらないのに、カフェに入ると2人で黙って海風を浴びながら本を読み耽た。道中の話が止まらないせいで、夜中にとんでもない山奥に迷い込んだりもしながら、日中は地元の人と一緒に熱い熱い温泉に入って、温泉にいた地元の赤子をみんなで愛で、最後は夕焼けを見に海中温泉まで走った。お金がない!と嘆いて入った郵便局のおばちゃまがとってもキュートで、ここ屋久島の素敵なところだからこの3つは行って来てねと教えてくれたりもした。お金なんて久しく窓口で下ろしていなくて、こんな時間すらもご褒美みたいな時間になるんだと思った。夜はスナックで地元のおじいちゃんたちと古い曲を歌っては喜んでもらって、帰ろうとしたら10分くらい若いお兄さんに引き止められた。
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何度か屋久島に来ている私は、会いたいけれどちょっと気負いするような関係性の人たちもいて、会いたいような会えないような感情を行き来しながらも、友人とちょっとだけ会いに行けた。久しぶりに会えた彼らは元気そうで、私がお世話になっていた時と同じだけの誠実さを持っていて、安心した。友人を変なことに巻き込んでしまった申し訳なさを持ちつつも、友人が微笑みながら、ずっとそばにいてくれたことにすごく感謝していた。私にとってやっぱり大切な人たちで、だからこそ友人と会いに来れて本当に良かったよってずっと思っていた。
回復の旅としながらも、書ききれないほどいろんな人に会い、いろんなところに行き、隅々まで楽しんだ。このペースは、2人にとって自然で必然で、必要な過ごし方だった。私たちにとって回復することが、興味関心に沿って制限なく動き続けることだった。
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この文章で、私は、私と友人の2人を、私たちと括りすぎてしまった気がする。でも、そのくらい一体感があって、共鳴していた。こういうことってよくあることではないし、きっとずっと続くものでもない。だからこそ、すごく特別だった。
今後、彼女は私が思いもよらないくらい飛躍していくだろうし、私たちのステージが全く変わっていけば、きっと感じていることも、自然と変わっていくだろう。寂しいことではなくて、だからこそ、今回のこの時間があってよかったなって思う。そして、互いの変わった価値観をぶつかり合う時間も屋久島であったらいいなとも思う。
今回はとにかく、ずっと忙しくて、ずっと癒されていた。"癒し"ってすごくカジュアルに使われるようになっているけれど、もっとフォーマルな治療という意味でずっと癒されていた。癒されるっていろんな形があるんだなって思った。
私たちはきっとこれからも傷つく。傷つく場所に躊躇なくでていく人たちだから。でもそういう時はまた何度でも、癒されにきたらいい。そして回復した自分を連れて、また社会の中で傷ついている人たちのところに行こう。やっぱり、見なかったことにはできないから。
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nanaintheblue · 1 year
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以下のテクストにそうそう、と言える人は勇気があります
男の子を育てるのも怖いけど、女の子を育てるのは、もっと怖い。 男の子を育てるのには、ある程度指標がある。他者を傷つけない人に育てること。なるべく思考から偏見を取り除いてあげること。だから赤やピンクの服も着せるし、興味があるならお人形遊びにも付き合ってあげる。もっと大きくなったら、けして他者を、脅かしたり、危害を加えたりしてはいけないことを、危害は何も、暴力にかぎらないのだということを、こんこんと、段階を踏みながら何度も、しつこいほど何度も教える。 けど女の子は、気をつけても気をつけてもたくさんの罠がある。結婚さえすれば女の子は幸せ親もひと安心なんて、わたしたちですら信じていない。 小三あたりにはすでに女子の世界は社会ができあがっていて、序列およびグループ分けがしっかりと定まっている。できれば自分の子供はクラスに一人はいる(というか一人しかいない)“どこのグループにも所属せず誰とでもまんべんなく口を利く、でもトイレには一人で行くし派閥争いが起こっても基本的にノータッチ”ポジションの女の子であってほしいけれど、あれは相当なテクニックと孤独を孤独と思わない強靭なハートがいるからたかが小学生の女の子にそれを強いるのは無理難題だ。 みんなから憧れる要素(顔がきれい、頭がいい、運動がすごくできる、など)がなければたちまち「浮いてる」「ぼっち」と指さされる的になりかねない。ああいうのは、グループに入ったら入ったで花形のグループに引っ張り込まれるようなカリスマ性がある子じゃないと成り立たないのだ。 そして小五。小五の女の子はもう、残酷なまでに二種類に分かれる。 ざっくり言えばおとなっぽい子と子供っぽい子——まあわかりやすいのは生理が来ているかどうか、もしくはブラジャーをつけているかどうかっていうのもあるけど、おとなっぽい子は性の雰囲気を少しずつ身に着け始める。 そして、そういう女の子は気づき始める。気づかされる。自分たちが欲情されて消費されうる対象であるということを。それが女の子たちが思春期という名の扉を開けるきっかけになる。 その恐怖に蓋をする意味も込めて、まだ小四までの名残がある子供っぽい子たちをバカにして排斥し始める。それはまだましな振る舞いで、子供っぽい子を駒や玩具にしたりする。「ねえ、セックスって知ってるー?」「ずっこんばっこんって言ってみて」——意味もわからずきょとんとする子を、バカ笑いすることで自分の中の性への好奇心や興味をごまかそうとするのだ。とんぼを握りつぶしたり雨蛙の口にぷうとストローで息を吹き込んで破裂させたりする男児みたいに、残忍に。 中学生にあがると津波のように女の子を襲い始めるのがルッキズム。けれど中学生の女の子はコンディションが最悪だから、花畑みたいににきびがおでこで咲きほころび、金色のうぶげがふんわりと顔も体も覆い、みっしりとふくらはぎに肉がつく。ますます女の子は手鏡を手放せなくなって、五分おきに自撮りして、「可愛くない!」とため息をつく。 可愛い子は自動的にクラスの中心グループに所属するし、そうじゃない子は別の武器を使って入り込むか、とにかく大きな声で仕切るかしないとあっというまに地味なグループへ追いやられる。グループに所属しない一匹狼的ポジションが結局、女子の社会を生き抜くには一番効率的でおいしいところどりなのだとおとなはうっすら知っているが、彼女たちはそれどころじゃないのだ。自分が“イケてない方の女子”に分類されることを、中間テストで平均点を下回ることなんかよりもずっと恐れているから。 スマホを手にした女の子は、もう守り切れないんじゃないかとすら思う。わたしたちが中学生の時に持たされていたガラケーとは使う目的も範囲もまったく異なる銀色のひらべったい、あれは小さな扉なのだから。 「女の子は可愛くなきゃ生きてる意味ない」 「心じゃなくて顔。大事なのは顔」 「ガリガリの女の子しか勝たん」 おとなすら精神をアスファルトに押しつけられてごりごりと削られるような異常なまでのルッキズムを煽るような文言が飛び交うTwitter、セーラームーンを三次元にしたみたいな見事なスタイルの女の子や冗談みたいに整った顔の女の子がブランド物のバッグを手にして微笑んでいるInstagram、tiktokに関しては見たことないからわからないけどどうせTwitterとInstagramを混ぜ合わせた地獄みたいな空間が広がっているはずだ。そしてそれらは、十代の女の子たちをたやすく中毒にする魔力を持っている。 それから、ルッキズムを煽る美容垢や整形垢よりももっとこわい、インターネットの魔物。 女衒だ。 「P活で週二アフヌン生活♡太P最高♡」 「顔可愛いのにコンビニとかファミレスで働いてる子見ると『夜職かパパ活すればいいのに』って思っちゃう」 「整形してからイケメンに声かけられたりおごってもらうことが増えた! やっぱブスだと女の人生マイナススタートなんだよなあとあらためて実感」 若い女は容姿を磨け、女の子はパパ活しないと損、若くない女は無価値のババア、だったら若くて綺麗なうちにさあ身体を売って換金せよ女の子たち。矛盾だらけのメッセージなのに、発信しているのが同性だから——それも、モデルみたいに綺麗な同性だから、「そうなのかな?」「損なのかな?」と思わされてしまう。金を持った男からお金を引っ張りだそうと躍起になる子と、とにかくセックスしまくることで若さを謳歌しようとする子、そのどちらでもない子は大学であったサークルの先輩と二年付き合っておそろいのドクターマーチンを履くしバイトは焼肉屋かスタバだ。けれど、アウトレットで血眼になってセール品を買いあさるみたいに自分の“若い女性性”を消費する同世代の同性を見て、「へえ、そういうことする人もいるんだね」と心に波ひとつ立てることなく通り過ぎることができる人は、案外と少ないんじゃないだろうか。 というわけで、女の子を育てるなんて、とうてい無理。 恋愛至上主義の罠に落ちないこと。 自分の性別を嫌いにならないこと。 男性の性欲を売りつけられても買い取らないこと。 結婚や子供を産むことが自己実現だと思い込まないこと。 自分の性別や肉体や精神を人質にしないこと。 気をつけても気をつけても、それでも女の子を搾取しようとする魔の手は刈りきれない。 だってわたし自身が誰よりも、女性の人生に多数埋まっている、考えられるかぎりの地雷をぶち抜きまくって生きているのだから。もちろん、現在進行形でね。 一重の女の子が生まれたらきっと、きっとわたしはこう思う。 「あーあ、二重だったらもっと女の子として生きやすかっただろうに申し訳ないなあ。中学生になったら外科整形を薦めてみよう」 一重だろうが太っていようがあなたがあなたの姿で生まれてきて生きていることが素晴らしくていとおしいのよなんて、わたしは絶対、建前でしか言えない。だから女の子は産めない。 文芸誌に寄せた原稿その2
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papatomom · 10 months
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20230702(sun)
金沢兼六園周辺散策。
石浦神社(ishiura jinja、金沢最古の宮、茅の輪)
成巽閣(seisonkaku、加賀前田家の奥方御殿、つくしの縁庭園、万年青(omoto)の縁庭園)
石川県立歴史博物館(いしかわ赤レンガミュージアム)
帰りに白山市にある 美肌の湯「千丈温泉 清流」(アルカリ性単純温泉)の温泉に入ってきました。入浴料大人450円と良心的な入浴料金になっています。
ところで、最近読んだ本の中で
「なぜ君は、科学的に考えられないんだ?」(松尾佑一著)がためになった。
ぼくもよく感情や感覚で判断するけど、物事を正しく判断する、分析するには根拠が大事だよねっていうことがよくわかる。
ちなみに「敏感肌」って?、日焼け止めのSPF値が15と50でどの位違うの、化粧水が「肌の奥まで浸透する」ってどこまで? っていうことも、このビジネス小説を読んでわかりました。
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m12gatsu · 4 months
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無題
納会の福引で社長賞をぶち当てて、デラックスな炊飯器を勝ち取った。阿部寛が広告塔になっているやつ。クリスマスイブに郵送で届いたので、クリスマスの朝に炊き上がるよう予約した。しゃっきりした米がスタンディングオベーションで祝福してくれた。おこげを焼きつけてくれる機能もある。ごはんがうまいと毎日嬉しくなれるだろ? と阿部寛がいっていた。朝起きるのがちょっと楽しみになりました。
無事に仕事も納めて、本を読んだり、無心でギター触ったりしてる。大江健三郎の『燃えあがる緑の木』三部作をもうちょっとで読み終わる。年内には間に合いそう。津原泰水の遺作も並行して読んでいる。これは正月までかかるだろう。あと仕事で読まないといけないものがいくつか積んである。メインで触ってるセミアコの1弦が切れた。押し入れからテレキャスターを引っ張り出して、どちらも弦を交換した。ハヌマーンを練習したり、手癖のままのコード進行に鼻歌を乗せて作曲っぽいことをしている。歌詞を書くのは恥ずかしい。考えたら、母方の実家に眠っていたアコギを引き取ったのが中学3年生の時だから、かれこれ15年はギターを触っている。きもい。だったらもっと弾けてもいいと思うんだけど。
彼女の心も体もまだ不安定で、術後のまだ痛むお腹を抱えて、しくしく泣いていたりする。気分転換に適当にかけていたバカ映画で、血まみれの嬰児を使役して戦うヒロインが出てきて閉口してしまった。いま自分が敏感になっているだけだけど、ホラー映画とかでよく赤ん坊って利用されますよね、泣き声とか。みんな潜在的に堕胎を恐怖しているんだよな、と思う。当たり前だけど。チェンソーマンに堕胎の悪魔っていたら強いだろうな。
買い物袋を提げて、アパートの外廊下を歩いている時に、ちょうど5時のチャイムが鳴り出して、それを合図に、視界にそびえているでっかいオフィスビルの各フロアの電気が、波打つように一斉に消えるのを見た。ひとつふたつ、まだ点いている部屋もあった。飛行機雲がビルに突っ込む格好で斜め下に折れ曲がってたなびいて、墜落の軌跡を描いていた。緑色の鳥が2羽飛んできて、電線に止まった。つがいかしら、野生には見えない、どっかから逃げ出したのかしら。部屋に戻って、彼女を呼んで、寝室の窓を開けて、あれ、といって見てもらった。
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udonangya · 1 year
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東洋水産マルちゃん、赤い×黒いきつねカレーうどんに、目玉焼きと冷や飯。
Kitsune curry udon noodles of Maruchan Toyosuisan, Sunny-side-up, and Cold rice.
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teruterubox · 3 months
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Get to know you@シムズスタイル日本語Ver.
@yorithesims さんがタグをくださったので私も書いてみました
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・あなたが気に入ってるシムの死因は何? 焼死です!だいたい料理中に燃えはじめて、自分で消化するか他シムが消火してくれるかの駆け引きが楽しめるので!
・アルファCCとマキシスマッチならどっち派? 最近はマキシスマッチです!(…ところであるふぁ㏄とは…?)
・シムの体重をごまかす? セーブデータ分けしたときにそっとスライダー戻すことは…あはは
・オブジェクトを動かしますか? やる気があるときは頑張ってチート使って部屋を盛ります
・お気に入りのMODはある? マスコンとポーズプレイヤー、あと各スライダー無しではもうゲームができないです とくにポーズ関連はシムズ4にハマりなおしたきっかけです
・あなたにとって初めてのゲームパック/スタッフパックは? 犬猫と触れ合いたくてシムズ4をはじめたのでcats&dogsでした
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・ライブモードは「aLIVE」または「LIVing」と発音しますか? (日本語ではなんて言ってる?また質問の2つならどっちがしっくりくる?) 上記の2つならLIVingですかね…?
・あなたが作ったお気に入りのシムは誰? シムズ3を遊んだ時に作ったこの子です←
「悪い」と「非常識」で何しでかすか分からなくて面白い子でした
一応4の方でも作ってます→
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・自分自身をシム化した? してないですね…でもこれまで作ったシム達にはどこか自分自身の好みは入ってるかも
・お気に入りのEAのヘアカラーはどれ? 赤がとてもきれいだと思ってます!
・お気に入りのEAのヘアスタイルは?
3のにもあったような気がする→です
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・あなたの好きなライフステージ(年代)は? 幼児、後最近きた乳幼児がすごくかわいいのですが、今の世帯まったくカップルができなくて…憧れのまま
・あなたはビルダー?それともゲームプレイがメイン? 基本はゲームプレイです!建築は楽しいけど1日が終わってしまってゲームがプレイできなくなるので大体形ができれば終わらせちゃいます
・あなたはCCクリエイターですか? CCクリエイター様方の崇拝者です(いつか…挑戦する日がくるかも?)
・Simblr(Tumblrをやっているシムズプレイヤー)の友達や、シムズ仲間はいる? はじめて1,2か月ほどですがかまってくれる方がいてすっごく嬉しいです!ありがとうございます!!
・シムズのグッズを持ってる? 存在を最近知りました
・長年のプレイを通じて、あなたの「シムズ・スタイル」はどのように変化しましたか? ずっと紆余曲折なのですが、最近はtumblrに載せたりするのが主体です あと更新がストップしてしまっているのですが https://medisize-starbottle.blogspot.com/ でシムズ3のチャレンジプレイ記録もしてました 今は私の環境下でのシムズ3があまり安定してなくて更新できてないのですが、安定したらまた続けたい…
・あなたのお気に入りのCCクリエイターは誰? s club様やkijiko様、icchi様、johnnysims様、northern siberia winds様 ポーズ系だとToys of dukeness様やes439lotus様などなど でもmodや㏄を作成して配布してくださる方はほんとうに素晴らしい方だと思ってます
・Simblr(Tumblrをやっているシムズプレイヤー)になってどれくらい? 1か月から2か月くらい
・スクリーンショットはどうやって編集してる? gshade使っているのでほぼそのまま、またはWindows標準のフォトで色合い変えてるくらいです
・あなたのお気に入りのEP/SPは何? CATS & DOGSとSEASONSあと温泉が追加されたSNOWY ESCAPEも! あとMY WEDDING STORIES はワールドだけでも十分購入してよかったと思いました
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なかなか長くなっちゃいましたがとりあえずこんなとこです
楽しかったです!ありがとうございました〜(*≧∀≦*)
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kjh-417 · 1 month
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  mes possibilites aujourd'hui. 今日のわたしの可能性。   徒歩で銀行へ行く。   洗濯をする。   洗濯物を片付ける。     天気がいいというだけで 何か少し きもちがウズウズして やったことないことを やってみようか、という きもちになる。   というわけで、かねてから つくってみたかったものを。 ひとつは クリームボックス。 これ、おいしいなぁ! 焼くと一層おいしいというのも、わかる。   もうひとつは、マカロン。 卵白が残っていたので やってみたのだけど、 こちらはなんとも繊細。 半分以上割れてしまった。 リベンジだな。 これは冷蔵庫に入れておいて、 明日のおやつに。   昨年の交換会で挿し芽した花月、 ようやく活着したようだけど 葉の縁が赤くなるのは どうしてかな。
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longgoodbye1992 · 9 months
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サイドシートの君
ゆかは旅先で呼んだコールガール。
地元が近いのと趣味が合った事がきっかけで連絡先を交換した。
そしてお盆の帰省のタイミングで会う約束を決めた。
ゆかのいる町まで車で一時間ほど。
来るか来ないかは半信半疑だった。
約束を破るような子では無いと思ってはいたけれど、連絡の返信の遅さがちょっと気になっていて、来なければ来ないでいいやと思っていた。
約束の時間の十分前に待ち合わせ場所に着いて車を停めた。
ゆかに着いた事と車の特徴を書いたメッセージを送る。
来ても遅れるだろうと思い、二十分後に発走する競馬を予想して買った。
既読が着いたのは約束の時間を二分過ぎたあたり。
あと五分くらいで着くらしい。
少し安心した。
それから十分後にメッセージ。
車のナンバーはこれですか?と来て、車の後ろを振り向くと、こちらを見ているゆかと目が合った。
手招きをして助手席に呼ぶ。
ゆかが席に乗り込んでくる。
「すみません」
「久しぶり」
「お久しぶりです」
「元気だった?」
「はい」
「ありがとね、来てくれて」
「いえいえ」
「じゃあ行こうか」
プランを二つ提案した結果、神社に行って近くにある貝出汁のラーメンを食べることにした。
近くのコンビニでコーヒーを買う。
「そうだ、さっき競馬買ってたんだよね」
「そうなんですか」
「一緒に見る?」
「見ましょう!」
一緒に見たレースは見事に的中だった。
ゆかも喜んでいた。
車を走らせる。
車内ではゆかが同棲中の彼氏に薦められて見た頭文字Dの話を熱く語っていた。
今度聖地巡礼に行くらしい。いろは坂はあのまんまだよと言っておいた。
ゆかが今日着ている服はライトなロリータ風のワンピースで、童顔の彼女にはそれがとても似合っていたので伝えた。
嬉しそうに笑うゆか。ロジータというブランドらしい。
田舎道を走っているとひまわり畑を見つけた。
下りてみると一面ひまわりが咲き誇っていて、その後方にある風力発電のプロペラがまたいい味を出していた。
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夢中で写真を撮るゆかは無邪気な少女のようで、転んてしまわないか心配になるくらいだった。
車を再び走らせて神社へ向かう。
険しい階段を上って本殿でお参りをする。
「五円あった」ゆかが財布から硬貨を取り出す。
「俺は欲張りだから五円が十倍あるように五十円にするよ」
「なるほど!」
神様に祈ったことは今日が楽しく終わりますように。きつねの神様は俺を助けてくれるだろうか。
反対側に下りて行くと無数の赤い鳥居が並んでいる。何度来ても圧倒されるが、ゆかも同じだったようだ。
ここで少し雨が落ちてくるが気にせずに歩いていく。鳥居の中を歩いていくと横に水場がある。そこに咲く蓮の花を見つけたのでゆかに教えると鳥居から蓮にスマホを向けて撮影した。
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白い花びらが水から顔を出して咲く姿は可愛らしさだけではなく強さも感じた。何となくそれはゆかの姿にも重なった。
高台から鳥居が並ぶのを眺める。
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雨が本降りになってきたので木の下で雨宿り。
ゆかの持っている赤いバッグには傘が入っていないらしい。
「折りたたみもってくればよかった」
「雨降るなんて考えてなかったよ」
「県の真ん中の方は降るって聞いてたんだけどなぁ」
「しゃあないよ、ここ真ん中じゃないし」
しばらく経ってもやまない雨。結���少し濡れながら歩くことにした。
雨降りにも関わらず別な色の蓮の花を見つけて二人で写真を撮った。
階段を上って下り、おみくじをひいた。
天然石が入ってるおみくじで、パワーストーンが好きなゆかにはぴったりだった。
昼食の時間になったので店へ向かうが、時期や時間もあって行列ができていたので、同じく貝出汁のラーメンを出している別な店で食べることにした。
運良くすぐに座れ、ゆかとあれこれ話した。
ゆかは小学校から高校まで卓球をしていたらしい。
大学ではクラゲの研究をしていて、クラゲの生態にも詳しかった。
「一応理系なんで」
確かに同人小説を書き方を聞いたら実に論理的に話を作っているなと感じていた。
そんな話をしているとラーメンが出来上がって食べた。貝の出汁とバターの風味がうまくマッチしていて絶品だった。ゆかも気に入ってくれたようだ。
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店の外に出るとまたもや雨。
近くの公園にあった遊具も濡れていた。
「晴れてたらやりたかったのになぁ」
「これじゃ濡れちゃうね」
残念そうにするゆか。
ここの段階で時間は十三時をまわっていた。ゆかは十六時くらいまでならと言っていたので、次の場所を迷ったが、思い切って賭けに出ることにした。
市街地へ車を走らせる。
「あのさ」
「ん、なに?」
「夜の仕事、まだやってるの?」
「いや、しばらくやってない。昼の仕事で稼げるようになったから。このままやめようと思ってる」
「そっか、昼の仕事が順調ならいいね」
「うん、もう知らない人に会わなくてもいい」
「お疲れ様。よう頑張ったと思うよ」
「彼には絶対言えないけどね」
「体調もよさそうだね」
「うん、抗うつ剤は飲んでないし、元気になったよ」
「よかったよ」
ゆかの手に触れて握ると、握り返してくれた。
川沿いの堤防を走る。
カーステレオからは真夏の果実。
市街地にあるホテルへ入り車を停めた。
ゆかの表情は暗くて見えなかった。
「いい?」
「タダじゃ嫌」
「そっか」
その返答は予測していた。元々は金で繋がった関係だ。
「いくらくれる?」
価格交渉が始まるが、割とすぐにまとまった。
タッチパネルで安い部屋を選んで入る。横にあるシャンプーバーの香りが鼻についた。
部屋に入ってソファに座る。
唇を重ね、ゆかの胸に顔をうずめた。
その後の事は何となくしか覚えていない。何度もキスをして、何度も愛を囁いた。
そして二人並んで眠った。
ゆかの寝息を聞きながら時間を気にしていた。
リミットの時間はとうに過ぎている。
目を覚ましたゆかに聞いた。
「時間大丈夫なの?」
「ああ、うん。別に花火があるからそれまでに帰れれば。そんな花火見たいわけじゃないんだけど」
その日はゆかの住む町で祭りがあって二十時から花火が上がる日だった。
「そっかそっか。一緒に見る?」
「うーん、誰かに見られると嫌だから」
「だよな」
その後はゆかの書いた小説を読んだ。そしたら俺もゆかに自分の書いた物を見せたくなった。
「ゆかの事書いた作品があるんだけど見る?」
「えー!恥ずかしいからやだ」
「まあまあ、自分だと思って見なきゃいいからさ」
「うーん、ちょっと興味はあるんだけどね」
そしてTumblrに投稿してたコールガールを見せた。
時に笑いながら、時に考えながら読んでいた。
「この表現好き」
ゆかを花に例えた部分が気に入ったらしい。
「人の書いたもの見ると勉強になる。すごく読みやすかった」
「ありがとう」
「今日の事も書くの?」
「そうだなぁ、たぶん書く」
「めっちゃ恥ずかしい」
そんな事を話しながら、不思議な関係だなと思った。
現実で会った人にTumblrを見せたのは初めてだった。
彼女でもなければセフレでも無い。そもそも会って二回目の関係なんだから名前をつけようにもまだ難しいだろう。
それでもこの関係は何だろうと思いながら気づけば温くなった風呂に二人で入っていた。
洗面台で歯を磨くゆかに後ろから抱きついたり、服を着るのを邪魔してみたりした。
帰路につく。
夕焼けの時間だった。
この様子だとゆかの町に着くのは十九時くらいになりそうだ。
「今日さ」
「うん」
「何で来てくれたの?」
「えっ、うーん…誘われたし暇だったから」
「そっか。お金もらえるって思ってた?」
「いや、それはない。ただ会ったらするかもなとは思ってた」
「そうなんだ」
「うん」
途中の海辺で夕焼けの写真を撮った。
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「すごくいいね!あとで送って」
「いいよ、今送るよ」
すぐゆかに送った。
「ありがとう」
そっとゆかの手に触れた。自然と繋ぐ。
車は海沿いの道を駆け抜けていく。
町に着くと大勢の人で賑わっていた。
「どこで下ろせばいい?」
「真ん中は嫌だから…朝会ったとこ」
そこへ向かって車を進めると、警備の人が立っていて入れなかった。
「ちょっと入れないな…」
「うーん、どうしよう」
ぐるぐると町中を周る。
「やっぱ入れないよ」
「離れたとこなら一緒に見てもいい」
「えっ、あっ、そっか。じゃあそうしよか」
「うん」
「食べ物買いに行こか」
「屋台はダメだよ。知ってる人いるかもしれないから」
「そうだな。コンビニでいいか」
その町にある唯一のコンビニで食事を買った。
その隣りにある駐車場から花火が見えそうだったので、そこに停めて見ることに決めた。
花火が始まる。
ここでもゆかは写真を撮るのに夢中。
俺も撮ってみたけれど、信号が邪魔して上手く撮れなかった。
合間に見せてくれるゆかの写真は上手に撮れていた。
プログラムの間、ひたすらゆかはスマホをいじっている。その動きが止まると俺のスマホに通知が来た。
「アルバム作った」
開いてみるとトーク画面に日付が入ったアルバムが出来ていた。花火や蓮、ひまわりの写真がたくさんおさまっていた。
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「おー、いいね。ありがとう!」
「ふふっ」
ゆかはまた外にスマホを向けた。
「あの色はリンで…」
花火の色を見ながらそんな事を言っていた。
「覚えたことって言いたくなるよね」
ゆかが笑う。そうだなと俺も笑う。
あっという間に花火大会は終わった。
「帰ろっか」
「うん…」
帰りに降ろす場所を探しながら車を進めた。
「あっちに行くと公園がある」
「そこで降ろす?」
「いや、遠いからいい」
「行ってみようか?」
「うん」
公園に行くと暗くてよくわからなかったが、日中は眺めがいいだろうなと思った。
「あっちには小学校がある」
「行ってみよか」
何となくゆかの気持ちがわかった。
「あれだろ」
「なに」
「別れが惜しくなったんだろ?」 
笑いながら言った。
「でも明日は友達と遊ぶから泊まれない」
「もうちょっとドライブするか」
「うん」 
小学校へ入った。ゆかが通っていた小学校はかなりきつい坂の上だった。
「こんなのだからめっちゃ足腰鍛えられた」
「これは中々スパルタだな」
「でしょ」
小学校を後にして車を俺の地元方向へ走らせた。
「あれだよね」
「なに?」
「泊まっても寝ればいいじゃん」
「うーん」
「俺いびきかかないし」
「そうなんだ」
ゆかの右手に左手を重ねた。
「朝、めっちゃ早起きだよ?」
「いいよ。またここまで送るからさ」
「わかった」
「じゃあ、泊まろっか」
「親に連絡しとく」
コンビニでコンタクトの保存液とビールとほろ酔いを買った。
ホテルへ入る。今日二度目だ。
カラオケがついていたので酒を飲みながら二人で歌った。
夜は深くなっていく。
シャワーを浴びる。マシェリでゆかの髪を洗った。
洗面台でそれを乾かしてベッドへ入る。
互いに欲望のまま相手を求めあう。
眠っては起きて、キスをして、何度も何度も。
「俺に好きって言ってみてよ」
「言わない」
「いいじゃん、嘘でも言ってみなよ」 
「嫌だ言わない」
「そっか」
力一杯抱きしめて、それをゆかも返した。
俺は六月にあったことを話した。
自殺未遂のことも。
「ガチで死のうとしたんだね」
「うん、そうだよ」
「生きててよかったね」
「ほんとそう思う」
「今も彼女のこと好き?」
「いーや、全然」
「そっか」
「新しい好きな人いるらしいし」
「いなきゃ好きなの?」
「いや、そういうわけでもない。俺にはあわなかった」
「切り替え早いね」
ゆかの首筋にキスをして眠りについた。
結局は予定の時間にゆかは起きれなかった。
俺も軽くは起こしたけれど、別れを早くしたくないなんてエゴが出た。
「私ほんと時間にルーズなんだよね」
と言いながら、そんなに慌てないゆかが滑稽だった。
「私と付き合わない方いいよ」
「どうして?」
「時間守れないし、好きなこと話すと止まらないし」
「時間を守れないのはよくないな。でもそれはパートナーがちゃんとしてれば支え合っていけるんちゃうか?」
「うん…」
ワンピースを着ながらゆかは俺を見た。
「うしろのチャック閉める?」
「閉めよっか」
「自分でも出来るけど」
「いいよ、閉めるよ」
背中を向けたゆかの背中のファスナーを閉めた。
「上のボタンもかけて」
「はいはい」
ボタンを掛けて後ろから抱き締める。
「かわいいよ」
「ふふっ」
ゆかにかわいいと言うといつも笑う。
そんなとこはあざといのかもしれない。
「友達との待ち合わせ場所まで送ってくれるんでしょ?」
「うん、送るよ」
「やったー」
「そのかわり」
「なに?」
「お金は無しな」
「えー、少しも?」
「当たり前だろ。泊まったし送るんだし」
「ふふっ、そうだよね。わかった」
「交渉成立な」
「電車代浮いたからいいや」
「なんだよそれ」
ゆかが笑った。
ホテルを出てコンビニでコーヒーと朝食を買った。
予定時刻までに着かないのはわかっていた。
友達やら予約しているカラオケに電話をしながら、車の中でアイラインを引き、ルージュを塗った。
「ちょっとはおしゃれしないと」
「昨日と同じ服だけどね」
「それはしょうがない」
「そうだな」
「そうだ、スッピンどうだった?」
「あー、うん。可愛かったよ」
「ふふっ」
相変わらず笑う。
海辺を見ながらゆかは言った。
「普段海見ないけど、やっぱりこっちの海のが好き。向こうはなんか深くて怖いから」
戻ってこいよ。なんて言おうと思ったけど、別に俺がそれを言える立場じゃ無い。
「やっぱさ、十八年見た海は特別なんだね」
「確かにそうかもな」
「今回帰ったら、次見るのは冬か」
「その時も一緒に見たい」
「うん、いいよ。あっ、あとは会いに来てくれれば会えるよ」
「行きたいなとは思ってるよ」
海辺を過ぎて内陸へ入る。
あと五分で目的地。
信号で止まった時にゆかの唇を奪った。
信号の色が変わるのを感じで離れる。
ゆかの表情はどこか寂しげだった。いや、そう思いたいからそう見えたのかもしれない。
カラオケの前で降りる間際にもキスをした。
去り際にゆかは俺を見てこう言った。
「死なないでね」
短いけど重い言葉だった。
「そっちもな」
車を大通りへと向かわせる。
何度もゆかの耳元で囁いた言葉を思い出す。
車線を変えながら車を一台二台と抜いた。
「俺って本当に」
アクセルを踏んで帰路につく。
サイドシートにマシェリの香り。
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kou-fuk · 4 months
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RTSで撮った写真、
撮ったまま放置してたのでここで供養することにする。
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①新幹線こだま
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この新幹線シュッとしてかっこいいよね。
でも空力的には最新のカモノハシみたいなやつがいいらしく、
見た目ほどはスピード出ないらしいw
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②小倉駅
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モノレールがそのままビルのコンコース内に突っ���んでて
カッコいい。
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③魚町銀天街
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この手の田舎のアーケードにしては栄えてるほうだと思った。
でも中はパチンコ屋やらネットカフェやらで昔ながらの感じではない。
カメラ屋さんもあった。
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④旦過市場
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こっちは見ての通り栄えてる。「北九州の台所」。
一部は火災で焼け落ちて2枚目みたいにプレハブの
仮設商店街になってた。
カブをメッチャカッコよく撮れたw
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⑤小倉城
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昔は開けた小高い場所に建ってたんだろうけど、
今は完全に街の中の低い建物になってしまった小倉城。
左のガラス張りの建物は市役所らしい。
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⑥小倉城庭園
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自分は身体がデカいのでこういう昔の建物に入ると
大体ふすまの淵に頭をぶつけますw
五月人形?が飾られてたけど、もう文化的にも
この辺りは厳しいよね。
自分が小さいころはちゃんと飾ってた家も多かったけど。
.
⑦小倉城城内
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平日の昼間からお爺ちゃん二人が酒盛りしてたw
お堀の水は濁っててちょっと臭いw
.
⑧若戸大橋と渡船場
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モノクロフィルムで撮ったからわからないけど、
真っ赤な橋で、一部塗替え用の足場がついてた。
.
この辺りで1本撮り終えてフィルム交換したはずなので、
続きは未現像フィルムの中に眠ってる…はず。
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yorithesims · 3 months
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Get to know you@シムズスタイル日本語Ver.
前回のGet to know you - Sims Styleがベースです。 日本語で好きなだけ書きなぐりたい~始めちゃうよ!
♪( ◜௰◝و(و "
・あなたが気に入ってるシムの死因は何? 過保護プレイヤーやからシムの死因はMODで徹底的に排除するやで!それでも3のシムは目を離したらプールで溺死しよるし、4のシムは気を抜いたら雷に連続で当たってしんでまうやで☆もっとしっかりしてw(4のゴーストめっちゃ綺麗で家系に居てもええかなって思っちゃうけど)
・アルファCCとマキシスマッチならどっち派? ミックス♡(って言ってるひとがほとんどよね!自分も!) でも、髪だけはアルファに軍配が上がります♡ DOFで透過したってやっぱりアルファ髪がすきだーー!
・シムの体重をごまかす? 4はずっと2019年のMODのno_fatnessとno_muscles入れっぱなしなんやけど、めっちゃ太ってしまったとか筋肉質になったって見たこと無いから(たぶんプレイ量が足りない)今度テストしてみたい!
・オブジェクトを動かしますか? チートって便利ですよねッ♡ 4で3のようにオブジェクトいい感じに動かせなくてキィッってなるのもあり。逆もまた然りwシムにそこ行けませんけど!?って怒られるまでがセット☆ ・お気に入りのMODはある? シムズ4のお気に入り必須MODをいくつか♡ McCmdCenter/More Columns/TwistedMexi's T.O.O.L&Better BuildBuy/Pose Player あとCC管理が便利なSims 4 Mod Managerも書いておこう!
・あなたにとって初めてのゲームパック/スタッフパックは? ザ・シムズ2 ダブルデラックスがシムズ沼への入り口…ズブズブ。。 シムズ4はトライアルから始めて(今はもうないやつ?)シティリビング購入。シムズ3はスターターパックからの~アンビション購入。
・ライブモードは「aLIVE」または「LIVing」と発音しますか? (日本語ではなんて言ってる?また質問の2つならどっちがしっくりくる?) まず、ライブモードってのが耳馴染みないやねwシムズ4でいっぱい海外の方の言語や発音を耳にしてようやくわかってきたような…。それを踏まえて「aLIVE」のほうかな~と。しかしこれも初見くらいのワードやな。私がシムズを始めたころからずっと日本では「ゲームプレイ」もしくは「ゲームモード」で通じていたかんじ!(口頭だとゲーム画面・建築画面とか言うてしまうw)
・あなたが作ったお気に入りのシムは誰? シムズ4と3で同じ“大阪のおばちゃん”ポジションにいる「なんば あけみ」煮ても焼いてもご自由にスタイルの配布シムなので沢山のシマーにもらわれて皆様のワールドでのびのびと暮らしているようです♡
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・自分自身をシム化した? 4だと三毛村がそのポジション。我が4ワールド最古参シムw (診断ツール結果に沿って自シム作成)
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・お気に入りのEAのヘアカラーはどれ? 私のリスペクトシマーさんのシムの髪色の表現が素敵で忘れられない。彼女の名前はリンダ、髪色は“プラチナ・ブロンド”
・お気に入りのEAのヘアスタイルは? NOCCでシム3号(キャリコ)を作った思い出のこの髪かな!
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・あなたの好きなライフステージ(年代)は? やっぱりレガシープレイが基本やから若年+赤ちゃんになっちゃうやでwエルダー世代も楽しんでみたい~~~!
・あなたはビルダー?それともゲームプレイがメイン? ゲームプレイがメインです(^ω^ ≡ ^ω^)<タノシィィイイイイ そういえば4の建築ってちゃんとやったことない☆ お家を土地の中で動かせるの神仕様すぎる。
・あなたはCCクリエイターですか? 3と4のポーズメーカーです♡ まぁちょっと時間あったらここ見てってやw ・Simblr(Tumblrをやっているシムズプレイヤー)の友達や、シムズ仲間はいる? シムズという良縁に恵まれて、長く親しゅうさせてもろてます♡
・シムズのグッズを持ってる? 自キャラやシムズつながりなんかの概念グッズをつい買ってしまう件についてですね(^ω^ ≡ ^ω^)
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・長年のプレイを通じて、あなたの「シムズ・スタイル」はどのように変化しましたか? ゲームプレイで子育てを一心不乱にやっていた初期→キャラクター愛を深掘りしてストーリーテーリングへの道へ→EAアイテムのメッシュでアクセサリー化+ポーズ制作←イマココ 次はどんな大きな変化の波が訪れるのか楽しみです!
・あなたのお気に入りのCCクリエイターは誰? 気まぐれ更新やけど腕が確かなベテランCCクリエイターの友人達を紹介します!@toysofdukeness @aithsims4
・Simblr(Tumblrをやっているシムズプレイヤー)になってどれくらい? しむぶらー6年生くらい!
・スクリーンショットはどうやって編集してる? フォトショとか、オンライン画像エディターでちまちまと シェーダーはまだ初心者でなにをどうするんだい?状態w
・あなたのお気に入りのEP/SPは何? シムズ2はほんの少しのパックでしか遊んでないんやけど、 H&Mファッションパックめちゃくちゃ可愛かった…! 3は結婚式とベビーカーを狙って買ったジェネレーションズ♡ 4はシティ・リビング!トレーラーは何度見ても思い出深くてキュンとする♡
ーーーーーーーーーーーー あなたのことを知りたい!@シムズスタイル 日本語バージョンでした♡意訳で質問を翻訳しちゃってるけどw 短そうでやってみるとけっこう充実した内容なので前回は英語で回答した内容と異なるようにシムズ4寄りで書いてみました!
タグに気がついても、プレッシャーを感じないでスルーも可♡ 気が向いたらやってみてな~◇ I Tag♡@aithsims4 @shiroimejiro666 @yourinishi @teruterubox @es439lotus @kataoka2023
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oka-akina · 5 months
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1123-1129
1123 宇都宮の正嗣の餃子。フライパンをあたためてサラダ油とごま油を多めに引く。大さじ1ずつくらい。凍ったままの餃子を並べる。5人前の箱だと26センチのフライパンにぎっしり丸く並べられる(正嗣の餃子は小さいのでふたりで食べるなら5人前でちょうどいい)。そこに熱湯をまわしかけ、餃子が半分浸かるくらいにして強火で焼く。ふたをして5,6分。作り方の紙には「絶対に途中で弱火にしないでください」と書いてあって、絶対にって言われるの面白いなと思う。他人に絶対を求めることも求められることもそうそうない。水気が飛んで焼き目がついたらできあがり。 皮がパリッとしていて、具は野菜が多め。生姜がきいている。いたってシンプルなのになんでこんなに美味しいんだろう。冗談抜きに世界で一番美味しい餃子だと思っている。前に「水ギョーザとの交接」という小説を書いたのでいろんな人が餃子を食べに連れて行ってくれるんだけど、申し訳ないけどどこの餃子よりも正嗣の餃子が美味しい。本当に一番美味しい。 あとこの冷凍のは、家で焼いてもちゃんと美味しいのがすごいと思う。わたしの焼き方が上手いとかでもなく、紙に書いてあるとおりにやるだけでたぶん誰が焼いてもこうなる。ほかの冷凍餃子だと皮が破けたり焦げついたりけっこう失敗するんだけど、正嗣のは毎回パリッと焼ける。 正嗣のお店には「餃子専門店なのでライスやビールはありません」と書いてあってひたすら餃子だけを食べるストロングスタイルの店なんだけど、FCの駒生店のみライスがある。ので、宇都宮に住んでいたころはよく駒生店に行っていた。
1124 どうにも調子がよくない。きのうは同人誌の通販で本を入れまちがえて送ってしまったようで、一冊入ってませんでしたよとメールが届いた。ああついにやってしまったと思った。あわてて追加で送ったけどいつもできていることができなかった自分がショックで、きのうはそれを日記に書けなかった(それで餃子のことを書いた気がする)。 こういうメール送るのしぬほどめんどくさいよな…ほんとに申し訳ない。やっぱ疲れてんのかな。そしてついにやってしまったと思ったけど、もしかしたらこれまでもまちがえたことはあったのかもしれなくて、でもしぬほどめんどくさくて言い出せなかった人もいたかもしれないよな…と詮無いことも考えた。 えもとLINEで通話した。わたしのようすが明らかにおかしいのだろう、ちょっと休んだ方がいいよと言ってくれた。同時に「でも休んだ方がいいって言われるとなんかムッとすることはあるよね…」とも言ってくれたので、だめなときの気持ちがわかる人は優しいよな…と思った。だめなときほど焦ってしまう。送ってくれたナポリの男たちの動画を見た。
ここには書かない方がいいような気もするんだけど、まあこれは日記なので書くんだけど、ZINEフェス長野、noteの告知には出展者30人程度を予定って書いてあるんだけど開催前々日で集まっているのは10人(10組)っぽい。これって10人だけなんですかと軽い感じで出展者用のLINEグループでたずねてみたら、2日経って主催さんから「そうなんです…」と返事が返ってきた。こじんまりしてるのはそれはそれでいいと思うんだけど、お客さんから入場料300円とることになっているイベントで出展者10組だとちょっときびしくねえか…と思った。今からでも入場料無料にできたらいいんだけど。 わたしはこういうときすごく疑り深くなってしまうし性格がとても意地悪なので、もしかしたら主催さんも損切りを始めてるのかなーとか思っ���しまった。ZINEフェスのtwitterアカウント、来年の吉祥寺回に関するリツイートはしてるけど長野はスルーしてるし。えーっどうしよう。遠出したい、ともかく電車に長く乗って遠くに移動したい…という気持ちで申し込んだから本をたくさん売ろうとは思ってないんだけど、やっぱりハラハラはする。 とりあえずペーパーを作る。だいたいおすすめみたいな本を一日一冊並べた読書カレンダー。そして文フリで使った優人さんのポスターをスチレンボードに貼ってみたらいい感じのパネルになった。これを文フリでやれって感じ。やることが2週間遅い。長野に持って行こうかなと思って作ったけど初めて行く場所でこれは目立ちすぎるし荷物になるよな…。
1125 明日ほんとに長野行くのかよ〜と思いつつゴルフの練習。ゴルフは小説の活動とあんまり関係なくやっている。こういうルーティンみたいなものがあるのはちょっといいかもなと思う。ゴルフ自体は、男!女!というスポーツでけっこうきついけど。 土曜だけどパートナーは在宅仕事で、仕事の前に肉を食べて元気を出したい…と言いお昼はブロンコビリーへ。いや食後ぜったい眠くなって仕事やらないだろ〜。と言ってみて、あっ完全にフリをやっちゃったなと思った。家に帰るなりちょっと食休みと言って布団に潜ってしまった。わたしは午後出かける用事があって、帰ってきたら同じ姿勢のまま寝てるパターンだな…と思ったし言った。言っちゃったから本当にそれをなぞっちゃいそう。フリとボケみたいな。悪いことしたなと思った。
渋谷ハチ公前のデモに参加。ガザの犠牲者の名前が読み上げられていく。一人一つ赤い涙を描いていく。名前はぜんぜん読み終わらない。名前と一緒に年齢も読み上げられる。ゼロ歳の名前が続き胸が苦しくなる。肌寒い日だった。通りすがりの人も参加しているように見えた。描くというアクションによって参加しやすい空気があったように思う。 小さな男の子が「Free Free Palestine!」と声を上げ、近くにいた大人たちもあとに続いてコールになった。男の子の(たぶん)お父さんは隣にいて横断幕を持っていた。自分が叫ぶと大人も叫ぶから男の子はちょっと楽しそうで、和やかな、けれども力強い時間だったと思う。デモのハッシュタグを検索したら西川火尖さんと冬野くじさん(きさめさん)の名前が見えて、自分が(一方的にでも)知っている作家の名前が見えるとなんだかほっとするなと思った。なのでデモのようすをツイートした。このあいだとぜんぜんちがう気持ちになっている。
渋谷◯◯書店の棚の補充。『顔たち、犬たち』など持って行った。久しぶりにのぞいたら思ったより本が売れていてわかりやすくうれしい気持ちになった。これもこないだと言ってることがちがうと思う。自分は現金だと思う。 明日のコピー本とペーパーの印刷でキンコーズへ。キンコーズのコピー機ってなんか難しいというか意地悪というか、いつもうまく扱えない。まあでもできたものはなかなかよかった。
帰ってきたらパートナーはやっぱり昼寝していて、いやでもやらなきゃだよな〜とかなんとか唸ってなんとか起きた。自分を見ているようだと思った。わたしも在宅のときってだいたいこう。 遅めの夕飯。トマトとじゃがいもとツナのパスタを作った。にんにくと玉ねぎのみじんぎりを炒め、じゃがいもとツナとホールトマトを入れて煮る。ほうれん草もちょっと入れた。かなりじょうずにできて自分で自分にびっくりした。なんか疲れていたので明日の準備も夕食の後片付けもせず寝た。
1126 ZINEフェス長野。暗いうちに家を出た。といっても朝6時の電車なのでぜんぜん始発とかではない。朝が来るのが遅くなった。空気がきんと冷えている。冬だなと思う。夜勤明けっぽい人やこれから仕事に向かう感じの人、朝まで飲んでいたっぽい人、大きなスーツケースを引いた人…。案外駅は人が多くて、みんな冬っぽい格好をしていた。遠出の気持ちが高まってワクワクした。優人さんのデカパネルは結局持って来た。ものすごく雑に梱包したけど、一回使ったポスターだからまあいいかと思った。でかいけど軽いし。リュック、トートバッグ、パネル。さほど本は持っていかないので身軽に荷造りできた。 電車で寝ていたらすっかり明るくなっていて、立川からあずさに乗り換え。寝てたからだと思うけどあまりに寒くてタイツを買った。あずさのトイレで履いた。 寒くてやけに腹も減っていた。ツナおにぎりと焼きそばパンとスコーンを買って食べた。あったかいミルクティーとコーヒーも。食べすぎだと思ったけどほんとに寒かったのでしょうがない。スコーン、かりっとしてふわっとしていてすごくおいしかった。駅のポップアップみたいなところでパッと買ったけどちゃんとお店の名前見ておけばよかったな…。津島佑子『笑いオオカミ』を読みながらうとうとした。松本に着いたのは10時前。息が白くて驚いた。山が近くて眺めのいい街。
イベントとか旅行とか楽しいことがたくさんあった日の日記ってうまく書けない。たぶんぜんぶ書こうとしちゃうからだと思う。結論からいうとすごくいい一日で、いいイベントだった。出展者は結局10組。それゆえの親密さがありのびのびしたイベントだった。 自分としては旅先の気安さもあったと思う。知っている人が誰もいない、初めて行く街の初めて参加するイベント。いつもより自由にふるまえた気がする。まったく知らない人、その場限りの人しかいない場所はあまり気をつかわない。リラックスして自分を開示できた気がする(とするとふだん自分が何をストレスに思っているのかがわかってくるな…)。 お客さんはけっこう来ていたように思うし、思ったより本も手に取ってもらえた。何よりお客さんとも参加者さんともたくさん会話ができてうれしかった。これ伝わるかわかんないんだけど、交流をしたい(人間関係をやりたい)わけではないんだけど、人と話はしたいんだよな…。 きのうまでの不安はどこへやら、じゃないな。この「開催前のもろもろに不安な要素がある」と「行ってみたら気さくでいいイベントだった」は表裏一体なんだなと思った。意外とか挽回とかではなくてこの雰囲気はこうでなくては出てこない。これについては別途イベントレポ的にまとめたいつもり。
どういうイベントになるか不安だったので、ネットプリントで印刷した「END WAR NOW」のプラカードを机に貼ることにした。あずさの中でふと思いついて、何かネプリないかなーとツイッターを検索した(戦争じゃなくて虐殺だと思うけど「STOP GENOCIDE」はネプリの期限が切れていた)。水色、ピンク、黄色。パンセクシャルフラッグのカラーだなと思った。 イベントの案内に政治的なことはだめって書いてあって、は?という気持ちがありつつ参加している。は?と思うならやめときゃいいんだけどなんだろう…。ダメって言われたら帰ったろと思って貼った。なんか試し行動みたいだ。 新しくてきれいな会場で、大きな窓から日が差し込んで明るかった。空も山もきれいで、ああ遠くに来たなあと思った。机は5台ずつ向かい合わせに置かれていて、机半分という話だったけど一人一台になった。奥行き60センチのでかい机。当然持ってきた布は大きさが足りないんだけどのびのび使えてよかった。いつになくちゃんと設営できた気がする。優人さんのデカパネルを机の前に立てかける。こういうのは文フリではできない。蹴飛ばされそうだし「スペースからはみでる」に抵触すると思う。自由にふるまえている。 そう、自由にふるまえている。リラックスしている。プラカードを貼って、新刊のでかいパネルを置いて、いつもはイベントに置かないコピー本『小説を書くquuerのzine』も机に並べた。「陰気なクィアパーティー」用に作った、通販はしたくないコピー本。いろんな人ともう一回初めましてからやり直したいみたいな気持ちってあるよな…と思う。
主催さんいわく、想定より規模が小さくなってしまったので入場料は無料にし、事前決済の人には返金したとのこと。そして今日参加している人は吉祥寺のシェアカフェを一日無料で使ってOKにしますとのことで、えっラッキーと思ってしまった。ほんとにわたしは現金なのだと思う。 イベントは11時から16時まで。全部のブースをまわっていろいろ話をし、全部のブースで買い物した。べつに義理とかではなくて、人の話を聞くのって面白いから、気になるものがなにかしらいっこはあるものだと思う(こういうとき思想的に苦手だな、無理だなと思うものはもちろんあって、それはそっと避ける)。 ただこういう場で小説って難しいかもなーとは思った。これは何ですか、どういうものを作っているんですか、あなたは誰ですかみたいな自分のことを話す場だと、フィクションの世界にチューニングを合わせるのはしばしば難しい。気になるものがぜったいいっこはある、にはなりにくい面がある。まあぶらっと来たお客さんにとってはそうでもないかも。長くなりそうなのであとはイベントの記事で書きます。
1127 尻が痛い。きのう帰りの新幹線、『笑いオオカミ』の真似をしてデッキの床に座ってみたのがきっとよくなかった。冷たい床だった。たぶんまた痔が破裂するだろうなと思う。最近イベント終わるたびにこうだと思う。 『笑いオオカミ』を読んでいたら、自分はこう見えてけっこう大食いでカレーを12皿おかわりしたことがあったとしゃべるシーンがあって、ZINEフェスで買った日記の本に「かきあげが美味しすぎてごはんを5杯もおかわりした」というくだりがあり、どっちがどっちだっけと一瞬混ざった。 長い小説は当然ひと息では読みきれないので何日もかけてちょっとずつ読み進める。その間に読んだほかの文章や生活の中で見聞きしたものと混ざってどこからどこまでが小説だったかわかんなくなる。それがけっこう好きだし醍醐味だと思う。 どこからどこまでが小説だったかわかんなくなるというのは小説そのものにちゃんと集中していないようでうしろめたさはあるんだけど、なんというか、わたしは人格全部で小説をやっていたいんだよな…と思う。物語に振り回されてうわの空で仕事したり、夢中で読んで寝落ちたり、べつのことをしているときにふっと思い出したり、目の前の景色と小説の情景が混ざり合ったり。みたいなの。なので書評とか感想とかがあんまり上手じゃない。そして、上手な感想とそれを述べる人がちょっと怖く思えてしまうことさえある(これはやつあたりかもしれない)。
1128 痔が痛いし生理も来た。イベントが終わると本当に毎度こう。ヨロヨロしていてなにも進まなかった。とても眠かった。労働のメールを書いていたら簡単な言葉なのにパッと出てこなくて自分で自分にがっかりした。本当におまえは小説を書いているのか、文章ぜんぜん書けないじゃんと思う。元気なときは、いやべつに文章うまくなくても小説は書けるでしょ(どのように書いても小説にはなるでしょ)と思うのに。
1129 引き続きいろいろ痛い。なんも進まない。『不思議の国の少女たち』を読んでいる。 異世界へ行って帰ってきた子どもたちの集まる寄宿学校の話。死者の国から帰ってきたナンシーが寄宿舎に入るところからはじまり、異世界から「帰ってきたくなかった」子たちが集まっている学校。 まだ読み始めたばかりで、ヤングアダルトはチューニングを合わせるのが難しいなと思う。でも急にカチッとはまる瞬間がある。 「王は敵だったけど、人生ではじめて俺をまともに見た大人だったよ」、これは妖精界から帰ってきたケイドのせりふで、あっいいなと思った。どうやらケイドはトランスジェンダーの男の子のよう。 そしてナンシーのルームメイトのスミが「あたしがオナニーしたらいや?」とあっけらかんとたずねるところでめっちゃいいな!と思った。夜遅くにルームメイトが自慰をしてもいいか。見たくはないからそんなこと言わないでくれとナンシーは困惑し、まあそれはそうなんだけど、なんていうのかな…女の子の生活に自慰があると書かれていることにほっとした。「女の子だと扱われる子の生活」にそれがありますと書かれているのがうれしい。 子どものころ長期休みにホームステイとかサマースクーリングとかよく案内が来ていたけど、それをやってみたいかどうか考えるより先に、あるいは費用の捻出のような実際的なハードル以前に、長い期間他人の家に泊まったらそういうのどうするんだろうと思っていた。だから自分には無理だと思っていた。すごくばかみたいだけどほんとに。そしてあるとき友だちが「ホームステイって生理とか気をつかいそうだよね〜」と言い、わたしはそれに強く同意した。自慰の話をする代わりに生理の話をした。
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日記、毎日更新するとバラバラうるさいかなと思って1週間分まとめてみたけど、これはこれで長いな…。
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gri3 · 5 months
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午前中に起きる事、他人に依存しない事、運動する事、毎日湯船に浸かる事、何も考えない時間を作る事、お気に入りのボディオイルでマッサージする事、が自分を労わる事 最近は丁寧な生活まで程遠いけど普通の生活をするように意識😌😌バスに乗ったり、近所歩いたり😌😌日々些細な事の積み重ね😌ここ5年間ぐらい人ありきのペースで過ごしてた気がするから今はゆっくりゆったり自分のペースでいる事😌😌家族みんなで中庭でBBQした後に入るお風呂は日曜日サザエさんみて夜ご飯食べた後に緑の入浴剤入れて入るお風呂ぐらい懐かしい気がする、赤ちゃんの匂いがするやつ
そんぐらいの方が、自分の好きな音楽とか映画とか物とか人に感心してそれらを大切にできる気がするよ😌😌
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今晩のお供これ↑
パパンの九州土産。これ本当に芋焼酎!?!???ってぐらい飲みやすい。スイスイいってまう。ほんまに芋か??????ってぐらいフルーティー。もつ鍋や海鮮のお供はもちろん、全然フルーツつまみに飲めそう柿とか梨、まだしてないけど。そのぐらい飲みやすい。思わず猫も3ペロぐらいしてたわ。まさにそんぐらい飲みやすい。
姉がプロポーズされたらしくて妹号泣😭
お母さんが かりんクリスマスツリー部屋に飾ってたよってパパンに言ったら中庭イルミネーションしたっぽいパパン超可愛い超可愛いからイルミネーションしたんだ!って言ったら照れながらお肉焼いてた
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