Tumgik
nanaintheblue · 4 days
Text
Tumblr media
おセンチね
13 notes · View notes
nanaintheblue · 17 days
Text
Tumblr media
分岐点
16 notes · View notes
nanaintheblue · 27 days
Text
本当に、人生とはいつだって「あのときの自分、死ね」の連続だ。
朝井リョウ「そして誰もゆとらなくなった」(文藝春秋 2022)
63 notes · View notes
nanaintheblue · 29 days
Text
今は「学校でも、仕事でも楽しまないとダメ」みたいな風潮がありますが、私は楽しい時間って通り過ぎていくだけで、あまり残らない気がするんです。私にとっては芸大での4年間のほうが、楽しかった高校時代よりも、自分をつくり上げてくれた大切な時間です。だから、もし芸大に入って、うまく周囲となじめなくても気にしなくていい。何かを創作したいと思う人には、苦しんだり自分と向き合ったりする時間がきっと必要。いつか、自分にとって不可欠だったと思える日が来ると思います。
山内マリコ「いつか書きたい、でもまだ書けない。芸大で過ごした時間」
55 notes · View notes
nanaintheblue · 2 months
Note
「さなぎ」という短篇、見ました。前にいちど何処かで読んだような気がするのですがその詳細が思い出せません。なにかに掲載されていらっしゃったことがありましたか?
現代~の原稿をまるまる読んでくれた人?もしくは同じ登場人物が出てくる短編を一年前にあげたことがあるので、それと記憶がだぶっているのかもしれませんね。
「さなぎ」はわたしの高校時代の友だちをうっすらモデルにしているし、地元を舞台にしているし、裸を撮る、ということをモチーフにしていることもあってとても大事に思っている一篇です。ただ、来年べつな賞に出すので少ししたら引っ込めます。
6 notes · View notes
nanaintheblue · 2 months
Text
小説でも絵でも漫画でも音楽でも演劇でもなんでもいいけど表現やってる人ならわかっていただけると思うのですが、そういった活動をしていることを明かした時、意気揚々と「芸術ってオナニーじゃん」とか「創作物は作者の排泄物だよね」みたいなことを他人から言われることが本当に、ありえないくらいの頻度で多々あります。 問題なのは彼らにわたしを侮辱したりバカにする意図はなく、むしろ、〈俺って表現者に理解あるでしょう?〉〈そういうことにも知見あるんだよ〉みたいな態度で仰せられていて、要するにわたしたちからの「そのとおりなんですよ」「よくご存じで」みたいな反応をお待ちなんですよね。 とるにたらないつまらない個人的な愚痴ですが、あのですね、表現の当事者本人がそれらを口にするのは全く問題ないと思います。けれど、部外者、傍観者がそういうことを、ものをつくっている本人に言うのはたとえ引用だとしても、とても失礼なことだと思います。おまえが思いついたことじゃなくてどうせ長新太とかうすた京介の発言のパクリだろ。まとわりつく自意識も含めて、そういうことをわたしたちにいちいち提示してこなくていいですよ。すごいですね!って手放しで賞賛してもらえるだけで、わたしたち、とってもいい気分になれますし、何よりありがたい反応です。ちょっとこっち側にのっかってこようとするけち臭さとせこさが、すごく、ヤなんです。 そういうことを言っている人が表現者側にもいるということは当然知っていますし、どやァ顔がメチャクチャ鼻につきますし、少なくともわたしは、たったひとりのわたしは、目の前にいるこのわたしは、自分の作品についてそんなように思ってはいません。作品は創作者の子供、とかって言われた方が何倍もマシです。ファック!
59 notes · View notes
nanaintheblue · 2 months
Text
2024.2.27
新人賞の選評が出ていたので読んだ。
落選を告げた編集の方の電話口の話しぶりだとさして推されなかったっぽいなあ、という雰囲気を嗅ぎ取っていたがそうでもなかったみたい。
塩田さんの選評を読んで、すぐに、ぶわ、と泣いてしまった。
全���が書いていた瑕としては
男性の書き方が画一的かつ、浅い人、つまり女性の敵としてしか書かれていない
ということ。あとは、きまじめすぎるのではないか、と書いていたのは凪良さんだったか。
ただ、全員ふれていたのは、わたしの作品が一番文章の安定性、うまさがある、ということ。塩田さんが締めくくりに「選者にここまで熱く語らせるのはあなたに才能があるからだし、私はもう一度あなたの作品を読みたい」と書いてくれていて、しばらく立ち上がれなかった。
今回の敗因は、推敲の時間を取らなさ過ぎたこと。あと途中から力抜きすぎたかな……テーマをもっと深く考えてもよかった。「まじめなフェミニズム小説」と書かれていて、それは胸にちくちく刺さった。そんなつもりはない!とは喚くことができないが、まじめ、は表現においては、往々にして弱さと同義だから。
今回扱った題材は大きく言えばシスターフッドでありフェミニズムなのだが、女性同士の協力、つながりだけをきれいに書くのはわりとやりつくされてるし毒がなさすぎる、ので、女性同士の関係の擦れ違い、敵対、疎遠になっていく過程、とか、負の関係性と互い違いになるように構成した。
が、男性がそのなかでどう書くべきか、まで頭に回ってなかった。途中までかいたあたりで、「理想的な男性も書いてみよう」「この役回りは同性の友だちではなく、男友達でもいいのでは?」とか、立ち止まって考えられれば良かったのだな。あと、まんなかのいくつかの編は、かなり詰めて書いたので直球な話になりすぎたかも。
というか駒としてしか男性を使ってない、って……わたしへの壮大な皮肉ですか? 草
編集がいてくれたらいいのに。ちな最終に残ったところでこのご時世なんで担当なんてつかない。
あー、でもいい経験になった。本当に。受けた損傷的に大赤字もいいところなんだけれど、それでもわたしは、舌打ちしながら、ぼろきれを拾い集めながら、血涙で頬を赤く染めながら、こうして最終選考に残ってふるいに落とされる未来を選んだだろう。あー。
文章の確かさとか技術はもう天井まできてるかなと思う。うぬぼれもそうだし選評でもそうあったので。
こっからは……なにで戦おうか。
22 notes · View notes
nanaintheblue · 2 months
Text
メモ 3月から3カ月京都にいるのでしたいことを予定組んだもの含めて列挙しておこう! ▼前回のよくなかったこと ・新しくできた友だちを一人も作れなかった ただの一人も… 早稲田生が紹介してくれた富田さんくらい ・場末のスナックとかバーで働いてみればよかった ・2カ月いて、一人で飲んだのが通算3回しかなかった ・京都市外に行かなかった 宇治と天橋立のみ ・銭湯に行かなかった ・仕事を減らさなさ過ぎた ・鍵の紛失 バカ過ぎ なくさないで ・交通費かかりすぎたので、せめて帰りのきっぷをとくとくきっぷで買う それ以外何の方法も思いつかない ・家賃払いっぱなしがやはりもったいなかったのでたぶん部員に貸す ・兵庫と奈良に1回しか行けなかったけど、関西もうちょっと回ってもいいかも ・滋賀に週3で行っていたが、近江高島まで交通費高すぎた ・彼が1回しか来なかったし今回も1回しかこないので、ほかのサブスクに臨時短気入会する必要がある ・チャリ、ジモティーじゃなくてピッパのシェアサイクルで月1650円が最安値だった ・京都の喫茶、平気で17時に閉店するので朝早く動いて夜に仕事した方がいい ・もっと展覧会に行けばよかった ▼したいこと ・湖水浴  ・神戸でドレス着る  ・喜劇研のライブ×2見に行く ・梅田のリッツでアフヌン ・高野山行く ・万博公園行く ・金閣寺行く ・桂離宮行く ・伊根の舟屋いく ・懐石料理食べる ・着物か袴着る  ・ハーヴェスト京都鷹峯に宿泊 ・吉田寮と熊野寮に行く ・骨董市に行く ・花見する ・小説すばるの原稿を片づける ・小説すばるの次のプロットを完成させる/どれだけ遅くとも5月には着手 京大生の友だちができますように、皮肉屋で頭が良くてなんらかの劣等感に苛まれていて顔の輪郭がぐんにゃり歪むくらい度の強い眼鏡をかけていてはやっている歌やエンタメコンテンツの多くをばかにしている、いじわるで暇で地方出身で二浪してる哲学専修の恋愛にあまり興味がない京大生と仲良くなれますように
20 notes · View notes
nanaintheblue · 3 months
Text
すり切れた罪悪感に命を吹き込むのは伊月だけで、だから私はもし願いが叶うならば神様に奪ってほしい。母という名前を。そして父親という名に書き直してほしい。 どんなに忙しかろうと明日の午後三時には迎えに行って歯医者に連れて行かなくてはならないのも、病気のときに真っ先に駆けつけなくてはならないのも、週の大半は野菜たっぷりのシチューを作ったり魚を焼いて栄養や健康のバランスを気にかけなくてはならないのも母という肩書を持つ者で、実務の量の問題じゃない、ただその名称を与えられた存在に最後の責任が課せられていることに、時々、耐え切れなくなるのだ。 亭主関白なんて当たり前だ。もし自分が男でこれだけ収入があったら育児だって家事だってやらない。ごくまれに、気まぐれに手伝って得意げな顔をするだろう。
島本理生「夜はおしまい」(講談社 2019)
7 notes · View notes
nanaintheblue · 3 months
Text
ー猫と暮らしていてよかったことは? 「猫と暮らしてよかった、というよりは、猫がいなかった生まれてから19歳までの間はあまりよくなかったなと。ずっと猫が足りなかった。猫がきて、ようやく人として一人前になれたんです。言ってみれば、猫は信仰の対象。猫がいることで寂しさが紛れるという人もいますが、猫じゃ寂しさは埋められない。何も信仰がないと、人は不安定な気持ちになりますよね。対象は何でもよかったのかもしれませんが、でも、美しく気高いモノということで、私には猫がぴったりだったんです」
漫画家/文筆家・峰なゆか × プッシー  — 美しく高貴な猫
56 notes · View notes
nanaintheblue · 3 months
Text
Tumblr media
7 notes · View notes
nanaintheblue · 3 months
Text
日々のセクハラ、あるいは性的搾取めいた投げかけやまなざし。制服を着ていた中高生の頃はしょっちゅう痴漢の餌食になったし、マンションのエレベーターで男性と二人きりになると緊張感が走る。数え上げればきりがない。塾の帰りに露出狂に遭った。夏服のスカートの生地が薄くて脚が透けるのを同級生にからかわれた。男子がクラスの女子の容姿のランキング表をつくって仲間内で回していた。サークルの宅飲みで率先して片づけをしていたのはいつも女子ばかりだった。結婚前勤めていた会社の上司に「痩せたよね」と腿の上に手を置かれた。夜道、後ろから急に二の腕を掴まれて「飲みに行きませんか」と見知らぬ男に声をかけられた。せっかく探していた条件と合致する部屋が見つかったのに一階しか空きがないせいで泣く泣く諦めた。商談のあと、「食事でもどうですか」としつこく誘われたのを断ると逆恨みされ、仕事が受注できないよう根回しされた。仕事が成功したのを「女を使って仕事を取っている」「若い女の娯楽の延長」と叩かれた。 年齢は関係ない。一貫してずっと、自分たちは差別され、搾取される側の性別だった。こんな世界に、女の子を産み落としたところで、自分が経験した地獄を再体験させてしまうだけなんじゃないだろうか。そう思うと、女の子であるわが子を産むことはもはやグロテスクなエゴにしか思えなかった。 2023.01
43 notes · View notes
nanaintheblue · 3 months
Text
一つ目は、「魔」を減らすということである。仕事をもっと頑張りたいとは思うが、遊ぶ時間や睡眠時間を削ったら、いつか恨み節になり、楽しそうな人が憎くなりそうな気がする。いや、私は絶対そうなる。だから、現状の手持ち時間をよくよく見直してみることにする。そうやって自分の一日の時間割を見直した時、「魔みたいな時間」がかなりあるのである。次のことに取り掛かりたいのに、どうしてもやりたくなくて、横になってスマホをダラダラ見たり、ただただ不安でぼんやりしている、何もしていない時間である。下手したら一日「魔」だったりする。厄介なのはダラダラしていても頭が焦っているわけで、のんびりできる時間とは全然違うところだ。今年はこの「魔」をできるだけ減らしていこうと思っている。
柚木麻子「2024年の二つの目標」
270 notes · View notes
nanaintheblue · 3 months
Text
ある時から、今後起こる事柄は過去の経験のカラーコピーに過ぎないという諦念を抱えていた。すでに知っているし、最初の鮮やかさを失っている。人生観が変わる一冊に出会うことはないし、怖いほど美しい夕陽を見て涙を流すこともない。残っている未経験な事柄は介護、肉親との死別、闘病、そして死ぐらい。 だけどいま、目前にははじめて見る景色が広がっている。だれの足跡もない無垢な新雪を踏みしめている。
蛭田亜紗子「窮屈で自由な私の容れもの」(U-NEXT 2023)
42 notes · View notes
nanaintheblue · 3 months
Text
2020.04 メモ
学生の頃から奇行を繰り返しているせいか「知らん後輩と島でヌード撮��してきたぁ」と言ってももはやほとんどの友人が大していろめき立つこともなく「へえ」とほんのり笑うくらいだった。拍子抜けしたものの、あまりに突拍子もないことを言われても、想像のしようもないのだろうと思う。
どうしてそんなことをしたんですかと当然問いただされたけれど、なりゆきだ。ただ一つ言えるのは、自分が物を書く人間でなければし得なかっただろうということだけ。
物書きでもなければ写真家でもないIが、大学が同じだけの見知らぬわたしの蛮行に何故付き合ってくれたのか、今一つよくわからない。やんないよりはやった方が楽しそうだから、というのがおそらく言い分なのだろうが、わたしの原稿を読んで彼はこんな感想を寄越した。
「僕は**さんと寝たいと思わないし、誘われていたとしても断ったと思う。セックスよりも面白いことがあるって知ってるから」
正直に言おう。その感想を読んだ直後は怒りが湧いた。はじめは、告白したわけでもないのにふられたような錯覚になったから恥ずかしさを怒りと間違えているのかと思った。けれど、そうではなかった。
伝わらなかった、と思った。
後輩をいいように駒にして勝手に原稿に取り込んでおいてあまりも身勝手ではあると思う。本当にその点については後出しジャンケンというか、申し訳ないとしか言いようがない。それは棚の上に置かせていただく。
それは違う!と思ったのだ。違う!と思ったものの、感想をもらった直後に交わした電話でわたしはそれについて正すことはしなかった。
原稿を通して伝わらなかったのであればそれが自分の力量なのだから、怒るのはイコール自分の力不足があからさまになるだけだ。そこまでして恥をかく覚悟はわたしにはなかった。裸になることより、よほど怖かった。
わたしが本当に原稿を通して伝えたかったことは、結局のところ、知らない人と島でヌードを撮影することよりも、あるいは綺麗な顔の男の子とねんごろになって寝ることよりも、自分の見聞をすぐさま原稿を書き起こすことの方が面白いのだ、ということだったからだ。それが伝わらなかったと言うのはつまり、自分の原稿がつまらなかったからでしかない。Iはわたしのことを物書きではなく単に色情過多でリビドーが最大の原動力の、破廉恥な人間だと思って読んだのではないだろうか?(そしてそれ自体は当たっているのでややこしい)
邪推が頭をもたげ始めていたけれど、そんなこと怖くて確かめられるはずもなかった。
敗北だ、と思った。そもそもIは当事者なので自分を読者だと思っていないのかもしれないが、それでもやはり、本人に伝わらなかったということは、もう、それ以上でも以下でもなかった。
写真の出来自体は、とてもとても気に入っている。わたしには写真の良し悪しなどわからないし、今まで散々人に撮ってもらう機会はあったけれど、いつだって、自分が綺麗に写っているかどうかくらいしか気にしたことがなかった。
わたしはあのとき「遺影」と言ったのは、砂のように過ぎ去っていく時間や若さに対する執着や名残惜しさによるものではない。”一回きり”を強調することによって自分に値打ちを付けたかっただけだ。Iがそこまでかぎとっていたかどうかは定かではない。
追記
彼本人は「名前は自由に使ってください」と言っていたが伏せることがわたしの意地の悪い意趣返しである。まっ、わたしと同じ土俵じゃないしな。
20 notes · View notes
nanaintheblue · 3 months
Text
繰り返しになりますが、作家になるためには、とにかく書き続け、出会い続けることがわたしにとっては非常に大切なことでした。なにか書きたいと思うことがあったときに、それを文章にし続けること、それを見てくれる人を作り、フィードバッグを得続けること、読者やライバルと出会い続けることが、わたしを作家にしたのだと思っています。
くどうれいん「高校文芸から作家になる」
36 notes · View notes
nanaintheblue · 4 months
Text
思い出した。わたしがSNSで個人的な気持ちを投稿するのをやめるようになったのは、まったく知らない人がわたしの言葉をかんたんに額装するからだ。力を込めて書いた作品とSNS投稿ひとつを同じ重さみたいに反応されるのがいやだからだ。わたしはもっと、わたしのことを独り占めしたくなった。悩みや愚痴は、その葛藤から遠く離れるほど時間が経った後で、悩みや愚痴を話せるような仕事がきたときだけ話したほうがいい。あまりにオンタイムな葛藤は、公開してしまった途端に、鯉の池に投げ入れた餌みたいにぼちゃぼちゃ飛沫を上げてうやむやになってしまう。わたしはもっと根深く、真剣に、収拾がつかなくなるくらいの葛藤をしたい。みんなが簡単に追いついて来られないような葛藤と恨みを煮立たせるには孤独が必要だ。
くどうれいん「日記の練習」
84 notes · View notes