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#破邪の御太刀
yamada50 · 1 year
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一夜のうちに山が花で覆われたという伝説を持つ花岡八幡宮 和銅2年(709)に宇佐八幡宮より勧請し創建したと伝わる古社です その勧請の際、一夜のうちに山が花で覆われたという伝説から「花岡」と称したと伝わります 見ものは江戸末期文化13年に建立された楼拝殿です 楼拝殿は特に大内文化の影響を受けその後毛利家による統治の中でも継承された周防独特の建築様式です 拝殿の扁額は近衛忠熈卿の筆による「永受嘉福」、普段は一般公開されていませんが長さ4.65m、重さ75kgで日本一の大きい日本刀とされる「破邪の御太刀」など見どころが多い周防国有数の大社でした #花岡八幡宮 𑁍𑁍𑁍𑁍𑁍 花岡八幡宮(はなおかはちまんぐう) 鎮座地:山口県下松市末武上400 主祭神:誉田別命、市杵嶋姫命、田心姫命、多岐都姫命、息長足姫命 社格:県社 𑁍𑁍𑁍𑁍𑁍 #神社#神社巡り#神社好き#神社好きな人と繋がりたい#神道#shrine#shinto#日本の風景#参拝#神社巡拝家#recotrip#temple#寺#仏教#御朱印#御朱印巡り#御朱印好きな人と繋がりたい#神社建築#神社仏閣#パワースポット#山口県#下松市#破邪の御太刀#刀剣 (花岡八幡宮) https://www.instagram.com/p/Cnrkpi3P7Zb/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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liliyaolenyeva666 · 2 years
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📛 1438 「空手バカ一代」 #19カラ21。
テレビの中で 「空手バカ一代」 が はじまりました。今回は 「はばたけ!世界一の強者へ (第19話)」 というお話です。戦後初めての “第一回空手選手権大会” で 優勝し、体重500kg超えの闘牛ライデンゴーを浜辺で倒し、鬼殺しの一本背負いのタケバヤシを非常階段で倒したアスカケンは、北海道まで追いかけてきた タケバヤシの親友の刀男をも倒し、ヒグマとの真剣勝負に挑んだものの 途中で警察らの邪魔が入り決闘は中断。ヒグマとの戦いに失敗した矢先に、愛弟子アリアケ・ショウゴを思わぬ事故で失ったアスカケンは 、アリアケ・ショウゴに似た青年アダチススムと出会うのですけれど、そんな中で勝負を挑まれた 人斬りニシナを 事故とはいえ、ころしてしまいます。「二度と空手は使わない」 と心に誓ったアスカケンですけれど、だいぶ前書きも長くなってきました。さてさて 雪降る夜。ニシナ親子が駅の待合室で暖をとっています。そこへ到着する汽車。金八先生スタイルのアスカケンがカバンひとつ (だけ) を持って帰って来ます。再び償いの生活を始めるアスカケン。切株を取り除き、鍬で土を耕しているアスカケンに 「おじさーん、お茶だよー!」 とニシナ息子。前回 「井の中の蛙、広い大海を知らなかったな」 とキモい顔色をした トッド・ワカマツに言われたことを思い返すアスカケン。掌を見つめ、思い返すアスカケン。そんな掌を見つめて ボーッと耕してるんじゃないよっと 「おじちゃん!何考えてるの!」 とニシナ息子。「おじちゃんを驚かしたな!あははははは」 とニシナ息子と大笑いするアスカケンは 考え込んでいて本気で驚いたみたいです。焼き芋を頬張るニシナ息子を見 「この子の小さな魂の為にいきる」 とアスカケン。そんなころ 「大晦日まであと何日もない」 とニシナの父 (爺ちゃん)。「ん?あゝっ!」 とアスカケン。「アメリカに殴り込みをかけたはずだ!」 とワカマツに言われたことをまた思い返しているアスカケン。実写稽古映像が飛び出します。思いを断ち切る為、空手着を池にボチャっと投げ捨てる、不法投棄の世界でも一流を目指すアスカケン。何故か ぷかりぷかぷかと浮いた空手着は 偶然か必然か 木の枝に引っ掛かります。そんな引っ掛かった空手着を 「あ!あれはアスカさんの空手着!」 と それがアスカケンの空手着と どうして分かったのでせうか��イナ父 (爺ちゃん)。場面は変わり、偉さうな村人が現れ、これ以上お地蔵さんの丘をどうのこうのするならあゝのこうのするぞ!と言いながら 何か悪いことを考えている様子です。その日の夜、そうっと忍び込む わるい村人たち。丘の上のお地蔵さんを えいやっと投げ捨てます。そんなお地蔵さんの真下にはアスカケンが!「とうりゃっ!」 と 降ってきた お地蔵さんを破壊するアスカケン。「チェストォォォッ!とお地蔵さんを破壊しつつ、崖をジャンプで上がる ベジータのやうな アスカケンは向かって来たわるい村人をこてんぱんに痛めつけます。「何を言うか!由緒正しいお地蔵さんをそんな目に遭わす!」 とアスカケン。「お地蔵さんを元通りにして貰いませうか!」 と そのいくつかを木っ端微塵に破壊してしまったアスカケン。「空手は捨てたはずなのに 勝手に身体が動き出してしまって」 と 動き出すにも程があるアスカケン。とりあえず ギャリック砲を撃つ前にお知らせに入って貰います。お知らせが明け、初日の出を拝むニシナファミリーとアスカケン。紋付袴姿なアスカケン。「邪念を捨て (未だ見ぬアメリカの猛者がどうのこうのな) 念頭の誓いは改めて」 と、空手を捨てることをファミリーに誓うアスカケン。けれど、それをうまく言えないアスカケンの嘘を見破った息子は 「嘘つき!空手をおやりよ!」 と空手は一流でも 嘘をつくのは三流なアスカケンを叱ります。嘘がバレた恥ずかしさと あふれ出す未練で はげしく動揺するアスカケン。両の瞳から涙をぼろぼろと流しながら 東京に行ったアスカケンはもう帰って来ないと思っていたニシナ息子。「でも おじさんは帰ってきてくれた」 と泣かせることを言うニシナ息子。「これ以上のことは遠慮させて頂きたいと思います」 とニシナ妻。「今は日本一のカラテカだね?僕はおじさんに世界一のカラテカになってほしい」 とニシナ息子の名前は ユーイチくんというさうです。「ありがとう、ユーイチくん!」 と フリーダムガンダムよりも強く見えるアスカケン。そんな翼の生えたアスカケンに 「あゝこれは!」 と、洗濯して神棚に置いておいたらしい空手着が!「ありがとうユーイチくん、この空手バカ、新天地アメリカで」 と、アメリカ行きを告げてニシナファミリーとお別れをします。場面は変わり、大東ホテル501号室に再び訪れるアスカケン。部屋には “イガラシ6段 指折りの柔道家 (眼鏡男子)” がいらっしゃ��ます。イガラシさんもアスカケンとともに アメリカに旅立つさうです。「アメリカのレスラーを舐めてもらっては困る、出発まで みっちりトレーニングして欲しい」 とワカマツ。という訳で “北斗ボクシングジム” というジムで稽古をするアスカケン。「ふふふふ、思う存分トレーニング」 とトレーニングを楽しむアスカケンに 「そんなトレーニングでは ダメダメね」 と、レンガを片手に 「これを割って見せて プリーズ」 と無茶なことを言うワカマツ。「なるほど、ま、いいでせう」 とレンガを割り、そのついでに ビール瓶を素手で割るサービス精神旺盛なアスカケン。飛び込んできた実写映像も それらを割っています。「ワンダホー!」 と ワンダホーなワカマツ。そんなこんなで旅立ちの日が やって参りました。「わざわざのお見送り、ありがとうございます」 と ニシナファミリーにお礼を言うアスカケン。「おじさん、これ持ってって!」 と御守りをプレゼントしてくれた、大人を泣かせる シイナ息子ことユーイチくん。「超人追求の夢を求めて!」 と旅客機に乗り込む バロロームなアスカケン。そんなアスカケンを乗せた旅客機は アメリカに向けてギュイーンと飛び立ちました。
つづいて
テレビの中で 「空手バカ一代」 が はじまりました。今回は 「赤毛の殺し屋 (第20話)」 というお話です。「日本ともしばしお別れだな」 と旅客機に乗り込んだアスカケンは、離陸と同時に 険しい表情を浮かべながら だらりと汗を流し、何だか様子が少し 山口さんちのツトムくんよりも変な感じでどうしたのかな?って雰囲気です。「ええ、ちょっと。飛行機に酔ったやうです」 と、ハンケチを口に当てて、実は乗り物に弱かったということが分かった (彼も人の子) アスカケンを乗せた飛行機は、ロスアンゼルス国際空港に無事到着します。半病人状態のふらふらアスカケンは、そんな状態で 今夜からいきなり試合に出場させられるさうで 「正体を見せたなトッド・ワカマツ!契約を盾にこき使うつもりだ」 と調子が悪悪だけれどもこき使われるアスカケンは 移動中の車の中でも目を瞑り 汗だくツユダクです。車は停車し、観音開きのタクシーから がちゃっと降りたアスカケン。廊下を右に出た突き当たりの控室へ向かうイガラシとアスカケン。「ここらしいな、レスラーの控室というのは」 とアスカケン。「これがプロレスラーという人種か、まるで怪獣だ」 と プロレスラーが怪獣なら あなたは ウルトラマンレオかそれ以上です、アスカケン。「狂気のやうな筋肉だ」 と あなたも狂気一直線ですアスカケン。そんなアスカケンに「柔道、空手、こどものお遊びだ」 と赤毛のレスラー。「俺の弟は日本軍にパールハーバーでころされた、ジャップを見るところしたくなるんだ」 と とんでもないことを言う赤毛マン。「怪物レスラーどもとやりあって、空手の伝統を守れるか」 とアスカケン。そんなアスカケンは体調不良を理由に 前座の試し割りだけの出場と相成ります。ひどい野次を観客から飛ばされるアスカケン。反日感情丸出しなアメリカ人に驚かされる イガラシさんとアスカケン。「太平洋戦争から 7年経っているのに」 とアスカケン。そんな中 「イガラシさん、板をお願いします」 とアスカケン。五枚は重ねているであらう木の板を グッと構えるイガラシさん。「3枚くらいにしておこうか」 とのイガラシさんの声に 「そのままでいい」 とアスカケンは たらりと汗を流しながら ひとまずお知らせに入って貰います。お知らせが明け、ポカーンと口を開けて見守る観客の前で 「てゃあーーーーーっ!」 と飛び蹴りで5枚割りを成功させる、流石としか言いやうのないアスカケン。けれども 「うう、目眩がする」 とアスカケン。「こんな最悪の状態では割れないかもしれん」 と 数えられない高さの瓦割りに挑みます。「いやああああああああ!」 と 17枚以上もの瓦を叩き割る、きっと超人ロックよりも強いかもしれないアスカケン。どっと 汗を瓦に滴らせるアスカケン。そんなアスカケンを見 「みんなトリック、子供騙し」 と向こう側のプロレスラー。「元々割れてる奴を接着剤で止めた女の子でも割れるもの」 と そんな方法があったことを教えてくれるプロレスラー。そんな野次を飛ばすプロレスラーに 「予備の瓦を割ってみろ」 とアスカケン。「何枚でも叩き割って見せる」 と赤毛のレスラー。が、意気込みも虚しく、瓦を割らずに 拳を割る赤毛なレスラーは 右手の拳を赤く血で染めます。そんな赤毛が割れなかった瓦を 気合で叩き割る (瓦と木の板を叩き蹴り割る実写映像を交えながら) アスカケン。けれど 「ちょっと目眩が」 とアスカケン。そんなアスカケンに 「やる気か!」 と赤毛レスラー。「よせ、よすんだ!」 とアスカケン。3人のレスラーに襲われて 顔面から血を流すイガラシさん。目眩にくらくらしていて動くに動けないアスカケンですけれども 「マットに沈めなければオレの気が済まぬ」 と怒りに震える 半病人のアスカケンは 「いまの体力でやれることがひとつだけある、チャンスを狙うまで!」 とチャンスを狙います。「よーし、相手が疲れてくればこちらのチャンスだ」 とアスカケン。「あなたがダウンしたら わたしが大損害をこうむります」 と文句ばかりなワカマツ。そんな中 「いまだ!」 と赤毛の顔面に必殺の一撃を浴びせるアスカケン。両目が血で見えなくなるくらいの血を (たぶんきっと) 額から噴き出し、口からも血を吹き出させながらマットに沈む赤毛マン。「よおくやったぞアスカさん」 とイガラシさん。「アバラを 5、6本折ったはずなのに オレの首を折ろうとした」 とプロレスラーのヤバミさを知ったアスカケンは 「イガラシさん、ここから逃げ出すんだ!早くっ!」 とアメリカ人を倒した日本人に逆上し暴徒化した観客から逃れやうとするのですけれど 「だめだ!これでは逃げ出すことなんて出来ないっっ!」 と叫びながら次週につづきます。あやうし!アスカケン!目眩に負けるな!アスカケンっ!
つづけて
テレビの中で 「空手バカ一代」 が はじまりました。今回は 「ジャップを殺せ! (第21話)」 というヤバミなタイトルのお話です。赤毛の殺し屋との勝負を終え 「生死との戦いに勝った」 とアスカケン。「アバラが折れてる、目もやられてる」 と見るも無惨な姿の赤毛に近寄る仲間のレスラー。「脱出だ!」 とアスカケン。観衆までもが太平洋戦争の恐怖を呼び起こしてしまって ほんと大変なことになっています。「謝る、謝るんです」 と いつもそればかりなワカマツ。「あのリーダー気取りのレスラーは何物だ?」 とワカマツに尋ねるアスカケンの前に 偉さうな感じのレスラー、その名はジュリアンが目の前に立ちはだかります。仮面もうのるかそるかだ」 とアスカケンは いつかのキャプテン翼を思い起こさせる “三角飛び (まったく見当違いの方向へ飛び、その反動を利用する)” で、ジュリアンに飛び蹴りを喰らわすアスカケン。3年ごろしの三角飛びという技らしいそれについて 「その場のダメージは大したことはない、けれど1年後には病院に入り、二年後には身体が朽ち果て、三年後には狂いじにする」 と、とんでもない技を浴びせたことをジュリアンに話します。けれども 「特殊なマッサージで治癒させることができる」 と ハッタリなのかさうでないのか微妙なラインを踏み続けるアスカケン。「どうだイエスかノーか!」 と、怯え切ったジュリアンに アスカケンらと身の補償をジュリアンに約束させる ハッタリの世界をも極めてしまいさうな勢いのアスカケン。「命からがらとはまったくこのことね!」 と口ばっかりで何もしていないワカマツ。「不可能とは言えない 3年ごろし」 と 不可能を可能にしさうなアスカケン。「まあいずれにしても一か八かの大博打でした」 とアスカケン。「さうあんな策略が通用するわけじゃない、地獄旅だ」 なんてことを言いながらアスカケンと愉快な仲間たちは 次なる地サンフランシスコに到着します。「ロサンゼルスの時よりもっと厳しい」 とヤバミなことを軽々しく言うワカマツ。次なる対戦相手は “人間キジュウキ” の異名を持つ、フリーマンではないモーガン。怪力も怪力なフリーマンではないモーガンに 「話半分にしても容易ならぬ相手だ」 と身構えるアスカケン。試合前からして いきなり袋叩きに遭うイガラシさん。「日本人をころせ、真珠湾をわすれるな」 と吠えるアメちゃんたち。なんて中でのレンガ2枚割りに挑むアスカケン (実写映像も飛び出ます)。4枚ほどの厚い板割りに挑むアスカケン (実写映像も飛び出ます)。ビール瓶を手刀で割くアスカケン (実写映像も飛び出ます)。今度は 2本のビール瓶を手刀で割くアスカケン (実写映像はなし) と デモンストレーションどころでは無いデモンストレーションを披露します。が、文句をいう相手選手や観客たち。「またしてもインチキ呼ばわり!」 と唸るアスカケンを置いて いきなり試合ははじまります。モーガンに足を掴まれ、ロビンマスクのタワーブリッジのやうな技をギリギリリと受けるアスカケン。モーガンの左目がキラリと光り、人間技とは思えない回転からの投げでリング外に投げ捨てられるアスカケン。ワカマツに 「大失敗した、見損なったよ」 と小言を言われるアスカケン。が、投げられた瞬間に放った左足の蹴りがモーガンに炸裂し、そのアクションが地面に激突へのクッションになったらしく、大怪我を負わずに済んだ テクニカルなアスカケンは その一撃で重モビルスーツドムみたいな肩書きのモーガンを倒します。が!リング外で 左脇腹を眼鏡婦人に傘で刺されるショッキング場面の中のアスカケン。その拍子で 婦人を弾き飛ばしてしまったアスカケン。「レディファーストなアメリカで何てことを!」 とワカマツ。「どうにかしてくれ!」 と怒り狂った観客の中で 「もはやこれまでか!」 とアスカケン。とそこへ 「やめろ!」 と発砲した警官が 「人騒がせな」 と言いながら アスカケンらを会場の外に逃がします。痛む脇腹を押さえながらのアスカケンは 見るからに痛さうです。助けてくれた警官は 「勤務時間を過ぎたら うちらも一個人になるぜ」 とアスカケンらにとんでもないことを言い放ちます。「彼らは本気だ、戦争の傷はまだ深い」 とアスカケン。空手着の左脇腹が真っ赤に染まるアスカケン。とりあえずホテルに急行します。救急箱で傷を治療するイガラシさん。「もう手遅れだ完全に手遅れだ!」 と そんなことばかり言っているワカマツ。ホテルの下は怒りに満ちた群衆で溢れ返っています。「嫌だ���だリンチは嫌だ!」 と弱音を吐くワカマツ。「鉄砲という鉄砲を潜り抜けて来た俺だが、今度という今度はしを覚悟せねばなるまい!」 と覚悟せねばなるまいアスカケンは アメリカ合衆国を敵に回してしまったみたいです。
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t82475 · 3 years
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続・くのいちイリュージョン
1. 女性だけのイリュージョンチーム「コットンケーキ」に所属していたあたし、御崎芽瑠(みさきめる)がフリーのマジシャン、谷孝輔(たにこうすけ)と出会ったのはほんの4か月前のことだった。 恋人同士になり、専属のパートナーになって欲しいと頼まれた。 悩んだ末、あたしはコットンケーキを辞め、彼のアシスタントになって生きることに決めた。 2. 以前は撮影スタジオだったというフロアの半分に客席のソファとテーブルが並んでいる。 残り半分があたし達のステージだ。 ちらりと見たところ、客席は結婚式の披露宴みたいに着飾った人ばかりだった。 ここってものすごく高級なクラブなの? 「会員制の秘密クラブさ。会費は安くないらしいよ」 「すごいね」 「みんな俺たちを見に来てくれてるんだ。ドキドキするステージにしよう」 「うん!」 〇オープニング ステージが暗くなって、中央にスポットライトが一本当たった。 ゴーン。 鐘の音のSE(効果音)。 あたし一人で進み出た。 衣装は真っ赤な忍者の上衣、ショートパンツに網タイツとブーツ。覆面で顔を隠している。 身を屈めて爪先で小走り。ときおり物陰に隠れるようにして周囲を伺う。 あたしは敵地に侵入したくのいちだ。 絶対に見つからないよう、気配を殺して・・。 〇 スネアトラップの罠 がたんっ!! 大きな音がして、くのいちが消えた。 ピーッ、ピーッ! 呼び子が響き、ステージ全体が明るくなる。 くのいちは頭上高くに吊られていた。 片方の足を縄に絡められて、逆さになって激しくもがいている。 これは森で動物などを捕獲するために使うスネア・トラップという罠だ。 目立たないように張ったワイヤを引っ掛けると、縄の輪が足に掛かり、立ち木をしならせたバネの力で吊り上げられる。 「獲物がかかったか!」 黒装束の忍者が登場した。コースケだ。 長いマントを翻し、背中に太刀を背負っている。 黒忍者は逆さ吊りになったくのいちの手首を捕らえると、後ろ手に組ませて縄で縛り上げた。 さらに覆面を剥ぎ取って、その口に懐から出した白布を詰める。 「舌を噛んで自害されては困るからな」 にやりと笑うと、前髪を掴んで前後左右に振り回した。 ・・あたしは悔し気な表情を浮かべながら振り子のように揺れた。 揺れ幅が小さくなると、再び髪を掴んで揺らされた。 全体重を片足で受けているから長く続けると足首を痛めるけれど、そのために足首部分を分厚くしたブーツを履いているから耐えられる。 〇 逆さ吊りオリガミ 黒忍者は小さな箱を載せた台を押してくると、くのいちが揺れる真下に据えた。 一辺がわずか30センチほどのサイコロ形の箱である。 その箱の蓋を開け、くのいちを吊るす縄を緩めてゆっくり降下させた。 くのいちの頭が箱に入り、続けて肩、胸、腰と沈んでゆく。 こんな小さな箱にどうやって人間の身体が入るのか不思議だった。 くのいちの膝まで箱に入ったところで、黒忍者は足首に絡んだ縄を解き、さらに左右のブーツを脱がせた。 網タイツだけになった脚を上から押し込んで箱の蓋を閉じる。 黒忍者は背中の太刀を抜くと、箱にぶすりと突き刺した。 すぐに抜いて別の角度で再び突き刺す。 これを何度も繰り返した後、黒忍者は箱の面を内側に折り込んで半分の大きさにした。 さらに折って小さくする。 箱をゲンコツほどの大きさまで折り畳むと、黒忍者はその台まで二つに畳んで運び去ってしまった。 〇 皮張り椅子からの出現 ステージが暗くなって、反対側に置いた皮張りの椅子にスポットライトが当たる。 黒忍者はその椅子に艶のある大きな黒布をふわりと被せた。 すぐに布を外すと、そこにくのいちが腰掛けていた。 縄で後ろ手に縛られ、白布の猿轡をされた姿は変わりがない。 黒忍者はその口から覗く布の端を摘むとずるずる引きだした。 咳き込むくのいち。 その首を両手で締め上げる。 くのいちは首を振りながら苦しみ、やがて動かなくなった。 ・・コースケの首絞めは容赦なしだ。 あたしは息を詰まらせ、ちょっぴり感じながら気絶する演技をする。 黒忍者はくのいちの頬を叩いて意識を失ったことを確認する。 大きなビニール袋を持ってくると、くのいちの上から被せ、袋の口を縛って床に転がした。 〇 透明袋のスパイク刺し 椅子が下げられて、キャスター付の薄い金属台が登場した。 金属台の広さは畳一枚分ほど。 黒忍者はくのいちを入れたビニール袋を金属台に乗せた。 袋の中ではくのいちが目を覚ましたようだ。 ・・あたしは身を捩ってもがくふりをする。 この後、後ろ手に縛られた縄を抜けてビニール袋から脱出するけれど、そのタイミングが難しいんだ。 コースケがアドリブで芸をすることもあるし。 痛! こらコースケっ、女の子を足で蹴るなぁ。 喜んじゃうじゃないか~!! 黒忍者がくのいちを袋の上から蹴って、くのいちが苦しむ。 その間に頭上から大きな器具が降りてきて、ビニール袋のすぐ上で停止した。 鉄板は金属台とほぼ同じ大きさで、100本以上の金属針(スパイク)が下向きに生えていた。 生け花に使う剣山(けんざん)を逆さにしたような形状である。 四隅に布ロープを掛けて吊るしているようだ。 もしロープが切れたら鉄板は落下して、鋭く尖ったスパイクがくのいちを貫くことになるだろう。 黒忍者は火のついた松明(たいまつ)を持つと、4本の布ロープに順に火を移した。 燃え上がる布ロープ。 透明な袋の中ではくのいちが必死に縄を解こうとしている。 4本あるロープの1本が燃え尽きて切れた。 鉄板は大きく揺れたが、まだ宙に浮いている。 反対側の1本も切れた。 鉄板がぐらりと傾き、それにつられて残りの2本が同時に切断された。 がちゃん!! 大きな音がして鉄板が落下した。 ちぎれたビニールの破片が舞い散る。 観客の誰もが息をのんでステージを見つめた。 金属台にスパイクが突き刺さっているが、そこに人影はなかった。 最後の瞬間まで、袋の中には確かにくのいちが閉じ込められていた。 いったいどうなっているのだろう? ステージが明るくなった。 黒忍者がマントを広げると、その陰からくのいちが現れた。 拍手の中、並んでお辞儀をする。 ・・やったね! コースケの目を見て微笑んだ。 コースケも笑ってあたしの頭を叩いてくれた。 3. 「じゃあ、お仕事うまくいったんですね!?」ノコが聞いた。 「まあね」 「いいなぁ、私も見たかったです」 「ダメよ。会員でないと入れないお店だから」 ノコはコットンケーキの後輩で、あたしとちょっと特別な関係にある女の子だ。 「・・だいたい片付きましたね」 「ありがとう、助かったわ」 「メルさんのことなら何でもお手伝いしますよ~♥」 ここはコースケのマンション。 彼の専属になって、あたしは前のアパートを引き払いコースケと一緒に住むことにした。 一緒と言っても、籍は入れない。ただの同棲だけどね。 ノコは引っ越し荷物の整理に手伝いに来てくれたのだった。 「お茶、入れるわ」 「お茶よりも・・」「何?」 「コースケさんはまだ帰らないんですよね?」 「うん。彼、ショーの打ち合わせで、戻るのは夜になるって」 「なら、触れ合いたいです、メルさんと」 「もう」 「えへへ」「うふふ」 あたし達はくすくす笑いながら着ているものを全部脱いで裸になった。 忍者の長いマントを互いの首に巻く。 マントは忍者装束が趣味のあたしがノコと一緒に過ごすときに必ず着けるアイテムだった。 「拘束してもらえますか?」 「ノコってマゾなの?」「はい、ドMです♥」 相変わらず素直ではっきり言う子。だから好きなんだけど。 ノコはマントの下で後ろに手を合わせ、あたしはその手首に手錠を掛けてあげた。 「ああ、これで私に自由はありませんよね」 後ろ手錠の具合を確かめるノコ。 その顎に指をかけて持ち上げた。そっと唇を合わせる。 キスの後、後ろから回した手で左右の胸を揉みしだく。 この子はあたしより小柄なくせに、おっぱいが大きくてふわふわ柔らかいんだ。 股間に手をやると、そこはもうしっとり濡れていた。 「はぁ・・ん」 カナリアみたいに可愛い声。 こんな声で鳴かれたら、あたしも濡れてくるじゃないの。 ソファに揃って倒れ込んだ。 乳首を甘噛みすると、ノコは全身をびくんと震わせた。 「・・俺がいないときを狙って、何やってるの」 振り向くと、ドアが開いてコースケが立っていた。 4. 「コースケ! 帰るのは夜だって・・」 「のはずだったけど、早く済んだから帰ってきたの」 コースケは頭を掻きながら呆れたように言う。 「ま、こんなことになっているだろとは予想してたけどね」 「すみませーんっ、メルさんを食べようとしちゃって」ノコが謝った。 「俺は気にしないよ。それに食べようとしてたのはメルの方じゃないの?」 「・・」 あたしはノコの上から離れた。 赤くなっているのが自分で分かる。 二人の関係はコースケ公認だけど、彼の見ている前でこの子とエッチするほどあたしの心臓は強くない。 「わははは。メル、それじゃ欲求不満だろう?」 「ばか」 「楽しませてあげるよ。ノコちゃんもね」 「うわ~い」 そんな簡単に喜んじゃダメよ、ノコ。 コイツがこんな風に言うときは、だいたいロクでもない目に会うんだから。 コースケは皮張りの椅子を持ってきた。 それ、この間のステージで使った椅子。 「はい、メル。ここに座って、前に両手出して」 「この格好で?」「もちろん」 コースケはあたしを椅子に座らせると、前に出した両手首を縄で縛った。 さらに肘を折らせて手首の縄を首に巻いて括り付けた。 あたしは手を前で合わせたまま、下げられなくなった。 椅子ごと大きな黒布を被せられた。 「動いたら後でお仕置き。いいな?」「う、うん」
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「さあノコちゃん、メルを好きにしていいよ」 「うわ~いっ」 後ろ手錠のノコが這って黒布の下に入り込んできた。
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自分は膝立ちになると、あたしのマントの中に頭を挿し入れた。 ちゅう。 「きゃ」 おへその下を吸われた。そ、そんなに強く吸わなくても。 ノコの口は下へ下へと移動する。 あ、それ下の毛! 汚いよぉ。 「そろそろ諦めて足を開いてくださぁい、センパイ♥」 だ、だ、だっ、だめぇ。 両足の間にノコの肩が割り込んだ。 「はんっ!」 クリを吸われた。 「あ・・、あん、はぁん」 舌の先で転がされる。 「あ、あ、あああ」 我慢する気はすっかり失せた。 あたしは身を反り返らせて喘ぎ続ける。 「れろれろ。メルさんのおつゆ♥ 美味しいです」 「ば、ばか。そんなとこ、」 「噛みますよぉ。イっちゃってください」 「あ、やっ」 きゅん!! 衝撃が駆け抜けた。一瞬、意識が遠のく。 ノコの顔が上がってきて耳元で囁かれた。 「抱いてあげたいんですけど、手錠してるんでダメなんです。・・代わりにキスしますね♥」 「あぁっ!」「んんっ!」 ノコとあたし、両手を拘束された女同士がディープキスをする。 はあ、はあ。 肩で息をして、もう一度吸い合った。 ぱちぱちぱち。 「いいねぇ。堪能させてもらったよ」 のんびり拍手してからコースケが言った。 「はあ、はあ。コースケぇ。もう許して」 「そうだな。じゃ、そのままバニッシュしてよ」 「そ、そんな、無理」 「無理じゃないさ。それくらいできないとこの先困るぞ」 「きっとできます! メルさんなら」 もう、ノコまで無責任に。 「じゃ、いくぜ。・・ワン、ツウ、スリー!」 コースケは椅子全体を覆う黒布を両手で持って外した。 そこには後ろ手錠のノコだけが膝立ちで屈んでいた。 あたしが座っていた椅子の座面には、半透明の液体が広がって溜まっていた。 5. 翌日。 喫茶店に現れたサオリさんは以前より綺麗になっていた。 「待たせたかしら」「いえ、あたしも来たばかり」 「メルちゃん、何だか綺麗になってない?」 「あたしこそ、サオリさんが綺麗になったって思ったんですけど」 「え? あはは」「うふふ」 コットンケーキのリーダー、サオリさんと会うのはチームを辞めて以来だった。 あたしが円満に退所できたのはサオリさんが応援すると言ってくれたからで、あたしはとても感謝している。 「どうしてるの?」 「クラブで彼とイリュージョンのお仕事をやってます」 「そっか。頑張ってるのね」 「まだ続けてできるかどうかは分からないんですけど」 「コットンケーキだって最初はそうだったわ。・・それで、どこのお店?」 「それはまだちょっと、」 あたしは言葉をにごす。 秘密クラブで拷問イリュージョンやってます、なんてこの人には言えないよ。 サオリさんの目がきらりと光った。 「そう・・、詳しくは聞かないけど、いろいろなお店があるわ。危ない仕事はしないでね」 「無茶はしません。彼を信じて頑張ります」 「分かった」 サオリさんは笑って手を握ってくれた。 「じゃあ何も言わない! 自分の信じた道を進むのよ、メルちゃん」 「はい!」 6. 「くのいちの拷問とは考えたもんでんなぁ。客の評判は上々でしたで」 クラブのマネージャーが言った。 ガッチーと名乗る不思議な関西弁を喋るおじさんだった。 あたしとコースケは先週のステージの評価を聞きに来たのだった。 「来月も頼みますわ。それも好評やったら出演枠を毎週とる、ちゅうことで」 やった! あたしはコースケとガッツポーズをする。 「・・まぁ、できたら、できたらでよろしおまっけど、次は、もちょっと過激にしてくれたら、ええかもしれませんな」 「過激に、ですか?」コースケが聞く。 「過激に、ですわ。そちらのメルさんでしたか、可愛い顔やさかいグロな演出やったら喜ばれますわ。エロでもよろしいけど」 「分かりました、やります。まかせてください」 彼が胸を叩いた。 グロかエロって、あたしがやるんだよね。 コースケ、大丈夫? 安請け合いしちゃっても。 7. 東京から車で2時間の高原。 そこは小さな湖に面したキャンプ場だった。 次の出演が決まったお祝いに、あたしとコースケは二人でゆっくり過ごそうとやってきた。 キャンプなんて面倒くさいし汚れるからホテルがいいと言ったあたしに、大人気の絶景キャンプ場だから行こうと誘ったのはコースケだ。 「・・誰もいないじゃないの」 「あれ? おっかしいなぁ~。平日は空いてるのかなぁ~?」 「コースケ、知ってたんでしょ」 「わはははっ、まあいいじゃねーか」 「こんな寂しいところで二人だけなんて、どういうつもりよ!」 「誰もいなけりゃ、エッチし放題だぜ」 「え」 「ほら、今夜は晴れてるし、外でするってのはどう?」 これで喜ぶんだから、我ながら単純な女だと思う。 コースケはキャンプの料理も上手だった。 フライパンで焼いたピザとペンネ、チキンとキノコのホイル焼きを食べるとお腹いっぱいになった。 「マシュマロ、焼けたぜ」 「わ、食べるぅ」 パチパチ燃える火を前に並んで座っていると自然といい雰囲気になる。 あたしが身を寄せると彼が肩を抱いてくれたりして。 「キャンプも悪くないだろ?」 「うん、バカにしてごめんね。・・今度はノコも連れて来たいな」 「ああ、あの子なら喜ぶだろうね」 「見てっ。星がすごーい!」 「おお、まさに満天の星だ」 「こんなにたくさんの星見るの、初めてだよー」 見上げていると、頬に彼の手が添えられた。 顔を向けてキス。 「今日は優しいのね、コースケ」 「俺はいつでも優しいぜ?」「うそ」 「どう? 今なら何されてもいいって気分にならない?」 「そうね。・・いいよ、今なら」 「よっしゃ。じゃ、早速」 へ? コースケは立ち上がると暗がりの中を歩いていった。 もう、せっかくロマンチックな雰囲気だったのに。 バタン! あれは車のハッチバックの音。 「お待たせ~」 「何、そのキャリーケース」「見てな」 コースケはポケットから鍵を出すとキャリーケースの蓋を開けた。 大きな塊がごろんと転がり出た。 サージカルテープでぐるぐる巻きにされた布の袋だった。 テープを剥がして袋の口を開くと、中に膝を抱えて小さくなった女の子が入っていた。 「ノコ!!」 「えへへ。こんばんわぁ、メルさん」 「あんた、いつから」「えっと、朝からですぅ」 朝から? じゃ、あたし達がドライブして、ランチ食べて、コスモス園行って、それからえ~っと、ともかくいろいろしてる間、ずっと!? 「はいっ、頑張りましたぁ」 「水分補給も兼ねてカロリーゼリー持たせてたから問題ないぜ。トイレは無理だけど」 「私、漏らしたりしてませんよぉ。エライでしょ? ・・そろそろ限界ですけど」 「その袋は防水だよ。中でやっちゃって構わないって言っただろう?」 「女の子なのに、そんなことできませんっ。それに私、メルさんのためならボーコー炎になってもいいんです」 「そーいう問題じゃないでしょ!」 ともかくノコを袋から出して、トイレに行かせる。 ノコは裸で汗まみれだった。 「着るものあるの? それじゃ風邪引くわ」 「大丈夫です。メルさんに暖めてもらいますから」 「え? きゃっ」 やおらノコはあたしの服を脱がせ始めた。 「コースケ! 笑って見てないで何とかしてっ」 「俺、ノコちゃんの味方」「え~っ」 コースケは全裸になったあたしとノコを向かい合って密着させた。 反物のように巻いた布を出してくると、あたし達の首から下に巻き始めた。 とても薄くてゴムのように伸びる布だった。 きゅ、きゅ、きゅ。 弾力のある布が肌を絞め付ける。 き、気持ちいいじゃない。 「マミープレイに使う布だよ。メルはぎゅっと包まれるのが好きだろ? 性的な意味で」 「性的な意味は余計っ。・・否定、しないけど」 肩と肘、手首まで布に包まれる。 これ自力じゃ絶対に抜けられない。 「おっと、これを忘れてた」 あたしとノコの股間にU字形の器具が挿し込まれた。 「ちょっと重いから落ちないようにしっかり締めててね、ノコちゃん」 「はい!」 ノコ、何でそんな殊勝に応じるの。 やがて布はあたし達の膝から足首まで巻かれ、さらに二重、三重に巻かれた。 「口開けて、メル」「んっ」 コースケはあたしの口にハンドタオルを押し込んで上からガムテを貼った。 猿轡、あたしだけ!? 「よっしゃ、頭も巻くぞ」 あたし達は首から上も布を巻かれて一つの塊になった。 そのまま地面に転がされる。 「いいねぇ、女体ミイラ」 布の巻き具合とあたし達の呼吸を確認すると、コースケはおごそかに宣言する。 「二人揃ってイクまで放置。時間無制限」 えええ~っ!? 「俺は君らを肴にホットウイスキーでも飲んでるわ」 8. まったく動けなかった。 動けないけれど、女の子二人で肌を合わせて強く巻かれているのは気持ちよかった。 ちょっと息が苦しいのはノコの巨乳があたしの胸を圧迫するせい。 まあ仕方ないわね。 「メルさぁん♥」 耳元でノコが甘い声を出した。 あたし達は頬と頬を密着させた状態で固定されているから、この子の声は耳元で聞こえるんだ。 ぺろ。ぞくぞくぅ! 「んんっ、んんん~っ!!(ひぃっ、耳を舐めるな~!!)」 思わずのけ反ると、股間のU字器具が膣壁を刺激した。 「ひゃん!」「ん~っ!(ひゃんっ!)」。 あたしとノコは同時に悲鳴を上げる。 これ、うっかり力を入れるとヤバい・・。 ぶーんっ。 そのU字器具が振動を開始した。 「あぁ~んっ!!」「んんっ~ん!!!」 双頭バイブっ!? コースケめ、仕込んだなぁ!!! ノコがびくびく震え、同期してあたしもびくびく震えた。 膣(なか)で暴れるバイブは的確にGスポットを突いた。 耐えられずに下半身に力を入れると、それは刺激となって相手のGスポットに伝わる。 そしてさらに大きな刺激が返ってきて、こちらのGスポットをいっそう強く責めるのだった。 「はん! はん! はぁんっ!!!」「ん! ん! んん~んっ!!!」 コースケは双頭バイブのリモコンを気ままに操作した。 あたし達は震え、もがき、快感を増幅し合った。 イキそうになる前にバイブは停止して、その度に二人とも半狂乱になった。 疲れ果てたけれど、眠ることも休むこともできなかった。 あたしもノコも被虐の嵐の中をどこまでも堕ちた。 明け方近くになってコースケはようやくイクことを許してくれた。 ノコが声にならない声を上げて動かなくなり、それを見てあたしも安心して絶頂を迎え、そして意識を失った。 とても幸福だった。 朝ご飯の後、コースケが撮影した動画を見せてもらった。 スマホの画面の中で、あたし達を包んだミイラがまるで生き物のようにびくびく跳ねまわっていた。 9. クラブからさらに過激なネタと求められて、コースケは新しいイリュージョンを準備した。 機材の費用はクラブが出してくれるという。 続けて出演契約できたら、という条件だけどね。 「どう? いける?」「大丈夫、いけるよ」 あたしは新調したガラス箱に入って具合を確かめている。 クリスタルボックスに似ているけれど、幅と高さの内寸が50センチずつしかないから中で身を起こすことはできない。 高価な耐熱強化ガラスで作った箱だった。 絶対に成功させないといけないよね。 「じゃ、隠れて」「分かった」 あたしは底の扉を開けて、その下に滑り込んだ。 燃え盛る火の下でも安全に過ごせる隠れ場所。 「蓋、浮いてるぞ」「え、閉まってない?」 「太っただろ、メル」「失礼ねーっ。バストが大きくなったの!」 「そりゃあり得ねー」「言ったわねー。なら今夜確かめる?」「よし、徹底的に確かめてやる」 軽口を叩き合いながら、あたしは自分の位置を調整する。 「ごめん、一度押さえてくれる」「お���しゃ」 ぎゅ。かちゃり。 仰向けになったあたしを押さる天板が下がって、あたしはネタ場の空間にぴたりとはまり込んだ。 「どう?」「気持ちいい」 「何だよそれ。・・浸ってないで、とっとと出てこい」 「もうちょっと」 「あのねぇ~」 それからあたし達は次のステージの構成を決めて、ネタの練習を続けた。 10. 次のショーの本番当日。 「ノコ、何であんたがここにいるのよ」 「えへへ。私も手伝いに来ました」 控室にはノコがいた。 コースケと同じ黒い忍者の装束で顔に覆面をしていた。 「あんたもコットンケーキ辞めさせられちゃうよ」 「大丈夫です。ちゃんと顔隠してやりますから」 「それでバレないほど甘くないと思うけど」 「やらせてやれよ。ノコちゃんも覚悟して来てるんだ」 コースケが言うなら、とあたしはノコのアシスタントを認めた。 アシスタントと言ってもノコは黒子で機材の出し入れなどを手伝う役だ。 「・・御崎メルさん、来客です。フロアへどうぞ」「あ、はい!」 来客? 客席に行くと、そこにはセクシーなイブニングドレスの女性が待っていた。 「サオリさん!! どうしてここに!?」 「コットンケーキのリーダーが秘密クラブのメンバーだったらいけない?」 「いけなくはないけど・・、驚きました」 「ショーのプログラムに『Kosuke & Meru』ってあって、もしやと思って来たらやっぱり貴女だったのね」 「知られちゃったんですね。恥ずかしいです」 「いいのわ。わたし、今日はすごく楽しみにしてるんだから」「?」 サオリさんは微笑んだ。今まで見たことのないくらい色っぽい微笑み方だった。 「ここでやるってことは、メルちゃん、きっと可哀想な目に会うんでしょ?」 「え」 「正直に言うとね、女の子が酷いことされるのが大好きなの。拷問されたり、無理矢理犯されたり」 「・・サオリさん、やっぱりSだったんですか」 コットンケーキ時代、サオリさんの指導がとても厳しかったのを思い出した。 あたし達後輩はいつも泣かされて、このドS!とか思ったものだった。 「うふふ。逆かもしれないわよ」 サオリさんは笑っている。 「ま、まさか、ドM!?」 「わたしのことはいいじゃない。ステージ、怪我しないよう頑張ってね!」 「・・はいっ」 控室に戻り、ノコに「サオリさんが来てる」と伝えた。 「ぎょぼ!」 何、その驚き方は。 11. 〇 緊縛木箱と性感責め スポットライトの中に黒忍者のコースケと黒子のノコが登場した。 テーブルを出して、その上に空の木箱を置いた。 すぐに木箱を持ち上げると、テーブルの上にはくのいちのあたしがうつ伏せになって縄で全身を縛られていた。 衣装は先月のステージと同じ赤い上衣にショートパンツと網タイツだけど、ブーツと覆面は着けていない。 その代わり最初から口に縄を噛ませて猿轡をされている。 緊縛はタネも仕掛けもない本物だった。 背中に捩じり上げてほぼ直角に交差させた両手首と二の腕、胸の上下を絞め上げる高手小手縛り。 両足は膝と足首を縛り、後ろに強く引かれて背中の縄に連結されている。 決して楽じゃないホッグタイの逆海老縛り。 ショーが始まる前からこの姿勢で木箱に仕込まれていたのである。 黒忍者はくのいちの足首の縄を首の方向へ強く引いた。 テーブルについた顎に体重がかかる。 さらにその状態で太ももの間に手が侵入し、突き当りの部分が激しく揉み込まれた。 ・・くっ! あたしは両目をぎゅっと閉じて恥辱に耐える。 きついけど、これはまだまだ序盤なんだ。 今度のショーではお客様の前で性的な責めを受ける。 コースケは本気で責め、あたしは本気で苦しみ本気で感じる。 二人で決めたシナリオだった。 やがて膝と足首の縄が解かれ、右足と左足を黒忍者と黒子が掴んで開かせた。 逆海老の後は180度に近い開脚。 黒忍者は苦無(くない:忍者が使う短刀)を持ち、先端をくのいちの股間に突き立てる。 ショートパンツが破れない程度に突くけれど、それでも確実に女の敏感な部分が責められている。 「ん、あああああ~っ!!」 ・・耐えられずに声が出た。 あたしは喘ぎながら身を震わせる。 完全に被虐モードだった。じっと忍ぶ力なんて残っていない。 スポットライトに照らされて光る粘液がテーブルを濡らす様子が客席からも見えたはずだ。 〇 鞭打ちレビテーション ぐったり動かなくなったくのいちに大きな布が被せられた。 テーブルの後ろに黒忍者が立ち、両手で持ち上げる仕草をすると、布に覆われたくのいちがゆっくり上昇した。 2メートルほどに高さに浮かんだところで、黒忍者は一本鞭を手にする。 振りかぶって布の上からくのいちを打つ。 ぴしり。「あっ!」 鞭の音と呻き声が聞こえた。 ぴしり。「んっ!」 ぴしり。「んんっ!」 ぴしり。「んあっ!」 ぴしり。「ああーっ!!」 5度目の鞭打ちで布がずれ落ちた。 ・・この鞭打ちにも一切タネがない。 布が被せられているとはいえ、あたしはコースケの鞭を本当に受けている。 絶対に逃げられない拷問。 「女の子が酷いことされるのが大好きなの。拷問されたり、無理矢理犯されたり・・」 さっき聞いたサオリさんの言葉が蘇った。 あたし、本当に酷いことされてる! 鞭で布が落ちると、そこには高手小手で縛られたくのいちが浮かんでいた。 黒忍者は両手を振ってテーブルの上にくのいちを降下させた。 もう一度布を被せ直して、再び浮上させる。 鞭打ちが再開された。 ぴしり。「あぁっ!」 ぴしり。「んん~っ!!」 黒忍者は鞭を置くと、宙に浮かぶ布の端を掴んで引き下ろした。 ばさっ。 そこにあったはずの女体は消えてなくなっていた。 〇 ミイラ短剣刺し ステージ全体が明るくなった。 隅の方に敷かれていた黒布がむくむく膨み、中からくのいちが立ち上がった。 猿轡は外れていたけれど、高手小手の緊縛はそのままだった。 その場から逃げようとするが、黒忍者が両手を合わせて呪文を唱えると、何かに固められたかのように動けなくなって黒子に捕らえられた。 黒忍者は反物のように巻いた布を持ってきた。 これはあのキャンプで使った薄くて弾力のある布だった。 その布をくのいちの頭から足先までぐるぐる巻きつけた。 薄手の布の下にはくのいちの顔が透けて見えていたけれど、何重も巻くうちに見なくなって、全体が白っぽいミイラになった。 くのいちのミイラは床に転がされた。 黒忍者は短剣を持って掲げる。刃渡り10センチほどの銀色の短剣だった。 やおらその短剣をミイラのお腹に突き刺した。 「きゃあっ!!」激しい悲鳴。 さらに3本の短剣を出して、胸の上下と顔面に刺す。 ミイラは1本1本刺される度に悲鳴を上げてびくびく跳ね、短剣を突き立てた箇所には真っ赤な染みが広がった。 〇 ガラスの棺 透明な箱が登場する。 細長い棺(ひつぎ)のような形状をしていて、人が入るとしたら横たわるしかない大きさだった。 黒忍者はミイラから短剣を抜き、肩に担いで棺の中に入れた。 黒子が蓋をして南京錠の鍵を掛ける。 黒忍者は松明(たいまつ)に火を点けた。 照明が消えて真っ暗になった。 ステージの明かりは黒忍者が持つ松明だけである。 黒忍者は棺のまわりを歩きながら、松明で棺の中を照らした。 すると、何と、棺のミイラが燃え始めた! その火は次第に大きくなって、棺の中いっぱいに燃え広がった。 わっ。観客がざわつく。 一瞬だけ、棺の中にくのいちが見えたのだ。 しかしすぐにその姿は炎の中に消えてなくなってしまった。 ・・ヤバい!! あたしは棺の底に背中をつけて隠し扉を開けようとしていた。 ガチで両手を縛られているから動かせるのは指先だけだった。 その指に、あるはずの扉のフックが掛からない。 見つからないっ、見つからないよ!! 網タイツの足がちりちり焼け始めた。 火が小さくなって静かに消えた。 やがて照明が点いてステージが明るくなる。 黒忍者と黒子が棺の前後を持ち、斜めに傾けて中身を客席に向けた。 皆が目をこらした。 棺の中は黒い粉が溜まっているだけで、その他は何も入っていなかった。 くのいちの女の子は灰になってしまったのだろうか? 黒忍者が客席の後方を指差す。 黒子がほっとしたように両手を叩いた。 そこにはくのいちが立っていた。 忍者の衣装は灰で黒くなり、網タイツは焼けて穴が開きその下は赤くただれていた。 ・・あたしはステージに向かって走っていった。 ふらふらしながら、どうにか倒れずにすんだ。 拍手の中、揃って頭を下げる。 うずうずした。 お客さんの前だけど、もう我慢できない! あたしはその場でコースケに抱きついた。 黒忍者とくのいちはそのまま長いキスをした。 12. 喫茶店。 あたしはサオリさんと向かい合って座っていた。 「怪我したって本当?」 「火傷しただけです。脚に痕が残りますけど」 「可哀想に・・」 「大丈夫です。イリュージョンするのに問題ありません」 生足を出すのはちょっと難しいけどね。 「クラブの仕事はどうするの?」 「続けます。ただ、出演は減らそうって彼と相談してます」 「それがいいかもね。クラブを辞めないのなら、わたしはメルちゃんが苦しむシーンをこれからも楽しめるし」 「サオリさん、それ酷いですよ」 「あはは。じゃあ、今度はわたしが苦しんでみましょうか」 「見たい! でもいいんですか? コットンケーキのリーダーがそんなことして」 「コットンケーキでやればいいんでしょ? 拷問イリュージョン」 「まさか本気で言ってませんよね?」 「半分本気よ。ノコちゃんもやりたいって言ってるしね。貴女達のネタ見て興奮してるみたい」 「ぎょぼ!! 知ってたんですか、あの子のこと」 「リーダーを舐めちゃダメよ。そのときはメルちゃんもゲストで参加してくれる?」 「はい!」 13. 椅子に座ったあたしにコースケが黒い布を被せた。 「さあ、皆さま、ここに黒布に包まれたくのいちが一人!」 あたしは布の下から両手を前に出してひらひら振ってみせる。 「はい!」 真上から頭を叩かれた。ぱすっ。 「おおっ」「きゃっ!」 驚きの声が聞こえる。 あたしの頭はぺたりと潰れて、肩の高さで平らになってしまったのだった。 ここは公園。 あたしとコースケは通行人の前でイリュージョンをしていた。 赤と黒の忍者装束。 ノコはスマホの撮影担当で、ときにはネタの手伝いもしてくれている。 動画サイトに上げた『Kosuke & Meru のニンジャ・イリュージョン』は少しずつ閲覧回数が増えて、ほんの少しだけど収益を出すようになってきた。 「では、最後のイリュージョン!」 コースケはあたしの身体に布を巻き始めた。 薄くて弾力のある布を何重にも巻いて、あたしをミイラにする。 全身をきゅっと締められる感覚。 その気持ちよさにきゅんと濡れてしまいそうだ。 コースケは別の大きな黒布をあたしの上に被せた。 「はい!」 その黒布はふわりと広がって地面に落ちた。 あれ? 黒布を上げると、そこにはミイラに巻いていた薄い布だけが解けて落ちていた。 中身の女性はどこに消えたの? おおーっ。パチパチ! 一斉に起こる拍手。 その音をあたしは地面に置いたトランクの中で聞く。 今日も大成功ねっ。 この後、あたしはトランクに入ったまま帰ることになる。 荷物になって運ばれるのは悪い気分じゃない。 今夜はノコも一緒に過ごすことになっているから、またきっと酷い目に会うだろう。 「・・酷い目に会う女の子が大好きなの」サオリさんのセリフ。 あたしも大好きです。 ほのかな性感と被虐感に満たされた。 狭いトランクの中で回収されるのを待ちながら、あたしは甘くトロトロした時間を過ごすのだった。
~ 登場人物紹介 ~ 御崎芽瑠(みさきめる):25才。コースケとイリュージョンの新しい仕事を始める。イリュージョンチーム「コットンケーキ」元メンバー。 谷孝輔(たにこうすけ):30才。フリーのマジシャン。メルの恋人。 ノコ : 22才。コットンケーキの現役メンバー。メルのペット。 サオリ : コットンケーキのリーダー。30台半ばくらい。 前作 でコースケに誘われたメルが彼と一緒に頑張るお話です。 布や袋を使うというお題で拷問イリュージョン。 短剣をぶすぶす刺したり、火で燃やしたり、女の子は最初から最後までずっと緊縛されているとか、いろいろ楽しませてもらいました。 無茶といえば無茶ですが、ここはメルちゃんの精神力がスゴイから可能ということにしておきましょうww。 この先コースケくんとメルちゃんは秘密クラブとユーチューバーの二足の草鞋(わらじ)で生きるのでしょうか。 それともどこかで名を売ってメジャーなイリュージョニストになるのでしょうか。 くのいちイリュージョンのお話はこれで終了しますが、機会があればいつか描いてあげたい気もします。 (お約束はしませんよ~) 挿絵の画像はいただきものです。 黒布の下には実際に女性が椅子に座っています。 2枚目は分かりにくいですが、椅子に座った女性に向かい合ってもう一人女性が膝立ちになっています。 ノコちゃんがメルを責めるシーンはこの写真に合わせて書かせていただきました。 それではまた、 ありがとうございました。 # このコロナ禍中、皆さまの健康とお仕事/商売が無事であるよう祈っております。
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oooorip · 4 years
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刀ステ信者の刀ミュ初見感想③(真剣乱舞祭2018〜葵咲本紀)
こんばんは。刀ステ信者です。
またの名を、刀ミュ大好きなっちゃったオタクです。
刀ミュ配信、終わっちゃったね。
さびしい。本当に寂しい。毎日8時が近づくたびに、両手でペンライト握りしめながらDMMのページをじっと見つめていたあの日々。
マジでつらい。初日に戻りたい。全肯定オタクとしてもう一度観たい。
ほんとに大丈夫かな、最後まで観れるかな?と不安になっていた自分をタコ殴りにした後抱きしめたい。
大丈夫、お前は刀ミュが大好きになる。急勾配を転がり落ちていったあと、最後に地面に設置されていた底なし穴への扉がパカッと開き、まんまと中に落ちる。
ほんとにねえ、今………マジで大好きなんですよ、刀ミュ………へへ………ほんと、どうして生で観てこなかったかなあ……(号泣)
期間中、マジで悔しくて何度泣いたことか。配信終わったあとお布団の中でわんわん泣いた。
①、②と立て続けでクッソ長い前置き書いてきました��ど、もうあんなもの必要ないです。
なにも書くことがない。だって今、わたしは刀ミュが大好きだから。神に誓ってそう言える。
今回で感想もラスト。
刀ミュ最高、出会えてよかった、でも配信もっとみんなで観たかった、なにより生で観たかった。
そんな気持ちがごちゃまぜになっているので、褒め称えた次の瞬間メソメソしはじめたりと、おそらく度々情緒が不安定になると思います。
めちゃめちゃ気持ち悪いと思いますが、最後までお付き合いくださる方がひとりでもいらっしゃれば嬉しいです。
①真剣乱舞祭2018
先人の課金がねぶたとお神輿になって帰ってきた。
すごかった。すごかった…………
これ、ぜっっっっっったい現場楽しかっただろうな〜〜〜〜……(真剣乱舞祭のたびに言ってる)
真剣乱舞祭っていわゆる全国コンサートツアー的なものだと思うんですけど、その為だけにあのセットや手の込んだ衣装用意できるってめちゃめちゃすごくない?
刀ミュには力(金)があるぞ!オタク〜!ってことだし、その力(金)でオタクを幸せにしたい!って気持ちがヒシヒシ伝わってくる。
今更ながら刀ミュ、最高に福利厚生が手厚いコンテンツだよね。もっと早く気付けてれば寿命伸びただろうなあ……
こんなに見目麗しいソーラン節、確実に刀ミュでしか見れない。画面のどこ見ても美人しかいない。
お祭り衣装のみんなめちゃめちゃよかったな〜〜〜!あの格好で腕組んでる三日月がやたら可愛くてずっと覚えてる。
ていうかみんなお肌綺麗だし、脇がすべすべのサラサラなんだよね…マジで当たり前のように全員脇が綺麗だけど、確実にスキンケアにお金と手間がかかっている。本当にありがとうございますとしか言えない。
東西祭対決で、自分の太ももが賄賂になると思ってる村正がめちゃめちゃ可愛かった。ていうかもう早くみほとせ観たくて暴れそう。でもみんなと観たいから我慢するね……大人だから……
歴史上の人物たちがみんな出てくるのも、なんか迷い込んじゃったぞみたいな雑な理由じゃなく、ちゃんと「お祭」ってテーマに沿ってて上手いな〜〜〜!と思った。
あそこの近藤さん、土方さんが一言目からやべえ奴連れてきたのに全然動じてなかったよね。さすが局長。
自分は久々に会った友達が榎本くんみたいなの連れてきたら面白すぎて死んじゃいますね。
でも榎本くん、言動がぶっ飛んでるけどマジで顔が品の良いハンサムなんだよなあ……好きだ……
2018の時点でこんなに最高な真剣乱舞祭、2019年には歌合に名前が変わってますが、いったいどんなに良くなってしまってるんですかね。
その真相を確かめるため、我々はDMMの配信販売ページに向かった──。
誰だろうね。真剣乱舞祭はストーリーに関係ないんだろうから見なくていいや〜って言ってたオタク。
わたしなんだよね〜。
万死だね。
②三百年の子守唄
もうタイトルの字面だけで涙が出てくる。
めちゃめちゃ好き。大好き。泣きながら感想書いてる。
ストーリーが良いなんてもんじゃない。神曲かざぐるま。刀剣男士が大好きになれる。
刀剣男士がここまで人間と密接になるお話、今まで観たことなかったのですごく新鮮でした。
実際の人に成り代わり、人として子育てをして、その人生に寄り添う。本来人の命を奪う道具であるはずの刀剣男士が、人を生かす。死ぬ運命にある人に、死んでほしくないと思う。
めちゃめちゃエモかった。あまりに刀らしくない話なのに、顔グッチャグチャになるまで泣いちゃった。
かざぐるまが神曲すぎるんですよね。歌自体はすごくいい歌だな〜って真剣乱舞祭2017の時に思ってて、事前にサントラ買ってたので何度も聞いてきたけど、まさかこんなエモいシーンの歌だったとは。
ミュージカルとかで、ひとつの曲の中で時が流れて子どもが大人になっていくの大好きなんですよね。ライオンキングのハクナマタタとか。
優しくて壮大なメロディも好きだけど、歌詞が大好き。人の一生に寄り添いつつ、でもそれは刀剣男士にとっては一瞬なんだなっていう、超然とした人ならざるものの目線が良い。ストーリー知った今聴くとめちゃめちゃ泣いちゃうよ……
ストーリーもね、刀ミュで1番好きなのはむすはじだと思ってたんですけど、もうだめ。選べなくなった。個人の所感ですけど、たくさんある中の1番が選べなくなると沼に足取られたなって感じしませんか?
人に幸福を届ける物吉、人の願いを聞き届けてきた石切丸、誠実で人に仕えることにまっすぐな蜻蛉切。
この三振りに対し、
人に破滅をもたらす妖刀とされてきた村正、霊にまつわる妖しい伝説を持つ青江、他者と関わるのを嫌う大倶利伽羅。
このキャラ構成、天才だと思うんですよね。
そこそこ上手く人間とかかわれる刀と、そうじゃない刀の対比がすごく好き。最初はうまく人と関われなかった刀たちが少しずつ歩み寄っていく過程が良いのはもちろん、逆に上手く関われてきたからこそ壁にぶつかったり、つらい思いをする刀たちの姿がすごく切ない。
村正が自分に向いてない!って言いながらでも気になって終始コソコソしてるところ、めちゃめちゃ可愛かった。ほかのみんなと衝突して出て行っちゃう度に、行かないでよ〜〜〜、画面にいてよ〜〜〜〜お願いだよ〜〜〜って暴れた。吹き矢やられたい……
今回の語り部でもある石切丸に対しては、こんなに人に偏った優しさ持ってて刀やりづらすぎるだろうなあ…と思いました。
ひとりで全部抱え込もうとする姿は三日月を彷彿させられたけど、彼には青江がいて本当によかった。
あそこの二振り、話す内容はふわふわしてるのにちゃんとお互いの大事な部分わかりあってるの良いよね。
あと五平が死んじゃうところの伽羅ちゃんの「だから馴れ合いたくなかったんだ……!」てセリフ、大好きなんですよね。
そのたった一言に彼の生来の優しさ、失うことを恐れる臆病さ、その思考に至るまでの歴史、寂しさが詰まってる。
伽羅ちゃん、本当にいいキャラだよね。刀ステの義伝がやっていた頃、どっかの媒体で脚本の末満さんが「大倶利伽羅のセリフは引き算」って言ってて。(猪野くんが末満さんからそう言われたって話だったかもしれない)
自分はそれで末満さん天才だなと思ったんですけど、本当にその通りじゃない…?
彼の言葉は時に必要なものさえ引いてしまうほど少なくて、けれど短い言葉でたくさんの感情を表してくれる。
みほとせはその彼のよさをこれでもかってくらい引き出して、魅力的に描いてくれた作品だなと思ってます、だから刀ミュの脚本も天才です。
そう、脚本が天才だなって今回めちゃめちゃ噛み締めた。
みほとせだけじゃなくミュのストーリーに出てくる歴史人物、誰もいやな人がいないのがいいよね。いわゆる悪意を持ってるキャラ。
これは自分の考えですが、ストーリーを描く上で悪意を持った存在ってすごく便利だと思うんですよ。
人間は悪意に対して安易に心が動くので、物語を進行させやすい。見ている側もそっちにヘイトが向くので、ストーリーに多少のアラがあっても目立たない。
悪意のあるキャラっていうのは、それだけで物語を動かせるんです。
逆に悪意なしで物語を作るとなると、一気にダレやすくなってしまう。物語を、見ている側の心を大きく動かすのが難しくなるからですね(※ド素人の所感)
歴史もののお話なんて、特に歴史上の人物の誰かに悪役を背負わせた方が話が作りやすいと思うんです。
でも刀ミュのストーリーに出てくるキャラクターたち。刀剣男士はもちろん、歴史上の人物たちもみんな優しい。
闇堕ちする理由すら、お兄ちゃんに裏切られてめっちゃ悲しい!大好きな人を守りたい!パパにお兄ちゃんを殺されてめちゃくちゃ悲しい!じゃないですか。こうして見ると兄弟間特大感情すごいな……
天下取りたくて仕方ねえ、そのた���ならなんでもするでござるみたいな人間が誰もいない。誰も腹黒いこと考えてない。もちろん実際はそんなことなかったと思うけどね。
こんなに悪意を持たないキャラばかりで作られた作品が、一度たりともダレてないっていうのが凄いなと自分は思ってて。
逆にそれだけ刀剣乱舞の名のつく物語を慎重に、丁寧に作ろうとしてくれてるんだっていうのが伝わってきてすごく嬉しい気持ちになった。
本当、刀ミュってどんどんストーリーが緻密になっていきますよね。大好き。
徳川家康がなぜ太平の世を築くことに執着したのか。なぜ彼の物語につけられたタイトルが「三百年の子守唄」なのか。
そのすべてがわかった瞬間、もうありえないくらい涙が溢れてきちゃった。
いまわの際で、まるで自分に両親を与えてくれなかった運命に向かって勝ち誇るように笑っていた家康。彼の最期が物吉くんに看取られて本当によかった。ちょっと、いやだいぶ羨ましいけれど。
あのシーン見ちゃうと家康がバブちゃんだった時から物吉くんの愛情が100%だったの、すごい胸にくるものあるよね・・・
真剣乱舞祭で村正派に萌えまくり、1日でもはやく観たいと思っていたみほとせ。
それにここまで涙腺をブチ壊されるなんて思ってもみませんでした。
最初は村正の太ももと蜻蛉切の脇ばっかり目がいっちゃってたのに。そんな邪な気持ちを抱いていた自分が許せなくて100回指詰めました。
おかげで指全部なくなりましたが、明日はいよいよ運命の葵咲本紀。
今回の配信の大トリにして、自分の大本命です。
正気でいたら褒めてね。
③葵咲本紀
Life is wonderful. No toumyu is no life.
みなさん。人生は幸せですか?
わたしは幸せです。世界で1番幸せです。
お母さんとお父さんに感謝。この世に生まれてきてよかったと、心の底から感じています。
どうしてこんなに幸せになれたかと言うと、ミュージカル刀剣乱舞「葵咲本紀」と出会えたからです。
何度も書いた通り、葵咲は大本命でした。why。当時、葵咲で軒並み自分の周りが屍になっていったからですね。
同志が何人も死んでいる。ならば、自分だってきっと無事では済まない。
なのでこの配信が始まる前から、葵咲のことは内心めちゃくちゃ気になっていました。刀ミュのストーリー全然わかんないけど、いっそ円盤買っちゃおうかなと思ってたくらいに。
大本命との邂逅。さて、その結果はどうだったか。
正気を失った。
配信買った。永遠に観てる。
絶対に円盤も買う。CDも買う。保存用と、脳に埋め込んでおく用の二つ。
一時たりとも離れていたくない。葵咲本紀で生命維持がしたい。
こんな感じです(血走った目)
なんでこれほど好きかというと、理由は100億個あるんですけど。
まずストーリーが好き。みほとせで、子守唄が歌われ続ける世の中にしたいと願った徳川家康の子どもたちのお話。
自分が子ども時代苦労して家族のありがたみをわかっている人間でも、決して自分の子どもみんなを幸せにできるわけじゃあないんですよね。みほとせでも思ったけど、その辺すごく人間臭くて好き。
実は葵咲、なんでこのメンツなんだろう?って1番謎に思ってた公演で。
観てめちゃめちゃ納得できた。「家族」がテーマだからなんですね。
徳川家の壮大な家族喧嘩に関わることで、こてぎりくんは同じ江の「先輩」を救い出し、村正派はお互いの絆を確かめあえた。
御手杵くんは歴史から消された貞親と話すことで、「でも存在しなかったわけじゃない」っていうのを教えてもらって。
明石と鶴丸は刀ミュ自体の物語を動かすキャラクターとして起用されていたんですね。
明石をこういうキャラクターにしたの、すっごいチャレンジだったんじゃないかな?自分はめちゃめちゃ好きでした。
(歴史改ざんと判断するには)まだ早いとか、きっちり見届けさせてもらいますわとか言ってたし、明石、政府と繋がってたりするのかな?それとも三日月がこっそりやっていることをついにミュ審神者が勘付いて、明石に探らせてるのか。
てか役者さんが本当に絵のままで初見三度見した。ひょろ長くて、腕足が細くて、鎖骨が骨ばってて。
こんなご本人、どこから連れてくるんでしょうね?!流石に3Dプリンターを疑うレベル。
初登場のこてぎりくん、もう100回見てるけどあまりにも目がクリックリでかわいくて女の子にしか見えない。かわいい……かわいいね……好き。
最初に出てきて0.2986秒で2部はじめた時は振り落とされそうになりましたが、顔がかわいいので必死にしがみつきました。
村正派もめちゃめちゃよかったなあ。みほとせの物語を乗り越えたこからこそ、「誰かを思うこと」に目覚めた村正がすごく良かった。
信康のことで家康に怒りを持ったままの彼、最初は蜻蛉切もいってたけどちょっと意外だった。その後、実はこっそり信康に関わっていたことを知って泣いちゃいました。通りすがりの裸のおじさん、健気すぎるよ……
あと貞親さんと御手杵の歌のシーンがめちゃめちゃ好きです。歌がいい。でも最後のほうチューしそうになるよね??
「響きは音に応じる」って歌詞、むすはじ意識してるよね。そういうとこえっちだよ刀ミュ。大好きだよ。
また中の人の話をしちゃいますけど、御手杵の役者さんえげつなくないですか……???
初めて出てきた瞬間、「長!!!!!」って声出た。いくらなんでも長すぎる。
後でツイッターに流れてきた情報みたんですけど、「絵と頭身が一緒」っていう奇跡よ。これぞ遺伝子の勝利ですね……。
徳川兄弟がみんな信康さんのこと大好きで、誰も天下なんて欲してないのもすごく良いなと思った。
みほとせの時も書きましたけど、この腹黒い悪意のなさで物語が面白く成り立つの本当すごい。
それと葵咲、作中の曲もダントツで全部好きです。カッコいい曲ばっかりだし、最後の先輩と秀康を正気に戻すところの曲なんか歌詞もメロディもめちゃめちゃ大好き。作曲の天才がいるとしか思えない。
って感じで葵咲が好きなところはまだまだ出てくるんですけど、特に1番好きなのは鶴丸国永です。
もうめちゃめちゃカッコいい。めちゃめちゃかわいい。めちゃめちゃ強い。
ひときわ通る伸びやかで低い声。その声で歌われる歌があまりにも上手い!
そんな高スペック隊長にもかかわらず、やった仕事は主に
検非違使と追いかけっこしたこと、三日月宗近の存在をプンプン匂わせたこと。
…以上!
さすがに盛った。
めちゃめちゃ仲間庇って戦って、村正派の二人のシーンで空気よんでぺちゃんこになって、こてぎりくんと秀康の刀が関係していることを瞬時に見抜いたりしてましたね。あとまじで上手い歌を歌ってくれた。鶴の一声、二曲とも大好き。
でも彼自身は家康、徳川兄弟どちらと関わるでもなく、表立つわけでもない。作中で鶴丸国永については「めちゃめちゃカッコいいこと」「めちゃめちゃ強いこと」以外のなにもわからない。
唯一わかるのは、三日月宗近がめちゃめちゃ好きということだけ。
自分は刀ステの鶴丸が三日月にクソデカ感情を持っている事実に一生萌え散らかしているオタクなので、もう暴れまわりました。
ここでもかーい!!
って窓開けて叫んだ。
ほんとどこいっても……どこいってもさあ……勘弁してよ鶴丸さん……
っていうか、やっぱり三日月は歴史のあちこちで人生のネタバレをして回ってるんですね。
三日月の目的って「どんな形であれ歴史をあるべき姿にする」なんでしょうか。
でもそのためには、どうしても理不尽に死なないといけない人が出てくる。いわゆる、悲しい役割を背負わされた歴史上の人間ですね。
彼らを救い、歴史の表舞台からいなくなってもらう代わりに、刀剣男士の協力者「物部」の役割を積極的に与えて回っている。
明石はそのやり口は目的がどうあれ完璧な歴史改竄だと思っていて、鶴丸は退屈しなくて面白い!と三日月を肯定している。
ははあ〜〜〜〜、なるほど〜〜〜〜〜・・・・・・????(大好き)
それだけならまだ良かったんですよ。作中で三日月の存在を匂わせ、彼を肯定しているだけならまだ日本語が話せた。
でもそれだけじゃなかった。
2部の鶴丸ソロ曲。
あれ、なんなんですか…………………?????
もう1億5000万回くらい聴いてますけど、何度聴いたってこんなの
「To 三日月 From 俺」
じゃん。
いや、なにをもって主に夢を見させてくれるはずの2部パートで、そんな歌を聞かせてくるんですか……????
みんな恋愛曲歌ってるじゃん。抱きしめたいって言ってくれるじゃん。きみとこのままナウェフォエバーじゃん。
鶴丸だけだよ、友達(三日月)との思い出をひとり寂しく歌ってるの…………
なんらかの意思のもとで動いている明石や敵の動きさえ見抜く強キャラで、なに考えてるか全然わからなくて、めちゃめちゃ強くて自信に溢れた刀ミュの鶴丸国永。
その鶴丸国永のソロ曲がこれ。
……これ?!(混乱)
なんなんでしょうか、鶴丸国永にとっての三日月宗近って…………????
これで完全に頭おかしくなっちゃった。人生が幸せになっちゃった。生まれてきた意味を知った。
で、ここでちょっと思い出して頂きたいんですけど。
私が4年間刀ミュを観てこなかった理由。それは「2部が楽しめないと思っていた」から。
①の記事に散々書き連ねられるほど、その障壁は高く厚いものだとずっと思ってきました。
その2部に、最後の最後で生まれてきた意味を教えてもらっちゃったんですよね。
……
(崩れ落ちる音)
見事にオチがついてしまった。
狙ったわけじゃないんですよ、ほんとに。そんなに器用だったらもっと人生成功してただろうし。
今までの人生、散々後悔してきたけどもう1番後悔した。高校受験失敗した時より後悔した。
刀ミュ、どうして生で観に行かなかったんだろう。こんなに最高の鶴丸国永を、どうして自分の目で観なかったんだろう。
葵咲と出会えて世界で1番幸せだけど、違う出会い方がしたかった。歴史変えたい。
鶴丸のソロだけじゃなくて葵咲の2部、ほんとに世界で1番大好きなんですよね。入り方も今までにない感じでめちゃめちゃかっこいいし、サディスティックえっちだし村正のソロかっこいいし、闘魂歌とかもう好きすぎて謎の��でてきちゃう。
本当に本当に後悔してる。幸せだけど苦しい。
そんなこんなで配信当日は後悔のあまり泣きながら観終わりました。
それから二日間、仕事以外は一生葵咲の配信観てる。一時も離れたくなくて。
無事に正気とはバイバイしてしまいましたね。
でも幸せです。絶対再演やってほしい。今度こそ、命をかけて通うので。
ありがとう世界。
ありがとう刀ミュ。ありがとう、葵咲。
あとがき
めちゃくちゃ長くなってしまった。
まずはここまで読んでくださった方、ありがとうございました。
①、②からこの③まで書いてきた刀ミュの感想ですが、ありがたいことに自分が思った以上にたくさんの方に読んでもらえて嬉しかったです。
もともと刀ミュを観よう、その感想をしっかり書こう!と思ったのはひとりのフォロワーさんとのやりとりがきっかけでした。
以前、そのフォロワーさんに自分にぜひ刀ミュ新作のパライソを観てほしい!って言ってもらったんですよね。
星の数ほどいるオタクの中で、そんなふうにわざわざ言ってもらえるのすごく光栄だなと思って。
だから観ることに決めました。きっと2部は楽しめないだろうけど、とりあえず観るだけ観てみよう!と。
感想はそのフォロワーさんに、自分が刀ミュの過去作観たよ〜って届けばいいなあ。ついでに自分みたいなオタクにも届けば嬉しいかな?ぐらいの気持ちでした。
今ではあの時、そう判断した自分によくやったと言ってやりたいです。
遅すぎたけど、でも知らないよりずっと良かった。
この世界のどこかにいる、この刀ミュ無料視聴を企画してくれた方々。本当にありがとうございました。
おかげさまでこの数日間、本当に楽しかったです。刀ミュが大好きになれた。大好きになれて、本当によかった。
こんなに良いものをタダで観せていただけて、もうこれ以上望むものなどなしって気持ちもあるんですが、ダメですね。オタクの仕事はここからです。
生きる意味を教えてくれた御礼に、これからできるだけお金を落としていこうと思います。
重ねてになりますが、①からこのあとがきまで読んでくださった方々、本当にありがとうございました。
今度はぜひ、チケット戦争の地でお会いしましょう。
刀ステ信者の刀ミュ初見感想 おわり
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see also How to Edit a Glyph that is not listed on iFontMaker
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umitoshonen · 6 years
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#47 ゲーム日記 【ゼルダの伝説 ムジュラの仮面 ニンテンドー64】 27日目
落下する月の衝突が迫る終末の世界で、最期の3日間をひたすら繰り返す「ゼルダの伝説 ムジュラの仮面」プレイ27日目。
前回、ロックビルの神殿の攻略を開始するにあたって出来る限り下準備をしておきたいということで、防御力や矢立ての強化、石コロのお面ゲットなどを達成した少々心配性のリンク。今回こそやっと満を持してロックビルの神殿へ挑む。
※今回からキャプチャーボードを導入。といっても、キャプチャーボードで録った動画を一から(今回は約4時間半)見直して画面写真を都度切り取るという原始的で膨大な作業になったことにはいつもと変わらないが。
まずは開始早々、時の逆さ歌を奏でて時間の進みを遅くする。
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こんな便利な歌を知らずにここまで進めたなんて・・・と、つくづく思う。
他に、妖精や緑のクスリ、武器類などを揃えていざロックビルの神殿前までワープ。
ここは前回攻略済みだが、ぬけがらのエレジーを演奏してリンク、ゾーラリンク、ゴロンリンクの3体の分身をスイッチの上に置くことで神殿までの足場を確保する。3つのスイッチは押す順番が決まっていて何度もやっていると覚えた。
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仮面をつけている状態で他の仮面のリンクに変身をするこの瞬間がなんか好き。
さて、「ロックビルの神殿」攻略開始。
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正面には目の下がやけに骨ばったおじさんの顔みたいなのが見える。
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最初のフロアにはデカい蚊みたいな厄介な敵・ドラゴンフライがいる。こいつだけは昔から好きになれない。ウッドフォールの神殿で嫌いになった。
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次に入ったフロアではなぜか天井にスイッチや宝箱がある。これはつまり、逆さまにしたら天井が床になって床が天井になるのか。
このフロアの「床」面には計4つの上から押す式のスイッチがあるが、デクナッツリンクの体重の軽さで押せるスイッチは存在しないのでどう頑張ってもスイッチを押すおもしが一つ足らない計算になる。
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この一番大きなスイッチはゴロンでしか押せない。
性懲りも無くデクナッツリンクで全部のスイッチの上に乗ってみたり、
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いつも使うのを忘れがちなまことのメガネを使って隠れているものを探そうとしたり
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あ、これはデク×ゾーラの融合シーン。
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ありゃりゃ、これは難しすぎて血迷ったことをしている瞬間。色々間違ってる。
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しまいにはうさぎずきんを被って降りてくる鉄柵の隙間になんとか滑りこもうと体育会系のゴリ押しに走る始末。ウサイン・ボルトでも無理なレベル。もしこれが解法だったらゲーム的にアウトだよな。
どう考えても4つのスイッチ全てを同時に押せる方法が導き出せず、天井にあるスイッチや宝箱も相変わらず謎のままなので、一旦前のフロアに戻ってなんやかんやしてみてもダメで、かれこれ40分弱が経過。自分にしては粘って長考した方だ。さすがに苦しくなってきたので観念して攻略本をチラ見。
はあ...出たよ。何のことはない。最初の方に見かけていた木の小箱をおもし代わりに使えばいいだけだった。ほんと頭硬いよな、自分。
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これにて4つのスイッチを全て同時に押すことができて、このフロアを突破したがその頃にはもうすでに1日目の夜。逆さ歌吹いてなかったらと思うとゾッとする。
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ムジュラの夕方〜夜ってシーンとしててホント心細い気持ちになるよなあ、神殿の中とかだとなおのこと。
次のフロアへ進む。
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この銅像みたいなやつらアモスっていう名前だよね。アモスってなんかいい名前。声に出して言いたくなる。
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結局ここでは反射光で消せる太陽ブロックを消すための光が入ってきていないから何もできなかったけど、はぐれ妖精はちゃっかりゲット。
前に戻ってみるとよく見ると色の違う床があったのでそこを爆破すると先ほどのアモスの部屋に光が射し込むようになったので、太陽ブロックを消してダンジョンマップゲット。
今度は次のフロアに進むための小さなカギが見つからなかったが「とりあえず敵を全部倒してみる」っていう定番パターンを忘れていただけだった。
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アモスを全部倒してカギゲット。
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水槽のようなフロアではゾーラリンクが活躍。水中にあったスイッチを押すと天井に宝箱が出現した。やはり天地を逆さまにするギミックが後々ありそうだ。
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スノーヘッドの神殿を思い出させる「だるま落とし」の柱もあった。ゴロンリンクのパンチでこの柱を壊してしまったら、上から光が射し込んできた。
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そして、意味ありげな「フツーのとは違うカガミ」というものも登場。
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ミラーシールドで光を当てると確かに光を反射するが、それは普通のカガミも同じこと。
かなり悩んだが謎が解けず、一個前のフロアに戻って、そこにも同じカガミがあるのでただただ光を当てていたが、何だかこのカガミ、やけに光が残るなぁと気づいて謎が解けた。
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このカガミが普通でないのは光を蓄光するということだった。蓄光された光が残っている間に今度はそこへ移動してさらに先へ反射光を向けることができる。これでさっきのフロアも突破することができた。
次のフロアは床が溶岩になっている。デク花があるのでデクナッツリンクになってデク花ジャンプで滑空して、時折発生している上昇気流もうまく使いながら次のフロアへ移動しなければならない。
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ただ、出発点のすぐ下にゴロンでしか押せないスイッチがありそれが気になる。
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押してみると曲がりくねった溶岩の道の先にあるスイッチの周りの炎が消えた。ただし一定時間経つとまた炎が燃え盛るので、ゴロンの転がりで急いでたどり着かないといけない。
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これがかなり難しくて一旦断念したが後ほどやってみたらあっさりできた。しかし、ゴロンレースの悪夢が一瞬頭をよぎった。長引かなくてよかった。
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デク花ジャンプもうまく決まって次のフロアへ到達。
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マントをたなびかせる何者かが待ち受けている。
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ガロの親分ボス・ガロだ!!
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ガロ戦は攻撃時の独特のリズムがなんか苦手で毎回苦戦するのだが今回は割と簡単にいなすことができた。慣れかな。
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倒したら、野良ガロと同様にヒントをくれた。ふむふむこれが天地逆転のギミックのヒントだな。
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おおおおお!光の矢もゲット。これで特殊矢もコンプリートだ。
正直、神殿攻略一回目の挑戦はコンパス��地図、それから特別なアイテム(光の矢)を手に入れるくらいまで進められたら御の字だなと思っていたけど、なんてったって今回は時の逆さ歌を吹いているので時間もたんまり余っているし自分の余力もまだあったのでこのまま突き進むことに決定。
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またなんか出てきた。連続して中ボス戦。
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ゼルダの敵を倒す時の鉄則の一つで、「目」が強調されている敵には「光」を、「耳」が強調されている敵には「音」を与えると効果テキメンなのだ。
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こいつを倒したら、なんとその先が神殿に入って最初のフロアに繋がっていた。わざわざ最初に戻されたということは入り口付近に何かあるということだし、さっきボス・ガロもご丁寧にヒントをくれたのにもう忘れていて、自分はどこに天地逆転のスイッチがあるのか悩みまくり神殿内をぐるぐると彷徨ってしまい、攻略本を頼る羽目になった。
当然、神殿の入り口のところにあった赤い紋章が天地逆転のスイッチだった。
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光の矢で射ると・・・
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本当に天地が逆さまになった・・・
ムジュラのダンジョンの大掛かりなギミック本当にいつもすごいな。
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空が下に来てる。なんだかすごい世界。
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正直、どこで押していたスイッチがどこの宝箱の出現に繋がっていたかとか細かい位置関係はあまり理解できていないのだが、正位置の世界と逆世界とがあれよあれよと繋がっていく感じは面白かった。
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一部屋単位で天地逆転ができる部屋もいくつかあった。
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「床」面にブロックがあり、「天井」面にちょうどブロックがはまりそうな形のくぼみがあるこのフロアでは、ブロックを押して移動させては天地逆転させて、ブロックを反対の面に移してまた移動、を繰り返すことで少しずつくぼみの位置にブロックを近づけていく。このパズルみたいな仕掛けは自力で解けて快感だった。
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石コロのお面を付けていると敵がリンクに対して無頓着になるので、仕掛けや謎解きに集中したい時にも敵に邪魔されず本当に便利な神アイテムだなと思った。
無事、くぼみにブロックをはめると次への扉が開いた。
次はまた中ボス戦だった。苦手なウィズローブが相手だ。
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この炎のテクスチャ、異様に目立つ。めちゃくちゃ熱そう。
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ハート残り1/2個、あと一撃でも喰らうと死んでしまうところまで追い詰められつつもなんとかギリギリで撃破。
だが、安心したのもつかの間で、また何かヤバそうなやつが出てきた。
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その名もゴメス!!
なにそのラテン系で彫りの深いヒゲのイケメンの男の名前みたいな名前は!(感想が長い)
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だいたいなんか群がっている時は爆弾で蹴散らせばいい。ゼルダ脳が鍛えられてきてるな。
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しかしゴメスのカマ攻撃はかなり強力で一回死んだ。これもし防御力強化を前回行っていなかったらどうなっていたことか...。
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光の矢も効くぞ!
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なんとか倒せて、ボス部屋の鍵をゲットした。いよいよ終盤だ。
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しかしこの「殺傷力に全振りしました」みたいなカマの恐ろしいこと恐ろしいこと。
すぐにまたまた中ボス戦。中ボスのオンパレードだな、この神殿は。
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ビームを発射してくるようになったちょっと強化版のアイゴール。
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難なく倒して巨人の仮面をゲット。しかし、付けてみようにもグレイアウトしていてここは付けられない。
と思ったらすぐにボス部屋発見。
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砂漠みたいなところへ放り出された。すごく広くも見えるんだけど、すごく閉ざされてもいるような不思議な空間。うまく言えないけど。
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リンク後ろーーーー!!(志村後ろーーー!!的な)
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ぎょえええええ!!オオムカデだ!!とにかくデカイ。
そうか、ここで巨人の仮面の出番か。
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まさかのリンク巨大化。
正直、こんなボス戦になろうとは予想だにしなかった。
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大迫力!! ウルトラマン見てるみたいなだな。
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巨人の仮面は装着している間は魔力を消費する。
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魔力が尽きては巨大化もできないので元の大きさに戻って、ドロップしていた緑の瓶を回収。それにしてもこの巨大さ・・・ワクワクするボス戦だ!
巨大化して何度か斬りつけているとツインモルドはうめき声をあげて、頭だけになって地面に突き刺さった。
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終戦か・・・いや、しかし戦闘のBGMが終わらない。
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鎧のような皮が剥げただけで一回り小さくはなったが復活しやがった。太えやつめ。
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臆することなくジャンジャカ剣を浴びせていくと・・・今度こそ!!
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今度こそ、撃破。
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これで四つの神殿全てのボスを倒し亡骸を集めきった。
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巨人たちとチャットがかけあう。
これでやっと「誓いの号令」がかけられるようになったのかな。いよいよ最終決戦も迫ってきたわけだ。
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巨人たちは言う
「と・も・を・ゆ・る・せ」
「友」か...友って、やっぱり“彼”のことなのかな。仮面に魅せられて堕ちてしまった彼...。
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神殿を抜け、イカーナの集落に戻ってくると何か魂のようなものが天に向かっていって、
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イカーナにやっと本当の光が戻ってきた。亡き国王も安心して眠りにつけることだろう。
だが、まだ神殿の探索は終わらない。
今回はなんだかんだほぼ自力ではぐれ妖精を10匹くらいは集めていて、残された時間はあと1日だが、ここまで集めておいて終わるのはもったいないので神殿へ舞い戻る。
いつも神殿攻略は、自分のゲーム能力では「ボスの討伐」と「はぐれ妖精集め」を2回に分けて行うのが限界だったのだが、今回は逆さ歌のおかげで時間も余っていたのでいっぺんにやってしまおうと思った。自分みたいなポンコツでも余裕を持って神殿攻略できて、逆さ歌便利すぎでしょ、、、今までの苦労はなんだったのか。
まあとはいえ残りの数匹のはぐれ妖精は攻略本を見ながら集めたわけだが。
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もう一度、天地逆転して正位置に戻す。
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(落下するリンク)
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もう何度目だろう、この入り口に立つのは。
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この神殿はデクナッツ、ゾーラ、ゴロン、全ての形態のリンクに変身する必要があって、集大成的で面白い。
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しかし逆世界の神殿の下に空があるこの感じはやってるこっちがヒヤッとする。
残り一匹のはぐれ妖精の捕まえ方がどうしてもわからず、一から神殿内を周回したり、天地を何度もひっくり返したりして神殿内部の位置関係を把握しようと努めた。
毎回入り口まで戻ってきて、ぬけがらのエレジー3連発して、っていうのが結構面倒だけど慣れてくるとそれも楽しい。
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ここの上にはぐれ妖精入りの宝箱があることまではわかった。
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しかしそこに上がれなくて試行錯誤していた末、うまいことデクリンクで着地できた頃には最期の夜を迎えていたが、
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これで15匹全てのはぐれ妖精をゲット!!
今回は3分の2くらいは自力でゲットできたし、神殿攻略と合わせて一回で出来たからかなり達成感が大きい。
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お礼として最強の剣である「大妖精の剣」をゲット!
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剣として装備するというよりアイテム欄を一つ消費する。
刀身もかっこいい。
最後にちょっとオルゴールハウスへ立ち寄る。あの親子、元気にしてるかな。
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うん、元気そうだ(締め出されました)
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偉そうに言ってるけど「ミイラ取りがミイラになった」を地でいってたのはどこのどいつだい?父ちゃんよ。体を張った研究もいいけど、今後はちゃんと娘さんを守るんだぞ。
何はともあれ親子の無事も確認できたことだし、これにて今回は終了。
いやあ〜今回は念を入れて準備してきてよかった。防御力2倍、石コロのお面、逆さ歌の恩恵をこれでもかと受けまくった。便利なものは苦労してでも手に入れなきゃだな。
もうゲーム自体もだいぶ終盤に差し掛かってきて、いつでも最終決戦(もしくはラストダンジョン?)に挑めそうで、なんか緊張してきた。まだ心の準備が全然出来ないので、次回は街の人々との交流でもしようかな。まだ考え中。
日記化していく作業も記録としてやっていくにはかなり膨大になってきてしまっているので、なんとかならないものかと日々悩んでいる。
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kentarouchikoshi · 3 years
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 僕は一人の仏教徒としてこの記事を実に興味深く感じると同時に,各宗派の僧侶には自宗の教義を真摯に見つめ「そこに本当に矛盾は無いか」「そもそも現時点における教義は宗教として成り立つものか」といった再検討を行うよすがにして欲しいという思いを抱きました。  仏教においては「無我」ということが言われます。仮に我というのを「普遍的な本質」と解釈し,かつ「無我」と言う言葉を「我は存在しない」「我が無い」と解釈すれば「人間には本質が存在しない」という意味になるでしょう。しかし一方では仏教では輪廻ということが言われ,しかも「死んだらその後は何も無い」という考え方(「断見」)についても明確に否定しているので,それらを矛盾無く統一的に説明する必要があります。この点については「釈尊が説いたのは『無我』ではなく『非我』だ」「我執への拘りを捨てよという意味だ」などという解釈や「魂のようなものは存在するが,それは永遠に全く変化しないものではない。生きているときにも少しずつ外部の影響を受けて精神が変容することがあるのと同様,死後にも変容を続ける。つまり常住不変の『我』は存在しないが,それは『魂のようなものが存在しない』という意味ではない」などという解釈もあり,そう考えれば無我と輪廻との矛盾は回避出来そうにも思えますし,日本以外の仏教国ではそのような説明がしばしば為されていると聞いています。  しかし日本仏教においては,そのような説明が為されることは稀です。僕は仏教各宗派のホームページを読んでみたのですが「死んだ後に,人はどうなるのか」という疑問についてズバリと答えたものに出会えた機会は殆どありません。「おや」と思ったのは浄土真宗の一派である本願寺宗門(大谷本願寺派)の見解でしょうか。同宗門は本願寺眞無量院のホームページにおいて「釈尊は、死は決していのちの終わりなのではなく、その先の後生というものをお説きになられました。今の命の後にまた生まれるのです」と説き,また東山浄苑東本願寺のホームページおいても「今は亡き御先祖は、阿弥陀如来の『摂取不捨』【せっしゅふしゃ】のお誓いにより極楽浄土に往生し、阿弥陀如来と共に私達を見守って下さっています」と記載している例くらいでしょうか。ここまで明快に説いた記載は,僕が知る限りでは非常に稀です。  宗派のホームページでは駄目なのかと有名なご僧侶方の著書を読んでもみました。しかしそれらにも「どう生きるべきか」といった点では示唆に富む記載が数多く見られるにものの「人は死んだらどうなるか」ということを詳細に論じたものには殆ど出会えません。それどころか「無我というのだから魂や霊魂のようなものは無い」と一刀両断してしまうものすら存在します。では仏典において輪廻や来世について記載されていることをどう考えるかといえば「あれは釈尊在世当時のインドでは常識的な考えだったので,一般人にも判り易いように便宜的に説いただけだ」といったように「釈尊の言葉ではあるが,真実ではない」とあっさり切り捨ててしまっています。  無論,僕は素人ですから「実はそうなのだ」と言われれば反論は困難です。しかし本当にそれが仏教なのでしょうか。たしかに釈尊は「方便」といって人を導くために便宜的に真実とは異なる教えを用いることを許容しています。しかし「実は輪廻も来世も無い」と説きたいのであれば,各経典であれほど盛んに輪廻について論じてしまったのは明らかに大失敗だったでしょう。「無我と輪廻とを矛盾なく説明するにはどうすれば良いのか」と後年の僧侶や学者たちが大いに頭を悩ませることになったのだし,むしろ「後世の弟子たちを誤解させた」ということになってしまいます。そもそも釈尊が本当に「輪廻も来世も無い。死んだらそれまで」と言いたかったのであれば,先述のとおり当時のインドには既にそれと全く同じことを主張する「断見」という考え方がありましたから「実は断見が正解なのだ」と説けば済むだけの話だった訳です。  釈尊だけではありません。日本仏教の各宗派は釈迦直説ではなく真言宗ならば空海・天台宗ならば最澄といった各宗祖によって纏め上げられたものです。それらの宗祖も「死んだらそれまで。完全消滅」などと言った者は誰も存在しません。日本にはインドのような輪廻思想は無かったのに,それにも拘らず各宗祖は「便宜的に」輪廻思想を説いたというのでしょうか。こちらとしては困惑するばかりです。  そもそも,素人なりに考えれば「来世は無い」という考え方では仏教には説明のつかないことが多々存在します。たとえば仏教の僧侶たちは檀家の葬儀や法事を司式し,寺院に設けられた墓地に埋葬された人々のために経典を読誦しています。或いはそれについては「葬儀や法事において行われているのは故人への供養ではなく追憶だ」などという説明も可能かもしれません。埋葬された人々のための読経についても「遺族が毎日墓参し故人を追憶するのは困難なので,僧侶はそれを代行しているのだ」という説明も不可能ではないでしょう。  しかし「釈尊は何のために弟子たちに修行と悟りとを勧めたのか」という根本的な点については,解脱や来世の存在を無視しては説明がつかないのではないか。僕はそう確信します。そもそも仏教ではこの世を「苦」の世界と捉え,またその「苦」を脱することを「解脱」「悟り」と称し,その境地に至るために修行を行います。しかし仮に輪廻も来世も存在しないのなら,苦を逃れるのに一番簡単な方法は死んでしまうことです。しかし釈尊は弟子たちに自殺を勧めたりはせず,戒を遵守しての修行を勧めました。その理由は「死んでも『苦』を逃れることは出来ない」からで,何故逃れられないのかといえば死んだあとには輪廻して再び来世において苦の世界を生きることになるからでしょう。なおこの点について「仏教には不殺生戒というものがあり,自殺はその戒に反するから出来ないのだ」という意見もありますが,これも疑問です。仮に自らの命を絶つことが仏教の教義上「殺生」に該当するとしても,もし来世というものが無いのなら死んでしまえばそれまでの話です。  因みにこれは来世の問題とは直接の関係は無い話ながら,仮に「無我」という言葉を「人間の本質が存在しない」と解釈すると,仏教における戒というものの存在根拠までが失われかねません。仏教においては出家者が不殺生戒や不偸盗戒(盗みの禁止)・不邪婬戒・不妄語戒を犯すことのうち特に悪質なものを「波羅夷罪」といい,僧侶の資格を失うとされています。しかし人間の本質というものが本当に全く存在しないなら,破戒したときの「私」と今現在の「私」も全くの別物であり,今現在の「私」が自らとは全く無関係な別物の咎を負う理由も存在しないことになってしまします。無論,そんな馬鹿な話が通用する筈もありませんが,何故通用しないのかと言えばその理由は「以前に破戒した『私』と今現在ここに居る『私』とは同一の存在だから」としか説明のしようが無いでしょう。  さて,そのような前提に基づいて今回の鵜飼秀徳氏の記事を読んでみました。同氏は真言宗(高野山真言宗)・天台宗・日蓮宗を「霊魂肯定派」とし,一方で浄土宗・浄土真宗(真宗大谷派)・臨済宗(臨済宗妙心寺派)・曹洞宗を「霊魂否定派」に分類しています。  このうち浄土宗については,実は霊魂肯定派なのではないかとも僕には思われます。「お浄土に生まれることを願う」と言っているのですから。そのような宗旨であれば「何が浄土に生まれることを願っているのか。それは現世を生きている『私』と何らかの同一性・継続性を有するのか否か」という点を無視することは出来ません。思うに,人が命尽きても肉体はこの世に残ったままですから「肉体ごと浄土に生まれ変わる」ということは有り得ません。また一方「現世の『私』が命尽き,その後『私』とは全く無関係の存在である何者かが浄土に生まれる」というのではそれを「私が浄土に生まれる」とは言えません。霊魂とは別の名ではあってもそれに類した何かの存在を前提にしていることは明らかで,これを「霊魂否定派」に加えることには僕は疑問を覚えます。浄土宗の見解についてはもっと突き詰めて考察し,本当に霊魂否定派なのか或いは実際には霊魂肯定派なのかを確認する必要があるのではないでしょうか。  一方,臨済宗妙心寺派の見解は「何とも歯切れの悪い」と感じられます。「常見(死んでも霊魂は残る)でも断見でもなく,死んだら終わりでもない」というのでは何も言っていないのと同じです。仏教は中庸を重んじるとはいえ,これは「中庸」ではなく単なる八方美人ではないかとしか思われません。  この点,同じ禅宗でも曹洞宗の回答は「葬送儀礼の中で戒を授ける対象を『霊位』、仏戒を受け諸仏の位に入った者を『覚霊』と位置付けたり、有縁無縁の先亡を『萬霊』とし、儀礼、供養において『霊魂』を対象にしている」とも認めているあたり,臨済宗妙心寺派よりはずっと明晰で誠実なもののように思われます。但し「では霊魂は存在するのか。それとも実は存在しないが民俗に話を合わせてそう言っているだけなのか」という点については明確にしておらず,やはり肝心のところを誤魔化されているように思ってしまいます。  僕がもっとも受け入れ難く感じたのは真宗大谷派の見解です。「存在や死後が存在するか、しないかのどちらかにとらわれる見解を離れよ」というのは一つの考え方として尊重に値するものですが「霊魂が存在するか否か」という質問に対してそのように答えるのは「はぐらかし」というものです。「とらわれを離れる」のと「存在するかしないか」は全く別の話ですから。たとえば僕は昨日モスクワで太陽が見えたか否かに関心は無く「とらわれ」てもおりませんが,仮に「昨日のモスクワで太陽は見えたか」と問われて「そのようなものにとらわれるな」と答えたのでは,それは回答になっていません。同じ浄土真宗でありながら本願寺宗門(大谷本願寺派)が先述のとおり「今は亡き御先祖は、阿弥陀如来の『摂取不捨』【せっしゅふしゃ】のお誓いにより極楽浄土に往生し、阿弥陀如来と共に私達を見守って下さっています」と「死んだらどうなる」という問いに真正面から,しかも宗祖たる親鸞の教えから逸脱しないことを述べているのとは雲泥の差といっては,或いは言葉が過ぎるでしょうか。  次に霊魂肯定派の真言宗(高野山真言宗)・天台宗・日蓮宗の見解について見てみると,それぞれ言っていることは違いつつ,質問に対して真正面から答えていることは共通しています。高野山真言宗の「人間は大日如来から命を与えられてこの世に生まれ、肉体の滅びる後は再び大日如来の内に帰還する」という考え方はむしろウパニシャッド哲学の「梵我一如」に近く,他の宗派とは別の仏である大日如来を崇敬している真言宗においては釈尊の説く「無我」に囚われることは無く,そもそも考え方もやはり他の宗派とは異なるのかと思われます。また日蓮宗の「宗祖が霊魂の存在を認めている」という回答については真宗大谷派の「宗祖と全く違うことを言っていないか」との重大な疑念を抱かせる回答とは対極に位置するものであり,率直で筋の通ったものだと感じられます。  僕が特に注目させられたのは天台宗の「死者儀礼に関与できたことも霊魂の存在を信じることなしでは成り立たない」「霊魂の存在を否定すれば仏教は単なる哲学や道徳律となって、宗教ではなくなってしまう」という回答です。日本仏教においては「人は死後どうなるか」という問題を棚上げにすることで仏教を科学と矛盾しないものにしていこうという考え方があったと聞いておりますが,そのような態度を貫けば「葬送儀礼や先祖供養に際し,故人は今どこでどのようにしているのかを知りもせず答えてもくれず関心すら持っていない,甚だしくはその問題を忘れるようになどと説く僧侶の手など借りても意味が無い」という結論に至るのはある意味当然のことです。近年,日本人の仏教離れやお寺離れということが指摘されていますが,臨済宗妙心寺派や真宗大谷派の見解のようなことを告げられた檀家としては「離れ」ていくのはむしろ当然のことだと僕には思われます。本当にそれで良いのか,特に霊魂否定派はその点を再考する必要があるのではないか。僕はそのように考えます。  なお,日本ではしばしば「幽霊は居るか」という意味で「霊魂はあるか」と問う者が存在します。これに対し「ちゃんと供養しているのだから幽霊になって出てくることは無い」或いは「迷信に惑わされないように」という意味で「霊魂は無い」と回答する僧侶たちが存在することは意識しておく必要があるでしょう。我々一般人からの質問に対しお坊さんが「霊魂は無い」と回答したからといって,それが「死んだらそれまで」という意味とは限りません。但しこの疑問についても仏教的に答えれば「幽霊は居る」というのが正解かもしれないと僕は思っています。上座部仏教では「幽霊もまた生き物であり,それは六道のうち餓鬼に属する」と考えます。生き物である以上むやみに恐れる必要は無いし,心を込めた真摯な供養で救済される存在ではあるのは勿論のことですが。因みに「幽霊の寿命は400年。その証拠に江戸時代の幽霊は目撃例があるが,それ以前の幽霊が目撃されるのは稀だ」などという俗説があります。これも「幽霊も餓鬼という生き物であり,いずれは命尽きて再び輪廻していくのだ」と考えれば説明のつく話ですね。  いずれにせよ「来世が無いなら,僧侶は葬儀や法事で何をしているのか」「来世が無いなら苦を逃れるためには死んでしまうのが一番簡単な筈だが,仏教ではそのようなことは説いていない。実は来世があるからではないのか。本当に『来世が無い』という考え方は仏教的に正しいのか」という僕の疑問や「霊魂の存在を否定すれば仏教は単なる哲学や道徳律となって、宗教ではなくなってしまう」という天台宗の指摘に対する,特に霊魂否定派の宗派に属するご僧侶からの見解を是非知りたいと僕は思います。それらについての回答を真摯に見定め,僕は自分なりの信仰を定め信心を深めていきたいと切に願っているところです。 ※本願寺眞無量院のホームページ https://www.shinmuryouin.jp/teachings/t008.html ※東山浄苑東本願寺のホームページ https://honganjifoundation.org/jouen/affair/
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nejiresoukakusuigun · 3 years
Text
米の眠り姫
笹帽子
 十四歳のその夜、私たちの睡眠スコアはゼロだった。眠らなかったのだ。それは、反社会的で、不道徳で、愚かで……うつくしい夜だった。大人たちが隠していた甘露を舐めた私たち二人分の罰。受けたのは彼女一人だ。睡眠スコア三十万。私が二十四歳になった春、未だ目を覚まさない彼女はスコアを積み続けていた。
  *
「ねえサクラ、これ、外しちゃって平気なの?」
「平気、平気。一晩くらい外したって誰も見ちゃいないよ」
「本当に?」
「ミヅキは心配性だなぁ。何か言われたら、お風呂入るとき外して付けるの忘れてたって言えば良いんだよ」
「私お風呂入るとき外さないよ」
「外さない派か。よし、じゃあ今日は私と入ろう。それでいつもと違うから流れで外したってことにして」
「ほわ、さ、サクラと一緒に、おふ、お風呂」
「せっかくお泊まり会なんだから良いでしょ?」
「う、うーん……」
「よし、じゃあ服を脱ごうか」
「まだお風呂じゃないよ!」
「平気、平気。一枚くらい脱いだって誰も見ちゃいないよ」
「ガン見!」
「ミヅキは心配性だなぁ。何か言われたら、昨日お風呂に入るときに脱いで履くの忘れたって言えば良いんだよ」
「忘れすぎだよ! あと着るじゃなくて履くなのがなんか露骨!」
「ひょっとしてお風呂入るとき脱がない派?」
「どんどん特殊な方向に話を盛らないで!」
「ほら、明日で私たちは十四歳だよ。今日のうちにできることはなんでもやろう。あ、そうだ、それに子供のうちの睡眠スコアは参考記録だって、お父さんが言ってた。だからやっぱり外してオッケーだよ」
「ええと、サクラのお父さんは、《米/Mi》基盤局の人だったよね?」
「そうそう、だから確実だよ。でも逆に、明日からはダメなんだって。十四歳を過ぎて役目を貰ったら、それを果たさないといけないから」
「うん、じゃあ私、信じる」
「安心してよ、もし先生に怒られそうになったりしたら、私がミヅキを守るから」
「ほわ、嬉しい」
「ほわって何、ほわって」
「嬉しいの!」
「よし、じゃあ」
「お風呂は一緒に入らないからね!」
  *
 満月の光が、稲穂の金色を思わせた。
 その下の全ての生をゆったりと祝福する淡い光。篝火の弾ける音。堀の外を生い茂るススキを静かに揺らす風。野面積みの柔らかな石垣に静謐が染みていく。月光の中に聳える城郭もまた輝いているが、なかでも一際美しいのが月見櫓だ。天守よりも、あれが良い。あそこから月を眺めたらどんなにか美しかろうと思う。それをぼんやり眺めていた私は、突然に気がついた。
 あそこに、未だ目覚めぬ彼女が――十四歳の誕生日の夜を共に過ごした私の親友、ミヅキがいる。私はそれを幻視していた。あの夜と同じように月光の祝福を浴びて輝く射干玉の黒髪を。恥ずかしそうに微笑む口元を。無邪気な子供の、世界の希望を信じていた瞳を。
 やっと引き当てた。
 ミヅキにまた会える。
 それが何故だか、根拠もないのに、分かった。
 そう思うと、身体の奥に熱いものが満ち、鼓動が自然と早くなる。厄斬りとして本格的に役目を任されるようになってから五年以上、この夜を心待ちにしてきたのだ。
 その昂ぶりに冷や水を浴びせる振動が左の手首に乗る。
「厄が接近しています。まもなく現れますよ。それとサクラさん、心拍数が上がっていますが」
 手首に巻いた《米帯》から男児の声が響く。私の意識の中に直接響いているその声は、戦闘支援人格《入津》のものだ。
「サクラ、いまさら緊張? マ?」
 今度は甲高い女児の声。《入津》と対を為す人格《回着》が煽るように言う。だが戦闘支援に特化した彼らは、《米帯》から私のバイタルが読み取れこそすれ、心中を知る訳ではない。
「別に。何でもない」
 それでも、厄と会敵する前に呼吸を整えるべく、《米帯》の呼吸メニューを呼び出す。手首に浮かぶ円形のシンボルの収縮に合わせ、ゆっくりと、腹から息を吸い、吐く。呼気と共に雑念を吐き出し、いまは厄を斬ることに集中する。
「来ます」
《入津》が告げる。目を上げれば、黒門を抜けてくる影たちがあった。
 私は、整えた呼吸のまま、静かに抜刀する。
  *
 人が自由でいられるのは――つまり、子供でいられるのは――十四歳の誕生日までだ。十四歳までは見守られるだけだった私たちは、しかし、その日を境に、社会に対して役目を果たさなくてはならなくなる。
 かつて、人は労働力を売り、得た価値で家計を営み労働力を再生産していたという。食糧を初めとする各種の資源が圧倒的に不足していて、だからこそ価値のあった時代の話だ。人々は、働かなくては生きていけなかった。この『労働』は、現代の私たちの『役目』とは似て非なるものだ、と学校では教わる。当時の労働は、それをした対価として金銭が得��れ、それによって初めて生活が成り立つという代物だ。教師はこれを教えるとき、決まって『働かざる者食うべからず』という古い言葉を引く。そんな狂った時代がかつてはあったのだ、と。対して役目というのは、その者の能力や性質に合わせて果たすものであって、生活はその対価ではないとされている。まず私たちの生活は無条件に保証されていて、その上で、与えられた役目は果たすべきものだとされる。人によって役目は量も質も異なるし、ほとんど役目を果たせない人も中にはいる。それでも良いのだとされている。
 例えば睡眠スコアが七十の市民は、睡眠中にスコアにして一から三相当の脳リソースを社会基盤に供出する。だが、仮に睡眠スコアが五十を割っている市民がいたとすると、彼らは脳リソースの供出は不要だ(もっとも、睡眠スコアが低すぎれば医療措置の対象となるが)。この睡眠スコアに応じた脳リソース供出――《徴米》制度――はしかし、過去の労働や租税とは根本的に異なる。供出している脳リソースの量にかかわらず、皆が豊かな生活を保障されているからだ。
 食糧、燃料、材料、その他あらゆる資源の不足というものを過去にしてしまった超高度AI《米》は、労働とその対価という概念を破壊したのだ。
 私とミヅキは同じ日に生まれ、同じ日に十四歳となった。
 そうして、違う役目を与えられた。
  *
 厄は首無しの武者の姿をしていた。
 本丸に流れ込んだ武者たちは一様に鉄紺の禍々しい瘴気を放っており、月光にも照らされぬ呪いを受けていた。落とされた首は青黒い血に湿り、無くした頭は一様に月見櫓を目指していた。そこに求める水場があるかのように、首無し武者たちが月見櫓へとよたよたと歩を進める。櫓の上に立つ私には目もくれない。
「とはいえ、斬ればこちらに向かってきます。囲まれないように」
 左手から《入津》の声が響く。
「御意」
 私はそうつぶやき、先頭を歩く一体の武者に狙いを定め、《回着》の赤い指示マーカーめがけて跳んだ。体重を乗せた刃が武者の肩から心の臓までを貫き通し、鉄紺の血が迸る。
 紫電一閃。私が握る刀の銘・稲光に相応しい。
 空気を震わす呪われた苦悶が響き、厄のはじめの一体が倒れ伏す。いよいよ首無し武者たちが一斉に私の方を向く。
 今夜の厄斬りが始まった。
 続けざまに刀を振るい、武者を斬る。三度の連撃に体勢を崩した首無しの肩を踏み宙を廻り、背後から刺し貫く。怨霊の苦悶の啜り泣きが耳元で響く。
「サクラー、後ろ後ろ!」
《回着》の示すマーカー誘導に従って、振り向きざまに浴びせかけられた太刀筋を稲光で弾き、反動でよろめく武者の胴に深く切り込む。止めにもう一閃貫け、と《回着》がマーカーで指示を出す。私は従う。粘つく血を振り、低い構えで次の首無し武者に向き直る。
「危!」
 首無しが振りかぶり、怨念を纏う太刀を振るった。下段を刈ろうと大ぶりに放たれた攻撃を《回着》の支援で見切った私は跳び、その首の断面を蹴りつける。堪らず崩れた首無しの背を稲光が貫いた。
「は! こいつら体幹クソザコだね! どんどん殺っちゃお!」
 無邪気な声色で《回着》が言う。
「ですが一撃は重い。背後を取られないように注意してください」
 一方の《入津》は冷静だった。
「喰らわなければどうということはないよ」
 私はそう嘯きながら、さらに二体の首無し武者を斬り伏せる。《入津》の言うことは正しく、この重い攻撃をまともに喰らえばこちらも安心ではいられない。攻撃を正しく透かし、あるいは確実に弾けるよう、背後を取られてはならない。だがこの怨霊、ただ群れているといった風体で、こちらを囲おうとか、連携して叩こうといった意図はまるで見えない。これなら物量だけを処理すれば良い。稲光が迸り、雷轟電撃、首無し武者の死体がまた一つ本丸の地に積もった。
 油断をしていたとは思わない。だが、私にはそれが見えていなかった。
 満月が、翳る。
「危!」
「上です!」
 二人から同時に発された警告に私の判断は遅れた。咄嗟、対象を見切らないうちから地面を蹴って跳ぶ。跳んだ瞬間にはもう蹉跌を悟っている。タイミングが早すぎる。空から飛来した鉄紺の瘴気を纏う巨体。並の男の倍ほどはあろうかという巨躯の首無し怨霊武者。大きく地を削り取るように繰り出された太刀が、容赦なく私の着地を刈り取る。叩き飛ばされた私は湿った地面に顔面を強かに打ち付け、口の中に血の味が広がる。両脚に深手を負った。《米帯》がバイタル危険域の警告を発している。
「喰らってんじゃん!」
《回着》が喚く。喚きながら私の視野にマーカーを投影する。首無し。ゲージ2本。
「あれが今夜の厄の本体です。さっきまでの雑魚は撒き餌でしょう」
 そう《入津》が分析した。
「距離を取って回復してください」
 言われずとも、と私は転がる。振り下ろされる太刀をすんでの所で躱し、《回着》が応急的に痛覚マスキングを施した足で危ういバックステップを踏み、黒門側に距離を取る。怨霊から離れれば差す月光が目に染みる。私は懐から一握りの米を取り出し、口に入れて己の血と共に噛み締めた。
 噛めば噛むほど、甘い。
  *
「眠らないの?」
「そう、せっかくだから、一緒に誕生日をお祝いしよう」
「その後も?」
「うん、だってこんなに月が綺麗だから」
「サクラ、変なの」
「いいよ、ミヅキは眠っても。そうしたら私は寝顔を眺めてるから」
「ほわ、やめてよそれ、恥ずかしいよ」
「だったら起きてないとね」
「……うん、そうする」
  *
 十四歳の誕生日を迎える前の子供たちの身体は、その睡眠は、左手に巻かれた《米帯》によってモニタリングされているけれど、それはただモニタリングされているというだけ。脳リソースを供出する機能はオフにされている。私たちはそれすら気に入らず、誕生日のあの夜には二人して《米帯》を外し夜を明かすなどという暴挙に出たのだけれど、それは子供らしい一時の反抗であって、本気で《米帯》を捨てようなどとは考えていなかった。
 今の私たちは、《米帯》なしに生きることなどできない。超高度AI《米》なくしてこの社会は成り立たず、私たちの日々の暮らしが何一つ成立しないことは、子供でも知っている。だから、誕生日のあの夜のささやかな反抗を終えて、翌朝から私たちは、与えられた役目を果たす大人になるつもりだった。
 実際に、そうなった。
 ミヅキに与えられた役目は、眠り姫だった。大変に尊い役目だとされている。昏々と眠り続け、その睡眠リソースのほとんど全てを超高度AI《米》に提供するという特別な役目。
 何かの罰なんじゃないか、と十四歳の私は思った。夜を徹して語らい、同じ月を見上げたことがそんなに悪いことだったのか。
 実際にはそれは罰でもなんでもない。子供が一時《米帯》を外そうが、一夜の睡眠スコアを計測不能にしようが、その程度のことで一々罰するほど超高度AIは暇ではないし、まして罰で役目を決めることなどあり得ないと、大人になった私には分かる。
 眠り姫は、単に特別に秀でた睡眠スコアの持ち主が就くというだけのこと。
 現在の彼女が叩き出す睡眠スコアは三十万。
 累計ではない。一晩で三十万だ。
 一方で私のスコアは散々だった。だが超高度AI《米》は私にも適切な役目を用意していた。
  *
 巨躯の首無しが瘴気を放つ太刀を振り下ろす。稲光がそれを弾いて、火花が舞う。首無しがこちらへとよろめきながら今度は左右に太刀を振るう。怨念の澱みに足を取られステップが効かない私は攻撃を弾くことに専念する。
「弾いて弾いて斬る! 弾いて弾いて斬る! ワンツーさんし!」
 陽気に合いの手を入れる《回着》だが、一拍多いので役に立たない。首無しの攻撃の予備動作はゆっくりしているかと思えば俊敏で、見切りには集中力が要求される。余計なしゃべりをやめてほしい。こちらの斬撃はその巨体を削るが、前座の首無し武者どもとは比べものにならない体幹はなかなかに揺るがない。ゲージは二本目。焦りが出やすい時間帯だ。
「集中してください。これを倒せば上がりですからね」
 口を挟む《入津》。そんなことは分かっている。却って集中が乱れた。これを倒せば上がり。今日の厄斬りは終わり。夜が明けるまでまだ時間がある。役目を果たせば、後は自由だ。そうすれば、あの月見櫓の戸を叩く。きっと中には、彼女がいる。見てもいないのに、私にはそれが分かっている。今日のこの日のため、この夜のため、私は……。
「危!」
 ハッと目を見開けば、首無しの姿が消えている。一瞬の気の緩みを完全に読まれた。
 だが《回着》のアラートへの反射で、咄嗟に殺気を感じる背後を斬り上げる。考えるより先に動く。迷えば破れる。稲光が轟き首無しの青黒い血が迸る。
「危ない。いま背後から掴まれたら終わっていましたよ」
 誰のせいだよ。だがもう要領を掴んだ私は止まらない。首無しの太刀を弾き、斬撃を矢継ぎ早に繰り出す。遅い振りかぶりに浮舟渡りの五連撃を放ち、巨躯を削りきる。
「いけいけ! そこだ!」
 囃し立てる《回着》が表示した赤マーカー目がけ、崩れた首無しの巨体を蹴って駆け上がり、天から稲光を貫き落とす。
 一際大きな苦悶の泣き声を上げ、首無し武者は倒れ落ちた。
【厄斬り】のクソデカテロップを《回着》が視界に表示してくる中、私は納刀した。
 視界が晴れたときには、怨霊たちは皆消え、その青黒い瘴気も、流れた血も、粘つく澱みもたち消えてしまう。
 再び月明かりだけが冴え冴えとした空気に染みこみ、夜を満たしていた。
「本日もお役目、ご苦労様でした」
「おつ! 今日も楽しかったよ!」
 戦闘支援人格の二人の声を、もう私は聞いていなかった。
 見上げるは月見櫓。やはり天守よりも美しい。
 あそこに、ミヅキがいる。
  *
 果たして畳敷きの部屋に、その少女は座っていた。
 十四歳の誕生日のあの夜と同じ目をして、月を見上げていた。
 ずっとこうして、会いに来たかった。厄斬りの役目を得てから、この夜をずっと待っていた。今すぐにでも彼女に話しかけたいと思いながら、そうして同時に、私はこのまま彼女に気づかれず、ここからミヅキの姿を眺めていたいとも思えた。今日の満月は稲穂の金色。その輝きを反射する彼女の肌は、あの夜と同じ宝物の色。子供でいられた最後のうつくしい瞬間が、まだここにだけはある。それを壊したくない。
 あの夜、私たちはパジャマを着て、彼女の部屋のベランダに腰掛けて月を見上げていた。今夜のミヅキは、けれど、服装は違っていた。和装だった。城に住まう姫なのだからそういうものなのかもしれない。私は着たことがないし、歴史のこともよく知らないから、種類はよく分からない。それにあわせてか、長く伸ばして後ろで一つにまとめている黒髪は、やはり輝いていた。彼女は月光の祝福を受けるに値するのだと、今でも変わらずそうなのだと、私は思った。
 ゆらり、とその瞳がこちらを向く。
「サクラ……」
 名前を、呼ばれた。
「ミヅキ」
 私たちは十四歳で、パジャマを着て、ミヅキの部屋のベランダに腰掛けて月を見上げていた。世界が変調している。夜明けが近い。
「そうか、今夜はサクラが私を守ってくれたんだね」
「うん」
「嬉しいな、またサクラが守ってくれて」
 そう言って、ミヅキは微笑んだ。あの夜と同じ、体温を感じる。
  *
 覚醒する。左手首の《米帯》が震えている。朝だ。
 起き上がり伸びをする。和風だったな。武器も刀って。珍しい。
《入津》が昨夜の厄斬りの成功と評価点を通知しているが、適当に読み飛ばす。真打ち登場時に一撃喰らったのがマイナス評価だが、無事に眠り姫を守護したことで総合点は良、概ねそんなところだろう。
 私はそんな評価はどうでも良かった。
 眠り姫たちの睡眠効率を高めるため、その夢から悪夢を退ける役目、厄斬り。
 普通の人間が休んでいる間に役目を果たすのだから、心身を削られる。私もこの役目が好きだとは言えない。
 けれど今朝は違う。私が守ったのが、誰とも知らぬ眠り姫でなく、他でもない彼女だったから��
 部屋を出ようとすると、思い出したように《米帯》の機械音声が通知する。
「昨夜の睡眠スコアは十五です。深い眠りが不足しています」
 やかましいわ、と私は呟いて靴を履いた。
 ミヅキに会いに行こう。久しぶりに、あの子の、あの日は見られなかった寝顔を見に行こう。
 今日の私にはその資格があるはずだ。
 彼女の平穏な眠りを、守ったのだから。
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この作品は、睡眠スコアバトルSF小説コンペに参加しています。
https://twitter.com/sasaboushi/status/1338477547932119041
冒頭部初出ツイート:
https://twitter.com/sasaboushi/status/1338486086423642115
スペシャルサンクス(あるいは謝罪先):
・Mi band 5
https://www.mi.com/jp/mi-smart-band-5/
※睡眠スコアバトルとは、スマートバンドにより睡眠スコアを測定し、SNS上でそのスコアでバトルする風習を指しています(多分)。特に最近、安価で手軽に試せるMi band 5が人気です。私も買いました。
・Sekiro: Shadows die twice
※睡眠スコアバトルとは本来何の関係もありません。お米は大事。
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11.断髪令と金弘集政権
問い7:朝鮮の近代化とその阻止>11.断髪令と金弘集政権
目次は こちら
11.断髪令と金弘集政権
 断髪令の実施について、『韓国の歴史教科書』の「近代的改革を推し進める」の176ページ「資料を読む 断髪令の実施」のところに次の記述があります。
【1895年11月15日、高宗は初めて髪を切り、内外の臣下や国民に髪を切らせた。……髪を切れとの命令が下されると、哭声が空を震わせ人々は怒って命を絶とうとした。形勢が今や激変して日本人は軍隊を厳しく待機させた。警務使の許璡は巡検を率いて刃物を持ち、道を塞いで会う人毎に髪を切った。また、人家へ入り込み調査して回ったので、隠れきれずに髪を切るしかなかった。ソウル[漢城]を通りかかってまげを切られ、斬られたまげをつかんで懐に隠し、号泣しながら城を出て行った。
――黄玹『梅泉野録』――
乙未改革で実施された断髪令は、保守的な儒生や一般民衆の大きな反発を呼び起こした。結局義兵が起こり、開化政策を推し進める親日の役人や日本軍を攻撃した。】
 また、『朝鮮紀行』には、「第31章 まげ/朝鮮版ヒジュラ」に、断髪令に関して、462~464ページ詳しく記されています。その要点のみ抜粋します。
[断髪令発布の少し前には、三名の訓練隊高級将校が《中枢院》会議室に乗り込んで抜刀し、すべて公職に就く者には断髪を義務付ける勅令を即刻公布することを求めた。(中略)その後すぐに事実上幽閉の身だった国王が勅令を承認せざるを得なくなり、国王、皇太子、大院君、そして閣僚が「まげ」を切り落とし、兵士と警察官がこれに続いた。
 翌日官報が国王承認の法令を発布し、国王が髪を切ったことを伝えた。(中略)内務省の通達はつぎのようなものであった。
《今回の断髪令は保健上また商業活動上有利かつ便利な措置であり、わが国王陛下におかれては行政改革ならびに国力増強の双方を念頭に置かれ、自ら率先されることにより範を示された。大朝鮮国の全ての臣民はおのおのが陛下の御意に従わねばならない。また、すべての臣民の服装は左記に定めるごとくであらねばならない。
 (中略)
内務大臣代行 愈吉濬(署名)
11月15日
 その二
《畏れ多くも国王陛下が本日(11月15日)発表された布告文には、「朕は髪を切り、範を示す。汝臣民は朕の意にならい、それにより諸外国との対等性を確立するという大事業を成し遂げよ」とある。現在のこの改革のとき、かかる意気軒昂な布告文を謹んで読み、感涙にむせばない大朝鮮国臣民が、奮励努力しない大朝鮮国臣民がいるであろうか。われわれ一致団結して国王陛下の内政改革の御意に謹んで従うことを切に願うものである。
内務大臣代行 愈吉濬(署名)
建国504年11月15日》]
 上の内務省の通達から、断髪令は国王の高宗の意思であることが分かります。率先して髪を切った高宗の浅慮が断髪令となったのです。朝鮮政府と国王は上記のような通達を出せば、国民が従うと思っていたのかもせれませんが、実際は激しい反発を生んだのでした。それは、朝鮮人にとって「まげ」は朝鮮人たる印であり、大昔からの慣習であり、祖先崇拝とともに結婚も「まげ」と深く関係が有り、「まげの結髪式」は一生の大行事であり、朝鮮人が信じている儒教の教え(父母から貰った体はたとえ一部でも傷つけてはいけない)とも深くかかわっていたのです。
 断髪令が国民の反感を買ったもう一つの理由の一つが、「朝鮮人を日本人と同じような外見にさせる日本の陰謀」だと受け止められたことにあります。朝鮮人らしさを奪う断髪勅令は日本の差し金だという考えは極めて強く、あちこちで起きた断髪令反対の暴動は日本人への敵意を公然と現しており、殺人に至った場合が多いとバード女史は記しています。
 しかし、このような「日本が断髪令を強制した」との認識を短期間で朝鮮全土に広めるには、熱心にそのことを吹聴する人々の存在が考えられます。考えられるのは改革により搾取・横領の特権が失われることを阻止しようとする両班たち官吏群です。
 このことは事実として、『朝鮮史2』の「第1章 朝鮮の開国と開化」の46~47ページ「初期義兵と露館潘遷」に記されていますので、それを引用します。
[1896年1月中旬、江原、京畿、忠清三道(当時の二三道制によれば、忠州、洪州、春川の三府)の各地において衛正斥邪派在地両班の指導下に「砲軍」(各郡の警備兵)、農民を組織した義兵が蜂起し、「中華を尊んで夷狄を攘う」「国母(王后)復讐」唱えて、開化派政権の打倒を目指した。
 (中略)
 義兵は1月下旬から2月上旬にかけて(中略)に広がり、開化派系の観察使・参事官・郡守らを殺害するとともに、日本の軍用電信線を破壊し、日本商人・漁民の活動にも攻撃を加え、日本守備隊とも各地で交戦した。
 金弘集政権は義兵鎮圧のために漢城から親衛隊を各地に出動させた。これによって警備体制が弱まった隙をついて、2月10日、仁川停泊中のロシア軍艦アドミラル・コルニーロフから約100名の水兵が上陸し、漢城のロシア公使館の警備に就いた。翌2月11日、親ロシア派の李範晋・李充用・李完用らは高宗をロシア公使館に移して(���館潘遷)、金弘集政権を倒し親露政権を樹立した。金弘集、鄭秉夏、魚充中らは殺害され、兪吉濬、趙義淵、張博らは日本へ亡命した。]
 やはり開化政策に反対している衛正斥邪派の両班が義兵を組織していたのです。このあまりにも手際よい断髪令の発布から開化派政権打倒の動きは、衛正斥邪派両班と高宗とが仕組んだ「断髪令を利用した開化阻止」であることを示唆しているようにも見えます。断髪令は高宗の浅慮ではなく、開化政権を倒す深慮遠謀であったかもしれません。そうでないと、断髪令が出て、高宗がロシア公使館に入ると、直ちに開化派政権の閣僚を逮捕して処断するように命じ、新露派政権を任命した、あまりにも手際よい事実が説明できなくなります。
 『朝鮮紀行』によれば、「これに続き、同日、これまで数度にわたりその座に就いてき首相(金弘集)と農工商大臣が捕らえられ、街頭で斬首され、怒り狂った暴徒は首相を《まげ》失墜の張本人とみなし、残虐極まりないやり方で死体を切り刻み、侮辱した」と記しています。金弘集首相が信じていた国王がそうさせたのです。
 当時の朝鮮において、金弘集首相などの開化派の人々は、世界情勢とその中の朝鮮の置かれた位置づけを正確に認識できており、朝鮮政府として何をなすべきかを分かっていた数少ない政治家であり、高潔の士でもあったようです。そして、朝鮮の国家の将来を考え近代化と発展のために献身的に働いていた得難い人物です。自分はロシア公使館に身を隠して、朝鮮の将来を担うべきこの人たちを殺し、或いは海外へ追いやってしまった国王の高宗と反開化派の衛正斥邪派の両班は、朝鮮にとって取り返しのつかない人材を失い、朝鮮の近代化と発展に大きな損失をもたらしました。
 そして開化派の金弘集政権を倒した高宗と衛正斥邪派両班・官僚たちは、従来からの売官売職と収賄と収奪・横領が許される自分たちの今までの権益を守るために、またしても朝鮮の採るべき開化・近代化政策を中断させてしまいました。彼らは自己の当面の権益を守るために朝鮮の未来を捨てたのです。
 これが李子朝鮮末期の「朝鮮民族による朝鮮民族統治」の実態でした。
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keepcalm-readmanga · 7 years
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Dark Night Princess 第四弾 赤ずきん:Drama CD 碟評
*此篇標註為好孩子閱讀警告標章
由於父親去世,母親遠離家裡到城鎮工作賺錢,你一個人住在森林的深處。一個大雪紛飛的日子,發現有個因為飢餓而倒地的狼少年-Simon(CV:櫻井真人),你將他帶了回家並藏了起來。隨著日子過去,Simon的天真無邪地頻頻對妳釋出好感,就這樣你應答著這份感情跟他一起生活著。但有一天,你青梅竹馬的獵人朋友Willy(CV:土門熱)為了獵捕狼群而來到了你家。聽聞有人在森林的深處看見了小狼的身影,為了村人們的安全,他被村長請求前去驅趕狼隻。想要保護Simon的你和為了獵捕Simon的Willy,三個人交織了一段奇妙的愛戀。
土門最大悲劇之一,媽啊,真的就是從這張碟開始我得了一種慣性心疼土門熱的病,太慘了。全程心疼土門的獵人,暗戀女主一輩子結果被NTR但接受三人行提議也太快了吧喂 ​​​。但是啊啊啊!這碟的櫻井真人可愛到我想要殺人(抓狂ing)狼少年開大招撒嬌賣萌樣樣來,重點還是肉食系跟女主拉近關係之後各種表白就把人家給吃了,女主把他藏家裡簡直就像小王一樣。(這三觀大丈夫?)其實女主跟狼少年的相處模式就像是幼稚園的小男孩跟小女孩一樣坦率&單純,別誤會,他們倆也是會做各種色色的事情的(默)
DNP系列在2016年再開了兩彈,可以說是雪花社當家的系列作之一,一直以來都是劇本娘ひよ操刀,無節操三匹童話故事看起來腦洞大,但她總能圓得很漂亮。小紅帽這一彈的劇本娘則找上了御門蓮這位實力頗深的新劇本娘擔當,所以劇情上和前三彈的風格能夠聽出一些差異,但是ひよ有兼修這張劇本所以大方向從未改變。非常期待看到DNP系列2017也能夠繼續出下去,感覺童話三匹還有很多題材能夠發揮呢顆顆。
這次的CV依舊是兩位,分別是土門熱跟櫻井真人,典型的看到名字就彷彿看到人設的經典搭配,雪花社會用這樣的組合我絕得毫無懸念。土門這次飾演的獵人算是比較木訥無口type的獵人小哥,所以用了比較沉穩的低音聲線,凸顯出了對小紅帽暗戀已久卻遲遲無法開口的不器用感。到了最後三個人和平的P在了一塊,那種包容感簡直非常和諧,這樣土門都沒有黑化也沒病,難怪我心疼他到心坎裡(咬手帕)另一邊,櫻井真人的狼少年簡直本作亮點,各種撒嬌賣萌火力全開,雖然有人說他有裝乖嫌疑,但是可愛就可以了吧!可愛就是正義啊!(握拳)櫻井真人的可愛高音,唉呦喂呀,又讓我想起了出道作-兩人秘密3的小公狗年下男友,萌cry我。
獵人小哥被ntr的悲劇就此展開(不)
1 吹雪の日の出会い
一天女主要前往城鎮裡探望媽媽,幼馴染的土門獵人初登場就對女主各種關心,要她在大雪紛飛的日子裏一切都要小心不要太晚回家,以免遭遇危險。簡直各種好丈夫的叮嚀有木有!小紅帽女主你為什麼不明白他的心意(怒吼)然後路上就遇到了差點餓昏的小狼少年,起初他對小紅帽又吼又叫,要她不要靠近自己,自己是隻狼,但是吼不到兩句肚子不爭氣地咕嚕咕嚕叫起來了。最後小紅帽把麵包分給他吃,還答應帶他回家。真人的小狼真是有夠可愛!不管是萌萌地對女主吼叫還是吃東西的聲音都可愛度爆表!我也想撿一隻這樣的小奶狗回家養(你滾!)
2 無邪気な狼
畫風一轉,小紅帽跟小奶狗(X)就過上了打情罵俏的幸福小日子,一大早為了叫醒小紅帽各種又親又舔,牙白。獵人小哥知道你在家藏了小王嗎嗎嗎!?早餐一起吃軟綿綿的鬆餅,參了野莓跟蜂蜜非常美味,還說小紅帽作的東西他都喜歡吃。然後一不小心小奶狗就打翻了蜂蜜的罐子,所以女主要幫他洗澡(喔?劇情的發展!?)洗澡戲又可愛了我一臉,各種洗刷刷之後,小奶狗把身上的水甩乾的聲音也太Q了,好有動漫感。不知不覺間,小奶狗已經跟女主住了一個月,外面的雪也已經融了,他就問女主自己能不能一直住下去,因為回到森林裏自己也是一個人,小紅帽當然說可以啦。
這種暗通款曲(?)的發展當然是兩個人要做好多好多舒服的事情啦!本來只是小奶狗prpr小紅帽的嘴唇,小紅帽就教了他Kiss的方法。其實我覺得整張DNP4計劃通的人絕逼是女主小紅帽!然而小奶狗就像是無師自通一樣,開始尋著本能摸摸吸吸小紅帽的歐派,然後兩個人互相探尋身體的秘密(太汙了我不說了)然後自然就是本番了。我覺得整個過程的背德感簡直爆破,小奶狗太可愛了,差點以為在跟他搞百合(no!)重點是!女主的第一次竟然被小奶狗給吃了!吃了!幼馴染獵人小哥情何以堪!(此刻心情有點崩潰)DT的小奶狗當然是很快就交差了,還觀察了一下小紅帽的奶油派(臥槽這很汙)這軌的最後是小奶狗純真又可愛的告白連番,好好好,我什麼都好好好了(倒地)
官能場面點評:櫻井真人真是very cute!奶聲奶氣的,簡直欲罷不能。小紅帽藏了個櫻井真人在家裏,還不得精盡人亡啊(手動二哈臉)一臉無辜的跟小紅帽作著糟糕的事情,用辣麼可愛的聲音,簡直無法拒絕他(遮臉)真人的聲音裏有糖啊,糖分啊!要糖尿病了!
3 猟師と狼狩り
好日子沒過多久,獵人小哥就找上門來了,糟糕的是小紅帽跟小奶狗還沒穿衣服(什麼!抓姦現場嗎嗎嗎?)小奶狗趕快藏起來,小紅帽穿好衣服之後就去應門了。獵人小哥是為了獵狼而來的,他馬上就發現了家裏有動物的味道。兩個人一邊喝茶一邊說起森林裏開始出現狼的事情,因為村人很擔心狼會吃人,所以拜託他去獵捕狼隻。他雖然問了小紅帽有沒有看見狼,但是小紅帽什麼都不說,他還很擔心小紅帽的安危但承諾會保護小紅帽。
獵人小哥回去之後,小奶狗就跑出來跟女主撒嬌說自己不喜歡獵人,也很害怕自己會死在小哥的槍下。還很委屈的說,並不是所有的狼都會攻擊人類。這小奶狗太會收買人心了啊(抱頭)
4. 守りたいものはひとつ
又一天,正當小紅帽要出門採買晚餐的材料,小奶狗正吵著要一起出門被女主拒絕之後,獵人小哥又因為到了附近所以又到小紅帽的家裏。在一陣不尋常的聲響傳出之後,獵人小跟小奶狗就正式打照面了。一看到小奶狗,小哥當然是舉起了槍要獵殺他。小紅帽奮不顧身說他是朋友,不能殺了小奶狗。小哥就想起了半個月前,其他的獵人跟他說過,一群長居的狼群被獵殺了,小奶狗就說自己的爸媽都被人類殺死了,自己一個人逃到這個森林裏,卻因為沒辦法找食物差點餓死的時候遇上了小紅帽的收留。
獵人小哥真的是菩薩心腸來著,對於小奶狗的遭遇趕到同情,為其他的獵人跟他道歉,還跟小奶狗說自己不會獵殺他。就是因為他人太好了,最後他被小奶狗NTR我才真是心疼到死啊QAQ 啊啊啊啊,這個世界對好人是不公平的QAQ
5 今のままじゃいられない
小紅帽、獵人小哥跟小奶狗三個人過上了平凡小日子(唉???)小奶狗在森林裏玩耍另外兩個人就在後面看著。有人說簡直是小情侶遛狗的場景,太有道理我竟然無法反駁。趁著歲月安好(?)兩個人稍微獨處,獵人小哥正要跟小紅帽來個深情告白就被小奶狗給打斷了,真是個厲害的程咬金啊!玩了一整天,夕陽西下,小奶狗已經玩累了睡著了,獵人小哥就拿出了漂亮的髮飾送給了小紅帽,說這樣就不用採花編花圈,可以一直戴著了。這次告白算是成功了,艾瑪土門的聲音還是那麼蘇。對於獵人小哥的告白,小紅帽遲疑了,就被問說是不是喜歡上了別人,小紅帽只說了喜歡獵人小哥但卻不願意多說。後來獵人小哥就發現了小紅帽的脖子上有著被動物啃咬的痕跡,就知道了小紅帽跟小奶狗偷偷來的事實(牙白)此時小奶狗突然醒來加入戰局,獵人小哥很生氣的說脖子上的咬痕是你咬的吧?小奶狗卻回答那是他跟小紅帽很舒服的 “玩耍”的時候留下的。
獵人小哥聽到白菜被小奶狗給拱了當然是勃然大怒,說自己明明那麼喜歡小紅帽,一直沒對她出手。天真的小奶狗聽到獵人小哥也是喜歡小紅帽的,就喜孜孜的說,既然都是喜歡小紅帽的,大家就一起相親相愛就好啦。
好一個世界和平大使!小奶狗!獵人小哥起先是無法接受的,但是在小奶狗的一陣調解之後就決定三個人一起了(我的媽啊)這已經不是心情微妙了,是被糊了一臉的矇逼好不好!獵人小哥那種出於愛屋及烏的無奈真是聽得我,這世界不會好了。
6 愛情を分け合う
於是就愉快地三了,小奶狗做為前輩給予了相當多的指導(我簡直沒眼看)其實有沒有想到獵人小哥是DT的設定!雖然沒有說明,但是這麼正直的小哥跟著小紅帽跟小奶狗一起開車真是…細思恐極。在一陣耳邊prpr跟身上各處prpr之後,情況轉播大概是正常位→後背位OTZ,由於獵人小哥是第一次所以讓他先(噢好有道理←挖鼻),然後給小奶狗口。只聽到了獵人小哥喘個不停,好糟糕。小奶狗交換位置之後又用正常位來了一發,總之高能。
官能場面點評:土門大法硬生生在本篇少了單人軌,太不公平了(咬手帕)三的時候聲音也被真人的聲音蓋過去了,是因為聲音低沉的關係嗎?感覺聽到了一個沉默是金的獵人小哥,聲音還是很沉穩很溫柔很蘇,但是角色張力沒有真人小奶狗好,大概是劇本娘偏心了T_T
7 狂った果実
安定的三匹軌,三個人過著性福快樂的日子,聽得我只想說你們開心就好。然而小奶狗在耳邊說著他沒辦法想像沒有小紅帽的日子,就一直這樣下去就好了。為什麼小奶狗突然黑化的感覺?你們不是很快樂嗎嗎嗎?然而獵人小哥原來一好青年,被兩個人這麼一搞也墮落了啊啊啊!現在還會跟女主USB連結秀給小奶狗看了,臥槽,汙得不敢多看一眼好不好。然後這一軌換成是小奶狗從Back來,唉呀真有秩序,我不知道該不該槽了(望天)但是獵人小哥イラマチオ!?當初那個正直溫柔的幼馴染已經不復存在了,我心痛啊!兩個男主角最後就在耳邊對小紅帽說絕對不會離開她的身邊了…又是一陣自來黑的結局!
8 タイトルコール
又是一軌安定的報幕,我覺得我需要去旁邊靜一靜。小奶狗真人又賣萌了一次,我的小心臟啊!!!
アニメイト特典『今日だけ、特別な日~ウィリー編~』
小紅帽生日跟獵人小哥一起過的單人特典。到街上買東西,還給女主買了漂亮的洋裝,說是粉紅色有點sexy的那種。獵人小哥果真是被其他兩人教壞了(抹臉)已經開始會調戲女主了,幼馴染的良家男子呢!QwQ 回到家,獵人小哥作了很多好吃的給小紅帽吃,還拿出了花朵的項鍊當作禮物送給了小紅帽,說是跟上次送她的髮飾很相襯。淡定的開車劇情,我只慶幸終於獵人小哥也有機會獨佔小紅帽了,本篇太不公平了QwQ  特典音軌19分鐘多,略囉嗦,好幾次聽到差點睡過去orz 但是因為本篇沒吃到他的單人肉我還是撐過去了。
最後,這是第350次心疼土門熱(你夠了)
ステラワース特典『今日だけ、特別な日~シモン編~』
也是小紅帽的生日,她剛回家就受到了小奶狗的熱烈歡迎,一記撲抱!同樣也是單人特典。小奶狗送了小紅帽一束他摘的花跟一個閃閃發光的石頭,簡直就像是幼稚園小孩送的(笑哭)又是各種超甜撒嬌,心要融化了OK?單人特典必須開車,小奶狗又使出渾身解數吃了小紅帽,都在意料之中。同樣是19多分鐘的特典,也是說話的部分比較催眠(?)但是小奶狗高音一直刺激神經所以可以保持清醒,車技依然很叼,666吃掉小紅帽。
總評,灰常可愛的三批童話,除了對獵人小哥(CV土門熱)感到心疼之外沒有什麼槽點。三匹的始末超級和平,沒有糾結。喜歡童話故事和三匹的淑女,推薦這個小品給你們。
推薦指數:8/10
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otoha-moka · 5 years
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ループ繰り返す山姥切の話
7月4日のこと。なぜか今日の出陣前、寝癖もそのままに���しくんが走って現れたと思ったら、俺の腕を掴んで「今日は出陣しないでくれ」だなんて言い出した。全会一致で部隊は決まる。すぐに「俺に意見はない」と終わらせてしまう、討論に不向きのこいつが後々になって反論してきたら天変地異の前触れだ。
今日の部隊長はへし切長谷部で、騒動に訝しげな顔のまま「おい、山姥切」と呼びかける。その「山姥切」はどっちのことかな。いや、この場合どっちもか…一緒くたは癪だな。仕方なしに俺は溜息をついて写しくんの手を引き剥がそうとする…が、それも「お願いだっ!今日だけ!俺が代わりに出るから!」と
やけに必死な写しの全力で遮られてしまった。ねえ、ちょっと痛いんだけど…写しくんは加減というのを知らないのかな。「に…国広、」偽物くん、と口をついて出てくるところだった。色々あって控えてるのに危ない。「何があって、どうして俺の出陣がダメなのか、説明してくれないと誰も納得しないよ」
なるべく言い聞かせるように言ってやる。俯いたままの写しくんは小さく震えていて…あれ、泣いてる?気のせいかな?「すまない…気が動転していた。あんたが、折れる夢を見たんだ、それで、」掴んだ手が緩く解けて俺の腕は開放される。でも、わかりやすい理由と裏腹に、視線の動きが嘘だと告げていた。
「はあ…はいはい、わかったよ。その代わり、お前の出陣の予定、どこか俺と代えること。いいね?」まるで子供に聞かせるみたいな言い方をしてしまった気がする。へし切長谷部はどちらでもいいから早くしろと言わんばかりなので、結論を告げると「それなら早く支度をしろ」と写しくんを見やった。
写しくんの方ときたら、この一連の流れに心底ほっとしたように「ありがとう…山姥切」と行ってくるりと踵を返し、支度のために自室へ戻って行った。戦から戻ってきた時の写しくんの姿に、この言動の真意を知ることになるのだけれど。夕刻手前、戦場から戻ってきた山姥切国広は、酷く重傷を負っていた。
そんなまさか。何だか嫌な予感がしてしまった。彼が目を覚ましたらいのいちばんに訊かないといけない。「お前、これを予見していたんだろう」と。…という感じで始まる、こう、カゲロウデイズみたいな…ふたり一緒に乗り越えられない7月を乗り越えるみたいなちょぎくに…。
山姥切長義が折れた。7月のことだった。それからどうしていただろうか、いつの間にか月の終わりを迎える…はずだった。太陽が高い。最近あまり眠れていなかったからか、思わず寝過ごしたのだろう。慌てて今日の予定を確かめ、目を疑った。「出陣予定…山姥切、長義…」どうして彼が、ここにいるんだ。
俺はこれを見たことがある。1度や2度じゃない。そう感じてからは早かった。出陣ゲートへ向かう部隊を慌てて引き止め、自分が本科の代わりに出陣する。そうしなければ本科は必ずここで折れるのだと、よく知っていた。カレンダーの暦を確認すると、7月の上旬だった。
そうだった。着替えながら、この既視感が思い違いなんかじゃないことを思い出す。池に小石を投げ込んだ時の波紋のように記憶は甦った。この7月を、俺は繰り返している。ループの起点は必ず最終日。そして必ず起きることがある。山姥切長義の破壊だ。出陣、遠征先、戦、事故、理由は様々だけれど、
必ず本科はこの本丸からいなくなってしまう。俺は失意のまま7月の最終日を迎えて、それで、必ず7月1日に戻ってきては、数日経つとこの記憶を思い出すのだった。理由はわからない。相談しようにもこんな絵空事を誰が信じるだろうか、悪い夢でも見たのだと言われてしまうだけに決まっている。
大体、自分でも上手く説明できる自信がない。ただ、わかることも増えてきた。山姥切長義が折れる"かもしれない"ポイントだ。この出陣に出てしまうと必ず彼は折れてしまう、といったような経験則。(早く思い出せて、よかった…)心底ほっとした。7月4日の出陣は、1番早く彼が危険になる。
ここで、俺が全く何も思い出せないまま折れたことも何度かあった。そうこうしていると長谷部の急かす声と物吉の宥める声が聞こえてくる。考え事に時間をとってしまったかもしれない、急ごう。「折らせらやしない…絶対に」どこの何の仕業かは知らないが、たとえどんなものであろうと、俺は斬るだけだ。
7月の下旬、山姥切国広が折れた。今月に入ってからあいつは数回、俺と出陣やら遠征やらを代わらされた。俺の予定をあいつが代わりたいと言い出したから、疑問は尽きないけれどとりあえず代わってやった。要望を聞いてやるのも、持てるものの義務だろう?そうしたら、交代した出陣先であいつが折れた。
…何をしているんだ、あの馬鹿は。戦をしているのだから、折れることもあるだろうけれど、長くこの本丸で過ごした彼の不在は、長く本丸をお通夜状態にした。部隊長だった蜂須賀など、ずっと塞ぎ込んでしまっている。そういうところが、お前は身勝手なんだよ…などと文句をつけたいところだけれど、
肝心のその相手がいない。行き場のない苛立ちを抱えたまま、7月も最終日を終えようとしていた、はずだった。翌朝、目を覚ますとあいつの声が聞こえる。(俺とあろうものが、焼きが回ったかな…)幻聴などふざけてる。そう思い戸を開けると、前の廊下を堀川国広と談笑している、折れたはずの写しがいた。
思いの外、動転していた。「折れた、はずじゃ…」思わず声が震える。その声に振り返った写しは「は?何を縁起でもないことを…山姥切?」と不思議そうにこちらを見る。「いや、なんでもないよ」「…でも顔色が、」そう続ける写しを無視して部屋に戻り端末を確認する。「7月、1日…」わけがわからない。
なんか一人称視点の文章にするの飽きたのでいつも通りの妄想ツイートに切り替えます。それでですね、なんだこれ、どうなってるんだこれ、となったとこで、7月4日の出陣を代わってくれというまんばの要望に長義くんはこたえて、やっぱりまんばは重傷を負って帰ってくるんですね。長義くんは自信家なので
自分のしてきた経験とかが、何もかも白昼夢だった可能性とかは考えない。2度目の7月4日、何かがおかしい。釈然としないまま、手入れ中のまんばの代わりにやることになった畑仕事を面倒に思いつつもしていると、庭から少しいったところの雑木林の、薄暗く奥まった部分に見覚えのない祠が見える。
目を細めてみると、やっぱりある。正確にいうと、祠のような形状をした何か。で、畑仕事一緒にやってた南泉くんに「おいこらお前サボってんじゃねー…にゃ!」って声かけられて「サボりじゃなくて休憩だよ休憩。ところであれ、何かわかる?」って聞いてみると、南泉くんも目を細めて「なんだぁ?」とか
わけわからなそうにしてるから、「本丸は亜空間、ましてや付喪神が住まいしているんだ。祠があんな場所にあるのは不自然だし…それに、もしも必要な祠なら、神刀なりなんなり、誰かしらが手入れをしているはずじゃないかな」「そりゃそうだ…たしかに変だにゃ…」と言いながらそちらへふたりでそちらに
向かう。祠(仮)は遠くから見るよりなお古く小さく汚れていて、4つ折りにされた紙切れと、風邪で飛ばないように重しにした石だけがある。まあ、長義くんは無遠慮にそれを取ります(南泉くんはちょっと止める)。で、紙を開くと走り書きではあるが身に覚えのある字に驚く。まあ、長義くん本人の字なのね。
それは自分に宛てた手紙で、内容としては「この世界は7月を繰り返している、山姥切国広がなぜか必ず折れるので気をつけてほしい、この祠は誰も知らないようだけれどループの干渉をなぜか受けない、俺の記憶は何かをきっかけに途切れることがある、俺は5周目のつもりだ」みたいなことが書いてある。
勿論簡単に信用出来ない。でも自分の記憶が正しければすでに7月は2周目を迎えている。そして、写しのあの態度。あの写しはこの繰り返しについて何か知っていて、何かを避けるために俺の出陣を止めたのではないか?と思い至る。で、手紙を覗き込んだ南泉くんが「え?これお前の字?にゃ?」って
混乱してるんだけど、そんなのお構い無しに手紙を「ちょっとそれ持ってて」って預けて手入れ部屋まで走っていく。で、勢いよく手入れ部屋を開けて(中にまんばの他に薬研もいるんだけど見えてない)まんばの胸ぐら掴んで「説明してくれないかな、何が起きているのか!」って声を荒らげる。
「だから、夢を見たと言っただろう」「嘘だ」「…なぜそう思う」「俺はお前の本歌なんだ、そんな誤魔化し見破れないわけがない」ってやり取りしてると、気まずそうに薬研が「あー…山姥切の旦那…修羅場は手入れが終わってからでいいか?」って聞いてくるので、そこでようやく薬研の存在を認識して、
もうどうやっても取り繕えないんだけど、こう、急速に感情を冷やす感じで、長義くんは「あ、ああ…すまないね、思わず…」と目をそらす。まんばは呆然。薬研は「積もる話があるみたいだからな、早めに終わらせる」って言って、長義くんは部屋の前で待つことになる。
あ、それで山姥切が7月をこえられない話の続きなんですけど。繋げるのも長すぎるので一旦切る。で、手入れを終えて部屋を出ると長義くんが待ってて、うわほんとに待ってた…って顔するまんばに「遅い」ってめっちゃ不機嫌な長義くんに、まんばもむっとして「待っててくれとは言ってない」って返す。
で「悪いがそこ出入口だからどいてもらっていいか?」って薬研が中から出てくるんで、さっきのこともあるし居た堪れなくて「とりあえず、部屋に来なよ」って切り替えるように長義くんが言うので、まんばは首肯して長義くんについてく。この間双方ずっと無言だしこんな時に限って誰ともすれ違わない。
部屋についても、まんばが、これ入っていいのか?ってちょっと戸惑う素振りを見せるんで「さっさと入ったらどうかな」って長義くんは急かすし「すまない…じ、邪魔する…」とまんばは長義くんの部屋に入る。で、長義くんは「そこ、座ってて」ってまあ和室なので座布団くらいあるでしょ、そこを指差す。
この間まんばは長義くんがめっちゃ怒ってるっぽいことをなんとなく察してて、されるがまま言われるがままに従ってるんだけどね、長義くんが向かいに座って、そこからまた痛い沈黙。それを破ったのは長義くんで、「お前は、俺が折れることを"知って"いただろう」と単刀直入に問い質す。
そりゃそうなんだけど、まんばは俯いて黙るしかできない。長義くんはそれを肯定と受け取り、再びの沈黙。次にそれを破るのは戸を勢いよく開ける音と「ちょっと持ってろとか言ってたくせに戻ってこないとかふざけんじゃねー…にゃ!」という南泉くんの声。が、まあ彼も空気読めるので「…取り込み中?」
ってなる。まあ空気激重だからね。それが乱入でとけて、「取り込んでるけど、別にいいよ」「お前のそういう言い方ほんと腹立つぜ…ほら、お前のだろ」って例の手紙を渡してくるので、「食べずに取っておいたんだ」「オレはヤギじゃなくて猫!にゃ…違う!猫じゃなくて刀!」とか言い合って、まんばに、
例の手紙?メモ?を渡して、読め、と伝えると、まんばはいそいそと4つ折りを開いて、その内容にざっと目を通し、すぐ驚いて目を見開く。それにやっぱり、と思いつつも「これを見つけてお前の行動に合点がいったよ。何をふざけたことをしてくれてるのかな」と絶対零度の声色でまんばを責めるじゃん。
で、しばらく黙っていたまんばが観念してようやく口を開く。「…あんたが、必ず折れて、それで7月が終わるんだ」「はあ?何言っ…」「猫殺しくんは黙って…それで?」「それで、目を覚ますと、また7月1日になる」って感じで。長義くんは今回似たような経験してるので、信じ難いが真実だと思うのね。
で、まんばはもう一度紙に目を向け「でも、この様子だと俺の記憶には何か抜け落ちているものがあるらしいな」と言って、卓上に紙を置き、山姥切国広が必ず折れるから気をつけろって文面を指さす。長義くんは「俺には、これを書いた記憶がない。でも、お前が7月20日に折れた記憶ならある」と腕を組む。
ごめんね南泉くん置いてけぼりだね。しかも私もどうやって収束させるか考えてない。で、作戦会議したところ、どうやらまんばには、自分が折れた周以外の記憶が継承されていることがわかる。一方長義くんは自分が折れたら記憶がリセットされる。ただ、時空の中で唯一リセットされない祠を見つけている。
で、7月に起きる内容はランダムで、ただ、確定的に起きることが、恐らくはどちらかが必ず折れるということと、それから、折れるフラグが立つ出来事はランダムではなく、確定的に起きることがまんばのループの話からわかる。これまんばの精神大丈夫か自分で言いながら心配になってきた。
多分南泉くんは部屋に帰った。それと、突如現れた祠に本丸のもの達(神刀も主たる審神者も含め)は覚えが全くないことが長義くんの手紙からわかる。で、「本丸全体が俺達よりも高位の神域に侵されて、弊害でループしてるのでは」と思いつく。その、高位のものが自分達を排しているのではないか、とも。
「まるで、"山姥切"は1振りでいいと言わんばかりだね」と冗談半分に嫌味っぽく言った長義くんの言葉にまんばが条件反射的にばっと顔を上げて、何かを堪えるように睨んでくるから、長義くんは思わず「…冗談だよ」と返すじゃん。
でも「冗談でも、言わないでくれ」って小さく、祈るような声で懇願されちゃ敵わなくて、バツが悪そうに視線を斜め下に下げる。でさ、八方塞がりかと思ったら、そこで思い出すのが七夕。実は鶴丸さんが笹を買ってきて、願い事を書いて本丸のみんなで笹に飾ったのね。まあまだ未来の話なんだけど。
その願いを、高位の神域に呑まれた本丸で、なにか歪んだ形で叶えているのではないか、と。荒唐無稽な気もしたけど、ループしてる時点でもうなんでも来いって感じだったふたりは可能性を感じて、悪いことをしてしまうなとは思いつつも、みんなの願い事を盗み見ることにする。決行は7日の夜中。
メタ的に言うとこの協力プレイって実はループ始まってから初めて起きたことで、今までは相手の死亡フラグをとにかく叩き折ることにお互い必死だったので、そんな可能性に思い当たらなかったっていう感じ。ちなみに長義くんは必ずループ2周目で祠を見つけてメモを読む。問いただしたの初めてだけど。
また長くなったのでリセット、どんな長編だ。それで、7日、夜半寝静まった頃にこっそりと短冊を盗み見ていくと、まあ平和なことが書いてあるわけだよ。でも7月がループする事象にあたりそうな願いはない。ハズレかと意気消沈…と思いきゃそこで、気の遠くなるほど昔、最初のループをまんばが思い出す。
短冊にはまんばと長義くんなにも書いてなくて「何度も七夕を繰り返していると、なんだか願い事を沢山聞いてもらっているようで悪いだろ…」と言うまんばに「なんだよそれ…」と返しつつも似たようなこと考えて今回書かなかった長義くん。「じゃあ最初の七夕には何を?」と尋ねると「…あ、」と声を上げ
「最初に、折れたのが…4日だったんだ」とか言い出す。長義くんは結論をいえ結論を、と感じつつも続きを促し、まんばは「だから、過去のことなのに、間違えて、願ってしまった…山姥切、あんたと過ごせる日が、もっと欲しかった、と…」と続ける。つまり山姥切が折れるのは願い事の代償という話。
でさ、アイデア成功したまんばはパニックじゃん。長義くんが折れる事実を願い事で打ち消して、自分の願いを叶えるために時間はループしてたわけだから、とんでもないことをしてしまったと。それを長義くんが精神分析して宥めるじゃん。「起きたことは仕方がない。お前は不可抗力だったんだろう?」って
恐慌状態のまんばの手を握って、こう、抱き寄せて、背中をぽんぽんしてくれる…。この辺からCP色を感じてほしい…。で、「とにかく、過ぎたもののせいにしても始まらない。解決策を考えるのが先決だよ」「…ああ」「どう、落ち着いたかな」「すまない…」「本当にね。全く世話の焼ける」みたいな…。
で、しばらくたって「お前の願いだけど」と長義くんから切り出す。「俺達の日々の代償で俺達が人柱とされているのなら、俺達が自力で8月1日を迎えることが出来たのなら、全てなかったものになるんじゃないかな」と。何気に恥ずかしい願い事だけど今生きるか死ぬかなので…エピローグで気にします。
でさ、要はまんばの死亡フラグは長義くん(の残した手記というかメモ)が、長義くんの死亡フラグはまんばが知ってるので、協力さえすれば避けられるんだよ。そこからふたりの生存戦略が始まる。で、たまに周りに不審がられつつもなんとかやってくんだけど、そう易々と上手くいくはずないんですね。
上手くいくかと思われたところで、便利コマンド本丸襲撃。でまあ直前で敗北して引き伸ばしてもいいけど、これツイートなのでどの口が言うかとは思いますが短くまとめたいし、今回はハッピーエンドルートに直行します。間に2、3回どちらかがやられ、説得し、再び協力プレイしてると思って頂ければ…。
今高位の神(仮)に侵されてるから時空の穴が開いちゃったんだよとか適当な理由で…。で、ふたりで最後の31日を迎えるとこれが起きるんだけど、1度はここでまんばが折れて長義くんが残って手記に追加していったり、長義くんが折れてまんばの目で見た記憶が追加されたりしてる。で、長義くんが気付く。
今回山姥切は山神で長義が切ってた説を採用します。なので、高位の神(仮)は山神で、長義は基本的には天敵(だがやる時はやる)なのでまんばを狙おうとしているってことに長義くんは気付く。で、もう互いの折れるところなど見たくない、これで終わらせようってふたりで考えた作戦を決行するんだよ。
まずは詳しくは言えないけど、本丸が襲撃されるかもしれないって審神者に進言する。審神者はふたりを信頼してるので備えはしておこうと臨時でみんなを集めて策を練ろうとする、ところがこのときに肝心の長義くんとまんばが部隊編成で言い争うのね。言い出しっぺのふたりに指揮を執って貰うつもりだった
審神者は困る。みんなも困る。で、兼さんあたりが「時間もねえし、ふたりは別々の陣営につけばいいだろ」ってあっけらかんとした意見を出す。これこそふたりの狙いだったんだけど。あ、ちなみにまんばはこれでも極めてないです布です今更!それでまあほんとに遡行軍が来る。経験則だから当然だけど。
で、まんばの方についてた堀川くんが「兄弟、なんでこんなことわかったの?!」ってきくと、目深に被った布の中、口元が弧をえがいてさ「…経験則、かな」って小さく返すじゃん。そこで堀川くんは、いつもと違う声にあれ?ってなる。
一方長義くんの方にいた南泉くんは「お前、こっちは来ないかもってどういうことだよ…にゃ」って長義くんに話しかける。が、だんまり。南泉くんとしても、長義くんはおしゃべりな方なので疑問符。そうこうしていると、無線的なので連絡が入る。予想通り、向こうに出た、という連絡。
で、何割か向こうに加勢することになったりなんだリの中、同じく長義くん側にいたみっちゃんが「長義くん、予想通りなんてお手柄だね」って言うので「俺だけじゃない」と短く返した声がいつもより低くて、うん?ってなるし、後ろの方で加州が何やら場違いに笑いを堪えている。
で、一方まんばのいる陣営。加勢に追いついたたろちゃんが「これは…別の神域…?」とか呟いて、ようやく審神者にも本丸が侵されてる云々が伝わる。で、同じく追いついた江雪さんが「彼は…どうましたか」と堀川くんに訊ねて「彼…ああ、やま、いえ、兄弟なら向こうの方に」と雑木林の方面を指す。
でさ、ひとりはぐれたまんば(仮)は雑木林の奥の方で振り返ると「そら、出て来いよ、俺はここだ」とか煽るじゃん(ちょっと声が高い)。で、ラスボス山神さまが姿を現すのね。で、襲い掛かる。でさ、囮にした布が切れてさ、ぱさりと下に落ちてさ、背後を取ったところに「っ遅い!」と長義くんが切り掛る。
まあ長義くん機動高いから…。で、「俺は、俺こそが山姥切!俺を誰と思ったかは知らないが、俺を正しく認識できないお前に負けるつもりはない!」とね、声高に言う。が、1vs1で一応高位の神設定なのであっさりやられちゃ困るんですよ。やや劣勢になる。で、刀が弾き飛ばされあわやピンチかと思いきゃ
長義くんはにやりと笑うじゃん。で、「見せ場をくれてやるんだ…正しく"俺"を使えよ」って山神の背後を見据え、実は途中からスタンバってたまんばが「これで終わらせる…斬る!」と優位にたって油断した山神の背後で、"山姥切長義"でとどめを刺す。ちなみに長義くんが使ってたのが山姥切国広の方。
で、倒れていく山神的なもの、消えていく遡行軍的なもの、何があったのか本丸のみんなにはわからないけど、一部の御神刀あたりは、なんとなく空気が良くなったことに気がつく。で、「…これで、よかったのか」ってまんばに「俺の方が動きが読める。でも、刀で"俺"だと気付かれる。これが最適解だよ」と
立ち上がって、砂を払い落としながら長義くんはこたえて「さて、帰ろう。8月1日が待ってる」とそのまま雑木林を抜けようとする。まんばが後ろを着いていこうとして、何かの気配にふと振り返ると、そこにはさっきまであった祠らしきものがなくて、審神者によって神域も完全に脱したのだろうとわかった。
まあそれで、ふたりを心配するみんなに迎えられて、というか襲撃を予知したふたりは称えられて、何度も失敗してここまできたのでちょっと申し訳なくなったりして、そのまま泥のように眠って、次の日起きるとふたりして寝坊してる。で、端末の時計をみて、8月1日になってるのにうっかり感動したりする。
んで、長義くんがまんばの部屋の前に来たとこでまんばが部屋から飛び出てきてぶつかる。「うわ、ったた…ただでさえ視界狭いんだから前見なよ…」「あ、いや、すまん…って山姥切!」「はいはい、俺がどうしたかな」「8月、だ…あんたのいる、8月だ…」みたいな。ここでエンディング!クレジット!
あとちょっと続きます。で、エピローグ。「そういえば、七夕の願い事だけど」とのんびり過ごしてた最中急に長義くんが言い出すから「願い事がどうかしたのか?」ってまんばが聞き返すんだけど「俺ともっと過ごしたいってどういう意味?」という長義くんの爆弾発言にまんばが茹でダコになって、
確信犯の長義くんはにやにやしながやまんばを見詰めてくるから、ますますまんばはいてもたっても…になって、ついには「お前…知っててきいてるだろう!」とキレてくるので「さて、どうかな」と長義くん楽しそうに笑うじゃん…好きな子いぢめたい小学生かな。
で、背後で「あれどう思う?」「付き合うまで1ヶ月かからないにダッツ1こ」「いや、絶対長引きますよあれ。1ヶ月以上にコンビニケーキ」みたいな話まで聞こえてきて、恥ずかしさ限界突破したまんばが無言で立ち上がって走り去って視界から消えたあたりで大きい音立てて転んで歌仙の「…大丈夫かい?」
って呆れた声と、浦島くんの「わわ、痛そう…立てる?手、貸す?」って心底心配する声と、一緒にいたらしい長曽祢兄ちゃんの「急ぎの用か?慌てるなよ」って微妙に見当違いな声と「…大丈夫、立てる…」って情けないまんばの声が聞こえて、「あいつ、奥手な上に鈍いから気をつけなよ?」って
長義くんの元へ来て告げる加州くんに「問題ないよ。あとは押すだけ」って返す長義くん。加州くんがうわあ…と思いつつも「口出ししたら馬に蹴られそうな感じ?」と訊ねると「試してみるといい。痛いじゃすまないかもね」と余裕綽々の長義くん。さらにうわあとなった加州くんが
「そ、じゃあ痛い思いする前に退散させてもらおーっと」と去っていく。で、騒がしくなる本丸に、長義くんが「まあ、このくらいのはやさも悪くない」と呟き8月の夏空を仰ぐところでほんとに終わり!長いわ!ww私ほんと140字に向いてない。
補足しておくと、まんばを長義くんに変装させたのは加州と乱。彼ら以外には知らせてない。銀髪はウィッグなので最後とってるけど、青のカラコンはそのままなので、とどめ刺したまんばのカットは金髪に蒼眼…のつもり。というか、全部妄想なのでそうだと私が楽しい。
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image-weaver · 5 years
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101 ImdEgat
ストラーラとディオレの対立に緘黙をつらぬいていたバルナバーシュは、心奥においてそのすべてが気に食わないでいた……。決戦の地へいたる苦楽の旅路の裏で、いくばくかでもあの少女と、少女の魂に巣食うありとある人々の無念が糸を引いていたこと。そして、ディオレ――いや、幸星の民が、自分たちとフェリクスらによる侵されたくはない戦いを、ある意味では目的完遂のために利用していたこと……。ルドとともに果たしてきた何もかもが、まるで瑞穂を刈るように、神々の遊戯の収穫としてみるみる奪われていくようだった。いましも展開された道理と正義は、理性が制する頭では分かっている。だが、やるせない心はやがて静かな怒りに変わって沸きたち、銀剣は瞋恚をうつして深い闇色に沈みながら、その刀身に複雑な層をなす魔術回路を青く脈動させた。彼はいま、わずかにうつむきながらも、ぎりと歯噛みし、フェリクスと同じ苛烈な視線をこの状況に向けていた。復讐、もだしがたい復讐心――元来、あまりに自責的であったがゆえに、ナナヤに裏切られても、また故国で無二の友、ウィローを殺され、乱世に翻弄され、愛する女性が絶望におちいってさえも、ついぞ興されはしなかった激情――そしてイクトルフの門で戦ったハインの言葉が、耳もとで囁くかによみがえる。「運命に刃向かうなら、その糸を繰る奴を倒すしかない」と。
幸星の民の約束について、ディオレがいま語っただけではない、さらなる秘匿がまだあるように思えた。だが問いただすいとまはない。破れた空のかなた、完全真空の冷たく暗い世界から流れ込む虚無の力は、さきほどの黄金と赤黒い大気のうねり――夢の化身と魔王が溶岩のごとく相争う、混沌とした力とは対極をなすかに見える。あの引き裂かれた空は、超常の扉〈イムド・エガト〉だという。イススィールのことばで、中間の門……つまりあれは天空と地上の境界、神々とヒトをつなぐ関門なのだ。夢の化身も、魔王も、そしてこの虚無も、はるかなる果てより来たりし意思に違いない。そしていま、分かるのはただひとつ、最後に望まれた闘争とは、超常の意思と我々の可能性をかけた大いなる戦いだということだ。
三人のフェレスの戦士は、それぞれの自我を武器に込めて、中天に浮いて立つストラーラと対峙する。神々しい後光のなかで少女の姿は肥大とともに変容し、綺羅をまとう正気を奪うほどに美しい乙女となり、乳酪色の両翼が生え、いっさいの面影をうしなった巨大な神像――女神の似姿へと進展を遂げた。大いなるものの霊気をほとばしらせながら、右手には神罰をくだす白き剣を、左手には永遠をことほぐ均衡の天秤をかかげ、神にまつろわぬ者らを絶対の帰順に縛するべくひらめかす。イムド・エガトより虚無はさらに広がりつづけ、アストラの天地もまた漆黒の深宇宙と同一化し、ストラーラが取り込みつづけたフェレスの欠片たちが神像の胸元より爆ぜて解き放たれると、那由多の星々となって散り飛び、彼らの頭上と足下に夢幻的な銀河を生み出した。
「バルナバーシュさん、これは……!」 「このビジョンはまぼろしではない。だが臆するな、ルド! 私たちに真の宿命があるとすれば、夢と現実の織りなす強大な混沌の波、さらには宇宙に根ざすこの無辺の虚無にも打ち勝ち――運命と可能性を、今を生きるヒトの手に取りもどすことだ。私たちは天上にまつろう奴隷ではない。虜囚でもない……たとえヒトもまた、虚無より生まれ、混沌の一部として生き、みずからもやがて虚無となって還る存在なのだとしても。夢を支えたミューヴィ・エレクトラ、魔王の使徒グッドマン・レイ、そして女神ユテァリーテ……彼らの伝説は、私たち自身でもあった。そしてストラーラもまた――彼女はいま、ヒトの心を切り捨てている。ゆえに、戦うんだ。私たちこそが彼女から失われた心の化身となって。ともにはるかなる果てへ至るために!」
フェリクスとの決闘で多くを知り抜いたバルナバーシュは思う。もしあの時、フェリクスではなく自分が敗北していたなら、己れの無念に飽和したフェレスは咆哮し、アストラをあの赤黒い空ではなく夢に酔う黄金の色彩で満たして、欲望が爛熟して混じりあった極光が滅びをもたらしていたのだろうと。ルドに命を守られていなければ、心を喪失していたのは自分であったかもしれない。
胸元に熱い昂ぶりを感じて、フェレス――懐中時計を取り出すと、青白い光に激しく脈打っており、何かに導かれるままにバルナバーシュはそれを虚無の宇宙へとかかげた。ディオレもまた、光を放つ世界樹のメダルを突き出し、二すじの光線がフェレスの銀河へ飛翔して隕石のごとくぶつかった。天上のフェレスもまた、ひとりひとりの燃ゆる心であり、星々は七つのパワースポットを巡る彼らの思い出を受けて奮い立つと、永遠無限の光を降りそそぐ流星群と変えて地上へと返した。すべての過去から未来へと連なる尋常ではない力が、バルナバーシュとディオレに――さらにはルドの胸奥にも送り込まれ、イススィールの力に躍動する!
ディオレが七色の石から鏃を研いだかがやく矢をつがえ、虚構の偶像を狙い定めて言った。
「かれらは世界に生まれつくのではない。世界を作り出さねばならないのだ。地上に新たな歴史がはじまるとき、アストラにいたるすべての戦いは序曲としてみな忘れさられるだろう……かつて閉じられて灰と帰した、まことのイススィールのように。しかしかならず、あとに続いてゆくものがある。その希望を守ってみせる――それが私の願いだ!」
矢を放つよりまえに、神像が揺らぐ天秤を持ち上げ、新たなるダーマを告げる荘厳��鐘の音を星々に轟かせた。西へ大きく傾いた天秤より、神の法を犯す者たちへの昏き怒りが邪悪な影の大群をなし、重くせりあがる津波のごとく三人へ押し寄せてくる。ディオレはこの時を待って、限界まで引き絞った弓弦を解き放った。瞬間、すさまじい光を放ちながら矢は飛び、群れの中心に呑み込まれるや、ありとあらゆるまばゆい色を放って影たちを一人残らず消し飛ばした。
だがその衝撃に風が猛り、突如として降りそそいだ雨が咽ぶ。とどめがたい情を映した闇沙漠のそれとは異質の、凶々しくもうつろに暴る豪雨にうたれるなか、見る間に暗雲が宇宙に立ちこめ、フェレスの星々を隠して、足元には荒廃した大地が、遠空には苦悶にのたうつ巨獣となって荒れ狂う紫黒色の嵐が広がった。だがルドは負けじと濡れる顔を上げ、神像の閑かな異相を見据えてさけぶ。
「僕は、ストラーラ、君が願った永遠とそれを願ったわけを、なかったことになんかしたくない……でも、そのためにこそ今は戦わなきゃいけない。思い出してほしいんだ。ずっと拾い集めてきたたくさんのフェレスの欠片に、いつか埋もれて、縛られて、忘れかけてしまった君自身の心、そして終わりの解放を。希望を示すという君がこれまでしてきた救いを、今度は僕たちが君に与えてみせる!」
神の像の右腕がもたげられる。ひとふりのとほうもない、白い炎をまとったネメシスの剣が雲と何万もの次元を切り裂き、力を吸い取りながら打ち下ろされ、生命が死に絶えていく音とともに三人へ刃が落ちかかってくる。その所業への悲憤にかられたルドが、残された左腕に銀空剣を握りしめ、走りつつ、銀のかけらをふりこぼしながら、果敢にも打ち返すべくその刀身を振るった。少年の絶叫とともに割れた胸甲から青白い光が放たれる! 神とヒト――差は歴然と思われたルドの一撃は、限界を超えたポテンシャルをありたけのせて何十倍とある質量の女神の剣を大きく撥ねとばし、さらには宇宙から奪われたエネルギーの多くを刃を通じて取りもどして、銀空剣をふりまわすと、神に切り裂かれて凍てついた次元のあるべきところへまき散らしながら返すことができた。多元世界のよみがえる気配に、銀空剣に宿る精霊と魂たちが歓喜の楽音をひびかせる。
切り裂かれた雲より脈打つ光が神像を照らしながら、その背後で今もってふくれあがる暗雲が、内部より雷電に明滅し、幾千の稲光を奔らせた。女神の号令で無数の次元から呼び集められた雷精ユンデルスのしもべらが、神の意思の伝い手となって遥か上空を駆けめぐっているのだ。そのすべてが女神の頭上で縒りあわさり、一本の長大な雷槍へと変じるのが見え、バルナバーシュは危惧を押し殺しながら銀剣アルドゥールの切っ先を差し上げる。心を内に向け、奥深くに眠る闇――みずからの来歴を越えてヒトの血に連綿と継がれゆく暗部と淀みに、己れの個性をも沈めてひとつと交わりあった。そして喉もとに得体の知れぬ虫のさざめきがこみあげ、かたちをなし、古くいまわしい呪文となってつぶやかれたとき、銀剣から黒い霧が不定形の生物のように身を広げて噴出し、巨大な魔法の楯となってはだかった。だが、多勢からなる稲妻をひとりでは防ぎきれぬとかれは悟った――黄金に爆ぜる槍が飛来する!
「おぉッ……!」
剛槍が眼前に迫ったその時、決死にうなる男の声がした。バルナバーシュではない――見澄ますと、長斧から紫電をほとばしらせながら槍をふせぐフェリクスの姿があった。ルベライトの三つ目を見開き、歯を食いしばり、旅路で幾度となく振るわれた雷の技で黒い霧の楯とともに雷槍の勢いを殺し、ついにこれを槍先からまっぷたつに断ち切った。フェリクスもまた、フェレスから強大な力を受けて駆けつけ、神にあらがう気概に溢れているようだった。
「フェリクス!」 「貴殿は力量をわきまえろ。何度も言わせるな! ……このふざけた偶像こそが我々の運命をいたぶる元凶だというなら、引導を渡さねばならんな。それも、ヒトの手によってだ。だからいまは力を貸してやる。ともに闘おう」 「ついそこで愛した女の前でめそめそと泣いていた男がなにを偉そうに。だが、いいだろう。破壊者たるを目指した者の因子もまた、私たちの世には必要だ」
二人の魔術師は双肩となり、ふたたび女神の頭上に集った雷精たちの剛槍を見やった。槍は一本ではなく八本が並び――ひとしなみにそそいで四人を塵に変えるかに思われた。二人はルドとディオレを守るように立ちはだかり、フェリクスがやにわに振り向いて何かを差し出した。
「ルド、これを君の胸の中へ入れろ!――私たちの力になることが彼女の最後の願いだ」
それはカゲロウを閉じこめた琥珀――イブのフェレスだった。ルドは剣を地に置いて受け取ると、刹那の迷いのあと、意を決して割れた胸甲の奥に押し込んだ。自らの心臓部近くに触れると、鼓動の高まりとともに全身に熱が走り、血たる燃料が沸騰するかのようだった。その時、八条の貫く稲妻が彼らに襲いかかる!
バルナバーシュとフェリクスは、ともに青い魔術回路を波打たせながら銀剣と魔斧をかかげ、持てるすべての魔力を賭して半球状の堅牢な障壁を生みだした。雷槍の八本のうち半数が半透明の青白い切子面の壁に激突し、凄烈な威力と圧倒をもってひびいらせるなか、二人の魔術師は身を焦がし、激痛に顔を歪め、体の節々から血を流しながらも、強靭な意志でもって触媒を突き出しつつ立ち尽くした。稲妻はがむしゃらに地を揺るがし、うねりあがってくつがえる岩々のあいだを浄化の炎が焼き払う。黒煙のなかで、障壁は持ちこたえていた。だが神像から発せられる絶対の波動が、彼らの身魂を刻一刻とむしばみ、魔術師たちはいよいよ瀕死にまで追い詰められつつあった。あえぎながら、バルナバーシュが肩越しに振りかえる。
「ルド、君がやるんだ。君が私たち――ハイン、フェリクス、ナナヤ、ディオレ、イブ、この私――そしてストラーラの願いをも叶えるはずだ。行け! 私たちを超えて……!」
この言葉にルドは戸惑った。七人の願い――その来歴と重み、かけがえのない思い出の全容――が心にのしかかり、左手に握りこんだ銀空剣は目覚めながら静かにうなりをあげる。だがルドは、ついに道を決してうなずき、そのかたわらでディオレが片膝をついて手を組み合わせると、澄みわたる湖水のような声音で祈りの句を織りはじめた。
「闇沙漠に眠れる死者たちを常しえに慰めつづける、天使のはらから、聖なるアクレッツたちよ……今こそ彼らを光へ導く弔いのとき。いざ集え、かの者の背に。飛ぶ鳥の翼となりて運命の使者たらしめたまえ!」
ディオレの世界樹のメダルがひときわ大きくかがやき、白い光の粒子が放たれる。その力はディオレが葬送者たらんと思いを馳せる、闇沙漠に散らばる砂のなみだを源にし、ルドの背に送られると、生物とも機械ともつかぬ――また双方の交わりとも見える未知の銀翼をなした。つかのまの飛行能力、はるかなる果てに属する奇跡だったが、宿命を果たすためにはわずかなれど充分な可能性だった。胸奥にともにあるイブのフェレスが赤熱し、ルドはとぶように地を蹴った。魔術師たちの障壁を踊りこえ、神罰に燃えさかる宇宙を翔け、隻腕に持つ銀空剣クァルルスを、神像の胸へと差し向ける――暴風をまとう刀身がたけび、雷鳴と嵐は晴れ、雲間から目もくらむ薄明の光芒が差し入った。まばゆく照りかえす切っ先が、女神の心臓へ突き入れられる!
(そして、天は許す。神々のうつせみたるあなたたちの戦い、そして愛を)
ルドの眼前で、神像が微笑んだように見えた。だが、それもまぼろしにすぎなかったかもしれない――無音、そして震撼、爆発的膨張が、神像を中心にかれらとイススィール、さらにイススィールをとりまく多元宇宙を跡形もなく吹き飛ばし、遠大な虚無の光のなかへつつみこんだ。ありとある肉体と精神、存在と時空のことごとくは意味や価値をもたない粒子の群れと散り、運命の糸がとぎれた一瞬のでたらめな宇宙の全方位へと飛翔していった。ときにぶつかり、ときに打ち消し合い、またあたらしい惑星を生みながら……それは完全なる死、真実の死、業と宿命のまっとうの果てにひとつのしるべ無き不死にピリオドを打ち、そのくびきの夜が終わる悲しみと、夜明けへのわずかばかりの希望……名もなき力の奔流がめぐり、行き来し、たがいを引き寄せて、偶然たる必然のパワーバランスがしたたかな草木のようにからみあいながらひとりでに成長していく。
諸世界のるつぼのなかで、かすかなルーツが導きのように呼びかけていた。世紀の網を、全存在が泳ぎ抜けていく。突き刺す吹雪が痛みをもたらし、やがて夜とも朝ともつかぬ始原の海に万有が流れつくと、海はあろうとする者たちの鳴動に暗く荒れ、マナの幹と枝葉がまたたく間に生い繁って、海淵に深く根を張り、天空を樹冠で覆いながら、果てしない一本の木を生み出していった。それはあらゆる事象の象徴、超越をもたらすもの、秘め隠されながら、多元宇宙を支える完璧な超自然の御柱だった。海は宇宙のはじまりから涯へと永遠に回帰していた。つねに時空のどこかにこだまをかえし、希望の歌を響かせる約束の場所として。しかし、この新たな宇宙はいまもって灰のなかにあった……鮮烈な終焉の痕に残された、虚無の灰の沈黙のなかに。
ルド、バルナバーシュ、ディオレ、フェリクスの四人の魂もまた、再誕の海を索然とたゆとい、新たな自己存在が、新たなロジックのなかで組成されていくのを感じながら、思いとはなにか、信念とは、感情とはなにかをみずからに問うた。それらはヒトがいだくに値するのか。なにもかも無価値であり、我々はいまこのときも、神々や、さらにその上方にある絶対的な存在のあやつり人形にすぎず、この努力もむなしく、永遠に運命は、ヒトが手にすることのかなわないものではないのか。この戦いは、ヒトの歴史は、世界は……あらゆる闘争は、均衡の天秤の意思のもとで永劫に繰り返されるのではないか。この旅路の先になにかがあると信じて進むことに、いったいなんの意味があるのだろう。いや、意味などないのだ。継承という名を冠する、呪われし道には。
だが、それでも、とバルナバーシュが思ったとき、自身がふいに実体をもって波の打ち寄せる岸辺に立ち、灰色の虚無の世界のむこうに、三つの仄白い人影がおぼろに浮かんでいるのに気付いた。ひとりは神秘的な女性、ひとりは甲冑姿の屈強な戦士の男性、もうひとりは機械とおぼしき未来的な鎧に身をつつむ男性に見える。自分のとなりにはルドが立っていて、彼もまた懊悩と期待がないまざる複雑なまなざしをもって影に見入っているようだった。
女性が進み出ると、影は――ロマルフ城で邂逅した、ミューヴィ・エレクトラの姿をとる。だがストラーラの生みだした過去の幻影とも思われない、確かな実像を持っており、希望を担うかすかな旭光を放ち、彼女は語りかけてきた。
「私たちはもうガイドしない。絶望の時代は終わるでしょう。再び世界が闇に迷うとき、あなた達のフェレスが、新しい『エターナルデザイアー』として人々の希望となるでしょう」
屈強な戦士が続いて歩み出る。廟塔のビジョンで出会ったレイ一族の末裔――グッドマンだった。豪放に笑い、覇気を張らせてにっと歯を見せる。破壊をあらわす赤黒いオーラは、いっぽうでヒトの血そのものでもあり、いまは親しみと郷愁を二人に想起させるものだった。
「夢は誰かにかなえてもらうモンじゃあねぇ。目の前の一つ一つの障害を乗り越えてそこに達することが、そいつにとって本当に目的を果たしたことになるンだ。挫折したってかまわねぇ。目指した過程は残って、未来へ踏み出す糧になっていくだろう。ンで近づいていくンだよ。そいつが本当に求めるモンにな」
そして最後に、未来的な鎧の男があらわとなる。機械人らしき頬当てに隠されながら、左眼に細長い傷が縦に走り、骨ばっていかつい人間の顔をもつ見知らぬ男だった。不動の星の光を胸元に灯し、佇立して威風堂々と男は声を発した。
「お前たちはわずかなれど『はるかなる果て』を見た。神の次元、奇跡ともいえる力を。それは抗いうる、達しえぬものではない……奇跡のパワー、それはあらゆる想像を実現する。想像できることに実現できぬモノなどないのだ」
そうして三人の姿と輪郭は、より遠い次元へ立ち去っていくように全ての色がゆったりと溶け合うなかへ消えていき、代わるように今度は、白き剣を佩いた一人の青年が現れた。魔法使いの旅装に身を包んで悠然とある姿は、イススィールの冒険のすえにエターナルデザイアーを見いだした伝説の人物――先駆者たるクレスオール、その人だった。
「私は、ヒトをこの次元に導くことが、最たる幸福だと信じていた。だがここはあまりにも完全で、ゆらぎない。他人の都合��つれてこられるような場所ではないんだ……ヒトはこれからも争うだろう。新しいものを生み出していくだろう。ヒトはまだ至らないが、しかしいつか"気付く"。それは犠牲かもしれない。栄光かもしれない。かけがえのない過程の果てに、『はるかなる果て』はある。君たちの戦いは伝説となり、後世に語り継がれていくだろう。それはヒトに勇気や希望を与え、彼らを高め導いていく。私たちは待っているよ。人々が"気付き"、『はるかなる果て』にたどりつく日を」
彼のかたわらには光輪をいただく女性がついていた。女性は誰も知らない者――しかし誰もが知る原始的な故郷を匂わせており、隠秘的で、ユテァリーテにもどこか似ていたが……この者は天上の神のひとりではなく、太古より我々にもたらされてそなわる感覚と記憶そのものであり、ヒトの心のより深部にあの大樹さながらに根ざして、遍在する時空をかえがたい絆の架け橋につなぎ、世界を統べているイマージュの化身なのかもしれない。バルナバーシュはそう幽かながらに思った。論理や人知の枠組みをはるかに凌駕した次元への憧憬、あるいは茫洋として、とりとめのない信仰のように。このような理解しがたい想像自体が、みずからのどこから来たのかさえも、なにひとつ確かではなかった。彼女は微笑んで、若い芽吹きを思わせる唇が、「私もまた、あなたたちを待っている」とだけ言葉をかたどった。そうして消えていく。世界をへめぐり、そのディテールと思い出を目の奥に秘めながら生きた、魔法使いクレスオールとともに。
「君たちが胸に抱き、旅の支えとなった偉大な夢は、イススィールを去る時に叶えられるだろう。フェレスに誓って約束する――」
灰だけがただよう虚無の世界にとてつもない重力がはたらいた。勇気、栄光、正義、希望、聡明、博愛、犠牲――そして混沌の芽ばえが星辰を結んで太古のエネルギーを分かち、虹色に波打つ大気を生んで、宇宙の無辺へと広がっていく。時空を駆ける波を追うように、七と一からなるあらゆる色彩はよみがえり、記憶は覚まされ、ながれこむ膨大な知識と五感によって存在の証が打ち立てられた地上が、まだ終わる時ではないのだと、ルドたちをとらえ、すさまじい勢いで引き寄せていく。急激に遠ざかるイムド・エガトに、ルドとバルナバーシュはあらん限りに手を伸ばすも、扉は小さくなり、見る間に閉じられていく――。同時に二人の意識もまた、次元を大きく越境する力とそこに感じとった無窮の安堵に満たされて、眠るように薄く遠のいていった。
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azure358 · 4 years
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--深海人形特別篇-- 鬼殺のナイフ〜The Final Showdown.
※…よくもこんな基地ガイ軽率コラボを!(※当記事を一言で説明)
※Twitterでのネタを集めました(※…よって、此れ等は転載)。
※…『コーディー(※・トラバース)』って言う、何気に、公式から事ある事に貧乏くじを引かされ(逆に引くのが特技です☆)、…それどころか、堂々とハブられる事多々(※例:FiF2以降、ストIII、カプジャム等)!、…の上に、別に、其処迄知名度無い(※忍者でも無いので)し、同作・出演作の他メジャーキャラと比べても、二の次扱いが基本の彼奴知ってる?…よしならば、話は早い。(※…読むな!)。
※…軽率コラボ注意です(※基地ガイが鬼になってます)。
※…此れ等は、『何らかの定めに導かれ(※男は再び喧嘩屋に ※伝説は終わらない ※←むしろ、飢狼3ネタ)鬼殺隊に入ったコーディー』が、そこでやり遂げた一連の活躍を追う記録(ログ ※と言う名の軽率コラボの極み!ぺヤァアング!じみた妄想)である(※書いてやった)。
※…では、どうぞ(※マジ軽率コラボ注意です ※…こんなの読むなら、呪術廻戦とミタマセキュ霊ティ読んで!御願い!)。
…。
[[MORE]]
…コーディーも使える様にしよう、『鋼の呼吸』(※こうして犠牲者は増えて行くのである ※ナレーション)
……『鋼の呼吸 弐の型 草原飛蝗(※グラスホッパー)』! …ってか、エピGみたいな命名センスである(※極 光 処 刑! ※極めれば極める程、スコア稼ぎと言う名の小宇宙・コスモを燃やす呼吸です!)
…鋼の呼吸使いと鋼柱は、戦艦ダイソンか何かな?(※正直狙ってます)
…インフィニティ一郎とかしのぶとかが使ったら普通に打たれ強くなる為、矢張りチート(※断言)。 >鋼の呼吸
…しのぶさんと『鋼の呼吸』は相性が悪いかも。…………だって、体重が目に見えて重くなるし…………(※カ ナ ヲ)、
…コーディーが鬼殺隊に入ったら、良くて、アメリカから来た珍獣扱いか、悪くて異人さん差別に会う。金髪碧眼ってだけでコーディーがモテるにモテまくるので、善逸が嫉妬する。しまくる(※……と言うより善逸は金髪 ※…でしかも金眼 なのにね……原因は明らかに金髪碧眼とか関係無いにね……)。
…コーディー専属の鎹烏は、性格、口調的にハガー市長に似てるから、本人は正直『入電&打電』の度に、滅茶苦茶、気持ちがギクシャクして居るよ!(※妄想)
鎹烏「…コーディー!全く、御前と言う奴は!これだからジェシカにも愛想を尽かされるのだ!(※コーディーの嫌いな物:市長の説教)」コーディー「…誰かと同じ様な説教を俺にするな、ジェシカの名前を此れから二度と出すな、ローストクロウにでもされてぇのか?鳥頭が(※殺意)、」鎹烏「…コ、コーディー……(※地の果て迄も市長並)」
…「…俺が英語を教えてやるよ」とか鬼滅隊に入った途端に、今迄とは180°明らかに方向性ちゃい過ぎな『面倒見の良い兄ちゃん(後の鬼畜米英である 』になってたら、ワイは……(※……確かに、環境によって、人は変わるかも知れないが、これは余りにも変わり過ぎだろ ※断言)
…後、鬼殺隊士コーディー、「…ゾンビ化の次は鬼化か?(※会社繋がりでバイオでは無く、ストリートワイズでのコーディーが元ネタ)」、「…鬼化したらまさに『鬼畜米英(※時代的にも合わないが)』だな(※笑)」とか言われまくる笑(※大予言)。
…『面倒見がまるで良くない(※確信)』事で定評のあるコーディー(※ヘイト評価)、
鬼滅のナイフ ※ファイファイゲーム中には堂々と刀があるが、そこは御愛嬌と言う事で!(※…と言うか、それ以前に公式でナイフの達人なんで!!)
…鬼殺隊士コーディー、人の名を呼ぶ時は、どうしても、ウブヤシキとかタンジロウとかネズコとかカタカナ表記になる(※…カナエ、カナヲとかはそのまま ※当たり前)
…レンゴク、ギユウとか名前の読みだけを書かれるのも新鮮だろう…?(※いもすけは識字学習まだらしいけど作中では台詞内の人の名前は漢字表記だし)
…アメリカ式のハグと軽いキスで挨拶してしまい、善逸等の烈しい怒りを買う隊士コーディーも見たい(※…そして、善逸が真似し出して、当たり前の様に、リンチされる)。
◾︎◾︎(※毛唐は国に帰れ!)◾︎◾︎(※人の皮を被った畜生め!)コーディー(※何かあったルート)「…俺に従え、黄猿(※イエローモンキー)共(夏油並 」 鬼「…◾︎◾︎……」「…よく言えるもんだ、元黄猿の分際で(※夏油並)。」「…全集中の呼吸も満足に使えぬ黄猿(※イエローモンキー)共め(※夏油並)」
…公式からしてコーディーは、頭特級呪詛師何某じゃ無いんで、こうなる事は無いです(※大いに安心してね☆)
…毛唐は臭い、不潔、頭悪い、野蛮……、人々の口から出て来るのは、そんな悪口ばかり。しかも、相手は、俺が日本語が分からないと思い込んでいる。赤裸々に罵倒して来る。それに、石コロを投げつけられる。特に子供等から。その上、白人は白痴人と言うニュアンスの言葉。(※ーー耐えられねぇ!)
…外国人・外人呼ばわりは、まだマシな方。毛唐は臭い、矢張り生まれ付き頭がおかしい、中身はケダモノ、畜生、不潔と言われるのが最悪最低だよ(※まだ昔の事だし、毛唐差別は凄いよ)。
…無惨様はやはり頭無惨だし、激しく、毛唐差別するだろうな(※良くて舶来品、珍獣扱い 鬼達も同じようにするだろうな(※黒死牟おじさん猗窩座殿童磨魘夢ら辺は除く)、
…隊服を特別に作らなければいけないので作った際、「…マジ異例尽くし!今迄の子達とは体の作り違い過ぎるし、ガタイ良過ぎな所為で、矢鱈作るの難しいし、布が無駄に消費される!それに男の爆乳は嬉しく無い!ふぇーん!(※己の欲望に素直)」と前田まさお氏は言っておりました(※白い目)。
…俺も禰豆子もコーディーの事、外国から来た人だからって差別しないよ。コーディーは良い人だよ。コーディーの周りが悪かったんだ。コーディーは悪くない。それに、俺、コーディーの発音だって、とっても難しいけど、ちゃんと練習して言えるようになったんだ。「…タンジロウ…(※……な話が欲しい)」
…コーディーに向かって、「…自分が特別だからって良い気になんじゃねーぞ!!メリケン人!!!!(※いつもの対抗意識)」とか言い出す善逸良くない??(※いつもの善逸)
…冨岡、「…貴様がどうであろうと、…国と人種がどうかは関係無い(※こう言う所は割とまとも)」勢だから(※長男側)
…おじさんがインフィニティと戦うと『簡単には斬殺されない(※鋼の呼吸バフ)』ようになっているので、「…なん……だと……?(※人間ってこんなに防御力高かったか?)」状態になる奴(※インフィニティ生存路線)、…おう、ランク調整しろ(※←ガレじゃないです)。
…KOF99のアーマーモードなんて、メじゃねぇくらい防御力と装甲値が上がるよ(※鋼の呼吸)。
…『鋼の呼吸』は、痣が出難くなるので、『…明日死んでも良いから、痣を出してでも強くなりたい系(※特に例の柱たち )』には、割と倦厭される(※人命を尊重しない方が狂ってるとは対日戦での米軍の言)。…漫画内ランク(?)の調整にも貢献致します(※地の果てまでも最早ガレ)。
…『鋼の呼吸+パンチハメ(※オリコンじゃ無いです)』で下弦すら死ぬ(※流石、メトロシティを救った男)
…鋼柱『コーディー・トラバース』の柱稽古って、一体何するんだろうなぁ……?(…如何考えても、ファイナル ファイト、ストシリーズのボーナス ステージが元ネタなのかハリケーn……クリミナルアッパーか石投げかパンチハメの練習)
…『(例の 鋼柱コーディー(ガレ&ファイナルファイト布教目的のパロ 』が珠世さんとかに、入れ知恵すれば作れるな(※…流石、史上最悪の軍事国家アメリカです事)>対鬼催涙弾等
…鋼柱コーディーって、ウェイン兄弟か米国面Geekか英国面紳士かベガパンクか何かかな?ってくらい発案したり、何か物を作らせたりしてるよね……?(※無限発想!無限財布!無限生産!驚異の力技! ※これぞ米国面!)
…鋼柱コーディーは、臆病者の事を、ストレートに「マイケル」と呼ぶ(※アメリカ)。
…実際、年を取った読者の間では、「マイケル」呼びの方が、しっくり来るらしいのだ(※儂調べ)。
Q,…『トラバース』って名字は、日本人のに(※…例えば、鈴木とか山田とか)例えると、どんな感じのになるんですか?(※村田並) A,鋼柱「…村田(※即答)。
…例の鋼柱なら「…よし!…俺が火ぃ付けて火攻めしたるわ(※真人並ゲス顔)!」ぐらいするぞ(※…もう、どっちが、悪なんだよ?…状態は狙ってる)。
…童磨殿は(…はっ!????天才かよ? ※素直に褒めた)って思うけど、黒死牟殿と鳴女と頭無残様は、アレ過ぎる外道さのあまり、「…は?????城に火をつけたヤツ…殺す……??????!!!!!!(※殺意100%)」ってなると思う(※日本人は本能的に火事を憎むので尚更)、
…そうだよ……鋼柱コーディーなら……無限城に嬉々として…火ぃ付けて……「焼き討ちっ♪焼っき討ち♪(ドリフののぶのぶ並)」してくれるって信じてるから……(※そんな期待を掛けるな)、
…でも、あまりにも鬼畜米英ムーブしてると、長男が「…鋼柱(※コーディー)お前は 存在してはいけない生き物だ(※頭無惨様と同じくらいか其れ以上に吐き気を催す邪悪扱い)」ってなるかもしれないぞ☆(※最終鬼畜米国面)
…ただの弓矢(※弓道・弓術等が目的)の代わりに、クロスボウを製作後量産、及び、対鬼クロスボウ用矢を共同開発。自前で大量に火炎瓶・簡易手榴弾を作り、鬼の居る所にのべつ幕無しに投下する …此処迄来ると、明治の御雇い外国人より活躍して無い?(※鋼柱 ※メトロシティから来た文化英雄)
…戦死した隊士の名を、まだ生きて居る隊士にリベンジ・ネームで襲名させる(※史実の米海軍であった)。
…下弦一家戦とか、森が焼き払われて、山火事起きてても、『まさに米軍(※対日南方戦線とベトナム戦争で、敵軍ゲリラに苦戦する余り、敵が大量に伏兵してるジャングルを悉く御得意の化学兵器やら絨毯爆撃での物量作戦で無理矢理焦土にした国だし……)』としか……(※最早何も言うまい)。
…原作でのサイコロステーキ先輩が、此処では、Tボーンステーキ先輩になってるかもしれないが、米軍は人命を尊重するので多くの場合、先輩は戦場すら無傷で離脱して、ちゃんと生きて居るのだ(※←?)。
Q.…何故、『米軍の真似』枠を俺ガイルかチャーリーメガネにしないの?(※…何方も公式で、米軍空軍将校が本職の人達です ※…後は、ロレさんもか……?)A,…本職の軍人じゃ面白く無い(※…面白味も無く真面目に回答)、
…(※銃床でも攻撃可だし)銃剣装備(※近代戦の歩兵に必須)と、銃剣にも装備出来る日輪刀(※日輪ナイフ)とか鋼柱に似合うと感じる(※…何故、公式に無いのかが分からないくらい むしろ金カムになるから?…………)。
鋼柱「…よーし、全員、居るな。御前等、一人残らず生きて帰投しよう、帰ろうぜ(※銀英リスペクト台詞)。」
鋼柱「…ウブヤシキ、アンタは最低だ。戦死は美しいものじゃない。余りにも、犬死、無駄死にが多過ぎる。全ての対鬼作戦に置いて、生きて帰る事を前提にしないのは、最早、アンタによる『犯罪』だよ。御前は御前で頭無惨なんだよ(※元ネタ:WW2での米軍による日本軍への評価 アメリカが言うとこうなる)。 」
…鋼柱ネタは、コーディーにヤン提督ムーブをさせたいのもあるね?(※銀英伝作中でのヤン提督、史実の米軍と同じ様な人命尊重、勝て無い相手に対しては任務を放棄し、逃げても良い、何が何でも生きて帰って来いと言う優しさ、搦手の有効性、反戦感情、理想的で最善の引き際を知るのが名将等)。
…頭無惨に対する頭悲惨(※それがコーディー)。
…黒凱(コクガイ)、当個体は潜攻忍鬼、海外勢垂涎の忍者鬼である。実力・地位共に、上弦クラスと想定される。血鬼術は地中やらに潜れるとの事(※コンセプト:晴嵐は積めないが、弾道ミサイルを積める伊400型並忍鬼)、「…体術だけでも立派な忍者になれるで御座る!(血鬼術を駆使しながら)」
頭無惨「ーー…確かに、あの凱と言う自称:忍者(ブシンリュウ?)は、見た目からして、純粋な日本人では無さそうではある(←二重表現)ーー 」※…なるべく、純粋な日本人以外は鬼にしたくない頭無惨様であった(※毛唐は論外)。
…その人は日系人で、米国インディアンの血が入って居る(推測)。何方にしろ、純粋な日本人の血脈では無い。それでも良い?(…鬼は純粋な日本人以外を全部門前払いする前提で)ーー戦前、旧日本軍は、敵軍研究と兵器開発+国産化の為に、海外製の兵器を買う事があった。其のノリである(基地ガイ鬼化)
…忍者鬼、派手柱と忍者対決(海外勢大歓喜)。
…あの時代では未だ、「…毛唐は病原菌と面倒事を運んで来る(要するに、明治以前の考え方)。」…とされて居る(実際の大正時代に置いては、開けて居る所ではもう無い)。霞柱「…毛唐は不潔だね。近付か無いでよ(近年稀に見るガチ差別)」
霞柱「…五月蝿いな。…『コーディー』って、名前、呼び辛いんだよ。もっとマシな名前無いの?…後、どうせ、毛唐でしょ。毛唐で良いじゃん。呼び名。…もっと酷い名前で呼ばれたいの?(エグい毒舌)。」鋼柱「…良い加減にしろ、東洋人(JAP)の莫迦ガキが(何気に昔風)」
…鬼側は、鬼狩り側以上に、『外人差別(※…未だに攘夷派だらけ)』するからなぁ……?(そう言う事にしておいてください)。
縁壱「…御前の事を、毛唐毛唐と言って、差別する連中は、如何かして居る(※…何故か此処だけはまともな感覚して居る)、」鋼柱「……。…そうだよ(※ただただ肯き)」
上壱(…むっ、毛唐か…我々の選考外だ…) (…又、毛唐か…最近毛唐多いな…あれから可也毛唐増えたな…最早、此方の方針を変えた方が良いのでは…? ※鋼柱=五条先生と同じような世界の限界突破キーマン説)
…『鋼柱=イージスシステム・ミサイル搭載アイオワ級戦艦(…或いは、E神器グラディウス ※実質グレートナイトのパラディン)』…だから?(※…頭無惨様御手上げ不可避)。
※カイル鹵獲 頭無惨「…又、『毛唐(あの毛唐と同じ米国白人)」…か。…だが、海外製は希少(レア)である。そう思う事にしよう(純粋な日本民族で無い事に不服)。」
…嫌がらせのように、里への物資運搬隊とそれを護衛する甲隊員と柱及び平隊員を狙う、通常破壊の鬼、柱殺しの忍鬼(※…柱もだが、殺した人間は自分は食わずに他に食わせる)。
鎹烏「…味方部隊より入電!各地の輸送小隊を襲う忍の鬼出現!(※自称:祭りの神にも伝えた)」鋼柱「…何と卑怯極まり無い!俺も助太刀致す!(…尚、その通商破壊鬼は…)、」
…サブマリンコマンドー(鬼)。
…長男派手柱善逸『ソナー(パッシブ 』が無いと対潜攻撃すら出来無い、流石に無理ゲー(※マキとレナが見たら悲しみで、師匠が見たら理想的に忍忍し過ぎてて感動で泣いてるかも)。
忍鬼「…御主等に、あんな小道具(※即席対鬼近代兵器)と言う玩具は必要無い(←※又パクリです)。」
結論:とっとくたばれ汚い忍者(※蟲柱並)。
忍鬼「…拙者から無惨殿へ…任務完了」「…鬼狩り共、狩るのは拙者で、狩られるのは御主等だ」「…武神流体術、存分に味わうで御座る(いい加減師匠の真似多い)」鋼柱「…御前は、いや違う、俺達は夢を見ているんだ…それも酷い夢を(←パクリ)」
…『黒凱』は『パパ黒(呪術のロクでも無いカス )』の要素もあると思う(※体内に武器をステルス収納出来る所が)。
…黒凱兵装、対艦魚雷代りの特大苦無と対屋敷バリスタ弾(自分の骨と肉を材料に作ってあるそうだよ!悍ましいね! トーマスの真似 大正アレ話)。
…対屋敷バリスタは、人里に(…言う迄も無く、最優先攻撃目標は刀鍛冶の所)放火する為のブツと言うガチ仕様だよ!許してはおけないね!(鬼畜米英の如く兵器工場を爆撃する感覚でやろうとしているところが、ガチの所以 大正アレ話)。
鋼柱稽古・擬似溺死訓練(実際米海軍のネイビー・シールズが実施 実際の時点で最早拷問である)鋼柱「…俺の国では、これで死人が出ました(…一応言っとくけど、軍隊の訓練で死傷者が出るのは普通だぞ)。」ぜんいつ「…こんなことある?!(あるよ)」鋼柱「…低体温症で死ぬなよ、ハッハー!(能天気)」
…当初は、鋼柱稽古は、『西部劇早打ち勝負(ベタ過ぎw)』ならぬ『早石投げ勝負(※流石ストリートファイトで対戦相手に石投げて来た男)』だったけど、鋼柱はたださえ遅い上に、平気で10秒もしない内に石投げて終わらせようとする奴ばっかりで没に(※鬼滅次元では底辺レベルの遅さ ※鈍間)。
…岩柱より遅い奴は速度:亀の世界だから(※他が早過ぎるだけとも言う)。
…逆に遅過ぎる御蔭で戦いが有利とか、ソードフィッシュか何かかな(※…言わずもがな、英軍の彼奴)。
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shibaracu · 4 years
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●大道芸をして金銭を乞うた者。乞胸(ごうむね)となった。 乞食(物貰い)の一種
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●大道芸をして金銭を乞うた者。乞胸(ごうむね)となった。  ●乞胸   歴史民俗用語辞典 読み方:ゴウムネ(goumune) 近世の乞食の一。   ●乞胸(ごうむね) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%9E%E8%83%B8 江戸時代に江戸市中などで、万歳や曲芸、踊りなど、さまざまな大道芸をして金銭を乞うた者。 乞食(物貰い)の一種であり、元侍や町人、あるいは身元が不明な者が乞胸となった。 身分的には町人に属したが、穢多頭の弾左衛門の支配下に置かれ、稼業としては非人と同等とされた。 乞胸をする場合は、非人頭から鑑札(許可証)をもらい、老人と障害者以外は一定額の上納金を納めなければならなかった。 非人同様、編笠をかぶり門付もしていたが、非人の職域を荒らさないために、のちに乞胸の門付は禁じられ、主に広場や路上で芸を見せた   ●芸の種類 『乞胸頭家伝』には、以下の12の芸種が挙げられている。 綾取り - 竹に房をつけ、これを投げて取る芸。 猿若  - 顔を赤く染めて芝居をする芸。一人狂言。 江戸万歳 - 三河万歳の真似をする芸。二人で行なう。 辻放下 - 玉かくし、あるいは手玉を使う芸。 操り  - 人形を操って見せる芸。 浄瑠璃 - 義太夫節や豊後節などの節をつけて物語などを語る芸。 説教  - 昔物語に節をつけて語る芸。 物真似 - 歌舞伎の口上や鳥獣の鳴声をまねる芸。 仕形能 - 能の真似をする芸。 物読み - 古戦物語の本などを読む芸。 講釈  - 太平記あるいは古物語を語り、講釈する芸。 辻勧進 - 芸のできない者や子供らが、往来に座って金銭を乞うこと。   ・起こり さまざまな雑芸を演じてわずかな報酬をえて生計をたてる物もらいは、室町時代末期の『三十二番職人歌合』にすでに、編笠をかぶり、手で裸の胸を叩く風情が描かれている。胸叩など、こうした路上芸が乞胸の起源とされる。乞胸の名の由来は「先方の胸中の志を乞う」ところからきたとする語源説もある。芸能に対してある種の羨望と崇敬がありながら、彼らが賤民とされたのは、人の気を引き、金銭を得んがために演じる芸能は賤しいとする考えと、その非生産的な生活態度にあったとされる。   ・歴史 江戸幕府ができると、多くの大名家が取り潰され、職を失った大量��浪人が溢れた。長嶋礒右衛門という浪人が食うに困った浪人仲間を集めて寺社の境内や空き地で草芝居や見世物をして生計を立てていたが、非人頭の車善七から手下の生業が邪魔されると苦情が持ち込まれ、慶安年中(1650年代)、身分を町人に落としたうえ、乞胸稼業においては善七の支配下に入る取り決めがなされた。 善七のもと、磯右衛門が乞胸頭になり、町人、または身元の明らかでない者で乞胸を稼業する者には「鑑札」を渡し、一人につき18文ずつ毎月徴収した。乞胸頭は無許可で大道芸をする者を取り締まり、その世話と管理をし、浅草溜(善七が管理していた医療刑務所のような施設)の火事の際には囚人の警固もした。その後、1843年(天保14年)の天保の改革で、それまで江戸の各所に住んでいた乞胸も、非人同様、幕府によって一か所に集まって住むように命じられた。 明治4年(1871年)の身分制の解放令で乞胸の名称は廃止された。欧米でのジャポニスムの影響で、乞胸たちの芸も海外で好評を得、開国後の明治から大正にかけて芸人たちの渡航が一時盛んになったものの、国内にあってはハレの場から追放されていき、彼らが育んできた日本の伝統的な大道芸は次第にその姿を消していった。   ●◆「東京の被差別部落の歴史と現状」index http://blltokyo.net/tkburaku/tkburaku/index.html 弾左衛門と江戸の被差別民衆、今日の東京の部落    弾左衛門の支配下にあった、江戸の被差別民衆 http://blltokyo.net/tkburaku/history/goumune.html 2-5 乞胸(ごうむね)  浅草非人頭・車善七の支配下に置かれた被差別民に、乞胸(ごうむね)と呼ばれる人々がいました。大道芸を業とする被差別民であり、その頭は仁太夫と言いました(参考『寛政度文政度御尋乞胸身分書』)。     乞胸が特殊な位置にあるのは、法的にはその身分が町人とされ、大道芸をおこなって金銭を取るときその生業が非人頭車善七の支配を受けるとされたことでした。非人が門付(かどづけ)芸を生業としていたことが、この支配関係に結びついているのではないかと考えられます。   ●寛政度文政度御尋乞胸身分書 http://blltokyo.net/tkburaku/siryou/goumune.html  江戸の町で大道芸をおこなった近世的な「被差別民」乞胸(ごうむね)に関する基礎的史料、『寛政度文政度御尋乞胸身分書』の原文、およびその現代語訳です。原文は東京都刊行『重宝録』第一に所在しています。この文書に関する解説は、一番下にあります。 【目次】    1.『寛政十一年乞胸頭仁太夫書上』(寛政11〈1799〉年)    2.『文政四年下谷山崎町名主書上』(文政4〈1821〉年)    3.《現代語訳・注釈》『寛政十一年乞胸頭仁太夫書上』    4.《現代語訳・注釈》『文政四年下谷山崎町名主書上』    5.《解説》『寛政度文政度御尋乞胸身分書』    ●非人 - Wikipedia   https://ja.wikipedia.org/wiki/非人 非人(ひにん)は、主に、 1.日本中世の特定職能民・芸能民の呼称であり、次第に被差別民の呼称となる。 2.江戸時代の賎民身分の呼称である。 いわゆる士農工商に属さないが、公家や医師や神人等と同様にあくまでも身分制度上の身分とされ、人別帳の枠内にある。この点、身分制度外に位置付けられ江戸時代から人別帳外で無籍の山窩(サンカ)等とは異なる。ただし、サンカとの違いは流動的なもので、非人が流浪生活に入ってサンカとなり、逆にサンカが被差別部落に定住して非人となる例がいつの時代にもあった[1]。 さらに多数説によると、非人は「下人」といわれた不自由民・奴隷とも全く異なる存在であるとする。   ●穢多 - Wikipedia   https://ja.wikipedia.org/wiki/穢多 穢多(えた)とは、日本において中世以前から見られる身分制度の身分のひとつである。日本仏教、神道における「穢れ」観念からきた「穢れが多い仕事」や「穢れ多い者(罪人)が行なう生業」の呼称、非人身分の俗称とする説もあるが、それより古く、古代の被征服民族にして賤業を課せられた奴隷を起源と見る立場もある。 穢多の明確な基点は明らかになっていない。逃亡農民に由来するという推測、皮革加工などに従事する部民という説、中世の元寇に由来するという説、古代の被征服民族とする意見などがあるが、穢多などの被差別民の起源は一様ではなく、雑多な起源をもつ集団であったのかもしれないが、非人と違って、穢多は、職業に関わりなく親子代々承継されたとされる。1885年、東京人類学会の会員であった箕作源八が「穢多ノ風俗」について各地の報告を求め、各地からの被差別部落民にかんする伝承や関係文献が集まったが、その多くは、被差別部落民を日本人とは異なる「人種」として捉え、その起源について論じるものであった。   ●サンカ - Wikipedia   https://ja.wikipedia.org/wiki/サンカ サンカは、日本に過去に存在したとされる放浪民の集団である。本州の山地に住んでいたとされる。サンカの定義については後述のように激しく論争されてきた。サンカという呼称は日本の警察による便宜上のものであり、差別用語としても使われる。   ●呼称  https://ja.wikipedia.org/wiki/サンカ#呼称 「サンカ」を漢字で書き記す時には統一的な表記法は無く、当て字により「山窩」、「山家」、「三家」、「散家」、「傘下」、「燦下」(住む家屋を持たず傘や空を屋根とする屋外に住む存在という意味)などと表記した。 また、地方により「ポン」、「カメツリ」、「ミナオシ(箕直)」、「ミツクリ(箕作)」、「テンバ(転場)」など、呼ばれ方も違う。(それぞれの呼称は、「ホイト(陪堂)」、「カンジン(勧進)」など、特定の職業を指す言葉と併用されることも多い。) サンカの実態調査を試みた立場による呼び名の違いもある。   ●乞胸 【ごうむね】世界大百科事典 第2版の解説. 江戸時代から明治にかけて,都市を中心に活動した雑芸人(ぞうげいにん)で,いわゆる乞食の一種とみなされた人々の呼称。身分制度では町人の扱いを受けたが,万歳(まんざい),大黒舞(だいこくまい),節季候(せきぞろ),厄払,猿若(さるわか),辻放下(つじほうか),説経,講釈など,さまざまな雑芸を演じて門付(かどづけ)してまわり,わずかな報酬をえて生計をたてており,〈物もらい〉とも呼ばれた。その先駆形態は室町末期の《三十二番職人歌合》にすでに描かれ,編笠をかぶり,裸身で,手で胸をたたく風情である。   ●ごう‐むね 〔ごふ‐〕 【乞胸】 江戸時代、江戸市中で辻講釈・綾取り・万歳などの雑芸をして金銭を乞うた者。   ●ごうむね【乞胸】 近世から明治にかけて,家々の門や寺社の境内・広場などで雑芸を演じて米銭を乞うた雑芸人。乞胸頭に銭を上納して鑑札を受けた。   ●ヤクザ  https://ja.wikipedia.org/wiki/ヤクザ 組織を形成して暴力を背景に職業的に犯罪活動に従事し、収入を得ているものを言う。この偏倚(へんい)集団を特徴づける要因の一つに集団内部の「親分子分」の結合がある。 「やくざ」研究の古典的名著とされる岩井弘融の『病理集団の構造』の序説で「親分乾分(岩井は故意に、乾としている。読みは「こぶん」で同じ)」の関係は民俗学(柳田國男他)や社会学(川島武宜他)において説明されるところのオヤカタ・コカタの関係と共通の社会的基盤を持つと説明している。
戦後に来日したニューヨーク・ポストの特派員ダレル・ベリガンは、その著作で有名な『やくざの社会』の中で「日本の家族は与太者の集まりであり、家族の長は与太者の長である」という文から始まる、日本社会の内部構造についての報告をまとめている。また、かつて横浜の塚越一家に所属した右翼活動家の野村秋介は、「やくざ」について説明する際に「やくざとは職業ではなく」、「実業家、ジャーナリスト、政治家にもやくざは存在する」と発言したが(出典:『暴力団新法』)これも個人間の繫がりとして絶対的権威(親分)と追随者(子分)の関係が広く社会で見られる点を示唆するものである。ただし、その上で「やくざ」を特徴づけている別の内部要因として、集団の共通目的、成立の社会的条件、存続のための経済的活動、社会的価値基準から逸脱した副次文化等がある。ジャーナリストの朝倉喬司は明治の自由民権運動と「やくざ」の関連を指摘する一方で現代の制度的空間や価値基準との関連において「暴力団」と呼ばれるとしている(出典:『ヤクザ』)。   ●子連れ狼 死に風に向う乳母車 亡八者の首領は女(浜木綿子)で、酉蔵と名乗った。この浜木綿子がいい。 男勝りの キップと度胸、ドスの効いた、しかし唄うような台詞回し。 そして何よりもあの目。一度も 瞬きせず、一刀に挑むような力強いあの目線。   ●「子連れ狼(第3シリーズ)」長坂作品エピソード 第3話「来ない明日へ」  http://www.tcp-ip.or.jp/~goshii/t02_data/06_story/1976_01_kozu_M03_story.htm そんな中、一年前に一刀と出会い、事を構えた木颪の忘八者・酉蔵は近くに一刀がいることを知る。一刀に想いを寄せる酉蔵は、一刀に接触。一刀に酉蔵らと同じ格好をさせ改め番所を突破する。一刀に協力した為に捕らえられた酉蔵は、松崎代官所代官・佐久間軍兵衛から、義父・尾形三郎兵衛の命と忘八者存続を引き替えに一刀を討ち果たすよう脅迫され、やむなく一刀と対決。酉蔵は、すべてを察した一刀によりその命を絶った。産まれてからずっと男として生きてきた酉蔵は、初めて女として死んでいったのだった。 本作のゲストである木颪酉蔵(演:浜木綿子氏)は、第1シリーズ第7話「あんにゃとあねま」にて初登場。本作にて「あんにゃとあねま」のシーンが回想シーンとして流れている。一部の間で「ぶりぶり」が有名になったこの酉蔵だが、若山富三郎氏版の映画「��に風に向かう乳母車」(1972年)でも浜木綿子氏が同役で出演。まさにハマリ役といえる。なお、北大路欣也氏版(2002年~2004年)では池上季実子氏が酉蔵役を演じている。   ●『子連れ狼 / あんにゃとあねま』 https://ameblo.jp/kazzp0610/entry-11480781287.html  この作品の見どころは、やくざものの姐御を演じた浜木綿子だろう。純情可憐な少女を演じた竹下景子とは異なり、男勝りの度胸と貫録がありながらも、女性としての色気をぷんぷんさせている女を演じ、美しさもひときわだ。本作で最も目立った役者であった。  浜木綿子との対決 ●あんにゃとあねま https://youtu.be/7vXf5Xrymnc   ●時代劇屈指の怪キャラ・・・阿部頼母 https://ja.wikipedia.org/wiki/子連れ狼#.E6.B1.9F.E6.88.B8.E5.B9.95.E5.BA.9C  阿部頼母(あべ たのも) 代々公儀御口唇役を務める旗本阿部家当主。別名を怪異(かいい)。性格は残虐かつ保身的。物事に熱中すると「毒屋の子」なる独自の歌を口ずさむ癖がある。 母の不義密通によって生まれたため、父の監物から疎まれ、御口唇役の育成の名目の下、日夜その食事に毒を盛られ虐待に近い育て方をされる。そのような中で独自に毒薬の調合法を編み出し、それを使って両親を毒殺、阿部家を相続した。以降、公方の深い信任を得て毒薬の大家となった。 その後、柳生烈堂に代わり拝父子の抹殺を命じられると、烈堂を追い落として幕政の実権を握る好機と考え、阿片漬けにした夜鷹を使うだけでなく、自ら変装して直々に一刀らの毒殺を図るがことごとく失敗。さらに、頼母ら阿部一族の抹殺を狙う烈堂の毒殺にも失敗し、逆に烈堂に弱みを握られる結果となる。そんな中「柳生封廻状」を手に入れ、これを公方に差し出し「柳生に謀反の企てあり」と訴え出る。これにより、烈堂は江戸城で監禁されるが、烈堂は「草」と呼ばれる密偵を招集し、頼母の担当である江戸城内の御膳所を放火。これが失火と断定され、加えて当日は公方が紅葉山東照宮に参詣する重要な日であったため、御膳所の責任者である頼母は責任を追及され切腹を命じられる。頼母はこれを嫌がり抵抗するが、江戸城に潜入していた一刀から諫められると、全てを諦めたかのように一刀の介錯によって死亡した。なお、萬屋版のドラマでは、切腹の場での騒ぎを聞いて訪れた一刀の姿を仰ぎ見ながら、「そなたや烈堂よりも先に死ぬとは」と恨みのような言葉を最後に残し、一刀によって斬り殺される描写に変更されている。 『子連れ狼』の続編漫画『そして - 子連れ狼 刺客の子』では、頼母の子である秋田高星が登場している。   ●『椿三十郎 殺陣シーン』黒澤明...監督作品 https://youtu.be/cbENunuojXA このシーンを観るためだけでも映画館に足を運ぶ価値がある もっとも見逃しそうな位に目にも留まらぬ殺陣だけど   ●『Yojimbo 殺陣シーン』三船敏郎と仲代達矢 https://youtu.be/zCjsazHO0c0 https://youtu.be/SfpagB8wWng   ●殺陣 - Wikipedia  https://ja.wikipedia.org/wiki/殺陣 殺陣(たて)もしくは技斗・擬斗・擬闘(ぎとう)は、演劇・映画・テレビドラマで俳優が格闘シーン時に素手素足もしくは武器を用いた演技。 殺陣(たて)は主に時代劇、技斗(ぎとう)は主に現代劇に用いる。   ●生意気/こざかしい/利いた風 の使い分け  利いた風な口をきく 1  いずれも、目下の者に対していう語。 2  「生意気」は、それにふさわしい身分や年齢ではないのに、出すぎた言動をすること。 3  「こざかしい」は、利口ぶって、「利いた風」は、わかっているふりをして、出すぎた言動をすること。「こざかしい」は「小賢しい」とも書く。 4  しゃらくさい 【形】    分(ぶん)不相応な感じがして生意気なこと。やや古めかしい言い方。    「そんなことを言うなんてしゃらくさい」 5 ちょこ才 【名・形動】    小才があって生意気なこと。やや古めかしい言い方。「ちょこ才なやつめ」 6  小生意気 【名・形動】    いかにも生意気なさま。「小生意気な口をきく」   ●利いた風(キイタフウ)とは - コトバンク [名・形動] 1 いかにも物知りぶったなまいきな態度を見せること。また、そのさま。知ったかぶり。「利いた風な口をきくな」 2 気の利いていること。また、そのさま。 「―な名をつけて高慢な顔したと聞いたが」〈黄・造化夢〉   ●ルーツでなるほど慣用句辞典 利いた風  きいたふう https://imidas.jp/idiom/detail/X-05-X-07-1-0002.html よく知ってもいないのに、なんでも知っているという生意気な態度をとるさま。 「きみが解決するって? 事情も分からないくせして利いた風な口を利くな」 〔語源〕もと、気が利いたようすの意。   ● 『利いた風(きいたふう)』の意味 - 日本語俗語辞書 http://zokugo-dict.com/07ki/kiitahuu.htm 利いた風 Kîtafû 利いた風とは、よく知らないことを知っているかのように語る口ぶりのこと。 『利いた風』の解説 利いた風とはよく知らないことをいかにも知っているかのように語る口ぶりのことで、そういった口ぶりや態度に対し、否定的・批判的な意を含んで用いる言葉である。目下の人や快く思っていない相手が知った風な口をきいたときなどに言う「利いた風なことを言うな」というセリフで用いることが多い。 「どこかで聞いただけの話しを、よく知っているかのように語るな」という意味から【聞いた風】という表記と間違いやすいが利いた風が正しい。 利いた風は近年、小説やドラマなど特別な場で使われる程度で日常会話ではほとんど使われることがなくなっている。   殺陣(たて)は何度見てもいいね。 三船敏郎と仲代達矢との絡みの殺陣は。 用心棒の最後のシーンで下の動画の中で加山雄三が「お見事」 と言った ことに 「利いた風なことを吐かすな」と叱られる。 今は 三船さんも見ていてあんなふうに演技したんだと苦笑いしているのでは。 加山雄三は今はもう80かな。 見たらなんて思うかな。俺もこんな小僧っ子の様な時も有ったかなと。 今は 説教する側だね。わずか 3分ほどのシーンの中に色んなものが入ってる。 血しぶきは 失敗だけどそのまま封切りしたらしい。 いつかそんな事を言ってる動画を見た人がある。 このシーンは珍しくワンカットで納めたとも 言っていた。 こんな事言うとどうかと言われるかな。今の時代劇ドラマ 良いと思えない。 私だけかな。日本人の仕事は手抜きが多くなっているように思う。 やはり 縄文人のDNAが 薄くなって 優しさが抜けてしまってきているのかな。 午前中の国会中継で トップのリーダーが質問に答えていたが なんか気抜けした。 トップがあれでは 何しても 良心が無いのは今の地球全体になっている。 私だけがそんな事考えていて 最近のジジババは 腑抜けになっているとコメント されていたけど 間違いないね。 なんか 愚痴ばかりになっている。 ここに来て 消費減税ナンテ話が出てきている。 あれだけの税金使い 今更 それはないと思うのは わたしだけ。
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chaukachawan · 6 years
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Bad Kouhai Good Senpai
 秋も暮れに差し掛かり、外気もめっきり冷たくなって参りました。  どうも今晩は、30期のエアーマンです。秋公演前のTumblr記事投稿も2度目という事で、今回は我々「時計班」の関係者紹介を書かせていただきます(つまりここで紹介される人物は役者とは限りません)。  芸名(敬称略)及び紹介順は本チラに準拠致しますが、転記の過程でそれらの情報に誤りが含まれる可能性があります。万が一の際には御了承及び御指摘を頂ければ幸いです。  前置きと注意事項が長くなりました。好い加減始めましょう。  以下、紹介文です。
<脚本/演出> ・松岡える(28期)  非常に温厚な先輩です。私が行ってきた(であろう)数々の失礼な振る舞いを笑って許して下さる度量と、そうしたイメージとは一見相反するかもしれない劇団一の膂力が特筆すべき事項でしょう。加えて昨年まではちゃうかで最も「狂気を感じる」人物として名を馳せておられたという噂も耳に致しました。昨年まで、という事実の意味する所は今年度からより危ない人物が入団したということでしょうが、一体どんな奴なんでしょう。私には見当も付きません。  随分な事を書いてしまいましたが、稽古中は私の拙い演技に対して個々の演技指導やアドバイスを懇切丁寧に行って下さいます。尊敬すべき先輩であるのは勿論の事、ここまでの人格者である方がなぜ偶に「メ〇ヘラ」呼ばわりをされるのかに関しては割と本気で疑問に思っています。同期の先輩方にしか分からない何かがあるのでしょうか………………?  おや、こんな夜中に何方でしょう。
<役者> ・遠藤由己(29期)  何故か一時間前までの記憶がすっぽりと抜けていますが構いません。どうせまた何処かの誰かが「敬意を払っている」とか言いながら無礼極まる余計な事を書いた事で「総括」を命じられたのでしょう。自分の発言が周囲に与える影響を鑑みないのは私の悪い癖です。他の方の紹介欄での自分語り含め。  こちらの先輩はとにかく明るい愉快な方です。前々回のオムニバス公演で同じ脚本を演じさせていただいた時も独特のアドリブ芸を練っておられるなど、御自分の役を生来のユーモアたっぷりに演じる事には一切の余念が感じられません。先の先輩方の日誌にもあった通りこちらの脚本はシリアス寄りの作風ではありますが、その中でもこの方の演技には思わず微笑んでしまいたくなるような場面がある事でしょう………………アレ、またチャイムですね。こんな夜中に誰なんでしょう。というか何なんでしょう。  はいどうも。え?ネタバレになりかねない?しかも先輩の演技に入って一年にもならない後輩が好い加減な評をつけるのはかなり失礼?総括しろ?あ、どこに連れてくんですか?ちょっt
・竹中小百合(28期)  はいどうも今日は。既に二人程紹介させていただいた気がしますが飽くまで気のせいですね。私は何も覚えていません。  という訳で本日初めての紹介となるこちらの先輩は私がオムニバス公演の時期に大変お世話になった方でもあります。セリフ前のブレス音を防ぐ方法や舞台上での動き方など、演技をする上での様々な基本を教えて下さいました。また、制作班の先輩としても以前色々と御迷惑をお掛けしました。  惜しむらくは、現在の私はそうした数々の御指導に見合うパフォーマンスが出来ていないという事ですね。時間が経てば人は何らかの成長を迎えるものですが、果たして1,2年後の私は自分自身にそれまでの経験を染み付かせ、あれほどに後輩を教え導ける立場になれるのでしょうか。多分無理です。自信を持って言えます。  ………………よし、チャイムは鳴らない。
・久保伊織(29期)  本日二人目はこの方です。イケメン・イケボ・マッチョなど様々な二つ名で呼ばれる事の多い先輩ですがそれも納得。その根底にあるのは恐らく包容力と申しますか、ある意味でのスルースキルと申しますか、あらゆる状況において「自分」という型を崩さない自我の強さの様な物でしょうか。異性どころか同性ですら惚れさせる色気を持つ、やめときましょうこれ以上は危ない。一回生如きの発言としては閾値を超えていますね。前も同期のある方をイケメンイケメンと囃し立ててガチ睨みされた経験がありますので自重します。  過去公演を御覧の方には、そうですね………………「神がニートになりまして。」の主人公の一人を演じられたと申し上げれば伝わるでしょうか。会場に来て下さった方は漏れなくあの感動を再び味わえます。先程紹介致しました竹中先輩にも同じ事が言えますね。是非いらして下さい。来ないと………………  あれ、こんな夜中に誰でしょう。意識を失ってる間に数時間経過してるし、これを書いてる間にも時間は過ぎてもう丑三つ時。そろそろ寝たいんですが。  あ、問題ない?すぐに眠れる?ラッキー。ところでアナタは誰d
・市川萌(28期)  ………………どうも今日は。確信は無いのですが、どうも通常の時間の流れとは異なる空間に来てしまった様です。そういう設定を使って格好付けたいお年頃なのであって、決して紹介順を一つ飛ばしてしまった事に後から気付いて書き足した事によってバックストーリーの時系列に狂いが生じているのではありませんね。宜しいですか?  駄弁りは後にして紹介に入ります。この方には主にTwitter上での私の問題発言や文脈を無視した会話による精神攻撃等で非常に御迷惑をお掛けしました。そして、先述の松岡先輩や後述の檀上先輩と同様、今回私が初めて演技指導を頂く方の一人でもあります。私の演技の癖を的確に見抜いた上で鋭いアドバイスを下さる様には畏敬の念を禁じ得ません。今更手遅れな気がしないでもありませんが、今後とも御無礼の無い様に稽古には真摯に励んでまいりたいと思いますので何卒よろしくお願い致します………………!  ………………余談ですが、照明班の作業中に脚立の上で何やら辛そうな顔をしていたのは灯体を破壊してしまったかもしれないと言う杞憂故です。お気遣いいただき申し訳ありませんでした……………… ・屯倉雄太(28期)  お早うございます。昨日稽古日誌を書こうと思っていたのですが、どうやら睡魔に負けてしまった様ですね。通りで昨夜の記憶がない訳です。名も知らぬ誰かに理不尽な呪いを掛ける途中だった気もしますが、何でしょうね。  という訳で今朝一発目はこの方です。「パラダイス」というちゃうかネームをお持ちなのですが、「5文字が長過ぎる」という事であまり定着しなかったという嘆きを以前伺いました。ならば「エアーマン」は何故広まったのでしょう。単語中の子音に対する母音の多さでしょうか。男は誰しも母音が好きだと何かの歌で聞きましたが、それが関係しているのでしょうか?  オムニバスの際に同じ脚本を演じさせていただきましたが、あまり接点がなかった気も致します。私が忘れているだけかも知れませんが。強いて言うならその時の制作班のTwitter企画会議で私のお出ししたとんでもない企画案に只管当惑なさっていた覚えがあります。秋公演での御活躍としては現在公開されているPVの何方かをお作りになった………………のでしょうか。あのOUT+Vに勝るとも劣らぬ高品質な映像を作られたとなればそれは凄まじい功績なのでしょうが、映像班に所属しない私はそうした話の真偽を確かめる術がありません。事実私は人から聞いた話を勘違いし易い人間です。  そんな健忘症並みの記憶力を持つ失礼な後輩から一つ申し上げられる事があるとすれば、それはこの方に関する周囲の方々の言及に他なりません。ある種の黒さを含むとされる飄々としたクールな演技には他の劇団員の方に「爽やか」「一番主人公力がある」「サイコパス」と言わしめる凄味が感じられます(私自身オムニでその様に感じました)。そして、スタッフ作業の面でも音響・映像班の活動を通して劇団に貢献して来られたそうです。これほど素晴らしい先輩と稽古・作業等で御一緒させていただく機会があまり無かったというのが残念でなりません。何はともあれ、是非Youtubeにアップロードされている「僕と机と時計な彼女」のPVは御覧下さい。  ………………ところで、「サイコパス」とは何方の発言なのでしょう。私には魅力的な性格をした先輩に思えるのですgっ
・山内。(28期)  お早うございます。もう昼過ぎですね。部屋で意識を失っていた様です。妙に後頭部が痛いのは眠り過ぎによる頭痛でしょうからあまり気にしません。  という訳で関係者紹介一人目、この方には夏の学外公演で非常にお世話になりました。私程度の身体能力で殺陣のシーンに参加させていただくという無謀と言えば無謀な試みに際し、殺陣指導を担当して下さったこの方の気苦労と心労は余人の想像を絶するものだったと推測されます。何せ相手は一つ動きを覚えれば前の動きを一つ忘れる真正の○○………………各方面から非常に厳しいお叱りを受けることが安易に予測されるのでこの辺りにしておきましょう。  何はともあれ、私が前回の公演を五体満足で終えられたのはひとえにこの方や先述の久保先輩、及び阪大殺陣部の國枝さんの御指導あっての事です。役者紹介の本旨からは外れますが、この場をお借りして並みならぬ感謝の意を述べさせていただきます。
・町民I(29期)  続きまして二人目はこちらの先輩です。ちゃうかのツッコミ担当の一角として色々な方から頼りにされている方であり、その実力は私の様な歩く文脈破綻を眼前にしても顔色一つ変えずツッコミを入れる事が可能であるという点からも容易に伺う事ができます。そしていつもいつも御迷惑をかけております。  稽古中、読み合わせの際に私が2割程ふざけて台詞の読み方を変える事があるのですが、その一つ一つに対して呆れながらも真面目なアドバイスを入れて下さる様は正に仏といっても過言ではありません。スタッフ作業の面でも音響班の次代スーパーチーフ候補(勝手に推測)として信頼を受けている様ですが、時たま見せる「ある一面」によって後述の田中さんからジトッとした視線を受けるとか受けないとか………………  おや、こんな昼間に誰でしょう。
・中戸太一(30期)  お早うございます。といってももう夜です。役者紹介の執筆を命じられた時間から凡そ丸1日、未だに記事はノータッチ。私が不精な性格である事を差し引いてもこれは信じ難い事態です。まさか禁則事項に触れまくった結果劇団ちゃうかちゃわん「処分班」の矯正措置/記憶処理対象になったのでしょうか。  阿呆めいた与太話は忘れて役者紹介に参りましょう。まず一人目はオムニバス公演でも共演させていただいたこの方です。私がどれほど酷い脚本を書き、どれほど拙い演技をしても他の方と一緒になって褒めて下さるとてもとても優しい方です。あまりの懐の深さが偶に冗談に見えてしまう。今日は最初に声を掛けて下さった時に邪険な反応を返してしまって申し訳ありません。見た目通りの温厚な性格をした方ですが、最近話しているとその精神の奥底に隠れた闇が垣間見える様な気がして参りました。とりあえず私は今後不用意に「糖尿病予備軍」という言葉は使用しません。  さて、今日の話の続きを致しましょうか。大丈夫です。私の洗n…………教育を受ければ貴方もBlood-Cの股裂きシーンを見て興奮と喜悦の余りに涎を垂らせる様になりますよ。私が保証します。何故そんなに度し難い物を見る視線を向けるんですか?ほら、一度目覚めてしまえば後は楽ですよ?怖い事はありません、一回位ならすぐ止められますって。だからそんなに怯えないで下さい。……………へ?エアーマンに怯えてるんじゃない?う、後ろ?ハハ、まさかさっきの話本気にしたんですか?ちゃうかの処分班なんて存在は都市伝説です。幾ら先輩方の間で実しやかに語られてるからって、まさか本当にいる訳g ・武田聖矢(29期)  ………………ハイ。お早うございます。現在深夜11時半。  先輩を一名紹介し忘れるという大事故にあたり、ここまで対応及び修正が遅れたのは別にProject Nexusでク〇Abomination共に手こずってたが故ではございません。振りほどかないと即死攻撃とかならまだしもダウン攻撃(+武器強制ドロップ)連発でハメに来るのはアカンでしょ。何の話でしたっけコレ。  この方はそんなカ〇の様な連中に1万分の1でも見習ってほしい包容力を持つちゃうか29期の癒し担当………………とか勝手に書いたら消されますね。今の発言にソースは有りません。念の為。冗談はさておき、取り敢えず聞けば何でも教えて下さるので平生は特に大道具関連の質問をさせていただいております。初演出だけどこんな舞台は大丈夫かな、こんな仕掛けは作ってもらえるのかな、と言った疑問を抱いた際にも恐らく過去の前例/経験からお答えくださるでしょう。事実私にも色々教えて下さいました。大抵の仕掛けは喜んで作ってくれると言う事も、但し過去に舞台上で首〇る仕掛けは通らなかったという事も………………  仮に今後私の脚本がまかり間違って通ってしまった場合には、末永く御迷惑を掛けさせていただく所存です。既に紹介忘れの時点で取り返しの付かない程御迷惑をお掛けしていますが。
・音川(29期)  ………………お早うございます。役者紹介を始めたいのは山々ですが、私には今の時刻が分かりません。それどころか此処は何処なんでしょう。四方の壁も天井も床も一面真っ白の白い部屋、私は同じく白い拘束着を着せられてその中に雑に放り捨てられました。まあそんな状況も役者紹介の前には些事に過ぎないのでとっとと進めましょうか。  誠に失礼ながら芸名を見て一瞬誰だか分からなかったこの方ともオムニバス公演で共演させていただ………………くはずでした。色々あってその機会はお流れになりましたが、続く9月の学外公演で妄執の武士軍団(仮称)なる括りで共演させていただきました。妄執の武士軍団って何?という方にはアレですね、魔界〇生とか〇霊剣豪とか言えば伝わりますでしょうか。要は〇〇絶対殺すマンの団体様です。私以上に関わりたくない感じの人々ですね。  接点が多かったのは寧ろオムニバスの稽古でしょうか。飽くまでその中での話ですが、恐らくこの方から一番「気持ち悪い」という感情の籠った視線を受けた劇団員は私ではないかという自負があります。どんな状況でどれだけ意味不明な言葉を投げかけても何かしらの形で拾って下さるという安心感がありますが、その分ストレスを蓄積しておられるのではないかと不安です。御大事になさって下さい。
・Airman(30期)  私です。 <   あばば
・檀上翼(28期)  謎の場所から何らかの処置を受けた上で解放されましたので続きを書きます。ちゃうかへの入団以降、ともすればこの方に一番怒られたのではないかと思われる程に様々な御迷惑をお掛けしました。民家の近くで夜叫ぶわ結線間違えるわTwitterで「呪う」発言するわ本来なら除籍物ですね。オマケに何やら裏ではかなり失礼な事を申していた様な気も致します。  主な接点は照明班での作業中のみでしたが、最近では稽古でも演技指導を下さる等の面でもお世話になっております。御指導の中でも演技に関する一般論的な意味で非常に参考にさせていただくべき事が多く、稽古での笑いの取り方一つ取ってもその卓越したセンスに敬服せざるを得ない、正に劇団ちゃうかちゃわんという団体の座長を務める理由が自ずから納得できる方です。その威厳あるオーラたるやB〇EACHの某「残〇の太刀」初お目見えシーンに匹敵すると申しましょうか。何を言っているか分からないという方、御安心下さい。原作は読んでいないので私も分かりません。  最近は膝カックン(214弱K)×2→脊椎カックン(41236強P+強K)のコンボを通して若干仲が深まった気もしますが、前回の稽古では何故かフィニッシュが普通の膝カックンになっていましたので精神的距離が開いてやしないかと多少憂いております。私如きに超必ゲージを使うまでもないと思われたのでしょうか。単純に私が特に面白くもないシュール系のボケを拾いに行こうとするのでやり辛い、というのも多分にあるのでしょうね。
・佐々田悠斗(29期)  丁寧に練られたキャラクターのイメージから形作られた気迫溢れる演技に定評のある先輩です。4か月ほど前のオムニバス公演では、情熱のこもった切ない喘ぎという演出要望を実現すべく緑〇光出演のBLラジオドラマをお聞きになったと聞いて驚愕した覚��があります。役を演じるという事に対しての真剣な姿勢に留まらず、台詞を観客に響かせる発声技術も是非見習わせていただきたいポイントの一つです。私自身が無茶な発声で喉を使い潰すタイプの人間なので、この方のように最小限の消耗でカラオケ90点台連発の美声を出せる才能を持つ人には羨望の念が絶えません。何の話でしょうかこれ。  最近話題の共通項として仮面ライダーというジャンルを見付けました。「仮面ライダージオウ」、日曜朝9:00から全国のテレビ朝日系系列で放送中です。私は最近見逃し気味ですが、おおきなおともだちのみんなはみなさい。
・髙木悠(30期)  ここからは同期の方々の紹介となります。言い換えれば何を書いても許されるという事ですね。私だけしか知らない裏事情、御本人に向けた直接間接を問わない罵詈雑言、その他諸々の禁則事項に関して思いっきり口を滑らせても最悪私がその方々に殺されるだけなので除籍は免れます。やったね。  という訳で歯に衣着せぬ紹介を始めましょう。この方はオムニバス公演以来のユーモラスな演技で場を沸かせる痛快な方ですが、同時に私と狂人枠を奪い合うライバルでもあります。おかしいですね。キ〇ガイの称号なんて奪い合う程魅力的な物でもないと思いますが、何故か私もこの方もそう呼ばれたがるんですよね。不思議ですね。まあヤバい奴だと思われたければ石橋商店街のど真ん中を奇声上げて走るだけで良いので皆さんも是非やってみて下さい。大切な物を失う代わりにそれに替え難いある種の快感を手に出来るでしょう。  余談ですが、食文化とミリタリー関連の分野に関してかなり造詣の深い方でもあります。手料理を作ってみたい、もしくは気になるアイツを銃殺してやりたい等という気の迷いを起こした際には一度この方に口頭でレクチャーを受けてみては如何でしょうか。真面目に、ためになります。多分。
・田中桃子(30期)  続きまして舞台美術班の若きホープ(でしょう、多分)のこの方です。  まあ見事なまでに稽古や作業での接点がない。今回も同じ時計班に所属しているにも拘わらず全く関わらないんですもん。逆を言えば私の精神攻撃の魔の手から逃れているという事なので、御本人にとっては喜ばしい事ですね。いずれ舞台装置が灯体の光を遮る問題で話し合ったり語り合ったり殴り合ったり殺し合ったりするかもしれないのでその時はどうぞお手柔らかにお願いします。あと某ハーベストさんが舞美作業に来ないと嘆いておられた気もしますが、大丈夫です。舞台美術班が大道具班を敵対的買収すれば定義上は出席率100%になりますので試してみて下さい。私はそう言う泥沼の戦いが見たい。  性格としては明るく気さくな話しやすい方で、そうした面を強調したかの様な朗らかな演技にも定評があるはずです。それには多分マイナスイオン並みに人を元気にする力もあるんじゃないでしょうか。語尾が全部推量で申し訳ありません。私は自信のない人間です(雑〆)。
・樹木キキ(30期)  お次は30期照明班と言えばこの人、という方です。最近作業で接点が多い事もあってウザ・ダル絡みや面白くもないイジリが我ながら多く、そろそろ本気で嫌われてやしないかと心配です。 いえ決して嗜虐心が煽られたりなどしていません。私は至って冷静です。  たまに自分のキャラを躊躇なくネタ路線に走らせ、ごく稀にエロ親父の人格を表出させるという点ではかなり親しみ易く面白い方ですね。演技においてもそうした性質を意図的に発揮されるので、オムニバス公演や学外公演における特定のシーンでは思わず笑ってしまった方もいるのではないでしょうか。今回の秋公演でもそうしたコミカルさをお楽しみいただけると思います。  幾ら同期の方とはいえ何様かと言われかねない事を書いてしまいましたが、大丈夫でしょうか。先輩方への悪口ではないので流石に処分班は動かないでしょうが、それを差し引いても30期の「自浄作用」が恐ろしいですね。まさか私がこうして野放しにされているのも意図的なもので、実際には既に手が打たれているとしたら?恐ろしい話です。そう言えば先程から妙にうなじの辺りが痒いのですが、何故か爪を立てると金属製品が埋め込まれているかの様な感触があります。まさか、キキさんが照明班の同期部下の発言を統制すべく私にチップか何かを埋め込んだという事でしょうか。まあそんな馬鹿げた話はありませんね。電極で他人の思考を操るなんて、馬鹿馬鹿しい。私がキキさんのゾンビか何かなら別でしょうが、それもあり得ないでしょう。何故って、そう囁く声がずっと脳内で渦巻いていますから。そうです。 私はキキさんに操られてなどいません。 私はキキさんに操られてなどいません。 私はキキさんに操られてなどいません。 私はキキさんに操られてなどいません。 私はキキさんに操られてなどいません。 私はキキさんに操られてなどいません。 私はキキさんに操られてなどいません。 私はキキさんに操られてなどいません。 私はキキさんに操られてなどいません。 私はききさんに操られてなどいません。 私はキキさんに操られてなどいません。 私はキキさんに操られてなどいません。 私はききさんに操られてなどいません。 私はキキさんに操られてなどいません。 私はききさんに操られてなどいません。 私はききさんに操られてなどいません。私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は
・岸田月穂(30期)  こんにちは。本日10-7人目の関係者照会です。よく「お淑やか」と言われる方で、私自信温厚であるというイメージを持っています。冷製で落ち着き払った台詞詠みが光るかと思いきや、他大学の激団サークルさんとのプロデュース講演「ちゃかさん」2018では毒舌&失礼系をアドリブ多めで演じられるなど、その演義にはある種の二面性をも感じさせます。果たしてどちらが素なのか私は未だに量りかねていますが、恐らくこれ以上の詮索は無用でしょう。  スタッフ作業としてはおもに製作藩のチーフとして、核講演の閃電やTwitter規格の慣習に携わっておられます。私も制作班の一因として過去に難度か御迷惑をお掛けしました。「御迷惑をお掛けしました」ばかりですねうける。今後キキ様と同様に色々とご迷惑を掛ける事が予想されるので今の内に誤っておきます。御免なさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。まあ、戦術の通り先輩方に負けず劣らずお優しい方なので許して下さるのでしょうか。
・三葛麻衣(30期)  個人的に日常生活で私が最もストレスを与えていると思われる方です。効かれてもい無いこ戸をこ耐えたり、意味ふ名なせっ艇に津いテカタッ足り、持っ手くるべ着物をわ擦れた李、バグッタミ田井中ンじを遠視ゅつしよ宇都し手もじの返還をめ茶クチャにしてみた理(紺な風に)、その穂か全てあゲテイケバキり画あリマセん。障子き子のひ都には綿しを頃すけん吏がある戸尾もいます。でも遺体の肺やな野でこ炉さな井出く打差い。も視野ると喜早さ四区市てく打差い。お��がいします。なんdemoし升殻。  明るいキャラの演技が素晴らしい方ですが、五歩ん任意和くそレハケッこ生む利子て鋸とだと言う子とです。し歌詞よみ文字ょ渦だし羽後きも馬意思でもうそのじ釣りょ句はluluさんと同じくらいのスター級だと思うので、そ野内氏ゅや区急のはい約二ひっパリ凧になるンジゃ内でしょ羽化。ご本にンは日て伊奈猿かもしれませんが、わ他紙は割と本気でそう思っています。こレカ等のカつや久垣た伊サレマ酢ので是非見にいらして下さい。私が言える事ではありませんgkjウィcんすんmんwおsんxvんwpg
 あ、死んだ。 「エアーマン、何これ………………?」  何ってゾンビですよ。私の。というかキキさんの。  御依頼に応じて何か出来ました。不思議ですね。 「誰も作ってとか頼んだ覚えないんだけど。  というかそのネタ引きずり続けられるのホントに迷惑」  内輪ネタですもんね。それに一つのネタを持ち出して誰か一人を延々とイジリ続けるのは良くありませんね。日常でもそうですが、この場では特に。  あ、じゃあこの下手な人格トレースも止めた方が良いですか? 「そこは………………耐えでしょ」  耐えですか。  でも良いんですか?こいつ結構優秀ですよ。役者紹介を代わりにやらせたんですが、その時にTwitterやTumblrで余計な事を言わない様に度重なる教育を施しましたし。何なら待機動作中は「キキ様最高」って言う様にしましたから。 「そういう雑な誉め方ってもう煽りだから止めろ。  っていうか最近エアーマンの中で私を神格化する流れ何なの?」  何なんでしょうねぇ。でも面白いんですよねえ。  痛々しいのでこの辺にしときましょうか。御紹介はもう少し続きます。
<Special Thanks> ・石英(29期)  我らが時計班の照明案を考えて下さった方です。以前からもそうでしたが、今回は新人公演を控えた最後の照明作業経験という事で、平生より念入りに各灯体の特性・役割やプラン図の組み立て方等について教えて下さいました。この場を借りて感謝の念をお伝えしたいと思います。  こう言う、スタッフ作業における詳しい 各々方の担当内容も一応ネタバレ情報に入るんでしょうか。入るならまた私が先輩の何方かに〇〇れるだけなので問題ありません。
・初田和大(29期)  同じくA脚本の照明要因として灯体のオペ(操作)を担当していただく方です。また秋公演では一つの舞台で複数の脚本が上演される関係上、使用する灯体の種類や数は各脚本の担当者が話し合って決める必要があります。初田先輩は「お菓子班」の照明案も担当なさったので、そちらの美麗な照明使いも是非御堪能頂ければ劇団員、そして照明班の一員としては幸いです。無論こちらの「時計班」、つまり「僕と机と時計な彼女」も見に来て下さいね!  余談ですが、こうやって御本人に許可もなく初田先輩をご紹介するのは2度目になります。最早ウザいですね。作業中もウザムーブばかりで申し訳ありませんでした。    以上で紹介を終わります。30期エアーマンでした。  今回は本編が十分長いので後書きはありません。
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