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#名勝庭園
kyotomoyou · 2 years
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【★過去写真★】 . 過去のですけどたまにはこちらにも . 休みの日に良い感じの雨の日があれば どこかに出かけてみようかな . (2017/06/22撮影) . #智積院 #智積院名勝庭園 #名勝庭園 #庭園 #日本庭園 #garden #japanesegarden #神社仏閣 #東山区 #instagramjapan  #Lovers_Nippon  (東山区) https://www.instagram.com/p/CjS3xRLvgDl/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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catdoll007 · 1 month
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贅を凝らした大邸宅・萬松園
昭和8年に建てられた萬松園は、木曽川に面した広大な庭に茶室を備えた、敷地面積1000坪、建坪150坪、一部二階建て26部屋が連なる大邸宅です。
近代数奇屋建築に、一部は書院造、全体は平安時代の寝殿造りの様相も見られ、名匠によって日本中から集められた建材と当時の最先端技術、和洋の優美な装飾品が用いられました。
その豪華絢爛な造りは唯一無二の存在、年月を重ねても色褪せない魅力のある建物として各務原市登録文化財に指定されました。
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studiodiveoffice · 8 months
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【必見】日本庭園の極み!水前寺公園の美しさに魅了される散策。 水前寺成趣園 | 熊本県 日本
熊本の観光スポットとして有名な水前寺成趣園を散策してきました。 水前寺公園は美しい日本庭園で380年の歴史を持つ桃山式の回遊式庭園です。 熊本出身の演歌歌手である水前寺清子の芸名も実は、この庭園からきています。 http://www.suizenji.or.jp/index.html 入場料 : 大人 400円 子ども 200円 【 水前寺成趣園】 〒862-0956 熊本県熊本市中央区水前寺公園8−1 https://goo.gl/maps/WcTV8LEVj5pdT3Po8
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gilles1974 · 1 year
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. 三渓園 聴秋閣の紅葉🍁 . 初冬の三溪園で紅葉を愛でてきました。 紅葉のピークは既に過ぎているものの、「聴秋閣」奥の遊歩道の紅葉は美しく、目の保養になりました。 三溪園は原三渓が織り成す古建築の美学、秋から冬への機微な季節の移ろいがコントラストを加えているような、不思議な感覚を憶える場所。 ランチは恒例、待春軒さんの三溪麺‥定休日でザンネン😅 松風閣から富士山も拝むことができ、言うことなしの一日を過ごさせていただきました😄 . #三渓園 #紅葉 #🍁 #秋 #日本の秋 #晩秋 #初冬 #冬 #古建築 #カメラで楽しむお散歩 #富士山 #松風閣 #横浜 #本牧 #神奈川 #国指定名勝 #三重塔 #文化財 #日本庭園 #原三渓 #聴秋閣 #富士山 #松風閣 #山 #季節の移ろい #花 #寒椿 #カンツバキ #散歩 #カメラ #写真 #写真好きな人と繋がりたい @sankeien_garden (三溪園) https://www.instagram.com/p/CmJcmtAPvXb/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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tomoyamashita · 1 year
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旧島津氏玉里邸庭園
鹿児島市の玉里町にある旧島津氏玉里邸庭園を訪ねてみた。鹿児島市内にある茶室や庭園の中でも歴史的にも古くから存在する。
ここのところ鉄道関連の記事が続いたので、 今回は少し趣旨を変えて史跡関連について載せていこうと思います。 鹿児島市内に古くから残る茶室 といえば、仙巌園にある茶室などを多い浮かべますが、 今回紹介する旧島津氏玉里邸庭園もなかなかの歴史があります。 園の歴史 1835年 島津斉興により造営される 1877年 西南戦争により焼失 久光により再築に着手 1879年 玉里邸完成 1887年 久光国葬(後述の黒門や国葬道路が造られる) 1945年 太平洋戦争により再び焼失 1951年 鹿児島市が玉里邸を買収 1959年 鹿児島女子高校が玉里邸跡地に移転 1974年 鹿児島市の記念物(名勝)に指定 2007年 国の名勝に指定 宮ヶ浜や二月田温泉に続き、ここでも島津斉興の名前が出てきます。 個人的には戦国時代の義弘や貴久、幕末の斉彬や久光のように名は知られていないイメー…
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oniwastagram · 2 years
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📸香住海岸 / Kasumi Kaigan Coast, Kami, Hyogo ――山陰海岸ジオパーク/山陰海岸国立公園の海岸線🌊で奇石や海食崖が無数に見られる絶景スポット。 #国指定名勝 #日本の夕陽百選 選定。 兵庫・香住海岸の紹介は☟ https://oniwa.garden/kasumi-kaigan-hyogo/ ...... 2021年9月に初めて訪れた兵庫県香美町。目的は先に紹介した伝・小堀遠州作庭の枯山水庭園『帝釈寺庭園』だったけれど、そんな帝釈寺からすぐの海岸線『香住海岸』が国指定名勝だったりする。 …といっても範囲は広大で、国の天然記念物に指定されている鎧の袖やめがね洞門まで見るには『かすみ海上GEOTAXI』で1〜2時間コース。🚤 . 今回はレンタサイクル🚲でも見られる範囲、帝釈寺からも程近くの“但馬松島”等が見られる三田浜エリアと、西方向へ海岸線が見渡せる『岡見公園』へ。 . JR香住駅から徒歩25分ほどの丘の上にある『岡見公園』は香住海岸が西方向へ一望できる絶景スポットで、『日本の夕陽百選』にも選定。 目の前・眼下にも絶壁が――柵も何もないのでちょっと怖い。笑。『東尋坊』のような知名度はないけど…。東方面には“千畳敷”のある今子浦や香住東漁港を見渡すことができます。 . また公園内には樹齢700年〜800年のシイの群生地やユウスゲ群生地があり、7月下旬〜8月初旬の夕方に黄色い花が咲き誇る姿が見られるとか💐いずれも香美町指定天然記念物(文化財)。 . 香住西漁港や香住浜を挟んで西側の“三田浜”エリアにある景勝地のひとつが、日本三景の『松島』にちなんで呼ばれるようになった“但馬松島”🏝 . その道すがらにある『下浜の流痕』は、日本列島が形成される時期の地層が水流で削られた痕跡で、単独で兵庫県指定史跡名勝天然記念物となっています。 . また“空の駅”JR余部間の車窓からも香住海岸の西部エリアの雰囲気を感じ取ることができます🚉鉄道旅の途中にもぜひ立ち寄ってみて。 ーーーーーーーー #japanesegarden #japanesegardens #beautifuljapan #japanesearchitecture #japanarchitecture #japanarchitect #japanart #hyogotrip #landscape #japanlandscape #兵庫旅行 #建築デザイン #庭園 #日本庭園 #庭院 #庭园 #兵庫旅行 #香美 #香美町 #香住 #余部 #天然記念物 #文化財庭園 #山陰海岸ジオパーク #ジオパーク #山陰海岸国立公園 #国立公園 #coast #おにわさん (岡見公園) https://www.instagram.com/p/Cfp_Er4vuWd/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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superkirarabbit · 2 years
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Kyu-Furukawa Gardens 薔薇の見頃を逃したくなくて、曇り空も仕方なく出かけました。3年ぶりの公開とあって洋風庭園の回りは混雑😭 そのため日本庭園に逃げ込み、こちらの自然美を堪能しました。薔薇は大ぶりで、まさに真っ盛り。滅多に行かない駒込周辺の散歩も楽しめた週末でした。 #旧古河庭園 #tokyo #北区 #ジョサイアコンドル #garden #邸宅 #洋館 #西洋庭園 #日本庭園 #国有財産 #一般公開 #名勝 #rose #flowers #architecture #classic 
#view #plants #nature #japan #may #takeawalk #trees #green #sky #scenery #popular #colorful #holiday #fun (旧古河庭園) https://www.instagram.com/p/CdqWUdMPg67/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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allthecanadianpolitics · 10 months
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Vancouver Tenants Union
http://www.vancouvertenantsunion.ca/
Here's the full petition:
Petition for Social Housing at 105 Keefer
Dear Premier David Eby, Minister Ravi Kahlon, and Mayor Ken Sim,
尊敬的尹大衛省長、柯議倫部長和沈觀健市長,
We, the undersigned low-income residents of Chinatown and the Downtown Eastside (DTES) and their supporters, write this petition to express our deep concern and opposition to the proposed luxury condo development at 105 Keefer Street by Beedie Living and to urge you and your government to intervene and take immediate action to develop 100% social housing at welfare and pension rates on the property instead. As Vancouver is facing a worsening housing and affordability crisis, there is a resounding need across the city for housing affordable to those with low incomes, most urgently in the DTES and Chinatown.
我們,下方連署的唐人街和溫市中心東端 (DTES) 的低收入居民及其支持者,在此呈上請願書,以表達我們對 Beedie房地產開發商提出在奇化街 105 號豪華公寓建設申請的深切關注和反對,並敦促您和您的政府立即採取行動,開發福利和養老金可負擔的 100%社會房屋。 由於溫哥華正面臨日益惡化的住房和負擔能力危機,低收入者迫切需要負擔得起的住房,而在市中心東端和唐人街尤其緊迫。
On Thursday, May 25th, over 500 residents of Chinatown and the DTES, including Chinese seniors, DTES residents (housed and unhoused), and allies, gathered for a Community Council. This gathering marked the largest mobilization in Vancouver’s Chinatown in over a decade, demonstrating widespread community resistance to the billionaire developer’s plans for luxury condos at 105 Keefer St. Despite the overwhelming opposition expressed by the community, the condo proposal includes zero units of social housing, exacerbating the already dire housing crisis faced by our community.
在5月25日星期四,住在唐人街和市中心東端的500多名街坊,包括華裔年長者、市中心東端(有住房和無住房)以及各方盟友,聚集在105奇化街廣場召開社區大會。這次大會標誌著溫哥華唐人街十多年來規模最大的公民動員行動,表明了這個社區對億萬富翁開發商在奇化街 105 號建設豪華公寓的計劃的強烈抵制。儘管這個社區已經明確地表示反對,這份豪華公寓提案仍然沒有提及任何社會住房單位,此開發計畫加劇了我們社區本已嚴峻的住房危機。
During the Community Council meeting, residents voted against the luxury condo development, instead calling unanimously for the development of 100% social housing at welfare and pension rates.
在社區大會的會議上,居民投票表示反對豪華公寓的建設,並一致呼籲開發福利和養老金可負擔 100%社會房屋。
On Monday, May 29th, a rally was held at city hall, where 200 individuals, including 130 Chinese seniors, demonstrated their unwavering opposition to the project. Overwhelmed by the strength of the Chinatown community, the DPB chose to delay their decision until June 12th.
在5月29日星期一,華埠居民在市政廳舉行了一場集會,其中包括130名華裔長者在內的200多人再次表達了他們反對該項目的堅定立場。被唐人街社區的強大組織力量所震攝下,發展許可委員會選擇將他們的決定推遲到6月12日。
Since 2012, the residential base of Chinatown and DTES have been organizing against this development for over a decade. Beedie has attempted to get approval for his luxury condos 5 times, and each time we have fought and won. The most recent round of fighting was in 2017 and despite losing again Beedie is back. Instead of doing the necessary work to put in an application that would pass at the Development Permit Board, Beedie has chosen to spend the last few years taking the municipal government to court. And now, he has been granted another audience with the Development Permit Board. These fights have been won by us, the thousands of hard-working people who live in the neighbourhood, not organizations who claim to represent us.
自2012年起,唐人街和市中心東端的居民已經組織起來反對這項開發計劃十多年了。Beedie Living五次試圖申請開發其豪華公寓,而每一次我們都奮起抗爭並取得了勝利。儘管2017年開發申請再次被拒絕,Beedie不顧社區居民的訴求,在過去開發申請被拒的幾年間,Beedie Living不投入準備符合居民需求以及可在開發許可委員會通過的申請,而是選擇不斷將市政府告上法庭。在今年五月初,Beedie又獲得了另一次在發展許可委員會開聽證會的機會。這些鬥爭的勝利以及抗議的聲音屬於我們,居住在這個社區的成千上萬辛勤工作的租客居民,而不是那些聲稱代表我們的組織。
Organizations like the Chinese Benevolent Association of Vancouver, Chinese Freemasons of Vancouver, Dr. Sun Yat-Sen Classical Chinese Garden Society, Chinese Cultural Centre of Greater Vancouver, Vancouver Chinatown Merchant’s Association, Vancouver Chinatown Business Improvement Association Society, and Vancouver Chinatown Foundation do not represent our voice.
這些組織並不代表我們的聲音,例如:溫哥華華人總會、溫哥華華人共濟會、孫中山古典園林協會、大溫哥華華人文化中心、溫哥華唐人街商會、溫哥華唐人街商業改進協會以及溫哥華唐人街基金會等。
We implore you and the BC government to take immediate action and demonstrate your commitment to the poor and working-class citizens of Vancouver. We have one clear demand: That the government take and use the land at 105 Keefer St. for the purpose of developing social housing at welfare and pension rates.
我們懇請您們和卑詩省政府立即采取行動,並展示您們對溫哥華貧困和工薪階層居民的承諾。我們有一個明確的要求:政府收回並利用位於105奇化街的土地來建設福利和養老金可負擔的社會房屋。
We have been fighting for this goal for over a decade, and it is time for the government to act decisively and fulfil its responsibility to its constituents.
我們為這個目標奮鬥了十多年,現在是政府實施果斷行動、兌現選民承諾的時候。
We urge you to heed our call, listen to the voices of the community, and take the necessary steps to ensure the development of 100% social housing at welfare and pension rates at 105 Keefer. Your prompt action is necessary to affirm that your government stands firmly with poor and working-class people in Vancouver.
我們敦促您響應我們的呼籲,傾聽社區的聲音,並采取必要的措施來確保在105奇化街興建符合福利和養老金標準的百分百社會住房。您們的迅速行動是必要的,以表示您們的政府會堅定地支持溫哥華的貧困和工薪階層居民。
Thank you for your attention to this matter, and we look forward to your swift response.
感謝您對此事的關注,我們期待您們的即時回應。
Sign here: http://www.vancouvertenantsunion.ca/social_housing_105_keefer?recruiter_id=20352
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asagaquru · 2 months
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GW辺りに札幌に行こうと思っています。おすすめの、絶対行ったほうがよい場所を教えていただけないでしょうか。カフェとかレストランとか美術館とか美術館とか…。あと夜パフェに行きたいので、どこを選ぶと間違いないか教えてほしいです。あともしかしたら注意したほうが良いことがあれば教えていただきたいです。
こんな質問がたまにDMでも来るので、いつも楽しく回答しています。あなたの住む街に行くときはおすすめを教えてくださいね。札幌というワードで、わたしを思い出してくれるのが嬉しい。
パフェの語源はフランス語の“完璧”から来ているそうですね。夜パフェはカフェテリアパルが間違いないです。人匙ごとに味や食感が変わり、その美味しさにくらりと来ます。パフェって素晴らしい。価格帯が高めなのにいつも行列です。札幌の夜パフェは締めパフェなので、21時ごろから混み合います。すすきのでの1件目を手早く切り上げるのがおすすめです。
他にもパルよりは価格が安めな“ななかま堂”やお酒とのペアリングを楽しむ“ペンギン堂”とかもあります。クセ強店主がやっている“ぴーぷる・ぴーぷ”は色々な掟があり、確実に終電を逃しますが札幌名物って言えば名物なのかもしれません。夜ではないですが、札幌で1番美味しいパフェは“くなう”というアパートの一室で営われる喫茶“室”で、るるぶやSNSには掲載されません。アパートの一室と言えども、黒い壁紙にレースのカーテンが揺らめくだけの内装。華美ではなく、ただただ美しいパフェは美術品のようです。その甘みに背筋が伸びる。なんだか神様との対話みたいだなと思いながら食べています。勝手に“札幌で1番天国に近い場所”と呼んでいます。
どうしましょう。パフェの話だけでこんなに行数を使ってしまいました。あなたのために続けますね。北海道でみれば美術館は多いですが、札幌に屋内の美術館は少ない気がします。札幌にある北海道立近代美術館や札幌芸術の森美術館は気になった特別展の時に行く程度です。風が寒くなければ、モエレ沼公園なんてどうでしょう。イサムノグチが作った彫刻公園です。モエレ沼まで行かなくとも、街中を歩いていると、野外彫刻をよく見かけるのも札幌の小さな楽しみです。大通公園を西に降って散歩するのも面白いかもしれないですね。札幌の中心は、大通りで分断して北と南、創成川で東と西に分断した碁盤の目のような住所をしています。札幌で定められている景観色に則った建物が整然と並ぶので、他の政令都市とは違う空気感に包まれた街並みです。https://artpark.or.jp/sansaku/
よくお一人様をしてカフェを探訪していました。上記した“くなう”はパフェとして完成され過ぎている。お一人様専用なってはしまいますが“カルメル堂”は、深海のような濃いブルーの壁紙の内側でゆったりと過ごせます。季節ごとに出す甘味が変わり、5月はプリンとラムレーズンどら焼きだった気がします。わたしは7月の珈琲あんみつが梅酒寒天が乗ってて好き。“ギャラリー犬養”は、わたしが菊水に住むひとつの理由になった喫茶店です。大通り駅から地下鉄で2駅なので行きやすいかと思いますが、住宅街の奥にあるから迷いやすいかも。聞き馴染みのない西洋の伝統的なケーキが沢山あってどれも美味しい。食べた後に河川敷を散歩するのが好きでした。“喫茶店つばらつばら”と“石田珈琲店”、“一粒の麦”も好きです。
食は飲酒に重きを置いた人間なのでレストランには疎いですが、二四軒にある“ユニヴェール エス”は友人が修行していた洋食屋です。一皿一皿がキラキラして見えるのはきっととてつもなくこだわり抜かれているからなのでしょうね。後は、また菊水になってしまいますが”プティットレジョン”はフランスの家庭料理を出すビストロです。店内を一歩入ればそこは南フランス。ここもまた美味しいです。
注意することと言えば、気温でしょうか。北海道の桜はGWに咲くので、そのくらいの気温で、風も強い日が多い印象です。GWでの札幌観光ということで、移動は公共機関を想定しておすすめしてみました。土日祝日は、地下鉄が540円で1日乗り放題のドニチカという切符が買えます。おすすめしたモエレ沼公園以外は地下鉄だけで移動できます。特にカフェに関しては地下鉄で行けるものをピックアップしてみたので、レンタカーを使用するのであればまたお知らせくださいね。
5月中旬以降であればライラック祭りが大通公園で開催されます。金木犀と同じモクセイ科なので、とてもいい匂いがする薄紫の花の木です。札幌市のシンボルで、自生できる南限は関東らしいですね。大通公園のベンチの横にライラックが植えられているので、花の下でゆっくりするのが好きです。今年は雪解けも早そうなので、あなたが来る頃にライラックが咲いていたなら嬉しいな。旅行から帰ったらまた、質問箱でも良いので、札幌でのお話を一緒にしましょうね。
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kennak · 5 months
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9月21日午前6時に父が亡くなった。 老健からの退所が決まり、週末のみ自宅で過ごすことが決定してからの 我が家はまさに上を下への大騒ぎだった。 家の中までの導線を確保した上で車椅子が通るよう道を整備し、 父が使っていた寝室に入るサイズの介護ベッドを調達して 高齢の母の負担が極力減るようにヘルパーの力を頼りながらの受け入れ生活だったが あれほどの労力をかけて準備したにも関わらず、わずか2ヶ月ほどでピリオドを打った。 コロナ感染からの重症化で一時は命も危ぶまれた父は、奇跡的に回復するも 肺炎により嚥下機能が著しく低下していたため誤嚥性肺炎を繰り返しては再入院し、 「急変した際の延命治療はどうしますか」とその都度医師に聞かれた。 そして3度目の再発で入院し、同じように「どうしますか」と問われた時、 半ば慣れっこになっていた私たちは「回復の希望があるならできるだけのことはやってほしいが 機械の力を借りて心臓を動かすだけの措置なら不要」と回答した。 そしてその翌日、まるで私たちの会話を盗み聞きしていたかのように父は逝った。 今年もケムコ様より東京ゲームショウにお誘いいただいていたのだが 父の容体が安定していないことからギリギリまで返事を待っていただいていた。 (快く待ってくださったケムコ様には本当に感謝しかない。ありがとうございます。) 最初から断ることも考えたが、遠出すれば気分転換になるかもという現実逃避的な思考もあり 引き延ばすだけ引き延ばした挙句に父が選んだ旅立ちの日は9月21日、東京ゲームショウの開幕初日だった。 父についてのエピソードで一番古い記憶を辿ると、幼稚園のクリスマス会になるだろうか。 園児のところにサンタがやってきて菓子を配る恒例の会で私も楽しみにしていたのだが 当日やってきたのはサンタのコスプレをした父で、特に素性を隠すでもなく 大声で私の名前を呼びながら「おおしのびん、今年はワシがサンタじゃ」と菓子を手渡した。 私は幼稚園の年少組にして「サンタは親が演っている」ことを知ってしまったのである。 生粋の目立ちたがりで役職のつくポジションが大好きだった父を見て育ったせいか 私は人一倍自分を表に出すことを避けるようになり、今もこうしてハンドルネームでブログを書いている。 母から「お父さんのようになってはダメよ」と言われて育った私は、 言ってみれば父を反面教師にして出来上がった集合体のようなもので、何から何まで合わない。 合わないのに、成長するにつれて父に似た部分が体のあちこちに、思考の節々に現れては嫌悪した。 今にして思えば、父のようになりたくない、は、父のように何事にもオープンで大らかには生きられない 内向的な自分の劣等感が生んだ、羨望からくる逆恨みだったのかもしれない。 そのことを受け入れ、父の中に幾らかの可愛らしさを見出してからの親子関係は 世間で言うところの仲の良い親子には届いていなかったかもしれないが、そう悪くもなかったと思う。 3度目の入院の知らせは突然だった。 デイサービスから「微熱があり酸素量も少ないため念のため病院に連れていきます」と連絡があり またかと思いながら病院に駆けつけた。 前々回、前回と同じようにしばらく入院して、回復すればまた退院するのだろうとぼんやり考えていたので 入院手続きのために膨大な枚数の用紙に記入しなければならないことの方が気が重かった。 翌朝面会に行くと、父は痰を吸入してもらって楽になったのか静かに眠っていた。 夜中も1、2時間おきに吸入をしていたと聞き、頭の下がる思いがする。 とてもではないが、このケアを自宅ではできなかったろう。 父は私のことはわかっていたようで「会いにきたよ、わかる?」と聞けば小さく頷いていた。 「元気になって、また家に帰ろうな」と声をかけるとまた小さく頷いていて 「この様子なら大丈夫だろう」と少し安堵した。 しかし、翌朝の医師の説明では、心臓の機能が大分弱っているので 肺炎が治るよりも先に心臓が持たないかもしれないと告げられた。 そして、冒頭に書いたように「無理な延命治療は本人も辛かろうし不要。 楽になるた���の治療なら全力でお願いします」と回答して帰宅した。 その日の深夜、病院から容体がおかしいと電話があり、孫たちも連れて慌てて深夜の病院に 大勢で押しかけると、別室に移動した室内で父はスヤスヤと眠っていた。 「みなさんが到着される直前に急に安定し始めて」とナースは申し訳なさそうに笑ったが 「人騒がせなじいじだ」と悪態をつきながらも皆笑顔だった。 その翌日、またしても深夜に病院から電話があり、同じように大勢で深夜の病院に向かった。 酸素がなかなか上がってこないと昨夜より病室内の空気に緊張感があったが 当の本人は傍目には穏やかに眠っているように見えた。 「こんなことがこれから毎晩続くのかしら」と母が疲労困憊の様子で口にするのを聞きながら 昨日医師に「まぁ、こんな感じで心臓がゆっくり止まってしまうほうが本人は楽だと思いますよ。 本当に眠るように、何も苦しまずに済むので。」と言われたことを思い出していた。 ほどなくして心電図を表示している機械から危険を知らせるアラーム音が鳴り、慌ただしくナースが入ってきた。 「まだいったらだめだよ」「起きてじいじ」「起きないと怒るよ」と孫たちがそれぞれ父に声をかけ 「家に帰ろうよ」と姉が語りかけた後に、それまで黙って見守っていた母が父の手を取って話し始めた。 「じいじ、ねえじいじ、本当に好き放題に生きたわね。 突然商売をすると言い始めて、30年間も私にその店を手伝わせている間に 他所で女を作ったり、こっそり家のお金に手をつけたり。 その人を連れてゴルフに旅行にと遊びまわり、飲み歩いてね。 子育てなんて全部私に任せっきりで、ほとんどしなかったでしょ。 でもねじいじ、私はそれでも、あなたにまだ居て欲しい」 父の左手を両手で包み込み、まるで駄々っ子を宥めるように話しかける母の言葉を聞きながら 「おいおい、こんな男にだけはなるなと刷り込み続けて今更それはないだろう」と思ったりもしたが その言葉を聞いて、つくづく夫婦のことは夫婦にしかわからないのだと思い知らされた。 そして母が話し終えるのを待っていたかのように、9月21日午前6時に父の心臓は動きを止めた。 息を引き取る直前まで、話しかければ反応していたし、ゆっくりと腕を持ち上げたりピースサインも出せていて 「ぎゅっと握ってごらん」と言えば握り返していた父の時間は、本当に呆気なく止まったのだった。 けたたましい機械音さえなければ寝落ちを疑うほど穏やかな最期だった。 入退院を繰り返したとはいえ、何週間も昏睡状態が続いたわけでもなく、 在宅介護開始から2ヶ月、再入院から僅か2日で逝った父は ピンピンコロリとまではいかなくとも、ほどほどコロリぐらいの称号は与えても良い気がする。 面倒を見ていた親族の誰も介護疲れに陥らせず 別れを惜しむ気持ちを十分に残した上で旅立ったことは、家庭を振り返らず仕事に恋に奔放に生きた父が 珍しく見せた父親らしい気遣いと言っていいかもしれない。 週末は自宅で皆に介護されながら、コロナ感染の入院直前に食べるはずだった念願の鰻もちゃんと食し 早朝にも関わらず親族8人が見守る中で逝けたのだから、幸せだったろう。 亡くなる前日の朝、家族がいる手前では気恥ずかしさが勝ってしまい、正直な気持ちを話せないと思った私は ひとりで病院に面会に行き、眠っている父に向かって幼い頃から反抗的な態度を取ってきたことを詫びた。 「できの悪い息子でごめんな」と耳元で話していると、父が一瞬、私の手を握り返してきた、気がした。 あの時間がなければ、私の後悔はもっとずっと大きかったと思う。 テレビで何度も見かけた「9月21日午前6時21分、お亡くなりになりました」という医師の言葉を聞き終えて外に出ると もう空は明るくなり始めており、電話1本で飛んできた葬儀屋と話をしているうちにすっかり陽は昇った。 秋晴れの爽やかな朝だった。 悲しみに浸る暇もなく、数々の段取りが始まった。 実を言うと、2年ぐらい前から「親が亡くなった時にするべきこと」という ハウツーのページをブックマークしていて、折に触れて読み返すのを癖づけていた。 10年以上前の別れでは狼狽してしまい、何もかも人任せにしてしまった反省から いざという時にあたふたせず、冷静に適切な行動とれるための予習をしていたのだ。 親族と親しい方々への連絡、役所への届け出、葬儀の手配など まるで流れ作業のように進んでいって、翌日には通夜、翌々日の葬儀がすんなり決まった。 通夜の翌日、親族の集まった部屋に入ると、皆が見守る中で父が風呂に入れられていた。 旅立ちの前に全身を綺麗にするオプションサービスで、母が頼んでいたらしい。 髪も丁寧に洗い、顔もパック&化粧までしてほとんど韓流スターのようなフルコース。 一部始終を近くで見ていた姉が「私がやって欲しいぐらいのサービスだったわ」と感心していた通り 仕上がった父はこざっぱりして生気を取り戻したように見えた。 昼時になり孫たちが腹が減ったと言うのでGoogleMapで調べてみると 田舎のため近くにはコンビニぐらいしか引き当たらない。 「仕方ないから適当におにぎりでも買ってこようか」と義兄は言ったのだが 騒がしく葬るのが我が家のスタイルだからと、私の提案でデリバリーを頼むことにした。 幸い、配達圏内にカレー屋とピザ屋が引き当たったため Uberと出前館に一軒ずつ注文を出し、数十分後には親族控室はカレーとピザの匂いで充満した。 父の想い出話を肴にワイワイと盛り上がり、「こんなに騒がしい親族の控室はないんじゃないか」と 誰かが口にするほど賑やかな昼食になった。 年を取ってもジャンクフードが大好きだった父は、すぐ横で羨ましく見ていたに違いない。 皆で盛り上がっているところに葬儀屋が入ってきて、一枚の紙を置いていった。 折り鶴の形をした形状記憶用紙で、皆で一言ずつ別れの言葉を書いてお棺に入れるのだという。 「お疲れ様でした」「あちらでは偉そうな振る舞いをしないように」(←私)など各自が書き込み、 最後に全員のメッセージを読んでいると、看護学生をしている姪が書いたと思しき一文が目に留まった。 「きちんと面倒をみてあげられなくてごめんなさい。立派な看護師になってみせます。」 淡々と皆の様子を俯瞰で眺めてきた私は、その一文を読んで初めて涙腺が緩んだ。 父親としては赤点だったが、祖父としては孫達に慕われる良きじいじだったのだ。 父の顔の広さもあって、葬儀場には置き場所に困るほどの花が届き、弔問客で溢れ返った。 コロナ禍ではとても実現できなかったであろうし、やはり父はツイている。 「いよいよお別れの時です。 生前お付き合いのあった方は、どうか前に出てきてお顔を見て差し上げてください。 仏様は亡くなっても私達に多くのことを教えてくださいます。 命の儚さ、尊さ、多くの教えを私達の心に遺して旅立たれるのです。」 お棺を閉じる前のお坊さんの言葉に誘われるように棺の前に立ち、眠っている父の顔を覗き込んでみた。 次々と収められる花に囲まれた父は、加工アプリで装飾し過ぎた写真のようなビジュアルで少しだけ滑稽だった。 そしてその姿を見てフフッと少し笑った後に、訳もわからず涙が流れた。 時間にしてほんの1分ぐらいだったと思うが、どこかの栓が抜けたようにドバドバと流れて自分でも驚いた。 「最後ぐらい泣いてくれ」と、父が私の涙腺(栓)を抜きにきたのかも知��ない。 こんな機会でもなければ会うことの無かったであろう、数十年振りの知人や親戚と再会し 様々な思い出話をしていると、この時間も父の置き土産なのだと感じる。 簡略化の進む現代風の葬り方にも良い点はあるが、昔ながらの葬式も、その煩わしさも込みでなかなか良い。 親族用にチャーターした火葬場までの送迎バスに乗り込む際、 片手で骨壷を持ち、片手でスマホを持って自撮りをした。父とのツーショットである。 山の中腹にある火葬場は薄曇りで少し肌寒かったが、待ち時間中はやはり四方山話で盛り上がった。 火葬を終え、小さな骨壷に収まった父と帰宅してから 四十九日までの予定を親族で確認し、それぞれが日常に戻っていった。 数日して何気なくiPhoneの写真フォルダを見ていると、入院時に父と撮った写真が出てきた。 亡くなった9月21日は金曜日、その写真は2日前の19日だったので 写真の上にはまだ『水曜日』と表示されている。 iPhoneの写真は1週間以内なら曜日で表記され、1週間以上が経つと○月○日の表記に変わる。 水曜日という表示に、まだ数日前まで父はこの世にいたのだと気づかされた。 老健に長く入っていたし、それほど頻繁に会っていたわけでもないのに 「もういない」ことが日毎に実感となって、音もなく雪が降り積もるように静かに寂しさが募っていく。 あっという間に四十九日を迎え、近しい親族だけで法要を済ませた。 葬儀の時と同じお坊さんがやってきて、最後にまたひとつ話をしていった。 「四十九日が経ちましたね。 毎日元気にお過ごしでしょうか。 今日はひとつ、時間と命について皆さんに考えていただきたいと思います。 私たちは皆、等しく流れる時間の中で生きています。 亡くなった方の時間はそこで止まり、しかし私達の時間は動き続けます。 時間の止まった方との距離は日々遠くなり、日常で思い出す機会が減ってきたり 悲しみが薄れたりしますが、そんな時こそ、生きていることを自覚していただいたいのです。 今日この場で皆さんと過ごした時間が二度と戻らないのと同じように 時間は先にしか流れないと自覚しながら、1日1日を大切に過ごして下さい。」 私にとって父が良い父でなかったように、父にとって私も良い息子ではなかったろう。 生きているうちにもう少し何とか出来たかもと思わないでもないが、全ては後の祭り。 是枝裕和監督の映画「歩いても歩いても」に出てくる 『人生はいつも、ちょっとだけ間に合わない。』を、まんまと私も体験してしまった。 先人からの教訓を受け取っていたのに、実践を怠って同じ後悔をして その気持ちをこうして文章に残し、誰かが悔いを残さないようにと祈る。 そうやって、人は生きていくのだ。
四十九日 - 忍之閻魔帳
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rosysnow · 6 days
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火炎がはじけて
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 欲しくて、喉が渇いて、息が切れる。
 あなたに触れる。そんな夢を見る。何度も。あなたと恋に落ちる夢を見る。
 きっと叶わないんだ。それでも求めて、飢えて、潤いに包まれたいと願う。
 果肉みたいに咬みつきたい。シロップのように舐めたい。香り立つその肌の熱を、俺の熱でめちゃくちゃにしたい。
「にーちゃん、俺、今日もゆったんのとこだからなっ」
 牛乳をぶっかけたコーンフレークをがつがつ食らいながら、弟の光斗はそう言った。制服に着替えながら歯を磨き、さらに光斗が食べこぼしをやらないか見張る俺は、歯ブラシを含むまま「またかよ」と答える。
「いいだろー。にーちゃん待ってるだけなの、つまんないもん」
 俺は肩をすくめて、「勝手にしろ」と光斗に背を向ける。
 だって、やばい。顔が笑ってしまうのをこらえられない。
 単にそれだけだったのに、「にーちゃん、怒ったの?」と光斗は急に不安そうな声を出す。だから俺は、何だかんだ弟に甘い。「怒ってねえよ」と歯ブラシを吐き出してきちんと言うと、「よかった!」と光斗はすぐ笑顔になり、コーンフレークにラストスパートをかける。
 こないだ連休が過ぎて、高校生になった春は終わりかけている。早くも熱中症アラートが出る初夏だ。窓からの朝陽は、レーザーみたいに視覚を焼く。
 光斗は、俺が小六のときに生まれた弟だ。妊娠を聞かされたとき、性教育済みの俺は「え? とうさんとかあさん、今もやってんの?」と真っ先に思った。そんな複雑な吐き気も覚える中、光斗は誕生して、二歳になるまでは育休を取ったかあさんが面倒を見ていた。
 しかし、仕事というものは無情なものだ。これ以上育休するならいったん退職してくださいと、かあさんにお達しが来た。俺の親ものんきなタイプではないので、元から保活はしていたのだが、これがなかなか決まらない。
 光斗は人見知りなところがある。勇気を出して、同じ組の子に話しかける努力はするのだが、あとから「俺、もしかしてうざかったかもしれない」とか盛大に反省会を始める。「うざかったら一緒に遊ばないだろう」ととうさんが言っても、「みんな我慢してたかもしんないじゃん!」と泣き出すこじらせっぷりだ。
 だから、今の保育園に体験入園して、「ゆったん」こと早田勇多くんと光斗が見事に打ち解けられたときは、家族総出で喜んで入園希望を申し込んだ。空きがまわってきたのがこの春で、やっと光斗は楽しげに保育園に通うようになった。
 俺は俺で高校に進学したところだったが、それは二の次だった。両親は朝六時半には家を出て、電車で長距離通勤をしている。だから、光斗を起こし、食わせ、支度を手伝い、ちゃんと保育園の送迎バスに乗せるまでは、暗黙の了解で俺の仕事だった。
 高校に着くのは遅刻寸前だ。弟の面倒を見ていると言っても、生活指導の先公はいい顔をしない。どこから聞きつけるのか、俺のその弁解を知って、女子には「言い訳がブラコンだよねー」とか言われている。分かってくれるのは、男友達だけだ。
 でも、いいんだ。同クラの女子連中なんか、俺も興味はない。俺には好きな人がいる。
 保育園は十五時で終わるが、家庭の都合がある子供たちは、夜まで預かってもらえる。最初、光斗には保育園に残ってもらい、俺が放課後に連れ帰る予定だった。ところが、光斗愛しのゆったんは、十五時にゆったんママが迎えに来て帰ってしまうのだ。
 ゆったんが去ったあとの光斗は、真っ白な灰らしい。「にーちゃん、学校辞めて迎えに来いよ!」と光斗は家で半泣きになって、わがままを言い出しはじめていた。
 そのことを保育士さんに聞いたゆったんママが、「光斗くんのご家族さえよければ」と俺の放課後まで光斗を預かることを申し出た。もちろん恐縮すぎる話で、両親は気持ちには感謝して断ろうとしたが、「勇多も光斗くんを置いて帰るのが心配そうなので」とゆったんママは言い添えてくれた。
 かくして、光斗はほぼ毎日ゆったん宅にお邪魔して、やっと機嫌を直した。ゆったんの家が都合悪いときは、遠慮なく光斗を置いていってくださいとは伝えてある。だから、たまに保育園に迎えにいくこともあるが、基本的には俺はゆったんの家に光斗を迎えにいっていた。
 ゆったんママと初めて顔を合わせたときは、地味だな、と思った。目を引く美人ではない。長い髪は黒く、眼鏡もかけている。高校生の俺にとっては、子持ちの時点で若さすら感じない。
 俺が迎えに来ても、光斗はおとなしく帰るわけではない。ゆったんと長々遊び、そのあいだ、俺は一軒家の玄関先でゆったんママと世間話をしている。いい加減遅いと、俺は家に上がらせてもらって、子供部屋から光斗を強制連行する。
 その日も、光斗はなかなか子供部屋から出てこなかった。夕陽が射してくるのを合図に、「遅いっすね」と俺が言うと、ゆったんママは苦笑して「連れてきてあげてください」と俺を家に通す。俺はスニーカーを脱いで、二階の子供部屋に向かった。
 ため息をついて、少し茶色を入れた髪をかきむしり、今日はどう言って引っ張るかな、とドアの前で思案した。そのとき、不意に「みっちゃん」とゆったんが光斗に話しかける声が聞こえてきた。
「みっちゃんは、自分でおまた触ったりする?」
 俺は動きを止め、板張りのドアを見た。
「んー、ちんちん触るってこと?」
「分かんないけど……」
「にーちゃんは触ってるときがあるな」
 何この弟、ちょい待て、それ以上言わんでくれ。
「ほんと?」
 何で食いつくんだよゆったん、もうやめてくれ。
「やっぱり、大人は自分のおまた触るのかなあ」
「ゆったん触るの?」
「僕は触んない……だって、おしっこするとこだもん」
「俺もそう思うからあんまり触らない。洗うだけ」
「そうだよね。でもね、ママは自分のおまた触ってるの。眠ってるパパの隣で──」
 俺は目を開き、とっさに、その先を聞く前に、「おい、光斗っ」と俺はドアに向かって声をあげた。
「帰るぞっ。その……もう、暗いしっ」
「えー……」とか言う光斗の声が聞こえたが、「早くしろっ」と俺は乱暴に言う。
 やばい。やばいやばいやばい。
 頭の中が暴れるみたいにそう思っていると、ちょっと不安そうな顔になった光斗が顔を出した。
「にーちゃん──」
「お、怒ってねえよっ。腹減ったしさ。遅いと、かあさんが先に帰ってくるかもしんねえし。あ、ゆったん、今日もありがとな」
 細身で背の高いゆったんはこくんとして、「見送るね」と立ち上がった。ゆったんが隣に来ると、「行こっ」と光斗ははしゃいだ顔になって、ふたりは一階に降りていく。
 ふーっと息をついて、ばくばくと腫れ上がる心臓を抑え、俺も一階に降りた。子供たちが靴を履いている玄関に、足を向ける。
「あ、克斗くん。ごめんなさい、今日も遅くしちゃって」
 ゆったんママが普通に話しかけてくる。俺は顔をあげられないけど、「え……っ」とぎこちない声は出す。
「あ、『暗いし』って言ってるの、ここまで聞こえて」
「……あ、いや。すみません」
「ううん、本当に暗くなっちゃったもんね。よかったら、私が車で送ろうか」
「そんな……ぜんぜん、大丈夫っす」
 今まで何とも思わず、聞き流していたゆったんママの声が、急に艶やかな大人の女性の声だと気づく。視線の先が定まらない。せわしなくまばたきをしてしまう。「克斗くん?」とゆったんママの声が近づいて、俺はびくんと顔をあげてしまう。
「どうしたの?」
 あ……けっこう、肌、綺麗じゃん。すっぴんでその肌なら、化粧を覚えてきた女子連中より、ずっといいかも。黒髪も腰がありそうだから、指ですくったらさらさらしてんのかな。唇だけさっと色が乗せられて、桃色がうるうるしている。そして、吸いこんでしまいそうな黒い瞳は、無垢なくらいに澄んでいる、のに──
 ……この人、自分でしてるんだ。
「あ……の、」
「うん?」
「名前……」
「え?」
「あ、いや、そういや俺、ゆったんママって呼んでて、名前知らないなって」
「ああ、そんな……ゆったんママでいいですよ」
「でも」
 すがりつくみたいに、彼女を見てしまう。俺のそんな瞳を受けて、彼女の瞳も揺れる。ややとまどったのち、「咲花です」と彼女ははにかんで答えてくれた。
「咲花……さん」
「呼びにくいでしょう? ゆったんママでいいですから」
 そう言って咲花さんが微笑んだとき、「靴履いたよっ」と光斗の声が割って入った。「僕も!」とゆったんも言い、「勇多は履かなくていいでしょー」と咲花さんはあきれたように咲う。
「にーちゃん、帰ろっ。俺も腹減った!」
「お……おう。そうだな」
 俺は動作がぎすぎすしないように、スニーカーを履く。「明日もおいでね」と咲花さんが光斗の頭を撫ででいる。
 白いすらりとした指。あー、どんな味がするんだろ。
 無意識にそう思って、俺は慌てて目をそらした。「じゃあ、失礼します」と頭を下げて、咲花さんの眼鏡の奥まで直視できないまま、俺はゆったん宅をあとにした。
 ──その夜、俺は咲花さんを想って、した。何度も。口元から咲花さんの名前がこぼれた。返事なんかない。それでも、誰かの──求める相手の名前を口にしながらすると、手の中に吐く瞬間、たまらなく気持ちよかった。
 ダメだ。バカみてえ。ガキの話を盗み聞きしたのが切っかけとかマジでアホか。
 でも、俺は一気にあの人が欲しくなった。自分でしなくても、俺がなぐさめるのにとか思ってしまう。あの人と恋に落ちれば叶うなら、すべてから奪って、俺の腕の中にさらいたくなる。
 そして、自分のシーツに熱い吐息をこすりつけて、俺はまた自分の右手でなぐさめる。
 咲花さんに報われぬ恋をするまま、梅雨は過ぎて夏が来た。夏休みは自由登園になる。「おにーちゃんとおうちで過ごせるね」とかあさんが言うと、光斗はびっくりした顔をして、「俺、ゆったんと遊ぶから保育園行くよ!」と当然のように答えた。「振られたな」ととうさんが笑って、「うっせ」と俺は吐き捨てつつ、じゃあ夏休みも咲花さんに会えるんだ、と内心浮かれた。
 が、よく考えたら、俺は夏休みにはもちろん学校を休むので、十五時に光斗を迎えにいけるのだった。咲花さんとは、保育園で立ち話ぐらいはするが、ロミジュリみたいに光斗とゆったんを引き離すのが主な仕事だった。
 二学期が始まり、ようやく元通りの毎日になった。俺はもう咲花さんの前でぎこちなく���ったりはしなかったけど、つい照れて目を伏せたり、優しい言葉に頬が染まったり、こめかみに響くほど鼓動が脈打ったりしてしまう。どんどん咲花さんのことが好きになっていく。その手に手を伸ばして、指を絡めたくなる。
 ���っくり、日が短くなっていく。夕暮れが早くなる。もっと咲花さんといたいのに。俺は焦がれて苦しい胸に息を吐きながら、光斗と家に帰る。
「──克斗、明日どうしても仕事で残らなきゃいけなくてね。おとうさんも遅いだろうし、好きな出前でも取ってくれる?」
 九月が終わりかけた夜、風呂上がりの俺をつかまえて、かあさんが申し訳なさそうにそう言った。俺は握らされた紙幣を見て、「んー、了解」と深く考えずにうなずいた。翌朝、光斗にそれを言うと、「ピザ食いたい!」とのリクエストも承った。ピザは確かに悪くない、とか俺も思っていたのたけど──
「それなら、うちで食べていきなよ」
 例によってゆったん宅に光斗を迎えにいき、世間話の中で今夜は出前だというと、咲花さんは当たり前のように言った。
「え、でも」
「今からでも、買い足し行けば間に合うから」
「いや、けど、かあさんに金もらっちゃったし──」
「気になるなら返せばいいし、何なら、克斗くんがもらっちゃってもいいんじゃないかな」
 悪戯っぽく咲花さんが咲って、「そ、そうなのかな」と俺も現金ながら揺らいでしまう。そんな俺に、「もらっちゃえ」と咲花さんが少し俺の耳元に近づいてささやいた。
「私、ちゃんと秘密にするから」
 俺は咲花さんを見た。咲花さんはすぐ身を離し、「じゃあ、急いで買い物行かないと」と言った。
「俺、せめて荷物持ちますよ」
「ありがとう。でも、子供たちがいるから。家にいてくれると安心かな」
「あ、そっか。そうっすね……」
 別に寂しそうに言ったつもりはないのだが、咲花さんにはそう見えたのだろうか。少し考えたのち、「じゃあ、みんなで買い物行こうか」と咲花さんは提案してくれた。俺はぱっと顔をあげて、つい笑んでしまいながらうなずく。すると咲花さんもおっとり微笑してくれて、また、俺の中がちりちりと焦がされる。
 そんなわけで、俺と咲花さん、光斗とゆったんで近所のスーパーに行った。光斗とゆったんは、一緒にお菓子を選べるのがそうとう嬉しかったようで、はしゃいでいた。そんな子供たちを、咲花さんは愛おしそうに見つめている。
 子供たちのリクエストで、夕食はチーズハンバーグに切り替わり、結局買い足しでなく一から食材を買った。帰り道、俺は宣言通り荷物を持たせてもらった。咲花さんは遠慮しようとしたけど、ちょっと強引に俺がエコバッグを奪うと、「ごめんね」と言いつつ任せてくれた。
 秋の夕暮れが景色を染めていた。一軒家が並ぶ住宅街に、茜色が透けて映っている。空は高く、沈みゆく太陽が滲ませるオレンジにしっとり彩られて、明日も晴天のようだった。
 道端で遊んでいた小学生は、夕飯の匂いや灯った明かりに気づいて、手を振りあって家に帰っていく。すうっと抜けていく風は、すっかり涼しい。
 俺は隣を歩く咲花さんをちらちら見た。眼鏡のレンズに触れそうな長い睫毛、柔らかそうな頬やしなやかな首。高校生の俺には若くないなんて前は思っていたけど、やっぱり子供ひとり生んだだけだから、まだ腰も綺麗にくびれている。
 俺の視線に気づいたのかどうか、咲花さんはこちらを見て微笑む。夕陽に蕩けそうな、優しい笑顔だ。俺は切ないくらいにぱちぱち灯る心に、つい照れたような笑みになってしまう。
 家に到着すると、咲花さんはすぐキッチンに立った。「手伝いましょうか」と料理ができるわけでもないのに言ったら、「大丈夫、子供たちを見てて」と咲花さんは俺にリビングにうながした。
 光斗とゆったんは、DVDでアニメの劇場版を観始めていた。俺も幼い頃は夢中になったアニメだ。そんなふうにきらきらした目でこのアニメを観ていたのに、いつから観なくなったっけ。
 じゅーっというハンバーグの焼ける音と、そのおいしそうな匂いがただよってくる。さすがに俺も盛りつけくらいは手伝えるので、キッチンに立った。チーズハンバーグ、ほかほかのライス、マカロニサラダとコーンスープ。子供たちはちょうどアニメを観終わり、歓声を上げてダイニングのテーブルで待機に入った。
 テーブルに並べた料理は、俺と光斗とゆったん、三人で食べはじめた。「咲花さんはいいんですか?」と気になって問うと、「旦那と食べるから」と返され、俺の心にはちくりと影が射した。
 いや、でも、好きな人の手料理を食えるのは幸せなことだよな。そう思って、とろりとハンバーグからあふれるチーズをフォークですくっていると、玄関のほうで物音がした。咲花さんはすぐそちらに行き、もしや、と俺が緊張すると、現れたのはビジネススーツの男──「パパ」とゆったんがその男を呼んだ。ということは、やっぱり咲花さんの旦那か。
 旦那は真っ先に俺を見た。俺は頭を下げ、「すみません、お邪魔してます」と月並みに言い、「ゆったんパパに挨拶しろ」と光斗にも「こんばんは!」と言わせた。「勇多のお友達と、そのおにいさんなの」と咲花さんが言うと、旦那はそちらには「そうか」とそっけなかったが、「ゆっくりしていってね」と俺と光斗には笑顔で言って、ゆったんの頭も撫でた。
「あなたも勇多たちと食べる?」
「いや、食ってきたから」
「えっ、……ごめんなさい、夕飯いらないって連絡もらってたかな」
「あー……どうだったかな。ばたばたして、してなかったかもしれない」
「……そう。じゃあ、私、この子たちと食べようかな」
「ああ、そうしろ。俺は風呂に入ってくる」
 ビジネスバッグを置いた旦那は、ネクタイを緩めながらリビングを立ち去っていった。元気に振る舞っていた咲花さんが、一瞬、哀しそうに視線を伏せる。
 ああ、あいつが好きなんだ。そうだよな。気持ちが冷めてたら、そんな顔はしない。ましてや、寝てる隣でみずからなぐさめるなんて──
 よく分かっていても、それ以来、俺は光斗を迎えにいったとき、世間話の中で積極的に咲花さんを褒めたり励ましたりした。咲花さんが、そういう言葉を言ってほしい相手は俺じゃない。知っていたけど、俺は咲花さんをせめて言葉で癒やしたいと思った。
 玄関に橙色が映り、夕陽が射す。相変わらず、それがお別れの合図だ。咲花さんとゆったんに手を振り、俺と光斗は家路につく。
 俺に手を引かれながら、「何か、帰る時間早いよ」と光斗はむくれる。「これから日が短くなるからなー」と俺は雑に説明する。俺だって咲花さんと話す時間が減るの寂しいんだよ、とは言わない。
「ねー、にーちゃん」
「んー?」
「ゆったんのパパとママ、昨日喧嘩してたんだって」
「えっ」
「おっきい声が怖くて、ゆったん部屋で泣いてたんだって。そしたらパパが来て、『今度、違うママに会わないか』って言われたって」
「は……?」
「ゆったん、意味が分からなくて泣いてて、そしたらママが来てまた喧嘩してたって」
「……そう、か」
「ゆったんのママは、ゆったんのママしかいないよね? 『違うママ』って何? 俺、分かんなくて。にーちゃんには訊いてもいいよって、ゆったん言ってたから」
 俺は口をつぐむしかなかった。月が浮かぶ夜道に、ふたりぶんの足音だけ残る。「にーちゃん」と答えをせがまれたが、「俺も分かんねえよ」と言うと、光斗はただ不安そうな表情になった。
 ……あの男、ほかに女いるのか。ぼんやりそう思って、とっさに瞳に怒りが揺らめいた。が、それはすぐに鎮まった。
 だったら、俺が咲花さんを奪えばいい。咲花さんの孤独の隙間に入って、そこにひそみ、あの熟した唇を奪うのだ。
 そうしたら、あの唇はどんな味がするのだろう。そう思っただけで、妄想がはちきれそうになる。欲しい。どうしても欲しい。ぱちぱちと弱く灯っていった欲望が、ばちばちと強い火炎になっていく。
 咲花さんが欲しくて気がふれそうになる。抱きしめたい。キスしたい。つらぬいて俺のものにしたい。
 だが、どんな事実があっても、俺と咲花さんの距離は一向に縮まらなかった。俺は見ているだけだった。不意に苦しそうにうつむく咲花さんを、見ているだけ。
 やっと残暑が身をひそめた十月半ば、その日も俺は、玄関先で咲花さんととりとめなく世間話をしていた。今日も今日とて、光斗が二階から降りてくるのは遅い。
 ふと会話が沈黙になり、俺は咲花さんを見た。
「なあに?」
 何事もないみたいに、咲花さんは笑みを作る。俺には、そんな無理はしなくていいのに。
「何でも……ないっす」
 少し声がかすれた俺を、咲花さんは見つめる。
 抱きしめたい。咬みつきたい。奥まで突き上げたい。俺があなたを満たしたい。そして、その心をあんな旦那からさらってやるんだ。
 バターみたいに柔らかそうな肌と、蕩けるほどに肌を重ねたい。水蜜のように瑞々しい肌に歯を立て、俺の痕跡を残したい。
 食べたいんだ、俺はあなたを食べてしまいたい。
 想いがどんどん強い火炎になって、意識も心情も視界も焦がされてしまう。
「……光斗、遅いっすね」
 かすかなため息と刹那のまばたきで、気だるくなりそうなめまいをはらうと、俺はそう言った。
「そう、だね」
「ちょっと、呼んできます」
「うん」
「失礼します」と断って家に上がった。咲花さんと、顔を合わせられない。こんな、泣きそうに恋に愁えた目。そのまま階段を向かうと、不意に、咲花さんが俺の名前を呼んだ。
 俺は足を止め、咲花さんを振り返る。
「まだ、待って」
「えっ?」
「まだなの」
 俺はきょとんとした。けれど、咲花さんの瞳に宿るものに気づいて、はっと息を飲む。
 ──俺と同じ、恋に愁えた潤み。
 思わず、玄関に駆け戻っていた。腕を伸ばす。咲花さんの腰をつかまえる。強く引き寄せ、ひと息にキス。
 果実を貪るようなキス。壁に抑えつけ、立ったまま行為に至ってしまいそうなキス。
 でも、咲花さんはそうなる前に俺と軆を離した。
「まだよ」
 頭の中が、甘い発熱にくらくらする。まだ? まだってことは、いつか俺は許されるのか? その皮膚をちぎるみたいに咬んで、彼女に深く深く届けることができるのか?
 引き攣った息がこぼれる。「我慢できない」と口走っていた。自分でも驚く、低い男の声だった。でも咲花さんは、「まだ見ていて」と意地悪を言う。
「今は、ダメ」
 ああもう。そんな優しい声で言わないでくれよ。俺は言うことを聞くしかないじゃないか。
 そのときだった。階段を駆け下りてくる足音に、「にーちゃん、帰ろーっ」と光斗の声が重なった。我に返った俺は、はたとそちらを見て「お、おう」と何とか自然を取りつくろう。
「え、と……じゃあ、失礼しました」
 スニーカーを履き直した俺が言うと、何もなかったみたいに咲花さんは笑顔を作る。「また明日ね」と言ったゆったんに、「うんっ」と光斗は笑顔で答えている。
 緩やかに暗くなる夕暮れの中で、咲花さんは微笑んでいた。ちゃんと言うこと聞けるかな、と思った。我慢なんて、本当にできるのか? だって、火炎がはじけて止まらないんだよ。
 あなたと恋に落ちたい。獣みたいに皮膚に歯を立てて、果汁を飲み干して潤いたい。俺はからからだ。飢えて、渇いて、おかしくなりそうだ。
 あなたもそうなんだって分かった。だったら、俺たちのやることはひとつじゃないか。
 夕陽が射しこむ部屋で、熟れたあなたはオレンジ色で。俺はきつく抱きしめて、俺は��の果肉を食べる。誰よりも味わって食べるよ。この火炎をぶつけて、焦がれるような想いを思い知らせ、あなたの濃い蜜をこくんと飲みこむ。
 まだ待って──そう言うなら、ぎりぎりまでこらえるけど、待つほど俺が獣になるのは分かるよな? だから、あんまり待たせないでくれ。焦らさないでくれよ。俺はあなたの心を、軆を、優しく奪いたい。
 あるいは、あなたは獣になった俺にめちゃくちゃにされたいのだろうか。だとしたら、俺は──
「にーちゃん」
 光斗が、歩きながら何も言わない俺を手を引っ張る。心配性な弟に、「怒ってねえから」と俺は苦笑していつも通り言う。
 マンションの群衆に入り、もうすぐ家に着く。吐息が疼く。呼吸ができないほど。
 熟れきった心と軆を交わし、恋に落ちていく。ずっと夢に見ていた。あなたと恋に落ちる夢を見ていた。いつのまにか馨しい夢は目の前にあり、俺の理性は、爆発して壊れてしまいそうだ。
 欲望の火炎がはじける。あなたを求めるその熱に、俺の頭はもう狂ってしまう。
 立ち並ぶマンションの合間に月の光を見つけた。その輪郭は、燃えているみたいに、あるいは潮騒みたいに、ざわめいて見えた。
 FIN
【SPECIAL THANKS】 メロウ/杉野淳子 『成長痛』収録
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roundtripjp · 3 months
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借景於姬路城的絕美回遊式日本庭園,能在紅葉綻放的季節之中,領略到滿滿紅葉楓景與池塘之美的「姬路城西御屋敷跡庭園・好古園」!
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hotelinfernoll · 11 months
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実りある人生
fanfic(円満期 - 貘ハル貘)
昼休み 公園にて
「本当は海にでも行きたかったんだけどね」
ビル街の真ん中にある公園。昼食帰りの会社員たちがおのおの好きなように過ごしている。街中で際立つ彼も芝の上に寝転んで人々の視線から逃れている。真昼間のオフィス街にはまったく不似合いないつもの白スーツに白い革靴。上から溢れる木漏れ日が彼の髪の波間でまたたいていた。
昼休みが始まる時間ぴったりに内調前に現れ、僕の顔を見るなり「どっか行こうよ」と言った。どうやら“お屋形様”業に退屈して抜け出してきたらしい。だったら一人で遊びに行けばいいのに、どうして僕を誘うんだろう。 「わかってるくせに」 彼は僕の顔から頭の中を読んで、僕が言葉を発する前に会話を続ける。 「ハルも退屈してると思って」 「だからと言って抜け出せないよ。勤め人なんだから」 「つまんないね〜」 言葉とは裏腹に彼は笑っている。最近はいつも機嫌が良い。以前の彼とは大違いだ。 「じゃあ一緒にランチしよ。天気もいいし外で食べるのはどう?」 「いいよ」
昼時になるとどこからともなく現れる移動販売の車からサンドイッチとコーヒーを買って公園まで歩いた。ベンチはどこもいっぱいで大きな木の陰の下に見当をつけた。彼はポケットから真っ赤なハンカチを取り出すと「どーぞ」と僕を促した。 「君のそういうところが嫌い」 「お姫様扱いがお気に召さなかった?」 「誰も座らないとは言ってない」 そう言ってハンカチをしまおうとした手を払いのけた。午後も仕事があるんだ。おしりが芝だらけになるのは困る。僕が座ったのを見てから彼も芝生の上に直接腰を下ろした。 「ずるい」 すべては彼のお膳立て通り。本当は彼と同じようにしたいのに、彼はそれを分かってて僕から文句を引き出す事をして余計なやりとりを増やす。めんどくさい彼の流儀には慣れたつもりでも、時々それがすごく嫌だ。 「ハハッ」 不機嫌を隠さない僕の顔を見て彼は笑う。たとえ僕が怒っても泣いても笑っても、彼の前で感情を隠さない僕を見ると彼はいつでも機嫌がいい。知ってる。そういう僕を見るのが楽しいんだろう。そしてそういう勝手な彼を見て、僕は呆れて、つい笑ってしまう。
ランチを食べて、コーヒーを飲んで、昼休憩は残り20分。
1998年 ある男の顛末
男は都心にある大手銀行に勤めていた。地方出身の彼は国立大学入学を機に上京し、大学生活はサークルにも入らず、残り少ないモラトリアムを楽しむ浮ついた学生たちを尻目に真面目に講義を受け、地道な努力をして氷河期と言われた中で就職戦争を勝ち抜いた。結婚をして、家庭を持って、家を買って、そういうぼんやりとした将来に向けて、就職と同時に貯金も始めた。しかし貯金の額が増えるほどに彼自身が疲弊している事に彼自身が気づいたのは、日本で冬季五輪が開催された時期だった。
仕事を終えた帰りに、駅近くの繁華街で声をかけられた。相手は自分の名前を知っていたが、彼はその男の名前を最後まで思い出す事はできなかった。男は大学時代に同じ講義を取っていたと言い、このあとの予定を聞いてきた。普段なら同僚からの飲みの誘いも断っていたが、その日は大口の顧客から担当を外され、ムシャクシャしていたので覚えのない同級生の誘いを受けた。
元同級生は陽気でよく喋り、彼は相槌を打つだけで済んだので一緒にいるのは楽だった��2軒目を誘われた時も断らなかったのは、断る理由を思いつかなかったというだけだった。男に連れられて入った繁華街の外れのバーが闇カジノだと気がついた時も、ちょっと遊んでみないかと誘われた時も、男は同じ理由で断らなかった。
翌朝目を覚ました時、男は自宅のリビングのソファーにいた。そこまでの記憶は途切れ途切れだったが、カジノを出て大通りでタクシーを拾って乗り込み、窓の外から元同級生が「また遊ぼうぜ」と笑っていたのを見た。リビングのテーブルに置いてあった彼のブリーフケースには札束が詰まっていた。
それから彼は闇カジノに通うようになった。そこからあとは簡単だ。勝ちと負けを繰り返しながら、それでも彼は社会人になって以来感じた事がなかった「生きている」という実感を感じ、その顔に正気が戻っていた。そして、そのうち負けが続くようになった時には彼自身の意思ではもうその蟻地獄から抜け出せなくなっていた。ぼんやりとした未来への貯金はすぐに底をつき、よりハイリスク・ハイリターンな勝負を求めて闇の奥へと飲み込まれた。
闇カジノに通うようになって10ヶ月もした頃には、抱えた負債は彼の生涯収入を上回った。そして彼は今夜、一世一代の大勝負に出る。
その夜、男が用意したのは昼間に顧客から預金として渡されたカネだった。テーブルの向かいに座っているのは、自分をこの蟻地獄に誘った元同級生だった。「助けてやろう」彼はそう言った。「ただし、俺に勝ったらな」。男はその誘いに乗った。どちらにしろ翌朝になれば会社に横領がバレる。負けたらそのまま道路に飛び込むか、海に身を投げるか、いちばん楽な方法で死のう。そう思っていた。
勝負はセブンブリッジ。カジノの一角の異様な雰囲気を察して他の客達も集まってきた。転落はあっという間だった。カードを持つ手も冷たくなって、視界も霞んでくると、まわりのギャラリーの囁く声だけが直接脳内に届くような感覚になった。その時頭の中で声がした。
「死んでもいいと思ってる奴は絶対に勝てない」
男か女か若いのか年寄りなのかわからない声だったが、その声は男の心臓を掴んだ。顔を上げて周囲を見渡しすと、テーブルの向こうの相手から「キョロキョロするな」と制されて、正面を向いた。さっきまで大きく見えた相手が今は自分と同じくらいに見えた。もう大丈夫だ。迷いも恐れも消えた。男は口元を歪めて笑った。さっきの声は、きっとギャンブルの悪魔だと男は思った。
そこから男は勝ち続けた。勝負が始まる前にあった負債と同じだけ元同級生の男から巻き上げた。元金が無くなった瞬間、元同級生は周囲のギャラリーの後ろから現れた黒服の男達に連れて行かれた。ギャンブルに勝った興奮に男は震えていた。その時視界の済みにこの場にひどく不似合いな二人連れが見えた。格好は若いがひとりは目深にキャップをかぶっていて、もうひとりも白い���が目までかかって二人の顔はよく見えなかった。白い方がキャップに耳打ちをして、くすくす笑った。 「地獄はこれからだよ」
その声を聴いたあとの記憶は無い。男は翌朝、自宅に戻ったところを逮捕された。 塀の中で男はどうして自分がここにいるのかを考えた。 (俺は悪魔にそそのかされたんだ)
塀の外に出てからも、男はカジノ通いを止めることができなかった。あの夜、死ぬ気で勝負して勝利を掴んだ高揚感。全身が、脳が、命が痺れるあの感覚を味わうためなら全てを失ってもいいと、男は自ら再び闇の中に呑まれた。あの日死んだ方がマシだったと気付いた時には、もう出口はとっくに見えなくなっていた。
昼休みのおわり
木陰のランチを終えた二人の後ろから近づく影があった。男の手の中のものが木漏れ日を反射した瞬間鈍い音とともに影が倒れて、近くの茂みに引き摺り込まれた。昼休憩も終わりに近づき、足早に職場に戻る人たちは誰もその短い出来事に気を止めなかった。
腰を上げようとしたハルに向かって、貘が横になったまま声を掛けた。 「ねえ、海行かない?」 「…いいよ」 何を言っても最後は貘の思い通りになるから、ハルは面倒臭いやりとりをスキップして答えた。 「車を呼ぼうか?」 「たまには電車もいーんじゃない?」 「そうだね」 ふたりは立ち上がって、スーツについた芝を払いながらハルが「今の誰?」と訊ねた。 「あ〜…覚えてない? 昔カジノにいたの。10年物だったから、正直もっと楽しませて欲しかったんだけどね〜」 「…ふーん。僕じゃ足りないんだ」 「お楽しみは多い方がいいでしょ。で、ハルは俺を楽しませてくれんの?」 「君次第だ」 優等生な答えに貘は満足そうに笑った。
(230528)
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ethology-osaka · 4 months
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サルサミット2023 冬の陣 vol.1 ~サルから始まる共育~
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場所:神庭の滝自然公園(岡山県真庭市)、岡山県立勝山高等学校 日時:2023年12月28日 9:00~15:00 講師:山田 一憲(大阪大学・人間科学部) 内容:岡山県立勝山高等学校の1-2年生21名と先生3名が神庭の滝にこられ、実習を行いました。残念なことに当日はサルの入場がありませんでしたが、みんなで「サルの痕跡探し」をして、その痕跡からわかることを考えました。その後、勝高に場所を移して「行動観察法の紹介」と「ニホンザルの毛づくろいと利他行動」について、話題提供をしました。これらの話題は、山田が普段大学で行っている講義と同じでしたが、高校の生徒さんは集中して聞いてくれました。2023年1月23日には真庭市立勝山小学校の小学生が神庭の滝に来てサルの観察をします。その時、今日の高校生が先生となって、小学生にサルの観察の仕方や、神庭のサルの魅力を伝えてもらいます。地元の小学生や高校生が、神庭のサルについて理解を深めてくれることは、本当にうれしことです。
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本イベントは大阪大学大学院人間科学研究科附属未来共創センター・IMPACTオープンプロジェクトの支援を受けて実施しています。
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hanbunmensch · 1 year
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DBH全隠しエンドの条件詳細
 デトロイトビカムヒューマンには、特定の条件を満たすとエンドロール中に流れる短いムービーがいくつかある。もう5年弱前のゲームだし既にネット上に攻略はあるが、ムービーが流れる条件を細かく検証してみると案外通説と異なるものがあり、特にカーラのチラシエンドと、コナーの禅庭園エンドはよく知られている条件よりもかなり広い分岐で再生される。おそらく多くの人にとって細かすぎてどうでもいい内容になるが、以下の順番に紹介する。
1.初期化【カーラ】 2.チラシ【カーラ】 3.追放【マーカス】 4.フードトラック【コナー】 5.禅庭園【コナー】 6.カムスキーCEO復帰【その他】 (各エンディングの呼び方は正式なものがあるのか知らないので適当。カムスキーのものは厳密には別枠だけど一応紹介)
1.初期化【カーラ】
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メモリをリセットされたカーラは、新たな主人であるズラトコに仕え続けている。アンドロイドの改造に勤むズラトコのもとに食事を運び終えたカーラが、真っ黒な視覚ユニットでまばたきをする。
条件: カーラが『ズラトコ』で初期化されてメモリを復旧できないまま時間切れになる
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 カーラが条件を満たしていればそれ以外は何でもいい。例えばマーカスが起爆装置を押しても問題ない。
2.チラシ【カーラ】
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市民が戻ってきたデトロイトの街を歩くカーラが、横断歩道の真ん中で子供型アンドロイド・YK500のチラシが落ちているのを見つけて立ち止まる。
条件: カーラが『交わる運命』か『リコールセンター』でアリスを見捨て、最終章でマーカスかコナーのどちらかが壇上のシーンまで到達する
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 これは多くのサイトでマーカスが行進か革命を成功させることが条件と紹介されているが、コナーでもOK。以下、手順。
カーラが『交わる運命』で条件を満たす場合  『交わる運命』開始時点(つまり『夜行列車』終了時点)でアリスが「心を開いていない」状態の場合のみ、「突き放す」を選んだ時にアリスと別れるルートに進むことができる。「突き放す」ことで初めて「心を開いていない」ゾーンに入ってもこのルートは解除されないので注意。ジェリコの襲撃が始まったら、アリスを探しに戻らずに自分の身を守ることを選ぶ。  コナーが前の章で廃棄されていて襲撃パートが存在しない分岐では、「心を開いていない」状態で突き放しても別れるルートに進めない仕様になっており、そのままカナダを目指すことになる。もしこの状態でチラシエンドの条件を満たしたいなら、『旅立ち』冒頭のスニーキングに失敗して『リコールセンター』に移行すれば可能。
カーラが『リコールセンター』で条件を満たす場合  囲いの中に入る前に他のアンドロイドが撃たれた際、死体の処理を申し出て、捨てた先で一人トラックに乗る。
マーカスが『行進』で条件を満たす場合  最後の選択時点で世論が「共感」以上の状態で、「歌う」もしくは「ノースにキスする」。
マーカスが『革命』で条件を満たす場合  「攻撃に成功した」のみ。
コナーが『サイバーライフタワー』で条件を満たす場合  ハンクにもう一人のコナーを撃たせて生き残るか、もう一人のコナーに意識を転送して生き残り、アンドロイドを覚醒させる。
どういうことか  カーラはアリスを"見捨てる"必要がある(結局、アリスが人間ではないYK500だから愛せなかったのだということを、チラシによって再確認させられるエンディングである)。例えば『リコールセンター』では、アリスのストレスが100%になってこちらに駆け寄ってくるのに対し「介入しない」を選択するとアリス一人が死に、そこでマーカスが第5リコールセンターの解放に間に合うと、カーラが一人で生き残り群衆の中で演説を聞くという分岐に行くことも可能だが、見捨てたわけではないこの分岐はチラシエンドの条件を満たさない。  マーカスとコナーは、どちらか一人でも成功できれば良い。例えばコナーが条件を満たせるなら、ノース革命ルートでも可能。なお、壇上シーンまで辿り着きさえすればよく、それ以外の世論とかウォーレンの声明内容とかいった細かな要素はもちろん、マーカスがコナーに暗殺されたか否か、コナーが自害したか否かすら関係ない。つまり例えば焼身自殺したマーカスや、アンドロイドの覚醒に成功して本社地下で死んだコナーは条件を満たさない。当然ながらダーティボムも起爆してはならない。  カーラがどの分岐で条件を満たしたかと、マーカス・コナーがどの分岐で条件を満たしたかの組み合わせは、どれでも構わない。
意味合い的にはどういうことか  マーカス暗殺でもコナー自害でも諦めるでも構わないというのが、どうも機械的に条件設定しているような気もしてどこまで真に受けていいものか悩ましいエンディング。また、マーカス単独で武力革命に勝利した場合や、世論が低い状態の行進でコナーしか成功できなかった分岐では、アンドロイドが知的生命と認められることなく殲滅戦が始まることを予感させるなかなか酷い大統領声明で終わるため、これでカーラが人間に紛れて街を歩ける程度の状態が再び訪れました、というのもかなり真に受けていいものか悩ましい。  とはいえ彼らが壇上シーンまで辿り着いたということは、少なくとも人間の軍を撤退に追いやっているので、一応変異体勝利に分類していいのかもしれない。なお、後述のコナーの禅庭園エンドは人間が勝利した分岐で発生し、絶対にカーラのチラシエンドと両立しないようになっている。
3.追放【マーカス】
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ジェリコを去ったマーカスは、かつて一人の時間を過ごした廃墟で街を見下ろす梁に立ち拳を握りしめる。
条件: マーカスが『交わる運命』でジェリコを追放されて戻らない
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 『自由への行進』終了時点でジェリコからの評価を「不評」��しておくことで、『交わる運命』冒頭で追放される。コナーが『最後の切り札』で廃棄されている場合、追放された時点でマーカス編が終了して条件を満たす。コナーが生存しているとジェリコが襲撃されるので、その際に仲間を救いに戻らず、自分の身を守ることを選択する。
4.フードトラック【コナー】
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一人朝日を受けて待つハンクのもとにコナーが現れ、二人は抱擁する。
条件: コナーが『サイバーライフタワー』でハンクを死なせることなくアンドロイドの覚醒を成功させ、壇上でのマーカス暗殺を回避し、且つエンディング時点でハンクとの関係が「友情(FRIEND)」である
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 『最後の切り札』開始時点でハンクの関係が「緊張」以上で辞職させることなく、『交わる運命』でコナーが変異体になり、『サイバーライフタワー』で息子の名前を正しく答え、ハンクにもう一人のコナーを撃たせてアンドロイドの覚醒に成功する。マーカスは『行進』なら「アンドロイドが一時的な自由を手に入れた」、『革命』なら「攻撃が成功した」。コナーはカムスキーの非常口を使ってサイバーライフからのハッキングを阻止し、マーカス暗殺を回避する。
かなりどうでもいい補足  上記は一般的に知られている条件で、これらに加えてハンクの関係が「友情(FRIEND)」未満だとこのエンディングが流れないことが分かった。未満でエンディングに行くのを実現するには、ハンクを辞職させない可能な最低ラインに調節したうえで、可能な最大回数だけハンクの好感度を下げる会話選択肢が発生するような険悪な分岐をあらかじめ辿っておき、なおかつソフトウェアの異常を十分に蓄積する、という意味もなく繊細なプレイを要するし、多分制作も想定していない気がする。一応、実際にやっている動画をアップした。どうして英語かというと、日本語ローカライズはFRIENDとその下のWARMがまとめて「友情」と訳されていて支障があるから。  ちなみに「相棒」トロフィーもFRIEND未満だと取得できない。このトロフィーの取得条件が"Hank and Connor were friends until the end"なので、WARMはトモダチじゃないのだろう。よって、内部データ見てないので断言はできないがフードトラックエンドと「相棒」トロフィーは好感度を参照してるはず。
5.禅庭園【コナー】
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変異体の権利闘争が失敗に終わり、コナーが禅庭園にアクセスする。アマンダは、これから市場が元通りになるであろうこと、国務省がコナーの改良型を大規模登用する予定であることを伝え、無用となり停止を命じられたコナーはアマンダのもとから歩き去る。
条件: 最終章でコナーが『最終任務』に進み、ジェリコのリーダーが最終章開始時点でマーカスの場合はマーカスがいくつかの特定の方法で死ぬ、ノースの場合はコナーがノースを殺す
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 このエンドの条件は革命マーカスが死んで機械コナーがミッションを完了することだと紹介されているページがたまにあるが、実際は行進でもいい。さらにどちらかというとミッション云々というコナー個人の行動よりも、ラストシーンの大統領声明の内容の方がこのエンドにほぼ対応していると言える。ただし、バグっぽいものもある。順を追って説明。
コナーは『最終任務』なら何でもいい  『交わる運命』で機械を選ぶのでも、変異体になってジェリコで兵士に殺されるのでも、教会でマーカスに殺されるのでも、どれでも問題ない。だからアマンダとの関係が「裏切り」の状態で最後の禅庭園に迎えられる場合もある(差分はないが)。  『最終任務』は、ハンクかアラン隊長に殺されても次の機体が派遣されてマーカス編フローチャートまで関与できることが確定しているので、コナー編フローチャートの結果はどれでもいい。最後の機体さえ死ななければいいので以下の項目で説明する。
マーカスが『革命』で条件を満たす場合  起爆装置を押すことなく死にさえすれば条件を満たす(ただし当然、コナーは相打ちで死んではならない)。コナー自身が手を下さなくとも、収容所攻撃中に数回被弾して死ぬのでも構わないし、サイバーライフストアでノースと二人で自害したり降伏して射殺されたりする、コナーが登場すらしない分岐でも構わない。  ノースが生存している状態で、マーカスが数回被弾して死ぬ場合と、マーカスVSコナーでコナーが勝利する場合(マーカス操作で負けてもコナー操作で勝っても同様)は、コナーが次のリーダーであるノースとサイバーライフストアで対峙する流れになるが、この時にノースを見逃したとしても禅庭園エンドは流れる。つまり「コナーがノースを見逃した」という「ミッション完了」しない結果に辿り着いたとしても、同フローチャート内でマーカスが死んだ結果にも重複して辿り着いているので、そちらで既に条件を満たす判定になっているんじゃないかと思われる。  あとはバグと思しきもので、マーカスが起爆装置を持っている状態でサイバーライフストアに逃げ込み、コナーがマーカスを見逃した上でマーカスが起爆しないことを選ぶと、マーカスは撃たれた場合と同じモーションで頭をうなだれ、最後のニュースでは「リーダーのマーカスが撃たれた」と報道される。この時フローチャートは、「コナーがマーカスを見逃した」「コナーがマーカスを銃殺した」という矛盾する2つの結果に重複して辿り着いた状態になってしまっており、後者が条件を満たすことから禅庭園エンドが発生する。こういう明らかなバグはアップデートで直されたりすることもあるが、とりあえずPS4ではこうなった。
ノースが『革命』で条件を満たす場合  マーカスが『自由への行進』で死ぬか『交わる運命』でジェリコを去るかして、最終章開始時点で既にノースがリーダーである場合は、サイバーライフストアでノースを「撃つ」のみが条���を満たす。ここで「見逃す」を選べば、上記のようにマーカス死亡の結果と重複することがないからか、禅庭園エンドは回避される。
マーカスが『行進』で条件を満たす場合  最後にバスの前に追い詰められて行動を選ぶ際に時間切れで何もしない、もしくはパーキンスの交渉を受け入れる、の2つが条件を満たす。
意味合い的にどういうことか  端的には、これらの条件を満たすマーカス編の結果は全て最後に大統領が「事態は収束した」と同じ文面を話すものになっており、これはサイバーライフの一方的勝利と言うことができるので、その時にコナーの最後の機体が生存していれば事の顛末をアマンダから聞かせてもらえる、というのがこのエンドだと考えるのが最も実情に近いと思う。例えば、『行進』で世論が「無関心」以下の状態で「歌う」「ノースにキスする」、或いは世論に関係なく「自己犠牲」すると、マーカスは死ぬが世間は動揺して、大統領がアンドロイドの処分を一旦見送るという声明を発表する。このように市民感情が変異体に傾いている分岐は、サイバーライフの一方的勝利とは言えない。よって、最終章時点でコナー個人に与えられているミッションは変異体リーダーの破壊だが、死と引き換えに世論を動かしたマーカスの機体の停止をチェックして「ミッション完了」の演出が表示されたところで、禅庭園エンドには至らない。つまり「ミッション完了」したかどうか自体は条件に直接関係ないと言える。こういう基準のようなので、当然演説中に暗殺しても条件を満たさない。  ただし、バリケード防衛のQTEでマーカスが負けて射殺される分岐は、大統領声明の文面がその他条件を満たす分岐と全く同じ「事態は収束した」であるにもかかわらず、何故か隠しエンドが発生しない(おそらくバグかと思う。マーカスQTE失敗負け分岐は、例えばコナーのアンドロイド覚醒成功分岐と組み合わせると、『行進』なのに『革命』用の報道パートが流れてしまう現象もあり、不具合の多い分岐に見える)。  あとは、上で説明したように『革命』の場合に最終章内でマーカスが何らかの形で死ぬと、最後にコナーがノースを見逃しても隠しエンドになるが、これもちょっと不自然な気がして真に受けていいのかよく分からない。ノースがマーカスを代理する箇所は『交わる運命』以降いくつか存在するが、マーカスの説得でコナーが変異体になったりサイバーライフストアでコナーがマーカスを見逃したりするとアマンダとの関係が「裏切り」に下がるのに対して、ノースの場合はいずれもアマンダの関係が変動しないのが明らかに開発の見落としっぽいので、ノースリーダールートのスクリプトは若干信用ならない。とはいえ本当にかなり複雑な分岐管理をしているので凄いと思っている。
 隠しエンドは以上。  なんとなくコナーのフードトラックは革命の翌朝っぽい、カーラのチラシは数日後っぽい印象を受けたが、この2つを同時に条件満たしてみたらカーラが先に流れた(まあ別に時系列順で流しているとは限らないが)。他に「カーラ初期化・マーカス追放・コナー禅庭園」「カーラチラシ・マーカス追放」の組み合わせは同時に条件満たせるはずなので再生順を調べようと思えば調べられるけど疲れたからやらないかもしれない。  次のカムスキーエンドは、クレジット途中ではなく本編扱いで流れる長めのムービーなのでやや別枠となる。
6.カムスキーCEO復帰【その他】
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FBIがジェリコに攻撃を仕掛けたことを機に、変異体の権利闘争は収束へ向かう。一連の事件を受けてサイバーライフのCEOに再任命されたカムスキーは、アンドロイドは生命を真似てみせるだけの従順な機械であることをカメラの前で明言する。
条件: カーラが『ズラトコ』以前の章で死亡するか初期化されたまま終わりを迎え、コナーが『最後の切り札』で停止処分になり、マーカスが『自由への行進』で死ぬか『交わる運命』で追放される
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カーラ  『夜のあらし』でトッドに殺されるか、『逃亡』で高速道路横断に失敗して死ぬか、『ズラトコ』でズラトコに殺される、もしくは初期化されてメモリを復旧することに失敗する。(「心を開いていない」アリスを突き放すルートでは、そもそもコナーが廃棄されて襲撃が起こらないとアリスと別れることができないためカムスキーエンドの条件を満たせないので注意)
コナー  ジェリコの鍵を持たず、証拠も不足した状態で『最後の切り札』を迎えるか、証拠が足りている場合はパーキンスの陽動や証拠保管室で時間切れになって停止処分を言い渡される。
マーカス  『自由への行進』で死ぬなら、「自分を犠牲にする」か、「攻撃する」で負けて自害するか、自害しないことを選択するものの警官に射殺される、の3つ。自害以外の2つは、ジョンもしくは好感度が「友情」以上のサイモンがいるとマーカスを庇うので死なない。自害はいかなる場合も死ぬ。  もしくは『自由への行進』終了時点でジェリコからの評価が「不評」の場合は、『交わる運命』で追放されることでもカムスキーエンドの条件を満たす。
 マーカスが死ぬ形で条件を満たした場合は『最後の切り札』終了後に、追放される形で条件を満たした場合は『交わる運命』終了後に、カムスキーエンドのムービーが始まる。
余談(以降、攻略に有益な情報なし)
 カーラとマーカスの隠しエンドについては、さっさと終わってしまった分岐の物足りなさを補うようにオマケを付けといてくれた感じがするが、ズラトコリセットがカーラの隠しエンドにピックアップされているのは面白いと思った。カーラ編自体、初期化されて店頭で目を覚ましたところから始まり、トッドの部屋でチラシを見た事実を「忘れる」ことで旅が成立していた。別にアリスがいいなら一生寒がってくしゃみしてても構わないと思うが(どうかと思うけどそういう人生も多分あるのだ)、それでもカーラはいずれ思い出さなければならず、だからこそ忘却の末路に真っ黒に改造された目で痙攣するようにまばたきするのが核心的な悲劇性を帯びる。
 YK500のチラシを見る方のエンドはどう受け取るべきか若干難しい。そもそもアリスがアンドロイドだったというネタはプレイヤーへの「それでも受け入れられるか?」という問いとしての側面のみ強く機能している感があり、カーラがチラシの存在を忘れるまでしてアリスに人間であってほしいと願った動機を読み込むと多少アクロバティック解釈の領域に踏み入らざるを得ない。コナーの機械ルートは、アマンダの好感度が存在するおかげでちゃんと選択する動機がゲームの中に作られていたし脚本もかなり良かった。「アンドロイドを愛せないような気がするカーラ」も調理の仕方によっては多分面白くできたはずだ。愛すべき人間の子供を捏造して生き延びる動機を得た自分自身は人間ではなくアンドロイドで、それは確かに往来が過ぎ去っても横断歩道の真ん中に立ち尽くす程度に切実な実存的危機だ。
 マーカスの追放エンドはなんとなく「マーカスくん納得してないからもう一周プレイしてみてね!」と言われているような気がした。このエンドについて何を言ったらいいのか全く分からない。
 コナーのフードトラックエンドは、『鳥の巣』冒頭でこのハンバーガー屋が出てきた時の(高速で死んでない場合の)タスク「警部補と和解する」が時間差で達成されたようでロケーションに感慨深さを覚えた。『鳥の巣』でも適当に機嫌を取って警部補の態度を軟化させることはできるしその後も友情を築くことはできるが、どこかで憎しみの話をしなければと彼らがずっと思っていたのであれば、これは和解の抱擁と呼ぶべきだ。
 禅庭園エンドは、条件が信用していいのか雑なのかよくわからんチラシエンドに比べて、「サイバーライフが勝利した」と言える分岐で基本的に条件を満たすという結構すっきりした検証結果が得られて良かった。ともかくコナーが徹頭徹尾従順でいたわけではない分岐でも(マーカスが勝手に死んだ分岐などでも)発生するということなので、変異体が敗北すれば必然的に歴史と共に死すほか(ほぼ)なしという点で、よく投げ���いたあのコインに刻まれた"LIBERTY"の一語は「サイバーライフのアンドロイド」の境遇をよく表していたのではないか。本源的自由(FREEDOM)などなかった。
 カムスキーエンドについては前に書いた。
 以上。ちなみに隠しエンドが流れるまでの映像ありクレジットはスキップできないので、検証にあたりクレジットの音楽を何十回と聴くはめになった。幻聴が聴こえるので幻聴をレビューする。
 映像あり部は全てコナー編のNima Fakhraraの曲になっている。
1. Meet Markus(マーカスと殺し合う時にコナー操作を選んだ場合の曲) 2. What's Your Mission(ジェリコ襲撃が始まる時の曲) 3. Run with Me(高速へ逃げるカーラを追う曲) 4. I Trust You(起爆ミッション代理もしくは吹雪の禅庭園の曲)
 というように、1~3に関しては極力他の主人公と絡みがあるシーンの曲がピックアップされている。Run with Meなどはサントラではカーラ編担当のPhilip Sheppard名義で収録されているが、シンセ主体の低音部がコナーパートになっている。  明らかにダニエルの台詞「君を信じる」から取られているI Trust Youは、吹雪のシーンで使うからかどうもリズムの掴みにくいモヤのかかったような印象だが(何拍子なのか全く分からない)、モンバサ的な派手なチェイスシーンでよく使われた曲と対照的に、出だしで下降フレーズを多用するのでどこか落ち着いた強さがある。
 映像なし部に入るとマーカス編のJohn Paesanoの曲になる。
5. We Are People(戦闘シーンの曲) 6. Can We Still Trust Our Machines(パラシュートの時の曲) 7. サントラ該当なし、廃棄場の坂を登る時の曲
 We Are Peopleはマーカスメインテーマのピアノフレーズが使われていて、『自由への行進』と『行進』バリケード防衛の戦闘シーンで流れる曲であるにもかかわらずゆったりした曲調なのが特徴。特に『自由への行進』で、一瞬マーカスが心ここにあらずといった様子で乱闘を眺める場面でのフレーズの聴かせ方は秀逸だった。
8. Kara Main Theme
 カーラ編からは長めのメインテーマ1曲のみ。メインテーマは例の反復フレーズ主体に、途中からピアノパートが入り、最終的にメリーゴーランドシーンのCarouselにあったようなちょっと幼い感じの鉄琴的なやつが入ってとても豪華になる。しかし同時にDark Nightにあったやや耳障りな短く高い電子音が後ろで小さく鳴っていて、常にトッドの家の原風景がそこにある。煌びやかさと不穏さが同居するかなり良いアレンジになっている。
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tokyomariegold · 4 months
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2023/9/29〜
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9月29日 朝の通勤で、隣の席の方が、明日からの大阪旅行の時刻を調べてメモしているのをぼーっと眺めていた。朝6時台の電車で玉川上水(!)から東京駅まで出て、そこから新幹線で新大阪へ。目的地は芦屋だった。
いま私が計画している大阪旅行の目的地と同じだったり、わりと実家近くの駅から出発する旅行に、少し親近感。
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今日は午前中出勤するけれど、大好きな服を着て、つらくなること(現場に出たりすること)はしないぞ!デスクワークだけする心意気で出勤すると、廊下から水が流れる音がしていて、?と給湯コーナーを見るとポットに水を溜めるために水栓が開けっぱなしになっていた。 もうすっかりポットから水が溢れて時間が経っていた様で、床が海。 でも今日の私はとても吸水作業ができる仕様ではなかったので、水を止めて、近くを通りかかった上司たちを引き止める様にして、みなさんに雑巾やモップで片づけをさせてしまった。 人力でこの海を処理するのは難しいのでは…と思っていたけれど、みなさんが雑巾で水を吸っては絞るのを繰り返してくれて、あっという間に片付いた。 私はあわあわと見ているだけだった。
午前中だけの業務時間だと、いつもの3倍速のスピード感で仕事をしようとしてしまう。
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午後のチャイムが鳴って走って退勤して、上野へ向かった。 国立科学博物館の企画展“海”を鑑賞。 一期下の方がいただいた招待チケットに便乗させてもらって、海にまつわる展示を見てきた。 平日だけれどひとがとてもおおかった。 子供より大人が多くて、展示の内容も、宇宙から縄文遺跡まで海というか地球と宇宙にまつわるあらゆることが網羅されている展示で色んなことを知れて賢くなった気分。
前回、恐竜展に一緒に行った友人が科博の出口で「鯨好きなんだよね〜」と言っていたのを思い出して撮った展示の鯨の標本(本物って書いてあったから剥製?)の写真を後で送りたい。
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展示を見ながら、そこから思い出されたエピソードをしたり、油壺マリンパークに行ったことがあった話や冬に広島と下関に行く話を聞かせてもらった。 下関はかつて毎年言っていた場所なのでなぜか嬉しくなってしまった。
展示を観て、かっぱ橋方面まで歩いて、いつも帰り一緒にお話ししているけれど、それでも今日もお付き合いしてもらえて嬉しいし助かってしまう。
来週までが締め切りの個人調書に異動希望を示そうかどうか悩んでいる。
今日は中秋の名月。月みてね。
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9月30日 昨日は月がずっと雲に隠れていた気がする。 六本木と表参道へ遊びに出て、帰る電車に乗る時はまだ外が明るかったのにずっと地下鉄を走る電車に乗っていて、地上に出たら真っ暗でしばらくまだ地下なのかと思っていた。
今日も暑かったけれど、日がどんどん短くなって秋になっている。
ネイルをとってもらい、また新しく施してもらってしまった。一回やってもらうと嬉しいけれど、生活の不都合の方が優ってしまったり、一週間くらいで飽きてしまったりするので、帰りの電車でオフだけの予約をした。
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六本木のギャラリーは13時オープンで、着いた時はまだ閉まっていて入り口の扉の前に宅配便が置き配されていた。 残念だな〜と、表参道まで歩く途中、昔好きだった人がとつめていると言っていた出版社の建物の前を通って、そういえば乃木坂で勤めていて青山霊園とか散歩するのが良いです、みたいなことを言っていた。
さらに少し歩いたら、カメヤマキャンドルのお店を見つけ、ふらっと入ってみる。 インターネット見たことがあるワンカップ大関やココアシガレットの面白キャンドルの実物を見て、思わずあずきバーキャンドルを買ってしまった。 あとパチパチ音が鳴るキャンドルも買えた! ネイリストさんに、帰り際にあずきバーキャンドルを見せたら失笑されてしまい少し戸惑っていた気もしたので「なんか最後にごめんなさい」と気づいたら誤っていた。
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友人と待ち合わせして岡本太郎記念館へ。 先週鎌倉で「岡本太郎好きですか?」と誘ってもらっていた。(私はその時、片岡八幡宮や鎌倉の古美術店を眺めながらその質問を聞いていたので、勝手に片岡鶴太郎に変換していた。)
岡本太郎のアトリエ兼住宅を美術館にした建物。 食虫植物や南国系の草が生えるお庭に、所狭しと作品がざわざわと展示されていておどろおどろしかった。 太陽の塔の中はかなり良いらしい。マンスーンさんも楽しいって言ってたね。
最近の写真の活動の報告をしながら表参道をふらふらしていたら、先日写真展にも来てくださった先輩とぱったりすれ違う。カメラ好きでとてもおしゃれ(世の中のおしゃれ軸では計れない感じ)。 今日はF値のTシャツを着ていた。
先週カメラのファインダーがとてつもなく汚い(私の手ではどうにもできない範囲)ことを指摘されたこと、忘れていたけれど、今日も改めて友人から言われてちゃんとショックになり、そうだカメラを買おうかなと思っている。
良いフィルムカメラを探す、というタスク(?)に少しわくわくする。
ありがたいことに1冊写真集を買ってくださった方がいたので、梱包材や納品書の準備をしなくては!で、少し忙しい気持ち(写真がガビガビでごめんなさい!)。
現像したかったフィルムを持ってくるのを忘れてしまったので、明日は、何としてでも、現像出したい。気をつけたい。
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