Human zoo
This is the time of year for trees to grow extra young leaves and photosynthesise fully, so that they can hold up through the harsh winter. And yet, now there are too many cars on the street and they are in the way, so I cut them down a bit.
"This is the only time of year when you can get a good dose of sunlight. So avoid long trousers, put your arms and legs out to the max, get outside and get some vitamin D." As I cut, I remembered the advice of my GP in London.
Trees are much cleverer than we are.
I am all for building domed cities in the desert. Wastelands where forests cannot grow, where animals and other creatures cannot live, inhabited by clever people who can develop technologies and techniques to utilise them and stop destroying nature by leaving it alone. It's a human zoo. If we are the ones living in the cages, not the animals in the cages, the planet will be effectively protected.
People will no longer abuse bears or anything else because bears have appeared in residential areas. It's because they destroyed the forest, which was originally a bear living area, and turned it into a residential area. The bears must be surprised and annoyed because they are shot dead for just hanging around with their cubs in their own yard.
Only humans destroy the natural environment, while all other living creatures have the proper ability to assimilate and live with the whole forest. It would be better to put the most harmful humans in domes and skyscrapers that artificially reproduce the natural environment and let them live on their own.
I would be the first to go. Oops, nope, they may not let me go....Because there will always be people who are discriminated against and aren't allowed to go, has to be me.
At that point, I will just have to try my best to survive like a caveman from the age of dinosaurs outside the domes.
Was it a gorilla to make eye contact with if encountered? Was it the bear who should not make eye contact? Which was which? I still can't remember. If I get this wrong, I'm in trouble.
人間動物園
この時期は樹木にとって、厳しい冬でも持ち堪えられるように、余分な若葉をどんどん伸ばして、十分に光合成をする時期だ。それなのに、今では通りの車が増えすぎちゃって、邪魔になるとのこと、少しだけ切った。
「太陽光線をしっかり浴びれるのは、この時期だけよ。だから長ズボンは避けて、手足を思い切り出して、外の光を浴びてビタミンDを補給しなさい。」切りながら、ロンドンの開業医のアドバイスを思い出していた。
樹木の方がずっと賢い。
砂漠にドーム型の都市を作るのは大賛成だ。森が育たない、動物や他の生き物が住めない荒れ地、それを利用する技術や技法を開発できる賢い人間が住み、自然を放っておいて破壊するのをやめる。動物園ではなく、人間社会園だ。檻の中の動物ではなく、檻の中で暮らすのが私たちであれば、地球は効果的に守られるだろう。
人間が、住宅地に熊が出没したからと、熊の虐待とかしなくなる。元々熊の生活区域だった森を破壊し、住宅街にしたからでしょう。自分の庭を子熊を連れてウロウロしただけで、銃殺されているのだから、熊の方がびっくり、いい迷惑でしょう。
自然環境を破壊するのは人間だけで、他の生物は森羅万象と同化して生きていく能力をちゃんと持っている。最も有害な人間は、自然環境を人工的に再現したドームや高層ビルに入れて、自給自足で生活させたほうがいい。
私なら、真っ先に行くな。しまった、行かせてもらえないかも…差別を受けて行けない人々は、必ず付きもの…は、この私だ。
その時には、ドームの外で恐竜時代の原始人のように生き延びるように頑張ってみるしかない。
遭遇したら、目を合わせるのがゴリラだったか?目を合わせてはいけないのが熊だったか?どっちがどっちだったか?いまだに思い出せない。これを間違ったら大変だ。
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Harry Teardrop- “discolor ”Interview
ニューヨークのアンダーグラウンドで彼は完全に独立した立場を保ちながら、限られたリソースの中で特別なものを生み出している。デビューEP「1000Backyard Pools」ではパワフルで爽快なギターロックと甘くストレートに歌ったリリックが印象的だった。
新曲「Discolor」では自己不信や未来に不安を抱えながらも、自らのアイデンティティや経験、築いてきたもの大事にしながら自分を信じて前に進むことを歌っている。
NewSingleとは別でAmbient Track「May’s always humming something 」が同時リリースされており、 街の音や人の会話、様々な日々の環境音がサウンドに影響を与えている彼の「音」へのこだわりを感じる1曲となっている。
ニューヨークで活動しながらもアジア人としての文化的アイデンティティに誇りを持ち作品に反映されていたり、インターネットを使って積極的に日本のミュージシャンたちと交流があることも興味深かったため メールインタビューをお願いし今回快く引き受けてくれた。
Discolor + May’s always humming something- out now★←
Instagram@HarryTeardrop
Twitter@harryteardrop
★新曲のコンセプト、制作、レコーディングについて教しえてください。
この曲では、まずインストルメンタルから始めました。ドラムのプログラミングそれに合わせてギターやベースのパートを書きます。最初は歌詞はありませんでしたが、「Discolor」という言葉だけが頭の中に浮かんでいました。なぜその言葉が潜在意識に浮かんでいるのか、それが私にとって何を意味するのかを考えました。数日間歌詞を書いたり書き直したりしているうちに、「I won't quit even if I'm discolored(変色しても諦めない)」というフレーズが浮かびました。この曲は、自己不信に直面したときに希望を見つけること、そして自分自身の道を辿ることがどれほど困難であってもそれに従うことについての歌です。
★作品作りどのようにして行われますか?
私の創造的なプロセスは非常に散漫です。なぜ何かを作りたいのかはあまり分かりません。ただそれは痒い所に手が届くような感覚。音楽的には、通常はコンピュータ上でアイデアのインストゥルメンタルを作り始めます。しかし、詩を書いたり、映像を作ったり、服を作ったりスプレーを吹いたり、すべては同じ源から生まれています。ただ自分自身に対して正直であることを心がけています。
★新曲「Discolor」のMusicVideoについて教えてください
ロンドン出身の親友であるSoren Harrisonと一緒にビデオを作りました。数か月前、彼がニューヨークに来ると話していたので一緒に作品を作りたいと思いました。私は彼の作品のファンであり、4年以上も前から彼の仕事に魅了されています。Sorenがニューヨークに到着する前日に曲を完成させ、翌日にビデオを撮影しました。 ほぼ即興で決めて街のお気に入りのスポットを巡りました。その中には、私にとってのニューヨーク最初の思い出の場所である自然史博物館やセントラルパークなどもあります。私には予算はありませんでしたが彼が私と一緒にビデオを作ることに快く協力してくれたことにとても感謝しています。彼は普段、より大きな予算でビデオを制作していますが、私と一緒にDIYで制作ができたこと、それは愛です。
★あなたの音楽的な影響はどのようなものがありますか?
名前を挙げるのは難しいですが、私のお気に入りのアーティストの中にはThe Cribs、Bill Evans、Mazzy Star、Ride、The Replacements、My Bloody Valentineがいます。Oasis、Blink-182、The Strokes、The 1975も聴いて育ちました。
★あなた自身について教えてください
私の母はベトナム出身で、父は中国出身です。兄のGrey(Push Ups)が生まれた直後に、彼らは私が生まれたニューヨークに学校のために引っ越しました。私たちが育つ間に、家族はよく引っ越しをしました。私はニューヨーク、オレゴン州ポートランド、上海、カリフォルニア州オレンジ郡といった場所で育ちました。変わる世界を理解するために、いつも音楽に頼ってきました。6年前、私は学校のためにニューヨークに戻り、"Harry Teardrop"として音楽をリリースし始めました。まだ自分の人生を見つける途中ですが、この地球に存在できることに感謝しています。
★どのようにして音楽のキャリアを始めましたか?
私は5歳のときにドラムを始めました。記憶に残る限り、音楽はずっとそばにありました。11歳か12歳のときに曲を書き始め、高校の時にGaragebandでプロデュースする方法を学び、Soundcloudで本当にひどいデモ音源をリリースしました。18歳のときに "Harry Teardrop"として最初の曲「Chinatown」を発表しました。当時の自分をほとんど認識できないくらいですが、それが私の音楽の本格的なキャリアを築けると愚かにも信じるきっかけとなりました。それにもかかわらず、それに伴う困難があるにせよ、私はそれをうれしく思っています。もし自分を出し切っていなかったら、東京の新しい友人であるあなたとは繋がることはなかったでしょう!
★周りのシーンについてどう感じていますか?他のバンドとのつながりはありますか?
ニューヨークの創造的な人々は常に互いに出会っています。みんながお互いを知っているか、友人の友人を知っているような感じがします。ニューヨークで活躍しているアーティストたちと仲良くしているけれど、特定のシーンに所属しているとは感じません。私はバンドでもなく、電子音楽のアーティストでもありません。その中間にいます。また、アジア系アメリカ人のアーティストでもありますが、それはアメリカで最も多様な都市でも珍しいことです。でも、私は慣れてきた感覚なので、それで構いません。新しいアイデアが毎日交換されている都市に住めていることにただただ幸せです。
★聴いている日本のアーティストはいますか?
たくさんの日本の音楽を聴いています。最近は、新しいCruyffのアルバムがとても好きです。
私のお気に入りの日本のアーティストには、スーパーカー、ART-SCHOOL、Number Girl、m-flo、Strawberry Machine、くるり、宮谷大輔、原神玲がいます。
★あなたとSATOH(LINNA FIGG/Kyazm)はInstagramでお互いをフォローしていますね。どのように知り合いましたか?
@SATOH←
SATOHが大好きです!彼らは私にとってとてもクールです。どうやって知り合ったかは覚えていませんが、多分lil soft tennisを通じてだったと思います。彼らの音楽がどれだけ本物に感じるか、私は大ファンです。最近、LINNA FIGGとはビデオ通話をしましたが、彼の英語の上手さに驚きました!私は本当は日本語を学びたいと思っていますが、東京では多くの人が英語を話すので便利です。今年の後半には一緒に東京でショーをする予定です。
私は実際に会ったことはありませんが、DYGLやSATOH、Lil Soft Tennis / Heaven、JUBEEなど、いくつかの日本のミュージシャンを知っています。そこに行けばたくさんの友達ができるだろうと思っています。その考えだけでとてもワクワクします。私は日本に行った際にはパーティーでDJをしたいと本当に思っています。
★2023年の現在の/夢の目標は何ですか?
2023年のメインの目標は、秋にデビューアルバム「Inbetween Webs」をリリースし、記憶に残る映像と共に提供することです。また、ロンドンと東京でショーを行いたいとも思っています。しかし、大局を見れば、私は人々にインスピレーションを与えたいし、大きな窓のある自分の家に住み、猫と妻、将来は子供も欲しいです。それまでは、手に入るすべての勝利を受け入れます。
★あなたの音楽の魅力は、日本で話題となり、多くの熱狂的なファンがいます。日本のファンへのメッセージはありますか?
それは本当に信じられないことです!音楽の大きな要素の一つは文化的アイデンティティです。私がアジア人であるため、日本の人々は私をそのまま受け入れてくれるので、時にはここアメリカよりも日本の人々により理解されていると感じることがあります。私の母も90年代に日本で英語の先生をしていたので、私は日本の文化への愛を育んできました。年を重ねるごとにその愛はますます深まり、お気に入りのアーティストたちを発見しました。日本に行って、思いっきりパーティーを楽しみたいです!
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【English 】↓
★Please tell me about the concept, production and recording of the new single .
Thank you! I'm so happy it resonates with you. For this song, I started with the instrumental. I usually start with programming the drums on my computer and then write the guitar/bass parts over that. I didn't have any lyrics at first but I had just the word, "Discolor". I thought hard about why that word was floating around in my subconscious -- what it means to me. After a few days of writing and re-writing the lyrics, I wrote the line "I won't quit even if I'm discolored". To me, the song is about finding hope in the face of self-doubt. It's also about following your own path, as challenging as that may be.
★what does your creative process ?
My creative process is so scattered. I never really know why I want to make something. It just feels like an itch that I need to scratch. Musically, it usually starts with making an instrumental idea on my computer. But I also write poetry, make visuals, sometimes make clothes or spraypaint-- it all comes from the same place. I just try my best to be honest with what I'm doing.
★Can you tell me about your new music video?
I made the video with my good friend Soren Harrison, who's from London. A few months ago he told me he was going to be in New York. I knew I wanted to make a video with him because I've been a fan of his work for over 4 years now. I actually finished the song the day before he flew into New York and then we shot the video the day after. It was all so spontaneous, just going around my favorite spots in the city. Some of them are places where my first memories were formed like the Natural History Museum and Central Park. As with pretty much everything I do, there was no budget. I'm so grateful he was willing to DIY it with me because he usually makes videos with way bigger budgets. That's love.
★who are your musical influences?
I have too many to name but a few of my favorite artists are The Cribs, Bill Evans, Mazzy Star, Ride, The Replacements, and My Bloody Valentine.
Growing up though it was Oasis, Blink-182, The Strokes, probably The 1975 too.
★can you tell me about your personal history?
My mom is from Vietnam, my dad is from China. Right after they had my brother Grey (Push Ups), they moved to NYC for school where I was born. Our family moved around a lot when Grey and I were growing up. I grew up split between NYC, Portland, Oregon, Shanghai, and Orange County, California. Somehow we always turned to music to make sense of our changing world. 6 years ago, I moved back to NYC for school and started releasing music as "Harry Teardrop". I'm still figuring out my life with each new day but I just feel grateful to be here on this earth.
★how did you start your music career?
I started playing drums when I was 5 years old. Music has been around as long as I can remember. I started writing songs when I was 11 or 12 and then learned how to produce on Garageband when I was in high school, releasing really shitty demos on Soundcloud. I put out my first song as "Harry Teardrop", "Chinatown" when I was 18 and even though I barely recognize the person I was back then, it led me to foolishly believe I could make a real career out of my music. I'm glad it did, despite the challenges that come with it. If I had never put myself out there, I would never be connecting with you, my new friend in Tokyo!
★how do you feel about the scenes around you ?
Do you have any connections with other bands?
Creative people in New York are always bumping into each other. I feel like everyone knows each other or knows a friend of a friend. Even though I'm friendly with so many artists coming out of New York right now, I don't feel like I'm part of any particular scene. I'm not a band, nor am I an electronic artist. I'm somewhere in between. I'm also an Asian American artist which is rare, even in the most diverse city in America. That's how I've been my whole life though so I'm used to that feeling. I'm just happy I get to live in a city where new ideas are being exchanged every day.
★Are there any Japanese artists you listen to ?
Yes! I listen to a lot of Japanese music. Most recently, I've been really loving that new Cruyff album. Some of my favorite Japanese artists are Supercar, ART-SCHOOL, Number Girl, m-flo, Strawberry Machine, Quruli, Daisuke Miyatani, and Rei Harakami.
★You and SATOH(LINNA FIGG/Kyazm) follow on Instagram each other. How did you get to know each other?
I love SATOH! They're so cool to me. I don't remember how we found each other, maybe through lil soft tennis. But I'm a big fan of how genuine their music feels. Linna figg and I had a facetime call recently, I was surprised by how good his English is! I really want to learn Japanese but it's convenient that a lot of people in Tokyo speak English. We're working on playing a show together in Tokyo later this year. I'm just trying to find a sponsor to fly me out there, so if you know of any brands that would be interested, let me know!
★Are there any other Japanese musicians you are close with?
I've never met any of them in person but I know DYGL, SATOH, Lil Soft Tennis / Heaven, and JUBEE, to name a few. I know once I go out there I'll make so many friends. Just the thought is so exciting to me. I really want to DJ a party while I'm out there too.
★What are your current/dream goals for the upcoming ?
My main goal for 2023 is to release my debut album "Inbetween Webs" in the fall accompanied by memorable visuals. I also want to play shows in London and Tokyo. In the grand scheme of things though, I just want to inspire people, have my own house with huge windows, and have a cat, a wife, maybe kids someday. Until then, I'll take every win I can get.
★ The appeal of your music is a hot topic in Japan, and you have many passionate fans. Do you have a message for your Japanese fans?
That's so crazy to me! Such a big part of music is the cultural identity aspect. Sometimes I feel more understood by people in Japan than even here in the US because I'm Asian so they can see me for who I am. My mom was also an English teacher in Japan in the 90s, so I grew up with a love for Japanese culture. That love has only grown as I've gotten older and discovered my favorite artists from there. I can't wait to come out there and party my brains out hahaha.
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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和六年(2024)3月4日(月曜日)
通巻第8160号 <前日発行>
<速報>
ナワルヌイが去って、次の「ロシア民主主義」のイコンは?
「反プーチン」の女流作家、風刺画家、海外に逃げたジャーナリスト等はいま?
*************************
反プーチンのイコンだったナワリヌイが突然死。毒殺説がいわれたが、ウクライナの情報機関が血栓と確認した。
ナワルヌイは極右民族主義活動で知られ、プーチン批判と言っても、ほかの民主主義的な反プーチンとは一線を画していた。
葬儀は3月2日、モスクワで行われ雪道をいとわず数千の人の行列ができた。墓は花束で埋まった。筆者は李克強が急逝した折、安徽省の生家跡に数万人の弔問客が訪れ、花束で埋め尽くした場面と二重写しになった。
後者は中国民衆の習近平独裁への当てつけ、しずかなる抗議行動だった。
2月27日、モスクワの裁判所は「ウクライナ侵攻に反対した」として、ノーベル平和賞の人権団体「メモリアル」幹部、オレク・オルロフに禁錮2年6月を言い渡した。
オルロフは22年11月、フランスメディアへの寄稿文が「ロシア軍の信用を失墜させた」として、罪に問われ、23年に罰金を言い渡された。オルロフは「共産主義を脱したはずのロシアが全体主義に逆戻りし、今やファシスト化している」とプーチン政権を鋭く糾弾した。
▼有名女流作家に「外国エージェント」のレッテル
2024年3月1日、ロシア当局は「ウクライナ戦争に反対し、LGBTQプロパガンダを推進した疑い」で、女流作家のリュドミラ・ウリツカヤを「外国工作員」と認定した。
ウリツカヤ女史は現在、海外に移動したとされ、ノーベル文学賞候補作家とも評価されているが、ソ連時代からクレムリンに抗議し、プーチン大統領を激しく批判してきた。
リュドミラ・ウリツカヤの作品は日本でも『女が嘘をつくとき』など11冊が翻訳されていてファンが多い。バシコルトスタン共和国生まれで、児童文学でロシアブッカー賞を受賞した。写真を見ると明らかにロシア人ではなくバシコール人、あるいはタタール人かも。
ロシア法務省は、ウリツカヤ女史が「ウクライナでの特別軍事作戦に反対」したことを外国のエージェントと認定し、著名作家のボリス・アクーニンを含む「WANTTED」のリストに加えた。
ボリス・アクーニンはロシアを代表する推理小説家だが、グルジア人だ。
2014年にロシアを出国し現在、ロンドンに暮らしているとみられる。日本留学組で、本名のチハルチシヴィリの名前で翻訳した日本文学には三島由紀夫『金閣寺』や多和田葉子の小説がある。勿論、日本語に堪能。
ロシアは「外国工作員」という用語を反逆者や国家の敵とみなす人々に適用し、ラベルを貼られたすべての人物の出版物に「警告マーク」を義務付けている。アクーニンの作品はロシアの書店から撤収された。
前述の」ウリツカヤの小説は17ヶ国で翻訳され、とくに『ダニエル・スタイン』はカトリックの司祭になったポーランド系ユダヤ人の実話に基づいた物語。プーチン大統領がウクライナでの軍事作戦を命じると、彼女は「無意味な」紛争はロシアにとって「壊滅的」なものになるだろう」と予測し、ドイツへ出国した。
▼風刺漫画家も排除へ
同日の3月1日、ドキュメンタリー映画監督のユーリ・ドゥッドや政治学者のエカテリーナ・シュルマンらクレムリン批判者を「外国工作員」と認定した。
ロシア法務省は風刺画家セルゲイ・エルキンら9人を加えた。
エルキンはプーチン風刺で有名な漫画家だが、便座をタイタニックに見立て、その甲板で両手を広げたデカプリオの格好をしたプーチンをからかう構図は大ヒットとなった。
エルキンが筆名でないとすれば、人名からの類推でアルメニア人かもしれない。
ジャーナリストのローマン・ドブロホトフ(ウェッブサイト『インサイダー』創設者)は嘗てのマレーシア航空撃墜事件や初回のナワルヌイ毒殺未遂事件などを暴いてきた。
カレン・シャイニャン(同性愛を公言した編集者)もリストに名を連ねている。
(その風刺漫画は下記サイトで確認出来ます ↓)
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文学フリマ東京参加します
2023年5月21日(日)、東京・流通センターにて開催される文学フリマ東京36にサークル・ヨモツヘグイニナで参加します。
お品書き↓
新刊は『けものと船乗り』、『ヤールルカ』の二種類です。
★けものと船乗り
船をことごとく沈めてしまうという「魔の水道」を挟んで、島とむきあう街……その街の灯台には、もう一匹のけものが棲みついていた。
街のひとびとには「けもの」と思われているアーシアは、ある日磯で船乗りと出会う。けものに焦がれて水道を渡りたがる船乗りは、それでも、星の読み方も、鳥のことも、航海についての知識をすべて、忘れてしまっていたのだった……。
B6サイズ/42ページの小さな幻想小説です。
★ヤールルカ
動物写真家とハンター、ふたりの女が出会い撮ることと撮られることについて考えるファンタジー小説。B6サイズよりちょっと大きい、12ページのコピー本です。
通販で予約していただいてるかたは本日発送いたしましたので、週の半ばころには到着するんじゃないかなと思います。
他に持ち込む本ピックアップ
★山梔の處女たち(準新刊)
アルファの少女ふたりの物語『首輪とロマンス』、魔法学院に通う少女たちと教師・使い魔の物語『魔女の選択』、人生の岐路にまどう少女たちの恋をすること・しないこと、そして未来についての物語です。
★浜辺の村でだれかと暮らせば(おすすめ)
田舎で漁師をいとなむ日和。父が死に、自分の収入だけでは生活が心許ない…そんなとき「だれかと暮らす気、ない?」と声をかけられて……。やってきたのは都会の男。人付き合いは得意じゃないし、村に役立つような特技も持ってない。それでも、「この土地」で生きていくことを、ともに選ぶ「ひとびと」の物語。
委託本
★『征服されざる千年』(鹿紙路さん)
東アフリカ×三つの時代×百合、歴史と物語りの剣呑な関係、歴史実践という切実な営みについての長編小説
5~6世紀
魂の救済を求め沙漠を旅する修道女と元娼婦(シリア~エチオピア)
15~16世紀
漁師の娘に恋い焦がれるムスリマの少女(マダガスカル~エチオピア)
21世紀 共に逃避行する歴史人類学者と考古学者(日本、マレーシア、シンガポール、マダガスカル、ロンドン、タンザニア、エチオピア)
ほかに、鹿紙さんのお手製の素敵なブックカバーも委託します!
★『日々詩編集室アンソロジーvol.1 わかち合い』
31名の寄稿者とHIBIUTA AND COMPANYのスタッフによるエッセイや旅行記を集めた本です。全部リソグラフ!
★『存在している 編集室篇』
HIBIUTA AND COMPANYに集うひとびとが、どこへ行こうと出発し、どんな道のりを歩いて「ここ」へたどり着いたかをそれぞれの言葉で語るエッセイ集。第一弾は編集室篇。編集室にいる「ひと」のことを知らなくても、「ひとりの人間がどんな軌跡を歩いてきたか」、言語化に長けたひと・出版という選別に勝ち抜いたひとだけでなく「だれもが」語りたいときに語る試みをする本です。
他に↑の日々詩編集室から9月に『ゆけ、この広い広い大通りを』というタイトルの三人の女たちの物語が出るので、試し読みの冊子(ちょっとだけ)とかも持って行きます。よかったらどうぞ。
文フリ東京、お隣は八束さん。
新刊の「アフター・ヘブン」、その書物について書かれた八束さんのブログを読んで、このような目を持つ稀有な作家の書物に手が届く世界は幸福である、と言う思いを強くしました。
『光や風にさえ』もそうなんだけど、権威や能力主義からは取りこぼされてしまう個人(これはフィクションの登場人物であっても、というかフィクションの登場人物であるからこそ、ストーリーラインに載せられず、すくいあげられなかったりする)の物語を、丁寧に、(逃げずに)、決してあきらめずに「描く」姿勢に敬服する。
東京、行くのは実は三年ぶり。鹿紙さんに委託をお願いしていたので、初頒布の本ばかりではないけれど、それでも、わたしがこの本たちを携えて東京へ行く、と言うことは「初」で、どきどきしている。
新幹線の切符、予約を間違えて、東京→名古屋というのを買っちゃった。
今週中に、もう一個くらいお知らせしたいことがあると思うので、そしたらまた、ブログを書きます。
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