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#レイヤー状に重ねる
kent-ar · 1 year
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名東区の住宅は、リズミカルなボリュームの重なりが特徴的。道路から杉板打放し、ダークグレーの大壁、白いボリュームがレイヤー状にズラして重ねることで、軽やかなリズムを産んでいます。 物件名:Toc-house Photo : (株)VA 岡村靖子 #スレッドデザインスタジオ #moderninterior #housedesign #housephotography #residence #houseexterior #exteriordesign #名古屋設計事務所 #住宅設計 #設計事務所 #住宅デザイン #木造住宅 #外観写真 #シンプルな暮らし #杉板打放しコンクリート #レイヤー状に重ねる #白いボリューム https://www.instagram.com/p/CqUNFHGP6pK/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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elle-p · 5 months
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P3xP4 World Analyze pages 34-35 transcription.
ニュクスへと至る異形の塔 “タルタロス”
タルタロスの誕生
月光館学園の場所で影時間にそびえ立つタルタロスは、10年前の爆発事故によってその存在が確認されることとなった。しかし、必ずしも爆発事故だけが原因というわけではない。この場所にエルゴノミクス研究所が建てられたのは、桐条鴻悦がシャドウの存在を知ってから世界各地で調査を行い、シャドウによる時空の歪みがもっとも顕著に確認された場所と同定したからであり、人工島開発計画のスタートと同時に研究所建設地に決めている。研究所がシャドウを集めて融合実験を進めたことで歪みが拡大したが、それ以前からこの場所にシャドウが集合しやすいポイントがあったのは確か。“死” のシャドウを作ることに失敗し、融合途中のシャドウが飛び散る爆発事故となったが、シャドウを集合させることですでに形作られていた時空の歪みは一帯に残り、以降影時間とタルタロスとしてこの場所に定着したものと考えられる。
シャドウの性質を考えれば、爆発事故が起こらなかったとしても、いずれは同じようなものが生まれただろう。
象徵的建造物
タルタロスの塔は、毎夜0時の “影時間” となった瞬間に造り直されるように見える。月光館学園があるはずの場所に、巨大な植物が成長する様子を早回しで見るように一気にそびえ立っていく。これは内部の構造が毎夜変化するという観測にも符合するが、影時間の間だけ月光館学園が物理的に “無くなっている” というわけではないため、実際そこに建っているものとは考えにくい。影時間は “現実” の1秒にも満たない一瞬だけが切り取られ、シャドウを構成する精神体で作られたレイヤー (層) が現実世界にかぶせられた状態。適性のない人間が “象徴化” レイヤーで覆われた状態となるのと同様に、月光館学園にはタルタロスというレイヤーが重ねられ、学園が見えなくなる。タルタロスの内部もいくつかの層で構成されており、塔が建つように見えるのは層のレイヤーが重ねられる視覚的現象と捉えることもできる。
タルタロスレイヤーで覆われた学園は、現実にそこにあったとしても影時間内からは知覚できない。
エルゴ研の名残
タルタロスの内部には、かつてその場所にあったエルゴノミクス研究所の残滓のようなものがあり、一部記録文書も発見できる。しかし、現実には月光館学園を建てる際に取り壊され、記録文書などが残っているわけはない。これは、タルタロスが基本的にはシャドウと同じ精神体によって構成されているからで、言ってみればその場所の記憶のようなものが構造に反映された結果そうなったもの。同様にタルタロス自体の内部構造も精神体からできたもので、タルタロス構造に取り込まれた精神体の記憶のようなものが反映されている。もっとも集合体が持つ混沌としたイメージなので、個人の思想などが出ているわけではない。下層は周辺に存在した精神体を材料としているせいか学園内部にも似た構造をしており、上層に行くと大型シャドウの一部が材料になっているためか異国的であったり、シュールレアリスム的なイメージが見られる。
文書の内容を見ると、強い想いはシャドウ化されていなくともタルタロスの構造に取り込まれやすいようだ。
最上階に降臨するニュクス・アバター
[守護する者たち]
“死” のシャドウ望月綾時が転じたニュクス・アバターは、タルタロス最上階に現れる。その手前には彼を守護するようにストレガが待ち受けていた。彼らも真相に肉薄していたことがわかる。
[ニュクスと同等の存在]
望月綾時はニュクスに取り込まれ、ほとんど区別のつかない状態だと自身で語っている。しかし、人間の中で生きたことで造られた綾時のパーソナリティは色濃く残っていて、綾時と変わらない声で語りかけることもできる。圧倒的な力はニュクスのものだが、最後まで綾時は綾時の意識を持ち続けたようだ。
[ニュクス・コア]
最後に発現する “世界” あるいは “宇宙” のタロットには、卵のような形のウロボロスの輪に囲まれた女性の姿が描かれている。四隅にいるワシ、雄牛、ライオン、天使の組み合わせはテトラモルフとも呼ばれる黙示録で神の玉座のそばに控える動物たち。二ュクスの中心核は、そのウロボロスの形にも似ている透明な輝く卵の姿をしていた。
タルタロスを構成する “七つの地”
第七の地 世俗の庭テベル
ユダヤにおける地獄は “ゲヘナ” と呼ばれるが、そこから発展した神秘思想では “七つの地” に細分化される。テベルは7つ目にあたる浅い層で、人間の世界にもっとも近い位置にある地獄。“七つの地” は神をシンボライズした “セフィロトの樹” と上下逆向きで対応して���り、テベルは根本の基礎部分にあたる “イェンド” に相当する。
第六の地 奇顔の庭アルカ
6つ目のアルカはいわゆる “魔界” と呼ばれる地獄の主要な “大地 (アルカ)” で、一般的にはこの層を指して “ゲヘナ” と呼ぶ。この層自体も七つの部分に分けられ、聖書中で地獄を意味する “ハデス” はこの小分類のひとつ “シオウル (洞窟あるいは子宮の意)” を指していることが多い。セフィロトでは左足 “ホド” と対応している。
第五の地 無骨の庭ヤバザ
5つ目以下の層は基本的に悪魔も好まない荒れ地と言われていて、ヤバザは砂で覆われた乾燥した場所になっている。タルタロスの中ではエッシャーのだまし絵を思わせる視覚の混乱を起こさせるようなイメージとなる。セフィロトで対応する神の右足 “ネツァク” はホドと互いに補完する関係にあり、ヤバザとアルカも対の関係性がある。
第四の地 豪奢の庭ツィア
4つ目のツィアは草に覆われた乾燥地とされる。タルタロスでは名前の通り、黄金色の床に赤い絨毯が敷かれた王宮を思わせる絢爛豪華な階層となっている。セフィロトで対応する “ティフェレト” は “崇高” と訳される場所で神の心臓を象徴しており、神の頭・知性を象徴する部分に次いで重要な部分。ある意味、タルタロスの様相と符合している。
第三の地 焦土の庭ハラバ
3つ目のハラバは崖のように起伏の激しい土地で、作物が実らない不毛の地とされる。セフィロトでは神の左腕と法の裁きを象徴するゲブラ一にあたり、火星や “力” と関連付けられ “神の愛” ケセドと対になる存在。タルタロスでは間の中壁や床に七色のイルミネーションが灯るサイケデリックな空間になっている。
第二の地 憂鬱の庭アダマ
2つ目のアダマは、原初の人間アダムを作った “土” を意味する名前で、赤土ばかりの荒れ地である。セフィロトは、神の “愛” もしくは “慈愛” と右腕を象徴するケセド。タルタロスでは無数の星々が輝く白色の明るい光に包まれた場所となっており、ハラバとの対照的な関係が見て取れる。全体が混沌としたタルタロスの中では整然とした印象の空間。
第一の地 王居エレス
もっとも下に位置するエレスは潰れた廃墟のごとき場所で、逆さまのセフィロトを吊るされた人間に例えれば頭にあたる位置。セフィロトでは神の神聖を象徴するケテル、コクマー、ビナーの3つをまとめて “アティルド” と呼ぶ部分に相当する。タルタロスでは月の真下にある屋上にあたり、ニュクスが降臨するために用意された場所である。
ライプニッツの提唱する “モナド”
ゴッドフリート・ライプニッツ
『モナドロジー (単子論)」を提唱したドイツ出身の哲学者で、高名な数学者でもある (1646-1716年)。数学や科学だけでなく、哲学や経済学、神学までもひとつの体系的な学問にまとめようとしたことで知られている。後年ぺルリン科学アカデミー創設に参加して初代総裁となるが、それ以前に政治家であったことでも知られており、同時代の知識人とは精力的に交流していた。
世界を構成する真の単位
ギリ��ャ語で “単一の” という意味の「モノス」が由来の “根源” を意味する「モナド」という言葉は、古代ギリシャの数学者として有名なピタゴラスらが使い、ライプニッツがさまざまなものの最小単位の概念として発展させた。物質の最小単位である “アトム” を物質以外にも応用した考え方で、例えばこうした思想も、概念を可能な限り分解した最小の状態が “モナド” となる。
“深層モナド” へはタルタロスを徘徊する “刈り取る者” を倒さなければ到達することはできない。
タルタロスから繋がるもうひとつの空間として、強力なシャドウばかりが現れる “深層モナド” がある。
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benibame · 7 months
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音MDM天 特別告知「アナログ」制作メイキング
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2023年9月17日にニコニコ生放送にて開催された音MADイベント「音MAD DREAM MATCH -天-」の特別告知動画を担当・制作しました。そのメイキングになります。技術的にあまり役立つことは書いていないのであしからず。
動画はこちら
【Youtube】
【niconico】
①主題の決定と構想・準備
2023年の春ころに音MDM天運営から「アナログな作風を用いた告知映像」の作成を依頼されました。自分はもともとコマ撮り(ストップモーション)から映像制作を始めたこともありカメラを用いた実写映像の制作は好きでした。今回はその手法をメインとした、暖かみのある作風を主題とすることとなり、制作を開始しました。
「多くの個性が集まり、融合して新しい作品が生まれる」というイベントの趣旨から、おもちゃ箱をひっくり返したように様々なモノがゴチャゴチャに散らばりつつ一つの作品になっていくという主題に決定しました。
僕はこの手の作品をイメージする際にいつも思い出すのが「ミッケ!」という絵本です。読んだことがある人もいると思いますが、内容はウォーリーを探せの人間が小物に変わったようなものです。僕はあの絵本がとても好きで図書館でずっと読んでいました。一見して雑多に小物が散らばっているだけですが、よく観察するとそこにはストーリーあったり、この配置になった時間・過程を読みとることができます。言葉や文字情報に頼らず、存在だけで物語を作り出す表現に衝撃を受けたのをよく覚えています。僕が小物を使った箱庭的な構図を好むのはここが原点である気がします。キラキラした小物たちを眺めるときの多幸感。それをこの動画でも表現出来たらな、というイメージが最初にありました。
この主題を実現するためには前提として「様々なモノ」が必要であったため100円ショップや雑貨屋でおもちゃ、造花などを買いそろえたり、実家から持ってきたりしました。紙の箱やペーパークラフトの家は自分で作りました。こういうちまちました作業をしている時が一番楽しかったりします。
主役のように登場するレコードプレイヤーも実家に置いてあったもので、当初は動きませんでしたが配線を修理してなんとか動かしました。さすがナショナル製。
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全体を通して、シンプルさとは相反する情報量の多い画面構成であるため、見てほしい部分と見なくてもよい部分を意識するようにしています。実写映像は明るい昼間しか撮影できなかったり、コマ撮りのように数秒のカットでも撮影が長時間かかるものがあったりとなかなか不自由な作業であり、制作に時間がかかることが予想されました。そのためなるべく早くから構成を考え、実行に移しました。
実写映像は絵コンテなどでイメージしたものがそのまま撮影できることの方が少ないもの(経験則)なので、ある程度は大雑把なイメージのまま、実際に撮影を開始してその都度いい感じに変えていくほうがよいと判断しました。撮影してカメラの画面で確認した時は完璧だと思っても、PCのモニターで見てみるとなんか違うな…ってことも普通にあるので、とにかくトライ&エラーで進めることを重視しました。
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各出場者の紹介はポラロイド写真風にしています。初めから出場者の名前は実写ではなく合成にしようと決めていました。その方が視認性がよく、修正も容易なためです。なんといってもイベントの主役は出場者なので最も目立つようにしなければなりません。その名前を合成するスペースを確保するという意味合いで、普通の写真よりも余白が大きいポラロイド写真の方が適しているため採用しました。
立ち絵の背景はその人の代表作のスクショを使用しています。あくまで立ち絵が目立つようにしているのでちょっと見えにくいかもしれません。一人につきスクショ2枚。合計80枚のスクショを間違えずに組み込むといった画像管理は結構大変でした。運営にも手伝ってもらいミスのないように地道に確認していきました。
その他にロゴやその下地に使う模様の印刷、レコード盤風の紙などを作ったり印刷したり細かい準備を進めていきました。実写撮影で大切なのは9割が準備のようなもので、ここらへんは依頼を受けて構想を練った時点で少しづつ進めていきました。
②撮影について
コマ撮りや実写撮影は暑さとの戦いです。自分はかつて真夏にクーラーをつけずにコマ撮りをしてカメラをオーバーヒートさせたことがあります。猛暑の中で制作するのは嫌だったので5~6月のうちに撮影だけでも終わらせようと取り組んでいきました。
とは言え今回の撮影はすべて室内で行ったため、日差しやライティングにさえ注意すればわりとスムーズに進めることができました。
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おもちゃ箱をひっくり返したようなゴチャゴチャ感、賑やかで楽しい雰囲気を出すためにはとにかくモノの配置が重要になります。画面の情報量がスカスカでは雰囲気を作ることができません。そのため文具やおもちゃなど小さいものを手前、造花や本など大きいものを奥に配置しました。こうすると空間を効率的に埋めることができ、また奥行きを表現できるので平面的な構図を避けることもできます。
当初はこの実写映像にモーショングラフィックス表現を加えて、より華やかな雰囲気にしようかとも考えていました。特に出場者紹介の部分ではコマ撮り以外のカットはあまり画面に動きがなく、見ていて飽きてしまうのではないかという不安がありました。映像作品において動きがないというのはかなりリスクのある表現なので、それをどうにかして避けようと考えていました。結局、モーショングラフィックスを合成する案は却下しました。理由としては手作り感のある、暖かみの感じる作風にモーショングラフィックスが合わなかったことと、合成がうまくいかなかったことがあります。実写映像に対してトラッキングがうまくいかずズレが生じるととても悪目立ちします。まして出場者紹介の部分で変に目立ってしまうことは避けたかったので、今回は実写合成は極力避けて制作しました。
代替案として、出場者紹介の各カットにおいて何かしら動きを加えるという方法を採用しました。「モノを置く」「おもちゃが動く」「電飾が光る」など出場者紹介の10カットすべてでなにかしら映像に動きがあるよう撮影しています。あくまで使用しているのは静止画ではなく動画であることをアピールすると同時に、出場者名が目立たなくならない程度に画面に華やかさを持たせたい意図があります。
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運営から雰囲気の参考としていくつか映像作品を教えてもらいましたが、その中でもこの作品が特に印象に残り、お手本にさせてもらいました。実写ではなくCGなのは明らかですが、紙の質感を出しつつ派手な動きとカラーで飛び回る賑やかな映像です。場面転換は早くカット数も多いですが基本的には机の上からの撮影がメインであり、その制限された場所のなかで華やかな画面構成を作っています。それらの要素を観察して、なるべく賑やかな映像になるように考えてみました。
撮影は予定通り7月くらいまでにおおむね終了し、運営と話し合いつつ修正を加えていきました。1カットまるごと撮り直しなどもありましたが、わりと余裕をもって取り組むことができました。
撮影した映像の合計時間は約2時間。撮影した写真は120枚でした。
③編集について
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実写映像における編集はわりとシンプルなもので、撮影した映像の上にいろいろ乗せていくだけなのでレイヤー構造が複雑にならずに済みます。ここらへんの整理整頓が苦手なので、これがモーショングラフィックス全開の作風だったらレイヤーがひどい有様になってたはずです。
出場者の名前をどのように合成するかは悩みどころでした。普通に表示させるだけではつまらないし、アニメーションをつけるには表示時間が少ないし、手書きにすると視認性が悪くなるし…。悩んだ末にこのような形に落ち着きました。太めの文字で視認性もいいですし、動きもあるので見ていて楽しくなる。先頭の文字に色を付けていますが、この色はキャラクターの色だったりイメージ的なものだったりするので、実はそこまで深い意味があってつけたものではありません。
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(tumblrの仕様上かなり画質が荒いです)
上の画像、左は最初に作った試作版で右は最終的な完成版です。最初は出場者を五十音順で登場させていましたが、運営のアドバイスでチーム順に変更しています。
1カット目(コルクボード)については、最初は撮影した映像に文字を直接合成しましたが、カメラの動きと文字の動きにズレが生じて、いかにも合成した感が出てしまいます。カメラの動きも三脚に固定しつつカメラを動かすとぎこちない感じになってしまいます。なめらかなイージングのある動きを人力でやるのは正直無理でした。専用の機材は特に持っていないので仕方ない。そのためカメラを動かさず広域で撮影した映像を編集で拡大し動かす手法にしました。こうすればカメラのぎこちない動きもなく、合成も自然になります。
2カット目(観覧車の置物)は、構成自体を大きく変えています。試作版は写真に合成した、いわゆる静止画状態なので文字の動きは変ではないですが、静止画ゆえに動きもなく特別面白いところもありません。先述の通り動きのないカットは映像として致命的なので全体を作り直しました。完成版も1カット目同様にカメラ自体は動かさず編集で移動させているので合成は自然になり、ズームを使用した面白い動きになったと思います。
こんな感じで出場者紹介の各カットを作成していきました。曲としてもサビになる部分なので時間をかけて試行錯誤しています。
今回の文字アニメーションのメモ(自分用)
①GG分解でテキストを一文字ずつシェイプレイヤーに分ける ②全シェイプレイヤーを選択してNisai_wigglers(コマ落ちウィグラースクリプト)を適用。 ③エフェクトコントロールで数値を調整 ④調整レイヤーでチョークを適用(文字の太さ調整) ⑤先頭の文字に塗りで色をつける
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個別のシェイプレイヤーの位置を変えても動きには影響しないので管理がラク。文字数が多い人は重なりが生じることもあるので要確認です。
各カットのトランジションは最後まで悩んだところです。ライトリークを入れたりズームを入れたり試行錯誤しましたがいまいち雰囲気に合わず、結局は要所要所でブラーを入れる程度に抑えてあります。出場者紹介部分では各カット時間が短いため、凝ったトランジションを入れて名前の表示時間が少なくなることを避けました。
また、全体の色調はあたたかみのある作風が主題なので少し黄色がかった暖色としています。とはいえそんなに大胆な色調補正をしたわけではなく、ほのかな色の変更と明るさの調整程度にとどめています。自然な感じに見えるように努めました。
④全体を通して
〆切に戦々恐々しながら作っていましたが、思いのほか早く完成し、残った時間を細かな修正にあてることができました。
完成版を一度運営に提出した後にtwitterが突然Xに名称変更し、あわててXのロゴマークを作成・追加しました。タイミングが悪かったら間に合わなかったかもしれず、かなりヒヤヒヤしたのを覚えています。
8月20日に運営からこの動画が投稿され、たくさん見ていただきました。ありがとうございました。やっぱり自分も楽しみながら作った動画というのは見てる側も楽しくなるような、そんな気がします。意外と作り手の心情というのは映像に反映されてしまうので、苦しみながら作ったのか、ノリノリで作ったのか結構分かってしまうものなので、できれば楽しい気分のまま作っていたいと思うところです。
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⑤参考にした映像作品
・LiSA 『ノンノン』 -MUSiC CLiP-
・A Year in Full Colour - Moleskine Planners
・Honda "Paper"
・PlayStation®Lineup Video x 梅田サイファー「PUNCH LINE UP」
・Attitude covered by 柾花音【歌ってみた】
・トリックスター / 初音ミク
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melatonin2020 · 2 years
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https://www.tiktok.com/@fluffy_mof
少し前からメイキングのtiktokを始めました。
動画編集などはよくわからないのでtiktokで許可されている音源を載せるくらいしかできないのですが、作業工程がなんとなく分かれば良いな〜と思ってます。素体は実際自分でポーズを取ったりポーズデッサン人形の写真を撮ってそれを見ながら起こして行きます。漫画の時にもとても便利なので2体持っています。
これはこの前のメイドの絵の時の素体起こしの写真です。これをそのままトレスすると体型などが変わってしまうのでキャラクターに合うように変えていきながら描いていきます。(背景は汚くて隠しました)
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データで全体のバランスを取るのが苦手なので素体まではバランスを見るためにアナログでの作業をしています。なので自分の場合写真を撮ったものをトレスしたい時はプリントアウトをしないといけません。工程も面倒なのでここは見ながらなんとなく当たりをとって描いていきます。デッサン人形の手がどっか行っちゃったので手は別に自分の写真を撮ったりしてそれを参考にして見て描いたりします。
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取り込んでから別レイヤーで洋服を書き足していきます。最初から洋服を着せた状態の時もありますが、このほうがバランスよくかけます。参考にしているだけでトレスではないので上のものを重ねてもぴったりにはならないと思います。 データに取り込むのが素体からなのでtiktokはこの辺りから仕上げまでをタイムラプスにしています。 最近トレパク疑惑をかけられてる絵師さん多いですが、比較画像のソースがなかったり(ないのに言われることあるのか!?と思ったんですがあるっぽいです。)、最近では冤罪の方が話題になってたりしてたので、自分もいざと言うときに作業工程のデータを残しておくことは大切だなと思いました。 顔の輪郭だけ合う!とかたまに見ますけど輪郭だけしかトレスしてないくらいなら多分その人は全部描いたほうが早いんじゃ…と個人的には思います。 自分もいちいちプリントアウトする工程を考えると描いたほうが早いです。
自分の写真を撮る場合はノートパソコンの内カメを使っています。写真だと押してから3秒で1ショットしか撮れないので、動画録画にして少しずつポージングを変えて動いたものをとって、後からバランスのいい部分を一時停止してそれを見ながら素体を起こす、という作業工程です。自分でポーズを取ったほうが動きが自然で柔らかい印象のシルエットになりますが、体型がキャラクターと異なる場合は元の写真からキャラクターの体型に変換する必要があるので自分が取ったポーズに近いポーズをデッサン人形にとらせて、その2つを資料にしながら描く、という場合もあります。
アナログ工程も動画が撮れれば良いのですが、スマホスタンドなどを用意しないと真上からのアングルって難しそうなので皆さんどうやってアナログ作業を撮っているのか今度調べてみます。ずっとアナログで描いてきたのでいまだにアナログのほうが描きやすいです。最近の絵師さんはデータでしか絵を描かない人多いみたいですごいなと思います。データはまだまだバランスとったり細かなニュアンスをペンで出したりするの苦手なので勉強が必要だなと思ってます。パースのきついものとか背景がしっかり必要な場合はパース定規が便利なのでデータから起こしたりもします。
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SESSIONS GLSL Compo 作品提出にあたって
はじめに
こんにちは、独楽回しeddyです。
SESSIONS のGLSL Compoで初めて作品を作って提出しました。(下記)
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今回の記事では、この作品の制作過程について少しお話しようかなと思います。(SESSIONS自体の感想はこちらから)
テーマについて
初めての作品投稿だったので、せっかくだし何かモチーフが欲しいなと思ってました。色々悩んだ結果自分のハンドルネームの「独楽回し」から独楽を描くことを決めました。
そしてそこから更に考えたり過去のGLSL Compoの動画を見てみたり、期限日までの残りの時間でできることを考えていった結果、青空っぽい感じの表現を使って風景っぽい感じに収まりました...。
使用する手法について
レイマーチング
作成した形状は独楽と平面(地面)の2つです。独楽は軸となる細い円柱、中央の胴体部分に当たる太い円柱、軸と胴体を繋げる円錐の3つから構成されてます。また平面については少しy軸にsin関数の動きを付けており、独楽に対してはrotate関数でちょっと斜めに傾けてる状態から回転させることで回ってる感を付けました。
参考 : SESSIONS 2日目のOb5vrさんの解説 : https://www.youtube.com/live/NP8bjmesy2Q?feature=share&t=25378
fbm
謂わばノイズです。これをスケール値や速度を変えて5段階くらいで重ね、更に青と白で着色することで青空っぽい感じの表現が出来ます。これを使って背景の青空や平面(地面)の表現をしました。
参考 : The Book of Shader の解説 : https://thebookofshaders.com/13/?lan=jp
ボロノイ
平面(地面)にちょっと水面ぽさも出してみたいという狙いで、ボロノイも取り入れました。こちらはiqさんの記事でも解説されている「縁がはっきりしているボロノイ」です。これとfbmによる青空表現の組み合わせで地面の模様に揺らぎを持たせて水面ぽさの表現を試みました。
参考 : iqさんの解説 : https://iquilezles.org/articles/voronoilines/
パーティクル表現
もう少し派手すぎないけどリッチな表現と全体の風景の動きが欲しかったので、パーティクル表現の追加を試みました。これはシェーダー芸のYoutube動画、The Art of Code から参考にしま��た。
グリッド単位で光るオーブを形成して、それを一つのレイヤーとして数枚重ねる、更に各々のレイヤーに対しては時間でスケールをかけることで中央からパーティクルが広がってる感じを実現してます。
参考 : The Art of Code (Making a starfield) 1 : https://youtu.be/rvDo9LvfoVE
参考 : The Art of Code (Making a starfield) 2 : https://youtu.be/dhuigO4A7RY
カメラの見え方の動き
カメラに動きがないと単調に見えるなと思ったので、シンプル目にはなりますがカメラが近づいたり遠くにいったりする動きをつけました。シーケンス制御でカメラのfov値が変わるようにして実現しました。また、値の変わり方にもキレがあった方が良いと思い、イージング関数(EaseInOutExpo)を使用しました。(だんだん加速、だんだん減速する動き)
参考 : gazさんの解説 : https://qiita.com/gaziya5/items/29a51b066cb7d24983d6
参考 : The Book of Shader の ギャラリー : https://thebookofshaders.com/examples/?chapter=motionToolKit
苦労したこと
まずはとにかくテーマ決めが難しかったです。自分は今回みたいに「何かを作った後それをイベント等で人前で披露する」という機会を体験したことがありませんでした。これまでの自分の制作は何かテーマに基づいて作るというよりは「自分が試したいことがあってそれをやる」みたいな感じでやっていたので、今回みたいなケースだと動き出しが違っており、故に苦労しました。
決めてからも大変でした。本来ならもっと複雑な形状を作ったり、トンネルなどの表現、エフェクトなど凝りたい部分はありました。ただ、複雑な形状を作ろうとするとどうしても見た目がテーマとそぐわない感じになってしまって見た目が綺麗に見えませんでした。また色々やろうとするとどうしても動作が重たくなってしまったりして全然進まない...という事もありました。
(今のマシン(Mac Book Pro 16インチ)だと今回提出した作品でもファンがすごい回って熱くなったので、保冷剤を袋に詰めたものを当てながら作業した時間もありました...)
今回は自分がまだ少しパラメータの制御が出来ている方の内容、パフォーマンス、テーマと見た目の相性などから今の内容で決めました。(自分個人の考えにはなりますが、理解が自分の中であまり出来ていない内容を使うのは、結局それを扱いきれずに振り回される未来が容易に見えてしまいあまり好ましくないと思っているので使わないようにしました)
まとめ
以上ざっくりですが作品制作についてまとめました。
後になってこうしたかったとかもないわけではないですが、テーマに沿った内容を満たす作品は作れたこと、何より一つ提出してイベントでお見せ出来たのは素直に良かったと思います!
次はもっと理解出来ていることを増やして、レベルアップした作品を作れればと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
コードのリンク
GLSL Compo 作品 URL 1 (NEORT) : https://neort.io/art/ch6gc8cn70rkl4ca3sug
GLSL Compo 作品 URL 2 (shadertoy) : https://www.shadertoy.com/view/mtdGzj
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hachinana87 · 1 year
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ハミルトン劇評翻訳
ハミルトン独語版(ハンブルグ公演)プレミアおめでとう〜!ということで戯れに2016年のハミルトン評を訳してみました。そもそもこの作品の何が凄いのか?というのが解題されてて面白いです。
なぜハミルトンがミュージカルの歴史を作るのか 
サラ・チャーチウェル  2016.11.5 
【このカッコは私の注釈です。英語やミュージカル全然詳しくないので誤訳必須。気になる方は原文↑読んでね。この記事は初演一年近くすぎて英国公演が迫ってきた時の記事で、ちょうどブレジグットのときでした】 
建国の父アレクサンダー・ハミルトンがブロードウェイのヒップホップミュージカルの意外なスターになっている。来年には来英するが、移民の包括の描写はこれ以上ないと言うほどタイムリーなものだろう 
 7月23日の夜、私はニューヨークの劇場にいて、彼の国の独立、そして連邦政府のために奔走した男についてのミュージカルを見ていた。ジョージ3世が「太海は隆起し、帝国は堕ちる/その間助け合ってきたじゃないか」と歌う間、英国ではヨーロッパ連合を離れるか否かの投票が行われていた。『ハミルトン』がアメリカの独立の物語を来年ロンドンに持っていく頃には、その約束された成功はあらゆる種類の歴史の皮肉を描き出すだろう。 
 『ハミルトン』はアメリカン・ミュージカルの歴史にとって滅多にない変革的経験となった。『ショウボート』や『オクラホマ!』、『ウエスト・サイド物語』のようなゲーム・チェンジャー。その後に出るものを永遠に作り替える革新的な作品となった。しかしこれらの先駆の作品などと違って、ハミルトンは一人の男、リン=マニュエル・ミランダーー作曲・作詞・脚本を全て担ったーーによって作られたのだ(スティーブン・ソンドハイムも同じように全てを担ったが、彼の作品はブロックバスターではなかった)。『ハミルトン』はアメリカのポップミュージックのサウンドトラックと、歴史上最も独創的な脚本を使いながら、アメリカの歴史と現在の政治を結びつける。結果的に、ショウのなかのほとんど全ての歌が複雑な歴史劇コンサートとなる。古風な音楽と現代的な音楽の重なり合いは、歴史上の出来事と現在の政治と混じり合うのと同じようにそれぞれのレイヤーを重ねる。2年もしない間に、「ハミルトン」はボックスオフィスの記録を塗り替え一ー1億ドル以上のチケットを売り上げたーー、演劇関係の賞を総なめにし(ピューリッツァー賞戯曲部門を含む)、他の作品ではこれまでなかったような大仰な賞賛を集めた。しかし「ハミルトン」はそのすべての賞賛を超える作品である。 
 ミランダが休暇中にロン・チャーナウのアレクサンダー・ハミルトンの自伝を読んだ時、彼はすでに成功したミュージカルを作っていた(『イン・ザ・ハイツ』)。(この気まぐれのお陰でロン・チャーナウは『ハミルトン』の売り上げの1%を手にすることとなり、金持ちになった)ハミルトンはアメリカの歴史上の一種の変質を表象していていた。建国の父でありながら、歴史から神話に作り変えられることはなかった。それには多くの理由がある。ハミルトンの立ち位置が今の神話に相容れないものであると言うことは無視できない点だ。例えば彼はエリート主義を公言したし、終身大統領制度を支持した。彼が推進した連邦政府の拡大は1794年のウイスキー反乱を引き起こしたが、それは暴力的に鎮圧された。これらの事実はミランダの「若く、貧しく、飢えた」西インド諸島からの移民が、知能と努力と大胆さでアメリカン・ドリームを掴むというミュージカルには出てこない部分である。ミランダは移民社会と平等主義と業績主義のシンボルとしてハミルトンを讃える神話を作った。歴史の視点で言えば拡大解釈だが、演劇的には天才的な所業だ。 
 ハミルトンはアメリカ独立のヒーローとなり、ジョージ・ワシントンの右腕となり、アメリカ初代財務大臣となり、連邦政府の州政府に対する上位性を示す文献的根拠となった「フェデラリスト・ペーパー」の共同執筆者(ジェームス・マディソンと共同)となる。国立銀行について論争し、国の証券や国債を作り、アメリカの経済的成功の礎を築いた。彼のドラマチックな人生は現職の副大統領アーロン・バーとの決闘で殺されるという結末でメロドラマティックな終わりを迎えた。このような業績とドラマにも関わらず、ハミルトンはアメリカの歴史の中で主流から追いやられていった。ワシントン、ジェファソン、ジョン・アダムスは数えきれないほど小説、映画、ミニシリーズ・ドラマとなったし、彼らが一堂に会するミュージカル『1776』にもなった。『1776』は独立宣言を描いた作品だが、ハミルトンは名前すら出てこない。【1776は独立宣言のころの話で、その頃ハミルトンは大尉ぐらいなので作中に出てこないのはそんなに不自然ではないかな?こんなに大がかりではないですが、ハミルトンの伝記はちょくちょくフィクション化もされてた模様。ゴア・ヴィダルのバーの小説にも出てきます。まぁ派手な経歴の割に他よりも少ないというのはそうなんでしょうな】 
 脇に追いやられると言う扱いは、彼自身プエルトリコの移民の息子であるミランダと共鳴した。個人としても、アメリカの歴史としても、かの国の移民への扱いを体現しているからだ。この対の洞察が、この歴史・文化・政治参画に関してのミュージカルの中で煌めいている。建国の父たちのキャストはほぼ有色人種である(建国の母たちもいるが、キャストは圧倒的に男性中心)。その結果が、想定もしない現象を生み出した。政治・経済・人種の歴史に関する歴史劇が、今のアメリカの政治・経済・人種の状況を皮肉る、ブロードウェイ・ヒット。このショウの全てが「メタ」で、あらゆる層に重ねられている。『ハミルトン』はメタ演劇で、メタ歴史、メタミュージカル、そのあらゆる層へのメタなのである。 
 作品には、ミランダの幅の広く正確な音楽参照が多分に含まれている。歪んだブリットポップ風のジョージ3世に始まり、デスティニーズ・チャイルドのように歌うスカイラー三姉妹。ノートリアスB.I.Gからケンダー&エッブへの目配せ。ミランダは詳しい知識を駆使し、『ショウボート』『ウエストサイド物語』の様な作品がメインストリームのマイノリティ文化に関する���識で重要な転機をもたらしてきた業界ーーアメリカのポップカルチャーの縮図に等しいーーについて機知に富んだ会話を導く。『ハミルトン』はこのプロセスを用い、サブカルチャーの音楽を使いながら、メインストリームの歴史を読み解いていく。ロジャース&ハマースタインの『南太平洋』から引用された人種差別に関する台詞(“you’ve got to be carefully taught”)はバスタ・ライムスと肩を擦り合わせる。ソンドハイムが『太平洋序曲』で試みた視点の実験は、スヌープ・ドックに出会う。ジョン・アダムスに関しては、『1776』からミランダが借りてきた節を使ったギャグもある。『1776』のオープニング・ナンバーは大陸議会がアダムスを黙らせようとする「Sit down, John」なのだが、ミランダも同じように、アダムスと彼が表象するアングロ中心のアメリカ社会に、脇にどけと伝える。ミランダはアダムスを劇中に登場させておらず、名前が出てくるのは二幕以降になるが、そこでハミルトンは「座れジョン、デブのマザーファッカー!」と歌う。もう少し(色んな意味で)控えめなものでは、ミランダはハミルトンに印象的な「満足することはない(I will never be satisfied)」の節を与えるのだが、これは『1776』のアダムスの台詞、「私はいつも不満足なんだ I have always been dissatisfied, I know that.”」に呼応する。 
 ミランダの詞は目が眩むようだ。ソクラテス(Socrates)は凡人(Mediocrities)とライムし、その前には農奴解放(manumission)と奴隷解放(abolition)と武器(ammunition)がつながる。ギルバート&サリバンはサンプルされるだけでなく、洗練される。ミランダは記者たちにギルバートの有名な歌詞を改善したと嬉々として語る。それは今やワシントンのラップとなる(Now I’m the model of a modern major general / The venerated Virginian veteran whose men are all / Lining up, to put me up on a pedestal.”)【ミランダはギルバート&サリバン『ペンザンスの海賊』の歌詞をここで引用していて、ずっとgeneralの韻はmineralじゃかっこわるいと思ってた、とインタビューで話すのが好きなのです】言葉に酔った陽気な作家のように、駄洒落が溢れている(“Local merchants deny us equipment, assistance / They only take British money, so sing a song of sixpence.”) 
 『ハミルトン』はオペラと同じように、ほぼ歌い通しである。話す台詞はほぼない。多くの人が示唆するほどは、ラップは多くない。ラップが現れるとしたら、それはジェファソンとハミルトンの閣僚会議をエミネムの8mileばりのラップバトルで表すような「実用的で戦略的な聡明さ(practical tactical brilliance)」を伴っている。ハミルトンとバーの宿命的な決闘はギャング抗争と関連づけられ、自身もギャング抗争が元で亡くなったノートリアスB.I.Gの「Ten Crack Commandments」がサンプリングされる。「ワシントンの後ろ盾があるのはなんと素晴らしいことだろう」とバー、ジェファソンとマディソンは歌う。これは一義的にはハミルトンの後ろ盾のワシントン大統領のことを言っているのだが、同時に現代のワシントンDCから疎外された(政治から疎外された)市民が感じる政治的不平等とも呼応する。”Wait for It”はバーの性格に関する歌であるが、同時に「順番を待て」と言う言葉が有色人種のコミュニティにとってなんと破滅的なものをもたらすかということについての歌でもある。 
 詞と同じく、音楽も、単にスコアとしての意味だけではなくむしろ歴史的な要素としても利用される。ジェファソンとバーはそれぞれ二幕に大きなソロがある(ミランダは寛大にも、自分ではなく共演者たちに良い曲を振っている)。パリから帰ってきたジェファソンが歌う“What’d I Miss?”は、ブギウギ調のピアノリフを生かしたストライドやラグタイムの混じったディキシーランドジャズ【初期のジャズ】的な音楽だ。このラップの祖父としてのジャズの起源の召喚は少し場違いでーーしかもジェファソンを演じるダヴィード・ディグスは「ジャズ・ハンド」まで使って演じるーー同時にシリアスなものだ。ジェファソンはハミルトンや他の閣僚よりずっと歳上だからなのだ。ミランダは若いキャラクターにヒップホップの影響を与え、ジェファソンにオールドスクールなジャズを歌わせるが、またそのジャズの中にもキャブ・キャロウェイのような、ラップの起源を感じさせるボーカルにもオマージュをはらっている。劇が進むたび、ジェファソンのバーにもたらす影響は強まっていく。二幕の最大のバーの見せ場“The Room Where It Happens”では彼の音楽スタイルはシフトし、ジェファソン風のディキシーランド・ジャズスタイルを取り入れていく。バーの歌はコール・ポーターの“Blow, Gabriel, Blow”やフランク・レッサーの”Sit Down, You're Rockin' the Boat”のような1世紀以上使われ続けるゴスペル風の、観客が足を弾ませるようなコーラスをバックにしたショー・ストッパーだが、これらの楽しく、あまり意味がない歌とは違い、“The Room Where It Happens”は歴史の記録について語ったーー足を踏み鳴らしたいぐらい素晴らしいーーインスタント・クラシック・ナンバーである。 
 この曲は劇の多くの意味での転換点となる。バーは待つのをやめる。歴史の空白は政治的排除のメタファーとなる。“The Room Where It Happens”は、語られる歴史がどのように権力の神話を作り上げるか、または現実の政治がどうなされるかの歌だ。バーは「誰も実際は知らない/政党がどう同意に持ち込まれるか/チェスの試合で何が捨て駒にされたか/何かが起こったとはわかるが/実際にそれが起こった部屋には(自分達は)いない」そして力強いバース「ことが起こる部屋に/自分も居たい」の前にバースをつなげる。 
 ミランダは「ことが起こる部屋」に、移民や奴隷の子孫、黒人や、ラティーノやアジア系、未来に対して希望が持てない貧しい子供たちを置く。「煙が充満した部屋」に残された個人の野望は、権力から排除された人々の象徴となる。「我々は救世主を求めるが/彼らが捨てたものを知らない/私たちは新しい始まりを望むが/夢みるのは多くは闇」。この歌は、通して歴史の記述と国の語り手の権力に対して疑問を投げかける劇全体を要約している。ハミルトンの妻イライザは、最初のうちは歴史の一部となることを望むが(「あなたの物語の一つとなりたい/いつか誰かが描く物語の」)、ハミルトンの裏切りに遭い、手紙を燃やし、自分の語りをコントロールしようとする。しかし、ハミルトンは若く���て死に、イライザは「物語に戻る」。ミランダは終幕に戻り、ワシントン、ジェファソン、マディソン、イライザの歴史を語るが、結局問われるのは「誰が生き、死に、誰が物語を語るのか?」ということだ。 
 ただ、「何が語られなかったのか」という疑問は、『ハミルトン』自体の神話化でも言えることである。ミランダはカラーブラインドネスを使い歴史を告発するが、『1776』の公演は1969年でありながら、今日の「ハミルトン」が言及するよりも直接的に奴隷制について言及した。まあ確かに、『1776』は白人だけのキャストが奴隷制の是非について議論するものではある。ジェファソンは金髪の妻が恋しすぎるあまり、彼女が来るまで独立宣言が書けないと嘆くのをえがきつつも、彼の奴隷サリー・ヘミングス(おそらくジェファソンの私生児を6人ほど産んだ)は言及されない。しかし、『1776』はショッキングなまでにフランクで残酷な「糖蜜をラムに」で終わる。この中では北部の制度の欠陥を指摘し奴隷制度に対する欺瞞をも暴く。『ハミルトン』はヘミングスのことに対して一度だけ言及し、奴隷制に対する言及もあるが、ジェファソンだけが奴隷を所有していたと示唆し、歴史が証明するよりもハミルトンを奴隷制廃止に熱心に描いている。実際は、ワシントンもマディソンも奴隷を所有していたし、ハミルトンは妻の家族のために奴隷取引をしていたこともあるし、農奴解放については冷淡だった。 
 『ハミルトン』は有色人種の俳優を取り上げるが、実際の奴隷の描写はない。これはしかし、まさに彼の語りに欠かせない選択だ。彼は長きアメリカの語りの伝統である白人の「ブラック・フェイス」を取り上げ、それをひっくり返したのだ。然るべきところに音楽を置き換え、歌詞を書き換え、政治をひっくり返し、ショーに合うように作り替えた。そうすることで同時にアメリカの現代の現実への批判、アメリカ独立のパワーの賞賛、アメリカンミュージカルの歴史への祝福を歌った。もし英国にお住まいならば、来年の11月まで待たなければいけないが、これを見るときは、あなたも「ことが起こる部屋」に居合わせることになるだろう。
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フェンダー編第262回:「艶色、キャンディ・アップル・レッド、ってこんなこと」
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これまた少し前の休日のお話ですが、『シン・ウルトラマン』を鑑賞して参りました。
幼き日に『ウルトラマン(初代)』、『ウルトラマンセブン』、『帰ってきたウルトラマン』を観て育った自分としては大変胸が熱くなる作品で、 特に物語の佳境で「ウルトラマンに変身し巨大化する際の演出(いわゆる”ぐんぐんカット”です)」が出てきた時には無性に泣きそうになり、 やはりウルトラマンは無条件で格好良いなと再認識した次第でございます。
故きを温ねて新しきを知る、 ある意味オールドファッションだと言われてしまいそうな伝統手法は、フェンダー・カスタムショップでも多分に健在です。
著名なカスタム・カラーの一つである「キャンディ・アップル・レッド」。 実はフェンダー社が初めて”調合した”、初のオリジナル・カラーであることを皆様ご存知でいらっしゃいますでしょうか。
その昔、フェンダーのオリジナル・ファクトリーはフラートンというエリアにあり、車関係の工場が近隣に存在していた由縁でカスタム・カラーの多くは車用のカラー塗料で塗られていました。
ダコタ・レッドやバーガンディ・ミスト、シャーウッド・グリーン、ダフネ・ブルー、ショアライン・ゴールド等々、様々な車メーカーに倣ったカラー展開となっていたのですが、 1962年に登場した「キャンディ・アップル・レッド」は、出来合いの塗料缶を用いた着色ではなく「ゴールドの下地を塗った上でレッドを重ね塗りする」というレイヤー手法で独特の艶感を演出したフェンダー自慢のオリジナル・カラーだったのです。
事実、レオ・フェンダー氏にお気に入りのラインナップ・カラーを尋ねると『キャンディ・アップル・レッドだ』という返答があったという逸話もあり、 62年以降のカタログには、ジャズマスターやジャガー等の高級モデルでキャンディ・アップルの写真が掲載されています。 大半のカスタム・カラーがカタログ掲載終了となった1972年時点でも、レイク・プラシッド・ブルーと並んで掲載されていることから、ブランドとして相当に思い入れのあるカラーだったと言えるのではないでしょうか。
今日(こんにち)に於いては、「キャンディ・アップル・レッド」という出来合いの塗料缶が調合されている為、普及価格帯ラインナップでは「既に調合された状態の色」で着色が行われていますが、 フェンダー・カスタムショップでは古き良き伝統を守り、ゴールドの上からレッドを重ね塗りする本来の手法を採用しています。
まさしく林檎飴のような、艶々とした立体的な発色はレイヤード・カラーならでは。 ご覧頂く角度によって表情を変える艶やかな色合いをぜひお楽しみ下さい。
Guitar Planet Exclusive 1963 Stratocaster Journeyman Relic -Aged Candy Apple Red-
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https://www.guitarplanet.co.jp/product/detail/?cd=&id=35006
GUITAR PLANET 2022
吉岡 哲志
https://www.guitarplanet.co.jp/
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uchu-household-blue · 16 days
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夢判断②夢形成のメカニズム はーとても構造 豊かなダジャレ分かりすぎるよね
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充足がストレートな場合のおさらい、渇きの例。眠りを守ってもいるとのことでふむふむ
心を問わざるを得ないものが重たいし、治りたいよやっぱり 戻れるとか何でもなくなる方向なら。綺麗にはならないかもだけど個人のレベルの実現なんかそんなもんかもと感じるほうだ。辿れるものも増えたろうし、こういう内側に問わないとなものも...、間に作り直す時には。言葉に負けない精一杯も 対蹠のまま対立しないような、言い換えたり広げないといけないような、ー自分じゃなくてもいいものもか、ひとりで守るしかないものも、どこにもなくても良かったものが?見えていけばいいなと願うのだ
透かされていくレイヤーなのかどうかとふと考えてた 学校の道徳であれ問うたような、心の鎧って何だったんだろうか 武装も結局で 落ち込みつつのほうがやっぱり深くまでいけるやつ😂 分析がどう以前に自分みたいなのは 無意識の集合体だとか考えないと保たない気もする、と思っていた... 時にはそうする。狂ってないふりでゴールになりかねないからひやひや 小さな意識や積み重ねは振り返ってもいい訳だけれど 悲しいくらいゆめをみるしかねぇ〜ぃ でも全然整理されないよくそーなので半分は夢まかせ 自分の感覚が頼りにならなくなったら笑 しかしどうにも自分の事でないといけない次元として。かつ...選択肢を増やす。現代、人も減って対立もしにくくなる。寝なくてもいい食べなくてもいいほんとそんな気がより息苦しくもなるんだけど、そういう...。'せざるを得ない'に追いやられていく、忙しくいたい人間の集合が、弊害に思えたことも事実なんだ。自分の事だけでなくなるほど、残酷に、切り離される程、分かりたいことにないと分かれない...億劫ごと。フロイトの気持ちは知らないまでも、過程を繋ぐ思いで主観に半ば籠ってやる。対立か均衡か。優勢、劣勢か。 アクセルとブレーキを同時に、という葛藤した表現あり、だから心は黄色信号びいきなのか😇黄色い人をえがこう。 スリップに滑っている恐怖とハイテンション。みんな急いでるビジョン。
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高齢の飼い犬をお世話しながら生きていて欲しい。のに夢の中であっさり死ぬ。そしてどうやらホッとしている。状況を先取りしているのかもとのことで、起きてる間のことに思えるんだよ、起きて観ているといっそう。
私もぬいぐるみのべろが取れちゃう夢を繰り返し見るから同じな気がする 命のように なんか...孤独は増えても仕方ないかもだけど、孤独感は増える(膨らむ、連なる)思いは夢見が悪いとでもいうか 見過ごせない意識の検閲ね 時代や環境に引き裂かれもする中で抵抗そのものか、恥ずかしくなりきれたら良いのか? 起きてて忙しなくても寝てて忙しなくても混同されてしまえちゃうこの辛さ自体なんだね......
一見(患者の視点では)願望が叶っていない夢について  夢{食料が少しのスモークサーモンしかないからディナーパーティ開けなかったわ、お店も日曜午後で開いてないと気づいて...}と言う言及に、前日なにしてた?みたいに話聞いていく。人間関係や意図など見えていく。 (当時)高級品であり好物、というのは ふと素敵な切なさだな... ふぐ食べたい 夢のままでもいいけど、そういうことだ
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そのことでという言い回しがもう無意識だ〜
見てたらね 抑圧側を望んでしまうその抵抗と一緒に気づく。強く否定してあげる'ことも出来る'よと思えた こと ほんとうに跳ね除けているね はねのけている 空気に溶けていく日が来るやなしや
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manganjiiji · 1 month
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おいおい、また青春しちまったってのか?
俺は。そんなこんなでピアス穴が定着していないのにも関わらず2回もピアスをつけてしまった。ので、友人に「3ヶ月つけたままとらないで!抗生物質の入った塗り薬は塗らないで!」と指示されながら、セカンドピアスをつけ直した。なお耳たぶはどちらもじんじんしているし、どちらも出血している。なんてしっかりしていない大人なんだ?これこそが私。という感じがする。
春コミ!お疲れ様でした。一般参加で、ずっと息子のタケシ(新たな登場人物)とくっついてまわっていて、レイヤーさんたちにはしゃぎながら、大量の同人誌を買い、ご挨拶などして、スタバに行き、池袋に行き、プリクラを撮り(!??)、ガストでステーキを食べ、楽しかったです。タケシが、婚約者のあまおういちご大先生と私と3人の写真を一瞬でアイビスペイントで合成して作り出していて、神業だ…。と思いました。正直タケシもあまおういちご大先生も絵がうますぎる。私は彼女らを産んでいてもおかしくない年齢なのだが、仲良くしてくれていい子すぎる。私はパパと呼ばれているのだが(妥当だ)、正直自分の精神年齢はまじで20代前半だと思う。しっかりしろよ…と思うが、失われた10年間+α(療養)の空白があるのでどうしようもない。同年代に比べると恐ろしく幼稚であろうなあと思うが、同年代と会っても、とくにそこまで自分が会話についていけない、ということもないので(周囲が気遣ってくれている可能性は大いにある)、なんだか不思議だなと思う。私は人間関係において年齢と性別に意味を見出さないので、相手が何歳でなんの性���だろうと、心がよければどうでもいいのだが、そうすると必然的に自分の年齢や性別もあやふやになってくる。それらをあやふやにしたままで、それでもしかと立っていられる自分存在を確立しないと頭がおかしくなってしまうなと思った。まあ、思うだけで、頭はもうおかしいのでどうでもいいか、と思っている、実際のところは。
今日は友人とホルモン焼きを食べ(ているのを見て、レモンサワーをごくごく飲んでいるのを見て)、ドンキを冷やかしカラオケに行き、終電を逃し、3駅分歩いて帰った。私っていつまで青春しているつもりなんだろう!?と自分でも思うが、帰りながらもくりを立てたら友人たちが来てくれて、結局帰宅して2時半頃まで話し、結局、そう、楽しい毎日となっている。今日会った友人とは、かつてこの日記で「御子」と呼んでいた、彼女である。お子さんの「お子」であって、ミコではない。つまりたびたび一人暮らしの家や、同居人との家に避難させ、匿いつつ飯を食わせりしていたあの御子である。出会った時には17だった彼女も、もう22になった。5年間というのは、われわれにとって、かなり、大きい。この5年間を死なずに生き延びてくれたこと、本当に有難いと思う。死にそうになったことは何度もあったと思うが(思うし、実際にあったと記憶している)、きちんと今日も笑顔で食べたり飲んだり歌ったり踊ったりしてくれ、まだまだ困難が多い道の途上で、八方塞がりになることも多々あるとはいえ、本当に立派だなと思う。そうね、私達はたしかに運が悪かった。そして未だに苦しんでいるし、物理的に困っている。でも私は少なくとも生活能力が安定してきているし、友人もできる限りの1歩を毎日踏み出している。その積み重ねで、どうにかこれからも生きて、必ず幸せになって欲しいと思う。私の中にもあなたの中にもミラクル生まれのキラキラ育ちが隠れてる、パワフルかわいいハンサムガールズ、負けない、絶対、めげない。(プリキュアモードにSwitch On!より)
春が来て、本当にありがたい。私は今年はかなり冬季うつっぽくなってしまったので、やっとそれを抜けた気がする。ふだんのうつ状態(月1〜2)よりも、無気力状態や過眠が多く、生活のほとんどが滞ってしまった。ただ、仕事は出勤していたので、自分としては白星を上げたい。今日ようやっとシンクをきれいにし、資源ごみを出し、自炊を再び始める状態を作り出せた。やはり健康も節制も自炊から始まる。今日は食料品の買い出しに行けなかったが、明日から自炊生活が始まる。切れかけの調味料も多い。次の5月でこの家での生活も1年経つ。12〜2月がほぼ撃沈していたとはいえ、なんとかどうにかなりそうだ、と今日は明るい気持ちになった。4月からジャズの教室通いと、ジムを再開する。仕事も週4になるので、そこでまた体力限界のズタボロにならないように気をつけていく。暫くはおとなしく働きつつ、好きな勉強をしつつ、小説を書きつつ、少しのんびりするか?と思っている。会社員を目指すのはやはり違う気がして、福祉の大学の通信で資格を取ることをまた考えている。4月入学は間に合わないので、9月入学。6月に燐一の同人誌を出したいので、それが丁度いいかもしれないと思っている。
2024.3.19
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kent-ar · 1 year
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名東区の住宅は、リズミカルなボリュームの重なりが特徴的。道路から杉板打放し、ダークグレーの大壁、白いボリュームがレイヤー状にズラして重ねることで、軽やかなリズムを産んでいます。 物件名:Toc-house Photo : (株)VA 岡村靖子 #スレッドデザインスタジオ #moderninterior #housedesign #housephotography #residence #houseexterior #exteriordesign #名古屋設計事務所 #住宅設計 #設計事務所 #住宅デザイン #木造住宅 #外観写真 #シンプルな暮らし #杉板打放しコンクリート #レイヤー状に重ねる #白いボリューム https://www.instagram.com/p/CqJq5MGvKku/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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picolin · 2 months
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American Fiction
written and dir. by Code Jefferson
2024年2月12日 BFI NFT3
パーシヴァル・エヴェレットの2001年の小説『Erasure』(未読)の映画化。日本ではAmazon Prime Videoで2月27日から配信される。作家で大学の講師も務めているセロニアス・”モンク”・エリソン(ジェフリー・ライト)はギリシア悲劇の翻案などを手掛けているが、お世辞にも売れっ子とは言い難い。そんな中、新進女性作家(イッサ・レイ)がいかにもなアフリカン・アメリカンの 「ゲットー」 暮らしについての本を出版してベストセラーを出したことにヒントを得て、偽名で似たようなステロタイプに則った本を書くことにする。
父親もきょうだいも医者で、実家には住み込みの家事手伝いがいるようなアッパーミドルの作家と、そのアイデンティティの認識についての物語に、白人社会からの(不当な)期待と黒人社会の中の階級、モンク自身の実は機能不全の家族という仕掛けを使って彼が今まで直視を避けてきたものはなんだったのか、というテーマを軽いタッチで描いている。その仕掛けとして、姉を襲うアクシデントと認知症が進行しつつもプライドの高さを保っている母親を使うという点で女性キャラクターに不幸を負わせすぎにも見えなくもないし、ゲイの弟クリフ(スターリング・K・ブラウン)の描写もやや紋切り型である。家事手伝いのロレインを巡る話も階級に焦点を当てるにしてはやや甘い。それでもこの作品���大変に興味深いのは、軽妙さや洒脱さを失うことなく、観客に対して重さやプレッシャーをそこまで強いることなく人種とアイデンティティを巡る何層ものレイヤーを積み上げ、結果コメディとして成立させていることである。これを演説ではなく、ウィットに富んだ会話の積み重ねで行っていることがとてもよい。ステロタイプにはしゃぐ白人中心の出版業界や映画界はもちろん、中流のモンクもまた労働者階級の生活についての文化盗用をある意味で行っているということを見せ、その一方で非白人の中流家庭として守らなければいけなかった家庭のイメージというものの脆さを露呈させる。そして、突然メタになる終幕(またか!)で、結局市場原理に負けてしまう文壇の現状をまるごと皮肉ってしまう。
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tanomovie · 3 months
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位置を「wiggle(1,500)」 【エコー】設定した時間と数に対応した残像を作ることができる エコー時間「-0.0033」エコーの数「10」開始強度「1」 減衰「0.7」
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文字をプリコンポーズずる 【CC Radial Blur】放射状にブラーをかける Type「Straight Zoom」(放射状にぼかす) Amount「60」(ぼかしの量) Qualiy「50」(ぼかしの滑らかさ) Center「-1000,-1000」 【塗り】 カラーを変更 【レベル補正】 チャンネル「アルファ」 アルファの白入力レベル「0」 アルファのガンマ「0」 【CC Composite】レイヤー内でエフェクトを別の合成モードで事前に重ねることができる Opacity「100」(エフェクトの描写の透明度を定める) CompositeOriginal「In front」(描画モード)
【CC Radial Blur】 Cente「-1000,-1000」⇨「3000,-1000」⇨「-1000,-1000」
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yui-kuroki · 33 years
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大前 粟生 / OMAE Ao
 黒木結個展「おばけのジレンマ」は非公開の場所で招待制で行われて、参加したいひとには事前に招待状が送られた。正方形の白い封筒の中央に大きな円がくりぬかれていてそこにいち部分が見えない写真が差し込まれている招待状の表紙はひとつひとつ違っていて、私が受け取ったものは交差点の写真だった。撮影者が立っている地面から目の前を横切ろうとしている黒いタクシーの体の半分とその向こうまでがちぎれていて、それは切断というより空白になんでもいれたらいいということだろうと思った。  展示が行われている家の玄関を開けるとROOM:SHADEがあり、その奥にROOM:TRACEがあった。ふつうの家なので他にも部屋があり、中庭があり、キッチンがあり、会期中ここで黒木結は生活しているらしかった。  ROOM:SHADEは暗い部屋で、白い物体がガラス戸に貼ってあったり本棚の上にあったりした。そのかたちはサボテンやひとや毛布や手紙やパンツのようであり、電気が点くと影が伸びた。襖の先にあるROOM:TraceはROOM:Shadeと同じに見える間取りをしていて、同じ場所にガラス戸と本棚があって、さっき見た部屋の白い物体を当てはめてふたつの部屋をひとつにしようとすることができた。ROOM:SHADEはROOM:TRACEにとっての思い出とか不在とか、あるいはこれからやってくるなにかなのだと思った。  ひとは明るくて目が悪くならないROOM:TRACEにいて、話をしたりフルーツポンチを作ったり寝転んだりきゃぴきゃぴしていて、襖で区切られた部屋にある影たちのことを忘れてしまいそうだったが、招待状に書かれていたちょっとゲーム的なコンセプトによって、ちょっとゲーム的に部屋たちの話をして、立ったり寝転んだり片目を閉じたり耳を澄ませたりして、自分がいるこの家だけじゃなくてほかの家のほかの部屋を、レイヤーを重ねるようにしてこの家のこの部屋に重ねるような感じがして、その分だけROOM:SHADEが濃くなって、かたちを持ちはじめ、私たちと似た姿になって、影から、襖の外から、視覚外からやってくるようで、やってきた知らないひとにただだれにでも抱くようなふつうの敬意を持って、ふつうのフラットさで接することができたらいいなあと思った。  その日は三時間くらいその家のなかにいて、おなかが減って悲しい気持ちになったので家に帰ったが、自分の部屋に散らばっているモノたちやモノたちの配置を星座のようにして「おばけのジレンマ」に代入することができるなあと思って、部屋の掃除をする気が一気になくなっちゃった。なにかのかたちはなにかに似ていて私たちはなんでも見間違えることができたし、なんでも聞き間違えることができた。物体をほかのモノに変身させるのはたのしかったし聞こえないものを聞こうとするのはたのしくて、私たちは子どものように新鮮さに素直でいて、素直に受け入れたし素直に拒絶した。  ROOM:TRACEの本棚には「おばけのジレンマ」のコンセプトのような本が並んでいて、『ゴドーを待ちながら』と『断片的なものの社会学』があったのを覚えている。今度いくときは『死んでいない者』と『いぬのせなか座』を持っていってみようかなと思って、持っていくのを忘れたし、ロクサーヌ・ゲイが『バッド・フェミニスト』に書いている「フェミニズムはひとつの選択であり、もしある女性がフェミニストになりたくないという場合、それは彼女の権利ですが、それでもなお彼女の権利のために闘うのは私の責任です」という文章が大好きなんですとROOM:TRACEにいるひとたちに、それよりももっとROOM:SHADEにいるひとたちにいおうと思って、それもいうのを忘れた。二回目に「おばけのジレンマ」にいく直前に映画の『タクシー運転手』を見ていて、とてもとてもすばらしい映画で、展示とはたぶんあまり関係がないけれど、招待状の写真にちぎれたタクシーがあるので「おばけのジレンマ」を思い出すとき『タクシー運転手』を思い出す、そういう弱い連想をのびのびとさせて、強度を増させるというよりは弱いまま柔らかく、モノの配置によって連想の線が擦り減らないまま繋げつづけることが私たちには可能で、物体と想像のあいだにあるなになに「のような」のなかにいる変容するからだを持った者たちに接したり、自分もその存在になりえることを考えるための準備のような個展……というようなことを映画館から展示会場までの道のり、『タクシー運転手』のための涙を流しながら思ったと思う。  展示が行われている家の玄関を開けるとROOM:SHADEがあり、その奥にROOM:TRACEがあった。ふつうの家なので他にも部屋があり、中庭があり、キッチンがあり、二回目にいったそこは展示という感じが全然しなくてただひとの家みたいだった。お腹が減って悲しかったのでセブンイレブンのうどんを食べながら部屋にいるひとと映画の『ファイト・クラブ』を見た。ひとは『ファイト・クラブ』を見たことがなく、私は見たことがあり、「この展示っぽいから見てたらいいっすよ」と私はいい、ジャレッド・レトがちょい役で出てたのを発見し、二時間半もあることにびっくりし、『ファイト・クラブ』はおもしろかったしとても悲しかった。ブラピもしあわせになったらよかった。ブラピをしあわせにしてえなと思いながら家に帰った。
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jinsei-pika-pika · 9 months
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一人遊びの果てに
PLAY A
山中雪乃、添田奈那、米澤柊、yak yakによる展示「play A」。一人遊びのように展開される探索的な制作のなかで、作家たちは自他の、あるいは虚実の入り混じった存在に出会う。表現を通じて浮かび上がるさまざまな存在者の兆しを感じながら、それぞれの作品や背景にある文脈、展示全体のコンセプトについて話を聞いた。
Text:Seshimo Shota
All Photo: Naoki Takehisa
ー まず、それぞれの自己紹介から始めたいと思います。自身の制作のスタイルや、今回展示する作品について簡単に語っていただけますか。
山中雪乃(以下、山中):山中雪乃です。モチーフや写真、支持体といったレイヤーと自分の視点を交錯させながら、油絵を描いています。いろいろな操作や偶然を経て現れる「存在」に興味があります。よろしくお願いします。
米澤柊(以下、米澤):米澤柊です。インスタレーションの作品を中心に制作しています。もともとは広くメディアアートを学びつつアニメーションを作っていました。映像を作るなかで「生きている感じ」や「生き物がいる空気感」のようなものに関心が出てきて、作品のテーマにしています。今はアニメーターとしても活動しています。よろしくお願いします。
添田奈那(以下、添田):添田奈那です。アジアで売られている「チープ」なおもちゃや看板、��ラクタをモチーフに作品を制作しています。いつもは平面作品を作ることが多いのですが、今回は陶芸の立体作品にチャレンジしています。よろしくお願いします。
yak yak(以下、yak):yak yakです。主にサウンドアートを制作しています。自分ではポケモン系サウンドアートと呼んでいるのですが、インターネットやサイバー空間に漂う「音の生物」を研究するっていう感じで作品を作っています。よろしくお願いします。
ー みなさん、よろしくお願いします。
[残された空白──山中雪乃]
ー では、それぞれの作品について伺いたいと思います。山中さんからお願いします。
山中:私は学部生の頃から人物画を描いています。ただ、描き方はいろいろ変わってきています。 前は手や足をバラバラの位置に配置した構図で、今よりも写実的描いていました。去年の夏頃に研究を結構して、抽象性と具象性がどちらも入いるような状態を作るにはどうしたらいいか考えるようになりました。 最近はさらに変化していて、人間のオーラというか、皮膚よりも外側の部分を図形っぽく印象的に描いて、それ以外の中核的な存在に感じられる目などのパーツを強調し、それ以外の空間は流し たりぼかしたりして、ふわっと印象っぽく描くようになりました。
ー 縦方向に液体が流れ、垂れているような表現がありますね。
山中:筆と油の動きをそのままいかして、重力を感じさせるように描いています。その部分を際立たせると、具象性が出てくるんです。描く順番としては、頭の上あたりとか、垂らしている部分を最初に作って、それからほかの部分の形をとります。そうして、徐々に馴染ませていくようなイメージですね。
ー 空白のある箇所も印象的です。
山中:四角形のキャンバスのなかに人間を配置するときにどんな図形になるかを考えながら、意図的に残しています。先ほどの絵の場合、右上の白いところや、左の縦長のところですね。こうして見ていただくと、自分でも気がつかなった形や見え方を指摘されることがあって、面白いなと思っています。
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「dumbfounded」Yukino Yamanaka
ー かの絵についてはどうでしょうか。同じモデルの絵と、そうでない絵がありますよね。
山中:先ほどの絵ともう1枚は同じモデルを描いていて、ほかの3枚は自分自身を描いています。今回の私の作品群は、自分から見た自分と、自分から見た他者という対比になっているんです。 絵画としては、影をくっきり描くか描かないか、人間らしく見えるように描くかそうでないかという感じで描き分けています。筆の量も多いものと少ないものと両方を展示のなかで見せたいと考えて、あっさりめに描いて止めた作品もあれば、重ために描いた作品もあります。
米澤:山中さんの作品は前に個展でも見たことがあって、そのときちょっとPhotoshopっぽい印象があったんですよね。油絵なんだけど、自動選択で抜いた感じがあるというか。
山中:私自身はPhotoshopはまったく使えないけど(笑)、たしかにそういう感覚はあるかもしれないです。絵を描くとき、モデルの方をスマホで撮影して、画像を加工することがあるんです。そのときにも背景だけ切りたくなったりするから。
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「いっしょ」Shu Yonezawa
[アニメーションが通り抜けた跡に──米澤柊]
─ 米澤さんの作品はいかがでしょうか。一見しただけでは、ちょっとわからないですね。
米澤:私の作品は、薄いビニールにはんだごてで図像を焼き付けたもので、アニメーションが通り抜けたあとの燃えカスをイメージしています。これらの物体そのものはアニメーションではないけれど、そこを通過する空気によってかたどられて、アニメになるわけです。恐竜の足跡の化石のようなものですかね。 最近参加した『惑星ザムザ』という展示でも、アニメーションの意味を拡張するような作品を出しています。そこでは視覚情報も聴覚情報もない暗闇のなかで、かたどることそのものをアニメとして提示しました。
─ 作品ひとつひとつを見ると、形がはっきりとわかるものもあれば、そうでないものもありますね。また、ビニールが重なっているものもあります。
米澤:そうですね。形が崩れて記号のようになっている段階のものもあるのですが、それも気に入っています。重なっているものは、ビニールを燃やしたものを重ねています。形がよく現れている段階からそうでないもの段階までを重ねることで、そこには時間が発生します。 アニメーションの作画にはこういった構造があります。技術用語で「中割り」って呼ばれるんですけど。
─ 隣のモニターはどうですか。
米澤:これはアニメーションがいなくなってしまったモニターですね。もう動くものはいなくって、ただ白く光っている。この展示空間のどこかにはアニメがいるんだけれども、モニターの外に出てしまったというイメージです。先ほどの中割り的な表現とあわせて、「ない」が「ある」状態を作りたいんです。
─ なるほど。アーティストとして作品を作るときの感覚と、アニメーターとしていわゆるアニメーションを描く、動かすときの感覚には違いがありますか。
米澤:そうですね。仕事だと演出の方が絵コンテを渡してくれて、この子はこういうことを考えていて、こういうふうに動きますと説明があります。それから空間のなかをキャラクターがどのように動くか脳内でイメージして、感情移入しながら描いていきます。その感覚と、そこにいるかもしれないアニメーションを捉えるという感覚には近いものがあるかもしれません。
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Installation View :Shu Yonezawa
[偽物の安っぽさ──添田奈那]
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Installation View :Nana Soeda
─ ありがとうございます。続いて、添田さんの作品に移りましょうか。
添田:私は広くアジアで売られているような「チープ」なおもちゃや看板、ガラクタから影響を受けた作品を制作しています。ドラえもんやミッキーの偽物みたいな、独特の雰囲気や情緒を醸し出す存在が好きなんです。 今回はいつも作っている平面作品ではなく、陶芸による立体作品を出しているんですが、そういった感覚を表現したいという点では変わりません。
─ 反対に、平面と立体とでなにか違うところはありますか。
添田:平面を作るときは「安っぽさ」を目指して描いていたのですが、立体をやり始めて少し別のことも考えるようになりました。というのも、陶芸ってどうしても高級感が出る気がするので、それをいかしたいなって。安っぽいモチーフは変わらないけれども、どこか高尚に感じられる表現に昇華できるよう意識しています。
─ 題材としては、犬でしょうか。
添田:はい。犬って、もともとは狼ですよね。でもいまみられる犬種のなかには、人間の勝手な都合で品種改良されたものもいて、耳が立ったりちっちゃくなったり、いろいろ姿を変えています。今回の作品は、そうした変化の成れの果てにある化け物みたいなものを作りたいんです。見た目はかっこいいし、かわいいんだけど、じつはしんどそうみたいな雰囲気を出せるといいかなと。インスタレーションではありませんが、空間としても味わえるような
yak:添田さんの作品には親近感をおぼえます。生まれ育った中国にも偽物のおもちゃがたくさんあったし、僕自身の作品にもある種のフェイク感があるからです。
─ 共通点もありそうですね。では、この流れでyak yakさんの作品についても伺えればと思います。
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「いのちの作り方」Nana Soeda
[サイバーサウンドスケープから──yak yak]
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yakyak
─ yak yakさん、お願いします。
yak:僕が目指しているのは、一見ちゃんとしているけどよく考えると幼稚なもの、12歳くらいの子どもが頑張って作る陰謀論的な世界観なんです。表現そのものはサウンドアートですが、SNSなどインターネット上に漂う音の生物を調査する研究所を設立したという設定で作品を制作しています。
─ インターネット上の音声に関心があるということでしょうか。
yak:はい。近年、Clubhouseをはじめとする音声SNSが登場して、人々は日常的に自分の声を録音し、インターネットにアップするようになりましたよね。僕はそれによって、現実のサウンドスケープとは違った、いわばサイバーサウンドスケープができあがりつつあると考えています。 これまで都市のサウンドスケープは、音がクリアに聞こえる度合いに応じて「hi-fi」と「lo-fi」に区別されてきました。僕はそれに対して、インターネット上のサウンドスケープは全て人工的なものでありながら、ある種のオーガニックさを感じていて、そこには「hi-fi」と「lo-fi」、自然と文明の二項対立から逸脱する「hyper lo-fi」な音空間があるのではないかと考えているんです。 そうしたサイバーサウンドスケープは、人々が日常的な録音を通じて作り上げているものであり、いわば人類全体が音のアーカイブを作り続ける〈録音の共同体〉です。
─ そうしたアイデアがあったうえで、今回の作品はどのようなものなんでしょうか。
yak:僕の作品は、そんなデジタル環境と現実の環境の間に、音をコレクトする謎の生き物〈hui〉が暮らしているのではないかという見立てから成り立っています。その見立てのうえで、僕は録音された音声を空間に放出し続けることによって、〈hui〉を召喚するための環境を整える装置〈リゾネーター〉と、彼らを召喚する〈emerging〉ために昔から演奏されてきた特殊なǽmbiiənt音楽を現在のテクノロジーで再構成する方法を模索しています。今回の展示は、昔ǽmbiiənt音楽を演奏する時に使われていた古代の楽器の復元と再構築を行うものです。
また、作品を作るときのこだわりとして、従来のサウンドアートでよくみられる物を叩いたり震わせたりして物理的に音を出す、あるいは何か実在するデータを使って音を生成する手法を使わず、あくまでも自分があらかじめ作った音と、サンプリング的な処理しか使いません。僕は音を物理現象として捉えるのではなく、音のもつフィクション性を捉えて表現したいんです。
yakyak
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[play Aの周辺]
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「Installation View」play A
──次に、作品を制作するうえで影響を受けたり、リサーチしたりしたレファレンスについて聞きたいと思います。米澤さんはいかがですか。
米澤:アニメを描くきっかけのひとつとして、昔6年以上育てていた金魚が亡くなってしまったことがあります。なんで死んじゃうんだろう、死なない生き物がそばにいたら結構いいんだけどなと思って、魚の動きを抽象化して、泳ぎ続ける作品を作ったこともあります。そういうこともあって、水槽に興味がありまして……。 それで面白かったのが、溝井裕一『水族館の文化史──ひと・動物・モノがおりなす魔術的世界 』です。これは水族館ができあがっていた歴史はもちろん、その空間演出や眺める人間たちについて、さらには演出がないころの水族館の話まで、いろいろ書かれています。
─ 水生生物や水族館そのものだけではなく、水槽にも関心があるんですかね。
米澤:そうですね、私はずっとデジタルでモニター越しに制作をしているからかもしれません。水槽を見ているような感じというか。展示もディスプレイを使ったインスタレーションが多いですし。分厚いモニターとかも持っていて、これはだいぶ水槽だなあとか。
─ モニターと水槽のつながりは興味深いですね。ありがとうございます。最後に、yakさんはいかがでしょうか。
yak:僕は中国のサウンドアーティスト「中国声音小组」に影響を受けました。彼らは人にバレないようにこっそり周りの音を録音できる方法を冊子にしてメンバーに配って、中国各地の都市や農村など、いろいろなところに赴いて実地録音をして作品を制作します。それまで西洋でおこなわれていたサウンドアートやサンドスケープの研究は、しばしば自然保護的な傾向がありました。それに対して、彼らは環境だけではなく、そこに暮らす人々の声などさまざまな音環境に着目し、社会的な意味と結びつけるようなアプローチをとっていたのです。僕はその点に強く惹かれました。歴史的に考えると、実際中国では、西洋が二十世紀初頭のイタリア未来派以来100年近く繰り返された音に関する思想と美学の革命の中から誕生した音の文化の歴史とそこから形成された社会のサウンド文化のシステムを、わずか十数年で作り出しています。そういった中国の錯乱したカオスな音風景は、逆にある種の未来性を持っていて、それこそ「hyper lo-fi」の予兆的なものも感じられたかもしれません…
─ 先ほど作品のお話を伺っていて、SF的な感覚があるのかなと思いました。そのあたりはいかがでしょうか。
yak:SF的なもので言うと、〈宇宙ジャズ〉というジャンルのアーティストで、自らを土星人だと主張するサン・ラに影響を受けました。音楽とフィクションを繋げて考えているところがいいですね。ほかにも、アース・ウインド&ファイアのような、いわゆるアフロ・フューチャリズムと呼ばれる黒人の宇宙思想や、そこからKodwo Eshunという研究者が〈Sonic Fiction〉と名付ける方法論にも関心があります。二十世紀の黒人が作った〈Sonic Fiction〉は宇宙を目指すに対して、インターネット時代のハイプな電子音楽が作りだす〈Sonic Fiction〉は軽薄な空想生物やキャラクターのイメージだと考えているんですが、そういった音楽にも影響を受けました…ArcaやPC Musicなどはもちろん、象徴的な例をあげると、上海のsvbkvltレーベルから33EMYBWというアーティストは、節足動物とゴーレムを聴覚体験と結びつけて、有機的なサウンドとSF的コンセプチュアルな作品を作ってて、とても面白かったです…
[呼び出されるもの、ただそこにいるもの]
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「Installation View」play A
─ それぞれの作品やその周辺の文脈まで話を伺うことができました。最後に、改めて今回の展示のコンセプトや経緯を聞いていきたいと思います。
山中:先に経緯から話すと、最初にCON_の運営メンバーである遠山さんから誘われたとき、夏の終わりに、お化け屋敷のような展示がしたいと言われました。私はそれを聞いて、お化け屋敷っぽい見た目に注力するのもいいけど、自分たちにとっての「怖さ」について考えるのも面白そうだなと思いました。最初リモートで顔合わせをしたとき、自分の生い立ちについて話し合うことになって。私は、一人っ子で、小さい頃は一人でおままごとをしていた記憶があると自己紹介したんですよ。そうしたら、ほかの3人も一人っ子です!って報告してくれて。添田さんが、私も1人でおままごとしていたかも!って、言ってくれて嬉しかったことを覚えてます。そこから、1人で遊んでいる時の構図?自分は楽しくて堪らなくて夢中になっているけど、他人からみたら何をしてるのかよくわからなくて少し気味が悪い感じに見えるとか、そっちの方向から「怖さ」について考えていくことになって。
yak:中国では、僕と同い年から10年前後の人たちは、みんな一人っ子なんですけどね(笑)。
山中:たしかに(笑)
yak:でも、一人遊びは好きでしたね。まずはインターネットがありますし、もっと小さい頃に遡っても、父親が買ってきてくれた海外のデカいLEGOでひとり海賊船を作っていました。
添田:私は一人遊びをしているなかで、イマジナリーフレンドというか、キャラクターのようなものが現れてくる感覚があって。
山中:一人遊びをしているときの、イマジナリーな存在を信じている感覚、そこになにかがいるのは自分にしかわからないけど、でも確かに居るんだよねーって感覚が共通してあるような気がして。「怖さ」と言ったけど、これは他人から見たら怖いかもしれないけど、自分から見たら当たり前で自然に起こっているイメージ。それをちょっと面白がっている空気感が表現できたらいいなと思います。
yak:僕の作品にも、なにかを召喚したり、そういう儀式をしたりといったコンセプトは関係していると思います。作品そのものが、まさに〈hui〉を召喚する装置だからです。展示ではǽmbiiənt音楽という架空なジャンルの音楽を流しているんですが、これは〈hui〉を呼ぶためなんですね。もちろん、ǽmbiiənt音楽は現実のアンビエント音楽を弄って作られた造語なんです…アンビエントって、最初は空港のような特定な場所で流れていたもので、ある意味サウンドスケープ・デザイン的なアプローチです。アンビエント音楽が現実の環境のための音楽とすれば、ǽmbiiənt音楽はインターネット環境〈hui〉のための音楽だなと。 ただ、〈hui〉はそうしてわざわざ召喚される存在であると同時に、どこにでもいる存在でもあります。いるんだけれども、人間の耳では感知することができないんです。彼らのサウンドスケープに入っていくためには、AirPodsが必要なんですよ(笑)──ちなみに、2016年はAirPodsが発売されると同時に、Apple Musicというサービスも開始されています、これはサイバーサウンドスケープを考えるうえで重要な事件だと感じています。
米澤:私がアニメーションやキャラクターを描くときは、儀式というよりは、yak君が後半に言っていた「どこにでもいる存在」に近いかもしれません。ただそこにいて、それを掘り起こしたり、観測したり、スケッチしたりする……そんなイメージですね。 昔作った作品なんですけど、大きいディスプレイを囲って生贄のようにして、それを2台の定点カメラで捉えてモニターに表示しました。アニメを生かす場所みたいな感じです。そこになにかが生きているだけ、それを遠くから見るだけといったアンビエント的な状態が好きなんです。
添田:共感します。商店街にいるような、歯医者の歯のキャラクターみたいな、名もなきキャラクターが好きな理由も似ているかもしれません。売れるグッズがあるわけでも、PRに使えるわけでもなく、明確な意図もない。ただなんとなくそこにいる。それが愛おしいと感じるんです。
山中:そうして話しているうちに、一人遊びっていうワードはやっぱりいいから「play」という単語はいれたいなと。そして、もともとのお化け屋敷的な要素はもう少し薄めて、自然となにかがそこにいるような感じにして「play A」。
米澤:Aはaloneかもしれないし、animeとかanimaかもしれない、apparition(幻影や幽霊)という言葉もあります。つなげるとplaya(雨期の間水がたまる、米国西部にみられる沈泥平野)という別の単語にもなる。鑑賞をする方には、いろいろな意味を見出してもらえたらと思います。
─ 展示のコンセプトからタイトルに込められたニュアンスまで伺うことができました。今日はここで終わりたいと思います。ありがとうございました。
一同:ありがとうございました。
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「Installation View」play A
1 note · View note
takahashicleaning · 11 months
Text
TEDにて
クリストファー・ソゴイアン: あなたが使うスマートフォンは人権問題である!
(詳しくご覧になりたい場合は上記リンクからどうぞ)
皆さんが使っているAndroidスマートフォンは、単なる個人の趣味以上の意味を持っています。どの程度、追跡できるかを決める可能性があるのです。
プライバシー問題の専門家クリストファー・ソゴイアンは、AppleのiPhoneデバイスとAndroidデバイスで使用されている暗号化の明らかな違い(AppleのOSの方は高い確率でセキュリティ保護されます!!)
について解説し、広がりつつあるデジタル・セキュリティ格差に目を向けるよう促します。
ソゴイアンは訴えます。「行政府の監視の目から自分を守れるのが豊かで権力のある人々だけだとしたら、それは問題です。これはプライバシーやサイバー・セキュリティの問題にとどまりません。人権の問題なのです」
スマートフォンの世界市場には、実質2種類のOSがあります。iOSとAndroidです。iOSはApple製。AndroidはGoogle製です。Appleは、多くの時間と費用をかけて可能な限り自社製品の機密性の向上に努めてきました。
iPhoneに保存されるデータは、すべてデフォルトで暗号化され、利用者間でやり取りされるテキストメッセージもデフォルトで暗号化されています。ユーザーが設定する必要はありません。
これがどんな意味を持つかというと警察が押収したiPhoneにパスワードがかかっている場合、警察がそこからデータを取り出すのは、相当困難でおそらく不可能だということです
iPhoneXの3次元顔認証システムでさらに不可能な領域に突入しています!!
それに比べて、Androidのセキュリティは、実はそこまでではありません。
一般に販売されている、Androidスマートフォンのほとんどは、デバイス上のデータがデフォルトでは暗号化されておらず、Android標準のテキストメッセージ・アプリは、暗号を使用していません。
だから、警察がAndroidスマホを押収すれば、おそらくそのデバイスから必要なデータをすべて取り出��るでしょう。
世界の二大企業が作った2種類のスマートフォンがあり、片やデフォルトでデータが保護され、片や保護されていないのです。
特に日本のマスメディア、テレビ局など、顕著な傾向で、構造的な問題もあるかもしれません。
国民にマスメディアを使用して巧妙に情報操作している可能性が色濃くあります。再編して改善かな?
テレビなどは、アーカイブで追跡調査できるから倫理委員会に依頼するのも東京地検が抜き打ち調査しても良いかも知れません。
今ではテレビ局も権力者!日本のテレビ局は再編すべき!
一度、国に返上して、車と同様に放送免許停止や放送免許取消を導入すべきです。
もう一度言います!
テレビ局も今では権力者!再び、過ちを繰り返すかもしれません!
影響力の巨大な政治家、役所、警察、テレビ局や大中企業などの権力者以外なら規模も小さいので
表現の自由も良いでしょう。弱者にこそ自由!
世の中の影響力や権力が大きくなるほど言論の自由は制限されるのがこの世の真理。
今や、テレビやこれに出演している人間は、言論や表現の自由ではなく情報操作の自由。
テレビ局は解体、再編を!日本のテレビ局は再編すべき!一度、国に返上して、車と同様に放送
免許停止や放送免許取消を導入すべきです。
東日本大震災の際に放送無用でも、庶民生活に支障はなかったことですでに証明されています。
そして、裁判所の令状なしに監視カメラに人工知能を使用するのはプライバシー侵害です。
もしかして、日本国憲法の通信の秘匿にも?弱者である庶民への圧力?自動車のナンバーも無許可で読み取っています。
まず、影響力の巨大な政治家、役所、警察、テレビ局や大中企業の内部通報用として搭載して
手本を示してはいかがでしょうか?
スタンフォード実験(1970年代)?ミルグラム実験(1960年代)?マスメディアを悪用した戦前の日本の空気(1940年代)?似ている?同じことを繰り返さないようにみんなで見守っていくことだ。
日本では、適用されていないから令状申請を法律で義務化すればいいかもしれない。
特別に、日本の場合は、テレビに関係する放送内容、広告については、巧妙に情報操作している可能性が色濃く、出演料も高額な出演者、放送関係者も含めて全員、巨大な権力者は疑って観ることが重要です。
なお、日本の全テレビ局は超裕福層に入ります。
自らが権力者であることを発信せず視聴者を混乱させ、それに便乗して権力乱用する日本の民法テレビ局。同じことを繰り返さないようにみんなで見守っていくことだ。
ヨーロッパでの一般データ保護規則(GDPR)でも言うように・・・
年収の低い個人(中央値で600万円以下)から集めたデータほど金銭同様に経済的に高い価値を持ち、独占禁止法の適用対象にしていくことで、高価格にし抑止力を持たせるアイデア。
自分自身のデータを渡す個人も各社の取引先に当たりデータに関しては優越的地位の乱用を年収の低い個人(中央値で600万円以下)に行う場合は厳しく適用していく。
キャシーオニールによると・・・
思考実験をしてみましょう。私は、思考実験が好きなので、人種を完全に隔離した社会システムがあるとします。どの街でも、どの地域でも、人種は隔離され、犯罪を見つけるために警察を送り込むのは、マイノリティーが住む地域だけです。すると、逮捕者のデータは、かなり偏ったものになるでしょう。
さらに、データサイエンティストを探してきて、報酬を払い、次の犯罪が起こる場所を予測させたらどうなるでしょう?
あら不思議。マイノリティーの地域になります。あるいは、次に犯罪を犯しそうな人を予測させたら?あらら不思議ですね。マイノリティーでしょう。データサイエンティストは、モデルの素晴らしさと正確さを自慢するでしょうし、確かにその通りでしょう。
さて、現実は、そこまで極端ではありませんが、実際に、多くの市や町で深刻な人種差別があり、警察の活動や司法制度のデータが偏っているという証拠が揃っています。実際に、ホットスポットと呼ばれる犯罪多発地域を予測しています。さらには、個々、人の犯罪傾向を実際に予測しています。
ここでおかしな現象が生じています。どうなっているのでしょう?これは「データ・ロンダリング」です。このプロセスを通して、技術者がブラックボックスのようなアルゴリズムの内部に醜い現実を隠し「客観的」とか「能力主義」と称しているんです。秘密にされている重要で破壊的なアルゴリズムを私はこんな名前で呼んでいます「大量破壊数学」です。
民間企業が、私的なアルゴリズムを私的な目的で作っているんです。そのため、影響力を持���アルゴリズムは私的な権力です。
解決策は、データ完全性チェックです。データ完全性チェックとは、ファクト(事実)を直視するという意味になるでしょう。データのファクトチェックです!
これをアルゴリズム監査と呼んでいます。
(個人的なアイデア)
重要なので、何度もいいます!
セキュリティーやプライバシーに十分配慮した2018年のiPhoneXで似たようなテクノロジーがセキュリティのツールとして応用され搭載されています。
その一方で・・・
オウム真理教の集団テロ事象の原因は開発独裁特有の当時、自民党55年体制の特権意識による負の遺産とインターネット黎明期にまだ周波数を独占的した民放テレビ局の暴走が談合を産み出し、警察機関が職権乱用して談合に便乗。監視も悪用し権力を思うままにふるまわせたことによる出来事にすぎない。
みなさん。考えてみてください!オウム真理教の集団テロ事象の後の警察権力は拡大してます!防衛庁は防衛省になりましたよね。拡大してます!スピード早くないですか?歴史的に見ると危険です。権力を思うままにふるまわせたことによる証拠です。憎しみの連鎖の起点の一つ。
テレビ潰れろ!なくせ!警察の職権乱用。警察が悪さしないようにまず監視カメラを警察内部につけろ!防衛省を防衛庁に格下げ、警察予算を削減してベーシックインカムの原資にすること。
他には・・・
オウム真理教の時代には、不可能だったディープラーニングの活用でカメラに、自動的にディープフェイクをリアルタイムの別レイヤーで人物に重ね録画していくことで、写る本人の許諾が無いと外せないようなアルゴリズムを強力に機能追加していく。
こうすれば、プライバシーの侵害にならないし、警察機関の職権濫用、監視悪用、マスメディアへの情報の無断横流し行為を予防できる可能性も高まります。他の予防方法があれば、選択肢が増えて良いかもしれません。
2020年には、新型コロナウイルスの混乱に乗じて、日本の悪徳警察は、初旬から防犯カメラやSNSの画像を顔認証システムで本人の許可なしに照合しています!!(照合するのは「裁判で有罪となった人物(影響力のある有名人は無罪でも該当)」)
要するに、影響力のある有名人は無罪でも、基本的人権を制限して警察機関が徹底追跡する方が社会システム内での善性に沿います。
顔認証システムの拡充が進んでいることと、警視庁がリアルタイムで民間の監視カメラを一元管理し、顔認証システムで識別するシステムを持っていること。今後さらに拡充されていく危険性があること。
情報公開、検証、議論なしに拡大する顔認証システムへの危険性!!!
Apple Vision Pro 2023の登場で・・・
チャットGPTが、Apple Vision Proに搭載されれば?
どうなる?
しかも、行政府や他社とは違い指紋認証や顔認証と同様に虹彩認証データはApple Vision Pro内で処理されて外部サーバーには送信されません。
パスキーにも対応しています。
あなたの許可を前提に提供してくれたデータは、現時点でAppleの場合、広告ではなくハードウェアの製品開発に使用してます。
データに向き合う別の方法として
「Appleでサインイン」
これに切り替える方法!!
Facebook、Google、Twitter、Lineのアカウント(日本他企業含む)を使って、ワンクリックでサインインできるようになる画面がよく登場します。
このソーシャルサインイン(ソーシャルログイン)方式にAppleが非常に魅力的な提案を2019の秋からしています。
Introducing Sign In with Apple - WWDC 2019 - Videos - Apple Developer
これはアプリなどからサインインする際に、ソーシャルメディアに登録しているアカウントの情報を自動的にサードパーティのサイトやサービスに提供してしまうことをコントロールする方法です。
「Appleでサインイン」(Sign In with Apple)ボタンは、アプリへの実装が義務化されて数年かけて普及してます。2021年時点ですべてに適用済み。
こちらは、Apple IDに登録しているアカウント情報からサービス側に提供する形にしてします。
使い方の簡単な説明は以下から
まずソーシャルサインインボタンから「Appleでサインイン」を選ぶ。
次に、名前とメールアドレスを登録する。ここで「メールを非公開」を選ぶと、Apple ID内に登録してるメールアドレスを公開せず、転送用のアドレスがサービス側に登録される。
最後にApple IDのパスワードを入力して登録を完了する。
次回からワンクリックで「Appleで続ける」ボタンから再ログインできるようになる。
転送用のアドレスは「設定」→「Apple ID」→「パスワードとセキュリティ」→「Appleでサインイン」から確認可能です。
他のソーシャルメディアアカウント情報から切り替えると、万が一、漏洩してもメールアドレスは非公開で保護できます。
そして
Appleは、プライバシー保護を目的とした「AppTrackingTransparency(ATT、Appのトラッキングの透明性)」を導入
高度なセキュリティーや高いプライバシーに投資を積極的に行います。
Appleはこれらの対策として提案した内容がこれ。
データミニマイゼーション!
取得する情報・できる情報を最小化する。データが取れなければ、守る必要も漏れる可能性もない!
オンデバイスでのインテリジェンス!
スマートフォンなど機器のなかで処理を完結させることでプライバシーにかかわる部分を端末内に留める。
クラウドにアップロードして、照会プロセスを最小化することで、漏洩や不適切な保存の可能性を排除する!
高い透明性とコントロール!
どんなデータを集め、送っているのか、どう使うのかを明示し、ユーザーが理解したうえで自身で選んだり変更できるようにする!
セキュリティプロテクション!
機器上などで、どうしても発生するデータに関しては指紋認証や顔認証などを使ったセキュリティ技術で、漏えいがないようにしっかりと守るセキュリティプロテクション!
機器上などで、どうしても発生するデータに関しては指紋認証や顔認証などを使ったセキュリティ技術で、漏えいがないようにしっかりと守る
202012のApp Storeプライバシー情報セクションは、3つ目「透明性とコントロール」の取り組み。
位置情報などは自己申告だが、アップルとユーザーを欺いて不適切な利用をしていることが分かればガイドラインと契約違反になり、App Storeからの削除や開発者登録の抹消もありえます。
このプライバシー情報の開示は12月8日から、iOS、iPadOS、macOS、tvOSなどOSを問わず、新アプリの審査時または更新時に提出が求められるようになっています。
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