14/10/2023 17:08
早い夕食のレストラン入口にあったアルメニア国旗🇦🇲
お店の人に許可をもらって撮影させてもらいました。この後合流した日本語ガイド(Lusineさん)さんに見せたら、右はアルメニア国旗で、左はナゴルノ=カラバフ共和国の旗だそうです。
※旗の由来はアルメニアの伝統と地域の人口を象徴し、ナゴルノ=カラバフがアルメニアから切り離された地域であることを示しているそうです。
アゼルバイジャンとアルメニアが長い歴史の中で領土紛争を起こしているのが、このナゴルノ=カラバフ共和国になります。
※紛争の経緯については、長くなるのでここでは割愛します。
2020年の秋にも、そして訪問する1ヶ月前からも領土問題がくすぶり、既にアルメニア系住民およそ10万人がアルメニア本国に難民となって逃れています。
アルメニアはジョージア以外の隣国とは非常に仲が悪く、アルメニアは孤立状態になっています。また、これまで親ロシア派の路線をたどっていましたが、2023年に入ってから脱ロシアを唱えるようになり、ますます厳しい状況に立たされているのが実情で、EUやアメリカなどの協力がないとアルメニアも第二のウクライナのように危機的状況に陥るのではと、国内では懸念の声も上がっているそうです。
また、以前からアルメニア国内では、豊富な資源と資金を持つアゼルバイジャンとまともに戦って勝ち目はない、という空気が漂っているそうです。
そして、ついに今回ナゴルノ=カラバフ共和国のトップの命令の文面が発表され、以下の文言が記されていたそうです。
「共和国としての存在を2024年1月1日までに消滅する」
「住民はそれぞれ残留するか去るかは自分で判断する」
来年をもってアルメニアの手から離れることになったナゴルノ=カラバフ共和国ですが、それでもこの旗を掲げているのは、
アルメニア人がアララト山(🇹🇷)を心の拠り所にしているように、ナゴルノ=カラバフ共和国はアルメニア人の心の中にずっとあり続ける、という意味合いで掲げているのだそうです。
日本も領土問題がありますが、私にはとても考えられない胸中でした。
単純にアルメニア国旗だと思って、撮らせてもらいましたが、この2つの旗を掲げる現地の人たちの本当の思いを知って、自分の無知を恥ずかしく思いました。
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10万人規模のアルメニア人がいっせいに避難したのを見ると、相当相互の不信と確執が根深いんだろうな。結局は米露の思惑や状況次第、なのもため息が出る。/そりゃグローバルサウスは欧米を信用しないわけだよ。
[B! 国際] 自称"ナゴルノ=カラバフ共和国消滅の衝撃
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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和五年(2023)1月25日(水曜日)弐
通巻第7605号
英米のロシア専門家は「プーチン退場」「ロシア崩壊、もしくは弱体化」を予測
「ロシアは中国の弱い属国と化す可能性が高い」
************************
英米のロシア専門家のあいだでは「プーチン退場」「ロシア崩壊、もしくは弱体化」という近未来のシ��リオが声高に語られるようになった。
『フォーリン・アフェアーズ』最新号は「三つのシナリオ」を提示した。
(1)和解成立の可能性は低い。
(2)苦戦を強いられたロシアは核を使用する可能性がある。
(3)中国の属国として生き延びる
と暗い見通しが述べられている。
プーチンが率いる現在の「ロシア連邦」は21の共和国、6つの地方、2つの連邦直轄都市(モスクワとサンクトペテルブルグ)、49の州、1つの自治州と10の自治管区によって構成されている。
プーチンが去り、分裂の津波がおこれば、ロシアは20の「国家」に分裂する予測も成り立つとする。
「プーチンはロシアの領土拡大を企図してウクライナに攻め込んだ筈だった。ところがウクライナの抵抗が強く、背後にNATOの強力な支援があって予測は狂った。次の見通しはと言えば、むしろ、ロシアが領土を縮小させることになる。したがってロシア崩壊の可能性がある」と専門家の多くが予測する。
もっとも蓋然性が高い近未来のシナリオは戦争の長期化、泥沼化であり、NATOと全面対決となると、プーチンは核兵器、生物化学兵器を使用する。「ならず者」国家としてひらきなおるのである。
この場合、プーチンが権力の座から滑りおち、クレムリンは内ゲバの暗闘となり、あろうことか、ワグネル軍団、あるいは凶暴チェチェン部隊が権力を握る可能性もある。
第一に政治に意欲を燃やす若手が少数であり予備役をかき集めた軍は意気消沈しており、しかも若者の多くがロシアを捨てた。
第二にならず者国家に転落すればならず者が支配するのは歴史の法則である。
「考えられない?」。1917年ロシア革命は少数の暴力集団が多数派のメンシェビキを斃して、ボルシェビキの独裁権力を確立させたではないか。
いずれにしてもプーチンが大祖国主義とロシア正教の威厳を梃子に政権を掌握してきたが、そのシステムが崩壊する。石油ガス企業は利権の取り合いとなり、強欲資本主義の中国がしゃしゃり出る可能性もある。
この場合、連鎖の津波が東欧、バルカン、カフカスに押し寄せる。内戦・内紛が混沌となって泥沼化し、NATOの立て直しも迫られる。ルカシェンコのベラルーシには政変がおこるだろう。モルドバは沿ドニエステル奪回に動き、ジョージアはオセチアなどの領土問題に、アルメニアとアゼルバイジャンは「ナゴルノ・カラバフ戦争」の再燃。
しかしロシアはもはや調停能力を失っているだろう。
「ロシアは中国の弱い属国と化す可能性が高い」(アレク���ンダー・モティル米ラトガーズ大学教授)
──当たるも八卦、当たらぬも八卦。
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語彙 「ごい」 Vocabulary!~
国 「くに」 Countries:
アイスランド : Iceland
アイルランド : Ireland
アゼルバイジャン : Azerbaijan
アフガニスタン : Afghanistan
アブハジア : Republic of Abkhazia
アメリカ : United States of America
アラブ首長国連邦(しゅちょうこくれんぽう): United Arab Emirates
アルジェリア : Algeria
アルゼンチン : Argentina
アルバニア : Albania
アルメニア : Armenia
アンゴラ : Angola
アンティグア・バーブーダ : Antigua and Barbuda
アンドラ : Andorra
イエメン : Yemen
イギリス : United Kingdom
イスラエル : Israel
イタリア : Italy
イラク : Iraq
イラン : Islamic Repubic of Iran
インド : India
インドネシア : Indonesia
ウガンダ : Uganda
ウクライナ : Ukraine
ウズベキスタン : Uzbekistan
ウルグアイ : Uruguay
エクアドル : Ecuador
エジプト : Egypt
エストニア : Estonia
エチオピア : Ethiopia
エリトリア : Eritrea
エルサルバドル : El Salvador
沿(そい)ドニエストル : Pridnestrovian Moldavian Republic (PMR)
オーストラリア : Australia
オーストリア : Austria
オマーン : Oman
オランダ : the Netherlands
ガーナ : Ghana
カーボベルデ : Cape Verde
ガイアナ : Guyana
カザフスタン : Kazakhstan
カタール : Qatar
カナダ : Canada
ガボン : Gabon
カメルーン : Cameroon
韓国(かんこく): Republic of Korea (South Korea)
ガンビア : Gambia
カンボジア : Cambodia
北(きた)キプロス : Northern Cyprus
北朝鮮(きたちょうせん): Democratic People's Republic of Korea (North Korea)
ギニア : Guinea
ギニアビサウ : Guinea-Bissau
キプロス : Cyprus
キューバ : Cuba
ギリシャ : Greece
キリバス : Kiribati
キルギス : Kyrgyzstan
グアテマラ : Guatemala
クウェート : Kuwait
クック諸島(しょとう) : Cook Islands
グレナダ : Grenada
クロアチア : Croatia
ケニア : Kenya
コートジボワール : Côte d'lvoire
コスタリカ : Costa Rica
コソボ : Kosovo
コモロ : Comoros
コロンビア : Colombia
コンゴ共和国 (きょうわこく): Congo
コンゴ民主共和国(みんしゅきょうわこく) : Democratic Republic of the Congo
サウジアラビア : Saudi Arabia
サモア : Samoa
サントメ・プリンシペ : Sao Tome and Principe
ザンビア : Zambia
サンマリノ : San Marino
シエラレオネ : Sierra Leone
ジブチ : Djibouti
ジャマイカ : Jamaica
ジョージア : Georgia
シリア : Syrian Arab Republic
シンガポール : Singapore
ジンバブエ : Zimbabwe
スイス : Switzerland
スウェーデン : Sweden
スーダン : Sudan
スペイン : Spain
スリナム : Suriname
スリランカ : Sri Lanka
スロバキア : Slovakia
スロベニア : Slovenia
スワジランド : Swaiziland
セーシェル : Seychelles
赤道(せきどう)ギニア : Equatorial Guinea
セネガル : Senegal
セルビア : Serbia
セントクリストファー・ネイビス : Saint Kitts and Nevis
セントビンセントおよびグレナディーン諸島(しょとう): Saint Vincent and the Grenadines
セントルシア : Saint Lucia
ソマリア : Somalia
ソマリランド : Republic of Somaliland
ソロモン諸島(しょとう): Solomon Islands
タイ : Thailand
台湾(たいわん): Taiwan
タジキスタン : Tajikistan
タンザニア : United Republic of Tanzania
チェコ : Czechia/Czech Republic
チャド : Chad
中央(ちゅうおう)アフリカ共和国(きょうわこく): Central African Republic
中国(ちゅうごく): China
チュニジア : Tunisia
チリ : Chile
ツバル : Tuvalu
デンマーク : Denmark
ドイツ : Germany
トーゴ : Togo
ドミニカ共和国(きょうわこく): Dominican Republic
ドミニカ国(こく): Dominica
トリニダード・トバゴ : Trinidad and Tobago
トルクメニスタン : Turkmenistan
トルコ : Turkey
トンガ : Tonga
ナイジェリア : Nigeria
ナウル : Nauru
ナゴルノ・カラバフ : Nagorno Karabakh/ Republic of Artsakh
ナミビア : Namibia
ニウエ : Niue
ニカラグア : Nicaragua
ニジェール : Niger
西(にし)サハラ : Western Sahara
日本(にほん): Japan
ニュージーランド : New Zealand
ネパール : Nepal
ノルウェー : Norway
バーレーン : Bahrain
ハイチ : Haiti
パキスタン : Pakistan
バチカン : Vatican City State
パナマ : Panama
バヌアツ : Vanuatu
バハマ : Bahamas
パプアニューギニア : Papua New Guinea
パラオ : Palau
パラグアイ : Paraguay
バルバドス : Barbados
パレスチナ : Occupied Palestinian Territory
ハンガリー : Hungary
バングラデシュ : Bangladesh
東(ひがし)ティモール : Timor-Leste
フィジー : Fiji
フィリピン : Philippines
フィンランド : Finland
ブータン : Bhutan
ブラジル : Brazil
フランス : France
ブルガリア : Bulgaria
ブルキナファソ : Burkina Faso
ブルネイ : Brunei Darussalam
ブルンジ : Burundi
ベトナム : Vietnam
ベナン : Benin
ベネズエラ : Bolivarian Republic of Venezuela
ベラルーシ : Belarus
ベリーズ : Belize
ペルー : Peru
ベルギー : Belgium
ポーランド : Poland
ボスニア・ヘルツェゴビナ : Bosnia and Herzegovina
ボツワナ : Botswana
ボリビア : Plurinational State of Bolivia
ポルトガル : Portugal
ホンジュラス : Honduras
マケドニア旧(きゅう)ユーゴスラビア共和国 (きょうわこく): Former Yugoslav Republic of Macedonia
マーシャル諸島 (しょとう): Marshall Islands
マダガスカル : Madagascar
マラウイ : Malawi
マリ : Mali
マルタ : Malta
マレーシア : Malaysia
ミクロネシア連邦(れんぽ) : Federated States of Micronesia
南(みなみ)アフリカ : South Africa
南(みなみ)オセチア : South Ossetia
南(みなみ)スーダン : South Sudan
ミャンマー : Myanmar
メキシコ : Mexico
モーリシャス : Mauritius
モーリタニア : Mauritania
モザンビーク : Mozambique
モナコ : Monaco
モルディブ : Maldives
モルドバ : Republic of Maldova
モロッコ : Morocco
モンゴル : Mongolia
モンテネグロ : Montenegro
ヨルダン : Jordan
ラオス : Lao People's Democratic Republic/Laos
ラトビア : Latvia
リトアニア : Lithuania
リビア : Libya
リヒテンシュタイン : Liechtenstein
リベリア : Liberia
ルーマニア : Romania
ルクセンブルク : Luxembourg
ルワンダ : Rwanda
レソト : Lesotho
レバノン : Lebanon
ロシア : Russian Federation/ Russia
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🎼 0079 「It's All Over Now」。
2020年9月27日。竹内結子さんが 狂気でいっぱいな この世界からいなくなった日に、世界のどこかにある アゼルバイジャン共和国の "ナゴルノ・カラバフ" という地で アルメニア軍とアゼルバイジャン軍が衝突。はげしい殺し合いが起きているさうです。そんな中、我が家のベランダでは 紫蘇の花が ぽっと咲きました。
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標的の近くを長時間飛び回り、チャンスを見計らって特攻する超小型の無人兵器──それは、これまでとはまったく異なる戦争を意味し、世界中の軍や武装集団が熱い視線を注いでいる
2016年4月、アルメニアとアゼルバイジャンの30年に及ぶ領土紛争の舞台ナゴルノ・カラバフ共和国で、アルメニアの軍用輸送車がアゼルバイジャン国境の近くを走っていた。
ロシアの新兵器は、敵の視力を奪い嘔吐させる
車中の兵士たちは知らなかったが、イスラエル製のハロップという「自爆ドローン」が、車に攻撃をかける瞬間をねらって、ゆっくりと上空を旋回していた。ドローンが車に突っ込んだとき、7人の兵士は何に攻撃されたのかもわからないまま死亡していた。
アルメニアとアゼルバイジャンの対立は、国際的に大きく報道されるようなニュースにはならないが、この事件は、アメリカのような超大国からアゼルバイジャンのような地政学的な小国まで、あらゆる国が使用している無人機(UAV)の広がりと能力の拡大を反映した実例だ。
ドローン技術、特に輸出用に関して、イスラエルの企業は短期間に世界の頂点に立った。偵察用、戦闘用を問わず、世界中の軍、警察および準軍事組織はドローンに熱い視線を注いでいる。なかでも成長著しいのが、いわゆる自爆するドローン、またの名「徘徊型兵器」業界で、イスラエルの技術はその最先端をいく。
■イスラエルが業界をリード
中国を含む少なくとも9カ国が、イスラエル航空宇宙産業が製造する徘徊型兵器システムであるハーピーまたはハロップのどちらかを運用しているとみられている。この手の兵器の販売ではイスラエルが先頭に立っているようだが、中国、ロシア、アメリカも国内独自の兵器開発に取り組んでいる。今、世界中の軍と名の付く組織はすべて、こうした兵器を武器庫に備えたがっている。
イスラエルの会社Uビジョンは最近、アメリカ子会社の設立を計画していると報じられた。同社の専門は、搭載した弾頭を投下する前に、数時間にわたって攻撃目標の上空に留まることができる徘徊型の無人兵器だ。
同社が製造する徘徊型兵器にはさまざまな種類がある。たとえば「Hero-30」はキャニスターに入れた状態で兵士が背負って戦場に運び、現場で発射することができる。重量は7ポンド(約3.2キロ)以下で、敵、特に戦略的価値の高い要人を攻撃する場合、従来よりもはるかに確実に標的をしぼることができる。
すでに「コヨーテ」という自社製の徘徊型兵器を製造する米軍需会社レイセオンも、Hero-30の共同開発に取り組むことに同意した。別の米企業エアロバイロンメントはロボット無人攻撃機「スイッチブレード」を開発している。
無人機を使いこなすフーシー派
きわめて攻撃性能が高いにもかかわらず、これまで自爆攻撃する無人機は戦闘ではほとんど使われていなかった。戦場で飛び回る無人兵器の存在が世界中でよく知られるようになったのは、2001年のアフガニスタンでの戦争が始まって以降のことだ。偵察、暗殺または単なる宣伝工作に使われる場合もあるが、無人機は現代の戦争の代名詞になっている。
だが徘徊型兵器の使用が報告されたケースは、2016年のアルメニアによる攻撃と、ベネズエラ、シリア、イラク、イエメンの過激派および反政府勢力によるいくつかのローテクな活動に限られている。
国以外でこの兵器を使いこなしているのは、間違いなくイエメンのイスラム教シーア派武装組織フーシー派だ。この組織はサウジアラビアとアラブ首長国連邦が率いる連合国が支援するイエメン政府と戦っている。
4年にわたる戦闘の間、フーシー派は、戦闘力でも技術でも資金力でもかなわない敵と戦うために、予想も対抗も困難なゲリラ的戦法をとってきた。イランとの密接な関係も、彼らの戦術と戦略を特徴づけており、彼らが何度か使用した徘徊型のQasef-1戦闘用ドローンはイランの武器システムとあやしいほど似ている。
■自律攻撃もありうる
フーシー派は独自に開発した無人兵器で、敵の軍事拠点や空港、レーダー装置を攻撃してきた。そのすべてが自爆タイプというわけではない。弾頭を運ぶものもあれば、単に速くて正確な誘導ミサイルとして使用されているだけという場合もある。
被害を増やすために、人口密集地域の上空で爆発させる兵器が使われたこともある。たとえば今年1月、イエメンで行われた軍事パレードに自爆ドローン攻撃が仕掛けられ、上級司令官を含む兵士数人が殺害された。フーシー派が頻繁に使用するのは比較的初歩的な技術だが、こうした武器の威力と適性が実証されたことは確かだ。
もちろん、他のドローン戦争と同様に、このニッチな武器の使用には倫理的な問題がある。誘導装置付きの他の兵器は一般的に作動する時間が短い。オペレーターが、敵の活動があると予想してはじめて、標的または地域に対して使用される。
しかし、徘徊型兵器の場合、無人機は標的が姿をあらわすのを待つ間、一度に数時間も同じエリアの上に留まることができる。そして、一部の人が警告しているように、徘徊型兵器が事前にプログラムされた一連の基準に基づいて自律的な攻撃の決定を下す能力を与えられている場合、その場を徘徊し、搭載されたソフトウェアの判断に基づいて自ら攻撃するようになるだろう。
■電波妨害でも堕ちない
無人機は今のところ、操縦する人間とのGPSまたは無線リンクを必要としているため、ブロッキング(強制遮断)やハイジャックに弱い。
だが、武器がより自律的になり、AIの能力が向上するにつれて、無人機は目立つ建物、軍司令官、その他の重要な標的を視覚的に見つけて攻撃する可能性がある。そうした兵器が一度に大量に仕掛けられたら、破壊力はきわめて高いものになる。
現代の軍隊は依然として最も破壊的な任務については、レーザー誘導兵器と巡航ミサイルに頼っている。だが時間的な余裕、正確さ、そして常に制御可能であるといった利点を備えた自爆型無人機は魅力的だ。やがて、前線で戦う兵士たちは、それぞれが無人機を携行して使いこなすようになるかもしれない。
(翻訳:栗原紀子)
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@karategin(露探【円谷猪四郎】)
占領地の保持に関しては最強硬派であったカラバフ閥が、この件で適切に譲歩できたとはとても思えない。こうして見ると、アゼルにとっての高地カラバフはソ連にとっての東プロイセンみたいなもので、ナゴルノ・カラバフ共和国は完全に潰し、住民は全部本土に追い出したかったのが本音ではないかと思う。 https://twitter.com/karategin/status/1341646015003287553
Twitter Web Appから
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こちらモーターマガジン社・2021年未承認国家カレンダー、年内最終受付が12/16だそうです。気になる方が是非よしなに…。 https://mm-style.jp/SHOP/32124.html 壁掛け縦横、及び卓上の3種類御座います。アブハジア、南オセチア、ナゴルノ・カラバフ(アルツァフ)、沿ドニエストルの写真です。 . . . . . . #architecturephotography #apocalyptic #darktourism #ussr #旧共産遺産 #urbex #architecture #soviet #urban3p #building #architecturedesign #ссср #залазий #soviettours #photooftheday #sovirttravel #architecture_best #sovietlife #sovietrussia #shadows #тлен #сталкер #travelphotography #ruins #traveltheworld #заброшеннаяцерковь #architect #заброшеннаяусадьба #architecturelovers #buildingphotography https://www.instagram.com/p/CINpJxIAftE/?igshid=qyc56htdt7vj
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アゼルバイジャン領のナゴルノ・カラバフを支配していたアルメニア系住民による行政当局が9月28日、2024年1月1日に全ての行政機関を解散すると発表した。これにともない、1991年にアルメニア系住民がアゼルバイジャンから一方的に独立を宣言した「アルツァフ共和国」は消滅することとなった(読売新聞、NHK、ロイター)。
ナゴルノ・カラバフは、旧ソ連時代からアルメニア系住民とアゼルバイジャンとの間で領土紛争が続いており、アゼルバイジャンの軍事行動によってアルメニア系住民が追放されている。アルメニア政府によると、200人以上の死者と数万人の避難民が出たと報告している。紛争はアゼルバイジャンの一方的な勝利で終結する見通しとなった。
ナゴルノ・カラバフの「アルツァフ共和国」が消滅 | スラド
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「#宮崎正弘の国際情勢解題」
令和四年(2022)6月24日(金曜日)
通巻第7379号 <前日発行>
ロシアから海外へでた人々は20万人
難民ではなく、雇用をもとめ、逃亡先に落ち着く傾向
************************
ウクライナ難民は合計で800万人、このうちの414万人をポーランドが引き受けた。ウクライナ西部はポーランド人や、ポーランドに親族がいる人が多く、嘗てはポーランド領土だった。
他方、ウクライナからロシアへのがれた難民は130万人である。主として東部在住。親露派でロシア語が母国語の地域からだ。
ウクライナ戦争勃発以後、ロシアから外国へ移住した、所謂『経済難民』は、およそ20万人とされる。
西側諸国へはロシア人の入国が厳しいため、ヴィザの要らない国へ。特にカフカスへ逃れたロシア人が多い。行き先はテルアビブ、アルマトイ、トビリシ、ビシケク、エレバンなど、なかにはバルト三国への渡航も目立った。
ジョージア(旧グルジア)へは2・5万、アルメニアに2万人が「移住」した。「難民」ではなく、移住である。というより、殆どは帰還である。とくにアルメニアへはユダや人が集中して移住しているために注目を集めている。
アルメニアはトルコとアララット山の帰属をめぐって対立してきたが、東方正教会をモスクワやウクライナより早く取り入れ、またキリル文字の原型となったアルメニア文字発祥の地でもあり、文化的な矜持が高い。
アルメニアはトルコとは犬猿の中だが、韓国とイスラエルが嫌いだ。後者は対立するアゼルバイジャンに武器を売っているからだ。アルメニアとアゼルバイジャンはナゴルノ・カラバフ紛争で戦争を繰り返した。
産業、経済的には恵まれず、ソ連時代から建設労働者として、出稼ぎが盛んだった。ロシアへ出稼ぎに出たアルメニア人の仕送りはG���Pの5%を占めたほどで、季節労働者として8万人から30万人が働きにでていた。もともとアルメニア人はディアスポラでアルメニア共和国に暮らすのは四割。残りはロシアなどにコミュニティを造っている。
このため、国内空洞化はとくに農業の衰退につながった。エレバンには細々としたユダヤ人コミュニティがある。ここへおよそ800名のユダヤ人が入植した(「モスクワニュース」、6月21日)。
▲ウクライナ復興に67兆円!
シュルツ独首相は「ウクライナ復興のために『マーシャルプラン』が必要だ」と言い出した。それもEUのみならずG7を主体に復興資金を構想しているらしい。
ゼレンスキー大統領は「復興には5000億ドルが必要」と金額まで提示している。67兆5000億円とは、日本の国家予算の三分の二である。
ウクライナの鉱業は鉄鋼、武器、造船であり、殆どの工場は空爆破壊されたから、ゼロからの出発となる。
イタリア政治は超党派政権である(「五つ星運動」「民主党」「同盟」「フォルツァ・イタリア」「自由と平等」「イタリア・ヴィーヴァ」)
ドラギ伊首相は少数政党乱立連合という綱渡り政権の舵を取るが、ウクライナ復興に言及し「ともに未来を歩もう」と演説すると、議会の多数が賛成した。抽象的な提示に過ぎないから賛成しやすかったとも言える。
EU諸国のウクライナ支援にはかなりの温度差がでた。モルドバは次にやられるかもしれないと身構え、ハンガリーは相変わらずEU主流に批判的。チェコ、ハンガリー、ポーランドはEUにはくわわったものの、通貨同盟ユーロとは距離を置き、通貨発行は主権の問題だとしている。
ユーロに加盟しないのは英国のほか、デンマーク、スウェーデン、ノルウェイ、オーストリア、スイスがある。いずれも底流に「独仏主導にうっかり乗せられるか」という潜在意識があるからかもしれない。
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戦争を可能にするもの
その時の割れそうなほどの強い悲しみと胸の痛みを今でも覚えている。
今から約20年ほど前、当時は幼稚園児の俺は親に聞いたのだを
「戦争で人を殺すのは国を奪うためで奪いやすくするためなの?」と。
親はそうだよ、と答えた。そのあっけなさ。戦争の輪郭と本源的な意味をはじめて自分で考えて、たどり着いた答えは恐ろしい世界の一端をしっかりと引き当ててしまっていた。わたしはなんていう世界に存在しているのだろう、わたしはなんて無力なのだろうと悲しみと虚しさに沈んでいくような気持ちだった。
国を奪いやすくするために人を殺す。その国の人間を殺せば、国は手に入りやすくなるからだ。士気を落としたり恐ろしがらせるために、時には残酷な方法も使う。そんな利己的な国の願望のために平然と機械的に人を殺戮するのが戦争なのだ。なのに、どうしてそんなことが現代まで行われているのか。人間の全てを無視した暴力を考えてただ重く悲しく怒りがこみ上げる。
頭や心で戦争がいかなるものであるか、何をもたらすどんなものなのかを考えることは簡単だ。けれど、目の前に戦争が迫っていてもそれがはっきり「戦争」なのだとわかるのは、戦争が産声をあげたときだ。その強大な脅威やざらついた姿のない不安を感触として捉えることが可能になるのは、戦争が始まる間際から戦争が開始されるタイミングなのではないだろうか。
この国の戦争観は戦禍によって引き起こされる直接的暴力の被害にのみ集中しているように思う。この戦争観の形成は戦争被害の語りを軸としている。当時を経験した人々が語りつぐことは必要だが、今それをすでにこの世に生まれてしまった次世代に引き継ぐ世代は被害者主観の人々だ。死の恐怖や恐ろしさに焦点があたることは自然なことではある。けれど、戦争という相互による被害と加害の拡大は危害を受ける自分という認識にのみ偏っていては全体としての戦争像を掴み、他者をいたわる感情が不足してしまうように思う。他国の人々に危害を加え、加担してしまっている自分という視点や認識や責任が被害者主観の中には最初から視界の中に存在していない。被害者主観から発生した思想感情は厭戦に近い。被害と加害という両側面と自分ではない他者の存在を認められてこそ、反戦なのではないかとわたしは思うのだ。
集団的自衛権が可能にしてしまった戦争参加(戦禍の拡大)のリスクを国民は懸念するが、自分たちが被害者になること中心でわたしたちに攻撃されることで命を落としたりあるいは大切な人やこれまでの日常を奪われ壊される他国の人々の存在はその中に存在していないのではないだろうか。
現実的な戦争の気配は常に死角となっている。死角にある見えなくなった戦争はこの国には米軍の基地や基地があることによる弊害や不安・負担への軽視や原発が空爆で狙われる問題などへの関心の薄さから伺うことができる。
靖国神社は「終戦記念日」だろうといつだろうと常に混雑しているが、無名の戦士たちが眠っている千鳥ヶ淵の戦没者墓苑は特定の戦争に関する記念日以外の日は閑散とし、存在感も非常に薄い。
この国の人々が如何に戦争という形を保ったイデオロギーの形象化を戦争として捉え、演出された強い国家像の理想を投影し、そこに国家と自分を結びつけているのかをこのエピソードに示されているように感じられてならない。
強い国家や偉大ないさましい兵士(実際は戦う前に無責任な命令で餓死していたり病死している兵士も非常に多い。あるいは上官の暴力で心を壊し、亡くなるまでを精神病院で過ごした兵士もいるが、排除されている)に共感し憧れる感覚は一体、どこから生まれ、育まれたものなのか。
8.15の終戦記念日は天皇がラジオで直々に国民に伝え、耐え難きを耐えて忍び難きを忍んでがんばれと言っただけの日であって実際の本当の終戦の日は異なる。天皇制は終わったものの、未だにこの終戦(を報告した)記念日が事実上の終戦記念日であるかのようにあつかわれ無条件的に伝統であるかのように重んじられているところに俺は天皇制支配という直列の家父長制の支配の影を感じるのだ。終戦記念日の尊崇は未だ現人神だった天皇の権威の温存でもあり、神聖視と崇拝だ。
現人神を父祖とする赤子(せきし)が『大日本帝国』の最小単位である各家庭の中で女性と子どもを管理し拘束した時代はそうした記念日の中でまだ重んじられているうちは、またいつでも当時に蘇ることができると思う。天皇は人間であり、今では象徴だ。現人神だった時代に作られた認識を今日まで引きずり、国家が国家に都合よく象っただけの英霊像をかぶせられた戦没者たちを尊崇する理由はどこにあるのだろうか。
それは次なる戦争に息を吹き込むようなことと同じではないだろうか?
この国は、ずっとどことなく戦前に近い状態をじりじりと重油が床を浸すようなスピードで直進している。それは時々高い波にかわる。今がちょうど、その時のような気がしてならない。
高校生の頃、エログロナンセンスが流行した時代と現代の文化の傾向と人々は似ていると思った。
不況の風で社会が荒れ狂うとき、雇用は安定を失い、失業や廃業が相次ぐ。そのような不安定な社会に属する人々の精神も同じように脈拍気味になっていく。差別はいつの世も娯楽になるが、不安の時代は所属する安心感と不安を散らし、怒りに理由をくれる差別が強力な娯楽になる。差別は心強く快い友になるのだ。
これは、コロナ禍の現在の日本にも重なる。
退廃的で、人々は楽観的でありながらも同時に深く疲労している。
現在、アゼルバイジャンとアルメニアはナゴルノ=カラバフを巡って戦争状態にある。この戦争にすでにトルコはアゼルバイジャンに加勢している。トルコはかつてアルメニアの虐殺を行った過去があるために、この戦争は泥沼化していくと考えられる。事態が拡大すればCSTOが動き、ロシアも戦いに加わるだろう。戦線が拡大すればNATOも動かざるを得なくなる。そうなると日本も全く人ごとではない。現在インドはカシミール地方を巡る紛争の気配が濃い。今世界はこれ以上なく緊張している状況にあり、今この瞬間も国家と国家のみとめる優位な民族によって少数民族や宗教弾圧が至るところで行われ人々の血が流されている。
ニュースは被害を無機質に数字でしか伝えないが、戦争の幾重にも折り重なった層の中で一般住民たちは数字に変えられることにわたしはいつも納得がいかない。いま国家や民族などの関係で、迫りくる危機が地層のように重なった狭間で人々は尊厳と命と自由その全ての人間としての権利を地層の上下に挟まれて不安と恐怖と見えない波の中にのまれてしまっている。
戦争に巻き込まれるのは子どもと女性、高齢者たち、全ての国民だ。彼らは幾重にも連なった抜け出すことができない地層の上下の間にいるのである���
戦争は子どもたちにPTSDや飢え、医療の不足や栄養失調による死、不満足な教育などのリスクをもたらす。かれらは本来ならば経験しなくても良いはずの自分と家族らの生命と心身の重篤な危機に直面させられ、心身に強大な負担を背負わせる。子どもは親を失った後孤児となり、路上などの生活を強いられる可能性と隣り合わせだ。もしくは兄妹や家族を亡くしたショックで廃人のようになってしまった親の介護や世話をする日々をやすみなく送るかもしれない。あるいは戦争による怪我や心身の後遺症で働けなくなった保護者のために小さな体で過酷な労働をするかもしれない。戦争以前から親もなく路上で生活していた子どもたちは戦争前よりもより困難な生活を強いられるのではないだろうか?
戦争がもたらすものは直接の被害だけではない。攻撃によって家族の働き手が怪我・死亡した場合は子どもと女性たちは心に傷を負いながら、困窮した生活を強いられることになる。主計者を失ったことで貧困生活に転落する家族たちも多くなるだろう。主計者を失い、体に怪我を負って働くことができない家族、または子どもたちだけが生き残った場合はどうなるだろう。
戦争による大規模な人とものの移動は現在のコロナ禍の状況をより悪化させる。大規模な人員の投入、また、大量の避難民は過密状態での移送・移動が行われる。そうした状況でパンデミックはより深く広がり悪化するのではないだろうか。免疫力の低い子どもたちや高齢者たちは感染症に無防備だ。
人々が疎開・避難した先にたどりつくことができれば心身や命の安全が確実に保証されるのかというと、そうとは言えない。物的な資源の不足や攻撃による物資の足止めを食らうことにより、栄養面や医療的な危機、飢餓や精神の安全が脅かされる場合がある。女性は避難した先ではプライバシーも何もない場合が多い。レイプや妊娠、性感染症の危険と隣り合わせだ。
一時的に攻撃を避けるために集まる防空壕やシェルターでも感染や性被害のリスクは高まる。病院は攻撃で体を傷つけられた人々で溢れ、医師は不足する。その他の疾患の治療や手術が必要な人たちは医師が少ないために後回しになるだろう。大規模な攻撃が起これば小さな集落の小規模の病院は運び込まれる人々で過密状態が継続されてしまい、防護服や薬や消毒薬等の物資の不足が起こる。
閉じられた空間内での感染症やコロナの爆発的感染が充分起こり得る状況が戦争によって作られてしまうのだ。
戦後も人々が戦禍とコロナ禍に振り回された事実は変わらず残り、多くの子どもたちは心身の後遺症やその後の人生や生活に困難し苦労するだろう。戦争の傷は戦争が生んだコロナの拡大や性被害、あるいは戦時下の子どもの心身を戦争のためにコントロールする教育によって、または身近な家族の死によってより深くなっていく。
直接的に戦争維持に関わる軍人はさらに厄介な空間の中にいる。
作戦に従う兵士らは命を奪われる恐怖とストレスに直面されられる。戦後はPTSDとの戦いだ。死ぬか、殺されるかの環境は人の心をおかしくさせる。小隊の中での人間関係、上司の派閥や年功序列、兵士同士の人種間や宗教の争いも内部には溢れている。兵士は暴力性の規格や男同士の絆によって拘束されるのだ。戦争の恐怖やそのややこしさは単なる生命の危機だけに限定されることはなく、人間関係からも生じる。
戦時空間では正義の顔をした分断と排除が公的に行われ、暴力が肯定され、持続的な心身の供出と協力が求められる。
そのために都市化や工業化は持続され、工場で兵器の製造などに従事する貧しい人々は空爆の標的になる。より弱いものから先に死ぬのだ。
戦場という広域の空間を護持し、人々に空間の維持を促進させるのが「地層」の上部、つまり社会の意思決定とは法であり、ルールだ。これは戦争を可能にする法だけではなく、検閲のルールや監視のルール、国のために全員が一丸となって戦おうという意思決定の根拠となる、人々の集団化を促進させる、社会全体が自発的に守る規範である。
国に属する国民としての自覚が戦争の進む先を決めてしまう。そうした自覚は個々人に宿り、民族自決や折り重なった歴史から形成されていくものである。そうして、人々に自発的に戦時空間を維持させ、守らせることで人々の権利を上下から縮めていく。
監視は人々を統一し統合するために必要になる。行動だけでなく教育や文化、個々人の葉書やニュースなどの大規模なものから小規模なものまでの情報の流通や内容に関するものにまで監視は及ぶ。監視されているという無言の圧迫が自己検閲につながる。そうすると、国家に有利な人々ばかりが増える。国家が強権的に人々に干渉することで国家に有利な潮流を形作り、定着させていく。
女性は戦時空間の中で被害者であるが、男主導の社会空間のなかで男と同等の権力を持つために率先して戦争に積極的に関与したり協力したりして認めてもらい、加害者の側に転じる場合がある。
これも家父長制の罠である。
こうした現象は現代の政治の場でも起こっていることだ。党の中の派閥争いに打ち勝つため、あるいは支持者を集めるために巨大な家父長的な組織に属して家父長制を強化する立場になることもある。そして、「女性の立場からも家父長制を支持し、支援している。女性も納得しており、家父長制を望んでいる」という動機付けを与えている。
戦時空間の意義と秩序を護る皮膜はホモソーシャリティも関わっている。
日本人として自覚や誇り、都合よく編集された伝統などの優越感の皮膜によって差別や自国優先主義は守られてきた。国内で公然化する外国人差別や女性差別、憎悪、ウィークネスフォビアは家父長制の産物である。
物事の主観や決定権を片側の性別にのみ恣意的に伝統の名を借りて偏らせた状態の社会は常に戦争の火種を蓄えていると言っていい。
軍国主義の権威主義的パーソナリティはホモソーシャリティと強固に結びついている。視座に市民は存在せず、意向に沿わない市民は敵である。そうした国内の敵を排除するという政府と、そうした政府への支持や暴力的な権力者への思いやりもまた、ホモソーシャリティとの関わりが強いように思っている。
ホモソーシャリティの縫い目からこぼれ落ちた男は攻撃の対象となる存在であった。力こそ正義の空間では、そうした異端者は嘲笑と矯正の対象だ。
多岐にわたる細分化された差別と支配者主観を軸にした被差別層・差別層の区別を家父長制は正当化した。差別を温存する構造と文化・それらの形式の命脈を持続させてきたその集大成が戦争だとわたしは考えている。いわば、現状の社会は暴力を内包した空間なのだ。そうした者の中で男たちは男らしい力をふりかざす慈しみ深く悲劇的でいさましい国家がこしらえた兵士象に共感し、憧れ、彼らがあるから今のわたしたちがあるのだというふうに兵士像と一体化しようとする。
そのような空間で差別は民間防衛や「平和のため」という正義の皮膜をかぶってさらに公然と露出していくのだ。
戦死者は実像と人生を失い『英霊』や『偉大な戦士』という外部の人々が「そうであって欲しい」とねがう誇り高い戦士像の牢獄の中で永久に忘却されていく。人々は「英霊」の物語に心を傾け、個人が目と耳に優しいうるわしい戦争を望む限り、新しいかたちの差別は生まれ続け、家父長制が意思決定層を男たちにゆだねることで、戦争の火種がずっとありつづけるのだ。
この家父長制の国は家父長制の国だからこそ戦争に傾こうとも全くおかしくないと思う。いまだに政治のトップは敗戦を恨んでいるからだ。
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「ナゴルノ・カラバフ自治州」の帰属をめぐる紛争では、これまでトルコがアゼルバイジャンを、ロシアがアルメニアをそれぞれ支持してきており、ロシアを中心に旧ソビエトの6か国が加盟するCSTO=集団安全保障条約機構は14日、声明を発表し、双方に自制を求めました。
トルコは国境を接し、キリスト教徒が大半を占めるアルメニアとは歴史問題や領土問題で対立し、国交がありませんが、民族や言語で共通する点がありイスラム教徒の多いアゼルバイジャンとは親密な関係にあります。
(アゼルバイジャンとアルメニアの間で軍事的緊張高まる | NHKニュースから)
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2018/11/17【アルメニア6日目お小遣い帳 追記2】 アルメニア、美食は無いけど民芸品はジョージアより買いたいものがある!その2 ナゴルノ・カラバフ共和国最終日は、ステパナケルトから30分ほどバスで行ったシューシと言う街に出かけた。 ここシューシは、以前はアゼルバイジャン系の住民も多く、20年前は激しい衝突の現場になったという場所。 今ではアゼルバイジャン人(ムスリム)は追出されてモスクはからっぽで廃墟になっている。 一方、勝ったアルメニア人(キリスト教徒)が作った真新しい大きなアルメニア教会が建っていて…わかりやすい。 街は美術館やレストランやホテルを設えていても、中身はほぼ機能してない。 外側だけ作っても、入れる中身が追いつかないらしい。この街、仕事無さそう………。 その教会でアルメニア正教の聖書のペンダントトップを購入。 本の形で、中が開くようだったのでロケットか、聖者の肖像画でも入っているのかな? と思ってパカッと開けてもらったら、 ちゃんと4ページの銀の頁が綴じてある!! アルメニア文字なので全く読めないけど、聖書なんだー! ジワジワときめいてしまい、お買い上げ。 6500ドラム 1500円くらい。 「ちゃんとシルバーですよ」との事。 何となく神秘的で、今でもときめくけど……自分の子供の頃の、まだ見ぬ遠い遠い異国への憧れや、不思議なものを好む、懐かしいような気持ちがこの中に綴じられてるような気分がして欲しくなった。 ペンダントに着ける、銀の鎖も欲しいところ。この後のウクライナで探そうかな…。 #旅人nina #旅人ニーナ #コーカサス旅行 #アルメニア旅行 #ナゴルノカラバフ #女子旅 #女性一人旅 #一人旅 #世界一周 #バックパッカー #イラストレーター https://www.instagram.com/p/BqSoSI9AUDa/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=19i4lwjjtqw33
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民主化したはいいが、領土問題に強硬な国民が大統領の支持層であるために外交で譲歩できなくなってしまったアルメニア。民主化のせいでロシアは冷たく、欧米も軍事支援はしてくれないと…。
[B! 国際] 自称"ナゴルノ=カラバフ共和国消滅の衝撃
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「しかし双方の世論は強硬で政治的な妥協は結局できませんでした」← 19世紀後半くらいから、0 か 100 かでしか考えられない大衆(Not 民衆)が強硬路線を支持するパターンが多い。ナショナリズム・国民国家の負の側面…
[B! 国際] 自称"ナゴルノ=カラバフ共和国消滅の衝撃
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