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#窓霜
happy-pix-jpn · 3 months
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【窓霜!?】
窓霜??? シールにしては綺麗過ぎるし… 洞川温泉にて撮影 2024年1月24日
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korosatou8190 · 1 year
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昨日はマイナス12℃(最低温度はマイナス14℃だったらしい)積雪8cm。昨年の20cm級が続いて3日よりは少し良かった。羽毛のような窓霜が美しい。
#積雪 #氷点下 #窓霜
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phokio · 1 year
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冷窓…Cold window. @神奈川県横須賀市グリーンハイツ. @Green Heights, Yokosuka City, Kanagawa Prefecture, Japan. #冬 #寒気 #窓 #霜 #太陽 #陽光 #朝陽 #winter #cold #wintermorning #frost #window #sun #sunlight #sunrise #iphonephoto #iphonephotography #mavicair #横須賀市 #空撮 https://www.instagram.com/p/Cm_em7PPzin/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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kennak · 3 months
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堺市の市立小学校に勤める48歳の教諭が、深夜に住宅の庭に侵入したとして逮捕されました。調べに対し「誰かが風呂に入るのを待っていた」と供述しているということで、警察はのぞきが目的だったとみて調べています。逮捕されたのは、堺市の市立小学校の教諭、霜野雄史容疑者(48)です。警察によりますと、教諭は去年9月21日の午後11時ごろ、堺市中区の住宅の庭に無断で侵入したとして住居侵入の疑いが持たれています。住人が足音に気づいて外に出たところ、風呂場の窓の下でしゃがんでいる人物がいたということで、そのまま自転車で逃走していましたが、周辺の防犯カメラの映像などから特定されたということです。調べに対し容疑を認め、「誰かが風呂に入るのを待っていた」と供述しているということです。また、教諭は「別の住宅にも侵入し、盗撮したことがある」と話しているということで、警察はのぞきが目的だったとみて調べています。(24/1/18 NHK)
堺市立小学校教諭 : 教育業界エージェント
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yachch · 1 year
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アフターヘブン 試読
「おかえりなさい、アンナ。――あなたが生まれ、育まれたグルダに」
 真珠を守る貝のように硬くこわばり、かすかに震えるフランギスの細い腕の中で、アンナはその声を聞いたのだった。  左足に重心をずらそうとして靴のかかとが霜を踏み砕き、その下に広がるぬかるみへと沈みこんでいく。夜の間に凍った地面は太陽のひかりにあてられ、生クリームのようにやわらかく溶けはじめていた。後退しようとすればするほど深みにはまっていく気がして、アンナは据わりの悪い椅子に座るようにその腕の中にとどまるしかない。 ――なにもしらないひとがこの場を目撃したなら、祖母と孫が別れを惜しんでいるようにみえるだろう、とアンナは思う。  ふたりの背後にそびえ立つのは寄宿舎学校の門で、アンナは真新しい制服を着ているのだから。そうした断片的な情報から、規律の厳しい学校生活に入る孫と、その孫を心配する心優しい祖母という構図をあてはめてみることはきっと難しくない。  でも、それは真実から遠くかけ離れた想像だ。  アンナが寄宿舎学校に入ることは事実でも、ふたりは血縁関係にはあたらない。おたがいを家族と認識しあう仲でもない。謙遜でも何でもなく、ただの他人だった。三十年とすこし前、この国で多くの批難を浴びながらも施行された法律によって、たまたま結びつけられただけの。 「ここに来るまでに、ずいぶん身体が冷えてしまいましたね」  抱擁を解くと、フランギスはアンナの冷えた首に自分のマフラーをそっと巻きつけた。  抱きしめられていたのはわずかな時間だったのに、ようやく解放された気がしたのはアンナがずっと緊張していたせいだろう。他人と触れ合うと頭が真っ白になって、全身から汗が噴き出して、そして逃げ出したくなる。フランギスが悪いわけではなく――ふたりは法律によって結ばれた関係だが、フランギスは一貫してアンナを尊重してくれている――誰に対してもそうなのだから、そういう性分と言うほかなかった。 「暦の上では春を迎えたけれど、この時期のグルダは寒いとあれほど言っておいたのに。お前でもうっかりすることがあるんですね、アンナ」  ええ、まあ、とアンナはあいまいに笑う。そんな彼女の首もとでしっかりマフラーの結び目をこしらえてから、「さあ、行って」とフランギスがささやいた。 「私はここであなたを見送ります。心配しないで、私はあなたの代理人ですから、またいつでも会えますよ。困ったことがあったら――」  ぬかるみを跳ね飛ばしながら走ってくる乗用車が目に入り、アンナはとっさにフランギスの腕を引く。しかし弾丸のように飛びかかってくる泥を避けるには、その行動はいささか遅すぎたようだ。 「アンナ、何がみえますか? 私に教えてください」  黒いガウンの裾が泥で汚れるのにも動じず、フランギスはじっと周囲の音に耳を澄ましていた。それでは埒があかないと思ったのか今度はアンナに説明を求める。  通り過ぎるかと思われた乗用車は門からすこし離れた場所で停まっていた。 「一台の車が……門の前に停まっています。窓が黒くて、スモークガラスって言うんでしょうか、乗ってるひとはみえないし、降りてくる気配もないし……誰かを待っているんでしょうか?」 「車体の色、タイヤの大きさ、あと、ナンバーは?」  いつになく焦った様子で、フランギスは次々と質問を重ねていく。  そのひとつひとつに丁寧に回答すると、フランギスは「そう」と小さな溜め息を漏らしたきり、今度は押し黙ってしまった。そのまま宙を仰いだ目線の先を追いかければ、木々の枝にわずかに残された枯れ葉が目に入る。 ――あの枯れ葉は、冬の間、風にも雪にも負けずあの場所にとどまり続けていたんだろうか。 「きっと、天国からお迎えが来たんでしょう」  葉が風にちぎりとられるのと、門の脇にある通用口からひとりの少女が飛び出してきたのはほぼ同時の出来事だった。寒空の下、コートもはおらずに出てきた制服姿の少女は、ふたりなど目に入らないとばかりに押しのけて例の車輌まで駆け寄る。 「あたしに時間をちょうだい! まだ帰りたくない!」  大きな声で叫んだ少女に呼応するように運転席の窓がわずかに開いた。そこで何を言われたのか、少女はずるずるとその場に座り込むと力なく握った拳で地面を叩いた。 「そんな……もうすこしで卒業できたのに……あたし……」  ぬかるみに膝まで浸かって、少女はすすり泣いた。がんぜない背中は悲しいくらい痩せて、ブラウス越しにでも浮き出た肋を両手でつかんでしまえそうだった。  呼吸すら忘れてその背をみつめるアンナの片袖を、後ろから誰かが引く。 「行きなさい、アンナ。ただでさえ到着が遅れてしまったんですから、先生がたもお待ちかねですよ」  爪弾かれたように振り返ったアンナをフランギスは穏やかに諭した。 「でも……、フランギス先生、」  アンナの口を冷たい手でそっとふさいで、フランギスは無言で首を振った。背後にいる少女の存在に触れることは禁忌だとでも言うように。  通用口をふさぐ赤錆びた扉が、勢いを増した風に揺れてぎいぎいと軋む。その音に混ざって、かすかに嗚咽の声が聞こえてくる。  アンナは自分の胸の中で熱いものと冷たいものがせめぎ合うのを感じた。  「――アンナ」  結局、フランギスの呼びかけを無視してでもアンナはその子に声をかけることにした。ハンカチを差し出すと、その子ははしばみ色の目でじっとアンナをにらみつけた。  宙を舞ったナナカマドの枯れ葉がひらりと泥海に落ちる。油をかぶったように黒く濡れた両手を握り込みながら、少女はきつく下唇を噛みしめた。 「……あんたは何回目なの?」  続けざまに少女が「あたしはもう十回よ、十回もくり返した!」と叫ぶと、ぎゅっと力の入った目尻から涙がぽろりと一粒こぼれ落ちた。 「だから、これで完全におしまい。――あんたは、うまくやれるといいね。あたしが帰るところが天国なら、ここは……、」  少女が後部座席のドアを開くと、車内に焚きしめられた奇妙な香りが周囲に拡散した。その香りを香りと認識する間もなく、アンナの意識は急にぼんやりする。  意識がもうろうとしたのはほんの数秒だったが、気が付けば車は跡形もなくなっていた。  道のむこうをみればすでに車影は遠く、ベールがかかったように垂れこめる深い霧の中に入りこもうとしている。白い霧に吸い込まれると、車は完全にみえなくなった。  『ここは』――続くことばが何だったのか、アンナはしばらく思い出そうとこころみたが、しびれを切らしたフランギスに呼びかけられて考えるのをやめてしまう。ガムのようにへばりついてくる泥を靴の先でかきわけながら元いた場所に戻る。  フランギスはアンナを叱らなかった。  彼女に見送られて、アンナは先ほど少女が飛び出してきた通用口から学校の敷地に足を踏み入れた。どこからともなく現れた守衛が即座に扉に鍵をかける。錆びた格子越しにフランギスと向き合うと、実は自分は投獄されたんじゃないかという突拍子のない妄想にアンナにとり憑かれた。 「ああよかった」  扉の格子に力なく指をからませて、フランギスがふと溜め息を漏らした。 「ここまでお前を送り出せて。最後の力をふりしぼって、私の善性がそのほかのすべてに勝ったように思います」  そう不可解な発言をするとともに、フランギスは目を細めた。眼球という感覚器官を失った暗い視界の中、何とか一条の光をさぐり当てようとするように虚空を凝視する。  ここに来てから、フランギスはふだんよりもすこしだけ感情的になっているようだ。長い冬を耐え忍んだ病人が春のきざしにふと心身の緊張をゆるめて死に至る、そんなあやうさを秘めているようにもアンナには感じられた。 「行ってきます、先生。またお会いできる日を楽しみにしています」  もしかして、これが今生の別れになるんじゃないか―そんな不安に駆られつつも、アンナはあたりさわりのない挨拶を口にすることしかできない。 「いってらっしゃい、アンナ」  フランギスの声を背に、アンナは自分を待ち構える森をみあげた。
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myonbl · 1 year
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2022年11月1日(火)
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今日から11月、<霜月>という名称に相応しく朝晩の冷え込みが増してきた。応援している落語家・露の新治さんが、今週の天満天神繁昌亭昼席の主任を務める。さすがに授業がある日は無理なので、在宅ワークの日である火曜日と金曜日に応援することにした。生憎の雨だが客席はそこそこ、この時期に相応しい秋のネタを聴かせていただき、満足して家路についたことだ。
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5時30分起床。
日誌書く。
日めくりを1枚余計にめくってしまい、セロテープで貼り付けた。
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朝食。
可燃ゴミ、30L*1&45L*1。
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ツレアイの珈琲と弁当を用意し、職場まで送る。
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ヤクルトさんから野菜ジュース購入、スワローズのノートを頂いた。
木曜日の「共生社会と人権(人権論)」の受講生1人が濃厚接触者となって自宅待機に、一番熱心な学生なのでMeetを使って簡単な授業を実施する。
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ライフ西七条店で買物。
糠床メンテナンス、キュウリを漬ける。
ピリ辛コンニャクを煮る。
息子2人には焼き飯を用意し、私はサッポロ一番味噌ラーメンで早めのランチを済ませる。
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天満天神繁昌亭昼席は、露の新治さんの主任興行が始まっている。事前にお願いしてチケット確保、窓口で受け取ると予約2,500円が2,300円、そうか、演者分の割引があるのか。雨模様ではあるが入りはそこそこ、とりネタはしぐれ煮ぴったりの<まめだ>、楽しく聴かせていただいた。
終演後は、いつも通り桂駅で惣菜を買って帰宅する。
まずは新治さんとウェブ管理者に今日の報告、サイト掲載用の画像を送る。
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ツレアイも昨日同様に早めの帰宅、4人で夕飯を頂くのはご馳走感が増す。
録画番組視聴、「落語研究会」から「夏泥」立川志の春。真打ち披露が始まった途端に緊急事態宣言となったとの述懐、ここで以前見たものの再放送だと気づく。
片付け、入浴、体重は450g増。ま、揚げ物一杯食べたから仕方ない。
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<ムーブ>が少し届かず3つのリング完成できず、水分は1,400ml。
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kachoushi · 9 hours
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各地句会報
花鳥誌 令和6年5月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和5年2月1日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
立春を待たずに友は旅立ちし 喜代子 習はしの鰈供へる初天神 由季子 在さらば百寿の母と春を待つ 同 春遅々と言へども今日の日差しかな 都 橋桁に渦を巻きつつ雪解水 同 盆梅の一輪ごとにときめきぬ 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年2月3日 零の会 坊城俊樹選 特選句
飴切りの音高らかに春を待つ 和子 風船消ゆ宝珠の上の青空へ 慶月 天を突く手が手が福豆を欲す 光子 葬頭河の婆万年を寒く座す 光子 飴切りのビートを刻み追儺の日 いづみ 虚無なるは節分の達磨の眼 緋路 老いてなほ鬼をやらふといふことを 千種 恵方向く沓の爪先光らせて 光子 とんがらし売る正面に福豆も 和子 錫杖をつき仏性は春を待つ 小鳥
岡田順子選 特選句
厄落し葬頭河婆をねんごろに はるか 柊挿す住吉屋にも勝手口 眞理子 豆を打つ墨染のぞく腕つぷし 千種 奪衣婆の春とて闇の中笑ふ 俊樹 亀鳴けば八角五重の塔軋む 俊樹 節分や赤い屋台に赤い香具師 緋路 錫􄼺の音待春の鼓膜にも 緋路 飴切りのトントコトンに地虫出づ 風頭
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年2月3日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
ものゝふの声は怒涛に実朝忌 かおり 実朝忌由比のとどろきのみ残る 睦子 久女忌の空は火色にゆふぐれて かおり やはらかな風をスケッチ春を待つ 成子 実朝の忌あり五山の揺るぎなし 美穂 歌詠みは嘘がお上手実朝忌 たかし 死せし魚白くかたどり寒月光 かおり 実朝忌早き目覚めの谷戸十戸 久美子 寒月や薄墨となるパールピアス かおり 寒月に壁の落書のそゝり立つ 同 ふはとキスこの梅が香をわたくしす 美穂 昃れば古色をつくす蓮の骨 睦子 寒禽の過り裸婦像歪みたる かおり 人呑みし海ごつごつと寒の雨 朝子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年2月9日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
両の手をあふるるあくび山笑ふ 美智子 春浅し絵馬結ふ紐のからくれなゐ 都 鰐口に心願ありて涅槃西風 宇太郎 柊挿す一人暮しに負けまじと 悦子 寒晴や日頃の憂さをみな空へ 佐代子 師の苦言心にとめて初硯 すみ子 この町を砕かんばかり月冴ゆる 都
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年2月10日 枡形句会
春菊をどさつと鍋に入れ仕上ぐ 白陶 落ちる時知りたるやうに紅椿 三無 装ひは少し明るめ寒明ける 和代 一品は底の春菊夕餉とす 多美女 中子師の縁の作詞冬の能登 百合子
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令和5年2月11日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
料峭の石橋渡る音響く 三無 苔厚き老杉の根に残る雪 あき子 羽広げ鴨の背にぶく薄光り のりこ 春まだき耀へる日の風を連れ 三無 吟行や二月の空は青淡き 和魚 春めきて日向の土の柔らかく 三無 春の陽を川面に溜めてゆく流れ 貴薫
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年2月12日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
古暦焚くパリの下町も焚く 昭子 豆撒や内なる鬼を宥めつつ みす枝 落日にして寒菊の色深し 世詩明 被災地の家もひれ伏し虎落笛 ただし 裸婦像の息づく如く雪の果 世詩明 雪吊の縄にも疲れ見えにけり 英美子 ありし日の娘を偲び雛飾る みす枝 それぞれの何か秘めたる卒業子 世詩明 今生の山河に満つる初明り 時江 九頭竜の河口に余寒残しをり 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年2月13日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
春立つや電車もステップ踏み走る 紀子 薄氷を横目に見つつ急く朝 裕子 商店街バレンタインの日の匂ひ 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年2月13日 萩花鳥会
白梅と紅梅狭庭にうらうらと 祐子 熱燗で泣けたあの唄亜紀絶唱 健雄 如月の青空のこころ乗り移る 俊文 春の霜とぎ汁そつと庭に撒き ゆかり うすらひを踏むが如くの孫受験 恒雄 透きとほる窓辺の瓶や冬の朝 吉之 身に纏う衣減らざり春浅し 明子 躙り口扇子置く手に零れ梅 美恵子
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令和5年2月16日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
越前の雪の生みたる雪女 雪 又次の嚔こらへてをりし顔 同 一としきり一羽の鴉寒復習 同 横顔の考へてゐる寒鴉 同 老いて尚たぎる血のあり恵方道 真喜栄 節分会華を添へたる芸者衆 同 白山の空より寒の明け来たり かづを 紅梅や盗まれさうな嬰児抱く みす枝 老犬の鼾すこやか春を待つ 清女 佐保姫やまづ能登の地に舞ひ来たれ 嘉和 収骨の如月の手は震へつつ 玲子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年2月16日 さきたま花鳥句会
煮凝を箸で揺らしつ酒を酌む 月惑 春一番ドミノ倒しの駐輪場 八草 雪残る路肩を選りて歩く子ら 裕章 春立つや蠢く気配絵馬の文字 紀花 朽木根に残してあがる春の雪 孝江 見舞ふ友見送る窓の老の春 ふゆ子 鼓一打合図に開始鬼やらひ ふじ穂 スクワット立春の影のびちぢみ 康子 匂ひ来し空に溶けたる梅真白 彩香 生みたてと書きて商ふ寒卵 みのり 寿司桶の箍光りたる弥生かな 良江 春泥や卒寿の叔母の赤き靴 珪子
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令和5年2月18日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
総門を白く散らして梅の寺 斉 俯ける金縷梅の香や山門に 芙佐子 恋の猫山内忍び振り返る 斉 日溜りに小さき影なし猫の恋 白陶 腰かけて白きオブジェの暖かし 久子 鳥もまた盛んなるかな猫の恋 白陶
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年2月21日 福井花鳥会 坊城俊樹選 特選句
撫で牛に梅の香纏ふ天満宮 笑子〃 白梅の五感震はす香の微か 千加江 真夜の雪寝る間の怖さ知るまいの 令子 銀色の光ほころび猫柳 啓子 復興や春一丁目一番地 数幸 紅梅の謂を僧の懇ろに 雪
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年2月22日 鯖江花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
一羽には一羽の矜持寒鴉 雪 憶却の先立つてゐるちやんちやんこ 同 煮凝りや良き酒飲めて子煩悩 同 来し方を語り語らず大冬木 同 此の人の思ひも寄りぬ大嚏 同 初春の遥か見据ゑ左内像 一涓 熱燗や聞きしに勝る泣き上戸 同 己がじし火と糧守りて雪に棲む 同 灯もせば懐古の御ん目古雛 同 もう少し聞きたいことも女正月 昭子 冬日向ふと一病を忘れけり 同 瀬の音にむつくりむくり蕗の薹 みす枝 夜中まで騒めき続く春一番 やすえ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年2月 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
寒紅や良きも悪しきも父に似し 雪 退屈をひつかけてゐるちやんちやんこ 同 春立つや千手千眼観世音 同 路地路地に国府の名残り春の雪 同 節分会葵の御紋許されて 同 越前の夜こそ哀し雪女 同 瓔珞に鐘の一打にある余寒 清女 能登地震声を大にし鬼は外 数幸 春塵や古刹の裏の道具小屋 泰俊 蕗の薹顔出し山を動かしぬ 啓子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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wabisukepons25 · 22 days
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2頁
また今日も残業だった。クソ上層部のクソ女との接待。俺がテメェみてぇな女好きになるかよ。アイツのキツい薔薇とホワイトリリーの香水の匂いがまだする。吐き気がする。
深夜1時。外は雪がちらつき、空は雪が街の光に反射してか薄明るい。そのせいで回りがよく見える。歩いているのは俺一人。足跡も俺の後以外には雪が覆ったんだろう、見当たらない。頭に雪を散らし、疲れ切った男が一人ただ家路に向かっている。それだけの悲しい風景。
雪が浅く積もった階段を、重い足を引きずりながら3階まで上がる。一段、一段上がる事に口から湯気が立っては消えを繰り返す。手すりを掴む手は凍え、痛みさえある。やっと自宅の所々赤錆びたドアの前に着いた。換気扇からまた別の匂いがしている。
ホワイトムスクの匂い。これは嫌いでは無い匂い。
そして微かな血………生臭く、錆びた、喉に張り付き締め付けるような…同棲者からよくする、もう嗅ぎなれた匂い。
凍える手でベルトに付いた小物入れから家の鍵を探し出し、少し回しにくくなった鍵穴に差し込む。5、6回揺らしただろうか、スンと鍵が回りその勢いに体が傾く。
「ただいまぁ。帰ったで」
玄関で革靴を脱ぎ廊下に上がる。寝室から明るい光とゲームの音が漏れている。また遊んでる。こちとら散々疲れてやっとこさ帰ってもう1時だってのに。腹は空いたわ、眠いは、風呂入りたいわ…。廊下は冷たく、棒になり感覚が薄れた足裏に痛みという感覚を取り戻させた。ため息を吐きつつキッチンを抜け、寝室を開ける。
「おかえり。遅かったねー」
ソファーに腰かけこっちをチラリとも見ずにテレビ画面を凝視し、コントローラーをポチポチしている「嫁」がいた。
鼬。俺の親友兼嫁である。人生どういう事か俺は股間に逸物の付いている人間と籍を入���たのだ。
白銀の腰程までに長い髪。異様なまでに整った中性的な顔。長い睫毛。細い指としなやかで柔らかい、筋肉があまりない女性的な身体。余りにも綺麗で魅入ってしまう高価な人形の様な見た目。それなのに俺の前だと何を言ってるのかさっぱり分からない宇宙人になる。いっそ自分は金星人だと言ってくれれば俺は納得するだろう。あぁ、実に勿体ない。
「血の匂い。残っとる」
「狼ちゃんは鼻ええよね。ウチわからんで」
声を返すもテレビの画面を見たまま。俺の疲れ切った顔をちらりとも見ずに。
「ゲーム、止めろよ」
「ちょっとまって今セーブ出来るとこ行ってるから…。はい。終わり。お疲れ様ー。ご飯あっためるね。お風呂も沸かし直してくる。その間に別データの雑魚狩りしてくれると嬉しい…けどその顔、怒ってる?」
眉間にシワが寄っているのに気が付いた。怒ってる?あたりめーだろ。のんきにゲームしやがって。キレてるよ。黙ってソファに座って手袋を脱ぎ、ポケットに捻じ入れる。手際よく目の前のテーブルにお茶、箸、白米、卵スープ、空芯菜の炒め物、回鍋肉が並べられる。食欲をそそる匂い。ついがっつく。だが回鍋肉にレンジの熱が行き渡っていないのか冷たい所がある。噛む度に熱すぎる所と冷えきった所が口の中で場所を取り合い、とても不快に感じる。イライラが募る。
「風呂出来た。んじゃ、ゲームしてるから。お風呂は抜いて洗っといて。んで先寝てて」
俺はゲームより存在下なのかよ。脱衣所で服を脱ぎながら自分の情けなさに辛くなった。タオルを取り、鉛のように重くなった腕で体を洗うのは面倒だと感じながらも、なんとか体を洗い終えた。ピンク色のラベンダーの匂いの湯船から湯気が上がっている。色も匂いも嫌いだ。しかも長い髪の毛が1本浮いている。なんで最後に取らないんだ。湯船に浸かった胸にピチャリとその髪が張り付く。つまみとり浴槽の縁に貼りつけようとするも指に白銀の髪がまとわりつきなかなか取れない。諦めてその指を浴槽に沈めた。
このまま寝てしまいそうだ。しかし寝ぼけて溺死するのはあほらしいので渋々浴槽から出た。栓を抜き、いつの間にか指から離れたあの忌々しい髪の毛は排水溝に渦を巻いて意図も簡単に吸い込まれていくのが見えた。そのまま海まで流されろ。
柔らかいバスタオルで体を拭き、畳まれたいつものルームウェアに着替える。サングラスはなく眼鏡が畳まれてタオルの上に置いてある。人のものかってに触るなよ。髪を乾かし、重い足を引きずってどうにかソファーまで辿り着き、横になる。同居人はまだフローリングに座り、のんびりとゲームをしている。それを横目に見ていているとさらにイライラが増していく。
いつの間にか睡魔に襲われる。重い瞼を閉じかけた時、鼬がソファーに手をかけて覗き込んできた
「狼ちゃん、お疲れ様。…まだ怒ってるん?何に?」
何?何っててめぇの中途半端な家事やゲームばっかりやってる態度にだよ。本当は俺の事どうでもいいんだろ。俺はお前が言う理想を演じ続けてるだけだしな。昔のひ弱だった「オレ」なんか嫌いなんだろ。…俺はあの頃と変わっちゃいない。どうせお前は「オレ」を見てない。「オレの全部」を。そんなお前の態度や言葉や…全部。全部が腹立たしい
「全部」
「全部か…。そっか。ごめんね。いつも完璧じゃなくて」
「完璧を求めてんじゃねーよ!お前さ、俺に色々指示だけしやがって。んでなんだ?自分は遊んでばっか、我儘三昧か?俺の事少しでも考えた事あるんか!?…どうせ『オレ』の事どうでもいいんやろ」
「狼ちゃん、ウチってそんなに…本当に狼ちゃんの事、少しも考えてないように見える?本当にどうでもいいなんて…考えてるように思える?」
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鼬の口が固く結ばれて、手は震えている。金と紫のガラス玉の様な眼には雫が溜まり始めて、1粒俺の左手の甲に落ちた。その冷たい雫に我に返る。雫が心にしみていく。怒りは徐々に静まり焦りが生まれる。そして気が付く。俺の言葉はナイフになって鼬の心を刺してしまった。そのナイフの柄を持っているのは俺だ。俺は…
また俺は鼬を泣かせてしまった。
俺のことを少ししか考えてない?どうでもいいように思ってる?軽率な言葉だったかもしれない。 そうだ。飯は作ってあった。飯食った後に直ぐに風呂も入れた。風呂に入ってる間に服は仕舞われて、着替えと眼鏡は出してある。俺が気がついてないだけでまだ沢山気を遣われてる。
きっと鼬ちゃんは俺が計り知れない程に「俺」も「オレ」の事も考えている。
「…泣くなよ。鼬ちゃん、俺の事思ってくれてるんだよな。俺、家帰って何から何まで鼬ちゃんにしてもうてた…。それやのに酷い事言ってしまった…ごめん。鼬ちゃんも疲れとるのに…俺の事思ってくれて、しかも疲れてるのを気遣って全部面倒見てくれて、…ありがとう」
鼬は赤くなった目を丸くしてる。両手で顔をぐしぐし拭いさる。そこには涙が止まり頬を赤らめたなんとも愛らしい笑顔があった。少し驚いたし腹の当たりがじんわり熱くなった。 俺、やっぱり鼬ちゃんの事好きなんだな。
「んへへ、狼ちゃんが分かってくれて凄く嬉しいです!あのさ、嫌じゃなかったら…今日は一緒に寝る?」
霜の降りた窓からは、雪が降っているのが見える。月光は部屋に差し込みベッドに柔らかな光の毛布を敷く。狭いベッドに大人二人。窮屈だが握ったその手は暖かかった。
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エンドレス寒い日
雨もありますが、今の時期は油断してると窓が凍ってることがあるので泣けてきますね・・・w 窓にお湯をかけるのが手っ取り早い手段ではあるんですが、それをすると窓にダメージがいって最悪割れる場合もあるとか・・・。かといって、霜溶かしやら祈りながら車のエアコンガンガンにつけて窓の氷が解けるのを待つのも時間がかかる・・・といった感じなのでこの冬をどう乗り切ればいいのか悩んでいたら今日を迎えてしまったというわけですねえ。
そんな感じで少し気を紛らわせようとニュースを見ていたのですが明日から期間限定で、マックの一部メニューが復活するみたいですね。 復活の声が多かった商品をピックアップしていて、担当者さんいわく「2月はもっとも冷え込む時期だから、おいしいものを口にして少しでも気分をあげてもらいたい」という粋な計らいに泣けてきますねえ。。。
個人的には年代的にも食べる機会のなかったたまごダブルが気になりますね。こういう発売時期は限られてる商品って「まだ日にちに余裕があるからいけるっしょ!」みたいな謎の余裕をかまして結局ぐーたらして期間中に間に合わない、とったことも少なくないので、ここでギルを少し売って軍資金も手に入れたので、なるべくパパっとお店に向かおうと思います。
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itocaci · 1 year
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冬の白 - YUKI SHIMANE "Spica" / ONICA "Merino Jumper"
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こんばんは。
家の本棚を見てみると、積読になっている書籍が多い。
本を読まなくても、家に置いておくだけで不思議と知識を得られる。
そんな嘘みたいな話を聞いた事がある。
とはいえ、せっかく様々な物語や知に触れる媒体を放ったらかしにしておくのも心が痛む。
これまでの人生において、僕は原則読んだ本を改めて読み直すということを避けていた。
読み直しに時間を割くのであれば、新たな本と出会いたいと言う気持ちが強かったためだ。
ただ昨年。
ふとこれまで読んだ本を読み直してみたいという欲求に駆られ、ほぼ1年間、読み直しに多くの時間を割いた。
ここ十数年を通じて最も新規に本を読まない一年だったと思う。
そして、読み直しにハマってしまった。
最初に読むと、初めて触れる世界に没入し、とにかく読み進めてしまうことが多い。
しかし、読み直しになると詳細まで覚えていないにしても、流れは覚えている事が多いので、少し俯瞰的な視点で、余裕を持って読む事ができる。
すると、最初に読んだ世界と違った楽しさを見つける事ができる。
ただ、今年は新たな本にももう少し手をつけたいと思っているので、バランスを取りながら本に触れる時間をとっていこうと思う。
もし良かったら読み直し。
やってみてほしい。
特に10年ぶりに読む本なんかは、新鮮さと懐かしさを感じる、不思議な体験を楽しむ事ができるので。
読み直して面白かった本は、またどこかで紹介できればと思っている。
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さて、本日は、当店のアーカイブから紹介をさせて頂こうと思う。
新規に紹介したいアイテムもあるのだが、冒頭の読み直しの話に絡めて、改めてその魅力を再発見したアイテムをピックするのも面白なと思い、取り上げさせてもらう。
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YUKI SHIMANE : Spica ¥39,600 (tax in)
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ONICA : Merino Jumper (ECRU) ¥47,300 (tax in)
年末年始。
久しぶりに実家の長野に帰省した。
冬の帰省は約3年ぶりのことだ。
たまに地元のラジオに耳を傾けて、気温や積雪の話などを聞いているのだが、実際に肌で感じる冬の冷気や、道端に残った雪を見るのはとても久しぶりのことだ。
電車を降りて駅に降り立つと、早速長野のピリッとした冬の冷気が迎えてくれる。
そんな冷気すら懐かしく、心地よく感じてしまった。
折角長野に帰ってきたのであれば雪を見たい。
大晦日、母の車を借りて雪山へ行ってきた。
空は快晴。
陽射しが雪に反射し、キラキラと光る白銀の世界。
夏には様々な生命に溢れた森も、静寂で、心を落ち着かせてくれる。
僕は冬が好きだ。
それは、こんな白に覆われた静かな世界が存在することを知っているからだ。
心は穏やかで、どこか優しい気持ちになる。
朝日を浴びて光る霜。
サクサクと音を立てる霜柱。
冬の冷気を閉じ込めたような氷柱。
陽射しを浴びて光り輝く雪。
星が綺麗に瞬く夜。
辺りの音を吸い、静まり返った雪の降る日。
弱々しく、どこか淡い世界に満ちた冬の景色。
そんな世界がとても好きなのだ。
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今年の僕は、これまでに無いほど冬に色のある装いを提案してきたと思う。
買い付けも、例年以上にカラフルなアイテムが多かった。
意図的に色のあるアイテムを選んだと言うこともあるけど、無意識に色のあるアイテムを目で追ってしまっていた。
それはこの冬の淡く、白に覆われた世界からしばらく遠ざかっていたからなのかもしれない。
昨年までの僕は、冬に淡い色のアイテムを着ることを積極手に推奨していた。
改めて、白銀の世界に触れた時、この美しい冬の世界に溶け込むように。
弱々しい冬の陽射しと溶け込むように。
そんな淡い色のコーデをしたくなってしまった。
店に戻ってくると、急に白のアイテムばかり目にしてしまう。
自分のスタイリングですら、白を基調にしたコーデばかりだ。
我ながら単純だと思う。笑
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"YUKI SHIMANE"の"Spica"。
そもそも、まずはこの名前が素敵ではないか。
"Spica"とは、おとめ座を構成する星の一つであり、その中でも最も明るい星となる。
冬の夜空に輝く星の美しさは、他の季節と比較して別格だ。
そんな星の名前の入ったニットというだけで心奪われるものがある。
ニットの上半身には、星々が集まったような柄となり、夜空に瞬く星々をイメージさせる。
とても繊細で非常に可愛らしい。
ニットのセンターで編み地が変わるのだが、その間にはファーの糸が1本差し込まれている。
冬の夜空を割く、美しい流れ星の軌跡だと思ってみてはいかがだろうか。
ちなみに、このファーの糸の役割は非常に大きい。
たかが1本。されど1本。
この1本で印象派ガラッと変わる。
このファーの糸がニットの可愛さを一層引き立てているのだ。
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身頃や袖周りもゆとりを持ったニットとなる。
なので、体型を問わずに着用できる点も嬉しいポイントだ。
見れば見るほど冬の美しい世界に溶け込むようなニットになるのでは無いだろうか。
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一方、"ONICA"のニットは、構築的で、可愛らしさの中に上品な雰囲気を感じられる1着になる。
可愛らしい1着ではあるのだが、斜めに走る編み地が、構築的でクールな雰囲気も感じさせるためだ。
1着1着にストーリーが込められている"ONICA"のニット。
こちらは「雲のむこう」というストーリーから生まれた1着となる。
「雲のむこう」
胸いっぱいになって
ふと目が覚めて
窓の外に飛行機雲を見つけた
空を駆ける一筋の線。
そんな光景が広がるような1着だ。
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長野はご存知の通り、島国と呼ばれる日本においても、数少ない内陸県である。
南北200キロにも渡る県土は、東西南北で異なる風習や文化を育んできた。
そんな長野は3000mを超える山々が最も日本で多い県でもある。
僕の地元からは北アルプスが見える。
そんな連なる山々を見ていると、"ONICA"のニットの構築的な斜線が山々の斜線に見えてくる。
ブランドの意向とはもちろん異なってしまうのだが、冬の雪で覆われた山々の稜線を見ていたら"ONICA"のニットが頭の中に思い浮かんだ。
あぁ。
これも冬の世界を切り取った1着なんだ。
確かにふっくらとしたニットは、降り積もったサラリとした雪にも見える。
勝手に新たなイメージを結びつけてしまって申し訳ないのだが、このニットも冬の世界に溶け込むようなニットなのだ。
なお、こちら2着は現在オンラインショップでもご覧いただける。
今回は冬の世界に溶け込むように。
冬の景色を切り取った淡い色のアイテムということで紹介をした。
まあでも服とは、装う季節や移り変わる四季折々の世界の中で見え方や役割も変わるものだ。
なので、春先には春先の楽しみ方もある。
だから春になれば、春の世界に合わせた装いがある。
秋の装いは秋にしかできなかった。
同じニットでも季節で楽しみ方や装いへの取り入れ方も変わる。
だからこそ、冬にしかできない楽しみをぜひ感じてもらえると嬉しく思う。
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それでは次回もお楽しみに。
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korosatou8190 · 1 year
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遅ればせながら新年あけましておめでとうございます。いろいろ後回しになっていますが(←クズ)今日アオゲラを見たのと最近の鳥の写真を載せてみますねーベニマシコ、ジョウビタキ、セグロセキレイ、リス。窓霜の初日の出とか-9°がやばい、いつもの年より寒くなるのが早いような気もします
#窓霜 #初日の出 #野鳥 #ベニマシコ #ジョウビタキ #ベニマシコ #セグロセキレイ #リス #アオゲラ
アオゲラ動画はこちらです↓
https://youtu.be/mYQ-btQ_Kv8
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tacarin · 1 year
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【今日の5:52AM 5th January 2023】 今日の「日の出」は06:51:21。「日没」は16:41:29。「日長」は9h50m8s。外気温:3℃。湿度:50%。気圧:1,022hP。晴。今日は「二十四節気」の「小寒」です。つーコトは本格的な寒さは、まだコレからと言うコトになりますな。最近しみじみ思うのは、夏より冬の方がまだマシだと言うコト。子供の頃の寒さは、今にして思えば凄まじかったもんな。「霜焼け」なんて当たり前。池の水が凍りついて、上に乗っても割れなかったし。窓も全て木製で「隙間風」が酷かった。今の冬がこんな程度で済んでいるのも、地球の温暖化も大きく関係しているのだろう。もう夏の「炎熱地獄」には耐えられない。 (Chiyoda-ku, Tokyo, Japan) https://www.instagram.com/p/CnBAlcvJmdI/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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johncoffeepodcast · 1 year
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 これは友達の家に遊びに行った時の話です。俺が大学に通い出して一年次が終わりかけた冬頃にやっと仲良くなった友人がいました。その友人は特段愛想がいい訳でもなく、授業が始まる五分前に講堂に来て、隣に座る。同世代の身辺的な話やサークルで起こる様々な出来事とは距離を置いている様な友人でした。俺も社交的ではありませんでしたが、友人は俺に拍車を掛けて内向的な性格でした。俺と友人はたまたま受かった大学の学部が同じで不思議と馬があったのです。俺は大学へ下宿で通っていたのですが、その友人は大学のすぐ近くに住んでいました。友達の住むアパートは、大学のある駅の反対側にありました。俺は大学からの帰り道、友達の家に行く通り道には盆栽屋があった事を覚えています。俺は何度か友達の家に行くにつれ、その盆栽屋のすぐ横の道を幾度も通る様になりました。盆栽屋には、松やシクラメンなどの植物と、クリスマスのモミの木が置かれていたのです。
 俺が友人の家に行く時は、必ず盆栽屋の横を通らなくてはなりません。俺は友人と仲がよくなるにつれ友人のアパートに泊めてもらい大学へ行く様になりました。その時に��いた話だと友人はその盆栽屋に一度も行った事がないという事だったのです。俺が朝、友人の家から学校に向かう途中に自転車で盆栽屋の前を通ると、叔父さんがシクラメンの花々にホースで水をあげていました。この日は冬休みになる前の最後の1週間で、雨が降ればみぞれに変わってしまうような木曜日でした。俺は盆栽屋の殆どの植木は売れていないけど、クリスマスツリーはどんどん減っている事に気がついたのです。街はクリスマスの雰囲気に包まれていて、僕らにとっては冬休みがすぐ目前に迫っていました。
 火曜日と木曜日は友人の家に止まり、朝の8時に家を出る事になっていました。俺は金曜日の前日に、友人の家に泊まらせてもらいました。アパートの間取りは1Kで、畑を切り開いて作られた場所に建てられた新築でした。友人はアルバイトに行っていて、帰りが遅くなるので、アパートの鍵を持っていた友人の彼女が既に一人でテレビを見ていました。俺と友人の彼女は一緒にお酒を飲んでいると、友達の彼女が涼みたいからベランダに行こうと言ったので、2人でベランダに出たのです。友人の彼女は出た途端に『寒くない?』と言って上着を取りに一旦部屋に戻りました。再び厚着をしてベランダに戻って来た友人の彼女は『〇〇君は彼女はいないの?』と聞いたので、俺は『いないよ。』と答えました。すると友人の彼女に『見かけ重視なんだ。』と言われてしまったのです。その後、『本当は内面重視なんだけど、誰の内面も知りたいと思えないんだ。』と答えたのを覚えています。
 友人がアルバイトから帰ってくると、終電はあと一本で無くなり、すっかり夜も更けていました。冬の澄んだ空気はオリオン座やカシオペア座がよく見えました。流れ込む冷気が鼻腔を突くような夜でした。再びベランダで酔いを冷ましていた俺と友人の彼女は、『今帰ったよ。』という友人の声を聞いて、アパートの部屋の中に戻りました。アパートの向かいの住宅地には何軒か新居が建っていて、まばらに電気が着いています。隣の部屋からはテレビの音が聞こえてきました。友人は『鍋にするけど?食べたい鍋はある?』と聞いてきました。友人は冷蔵庫から取り出した白菜を剥いて、僕らが考えているうちに、オレンジ色の冷蔵庫の中から野菜を選んで豚肉と交互に鍋の中に並べ始めていました。友人の彼女は、キッチンで豚肉と白菜のクリーム煮を作りながら、『クリスマスまで後1週間だけど、今年はどうしよっか。』と横にいる友人に聞いていました。
 その後、僕達3人は一緒に鍋を突きました。俺と友人は19歳で免許も無く、勿論車を買えるわけもありません。週末は時間があっても何処へ行く訳でもなく、自転車を漕いで近くのショッピングモールへ行くか、駅まで行って電車に乗り繁華街をぶらつくか。という感じでした。友人は彼女に『ジャケットを着るとよく見える。』と言われてから繁華街にある古着屋に寄る事が多くなりました。俺も友人に影響されて服を見に行ったら、古着が新品の服と同じぐらいの値段である事に驚きました。古着屋に行って、友人はストライプのシャツを試着するだけ試着したら大金を使う訳でもなく、吟味して一着を選んで買いました。友人は買った古着の袋を下げて『クリスマスは何処か行かないくちゃ駄目なのかな?』と呟いたのです。
 次の木曜日も、友人の家に集まりました。俺は夕方、学校が終わると駅まで行って、自転車に乗って友人の家に向かう途中に盆栽屋の前を通ってみました。するとクリスマスツリーの本数は前見たよりも大幅に減っていたのです。その時盆栽屋の叔父さんは、外に出していた植木鉢をお店の中に仕舞い込んでいる最中でした。俺は自転車を漕ぐペダルを緩め、盆栽屋のモミの木の本数を確認する為に自転車のブレーキをかけると、ワイヤーがタイヤの縁を絞った音で叔父さんの目が、自転車に跨る俺の姿を捉えました。俺は叔父さんに会釈をすると、叔父さんは手についた土を払って鉢を運び入れる手を止めました。『何かお探しかい?』ツリーを置いた叔父さんは言いました。俺は段々と減っていくクリスマスツリーを眺めながら『いえ。よく売れているなと思って。』と言うと、『今がピークじゃないかな。』と叔父さんは言いました。『クリスマスが近づくにつれ、段々売れなくなるんだよ。』と叔父さんは俺に向かって言いました。叔父さんは瓶底の様な眼鏡に緑色のエプロンをしていて、俺が叔父さんに話しかけたのは今日が初めてでした。『今、鉢に植ってあるのは全て売れ残りなんだ。』と言い残すと、叔父さんは再び鉢をお店の中に仕舞いはじめました。
 澄んだ空気に太陽が差し込むような友人のアパートに着くと、連日朝晩に氷点下が続いているせいで、建物の影になったアスファルトの上に薄い氷が張っていました。もう夕方も終わりに差し掛かる頃、ベランダのある南向きの大きな窓からは、友人と彼女が暖かい部屋でテレビを見ている姿が見えました。一階の排水溝の前には凍った水溜りの中に黄色い枯葉が溜まっていて、まるで琥珀の様だなと思いました。部屋に入って、まず俺の頭の中によぎったのはモミの木の事でした。友人と友人の彼女は、俺が玄関で靴を脱いでいる様子を見ると『おかえり。』と言いました。俺は洗面所で手を洗うと、友人とその彼女に向かって『2人は24日は何をするの?』と聞いてみました。友人は古着屋からの帰り道に吐露した事を未だに考えていない様で、苦虫を噛んだ様な表情をしていました。
 友人の彼女は、ストーブの効いた部屋で友人の家に置きっぱなしにしていたフリースのジップを上げました。友人は俺に『お前も一緒に過ごすだろ?』と聞き返してきたのです。友人の彼女は横にいる友人の反応を気にしていたようなのですが、自分との予定を決めかねている事を悟ると、カレンダーを手に取りました。『〇〇君はどうするの?』と友人の彼女は言いました。俺はその後、2人に盆栽屋のモミの木の話をすると、2人は『通り道に盆栽屋さんなんてあったっけ?』と言うような事を言ったのです。俺は『坂をくだって少し奥まった貯水池の隣だよ。』と友人と彼女に説明すると、2人は『何となくあった様な。』と言いました。そして俺は『期末のレポートはもう済んでいるのか?』と尋ねてみると、既に済んでいると言う事だったので、翌朝学校に行く前にちょっと寄って見てみる事になったのです。現実と相反する様に、僕ら3人のクリスマスは何をするのか分からず仕舞いでした。人から貸された準備だけは怠らない方だったのですが、差し迫る未来の暗澹に流されてクリスマスを楽しみきれていなかったのです。そこから俺は叔父さんが言っていた、『モミの木は24日が近づくにつれ段々売れなってしまう。』と言う事を2人に告げてみました。
 その日も雨が降ればみぞれになる様な1日でした。路面には霜が積もり。マフラーが欠かせない様な朝に僕たち3人はマスクから漏れる白い息とアイドリング停車をしている車の湯柱の横を通りながら、盆栽屋に行ってみる事にしたのです。盆栽屋の叔父さんは今日も霜が立った植物の土をほぐしながら、ホースで水をあげていました。俺が叔父に挨拶をすると、叔父は『昨日の君か。』と言って、手にはめていた軍手をエプロンのポケットの中にしまいました。『悴むぐらい寒いよね。』と手に息を吐きかけながら叔父さんは俺達に言いました。俺は『昨日の木の事を友達に話したら、つい木の事が気になって。』と叔父さんに言うと、叔父さんは笑っていました。友人と友人の彼女は、地元に住んで居るのに寄ってみるのは初めてなんです。という事を叔父さんに伝えると、叔父さんは来てくれて良かったよ。と僕たち3人に告げました。僕達は盆栽屋の鉢植えの群を静かに眺めて、例のクリスマスツリーを見に行きました。
 僕たちが叔父さんの店に行ったクリスマスの前日には、残ったクリスマスツリーはもう5本のみになっていました。『クリスマスが終わったら、ツリーはどうなるんですか?』と友人は叔父さんに聞いてみると、叔父さんは『再び元気になる様に、畑で保管するんだろうね。』と言いながら、残ったツリーの枝を触りました。痩せ細ったツリーの枝は叔父さんが触っただけで、ポロッと地面に落ちてしまいました。売れ残ったツリーはこの冬の寒波を受け、葉っぱが半分枯れてしまっているのです。ツリーはどれも緑色の部分と、茶色い枯た部分が混ざり合うような格好をしていました。友人と彼女は、『オーナメントを付けるなら、どれなら良いかな?』と言って元気の無いツリーの中から1つ1つクリスマスツリーを見定め始めます。僕たちの姿を見ていた叔父さんは、柊の木を運びながら僕たちの側に寄りました。僕たちは木の半分だけが全て緑に茂っている一本のツリーの前で数十分立ちすくんでいたのです。すると叔父さんは『君達は今の姿のツリーでも大事にしてくれそうだね。』と言って、土に刺さった値段の札を抜きました。叔父さんは根っこを藁袋で包み、僕たちにツリーの育て方を教えてくれました。僕達は1番最初から気に入っていた半分が全て緑色で、半分が全て茶色く枯れているクリスマスツリーを選ぶ事に決めたのです。
 夜、学校が終わると友人と友人の彼女はクリスマスツリーをベランダに置いたから。と言って俺の携帯に写真を送ってきました。それから僕達がよく行くショッピングモールで、サンタの人形やツリーの頭頂部に付ける星の飾りを買い。元々持っていた赤と黒のソックスをツリーの下に置いたそうです。何故その様な事を知ったのかと言うと、買い物に行った様子を友人が順次報告してくれました。翌日はクリスマス当時ですが、その連絡の延長線上で、『明日の昼にささやかなクリスマスパーティーをするけど、お前も来ないか?』と誘われたのです。俺は一度は遠慮をしたのですが、友人の彼女のやる事が無いんなら来てもいい。と言う了承は得ているという事だったので、俺も含めた3人で昼頃から夕方まで、クリスマスパーティーする事になりました。
 クリスマスの当日、俺は昼過ぎに最寄りの駅まで行ってシャンメリーやローストチキンを買いました。そしていつもの様に、友人の家に向かって自転車を漕いでいると、友人のアパートにある南向きの大きな窓からは、例のクリスマスツリーが見えました。茶色い葉っぱが詫びしげな風景を外に向かって投げかけています。俺が友人のアパートに入ると、友人と彼女は既に一緒にクリスマスを祝っていました。友人は俺に『見てみ。』と言って、例のクリスマスツリーを見せたのです。外から見た侘しげなツリーは、部屋に向かって青々と茂った緑色で立っていました。クリスマスツリーの緑色の部分にはオーナメントや雪のクリスマス飾りが付いています。その時俺は、ツリーの事を内側が良いクリスマスツリーだなと思いました。
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doctormaki · 1 year
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連日、氷点下である。グランベリモールの閉店セールで偶然手に入れたイタリア製のムートンのショートブーツは、アメリカでもドイツでも大活躍。しかし、道が霜で凍ると滑るので、アメリカ留学中にスエーデンに行った際のセールで購入したフェイクムートンのショートブーツも大活躍中。それに加えて、会計が間違えて差っ引いたお金が振り込まれたので、こちらで買ったロングブーツは、スカートの時に重宝する。足元は大事です。
私の家の近くのアルスター湖は凍ってしまった。水鳥達が、氷った湖の上を滑りながら歩いて行く様を見るのは、滑稽で楽しい。滑るのに、賢明に短い足を動かしていると、少しずつ推進力を得ていくのだ。ちなみに、私のアパートは下の写真の旗がはためくフォーシーズンズ・ホテルの裏にある。我が家の窓から見えるのは、ホテルの駐車場らしい事が分かってきた。どこに住んでも、駐車場と縁が切れないらしい。
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昨日は慰労会だった。研究所挙げて、研究所を設立したErck氏と彼の女になった私の元同僚Annaの家に、所員全員がお招きされた。Erckは全身、真紅のコーデュロイ・スーツを着てお出迎え。家はアホみたいに天井が高く広い。キッチンにはイタリア料理店からケータリング・スタッフが4名。ホール・スタッフが2名でワインなどを運ぶ。立食とはいえ、50名近い所員全員がおめかしして集っている様は圧巻だ。ヨーロッパの金持ちは優雅だ。NYスタッテン島出身のロシア系ユダヤ人のAnnaにしたら、まぁ実に玉の輿なのだろう。
私はパーティードレスなど持っていないので、マックス・マーラーの黒のドレスに白のトックリを合わせて、スカーフをした。ポーランド人のEditt姉さんと南アフリカ人のCarole伯母さんの言いつけに従ったわけだ。
イタリア料理のケ���タリングでは、白トリュフのピザに始まり、ミニトマトのカプレーゼサラダ。マリネしたビートと甘いパプリカ、ウォルナットのサラダ。エビとイカ、レンズ豆のサラダ。手打ちのタリアテッレと黒トリュフのチーズパスタ。デザートはコアントローたっぷりのティラミスだった。白トリュフのピザは残念だが食べられなかった。が、残りは全て賞味する。折角、アホみたいに黒トリュフを使っている割に、いまいち美味しくない。イタリア人もドイツに来ると料理が下手っぴになるのか?それとも、そもそもドイツ人は味覚がないのか。。。?
トルコ人のEcce姉さんの家でマッタリしていた時に、お前はドイツ人をどう思う?と聞かれたので。う~む。塩の食い過ぎで脳みそがソーセージになっているから、ジョークが全く通じないよね。。。と言ってみる。EcceもEdittもLazroも、大笑い。色々あるんだけど、こうやって大笑いした事は、生涯忘れない思い出となるのだろうと、ぼんやり思う。
ワールドカップのモロッコ・フランス戦もEcceの家にみんなで集まって観戦する。Ecceの彼のUmuttが持ち込む大麻を紙巻きタバコにして、みんなで回し飲みしていた。数名、意識がトリップしていた。私は大麻の臭いだけで十分、頭痛がするので窓際に座って換気係。セックス前に良いのはこれらしい!と大麻とオレンジ・ピールのブレンドを朗らかに差し出す。あたしゃ、女だから、大麻とか関係ねーんだけど!とEcceは大爆笑。トルコ人の頽廃ぶりはオスマン帝国時代を彷彿とさせる。トルコは文化的に豊かなのだ。
今回の滞在中に一番感動した料理は、イギリス人Brunoのフランス人の彼女Marianが作ってくれたじゃがいものカセロールだった。ジャガイモを細かく切ってオリーブオイルかけてオーブンに放り込み。じゃがいもが柔らかくなったら、ザクロの実、細かく刻んだクルミ、塩コショウして、生のマジョラムを散らす。極簡単だが、組み合わせが斬新で楽しく、美味しかった。
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kachoushi · 2 months
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雑 詠
花鳥誌 令和6年3月号
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雑詠巻頭句
坊城俊樹主宰選 評釈
雑詠巻頭句
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冬帝を玉座に迎へ都府楼趾 天野 かおり
 九州の都府楼趾の歴史は古い。関東人の私なんかは想像もつかないほどの悠久の時が流れる。そこに今君臨する者とは冬帝こそがふさわしい。日本より大きな都府楼趾の感覚。
都府楼の礎石に小さき時雨あと 天野 かおり
 礎石に小さい時雨のあとがあるのは現代のもの。しかしその時雨は過去千回くらい降ってきた。「天の川のもとに天智天皇と臣虚子と 虚子」の句碑はそのあたりにある。虚子は自分の卑小さを知り、時間の雄大さを知る。この句はそれに少し似ている。
五重塔からくれなゐの冬日のせ 天野 かおり
 この五重塔は極彩色に塗られている。九州福岡のそれはやはり中華文明の影響を受けているのだろう。冬日を乗せているのが豪奢である。
大枯野則天去私のここに居る 渡辺 美穂
 「則天去私」は漱石の心境。天にのっとって私心を捨て、自然に身をゆだねることである。大枯野の唯一のものはその心境そのものなのである。「私」がそれに同化するのかは知らぬ。
赴任地は裏鬼門なり漱石忌 渡辺 美穂
 赴任地は四国とて九州とていろいろあった。それを裏鬼門と漱石が認識したのかは知らぬが、その人の忌日にそれを聞いてみたいものだ。
漱石の孤影ちらつく霜夜かな 渡辺 美穂
 はたして漱石が霜夜と似ているかは知らぬ。しかし彼は孤影であるを肯う。漱石はいわば心身症だった。かれは当然孤独。霜夜はこの狂気を増進させて小説を書かせた。
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グラバー邸寒し小暗き隠し部屋 吉田 志津子
 グラバー邸は昼間に行くと海のせいかなかなか明るくて素敵。庭園もゆったりとしていて清潔で心豊かになる。隠し部屋があったとは。それもやはり天下騒乱の時だから当然だろう。彼は商人でありそうではなかったから。
花街の花魁道中秋祭 吉田 志津子
この花街は長崎なのだろうか。どこか京都のような気がする。私のような東人はがさつでこれは憧れでしかない。たしかに浅草にも花魁は居たのだが、どうにも生々しくて。
冬薔薇は領事の言霊へ薫り 岡田 順子
 領事はこの国にあまり居ない。長崎のその人か。横浜のその人か。薔薇は冬に限る。
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銀の匙絹のクロスに冬日翳 一倉 小鳥
 これもまた洋風のテーブルでの食事の様子。かなりレベルの高い貴婦人のご昼食。
街並みも運河も家も灯も聖夜 葛生 みもざ
 いま聖夜の翌日にこれを書いている。この句のような特別の時間はここに無い。
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氷川丸の円窓いくつ北塞ぐ 藤枝 昌文
 氷川丸は横浜の港に係留されて動かない。ずっと北窓は北窓のまま。
パライゾの見果てぬ夢を寒椿 田上 喜和
 キリスト教徒。それは外人墓地なのか。いや日本人が悲しく拘束されて死んだのか。
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三途から戻りし者の年忘 勢木 宇太郎
 三途の川から戻って復活した人。それがその年を忘れるようになる目出度さ。
嘘つつむやうに小さく手に咳を 栗原 和子
 嘘はしかし包んでも少し漏れてしまう。咳をしても独りであった人とは違う。
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asuka-iwamizawa · 1 year
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10月・11月の行事食
掲載が遅れましたが、10月11月の記事になります。
 10月の行事食🎃
二十四節季が寒露から霜降へ変わりました。
霜降は、朝露がついに霜に変わる、そんな時期です。
秋の静けさの中、ひときわ賑やかさを振りまくのが10月最後のお祭りハロウィンですね。
これは言うなれば西洋のお盆です。
当院では、10月28日(金)に「ハロウィンメニュー」としてハヤシライス、チーズサラダ、南瓜のモンブラン風プリンを提供させていただきました。
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常食(通常の病院食です。)
左より、
キャベツのチーズサラダ
南瓜のモンブラン風プリン
ハヤシライス
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きざみ食(固い物を噛むのが苦手な方のためのお食事です。
通常のお食事をあらかじめ5mm~1cm程に刻み、噛む回数が少なくても済むようにお作りしております。)
メニューは常食と同じです。
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嚥下食(固形物が飲み込みにくい方のためのお食事です。
通常のお食事を一旦ペースト状にし、再度お料理の形に形成し提供しております。)
左より、
お粥
南瓜のモンブラン風プリン
ハヤシルー
キャベツのチーズサラダ
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南瓜のモンブラン風プリン
豆乳プリンの上に、程よい甘さに味付けした南瓜のクリームを
南瓜の形になるようにトッピングしました。
患者様からは「かわいいね」と感想をいただきました。
 次回の行事食はお寿司メニューです。
スタッフ一同がんばります!
10月の行事食ハロウィンの様子をお届けします。
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「カレーライスじゃなくてハヤシライスなんだね」
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「あらっ写真を撮ってくれるの」とすてきなポーズをしてくれました。
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「柔らかくて、食べやすいよ」と嬉しいお言葉をいただきました。
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「南瓜の優しい味がするね」
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季節などを感じられるように、窓にディスプレイしています。
  いつも楽しみに待ってくださっている御家族のみな様、掲載が大変遅くなって
しまいすみませんでした。
コロナ感染対応などある中でご家族の皆様に安心して頂けるようスタッフ一同
頑張っております。また患者様の笑顔が、私たちの力となっています。
11月のお楽しみメニュー 「生寿司」
11/18(金)は皆様が楽しみに待っていて下さった「生寿司」の日です。
お待たせいたしました(^^♪
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常食・形(通常の病院食です。)
左より、
キャベツとコーンの中華風和え物
はちみつレモンゼリー(市販品)
卵豆腐のかにあんかけ
生寿司
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常食・一口大は、てまり寿司にして提供させて頂きました。
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全粥食は、お粥と刺身で提供させて頂きました。
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全粥食・きざみ(固い物を噛むのが苦手な方のためのお食事です。
通常のお食事をあらかじめ5mm~1cm程に刻み、噛む回数が少なくても済むようにお作りしております。)
 上段左より、
はちみつレモンゼリー(市販品)
キャベツとコーンの中華和え
卵豆腐のかにあんかけ
下段左より、
お粥
刺身(きざみ)
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海鮮丼  嚥下食(固形物が飲み込みにくい方のためのお食事です。
通常のお食事を一旦ペースト状にし、再度お料理の形に形成し提供しております。)
上段左より、
はちみつレモンゼリー(市販品)
卵豆腐のかにあんかけ
下段左より、
キャベツとコーンの中華和え
海鮮丼は嚥下食も海鮮を味わっていただけるよう試作をし、海鮮丼という形で提供いたしました。まぐろのたたき、玉子、きゅうり、のりを食べやすく調整いたしました。
  患者様からは、「寿司が食べられて嬉しい。」「いつもより食べることができた。」
「美味しくて、おかわりがしたい。」などとご満足頂けたようで、栄養課スタッフ一同とても嬉しいです。
これからも患者様の笑顔が頂けるようスタッフ一同がんばります!
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