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#明石市 魚の棚
recipe-cookingclass · 16 days
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美味しい明石のご当地グルメのご紹介。
明石グルメ『明石名物 明石焼・玉子焼のふなまち』
こちらをネットのグルメ記事で、ご紹介してから、ずっとアクセス数が多く、改めて子供にも食べさ出てみたいなと
訪れてみました。
すでに10年近くぶりでしょうか?
我が家でも大変、美味しい明石焼き(玉子焼き)を作りますので、味も比べられ良い機会です。
お店へ向かったのはお昼過ぎ。
平日ですが、なかなかに行列です。
のんびり気長に待ちます。
ネットで口コミを見て来られている方も、お持ち帰りも多く
二、三時間は待ちました。
それぐらい人気があるのは、安くて20個入りという理由もありますし。
以前は500円でしたか、今回訪れると750円になっていました。物価高騰で仕方がないですが。。。
他の以前に行っていた松竹さんなんかは、個数も減らして800円。代替えで焼きすぎかな?なんてのもありましたし、接客が変わってしまった野で、足が遠のいてしまいました。
あの薬味は私にとって好みですので、家では用意して、おうち手作り『玉子焼き(明石焼き)』を楽しんでおります。
そして魚の棚の他店を見ると『10個入り800円』とか。
1000円もありました。
B級グルメが割高にはなりました。
では次は味についてご紹介したいと思います。
料理研究家 指宿さゆり
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reitomorisaki · 6 months
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『時やその水辺・八景』
1, 『池と季節』
池にむかってカエルがはねた
高く飛んでいるうちに、季節がぐんぐん、過ぎて、いって、しまって、カエルは凍った冬の池に落ちた
2, 『うつむく』
魚を見ていた犬の目は、涙がたまって水槽になり、魚もそこで泳ぎ始めた
両目の水槽がとても重たく、今日、犬は名前を呼ばれたときでも、顔を上げるのが大変だった
3, 『夜のひと瓶』
酒瓶に、夜を封じてきたと、彼らは言った
ショットグラスの黒い川、朝には揮発してしまうぞと、一人は一気に飲み干して正体をなくし、機を逸した方は揮発して心をなくした。
抜け殻は、朝の投石に使われている
4, 『夏の思い出』
カーテンの隙間から差し込む、波形の光
風に吹かれてゆれるたび、海の匂いが濃くなった
母は「潮風に酔った」と仰向けになって、顔に腕を乗せたまま、それきり家事をしなくなった
5, 『夢は見てない』
電球が壊れると、部屋が夜になってしまうので、市販の太陽に交換してもらったが、ずっと昼間の太陽は眩しく、いつも目隠しをして暮らしている
6, 『霧の中』
大統領がお話に税金をかけたので、絵本はぜんぶ真っ白です
こっそりお話を書いたら、夜のようにひと色の、何者かによって盗まれてしまい、窓の外は、朝からこんなにも白い闇
7, 『国の名』
地図が足を伸ばして、歩き回って、各地の写真を撮って、でも、伸ばした足があまりにも長かったから、地図は地球の上に転んでしまって、いま、君のいた国は何と呼ばれているのですか
8, 『著者近影』
ばちんと音を立て、書斎の電球がひとつ切れた
その時、君は、君の影が壁の前を移動し、書棚の裏へ隠れるのを見た
君は部屋の明かりを全て落とした
月光が影を引きずり出し、白い壁に、君とは違う、君でない形の人影を映した
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yuuki-1365 · 11 days
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去年頃に明石観光に行ったので紹介
哈喽〜(こんにちは〜)YUUKIです。今回は、去年12月頃に明石市に観光に行きましたので、当時の様子を写真付きでご紹介します。
明石市とは?
明石市とは、近畿地方の中部、兵庫県南部の明石海峡に面する市です。中核市に指定されています。
日本標準時を決める東経135度線が通る市として知られています。子午線上の明石市立天文科学館には、日本標準時を刻む大時計が設置されています。
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画像はWikipediaより
アクセス
行ったスポット
魚の棚商店街
「うおんたな」と呼ばれる明石・魚の棚商店街は、約400年前に明石城の築城とともに誕生したと伝えられており、宮本武蔵の城下町の町割りの設計により造られたと言われる古い歴史を持つ市場。
全長350mのアーケードに明石特産の海の幸や練り製品、海産物の乾物などを扱う商店を中心に約110店の店舗が建ち並んでいます。
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明石港旧灯台
瀬戸内海を一望できるこのスポット、明石海峡大橋や淡路島も望めます。
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玉子焼き 本家 きむらや
通称明石焼きと呼ばれるこの食べ物、たこ焼きとは一味違います。たこ焼きのようにソースに浸けて食べるのではなく、和風出汁に浸けて食べます。生地はフワフワ、タコはしっかりとした食感があり、最高です。出汁も濃すぎず、いい感じです。
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兵庫県立明石公園
明石城跡を元に広がるこの公園、とにかく広いのが特徴で、道中に様々なスポットがあります。図書館もありますよ。
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最後に...
個人的に明石にはすごく思い入れがありまして、風情あふれる町並み、少し街から外れれば海の音だけが聞こえる静かな住宅街...最高です。ぜひお立ち寄りください!次の記事をお楽しみに〜!
参考資料
WordPressもぜひ!
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travebrog-jp · 2 months
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海沿いにある明石市役所付近から、眺める明石海峡大橋【明石&加古川旅18】
明石&加古川旅(2023年)-18 訪問:2023年1月下旬(1泊2日) 明石海峡を眺める! 初めてやって来た明石市で名物料理となっている”玉子焼き(明石焼き)”を味わい、次は明石の街散策に向かう事にした。 オカン 明石焼き、旨かったですよ♪     明石市にて 明石駅の南側にあった魚の棚アーケード商店街の更に南側には、こちらの「ほんまち1番街」の屋根付き商店街も見られた。   ただ、こちらの「ほんまち1番街」は先程歩いた魚の棚商店街とは打って変わって、このように寂れたシャッターが閉まっている光景が広がる場所と化していたが。。 明石蛸一郎 昔ながらの個人商店も、時代の波と共に消えていくタコ・・・   そんな寂れた商店街を見ながら、次の目的地は海沿いにある「明石市役所」を目指して歩いて行く事に。 オカン 何で明石市役所まで行くんや??   その途中の交差点脇に…
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shintani24 · 4 months
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2024年1月12日
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中央図書館所蔵の「浅野文庫」 図書館移転後は市長公館解体して新施設建設の方針 広島市(RCCニュース)2024年1月12日
広島市の中央図書館に所蔵されている「浅野文庫」について、広島市は図書館が移転された後、現在、市長公館がある場所に新しい施設をつくる方針を固めたことが分かりました。
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複数の関係者によりますと、資料の移設先として最有力視されているのは、広島市中区の縮景園に隣接する、広さ1900㎡の土地です。
現在は広島市長が暮らす公館がありますが、建設から50年が経ち、老朽化していることなどから、公館を解体して新しい施設を建設する方針です。
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市は、南区の比治山や東区の饒津神社近くの、浅野家ゆかりの3カ所を利便性などの観点から比較検討していました。
新しい施設では「浅野文庫」のほか、被爆作家の文学資料なども保存・活用する方針で、開館予定時期は2029年度。現時点での概算事業費は約37億円で、企業や個人の寄付を募ったり、国の補助金を活用したりして、財源確保を図る予定ということです。
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広島市長公館の廃止を検討 跡地に「浅野文庫」移す専用図書館の案も(朝日新聞 1月13日)2024年1月12日に追記
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広島市長公館。これを廃止して、跡地に「浅野文庫」などを収める専用図書館の建設が検討されている=2024年1月12日、広島市中区上幟町、宮崎亮撮影
広島市が市長公館(中区上幟町)を廃止し、跡地に市立中央図書館が所蔵する「浅野文庫」などの資料を収める専用の図書館の設置を検討していることが、複数の関係者への取材でわかった。2029年度の開館を予定し、現時点で概算事業費は約37億円を見込んでいる。
浅野文庫は、旧広島藩主の浅野家が寄贈した古書などのうち、原爆による被災を免れた約1万点の資料群で、現在は中区基町の中央図書館に保管されている。
市の作成した整備基本計画案によると、新設する図書館にはそれらの資料のほか、広島ゆかりの文学者の資料が収められる。近世から現代までの広島の郷土文化を、体系的に伝えることが狙いだ。施設内には、展示コーナーや閲覧室、セミナー室なども設置される。
市長公館は、浅野家別邸の庭として造られた「縮景園」に隣接している。1973年に完成し、敷地は約1980平方メートル。現在は松井一実市長が入居する。市は老朽化した公館を、2026~28年度に解体する。解体費を含む事業全体の財源は、国の補助金や市民からの寄付でまかなうことを検討している。
市立中央図書館は、JR広島駅南口の商業ビル「エールエールA館」への移転計画が進んでいる。それに伴って、市は浅野文庫の新しい保管場所を作ることを、23年6月に発表していた。(魚住あかり)
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市長記者会見(1月18日)
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1月19日総務委員会浅野文庫について。詳しい案ができています。
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「ヒロシマ平和研究教育機構」設立へ 広大旧理学部1号館を拠点に 「核なき世界」へ研究に取り組む(RCCニュース)
広島市の被爆建物、広島大学旧理学部1号館を拠点とする、「ヒロシマ平和研究教育機構」が設立されることが決まりました。設立は、12日の準備会議で決まりました。
「ヒロシマ平和研究教育機構」には、広島市と広島大学、広島市立大学などが参加。今後、整備される旧理学部1号館を拠点に、広島大学平和センターと広島市立大学広島平和研究所を中心として、「核なき世界」に向けた研究や国内外の研究者の受け入れに取り組むということです。
広島市 松井一実市長「広島の平和貢献の大きな装置、手段、柱ができたという思いがある。これをうまく起動させることがこれからの課題」
広島大学 越智光夫学長「教育・研究に関して一緒になって深化させていくべきではないかという思いがあった」
「ヒロシマ平和研究教育機構」は、今月下旬に第1回総会が開かれる予定です。
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合格祈願「試験にとおりゃんせ」 商店街に学問の神様が集結 広島(RCCニュース)
今週末には「大学入学共通テスト」が行われ、いよいよ受験シーズンが始まります。広島市の商店街では、受験生を応援する恒例行事が始まりました。
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11日、広島市中区の中央通りに登場したのは受験生の合格を祈願する「とおりゃんせ」!
縦1.8メートル、横1.6メートルの巨大な垂れ幕には、京都の北野天満宮や福岡の太宰府天満宮など学問の神様がまつられている全国10か所の神社がデザインされています。
ことしで20年目を迎えるこの取り組み。地元の商店街が企画していて「中央��りを通って試験にも通ってほしい」との願いが込められています。
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商店街のメンバーが集まり、一発合格にかけ「一合枡」を使った祈願も行われました。
広島中央通商店街振興組合 加藤和行 理事長「中央通りをとおりゃんせ、試験にとおりゃんせ。中央通りを通って、10の天満宮にお参りしたからもう大丈夫だと、安心感を持って緊張を解いて、実力を発揮していただきたいというのが一番」
「絶対合格しますように!」受験生を応援する「とおりゃんせ」は3月21日まで掲示されます。
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中国電力中川社長が上関町を訪問「準備整い次第森林伐採開始」 使用済み核燃料の中間貯蔵施設の建設を調査(テレビ新広島)2024年1月12日
中国電力などが使用済み核燃料の中間貯蔵施設の建設を検討している山口県上関町を中川賢剛社長が訪れ、近く施設建設の調査に向けた森林伐採を始めることを明らかにしました。
中国電力の中川社長は12日朝、年始の挨拶のため上関町の西哲夫町長を訪ねました。
中電は去年8月、使用済み核燃料の中間貯蔵施設建設を関西電力と共同で提案し、上関町は財政の安定などを理由に調査受け入れを決めました。
その後、建設に反対する住民の抗議などで中止された町議会への説明は、今月になって行われたものの周辺自治体の懸念などから調査の実施前に必要な森林の伐採工事は、未だ行われていません。
中国電力 中川賢剛社長 「準備が整い次第、伐採作業も始めたい。安全確保第一に準備でき次第、ボーリング調査も行っていきたい」
上関町 西 哲夫町長 「調査するにあたって安全な作業と適切にしっかりした調査をしてくださいと。上関町の住民に対しても更なる説明をしっかりしていただくようにと」
中電は先月、未実施で許可期限が過ぎた森林伐採届を再提出していて今月21日にも伐採が可能となる見通しです。
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中間貯蔵施設 反対派住民が中電前で抗議活動(KRY山口放送 1月19日)2024年1月12日に追記
中国電力が上関町で調査を行っている使用済み核燃料の中間貯蔵施設について。
ボーリング調査に向けた普通林の伐採が可能な期間に入るのを前に計画に反対する人たちが中国電力に対して抗議活動を行いました。
抗議参加者「金儲けのためにこんなことばっかりするな!自然を壊すな!私達の平和な生活を壊すな!」
中国電力上関原発準備事務所前で抗議をしたのは上関町の反原発団体などおよそ50人です。
中国電力は中間貯蔵施設建設の立地可能性調査の1つであるボーリング調査にむけ、先月、普通林の伐採届を町に提出。あさって(21日)から、その伐採が可能な期間となります。
きょうの抗議活動は伐採が可能になるのを前に改めて計画の白紙撤回を中国電力に訴えようと行われました。
上関原発を建てさせない祝島島民の会 清水敏保代表「町長が地域振興策をということで危険な中間貯蔵施設というとんでもない話を持ってきたこれをとにかく上関町民が望んでないということをこれからも訴えていきたい」
中国電力は去年8月に1度伐採届を提出していますが「安全に作業を行うために資材の準備等を進めている状況」として一度、伐採への着手を見送っています。今回の伐採が可能な期間は3月20日までです。
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中国電力上関原発建設予定地から望む。すぐ近くに祝島の集落が見える、わずか4km。その向こうに見えるのは九州の大分県。
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「地面が約4m隆起した」──能登半島地震の地殻変動、産総研が調査結果発表(ITmedia NEWS)
産業技術総合研究所(産総研)は1月11日、2024年能登半島地震に伴う海岸の地殻変動の調査結果を発表した。調査した場所は、石川県輪島市門前町鹿磯周辺。国土地理院の観測データによると、この場所では最大4mの隆起の報告が上がっており、実地調査をしたところほぼ報告通りの隆起を確認できたという。
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調査した場所
産総研が鹿磯漁港を調べたところ、防潮堤壁面に付いたカキなどの生物が隆起によって水面から離れている様子が見られた。壁面に付いた生物の高度から地震前のおおよその海面を予測できるため、これと地震後の海面を比較。複数地点で調べた結果、その差は3.8~3.9mでほぼ報告通りの隆起を確認したとしている。
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鹿磯漁港の防潮堤に付いた生物遺骸が示す隆起の様子(人が持っている標尺の長さは5m)
鹿磯漁港からさらに北側を調べたところ「波食棚」という平たんな岩棚が、地震による隆起で干上がった様子を確認。波食棚の前方は崖になっており、地震後の海面との高さを比較すると約3.6mの差が見られたという。波食棚は本来、平均海面付近の高さに広がる地形であるが、今回の地震によって階段状の地形「海成段丘」を形成したことが分かったとしている。
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隆起で干上がった波食棚
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隆起した波食棚前面の崖の様子
能登半島北部沿岸は約6000年前以降に形成したと思われる、3段の海成段丘が分布してたが、今回の地震の影響で地面が隆起し、4段目の海成段丘を形成したことになるという。
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今回の地震による隆起で形成した海成段丘の地形断面(青線)
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志賀原発、外部電源の復旧に半年 施設に影響なし、部品調達に時間(共同通信)2024年1月12日
北陸電力は12日、能登半島地震で一部が損傷した志賀原発(石川県志賀町、停止中)の外部電源の完全復旧には少なくとも半年かかるとの見通しを明らかにした。一部の部品調達に時間を要するため。外部電源は計5回線あり、3回線は使用可能で、原発内の非常用電源もあるため、使用済み核燃料の冷却などの安全確保に影響はないとしている。
志賀原発では1号機地下で震度5強を観測。変圧器が破損して油が漏れるなどし、計5回線ある外部電源のうち、中能登変電所を経由する2回線が使えなくなった。
中能登変電所では、絶縁性があるセラミック製の送電線部品が二つ破損していることを確認。予備が一つしかないため、メーカーに製作を依頼した。
また北陸電は、志賀原発につながる別の送電線の2カ所で絶縁用の部品などの破損が見つかったとして、13日にも補修工事を行う。送電機能に問題はなく、予防的な措置としている。工事中はこの送電線を含め、一時的に5回線中3回線が使えなくなるが、非常用ディーゼル発電機などの電源を確保した上で実施する。
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kachoushi · 5 months
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風月句会
2023年10月15日
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於:川崎市多摩市民館
坊城俊樹選 栗林圭魚選
坊城俊樹選 特選句
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坊城俊樹選 特選句
街騒も葉擦れも消して秋の雨 三無 大寺の風を擽る榠櫨の実 幸風 尾を引きて鵯のひと声雨の句碑 秋尚 水煙に紅葉かつ散る結跏趺坐 幸風 菩提樹を雨の宿りの秋の蝶 千種
坊城俊樹選 並選句
烏瓜守る篁や母の塔 幸風 観音の小さき御足やそぞろ寒 三無 鬼残し児らの消えけり暮れ早し 経彦 菩提子の雨のしづくを城主墓 慶月 秋雨は葉裏の塵も拭ひけり 軽象 秋淋しメタセコイヤの闇深く 亜栄子 山粧ふ襤褸となりてたたなづく 幸風 たゆたへる心のやうに式部の実 白陶 赤帽の四仏に秋の雨しとど ます江 雨しとど廣福密寺金木犀 眞理子 秋霖に立つ観音の艶めける 慶月 禅寺の庫裏へと招く郁子の棚 眞理子 洗堰色なき風を漾はす 幸風 石仏に一円玉と菩提子と 三無 秋雨の下よりしみる五輪塔 慶月 塔頭の裏に小さき菊畑 眞理子 犬連れて秋の蚊つれて戻りたる 要 小鳥飛び雨止みさうにやみさうに 千種 秋霖や庫裏よりもるる刀自の声 眞理子 蘆の花谷戸に育ちて高く揺れ ます江 霧流れ城山の雨乱れなし 千種 秋黴雨だあれもゐない母の塔 亜栄子 白壁の明るき家の並ぶ秋 れい 梵鐘の撞木の先や秋湿り 眞理子
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栗林圭魚選 特選句
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栗林圭魚選 特選句
観音の小さき御足やそぞろ寒 三無 絵手紙の文字の窮屈葉鶏頭 要 駐在も綱引き離島の運動会 経彦 小鳥飛び雨止みさうにやみさうに 千種 秋霖や庫裏よりもるる刀自の声 眞理子 句碑の辺に秋のささやき交はす声 白陶 秋黴雨だあれもゐない母の塔 亜栄子 梵鐘の撞木の先や秋湿り 眞理子
栗林圭魚選 並選句
隣国のおやきの匂ひ天高し 幸子 姫沙羅の艶めき輝る秋の雨 白陶 近道を来て晩秋の雨上る 千種 等身の太郎のパネル秋思ふと 久子 逸早く燃ゆる紅葉の花水木 秋尚 街騒も葉擦れも消して秋の雨 三無 尾を引きて鵯のひと声雨の句碑 秋尚 朱鮮か真弓の秋のけわいかな 軽象 無患子や古寺の要と仰ぎみる 亜栄子 杉木立秋雨ほのと明るめり 千種 秋霖や人影侘し母の塔 文英 秋霖の洗ふ碑ありて忌の間近 慶月 雨しとど廣福密寺金木犀 眞理子 木犀の香の雨烟る多摩の丘 久子 水煙に紅葉かつ散る結跏趺坐 幸風 木犀の大樹の包む道祖神 亜栄子 禅寺の庫裏へと招く郁子の棚 眞理子 薄紅葉石仏並ぶ小径にも ます江 秋時雨無患子の実を艷かに 文英 洗堰色なき風を漾はす 幸風 古寺の鎮もるほどに秋の声 白陶 菩提樹を雨の宿りの秋の蝶 千種 年尾忌や夜更けのコール偲ばるる 文英 ずぶ濡れに秋の暖炉のやさしかり 久子 ソーラーパネル鈍く光るや吊し柿 眞理子 泥濘の横山雑木紅葉抜け 亜栄子 塔頭の裏に小さき菊畑 眞理子 秋雨のビジターセンターはや暖炉 久子 農を継ぎ村歌舞伎継ぎ街興し 経彦 秋の灯をひとすじ流す雨の径 久子 蘆の花谷戸に育ちて高く揺れ ます江 霧流れ城山の雨乱れなし 千種 白壁の明るき家の並ぶ秋 れい 句碑の辺の萩しなやかに揺れてをり 文英 やや寒や追討ちかける今日の雨 ます江 秋湿り払ひて高し母子の像 軽象
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itokawa-noe · 1 year
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書店と朗読会をめぐる旅をしてきた話(三日目)
「書店と朗読会をめぐる旅をしてきた話(一日目)」からの続きです。この記事で旅の記録はおしまいです。
 今回は、
・犬と街灯(庄内)
・toi books(本町)
 を訪ねた際のことと、旅の総括的なことを書きました。
 おまけの番外編として、
・つまずく本屋 ホォル
 のこともちょこっとだけ書いています。
―――
【犬と街灯】
 最終日は、リトルプレスで賑わう「犬と街灯」へ。
 楽しいことがすきなひとが楽しいことをやっていたら楽しいことをやりたいひとが集まってきた、そんな空気がガラス張りの店内から外の通りにまで漂っており、もしも私がこのお店を知らなかったとしても、前を通りかかったら足を止めずにいられないだろうと思った。
「個人書店って、店主さんの人柄が出ますねえ……」と、ここ最近の個人/独立系書店通いのなかで感じていたことを何の気なしにつぶやいていたのだが、お店を営んでいらっしゃる方に向かってくちにするには不躾なせりふであることに気づき、ひぇーとなった。谷脇さんはなんだか実感のこもった調子で「あー、出ます、出ますねえ」とにこやかに頷いてくれて、ほっとした。
 自分も参加させてもらったアンソロジー『貝楼諸島より/へ』の原画が大集合しているのを見られたのも幸せだった。
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(ご存じない方のために説明すると、こちらの絵はすべて店主の谷脇さんが描かれたものなのです。『貝楼諸島より/へ』の装画と装丁を手がけられたのも、というかそもそもこのアンソロジーの発起人からして、ぜんぶ谷脇さんなんですよ。いやはやびっくりだね)
 やはり原画はよい。筆づかいや、ぬりかさねられた絵の具の厚みをじかに味わうことができて、陶然となった。写真撮影の許可をいただいたものの寄りで撮ることはなんとなくためらわれ、斜めから雰囲気だけ撮ってきた。
 『貝楼諸島より』と『貝楼諸島へ』の通販はこちらからどうぞ。
 糸川の短編が掲載されているのは、緑色の表紙の『より』のほう。鳥が出てくるお話なので、この本の表紙に鳥がいることを、ちょっと嬉しいな〜と思っている。
 とつぜんの告白なのだが、私には、児童文学を書いて本にしたい、その装画を谷脇さんにお願いしたい、という野望がある。ジャンル的に文フリなどでの頒布には不向きだろうから、この野望を叶えるには商業出版で単著を出すしかない。がんばれ。(装画をお願いする方を決めるのは作家ではなく編集者だろうとか、そういうことはいったん脇に置いておく)
 〈購入したもの〉
 前々から「これは買えるうちに買っておくべきなのだろうな(ものすごく評判がいいので)」と思いつつなんとなく手を出せずにいた本と、その場で目が合った本、あと友人へのお土産用の推し本を買った。
●谷じゃこ『鯖のいる情景』:こだわりぬかれたかわいすぎる装丁と鯖への偏愛にひとめ惚れした。一冊まるまる鯖の短歌と川柳なんだよ。購入後に数えてみたら76首あったよ。(数え間違えている可能性もあり)それだけでも恐れ入ってしまうが、奥付に「2022年9月25日発行(気持ち的には3月8日発行)」とあったのをみつけたときは降参!大好き!と心のなかで叫んだ。さばのひ!偏愛バンザイ!
●谷脇栗太『ペテロと犬たち』:推し本。中身も外側もたまらなくよい。
●暴力と破滅の運び手『ブラームスの乳首』:運び手さんはやばい。なんとなくそうなのだろうなと思ってはいたけど、それ以上にやばい方だった。そりゃ人気なわけだ。最高。
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【toi books】
 最後に訪ねたのはtoi books。
 敷地面積だけみれば決して広くはないが、棚が宇宙だった。宇宙のひろがりを感じる棚だった。何周もぐるぐるした。もろもろの事情がゆるすならば何時間でも眺めていたかった。
 客が自分ひとりしかいない時間が長くつづくと店内に変な緊張感が漂ってしまうことがある。toi booksさんではそれが一切起こらず、店主さんの気配の消しかたに感動した。おかげで目の前の本棚以外のことは頭から消え、心ゆくまで回遊できた。
 その道のプロなのかと思うぐらい見事に気配を消されていた店主さんだったが、会計時にはお声かけくださり、それも嬉しかった。赤染晶子さんの『じゃむパンの日』について、この本を迎えられることが嬉しくてならないというような会話をし、温かな余韻とともに帰路についた。
〈購入したもの〉
●赤染晶子『じゃむパンの日』:言わずと知れた。また会えて、このような形で手にとることができて、幸せだ。
●いしいしんじ『書こうとしない「かく」教室』:他のお店で目が合ってもたぶんすぐには手がのびなかった。toi booksで出会ったという文脈が、この本を選ばせた。
●福永信『星座から見た地球』:いわゆるジャケ買いというやつ。表紙と帯とタイトルとぱらぱらめくってみた本文の白黒のバランスなんかに、ぴんとくるものを感じた。ままごとの『わが星』っぽいのを想像しているのだけれど、どうだろうな。そうだと嬉しい。そうでなくても嬉しい。
●町屋良平『ほんのこども』:いつか読まねばと思いつつ、向き合うのが怖くて、目が合うたびに逸しつづけてきた本。ついにわが家の敷居をまたがせてしまった。怖い。
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 以上で「書店と朗読会をめぐる旅をしてきた話」はおしまいです。
 最後に、今回の書店めぐりを通じて感じたことなどを少しだけ書いておきます。
ーーー
 どのお店も「誰のために」と「なんのために」が明確で(あるように私には感じられた)そこがとても格好良かった。
 誰のために。なんのために。
 お話を書く際にも、それから読む際にも、忘れずにいたい問いだ。
 つい最近、とある作品を読んだ際に、それが誰かにとって大切な物語なのだと想像することを怠った結果、ひどい過ちを犯してしまった。そんなことを思いだしたりもした。
 そんなこんなで、たくさん本を買った。
 お財布はすっからかんだ。旅行中はほとんど飲食店に入らず食費を節約していたのだが、焼け石に水だった。
(コンビニのおにぎりをホテルの冷蔵庫に入れておくとひとばんでカチンコチンになるのだという知見を得た)
(知見を得たのに翌日もまったく同じ失敗を繰り返し、二日続けて予定していた時間にホテルを出ることに失敗した)
 今回の旅のために確保していたお金は使い切り、ほかのことに使うはずだったお金まで飛んでゆき、もともと天井を突き破っていた積読の山がさらに高くなり、そのぶんだけ罪悪感が募った。でも悔いはない。お金を貯めて積読の山を低くしてから、またこういう旅がしたい。
 大阪から戻ったあと、久々に実家に帰った。
 駅前の風景に違和感をおぼえ、その正体について考え、長いあいだ駅前でがんばっていた書店がドラッグストアになっていることに気がついた。
 自覚していた以上に、私は本屋さんがすきみたいだ。
 本屋さんを、とりわけ街の本屋さんや個人の営む本屋さんを、じぶんにできる形で応援してゆきたい。
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 おまけの番外編
【つまずく本屋 ホォル】
 大阪から帰ったあと、川越市の霞ヶ関にある「つまずく本屋 ホォル」に行ってきた。ほしおさなえさんや伊東なむあひさんのツイートで存在を知り、長らく気になっていたお店だ。
 店主の深澤さんがとてもお話のしやすい方で、最近発売されたアンソロジーのこと(『なまものの方舟』には私も乗りたかったのだけれど、乗組員を��願してよいのかわからずまごまごしているうちに船が出港してしまったのです、など)や共通の推し作家のことなどを、わりと長めにおしゃべりさせていただいてしまった。一月に開催される「星々の集い」でまたおめにかかれるとのことで、今から楽しみだ。
 ホォルさんの棚、迷路みたいですごく楽しかった。新しい本と古い本がわけへだてなく並んでいるところや、おなじ本がいろんな棚にいるところが、のびやかで風変わりで、すきだった。深澤さんは「意図してそうしているところと、結果的にそうなってしまっているところがあるんですよね」と仰っていたけれど、そのありようこみで、とても好もしく感じた。
〈購入したもの〉
●小津夜景『花と夜盗』:小津夜景さんの存在を知ることができたのは、今年特によかったことのひとつだ。教えてくださった方にとても感謝している。
●せんだいメディアテーク『ナラティブの修復』:いま一番関心のあるテーマについての本なので買うしかなかった。
●野村日魚子『百年後 嵐のように恋がしたいとあなたは言い 実際嵐になった すべてがこわれわたしたちはそれを見た』:訪問のきっかけをくださった伊藤なむあひさんへのリスペクトをこめて、伊藤さんの推し作家さんの本をお迎えした。(というのもあるけれど、単純に野村日魚子さんの歌集がほしかった)
●橋本輝幸『鹿が店を発見する』:橋本さんのお店レポが好きなので。一冊にまとまって嬉しい。
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ikuco630 · 2 years
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遅めの朝ご飯にpizza食べてたら、明石焼き食べたいなぁ👨🏻ほんまやなぁ👩🏻で、明石へ🚙💨(雪国から帰宅後洗車してピカピカなったから出かけたかったらしい😅) たこ飯とセットメニュー✨とっても美味しかった😋 #生地から手作りピザ #明石焼き #明石では玉子焼き #たこ飯 夜は#みぞれ鍋 pizza生地&大根おろしに#フードプロセッサー 大活躍 #食べてばっかり #神戸市 #明石市 #魚の棚商店街 #玉子焼よし川 https://www.instagram.com/p/CYTtNrnhyge/?utm_medium=tumblr
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5530mio30 · 5 years
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明石市の魚の棚にある「とり居」さん。
ふわふわで美味い!
姫路の人はソースかけちゃうよね笑
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recipe-cookingclass · 13 days
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明石銀座商店街「精肉 山陽亭」へお邪魔しました。
揚げ物も充実していて
揚げてくださるということで
可愛らしいお姉さんにあげてもらいました。
この前にちょっと他料理を
たくさんいただいていたので(笑)
コロッケと焼き豚という買い物でしたが(笑)
コロッケしっとりと、ほんのり甘くラード感が
非常に美味しい!
ずっと小さな頃から慣れ親しんできた
精肉店のコロッケがあったのですが、こちらのお店の方が価格を考えてもおいしいなと、素直に感じました。
お店の方々がとっても明るく気さくな方々で
ますます『山陽亭』さんが好きになりました。
こちらの可愛らしいお姉さんの、接客も明るく楽しく
とても良い雰囲気でした。
明石は本当に泉房穂さんのおかげか、元気で素敵な街です。
明石市民がとっても元気で、少子化なのに
子育て世代が増加しているという事実が納得でした。
料理研究家 指宿さゆり
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vk-ento · 3 years
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昨日の(ノンアルコール)ビール飲料 アサヒ ドライ・ゼロ 山電を降りた後で、玉子焼をいただきました。 お店ではアルコールを出していただけないので、ノンアルです。 #ビール写真 #beer #beerstagram #japanbeer #asahibeer #昨日のビール #乾杯 #santé #bière #kampai #prost #cheers🍻 #ドライゼロ #アルコールフリー #dryzero #alcoholfree #ノンアルコールビール #ノンアルコール #ビールテイスト飲料 #いづも #魚の棚 #ビール写真 #beer #beerstagram #japanbeer #asahibeer #昨日のビール #乾杯 #santé #bière #kampai #prost #cheers🍻 #ドライゼロ #アルコールフリー #dryzero #alcoholfree #ノンアルコールビール #ノンアルコール #ビールテイスト飲料 #いづも #魚の棚 #明石市 #兵庫県 #izumo #UONTANA #akashicity (明石焼 いづも) https://www.instagram.com/p/CO95vYYFpqn/?igshid=1c1nw6vnvs9u5
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xf-2 · 4 years
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2���20年5月8日午後4時50分ごろ、中国海警局所属の巡視船4隻がわが国の領海に侵入したと、海上保安庁第11管区海上保安本部(那覇)が翌9日に発表しました。
 そしてそのうち2隻が、沖縄県八重山郡、尖閣列島所在の魚釣島の西南西約6・5海里において操業中の与那国町漁協所属の漁船(9・7トン)に接近した後、移動する漁船を追尾したと説明しました。中国の巡視船は約2時間後にいったん退去したものの、翌9日午後6時ごろに再びわが国領海に侵入し、10日午後8時20分ごろまでの約26時間にわたり、居座り続けました。
 このような行為は、単に領海を侵犯して、わが国の漁船に危害を加えることだけが目的ではありません。わが国の領域内で警察権を行使しようと試みる、かなり悪質な主権侵害行為で、言うまでもなく重大な国際法違反です。
 日本政府は11日、外交ルートを通じて厳重に抗議を行ったと発表した上で、菅義偉(よしひで)官房長官は「新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向け(中略)中国側の前向きな対応を強く求めていきたい」と述べるにとどまりました。
 それに対して中国の報道官は、わが国の巡視船が違法な妨害を行ったと非難し「日本は尖閣諸島の問題において新たな騒ぎを起こさないよう希望する」と述べ、責任を日本側に転嫁しました。その上で「中日両国は力を集中して感染症と戦うべきだ」と発言しています。
 この両者の言い分を第三国の人が聞けば、どう思うでしょうか。単に「厳重な抗議を行った」と間接的に発表するわが国に対して、中国は具体的にわが国が違法な妨害行為をしたと直接的に非難し、さらに新たな騒ぎを起こすなと盗っ人たけだけしいセリフを吐いています。しかし、世界の人々の大半は、尖閣諸島の存在やその経緯など知りません。
 それらの人々が今回行われた日中両政府の発表を見れば、よくて五分五分、客観的には中国の方が正しいと思うのではないでしょうか。なぜ、わが国は記者会見において、堂々と中国を非難できないのでしょうか。これは今に始まったことではなく、中国が突然尖閣諸島の領有権を主張してから今に至るまで続いています。
 わが国の政府は、尖閣諸島に関して中国が何をしてきても「わが国固有の領土」という呪文を唱えるだけで、国外だけでなく国内に対しても、自国の立場を広報することを怠ってきました。
 この問題に限らず、わが国の対外発信能力が低いことは今回のウイルス対策を見ても分かるように、現政権でも変わりません。このままでは中国のプロパガンダによって、日本がかつてのように悪者にされかねません。まずは内閣府に国内外向けた広報を専門とする部署を設け、諸外国並みに発信力のある報道官がわが国の立場を伝え、官房長官は実務に専念すべきです。
 ここで、日本政府のPR不足を補うために、次の年表で尖閣諸島の歴史をおさらいしておきましょう。
 私も年表を作成していて嫌になったほどですから、読まれた方も不快な思いをされたかと思いますが、こちらに記されている出来事は紛れもない事実です。こうして時系列に並べてみると、中国の明確な侵略の意図が読み取れるかと思います。
 今回の事件に関し、与那国町議会では県や国に警戒監視体制強化と安全操業を求める意見書を5月11日に全会一致で可決しています。さらに15日には石垣市議会も抗議決議を全会一致で可決しています。ですが、地元紙の八重山日報など少数のメディアしか、このことを報じていません。
 わが国の主権が侵害され、地元の議会が怒りの声を上げているにもかかわらず、大手メディアが報じないのは大問題です。マスコミの報道以外に情報源を持たない多くの人たちにとっては、報じられないことはなかったことと同じで、事件そのものも、マスコミが報じないことも知らないままです。
 中国の侵略行為に直面し、一番被害を受けている漁師の声を、国や県、マスコミ、日頃は弱者に寄り添うふりをしている人たちは誰も取り上げません。こんな理不尽なことが許されてよいのかと憤りを感じます。
 私は、中国が尖閣周辺に巡視船を配備するのは大きく分けて二つの理由があると思います。一つは国際社会への実効支配アピールで、巡視船が撮影した映像を利用するなどしてプロパガンダを繰り広げること。もう一つは、わが国の反応をうかがう威力偵察のようなものです。
 改めて年表を見ると、中国が尖閣諸島の領有権を主張し始めて以来、国内法の整備や実力行使を徐々にレベルアップさせているのに対し、わが国は防戦一方の感があります。なお、中国で最初に国有化を主張した周恩来元首相は、尖閣諸島の領有権を主張し始めた理由として「国連の調査により、周辺海域に油田があることを知ったから」と述べています。
具体的な行動を起こし、報道を通じて自分たちの意思を表明する中国は、日本国内の世論を注視しています。そして、世論が弱いと見るや強い手段に出て、強いと見るや対応を緩和することで、じわじわと侵略のペースを進めてきています。
 2012年にわが国が尖閣諸島の三つの島を国有化すると、中国は大騒ぎして哨戒艦による領海侵犯を常態化させました。ですが、本当は彼らこそ、その20年も前の1992年に国内法で尖閣諸島の領有を明記、つまり国有化を表明しているのです。
 92年当時の日本政府はこのような重大な主権侵害を問題にしなかったばかりか、マスコミも大きく報じなかったため、多くの国民がこれを知らないまま約30年が経過してしまいました。
 そして日本が尖閣諸島を国有化した12年当時、92年の国有化表明について知っている人間が少なくなっていたせいもあってか、一部の人を除いて、誰もこのことを指摘しませんでした。さらに当時の野田佳彦政権は反論するどころか、国有化直前に北京に特使を派遣してお伺いを立てるありさまでした。
 日本の国有化発表後、わが国のマスコミは連日のように、中国での官製反日デモの映像を背景に北京の代弁者のようなコメンテーターたちを使いました。そして「当時の石原慎太郎東京都知事が買い取り宣言したのが原因だ」と事実に反したコメントをさせ、まるで日本が悪いことをしたかのように報じ続けたのです。こうして日本の反中世論を封じた結果、日本国民による中国バッシングが起こらず、今日の事態を招いています。
 これと同様のことが、現在のウイルス禍においても行われています。わが国のマスコミの大半は本来の原因者である中国を非難せず、自国の政府を一方的に叩き、マスコミの情報だけを見聞きしていると、いつの間にか中国ではなく日本が悪者になってしまったような印象を受けます。このままでは、日本国内において中国に対する非難の声を上げることは難しくなるでしょう。
 いまさら言っても仕方のないことですが、92年当時の日中の国力の差に鑑みれば、彼らが国有化したことを理由に本格的な灯台の建設を行い、ヘリポートを復活させて公務員を常駐させるなどしていれば、今日のような事態になることはありませんでした。日本政府は公式発言として否定していますが、実際は鄧小平氏の棚上げ論にだまされ、彼らが国力をつけるまでの時間稼ぎをさせられただけでなく、政府開発援助(ODA)などにより官民挙げて技術や資金援助も行ったのです。
 結果、今や空母を保有するほどの海軍を育て上げてしまった揚げ句、その見返りとして自国の領土領海を脅かされているのです。棚上げ論と言えば聞こえはよいですが、要は結論の先延ばし、嫌なことから逃げるだけのことです。嫌なことは借金と同じで、先送りにするにつれて利息が膨らみ続けるように、問題はより大きく、解決は一層困難になるのです。
 中国が場当たり的ではなく、計画性を持ちながら一貫してわが国の領土を侵略しようとしていることは、共同通信の記事(2019年12月30日付)からも読み取れます。記事によると、東シナ海を管轄する海監東海総隊の副総隊長が、中国公船が初めてわが国の領海を侵犯した08年12月8日の出来事を「日本の実効支配打破を目的に、06年から準備していた」と証言しています。
 この証言の意味は、1978年4月に中国の武装漁船百数十隻が尖閣諸島海域に領海侵犯したときから今日に至るまで、中国指導部による計画された侵略行為が行われ続けているということです。
 間抜けなのは、日本の政官財マスコミがその間、せっせと彼らに技術や資金の支援を行うだけでなく、日中友好とばかりにほほ笑んでくる相手を疑うこともせずにこぞって友好的態度をとり続けてきたことです。一方、彼らは嘘で塗り固めた反日教育を徹底的に行ってきたというおまけ付きで、こんな間抜けな話はめったにあるものではなく、日本政府、特に外務省にお勤めであった方々には猛省していただきたいものです。
 かように中国は一貫してわが国の領土を狙っているというのに、いまだに中国を擁護する人々が政官財やマスコミに少なくないのは底知れぬ闇を見るようです。
 「中国が意図的に侵略している」というのは周知の事実です。しかし、共同通信の記事を通じ、中国側が当時の高官にあえてインタビューという形で発表させた理由について考えてみると、一つの仮説が浮かびます。あくまで私の臆測ですが、このインタビューは中国指導部が尖閣侵略のレベルをワンステップ上げるための観測気球ではないかということです。
 こう言うと、インタビュー記事の4カ月後には、習近平国家主席の国賓訪日が予定されていたので、「中国側がそんなことをするはずがない」という声も聞こえてきそうです。しかし、それに対する反論として、2010年にわが国で開催されたアジア太平洋経済協力会議(APEC)の直前に起こった出来事を挙げたいと思います。
 同年9月7日、尖閣諸島沖のわが国領海内で中国漁船が海上保安庁の巡視船に故意に体当たりする事件が発生し、海上保安庁は漁船の船長を逮捕しました。
 一方、中国は国内にいる日本人を拘束し、レアアース禁輸などの手段でわが国に圧力をかけた結果、日本政府は同船長を処分保留で釈放しました。実質的には無罪放免です。
 法と証拠に基づけば、容疑者を釈放する理由など一つも無いのに、なぜそれが行われたのでしょうか。後に政府高官が自民党の丸山和也参院議員(当時)に語ったところによると「起訴すればAPECが吹っ飛ぶ」、つまり当時の胡錦濤国家主席が来なくなるというものでした。この成功体験により、彼らは国家主席の訪問が日本に対して強力な外交カードとなることを学んだのではないでしょうか。
事実、今回の新型コロナの感染拡大の際においても、習主席の国賓訪日中止が発表されるまで中国全土からの入国制限を行わないなど、日本政府は公式に認めてはいませんが、中国に対する過剰な配慮が感じられました。それは国賓訪日を成功させたいという思惑以外には考えられません。
 もし今回の新型コロナ騒動がなければ、共同通信の記事に無反応な日本の世論を見て、中国は今回の領海侵犯よりも一層大きな仕掛けをしてきたかもしれません。
 仮にそうした状況が発生した際、中国は日本の対応次第で「春節中、訪日旅行を禁止する」「国家主席は日本に行かない」などと言うかもしれません。そのとき、わが国が毅然(きぜん)とした対応が取れたのかというと怪しいものです。
 ただ、中国が口だけではなく実際の行動に移した今、彼らが尖閣侵略のレベルを上げたことに疑いの余地はありません。
 問題なのは、自覚のあるなしを問わず、彼らのプロパガンダにわが国のマスコミが加担していることです。彼らは中国のプロパガンダを報じる一方で、一部メディアを除き中国の度重なる領海侵犯を報じません。
 国民が関心を持たないから報じないのか、マスコミが報じないから国民が関心を持たないのか、因果の順序は分かりません。ですが今や日本国民は、12年12月に杜文竜大佐が言ったように「中国の領海侵犯に慣れてしまった」感があります。
 中国はそれを感じ取り、米中経済戦争でにっちもさっちもいかなくなった状況を打破しようと日本に助けを乞う前段として、今回の領海侵犯事件を仕掛けてきたのかもしれません。
 いずれにせよ、われわれ日本人は、千年恨む隣国かの隣国と違い忘れやすい民族です。北朝鮮による日本人拉致問題にしても、02年の小泉純一郎首相の訪朝後はあれほど盛り上がったのにもかかわらず、現在はどうでしょうか。今やマスコミで取り上げられるのは、家族が亡くなられたときだけです。
 尖閣の問題にしても、東京都が買い取り資金を募ったときにかなりの金額が集まったにもかかわらず、今はその募金の使い道を論ずることすらしません。今回の事件も大して騒がずにスルーしてしまえば、彼らはますます図に乗ることでしょう。
 それでも、ほとんどのマスコミは沈黙し続け、国会で取り上げられることもありません。あまり知られていませんが、今年3月30日には鹿児島県屋久島の西約650キロにある東シナ海の公海上で、海上自衛隊の護衛艦と中国漁船が衝突する事件が起きています。
 本件もこの事件のように、多くの国民が知らないまま、うやむやな形(自衛隊に対しては形式通りの捜査は行われているでしょうが、中国漁船に対しては恐らく何もしていないと思われます)で終わりかねません。せめて政府は海上保安庁が撮影した動画を公表するなり、あの海域で何が起こっているのかを国民に知らせるべきです。
 今回の件で問題なのは「中国の哨戒艦が漁船を追尾したということ」、そして「わが国の領海に中国の巡視船が26時間も居座ったということ」です。漁船の追尾に関しては詳細が分かりませんので省きますが、昔ならいざ知らず、21世紀にもなって他国の領海で26時間も武装巡視船が居座って領有権を主張するなど、私は寡聞にして知りません。
 仮にあったとすれば、それは既に武力衝突のレベルです。では、何ゆえに今回そのような事態が起こったのかというと、中国側から見て「わが国が何もしないから」です。おそらく現場の海保の巡視船は、無線や拡声器、電光掲示板などで領海からの退去を要請したと思います。しかし、ただ「待て」と言われて、素直に待つ泥棒がいないのと同じで、彼らは何の痛痒(つうよう)も感じなかったことでしょう。
 他国であれば警告射撃してもおかしくないのですが、わが国は憲法により武力による威嚇すら禁じられています。ですから、厳格に法令を順守すれば、相手が国家機関である今回の場合、それも適いません。外交ルートによる抗議も同様に、何らかの制裁を伴わなければ単に抗議したという記録を残すだけで、何の効力も生じません。
何しろ相手は国際常設仲裁裁判所の判決を「ただの紙切れだ」と言って無視する国です。今回は滞在したのが26時間だったからよいようなものの、もし365日、彼らが領海に居座ればどうなるでしょうか。
 その場合、尖閣の領有権をあきらめるか、物理的に排除するかの2択しかありません。一部の人は「話し合えば分かる」などと言いますが、相手は何十年もの先を見据えて計画的に侵略しに来ています。その相手が乗ってくる話となると、わが国が大幅に譲歩するような場合だけです。そもそも元々存在しない「領土問題」をわが国が話し合う理由がありません。
 さらに問題は、多くの国民がこの事実を知らない、もしくは薄々感じていても認めたくないので見て見ぬふりをしていることです。マスコミも、一部の専門家以外は警鐘を鳴らす人はおりません。国権の最高機関に至ってはここ数年茶番劇が続き、いたずらに時間を浪費するだけでこの問題に対して議論すらしません。
 民主主義国家であるわが国においては、国民世論が盛り上がることが重要です。中国もそれを恐れているからこそ、マスコミに圧力をかけて自分たちに不利な報道をさせないようにしているだけでなく、パンダなどを使うさまざまな方法により、日本国民が中国に好感を持つような工作活動も行っています。そのため、今回のウイルス騒動に関しても、公式声明で中国を非難する政治家はほとんど見受けられず、マスコミの大半も中国責任論を報じません。
 それどころかウイルス対策において、欧米と比較して桁違いに被害の少ない結果を出しているわが国の政府を叩いてばかりいます。ですから、他国とは違って、中国に対する訴訟が起こることもありません。さらに会員制交流サイト(SNS)上で中国を非難すれば、差別という話にすり替えられて逆に糾弾されるほどです(一時はユーチューブでも、中国への非難コメントが削除されていると問題になりましたが、後にこれはシステムの不具合とされました)。
 このまま私たち日本国民が声を上げなければ、彼らは組み易しと思い、より一層侵略の度合いを上げてくるでしょう。それだけでなく、欧米各国がウイルス問題で対中非難を強める今、自由主義社会の結束を切り崩すために、中国がアメとムチを使ってわが国を取り込みにくることにも警戒が必要です。この期に及んで国家主席の国賓訪日を蒸し返すなど、安易に中国に加担することは現に慎まなければなりません。
 1989年の天安門事件後、わが国は世界中から非難を受けていた中国の国際社会復帰を、他国に先駆けて後押ししました。その大失態を再び繰り返してはなりません。
 ただ中国に対して、わが国が無為無策であるかというと、そういうわけではありませんので、公平に、ここ最近の日本の動きも紹介しておきましょう。
海上保安庁および警察の動き 16年:石垣島海上保安部に巡視船を増強し、大型巡視船12隻による「尖閣領海警備専従体制」を確立    :宮古島海上保安署を保安部に昇格 19年:宮古海上保安部に小型巡視船9隻からなる「尖閣漁船対応体制」を確立。那覇航空基地に新型ジェット機を3機配備して空からの監視体制を整備 20年:尖閣諸島をはじめとする離島警備にあたるため、沖縄県警に151人の隊員を擁する「国境離島警備隊」を発足
自衛隊における動き
16年:沖縄県与那国島に陸上自衛隊の部隊を新設
19年:海上自衛隊が今後10年規模で12隻の哨戒艦を建造し、哨戒艦部隊を新設していくことを表明
20年:宮古島駐屯地に、地対空および地対艦ミサイル部隊を配備
 ただこれらは、いずれも「盾」を増強しているだけで、中国に脅威を与えるまでには至りません。ゆえに彼らは、日本がいくら部隊を増強しようが自分たちのエリアまで攻めてこないことが分かっています。ですから、守りのことは一切考えず、日本が増やした以上に部隊を増強してくると思われます。
 実際中国は、今年1月から1万トン級巡視船の建造を始めています。つまり、わが国がこのような対応策をとっている限り、決して中国は侵略の野望を捨て去ることはなく、部隊増強のイタチごっこが続きます。
 安倍政権は、現行法上可能な範囲内で懸命にやっているとはいえ、憲法に一言も書かれていない「専守防衛」という言葉に縛られている以上、この現状を打破することは難しいでしょう。
日本には「『矛』がないのか」と問われれば、「ある」と自信をもって答えたいところです。しかし、情けないことに米国頼みが実情です。その米国の動きを見てみると、今年の年初にライアン・マッカーシー陸軍長官が具体的な配備場所には触れなかったものの、中国の脅威に対抗し、次世代の戦争に備えるために太平洋地域で新たな特別部隊を配備する計画を明らかにしました。
 4月にはフィリップ・デービッドソンインド太平洋軍司令官が、沖縄から台湾、フィリピンを結ぶ、いわゆる第1列島線への部隊増強を国防総省に訴えていることが明らかになるなど、対中戦略の見直しを実行に移し始めています。
 特筆すべきは米太平洋空軍が、4月29日に行われた諸外国とのテレビ会談で台湾を加えたことです。この会議は中国周辺19カ国の空軍参謀総長や指揮官を集め、新型コロナウイルスの感染状況や対応について意見交換を行いました。
 台湾軍関係者は会議後のインタビューで、これまでも米国とのテレビ会議や軍事交流を実施してきたことを明らかにしています。これらの動きを見る限り、今のところ米国は中国に一歩も引かない構えであると言ってもよいでしょう。
 しかし、ここで強調しておくべきは、当たり前のことですが米国は日本を守るために戦うのではありません。あくまで「自国の国益のために戦う」のであって、自国を守るためであれば「平気で日本を見捨てる」ということです。
 仮に、今秋の大統領選で現職のドナルド・トランプ大統領が敗北すれば、方針が大転換されることは容易に予測できます。ゆえに、今後も対中戦略が維持される保障はありません。今回中国が攻勢に出てきたのも、米国の航空母艦が新型コロナによる感染症で航行不能に陥っていることと無縁ではないでしょう。
 そのためわが国は、いつ米国に見捨てられても大丈夫なよう、法令的にも物理的にも、迫りくる侵略に備えなければならないのです。
 それには憲法改正を含め、国策の大きな転換を図らなければなりませんが、わが国は民主主義国家であるため、それは国民世論の後押しがなければ不可能です。ゆえに、一人でも多くの国民に、わが国の危機的な状況を認識してもらう必要があります。
 例えば、海上保安庁の大型巡視船に各マスコミの記者を同乗させた上で、尖閣諸島や竹島、北方領土のほか国境離島の取材をさせて多くの国民に国境を意識させるという方法があります。日本国民に対してわが国の危機的状況を広く周知するだけでなく、日本の正当性と隣国の傍若無人な振る舞いを世界に向けてアピールすることにもつながり、検討してみる価値はあると思います。
 今の日本には、国民一人ひとりに領土問題や国防について考えるきっかけを与えていく地道な作業が必要です。しかし、それを日本を敵視する国が手をこまねいて待ってくれるはずもありません。地道な作業は続けていくとして、今すぐにでも実現可能なことも考え、実行するべきです。
 中でも一番効果的なのが、かつて自民党が選挙公約で掲げたにもかかわらず、いまだ実現に至っていない次の政策です。
・尖閣諸島への公務員常駐 ・漁業従事者向けの携帯電話基地局の設置 ・付近航行船舶のための、本格的な灯台および気象観測所の設置
 これらについて、日本国内で正面切って反対することは難しいでしょう。それに、憲法や法令を改正する必要もありません。さらには外交手段として、台湾に領有権の主張を取り下げてもらうことも検討すべきでしょう。実現はかなり難しいと思いますが、李登輝元総統がおっしゃっていたことを信じれば、漁業面で大幅に譲歩すれば可能性はゼロではありません。
 いずれにしても、中国が今回、侵略のレベルを一段上げてきた以上、わが国も悠長なことを言っておくわけにはいきません。それなのに、多くの国民はそのことを理解しておらず、マスコミの扇動に乗って騒ぐ一部の人たちに引きずられ、本来の国難から目をそらすように些末なことで大騒ぎしています。ただ、私たち国民の一人ひとりが声を上げることも大事ですが、最終的に対応するのは政府です。ゆえに、日本政府は中国関係で何かあったときのための体制を整えておくべきです。
 もしそれが難しいのであれば、政府は国民をより信頼し、正直に何もできない現状を伝えた上で、具体的な政策を説明して理解を求めるべきです。「国を守るためには、憲法をはじめとする法令を変えなければならない」と政府が持っている資料を使って説明すれば、普通の感覚を持った日本人であれば反対しません。今こそわが国は、政府国民が一体となってウイルス、そして中国の侵略にも立ち向かって行かねばならないのです。
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keroxx-a-go-go · 4 years
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2020夏 明石市③
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アホみたいに暑い季節に来てしまいましたが、誰もいないので気が楽です。
魚住の住吉神社は紫陽花と藤棚が綺麗で有名。
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kachoushi · 6 months
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各地句会報
花鳥誌 令和5年11月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和5年8月3日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
思ひ出はねぶた祭りの鈴の音 由季子 居合はずも気配感じて墓参り さとみ 小さき手の祈る姿や原爆忌 都 新刊にしをりはさみし今朝の秋 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月5日 零の会 坊城俊樹選 特選句
夏蝶の影夏蝶の見当たらず 和子 夏帽を墓誌にぱさりと一礼す 小鳥 炎帝の甘い息なり草いきれ 和子 ビルとなく夏草となく墓となく 千種 墓参直方体の石たちへ 緋路 刻む名のなき墓石の灼けてあり 和子 十字架の寝墓を埋めし夏の草 美紀 空蟬を俯きにして走り根に 要 炎天にかつて士族は墓じまひ いづみ
岡田順子選 特選句
睡蓮の影睡蓮の葉に揺るる 緋路 利通の墓へ鋼の夏日かな 俊樹 墓参直方体の石たちへ 緋路 葬列の中のたじろぐ黒日傘 三郎 あふひ句碑墓域にありて百日紅 佑天 奔放で供花ともならず猫じやらし 荘吉 青山の水に肥り��金魚かな 美紀 夏草に陋屋のごと耶蘇眠る はるか 立ち枯れの草より薄き八月の蝶 和子 イザベラの墓へ絵日傘高く上げ 小鳥
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月5日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
金灯籠灯の曼陀羅をよへほ節 美穂 盆灯籠十万億土超ゆ君へ 久美子 流燈の火の川となり闇に浮く 孝子 流灯の破線となりて彼の世へと 睦子 行く夏や波に消えゆく砂の山 修二 家紋古る釣灯籠に代々の火を 久美子 黒髪に戴く山鹿灯籠かな たかし シヤンデリア墜ちてはじまる夏舞台 睦子 縁日やうすものの母追ひ越さず かおり ダリア立つ背に御仏のおはす如 勝利 炎帝を睨み返せし不動尊 かおり 戦争を知る人とゐて沙羅の花 朝子 恋に堕つ日々はまぼろし星月夜 美穂 風天忌しがらみ捨てて西東 修二 思ひの外長く連れ添ひ夕端居 光子 あの雲の八月六日兄の背に 朝子 河童忌やセピア色なる供華の水 睦子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月7日 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
九頭竜に天蓋として秋の空 かづを 饒舌を寡黙にしたる猛暑かな 同 老い包む羅にある粋を着て 同 絽の喪服広げて暫し母偲ぶ 笑 海上を照らし消えゆく花火舟 同 羅に心の綾は隠し得ず 雪 絽の美人正面見すゑ瞬かず 泰俊
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月8日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
鳳仙花記念写真のまた増えて 裕子 秋薔薇キリスト葬は花のみに 令子 図書館の絵本を借りて秋の朝 実加 秋初め装丁だけで選ぶ本 登美子 褪せ果つるトーテムポール夏の月 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月8日 萩花鳥会
広島の原爆殘害眼前に 祐子 盆提灯座敷一変かの浄土 健雄 ひぐらしがよう帰ったと里日暮れ 俊文 七夕や家族揃うてバーベキュー ゆかり 庭野菜取りたて供ふ盆支度 恒雄 ひと日生く古稀の我また花木槿 美惠子
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令和5年8月9日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
化粧水嫁にねだりて生身魂 すみ子 立葵老女の夢は咲きのぼる 悦子 棚経を待つ朝よりの野良着脱ぎ 美智子 水脈長く長くや土用蜆舟 都 縁台の仰臥は浮遊天の川 宇太郎
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月12日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
烈日の寺の甍や蟬時雨 亜栄子 白粉のゆふぐれ匂ふ句碑明かり 文英 達者なる日を百歳の生身魂 同 好物に笑顔は童生身魂 恭子 小湾の潮香満ち足る島の秋 多美女 ビートルズ聴きつうたたね生身魂 亜栄子 草々に水やり終へて今朝の秋 恭子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月14日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
打水に乾きし土の匂ひして 迪子 蜩の声に憶ふは奥貴船 貴薫 新涼や虚子文学碑なぞり読む 怜 蜩や今日の仕舞ひにジャズを聴く 貴薫 新涼の風運び来る水の音 三無 蜩の声に包まれ森深き 秋尚 新涼の風運びゆくミサの鐘 怜 直したる服受け取りて涼新 貴薫
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月14日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
耳に残る脱穀の音終戦日 昭子 大都市の火の海と化し終戦日 みす枝 薄れゆく記憶手繰りし原爆忌 英美子 俗論をまた聞かさるる残暑かな 昭子 喜んで逃げる爺婆水鉄砲 みす枝 しみじみと肩甲骨や更衣 昭子 夫の船べりを掴みて鮑海女 同 桐一葉風の意のまま落ちにけり 英美子 どの墓も供華新しき盆の寺 信子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月16日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
火取蟲てふに一夜を果つ定め 雪 考へず居れば済むこと髪洗ふ 同 花火果て破に残りし余熱かな 真喜栄 漆黒の闇に銀漢ふりかぶり 同 百日紅又百日紅てふ団地 清女 それとなく秋を呼びゐる風の音 かづを 九頭竜の闇を沈めてゐる銀河 同 ゴジラ似の雲立ち上がる原爆忌 嘉和 地獄より来る祖もありぬ盂蘭盆会 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月16日 福井花鳥会 坊城俊樹選 特選句
啼く声の細くとぎれし法師蟬 啓子 足さばき揃ひよせ来る盆踊り 笑子 灯籠に女心の一句添へ 希子 流灯の仏慮の風に促され 同 球児等もスタンド席も灼けてゐし 和子 地図上に台風の道あるらしく 同 盆の月古城の上にまかり出る 隆司 吟行も供養の一つ盂蘭盆会 泰俊 故郷の色町とほる墓参 同 表情のはみ出してゐるサングラス 雪 頷いてばかりも居れず生身魂 同 月夜の踊り雨夜の踊り見しと文 同 何となく日向水ある日向かな 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月16日 鯖江花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
蝿叩きにも自らなる居場所 雪 頷いて居れば安泰生身魂 同 火を恋ひし火蛾の果てとはこんなもの 同 狙ひたる金魚に又も逃られし 同 音もなく傷も付けずに流れ星 みす枝 蜩の声が声呼び森震ふ 同 偕老に二本つましく牽牛花 一涓 来世又君に逢むと墓参 世詩明 夏まつり村の掟は捨て難し 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月18日 さきたま花鳥句会
鳳仙花迷路のごとき蔵の街 月惑 天高し殿堂入りの行進曲 八草 夕まずめ途切れ途切れに法師蟬 裕章 あの人に会ひたくなりし天の川 紀花 座の窪きまり南瓜のおほらかに 孝江 朝の厨一分間の終戦日 ふゆ子 夜咄やはたと団扇の風止まる とし江 炎暑寺水鉢かつぐ鬼を吸え 康子 一夜あけ光の洗ふ野分後 恵美子 尺玉の花火の弾け音弾け みのり 強風に七夕飾りもつれけり 彩香
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令和5年8月20日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
裏返り空を見詰むる秋の蟬 秋尚 校庭の空を奪ひし秋茜 経彦 大空に機関車の缶灼けゐたり 幸風 菩提樹を絡めとりたる葡萄葛 同 なびき癖各々違へねこじやらし 秋尚 山城の搦め手いづこ野路の秋 眞理子 一葉落ち青空丸く生まれたる 三無
栗林圭魚選 特選句
TARO展残暑を赤く塗り潰す 千種 おしろいの紅固く閉ぢしまま 秋尚 横山に行合の空今朝の秋 幸風 校庭の空を奪ひし秋茜 経彦 水被り残暑の石の獣めく 千種 たくさんの水飲み干して夏果てり 久 わが息の荒さをしづめ秋の蟬 千種 秋の蟬力惜しまず昼を裂き 三無 噴水の歪みもとより秋暑し 千種 妣の声聞きに葉月の恐山 経彦
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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jijinetasite-blog · 5 years
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「陸前高田」で4度目の奇跡「名物ジャズ喫茶主」の夢と希望と笑顔(下)–寺島英弥 店の「再開」でなく「新装開店」として冨山勝敏さん(77)の3代目「h.IMAGINE」がオープンしたのは、震災からちょうど1年後の翌2012年3月11日のことだった。場所は、最初の店があった大船渡市の街中だ。 全国から寄贈されたレコード 長年の常連客だったブティックのオーナー夫妻が、「身近にも津波の犠牲者がいる。地元の人が心を癒やし、楽しむ場を開きたい。あなたのジャズ喫茶こそふさわしい」と、店の一角を提供してくれた。 分厚い木製のカウンター、風合いのあるグランドピアノ、ジャズを聴くのに最適と言われる『JBL』の大きなスピーカー、そして三方の壁にぎっしりと並ぶ綺羅星のような名盤。そのピアノは、地元の大船渡小学校で長年使われていたが、被災後、引き取って修理をした楽器店から贈られたものだ。そして、レコードやCDは、冨山さんに全国から寄せられた激励の品々だった。 最初の取材の後、『河北新報』の「ふんばる」という連載で、冨山さんの「東京にはなかった人の情が何よりの財産になった。しばらく、みんな苦労の日々が続く。心を癒やしに集える場をつくるのが、次の仕事だ」という言葉を伝えた。 すると、被災地発の記事が全国の地方紙に配信され、読者たちから「つらい状況だからこそ楽しみが必要だ。役立てて」「また元気に立ち上がってほしい」「陸前高田に届けてもらえたら」と、レコードやステレオの寄贈の申し出が冨山さんや筆者に続々と届いた。新「h.IMAGINE」の開店日に流れた1曲目は、アメリカのジャズ歌手、ヘレン・メリルの名曲『You'd be so nice to come home to』(帰ってきてくれたら、うれしいわ)。「この店を、皆が帰れる場にしたい」というマスターの願いがこもっていた。 「2代目」跡地に建てたバンガロー だが、新「h.IMAGINE」になじみの客が戻ってきても、冨山さんの気持ちは晴れなかったそうだ。隣の陸前高田では、膨大ながれきの山が撤去された後も、むき出しの土色の大地が広がっていた。避難先に離散した住民たちが戻ってくる未来図は見えないまま。冨山さんが、流された店の跡地を訪れるたびに目にしたのが、遠来のボランティアたちだ。吹きさらしの更地に車を止め、テントを張って頑張る姿だった。そこで、「陸前高田にボランティアに来る人、被災地を知る経験をしたい人、店の支援をしてくれた人が、いつでも泊まれるようなバンガロー村づくりはどうか」というアイディアが浮かんだ。 冨山さんは「ひらめき」をすぐ、形にする人だ。被災地の風景を一望できる店の跡地に、虹色の宿を意味する「レインボーサライ」という7色の施設を建てようとイメージし、仮設住宅の居室で自らスケッチや図面を作った。そのアイデアは内閣府の募った「復興支援型地域社会雇用創造事業」に採用され、補助金と自己資金で実現できる運びになった。 オープンしたのは、震災からちょうど3年が経った2014年3月11日。屋根がピンク、オレンジ、緑、青などに塗り分けられたバンガローが、1泊2500円で貸し出された。冨山さんは、ホテルの経験も生かした運営に専念しようと決意し、両立が難しくなった大船渡市のジャズ喫茶を店じまい。以後の9カ月で、約500人の来訪者が泊まる場所に育て上げた。 区画整理工事の区域に...... ところが、翌2015年10月末、レインボーサライは閉鎖となった。バンガローが並ぶ店の跡地が、「海抜12.5メートル」を目標に地盤をかさ上げする区画整理工事の区域に含まれ、撤去せざるを得なくなったのだ。もともと海抜10メートルの高台だったが、津波を防御するには足りないという市の判断で、「工事区域に入る場合には施設を撤去する、という約束が最初から市との間にあった」と冨山さん。跡地は、造成後に新市街地の商業地区の一角になることが決まった。 ただ、造成完了の時期はその時点で2016~2018年度とされ、見通しがつかず、代わりに割り当てられる仮の移転先(仮換地先)も分からなかった。「待たされることに疲れ、再開を希望していた商工会の事業者も、当初の約300人から120人ほどに減った」と言い、諦めも広がった。それでも冨山さんは、「私は待つ。『h.IMAGINE』を再建する」と語った。 「お客さんや街がどうなるかではなく、自分がどう生きたいかを大事にしたい。ここが被災地になったからと言って、離れようなんて考えたことはなかった。何度目の挑戦だろうと、やってみようじゃないか」 それから間もなくだ。うなりを上げる重機群が、幻の店の跡地を深い土の下に埋め去った。 出番を待っているレコードの箱 それから3年が経った2018年11月、筆者は陸前高田に開店した大型商業施設「アバッセたかた」で冨山さんと会った。 真っ赤な実をつけたリンゴの木が連なる、山あいの米崎(よねさき)地区。津波による被災を免れた農村部に、プレハブの仮設住宅がある。冨山さんは以前、規模の大きな地元高校の仮設住宅で暮らしていたが、入居者が新設の公営住宅などへ引っ越したり、市外へ転出したりして減り、市の集約化方針により2018年3月末で閉鎖、解体された。やむなく市内に残された今の仮設住宅に移ってきたが、40戸の部屋の大半が空き家になっている。 「1人住まいの気楽な身は、どこにいようと天国だよ」と笑った。居室には金色のテナーサックスと、赤鉛筆で印の付いた譜面類。「震災の後にサックスを習い始めたんだ。なかなかうまくならないが、市民吹奏楽団に誘われて、コンサートにも何回か出ているよ」 ステレオのコンボが一面の壁を占め、日本を代表する三菱電機の大スピーカー『ダイヤトーン』から心地よいジャズが流れている。別の壁を埋めるのは、出番を待っているかのように何段も重なったレコードの箱。 「全国から寄せられたレコードのうち、歌謡曲やムードミュージックなどは近隣の高齢者の施設や集会所に寄付させてもらった。ここにある1500枚は、どれも素晴らしいジャズばかり。大船渡の店で使っていたピアノやJBLのスピーカーは、大事に預かってもらっているよ」 予期せぬ建築資材の高騰 冨山さんは自慢のコーヒーを入れてくれた後、棚から資料の束を出してきた。広げたのは、4代目「h.IMAGINE」の設計図だった。 木造2 階建てで、約102 平方メートルある1 階にはカウンター席が6つ、テーブル席が12あり、ピアノが置かれる。ピアノの上は吹き抜けになり、2階にもテーブル席が10ある。これまでと同じコーヒー、紅茶とパスタ、ピラフ、ケーキのシンプルなメニューで、夜はお酒も楽しんでもらう。 「あの津波の日以来、ずっと待たされてきた夢だよ」。��う語ったが、再び夢を遠のかせる現実の話が続いた。陸前高田の新しい商業地区の造成が終わり、レインボーサライの敷地の移転先(換地先)がようやく引き渡されたが、資金不足を招く別の問題が起きたという。  冨山さんは3年前、国が被災地の中小企業のため施設再建費を支援する「グループ化補助金」を地元の仲間と共に申請し、1000万円余りの交付が決まっていた。自己資金と併せて1500万円の予算を組んでいたのだが、この秋、建築業者と着工の打ち合わせをした際、「この3年の間に建築資材が高騰し、こんな金額では請け負えない」と断られたのだ。不足額は約500万円に上る。 復興土地区画整理事業が長引く間に、しびれを切らした住民が流出しただけでなく、この地での再起を選んだ人々の側にも新たな難題が生まれていた。 クラウドファンディングで「4代目」 冨山さんと新しい商業地区にある移転先を見に行った。うれしい出来事もあった。「換地された土地が偶然に、店の跡地と半分くらい重なるんだ。これは、よほどの縁だ」。以前と同じ本丸公園の入り口近くの場所だ。冨山さんから市に要望したわけではないので、幻のジャズ喫茶が主人を呼んだとしか思えなかった。 新しい店の敷地となる土地には、ベージュ色の小さな家が建っていた。33平方メートルの平屋が1軒、遠くまで見渡す限りの更地にぽつんとある。 隣の土地には、持ち主がもはや戻って住むつもりがないのだろう、「貸地」の看板が立っている。「陸前高田の土地区画整理事業のエリア全体で、広大な空き地が生じるのでは」との懸念は、1年以上前から指摘されており、それが現実になりつつある光景だった。 冨山さんは、そんな寂しさを少しも気にする様子はない。「中を見てくれよ。700万円の費用ながら、なじみの大工さんが大サービスでやってくれた」と言い、コンパクトなワンルームながら、最近の家では珍しい漆喰(しっくい)や、香りのよい杉の板がふんだんに使われた部屋の温かみを自慢した。 もはや津波に流されることはない「終のすみか」の隣に、4代目の「h.IMAGINE」が建つ予定だ。「資材高騰はもう致し方がない。ここまで来たんだから、店を小さく変更したりはしない。設計士も交えて、いろいろ検討してみたよ。店の設備や敷地の外装、開店準備のために取っておいた、虎の子の資金を取り崩せば、不足分の残りを200万円くらいに減らせる。それから先も、方法がないわけじゃない」. 復興庁が被災者の事業資金の調達支援に用意した「クラウドファンディング支援事業」に申し込むつもりだという。冨山さんは2019年3 月11日の開店を夢見ていたが、それはもう間に合わないそうだ。「それでも、楽しみが少し先に延びるだけ。これまで応援してくれた人たちに、クラウドファンディングへの参加を呼び掛けてみるつもり。実現できたら、震災以来の感謝の思いをいろんな形でお返ししていきたい」 6年前に大船渡で3代目の店がオープンした折、全国から20組ほどのジャズマンらが来訪して、チャリティーライブをやってくれたという。「もう1度、彼らに声を掛けて、日替わりで演奏してもらいたい。いつもジャズが流れる店から、この街に人のにぎわいを生み出せたら」。  いまだ夜も真っ暗な被災地に最初にともる店の明かりが、冨山さんにはもう見えるようだ。新しい年に、希望がつながれていく――。 寺島英弥 ジャーナリスト。1957年福島県生れ。早稲田大学法学部卒。河北新報元編集委員。河北新報で「こころの伏流水 北の祈り」(新聞協会賞)、「オリザの環」(同)、「時よ語れ 東北の20世紀」などの連載に携わり、2011年から東日本大震災、福島第1原発事故を取材。フルブライト奨学生として2002-03年、米デューク大に留学。主著に『シビック・ジャーナリズムの挑戦 コミュニティとつながる米国の地方紙』(日本評論社)、『海よ里よ、いつの日に還る』(明石書店)『東日本大震災 何も終わらない福島の5年 飯舘・南相馬から』『福島第1原発事故7年 避難指示解除後を生きる』(同)。3.11以降、被災地における「人間」の記録を綴ったブログ「余震の中で新聞を作る」を書き続けた。 関連記事 「陸前高田」で4度目の奇跡「名物ジャズ喫茶主」の夢と希望と笑顔(上) 南相馬「大悲山の石仏」を守る「保存会会長」の「原発事故」と「いま」 福島「老舗魚店」に降りかかる「トリチウム水」海洋放出の難題(上) 福島「老舗魚店」に降りかかる「トリチウム水」海洋放出の難題(下) 荒れ野の古里に花を咲かせた「飯舘村」の「帰還農家」 (2018年12月25日フォーサイトより転載) Source: ハフィントンポスト
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