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#リビングからフラットに出られる
32j · 10 months
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2023/07/07
金曜日なのでアーカイブ調査を終えなければならない、残り一箱なので終わるか、と思って朝少しゆっくりしてしまい、10時過ぎになってしまった。今日は午後郊外の方に行くことにしているのでゾーン5までの一日券を買っており、アーカイブにいく前に少し遠くの集合住宅をゆっくり見に行ったのが敗因だった。スーパーでバナナだけ買って朝飯にして、アーカイブ調査。思いの外資料の枚数が多く、リストに起こしながらでは間に合わず最後の数ファイルは内容物の写真だけ撮ってリスト化を後回しにせざるを得ない状況に。それでもなんとか13時には全部確認し終え、建築家協会の人にお礼を言い、外に出る。昼飯にさっとサンドイッチかハンバーガーを、と思って歩きながらシテの方に歩いて行ったが、結局おとといオムレツサンドを買ったところでサンドイッチを買う。悪くない、という感じだったが、あまり気にせず郊外のヴィラを目指す。電車が15分待ちとのことで、先に郊外のニュータウンの方に行ってしまうか、と思って先に来た電車に乗るが、待つということは融通が効かないということだと思いなおし、次の駅で降りて後続の列車を待ってやはりヴィラの方に行くことに。たまたまバスの乗り継ぎがよく20分歩かずに済んでラッキーだった。実際に行ってみると丘を登るが単に坂の上にあるという感じで敷地はフラットかむしろボリュームがあるところが凹んでいるくらいで、ヴィラのように頂上にあるという感じではなく、コーリンロウのレトリックがわかってよかった。外の庭でほとんど始まっているアベックが寝転がっていて、『夜』のラストシーンを思い出す。あんまり人がいないのでじっくり見られた。友達が言っていた細かいレトリックに満ちている、というのはあんまりわからなかったが、豊かな空間であるなとは単に思った。特に2階のリビングから子供の寝室に向かう青い廊下にハッとするような印象を受ける。帰りのバスを待っているとバス停でアメリカ人の建築家となのる奴が話しかけてきた。聞いてみるとニューヨーク郊外のSANAAの建築がある街に住んでいるとのこと。微妙に仲良くなりきれず、駅の手前の変な場所で降りていった。早速ニュータウンの方に向かい、ついてみるとかなり壮絶な感じになっていた。どのニュータウンも移民街になっているのだろうか、そこまで治安が崩壊している、という感じではないがやはり荒れている。街の中心軸の端っこまで行って帰ってきて、隣の駅も少し降りて、こちらはかなり危ない雰囲気だったので駅周辺だけ回ってそそくさと市内に戻ることに。この前教えてもらった美術書の古本屋に寄ってみるか、後の予定も色々と思案した挙句、意外と市内に戻るのに1時間弱かかることがわかり、ルーブルを見て近くで夕飯を食べて終わることに。ルーブルは3回目になるがやはり何度来ても発見があるもので、今回は見ていなかった絵画だけをじっくり見られたこともあり、面白い。カラヴァッジョがやはり気になる。9時半に出て、夕飯に迷いながら教えてもらった屋台が、近くにいろんな店もありそうなのでそこに行くことに。案の定時間が遅くて屋台が終わっており、近くの適当なイタリアンでビールとピザのセットにする。まあまあだったがそれなりに満腹になり、宿に帰って荷造りを準備しつつ寝る。
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doctormaki · 1 year
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まぁ研究所では色々とあるのだ。色々と。でも、現実から意識を反らすために音楽と花があるのだとしたら、私には両方ある。精神的強さというか、toughnessみたいなものがあるとしたら、私には、有り難い事に、両方ある。こんなにめまいしていても、英語で頑張って議論して、中島先生夫妻に気を遣いつつ、英語で言いたい事は言っている。
昨日は朝9時から夜23時まで、今日も朝からずっと夕方ごろまで会議詰めだった。めまいがマックスに酷い。もう、世の中がグルングルンしているのだが、会議で言いたい事は、はっきり言っておく。釘は刺すべきところに、刺すべき時に、刺しておかないとね。帰路、ふらふらと花屋に行き、トルコキキョウをゲット。花の世話をしてソファに横になったら寝てしまった。
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目が覚めたら、まだ6時半だったので、一時間ほどヴァイオリンを弾く。久しぶりにラロの交響曲の楽譜をダウンロードして弾く。このヴァイオリンは、音のレスポンスが悪いので、反応の悪いボケた奴と喋っている感じ。Sdeltiのような反応の良さは全く無いので、早いパッセージを弾いても時間のズレが生じるように感じる。従って、早い箇所は弾きにくいように感じる。というか、私の肉体の動作に楽器のレスポンスが付いて来な��ので、タイムラグが生じ、そのせいで、私の音楽が戸惑ってしまう。
ただ、この子は、優しい。ルーマニアのジプシーのためのヴァイオリンは音がまろやかに響く(ルーマニア製なのでジプシー用と思っている)。弾く曲目によっては、Sdeltiよりも良いかもしれない。弓があまり良くないので、何とも言えないのだが、芸大に通っている程度の学生なら欲しがる楽器だろうと思う。Walterと話していて思ったが、所詮、日本の音大にどんなに苦労して行っても、世界レベルから見たら三流オケのNHKに入れれば素晴らしいレベル。音楽教室も需要は頭打ちだし、食っていけない。にも関わらず、芸を志すピュアな若い夢追い人とその親達に、安い楽器を仕入れて売り付けていた芸大追い出されたエセ教師なら、間違いなく、この200万円程度のヴァイオリンを倍額以上で売りつけていただろう。日本の腐った音大教育なんて、ウンコだと思う。完全に金儲けのためのシステムで、芸を磨く場所じゃないからなぁ。あっ。大学も同じか。
それにしても、この19世紀に建てられた家の歪みは酷い。同じフラットの同居人達は、間取りの酷さから、事務所を改築したんだろうと言っている。どうでもいいけど、私は三半規管が敏感なので、家に帰っても、メニエールが返って酷くなるのが辛い。例えばこのリビングは、真ん中の方向に向かって沈み込むように歪んでいる。壁際が高く、部屋のいくつかの中心線に向かって、微妙に沈み込みながら、波打っているような床になっている。家具に力がかかると、足が歪んで取れそうになるので、それを直すのも日課の一部だが、内性的にも外性的にも目が回るような構造になっている。重力地場の沈み込みが複数見られる、宇宙空間みたいな部屋なのだ。あー。こんな部屋に住んでいたら、そりゃ、宇宙物理学でもやりたくなるだろうね。
一時期、日本で社会現象として、男に壁ドンされる事に憧れる〜などとホザくキャピキャピ女子がいたが、わたしゃ、この家ではめまいがするので、常に壁ドンしながら、ふらふらと歩く。おまけに、私の場合、男に壁ドンされたら、本能的にケンカ売ってるのか、ウラ?!と思うだろうね。全くロマンチックのかけらもクソも無いので、奏でる音楽位は、ロマン時代をということで、ラロのスペイン交響曲よ。がはは。
それにしても、ショック療法的に、アメリカ行ったら、このメニエール治るかしら。飛行機に乗ったら治ったりして。水平保ってるもんなー、飛行機は。
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kent-ar · 2 years
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スレッドデザインが、設計監理をさせていただいた戸建て住宅のインテリアの事例です。 リビングからフラットに繋がるタイル張りテラスは、大型オーニングで日差しをコントロールして使えてます。 物件名:Toc-house Photo : (株)VA 岡村靖子 #スレッドデザインスタジオ #moderninterior #housedesign #residence #設計事例 #住宅デザイン事例 #外テラス #タイルテラス #シンプルリビング #大きな窓 #タイル張りの床 #格子天井 #フラットに出られる #大型尾 オーニング https://www.instagram.com/p/Cg5crOQv-d7/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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picolin · 2 years
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That Is Not Who I Am
by Dave Davison
dir. Lucy Morrison
2022年7月2日 Royal Court Downstairs
「セキュリティ業界に長年従事してきたデイヴ・デイヴィソンの第一作」として宣伝された作品。実際にはルーシー・カークウッドの新作でタイトルは『Rapture』。
冒頭に幕に「これは実際の事件で当事者の事情を鑑みて偽名と偽のタイトルで上演します」という、妙にもったいぶった説明がなされ、幕の上部の一部が開いて若い男女が会話しているシーンから始まる。この二人は新聞のブラインドデート欄を通じて出会ったという設定で、次のシーンでは「(俳優が演じる)作者」が登場してこのカップルの10年にわたる経緯を「再現演技」の合間合間に説明する。それ以降は二人のフラット(リビングとベッドルームが裏表になっており、場面によっては回転するセット)を舞台に展開するが、セットの回転の度にステージマネジメントのスタッフが出てきて操作し、「作者」の説明もありフィクションというよりはドキュメンタリーのような見せ方になっている。
エコロジーに関心のある「意識の高い」ミレニアルのカップルがSNSでの露出に自己表現手段を見出し、その中で次第にパラノイアに陥っていく過程は、「解説」がいちいち入るせいで告発というよりはむしろ風刺のように見える。ありそうなSNSのスクリーンショットや動画が随時挿入され、いかにも実話のように見せれば見せるほど実世界における政府等による監視や言論統制を本気で批判しているのか、それとも若年世代のSNS依存を皮肉っているのか境界が見えにくくなる。これはもうひとりの「作者」が登場するメタな終幕で増幅される。わざわざ実話とすることで緊張感をもたらすつもりが見事に逆効果になっている例だと思う。
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kyo-mo · 3 years
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先に後書き、家着いてメイク落としてサッパリしたら穏やかになってきました、ゴワゴワ言うてます、庇いようのない文です、部屋は涼しく快適に、自分は温かくして眠ろう
時速のライブ観て途中とても死にたくなった、というかしんどくなった、途中にってだけで、ずっとしんどかった訳では無い、まず向かう電車に揺られながら帰りたいと思ったけどそれは割と毎回そうでなんかこれに特別意味は無いんだろうな。可愛くないなぁと思って落ち込んだり、前髪長くてウザイだの、キマらないだの、あと、よく分からない格好をして、今日の服、ほんとに着心地悪い!なるだけ長袖で過ごしたい、すぐ汗かくの勘弁だな、長袖にくるまってすごしたい、こんな風になんかもう小さいことがちょっと積み上がって嫌になる
笑い泣き、そんな感じで嘘の死にたいなぁが出た、けどなんか助けてくれって事だったのかもと、これも観ながら思う、花束の前のMCがピークだった、あまり今思い出せないけど、愛だの恋だの好きという感情、結婚、フラットに考えてありえない事、そんなような事言ってた、家族愛、仲間愛みたいなものが起因?叫びたいのに叫べない、最悪だよ
(遠目で見れば上手くいってそうな、というか基本的穏やかな私の人生、上手くいってるなんて思ったことないけど、かといって生まれたこと後悔してる?と聞かれればそんなことは無い、(というか生まれたこと後悔って、なにそれ)ここしばらくも最悪か?と問われるとそうでもないよ、って答えたいけど、どうだろう、意外と気付かないふりしてた不安、それをライブ中に見つけちゃったのかも、仲良しのバンドをくらってしまったせいかもしれない、不安だよ、不安だよと思いながらも思考は停止していて最近はリビングのソファでくたばって起きるを繰り返している、また逃げてしまっている、やっとひとつ内定をもらって、これ上手くいってることかもしれないけどこれも大きな不安、結局目指すもの二転三転、貫けなかったなぁと思ったりこれがきっと正解さと思い込んだり、まぁまだ全て落ち着いた訳では無いから色々これからも悩むんだけど、)
自分でも何言ってるのか、何言いたいのか分からない、なんなんだこれは
時速自体すごい良かったし、終わりにかけて最高!が勝ってきて跡がつくほど拳を握った、本編の終わりが最高の到達点だった
寒暖差にやられてか自律神経ガタガタ、髪の毛が顔に触れるだけでムズムズするし、なんかドクドクしてきた、これだから夏は苦手である、ころしてくれ…
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banks-house · 4 years
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八山田の家④ 完成
八山田の家も無事、完成・お引き渡しを迎えることができました。
解体工事から始まり、増築、フルリノベーション、そして外構工事と目一杯の内容でやらせていただきました。
丁寧に施工させていただいたことが、少しでも伝わりましたら幸いです。
完成時の様子をご紹介させていただきます。
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施工途中で撮影した夜の風景。
外構工事がまだ終わっていない(デッキなどが施工されていない)状況ですが、元々の植栽と家の様子が素敵な景色を作ってくれました。
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室内の壁は、すべて漆喰を左官仕事で仕上げています。
石膏ボードの壁に、下塗りのプラスターを塗り、漆喰を塗り、半乾きの段階でコテでフラットに塗りならす、という工程で壁を仕上げています。
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大工さんによる造作の収納+デスクの設置された階段ホール。
ヒノキの無垢材を造作材に使っているため、素材感よく仕上がりました。
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照明器具も全て、設計段階で計画し、設置まで行っています。
空間の良い雰囲気は、照明計画がとても大事です。
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完成したリビングダイニング。
丸テーブルと椅子は、工事前の暮らしから使っていた、思い出深い家具たち。 今回のリノベーション工事に合わせて、家具のメンテナンスもさせていただきました。
木部の欠けや、塗装の劣化、テーブルや椅子の高さの調整など、新たに使いやすくなるように仕上げさせていただきました。
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クリナップのシステムキッチンと、造作の背面収納家具。
造作収納は30mm厚のオーク無垢材の天板を贅沢に使用したカウンターがポイントです。
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勝手口と土間のあるパントリー。北面と東面の二方向から光が入るため、明るく清潔なパントリーになりました。
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リビングと一続きの和室には、押入れと神棚。
フローリングの床材も、ヒノキの無垢材を使用しています。
畳はこだわりの本床(藁の芯材)の伝統的な畳です。
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階段手すりなど、細かなところの造形にもこだわらせていただきました。
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洗濯室は二階。
日当たりの良い南面に面した空間で、洗濯→室内干し→収納まで完結します。
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お母様の寝室には、小さなデスク。
家全体のカーテンも、光を柔らかく透過するリネンカーテンを設置させていただきました。
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玄関の土間は、洗い出し仕上げ。 大磯という小石をモルタルに敷き詰め、半乾きのタイミングで小石が綺麗に顔を出すように表面を洗い出す工法で、仕上げた土間となっております。
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yuyakani · 4 years
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→球
俺は朝にめっぽう弱い。
高校生の頃は、早朝5時に起きてバイトに行き、それから学校に行って、放課後は児童館にある無料貸し出しスタジオに22時まで入り、保谷駅前で24時を回るまでメンバーと駄弁っていた。
あの頃の体力はどこにいったのだろう。
12/29
朝、同居人のカイくんに起こされる。
7時に起きる予定だったが、携帯のアラームを6回ほど無視した形跡があった。
フラフラの足取りでリビングに降りると、山形から夜行バスで来たゆうかっぷがキッチンで仕込みを始めていた。
俺はというと、食器や調理器具の場所を教えたりするだけで、その慣れた手つきに介入する隙はなかった。
今日のことをイメージしながら、フードを出す部屋で流すBGMのプレイリストを考える。
2時間30分程度のプレイリストが完成したところで、少し仮眠する。
仮眠の予定が1時間も寝ていた。しまった。
不甲斐なさを背負いながら最後の買い出しへ。
年末の西友に集まる人達は、帰りには大袋を抱えている。
フラットに到着して驚く。
俺が予定していた物販のセッティングや、楽屋のレイアウトがすでに終わっていた。
頼んでいないのに、店長とスタッフが終わらせていたのだ。
今日が特別な日だと密かに思っていた俺の気持ちを汲み取って、ニコニコと設営をやってくれていたのだ。
ホールに入ると、とだげんが徹夜で作り上げた美装が、見慣れた会場を甲子園球場にしていた。
せかせかと準備を進める。
続々と集まるドラマーたち。
ドラマーの楽屋には緊張感が充満していた。
そうそう、ドラマー同士はほぼ全員が初対面だったか。
突然少年のライブを支えてくれた人らが集まっているその光景が、不思議な高揚感に繋がった。
オールスター、アベンジャーズ。
そういうのに興奮するのは男の性だ。
実力者、猛者、くせ者が一部屋に集まっている。
ユウジさんの高らかプレイボール。
①とうい
唯一、曲を共に作ったドラマー。
新曲「伝えられなかったこと」を演る。
3人の演奏をしっかり聴いてる。
聴いてるからって無理やり合わせない。
それを自分なりのビートで返してる。
とういは演奏しているときの表情が凄く良い。
先月の遠征を手伝ってくれたとき、誕生日だったのでケーキを作ってあげた。
ほっとけない。
トップバッターで良かった。
②けんじさん
5年以上やっていなかった曲をリクエストされる。
ドラマー甲子園はその場で演奏する曲を知らされるので俺らは予習ができない。
俺はなにも思い出せず終了。無念。
せんちゃんは歌詞をしっかり覚えてた。すごい。
2曲目、フロムアンダーグラウンド。
けんじさんはドラムに人柄がでている。
優しさと繊細さと、どこからかほのかに香る血の匂い。
フロムアンダーグラウンドのアウトロ後半前のシンバルワークが素晴らしかった。
③ たかぼー
坊主、どストレートなビート。
なのに捻くれ者な気がするのはなんでだろうか。
予想していた10倍くらい激しく叩く。
奇妙だった。
スタジオでの丁寧さをそのままに、感情をドラムに乗せている。
その姿が嬉しかった。
④大塚さん
キース・ムーンみたい。
大塚さんとはこの西荻窪のスタジオで出会っている。
ドラム甲子園に誘った時もスタジオだった。
リハで汗だくになっていた。
夏休みは終わりだ、が少しできてよかった。
⑤耕大
スタジオに入ったとき、お喋りが止まらなかった。
「とにかくバンドやりたいんですよー!」
そのあとひとりで全裸になっていた。
「涙」と「ゴーバックホーム」という、サンタコスとは裏腹な選曲には笑った。
もうひとつの裏腹。ドラムにあまりにも真摯だった。
⑥星野さん
ソフトタッチ。
梅雨の時期にソフトタッチの企画に誘われた。
とても繊細で、優しいドラム。
「上手い」にも色々種類はあるけど、星野さんのそれは「気づくとドラムの音が聴こえなくなっている」タイプの上手さ。
それぐらい自然に合わせてくれて、初めてなのにひとつまみの違和感もなかった。
⑦カイヒロくん
山のフドウ。
誇張も萎縮もない。
だけど内側でなにかがメラメラ燃えている。
蒸気機関車みたい。
燃費はあまり良くないようで、共に遠征を回った時はその大食いっぷりをみせつけていた。(うどん1500g、寿司50皿)
今回のドラム甲子園で叩かれたドラムには熱情が滲んで溢れてた。
⑧マシータさん
初めてスタジオに入ったとき、汗だくになっていた。
とにかく曲とバンドに対して真摯で、音楽をより高いところに持っていきたいというストイックさと、純粋な気持ちで楽しむ少年の心が同居していた。
「ギター」のBメロのドラムと、ラスサビ前のアドリブに毎回痺れる。
猫背気味のフォームから垣間見える眼差しにハッとする。
気圧されないように踏ん張る。
⑨しのけん
11/29から12/9までの大遠征を一緒に回った。
音出した瞬間、ドラムの音が全く違うことにビビる。
同じようにビビるお客さんがいることを感じてニヤニヤする。
すごいだろ。
「ボール」のアウトロの尺が延びる。全然オッケー。
そういう会話がしたい。
⑩和音
ダークホース。
今日にかけてきた想いが大きすぎる。
絶対に応えるから大丈夫。
一生懸命考えてきたフィル、格好良かったぜ👍
犬のキモチを久しぶりにやった。
ラスト 大森くん
今回のドラム募集で1番最初に連絡をもらい、1番最初にスタジオに入ったドラマー。
10月のライブはほとんど彼と。
四万十川の景色は忘れない。
変なセッティングでドラムを叩いていたこと、マスクマンだったことを思い出す。
「出会って別れて出会って別れて」
たしかにそうだね。
選曲してくれてありがとう。
片付けを終え、終演後の打ち上げに合流すると、ドラマー同士が卓を囲っていた。
お互いの健闘を讃え合う姿がとても美しくて、甲子園みたいだなと思った。
出会って別れて出会って別れて、俺たちは。
色んな人に支えられながら今日もライブをします。
本当にありがとうございました。
乱文失礼しました。
カニユウヤ
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concretewildernes · 5 years
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アジトと相棒
今回利用するのはジェットスター。
およそ2ヶ月前にチケットを購入。
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往復で29620円。ここから荷物の重量制限を上げたりして、トータル40000円ほど。
LCCの搭乗受付は時にとんでもないトラブルに巻き込まれる。LCCの旅では「早め早めに、そして心穏やかに...」を心掛けている。
前日の夜に成田空港第3ターミナルに到着し、寝て過ごす予定であったが、仲間たちとの妄想トークで結局、無睡…。まあ、そんなもの。
始発でギリギリ間に合う便なのだけど、始発の到着��ともに搭乗手続き場がカオスになることが良くある。利用される方は、この点に注意されたい。
搭乗手続き開始時間とほぼ同時に手続きを済ませ、トラブルもなく機上の人へ。
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成田発下地島行きのGK323便は7時25分発、10時25分着。到着した後も充分に釣りができる。
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3時間のフライトの末、下地島空港へランディング。
ランディングの直前に見えた、眼下に広がる夢にまで見た白砂のフラットに、俄然テンションが上がる。
下地島空港の建物は、LCCの開業にあたり新設されたばかりできれい。
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そして何より嬉しいのは、レンタカーの受付と受け取りが「すぐそこ」という事。地方空港にありがちな、送迎車に乗って「ちょっと遠くへ!」と言うのがない。感覚的には「ほぼ空港内」だった。今回はオリックスレンタカーにて、軽ライトバンと商用バンを借りた。
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・軽ライトバン(VOSクラス)22,110円
・商用バン (VAクラス 禁煙)28,546円
いずれも4日間
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我々は2人で使うので軽ライトバンへ。
後部座席がフラットになり、荷物も入る、そしてなにより燃料を食わない。ただ、9ftロッドをそのまま入れる事が出来なかった。いずれにせよ、釣りには持ってこいの旅の相棒。
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宿泊は「さしばの里」のコテージ。1泊1棟15000円ほど。
元ANAの施設で間取りは2LDK。アメニティも充実して、文句なし。釣り人にとっては、外に水道とホースがあり、釣りから帰ってそのまま洗えるのが何より。
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キッチンとダイニング。
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リビング。
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その他、寝室は和室と洋室。
男5人の釣り旅に、南国リゾート感など必要ない。
気兼ねなく使える最高のアジトとなった。
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oloantinomie · 5 years
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古民家リノベーション③
私達の中で、今回のリノベーションをする際のルーツのひとつが、以前住んでいたコンクリートの家の造り。
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どこか洋風の空気感が漂っていたのは、やはりフラットな玄関~リビングへの床のアプローチと、 玄関はフラットに。。。
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スケルトンで段差がないので、子供も走り回れるし、どこにいても様子が見えるのが嬉しいところ。 
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白壁をRにくりぬいたスタイルがあったからなのかも。  
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これはどうしても取り入れたくて、ダイニングにRのくり抜きを施して。。。パントリーにして冷蔵庫も隠しちゃいました。
古民家の雰囲気と洋風な雰囲気を混ぜ込めたかな~なんて思ったり。
風が抜けるから、空気がこもる事はないし、夏も比較的涼しかった(去年までエアコンなし!)冬も暖冬というのもあるけど、断熱材やら入れてもらったおかげで、寒くて仕方がない!ということもなかったかな。
住みだして、ちょうど1年。実は、まだまだ出来ていない部屋や部分もあるのだけど、これはライフワークの1つとして、ちょこちょこ触りながら住んでいく、毎日変化がある、そんな家となってきつつあるのです。
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furoku · 2 years
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【フラゲレビュー】steady.(ステディ)2022年3月号《特別付録》MOOMIN (ムーミン)リトルミイのポケット付き 木製ミニラック
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steady.(ステディ)2022年3月号(2022年2月7日(月)発売予定)のふろくのみを出版社様のご厚意でお譲りいただきましたので、いち早く「ふろく.life」でご紹介します。 ※発売前の見本品になりますので、発売後のものと違いがあるかもしれません。その点はご了承ください。
MOOMIN (ムーミン)リトルミイのポケット付き 木製ミニラックはどんな付録?
生成りのコットンミックス素材に木製の脚が���チュラルな雰囲気のミニラックは、表面にプリントされたリトルミイがアクセント 外ポケットが付いているのでこまごまとしたアイテムの収納に重宝。リトルミイが可愛い 使わないときは平らに折りたためるので、しまっておくときも場所を取らず便利 毎日使うマスクや除菌シート、スプレー類の収納に。玄関先に置いておいても便利 ハガキや手紙の一時置き場としても便利。ポケットにはペンやハサミ、印鑑を入れて テレビやエアコン、照明など、バラバラになりがちなリモコンはひとつにまとめて 宝島チャンネルより
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サイズ(約):高さ22×幅16×奥行き14cm 宝島チャンネルより 生成りのキャンパス地に、リトルミイのイラスト入りポケットがついた木製ラック。 ナチュラルな雰囲気なので、どんなインテリアにもなじんでくれそうです。
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裏面にはポケットやイラストはありません。無地でシンプルです。
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木製ラックといっても、木製なのは骨組みだけ。目立つのは横部分のクロスになった部分だけです。 白っぽい木製なのですが、強度や太さに問題はなさそうです。 ただ、「角部分がささくれを起こしてしまいそう・・・」と思ってしまうクオリティーの木材のように感じてしまいました。割り箸レベルとまではいかないまでも、木密度(?)が低い材質かもしれないです。
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  原産国は?素材は? <製造国> 中国 MADE IN CHINA <素材表記> 綿 ポリエステル 木
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  サイズはどれくらい? 560mlペットボトルと比べた様子がこちら。 写真で見た時の印象よりも小さいなと感じました。
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ペットボトルを入れてみました。1本は余裕で入りましたが、さすがに2本は無理でした。
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ポケットにショップカードをタテに入れた様子です。こちらも余裕で入れられます。 ちなみにヨコ向きで入れたところ、すっぽりと入りました。 あえてカードをヨコ向きで入れた写真をのせなかったのは、本当にすっぽりと入ったので、入ったか入っていないかわからなくて皆さんを混乱させないようにするためです。決して手抜きではありません・・・。
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  付録を使ってみた感想は? リトルミイのプリント。 キャンバス地に直接黒インクでプリントされています。
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縫い目も一定できれいでした。
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ぱたんと合わせると、フラットな状態にすることが出来ます。収納に便利です。
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矢印の方向に動かして、開閉することが出来ます。
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その辺にあったものを適当に入れてみました。 ・560mlペットボトル ・ホッチキス ・ボールペン ・はさみ 骨組みの材質についてあれこれ言ってしまいましたが、上記のものすべてを入れてみても、びくともしないくらいの強度がありました。 見た目よりも丈夫なつくりだと感じました。
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この付録、アリ?ナシ?
あり! 色々入れてみましたが、ラックが倒れてしまったりキャンバス地が伸びてしまったりすることなく、中身をがっちりキープできました。「あり!◎」 文房具のほかにも、リビングに散らかりがちなリモコン類を入れてみましたが、この場合も問題なく使うことが出来ました。 このくらいのコンパクトなラックは、意外と市販品ではないかもしれません。散らかりがちなリビングの整頓に役に立つかもしれないと感じました。    
購入した付録つき雑誌/steady.(ステディ)2022年3月号
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誌名 steady.(ステディ)2022年3月号 出版社 宝島社 発売日��2022年2月7日(月) 価格:1,240円 宝島チャンネルより 予約・購入ができる公式サイト:宝島CHANNELはこちら>>(別サイトへ移動します) 買い忘れの心配なし!定期購読は「富士山マガジンサービス」で受付中(別サイトへ移動します) Read the full article
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madokaizuka · 3 years
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「家族について書く」について考えていること
小説を書いていると、何について書いているのですか、テーマはなんですか、と尋ねられることがたびたびあります。本当は何についても書いていないのですが、私はそういうとき、便宜上、「家族についてです」と答えることにしています。けれどあまりに茫洋としているからか、戸惑われることも多いです。細かく答えられないのは自分の中でも整理がついていないからなのですが、いまのところの考えについてまとめておくのも良いかなと思い、以下に書いておきます。
私の家庭は問題を抱えているのかもしれない、と初めて気がついたのは、小学校3年生、部屋でひとり占いの本をめくっていたときだった。夕飯の前かあとか覚えていないけれど、リビングでは両親がテレビでも見ながら楽しそうに喋っていたと思う。読んでいた占いの本は、小学生の女の子向けで、イラストが豊富に盛りこまれたゲーム感覚の軽いものだった。中身はほとんど覚えていないけれど、一番始めの占いだけは印象に残っている。家屋のイラストが書かれていて、「あなたなら屋根を何色で塗る?」というものだ。選択肢は3つあり、私はたしか赤を選んだ。
「赤を選んだあなたは…家族になやみがあるかも!?」
結果を見た私はかなりのショックを受けた。家族に不満を感じたことなどなかったからだ。母は私に、ことあるごとに「あなたは幸せよ、連れ子なのにパパは他のきょうだいと分け隔てなく育ててくれているんだから」としみじみ伝えていた。金持ちではなかったが貧乏ではなかったし、両親ともに教育熱心だった。愛されて育っていたと思う。私はもう一度本をめくり直し、他の選択肢を確かめた。緑なら友達、茶色なら学校。転校したばかりだったから、しいていうなら学校だろうかと思った。しかし私にとって、屋根を茶色に塗るというのは絶対にありえない選択で、何度考えても答えは赤しかなかった。
悩んでいるうちに母に呼ばれ、私は本を閉じたと思う。しかし数日のあいだ私は占いの結果を忘れられず、そして少しずつ当たり前だと思っていた家の中の違和感に気づいた。
父は陽気で社交的だが気分の波が激しく、機嫌が悪いとマンション中に響き渡るような大声で何十分も私や母を怒鳴りつけた。私の場合はころあいで母が取りなしてくれたが、母が相手のときは屈服させるまで気が済まないとでもいうように、喧嘩は長引いた。母自身も、ほとんどひとりで子供たち育てるのに疲れていて、ノイローゼ気味だった。そういえば、私自身が連れ子であるということも、家庭にとっては問題のひとつなのかもしれなかった。とはいえそんなことは、思春期にさしかかりはじめた子どもが誰でも多かれ少なかれ抱くような違和感で、いつしか忘れてしまっていた。
2回目に私が家族の問題を思い出したのは、大学生になってからだった。ちょうど20歳になった年、私はさる小説の新人賞で最終選考を通過し、そして落選した。しかし文芸誌には選考委員の作家による選評が載った。そのうちのひとりが、「この作者は家族制度に対して悪意がある」と書いていた。当時、自分がなにを書いているのかよくわかっていなかった私は、そうか、家族か、と思った。そのとき初めて、自分が家族に対して抱いていた違和感と、書いている作品を繋げられることに気づいた。
実家へ帰ると、文芸誌を読んだ家族から、
「あなたは家族が嫌いなんだものね」
とくちぐちに言われた。母の横に父はもうおらず、代わりに祖母がいた。
もともとただの酒好きだった父は私が中学生のときに発症した鬱病がきっかけでアルコール依存症になり、一緒に暮らしていくことが困難になってしまったのだった。母ときょうだい達と夜逃げでもするように祖父母の家へ逃れて、それから私の実家は祖父母の家になった。
「家族制度に悪意がある」と「家族が嫌い」という言葉には大きな隔たりがあると思ったが、母や祖母が口にした言葉は挨拶がわりのようなもので、反論しても笑って流してもそれ以上話題が広がることはなかった。この挨拶は1年近く続いた。
家族について書いていくという方針をとりあえず立ててみたものの、もし私の育った環境が良好とはいえなかったとして、恨みをこめて家族の負の部分を小説に仕立てることになんの意味があるだろうという思いから、私の作品は中途半端になりがちになった。
ではなぜ家族について書きたいと思うのだろう、という疑問にぼんやりとした答えが得られたのは、会社に入ってからだった。
その日私は同期たち4人と昼食をとっていた。いつものメンバーだ。ひとりが父の日が近いことを思い出して、私たちはプレゼントになにを選ぶかひとしきり話し合った。私には贈るべき相手はいないが、当然のように話を合わせて、相槌を打っていた。けれど話はあまり盛り上がらず、そのうち1人が意を決したように、
「うち、お父さんいないんだよね」
と発した。するともう1人も驚いたように、え、うちも、と答えた。
なぜ初めから父がいないことを言えなかったのだろう。言えば場がしらけるのがわかっているからだ。家族の問題を口にして、場がしらけないことなどほとんどない。だから言わなくなる。
語り方が悪いとか、空気が読めていないとか、そういうことではない。その類のことは、単に、言ってはいけないことになっているだけなのだ。だから4人中3人が父の日を遂行できないのに、無理に想像力を働かせてプレゼントを考えるなどという馬鹿なことが起きた。
これは大変なことだと思った。私は知らない間に口を塞がれていたのだった。語らないということはなかったことになるのと同じことだ。ひとより少し多く苦労をしなければならない点があっても、それはないものとして扱われる。
言い訳がましいことを書かせてもらうなら、私はこのとき、私より困難な環境で生き延びた何人かの知り合いを思い浮かべた。苦労して生きてきた彼ら彼女らは、苦労のため普通より得られなかったぶんだけ今でも苦労していることがほとんどだった。
もし語ることが許されていたなら、それを偏見なく受け止めることができる土壌があったのなら、それらは無用な苦労だったのではないだろうか。それに、生育環境になんらかの不具合があった人は本当はたくさんいるはずなのだ。なぜこんなにも、見えないことに、いないことにされているのだろう。
そういうわけで最近は、一般的には“複雑な家庭”と呼ばれるような状況を、悲劇的でもセンセーショナルでもなくフラットなものとして書こうとしている。それがいいのか悪いのか、面白いのか面白くないのか、正直わからない。センスがないのだと思う。
でもとりあえず、そういったことを、書かずにはいられないものとして、今のところは抱えているような感じです。
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uchu-household-blue · 3 years
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・・・・ 居間にはヒマちゃんがいて、新しい花瓶の水を多分替えてて。割れた花瓶の袋持ったカワキはどこ行くの、エッまさか、火影室じゃないやナルトの部屋のボス椅子(先入観と情報がこうもずるい!)にスッて座って、そこで作業するんかい......と声を殺しましたとも 
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ウワーーーーー (やっぱりこういう漫画コマのような無音シーンをmoreください・・・)
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新しい花瓶も買ってくれたんだし 
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ボルトは接着剤を渡したけど。お礼を言うヒマちゃんだった。 うん.....。続
無意識過多なものである人間って?みたいな考え方をしていて。ずっと難しいかもしれないし、ずっと簡単なはずなのに、直線でしか描けない圧からも捕まるものだから。今日はふと、中空に投げられた不在と自己を思っていた。「湧いてきた二択と戸惑いの感情は、どちらが今自分にとってある、ないの優位ではなくて、どちらも同等に同時に存在する」「だから、どちらかを自分や誰かの答えとして裁く必要も責める、糾す必要もない、まずはそこからフラットを思って観てもいい」みたいなことが言葉になった。 よくある「思っている感情を声にしてみる、書き出してみる」みたいな方法で客観して冷静になる手法と同様の効果なのではという気がした。
何が 感情なんだろう と思って 話すほどになくて 黙るほどにどこにも行けなくて しかしその「でも在る」ことに対しての自己防衛を、最近は意欲の外ならばと思っていた、少し前にはリビングと廊下のように仮定してみてた、何を手放せたら/慣れ、成れたらいいのかと、手にするものの遍くを疑いながら何出来るのと、今も思うけれど。「ある」それを自分の荷物と課題みたいに思いがちで なぞって復唱してしまう、しかし、やるべきという忘れちゃいけないことと出来ないという自己を映し自覚して飲み込んだりした気性みたいなものの差が、確かにあると、違うんだと。借り物と、繕えないものが、同時にあって、それを視界に捉えることがきっと出来ると。いつどんな主語が、とてつもなく辛いままでも、価値と消費の同化にならないように。
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kiyohito1031 · 3 years
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. . 人前に行くと都合よくおならが出て、なぜかそれをわざとだろ!ってキレられる可哀想な人、どーもきよです。   だってしょうがないじゃないか…、出るんだから。。。   さて、今日は”やっぱりパパが子育てをしたい(したくなった)”出来事があったよって話をしたいと思います。   結論はこれです。 お?なんじゃ?っと気になった方はぜひぜひ続きを~ ではでは…   あ!!今日はママさんの誕生日だよ! おれってばこういうの無関心なタイプだからみんなお願い! みんながママさんにおめでとうを言ってあげてください!!!     ▼パパの行動   昨日の出来事   いつも通り仕事を終え家に帰りつくといつも通りの日常。 お昼寝ならぬお夕寝をしてお風呂に入り一息。   んでママさんがビール飲む~ってことで晩酌タイム。   缶ビール一本を分け合う我が家の晩酌はこれが定番。 あとは質素なつまみがちょこちょこと。   んでんで、最近野菜の摂取を意識してるおいらはたまねぎときゅうりをちょっとしたつまみに仕上げようと台所で、「トントントントントントントンっ」   なんて感じで野菜を切ってたら、いさねさんがやたらめったらおいらを気にして台所の方へ来るの!   ちらちらとこっちに視線を送ってきつつかまってほしいのか自分も何かしたいのか…。   台所に来てはまたリビングへ… 台所へ来てはまたリビングへ…   パパの様子を伺いつつ、パパの行動を気にしつつ…   一旦つまみが完成したのでビールを飲みにレッツゴー! 少しビールを飲みつつつまみを食べつつなんてしてたら野菜が思ったより美味しく足りなかったので、また追加で切ろうと台所へ。   またまたキッチンでごそごそし始めたおいらをいさねさんが気にし始めました。   野菜を切る準備を始めいざ! 「トントントントントン…」   いさねさんはもうすぐ近くにずっとべったり。   なんだかすっごい興味を持ってるので椅子を準備してそこに立たせて包丁を持たせて野菜を切らせてみたの!   そしたら嫌がらずにやるのやるの。   きゅうりを「とんとんとんとん」 まな板からコロコロ~っと転がってはみ出るときゅうりを指差して「はみでてるよー!」っと訴えてきてまな板の上へ。   こだわりを発揮しつつもまた切ろぉーっと要求を出してきます。   ��丁を握らせその上から手をそえきゅうりを「とんとんとんとん…」   一通り切り終えると今度はそのきゅうりをタッパーに入れよー!っと指差しをしてくる。   おいらがやってたのをちゃんと見てて、その通りにやりたい模様…。 ふむふむ…。   んで一緒にタッパー入れて…、そしたら今度はそれをテーブルにもって行こうと訴えてくる。 そのあとはそれを食べてーっと言わんばかりに指差し要求してくる…。     っとまぁざっくりとした流れはこんな感じなんですけど… 普段ママさんの料理する姿も見てる訳じゃないっすか? けどおいらがしてるとこんなにも様子を気にしてきて、こんなにもやりたがるんですよ。   しかも食材に触れるって偏食の改善につながるから超いいことだし!   改めていいでしょうか? いさねさんおいらのことめっちゃくちゃ好きです。 半端ないっすよ多分。   自意識過剰か!って思うでしょ? いや、多分がっちガチのガチっす。   ”こいつ絶対おれのこと好きじゃん選手権”において外したことは一ミリもないので、これ絶対っす。   好きって感情はもちろんだけど”憧れ”とかその類の感情もいさねさんはおれに抱いてる思うぞ。   お兄ちゃんがやってることをしたくなるみたいな感覚に近いんだと思う!   そういった意味ではおいらといさねさんって親と子って上下関係ってよりかはフラットな友達って関係が近いかなっと思っててそんな関係性にもこれが繋がってると思われるっす。   だからおいらがパソコンやってたらキーボード打ちたがるし、ギターしてたらなんじゃかんじゃ邪魔してくる。 本人にとっては邪魔をしにきてるんじゃないんだろうね。   うんうん。   おいらがやってることに、もっと言えばおいら自身に!興味関心を強く抱いてるって自信を持って言える!!!     そんなことからおいらがもっともっと深くいさねさんに関わり、もっともっと深く子育てしたいって思ったのでした。   ええぇぇぇぇぇぇぇい!!!!!! なんかちょいとやってみよう。。。     お楽しみに!!!     これがぼくらの障害ドキュメンタリー 2021.3.6       #ぼくらの障害ドキュメンタリー #ティムサーカス #梯子屋 #福祉をカジュアルに #発達障害 #知的障害 #重度知的障害 #親バカ部 #子育て #5歳 #発語なし #パパ #親父 #友達 #障害なんて言わせねぇ https://www.instagram.com/p/CMEFuuHHWhf/?igshid=dzg46r7g70ib
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kent-ar · 2 years
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スレッドデザインが、設計監理をさせていただいた戸建て住宅のインテリアの事例です。 リビングからフラットに繋がるタイル張りテラスは、大型オーニングで日差しをコントロールして使えてマスク。 物件名:Toc-house Photo : (株)VA 岡村靖子 #スレッドデザインスタジオ #moderninterior #housedesign #residence #設計事例 #住宅デザイン事例 #外テラス #タイルテラス #シンプルリビング #大きな窓 #タイル張りの床 #格子天井 #フラットに出られる #大型尾 オーニング https://www.instagram.com/p/Cg22o35PEpB/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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picolin · 5 years
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Present Laughter
by Noël Coward
dir. Matthew Warchus
2019年7月27日 The Old Vic
ノエル・カワードの1939年の作品(実際の初演は1942年)。カワード本人を思わせるセレブリティ俳優兼劇作家の男が40代を迎え、派手な生活の中にふと迷いを感じるようになるが、周りはなかなか休ませてはくれない(勿論本人にも責任がある)。初演のカワード自身以来、現在までアルバート・フィニー、ピーター・オトゥール、イアン・マッケランといった名優たちが主人公のギャリーを演じてきている。今回はアンドリュー・スコット。
舞台は一貫してギャリーのロンドン中心部のフラットのリビング。ややアール・デコを意識したデザインで、左右に二つづつ他の部屋に繋がるドアがあり、それらは典型的笑劇のドタバタの装置となる。艶笑譚ということもあり、キャラクターが脱ぎ捨てた服や靴が状況を物語る。各場の間は暗転となり音楽がかかったりするのは、セット替え衣装替えの都合上仕方のないところか。
どことなく王政復古期のラブコメにも似た雰囲気を醸し出しつつも、「中年の危機」を感じるギャリーの心情の描写は明らかに近現代を通過したあとのものと言えるのではないか。その寂寥と性的な緊張感、そして間合いの悪さからの笑いといった全ての要素を強調するのが随所に挟まれる無音・静寂とその間の身振りと視線の交差である。笑劇らしくノンストップで突き抜けることも可能だと思うが、今回は慌ただしいドタバタの後に突如はさまる無音の演出が、観客に主人公の置かれた状況の複雑さに思いをはせる時間を与えている。また、今回は一部キャラクターの性別を変えている部分があるが、決して無理な意図も感じさせず、またネタとして軽々しく扱うこともなく、大変真摯な性的駆け引きとして演出されており感動した。
アンドリュー・スコットは舞台ではボディランゲージの多彩さが大変印象的な俳優だが、今回は「おとなこどもセレブ」のみっともなさと、歳を取っていく肉体に対する居心地の悪さ、自らの魅力を最大限に利用しつつもなぜ他人が自分にそんなに惹かれるかよく分かっていないような矛盾に満ちた態度、そして先に書いた��んとも言えない寂寥感を秒単位で切り替える。脇を固めるソフィー・トンプソン、エンツォ・クリエンティ、インディラ・ヴァルマといったおなじみの巧者も盤石の安定感。ストーカーめいた若い劇作家を演じるルーク・サロンが第一場の1シーンでスコットを食ってしまうほどの爆発的な喜劇的演技を披露している。
おかしなやりとりの中に潜む冷静な人物観察と、「演じる/ふりをする」というセリフが意味する人間関係のあやを、巧妙に計算されたスピード感の調整によって客を泣き笑いさせるプロダクション。
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abcboiler · 3 years
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【黒バス】TEN DANCER has NOTHING -3-
 2015/08/10Pixiv投稿作
「未知なるが故に恐ろしい」 『ハムレット』
知れば、わかる、なんて、嘘。 *** 「……何故お前がここにいるのだよ」 「それは俺の台詞かな……」 果たして高尾和成が緑間真太郎を発見したのは、何のことは無い、翌日の夜、緑間の住むアパルトマンのロビーだった。 時刻は丁度夜の八時。幼い子供は家に帰っているだろうが、ティーンエイジはまだまだ遊びまわっている、そんな、まっとうな時間に、緑間は大量の書籍を左手に抱え、右手にサンドイッチの小さな紙袋を掴んで現れた。いいや、緑間からすれば、現れたのは高尾の方だろう。何せここは、緑間のテリトリーだ。彼の生活する場所だ。 「やっぱ良い所住んでんだね。俺警備員にすげー変な目で見られたわ」 「何故そのまま追い出されなかったのだよ」 「おんなじ舞台に出る共演者です、珍しく彼が忘れ物をしたので届けに来たんですけど入れ違いになっちゃったみたいで、って、劇場の入館証見せたら納得してくれたわ。それにね、こう見えても俺、ダンサーとしては名が通ってる方なの。あの警備員さん、舞台好きなんだな。俺の出てるのも観に来たことあったみたいよ」 「…………何故俺の家を知っている」 「そんなの調べりゃわかるさ、人気スター」 実際でいえば、高尾は黒子から緑間の自宅を聞いていた。教えてくれるかどうか、ダメ元で訪ねに行った高尾に、黒子は驚く程あっけなく、メモ書きでそれを投げて寄越したのだった。 どうせ遅かれ早かれ判ることです。彼、恐ろしいほど情報に無頓着ですし、君だって多分半日かからず調べられますよ。その手間くらいは省いてあげます。僕が教えたって、言わないでくださいね。後から緑間くんに文句言われるの、僕なんですから。 表情の読めない瞳を一切揺らがせず、黒子はあっさりと緑間の情報を売った。売ったどころか、捨てたようなものだ。黒子は高尾に何の見返りも求めなかったのだから。ただ、面白がっているだけなのかもしれない、と高尾は考える。情報の対価は、エンターテインメント。観客を楽しませることで、高尾は金を取っている。 「今お前に構っている暇はない、帰れ」 「稽古にも出る暇もないって?」 「稽古のための準備をしている」 「準備のための稽古じゃねえのかよ」 「同じことだ」 高尾の姿を確認してから、緑間の顔は盛大に、不機嫌そうにしかめられている。美しく整った顔が歪む姿というのは、それだけで心を抉る。美しさは、普通の人間ならば存在するだけで怯んでしまう、暴力だ。高尾はそれを知っている。美しいということは、ただそれだけで、災害のようなものなのだ。 それでも高尾は動じなかった。高尾にとって美しいということは、畏怖す��きことであったし、そしてまた、圧倒的な憎悪の対象でもある。そうでなければ何故、高尾はここまで緑間に固執しただろう。 緑間は、高尾が探し求めていた、10点だった。その執着は、この程度の威嚇で怯むほど、底の浅いものではない。 ロビーの前に立ちふさがるように高尾は立っている。他の住民はまだ現れない。まだ人々が活発に行動している時間に、二人は暫く睨み合った。 「……どういうつもりだ」 「納得いくまで帰るつもりねえよ、俺」 「お前に納得してもらう必要はない」 「いくら俺がダンサーとはいえど、今回の舞台に関しちゃ共演者だろ。お前が練習に出てこない、納得のいく説明を求めるね」 「明後日には行くと言っているだろう」 「それまでの間、俺たちは主役不在の練習をさせられるわけだ。立ち位置も距離感もわからないまま。踏み出すタイミングも声の大きさも知らないまま」 現在、緑間の役は監督が外から台詞を読み上げて進めている。誰もいない空間に向かって声を荒げる女優の空虚を、高尾はこの二日間見てきた。緑間にも考えがあるのだろうが、それに付き合わされる側からすれば、率直に言って、たまったものではない。高尾はそう考える。我が儘が、過ぎる、と。 「……わかった。相手をしない方が時間を食いそうだ、付いてこい。ただし、邪魔はするなよ」 「どこに?」 「俺の家だ」 お前、ここまで来ておいて、逆にどこに行くつもりだったのだよ。 怪訝そうな顔をしながら、緑間は高尾に銀色の鍵を投げつけた。最上階の角部屋が、きらめきながら高尾の手の中にすっぽりと落ちてくる。慌てる高尾の横を悠々と通りながら、緑間は告げた。おい、早くしろ、お前が行かないと鍵が開かないだろう。 「これ以上俺を待たせるな」 「いや、待ってたのは俺、っつーか、真ちゃん、やっぱ、おかしいって」 「限りなく初対面の人間の家まで押しかけてきた奴に言われたくはないな」 「家の中までお邪魔するつもりはなかったっつーの! どっか移動して話せればそれでいいやって思ってたの!」 「馬鹿かお前は。俺は今帰って来た所なのだよ。いい加減に荷物も重い」 「そういやなんなの、その大量の本は」 「役作りに決まっている」 言われるがまま、緑間の後ろをついて歩き、顎で示されたドアを開けながら、高尾は自らの置かれた脚本の早さに戸惑っている。現実は小説よりも奇なり、とはよく言うが、現実が舞台よりもめまぐるしいだなんてこと、あるのだろうか。 * 「あのー、しんちゃーん」 「…………」 「おーい、しんちゃーん」 「…………」 「真ちゃん! 別に茶を出せとは言わねえけど、突然連れてこられて放っとかれてもどうしようもねえんだけど?!」 「茶なら台所のどこかにある」 「そういう問題じゃねえ!」 「緑茶」 「俺に淹れろっつーのかよ!」 部屋の中は、高尾の想像する緑間という人物像にたがわず整理整頓されていた。明らかにオブジェとしてふさわしくないような玩具や、謎のポスター等も、その五月蝿い存在感とは裏腹に、きっちりと棚の中に並べられている。シノワズリの花瓶の横に、南米の原住民族の像が置かれているのを見て高尾は把握を諦めた。調和はないが、統制されている部屋だった。 いざ戦わんとする高尾の決意など素知らぬ顔で、緑間はリビングのガラステーブルに持っていた本を全て置くと、そのままそれを一心不乱に読み出した。よく見れば、テーブルには他にもいくつかの文献や写真集、古びたカメラや広げられたフィルムなどが散らばっていて、そこだけがやけに賑やかだ。 しばらくは立ったまま、緑間の動向を伺っていた高尾だったが、自分の存在を忘れられているな、と気がついてついに声を上げた。邪魔をするなとは言われたが、存在するなとまでは言われていない。 「お前は茶も淹れられないのか?」 「それは俺の台詞の筈なんだけど」 「わかった、お前が準備してくれば、それを飲んでいる間だけは話を聞いてやる」 「それで淹れてきたら一気に飲み干して、また無視、とかはねえだろうな」 「うるさい男だな。俺は猫舌だ。安心しろ」 どういう理論だよそれ、と思いつつ、あまりの言いざまに毒気を抜けれて高尾はキッチンに向かう。思いっきり、地獄の煮え湯のように沸騰したお茶を淹れてやろうと決意する彼の前で、殆ど使われた形跡の無い皿だけが、きっちりと四組揃って鎮座していた。生活感があるものといえば、流しに置かれたグラスだけだ。それ以外は全て、うっすらと底の方に埃が見える。 腹をくくって、高尾は二つ分の茶器を洗い、そのまま戸棚を漁り出す。初めて来る家の初めて立つ炊事場だが、整頓されていることに加え、物が少ない。いうなれば、食器売り場にいるようなものだ。戸惑おうにも、戸惑うだけの生活感が無いのである。持ち主の痕跡が一切感じられない道具に、何の違和感があるだろう。調理器具は一通り揃っているものの使われた形跡が無く、冷蔵庫には飲み物とチーズくらいしか見るものが無かった。茶葉は包装が解かれないまま、頭上の棚の上に詰め込まれている。貰い物を、確認もせずにそのまま入れているのだろう。 ヤカンが破裂しそうなほど湯気を立てたのを確認して、高尾は茶器を温めてから、沸騰した緑茶を注いだ。日本茶は少しぬるくなってから淹れなければいけないと知ってはいるが、わざわざ猫舌だと自己申告してきた抜けている男に容赦をするつもりなど彼には毛頭ない。 「はいったけど」 「そうか」 「話、聞かせてもらうぜ」 「話すこともないんだがな」 「じゃあ、勝手に質問するわ。っつーか、まず、何やってんの?」 「本を読んでいる」 「見りゃわかる、何読んでんのってこと」 「タイトルくらい読めるだろう」 「そりゃわかるけどさ、そ-じゃなくって」 皮膚を掻き毟るような気持ちで頭をかく高尾を他所に、緑間は湯呑に口を付けて、熱い、と顔をしかめている。ざまあみろ、と高尾が思ったのは、口には出ていなかったかもしれないが、顔には出ていただろう。緑間は僅かに高尾を睨んで、ぱたぱたと左手で立ち上る湯気をあおいだ。その呑気な動作が、またあまりにも場にふさわしくないので、高尾は肩を落とす。どうも先程から、噛み合っていない。 『多分緑間くん、昨日家に帰ってから、『緑間真太郎』としての生活なんてしてないですよ』 『緑間くんの役は、映画監督になることを夢見て、才能が追いつかず家賃を滞納し、食費も無くバイト代は全てフィルムに回す馬鹿な男でしたっけね』 『君がもし、映画監督になることを夢見て、才能が追いつかず家賃を滞納し、食費も無くバイト代は全てフィルムに回す馬鹿な男だとしたら、どこに行って、何をします?』 黒子の言葉を信じて、一日目の夜、高尾は街中のバーを巡った。映画監督を夢見る男が夢破れたら、きっと酒に溺れるだろうと考えたからだった。太った男たちがビールの泡を撒き散らす中にも、姿の見えない男がジャズを歌うカウンターにも、緑髪の欠片は落ちていない。映画館を巡っても、カメラの専門店にも、古いフィルムを並べる骨董店にもいなかった。それもそのはず、実際のところ、この男は、家の中でただひたすら何だか判らない本を読んでいたのだ。 「……黒子からさ、お前のことちょっと聞いたんだけど」 「そうか」 「食事とかもしないで女漁ってるかもって」 「はあ?!」 初めて緑間は大きな声を上げて、唖然とした顔をした。その表情に、高尾は黒子に騙されたことを知る。確かに台所に使用された形跡は無かったが、緑間の手元には確かに近所で買ったのであろうサンドイッチがちょこんと置いてあるし、この部屋のどこにも女の影はおろか、香水の匂いのひとつもしない。そうでなければ、��尾をあげたりはしなかっただろうが。 「お前……それを信じたのか……」 「うっ、いや、だって、あまりにも真に迫ってたし」 「俺が、そういった女と一緒に、ふしだらな生活をしていると」 「いや……あの……」 「そうか、そうかそうか。俺は、ほぼ初対面の見知らぬ男に、仕事をサボって、女に耽るような人間だと、そう思われていたわけだ、そうかそうか」 「いや、あの、百%そうというわけじゃなくてですね、役作りの一環として、もしかしたらって、いう」 「役作りのためだけに女を抱くような男だと」 「すみませんでした!」 高尾の発言は、確かに当人からしてみれば謂れのない冤罪なのだろう。しかも、普通に、礼を失している。それを信じ込んだ自らの愚かさもだが、それ以上に高尾は黒子を呪った。間違いなく、ここまで見越して、黒子は高尾に緑間の住所を教えたに違いなかった。今頃、高尾のうめき声を想像して笑っているのかもしれない。傍から見ていれば、滑稽な喜劇だろう。 「あーっくっそー騙された!!」 「そんな台詞を信じるお前も悪い」 「いやいやいや、そりゃ俺だって普通だったらどうか知らんけど、相手お前だし」 「それもまた失礼な発言だな」 「しかも黒子の言うことだぜ? お前の馴染みだろ。信じるわ」 「舞台とミステリー小説以外は全て嘘をつくものなのだよ」 「何ソレ」 「ただの俺の考えだ。舞台も小説も、騙しはするが嘘はつかない。ルール違反だからな」 「それ以外は全部嘘つき?」 「その通り」 溜息をつきながら高尾は自らの分の茶を一口飲む。それを見て緑間も再び口をつけるが、あっつ、と呟いてまた元に戻した。どうやら猫舌だというのは嘘でも何でも無かったらしい。偏屈で気難しい男の癖に、何故かこんなところでは正直らしかった。人としてのバランスの取り方がおかしいのではないかと高尾は思う。 「黒子は別に、小説の登場人物でもなければ、舞台の一幕でもないのだよ。ただの影が薄い、人間観察が趣味だと言ってのける少し意地の悪い男というだけだ」 「真ちゃんって黒子のこと嫌いなの」 「別に、どうということもないな」 あちらは俺のことが苦手なようだが、と平気な顔で言ってのける緑間はまだ手元の湯呑に苦戦している。昔馴染みに苦手に思われていることを、彼は本気で気にも留めていないようだった。 高尾は考える。先程はああ言ったものの、黒子の発言の全てが嘘だったとは、高尾にはどうしても思えない。確かに緑間は女を連れ込んでこそはいなかった。酒に溺れてもいなければ、人を殺しもしていなかった。ただ、黒子の話を聞いた時、高尾が真に怯えたのは何だったか。それは、緑間の、役に対するディテールの、作り込みではなかったか。その役が生まれてから、死ぬまで、何を考えて生きて、どうやって行動してきたのか、それを全て突き詰めなければ気がすまないという、その妄執ともいえるこだわり。 今、緑間の読んでいる本が映画の評論であることも、積み上げられているタイトルがほぼ全て映像関係のものであることも、床に散らばるパンフレットが、往年の名作映画であることも、高尾は疾うに気がついている。 「……俺さ、黒子から、お前がもう家に帰ってから『緑間真太郎としての生活をしてない』って聞いたわけ」 「馬鹿馬鹿しい。俺は緑間真太郎以外の何者でもない」 「うん。まあ、『家に帰ってから』ってことは、家にはいるんだなって気がついてお前の家来たわけだけどさ」 「はた迷惑な話だ」 「真ちゃんは、三日間とじこもって、この部屋で文献漁って役の研究してるわけ」 「まあ、そういうことになるのか。図書館には行ったが」 「食事は? 全部外メシ?」 「元々俺は料理はできん。必要最低限の栄養はとってる。舞台の途中で倒れるわけにもいかないだろう」 「女の子連れ込んだり」 「女よりもうるさい男は図らずも連れ込むことになったがな」 「イヤミっぽい男はモテねえぜ」 黒子は嘘をついてなどいなかったのだ。緑間は、本気で、自らの役を突き詰めて考えようとしている。それは途方も無い、傲慢ともいえる作業だ。役の設定では、二十代後半となっていた。その人生の全てを、三日間で作り上げようというのだから。二十年の人生を得るには、二十年の時間が必要だ。時間というのは、そういうものだ。誰にも早送りなど出来ないし、スキップすることも、できはしない。 緑間が再三、邪魔をするな、時間の無駄だ、と吐き捨てているのは、理由のない言葉ではない。本当に時間がないのだろう。三日間というのは、緑間真太郎が定めたギリギリのリミットなのだ。 かといって、それは、舞台稽古に出ない理由にはならないと高尾は感ずる。与えられて一日で、役をマスターする人間などいないだろう。その為に、練習があり、ステージがあるはずだった。他の者と一緒に、演技の中で本質を見つけ出していけばいい。一人ではたどり着かない発想もあるだろう。 「わかった」 「へ? 何が? 正直言って、俺にはさっぱりわかんねえわ、お前のこと」 「このままだとお前には永遠にわからないだろうということがわかったのだよ。お前に理解されたくも無いが、理解しなければ納得しないなら仕方がない」 「仕方無いって」 「高尾、お前ならこの台詞をどう読む」 「へ?」 「別に試しているわけじゃあないから」 お前は、どう読む。そう言って高尾に渡されたのは今回の舞台の台本だった。そこには無数の書き込みと、高尾には判らないマークが散らばっている。これら全て、緑間がこの二日間でつけた印に違いなかった。書き込みが多すぎて、実際の台詞が埋もれてしまっている。 高尾は緑間の指差す台詞を目でなぞる。特にどう、ということもない。ただ音読すれば良いという訳では無いだろう。どう読む、と聞かれているのだから、それはつまり、どう表現する、と尋ねられているに等しかった。試しているわけではないと緑間は注釈をいれたが、それを信じられるほど高尾は能天気な頭をしていない。オーディション前に、心臓を一本の氷の針が通り抜けるような、ぴりっとした緊張感。それを悟られないように、極めて何でもないような顔で高尾は一瞬その役を演じる。 「『何千枚のフィルムを切ったって、君が撮った一枚の赤子に敵わないんだ』。……これがどうかした?」 「別にどうもしない」 「はあ?」 「どうもしない、が、わからない」 まだまだだな、とか、そんな言い方で恥ずかしくないのか、とか、何がしかの罵倒が飛んでくるだろう、と身構えていた高尾の予想は見事に外れた。緑間は、一切の評価を高尾に下さなかった。褒めもしなければ、けなしもしない。フラットだった。 じりじりと、焼け付くような違和感を高尾は覚えている。出会ってまだ数日しか経っていないが、緑間真太郎という男が、一切の虚飾無しでしか動かないことを高尾は知っている。初対面だとか、或いは上司だとか、部下だとか、神様だとか、そういったものに頓着しないで、緑間は辛辣な台詞を吐くだろう。だからお前は駄目なのだよ、そんなことしても無駄だ、興味が無い、消えろ、死ね。彼の信念に反するものは、ことごとく拒絶される。そんな男が、高尾の台詞に、ダメ出しの一つもしない。そんなことが、あるだろうか。 高尾はベテランの老優でもなければ、天才的な役者でもない、ダンサー上がりの、演技にかけては素人だというのに。 「お前、今、どういう気持ちでこの台詞を読んだ」 「どういうって……、悲しい、とか、悔しい、とか、でもちょっと憧れてる、とか、そういう感じ?」 「そうか」 「なんか間違ってた?」 「正解も不正解もないだろう。脚本に存在するのは解釈の違いだ」 正解が知りだければ脚本家に聞け、と緑間は飄々と受け流す。納得のいかない高尾を、緑間はレンズ越しに僅かに睨んだ。或いはその瞳は、哀れんでいたようにさえ見えた。 誰を? 「俺にはな、高尾、お前が言っていることがわからない」 「……は?」 「わからないから、話せない」 「なに、どういうこと」 「お前は何故、この台詞から、悲しみや、悔しさや、憧れを見出したんだ?」 「いや……それは、だって、そういうもんかな、って」 「わからん。わからないのだよ。お前の言っているこの役の気持ちも、そのの発言も、何もわからん。本当にこいつは、何千枚ものフィルムを使い果たしたのか? それともただの比喩か? こいつの絶望はどれくらいのものだ? 何故これをわざわざ口にした? どういう気持ちで? ただ一枚の赤子の写真に、こいつは何を感じたんだ? 何故それに負けた? 俺には全くわからない」 ソファにもたれながら、緑間は吐き捨てる。舞台俳優として、ありとあらゆる栄光を手にしてきた男は、高尾がちらりと目をやっただけで読み取ったことが、何一つとしてわからないという。ありとあらゆる観客を熱狂させてきた男は、何故人がそこまで興奮するのかわからないという。人の気持ちが、わからないと、言うのだ。 緑間が、無言のまま茶をすする音で、高尾は我に返った。時間が経っている。そして、窓の外の星は刻刻と位置を変えている。夜が深まってきているのだ。流石に泊まるのは気が引けるし、そもそも緑間に泊めるつもりは無いだろう。残された時間は少ない。 「……考えすぎじゃねえの」 「よく言われる」 俺からしてみれば、何故、お前たちは考えないで理解できるのか、そのことが何よりも、理解しがたいのだよ。 緑間は哀れむように呟く。その哀れみの対象は、何も知らない高尾ではない。何も理解できない、緑間自身に向いているのだ。 「高尾、俺はな、お前が何も考えずに口にした、悲しみも悔しさも憧憬も、一つもわからない」 「わからないって」 「お前が何も考えずに理解したそれはな、俺にとってはどんなに複雑な数学の定理よりも難解で、複雑で、混迷を極めている」 誰が想像しただろう。天才だともてはやされ、俳優として得られるだけの全ての名声を得ている男が、たった一つの台詞すら理解できないなどと。 何を馬鹿なことを、と、笑い飛ばすことが高尾には出来なかった。この部屋には真実だけが鎮座していた。緑間真太郎は、その真ん中で、億劫そうに溜息をついている。 「だから言っているだろう。稽古に出るための準備をしている、と」 「出るための、準備」 「今の俺が稽古場へ行っても、初まりの言葉すら発せないだろうな。木偶の坊のように立ちすくむだけだ」 高尾が読んだ一文を、緑間は読めないのだという。どのような気持ちで読めばいいのか、わからないのだと言う。ホンの数秒の、薄っぺらな解釈さえ、理解できないと言う。どうやって感情を載せればいいのかが判らない。どうやって表現すればいいのかわからない。そもそも、表現すべき、個がわからないと言っているのだ。それは役者として、あまりにも致命的な��点だった。 それでもなお、緑間は、役者として���臨する。 そのための努力が、そのための土台が、この膨大な資料と、三日間の時間だった。高尾ははっきりと理解する。緑間の天才性は、才能は、演技そのものではない。そこにたどり着くまでの、異様なまでの集中力と、執着。与えられた役と脚本に対する、一切の妥協を許さない姿勢。それを押し通すだけの精神。 怪物だ、と高尾は思う。同じ人間とは、とてもではないが思えない。どこにいるだろう、他人の気持ちが一つも理解できないからといって、そいつの人生をもう一度全て見直そうとする者なんて。 高尾の目の前で、怪物は淡々と夜の幕を引こうとする。 「台詞も言えない役者に価値など無い。稽古だろうが何だろうが、俺が舞台に立つ時は役者としてだ。それを邪魔してくれるな」 カツン、と空っぽの音を響かせて、湯呑はテーブルの上に戻された。高尾は空っぽのそれを覗き込む。そこには何も無い。ただ、何も無い。 「ただの緑間真太郎など、舞台の上に立つ価値もない。明後日には練習に出る。それまでには、お前の言っていた、悲しみも、悔しさも、学んでおこう。話は終わりだ。わかったか?」
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