Tumgik
#ポートアイランド
keimiyu · 1 year
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連載小説 原野の歌
波の音は絶えずこの原野にいれば聞こえてくる。 星の音は絶えずこの原野にいれば聞こえてくる。
この島は未だ原野が広がり人の姿はない。 その代わり誰も知らない鳥や、名前のなき植物、忘れられた昆虫たちが繁栄していた。 この都会の離れ小島は喧騒と隔絶されていた。 対岸の繁華街のド派手なネオンサインは蜃気楼にかき消され打ち寄せる波へと消えてゆく。
原野で耳をすませば聞こえてきた少年の声。夜の夕闇を蛍に照らされながら少年は光を追った。 この島は都会での存在がない透明な少年の居場所となりえていた。 少年は名前のなき植物が広がる「光の砂浜」へと歩きそれを摘み飾りを作ると 傍らに寄ってきた名前のなき鹿の頭にそっと載せた。
鹿は人間と話すことはできないが、少年にアイコンタクトを送った。 光の砂浜は都会のネオンサインと灯を食む「ヤコウチュウ」が吸収した光を放していた。 そしてそれらは蜃気楼とともに霞み、いつしか消えてしまっていた。 名前のなき少年は再び自分の存在のない都会へと帰っていった
これはこの数十年後、この島を乗っ取り、この島を破滅へ向かわせる後のAであった。
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stormpetrel-studio · 1 year
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素粒子・原子核・宇宙・惑星の各分野の物理学者が、どのようにスーパーコンピュータを用いてシミュレーション研究を行っているかを紹介するのがJICFuS(計算基礎科学連携拠点)ムービーです。今回はその集大成として、JICFuSダイレクターの橋本省二先生に物理学とシミュレーションとのかかわりについてお話しいただきました。スーパーコンピュータの発展と各分野の物理学の進捗の具合が如何にリンクしているのかがとてもよくわかるお話になっています。 今回は、全長3kmにおよぶ日本最大の加速器の内部にも立ち入らせていただき、加速器とその観測装置の内部を撮影する機会にも恵まれました。加速器も測定装置も、とんでもないスケールの装置でした。また、最新の「富岳」をはじめとして日本各地のスーパーコンピュータの姿を見ることができる一本です。どうぞお楽しみください。 視聴はこちらから>>>> https://youtu.be/j7pMMQHkhpY [クレジット] ナビゲーター:橋本省二(計算基礎科学連携拠点長) 撮影協力: 高エネルギー加速器研究機構 神戸大学惑星科学研究センター 理化学研究所計算科学研究センター 制作:JICFuS(計算基礎科学連携拠点) 撮影:南口雄一&加藤元樹 音楽:「Velodrome」吉岡亜由美 演出・製作:南口雄一 The JICFuS (Joint Institute for Computational Fundamental Science) Movie introduces how physicists in the fields of particle, nuclear, space and planetary physics are using supercomputers to conduct simulation research. This time, as the culmination of the film, Dr Shoji Hashimoto, Director of the JICFuS, spoke about the relationship between physics and simulation. This time we were also allowed to enter the inside of Japan's largest accelerator and had the opportunity to film the inside of the accelerator and its observation equipment. Both the accelerator and the measurement equipment were of an extraordinary scale. It is also one of the best ways to watch footages of supercomputers around Japan, including the latest ‘Fugaku’. Please enjoy it. Watch full story>>>> https://youtu.be/j7pMMQHkhpY Navigator: Shoji Hashimoto, Director of JICFuS Thanks to: KEK Center for Planetary Science RIKEN Center for Computational Science Produced by JICFuS Camera by Yuichi Minamiguchi & Motoki Kato Music by Ayumi Yoshioka “Velodrome” Directed by Yuichi Minamiguchi #計算科学 #computerscience #物理学 #physics #supercomputer #fugaku #富岳 #スパコン #simulation #シミュレーション #stormpetrelstudio #神戸大学 #kobeuniversity #kobe #portisland #神戸 #ポートアイランド #jicfus #計算基礎科学連携拠点 #加速器 #accelerator #sciencemovie #science (at KEK 高エネルギー加速器研究機構) https://www.instagram.com/p/CqUsgHsvHjP/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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sanchocho · 1 year
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神戸大橋の真下から市街地を望む  #Great_nightshotz #夜景 #神戸大好き #神戸foic #神戸写真部 #love_hyogo #lovehyogo #ひょうごイーブックス百景 #神戸カメラ部 #sumasumatai_love #神戸大橋 #ポートアイランド北公園 #ポートアイランド (ポートアイランド北公園) https://www.instagram.com/p/Cl7oPnmvJD1/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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elle-p · 1 month
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Persona 3 Club Book Strega pages scan and transcription.
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ストレガ
Strega
主人公たち特別課外活動部の行く手に現れる謎の3人組。同じペルソナ使い ながらあくまで敵対する彼らもまた、彼ら自身の信念でその限られた力を振るっている。
復讐代行屋 Strega
港区全域
自らをストレガと名乗る3人組の表向きの顔は、「復讐依頼サイト」に書き込みされた内容を受けて、自ら手を下せない依頼人の代わりに復讐を果たすことだ。人知れず所持する武器を手に、彼らは裏社会を渡り歩いている。
3人はいずれもかつて幾月が、ペルソナ能力者開発のためにグループ内部にすら秘密裏に進めてきた研究の被験者だ。非合法の人体実験で多くの子どもたちが命を落とすなか、幸運にも生き永らえて能力を開花させたものの、悲惨な実態を目の当たりにして研究所から逃亡し、身を寄せ合って生きてきた。
ペルソナ能力の発現と引き換えに心身に過剰の負担を負う彼らは、制御剤の力を以ってすら長くは生きられない。生命としてのルールを逸脱した運命に魅入られ、彼らは刹那的な衝動にのみ突き動かされて生きている。
たった3人だけで影時間に生きてきた彼ら。宵も享楽を求めて夜の街を笑う。
タカヤ Takaya
凶行の担い手
ストレガの実質的リーダー。3人の中では推定年齢が一番高く、研究所から逃亡した当初から指導的立場に立っている。刹那的・虚無的な思考が強く、自分にも他者にもあらゆる物事への執着の愚かさを説く。復讐代行屋として銃の引き金を引くときも、自分の享楽はもちろんだが、相手の生にしがみつく無様な姿を浄化してやろうという思いがあるようだ。
かつて同列の研究対象であったタルタロスは、忌まわしい邪悪なものではなく、甘美な悪夢をもたらす近しいものだと考えており、ペルソナ使いの存在はもまた、タルタロスあってのものだとしている。そのため真意を知らずタルタロス破壊を目指す主人公たちの存在は、愚かな人間がシャドウの恐怖に怯えることへの嘲笑も込めて、抹殺すべきものだと捉えている。
主人公たちの働きではからずも滅びそのものである二ュクスの復活が秒読み段階に入ると、自ら二ュクスの代弁者を名乗り、滅びと破壊の思想で扇動する。
タカヤの救世主思想
• あなたが自覚している悪意と、相手が感じている悪意とは無関係⋯ 人はみな、聞きたいように聞き、信じたい事だけ信じるものです。(6月22日影時間・裏通り)
• 聞けば、人々を守るための、“善なる戦い” だとか。ですが⋯ 今夜はそれをやめて頂きに来ました。(8月6日影時間・防空壕跡)
• 時の限られたこの体⋯力を失ってまで生き永らえるなど無意味⋯ ならば、 私の生きた証⋯ この地に立てるのみ!(11月3日影時間・ムーンライトブリッジ)
• 分かっていますね⋯? 君には “居場所” など無い⋯ 私たちと来る以外にはね。君もよく知っている筈だ⋯ 怖いのは死ぬ事なんかじゃない。(11月21日深夜・辰巳記念病院)
• フ⋯亡霊などではありませんよ⋯ 生に “執着” などしなかった我々を、運命はそれでも “生かした”⋯ 私は “選ばれた” のです。(11月22日影時間・タルタロス)
自分たちの思想こそが浄化された世界を作ると信じるストレガのリーダー。痩せこけた体に長い髪、色素の薄い瞳という憂世離れした姿。
欲深き自称メシア
ほぼ同年代のはずのストレガですがタカヤは見るからに老け顔。不精ヒゲを剃って髪を切ったらかっこいいのに。
ジン Jin
知性派の爆弾魔
タカヤの右腕を務める少年。自作の爆弾を持ち歩き、武器として使用している。
社会から隔絶された自分たちだけのコミュニティの中で生きているストレガは、物資の調達の大半を影時間を利用した略奪行為によってまかなっているが、その指揮を担うのがブレーンであるジン。特別課外活動部を脱退してからの荒垣に接触し、ペルソナ能力抑制のための制御剤を提供することになったのも、ジンの情報収集能力あってのことである。またネットでは同名のハンドルネームで知られており、その知名度と情報操作のノウハウが、ニュクス教を一気に広げることを可能にした。
つねにともに生きてきたタカヤを崇拝しているが、それゆえに狂気の思想に囚われる彼を、命を捨てていさめようとする。
物議を醸す髪の構造がよくわかる右からの一枚。身につけているものひとつひとつにもこだわりが感じられます。
ストレガ一家を支える苦労人な屋台骨
実際的な生活能力の欠如したストレガを支える一番の常識人。資金調達から食事の世話まですべてを担う関西弁のミリタリーマニア。
ジンの毎晩大変なんだから
• お前を恨んどるヤツがおんねや。でもって、“復讐” を頼まれとる。(6月22日影時間・裏通り)
• お前らには “個人” の目的しかあらへん。どいつも本音はその為に戦っとる。お前らの正義は、それを正当化する為のただの “言い訳” や。そんなんは “善” や ない⋯ ただの “偽善” や。そんなもんに邪魔されとうない。(8月6日影時間・防空壕跡)
• 破れかぶれは、あかん! ⋯すんません。でもこれは⋯ あなたが言うてくれた言葉です。(11月3日影時間・ムーンライトブリッジ)
• やめときや、タカヤ⋯ アンタには先がある! ここで無理したって⋯意味 あらへん! (11月22日影時間・タルタロス)
チドリ Chidori
手斧の魔女
白いドレスに身を包んだ、虚ろな表情の少女。ストレガのひとりとしてタカヤやジンと行動を共にし、ぺルソナ能力のひとつである索敵能力でふたりのサポートを行なうが、ふたりとともに戦いの場で力を振るうことは少ない。
感情表現に乏しく、とくに喜びや悲しみを表に現すことはほどんどない。それは幾月の下で受けた過酷な人体実験や、逃亡後の寄る辺のない生活によって後天的に身に付けた自衛の手段。また彼女は自身のペルソナを通して、あらゆる生き物に命を分け与えることができるが、これも自分の人生にはすぐ先に死が見えているという揺るぎない事実ゆえ、生きることに対してまったく執着を持たなくなった結果の悲しい力だ。しかしそれでも、ふたりが手を下す殺戮現場に決して目をやろうとしないのは、運命をゆがめて与えられる死への、本能的な嫌悪感を抱いているからかもしれない。
生を放棄した飛べない小鳥
可憐な容姿に似合わず手斧を振るって戦う少女。気の向かない相手とは一切会話せず、自分のペルソナだけを拠りどころに生きている。
冷めた目線はチドリのトレードマーク。豪奢なドレスは彼女の趣味なのか、ジンのお仕着せなのか。
あんたには関係ない私の言葉
• チドリよ。私の名前。順平が訊いたんでしょ? あの絵⋯もうすぐできるから。私の描いたものは、私にしか分からない。でもそんなに見たきゃ⋯来れば? (8月31日昼・ポートアイランド駅前)
• 命より、作戦が大事ってこと? 死ぬ事って、普通の人には一番の恐怖なんでしょ? ⋯ 違うの? (9月5日影時間・巌戸台分寮屋上)
• ⋯言っとくけど、心配してくれなんて、言ってないから。あんたの勝手な早合点でしょ。(9月8日昼・辰巳記念病院)
• なにそれ⋯ なんで、そんな顔してるの? 死ぬなんて怖くないのに⋯ 死なんて、あした目が覚めないってだけ⋯ ただそれだけじゃないの。(9月10日昼・辰巳記念病院)
• そう⋯アイツのせいよ⋯ アイツが近づいて来てから、私、毎日、苦しくて⋯ 死ぬのが⋯怖くなって⋯ (11月21日深夜・辰巳記念病院)
• 順平と一緒に居ると、怖くなかったものが、なんでも怖くなる⋯ 無くすのが怖い⋯ 死ぬのだって怖い⋯ 一緒の時間が終わっちゃうのが⋯怖い⋯ だから、私⋯ (11月22日影時間・タルタロス)
「チドリ補正」の入った超ナイスガイな順平とともに。幸せになって欲しいカップルNo.1。
順平との出会いと「生きること」
敵同士としての立場にありながらも献身的に尽くす順平と出会って、チドリは少しずつ生きることの意味を知る。けれどそれは自分自身の死の認識と同義。ずっと忘れていた死ぬことの恐怖におののきながら、それでも彼女は愛する彼に生きて欲しいと願った。
頬を染めたグラマラスなチドリの魅力に、すっかり鼻の下が伸ぎ切った順平がキュート。がんばれヒゲ男くん!
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mofdogs · 1 year
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久々のお出掛け #テンション上がり過ぎ (神戸ポートアイランド市民広場) https://www.instagram.com/p/CpY8PGeJZI7/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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kumotosoranoiro · 2 years
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今日の空。in ポートアイランド
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orhpee-annex · 1 month
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少年時代のココナッツ
 北千住の有名なタイ料理店「ライカノ」へ赴いた。ココナッツミルクの甘味が優しい牛すじとじゃがいものムスリムカレーと、タイ酢をかけて頂く海老のすり身のトーストを食べて、さて渇いた喉を潤して舌を洗う為にココナッツのアイスクリームを注文した。アイスを口に運ぶと、ココナッツの風味豊かな上品な甘味がひろがった。そして小学生の頃、地元で開催された博覧会の夜店の並びを思い出した。
 北九州博覧祭2001という地方博覧祭が、かつてわたしの地元で開催された。市の要請だったのか、三か月あまりの開催期間に何度も社会科見学と称して出向いた上、実家からも近かった所為で家族とも訪れた記憶がある。当時は知る由もなかったことだが、1981年神戸ポートアイランド博覧会を嚆矢に、地方振興イベントとしての博覧会開催の機運が通産省の後押しのもと依然続いていた、その一環だった。
 当時、漫画家の松本零士がイベントポスターを描き、GLAYが野外ライブを催したと公的な記録には残っている。何も憶えていない。辛うじて、「銀河鉄道の夜」の影絵アニメで有名な藤城清治が監修した映像作品は断片的に憶えている。向日葵のようなイメージキャラクターも。
 催しは北九州市の産業や環境の取り組みといった沿革――街の物語を博物館の形式で見せようとするものばかりだった。社会の教科書の隅に載っていた、シャベルが洞海湾のヘドロを除去する映像ばかり再三目にした。
 夜はすこしだけ愉しいこともあった。
 交流のあるアジアの国々の屋台が、芝生のある広場に立ち並び、子どもの眼には近づきがたくも魅惑の光だった。中でも腕まくりをした男が売るココナッツの実を刳り抜いたジュースが、母親の難色にも拘らずどうしても飲みたかった。小さい手には余るココナッツの実を抱えると、ふくらんだ期待のように重い。ストローに口をつけた。
 美味しくない。
裏切られた気分だった。親は、ほら言わんこっちゃない、という反応をした。わたしは泣きたかった。本当に泣いたかも知れない。その後、様々なココナッツの風味を飲み物を口にしても、本物のココナッツは不味いという思いが去来していた。そしていつしかそんな記憶も薄れた。
 北九州市博覧会の跡地にはイオンモールが建って久しい。祭りの痕跡は一夜のサーカスのように消え失せ、街は時に圧されるように静まりかえっている。わたしは東京の北千住にいる。
 「ライカノ」のココナッツアイスクリームは美味しかった。これが、子どもの頃に本当に期待したココナッツの味だった、とおもった。その風味を味わうまで、それが少年期から続く未練だとは気づいていなかった。でも、それは確かに小さな未練だった。わたしはふたたび朧気に、あの夜店の並ぶ影絵のような風景を思い出した。20年以上の間隔を経て、わたしはようやく少年時代のわたしの舌と心を充たしてあげられた。
 長く生きるとこういう日もあるらしい。
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参考: http://www2.ngu.ac.jp/expo/4/no4-1.htm
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iiyatu · 3 months
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bibliomaniabooks · 3 months
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【取り扱い開始】
ポートピア花壇捜索隊
神戸で開催された人工島ポートアイランドの記念で行われた地方博「ポートピア’81」
その折作られた花壇が神戸各地で使用され、40年経つ今その花壇を採集。
ポートピアの紹介やコラムもあり、特別2大付録ポートピア花壇捜索隊隊員カードとペーパークフトも付録。
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kennak · 5 months
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大丸だったか、天井の案内表示に「山側」「海側」があってなるほど分かりやすいとなった思い出。ポートアイランドの「神戸海洋博物館・カワサキワールド」面白いよ(海賊ネタのため帆船資料集めに行った)
[B! 神戸] いち神戸市民の暮らし【下の方に更に追記】
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stormpetrel-studio · 1 year
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lastscenecom · 7 months
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山を削り、ニュータウンを築き、その土砂で人工島を造成。 人工島の完成を記念し、1981(昭和56)年に「神戸ポートアイランド博覧会」が開催され、1610万人が来場。60億円を超える黒字を確保している。 「株式会社神戸市」 と称され、都市経営の優等生として評価された。 しかしながら、その絶頂期は長続きしなかった。 この「神戸方式」と呼ばれたビジネスモデルは、事業資金をスイスフラン債やマルク債などの地方外国債を発行して調達する方式だ。 資金を基に造成地を整備し、それを売却して償還するもので、つまり土地が売れなければたちまち破綻するのである。 震災前の1994(平成6)年には既に予算の財源不足額が 「568億円」 に達していた。 震災がこの状況にさらなる打撃を与えた。
神戸市人口が150万人割れ 原因は本当に「震災」だけなのか? 衰退するニュータウン、貧弱な子育て施策、そもそも危うかった都市経営モデル(Merkmal) - Yahoo!ニュース
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sanchocho · 1 year
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流石に夜明け前は噴水止まってるよね  #Great_nightshotz #夜景 #神戸大好き #神戸foic #神戸写真部 #love_hyogo #lovehyogo #ひょうごイーブックス百景 #神戸カメラ部 #sumasumatai_love #ポートアイランド #ポートアイランド北公園 (ポートアイランド北公園) https://www.instagram.com/p/Cl2d4EZPZIh/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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elle-p · 5 months
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P3 Club Book Koromaru short story scan and transcription.
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虎狼丸の優雅な一日
初夏の爽やかな日差しが心地よい日曜日。今日もなかなかの散歩日和だ。少し早めに出かけて、少し寄り道をするのもいいかもしれない。明確な言葉によるものではないが、だいたいそんなことを考えつつ、その柴犬は神社の石畳から身を起こして軽くあくびをした。
犬の名はコロマル。正式には虎狼丸と書くのだが、本人 (本犬?) は字が読めないので、とくにその違いにこだわりはない。彼がこだわっているのは、毎日の散歩。先日、彼の飼い主である神社の神主が事故で亡くなって以来、新しく神社の主となった人間は、最低限必要な食事は出してくれるものの、散歩に連れて行ったり頭をなでてくれたりはしない。コロマル自身、前の飼い主だけが唯一の主人であると思っており、もし新たな神主が散歩に連れて行こうとしたとしても、以前のルートを変えるなど考えもつかないことだった。なので、今日もコロマルは散歩に行く。まず、長鳴神社からムーンライトブリッジを超えてポートアイランドの駅前まで。その後、再びブリッジから蔵戸台方面に戻り、町をぐるりと巡ってから神社に戻る。これが、毎日の長い散歩のロードマップ。
「わん!」
人間の言葉に直せば、さあ行くか、といった感じだろうか。コロマルは一声鳴くと、いつもののんびりとしたペースで歩き出した。
「あ、コロ助、おはよ!」
ふと、かけられた声に、コロマルは面倒くさそうに顔を向ける。それは、三つ編みの髪を頭の両側でお団子にした、小学生くらいの女の子。いつも、夕方ごろに神社で遊んでいる子だ。
実を言うと、コロマルはこの子が少し苦手だった。嫌いなわけではないのだが、ややコロマルを構いすぎる傾向にあるのだ。大人と比べて体温が高い子供が、気温が高い日にむしゃぶりつくように抱きしめてくることを想像してほしい。毛皮に覆われたコロマルの苦労は、その想像の軽く上をいくものだ。ただし、慈悲深いコロマルは、そんな女の子も無下には扱わない。この子がわりと苦労人であることを、コロマルは知っているのだ。そうしょっちゅうではないが、この子の両親は酷いケンカをするらしく、夕刻の神社で悲しみをこらえるようにコロマルに抱きついてくることがある。群れで暮らす犬族は、それこそ家族や仲間は命に等しい。それが仲良く暮らせない悲しみは、いかほどのものだろうか?そう思うと、コロマルは多少うっとうしくても、彼女に優しくせずにはいられないのである。
「あ、もう時間だ。ごめんねコロちゃん、舞子もう行かなきゃ。あーあ、塾面倒くさいなあ」
そう言って、彼女はコロマルの頭をひとなですると、廠戸台商店街方面へと歩み去った。うん、これぐらいのスキンシップが、コロマルにとってはちょうどいい。少し気分を良くして、コロマルも再び歩み始めたのだった。
潮の香りがする中、コロマルはムーンライトブリッジをてくてく進む。人間は、ここを観光地とかいう扱いでありがたがって見に来るらしいのだが、コロマルにとっては散歩ルート中もっとも退屈な行程である。というのも、橋の手すりが高すぎて、コロマルの体高では絶景と噂の風景も見えないからだ。しかも、やたらとたくさんの自動車が前から後ろから突っ走ってきて、危ないわ埃っぽいわ、嫌な油臭い空気を吐き出すわで不愉快ですらある。
であるからして、コロマルはこの場所を無心で歩く。なるべく潮の匂いにだけ集中し、遠くに見えるポロニアンモールの丸いドームを目指してずんずん歩く。時おり、ランニング中の人間が立ち止まって手を伸ばしてきたりするが、それも可能な限り無視してひたすら前へ。
しかし、それでも2度呼ばれると、つい立ち止まってしまう。コロマルが行ってやらないと、呼んだ人間は時々えらく傷ついた顔をすることがあるのだ。人間を傷つけることは、コロマルの本意ではない。なので、コロマルはあくまで “仕方なく” 人間に思うさま頭をなでさせる。コロマルはそういう自分の性格を時おり誇らしくすら思っているが、じつはなでられている間、ついつい尻尾を振ってしまっていることには気づいていない。コロマルはそんな犬だった。
「あれー、コロちゃん?こんなとこまでお散歩に来てるの?」
「あ、ホントだ。健脚だね〜」
ポロニアンモールに来たところで、厳戸台あたりでよく見る女子高校生に出会った。いつもの制服姿ではなく私服姿。セミロングの髪の子は、ピンクのタンクトップにデニムのジーンズ、ショートの髪の小さい子の方は、水色のワンピースを着ている。もっとも、犬であるコロマルにとって、服の違いは別にどうでもいいのだが。
このふたりは、けっこうコロマルのお気に入りである。水色ワンピースの子は、動物の扱い方を心得ているのか、コロマルが気持ちいい場所を的確になでてくれる。タンクトップの子は、なでかたこそ普通だが、あまりベタベタしようとしない点で好感が持てる。コロマルに触りたいという気持ちは、たくさん伝わってくるので、むしろもっと触ってくれてもいいのに、と思うことすらある。もし犬の言葉がわかる人がいれば、遠慮しないでいいよと言ってあげたいほどだ。まあ、そうそう都合のいいことはないと、犬ながらに買いコロマルはそう思う。
「あ、コロちゃん、こういうの食べるかな?」
そう言って、水色ワンピースの子が手に提げていた袋から何かを取り出す。赤いビニールに包まれた、棒状の何か。漂ってくるかすかな匂いに、ある期待を抱き、思わずコロマルの尾がぶんぶんと大振りになった。
「あれ?ソーセージじゃん。どーしたの?」
「え?あ、た、たまには自分で料理しようかと思って······さっきデパートで、ちょっと」
「ふーん、風花も料理したりするんだ」
「ま、まあね。あはははは」
ワンピースの子は何か焦った様子だが、すでにコロマルは、想像の中に広がるソーセージの味で心が一杯になっている。ワンピースの子は、そんなコロマルの期待に応えるように、できるだけ意いでビニールをむいてくれた。
「はい、どうぞ」
「わん!」
礼を言うのもそこそこに、コロマルはソーセージにかぶりついた。そういえば、朝食をとってからけっこうな時間が過ぎている。ちょうどいいタイミングの思わぬ幸運に、コロマルの心にじんわり幸せが広がっていく。やはり、何かを食べているときが、いちばん幸せだ。それがとくに、好きな人が手ずから食べさせてくれるとあれば、それ以上何を望むことがあろうか。
欠片ひとつ残さずにコロマルはソーセージをたいらげ、もう一度「わん」と礼を言う。
「どういたしまして」
とワンピースの子が答え、買い物の続きがあるからと、コロマルをひとなでしてどこかの店へと向かってふたりは歩き出した。ごくまれにだが、このようにコロマルの意思が、人間に通じているように思えることがある。それは単なる錯覚や勘違いかもしれないが、それもまたコロマルに満足感を与えることのひとつなのだ。
ともあれ、コロマルは今日彼女たちに会えた幸運に感謝しつつ、散歩の続きを楽しむことにした��いずれ、コロマルは先ほどの想像どおり彼の言葉を理解できる存在と出会い、この日もっとも幸運だったことは、ワンピースの子がくれた食物が “調理前” だったことにあったのだと知るのだが、それはまた別の話である。
散歩の折り返し点、ポートアイランド駅に着いたときには、太��は南天を過ぎ、もっとも暑い時間帯を迎えていた。駅そばにあるオープンテラスのカフェは、日曜ということもあって満員。いつもなら、ここで小腹が空くタイミングとなるために、カフェの客に愛想を振りまいたりすることもあるのだが、今日はもらったソーセージのおかげでその必要もない。
とりあえず、涼しい日陰でも探そうかとコロマルが駅前広場を見回したとき、ぞわり、と背中の毛 が逆立つような感覚がした。無意識に、尻尾が丸くなって足の間に挟みこまれる。コロマルは、その感覚に覚えがあった。
--いた。
花塩そばのベンチに座った、白いドレスの少女。手には大きめのスケッチブックを持ち、空ろな目でしばし前を見つめては、手元に目線を移して右手を動かす。その作業を、少女はひたすら続けている。
コロマルは、あまりこの少女に近づいたことがない。別に危害を加えられた訳ではない。ただ、以前1度だけ、少女の前方にいたときにじっとあの目で見つめられた。それだけだ。その目が、コロマルは今も怖くて仕方がない。
言葉を持たないコロマルは、その印象をうまくまとめることはできないが、あえて説明するとしたら、それは生き物としてはありえないほどの、虚無に満ちた視線だった。コロマルの目からは、少女は既に死者に等しく見えた。
だが、そんな少女が。
「······おいで」
なんと、コロマルを認めて声をかけてきたのである。一瞬のためらいののちに、コロマルは少女のほうへと近寄った。丸めた尻尾は、気力を振り絞って常態に戻している。少女に対しておびえを見せることが、何となく申し訳なく思えたからだ。それがなぜかは、わからない。
コロマルが近寄ると、少女は手に持ったスケッチブックを数枚めくり、やがてコロマルにひとつの絵を示した。強弱が定まらない輪郭線、不安定な色彩。正直、犬であるコロマルに絵の良し悪しはわかりはしないのだが、その絵からは何か圧倒されるものが伝わってきた。それは、この世のすべての生き物が恐れるべく定められた、“死” そのもののイメージだった。
「······これ、お前よ」
その言葉に、コロマルは首をかしげて再び絵を見る。よくわからない。だが、コロマルの生き物としての鋭敏な感覚が、その絵にこめられた別のイメージを感じ取った。
これは、憧れ?
紙の上にすみずみまで満ち溢れる、死というマイナスイメージの中、ほんのかすかに匂う生への憧れというプラス。それはまるで、地平線まで広がる黒々とした底なし沼の真ん中から、すがるように空に向かって伸ばされた白い手。
「普通は······誰かに見せたりしないけど······お前は、勝手にモデルにしたから、一応······」
目を合わせず、言い訳するように少女は呟き、そそくさとスケッチブックを畳んでしまう。
「く~ん」
と、コロマルは、甘えるように鼻を鳴らす。少女に付きまとう、得体の知れない死のイメージは微塵も薄れてはいないが、それでも小さな小さな助けを呼ぶような気配が気になった。だが、少女にはそんな想いは通じず--。
小さな体に不釣合いな大きさのスケッチブックを抱え、少女は無言で立ち去ってしまった。
自分には、あの虚無から彼女を助けることはできない。それを本能的に知覚し、コロマルは少し悲しくなる。そしてコロマルは気づく。
--誰かを守れる力が欲しい。
そんな想いが、自分でも意外なほどに、強く強く満ち溢れていることに。それは、愛する主人を突然の事故で亡くして以来、自分の気づかない場所で、静かにっていた火だった。
それから、コロマルは沈んだ気分を晴らすように、ポートアイランド駅近辺をたっぷり散策した。今日はなかなか面白い人間が多く、別に吠えたり呻ったりもしていないのに「ちょっと!アタシは犬って苦手なのよ!犬は悪い人がわかるって言うし、アタシなんか噛まれるに違いないんだからね!しっし!訴えて慰謝料とるわよっ!」と叫ぶ中年男にじゃれ付いたり、なにやら月高の女生徒を付け回す同じく月高の男子生徒を、真似して尾行してみたりした。そして、ほんの少し気持ちが復活したところで、コロマルはポートアイランドをあとにして、行きと同じ道を辿って帰路に着く。
ポロニアンモールで立ち話をする主婦の、買い物袋から漂う匂いの誘惑に打ち勝ち、相変わらず埃っぽくて油臭いムーンライトブリッジをずんずん進み、ほんのちょっと厳戸台駅前に寄り道をする。これもいつものルート。
このあたりに来ると、昼が長い夏とは言え、すっかり日は傾きかけていた。駅前商店街に多数存在する食べ物屋からは、それぞれに違ったいい匂いが漂ってくる。とくに気になるのが、香ばしく焦げたソースの匂い。前に1度だけ食べたことがある、たこ焼きの匂いである。
ちょっとした気まぐれで、店主が散歩中のコロマルに投げてよこしたたこ焼きは、今までに経験のない美味だった。
「ホンマは犬猫にタコやイカはあかんのやけどな。ウチのはほら、タコ入ってへんから」
店主はそんなことを言っていたが、コロマルにとってはどうでもいいことである。ただ、もう1度だけ店主が気まぐれを起こしてくれないかと、このあたりで足を止める癖がついてしまったのが、我ながら情けない。
空腹をこらえながら、コロマルは商店街を進む。今日はあいにく、コロマルに食べ物を恵んでくれる気になる人間はいないようだ。いつも新しい神主が提供してくれる食事は、コロマルにとってはやや物足りない分量である。今日はちょっと疲れたので、もしかするとあれでは足りないかもしれない。今夜は、空腹をこらえて寝るしかないかと、コロマルが覚悟したとき。
「よう、コロちゃんじゃねえか」
後ろからかかる声。
大きく尻尾を振って、コロマルは声の主のもとに走り寄った。亡くなった主人を除けば、おそらくコロマルがもっとも大好きな人間だ。
「ほら、焦るなって」
そういって、その人は懐から容器を取り出し、地面に置いて開けてくれる。中身は何か肉を煮込んだもの。巌戸台商店街やポートアイランドでよく見かけるその人は、いつの頃からか、定期的にコロマルに食べ物を持ってきてくれるようになっていた。口調は乱暴だが、優しい人だ。
「よし、いいぜ。食えよ」
いつものことだが、コロマルは律儀に一声吠えて礼をいい、それから出された食事を食べ始める。あまり味を気にしないコロマルだが、その肉は絶品だった。濃すぎない味付け、適度な歯ごたえ、神社で出されるドッグフードとは雲泥の差である。食べながらコロマルは思う。色々あったが、今日は総じていい日だった。明日もいい日になるだろうか?
どちらにせよ、コロマルは毎日を精一杯生きるだけだし、日課の散歩も変わらないだろう。手が届く範囲の幸せ、それを守ることがコロマルの重要事であり、それは確かに、生き物すべての真理なのである。
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mofdogs · 1 year
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神戸わんわんマルシェ お会いしましたみなさんありがとうございました😊😊 #わんわんマルシェ (神戸ポートアイランド市民広場) https://www.instagram.com/p/Cluy1fdpsyo/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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kumotosoranoiro · 2 years
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今日の空。
inポートアイランド その2
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