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#ショックウェーブ
katzske · 2 years
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Ranking Shockwave Dubs (Pics Below)
This is of course my personal opinion and all just in good fun. Also, I don’t understand Japanese at all and Spanish just in pathetic amounts so I can’t judge their content.
English
uses two accents for Longarm and Shockwave, and although the change in voice is subtle compared to the other dubs it still makes a significant difference
Longarm sounds kind and a little on edge at times, but Shockwave’s voice is hella playful, practically seductively telling you that you’re dumb
very sophisticated voice, fits well for old deer man
has some higher pitches whine-sighs which honestly reveal the goofball within him
5.5/5 Good stuff.
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Japanese
uses two different voices for Longarm and Shockwave, and man they are good
Longarm sounds so darn friendly you’d trust him with your drink at a party
Shockwave on the other hand would poison the drink and watch you die slowly, and while that’s happening, explain to you the chemical reactions that are eating away your innards
has some extra dialogue in scenes where he is silent in English dub, also yells “transform” and makes quiet noises when shooting
he sounds younger than English dub, but twice as smug. Very fitting for twink spy
5/5 Good stuff
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German
ok who wrote his voice lines
the things he says sometimes BRO HE ADDRESSES MEGATRON WITH “NUMBER ONE”, LIKE WHO ARE YOU, FUCKING JEAN-LUC PICARD!!??
THEN HE ALSO SAYS A DUMB PROVERB TO BUMBLEBEE, YO STAWP IT
this idiot doesn’t have different voices for Longarm and Shockwave, and it’s just a basic deep voice that doesn’t really fit. You know that dude’s voice used in cinema advertisement for snacks? That’s it.
the only good thing about the dub is that fitting to his odd appearance, he also has his voice slightly distorted...
unfortunately I don’t have much material to shit on bc S3 in German doesn’t exist
3/5 I’d rank him lower if it wasn’t for his hilariously dumb lines, ansonsten wär er Kacke
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Spanish
a thing I generally noticed in Spanish dub is that voice acting overlaps sometimes, so like in fighting scenes their grunts overlap constantly
yes, the scene where Ratchet and Shockwave pull at the Magnus Hammer is filled with overlapping, loud old-man-moans but not in a good way. It’s like they’re shi--
like in the Japanese version, he makes noises when shooting, but he also makes noises whenever struggling or using his ability
the voice for Longarm is pleasant but basic, but for Shockwave, while definitely evil sounding, it’s too deep and not very fitting
1.5/5 I’m really sorry but not my can of oil
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Oh, what’s this? You want to take a listen to his angelic voice and see for yourself? Since Tumblr blocks posts with external links, here is how to find results.
Japanese- copy paste TFA ショックウェーブ in google search bar, and you should see a 25 min video pop up with Japanese title
German- go to YouTube and punch in “Transformers Animated Shockwave German”
Spanish- also YouTube, “Transformers Animated Español Latino”, go search for a playlist with all episodes and check episodes
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transingthoseformers · 8 months
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I found the sg/tfp wavewave!
I don't know what this tag means, but here it is. The picture and the comic.
Shockwave's name was the key. G1 Shockwave's japanese name is Laserwave/レーザーウェーブ, but TFP Shockwave's japanese name is Shockwave/ショックウェーブ
Oooo thanks!
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wayntstore · 9 months
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週刊SPA!で連載されてるのは前から知っていたものの、読んではおらず、ヒップホップカレー先輩から借りて読み始めた 『 少年イン・ザ・フッド 』 がめちゃくちゃ面白い。Hip Hopを軸にして現実社会と空想社会がしっかりと組み合ってるから凄く良い。時代背景や歴史的な話、史実に基づく解説、話の流れや展開。リアルだなと。1巻の表紙は Panasonicのショックウェーブだし。
'96年と現在という2つの時代を行き交うストーリーがまさに僕の青春時代。僕は高校生になっていて、AIR JAM '97だったり、メロコアや、数多出現してきた空前のバンドブームを眺めていました。CDウォークマンで音楽聴きながら通学する少年時代。ヒップホップはあまりというかほぼ聴いておらず、ミッシェルガンエレファントに打ち込んでました。あとドラゴンアッシュの『Rainy Day And Day』 や 『陽はまたのぼりくりかえす』 をリピートにつぐリピート。あー、これ以上が長くなるので、割愛。
まだ1巻しか読んでないけど、ジャブジャブ読み進めてしまいそうで、ここはグッと我慢。1冊を大切にし、漫画だけどしっかりと文字を読んで、頭に焼き付け噛み締めていこう。と思うので、ここらへんがタイムリーな方は是非ともですねー!!僕も借りてないで、買いますよ!
この下のリンクから、1~3話まで読めます。
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色々と気になるたちなので、日刊SPA!をまるっとチェックしてます。
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僕は 「服」 を生業にはしているけど、それに紐付くコトやモノも一緒に乗っけていきたいし、フッドも大切にしてるつもり。右から左にならないよう、気をつけようと思わせてくれました。
Waynt Store 結城
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larkstonguesinaspic2 · 9 months
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ショックウェーブ議員どのを見て、とにかく顔がいい…というクソみてぇな感想しか出ないな
いやぁ顔がいい(しみじみ)
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sakekangame · 1 year
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【45本目】『ショックウェーブ』 #3DO #3DO #3DOパッケージゲームアンコンプリート #ゲームコレクター・酒缶
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koekjelanguage · 4 years
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reading both IDW and 80′s Marvel version now. I think buying 80′s one is one of my best decision. I’m very much enjoying Shockwave’s lines with his no-nonsence cold-minded attitude. All the versions of Shockwaves are fantastic, but this 80′s original concept is overwhelmingly powerful, iconic and dramatic. It is interesting that because he is so intelligent to be far beyond ideas like good/bad moral, prejudice or gender, he is completely fair and honest to everyone or everything. Jammer those English is sometimes difficult to follow for me. I think I do not understand 100% correctly.
80sのマーベル版TF買ってよかった。英語がちょっと難しい。ショックウェーブの下で働きたい人生だった。
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ayanemutuki · 4 years
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秋の下で~メメント・モリ
!Transformers Fan Fiction!
・ローラーとプロールの話
・IDW1Seriesネタバレを含みます。
・独自解釈、また人間関係が原作と異なります。
00.
「貴方はそうやって、自分を偽りながら、他人を、他者を、同胞を絶望に追いやって、殺したんですか」 「おや、ドクターがそんな事を言うのは珍しい…私を、恨んでいるのかね」 「貴方を恨んでなんかいません。ただ、貴方が純粋に可哀想な人だと気付いただけです」 「…つまり、貴方の親愛なる友人を殺した私が憎いか?貴方も、憐れな人だ」 「…私だって、誰かを全て愛する事なんて出来ないんです。完璧な聖人なんて――何処にも居ないんです。それは私自身が知っている筈です」 「では、ドクター…一つ問い掛けよう、…スキッズを殺した私を、恨んでいるか?」 「――はっきり言います。答えは……恨んでいません。ただ、貴方がただただ、憐れな人ですね――と、言いたかっただけなんです」 「…………」 「だけど、貴方は――メガトロンの苦しみを、気持ちを、何も分かろうとしなかった。彼は、平和の為に、純粋な思いでこの世界を変えようとしていた。けれど『こんな筈じゃなかった』と言い訳をして…善と悪、いいえ、『正義』と『悪』のぶつかり合いをして――何時か、報われる日が来ると信じていた。でも、来なかった。オーバーロードやシックスショット、そして――貴方の存在が、彼を苦しめていた。『圧政による平和』と言う虚構の大義に踊らされていた…けれど、貴方もまた、彼と同じなのです」 「スパークの存在となった私に、何か意味があるとでも?」 「…本当は、この平等な世界が来ると、笑っていられる世界が来ると、信じていたのでしょう?」 「…それは、遠い、昔の話だ」 「ショックウェーブが、目指した遠い、遠い理想。夢見た理想。けれど、それはもう既に叶わなかった。既に、遅すぎた」 「――ドクター…いや、プライマス。何が、言いたい」 「…その顔は、ショックウェーブの――――貴方は、最初から最後まで、誰かにならなければ、自分が救われないのだと思っているかもしれません…けれど、貴方は、貴方のままで居てほしいのです」 「例え私が異端者だとしてもか?」 「構いません――ですが、もしまた生まれ変わるのならば…いいや、貴方は貴方のままで、居て下さい。私が居ても、邪魔なだけですから」 「…これで、お別れの時間かな?」 「ええ、お別れの時間です――お休みなさい、ターン……いや、グリッヂ。ゆっくり、休んで下さい――」
00.1
自分からしたら、この腐った社会からすれば、所謂ーー自分はガラクタ、玩具のような存在だったらしい。 自分はアウトライヤーだから、気に食わないショックウェーブ議員の教え子だから、スキッズやチャージャーと同じ殴られたり厄介な奴らに絡まれる事が多い。その上、エンピュラータを施されているから、余程ロクでもない奴等に絡まれる確率が多かった。生まれた時からスパークの価値観が決まるこの平等で不平等な現実からは誰からも逃げられないし師ですら、どうしようも無い事が多かった。 とどのつまり、今現在ーー自分は、そういった奴等に路地裏でーー追い詰められて狙われていた。 「あー、こいつ例のショックウェーブ議員の教え子だよな。しかもエンピュラータ施されているって事は、捨てられたんじゃないのか?カワイソーに」 「困った子供だねぇ…オイたな教育をしても、こいつ直ぐに睨んでくるんだよ。単眼で」 侮蔑を込めた嘲笑しているこの男達を見て、自分は能力を使おうと使えなかった。ーー能力を使うな。自分の手で殴れ。そうしなければ、誰かが罰を受けてしまう。誰かが巻き込まれてしまう。だが、こいつらが憎い。自分が壁に打ち付けられたまま、立ち上がろうとした瞬間ーー男達が投げ飛ばされた。 「おい、大丈夫か!?」 橙色と青碧を基準にしたボディと、肩に装着されているホイールをした大型機のトランスフォーマーだった。確か師の話に出てくる、ロディオン警察署長のオライオンの親友のーーー……頭がさっき男達に殴られたのか、ブレインがその衝撃でガンガン痛み、その先が思い出せなかった。 「…ローラー、真っ先に薬品密売者に飛びつくなと言っただろう」 「だけどオライオン、いくらあのグループの一味が評議会と繋がりがあるとは言え、真っ先にショックウェーブ……こいつの教え子を狙う卑劣さが気に食わない」 お前もショックウェーブの時になるとカッカするのは言えないだろ?と後からやってきたオライオンに話しかけているローラーは、評議会への不満を漏らしていた。あの純粋な馬鹿力で男達を投げ飛ばし、殴る力が正直うらやましいと感じたのだ。 「とはいえ、お前もお前だ。スキッズを高く評価した時があっただろう?『いずれお前も俺みたいにビッグな志を持てるだろうな』……とな」 応急処置を受け、おとなしく座っている自分を見てーー彼は自分に駆け寄った。 「大丈夫か?……酷い傷だ。暫く跡が残るだろうな」 「あー…そ、それは…」 「また何かあったら、俺達に頼ってくれ。絶対に駆け付けるからな………まあ、正義感の強い警察官からのお約束だと思ってくれ」 それは自分にとって心地良い思い出だったのか、何かのきっかけに過ぎなかったのかは分からないーーただ、自分からしたら、『正義感の強い警察官』の約束を破ったのは、後悔した。 これは今はいない、彼を思い出した自分ーー蛇に踊らされた哀れな処刑人の、たったひとつの冴えないおとぎ話なのだから。
001.
メガトロンが裁判を受ける。その事をプロールから聞いた時は「ふざけているのか」とプロールを責めようとしたのだが――プロールは無言のままだった。プロールは「其の事は本人に聞いてみるがいい」と白けた態度をしていたが、気が立ったままメガトロンが居る独房へ向かう事にした。 「久しぶりだな」とメガトロンはそう言い、自分は「ああ、そうだな」と答えた。何も答えず、重苦しい雰囲気が続く。ローラーが口を開こうとした瞬間――メガトロンがある事を言った。 「……お前に、謝りたい事がある」 それは、ある事実の謝罪だった。 ターンがスキッズを利用したのは事実だ。其れはお前がオプティマスから譲り受けた平和論を読み始めたから、全ての歯車が狂いだしたのかもしれない。 メガトロンがそう言ったのは、自らが語る、グリッヂが何故――自分自身の狂気に苛まれて、おぞましい存在になってしまった理由を。 オライオンから譲り受けた時、初めて彼がメガトロンを信頼している理由が分かった。あの時のオライオンは、本気でこの世界を守りたい、変えたいと願ったのだろう。 だが、圧政による平和と、共存による平和は違うのだ。オライオンもメガトロンも、共存による平和を望んでいた。だが、世界は其れを望まなかった。強硬手段をしなければ、平和を掴め取る事しか出来ない。それが事実だった。 「……お前の理論は、確かに間違ってはいなかった。だけど……」その先の言葉が、出なかった。彼は本気で罪を贖うつもりだ。そして、現実に立ち向かう心算だ。引き留める資格は出来ない。引き留める資格は、オプティマスしか出来ないのだから。 結局、何も言い出せる事が出来ないまま独房を出た。 「…君は、メガトロンに何もお別れの言葉を……しなかったのか」 「出来ない」ローラーは首を振った。プロールは「……そうか」と言葉を返した。するとプロールはまた、言葉を交わす。 「そう言えば、君の私物を渡そうかと思っている所だった。ゼータプライムが倒された後、上層司令部が地下に潜伏していたメンバーの私物を回収した……もし良ければ、私物を受け取ってくれないか」 私物を受け取った。その中に――オライオンから譲り受けたメガトロンが書いた、平和論を見つけた。平和論を読み始めた。その中に――ある一節が胸に引っかかった。 『共存による、平和を』 メガトロンが望んだのは、圧政による平和だった。だが、本当の彼は共存による平和だっただった。スキッズも、チャージャーも、グリッヂも、ショックウェーブも――本当はこれを望んでいた筈だ。圧政による平和ではなくて、ディセプティコンもオートボットも全てが平等に暮らせる世界を。だが、彼等が殺し合う理由なんて――無かった筈だ。結局、何も答えは見出せなかった。ただ、あの日の事を思い返せば―― ―――自分は何も知らず、何も望まぬ事を、望んでいたのだろうか。
002.
私物を受け取り、部屋を出たその後に――丁度ラチェットと鉢合わせをした。ラチェットはローラーの顔を伺い、何かに気付いたと悟り…自分に話しかけてきた。 「…その手に持っているのは、平和論か?」 「全く、プロールも困ったものだ…いきなり此れを押し付けてきて……まあ、俺があの爆発に巻き込まれた後、消息不明になっていたのは無理も無い――が、お前もプロールの話を聞いてきたのか?」 「生憎、私はお前さんと一緒で言える立場が無いものでな」 「…まあ、そうだな」 「プライムだけがメガトロンに会う権利がある――さっきプロールがそう言っていて、だ。つまるところロディマスとウルトラマグナスだけしか会う権利を持つ事が出来ないのだ。分かるか?」 「…そうだな」 「ローラー、どうかしたのか?……元気が無いぞ」 「――ラチェット、一つだけいいか?」 「何を?」 「――お前は、ファルマの一件を後悔していないか?」 沈黙。一瞬、ラチェットはローラーのいきなりの発言に戸惑いを隠せないが――聡い自分でも分かっていた。オライオンと、アウトライヤーの彼等について事だろう。 ラチェットは黙っていた。分かっているからこそ、何も言わなかった。 『――ローラーへ。此れを読んでいると言う事は、君が受け入れ難い事実を知ったのだろう。確かにメガトロンは大人しく裁判を受ける事になるし、何より君が受け入れがたい事実――ショックウェーブが生きている事と、つまるところ――事の発端の人物だと言う事を。君が知らない内にアウトライヤーの同僚、デルファイ事件、グラインドコアの惨劇が起こっていたのは事実だが、この一件についても、君は私にすぐさま怒りをぶつける事があるだろう―――皮肉なものだな。私もあの上院議員と一緒の事をやっているのだと思うし、ターン、いやグリッヂと同じ過ちを犯そうとしている。もし君が『ロディオン警察の誇り高き警察官』のままだったら、そのままの君でいてくれないか。せめてもの後悔の中での、情けだと思ってくれ。 確かにグリッヂは間違っていなかった。スキッズも正しい事をしていた。けれど、それは世界が許すことをしなかった。あの二人や、チャージャーやショックウェーブ、彼らアカデミーの生徒や師が幸せに生きられる事が出来ないと言うのは、最初から分かっていた。私も諦め気味だったのだ。 殺し合うことが彼等の運命だったのか?ならば、その運命は誰が決めた?虚構に踊らされた彼らに、何かの言葉をかけるべきだったか? そんな事は出来なかったのだ。デルファイに居るターンと通信した時、彼に慰めの言葉をかける事が出来なかったし、誰かがこの連鎖を止めない限りは、自分にはどうする権利も持つ事が出来なかった。 だから、ローラー。君にこの真実を話した。君がこれを読んでいると言う事はラチェットもオプティマスたちの処に行っていると思う。まだ、何も知らない君に話せる、精いっぱいの真���だ。これを読んだ後は、この手紙を捨ててもいいし、私を一生恨んでもいい。 変えるべき場所を失った君に、慰めの手紙なんて必要ないが――せめてもの、真実だ。プロール』
003.
バルコニーに出て、一人で考える。 (――俺は、あの時スプリングアームと会って、それで……すまないな、オライオン、ラチェット――俺はまだ、そっちに行けそうじゃない) あの時、自分が爆風に飲み込まれた後、一人取り残されたオライオンの心境は、到底辛いものだったのだろう。他者から責められ、プライムの重責に押し潰されそうになって――自分やショックウェーブがもし、彼の隣に居たら、彼を支えれたのだろうか。 後ろを振り返ると、グリッヂやスキッズ、オライオンとスプリングアーム達、ラチェットらが居る気配がしてならない、が――今はもう、永久の夢で、見えない過去の夢だ そして、プロールがバルコニーに設置した地球の『デルフィニウム』と言う生け花を見て、思う。 ――自分は、生きて、彼等がやれなかった事を、成し遂げるべきなのだと。 ――それは、数時間前に遡る。 「…これで、俺の話は終わりだ」 ローラーが話を終わらせた後、プロールは無言のままだった。ただ、何かを見据えている様子でありながら、彼を見据えていた。 「……君は、寂しくないのかい?」 プロールはデータパッドを取り出した。メガトロンが書いた平和論――今は既に、絶版となっている筈だ。詰まる所、写本。 「平和なんて、結局闘争で解決すると思っていた。私やジャズ、スタースクリームもそう諦め気味になっていて、ディセプティコンとオートボットの溝が深まるばかりだった。けれど、ロディマスやメガトロンが選んだ道――共存が、この宇宙を平和へと導いた、けど」 ――それも、犠牲がつきものだった。 「君は、私を恨むのかもしれない。確かにそうだ。オプティマスやメガトロンも居ない――帰るべき場所なんて何処にもなかった。ただ、そうあってほしいと願っていた」 「でも、君が生きる道は十分ある。だから――その本は、君に預けるべきだ。君には、その資格がある」 平和論を彼に渡しながらも、プロールは椅子から立ち上がり、部屋から出て行く時に――その言葉を、口にした。 「それでは、また会おう――いつか、何処かで」 風が乾いている。データパッドを開き、平和論を読んだ。幾度目かの争いで積み上げられた屍と、嘆きと悲しみ。だが、この本には『平和を望んだ心優しい鉱夫から、剣闘士となった男の物語』と『平和を愛し、仲間を信頼した正義に燃えた警察官の男の物語』が確かに、受け継がれている。 何を望めば、この現実は変えられるのか。 何を救えば、この世界は守れるのか。 男は、確かにあった、知られざる物語を閉じ――口にする。 Peace through empathy (共存による、平和を)
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riceseasoning · 5 years
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graffiti
サイバーバースのホイルジャックが可愛すぎる。ショックウェーブに拉致された時のテンションの上がりように尊すぎて涙をながした…。ツイッターやめてしまったから萌えをひたすら家の壁に語ってた…助けて…助けて…😭
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ame-musi · 6 years
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ワンドロ:お題【ショックウェーブ】
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2010/01/22 O2 from MSC “STAY TRUE” Interview
巧みなライミングとそこから描き出されるイルな世界観が、MSCが注目を集め始めた頃から高い評価を得ていたO2。そんな彼がついにソロ・アルバム「STAY TRUE」を昨年11月にリリースした。彼の目の前に広がるリアリティをヴィヴィッドに描写することに成功した本作で、彼はリリシストとしての評価を決定付けた筈だ。寡黙な印象のある彼だが、かなり語ってくれたので貴重なインタビューとなることだろう。
「体が小さくて弱くてもラップが出来るからかわいがられたり……ブラジルのスラムで裸足でサッカー・ボール蹴って這い上がってくような、そういう自己防衛にも似た部分がありますよね、ラップって。ちょっと社会的に不適合な部分も俺にはあるから、そこをラップすることでバランスを保ってるのかもしんないっすね……それはヤバいのかな(笑)」
 「MSCのオカルト担当」:O2が初のソロ・アルバムとなる「STAY TRUE」をリリースした。これまでにもMSC関連作でそのリリシストぶりを発揮してきた彼だが、今作では彼の冷徹な視線から描かれる“現実”がそのままリスナーの眼前に表われるような世界観作りと、それとは相反するようだが、そこに虚々実々が織り込まれたリリックが非常に印象的だ、また、彼独特のラップ・フロウと相まって、決して派手さはないが、ズルズルと彼の世界に引きずりこまれるような中毒性も彼の放つ魅力のひとつだろう。時に幻惑され、時にシビアに「それそのもの」を突きつけられるような作品だ。
インタビュー:高木晋一郎
■そもそもO2さんとラップとの出会いは? 「下町兄弟っすかね。ラジオを聴いてたら流れてきて、これは面白えなって」
■じゃあ、まずリリックにピンと来て。 「そうっすね。それが中学生ぐらいで。あとはやっぱりダンス甲子園とか、MCハマーが『みなさんのおかげです』に出たのを観たりとか」
■ガッチリ聴き始めたのはいつ頃から? 「96年ぐらいから日本語ラップのミックス・テープが増え始めたじゃないですか。それを高校に通う行き帰りでショックウェーブで聴いたりしてましたね。それから、(LIBRAスタッフの)MUSSOと同じ高校だったから一緒に連んだり、センター街が好きな奴も多かったから、渋谷でプラプラしたり。で、カラオケ行ってもまだスチャダラぐらいしか入ってなかったから、スチャダラのカラオケでKダブシャインのリリックをラップしたり(笑)。あとは地元で溜まったり。そんな高校生でしたね」
■自分でリリックを書いて、ラップを始めたのはいつ頃? 「17〜18ぐらいかな。女の子にモテるかなって(笑)。で、パーティとかでPRIMALとGO、それからMUSSOもラップしてたんですけど、そこに混ぜてくれって感じで始めましたね」
■そこでSIDE RIDEが構成されると。 「それに、ラップなら俺の言葉でも聴いてくれる奴がいるのかなって。書いてたリリックの内容はそんなに今と変わらないっすね。四街道ネイチャーのトラックで自律神経失調症のことをラップしたり、ちょっと内向的だったかもしれないけど。それから、反骨精神みたいなのも変わらないトコかもしれないっすね。アメリカの黒人が這い上がるための、立場を変えるためのパワーにHIP HOPがなったって事実もHIP HOPが好きになった理由だし」
■今回のアートワ��クやリリックの中に地元の話は出てきますが、そういった事象をリリックに落とし込む理由は? 「まずはうちの地元のことを知ってほしいっていうのがありますね。自分の住んでるとこは、道路一本挟むと豚の皮を加工してる地域なんですね。でっかいゴミ処分場が作られたり、街自体は綺麗になってるんだけど、少し路地に入ると出稼ぎの外国人が皮を鞣してたり、そういう地域なんですよね」
■そういったことを、世の中の九割九分九厘の歌詞は描かないし、ある意味では隠蔽してますよね。で、O2さんのリリックで面白いのは、そういったことを殊更声高に問題提起したりするんではなく、非常にフラットに、かつ厳然と存在することとして書きますよね。その温度のあり方は非常に印象的だなって。 「ウチの地元の方は『古き良き下町』みたいにメディアでは言われることもあるけど、実際にはこういう面もあるわけだし、俺としても『古き良き』ってイメージはあんまりないし。荒んでる奴も多いし、そういったことを利用してる奴もいる。そういうのを見たまま書いてるだけだし、自分としての社会の見方はこうなんですよ。その現実を切り取りたい。それを聴いてほしいなって思いますね。いわゆる煌びやかな東京は書いてないと思うけど、これが東京なんだよって」
■その東京を描くのに、O2さんが舞台にしてる都営団地っていうのは重要な題材ですよね。 「あの曲(“六丁目団地”や“団地BACK IN THE DAY”)を聴いて『僕も都営団地なんです』って話しかけてくれる人も多くて。でも、ホント当たり前の状況を描いてて、あの曲に書いてるエピソードもそのままあったことですからね」
■団地の今の状況は? 「やっぱり過疎化と高齢化が進んでますね。街を上げて老人の街にしようかって考えもあるみたいで。でも、金貯めるために住んでる奴もいれば、結婚して新しい家族用の部屋に引っ越したりした同級生もいるし、色々っすね」
■話は変わって、このアルバムの製作はいつ頃から? 「2年ぐらい前っすかね。1stなんでスゲェ昔に書いたヴァースもあるし、一緒に曲作った奴が飛んじゃったりいなくなっちゃったりして大幅に内容を変えた曲もあるしって感じで」
■O2さんのリリックの取っ掛かりはどういったところから? 「ソロのときは、音が先でって感じですね」
■今回のトラックに共通するのは、すごくロマンティックな雰囲気を持ってるってトコだと思うんですが。 「そういう音が好きなのかな、今は。でも、サウスみたいな音もやってみたいし、自分のノリじゃない音にも挑戦してみたいっすね。それからいろんな人に聴いてほしいって気持ちもあるから、そういう届きやすい音を無意識に選んだかもしれないですね」
■O2さんのフロウ自体も、メロディアスとはまた違った、泳ぐようなフロウだと思うんですが、それも聴感上良くすることを考えて? 「ちょっとそういう雰囲気も狙ったっぽいですね。やっぱりリリックが暗いじゃないですか。それもあって、少しポップに聴かせるためにそういう方向を意識したかもしれないですね。それから、フロウから決めてく部分も結構強いからそうなるのかもしれないっすね」
■では完成させての手応えは? 「自分でなにかを成し遂げたことがあんまりなかったから、嬉しいは嬉しかったですね。でも他の人を聴いてカッコ良いって思うのも多々あるし、『俺はやべえだろ』っていうような思いは……乏しいですね。でも、俺のために動いてくれる人がいるっていうのがまず嬉しかったですね」
■今回は客演を全面に招いてますが、テーマの設定はその客演ありきで決まってくんですか? 「けっこうそうですね。せっかく誰かと作るんなら、一緒に話し合って作った方が面白いモノが出来ると思うんで、例えばメシア(THE フライ)だったら、あいつとはそういう国のあり方だったり国家の話をよくするんで、必然的に一緒に作るとなるとそういうテーマになっていきますよね。そうやって決めていきました」
■今作だとECDさんの参加が印象的だったんですが。 「イリシット・ツボイさんの紹介で会わせてもらったんですけど、自分がずっと聴かせてもらってたアーティストだし、すごく音楽を知ってる人だなって。こういう人がもっといろんなトコに出てってほしいなと思うんですけどね」
■さっき、リリックが暗いって話がありましたけど、ヘヴィな現実は現実として描きながらも、それを絶望的に描くことはないですよね。 「結果的にポジティヴに響けばいいかなって。やっぱりネガティヴは結果的に“死”しかならないっていうか、生きるための音楽を作るんなら、どんな形であれポジティヴに届いてほしいなって」
■そのポジティヴさっていわゆる頑張れソング的なことじゃなくて、冷徹に現実を描くことで、そこに立ち向かうためのヒントを与えるというか、そういうポジティヴィティを感じたんですけど。 「ああしろこうしろ言われるのは俺も嫌いですからね。それから、ホントは恋愛の歌なんかも次は書きたいなって。でも、今回書いた内容は、今書きたかった内容ですね」
■且つ、自分の理想であったり希望みたいな部分はあまりないですよね。 「ちょっと照れくさかったり、上手いイメージが湧かなかったりしたのかもしれませんね。ECDさんとの“火星呆景”で『銀ブラ/OLと寝るペニンシュラ』っていうのは本当の願望で(笑)」
■相当具体的ですね(笑)。 「ホントそろそろそういうのがあってもいいかもなって(笑)」
■その意味で言えば、結構お金の話も出てくるじゃないですか。それは抽象的な意味でのお金じゃなくて、結構具体的な“カネ”をイメージしてなんですね。 「そういうことを言える音楽はHIP HOPだけだし、『豊かな国』『美しい国』とか言ってるけど、実際には金がなくて病院に行けない奴もいるし、金持ちが日本を動かして、いつまでたっても俺らには金が下りてこないっていうことに対する感情だったり、そういう(現実的な)金の話ですね」
■それから、どんなテーマであってもラップの温度が変わらないですよね。 「性格的な部分なのかな。集合集宅だったからあんまり大きな声で練習出来ないみたいな(笑)。そういう生活感もあると思うし」
■それも含めてリアリズムというか。 「そうっすね」
■最後に、O2さんがラップする意味は? 「体が小さくて弱くてもラップが出来るからかわいがられたり……ブラジルのスラムで裸足でサッカー・ボール蹴って這い上がってくような、そういう自己防衛にも似た部分がありますよね、ラップって。ちょっと社会的に不適合な部分も俺にはあるから、そこをラップすることでバランスを保ってるのかもしんないっすね……それはヤバいのかな(笑)。でもサラッと聴いてほしいっすね。日本語ラップならなんでも言っていいと思うし、ヴァイオレンスだディスだって部分じゃない、自己表現もあるっていうのを分かってもらえると嬉しいですね。なんでもほどほどにほのぼのにって感じで聴いてもらえれば」
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rehkzero · 2 years
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トランスフォーマームービー スタジオシリーズ SS-79 ショックウェーブ ("Transformers: The Movie" Studio Series SS-79 Shockwave)
零售价 : 1,800日元 发售预定日 : 2022年5月内 预约截止日 : 2021年12月22日 商品编号 : 000260235
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zadaruon · 6 years
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ショックウェーブ→ロディマス→テイルゲイト→ドリフト
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yuragawa · 5 years
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LEC weekly review / week 7
はじめに
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 いよいよLECも終盤が見え、まずはG2がプレイオフ出場を決めた。各チーム残り6試合、勝ち数に大きく差が付いていないチームがひしめく状況で迎えたWeek7。この先は1勝の重みが加速度的に大きくなっていく。チームの仕上がりや環境への適応で明暗が分かれたスプリット中盤を振り返る。
なおWeek6を終えた時点での順位は以下の通り(公式Twitterより)
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公式によるLECプレイリストはこちら(毎週更新)
写真:公式Flickerアルバムより
以下試合の結果を含む。
Day1
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OG vs SPY
 集団戦重視で範囲ダメージ出力の高いケネン、シヴィアにジャーヴァンⅣやサイラスを加えて戦闘重視の構成を取るOGに対し、SPYはゾーイ、エズリアルと当たる前にポークで削る構成を見せる。SPYはライズ、タムケンチ、ノクターンとサイドレーンを押しながらも瞬時に数的な不利をカバーできるチャンピオンが揃っているので、上下のレーンを押しながらポークで相手の反撃する余力を削ぐ事ができれば勝利が見える。試合はボットでOGが有利、トップはSPYがリードという形で進む。派手な集団戦で一方が壊滅するような展開は見られず、互いにスプリットプッシュから視界の確保を狙う手堅い試合となった。しかし、ミッドレーンを序盤はサイラス、中盤以降はシヴィアが堅守するOGの方がアクションを起こしやすい状態を維持、次第にラインをSPY側へと押し上げていく。最後はSPY側ジャングルでのキャッチからバロン確保、そしてタワー破壊と綺麗に繋げてOGが勝利した。
SK vs XL
 ケネン・カーサス・オリアナと集団戦でのパワーに寄せたSKと、レネクトン・ゾーイ・エズリアルを並べてポークや少数戦での強さが際立つ構成となったXL。序盤にレーンの有利を作っていけるXLに対し、SKはカーサスがガンクを決めるタイミングを見つけられない。そのままジリジリと有利を広げられ、ゾーイのポークで削られる段階に入ると前線がアリスター頼りのSKとしては有効な反撃を行うことは難しかった。
VIT vs MSF
 Jiizuke選手が体調不良のためSaken選手が出場となったVIT、サイドレーンをプッシュする能力に長けたライズを取るというスタイルは変わらず。上位を目指すMSFとの対戦を迎える。MSFは集団戦に寄せた構成でオリアナが飛び込むチャンピオンにショックウェーブを重ねていく狙い。 トップ・ボットで序盤の優位を作ることに成功したVITは素早く1-3-1を展開。この状況であればタムケンチとライズを取っているVITに分がある。当初は対面に押され気味だったライズも、のびのびとスプリットプッシュを実施しCS差を埋めていく。MSFとしては少数あるいは集団での戦闘を狙って起こすことができず、逆にライズへのガンクをタム=ケンチの船旅でカウンターされてしまう。サイドレーンの攻防でリードを広げたVITがバロンを確保し、そのままの勢いでタワーシージも集団戦も制して勝利した。
G2 vs RGE
 強力なチャンピオンをかなりフリーにピックしたG2に対し、ボットを安定させトップ&ミッド方面でゲームを作りたいRGE。Jankos選手のレク=サイがRGEのオラフを抑え、またレーン戦がG2有利で進むためRGEは少数戦を起こせない。G2のCaps選手のロームにカウンターする形でいくつかキル回収はできたものの、先に装備が整ったG2に対して集団戦を仕掛けた形になったミッド周辺での戦闘で大きく差を広げられてしまう。G2はリードが大きくなってから何度かキャッチされたり数的不利にあるのにエンゲージするといったプレイが見られたが、最後はバロン獲得から即反転しての集団戦に勝利。そのまま押し切って試合を終わらせた。
FNC vs S04
 トップ・ミッドで固い前線を作りザヤ・ラカンを確保したFNCに対して、S04もカイ=サ、ルブラン、ブラッドミアとスケールやバーストダメージに優れるチャンピオンを揃えて臨んだ試合となった。FNCは最序盤におけるチャンピオンの強さで各レーンを押し、対するS04は中盤以降のスケールを待つという試合になるはずだった。しかしトップレーンのBwipo選手あやつるジャーヴァンⅣが対面のブラッドミアを圧倒し、ソロキル2回と大きく差を広げる。S04側も逃げ手段に乏しいミッドのサイラスを狙うなど対応を見せるものの、レーンを一つ確実に押さえて先手を取れるFNCに一つ一つタワーを破壊されていく。視界を抑えられ、効果的なエンゲージも困難な構成のS04は狙った形での集団戦に入れず苦い敗北となった。
Day2
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G2 vs SK
 サイラスをブラインドピックし、さらにカイ=サ、イレリアとオールイン構成のG2に対し、SKは最後のピックで飛び込んでくる相手を叩き落すポッピーを選択。ミッドはルブラン、ADCはジンクスと終盤のスケールも確保したうえでバランス良く揃えたラインナップで迎え撃つ体制を整える。 G2はトップレーン、ミッドレーンでCS差を作り、レーンを抑えた上でボットに介入してリードを広げるがSKもカウンターでジンクスにゴールドを集める動きを続ける。中盤以降のオブェクトが絡む場所では集団戦が発生し、互いにキルを交換する展開が続いた。ゴールドはG2がリードを広げていくものの、ジンクスが要所で火力を出すため決定的な状況が訪れない。そしてG2の少しラフな仕掛けを遂にSKが的確にカウンター。ポッピーがG2のダメージを適切にタンクする間にダメージを返し、1万ゴールドの不利を背負っての集団戦に勝利し、バロン獲得へと繋げる。バロンバフを持った状態でのジンクスのプレッシャーに対しG2はサイラスがスプリットプッシュによるベースレースを仕掛けたものの、SKが最後は圧倒的な火力でG2の防御を打ち破って勝利した。
S04 vs SPY
 Upset選手にエズリアル、Odoamne選手にケネンとサイドレーンに得意とする形のチャンピオンをピックしたS04に対し、SPYはトップにチョガス、ボットレーンは序盤のオールインと終盤のスケールが好まれるトリスターナを選択して試合に臨む。互いにサイドレーンを押し、トップ側はSPYが、ボット側はS04がプッシュしてゴールド差はさほど開かない状態で試合が進んだ。ボットレーン側で有利だったため、中盤までのドレイクはS04が確保。しかし、マウンテンドレイクを2スタックしていたS04がかなり早い時間帯に行ったバロンに対しSPYがスティールを決めた上に3キル獲得と一気に天秤はSPYに向かって傾くことになった。そしてバロンを得たSPYはそのままS04のネクサスまで到達し、プレイオフに向けて貴重な勝利を得た。
FNC vs RGE
 トップ・ミッドを殴り合いに強いエイトロクスとサイラス、ジャングルは序盤が非常に強力なエリスというFNCに対し、RGEもカウンターしやすいリーシン、サイドレーンプッシュとスケールに優れるライズ、キャッチが強いカミールなどを選択。いずれも小規模な戦闘で有利を狙う形のチームが激突した。先にアクションを起こしたのはミッドを押すのが早いサイラスとエリス。トップレーンにまずはガンクを決めてカミールを失速させにかかる。そして次はボットへと順にローテーションしながらお手本の様にタワーを破壊していく。RGEも中盤の時間帯にFNCの位置取りミスをキャッチし、サイドレーンのライズがプッシュする動きを見せることもできたがゴールド差からくる装備と火力の差を埋めるには至らず、FNCがプレイオフに向けて大きな勝利を手にした。 MSF vs XL
 バンされないなら取らせてもらおうとファーストピックに名物ピックのドレイヴンを選び、Hans Sama選手が序盤からゲームを破壊することを期待するMSFに対し、XLはガリオ(サポート)とノクターンという強力なエンゲージ手段を揃え、移動力に問題のあるチャンピオンは容赦なく狩りたてようというチーム構成。XLはドレイヴンを失速させるべくボットレーンにかなりのリソースを投入、GorillA選手が耐久力に難のあるモルガナということもありMSFは目論見通りにドレイヴンで対面を叩きのめす展開を作ることができず、逆にエズリアルに序盤のリードを与えてしまう。しかし、XLがタワーを破壊するための動きでレーンを空けるタイミングでファームを確実に進めてジリジリと差を縮めることに成功。位置取りの甘いXLの動きを確実にキャッチして逆転する。バロン周辺の視界争いから発生した集団戦でドレイヴンの火力がXLを打ち砕くかと思えば、バロンを獲得しようとするMSFに対してエズリアルが一気にダメージを叩きこむ血みどろの戦いは1分1キルを超えるペースで進んでいく。激しいキルゲームを最終的に制したのはサイドレーンをルブランで翻弄したMSFとなった。
OG vs VIT
 ボットレーンからすさまじいキルプレッシャーが発せられるOGに対し、VITは9.4環境でも健在のゾーイやエズリアルによるポーク構成にトップレーンはレネクトンを配置。マッチアップ上の有利もあってOGが若干レーンを押せるものの、大きなゴールドやオブジェクトの差が現れないまま試合は中盤まで静かに進んでいった。しかしOGのドレイヴンがVITのタムケンチの位置取りミスからFBを獲得したタイミングから試合はガンクを仕掛けてはそのままタワーを交換し合うフェーズへと移行した。こうなると序盤にボット側で勝っており、マウンテンドレイクを獲得していたOGが一手早くタワーを破壊していく。そしてVIT側ジャングルまで視界を確保したOGがTPからブラッドミアによる見事なエンゲージを決めて集団戦に勝ってバロンも獲得。チーム構成の狙い通りに試合を運んだOGが勝利を収めた。
チーム評価
RGE(2-12)
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 1位を独走するG2、調子を上げてきたFNCと苦しいカードを落とし、プレイオフ出場争いから脱落。しかし、試合内容としては反撃できるポイントでは粘りも見せていたように思う。Week7からは再び開幕時のラインナップに戻るとの発表があり、変化の有無が注目される。 XL(3-11)
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 RGE同様、8勝以上は不可能となったのでプレイオフ出場争いからは脱落した。MSF戦は狙った形で相手を失速させられていただけに惜しかった。残り試合もプレイオフ出場争いに関わるマッチが残っているので一波乱起こして欲しいところ。 SK(7-7)
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 Week7は首位のG2に勝利したものの、9位のXLに敗北と若干不安定な結果に終わった。各プレイヤーが要所でキッチリ刺されば力づよく試合を持っていけるのは確かなので残りの試合次第でプレイオフ出場も十分に可能だろう。Week8はOG、SPYと8勝しているチームとの連戦が待ち受けており、最重要な週になりそうだ。
MSF(7-7)
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 週ごとの浮き沈みが激しく、現在勝率5割で熾烈なプレイオフ争いに加わる位置となってしまっている。9.4環境でのアーゴットはやはり無理があったのでは......などと思ったりも。Week8は同じく7勝組のFNC、S04との直接対決。最後にG2戦が残っている事を考えるとここでライバルを下して大きく前へ進みたい。
FNC(7-7)
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 苦しいシーズン開始から持ち直し、現在4連勝で勝率を5割に戻した。バン/ピックでザヤ・ラカンを確保しやすいなど環境の追い風もあるだろうが、Nemesis選手とBroxah選手が連携して試合を動かせるチーム状況になったのは大きい。プレイオフ出場のために、MSF戦が一つの山場になるだろう。
S04(7-7)
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 素晴らしいスタートを切って一時は2位につけていたものの、現在5連敗でプレイオフ当落上まで落ちてきてしまった。ピックがあまり変わらないあたり、環境への適応に苦労しているようにも見える。当落上のチームの中では残り4試合のうち2試合がXL、RGEというのは多少プラスの材料ではあるのだが、まずは連敗を止めなくてはならない。
SPY(8-6)
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 大崩れせずに調子を維持し、プレイオフ出場争いをしているチームの中では1歩リードした状態。ただし、残りの試合は調子を上げてきたFNC、SK、さらに1位のG2など厳しいカードが残っている。7勝のチームとの直接対決でなんとか切符をもぎ取りたい。
OG(8-6)
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 パッチ9.4でもNukeduck選手のチャンピオンプール(その広さから時折オーシャンと称される)は機能し、Week7は2-0とプレイオフに向けて大きく前進した。残りの試合もXL、RGE、S04と現在厳しい状態のチームが多い。確実に勝って順位を上げていきたいところである。
VIT(9-5)
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 Week7は急なメンバー変更もあったものの、1-1で2位を維持できた。サイドレーンを押して揺さぶる形を上手く作れれば勝つし、そうでなければ苦しいというスタイルの徹底がパッチが変わっても成り立っているのは興味深い。残り試合はG2、RGE、XLにSKということで大崩れしなければプレイオフ参加は固いはず。ただ、Jiizuke選手の体調については心配である。
G2(12-2)
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今週はSKに敗れて2敗目となった。プレイオフ出場という点では既に3位以下のチームに対して4勝以上差が付いているため出場は確定している。ただ、負けた2試合はいずれもCaps選手が機動力に欠けるチャンピオンを押し付けられ、浮いた動きをしている選手をキャッチされるという形なのは気になるところ。プレイオフまでには修正したいところだ。
という訳でWeek7を終えた順位は以下のようになった。 (公式Twitterより) 
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 2位から8位までが2勝差以内に詰め込まれ、残り4試合でも激しく順位が変動するという状況だ。FNCやOGは調子を上げてきているが、S04辺りは連敗となっており先行きが厳しい。いずれにせよここからは勝ってプレイオフ出場の切符をもぎ取るしかない。 ミッドレーンのよもやま
 パッチ9.3~9.4で好まれるゾーイやルブランは、ポークや強烈なバーストダメージで印象的な活躍を見せている。一方でその対面として選択されるピックがいくつかある。一つはサイラスで、彼は固有能力を絡めたプッシュ能力と王殺しによるバースト耐性が機能するようだ。そしてLEC固有に近いピックとして出てくるのがオリアナだ。彼女はレーン戦においてシールドがあるためダメージ交換のリスクが低めで、目立った弱点が無いのが特徴と言える。ただしサイドプッシュ向けではないし、ダメージを出せるようになるために必要なアイテム数が多く、終盤にならないとダメージディーラーとしては物足りないという問題もある。ショックウェーブを上手く当てられればそれだけで集団戦の行方を決めるほどのパワーを秘めているのも確かなので、特に試合が長引くと考えているLECでは評価が高くなっているのだろう。
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koekjelanguage · 4 years
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S2EP16 Titan speaking sequence
Reizigers van de allspark. ik heb millennia lang op deze planet zelf gehouden. Mijn spark has bijna gedood. Ik ben hier geland om de planeet bewoonbaar te maken samen met mijn al burgers. Maar we werden aangevallen door een enorm grote kracht.(受動態進行中過去形の文 dynamical passive voice past tense) Mijn burgers werden afgenomen. Ik werd zwaar beschadigd achtergelaten, ik konden niet meer bewegen. Ik voelde dat de allspark voorbij deze planeet van en toen besloot ik droeg(??). Ik vroeg cityspeaker om help. Dankzij haar heeft de allspark me weer hersteld. En nu ik moet gaan om mijn burgers te vinden. / Vrees niet nieuwe vrinden. 
*****new words reiziger / traveler, passenger (de) landen / to land,  完了形は zijn, hebben 両方とも使う bewoonbaar / habitable, fit to live in, usable, afnemen / to diminish, to decrease 完了形は zijn, hebben 両方とも使う zwaar / heavy, heavily beschadigd / damaged achterlaten / to leave, vragen // vroeg or vraagde // gevraagd herstellen / to restore, 完了形は zijn, hebben 両方とも使う vrezen / bang zijn voor
*****english Travellers of the allspark. I have laid on this planet for millennia. My spark almost extinguished. I landed here to colonise this planet along with my citizens. But we were attacked by immensely powerful force. My citizens were taken from me. I was led gravely damaged and immobilised. I sensed the allspark passing near, and called out, asking citispeaker for help. Thanks to her the allspark has restored me. And now I must go and find my citizens. Fear not my new friends.
*****note Accidentally I have just read a Titan episode on idw comics(metroplex), too. I find the titan awakening sceneries are so so beautiful on both the cartoon and the comics. Also those remind me 70s art like Moebius. I just imagine how artists excited to make those scenes. The picture qualities are high now, but now we often watch with small screens like smartphone. That might make the latest cartoon simpler plainer expression effective like this. I almost quit watching this show because of the lack of Shockwave’s screen time. But I’m glad to find this scenery. 
ちょうどコミックスもTitan(Metroplex)エピソードを読んだところだったので何だかタイムリー。コミックスもアニメもTitanが起きるシーン本当に綺麗だよねえ。ちょっとMoebiusみたいな70年代のSFぽい。映像の解像度は上がっているけど、スマホなんかの小さい画面で見ることも考慮するとこんなストレートでプレーンな表現が効果的なのかも。もうショックウェーブの出番ないみたいだから見るのやめようかと思ってたけどこのシーンが見れてよかった。
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ayanemutuki · 5 years
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秋の下で~アルター・エゴ
!Transformers Fan Fiction!
・ローラーとプロールの話
・IDW1Seriesネタバレを含みます。
・独自解釈、また人間関係が原作と異なります。
00.
蝶になった夢を、お前は見ている。
お前になった夢を、蝶は見ている。宛ら、歴史に準えるように、蝶は現世の夢を見る。有り得たかもしれない可能性を、悲劇を謳う様に奏でる様を、逸話であり得たかもしれない悪夢を、幻想を、夢を――そして、誰かの嗚咽を。
結局は最後に残るのは誰かの悲しみだけだ。可哀想に、だって幸せなんて永遠に続く筈が無いのに、
お前が呪いを受ける筈だったのに。
――ある平行世界の歴史から発掘されたとあるディセプティコン指揮官と���会話ログ
×××××:では、貴方は同胞を処刑するのに躊躇いもないと――そう仰っているのですか?
被験体04:ああ、そうだ
×××××:貴方は元々オートボットだった筈です。そのディセプティコンに関わっているオートボットですら殺すのは人としてどうなのですか?それは貴方の憎悪なのですか?貴方の精神は異常を起こしています。とても人として有り得ないのです。
被験体04:それはとっくに言われた事だ。貴方はとてもいい精神科医だ。その腕だったら、戦争被害者を救えるのかもしれないのに。
×××××:それはとてもあり得ません…私はただの医者です。そして、医者は誰かを救えるとは限らないのです。だとしたら、貴方は何を望むのですか?憎悪?それとも――メガトロンへの憧憬?
被験体04:メガトロンの為に裏切り者を殺す
×××××:…………そうですか。貴方は本当に変わってしまったのですね。オプティマス・プライムの指示で、貴方を調べさせていただきましたが、昔の姿とは到底大違いです。貴方の名前は?
被験体04:――ターン
×××××:ですが、貴方の身柄や情報を調べさせて頂きました。貴方、本当は(此処だけノイズが入っていて読み取れない)なのでしょう?
被験体04:その名前はとっくに捨てた
×××××:いいえ、そんな事はありません。何故、貴方は友を裏切ったのですか!?貴方はどうして――オプティマス・プライムを裏切ったのですか!?私には、到底信じられない事で…っ
被験体04:オプティマス・プライム――ああ、そうだった。彼は――とても素晴らしい友人だったよ
(その言葉の先はノイズで途切れていて進めない。会話はここで終了している)
01.
少し仮眠していた。
目が覚めてあの一連の後、ラチェットと話をした後――遺体安置室に行った。安置台に横たわっているスキッズの遺体。あの頃の、ショックウェーブの学び舎でグリッヂやウィンドチャージャーと健気に話をしていた学生だった彼は、大人びて成長していた。ロストライトクルーの一人であるノーティカから聞いた話だと、彼はスワーブやゲッタウェイと親しくやっており、仲睦まじくしている様子が見られていたと。
(どうしてこんな事に――)
ターン――いや、グリッヂの戦いの時に命を落とし、トレイルカッター――トレイルブレイカーもまた、彼の部下によって殺された。スキッズは過去を失った理由はターンの手を借り、グラインドコアを修復した事によって多くの悲劇が起きてしまった。自らの罪を悔やみ、過去を記憶の彼方に葬り去った。過去を悔やんでも仕方がない。だから、前を向く事で――自分自身と向き合う事が出来るのだから。だが、この結末は残酷ではないのか?何時の間にか仮眠をしていたらしく、部屋の隅で居眠りをしていた。すると、安置室にもう一人、部屋に入ってきた者がいた。
「……ああ、貴方でしたか………」
ラング。ロストライト号の精神科医である。スキッズに色々助けられた。とラチェットから話は聞いている、が。あまり顔色は良くない様子だ。
「…すまなかった」
「貴方は、何も悪くありません。……ただ、私は皆から想像出来るほど、誰かを救う先生じゃないんです」
「スキッズの事だろう?お前は何も――責める事は無いんだ」
「すみません……ただ、スキッズは悔いは無い。と思っていると思いますが…こんなの、耐えられないんです」
ラングは、辛そうに心境を吐き出した。
「…折角会えた同僚に裏切られ、自分自身をズタズタにされ…私は、彼の本当の心に気付けられなかったんです…!」
一瞬の沈黙。ラングは、吐き気を堪え――ローラーはラングを抱き締め、落ち着かせた。
「すみません……けれど、スキッズが死んだ現実がまだ、受け入れられずに居るんです…」
自分自身も分かっていた筈なのだ。ショックウェーブも、グリッヂも、トレイルブレイカーも――そしてスキッズも、もう此処には居ないのだ。けれど、自分自身がオプティマスや彼等を信じていた筈だ。自分自身の無力さを呪っても、自分自身で選んだ筈だ。だが、この代償は重過ぎる。今度は自分自身が、現実を受け入れる番なのだろうか。
「……すまない」
ラングが嗚咽に漏れ、すすり泣く声がした。ローラーは目の前の現実を、ゆっくり受け入れるように、スキッズの遺体をただ、見つめる事しかできなかった。
02.
「なあ、俺思うんだけどさ」
アノードは突然のラグの発言を耳にし、アノードは「どうしたの?」と後ろに居るラグを見た。
「ローラーさんってさ――あの有名なオプティマス・プライムの友人で相棒だったんだろ?どうして彼の話をしたがらないんだろうって」
ラグがローラーの肩に乗せて貰って、やんちゃに遊んでいる様子が見られるのだが。でもラグが復活して何事も無かったら良いんだけど。とアノードは思う。もうあの辛い出来事は二度と御免だ。
「…多分、思うんだけど。あまり話したがらないのって嫌な事でもあったんじゃないのかな」
「どうしてそう思うの?」
「…前、遺体安置室があるエリアに行ったんだけどさ。ローラーさんがラング先生と何らかの話をしていたんだよ。スキッズ…?だったかな。その人の話をしてたんだ。ラング先生、とっても辛そうだった」
スキッズについては、多分恐らくきっと…ローラーの知り合いだと思うが、アノードは、多分違うのだろう。と否定した。
「ラグ――それは違うと思う」
「え?何でだよ」
「多分、オプティマスの事を話したがらないのって…辛いんじゃないのかな。ほら、私だってラグが死んだ事実を受け入れられないから、必死で誤魔化した事があったじゃない」
多分、ローラーも重い事実を受け入れる事がまだ出来ないんじゃないのかな。とアノードは答える。アノードの答えに、ラグは自分の身を考えると――ローラーも重い事実を背負っている、だから…と考えたが、アノードを見つめた。
「…ねえラグ」
「?どうしたんだ」
「私もローラーに肩車されたいな」
「はい?????????」
アノードがアノードのままで、本当に良かったと思う――それを内心嬉しく思ったラグであった。
「…………すまん」
メガトロンとあの機能主義者の世界の一件の後、ラチェットは再び、ローラーに詫びた。
「お前が、謝る事は無いんだ」
「お前さんを再び…事件に巻き込んでしまったのは、申し訳無いと思う」
「だから、お前が謝るべきではないんだ――悪いのは、何ものうのうと事実を受け止めきれないでいる、俺だ」
トレイルカッターやスキッズの事は、本当に悪かった。
「…そしてファルマも、巻き込んでしまったんだ。だから――」
メガトロンは今頃、何をしているのだろうか――恐らくは、スタースクリームもサウンドウェーブも居ない。あの世界でうまくやっていけるだろうか。度重なる不安と、ラチェットのファーストエイドやホットスポット達の心配もある。自分が、今度はやるしかない。
05.
「なあ、あんたって…あのDJDの……」
ニッケルが振り向くと、フルクラムが恐れ恐れにDJDと問いかける。ニッケルは「ええ…も、元DJDだったのよ」と返した。
「DJDって、メガトロンによって壊滅したんだよ、な…。だったら、俺はもうあいつらの影に怯えずに済む…けど、今はスコルノポックの奴等が居るから一難去って、また一難なんだよな」
スコルノポックは自らが持っているマグニフィカスを狙っている筈だ。しかし、デスザラスと別れて、今はフルクラム達と一緒に居る。ニッケルはフルクラム、いや――スカベンジャーズと一緒なら、大丈夫だ。スコルノポックとは違い、良心を持ち合わせている。
「けど……DJDの医者であるあんたが、何で裏切るような事を…」
「えっと……ごめんなさい。あそこに居るのが、辛かったの」「……そ、そうなのか」
誤魔化してしまった。けれども、ターンが自分のリペアを受けた時――ある事を喋っていた。
いつ、の事だろうか。
「ショックウェーブ議員?…オプティマスプライムの、本当の名前…?」
ニッケルは、ターンの言葉に耳を傾けた。
「ああ、ディセプティコンの科学参謀であるショックウェーブは…本来は私の"師"であった。評議会へのクーデターで、元々の本来の姿は失われた――」
「データバンクに載ってあったエンピュラータと、シャドウプレイの事かしら?」
あの技術は禁忌技術の筈だ――禁忌とされてきた技術を、評議会が隠し持っていたのだろうか。
「だが、私は見て来たのだ。師はオプティマスプライムの…友人だったのだ」
「えっ、友人」
それは初耳だ。自分はまだDJDに入って日が浅い、だからメンバーのリペアやケアをしていながらも、彼等の世間話をしているが――ターンの話は、意外な話だった。まさかターンに、師が居るなんて。
「師は…学生だった私に、色々な事を教えてくれた。だが、それはある事件によって唐突に終わった。師は評議会に連行された後――シャドウプレイの手術を強制的に施行された」
「酷い…どうして、評議会はそんな事を」
「…正義だからこそ、どんな事を使っても厭わないと言う免罪符が評議会には蔓延っていたのだ。私の顔は――元々は師の顔が使われていたのだから」
ニッケルはターンの顔を見上げた。顔の半分は、醜い傷跡で覆われている。元々はショックウェーブの顔だった。
「…ターンは、どうしてディセプティコンに入ったの?」
「――ニッケル?」
フルクラムの言葉に、ニッケルは我に返った。今は、此処から脱出する事を考えるべきだ。フルクラムやクランクケースは武器を持ち併せている最中――ニッケルはある事を思い返していた。
『――ただ、純粋な力で師の友人である、ある男が羨ましかった』
(……それって………)
ターンの言葉が、胸にまだひっかかった。
04.
「やはり、大義なんて本当は――いらなかったんじゃないのか」
ローラーはラチェットを見て、そう言いながらエンゲックスを飲んだ。ロディマスを指しているのだろうか。ああ、やっぱりオライオンの事だろうな――とラチェットは言葉を返した。
「プライムになると言う事は、大きな代償を払わなければならない。オプティマスは、大きな代償を払った――私は、彼を責める事は出来なかった。それが彼の進む道だ…ショックウェーブや、スプリングアームとホイールアーチが居ない、誰が彼を支えると言うんだ。それでも彼は、大義を掲げながらも、自分を保とうと…」
「…再び別れてから、暫く会っていないんだろう。だが、あいつは…『正義感が強いロディオン警察署長』と皆は言うけれども、本当は大きく何かを背負い込みがちな性格をしているんだ。俺や、ラチェットに悩みを打ち明ければ、助けにもなれば良かったんだ」
ショックウェーブの一件から、オライオン――オプティマスは、大きく変わった。何かを抱え込みで、本心すら打ち明けられない状況が続いた。ゼータプライムの戦いや、地球での出来事、そして――あの悲劇が。
「…私は、本当にこれで良かったのか。と今までずっと、悩んでいた。ファルマの一件のあと、アンブロンを失ったのも、ファーストエイドに大きな荷物を背負わせたのも――私の責任があった。それに――ドリフトが一度、出て行った時に、ファルマもあんな気持ちだったんだろうか。ただ、お前さんが行方不明になった時も――バンブルビーが、死んだ時も――他者の為に、自己犠牲をする彼等が、私は、本心でずっと嫌になったんじゃないのかと」
ラチェットの思い切りの行動で、ドリフトを連れ戻した行動は――それは、正しい行動なのだと信じた。ただ――自己犠牲する精神が、本当は嫌になってきたんじゃないか。と何処かで引っ掛かってきた。
「…一人で自分を犠牲にしながら死ぬくらいなら、人に看取られて死んで来い」
その、思い切りの精神がラチェットの今も昔も変わらない精神だった。
「ローラー、お前さんもだ!!!ゼータプライムの戦いの時だって勝手に無茶をして一人で特攻して…!無断で特攻するなんて無茶すぎる!」
ラチェットの図星と思える発言に、ローラーは黙り込んだ。
「…だが、もうあの無茶はするな。二度と他者を悲しませるような、自分を傷つけてまで行動するのは止せ………?どうした、何頭を抱えているんだ」
ローラーは腹を抱えて笑った。何時以来だろう、こんな会話をしたのは。
「…こうやってお前と、話をするなんていつ以来だろうな。今までずっと、ピリピリした会話だったからな」
「…やはりお前さん、本当は今も昔も根っこは変わっていないのではないのか?」
「有難う」
ラチェットはため息をつきながらも、今度スワーブバーに誘ったらドリフトに絶対無茶も承知なローラーの愚痴を吐いてやる。と誓った。
05.
ウルトラマグナスが機能主義世界に一人残ったメガトロンの事を考えた。自分で、スタースクリームもサウンドウェーブも居ないあの世界で、どう戦えと言うのだろうか。ただ、ローラーはメガトロンを信頼し、メガトロンもロディマスに後を託した。
――彼なら、メガトロンを一番信頼しているのかもしれない。
オプティマス・プライム――元々は、オライオン・パックスと共に戦った仲間だ。オプティマスがメガトロンを理解しているのであれば、ローラーも少なからずメガトロンを信頼しているのだろう。私とラチェットとローラーに後の事を託したメガトロンは、今頃何をしているのだろうか。無事を祈るしかなかった。それを見かけたロディマスが、ウルトラマグナスに寄りかかる。
「…なあ、マグナス。話があるんだ」
「話、とは?」
「……俺、やっぱりリーダーに向いていないのかな」
ロディマスが、メガトロンが居なくなった途端にほんの少し、不安が零れた気がした。
「…俺、元々リーダーの気質に向いていないってアトマイザーやゲッタウェイからそう言われていたけど、ゲッタウェイの気持ちも少し…分かるかもしれないんだ。でも、仲間を危険に晒す行為なんて絶対にしちゃ駄目なんだ。だから、俺達はサイバーユートピアを目指さなきゃならない…けど、今の現状、仲間が皆不安に駆られているんだ。だから俺が元気を出して、皆の背中を押さなきゃいけないんだ」
メガトロンが居たからこそ、ロディマスは船長で居られたのだろう。だが、メガトロンが居ない現状、スキッズの死やゲッタウェイの裏切りで精神が限界に近付いている仲間達を鼓舞する為に、ロディマスは無理をしながらも元気に振る舞っている。
「…ロディマス、あまり無理はするな」
「えっ?……えっ」
ロディマスがウルトラマグナスに抱き抱えられるような形で、椅子に座らせた。
「君が一番無理をしている。そんな事をしても皆、不安になるだけだ……だから、不安や気持ちを、私にぶつけてくれ」
…だから今は、メガトロンが居ない今、自分がロディマスを支えるべきだ。ウルトラマグナスはそう思い、メガトロンの無事を祈った。
06.
それは何時だったか、もう戻れないあの時の話。
目の前に居るのはラチェットの友人?弟子みたいな存在と、オライオンからの話は聞いていたが、まさか此処までしかめっ面な性格をしているなんて想像もしていなかったのだ。クレムジーク印のドリンクなら、此処なら取り扱っているのかもしれないと思い、彼に問いかけたら物凄く滅茶苦茶な事を言われた気がするのだ。
「自分で探れ」と。
 
この後、色々何とかクレムジークドリンクがある自販機を発見してどうにか手に入れた後。休憩室で彼と、話をしていた。ある時、こう言われたのだ。
「それで、お前は時折複雑な表情を見せるな」
スプリングアームとホイールアーチの一件以来、顔色を暗くさせる事があったオライオンだったが、ショックウェーブ議員と出会った事で顔色を明るくさせる事が多くなったのだが――自分が、複雑な表情をする事があった。この複雑な心境は、嫉妬なのだろうか。だが、自分はこれ以上、彼――ファルマに、言及する事はなかった。
「無理な願いなんだ…」
サイバーユートピアのデータを集めている最中に、あの時の事を思い出す。ラチェットとファルマ、ショックウェーブとアカデミーの彼等を思う。一緒に、平穏に暮らせるなんて、最初から無理な願いなのだ。自分は、そんな願いがあって欲しいと考えた。だが、それは無理な願いだと分かりきって、嘆いて。
グリッヂとスキッズの殺し合い。
グリッヂが殺したファルマと言う存在。
救う事すら叶わないショックウェーブの存在。
願いは、どれも叶う事は許されなかった。許される筈が、無かったのだ。
07.
「トランスフォーマーってさ、死んだら何処に行くと思う?」
「オールスパークだろ?死んだらオールスパークに還るってノーティカさんに教えられたんだ。後ヴェロシティさんにも」
アノードの問いに、ラグはそう言葉を返した。だが、アノードはある事実を言った。
「…じゃあ、アフタースパークでみた光景、信じられる?」
「………」
ブレインストームがクォークと言うと、そのクォークと言う人物はブレインストームの名前を呼んだ。アフタースパークはスパークの安楽死施設と言われているが、ラグはいや俺だって到底受け入れられないんだよ…と愚痴ったのだが。
「…でも、ニッケルちゃんにとっては嬉しいんじゃないのかな。ター…」
「アノード、それ言っちゃいけない。ニッケルにとってかなり複雑なんだ…だから、そっとさせてくれないか…」
アノードはごめん!と言いながら、俯いているニッケルに謝った。ニッケルは「いい、の」とぼそりと呟いていた。だが、アノードは一つだけ、気がかりな事があった。
「…死者の、世界……ネクロボットさんも、この光景は何か知っているのか、な…」
「写真、残っているか?」「…ロディオン警察時代の写真か?」
ローラーがラチェットの部屋に入り、その写真をラチェットは机から引っ張り出した。かなり古ぼけた写真であるが、スプリングアームとホイールアーチ、オライオンとローラー…ロディオン警察時代の写真があった。
「懐かしいな。お前さんが新人であるスプリングアームとホイールアーチに、色々傍迷惑なアドバイスした頃は覚えているよ。よーく私の世話になってくれたからな」
「……は、はは…あの時のラチェットは怖かったからな……」
正直、怪我をしまくったスプリングアームたちとローラーを正座させてガミガミ説教させたのが懐かしい。
「……少し、力を抜け。お前さんは、責任感が強すぎる」
どうせスプリングアームの事だ。相当責任を張り詰めていたんだろう?とラチェットが彼に指摘すると、ローラーは椅子に座った。
「すまん」「お前さんは……悪くないんだ」
あの時、スプリングアームと再会した時は零れ落ちた感情が膨れ上がったのだろう。彼に、謝りたい気持ちも分かる。オライオンに、気持ちを吐き出したい気持ちも分かる。だが、過去も、今も変わらない――ラチェットは、問い掛けた。
「気持ちは?」
「整理した……一応」
「どうだった?」
「大丈夫……恐らく」
「お前さん、大丈夫か?」
「……恐らく、大丈夫じゃない」
ラチェットは、ローラーを見てなら、もう少し話をしようじゃないかと言わんばかりに、バルコニーに出た。
「お前さんは、そう言う奴だ」
08.
「本当は――俺がオプティマスを支えるべきだった筈なんだ」
オプティマスはメガトロンの理想に共感した。誰もが共に生きれる平等な世界――だけど、それが理不尽な事実に歪められてしまった。平等な世界、相互理解が出来る理想の世界。機能主義ではなく、誰もが平等に生きれる理想の世界。それが、叶わぬ夢だと思い知らされたのはショックウェーブが連れ去られた後――クーデターが起こった後だったのだから。
「けれど、それはショックウェーブがやるべき事だと何処かで言い訳をしていた。だから、支える事が出来なかった――自分で自分を追い詰めていたんだ」
ローラーの心境と、その葛藤でラチェットは、ただそれを聞いていた。それらが叶わぬ夢だと知っても尚、オプティマスの背中を追い続けていた。それも、ラチェットは最初から知っていた筈だ。自分もオプティマス――オライオンを支えるべきだった筈だ。だが、自分もまた、ショックウェーブが担うと何処かで言い訳をしてしまったのだろう。
「…今も、時々考えるんだ――何も知らなかった自分が嫌になる」
――スキッズとグリッヂの事の顛末は、変えられなかったのか。憎悪を復讐や処刑に走る彼を、自分が起こした過ち、罪を耐え切れず――自分自身を殺してしまった彼について何もかも、知らなかったのだ。
「…ターンの亡骸を――見た時は信じたくなかった。どうして、なんだと思いたかった。けれど、これも現実を受け止めなくちゃいけないのだろうかって言い訳を、何処かで――」
「……罪を犯した者は、一生糾弾されなければならない覚悟を背負わなければならない。言われようもない悪意も、どうしようもない事実も。私だって、覚悟をしていた。デルファイで――だが、ドリフトと出会い、共に行動していた時に分かった事があった」
過ぎた時間は戻らない。だから、今を大事にし――共に生き、共に死ぬ事が、自分に出来る使命なのだろうから。
本当は分かっていた筈だ。あの青い花が咲き乱れる世界で、嘗て共に笑い、共に生きると誓った彼等の墓標が其処にあるのだと。過去は取り戻す事が出来ない。過去を変える事は許されない。今を生き抜く事が、自分達に課せられた使命なのだから。再生と祝福、生と死、罪と罰。許されない真実と許された運命。
(――ショックウェーブ、お前は俺を――許してくれるか。彼等と共に、その世界に行くことが出来ない、自分を)
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