ビールを嬉しそうに喉を鳴らしながら飲む人。
ハイボールのレモンをくるくる回す人。
冷酒の表面張力に口をつけて笑う人。
ワイングラスの口紅を恥ずかしそうに親指で拭う人。
この歳になるとそんな思い出がどのお酒を飲んでもフワッと浮かんで消えていきます。
特定のお酒で思い出す人はいますか??
また、どんなお酒やその仕草で思い出してほしいですか??
メキシコ料理屋で瓶ビール、メキシコーク、ピ���ャコラーダを飲んで、その後のバーで瓶ビール、テキーラショット、ウイスキーの水割りを飲んで地下鉄で帰ってきたところです。いまだ大粒の綿雪が降る札幌は、店から出た30秒間だけ、酒で火照った身体が氷点下に冷やされて気持ちが良い。30秒後には寒い寒いと次の店に足早に向かいます。そんな北国からこんばんは。
質問を読んですぐ、背が低いグラスに入った氷をくるくると指でかき回していた人を思い出しました。もう数年会っていないし、金輪際会うことはないのでしょう。セブンイレブンの前で涙を拭われたほど好きだったのに、今や思い出は氷が溶けた酒のように薄められてしまいました。もう酔わされることはないです。それでも1番に思い出してしまうってことは、永遠に真水になることはないのでしょうね。ここから北に120キロ、札幌の次に人口の多い旭川という街に進学した人でした。わたしは彼に女の子のひとりではなくて、ひとりの女の子だと思って欲しかった。2月の睫毛さえ凍る-25℃の旭川で朝帰り、ダイヤモンドダストを見ました。その前の晩も旭川のある居酒屋でくるくると氷を回していて、彼の無意識の癖だと気づいたように記憶しています。
次に旭川へ行ったのは、数年後でした。上記した彼とは違う男の子に会いに行った。彼は反対に、進学のために札幌に来ていた人で、旭川が地元でした。そしてこの彼も、同じ癖のある人でした。旭川という地やその所作で前の彼を彷彿し、勝手に悲しくなりました。今思えば、とんだ巻き添えだと思います。わたしは、彼のひとりの女の子になることを選べなかった。今でも、30℃にもなる盆地の旭川の熱帯夜でタクシーにも乗らず、手を繋いで空の星を指差し繋ぐわたしたちの影を思い出します。
わたしはゲラですが、比較的なんでも飲めてしまう体質なので、特定の酒で思い出してくれる人はいなさそうです。けれどもわたしが酒の場で泡の跡が残るようにビールジョッキを煽るのも、日本酒の後に必ず一口真水を含むのも、ロックの氷を指で遊んでしまうのも、レモンサワーやハイボールは箸でステアしがちなのも、乾杯した誰かの癖が自分に移ってしまったのだと思います。自分に宿る誰かの面影に気づくと、彼らと過ごした日々が存在していたことを示せている気がして嬉しくなります。
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2023/9/3
たまには喧嘩してない時も日記を書いちゃおうかな。
昨日は妻(ゆり)と札幌競馬場に突然行きあーでもないこーでもない言いながら2人とも五千円くらい負けて9月の夕立に打たれながら手を繋いで歩いて競馬場近くの駅まで歩いたりして最高に楽しかったし、何より嬉しいのはその夜に予定していたamong usの会で酒飲んでワーワーボイスチャットをしてたのにも関わらずまったく不機嫌にもならずゲラゲラ笑いながらベットで一緒に寝れたこと。
これまでは俺が譲歩するしかないと思ってた生活の連続だったけど(俺がやりたいことありすぎたりワーワーうるさいのは置いておいて)ゆりはこの一年で確実に怒ってしまう自分と距離を置こうと努力しているしそれが少しずつ生活に染み付いて来ている気がする。2人とも喧嘩したくないから当たり前かもしれないけれど、これは確実に変化だと思うし俺はこの変化がすごく嬉しい。
ナスを焦がした。俺は酔っぱらいながら料理してつまみをもとに楽しい音楽を聴きながら酒を飲むことがとても好きなのだけれど、昨日youtubeでみた「目が飛び出るほど美味しいズッキーニのソテー」みたいな動画を観て「ナスを焼きたい!」と思ってしまった。
「冷蔵庫にあるもの使っていいよ」とゆりが言ってくれて、俺は冷蔵庫を漁り奥からナスを発見した。ヘタを取り、半分に割り、格子状にきれめをいれて、塩を振りパットに15分くらい置いておく。キッチンペーパーで浮いた水分を搾り取り、フライパン(卵焼き作るやつ)に油を敷く。あったまった頃ナスを乗せ、ヘラで押し付けながら焼く。THERMOSのでかいジョッキに角のウイスキーを注ぎ、炭酸を注ぐ。group_inouのCOMING OUTを大音量で流す。5〜7分じっくりと弱中火で焼き、ひっくり返す。黒焦げだった。泣いちゃうかと思った。俺の脳内ではこんがり焼けたステーキみたいな琥珀がびっくりするような気持ちのいいオレンジ色のナスが出来上がるはずだったのに。とりあえず酒醤油みりんを大匙一杯ずついれて焼き茄子に馴染ませて皿に盛った。それが画像のやつ。まあ焦げ臭くて食えたもんじゃないかもなと思いながら食べてみたらふつうに美味しくてまた泣いちゃうかと思った。
iPhoneに「2023」というプレイリストを作った。昔はツルツルの華奢で可愛かったアサハラさんも今はもう31歳のおじさんになっていて、思考回路や性格や思想や習慣はそんなに変わってないはずなのにどんどん新しいものを取り入れることが少しずつ困難になっていくことを感じていた。酔っ払って聴く音楽は20代の頃にとても楽しかったものばかりになっ���し、読み返す小説はいまだに李劉徳とかだし、懐古に気持ち良さは間違いなくあるけれど、懐古できる何かを積み重なることが少しずつ少なくなっているのを感じた。俺が40歳とか、50歳とか、60歳とかになった時に、懐古できるものが20代の頃のものしかないのは少し寂しいと思った。だから今は頑張って5lackを聴きながら日記を書いているんだけど、何かを好きになることはこんなに難しかったんだなと感じている。
「2023」のプレイリストには2023年に聴いて新しく好きになった曲を20曲くらい入れることができたら40歳の時に2023年を思い出すことができるのかな。この日記もそう、その時自分が何を考えて何を感じて何が楽しくて何が良かったのかをどこかに残すことができれば、俺はこれからも永遠に楽しく生きていくことができると信じて、久しぶりに喧嘩のこと以外の日記を書いています。
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「貴方がつぎの人?、よろしくね。私の名前は---------」
2145年の大東京都渋谷一階層3丁目は
貧困区で昔ながらの風景がありながらも比較的都会だ
俺はもう何人目かわからないが どうやら次の家族に配属されて初日を迎えていた
家族は恐らく血の繋がりのある親戚もいて10人ぐらいだろう
屋敷が大きすぎて把握できない
俺に与えられた部屋は無機質なコンクリート壁の縦長で 奥にはデスクとPCが備え付けてある
「そろそろ食事だよ、お父さん待ってるから!」
さっきから話しかけてくる女が多分”候補”なのだろう
よれてはいるが清潔感のある白いタンクトップからは白く華奢な腕なのになぜかたくましかった
黒髪のボブにはっきりと凛とした顔立ち、純日本人でありながら英国の混血だと間違われるタイプだろう
確かに”候補”としてはなにか光るものを感じるが、しかしながら誘惑と謎もまだまだ多い
デスクには”前の人”との家族写真がまだスタンドに入ってる
部屋がデザインされている割にそこまで几帳面な性格でもないようだ
親の美意識の高さに家族ごと触発されて習慣になっているのであろう
リビングに向かうと昔ながらのコンロを食卓で囲み、家族らしき人たちが準備を始めていた
気は強そうだが美意識は高い金髪のこれまた英国混じりの顔立ちの姉であろうか
隣は”候補”であろう長髪縮毛の男、父親、母親
今夜の食卓はこれだけなのだろう
「まあ座ってよ!酒は?なにがいいの?ウイスキーでいいよね?」
続いてぶっきらぼうな父も口を開いた
「やあ赤毛くん、———をよろしくね。ところで映画は好きかな?”ミラサイケ”は見たかね、名作だな」
父は父、という典型的な恰幅の良い髭の親父で、なのにどことなくこれまたやはり紳士の品を感じる出立ちであった
「いえ、すみません映画は好きなのですが勉強中で」
本当のことを言うと知らなかった悔しさよりも部屋のあちこちにある姉妹の写真に目を惹かれていた
“TWO Star twins” 壁の写真にはそうロゴが入ったものが何枚か飾られてあった
家政夫さんが察して、小声で耳打ちしてくれる
「彼女たちはトースターツインズという姉妹のアイドルなのです、惹かれちゃいますよね。」
たしかに双子かとも思うぐらい似てはいるが、やや姉のほうが顔立ちはよりはっきりしていて、妹は少し甘えん坊というか奔放な印象は受ける
「来週から悪の祭典でして、女王が復活するんです!姉は1年に2度しか現れない、超貴重なアイドルなんですよ!女王の復活祭が楽しみですよね!」
家政夫もどうやらファンなのだろう、まだ20代そこそこの気さくで邪気のない青年だ
「赤毛くんは前の人、どんな人だったの?話したくなければいいけど」
姉は芯が通っていて、立派な女性なのだろう
俺のことを気にかけてくれて、初夜を穏便で円滑に進めようとはしてくれて���るようだ
質素な服装なのになぜこんなにも気品や強さを感じるのだろう
顔立ちだろうか
昔見た映画”レオン”のマチルダをあのまま24歳にしたような姉妹だ
滞りなく晩餐を終えて、引き続き晩酌を進める父以外の家族たちは寝室へと散り散りになっていった
“候補”の女はなにを考えているのかここまで全然読み取れていない
家族の人たちの波にかき消されて、そういえばほとんど話していない
「ねえ、赤毛くん。どうする?」
どうする?の意味がこれでもかというほど難解に思えた
話の脈略がまったくないのに、なんだろうこのぐいぐいと引っ張られていくというか
それは竜巻に手を引かれるような印象のほうが強かったのかもしれない
「そっか、まだわかんないよね。・・・いいよ!散歩しよ!?いくよっ!」
特に主張したいこともないので否が応でもその通りに事は進む
俺はこの家族に迎え入れられた初日の緊張で萎縮しているのか
どこかこの女に振り回されたいという願望があるのか
混沌としていた
「ほらなにやってんの、男は酒と煙草両方持って!」
そうだぞと言わんばかりの顔の父がそっと目を閉じながら缶酎ハイと煙草をこちらにスライドさせてきた
随分と偏った理想像も不思議と心地よくて、両手に退廃を持った2人は深夜の住宅街に繰り出した
深夜にも関わらず大東京は明るく、分厚い雲はサイケデリックな工場地帯からの煙と混じりあって空は見えない
遠くの繁華街の明かりが巨大な雲に反射して怪しげに光っていた
もうかつての高層ビルはなく、低い建物の住宅街の遥か上には上層階があるだけだ
空気は良くもなく悪くもない
サイバーパンクな夜は酒と煙草を嗜むには確かに丁度良かった
ベンチに座り、遠くの工場地帯で黄緑色のネオンが反射した横顔は 煙草がよく似合うほどに凛々しかった
「で、どうする?決めた?」
「いや、別に、」
「お父さんがミラサイケ知らないのがっかりしてたよ〜、名作なのにーって。前の人はね、つまんなかったな正直。夜も一緒に歩いてくれないからお酒足りないしさ。
でも赤毛くんなら結婚してみてもいいよ?なんか面白そうじゃん」
矢継ぎ早に展開していく会話にまたしても振り回されている心地よさと、まだこの女のなにひとつ知れていないミステリアスな部分も良かった
「俺で何人目?」
「んー、8人目ぐらいかなー。なんかロックじゃなかったんだよねーみんな。私は正直結婚とかどうでもよかったりするんだけどさ、
一応この国のルールじゃん?だったらどうせだったら面白い人がいいなーって思うの。なんかこう、2人がそれぞれ単独で成立してるっていうか、依存もせず独立してて
それぞれ活躍してるしテレビで見ても絶対結婚してるようには見えないのに、誰にも言わなくても絆は2人の間にしかわからない固さがあって。それは2人きりの時も特に口にだして確認するって野暮なことはしないの。すごく不安定そうに見えてでも確実に強固な自信はあるの。だから干渉もしないしどうでもいいんだけど、すっごいラブラブなの!お互いがお互いのファンっていうかさ、遠くで応援してますーって感じの!」
結婚に対する理想像だけは驚くほど一致していて、ほとんど自我を出していない初夜の俺なのに今までの”候補”と俺の違いを解っているこの女は、全て見抜いているとしか思えない
「じゃあさ、ひとつだけ約束してくれたら」
「え!なになに?いいよ!」
彼女は吸っていた煙草を中断してこちらに身を乗り出して弾んでいる
「ずっと俺が追いつけないように前にいてよ、俺も絶対追い付かれないように前で走ってるから」
「なにその多次元論!面白!わっかんないけどそれって、[わかったよ!そうなるよう努力するね!]って言ったらもう正解じゃないよね?だからわっかんないけど〜・・・・まあ好きにしてよ!」
そこまでも完璧な回答をされるともうこちらもお手上げである
俺は重い腰を上げて煙草をふかしなおす
こちらが返事をしなくても、彼女はなにも聞いてこない利口さがある
夜はどんどん加速して、2人は何億もの光と闇に呑み込まれていく
俺も彼女もまだ、アンニュイな中でそのほとんどがよくわからないにも関わらずだ
婚前準夜、渾然契約/赤毛はひとり
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口噛ウイスキー第五回公演『バカをみろ!』
2024年2月22日(木)~25日(日)
無事終演いたしました。
私は演出という立ち位置だけど
演技指導はできないし、必要性も感じない。
脚本家でもあったから
言葉のニュアンスやアクセントの希望を出し、
不可能であれば代案を考え、
「成り立たせる」事を一番に考えている。
これまでは
「自分の希望」と
「役者から生まれるもの」以外の白紙を
埋めるのがとにかく大変で、
結構頭を抱えることが多かった。
その点、
今回の役者陣は後者がとにかく豊富でかなり救われた。
シンプルに全員がある程度時間と経験を
積んできた役者さんだったからだと思う。
皆がのびのび自由にやってくれていた。
今でも、うちに応募してくれたことが信じられないでいます。
演技はほとんど任せた。
それでよかったと思う。
その分、個性を隠すのはとても苦労した。
私の脚本は二人以上が同時に話す同じ(あるいは一部違う)セリフが結構あるけど、本当に合わなかった。
どうしても個性が邪魔してずれてしまう。
でも合ったらマジで恰好良い……。シビれる…。
やんや言うてたけど、それでも毎度稽古に取り組んでくれた役者陣には感謝しかありません。
父親の火籐 真教授はドンピシャあのまんま。
常にへらへら、ふらふらしている様子が、本当に私の中にいた教授が普通に飛び出してきた感じ。体格やヘアスタイルもだけど、とにかく言葉のアクセントがモロお父さん。「お父さんです~ヘラヘラ」良。
息子を思って怒るのではなく、ただ喜んだり落ち込んだりするだけの姿は本当に自分勝手で、息子を心から自分の彫刻作品であると信じて疑わない様子がセクシーで最高。タバコ普段吸わないのにすっごく自然に吸ってた。もしかして練習してくれたんかな?
父親を気に入ったお客さん多かったような気がする。
ひらひらの着物の衣装は自由奔放な彼を彷彿とさせ、より変態芸術家感が増したので大正解すぎました◎
担任の木塚 栞先生。
撮影や衣装決めのときからずっと「性格悪い奴って目がいいイメージだから眼鏡ナシで」「嫌な奴って、変に気崩さずにシルバーアクセとか付けてんすよ」って私に偏見を言われまくってた彼。
光がない目、少し平たくて鋭い話し方、ずるがしこそうなしぐさ、隅々まで全力で嫌な奴になってくれた役者さん本当に凄い。
役者さん結構華奢やと思うんだけど、あの圧倒的な重圧感はどこから生まれるんだろうな。
自分のターン以外の時の動きが世界中の人に見せたいくらいおもろい。
稽古中に伝えた指示を、次の瞬間の演技でバチっと答えてくれる。
何があってもこの人ならこの役を貫いてくれるだろうという絶対的安心感。
目撃者の金道 章くんは私の思っていた子と全然違った。
これは誤解されがちだけど私にとっては全く悪いことではなくて、役者さんが彼を完全に自分のものにしてしまったということ。えーずるいな。私の子なのに。でもいいんです。君はそんなふうに話すこともあるんだね。
初対面時、ナリ的にこの子を任せて果たして良いのだろうか…と若干葛藤があった。でも結局我慢できなくてお願いしちゃった。この人のメイメイちゃん見てえなぁ~って感じ。
本当に可愛いけど、可愛いだけでは絶対にできないこの役。したたかで、かなり根に持つタイプ。だから桃色は嫌い。
そして何よりも、あまりにもリアルな「ナンバー2」感。脱帽です。
店員の土元 実さんは本当は高校生設定だったんだけど、そもそも応募してきた役者さんで高校生に見えるの2人しかいなくて…。
急遽年齢上げ。でも大正解。
彼から滲み出る「本人」に向けた憎悪と嫉妬と僅かな恐怖。私は主に役者さんの“背後”と“佇まい”から感じました。背後すら操るのわけわかんなくてヤバすぎないですか?
この役者さん、実はシーン1も最高なんですよね。「チグリス・ユーフラテス文明」がめちゃくちゃ実在しそうに聞こえる。
エプロン、実はSHEINで適当にポチったやつに架空のシンボルマークを付けただけなのにあまりにも違和感なさすぎて笑った。似合いすぎ。
友人の水原 悠くん。
トンデモサイコパス野郎。
役者さんのあまり表情を変えずにというか、別に普通ですけど?これが通常運転ですけど?みたいなノリで淡々と役をこなすさまがより水原のヤバさを際立たせていた。
というか普通に怖かった。
彼は作中の人物の中で唯一?随一?「信じるとは」という問いに対して明白な自分なりの答えをもっていて、それはつまり私の答えでもありました。
そしてそれが作品を作るきっかけになったわけです。
なのに怖かった。私の答えでもあったはずなのに。彼は少しいきすぎただけの私のはずなのに。
ヤバいってこいつら。
本人、天王寺 鏡。
唯一二回目参加の役者さんに。
一回目のときからずっとそうなんだけど、私が言語化するのが難しい細かなニュアンスやアクセント、間(ま)の取り具合を私の好みドンピシャでくれる役者さんです。そのかわり言葉はあんま通じない。
この脚本を読むのは苦しい、と言っていた。よく感情を溢れさせてしまっている姿がみられた。
でも案外それはそれでありだったな。鏡もどこかで友人である水原と同じ答えをもっていたんだと思う。だから馬が合ってつるんでいるんだろうし。でもそこまでちゃんと自分の中で具現化できてなかったんだね。役者さんの感情の零れは鏡くんの中の曖昧さや不安定さに繋がった。よく表現してくれたと思う。
音響、照明、制作、衣装
毎度私が「信じてる」人にしか頼まない。
もちろん受付も。
どれが批判されても彼らは全て私の指示に従っているだけなので、彼らの批判は私の批判です。彼らは何にも悪くありません。
彼らは私に意見をきちんと伝えた上で、最終的な私の決断に従っているだけです。
だから頼むんだけどね。
これまでは「断られてもきっと誰か別の人に頼んでなんとかしようとするんだろうな」とか思ってたけど、
今回「やっぱ無理かも」と思った。
「この子たちじゃないとどうしても無理なのかも」って。
つまりどれかに断られたらやらないかもしれない。
演劇をやめれる兆しが見えてきた?かも?です。
演出助手
どう考えても一番大変。
稽古中私の零した言葉を全て拾い、整頓し、私の言葉に耳を傾け、私のぼやきを否定も肯定もせずただ少し笑って聞き、私に対して時になぐさめ、時にたしなめ、ほとんど意見はしないでいてくれる。
私の稽古期間の精神安定剤。
稽古時間以外も私の投げた仕事をこなす。
私たちを見守り続ける立ち位置。仏かよ。
殆ど好き勝手できません。
他のところで演出助手がどんなふうに動いているのか、一般的にこの役割の人がどんなふうに動くのが正解か。そのへんは分からないけど、少なくともうちではかなり大変な役割やと思う。
終わることが本当にしんどくて土曜の夜から既に鬱だった。
はじめたなら終わらせないといけない。私が自分で。
息苦しくてしんどくて、ずっとめまいがしていた。
迎えた千秋楽は、ウイスキーの空瓶をわざと倒した。
分かってはいるけど重すぎるんよな、
重んじすぎてるんよな。
でも、例えば次の舞台が直後に控えているとしたら、そんなことはきっと言ってられないんだと思う。
演劇人って狂ってるよねえ。
これまでもずっとそういう感覚はあったけど、あまりよく分かってなかった。
緊張がとけただけやって思ってた。
ずっと私は自分の子供を自分で殺すような感覚でいたんだね。
演劇きつ~
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7時起きなんにライン電話参加したらこれ、寝れるわけない
時事ネタ喋ったらキモがられるから抑えとったけど松本おもしろおじさんも伊東足早選手もテイラースイフトスポーツのライブで やばいまたうんこしたい プロポーズした人も騒がれとるけど男女どっちが悪いとかなんかいろんな意見あるけど俺はそんなことを選んどる奴ら全員キモいと思う悪いのは第三者の文集とかxでなんたら言っとる奴らで無視すりゃええやん身内で喋れま人の話噂を拡散して楽しんどる奴ら多すぎてまじきもいって誰にキレてんねん上手く言えんだまあいいや全員幸せになってくれまじで
顔面狂気
ライン電話だあいすきニロに見つけられたライン電話の楽しみ方まだあります!ピースとかバットとかダブルでやるとか風船出たり花火起きたり世界滅亡したりするから寂しいやつ病んどるやつ大好きなやつにやってあげて部屋で飲む缶ビール減るの早すぎるなんなん誰か飲んどるやろこの現象に名前つけ、これ言うやつきもいウエッ早くレコードプレイヤー買わんなんいつもは生の音楽か焼いた音楽でお酒飲んどるけど うんこ引っ込んだ レコードは燻製って感じ別に音がいいとかよくわからんけどなんかよく聞こえる燻製もそうやんあれってただ煙の味するだけなくていいし困らんでも深いよね知らんけどつまり生とか焼きが飽きたってことじゃなくてほんとにたまに食いたくなる燻製をいつでも食える状態にしたいだけ本当に好きなアルバムだけはやくあのウイスキーのcmみたいなことしたい早くbreachを聞きたい←まあこれやりたいだけやけどフジロックノエル確定は信じていいですよね?オアシスの1番有名なアルバム回しまくっとるいろんな曲と繋がるおもろい 石川inですこうし運転あざす 助手席でちょっと酔ってる最悪長野だあいすき
おわり
RCセクセションで雨上がりの夜空に
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