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#金太郎飴風写真
oyajiyb · 1 year
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わぁぁ😂最悪やwww 今日は #頭の金太郎飴風写真 撮影(通称 MRI)の日ですが 11:40の開始予約で 遅れたらアカンと思って 朝から何も食わずに来たのに 交通事故の方の撮影が割り込んだらしく 私の開始時間が 12:20頃にずれ込んでしまったそうです。 朝ご飯🥪食べてくれば良かった⁉️😭😭😭 #輪切り撮影 #4回目 #金太郎飴風写真 #OYJSHP #園田 #病院🏥 #午後予定してた予定が無くなってて良かった #結果オーライ (はくほう会セントラル病院) https://www.instagram.com/p/CpgxdXly8ZD/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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oka-akina · 10 months
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0721
 昨日は財布とスマホを忘れて労働に出かけてしまった。気づいたのは電車の中で、あちゃーとは思ったけどまあでもパスモ(クレカと一体型のやつ)があるからべつに平気だなと思ってすぐあきらめた。待ち合わせの予定とかもなかったし。こういうときに限って何か緊急の連絡が…とはちょっと思ったけど、一月に義父が亡くなったばかりだからしばらくそういうことはあるまいと思った。またそういうことがあるかもとはあんまり考えない。こういうのって性格なのかな。誰からも何も来ないに千円と頭の中で賭けた。  つまりわたしは労働に遅刻しないよう、わざわざ引き返さなくたって平気だと自分に言い聞かせているのだろうかとちょっと思った。そんなに遅刻をおそれているのか。ちょっとくらい遅刻したって気にしない感じの方がいいのになと思う。自分も周囲も。わたしは電車とか待ち合わせとか映画の上映開始時間とか、いつもいろんなことがギリギリで、ギリギリまで仕度ができないタイプなんだから大手を振って遅刻しちゃえばいいのに毎度バタバタ走って大汗をかいている。悪あがき。一生こうやって走っているんだろうかとときどき恥ずかしくなる。
 さっき電車に乗り込むとき、ホームと電車のすきまに靴を落としてしまった人がいた。すきまにかかとを引っかけて転んでしまったようで、一瞬迷ったけどわたしも電車を降り、大丈夫ですかと声をかけた。このときはまだ自分が財布とスマホを忘れてきたことに気づいていないのが、なんか昔話の正直者っぽいムーブだな……。人助けってほどのことでもないけど、うっかり者で正直者のなんとか太郎的な。  でもそんなんではないな、昔話の無償の正直さではないな。自分も乗りたい電車に遅れそうでしょっちゅう走っているタイプだから味方したくなったってだけかもしれない。自分ももうずっと前、学生時代、靴をホームのすきまに落としたことがあって、東中野の駅で足を踏み外して体ごと落っこちかけたのを近くにいた人がすぐ引っ張り上げてくれた。そのときは演劇のフライヤーを業者に届けに行く用事でかなり重たい紙袋を持っていた。よく引っ張ってもらえたなと思った。そういう善意の循環……みたいなことを考えるとなんかちょっと気味が悪いような気もする。これはわたしがひねくれているだけかも。  転んだ人は声をかけられてかえって恥ずかしいかもしれないと思って、駅員さんが来るまでなんとなく近くで見守り、駅員さんはすぐ来たので車輌ひとつぶんくらい離れたところに移動した。そして、電車一本くらい見送ったっていいや、多少遅刻してもいいやという判断をした自分に酔っていないか?みたいなことも思った。多少の遅刻は気にならない自分をやりたかったんではないか。なんだか心臓がばくばくし、さっきその人が転んで尻もちをついたとき、プリキュアみたいな絵面と一瞬重なった。スカートが広がった感じと手に握ったままのハンディ扇風機がなんか魔法少女みたいだなと思った。それがうしろめたくて声をかけたのかもしれない……とかも考えた。  なので財布もスマホも忘れてきたと気づいたときちょっとほっとした気持ちもあった。慣れない善意のようなことをしたからそれと釣り合いがとれているような気がした。バチが当たるの逆みたいな。
 そういうことを考えていたら電車はすぐ着いて、財布もスマホも持っていないのに水筒と読みかけの本は持って会社に出かけるのなんか優雅だな…と思った。あとタオルと日傘と飴。リュックの中で水筒の氷がカラカラ鳴って、このごろ水筒には冷たいお茶を入れているから、歩くたび遠足の子どもみたいな音がする。  読みかけの本はレアード・ハント『インディアナ、インディアナ』。柴田元幸訳。柴田元幸だから読んでみるというのは武豊が乗るから買っておくみたいな感じ? わかんない。インディアナ〜は難解な小説ではないと思うんだけど、ゆっくり読まないとすぐなんだかよくわからなくなる小説。もうあと少しで読み終わるんだけど、読み落としているところがたくさんある気がして行きつ戻りつ読んでいて、今はもっかい最初からゆっくり読み直している。 「ヴァージルの死ぬ間際にノアはもう緑の印は見つかったかとヴァージルに訊いて見つかったならどこにあるのか教えてくれと頼んだがヴァージルは長いあいだノアの顔を見てそれから眠りに落ちそれから目ざめてノアの顔を見てそれからまた眠りに落ちた。」だいたいこういう感じ。辛抱強く話を聞くみたいな小説で、いつかこういうの書きたいな、書けたらなあと思う。このそれからが3回続くの、自分だと書くのに勇気がいると思うし、書いたとしても書いたぞってあざとさが出てしまう気がする。
 お昼は会社の横に来ていたフードトラックでタコスを食べた。パスモで支払えた。白いタコスには鶏肉、ピンクの生地には牛肉の赤ワイン煮込み、黒っぽい生地にはサボテン?を何か和えたやつ。三個入り。キウイのサルサが辛くて美味しかった。スマホを持っていたらぜったい写真を撮っていたなと思った。  並んでいるとき、トラックに据えた鉄板の火が消えてしまったようで店の人が五分くらい格闘していた。しばらくチャッカマンをカチカチやっていたけどたぶんチャッカマンも燃料切れのようで、ぜんぜん火がつかない。ライターでやろうとしてなかなかうまくいかず、昼休みの五分くらいってけっこう長く感じるしかなり人も並んでいたんだけど、その人はまるで焦らず黙々とやっていたのですごいなーと思った。焦りが顔に出ないタイプなだけかもしれないけど。べつに誰にも謝らず、普通に注文を受け普通にタコスを包んでとやっていて、そうだよなあと思った。
 労働を終えまっすぐ帰宅したらスマホにはやはり誰からも連絡は来ていなくて、千円勝ったと思った。千円くらい何か食べようと思った。わざわざ夜出かけるのめんどくさいなとは思ったけど、金曜の夜でほんとは寄り道したかったのだから出かけたい気持ちが勝った。  ぶらっと出てみたらいつもより涼しくて、どこまでも散歩できそうな気持ちのいい晩だった。ぶらぶら歩き、なんとなく電車に乗っていた。夜だから上り電車は空いていて、定期圏内の、でもあまり降りる用事がない駅のちょっと歩いたところにある中華料理屋というか定食屋というか、カツカレーが美味しいらしいので前から行ってみたかった。ふだんぜんぜん用事のない、買い物に行くような街でもない、誰も知り合いもい���い駅。ここでわたしが何か交通事故とかにあって死んじゃったりしたら、なんであんなところにいたんだろうと家族は不思議に思うんだろうな……とあまり行かない場所に出かけるたび思う。  駅を降りたら書店があったので覗いてみた。雑誌と漫画と学参の棚が大きい、ちょっと広めの店舗の懐かしい感じの書店。気になっている本のリストを頭に浮かべながら物色し、目当てのいくつかは置いていないようだったけど、そういえばしゃしゃさんの本が今日発売日じゃなかったっけと思って探した。『蒼き太陽の詩』。1,2巻は棚に差してあったけど今日発売の3巻はなかった。レジに持って行って、これの3巻もありますかと尋ねたら奥から出してきてくれた。ラスト一冊でしたと教えてくれた。あっ善意と思った。カツカレーを食べながら読んだ。  『蒼き太陽の詩』は、アラビアンファンタジーというのかな、双子の王子が国王の座をめぐって殺し合う……というワクワクハラハラする物語。砂漠の王国が舞台の大長編で、読みやすくてぐいぐい進んだ。『インディアナ、インディアナ』を読んでいたから余計にそう思うのかも。壮麗な織物みたいな物語で、読んでいるとキャラクターたちの声が聞こえてくるし人や周りの風景が目に浮かぶ。生き生きとしている。これアニメになったらいいなーと思った。赤将軍のユングヴィはファイルーズあいさんがいいな……。
 カツカレーの店は、客はわたしだけで、店のおじいさんは座敷でテレビを見ていた。テーブルにハイボールのコップとつまみがいくつか並んでいて、わたしが来たのでおじいさんはちょっと慌てたようすで、でもにこやかに注文をとってくれた。すっかりすり減った畳が赤くなっていて、ちょっと緊張した。あまりきれいでない状態に緊張するのもあるし、よそものが入ってきてすみませんみたいな緊張感もある。テーブルはきれいに拭かれていた。揚げたてのカツが大きくて、油と肉汁がジュワッと溢れてきてすごく美味しかった。カレーは濃くて、柔らかくほぐれた牛肉もけっこう大きいしたくさん入っていた。たしかにうまい。がつがつ食べ��うちにだんだん体のこわばりがほどけた。  テレビの音がものすごく大きくて閉口したけど、カツを揚げ終えたおじいさんが汗をぬぐいながら夢中で見ているのがなんかよかった。『チコちゃんに叱られる』というやつ?初めて見た。音が大きいから見てしまう。ボーッと生きてるんじゃねえよってこれかと思った。Vtuberっぽい。おじいさんが何度もはははと笑った。どうしてゴルフボールの表面にでこぼこがあるのかというのをとても真剣に見ているので、ひととおり解説が終わるのを待って会計を頼んだ。
 家に帰ったら板垣さんがツイッターでスペースをやっていたので、洗い物や洗濯物などを片付けながら聞いた。どうやら同じ大学出身だったことがわかって思わず話しかけてしまった。一日いろいろカラフルでなんか気持ちが興奮していたのか、やけにたくさんしゃべってしまって、恥ずかしくなって寝た。文フリの話とか小説の話。  千葉雅也『エレクトリック』、わたしは父親がエロいのがいいと思った。と言ったんだけど、なんていうの、エロいって言い方はちょっとちがう気もするんだけどエロく書くことのすごさがあってそれをそう受け取りたいというか……。これは『サバービアの憂鬱』で読んだんだったかな、「男性は会社(仕事)に嫁ぐ」というのを思い出したの。大場正明『サバービアの憂鬱 「郊外」の誕生とその爆発的発展の過程』。うろおぼえだからちょっとちがうかもだけど、男性が会社(仕事)に対して「嫁」になってしまう、みたいな。父親の人妻的な感じ。そういうエロさ。舞台の宇都宮も郊外(サバービア)だなと思った。そしてそういう小説の、文章自体がヘテロでない感じがあって、すごくよかった。多くの小説の文章が意識的にも無意識的にも備えている、当然の「調べ」みたいなものがあんまりない文章だと思った。
 『エレクトリック』の前後で読んでいた、数年前の文藝賞の作品が、なんかこうすごくどヘテロだったのもあってそう思ったんだと思う。ヘテロが悪いわけではもちろんないけどよくもわるくもどヘテロ、ザ・調べという感じで、この作品のどこらへんがわたしは苦手だったのかを語ろうとすると、そこに糸口があるみたいな話。  なんていうの、村上春樹に文句言ってる場合じゃないくらい若い作家の新しい作品がめちゃめちゃ古いジェンダー観で、読んでいて作品の面白さとかすごさはわかるような気はしたんだけど、でもこれをよしとするんだなあ、帯に誰々氏が激賞と書いてあるけどそうなんだ?!みたいな驚きは、やはりあった。ジェンダー観もそうだし、地方や精神障害者への偏見を強化するような感じもあって気になった。「壮大な作品」「圧倒的な熱量」「知識と想像力を駆使し」と帯に書かれていたけど、わたしは読んでいて小ささや狭さの方が目についた。  いやわざとそう書いている、いかにもなステレオタイプをやることに意味がある作品なんだろうとは思った。仕掛けというか。でも意味があるんですよと書くずるさというか……。ステレオタイプをなぞり続けたい、そのようにして書けるものに作家は意味を見出したいし、どうしても興味がある。それってフェチではあるよなあと思うんだけど、ステレオタイプをフェチと指摘されることってあんまりない気がする。  偏見の強化によって生まれる痛み、それを感じない場所に作家は立っていて、痛みを感じる人のこともあまり見えない。いや見えてはいるかもしんないけど、自分の書くこの作品とはさほど関係ないと思っている? それは別の作家、何かそれにふさわしい属性を持った作家がやることであって自分の作品では関係ない。おそらくは無自覚な特権があり、特権って言うと反発したくなると思うけど……みたいなことを思って、うーーんとなった。やつあたりかもしんないけど。作品名出さずに書いてるからなんのこっちゃって感じだと思うけど。  まあ小説ってそんなに読まれないんだろうなと思った。読む人そんなにいないから、これのここってどうなのみたいな話題にのぼることってあんまりない。漫画とはそこがちがう。あとまあわたしが純文学、文芸誌とその賞にそれなりに夢をもっている(もっちゃっている)ふしはあるな…。
 そしてこの作品の直後にC・パム・ジャン『その丘が黄金ならば』を読んであーーーこういうのが好きだ〜〜と思って、なんかそういう不満のようなものはふっとんだ。大きい。大きい小説。こういうのがいい。小さい小説がだめなわけではぜんぜんないけど、大きい話を書こうとしたものが狭苦しく感じられるのはやはりつらい。あと長さもよかった。四六版で384ページ。父親が亡くなり子どもたちが埋葬の旅に出る…という筋書きで、本のけっこう前半で埋葬は済んじゃう。その後が長いのがよかった。純文学系の賞はちょっと短いのかもしれない。「自分の書くこの作品とはさほど関係ない」と書いたけど、まあだって短いもんなー。読む人にも書く人にも。この長さの話はもうちょっと掘り下げたい。日記に書きたいことっていろいろあるな。長くなったのでまた今度。
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catonoire · 1 month
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「オリエントへのまなざし -古代ガラス・コプト織・アジア陶磁-」展
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早稲田大学 會津八一記念博物館で「小野義一郎コレクション オリエントへのまなざし -古代ガラス・コプト織・アジア陶磁-」展を見る。西アジアの古代ガラスやイスラーム陶器、エジプトのコプト織、東南アジアの陶磁など約80点が展示されている。古代ガラスはこれまで見る機会が多少はあったものの、まとまった数を見るのは初めて。コプト織はまったく未知の領域。東南アジアの陶磁も、散発的に見たことならあった気がするけど……という程度。そんな自分にはおあつらえ向きの企画展で、新鮮な鑑賞体験ができた。また、たとえば古代ガラスだと、ガラスの歴史を通観する展示のなかで見るのと、考古資料の展示の一環として見るのと、古代ガラスだけを集めた展示で見るのとでは、見えかたが違ってきたり、ひいてはそこから気づくことも違ってきたりする。同一ジャンルに属する文物を異なる文脈で繰り返し見ることができるのは幸いである。
さて、メインビジュアルに採用されているのは、ガラスの面カット装飾浅鉢。サーサーン朝時代、4〜6世紀、イランあたり。この下の自分の撮った写真より、上の展示室風景のビジュアル写真のほうが装飾がいくぶん見やすいかもしれない。
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円形切子装飾椀。サーサーン朝、5~7世紀、東地中海沿岸。全体的に黄白色なのは風化のためで、本来は淡緑色の透明ガラスとのこと。円形にカットされた装飾が確認できる。風化した風情も正直なところ好きなのだが、「いまでこそ経年変化で時代がかった見た目になっているけど、作った当時は古色はついていなかったのだから、元の姿を想像しながら見よう」と思いながら(心の目で)見るよう努めた。
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次の2点はイスラーム時代のガラス。左は12~13世紀、シリアかエジプト、マーブル装飾扁壺。文様がちょっとラテアートっぽい。右は型吹長頚瓶、11~12世紀、イラン。香水を散布するために使われたもの。10世紀ごろ蒸留技術が確立してバラ水などが普及したことから、このようなガラス製品が作られたものと見える。
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ローマ時代のミルフィオリ・パテラ形杯。前1~1世紀、東地中海沿岸。棒ガラスを組み合わせて金太郎飴のように輪切りにして文様を作っている。
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これもローマ時代、型吹双面瓶、1世紀後半〜2世紀、東地中海沿岸。微笑んでいる顔と怒っている顔が型吹きの技法で作られている。
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前期青銅器時代、紀元前2300~前2000年ごろの土器、掻落彩文杯。シリア北西部で出土したもの。直線や波線の文様はヘラのようなもので掻き落として作られている。
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ラスター彩人物文鉢。イラン、セルジューク朝時代、12世紀後半〜13世紀前半。2人の女性が描かれている。
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藍釉鉢。イラン、セルジューク朝時代、12世紀後半〜13世紀前半。
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色絵金彩鉢。イラン、セルジューク朝時代、12世紀後半〜13世紀前半。花のような太陽のような星のようなものが描かれている。白釉の上に藍彩で下絵付けをして焼成し、その上に色絵金彩で上絵付けを施す、ミナイ陶器と呼ばれるタイプらしい。
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コプト織は、エジプトの遺跡から出土する染織品の総称で、必ずしもコプト教と関係があるとは限らない。下の2点は6~7世紀のコプト織で、左は踊る女たち、右は馬に乗る男の図柄。
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10~11世紀の幾何学文のコプト織。
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左は4人の聖人が並んでいる図柄、7~8世紀。右は5~6世紀、幾何学文だが、ふたつの四角形を組み合わせた形はキリストの十字架を表現したものらしい。そして貴重な染料で紫色に染められている。
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蕾モチーフのコプト織、6~7世紀。蕾のモチーフはコプト織でとても好まれていた由。
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クメール陶器、黒褐釉象形壺。12~13世紀。壺の高台が象の4本脚になっていてかわいらしい。象は背中に宝珠のようなものを背負っている。
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クメール、12~13世紀の黒褐釉線文壺。黒褐釉の平壺はクメール陶器の典型のひとつだそう。
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クメール、11~12世紀、施釉刻線蓋付高坏。須弥山を模したと思しきこの形もクメール陶器の特徴とのこと。アンコールワットなどのクメール建築とも相通じていておもしろい。
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ベトナム、14世紀、鉄絵草花文椀。ベトナム産の鉄絵陶器は日本の大宰府などからも出土しているとか。海外へ輸出するために数多く生産されたらしい。
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ベトナム、15世紀、青花神獣文瓶。獣類の長である麒麟と鳥類の長の鳳凰が描かれている。
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タイ、14~15世紀、青磁刻線文双耳小壺。小さくてかわいいやつ。
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タイ、15世紀、白磁鳥形水注。
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タイ、15~16世紀、白・黒象嵌瓶。象嵌する土と胎土とでは耐火度や収縮率などが異なるため、ひび割れたり象嵌が剥がれたりしないためには高い技術力が必要だとのこと。つまり下の写真の陶器は手練の作なのだろう。
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krkwngm · 10 days
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『クラユカバ』『クラメルカガリ』
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『クラメルカガリ』『クラユカバ』を公開初日に続けて観てきた。面白かった。以下ネタバレがある。上の写真は3月末に閉館してしまった地元の映画館で撮った。二度と足を運ぶことのできないクラガリになってしまったが、たくさんの名画に出逢わせてもらった。
 まずクラガリが「亜炭堀りの坑道」を広げる途上で発見された正体不明の地下世界である、という設定がめちゃめちゃ良い。亜炭は我々の世界でさかんに用いられていたのは昭和40年代ごろまでだったそうだが、『クラユカバ』『クラメルカガリ』の人々にとっては過去の話ではない。地下世界発見の経緯や箱庭の成り立ち、懐かしいようで見覚えのない奇妙な街並みを舞台に生き生きと描かれる人々の暮らしぶりを観て我々が抱くのは、亜炭が「現在」の彼らの生活を支える身近な資源であるという実感だ。しかしそもそも亜炭とは、かつて地上に生息していた木々や植物が腐敗する前に土の下に埋もれ、そのまま地中で何十何百何千万年という永い時間をかけて変質していった結果できあがる代物だ。あの人々の生活から匂い立つ(亜炭は燃焼すると甘酸っぱいような独特の匂いを発したらしい)亜炭の存在感は身近かもしれないが、亜炭のもとになった木々は人類がまだ生まれてもいない数千万年前から地上にいた、と考えると途端に途方もなさが際立つ。  亜炭とは人間の文明以前からそこに在り、亜炭が埋もれている深部の地層もまたそれだけ古い時代からそこに存在し続けてきた。つまり亜炭が眠り続けていた深さの地下世界とは、人知も神秘も及ばぬ遙か遠くの「過去」の世界、ということだ。  木々のように腐敗もせず水のように流転もせずただただ地中に横たわり続けた「過去」が、永い時のなかで亜炭のごとき変容を果たし「過去」ではない何か、暗がりではではない何かに変容してしまったのだとしたら。それが亜炭堀りたちの見つけてしまった世界のきざはし、見世物一座が「くらゆかば」と消え去った暗渠の向こう、あるいは虫喰いを辿った先にある未踏の暗がり────「クラガリ」の始まりとするならば。タンネやトメオミの装束が博物館を司る機関の制服に似ていること、クラガリに「曳かれた」人間が過去にまつわる譫言を吐くばかりになっていたこと、「クラガリの端にしてほとりのクラブチ」で荘太郎が過去の幻影に囚われかけたこと。これらの理由を想像するのが個人的に楽しくなってくる。
 クラガリに「惹かれるな」ではなく「曳かれるな」、なのはクラガリがすすんで誰かを呼んでいるわけではないという意味かもと思う。過去を求めた人間が地下へ、あるいは自分の内側へ深く深く潜っていった結果クラガリに接触してしまう。クラガリが「せり上がってきている」時ですらクラガリに何かを惹きつける意志はなく、何かを曳いたところでクラガリが変わることはない。暗がりで道を選ばされるのはつねに曳かれたほうだ。  加えて暗がりで人が観るも��といえば夢、映画、幻灯の類いだろう。荘太郎も大幻灯を浴びて人形劇や紙芝居やメリエスの無声映画のごとき幻影を彷徨ううち、父と母と平穏に暮らしていた幼い頃の「過去」へと歩き去ってしまいそうになる。父の帰りを待ちながら老いて亡くなった荘太郎の母は人形劇の世界で身体の色が金から白に変わっていったし、過去の幼い姿でどこかへ歩いていこうとする荘太郎の世界は色がなく、その背後に並びはためく幟も白い。金とか灯りは生きてる人間の色、白はクラガリに行ってしまったひとの色なのかもな、と思う。そこに見世物一座の「千里眼」の少女によく似た、白い髪の幼いタンネがやってきて、「これ、忘れ物」と掌を差し出す。  色々あってサキを福面党から取り戻すことはできたものの、見世物一座は「くらゆかば」と去り、父は帰らないままだ。それでも荘太郎が思い出したように探偵事務所の引き出しを開けると、そこには幼いタンネが届けてくれたあの金色の巻き鍵がある。それは事務所の壁にかけられた時計の巻き鍵だ。荘太郎が子どもの頃クラガリに行ったことがある記憶をちょっとしゃべる冒頭のシーンで、荘太郎の後ろの暗がりが映り込む演出があったけど、あの事務所は荘太郎の過去が留まり続けたクラガリでもあったと思う。だから巻き鍵によって再び動き始めた時計が時を刻む音の響くラストは、過去は取り戻せないままなれど、止まっていた時間をようやく進めることのできた荘太郎にとって明るいものだった気がするのだ。
 クラガリに曳かれながらもクラガリから抜け出でて自分の道を進む人間たちの話が『クラユカバ』であるならば、クラガリの真上で変わり続ける街とともに変わりながら生きる人間たちの話が『クラメルカガリ』なのだろう。物語の序盤で「箱庭紡ぎ」は街の「点と点を繋いで紡いでいく」仕事だと飴屋が言うが、それは『クラメルカガリ』という物語の構造そのものでもある。クラガリに曳かれる人間、曳かれた人間、街の変化を愛する人間、街を日々変えていく人間、変わっていく人間。それらひとりひとりの足取りが繋がり合いクラガリの上にひとつの物語が編まれていく。その変容を地図に、あるいは自分の内側に留めていく少女カガリの足取りは日々に翻弄されながらもまっすぐで迷いがない。作中でははっきりと描かれないが、虫食いの話になるたびカガリの顔が曇ったりなにか言いたげな顔をするのは彼女の両親の死んだ理由が虫食いに関係あるからではと思うのだが、それでも紡ぎの仕事は「嫌いではない」と彼女は言う。ユウヤの地図をすごいと評したカガリの、虫食いのことは書いてあったけど鉱泉の川に通じてるあの道のことは書いてなかった、との指摘も彼女なら至りうる。  というか『クラユカバ』でクラガリの端にふれると『クラメルカガリ』で地下の「虫食い」に潜ってまで地図を作りしかもその生き方を楽しんでいるカガリの生き様がちょっと異様であることが分かる。亜炭の鉱脈の上に成り立つ「泰平さん」と「箱庭」、そのさらに地中深くから時折湧いて出る虫食いを辿ればおそらくクラガリに行き着くのだし、特に映画の時系列は伊勢屋曰く「今は時期が悪すぎる クラガリがせりあがってきている」のだ。「箱庭」は日々様相が変わる街だから地図が必要なのだと飴屋は語るが、街がどれだけ変わろうとクラガリは変わらないのだろう。変わっていくのは地上にせり上がるクラガリに「曳かれ」る街のほうでしかない。  そういう街で箱庭紡ぎの仕事を担うふたりの街に対する思いが対比になっているのが面白い。ユウヤが日の当たる場所に行くまでの繋ぎに過ぎないと思っていた「紡」の仕事がカガリにとっては人生の楽しみであるというすれ違いは、カガリが記憶していた地下の脇道を「こんな細い道 俺だったらいちど地図にしたら忘れてる」と呟くユウヤの台詞にも表れている。ただしカガリがその道を覚えていたのは紡の仕事を気に入っているからだけではない。「もったいない、一緒に歩いたの大事な思い出だよ」と笑ったカガリにとって、ユウヤはこの街の記憶ごと大事にしたい存在なのだろう。この台詞にはカガリの街への思い入れと日々紡いでいるものへの意味が宿る。日の当たる場所に行きたかったユウヤが街を一時去るとき、「わたしユウヤくんの地図、好きだから!」と橋の上から笑顔で手を振るカガリには昇り始めた陽の光が当たっている。カガリとは地中のクラガリを行くための篝火であり、ユウヤにとっても日の当たらない場所=箱庭=クラガリを照らす篝火だったのではなかろうか。
 ところで『クラユカバ』で荘太郎を福面党の一員と勘違いしてしょっぴこうとしたおっさんと『クラメルカガリ』でシィナ総長に声をかけていたおっさんが同一人物なのでこの二作はそんなに時間が離れてないんだろうな。『クラユカバ』で福面党にまぎれていたムジナの男が『クラメルカガリ』では髪が伸びた風体で石猿一家をけしかけていたあたりほぼ同時期というわけではなさそう。にしても福面党のボスが「御多福」なのは洒落がきいてる。ムジナと福面党の関係も気になるところだ。  演出面では、『クラユカバ』で車両から逃げる荘太郎が「じょうぶ~!!」て叫んでたシーンを『クラメルカガリ』のカガリがアブラムシから逃亡するときセルフオマージュしてたのが楽しかった。それと『クラユカバ』では荘太郎のお父さんが荘太郎になぜ探偵をやっているのか聞かれて「ここがむかし川だったことは知っているか?」、そんなふうに世の中に隠れている謎が好きで父さんは探偵をしているんだと答えたり、クラガリの入口を探していた荘太郎が街のじいさんに「トンネルを掘るときは一旦土地を開けてから埋める だから地図を見ればトンネルがどこを通ってるか分かる」と教えてもらったりと、『クラメルカガリ』ほどではないけど地図や土の記憶が大事なモチーフとして取り上げられてたのが良かった。荘太郎の降り立った橋のあたりとカガリが坑道から抜け出て川に流れ出たあたりはぱっと見近いかなって思ったけど実際はまったく関係ない景色なのかな。観直したさがある。  にしても『クラユカバ』を観るとこの深い深い世界のどの要素から『クラメルカガリ』が構築されたのか分かって楽しいし、『クラメルカガリ』を観てこの世界をもっと深く知りたいとおもった人に『クラユカバ』は当然充分応えてくれる。『クラユカバ』の停留所には「成田亭良悟」の名前が書かれたポスターが貼られているのだけれど、栄和島と伊勢屋とおなじく「まったくの別人」ながらもこの世界に成田良悟先生の言葉もまた息づいているのだなと思えて嬉しかった。伊勢屋に自分の留守を任せていく栄和島と任された伊勢屋の反応、原作を知ってても知ってなくても激アツだったな……  そういえば自分が映画館でこれを観ていたとき、伊勢屋の店が画面に映った瞬間後方の席から「カストリ…!?笑」て困惑した男性のデカめの声が聞こえてきて面白かった。かくいう自分は自律機関が出てきた瞬間「蒸気王じゃん!?」て叫ぶところだった。閑話休題。
 ムジナの男がタンネ達と出くわす前に「ナマズとご対面だ」て言ってたのが気になってる。ナマズ=鬼(鬼灯色の瞳のタンネ)の由来がちょっと思いつかないし、地下を這う車両をシンプルに喩えた可能性はあるけれど、ナマズは地震を起こすと信じられてきた生き物だからムジナにとっては地下をわずらわすめんどくさい勢力としてナマズと呼んだのかな。だとしたらムジナたちって亜炭堀りに発見されるよりずっと昔からクラガリに潜んでる勢力なのかも。石猿一家が失敗したときも地下に帰る的なこと言ってとんずらこいてたし、新聞には浮世絵じみた絵で紹介されてるし。今後続編が制作されてムジナの行動理念が明らかになったら楽しそうだ。  ちなみに『クラメルカガリ』では蛙を鳥と云って出す屋台について「あれむしろナマズっぽいよね」とコメントしてた。箱庭はナマズ食が珍しくない文化なのか…?あとカガリとユウヤがごはん食べてた屋台の壁のお品書きに「目玉の甘」てあったけどあれなに?目玉の甘煮?  『クラユカバ』で荘太郎と稲荷坂が呑んでたお店もちょっと不思議で、荘太郎が生の中を追加したら新しいジョッキが来るんじゃなくて瓶から次いでくれるんだよね。「お兄さん!」て呼ばれた荘太郎が「ああもうそんくらいで」って止めたあと何かを継ぎ足して飲んでるあたり量でお代が決まるのか?と知りたくなった。というかあれ多分ビールじゃないよな(泡の載った金色だった覚えがない。自分が覚えてないだけかも)。テーブルにあった瓶のラベルにはホッペルと書かれてた。  『クラメルカガリ』のシィナが通信傍受機と同じ鞄に箱キャラメル入れてるのもめちゃいいし、シィナと飴屋の射的のシーンもなんてことないのに良さしかなかったな。ところでシィナさんと情報屋の伊勢屋はなんで知り合いなの?気になりすぎる。
 管使いのタンネが管(たぶん管狐)のことを今いる地下より「ちょっと深いところ」の生き物だって言ってたけど、カガリも「ちょっと深いところ」の話してたんだよね~どこだったかな。管の色が金色なのも荘太郎が陥りかけたクラガリの過去の幻影に関係ありそう。そもそも見世物一座の人間たちがみんな白狐の面を被ってたからな……探訪記者の名前は稲荷坂でクラガリに近い人間の名前ぽさがある。  どちらの作品もいろんな生き物の名前や意匠が取り入れられてるの面白いよね。荘太郎に情報提供した男は兎の面つけてたし、朽縄博士(くちなわは蛇と書いてもくちなわと読む)の子どもたちは牛蛙だったり虫の姿だったり公園にはザリガニがいたり。ササラちゃんはササラ電車からの命名だったりするんかな。あとアブラムシよける機械のデザインが電動の蚊遣りぽかったなと思ってそこだけパンフ見たら名前が「ムシヨケ」だったしよく見たらデザインも蚊遣り豚だったので笑った。朽縄おじいちゃんが朽縄博士だと明らかになるシーンの真打登場感も良い。  真打といえば荘太郎を演じた六代目 神田伯山さんは講談師の方なんだよね。『クラユカバ』『クラメルカガリ』はどちらも台詞回しがきもちよいけど荘太郎の語り口は抑揚の良さも相まってなおさら好きだった。あと活弁士と稲荷坂と石猿親分を演じてる坂本頼光さんは本職の活弁士の方だし、女性声優さんたちが演じるタンネやトメオミやカガリといったクラガリを探る少女たちのまっすぐに発せられる声と、クラガリとともに生きてきた男性キャラクターたちの物語ることを宿命付けられたような声が双璧を成す、両作品のキャスティングも外せない良さだと思う。寺田農さん演じる朽縄が、老兵は去らず此処にある的な台詞を最後にクラガリじみた研究所へ帰っていくのも印象的だった。  もし今後続編が制作されるのなら「僕にもわからないんだ 自分が何者でどこへ行くのか」と語っていたタンネの来た道や行く道のこと、トメオミが珍妙な慣用句を引用するたび添えていた「その道に曰く」の「その道」の意味(クラガリに繋がってる余所の道だと思う)、「轍」や見世物一座の正体が語られたらいいなと思うし、「泰平さん」の「テリヤス工業」時代の話やこのあとの箱庭の姿もまだまだ観たい。パンフに載っていたインタビューでは、監督は『クラユカバ』『クラメルカガリ』の両作品で「まだ語られていないこと、解かれていない謎」について「世界を閉じたくない」「モヤっとしたものを残すことで観た方の記憶に残したい」から謎を残していると述べているし、成田良悟先生との対談では「ちゃんと考えてはいるんですけど」「もっと面白い設定を思いつくかもしれない」から「前もってテキストに書き起こさない」とも話している。だからここまで自分が書いた感想はあくまでも現時点で得られる情報からの推察に過ぎないし、正解は監督の頭の中にしかない。いつか続編で明かされるクラガリとその周辺の世界の正体が、今回の自分の想像よりも遙かに深く面白く最高であることを楽しみにしている。『クラユカバ』『クラメルカガリ』を観たあの日の映画館の暗がりは、それでようやく自分にとっての美しき「クラガリ」になるのだから。
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loopokaki · 1 year
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(AI生成文章)
 ある日、東京都の八王子市にある田んぼで、奇妙なことが起こりました。田んぼの中に、イナゴに混じって稲をかじるおばさんがいたのです。おばさんは、白いワンピースを着て、髪をお団子に結んでいました。彼女はイナゴと仲良くしていて、時々彼らと話しかけたり、歌ったりしていました。
「あら、美味しいわ。この稲は甘くてふっくらしてるの。イナゴちゃんたちも幸せね」
 おばさんはそう言って、稲を一本ずつ引き抜いて食べていきました。周りのイナゴも彼女につられて、稲を食べまくりました。やがて、田んぼの一角がすっかり食べ尽くされてしまいました。
「もうないわ。どこか他に行きましょうか」 (AI生成文章)
 ある日、東京都の八王子市にある田んぼで、奇妙なことが起こりました。田んぼの中に、イナゴに混じって稲をかじるおばさんがいたのです。おばさんは、白いワンピースを着て、髪をお団子に結んでいました。彼女はイナゴと仲良くしていて、時々彼らと話しかけたり、歌ったりしていました。
「あら、美味しいわ。この稲は甘くてふっくらしてるの。イナゴちゃんたちも幸せね」
 おばさんはそう言って、稲を一本ずつ引き抜いて食べていきました。周りのイナゴも彼女につられて、稲を食べまくりました。やがて、田んぼの一角がすっかり食べ尽くされてしまいました。
「もうないわ。どこか他に行きましょうか」
 おばさんはそう言って、イナゴたちを連れて歩き始めました。彼女は近くの田んぼに向かって進みましたが、その途中で他のおばさんたちに出会いました。彼女たちはみんな同じように白いワンピースを着て、髪をお団子に結んでいました。彼女たちはおばさんに気づいて、笑顔で声をかけました。
「こんにちは。あなたも稲が好きなの?」
「はい、大好きよ。イナゴちゃんたちと一緒に食べてるの」
「私たちもよ。この辺りには美味しい稲がたくさんあるわよ」
「そうなの?じゃあ、一緒に行きましょう」
 おばさんはそう言って、他のおばさんたちと仲良くなりました。彼女たちはイナゴと一緒に次々と田んぼを荒らして回りました。やがて、八王子市の田んぼはすべて食べ尽くされてしまいました
「もうないわ。どこか他に行きましょうか」
 おばさんたちはそう言って、イナゴと一緒に八王子市を出ました。彼女たちは東京都内の他の田んぼのある地域に向かいました。彼女たちは多摩市や稲城市や町田市などに行って、田んぼを食べまくりました。彼女たちは田んぼを食べるときに、特別な模様を残していきました。それはステリーサークルと呼ばれる、円形や幾何学的な図形を描いたようなものでした。彼女たちはミステリーサークルを作ることで、自分たちの存在を世界に知らせようとしていました。
 しかし、彼女たちの行動は人間にとっては迷惑なものでした。田んぼを荒らされた農家は大損害を受けました。ミステリーサークルは不気味で恐ろしいものとして報道されました。人間は彼女たちを捕まえようとしましたが、なかなか成功しませんでした。彼女たちはイナゴと一緒に素早く移動しました。彼女たちは人間に見つからないように隠れていました。
 そんな中、一人��少年が彼女たちに興味を持ちました。彼は田んぼの近くに住む中学生で、名前は太郎と言いました。太郎はミステリーサークルが好きで、よく写真を撮っていました。太郎はミステリーサークルの作り方や意味を知りたくて、調べていました。太郎はある日、ミステリーサークルが出来る瞬間を目撃しました。それは夜中に起こりました。太郎は田んぼに忍び込んで、カメラを構えていました。すると、イナゴの大群が飛んできて、田んぼに降り立ちました。その中に、白いワンピースを着たおばさんたちがいるのが見えました。
「あれ?あれがミステリーサークルを作ってる人たち?」
 太郎は驚きました。彼はおばさんたちの姿をカメラに収めようとしましたが、暗くてよく見えませんでした。おばさんたちはイナゴと一緒に稲を食べ始めました。彼女たちは稲を食べるときに、特別な模様を残していきました。それがミステリーサークルでした。
「すごいなあ。でも、どうしてこんなことをするんだろう」
 太郎は疑問に思いました。彼はおばさんたちに話しかけてみようと思いました。彼はそっと近づいて、声をかけました。
「すみません。あの、あなたたちは何をしてるんですか?」
 おばさんたちは太郎の声に驚きました。彼女たちは顔を上げて、太郎を見ました。彼女たちは太郎の姿に不審そうに眉をひそめました。
「あらあら、人間の子供だわ。どうしてここにいるの?」
 おばさんたちの一人が太郎に尋ねました。彼女はリーダー格のようでした。
「えっと、僕はミステリーサークルが好きで、写真を撮ってたんです」
 太郎は正直に答えました。彼はおばさんたちに怖がられないように、笑顔で言いました。
「ミステリーサークルが好き?それは珍しいわね。私たちもミステリーサークルが大好きなのよ」
 おばさんたちは太郎に親しげに言いました。彼女たちは太郎を仲間だと思っ��ようでした。
「本当ですか?でも、どうしてミステリーサークルを作るんですか?」
 太郎は興味深く聞き返しました。彼はおばさんたちの目的を知りたかったのです。
「それはね、風船おじさんに会うためなのよ」
 おばさんたちはそう言って、目を輝かせました。彼女たちは風船おじさんという言葉に感激していました。
「風船おじさん?それは誰ですか?」
 太郎は聞いたことがない名前に首をかしげました。彼は風船おじさんという人物について知りませんでした。
「あらまあ、風船おじさんを知らないなんて、可哀想な子ね。風船おじさんは伝説の冒険家なのよ。世界中のあらゆる場所に行ったことがあるの。空飛ぶ風船でね」
 おばさんたちはそう言って、太郎に説明しました。彼女たちは風船おじさんの冒険談を熱く語り始めました。
「風船おじさんは若い頃イケメンだったのよ。金髪で青い目で筋肉質でね。女性にもてまくっていたわ。でも、彼は自由な冒険家で、一つの場所に留まらなかったの。彼は常に新しい発見や驚きを求めて、空飛ぶ風船で旅をしていたのよ」
「空飛ぶ風船?それはどんな風船ですか?」
 太郎は不思議そうに聞きました。彼は空飛ぶ風船というものを想像できませんでした。
「それはね、普通の風船と違って、大きくて色々な形をしたものなのよ。動物や乗り物や果物や花や星や月や太陽などなど。風船おじさんは自分で作ったり買ったりしたものを使っていたわ。彼はその風船に乗って、空中から世界を見て回っていたのよ」
「すごいですね。でも、どうしてミステリーサークルと関係があるんですか?」
 太郎は納得できませんでした。彼はミステリーサークルと空飛ぶ風船とのつながりを見出せませんでした。
「それはね、ミステリーサークルは、風船おじさんを誘導する目印なのよ」
 おばさんたちはそう言って、太郎に教えました。彼女たちはミステリーサークルの秘密を明かしました。
「私たちはね、風船おじさんのファンなのよ。彼に会いたくて、会いたくて仕方がないのよ。でも、彼はどこにいるかわからないの。だから、私たちはミステリーサークルを作って、彼にメッセージを送っているのよ」
「メッセージ?」
 太郎は驚きました。彼はミステリーサークルにメッセージが隠されているとは思いませんでした。
「そうよ。ミステリーサークルはね、私たちの愛と尊敬と憧れと感謝と願いを込めたものなのよ。それぞれの模様には意味があるのよ。例えば、この星型のものは、彼が星空を旅していることを表しているの。この花型のものは、彼が花々に囲まれて幸せであることを祈っているの。この月型のものは、彼が月に行ったことを知っていることを示しているの」
 おばさんたちはそう言って、ミステリーサークルの意味を解説しました。彼女たちはミステリーサークルに深い思い入れを持っていました。
「私たちはね、風船おじさんが空から見てくれると信じているのよ。彼が私たちのミステリーサークルを見て、気に入ってくれると嬉しいわ。もしかしたら、彼が降りてきて、私たちに会ってくれるかもしれないわ」
 おばさんたちはそう言って、夢見心地になりました。彼女たちは風船おじさんに会うことを切望していました。
「でも、それは無理じゃないですか?風船おじさんはもう老人ですよね?若い頃と同じように旅してるわけないじゃないですか」
 太郎は現実的に言いました。彼はおばさんたちの妄想に付き合えませんでした。
「そんなことないわ。風船おじさんは不老不死なのよ。彼は永遠に若くて美しくて冒険家なのよ」
 おばさんたちはそう言って、太郎を否定しました。彼女たちは風船おじさんに対する信仰を失っていませんでした。
「でも、それは本当ですか?証拠はありますか?」
 太郎は疑問に思いました。彼はおばさんたちが言うことに信憑性がないと感じました。
「証拠?そんなものはいらないわ。私たちは心で感じるのよ。風船おじさんは私たちの心にいるのよ」
 おばさんたちはそう言って、太郎を見下しました。彼女たちは太郎が風船おじさんを理解できないと思いました。
「でも、それだけじゃないわ。私たちはね、風船おじさんからプレゼントをもらったことがあるのよ」
 おばさんたちはそう言って、自慢げに言いました。彼女たちは風船おじさんからのプレゼントを見せました。
「これよ。飴よ。風船おじさんは私たちに飴をくれたのよ」
 おばさんたちはそう言って、ポケットから飴を取り出しました。それは色とりどりの飴でした。おばさんたちは飴を嬉しそうに舐めました。
「これはね、風船おじさんが世界中で集めた珍しい飴なのよ。それぞれに特別な味や効果があるのよ。例えば、この赤い飴は、甘くて辛くて熱くてね。これを食べると、体が温まって元気になるのよ。この青い飴は、さっぱりして爽やかでね。これを食べると、口の中が清涼感に満ちて涼しくなるのよ」
 おばさんたちはそう言って、飴の説明をしました。彼女たちは飴に夢中でした。
「風船おじさんはね、私たちに飴をくれるときに、こんなことを言ったのよ」
 おばさんたちはそう言って、風船おじさんの言葉を引用しました。
「これは君たちに感謝の気持ちを込めて贈るものだ。君たちが作ったミステリーサークルは素晴らしいものだった。私はそれを見て感動したよ。君たちの愛と尊敬と憧れと感謝と願いが伝わってきたよ。私も君たちに同じ気持ちを返したいと思ったんだ。だから、これを受け取ってくれ。これは私が世界中で集めた珍しい飴だ。君たちが好きな味や効果があると思うよ。これを食べて楽しんでくれ。そして、これからもミステリーサークルを作り続けてくれ。私はそれを見るのが楽しみだよ」
 おばさんたちはそう言って、感激しました。彼女たちは風船おじさんからの言葉に涙しました。
「これが証拠よ。風船おじさんは私たちに会ってくれたんだわ」
 おばさんたちはそう言って、満足しました。彼女たちは風船おじさんとの出会いを誇りに思いました。
「でも、それは本当に風船おじさんなんですか?」
 太郎はまだ信じられませんでした。彼はおばさんたちが騙されていると思いました。
「もちろんよ。本物よ。彼は私たちに自分の名前と写真を見せてくれたのよ」
 おばさんたちはそう言って、証拠を見せました。それは風船おじさんの名前と写真が書かれたカードでした。カードにはこう書かれていました。
「風船おじさんこと、ジョン・バルーンと申します。私は空飛ぶ風船で世界を旅しています。私は君たちのミステリーサークルに感動しました。これからも作り続けてください。私は君たちのファンです」
 カードには金髪で青い目で筋肉質でイケメンな男性の写真が貼られていました。それが風船おじさんだというのです。
「これが風船おじさんよ。素敵でしょう」
 おばさんたちはそう言って、カードを愛おしそうに見ました。彼女たちはカードにキスをしました。
「でも、これは偽物じゃないですか?」
 太郎は疑わしく思いました。彼はカードが本物だとは思えませんでした。
「偽物?そんなことないわ。これは本物よ。彼は私たちに直接渡してくれたのよ」
 おばさんたちはそう言って、太郎を否定しました。彼女たちはカードが本物だと信じていました。
「でも、どうやって渡したんですか?」
 太郎は詳しく聞きました。彼はおばさんたちがどのようにして風船おじさんと会ったのか知りたかったのです。
「それはね、ある日の夜中に起こったのよ。私たちはいつものように田んぼでミステリーサークルを作っていたのよ。すると、空から大きな音が聞こえてきたのよ。私たちは空を見上げると、何と風船が飛んできているのが見えたのよ」
 おばさんたちはそう言って、驚きの出来事を話し始めました。彼女たちは風船おじさんとの出会いを懐かしく思い出しました。
 その風船はね、巨大な赤いハート型だったのよ。その風船には、風船おじさんが乗っていたのよ。彼は私たちに手を振って、笑顔で言ったのよ」
 おばさんたちはそう言って、感動しました。彼女たちは風船おじさんの姿を思い出しました。
「こんにちは。君たちは素晴らしいミステリーサークルを作る人たちだね。私は君たちに会いに来たよ」
 風船おじさんはそう言って、田んぼに降りてきました。彼は金髪で青い目で筋肉質でイケメンでした。彼は白いシャツと青いズボンと赤いスカーフを着ていました。彼はまさにおばさんたちが想像していた通りの人物でした。
「ああ、風船おじさん!」
 おばさんたちはそう叫んで、風船おじさんに駆け寄りました。彼女たちは風船おじさんに抱きついて、キスをしました。
「私たちはあなたのことが大好きです」
 おばさんたちはそう言って、風船おじさんに愛を告白しました。彼女たちは風船おじさんに会えて幸せでした。
「私も君たちのことが大好きだよ」
 風船おじさんはそう言って、おばさんたちに優しく微笑みました。彼はおばさんたちに愛を返しました。
「これは君たちに感謝の気持ちを込めて贈るものだ」
 風船おじさんはそう言って、ポケットから飴を取り出しました。それは色とりどりの飴でした。
「これは私が世界中で集めた珍しい飴だ。君たちが好きな味や効果があると思うよ。これを食べて楽しんでくれ」
 風船おじさんはそう言って、飴をおばさんたちに渡しました。彼はおばさんたちにプレゼントをしました。
「ありがとう、風船おじさん」
 おばさんたちはそう言って、飴を受け取りました。彼女たちは飴を嬉しそうに舐めました。
「これからもミステリーサークルを作り続けてくれ」
 風船おじさんはそう言って、再び風船に乗りました。彼は空へと飛び立とうとしました。
「もちろんよ、風船おじさん」
 おばさんたちはそう言って、風船おじさんに手を振りました。彼女たちは風船おじさんとの別れを惜しみました。
「また会える日までさようなら」
 風船おじさんはそう言って、空へと飛んでいきました。彼は消えていきました。
「さようなら、風船おじさん」
 おばさんたちはそう言って、涙を流しました。彼女たちは風船おじさんとの出会いを忘れませんでした。
  太郎はその光景を見て呆然としました。彼は信じられないことが起こったと思いました。
「これは夢かな?」
 太郎はそうつぶやきました。彼は自分の目を疑いました。
 しかし、それは夢ではありませんでした。それは現実でした。そして、それはまだ終わりではありませんでした。
 すると、空からまた大きな音が聞こえてきました。太郎とおばさんたちは空を見上げました。すると、何ともう一つの風船が飛んできているのが見えました。
「あれ?もう一つの風船?」
 太郎は驚きました。彼はもう一つの風船に興味を持ちました。
「あれは何だろう?」
 おばさんたちは疑問に思いました。彼女たちはもう一つの風船に不思議そうに目を向けました。
 その風船はね、巨大な黄色いバナナ型だったのです。その風船には、風船おじさんが乗っていたのです。彼は金髪で青い目で筋肉質でイケメンでした。彼は黄色いシャツと茶色いズボンと緑色のスカーフを着ていました。彼はまさにおばさんたちが想像していた通りの人物でした。
「こんにちは。君たちは素晴らしいミステリーサークルを作る人たちだね。私は君たちに会いに来たよ」
 風船おじさんはそう言って、田んぼに降りてきました。彼は風船おじさんだと名乗りました。
「ああ、風船おじさん!」
 おばさんたちはそう叫んで、風船おじさんに駆け寄りました。彼女たちは風船おじさんに抱きついて、キスをしました。
「私たちはあなたのことが大好きです」
 おばさんたちはそう言って、風船おじさんに愛を告白しました。彼女たちは風船おじさんに会えて幸せでした。
「私も君たちのことが大好きだよ」
 風船おじさんはそう言って、おばさんたちに優しく微笑みました。彼はおばさんたちに愛を返しました。
「これは君たちに感謝の気持ちを込めて贈るものだ」
 風船おじさんはそう言って、ポケットから飴を取り出しました。それは色とりどりの飴でした。
「これは私が世界中で集めた珍しい飴だ。君たちが好きな味や効果があると思うよ。これを食べて楽しんでくれ」   風船おじさんはそう言って、飴をおばさんたちに渡しました。彼はおばさんたちにプレゼントをしました。
「ありがとう、風船おじさん」
 おばさんたちはそう言って、飴を受け取りました。彼女たちは飴を嬉しそうに舐めました。
「これからもミステリーサークルを作り続けてくれ」
 風船おじさんはそう言って、再び風船に乗りました。彼は空へと飛び立とうとしました。
「もちろんよ、風船おじさん」
 おばさんたちはそう言って、風船おじさんに手を振りました。彼女たちは風船おじさんとの別れを惜しみました。
「また会える日までさようなら」
 風船おじさんはそう言って、空へと飛んでいきました。彼は消えていきました。
「さようなら、風船おじさん」
 おばさんたちはそう言って、涙を流しました。彼女たちは風船おじさんとの出会いを忘れませんでした。
 太郎はその光景を見て呆然としました。彼は信じられないことが起こったと思いました。
「これは夢かな?」
 太郎はそうつぶやきました。彼は自分の目を疑いました。
 しかし、それは夢ではありませんでした。それは現実でした。そして、それはまだ終わりではありませんでした。
 すると、空からまた大きな音が聞こえてきました。太郎とおばさんたちは空を見上げました。すると、何ともっとたくさんの風船が飛んできているのが見えました。
「あれ?もっとたくさんの風船?」
 太郎は驚きました。彼はもっとたくさんの風船に驚愕しました。
「あれは何だろう?」
 おばさんたちは疑問に思いました。彼女たちはもっとたくさんの風船に不安そうに目を向けました。
 その風船は、色々な形や色や大きさのものだったのです。その風船には、いろんな風船おじさんが乗っていたのです。彼らはみんな金髪で青い目で筋肉質でイケメンでした。彼らはみんな違う服装やアクセサリーをしていました。彼らはみんな風船おじさんだと名乗りました。
「こんにちは。君たちは素晴らしいミステリーサークルを作る人たちだね。私は君たちに会いに来たよ」
 もっとたくさんの風船おじさんたちはそう言って、田んぼに降りてきました。彼らはもっとたくさんの風船おじさんだと言い張りました。
「ああ、風船おじさん!」
 おばさんたちはそう叫んで、もっとたくさんの風船おじさんたちに駆け寄りました。彼女たちはもっとたくさんの風船おじさんたちに抱きついて、キスをしました。
「私たちはあなたのことが大好きです」
 おばさんたちはそう言って、もっとたくさんの風船おじさんたちに愛を告白しました。彼女たちはもっとたくさんの風船おじさんたちに会えて幸せでした。
「私も君たちのことが大好きだよ」
 もっとたくさんの風船おじさんたちはそう言って、おばさんたちに優しく微笑みました。彼らはおばさんたちに愛を返しました。
「これは君たちに感謝の気持ちを込めて贈るものだ」
 もっとたくさんの風船おじさんたちはそう言って、ポケットから飴を取り出しました。それは色とりどりの飴でした。
「これは私が世界中で集めた珍しい飴だ。君たちが好きな味や効果があると思うよ。これを食べて楽しんでくれ」
 もっとたくさんの風船おじさんたちはそう言って、飴をおばさんたちに渡しました。彼らはおばさんたちにプレゼントをしました。
「ありがとう、風船おじさん」
 おばさんたちはそう言って、飴を受け取りました。彼女たちは飴を嬉しそうに舐めました。
「これからもミステリーサークルを作り続けてくれ」
 もっとたくさんの風船おじさんたちはそう言って、再び風船に乗りました。彼らは空へと飛び立とうとしました。
「もちろんよ、風船おじさん」
 おばさんたちはそう言って、もっとたくさんの風船おじさんたちに手を振りました。彼女たちはもっとたくさんの風船おじさんたちとの別れを惜しみました。
「また会える日までさようなら」
 もっとたくさんの風船おじさんたちはそう言って、空へと飛んでいきました。彼らは消えていきました。
「さようなら、風船おじさん」
 おばさんたちはそう言って、涙を流しました。彼女たちはもっとたくさんの風船おじさんたちとの出会いを忘れませんでした。
 太郎はその光景を見て呆然としました。彼は信じられないことが起こったと思いました。
「これは夢かな?」
 太郎はそうつぶやきました。彼は自分の目を疑いました。
 しかし、それは夢ではありませんでした。それは現実でした。そして、それはまだ終わりではありませんでした。
 すると、太郎の頭に激痛が走りました。彼は頭を押さえて、苦しみました。
「ああ、痛い」
 太郎はそう言って、倒れました。彼は意識を失いました。
 そのとき、田んぼに人影が現れました。それは白衣を着た男性でした。彼は医者だったのです。
「あっ、ここにいたか」
 医者はそう言って、太郎に近づきました。彼は太郎の様子を確認しました。
「大丈夫かな?」
 医者はそう言って、太郎の脈を測りました。彼は太郎の状態を判断しました。
「やっぱり、幻覚が見えていたんだな」
 医者はそう言って、ため息をつきました。彼は太郎の病気を知っていました。
「この子はね、風船おじさん症候群という病気なんだよ」
 医者はそう言って、太郎の病気を説明しました。彼は太郎の病気について詳しく話し始めました。
「風船おじさん症候群というのは、自分が風船おじさんだと思い込む病気なんだよ。風船おじさんというのは、昔有名だった冒険家でね、空飛ぶ風船で世界中を旅していた人物なんだよ。この子はね、その風船おじさんに憧れていてね、自分も風船おじさんになりたかったんだよ。でも、現実にはなれなかったんだよ。だから、幻覚で風船おじさんに会ったりするようになったんだよ」
 医者はそう言って、太郎の心理を分析しました。彼は太郎の幻覚の原因を明らかにしました。
「この子はね、孤独に暮らしているんだよ。家族も友達もいなくてね、誰とも話さないんだよ。だから、幻覚で自分に話しかける相手を作ったんだよ。それが風船おじさんやミステリーサークルを作るおばさんたちなんだよ」
 医者はそう言って、太郎の現状を説明しました。彼は太郎の孤独さを嘆きました。
「この子に必要なのはね、本当の友達や家族なんだよ。だから、私はこの子を病院に連れて行って、治療してあげるんだよ」
 医者はそう言って、太郎を抱き上げました。彼は太郎を救おうとしました。
「大丈夫だよ。君はもう一人じゃないよ。私が君のそばにいるよ」
 医者はそう言って、太郎に優しく声をかけました。彼は太郎に安心させようとしました。
 しかし、そのとき、医者のポケットから何かが落ちました。それは色とりどりの飴でした。
「あれ?これは何だ?」
 医者は驚いて、飴を拾い上げました。彼は飴に疑問を持ちました。
「これは私が世界中で集めた珍しい飴だ。君たちが好きな味や効果があると思うよ。これを食べて楽しんでくれ」
 そのとき、医者の頭の中に風船おじさんの声が響きました。彼は風船おじさんの言葉を思い出しました。
「ああ、そうだった。私は風船おじさんだったんだ」
 医者はそう言って、自分の正体に気づきました。彼は風船おじさんだったのです。
「私はね、この子に会いたくて、会いたくて仕方がなかったんだよ。でも、この子は私を忘れてしまったんだよ。だから、私は医者に変装して、この子に会いに来たんだよ。私はこの子にプレゼントを渡して、愛を伝えたかったんだよ」
 医者はそう言って、自分の行動を説明しました。
「私は君のことが大好きだよ」
 医者はそう言って、太郎に優しく微笑みました。そして再び風船に乗りました。彼は空へと飛び立とうとしました。すると、太郎は目を覚ましました。彼は意識を取り戻しました。
「ああ、風船おじさん!」
 太郎はそう叫んで、風船おじさんに駆け寄りました。彼は風船おじさんに抱きつきました。
「私もあなたのことが大好きです」
 太郎はそう言って、風船おじさんへの愛情を伝えました。彼は風船おじさんに会えて幸せでした。
「さあ、行こうか」
 風船おじさんはそう言って、太郎を連れて行きました。彼は太郎と一緒に空へと飛んでいきました。
「どこに行くんですか?」
 風船おじさんとの旅に興味を持ちました。
「どこでも行けるよ。世界中のあらゆる場所にね。君が行きたいところに行こう」
 風船おじさんはそう言って、太郎に笑顔で答えました。彼は太郎に自由な冒険を提案しました。
「本当ですか?それはすごいですね」
 太郎はそう言って、目を輝かせました。彼は風船おじさんとの冒険に期待しました。
「さあ、行こうか。君と私の物語はこれから始まるんだ」
 風船おじさんはそう言って、太郎に手を差し伸べました。彼は太郎と一緒に新しい物語を始めました。
「はい、行きましょう。風船おじさんと私の物語はこれから始まります」
 太郎はそう言って、風船おじさんの手を握りました。彼は風船おじさんと一緒に新しい物語を始めました。
 そして、二人は空飛ぶ風船で世界を旅しました。二人は色々な場所や人や物に出会いました。二人は色々なことを学びました。二人は色々なことを楽しみました。二人は色々なことを愛しました。  おばさんはそう言って、イナゴたちを連れて歩き始めました。彼女は近くの田んぼに向かって進みましたが、その途中で他のおばさんたちに出会いました。彼女たちはみんな同じように白いワンピースを着て、髪をお団子に結んでいました。彼女たちはおばさんに気づいて、笑顔で声をかけました。
「こんにちは。あなたも稲が好きなの?」
「はい、大好きよ。イナゴちゃんたちと一緒に食べてるの」
「私たちもよ。この辺りには美味しい稲がたくさんあるわよ」
「そうなの?じゃあ、一緒に行きましょう」
 おばさんはそう言って、他のおばさんたちと仲良くなりました。彼女たちはイナゴと一緒に次々と田んぼを荒らして回りました。やがて、八王子市の田んぼはすべて食べ尽くされてしまいました
「もうないわ。どこか他に行きましょうか」
 おばさんたちはそう言って、イナゴと一緒に八王子市を出ました。彼女たちは東京都内の他の田んぼのある地域に向かいました。彼女たちは多摩市や稲城市や町田市などに行って、田んぼを食べまくりました。彼女たちは田んぼを食べるときに、特別な模様を残していきました。それはステリーサークルと呼ばれる、円形や幾何学的な図形を描いたようなものでした。���女たちはミステリーサークルを作ることで、自分たちの存在を世界に知らせようとしていました。
 しかし、彼女たちの行動は人間にとっては迷惑なものでした。田んぼを荒らされた農家は大損害を受けました。ミステリーサークルは不気味で恐ろしいものとして報道されました。人間は彼女たちを捕まえようとしましたが、なかなか成功しませんでした。彼女たちはイナゴと一緒に素早く移動しました。彼女たちは人間に見つからないように隠れていました。
 そんな中、一人の少年が彼女たちに興味を持ちました。彼は田んぼの近くに住む中学生で、名前は太郎と言いました。太郎はミステリーサークルが好きで、よく写真を撮っていました。太郎はミステリーサークルの作り方や意味を知りたくて、調べていました。太郎はある日、ミステリーサークルが出来る瞬間を目撃しました。それは夜中に起こりました。太郎は田んぼに忍び込んで、カメラを構えていました。すると、イナゴの大群が飛んできて、田んぼに降り立ちました。その中に、白いワンピースを着たおばさんたちがいるのが見えました。
「あれ?あれがミステリーサークルを作ってる人たち?」
 太郎は驚きました。彼はおばさんたちの姿をカメラに収めようとしましたが、暗くてよく見えませんでした。おばさんたちはイナゴと一緒に稲を食べ始めました。彼女たちは稲を食べるときに、特別な模様を残していきました。それがミステリーサークルでした。
「すごいなあ。でも、どうしてこんなことをするんだろう」
 太郎は疑問に思いました。彼はおばさんたちに話しかけてみようと思いました。彼はそっと近づいて、声をかけました。
「すみません。あの、あなたたちは何をしてるんですか?」
 おばさんたちは太郎の声に驚きました。彼女たちは顔を上げて、太郎を見ました。彼女たちは太郎の姿に不審そうに眉をひそめました。
「あらあら、人間の子供だわ。どうしてここにいるの?」
 おばさんたちの一人が太郎に尋ねました。彼女はリーダー格のようでした。
「えっと、僕はミステリーサークルが好きで、写真を撮ってたんです」
 太郎は正直に答えました。彼はおばさんたちに怖がられないように、笑顔で言いました。
「ミステリーサークルが好き?それは珍しいわね。私たちもミステリーサークルが大好きなのよ」
 おばさんたちは太郎に親しげに言いました。彼女たちは太郎を仲間だと思ったようでした。
「本当ですか?でも、どうしてミステリーサークルを作るんですか?」
 太郎は興味深く聞き返しました。彼はおばさんたちの目的を知りたかったのです。
「それはね、風船おじさんに会うためなのよ」
 おばさんたちはそう言って、目を輝かせました。彼女たちは風船おじさんという言葉に感激していました。
「風船おじさん?それは誰ですか?」
 太郎は聞いたことがない名前に首をかしげました。彼は風船おじさんという人物について知りませんでした。
「あらまあ、風船おじさんを知らないなんて、可哀想な子ね。風船おじさんは伝説の冒険家なのよ。世界中のあらゆる場所に行ったことがあるの。空飛ぶ風船でね」
 おばさんたちはそう言って、太郎に説明しました。彼女たちは風船おじさんの冒険談を熱く語り始めました。
「風船おじさんは若い頃イケメンだったのよ。金髪で青い目で筋肉質でね。女性にもてまくっていたわ。でも、彼は自由な冒険家で、一つの場所に留まらなかったの。彼は常に新しい発見や驚きを求めて、空飛ぶ風船で旅をしていたのよ」
「空飛ぶ風船?それはどんな風船ですか?」
 太郎は不思議そうに聞きました。彼は空飛ぶ風船というものを想像できませんでした。
「それはね、普通の風船と違って、大きくて色々な形をしたものなのよ。動物や乗り物や果物や花や星や月や太陽などなど。風船おじさんは自分で作ったり買ったりしたものを使っていたわ。彼はその風船に乗って、空中から世界を見て回っていたのよ」
「すごいですね。でも、どうしてミステリーサークルと関係があるんですか?」
 太郎は納得できませんでした。彼はミステリーサークルと空飛ぶ風船とのつながりを見出せませんでした。
「それはね、ミステリーサークルは、風船おじさんを誘導する目印なのよ」
 おばさんたちはそう言って、太郎に教えました。彼女たちはミステリーサークルの秘密を明かしました。
「私たちはね、風船おじさんのファンなのよ。彼に会いたくて、会いたくて仕方がないのよ。でも、彼はどこにいるかわからないの。だから、私たちはミステリーサークルを作って、彼にメッセージを送っているのよ」
「メッセージ?」
 太郎は驚きました。彼はミステリーサークルにメッセージが隠されているとは思いませんでした。
「そうよ。ミステリーサークルはね、私たちの愛と尊敬と憧れと感謝と願いを込めたものなのよ。それぞれの模様には意味があるのよ。例えば、この星型のものは、彼が星空を旅していることを表しているの。この花型のものは、彼が花々に囲まれて幸せであることを祈っているの。この月型のものは、彼が月に行ったことを知っていることを示しているの」
 おばさんたちはそう言って、ミステリーサークルの意味を解説しました。彼女たちはミステリーサークルに深い思い入れを持っていました。
「私たちはね、風船おじさんが空から見てくれると信じているのよ。彼が私たちのミステリーサークルを見て、気に入ってくれると嬉しいわ。もしかしたら、彼が降りてきて、私たちに会ってくれるかもしれないわ」
 おばさんたちはそう言って、夢見心地になりました。彼女たちは風船おじさんに会うことを切望していました。
「でも、それは無理じゃないですか?風船おじさんはもう老人ですよね?若い頃と同じように旅してるわけないじゃないですか」
 太郎は現実的に言いました。彼はおばさんたちの妄想に付き合えませんでした。
「そんなことないわ。風船おじさんは不老不死なのよ。彼は永遠に若くて美しくて冒険家なのよ」
 おばさんたちはそう言って、太郎を否定しました。彼女たちは風船おじさんに対する信仰を失っていませんでした。
「でも、それは本当ですか?証拠はありますか?」
 太郎は疑問に思いました。彼はおばさんたちが言うことに信憑性がないと感じました。
「証拠?そんなものはいらないわ。私たちは心で感じるのよ。風船おじさんは私たちの心にいるのよ」
 おばさんたちはそう言って、太郎を見下しました。彼女たちは太郎が風船おじさんを理解できないと思いました。
「でも、それだけじゃないわ。私たちはね、風船おじさんからプレゼントをもらったことがあるのよ」
 おばさんたちはそう言って、自慢げに言いました。彼女たちは風船おじさんからのプレゼントを見せました。
「これよ。飴よ。風船おじさんは私たちに飴をくれたのよ」
 おばさんたちはそう言って、ポケットから飴を取り出しました。それは色とりどりの飴でした。おばさんたちは飴を嬉しそうに舐めました。
「これはね、風船おじさんが世界中で集めた珍しい飴なのよ。それぞれに特別な味や効果があるのよ。例えば、この赤い飴は、甘くて辛くて熱くてね。これを食べると、体が温まって元気になるのよ。この青い飴は、さっぱりして爽やかでね。これを食べると、口の中が清涼感に満ちて涼しくなるのよ」
 おばさんたちはそう言って、飴の説明をしました。彼女たちは飴に夢中でした。
「風船おじさんはね、私たちに飴をくれるときに、こんなことを言ったのよ」
 おばさんたちはそう言って、風船おじさんの言葉を引用しました。
「これは君たちに感謝の気持ちを込めて贈るものだ。君たちが作ったミステリーサークルは素晴らしいものだった。私はそれを見て感動したよ。君たちの愛と尊敬と憧れと感謝と願いが伝わってきたよ。私も君たちに同じ気持ちを返したいと思ったんだ。だから、これを受け取ってくれ。これは私が世界中で集めた珍しい飴だ。君たちが好きな味や効果があると思うよ。これを食べて楽しんでくれ。そして、これからもミステリーサークルを作り続けてくれ。私はそれを見るのが楽しみだよ」
 おばさんたちはそう言って、感激しました。彼女たちは風船おじさんからの言葉に涙しました。
「これが証拠よ。風船おじさんは私たちに会ってくれたんだわ」
 おばさんたちはそう言って、満足しました。彼女たちは風船おじさんとの出会いを誇りに思いました。
「でも、それは本当に風船おじさんなんですか?」
 太郎はまだ信じられませんでした。彼はおばさんたちが騙されていると思いました。
「もちろんよ。本物よ。彼は私たちに自分の名前と写真を見せてくれたのよ」
 おばさんたちはそう言って、証拠を見せました。それは風船おじさんの名前と写真が書かれたカードでした。カードにはこう書かれていました。
「風船おじさんこと、ジョン・バルーンと申します。私は空飛ぶ風船で世界を旅しています。私は君たちのミステリーサークルに感動しました。これからも作り続けてください。私は君たちのファンです」
 カードには金髪で青い目で筋肉質でイケメンな男性の写真が貼られていました。それが風船おじさんだというの��す。
「これが風船おじさんよ。素敵でしょう」
 おばさんたちはそう言って、カードを愛おしそうに見ました。彼女たちはカードにキスをしました。
「でも、これは偽物じゃないですか?」
 太郎は疑わしく思いました。彼はカードが本物だとは思えませんでした。
「偽物?そんなことないわ。これは本物よ。彼は私たちに直接渡してくれたのよ」
 おばさんたちはそう言って、太郎を否定しました。彼女たちはカードが本物だと信じていました。
「でも、どうやって渡したんですか?」
 太郎は詳しく聞きました。彼はおばさんたちがどのようにして風船おじさんと会ったのか知りたかったのです。
「それはね、ある日の夜中に起こったのよ。私たちはいつものように田んぼでミステリーサークルを作っていたのよ。すると、空から大きな音が聞こえてきたのよ。私たちは空を見上げると、何と風船が飛んできているのが見えたのよ」
 おばさんたちはそう言って、驚きの出来事を話し始めました。彼女たちは風船おじさんとの出会いを懐かしく思い出しました。
 その風船はね、巨大な赤いハート型だったのよ。その風船には、風船おじさんが乗っていたのよ。彼は私たちに手を振って、笑顔で言ったのよ」
 おばさんたちはそう言って、感動しました。彼女たちは風船おじさんの姿を思い出しました。
「こんにちは。君たちは素晴らしいミステリーサークルを作る人たちだね。私は君たちに会いに来たよ」
 風船おじさんはそう言って、田んぼに降りてきました。彼は金髪で青い目で筋肉質でイケメンでした。彼は白いシャツと青いズボンと赤いスカーフを着ていました。彼はまさにおばさんたちが想像していた通りの人物でした。
「ああ、風船おじさん!」
 おばさんたちはそう叫んで、風船おじさんに駆け寄りました。彼女たちは風船おじさんに抱きついて、キスをしました。
「私たちはあなたのことが大好きです」
 おばさんたちはそう言って、風船おじさんに愛を告白しました。彼女たちは風船おじさんに会えて幸せでした。
「私も君たちのことが大好きだよ」
 風船おじさんはそう言って、おばさんたちに優しく微笑みました。彼はおばさんたちに愛を返しました。
「これは君たちに感謝の気持ちを込めて贈るものだ」
 風船おじさんはそう言って、ポケットから飴を取り出しました。それは色とりどりの飴でした。
「これは私が世界中で集めた珍しい飴だ。君たちが好きな味や効果があると思���よ。これを食べて楽しんでくれ」
 風船おじさんはそう言って、飴をおばさんたちに渡しました。彼はおばさんたちにプレゼントをしました。
「ありがとう、風船おじさん」
 おばさんたちはそう言って、飴を受け取りました。彼女たちは飴を嬉しそうに舐めました。
「これからもミステリーサークルを作り続けてくれ」
 風船おじさんはそう言って、再び風船に乗りました。彼は空へと飛び立とうとしました。
「もちろんよ、風船おじさん」
 おばさんたちはそう言って、風船おじさんに手を振りました。彼女たちは風船おじさんとの別れを惜しみました。
「また会える日までさようなら」
 風船おじさんはそう言って、空へと飛んでいきました。彼は消えていきました。
「さようなら、風船おじさん」
 おばさんたちはそう言って、涙を流しました。彼女たちは風船おじさんとの出会いを忘れませんでした。
  太郎はその光景を見て呆然としました。彼は信じられないことが起こったと思いました。
「これは夢かな?」
 太郎はそうつぶやきました。彼は自分の目を疑いました。
 しかし、それは夢ではありませんでした。それは現実でした。そして、それはまだ終わりではありませんでした。
 すると、空からまた大きな音が聞こえてきました。太郎とおばさんたちは空を見上げました。すると、何ともう一つの風船が飛んできているのが見えました。
「あれ?もう一つの風船?」
 太郎は驚きました。彼はもう一つの風船に興味を持ちました。
「あれは何だろう?」
 おばさんたちは疑問に思いました。彼女たちはもう一つの風船に不思議そうに目を向けました。
 その風船はね、巨大な黄色いバナナ型だったのです。その風船には、風船おじさんが乗っていたのです。彼は金髪で青い目で筋肉質でイケメンでした。彼は黄色いシャツと茶色いズボンと緑色のスカーフを着ていました。彼はまさにおばさんたちが想像していた通りの人物でした。
「こんにちは。君たちは素晴らしいミステリーサークルを作る人たちだね。私は君たちに会いに来たよ」
 風船おじさんはそう言って、田んぼに降りてきました。彼は風船おじさんだと名乗りました。
「ああ、風船おじさん!」
 おばさんたちはそう叫んで、風船おじさんに駆け寄りました。彼女たちは風船おじさんに抱きついて、キスをしました。
「私たちはあなたのことが大好きです」
 おばさんたちはそう言って、風船おじさんに愛を告白しました。彼女たちは風船おじさんに会えて幸せでした。
「私も君たちのことが大好きだよ」
 風船おじさんはそう言って、おばさんたちに優しく微笑みました。彼はおばさんたちに愛を返しました。
「これは君たちに感謝の気持ちを込めて贈るものだ」
 風船おじさんはそう言って、ポケットから飴を取り出しました。それは色とりどりの飴でした。
「これは私が世界中で集めた珍しい飴だ。君たちが好きな味や効果があると思うよ。これを食べて楽しんでくれ」   風船おじさんはそう言って、飴をおばさんたちに渡しました。彼はおばさんたちにプレゼントをしました。
「ありがとう、風船おじさん」
 おばさんたちはそう言って、飴を受け取りました。彼女たちは飴を嬉しそうに舐めました。
「これからもミステリーサークルを作り続けてくれ」
 風船おじさんはそう言って、再び風船に乗りました。彼は空へと飛び立とうとしました。
「もちろんよ、風船おじさん」
 おばさんたちはそう言って、風船おじさんに手を振りました。彼女たちは風船おじさんとの別れを惜しみました。
「また会える日までさようなら」
 風船おじさんはそう言って、空へと飛んでいきました。彼は消えていきました。
「さようなら、風船おじさん」
 おばさんたちはそう言って、涙を流しました。彼女たちは風船おじさんとの出会いを忘れませんでした。
 太郎はその光景を見て呆然としました。彼は信じられないことが起こったと思いました。
「これは夢かな?」
 太郎はそうつぶやきました。彼は自分の目を疑いました。
 しかし、それは夢ではありませんでした。それは現実でした。そして、それはまだ終わりではありませんでした。
 すると、空からまた大きな音が聞こえてきました。太郎とおばさんたちは空を見上げました。すると、何ともっとたくさんの風船が飛んできているのが見えました。
「あれ?もっとたくさんの風船?」
 太郎は驚きました。彼はもっとたくさんの風船に驚愕しました。
「あれは何だろう?」
 おばさんたちは疑問に思いました。彼女たちはもっとたくさんの風船に不安そうに目を向けました。
 その風船は、色々な形や色や大きさのものだったのです。その風船には、いろんな風船おじさんが乗っていたのです。彼らはみんな金髪で青い目で筋肉質でイケメンでした。彼らはみんな違う服装やアクセサリーをしていました。彼らはみんな風船おじさんだと名乗りました。
「こんにちは。君たちは素晴らしいミステリーサークルを作る人たちだね。私は君たちに会いに来たよ」
 もっとたくさんの風船おじさんたちはそう言って、田んぼに降りてきました。彼らはもっとたくさんの風船おじさんだと言い張りました。
「ああ、風船おじさん!」
 おばさんたちはそう叫んで、もっとたくさんの風船おじさんたちに駆け寄りました。彼女たちはもっとたくさんの風船おじさんたちに抱きついて、キスをしました。
「私たちはあなたのことが大好きです」
 おばさんたちはそう言って、もっとたくさんの風船おじさんたちに愛を告白しました。彼女たちはもっとたくさんの風船おじさんたちに会えて幸せでした。
「私も君たちのことが大好きだよ」
 もっとたくさんの風船おじさんたちはそう言って、おばさんたちに優しく微笑みました。彼らはおばさんたちに愛を返しました。
「これは君たちに感謝の気持ちを込めて贈るものだ」
 もっとたくさんの風船おじさんたちはそう言って、ポケットから飴を取り出しました。それは色とりどりの飴でした。
「これは私が世界中で集めた珍しい飴だ。君たちが好きな味や効果があると思うよ。これを食べて楽しんでくれ」
 もっとたくさんの風船おじさんたちはそう言って、飴をおばさんたちに渡しました。彼らはおばさんたちにプレゼントをしました。
「ありがとう、風船おじさん」
 おばさんたちはそう言って、飴を受け取りました。彼女たちは飴を嬉しそうに舐めました。
「これからもミステリーサークルを作り続けてくれ」
 もっとたくさんの風船おじさんたちはそう言って、再び風船に乗りました。彼らは空へと飛び立とうとしました。
「もちろんよ、風船おじさん」
 おばさんたちはそう言って、もっとたくさんの風船おじさんたちに手を振りました。彼女たちはもっとたくさんの風船おじさんたちとの別れを惜しみました。
「また会える日までさようなら」
 もっとたくさんの風船おじさんたちはそう言って、空へと飛んでいきました。彼らは消えていきました。
「さようなら、風船おじさん」
 おばさんたちはそう言って、涙を流しました。彼女たちはもっとたくさんの風船おじさんたちとの出会いを忘れませんでした。
 太郎はその光景を見て呆然としました。彼は信じられないことが起こったと思いました。
「これは夢かな?」
 太郎はそうつぶやきました。彼は自分の目を疑いました。
 しかし、それは夢ではありませんでした。それは現実でした。そして、それはまだ終わりではありませんでした。
 すると、太郎の頭に激痛が走りました。彼は頭を押さえて、苦しみました。
「ああ、痛い」
 太郎はそう言って、倒れました。彼は意識を失いました。
 そのとき、田んぼに人影が現れました。それは白衣を着た男性でした。彼は医者だったのです。
「あっ、ここにいたか」
 医者はそう言って、太郎に近づきました。彼は太郎の様子を確認しました。
「大丈夫かな?」
 医者はそう言って、太郎の脈を測りました。彼は太郎の状態を判断しました。
「やっぱり、幻覚が見えていたんだな」
 医者はそう言って、ため息をつきました。彼は太郎の病気を知っていました。
「この子はね、風船おじさん症候群という病気なんだよ」
 医者はそう言って、太郎の病気を説明しました。彼は太郎の病気について詳しく話し始めました。
「風船おじさん症候群というのは、自分が風船おじさんだと思い込む病気なんだよ。風船おじさんというのは、昔有名だった冒険家でね、空飛ぶ風船で世界中を旅していた人物なんだよ。この子はね、その風船おじさんに憧れていてね、自分も風船おじさんになりたかったんだよ。でも、現実にはなれなかったんだよ。だから、幻覚で風船おじさんに会ったりするようになったんだよ」
 医者はそう言って、太郎の心理を分析しました。彼は太郎の幻覚の原因を明らかにしました。
「この子はね、孤独に暮らしているんだよ。家族も友達もいなくてね、誰とも話さないんだよ。だから、幻覚で自分に話しかける相手を作ったんだよ。それが風船おじさんやミステリーサークルを作るおばさんたちなんだよ」
 医者はそう言って、太郎の現状を説明しました。彼は太郎の孤独さを嘆きました。
「この子に必要なのはね、本当の友達や家族なんだよ。だから、私はこの子を病院に連れて行って、治療してあげるんだよ」
 医者はそう言って、太郎を抱き上げました。彼は太郎を救おうとしました。
「大丈夫だよ。君はもう一人じゃないよ。私が君のそばにいるよ」
 医者はそう言って、太郎に優しく声をかけました。彼は太郎に安心させようとしました。
 しかし、そのとき、医者のポケットから何かが落ちました。それは色とりどりの飴でした。
「あれ?これは何だ?」
 医者は驚いて、飴を拾い上げました。彼は飴に疑問を持ちました。
「これは私が世界中で集めた珍しい飴だ。君たちが好きな味や効果があると思うよ。これを食べて楽しんでくれ」
 そのとき、医者の頭の中に風船おじさんの声が響きました。彼は風船おじさんの言葉を思い出しました。
「ああ、そうだった。私は風船おじさんだったんだ」
 医者はそう言って、自分の正体に気づきました。彼は風船おじさんだったのです。
「私はね、この子に会いたくて、会いたくて仕方がなかったんだよ。でも、この子は私を忘れてしまったんだよ。だから、私は医者に変装して、この子に会いに来たんだよ。私はこの子にプレゼントを渡して、愛を伝えたかったんだよ」
 医者はそう言って、自分の行動を説明しました。
「私は君のことが大好きだよ」
 医者はそう言って、太郎に優しく微笑みました。そして再び風船に乗りました。彼は空へと飛び立とうとしました。すると、太郎は目を覚ましました。彼は意識を取り戻しました。
「ああ、風船おじさん!」
 太郎はそう叫んで、風船おじさんに駆け寄りました。彼は風船おじさんに抱きつきました。
「私もあなたのことが大好きです」
 太郎はそう言って、風船おじさんへの愛情を伝えました。彼は風船おじさんに会えて幸せでした。
「さあ、行こうか」
 風船おじさんはそう言って、太郎を連れて行きました。彼は太郎と一緒に空へと飛んでいきました。
「どこに行くんですか?」
 風船おじさんとの旅に興味を持ちました。
「どこでも行けるよ。世界中のあらゆる場所にね。君が行きたいところに行こう」
 風船おじさんはそう言って、太郎に笑顔で答えました。彼は太郎に自由な冒険を提案しました。
「本当ですか?それはすごいですね」
 太郎はそう言って、目を輝かせました。彼は風船おじさんとの冒険に期待しました。
「さあ、行こうか。君と私の物語はこれから始まるんだ」
 風船おじさんはそう言って、太郎に手を差し伸べました。彼は太郎と一緒に新しい物語を始めました。
「はい、行きましょう。風船おじさんと私の物語はこれから始まります」
 太郎はそう言って、風船おじさんの手を握りました。彼は風船おじさんと一緒に新しい物語を始めました。
 そして、二人は空飛ぶ風船で世界を旅しました。二人は色々な場所や人や物に出会いました。二人は色々なことを学びました。二人は色々なことを楽しみました。二人は色々なことを愛しました。
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最初の特攻を命じたことによって、「特攻の産み親」と呼ばれることになった大西瀧治郎中将は、天皇が玉音放送を通じて国民に戦争終結を告げたのを見届けて、翌16日未明、渋谷南平台の官舎で割腹して果てた。
特攻作戦を採用した責任者といえる将官たち、前線で「おまえたちだけを死なせはしない」と言いながら特攻を命じた指揮官たちの中で、このような責任のとり方をした者は他に一人もいない。
そして、ひとり残された妻・淑恵さんも、戦後、病を得て息を引き取るまで33年間、清廉かつ壮絶な後半生を送っていた。
最初の慰霊法要に駆け込み、土下座した貴婦人
終戦の翌年、昭和21(1946)年3月のある日、全国の有力新聞に、
〈十三期飛行専修予備学生出身者は連絡されたし。連絡先東京都世田谷区・大山日出男〉 との広告が掲載された。
空襲で、東京、大阪、名古屋はもちろん、全国の主要都市は灰燼に帰し、見わたす限りの廃墟が広がっている。
連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)は昭和21年1月、「公職追放令」を出し、旧陸海軍の正規将校がいっさいの公職に就くことを禁止した。日本の元軍人が集会を開くことさえ禁じられ、戦犯の詮議も続いている。広告を見て、「戦犯さがし」かと疑う者も少なからずいたが、呼びかけ人の大山のもとへは全国から続々と連絡が寄せられた。
戦争が終わってこの方、掌を返したような世の中の変化で、生き残った航空隊員には「特攻くずれ」などという侮蔑的な言葉が投げかけられ、戦没者を犬死に呼ばわりする風潮さえもはびこっている。そんななか、大勢の戦友を亡くして生き残った者たちは、戦没者に対し、
「生き残ってすまない」
という贖罪の気持ちをみんなが抱いている。それは、はじめから陸海軍を志した、いわばプロの軍人も、戦争後期に学窓から身を投じた予備士官も、なんら変わるところがない率直な感情だった。
「十三期飛行専修予備学生」は、大学、高等学校高等科、専門学校(旧制)を卒業、または卒業見込の者のうち、10万名を超える志願者のなかから選抜された5199名が、昭和18(1943)年10月、土浦、三重の両海軍航空隊に分かれて入隊、特攻戦死者448名をふくむ1616名が戦没している。呼びかけに応じて集まった予備学生十三期出身者たちの意思は、
「多くの戦没者同期生の慰霊こそ、生き残った者の務めである」
ということで一致した。そして、同期生たちが奔走し、GHQ、警察、復員局の了承をとりつけて、ふたたび10月30日の新聞に、
〈十一月九日、第十三期飛行専修予備学生戦没者慰霊法要を東京築地本願寺にて行ふ〉
と広告を出し、さらにNHKに勤務していた同期生の計らいで、ラジオでも案内放送が流れた。
昭和21年11月9日、国電(現JR)有楽町駅から築地まで、焼跡の晴海通りを、くたびれた将校マントや飛行靴姿の青年たち、粗末ななりに身をやつした遺族たちが三々五々、集まってきた。築地本願寺の周囲も焼け野原で、モダンな廟堂の壁も焦げている。寺の周囲には、機関銃を構えたMPを乗せたジープが停まって、監視の目を光らせている。焼跡のなかでその一角だけが、ものものしい雰囲気に包まれていた。
広い本堂は、遺族、同期生で埋め尽くされた。悲しみに打ち沈む遺族の姿に、同期生たちの「申し訳ない」思いがさらにつのる。読経が終わると、一同、溢れる涙にむせびながら、腹の底から絞り出すように声を張り上げ、「同期の桜」を歌った。
歌が終わる頃、一人の小柄な婦人が本堂に駆け込んできた。「特攻の父」とも称される大西瀧治郎中将の妻・淑惠である。
大西中将は昭和19(1944)年10月、第一航空艦隊司令長官として着任したフィリピンで最初の特攻出撃を命じ、昭和20(1945)年5月、軍令部次長に転じたのちは最後まで徹底抗戦を呼号、戦争終結を告げる天皇の玉音放送が流れた翌8月16日未明、渋谷南平台の官舎で割腹して果てた。特攻で死なせた部下たちのことを思い、なるべく長く苦しんで死ぬようにと介錯を断っての最期だった。遺書には、特攻隊を指揮し、戦争継続を主張していた人物とは思えない冷静な筆致で、軽挙を戒め、若い世代に後事を託し、世界平和を願う言葉が書かれていた。
昭和19年10月20日、特攻隊編成の日。マバラカット基地のそば、バンバン川の河原にて、敷島隊、大和隊の別杯。手前の後ろ姿が大西中将。向かって左から、門司副官、二〇一空副長・玉井中佐(いずれも後ろ姿)、関大尉、中野一飛曹、山下一飛曹、谷一飛曹、塩田一飛曹
昭和19年10月25日、マバラカット東飛行場で、敷島隊の最後の発進
淑惠は、司会者に、少し時間をいただきたいと断って、参列者の前に進み出ると、
「主人がご遺族のご子息ならびに皆さんを戦争に導いたのであります。お詫びの言葉もございません。誠に申し訳ありません」
土下座して謝罪した。淑惠の目には涙が溢れ、それが頬をつたってしたたり落ちていた。
突然のことに、一瞬、誰も声を発する者はいなかった。
われに返った十三期生の誰かが、
「大西中将個人の責任ではありません。国を救わんがための特攻隊であったと存じます」
と声を上げた。
「そうだそうだ!」
同調する声があちこちに上がった。十三期生に体を支えられ、淑惠はようやく立ち上がると、ふかぶかと一礼して、本堂をあとにした。これが、大西淑惠の、生涯にわたる慰霊行脚の第一歩だった。
生活のために行商を。路上で行き倒れたことも
同じ年の10月25日。港区芝公園内の安蓮社という寺には、かつて第一航空艦隊(一航艦)、第二航空艦隊(二航艦)司令部に勤務していた者たち10数名が、GHQの目をぬすんでひっそりと集まっていた。
関行男大尉を指揮官とする敷島隊をはじめとする特攻隊が、レイテ沖の敵艦船への突入に最初に成功したのが、2年前の昭和19年10月25日。三回忌のこの日に合わせて、一航艦、二航艦、合計2525名の戦没特攻隊員たちの慰霊法要をやろうと言い出したのは、元一航艦先任参謀・猪口力平大佐だった。安蓮社は、増上寺の歴代大僧正の墓を守る浄土宗の由緒ある寺で、住職が猪口と旧知の間柄であったという。
神風特攻隊敷島隊指揮官・関行男大尉。昭和19年10月25日、突入、戦死。最初に編成された特攻隊4隊(敷島隊、大和隊、朝日隊、山桜隊)全体の指揮官でもあった。当時23歳
昭和19年10月25日、特攻機が命中し、爆炎を上げる米護衛空母「セント・ロー」
寺は空襲で焼け、バラックの一般家屋のような仮本堂であったが、住職は猪口の頼みに快く応じ、特攻隊戦没者の供養を末永く続けることを約束した。この慰霊法要は「神風忌」と名づけられ、以後、毎年この日に営まれることになる。
遺された「神風忌参会者名簿」(全六冊)を見ると、大西淑惠はもとより、及川古志郎大将、戸塚道太郎中将、福留繁中将、寺岡謹平中将、山本栄大佐、猪口力平大佐、中島正中佐……といった、特攻を「命じた側」の主要人物の名前が、それぞれの寿命が尽きる直前まで並んでいる。
生き残った者たちの多くは、それぞれに戦没者への心の負い目を感じつつ、慰霊の気持ちを忘れないことが自分たちの責務であると思い、体力や生命の続く限り、こういった集いに参加し続けたのだ(ただし、軍令部で特攻作戦を裁可した事実上の責任者である中澤佑中将、黒島亀人少将は、一度も列席の形跡がない)。
東京・芝の寺で戦後60年間、営まれた、特攻戦没者を供養する「神風忌」慰霊法要の参会者名簿。当時の将官、参謀クラスの関係者が名を連ねるなか、淑惠は、亡くなる前年の昭和51年まで欠かさず列席していた
十三期予備学生の戦没者慰霊法要で土下座をした大西淑惠は、その後も慰霊の旅を続けた。特攻隊員への贖罪に、夫の後を追い、一度は短刀で胸を突いて死のうとしたが、死ねなかった。ずっとのち、淑惠は、かつて特攻作戦渦中の第一航空艦隊で大西中将の副官を勤めた門司親徳(主計少佐。戦後、丸三証券社長)に、
「死ぬのが怖いんじゃないのよ。それなのに腕がふにゃふにゃになっちゃうの��それで、やっぱり死んじゃいけないってことかと思って、死ぬのをやめたの」
と語っている。
大西瀧治郎中将(右)と、副官・門司親徳主計大尉(当時)。昭和20年5月13日、大西の軍令部次長への転出を控えて撮影された1枚
暮らしは楽ではない。夫・大西瀧治郎はおよそ金銭に執着しない人で、入るにしたがって散じた。門司は、フィリピン、台湾での副官時代、大西の預金通帳を預かり、俸給を管理していたから、大西が金に無頓着なのはよく知っている。淑惠もまた、金銭には無頓着なほうで、もとより蓄えなどない。
家も家財も空襲で焼失し、GHQの命令で軍人恩給は停止され、遺族に与えられる扶助料も打ち切られた。
昭和3年2月、華燭の典を挙げた大西瀧治郎(当時少佐)と淑惠夫人
自宅でくつろぐ大西瀧治郎、淑惠夫妻。大西が中将に進級後の昭和18年5月以降の撮影と思われる
焼け残った千葉県市川の実家に戻って、淑惠は生きるために商売を始めた。最初に手がけたのは薬瓶の販売である。伝手を求めて会社を訪ね、それを問屋につなぐ。次に、飴の行商。元海軍中将夫人としては、全く慣れない別世界の生活だった。
昭和22(1947)年8月上旬のある日、薬瓶問屋を訪ねる途中、国電日暮里駅東口前の路上で行き倒れたこともある。このとき、たまたま日暮里駅前派出所で立ち番をしていた荒川警察署の日下部淳巡査は、知らせを受けてただちに淑惠を派出所内に運び、近くの深井戸の冷水で応急手当をした。
「質素な身なりだったが、その態度から、終戦まで相当な身分の人と思った」
と、日下部巡査はのちに語っている。柔道六段の偉丈夫だった日下部は、元海軍整備兵曹で、小笠原諸島にあった父島海軍航空隊から復員してきた。後日、淑惠が署長宛に出した礼状がもとで、日下部は警視総監から表彰を受けた。だが、その婦人が誰であるか知らないまま8年が過ぎた。
昭和30(1955)年、日下部は、元零戦搭乗員・坂井三郎が著した『坂井三郎空戦記録』(日本出版協同)を読んで坂井の勤務先を知り、両国駅前の株式会社香文社という謄写版印刷の会社を訪ねた。日下部は、昭和19(1944)年6月、敵機動部隊が硫黄島に来襲したとき、父島から硫黄島に派遣され、そこで横須賀海軍航空隊の一員として戦っていた坂井と知り合ったのだ。
香文社を訪ねた日下部は、そこに、あの行き倒れの婦人がいるのに驚いた。そして、この婦人が、大西中将夫人であることをはじめて知った。日下部は淑惠に心服し、こののちずっと、淑惠が生涯を閉じるまで、その身辺に気を配ることになる。
淑惠が、坂井三郎の会社にいたのにはわけがある。
淑惠の姉・松見久栄は、海軍の造船大佐・笹井賢二に嫁ぎ、女子2人、男子1人の子をもうけた。その男の子、つまり大西夫妻の甥にあたる笹井醇一が、海軍兵学校に六十七期生として入校し、のちに戦闘機搭乗員となった。
笹井醇一中尉は昭和17(1942)年8月26日、ガダルカナル島上空の空戦で戦死するが、戦死するまでの数ヵ月の活躍にはめざましいものがあった。ラバウルにいたことのある海軍士官で、笹井中尉の名を知らぬ者はまずいない。
その笹井中尉が分隊長を務めた台南海軍航空隊の、下士官兵搭乗員の総元締である先任搭乗員が坂井三郎だった。笹井の部下だった搭乗員はそのほとんどが戦死し、笹井の活躍については、坂井がいわば唯一の語り部となっている。
坂井は、海軍航空の草分けで、育ての親ともいえる大西瀧治郎を信奉していたし、
「敬愛する笹井中尉の叔母ということもあり、淑惠さんを支援することは自分の義務だと思った」
と、筆者に語っている。
坂井は淑惠に、両国で戦後間もなく始めた謄写版印刷店の経営に参加してくれるよう頼み、淑惠は、実家の了解を得て、夫の位牌を持ち、坂井の印刷店のバラックの片隅にある三畳の部屋に移った。日暮里で行き倒れた数年後のことである。
だが、坂井には、別の思惑もある。淑惠が経営に関わることで、有力な支援者を得ることができると考えたのだ。坂井の謄写版印刷の店は、福留繁、寺岡謹平という、大西中将の2人の同期生(ともに海軍中将)ほかが発起人となり、笹川良一(元衆議院議員、国粋大衆党総裁。A級戦犯容疑で収監されたが不起訴。のち日本船舶振興会会長)が発起人代表となって株式会社に発展した。
出資金は全額、坂井が出し、名目上の代表取締役社長を淑惠が務めることになった。会社が軌道に乗るまでは、笹川良一や大西に縁のある旧海軍軍人たちが、積極的に注文を出してくれた。淑惠は、香文社の格好の広告塔になったと言ってよい。
「裏社会のフィクサー」の大西に対する敬意
淑惠には、ささやかな願いがあった。大西の墓を東京近郊に建て、その墓と並べて、特攻隊戦没者を供養する観音像を建立するというものである。
苦しい生活のなかから細々と貯金し、昭和26(1951)年の七回忌に間に合わせようとしたが、それは到底叶わぬことだった。だが、この頃から慰霊祭に集う人たちの間で、淑惠の願いに協力を申し出る者が現れるようになった。
大西中将は、まぎれもなく特攻を命じた指揮官だが、不思議なほど命じられた部下から恨みを買っていない。フィリピンで、大西中将の一航艦に続いて、福留繁中将率いる二航艦からも特攻を出すことになり、大西、福留両中将が一緒に特攻隊員を見送ったことがあった。このときの特攻隊の一員で生還した角田和男(当時少尉)は、
「大西中将と福留中将では、握手のときの手の握り方が全然違った。大西中将はじっと目を見て、頼んだぞ、と。福留中将は、握手しても隊員と目も合わさないんですから」
と述懐する。大西は、自身も死ぬ気で命じていることが部下に伝わってきたし、終戦時、特攻隊員の後を追って自刃したことで、単なる命令者ではなく、ともに死ぬことを決意した戦友、いわば「特攻戦死者代表」のような立場になっている。淑惠についても、かつての特攻隊員たちは、「特攻隊の遺族代表」として遇した。
「大西長官は特攻隊員の一人であり、奥さんは特攻隊員の遺族の一人ですよ」
というのが、彼らの多くに共通した認識だった。
そんな旧部下たちからの協力も得て、昭和27(1952)年9月の彼岸、横浜市鶴見区の曹洞宗大本山總持寺に、小さいながらも大西の墓と「海鷲観音」と名づけられた観音像が完成し、法要と開眼供養が営まれた。
昭和27年9月、鶴見の總持寺に、最初に淑惠が建てた大西瀧治郎の墓。左は特攻戦没者を供養する「海鷲観音」
その後、昭和38(1963)年には寺岡謹平中将の筆になる「大西瀧治郎君の碑」が墓の左側に親友一同の名で建てられ、これを機に墓石を一回り大きく再建、観音像の台座を高いものにつくり直した。
墓石の正面には、〈従三位勲二等功三級 海軍中将大西瀧治郎之墓〉と刻まれ、側面に小さな字で、〈宏徳院殿信鑑義徹大居士〉と、戒名が彫ってある。再建を機に、その隣に、〈淑徳院殿信鑑妙徹大姉〉と、淑惠の戒名も朱字で入れられた。
この再建にあたって、資金を援助したのが、戦時中、海軍嘱託として中国・上海を拠点に、航空機に必要な物資を調達する「児玉機関」を率いた児玉誉士夫である。児玉は、海軍航空本部総務部長、軍需省航空兵器総局総務局長を歴任した大西と親交が深く、私欲を微塵も感じさせない大西の人柄に心服していた。大西が割腹したとき、最初に官舎に駆けつけたのが児玉である。
昭和20年2月、台湾・台南神社で。左から門司副官、児玉誉士夫、大西中将
児玉は、昭和20(1945)年12月、A級戦犯容疑で巣鴨プリズンに拘置され、「児玉機関」の上海での行状を3年間にわたり詮議されたが、無罪の判定を受けて昭和23(1948)年末、出所していた。
巣鴨を出所したのちも、淑惠に対し必要以上の支援はせず、一歩下がって見守る立場をとっていた。「自分の手で夫の墓を建てる」という、淑惠の願いを尊重したのだ。だから最初に墓を建てたときは、協力者の一人にすぎない立場をとった。
だが、再建の墓は、大西の墓であると同時に淑惠の墓でもある。児玉は、大西夫妻の墓は自分の手で建てたいと、かねがね思っていた。ここで初めて、児玉は表に出て、淑惠に、大西の墓を夫婦の墓として建て直したいが、自分に任せてくれないかと申し出た。
「児玉さんの、大西中将に対する敬意と追慕の念は本物で、見返りを何も求めない、心からの援助でした。これは、『裏社会のフィクサー』と囁かれたり、のちにロッキード事件で政財界を揺るがせた動きとは無縁のものだったと思っています」
と、門司親徳は言う。
鶴見の總持寺、大西瀧治郎墓所の現在。墓石に向かって左側に海鷲観音と墓誌、右側には遺書の碑が建っている
大西瀧治郎の墓石右横に建てられた遺書の碑
墓が再建されて法要が営まれたとき、淑惠が参会者に述べた挨拶を、日下部巡査が録音している。淑惠は謙虚に礼を述べたのち、
「特攻隊のご遺族の気持ちを察し、自分はどう生きるべきかと心を砕いてまいりましたが、結局、散っていった方々の御魂のご冥福を陰ながら祈り続けることしかできませんでした」
と、涙ながらに話した。
「わたし、とくしちゃった」
淑惠は、昭和30年代半ば頃、香文社の経営から身を引き、抽選で当った東中野の公団アパートに住むようになった。3階建ての3階、六畳と四畳半の部屋で、家賃は毎月8000円。当時の淑惠にとっては大きな出費となるので、児玉誉士夫と坂井三郎が共同で部屋を買い取った。ここには長男・多田圭太中尉を特攻隊で失った大西の親友・多田武雄中将夫人のよし子や、ミッドウェー海戦で戦死した山口多聞少将(戦死後中将)夫人のたかなど、海軍兵学校のクラスメートの夫人たちがおしゃべりによく集まった。門司親徳や日下部淳、それに角田和男ら元特攻隊員の誰彼も身の周りの世話によく訪ねてきて、狭いながらも海軍の気軽な社交場の趣があった。
「特攻隊員の遺族の一人」である淑惠には、多くの戦友会や慰霊祭の案内が届く。淑惠は、それらにも体調が許す限り参加し続けた。どれほど心を込めて慰霊し、供養しても、戦没者が還ることはなく、遺族にとって大切な人の命は取り返しがつかない。この一点だけは忘れてはいけない、というのが、淑惠の思いだった。
大西中将は生前、勲二等に叙せられていたが、昭和49(1974)年になって、政府から勲一等旭日大綬章を追叙された。この勲章を受けたとき、淑惠は、
「この勲章は、大西の功績ではなく、大空に散った英霊たちの功績です」
と言い、それを予科練出身者で組織する財団法人「海原会」に寄贈した。大西の勲一等の勲章は、茨城県阿見町の陸上自衛隊武器学校(旧土浦海軍航空隊跡地)内にある「雄翔館」(予科練記念館)におさめられている。
昭和49年、大西瀧治郎を主人公にした映画「あゝ決戦航空隊」が東映で映画化され、淑惠は京都の撮影所に招かれた。大西中将役の鶴田浩二、淑惠役の中村珠緒とともに撮られた1枚
淑惠は、毎年、この地で開催されている予科練戦没者慰霊祭にも、欠かさず参列した。
「こういう会合の席でも、奥さんはいつも自然体で、ことさら変わったことを言うわけではない。しかし短い挨拶には真情がこもっていて、その飾らない人柄が参会者に好感をもたれました。大西中将は『特攻の父』と言われますが、奥さんはいつしか慰霊祭に欠かせない『特攻の母』のようになっていました」
と、門司親徳は振り返る。
昭和50(1975)年8月、淑惠は最初に特攻隊を出した第二〇一海軍航空隊の慰霊の旅に同行し、はじめてフィリピンへ渡った。
小学生が手製の日の丸の小旗を振り、出迎えの地元女性たちが慰霊団一人一人の首にフィリピンの国花・サンパギータ(ジャスミンの一種)の花輪をかける。特攻基地のあったマバラカットの大学に設けられた歓迎会場では、学長自らが指揮をとり、女子学生が歌と踊りを披露する。警察署長が、慰霊団の世話を焼く。
予想以上に手厚いもてなしに一行が戸惑っていたとき、突然、淑惠が壇上に上った。
「マバラカットの皆さま、戦争中はたいへんご迷惑をおかけしました。日本人の一人として、心からお詫びします。――それなのに、今日は、こんなに温かいもてなしを受けて……」
涙ぐみ、途切れながら謝辞を述べると、会場に大き��拍手が起こった。
淑惠は、翌昭和51(1976)年にも慰霊団に加わったが、昭和52(1977)年6月、肝硬変をわずらって九段坂病院に入院した。この年の4月、二〇一空の元特攻隊員たちが靖国神社の夜桜見物に淑惠を誘い、砂利敷きの地面にござを敷いて夜遅くまで痛飲している。
「こんなお花見、生まれて初めて……」
77歳の淑惠は、花冷えのなかで嬉しそうに目を細め、しみじみつぶやいた。
九段坂病院5階の奥にある淑惠の病室には、門司親徳や、かつての特攻隊員たちも見舞いに駆けつけ、人の絶えることがなかった。児玉誉士夫は、自身も病身のため、息子の博隆夫妻に見舞いに行かせた。香文社時代の同僚、遠縁の娘など身近な人たちが、献身的に淑惠の世話をした。日下部淳は、警察の仕事が非番の日には必ず病院を訪れ、ロビーの長椅子に姿勢よく座って、何か起きたらすぐにでも役に立とうという構えだった。
昭和53(1978)年2月6日、門司親徳が午前中、病室に顔を出すと、淑惠は目をつぶって寝ていた。淑惠が目を開けたとき、門司が、
「苦しくないですか?」
とたずねると、小さく首をふった。そして、しばらくたって、淑惠は上を向いたまま、
「わたし、とくしちゃった……」
と、小さくつぶやいた。子供のようなこの一言が、淑惠の最期の言葉となった。淑惠が息を引き取ったのは、門司が仕事のために病室を辞去して数時間後、午後2時24分のことであった。
「『とくしちゃった』という言葉は、夫があらゆる責任をとって自決した、そのため、自分はみんなから赦され、かえって大事にされた。そして何より、生き残りの隊員たちに母親のようになつかれた。子宝に恵まれなかった奥さんにとって、これは何より嬉しかったんじゃないか。これらすべての人に『ありがとう』という代わりに、神田っ子の奥さんらしい言葉で、『とくしちゃった』と言ったに違いないと思います」
――門司の回想である。
淑惠の葬儀は、2月18日、總持寺で執り行われた。先任参謀だった詫間(猪口)力平が、葬儀委員長を務め、数十名の海軍関係者が集まった。納骨のとき、ボロボロと大粒の涙を流すかつての特攻隊員が何人もいたことが、門司の心に焼きついた。
こうして、大西淑惠は生涯を閉じ、その慰霊行脚も終わった。残された旧部下や特攻隊員たちは、淑惠の遺志を継いで、それぞれの寿命が尽きるまで、特攻戦没者の慰霊を続けた。戦後すぐ、芝の寺で一航艦、二航艦の司令部職員を中心に始まった10月25日の「神風忌」の慰霊法要は、元特攻隊員にまで参会者を広げ、平成17(2005)年まで、60年にわたって続けられた。60回で終わったのは、代のかわった寺の住職が、先代の約束を反故にして、永代供養に難色を示したからである。
大西中将の元副官・門司親徳は、「神風忌」の最後を見届け、自身が携わった戦友会の始末をつけて、平成20(2008)年8月16日、老衰のため90歳で亡くなった。昭和と平成、元号は違えど、大西瀧治郎と同じ「20年8月16日」に息を引き取ったのは、情念が寿命をコントロールしたかのような、不思議な符合だった。
大西夫妻の人物像について、門司は生前、次のように述べている。
「大西中将は、血も涙もある、きわめてふつうの人だったと思う。ふつうの人間として、身を震わせながら部下に特攻を命じ、部下に『死』を命じた司令長官として当り前の責任のとり方をした。ずばぬけた勇将だったとも、神様みたいに偉い人だったとも、私は思わない。だけど、ほかの長官と比べるとちょっと違う。人間、そのちょっとのところがなかなか真似できないんですね。ふつうのことを、当り前にできる人というのは案外少ないと思うんです。軍人として長官として、当り前のことが、戦後、生き残ったほかの長官たちにはできなかったんじゃないでしょうか
奥さんの淑惠さんも、無邪気な少女がそのまま大人になったような率直な人柄で、けっして威厳のあるしっかり者とい��た感じではなかった。でも、人懐っこく庶民的で、人の心をやわらかく掴む、誠実な女性でした。長官は、そんな淑惠さんを信じて後事を託し、淑惠さんは、つましい生活を送りながら、夫の部下たちやご遺族に寄り添って天寿を全うした。
正反対のタイプでしたが、理想的な夫婦だったんじゃないでしょうか。いまの価値観で見ればどう受け止められるかわかりませんが……」
そう、現代の価値観では計り知れないことであろう。責任ある一人の指揮官と、身を捨てて飛び立った若者たち。そして、自決した夫の遺志に殉ずるかのように、最期まで慰霊に尽くし続けた妻――。
「戦争」や「特攻」を現代の目で否定するのは簡単だ。二度と繰り返してはならないことも自明である。しかし、人は自分が生まれる時や場所を選べない。自らの生きた時代を懸命に生きた人たちがいた、ということは、事実として記憶にとどめておきたい。
旧軍人や遺族の多くが世を去り、生存隊員の全員が90歳を超えたいまもなお、全国で慰霊の集いが持たれ、忘れ得ぬ戦友や家族の面影を胸に、命がけで参列する当事者も少なくない。彼らの思いを封じることは誰にもできないはずだから。
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genron-tomonokai · 5 years
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2019年9月から12月まで、毎月、新芸術校5期の受講生による、新しいグループ展を五反田アトリエにて開催します。 10月12日(土)には第2弾となるグループBの展示「摩訶神隠し」がオープンします。
【グループB】摩訶神隠し 出展作家:大島有香子 / 木谷優太 / 小林毅大 / 鈴木知史 / 田中愛理 / 繭見 / zzz キュレーション:NIL(CL課程)、マリコム(CL課程) デザイン:6:30 会期:2019年10月12日(土)- 20日(日) ※10月19日(土)は講評のため終日休廊 開廊時間:15:00-20:00 https://genron-cafe.jp/event/20191019/
【講評会日時】2019年10月19日(土) 14:15~17:30 ※会場参加は受講生のみとなります。 講評会ゲスト講師 飴屋法水氏 講評会中継URL http://nico.ms/lv322231585 ※会場参加は受講生のみとなります。 ※今回はアトリエでのプレゼン中継のみとなります。講評の中継はございませんのでご了承ください。
みなさまのご来場を心よりお待ちしております。
 * * * * *
それでは以下、今週のカフェ&編集部からのお知らせです。
◆◇ ゲンロンカフェからのお知らせ  ◇ーー◆ーー◇ーー◆ーー◇ーー◆
◇◇ 発売中の会場チケット ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆10/18(金)19:00- 佐久間裕美子×速水健朗 「マリファナはアメリカをどう変えたか ――『真面目にマリファナの話をしよう』刊行記念イベント」 ☆会場参加: http://ptix.at/m3KO3k ☆放送視聴: http://nico.ms/lv322049263
★新着イベント★ ◆10/21(月)19:00- 菊地信義×川名潤×水戸部功×長田年伸 ��『アイデア』387号 刊行記念トークショー 】 「来るべき『本と出版』を探る ――現代日本のブックデザインめぐる対話」 ☆会場参加: http://ptix.at/wzx8D9 ☆放送視聴: http://nico.ms/lv322245159
◆10/24(木)19:00- 小川哲×アマサワトキオ×櫻木みわ 「SFを可能にする構想力と取材力 ――『嘘と正典』刊行記念イベント」 ☆会場参加: http://ptix.at/9H87zN ☆放送視聴: http://nico.ms/lv322245451
★新着イベント★ ◆10/25(金)19:00- 【ゲンロン10 刊行記念】 鴻野わか菜×本田晃子×上田洋子 「ユートピアを記録/記憶する ――コンセプチュアリズムとペーパーアーキテクチャから見るロシア芸術」 ☆会場参加: http://ptix.at/5PFcNm ☆放送視聴: http://nico.ms/lv322327356
★新着イベント★ ◆10/26(土)19:00- 岩渕貞太×平倉圭 「ほどかれるからだと思考 ――『かたちは思考する:芸術制作の分析』刊行記念イベント」 ☆会場参加: http://ptix.at/ntIhJ9 ☆放送視聴: http://nico.ms/lv322245873
★新着イベント★ ◆10/28(月)19:00- 西田亮介×辻田真佐憲 【ゲンロン10 刊行記念】 「国威発揚文化の現在地 ――メディア戦略から政治を読む #3」 ☆会場参加: http://ptix.at/c5bDNb ☆放送視聴: http://nico.ms/lv322327897
★新着イベント★ ◆10/31(木)19:00- 夏野剛×東浩紀 「男たちが語る『エンドゲーム』 ――2010年代というゲームはエンドを迎えたのか?」 ☆会場参加: http://ptix.at/pt5DtB ☆放送視聴: http://nico.ms/lv322246511
◇◇ 今週・来週の放送情報 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆10/9(水)18:00- 【再放送】松尾豊×東浩紀 「人工知能はどこまで社会を変えるのか」 (2015/10/20収録) https://live.nicovideo.jp/watch/lv322165447
◆10/10(木)13:00- 【再放送】佐藤カフジ×シン石丸×東浩紀 「FPSゲーム『S.T.A.L.K.E.R』で巡るチェルノブイリ!」 (2013/9/16収録) https://live.nicovideo.jp/watch/lv322168596
◆10/10(木)18:00- 【再放送】西田亮介×辻田真佐憲 「令和における政治広報の行方 ――メディア戦略から政治を読む #2」 (2019/07/03収録) https://live.nicovideo.jp/watch/lv322168923
◆10/11(金)13:00- 【再放送】井田茂×東浩紀 「系外惑星から考える ――太陽系は唯一の可能性か」 (2015/5/13収録) https://live.nicovideo.jp/watch/lv322169348
◆10/11(金)18:00- 【再放送】國分功一郎×東浩紀 「いま哲学の場所はどこにあるのか」 【ゲンロンカフェ at VOLVO STUDIO AOYAMA #2】 (2017/12/10収録) https://live.nicovideo.jp/watch/lv322328995
◆10/15(火)18:00- 【再放送】法月綸太郎×東浩紀 「ふたたび謎解きの世界 ――名探偵と愛のゆくえ」 (2014/3/14収録) https://live.nicovideo.jp/watch/lv322339317
◆10/16(水)18:00- 【再放送】本田晃子×上田洋子 「全体主義とユートピア建築 ――『天体建築論 レオニドフとソ連邦の紙上建築時代』サントリー学芸賞受賞記念トークショー」 (2015/4/28放送) https://live.nicovideo.jp/watch/lv322339662
◆10/17(木)13:00- 【再放送】冲方丁×深見真×吉上亮×大森望 【『PSYCHO-PASS3』放送開始!】 「エンターテインメントの極大射程」 (2019/4/23収録) https://live.nicovideo.jp/watch/lv322339937
◆10/17(木)22:00- 【講評・無料生放送】長谷敏司×塩澤快浩(早川書房)×大森望 「第5回」 【ゲンロン 大森望 SF創作講座 第4期 #5】 https://live.nicovideo.jp/watch/lv322243479 (※こちらの放送はタイムシフトには対応しておりません)
◆10/18(金)13:00- 【再放送】祖父江慎×津田淳子×山本貴光 【ゲンロンカフェ at ボルボスタジオ青山 #20】 「紙の本のつくりかた」 (2019/07/26収録) https://live.nicovideo.jp/watch/lv322340367
◆10/18(金)19:00- 【生放送】佐久間裕美子×速水健朗 「マリファナはアメリカをどう変えたか ――『真面目にマリファナの話をしよう』刊行記念イベント」 https://live.nicovideo.jp/watch/lv322049263
◆10/19(土)14:15- 【展示・無料生放送】飴屋法水×黒瀬陽平 【ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校 第5期 #18】 「グループ展B『摩訶神隠し』展示 ――講評会2」 https://live.nicovideo.jp/watch/lv322231585
◇◇ 現在視聴可能なタイムシフト ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆10/9(水)23:59まで 【再放送】川名潤×水戸部功 司会=長田年伸 「日本のブックデザイン史を記述する 1960-2020」 (2019/2/7収録) https://live.nicovideo.jp/watch/lv322122122
◆10/10(木)23:59まで 【再放送】金子遊×清水高志×渡邉大輔 「哲学と映像の『存在論的転回』 ――『実在への殺到』と『映像の境域』の交点から考える」 (2017/10/14収録) https://live.nicovideo.jp/watch/lv322122604
◆10/10(木)23:59まで 【再放送】ウティット・ヘーマムーン×岡田利規×福冨渉 司会=上田洋子 「舞台と小説の交感 ――『プラータナー:憑依のポートレート』『憑依のバンコク オレンジブック』出版&東京公演開催記念」 (2019/07/02収録) https://live.nicovideo.jp/watch/lv322122826
◆10/11(金)23:59まで 【再放送】鴻英良×危口統之×黒瀬陽平 「ラディカルな芸術とはなにか ――芸術祭におけるアーティストと観客」 (2016/4/28収録) https://live.nicovideo.jp/watch/lv322123164
◆10/11(金)23:59まで 【再放送】鈴木忠志×東浩紀×上田洋子 「テロの時代の芸術 ――批判的知性の復活をめぐって」 (2015/5/23放送) https://live.nicovideo.jp/watch/lv322123438
◆10/12(土)23:59まで 【チャンネル会員限定・生放送】高山明 × 黒瀬陽平 「展示を批評する1 ――展示指導9」 【ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校 第5期 #16】 https://live2.nicovideo.jp/watch/lv322230846
◆10/15(火)23:59まで 【再放送】橋爪大三郎×仲俣暁生×さやわか 「『橋本治』とはなにものだったのか ――優しいお人好しをめぐって」 (2019/07/11収録) https://live.nicovideo.jp/watch/lv322164547
※ご視聴は23:59まで可能ですが、ご購入いただけるのは視聴終了日の18:00までです。ご注意ください。
◇◇ 今週のおすすめアーカイブ動画 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆【vimeo】東浩紀 「東浩紀がいま考えていること ――『テーマパーク化する地球』刊行記念」 https://vimeo.com/ondemand/genron20190614 (2019/6/14収録)
◆【vimeo】卯城竜太×aggiiiiiii×上田洋子 「アート・アクティヴィズムは社会を変えるか? ――『プッシー・ライオットの革命』(DU BOOKS)刊行記念」 https://vimeo.com/ondemand/genron20181211 (2018/12/11収録)
◆【vimeo】『ゲンロン』第2期始動!『ゲンロン10』パック https://vimeo.com/ondemand/genron10
パック内容は以下の通りです。 1. 原武史×東浩紀「平成において皇后とはなんだったか」 https://genron-cafe.jp/event/20190405/
2. 高橋沙奈美×本田晃子×上田洋子「ツーリズムとナショナリズムからみる現代ロシア――建築、教会、収容所」 https://genron-cafe.jp/event/20190416/
3. 長谷敏司×三宅陽一郎×大森望「AI研究の現在とSFの想像力」【大森望のSF喫茶 #28】 https://genron-cafe.jp/event/20190417/
◆【vimeo】ゲンロンカフェ『ニッポンの演劇』セレクション https://vimeo.com/ondemand/genrontheater
パック内容は以下の通りです。 1.岡田利規×佐々木敦「新しい日本語、新しい身体――チェルフィッチュと演劇の現在」【ニッポンの演劇#1】 https://genron-cafe.jp/event/20151217/
2.飴屋法水×佐々木敦「なにが演劇なのか――パフォーマンスの「正体」をめぐって」【ニッポンの演劇#3】 https://genron-cafe.jp/event/20160413/
3.平田オリザ×佐々木敦「現代口語演劇はいかに更新されたか?」【ニッポンの演劇#4】 https://genron-cafe.jp/event/20160628/
◆【vimeo】『大森望のSF喫茶』セレクション#1 https://vimeo.com/ondemand/genronsf1
パック内容は以下の通りです。 1. 円城塔×東浩紀×大森望「テクノロジーと文学のゆくえ――小説をプログラミングする」 genron-cafe.jp/event/20151024b/
2. 飛浩隆×東浩紀×大森望「『自生の夢』刊行記念トークイベント」 genron-cafe.jp/event/20161210b/
3. 瀬名秀明×東浩紀×大森望「SFと復興――小松左京から考える」 genron-cafe.jp/event/20140111/
★ゲンロンカフェ Vimeo On Demand 公開動画一覧 https://genron-tomonokai.com/vimeo/
◆◇ 五反田アトリエからのお知らせ  ◆ーー◇ーー◆ーー◇ーー◆ーー◇
開催予定の展示
◆2019年10月12日(土) - 10月20日(日) ※10月19日(土)は講評のため終日休廊です ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校 第5期生展覧会グループB「摩訶神隠し」 開廊時間:15:00 - 20:00
出展作家:大島有香子 / 木谷優太 / 小林毅大 / 鈴木知史 / 田中愛理 / 繭見 / zzz キュレーション:NIL(CL課程) / マリコム(CL課程) デザイン:6:30
展覧会特設サイトはこちら https://makakamikakushi.com/
新芸術校第5期生による展覧会、グループAにつづいてグループBの展示がはじまります! 「サバイバル」型のプログラムが組まれている新芸術校では、4グループに分かれて4回の展示が行われ、その中で成績優秀者が最終成果展へ選出されます。 今もっとも注目される美術学校のひとつとなった新芸術校生徒たちの作品が、毎月ご覧いただけます。 どのグループの展示もどうぞお楽しみに、お見逃しなく!
新芸術校について・新芸術校関連の予定についてはこちら↓ https://school.genron.co.jp/gcls/
(藤城嘘/カオス*ラウンジ)
◆◇ 編集部からのお知らせ  ◆ーー◇ーー◆ーー◇ーー◆ーー◇
★『ゲンロン10』全国書店にて販売開始!電子書籍版も配信開始!★
『ゲンロン10』 Amazonでのご購入はこちら。 物理書籍版: https://amzn.to/2oW4uh9 電子書籍(Kindle)版: https://amzn.to/2MzB4hl
★東浩紀『テーマパーク化する地球』好評発売中!
批評家として、哲学者として、そして経営者として、独自の思索と実践を積み重ねてきた東浩紀。 その震災以降の原稿から47のテクストを選び出し、「世界のテーマパーク化」「慰霊と記憶」「批評の役割」を軸に配列した評論集。 ゲンロンショップ [物理書籍版] https://genron.co.jp/shop/products/detail/224 [電子書籍(ePub)版] https://genron.co.jp/shop/products/detail/228
アマゾン [物理書籍版] https://amzn.to/2XvICFV [電子書籍(Kindle)版] https://amzn.to/2Ik7Emd
→試し読みページはこち���! https://genron-tomonokai.com/themepark/no1/
★『新記号論 脳とメディアが出会うとき』Kindle版値下げキャンペーン開催中!
『テーマパーク化する地球』発売を記念して、『新記号論』Kindle版は通常価格より580円お得な2,500円(税込み)に! [Amazon Kindle版] https://amzn.to/2JgQlln
以下はゲンロンショップサイトのリンクとなります。 「脳とメディアが出会うとき――記号論は新たに生まれ変わる!」 [物理書籍版] https://genron.co.jp/shop/products/detail/215 [電子書籍版] https://genron.co.jp/shop/products/detail/220
→試し読みページはこちら! https://genron-tomonokai.com/shinkigouron/no1/
★『マンガ家になる!――ゲンロン ひらめき☆マンガ教室 第1期講義録』絶賛販売中! 絵がうまいだけじゃダメ、マンガが描けるだけでもダメ。業界騒然のマンガ家育成講義録! https://genron.co.jp/shop/products/detail/193 →試し読みページはこちら! https://issuu.com/genroninfo/docs/20181125/16
★小松理虔『新復興論』絶賛販売中! 第18回大佛次郎論壇賞受賞! 「課題先進地区・浜通り」から全国に問う、新たな復興のビジョン! https://genron.co.jp/shop/products/detail/178 →『新復興論』特設ページはこちら! https://genron.co.jp/books/shinfukkou/
★毎日出版文化賞受賞&朝日新聞社「平成の30冊」第4位!『ゲンロン0 観光客の哲学』絶賛販売中! https://genron.co.jp/shop/products/detail/103 →『ゲンロン0』特設ページはこちら! https://genron-tomonokai.com/genron0/
★今だけお得な友の会第9期かけこみ&第10期更新を受付中! https://genron.co.jp/shop/products/detail/242
◆「ゲンロン友の声」サイト、質問募集中です! 知られざるTumblrサイト「ゲンロン友の声」では、友の会会員のみなさまからお寄せいただいたご意見・ご質問に対して、 東浩紀をはじめとするスタッフがお返事を差し上げております。 また、ゲンロンnoteも開始いたしました。noteにも「ゲンロン友の声」を掲載していきます。
最新の記事は、「子どもを生み出すことへの躊躇いをいかにして退けましたか?」です!ぜひご一読ください! Tumbler: https://tmblr.co/Zv9iRg2kchcBV note: https://note.mu/genron/n/n93d96ab462ab
ご要望などもお気軽に! ゲンロン友の声 Tumbler: http://genron-voices.tumblr.com/ genron note: https://note.mu/genron
◆◇ 東浩紀 執筆・出演情報  ◆ーー◇ーー◆ーー◇ーー◆ーー◇ーー◆
◆『AERA』の巻頭エッセイコーナー「eyes」に、東浩紀が連載中! 最新の記事は、東浩紀「歴史的事件の加害側が害を記憶し続けなければ悪循環は断ち切れない」です。 https://dot.asahi.com/aera/2019092500012.html?page=1
これまでの記事は朝日新聞のウェブサイト「.dot」で全文をお読みいただけます。 https://dot.asahi.com/keyword/%E6%9D%B1%E6%B5%A9%E7%B4%80/
◆産経新聞に東浩紀のインタビューが掲載されました。 思想家・東浩紀さん新著『テーマパーク化する地球』 コミュニケーション「誤配」の可能性 いかに育むか https://www.sankei.com/life/news/190926/lif1909260011-n1.html
◆河出書房新社より東浩紀『ゆるく考える』発売中! いつの間にか中小企業ゲンロンのオヤジ経営者になっていた。 人生の選択肢は無限だ。ゆるく、ラジカルにゆるく。東浩紀のエッセイ集! http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309027449/
◆◇ その他のお知らせ ーー◆ーー◇ーー◆ーー◇ーー◆ーー◇ーー◆
◆友の会会員のみなさまへ
<クラス30以上の座席確保サービスについて> ご好評いただいております座席確保サービスですが、 お席の希望のご連絡を、当日16:00までに いただけますよう、よろしくお願いいたします。
<登録情報の変更について> お引越しなどの理由で、ご登録いただいている住所や電話番号、 メールアドレスなどに変更があった方は、 友の会サイトのフォームから申請をお願いいたします。
会員サービスページ https://genron-tomonokai.com/service/
※株式会社ゲンロンは、土曜、日曜は休業日となっております。 営業時間は、11時-20時です。 営業時間外のお問い合わせは、お返事が遅くなる場合がございます。 ご了承くださいますよう、お願いいたします。
◆ーー◇ーー◆ーー◇ーー◆ーー◇ーー◆ーー◇ーー◆ーー◇ーー◆
株式会社ゲンロン 〒141-0031 東京都品川区西五反田1-16-6 イルモンドビル2F tel.03-6417-9230 / fax.03-6417-9231 http://genron.co.jp Twitter:@genroninfo
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onomatopoeia3 · 5 years
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金太郎飴になれない
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どこを切っても同じ(のように見える)
金太郎飴。厳密に言えば金太郎飴たちにも個性はあるのだが微々たるもので。
金太郎飴の袋の中にロリポップキャンディーは絶対には入れない。
個性を認める世の中?
うーんどうでしょう。
私はずっと箱の中に入れられるのが嫌でした。
出来損ないの金太郎飴は時を経てロリポップキャンディーになり、もう交ることは無いと勝手に思ってました。
が、しかし。
そんなわけ、ありません。
世間は金太郎飴がマジョリティなのですから。。。
マジョリティになれなくて捻くれて揶揄する事もありましたが結局なりたかったけどなれなかったという劣等感が大きいのかなと。
そんな捻くれ者で社会不適合者?笑な私ですが息ができる場所というのが数少ないながらもあり、そしてそれがスタイリングという表現の場所でした。
私にとってのスタイリングはコミュニケーションの一つで、私がこうしてこう見せたいというよりもこの人と私が交わったらこんな感じという会話の切り取りといったイメージでやっています。
なのでその人らしさを潰すようなことは基本的にしたくありません。
唯一例外として初期からモデルをしてくれてる女の子はミューズと言いますか、なんでも答えてくれる感性の近い子なので彼女には甘えてしまい、私という感性をぶつけてしまう事の方が多いですが…
何故きもので…?という点に関しては、好きだからにつきますが丁寧な着付けやしきたりなんかよりも、リアルを体現したかったというのがあります。
私のスタイリング写真はリアルだと、自信を持って言えるのは彼女たちが等身大で、気負って無いからだと、そう思います。
そして登場するきものの殆どは昭和中頃〜後期のものです。正直、お母さんの箪笥にあったけどこれ私着れないかも。。。という類のモノも多く出てきます。(新品やアンティークももちろん出てきますが)
例えるならば、肩パッドのたくさん入ったジャケットをどう現代風に着るかという感覚に近いと思います。。。
実際私も敬遠しており、どうしたらオシャレになるのかな?とずっと���んできた時代のものでもありましたが、チャレンジしてみて可能性をすごく感じました。
やはり、なんでも整え方次第。
着方で変わるのがオシャレの楽しいところであり、決めつけ無いで可能性に身を任せるのも新しさとして面白い。
この画像は思いっきり現代物ですが笑
ゆる〜〜〜〜〜〜くやっていこうと思っていますのでどうぞよろしくお願いします。
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jushosaku · 3 years
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中学受験「出る本」に傾向は? 難関中学で出題された本厳選10冊【2020&2021年度共学校編】(All About) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
直木賞:受賞作ドットジェイピー
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skf14 · 4 years
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07300039
いきなり土下座されるなんて驚いたけど、それよりも今、彼の口から飛び出した言葉を反芻するほうがよっぽど大事だった。
「もう一回言ってもらっていい?」
「......やっぱり、怒るよな。」
「いや、怒るとかじゃなくて、ワンモア。脳が処理しきれなかった。」
「...お前を、食べたい。」
ゴッ、と床に頭を打ち付けて動かない彼。この食べたい、の意味が性的なスラングであればまだ幾分か救われるし、そもそも土下座などせずとも快く足を開いてやってるじゃないか。と笑い飛ばせるのに、長く一緒にいすぎたせいで、彼の言わんとしていることがわかってしまう自分が憎かった。
「一昨日セックスしなかったっけ。」
「した、けど。そうじゃなくて。やめろお前そんなあけすけな言い方。」
「分かってる。揶揄っただけ。」
「......お前は意地が悪い。」
「恋人が意地悪だから移ったのかも。」
戸惑った顔で俺を見上げたかと思えば、怒ったり困ったり拗ねたり、表情筋の忙しい人間だ。土下座から顔を上げた彼は手を床についたまま、目線を彷徨わせてから、また口を開く。
「...ごめん、いきなりこんなこと...」
「お前が突然なのは今に始まったことじゃない。けど、お前らしくないよ。普段なら理路整然と説明して、俺を捻じ伏せられるだけの屁理屈と持論を持ってくるはずなのに、こんな古典的なお願いのし方なんて。」
「そうだよな、俺もそう思う。」
要領を得ない話に若干イラッとしたのが顔に出ていたのだろう、元々平行気味だった眉毛がきゅっと下がり、困った顔のまま子供のように唇をへの字に曲げた。大人のくせに仕草が子供なところは、好きな所の一つでもあった。この状況じゃなければ頭の一つでも撫でていただろう。
「とりあえず説明してくれる?」
「...本当は、ずっと思ってた。それが今、積もり積もって言わないと耐えられなくなった。だけ。」
拍子抜け、と肩の力が抜け誘われるように笑いがこみ上げ思わずくすりと肩を揺らせば、不快そうな顔をした彼が俺を睨んで不貞腐れる。あ、また新しい表情。そんなことをしても嬉しくなるだけだ、と内心突っ込んでおく。
「あぁ...そういうこと。何、俺ついにお前に殺される��かと思っちゃった。殺人計画��完成したわけじゃないのね。」
「そんな計画立てたことないわ。」
「よく言うよ。今まで散々、小説の中で殺してきたくせに。というか、殺すつもりないなら食べようがなくない?」
「それは、その...俺の友達に、医師免許持ってる人がいるから、そいつに頼んでどうにかしてもらおうかな、って。」
「どうにかって。らしくないよ、そんなアバウトな感じ。」
「その、部位を食べようかなって。」
「うわぁ、変態っぽい。変態だったわ。」
座り込んだままの彼の肩をぽんと軽く叩いて、そして話は終わり、とばかりにその場から立ち去り、棚に並んだ中から一冊の本を片手にリビングのソファへと座った。拾われた捨て犬のような顔をした彼は俺と、そして俺の手の中にある本の表紙を見て顔を顰め、深いため息を吐きながら俺の隣へ座った。
「...悪趣味。」
「書いたのお前じゃん。」
「なんでお前はこのタイミングで、嫉妬に狂って人間フォアグラ作る話を読み返すわけ?そんな好きじゃなかっただろ、その話。」
「お前が書く話で、好きじゃない話なんてないよ。で、どうするの?食べるの?食べないの?」
「...食べたい。」
「...考えが纏まったら、また話してよ。」
葛藤があるうちはきっとろくなことにならないと、彼と長年過ごしてきた俺は痛いほど理解していた。彼は一人で延々と考え込む癖がある。そしてその考えは大抵、いい方向には動かない。さて、どうしようか。と、目では心地の良い文字の羅列を辿りながら、頭の中にはある人の電話番号が浮かんでいた。窓の外ではジーワ、ジーワ、と苦しげなセミの声が響いている。薄いカーテンを引いた室内ですら日差しが眩しい夏が、来てしまった。
「ねぇ、ちょっとサイン書いてよ。」
「...あー、俺も、一冊サイン書いて。」
丁度手に持っていた彼の本を差し出せば、書斎に消えていく背中。戻った彼の手には白と黒のペン、そして、俺の撮った写真集。白のペンと写真集を手渡した彼はなんだか嬉しそうな顔。
「今日は何を描けばいい?」
「太ったネコがいい、ってさ。」
「はいはい。」
「こんにちは。」
「お久しぶりです。どうぞ。」
「お邪魔します。」
相変わらずゾッとするほど綺麗な部屋だ、と、白一色で統一されまるで生活感のない彼の部屋を不躾に見渡しながら感動する。同じ日本に住んでいるはずなのにここだけが嫌に涼しく感じるのは、山の中にあるからなのか、それとも彼が醸し出す雰囲気なのか。持ち寄った紅茶の手土産を渡せば、彼は微かに微笑んでそれを受け取り、「今、お茶を入れます。」とキッチンへ消えていった。
「これ、いつもの。」
「ありがとうございます。...いつもすみません。ご無理を言ってしまって。楽しみにしてたんです、彼の新刊。」
「アイツ、喜んで書いてたよ。サイン。」
「こうして貴方から頂いているせいで、売り上げに貢献出来ないのが心苦しく思えますね。」
「その言葉だけで有頂天になってる姿が見えるから大丈夫。」
紅茶は上品な透明のグラス中で、ゆらゆらと日の光を纏いながら氷と共に揺蕩っている。手渡した本を宝物のように抱き締めた彼はそっと机にそれを置き、表紙、そして最初の数ページをか細い指で捲って文字を辿った。そしてぱたり、本を閉じ、呑気にガムシロップたっぷりのアイスティーを飲む俺へと向き直った。
「今日は、どうされましたか。」
「やっぱ分かる?」
「えぇ。何か、相談事でもあるんでしょう。分かります。」
「そうなの、きっとあなたなら聞いてくれる、と思って。」
「他ならぬ貴方の相談ですから。」
一通り全て話終えると、俺の話を黙って聞いていた彼が、少し考え込むような表情で唇に指を当てている。彼の、思考するときの癖だ。俺とは違う表現方法で、呼吸しやすい自らの世界を生み出す彼の、思考の世界。そしてその深い深い海から浮上した彼は、ぽつり、思い出したかのように言った。
「彼等に会っていきますか?」
「暑い、こんな暑い日に呼び出して俺を殺す気か?」
「知らないなら教えてやろう。この国には夏ってのがあって、あと2ヶ月は暑い日が続くんだ。」
「るせぇな、コーヒーだ。」
「分かってる。待ってろ。」
死にそうな顔色でドアを殴ったかと思えばクーラーの効いたリビングに転がり込んでソファーに沈み込んだ奴の相変わらずな姿にため息を吐き、用意しておいたアイスコーヒーと灰皿を奴の前へ適当に置いた。カラン、と氷の滑る音と共に、ライターの燃える音。吸いながら飲むのは行儀が悪いといつも言っているのに、ヘビースモーカーな奴は直す気がさらさらない。し、直させる気もさらさらない。
「お前は出来がいいな、いつも忘れずに用意して。うちの部下と変わるか?」
「勘弁。楽しさと引き換えに気が触れる仕事は嫌だよ。」
「はぁ、で、ほら、寄越せよ。」
放り投げられた奴のライターを拾って、懐から取り出したタバコに火を付ける。催促する奴の手に、お目当ての本を載せてやれば瞬時に開かれる表紙と、そして満足そうに口角を釣り上げる奴の顔。
「あー、最高かよ、お前のコイビト。」
「本当にな。得体の知れない奴をファンだって喜んでサイン恵んでんだから。」
「自己紹介でもしてんのか?大先生よ。」
「そういやあの子元気なのか、エリちゃん。」
「あぁ、元気だよ。今度の金曜参観日だ。」
「ちゃんと育成出来てることに驚いた。お前が人の親だなんて世も末だな。」
「相変わらず存在が嫌味だなてめぇは。死ね。」
本を抱き締めた表情と言葉が何も合致していない。と、奴が本を机に置き、タバコの灰を雑に落としながら膝を立て俺の顔をじろじろと舐め回すように見て、そして、笑った。
「お前、ろくでもないこと考えてんな?」
「お前じゃあるまいし、と言いたいが、正解だよ。ちょっと聞いてくれないか。」
「何だよ。」
「あいつを食べたいんだ、俺。」
「で、どこを?」
「え?」
「...なんだ、捌いて欲しいって相談かと思ったらただ危ない思考に染まる自分に酔ってるだけか。はっ、ざまぁねえな。」
「...そりゃそうだろ、食べるってことは、減るんだぞ。」
「白痴ごっこなら乗らねえぞ。」
話題に瞬時に飽きたらしい奴は机に置いた彼の写真集をパラパラとめくり、人には決して向けないような穏やかな目でその写真達を見始めた。
「かの有名な食人犯は、食欲が抑えられず銃を手に女の背後に立った瞬間、『今実現しなければ後で後悔するという、その後悔が恐ろしかった。』を理由に引き金を引き、死体を解体して食べた。」
「随分と懐かしいネタだな。佐川だろ?」
「俺は、好きな人を食べたい。食べたいけど、死んで欲しくない。」
「くだらねえな、その好奇心。」
2本目に火がつけられ、めくられた写真集はもう折り返し地点に到達していた。まるで昨日のニュースでも話すように、奴は声のトーンを変えないまま目線は写真だけをただ辿っている。
「ガキ作らせて食えばいいだろ。」
「それは純正じゃない。」
「クローンは、って、アレもガキの姿からだからお気に召さないか。」
「お前ならどうする?」
「まぁ、デカイ冷凍庫と少しの知識、あとは根気があればお前みたいな素人でも何とかなるだろうな。たかがウン十キロの肉だ。」
「...お前、何とも思わないのか?」
「はっ、そ���な正気に駆られてるようじゃ、殺し終えたら秒で塀の中だろうな。お前。」
ぱたり、最後まで見ずに奴が本を閉じ、氷のほとんど溶けたアイスコーヒーを一気に飲み干した。そして、その本を放置し、灰皿に何本目かのタバコを押し付け、ふらりふらりと玄関へ歩いていく。彼の本を抱え慌てて追いかければ、スニーカーの踵を踏みながら俺よりも少し身長の低い奴がゆらりと顔を上げ、覗き込むようにして目を見つめて、一言。
「持っとけ。直ぐ取りに来るから。」
「...分かったよ。」
数日後、夜に家に来て欲しい、と彼に呼ばれた俺は、彼の写真を見ながら次に書く本の内容についてあれやこれやと空想を繰り広げていた。玄関から音がして、出迎えようと振り返った瞬間、言葉を失った。
「どうした、それ。」
「.........。」
左手、幸い利き腕ではないが、痛々しく包帯を巻かれ、三角に吊られた腕。裏腹に彼はとても清々しい顔で、左手に持った袋を俺に差し出した。掌を出せば、とす、と置かれる冷たい袋。
「開けて。」
ビニール袋。中には氷だろうか、ガサガサゴロゴロと塊が手に当たる。ビニールの結び目を開け、結び目を開け、出てきたのは、冷えた、3センチ×6センチほどの、長細い皮膚片。
「おま、え、これ、」
「俺の友達に、外科医がいて。」
「......。」
「怖気付いた?食べていいよ。」
震える手で、彼は袋の中から、さっきまで俺の一部だったその黄色と赤と、それから肌色の層になった皮膚を取り出した。案外分厚い。顔面は蒼白で、今にも倒れそうだ。彼はもう、手の中の俺にしか興味がないらしい。食べていいよ、のセリフが耳に入った途端、目線が皮膚片に釘付けのままだ。
彼の、いつも俺を優しく追い詰める舌が、皮膚片へとゆっくり触れ、そして、表皮を滑っていく。彼は目を見開き、口の端からは溢れて止まらないのか、だらだらと涎が垂れ床に落ちていく。毛繕いでもするかのように何度も感触を楽しんだ彼の舌が仕舞われて、そして、手の中の皮膚片は袋の中へと戻された。
「...食べ、ないの?」
「うん。食べないよ。好物は味わって食べないと。」
「そっか。」
俺はただ、安堵した。彼が、他人の肉を食べようものなら、直ぐにでもその皮膚片を叩き落として奪いネタバラシをしなければいけないところだった。
彼等、それは、彼のお気に入りの部屋にある、沢山の植物たちのことだった。その部屋は風通しも日当たりも抜群に良く、所狭しと緑の葉が艶々と並び、水滴を浴びてキラキラ輝いていた。時折風でかさり、ざわり、と木が、葉が揺れる。
「話してるみたい。」
「残念ながら、話せないんです。私も常々、願っているんですが。」
シュ、シュ、と水をやり始めた彼の手つきをじっと見つめ、心が洗われていくような感覚になる。気持ちがいい。
「彼を、試す。というのは気が引けますか。」
「試す?」
「健康な人間の身体にメスを入れるのは、普通の医者であれば患者が死ぬ次に嫌なことです。貴方の願いであれば私は、それをしてもいい。でも、彼がもし、ただの一時の好奇心で言っているのなら、困りますね。」
「困る。けど、その時は、あなたの作品にして。咲かせて。」
「ご冗談を。なので、試しましょう。丁度3日後に、上腕の切除手術が控えています。また家へ来ていただけますか?」
そうして彼の好意により皮膚片を手に入れ、カモフラージュで包帯を巻き、彼の本気を見れた。あんなにも歓喜に溢れた表情。これならもう、自分を食べさせても、構わない。あの皮膚片はあの人へこっそり返して、彼にはネタバラシをしよう。ボソリ、彼が何か小さな声で呟く。
「............ない。」
「ん?」
「あんなゲテモノ、食べるわけがない。」
『ほらな。言ったろ?』
「うるさい。全部アイツが悪いんだ。俺を騙すから。アイツが悪い。あんな何処の馬の骨か分からない奴の皮膚を、自分だと偽って、そこまでして俺に食べられたくなかった、いや、そもそも騙すなんて、俺がどれだけ愛する人を食べたかったか、どれだけ時間を費やしたか、何も知らないくせに、」
『独り言なら他所でやってくれ。』
「一つ、頼みがある。」
『あ?』
虫の多い山の中に家を構えたクソ野郎をどうしようもなく腹立たしく思うが、まあこれが最初で最後だと思えば許せなくもない。正面のチャイムを鳴らせば、異なる二つの足音が響いて、扉が開いた。
「よう、性懲りもなく夏に呼び出しやがって。殺すぞ。」
「9月はもう秋って言うんだぞ。知ってたか?」
「3年ぶりってのに何だてめぇは。」
「...お、おじさん、だれ?」
「おいクソガキ、お兄さんな。」
「怖くないよ。俺の友達。上がってよ。」
ちっさい癖に聡明な顔をした子供を連れた男が俺を出迎え、そして部屋の奥へと招き入れる。部屋に漂う微かな死臭には、もう慣れ切っているのだろうか。二人とも何食わぬ顔で住んでいるらしいその小さな家は、身の毛がよだつような寒々しい雰囲気を纏っていた。
「ほら。コーヒーと灰皿。」
「相変わらず覚えがいいことで。」
「俺との約束、守ってくれてるよね?」
「勿論。」
口元を釣り上げ答えを返せば、安心したように息を吐いた男が懐から飴を取り出し、子供へ向こうの部屋で遊ぶよう言い伝え追い払う。
「元気だろ?一度も病気をしないんだ。」
「は、誰が造ったと思ってんだてめぇは。敬愛する写真家のクローンを、失敗するわけがないだろ。」
「分かってるけど。大丈夫そう?」
「あぁ、健康状態、成長具合には何の問題もない。」
「約束も、その、」
「守ってるっつの。お前じゃあるまいし。」
「ごめん。不安になって。あの子以外に、あの人が存在してると思うと俺は...」
「まさかクローンを作らせる代わりに遺伝子を提供する、その代わり人間にはするな、なんてイかれたお強請りされると思わなかったからな。」
部屋の奥、キッチンにいくつも置かれた、南京錠付きの冷凍庫。はっ、笑えねえ。タバコがいつもより不味く感じる。ケツポケットからスマホを取り出し、カメラロールから自慢の作品を選んで彼へと提示してやる。再生ボタンを押せば、感嘆する声。
「わぁ...素敵。お前、眼球フェチなの?」
「は、ちげえよ。いい写真を撮る奴だったからな。きっと綺麗な物を沢山見てきたんだろう、と思ってな。」
最近完成したソレは、小さな顔の真ん中に肥大化させた眼球が一つのみある、陸に上がる直前のおたまじゃくしのような自慢の生物だ。鼻も口も耳もなく、空気や栄養は喉に開けた穴から流れ込んでゆく。かっぴらいた目は発達した毛細血管ととめどなく流れる涙でキラキラチラチラと輝き、ただただひたすら目の前に流れる映像を目で認識し、肥大した脳が反応を示す。強烈な映像なら脳波は大きくぶれ、優しい映像なら脳波は穏やかになる。実験や測定、に使うつもりだったがもう最早ただの玩具になりつつある。ただ面白くて作った作品だった。
「俺は今、幸せだよ。0からあの人を作っていく人生。食べて共に、一つに、なんて馬鹿らしいことだって気付いたんだ。0から一緒にいる方がよっぽど愛だ。他の要素が何もないあの人を、狂いそうなほど愛してる。」
「幸せそうで何より。俺は俺の成果を確認しにきただけだ。帰るわ。」
「え、もう?夕飯でも食べて帰ればいいのに。」
カラン、手付かずのアイスコーヒーが鳴る。
「アレに何か起きたら連絡してくれ。」
「うん。ありがとう。また来てね。」
「食うわけねえだろ。てめぇが普段何食ってんのか、まだ分かってねえのか。殺人狂。」
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kachoushi · 4 years
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零の会
2020年6月6日 COVID19
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坊城俊樹選 特選句評
オンライン句会
坊城俊樹出句
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坊城俊樹出句
香水の独りの真夜をもてあます 他人事のやうな顔してサングラス 相模湾てふ塩水を泳ぐなり 胎の子に夏の沖てふ水遙か 小心で潔癖性でサングラス 角海老の裏よりぬつとサングラス もう二度と愛せざる日の水着きて 騙すなら騙し通してサングラス 捨てられし夜を外さざるサングラス 夏風邪の大群衆とすれ違ふ
坊城俊樹選 特選句
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◎特選句 句評
色街に飼はれ緋鯉の水暗く 美紀
「暗く」は「昏く」が良いかもしれぬが、零の会らしいは緋鯉という生命と色街の女の命のぶつかり合いがもの凄い。季題の本情と女の本情の絡み合い。零の定番。
下闇を流るゝ水は星と遭ふ 順子
うまいなあ。やんなっちゃうなあ。「下闇」がもの凄い。「☆」が出て来る飛躍の世界。
噴水を昂りながら離れけり 伊豫
これもうまいなあ。やんなっちゃうなあ。「昂ぶり」ねえ、そうなんだろうねえ。私は唐変木なので分からない。女性の性の句だから佳人の作者だろう。違ったら面白いが。
水音を石柱に聴く夏館 眞理子
これもうまいなあ。やんなっちゃうなあ。石柱はこの館の池ノ辺に立つロココ式なんだろうか。丹下健三先生の作にもあったような。
父の恋滲んでをりしサングラス 順子
よくわからないのだが。「滲む」が。感覚的であろうが、遺品のレンズの表面にキズか曇りがあってそれを言うのか。写真の父上か。亡くなったお父上の若き日を忍んで。
元帥のポーズ決まりてサングラス 佑天
マッカーサーのこととは誰でもわかる。だから普遍性のある省略である。「ポーズ」も誰しもがあの写真を思い出す。
夏蝶のやはき香りとすれ違ふ 三郎
ものすごく良いでもないが。季題の本意だと「やはき」でもないが、逆説的に本意を覆しているのが面白い。「春蝶のもの凄き香とすれ違ふ」の如し。
万緑や石の狐の舌真赤 和子
季題が効いています。石から来て、急激に石の舌が真っ赤になるのも良い展開。
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蛞蝓が引く銀の道辿る子ら 緑
よくこんな光景が出てきた。言われてみると私も同じことをしていた。現今の子もするのだろうか。郷愁また郷愁。
霍乱やあなたのあとを追はうにも 公世
「霍乱」かなるほど。この作者のこだわり方は凄まじい。季題の斡旋にも苦労したろうが、よく見つけた。日射病では物語として様にならぬ。
モンスーンにバナナ追熟してをりぬ 光子 なんとなく良い。「追熟」が良いのだろう。堅苦しいような、気象庁の長期的天気概況のような、歴史と地理の授業のような、東南アジアの社会ニュースのような。
梅雨寒やエプロンの紐床に垂れ 和子
梅雨の寒さと、この光景の接点がわからなくて印をつけてなかったのだが、よく見ると映画の一場面、特に日本映画の日常のアンニュイのようなものが見えてきた。地味だが。
抱かれてパナマ帽へと手を伸ばす 久
抱擁であろう。男女か。父と子か。どうも釈然としない。抱かれているのに、男のパナマ帽を脱がせる女性か。先にパナマ帽を取ってから抱擁するのが道理だが。嗚呼知りたい。
島の夜は客もボーイも裸足にて 光子
なんとなく良い。いかにも知っていたつもりだが、案外知らなかった事。裸足という季題に南国のアンニュイのようにものが足されて、良いんではないかい。
サングラス語彙の乏しき親しさよ ゆう子
なるほど。「語彙」ときたか。まあよくわかります。
眉上げしグレタ・ガルボのサングラス 公世
そう言えば、グレタの写真にサングラスの片方をズリ揚げたのがあったような。その写真は彼女の代表的なものか。「し」という助動詞の過去をあらわす部分を的確に取り入れたということに乾杯。
行列に並ぶサングラスの不満 久
なるほど。「不満」ときたか。全員そうだったら可笑しいですね。この列は、今回のコロナ騒動に関わることだろうか。海外でも日本でも、コロナ以降に行列を離れて並ぶ風習が。こんな句ならば街の風景と人々の惨状をコロナという言葉を使わないで諷詠できるのである。
▲問題句 句評
真つ白きあぢさゐだけが揺れてゐる 小鳥
なかなかいいのだが、類句か類想がある。そこいらの句会なら入選。
グラサンと言つたりもしたサングラス 荘吉
この俗っぽさは面白いが、いまさらグラサンの事を知らない人も居らず、だからユーモアでもない。サングラスの過去に拘るのもわかるがもっと飛躍を。
拍刻む昭和ロックや黴げむり ゆう子
これは名誉ある△です。唯我独尊句。「一拍」ずつ音を刻むのだろうが、ロックはビートと思うのですが。「黴げむり」は古きレコードのことか。昭和のロックは「頭脳警察」のことであろう。
軍楽隊トロンボーンはサングラス 荘吉
軍楽隊やジャズの古株となれば、トロンボーンはサングラスに決まっていると感じる。
サングラスはづさず隠れナルシスト 千種
面白い。ただし、サングラスをはずさないのは表ナルシストである。
大穴を狙う姐のサングラス 伊豫
面白い。実に面白いのだがなんか作りすぎじゃあないかい。太地喜和子か何かか。太地喜和子さんはうちの隣マンションに居ました。亡くなりましたが。「狙ふ」ですな。
入選句 句評
十薬に水の匂いの混ざりくる 慶月
上手い句だ。「匂い」は「匂ひ」。零の会だと、名詞や動詞の場合の活用は正確に。国語辞典と動詞や形容詞の場合は活用表を見て作るべし。
人間(じんかん)を見据え���をりぬサングラス 公世
これも格調高い良い句。「見据ゑ」だったら特選でしたのに。
カラフルなアイスクリームまでの列 久
いい句です。ただ、「カラフル」がアイスクリームに掛かるか、列のとりどりの洋服に掛かるかが少し迷う。後者かなと思うが、こういう並列の意味を醸す句はよくある。
星座の名ひとつも言えぬ端居かな 光子
「言えぬ」は「言へぬ」以下同文。
サングラスかけて少女に戻れれば 炳子
戻れないであろう。
入選句
水陰の灯心蜻蛉風立ちぬ 炳子 サングラスかけて少年は目敏し 悠紀子 サングラス浜の女になりきつて 秋尚 カレー屋のすぐに汗かく氷水 千種 長靴をふがふが踏んで水あそび 和子 深ぶかと女の祈りうすごろも 美智子 羅の母を鏡に見送りぬ 順子 水無月や津軽海峡黝き 佑天 片陰の姪は見知らぬ人とゐて 三郎 サングラス外しすとんと胸に差し 荘吉 水中花水差しやれば泡を生む 順子 日覆に赤い生き物売られけり 和子 風でなきものに蠛蠓揺らぐなり 千種 青梅や惑星のごと水に浮く 順子 竹落葉見えざる軸を旋回す 千種 口角の上がりて外すサングラス 小鳥 紫陽花や列車の音をとほく聴き 美紀 黴の書に詰まる想ひの往き来かな 梓渕 受話器から声を掻き消す日雷 清流 男独り仏を彫りて短夜を 炳子 皮肉屋のシャイな唇サングラス 千種 短夜や抱けばしゃべる人形と 炳子 サングラスと堕つる夕陽を見つめをり 眞理子 水馬覗き込む橋朽ちかけて ゆう子 駅からの海岸通りサングラス 要 短夜や蛾に二粒の黒眼 和子 妖精のかくるるおいど釣鐘草 眞理子 森深く獣も飛ぶか黒揚羽 千種 雑談の背中に揺らぐ水陽炎 三郎 噴水の風にながれてゆく港 伊豫 玉虫の星霜経たる今も美し 瑠璃 花橘残んの月を匂はしむ 炳子 昼前のバックシートに裸の子 久 緑蔭に謎の石組み団子虫 要 古池に水輪をつぐや若葉雨 光子 バザールに紛れて来るサングラス 順子 花魁の気位高し花菖蒲 要 タバスコとアイスコーヒー運ばれて 小鳥 水飴を手に緑蔭の紙芝居 瑠璃 サングラス後ろに掛けて粋がりて 慶月 紫陽花や小さき嘘をつかれゐて 美紀 蹲る猫の目蒼く枇杷熟るる 炳子 門扉より急ぐ白シャツの青年 小鳥 ねつとりと鳩歩くなり日の盛 和子 薔薇朱しその唇が毒を吐く 久 雲の上を軽鴨の辷りし水鏡 順子 一舟の水漬きて雷雨去りにけり 梓渕 夏蝶の想ひありしか子のそばに 三郎 軽薄を貫きとほすサングラス 要 自転車で夕立風と競ひたる 緑 新世界はじまつてをり揚花火 悠紀子 金魚売酔ひの名残の足さばき 悠紀子 なにもなき日なれど辻の立葵 順子 サングラス外し頷く男の子  伊豫 水槽の目高昨年より孤独 瑠璃 夏の燈に透けて動かぬ白蛾かな 和子
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fby-garden · 7 years
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ASPARAGUS×FRONTIER BACKYARD×the band apart 鼎談
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TEXT BY 真貝聡 PHOTO BY 山川哲矢 TGMX(FRONTIER BACKYARD)×渡邊忍(ASPARAGUS)×荒井岳史(the band apart)による、スペシャルな鼎談が実現。盟友である3人はお互いの新譜を聴いてどのように感じたのか?そして3組の共通点とは何なのか?11月11日、12日にトリプルレコ発公演の意気込みは?など、たっぷりと語ってもらった。真面目な話もありつつ、爆笑な話もありつつな満足度の高い内容になっていること間違いなし!ここでしか読めないトークをお楽しみください。 ■まずは新譜を聴いた感想をお訊きしたいと思います。FRONTIER BACKYARDの『GARDEN』を聴いて、(渡邊)忍さんと荒井さんはどう感じましたか? 渡邊「ガミ(TGMX)さんと(福田"TDC")忠章くんの2人になっても、FRONTIERの感じを変わらずに出せるってすごいと思いましたね」 荒井「今回は忠章さんの声が、より大々的に入ってくるじゃないですか」 TGMX「そうだね、2人になってもバンドっぽくいたいと思って」 荒井「その感じがカッコイイなって。存在をしっかりアピールしていくというか。とはいえ、田上(TGMX)さんと忠章さんだけじゃなくて、サポートメンバーとの結束力もすごいですよね 渡邊「ライヴを観ても、サポートに見えない感じだもんね」 荒井「そうですよね。CHABE(松田岳二)さんも(古川)太一さんもそうだし」 渡邊「みんながライヴっぽい動き方をするじゃないですか。『ちゃんと演奏しなきゃ』っていうのはサポートとして重要な仕事だけど、良いサポートっていうのは演奏もしつつ、ちゃんとバンドの一員としてお客さんも楽しませるっていう。FRONTIERを支えるメンバーはそれができる人たちだから、観ててバンドっぽいんだよね」 荒井「そうっすね。新譜にもその感じがあるし。僕も写り込ませていただいた、クラウンドファンディングの写真集(『13 returns』)を読んでも思うんですけど……FRONTIERだけで済むのであれば、2人が写ってれば良いじゃないですか。だけど、レコーディングの風景を観たらサポートメンバーも全員が写ってるんですよね。だから、その結束力が新譜にも出てるんじゃないかなと思います。今までFRONTIERを追いかけている人は絶対に1番好きなんじゃないかなっていう気がしました」 TGMX「ああ、嬉しいな」 渡邊「ハードなファンはこの変化に気づくよね」 荒井「すごく好きなアルバムだと思いますよ、絶対。僕もそう思ったので」 ■the band apartは『街の14景』、『謎のオープンワールド』で、それまでの全曲��詞から全曲日本語詞と大きな挑戦をしました。そして今作『Memories to Go』は楽曲によって英詞と日本語を使い分けていますね。 TGMX「完璧ですよ。バンド感が非常に出ているというか、バンドを感じる」 渡邊「『仕上がりを見せやがったな』というか、何かが仕上がった感じ」 TGMX「完成された感じはするよね」 荒井「今までよりも、良く言ってもらえる機会は多かったですね。ただ、FRONTIERもASPARAもお互いの意見交換をしつつ、作品を作ってると思うんですけど……僕らは本当にそれがないんですよ。全然、話し合わない」
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渡邊「どりあえずジャムって、みたいな?」 荒井「ジャムりもしないです」 TGMX「お互いの雰囲気を察知するみたいな?」 荒井「そうですね。まとまってないんですけど、何となくまとまるみたいな。『こう言うことなんでしょ���』っていうのが今回、上手くいったんですよね」 渡邊「それは長年の経験があってこそだよね」 荒井「『ここら辺でちゃんと良いものを作らないとヤバイ』っていう意識がみんなあったと思います。前の2作とは違うものを作りたかったっていう」 TGMX「あれ、やってたじゃん。『ギター・マガジン』でフュージョンとA.O.R.の特集。まさにバンアパはその新しい次元へ行ってる先駆者じゃないかな」 荒井「あんまりオシャレな要素はないと思うんですけどね」 渡邊「ただオシャレなわけじゃなくて、汗臭さとかエモさがあるから響くんだよ。パンクキッズにも響いたのはそこでしょうね。ただのオシャレだけだとパンク・バンドからライヴに誘われることもないだろうし。そうじゃなければ、お客さんにハイヒールを履いた子がいっぱい来ても良いじゃん」 荒井「僕らはルックスが人情系ですからね(笑)」 渡邊「ルックスも兼ねてるだろうけど、汗の臭いがするのがカッコイイんですよね。今までいなかった」 TGMX「そうだね、このポジションはいないと思う」 渡邊「みんな(このポジションを)狙ったんですよ。だけどバンアパになれなかった」 ■バンド名をアルバムタイトルにした、ASPARAGUSの『ASPARAGUS』。今作は5年7カ月ぶりとなる待望のリリースでした。 荒井「新境地ですよね!『ココでこんなにブッ込んでくるんだな!』って。忍さんがメインでソングライティングをやっている時期もあったじゃないですか。その良さももちろんあるんですけど、今回はメンバーにちゃんと聞き取りをして……」 渡邊「あははは、取り調べみたいな」 荒井「(笑)。取り調べをしたことを曲にフィードバックさせて。だから『誰が曲を作るかって次元じゃないんだな、このバンドは……』っていうのをすごく感じました。英語が日本語に変わっただけじゃなくて、サウンドがすごいっす」 TGMX「バンアパもそうだけど、妥協がなくてキレキレだなってイメージ。贅肉ゼロみたいな」 荒井「1つの真骨頂的なこだわりと、バンドメンバーみんなで作ってる感じ。あとは何といっても、自分で録っちゃうっていうのは……」 TGMX「考えられないよね。しかも、仕上がりが良いわけだからさ」 荒井「自分で録ろうって考えがないですよね」 TGMX「ないない!どうやって録ったら良いかわからない(笑)」 荒井「曲を作った期間はわからないですけど、長い期間を経て作ったよりは、そこに至るまでの準備期間が大変だったと思う。忍さんが準備と思ってやっていたのかは分からないですけど。機材についてもしっかり勉強して、色々と試してみて。アルバムまでにシングルは何枚か出しているじゃないですか。そういうところで自分たちなりに試行錯誤して、今回に至ったアルバムだと思います」 TGMX「説得力が出ちゃうよね」 荒井「そうですね。最初に聴かせてもらった時はデモ段階だったんですけど、俺らはデモだと思って聴いてなかったですからね。あまりにもクオリティが高すぎて。パッと聴くとそれぐらいすごいことをやってるんですよね」 TGMX「俺も『ええ!』と思って」 荒井「俺なんて屁みたいなペッサペサな音のデモを作ってるので 渡邊「あははは、ペッサペサって何よ(笑)」 荒井「ノブさんの信号を生み出す感じが、日本語詞になって凄く出たなっていう」 TGMX「今回の歌詞って喋っている言葉みたいだよね」 荒井「言葉選びの面白さが物凄く出たなって思いますね。忍さんが言いそうだなと思って、俺はニヤニヤして聴いちゃう」 渡邊「『それな!』みたいなヤツだ」 荒井「あはははは(笑)!」 渡邊「そんな感じです。まとめるとみんな頑張っている、っていう」
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■ありがとうございます(笑)。FRONTIER BACKYARD、ASPARAGUS、the band apartは盟友と言われている3組ですけど、それぞれの“らしさ”ってどこだと思いますか。 渡邊「周りから見て、どう思われているのかわからないけど、この3組は常にどんどん先へ進んで行こうとしているバンドだと思うんですよ。だから、俗に言う“らしさ”ってあんまりないかもしれないですね。もしも“らしさ”を貫きたいなら、新しいことはやらない方が良いじゃないですか。ウチのドラマーの一瀬(正和)が言うんですけど『金太郎飴のように、どこを切っても同じ絵柄で同じ味っていうような曲を作っている方が“らしさ”はある』って」 荒井「すごくわかります」 渡邊「別にそれは悪いことじゃないんですよ、ラモーンズもそうだし。『このバンドはコレだよね!』っていう」 TGMX「それはそれで、良いことだけどね」 渡邊「でも、変化をしたくて。僕らのアルバムでいうと今回は、レコーディング方法や歌詞のアプローチを変えたり、バンアパも日本語の歌を入れてきたし。FRONTIERの新譜なんてメンバーが変わって、楽器まで変わってるじゃないですか。そういう意味では前に進んで行こうとするバンドたちだなぁと。そこが共通点かもしれないですね」 TGMX「まさしく、そうですね」 渡邊「だからこそ、話をしてて波長が合うんだと思います。今よりも上を目指すって人たちと話しているので、ワクワクするわけですよ。『次はどんなことをやってくるんだろう』って。しかも、ガミさんは何を企んでいるのか言わずに、形として提示してくれるしね。荒井さんに関しても一緒にいて刺激がある」
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TGMX「音楽のジャンルで言ったら、みんな違うのが面白いよね」 荒井「そうですね。俺はどっちの影響も受けてます」 渡邊「志が似ているというか、その感じが共通してるかなって。僕らが惹かれ合ってる理由はそこにあるかもしれないですね」 荒井「FRONTIERの楽曲って、音楽に詳しくない人が聴いても分かりやすいことを提示しつつ、他のバンドと違うんだよ、みたいな。例えば、KENZIさんが脱退したことって普通だったらマイナスに動きそうですけど、それを逆手にとって、ギターがいないバンドなのにアレだけドライブしてるってカッコイイと思います。すごく分かりやすくもあり、僕らのようなミュージシャン稼業が聴いても『すごいことやってるな』っていうのが分かる。それって常に新しいことをやり続けてきた姿勢は、FRONTIER BACKYARDっていう名前の通りで。まさにFRONTIER=新分野だな、って」 TGMX「いやあ、実は俺らが一番カラーはないかもしれないですけど」 荒井「え、そうっすかね」 TGMX「俺の飽きっぽい性格がそのまま音に出ちゃってるというか。それが良い風に働いてる時は良いんですけど、何か1つに絞ったとき『アレ…‥何をやってきたんだっけな』ってたまに思うから」 渡邊「ガミさんはSCAFUL(SCAFULL KING)から今まででバンド編成とか曲とか、色々と変わってはきてるけど、ずっと変わっていないのがハッピーライヴですよね。 ハッピーってキーワードはSCAFULにもFRONTIERも共通してる気がする」 TGMX「そうかもしれないね」 渡邊「それは、ガミさんがみんなをハッピーにさせたい、楽しくさせたいっていうサービス精神の表れだと思う。多分、そのハッピーにさせる手法が色々と変わってるんですよね」 TGMX「ああ、そうかも」 渡邊「それはガミさん自身もハッピーになりたいから、自分も飽きないようにしてるのかなって」 TGMX「俺が飽きっぽい性格で色々とやりたくなっちゃうのは、それが理由として大きいかもね」 荒井「『ガミさんや忍さんのような先輩がこれだけ挑戦してるなら、俺ももっと行かないとな』っていつも希望をもらえてて、ありがたいですね。僕のような下っ端からしたら……って言っても来年40歳ですけど」 渡邊「クソジジイじゃん」 TGMX「40歳か……ヤバイね(笑)」 荒井「初めてお会いしたのは23歳くらいでしたけど」 渡邊「いやぁ~みんなよくやってるね!」 一同(爆笑) ■『よくやってる』と言えば、みなさんは人生の半分以上をバンドマンとして過ごしてきたじゃないですか。田上さんは27年、忍さんは24年、荒井さんはバンアパが来年で結成20年。 TGMX「ああ、言われてみれば……もうそんなになるんですね」 渡邊「本当にあっという間ですよ」 ■長いキャリアを重ねて、ステージに立つ姿勢って変わりましたか? 渡邊「ガミさんはライヴのときに緊張します?」 TGMX「俺は全く緊張しないんですけど、その代わりにアガらないのも嫌なので、何か理由を考えてますけどね。例えば、最近MCをしないっていうのをやってるんですよ。別にしなくても明るく出来るし、そういうライヴをやってみたくて。MCをしなくても楽しませられるかもしれない、ガハガハ笑えるようなライブができるかもしれないっていう、飽きないようにするための1つとして」
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渡邊「荒井さんはよく、緊張することを『差し込む』って言うよね」 荒井「超緊張するんですよ」 ■未だにですか? 荒井「ほぼほぼ緊張しますね。9割くらい」 渡邊「観ているこっちは分からないんですけど。でも、始まる前はよく『差し込んでる』って言ってる」 TGMX「楽器を演奏するからかな。僕は歌だけなので」 渡邊「でも弾き語りは、弾きながら歌うでしょ?」 TGMX「弾き語りは緊張するけど、FRONTIERはすごく悪く言えばカラオケと一緒なので、いかに上機嫌に歌うかだけっていうか。どれだけアッパーにやれるかしか考えてない」 荒井「それがすごいですけどね。むしろ、楽器を弾くだけでいいならあんまり緊張しないと思う。歌うことに緊張するので、ギターがないと大変なことになりますね。ノブさんはどうなんですか?緊張してるようにも見えるし、してないように見えるし」 渡邊「なるべくしないようにしてます。今、喋ってるみたいに自然な感じでステージに上がれた方が良いから。舞い上がらないようにコントロールはしてますね」 荒井「僕は何年やっていても全然慣れない感じがするというか、そういう人間なんだと思います」 渡邊「人によっては両極端でいろいろいますけどね。でも、緊張が気持ち良かったりするし。人生で緊張することなんてそんなにないから、毎週末に緊張することって人間にとって気持ち良いことじゃないですかね。俺も小学生の頃に万引きをやってたけど……」 一同「……万引きって!!」
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渡邊「あれも緊張がほしかったんだと思う」 荒井「あははは!スリリングが」 渡邊「そうそう。その時に万引きGメンに捕まるかもしれない緊張感が半端じゃない(笑)。でも、その時に俺は『物が欲しいんじゃなくて、ドキドキ感がほしかったんだ』ってわかった。音楽をやれてるから、今は万引きしたいと思わないですし」 TGMX「当たり前っす(笑)!」 一同(爆笑) 渡邊「あはははは!ライヴのおかげでスリリングを手に入れました」 ■忍さんの万引き話は何十年も前の話だから、時効ということで……(笑)。ステージにかける意気込みは変わりました? 渡邊「表現の仕方は変わってきてるかも。まあ、曲調も変わったと思うし、叫びまくって自分さえ良ければいいと思っていた時期もあるし。だけど、自分の中でライヴに対するテーマって年を重ねるごとに変わってきてるかもしれないです」 TGMX「たしかに。ステージに立つ意味って、少しずつ変わってきてるかもしれないね」 荒井「僕も大分それは思います」 渡邊「『俺たちが良ければいいじゃん』って時もあれば「みんなを盛り上げよう」って気持ちの時もあったり。それで、盛り上げるだけに集中しすぎて自分が楽しめないとしょうがないし。結局、『自分らしくやる』だけなんですよね。ガミさんもガミさんらしくやってるし。みんな色々経て、自分らしくやるって状態に来たんじゃないかな。荒井さんも差し込みたければ、差し込めばいいし」 荒井「うん、なんだかんだ緊張したいんだと思います」 渡邊「あの人カッコイイなとか、海外の人の真似をしたりもするんですよ。だけど、なりきれないんです。そもそも、その人じゃないから。でも、若い頃はその人になりたいから友達のバンドを観てマネしてみるんです。続かないのは、それは自分じゃないから。しかも、お客さんが観ててもバレちゃうんです。『ああ、らしくないな』って。だったら一番長く、人生の半分近くバンドをやってて、これからどうするかって言ったら自分らしくやるのが一番長く続けられる理由じゃないかなと思いますけどね」 TGMX「うん、そうだよね」 ■ライヴに挑む姿勢をお訊きしましたが、いよいよ11月11日、12日はトリプルレコ発公演をおこなわれますね。どんなモチベーションでしょうか? 荒井「いや、ただただ楽しそうだなって。この3組がそろったら、ちょっと危ない予感もしてます(笑)」 渡邊「あんまり飲み過ぎないようにすることじゃないですか」 荒井「ライヴに関しては、間違いなく“祭り”な感じになりますよね。盛り上がらないハズがないっていう」 ■3組がそろうのは2年前の『FRONTIER BACKYARD presents 10th anniversary “10 surroundings”』以来ですからね。 TGMX「バンパアもASPARAも新譜を披露するライヴを観れるのが初めてになると思うから、それはすごい楽しみ。俺たちはまだツアーが始まってないので、そのワクワクもあります!
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theatrum-wl · 7 years
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【アンケート企画】「2016年の3本」その2
年末年始にかけて募集しましたWL年末回顧アンケート「2016年の3本」の後編です。16人の方の印象深かった観劇をご紹介します。
その1はこちらからご覧いただけます。
西村 俊彦 (俳優・ナレーター) ・劇団きらら『ガムガムファイター』(王子スタジオ1) ・劇団だるめしあん『魔法処女☆えるざ(30)』(花まる学習会王子小劇場) ・阿佐ヶ谷スパイダース『はたらくおとこ』(本多劇場) 印象に残った三本は、どれも、今と戦ってる感がありました。 自分の身近な「今」に深く迫ってくる『魔法処女☆えるざ(30)』 社会の「今」を、おじさんを通して描く『はたらくおとこ』 そこに団体の今が重なってきた『ガムガムファイター』 演劇の今日性はジャーナリズムにある、というのもよく聞く話ですが、僕は、むしろ普段光の当たらない「今」だったり、毎日の中であまり意識しない「今」をふと意識させてくれるものが好きだなと、思ったりしました。どの作品も、「どこにも行けない」ような人たちが、どこかに行こうともがいている様を、丁寧に描いていたように思います。劇場を出た後、ほんの少し、世界の見方が変わる、そんな3本を選びました。 (年間観劇本数:55本)
りいちろ (会社員) ・FUKAIPRODUCE羽衣『イトイーランド』(吉祥寺シアター) ・あやめ十八番『雑種 花月夜』(花まる学習会王子小劇場) ・風琴工房『4センチメートル』(ザ・スズナリ) 音楽劇の当たり年でした。その中から特に心に残った3本を。全作品は観ることができませんでしたが伊藤靖浩「一人芝居ミュージカル短編集vol.1」なども圧巻。どの作品も、ストレートプレイでは表現しえない作意を新たな感覚として渡すオリジナル楽曲の力があり、その世界のふくらみに心を満たされました。 今年一番強い印象が残ったのは座・高円寺1での「残花-1945 さくら隊 園井恵子-」、丁寧に描かれた時間とそれが滅失する一瞬の光と静けさ。舞台から訪れた静謐で抱えきれない衝撃は忘れ得ないものでした。 優れた中・短編にも巡り合えた一年、劇団競泳水着のリーディング公演「ある盗聴」 /「復讐と美味しい料理は後を引く」、第27班番外公演「どこまでも行けるのさ」(短編2本×3の上演)、チタキヨ「ショーツ」、日本のラジオ「ムーア」など、戯曲の企みがこれまでにない味わいで観る側を虜にする作品が数多くありました。 (年間観劇本数:300本強)
かいらくえんなつき (演劇ウォッチャー) ・ハイバイ『おとこたち』(三重県文化会館、ロームシアター京都) ・木ノ下歌舞伎『義経千本桜―渡海屋・大物浦―』(愛知県芸術劇場 小ホール) ・追手門学院高等学校『あゆみ』(大阪市立芸術創造館) 若者と言えなくなりつつある年のせいなのか、はたまた、そこまでの作品に出会えなかったのか、不感症といってもいいぐらいに心を動かされることが少なかった今年、それでも心を動かされてたまらなくなった3本を選んだら、いずれもリメイク・再演作品になりました。 保守的な人間になんかなりたくない!新しく、刺激のある、心震わさられる作品に来年はもっともっと出会いたいです。 (年間観劇本数:たぶん150本くらい。)
須川 渡 (研究者) ・維新派『アマハラ』(奈良 平城宮跡) ・シャンカル・ヴェンカテーシュワラン/シアター ルーツ&ウィングス『水の駅』(京都芸術劇場 春秋座) ・大阪芸術大学舞台芸術学科『真田風雲録』(兵庫県立芸術文化センター) そのほとんどは関西で観劇した作品でした。 惜しまれつつも最終公演となった維新派『アマハラ』はこれまでの維新派作品を反芻しながらの観劇となりました。屋台村もいい思い出です。 『水の駅』は、太田省吾氏の沈黙劇がインドの社会や文化的背景と見事に調和していたという驚きも含めて。海外との共同制作という意味では、鳥の劇場で行われた『麦克白!맥베스!!マクベス!!!』も印象に残りました。 今年は実践系の大学の公演を観る機会が多く、その中でも面白かったのは大阪芸大が行った『真田風雲録』。内藤裕敬氏の演出と学生のエネルギー、客席に若い人が多かったこともあって、活気のある舞台でした。かつての関西演劇の熱気とはこのような雰囲気だったのだろうか、と思わせてくれました。 (年間観劇本数:98本)
高野 竜 (劇作家・演出家) ・劇団石(トル)『在日バイタルチェック』(在日大韓基督教川崎教会) ・日立一高演劇部『白紙提出』(同校旧定時制給食室) ・多摩南中等教育学校演劇部『幕があれへん』(同校特別講義室) 演劇のための安定した演劇でなく、それぞれの内的必然と社会における立場とを咀嚼しアピールする方法として手法から見直して再構築した演劇のスタイルに到達している3本。幾世代にもわたる在日朝鮮人生活者の生の言葉、性同一性嗜好のカミングアウトに関する懊悩、悪意と退廃にまみれたネットスラング世界を演芸として身体に落とす方法、がそれぞれのテーマだった。いずれも愛を表明し、同時代性に充ち、かつホームシアターと客層を確保している。メタ演出にも借景演劇にも堕さない、見事な空間の立ち上がりを見せていた。 (年間観劇本数:31本)
山城 秀之 (活動写真弁士・紙芝居屋) ・パンダジョッキー+ドリルチョコレート『奴らの影踏む千葉』(シアター711) ・日本のラジオ『ゼロゼロゼロ』(スタジオ空洞 ) ・有末剛緊縛夜話『魔法少女 喪失篇』(ザムザ阿佐ヶ谷) 1本目は今頃なんで克美しげる? と思ったが途中からそんなことどうでもよくなったくらい面白かった。 2本目、劇場の無機質な佇まいごと世界を作り上げていて唸った。 3本目、生緊縛に尽きる。 今年の演劇の動向は、私ごときにはまったくわかりません。見えてもきません。 (年間観劇本数:37本)
片山 幹生 (WLスタッフ) ・国分寺大人倶楽部『ラストダンス』(シアター711) ・村田女子高校演劇部『MORE』(東京芸術劇場 シアターウエスト) ・京都造形芸術大学『繻子の靴』 (京都芸術劇場 春秋座) ベスト3というより、一年の観劇生活を振り返ってみて自分の記憶に強く残る作品を3本選んだ。国分寺大人倶楽部はこの公演で解散となった。生きることに付随するみっともなさに向き合い、だらしない日常を執拗に描き出しつつ、その生活のゴミ溜めの向こう側にこそ確認することができるような愛と希望を提示し続けたこの劇団の芝居が私は大好きだった。村田女子高校の『MORE』は高校演劇東京都大会で見た作品。彼女たちは自分たちの「女子高生」性を分析し、濃縮し、それを演劇的なかたちで見事に再構成していた。京都造形芸術大学の『繻子の靴』の全曲公演は、フランス演劇の研究者・翻訳者でもあり、演出家でもある渡辺守章の演劇人生の集大成となる公演だった。朗読を交えた上演形式となったこと、翻訳の難解さなどの問題点はあったけれど、20世紀フランス演劇の金字塔であるクローデルの大作がこうして日本語で公演されたことの意義は極めて大きい。 (年間観劇本数:126本)
なかむら なおき (会社員) ・飴屋法水×本谷有希子 『 』 (VACANT) ・月刊「根本宗子」『バー公演じゃないです。』 (劇場HOPE) ・ディレクターグ『女優の魂、続女優の魂』 (アトリエ春風舎) 作り手の気持ちがとても伝わったものとすぐ浮かんだ3作を選んでみた。 2016年も色々な作品を楽しむことができました。それだけでなく芸術公社の座学やゲンロンでの対談、F/Tのサポーターによる発表、など公演でなく演劇を感じる機会も多かったなと。さて2017年はどのような劇的な体験ができるのか、それがとても楽しみである。 (年間観劇本数:100本くらい)
でんない いっこう (自由業) ・ロべール・ルパージュ『887』 (東京芸術劇場 プレイハウス) ・ハイバイ『夫婦』 (東京芸術劇場 シアターイースト) ・鄭義信『焼肉ドラゴン』 (新国立劇場 小劇場) ①題名がいい。詩の朗唱の依頼を受けた俳優が練習しながら過去の自分へと記憶を辿る。美しいアパートの模型。映像で知らせるリアル。家族や友人との会話。切り離せない社会現象。形作られるバックボーンを様々な手法で魅せる。 ②実に面白い会話劇。アルアルアルっていう密着感。夫の進めてきた体に優しい腹腔鏡の手術を受けその傷跡を息子に見せる母親。母親役の山内圭哉のラストが何とも言えず可笑しい。 ③底に流れる脚本と俳優陣に暖かいものが満ちている。だから、末っ子が屋根から姿が消えるのが引き裂かれるように���ない。 他に『エダニク』『ゴド―を待ちながら』『ヘンリー四世』 (年間観劇本数:51本)
中西 理 (シアターアーツ編集委員) ・青年団リンク キュイ『止まらない子供たちが轢かれていく』『不眠普及』(アトリエ春風舎) ・マレビトの会『福島を上演する』(にしすがも創造舎) ・青年団リンク ホエイ『麦とクシャミ』(こまばアゴラ劇場) 平田オリザの青年団所属の若手による公演が上位を占めたのは単なる偶然ではなく、現在、現代演劇の最前線の動きの中核にあるのが、彼らであると考えているからだ。 現代演劇の新たな才能を輩出してきた青年団周辺で次の世代を担う才能を感じさせたのが綾門優季(青年団リンク キュイ)と山田百次(青年団リンク ホエイ)だった。綾門による「止まらない子供たちが轢かれていく」「不眠普及」(2本立て公演)、山田の「麦とクシャミ」にはいずれも刺激的な舞台で今後の彼らの活躍が期待されるものだった。 一方、松田正隆の「福島を上演する」はまだ試行の途上であるとも思われ福島に対するアプローチの手法も賛否両論を引き起こしたが、平田オリザとは異なるアプローチの新たな会話劇を模索するもので私は大いに評価したい。 (年間観劇本数:250本)
KEIKO TAKAHASHI (会社員) ・劇団☆新感線『乱鶯』(梅田芸術劇場) ・シアターコクーン オンレパートリー『元禄港歌』(シアターBRAVA!) ・劇団壱劇屋『シャドウ・トラフィック』(ABCホール) 今年観た舞台は57本。ほとんどはミュージカルなのですが、ストレートプレイから、今もアリアリと場面が思い出せる3本を選びました。 劇団☆新感線の「乱鶯」は救いようのない悲劇だったけれど、終幕で、全ての黒幕だった男を待ち受ける主人公と、何も気づかずに(或いは全て心得て?)スイカを下げてぶらぶらと彼のもとへ向かう男の佇まい、劇場に満ちる緊迫感に痺れました。 「元禄港歌」は、猿之助丈の凄さに尽きます。。。 「シャドウ・トラフィック」は関西の「劇団壱劇屋」の作品。身体能力が高い集団で、明滅する照明、トランス系の音楽、異様な世界観・・・スタイリッシュな作品でした!(年間観劇本数:57本)
吉植 荘一郎 (舞台俳優) ・ワジディ・ムアワッド「火傷するほど独り」(静岡芸術劇場) ・重力/Note『かもめ』 (テルプシコール) ・京都造形芸術大学『繻子の靴』 (京都芸術劇場 春秋座)  ・火傷するほど独り…「炎  アンサンディ」や「沿岸   頼むから静かに死んでくれ」の作者は、俳優としても恐るべき人だった! ・かもめ…俳優が力をつけてきて、演出家の意図を具現化できるようになってきた期待のユニット。前年の「イワーノフ」の方が純粋に楽しめたかも。 ・繻子の靴…リーディング公演みたいになっていたのは意外だったけど、こんな巨大な戯曲があったのかと驚いた。いつか全貌を見てみたい。 (年間観劇本数: たぶん20本程度…。 )
平井 寛人 (学生) ・FUKAIPRODUCE羽衣『愛いっぱいの愛を』(パルテノン多摩 きらめきの池ステージ) ・シラカン『悠然とそびえる』(多摩美術大学) ・ロ字ック『荒川、神キラーチェーン』(東京芸術劇場 シアターウエスト) どれも、この時代におけるそれぞれの一つのピークを示していた。それは作家にとって、描き出す事、制作に成功した事であると私は思う。独我的でありながら、私たちが置いてけぼりを食わないような快作。客として、そうした成功作に立ち会え、この三作から感動を覚えたので選出する。 (年間観劇本数:15本)
しば まさよ (アルバイト、演劇の勉強をしています。) ・チェルフィッチュ『部屋に流れる時間の旅』(ロームシアター京都 ノースホール) ・鄭義信『焼肉ドラゴン』(兵庫県立芸術文化センター) ・鈴木忠志『世界の果てからこんにちは』(利賀芸術公園野外劇場) 2016年は様々な国の作品を観ることができました。選んだのは印象に残った作品ですが、後から見返すと国や文化的背景を感じるもので、記憶に残って離れない作品、観終わってから却ってしんしんと迫ってくる作品です。こんな力が演劇にあるとは思わなかった、そんな作品がたくさんあり発見の年になりました。 お客さんもそれぞれに特徴があって、客席や待合で聞こえてくる会話、幕開けを待つ間の数分に客席を満たす雰囲気などもコッソリ楽しませて頂きました。 もっと演劇作品を多くの人に観てもらいたいなと感じています。 (年間観劇本数:45本(能・歌舞伎含む) )
望月 正人 (観劇人) ・On7『ま○この話〜あるいはヴァギナ・モノローグス』(KAAT) ・FUKAIPRODUCE羽衣『イトイーランド』(吉祥寺シアター) ・パルテノン多摩×FUKAIPRODUCE羽衣『愛いっぱいの愛を』(パルテノン多摩 きらめきの池ステージ) 2016年はジェンダーにまつわる芝居に数多く接した。その代表として選んだのが、On7の『ま○この話』。自らの体験も交えながら赤裸々な表現に挑んだ7人の女優。そして生々しい話をスタイリッシュにまとめた谷賢一の演出と、美術や照明などのスタッフワークが光る。ジェンダー絡みの作品では、世田谷パブリックシアターの地域の物語『生と性をめぐるささやかな冒険〈女性編〉』も、参加者の圧倒的リアリティに打ちのめされる、素晴らしい公演だった。 FUKAIPRODUCE羽衣の『イトイーランド』は、羽衣の集大成的な大作。文句無しに楽しい祝祭的妙ージカル。 『イトイーランド』が円熟の作品なら、オーディションで選ばれた初参加メンバーが半分以上を占めた『愛いっぱいの愛を』は、巧拙を超えたヒリヒリするような生のリアリティに満ちた作品。とりわけ「茜色水路」の壮絶な美しさは、この年最も魂を揺さぶられたパフォーマンスだった。 (年間観劇本数: 数え方にもよるが延べで112本)
小泉 うめ (観劇人・WLスタッフ) ・TCアルププロジェクト『人間ども集まれ!』(まつもと市民芸術館)  ・泥棒対策ライト『日々ルルル』(三鷹市芸術文化センター 星のホール ) ・ウミ下着『いつか みんな なかったことに』(KAIKA)  全体的にはベテラン陣の活躍が目立った。戯曲、演出、演技ともにその貫録を感じる作品が多く、そのおかげで安定感のある一年だったと思う。 若手・中堅陣からは「どうしてこれが初演時に各戯曲賞の候補にあがらなかったのか」とあらためて思うような優れた作品の再演が多かった。新作戯曲については現在準備の進んでいる話を聞いているものに楽しみなものが多く、2017年に大いに期待したい。個人的にはドラマへの回帰、もしくはポスト・ポストドラマ的な作品の出現を待っている。 3本については多くの観客に知って欲しいという思いで選んだ。2016年という今を象徴するような作品であったとも思う。ウミ下着は関東に、泥棒対策ライトは関西に、TCアルプは東西に紹介したい。それを求めて現地に向かう観客のフットワークと彼らがツアー公演できるような環境の充実を希望している。 (年間観劇本数: 366本)
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kabukiinfo · 5 years
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松本山雅FC「LINEチケット」でのチケット販売を開始
#歌舞伎 #松本金太郎 [ORICON STYLE]松本山雅FCでは、9月開催ホームゲームより「LINEチケット ... 日常風景に巨大ロボ プラモ写真をデジタル加工した“デジラマ”の魅力 どこを切っても? “金太郎飴みたいなパン”制作の主婦語る信条「基本は美味しさ」 このサイトでは Cookie を使用し ...
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yabunirami · 5 years
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【15thAnniversary】vol 39 哀しすぎるぞ『新馬鹿時代』
♪ かわいい かわいい 魚屋さんッ   ままごと遊びの 魚屋さんッ 何を突然、と思われるでしょうが、まァ、アタシの話を聞いてください。あ、先輩も聞いてください! この「かわいい魚屋さん」ね、昔、そうだな、少なくともアタシが関西に住み続けていた1993年くらいまではね、この歌と「てっちゃんの歌」がわりとゴッチャになっていたんです。 「てっちゃんの歌」っても関西在住経験のない���には馴染みがないかもしれませんが、ま、要するに「かねてつ」という蒲鉾メーカーのCMソングです。 かねてつには「てっちゃん」というキャラクターがいるのですが、軽く調べたところによると、どうも本当に「かわいい魚屋さん」のイメージを膨らませて、さらに「日本の歴史上もっとも有名な魚屋」である一心太助(ま、架空の人物みたいだけど)のイメージも混ぜ込んで作られたキャラクターらしい。 だからおそらく「てっちゃんの歌」も「かわいい魚屋さん」に似た感じにして欲しい、という要望がかねてつサイドからあったんでしょうね。実際アタシがゴッチャになる程度には似てるから。 ちなみに「てっちゃんの歌」の作曲はシンセサイザーの巨匠・冨田勲。うん、なんだこのミスマッチ感。 以降、アタシも関東での居住が長くなって、つか関東ではほとんどかねてつの製品が売ってない。つまりかねてつのCMも流れてないわけでね。それどころか関西でもまだかねてつのCMが流れているのか、んで「てっちゃんの歌」が変わらず使われているのかも把握できていなかった。 だからもう、記憶から「てっちゃんの歌」とか消えかかっていたんです。同時に「かわいい魚屋さん」を聴いても「てっちゃんの歌」とゴッチャになることもなくなったわけで。 それが変わったのは2010年代半ばになって、アタシの戦前モダニズムブームの熱が帯びてきてからです。 この頃再び「かわいい魚屋さん」がちゃんと歌えなくなってしまった。でもゴッチャになったのは「てっちゃんの歌」ではない。では何か、なのですが。 最初に聴いた時は「何かに似てるなァ」くらいだったんですよ。それがしばらくして偶然閃いた。あ、そうか、これ、かわいい魚屋さんだ、と。 それがね、榎本健一、通称エノケンと、古川緑波、通称ロッパが歌った「ちょいといけます」だったわけでして。 ♪ なッにから なッにまで うッらがあるゥ   抜ッけ裏 路ッ地裏 うッらの裏ァ   ピンかァらキリまで ウラオモテ〜 「ちょいといけます」という歌を知らない人でも「かわいい魚屋さん」を知っていれば歌えます。ま、かなりっつーか相当強引だけど。 つまり「ちょいといけます」は「かわいい魚屋さん」同様、どこをどう切り取っても暗い曲じゃない。何しろ作られたのが1947年なので世相への風刺は入っているのですが、それでもエノケンとロッパという喜劇界の雄のデュエットなんだから明るくてユーモアに溢れている。 この曲は映画の主題歌でした。映画のタイトルは「新馬鹿時代」。ま、ほとんどの人が観たことがないはずです。ネット上でも批評とかあんまりないしね。 でも「タイトルだけなら知ってる」って人はそれなりにいると思う。この「タイトルだけなら」ってところにこの映画の存在価値が集約されていると思うんです。 さて、2015年の春に世田谷美術館で「東宝スタジオ展」が開催されました。これは当然のように見に行ったんだけど、想像以上に充実したイベントで、展示物には目を見張るものがありました。 まあ、東宝といえば黒澤明なわけで「七人の侍」関係は本当に充実していて、6ミリテープの現物とか初めて見たよ。 「七人の侍」だけじゃなくね、「酔いどれ天使」のロケハン写真なんかもあって。その中に「新馬鹿時代」のセットの写真もあった。 これはファンには有名ですが、元々「酔いどれ天使」は「新馬鹿時代」で作った闇市のセットがあまりにも大掛かりで、一作だけで潰すのはもったいない、となったことで出された企画のひとつです。 「酔いどれ天使」は数ある黒澤明作品の中でも一番好きな作品で(また語弊があること書いちゃったな、正直一番なんて決められん。それくらい好きだってことで)、アタシだけじゃなく世間の評価も知名度も極めて高い。 では「新馬鹿時代」は、というと、まず観ることすら困難で、DVDにもなってないし、名画座で上映されることも稀です。何より「新馬鹿時代」のセット写真が「酔いどれ天使」の関連資料として展示されたことは、両作品の置かれた立場を明白に表してします。 戦前、舞台、映画ともに東宝のドル箱だったのがエノケン一座とロッパ一座で、その中心はもちろんエノケンとロッパです。 ふたりはプライベートでは淡い友人関係だったようですが、仕事にかんしては衆知の目同様ライバル意識が強かったようで、戦前戦中の時点では共演を果たしていません。(ただし極秘裏で共演を計画したり、ロッパがエノケン一座の台本を書くなんて話はあったようですが) 戦後、1947年になって、まず舞台「弥次喜多道中膝栗毛」で初共演するのですが、本人たちはかなり神経を尖らせていたものの実際は「夢の共演」でも何でもなく、人気が凋落気味の両者をまとめてしまおうってのが東宝の思惑だったようです。 といっても東宝としても「夢の共演」ってことにしておいた方が人気を呼びやすいのもわかっていたようで、舞台に続いてダブル主演映画も製作された。 当初は「弥次喜多道中膝栗毛」を映画化する予定だったようですがGHQからダメ出しを食らい、急遽小國英雄によるオリジナル現代劇になったらしい。 この台本はロッパの発案で「新馬鹿時代」と題されることになるのですが、当時は東宝争議の最中で製作本数が極端に減っていたにもかかわらず東宝本体で作られ、さきほど書いたように「一作だけで潰すのはもったいない」と思わせるような大セットを組むなど、非常にカネのかかった大作として作られたのです。 監督には、今では黒澤明の師匠としての方が有名ですが、音楽喜劇、そして特撮スペクタクル劇両面で東宝カラーの基礎を築いた山本嘉次郎、脚本には先程書いたように小國英雄が据えられています。 両者は戦前からエノケン映画、ロッパ映画でそれぞれ最重要スタッフで、とくに小國英雄の生涯たった二本の監督作品のうち一本はロッパ映画(「ロッパ歌の都へ行く」)でした。 エノケンもロッパも知り尽くした最強のコンビによる陣営を揃え、いわば予算面でもスタッフ面でもこれ以上はない体制で作られたのです。 にもかかわらず、とにかく「新馬鹿時代」には評価がない。芳しい芳しくない以前に評価がないのです。 「エノケン・ロッパの時代」でも「日本の喜劇人」でも「哀しすぎるぞ、ロッパ」でも「エノケンと<東京喜劇>の黄金時代」でも「エノケンと呼ばれた男」でも、当然映画自体には触れているけど映画自体の評価が書いてない。(「日本の喜劇人」にはわずかに「追っかけのシーンがいけない」みたいなことは書いてあるけど) 「新馬鹿時代」に評価がない理由としてまず考えられるのが、リアルタイムで観ないと何の実感もない作風だからです。 この映画は闇市を舞台にしています。そして主題歌(「ちょいといけます」)の歌詞通り、闇市という裏社会の、さらに裏を描こうとしている。 アタシだって当然闇市の存在は知ってるし、同じセットで作られた(実際は沼を作ったりかなり変えたらしいけど)「酔いどれ天使」を見ても、そこはヤクザが仕切る世界だったことはわかる。 ただ「酔いどれ天使」は無駄がなく、エンターテインメントとして不必要な箇所は削ぎ落とされており、今見ても「闇市が舞台の話だからわからない」なんてことにはならない。 ところが「新馬鹿時代」は闇市を知識として知ってるだけじゃ太刀打ちできないのです。 この作品を面白がれるには、本当に闇市に足を踏み入れたことがある必要があるんじゃないかと。つまり<実感>としての闇市です。何せ監督の山本嘉次郎も脚本の小國英雄も闇市の「裏の裏」を描こうとしてるんだから、最低でも「実感としての闇市の表裏」を知ってることが条件になる。 リアルタイムではほぼすべての観客が当てはまったんだろうけど、これでは後年になっての、ましてや闇市に足を踏み入れた世代の人が少なくなった現在では評価のしようがない。 もうひとつ理由を挙げるなら、ジャンルが不明っつーか、「ブレ」があるんです。 エノケンとロッパが主演で、タイトルが「新馬鹿時代」なんだから当然喜劇と思われるでしょう。 アタシもそのつもりで観始めた。事実、タイトルバックはアニメーションを使った軽快なものだし、序盤は(小林信彦が「いけない」と評した)エノケンとロッパの追っかけもある。 ところが悪役となる闇市を牛耳るボスと右腕(なんと後の黒澤明作品の主演コンビである三船敏郎と志村喬!)が登場する頃から空気がどんどん重くなってくる。 それでも前篇は唐突なオチまで、まあ喜劇といえないこともない。 ところが后篇(後編)になるとシャレで済まなくなってくる。 后篇も序盤はまだ「エノケンの千万長者」を思わせる散財シーンがあったりして(ダンスホールでの音楽がちゃんと<戦後風>なのが面白い)まだマシなんだけど、エノケンとロッパが徹底的に追い詰められて、大金を騙し取られるわ、ロッパの家が火事になるわ、息子が全身大火傷を負うわ(顔まで包帯姿なのはギャグかどうかの判断がつきかねる。ギャグにしてはあまりにも残酷だし)、とにかく、もう重いわ可哀想だわで見てられない。 それこそ「千万長者」でもエノケンがルンペン寸前まで落ちぶれるシーンとかあるけど、あっちは全然軽い。それに比べて、いや比べなくても「新馬鹿時代」は重すぎるのです。 何しろタッチが全然喜劇風じゃない。飴売りがリンチされるシーンなどリアルすぎて、いやリアルなのは全然いいんだけど、戦前のエノケンやロッパが作ってきた軽い喜劇のつもりで見た人間(おそらくリアルタイムでもいっぱいいたはず)には辛すぎる。 中盤の、エノケンの女房役である花井蘭子の鼻緒が切れるシーンあたりから、あまりにも風刺色が濃いラスト前まで、笑いがまったくないのです。(一応幕切れ寸前に「とってつけたような」ギャグが入ってるけど) ギャグが古いとかそんな話じゃない。笑わせようとする意思が一切見えず、徹底的にハードな描写で闇市の是非を問いかけてくる。 正直、観終わってもなお「これは喜劇映画です」と言い張れる人はいないんじゃないかね。 戦後、エノケンもロッパも人気凋落気味だったと書きましたが、彼らによるミュージカル風のエンターテインメント喜劇自体は終戦を境に色褪せたものになっていました。 代わりに台頭してきたのは「肉体の門」に代表されるリアルでハードな演劇で、そういう意味では「新馬鹿時代」は時代の空気に則った作品といえるはずです。 それにしてもこの戦後の空気と、戦前のエンターテインメントの雄であるエノケン、そしてロッパとのミスマッチぶりが凄い。主役であるはずのふたりは完全に戦前の世界からきた「ヨソ者」であり、悪役であるはずの三船・志村コンビの方が「戦後の空気」を身に纏っていて圧倒的に魅力的なのです。 演出が悪いわけでも脚本が悪いわけでも、そしてエノケンとロッパの演技が悪いってことでもない。 ただ、もうひたすら、彼らが時代遅れの存在であるがばっかりに、何をどう評価していいのか不明になってしまったんじゃないかと。 それでもアタシが「新馬鹿時代」を失敗作と決めつけられないのは、主演のふたりの哀愁がハンパじゃないからです。 とくにラスト間際の、ロッパが新聞記者に心根をぶち撒けるシーンは、本人の演技の意識とはまったく関係なしに、戦前の世界からやって来た「ヨソ者」の悲しみの吐露に思えてきて、アタシの胸を突くのです。 実際エノケンもロッパも、東宝からも世間からも金看板として扱われたのは「新馬鹿時代」が最後で、三年後に夢よもう一度、とばかりに「エノケン・ロッパの弥次喜多ブギウギ道中」を撮ったり、日本喜劇人協会として舞台と映画で共演していますが、後年の、喜劇人としてのエノケンとロッパの評価はまったくない。 だから「新馬鹿時代」は最後の輝きといえそうなもんだけど、実際は最高のスタッフと予算をかけた作品にもかかわらず、彼らの時代遅れ感だけが目立った作品になってしまった。 だけれども、それは時代が変わっただけの話です。「時代に合わせられなかった彼らが悪い」なんて意見は、如何に笑わせることが大変かわかってない部外者の意見でしかない。 「戦後の空気を身に纏った」三船敏郎と志村喬に徹底的にコツキ回されながらも、必死になって動き回って身体をはるエノケン、苦渋に満ちた表情で悲しみをあらわすロッパ。 その後、本当に「戦後文化にコツキ回され」て、エノケンとロッパはさらなる凋落を迎えます。そんな後年のフィルターが入ってることは否定しません。でもそこにアタシは必要以上に感情移入してしまうのです。 (初稿 2015年7月7、8日更新「『新馬鹿時代』のこと」、2018年6月23日更新「唄はなつかし・ついゴッチャになる曲いろいろ」他・改稿 2019年3月11日)
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yu-katsumata · 6 years
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透明少女
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二日間だけの帰省。 本当は執筆のためだったけれど、一文字も書けず。 まぁ毎度のこと。
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毎年恒例、あしがら金太郎まつりへ出席。 今年は金太郎の飴まきを担当させてもらった。 南足柄市民が一同に集っているのではないかという大入り。 まさに夏の風物詩。これがなきゃ始まらない。 遠くで声をかける少年も、浴衣で彩られた少女も、とても素敵だ。 何かがありそうな気配に包まれた夜は、人生そうそうない。 毎年毎年、きちんと甘酸っぱい夜だ。 一度しかない青春をどうか悔いなくやんちゃに過ごして欲しいと思う。 朝まで遊び倒して、 眠気まなこで見つめる朝日や 鳴き始めの蝉の声や、 ようやく目覚め始める街を見て、人は大人になっていく。 「ねっみーなー」とか言いながら「んじゃ、また後で」を合言葉に散れる夏。 「うぃっーす」と集合して、「今日どこ行く?」で始まる夜。 夏限定で繋がった夜と朝を、とことん謳歌して欲しい。
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二日目は実家近くでひたすら撮影。次回作品の素材撮り。 映像も写真も水中カメラもドローンも駆使し、とにかく撮影しまくる。 一向に始まらない物語をスタートさせるには、とにかく感性への刺激が必要だから。 擦り切れるくらい感じた。悲しさも嬉しさも。つまらなさも快感も。 にしてもこんな大自然の真ん中で、必死こいて撮影する自分はさぞ変質者だっただろう。 川に潜って水中撮影とかしてたし。 しまいには寝転がって休憩したし。 まるであの日の夏休みだ。ものすごく大切な時間だ。 最後にドローンカットを3カット。 愛する街。自慢の街。ここが足柄!!
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さぁ、明日から新しい作品が始まる。 楽しみで仕方がないぜ!
今日の一曲はNUMBER GIRLの「透明少女」。 執筆中のNUMBER GIRLは危険。どんどん感化されて危険な話になる。 とか言いながらも、毎日執筆中に聞いているのはNUMBER GIRLである。 MVも良いです。
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