岩場&プチ縦走、日和田山〜愛宕山
山サークルのリーダー企画で、久し振りに日和田山の男坂へ。10分程で終わる短い岩場ですが、初めてでも楽しく登れるので初心者の方にオススメです。
朝は高麗駅で待ち合わせ。
今回はリーダーなので念のため皆さんより早めに来ておきました。
間違えて高麗川駅に行ってしまう人が居ないか、ちょっとハラハラ……。
一の鳥居から程なく、男坂の入り口です。
軽めの岩場、根っこ道を経て、いよいよ荒々しい岩場に突入です。
ペンキのマークの説明をしつつ進みます。
険しく見えますが、矢印や⚪︎の印に従って登れば大丈夫!
あっという間(10分程度)に金比羅神社の鳥居に到着!
今日のハイライトが終了と言っても過言ではありません。
ここからは巾着田が見渡せます。
さらに登っていくと、山頂からはこんな景色が!
残念ながら霞んでしまって筑波山までは見えませんでしたが、晴れただけで御の字です。
まだ時間が早かったので、山頂の賑わいもそこそこでした。
以前は入れなかった高指山。山頂標識もまだ新しいですね。
出来たての芝生広場には、ベンチと植えたばかりの桜の木がありました。
今後、人気の休憩スポットになりそうですね。
次は物見山へと向かうのですが、道中はWBC準決勝の中継に一喜一憂。
電波の入らない箇所ではヤキモキしたり。
物見山へ向かう途中の東屋の隣の桜。
椿も綺麗に咲いていました。
物見山の山頂では、WBCの中継を気にしつつ早めのランチタイム。
そして今日の裏テーマは「巻道禁止」。初めて通った小瀬名富士。
東ムカイ山も初めてです。
この辺で、電波が入って日本が逆転勝ちしたと分かって大騒ぎ!
山に居ながら全員で野球の心配をしてるのが面白かったです。
北向地蔵。縁結びのご利益にあやかれるかしら?
この花、初めて見た。検索したところ、コリダリス・ルテアだそうです。
撤去されたのでは?なんて噂がありましたが、あたごくん、健在で何より。
メインルートから少し外れた場所にある西大峰。
この先は、狭くて急なアップダウンの連続になります。
沢山峠の分岐。
リニューアルされたあたごくん!
深沢山に到着!
ここにはちょっとしたベンチもあり、景色を見ながら休憩できます。
分かりにくいですが、標識右端にぶら下がっている鐘は良い音がしました。
水晶山。素敵な名前に反して、相変わらず何もない……。
最後のピーク、愛宕山山頂にとうちゃこ〜!
かなり歩いた感じなのに、標高250mって!
何故かチコちゃん&キョエちゃんもいました。
木馬の親子も健在。
下山後は栗林を抜けて行きます。
ここでピクニックしたら楽しそう。
長念寺の境内を抜け、東司(トイレ)をお借りしました。
季節のお花がいっぱいの素敵なお寺です。
昨年はここがアルプス前の歩荷練習のスタート地点で、鐘撞堂にいた住職さんに呼び止められて話をしたのを思い出します。
お寺を出ると、さっきまで居た愛宕山の山頂が見えました。
お寺の境内にもあたごくんの仲間がいっぱい。
塀沿いの人形はザックを背負ってポールを突いています。
帰りに喜楽里別邸へ寄って温泉でサッパリ。
飯能だけど、秩父名物の「わらじカツ丼」をいただきました(メンチカツとミルフィーユロースカツ)。
足の手術痕はまだ痛痒いですが、痛み4:痒み6ぐらいには回復して来てポールも使わずに歩けたので、もう暫くの辛抱ですかねー。
これからは少しずつ山行回数を増やして行こうっと!
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テント泊装備で奥武蔵縦走
奥武蔵を縦走ついでに「歩荷練習も兼ねてしまえ!」と、元々は日帰り装備で歩く予定だったロングコースを大荷物で歩いて来ました。
武蔵横手駅からスタートし、愛宕山から北向地蔵、越上山、顔振峠、黒山三滝、関八州見晴台を経由して西吾野駅へ下りるという20キロ強の道のり。
今思えば、完全に無理のある(無謀な)計画でした…。
途中、辛過ぎて何度「エスケープ」の文字が頭を過ぎったことか。
写真は、最初に登る愛宕山。
武蔵横手の駅を出るなり進む方向を間違えて、この日最初のロスト。
住宅街を抜け、水の綺麗な川を渡ります。
YAMAPの地図とGPSでは横断歩道を直進となっていたけれど、正面にはお寺。
進んで良いのか迷っていると可愛い丸太の人形が方向を教えてくれました。
そうだ、だれかの日記で見たことがある…名前は確か「あたごくん」!
お寺の境内を抜けて鐘撞き堂の前を通ると、
鐘付き中の住職さんから話し掛けられ、案の定荷物について聞かれました。
そりゃこんな所でテント泊装備を背負って歩いていたら気になりますよね…。
鐘撞き堂の脇の道を突き当たりまで直進すると、愛宕山への登山道の入口。
私は間違えて鐘撞き堂のすぐ後の池のところで右折して
お墓の敷地に入ってしまい、本日2回目のロスト。
先ずは栗林の中を歩いて行きます。
鉄塔の脇を抜け、ここからが本当の登山道。
害獣除けの高圧電流を跨ぎます。
こんなに低いと動物も飛び越えられるのでは…?
雨上がりで滑りやすい急坂を登り切れば、最初のピーク、愛宕山。
標高250m。山頂には神社の祠と鳥居があります。
ここにも丸太の可愛い人形。馬、笑ってる〜。
ベンチには小さなテーブルも付いています。
ここからは細かいアップダウンの繰り返し。
途中、子どもの背丈ほどもある大きなウラジロシダ(裏白羊歯)が。
2座目、水晶山。え、まだ標高266m。結構アップダウンあったよ???
3座目、深沢山。標高350m。ジリジリと上がっていきますね。
十字路に再びの「あたごくん」。
沢山峠の十字路を通過して…
4座目、西大峰。標高391m。あんまり上がってない…。
またまた「あたごくん」登場。ここの子は名札付けてます。
で、あたごくんの指さす方へ行くと戻ってしまうので、私は北向地蔵へ。
途中、斜面一面がウラジロシダに覆われたゾーンがありました。
お久し振りの北向地蔵。今日の安全を祈願しました。
ここのベンチで5分ほど荷下ろし休憩。
休んでいると、目の前の山道へ入っていくトレランの方がいたので
私もつられてその道へ入ってしまったのですが…
あれ?また愛宕山?
そう、ここは通る予定じゃ無かったピーク。一応5座目。標高不明。
予定していた林道と並行に道が続いていて、元に戻れたから良かったものの、
これも一種のロストと言うことで、本日3回目。
6座目、スカリ山。435m。ここで先にいたトレランの男性と暫しお喋り。
この後、新宿で「トップガン・マーヴェリック」を観るのだそうで。
凄い…私は山の後で映画館に行く元気は無いな〜。
スカリ山からは武甲山の横顔も見えました。
スカリ山からは急な岩場を下って行き、7座目の茶嶽山。標高450m。
ちなみにYAMAPでは茶ノ岳山と書かれています。
この後、いったん林道に出て舗装道路を歩くのですが、
登山道への入口を見落としてズンズン進んでしまい引き返しました。
これで本日4回目のロス。
今日は荷物の重さに気を取られて分岐の確認をし忘れてばかり…。
気を取り直して8座目の蟹穴山。標高460m。
ユルユルの道を進むと、突然開けた場所に出ました。
眺望はなかなか良いけど、日焼けしそう…。
その先には、コアジサイ(小紫陽花)ロードが待っていました♬
その先の岩場を登って行くと、9座目の越上山(おがみやま)。標高566m。
実はここ、2014年に初めてのボッチ登山で訪れた記念すべき山でして。
その時は顔振峠からユガテへ抜けるショートコースでしたが、
初のソロ山行で当時の私にはドキドキの大冒険だったのを覚えています。
特にその時は山頂に誰も居なくて(ソロの男性が一人来たけど)、
眺望も無くて寂しいお山…という印象でした。
でも今日は山頂手前の危険な岩場を越える前から賑やかな声が…。
シニア5人組の皆さんがランチ中で、またもや荷物について突っ込まれ。
私も荷物を下ろし、立ったままランチを頬張りつつ皆さんと暫しお喋り。
この夏行く予定のアルプスや八ヶ岳について色々と教えていただきました。
別れしな「頑張ってるご褒美」とバウムクーヘンまで頂いて…。
「何だか新1年生のランドセルみたいだな!」というお声も
背中でしっかり聞いておりましたよ〜(笑
そんなにヨタヨタしてたかしら…?
越上山からの下りが結構急で、顔振峠に着く頃には足の裏がジンジン痛く…。
8年前に来た時は時間が早くて誰も居なかった峠、今日は賑わっていました。
そうか、もう昼過ぎだもんね…。もうここでやめて帰っても良いけど…。
とりあえず、黒山三滝へ向かう道へと入り、展望台方面を振り返ります。
止めるなら今だけど…。でもでも、行っちゃえ!
顔振峠からは砂利道を沢沿いに下り、川にぶつかると舗装道路に合流。
左手にズンズン下って行くと、渋沢栄一の従弟(かつ見立て養子)、
渋沢平九郎自決の地がありました。
「青天を衝け」の悲しいシーンを思い出し、思わず手を合わせて参りました。
更に下ると、漸く黒山三滝の入口に到着!
日本観光百選なのか…埼玉に居ながら、その存在は去年知りましたよ私。
滝へ向かう道沿いに咲いていたユキノシタ(雪の下)。
有り難いことに、この道沿いにはトイレも自販機もありました。
迎えの滝。暑い日だからか、駐車場は観光客の車でいっぱいでした。
小天狗滝(こてんぐだき)。
奥まで何段か続いているようでしたが、乳幼児連れのファミリーが何組かいて、テント装備ではすれ違えそうにないので諦めることに。
三滝全てを廻っていると時間的に厳しそうだったので、この小天狗滝の少し先の分岐から関八州見晴台方面への山道に入り、沢沿いの木陰で10分ほど休憩しました。
長いロードを歩きを挟み、沢沿いの道を歩いていると目の前を茶色い物体が!
大きな雌鹿が登山道を横切り、対岸からこちらを伺っていました。
カモシカには何度か遭遇したけれど、奥武蔵の山に鹿がいるとは…。
動揺してカメラの向きとピントが合ってませんが、何とか写ってますね。
見つめられて、小さく手を振ってみたら「キョーーーーーン!(文字化するのが難しい音)」と2回ほど大きく嘶いて、元来た斜面へと戻って行きました。
ハァ〜、ビックリした!
けど、何だか元気をもらえたのか、そこからはハイスピードでガツガツ歩くことがで来ました。ありがとう、鹿!!!
花立松ノ峠を越え、またロード歩きを挟んで再び登山道へ。
この尾根を歩いている時は吹く風が冷たくて風邪を引くかと思いました。
そして緩い道に出たと思ったら…あの明るさは、山頂ですかね?
正解!3年振りの関八州見晴台です。標高771.1m。
10座目にして、本日の最高峰!低い!
ここに登るといつも山頂がガスっていて全然見晴台って感じじゃ無かったけど、今日は都心部など遠くまでよく見渡せました。
そして山頂の手前はカルミア(アメリカシャクナゲ)ロード。
もう14:30だけど、ここで残りのランチを平らげました。
今日は疲れすぎていて、あんまり食べてなかったな〜。
さぁ、後は駅に向かって下るだけ。
先ずは丸山(展望台がある県民の森のとは別物です)のピークを越えて…
高山不動まで下ったら…
パノラマコースを下って、この看板の右下の道へヘアピンカーブで下るのですが、私は間違えて道なりに進んでしまいました(しかも右下に道があるのに気付いていたのに、今来た道の迂回路だと思い込んで…)。
名もなきピークを3つも越えてから「待てよ?ここまで下って来たのに今さらこんなにピークを越えるのおかしくないか?」と気付いてGPSを確認。
ヘロヘロになりながら、このムーミンの標識まで引き返したのでした。
これが本日5回目、最後のロスト。大荷物なのに、ロスト多すぎ!
パノラマコースっていう割には眺望良くないな〜と思っていたら、
急に視界が開けました。ARによればアレが川苔山だというんですが、怪しい。
何とかパノラマコースの入口まで辿り着きました。
ここは観光案内所、兼、お休み処だそうですが、どうやら無人のようでした。
沢に沿ってひたすら歩き、最後に急坂を登れば西吾野駅にとうちゃこ〜!
トータル21.4キロ。5回ロストした分だけで、優に1キロ越え。
いや〜、今日は本当に無駄に歩いた。腰骨にはザックの痕がクッキリでした。
良い子のみんなは、絶対に真似しないでね〜!
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PART 2!
(PART 1 は一つ前の投稿より)
Sarah Àlainn - Celestial Christmas Concert
サラ・オレイン
~ 天使と天上の音楽 ~
8. Hallelujah (Leonard Cohen)
Airmail Specialをはさみたかった最大な理由が、
ここからの絶対的な3曲のため。
Hallelujah
タイトルだけ見ると教会にぴったりな選曲。
でも、これはレナード・コーエンのハレルヤ。
歌詞の内容を思うと、やって良いものなのだろうか、悩む。
「神様は、いるかもしれない
でも、愛から学んだのは、
自分より銃を早く抜くことが出来る人を、
どう撃つかくらいだ」
壊れたHallelujah。
でも、コーエンが言ったもう一つの名言を思い出す:
「すべてのものにヒビがある。そこから光が差し込む」
そう、私たちは壊れてる。ヒビだらけ。
でも、そこから光が差し込むのよ。
Jeff Buckleyのカバーが特に好きで、ギターが印象的。
今年ツアーでエレキを弾く機会があって、今回もと思っていたのですが、
PAさんとも相談し、結果エレアコに。
久しぶりに登場したオーストラリアのMaton。
指が攣りそう><エレキと違って、ヴァイオリンとも違った力の入れ方があり、フォークギターはとにかく毎回緊張します。
エレキヴァイオリニストの壷井彰久さん、ギターも以前弾かれてましたが、「ギターを弾くと指が硬くなってヴァイオリンに影響するからやめた」と話されて、確かに。いつかもっと弾けるようになりたいものですが、今のところ練習を控えてた楽器。
なので、パイプオルガンと並んで、1番緊張した楽曲。
筋肉痛、きっとここからも来てる。
サビでのTakanaとのハモリーがまた気持ち良い。
心の叫びのような、大好きな一曲です。
9. Andata (坂本龍一)
セトリを考える時、一番大事にしてるのは流れ・物語。
演奏者としての自分のことはその次、または無視。
なんでギターの後にまた大変なオルガンを持ってくるのか><
でも、上手くいったら、綺麗なFlowになる。
それを信じて、突き進む。
パイプオルガンのソロ曲、バッハは冗談で言ったものの(ディズニーの「Fantasia」にも出てくるし、分かりやすいかなと。Takanaが当日初めてリハで聞いた時、ふいちゃいましたw)、可能なら挑戦してみたいと思った曲は坂本龍一氏のAndata。アルバム「Async」のバージョンが一番好きで、これをパイプオルガンで演奏できたらなんと素敵だろうと。。
ご本にの前で演奏してみたい。みたかった。
そんな教授へのRequiemでもありました。
終わったから言えますが、初めの和音を弾いた瞬間「やっちゃった。。><」
Shchedrykで消したはずのFull Organ(音色を変えるボタン)がONになってました。
最初は「え!何でこんなに音が大きくて音色が違うんだろうと」、左、右い、上下を次から次へと見て、
最後に赤いランプを見て「うわあ、まさかの」と。
頭の中ではこんなことを色々考えていたけど、現実ではおそらく多分2秒くらいしか絶ってなく、パニックした割には落ち着いて演奏ができました。ちょうどリピートがあったので、落ち着いてボタンを押し、2回目は想像してた音色に。
後で関係者に聞いたら、意図的だったと思う人がいるよ、とのことで、安心。
ハプニングがあったけど、今回一番集中できた演奏でした。
落ち着いたらこちらもYouTubeでシェアしたいです。
10. Merry Christmas Mr. Lawrence 『戦場のメリークリスマス』
もちろん、この季節に欠かせないこの一曲。
ツアーではキーボードの弾き語りをしてますが、Andataからの流れを考えて、パイプオルガンに。
いつもはもっとRubato気味で演奏してますが、オルガンはオリジナルのテンポ感の方があってたので、
演奏してて新鮮でした。最近混ぜてるYMOの「Behind the Mask」もパイプオルガンの音色がハマり、
やっぱり、シンセサウンドに近いものがある!
ここで一番アレンジで苦労したのはピアノとのバランス。
当日でしか分からなかったのですが、オルガンとピアノのチューニングが違う。
あんな大きな楽器で、寒いホールなので、音が狂わないほうが不思議です。
そこでTakanaと上手くどうぶつからないか試行錯誤。
10代の時ピアノトリオで戦メリーを弾いたこともあり、自分の中ではヴァイオリンの激しい部分あってのMerry Christmas Mr. Lawrence。今回のセトリは見ての通り、殆どヴァイオリンの出番がないTTやはりできればここで演奏したい。
そんな構成もあって、楽器の配置も考えました。ヘッドピースは衣装につけられないため、電池を持ちながらヴァイオリンを拾う地味にむずい動作。
色々なアレンジ、編成で演奏して来た戦メリですが、人生でせめてもう一回、またパイプオルガンの弾き語りで表現してみたい。
遠くにいる教授へ
遠くにいる知らないあなたへ
この歌が届きますように
11. Joyful Joyful / 第九
クリスマスは喜ばしい季節。
だから一層悲しみも深く目立つ。
誰もが贅沢できる、少なくとも安心して生きられる、そんな世の中になって欲しい。
でも、現実は違う。
毎日複雑な思いで生きています。
自分自身の行動に矛盾があることにどんどん気づく日々。
今年も出させて頂いた、体にも、環境、動物に優しいクッキー。
今年のクッキーの寄付先はTABLE FOR TWO へさせて頂きます:
https://jp.tablefor2.org/
お陰様でSold Outに。
沢山お作りしたいのですが、ひとつひとつ気持ちを込めて手作りのため、数量限定での販売となっています。
皆さんのおかげで、健康的な食料が、必要とされてる子供たちに届けられます。
最高な、クリスマス・プレゼントでは?!
サポートありがとうございます😇
さあ、クリスマスは、そんな自分にも優しく、遠い誰かにも優しく!
クリスマスをお祝いする方も、
ムーミンみたいに本来お祝いしない方も、
クリスマスは喜ばしい、Joyfulな季節だから!
クリスマス、年末年始にやっぱりこの曲でしょう。しかも今年は合唱入り!
合唱も手拍子しながらのノリノリなゴスペルで「Joyful Joyful」からの日本語で賛美歌のような「喜びの歌」。
そしてラストは声楽で「第九」。Takanaアレンジでお届け!一曲の中で人格がなん度も変わる。好き。
普段声楽を歌われない合唱がさらにドイツ語で歌われて、bravissimo!!!!
そうそう、偶々第九のワインを見つけました!いつか合唱とゆっくり飲む予定^^
Joyful Joyfulから最後までは、ほっと一息。
力が抜けてリラックス。
12. O Holy Night
聖なる夜に聖なる場所で皆さんと過ごせた幸せ。
本編最後はやはり、この一曲。
昔からもっとも好きなクリスマスソング。これ、歌っててとても気持ち良いのです。
歌詞も音符・キーも含めて、とにかく歌いやすいんですよね。発生しやすい?というのだろうか。
綺麗に音が響く、計算されて作られた一曲なのかもしれません。
こちらはウィーン少年合唱団と歌わせて頂き、レコーディングをさせて頂きました。
男の子になりたかったチビサラ。それは叶わないと思った時、せめてボーイソプラノになりたいと思った。
その時からなのか、声を真似て高音が出るようになりました。ビブラートが殆どない、ピュアな歌い方。
こちらの方が誤魔化しが効かないので難易度が高い。後半に連れて疲れてくるとビブラートに逃げたりもします。
今回はウィーン少年合唱団のアレンジをベースに、最後は「Amen」を足してみました。🙏
ENCORE
13. Ave Maria (Vavilov)
きっとアンコールがあるだろうと、お客様は思ってくれるでしょう。
でも教会だから、ここで終わりなのかなと思われたりして。。
色々考えながら、焦りながら、大移動+早着替えを。
オルガンももうないので、ロングのウェディングドレスに合わせてハイヒールに。
ヴェールも被り、慎重に急ぐ。
今度はTakanaがパイプオルガンへ。
Sarah’s AngelsのSAK.と磨裕美さんがヴェールを丁寧に持って下さり、素敵な絵になりました。
この曲は是非ともオルガンと、この時期に、こんなお衣装で歌いたかったです。
2000年以上前の今頃、お腹が大きかった聖母マリア様は大変な思いをされて旅をします。
そんな偉大な母の存在も、決して忘れたくありません。
バージンロードを歩きながらの「Ave Maria」。
静かに見守るお客様。
この歌にもっとも相応しい会場。
大好きなこのAve Maria。よくCacciniと表記されてますが、実際はもっと最近のロシアの作曲家、Vavilovの作品。
あまり知られてないので分かりにくいかもしれませんが、これからはこんな素晴らしい曲を作られたVavilovの名前で表記します。
いつもならMinor(短調)、切ない感じで終わるのですが、打ち合わせも特になかったのに、TakanaがMajor(長調)で終わり、顔を見合わせながら、「だよね!」と二人頷く。
切ないけれど、絶望的でもあるけど、ハレルヤのように希望を感じさせる、そんな気持ちにさせるクリスマス。
14. Silent Night
ここで演出として、会場と一体になりたく、「きよしこの夜」を皆さんと一緒に歌いました。
みなさんが立ち上がり、事前に作った歌詞カードを手にされ、声を一斉に。
伴奏もあっても良かったですし、合唱がハモるのもありでしたが、
ユニゾンで、同じ音で、アカペラで一緒に歌うことに、力を感じました。
シンプルに、ストレートに、心を一つに。
心の中でうるっと🥲
唯一今思うと、私も合唱もマイクを通さないで歌ったらさらに一体化しましたね。
なので、それは絶対にまたどこかで実現したい。
響き渡る皆さんの歌声。Bravi 👏
ここからさらに高いキーに転調し、Takanaのパイプオルガンのベースが鳴る。
合唱がSAK.の指揮によって入られる。
これまたエグいアレンジ(すみません)。
でもSarah’s Angelsは「こういうの好き!」と、
優しさからなのか、チャレンジ精神豊かだからか、天使の笑顔で微笑んでくれた。なんて良い人たちTT
本当に美しかったです。
15. Nessun Dorma
2023年ファイナルということもあり、音響が美しいということもあり、
「Silent Nightでも、誰も寝てはならぬ!」
本人はこの後10時間爆睡しましたけどね。
ツーランドットの女性バージョンを歌いきり、カーテンコールへ。
本当に皆様お疲れ様でした!
関係者の皆様、来られた皆様、
一生忘れない、クリスマスプレゼントをありがとうございました。
16. You Raise Me Up
本来は「Nessun Dorma(誰も寝てはならぬ)」で終わるはずだった舞台。
大きく二つの理由があって、もう一曲アンコールを。
ちょうど一ヶ月前の11月21日、1/f FANCLUBの限定イベントが開催:
https://www.sarahalainn.net/
リクエスト曲ライブ。
最後、ノーマイクで歌って演奏した「You Raise Me Up」。
いつもサポートして下さってる方に最後は肉声で思いをお届けできればと。
限定ライブだったため、もう一度似たような演出を今回も。
満員のホールにもか変わらず、響く教会にビックリ。
ここだったら完全にunplugged (PA・マイクなし)のコンサートは全然あり得ますね。
そして、もう一つ。
コンサートとはいえ、教会でのクリスマスということで、
拍手とお辞儀で終わるのが、ちょっと違和感を感じました。
聖なる夜に、本当の意味のクリスマスをお届けしたい。
メッセンジャーというスタンスで。
最後は、会場に下り、バージンロードを演奏・歌いながらその場を去り���した。
ディナーショーなら手を差し伸べたい気持ちは分かりますが、
教会でのマナーを意識されたお客様のおかげで、こんな演出が可能でした。
安心して楽器の演奏も。エンターテイナーとして今後も安心しながら面白い演出をしたいので、とてもありがたいです🙇♀️
サラジオのプロデューサーも来て下さって、とても嬉しい感想だったのでシェアさせて下さい:
「お客さんもあの終わりかただと満足度が極まって、アンコールの拍手も止んでしまいますね。
アンコールの拍手が出ないと言うことは、満足したと言う証明ですから、昨日はそれを実証しました。」
ここまで読まれたのですが?!
ありゃま。ワオ。お疲れ様です!
いつもこんな感じでコンサートの準備などしてます!
年末年始ということで、いつも以上に舞台裏を書けました^_^
そして終わっていつもこうなる:
「次どうしよう。。。><」
笑
今年も沢山のサポート、愛をありがとうございました🫶
Merry Christmas! Happy Holidays! Happy New Year!
Happy New/Old YOU!
良いお年を!新しい自分、今までの自分に乾杯!
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