ブナの木。 森閑。 Beech tree and Deep silence reigned in the woods. #森 #森林 #森林浴 #沐浴 #森閑 #森閑とした #woods #forest #ブナ #ブナの森 #beechtree #beechtree #beechtrees #カッティングボード #カッティングボードアレンジ #カッティングボードのある暮らし #カッティングボート #dıy #diy #山歩き #山歩きが好き #森の中で #キャンプ用品 #キャンプ女子 #キャンプ道具 #キャンプギア #アウトドア #アウトドア用品 #アウトドアコーデ #アウトドアリビング https://www.instagram.com/p/CkcVQUzNQsz/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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カードファイト!!ヴァンガード「女神再臨」にて「忍妖コーマアウン」を、「仮面竜奏」にて「森閑の狩猟者 レパーディア 」描かせて頂きました。
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新たなレンズ1本で行ってきました!~オンネトー探索編~
毎年歩いているオンネトーの森。今年はドカ雪があって雪がもっさり!という事で、久しぶりのスノーシューで深い森を歩いてきました。
完全に湖上が雪で覆われ、無音の世界に。この清閑な環境が心地よい…
いつもの道が倒木でルートが変わっていることに気づく。あたりを見渡すと、以前は小さかった木々が随分と成長していたり、湿った雪のおかげでアイスモンスターが誕生していたり。
毎度歩くたびに発見がある…雪の森は本当に面白いです。
一枚目【ISO】64【SS】1/6400【F値】/2
二枚目【ISO】64【SS】1/3200【F値】/3.2
三段目左【ISO】64【SS】1/8000【F値】/2
三段目右【ISO】64【SS】1/1000【F値】/2
五枚目【ISO】64【SS】1/2500【F値】/2
(今回も Voigtlander ULTRON 40mm F2)
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朝一番に血液検査しにかかりつけ医のクリニックへ。そのまま1日を始めればいいが、春眠暁を覚えず。眠くてたまらずお昼寝してから、神戸に出かけた。お目当ては兵庫県立美術館で開催してるスーラージュと森田子龍展だ。14時に家を出たから間に合うだろうか(いちかばちか)
なんとか大阪まででたが、ちょっとカオスすぎてわからない。阪急から阪神へ。阪急から阪神、、、ああ、全然わからない。
なんとか岩屋駅まできた。
あとは改札でて1本目の信号機を左手450メートルで着くはずだ。いまは16時過ぎ、、美術館は18時まで。よし、なんとか見れる。
さて、しばらく歩いてくとなんか遠くの建物の上にカエルがみえる。
もう少し近づこうかな
やっぱりかえるだ。
きっとわからない人がいるから目印にしてるのかな、、でも向かいは六甲山。人もいないし閑散としてる。そんな殺風景な場所にカエルがいるビル。違和感しかない。でも、あそこが兵庫県立美術館だ。
無駄に広く、混沌として内部がわかりづらい。まったく設計ミスな感じの建物だが、早速みる。
最高すぎる。みにきてよかった。
建物の外は海。最高。
三宮まで出てクスムで美味しいインドカレーを食べて帰ることにした。ベジカレーのみだがめちゃくちゃ家庭的で美味しい。大満足した。
店内にいると、食べてる横ではインド人が3人がかりでサモサを作っている。さながらインドに来た気分になるから異国気分を味わいたい人にはこの店はおすすめだ。
たまには遠出するのもいいもんだなあ。リフレッシュした。
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閑静な住宅街にある一軒家から子どもたちの元気な声が響き渡る。印西市のフリースクール「ぴおねろの森」では、子どもたちがテレビゲームに夢中になったり、ブランコをこいだりと思い思いに過ごしている。
ITに精通するスタッフと真剣なまなざしでパソコン画面をのぞく子どもがいた。男子中学生(15)はプログラミングに興味を持ち、自身で開発した入室管理アプリの改良に向けた相談をしていた。担任教師と性格が合わず、小学3年のころに不登校に。フリースクールに通い始め「友達もできたし、好きなことを伸ばせた。将来はプログラマーになりたい」と目標を語った。
「死にたい」「自分は社会のゴミ」「自由になりたい」-。ぴおねろを利用する前の不登校児たちが発した言葉という。ぴおねろは不登校児たちが抱える生きづらさを解消するため、心の休息として自由な時間の確保に重きを置いている。カリキュラムは設けず思い思いに過ごすうち、好きなことを見つけ前向きになる子どもが多いという。
地域偏在や人件費課題に 運営費の補助創設望む声 フリースクール 【学びの選択肢 ちば不登校児支援】(中) | 千葉日報オンライン
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今年の桜前線は、進み方がイマイチつかめず、周囲は満開なのに中々咲かない根白石…なーんて思っていたら1〜2日気温の高い日に一気に満開、そしてそこからの風雨で桜吹雪( ;´Д`)
それでもまだ花は残っていて、明日入学式と思われる中学生の式典を華やかに彩る脇役になってくれそう。
生まれ育った福島県の双葉郡…ん?今は双葉郡て言わないのかな、富岡町には夜の森という地区があり、そこは桜並木がトンネルのように覆いかぶさり綺麗なんですよねぇ♪
※追記:調べたら今でも双葉郡は変わらず双葉郡のようでした!良かった^ ^
でも昔聞いたことがある。
初めて『夜の森』を目にした人は、それはもう夜の繁華街だろうとしか思えなかったと(^^;;
確かに。。。
原発の事故云々で時間が止まったような町になってしまってますが、昔は本当に良い意味で何もなくて長閑な良い町でした^ ^
来年は時間があれば富岡町夜の森の桜のトンネルを撮りに行ってみたいものです。
aihara_φ(・_・
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直前合宿1日目!
ついに演奏会の直前合宿が始まりました!
前日に楽器の積み込みをするところからスタート。
福島民報ホールに保管させて頂いている楽器を福島在住の団員有志がトラックに積み込みます。
そして当日、合宿場所の岩手県まで各地から集まります。
しかし、今年も出てしまいました。
遅刻者です。
東京組の集合時間に現れなかった団員に電話をしたところ「今起きました」との返答。
…仕方がないので自力で岩手の合宿会場まで来てもらうことにしました。
ちなみに昨年、同様の寝坊大遅刻事件を起こした某団員は、今年は集合時間に一番乗りだったそうです。成長!
(※ 昨年の直前合宿レポートはこちら)
↓東京集合組。
↓搬入手伝いのために早めに集合した組。
気合が入っています…! 搬入組お揃いで着用!
丸山周くんデザインの、マーラーとマーライオンをかけたオリジナルTシャツ。
イラストはiPadで描いたそうです。芸が細かい…
↓福島集合組。
福島~宮城間では冬に逆戻りしたかのように大雪が降っていました。
↓宮城集合組。
バスが会場に近づくと、長閑な田園風景が…。
直前合宿の会場は岩手県盛岡市の南に位置する紫波郡矢巾町にある、その名も「田園ホール」。
団員が集合し、13時からオリエンテーションを行いました。
事務局からは、8泊9日の長いツアーをスタートするにあたって注意事項の連絡、スタッフの紹介などを行いました。
そして「くれぐれも時間は厳守するように…!」と一括。
キャプテンの菊地彩花さんから守ってほしい約束事の話がありました。
(楽屋を綺麗に使う、忘れ物をしない、楽譜には名前を書く…)
団員の皆さん、是非ご協力お願いします…!
オリエンテーション後、ホールでの練習がスタート。
最後の追い込み、マーラーの交響曲5番を中心にがっつり練習します。
休憩時間にはうれしい差し入れがたくさん…!
森永エンゼル財団様より、お菓子の差し入れをいただきました。ありがとうございました。
たくさん食べて、元気回復…!
そして、公演に参加できなかった団員や、保護者の方からの差し入れも頂きました。
ありがとうございます!
フルートの団員、野口さんからお手紙とお菓子。
ヴァイオリン三浦さんのお母様とパーカッション塘君のお母様よりお菓子。
三浦瑞穂さんのご家族から立派なイチゴ…!とても甘くてみずみずしいんです。
夕方からは坂本龍一監督作曲の楽曲の練習を行い、18:30に本日の練習は終了。その後、夕飯を頂きました。
休み時間を利用して、ロビコンやファンファーレの練習をする団員も。
↓こちらはファンファーレのメンバー。
いつもの金管編成ではなく、ヴァイオリン、コントラバス、クラリネット、ホルン、パーカッション…。
「ファンファーレをやりたい人を自由に募り、希望者の楽器編成に合わせて作曲する」という、ちょっと変わった試みを取り入れてファンファーレ作曲してくれたのは、団員の塘英純君。
どんな演奏になるのかが楽しみです。
夕飯の後は、レクリエーションの時間。
がっつり練習が続く直前合宿ですが、この機会に団員同士の交流を深める企画を…!ということで、レク係の2人が進行してくれました。
まずは数人数のグループに分かれて客席に座り…
グループごとに軽く自己紹介タイム。
アイスブレイクが済んだところで、続いて「ジェスチャー伝言ゲーム」を行います。
まずはレク係から「お題」を発表。
1つめのお題は「ハト」でした。
各グループごとに1列に並び、ジェスチャーで「ハト」を表現し、伝言していきます。
グループの最後の人まで伝わったら、レク係に「〇」サインをして、答え合わせ。という流れです。
ちなみに、1つ目の「ハト」を正解できたグループは1つもありませんでした。
続いて、2つ目のお題はなんと…
団員たちは、思い思いの”柳澤さん”をジェスチャーで表現。
指揮台を指さしたり、指揮をしている人が多いですね。
伝わりやすかったのか、1つのグループを除いて全グループが正解でした。
(間違ったグループの答えは「TikToker」でした)
ゲームを終えようとしたとき、ジェスチャーの様子を遠目から眺めていた事務局の宮川さんの熱いリクエストが。
Tubaパート茨島君の”柳澤さん”のジェスチャーが特徴をとらえておりすばらしいのでステージの上で披露して欲しい!と。
サービス精神旺盛な茨島君、ちゃんと再現してくれました。
拍手喝采👏!!!
伝言ジェスチャーゲームで、団員たちの仲も深まったのではないでしょうか!
そして最後に、開演前のミニコンサートの団内向け発表を行いました。
時間の都合で初日は3組だけ実施しました。
↓福島大学のメンバーで結成した「おんかのゆかいななかまたち」 ♪情熱大陸
↓不思議なグループ名の5人組「わかめ」♪パイレーツ・オブ・カリビアン
↓「ここから追い込むので今日はご容赦ください!」と言って始まった「クラリネットアンサンブル」♪Crusell: Clarint Duo No.2
開場から開演までの時間で、ステージ上でミニコンサートを行う予定です。
各都市の公演によって、発表する組は変わります。
公演に来て下さる皆様、是非少し早めに会場にお越しいただき、ミニコンサートも含めて楽しんでいただければと思います。
1日目はこれにて終了。
21時にバスがホールを出発し、毎年岩手公演の際にはお世話になっている宿泊施設「オガールイン」へ移動。
団員の皆さん、今回は長丁場なので、夜はゆっくり休んでくださいね(切実です)!
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📸極楽寺庭園“清閑庭” / Gokurakuji Temple Garden, Kinosakionsen, Hyogo ② 兵庫県豊岡市の『極楽寺庭園“清閑庭”』が素敵…! “関西の奥座敷”城崎温泉の温泉街に佇む禅寺に昭和年代に作庭された五色の配色が美しい石庭は重森三玲からの影響を感じる…?江戸時代にかの沢庵和尚に再興され、山門は豊岡市指定文化財、大正時代に再建された近代の建築の本堂は国登録有形文化財… 兵庫・極楽寺庭園“清閑庭”の紹介は☟ https://oniwa.garden/gokurakuji-temple-toyooka-kinosakionsen/ ...... 続き。いつ頃、誰の作庭なのかが気になる…だいぶきれいなので最近(平成年代)の作庭なのかな〜と見ている時は思ったのだけど、過去の航空写真🗾を見ると、唯一のカラー写真:1976年の時点ですでに白砂・黒砂利・瓦で描かれた“心”の字が確認できる。 . この“心”の造形は #重森三玲 の『東福寺 龍吟庵庭園』等に影響を受けているのは間違いないと思うのだけど、1975年より前に完成していたとしたらまだ重森三玲が生きていた時代。 . 氏と全く関係ない人がこんなことしない気がするし、京都の庭石を積極的に使っているので『重森三玲に近しく、大徳寺内の寺院に出入りされていた』お弟子さんとかの作庭なのかな〜と想像。どなただろうなあ。(重森庭園ほどの立石の主張は無いので、そこはオリジナリティ) . また山門の前の“放生池”も山裾に石組を組み、その中に石仏などが配されて、江戸時代の池泉鑑賞式庭園のような趣き。 このお寺の裏山から湧出している“独鈷水”💧は奈良時代に城崎温泉の開祖・道智上人が発見し、以来1300年間いちども枯れたことがないという名水。霊水“無病長寿の水”とも呼ばれるそう。 . 城崎温泉は庭園のある旅館も幾つかありそうなのだけど、この時期は(感染状況の影響で)日帰り利用系はことごとく休止…またそう遠くない未来に訪れたい。 あと日帰り温泉『一の湯』も豪快な石組の日本庭園のようだったのでオススメ! . 兵庫・極楽寺庭園“清閑庭”の紹介は☟ https://oniwa.garden/gokurakuji-temple-toyooka-kinosakionsen/ ーーーーーーーー #japanesegarden #japanesegardens #kyotogarden #zengarden #beautifulkyoto #beautifuljapan #japanarchitect #japandesign #japanart #jardinjaponais #jardinjapones #japanischergarten #jardimjapones #bonsai #建築デザイン #アート #庭園 #日本庭園 #京都庭園 #庭院 #庭园 #枯山水 #枯山水庭園 #karesansui #石庭 #城崎温泉 #豊岡市 #兵庫庭園 #おにわさん (城崎温泉) https://www.instagram.com/p/CfrdGI_P0SE/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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【報告】6月12日札幌五輪不招致連帯スタンディングin東京
五輪不招致。この日、札幌で行われる不招致推進のデモと街宣に連帯するため、同時行動として新宿でも札幌不招致連帯スタンディングを行いました。札幌市議会では2030年五輪招致の賛否を問う住民投票の条例が否決され、つまり利権に群がる議員たちの民意を無視する態度がこれで露わになりました。もはや人々は黙っているはずはありません。東京では、様々な問題と多額の負債を残しているオリンピック・パラリンピックは、まだ終わっていません。これ以上開催されてはならない、もうどこにもオリンピック・パラリンピックいらない。
(当日のツイート)
https://twitter.com/hangorinnokai/status/1535900285692149761?s=20&t=q076JGZgzy_pSNu5VdkjLw
アピールより①
「2008年北京五輪の際にはグルジア(ジョージア)に武力侵攻、2014年ソチ五輪ではクリミア半島の強制併合、そして今回北京五輪の中でのウクライナ侵攻。プーチンは五輪と戦争の持ちつ持たれつの歴史を端的に再現している。五輪は、ひとが国家に協力し、尽くし、犠牲となることを、美談として語る。そのようにみずから行動するよう、暗に促す。この戦争を、チャンスととらえ、軍事国家の体制を整えようと野望をむき出しにしている政権下で、またしても五輪を招致するたくらみは、恐怖だ。五輪こわい。やめろ。」
アピールより②
「昨年の東京五輪では生活者へのひどい排除や再開発などで人々の生活が脅かされたばかりなのに、今また札幌で五輪招致をしようとしている。住民投票もせず、声を聞く気もない。選手たちが夢や希望といって競い合う度に、生活する人々は苦しくなる。パラリンピックで闘う障害者がいる一方、殆どの障害者は自分の生活をしている。勝敗関係ないと言いながら、結局一部の特権者たちの大会。優生思想。森元会長は女性蔑視発言で会長を辞任したが、今になって「何がいけないのかわからない」などと言っている。まるで反省していない。貧しい者からまず排除される。世界のどこでも同じ。五輪があると人の生が阻害される。札幌の五輪反対運動に連帯します。」
アピールより③
「東京都がオリンピック・パラリンピックのために新設した競技施設は毎年10億円の赤字が見込まれている。新国立競技場も年間24億円の維持費がかかるという。大会は閉幕しても、五輪災害はまったく終わっていない。98年長野五輪でも、長野市はつい最近まで約20年間ものあいだ借金返済に追われた。オリンピック・パラリンピックは、たった1か月のお祭り騒ぎのために後々まで人々の生活を圧迫する。札幌でも、世界のどこでも、同じことを繰り返してはならない。札幌の人々とともに声を挙げていきたい。」
アピールより④
「2020東京大会開催に伴い、2016年度から公教育の場で学ぶ全ての子どもたちに押し付けられた「オリンピック・パラリンピック教育」は、東京をはじめ、地方の学校にまで広く波及した。無論、札幌市も例外ではない。2020東京大会は終わったが、オリパラ教育は今年度から「学校2020レガシー」と名を変え、学校現場に深く食い込んできている。この「レガシー」が、2030オリパラ札幌招致にどのように利用されていくのだろうか。オリパラ歓迎一色の学校で、子どもたちは一体どんなふうに育っていくのだろうか。
都立学校では、オリパラ教育に反対の声を上げた教員に対して、管理職が転勤強要などの恫喝を加えるということまで起こった。札幌の学校現場が一体どうなっていくのか、寒心に堪えない。」
アピールより⑤
「ここ新宿でもいま河瀬直美監督の東京オリンピック公式映画が上映中だが、まったくの閑古鳥とのこと。当然だ。税金を湯水のように使い、住民や野宿者を追い出して強行された不祥事だらけの東京オリンピックをいくら映画で美談に仕立てあげようと無駄だ。何から何までいい加減で最低最悪の東京オリンピック・パラリンピック、誰もが呆れシラけている、そっぽを向かれている、このことこそ紛れもないオリンピックの「事実と真実」だ。いままた札幌にオリンピックが招致されようとしているが、オリンピックに金を使っている余裕などあるわけない。いまこの時、札幌で100人もの市民がデモを歩き、オリンピック招致反対の声をあげている。ここ東京からも札幌招致反対の声をあげよう。東京でオリンピックを体験した北海道出身、札幌出身のみなさん、一緒に声をあげましょう。」
アピールより⑥
「コロナ・パンデミック下で開催された 2020 東京オリ・パラ は、人の命より「カネ」が支配する社会のありようを赤裸々に示した。嘘と賄賂でもって勝ち取った五輪。
竹田前JOC 会長の贈収賄疑惑は捜査中だが、ブラジルでも2016 年リオ五輪の組織委員長が贈賄で有罪になった。
IOC が絶対的な権限を握り開催都市は「カネは出しても口は出せない」。長野五輪では、694 億円の借金(市債)を返すの20年かかった。放置され解体もできない施設を札幌五輪で「再利用」する計画に長野の人たちも怒り心頭だ。
2018 年平昌五輪でも多くの競技施設がすでに無用の長物。冬季五輪の自然破壊はものすごく、平昌ではカリワン山という貴重な原生林の山が壊され、ホテル建設等観光開発と合わせて村が潰された。
IOCは招致決定方式を推薦方式に改定、先日、札幌を訪れたIOCの推薦委員は視察場所も明らかにせず、会見も行わない。秘密裏に開催を決定するなど許さない。札幌不招致を東京からも全力で応援しよう!」
このほかに、札幌で不招致推進デモを終えたばかりの仲間からリモートでアピールが寄せられました。札幌現地ではなんと100名がデモに結集したそうです。すごい!!
その札幌のデモは複数のメディアにも取り上げられ、札幌五輪招致に対する不支持の声を知らしめることに成功しました。
五輪より「生活優先」 招致目指す札幌でデモ 高校生もスピーチ:朝日新聞デジタル (asahi.com)
札幌五輪招致ボロ負けピンチ! 国内で拡大する「反対」の声、竹田恒和氏の疑惑が追い打ち - 記事詳細|Infoseekニュース
Activists gather in Tokyo and Sapporo to protest against 2030 Olympic bid (insidethegames.biz)
7月18日には札幌、長野、東京、平昌の運動体が結集し「オリンピックを止めよう4都市会議」を開催します。札幌五輪招致を止めるため、これからも札幌の皆さんと力を合わせて行動していきます。ぜひご注目を。
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疲労している。
平熱は、いくらか。35.7と記憶している中で、36.5〜36.8が続いている。
ぼんやりしている。視界が狭い。気のせいかも知らんが、とにかく、身体なのか気持ちなのか、あんまりよろしくない。
気温的に、いうて暖かくなってきている4月後半、不用意��、欲望のままに(?)薄着で寝てしまい、身体が固まる…というので、ここ3日程、肩と腰に爆弾を抱えているような状態。
とにかく、ちょっとでも姿勢を固定すると、何らかヤッてしまう。土曜も仕事して、日曜ちょっと熱っぽいしたくさん寝たら悪化する。そんな、おじいだ!
身体冷やしたら、だめ。そんな中で、今日の炭酸はゼロコーラであり、あんまり飲まんからか存外に美味く、たぶん1リットル、飲んでしまった。少し、元気が出た。
閑話休題。
虎ノ門は、相変わらずとっても空いている。もちろん平日土日で、人の抑揚はある時はあると思われるが、手詰まりがない。どこかでは、落ち着ける。
麻布台ヒルズとは大違いである。確実に、コンテンツ的には、私的には虎ノ門ヒルズステーションタワーに軍配だが、みんな来ない。すごく助かるが、大丈夫なのかなって心配にはなる。同じ森ビルだし、とりあえずはどっちかが立ってれば大丈夫だとは思うが。
そんな虎ノ門のステーションタワー内のカフェで、先週末はよく仕事をした。雰囲気的にPCを出すのはちょっと申し訳ない部分もあったが、リモート会議も、させてもらった。パンは、ハイソ(死語)であり魅惑のカスタードクリーム入りみたいなパンは無いのだが、どうやらクレープやら分厚めのトーストやらはあるらしく、次はそういうのにしたろかなと思っている。
初めて、神田明神に行った。立て付け上の前職、毎年幹部連中は商売繁盛祈願で神田明神に行っていたなあ、と思い返す。今回は、とある取引先のイベントみたいなもんで、なんやかや、楽しんだ。二次会にもなんか行って、酒も一応、飲んだ。
帰りは、久しく23時をまわっていて、とりあえず帰路の東京タワーは撮った。
こんなとこに住んで何をやっているのだろうな。
…仕事だな。仕事をしている。それだけだ。
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国土交通省が中心地の活性化を掲げる一方で、経済産業省は郊外開発を進めるという、縦割りに起因する国のチグハグさも、制度を骨抜きにした。
中心市街地ににぎわいを求めたい青森市のコンパクトシティー構想に対して、青森市郊外には規制対象に満たない中規模のショッピングセンターなどが進出し、開発に歯止めがかからなかった。
今も市民の買い物は郊外が主流だ。今回、郊外にある大型ショッピングセンターを訪れてみると、閑散とした中心市街地とは対照的に、買い物客の車が広い駐車場にぎっしりと並んでいた。
コンパクトシティーに詳しい氏原岳人・岡山大准教授(都市計画)は国の政策について「中心部の活性化に偏重し、郊外の土地利用規制が不十分だった。土地利用規制はハードルが高く、行政は『街のにぎわい創出』という聞こえが良いところから入ったが、結局規制ができなかったため、需要は郊外に流れてしまった」と話した。
こうした批判の高まりを受け、国は居住地や商業地を郊外から中心部に誘導する街づくりに方針転換していく。
2014年には、自治体が住宅地や商業地を誘導するような「立地適正化計画」を作れば、国が補助金などで後押しする制度ができた。
氏原准教授は「立地適正化計画の作成を機に、郊外の開発許可を厳しくしようという自治体も現れてきた」と評価する。
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Hydrangea
綾子主ほのぼの日常編
黒い森を抜けたあと、の続き
春の終わりに、出会ったばかりの僕たちが共同生活を始めてしばらく経った。
今ではもう梅雨の季節で毎日雨が降ったり止んだり、じめじめとしたお天気が続く。樹さんに頼んで乾燥機買ってもらえて良かった。
樹さんは割と子煩悩というか叔父馬鹿なところがあって、甥っ子の快適な生活のためなら金と労力は惜しまないと豪語する。
僕としてはそんなに甘やかしちゃ駄目だよとブレーキ役のパターンが多くなってるんだけど、多紀を甘やかしたいのは正直とてもよく分かるので結局甘々な僕たちを多紀本人が諌めてくるという構図。
多紀はこの春から転校して近所の小学校2年生になった。
最初は内気なのもあってポツンとしていたようだけど、僕らと暮らすようになってから笑顔も増えて友達も出来たらしい。お勉強も頑張っていると連絡帳にも書いてあった。
僕は表向き、樹さんたちの遠縁ということにしてもらっている。みんな苗字がバラバラでも辻褄が合うように。ごく普通のママとパパがいる家庭ではないと、多紀が変な噂を立てられないように外面は良くしておくに越したことはない。
同級生のママさんやPTA、ご近所付き合いまで僕が一手に引き受けているけど、若い女の子たちとの会話とはまた違ったスキルが要求されるので、慣れるまで大変だ。
実のところ僕は2009年どころかもっと先の未来のことまで知っているので、2000年代初頭に生きる人たちと話しているとジェネレーションギャップみたいな気分になっちゃうことがよくある。うっかりSDGsが、とか言わないようにしないと。
でも皆さん基本的に良い人たちだ。近所には緑も多い公園があり、曜日によって種類の変わる安売りセールのスーパーと、閑静な住宅街で広々とした居住スペース。子供を育てる生活環境としては今のところ何の問題もなく満足している。
最初にこの環境を整えてくれていた樹さんには頭が上がらない。
多紀の父方の親戚連中に随分とご立腹の様子で、その頃の多紀を見たらそれは無理もないだろうなと推測する。
親戚たらい回しの放置されっぱなし、愛情のお水を貰えずに干涸びて。そんな環境で育ったら他人に期待しなくなるのは当たり前だ。
巌戸台に越してきたばかりの、舞い散る桜も空の青も、綺麗なものを何も映していないような君の灰色に霞んだ瞳を思い出す。
どうでもいいなんて言わせない。そのために僕らは家族になったんだ。
そろそろ多紀が学校から帰ってくる時間だ。
僕は樹さんと多紀が選んでくれた黒のデニム生地のエプロンを締め直して、おやつ作りに取り掛かる。
蒸し暑くなってきたからゼリーとか涼しげなのも良いなあ、なんて考えながら定番のホットケーキだ。休日の朝ご飯にはじゃがいもをすり下ろしたパンケーキが好評だったけ��、今回はおやつなのでメープルシロップとバターを多めに。
「ただいまー」
焼き上がったいいタイミングで玄関のドアが開いた。
「おかえり。今日も楽しかった?」
「うん。今度ね、遠足があるみたい。おべんと作ってくれる?」
「へえ!いいねえ〜頑張ってお弁当さん作っちゃうよ」
おやつがあるから手洗ってね、と言うと多紀は素直にランドセルを置いて洗面所に向かった。
冷たい牛乳と一緒にホットケーキを並べると、戻ってきた彼が「いいにおい」と顔をふんわり綻ばせる。もう、うちの子すっごく可愛い。
僕の分は最初に焼いた、あんまり上手い焼き色にならなかった1枚でカフェオレと。やっぱり皆で選びに行ったランチョンマットは色違いの豚さんだ。
「ジュジュの分ある?」
「あるよ、ちゃんと作ってあるから大丈夫」
ジュジュとは樹さんのことだ。音読みで、じゅ。
教えてもらった時は微笑ましいなと思ったけど、最初に言い始めたのは樹さんのお姉さんなんだそうだ。つまり多紀の亡くなったお母さん。
ひと回り近く歳の離れたしっかり者のお姉さんだったそうで、もう姉というより母親が2人いるみたいだったと樹さんが溜息を吐いていた。
「ジュジュ今日も帰り遅いのかなあ。おしごと大変なのかな」
「夏休み取れるように今から頑張ってるんだって。お祖父ちゃんち行くんだもんね」
「うん!」
学校が夏休みになって樹さんも纏まった休みが取れたら、実家のお祖父さんとお祖母さんに会いに行こうと計画している。
長閑な田舎に遊びに行く夏休み、なんて絵日記が捗る子供らしいイベントだ。
多紀は小さい頃に会っただけで記憶も曖昧だけど、電話ではよく話しているので2人に早く会いたいと毎日とても待ち遠しそうだ。
こんな時に、そういえば向こうの多紀もお爺さんお婆さんが好きだったな、なんて考えたりする。文吉さんにクリームパンをポケットに捩じ込まれたと満更でもなさそうに僕に半分くれたことがあって、くすりと思い出し笑いが漏れた。
とても懐かしいし君に会いたいなとは思うけど、その彼を堂々と迎えに行くために此処に来たんだ。ホットケーキを咀嚼して感傷的になってしまった気分を振り払った。
遠足はどこに行くの?お弁当は何食べたい?などと話しながら夕飯を2人で済ませ、お風呂上がりに水分補給していると樹さんがようやく帰宅した。
「あー、つっかれた…」
「ジュジュ、おかえり」
疲労と空腹でよろけている叔父さんを玄関まで多紀がお出迎えする。手には飲みかけの乳酸菌飲料が入ったコップだ。
「ただいま〜。良いもん飲んでるな。ひと口くれよ」
「ええ〜。ひとくちって言ってジュジュいっぱい飲むんだもん」
「この前は喉乾いてて、つい。悪かったよ。それとジュジュじゃなくてたつきって呼べ」
パジャマ姿の甥っ子をハグして謝りながらも文句を言う。
こうしていると本当に雰囲気が似ている叔父と甥だなと思う。樹さんのほうが少し癖っ毛で毛先が跳ねているけど、2人とも青みがかった艶やかな黒髪だ。僕も黒髪だけど、色味が違う。
樹さんはよく見るとアメジストみたいな瞳の色をしていて、仕事中は外しているけど左の耳にピアス穴がある。
多紀と違うところといえば、叔父さんの方が男の色気があるところかな。多紀はもっと中性的だし。
これで大手企業にお勤めなんて、かなりモテるんだろうなあ…とぼんやり思うけど今のところお付き合いしている恋人さんはいなそうだ。普段はできる限り早く帰宅するし、仕事と甥っ子に全振りしている。
そんな叔父さんに渋々ながらも結局自分の飲み物をひと口あげている多紀は偉いなあ、と家族の考え事をしながら樹さんのご飯の支度をした。
「玄関の紫陽花、綺麗だな。買ってきたのか?」
シューズボックスの上に置いた花瓶を見たのだろう、ネクタイを外しながら樹さんが訊いてくる。
「ご近所の榊さんのお庭にたくさん咲いたからって、お裾分けしてもらったんだ」
色とりどり、形も豊富な紫陽花をお世話するの上手ですねって正直に感想を述べたら、少し切ってあげると品の良い老婦人が花束にしてくれた。
バラや百合みたいな派手さはないけど、今の時期しか嗅げない匂い。梅雨も悪くないなって思えて結構好きなんだ。
ドライフラワーにしても綺麗なのよ、とその人は笑っていた。
「ぼくもあじさい好きだよ。雨の雫が似合うよね。あっ、でも遠足の日は晴れて欲しいなあ」
「遠足があるのか。そりゃ雨じゃちょっと残念だもんな」
席に座って、いただきますとお箸を手に取りながら樹さんが頷く。
「近くなったらてるてる坊主作ろうね。すごく大きいのと、小さいのたくさん作るのどっちがいい?」
「小さいのいっぱい!」
「ふふ。布の端切れもいっぱいあるからカラフルなの作ろう」
そんな話をしているともう夜の9時を回っていた。いけない、多紀の寝る時間だ。
「歯磨いて寝る準備出来た?じゃあ昨日の続きから少し絵本読もうか」
「うん、歯みがいた。ばっちり!」
「樹さん、食べ終わったら食器は水につけておいて。お疲れなんだから早くお風呂入って寝てね」
「ふぁい」
夕飯のチキンソテーとおやつのホットケーキを頬張りながら樹さんが返事をする。
「たつきもおやすみなさーい」
「ん、おやすみ」
挨拶のあと子供部屋へと入る。樹さんが用意した多紀の部屋は愛に溢れていて、子供用らしく可愛いパステル色で揃えられた壁紙やラグ、家具と小物に至るまで趣味がいい。おもちゃも温かみのある木が多く使われていて、こういうのお値段結構するんだろうなと思う。
多紀をベッドで待っていたのは小さめのクマちゃん。樹さんが買ってくれたぬいぐるみで、キャメル色の毛並みに水色のリボンを首に巻いている。
多紀はいつも枕元で座っているクマちゃんと、その下に畳んであった柔らかく肌触りのいい木綿のタオルケットを抱きしめる。
青と黄色のチェック柄で、両親と住んでいた昔から愛用している所謂セキュリティブランケットだ。
それらに囲まれてふかふかのお布団に入り、少し絵本を読み聞かせるとすぐに多紀はうとうとし始める。
以前までは寝つきが悪かったようなので、精神的に安定してきたなら何よりだ。
しっかり眠ったのを確認して掛け布団を整えて、僕はキッチンへと戻った。丁度お風呂上がりの樹さんがタオルで髪の毛を拭きながらテレビのリモコンを操作している。
僕が温かいほうじ茶を淹れてテレビ前のテーブルに置くと、「お、ありがと」と笑ってひと口啜った。
樹さんは家ではお茶とコーヒーばかりだ。仕事の付き合い程度にはお酒を飲むけど、プライベートまで飲むほど好きでもないそうだ。
僕もお酒は飲めないのでちょっと親近感。もう半月くらいすると、多紀と一緒に漬けた梅ジュースが飲み頃になるから楽しみなんだ。
「多紀は今日も元気だったか?」
「うん。ジュジュの分のホットケーキはあるの?って心配してた」
「ははっ。無かったら半分くれる気かな」
多分ね、と相槌を打ったら樹さんはしみじみと優しいなあと呟いた。
「さてと。俺もメールチェックして早めに寝るかな。ごちそーさま」
「お疲れさま。おやすみなさい」
樹さんが自室に入る足音を聞きながら残りの洗い物を片付けて、自分も休む。
当然ここでも毎晩影時間はある。多紀が象徴化しないのはもちろんだけど、樹さんもペルソナ使いだからか、それとも適性の問題か、普通に棺桶にならずに寝ている。それでも影時間のことは認識していない。
一応シャドウが2人に悪さをしないように、いつ多紀が影時間に目覚めてパニックを起こしても対処できるように周囲の気配を見守っているつもりだけど、現時点ではそんな心配もいらないようだった。
遠足は今週末の金曜日。天気予報では雨の確率は50%といったところで、今日帰ってきたら多紀と一緒にてるてる坊主を作ろうと約束していた。
本日のおやつはいちごババロアが冷蔵庫に冷えている。お湯と牛乳で作れるもので簡単で美味しい。
布団乾燥機を稼働させながら夕飯の下拵えまで終わったところで、多紀がまだ帰ってこないことに首を傾げた。
奥様方が小学生にも子供用PHSを持たせようか、まだ早いか話題に上がっていたのを思い出す。いざという時に連絡がつく安心感は重要だ。
小雨の降る窓の外を眺め、エントランスまで様子を見に行こうかとヤキモキしていたら多紀が帰ってきた。
「ただいまー」
「あっおかえり。ちょっと遅かったね?何かあったの」
「うん。リサちゃんちでね、子犬が生まれたって聞いたから触らせてもらいにいったの」
レインコートを脱いで傘立ての横にある壁のフックに引っ掛けながら、多紀が早口で説明してくれる。
ふわふわの触り心地を思い出したのか「これぐらいでね、茶色くて」と両手で抱える真似をしながら、かわいかった〜なんて笑うから、心配していた僕のほうまで笑顔になる。
中型犬より大きめの体で、毛が長くフサフサした母犬だと言っていたので数ヶ月もすれば子犬もすぐに大きくなるんだろう。
「りょーじも今度いっしょに見に行こう?」
「うん、僕も出来れば抱っこしてみたいな」
おやつの後にお裁縫道具と端切れを出してきて、てるてる坊主作りに取り掛かった。
そのまま吊るすと頭の重さでひっくり返っちゃうからどうしようか、と2人で相談して体の部分に重りを仕込めばいいんじゃない?という結論に至った。
多紀にビー玉を提供してもらって、いくつか綿と一緒に袋詰めして端切れを縫い合わせたマントの中に仕込んだら、顔を描いて首にリボンを取り付ける。
「ジュジュと、りょーじと、ぼくと、じいじとばあばね」
5体のカラフルなパッチワークてるてるが出来上がり、カーテンレールに並んで吊るされた様子はなかなか可愛い。
「これで金曜日は晴れるね」
「うん!」
「樹さんが帰ってきたら見てもらおう」
「どれがジュジュか分かるかなあ」
「きっと分かるよ、多紀がみんなの顔描いたんだもん」
多紀とは逆に、今日は少し早く帰宅した樹さんが感心したようにカーテンレールを眺める。
「へえ。随分イケメンに描いてくれたな」
「だってジュジュいけめんでしょ」
「望月だってイケメンだろうけど。タレ目と吊り目の違いか?」
樹さんのてるてる坊主はキリッとした印象で、ピアスも忘れずに描かれている。僕の顔はぐりぐりした目の横にホクロが描いてある。ちゃんと黄色いマフラーも多紀が首に巻いてくれた。
久しぶりに皆揃って夕飯を食べながらリサちゃんちの子犬の話になった。
「多紀は犬が好きか。うちの実家にも白い雑種の、ももがいるぞ。覚えてるか?」
「…いぬ?お鼻がピンクの子?ジュジュが撮った写真があった」
「そうそう。もう今年10歳だからおばあちゃんだけどな。まだまだ元気だって聞いてるから夏休みに会えるよ」
「うん。ぼくのこと覚えてるといいな」
「ももちゃんかあ。僕も仲良くなれるかな」
野生の本能なのか、動物全般に僕はあんまり好かれない。そもそも近くに寄り付かないし、威嚇される時もある。怯えさせないようにしたいんだけど。
僕と眼を合わせられるコロマルくんの度胸はすごかったなあ、なんて記憶の中の白い犬を思い浮かべた。
「飼いたいなら…うちでも飼えるんだぞ。ここのマンション中型犬までなら大丈夫だし。猫だっていいけど」
「えっ。…ええと、そっか。でも、もうちょっとちゃんと考えてみる…」
多紀は最初に分かりやすく目を輝かせたけれど、ぐっと踏み止まって大人みたいな対応をした。確かに命を預かる責任が生じることだ。
「ああ。よく考えて、どんなことが必要か勉強しておこう。そうすればきっと出会うのに相応しい時に会えるよ。こういうの���縁だからな」
叔父さんに頭を撫でられて、多紀は嬉しそうに頷いた。
ついに遠足当日。朝のお天気は薄曇りで、念の為の折り畳み傘だけで済みそう。
お弁当は前日から練習してみたけど微妙なヒーホーくんキャラ弁。まだこの時代には100円ショップを探してもそれほど種類豊富なお弁当グッズが売ってないので、ちょっと苦戦した。
海苔とスライスチーズでフロストの顔を作り、体はミニハンバーグ。彩り重視で卵焼きにウィンナー、ブロッコリーとミニトマト。仕上げに保冷剤代わりの、冷凍にした小さいゼリーを添えて。
小さめのおにぎりを2つ入れたら準備完了だ。出来栄えは食べる時のお楽しみね、と多紀には言ってある。
おやつは多紀の好きなお菓子と水筒には麦茶。これだけで小さな体には結構な荷物だ。
「忘れ物はないかな?」
「えーと、うん。みんな入ってる」
「よしよし。じゃあ気をつけていってらっしゃい」
「うん。いってきます」
多紀が靴を履いていると洗面所から樹さんが慌てて玄関までやって来た。
「待て。俺にいってきますのチューは?」
「チューなんていつもしてないよ」
呆れながら多紀は膝をついて屈んだ樹さんにハグをしてあげる。ぽんぽん、とリュックを背負った背中を叩いて樹さんが「楽しんでこいよ」と笑った。
笑い返して頷いた多紀を送り出すと樹さんが身支度に戻る。僕は彼にトーストとコーヒーを用意して、後はお弁当の残りおかずで朝ごはんとする。
「てるてる坊主のご利益があったな」
「そうだね。帰りまで保てばいいけど」
照ってはいないが朝から土砂降り、なんてことにならないだけ御の字だ。
たくさん作った分の効果があ��たのかな。
金曜日はお肉セールの日。豚コマと鶏挽肉を買ったスーパーの帰り道に「望月くん」と声を掛けられた。声がした生垣の方を見ると、先日の紫陽花の老婦人が手招きしている。
「榊さん。こんにちは、先日は綺麗な紫陽花ありがとうございました」
「いえいえ、どういたしまして。それでね、今日も良かったらなんだけど」
今度はやや小さく、もこもことした可愛い白色の紫陽花をくれた。
「紫陽花の花言葉は移り気なんて言われるけど、てまりの種類には家族や団欒なんていうのもあるの。白い紫陽花は寛容とか一途な愛情。色や形で様々な花言葉があるのも魅力ね」
「そうなんですね…家族か。うちにぴったりです」
「でしょう?それとね、これはお裾分けなんだけど。ちょっと時期はズレちゃったけど美味しいものは変わらないわ」
渡された紙袋の中を見ると柏餅だ。葉っぱが緑のと茶色いのがあって、中身の餡が違うのだそうだ。こし餡と味噌餡。どっちも美味しそう。
「わあ、今年の端午の節句はもう終わっちゃってて、お祝いできなかったので嬉しいです。ありがとうございます」
「よく行く和菓子屋さんのなんだけど、まだ柏餅売ってたから買って来ちゃった。多紀ちゃんによろしくね」
ぺこり、とお辞儀し合ってまた歩き出す。我が家はみんな甘いもの好きだから、洋菓子和菓子関係なく喜ぶ。
空を見上げると雲は厚いものの、まだ雨は降らなそうだ。多紀が遠足から帰ってきたら柏餅でおやつにしよう、なんて考えながら家路を急いだ。
貰った白い紫陽花は壁際のキッチンカウンターに飾った。花瓶も可愛らしく小ぶりな桜色にして、部屋も明るくなったようで見ていると和む。
「ただいまー」
玄関が開く音のあと、すぐ元気な声が続いた。
「おかえり。遠足どうだった?」
「楽しかったけど、ちょっとバス酔っちゃった」
「あれ。酔い止め効かなかったかな」
「帰りは平気だったよ」
「そっか。良かった」
話しながら多紀がリュックからゴソゴソと取り出したのは空のお弁当箱と水筒。それからやっぱり全部空になったお菓子袋。
「おべんと、ごちそうさまでした。みんながねー、すごいってほめてくれた」
「おお!ひとまず安心したけど、個人的にはクオリティがいまいちなので…次に頑張るね」
「そなの?上手だし、おいしかったよ」
「…うちの子って、なんて良い子なんだろ」
首を傾げる愛くるしさにぎゅーっと抱き締めると「わかったわかった」と腕をぽんぽん叩いてあしらわれる。さっさと抜け出した多紀は手を洗いに行ってしまった。
真似してるのか無自覚か、仕種が叔父さんに似てきたなあ。
「お皿のね、絵付けたいけんしてきた。焼いてから学校に送ってくれるんだって」
「へー!なに描いたの?」
「ひみつ!」
笑いながらリビングへ入って、てるてる坊主に「雨ふらなかったよ、ありがとう」なんてお礼を言ってる。それから白い紫陽花に気づいて顔を近づけた。
「あれ?新しいのだ。きれいだね」
「さっき買い物帰りに榊さんに会ってね、また貰ったの。それと多紀にって柏餅も貰ったよ」
「かしわもち!こどもの日に食べるやつだ」
「みんなで住み始めたの大型連休過ぎてたから、お祝いしそびれてたよね。お祝いといえばお誕生日も!来年は盛大にやろう。ケーキ作っちゃおう」
「うん。その前に2人のたんじょうびだと思うけど…ジュジュは夏生まれだって言ってた。りょーじは?」
「僕?うーん僕は…秋生まれかなあ?」
正直、誕生日も歳もよく分からない。どこから数えたらいいのかも曖昧だ。
強いて言うなら、君にファルロスとしてお別れを言った朝の、次の日なのかなと思っている。そこから今の僕が形成された。もう随分昔のことみたいだけど。
「じゃあ、きせつが変わるたびにお祝いできるね。ケーキぼくも手伝う!」
にこにこ笑った多紀が、はたと思い出したように紫陽花を見上げた。
「あじさいのおばあちゃんにお礼したいな」
「そうだね。一緒にお菓子か何か作って持って行こう。ケーキの予行練習でもいいよ」
またひとつ、数日先、1年後までの約束と楽しみが増えた。こんなことの積み重ねで幸せが作られていくんだろうな。
柏餅は、こし餡と味噌餡どっちにする?と訊いたら迷うことなく「どっちも!」と答えるところは子供らしいというより多紀らしい、と笑ってしまったけど。
「ジュジュに半分ずつあげるの。どっちも食べたいでしょ」
「そうだねえ。樹さんも両方食べたかったーってなるよねえ」
樹さんがまた喜んじゃうなあ、と子供特有の猫っ毛でサラサラの髪の毛を撫でた。
柏餅を食べながら、教わった紫陽花の花言葉について話し合う。多紀は興味を持った様子で、今度学校の図書館でお花の図鑑を借りてくると言っていた。
まんまるで、人の心を和ませる。そんな世界一の団欒が作っていけたら良いなあ。
ささやかで壮大なことを願いながらエプロンを付け、夕食の準備に取り掛かった。
このお話の時代考証というか、どこまで詳細にやったらいいのか悩みまして、結論。
ファンタジーミレニアムにすることにしました。この時代にまだそれ無いじゃない…?
とか色々挙げればキリがないのと、この望月さんは全部体験はしていなくとも
令和まで知識として知ってるという未来人っぽさを醸し出してもらおう!という…。
チートなハウスキーパーというより所帯染みた専業主夫になってますが
子主さんにいろんな体験をさせてあげたいものです。
叔父さんはマキちゃんと友達以上恋人未満のいい感じになってて欲しい
もうお前ら早く付き合っちゃえよ!(願望)
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おれは多摩が嫌い。家ばっかでつまんねーから。自然もなければ都会でもない。住むためだけのベッドタウン。立川も八王子も駅前は多少栄えてるけど、ちょっと歩けばウチの近くと似たような景色になる。ハリボテみたい。海もなければ多摩川も遠いし、デカい公園もない。昭和記念公園は金を取られる。いくらかマシな駅前でも、遊ぶには金がかる場所ばっかりだ。高校生の頃、雑費込み5000円の小遣いじゃ大した事はできない。電車に乗って遠くに行く機会も中々ない。昔一回嫌気が差して新宿まで出ようと決めた。大学入るまで電車通学したこと無かったから、知ってる「都会」が新宿くらいしかなかった。金がもったいないから行きは歩き。国立から線路沿いに歩いて、三鷹辺りまでは似たようなつまんねー町並みが続いた。無機質なコンクリの高架と、その足元の人が入ってんだか入ってねーんだか分からんピカピカの商業施設。それを囲む家。時々森林。つまらん。でもそこらを通り過ぎると個性が見えてくるようになる。まず駅前の雰囲気が画一的でない。でけえ掘っ立て小屋みたいな駅舎とツルツルのアスファルトの閑散としたロータリーみたいなワンパターンじゃない。駅の形がおもしれえ。乱立する店も金はねえから利用はできないが、それでもプラプラ歩き回りながら眺めてるだけで楽しい。マックや松屋、ビッカメやルミネを眺めていても何も楽しくねえけど、ここは違う。見慣れない街への新鮮もあるだろうけど、それ以上の何かがある気がした。街に色があった。中野で断念しちゃったけど、今でもアテもなくフラフラ歩き回るのがすきなおれの原体験だ。大学も多摩だった。おれはもう一生をここで過ごすのかもしれないと思った。このままでは魂が多摩色に濁ってしまう気がして、わざわざ都心のバイト先を選んだ。初めて目白という地名を知った。往復1000円弱がタダになるのはデカい。無駄に一人暮らしして、最寄りが中央線から京王になってなんか新鮮だった。多摩内を南西に移る虚無の引っ越しだった。中1までは本気で日本の電車とは中央線が北海道から九州まで繋がってるもんだと思ってた。乗り換えという行為の意味が謎だった。新宿での乗り換えで一旦駅を出て、覚えたてのタバコで一服するのが恒例だった。西口の喫煙所でモード学園のビルを眺めながら一息ついてると主人公にでもなった気がした。目白ではバイトの休憩中に学習院へ侵入して一服するのが好きだった。キャンパスがおれのとこと違ってザ・大学って感じがした。附属の生徒が構内を歩き回っていた。おれの母校も小中高一貫校で、小学生が学食でチョロチョロしてるのが嫌だったのを思い出した。マックスキャロットに行こう行こうと思っていて終ぞ行かずじまいになってしまった。今度行かないとな。一回金なさすぎて目白から帰れなくなった。みどりの窓口がある池袋まで歩いて、Suicaを払い戻して現金を手にし事なきを得たのも思い出深い。この頃から都心の雰囲気に少し慣れ始めた。同時期から服装に気を遣い始めたのもこれと無関係じゃなかったかもしれない。元々フラフラ歩き回るのが好きだし、そのステージが多摩から遥かに豪華になったのが嬉しくてたまらなかった。都心はすげえ。立川より立派な街並みが隣の駅まで歩いてもずっと続いてる。バイト代もあるからかっこ良くて履き心地の良い靴も買えるようになった。バイト帰りに、当時流行りだしたサウナへ寄って一泊するのも好きだった。親の同意書も要らず外で泊まれるようになったのが嬉しかった。まあ以前も自分の字で書いて出してたけど。朝から一風呂浴びて、さっぱりした身体で上野や錦糸町をふらつくのも新鮮な体験だった。バルト9では深夜も映画が観られる事を知った。ゲーセンもファミレスも夜は閉まってしまう時代で、こんな場所があるのかと思った。夜を映画館で過ごすなんて、マンガや映画に出てくる不良少年みたいな体験で興奮した。終電で適当な駅に降りて、夜通し歩き回るのも好きだった。夜中の鵠沼海岸でボーッと波の音を聞いたり、誰もいない江ノ島を歩き回った事もあった。おれは生まれも育ちも一応東京だけど、あの頃になって本当の意味で上京を果たしたのかもしれない。人はこうして人生を旅して、最後に多摩に落ち着くのかもしれない。本人はそれで良くても、ガキはたまったもんじゃないけどね。
おれは多摩が嫌い。家ばっかでつまんねーから。 自然もな���れば都会でもな..
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中國百裏杜鵑園林 世界上最大的天然花海
【美南新聞徐雁、泉深】中國百裏杜鵑景區位于貴州省畢節市,地處黔西縣和大方縣兩縣之間的交界處,距離貴州省省會貴陽市約155公裏,總占地面積約爲125.8平方公裏,是以天然杜鵑花爲主要特色,集“春觀花、夏避暑、秋休閑、冬賞雪”等多位一體的全國生態旅遊示範區,中國唯一以杜鵑屬植物爲保護對象的杜鵑林觀賞區,國家5A景區,以及世界上唯一的杜鵑花國家森林公園,是迄今爲止中國乃至世界上集中分布面積最大、種類最多、保存最完好的原生杜鵑園林。
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草叢の囁きに包まれた
閑かな森の奥で。
孤独を彷徨っていたのは
どちらだったのだろう。
暗いよ 怖いよ
でも見てみなくちゃ。
生きとし死せる全ての人たちへ捧ぐ。
貴方の言葉を借りて、
誰かの心に触れ、
ただ、ただ笑ってくれたから。
この魔法で…
花畑を出したり。
甘い葡萄 酸っぱくしたり。
くだらないことばかりして 続けよう。
この終わりある旅を。
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