Tumgik
#山行記
hokuto-yuasa-journal · 8 months
Text
20230831
山行記(天狗岳登拝)
Tumblr media
西天狗
二ヶ月ぶりの休みに北八ヶ岳の天狗岳へ。
天狗岳は西天狗と東天狗の二つのピークからなる双耳峰である。
二月前に北岳に登って以来仕事以外ではほぼ運動らしいことはしていなかったが足腰、心肺機能ともに衰えは特に感じなかった。登りも大して息は上がらず。最近はどちらかというと長い下りで飽きがくる方が心理面できつく感じる。自分に残された時間をどこかで意識するからかもしれない。
Tumblr media
アカヌマベニタケ的な何かをすれ違うおばちゃんたちと交互に撮る。
Tumblr media
私の骨は一部でいいから森に撒いてほしい。土から生まれたもんを食ってきた分、土に食われたい。あと海にも。
Tumblr media
天狗岳の天狗茸
Tumblr media
八ヶ岳の北端、蓼科山。諸星大二郎の国民的恋愛青春漫画『暗黒神話』にて主人公の武の父親が菊池彦によって殺害され、かつ蛇神タケミナカタの神が「アートマン(選ばれし者)」として武に蛇の聖痕を授けた場所でおなじみ。諏訪富士とも呼ぶらしい。
Tumblr media
硫黄岳。火山の趣を残す。北側の崖部は爆裂火口とも山体崩壊の後だとも言われる。
彫刻家の舟越桂は学生時代通学途中のバスの窓から山を眺めていて「あの山はあの大きさのまま私の中に入る。」という思いが突然啓示として降りてきたという。それは人間の想像力の大きさは山を超え山をも取り込むということでその実感は舟越の制作を支えた。
かの弘法大師が土佐は室戸岬の岩窟にて虚空蔵菩薩の真言を唱え続ける修行をした際、明けの明星が口の中に飛び込んできて宇宙と一体となり悟りを開いたとされるが、これはその逸話に近い感覚なのではないかと思う。
弘法大師はこの時の体験を「谷響きを惜しまず、明星来影す。」と記している。そしてその時目にしていたものが空と海だったため「空海」と名乗った。
山はでかい。
しかしそのでかさを理解し想像できる我々人間の存在もまた山の如しである。
時に宇宙の果てすらこの身の内に宿す。
Tumblr media
向こう左から赤岳、中岳、阿弥陀岳、編笠山。この日の午前中赤岳で84歳の爺さんが滑落して亡くなったらしい。
Tumblr media
硫黄の匂いが漂う唐沢鉱泉の源泉溜まり。青い。
この青さを見て温泉入って帰ることに。成分は知らんがこういうものが帯びるエネルギーは浴びときたいお年頃、つまりおっさんになったということである。
唐沢鉱泉、昔ながらの旅館の建物に入って懐かしい気持ち。よくわからんタペストリーに不規則に奥に続く階段と踊り場の剥製たち。ボロというわけではないが昭和の匂いが残っていてつげ義春の漫画の主人公の気分になりきる。
調べたら宿泊代結構いいお値段すんですな。
温泉なんていつ以来か忘れたが少なくともコロナ禍の三年は入っていない訳で知らん爺さんやおっちゃんらの裸を見てゲシュタルト崩壊というか不思議な気持ちに。
湯船から見ると真ん前に洗い場がある舞台のような位置のせいで自然とおっちゃんたちが一心に体を洗う背中が目に入ってくる。人それぞれ色んなルーティンがあるんだなと妙に関心してしまった。
股座の向こう側で人様の金玉の影が揺れている様を見るのもなんかおもろかった。銭湯初めて入った小学生の感想。
今年はこれで4回目の山行。調べたらこれまででのべ70回近く登山してきたことになる。あとは武甲山、蓼科山。静岡方面の海が見える山に一座登れたらといった感じだろうか。
尖石縄文考古館編に続く。
2 notes · View notes
anamon-book · 6 months
Text
Tumblr media
ブエノスアイレス飛行記 クリストファー・ドイル=著・写真、芝山幹郎=訳 プレノン・アッシュ 装丁:アートディレクション=祖父江慎、デザイン=藤井裕子(COZ-FISH)
156 notes · View notes
zaimpod · 2 years
Photo
Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media
『 尾瀬 山行記 2022 』 No3 「三平下」から尾瀬沼南岸コースを回って「沼尻」に向かいます。 湖面の繊細な表情が何とも言えません(^^ 途中には小沼湿原があり、草紅葉に見惚れます。 沼尻の流れには小魚の影。このあたりは草の色、水の色が表情豊かで言葉になりません。 尾瀬は私の力量では写真に納められない世界が広がります。 そんな光景を前にお昼をいただくのですからホント贅沢ですよね♪
144 notes · View notes
shunya-wisteria · 1 year
Photo
Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media
どこかにビューーン! at 盛岡・花巻
岩手旅2日目は、盛岡駅周辺散策から宮沢賢治のイーハトーブの世界へ。
2日目はこの旅のメインともいえる宮沢賢治ゆかりのイーハトーブの世界を訪れます。とはいえ最寄りとなる釜石線 新花巻駅までの列車の本数はそれほど多くはないことから、午前中にできた時間を利用し、盛岡駅周辺を散策。昨年 夏の東北旅の最後に盛岡城址周辺は訪問済みのため、その先 岩手銀行赤レンガ館や茣蓙九等、歴史的建造物が集まるエリアでスナップ撮影を楽しむ。盛岡駅へ戻る道中、北上川にかかる開運橋から岩手山の雄姿を拝む。前回も同じところを通ったはずなのですが、こんなに綺麗な景色が楽しめるとは知りませんでした。天気の悪い夏の空 and 数時間前 豪雨に打たれ心身ともに疲れきっていたという悪条件が重なっていたから気づけなかったのかな、���回は好天・空気の澄んだ冬空・元気いっぱいの朝という好条件が整っていました。
カフェでコーヒー片手の小休止したのち、一路イーハトーブへの最寄り 釜石線 新花巻駅へ。
駅からのどかな通りを歩くこと15分弱。宮沢賢治の世界が広がる一帯に到着。 まずは宮沢賢治記念館へ、立ちはだかる367段の木の階段を、気合を入れて登ります。階段を登り切った胡四王山の中腹からは、新花巻駅駅周辺、長閑なイーハトーブの光景が楽しめます。
猫の事務所の審査を通過し、宮沢賢治記念館内部へ。宮沢賢治ゆかりの品や関係資料をみながら、作品の逸話を知ることができました。個人的には賢治が過ごした現実世界と、そこから生まれた「銀河鉄道の夜」の世界の対比が興味深かったです。
注文の多そうなレストラン 兼 お土産屋さんである「山猫軒」にて、記念用に何点か宮沢賢治グッズを購入した後、続いて宮沢賢治童話村へ。
メインとなる「賢治の学校」では、「ファンタジックホール」、「宇宙」、「天空」、「大地」、「水」の5つのゾーンをめぐり、独特の世界観が堪能。なんとも不思議な気分に浸りながらの体験でした。
イーハトーブの世界感を満喫し、気分一新・リフレッシュ完了。再び新花巻駅まで戻り、花巻経由で最終経由地 北上へ、そこから東北新幹線にておうちに帰ります。 最後の残念ポイントは。。。新幹線の中でお弁当でも食べようと思っていたのですが、18時台の北上駅の売店(NewDays)、お弁当はおろかおにぎりすら売り切れですっからかんでした。。。規模感や利用状況を考えればある程度予想できていたことなので、甘かったな。かろうじて1つ残っていたサンドイッチとおつまみ適当 + 缶チューハイだけ調達し、帰路につく。
今回、利用した「どこかにビューーン!」。こんな機会でもないとあまり訪れないスポットに足を運ぶきっかけというコンセプトがとてもよかったと思います。申し込み後、行き先が決定するまでのワクワク感、行き先決定後に行きと帰りの新幹線が決まっているという制約条件の中、どうやってその土地を満喫できるようプランをたてるか考えること含め、楽しい日々でした。また、低予算で行けるこの旅を一種のロケハンと考え、別のシーズンに再度 訪れてみようかな、と思えるきっかけ作りにもなるかと。
現時点のJREポイントの残数から、もう1回 どこかにビューーン することが可能な状態。また気が向いたときに第2回ビューーン旅を実施しようと思います。
39 notes · View notes
lilgurlcollins · 23 days
Text
旅の記録 in South Korea🇰🇷
Busan編
釜山に旅行してか3ヶ月経ってしまいましたが、旅日記は残すべく、今更ながら思い出語り。
Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media
何日に何したか、どこのお店行ったかの記憶が朧げなので釜山の魅力を書きます😭次の旅行はその日に書こう。反省。
釜山とソウルどちらも行った身としては、韓国に旅行してみたいけどどこ行こう?という人に、断然釜山をおすすめしたい。(美容にさほど興味のない男性は尚のこと)
釜山の魅力
①ソウルで味わえるようなご飯屋さんは網羅されてる上に、釜山ならではの新鮮な海鮮のお店が多い(し、ちゃんと美味しい)。カンジャンケジャン(写真5枚目)の艶ヤバくないですか?生臭さなんてものは一切なくて、とても美味しかった。
②都会と自然が両方ある。
釜山でいちばん思い出に残っているのは海(海雲台海水浴場:写真1,2枚目)。2枚目の電車はガイドブックに載っているので、多くの観光客が訪れるスポットだけど、予約した乗車時間までの暇つぶしで近辺を散歩していたらたまたま海辺まで辿り着けた。海青くてちゃんと綺麗だな?!!?!?!と興奮した。
Sydneyでもそうだったのだけど、高層ビルと綺麗な海が隣接している絵面が個人的にたまらなく好きで、地震大国の日本では見られない光景なのが少し残念。
③ローカルな朝ごはん屋さんが多い。
これもまた日本にはあまり馴染みのない文化だけど、海外では朝ごはんを外で食べる習慣が根付いている気がする。
美味しかった朝ごはん3選
(1)カルグクス(写真下)
カルグクス(「カル」=包丁,「グクス」=麺)は「韓国風うどん」とも呼ばれていて、味のバリエーションがとても豊富(訪れたお店はいりこの出し汁を売りにしていた)。先輩たちはソンカルグクス(温)、私はネンカルグクス(冷)を注文。優しい味のスープで目が覚めました。
Tumblr media
(2)ソコギクッパ(写真下)
ソコギクッパ(「ソコギ」=牛🐄)は、もやしや大根などの野菜を大釜にたっぷり入れ、牛肉と一緒に煮込んだスープ。韓国では二日酔いの日は朝に食べるのが定番らしい。個人的にはデジクッパより好みだった。
Tumblr media
(3)デジクッパ(写真下)
デジクッパ(「デジ」=豚🐖)は、豚骨を丸1日かけてじっくりと煮込んで出汁を取ったスープに、茹でた豚肉とねぎとご飯を加えて、たくさんの種類の薬味の中から好みの味付けをして食べる料理。西面にはデジクッパ通りというのがあるくらい人気の料理で、とても美味しかった。
Tumblr media
※ 「クッパ」はスープと米を混ぜた料理。お米も入ってるのでお腹も溜まる。
④観光地らしい観光地が結構豊富。↓
甘川洞文化村(山の斜面に建物が連なってて「韓国のマチュ・ピチュ」といわれている美しい村。星の王子さまのオブジェが有名)
海東龍宮寺(韓国でいちばん美しいと有名な寺。寺に向かう108段の階段を降りると願いが叶うらしい)
国際市場(なんか栄えてる市場。)
五六島スカイウォーク(崖の上から海上に突き出したガラス張りの展望台で、高所恐怖症の人は多分無理。)
釜山ダイヤモンドタワー(夜景スポット、たぶん日本でいう東京タワーみたいなやつ)
海雲台(釜山でいちばん有名なリゾートビーチ。海めっちゃ綺麗。今回の旅でいちばん良かったスポット)
海雲台ブルーラインパーク(4人乗りのノロノロ列車なので1人で乗ったら多分暇だけど、カラフルで可愛いし綺麗な海をずっと一望できるからおすすめ)
南浦洞(釜山のキラキラ繁華街。渋谷っぽかったです)
とかとか、他にも韓流の『サムマイウェイ』のロケ地もあって3泊4日では全然制覇できなかったくらいに観光地多い。ソウルは観光地らしい観光地が少ないイメージだからそこに関しては釜山の方が充実してた。
⑤百貨店やブランド通りもあるので、ほぼ有名なブランドやスポーツ用品店は揃っていて(調べたら多少はソウルにしかないものもあるんだろうけど)、ソウルと同じくらい買い物も楽しめる。
釜山にしかないOPTATUMのハンドクリーム、ぜひお土産に購入してください。
North faceのホワイトレーベル(韓国限定ブランド)のトップスを罪滅ぼしで兄にお土産で購入した����(正月の航空事故の影響で福岡からギリギリ東京に到着した際、タクシー待ちの列が5時間で、韓国行きの成田便に間に合わない〜と詰んでいた妹を、国試1ヶ月切っていたのにレンタカーで千葉から迎えに来てくれました、、神)
ちなみに屋台もソウルと同じくらい栄えてて楽しかった。屋台のホットク、毎日食べたい。
⑥街の散策が苦じゃない。
個人的な印象だけど、ソウルよりも一駅間を歩くのが苦じゃなかったような気がする。たくさんご飯を食べた後、次の目的地まで二駅だから歩いちゃおう!みたいなことができて良かった。
韓国旅行はグルメメインになるので、胃もたれでしんどくなるイメージが強かったけど、歩きやすい街並みと胃に優しい朝ごはんのおかげで、たくさん食べてたくさん歩いて健康な旅!という感じでした。
⑥ソウルと比べてローカルな都市なだけあって、人との距離が近め(な気がした)。
電車にて3人で日本語で喋っていたら隣に座っていたおじさんたちから話しかけられたり、お店で鍋を突いていたら隣のお姉さんたから声をかけられたり。みんな親切であったかくてなんて素敵な街なんだ〜!と思った。
余談)
新世界百貨店の新世界スパランドもおすすめ(10種類以上のチムジルバンがあって、一番高い温度のチムジルバンは79度)。温泉のあとのご飯が美味しいっていう文化は世界共通なのか。
写真7枚目のフレーク入りヨーグルトは韓国の定番の朝ごはんで、美味しすぎるので日本でも売ってほしい。欲張ってたくさんスーツケースに詰めたら、飛行機の気圧で潰れてスーツケースがヨーグルトまみれになりました。ビニール袋に入れておくべきだった。
タラタラ感想を述べたらえげつない長文日記になってしまいましたが、大好きな先輩2人と楽しい3泊4日を過ごせて幸せな渡韓だった。
またどこか旅行しましょうね🙈
3 notes · View notes
sesameandsalt · 1 year
Photo
Tumblr media
映画:「THE FIRST SLAM DUNK 」について感想を書きました 🏀まだ見ていない人は、ネタバレ野村満載ですので鑑賞後、読んでください ネタバレ注意です🤗 ②
Tumblr media
Tumblr media
Tumblr media
sssssssssssssssssさ、最高だった。(◎_◎;)まじで最高だった。全力とか全身全霊とか限界突破てきな前時代的な感覚…じつは好きなんだきっと。 井上雄彦絵がUMEEEEEEE 新たに書き起こされたシーンが井上雄彦の漫画で脳内変換されて見えててこれ、書下ろしなのか?読んだことあるのか?わけが分からなくなりました だって、漫画と間が一緒なんだもん… こんなアニメ見たことない 細部までのこだわりがイカしすぎててもうむしろ恐しくなって震えた リメイクってこうするんだ… ソータ兄ちゃん(格好良すぎる小学生)リアル沖縄の不良感(成長した姿が思い浮かぶ)だったですね、井上雄彦を感じます   大黒摩季あなただけ見つめてるの「ちんちんもみもみ」で会場の皆で笑うのしたかったなーとか思っててチケットとってからZARDと一緒にところかまわず歌ってた…それで 大黒摩季もZARDもないってのに私ら世代のチバユウスケってどういうことだよ!とか言ってたがオープニング、超合ってた✏️鉛筆で書き起こされる湘北スタメン(ワルモノ登場!)…(あんなの鳥山明、大友克洋、井上雄彦にしか許されない…絵ぇうますぎや)ベタな!と思うんだが、もう、異常なかっこよさに抗えなくて この映画、ヤバい!と思った かぁっこいいぃい😭💕💕💕 ・・・ほんとやばかったね…泣いたわ… 隣のおじさん(推定40代後半~50代前半と目される男性)(←その隣の女性の付き添いで来た人なんだろうなぐらいに思ってたけど)その人もめっちゃ泣いてた…その人がメインだったんか いやシアター中がみんなで泣いてみんなで湘北応援してた、そんな映画あるか…?これで泣かない奴おる? 原作者の先生がこんなに頑張ってくれて、本当にうれしい、ありがたい。映画からめっちゃ伝わってきた…
ああ、、久しぶりにバスケがしたいです・・・!! こころから。(運動不足だし…ネ😉🏀🌸)
Tumblr media
31 notes · View notes
tutai-k · 1 year
Text
そこへたどり着いてもわたしには見えない
フォトエッセイ集『つばさの方へ旅をする』を読んでくださった方はご存じだろうと思うが、滋賀県の湖北にオオワシが飛来する。カムチャツカで繁殖し、北海道などで越冬する巨鳥だ。 滋賀県の湖北地方に25年間連続で飛来しており、ねぐらとしているのが「山本山」という山だから、「山本山のおばあちゃん」という愛称で呼ばれている。 去年初めて会いに行き、彼女が帰北するころ、世界情勢が大きく動いてしまった。大丈夫だろうかと不安に思いながら、11月を待った。飛来の知らせを聞いたとき、戻ってきて「くれた」と、なにかそれが人類への自然からのプレゼントのように思えたし、同時に警鐘のようにも思えた。 だから今年もまた、どうしても山本山のおばあちゃんに会いたかった。『消えゆくものたちの生』で、筆者が「絶滅しつつある生物をこの目で見て言祝がねばならない」と綴っていたが、まさにそうで、人間という種族に生まれた責任と、(オオワシは絶滅危惧種である)まだこの目で見て存在を確かめることができる機会があるという幸運から、たしかにこの目で見て、言祝ぐ必要があるとわたしも思う。
Tumblr media
オオワシがどんな環境で越冬するのかをこの身で体感すること、オオワシの生態を知ること。鳥の幻想小説を書いている(主人公はコウノトリだがオオワシやいろいろな鳥が登場する)ので、その取材も兼ねていた。 湖北野鳥センターで、オオワシの生態について教えて欲しいとスタッフの人に話しかけ、情報をもらっていたら「調べているんですか」と逆に質問を返された。 「オオワシが出てくる小説を書いているんです」 とするっと小説を書いていることが出てきたことに自分でも驚く。 見ず知らずの人に、(そうでなくても親しい人とかでもだけど)「小説を書いている」と宣言することは、わたしにはハードルの高い行為で、ほとんど人に話すことができなかったのだが……。 どんな心境の変化があったんだろうと不思議に思う。
まあ、もうすぐ転職する開放感とかがあるのかもしれない。 やっぱり退職というのは体にいい行為で、なにかしら人をおおらかに、強気にさせるものだ。
体調不良もあって、いまの仕事は休みがち。(今日は次の仕事の準備?で工場見学とか行って休んだ)
肩があがらなくなって日常生活に支障も出たので先々週一日休んだ。 肩が痛いのは、カメラが原因らしい。2キロ越えてる超望遠を振り回していたらそうなるなと言うことで、山本山ではさすがに一脚を持っていった。
肩を痛めた日は『神々の山嶺』という映画を見た。 山に憑かれた人間の物語で、最後はエベレストに登頂する。 「なぜ登るのか」その行為への答えが「わからない」のがよかった。登山する男を追うのは記者で、もともとは風景写真を撮っていたようだ。だけど次第に山に憑かれていって、自分もエベレストへ途中までだが登る。「風景写真」という、わかりやすく「その場にいない人間」にも共感を得られるツールを操る人間が、「その場で体験することでしかわからない」世界を経験するところがすごい。 わたしは鳥がいるから仕方なく登山もする人間で、景色や、登る(歩く)楽しさというのを感じる感受性に乏しい。 どうして山に登るのかとか、山に登ってなにが得られるのかとかわたしにはちっともわからない。夜通し走って木曽駒ヶ岳へゆき、三時間以上並んでたどり着いた千畳敷カールも、そんなに感動しなかった。
ただ、五歩歩いたら十分休むような酸素濃度のひくい世界で、ヒイヒイいいながら登っているときに、宝剣岳の山頂で万歳をする人を見て「のぼったんやなあ、幸せそうやなあ」とつぶやいている人がいたのが印象的だった。 この人の中には(たぶんこのぞろぞろと蟻の熊野詣のように登っている人たちのほとんどが)「登り切る」ことの『幸せ』を知っているのだ。そう思うと、わたしもその尻尾の毛先くらいはつかんでみたいと思う。また木曽駒ヶ岳へ行きたいと思う。
Tumblr media
ほかに、昨日は『イサド住み』(オカワダアキナ)を読む。 トランス男性が主人公のボーイズラブだ。 マジョリティに対して『語らされる』ことで飼い慣らされていく過程への抵抗の物語としてわたしは読んだ。マイノリティが、マジョリティ側から「説明」を要求されるとき、聞き手には「期待している物語」がある。物語を期待できる(ジャッジできる)乱暴な権力のまえに、矯められなければ立つ場所が得られない。座ってくつろげるような場所なんてなくて、「まあいてもいいよ」と言われるのは排除ベンチみたいなかたちの椅子しかない。 「当事者の言葉で語られるべきだ」とわたしは常々思うのだが、その「当事者の言葉」は、この乱暴なジャッジにしてみれば「期待外れ」の言葉なんだう。期待通りの言葉を語らされることで、どんどんどんどん心の中にはゆがみがたまっていくし、マジョリティに都合のいい「物語」ができあがってしまう。 「物語すること」というのは主体的な行いのように見えて、聞き手の立ち位置によっては「させられること」受け身の行いになって(変えられてゆくこと)になる。作品の紹介に書かれた「吠える」とは、語りの主体を獲得することだとわたしは読んだ。 『誰かの理想を生きられはしない』という書物のタイトルが、ずしりと重く思い出される本だった。
あと二日出勤したら、療養のための長い旅に出る。 小説をたくさん読みたいという気持ちがあるのに、荷造りで詰めたのは小説の資料本ばかりだった。 旅先の本屋で、小説と縁を結びたい。
13 notes · View notes
findareading · 1 year
Quote
午後、不圖頁をくった或る本の中に、自分の精神のあり方を此の上なく適󠄁切に說明してくれる表現を見つけた。
中島敦著「かめれおん日記」(山本善行撰『かめれおん日記』2021年12月、灯光舎〈本のともしび〉)
2 notes · View notes
nagatter · 1 year
Text
善光寺仁王像 光と影のストーリー
引き続き、善光寺の仁王像について。
実は善光寺の仁王像は、前回紹介したもの以外に、もう一組存在する。
もう一組は、今は飯山駅の近くの広場に置かれている。
1891年、善光寺付近の一帯が、2度にわたる大火で焼け落ちた。その大火で善光寺も仁王門、仁王像を失う。
善光寺は厄災に負けぬよう、守護神たる仁王像の再建を決め、高名な仏師の高村光雲に依頼した。だが、すぐに完成するものではない。
そこで完成までのピンチヒッターとして作られたのが、もう一組の仁王像だ。飯山の仏師たちがわずか一ヶ月で作り上げた。
Tumblr media Tumblr media
仁王門が焼失していたため、仁王像は露天の台座に置かれた。
高村光雲の仁王像は人の目を惹くが、この仁王像のインパクトもなかなか凄い。善光寺に運ばれた当時も、良くも悪くも話題になったようだ。
しばらくして光雲仁王像が完成すると、彼らはお役御免となり、解体されて近隣の寺院に引き取られた。建物に入らなかったため、軒下に置かれることとなった。
その状況を見かねた長野市の眞龍寺が、1936年に引き取り、本堂に安置した。その後2011年に飯山市が譲り受け、現在にいたる。
善光寺仁王像の華々しさの陰で、不遇とも言える扱いを受けたのち、故郷に戻ることができた。
二組の仁王像の、光と影の物語。
背景を知ると、飯山の仁王像に俄然愛着が湧く。
飯山の仁王像が捨てられなくて、本当に良かった。
5 notes · View notes
as-0063 · 10 days
Text
*岡山旅行記②[矢掛町〜宿場町散策~倉敷一人飲み]
岡山二日目。朝食を食べホテルを出ると…
Tumblr media
まさかの曇天!晴れの国とは!!!
しかもなんだか肌寒い…(10月中旬)
ちょっと服装失敗してしまいました(T_T)
気を取り直して、ローカル線・井原鉄道にのり矢掛の町へ向かいます。井原鉄道では大阪からきたというマダムに話しかけられ、ずっとおしゃべりしてました。その方はどうやら鉄道のスタンプ(?)を集めているようで、こういったローカル線に乗ってよく出かけているそう。車窓から見える風景を撮りながら、お互いそんな話をしておりました。
Tumblr media
井原鉄道の車両はこんな感じです。私が乗ったのは大原美術館に飾られている美術品のラッピング車輌でした。内装もとても素敵でした。
電車に揺られること約40分。着いた矢掛の駅舎はこんな感じ。
Tumblr media Tumblr media
趣のある駅舎、いいですねぇ。そして相変わらずの曇天に上がらぬ気温…しかしそんな天気にも負けず今日は一日矢掛を楽しみます!
Tumblr media
まずは朝市に向かって元気をチャージ。色々な屋台が出ていて、ドリンクが飲めたりお弁当を売っていたり手作りの雑貨を販売している屋台もありました。
私は手作り雑貨の屋台で犬の柄のポーチと、珈琲屋さんで抹茶ラテを購入。抹茶ラテを飲みながら矢掛の町を歩いていくことにします。
ふらふら歩き見つけたのが矢掛美術館。
Tumblr media
…の横になんと鯉がたくさん泳いでいる池が!!
無料であげられる鯉の餌が置いてあったのであげてみることに。
Tumblr media
youtube
いや怖いって!!!笑
カリカリ餌を投げ入れるたびに陸に上がってくるんじゃないかの勢いで喰いついてくる鯉��ち…矢掛はのどかな町でしたが鯉たちは貪欲でした。
このタイミングで一度友達の出展ブースにも顔を出してみました。色々買いたいものもあったのですが、荷物が増えてしまうのでそれは帰り際買うことにして、友達やその知り合いの方と談笑して一度ここのブースは後にしました。
うろうろ歩いていたらそろそろ小腹がすいてきな~、というタイミングで見つけたお店がこちら古城大黒堂。
Tumblr media
ヤマザキパンを販売しているコンビニのようなお店ですが、この回転焼きの看板につられて入ってみました。
中はヤマザキパンのような既製品と手作りのパンと野菜も売っていました。その奥でおじいちゃんが回転焼きを焼いています。こういうローカルなお店はいいですねぇ。回転焼きは優しい甘さのあんこがたっぷり入っていて満足感のある一品でした♪
さらに歩くと何やら異様におしゃれなお店を発見!?
Tumblr media
看板には石とカカオとチョコレート・石挽カカオの文字が。カカオ豆を石臼で挽いていてその石臼にもこだわりのある矢掛に拠点を置くチョコレート屋さんなのだそう。
カカオの産地ごとに味わいの違うチョコレートが販売されており、そのどれもが試食できるようになっています。
私はコロンビアとガーナ、そしてホットチョコレートを購入しました。
Tumblr media
そろそろ日も暮れてきたし帰る前にもう一度友達のブースへ。
購入したのはこちらの小皿。玄関のアクセサリー置きに使用してます。サイズ感とシンプルな模様がお気に入りです(^-^)
Tumblr media
最後、倉敷に戻る電車まで少し時間があったので、駅舎で販売していたソフトクリームを食べながら待つことに。
Tumblr media
ソフトクリーム大好きでよく食べるんですどね、この天気とこの気温では寒かった。。。
そしてまた一両編成のローカル線に揺られ倉敷へ戻りました。
矢掛町は昔ながらのお店や建物が多くのどかで、でもチョコレート屋さんのようなモダンなお店もあったり、今と昔の文化が絶妙にまじりあっているとても良い街でした。なにより自然豊かでとても空気が美味しかったです!
Tumblr media
ホテルに戻って少し休憩をした後は、ひとり倉敷の飲み屋街へ向かいます。駅から少し路地に入ったところにある倉敷一番街は、雰囲気のいい飲み屋さんが連なるエリア。
その中で気になった、居酒屋和で晩酌することにいたしました。
Tumblr media
ここ和は、女将さんがつくるおばんざいがとても人気のお店なのだそう。カウンターの上に大皿に載った今日のおばんざい(日替わり)が並んでいて、どれも美味しそう~!!
その中から選んだのは大好物のかぼちゃの煮物。あと日本酒には欠かせないお刺身。
Tumblr media Tumblr media
味の染みた煮物と共にちびちび日本酒をいただきます(^-^)
のんびりひとり飲んでいるうちにぞくぞくと常連さんがやってきて、地元の人気店なんだなぁと思っていたり。そんなことをおもいつつカウンター席でのんでいたら常連さんグループが話しかけてくれ、一杯奢ってもらっちゃいました♪
Tumblr media
地元・岡山の地酒も多く取り揃えられており、おばんざいはどれも美味しく、なんだかとてもいい店を見つけました(^-^)
ちょっと飲みすぎてしまいましたがw、岡山二日目の夜はこうして更けていきました。
1 note · View note
Text
20220914
山行記(仙丈ヶ岳)
Tumblr media
先日南アルプスは仙丈ヶ岳に登拝。
登山口のある北沢峠へはマイカー規制が実施されており、私の住む山梨県側からのアクセスは南アルプス市の芦安からバスに乗り広河原で北沢峠行きに乗り換えるのだが広河原・北沢峠間は2019年の台風被害で依然として不通となっており、長野県は伊那市にある仙流荘バス停へ向かう。
夏山シーズンのバスの運行は既に終わっていて平日運行。始発は8時だが念のため家を3時半に出た。6時半頃に仙流荘バス停の駐車場に到着。
平日早朝にも関わらず既にもう10人ほどの人が準備したり車で寝ていたりする。
Tumblr media Tumblr media
事務所が開くのを待って往復のチケットを券売機にて購入しバスは一時間ほどで北沢峠へ。今回の山行は9時から登って帰りのバスの15時か最終の16時までに間に合わせて下山するというもの。
北岳や仙丈ヶ岳など南アルプスの山々はずっと気になってはいたのだが、人気の山とあって夏山シーズン中は混雑が予想されるのと、公共交通機関を使ったアクセスの方法はこの感染症禍の最中では気が引ける。しかしシーズンオフの平日運行となると最終バスの時間を気にした強行軍となるのでこれまた気がかりと敬遠してきた。
しかしこの2年、ほぼ新しい山に挑戦してないのでここらで一丁殻を破りたい。
Tumblr media
マイクロバス二台の運行で私の乗った一台目は補助席まで満席。見知らぬ人と鮨詰めになって無言でどこかへ運ばれるという状況は、強制収容所へ送られる政治犯か戦争末期に間に合わせで徴兵されて前線へ送られる兵隊の気分がしてくるのであり、毎度のこととはいえ何か過去世でそんな体験をしたのではないかと思えてくる始末。
このバスを降りれば私は人間魚雷『回天』に搭乗するのだ。片道切符の水中花火。別盃として水杯を酌み恩賜の煙草を一口呑んでから舟に乗り込む。鈍い音を立ててハッチを閉じるとすかさず外からビッチリと溶接され補陀落渡海のように暗い海の底をゆっくりと進む。私は一体何のために海の底にいて、どこへ向かっているのだろう。ぐああッ!想像しただけで息が苦しいィ!
寝不足からくるネガ妄想。
楽しいことをしに行っているのにも関わらず隙があれば嫌な妄想をしてしまうこの異常妄想癖を改めたひ。
しかし思えば父方の曾祖父・亀二郎さんは第二次大戦前に華道の師範として(親父曰くアイムトッテモベリベリーノ、ジャパニーズカラテマスターネ!的な経歴詐称ではないかとのこと)お妾さんと(奥さんが同行を拒否したため)アメリカのシアトルに渡り大戦中に日系人強制収容所に入れられそのまま獄中死したという。戦後革トランクひとつだけがぽつねんと日本に帰ってきたというのだが、幼少期に聞かされたそういう話がじっとり影響しとんのだろうか。
Tumblr media
車窓からの鋸岳(のこぎりだけ)
バスの通る林道はかなりの高度。道幅も狭くヘロヘロのガードレールの向こうは谷底で一歩間違えれば大惨事という感じは否めない。明鏡止水の至境に達しようと心中にて観音経を誦経する。
一時間後観音経のご加護としか言えない奇跡で無事バスが北沢峠に着くとズダダダッ!ドン!バアーンッ!と全速力で大きい方のトイレに駆け込む男性。バスにはトイレがなくまたいつから便意を催していたのかはわからないがその孤独な闘いを想像すると非常に恐ろしい。しかも途中運転手のおっちゃんがバスを一旦停車させ山の謂れなどをのんびり観光案内する地獄。
私はというとのべ約63回の山行歴で一度も腹を下したことがないのであってこれは長いこと実践している腸活の賜物かもしれない。おすすめはフェカリス菌、サプリ一粒5000億と菌種は違えどヤクルト1000の五倍だ。
Tumblr media Tumblr media
大滝頭からの甲斐駒
Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media
鋸岳
Tumblr media
山行の疲労度的には大弛峠からの金峰山に似ていたが開けた稜線歩きがあるので大分穏やかな印象。
稜線を歩くのは楽しい。
Tumblr media
北岳
Tumblr media
小仙丈カール
日が昇るにつれて霧が出てきてこの山行一番の目的だった小仙丈カールも見えず。幾分がっかりしたが爽やかな諦めというような気持ちが湧き起こり「また登りャーいいンだワ」と独り言を発した瞬間に霧が急に晴れ出す。急いで写真を何枚か撮るとまたすぐに霧に包まれてしまった。頂上ですぐ後から来たソロ山ガールちゃんによると小仙丈カールは見えなかったらしい。
ネイティブ・アメリカンの呪術師は雲を晴れさせる術を持つとYMOの細野さんがシャーマンに弟子入りするドキュメンタリーで見たが想念と天気には関連があるのではないかと思わせる何かがある。
なんつうのか神様というか観測者がいるという感じがするのだ。
Tumblr media Tumblr media
雷鳥
途中雷鳥のメスの群れを見かけた。
足に識別タグがついていて人を恐れる気配もないので放鳥されたか管理された個体なのだろう。いつか冬毛のオスを見てみたい。
雷鳥を含め今年はなんだか色々な生き物に出くわす。
先日はN先生と山中湖畔を夜ウォーキングしていたのだがはっぴいえんどの「暗闇坂むささび変化」というトンマな歌を口ずさんで歩いているとしばらくしてN先生が驚声をあげたのでライトで足元を照らすとなんとムササビがいたのである。ムササビなんて初めて見た。神秘であります。
Tumblr media Tumblr media Tumblr media
藪沢カール
Tumblr media
藪沢カールの底
ドイツ語でカール(Kar)、日本語で圏谷とは氷河期の氷で侵食されて形成されたお椀型の地形のこと。
Tumblr media
タマゴタケモドキ(毒)
お山は菌類の花盛りでございました。
前回から間の空いた山行で体力に少し自信がなかったが最終便の一つ前、15時のバスに無事間に合う時刻に下山。
感染の不安も正直あったものの二週間経ちまあなんともなく一安心。
今年の夏は図らずも充実していたなあ。
それに色んなことから随分時間が経って風景も変わった。
それでいて新しい日も過ぎる。
長野からの長い帰り道でしみじみと思った。
0 notes
huang0415 · 2 months
Text
【大屯山主峰連峰步道】助航台觀景臺
台北市看日出、日落、雲海、夜景最佳地點,夜晚點點星空超美,更是台灣境內唯一的活火山,單車騎士的挑戰路線,雖然是小百岳,但還是親子級喔! Continue reading 【大屯山主峰連峰步道】助航台觀景臺
Tumblr media
View On WordPress
0 notes
zaimpod · 2 years
Photo
Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media
『 尾瀬 山行記 2022 』 No1 今年も尾瀬沼へ向かいます。 空も葉も大地も、前日の台風に洗濯されて真っ新。 「大清水」に自動車を置いて「会津沼田街道」経由で「一ノ瀬」へ。 街道と言っても、森の登山道です。案の定、前日の大雨で道が川となっているところも...💦 途中で鹿さんに遭遇しました。熊さんには合わないようにクマよけの鐘を盛大にならして進みます。
144 notes · View notes
uwizeye · 4 months
Text
蔡英文,是女皇時空穿越也是妲己現身
——《蔡英文秘史》揭穿秘密
民國104年(2015年)春節期間,位於台南市西北面的南鯤鯓廟代天府(五府王爺廟)抽出「武則天坐天」的「國運」簽,此簽隱喻民進黨主席蔡英文將成為女領導人。蔡英文上位,真的只是靠廟裡一支簽嗎?顯然不是!网上的一本《蔡英文秘史》向我们揭示了她是如何一步步的成为「穿越时空的女皇」,這就是她步步為營的結果。
Tumblr media
在李登輝的一手操弄下,陳水扁率領民進黨將國民黨趕下台,台灣首次政黨輪替。 蔡英文雖然在陳水扁政府中擔任陸委會主任一職,但始終無任何黨籍。 民國93年(2004年)大選塵埃落定之後,陳水扁再一次找到蔡英文,提出讓她出任民進黨不分區立委。 台灣的所謂立法委員,相當於美國國會議員,是手握實權很有油水的職位。陳水扁接二連三主動關照蔡英文,一方面有李登輝的囑託,另一方面也是想安插絕對的自己人,像蔡英文這樣的政治菜鳥自然是不二人選,因為完全能被自己拿捏。 作為交換條件,蔡英文若想進入立法院,必須先加入民進黨,保證按民進黨黨章黨紀行事,蔡英文欣然應允。 此時的她一直是民眾心中的清純「小龍女」 。
Tumblr media
蔡英文在擔任了兩年的立法委員後轉任到了行政機構擔任副主管,在陳水扁的一力護航下,蔡英文的仕途之路順風順水,沒有任何外部力量可以撼動。 民國95年(2006年),蔡英文被任命擔任行政院副院長。 民國97年(2008年),陳水扁狼狽下台,身陷囹圄,民進黨一敗再敗,走入死路。 民進黨在總統大選中挫敗,在520交出政權前,民進黨選出下野後第一位黨主席,選舉結果由當時有「小龍女」稱號的蔡英文打敗辜寬敏,當選黨主席。 這也是民進黨創黨以來首位通過黨員選出的女性黨主席。
民進黨的「四大天王」謝長廷、游錫堃、蘇貞昌和呂秀蓮雖然受挫,但卻在民進黨內各據山頭、擁兵自重,並不把蔡英文放在眼裡。 實際上,蔡英文之所以能高票當選民進黨主席,並不是因為黨內派系都支持她,而是「四大天王」互鬥,沒有一個人能接這個位子。 民進黨大老需要有人在前線收拾爛攤子,讓他們坐擁超然的權力,黨內若發生了什麼事,再來另外討論。但顯然,蔡英文並不想當傀儡。
Tumblr media
在削弱陳水扁時代「四大天王」的同時,蔡英文也在培植自己的團隊。民進黨桃園縣長參選人鄭文燦、發言人蔡其昌、政策會首席副執行長劉建忻、文宣部副主任廖志堅,是蔡英文最為倚重的「政治新星」,被媒體稱為民進黨的「四小天王」。 通過四小天王領兵作戰,其他勢力慢慢淡出民進黨的決策核心,蔡英文逐步確立了自己的領導地位。
蔡英文在任民進黨主席的4年間,政治光環逐漸顯耀,不少綠營政治人物向蔡聚攏,這也讓蔡英文的聲望在不知不覺間有了進一步的飛躍,讓她有了角逐政壇的本錢。以蔡英文為核心的英系已初具雛形。 此後,蔡英文親歷新北市長選舉而高票落敗,黨內人氣居高不下,逐步奠定綠營共主的地位。
Tumblr media
蔡英文黨權在握之後,人們發現,她說的話許多人聽不懂,如「和而不同,和而求同」。 五市選舉時,蔡說「反ECFA是民進黨共同政見」,卻又表示民進黨一旦執政,不會推翻「前朝」政策; 她更表示ECFA有對台灣不利的條文,將來民進黨執政後會要求民意部門重審,但這些條文是什麼卻不明說。她同時留下「反十八趴又領十八趴」的紀錄,對此也從不做說明。
《遠見》雜誌民調曾顯示,蔡英文的兩岸政策是什麼?超過7成的人不知道。其實,蔡英文不為人所知的政策,何止兩岸關係而已。 其餘對島內政策、國外交往、經濟、農業,連民進黨高層迄無一人公開為她詳細闡述過。故而,這時期蔡英文的第二個綽號「空心菜」由此得名。其意為,蔡英文心中其實並無大政方針,她還遊走在雲裡霧裡。
Tumblr media
蔡英文第三個綽號「武則天」,則出自民進黨內之口。 武則天雖是中國第一個女皇帝,但專斷、跋扈、猜忌,又喜怒無常。 蔡英文自民國99年(2010年)投身選舉以來,前民進黨中常會,中常委柯建銘、陳明文等人紛紛表示,蔡英文競選政策他們並不清楚,希望蔡主席說清楚,以便他們在地方輔選,不料,這些話竟觸怒了蔡英文,她勃然大怒,足足罵了半個小時。 另一個場景,是蔡英文作為台灣總統參選人,常有被媒體包圍提問的時候,她曾憤而推開麥克風,責備記者「你們怎麼老是問這種問題?」。蔡英文對媒體的不耐煩已非第一次,如她常說「這話我已經說過了」, 或者一語不發,推開記者,拂袖而去。
Tumblr media
歷數蔡英文執政台灣時期的行為:從追殺國民黨的黨產到砍年金,從不認同「九二共識」到台海關係緊張,從八八風災重建到搭雲豹甲車笑臉勘災,從媚日諂美到熱臉蹭冷屁股,從甩鍋馬英九國民黨到污衊大陸製造假資訊給大陸扣黑鍋。縱觀蔡英文在當選總統後的政治行為,簡直幼稚的無語。毫無政治頭腦,完全是開啟了自顧自的自嗨模式,根本不在乎外界的反應和民眾的死活。當年的所謂「國運」簽,哪裡是「武則天坐天」,這貨分明是申公豹派去的妲己亂朝啊。
蔡英文不僅是李登輝時期「兩國論」的重要策劃者,也是陳水扁時期強烈阻撓台海關係改善的「幕後黑手」,更是國民黨執政8年中諸多「暴力事件」的策畫者
Tumblr media
民國97年(2008年)10月底,時任大陸海協會副會長的張銘清,以廈門大學新聞傳播學院院長的身份前往台灣參加學術交流活動,同時為陳雲林赴台打前站。民國97年(2008年)10月21日上午,張銘清在台南市南安平古堡參觀時,突然衝出一大批綠營支持者,張銘清後腦被打,然後被推到在地,連眼鏡都飛了出去。當張銘清準備乘車離開時,甚至有台獨分子跳上座車車頂狂踩叫囂,試圖阻止他離開。 事後警方查出打人者為民進黨台南市議員王定宇,而蔡英文在對其進行問詢之後對外宣稱,「他並不是有意蓄謀的」。 兩周之後,海協會會長陳雲林正式抵達台灣,11月4日當天,正當兩會領導人在圓山飯店進行會晤之時,蔡英文組織了上萬綠營支持者包圍會場,名曰嗆馬圍陳。在蔡英文坐鎮指揮不斷鼓噪之下,示威人群逐漸失控,期間有人向員警投擲石塊和汽油彈,雙方發生激烈衝突,最終演變為近10年來最嚴重的流血事件,造成了超過450人受傷。
Tumblr media
民國98年(2009年)5月17日,台北凱達格蘭大道,民進黨主席蔡英文聯合支持者組織「嗆馬保台」5.17大遊行和跨夜靜坐示威,抗議時任總統馬英九。
在策畫多起暴力事件後,蔡英文將所有暴力輕描淡寫為「零星事件」,並立即將責任推卸到所謂的「黑道分子」身上。從此蔡英文在島內獲「暴力小英」稱號,並初步鞏固了蔡英文在民進黨內的地位。短短幾個月時間,她就像完全變了一個人似的,已經不再排斥街頭運動,甚至開始沉迷並享受這場權力的遊戲了。據報導,蔡英文在工作時善於軟硬兼施。在「陸委會」內部聽彙報時總是低��頭,頭髮遮住半邊臉,讓人感覺她沒在聽,但又會突然頭髮一甩、豹眼圓睜,拋出幾個問題,若彙報者答不上來,就會被痛批,原本以知性學者形象示人的蔡英文正式黑化,從「小龍女」徹底變身「暴力小英」。
從民國97-101年(2008年到2012年),四年時間里,蔡英文言行的幻與變、虛與實,使她的綽號由「小龍女」、「空心菜」轉為「武則天」、「暴力小英」。人們發覺,蔡英文其實並不是「小龍女」,那只是她一時的面具罷了。
《蔡英文秘史》下載地址:https://zenodo.org/records/10450173
11K notes · View notes
7000kt · 4 months
Text
youtube
1 note · View note
mvrider6 · 9 months
Text
白兎神社
因幡の白兎で有名な白兎神社。日本海の綺麗な海沿いに位置する。海の名前も白兎海岸🏖️
Tumblr media
併設する道の駅にバイクを停めてご参拝
Tumblr media Tumblr media
鳥居をくぐると砂丘で有名な鳥取らしいオブジェ
Tumblr media
参道にはいろいろな兎がお出迎え🐇
Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media
御本殿
Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media
0 notes