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#宮崎正弘
ari0921 · 5 months
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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和五年(2023)11月24日(金曜日)弐
     通巻第8020号 
 米国でEVカーの市場シェアが1・2%しかないことを知っていますか?
  環境にうるさいカリフォルニアでも普及率は3・5%
*************************
 デトロイトなどで自動車労組のストライキは45日にも及んだ。「賃金引き上げ」が彼らの要求だったとメディアは伝えたが、大事なことを言いそびれた。じつは全米自動車労組は雇用が失われる懼れありと、「EV導入」に反対したのである。
 全米の自動車市場シェアでEVは僅かに1・2%、ディーゼルが0・9%、すなわちガソリン車が全体の98%である。まったくEVは普及していない。
 メディアは『EV、イケイケどんどん』でEVが市場を席巻しているような記事を流しているが、テスラの株価だけがはねているのである。
 ちなみに全米でもっともEV普及率が高いのはカリフォルニア州で3・5%、ついでワシントンDCが2・9,ハワイが2・4,西海岸ワシントン州が2・0%である。
 反対にミシシッピ州は0・1%以下、ノウスダゴダ、ワイオミング、ウエストバージニア、ルイジアナで0・2%以下となっている(2020年統計)。
 EV世界一となったはずの中国ではBYDなど数社を例外に軒並み倒産した。
喧伝にもかかわらず、じつはEV売れず、在庫の山となっている。新興EVメーカーの破産が目立ち始め、2021年には、拜騰汽車(バイトン)が破産し、22年には奇点汽車が破産した。
 つづけて「雷丁汽車」、「愛馳汽車」は従業員の給与を支給できなくなり、2022年の販売はわずか536台だった。拝騰汽車、賽麟汽車など新興自動車メーカーも市場から消えた。威馬汽車も経営困難となった。
これらのメーカーでは社員への給与支払いが止まった。
日本ではテスラもBYDも売られているが、すくなくとも筆者がBYDが町を走っている現場に行き会ったことがない。
荒々しい淘汰の波がやってきた。
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kennak · 2 months
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1 大野泰正(安倍派)5154万円2 池田佳隆(安倍派)4826万円3 谷川弥一(安倍派)4355万円 ※議員辞職4 二階俊博(二階派)3526万円5 萩生田光一(安倍派) 2728万円 ※安倍派5人衆6 山谷えり子(安倍派) 2403万円7 堀井学(安倍派)2196万円8 橋本聖子(安倍派)2057万円9 世耕弘成(安倍派)1542万円 ※安倍派5人衆10 林幹雄(二階派)1512万円11 福井照(二階派)1254万円 ※元衆院議員12 長崎幸太郎(二階派)1182万円 ※元衆院議員、現山梨県知事13 武田良太(二階派)1172万円14 平沢勝栄(二階派)1080万円15 松野博一(安倍派)1051万円 ※安倍派5人衆16 高木毅(安倍派)1019万円 ※安倍派5人衆17 堀井巌(安倍派)876万円18 関芳弘(安倍派)836万円19 馳浩(安倍派)819万円 ※元衆院議員、現石川県知事20 末松信介(安倍派)584万円21 細田健一(安倍派)564万円22 高鳥修一(安倍派)544万円23 石井正弘(安倍派)378万円24 若林健太(安倍派)368万円25 江島潔(安倍派)280万円26 赤池誠章 (安倍派)268万円27 木村次郎(安倍派)236万円28 塩谷立(安倍派)234万円29 松川るい(安倍派)204万円30 井原巧(安倍派)168万円31 宮内秀樹(二階派)161万円32 宮澤博行(安倍派)140万円33 北村経夫(安倍派)118万円 34 長峯誠(安倍派)116万円35 西村康稔(安倍派)100万円 ※安倍派5人衆36 野上浩太郎(安倍派)100万円 37 田畑裕明(安倍派)68万円38 鈴木淳司(安倍派)60万円39 山本順三(安倍派)58万円40 高橋はるみ(安倍派)22万円41 藤原崇(安倍派)14万円42 山崎正昭(安倍派)4万円
【独自取材】“裏金”リスト 自民党の安倍派・二階派議員は現時点で42人|日テレNEWS NNN
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jpf-sydney · 3 months
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Besuto essei. 202
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日々の雑感、考察、失敗談から、亡くなられたあの方への追悼文まで… さまざまな書き手たちが、「エッセイ」という枠組みのなかで書き記した2021年の記録。 この年に新聞・雑誌等の媒体に発表された中から選りすぐった、珠玉のアンソロジーです。
Shelf: 914.68 BES 2022 Besuto essei. 2022 = The best essay. edited by Nihon Bungeika Kyōkai.
Tōkyō : Mitsumura Tosho Shuppan, 2022. ISBN: 9784813804147
337 pages ; 20cm.
Editorial board members: Kakuta Mitsuyo, Hayashi Mariko, Fujisawa Shū, Horie Toshiyuki, Machida Kō, Miura Shion. Text in Japanese.
Table of contets:
部屋にいる感じ / 武田砂鉄
ロクな恋 / 李琴峰
特に秘密、ありません / 二宮敦人
親父の枕元 / 原田宗典
犬の建前 / 宇佐見りん
いつか「コロナ福」だったと言える日 / ��田清一
紙 / 内田洋子
学び始める春、失敗を楽しむ / 山本貴光
瀬尾夏美 / おじいさんの空き地
落合博満への緊張感 / 鈴木忠平
月の砂漠 / 小池水音
冷水を浴びせる : 坂上弘の文体 / 三浦雅士
陰のある光 / 小泉凡
脳内・ドイツ / マライ・メントライン
父と兄の書棚が招いた変な読書 / 志茂田景樹
心の扉を開く音楽 / 寮美千子
立花隆さんを悼む / 柳田邦男
失われゆく昭和探して / 川本三郎
大人への扉を開けたのは / 加納愛子
関係性の結晶 / 齋藤陽道
ガラスのこころ / 岸田奈美
"諦められない"心でアイヌ語研究に夢中 / 金田一秀穂
アイヌとして生きる / 川上容子
佃煮に想う / 小泉武夫
最高の食事 / 田中卓志
珠玉の世界 / ブレイディみかこ
神様、世間様 / 尾崎世界観
さいとう・たかをさんの思い出 / 辻真先
コロナ禍社会と密になった / 本谷有希子
最後の飛翔 / 椹木野依 -- 我が町の「宝」 / 井上理津子
ネガティブな皆さんへ / 尾上松緑
「あいつなりに筋は通ってるんだ」 / 岩松了
翻訳とは / 村井理子
「覚えられない」 / 茂山千之丞
白土三平さんを悼む / 田中優子
そんな時代 / 海猫沢めろん
ともに歩けば / 小川さやか
(笑)わない作家 / 万城目学
雪原 / 岸本佐知子
河合雅雄さんを悼む / 佐倉統
学園の平和、取り戻せ! / みうらじゅん
料理 / 小山田浩子
田中邦衛さんを悼む / 倉本聰
「声」分かち合う喜び / 温又柔
エリック・カールさんを悼む / 松本猛
月みる月は / 彬子女王
トーストと産業革命 / 青山文平
祖父母のすずらん守る / 星野博美
考えることに失敗する / 神林長平
悪態俳句のススメ / 夏井いつき
死も遊びだと思いましょ / 横尾忠則
UFO / 柴田一成
「やめた」後の達成感 / ほしよりこ
息子よ安心しなさい、あなたの親指は天国で花となり咲いている / 青木耕平
那須正幹さんを悼む / 高樹のぶ子
愚かさが導いてくれた道 / 沢木耕太郎
クールでお茶目なかっこよさ / 谷慶子
機械はしない終業挨拶 / 黒井千次
閉、じ、こ、も、り / 村田喜代子
ナマケモノ / 奥本大三郎
夢を彷徨う / 髙村薫
愛しの小松政夫さん / 鈴木聡
胃袋の飛地 / 湯澤規子
『老人と海』をめぐる恋 / 高見浩
「すごい」と「やばい」 / 酒井順子
写真を撮られるということ / 松浦寿輝
安野光雅さんを悼む / 大矢鞆音
この世の通路 / 佐々涼子
◆編纂委員作品◆
瀬戸内寂聴さんを悼む / 林真理子
多分、両方だと思いますよ / 町田康
忘れがたきご亭主 / 三浦しをん
あそこの棚に置いてある。 / 堀江敏幸
それは私の夢だった / 角田光代
遠き花 / 藤沢周.
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notokra · 6 months
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MR.High Fashion vol.110 Pina Bausch ミスター・ハイファッション 2002年10月号 ピナ・バウシュ
目次 MR’S SPECIAL ミラノ発信のメンズモードと、ミラノのデザイナーのフェースアルバム。 トム・フォードが提案する、モダンフォーマルの再来。 by GUCCI Rosemary=写真 ラフでダンディな、ニューカントリースタイル。 by DOLCE & GABBANA 平間至=写真 ジル・サンダー。ウォーターカラーのエレガンス。 by JIL SANDER 戎康友=写真 エンポリオ アルマーニ。クラシカルなワークテースト。 by EMPORIO ARMANI 宮原夢画=写真 長瀬智也。ロメオ・ジリ。クールレジスタンス。 by ROMEO GIGLI 筒井義昭=写真 山下智久、生田斗真。ジリ。コントラスト&レイアード。 by GIGLI 筒井義昭=写真 バーバリー プローサム。ニュークラシシズムのシルエット。by BURBERRY PRORSUM 桐島ローランド=写真 ラフでラグジュリー、ヴェルサーチのニュールック。 by VERSACE 三枝崎貴士=写真 クールでラグジュリーな存在感。 by NEIL BARRETT 石坂直樹=写真 アレッサンドロ デラクア。アクティブでセンシュアル。by ALESSANDRO DELL’ACQUA 守本勝英=写真 エンニョ カパサが提案する、ダウンタウンシック。by ENNIO CAPASA FOR COSTUME NATIONAL HOMME 笹口悦民=写真 ディーゼルスタイルラブ。アーバンなクールカジュアル。 by DIESELSTYLELAB 川口賢典=写真 キーン・エトロと、エトロが生み出される場所。 矢島みゆき=取材・文 アーネスト・レヴィ=写真 MIUCCIA PRADA ミウッチャ・プラダのクリエーション。 二つのベクトルの均衡。/プラダ社の歴史と運営。 矢島みゆき=取材・文 西島秀俊。プラダ。半沢 健=写真/プラダ スポーツ。ニッキー・ケラー=写真/ミュウ ミュウ。半沢 健=写真 イタリア発信の革のツール。靴と鞄。 ミラノのデザイナーのフェースアルバム。 堀本洋一、畑口和功、牧田良輔、アーネスト・レヴィ=写真 ドメニコ・ドルチェ、ステファノ・ガッバーナ/ジョルジオ・アルマーニ/ドナテッラ・ヴェルサーチ、エンニョ・カパサ、ニール・バレット、ガブリエレ・ストレーレ、ミラン・ヴクミローヴィック、アントニオ・マラス、コンスエロ・カスティリオーニ、ロメオ・ジリ、ルカ・ミッソーニ、スコット・フェローズ、アレッサンドロ・デラクア、クリストファー・ベイリー、トーマス・マイヤー
FASHION PINA BAUSCH + YOHJI YAMAMOTO : Fusion Between the Two 同質のアビリティ。ピナ・バウシュが着るヨウジヤマモトのポートレート。松本康男=写真 イヴ・サンローラン リヴ・ゴーシュ、ボヘミアンエレガンス。 半沢健=写真 ラージサイズでテンダーな6人のスタイル。 田中知之/長瀬哲朗/パラダイス山元/梶原由景/ジョン・ストーリー/三宅勝士 宮原夢画=写真 ポール・スミス氏と愛車ブリストルから始まる、クラシック&ストレンジワールド。 by PAUL SMITH COLLECTION アンソニー・クローラ、三枝崎貴士=写真 ヴィヴィアン・ウエストウッド マン、ワーキングクラスからの発想。 by VIVIENNE WESTWOOD MAN 守本勝英=写真 マーガレット・ハウエル。 クラシシズム&モダニティ。 by MARGARET HOWELL 筒井義昭=写真 クールで優しい、ステファン・シュナイダーというスタイル。 by STEPHAN SCHNEIDER 富岡春子=写真 進化するブリティッシュブランド、ダックス E1。 by DAKS E1 筒井義昭=写真 時を超越するSOのスタイル。 by SO BY ALEXANDER VAN SLOBBE 平郡政宏=写真 バーバリー・ブラックレーベル、ロックスターのように。 by BURBERRY BLACK LABEL 秦 淳司=写真 サンディー・ダラルがディレクションする、ICB menのアーバンエスニック。 by ICB men Rosemary=写真 ブライトンの自然と共生する、ポール・ハーンデンのクリエーションと暮し。 富岡秀次=写真 正岡雅子=取材・文 真木蔵人。ドレスダウンクロージング。 by RADMESS MEN’S BIGI 富永よしえ=写真 伊藤英明×オークリー。シャツとデニムパンツの、イージー&クールなスタイル。 by OAKLEY 三枝崎貴士=写真 A.A.R。ハードボイルドでクール。 by A.A.R 平郡政宏=写真 クールなインパクト。カスタム カルチャーのレザー。 by CUSTOM CULTURE 赤羽圭介=写真 東京発信のウォームスタイル。 川口賢典=写真 コンテンポラリーダンディズム。 富永よしえ=写真 DEPARTMENTS コム デ ギャルソンのラージサイズなコロン。 ニューショップ。ブリオーニ/コーチ/ラグビー ノース アメリカ/ フィラスポート・ライフストア/アディダス SOのオランダ通信。 Vol.13 パリのカルティエ現代美術館で再会した、村上隆と滝沢直己。 ミタ リツコ、森本美絵=写真 ビジュアルのコラム集。 ゴールドジュエリーの生産地、イタリア・ヴィチェンツァで開催された国際展示会。 11 トピックス。 PEOPLE 宇川直宏。34年分の記憶を押し込んだ、脳のような空間。 久家靖秀=写真 東谷隆司=取材・文 小林紀晴。幼いころから変わらぬ、アジアへの関心。 かばんの中身。一之瀬弘法。 男のカーライフ。ROLLY。 スーパースタイリストのリアルライフ。 祐真朋樹=写真・文 クレール・ドゥニが描いた、二人の怪物の物語。樋口泰人=文 伊東四朗。男の覚え書き。 沖山純久=文 松本康男=写真 小村和久(5351プール・オム)/リード・クラッコフ(コーチ)/リック・オウエンス ESSAY 犬の肖像。中川十内=写真 沖山純久=文 ハラショー・ボーイ。島田雅彦=文 記憶の中のカンヌ映画祭。秦早穂子=文 COLUMN COMING NOW カフェ・イン・水戸/BOOK 稲川方人=文/BOOK 佐伯誠=文/MUSIC 北中正和=文/CINEMA 樋口泰人=文/ART 椹木野衣=文/THEATER 渡辺美和子=文/NEWS 鳥越俊太郎=文 ETCETERAS INFORMATION/NEXT ISSUE/BACK ISSUES/PRESENTS/NEWS
編集長:田口淑子
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2022年の読書(2022年12月28日現在)
2022年の読書(2022年12月28日現在)読了206冊
特に印象深かった本(順不同) 《文芸》 『たったひとつの冴えたやりかた』(ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア著/浅倉久志訳/カバーイラスト:片山若子/ハヤカワ文庫) 『リリアン卿――黒弥撒』(ジャック・ダデルスワル=フェルサン著/大野露井訳/装丁:柳川貴代/国書刊行会) 『骸骨 ジェローム・K・ジェローム幻想奇譚』(ジェローム・K・ジェローム著/中野善夫訳/装丁:岡本洋平/国書刊行会) 『ハイ・ライズ』(J・G・バラード著/村上博基訳/創元SF文庫) 『旱魃世界』(J・G・バラード著/山田和子訳/牧眞司解説/カバーディレクション&デザイン:岩郷重力+R.F/創元SF文庫) 『ウィトゲンシュタインの愛人』(デイヴィッド・マークソン著/木原善彦訳/装幀:アルビレオ/装画:ケッソクヒデキ/国書刊行会) 『スキャナー・ダークリー』(フィリップ・K・ディック著/浅倉久志訳/扉デザイン:土井宏明(ポジトロン)/ハヤカワ文庫/Kindle版) 『耄碌寸前』(森於菟著/池内紀解説/みすず書房) 『時の子供たち 上下巻』(エイドリアン・チャイコフスキー著/内田昌之訳/竹書房文庫/Kindle版) 『クララとお日さま』(カズオ・イシグロ著/土屋政雄訳/早川書房/Kindle版) 『純潔』(嶽本野ばら著/造本:松田行正+日向麻梨子/新潮社) 『シシリエンヌ』(嶽本野ばら著/新潮社/Kindle版) 『プロジェクト・ヘイル・メアリー 上下巻』(アンディ・ウィアー著/小野田和子訳/早川書房) 『異形の愛』(キャサリン・ダン著/柳下毅一郎訳/装丁:木庭貴信+岩本萌(オクターヴ)/河出書房新社) 『葉書でドナルド・エヴァンズに』(平出隆著/三松幸雄解説著者目録/デザイン:菊地信義+水戸部功/講談社文芸文庫) 『詩歌探偵フラヌール』(高原英里著/装幀:名久井直子/装画:カワグチタクヤ/帯文:梅﨑実奈/河出書房新社) 『日々のきのこ』(高原英理著/帯文:岸本佐知子/名久井直子装丁/ヒグチユウコ装画/河出書房新社) 『幾度目かの最期』(久坂葉子著/青空文庫/Kindle版) 『ボダ子』(赤松利市著/新潮文庫/Kindle版) 『喜べ、幸いなる魂よ』(佐藤亜紀著/綿引明浩装画/國枝達也装丁/角川書店) 『どちらでもいい』(アゴタ・クリストフ著/カバーオブジェ:勝本みつる/カバーデザイン:ハヤカワ・デザイン/ハヤカワepi文庫) 『夜中に犬に起こった奇妙な事件』(マーク・ハッドン著/小尾芙佐訳/装幀:服部一成/ハヤカワepi文庫) 『氷』(アンナ・カヴァン著/山田和子訳/川上弘美解説/カバーデザイン水戸部功/ちくま文庫) 『懐中時計』(小沼丹著/秋山駿解説/作家案内、著書目録:中村明/デザイン:菊地信義/講談社文芸文庫) 『後藤明生・電子書籍コレクション 行方不明』(後藤明生著/アーリーバード・ブックス/Kindle版) 『私は幽霊を見ない』(藤野可織著/朝吹真理子解説/カバー絵:Angela Deane/カバーデザイン:大原由衣/角川文庫/Kindle版) 『百鬼園戦後日記(全三巻合本)』(内田百閒著/巻末エッセイ:谷中安規、高原四郎、平山三郎、中村武志/解説:佐伯泰英/カバー画:山髙登/カバー図版:内田百閒戦後日記(岡山県郷土文化財団所蔵)/カバーデザイン:中央公論新社デザイン室/中公文庫/Kindle版) 『木になった亜沙』(今村夏子著/装画:木原未沙紀/装丁:野中深雪/文藝春秋) 『小島』(小山田浩子著/新潮社/Kindle版) 『死ぬまでに行きたい海』(岸本佐知子著/岸本佐知子写真/装幀:宮古美智代/スイッチ・パブリッシング) 『少年』(谷崎潤一郎著/青空文庫/Kindle版) 『外套』(ニコライ・ゴーゴリ著/平井肇訳/青空文庫/Kindle版) 『鳳仙花』(川崎長太郎著/講談社文芸文庫/Kindle版)
《その他》 『寄生生物の果てしなき進化』(トゥオマス・アイヴェロ著/セルボ貴子訳/倉持利明解説/草思社/Kindle版) 『「ネコひねり問題」を超一流の科学者たちが全力で考えてみた――「ネコの空中立ち直り反射」という驚くべき謎に迫る』(グレゴリー・J・グバー著/水谷淳訳/装丁:寄藤文平+古屋郁美(文平銀座)/Kindle版) 『みんなが手話で話した島』(ノーラ・エレン・グロース著/佐野正信訳/澁谷智子解説/はじめに:ジョン・W・M・ホワイティング/ハヤカワ文庫NF) 『スピルオーバー——ウイルスはなぜ動物からヒトへ飛び移るのか』(デビッド・クアメン著/甘糟智子訳/装丁:間村俊一/明石書店) 『新・動物記4 夜のイチジクの木の上で─フルーツ好きの食肉類シベット』(中林雅著/新・動物記シリーズ編集:黒田末壽、西江仁徳/ブックデザイン・装画:森華/京都大学学術出版会) 『共立スマートセレクション5 オーストラリア���荒野によみがえる原始生命』(杉谷健一郎著/コーディネーター:掛川武/共立出版/Kindle版) 『共立スマートセレクション10 美の起源 ─アートの行動生物学』(渡辺茂著/コーディネーター:長谷川寿一/共立出版/Kindle版) 『共立スマートセレクション16 ベクションとは何だ!?』(妹尾武治著/コーディネーター:鈴木宏昭/共立出版/Kindle版) 『世界を変えた建築構造の物語』(ロマ・アグラワル著/牧尾晴喜訳/装幀者:トサカデザイン(戸倉巌、小酒保子)/草思社/Kindle版) 『宇宙創成 上下 合本版』(サイモン・シン/青木薫/新潮文庫/Kindle版) 『岩波科学ライブラリー310 食虫植物─進化の迷宮をゆく』(福島健児著/カバーイラスト・一部図版:安斉俊/岩波書店) 『銀河の死なない子供たちへ 上下巻』(施川ユウキ著/カバー・本文デザイン:セキネシンイチ制作室/電撃コミックス NEXT/KADOKAWA)
この一年間で複数の著作物を読了(著者名/冊数) 後藤明生/25 西村賢太/8 フィリップ・K・ディック/7 川崎長太郎/6 小沼丹/6 嶽本野ばら/6 藤野可織/6 今村夏子/6 橋本治/5 J・G・バラード/4 岸本佐知子/4 内田百閒/4 小山田浩子/3
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Were there any Ishin Shishi that escaped the Ikedaya Incident from the Shinsengumi?
About 40 Ishin Shishi were in Ikedaya, 8 died in battle, 23 were arrested and the rest escaped (source)
Two of them survived by hiding in a bathtub
Important Ishin Shishi attacked in the Ikedaya Incident
Miyabe Teizo (宮部鼎蔵) (Higo Domain. Seppuku at Ikedaya)
Kitazoe Kichima (北添佶摩) (Tosa Domain. Seppuku at Ikedaya. Famous for falling down the stairs in Shimozawa Kan’s fiction)
Fuchigami Ikutaro (淵上郁太郎) (Kurume Domain. Escaped)
Otaka Matajiro (大高又次郎) (Hayashida Domain. Died in battle at Ikedaya)
Ishikawa Junjiro (石川潤次郎) (Tosa Domain. Died in battle at Ikedaya)
Matsuda Jusuke (松田重助) (Higo Domain. Died in battle at Ikedaya)
Ito Hironaga (伊藤弘長) (Tosa Domain. Died in battle at Ikedaya)
Fukuoka Yujiro (福岡祐次郎) (Iyo Matsuyama Domain. Died in battle at Ikedaya)
Masayuki Ochi (越智正之) (Tosa Domain. Died in battle at Ikedaya)
Hirooka Namihide (広岡浪秀) (Choshu Domain priest. Died in battle at Ikedaya)
Yoshida Toshimaro (吉田稔麿) (Choshu Domain. After escaping, he committed seppuku.)
Mochizuki Kemyata (望月亀弥太) (Tosa Domain. Seppuku after escaping)
Sugiyama Matsusuke (杉山松助) (Choshu Domain. Escaped, but was cut down by an Aizu Domain soldier and later died)
Noroiyama Gokichiro (野老山吾吉郎) (Tosa Domain. Escaped after the battle. He relied on Itakura Keido (板倉槐堂), a Confucian scholar, and later committed seppuku at the Choshu Domain residence.)
Fujisaki Hachiro (藤崎八郎) (Tosa Domain. Seppuku after being wounded at Sanjo Kobashi Bridge, or was sent to the Tosa Domain’s residence in Osaka, where he died.)
Omiya Masa (近江屋まさ) (Omiya proprietress (age 42), killed at Omiya. Also named "Fusa")
Sakai Kinzaburo (酒井金三郎) (Chofu Domain. Killed on the road)
Uchiyama Tarouemon (内山太郎右衛門) (a lower-ranked vassal (mukyutsugumi) from the Choshu Domain. Captured and executed on July 20 (August 21))
Saeki Ryokeio (佐伯稜威雄) (a Shinto priest of the Choshu Domain, captured and executed on June 4, 1865 (July 26, 1865))
Sato Ichiro (佐藤一郎) (Choshu Domain Kyoto Residence official. Captured and executed on July 20 (August 21, 1865))
Yamada Toranosuke (山田虎之助) (a lower-ranked vassal (mukyutsugumi) of the Choshu domain. He escaped at first. Later captured)
Otaka Chubei (大高忠兵衛) (from the Hayashida Domain, younger brother of Otaka Matajiro. Escaped at first. Later captured and died in prison on July 4 (August 5))
Kitamura Zenkichi  (北村善吉) (a follower of Otaka Matajiro. He was wounded by a spear, but escaped to the riverside from behind Ikedaya and hid in a boathouse waiting to be saved.)
Seo Kojuro (瀬尾幸十郎) (captured)
Ando Tetsuma (安藤鉄馬) (captured, but escaped)
Sawai Obinata (沢井帯刀) (captured)
Ohnaka Shozen (大中主膳) (captured)
Mori Kazue (森主計) (Kyoto, captured)
Nishikawa Kozo (西川耕造) (Kyoto. He was captured 10 days later and died in prison on February 11, 1865 (March 8, 1865))
Kimura Jingoro (木村甚五郎) (Kyoto. Mistaken for Kusaka Genzui (久坂玄瑞) and captured)
Imai Saburoemon (今井三郎右衛門) (Toyooka Domain (age 46). Captured and executed)
Murakami Shunpei (村上俊平) (from Ueno Sagoi County. Captured and executed)
Kawada Sakuma (河田佐久馬) (Inshu. Escaped)
Takagi Motoemon (高木元右衛門) (Higo Domain. Escaped and fled to the Choshu domain residence)
Miyabe Haruzo (宮部春蔵) (Higo Domain. Miyabe Teizo's younger brother. Escaped to Choshu domain)
A certain Iwasa (岩佐某) (Tamba. He hid in a bathtub at Ikedaya and survived.)
Ariyoshi Kumajiro (有吉熊次郎) (Choshu domain. Escaped to Choshu domain residence)
Osawa Ippei (大沢逸平) (Choshu domain. Survived by hiding in a bathtub at Ikedaya and escaped to the Choshu domain residence)
Matsuyama Ryozo (松山良造) (Echigo Domain. Cousin of Matsuyama Takakichi (松山高吉), also a former Shinsengumi. Escaped)
Tanaka Chokuro (田中長九郎) (Kyoto. Captured)
Yoshida Goro (吉田五郎) (Echizen Domain. Captured)
Nagumo Heima (南雲平馬) (from Numata Village, Tone County, Ueno. Captured)
Masafumi Kunishige (国重正文) (Choshu Domain. Escaped)
Nishikori Yonosuke (錦織有無之助) (Owari Domain. He escaped from the south side of the second floor and fled to the Mito clan's residence, but was driven out, captured, and executed.)
Civilians arrested in the Ikedaya Incident
Irie Sohei (入江惣兵衛) (Ikedaya owner. Died in prison)
Irie Hikosuke (入江彦助) (younger brother of Sobei)
Omiya Ubei (近江屋宇兵衛) (Owner of Omiya)
Omiya Kin (近江屋きん) (worked at Omiya)
Omiya Toki (近江屋とき) (worked at Omiya)
Izumiya Shigesuke (和泉屋重助) (owner of Izumiya. Executed)
Kojiro (幸次郎) (Izumiya's assistant. Executed)
Tambaya Jirobei (丹波屋次郎兵衛) (Owner of Tambaya. Executed)
Tanbaya Mansuke (丹波屋万助) (Son of Jirobei. Executed)
Matsushita Kisaburo (松下喜三郎) (townsfolk)
Kichibei (吉兵衛) (townsfolk)
Yusuke (勇助) (gatekeeper of the Choshu Domain residence)
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honyakusho · 5 days
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2024年4月23日に発売予定の翻訳書
4月23日(火)には21点の翻訳書が発売予定です。 早川書房から文庫判を含め7点、白水社から4点です。
マニフェスト 政治の詩学
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エドゥアール・グリッサン/著 パトリック・シャモワゾー/著 中村隆之/翻訳
以文社
デーファ劇映画大事典(上巻・下巻)
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F. B.ハーベル/著 山根恵子/監修・編集 伊藤直子/翻訳 大谷美奈/翻訳 永畑紗織/翻訳 松浦恵美子/翻訳 矢内満子/翻訳 池田久代/翻訳
鳥影社
チョコレートの王さま
宮坂宏美/翻訳 マイケル・レーベンサール/著 ラウラ・カタラン/イラスト
あかつき教育図書
中国の色彩
紅糖美学/著 金子典正/翻訳
マール社
「科学的に正しい」とは何か
リー・マッキンタイア/著 網谷祐一/監修 高崎拓哉/翻訳
ニュートンプレス
レーニンの墓(上)
デイヴィッド・レムニック/著 三浦元博/翻訳
白水社
レーニンの墓(下)
デイヴィッド・レムニック/著 三浦元博/翻訳
白水社
沈黙の山嶺(上)
ウェイド・デイヴィス/著 秋元由紀/翻訳
白水社
沈黙の山嶺(下)
ウェイド・デイヴィス/著 秋元由紀/翻訳
白水社
中世の騎士の日常生活
マイケル・プレストウィッチ/著 大槻敦子/翻訳
原書房
俳句 ウクライナから日本へ 297歩
ウラディスラワ シモノワ/著 朧潤/編集 NPO法人日本ウクライナ友好協会KRAINARY/翻訳
歴史探訪社
世界一ひらめく! 算数&数学の大図鑑
アンナ・ウェルトマン/著 ポール・ボストン/イラスト 小林玲子/翻訳
河出書房新社
カブール、最悪の13日間
モハメッド・ビダ/著 岩坂悦子/翻訳
早川書房
三体2 黒暗森林 上
劉慈欣/著 大森望/翻訳 立原透耶/翻訳 上原かおり/翻訳 泊功/翻訳
早川書房
三体2 黒暗森林 下
死を【弄/もてあそ】ぶ少年
ネイサン・オーツ/著 山田佳世/翻訳
早川書房
絶海
デイヴィッド・グラン/著 倉田真木/翻訳
早川書房
時の目撃者
エルンスト・ヴルチェク/著 工藤稜/イラスト 嶋田洋一/翻訳
早川書房
川が流れるように
シェリー・リード/著 桑原洋子/翻訳
早川書房
第二のオスマン帝国
バーキー テズジャン/著 前田弘毅/翻訳 佐々木紳/翻訳
山川出版社
クララ
ヌリア・ロカ・グラネル/著 喜多延鷹/翻訳
彩流社
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slag0000 · 2 months
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3月以降の予定。2月は、数はそれなりながら妙に濃いライブが続き、印象的な月になりました。3月以降もいろいろと楽しみなものが続きます。まずはソロから。 ◇2024◇
●3/1(fri) Naoyasu Takahashi electric bass solo @ 江古田 Cafe Flying Teapot 高橋直康(b) https://slag0000.tumblr.com/post/738219878266421248/
●3/2(sat) TEN JAM @ 阿佐ヶ谷 天 森順治(reeds) 多田葉子(reeds) 高橋直康(b) 山田邦喜(dr) w/ アカノシバヒト(sax, etc) tani(g) 佐伯武昇(tb, etc) 河本隆弘(dr) https://slag0000.tumblr.com/post/740306892401803264/
●3/15(fri) ZOZOZEZE @ 江古田 Cafe Flying Teapot 高橋直康(b) 藤ヨシア(b) 小川新(dr) https://slag0000.tumblr.com/post/739470193719459840/
●3/21(thu) Itsuro1×2_6+Topological @ 三軒茶屋 Heaven’s Door Itsuro1×2_6(vo, key) 高橋直康(b) 堀口隆司(dr) w/ おくずみよしたか, World Wide Size, BROCANTE, 川サキ×嗚咽民 https://slag0000.tumblr.com/post/743458244714987520/
●3/27(wed) KEEP THE BASTARD HONEST @ 江古田 Cafe Flying Teapot Yann Joussein(dr) 秋山徹次(g) 高橋直康(b) https://slag0000.tumblr.com/post/742464018766315520/
●3/30(sat) Itsuro1×2_6+Topological @ 阿佐ヶ谷 天 “TEN CHAOS” Itsuro1×2_6(vo, key) 高橋直康(b) 堀口隆司(dr) w/ Aural Fit, ZO-KI, 宮本隆(b)+山沢輝人(sax, fl) duo https://slag0000.tumblr.com/post/743396193885978624/
●4/6(sat) electric bass solo with liquid light @ 江古田 Cafe Flying Teapot 高橋直康(b) 浅井永久+堀口隆司(liquid light) https://slag0000.tumblr.com/post/738934092634144768/
●4/7(sun) TEN JAM @ 阿佐ヶ谷 天 naco(electronics) 高橋直康(b) 林哲也(g) 三科律子(dr) 山田邦喜(dr) and more...
●4/21(sun) VARRISPEEDS @ 早稲田 RiNen “SKRIPT Vol.13” w/ 俺はこんなもんじゃない, CxGx, TERRO TERRO https://slag0000.tumblr.com/post/742655264992395264/
●4/23(tue) 古川中鉢高橋木村 @ 国分寺 Art×Jazz M’s 古川忠幸(sax) 中鉢洋夫(g) 高橋直康(b) 木村由(dance) https://slag0000.tumblr.com/post/739470809701253120/
●4/25(thu) FLYING JAM @ 江古田 Cafe Flying Teapot Akio Jeimus(dr) 山田邦喜(dr) naco(electronics) 高橋直康(b) with 坂出雅海(electric bass/ヒカシュー) https://slag0000.tumblr.com/post/741499863759486976/
●4/30(tue) ??? @ 阿佐ヶ谷 天 TBA…
●5/4(sat) Naoyasu Takahashi electric bass solo @ 江古田 Cafe Flying Teapot 高橋直康(b) https://slag0000.tumblr.com/post/741757902570815488/
●5/19(sun) Multitrack recording in public @ 江古田 Cafe Flying Teapot 山崎正明(g) 高橋直康(b) 石川寧(tp) https://slag0000.tumblr.com/post/742013868887474176/
●5/23(thu) Q根たちの競宴 vol.6 @ 成城学園前 アトリエ第Q藝術 TBA…
●6/15(sat) OTZIER GODOT JAM @ 江古田 Cafe Flying Teapot Otzir Godot(dr) 山田邦喜(dr) 高橋直康(b) 村井千枝(dance) Lei Abe(voice) and more...
●7/14(sun) FLYING JAM @ 江古田 Cafe Flying Teapot Libia Bosker(dance) 村井千枝(dance) naco(electronics) 高橋直康(b) 山田邦喜(dr) https://slag0000.tumblr.com/post/743371775508873216/
●7/20(sat) ??? @ 江古田 Cafe Flying Teapot TBA…
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moja-co · 3 months
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バイデン当選直後の2020年12月、筆者は『バイデン大統領は世界を破滅させる』という著作を上梓した。この予測は不幸にも的中した
「宮崎正弘の国際情勢解題」 令和六年(2024)2月3日(土曜日)通巻第8115号  
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ari0921 · 1 month
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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和六年(2024)3月22日(金曜日)
    通巻第8186号 
【書評】
ラピダスの2ナノ半導体は、「できっこない」のか
  経済安全保障のアングルに特化、日本再生を展望する『元気の出る本』
平井宏治『新半導体戦争』(ワック)
************************
 半導体戦争は米国vs中国がメインの戦場だが、半導体世界一は台湾のTSMC、韓国のサムスンとSKハイニックスであり、米国のインテルは後塵を拝している。だからバイデン政権はインテルに破格の195億ドルを支援し、捲土重来を期す。
 アップルの新型iPhoneは3ナノ半導体を搭載している。すでに3ナノを量産するTSMCは次世代最先端の1・4ナノ開発センターを台湾に開設した。エヌビディアは新型半導体を発表し斯界の度肝を抜いた。
 米国勢は頭脳部分の基本設計とルールを先に決めるのが得意だが、ものつくりはじつに下手くそ。そのくせ賃金が高いから、競争では負ける。インテルの優位回復は難儀するのではないか。
 さてバイデン政権は対中政策を厳格にすると言いながら、最高機密はどんどん中国の盗まれており『ザル法』と化している。そのうえ米国の半導体業界はバイデンの対中政策に反対しているから話はややこしい。
 評者(宮崎)も拙著『半導体戦争』(宝島社)で指摘しておいたが、半導体はもはや『産業のコメ』ではなく、『戦略物資』であり次世代の武器ならびに兵器システム、とくに兵士ロボットに用いられる。イラク戦争でピンポイント攻撃の制度が挙がったが、これから根本的に戦争形態が変わるのである。
 1980年代に日本は世界半導体市場の80%を占めていた。その頃、TSMCは誕生もしていなかった。
 それが様変わり、日本は先端の半導体競争ではるか後方にあって、もはや再生は不可能、絶望的と言われていた。
 ラピダスが挑む2ナノは2027年量産開始予定だが、現実の日本の半導体は40ナノ程度の生産しか出来ない。その格差は九世代、台湾系エヌビィディアのCPUには十世代の開きがある。つまり、9から10の「周回遅れ」である。
 そのうえ、第二の敗戦が重なり、「喪われた三十年」の間に半導体の技術者が日本から払底していた。優秀なエンジニアは外国企業に移籍した。
 TSMCには適わないと鬱々としていた。それが日本の半導体業界の空気だった。
「ラピダスが2ナノを2027年につくる」と宣言するや、「できっこない」の大合唱が日本のビジネスジャーナリズムを覆い尽くした。筆者の平井氏もいささか懐疑的である。
 たしかに2ナノ実現は「困難である」。しかし日本はこの目標を達成しなければならないのである。
 嘗て日米半導体協定で日本を潰したのはアメリカである。
 そのアメリカが「心変わり」。いきなり2ナノ半導体開発を日本に奨め、ラピダスに全面協力となった背景がある。IBMがラピダスを支援する態勢が急速に組まれ、突然、日本政府は9200億円の補助金を供与するまでになった。
 これは戦後GHQが日本を非武装の三流農業国家として落とし込んできた占領政策を百八十度変えて、武装と産業復活を推奨し始めたこととに似ている。この基軸の転換の直接動機は朝鮮戦争だった。
 半導体戦争で対日戦略をがらりと一変させたのは、まさに朝鮮戦争のケースと似ている。
 すなわち平井宏治氏が指摘するように「米国は中国を『競争相手』と位置づけるが、中国は米国を『超限戦』の対象、『闘争相手』」なのである。
 米国は中国に新技術を渡さないと決意し、ものつくりは『カントリーリスクの高い』台湾、韓国より日本がふさわしいという政治判断に至ったのだ。
 なぜか。
ファーウェイの新製品に7ナノ半導体が使われていたが、これはADSLのエンジニアが機密データを中国に渡したこと、韓国、台湾からスカウトされて技術者たちが協力し、当該半導体は流通の「抜け穴」を通じて中国のSMICに漏れたからだ。
 本書はつぎに中国にのめり込んでにっちもさっちもいかなくなったSBG(ソフトバンクグループ)と中国に売り上げの半分を依存する村田製作所の危ない体質に危険信号を発している。
 また中国に甘いドイツですら、中国国防七校からの留学生を閉め出し始めた。オランダもそうしているが、日本はノーテンキに受け入れ続けている。アメリカは「中国人とみたらスパイと想え」という認識で留学生受けいれを厳格にしており、大学留学も一年ごとにヴィザの切り替えをさせている。
平和惚けの日本は自衛隊基地の近くに土地や不動産を中国人が購入しても放置してきた。国家安全保障という概念が欠落しているからだ。
 次の指摘も重要だろう
 「日本の経済安全保障推進法にある四つの重要事項、(1)重要物資の安定的な供給確保、(2)基幹インフラの安定提供、(3)先端的重要技術の開発を支援、(4)特許出願の非公開条項である。これらを基盤とした「セキュリティクリアランス制度」は、これすべて「半導体産業に関連する」のである。
 平井氏は経済安全保障のアングルに絞り込んで、状況を分析しつつ、「眠れる半導体大国」の日本が再生するために何を為すべきかを具体的に述べる。理由
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kennak · 1 year
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石破茂 下村博文 高木宏壽 山本ともひろ <衆議院> 逢沢一郎 赤澤亮正 東国幹 池田佳隆  石橋林太郎 石原宏高 石原正敬 伊東良孝 稲田朋美 井林辰憲 井原巧 大岡敏孝 尾崎正直※ 小田原潔 鬼木誠 菅家一郎 神田憲次 北村誠吾 工藤彰三 熊田裕通 國場幸之助 小寺裕雄 小林茂樹 小林鷹之 小林史明 坂井学 佐々木紀 柴山昌彦 島尻安伊子 鈴木馨祐 関芳弘 高木宏壽 高鳥修一※ 高見康裕 武田良太 武村展英 谷川とむ 田野瀬太道 田畑裕明 塚田一郎 土田慎 土井亨 中川貴元 中川郁子 中曽根康隆 中西健治 中根一幸 中野英幸 中村裕之 中山展宏 西野太亮 萩生田光一 鳩山二郎 平井卓也 深澤陽一 古川康 細田健一 宮内秀樹 宮崎政久※ 宮澤博行 務台俊介 宗清皇一 村井英樹 盛山正仁 保岡宏武 柳本顕 山際大志郎 山田賢司 山本ともひろ 若林健太 ※「崎」は「たつさき」※「高」は「はしごだか」 逢沢一郎 上杉謙太郎 木村次郎 柴山昌彦 萩生田光一 穂坂泰 青山周平 池田佳隆 伊藤信太郎 伊東良孝 井上信治 上野賢一郎 大岡敏孝 奥野信亮 小田原潔 鬼木誠 加藤勝信 神田憲次 木村次郎 高木啓 高木宏壽 武田良太 田畑裕明 寺田稔 中川郁子 萩生田光一 平井卓也 平沢勝栄 松本洋平 岸信夫 木村次郎 熊田裕通 斎藤洋明 坂井学 高鳥修一※ 田畑裕明 田野瀬太道 中川貴元 中村裕之 深澤陽一 萩生田光一 星野剛士 若林健太 ※「高」は「はしごだか」 斎藤洋明 <参議院> 青木一彦 生稲晃子 石井浩郎 井上義行 猪口邦子 上野通子 臼井正一 江島潔  加田裕之 加藤明良 北村経夫 古賀友一郎 こやり隆史 櫻井充 佐藤啓 高橋克法 豊田俊郎 永井学 船橋利実 星北斗 舞立昇治 三宅伸吾 森屋宏 山本順三 若林洋平 渡辺猛之 赤澤亮正 甘利明 石破茂 伊東良孝 大岡敏孝 小田原潔 北村誠吾 木原稔 佐々木紀 谷川とむ 中谷真一 中山展宏 古川康 宮澤博行 務台俊介 山際大志郎 義家弘介 井上義行 猪口邦子 衛藤晟一 磯崎仁彦※ 井上義行 三宅伸吾 森まさこ ※「崎」は「たつさき」 上野通子 北村経夫 こやり隆史 船橋利実 井上義行
自民“旧統一教会と接点の国会議員は179人”うち121人氏名公表 | NHK | 旧統一教会
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ari0921 · 2 months
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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和六年(2024)3月3日(日曜日)弐
   通巻第8159号
 ディズニーが反WOKEに懲りて、こんどは反日ロゴを制作
  日本なら抗議なんぞないと高をくくったに違いない
*************************
 ディズニーは人魚姫を黒人女性に仕立て直し、映画の中味がおかしいと保守の人々から抗議の声が相次ぎ、フロリダ州はデサンティス知事が、ディズニーワールドへの特典措置を全部やめた。それまでは税の減免などの措置が取られていた。フロリダ州の景気浮揚にも結びついたからだ。
 
 反WOKEでは家族連れの客足が顕著に激減し、株価は半値に暴落、左翼的な広告を出稿し、取締役におさまっていた左翼活動家はディズニーから追われた。
 そこでディズニーは何を思ったか、日本の国旗をぼろぼろに描いて、中国を救った擬装ボランティアのアメリカ人パイロットの「フライングタイガー」の正統性をアピールするロゴを作った。
 原爆投下は終戦を早めるためなどと出鱈目に論理をでっち上げ、京都を爆撃しなかったのは日本の伝統文化を守るためだったトカ、じつに好い加減な論法で日本人の所為にすればよいとばかりに、そのやり口は見え透いているが、こんどはどうだろう?
 日本人は沈黙を守るだろうか?
 舞浜のディズニーの入り口で抗議集会とか国民の声がどこかで上がりそうな気がする。
(そのデザインは下記サイトにあります)
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ari0921 · 1 month
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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和六年(2024)3月16日(土曜日)
    通巻第8177号 
 捏造数字の一人歩きは戦争の情報操作の定石である
  ハマスの犠牲者数は偽造とペンシルバニア大学教授が実証
*************************
ガザ地区の使者は「三万人以上」。この内の「70%が女子供」と報道されている。
世界の同情があつまり、イスラエルの残酷生を非難する。また米国は、この数字をバイデンもオースチン国防長官も追認しているため、西側のメディアは裏付けも取らずに報じていることになる。民主党上院院内総務は「ネタニヤフ対陣が望ましい」と言い出した。
思い出されたい。南京「大虐殺」、アゥシェビッツ、パターンetc。。。捏造された数字が一人歩きした。しかしこれは戦争におけるプロパガンダ戦争の定石である。
不都合な真実は絶対に報道したり、認めたりしないから日本人が虐殺された通州事件も通化事件も頬被りする。それどころか日本の教科書がこんな甚大な被害を受けた日本人の惨劇を書かないのだ。
米国が中国国民党ですら知らなかった「南京」を『ジャーナリスト』やら『牧師』の肩書きを持たせた事実上のスパイに出鱈目を書かせた。米国は広島、長崎、そして日本の五十都市への無差別攻撃(死者は30万人を超える)への批判をかわすために、日本軍の残虐をでっち上げる必要があった。それで南京を、架空の数字を20万としたが、それでも足りないので30万として、便乗した中国は『記念館』をつくり国民を洗脳した。ピクニックと替わらず途中珈琲ブレークもあったパターン行進を「死の行進」と作り替えた。
ハマスが毎日発表するガザ地区の犠牲者数は「捏造だ」と米ペンシルバニア大学教授が実証した。ペンシルバニア大学ウォートン校(MBAでは世界一)で、データサイエンスを教えるアブラハム・ワイナー教授は「ハマスは毎日の死者を250名プラスマイナス15%と恣意的に決めており、また犠牲の70%を女子供とするなど、毎日の発表基準としているようだ」と述べた。
 直近の報道例。「(3月15日)ガザの保健当局は15日、支援物資を待つパレスチナ人がイスラエル軍の攻撃を受け、20人が死亡、155人が負傷したと発表した。イスラエル軍報道官は「報道は正しくない」と否定した」。
 つまり、ガザの発表数字を毎回イスラエルは否定しているのである。
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ari0921 · 2 months
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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和六年(2024)3月9日(土曜日)弐
   通巻第8170号
 米議会下院、TIKTOK禁止法案を可決
   EU委員会はアップルに20億ドル、メタに13億ドルの罰金
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 2024年3月7日、米下院エネルギー・商業委員会は「TikTokの米国内での利用を禁止する法案を全会一致で可決した。
この委員会可決は最終決定ではなく、本会議で審議されるため、まだ先行きが決定的になったとは言えないが、親会社バイトダンスにとっては衝撃だろう。
TIKTOKの利用者は全米で1億5000万人以上あり、モンタナ州では、利用禁止法が成立している。違反者には1万ドルの罰金が課せられる。TIKTOKのCEOはすでに二度、議会証言に喚問されているが、ロビィストを雇用して議会工作を進めてきた。また議会にはTIKTOK禁止法など「とんでもない」と利用者から抗議の電話が集中したとの報道もある。
 下院の「中国問題特別委員会」(ギャラガー委員長)ら超党派の議員団が「TIKTOKの親会社=北京字節跳動科技(バイトダンス)は共産党の管理下にあり、米国の安全保障にとって深刻な脅威だ」と指摘していた。
 TIKTOKは中国で6億人、インドでも1億2000万人が利用している。日本でも2700万人がユーザーという統計があり、若者が熱中していることが分かる。
 ヨーロッパでは米国のハイテク大手に厳しい制限をかける措置が連続している。なにしろEU委員会とういう官僚機構は奇怪な法律をつくる可笑しな集団である。
 アップルはEU委員会から独禁法違反を問われ、20億ドルの罰金を課された。2020年4月から独禁法違反の捜査がはじまり、65回もの聴き取り調査の挙げ句、EU委員会のマサレト・ベストタガーが発表した。具体的にはスウエェーデンの企業と音楽ストリーミングに関して争っていた。
 2023年にメタはデータプライバシー侵害として13億ドルの罰金を課せられた。米企業側にとって言いがかりという感覚で、トランプが四つの裁判で起訴されているが、いずれも法理論的に無理筋で、選挙妨害の嫌がらせと同様な感覚で捉えているようだ。
 ブリュッセルは、新たな法的手段を用いて最大手のテクノロジー企業の行動変容を強制し、中有小企業の活躍できるオンライン分野を創出するのだと大義名分を掲げた。
EUの「デジタル市場法」はアップル、アマゾン、グーグル(親会社のアルファベット)そしてTIKTOK、メタ、マイクロソフトの六社が「やるべきこと、してはいけないこと」のリストを導入する。「私たちは、行動を変えることが目的である」とEU委員会は言う。
 専門筋は「大手ハイテク企業にこれらの新しい規則を遵守させるのは大変だろう」と先行きの大仕事を見ている。
 EU委員会は左翼、グローバリストの巣窟がエリート顔してあつまるところでブラッセル本部はベルギー国民からは評判がたいそう悪い。なにをしているかと言えば、無駄な報告書を起草し、昼はワインで議論し、結局は誰も読まないレトリックの長文の作文が得意である。それを議決するEU議会もダボス会議のように左翼に蝕まれている。フランスで、ワインを飲みながら革命を語るサロンに偽知識人があつまったが、かれらを「サロンマルキスト」と言った。あれと同じ、ヨーロッパ文明の復興というシナリオは考えにくい。
 このEU委員会の「次の標的」はXと言われている。
罰金を巨額にして、EUはメタ、アマゾン、マイクロソフト、グーグルなども「デジタル市場法」違反だとしている。そんな法律を何時つくったのだ。
 この所為かどうか、フォーブス恒例の「世界大富豪500」ランキングで、イーロン・マスクは首位の座をベゾスに明け渡した。ベゾスの個人資産は2000億ドル、マスクは1980億ドル。ちなみに三位はフェンディ、ルイビュトン、ディオール、ジバンシー、セリーヌなどのLVMHのCEOのベルナル・アルノー。
 財閥の評価は所有株式の時価だから株式の乱高下があれば順位は入れ替わる。マスク率いるテスラ株は年初来、3月7日までに24%の下落を示している。
 かつて財閥ランキングは持ち株より不動産の時価だったから、西武の堤義明が世界一となったこともあった。
 ともかく大手ハイテク企業、これまでの爆走にブレーキがかかった。
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ari0921 · 12 days
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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和六年(2024)4月17日(水曜日)
  通巻第8218号 <前日発行>
 納税者のみなさん、大切な税金を納税していない不法移民の福祉に使います
  バイデン政権の『人権』用語政策は、納税者の人権を無視していないか
*************************
 バイデン政権は、不法移民の福祉に3億ドルを使った。
 「納税者の皆さんの大切な税金で、納税しない不法移民へのサービスのために3億ドルを投じました。人権尊重のためです」と言外に述べていることになる。
3億ドルの助成金はシェルター・アンド・サービス・プログラム(SSP)を通じて提供される。 SSP は不法移民を支援するNGOや地方自治体などの非連邦団体に資金を提供している。すでに2億7,500万ドルが配分された。
不法移民に供与する住居(シェルター)、食料、交通手段、医療、衛生管理、施設改修、翻訳サービス、管理運営費などの費用だ。
 2023年度には不法移民福祉の組織や所謂「聖域都市」に7億8000万ドル以上が分配された。「聖域都市」とは言い得て妙。不法移民にとって『天国』のようなロサンゼルス、シカゴ、ニューオーリンズ、ニューヨーク市、サンフランシスコなどだ。
 逆にNYCから50万余(別統計で62万人)、カリフォルニアから57万余がテキサスなど安全な州へ移住した。
2021年10月から2024年3月までの間に遭遇した不法移民の総数は790万人を超えた。
 マイク・ジョンソン下院議長は「バイデン政権下で米国に入国した不法移民は1600万人近くになる」と違う数字を出している。「ジョー・バイデンが大統領となって以来、国境を広く開き始めた。すると暴力犯罪者やテロリストも混入していた」。
トランプ政権下で、米国に不法入国しようとして捕まったテロ監視リストの人数は11人だった。バイデン政権下ではこの数が351人に急増した。
ところがバイデンは2023年1月、キューバ人、ハイチ人、ニカラグア人、ベネズエラ人に2年間合法的に米国に居住し働く権利を与えた。
これは「人道的仮釈放」と呼ばれる。
これら4カ国から入国した40万4,000人以上が「人道的仮釈放」を認められた。
トランプ前大統領は「バイデンは史上最悪の大統領」と呼んだ。「バイデンの移民侵入で、私たちの偉大なアフリカ系アメリカ人やヒスパニック系アメリカ人コミュニティほど傷ついた人はいない。人々の仕事を奪い、多くの問題を引き起こした。わが国の社会保障システムは、不法移民によって破壊される。(こんな政策は)持続可能ではありません。バイデンは(われわれ納税者の)メディケアを犠牲にし、社会保障も犠牲にしている」と批判した。
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ari0921 · 4 months
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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和六年(2024)1月8日(月曜日)
    通巻第8084号 
書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 BOOKREVIEW 
 中国の資本、土地買収、爆買いを歓迎した浅はかな日本
  移民を促進する日本政府は頭がおかしくないのか
佐々木類『移民侵略  死に急ぐ日本』(ハート出版)
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 中国の「静かなる日本侵略」の現場に飛んで、積極的な取材を重ねる『突撃隊長』の佐々木類(前産経新聞論説副委員長)がシリーズの第六弾に挑んだ。
 日本支配を狙う中国共産党の尖兵が在日中国人、あるいは既に帰化した中国人工作員。その数、帰化人をのぞき76万人!
 すでに日本列島のあちこちに「中国人居住区」がある。もちろん、全員がスパイではなく、ごく少数だが日本に溶け込もうと汗を流す中国人も、佐々木氏はちゃんとインタビューして公平を期している。
偏見をもって中国人を見ているのではなく客観的に彼らを観察し、その背後にある中国の対日戦略を読み取ろうとする。
 沖縄の離島を購入した中国人女性がいた。
国家の研究機関に巣くう学術スパイがいる。日本国内に中国公安の闇警察がある。栃木県小山市には「中国農場」があって、横浜中華街には中国人経営の激安八百屋、埼玉県川口にチャイナ団地、列挙すればキリがないが、いまどうなっているか。スパイ中国人らはいま、いかなる陰謀を展開しているのか。
 また日本政府が推進してきた移民政策の間違い、外国人土地所有法改正、改正入管法の問題点などホットな問題のすべてを簡潔に要領よく解説される。
 それにしても、中国の資本、土地買収、爆買いを歓迎した日本人、中国からの移民を促進する日本政府は頭がおかしくないのか? 
 いま日本が相手にしているのは「共産党の意向がすべてに優先する国家レベルの反社会勢力」なのである。
 そうだ、かれらは「反社」である。
 賃金が安いからと行って深く考えることもなく中国と合弁を組んだら、当てが外れ、撤退しようにも税金だとか、労働条件とかの難癖をつけられ、「官僚主義的な小役人に窓口レベルで小突き回され、賄賂を要求された挙げ句に『身ぐるみ脱いで全部置いていけ』となる」のが落ち。
 無国籍におちいり、国家利益は顧みないメディアがグローバリズムを煽り、それを真に受けた軽佻浮薄の政治家は、なんと中国企業系列にパーティ券を買って貰っていた。チャイナの買弁政治家が目立つのは、こうしたカラクリがあった。
 外国人の土地所有規制は、大正時代に制定された「外国人土地法」の活用で切り抜けられる筈だったのだ。
しかし結果は「仏作って魂入れず」。
実効性を高める政令を制定せずに戦後のドサクサで廃止された。
 「ところがどっこい。これを補うかのような法律が戦後日本に存在している。昭和二十四年に制定された「外国人の財産取得に関する政令51号」では「外国人や外国資本による財産取得に関して制限をかけることが出来たのである」(65p)
 当該財産とは「土地、建物、工場、事業所、財産の賃借権、使用貸借の基づく借り主の権利、地上権、著作権」だった。
ところが、これも国会で審議されないまま昭和五十四年に廃止されていた。 
 移民については欧米の悲鳴を聞いた方が良い。
人道的見地から無制限に受け入れた結果、ドイツではゲルマン精神は破却され、婦女子が強姦されてもメディアは報道しない。フランスはフランス語の国ではなくなろうとしており、米国は犯罪が急増し、治安が極度に悪化した。移民反対が多数派の聲となった。
 移民促進派がリベラル、人道主義であり、移民に反対もしくは規制強化けを唱えると、排外主義、レイシストと批判されてきた。脳幹が左翼ウィルスの侵された結果である
 「客人を自宅に招くとする。土足で家に上がるのを許すのか。冷蔵庫を勝手に開けて中の食べ物を食べるのを許すのか。家のルールを守って貰うのは当たり前のことだ」(222p)
 しかし「中国系移民は、移住先で出身地や宗族単位で強い絆で結ばれた共同体をつくる。自分たちが住んだ場所が「中国である」とばかりに受けいれ国の慣習に関心を持たず、聞く耳を持とうとしない例もある」
 このまま日本は自死するのか、目覚めるのか、日本はその瀬戸際にあると佐々木氏は訴えるのである。
 そろそろトランプのように、あるいはオルバンのように、「移民を追い返せ」と主張する政治家がでてきてもよいのではないか。
 日本の深刻な状況をえぐったルポである。
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