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#ゆうべのブランデー
vk-ento · 1 year
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昨夜のブランデー クロード・シャトリエール・ナポレオン CLAUDE CHATELIER NAPOLEON 久しぶりのブランデー。 古酒らしいが、製造年のようなプリントがあり、2004年と意外にも新しいかも。 バニラと何か甘い物のような香りで、お味は円やかさもあると思います。 オン・ザ・ロックでグイッといけます。 #クロードシャトリエール #claudechatelier #brandy #whiskey #brandygram #cognac #Frenchbrandy #brandydefrance #ブランデー #オンザロック #ゆうべのブランデー #飲酒タグラム  #heritage #heritagedoublecask   #家飲み (Ibaraki, Osaka) https://www.instagram.com/p/Co3IZheyf9-/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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usamierina · 18 days
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Trip to Taiwan, April 2024 - Day 2: KAVALAN Distillery
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This trip, the main event of the second day, was a visit to the distillery of the internationally acclaimed KAVALAN whiskey.
この旅行の2日目のメインイベント、世界的に評価が高いウイスキー「KAVALAN」の蒸溜所、「金車噶瑪蘭威士忌酒廠」見学へ!
台北から、KAVALAN蒸溜所がある宜蘭(いーらん)へは、バスで約1時間の旅。前日にバスターミナルの場所はチェック済みだったので、スムーズに行けそうです。
▼宜蘭行きのバスは「葛瑪蘭汽車客運」(KML)という会社がサービス提供をしています。台北駅バスターミナルで、往復でNT$140(約700円)のバスチケットを購入。
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割引がきくので往復で買いましたが、台湾のSuica「悠遊カード」でも乗れるらしい。
▶︎10:00 台北駅バスターミナルから出発
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行きのバスは3列シートで、飛行機よりもリッチな座席w USB充電もできてめちゃくちゃ快適です。
▶︎11:00 宜蘭バスターミナル到着
宜蘭で有名な小籠包屋さん「正常鮮肉小籠湯包」でお昼ごはんを食べ、宜蘭駅でタクシーをピックしていざKAVALAN蒸溜所へ!
▶︎13:00 KAVALAN蒸溜所
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めちゃくちゃ広い!
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事前にOnlineで13:00からの日本語ツアーを予約していたので、12:55に見学棟の入口に集合。この日は10名くらいの日本の方と一緒に解説ツアーに参加しました。
\でかい/
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1号棟は2005年4月設立、その後ろの2号棟は2016年設立だったかな?1号棟の方に見学コースが作ってあります。
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▲蒸留棟の左側にそびえるモルトタンク。1号棟と2号棟それぞれにモルトが供給されるパイプがついているとのこと。
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▲入口。2005年のリリースから、世界的なウイスキーのコンペティションでも賞を取っていて、とても有名です。
(が、会社でその話してもみんな全然知らないんだよな...まだまだ知名度が低いのか、周りの人の酒知識が少ないのかどっちなんだろう...)
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入口に置いてある樽から滲み出ているウイスキーのタレ、「香り嗅いでみて」と言われたのでお試し。
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す、すごい...!濃厚なチョコレートやバニラのような香りがします。
見学ルートは、ウイスキーの原料と製造工程に沿って解説してもらうことができます。まずは原料になるモルト。
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▼モルトとピートモルト。ピートモルトはしっかりとピート(泥炭)の独特なスモーキーな香りがします。(実はこの香りが苦手な私...w)
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このモルトから麦汁を作り、酵母で一回発酵させます。
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そして、蒸留して、樽詰めして熟成するとウイスキー完成。
やはりウイスキーの命は「樽」なので、KAVALANでは4種類の樽を使っているとのこと。 左から ・Vinho Barrique(ポルトガルの白ワインの樽) ・Brandy Cask(フランスのブランデーの樽) ・Port Cask (ポルトガルのポートワインの樽) ・Bourbon Barrel(アメリカのバーボンの樽) それぞれに特徴が出るみたい。
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樽の作り方の解説だったり、
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内側の「焼き」を入れる(後から調べたら「チャーリング」というらしい)レベルによって香りや味わいが変わるという解説。KAVALANではミドルくらいの焼きにしているって言ってたかな。
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▲焦げ。蒸溜所のどっかのスペースではこのチャーリングも見学できるらしい(私はみてないけど)
樽の種類と熟成の経過時間によって、どんどん色付いていく様子も見ることができます。「新酒(New Make)」は透明なんですが、オロロソ(シェリー)やポートワインの樽で熟成したものは結構早い段階で色がつくのね。
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そして「Angel's Share」(=天使の分け前)と言われる、容量が減っていく様子。広島の桜尾蒸溜所でも、海からの暖かい風で結構減りが早いというのを教えていただいたのですが、さらに温暖な気候の台湾もこの減りが多いのかも。
ここからはいよいよ、実際に使われている機械があるスペースへ。
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▲「糖化」(麦汁の糖化・マッシング)の工程。  「ビールと同じ工程なんですが、ここではビールは作っていません。ウイスキーの原料になる���とビールと、何が違うかわかりますか?」というガイドさんの質問に、颯爽と手を挙げて 🐰「ホップです!」と答える私。(ビール脳...w)
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▲「蒸留」の工程。
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ポットスチルがたくさん並んでる〜〜〜かっこいい〜〜〜
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つやつやである。
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この形は「ポットスチル」という単式蒸留器。ウイスキーの蒸溜所といえばこれ。
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こっちに並んでるのはハイブリッド式(ポットスチルとカラムスチル(連続式蒸留機)が繋がっているタイプ)かな。
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萌えます。工場萌えます。かっこいい......!!!
そして最後にバレルハウス。樽の熟成庫ですね。
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KAVALANのバレルハウスは、すべて縦置き。縦に積んで、ぎっちりと紐で縛っている理由は、地震対策のためとのこと。広島の桜尾蒸溜所では、モルトウイスキーは横置きで、グレーンウイスキーは縦置きにしているとのことだったので、蒸溜所によってこだわりがあるのかもね。
バレルハウスはガラスの向こう側だったのにも関わらず、見学エリアまでものすごくウイスキーの香りが充満してた!酔っ払っちゃうくらいアルコール濃度の濃い空気で大満足でした。
▼この倉庫の中に、いったいいくら相当のウイスキーが保管されているんだろう...w
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ツアーに申し込まなくても、無料で見て回ることができるのですが、日本語ツアーに申し込んだからこそゆっくり説明いただけたので、とても良かったです。
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蒸溜所見学の後は、いよいよテイスティング!
【2024年4月 台北の旅】 ・Day 0 ・Day 1 └ 四海豆漿大王 └ 迪化街(油飯・蚵仔煎)&WANGTEA LAB └ Gin&Tonic Pa 2024 └ 寧夏夜市→六堆夥房 ・Day 2 └ KAVALAN Distillery👈THIS ・Day 3
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soratanet · 1 year
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2022.11.25 Friday
早起きして岐阜市へと。
10時半にこちらに到着。
「VAAT」
新しく出来たオサレなパン屋さんです。
メニューがクロワッサン、パンオショコラ、クイニーアマン、クロワッサンザマンド、パンドミのみ。
いいですね、この潔さ。
なので「ここからここまでください」と言えます。
(言ってないけど、ほぼ言ってるようなものではあった)
「行ってみたいな」と思ってたら
実はここに前にDDにいたともちゃんが働いてると知って
「それはぜひ行かなくては!」になって
ちょうどお休みがカブったあゆちゃんと行って来ました。
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最近よく一緒ですね。
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私は大きいサイズのカフェラテを。
一応テイクアウト専門で、でも買ったものを食べるベンチはあるので
袋をガサガサしてそこでいただきました。
私の好きな感じのクロワッサンだった!(好きだった「ぱぴ・ぱん」と似てる感じがした)
クイニーアマンもクロワッサン生地なのでそりゃ美味しい。
近くにあったら仕事前に来ちゃうよね~
(ということで近くにあったら確実に太ってしまうね~)
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で、お昼は気になっていたカレー屋さんへ。
私はチーズチキンカレー。
付け合わせの野菜たちもうれしい。
おいしかった~
しかしパン2個食べた後だったからかなりお腹いっぱいになった!(そりゃそうだ)
そこからは歩いて古本屋さんを覗いたり
教えてもらったお店でお菓子を買ったり
最後はお勧めしてもらった喫茶店へ。
ロケーションも最高で、入る前から期待しかない!
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アイリッシュコーヒーがおいしいよとお勧めされていたので
2人ともそれを頼みました。
お酒入ってるけど大丈夫?とマスターのおじいちゃんに心配される子供2人。笑
席に道具をセットして、目の前で入れてくれました。
(オーダー後に何かを泡立ててる音がしてたのはこの生クリームですね)
ザラメとブランデーが入ったグラスをアルコールランプで温めて
そこに温かいコーヒーを注いでくれて最後に生クリームをのせて完成です。
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おじいちゃんがとても優しかった...
じんわり良い時間でした。
私とあゆちゃんが出かける時は
あっち行ってこっち行って、と動き回るよりも
一つのとこでのんびり過ごして、じゃあもう帰ろっかっていうゆるさなので
とてもラクチンです。
今日も割と明るいうちに名古屋に戻って来たもんね。
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「川島」さんで購入したおやつたち。
斬新な包装だったから持って帰るのちょっと落ち着かなかったな。笑
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翌朝食べたクロワッサン・ザマンドももちろんおいしかったです。
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cyunley · 2 years
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なう(2022/09/18 20:24:11) 今日の晩ごはん!今夜も共同作で回鍋肉と 南瓜サラダは私🙋‍♀️炊き込みご飯とゴーヤと 玉葱のマヨサラダと大根のゆかり漬けは 旦那はん作🙋‍♂️炊き込みご飯は先日家事ヤロウで やってた「切り餅入り炊き込みご飯」で オコワみたいな食感😋どんこ椎茸と昆布の 出汁がよう効いてて美味しかった😍 今うちには大玉のキャベツが2玉ある🥬 理由はスーパーで特売やたから私が買った その日に旦那が仕事帰りに同じスーパーで 「お?安いやん🤩」と同じキャベツを買って 帰ったから🤣🤣🤣だから買い物完全には私に 任せてくれと言うてるのに🥺他にもカップ麺や ドライレーズンも全く同じ物を買って帰って きたので困ったもんである😫っちゅー事で 当分はキャベツ料理が続く模様🤪 昼は焼きそば、夜は回鍋肉😦明日は野菜炒めか 焼きビーフンか🍜???痛む前に全部 使い切れるかなぁ😵💦💦 #回鍋肉 #切り餅入り炊き込みご飯 #家事ヤロウ #南瓜とリンゴの辛子マヨサラダ #ゴーヤと玉葱のマヨサラダ #大根のゆかり甘酢漬け #シャインマスカットと巨峰 #葡萄の食べ比べ #サッポロゴールドスター #家呑み #おうち居酒屋 #おうちごはん #おうちごはん部 #おうちごはんlover #今日の晩ごはん #TodaysDinner #晩ごはん記録 #献立記録 #てづくりごはん #てづくりごはん365 #cooking #cook365 #タベリー #フーディーテーブル #クッキングラム #キッチングラム #夫婦ごはん #ふたりごはん #豊かな食卓 #cyuley 今日のアフタヌーンティーはブランデーケーキと マリアージュフレールのローズカメリアティー🫖 チャレンジャーのブランデーケーキは安くて 美味しいからハマッている🥰けど今まで食べた ブランデーケーキの最強は奈良のオリジンの ナポレオン使用のブランデーケーキ😀 あんなブランデー感たっぷりのケーキは後にも 先にも多分ないと思う🥳えー値段するけど 次奈良帰った時また買いに行こ~🥃✨ https://www.instagram.com/p/CipaD50vM0k/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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t82475 · 3 years
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感染
★★★ご注意★★★ これは成人向けのフィクション小説です。 新型コロナウイルスにヒントを得て創作しましたが、本話に登場するウイルスはあくまで空想上のものです。 センセーショナルなテーマで注目を集めることを意図していませんで、SNSなどで無責任に話題にすることは避けてください。 また、筆者は医学の専門家ではありません。 それらしく記した専門用語や治療方法はすべてファンタジーです。現実のコロナと混同されないよう、くれぐれも注意してください。 本話で記した医療行為等を真に受けてトラブルが生じても、筆者が責任を取ることはできません。 (これだけ書いておけば大丈夫かな) ★★★★★★★★★ [Part.1] 1. とあるホテルの客室。 窓から外の景色を見る男性。 まだあと10日も過ごすのか。気が重かった。 日本に着いたのは3日前。 ワクチンは接種済みだった。 しかし入国時のウイルス検査で同じ飛行機の乗客から陽性者が出た。新種の変異株だった。 この変異株に対してワクチンの有効性はまだ確認されていない。 機内で座席が近かった男性は有無を言わさず2週間の隔離処理になった。 何ということか。 彼はプロの音楽家だった。 仕事はキャンセル。楽器も別便で送っていたから、この軟禁から解放されるまで楽器に触れないのも辛かった。 それに。 男性の脳裏に一人の少女の顔が蘇る。 彼女との再会を期待していたが、それも叶わない夢となったようだ。 2. ドアをノックする音がした。 「荷物が届きました。お部屋の前に置いておきます」 荷物? 僕に? 3分待ってドアを開けた。 ホテルの従業員との直接接触を避けるためのルールである。 食事や届け物は廊下に置いてもらい、自分で取り込むことになっていた。 誰もいない廊下。そこに大きな楽器ケースが立てて置かれていた。 これはコントラバスじゃないか。 思わず駆け寄った。 キャスター付きの楽器ケースをそのまま部屋に引き入れる。 蓋を開けようとして少し困った。 このケースには4桁のダイヤル錠がついていたが、番号が分からなかった。 「・・お部屋の番号でございます」 どこからともなく声が聞こえた。女性の声だった。 訳が分からなかったけれど、ダイヤルを自室のルームナンバーに合わせてレバーを引いた。 蓋が開いた。 楽器ケースの中にコントラバスは入っていなかった。 上の方には小さな包みがぎっしり詰まっていた。 そして下側には、不織布マスクをつけた少女が小さくなって収まっていた。 少女は自分でケースから抜け出てくると、立ち上がって髪と衣服を整え、そして男性に向かって深々と頭を下げた。 「柿崎様。このたびの不手際につきまして、心より謝罪申し上げます」 「え、何」 「当方の施設にお移りいただこうと努めましたが、あの石頭の知事が、・・失礼いたしました、私どもの力不足でございます。まことに申し訳ございません」 彼女が身に着けているのは黒いミニスカートのメイド服だった。 柿崎と呼ばれた男性はこのメイド服を知っていた。少女の声にも覚えがあった。 「キミはH氏のメイドだね」 「はい。お目にかかりますのは2度目でございます」 彼女は口元を隠していたマスクを外した。 「あぁ! キミに会いたいと思っていたんだ」 「覚えていてくださったのですね。嬉しいです」 それは男性が想っていた少女だった。 「それにしても、なぜコンバスのケースなんかに入って」 「ここでわたくしの存在は秘密でございます。柿崎様もどうかご他言されませんよう、お願い申し上げます」 「僕は新種ウイルスの濃厚接触者だよ。来てくれたのは嬉しいけれど、こんなところにいちゃダメだ」 「柿崎様の感染が確認された訳ではございません。それに、どのような事情であろうとお客様にご不便を強いることは許されないのです。つきましては、」 少女は微笑んだ。 「こちらにご滞在中、わたくしにお世話させてくださいませ。ご満足いただけるようお尽くしいたします」 3. フランス在住でコントラバスのソリストである柿崎陽明が初めてH氏邸に招かれたのは1年前。 当主のH氏の前で演奏し、そして夜は部屋付のメイドだった少女の伽(とぎ)を受けた。 彼は33才で独身だった。独身になる前に2度結婚し2度離婚していた。 これ以上結婚する愚を繰り返す気はなかったが、据え膳を拒むほどヤボでもない。 少女を抱き、そのベッドテクニックと細やかな気配りに驚いた。 朝になって彼女の年齢がわずか15と知りもう一度驚いた。 倍以上も歳が違う男をここまで満足させるとは。 この幼い日本人少女はサン・ドニの高級娼婦でも敵わないと思わせる一流のセックス・メイドだったのだ。 今回の来日はH氏邸への二度目の訪問になるはずだった。 柿崎は改めて目の前の少女を見る。 ショートヘアの黒髪、色白の肌。濃い目の眉ときらきら輝く瞳。 前に会ったときと少しも変わっていなかった。 ただ、少し背が伸びたか。胸も大きくなったように思えた。 記憶の中から少女の乳房を呼び戻す。 「バストは75のDカップになりました。よろしければ触ってお確かめくださいませ」 「え」 少女が笑っていた。 そうだ、この子は僕が何を考えているのか魔法みたいに分かるんだった。 「・・えっと、」 慌てて取り繕う。そうだ楽器。 「キ、キミは楽器の替わりにケースに入って来たんだね。できれば僕のコンバスを届けてくれると嬉しいんだが」 「そうおっしゃると思っておりました。柿崎様のコントラバスはお預かりしておりますが、ホテルの部屋でお弾きになるには音が大きいものですから、代わりにこれをお持ちしてございます」 「おおっ」 少女が出したのはサイレントベースだった。 アコースティックなコントラバスに近い音が出せる電気楽器である。 ヘッドフォンで音を聴くので誰に苦情を言われることもない。 柿崎自身もパリのアパルトマンでは同じサイレントベースを使っていた。 「使わせてくれるのかい?」「もちろんでございます」 椅子に掛けて楽器を受け取り、指で弦を弾き軽くチューニングする。 よし。 ヘッドフォンを着けて弓を構えた。 太い音が流れる。数日ぶりに奏でるコントラバス。 うん、いい音色だ。 いつの間にか音の世界に没入した。 4. 気が付くと少女の姿がなかった。 と、バスルームから少女が現れ、楽器ケースの蓋を開けて銀色の器具を出した。 あれはフライパンか? フライパンを手に少女は再びバスルームの中に消える。 それっきり出てこない。何をしているんだろう? 覗き込むとバスルームの中に折り畳み式の小さなテーブルが置かれていた。 テーブルの上にはカセットコンロ。その前でフライパンを振る少女。 このホテルの客室にはキッチンなんて気の利いた設備はないから、彼女はバスルームで料理をしているのだった。 オリーブオイルとバターの香りが漂う。 ああ、素敵な香りだ。 この部屋に来てから食事は冷たいサンドイッチか弁当ばかり。 暖かい食事に飢えていた。 少女が振り返った。 「練習のお邪魔をしましたか? ディナーまであと10分だけお待ちくださいませ」 「そんなところで火を使って大丈夫なの?」 「ちょっとした工夫です。ホテルのセキュリティシステムに細工いたしましてここの火災警報器は無効にしてございます」 「やはりキミは魔法使いだね」 「光栄です。・・サーロインの焼き加減はいかがいたしましょう?」 「任せるよ。僕の舌は音痴なんだ。でも好みを言わせてもらえばブルーレアとレアの間くらいがいいな」 「うふふ。かしこまりました」 ブランデーの瓶が振られて炎が狭いバスルームの天井近くまで立ち上がった。 5. その夜、柿崎は少女を抱いた。 少女は明らかに昨年より成熟していた。 乳房はふくよかに膨らみ、腰の括れと尻の張りも大きくなっていた。 日本女性特有のきめ細かい肌はいっそう柔らかくなっていて、あらゆる箇所の触り心地がよかった。 彼は少女の膣(なか)に2度放ち、その度に彼女は小さな声で鳴きながら震えてくれた。 「ねぇ、僕は感染していると思うかい?」 裸の少女を胸に抱きながら聞いた。 「柿崎様にそのようなことはないと信じております。ただ万一の場合は、当家の専門病院で最善を尽くします」 「キミはワクチンを打っているの?」 「はい。わたくしも柿崎様と同じです」 「何でも知ってるんだね。・・僕は本当は怖いんだ。明日にも高熱を出して倒れそうで。僕と一緒にいてキミは怖くないのかい?」 「どうして怖がるのですか? こうしてご奉仕させていただけているのに」 いい子だな。 このままずっと抱いていたいと思った。いっそ感染したらもっと一緒にいられるかな。 そう考えた途端、耳元で少女がささやいた。 「実はわたくし、悪い子なんですよ? ときどきお客様に良からぬことを思わせてしまいます」 「僕が何を考えたのか、いったいどうして分かるんだい?」 「勘です」 少女は微笑みながら、柿崎の右手を掴み自分の胸に導いた。 マシュマロのように柔らかい半球が掌の中に収まる。 「どうか、今は無事にお過ごしになることだけをお考えくださいませ。・・よろしければ、悪い子の胸を揉んでいただけますか?」 黙って少女の乳房を揉みしだいた。 「あ・・」 半球の先端に乳首が尖った。 右手の中に突然グミ菓子が現れたようだった。 「ん、あぁっ・・、お上手です、柿崎、さまっ」 柔らかい女体が波打った。 彼の男性が反応する。 少女は身を起こし、四つん這いになってそそり立つそれを口に含んだ。 おおっ。 柿崎は朝までにさらに2度放精した。 6. H氏邸からは数日おきに食材の入った小包が届いた。 それで少女が作ってくれる料理はどれも絶品だった。 ホテルからも毎食の弁当が差し入れられたが、少女が試食して「ゴミですね」と切り捨て、毎回トイレに流されることになった。 柿崎はコントラバスの練習に明け暮れ、夜はベッドで少女を抱いた。 毎朝のウイルス検査で陽性反応が出ることもなく、平穏で幸福な日々が続いた。 「あら」 H氏邸からメイドがやってきて6日目の朝、届いた食材をチェックしていた彼女が小さな声を上げた。 「どうしたんだい?」 「いえ、ちょっと頼んでいない品物が届いたものですから」 「?」 「お使いになるかどうかは柿崎様がお決めになってくださいませ。お相手は、わたくし、になりますが」 屋敷から届いたそれは、手錠、リード(紐)のついた首輪、革の手枷と足枷、猿轡、その他どうやって使うか分からない様々な拘束具だった。 「キミのところではこういうプレイもできるのか」 「はい。これらはごく軽めの拘束具ですが、ご希望があれば厳しい緊縛や拷問も承ります。メイドに苦辱を与えてお楽しみになるお客様は珍しくありません」 「拷問なんて、僕にはとてもできないよ」 「柿崎様のご嗜好はわたくしどもも承知いたしております。ですが、そろそろ新しい趣向を提案してきたのでしょうね」 「キミはどうなの? 鎖で繋がれたりして平気なのかい?」 少女の顔が少し赤くなった。 「大丈夫です。柿崎様のお気に召すようにわたくしを拘束してくださいませ」 「こういうのは初めてなんだ。教えてくれるかい」 「はい。お導きさせていただきます」 7. 揃えて出された両手に手錠を掛けた。 「お掛けになったら、わたくしの左手を持って、軽く持ち上げてくださいませ」 言われた通りに少女の左手を掴み上に引くと、手錠で繋がった右手も吊られて上がった。 「はぁ・・」 少女が溜息をついた。消え入りそうな声が混じっている。 「痛いのかい?」 「そうではありません。・・ただ、こうすることで女は拘束されていることを実感いたします」 そうか。嫌ではない、ということか。 「次は首輪を」「わかった」 首輪を巻いた。 「きつめに絞めていただいて構いません」 「絞めて欲しいんだね」 「いえ、そういう訳では」 バックルにかかる穴を二つ進めて留めた。 「はぁっ」 今度ははっきり分かる声だった。 「お、お上手です。これくらいが、苦しくなる手前です」 「手錠と首輪だけでそんなセクシーな声を出すんだね。ベッドじゃあれほど大胆なのに」 「ああ、言わないでくださいませ」 首輪から伸びるリードを少女が自分で持ち、柿崎に向かって差し出す。 「首輪を締めたら、この紐を、まるで飼い犬でも引くように、・・強く、引いてくださいませ」 黙ってリードを受け取ると、ぐいと引いた。 「あぅっ。・・も、もっと強く」 さらに力を加え、斜め上に強く引いた。 首輪が顎の下の食い込む。 少女の踵が浮いた。 「あ、ああぁっ!!」 少女は目を閉じてがくがく揺れた。 興奮していた。柿崎は少女の首を絞めることで明らかに高まっていた。 そして少女も拒んでいない。拒まないどころか、首を絞められて悦んでいるのだと分かった。 これが女性を責めて楽しむということか。 「あ・・・」 少女の身体から力が抜けた。 そのまま崩れ落ちそうになるのを抱きかかえて支えた。 「はぁ、はぁ・・、申し訳ございません」少女が目を開けて言う。 「お導きするなどと申して、こんなに頼りない、へなちょこなメイドで・・、んっ」 少女の口を柿崎の口が塞いでいた。 「たったこれだけで大人を興奮させるなんて、本当にキミは大変な娼婦だ。・・もう我慢できない。外はまだ明るいけどキミを裸にするぞ」 「あ、あぁ、はいっ。・・ご自由に、どうぞご自由に、わたくしを使ってください、ませ」 8. 隔離が終わる日。 柿崎にウイルス感染の症状が出ることはなく、検査の結果も陰性のままだった。 夜にはパリに向けて出発しなければならない。 「帰りの飛行機でまた感染者が出ないことを願っているよ」 「ご安心くださいませ。当家のプライベートジェットをご用意いたしますので、感染のリスクはありません」 「すごいね。もしかしてキミも一緒に来てくれるのかい?」 「あいにくですが、わたくしは屋敷に戻り隔離処置を受けます。機内でのお世話は別のメイドが担当いたします」 「そうか。サヨナラするのは残念だよ」 柿崎は本当に残念そうな顔をした。 「そうだ、僕からのお礼をしよう」 「お礼、でございますか?」 「ここに座って、両手を後ろに回して」「はい」 柿崎は少女をベッドに腰かけさせた。 革の拘束具を持つとストラップを少女の二の腕に巻きつけた。 右側、左側。それぞれ強く締める。 そうして両腕を背中で組ませアームバインダーを被せた。 バインダーに3本あるストラップをすべて締め上げるた。 続けて少女の足首に足枷を取り付け、これもストラップで締め付けた。 「どうかな」 「動けません。・・嬉しいと言ったら、わたくしのこと、お嫌いになりますでしょうか?」 「僕だって嬉しいさ。こんなに可愛いメイドを自由にできるんだからね」 柿崎はそう言って少女の頬を愛おしそうに撫でた。 「キミは最高の女の子だ」 「もったいないお言葉です、柿崎様」
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少女の頭にサイレントベースのヘッドフォンを被せた。 それから椅子に座ってベースと弓を構える。 「僕の日本でただ1回のコンサートだ。心を込めて弾くよ」 コントラバスの音色が低く、ゆっくり響いた。 Canon in D(ヨハン・パッヘルベルのカノン)。 ・・あぁ、大好きな曲。 少女は目を閉じて聴いた。 身体は拘束具で囚われているけれど、音楽を聴く心は自由だった。 やがて涙が目元にあふれ、頬を伝って流れた。
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9. フランス在住の日本人音楽家・柿崎陽明氏はパリへと帰っていった。 少女は再び楽器ケースに入ってH氏邸に帰還し、検査と観察のため屋敷内で隔離された。 3日が過ぎ、いつものように朝食を取ろうとしたら味が分からなかった。 彼女はH氏グループが経営する専門病院に移された。 [Part.2] 10. ベッドの横に人影があった。 男性と女性。二人とも感染予防の防護服を着ていた。 男性はお医者様だ。女の人は、誰だろう? 「・・熱はだいぶ下がりました」お医者様の声。 「急性期の段階から抗体価が高かったとのことですが」女性の声。 「このウイルスは急性期の方が回復期より抗体価が高いことも多いのです。ただ、彼女の場合は突出していました」 「退院しても大丈夫ですか?」 「本当はまだ許可できません。・・でも、もう決まっているのでしょう?」 「決定したのはあなたがたH邸ですよ。政府と私はそれに協力するだけです」 「そうでした」 少女は女性を見上げる。 20台半ばくらいかな。綺麗な人。 「目が覚めましたか?」女性が言った。 「・・どなた様、でしょうか?」 まだ頭が朦朧(もうろう)として、うまく喋れない。 「外務省北米局の武藤早矢(はや)です。高熱でずいぶん苦しんだそうですね」 「はい」 「あなたには悪いけど、すぐに出発しなければなりません」 「それは、メイドの、お役目ですか?」 「ええ。あなたが必要なの」 そうか、じゃあ、全力でお尽くししないと。 「武藤、様」 「早矢と呼んでくれていいわよ」 「では早矢様。わたくしは、どこへ」 「アメリカよ」 11. その90分後。 在日米軍基地を離陸した輸送機の中に少女と武藤早矢がいた。 少女は透明なカプセル状のアイソレーター(ウイルス飛散を防ぐ陰圧シールド)の中に寝かされ、さらに転動防止のために全身をストラップで固定されている。 アメリカ軍の飛行機とは驚いたけれど、早矢によると少女の輸送は日本とアメリカ両国政府の特認の元で行われているらしい。 スーツ姿の早矢が近くのシートに座っているのが見えた。 早矢は少女に顔を向けて何かを話そうとしているようだ。 そういえば、詳しい説明は飛行機の中でするとおっしゃっていたわね。 でもこんなに轟音が激しくちゃ、いくら声を張り上げても会話するのは難しそう。 早矢は少女の脇に来て喋ろうと考えたのだろう。シートベルトを外して立ち上がろうとして、隣にいた米軍士官に制止された。 お願い、大切な話なの! 両手を振り回して必死に訴えているが、聞き入れてもらえそうにない。 少女は少し微笑んだ。 早矢様って、落ち着いていて知的な女性と思っていたけど、可愛い。 そのとき機体が大きく傾いた。輸送機が旋回したようだ。 早矢は中腰のまま真横にこけて士官に支えられた。 スカートからストッキングの脚が真上に伸びて、まるで漫画のようにばたばた動いている。 少女の身体も真横に振られた。それと同時に全身を固定するストラップがぎゅっと締まって制止された。 拘束されていることを意識する。手も脚も動かせない。 あぁ、嫌じゃない。 H氏邸のメイドにとっては子供遊びのような拘束だけど、それでも自由を奪われるのはちょっと嬉しい。 少女はゆっくり目を閉じた。 早矢様、申し訳ありませんがご説明はアメリカに到着してから願いますね。 12. 着陸の衝撃で目が覚めた。 少女を収めたアイソレーターが搬出される。 あれ? ヘリコプター? 自分を載せてきた機体を見て気が付いた。いつの間にか輸送機からヘリに乗り換えていたようだ。 ごろごろ押されて建物の中に運ばれた。 「着いたわよ!」一緒に走りながら早矢が教えてくれる。 明るい手術室のような部屋に入ると、口髭をたくわえた背の高い白人男性が待っていた。 男性は早矢に向かって英語で話しながら握手する。 "やあ、リズ。見違えたよ。よりによって君が日本の官僚とはね" "運命のなせる業です。でもおかげでこうして再会できました、チャールソン所長" "クレア・エルトンとの親交は継続しているのかね?" "はい。彼女がエジンバラに行ってからも歳の離れた親友です" "そうか。いずれゆっくり思い出話を楽しみたいものだが、まず今は緊急事態だ" 男性はアイソレーターに収められた少女を見た。 "この娘がドナーか" "はい。16才のメイドです" "ふむ。さっそくだが採血と検査、患者には血漿投与の準備を同時並行で行う。・・拙速の極みだよ。急(せ)いては事を仕損じる、慌てて走ると転びますぞ、とは誰が言ったかな?" "ロミオとジュリエットの第2幕、ローレンス神父の台詞です" 早矢はさらりと答え、チャールソン所長はにやりと笑った。 13. 少女はアイソレーター内に拘束されたまま唾液を採取され、さらに腕に注射針を2本刺された。 約600mlの血液処理に要する時間はおよそ1時間。 採血管から得た血液は分離装置で血漿成分が取り出され、残った赤血球などの成分は返血管を通じて少女の体内に戻される。 「気分はどう?」 早矢が声をかけてくれた。 「問題ありません。そろそろ説明していただけるでしょうか。ここはどこですか?」 「ここはアリゾナ州にあるキャンベル人間工学研究所よ。キャンベル財閥による運営で、その当主はマーク・キャンベル氏」 キャンベル様ならお名前は聞いている。確か、旦那様が懇意になさっているアメリカの大富豪だ。 「わたくしのお役目は血液を提供することですか?」 「もちろんそれが一番の役目だけど、旦那様のお世話もしてもらうわ。あなたには抗体があるから」 「旦那様とは?」 「あなたのご主人よ。ウイルスに感染して、こちらの施設におられるの」 「ええっ!」 H氏は渡米中に発症し、キャンベル人間工学研究所に極秘で収容された。 新種の変異株である。治療薬や治療法は確立されていない。 感染症の権威が診断し、治療法として回復期血漿投与による受動免疫療法が提案された。 確実性はないが、現段階の症状の進行状況では効果が期待できると考えられたのである。 こうして金に糸目をつけずに世界中でドナー(血漿成分の提供者)の探索が行われた。 何人かの候補者の中にH氏邸のメイドがいた。 彼女はたまたま同時期に発症して回復期にさしかかっていた。 血液型、抗体価その他の条件が適合したことに加え、本人や家族の了解を得ることなくドナーに使えることも好都合であった。 日本で採取した血漿を調製して凍結輸送する余裕はないと考えられ、本人をアリゾナまで緊急搬送することになった。 日米両政府とアメリカ空軍の協力を得てわずか11時間の輸送だった。 14. 待機していた少女にウイルス検査の結果が伝えられた。陰性である。 アイソレーターが取り外され、全身を固定していたストラップからも解放された。 起き上がって深呼吸する。 ずっと続いていた頭痛と身体の痛み、倦怠感が消えていた。 もう大丈夫。わたしは元気だ。 体を洗って早矢が一緒に持ってきてくれたメイド服を着用する。 身だしなみを整えながら気になっていたことを早矢に聞いた。 「早矢様、チャールソン所長様は早矢様のことをリズとお呼びでしたが」 「あら、分かった?」 「盗み聞きするつもりはありませんが、お二人の会話がとても明瞭に聞き取れたものですから。早矢様はイギリスで英語を学ばれたのですか?」 「さすがH氏邸のメイドね」 「語学は厳しく教育されました。メイドとしてはまだまだ未熟です」 「でもあなたは旦那様がお選びになった女の子よ。誇りに思っていいわ」 「あの、もし間違っていたら申し訳ありませんが」 「何?」 「早矢様は、お屋敷でお勤めでしたか? メイドとして」 早矢は驚いた顔で少女を見つめる。 「どうして分かったの!?」 「勘です。わたくしたちメイドについてよくご存知ですし、早矢様ご自身がメイドを誇りに感じてらっしゃるようなので」 「どうやら後輩を舐めていたようね。・・正体を明かすわ。この仕事をする前はお屋敷にいたの」 「あぁ、やっぱり」 「17のときにこの研究所に派遣されてご奉仕したわ。リズはそのときの一生忘れないニックネーム」 「17才ですか。きっと可愛らしいメイドさんだったんでしょうね」 「私のことはもういいでしょ? 今日はこれから・・、きゃっ」 少女が早矢に背中から抱き付いていた。 「早矢様がいてくださって、本当に心強いです」 「だ、駄目でしょ」 わざとやっているのか、そうでないのか、少女の両手は早矢の胸を押さえて揉んでいる。 「あ、ふ・・」 早矢は少女に抱かれたまま後ろを向いた。 そうして、その口を少女の唇に合わせる。 「んっ・・」 少女の身体から力が抜けた。 早矢様、女同士のキスなのに、なんて上手。 やがて二人は唇を離した。 「あなたこそ、今まさに "花" だわ」 「はぁ、はぁ。・・はい」 「全力で、お尽くしするの。いい?」 「はい、早矢様」 こほん。わざとらしい咳払いが聞こえた。 "そろそろ病室へ移動してくれるかね" ドアを開けてチャールソン所長が立っていた。 抱き合っていた二人は慌てて離れる。 "エルトン博士の報告を思い出したよ。・・リズは同性相手でも性的な接待が可能である。その技術は驚くべきものだと" "所長! お願いですから、この子のいる前でそういう話はやめてくださいっ" 15. 研究所の職員に案内されて病棟へと移動した。 エアシールドの前まで来るとその先は少女だけが通される。 病室に入ると、点滴に繋がれて酸素吸入器をつけたH氏が眠っていた。 そのまわりで防護服を着た医師と看護師が立ち働いている。 わたしだけメイド服のままで構わないのかしら? すぐに気がついた。自分には防護服もマスクも要らない。 "血漿を投与しました。後は天に祈るだけです" 看護師の一人が説明してくれた。 "そうですか。わたくしは何を?" "何でも。医療行為は我々が担当しますが、それ以外はやってください" "はい" "あなたが来られたので、我々はリスク回避のため定期的な診療を除き病室から退去します。基本的な介護はあなたに任せるようにとの指示です" "分かりました。お任せくださいませ" "何かあればインタフォンで知らせてください。それから、あなたには行動制限が課せられます" "行動制限ですか?" "それは、つまり、" "病室内に24時間留まりなさい、という意味ですね? わたくし自身には抗体がありますが、わたくしの体と衣服は汚染されましたから” "あなたが聡明な女性でよかった" "恐縮でございます。行動制限を受け入れます" やがて医療スタッフは出てゆき、病室には少女だけが残された。 よし! 旦那様のお世話をさせていただくのは初めてだ。 少女はメイド服の袖をまくった。 16. 少女は献身的にH氏の看護に努めた。 メイドがご奉仕するのは当たり前のことだから辛くも何ともなかった。 お体の清拭、衣服やシーツの交換、下(しも)のお世話。点滴や呼吸器を確認、看護師作業の補助。 できることは何でもやった。 病室には個室のトイレや洗面所があり、食事も提供されたから、彼女自身が困ることはなかった。 血漿投与の翌週、昏睡状態にあったH氏の症状は快方に向かい始めた。 数日後には呼吸器が不要になった。 意識が明確になることはないものの、たまに目を開けて「水が飲みたい」など求めるようになった。 医師は受動免疫が有効に機能していると診断した。 少女にとっては大いなる喜びだった。 自分の血液が旦那様の中に流れている。そう思うだけで嬉しい気持ちになった。 「そこのお前。ここはどこだ?」 はっきりした声が聞こえた。 振り返るとH氏がベッドに寝たままこちらを見ていた。 「キャ、キャンベル人間工学研究所でございます」 慌てて頭を下げてお答えする。 「キャンベル・・? アリゾナか?」 「はいっ。そうでございます。ご病気はまもなく治るとお医者も言われておりますので、どうかご安心くださいませ」 「・・」 あれ? しばらく待って頭を上げると、H氏は再び目を閉じて眠っていた。 どきん、どきん。 心臓が止まりそうだった。 旦那様と直接言葉を交わしたのは屋敷に入って何度目だろうか。 駄目ね、わたし。 もっとご奉仕しないといけないのに。 ・・あなたこそ、今まさに "花" だわ。全力で、お尽くしするの。いい? 早矢の言葉が蘇る。 少女はインタフォンで依頼した。 "お届けをお願いできるでしょうか? 麻のロープを10メートルほど" 17. 翌日、病室にやって来たのは早矢だった。 防護服を着て、手に麻縄を入れた袋を持っている。 「所長に聞いたわ。もしかしてあなた、自縛するつもり?」 「はい。旦那様はメイドの緊縛がお好きでいらっしゃるので」 「自信はあるの?」 「実はあまり得意ではありません。でもお喜びいただけるように全力で」 「駄目よ。旦那様はとても目が肥えてらっしゃるから、中途半端な自縛はかえってご不満になるわ」 「そんなにはっきり言われると、落ち込みます」 早矢は微笑みながら縄束を取り出した。 「大丈夫、メイドの緊縛をお見せすることなら可能よ」 「早矢様、お縛りになれるんですか?」 「私、あなたの先輩よ? あなたも受ける方なら大丈夫でしょ?」 少女も微笑んだ。 「はい。まる一日中吊られたって耐えてみせます」 「じゃあ旦那様がお目覚めになる前にやってしまいましょう。・・床にうつ伏せになって両手を前に出しなさい」 言われた通りにすると、早矢は少女の手を頭の後ろで合わさせ、その手首を縄で縛った。 右腕の上腕と前腕を合わせて縛り、左腕も同じように縛った。 さらに足首を合わせて縛り、膝を折らせて足首の縄を手首まで引いて固定する。 「どう?」 「動けません。でもお優しい緊縛ですね」 「それは物足りないっていう意味?」 「いえ、そんな訳では」 早矢は立ち上がるとインタフォンで連絡した。 "準備できました。運んでください" やがて病室に防護服の男たちが現れて、棺桶のようなガラスの水槽を運び込んだ。 彼らは床に防水シートを敷き、その上に水槽を据えた。 水槽の底には金属の首輪が細い鎖で繋がっているのが見えた。 鎖の長さは30センチほどだろうか。 「これは私の友人が使っていたウォーターボーディング(水責め)のテストツールよ。彼女、被験者を女性に限ってテストしていたの」 「 "彼女"?」「そうよ」 早矢が合図すると男たちは黙って少女を持ち上げ、水槽まで運んだ。 水槽の中に寝かせると、少女の首に首輪を巻いて固定した。 そうして男たちは洗面台でバケツに水を汲み、水槽の中に注いだ。 ざば。 少女はメイド服で縛られたまま、少しずつ水の中に沈んでゆく。 顔面が水に隠れた。 しばらく息を我慢して、そして堪らず身体を反らして顔を水面から上げる。 首輪の鎖がぴんと伸びたが呼吸はできた。 ざば。 水面はさらに上昇し、身体を精一杯反らせても鼻と口が水面から出せなくなった。 酸素を求めて首を振っているうちに、身体が浮いて水槽の中で横転した。 パニックになって水中で激しくもがく。 あぶっ。 少し水を飲んで、背けた顔が一瞬水から出た。とっさに空気を吸い、再び沈んだ。 生きられる、と思った。 厳しいけれど、一生懸命頑張れば死なない程度には息ができる。 メイドの水責めを旦那様にお楽しみいただくことができる。 そう、それでいいわ。 早矢の声が聞こえたような気がした。 水槽のガラス越しに早矢とベッドに眠るH氏が見えた。 その早矢が少女に向かって親指を立てた。 ・・早矢様、まさか。 早矢は防護服を脱いだ。 そ��下は屋敷のメイド服だった。マスクも着けていない。 早矢は立ち上がると、少女に見えるようにその場でくるりと一回転した。 ずっと歳上のはずなのに、自分と変わらない十代のメイドのように見えた。 理解した。 早矢は少女の代わりに旦那様のお世話をするつもりなのだ。 もちろんウイルスに感染することは覚悟の上だ。 少女は水中でぶ��ぶる震えた。 自分も役目を果たさなくては、と思った。 私も命をかけてお尽くしする。 18. 水中のホッグタイ(逆海老緊縛)。 さらに首輪を着けられて、その首輪はわずか30センチほどの鎖で水槽の底に繋がれている。 水槽の水嵩は30センチよりもはるかに高いが、全身で波をたてて首を背ければ波の谷間でほんの一瞬空気が吸える。 少女は何度も水を飲んで意識を失いかけた。 必要なら命を捧げることも厭わないけど、今は死んではならない。 旦那様がいつお目覚めになってもいいように見苦しい姿ではいられないのだ。 水責め水槽の中で細く長く苦しみながら、そのときを待ち続ける。 どれくらい時間が過ぎたのだろうか。 メイド服の早矢がベッドに駆け寄るのが見えた。 H氏が早矢に支えられてこちらをご覧になっている。 はっきりと意志をお持ちの目だった。 ・・うむ、これはよい。 言葉では聞こえなかったけれど、少女にはH氏の思いが明確に伝わった。 [Part.3] 19. ここはH氏が所有する周囲20キロほどの湖である。 「この辺りでよかろう」 H氏は湖の中央でクルーザーを止めさせた。 「さて、儂はこうして帰ってくることができた」 そこに揃った屋敷の幹部たちに向かって話し始めた。 「無事に回復できたのは皆の働きの賜物である。特に血液を提供したメイドには感謝せねばならぬ」 そこまで言って少女に視線を向けた。 「そろそろ頭を上げてはどうだ?」 「はい」 少女は主人に向けて恐る恐る頭を上げる。 旦那様が使用人に感謝の言葉をお述べになるなんて、聞いたこともなかった。 「褒美をとらせたい。近くに来なさい」 「はいっ」 H氏は自分の前に少女を立たせると、麻縄で縛り始めた。 高手小手縛りの上、10本の手指すべてに縄を掛ける。 メイド服に食い込む二重菱縄。そして太もも、膝、脛、足首。 時間をかけた丁寧な緊縛だった。 かつてH氏の緊縛は荒々しく女体を締め上げる緊縛だった、 しかし今はH氏自身がゆっくり楽しみながら16才のメイドを縛っているのがよく分かった。 少女にとっては縄の一本一本が身に余る光栄だった。 近頃は旦那様が自ら縄をお持ちになること自体珍しいのである。 緊縛が完成すると、少女の足首に50メートルの係留用ナイロンロープが繋がれた。 浮力を相殺するために300号(約1.1kg)のオモリを2本取り付ける。 「よいか?」 「どうぞ如何様にもなさってくださいませ」 少女は縛られたまま湖に投げ込まれた。 輝く湖面と青い空。それに続いて無数の泡と頭上にクルーザーの船底が見えた。 その船底は次第に遠く、暗くなってゆく。 自分の命を繋ぐロープが細く伸びている。 湖に投げ込んだメイドを沈めておくのか、引き上げるのか、それは旦那様のお気持ち次第だ。 20. 「うむ」 がんじがらめに緊縛したメイドが水中に消えると、H氏はクルーザーをゆっくり走らせるように命じた。 デッキに丸めたロープがどんどん出て行く。 「よい天気だ」 空を見上げてゆっくり言われた。 そこには、今までと変わらない自信に満ちたH氏の姿があった。
~登場人物紹介~ 少女: 16才。H氏邸のメイド。勘がいい。 柿崎陽明: 33才。フランス在住音楽家。 武藤早矢: 24才。外務省北米局所属。元、H氏邸のメイド。 セオドア・チャールソン: 70台半ば。キャンベル人間工学研究所所長。 久しぶりの投稿です。 H氏邸シリーズとなるとほぼ3年ぶり。 コロナ禍で憂鬱な日々が続く中、H氏がウイルスに感染することを考えました。 最初にアイディアが浮かんだのは昨年の始め頃。 世界中で様々な治療法が模索されていた時期で、受動免疫療法もその一つでした。 それからポツポツと書いては中断を繰り返し、ワクチン接種も現実になった今になってようやくアップできました。 冒頭の「ご注意」は、念のために記載しておきます。 Part.1 では、メイドさんがコントラバスの楽器ケースに入って届きます。 コントラバスのケースはとても大きいので、中に女性を入れるのは問題ありません。 ただし今回は一つの楽器ケース内に同梱物が多数です。 サイレントベース、携帯ガスコンロやフライパンその他調理器具一式、数食分の冷蔵/冷凍食材、さらに小型のキッチンテーブルまでもがメイドさん本体と共にパズルのように隙間なく収納されています。 いったいどんな風に詰まっているのか、ぜひ見てみたいものです。 なお、サイレントベースは正式には「エレクトリック・アップライトベース」と呼びます。 長くて書きにくいので本話ではよく通じると思われるサイレントベース(某社の商品名)にしました。 Part.2 は『異国のクリスマスパーティ』のアリゾナが舞台です。 リズさんはお屋敷のメイドを卒業して今は外務省のキャリアです。 彼女くらい優秀なら国家公務員総合職試験に一発で合格することは全く問題ないでしょう。 クレアさんについては少し悩んだ結果、再登場なしです。 彼女のようなスペシャリストは7年も経てば別のステージに進んでいるのが普通だと思いますので。 また、以前お約束しておきながら スザンナ姫 を絡めることはできませんでした。すみません。 Part.3 は短いですが一番やりたかったシーンです。 日本の湖で周囲20キロは田沢湖や摩周湖と同程度ですね。 こんなのを個人で所有できるのか謎ですが、H氏なら何でもアリということでww。 さて、前の記事でお知らせしましたように10月半ばには FC2 の旧ブログを閉鎖します。 突然 Page not found になると思いますが、特に案内はしませんのでご了承お願いします。
~(追記)コメント送信トラブルについて~
コメント送信でエラーになる事象が発生している模様です。 私の環境で試してみたところ、 A.「お名前」を日本語にすると「お名前が長すぎるか、短すぎるようです」とメッセージが表示  「お名前」を英文字にすると「コメントを公開する前に」という謎の文言が表示されるものの送信 B.「コメントを投稿」を押下しても送信完了しない   Windows: Chrome/Firefox は A、Edge は B   Android: Chrome は A   iOS/iPadOS: Safari は B が発生します。(OSやブラウザのバージョンによる差異は未分類) IntenseDebate の問題と思われますが、古いサービスのため解決されるかどうか分かりません。 しばらく様子を見て解決しないようであれば、Twitter でのメッセージ交換を公開することにします。 それまでの間、恐れ入りますがメッセージの送信は pixiv からお願いします。
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イギリスでクリスマスに食べるもの
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日本にいた時はクリスマスといえば、KFCといちごのショートケーキ、でした笑。約2年前、こちらに来て初めてイギリス人夫の実家でクリスマスを過ごした時に、フライドチキンもショートケーキもなくてひそかに驚いたのを覚えています笑。
今年はロックダウンの影響で、家族のみでゆっくり過ごすクリスマス。去年は臨月で色々と用意する気がおきずでしたが、今年は特にどこにも行かないし、時間があるので“ザ・イギリスのクリスマスフード”を用意してみました。
まずはこれ、ミンスパイ。
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ミンスとは英語で挽肉のこと。昔々、ミンスパイを食べ始めた頃にはドライフルーツやスパイスと一緒に牛や羊の挽肉が入ってたそうで、その名残で今もこう呼ばれているとか。現代のものにはお肉は入っていませんが、動物性の油脂は入っているそうです。この時期にはミンスミート(実際には肉ではないけどこれも名残)と呼ばれるお酒とスパイスに浸かった、瓶入りドライフルーツがスーパーにずらっと並びます。↑これは近所のスーパーで買った出来合いのミニミンスパイ。
おつぎはこちら、クリスマスケーキ。
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クリスマスケーキと聞くと、華やかなショートケーキを思い浮かべますが…本場のクリスマスケーキ、地味すぎ〜^ - ^
こちらもアルコールたっぷりのドライフルーツが入ったケーキです。上には歯が痛くなるほど甘いアイシングがたっぷり乗ってます笑。おいしいはおいしいですが、風物詩的な感じで食べる程度で、好んで食べなくてもいいかなぁと言う感じです個人的には。
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イギリス人夫はクリスマスケーキが大好きで、それを近所のお友達に言ったら、手作りのものをお裾分けしてくれました。優しい!アイシングまで凝っていてすごく上手!アルコールを強めに利かせた大人の味でした。イギリス人はこのケーキティン(焼いたケーキをいれる缶)一家に数個、必ず持ってます。
ちなみに、同じくドライフルーツたっぷりでブランデーやシェリー酒にガッツリ浸かったドーム型のデザート、クリスマスプディングというものもあります。アイシングはかかってませんが、温かい状態でブランデー入りの生クリームをかけていただきます。イギリス人夫しか食べないので、昨年は一人用の小さいものを買ったのですが、今年は見つからず、通常サイズは日本の大きいどんぶりくらいのサイズで、食べきれる気がしないので断念。
ここまで3連続でアルコール漬けのドライフルーツを使用したお菓子ですね。そもそもイギリスの冬は暗くて日照時間が短く、作物もあまり育たないから、伝統的に前から用意できて、クリスマスシーズンを通して保存の効くものというコンセプトなんでしょうけど、イギリス人、アルコールに浸かったドライフルーツ好きすぎ( ◠‿◠ )。
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こちらはクリスマス当日にいただくローストディナーです。ターキーか、イギリスの場合は伝統的にガチョウのローストらしいのですが、大人二人では大きすぎて今年はチキンに。
ポップオーバーのように膨らんだヨークシャープディングとベーコンに巻かれたミニソーセージ、その名もピギーズインザブランケット、セージとローズマリーのスタッフィング(鶏のお腹に詰められたソーセージミートとパン粉を混ぜたもの)は欠かせません。タイムとローズマリーの野菜ローストとともにいただきます。ターキーの場合には、クランベリーのジャムも添えます。
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ディナー前にはクリスマスの風物詩、クリスマスクラッカーを。二人で両端を引っ張り合って、真ん中の部分を引けたほうがラッキー!みたいな運試し的なものです。中には豆知識やジョーク、ディナーの会話を盛り上げる質問などが書いてあります。
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食後のデザート、トライフル。
そして、イギリス冬の定番、モールドワイン。
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赤ワインにシェリー酒を入れて、はちみつ、オレンジ、シナモンスティック、八角とともに煮込めば即完成。あたたまります。
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カーネーションとユーカリの組み合わせ好き。
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今年は白のリースにしました。あぁ、クリスマスっていいなぁ!
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連日のクリスマス料理で胃が疲れたので、年末は鴨南蛮そば。染みるぅ〜!
2020年は次女が生まれたり、パンデミックが合ったり、色々おきた年でしたが、改めて身の回りの人や物事に深く感謝できた貴重な年でした。
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idiotect · 3 years
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大幅に書き直してみたんだけど、どうかな~~~(大声の独り言)
前半は物理障害クラティを意識したんだけど、王様ゲームネタなので、苦手な方はブラウザバックでお願いします…!
後半は鈴原さんリクエストありがとうございます!!なので、鈴原さんへ捧ぐ…!
続きから、本編中/オールメンバーで旅の途中の一コマでっす。
まさかの文字数制限(あった事を知らななったw)なので前後編分かれてます。
 談話室にある、先に小さな王冠がついた木のくじをみつけたのはユフィだった。物珍し気なそれを手にとると、近くにあった説明書を読む。そして、いつもマテリアを探して爛々と輝いている大きな瞳が、、、、怪しく光った。 「王様ゲームしようよ~」  タバコを吹かしながら、ブランデーをちびちびと舐めているシドとバレットの座るテーブルに、これ見よがしにばーんと広げてにんまり。  なになに?とテーブルを覗き込んできたエアリス。 「あぁ!?王様だ?」 「そうそう、 くじ引いて王様決めるやつ。王様のいう事は絶対だってさ~!」 「おもしろそう、だね!」 「あ~懐かしいな、若い頃やったな」 「へ~バレット意外!こういうのやる、のね?」  そうエアリスが言うと、バレットは恥ずかしそうに頭をかいた。 「酒の席でな。俺も若かったな…」 「酒の席ってーとアレか」  シドがしかめっ面をした。 「アレだな」 「まずくないか」 「俺たちにも勧めるくらいだ、ユフィは知らねーんだろう。普通にやりゃーいいんじゃねーか?」 「普通にねぇ」  そう、彼が視線を走らせた先、噂の忍者娘はぴょこぴょこ飛び跳ねながら、談話室に散らばっている仲間の姿を探している。当然、彼女は男二人の会話なんかまったく聞いていなかった。 「おーい!皆~!あそぼ~~!」  クラウドとティファ、そしてヴィンセントはレトロなレコードが置いてある棚でなにやらレコードを見ていたようだ。きょとん、と二人がほぼ同時に振り返った下では、レッド13も顔を上げた。  そして、部屋の隅に置かれていたケット・シー。先ほどまでただのぬいぐるみになっていたのだが、ユフィの声にパッと電源が入った。 「なんですか?あ、王様ゲーム。はいはい」 「クラウド、オイラの分も引いてよ」 「……?」 「あ、ユフィ、ちょっと待って。ヴィンセント呼んでくるから」  ユフィの呼びかけに他の4人は移動していたのに、ヴィンセントだけまだレコードを見ていた。 「…私はいい」  ティファが誘うが、彼は動く気配がない。しかーし、ユフィにそれは通用しなかった。 「ほらほら~、一人だけ和を乱さない!」 「…。」  強引に背中をおしてヴィンセントをテーブルに連れてくると、その手にくじをにぎらせた。 「皆ひいた?」 「は~い!」 「よし、いっくよ~!」    王様だ~れだ! 「俺様だな」 「はいじゃーシド、何か命令して。ここに参考例あるよ」  そう説明書をシドに渡そうとしたが、彼は首を横に振った。 「そんなん見るまででもねーぜ。5番、俺様の肩マッサージだ」 「え~~なにそのおっさん臭い命令~」 「うるせぃ!俺はパイロットの新人教育もあって疲れてんだ。ちったー労われ!」 「ねぇ、番号で指名、なの?誰と誰、とかできない、の?」 「そうだな。そういうルールだ。王様は命令はできるけど、誰になるかはわかんねーんだ」 「え~そうなの? ちょっとざんねん、ね?」 「…どうして俺を見る?」 「見てないよ~?わたし、隣のティファみた、の!」 「わ、私!?…エアリス??」 「で、5番は誰でぇ?」 「ボク違います~」  皆それぞれの顔を見回す。と、 「………私だ」  溜息のようにヴィンセントが言った。 「…ヴィンセントか……ま、よろしく頼む。  …………イデデデ、もっと優しくしろよ!」 「……加減がわからん」  ゴリゴリ削られている?シドを見なかった事にして、ユフィはまた元気よく立ち上がった。 「はーい、次いくよ~!」    王様だ~れだ! 「ふふふ~、わたし♡」 「え、エアリスか…」 「なににしよう、かな?」  んふふ、とエアリスがその可憐な顔で含み笑いをするものだから、おっさん二人は緊張しだす。 「エアリス、お手柔らかに頼むぜ?」  そんな二人にエアリスはウィンク一つ。 「じゃぁね……7番のひと、わたしにキス」 「えええ!?」 「おいおい、エアリス大丈夫か!?」  思わず、バレットが慌てた声をあげた。エアリスはにっこり、とほほ笑むと、 「あ、ほっぺ、ね」  そういたずらっぽく笑った。 「なるほどね~♪」  こちらは本当にニヤリ笑いをしたユフィ。でも、直後のレッド13の、 「7番?オイラだ!」  という、嬉しそうな声にかき消されて、皆がその笑顔を見ることはなかったようだ。。。。 「ナナキ?嬉しい!」 「はい、エアリス」 「ふふふ、ありがとう~」 「ほのぼのだな」 「そうだな」  だから、皆が二人の可愛い風景に穏やかに目を細めている隙をつくように、次の瞬間、やたらと勢いよくユフィが叫んだ。 「よーし、次いっくよ〜♪」  王様だ〜れだ! 「……誰だ?」 「俺じゃねーぞ?」 「クラウド?」 「いや、違う」 「ふっふっふっ、ユフィちゃんだよ☆」  この時、ほぼ全員が、(ワザとやりやがったな…)と思ったとか思わなかったとか。 「で、ユフィさんの命令はなんだ」  嫌な予感にぐったりしながらシドが言った。 「1番と2番がキーース!あ、もちろんマウストゥマウスね!」 「はぁ〜〜?おい、俺とバレットだったらどーすんでぇ!誰もみたかねーよ、んなもん!」 「え〜?間に何か挟んでもいいよ♪ マウストゥマウスは譲らないけどね!」 「シド、当たり?」 「違うな」  その時、木のくじの先に印字してある数字を見つめて、硬直した二人が居た。 「…………」 「…………」 「あ、分かった♡」 「ほらほら、王様の命令だからね☆」 「ゆ、ユフィ、、」 「お〜?ティファと…」 「ユフィ、、本気か?」 「クラウド〜♪」(知ってたけどさw)  クラウドがユフィのしたり顔に何か言おうとした時、 「なんでい、クラウドとティファだったら間に挟むのいらねーんじゃねぇか?」  と、シドが真面目腐って言うものだから、クラウドは盛大に一人でむせた。でも、彼が落ち着く前に、視界にユフィが飛び込んでくる。   「ねーねー、手元に今コレしかないんだけどさ〜、挟むのコレでいい?」 「ごほっ、ゴールドソーサーのゴールドパス!?ただの紙切れじゃないか…」 「む、ムリムリ!」 「ティファ、そんな嫌がっちゃうと、クラウド可哀想」 「………」 「え!?嫌ってわけじゃ……!? じゃなくて!!!恥ずかしいの!」  しゅんとした?クラウドに慌てているのか、自分の発言に慌てているのか、真っ赤になっているティファの前に、ぽーん、と小さな黒い影が。 「お二人さん、可愛いケット・シーのぬいぐるみ、どうですか〜?」  ケット・シーは、これ名案!とばかりに手を打った。 「そうや、ボクの両側からちゅーするんです。お二人は目的達成、ボクは役得」 「そ、それなら…!…ん、でも…」 「俺にされて嬉しいか?」 「本体ではないですからね」 「ねー、話まとまった?」 「みたい、ね♡」  いつの間に移動していたのか、ご満悦な笑みのエアリスがもといた席に戻ってくると、その膝に頭をのせながらレッド13がエアリスを見上げた。 「エアリス、さっきケット・シーと何話してたの?」 「え?べつに〜?」  彼はもっと聞こうとしたのだが、通りがかりのデブ・モーグリに座っていたクッションを後ろに引っ張られた為、それは叶わなかった。 「よーし、じゃクラウドとティファ、どうぞ〜」  クラウドとティファは顔を見合わせた。その間でケット・シーがデブ・モーグリの上で頬杖をついている。明らかに、何かありそうな雰囲気なのだが、、、、糸目で表情が全く変わらない為、彼が何を考えているのかさっぱりわからない。 「……」 「……」  クラウドが伺うような視線をティファに投げかけ、ティファはそれに真剣な面持ちでうなずいた。 「そんな恐る恐る近寄らなくても大丈夫だってw」 「ボク、待ちくたびれますわ〜」  しかし、デブ・モーグリの巨体がじゃまで、なかなかケット・シーまで到達しない。自然とつま先立ちになり、そして、身を乗り出さないといけなくなって。。。。 「……」 「……」  もう少し……… 「はいなっ!」 「!?」 「!?」  二人がケット・シーの頬にキスした?直後、ケット・シーがデブ・モーグリごと後ろに飛び退った為、クラウドとティファは前によろける形となった。そして、咄嗟に踏ん張ったもののぐらりとした身体はお互い急接近。デブ・モーグリに置いていた手は宙を掻き、でも、ティファの肩をクラウドの手が、その腕をティファががっしりと支えた。そして、目の前、鼻先すぐ数センチで、お互いの目が合った。 「…っ、あ〜〜おしい!二人共さすがの反射神経〜〜」 「見事な寸止めだな」 「うまく間から抜けれたと思ったんですけどね〜。も一回やります?」 「や、やらないわよ!もう!」 「………。」 「…クラウド?あ、あの、ありがとう、支えてくれて…」  おずおずとティファがお礼を言うと、ようやくクラウドも我に返ったような顔になった。 「い、いや。……そろそろ寝よう。明日も早い」 「へへっ、そーだな」 「つぎこそは……」 「もうこのゲーム禁止!」 「ティファ、じゃ部屋で女子3人でしよ? ね?あ、おやすみなさい〜」 後半へ続く→
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march0320 · 3 years
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2021/01/18
【えっ!これ食べるんですか?】
木頭には、え?っと思うものを食べる文化があります。
もちろん、日本全国にあると思います。
木頭で暮らしはじめてから、たくさんのえっ!に出会ってきました。
それを少し、ふりかえってみようと思います。
①ハミ
ハミとは、マムシのことで、木頭ではハミと言われています。
●ハミ酒
ハミを生け捕りにして、一升瓶に入れ、瓶の3分の2ほど入れ、水が汚れたら入れ替えということを1ヶ月ほど続けます。ハミの胃袋などをからにするんだそう。
その後、お酒またはブランデーを入れ一年間つけておきます。アルコール度数が高い方が、臭くならないんだそう。
できあがったハミ酒は、胃がキリキリするときに飲んだり、滋養強壮に毎日飲んだり、虫(蜂、ムカデ、テジなど)に刺されたときに塗ったり、歯茎が腫れたら脱脂綿にしゅませたり、浅い切り傷に塗ったり、扁桃腺が腫れたときにガーゼをしゅませて貼ったり。そんな効果があるんだそうです。ちなみに、深い傷にはやってはいけないんだそう。
●ハミを干したやつ
ハミの皮を剥きます、シューって。頭から。
もし、卵を持っていたら、卵も蒸し焼きにして食べます。滋養強壮にいいんだそう。
皮も干しておいといて、使うときは水にふやかして、湿布薬のように使います。
骨と身は、からからに干して置いといて、風邪をひいたときなどに5cmほどの長さで折って、焼いて、ハチミツをつけたりなんかもして食べます。これは効く!効いた!
②蜂の子
スズメバチの巣を発見したら、蜂がみんな巣に戻る夜を待ちます。それでも巣の外には、見張り役の蜂がいるので要注意。
巣の下で、長い竹ざおなどの先に空き缶を切ったものをつけて、その空き缶に燃えるものを入れといて着火。蜂の巣の下に持って行きます。
そうすると、熱に弱い蜂は死んでしまいます。まずは、外にいる監視役の蜂が落ちて、やがて巣の中も蒸し焼き状態になり、すべての蜂が死んでしまいます。
それから、蜂の巣を取り除き、中の蜂の子をピンセットですべて取り除きます。完全に幼虫のものから、蜂になりかけのものまでいろいろ。
その蜂の子を、フライパンなどで炒めて、甘辛く味付けをしていただきます。
こちらも、滋養強壮にいいんだとか。酒のアテにもいいと、皆さん言っています。
③鹿の角
鹿の角は解熱に効くと言われています。
特に袋角と言って、皮膚のような皮で包まれた角がよく聞くと。
角を削って、煎じて飲めば、解熱にかさ効くんだそう。
袋角でなくても、硬い角でも効果はあるんだそう。
④ゆうはり
呼び名は、ザザムシで有名。木頭ではゆうはりという。
川の石の下に住んでいて、アメゴ釣りの餌にも使われる。
冬の寒い時期に大きくなるそう。
木頭でどれだけ食べられていたかわからないが、地域のおじちゃんがあの時食べたザザムシが、サワガニよりも美味しかったというので、今回食べてみた。
蜂の子のような感じで、最後に、鮎の内臓の味がする。餌の藻のような味。苦くはない。
おじちゃん曰く、酒のアテがなくなったので、食べていたと。。。
⑤くさぎの根っこあたりにいる幼虫
これはまだ、見たことはなく、話だけ。くさぎという木の根っこのあたりに穴を開けて住んでいる幼虫。子どもの癇癪に効くと言われている。昔はよく食べていたとか。
⑥さるの肉の塩漬け
まだ、食べたことはない。
さるの肉を塩に漬けて保存しておく。お腹が痛くなったら少しへずって、味噌汁などに入れて食べると、腹痛が治る。
木頭には、昔から、病気や怪我などをした時の薬があります。
まだまだきっとあると思います。
どんな知恵があるのか、引き続き調べていければと思います。
え!?っと思うけれど、大事なことだと思っています。
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baksliquidlab · 4 years
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新フレーバー”Perique”詳細
前略。
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12/22(日)AM9:30に、新フレーバーのPeriqueをバリキラボウェブストアにて先行販売させて頂きます。
代理店様での一般販売は来年成人の日の1/13(月)AM0:00からとなります。
読み方は「ペリック」です。その他ペリーク、ペリケ、ヤギさんなどお好きなように。
ラベルデザインはお馴染みKAYO AOYAMAさんです。いつもありがとうございます!
その名の通り、アメリカンスピリットのペリックブレンド(黒い箱のやつね)をイメージしたフレーバーとなります。
ペリックとは、 収穫のあとウイスキー樽で数か月熟成された独特の酸味がある煙草葉の事です。
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ラタキア葉を軸として、少し甘味のあるトスカーナ煙草、灰、木酢を合わせたいわゆる「酸っぱタバコ」な感じです。
クエン酸的なトゲのある酸っぱさではないのでご安心を。どちらかと言えばしらふしスタウトに似た酸味です。
今回もBack Bar Brew同様、VGPG比率は50:50です。この配合気に入ったので今後もコレで行くかも。
酸味に違和感あるな~と感じたら、開封後1週間ほどスティープして貰えれば酸味に丸みが出るので吸いやすくなると思います。
推奨環境はシングルコイル0.5~0.8Ωで16~20Wぐらい。コットンのほうが味がまとまります。
今回はフルーツ系香料も清涼剤も使っていない(構成上は)極シンプルな煙草系フレーバーです。
意図せずともバリキラボらしい一癖ある複雑系フレーバーになりましたので、皆様何卒宜しくお願い致します。美味しいよ!
販売情報は冒頭に書いた通りですが、先行販売は恐らく50本程しかご用意できないと思いますので、お買い求めの方はどうかお忘れなく!
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ここから余談
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早いもので、来年の令和2年2月でバリキラボ創設3年目に突入することになりそうです。
これもひとえにバリキラボをご愛飲(ご愛喫?)頂いているお客様、そして販売促進して頂いている代理店の皆様のお陰です。
そんなわけで、ここらで一度全フレーバーのおさらい(というか開発に至ったバックグラウンド)を書いていこうかと思います。
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Gotland Pepparkakor (ゴットランドペッパカーカ)2017年2月~
現在は廃番。後釜は2019年7月発売のPepparkakor
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Guld Kvällsfika(グルドクヴェルスフィーカ) 2017年4月~
「名前が長すぎる」「なんと読むのかわからない」「公式がウムラウトを省略するとはどういうことか」
そんな罵詈雑言を浴びながら発売したフレーバー。販売を発表した当初は想像もできませんでしたが、今やバリキラボの屋台骨を支える主力フレーバーとなりました。コーヒー・タバコ・バニラ・キャラメル・バーボンをミックスした、その後のバリキラボの代名詞となる「複雑系」の一代目です。
メインのコーヒー香料がフィーカ販売開始と同時に生産中止となり、また代替可能な香料が無いほど特徴的なものだったのでこの世の終わりだと嘆いていましたが、製造元に問い合わせると(最低ロットの縛りはあるものの)特別に製造してくれるという奇跡が起きました。世界中でこの香料を所有しているのはバリキラボだけなので、フィーカのクローンは例えレシピが流出しても製造が不可能ということは少し誇りに思っています。(空き巣に入られたら流石にアウトだけど)
元々、当時大人気だったWAKONDAというコーヒー系リキッドを真似て遊びの一環で作っていたのですが、みるみる内に「あれ?これ美味しいんじゃない?皆にも吸って欲しい!」と思い最初は仲間内で販売していたのが始まりです。まあその当時WAKONDA吸ったことなかったんですけど...
その後口コミが口コミを呼び、発売から2年8ヶ月経つ今でもラインナップの中でぶっちぎりで累計出荷本数・受注頻度共に最多のフレーバーです。
あとこれこぼれ話なんですけど、当初はフィーカを「The Gentleman」という名前で出そうとしていました。スウェーデン語っていいじゃんと思ってフィーカに変えて、後発のELKにくっつけた流れです。
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Lychee Bak(リシェバック)2017年6月~
当時まだ外回り営業サラリーマンだった私は、エアコンが壊れている12万キロ走行の軽バン社用車の中でフィーカをRDAでふかしていました。ジリジリと上がっていく気温の中、フィーカの甘味料であるスクラロース(現在はステビアを使用)が車内のホコリっぽい熱気と混ざり合い、「う、うおおおおおおおお!!!!!人は、人の罪とは!!!!!!!!!」と発狂しそうになっていました。
そうだ、夏用のリキッドを作ろう。フルーツ系香料(作るのも吸うのも)苦手だから、この機会に自分で克服してみよう。
そんな閃きが始まりでした。当時は香料の知識なぞ狭いものだったので、とりあえず自分のイメージでミストにすると美味しそうな物から始めた記憶があります。結果的に今でもその手法は変わってないんですけど。
ライチ・ラム・リキュールにキャラメルRY4をブレンドしそこに清涼剤を足した、フィーカとは対を為す「軽さ」を重視したフレーバーです。
リシェバをきっかけにフルーツ香料の特性、コイルビルドとの相性、スティープの影響なんかをより深く考えていったように思います。
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shirafu shirazu(シラフシラズ)2017年11月~
ツイッターの繻子さんが主体となって今も継続的に行われている「自作リキッド交換企画」というものに当時参加させて頂き、そこで出したリキッドを皆の意見を聞きながら煮詰めて世に出したリキッド。
この頃から「バリキラボ味」と言われていたように思います。
ブランデー・パイプ煙草・バニラカスタードに少し柑橘系の花の香りを足したフレーバーです。
説明しても足りないからとりあえず吸ってくれ!と発売したこのフレーバーは、予想通り皆様の混乱を招きました。
「これは美味しい」「こういうのを待ってた」というご意見もあれば、「結局何味なんだ」「漢方臭がダメだ」というご意見もありました。
これがきっかけで、人の嗅覚・好みとはこんなに違うもので、だからこそ自分は人の評価に振り回されることなく作りたいものを作っていいんだな、と変な自信を持つことができました。
この頃からフレーバー調合に関して「引き算」というものを意識し始めます。
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ELK (the gentleman)(エルクザジェントルマン)2018年2月~
苺煙草味のリキッドは結構あるのに、好みのものがない。
だったらいつものように自分で作ろうと思い開発したリキッドです。
既製品の苺煙草リキッドに物足りなさを覚えたのは、苺と煙草の割合。苺8:煙草2ぐらいのものばかりだったので、もう少し煙草香料を増やしてみようと調合しました。
バージニア葉をメインに、葉巻香料、そして2種の苺香料を足して、煙草香料メインのアロマ感が強いリキッドになりました。
発売当初は「吸う森」「苺狩りに行って間違えて草を食べてしまったような味」「子供の頃に寝そべった草むらの汁」など、この人たち天才かというような面白いレビューを頂いてめちゃくちゃ笑った記憶があります。
ジェネシスビルドで吸って頂くとより草感が強くなり、苺の透明感が増し本領を発揮するので、ELKだけは是非ジェネシスで吸って頂く事を強くオススメします。
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shirafu shirazu STOUT(シラフシラズスタウト)2018年5月~
先発のshirafu shirazu(以下しらふし)の兄弟分として発売したものです。
しらふしの花の香料を抜いて、そこに木酢香料、ローストアーモンド香料を足してスモーキー感を押し出したものです。
しらふしに比べるとよりエッジが効いたものになって、煙草系やリキュール系リキッドが好きな人にはとても好評です。
バリキラボの中ではGuld Kvallsfikaに続き2番目に人気の高いリキッドです。
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Lychee Bak with Mint(リシェバックウィズミント)2018年8月~
既存のLychee Bakに入っている清涼剤(メントール)には僅かな苦みがあります。またリキッドが口や鼻に付くと若干の刺激があります。
前々からそういった意見もあり、確かにそうだよなと思うところもあったので、清涼剤をユーカリミントに変更したバージョンを作りました。
ユーカリミントは少量でも(自分にとっては)清涼感が強めなので、ただ清涼剤を抜いてユーカリミントを足すだけではなく、配合全体のバランスを再調整する必要がありました。
暑い時期には特にスッキリと吸って頂けるリキッドです。
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Vegas(ベガス)2018年10月~
桃かぁ、桃ねぇ、ううむ、桃…
そんな感じでウンウン悩みながら開発したフレーバーです。
ジュースみたいにならず、桃香料特有の粘土みたいなエグみを出さず、かつ煙���系香料と上手く組み合わせるには?
最終的に、バーレー葉・トスカーナ煙草に桃を少しだけ加え、エキゾチックなアロマを押し出すフレーバーに仕上げました。
灰感を感じる香料も足しているので、そこまでジューシーにならずあくまで深みのある煙草主体になっていると思います。
これはジェネシスで吸っても美味しい。
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Pepparkakor(ペッパカーカ)2019年5月~
今まで3ヶ月ぐらいのスパンで新作を出していたのに急に7か月も開いちゃってますね(書いてて気づいた)。これはおそらくコーヒーの焙煎にハマってたからかと...
Guld Kvallsfikaの2か月前に出した、事実上バリキラボ初のリキッドであるGotland Pepparkakorの改良版になります。
前作はジンジャークッキータバコというフレーバーでしたが、本作はジンジャークッキーにサンダルウッドと林檎の香料を加えています。
このサンダルウッド(白檀)香料というのがクセモノで、少量加えるだけで仏壇の前に座らされているようなお線香の香りに包まれます。
この香料をなんとか攻略しようと奮起した実験的なフレーバーです。
開発途中で白檀に嗅覚を殺されるという紆余曲折もありましたが、なんとか無事完成に至りました。
白檀を使っている市販のリキッドは中々ないんじゃないかと思います。海外の方には面白がられます。
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Back Bar Brew(バックバーブリュー)2019年7月~
今までずっとVGPG比を70:30でやってきたバリキラボですが、本作で初めて50:50になりました。というのも、作っている途中でどうしてもVGの甘味が全体を重くしている気がしたからです。
4種の葉巻&煙草香料をボディに置いて、スパイス、2種のミントなどなど気づけばバリキラボ最多の9種の香料を使用するリキッドになりました。
どこかのYouTuberの方が(すいません失念しました)、「おじいちゃんの腰に貼ってあるサロンパスを嗅いだ時の香り」とレビューしていて、これは中々良い表現だなと思わず膝を打ちました。
ただストレートにミント煙草のような香りだけでなく、スパイシーでくぐもったような香りも表現できていると思います。
「アイコスのミント味に似ている」というレビューもありました(アイコス吸った事無いのでわかりませんが)。
これも一癖二癖ある一言では表現できない複雑系リキッドだと思います。
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以上です。非常に長くなってしまった。
ここまで読んで頂いた方、お付き合いありがとうございます。
今後もゆる~くやっていきますので、ゆる~くお付き合いの程宜しくお願い致します。
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vk-ento · 2 years
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昨夜のブランデー アルマニャック モンルージュ ARMAGNAC MONTROUGE ブランデーの古酒です。 最近流行りの洋酒買いますのお店で購入しました。 X.O.やナポレオンにしては確かに安かったです。 自己責任でということで。 香りはものすごく、優雅です。 ストレートは無理ですので、ロックかフレンチハイボールでいただいています。 #アルマニャック #モンルージュ #armagnac #montrouge #brandy #whiskygram #brandygram #フレンチハイボール #ブランデー #ハイボール #ゆうべのブランデー #飲酒タグラム  #basarmagnac #nogaro #博兼商事 (Ibaraki, Osaka) https://www.instagram.com/p/CgK_T8LvD-y/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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38nakao · 4 years
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いっぱい考えるきみが好き!
 今年の2/28は、うるう日前日で、華の金曜日で、わたしの給料日。まだ中身の更新されない無駄に本体だけ重たい財布を携え、久しぶりに渋谷へ。この頃は毎日の楽しみってほど楽しいものもなく、帰りがけのコンビニについ入ってお酒を買ってしまい飲んじゃう、みたいな日課はある(そんな��だ名はつけたくないけど)。この日の行き先は、居酒屋でも割烹でも小料理屋でもなく、向かうは無限大ホール。目当ては又吉直樹大先生。いろんな芸を磨くのに忙しい彼だが、今でも『実験の夜』と称した定期イベントをやっている。気のしれた芸人仲間と、用意したお題に沿いつつ捕らわれすぎずに進む話は、実験というよか一人暮らしの自炊のような、はたまたドリンクバーを淡々と向かい合ってるような、そんな解放感がある。ちょいとしくじったって、ぼかーーーん!とドクロの煙があがるこたない。気楽なイベントだ(座って観てる側からすれば)。
 最近趣味ってほどの趣味がなく、ぼんやりと生きている。入れ込むほど好きなものもないけれど、気になるものはたくさん転がっていて。図書館やYouTubeで簡単に観れちゃう。しかも安酒片手に。ただ、それだけじゃあ薄味過ぎる。でも、そのひとを知り尽したいと前のめりな集中力はない(あれ、わたしってオタクじゃないんだね、ミーハーなんだね)。でも、気になるものをちょろりとつまみ食いするのも、まあ楽しいよね。飲み屋に行く足取りで、お金代わりのチケット持って、何となく。
 『実験の夜』は二回目。又吉氏は、意外と背が高くない。170cm、ないのではないか。うねうねの八の字パーマ、通気性のありそうな素材のゆったりした服を着ていた。少し語尾が伸びる圧のない大阪弁。話すときの姿勢がなんとなく好き。
 今回の企画は、又吉氏をよく知る後輩5人に彼自身が考えたあるランキングの内容を当てるというもの。第一のお題は、「状況飯」というものだった。サウナで思いっきり汗をかいたあと飲むビール、みたいに限られた状況のもとで食べるからこその、うまさ。そんなドラマチックな飯を又吉氏はいくつか考えて、我々が見守るなか後輩たちが5位までを当てる。
 後輩らがサッとフリップに書いて淀みなく声にだしていく。すぐ答えられるあたりが付合いの深さ、それにすごく又吉氏っぽくて、芸人さんて本当にすごいなと思った。発想力と瞬発力がすごい。しかも、DJみたいに雰囲気も読めなきゃならない。それなのに売れてないのかこの人たち(Marumanのオレンジ×黒のスケッチブック、あれ売上の3割くらい吉本興業な気がする)。
「執筆が一段落ついたあとのサッポロ一番」
「神保町で良い買い物したあとのボンディのカレー」
「河童がくれたきゅうり」
「太宰治の『人間失格』のなかにハムとか入ってるサンドイッチ」
※うろ覚えの意訳
 という解答に「ええなあ」とか「うまそやな」とか目を細めるも首を横に振る氏。ほんとの状況飯ランキングは以下の通り。
五位:アカデミー賞受賞後、ロスで打ち上げした良い雰囲気の小料理屋で食べた〆のそば
四位:テスト期間が始まったばかりに、「グラウンド十周したら今日は帰れ」に顧問に言われ、部活終わりの帰り道に友達に二本もらったポテト
三位:幼稚園に入ったばかりの娘が妻とバレンタインのお菓子づくり。「ゆうくんにあげるんじゃないの?」と聞くも、最初にくれた少し焦げたクッキー
二位:誘拐され部屋に閉じ込められ、「もう死ぬかもしれない」と餓えてるときに誘拐犯がつくってくれたペヤング
一位:天気が良かった日のカレーライス
※うろ覚えの意訳
 モウソウクウソウなんでもあり。当たるわけねえじゃん。ただ、ここまで自由に想像できるものなのか。誘拐犯がわざわざ流しに湯切りする手間、一抹の優しさ。それがうまみしかない調味料になる。くそう、叶いっこねえよお。
 わたしは特に四位が好き。校則で本来はダメだろうに買い食いしちゃうこと、しかも友だちに二本、きっと冷めててふんにゃりしたポテト。ノスタルジーはイカ墨じゃなくて、砕いた真珠かなにか入ってる。だから放課後って、なんであんなにキラキラしてるのだ。
 わたしの状況飯、何があるだろう。食のエッセイを書いて(うっすい)本にしたことがあるからには、やらねば。
 正直、舌はほとんど肥えてない。最近はまずいと思うものはほとんどないよ、コンビニのごはんもある程度おいしいんだもの。基本がおいしいで、あとはすごくおいしいみたいな感じ。だからこそ状況飯、そそる。
・冬山に遭難しなんとか山小屋を見つけるも食糧は底をついてしまい、強い風が打つ音、小屋のきしむ音をかき消すように明るく話してみせるが死んだ表情を浮かべるチームメイトを見て心が折れた瞬間、救助隊がドアを叩く音がして安心で涙腺がゆるみ、ぼやけた視界の中で飲む山岳犬の樽の中身
・禁煙をはじめたばかり、取引先と最寄り駅で会う約束をするも中々相手が表れず貧乏ゆすりをしているわたしを見かねて「糖分補給」と手渡された小さい袋に入ってる明治のブラックチョコ
・よく晴れた土曜日、家で用事をひとしきり済ませたあと、そういえば洗濯物を干しっぱなしだったのに気がついて畳んでいるうちに眠ってしまい、ぱちんと家の明かりがついた音に気がつくと、「おはよう」とスイッチに触れてる好きなひとが立っていて、「昼寝してた」と立ち上がったわたしに「お腹空いちゃって」とコンビニの袋から出てきた二本のガリガリ君
 想像というか願望。もったり顔のセントバーナードに見下ろされつつ樽からブランデー飲みたい。スイスの山の上にあるおんぼろ小屋で飲む、みたいなコンセプチュアルなバーかなにか出来ないだろうか。ラクレットチーズとか食べられて。鈴つけてるヤギと一緒に樽下げたセントバーナード。
 おすすめは、三つめ。まず土曜日ってのがミソで、夕方ってのもミソで、分かってくれるよね、この優しさに満ちた世界。自分が食べたいものを相手にも。わたしの理想は「離れているときのふとした瞬間」で、関係性というのは一緒にいるときじゃあなくて、いないときに何をしてるかだと思うのです。これ話しだすと本当に長くなるから、今は話さないけど。
 知りたいひとは、飲みにでも行きましょう。飲まなくてもいいか、メールでもなんでも。宛先は、[email protected]。件名に、あなたの状況飯を書いて。
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20kitan · 5 years
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企画「21グラムに祈る。」の護衛官。
◆オーギュスト・ブラント/愛称はオーギュ
 護衛官に選ばれた元実業家。目当ては世界を見ることと莫大な報酬。それを元手に再び商売をはじめる気でいる。恵まれた体格で力強く、狩りと料理が上手い。戦えるのは戦うが、神子の護衛を優先し避けられる争いは避ける傾向にある。  不思議な力は「触れたものを黄金に変える」。
追記に詳細プロフィールです!
オーギュ 身上調査書
姓名、略称:オーギュスト・ブラント/August Brant/愛称はオーギュ 年齢:36歳 性別:男性 血液型:O型 誕生日:8月20日 星座:しし座 身長:193cm 体重:85kg 髪色:ゴールド 瞳の色:緑色 視力:両目とも2.0 きき腕:右きき 声の質:ハリのある堂々とした声 手術経験や虫歯、病気:なし 身体の傷、アザ、刺青:なし その他の身体的特徴(鼻や目の形、姿勢、乳房、足、ホクロなど):左目の下にほくろが三角形に3つ、口元にほくろ1つ セックス体験、恋愛、結婚観:美女が大好きで恋愛にも積極的。結婚するなら健康的な美女がいいと思っている。 尊敬する人:叔父 恨んでる人:敵商会の長 所属・役職:綿製品の製造を中心に綿糸業を営んでいた会社の社長であったが、敵対する会社に潰されてしまい廃業した。現在は一応実業家。 収入: 少し前までは富豪と呼んでよい収入だったが、今はなし 武���:ロングソード 出身:アルゲオの裕福な家庭 ���国語、言語:アルゲオ語 将来の夢:自分の作る製品をアルゲオ中の人間が持つこと 恐怖:負債を抱えること 癖:胸を張る 酒癖:大酒飲み
*交流向け 恋人:なし 護衛する神子:アスレイ 一人称:私 二人称:君、貴公、貴殿 呼び方:呼び捨てか君、親しい相手なら愛称で呼ぶこともある
*概要  護衛官に選ばれた元実業家。目当ては世界を見ることと莫大な報酬。それを元手に再び商売をはじめる気でいる。恵まれた体格で力強く、狩りと料理が上手い。戦えるのは戦うが、神子の護衛を優先し避けられる争いは避ける傾向にある。  不思議な力は「触れたものを黄金に変える」。
*性格  堂々とした風格のある実業家。意気軒昂でいつでも自信たっぷり、負けず嫌いでプライドが高いが素直。無意識に人の善性を信じているため、敵意には気付くが悪意には鈍感。前向きで明るく自分の成功を信じて疑わない。あまりに身軽だと落ち着かなくなり、なにか責任を背負いたくなると言う変わった一面もある。  職業柄かあらゆるものを損得で考えてしまい、あらゆるものの「価値」に興味がある。それはアルビオン正教、教皇、神子にも及び、その換算のために「G」という単位を持ち出すこともあるが、何もかも金で代替できると思っているわけではない。またそれ自体を自分の欠点とは思っていないので、隠す気も治す気もない。  気弱だったり病気がちな人間を見るとイライラしてしまい、つらく当たるつもりがなくても「はっきり喋れ!」「背を丸めるな!」とつい口を出してしまう。自分でも良くない癖だとは分かっているがなかなか治らない。
*能力  生家の方針で銃による狩猟、護身術として武術と剣を習得している。恵まれた体格をしているのでいずれも成績が良く、腕には覚えがある様子。そこそこ喧嘩慣れもしている。料理は趣味が高じてなかなかの腕前であり、人に振る舞うのも好き。金の勘定が異様に早い。  芸術方面の才能はからきしで鑑賞専門。楽器も嗜みとして習ったが身になったのは下手なヴァイオリンのみ。価値のあるものを見るのは好きだが、愛でるなら花や鳥など自然物のほうが好き。
*経歴  家を出てから事業家として活動しはじめてから長い期間利益を上げ続けたものの、綿を仕入れている農場を買収され原料不足になり、商品を作れなくなってしまった。経営が赤字に傾く前に従業員を路頭に迷わせないため身銭を切ったため、自身のわずかな財産を残して家も失い無一文になる。買い上げていた工場や土地などはそのままになり運営できずにいるが、辛うじて負債もない状態。  まったくの身軽になってしまった折に護衛官の募集を見て応募した。
*好きなもの
食べ物:白身魚、鴨肉、スパイスの効いた料理 飲み物:ブランデー入りのコーヒー 煙草:なし 香水:バラとリンドウの香水 異性:健康的な美女 書籍:経済、伝記、料理本、新聞 動物:全般好き。家に鳥を飼っている。 ファッション:革製品にフォックスファー、動物の毛皮が好き。色は緑(特にエメラルドグリーン)が好み。 場所:自宅の暖炉前 愛用:ロングソード 趣味:狩猟、料理
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k6u0 · 2 years
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シベール ブランデーケーキ1,200円(税別)/株式会社エムアイフードスタイル
再開発に伴い、COREDO室町をはじめさまざまな商業施設、ショップがオープンしているので、休日になると日本橋へ足が向かうことが多い。日本橋へ行くときは、銀座駅から中央通りをひたすらまっすぐガンガン歩いていく。眠ったような休日のビジネス街が好きなのと、老舗デパートやショップに立ち寄れて楽しいからだ。
京橋駅まで行くと、明治屋がある。店内を物色していると、「なんか味があるな」という雰囲気のパッケージがあった。それが写真のシベールのブランデーケーキ。株式会社エムアイフードスタイル(三越伊勢丹)が1976年から作っていて、結構有名な存在だと思うんだけど、私は知らなかった。兵庫県に伊勢丹も三越もなかったしさ…。でも、東京出身の人に聞いてもなんか名前は知ってるけど、いまいち正確に把握していないという感じだった。(三越と伊勢丹が統合したの結構最近じゃん?もともとはどっちが作ってたんだろう?)
ケーキの表面は包装のビニールにくっつくくらいブランデー?でベタベタしているけど、食感はふんわりしている。ブランデー、リキュールの香りが食道のあたりでムッとする。最初は結構お酒がキツイか?と思ってたけど、いわゆるブランデーケーキのなかではかなり食べやすい方のよう。確かに数日にわけて食べてたら慣れてアルコール感は薄れた。ブランデーケーキ食べ比べないとわかんないね。いくつか買ってみよう。
味はノーマルのブランデーケーキのほか、オレンジ、チョコレート、レモン、紅茶のほか、季節の味があるよう(すべてブランデーケーキ)。賞味期限は製造日から120日、7切れにカットしてあるし、わりと身近(クイーンズ伊勢丹)で買えるので、友達の家に気軽に持っていくのにいいのでは。洋酒が含まれているので、小さい子やお酒に弱い人、妊婦・授乳期の人、運転する人は注意。
私が買ったのは写真の通り黒いパッケージだったんだけど、現行品?はやわらかい色合いで葉っぱのイラストが描かれているパッケージ。そっちの方が今っぽくておしゃれ。
https://www.mistore.jp/shopping/
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kachoushi · 3 years
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各地句会報
花鳥誌 令和3年10月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和3年7月1日 うづら三日の月 坊城俊樹選 特選句
ちらちらと風になびくや小判草 喜代子 月涼し越し人生を返り見る 同 堤防の舗装工事に夏深む 英子 大夕焼茜に染まる遊びの子 都 誰が化身蛍火となり闇を舞ふ 同 訳有りの香水今は琥珀色 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年7月3日 零の会 坊城俊樹選 特選句
吸殻はサルビアの雨に崩れて 和子 色悪の血まみれとなる夏芝居 要 柏手も汗も小言も楽屋口 荘吉 歌舞伎座の江戸むらさきの涼しさよ いづみ 通り抜けても青梅雨の銀座かな 要 辯松へ思ひありしか梅雨の蝶 三郎 歌舞伎座の裏店にある水羊羹 いづみ 木挽町の色を正して濃あぢさゐ 和子 風鈴や木挽町しか知らぬ風 順子 三つ編みをほどき蛍をとほくする 光子
岡田順子選 特選句
やうやくに楽屋貰ひて夏暖簾 佑天 高楼に埋もるる梅雨の小料理屋 小鳥 緑蔭にレノン形見の喫茶店 いづみ 三越の獅子にまたがる父の朱夏 俊樹 緞帳の街を治める朝曇 三郎 一センチほどの薔薇咲く木挽町 小鳥 垢抜けぬ頰で見にゆく夏芝居 光子 紅薔薇を傘もささずに買ふ男 きみよ 吸殻はサルビアの雨に崩れて 和子 夏深し妾の店の連子窓 光子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年7月7日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
手の窪に水の匂へる蛍かな 世詩明 梅雨ごもりポストは音を待つてをり 清女 魚の店は蝿取りリボンぶら下がる 誠 雲の峰海へと続く行者道 同 潮浴びの乾きし肌に白き塩 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年7月10日 花鳥さゞれ会 坊城俊樹選 特選句
栄枯知る一乗谷の大夏木 かづを 老鴬に耳遊ばせてゐる故山 同 山日和老鴬機嫌よく啼けり 同 夏潮の香を浴び渡る神の島 同 海に向く茶房の窓や夏の潮 匠 縁側は親のぬくもり端居せる 同 夏潮の三国河口に女佇つ 和子 棟梁で寡黙な男哥川の忌 同 泰山木花の大いさその白さ 天空 夏潮に護られるごと句碑三基 同 丸ごとのこれぞ西瓜と云ふ西瓜 雪 夏潮を佐渡へ蝦夷へと旅せし日 清女 なんとなく撫でてあげたい西瓜かな 笑 美しき娘を残し夏の月 千代子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年7月10日 札幌花鳥会 坊城俊樹選 特選句
とび降りる水待つ滝の流れかな 独舟 ドア開けて人を待つかに水中花 清 客一人静かさにある水中花 同 手も足も尻も出てゐる夏蒲団 晶子 口癖も日焼けもまさに親子なり 同 蜘蛛の囲に雨粒光り蜘蛛は留守 寛子 一滴のブランデーなりし夜の秋 岬月 鳶職の足場を雲の峰に組む 同 ボート漕ぐピアスとピアス光り合ふ 雅春
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年7月10日 ますかた句会 栗林圭魚選 特選句
月見草闇押し退ける力あり 秋尚 枕辺に老舗の名刺うなぎの日 多美女 リハビリを終へギヤマンの氷菓子 同 月見草夕靄濃���き無人駅 ゆう子 空蟬や古寺の砌に横たはり 幸風 けさの雨白く飛沫きぬ原爆忌 ゆう子 母の言ふ忘られぬ空原爆忌 多美女 女坂木々の重なり寺涼し 瑞枝
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年7月12日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
料亭の盛り塩に梅雨しとどなる 清女 剥落の蔵の上なる雲の峰 上嶋昭子 時鳥行幸の山鳴き交はす みす枝 一枚の朴の落葉にある孤独 ただし 気に入らぬ日射しひまはり北を向く 時江 梅雨豪雨猛獣の群れ襲ふごと みす枝 木蔭には木蔭の色の額の花 信子 朝曇世の盛衰の見えかくれ 時江 喉飴をがりがり噛んで梅雨籠 清女 アマリリス弱気の兄を背に庇ひ 上嶋昭子 鬱憤を噴き出す如くソーダ水 みす枝 夏雲の一つ一つに獣住む 世詩明 青簾一枚外は日本海 ただし
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年7月12日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
海に果つ誘導灯や月見草 美智子 博物館枡に咲かせる古代蓮 悦子 雷鳴に引き摺られ行く雨の音 佐代子 短夜や寝返り毎に白みをり 宇太郎 幽妙な香となる風蘭の夜風 悦子 雷雨去り砂丘稜線みづみづし 都 沙羅散るや禅語の数と思ふ程 益恵
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年7月12日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
虹立ちてひと刷り濃かり空の碧 秋尚 捨て切れぬ夢まだありぬ雲の峰 同 神職の袴は浅葱雲の峰 美貴 たこ焼きのたこはみ出して雲の峰 有有 入道雲目指して彼方定期船 史空 片脚を天城嶺に置き朝の虹 怜 横寝する父の跣足や縒れる爪 聰 雲の峰青空少しづつ食みて 三無
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年7月13日 萩花鳥句会
遠き日や開聞岳の夾竹桃 祐子 砂山の一つ残りて晩夏かな 美恵子 子窓開け直ぐ二度寝入る風晩夏 健雄 山津波救命急ぐ汗汗汗 陽子 月涼し今日も安堵の日でありき ゆかり 広島の空の青さよ夾竹桃 克弘
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令和3年7月14日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
八日目のバナナ甘美をまとひたる 登美子 テーブルにぽつんとバナナ夜を明かす あけみ 歳月に吾と琥珀色増す梅酒 みえこ 半夏生物忌みの日と畏みぬ 同 開け放す御堂鶯老を鳴く 令子 疫病を祓ふ茅の輪をくぐりけり 同 行く人も来る人も居てかき氷 裕子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年7月16日 伊藤柏翠俳句記念館 坊城俊樹選 特選句
雨蛙いつ迄其処にゐるつもり 雪 百年に滅びし栄華夏の草 同 修羅場秘め密かに待てる蟻地獄 みす枝 伝達はちよつと一ト言蟻の列 同 稲光どつと天地を翻へす 玲子 形代を流せる指の皺深し ただし 一山のみどり明りの中を来し かづを 雲の峰見上げて君を待ちをりし 高畑和子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年7月18日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
蟬の穴覗きて闇の深からず 三無 草いきれ甘く重たき風となる 和子 アイスキャンディー食ふ子とそれを見てゐる子 千種 しつかりと姉の手握り雲の峰 斉 炎帝や年尾の句碑の揺るぎなく 亜栄子 絵日傘をたたみ閼伽桶汲む女 芙佐子 少年へ機関車聳ゆ日の盛 千種 組む足で裾さばきをりサンドレス 和子
栗林圭魚選 特選句
草影の一枚はがれ夏の蝶 和子 炎天へかひな開けり母の塔 千種 背に誰か並ぶ気配や夏の果 和子 両手拡げ風となる子や夏野原 三無 菩提樹といふ仏性が蟬集め 同 這ひ上り仏足石に迷ふ蟻 芙佐子 少年へ機関車聳ゆ日の盛 千種
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年7月21日 福井花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
雲の峰仰ぐ男の子の目の青さ 和子 ナース行く七夕竹にすれすれに 昭子 半夏生ほどの化粧や母在さば 同 父の日や兄に残りし父の顔 令子 福井空襲夏休待つ前日だつた 同 洗ひ髪彼の世此の世の人を恋ひ 雪 猫であることを忘れて猫昼寝 同 青葉木菟明智軍記を蔵す寺 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年7月21日 鯖江花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
夕べ啼きをりし蛙は殿様か 雪 母に別れ蚊帳に別れし昭和かな 上嶋昭子 思案中らしき男の白扇子 同 水中花の水替ふ君の留守の部屋 同 蛍篭明りに本を読みし日も 洋子 仏壇にもつとも古りし水うちは 同 曇天にほのかな明り合歓の花 紀代美 御住職までもあやめり水鉄砲 一涓 青天を背にし三人ラムネ飲む ただし 炎天下裸婦像ことに裾からげ 世詩明 山を割る男瀧の水の白きかな 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
九州花鳥会 坊城俊樹選 特選句
釘の錆風鈴を吊る指先に 睦子 行水の音たばしらせ若き父 同 炎昼や人みな影としか見えず 同 白刃のごとく立ちたり滝行者 伸子 風鈴の吊しままなる売家かな 久美子 人形の動かぬ瞳水中花 ひとみ 行けど行けど夏鶯の浦の径 由紀子 花海桐煌めいてゐる忘れ潮 さえこ 夏の夜のあやかし君とゐるスナック ひとみ 七夕や園児は時を駆けてをり 勝利 落蟬の足動きつつ曳かれ行く 志津子 噴水のあざとき色を噴き上げぬ 伸子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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usamierina · 3 years
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Tempura Mikaku: Enjoyed at the counter seat
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No, I don't mean for real, but I sometimes want to drink oil.  So this month's Tasty Food Party is a rare occasion: Tempura, especially enjoying at the counter seat.
油を飲みたい、そんな時もあります。(いや、リアルに飲むというわけではなくて、だけどね)ということで、今月の「ツキイチ美味しいもの会」は天ぷらです。ちょっと珍しいね。 カウンターで食べる揚げたての天ぷらはやっぱり最高。
「先生...カウンターで...天ぷらが...食べたいです...!」の声に集まったのは、六本木の「てんぷら味覚」。六本木交差点から芋洗坂を降りた先にあります。
お店オープンの18:00予約なので、同じ時間に予約されてる方が続々と。
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(なぜかお店の前には、袋に入った天かすが置いてありました。お持ち帰りOKってことなのかな?w)
今回は、「ええい、前菜やお刺身はいらないんだ!天ぷら揚げてくれい!」な気分だったので、天ぷら15品の「花」コースにしました。
まずは前菜。ホタルイカのゴマ和えとおひたしでスタートです。
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このホタルイカのゴマ和えが美味。この小さい体の中に旨味が詰まってて、本当にホタルイカはえらいねえ。
さて、おまちかねの天ぷらスタートです。
まずは海老頭から。
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カリカリサクサクパリパリです。
海老の頭、お刺身で出てきた時は絶対に吸います。エビフライの時は頭も尻尾も食べます。つまり、旨味が詰まっている海老頭を揚げたものは最高ということですね。フフッ
お次はやっぱり、天ぷらの王道、才巻海老!🦐
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才巻海老は2本出していただいたのですが、1本出てきた瞬間に(ダッシュで写真を撮って)すぐ食べたので、2本並んでいる写真はありません。笑
お魚きました。こちらはキス。
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これまた天ぷらの王道の白身ですね。 淡白でふわふわで、クセがなくて美味しい♡
白身魚は塩でしょ、と思いつつ、半身をてんつゆでいただいたら、それはそれでめちゃめちゃ美味しかった...。つゆは偉大...!
お野菜きました。���ングコーン🌽
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コーンも美味しいんだけど、やっぱり油がいい気がするんだよね〜。
ちょっと調べてみたら、「今井精油(千葉)の玉締めごま油」を使っているとのことでした。(油追加しているシーンあったから、一斗缶ちゃんとみておけばよかったなあ)
ごま油なんだけどさらっとしてて、独特の軽い香りがして、「ああ、お店の天ぷらだなあ」って実感。
お次の魚介きました。すみいかちゃん🦑
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これ、イカだから、歯応えごりごりで噛みきれないのを想像しがちなんですが、もう歯を入れた瞬間に「むちっ」とした歯応えと「サクっ」とした噛み切れで、とても小気味良くおくちに...!若い肌みたいなみずみずしさが最高です。
魚介とお野菜、交互かな。お次はアスパラ。
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春ですね〜!
火が入ったアスパラ、それでも中のアスパラつゆが噛むとジュワッと溢れてきて、はあ美味し。
魚介のターン!メヒカリを召喚!
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キスとは違う、独特のちょっと青魚っぽい味わいがこれまた美味。
野菜のターン!椎茸!はたして椎茸は野菜なのか!
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中には海老真薯が詰まってます♡旨味×旨味。
そういえば私、あんまりきのこ好きじゃないんだった、と写真見返しながら思いました。何かを詰められた椎茸(肉詰め、とか、真薯詰め、とか)は、きのこから料理にパワーアップしてるので全然オケーです。
野菜のターン!ナスを召喚!🍆
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ナスって、どうしてこんなにも油との相性が良いんでしょうね。そして、ナスの中身ってびっくりするくらい油すうよね。おいしいからいっか。
魚介のターン!強者ホタテを召喚!
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画がつよいのはここからですよ!
\パカー/
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美し...!
ほんのり熱が入っていて、帆立の生っぽい甘みと火が入った食感が楽しめて本当に美味♡
ホタテの天ぷらとか、マジでお店だから楽しめる味わいだよね...家で揚げようと思わないし、買ってきたやつだと、ゴリゴリに中まで火が通ってるからなあ。オイシー
おビールをだいぶいただいたので、ここからは日本酒にします。
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これは福井の「黒龍」の春しぼり。
注ぐと色が変わって、桜が咲くおちょこを出していただきました。めちゃめちゃ春っぽくて可愛いね!
日本酒はあんまり得意ではないんですが、黒龍はなんかフルーティーかつ飲みやすいイメージ。好きです。
\まだまだいくよ/ 魚介のターン!
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白魚かき揚げ。
この小さい体のどこに...こんな美味しさが...。かき揚げスキー!!
そろそろ終盤に近づいてきて、画がつよい天種が増えてきましたよ。 次は春だから、たけのこ。
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これもアスパラ同様、ジュワッと染み込んだ油と、竹の子の水分が噛むと滲み出てきて、口の中が洪水〜〜〜
大物きました!あなごです。
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ああ〜〜〜やっぱり穴子は王様だね〜〜〜鮨にしても天ぷらにしても、穴子は本当に美味しいわ〜〜〜〜〜
サクサクの衣とふわっふわの白身。こちらもキス同様、半身は塩で、半身は大根おろしたっぷりつけて天つゆで。至高...!
ここでブロッコリー登場🥦
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(正直、この子のことはあんまり覚えてません)
(ホタテ→白魚かき揚げ→たけのこ→穴子という、つよつよ打順、そして次は小海老のかき揚げというルーティーンの中に入れるにしては、ちょっと厳しくないか?w)
そうこうしているうちに、最後の大王がやってきました。
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小海老のかき揚げです。
\ダダーン!ジュワジュワーン!/
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揚げたてなので、小海老と小海老の間の衣の上で、揚げ油がジュワジュワ言っています。
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このかき揚げ、もはやすでに「小海老」ではない。プリップリの歯応えが楽しめる、まあまあのサイズのエビですよ。
そしてかき揚げというスタイルね。ひとくちひとくちが宝石で、だんだん小さくなっていくかき揚げをみていると、なんとも言えぬさみしさが...(食べているだけ)
ラストはデザート的な、さつまいも天ぷらで締め。
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甘みが強めなブランデーを最後にちょっと回しがけされているので、はちみつがけみたいな香ばしくて甘い、おいも天でした。
はぁ〜、カウンター天ぷらめちゃめちゃエンジョイしました!最高。
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march0320 · 5 years
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2019/09/10
【山ぶどう】
ものすごく晴れた日差しの暑い日。
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軒下の涼しいところで、何やら作業中の地域の方。手元を見てみると、黒い果実が山盛りいっぱい。
ブルーベリー?いや、ぶどう?いや、何だそれ!!
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「これ知らんかぁ。山ぶどうよだ。あの、甘いんじゃなくての、山のぶどう��。ふさになっとるんを粒にしよったんよだ。もっとはようきたら、ふさになったんあったんじゃけんどの。」
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粒は小さいけれど、皮をむいてみるとあの甘いぶどうにそっくり。ちょっと食べたくなって、食べてみたら・・・
「ほりゃあ、あもうない(甘くない)ぞ。すいい(すっぱい)ぞ。クマも好きじゃけんどの。」
ん・・・甘くはないけれど、種はあのぶどうの種と同じ感じ。
「これをの、焼酎かブランデーに漬けて、梅酒みたいに飲むんよだ。ええ色になるんぞ。」
少し分けていただいたので、私は砂糖漬けにしてシロップを作ることに。ちょっとゆず果汁も混ぜ込んで。
果たしてどんな色になるのだろうか。色の変化も味も楽しみです。
葡萄色(えびいろ)とは、このいろのことなんだなぁとしみじみ。きれいな色。
「こぶこは甘いけんどの。葉っぱが三角しとるけん、サンカクズルっていうの。ほれは甘いけんどの。山ぶどうみたいに大きい粒ではないけんどの。」
こぶこ食べてみたい!
しわしわと、恵みの秋が近づいている気がします。
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