Tumgik
#雨に濡れて遊んで喜ぶ
cornerstoneophanage · 2 years
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この2人✌️。。。 先週末から高熱が出て来て、病院にも行って、風邪とのこと🤧 3歳のSV(写真左)は、目を離すと毎日のように水遊びで服はびしょ濡れ😆 小学2年のYN(右)は、雨が降るたび毎回のように雨に濡れて遊んでは喜んでる😓 このこともきっと原因でしょう。 今は2人共に熱は下がり、YNは今日から登校しました! 今日は、幼稚園児2人に熱が出て休んでます👭 雨が降ると気温も下がるので、さらに要注意です⚠️ #先週末 #高熱が出て #病院 #風邪 #目を離すと水遊び #服はびしょ濡れ #雨が降るたび #雨に濡れて遊んで喜ぶ #原因 #熱は下がり #今日から登校 #幼稚園児2人 #熱が出て休んで #雨が降ると気温も下がる #要注意 #カンボジア #孤児院 https://www.instagram.com/p/CfGEZGgJAsH/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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longgoodbye1992 · 9 months
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サイドシートの君
ゆかは旅先で呼んだコールガール。
地元が近いのと趣味が合った事がきっかけで連絡先を交換した。
そしてお盆の帰省のタイミングで会う約束を決めた。
ゆかのいる町まで車で一時間ほど。
来るか来ないかは半信半疑だった。
約束を破るような子では無いと思ってはいたけれど、連絡の返信の遅さがちょっと気になっていて、来なければ来ないでいいやと思っていた。
約束の時間の十分前に待ち合わせ場所に着いて車を停めた。
ゆかに着いた事と車の特徴を書いたメッセージを送る。
来ても遅れるだろうと思い、二十分後に発走する競馬を予想して買った。
既読が着いたのは約束の時間を二分過ぎたあたり。
あと五分くらいで着くらしい。
少し安心した。
それから十分後にメッセージ。
車のナンバーはこれですか?と来て、車の後ろを振り向くと、こちらを見ているゆかと目が合った。
手招きをして助手席に呼ぶ。
ゆかが席に乗り込んでくる。
「すみません」
「久しぶり」
「お久しぶりです」
「元気だった?」
「はい」
「ありがとね、来てくれて」
「いえいえ」
「じゃあ行こうか」
プランを二つ提案した結果、神社に行って近くにある貝出汁のラーメンを食べることにした。
近くのコンビニでコーヒーを買う。
「そうだ、さっき競馬買ってたんだよね」
「そうなんですか」
「一緒に見る?」
「見ましょう!」
一緒に見たレースは見事に的中だった。
ゆかも喜んでいた。
車を走らせる。
車内ではゆかが同棲中の彼氏に薦められて見た頭文字Dの話を熱く語っていた。
今度聖地巡礼に行くらしい。いろは坂はあのまんまだよと言っておいた。
ゆかが今日着ている服はライトなロリータ風のワンピースで、童顔の彼女にはそれがとても似合っていたので伝えた。
嬉しそうに笑うゆか。ロジータというブランドらしい。
田舎道を走っているとひまわり畑を見つけた。
下りてみると一面ひまわりが咲き誇っていて、その後方にある風力発電のプロペラがまたいい味を出していた。
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夢中で写真を撮るゆかは無邪気な少女のようで、転んてしまわないか心配になるくらいだった。
車を再び走らせて神社へ向かう。
険しい階段を上って本殿でお参りをする。
「五円あった」ゆかが財布から硬貨を取り出す。
「俺は欲張りだから五円が十倍あるように五十円にするよ」
「なるほど!」
神様に祈ったことは今日が楽しく終わりますように。きつねの神様は俺を助けてくれるだろうか。
反対側に下りて行くと無数の赤い鳥居が並んでいる。何度来ても圧倒されるが、ゆかも同じだったようだ。
ここで少し雨が落ちてくるが気にせずに歩いていく。鳥居の中を歩いていくと横に水場がある。そこに咲く蓮の花を見つけたのでゆかに教えると鳥居から蓮にスマホを向けて撮影した。
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白い花びらが水から顔を出して咲く姿は可愛らしさだけではなく強さも感じた。何となくそれはゆかの姿にも重なった。
高台から鳥居が並ぶのを眺める。
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雨が本降りになってきたので木の下で雨宿り。
ゆかの持っている赤いバッグには傘が入っていないらしい。
「折りたたみもってくればよかった」
「雨降るなんて考えてなかったよ」
「県の真ん中の方は降るって聞いてたんだけどなぁ」
「しゃあないよ、ここ真ん中じゃないし」
しばらく経ってもやまない雨。結局少し濡れながら歩くことにした。
雨降りにも関わらず別な色の蓮の花を見つけて二人で写真を撮った。
階段を上って下り、おみくじをひいた。
天然石が入ってるおみくじで、パワーストーンが好きなゆかにはぴったりだった。
昼食の時間になったので店へ向かうが、時期や時間もあって行列ができていたので、同じく貝出汁のラーメンを出している別な店で食べることにした。
運良くすぐに座れ、ゆかとあれこれ話した。
ゆかは小学校から高校まで卓球をしていたらしい。
大学ではクラゲの研究をしていて、クラゲの生態にも詳しかった。
「一応理系なんで」
確かに同人小説を書き方を聞いたら実に論理的に話を作っているなと感じていた。
そんな話をしているとラーメンが出来上がって食べた。貝の出汁とバターの風味がうまくマッチしていて絶品だった。ゆかも気に入ってくれたようだ。
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店の外に出るとまたもや雨。
近くの公園にあった遊具も濡れていた。
「晴れてたらやりたかったのになぁ」
「これじゃ濡れちゃうね」
残念そうにするゆか。
ここの段階で時間は十三時をまわっていた。ゆかは十六時くらいまでならと言っていたので、次の場所を迷ったが、思い切って賭けに出ることにした。
市街地へ車を走らせる。
「あのさ」
「ん、なに?」
「夜の仕事、まだやってるの?」
「いや、しばらくやってない。昼の仕事で稼げるようになったから。このままやめようと思ってる」
「そっか、昼の仕事が順調ならいいね」
「うん、もう知らない人に会わなくてもいい」
「お疲れ様。よう頑張ったと思うよ」
「彼には絶対言えないけどね」
「体調もよさそうだね」
「うん、抗うつ剤は飲んでないし、元気になったよ」
「よかったよ」
ゆかの手に触れて握ると、握り返してくれた。
川沿いの堤防を走る。
カーステレオからは真夏の果実。
市街地にあるホテルへ入り車を停めた。
ゆかの表情は暗くて見えなかった。
「いい?」
「タダじゃ嫌」
「そっか」
その返答は予測していた。元々は金で繋がった関係だ。
「いくらくれる?」
価格交渉が始まるが、割とすぐにまとまった。
タッチパネルで安い部屋を選んで入る。横にあるシャンプーバーの香りが鼻についた。
部屋に入ってソファに座る。
唇を重ね、ゆかの胸に顔をうずめた。
その後の事は何となくしか覚えていない。何度もキスをして、何度も愛を囁いた。
そして二人並んで眠った。
ゆかの寝息を聞きながら時間を気にしていた。
リミットの時間はとうに過ぎている。
目を覚ましたゆかに聞いた。
「時間大丈夫なの?」
「ああ、うん。別に花火があるからそれまでに帰れれば。そんな花火見たいわけじゃないんだけど」
その日はゆかの住む町で祭りがあって二十時から花火が上がる日だった。
「そっかそっか。一緒に見る?」
「うーん、誰かに見られると嫌だから」
「だよな」
その後はゆかの書いた小説を読んだ。そしたら俺もゆかに自分の書いた物を見せたくなった。
「ゆかの事書いた作品があるんだけど見る?」
「えー!恥ずかしいからやだ」
「まあまあ、自分だと思って見なきゃいいからさ」
「うーん、ちょっと興味はあるんだけどね」
そしてTumblrに投稿してたコールガールを見せた。
時に笑いながら、時に考えながら読んでいた。
「この表現好き」
ゆかを花に例えた部分が気に入ったらしい。
「人の書いたもの見ると勉強になる。すごく読みやすかった」
「ありがとう」
「今日の事も書くの?」
「そうだなぁ、たぶん書く」
「めっちゃ恥ずかしい」
そんな事を話しながら、不思議な関係だなと思った。
現実で会った人にTumblrを見せたのは初めてだった。
彼女でもなければセフレでも無い。そもそも会って二回目の関係なんだから名前をつけようにもまだ難しいだろう。
それでもこの関係は何だろうと思いながら気づけば温くなった風呂に二人で入っていた。
洗面台で歯を磨くゆかに後ろから抱きついたり、服を着るのを邪魔してみたりした。
帰路につく。
夕焼けの時間だった。
この様子だとゆかの町に着くのは十九時くらいになりそうだ。
「今日さ」
「うん」
「何で来てくれたの?」
「えっ、うーん…誘われたし暇だったから」
「そっか。お金もらえるって思ってた?」
「いや、それはない。ただ会ったらするかもなとは思ってた」
「そうなんだ」
「うん」
途中の海辺で夕焼けの写真を撮った。
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「すごくいいね!あとで送って」
「いいよ、今送るよ」
すぐゆかに送った。
「ありがとう」
そっとゆかの手に触れた。自然と繋ぐ。
車は海沿いの道を駆け抜けていく。
町に着くと大勢の人で賑わっていた。
「どこで下ろせばいい?」
「真ん中は嫌だから…朝会ったとこ」
そこへ向かって車を進めると、警備の人が立っていて入れなかった。
「ちょっと入れないな…」
「うーん、どうしよう」
ぐるぐると町中を周る。
「やっぱ入れないよ」
「離れたとこなら一緒に見てもいい」
「えっ、あっ、そっか。じゃあそうしよか」
「うん」
「食べ物買いに行こか」
「屋台はダメだよ。知ってる人いるかもしれないから」
「そうだな。コンビニでいいか」
その町にある唯一のコンビニで食事を買った。
その隣りにある駐車場から花火が見えそうだったので、そこに停めて見ることに決めた。
花火が始まる。
ここでもゆかは写真を撮るのに夢中。
俺も撮ってみたけれど、信号が邪魔して上手く撮れなかった。
合間に見せてくれるゆかの写真は上手に撮れていた。
プログラムの間、ひたすらゆかはスマホをいじっている。その動きが止まると俺のスマホに通知が来た。
「アルバム作った」
開いてみるとトーク画面に日付が入ったアルバムが出来ていた。花火や蓮、ひまわりの写真がたくさんおさまっていた。
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「おー、いいね。ありがとう!」
「ふふっ」
ゆかはまた外にスマホを向けた。
「あの色はリンで…」
花火の色を見ながらそんな事を言っていた。
「覚えたことって言いたくなるよね」
ゆかが笑う。そうだなと俺も笑う。
あっという間に花火大会は終わった。
「帰ろっか」
「うん…」
帰りに降ろす場所を探しながら車を進めた。
「あっちに行くと公園がある」
「そこで降ろす?」
「いや、遠いからいい」
「行ってみようか?」
「うん」
公園に行くと暗くてよくわからなかったが、日中は眺めがいいだろうなと思った。
「あっちには小学校がある」
「行ってみよか」
何となくゆかの気持ちがわかった。
「あれだろ」
「なに」
「別れが惜しくなったんだろ?」 
笑いながら言った。
「でも明日は友達と遊ぶから泊まれない」
「もうちょっとドライブするか」
「うん」 
小学校へ入った。ゆかが通っていた小学校はかなりきつい坂の上だった。
「こんなのだからめっちゃ足腰鍛えられた」
「これは中々スパルタだな」
「でしょ」
小学校を後にして車を俺の地元方向へ走らせた。
「あれだよね」
「なに?」
「泊まっても寝ればいいじゃん」
「うーん」
「俺いびきかかないし」
「そうなんだ」
ゆかの右手に左手を重ねた。
「朝、めっちゃ早起きだよ?」
「いいよ。またここまで送るからさ」
「わかった」
「じゃあ、泊まろっか」
「親に連絡しとく」
コンビニでコンタクトの保存液とビールとほろ酔いを買った。
ホテルへ入る。今日二度目だ。
カラオケがついていたので酒を飲みながら二人で歌った。
夜は深くなっていく。
シャワーを浴びる。マシェリでゆかの髪を洗った。
洗面台でそれを乾かしてベッドへ入る。
互いに欲望のまま相手を求めあう。
眠っては起きて、キスをして、何度も何度も。
「俺に好きって言ってみてよ」
「言わない」
「いいじゃん、嘘でも言ってみなよ」 
「嫌だ言わない」
「そっか」
力一杯抱きしめて、それをゆかも返した。
俺は六月にあったことを話した。
自殺未遂のことも。
「ガチで死のうとしたんだね」
「うん、そうだよ」
「生きててよかったね」
「ほんとそう思う」
「今も彼女のこと好き?」
「いーや、全然」
「そっか」
「新しい好きな人いるらしいし」
「いなきゃ好きなの?」
「いや、そういうわけでもない。俺にはあわなかった」
「切り替え早いね」
ゆかの首筋にキスをして眠りについた。
結局は予定の時間にゆかは起きれなかった。
俺も軽くは起こしたけれど、別れを早くしたくないなんてエゴが出た。
「私ほんと時間にルーズなんだよね」
と言いながら、そんなに慌てないゆかが滑稽だった。
「私と付き合わない方いいよ」
「どうして?」
「時間守れないし、好きなこと話すと止まらないし」
「時間を守れないのはよくないな。でもそれはパートナーがちゃんとしてれば支え合っていけるんちゃうか?」
「うん…」
ワンピースを着ながらゆかは俺を見た。
「うしろのチャック閉める?」
「閉めよっか」
「自分でも出来るけど」
「いいよ、閉めるよ」
背中を向けたゆかの背中のファスナーを閉めた。
「上のボタンもかけて」
「はいはい」
ボタンを掛けて後ろから抱き締める。
「かわいいよ」
「ふふっ」
ゆかにかわいい���言うといつも笑う。
そんなとこはあざといのかもしれない。
「友達との待ち合わせ場所まで送ってくれるんでしょ?」
「うん、送るよ」
「やったー」
「そのかわり」
「なに?」
「お金は無しな」
「えー、少しも?」
「当たり前だろ。泊まったし送るんだし」
「ふふっ、そうだよね。わかった」
「交渉成立な」
「電車代浮いたからいいや」
「なんだよそれ」
ゆかが笑った。
ホテルを出てコンビニでコーヒーと朝食を買った。
予定時刻までに着かないのはわかっていた。
友達やら予約しているカラオケに電話をしながら、車の中でアイラインを引き、ルージュを塗った。
「ちょっとはおしゃれしないと」
「昨日と同じ服だけどね」
「それはしょうがない」
「そうだな」
「そうだ、スッピンどうだった?」
「あー、うん。可愛かったよ」
「ふふっ」
相変わらず笑う。
海辺を見ながらゆかは言った。
「普段海見ないけど、やっぱりこっちの海のが好き。向こうはなんか深くて怖いから」
戻ってこいよ。なんて言おうと思ったけど、別に俺がそれを言える立場じゃ無い。
「やっぱさ、十八年見た海は特別なんだね」
「確かにそうかもな」
「今回帰ったら、次見るのは冬か」
「その時も一緒に見たい」
「うん、いいよ。あっ、あとは会いに来てくれれば会えるよ」
「行きたいなとは思ってるよ」
海辺を過ぎて内陸へ入る。
あと五分で目的地。
信号で止まった時にゆかの唇を奪った。
信号の色が変わるのを感じで離れる。
ゆかの表情はどこか寂しげだった。いや、そう思いたいからそう見えたのかもしれない。
カラオケの前で降りる間際にもキスをした。
去り際にゆかは俺を見てこう言った。
「死なないでね」
短いけど重い言葉だった。
「そっちもな」
車を大通りへと向かわせる。
何度もゆかの耳元で囁いた言葉を思い出す。
車線を変えながら車を一台二台と抜いた。
「俺って本当に」
アクセルを踏んで帰路につく。
サイドシートにマシェリの香り。
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kennak · 1 year
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なああんた、あんたはゲーム脳って信じるか?ゲーム脳なんてインチキだ、って答えるだろうなあんたは。オレも信じちゃいない。それでもゲームで人間が狂っちまうことはある。あのときオレは復讐者になっていた。警告がてら、ちょっと思い出話に付き合ってくれ。何年か前にIngressってゲームが流行っただろ。青組と緑組にわかれて陣取りゲームやる、ポケゴーの元になったゲームだ。ポケゴーのジムやポケストップをIngressではポータルって呼ぶが、占拠したポータル同士を直線で繋ぎ合わせて三角形をつくると自分の色の陣地にできて、ヘッドフォンからは「素晴らしい成果です」とお褒めの言葉が流れてくる。シンプルに見えて奥の深いゲームだったからオレはやる気になって青色の三角をつくりはじめた。Ingressは誰かがポータルを占拠したり三角を作ったりするたびに行動ログが流れるから、オレの成果はすべてのエージェント(プレイヤー)に筒抜けになっている。はじめのうちは会社帰りに大きめの青い三角やきれいな三角をつくって帰宅し、風呂からあがってビールを飲みながらパソコンの画面で自分の成果を確かめてドヤ顔していた。遊べば遊ぶほど成果が可視化されて他のエージェントにそれを誇示できるゲーム。それがオレが遊びはじめた頃のIngressだった。エージェントレベルがA8になる頃には夜遅くまで近所をうろつきまわるようになった。他の娯楽はどうでもよくなってIngressだけ遊び続けた。ビールのかわりにプロテインを飲んで寝て、早朝からIngressをやった。ヘッドフォンからは絶え間なく「素晴らしい成果です」というお褒めの言葉が流れてきた。実際、最盛期の成果はほんとうに素晴らしくて自宅から会社までの約5kmが青色の三角で数珠つなぎになっていた。パソコン画面から眺めるとオレの成果は神龍のようなかたちに見えて、たくさんの青色の三角が龍のうろこのように輝いていた。緑組のエージェントが襲ってきてポータルを占拠するたびに青色のうろこが剥がれ落ちたが、そのたびオレは現地に向かってポータルを再占拠し青色のうろこを保守した。ここまでは良かった。オレがおかしくなっていったのはここからだ。そうやって半年ほど遊ぶうちに緑組のエージェントが2~3人で襲ってくるようになった。車に乗り合わせて襲ってきたり北側と南側から同時攻撃されて包囲されることもあった(Ingressは三角の内側では三角が作れないルールなので包囲されたらほとんど行動不能になる。だから当時は日本列島を丸ごと三角で包んで日本じゅうのエージェントを行動不能にするようなスーパープレイもあった)。緑組のエージェントのなかには、ニートなのか夜勤なのか昼間のうちにオレの自宅や会社のまわりを緑色の三角で包囲してしまうやつがいた。オレはだんだんイライラしてきて夜中までIngressをやるようになった。物資が足りなくなったら隣町のファーム(武器などが補給しやすい状態のポータルが集まっている場所)に出かけて補給した。それでもオレの通勤圏内は少しずつ緑組優勢に変わっていった。たまに隣町の青組メンバーが遠征に来てくれたが焼石に水だった。頭がどうにかなりそうだった。いや、その頃には頭がどうにかなっていた。青色の三角を創造するIngressが終わって緑色の三角に復讐するIngressが始まった。緑色の三角を壊すたび全身に快感が走って、強い酒を飲んでいるみたいに胃が熱くなった。緑組のカップルが街全体を包み込む巨大三角を作ろうと暗躍しているのを邪魔しきった時には笑いがこらえきれなくなって、真夜中の公園のベンチでオレは笑い転げた。警察がいたら職務質問されていたと思う。それと当時のIngressにはガーディアンポータルという仕様があった。同じポータルを守り続けていると、日数におうじて銅→銀→金→プラチナ→オニキスの「ガーポメダル」が貰える。自宅や会社のまわりは緑組のエージェントがうようよしているのでオレは20㎞離れた山間部のポータルをいくつか占拠し、ガーポメダルが手に入るのを待っていた。ところがプラチナのメダルがもらえる直前の日、山間部のオレのポータルが全部焼かれてしまった。行動ログによれば、襲撃犯のひとりは例のニート野郎でもうひとりは山間部に近い地域で活動している知らないエージェントだった。生まれてから今までであんなに怒り狂ったことはなかった。オレは復讐を誓い襲撃犯たちのガーディアンポータル探しに夢中になった。それから色々あって奴らのガーディアンポータルをついに突き止めた。ニート野郎が占拠するポータルでいちばん息が長かったのは5㎞ほど向こうの神社の鳥居だったのですぐに遠征して焼き払った。もうひとりの知らないエージェントの最長ポータルは和歌山県の山中、登山道入口から5㎞ほど登った場所にあるお地蔵様で、これを一年近く守り続けている様子だった。ある土曜の早朝、オレは復讐するために和歌山県に出発した。新幹線と特急を乗り継いで近くの駅でレンタカーを借り、登山道に着く頃には霧雨が降りはじめたが頭に血がのぼっていたのでずんずん進んだ。今思えば危険な判断だったが当時は彼奴のガーディアンポータルを焼き尽くすことしか考えられなくなっていた。目標のお地蔵様に辿りついてバースターを撃ちまくるとガーディアンポータルはあっけなく占拠できた。ずぶ濡れになったままオレはゲラゲラ笑った。帰りの新幹線で寒気に襲われて高熱を出した。熱にうなされながら、あのお地蔵様をちゃんとお詣りしなかったから罰が当たったんだとか、とりとめのないことを考えていた。それからゲームのために和歌山県の山中まで出かけてずぶぬれになり、高熱にうなされながら帰る自分はどうかしていると思った。それで気持ちが醒めてきてオレのIngressは終わった。あんたにはこの話、バカみたいに思えるかもしれないな。だがあの頃の復讐心を思い出すとオレは今でも身体がざわつくしN社のゲームはもうやりたくない。ARが拡張するのは喜びや驚きだけじゃない。憎しみや復讐心だって拡張する。当時のオレはそれがわかっていなかったし、あんたの顔をみるに、あんたもわかってない様子だな。N社のゲーム、それからARには気をつけろ。あんたはあのときのオレみたいになっちゃ駄目だ。
Ingressでおかしくなって和歌山県の山中で正気を取り戻した話
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⁡ この日は良いリフレクションも撮れず、 一応撮ってみよう、、という感じで試し撮り。 ⁡ 微妙な画角のレンズ縛りで これ以上、後ろにも下がれなかったので 必然的にこうなった🤣🤣🤣 ⁡ でも画面を埋める色がキレイだったので 単調な構図ではあるけど投稿します😆 ⁡ というわけで雨の夜景を撮りに 横浜に撮影に行ってきました。 雨天に喜んで出掛けるのは、 新しい長靴を買ってもらった児童と 写真撮影くらいかな?🤣🤣 ⁡ 野毛か中華街かコスモワールド周辺か 迷ったけど、コスモワールドに。 ⁡ 持ってきたレンズを考えると野毛か 中華街にすれば良かったかなと 一瞬後悔😓 でも、レンズ縛りがあった分、 今回、変な写真をいっぱい撮れました😆 え?いつも変な写真?🤣🤣🤣 ⁡ そして、帰りに傘を忘れてきました🤣 その後、雨が降ったのでずぶ濡れ☔️😱 ⁡ そうそう、この時間に女子高生が2人、 コスモワールドで遊んでいたんだけど良いの? それとも制服を着たX世代かな〜🤔 (前回投稿キャプションの伏線回収🤣) ⁡ ⁡ 🗓撮影日:2022年9月 📍location: 横浜コスモワールド 🔗photo by: @i_love_photos.jun 👈 ⁡ ----------------------------------------------- #みなとみらい線フォト散歩 #レタッチレイトレック2022 #広がり同盟 #じゃびふる #かがやきフォトかながわ ⁡ #myyokohama #kanagawaphotoclub #tokyocameraclub
#art_of_japan_ #japan_great_view ⁡ #love_bestjapan #colorful_photojp #love_camera_club #japantravelgallery #wu_japan ⁡ #j_world_jp #total_nightjapan #shotfederal #ap_japan_ #raw_japan #raw_nightshots ⁡ #fever_photonight #great_nightshotz #rainbow_petals #total_colors ⁡ #コスモクロック #コスモクロック21 #raytrek #raytrek_photo #ファインダー越しの私の世界 (Yokohama Cosmo World 横浜コスモワールド) https://www.instagram.com/p/CirltF3v7o3/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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kachoushi · 3 months
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各地句会報
花鳥誌 令和6年2月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和5年11月1日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
星の出るいつも見る山鳥渡る 世詩明 人の世や女に生まれて木の葉髪 同 九頭竜の風のひらめき秋桜 ただし 太陽をのせて冬木の眠りけり 同 生死また十一月の風の音 同 朝湯して菊の香に上ぐ正信偈 清女 懸崖の赤き菊花の流れ落つ 誠
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月2日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
秋空の深き水色限りなし 喜代子 故里は豊作とやら草紅葉 由季子 菊花展我等夫婦は無口なり 同 しぐれ来る老舗ののれん擦り切れて 都 狛犬の阿吽語らず冬に入る 同 謎々のすつきり解けた小春の日 同 杣山の織火となりぬ紅葉山 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月4日 零の会 坊城俊樹選 特選句
綿虫と彼女が指せばそれらしく 瑠璃 梵鐘のはらわたに闇暮の秋 緋路 逝く秋をくづれゝば積み古書店主 順子 綿虫や浄土の風が抜けるとき はるか 太き棘許してをりぬ秋薔薇 和子 弥陀仏の慈顔半眼草の花 昌文 綿虫のうすむらさきや九品仏 小鳥 参道で拾ふ木の実を投げ捨てる 久 綿虫は仏の日溜りにいつも 順子 香煙はとほく菩提樹の実は土に 小鳥
岡田順子選 特選句
腰かける丸太と秋を惜しみけり 光子 九品の印契結ぶや冬近し 眞理子 古に大根洗ひし九品仏 風頭 綿虫や浄土の風が抜けるとき はるか 奪衣婆の知る猿酒の在り処 光子 神無月ならば阿弥陀も金ぴかに 俊樹 蚤の市に売る秋風と鳥籠と 和子 下品仏とて金秋の色溢れ 俊樹 綿虫と彼女が指せばそれらしく 瑠璃 梵鐘のはらわたに闇暮の秋 緋路
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月4日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
ありきたりの秋思の襞を畳みをり かおり 秋日入む落剝しるき四郎像 たかし 返り花ままよと棄つる文の束 美穂 凩や客のまばらな湖西線 久美子 凩の��うな漢とすれ違ふ 睦子 小鳥来る小さなことには目をつむり 光子 流れ星キトラの星は朽ちてゆき 修二 凩に雲や斜めにほどかれて かおり 人肌を知らぬ男のぬくめ酒 たかし 老人が老人負うて秋の暮 朝子 冬の日や吾が影長く汝に触れて 同 身に入むや妣の財布の一セント 久美子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月10日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
秋思消ゆ「亀山蠟燭」点せば 悦子 この町へ一途に滾り冬夕焼 都 新蕎麦を打つ店主にも代替はり 佐代子 添ふ風に方位はあらず狂ひ花 悦子 HCU記号音満つ夜の長し 宇太郎
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月11日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
トランペット響く多摩川冬に入る 美枝子 竹林の風音乾き神の留守 秋尚 公園の隣りに棲みて落葉掃く 亜栄子 句碑の辺の風弄ぶ式部の実 同 新のりの茶漬に香る酒の締め 同 歩を伸ばす小春日和や夫の癒え 百合子 朔風や見下ろす街の鈍色に 秋尚 ぽつぽつと咲き茶の花の垣低き 同 リハビリの靴新調し落葉ふむ 多美女 濡れそぼつ桜落葉の華やぎぬ 文英 露凝りて句碑に雫の朝かな 幸風 大寺の庭きりもなや木の葉散る 美枝子 山寺の風の落葉を坐して聞き 三無
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月13日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
風除の日だまりちよっと立ち話 和魚 風除の分厚き樹林影高き 秋尚 揚げと煮し切り干やさし里の味 あき子 薄日さす暗闇坂に帰り花 史空 渦状の切干甘き桜島 貴薫 切干や日の甘さ溜め縮みたる 三無 風除けをせねばと今日も一日過ぎ 怜 切干や少し甘めに味継がれ 秋尚
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月13日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
確かむる一点一画秋灯下 昭子 幽玄な美女の小面紅葉映ゆ 時江 釣り糸の浮きは沈みし日向ぼこ 三四郎 六地蔵一体づつにある秋思 英美子 赤い靴なかに団栗二つ三つ 三四郎 着飾りて姉妹三人千歳飴 ただし 正装で背中に眠る七五三 みす枝 雪吊の神の恐れぬ高さまで 世詩明 七五三五人姉妹の薄化粧 ただし トランペット音を休めば息白し 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月14日 萩花鳥会
夜鴨鳴く門川住居六十年 祐子 捨てられて案山子初めて天を知る 健雄 ゴルフ玉直ぐも曲るも秋日向 俊文 山茶花や現役もまた楽しかり ゆかり 舟一艘ただぼんやりと霧の中 恒雄 献茶式津和野城下や朝時雨 美惠子
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令和5年11月14日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
秋の暮百均で買ふ髪飾 令子 虫食ひの跡そのままに紅葉かな 紀子 背の丸き鏡の我やうそ寒し 同 小春日や杖つく母を見んとする 令子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月15日 福井花鳥会 坊城俊樹選 特選句
小春日や日々好日と思ひたり 世詩明 禅林を通り来る風秋深し 啓子 何事も無き一日や神の旅 同 炉開きの一花一輪定位置に 泰俊 一本の池に煌めく櫨紅葉 同 三猿を掲ぐ日光冬日濃し 同 立冬こそ自己を晒せと橋の上 数幸 小六月笏谷石は饒舌に 同 如何にせん蟷螂は枯れ僧恙 雪 猫じやらしもて驚かしてみたき人 同 一匹の枯蟷螂に法の庭 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月17日 鯖江花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
小鳥来る赤き実に又白き実に 雪 幽霊の出るトンネルを抜け花野 同 おばあちやん子で育ちしと生身魂 同 見に入みぬ八卦見くれし一瞥に やす香 時雨るるやのつぺらぼうの石仏 同 近松忌逝きし句友の幾人ぞ 同 季は移り美しき言葉白秋忌 一涓 菅公の一首の如く山紅葉 同 落葉踏み歩幅小さくなる二人 同 冬ざれや真紅の句帳持ちて立つ 昭子 今日の朝寒む寒む小僧来たりけり やすえ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月17日 さきたま花鳥句会
からつぽの空に熟柿は朱を灯し 月惑 白壁の色変へてゆく初時雨 八草 六切の白菜余すひとり鍋 裕章 一切の雲を掃き出し冬立ちぬ 紀花 小春日や草履寄せある躙口 孝江 柿を剥く母似の叔母のうしろ影 ふゆ子 いわし雲よせ来る波の鹿島灘 ふじ穂 鵙たける庵に細き煙たつ 康子 雲切れて稜線きりり冬日和 恵美子 水鳥の羽音に湖の明けにけり 良江
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令和5年11月18日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
紫のさしも衰へ実紫 雪 蟷螂の静かに枯るる法の庭 同 二人居て又一人言時雨の夜 清女 母と子の唄の聞こゆる柚子湯かな みす枝 還りゆく地をねんごろに冬耕す 真栄 帰省子を見送る兄は窓叩く 世詩明 人に無く芒にありし帰り花 同 香水の口よりとどめさす言葉 かづを 時雨をり故山の景を暗めつつ 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月19日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
浮寝鳥日陰に夢の深からむ 久子 呪術にも使へさうなる冬木かな 久 無敵なる尻振り進む鴨の陣 軽象 冬日和弥生も今も児ら走る 同 冬蝶の古代植物へと消えぬ 慶月 谿の日を薄く集める花八手 斉 冬天へ白樫動かざる晴れ間 慶月 青空へ枝先細き大枯木 秋尚 旋回す鳶の瞳に冬の海 久 冬の蜂おのが影這ふばかりなり 千種 水かげろうふ木陰に遊ぶ小春かな 斉
栗林圭魚選 特選句
竹藪の一画伐られ烏瓜 千種 遠富士をくっきり嵌めて冬の晴 秋尚 白樫の落葉急かせる風のこゑ 幸風 切り株に鋸の香遺る冬日和 久子 四阿にそそぐ光りや枯れ芙蓉 幸風 白樫の木洩れ日吸ひて石蕗咲けり 三無 小春の日熊鈴つけしリュック負ひ 同 青空へ枝先細き大枯木 秋尚 寒禽の忙しく鳴ける雑木林 貴薫 草の葉を休み休みの冬の蝶 秋尚 逞しく子等のサッカー石蕗咲けり 亜栄子 甘やかな香放ち桂紅葉散る 貴薫 あづまやの天井揺らぐ池の秋 れい
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月26日 月例会 坊城俊樹選 特選句
薄き日を余さず纏ふ花八手 昌文 耳たぶに冬の真珠のあたたかく 和子 黒松の肌の亀甲冬ざるる 要 雪吊をおくるみとして老松は 緋路 冬空を縫ふジェットコースターの弧 月惑 ペチカ燃ゆフランス人形ほほそめる て津子 上手に嘘つかれてしまふ裘 政江 嘘つつむやうに小さく手に咳を 和子 手袋に言葉のかたち作りけり 順子
岡田順子選 特選句
池一枚裁ち切つてゆく鴨の水尾 緋路 黒松の肌の亀甲冬ざるる 要 自惚の冬の紅葉は水境へ 光子 玄冬の塒を巻きぬジェットコースター 同 光圀の松は過保護に菰巻きぬ 同 ペチカ燃ゆフランス人形ほほそめる て津子 雪吊を一の松より仕上げをり 佑天 不老水涸れをり茶屋に売る団子 要 遊園地もの食ふ匂ひある時雨 俊樹
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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animekirbyserifu · 5 months
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ブンその2
21話 ・「(姉の読み聞かせに対して)ぜ~んぜん、王女はいつも最後には幸せになるってお約束じゃん。」 ・「今、王女って言った?」 ・「へぇ~すっげぇな~。だって本物の王女だろ?可愛いのかな…。」 ・「王女って可愛い声だな~。」 ・「女の子でも、ずいぶん姉ちゃんと違うなぁ~。女はみんな姉ちゃんみたいと思ってたから。」 ・「オレ、弟君(おとうとぎみ)?」 ・「おーい、ねーちゃーん!」 ・「だってつまんねぇんだ…。(王女に)何を聞いても「カタジケナクオモイマス」てしか答えないんだもん。」 ・「(近衛兵ヴィーがローナ王女だと知って)なんてこった!」 ・「アンタが本当のローナ王女様だったのか…。」 ・「ソードカービィだ!」 ・「(魔獣スッシーに対して)この魚野郎め。」
22話 ・「竜巻だぁ…。」 ・「…姉ちゃん?カービィ!ロロロ!ラララ!ねーちゃん!(最後のねーちゃんが「ネーチャーハン」に聞こえるため、ニコニコ動画でネタにされていた)」 ・「よく晴れてるなー、さっきの竜巻は何だったんだ?」 ・「あー!ボートがこんなんじゃ帰れない!姉ちゃんどうしよう…(泣)。」 ・「こんな密林に都合よく食べ物があるかなぁ…。」 ・「(この島に)住んでる人を見つけて助けてもらおう!」 ・「隠れ家みたいだ!行ってみようぜ!」 ・「(焚火が)さっきまで燃えてたんだぜ。ってことは人がいるんだよ。」 ・「(先住民は)恥ずかしがり屋なの��な?」 ・「くそぉ…好き勝手やりやがって…えい!(ダコーニョに石をぶつける)」 ・「(ダコーニョが銀河戦士団だと聞いて)銀河戦士団!?」 ・「返せー!カービィは魔獣じゃなーい!」 ・「ていていていていていていていてい!(魚を素手で捕ろうとする)」 ・「(カービィを探す前に)腹ごしらえをするのが先だ。」 ・「(ダコーニョは)訳わかんない人だぜ。ほっときなよ。」 ・「(ダコーニョのスパルタ訓練に対して)こういうアニメ、見たことあるよ。」 ・「くっそぉ…ふざけやがって!あぁ、お前の勝手には我慢できねぇよ(ダコーニョの横暴に堪忍袋の緒が切れて逆らうも、転ばされてメタナイトマークのナイフを落とす)。」 ・「メタナイト卿を知ってんのか?(ナイフをメタナイトに)貰ったのさ、この前。」 ・「ホントさ、(戦争が終わったことを)いい加減に信じてくれよぉ。」 ・「こいつら(デデデ達)は仲間なんかじゃないんだよ。」 ・「その身体じゃ無理だ、オレがやる(竜巻に突撃するが吹き飛ばされる)。」 ・「え、ダコーニョさんここに残るの?一緒に帰ろうよ、メタナイト卿にも会えるしさ。」 ・「鬼軍曹ー!元気でな―!」
23話 ・「姉ちゃんあれダイナブレイドの…(ベイビー)。」 ・「これで(ダイナベイビーは)自分の巣に戻りたくなるよ。」 ・「(デデデの自然保護運動に対して)その反対だろ!」 ・「オレ達が責任持って返すってば!」
24話 ・「この赤い△マークは何?」 ・「すっげー!(忍者って)かっこいいー!な、カービィ?(オレたちも忍者になろうぜ!)」 ・「(デデデが巻物を偽物とすり替える様子を見て)あ、ドロボー!」 ・「汚いぞーデデデー!」 ・「ダメだダメだ!こんなこと続けてもムダだ!巻物をもっと詳しく調べて、勉強するんだ。」 ・「任しとけって!な、カービィ?」 ・「ドロボーはそっちだろ?」 ・「静かにしろ、本物の忍者がいるぞ。」 ・「ホントだー、そこに本物の忍者がいたんだ。じゃあ、まだ近くにいるんだ。」 ・「やったー巻物だー!」 ・「やれるもんならやってみろ!」 ・「(ベニカゲの手裏剣投げが下手くそなのは)カービィと同じじゃねぇか。」 ・「(巻物が)成績表?成績表なんてなんで欲しいんだ?」 ・「(ベニカゲの成績の話を聞いて)ガッカリさせる話だな。じゃあこの△はダメって印か。」 ・「よし、オレが何とかする。ベニカゲだったな?ベニカゲ、特訓してやる。手裏剣が下手なヤツはお前だけじゃない(励ましになってない)。」 ・「ほら~、もっと腰を入れて(一頭身のコイツらに腰なんてないだろ…)。」 ・「でも、(手裏剣が)当たらないことにはな。」 ・「ははは、バカだなぁ。これは巻物じゃない。(ベニカゲに対して)何を恥ずかしがってる?だからお前はダメなんだ。これはコイツの成績表だよ、落ちこぼれの(ベニカゲかわいそう)。」 ・「(撤退するベニカゲに対して)どーせ煙玉だろ?」 ・「(川で流されるベニカゲに対して)泳げんのか~?」
25話 ・「(城の庭で遊んで)何がいけないんだよー!意地悪だなー!」 ・「覚えてろ!お前(エスカルゴン)が何か頼んでも聞いてやんないからな!」 ・「エスカルゴンに手紙を書くなんて誰かなぁ…。」 ・「(エスカルゴンがオレたちに頼み事なんて)ありえないって言ったじゃん。」 ・「これを聞いたらデデデも怒るだろうな~。」 ・「(デデデの前で)お芝居しろっての?」 ・「(お願いを聞いてもらってご機嫌になるエスカルゴンを見て)何だよあの態度!」 ・「こーゆーときは結局、カービィにお任せになるんだよな~。」 ・「エスカルゴンそっくりじゃん…(エス母を見て笑う)じゃあカービィ、頼んだぜ。」 ・「ダメだ…(エスカルゴンが緊張して)ビビってる。」 ・「(エス母に対して)面白い人だな。」 ・「(エスカルゴンが大王なのが)嘘だって分かったら、さぞガッカリするだろうなぁ…。」 ・「(エスカルゴンの母が「長生きはするもんだねぇ」って)プッ、言うと思った…(笑)。」 ・「ねぇ、急に(デデデの)態度が変わったの姉ちゃんのせい?」 ・「オレたちのおかげだぜ?感謝して欲しいね?」 ・「ちぇっ、終われば元の木阿弥かよ(「元の木阿弥」とは「もともと悪いものが一旦良くなったあと、再び元の悪いものにもどること」を意味する。てかなんで教養のないブンがそんな難しい言葉知ってんだ…)。」
26話 ・「(ボールのヘディングが)上手いぞカービィ、よ、シュート!」 ・「ま、魔獣…。」 ・「(メタナイトは)死んじゃったの?助ける方法はないのかよ!」 ・「(ソドブレに対して)カッコつけすぎだよー。」 ・「よっぽどのことがあったんだなー、メタナイトと。」
27話 ・「ウィスピ―ウッズなんて久しぶりだな。」 ・「(リンゴを食べるカービィに対して)オレの分も残しといてくれよ。」 ・「あのときはデデデがゴルフ場を作るとか言って、木をみーんな伐り倒してさー。」 ・「何だー花くらいで、第一コイツ枯れそうじゃん。」 ・「よせよ、花に名前なんか(笑)。」 ・「ちぇっ…オレたちは濡れても良いってことかい(ウィスピーがラブリーを優先して雨宿りさせたため)。」 ・「あいつ、まだ(ゴルフ場計画を)諦めてなかったのか。」 ・「それにしても、デデデのヤツ…なんでラブリーを狙ったんだろ?」 ・「さ、さっきは(花に)顔なんかなかったよなぁ…。」 ・「(ラブリーが)しゃ、しゃべった!」 ・「いくら植物が進化するって言ったって、いきなり顔が現れて言葉まで話す?デデデの仕業だ。ラブリーになんかしたんだ。」 ・「だからこんなにペラペラ喋るんだ!」 ・「デデデはお前を倒したがってる。アイツ…ゴルフ場計画を諦めていないんだ!」 ・「ラブリーのヤツ…どんどん大きくなってく…。」 ・「メカバッタだ!ヤツら(デデデ達)、これでずっと覗き見してたんだ!」 ・「クソッ…こうなりゃ(ラブリーを)引っこ抜いてやる~!」 ・「やったぁ!『一文字斬り』だぁ!(※ゲームのカッターカービィにはこのような技はありません)」
28話 ・「(ユニフォームを)着るとどうなるんだ?」 ・「ねーちゃん気にするなよー。どーせデデデの気まぐれさ。」 ・「面白そうだ!(デデデ・ファクトリーに)行こうぜ姉ちゃん。」 ・「(エスカルゴンに「子供は作業するな」と言われて)ケチケチすんな―!どう?カワサキ、面白い?おい、カワサキったら!じゃ交代させろ!」 ・「姉ちゃんもやれよ、面白いぜ?」 ・「でも、こいつはママも喜ぶぜ?」 ・「便利グッズを作るために、昼も夜も交代でぶっ続けで作るんだって。」 ・「あ、姉ちゃん!やっとその気になったんだね、今日もなんか貰えるぜ。」 ・「(アイスドラゴン・ロボを見て)オレ達そのために働かされていたのか。よーし、(ロボを)ブッ壊してやる」 ・「(村長夫妻の「自然を大切に」発言に対して)忘れたのかよ…村は姉ちゃんが守ったのに。」 ・「チキシジン?(子供らしく「知識人」の言い間違え?)」
29話 ・「よーするに、(「レストラン・ゴーン」は)デデデの店だ。」 ・「でーも(料理は)高いんだろー?」 ・「(「ムッシュ・ゴーン」の料理に対して)げ、たったこれだけ?」 ・「(カワサキって)よっぽど嫌われてるな。」 ・「でも本当のところ…どれくらい辛いかは食べてみないと。」 ・「もちろんさ。いっただきまーす。」 ・「…(カービィなんかに)負けるか!うわああああああ!かれええええええ!(火を噴く)」 ・「激辛カレー?もう古いぜ。(レストラン・ゴーンの)シャーベットの方が良いよ。姉ちゃんも一度食べれば分かる!(変な音を立てて足で浮遊する)」 ・「(姉にシャーベットがカービィそっくりだと指摘されて)そういえばそうだね。」 ・「あ!久々のコックカービィだ!」 ・「やったファイアカービィだ!(※カレーが辛すぎて苦しんでいるだけです)」 ・「(デデデ達に対して)罪滅ぼしに、『カワサキホットスペシャル』を食え!」
30話 ・「(カービィに対して)ちゃんとベッドで寝ろよ~。」 ・「ほーらやっぱり…。何してんだー降りて来いよー。」 ・「タマゴだ。こりゃ皆を呼ばないとな…。」 ・「姉ちゃんが(カービィが)鳥になっちゃうなんて言うから、カービィのやつ…。」 ・「(天気が悪くなってきたし)カービィ、オレたちは行くぞ。カービィはトッコリの巣で寝たから鳥になったんだ(笑)。自分の産んだタマゴだ、しっかりメンドー見てやれよ。」 ・「オレ、アイツ(カービィ)のおもりじゃねーよ!」 ・「ちぇっ、一体どこへ消えたんだよ。ん、すっげぇ…雷が落ちたんだ…。あ…のんきなヤツだ…(タマゴの上で寝るカービィを見て)。」 ・「降りろカービィ!ヒナが生まれるぞ!」 ・「(ガルボを見て)カービィに似てねぇな…。」 ・「やっとアイツ(ミニガルボ)と引き離せたぜ。アイツのおかげで村はパニックだ、なんで怒らないんだよ…。甘やかしてると、とんでもないヤツに育つぞ。」 ・「(親ガルボを見て)な…なんでこんなに急に育ったんだ…。」 ・「ガルボ!」 ・「ファイアカービィだ!(前話とは違い、今回は正真正銘本物のファイアカービィである)」 ・「どんな怪物でも(カービィが初めて自分で育てたペットだからな)…。」
31話 ・「来ちゃったのかカービィ…。」 ・「まぁ良いじゃん(姉は自身のぬいぐるみを勝手に作られて不満がっていたが、彼は特に不満はない様子)。」 ・「やっぱり姉ちゃんの言った通りだ!カービィ!戦士らしく(デデデ大王像と)戦え!」 ・「それより、そっちこそ(カービィを助けたことが)デデデにバレるぜ(彼がカービィを助けるためにデデデを裏切ったのは、今に始まったことではないので問題ないが)。」 ・「とにかく、ここは危険な罠だらけだ。なぁ!(カービィ)」 ・「そーいえばコイツスイカ好きだから…。」
32話 ・「(エスカルゴンのヤツ)大人のクセに泣いてやがる…(笑)。」 ・「(歯磨きは)オレはいいよ、だって虫歯なんてないもん(食べかすだらけの歯を姉に見せる)。」 ・「大丈夫~いつもこうだもん。じゃ、おやすみ~。」 ・「嫌だー!嫌だー!歯医者なんて嫌だー!」 ・「歯医者なんか絶対に行かねーぞー!歯医者の方がもっと痛い!」 ・「怖くないけど行きたくないんだ!」 ・「やっぱりオレ帰る…。」 ・「(デデデに対して)あぁオレは良いよ、お先にどうぞ…。遠慮するなよ大王なんだから…。」 ・「こうなったら何でも来いだ!(口を開ける)」 ・「オレも~!(デデデを追いかける)」 ・「(デデデにぶつかった衝撃で)あれ?歯が痛くない。」 ・「(ハーデーに治療されて)あれ?全然痛くなくなった。すげー!ありがと。」 ・「もう一度吸いこむんだ!(ハーデーに歯を治療してもらったにも拘わらず、恩を仇で返している)」 ・「これからは寝る前に、ちゃんと歯磨きしよーっと。な、カービィ(元から歯がないカービィに歯磨きは不要でしょ…)。」
33話 ・「でもさぁ~、そんな星って自然が残ってるのかな~?科学が進んでさ、いろんなもの作り過ぎてさぁ、ゴミだらけかもしれないぜ?」 ・「解決?どんな風に?」 ・「(謎のUFOを発見したカービィに対して)何だよカービィ。へへ、居眠りしながら天体観測はダメだぜ。」 ・「ゴミの山じゃん。」 ・「姉ちゃん!(ゴミの量が)昨日より1000倍くらい増えてる!」 ・「カービィ!(サンドウィッチを)全部食っちまうなんてひどいよぉ!」 ・「皆!姉ちゃんが犯人を突き止めた!」 ・「このままじゃ大火事になっちゃうぜ!」 ・「ファイアカービィだぁ!」 ・「あ、姉ちゃん、あれ!ライオン座を見ろ!」
34話 ・「姉ちゃんアレ見ろよ!確かアイツ…。」 ・「(コックオオサカに対して)また現れたな~!」 ・「(オオサカが)まさかの本物だったのか。」 ・「ひょっとしたら、オオサカはこの村で店を開くつもりだぜ(人口の少ないププビレッジじゃ集客率が悪いので、彼がそこで店を開くことは絶対なさそうだが)。」 ・「(オオサカの料理を食べて)うんめぇ~!ヤバいぜ…このままじゃ本当にカワサキの店��されちゃう…。何か秘密があるんだ!」 ・「(オオサカのヤツ)何かコソコソしてねぇか?(小声)」 ・「(カワサキに対して)バカにされても良いのか?その意気だ、頑張れ!」 ・「じれったいなぁ…いくら師匠だからって。」 ・「ギ・ジ・ラエキス?オオサカのメチャウマ料理の秘密?(ギジラエキスを入れたカップ麺の臭いを嗅いで)たまんないぜ。」 ・「カワサキに恥をかかせるつもりだ。」 ・「(ギジラエキスを)飲めばどんなマズいモンでも美味しく感じる。」 ・「この薬はオオサカの持ち物のなかにあった。」 ・「(カービィがギジラエキスを飲み込んで)姉ちゃんヤバいよ…。」 ・「アイツ(魔獣を見て)何喜んでんだ?カービィ!そいつは料理じゃないぞ!」
35話 ・「カービィ見ろよ…ゴーカートだ!はぁ~いいなぁ…かっこいいな~。(ガングに乗りたいかと聞かれて)もちろん!」 ・「すっげー…最高だなカービィ。」 ・「姉ちゃんも乗れば分かるよ、すげーかっちょ良いんだ。」 ・「(チャンネルDDDを見て)グランプリレース!?」 ・「見てくれ、オレもこれで(レース)出場だ!小さくても性能はすごいぞ!なぁガング?」 ・「うわ~かっちょいいなぁ~(ボンネットについたデデデの装飾を触る)。」 ・「姉ちゃん、このレースはドライバーが1人じゃ走れないんだよ(じゃあ何で[[彼>メタナイト卿]]だけ単独運転なんだ…)。」 ・「どお?デデデに負けないようにできる?こっちは(デデデに比べて)マシンもオレも軽い!よしゃーこれで勝ったぜ!」 ・「(ガングに1人でレースに出られるのか聞かれて)ででででも、絶対、1人じゃダメってんじゃないだろ?どーしてくれんだよ、ねーちゃん!」 ・「…ぶっちぎりだぜ。」 ・「(両親に対して)うるさーい二人とも!(姉が助手として参加したので)マ、マジかよ…。」 ・「ねーちゃん良いじゃんかー。対戦相手は多い方がやりがいがあるぜ。」 ・「(カービィは)スタートに出遅れたよ!」 ・「(トッコリへの返信)デデデかメタナイト卿だと思うけど~?(レース中にこんな会話する余裕あるのか…)」
36話 ・「クソ~アイツ(メタナイト)も敵だ!」 ・「(デデデの巻いたまきびしを除去する姉に対して)姉ちゃん!そんなの良いから乗れったら!」 ・「焦ったってダメ…ヤツらには何周も抜かれてる。うっせーな…姉ちゃんなんか乗せるんじゃなかった(ほんこれ)。」 ・「(カービィに抜かされて)クッソ~負けるもんか~。」 ・「(宇宙艇で飛ぶカービィを見て)すっげー飛んでる!」
37話 ・「姉ちゃん、ひでえよ…カービィがかわいそうだ!悪いことは何もかもカービィのせいって言ってるぜ。次を見てろよ!」 ・「けど、村の連中が噂してたぞ。デデデはずっとカービィを追い回してんのは、カービィがなんかやらかしてたからだって。」 ・「(デデデにストーカーされようが)別に気にすることなんかねーよ。」 ・「カービィが(スナック菓子を)拾ってあげたんだ。」 ・「(餃子が食えて)ラッキーだな、カービィ。」 ・「さっきのお菓子といい餃子といい、カービィ得してるよなー。」 ・「まるっきりカービィを悪者じゃんか。」 ・「姉ちゃん…「カービィを追い出せ」なんて、昔みたいに騙されやしないよ~(お前も昔騙されてたじゃん)。」 ・「(カービィの胃袋は)ブラックホールだ。だって見ろよあれ!(小麦の山を完食するカービィを見て)」
38話 ・「姉ちゃんすげーな。この原作者に手紙を書いたってワケ?返事来ると思う?来ない方に賭けるね、なぁカービィ。本を書く人なんて忙しいに決まってる。いちいちファンに返事なんて書かないって。」 ・「確かに、メチャ面白いよな~。さぁ、続きを読んでもらおう。」 ・「大人でも、読み終わったヤツはまだいないんだってよ。」 ・「続きはどーしてくれるんだよ!」 ・「(入学したら)本の続きが分かる?話の続きを教えてくれるって本当なのかー?」 ・「やだなぁ…話の続きを教えるのに、こんなバカなことにつき合うなんて。」 ・「すっげー!パピポテの原作者の先生か。」 ・「お金の為だろ?」 ・「(クリーンカービィを見て)はは、なんだありゃ。」
39話 ・「じいさん、どっから来たの?(エスカルゴンが高齢だと分かるセリフ)どうしたの?」 ・「あぁ、迷子の変なじいさんね。そのじいさんなら、カービィと一緒に海にいたぜ。」 ・「他に誰かいるかい?エスカルゴン。ねぇ、お腹空いてない?」 ・「(エスカルゴンの)名前が分かっただけなんだよ…。」 ・「つまり、(ボウキャックを身体から追い出すのは)痛いわけ?」 ・「頑張れ!エスカルゴン!」 ・「思い出した!(ボウキャックが体内から出たことで思い出す)」 ・「(ボウキャックに)憑りつかれたら忘れられちゃうぜ~。」 ・「見かけないヤツだな…(ボウキャックに憑りつかれたカービィを見て)。おい何とか言えよ。」
40話 ・「(ザコ魔獣から助けてもらって)サンキュー!ソード!ブレイド!どっからこんなに湧いてくるんだ?こいつら…。」 ・「こいつら一体何匹いるんだよー!元を絶たなきゃ…。」 ・「(裏切ったナックルジョーに対して)何だよそれ!(怒)」 ・「(ザコ魔獣に荒らされる村の惨状を見て)こりゃひどいぜ!」 ・「カービィ!こっちもだ!(吸いこんでくれ!)」 ・「ちくしょージョーのヤツ…一体どういうつもりだ…。」 ・「ダメだ…こっちはカービィ1人っていうのに、最強の敵が2人がかりじゃ…。」 ・「ファイターカービィ!」 ・「(ナックルジョーが)魔獣ハンター…。」 ・「オレたちすっかり(ジョーに)騙されちゃったな~。」
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myeverythinglyric · 7 months
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念の為の折り畳み傘、変えられなかった一部の雨予報にそわそわしつつ迎えた今日の約3ヶ月ぶりの逢瀬。直前の日までピリつく瞬間もあれど5分足らずで解決してきた、1年と約2ヶ月の期間の賜物。流石に2度目の待ち合わせ場所となるとどこから現れるかも分かってきて探す間もなく見つけられた。久しぶりの北斗に電車を待ちながらちょっかいをかけつつ、顔を見て話せる幸せをじわじわと感じていた。
一日目の午後、ホテルに荷物を置いて早速集合場所へ向かう。初めて逢うメンツばかり、俺の知り合いばかりで申し訳なさも感じつつそれでも付き合ってくれる北斗と恋人を受け入れてくれるダチに感謝しつつ。微笑ましく見守られながら会話に花を咲かせてたね。
2人きりになって歩けば道に迷い、予定通りに物事を進められずとも北斗は不機嫌になることもなくただただ見つからない予約車に焦って泣きそうになっているところを見て少し笑えたことは内緒、には出来てないな。困ってるところもちょっと可愛いけど可哀想だからすぐ助けてあげようね、俺。ずっと行きたかった好みのカフェ、全力で席を予約してくれた分全力でその雰囲気を楽しんだ。2人でオシャレなドリンクと食事に感動しながら、店内の作品を高いねなんて笑いあって筆談でも遊んだね。何でも楽しみに変わる、俺たちの得意技。夜遅くまで会話も盛り上がって、駅前でみんなで笑いあって、ピースで星作って写真撮るとか学生以来だなって懐かしみつつも青春の続きみたいなその瞬間が最高に楽しかった。大人になってもそういうくだらない話とか好きなことの話を永遠と語る時間は大事だなってしみじみ感じてたよね。
軽食続きで小腹を満たすために買ったコンビニ飯にヤキモチを妬くその膨れた顔も、先にキスしてにっこり笑ってご機嫌そうに風呂に行く顔も愛らしくて、愛おしくて。久しぶりの体温と柔らかさに少し触れただけで、気付けば夜も耽ってた。
予定よりも早く起きる癖、早く起きて御前との時間を少しでも多く過ごしたくてまだ眠たそうな北斗の頬をつついて起こす。寝起きでもほわほわ笑っておはようと返す瞬間も、何もかも自分のものなんだと優越感に浸る朝。早起きするほどのんびり準備するところも俺ららしくて、滑り込みで朝マックするところも俺ららしい。
北斗が通るところから雲が避けて晴れてゆく、曇り空のお台場も2時間も経てば快晴だった。今回もまったく出番のなかった折り畳み傘、本当に流石だな。
初めてのジョイポリス、そもそもどんなとこだろうと思いつつ入場して1時間後には楽しくてはしゃいでた。かっこつけたがりの俺が北斗の前でだけは羽目を外してきゃっきゃと騒げる、それを微笑ましく許してくれる北斗にだから出来ること。1位をとって喜んだり絶叫して楽しんだり、晴れた景色を見てランチをしてまったり過ごしたり。若い頃の穴を埋めるようにプリクラを撮っていくつだよなんて笑いあって、俺の好きなアイスを食べてすっかり夕暮れのお台場を歩いた。
久しぶりに逢えるねと2人でわくわくしながらダチとの合流を待ち望み、さっと買ったスタバを片手に2人でふざけながら夜の秋風を浴びてた。3人でゆっくり話す時間は初めてで、今度は遊びに行きたいねなんて話しながら酒とパスタと会話で腹を満たした。2軒目に迷った挙げ句に帰る選択をした俺らは眠気と闘いながらもホテルに帰った、配信をした記憶すらも曖昧で気付けば2人とも沈むように眠ってたね。
再び早めの起床、今日は渋谷に行くと張り切りながら支度をして連日小麦のものばかり食ってた俺らは米系の朝ご飯を確保しに行った。方向音痴を極めた2人、待ち合わせ場所に辿り着けずダチに迷惑をかける始末。洒落たカフェで甘いケーキを食って、何を買うわけでもなく渋谷と原宿を練り歩いたね。
2人になって向かったのはずっと狙ってた隣町の不純喫茶。レトロな雰囲気を味わいたくて乾いた喉を潤しながら、他愛ない話を2人で交わして時間を過ごした。この後に予約しているディナーは内緒にして、アメ横をくぐりながら今度はここにも行こうかなんていつかの話をした。次にお揃いにしたいものの話でも盛り上がって、どん��デザインのものを買おうか考えるのも楽しいね。お揃いの思い出、お揃いのアクセ、お揃いの服。たくさん2人で共有して何気ない日常でも御前の存在を感じられるように。
目を閉じさせ、案内したレストランはアクアリウムを用いた幻想的な空間。丸い目を何度もくりくりさせて大興奮で写真を撮ってる姿を見て俺まで嬉しくなったんだ、こんなにもリアクションをしてくれるから、色んなことをしてあげたくなる。して良かったと思える。上品な料理に舌鼓を打ち、辛さのあるスパークリングワインに身を震わせて笑いながら食事を終える。運ばれた最後のデザートに描かれたラテアートに感動して、1年記念のケーキを添えられた際に北斗は初めてこのディナーの意味を知る。
何度もありがとうと言葉にするその心が綺麗過ぎて、1年と2ヶ月も隣に居るのが北斗で良かったと改めて感じさせられた一日。そんな日の締めにやってきたのは映画館だった。眠い目を擦りながらレイトショーを観て、いそいそと終電に乗って帰ったね。北斗と居たらレストランでも映画館でもデパートでもコンビニでも、どこでも楽しい話ばかりで笑いあえる。時間はあっという間で、明日のことを考えないようにとばかりに2人で身を寄せあって夜を過ごした。
最後の朝、寝起きで目が合うと御前は無言で抱き着いてまるで磁石かのようにぎゅうっとくっついていた。静かに北斗の目から滲む涙が俺の顔にじわりと濡らしても、何も言わずに微笑みあって少しだけ無言でお互い支度を始めた。
初めて逢う北斗のダチ、長年の付き合いとは知らされていた存在に逢うのは少しドキドキはしたけど友達として恋人として、北斗と関わっている以上は価値観が合わないことなんて無いだろうと確信していたのもあり100%のコミュ力を発揮して挨拶を交わした。そんな緊張も要らないほどに北斗のダチは面白くて、濃厚な1時間半を過ごしたと思う。8割は俺の話ばかりだよと何となく分かっていたけど8割って相当だなと思いつつ、北斗がどれだけ俺に夢中なのかを人を通して実感した瞬間だった。大切なダチの前での北斗は2人きりの時と変わらないくらいリラックスしていて、こういう一面もあるんだなと安心したくらい。素敵なダチがいて良かったね。いつも幸せそうに笑ってくれる北斗は、優しい人たちが見守っていてくれたからこそ居るんだろうなと再確認出来た。
電車の中までは今回はまだ平気そうだったのに、空港に着くとやっぱり御前は無言になって、静かにカフェのドリンクを飲んでいたね。やっぱり泣いちゃう北斗が愛おしくて、茶化すように笑ったら困ったように笑い返す。今はまだ寂しい時間もあるけれど、いつかはまた明日も逢えるからねって笑顔で見送ってくれる日が来ることを目指してる。いつか来る、いや、絶対来るって信じてる。
違う土地で、違う部屋で、違うベッドで寝る夜。眠る間際まで北斗は今回の旅行でも楽しませてくれてありがとうとお礼を語る、たくさんありがとうの言える優しい人。嬉しいと素直に喜べる、寂しいと涙して惜しめる、純粋な人。次の旅行の前は喧嘩しないようにしようねと約束をして、笑い合う。
1年前の秋頃は初めて逢って、少しぎこちない距離感で歩いたり部屋で過ごしたりしていたけど今じゃすっかりホテルでは過ごしたいように過ごして、じゃれ合うようになったね。どんな樹でも良いといつでも何度でも伝えてくれるその広い心と大きな愛情にすっかり甘えてる俺がいる。いつも俺を許してくれてありがとう、どんな俺でも受け入れてくれてありがとう。そんな漠然とした感謝が旅行を重ねる度に大きくなってゆく。少しずつ環境が変わっていったとしても、変わらぬ気持ちでまた逢瀬を繰り返していけたら良いなと思う。
2年目も3年目も、俺らなら余裕で迎えられる。互いが隣に居ることは当然になったとしても同じ気持ちでいられる事は当然ではない、それを忘れずにこれからも過ごしていたい。好みも価値観も育った環境も住んでる場所も全然違うけど、違うところを認めて受け入れようと出来る俺らなら大丈夫だよね。
改めて、1年も一緒に居てくれてありがとう。
そしてこれからも末永くよろしく、北斗。
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bunshinovel · 9 months
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8月2週
 今週の天気予報を見たら傘マークばっかりついていて、少し気持ちが下がったりしたり、ひねもすのたりのたりかな。いや、暑いのもいやだけど雨もいやじゃんな。そういう気持ち。そんな気持ちもなく何気なく書いたつべのコメントにやたらあれこれ言葉が帰ってきて、少しうんざりしたりもした。そういうことじゃあないんだよなというか、そもそもベクトルが違うんだけど、そっちの使ってるやつをこっちの使ってるのに、同じように使おうとしない方がいいんだけどなあっていう。あくまでも私は私、私固有の出来事を書いただけで、特に何か擁護でもないし、信者でもないし、そういう事例もという程度のことだったんだけどね。文字のみのコミュニケーションってほんと難しい、情報が詰め込めないし、読み取るのも難しい。この文章も同様の問題を抱えてはいるんだけど、長く書けちゃう分少し慢心はあるのかもしれない。
 台風がやってきているらしい。天気が悪いのは嫌だが、しかし、雨と晴れの隙間は好きだったりする。あと、雨自体が嫌いな訳では無い。雨で靴が濡れるのが嫌なだけだ。
 記憶違いというものは往々にして存在してて、過去そうだったはずのことを今やってみたら全然記憶通りにならなかったなんてのはみんな一度や二度ではなく体験している、とは思っているけれど、実際はわからない。自分が小学生低学年の頃、公園と児童館のある、それほど大きいわけでもない公園に学童保育があって、そこで親が帰ってくるまで過ごしてたんだけど、多分小2だと思う、小1ではないのは間違いない、3かも、まあどれでもいいんだけど、その公園にたまーに遊びに来る不良のお兄さん方がいて、子どもからしたら大人のように見えたけど多分高校生なんだろう、時々彼らと一緒に遊んだりもしたんだけど、いつかに彼らがポテコ、あのお菓子のポテコ、それをライターで炙ってる記憶があって、なんで炙ってるかというと炙るといい匂いがするという話だった、そう記憶してて、んで大人になってそれやってみたら、ただ焦げただけで全然いい匂いしないのね。多分だけど、夢の記憶と混ざって覚えてしまったんじゃないかと思うんだけど、真偽は不明。しかし、彼らは、本当に高校生だっただろうか、大学生がいるとは思えないし、近くに大学があるならわかるけどないし、あんな辺鄙な公園に来るのも変だけど、住宅街にある公園だからね、んで彼らはバイカーが身につけるような黒いジャケット、ライダースジャケットっていうのか、あれを身に着けてた記憶がある、そんな高校生いるか? しぶすぎるよな。もしかして大人だったのかな本当に。うーむ。これすら偽の記憶かもしれないから、真実は藪の中でございます。
 今日はあまりにも空が夏で嬉しくなった。なんだかんだ暑いだの蒸すだの汗かいてベドベドするから嫌だの、そうは言っても夏はどうやら嫌いではないらしい。改めて自分は何かを好き/嫌いという尺度を使って、一回整理するみたいなことをしないのだなと思う、そういうのやってたら夏は好き冬は嫌いとか、そういう言葉を改めて思うことなく、何個かポンポンと出てくるはずだ。なるべく自分を自分が知らないでいたいみたいな気持ちはあるのかもしれない、そうじゃないことで好き嫌いを決めてないってのはあるかもしれない、そしてこの態度はある種の人から見るとどうも変に映るというか、わりと嫌われるような方向らしいというのは過去の体験で知った。なぜなら、いちいち立ち止まって自分はこれが好きなのかどうかと吟味する時間が必要で、そういう時間を惜しむというか、そういう時間要らなくねみたいな人はいるからで、でもそういう人とはなんだかんだで合わないと思うから特に気にしなくてもいいのかもしれない。台風が来ているらしいけど、そんな素振りは見せない空で嬉しい。明日以降はどうなるかは知らぬ。
 色々と杜撰なものに取り囲まれているし、それが当たり前だからみんな麻痺している、ほんとうなら色々とそういうものを拒否しないといけないのだが、そういうものだと思っている、体は動かない、しかしそれでいいのだろうか。今日からお盆休み。何年も祖父母とは会えなかったし、その間に亡くなり、まだ墓参りも行けていない。そういう時代だから仕方がないのだが、そういうことが起こると、もう��分もあとは下り坂という意識に向く。しかし、そんなふうに遠くを見ても何もない、なぜならそれはあくまでも蜃気楼だから。存在するのは今踏みしめている地面のみではないか、なぜ手の届かない遠くの蜃気楼に一喜一憂しないといけないのかと思うが、仕方ない、それが人間の根っこに備わった生きるためのやり方なのだから、脳め。
「この一本の棒、誰にも顧みられずそこの隅に寂寞と転がっているのが見えるその棒が、嘗て森の中で元気に立っていた時を私は知っている。」
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naieonu · 1 year
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ハッピーセット会
待ち合わせ
俺よく使ってる駅でも通らへん道に入ると急に場所が分からんようになるんよね。方向音痴あるあるなんかな…?みちりゅちぇお待たせしました。「大吾くん、いつも使ってるんだよね…?」ってみっちーにツッコまれました。使ってます。おかしいなあ。
俺が合流する前に以前USHSで遊んだ時に緊急事態で途中で帰らへんとアカンようになったりゅちぇに買ったお土産をみっちーが代表して渡してくれたらしく「ありがとう!」ってりゅちぇに言われたけど、俺はもう精算してすっかり忘れてたわ(笑)
ガスト
「お昼は何処で食べる?」って話になった時に「あそこにガストがあるんだよね。」ってりゅちぇ。出逢った当初は確かにりゅちぇと遊ぶとよくガストに行ってて、りゅちぇと紫耀が俺のことをふざけてガストンとか呼んでたんやけど、今は全然りゅちぇの方がガストを求めてるから二代目の座を襲名させてあげたい。
あれだけTwitterで話してたのに危うくちびぬいを出し忘れそうになる3人。とりあえず出そうってことでみちりゅちぇが頼んだコーンポタージュと撮ってたんやけど、「こんなにコーンポタージュ撮ったことない…。」「絶対合わせて撮るものこれじゃない…。」ってなってたの笑った。
映画「私のしあわせな結婚」※ちょっとネタバレ
冒頭で話の設定を話されるんやけどちょっと複雑で、「これはりゅちぇ分かるんかな…。」って思ってたら、案の定映画を観終わった後に「え、どういう話…?」っていうりゅちぇ。それを聞いたみちえだいごは「絶対言うと思った。」
「りゅちぇええ役もらってるやん!」って言われて初めて「やった!」って喜ぶりゅちぇも笑った。なんで分からないんや(笑)
みっちーはもう1回観たいし、りゅちぇは話が分からないって言うし、本当に同じ2時間を過ごしてたん…?って温度差に笑った。
ディズニーストア
俺の念願でディズニーストアへ。なんか行きたいんよね、あそこ。俺は普段からよく行くから皆が見たいものを見てほしいって後ろに行きたがるし、みちりゅちぇは「俺らそこまで熱量ないし。」って後ろ行きたがるし。たまに立ち止まって誰も動き出さないの笑った。
フルーツパーラー
とりあえず座りたいってことでスタバを目指すも満席でフルーツパーラーへ。フルーツサンドといちごサンドが美味しそうで3人で分けたんやけど、時間ギリギリになってしもてフルーツティーが飲み終わらなかったの割と後悔してる。ゆっくりティーパーティーしたい。
映画「なのに、千輝くんが甘すぎる。」※ちょっとネタバレ
雨に濡れながら滑り込んで入場。あれだけ雨予報出てたし、みっちーなんてツイートもしてたのに折りたたみ持ってないらしくて笑ったわ。応援上映やけど最初は結構静かやった。周りの子たちが千輝くんの挙動に悲鳴上げたり、「仙人って言いながら告らないで。」ってツッコミ入れたりしてておもろかったなあ。個人的にはやっぱり友達役のちかちゃんの台詞に刺さりまくってたなあ。好きになったら仕方ないよね、うんうん。
飲み
みっちーをお見送りして飲み。最近誰かと会ったら飲みたい欲エグいかもしれん。あんず酒もカシオレも結構甘くて絶対アルコール強いなあって思いながら飲みきったけど、意外とりゅちぇの方が眠たくなっててビックリしたわ。やっぱり俺は他人の目とかここから帰らなアカンとかそういう社会的なものが絡むとちゃんと理性的に飲めるのかもしれない。
りゅちぇに勧誘されるままボンディ?っていうアプリ入れたんやけど、俺と友達になったら友達5人目で部屋の拡張がアンロックされるらしいから入れて欲しかったらしい。酷い人やわー(笑)
どうかりゅちぇが寝過ごしませんように、と願いながら投下。
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loopokaki · 1 year
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(AI生成文章)
 太郎は建物が大好きだった。彼は高層ビルやタワー、ドームやアーチなど、様々な形や色の建物に魅了されていた。彼はよく建物の写真を撮ったり、模型を作ったりして遊んでいた。彼の夢は、いつか自分で建物を設計して建てることだった。
 ある日、太郎は学校の図書館で本を借りていたときに、ふと目に入った一冊の本に興味を持った。その本のタイトルは「世界の紙飛行機」だった。太郎は紙飛行機も好きだったが、それほど深く知らなかった。彼はその本を手に取ってページをめくってみた。
 その本には、世界各地で作られたさまざまな種類の紙飛行機が紹介されていた。折り紙で作るものや、切り抜いて組み立てるもの、紙皿やストローを使うものなど、太郎は目を見張った。中でも特に印象に残ったのは、巨大な紙飛行機だった。
 その本によると、巨大な紙飛行機とは、長さや幅が数メートル以上にもなるような大きさの紙飛行機のことだった。その中でも最も大きいものは、長さが18メートル、幅が15メートルもあるもので、アメリカで作られたという。その紙飛行機はヘリコプターに吊られて空中に放たれ、しばらく飛んだ後に着陸したという。
 太郎はその巨大な紙飛行機に感動した。彼は自分でもそんな大きな紙飛行機を作ってみたいと思った。しかし、そんな大きな紙はどこにも売っていないし、家にも置けないし、どうやって空中に放つのかもわからなかった。太郎は悩んだ。
 そんなとき、彼はひらめいた。彼は自分で巨大な紙を作ればいいと思った。そして、その素材として思いついたのが建物だった。彼は建物の壁や屋根や窓などを薄く剥がして、それで巨大な紙飛行機を作ろうとした。
 太郎はまず自分の家から始めた。彼は夜中にこっそり出て、家の外壁や屋根から板やシートやガラスを剥がした。それらを庭に積み上げておいて、翌日学校から帰ってきてから組み立て始めた。彼はハサミやカッターで切ったり、テープや糊でとめた。
 太郎は家の庭で巨大な紙飛行機を作り続けた。彼は自分の家だけでなく、近所の建物からも素材を剥がしてきた。彼は誰にも見つからないように、夜になってからこっそりと作業をした。彼は紙飛行機の形やデザインにもこだわり、自分の好きな色や模様をつけた。彼は紙飛行機に名前も付けた。それは「タロウ号」だった。
 太郎はタロウ号が完成するのを楽しみにしていた。彼はタロウ号に乗って空を飛びたかった。彼はタロウ号で世界一周したかった。彼はタロウ号で自分の夢を叶えたかった。
 しかし、太郎の計画は思わぬところで妨げられた。ある日、太郎が学校から帰ってきて庭に行くと、タロウ号がなくなっていたのだ。太郎は驚いて周りを見回したが、タロウ号の姿はどこにもなかった。太郎は泣きそうになった。
 太郎はタロウ号がどこに行ったのか知りたかった。彼は庭に残された痕跡を調べてみた。すると、彼は地面に大きな足跡を見つけた。それは人間ではなく、動物の足跡だった。太郎はその足跡を辿ってみることにした。
 太郎はその足跡を追って森の中に入った。彼は森の中で何か音がするのに気づいた。彼はその音の方向に進んでみた。すると、彼は驚くべき光景を目にした。
 森の中にある小さな湖のほとりに、タロウ号があったのだ。しかも、タロウ号の上に乗っている人間がいた。それは白髪と白髭を生やしたおじさんだった。おじさんはタロウ号を眺めてニコニコしていた。
 太郎は怒っておじさんに近づいていった。「おじさん!それは私の紙飛行機です!返してください!」と叫んだ。
 おじさんは太郎に気づいて振り返った。「あら、こんばんわ。君がこの紙飛行機の持ち主かい?すごいね、こんな大きな紙飛行機を作ったんだから」と言った。
「おじさん、それは私が作ったんです!私が飛ばすんです!返してください!」と太郎は言った。
「そうかそうか、ごめんなさいね。でもね、君、この紙飛行機を飛ばす方法を知ってるかい?」とおじさんは聞いた。
「え?飛ばす方法?それは」
 太郎はおじさんに飛ばす方法を聞かれて困った。彼は正直に「わかりません」と答えた。
 おじさんは笑って「そうかい、そうかい。じゃあ、君に教えてあげよう。この紙飛行機を飛ばすには、風とバランスが大事なんだよ」と言った。
 おじさんは太郎にタロウ号の操縦方法を教えてくれた。タロウ号には翼や尾翼やプロペラなどがついていて、それらを動かすことで方向や高度や速度を調整できるという。おじさんはタロウ号に乗って実際に操作を見せてくれた。
 太郎はおじさんの操作に感心した。彼はおじさんに「おじさん、どうしてこんなことがわかるんですか?」と聞いた。
 おじさんは「実はね、私も昔は紙飛行機が大好きでね。いろんな紙飛行機を作って飛ばして遊んでいたんだよ。でもね、私はもっと高くもっと遠くに飛ばしたくてね。だから、自分で巨大な紙飛行機を作ったんだよ」と言った。
 おじさんは自分の作った巨大な紙飛行機の話をした。それはタロウ号よりももっと大きくて、色とりどりの風船で浮力を得ている���いう。おじさんはその紙飛行機に乗って空を飛んでいたが、ある日突然強風にあってしまって、どこか遠くに流されてしまったという。
「それからずっと、私はこの森の中で暮らしているんだよ。この湖の水や魚や果物を食べてね。でもね、私はいつかまた空を飛びたいと思っていたんだよ。だから、君の紙飛行機を見つけたときは嬉しかったんだよ」とおじさんは言った。
 太郎はおじさんの話に感動した。彼はおじさんに「おじさん、一緒に空を飛びませんか?私も世界一周したいんです」と言った。
 おじさんは喜んで「本当かい?それなら是非一緒に行こう!君の紙飛行機と私の紙飛行機をつなげれば、もっと安定して飛べるよ」と言った。
 そうして、太郎とおじさんは二人でタロウ号とおじさんの紙飛行機をつなげて空に飛び立った。彼らは青い空や白い雲や虹色の風船を楽しみながら、世界中のさまざまな場所を訪れた。
 途中で彼らはもう一人の仲間に出会った。それは風船おじさんだった。風船おじさんとは、30年前にいなくなったと思われていた伝説の冒険家で、色とりどりの風船に吊られた籠に乗って空を飛んでいたという。彼は世界中の不思議な場所や珍しい生き物を見て回っていたという。
 太郎とおじさんは風船おじさんに出会ったときは驚いたが、すぐに仲良くなった。風船おじさんは太郎とおじさんの紙飛行機に感心して、一緒に飛ぶことにした。彼は自分の見たことや知っていることを太郎とおじさんに教えてくれた。彼は太郎とおじさんと世界一周することにも賛成した。
 そうして、太郎とおじさんと風船おじさんは三人で空を飛び続けた。彼らはアジアやヨーロッパやアフリカやアメリカやオセアニアなど、世界中のさまざまな国や地域を訪れた。彼らは美しい景色や面白い文化や優しい人々に出会った。彼らは楽しくて幸せだった。
 そして、ついに彼らは世界一周することができた。彼らは日付変更線を越えて、日本に戻ってきた。その日は偶然にも太郎の誕生日だった。
 太郎は「わーい!世界一周できた!しかも今日は私の誕生日だ!」と喜んだ。
 おじさんと風船おじさんも「おめでとう!君はすごいね!こんな素晴らしい旅をして、誕生日も迎えるなんてね!」と言って祝福した。
 三人は太郎の誕生日を祝うことにした。彼らは紙飛行機に乗って近くの町に降り立った。彼らはケーキやプレゼントや飾り物を買ってきて、紙飛行機に持ち帰った。彼らは紙飛行機にクリームを塗りたくって、ろうそくを立てて、風船やリボンで飾った。彼らは紙飛行機でパーティーを始めた。
 太郎は「これが私の一番素敵な誕生日だ!ありがとう!」と言って笑った。
 おじさんと風船おじさんも「こちらこそありがとう!君と一緒に旅ができて本当に良かったよ!」と言って笑った。
 三人はケーキを食べて歌を歌って踊った。三人は仲良くて幸せだった。
 そして、三人は紙飛行機で空に飛び立った。彼らはもう一度世界一周することにした。彼らは太郎の家にも寄って、太郎の両親に挨拶した。太郎の両親は太郎が無事で元気でいることに安心した。彼らは太郎に「気をつけてね」と言って見送った。
 三人はまた青い空や白い雲や虹色の風船を楽しみながら、世界中のさまざまな場所を訪れた。彼らは美しい景色や面白い文化や優しい人々に出会った。彼らは楽しくて幸せだった。
 しかし、その幸せは長く続かなかった。ある日、三人が空を飛んでいると、突然暗い雲が現れた。それは強い嵐の前兆だった。三人は嵐に巻き込まれそうになった。
 太郎は「おじさん!風船おじさん!嵐だ!どうしよう!」と叫んだ。
 おじさんと風船おじさんも「大変だ!早く逃げなくちゃ!」と言って慌てた。
 三人は嵐から逃げようとしたが、間に合わなかった。嵐は三人の紙飛行機に襲い掛かった。強風が紙飛行機を揺さぶり、雷が紙飛行機に落ち、雨が紙飛行機を濡らした。
 紙飛行機は嵐に耐えられなかった。紙飛行機はバラバラに壊れてしまった。タロウ号もおじさんの紙飛行機も風船おじさんの籠も、全部破壊されてしまった。
 太郎とおじさんと風船おじさんは紙飛行機から落ちてしまった。彼らは空中で叫んだ。「助けて!助けて!」と。
 しかし、誰も彼らを助けることができなかった。彼らはどんどん地面に近づいていった。彼らは死ぬことを覚悟した。
 しかし、奇跡的にも彼らは死ななかった。彼らは地面に落ちる直前に、何か柔らかいものに受け止められた。それは巨大なクッションだった。
 太郎とおじさんと風船おじさんはクッションの上で目を開けた。彼らは無事だった。彼らは安堵した。
 しかし、その安堵も束の間だった。彼らはクッションの正体に気づいた。それはクッションではなかった。それは巨大なクモだった。
 太郎とおじさんと風船おじさんは恐怖に震えた。彼らはクモから逃げようとしたが、動けなかった。クモは彼らを糸で巻きつけていた。クモは彼らに牙をむいて笑った。
「やあ、やあ、やあ。ようこそ、私の巣へ。私は君たちを待っていたよ。君たちは私のごちそうだよ」とクモは言った。
 太郎とおじさんと風船おじさんは絶望した。「助けて!助けて!」と叫んだ。
 しかし、誰も彼らを助けることができなかった。彼らはクモに食べられてしまった。
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cdne211043 · 1 year
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座談会
2回に分けて座談会を行い、それぞれどのように考えて取り組んでいたのか話し合う良い機会になった。ここから座談会のダイアログを軽くまとめていく。
混合グループ
・メンバー
自分
Cグループ 熊谷さん(からつるりん)
Hグループ 越本さん(タイムDOラベル)
Eグループ 船橋さん (全集中 かえるの呼吸)
・話し手と聞き手のやりとり(聞き取れたものをまとめた)
越本さん(話し手)
「大事だと思ったことは、なんか年齢層が違��から当たり前だと思っていることがなんか違うのが、大事かなと思いました。難しいな。相手は10とか11とかちょっと小さめだから、見てる世界や目線も違うし、経験や性別も違うし、そこの違いで当たり前だと思って解説したら「え?」みたいに。なんで?ってなることを解説することが大事だと思った。普通に考えたらわかることでも、ちっちゃい「なんで?」を解説すること大事って思った。」
自分「当たり前が違うというのは自分も科学館発表で感じた」
熊谷さん「当たり前と思っていたことが当たり前じゃないということは良いと思った。まだこれも知らないのかって感じで。」
自分(話し手)
「自分は今回の応用演習を通して大事だと思ったことは、事前の分析が一番大事だと思いました。今回はユーザーが子どもだから、簡単な分析では子どもたちはそれを超えてくるので、どうやってわかりやすく伝えていくのか分析しながら考えていくことが今回の応用演習で重要なことだと思いました。自分達の班は事前の準備が足りない上に、子どもたちが予測できない行動をすることもあるので、分析して対応していくことが必要だと思った。」
越本さん「親がいるとはいえ、子どもの行動は予測できないよね。」
熊谷さん「自分も予想よりも年齢層が低く、丁寧に説明するのが大変だった。」
熊谷さん
「私ですね、おもちゃの最後の解説かなり説明的になりすぎた。カタツムリのからの説明が長く説明的になりすぎた、めっちゃどうしようと思いながら説明していた。水槽や油を使うから、掃除は他のメンバーに任せていて、自分は子供の対応ばっかしていて気配りが足りなかったと思った。グループで険悪な雰囲気を出さないのも大事だと思った。アイデア出ないと心が死にそうになる。オンラインの会議だとテンションが低かった。コミュニケーションを取ろうとおもったが、最後までぎこちないことも多かった。チームワークの成果は得られなかったと思った。」
自分「自分のチームは解説が足りなかったし、導入も少し雑になった」
越本さん「結構仲良さそうだけど。同性だけだったから?自分達は男だけだったから割とチーム中は普通だったと思う。連絡も取れてたけど来たらいないみたいなことも。」
船橋さん「こっちは科学の説明は短めに話した」
船橋さん (話し手)
「えっとうちらのとこは風船とストロー使って音ならすんだけど、設計してない時は3個に1個音がならないとこともあったけど、ちゃんとカッティングマシンで設計したらなるようになり、当日は100個以あったけど3個ぐらいしか鳴らないのが出なかった、子供は楽しければ良いという生き物だと思った。雨だから画用紙が濡れちゃったけど、人がずっとくるため椅子も濡れて昼も食べれなかった。終わりがわからなかった」
自分「自分の班はブースの前で人のいない方向に飛ばして遊んでもらってたよ」
越本さん「仕事周りは難しかったよね。誰かは食べて誰かは仕事をしたり。終わりがないのはめっちゃわかる、飽きないのかなって。」
熊谷さん「結構遊んでくれてありがとう、それじゃバイバイ、みたいに完結があれば良いんだけどね。立って鳴らしてくれれば良いんだけど」
・まとめ
他のチームと話すのは楽しかった。それぞれ全く違うおもちゃで経験してきたことも全然違うということが理解できた。特にグループメンバーとのコミュニケーションや交流などはグループごとに差があって面白いと思った。
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自分のグループ(D)
・メンバー
田口さん、池田さん、自分、滝本さん
・話し手と聞き手のやりとり
田口さん(話し手)
「演習を通して、今までグループワークをがっつりやることはなかったし、今まで一切関わりなかった人たちと何回も話し合ったりできるようになったことが変わったことだと思いました。あとは、えー、なんか自分達の中だけで考えていたら、考えが凝り固まったことがあるから、周りの人からの意見も吸収したほうが良いなと思った。コミュニケーションはたくさん話しながらグループワークしたほうが楽しいし、良いと思った。成果は鳥の尻尾がなかったりしたけど、いっぱい話し合って自分達なりにできたんでよかったです。もっと計画を立ててギリギリにならないように準備すれば完成度も良くなると思いました。」
自分「同じです。計画は特に大事だと思いました。」
池田さん「その通りだと思います」
池田さん(話し手)
「自分は特にそんな変わってないんですけど、まぁリーダーをジャンケンで負けてやらされたけど、リーダーっぽいことがあまりできずあまり変わってない?作ったおもちゃのどこが悪いとかちょっとは気付いてたけど、見て見ぬふりをしてました。コミュニケーション能力は全く変わってなくてー、鳥さんのテーマにしたけど飛んでいることが少なかったので、改善するなら必ず飛ぶ翼を作っておくことが必要だと思いました。」
田口さん「リーダーとしてなんもしてないって言ってるけど、話したり色々やってくれたりはとても助かったと思いました。」
自分「最後に本体70個作ってるのはリーダーの責任があると思いました。」
滝本さん「ずっとコロナで全然授業参加できずにそのあとも体調も悪くて作業もできなかったけど、作業も進めてくれたし質問も丁寧に返してくれたのでリーダーをできていたと思います。」
自分(話し手)
「演習を通して変わったことは、あんまないんですけど、今回はグループワークだったので他の人の作業の進行度を聞くとかは少しだけ変わった気がします。冬休み前の確認のコミュニケーションがあれば、おもちゃの改善につながったので、ちょっとしたコミュニケーションが大事だと思いました。成果はあまり達成できなかったが、重tyとしての楽しさはあったが、翼の特徴が学べるかっていうとそうでないので、改善するなら準備の段階で先生に言われたことなどを妥協せずに自分達で考えることが必要だと思いました。」
池田さん「最後の詰めの甘さっていうのは自分も痛感しました。先生に色々言われていたことを特に対応しないとこうなるぞって深く学びました。」
田口さん「私も先生から言われたことをもとに授業外に話し合ったりしたら良くなると思いました。」
滝本さん「自分も大丈夫かなーって思いながら連絡しないことが多かったのでコミュニケーション大事だと思いました。」
滝本さん (話し手)
「演習を通して変わったことは、子供は実は昔めっちゃ嫌いだったんですけど、おもちゃとかで遊んで喜んでくれる子供たちをみて、子供は可愛いかなーって思えるようになりました。気づけることはあまりなかったが、気づくのは遅いと感じる部分はあった。コミュニケーションは変わってないが、確認などを後回しにして雰囲気で感じるよりは、言葉でコミュニケーションを取らないといけない場面もあると理解した。満足いく成果ではなかったし、自分は後期体調を崩しすぎて、あんまり授業に参加できなかったことも多かったので班に申し訳ないと思った。班のコミュニケーションや先生のアドバイスを聞くことが改善点だと思いました。」
自分「体調管理頑張ってください」
田口さん「自分からやることあるか聞くのは良いと思った。」
池谷さん「体調悪いことは仕方がない。よく遠くから来てくれました。」
・まとめ
今まで本心を言うことはモチベーションが下がったりするので控えていたが、最後に色々聞いてみて、何か思っていた部分などは共通していたことも多いと知ることができてよかった。同じ反省点を理解できているのも、ただ手を動かしていただけではないと感じることができよかった。
本当の最後に
かなり密度のある3ヶ月間だったが、グダグダすることも多かったが自分とグループメンバーが心折れずに最後までできたのは、成功や失敗関係なく良いと思った。また、SAさんや先生方のアドバイスやサポートもあって科学館発表まで行うことができ、他の人が作ってくれた機会を無駄にしないように行動に責任を持つことも大事だと理解した。全力で取り組んでも結果は必ず良くなるとは限らないが、全力で取り組んだ結果は、達成感や後悔など形こそ違うかもしれないが自分の力や経験値になると考えた。
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#04  池田小百合
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一日の流れ
平日は朝6時半に起きて、洗濯物があれば洗濯機のスイッチを押します。7時に子どもたちといけっち(夫)が起きてきて、そこから朝ご飯、着替え、ご飯の片付けをして8時に家を出ます。子どもは5歳と3歳の女の子2人です。子どもたちは幼稚園に通っていて、いけっちの職場と方向が同じなので、いけっちが園まで送っていきます。
私は保育園に勤めていて、仕事をなるべく早く終わらせて18時までには家に帰ってこようと頑張っています。幼稚園のお迎えもいけっちに任せていて、いけっちが忙しいときは私が迎えに行ってから家に帰ります。帰宅してすぐ晩ご飯を作って、20時半ぐらいに子どもたちをお風呂に入れて、保湿クリームを塗って、21時すぎには寝かしつけをして、21時半までに寝ます。遅いときは22時ぐらいに子どもたちが寝て、寝かしつけた後、自分は起きようと思うけど、起きれず朝まで寝ていることが多いですね。
休みの日は8時〜9時の間に起きて、いけっちが作ってくれた朝食を食べて、お昼は外にご飯を食べに行ったりすることが多いです。17時〜18時ぐらいには家に帰ってきて、晩ご飯を食べてお風呂に入って、21時ぐらいには寝る感じですね。休日は家族4人で過ごすことを楽しんでいます。今日来た中山高原も、家族でよく遊びに来ます。晴れた日は、私たちの大好きな北アルプスが一望できるから、お気に入りの場所なんです。
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いけっちとの出会い
いけっちと出会ったのは18歳の時です。私たちが住んでいた大阪の高槻市では、市の青少年育成事業として、毎年夏と冬に子どもを対象にしたキャンプを開催していて、いけっちも私もそのキャンプにボランティアリーダーとして参加したことがきっかけで知り合いました。お付き合いを始めたのは19歳からです。夏のキャンプは小学校5年生から高校3年生までが対象で、高槻市の姉妹都市の福井県若狭町から高槻市までの、直線距離125キロの道のりを1週間かけて歩いて帰ってくるという内容です。
それまで私はキャンプなんて全然やったことがありませんでした。だけど、8歳の頃から「リーダー」という存在に憧れがあったんです。妹が通っていたYMCAの送り迎えを母と一緒にするたびに、妹の担当のリーダーが生き生きとしていて、「いいな~、素敵やな~。私もいつかこういうリーダーになりたいな~!」って幼いながらも憧れを抱いていたんですよね。
その思いはずっと変わらず、私が高校3年生になった春、「リーダーやりたい!」と本気で思って、その話を学校の帰りのバスの中で友だちにしたんです。そしたら、当時、妹の担当だったリーダーがたまたま後ろにいらっしゃって、「あの子のお姉ちゃんだよね?リーダーは大学生でないとなれないけど、今年の夏に市がやってるキャンプがあるから、それに参加者として参加してみたらどう?大学生になったらそのままリーダーになれるよ!」って教えてくれたんです。そのリーダーと会ったのも10年ぶりなんですよ。あの時リーダーと再会できてなかったら、いけっちとも出会えてなかったと思うと、あの再会は奇跡でしかないと、今も思います。
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結婚・新婚旅行
私の母には「30歳になったら家を出ていく」という謎のルールがあって、私が30歳になる年の3月頃から「家決まった?早く家を探しておいでよ〜」って頻繁に言われていたんです。最初はウソやと思ってたんですけど、いつしか「あっ!これは、ほんまに出て行かなあかんやつやな?」と気づいて、それなら誕生日が来る8月までには、いけっちに結婚をお願いせねばと考えはじめました。
そんな時、上から2番目のお兄ちゃんが、4月の半ばに上海に転勤することが決まって、その前に家族全員でご飯会をすることになったんです。すぐにいけっちに連絡して、「私、8月に誕生日が来るから入籍しよう!30歳になったら家から出されちゃうからお願い!!!!」と伝えました。いけっちは、「えーーー!急すぎるって!」と驚いていましたが、さらに「もう一つお願いがあって、1週間後に家族全員でご飯会するから、そこで結婚することをみんなに発表しよう!お兄ちゃんが上海行っちゃうから!お願いっ!!」って頼んだんです。
いけっちは「えー!いろいろが急すぎるって~!」と困惑してたけど、最終的には「なんかわからへんけど、わかった!結婚しよう!」と話がまとまり、ご飯会の2日前(いけっちに結婚をお願いしてから3日目)に、私の両親に手紙を書いて挨拶に来てくれました。いけっちの手紙の内容を聞いて、両親は喜んで結婚を承認してくれて、いけっちと出会ってから10年後の8月8日に入籍届けを出しました。
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入籍届けを出したその足で新幹線に乗って新潟の親不知(おやしらず)に向かい、北アルプスの縦走10日間に入りました。新婚旅行のスタートです。栂海(つがみ)新道という、海抜0mからスタートして一気に3000mまでかけ上がる夢のコースがあるんです。登り始めは意気揚々だったんですが、次第に「なんで登るって言ってしまったんやろう……」と自問自答してしまうぐらいハードでした。でも、自分のペースで一歩一歩進みました。
体力ギリギリで1泊目の無人小屋へ到着。食事を済ませて17時頃には寝袋で就寝。翌朝は2時起床、3時出発で、9時間から長いときで13時間ほど歩きました。しかも、山に入って数日後に台風が近づいてきて、登山口が封鎖されてしまったんです。すごい嵐で、風速30m以上の風と、弾丸のような大粒の雨が山の上の私たちを襲いました。立っていられず、ほふく前進でしか進めません。岩陰で一瞬風をしのいで地図を見ると、先へ1時間進むと山小屋があって、後ろに2時間半戻ると小さな谷に着くことが分かりました。やむなく後ろに戻ることを選択し、安全な場所にテントを張り一夜を過ごしました。水場がなく、嵐で濁った水を沸かして食べた温かいラーメンが、なんともおいしかったのを覚えています。
翌朝は歩ける程度の風と雨だったので、びしょ濡れのテントを片付けて出発しました。翌日になって、新婚生活で最初の選択が、生と死を分ける選択だったと気づいたんです。いけっちも私も「いい選択だった」とうなずきながら、引き返した道をまた進みました。あのとき生きて帰れたからこそ、貴重な経験ができたと感じています。最後に、またいつか晴れたときにリベンジしようと言って新婚旅行を終えました。
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結婚祭
入籍した年に結婚式を挙げていなかったので、次の年は結婚式をしようと、私たちらしい「結婚式」を模索しはじめました。私たちがひな壇にあがって、みんなに「おめでとう」と言われるより、みんなに「ありがとう」を伝えたい。フェスやお祭りのように、できれば1泊2日で楽しくできたらという思いから、「結婚祭」というネーミングで結婚式を作ることにしました。普通の式場では叶わなかっただろう私たちの夢を叶えてくれたのが、高槻市の森の中にあるイタリアンレストラン「キッチンスヌーグ」さんです。
そのレストランとの出会いも面白いんですよ。ある晩、いけっちがお気に入りの公園で一人でギターを弾いていたら、通りすがりの男の人に話しかけられて……。その男性が「僕の庭に来ませんか?」と言うので「庭ってどこですか」と聞いたら、「そこのイタリアンです」って。そのイタリアン、私たちが前から気になってたところだったんですよ。その場でいけっちから「森の奥にある、“あの”レストランの人から声かけられて、今から庭で焚き火しよって言われてんねんけど、来ーへん?」って電話がかかってきて。私は「行きたい!今、車がないから30分かかるけど自転車で向かうわ!」と即答して、夜に自転車を飛ばして焚き火に合流しました。その日から週2回ほど焚き火をする仲になり、店主に「実は結婚式をやりたいんだ」と話したら、「うちの店でやっていいよ」と言ってもらえて、そこで結婚祭をすることに決まったんです。この出会いも奇跡的でした。本当に素敵なレストランなんですよ。
せっかくの機会だからお店の応援がしたいと思って、結婚情報誌の『ゼクシィ』が募集している結婚式の密着取材に応募したんです。実は応募締切を過ぎていたんですけど、これまた奇跡的に結婚祭を取材してもらえて、お店への恩返しも出来ました。結婚祭では、みんなで千羽以上の鶴を折ってガーランドにしたり、演奏会をしたり、子どもたちもワイワイ走りながら楽しんだり。夜は焚き火をして、みんなで火を囲んで語らい、テントに泊まって朝ご飯を一緒に食べる……そんな温かい結婚祭になりました。
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結婚・出産・移住
結婚祭をやりきった次の年は、新婚旅行のリベンジをしようと、8月にもう一度親不知から北アルプスを10日間縦走しました。その年は大当たりで、天気が良くて全日晴れだったんです。でも、実はそのとき、てん(長女)がお腹にいたんですよ。出発前に「あ、これは(お腹に赤ちゃんが)いるな」と思って検査薬で調べたら、そのとおりで。
いけっちには出発前日に「お腹にたぶん赤ちゃんいるっぽくてさ。でも、お腹圧迫せえへんようにして、なるべくちゃんとしたご飯食べれるようにして行こうと思うから!」と言って10日間、気を張りながら歩ききりました。北アルプスを共におなかの中で過ごした子が生まれてきたときは、なんだか不思議な気持ちとうれしい気持ちでいっぱいでした。生まれてからも「よくついてきてくれたね!」って、生まれたてのてんに話しかけていました。5歳になったてんは、今、山が大好きです。
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てんの幼稚園入園と、私の仕事復帰を控えたタイミングで、今度はのい(次女)がお腹にいることがわかり、仕事復帰できなくなっちゃってどうしよう!と頭を抱えていたら、結婚祭をさせてくれたキッチンスヌーグさんから「ウェディングプランナーをやってくれへん?」って話が舞い込んで来たんです。「なんでも頑張る!」と返事をして、早速ウェディングプランナーの勉強をはじめようとしました。その頃、いけっちは、知り合いのカフェの定休日にお店を間借りして、カレー屋さんを開く準備をしていました。それが2019年1月頃の話です。
そんな時にふと携帯を見ていたら、(長野県)大町市の地域おこし��力隊の募集を見つけたんです。私たち、夏は大町市から見える北アルプスの山に登り、冬は白馬にスノーボードを楽しみに来てて、北アルプス国際芸術祭も遊びに行って楽しかったから、いつかは大町市に住めたらいいなってずっと言ってたんですよ。募集を見つけたのが締切前日だったんですけど、いけっちに「一か八かで応募するっきゃないやろ?!」と言って、その日の夜に、履歴書と応募動機を書いてもらって、翌朝速達で出しました。
後日、大町市で面接を受けたら、なんと選ばれて3月末から大町市に���むことが決まりました。「お腹の子が生まれる前に移動したほうがいいな。よし、行こう!」ってことで、ウェディングプランナーも、いけっちのカレー屋も、やむを得ずオープン前にやめて、みんなに感謝しつつ大町市に移住しました。
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すべてはタイミング
京都に「すべてはタイミング」って書いた暖簾がかかっているおにぎり屋さんがあるんですけど、私たちも「タイミングを逃さんとこうな」ってずっと言ってます。約束事があっても、いい波が来てると思ったら、そっちの波に乗ったほうが面白くなるから、いい波には乗っていこうって感じでずっと来ていて。綱渡りではあるんですけど、その綱渡り自体を楽しめています。
私たちの夢は、家族4人でずっと一緒にいることです。子どもが生まれたことで、自分たちが楽しくなくなるのは嫌だから、自分たちが楽しみながら子どもも楽しめる生活スタイルにしていこう!っていう考え方がベースにあります。子どもがいるから山に行けへん、ボードに行けへんって言う人は結構いるんですよ。けど、子どもがいてもやれる方法は絶対あるから、その方法を編み出していこう!ってやってます。
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私たちの大好きな長期の山登りは、子どもがオムツの間は、使用済みのオムツを背負い続けなくちゃいけなくて大変だから、生まれたときからトイレトレーニングをしていました。生後1日目から、おしっこがちょっとでも出たら「今、出た?」って聞いてすぐオムツを替えるんです。そうすることで、生後3日目ぐらいから、おしっこが出たら「うぇーん」って言うようになったんです。意思疎通を重ねることによって、1歳半くらいでスムーズにオムツを卒業することができました。オムツが早く外れることで、私たちも早い段階で山に行けるようになったし、長期的に見たら経済的なんです。
子どもの発達段階をしっかり見ながら、森の匂いを嗅いだり草を触ったり、リアルな体験を通して、しっかりとした感覚を身に着けさせたいと思っています。進学ありきじゃなくて、自分のやりたいことにフィットする先生を見つけられることが大事だと思うので、幼少期にいろんな大人と関わって、どういう大人が好きか、どんな人といたら自分らしくいられるか、感覚的に知ってもらいたいと思ってます。子どもたちが何にならないといけないとか、なってほしいとかは思ってなくて、ただ、いい人と出会って楽しく生きていってくれたらそれが一番いいなと思ってます。
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(2022年10月8日収録)
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mskun · 2 years
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mazaiii
過速スキャンダルという映画はなんとなく韓国にありがちな脚本であるように思えた。日本の場合は紛糾化事態が起きたらまずそれを解決して次に進むものが多いように思う。いわゆる一話完結型である。人々は毎回その解決の仕方を楽しみにしている。それは映画も同じで、一つの映画には基本的に一つの紛糾化事態しか起きない。韓国の場合は紛糾化事態に新たな別の紛糾化事態を二つ三つ重ねるということがざらにある。それが何を意味するのかわからない。韓国特有の手法なのかもしれない。見ている側は当然混乱するのだけれど、最終的になんとなく大団円を迎えているのだからすごい。過速スキャンダルもそういう映画だった。私のオオカミ少年という映画、これもまた中盤でピークを迎えてしまう映画だった。この話の結末には耐えられなかった。結末の内容ではなく、結末という形式に我慢ならなかった。堪忍袋の緒が切れた。のどかな村に住み、広々とした丘で羊や子供たちと遊んで暮らしたいと思った。それが私の生きる道ではないだろうか。僕らの青春白書、君の結婚式、この二つの映画は密接に関係しており、どっちがどっちだかわからない部分もある。パク・ボヨンが教室でキムチをおかずに白米を食べている、これは青春白書のほうだろう。浜田雅功を極限まで美形にしたような学生が別の女と歩いている様子を横目に、キムチにアミ塩辛を加えるよう母親にしつこく急かされ号泣する、これも青春白書のほうだろう。君の結婚式にもキムチに関連したシーンがあったような気がするのだけれど忘れてしまった。シン・スネの父親がキムチを漬けている最中に心筋梗塞か何かで倒れるシーンがあったな。君の結婚式に関しては内容をほとんど思い出せない。学校の先生が回顧録的に学生時代を思い出し、現在に至るまでの苦節の十数年を描いていたような気もする。このへんはパク・ボヨンの主役感が弱い。やはり京城学校、私の幽霊さま、ト・ボンスンのように紛れもない主役として出ている作品を見たい。リチウムオムのタイロッケンを買うか買わないか迷いつづけて2年以上経つ。それ以上に高いものを買う機会も何度があったのだが、結局そのことでいちばん悩んでいる。半ばハムレット。悩まされることへの渇望が無意識にあるのかもしれない。そうこうしているうちにコートの仕様が変わり、値段も高くなってしまった。もともとオーバーサイズにつくられていたものがさらにぶかぶかにつくられ、もうよくわからないことになっている。流行とはそういうものだろう。最近のジャニーズはツータックのスラックスみたいなものを履いて踊っている。ほとんど新喜劇のヤクザみたいな格好なのだがそれも流行なのだろう。新喜劇のヤクザといえばワコマリアも外せ���い。ダサいとかダサくないとかいう以前にこのブランドの服を着て外へ出る勇気がない。新喜劇のヤクザみたいな服を新喜劇の舞台以外で着ていたらそれはもうただのアホや。堪忍しとくなはれ。私は単に黒い服を着ることに執着している人にすぎない。流行を度外視してでも、結局もうそのせいで黒い服ばかり溜まってゆく。数えると黒のコートが全部で八着あり、黒以外のコートが一着しかない。着る機会がほとんどない。会社にはアローズのトレンチを着てゆくこともあるけれど、真冬は防寒上の理由からGAPのダウンコートを着てゆく。結局そのようなことで、その他のコートはスーパーマーケットに行くときにしか着る機会がない。試写会の佐藤健のような格好でスーパーマーケットに行くのもなかなか意味不明だという自負もある。もったいないと思いつつ、新たにコートを買いたいという欲望もある。葛藤がある。もうこれ以上は置く場所がない。基本的に貧者が持ってよいコートの数の上限を越えており、これ以上は身の破滅に直結するだろう。すでにそうなっている。髪の毛を乾かさないまま寝ると、起きたときまだ濡れていることがある。自分の頭がひどく悪くなってゆく感じがする。書いているとき、ほとんど意識がない。自分の意識の有無に関する意識がない。何を書いているのかよくわからないし、何かを書いているのかどうかもわからない。自動化、習慣化された行為としておそらく何かを書いている。おそらくそのことに意味はないのだろう。もはや、それは書かれている内容に意味がないというより、言語そのものに価値がないのだ。日本語を話すのは基本的に日本人だけであり、基本を疎かにすることはできない。日本語を基本語としている我々自身にそもそも存在価値がないという現実を直視しよう。存在価値のない者たちによって用いられる言語もまた当然価値がない。それが日本語を取り巻く現状である。イギリスは帝国主義と植民地主義の時代から軟着陸できたからこそいまでも世界中で英語が話されている(この認識は正しいのか?)。日本はどうなんですか。日本語はどうなんですか。同じ島国なのにこの差はいったい何なのか。言語の障壁というものは、無視できるものなのか。そんなわけがない。日本語はガラパゴス化するのではないか。たとえ一億人以上の人が話せるとしても、ゆくゆくはそうなると思う。要するに少子化に付随して。しかし言語のシェアにおいて一億というのはそれなりに大きいので、そうすぐには廃れそうにない。一説によると日本には九つの言語(方言ではなく)があるらしい。大半が沖縄に集中しており、あとはアイヌ語や八丈語などもあった。そのほとんどが消滅の危機に瀕しているという。言語と方言の違いについても書かれていたが明確な定義はないらしい。「その言葉で文学が書かれていれば言語、そうでなければ方言」という分け方もあるらしい。大いに眉唾である。我々日本人が方言として扱っている沖縄の言葉と、韓国語とでは、習得の難しさにあまり差はないように思える。下手したら教材が充実している韓国語のほうが楽かもしれない。韓国語をマスターすれば、韓流ドラマはもちろん朝鮮中央放送を字幕なしで理解できるということである。連日関西弁の人間がTVやyoutubeに出てくるせいで標準語の一部となっている大阪弁に比べれば、沖縄の言葉ははるかに難しそうに聞こえる。関係ないけれど、大阪弁で語尾に付く「やん」という断定の助動詞を、標準語に無理やりくっつけて用いる人が最近あまりに多くて気持ち悪い。気持ち悪いやん。なんて言わない。キショい。キッショ。今日も雨が降っていた。最近、気がつくと雨が降っている。天気と同じように、多くの物事が私に関係なく動いている。生きていようと死んでいようと多くの人には関係がない。すべての人にはと言い換えても何ら差し支えない。春巻きを食べた。今度は豚肉よりシーチキンを使おうと思う。春雨も入れてみたい。冷えてきた。布団は出さない。部屋を掃除したい。明日やる。明後日やる。
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cosmicc-blues · 3 years
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2021/7/24
朝、目覚ましより先に目を覚ます。相変わらず遠足が楽しみで早起きしてしまう子どもです。すると雨が降りはじめ、なぬ! と思っていると、すぐに雨は止んで、むしろ陽射しが窓から注いでくる。浮きうきで支度をしていると、Nから連絡が来ている。Tが美容室に行くから午後からにしてほしいと。それならカリー食べられるじゃん、となり、予定通りに家を出る。今日も積雲の多い晴れ。上昇する夏のイマージュ。熱気球や光のきらめきを感化しながら、ふたりに会えるのが楽しみで仕方ない。
オープンと同時にOさんのお店に入る。今日は早いですねって驚かれる。この時間はいつもお客さんが少ないらしく、ほんとうにひとりもお客さんがやってこない。久しぶりに音楽談義に華を咲かせる。一昨日ひさしぶりに聴いたAC/DCが凄いかっこよかったってはなしから、Oさんは意外にもAC/DCの大ファンだと知れる。こう言っちゃあれですけど、AC/DCってバカのひとつ憶えっていうか、そんな感じだからバカにされがちだと思うんですけど、あの潔いギターがかっこいいですよねって。すると、Oさんも同じ意見で、そうなんですよ、アンガス・ヤングって腹くくってギター弾いてるんですよね、そういう姿勢に惹かれるんですよ、どの曲も同じような感じなんですけど、ある意味でミニマルミュージックなんですって、かなり良いことを言う。ものすごく共感する。アンガス・ヤングのように腹をくくっているギタリストをもうひとり思い付き、キース・リチャーズもそんな感じですよねって。すると、Oさんも同じ意見で、そうなんですよ、僕のなかではアンガスとキースは同類ですね、キースのギターもミニマルミュージック、ひとつのことをどこまでも突き詰めた職人芸ですよねって。お客さん、ほんとうに一人もやってこず、音楽談義が白熱する。
湘南新宿ラインで待ち合わせ。毎度のこと待ち合わせがめちゃくちゃ下手くそなわれわれ。時間を過ぎても誰とも会うことができず、平行世界(パラレルワールド)のことを考える、じぶんだけがいま待ち合わせの存在していない世界線にいるのではないか、と。偶然会うことは得意なのになぁ。そしたらNから連絡が来ていて、Nの居るらしいプラットホームの場所に向かう。Tにも連絡をする。遠足スタイルのNにようやく会うことができる。TからはOKサインがきている。ところが待てども待てどもTの姿が見えない。乗るつもりだった電車が行ってしまったそのあとすぐにTがひらひらとやってくる。バッド・タイミングすぎて、ある意味でグッド・タイミング。そんなのも関係なくTが久しぶりのNをわぁーーっと抱きすくめる。こんな光景を見られただけで大いに大満足で、わざわざこれから海に行かなくてもいいくらいに今日という一日を達成してしまう。これは勝手な偏見かもしれないけれど、ふたりはいい意味に左右対称というか左右非対称で、たぶん、おたがいに自覚していない長所をそれぞれに強く持ち合っている(コントラの感想もきれいさっぱり真逆だったし)。だから、ふたりが一緒にいると最強(最狂?)という感じがするし、ふたりはほんとうにいい友であると思う。
湘南新宿ラインのボックス席、昨日セブンでNに教えてもらったアンダー・ザ・シーをTも知っているかどうか5月8日のピアノの録音をTにも聴いてもらう。録音の日付を見ながら2カ月以上も気になり続けていたんだなぁと思う。電車で音が聴こえ辛いこともあってか、Tはまったくわからない模様。Nにも聴いてもらうと、すぐに昨日のあれねっとなる。Nとふたりでメロディを口ずさんでTに聴かせる。そんなこんなでディズニーやジブリのはなしになる。すでに何回も観ている映画にコメントを付けたり、ツッコミを入れながら観るやつやりたいなぁと思う。窓の外は積乱雲がものすごい。移動の時間が大好きだなぁとあらためて思う。どこかに行くっていう目的も目的でいいけれど、それに伴う移動の時間は目的に付随する二義的なものではなくて、むしろ、移動の時間のなかにこそ目的の限定的な立場からはみ出してそれを包摂するような自由な豊かさがあるような気がする。究極的には行って帰ってくるだけで充分なのかもしれない。
京急線に乗り換える。新幹線スタイルの座席、しかも、先頭車両の一番前の座席がロマンスカーのような展望座席になっている。生憎、展望座席は埋まっていて、後方の席に三人横並びで座る。トンネルの多い路線、トンネルの影のアーチが見えてきて、列車がトンネルの外に走り出て車内がそぞろ明るくなるたびに『恋恋風塵』の冒頭のショットを思い出す。Nは席を離れて、展望座席の後ろから展望窓の風景を覗いている。Tが今日のNちゃんの後ろ姿って小学生の遠足みたいだよね~って。前々からNが何かに似ていると思い続けてきて、ついにこの謎が解けた、トトロだってことを打ち明ける。展望座席が空いたから、そっちに移動する。窓の外は積乱雲がものすごい。線路の周りは緑にあふれ、山間の町並みは茶畑のように段々に家々が連なっている。遠くのほうに海が見えてきそうで、なかなか見えない。停車駅のひとつで、Tがその町並みを眺めながら、すごーい外国に来たみたいって。それは言い過ぎかってすぐに撤回する。大笑いしながら、まあ、イオンあるからねって。ついに車窓から海の濃いブルーが見えて三人とも大はしゃぎ。
三崎口駅に到着。電車から降りると、線路の途切れる終着地がある。バスで水族館に行く。終着点の水族館の名前のバス停で下車すると、空き地みたいなところにマリモをでかくしたみたいな変な植物たちが疎らに群れをなしている。なにこれかわいいと三人とも大興奮。植物が生えているというより、植物のような動物がジッと立ち止まって群れをなしているというほうがピンとくる。もののけ姫のこだまみたいな感じでジッとこちらの様子を窺っている。基本的には疎らに群れをなしていながら、三体がぴったりくっついて仲良し三人組みたいになっているのもいる。マリモのなかからエノコログサが飛び出ている。Tが夜になったらきっとここには誰もいないよ、みんな森に帰っちゃうんだ、みたいのことを言う。大笑いしながら、ほんとうにそんなふうに思われる。水族館のバス停のはずなのに、水族館はまだ先にあって、しかも、けっこうな距離がある。なんで水族館の前まで行ってくれないのって何度もブーたれる。入園してすぐ、でっかいアシカが眠っている。アシカってこんなにでかいんだってびっくりする。Nはアシカにも似ているような気がする。なんだろう、ヒゲの雰囲気がそう感じさせるのかな。まずは、当水族館の押しであるらしいカワウソの森に行く。想像とだいぶ違っていて、カワウソも一匹しか見られず、ちょっとショックを受ける。自然公園みたいなところに野生のヘビに注意の看板が出ていて、さっそくハンターことTの心が燃え上がっている。ヘビ捕まえていいの?! って言うから、野生のヘビならいいんじゃないって。水族館の屋内に入る。入口のところにサメの口の骨のとげとげしい模型があって、すぐ近くまで���て、その大きさにびっくりして思わず仰け反るような姿勢になると、Nになんで~って突っ込まれる、ずっと見えてたのにって。いや、近くまできたら思ったよりでかいのにびっくりしてって弁明する。館内に入るなり、いきなりでっかいチョウザメがいて目が点になる。数体の古代魚が水槽のなかでゆらゆらと身を踊らせている。それから個々の小さな水槽を順番に見てまわる。大勢の魚がスクランブル交差点のように錯綜と泳ぎまわっている水槽で、TかNのどっちだったかが全ての魚たちが誰ひとりとしてぶつかることなく泳ぎまわっていることに感心している。チンアナゴがエイリアンみたいな動きでおもしろい。二階に上る。二階は円形の壁沿いにぐるっと大きな水槽が張り巡らされていて、魚たちが回遊できるようになっている。水槽の上からは太陽の光が注いでいて、フロアのあっちこちに光や虹のきらめきが踊っている。サメが特に目を引く。凶悪そうなギザギザの口に、何よりも眼球がひっくり返ったような冷徹な目。鼻に瘤のようなものを付けているサメがいて、あれは何だろうとしばらく後を追ってみるも、よくわからない。ノコギリザメがいて、ふたりにも声をかける。ノコギリザメはけっこうかわいい感じ。見にいくとノコギリザメは泳ぐのやめて、ジッとこちらの様子を眺めている。その瞳の動きで三人を順番に見渡しているのがわかる。ノコギリザメから離れると、ノコギリザメのほうも泳ぐのを再開させる。一階に戻ると、シマ吉くんの催しが行なわれている。魚も芸を覚えることにびっくり仰天。シマ吉くんかわいい。館内を出て、キムタクみたいなペンギンを見に行く。からだを唐突にブルブルッと震わせたり、羽を暢気にひよひよさせたり、ペンギンの動きには変なメリハリがあって見応えがある。そしたら、一羽だけ気ちがいのようにからだを意味不明にくねらせながら泳いでいるペンギンがいる。意味不明に水飛沫を立てるその一羽に三人とも釘付けになる。Nが私もこんなふうに動いてみたいけど人間だからなぁ、みたいなことを残念そうに口にする。でも、Nはたまにいきなり唐突に、衝動的に常軌を逸したような動きを見せるよなぁと思う。件のことで警察署に行くまえ、小川のところで連絡待ちしているときに、いきなりNがわあああっと手に持っていた葉っぱを小川に投げつけたのはほんとうに美しかった。いったん駅に戻って、三戸浜を目指すことにする。なんでバスは水族館の前まで来てくれないんだって相変わらずブーたれながら歩いていると、車がきて道を開ける。車が過ぎて、遠いバス停に向けて再発進しようとすると、Nがいきなり手に持っていたエノコログサをわああっと振り乱しながら急接近してきて、うわわわっと腰を抜かしそうになる。なんで、なんで、いきなりそんなことするの?! Nは悪い笑みを浮かべ、だってKさん、とここでいったん絶妙な間を置き、素直にそのことを言うべきか言わないべきか迷っているような、あえて間を置くことでそのことを強調するような感じで、ビビりなんだも~ん! って。この野郎、ひとをバカにしやがって、いつかぜったい仕返ししてやるからなって心に強く思いつつ、ほんとうに最高だなって思う。ビビりなんだも~ん! いままでNからもらった言葉でいちばん嬉しいかもしれない。
バスで駅に戻り、三戸浜を目指す。収穫が済んで畑にきれいに整列しつつも朽ち果てている植物たちの残骸をTが戦時中の死体のようだと形容する。あるいは向日葵の蛍光色の質感、夜になったら光り出しそう。子猫の亡骸。急に夏の終わりが顕在化する。いまが夏でよかったと思う、すぐに骨に還ってしまうから。Nが持ち歩いていたエノコログサを子猫に捧げる。持ち歩いていて、よかったなぁと心の底から思う。ねこじゃらしはそこらへんにも普通に生えていて、すぐにでも摘んでこられるけども、これは人間側のエゴかもしれないけれど、大事に持っていたそれを捧げるというのはせめてもの救いになる。意気消沈しながらも海への歩みは止まらない。海への入口の畦道を通り抜けると、大きな海が広がっている。夕陽を受けた波のまにまが橙色の光のすじを浮かべている。三人とも大はしゃぎで海のほうに駆けてゆく。サンダルのNが早速パンツの裾をたくし上げて海のなかに入っていく。勢いのある波を受けたNがこっちへ振り返って驚きと喜びの入り混じったようなとってもいい笑顔をみせる。さらにずいずい海のほうに身を入れてゆく。Nのからだが踊っている。このあいだと同じくらいの時間なのに波の寄せ方がぜんぜん違っている、浜のかなり深いところまで波が来ていて、くつで歩ける場所がほとんどない。そればかりではなく、このあいだは空の高いところにずっと見えていた月がどこにも見当たらない、昨日の感じからして今日はおそらく満月だろうと思われるけれど。じぶんもスニーカーと靴下を脱いで波打ち際を歩く。波はけっこうな勢いで、裸足だからと油断していると下半身がびしょ濡れになってしまう。びしょ濡れになって色々諦めたらしいTがサンダルを脱いで裸足になる。Nも裸足のほうが気持ち良さそうとサンダルを脱ぐ。まずは廃墟を目指す。でっかい丸太が波打ち際に落ちている。海のほうに蹴ってみるものの、重すぎてぜんぜん動いてくれない。それだというのに、ひとたび波が丸太に届くと、波はいとも簡単に丸太をさらって、さらに次の波が丸太を波打ち際に叩きつける。あっぶな! と三人で丸太をよける。Tが海の殺意を感じるよーとはしゃいでいる。波打ち際をずいずい歩いていると、後ろのふたりから何これすごーい! 魔法使いみたいって歓喜の声があがる。何かと思えば、じぶんの足が濡れた砂浜に触れるたびに、フワッと空気の膨らみのようなのがあたりに拡がっている。まさに魔法使いが歩いているかのよう、もののけ姫のシシ神様の歩き方みたいってはなしにもなる。波の勢いにかなり苦戦しながらも廃墟が近づいてくる。廃墟の辺りを境に砂浜が岩場に変わっていて、岩にぶつかった波が壮絶な潮砕けとなって舞い上がっている、絶句して、ゴクンと唾を飲み込む。廃墟に到達。Tからもらったウエットティッシュで足の砂を落として靴下とスニーカーを履き直す。いざ、廃墟に潜入! 底の抜けた階段の脇をロッククライミングのように慎重によじ登る。続いてTも。続くNが半ばの空中で動けなくなってしまい、あわわ、あわわ、この次どこに足をもっていったらいいのー?! って。どうにかこうにか登りきる。廃墟にもかかわらず落書きなんかがいっさいない、純然たる野生の廃墟。下から見る限り、底が抜けそうな感じがしたけれど、踏んでみるかぎり最初のフロアは問題なさそう。ところが、その先に伸びている廊下は底抜けしそうというより、すでに床の木肌がひび割れて底が見えている。あっぶな! と咄嗟に引き下がって、そばに来ていたTにも注意を促す。ここで行きにも少し話題になった(そんなことはすっかり忘れていた)Nの「ばけたん」なるお化け探知機がついに初お目見えになる。「ばけたん」が赤く光れば悪霊がいる、青く光れば天使がいる、緑に光れば平常でとくに何もない。どう考えても赤く光りそうなシチュエーションでありながら、どういうわけか青く光る。底抜けの大丈夫そうな場所をひと通り探索して外にもどる。出るときもNは半ばの空中で動けなくなってしまい、あわわ、あわわ、どうにかこうにか地面に帰ってくることができる。続いて洞窟。入り口の岩場にはでっかいフナムシが無数に蠢いている。ふたりから虫がだめなのに、なんでフナムシは平気なのって不思議がられる。セミが夏の天使なように、フナムシは海の天使だからって思っていることを素直に応えながら、でも、だとしても何で平気なんだろうって不思議に思う。ひとりでは怖すぎて一歩しか中に入れなかった洞窟も三人いれば心強い。スマホのライトで先を照らしながら、ちょっとずつ、ちょっとずつ、中のほうに入ってゆく。洞窟の側面にも天井にも隙間なく無数のフナムシが蠢いている。Nがここでも「ばけたん」を発動させてみる、結果は緑の光。洞窟は大広間の先に細い小路が続いている。その入口まで行って引き返そうとすると、Tがこの先まで行ってみようよって。もう無理、もう無理、これ以上は無理って断ると、さすが度胸のあるTはひとりで小路に入ってゆく。小路の突き当たりまで行ってもどってくる。小路の突き当たりはさらに左右に枝分かれしているらしい。
夕陽は海上の雲にのまれ、空は暗くなりつつある。岩場をさらに進んでゆくと、一人キャンパーが三組だったか四組、おたがいに微妙に距離を取りながら座っている。焚火のいい匂いがする。岩場にはフナムシなかにカニもたくさんいる。そんな岩場の一角にどんなカニとも比べものにならない���っかいカニをTが発見、すぐさまハンターの心が燃え上がり、捕獲に向かう。カニの捕まえ方なんて知らないよ~(だったらヘビの捕まえ方は知っていたのか……)と弱音を吐きながらも果敢にカニに立ち向かってゆく。数分の格闘のすえ、見事にカニを捕獲、持っていたビニール袋に入れる。Nはその場に腰掛け、じぶんは岩場の先端のほうまで行き、Tはその中間くらいから三者三様に暮れてゆく空と海を眺める。岩にぶつかる波の潮砕けがもの凄い。しばらく経って、Nのいる地点まで戻ろうとすると、Nが大きく手を振る、大きく手を振り返す。ふたたび三人が集まると、Nが家が恋しくなっちゃうって泣きそうな声で言う。たしかにそうなのだ。こんな最果ての辺境で、しかも、もうすぐ夜が来ようとしている。どうして、じぶんはいつもこんなところにわざわざひとりで赴いているのかってことをこのとき初めて考える。それからNがいい写真撮れたよって、ふたりがそれぞれに海を眺めている写真を見せてくれる。そろそろ帰ろうか、来た道を引き返すことにする。廃墟の辺りで海を離れて、上の道路を歩くことにする。Nだけ足の砂を落としていなくてどこかで洗いたい、いちどは海に下りていこうとするけれど、あいだには砂浜があるから海で洗ってもまた砂だらけになってしまう。きっと、そこらへんに水道があるでしょってことになり、そのまま上の道路を歩いてゆく。しばらくすると、マリンスポーツの拠点みたいな施設がある。水道はありそうでなくて、人間はじぶんたちを除いて人っ子ひとりいない。そんな施設のさなかに芝生のお庭がある。芝生のお庭になら水道あるでしょって探すけど、水道はどこにもない代わりに芝生の隣に敷居に囲われたプールがある。その敷居は簡単に跨いでいける感じで、だあれもいないし、あのプールで洗っちゃえば。Tが敷居を跨ぐまでもなく普通に入口を発見して、勝手に入口の鍵みたいのを開けて中に入っている。足を洗ったNがプールの水すごいきれいだったって戻ってくる。ふふ。とうに日は暮れて、暗い夜の山道を駅に向かって引き返す。Nが暗いよぉ、怖いよぉと頻りに泣きそうな声で連呼する。そんなつもりじゃなかったけども、仕返しを無事に達成。Nのスマホのライトでできるでっかい影。とりわけ樹々の左右から覆い被さる真っ暗な坂道、ここで「ばけたん」をやってみようになるけれど、Nのかばんから「ばけたん」が消失してしまう。どこかに落としてきちゃったかなぁ。自動車のヘッドライトからほとばしる影に驚いたりしながら、街灯のある明るいところに移動して「ばけたん」の捜索。かばんを隈なくひっくり返しても見つからず、「ばけたん」の性能には半信半疑ながら三千えんのお買い物がたったの二日で消失してしまうのにはさすがに気の毒な感じがして、色んな可能性を示唆していると、かばんのポケットのひとつから「ばけたん」が発見される。よかったぁ。その場で「ばけたん」を発動させると緑色に光る。山道を経て、畑道のところまで来ると、びっくりするぐらい赤い光線を発する怪しい満月が空のかなり低いところにのぼっている。Tがどこかのタイミングで(たぶん廃墟だったかな)口走った『夕闇通り探検隊』の一言が胸に突き刺さる。月のなかを鉄塔の陰翳が横切る。
帰りの電車でも頻りに「ばけたん」のはなしになる。乗換駅でも発動させてみる。緑色。廃墟でいちどだけ出た青以外はぜんぶが平常の緑色を示す。Nから、こんな胡散臭い商品なのに何故か高評価のアマゾンのレビューを見せてもらう。それでもまだ胡散臭さは拭えなくて、いっぽうで廃墟のときだけ色が変わったことがどうも引っかかっている。帰り際になってNがぽろっと口にした「乱数の偏り」という言葉にアンテナがビビッと反応して、これはきっと何があるぞと思う。帰ったらじっくり調べてみようと心に決める。
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kachoushi · 8 months
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各地句会報
花鳥誌 令和5年9月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和5年6月1日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
草取れば天と地しばし離される さとみ 沙羅咲きて山辺の寺の祈りかな 都 神官の白から白へ更衣 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年6月2日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
読み辛き崩し字祖父の夏見舞 宇太郎 滝飛沫祈りて石を積む人へ 栄子 担当医替る緊張なめくぢり 悦子 青葉木菟声を聞きしは一ト夜のみ 史子 黒を着て山法師てふ花の下 すみ子 砂丘拍動遅滞なく卯浪立つ 都
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年6月3日 零の会 坊城俊樹選 特選句
病院の跡へ南風の吹き抜ける 季凜 梅雨の石積むもののふの墓暗く はるか 十薬とは屍を小さく包む花 和子 もののふの山が鳴るなり青葉風 はるか いとけなき蜘蛛も浄土を知りつくし 順子 菩提寺は城を見上ぐや男梅雨 慶月 ナースらの谺を追うて枇杷熟るる 順子 階段をのぼるつま先街出水 小鳥 青梅雨のしづくすべてが弥陀のもの 光子 罠であり結界であり蜘蛛の糸 同
岡田順子選 特選句
墓守のアパート三棟蕗の雨 風頭 眼をうすく瞑る菩薩の単衣とも 俊樹 アトリエへ傾るる大樹枇杷たわわ 眞理子 真夜中の泰山木の花は鳥 いづみ 青梅雨のしづくすべてが弥陀のもの 光子 昼顔は雨の列車にゆらされて きみよ 行き先を告げよ泰山木咲けば 和子 夏菊や南無遍照と一家臣 慶月 梅雨出水過ぎて正気を歩きをり いづみ 青梅雨の真黒き句碑が街映す 小鳥
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年6月3日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
点ほどの人の生涯芝青し 朝子 青芝にまろぶフレンチブルドッグ たかし 海亀の孵化高精細の大画面 勝利 水郷の蛍のなかに嫁ぎゆく 孝子 子供の日クレーンは空へ置き去りに 久美子 特攻の話し聞く夜の蛍かな たかし 日輪は地球の裏に蛍の夜 睦子 青芝を犯す少年のスパイク 同 黴の中遺されしもの錆てゆく 美穂 舞ふものゝ影をも流し梅雨の川 かおり 袋ごと枇杷をもげよと檀太郎 睦子 亡き父のジャズ沁み込みし籐寝椅子 たかし  ハーレムの少年 青芝にいのちの次のスニーカー 修二
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年6月5日 花鳥さざれ会
少年の少女の昔あめんぼう 雪 ふる里の水の匂ひにあめんぼう 同 風みどり故山の空を吹きわたる かづを あめんぼう映れる雲に乗りゐたり 同 水馬水のゑくぼに乗り遊ぶ 泰 俊 名刹に雨を誘ふや水馬 同 売家札とれて漏るる灯蚊喰鳥 清 女 強かに生きて卒寿の髪洗ふ 同 緑陰に栄華の茶室古りしまま 希 落武者の子孫が育て花菖蒲 千代子
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令和5年6月7日 立待俳句会 坊城俊樹選 特選句
紅薔薇や三國廓址の思案橋 世詩明 更衣恋に破れて捨てがたし 同 水芭蕉分水嶺の聖なる地 同 夏帽子振つて道草してゐる子 清女 鳴く顔が見たくて覗く蛙の田 同 読み終へし一書皐月の朝まだき 同 鋏手に赤き手袋バラ真赤 ただし 浦人の少年継げる仏舞 同 欲捨てて今日も元気蜆汁 輝一 紫の色をしまずや花蘇枋 同 一番星遠ち近ち蛙鳴きはじむ 洋子 手折りたる酸葉噛みつつ歌ひつつ 同 自転車を押してつつじの坂上る 誠 飛魚の羽ばたき飛べる船の旅 同 風薫る慶讃法要京の厨子 幸只
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年6月10日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
富士見えて多摩横山に風薫る 白陶 朽ちし色残し泰山木咲ける 秋尚 風薫るポニーテールの娘の声に 幸子 日々育つ杏とエール送り合ふ 恭子 夜も更けてたれが来たかと梅実落つ 幸子 余白には梅雨空映す年尾句碑 三無 記念樹の落ちし実梅も大切に 百合子 観音の指の先より風薫る 幸子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年6月12日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
浴衣着て父似母似の姉妹 清女 香水のひそかな滴人悼む 昭子 髪洗ふ心のしこり解くやうに みす枝 白鷺の孤高に凛と夏の川 清女 梅雨じめりしたる座敷に香を焚き 英美子 知らぬ間に仲直りして冷奴 昭子 夏場所や砂つかぶりに令婦人 清女 明易や只管打坐してより朝餉 同 蟇が啼く月夜の山に谺して 三四郎 白足袋の静かな運び仏舞 ただし 梅雨しとど鐘の音色も湿りたる みす枝 答へたくなきこともあり紫蘇をもむ 昭子 本題に触れず香水帰りゆく 同 水面にゑくぼ次次梅雨に入る みす枝
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年6月12日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
ためらはずどくだみ束ねバルコニー 和魚 釣堀の揺るる空見てゐるひと日 秋尚 何も手に付かぬひと日や五月雨るる 秋尚 どくだみの清潔な白映す句碑 三無 十薬の匂ひの勝る生家門 聰 どくだみの苞白々と闇に浮く 和魚 五月雨にふくらんでゐる山の湖 怜
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年6月13日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
目を染めて麦の秋へとなりにけり 光子 短夜の夢も短き目覚めかな 文子 子の植うる早苗の列の右曲がり 登美子 バースデーソングと夏至の雨響く 実加 羅の受付嬢はちよと年増 みえこ 色街の女を照らす梅雨の月 登美子 五月雨真青な傘を買ひにけり あけみ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年6月13日 萩花鳥会
車椅子頼りの暮し梅雨籠り 祐子 革ジャンに沁みた青春黴生ふる 健雄 玉ねぎの丸々太る五月晴 俊文 亡き夫の捨てられきれぬ黴ごろも ゆかり 雨蛙降り出す庭で鳴き交はす 恒雄 星々に瞬きかへし舞ふ螢 美惠子
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令和5年6月16日 さきたま花鳥句会
大胆に愚痴を透かして青暖簾 月惑 紫陽花や小走りに行く深帽子 八草 まな板も這ふらし夜のなめくじら 裕章 夕まぐれ菖蒲田の白消し忘れ 紀花 屋敷林青葉闇なる母屋かな 孝江 鐘供養梵鐘の文字踊りけり ふゆ子 漣の葉裏に返る新樹光 とし江 花手水薄暑の息をととのへり 康子 風薫るいまだ目覚めぬ眠り猫 みのり 花菖蒲雨に花びら少し垂れ 彩香 短夜や二日続けて妣の夢 静子 耳かきの小さな鈴の音初夏の夜 良江
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令和5年6月17日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
登山者が供華に挿し行く地蔵尊 やす香 蟬一つ鳴かぬ光秀忌を修す ただし 桃色の若き日の夢籐寝椅子 みす枝 村百戸梅雨のしとどに濡れそぼつ 同 空き箱に色褪せし文梅雨湿り やす香 西瓜買ふ水の重さの確かなり 同 薫風や見上ぐるだけの勅使門 真喜栄 そよぐには重たき鞠や濃紫陽花 同 花菖蒲咲かせ半農半漁村 千代子 日の暮れて障子明りに女影 世詩明 香水の女に勝てぬ男かな 同 早苗饗や上座に座る村の長 同 春深し遊び心の雲一つ 雪
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年6月18日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
蜻蛉生る山影ふかきむじな池 芙佐子 むじな池梅雨闇の棲むところかな 要 朝まだき甘き匂ひの蛍川 千種 田の隅の捨苗萎れゆく日差し 芙佐子 大方は夏草となる畑かな 秋尚 過疎村に農大生の田植笠 経彦 行き止る道に誘ふ夏の蝶 久 蚯蚓死すむじな池への岐れ道 千種 捩花の螺旋階段傾ぎをり 斉 道をしへ夜は蛍の思ひ���まま 炳子 故郷の水田へ草矢打つやうに 要
栗林圭魚選 特選句
蜻蛉生る山影ふかきむじな池 芙佐子 六月の谷戸のすみずみ水の音 三無 蚯蚓死すむじな池への岐れ道 千種 虎尾草より風生まれをり流れをり 久 どんよりと新樹映して濁り池 要 源五郎さ走る田水光らせて 久子 桑の実や落ちては甘く土を染め 三無 万緑の中の水音澄みてをり ます江
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年6月21日 福井花鳥会 坊城俊樹選 特選句
故里の百年の家花石榴 啓子 巣作りの青鷺歌ふ高らかに 千加江 母に詫び言はねばならぬ梅雨の入り 昭子 幹太くなりたる樹々の夏の午後 雪子 衣替へして胸に白すがすがし 同 梅雨の灯に猫の遺影と娘の遺影 清女 寝返りを打ちても一人梅雨の月 同 枇杷啜るこつんころりと種二つ 希子 女子高生混じる一人に黒日傘 数幸 観世音御ンみそなはす蛇の衣 雪 観音に六百年の山清水 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年6月22日 鯖江花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
あめんぼうてふ名に滑る他は無し 雪 九十二の更衣とはこんなもの 同 白鷺のいよいよ白き青田かな 同 蛇の衣こんな綺麗に脱がずとも 同 落椿描ける女人曼荼羅図 同 殉国の遺影と父の日を終へり 一涓 青春に戻りて妻と茱萸を捥ぐ 同 門川の闇を動かす蛍舞ふ みす枝 母の日の花は枯れても捨てきれず やすえ 一番星あちこち蛙鳴きはじむ 洋子 草矢打つ程の親しき仲でなし 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) …���…………………………………………………………
令和5年6月25日 花鳥月例会 坊城俊樹選 特選句
紫陽花や伐らねば夜の重くなる 要 打水はインド料理の香をのせて はるか 炎帝の満を持したる神の池 要 炎天へ柏手打てば蹌踉ひし 順子 靖国は蒼くなりけりサングラス 緋路 雨蛙虫呑みてすぐ元の顔 裕章 サングラス胸にひつかけ登場す 光子 魂となる裸電球祭待つ はるか
岡田順子選 特選句
押し寄せる蓮のひとつに蓮の花 俊樹 紫陽花や伐らねば夜の重くなる 要 凡人てふ自由たふとし半夏生草 昌文 蓮原の沖に宮城あるといふ 光子 内堀の夏草刈られ街宣車 要 混ざり合ふ手水と汗の掌 緋路 祭の準備指揮をとる大鳥居 みもざ 水馬ふたつの天のあはひゆく 裕章
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年5月22日 鯖江花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
蛍狩り娘の掌のがれて星となる 世詩明 更衣恋の火種を残しけり 同 少年を仰いでをりぬ青蛙 昭子 うまいとも言つてくれぬが菜飯炊く 同 子よりまづ泳ぎ出したり鯉幟 一涓 夏暖簾廊下に作る風の道 紀代美 喉鳴らし母乳呑む児や若葉風 みす枝 目に見えぬものを脱ぎたり更衣 洋子 青鷺が抜き足差し足田を進む やすえ 一院のかつて尼寺白牡丹 雪 蝸牛角を突いてゐる女 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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sonezaki13 · 4 years
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※サークル内企画「自分の過去作品をリメイクしよう!」で書いた作品です。
高2の時の作品「しとしと降る雨のリズム」のリメイクです。オリジナル版は下にあります。
中途半端なモブキャラF②
「嬉しいなぁ」
 クマを買った帰り道、エミはにこにこしていた。きっと今だってエミはあの時のままの気持ちなんだろう。いや、さすがにそれは私のただの願望か。
「そんなに嬉しい?」
 手にとってクマばかり見ているので何度も自転車に轢かれそうになるエミの手を引きながら私は訊いた。
「とってもとっても嬉しいよ」
 クマにアテレコしながらエミは答えた。親指と人差し指で器用にパタパタとクマの手を動かし、顔を隠して照れさせたりする。どうしてエミはこんなに私に懐いているのだろう。何が好きなんだろう。どこも良いところがないのに。魅力なんて一つもない。エミが私と一緒にいるメリットがない。
「私なんかとお揃いで何が良いんだか」
 赤信号の向こうで細い雲が流れている。空が高い。
「私はユイちゃんがいなかったらダメダメだよ」
 はいはい、と聞き流す。エミはいつも優しい。良い子だ。誰にでもだ。私がいなくたってエミは強くて優しいだろう。エミが外国人に道案内している時も、うずくまっているおばあさんに声をかけて救急車を呼んでいる時も、私はぼーっと突っ立って、いないふりをしていた。関係ないですよ、とモブに徹していた。なぜそれで私を見損なわないのか、見放さないのか。むしろ不自然だ。何を企んでいるんだ。いや、きっと、エミが優しすぎるせいだろう。企みがあるならさすがにもう実行してるはずだ。あまりにも一緒に過ごした時間が長すぎる。エミは私を見捨てられない。エミはこの通り私にとにかく甘いので、私はどんどん弱くなる。依存させられているような気もする。ダメにさせられている。エミのせいで私は嫌な奴なのかもしれない。でも別に良いや。エミが助けてくれるし。エミがいるから、私はいつもエミ頼みだ。エミがいなかったら友達いないもん。
「人を助けたいとか、心配、とか初めて思ったのが、タコ公園でユイちゃんを見た時なんだよ」
 エミは横断歩道の白いところだけを楽しそうにひょこひょこ歩いた。私はそれを見ながらのそのそと歩く。
「記憶力すごいねー。えらいえらい」
「あー! 信じてないでしょ」
 エミがむすっと膨れる。きっとエミの中ではそういうつもりなのだろう。そんなのどうせ勘違いなのに。だから私なんかに懐いているのだ。私がこんなに性格が悪いのに、クラスで浮かないのも、いじめられないのも、エミの明るさのお陰だ。エミはクラスの他の仲良しグループとも上手くやっている。私はエミがいないと一人ぼっちだけど、エミは違う。エミはどこへでも行けるし、何でもできる。きっとそのうち自分の勘違いに気付いて、私なんていらなくなるだろう。エミの目と頭がまともになったら、私がエミに見捨てられるのだ。私なんかに構うのはエミがどこかイカれてるからだろう。まともになったら嫌われるに決まってる。
「汚い」
 明らかに自分からぶつかりに行ったくせにチサトは死んだ顔で吐き捨てた。どんどんエスカレートしていく。きっとまだまだ酷くなる。
「ゴミの菌で死んじゃうー」
 取り巻きがまたふざけて騒ぎ出す。エミとぶつかったチサトの肩を大袈裟に拭いて、別の子にタッチする。
「何すんのキモすぎ」
 きゃーきゃーと黄色い声をあげながら、鬼ごっこが始まる。触られたところを大袈裟にごしごしと擦る。
「ゴミちゃん洗ってあげるよ。このままじゃ汚すぎて死んじゃうよ。ゴミちゃんを綺麗にしてあげる。ほら」
 鬼ごっこをしていた子分Cがエミをトイレに連れて行こうとする。汚い汚いと騒いでいたくせに動こうとしないエミの腕を掴んで引っ張る。加勢が来て、笑いながら背中を押したり、小突いたりしている。そして思い出したように「もう、触っちゃったじゃん」などと言いながら、うへぇという顔をしてみせる。
 誰か来ないだろうか。大人とか、正義感あふれるヒーローとか。先生とか見回りに来れば良いのに。誰かモブじゃない人。いや、先生が来たって無駄だ。助けてくれない。私たちを助けてくれる人なんていないのだ。チサトたちも馬鹿じゃないので目立つ時間帯でエミをいじめることもない。それに、救世主が現れたところで私たちはこの事実を隠すだけだろう。そして「本当に何でもないんだな」と念押しされたのを頷き、去られたところで落胆するのだ。結局は無駄。関係ない人しかいないのでどうしようもない。
 一度、勇気あるクラスメイトによって担任に告発され、学級会が開かれた。その子にとっては関係があったんだろうか。しかし、告発者は匿名だった上、エミも黙り込んでいて、結局はチサトたちの説明だけで終わった。結局モブはモブ。役に立たないし無駄だった。その時の説明だと、チサトとエミが喧嘩をして小突き合いになったのだということだったので、チサトとエミはお互いに「ごめんなさい」を言い合わさせられ、私たちは拍手をした。茶番だ。バカバカしい。でも誰も茶番だなんて指摘しなかった。ただモブたちは何の責任も負わず、勝手にがっかりしていた。チサトたちがいない休み時間の会話には、先生の対応への落胆が色濃く出ていた。しかし、誰一人そんなことが言える権利なんてないのだ。だって、主張してない。今だってもしヒーローが現れても、私たちは素知らぬ顔をするのだろう。だってモブだし。むしろ隠蔽に協力するのだろう。自分は悪くない、関係ない、気付いてくれない、助けてくれないのが悪い。関係ないから仕方ない。
 無駄に正義感の強そうな英語教師が、ラクガキされたエミの机やノートを見つけ「誰にされた」と騒ぎ出したことがあったが、今度は、何度訊かれても「自分でやった」とエミがきっぱり言い切ったことで、先生から気味悪がられただけで終わった。エミもまた素知らぬ顔をして隠蔽に協力している。一番の当事者なのに何故なのだろう。まるで傍観者だ。らしくない。いや、未だにチサトを可哀想と思っているのだろうか。エミならあり得る。まだチサトを助けようと思っているのかもしれない。何でそこまでするのだろう。チサトになんてそんなに構ってやる義理はない。チサトが犯されて、虐待されても、地獄に堕ちても、私には関係ない。勝手にされてれば良いし、勝手に地獄に行けと思う。むしろ地獄に堕ちろ。
「ゴミちゃん、頭うんこ臭いんじゃない?」
 トイレからずぶ濡れのエミが出てくる。廊下に出てきているのに、にやにや笑いながら子分がエミの背中をデッキブラシで擦っている。まだ新しい鮮やかな緑。毛がしっかりとしていて、痛そうだ。
「こいつ便器に頭突っ込んで水流で洗ったんだよ。やばくない? 」
 手を叩いて笑いあっている。自分でやるわけがない。どうせやらせたのだろう。最低だ。いや、でも今日はマシだ。便器に投げ捨てられたお弁当を食べさせら���ていた日もあった。それに比べればマシだ。腹を壊したり、吐いたりする危険性はない。濡れたままだと風邪を引くかもしれない程度の危険性なので、今回のはまだ良かった。大丈夫。マシだ。エスカレートの一方ではなかったということだ。そうだ。そのうち飽きないだろうか。飽きてくれれば良い。ただの遊びならどうせそのうち飽きる。
 やはりエミもチサトも気持ち悪いほどの無表情だった。もう何も感じないようにしている。何も見ないようにしている。知らないふりをして生きている。気付いてないふり。分からないふり。彼女たちもまた、私のような傍観者に近いのだ。
「死んでよ。汚れてる。どんだけ磨いてあげても綺麗になんないよ。生きてたってどうせ逃げられない。死んだ方が良い」
 ゴシゴシとデッキブラシで擦られるエミに向かってチサトは言った。なんだかエミはぽかんとしている。もうここにはいないのだろうか。
 チサトはきっと自分自身に言っている。これは他人を使った自傷行為なのだ。優しいエミを凶器にして。エミが何でこんな目に遭わないといけないのか。前世で殺人でもしたんだろうか。いや、前世なんかないし、死んだら終わりだ。エミのどこに落ち度があったんだろう。「あの子ももっと反抗したら良いのに」と誰かが小声で言ったのが聞こえた。そうだ。反抗しないということは受け入れているのだ。エミは喜んで受け入れているのだ。好きで殴られ、汚物扱いされ、水をかけられているのだ。そういう趣味なのだ。世の中にはいろんな人がいる。多様性を受け入れるべきだ。仮にエミが嫌がっていたとしてそれは明確に表明しないエミが悪いのだ。表明の仕方が足りないのだ。傍観者たちにも、チサトたちにも伝わるわけがない。伝わってないなら思っていないのと同じだ。
 別に誰もこの醜悪な行為を嫌悪していない。受け入れているのだ。不快に思う者なんて一人もいないし、その必要もない。許容しているのだ。仕方ないことなのだ。チサトも、エミも、子分たちも、傍観者たちも、甘んじて、喜んで受け入れているのだ。そこに何も悪いことなんてないし、変えないといけない部分もない。このままで良いのだ。
 ※
 私が堂々と生きていたことなんてあっただろうか。いつもこそこそして、卑怯に、自分だけは傷付けられまいと、関係ありません、という顔をして嵐が過ぎるのをただ待っている。
 暴力を見ていた。幼稚園児の頃はいちいちピーピーギャーギャー騒いでいた気がする。その頃は怖がる役のモブだったんだと思う。いつだって黄色い声をあげるのはモブの役目だ。外で暴力があった時も叫ぶのはモブ。別に殴ってる人も、殴られている人もギャーギャー言わないものだ。私はそう思っているし、そういうものだ。でも騒ぐのも面倒になってきた。だって騒いでも無駄だし。仕方ないし。
 母が泣いている。父が怒鳴っている。小学生の私は居間でドリトル先生を読んでいる。本を読むのにとても集中しているので周囲のことなんて見えていない。それまで読んでいた学校の怪談シリーズを読み終わってしまったので何を読もうか迷っていたら、エミが薦めてくれた。
 父が寝室に戻って、母は一人で洗い物をしながら泣いている。そして、何を思ったのか、泣きながら皿を床に叩きつけた。私はビクッと思わず飛び上がる。驚いただけだ。怖いとは少しも思っていない。そんなこと思う気持ちもないし。それより、ドリトル先生は動物と話せるのだ。それは勉強の賜物なので、勉強を頑張っていれば大抵のことはできるようになるのだと思っていた。映画のドリトル先生はそういう能力という設定になっていることを後から知って、落胆した。
「宿題もう���ったの」
 破片を集めながら母が私に話しかけてきた。
「終わってる」
 さっきまでこの場でやっていたのに、この人は私を何も見ていないんだなと思った。目の前のことで精一杯なんだ。本来なら優しい娘は母が叩き割った皿の破片拾いを手伝ってやるべきなのだろう。しかし私は優しい娘じゃないのでしない。私は家でもただのモブだ。父と母の夫婦喧嘩の背景映像だ。這い蹲っている母を椅子から見下ろしている。「ユイは冷たいね」と母も言っていた。そうなんだろう。そう言われるからそうなんだと思う。しかし、だからと言って母を責めてはいけない。母も一人の人間なんだから仕方ない。母は悪くない。苦しんだり、悲しんだり、ストレスが溜まることもある。仕方ない。大人は大変なのだ。「子供は良いよなぁ」と酒を飲みながら父も言っていた。子供は楽してるんだから、辛いことばかりの大人を受け入れてあげないといけない。「子供に戻りたい」と母は泣いていた。そんなに羨ましいんだ。これが羨ましいんだ。私は楽をしている。私は良い。グッド。マーベラス。大人になったら一体どんな地獄が待ってるんだろう。大人ってそんなに辛いのか。まだまだこれからもっと苦しいことや辛いことが待っている。まだまだだ。これからだ。頑張れ。ファイトだ。負けるな。頑張って生きろ。耐えろ。歯を食いしばれ。これくらいで音を上げるな。
「嫌だねぇ」
 エミが言った。私が、家に帰りたくないと言った時の話だ。おとうさんとおかあさんがけんかするからかえりたくない。馬鹿だ。なんでそんなことを言ったんだろう。言っても仕方のないことなのに。言ったって先生もクラスメイトも「大変ね。仲をとりもってあげてね」とか「うちもそんなもんだよ」とか笑うくらいなのに。
「嫌じゃないよ。大丈夫だよ。これくらいで嫌なんて言っていたら大人になれない」
「でも嫌なものは嫌じゃん」
 どうせエミも心の中では「それくらい」と笑っているんだろう。うるさいな。大人が喧嘩してるところなんて見たこともないくせに分かったような口をきくな。家族で仲良く過ごしてることくらい知ってるんだからな。私はエミのこういうところが嫌いだ。大嫌いだ。知りもしないくせに、他人の地獄にずかずか上がってきて生ぬるい共感をするな。分からないくせに。理解できないくせに。モブでいとけよ。本当は、私は心のどこかでずっとエミを鬱陶しいと思っていたのかもしれない。こんなに長く一緒にいれば当然エミにイライラすることもあったし、疎ましく思うこともある。本当は邪魔だったのだ。要らなかったのだ。だからエミからこうして引き離されてせいせいしているんだ。関係ない立場になれて心底良かったと思っているんだ。エミがいない方が良いんだ。エミだって、私なんかといない方が良い。私がエミの価値を下げている。
 私は自分が辛いと思っていた。でも違った。とても恵まれている。もっと辛い人がたくさんいるのに、私はそれを微塵も助けようとは思わない。辛いわけがないじゃないか。バカバカしい。私は他人の地獄にずかずか上がり込むような真似はしない。勝手に苦しんでいて下さい。どうせ放っておいても大人になったら辛いことや苦しいことでいっぱいなのだ。どうしてわざわざ苦しみに行く必要があるのか。チサトはもっと地獄を見ているだろう。エミはもっと地獄を見せられているだろう。私は襲われたことも、殴られたことも、便器の弁当を食わされたこともない。私は楽をしている。地獄には底がない。私はきっとまだまだ地獄に堕ちる。痛めつけられている人間をただ眺めているだけで済むなんて、なんて幸福なんだ! すごいね!
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