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#長崎の夜の街の魅力向上
tadashiura · 1 year
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2023春分 この度故郷・長崎に新しくオープンした「ミュージックラウンジ・オルテンシア ナガサキ」のエントランスホールに新作[Elevated Fusion]を描かせていただきました。 オープニングパーティが開催された3月21日春分の日は「一粒万倍日」「寅の日」「天赦日」という吉日・開運日が重なる2023年最強の開運日㊗️✨だったそうで、私もまさに最高に光栄で至福なひと時を素敵な皆さんと共に過ごしてきました🙏☺️ ~~~~~~~~~~~~~~~ ミュージックラウンジ オルテンシア ナガサキ 
hortensia-nagasaki.com
~~~~~~~~~~~~~~~ オルテンシアの場所は観光通りの電停の前の銅座ビルディングの最上階。1階にフランス菓子店のカフェラウンジBLUEPRINTがあるとても素敵な建物です。 エレベーターで5階へ上がり、扉が開くと私の作品が目に入ります。 オルテンシアのモダンで優雅な落ち着いた空間には、訪れた誰もが心躍ると思います。店内にはミュージックラウンジの広いスペースのほかに隠れ家のようなバーや個室もあって、酒好きな自分はその場に居るだけでワクワクです(笑) 隅々まで洗練されているのに堅苦しく感じさせない居心地の良さは、レセプションに来られていた大勢の皆さんに愛されているオーナーの倉富三恵子さんのお人柄がまさに店内に散りばめてあるように感じました✨✨ 上質な空間と芳醇なお酒、心に響くプロのミュージシャンの心地よい生演奏、お越しいただいた皆さんきっと一味違った素敵な長崎の夜に感動されると思います。 ♪🍷☺️ 長崎の方はもちろんのこと、観光にお越しの皆さんにも心からお薦めしたい最高に素敵なミュージックラウンジ・オルテンシア ナガサキ。
オルテンシアとは「アジサイ」の意味だそうです。

「シーボルトが愛した長崎ゆかりの花を冠した店名には、長崎の文化を発信する場所でありたい、という願いを込めました」とHPに命名コンセプトがありました。
このような素敵な想いに長崎出身の自分も関わらせていただけたことに改めて光栄に思います。 2023年最強の開運日にオープンしたオルテンシアさん、これから集うたくさんのお客さん、ミュージシャンの皆さん、スタッフの皆さん、協力業者の皆さん、関わる全てに方々のエネルギーが融合し、一つの至福が一粒万倍の如く膨らみ昇華しますように!
[Elevated Fusion](昇華する融合)はそんな願いを込めて描いた作品です。 お店にお越しいただいた皆さんにおかれましては、眼前の絵にご自身の幸運がさらに昇華する様が描かれていると思っていただけたら本望です。 ㊗️オルテンシアで素敵な夜を過ごされる皆さんが竜巻のように上昇し開運しますように❣️ ✨🌪✨ 🌝合掌🙏 
#浦正 #tadashiura #水墨画 #アート #art #sumie #soumoku #奏墨 #抽象画 #jazz #Elevated #Fusion #hortensia #nagasaki 
#長崎の夜 #長崎の夜の街の魅力向上 #Musiclounge #オルテンシアナガサキ #HORTENSIANAGASAKI #上質な空間と芳醇な酒そして心地よい音楽 #生演奏が聴ける店 #エントランス水墨画 https://www.instagram.com/p/CqXcvWjPBXy/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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tanakadntt · 1 year
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旧東隊の小説(二次創作)
ホッケえいひれ揚げ出し豆腐
一月か二月の頃だった。
トリオン測定ですごい数値を叩き出した新人が二人も入るそうだというのが、その夜の話題だった。出水公平と天羽月彦のことだ。
新生ボーダーが動き出して一年半になる。『旧』ボーダーという言葉が定着するほどに、時は勢いを増して流れていく。その間に、一番仕事をしたのは開発室室長の鬼怒田本吉だった。
まず、彼は異世界に通じる門の発生ポイントを特定できるようにした。次に門の発生を抑えるトリオン障壁を一時的ではあるが生成に成功、最後に門発生ポイントを誘導する装置が開発され、三門市の安心を約束する三点セットがわずか一年で出来上がる。元々の研究分野の応用とはいえ驚嘆に値する開発速度だった。
こうして、急務だった門発生のコントロールに成功した後は研究途中で放置されていた擬似トリオン訓練室の完成、隊員増加を見越してランク戦で使う対戦ブースと八面六臂の活躍である。
短期間でこれだけのことをやってのけた彼及び彼のチームは、城戸政宗司令がどこからか連れてきた逸材だった。三門市にやってきた時には一緒だった家族とは離婚している。仕事に打ち込みすぎたせいだと専らの噂だった。
開発室以外も働いた。門がコントロールできるまではいつどこで出現するかわからない。国の機関に代わって街を守るボーダー隊員たちは昼夜を問わずパトロールを行い、近界民と戦った。
三門市民は最初、胡乱な目で彼らを見ていたが、公的機関と連携した規律ある行動に徐々にボーダーの存在は受け入れられていく。根付メディア対策室室長による世論操作も功を奏していた。
出ていく人間は出ていき、かわりに大量の物資と人材が流れ込んでくる。
ボーダーにもまた人材が集まった。
まず、市民志願者第一号として柿崎国治と嵐山准が入隊する。華々しい記者会見の後、志願者はぐっと増えた。
東春秋が部隊を結成したのもその頃だ。
この時期の部隊は自由結成と言うよりは忍田や根付の意向が強く反映していた。東隊も忍田の指示によるものだった。
忍田自身も部隊を持っていたが、本部で戦闘員を統括する役職につくために解散することが決まっている。
ガラリと引き戸をあけて顔を出したのは東春秋だった。いらっしゃいませと店員が声をかけると案内はいらないと手を振って、店内を見渡す。じきに見知った顔の並ぶテーブルを見つけて近づいた。
二十二歳だと言うが、ずっと老けて見える。外見だけではない。彼に接する人��はつい彼が二十代前半の若造だということを忘れてしまう。
後ろには背が高い男女二人がやはり背の高い東を挟んで並び立つようにいた。どちらも目を引く美男美女だ。彼らは近隣の六穎館高等学校の制服を身につけていた。
さらに後ろに中学校の制服を着た少年がひっそりと控えている。前のふたりと違って背は低い。寒いのか、マフラーをぐるぐると首に巻いていた。
三人は物珍しげに店内を見回している。
「なんだ、三人とも居酒屋は初めてか」
テーブルにいた眼鏡の男が声をかけた。既に頬は赤い。手には盃を持っている。日本酒派だ。林藤匠という。ボーダーでは古参の一人だ。歳は三十一になる。そろそろ現役を引退したいとボヤいているが、いかんせん昨今の人手不足だ。
ボーダー本部建物ができたにも関わらず、旧本部ビルから動こうとしない、なかなかの頑固者だった。
「学生ですから」
と、生意気そうに答えるのは、背の高いほうの一人である二宮匡貴だった。
「あれ、根付さんから聞いてないか? ボーダーマークの貼ってある店はボーダーなら学生でも入れるようになったんだぜ」
トリオン器官の性質上、十代の隊員は増えていく。本部でも食堂は設置しているが、彼らは三門市の飲食店にも協力を求めていた。パスポート制で十代への酒類の提供はないなどの配慮がされている。
「知ってますが…」
さらになにか言おうとする二宮を東は遮った。
「今夜は明日の確認だけしに来たんです。本部で聞いたら、ここにいるっていうから」
「明日? ああ、国の視察ね。用事は、唐沢さん?」
「俺?」
テーブルの奥から唐沢克己外務営業部長が顔を出す。彼はビール派だ。既にジョッキをほとんど空けている。まだ三十そこそこだが、やり手の男だ。鬼怒田同様、城戸司令がスカウトしてきた。元ラガーマンだという以外素性を明かさない男だったが、人当たりがよい。
今夜の飲みメンバーは林藤、唐沢に加え、エンジニア冬島慎次、戦闘員の風間蒼也、木崎レイジの三人だった。風間と木崎は二十歳前なので、烏龍茶が並んでいる。
「まあ、たってないでこっちに座れよ、東くん」
「あー、ウチはウチでご飯を食べる予定なんです」
東はお供のように控える背後の三人を見やった。東隊のメンバーだ。
「ここで食べていけばいいよ」
「はあ」
少しだけ、東の心が揺れた。老成しているとはいえ二十二の青年だ。気楽な酒の席は魅力的だ。
「大丈夫です。俺たちは帰ります」
東の心を見透かしたように、二宮が後ろの中学生の背を押して店の入口に向かおうとする。
「東」
林藤は声をかけた。
「みんなで食べてけよ。唐沢さんの奢りだ」
「あなたじゃなくて、俺ですか?」
急に振られた唐沢が満更でもなさそうに笑った。確かにこの男前は今日の面子の中で一番地位が高く、懐も暖かい。
「あら、素敵。せっかくだから、ご馳走にならない? 二宮くん」
そこで初めて、女学生が口を開いた。こちらも生意気な口調だが、軽やかでトゲトゲしいものを感じさせない。
「加古」
「ねえ、三輪くん?」
「……」
急に話を振られた中学生は無表情のまま首を傾けた。
「わかりません」
「東さんがここでお酒を飲んでるとこを見てみたくない? 面白そう」
三輪は悩みながらうなずいた。
「ほら、三輪くんもそう言ってるし」
「言ってないだろう」
「言ってないです」
「わかった、わかった」
いつもの掛け合いが始まりそうになって、東は決断する。一応、上役たちの前だ。
「ごちそうになろう。唐沢さん、ありがとうございます」
東が頭を下げると、揉めていた三人がピタッと止まって、同時に頭を下げた。よく訓練されている。東を猟師になぞらえて獰猛な猟犬を三匹飼っていると言っていたのは誰だったか。
「遠慮せずたくさん食べなよ」
唐沢はいつもの人当たりのよい笑みを浮かべた。
「追い出された」
案内されると同時に、風間と木崎が東隊の猟犬三匹のテーブルにやってきた。テーブルが窮屈になったらしい。
今夜はボーダー戦闘員と唐沢の交流会であるらしかった。
風間の兄は林藤の弟子だった男だ。故人である。木崎は東から狙撃手としてのスキルを学んでいるので、東隊の面々とは面識がある。今は林藤に従い旧本部ビルに寝泊まりしている。狙撃以外の分野では林藤に師事していた。
一方は小柄で華奢、もう一方は筋肉隆々の巨漢だ。正反対の見かけだが、どちらも恐ろしく強かった。さらに木崎はトリオン量は二宮と同程度を持っていて近界のトリガーを使いこなす。
加古の隣に木崎が座り、二宮と三輪の隣に風間が座った。スペースの有効活用の結果である。三輪は隣が風間なので緊張する。風間蒼也は様々な思惑の絡む本部で誰からも重用され、確実に任務をこなすエリートだった。
「もう、頼んだか」
「まだです」
彼らはまだ食べるつもりらしい。
「居酒屋は初めてか」
木崎が気を使って、品書きをテーブルの真ん中におく。
店員がまとめて置いていった突き出し(お通し)を配る。
「飲み物から決めよう」
と、店員を呼んでさっさと飲み物を決めてしまう。さくさくと仕切る姿が頼もしい。三人はジュースにしたが、風間と木崎はまた烏龍茶だった。
「おすすめは、揚げ出し豆腐だな。家で作るの面倒だし」
「そういう基準か」
「寺島たちに頼まれて作ったが、たくさん食べるものじゃないし、持て余した」
寺島たちと寺島雷蔵と諏訪洸太郎のことだろう。四人は同い年で気が合うようだった。諏訪は二宮と加古の同期でもある。
「おごりなら諏訪と雷蔵でも呼ぶか」
「来ないだろ」
確かにもう遅い。
「今日の当番は?」
お酒をあおる大人席では、林藤が煙草の煙を吐き出しながら聞いた。
「忍田さんとこと迅です」
迅悠一は木崎隊であったが、先日、晴れて『風刃』所持者となり、隊を離れS級隊員となっている。
「あとは嵐山隊ですね」
なんとなく大人たちは子どもたちのいるテーブルに視線を向けた。三輪がジュースを飲んでいる。迅、太刀川、嵐山と三輪の苦手な三人だ。
「明日は俺らの勤務か」
正直、オーバーワークだ。ここにいるメンバーは皆、ワーカホリック気味ではあるが、大規模侵攻からずっと働き続けている。
「入隊志願者が増えてますからもうちょっと頑張ってもらって…。部隊が増えてくれば、部隊の輪番制に移行するって城戸さんが言ってます」
「もうすぐですよ」
冬島がエイヒレに手を伸ばしながら言う。
「そう願いたい」
品書きと書かれたメニューには写真がない。並ぶ単語は知らないものが多い。
三輪が大人たちのテーブルをチラリと見れば東は刺身の盛られた皿をビール片手につついていた。嬉しそうだ。確かに、隊長ではない東は不思議な感じがした。
「秀次は刺身か」
二宮がつらつらと品書きを見ながら勧める。二宮も初めてだからよくわかっていない。
「盛り合わせがあるぞ」
「ちょっとずつ色んなのが食べたいわ」
加古がウキウキしている。
「レイジさんおすすめの揚げ出し豆腐は頼むでしょ。風間さんのおすすめは?」
「コロッケと卵焼きだな」
間髪入れずに答える。迷いがない。
「じゃあ、それー」
「また家で作れるようなものを…」
木崎がぶつくさ言うが、三輪は蕎麦を茹でるくらいしかできない。
「二宮は?」
風間が水を向けるが、彼は熟考に入っている。
「先に頼んじゃいましょ。店員さぁん」
「加古、お前なあ」
「大丈夫だ、二宮。何度でも頼めるから」
「風間さんがそう言うなら」
注文を手早く木崎がまとめる。
「三輪は決めたのか」
「じゃあ、刺身盛り合わせ(小)で」
「あと、ホッケ」
「加古、語感で決めただろう」
「干物だな。北の魚だ」
明日、視察団が来るというのに、大人組はまだまだ飲んでいる。タバコの匂いがする。
焼肉屋ともファミリーレストランともバーガー屋とも違う雰囲気にふわふわする。
「秀次」
三輪は、二宮に揺り起こされた。ひと通り食べたあと、いつの間にか眠っていたらしい。
「中学生には遅い時間だな」
木崎が気の毒そうに言う。
「大丈夫です。すみません」
彼らも高校生なのだ。
「ほら」
おにぎりが渡された。大きい。海苔がパリッとしている。
「結局、二宮くんが選んだのがこれよ」
おにぎりを優雅に食べるという器用なことをしながら、加古が教えてくれる。
「悪いか」
「いい選択よ」
「うまいな」
風間はまだ食べている。木崎はカチャカチャと皿を重ねて、テーブルを綺麗にしている。 三輪は散々食べたあとだが、おにぎりを持って、「いただきます」と言った。おにぎりは何も入っていなくて塩がきいている。
「おいしいです」
「そうか」
「東さん、あれ酔っ払ってるわ」
三人が揃って東のほうを向くと、その様子がおかしかったのか、木崎と風間が笑った。
「明日はお前らが頑張れ」
その日はみんなボーダー本部に泊まった。
終わり
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nccwa · 2 months
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憶往/舊雨浥今塵
奧本海默的聯想:核爆時代 華人與原子彈
夏烈 2024-02-11 01:20 ET
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近觀兩部電影:「奧本海默」(Oppenheimer)及「媽的多重宇宙」(Everything Everywhere All at Once),引起一些回憶及感觸。
原子的概念小時就開始了,不外是癌症放射治療及原子彈,那時還沒有核能電廠。念小學時在台北市南昌街小攤子上租連環圖畫看:原子彈是一顆大炸彈在天空中爆炸後分解,產生千千萬萬顆小炸彈,每顆後面有一支白色小降落傘,鋪天漫地的大批降下……這是對原子彈原理的最初了解。能有這種想像力的連環畫家也算是別具創意了。兩顆原子彈在日本落下後超過20萬人立即死亡,所以「原子」本身是個威力強大的新物種,也進入我們的日常生活。
原子彈型的女人威力應是很強大。後來又有「原子筆」出現,取代墨水鋼筆;「原子襪」是尼龍製襪,不容易磨損;「原子褲」名出自香港;還有原子表及原子鐘,內容不詳;反攻大陸的民國40年代(1950年代),台北有位大發明家陳永松君,研究一種可以「對抗原子彈的新武器」,一枚可以炸毀台北市,兩枚消滅共匪的上海市。作家何凡在聯副「玻璃墊上」專欄表達憂慮陳君在台北市做此偉大研究實驗:「萬一失手爆炸了怎麼辦?」
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李文和 被誣為間諜
我所有的學位都是工程,與核子物理無關。在德州念書時與李文和博士同學,而且同屬一個台灣留學生組的伙食團,他做一手好菜,甚至能做出全桌酒席大菜。他後來進入製造原子彈的新墨西哥州洛斯阿拉莫斯國家實驗室工作,也就是奧本海默在沙漠中建立的原子彈聖城。
李兄在那兒不是做菜,是做原子彈。他被誤為中國大陸核子間諜,無故坐牢九個月。其實他是非常台灣本土思想的工程科學家,喜好文學及古典音樂,曾協助審閱我寫的大學教科書「近代外國文學思潮」(聯合文學出版)。
終於,法官判無罪,還在庭上向他道歉,賠償165萬美元,好像課稅及律師費用之後只拿到一半。後來我推薦他回到他母校成功大學教書一年,至今他竟已出了三本英文的核子工程有關專業書籍,也真是傑出人才了。他是台灣唯一內陸縣南投農家出身,手巧能修許多機電及木工物件,為人忠厚老實,甚至有些天真,如此才會變成美國官方內鬥犧牲品。
張憲義 舉報後逃美
另外一個與原子彈有關的台灣人是張憲義上校。他是中山科學院核能研究所的副所長,因向美方舉報台灣發展原子彈狀況而逃往美國。此舉對台灣人民安全是有害還是有利?見仁見智。因為大陸曾表示攻台的三大原因之一是台灣製造出原子彈。
鑒於量子力學有機率的特質,所以多重宇宙或平行宇宙的概念出現。如果進入世界(或世間)的起源,亞伯拉罕三教(猶太教,基督教及伊斯蘭教)咸認世界是上帝(或阿拉)創造的。佛教則認為世界起源無始,乃由眾生無息無止、共業感召生成,我們在三界中生死輪迴,居住的婆娑世界,乃是一佛所化三千大千世界的中心。即使有宇宙物理學或宗教學不同的解釋,「媽的多重宇宙」並沒有表達複雜、模糊未定的天體科學理論,��是充滿幻想及神話的宗教體認。只是利用多重宇宙的背景,為一個簡單的移民奮鬥及家庭倫理故事添增情節,令這影片更有魅力,甚至離奇。
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在另一個宇宙的太空翱翔,那是個無限靜寂、魅麗、遙闊、充滿綺思的世界,令人流連忘返。然而在原子彈爆炸的那一剎那,無限的火焰及紅光,巨大的聲響,則是美麗而醜陋的世界,充滿了毀滅灰煙,此種感受只能做形而上的描繪。這兩部電影給人的聯想會是歡愉還是痛苦?天堂還是地獄?或是百感交集,不能自已?
奧本海默由歐洲學成返美,在柏克萊加州大學教書,也是最先研究黑洞及引進量子力學到美國的科學家之一。「曼哈頓計畫」有18人得到諾貝爾物理獎,「原子彈之父」奧本海默被提名三次,卻未得獎。他有學問,有才華,但在物理學的研究上沒有聚焦點,無重大發現 ──物理學只是他的眾多愛好之一。這說明了什麼?你能告訴我嗎?
吳健雄 奧本海默「姊姊」
電影中沒提到他與李政道、楊振寧、吳健雄的關係。他曾說過:「我最喜歡看見的景象就是李政道與楊振寧並肩在普林斯頓大學的草坪上散步。」吳健雄在產生原子彈的「曼哈頓計畫」遇到連鎖反應無法延續的難題時,協助解決,否則原子彈轟炸日本勢必延緩。多久,沒人知道。奧本海默稱吳健雄院士為「姊姊」。
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加州大學在地柏克萊的圖書館,亞洲部門主管是台北畫家郭雪湖先生的女公子郭惠美,和她長兄郭松棻都是台大外文系出身,所以重視文學。我被郭惠美邀請演講12次,每次500美元,講完一概掏出來請大家吃晚餐,皆大歡喜。有一次講木下惠介導演,高峰秀子主演的反戰名片「二十四の瞳」(「二十四隻眼睛」),因我用英文講,有大批日本後裔前來聽講,場地爆滿,講台前地毯上都坐滿了聽眾。
講完問題回答時間有一位矮小、平頭,面容粗糙的老人站起用日本腔英文發言,告訴大家他曾經歷廣島原爆,因距離逃過一劫,沒說多遠,但是他說看到強烈的亮光。我請他多報告一些,同時也表達他的感想,但他英文說不好,聽不太懂,大家只能點頭稱許。這是此生唯一見到吃過原子彈的人(我忘了問他:是否見到千百顆後面戴著白色降落傘的小炸彈冉冉飄下)。
我與原爆相關者緣分
另一位與原爆有關的是蔣渭水先生的長子蔣松輝學長。他是建中(日據時代台北一中)校友,畢業入長崎醫大讀醫。後因蔣渭水留下的奠儀生活費用罄而輟學轉往上海謀生。他前腳走,後腳就是長崎原爆。所以他說是因窮活命。此事我寫在〈紅樓賦〉一文,發表在前幾年的「聯副」。
另一台中清水友人蔡寬博士(因他父親喜愛菊池寬的小說,而為他取單名寬),當時全家住在關西,被日本政府下令疏散,以躲避美國空軍的大肆轟炸。他們決定往北遠走北海道,要是往西近處走,就進入廣島原爆,後來也不會畢業於政大新聞系,與我同在密西根州的研究所同學了。我倆不同行,聊天卻很愉快,因為我到底是新聞家庭出身。
「奧本海默」與「媽的多重宇宙」都與科技有關,都採用數個故事線交叉剪輯的製片技巧,也都摻入許多科技名詞,如量子力學、平行宇宙、連鎖反應、有機率、分子波函數……等等。片中也出現我當年在工學院念書時讀到的科學家、工程師及數學家如費米、愛因斯坦、勞倫斯、尤勒、貝塞爾、泰勒、鮑林、波爾……等等。有幾位在舊金山灣區的場合見到過,並無上前握手交談的經驗,但在影院黑暗中見到這些熟習的名字,還是很高興。
我後來轉業在新竹清華及台南成大教授近代歐洲文學及日本文學。雖仍與工程界掛勾,那只是為了有許多老朋友及從事風險性投資賺錢,實際上已與工程、數理(STEM)本體脫鉤。有一天走到地下室儲藏間清理,恰巧看到念研究所時使用已塵封的教科書及筆記。打開一看,艱深複雜的數學公式簡直就是天書,我很驚訝那時我居然這麼聰明,有這麼大的本領能看得懂這些天書──現在已經不聰明了。
有些人說原子彈轟炸日本是對黃種人的種族歧視。其實本來是準備核爆德國,因為德國的原子彈研究遠比日本成熟。但在美國試爆成功時,德國已投降。美國在日本投降前,曾對許多城市(甚至有些中小城市)做大規模、一般性炸彈及燃燒彈的轟炸,包括平民市區,死亡人數比兩顆原子彈還多許多倍,這一點奧本海默應也有深刻認知。
實際上,最先空襲日本的不是美國飛機,而是事後任空軍總司令的徐煥昇將軍。他於1938年駕機夜航空襲日本,在幾個城市投下數百萬份傳單,令日人了解中國空軍也能飛入日本領空。大名昭彰的美國空軍杜立特將軍則是四年後的1942年才開始轟炸日本,卻出了大名。
我在美國任工程師時,有一次調查加州某一老舊機場的跑道損壞情形,他們告訴我以前杜立特將軍在此起飛多次,不可能是去轟炸東京,因為航程太遠。兩顆原子彈是小心翼翼地海運去關島以北的天寧島機場,然後在1945年8月由B-29載去廣島及長崎投彈。那艘運原子彈去天寧島的巡洋艦印第安那波利斯號,不久被日本潛水艇以魚雷擊沉。
這令人想到:如果在運原子彈到達天寧島之前被擊沉,會是什麼樣的局面?要何時才能投下原子彈?但是那時美國已計畫在1945年底前共製造出九顆原子彈。8月15日日本昭和天皇「玉音放送」宣布投降,所以剩下的原子彈不需使用了,聽說現仍存在洛斯阿拉莫斯國家實驗室,不知是否公開陳列,以招徠世界各國觀光客。當然是拔了塞不會爆炸,否則就如陳永松君在台北市試驗炸彈一樣。陳君的炸彈「一枚可以毀滅台北市」。
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brdc-a · 9 months
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源川瑠々子の『星空の歌』 2023/07/27 20時配信
全国着物でお出かけ特集 春 第3回 ◇粋と華を巡る~春の都編~(再放送)
今回は、今年の春に放送しました着物好きの着物好きによる大特集の再放送👘 きものでお出かけのオススメスポットを、国内外の着物愛好家の皆様にご紹介いただきます♪
<再生はこちら▶️>
※スマホ/タブレットはアプリからご視聴ください。 過去の放送は、Back numberで🎧
全国着物でお出かけ特集!春 第3回 粋と華を巡る~春の都編~ のご出演順は… ①石川県「金沢観光協会」中坂暢江さん ②京都府「きものと 編集部」長瀬美由紀さん ③東京都「典雅きもの学院」生見浩さん ④東京都「花影きもの塾」須田久美子さん になります。ゲストのプロフィールやお店の情報、お出かけスポットの 最新情報はリンク先や公式サイトからご確認ください♪
【おすすめスポット情報】
①石川県「金沢観光協会」中坂暢江さん ・金沢観光協会 オフィシャルサイト おすすめスポット!「兼六園と茶屋街」 <兼六園> 住所:〒920-0937 石川県金沢市丸の内1番1号 アクセス:金沢駅からお車で約10分 営業:3月1日~10月15日 7:00~18:00、10月16日~2月末日 8:00~17:00 定休日:無休 ・金沢城と兼六園  オフィシャルサイト ・ひがし茶屋街 ・主計町茶屋街 ・にし茶屋街 ②京都府「きものと 編集部」長瀬美由紀さん 京都きもの市場さんのウェブコンテンツ「きものと」 ・着物メディア「きものと」WEBサイト ・株式会社京都きもの市場 公式サイト おすすめスポット!連載「きもの de シネマ/映画 仕掛人・藤枝梅安」 ・連載「きもの de シネマ」 ・映画 仕掛人・藤枝梅安 公式サイト ③東京都「典雅きもの学院」生見浩さん ・典雅きもの学院 公式サイト おすすめスポット!「小金井公園、江戸東京たてもの園」 <都立小金井公園> 住所:小金井市桜町三丁目、関野町一・二丁目、小平市花小金井南町三丁目、西東京市向台六丁目、武蔵野市桜堤三丁目 入園料:無料(一部有料施設あり) <江戸東京たてもの園> 住所:〒184-0005 東京都小金井市��町3-7-1(都立小金井公園内) 開園:4月~9月:午前9時30分~午後5時30分 10月~3月:午前9時30分~午後4時30分 毎週月曜日(月曜日が祝日または振替休日の場合は、その翌日) ・小金井公園 オフィシャルサイト ・江戸東京たてもの園 オフィシャルサイト ④東京都「花影きもの塾」須田久美子さん ・花影きもの塾 公式サイト おすすめスポット!「東京キモノショー2023」
【源川瑠々子最新情報】
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・源川瑠々子デビュー二十周年記念公演 第三弾 ひとり文芸ミュージカル「乙姫 -おとひめさま-」 日時:2023年8月1日(火)開場17:00 開演17:30 場所:観世能楽堂(東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 地下3階) 原作:万葉集「浦島伝説」 原案:島崎藤村「浦島」落梅集より <出演> 乙姫:源川瑠々子 前口上:敷丸 / 松本昌子 特別講座:稲坂良比呂(香の伝道師・劇作家)、倉持長子(文学博士・国士舘大学専任講師) チケット発売:2023年7月1日(土)より ・ひとり文芸ミュージカル「乙姫 -おとひめさま-」オフィシャルサイト ・観世能楽堂 オフィシャルサイト
【BGM】
「春の歌」 作詞:島崎藤村の「若菜集」より 作曲:神尾憲一 歌:源川瑠々子
<源川瑠々子の『星空の歌』>
音楽、舞台、写真などの芸術をはじめ、さまざまな分野で活躍する方々をお迎えし、魅力的なお話をお聞きします。夜空の星のようにきらきらと輝くゲストのお話で、リスナーのみなさんへパワーをお届けできたら……、こんなに嬉しいことはありません。
過去放送一覧はこちら 源川瑠々子 公式サイト
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a00142 · 1 year
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2023,想當個風雅的人
又是離職的一年,也是使用人生中第一台MAC打下這篇網誌的一年,在買下這台MAC前,我編織著要學習剪片、經營YT等等的願望,但卻連跟老公坦誠自己的購物也無法,而離職前我覺得我這輩子已經無法在行銷這條路上達到更高的成就了,不想再找原先相關的工作,但又不知道要去做什麼樣的新工作,然後就一蹶不振了起來
前兩天我躺在床上渾渾噩噩時,突然發現了自己的盲點,會覺得什麼都做不到是因為每個念頭所需耗費的時間都比以前經歷的還要漫長,除了學測以外,我已經很久沒有實行過長時間的計畫了,不管是減肥、學習或是其他,我已經習慣執行兩到三個月的短期計畫太久,而忘記其實我的人生,才是一個漫長而遙遠的計畫
發現這件事情讓我稍微打起了精神,於是決定先從打完這篇網誌開始吧,只要還有一件事能夠證明自己意志上的延續,就能在無數個翻來覆去的夜裡有寄託,我想
今年是個對漫畫沒有新發現的一年,但莫名其妙也能湊出一個名單來,離職的生活總讓人想起某些窮困潦倒但精神生活莫名豐富的古代文人,沒錢並不阻礙你過著詩一般的生活,那麼就來看一些讓我覺得風雅的漫畫吧
1.酒之仄徑 作者/ラズウェル細木/酒のほそ道
絕對符合風雅標準的一部,喝酒的漫畫很多,但通常會專注於酒的口感,技巧,或講述心境與美食搭配等等,但沒有一部是如同酒之仄徑,用一個芸芸眾生的角度,好好講究喝酒的樂趣
男主角是個極為普通、有點兩津風格的光棍上班族,他沒啥特長之處,但對風雅喝酒有他的堅持,文中會看到他對喝酒的氣氛、食物的搭配、順序,都有他自己的想法,偶爾他也會為了這份堅持做些蠢事,有時遇到了志同道合的同伴,也會有種遇到知己的感懷,每一話都很短,算是很好消化的小品,仄徑的意思是小路,我覺得這個名字翻譯的很巧妙,他既代表了主角在心境上獨自一人探索喝酒樂趣的感覺,也象徵著主角在這個小小興趣上的鑽研,正是一條由美酒所鋪灌的人生小道
2.綺蘿莉 作者/小山愛子
剛剛查資料發現這本居然有出中文版!剛剛是喝酒,接下來就換成喝咖啡吧,綺蘿莉的作者有另一本更紅的作品「舞伎家的料理人」,那本也是蠻好看的,但我更喜歡綺蘿莉一點,慣有的一點百合元素,還有香香的和洋式咖啡廳和女僕,我覺得這本的氛圍感更濃,和熱鬧的舞伎訓練合宿生活不同,有時候一回裡沒幾句台詞,就是看看風景和沖咖啡的冉冉熱氣,讀來非常舒心,而且完結的也有餘韻,有一點點物是人非的滄桑感,如果你是無法領略喝酒樂趣的人,可以看看這部~
3.偕雲前往北北西 作者/入江亞紀
大推!帥帥高中生偵探開著車在冰島過生活怎麼會不好看,故事仿佛有一個懸疑的主線,但我不是很在乎哈哈哈哈哈,因為看慧跟莉莉婭吃飯喝水就很好看了,I don't car他那個creep的俊美弟弟!!!不過有一說一,作者畫工高超,男女角色甚至老頭都畫得魅力十足,搭配冰島冷冽的風景,突然可以體會在大自然裡孤獨卻不寂寞的感覺,好想喝一口冰島的水喔
4.明日同學的水手服 作者/博
再來一部畫工高超的作品,作者應該只是想出一本充滿少女與學院生活的繪本(還是人體圖鑑啥之類的),結果莫名其妙變成連載,總之故事本身不是很重要,就是元氣女孩之間的小打小鬧,但這部漫畫可以欣賞到少女的各種姿態,包括跳舞、游泳、走路、玩耍,甚至剪指甲!!他花很多功夫描繪少女的各種小表情跟小動作,每一幀都是青春最好的風景,我覺得光是這個行為本身就很風雅了,可以從畫面裡感受作者對少女的執迷和偏愛,已經到了一種浪漫的程度了
5.戀愛吧!和服少女 作者/山崎零
戀愛+和服元素,不過戀愛線也不是很重要(男主個性甚至有點渣���,重點是小桃的個人成長以及各種美美的和服搭配!和服作為日本的傳統特色之一,能夠這樣美麗的融入現代時尚之中,真的是讓人很佩服,而且小桃的每個配件都好可愛啊~~看她努力考量和服穿搭以及成功轉職到自己喜歡的行業之中,會讓人不禁微笑、覺得心情溫暖愉悅的一部漫畫
6.官能先生 作者/吉田基已
前面幾部都是清湯寡水路線的風雅,這部就開始進入有點色色的領域,主要在講一個寫色情小說的中年男子,在廟會偶然邂逅了如同狐仙一般夢幻魅惑的女子,然後被人家迷得死去活來的故事,男主看似是個書呆眼鏡,但就很會意淫人家(廢話),常常在腦海裡幻想人家怎麼揉躪他,加上女主又是高冷路線,所以整部作品就時常充斥著某種想做又不能做的禁慾色情感,很雅緻的軟性色色漫,請風雅的品嚐吧(?)
7.九龍大眾浪漫 作者/眉月啍
作者前作也是蠻有名的,但我對那份情感有點理解不能,這本比較起來就明顯香很多,有點科幻懸疑的故事主線當然也不是重點(風雅漫的劇情都不是重點相信大家已經很明白這個選書方針了),重點就是吸菸之後吃西瓜很浪漫,中式旗袍、港式點心、破破舊舊的九龍、我長得跟你的舊情人一樣,這些元素組合在一起,就很香!!!而且作者不知道為什麼在這部裡面十分大膽賣肉,屬於有一點艷情的故事,我覺得比上一本好看而且更適合潮溼的雨天,可能因為回憶都是潮濕的吧(???)
8.BADON天堂菸館 作者/小野夏芽
一群更生人在新城市展開新人生的故事,選擇開菸草店也是很浪漫,雖然故事看不出什麼所以然(就是群戲這樣),但是看他們在漂亮的老公寓裡,苦惱著下一單生意要從那邊來,偶爾還要解決一些過往陰影所帶來的困擾,作者的畫風不是精美細緻,而是比較簡單、時尚的線條,但就是散發一種高級濃郁煙草香氣的感覺,看著看著也會很想來根菸邊吸邊讀,讓有害的尼古丁隨著鬆軟的情緒蔓延在體內,某種意義上很CHILL的故事
9.再來玩啊下見同學 原作/青木潤太朗 漫畫/隆原ヒロタ/また来てね シタミさん
堅持使用本地殺人法的女高中生,會在不同景點盡情享受美食和觀光之後對惡人進行謀殺,殺人手法通常會融合當地特殊風俗或土產來進行,當然是一部相當風雅的漫畫~題材還挺特殊的而且又已經完結了,但我還沒看完,感覺很有可能是因為最後掰不出來了所以才趕快收一收,但這樣也好,總比越來越荒謬最後變成搞笑漫畫來得好吧(看向遠方
10.只想住在吉祥寺嗎?作者/マキヒロチ/吉祥寺だけが住みたい街ですか?
做房仲也可以這麼風雅,感覺只有日本人才辦得到了吧,好喜歡重田姐妹的介紹方式,這種散步式看房真的很推坑,而且每次都還會順便請個當地美食,讓人有種不跟他們簽約感覺有點虧欠人情的感覺,該不會是姐妹倆的小計謀吧wwww(感覺富子就很有可能耍這種小手段!)就算不住在繁華的地方又怎麼樣呢,生活是屬於自己的,當然要按照自己的需求來考慮,這是我很喜歡這部漫畫的部分,當然看看日本的街道生活也很不錯,好想出國呀~~
今年的書單也完成了!可以看出我對風雅的定義就是:不用大富大貴的享受生活、有點死心眼的偏執、隨性浪漫,其實還有一本「只要有北齋和飯」,雖然光看定義的話應該更符合這個書單,但我在之前的悠閒書單介紹過了,逝者不追,就這樣吧~
希望可以順利找到一個步調舒適的工作,往風雅的生活再前進一點點,這就是我明年的新希望!
-----再次增補
剛剛看了一下用來官能先生在戀愛單元也已經推過了!!!那我想補推賭博默示錄的番外作品:一日出行錄班長,我怎麼會漏掉這部,雖然沒有看過本傳,但也不會影響閱讀,主要就是在講班長每次出牢放風的時候,如何享受他的一天,一開始大多數以美食為主,但後來作者也變著法子講解了很多跟品味有關的內心活動,非常符合風雅這個主題,趁今年沒結束之前來增補一下,看來我可能得弄個總表來控管我的書單了.........
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cestlavie-sevenstar · 3 years
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01/21 ヤクザと家族 The Family 試写会に参加しました
*ネタバレどころか全編通しての感想なので一定期間が経過したら本記事は非公開に移行いたします🙆‍♀️
*記事全体でお名前や役名などを敬称略にて記載させていただいている部分が多数あります。ご不快に感じられる方がいらっしゃいましたらブラウザバックしていただけますと幸いです。
2021年1月21日(木)、映画「ヤクザと家族 The Family」試写会に参加させていただきました。年末年始は「1月29日を迎える」ことを目標に繁忙期を生き抜いたため、当選通知のメールを見た瞬間私の2021年は終わったような気持ちでした。(誇張表現)
今回も初見時の気持ちをフレッシュに残しておくべく、鑑賞しつつこんな感じでメモっていました。 黒い文字が上映中のメモ、緑の文字は帰宅後に補足で書き足したメモです。
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これまでは人に見せることを前提とせず目と耳に入ったことや感想を自由にメモっていたのですが、今回を機にメモを見返しつつ(時に載せつつ)感想ブログなどもしたため始めてみようと思い、画像と文字を投稿しやすそうなTumblrを開設してみました。普段芸術と程遠い業務にいそしむ会社員の感想を眺めて「わかる〜」「いやわからね〜」みたいな楽しみ方をしていただけたら幸いです。
今回はB6ノートに見開き10ページ分ひたすら悶絶しているメモとなりました。
映画開始から終了までの時系列順で書いています。ちょこちょこ下記のようにスクショで掲載します。
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水中から始まる…… フレッシュなダイイングメッセージみたいな文字で書き始めているのですが映画冒頭、あぶくに包まれながら沈んでいく推定・綾野剛さんの映像がとても綺麗でした。今思い出すと「ああ〜Familia……」という感じです…… 一緒に見に行った方が観賞後、「この映画は山本賢治の走馬灯なんじゃないか」という話をされていて打ちのめされました。
そう言われてみると最後の沈むシーンでは刺された血液か返り血かで体の周りにもやのような赤が浮いていますが、冒頭の沈む映像ではそれがなかった気がするので山本さんの自己認識的な映像なのかな〜とも考えていました。 確か右手を伸ばすようなカットがあり、写っている手がなんだか小さく見えたので「19歳の前に胎児からスタートなのかな?」と斜め上なことを考えていたのですが、上方に伸ばした手を自分で見上げているので確かに小さい感じに見えるんだな〜とも考えていました。
1999年
小さい原チャリの山本賢治くん(19)が着席するまでの一連、白い上着で葬儀場に入って行く俯き気味の後頭部が愛しかったです……読み間違いかもなのですが喪主が山本賢治に読めて、あ〜頼れる親族いなかったんだ……とすでに泣きそうになっていました。
少し後のシーンで山本宅が映る時、お父さんの名前で賞状も雑多に積まれていたのが何だったのかな〜と思いながら観賞���にサイトを読んだら証券マンだったとのことで、優秀な社員さんだったのかな……と思いつつ母親も離婚などではなく亡くなっているという記載からかつての山本家に思いを馳せて切なくなっていました。
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いちはらはやとかわいい 市原隼人さんをドラマ版『ROOKIES』で知り、『猿ロック』『ボックス!』くらいしか見たことがないながらにくしゃっと笑う顔が好き^〜〜〜と思っていた高校生時代を思い出しました。原チャに足乗せて数珠をいじってるの大変かわいかったです。数珠は手作りなのでしょうか🤔2019年で大原の墓前にも赤マルと一緒にお供えされてるのを見ると三人でお揃いで作ったのかしら……と深読みして涙する私でした。
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おかねにはしゃぐのかわいい 夜の堤防で強奪してきたクラッチバッグを開けるシーン。大原を演じる二ノ宮隆太郎さん、お顔は存じていたのですがお名前が出てこず、さらに事前にあまり情報を入れないようにして映画に没入しに行ったので「大原」「細野」の名前が最後までわからず迷走したメモになっています(言い訳) バッグの中から20万円くらいが出てきて堤防でめっちゃはしゃぐ大原が大変かわいかった……1999年でも2005年でも大原が笑ったり喜んだりすると見ているこっちもニコ……☺️と笑顔になるのが不思議でした。
このシーンで月におシャブさんをかざして「きれェ」って言う細野もやばいけど投げ捨てちゃう賢治くんの衝動性も心配な感じでした。この衝動性が2005年の川山を瓶でゴン事件に繋がるんだろうな〜と思いつつ……
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あかちゃんあやすいちはらはやときゃわ オモニ食堂で赤ちゃんの翼くんをせっせとあやす細野の笑顔がほんと〜〜に好きで…… 山本・細野・大原の三人でいっぱい食べてるのめちゃめちゃかわいい空間でした。
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くみちょうかっこいい 帰宅してから追記したメモもだいぶ頓珍漢なのですが「激シブ」と書きたかったんだと思います。
この食堂乱闘事件の最後、大原が出口手前の机に綺麗にぶつかって気持ちよくひっくり返して走って出て行くのも爽快でした。(どんな感想?)
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ドアちゃんとしめるけんじくん 寿司パに呼ばれた賢治くんがビルの入り口ドアを後ろ手ながらちゃんと閉めるのが偉いな〜と思って見ていました。(今思うと金文字の「柴咲組」を見せるためかな〜とも思いつつ) この後商店街を走る時も「どけどけ!」だったのが「どいてどいて!」になって、後に続く言葉の方が優しい感じになる辺りに人柄を感じてグッときました……
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はねられたあとはしるけんじくん 雑誌の『キネマ旬報』だったかで綾野さんがスタント無しで挑んだというのは読んでおり、事前公開された映像も見たので心の準備はできているつもりだったのですが劇場で見ると迫力が凄まじかったです……は、はねられている……あと確か長回しがはねられた後も続いていてハラハラしていました。
そしてこのあと盃交わす場面までほとんどメモ取ってませんでした。SNSの完成披露会を見られなかったので一緒に行った方に教えていただいたのですが、あのシーン本当に蹴られているということで……よくぞご無事で……😭 香港までの密輸(入国)船のサイズが意外と小さくて、時々ニュースで見る国境近辺の船ってそういえばこんな感じだったな〜と思い出していました。 あと加藤こと豊原功補さん、『のだめカンタービレ』の江藤しか知らなかったので「なんか見たことあるような…」とは思いつつ一瞬気づきませんでした……!江藤塾の指導が「ヤクザのとりたてみたいな指導しやがって!」と千秋に言われるのですが江藤と加藤全然違う人間ですごかったです……
ところでこの臓器くん三人が密輸されかけるくだりの辺り、賢治くんが柴咲組との関係��否定したのに中村の兄貴が迎えに来てくれて三人とも助かってる描写の理由が1回目だとわからなかったので今後わかるまで見に行きます(ムビチケを追加で積んだ顔)
盃交わすシーンで縦書きのクレジット入るのめちゃめちゃテンション上がりました。かっこいい……ここのシーンの背景や人の配置とお顔など、後で出てくる方いらっしゃるのかな〜と思いながら見ていて白文字を読んでいなかったので結局エンドロールまで気づかなかったのですが今回岩代太郎さんが音楽だったそうで、初めて映画のサントラ買ったのが『武士の献立』だったのでエンドロールでもテンション上がる事態になっていました。
2005年
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おしりまで入ってるの 銭湯で山本さんが湯船に向かう後ろ姿のシーンで刺青が背中通り越しておしりと太ももにまで入っていた衝撃のメモ。 そういえば私も小学生くらいの頃、近所の銭湯にどうしても行ってみたかったのですが連れて行ってもらえなかったことを思い出しました。(誰彼構わず話しかけては走り回って物を壊す子供だったのでいろいろな意味で人生変わるところでした)
大原と細野の背中にも線彫りでごっついでかい刺青が一面に入っているのですが、山本賢治さん(25)の気合の入り様がエグいかっこよかった……何年かけて彫ったのか…… 米国にいた時スナック感覚で一緒に刺青入れよ〜と誘われた際、断りつつ色々調べて知ったのですが、線ではなく面の刺青は痛さも尋常じゃない上にグラデーションは彫り師さんの技術も問われるところとのことでお尻やふとももとか脇の肋骨のあたりみたいな皮膚の薄そうなところにまで見事に入っているのを見て山本さんの六年間に思いを馳せたりしていました。あと全然関係ないですがお風呂めっちゃ気持ちよさそうで私も帰宅してお風呂沸かしました。
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中村「てれるな」かわいい 安易に「かわいい」という形容詞を使いがちなのですが魅力を感じた時にさくっとメモする時やっぱり「かわいい」とか「かわ」って書くのがラクという。 若頭襲名?就任?のお祝いをされてぽつっと一言中村の兄貴が「照れるな」と言うのがかわいかったです。立ってるだけでめちゃめちゃ怖いし1999年の方でも怖かった中村さんが口を開くと思ったよりフランクで端々にポップさが垣間見えて「あっ好き」と引き込まれた瞬間のひとつでもありました。ドラマ『アンナチュラル』の宍戸だ!!と思って警戒しながら見ていたのですがここで警戒を解いて仲間だ〜🌼と思いながら見ていたので2019年の方で落ち込みました……(鑑賞中に落ち込む視聴者とは)
このシーンで細野が「これ山本の兄貴からです」のような文言で中村さんにプレゼント(とは言わないのかしら……)を渡す時、言い方や間の取り方があまりにも自然なモブっぽくて一瞬細野だと思いませんでした。山本さんから中村さんにお祝いの品を渡すだけの舎弟の役割を果たしている細野aka市原隼人にグッときていました……
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せんえんくれる オモニ食堂で小学生の翼くんに千円札をくれる山本さんのシーン。一万円とかではなく、でも小学生には大金の千円札をお小遣いにくれる山本さんのバランス感覚がとても好きでした。愛子さんが止めるでもなく受け取っときなと言う様子になぜか嬉しくなってました。そして翼くんがンマ〜〜〜かわいい……その翼くんと会話してる時の山本さんと細野がこれまたンマ〜〜〜かわいい……あの笑顔は無形文化遺産認定の日も近いです。
「子供と会話すると笑顔になるよな〜」と思いつつ見ていたのですが今思うと大原くんと亡くなった翼くんのお父さんが似ていたというところから、自然と人を笑顔にさせる特性みたいなものを翼くんもお父さんから受け継いでたのかなぁとか、いろんな人の居場所になってたオモニ食堂を切り盛りしてるお母さんから学んだりしてたのかなぁとか色々考えていました。
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ジッポのチーンかわいい この「かわいい」も魅力的だったな〜の「かわいい」です。2005年の山本さん喫煙シーンで印象的なジッポライターの開閉音、薄い金属音がおしゃれで好きでした……小中学生の時分、ジッポに憧れて百均やらドンキやらで安いのを買ってはガチッとかバチッみたいな音を立てて開閉させていた勢なので「かっこいい……」と痺れていました。あと山本さんの手が綺麗で二倍痺れました……
2019年、山本さんの出所後に「柴咲組一同、盛大に」のシーンで煙草に火をつける時は百円ライター的なジッという音になっていて泣きそうになりました。対比がエグい……
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くうきのかわりかた 2秒前まで翼くんと近所のお兄ちゃんみたいな会話をしていた細野が山本の電話の様子を見て一瞬で空気を切り替えるのがビリッと来ました。オモニ食堂の壁際に飾られた七五三か端午の節句かの人形を挟んで会話していたのも何故か記憶に残っています。
この画面大原があまり映ってなくて若干寂しかったりしました。三人でご飯食べにくるの可愛かった……ビールの乾杯の時にグラス合わせる位置が特に山本さんが上という感じもなく三人でかんぱ〜いってなってたのが本当に好きでした。(見間違いだったらどうしよう…)山本さんの貴重な笑顔……
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あめちゃんなげるのかわいい この「かわいい」は「かっこいい」と「かわいい」が半々くらいのかわいいです。去り際に細野が翼くんに2つか3つか何か投げるので「小銭?にしては雑…?」と思っていたらキャラメルなのかラムネなのかアメなのかオレンジ色の細長いのを翼くんが両手��受け取ってて可愛くて死にました。 お菓子を持ち歩く細野……
続くクラブ C'est la vie で敵対勢力が煽りに煽るシーン、細野が身を乗り出してゴリゴリに睨んでる中、山本さんが微動だにせず立ってるのがめ〜ちゃ怖かったです……まじで身じろぎひとつせず川山のことをじっと見ている様子が、あまりにも静かなのに絶対静かな訳がない嵐の前の大気そのものでひたすらぞわぞわしました……
川山が立ち去った後でママが気を取り直して女の子たちに声をかけるのがまた好きでした。ママの肝の据わり方よ……
そしてここで登場するみゆきちゃんこと��藤由香。青いドレスが似合ってて素敵でした。今思い出すと冒頭や最後の海を思い出すような深い青なのですが、由香ちゃんの明るい人柄と真逆な色かつ尾野真千子さんの雰囲気にぴったりの綺麗な深さだったな〜と思いました。(小並感)
自己紹介もなく隣に座り山本さんの親指の付け根部分にガラス片が入っているのをそっと取ってくれる由香ちゃんを見つめる山本さんの目元がサングラスと前髪でわかりづらかったのもエモでした。わかりづらいけれど、川山と話していた時とは完全に異質の静けさ……
さっきまで流血沙汰の事件起こしてた男が、自分で気にもしていない(蔑ろにしている)傷に気づいて手当てをする由香ちゃん、彼女の来歴が映画の中ではほとんど見えないのも「山本の走馬灯」と考えると納得でした。
ついでにこの後ホテルに呼び出される由香ちゃんのシーンがめちゃめちゃ可愛くてニコニコしながら見ていました…… 由香ちゃんの到着で、画面には映らないジッポの音が「山本さん緊張してるのかな…」という感じでかわいかったです。そして由香ちゃんの私服(チェックのシャツワンピースとフードつきダウン)が青いドレスとこれまた180°正反対とは言わずとも90°くらいの位置にある感じでとてもかわいかったです。◯まむらかパ◯オスか……
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ぺちぺちたたかれてる かわいい 抵抗する由香ちゃんのぺちぺちパンチが大変かわいかったというメモでした。
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そういえば山本さんの背中におわしますは修羅でしたね
抵抗している由香ちゃんに動揺しまくる山本さん、さっきまで貫禄凄かったのに急に中学生男子になってニコニコしちゃいました。川山とか加藤にこんな態度を取ったら親族もいない由香ちゃんは臓器ちゃんコースでもおかしくないのに、運転しておうちまで送ってくれる…… ここで携帯渡して「入れろ」だけ言われて、一回でちゃんと正しい情報を打ち込んで渡してくれる由香ちゃんの律儀さもかわいかったです。ラブコメ映画ならここで一回ギャグ挟んでから山本さんが「あいつ…!」って思ってるときに携帯に由香ちゃんから連絡入るパターン……🤔💭と思考が逸れるくらいかわいいシーンでした。
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セーターのおじちゃんかわいいね… この「かわいい」も「かっこいい」と「魅力的」の混ざった感情でした。川山の件で加藤との会談に中村の兄貴を連れて行く柴崎さんにスルッと流されてしまって立ち尽くす山本さんに肩ポンしながら「たまには兄貴に花持たせたれや」のようなことを言うおじちゃんがその場面で一人だけスーツではなくセーター着用だったのがかわいいな〜と思った感想。
ビリビリに張り詰めた空気の中で元凶とも言える山本さんに声をかけようにもかけられない(かける勇気が出なさそうな)雰囲気の中、かる〜い感じで声をかけてくれるおじちゃんが大変好きでした。何かあったときに気持ち的にラクにしてくれる方が職場とかに一人いてくださると心理的安全ダンチだなぁなどと今打ちながらしみじみ考えます。みんな頼ってひっそり相談に行く感じ……
あとこの「たまには」という一言、最初はおじちゃんが気を遣ってくれてる感じかと思っていたのですが、2019年の方で中村の兄貴と乱闘になる場面で出所したての山本さんに兄貴が「いつもいいとこどりしやがって」みたいなことを言っていたのを考えると、1999年〜2005年の6年で相当派手に活躍していたんでしょうね山本さん……
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出待ちしてるのかわいい これは紛れもなく「かわいい」でした。クラブの前で車で由香ちゃんを待ってる山本さんのシーン。この直前の事務所でソファで仰向けで煙草吸いながら起き上がって天井見上げてまた吸って……というシーンの山本さんは手首や体の動かし方から漢と色気の混ざり合った匂いを画面越しに感じるほどかっこいいのに、由香ちゃん呼び出して「無理なんで……」とわりと年単位で寝込みそうな断り方をされて無言クラクションパーーーーーで強制的に呼び止めるあたりの流れまじでラブコメでかわいかったです。
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みゆきちゃんにオラつけてないのかわいい まさしく。別に山本さんが「オラついている」訳ではなく「ペースを乱されまくっている」と書きたかったのですが勢いでメモっていたのでこんな書き方になってしまいました。語彙力……
このシーンではまだ「ゆか」という名前が出てこなかったので鑑賞中のメモが「みゆきちゃん」記載。
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ドライブ(きょうせい)かわいい 由香ちゃん青いドレスのまま上着だけ持ってきてドライブしてたような気がします。白い上着に青が映えるな〜と思いながら見ていた気がするのですが見間違いかな……次見る時確認します。
そして今気づきましたが「(強制)」と言うと常田大希さんが年末にSNSで公開していた綾野剛さんとのメッセージを思い出します。どんなおせちだったんだろう……ちょろぎ入ってたのかな……🤤
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顔が良いあやのごう 夜明けの海岸で由香ちゃんに「どうやって儲けてんの」「なんでヤクザやってんの」のような質問攻めにされるシーン。今回のメモぶっちゃけ6割くらい綾野剛の顔が良い(または諸々が「かわいい」)で埋まっていたのですが、この辺りから各俳優さんの様々な「美しさ」に魂が震える映像になっていった気がしてメモ内容が圧倒的に表情のことや空気感についての言及になっていたので我ながら記述が曖昧で頭抱えました。咄嗟の語彙力 増強 方法 検索👆ポチ
夜通しドライブした二人が由香ちゃんの気軽な質問からほんの一瞬だけお互いの深いところに触れる描写が夜明け前の一瞬の空を思わせてエモでした。
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まじすか!? かわいい ここからしんどかった…釣りに出かけた柴咲さん・山本さん・運転手の大原くんの三人が車内で会話しているシーン。 電話で呼び出された時山本さんが着てたセーターかわいかったな〜というのも記憶に残っています。そういえば山本さんが住んでるところって柴咲組の寮的なところなのかしら🤔最初に由香ちゃんが呼び出された時、ドアに避難経路が貼ってあったのでホテルかと思ったのですがそういえばこの場面でも同じベッドな気がするのでホテルじゃなくて家なのかな……?
運転手の大原くんが嬉しそうに相槌を打つのが可愛すぎて劇場でニマニマしてました。「こいついっつもお前の話するんだよ」みたいなことを柴咲さんに言われて山本さんが呆れてるのに「すみません!」ってお返事しながらニコニコしてるの本当にかわいかったです。
気を張ったり気が立ったりがデフォルトの中で大原くんみたいな人がそばにいるとホッとして笑顔になったり少し安心したりするんだろうなぁ、愛されてるんだなぁと思って(由香ちゃんとのラブコメからのエモの流れで完全に油断していたこともあり)完全にリラックスしてたところで二人乗りバイク………………………………
ずるい……………………… 大原くんの魅力にフォーカスした直後のこれはずるい……………………
今思い返すとこのシーンも多分長回しでした。どこからどこまでだったんだろう……完全に頭から世界観に浸って「釣りか〜何が釣れる時期かな〜」とか考えてたのでめちゃめちゃ衝撃でした…… そしてここで山本さんが車を振り返って呆然とする流れが辛いのにめちゃめちゃ綺麗でした。昼前の太陽の明るさ……
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ないてるいちはらはやと 翼くんを撫でて笑おうとする細野がぼろぼろ泣いてしまうシーン。シンプルにつらすぎて胸にきました。トレーラー映像で主題歌が入る前あたりに映る煙、煙草かなぁと思っ��らこの大原の葬儀のシーンだったんですね……ずるい……
この時の翼くん6〜7歳でしょうか。物心ついてから初めて参加したお葬式だったのかな、と思うと普段と様子の違う知ってる人たちの中で細野ならいつもみたいに笑ってくれる!と思ってたりしたのかなぁみたいなことも考えて辛み増してました。ちょっと戸惑うような様子が辛かった…… 細野の翼くんと接する時のあの笑顔が印象的に描かれていたからこそ辛さが倍増(どころの問題じゃない)でした。
そういえばこの後から細野の笑顔がちょっと変わったような。🥲 2005年ではもう笑うシーンがなく、2019年の方でも相当苦労したんだろうなぁという感じで笑顔の雰囲気が変わっていて辛かったです……パパしてる時ももう翼くんに笑いかけたみたいな笑顔じゃなくて……無形文化遺産儚い メタい感想だと「笑顔」ってそんなに種類分けられるものなの……?と市原隼人さんの表現ぢからにタコ殴りにされていました。安仁屋……
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けいさつとヤクザの髪型 ちがうのすごい 柴咲さんと大迫が会話するシーン。画面右側に柴咲さんと中村の兄貴、左側に大迫と若い警官?が映るのですが、中村の兄貴も警官も「髪が短く襟足は刈り上げに近い感じ」「スーツ」「姿勢良く立ってる」とほぼ同じ条件のはずなのに、どう見ても右側がヤクザで左側が警官だったのがすごかったです。さらに場面的に逆光でほぼシルエットだったにも関わらず明らかな差異があったので痺れました。
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ケン坊なのかわいいな…… 入院している山本さんのお見舞い兼報告?で柴咲さんと細野が病室を訪れるシーン。もうすでに嫌な予感はしていたので感想がかわいいポイントだけフォーカスして書いてありました。柴咲さんが「ケン坊」って呼ぶの本当に愛が深くてなんでか泣きそうになります…… 花籠を置きながらずっと泣きそうな顔をしている細野の私が代わりに泣きました。(なんで?)
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えっ えっ顔が良い あやのごう…… だいぶ動揺しています。ベッドで横になった山本さんの思考をなぞるように俯瞰でゆっくり回る画面のシーン。天井視点というべきか何と言うか…… 1999年に侠葉会から逃げる賢治くんのシーンでも画面がぎゅん!と回って大混乱なところがあってすごく好きでした。
あの静かな表情が怖いのか美しいのか、ぞっとするのか狂おしいほど愛しいのか、全部詰まっていて文字通り息が止まりました。二重幅の目元がずっと脳裏に残っています。
そしてこの後クラブの中で山本さんに紙袋を手渡す細野、サイトのキャスト紹介の写真もしかしてこの場面では……?と気づいて地に倒れ伏しました。苦しい……
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な…中村さん…… 1999年でおシャブさんを扱わない柴咲組に「じゃあ何をやってるんだよ」みたいなことを聞いた賢治くん19歳に、凛と張りのある声で答えていた中村さんを思い出しました。山本さんとはまた別の理由で耐えきれなかったのかな中村さん…… 屋上でゴルフしてる柴咲さんと山本さんを見てる時の中村さんの目線がなんとなく不穏だった気がしたのですが、中村さんは任侠の人でした……😭
刺殺する時は刃物を縦ではなく肋骨に沿うように横にして差し込むと致命傷になるみたいな話を思い出して現実逃避しながら見ていたのですが銃を選んだ山本さんと刃物を選んだ中村さんの違いみたいなところにも思いを馳せていました。 (そういえばサイト読むとドス的なものではなく包丁だったんですね)
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そぼくなゆかちゃんハウスかわいい 質素倹約大学生の一人暮らしアパートとてもかわいかったです。調べたら2005年といえばファーが流行したりエスニック柄が流行した時期らしいのですがそんなものの影もない本棚やキッチンの生活用品のカゴに生活を感じてグッときました。そこに転がり込んでくる血まみれの山本賢治……
震えてる山本さんに動揺しながらも少しずつ落ち着いて癒してくれる由香ちゃんと、最初触れるだけのキスをするのがすごくグッときました。
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みあげるとき 19さいだ… 翌朝、事務所に帰ってきた山本さんがソファに座ったままぼんやり柴咲さんを見上げて立ち上がるシーン。1999年、加藤の元から助け出された後を思い出しました。ESSE のインタビューで綾野剛さんが語られていた内容もふと思い出し、朝陽の入る光景に胸が痛くなりました。 その後で柴咲さんが山本さんが怪我をしている左肩を大切にして首元を引き寄せて、自分の白い上着を気にするそぶりも見せずにガッと抱き寄せるのがまた辛かったです……(あまりにも当たり前のように深く抱き寄せてたのでしばらく柴咲さんの上着が白いことにも気づきませんでした) 大迫が入ってきて手錠をかけているあたりのシーンで柴咲さんの上着に血がついててウグ……となっていました。
よりにもよって連行される時のニュースを翼くんがガッツリ見ているというのも辛かった……来なくなった大原、逮捕された山本さん、細野は一人でオモニ食堂にご飯食べに行ったりしたんでしょうか……2019年の方だと細野と翼くんのコンタクトが一切なかった気がしてまた辛いです……
怪我が治ってないのに歩かされて収監されてる山本さんが辛すぎると同時に、真っ暗な中から明るいところに出る流れの表情に鳥肌バキバキでした。
2019年
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2019年の方が青いの…?(色)がめんの 早朝出所する場面から始まることもあってか映像が青くて「あれ…?」と思うなどしていました。初めて見る丸メガネの若い子と中村の兄貴が迎えにきてくれて、「細野くん来ないんだ…」とざわざわしていました。
そして事務所に到着すると剥がされている金の「柴咲組」。剥がされた後のスプレー跡が残ってるのが傷跡みたいでまた辛い…(この後ほぼ「つらい」「しんどい」しか形容詞が出てこない)
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19才の鼻のキズのこっちゃうんだなぁ 出所後にすっかり様変わりした街並みを見上げながら事務所に戻り、多分14年ぶりに柴咲さんにも会うシーン。和装の柴咲さんに嬉しそうにしてる山本さんの鼻に傷跡が残ってるのがなんとなく印象的でした。
20年経ってるんだなぁと思いつつ、2005年の加藤との会談での「俺のたまでも取ってみるか」はもちろん何気ない会話の一言でも声の厚みがめちゃめちゃかっこよかった柴咲さんの声が弱くなっててめちゃめちゃ不安になりました。
あとこの事務所が映る時に「がらんどうだ………」と思った覚えがあります。置いてある小物の数が著しく減ったとかではなかったと思うのですが、何が違ったんだろう……2005年の時から人が減ったのに様子が変わらないから寂しく見えたのかしら……次見に行った時確認します……
そういえば美術の部谷京子さんが『容疑者Xの献身』の方と後で調べて知って唸り倒しました。寂寥感とあたたかさが混在する空間大好きです……
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SEKISUI HOUSE 山本さんの新居のアパートの壁にSEKISUI HOUSEのロゴがありましたという。なぜこれメモったんだろう。しんどさが限界点突破して何か関係ないものメモりたかったのかな……
このシーンの前でたぶん大原くんのお墓参りをしているんですが、そこで赤マルお供えしてるのと、あと多分ほどけてる数珠がお供えしてあったのも印象的でした。お揃いで作ってたのか、それとも細野が趣味で作ってたのを置いてったのか、ちょっと次見る時に三人が1999年と2005年でおそろっちしてるか確認します……
丸メガネの子がしょんぼり辛そうに条例の話をシンプルにしてくれるのを聞いてから山本さんがまず由香ちゃんに連絡取ろうとしてるのがかわいかったです……しかし繋がらない…… ここのスマホ使い慣れてなさそうなところがまた紛れもないかわいさでかわいかったです。通信機器って差し入れできないんですね……
そしてこの後の出所祝いが😭ひ、ひたすら辛かった……… 「柴咲組一同、盛大に」という文言はきっと昔から使われてきたもので、山本さんも何度も聞いたことのあるような乾杯の掛け声なんだろうなと思いつつ、どうしてもかつての賑やかさを思い出してしまって辛かったです……煙草に���をつける音が百円ライター……ビールは瓶のプレモル……(これも現実逃避メモ)
追い討ちをかけるようにシラスの密漁シーンが入り、大変な寒さに違いないだろうに「これで食わせてもらってんだよなぁ」的なことを言いながらはしゃぐようにしてるオジキたちがしんどかったです……
そして現存していたオモニ食堂😭よかった……!あった……!変わらず待っててくれる愛子さん、久しぶりの細野……!でもやっぱり笑い方が変わってるというか、なんかあんまり山本さんの方を見てなかったような……この辺りメモがくちゃくちゃ(文字が重なってて)になってて己の動揺を見ました🥲
配偶者を「ヨメ」って呼ぶ細野かわいいな〜と思いつつ、丸めた千円札をぎゅっと押し付けて出て行くまでの流れが辛すぎました。慰めるでもなく何か言うわけでもなく一緒に時間を共有してくれる愛子さんの存在に私も救われていた沈黙のシーンからの翼くん帰宅。上着こそ赤ですがまんま1999年の山本賢治(19)でかわいい〜!となるやら翼くん〜😭となるやら、感情のジェットコースターでした…… あとで加藤と会話してる時にも思ったのですが、翼くんの敬語の使い方が大変最近の若者感で好きでした。何が違うんだろう…🤔何が最近の若者感なんだろう……
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ふうとうにフッてするんだね… 親父の入院費を中村さんが徴収するシーン。細かい仕草なのですが気になりました。確かに新しい封筒を開いて紙の端を指で支えて、こう、中の空間を広げて……みたいなのをモタモタやるより一発でガッと開くので効率的ですね。完全に現実逃避の着眼点的メモです。
ここで出所祝金を封筒ごと出して全額出す山本さんもしんどみでした😭お��りみたいに持ってる…… (この部分、あとで由香ちゃんが14年間300万円に手をつけなかった部分と重なるなぁと思っていました)
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な…中村さん… おシャブ………………でもいろんな作品見てても「覚醒剤や大麻って儲かるのか〜」と思うので組を守るために背に腹だったのか……と思いつつ、本当に困窮するまで手を出さなかったであろう中村さんの葛藤を思って泣きそうでした🥲
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ひかりのかげんすごいすき 車のライトの前で取っ組み合いする中村さんと山本さんのシーン。足が長い二人がこういう画面で喧嘩すると足しか映らないんだな〜と辛さから逃げる思考をしつつ、画面の中央に車を置かない、全部見えない、どっちがどっちかわからなくなりながら怒鳴って掴んで引っ張って引きずり倒して、という二人の感情の発露を息を呑んで見入っていました。この時どこかのタイミングで月も映ってたと思うのですが、1999年に細野がシャブをすかしてた半月と同じだったりしたのかな……早くもう一回見に行きたい……
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中村さんよかった…やってない… 「そこまで落ちてねぇよ」的なことを言いながら自分のハンチング帽?で山本さんをぺしってする中村さんの仕草に「照れるな」の時と同じホッとする気持ちで気が緩んで泣きそうでした。ちょっと嬉しそうな山本さんの表情に私も嬉しくて…😭
(そういえばFitbitの記録見たら多分大原くんの死から2019年中盤あたりにかけてめちゃめちゃ落ちててすごい落ち込みながら見てたんだなぁと思いました)
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出待ちしがち山本けんじ 韻を踏んでいる😄煙崎市の市役所職員入り口前で由香ちゃんを出待ちしているシーン。最後自宅前でも出待ちしてましたね。 私個人「来るかわからない」「いるかわからない」「会えたところでめちゃくちゃ嫌な顔をされるかもしれない」状態で待つのが辛すぎて無理の民なので、山本さんの忍耐力や相手を想う気持ちの強さに泣きそうになった場面でした。(よくわからないところで泣く系)
月の出ている夕方の海、かつて隣で見た明け方とは異なりこれから暗くなる空の下で会話して、送ってもらってからあの時の血のついたままのお金を持ってくる由香ちゃんのいろいろな気持ちを思うと辛すぎてダメでした………
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キムチチャーハン(うまそう) 現実逃避メモ。お夕飯作ってる娘・あやちゃんが可愛くて可愛くて……😭😭そしてたぶんこれはキムチチャーハンではなくてケチャップライスでした。笑
昨年の『ドクター・デスの遺産 THE BLACK FILE』でも父だった綾野剛さん、今回は「父」としてあやちゃんに接する場面がありませんでしたが、先日公開された主題歌FamiliaのMVでおずおず近づいて抱きしめてくれるあやちゃんに腕を回して抱き返す姿になぜだか救われた気持ちがしました。(歌詞と学生服のあやちゃんが映った瞬間から涙が止まらなくて1日あけてからもう一回見ました)
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オヤジからぬけろって言われるの… 入院した柴咲さんを見舞った山本さんに優しく柴咲さんが「お前はまだやり直せる」と言うシーン。辛かった…
ドラマ『アンナチュラル』5話で鈴木さんがミコトに「何が間に合うの」「果歩はもう死んだ」と返して刃物を握りなおすシーンを思い出しました。 山本さんにとっては何も間違えていなかった、やり直すことはなかったんじゃないかな、と思う反面、妻と自分の子供と静かに暮らすためには「やり直す」必要があったのか……と思うといろいろな感情で諸々ぐるぐるしました🌀
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な…中村さん…… 除籍後、密漁するオジキたちのカットの後で車中で細い注射器で………………おシャブを打つ中村さんのシーン………………………だったと思います……
ハンドルに寄りかかって乱れた髪を手でさらにくしゃっと握りながらメガネがズレるのも構わない様子にめちゃくちゃ……落ち込みました……中村さん……
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謎に上から(笑) 加藤宅でお話ししてるシーンで翼くんがタメ語になる瞬間。この場面でも翼くんはずっと敬語でお話ししていて無用な軋轢を産まないというか禍根を残さないと言うか、処世術的にというか極端に悪い言い方をするなら日和見寄りな部分で現代っ子っぽいな〜という印象でした。あっ最近の若者感ってこれかしら…?
加藤の「時代遅れ」な助言の裏にしっかり見えてる支配欲に笑っちゃいそうな雰囲気が、絶えず続けられる撮影にも現れてるような気がしつつ、意外なところで動揺している様子が意外なようなちょっと安心するような気持ちで見ていました。お父さんのことが気になっていた翼くん……
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く…くまさんカップ……! 工藤宅で朝ごはんを一緒に囲む山本さんがくまさんカップでスープなのかココアなのかをいただくシーン。この穏やかな朝ご飯の空気と山本さんの柔らかい表情をトレーラーで死ぬほど見てはいたので、これ多分後で崩れ去るんだろうな〜のような予想をしつつ色々気持ちの準備とか覚悟とかしていたのですが、まさかくまさんカップとは思っ���おらず「かわいい」という気持ちで脳がパンクするかと思いました。と言うよりもパンクしまして準備していた覚悟的なものも全部粉砕したのでこの後のシーンのしんどさ全部真正面から浴びてしまって「もうやめて…やめて…」と泣いてました……(好き)
山本さんにくまさんカップを使わせるに至るまでのあやちゃんと由香ちゃんと山本さんのやりとりも考え始めると辛すぎました。かわいい。辛い。かわいい…………ゆるして…もうやめて………(好き)
空色の車で市役所と学校に二人を送るシーン、学校までのちょっとの時間をあやちゃんと二人で過ごす山本さんが愛しくて泣いてました。この辺りずっと泣いてる…… 「最近ママ楽しそうだよ」って言うあやちゃんに穏やかに笑ってる山本さんがもう無理でした。愛しい空気のままここで見終わりたい……と大号泣している自分と、ここからの展開に期待全開で姿勢を正してアドレナリン分泌の大号令を出す自分が同時に存在したので多分このシーンで私の副腎は副腎皮質も副腎髄質も絶賛大稼働していました。
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ありがとうほそのくん… 社長に無理を言って産廃処理工場に勤めさせてくれる細野くん。本当にありがとう……「初めてこいつに感謝したよ」みたいなことを山本さんが笑いながら言うのですがそんなところまで含めてかわいいシーン……………と思っていたら、二人の正面に座る若いの(かみやくん?)が口を開いた瞬間から不安でたまりませんでした。翼くんともまた違う若者口調……
そして場面が変わって翼くんがけつもち?しているお店に大迫が来るシーン。しかし一枚上手の翼くん💪いやここで頼もしい写真の証拠と、さっきのシーンでの記念写真の対比がエグい……
翼くんに一枚取られたのが悔しかったのか、八つ当たりみたいに産廃工場に来る大迫さん。シーンが繋がってたせいか余計そう見えてしまいました。大迫さんへいい感じに負の感情が向いた鑑賞中でした。
そういえば大迫さんもざっくり20年以上刑事を務めているんですよね。ドラマ『MIU404』のガマさんに一瞬思いを馳せていました。ふと思い出すと米ドラマ『The Mentalist』や『NCIS』だと現場に出てくる定年後の刑事ってあんまり出てこない印象があるなぁとも考えていました。『The Mentalist』に至っては『MIU404』の陣馬さんポジションのレギュラーいなかったような🤔ミネリはマメジかな……
「全部終わりだよ」とくずおれる細野、にやつく大迫と山本さんのやりとり、続く由香ちゃんとのシーンはただ呆然と見ていました。目も合わせてもらえないまま「お願いです、出ていってください」と泣かれて土下座されて、敷居を挟んで立ち尽くす山本さん……
ここで気づいたのですが、どのあたりからか山本さんのセリフがどんどん少なくなってってる気がしました。元々しゃべる立ち回りはしない山本さんでしたがますます口を開かなくなって……いたような……
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まばたきもしないでないてるの… 病院にかけつけた山本さんが危篤状態の柴咲さんに「まだ親父って呼んでくれるんだなぁ」と言われてまばたきもせずぽろぽろ涙をこぼすシーン。微笑んで「俺の父親は親父だけです」のように返す声で心臓がぎゅっとしました…
このシーン、不謹慎ですが見入ってしまいました。綺麗だった……
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6組「彩」ってしんどさよ… 転校?の挨拶をするあやちゃんの左奥、教室の壁に大きく貼られたクラスの標語が皮肉すぎました。名前の漢字、あやちゃん「彩」じゃなかったっけ……
このシーン山本さんが事務所から由香ちゃんの携帯に留守電を残すモノローグが入っていて嫌な予感しかしなくてずっと心臓ばくばくしていました。 そして帰宅すると家がからっぽの細野………土砂降り……
そして半グレの仲間達と金属バット持参で傘もささず父の仇のもとへ向かう翼くんと、その時にはもう着手している山本さん。返り血を浴びた表情がまさに背中の修羅そのものでした……担架で運び出されていた大迫はまだ息があったのか否か……
血まみれのまま朝方の堤防でぽやっと煙草を吸って2、3回軽く咳き込む山本さん、バイクの音が3人分聞こえてたような…… そして泣いてる細野……
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このカットがチラシなの!? 心の底から思いました。「ただ、愛した」という短いコピーと薄い空の色にどんな場面なんだろうと思っていたので、ここかぁと胸が熱くなりました。
刺されながら抱きしめて「ごめんな」と返事をする山本さんの体からどんどん力が抜けて、それでも溢れるほどの愛情がそこにあったような気がして息を呑みました。 細野の右頬にべったりと血が残っているのが脳裏に焼き付いています。
そして��頭の沈む山本さん。海水の中で目を開けて、海面に手を伸ばそうとするような動作をしていたと思うのですが正直泣いててあんまり見えてませんでした。早く次見に行きたい……
後日、大きな白い花束を持って堤防に来てくれる翼くん。山本が吸っていたセッターを一口吸ってから箱ごと供えて立ち去ろうとするとあやちゃんが入れ違いでやってくるシーンがまた最高に好きでした。
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お母さんゆずりのグイグイ…… 翼くんに「あんたヤクザ?」とどストレートな質問を投げかけ、「お父さんってどんな人だったの」と質問を重ねるあやちゃんに、夜明けの海岸で山本さんにグイグイ質問していた由香ちゃんを垣間見て涙腺にきました。その後の翼くんの表情の変遷がまためちゃめちゃ好きでした……
血を分けた家族、血や肉の繋がりを超えた家族、いろいろな家族が描かれる中で、ただ愛した人たちと一緒にいたかった山本さんの人生を時系列で見せてもらえてしばらく放心していました。 幸せは人によって異なり、一緒にいたい人と築く家族の形も世帯の数だけ存在すると改めて思いつつ、山本さんが幸せだった時間も一緒に見せてもらえたことが私にとって幸せでした。
感想何かちょっといい感じの感想で〆たかったのですが全然なにもまとまっていないので月間シナリオ2月号で掲載されているという台本を読みつつ1月29日を待ちます。あと円盤にインタビューやオーコメや未公開映像があったらいいな〜と思いつつ円盤も待ちます。あと今後藤井監督や綾野剛さん・舘ひろしさんをはじめとしたみなさんが今後いろんな媒体でまた『ヤクザと家族 The Family』について言及される機会があるだろうと願いつつ各種媒体おっかけながら生き延びます。生きます。
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motokara171 · 5 years
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初めての推しがいなくなるということ
 お久しぶりです。
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 神奈川で暮らすようになってから、気がつけば一月以上が経つ。平日は毎日病院で患者さんを相手にワタワタして、週末になれば半ば頼み込むようにして誰かと会い孤独を紛らわせて、という生活。ぶっちゃけ、来て何日経ったか、なんていちいち数える暇がない。
 これまで長くはないが決して短くもない人生の中で、年長者たちに散々「大人になると毎日あっという間だよ」なんて嘆きを聞かされてきたけれど、脅しじゃなかったんだな、としみじみ感じる。もっと真面目に聞いておけば、と思うが、真剣に傾聴したところで時間の流れに堰を造る事なんか誰にもできないので、最近は諦めて身を委ねることにした。
 そんな生活を送る中、ここ3週間で、人生に些細だが絶対的な変化が訪れた。生まれて初めて、アイドルにハマったのだ。
 僕はアイドルなんか興味が無かった。一番アイドル文化に近かったのなんて、まだ物心がつくかつかないかの年頃にモーニング娘。の全盛期が来て、テレビの前で一生懸命「恋愛レボリューション21」の振り付けを真似していたのが、最初で最後だった。ここ数年こそ、そういう気持ちもなくなったが、中高生の頃なんかは、アイドルとそこにくっつくファンという人種を軽蔑さえしていた覚えがある。
 そんな人間が如何にして、アイドルにハマったのか。
 
 「オードリー」という漫才コンビがいる。00年代の終わりに大ブレイクし、それから10年が経つ今もなお数々のレギュラーを持つ、息の長い実力派である。経歴など詳細は、wikipedia等を参照されたい。
 場の流れを中断させるようなボケと、ロケでの体を張った姿が印象的な春日さんと、ブレイク後数年は陰に隠れていたが、徐々にその独創的な発想力や現代文学への造詣の深さ、相方の春日をも凌駕する滅茶苦茶なボケで今やピンでも活躍する若林さん。二人の「信頼し合っているけど、仲良くしすぎない」絶妙な距離感が最も色濃く表れるのは、彼らがブレイク直後からパーソナリティを続けるラジオ番組「オールナイトニッポン」だろうと思う。
 実はこの「オードリーのオールナイトニッポン(以下ANN)」、ずっと興味はあったが、10年間聴かずじまいだった。そんなANNを、ようやく最近聴き始めた。これが本当に面白い。
 10年間も夜中に顔を突き合わせていると、だんだん相手への不満が溜まってはちきれそうなものだが、そこはお互い(というか主に若林さんが)気持ちをぶつけ合って、適度に内圧を保っている。
 神奈川に来る前の週(春日さんのプロポーズが成功したあたり)から聴き始め、その翌週フライデーによる春日さんの浮気報道があった。同じ週、新居で荷解きをしながら聴いていたら、若林さんが春日さんを素晴らしいバランス感覚でもって叱り倒しており、爆笑しながら「今聴き始めて良かったな」と思ったものだ。まあしかし、そこは本筋ではない。
 ANNを毎週聴取していると、二人の会話によく「日向坂」という単語が出てくることに気づく。「日向坂」、正式には日向坂46だが、どうやらアイドルグループであり、その冠番組「日向坂で会いましょう」のMCとして、オードリーが出演しているらしい。以前か���、日向坂というグループ名はちょくちょく耳にしていたし、何よりオードリーの二人がアイドル相手にどう立ち回っているのか興味が湧いた。試しにYouTubeで「日向坂_オードリー」で検索し、トップに出てきた『名シーン集』を視聴してみた。
 これが意外にも、めちゃくちゃ面白かったのだ。
 正直期待していなかった。まあアイドル相手にバラエティの真似事をしてるんだろ、なんて事すら考えていて、オードリーの様子だけを観るつもりだった。
 見事に裏切られた。凄いことに、ちゃんとバラエティをやっているのだ。
 21人(正確には現在1名が休業中で、スタジオにいるのは20名)のメンバーそれぞれにしっかりとした個性があり、技術があり、センスの光るコメントが出る。かと言って慣れきっているわけでもなく、企画にはいつも全力で、素人にしかできない奇跡的なボケやオチもかましてくれる。勿論オードリーの回しが全編に渡り冴え渡っているのも大きいのだが、それを差し引いても、完璧に成立していたのだ。
 ゲラゲラ笑いながらも、気づけば僕はパソコンの前で正座していた。動画が終わって、徐ろにスマートフォンを手に取り、Apple Musicを起動した。そしてアーティスト名「日向坂46」で引っかかってきたシングルを、全部ライブラリにダウンロードした。
 
 こうしてまんまと日向坂46のファンになったわけだが、アイドルグループの負う宿命として「この中で誰が一番好きか」と比べられる、という現象が起きる。「推し」というやつだ。誰が一番好きなのか、僕も考えてみたりした。
 しかし僕は選べなかった。初めのうちは、純粋に個々人の煌めきを集めた銀河系としてのグループが好きで、所謂「箱推し」として。それから段々と、「歴も短い、すぐに北海道に帰ってしまうから握手会に行けるわけでもない、そんな自分が誰か一人を選ぶなんておこがましい」という遠慮に変わった。
 でも別に問題なんかなかった。僕はそれで良いと思っていた。
 
 6月21日、金曜日。グループ結成当初からのメンバーで、先に脱退した長濱ねるさん(現在は欅坂46専任)と共にセンターを務めた柿崎芽実さんが卒業する、と発表があった。グループとして初の卒業生だった。
 ショックだった。自分でも意外なくらいに。でも、何故こんなに悲しいのかわからなかった。
 
 日向坂46の前身は「けやき坂46」だった。「不協和音」「サイレントマジョリティー」等で知られる欅坂46の姉妹グループとして、長濱ねるさんを中心に結成された、という成り立ちがある。どうやら長濱さんが、欅坂46のオーディションに合格したが一時辞退した、という経緯があり、再度欅坂への加入を決意した際の「移行措置」として集められたグループらしいのだ。
 しかし、そこに集まったメンバーは純粋にアイドルになりたい者、欅坂46のパフォーマンスに憧れた者など、本気のメンバーばかりだった。結果的に、そんなメンバーの熱意と努力によって、「日向坂46」として独立するに至るのだが――そうやって集まった中に、柿崎芽実さんもいた。
 前述したとおり、柿崎芽実さんは結成当時から長濱ねるさんと共にセンターを張っており、「けやき坂46のオリジナルメンバー」としては中核と言っても過言ではなかった。長濱さんや、欅坂の絶対的センター・平手友梨奈さんとも、抜群に仲が良かった。言うなれば欅坂との繋がりが、他のメンバーにも増して強かったのだ。
 またグループ全体としても、欅坂に追いつけ追い越せで懸命に努力し、地道に人気を獲得してきた。途中、長濱ねるさんが「兼任解除」としてけやき坂を離れ、正式に欅坂のメンバーになったり、1期生にはなにも知らされることなく2期生の加入が決定する、などの波乱もあった(後者に関しては『1期生衣装部屋立てこもり事件』で検索してほしい)。しかし苦難を乗り越え団結し、昨年には唯一の3期生且つ最年少メンバーとして、上村ひなのさんという新戦力を加えた彼女たちは、改めて欅坂46に並び立つ存在になるべく活動を展開していた。
 だが、今年2月。グループを「日向坂46」と改名することが発表された。改名に関してはメンバーには知らされていなかったらしく、各々この報にひどく驚きながらも、喜びを露わにし、嬉し泣きする者もいた。しかしそんな中、一人だけ複雑そうな面持ちで目を潤ませたメンバーがいた。
 柿崎芽実さんである。
 彼女もまた欅坂に憧れ、背中を追いかけた一人であり、長濱さんがいなくなってからも「けやき坂の」センターとして、踏ん張り続けていた。そんな彼女の心理に、長濱さんの脱退、「けやき坂46」という肩書きの剥奪がどう働いたか、僕は知る由もない。何ならリアルタイムで見てすらいない。でも、もしかすると、それらが彼女の目には、「どうしようもない喪失」として映ったのではないか、という事は、想像に難くない。
 ところで、柿崎さんと欅坂の平手さんとの仲良しぶりは、ファンの間でも有名だった。映像を直接見てはいないのだけれど、二人で海に行ったりしていたらしい。まるで一組の恋人のように、仲睦まじい様子だったと。
 柿崎さんにとっては、砂浜を並んで歩いた二人の足跡が、振り返ってみれば、波にさらわれて消えていた。そんな印象だったのかもしれない。
 
 僕が画面越しに見���柿崎さん――いい加減鬱陶しいから以降は普段のように「めみ」と呼ぶが――は、コケティッシュな笑みとぶりっ子キャラ、無茶振りにも即座に対応する器用さの目立つ人だった。ウインクがこれ以上無いほど魅力的だった。メンバーみんながひな壇に揃う引きの画でも、いつしか彼女の姿を探すようになっていた。
 改名の発表があってから、イベントや収録を休むことが増えたと聞いていたけど、先週の「日向坂で会いましょう」ではいつものぶりっ子キャラで大活躍していて、ああ、大丈夫なんだな、と勝手にホッとしていた。
 僕含め、観客というのはなんて傲慢なんだろう、と思う。ショーの最中、演者が演者として見せる顔にばかり目が行って、何を想い、何に苦しんでいるのか――はっきり言えば「ひとりの人間である」ということを、すっかり忘れきってしまうのだ。
 改名発表の折見せた切なげな表情、最近の欠席、そうした事を鑑みれば、めみの内面の懊悩に思い至っても不思議ではない。むしろ自然な事のはずだ。しかし情けないことに僕は、すっかり失念していたのだった。
 
 あの日、実習が終わって帰宅した僕は、ベッドに裸で寝転がり、漫然とTwitterを眺めていた。そうしたらめみの卒業発表があった。しばらく呆然としていた。事態が飲み込めなかった。30分くらいして、ようやく身を起こした時には、窓の外はすっかり暗くなっていて、開け放った窓からは今にも雨が降り出しそうな、湿った匂いがした。さっきまで腹が減って仕方なかったのに食欲は消え失せ、ただ頭の奥がじんじんしていた。
 ぜひ笑い飛ばしてもらいたいのだが、僕は事ここに至ってようやく、自分がめみ推しであったことを悟ったのである。
 
 指先に体温が戻り始めて、僕はスマートフォンのブラウザを起動し、情報を集め始めた。何ができるわけでもないが、ただ知りたかった。仔細漏らさず彼女の事を知ろうと思った。
 まず、卒業発表直後に目を通しためみのブログを、もう一度読み返した。「しばらく心身の不調が続いているし、高3になって、将来に悩むようになってしまった。これ以上メンバーに迷惑をかけられない」とあった。その切実さに堪えられなくて、すぐにタブを閉じてしまった。
 5ちゃんねるのファン用のスレッドをまとめたブログを見つけて、記事を読み漁った。ファンのための有料メッセージサービスで、しばらく前に、めみが黒いチューリップの写真を送ってきた、という話を、そこで見かけた。
 調べてみて、愕然とした。黒いチューリップの花言葉は、『私のことは忘れてください』だった。
 僕は泣いた。本当かどうかは知らない。だも、そんなことがあってたまるかと思った。17歳の女の子が、誰より最前線で踏ん張ってきた子が、将来に思い悩み、メンバーに迷惑をかけられないと自らグループを去る決意を固める。それだけでも悲惨なのに、『私を忘れて』って、そんな……。
 他人の記憶から消え去りたい、なんて思うのは尋常の事ではない。ましてやアイドルとして、ステージに立っていたなら尚更だ。
 彼女は、僕が暢気に彼女たちを消費している間、ずっと自分を責めていたのだろうか。いなくなったほうがみんなのためだ、そうやって自らを追い詰めながら、カメラに向かってウインクをしていたのだろうか。
 そう思うとたまらなくなって、自分が恥ずかしくなって、めみに謝って、励ましたくて、だけど僕は彼女を好きになって日も浅いただのいちファンでしかない。どうする事もできなかった。それでも自分の中の濁った何かを消化したくなって、文具屋に走っていってスケッチブックとサインペンを買い、めみの絵を描いた。冷蔵庫の酒を飲み尽くしながら、一心不乱に描いた。難しかった。
 気がつくと僕は床に伸びていて、窓の外はもう昼で、足元には少女の絵が散らばっていた。二日酔いで動けなかった。あれは自己満足だったな、と思った。でも気持ちは少し落ち着いていた。
 
 日曜日の今日、電車で1時間かけて、錦糸町まで出かけた。ここのタワーレコードに、めみのフォトパネルがあると聞いたからだ。曇天の錦糸町駅前は、殺気立った人がいっぱいで、なんとも言えない湿気と臭気が充満していて、名前ほど優雅な街ではなかった。
 タワーレコードに入って、すぐ脇にそれはあった。アイドルのコーナー、その中央に堂々と日向坂のブース、そしてめみのパネル。
 「ご自由にお撮りください」とのことだったので、近づいて写真を1枚撮った。それから改めて彼女の顔を見た。丸くて色白の顔、やや吊り上がったアーモンドのような眼、小ぶりな鼻、艷やかな唇。緩やかに波打った黒い髪。陳腐だがなんとなく、妖精っぽいよな、と思った。それから、僕の好きな人形アニメ「森のレシオ」に出てくるキャラクターに、どことなく似ているんだ、と気づいた。
 周りの人が見ていないか確認して、僕は小さく一礼をした。短い間だったけど、初めての推しになってくれてありがとうございました。あと、ごめんなさい。しばらくは忘れられそうにないです。
 その場を離れた僕は、しれっと関係ない映画雑誌を買って、店を出た。
 
 彼女――柿崎さんが、これからどんな道を歩むか、それは僕にはわからない。できる限り幸せになって、いつかこの数年間を懐かしく思い出せるような日々を送ってほしい。
 相変わらず傲慢だとはわかっている。でも、今はそう祈らせてほしい。
 それから、今夜も「日向坂で会いましょう」の放送がある。そこに柿崎さんはいない。先週の次回予告でも、姿を見かけなかった。それでも僕は観るつもりでいる。もう少し、日向坂46というグループを推していたいと思っている。
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sandicemails · 5 years
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砂漠歌人と砂丘歌人
 2019年7月14日ジュンク堂池袋本店内カフェにて、千種創一『砂丘律』第4刷&𠮷田恭大『光と私語』第2刷を記念してトークイベント「砂漠歌人と砂丘歌人」が開催され、55名近くが出席しました。以下その内容です。(敬称略)
1 はじめに
2 自己紹介
3 中東との出会い
4 短歌との出会い
5 旅行詠と滞在詠
6 暮らしにまつわるあれこれ
7 影響を受けた映画作品
8 音楽と短歌
9 増版とSNS
10 それぞれの作歌法
11 『砂丘律』制作秘話
12 『光と私語』制作秘話
13 翻訳について
14 『光と私語』の魅力
15 千種からの発表
16 さいごに
1 はじめに(ジュンク堂書店池袋本店・市川真意文芸書担当)
 二〇一五年末の刊行後、異例の売行で第二刷がされた『砂丘律』。この春、砂漠を詠んだ歌がSNSで大きな話題になり、第三刷、次いで第四刷が決定。一時帰国する著者千種創一を、鳥取砂丘育ちの新鋭歌人𠮷田恭大が迎えます。
 万葉時代から命脈を保ち続け、砂漠も都市も飲み込む器、短歌。その叙情はどこに行くのでしょうか。二人が語ります。みなさま、拍手でお迎えください。(千種・𠮷田が登場)
2 自己紹介
千種:みなさま、本日は雨の中お越し頂きありがとうございます。千種でございます。一九八八年、愛知県生まれです。二〇一五年、青磁社より『砂丘律』を刊行しました。
𠮷田:𠮷田です。一九八九年生まれ、鳥取県出身です。塔短歌会所属、学生時代は早稲田短歌会にもいました。今年の3月に、いぬのせなか座より『光と私語』を刊行しました。
 二〇〇九年に千種さんが外大短歌会を設立して、その初期に私が歌会にお邪魔してからのつきあいなので、かれこれ十年以上になりますね。その間には中東短歌なんていう同人誌もありましたね。
千種:そうですね。「アラブの春」の起きた二〇一二年、僕は中東に縁のある歌人たちと同人誌「中東短歌」を創刊しました。二〇一三年に第二号、二〇一四年に第三号で終刊、そして二〇一五年に砂丘律を刊行という流れです。
𠮷田:今回のトークイベントに先立って、ネットで質問を募集しました。そのうちいくつかへの回答を交えつつ、進めて行ければと思います。
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(撮影:青磁社)
3 中東との出会い
𠮷田:ではまず、千種さんの中東への関心というのは、どのようなきっかけだったのでしょうか。
千種:幼稚園がキリスト教系だった関係で地元の教会に行っていてパレスチナとかに興味があって。で中学一年生のときにNYで九・一一事件、パレスチナで第二次インティファーダ(一斉蜂起)事件が起きて、そこから更に興味が出たんです。
 だって飛行機がビルに突っ込んだり、子供が石を投げてイスラエルの戦車に立ち向かうとか、尋常ではないでしょう。何なんだこの世界は、と思って。
𠮷田:ということは、初めて知った”外国”というのはそのあたりですか。これは質問も寄せられております。
千種:はい、聖書を読んでいたので、イエス・キリストの活動していたパレスチナ、エジプト、ヨルダン、そのあたりです。小さい頃はハリーポッターみたいに架空の国だと思ってはいましたが。
4 短歌との出会い
𠮷田:これも質問が寄せられているんですが、千種さんはどうして短歌をはじめたんですか。
千種:高校まで自転車で通ってたんですけど、道中で自然に歌ができていたんです。最初は忘れるに任せていたんですけど、あるとき勿体ないと思って、高二の春からノートに書きとめ出したんです。
5 旅行詠と滞在詠
𠮷田:砂丘律の冒頭から中東の歌がありますが、詠まれた時は実際に現地に行かれていたんでしたっけ。
千種:いわゆる「アラブの春」が起こる前に、シリアとトルコを旅行しました。でもそれくらいです。大学卒業後にヨルダンに住み始めました。
𠮷田:中東に旅行してみて詠んだ作品と、中東に住み始めてからの作品というのは何か違いがありますか。
千種:砂丘律は時系列に編まれていないので、中東に住み始める前の歌もかなり入っています。そのあたりの歌はかなり想像、というか妄想です。
 妄想と現実が一致しないのはよくある話なので、実際に住み始めてから修正したり、歌集には収録しなかった歌などもあります。中東に住み始めてからは、非日常が日常になっていく感覚はありました。
 ちなみに、砂丘律を編むにあたって、もともとは一四〇〇首とか一五〇〇首とかあったものを四一〇首まで絞って収録しています。
𠮷田:削除した歌はどこかに書き留めていますか?
千種:作った歌は全部大事にしたいので、発表できるレベルに達しなかった歌たちもWordファイルに書き溜めていますね。
 身辺整理の際にはファイルをデリートしようかなと思っています。これ死後に発掘されたら、地獄やな、思ってますので。(一同笑い)
𠮷田:千種さん、整理整頓できるほうですよね。わたし手元に全然歌を纏めていなくて。『光と私語』を出そうと思って色々掘り返したんですけど、1年くらい遅れてしまいました。
千種:あ、みなさんのために補足しますと、歌人って歌をいろんな雑誌や同人誌に書くので実は作品が散逸しやすいんです。
6 暮らしにまつわるあれこれ
千種:普段𠮷田さんとはこういう話はしないので結構緊張しています。先日も台湾に一緒に行ったのですが、どーでもいい話しかせんかったもんね。
𠮷田:そうね。暮らしの話はしないもんね。じゃあ、聞きましょう。「普段何を召し上がっていますか」(一同笑い)
千種:パン食べて生きています。安い。パンにホンムス(豆のペースト)を塗って食べています。だから日本にいるときはラーメンと寿司にどっぷりですね。
𠮷田:確かに台湾でもひたすら麺食べてたもんね。(一同笑い)
𠮷田:「日本に帰国したときに驚くのは何ですか」という質問もありますが。
千種:日本人がみんな子供に見えることですね。あとすれ違う人がみんな知り合いに見えます。
7 影響を受けた映画作品
𠮷田:千種さん、好きな映画は何かありますか。
千種:邦画で言えば、例えば『ジョゼと虎と魚たち』、『海街diary』、最近で言えば『寝ても覚めても』とか、人間のどうしようもなさを描いた映画が好きです。
 影響を受けた映画としては、ふらっと入った渋谷ユーロスペースで観たポーランド映画『エッセンシャル・キリング』(イエジー・スコリモフスキ監督、二〇一〇年)。
 中東風のテロリストが、砂漠と、そして拘束後に輸送された先の雪原をひたすら逃亡する。詳しい設定説明や台詞もなく、多くが謎のまま、ただ映像が綺麗。中身を語らずとも、枠を語ることから滲み出る美しさもあるんだな、と。
 ビジュアルというよりも、コンセプトの面で影響を受けました。
 他には森博嗣原作の『スカイクロラ』(押井守監督、二〇〇八年)。キルドレというずっと子供のまま成長しない戦闘機乗りたちの終わらない、終わらせることのできない、運命や気持ちの揺れ、諦めみたいな世界観は、砂丘律にも影響しています。
千種:𠮷田さんの好きな映画は。
𠮷田:アピチャッポン・ウィーラセタクン監督の『光りの墓』(二〇一五年)とか。物語も好きなんですが、それより映像と音楽で引きつけていく、みたいな映画が好きです。
8 音楽と短歌
𠮷田:じゃあ、好きな音楽は何でしょう。
千種:中学生まではバロックを中心にクラシックばかり聴いてました。でもHYという沖縄のバンドのAM11:00という曲を偶然ラジオで聴いたことがきっかけでJポップにも興味が湧きました。
𠮷田:くるりの岸田繁さんが砂丘律の推薦文を書かれてますが、くるりとの出会いは。
千種:くるりは、高校生のとき「赤い電車」のMVを観たのが最初の出会いですね。
 高校生の頃はBump of ChickenとかRadwimpsとかの切実な曲を聴きまくってました。
 でも赤い電車を聴いて、こんなゆるい曲があるんだと思って何となく気になっていたところに、進学した先の大学で友達から、聴け、といってくるりのCDを大量に貸しつけられて、聴きこむようになりました。
𠮷田:くるりをまとめて貸してくれる友人っているよね。(一同笑い) 歌人に好きな人多いです、くるり。私は早稲田短歌の先輩から布教されました。
千種:𠮷田さんの好きな音楽は。
𠮷田:あまり聴かないんですよね。舞台に使われた音楽を聴いたり、もっぱら他人から勧められたのを聴いています。最近だと空間現代とか。
9 増版とSNS
千種:今回の重版は、この春にある方のツイートに載せられたこんな歌がバズったのがき��かけでした。
 アラビアに雪降らぬゆえたた一語ثلجと呼ばれる雪も氷も /千種創一
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元URL: https://twitter.com/Ots_mh/status/1106256914915028992
𠮷田:このサルジュの歌がバズったとき、どんな気持ちでしたか。
千種:あら、それバズるんだ、という気持ちでした。
𠮷田:そうだよね、キャッチーな歌とか他にもいっぱいあるのにね。
 実は今日、会場にそのツイート主にお越し頂いております。「なんでこの歌を引いたんですか」とか、ちょっと聞いておきましょう。
(マイクを受け取りつつ)
橋本牧人:はじめまして。この歌を引いた理由ですか。僕自身が大学一年生のときにアラビア語を勉強したことがあって。学問で得た知識を詠み込んだ歌を志向していきたいなと思って、この歌を選びました。
 他にはカロリーメイトの歌とかも好きです。
 煙草いりますか、先輩、まだカロリーメイト食って生きてるんすか /千種創一
千種:ありがとうございます。
 サルジュの歌、実は過去砂漠に降った雪の写真に添えて投稿したこともあるんですが、ぼちぼち伸びたくらいです。
 今回の橋本さんのツイートがあれだけ伸びたのは何でなんでしょうね。
𠮷田:Twitter本文に表示される横書きではなくて、歌集の写真として縦書きだったことが良かったのでは。そして橋本さんがその写真を撮ったという行為がワンクッションあること、あたりも理由として挙げられると思います。
千種:橋本さんの”物語”が差し込まれているというね。
𠮷田:そうそう。しかしこれだけ伸びたのは、作者冥利に尽きるのではないでしょうか。
千種:本当に。改めて橋本さんに感謝申し上げます。
10 それぞれの作歌法
𠮷田:Twitterで拡散されやすい歌、ってあると思うんです。
 千種さんの場合は、「先輩」というような呼びかけとか、会話体を使ったキャッチーな歌が多くて、初読で印象に残りやすい。例えばこんな歌。
 あっ、ビデオになってた、って君の声の短い動画だ、海の /千種創一
 千種さん、会話体使うの得意だよね。
千種:得意というか、そうなっちゃうんだよね。和歌風に文語旧仮名で朗々と詠いあげる、みたいなのは書けと言われても書けない。
𠮷田:破調はどうですか。会話を優先するのか、定型を優先するのか、みたいな。
千種:会話優先ですね。でも歌を作るときには、寝る前とかに百回なり千回なり、ぶつぶつ口に出して繰り返して、その一行のための定型みたいなものを探します。
 𠮷田さんはどんな風に作るんですか。
𠮷田:私はスマホで作りますね。声に出すのは割と最後の段階。視覚的な収まりどころを最初に探します。そこから韻律をいじります。
 この前、地元でNHKの取材を受けたんですが、作歌風景を撮りたいというのでスマホで作っていたら「絵的に弱いから、ノート持ってきたんでこれに書いてください」と言われました。でも結局、字が汚くてボツになったというオチ付きです。(一同笑い)
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(NHK鳥取のページより)
千種:僕は気分転換で紙を使うことはあります。
 僕も記録は基本スマホなのですが、歌のいろんなバリエーションを作って、俯瞰するために紙に書き出したりします。スマホだとせいぜい三行とかしか表示できないので。
千種:𠮷田さんは音楽聴きながら歌書いたりしますか。僕はくるりの「ばらの花」とか「ワンダーフォーゲル」とかえんえんリピートで聴きながらよく書きます。
𠮷田:THE YELLOW MONKEYを聴きながら連作を組んだりした時期もありました。ありましたが、精神が不調になりますね。(一同笑い)
 最近だと落語を聴きながらが多いですね。深夜とか、人の話声が聞こえてると安心するんです。でも歌詞のある曲だと自分の書いているものに干渉してくるんで……ラジオとかポッドキャストとか、聞き流していられるようなものが丁度いいです。
11 『砂丘律』制作秘話
𠮷田:歌集にまとめる際に、改作はどの程度していますか。確か砂丘律が出た直後の批評会(二〇一六年)で、歌人の田口綾子さんが指摘されていましたが。
(批評会記録:http://dunestune.blog.fc2.com/blog-entry-4.html )
千種:はい。当初、文語の歌も少しはあったんです。でも口語の多い砂丘律の中では浮いてしまうので、改作したり、もしくは泣く泣く落とした歌もありました。
𠮷田:ではその辺の歌は、没後出てくる感じで?
千種:出ません。出させません。(一同笑い)
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𠮷田:砂丘律は装幀・デザインもかなり話題になってました。
千種:当初、出版社の青磁社には、洋書のようなシンプルなペーパーバックで、写真はこれ使って、というような何となくのイメージを伝えていました。
 割と装幀は自分で介入するつもりでした。
 でも砂丘律の原稿を読んだ、濱崎実幸という装幀家さんに”ハイジャック”されて。「やりたいこともあるから任してほしい」と言われたので、僕も「任せます!」として任せたんです。
𠮷田:背表紙がむき出しの特殊な装幀でして、なかなか費用も手間もかかっているとか。
 実は本日は砂丘律の出版元、青磁社の永田淳代表にお越し頂いております。砂丘律に関し、どのような苦労がありますでしょうか。
永田淳青磁社代表:版元の青磁社の永田です。
 砂丘律はすべて手製本です。職人さんが一冊一冊、背表紙の寒冷紗を貼って、題簽を貼っています。今は圧倒的に機械製本が多いので普通の書店には手製本はほぼないと思います。
 砂丘律は製本代だけで300円くらいかかっています。ここにさらに印刷代などがかかります。業界の人ならわかると思いますが、定価1400円の中で製本代300円という数字は、すごいコストがかかっています。
12 『光と私語』制作秘話
千種:光と私語もまた、背中がむき出しの装幀が話題となっています。第二刷もされました。
𠮷田:砂丘律と光の私語は双子のようだ、という話も言われてましたね。本日は、光と私語のデザインを担当したユニット「いぬのせなか座」主宰の山本浩貴さんにもお越し頂いておりますので、その辺の話も伺ってみましょう。
山本「いぬのせなか座」主宰:デザインを担当した山本です。光と私語と砂丘律とを二冊並べて写真をSNSに投稿した人たちもいました。
 付き合いの長い𠮷田さんと千種さんのお二人の関係性でそういう投稿が見られたのかもしれませんが。
 実は、千種さんのこと知る前のことですが、かつて本屋の歌集コーナーで一番かっこいいと感じた砂丘律をジャケ買いしていました。
 そうしたこともあって、光と私語をデザインする際には影響を受けないようにしていたのですが、結局似てしまったのが面白かったです。
 ちなみに光と私語はコデックス装という装幀です。
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𠮷田:先般増刷された堂園昌彦さんの『やがて秋茄子へと到る』なんかもそうですが、なるべく長く売っていくためには、なるべく人に手に取ってもらうようなデザインが大事だと思っています。製品としての存在感があったほうがいいのではと。
千種:一時期、電子書籍で歌集を出そうという潮流がありました。紙の本が電子書籍に勝てるところといったら装幀とかと思って、砂丘律を出す際にはこだわりたいと思っていました。
𠮷田:電子書籍のメリットは版切れのないことと、アクセスの良さですよね。
 『光と私語』については近日中にデータ版を無料公開する予定なのですが、そこをきっかけに書籍版を購入してくれる人が少しでもいればいいなと思っています。何せ紙の本にはマテリアルとしての良さがありますので。
千種:軽く言っちゃうと、本のインスタ映えとかね。
𠮷田:そうそう。重要。
13 翻訳について
𠮷田:千種さんは割と、主題制作、つまり連作の中で物語を立ち上げるという試みをされていますが。
千種:はい。砂丘律の中だと、「或る秘書官の忠誠」という連作があって、独裁者の秘書官になりかわって詠んでいます。が、すごく評判が悪い。
 あと、確か歌人の紀野恵さんが、一時期、紀貫之か何かに成り代わった連作を雑誌「短歌研究」に連載していたんですけど、まあ、なかなか難しいですよね。
 それは歌人の力の限界なのか、それとも短歌という詩型の限界というか、向き不向きのような話だと思っています。
𠮷田:単純に物語を立ち上げるだけだったら、散文に分がありますからね。
 物語といえば、千種さんはアラブ文学の翻訳もされていますよね。中東短歌にも、歌と並行していくつか翻訳を発表されてました。
千種:はい。今日のチラシには「歌人・翻訳家」と書いてあるんですが、実はまだ翻訳で本を出せていません。
 とある出版社に翻訳の持ち込みをしたのですが、アラブ文学では商業出版はなかなか難しいと却下されてしまって。
 もちろん図書館に行けば翻訳されたアラブ文学もぼちぼちあるのですが、湾岸戦争、九・一一、アラブの春、など大きな事件が起きて、読者の関心が大きくなったときに翻訳・出版されたものが多いと聞きます。
𠮷田:中東情勢が荒れると、翻訳が出るということですね。となるとあまり出ない方が世界の平和のためには良さそうですが。(一同笑い)
 私は舞台関係のマネジメントを仕事にしているのですが、演劇界隈でも、中東への関心というか、アーティストを日本に招聘したり、作品が日本で試演されたり、ということが増えている印象があります。今後、政治情勢だけではなく文化の面でもフックは増えていくのではないかと思います。
千種:そう願います。みなさまの中にアラブ文学の翻訳出版に興味のある方がいらっしゃいましたら、ぜひ千種にお声かけを。宣伝しちゃった。
14 『光と私語』の魅力
千種:僕が自分について喋りすぎているので、光と私語の魅力について話します。話していいですか。話しますね。
 光と私語は、「枠」の歌集だと思っています。
 まず、装幀については、プラスチックのカバーだったり、本文中に四角や長方形のボックスが差し込まれていたり、視覚的にカクカクしているのが、とても都市っぽい、枠っぽいです。
 歌について言えば、例えば一月とか「時間枠」を読んだものが多くあります。
・一月は暦のなかにあればいい 手紙を出したローソンで待つ
 他にも、枠としての建築への関心も示されています。
・恋人の部屋の上にも部屋があり同じところにある台所
 短歌では、部屋でタバコを吸う「私」の恋人とか、一月に「私」が友達と行く初詣とか、枠の中身について話すのが普通です。
 一方で、光と私語では枠ばかりについて話すことで、「私」が希釈されます。
 でもそれこそが都市のリアル、我々が見る都市の人間像でないでしょうか。とてもリアルな。
𠮷田:なるほど。なんだろう、たぶん個人的には、私自身以外のところから私性を取り出したいのですよね。あまり自分の話をしたくないというか、枠の中身はどうでもいいというか。単に自分に自信がないだけかもしれませんが。
15 千種からの発表:活動再開宣言
𠮷田:そろそろ時間だけど、告知とかしましょうか。
千種:何だっけ。
𠮷田:ほら、これからの、歌の。
千種:え、ああ、これまとめに入ってますね。(一同笑い)
(考え込んだあと)ちょっと、実は、その、第二歌集を用意しています。冬か春くらいに出せればな、と。タイトルは「千夜曳獏」。
𠮷田:ここ数年は歌からは離れてましたが。
千種:はい、そうですね。
(しばらく考えて)砂丘律を出したあとに、言葉との距離がわからなくなってしまって。
 他人に不誠実な言葉、例えば嘘、を吐いてしまうこんな自分が、歌で綺麗な言葉を使っていてよいんだろうか、って。
 言葉を単なる道具みたいに扱っているんじゃないか、って怖くて。
 もちろんその葛藤や罪悪感はまだあるんですが、書くのをやめたこの数年、病気みたいになっちゃって。僕にとって書く行為は生体リズムの一部だったというのがこの数年でわかったことです。
 書いて褒められたいとかではなくて、書かざるを得ないんです。書いちゃうんです。ほら、マグロって泳ぎ続けないと死ぬじゃないですか。あれです。
 今後、また書いていきます。良いものが創れればと思ってますので、みなさま、どうぞよろしくお願い申し上げます。
𠮷田:今日は、その言質を取れたら勝ちだと思って来たので。もう引き返せないですよ。
千種:やられたわー。みなさんこれ、打ち合わせと違う展開です。(一同笑い)
16 さいごに
𠮷田:では最後に一言、どうぞ。
千種:はい。いろんな奇跡が重なって、僕もここにいる��、みなさんもここにいると思っています。
 𠮷田さんがいなければ僕はこんなに短歌にのめり込まなかっただろうし、砂丘律は青磁社や装幀家の濱崎さんがいなければ生まれなかった本だし、橋本さんのツイートやジュンク堂さんからのお声掛けがなければこのイベントもなかったと思います。
 書き手として本当にありがたいと思っています。みなさま、今日はお越し頂き、ありがとうございました。
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at-bungo · 11 years
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品川経済新聞/有限会社ノオト運営
【広告記事】 *安全・軽量のピンスポットライト「LUXA」と「さくらLED」開発秘話 *ハマナカデザインスタジオのデジタルファブリケーション最前線 *ネット操作の「わからない」を画面共有でスマートに解決! “コブラウズ”サービス「Withdesk Browse」
【ニュース記事】 *大井町にカフェデリ「ガジェット」 クラフトビール20種類以上、漬け込み酒も *武蔵小山商店街に24時間営業「バルクスジム」 山本義徳さん監修ブランドの1号店 *大井町に火鍋専門店「江戸火鍋」 薬膳麻辣スープと白湯スープを用意 *旗の台に「元祖豚丼屋 TONTON」 豚丼4キロ30分完食で無料も *白金高輪に「ベジボンドカフェ」 十文字ヴィレッジの野菜や果物使う *戸越銀座に「大人古着」 24時間無人営業、米国の輸入品を中心に *清泉女子大学でウクライナ医療支援チャリティーコンサート 世界の医療団と *白金高輪に「パスタスタンド パスタパスタ」 麺やソース、具材をカスタム注文に *品川シーズンテラスで「品川やきいもテラス」3年ぶり開催へ 初披露の品種も *「御殿山さくらまつり2023」開催迫る 人工水蒸気の「春霞」、夜間ライトアップも
※敬称略
2020年・2021年のニュース記事は下記にまとめています
【2021年】 *田町に「フラックスカフェ」 フィットネス事業会社が運営、高タンパクメニューも *大森に「神戸 かつ丼吉兵衛」 品川エリア初出店、デリバリー専門で *田町に会員制サテライトオフィス「ジザイ田町2」 三田駅直結、15分単位の従量制で *三田に高級食パン専門店「銀座に志かわ」 白金台店に続いて出店、3年で100店舗達成 *三田に居酒屋「古民家の宴」 店長は宮崎出身、もつ鍋に合う日本酒の提案も *白金高輪に配信専用「プラチナスタジオ」 恵比寿から移転・増床、コロナ禍の需要に応えて *品川駅前・ウィング高輪に「スタジオジュノー」 動画配信専用、手ぶら利用可に
【2020年】 *田町にソムタム専門店「ソムタムカフェ」青パパイアの魅力に着目 *田町に「拉麺 五瞭」牛骨白湯スープにこだわり、ハヤシライス販売も *田町に「ゼロワンカレーA.o.D」大阪から移転、インド料理おせち販売も *アクアパーク品川で「ROLAND魚録展」トップホストROLANDさんの名言コラボイベント *目黒川沿いに「五反田リバーステーション」完工 舟運と防災の拠点として整備 *青物横丁に「品川区立障害児者総合支援施設」児童精神科クリニックやカフェも併設 *大井町の「ネスカフェ 睡眠カフェ」に新コース 専門家監修の映像プログラム導入 *五反田で「TEDxGotanda」開催 品川区初のTEDx *田町に「フレンチ×酒場Seed」 料理長はフランスで修業 *田町に「とん汁とからあげの専門店 ばくばく」 オリジナルみそを使う *NEC本社ビルに社員向けのレジレス型店舗 顔認証システムで決済完了 *学研が「Gakken英語合格トレーナー」を専用サイトで無料公開 臨時休校中の英検対策に *戸越銀座商店街に「トミーズプリン工房」 「イタリアン」コンセプトに低温調理 *武蔵小山にネパール料理店「チャチャフイ」 4年ぶり再出店、スパイスにこだわり *荏原町駅近くに日替わり総菜店「にこ」 店名は煮込み料理と笑顔に由来 *戸越銀座に「芋 stand BY ダンポテト」 なると金時のスイートポテトを販売 *五反田有楽街に「ドン・キホーテ」 6フロア展開、昼夜それぞれの需要に対応 *西五反田に居酒屋「牡蠣入レ時々海栗」 カキの創作料理、夏季はウニも *武蔵小山商店街パルムに「カカオエットパリ」 中目黒のパティスリー2号店 *田町に「伝統文化交流館」 芝浦花柳界の見番を保存、地域の歴史資料展示 *武蔵小山商店街パルムに「茶寮ベーカリー」 溶岩窯で焼き上げた食パンを販売 *五反田で「文具女子博 #インク沼2020」開催迫る 漫画家・星野桂さんコラボインクも *北品川・旧東海道にシェアオフィス「GOODOFFICE品川」 ビル1棟をリノベーション *JR田町駅構内に英国風パブ「ザ・ローズ&クラウン」 フランチャイズ1号店 *五反田TOCにアクリルフォトの印刷サービス直営店 オフィス改装・併設で *品川の船宿で「ENJOYしながわ屋形船キャンペーン」 5000円上限で乗船料を補助 *三田にチーズケーキの店「加藤洋菓子」 ステーキハウスのデザートを新業態に
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nccwa · 4 months
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舊雨浥今塵–奧本海默的聯想
                  夏烈(夏祖焯)
           人類在瞭解它之前不會怕它,但在使用它之前不會瞭解它。 - 奧本海默(有關原子彈)
    近觀兩部電影:《奧本海默》及《媽的多重宇宙》,引起一些回憶及感觸,千山懷往釀成繽紛的秋季,無聲,煙霧楓紅交融,昨日默然降臨。
原子概念始自連環圖畫
    原子的概念小時就開始了,不外是癌症放射治療及原子彈,那時還沒有核能電廠。唸小學時在台北市南昌街小攤子上租連環圖畫看:原子彈是一顆大炸彈在天空中爆炸後分解,產生千千萬萬顆小炸彈,每顆後面有一隻白色小降落傘,鋪天漫地的大批降下……這是對原子彈原理的最初瞭解。能有這種想像力的連環畫家也算是別具創意了。兩顆原子彈在日本落下後超過20萬人立即死亡,所以「原子」本身是個威力強大的新物種,也進入我們的日常生活。作曲家姚敏當時曾譜一流行歌曲〈夫妻相罵〉:
   妻):自從嫁了妳呀,幸福便算完 _ _ _ _這樣的家庭簡直是殯儀館 (此句重複一次)
   夫):自從娶了妳呀,每天聽你煩 _ _ _ _這樣的女人簡直是個原子彈 (重複一次)
    原子彈型的女人威力應是很強大。後來又有「原子筆」出現,取代墨水鋼筆;「原子襪」是尼龍製襪,不容易磨損;「原子褲」名出自香港;還有原子���及原子鐘,內容不詳;反攻大陸的民國四十年代,台北有位大發明家陳永松君,研究一種可以「對抗原子彈的新武器」,一枚可以炸毀台北市,二枚消滅共匪的上海市。何凡在聯副「玻璃墊上」專欄表達憂慮陳君在台北市做此偉大研究實驗:「萬一失手爆炸了怎麼辦?」   
    所以,那時代全世界不分強弱,都已進入原子時代。下去是醫藥治療,核子動力潛艇、航母、船艦等等,核子飛機及核子衛星至今尚未出現。蘇聯在1954年建成第一座商用核能電廠。以後是否會出現核子人工智慧?如果人工智慧與核子混合,威力會更遠超越人類史上最強大,最有名的能量公式E=mc² 。E是能量,m是質量(重量),c 是每秒30萬公里的光速,因為光速的平方是天文數字,所以落在廣島及長崎的原子彈只不過用了幾十公斤的濃縮鈾及僅6公斤的放射性佈,就產生約2萬噸黃色炸藥的殺傷能量。
    我所有的學位都是工程,與核子物理無關。在德克薩斯州念書時與李文和博士同學,而且同屬一個台灣留學生組的伙食團,他做一手好菜,甚至能做出全桌酒席大菜。他後來進入製造原子彈的新墨西哥州洛斯阿拉莫斯國家實驗室工作,也就是奧本海默在沙漠中建立的原子彈聖城。李兄在那兒不是做菜,是做原子彈。他被誤為中國大陸核子間諜,無故坐牢九個月。其實他是非常台灣本土思想的工程科學家,喜好文學及古典音樂,曾協助審閱我寫的大學教科書《近代外國文學思潮》(聯合文學出版)。終於,法官判無罪,還在庭上向他道歉,賠償165萬美金,好像課稅及律師費用之後只拿到一半。後來我推薦他回到他母校成功大學教書一年,至今他竟已出了三本英文的核子工程有關專業書籍,也真是傑出人才了。他是台灣唯一內陸縣南投農家出身,手巧能修許多機電及木工物件,為人忠厚老實,甚至有些天真,如此才會變成美國官方內鬥犧牲品。
    另外一個與原子彈有關的台灣人是張憲義上校。他是中山科學院核能研究所的副所長,因向美方舉報台灣發展原子彈狀況而逃往美國。此舉對台灣人民安全是有害還是有利?見仁見智。因為大陸曾表示攻台的三大原因之一是台灣製造出原子彈。
宇宙浩瀚,原子細微
     鑒於量子力學有機率的特質,所以多重宇宙或平行宇宙的概念出現。如果進入世界(或世間)的起源,亞伯拉罕三教(猶太教,基督教及伊斯蘭教)咸認世界是上帝(或阿拉)創造的。佛教則認為世界起源無始,乃由眾生無息無止、共業感召生成,我們在三界中生死輪迴,居住的娑婆世界,乃是一佛所化三千大千世界的中心。即使有宇宙物理學或宗教學不同的解釋,《媽的多重宇宙》並沒有表達複雜、模糊未定的天體科學理論,或是充滿幻想及神話的宗教體認。只是利用多重宇宙的背景,為一個簡單的移民奮鬥及家庭倫理故事添增情節,令這影片更有魅力,甚至離奇。觀眾對此片的反應相當兩極化,顯然與年齡有極大關聯。年長一代基本上無法進入狀況,觀賞不到三分之一就入睡或離場。我課堂上年輕大學生則個個叫好。但寫實的《奧本海默》影片表達方式顯然迥異。
    在另一個宇宙的太空遨翔,那是個無限靜寂、魅麗、遙濶、充滿綺思的世界,令人流連忘返。然而在原子彈爆炸的那一霎那,無限的火焰及紅光,巨大的聲響,則是美麗而醜陋的世界,充滿了毀滅灰煙,此種感受只能做形而上的描繪。這兩部電影給人的聯想會是歡愉還是痛苦?天堂還是地獄?或是百感交集,不能自已?
    奧本海默由歐洲學成返美,在柏克萊加州大學教書,也是最先研究黑洞及引進量子力學到美國的科學家之一。「曼哈頓計畫」有18人得到諾貝爾物理獎,「原子彈之父」奧本海默被提名三次,卻未得獎。他有學問,有才華,但在物理學的研究上沒有聚焦點,無重大發現 ─物理學只是他的眾多愛好之一。這說明了什麼?你能告訴我嗎?
     電影中沒提到他與李政道、楊振寧、吳健雄的關係。他曾說過:『我最喜歡看見的景像就是李政道與楊振寧並肩在普林斯頓大學的草坪上散步。』吳健雄在產生原子彈的「曼哈頓計畫」遇到連鎖反應無法延續的難題時,協助解決,否則原子彈轟炸日本勢必延緩。多久,沒人知道。奧本海默稱吳健雄院士為「姐姐」。   
     影片的上映引起一些議論,因為奧本海默是80年前原子彈生產計劃的總負責人,卻曾與美國共產黨有關,又公開發表言論反對原子彈及後續氫彈的進展,成為爭議性人物。實際上不投原子彈,美軍登陸會遭遇日本「本土決戰」死鬥,估計將產生起碼上百萬至數百萬軍民的死亡,奧本海默不可能不知。這筆帳要怎麼算?而他後來竟有悔意,在心理上算不算是個堅強及有理性的人?他太聰明,是失去腳的鳥,不停飛翔,不能棲枝或落地,終將帶著他泥濘的人生,疲憊以終。
原爆生存者來聽我演講
    加州大學在地柏克萊的圖書館,亞洲部門主管是台北畫家郭雪湖先生的女公子郭惠美,和她長兄郭松棻都是台大外文系出身,所以重視文學。我被惠美邀請演講12次,每次五百美金,講完一概掏出來請大家吃晚餐,皆大歡喜。有一次講木下惠介導演,高峰秀子主演的反戰名片「二十四の瞳」(「二十四隻眼睛」),因我用英文講,有大批日本後裔前來聽講,場地爆滿,講台前地毯上都坐滿了聽眾。講完問題回答時間有一位矮小
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                       高峰秀子主演「二十四の瞳」                     
平頭,面容粗糙的老人站起用日本腔英文發言,告訴大家他曾經歷廣島原爆,因距離逃過一劫,沒說多遠,但是他說看到強烈的亮光。我請他多報告一些,同時也表達他的感想,但他英文說不好,聽不太懂,大家只能點頭稱許。這是此生唯一見到吃過原子彈的人 (我忘了問他:是否見到千百顆後面戴著白色降落傘的小炸彈冉冉飄下)。
   另一位與原爆有關的是蔣渭水先生的長子蔣松輝學長。他是建中(日據時代台北一中)校友,畢業入長崎醫大讀醫。後因蔣渭水留下的奠儀生活費用罄而輟學轉往上海謀生。他前腳走,後腳就是長崎原爆。所以他說是因窮活命。此事我寫在〈紅樓賦〉一文,發表在前幾年的聯副。另一台中清水友人蔡寬博士 (因他父親喜愛菊池寬的小說,而為他取單名寬),當時全家住在關西,被日本政府下令疏散,以躲避美國空軍的大肆轟炸。他們決定往北遠走北海道,要是往西近處走,就進入廣島原爆,後來也不會畢業於政大新聞系,與我同在密西根州的研究所同學了。我兩不同行,聊天卻很愉快,因為我到底是新聞家庭出身。
    《奧本海默》與《媽的多重宇宙》都與科技有關,都採用數個故事線交叉剪輯的製片技巧,也都摻入許多科技名詞,如量子力學、平行宇宙、連鎖反應、有機率、分子波函數……等等。片中也出現我當年在工學院念書時讀到的科學家、工程師及數學家如費米、愛因斯坦、勞倫斯、尤勒、貝塞爾、泰勒、鮑林、波爾....等等。有幾位在舊金山灣區的場合見到過,並無上前握手交談的經驗,但在影院黑暗中見到這些熟習的名字,還是很高興。我後來轉業在新竹清華及台南成大教授近代歐洲文學及日本文學。雖仍與工程界掛勾,那只是為了有許多老朋友及從事風險性投資賺錢,實際上已與工程、數理(STEM)本體脫鉤。有一天走到地下室儲��間清理,恰巧看到唸研究所時使用已塵封的教科書及筆記。打開一看,艱深複雜的數學公式簡直就是天書,我很驚訝那時我居然這麼聰明,有這麼大的本領能看得懂這些天書 ─ 現在已經不聰明了!
台北被轟炸毀壞 
 
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    有些人說原子彈轟炸日本是對黃種人的種族歧視。其實本來是準備核爆德國,因為德國的原子彈研究遠比日本成熟。但在美國試爆成功時,德國已投降。美國在日本投降前,曾對許多城市(甚至有些中小城市) 做大規模、一般性炸彈及燃燒彈的轟炸,包括平民市區,死亡人數比兩顆原子彈還多許多倍,這一點奧本海默應也有深刻認知。實際上,最先空襲日本的不是美國飛機,而是事後任空軍總司令的徐煥昇將軍。他於1938年駕機夜航空襲日本,在幾個城市投下數百萬份傳單,令日人瞭解中國空軍也能飛入日本領空。大名昭彰的美國空軍杜立特將軍則是四年後的1942年才開始轟炸日本,卻出了大名。
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                             28歲的徐煥昇上尉(右)駕馬丁轟炸機空襲日本
    我在美國任工程師時,有一次調查加州某一老舊機場的跑道損壞情形,他們告訴我以前杜立特將軍在此起飛多次,不可能是去轟炸東京,因為航程太遠。兩顆原子彈是小心翼翼地海運去關島以北的天寧島機場,然後在1945年8月由B-29載去廣島及長崎投彈。那艘運原子彈去天寧島的巡洋艦印第安那波利斯號,不久被日本潛水艇以魚雷擊沉。這令人想到:如果在運原子彈到達天寧島之前被擊沉,會是什麼樣的局面?要何時才能投下原子彈?但是那時美國已計畫在1945年底前共製造出九顆原子彈。8月15日日本昭和天皇「玉��放送」宣布投降,所以剩下的原子彈不需使用了,聽說現仍存在洛斯阿拉莫斯國家實驗室,不知是否公開陳列,以招徠世界各國觀光客。當然是拔了塞不會爆炸,否則就如陳永松君在台北市試驗炸彈一樣。陳君的炸彈「一枚可以毀滅台北市」。
    又想到曾到舊金山灣的阿拉米達港參觀已除役的大黃蜂號 Hornet 航空母艦,現在是航母博物館。艦上可看到承載飛機,甲板起落架,海軍官兵起居餐廳,飛行員起飛作戰前的戰報室。還看到1969年人類首次登陸月球返回地球降落太平洋,被大黃蜂號接應吊起的太空艙。記得首步踏上月球土壤的太空人阿姆斯壯說道:『這是我的一小步,卻是人類的一大步。』(One small step for a man, one giant leap for mankind)那天我是在密西根州大的結構工程教授家觀看此歷史鏡頭。他和我同樣對文學有興趣,工程之外的文學暢談總是極為愉快,不能罷休。如今他已離世,一些談得來的朋友都走了,我也逐漸老去,何時會再遇到一位 ─ 還是遇不到了。
    大黃蜂號曾對台灣轟炸多次,甲板下飛機庫牆上有一張掛圖顯示轟炸台灣的次數。記得台灣被標示為Formosa。基本上,台灣並未像廣島、長崎、小倉、新瀉、京都等被列入原子彈投擲候選名單。但是對台灣的一般性轟炸先是軍事目標,然後是港口及工業, 1945年展申到城鎮市區。5月31日的大轟炸以台北市的總督府(今總統府)為轟炸集中點,週遭台銀、台大醫院、地方法院都被潑及,重慶南路的第一女高(北一女)及南海路上的台北一中(建中)也吃了炸彈。北一女災情我不知道,但建中紅樓西側被炸得斷垣殘壁,我唸書時還未清除,猜是國共內戰百廢待舉之故。數學傅禺老師的《建中養我三十年》書中提到一些野狗在那兒築窩。建中之前我念隔壁的台北實小,不記得實小有任何損毀。建中紅樓正對面是植物園國語日報社址的前「建功神社」,也不記得有任何損毀。我小學時常去此神社,因為先嚴曾是國語日報的社長及發行人。
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      1945年5月31日總督府南側被炸毀  
       
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大黃蜂航母轟炸Formosa (右第五行)
    轟炸台灣其實始自1938年,以蘇聯與日本是宿敵,所以蘇聯飛行員駕援華飛機轟炸台北飛行場(今松山機場),因那時日本海軍航空隊駐紮於此 (日軍編制無空軍,戰機屬海軍或陸軍航空隊)。以後除美國外,英國、澳洲及墨西哥的空軍也曾轟炸台灣。墨西哥人因講西班牙語,所以曾有一隊空軍駐紮前西班牙殖民地的菲律賓。1944及1945的多次轟炸,在台灣共炸死六千多人。澎湖因有日軍設施,也遭轟炸多次。我服少尉軍官役於野戰第51步兵輕裝師,曾調防澎湖5個月,駐守過山水海灘及拱北嶺頂雷達站,倒沒聽耆老鄉親說過曾被轟炸的事,相信也沒什麼值得探討的,山的那邊就是墳墓,或是天堂。 
    彼時有許多戰爭,所以死亡不是陌生人。那些化為千風的孤魂,在白雲藍天飄逸。台北是我故鄉,曾在夢中見到過降雪的台北,大地一片銀白,無聲無息的雪花飄落,那豈是進入秋天最後旎旖的回憶。走筆至此,冬日即將到來,輕柔壓抑的情緒依然熟悉,觸景生情,心中感概不已,但願人長久,台北故鄉爾後安然無恙。
(2024年1月7日及8日聯合報副刊連載)
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snowtale05 · 3 years
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私的GOTY2020
今年は巣ごもり需要による『あつ森』の大ヒットなど、世間的にビデオゲームが再評価されるような流れがあった。あの美術手帖も同じようなまくらで始まるゲーム特集を出した。でもそんなのはごく一部の側面で、『ノーモア3』や『テイルズ新作』など自分が楽しみにしていたゲームは殆どが影響を受けて来年に延期になってしまった。そんなわけで、積んでいたゲームを崩したり、リマスターに手を出したりと、時世通り休息モードで過ごした2020年でした。
プレイしたゲームは以下。
PC
BABA IS YOU
CyberPunk 2077
DARK SOULS REMASTERD
DARK SOULS 2
DARK SOULS 3
Haven
Helltaker
HUMAN fall flat
HALF-LIFE1
Katana Zero
LEFT 4 DEAD 2
My Exercise
Necrobarista
PHASMOPHOBIA
TICK TOCK
VALORANT
WE WERE HERE
WE WERE HERE TOO
THE WILD EIGHT
スマガ
ドーナドーナ
虚ノ少女
天ノ少女
天穂のサクナヒメ
Switch
Deadly Premonition 2
NO MORE HEROES
NO MORE HEROES 2
SUPER MARIO BROS. 35
あつまれどうぶつの森
グノーシア
スーパーマリオ 3Dコレクション
デスカムトゥルー
PS5
Demons Souls
PS4
FF7 Remake
Fall Guys
Ghost of Tsushima
The Last of Us Part II
Dishonored: Death of the Outsider
スペースチャンネル5 VR あらかた★ダンシングショー
PS2
真女神転生Ⅲ
ROOMANIA#203
特に印象に残ったものについてコメントする。
Demon’s Souls リメイク
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PS5手に入れた自慢です。というのは冗談として、このリメイクはオリジナルにあったバグについて"残すものと残さないものをトリアージする"という事をしており本気で驚愕させられた。例えば致命攻撃のモーション中に回復アイテムを使用することが出来る"草食い致命"などのバグが、オリジナルを尊重するという意図でそのまま残されている。勿論これはフロムソフトウェアが意図する仕様ではないので、オリジナルのプレイフィーリングを愛するプレイヤーへ向けた配慮だ。Bluepoint Gamesは丁寧な仕事をするスタジオというイメージだったけれど、ここまで行くと狂気に見えてしまう。ソースコードレベルでオリジナルと一致させているように見える完璧に再現された手触りに感心しながらも、「正しいリマスターとは何か?」について考えさせられたゲームだった。
VALORANT
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なんだかんだ今年一番プレイしたタイトル。確かサービス開始してからキルジョイが参戦するまでの間は、ほぼ毎夜ボイスチャットを着けてフレンドとプレイしていたと思う。『カウンターストライク』型のFPSをプレイするのは初めてで、チームのシナジーを高める事でしか勝てない(キルレートが高いエースがいるだけではダメな)デザインが新鮮だった。ただプレイした後の疲労感が凄まじく、ある日緊張感がプツリと切れてからは全く起動しなくなってしまった。
自分は対戦型ゲームなら格闘ゲームの方がまだ専門なのだけど、やっぱりキャラクター制度があるだけで遊びやすくなる。試合に勝てなくても使っているキャラクターらしい動き方を習熟すること自体が楽しいし、勝ち方もその過程で分かってくるから。『グラブル』が格闘ゲーム化するのもそうだけど、むしろキャラクターゲームとしてこの手のゲームを楽しんでいるプレイヤーも少なくないと思う。そういえば以前『ペルソナ4』の格闘ゲームが発売された時、橋野桂氏が「格闘ゲームは対戦ツールであるのみでなく、キャラクターに没入するためのフォーマットとしても有効である」みたいなコメントを出していて、関心した記憶がある。(今調べたらソースが見つからなかったので自分の勘違いの可能性もあるかも)
Necrobarista
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正直完成度はあまり高いと思わないものの、印象に残ったという意味で選出。昨今では『凍京ネクロ』や『AI: ソムニウム ファイル』などAAAでは無いデベロッパーによる3Dモデルを使用したADV作品が次々に出ており、3Dモデルの活かし方は作品ごとで全く異なっている。本作では、陰影がパッキリと見える『Killer7』時代のGHM作品のようなグラフィックの3Dモデルに、テキストをタイポグラフィのように重ねていくスタイリッシュな画作りに独自性がある。例えるならシャフトの尾石達也(『傷物語』の監督やシャフト作品のOP/EDを担当している人)の映像を見ている感覚に近い印象がある。制作陣はAMV好きのメンバーで構成されているらしく、発想が既存のADVの文脈からずれているのはそこからの影響があるかららしい。
本作には、キーアニメーションに合わせてタイミング良くタイポグラフィを出していく、MADかAMVのような演出で進行するADVを期待していたが、実際は殆どのシーンでキャラクターの3Dモデルは静止しており、『ベヨネッタ』の中間ムービーのような紙芝居的なものに近かった。しかし、アニメ調のグラフィックから想像し辛いが、展開されるストーリーは非常にビターな内容であり、強く印象に残った。
虚ノ少女 RE
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『虚ノ少女』はイノセントグレイによる連作ミステリADV『殻ノ少女』シリーズの2作目。この文章を書いている時点で3作目かつ最終作である『天ノ少女』もクリアしているけれど、あえてこちらを選んだ。
イノグレは大好きなデベロッパーなのだけれど、実はシリーズを通して大きな物語を描くのがあまり得意ではないと思う。例えば過去作である百合ADV『flowers』シリーズは全4作の大長編で、各作ごとに異なるカップルにフォーカスを当てる構成になっているが、1作目のカップルのみ単独で物語が完結せず、最終作である4作目で続きが語られることで真に完結する。しかし、そもそも1~3作目の独立性が強いため、4作目はシリーズを通してのプロットを回収することに終始してしまい、印象に残る場面が無いという弱点があった。そして正直なところ、『殻ノ少女』シリーズでもこの弱点を引き継いでしまっていると思う。逆に言えば、イノグレ作品はシリーズの間に当たる作品こそいつも豊潤で、『flowers』では夏編、秋編がお気に入りなのだけど、『殻ノ少女』では『虚ノ少女』が好きになった。
『虚ノ少女』は前作をプレイした人ほど驚かされる作品で、雛神理人という前作に居なかったキャラクターの長い長い幼少時代を語るという、プレイヤーにストレスをかける導入から始まる。本作はこの雛神理人を中心に、とある集落を支配する雛神一族にまつわる物語が、現在編と過去編を行き来しながら語られていく。このザッピングする構成により盛り上がりを迎え��までの時間が非常に長くなってしまっているが、その代わりシリーズ屈指の重厚さを獲得している。これはシリーズの繋ぎというある種選ばれたプレイヤーが集まったタイミングを狙って離脱者の出やすい重い構成の物語を採用したように見え、うまい戦略だと思う。
また、前作では本格的なミステリをやれている故に、18禁ゲームのお約束的に挿入される濡れ場が雰囲気を壊していたのが気になったが、本作では2つの時代を繋ぐ血の流れを描くための演出としてうまく消化していて、没入を切らさずプレイすることが出来た。
もしおすすめのイノグレ作品を1作選んでくれと言われたら、この『虚ノ少女』を選ぶと思う。
少し余談。昨今のニトロプラスとかを見ても思うけど、濡れ場が不可分でない18禁ADVは没入を切らすという理由でこれから長い時間をかけて少しずつ消えていく気がする。少なくとも『ととの』の下倉バイオ氏は、自身のディレクションする作品ではその辺りをかなり意識していると思う。(脚本だけ担当した『凍京ネクロ』は全年齢版が後から出たけど。)『天ノ少女』も既にその流れに乗っていて、とある登場人物が特定の選択肢を選ぶと突然倫理観がガバガバになるといった、作品世界が壊れるような展開は避けているみたいだった。
Cyberpunk2077
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自分が初めて触ったCD PROJEKT REDのゲームは例によって『ウィッチャー3』で、メインとサブの区分けが付かないほど練り上げられたシナリオ群が生み出す匂い立つ世界にいい意味でやられてしまった記憶がある。『Cyberpunk2077』はそんなチームの新作ということで事前情報も入れずにプレイしたのだけど、中身が素直な"都市型オープンワールドゲーム"であったことにまず驚いた。
このジャンルはRockstar以外つくづく勝てないと思う。マップにピンが置かれて、プレイヤーがミニマップを注視し始めた瞬間、ゲーム世界は死んでしまう。その先にあるミッションが「x地点に行ってyを殺せ」の繰り返しだといよいよ救われない。『BotW』、『Fallout』、『The Elder Scrolls』のような広大な土地を歩く作品は、オブジェクトやイベントをマップにばら撒き、プレイヤー自身の興味で寄り道させることで自然に間を持たせることができる。これが舞台が都市になるとプレイヤーが"目視"で何かを見つけるというシチュエーションは作り辛くなり、ゲームに慣れるほどガイドの奴隷として行動する時間が増えていき作業感が出てしまう。GTAがなぜ成功しているかと言えば、ディテールを無限に積み上げることで街の存在が感じ取れるまで高めているからであり、王者にしか出来ないアプローチだ。
『Cyberpunk2077』はこの問題に対し、何の解決策も用意していないことに驚いた。縦方向の視線を引くナイトシティのビジュアルは素晴らしい出来だけれど、慣れと共にミニマップを見つめ続けることになるのは変わらない。
これは恐らく、都市型オープンワールドへの素直な憧れが本作を制作するモチベーションになっているからなのだと思う。でも結果的にアプローチは『GTA』からうまくずれている。『GTA』はVで主人公が3人に分かれたように、俯瞰的というかクレバーな態度で街そのものを描こうとする。それに対して『Cyberpunk2077』は、『ウィッチャー3』から引き継がれた妥協のないシナリオと魅力的なキャラクターによって、血の通った世界が描かれている。CD PROJEKT REDの真摯な作り込みによって、本作は凡庸さから抜け出すことができていると思う。
『Cyberpunk2077』には、縦方向に情報を詰められるサイバーパンクという題材を利用した、全く新しい引力でプレイヤーを歩かせる世界を期待していた。これに関しては残念ながら裏切られたものの、久しぶりにサイドジョブが出涸らしになるまでオープンワールドゲームを遊ぶことが出来て満足だった。
以上。
今年は自宅で過ごす時間が長かったため、ダークソウルシリーズをフレンドと全編ボイスチャットを着けた状態で遊ぶというのをやってみたのだけど、コミュニケーションを取りながら「あっちへ行こう」「こっちへ行こう」と進めていると、まるでTRPGをやっているみたいだなと感じた。実際、宮崎さんのインタビューでもゲームブックやTRPGからの影響は認めているし、自由度の高すぎるマルチプレイや、細部まで作りこまれた美しいステージにベタベタとポストイット(メッセージ)を置く事を許可する態度は、まさにTRPGから影響を受けているからこそできた事だと思う。『デモンズソウル』時代からそういった指摘は挙がっていたものの、改めてWebを検索したところ誰もまとまった文章を書いていなかったので、自分で書いてみたのが以下の記事だった。
ソウルシリーズ振り返り 宮崎GMとのセッションログ
また、自分は運良く『デモンズソウル』からこのシリーズの変遷をリアルタイムに見てきたこともあって、シリーズ全体から見た各作の変遷についても書いてみた。ちなみに『SEKIRO』の振り切れ具合を見る限り、『ELDEN RING』は世界観こそファンタジーであれど、ソウルシリーズからほぼ完全に断絶された新しいメカニクスのゲームになるのではないかと予想している。
2021年は今度こそ『ノーモア3』、『テイルズ新作』、そして『DEATHLOOP』に期待しています。
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herbiemikeadamski · 4 years
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(^o^)/おはよー(^▽^)ゴザイマース(^_-)-☆. . . 10月5日(月) #友引(辛巳) 旧暦 8/19 月齢 17.7 年始から278日目(閏年では279日目)にあたり、年末まであと87日です。 . . 朝は希望に起き⤴️��は努力に行き💪夜を感謝に眠ろう😪💤 夜が来ない朝はありませんし、朝が来ない夜はない💦 睡眠は明日を迎える為の☀️未来へのスタートです🏃‍♂💦 でお馴染みのRascalでございます😅. . 41週目の月曜スタートです✋今日から再始動な感じでは 居たのですが、昨日、古い友人からの訃報が入って とても落胆してしまいました。。。_| ̄|○... . もう、随分と昔の事ですが大変お世話になった方で SNS上でもFRIENDになってて、つい最近まで投稿を 見かけたので信じられなく驚いています( ノД`)シクシク… . 変な話ですが、この時期に体調崩して風邪でも患おう もんなら、みんな例の疑いをかけられますね✋ それで逝くもんなら要因は例のレッテルを貼られてしまう↴ . いやぁ~本当に皆様には体調を崩さぬよう願う所在✋ 今までの人生で培って来た以外の妙な真似をすると 危険ですね💦健康阻害要因に対する意識を持ってイコウw . 今日一日どなた様も💁‍♂お体ご自愛なさって❤️ お過ごし下さいませ🙋‍♂ モウ!🐄頑張るしか✋はない!ガンバリマショウ\(^O^)/ ワーイ! ✨本日もご安全に参りましょう✌️ . . ■今日は何の日■. #カナダ・メープルの日.  カナダのメープル産業を代表し、カナダ産メープルをブランドとして育て、世界市場での販売の促進、価値の創造を行っているケベック・メープルシロップ生産者協会が制定。  日本市場にカナダ産メープルシロップのすばらしさを伝え、理解を深めてもらうのが目的。  日付はナイアガラからケベックシティに至る「メープル街道」のメープルの葉が赤く色づくのが10月初めであることと、カエデの葉が人の手で数字の5を示すときの形に似ていることから10月5日とした。 . #トリコの日.  芸能界を舞台に幼なじみの三人の愛と成長を描いた恋愛映画『あのコの、トリコ。』を製作する株式会社博報堂DYミュージック&ピクチャーズが制定。  映画の大切なテーマである「誰かをトリコにする恋愛の日」とするとともに、この映画の魅力をアピールするのが目的。  日付は2018年10月5日に『あのコの、トリコ。』が全国公開されたことと、10/5を「ト(10)リ(/)コ(5)」と読ませる語呂合わせ。  幼なじみを演じるのは吉沢 亮、新木優子、杉野遥亮の三人の人気俳優。 . #みそおでんの日.  群馬県甘楽町に本社を置き、「こんにゃくパーク」の運営でも有名な、こんにゃくメーカーの株式会社ヨコオデイリーフーズが制定。  同社の人気商品である「田楽みそおでん」をPRするのが目的。  日付は同社が田楽おでんにみそだれをつけて発売した1994年10月5日にちなんで。 . #教師の日.  素晴らしい教育を受ける機会をより多くの子どもたちに広めるために、優秀な教師の育成、支援を行っている「認定特定非営利活動法人Teach For Japan」が制定。  教師という仕事の魅力、現場の先生方の日々の実践、そのための努力について社会に伝えることが目的。  日付は1966年10月5日に国連の教育科学文化機関(ユネスコ)が「教師の地位向上に関する勧告」を調印して「世界教師デー」が生まれたことから同じ日とした。 . #時刻表記念日.  1894(明治27)年、庚寅新誌社から日本初の本格的な時刻表『汽車汽船旅行案内』が出版されました。  福沢諭吉の勧めにより手塚猛昌が発行したもので、イギリスの時刻表を参考に、発車時刻や運賃のほか、紀行文等も掲載されていました。 . #レモンの日.  1938(昭和13)年のこの日、詩人高村光太郎の妻、智恵子が亡くなりました。  亡くなる数時間前にレモンをかじる姿をうたった、「そんなにもあなたはレモンを待っていた・・・私の手からとつた一つのレモンをあなたのきれいな歯ががりりと噛んだ」という「智恵子抄」の「レモン哀歌」にちなんでいます。 . ●シスターストリート記念日. ●デコの日. ●社内報の日. ●折り紙供養の日. ●レジ袋ゼロデー. ●達磨忌. ●長城清心丸の日(毎月5日). ●みたらしだんごの日(毎月3,4,5日). ●世界教師の日(国際デー). ●ポルトガル共和国記念日. ●バヌアツ憲法記念日. . . ■今日のつぶやき■. #一日の計は朝にあり(イチニチノケイハアサニアリ) 【解説】 一日の計画は朝のうちに立てるのがよいということで、物事の計画は早いうちに立てるべきだということ。 . . 1970年10月5日 #宮崎吐夢 (#みやざきとむ) 【俳優、ミュージシャン、コラムニスト、作家】 〔東京都〕 . . (副都心線 北参道駅近辺) https://www.instagram.com/p/CF8GoNNHsLBVEEc1KARkYFFwFfg-ZCotTtFGvE0/?igshid=uk8ahz0j9su
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theatrum-wl · 6 years
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【アンケート企画】 「2017年の3本」
WLでは読者のみなさんから2017年に見た舞台作品の中で印象に残った3本を、その理由などを書いたコメントとあわせて募るアンケートを実施しました。WLスタート以来毎年行っているこの企画、3回目の今回は20名の方にご参加いただきました。掲載は到着順です。
雨宮 縁(会社員) ・劇団四季『ノートルダムの鐘』(四季劇場〔秋〕) ・ホリプロ『パレード』(東京芸術劇場 プレイハウス) ・ホリプロ『ファインディング・ネバーランド』(東急シアターオーブ ) 『ノートルダムの鐘』は何が悪なのか? 怪物は誰なのか? 人間の業と差別について圧倒的なクワイアの歌声で問われる秀逸な作品。 ミュージカル『パレード』はストレートプレイを見ているようなミュージカル。アメリカ南部で起こった実話の冤罪事件をミュージカル化した異色作。ある少女殺人事件をきっかけに人種差別や成功者への妬みなどから警察やマスコミ、政治家様々な立場の人達により犯人に仕立て上げられていく恐ろしさ。これが物語ではなく実話であるというさらなる恐ろしさに声が出ない程の衝撃だった。実力者ぞろいの出演者達で見応え満点だった。 ブロードウェイミュージカル『ファインディング・ネバーランド』は来日公演。ミュージカルらしい作品。イマジネーションの世界は自由だと夢のあるミュージカル。窮屈な現実から解き放される感動作で前向きな気持ちにしてくれます。(年間観劇本数:24本)
小田島 創志(大学院生・非常勤講師) ・KAAT『オーランド―』(KAAT神奈川芸術劇場) ・やみ・あがりシアター『すずめのなみだだん!』(小劇場てあとるらぽう) ・地人会新社『豚小屋』(新国立劇場 小劇場)  1.KAAT『オーランド―』…ジェンダー、言葉の意味、文化慣習、時代精神などの脱自然化を、舞台上で緻密に表現。観客の想像力を喚起する役者さんの演技も白井さんの演出も圧巻。「男である」「女である」のではなく、「男になる」「女になる」というボーヴォワール的な価値観を、演劇的にスタイリッシュに表現していて素晴らしかった。 2.やみ・あがりシアター『すずめのなみだだん!』…個人と社会、個人と宗教の関係性を、コミカルかつ丁寧な言葉を紡いで描いた意欲作。テーマが複層的で、観客側の思考を誘う。 3.アソル・フガード『豚小屋』…個人よりも集団が過剰に優先され、個人の犠牲の上に集団が成り立つ状況下で、戦争に駆り立てられる庶民の「受難」を、北村有起哉さんと田畑智子さんの壮絶な演技で伝えていた。(年間観劇本数:53本)
豊川 涼太(学生) ・ロロ『父母姉僕弟君』(シアターサンモール) ・木ノ下歌舞伎『東海道四谷怪談 通し上演』(あうるすぽっと) ・ままごと『わたしの星』(三鷹市芸術文化センター 星のホール) 今年の3本を選んでみると、全てが再演(初演はどれも観ていない)だった。 特にロロ『父母姉僕弟君』はキティエンターテイメントプロデュースで、より大きなサイズで大きなスケールで上演できていた。 他の方々も語るように、再演賞を設ける等、演劇界全体で再演文化の定着に力を入れて欲しい。(年間観劇本数:50本程度)
なかむら なおき(観光客) ・月刊「根本宗子」『スーパーストライク』(ザ・スズナリ) ・劇団四季 『ノートルダムの鐘』(四季劇場〔秋〕) ・こまつ座『イヌの仇討』(紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA) 『スーパーストライク』は良し悪しの前にもっとも欲していることが届く作品だったので。『ノートルダムの鐘』はあえて出来事だけを表現して観客に判断を任せているのが面白かった。そして『イヌの仇討』は忠臣蔵を下敷きに目に見えない得体の知れない大きな力を描いていて続々としたなぁと。あ、これらは趣味です。 で、上演された作品を見ると、今の世の中に応答するような作品が多いように思うのです。そして小劇場界隈で育ってきた演出家が大劇場の演出を務めるようになってきているように思うのです。また少し変わったかなぁと思うのです。(年間観劇本数:100本ぐらいですかね)
北村 紗衣(研究者) ・ケネス・ブラナー演出、トム・ヒドルストン主演『ハムレット』(RADA) ・カクシンハン『マクベス』(東京芸術劇場 シアターウエスト) ・モチロンプロデュース『クラウドナイン』(東京芸術劇場 シアターイースト) 今年は『ハムレット』を6本見て、アンドルー・スコット主演版や川崎ラゾーナ版なども良かったのですが、ヒドルストンの『ハムレット』が一番好みでした。ハムレット以外の若者役を全員女性にするキャスティングが効いていました。カクシンハンの『マクベス』はまるでゴミみたいなセットでしたが、内容はゴミとはほど遠いエネルギッシュなものでした。『クラウドナイン』は大変面白かったのですが、あまりよく考えずに「レズ」とか「少年愛」などという言葉を使っているマーケティングは大変残念でした。 (年間観劇本数:121本)
町田 博治(会社役員) ・青☆組『グランパと赤い塔』(吉祥寺シアター) ・小松台東『山笑う』(三鷹市芸術文化センター 星のホール) ・ SPAC『アンティゴネ ~時を超える送り火~』(駿府城公演特設会場) 『グランパと赤い塔』 吉田小夏が人の綾なす思いを紡ぎ、丁寧に織り上げられる。 背筋が伸び厚みと洒脱さを合わせ持つ老紳士を佐藤滋が見事に演じ、福寿奈央の初老の妻も見事。二人が作品に一本の筋を通す。 裏の主役とでも言うべき女中役を大西玲子が、目線、ことば、仕草、身体で見事に演じていた。役者が皆素晴らしい。 『山笑う』 兄と妹、地方と都会、肉親ゆえの諍い。 静かに光る小さな宝石の様な作品。 松本哲也の演出がシリアスさと笑いをバランスさせ絶妙。厚みのある演技、役者達のバランスも絶妙。 『アンティゴネ』 冒頭女優石井萠水がミニ・アンティゴネを演じ客を引き込む。 舞台は一面水。灯篭が浮かび明かりが揺れる。あの世と現世の境としての水、水上で舞台が静かに進む。背後に投射された動きが影となり、台詞、歌唱が絡み、幻想的。 「弔い」にこだわるアンティゴネ、最後、円く連なってゆく静かな盆踊りが弔いを暗示胸を締め付ける。(年間観劇本数:299本)
文月 路実(派遣社員・フリーライター) ・ゴキブリコンビナート『法悦肉按摩』(都内某公園) ・NODA・MAP『足跡姫』(東京芸術劇場プレイハウス) ・ 範宙遊泳『その夜と友達』(STスポット) 「五感を総動員する」と謳っていたゴキコンの本公演は、まさにその通りの悪夢だった。入り口で目隠しされ、何が何やらまったくわからない状態で味わう地獄。四方八方から泥水や血糊や汚物や虫が飛んでくる。突然役者が飛び出してきて身体の上に載る。内容はいつも通りのひどい話だ。テント内はかなり暑く、なにやら異臭がすごい。終わったときには頭に虫がとまり、レインコートは泥や血糊でぐしょぐしょ、汗で眉毛が半分消えておったとさ。そんなに過酷だったのにもかかわらず爽快感を覚えたのは不思議。普段使わない感覚を刺激されたからか。これこそが演劇の力なのでは。『足跡姫』は勘三郎へのオマージュ。ここ数年の野田作品のなかで一番ストレートに「想い」が伝わってきて、純粋に美しいと思った。『その夜と友達』は、生きづらさを抱えた「夜」というキャラクターが個人的に刺さった。「しんどさ」を知ってしまった人間にも希望はあるのだと信じたい。(年間観劇本数:42本)
永田 晶子(会社員) ・努力クラブのやりたくなったのでやります公演『フォーエバーヤング』(人間座スタジオ) ・燐光群『湾岸線浜浦駅高架下4:00A.M.(土、日除ク)』(ザ・スズナリ) ・dracom Rough Play 『ぶらんこ』(OPA_Lab) 上演日順です。 ・説明が削られ、描くべきことだけ残った合田団地氏の劇作は、努力クラブの魅力のひとつです。同世代の俳優による静かな演技で、人生における中途半端な時間の儚さをより楽しめました。 ・燐光群の公演で、劇場という閉ざされた空間が持つ危うさを確かめました。戯曲に負けない強い演技と、暗闇にわずかな光を感じるラストシーンが印象的でした。失われた街に思いを馳せる機会にもなりました。 ・既存戯曲を本読み一回・稽古一回で上演するラフプレイを観て、演劇は一度きりの瞬間に在ると思いました。会場全体に広がる「わかりあえなさ」に、戸惑いつつも笑いました。戯曲を忠実に辿ろうとするデッサンのような行為は、dracom の新作での慎重な表現にも繋がっていたと思います。(年間観劇本数:100本くらい)
青木 克敏(地方公務員) ・SPAC『アンティゴネ〜時を超える送り火〜』(駿府城公演特設会場) ・ロシア国立サンクトペテルブルク マールイ・ドラマ劇場『たくらみと恋』(世田谷パブリックシアター) ・NAPPOS PRODUCE『SKIP〜スキップ』(サンシャイン劇場) あまりぱっとしない演劇状況に思えました。その中で、SPACの宮城聰さんの取り組みは素晴らしいものに感じています。アンティゴネは構成がしっかりとしていて分かりやすいかったですが、私の価値観を揺るがしてくれるほどの感動を、与えてくれました。たくらみと恋では、俳優陣をはじめとして芸術レベルの高さを見せつけられました。そして、スキップ。なんだかんだ言っても、キャラメルボックスは、夢と希望をいつだって分かち合おうと走り続ける劇団です。(年間観劇本数:32本)
矢野 靖人(一般社団法人shelf代表理事・芸術監督) ・WORLD STAGE DESIGN『The Malady of Death』(台北国立芸術大学) ・HEADZ『を待ちながら』(こまばアゴラ劇場) ・SCOTサマーシーズン2017『サド侯爵夫人 第二幕』(新利賀山房) The Malady of Death”はバンコクの盟友、僕がいちばん信頼している僕自身のプロデューサー的存在でもあるリオンが演出する作品とあってわざわざそれを観るためだけに台湾まで行った作品。そういうことが出来る/したいと思える仲間がいることに感謝。今年いちばん記憶に残っている。デュラス晩年の最後の恋人は実はゲイで、しかし献身的にデュラスを愛し、デュラスに尽くしたという。美しく儚い作品だった。鈴木忠志「サド侯爵夫人 第二幕」はこの超絶技巧のこのアーティフィシャル(人工的)な日本語台詞をねじ伏せた俳優陣に快哉。久しぶりに劇場で観劇した飴屋法水さんの「を待ちながら」はこちらが思っていた以上に泣けるほどに清々しくベケットで。選外に1作品、APAFワン・チョン氏演出の「Kiss Kiss Bang Bang2.0」を。ノンバーバル且つインターナショナルな演劇の新たな可能性を垣間見せてくれた。(年間観劇本数:43本)
野呂 瑠美子(一観客) ・劇団昴ザ・サードステージ『幻の国』(サイスタジオ大山第1) ・劇団チョコレートケーキ『熱狂』(シアターウェスト) ・文学座創立80周年記念公演『中橋公館』(紀伊国屋ホール) どの時代をどういう切り口で、どのように選ぶかは作者の意識と力量による。劇団チョコレートケーキの古川健さんは、大きな歴史の流れを巧妙に切り取り、多大な資料を元に、新たに肉付けをして、その時代がどんなであったかを観客に見せてくれる。『幻の国』『熱狂』ともに、3時間ほどの舞台からは、困難な時代に置かれた人々の思いと息遣いが伝わってくるようであった。文学座の真船豊の『中橋公館』も、殆ど知られることがなかった、外地・北京で敗戦を迎えた日本人の様子をよく伝えていて、感心した。どの作品も、過ぎ去った時代を描きながら、実は現代をきちんと映し出している秀作揃いで、感動とともに、印象深い作品となった。最近あまり見なくなった歌舞伎だが、今年は仁左衛門の『千本桜』がかかり、おそらく彼の一世一代の知盛であろうと思われて、拝見した。人生は速い。(年間観劇本数:80本)
片山 幹生(WLスタッフ) ・SPAC『病は気から』 (静岡芸術劇場) ・ゴキブリコンビナート『法悦肉按摩』 ・平原演劇祭2017第4部 文芸案内朗読会演劇前夜&うどん会  「や喪めぐらし」(堀江敏幸「めぐらし屋」より) ノゾエ征爾翻案・演出のSPAC『病は気から』は17世紀フランス古典主義を代表するモリエールの喜劇の現代日本での上演可能性を切り拓く優れた舞台だった。ゴキコンはいつも期待を上回る斬新で過激な仕掛けで観客を楽しませてくれる。高野竜の平原演劇祭は昨年第6部まで行われ、いずれも既存の演劇の枠組みを逸脱する自由で独創的なスペクタクルだったが、その中でも文庫版200頁の小説を4人の女優がひたすら読むという第4部の企画の体験がとりわけ印象的だった。食事として供された変わったつけ汁でのうどんもおいしかった。(年間観劇本数:120本)
kiki(勤め人) ・日本のラジオ『カーテン』(三鷹市芸術文化センター 星のホール) ・あやめ十八番『三英花 煙夕空』(平櫛田中邸/シアトリカル應典院) ・風琴工房『アンネの日』(三鷹市芸術文化センター 星のホール) カーテン:この一年で拝見できた日本のラジオの作品はどれも面白かったが、結局一番好みにあったのがコレ。劇場の使い方や題材の面白さに加えて、奥行きのある人物描写で15人のキャストの魅力が充分に生きた。 三英花 煙夕空:あやめ十八番初の二都市公演で、東京と大阪の会場がどちらも物語によく似合いつつ印象はガラリと変わって面白かった。音の響きや照明も変わり、キャストも変わって、東京公演では濃密な仄暗さが、大阪公演ではエッジの効いた明暗がそれぞれ印象に残った。 アンネの日:風琴工房の題材への取り組み方にはいつも心惹かれるが、観る前には地味だろうと思っていたこの作品がこの一年で最もツボにハマった。描かれた人々の誠実さと強さ、それを演じるキャスト陣の説得力が魅力的だった。(年間観劇本数:155本)
りいちろ(会社員) ・第27班 キャビネット公演B『おやすみ また明日 愛してるよ』(シアターミラクル) ・コマイぬ『ラッツォクの灯』(石巻 GALVANIZE gallery) ・アマヤドリ『青いポスト』(花まる学習会 王子小劇場) 2017年も足を運ぶ先々に多彩な舞台の力がありましたが、中でも常ならぬ舞台の密度や呼吸を感じた3作品を。 この一年、くによし組や劇団ヤリナゲ、劇団普通、KAZAKAMI、遠吠え、キュイなど若い作り手たちの作品にも心惹かれつつ、てがみ座『風紋』、風琴工房『アンネの日』、青組『グランパと赤い塔』、うさぎストライプ『ゴールデンバット』、ワワフラミンゴ『脳みそあるいてる』など実績のある作り手の更なる進化を感じる作品も数多く観ることができました。FunIQの5人の作演での連続上演の試み,ロロの「いつ高シリーズ」やシンクロ少女の『オーラルメソッド4』のように過去作品と新作を合わせて上演することも作品の世界観を再認識させ作り手の進化を感じさせる良いやり方だったと思います。またあやめ十八番や水素74%などの歴史建造物での上演にも、スイッチ総研の諸公演やガレキの太鼓ののぞき見公演などの企みにも捉われました。(年間観劇本数:315本)
矢作 勝義(穂の国とよはし芸術劇場 芸術文化プロデューサー) ・ イキウメ『天の敵』(東京芸術劇場 シアターイースト) ・TBSテレビ『俺節』(TBS赤坂ACTシアター) ・風琴工房『アンネの日』(三鷹市芸術文化センター 星のホール) 『天の敵』は、戯曲・演出・美術・俳優など全てのピースが寸分の狂いもなく組み合わされた、これまで観たイキウメ作品の中で一番素晴らしい舞台でした。 『俺節』は、主演の安田章大の歌・芝居ともに素晴らしく、回りを固める小劇場系の俳優も一丸となり、見事に劇世界を支えていました。何と言っても、脚本・演出の福原充則の仕事ぶりが充実していました。 風琴工房の詩森ろばさんは、2017年の1年間で多数の作品を生み出していましたが、なかでも『アンネの日』は、教養エンターテイメントと名付けたいと思います。事実の羅列や解説にとどまらず、それをエンターテイメントに昇華しながらも、一つの物語として創り上げられたとても素敵なものでした。 番外として、自身の劇場制作の、青木豪作、稲葉賀恵演出の「高校生と創る演劇『ガンボ』」と桑原裕子作・演出の穂の国とよはし芸術劇場プロデュース『荒れ野』を上げておきたいと思います。(年間観劇本数:132本)
須川 渡(研究者) ・ dracom『空腹者の弁』(ウイングフィールド) ・山下残『無門館の水は二度流せ 詰まらぬ』(アトリエ劇研) ・アイホールがつくる「伊丹の物語」プロジェクト『さよなら家族』(AI・HALL)  今年も関西で多くの作品を観ました。劇場の閉館はたびたび議論になりますが、dracomと山下残はこの問いかけに作品という形で応答していました。dracomはウイングフィールドという場所で演劇を続けること、山下残はアトリエ劇研がなくなることの意味を、どちらも非常に挑戦的な方法で示していました。『さよなら家族』は、伊丹という場所と時間をかけて丁寧に向き合った秀作です。スタイルは様々ですが、観客である私も、同じ場所にとどまって演劇を観続けるとはどういうことかに思いを巡らせた1年でした。 (年間観劇本数:133本)
かいらくえんなつき(演劇ウォッチャー) ・ロロ いつ高シリーズvol.4『いちごオレ飲みながらアイツのうわさ話した』(こまばアゴラ劇場) ・悪魔のしるし『蟹と歩く』(倉敷市立美術館 講堂) ・範宙遊泳『その夜と友達』(STスポット) 2017年も前半は大阪にいたので、関東近辺の演劇はそこまで多くは観ていません。とはいえ、ここにどうしても挙げたいと思う関西の作品に出会えなかったのは、残念。 選んだのは今後ずっと忘れないだろうなと思う観劇体験だったものです。 この他に挙げられなかったのは、FTで上演された『忉利天(とうりてん)』 (構成・演出・美術:チェン・ティエンジュオ)。 これだけをみていうのもと思いますが、それでもいいたくなるぐらい、中国の勢いを感じさせられ、それと裏返しの日本の閉塞感を感じました。 2017年は(も?)色々と区切りとなる出来事の多かった1年だったような気がしています。 毎年同じようなことを書いている気がしますが、2018年はもっともっと新しい刺激的な作品に出会いたい!!(年間観劇本数:おそらく150本くらい)
薙野 信喜(無職) ・ Schauspiel Leipzig『89/90』(Berliner Festspiele) ・Akram Khan Company「Until the Lion」(Main Hall, ARKO Arts Theater) ・日本総合悲劇協会『業音』(西鉄ホール)  2017年は、海外で観た20数本の作品の印象が強い。パリで観たオペラ・バスティーユ『ラ・ボエーム』、オデオン座『三人姉妹』、コメディ・フランセーズ『テンペスト』、ベルリンドイツ劇場『フェードル』『しあわせな日々』、ソウルで観た Yulhyul Arts Group『Defeat the ROBOT 3』、明洞芸術劇場『メディア』の印象が強烈だった。
九州に来演した作品では、ヨーロッパ企画『出てこようとしてるトロンプルイユ』、サードステージ『舞台版ドラえもん のび太とアニマル惑星』、イキウメ『散歩する侵略者』、トラッシュマスターズ『たわけ者の血潮』 などが楽しめた。 九州の劇団では、劇団きらら『プープーソング』、そめごころ『ちずとあゆむ』、転回社『夏の夜の夢』 がおもしろかった。(年間観劇本数:156本)
でんない いっこう(自由人) ・東京芸術劇場『リチャード三世』(東京芸術劇場 プレイハウス) ・新国立劇場『プライムたちの夜』(新国立劇場小劇場) ・文学座『鳩に水をやる』(文学座アトリエ) 1.リチャード三世の人格形成に身体の障害を前面に出さなかったし、最期の苦しみを、脳内の様子が突然飛び出し襲い掛かるような映像と音響で訴えたプルカレーテ演出の意外性が惹きつける。 2.人は何に向って本心を言えるのか、自身の老後は応答するロボットを考えていたが、人型のAI・スライムなら2062年でなくとも頷けてしまう身近な物語であった。人を失した悲しみ、本来わかりえない存在、一個の人間。 3.童話作家だった男、今は認知症の鳩に水をやる男。誰にわかると言うのだ、その内面の心理が。過去を生きている男に通じる回路を持たない今を生きてる者達。次点は若い俳優、演出家の成長が嬉しい『その夜と友達』『ダニーと紺碧の海』『ナイン』気になる劇作・演出家で楽しかった『ベター・ハーフ』大野一雄に惹かれ、その時代の映像が見たくて、疑念を持ちながら観たのに何故か後半引き込まれてしまった『川口隆夫「大野一雄について」』等がある。(年間観劇本数:27本)
小泉 うめ(観劇人・WLスタッフ) ・点の階『・・・』(京都芸術センター 講堂) ・風琴工房『アンネの日』(三鷹市芸術文化センター 星のホール) ・神里雄大/岡崎藝術座『バルパライソの長い坂をくだる話』(京都芸術センター 講堂) 前半は人生最高ペースの観劇本数だったが、後半は落ち着いて、おしなべてみれば例年並みの本数になった。そのため見逃したと思っている作品も多い。演劇が演劇であるが故の悔やみである。 『・・・』 ファンタジーという言葉だけでは済まされない不思議な観劇体験となった。窓の外の雪や隙間から入ってくる冷たい空気までもが演劇だった。 『アンネの日』 詩森の戯曲はいつも緻密な取材力とそこからの跳躍力に支えられているが、この戯曲からは一人の女性として、ひいては一人の人間としての彼女の姿が明瞭にうかがえ、彼女の代表作となるだろう。 『バルパライソの長い坂をくだる話』 神里のターニングポイントと言える。再び上演される機会もあるだろうが、あの場所であの役者陣でのスペイン語上演は、当然のことながら二度とないものを観たという印象が強い。 西日本での観劇も例年よりは少なかったが、結局KACで上演された2本を選んでいるあたりも私らしいところか。(年間観劇本数:355本)
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