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#絶景カフェぽっぽ
7131122 · 2 years
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絶景カフェぽっぽに 行って来ました❗️ アイスカフェ・オ・レと バナナ🍌チョコ🍫ケーキ🍰を、美味しく頂きました‼️ #奥多摩湖 #奥多摩湖周辺 #鳩の巣渓谷 #鳩の巣駅 #絶景カフェぽっぽ #バナナチョコケーキ #カフェ・オ・レ #美味しい #美味しいもの好きな人と繋がりたい #絶景 #絶景スポット #絶景カフェ #絶景好きな人と繋がりたい (Gallery Poppo 絶景カフェぽっぽ) https://www.instagram.com/p/Ch4AOMZv819/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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elle-p · 5 months
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P3 Club Book Koromaru short story scan and transcription.
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虎狼丸の優雅な一日
初夏の爽やかな日差しが心地よい日曜日。今日もなかなかの散歩日和だ。少し早めに出かけて、少し寄り道をするのもいいかもしれない。明確な言葉によるものではないが、だいたいそんなことを考えつつ、その柴犬は神社の石畳から身を起こして軽くあくびをした。
犬の名はコロマル。正式には虎狼丸と書くのだが、本人 (本犬?) は字が読めないので、とくにその違いにこだわりはない。彼がこだわっているのは、毎日の散歩。先日、彼の飼い主である神社の神主が事故で亡くなって以来、新しく神社の主となった人間は、最低限必要な食事は出してくれるものの、散歩に連れて行ったり頭をなでてくれたりはしない。コロマル自身、前の飼い主だけが唯一の主人であると思っており、もし新たな神主が散歩に連れて行こうとしたとしても、以前のルートを変えるなど考えもつかないことだった。なので、今日もコロマルは散歩に行く。まず、長鳴神社からムーンライトブリッジを超えてポートアイランドの駅前まで。その後、再びブリッジから蔵戸台方面に戻り、町をぐるりと巡ってから神社に戻る。これが、毎日の長い散歩のロードマップ。
「わん!」
人間の言葉に直せば、さあ行くか、といった感じだろうか。コロマルは一声鳴くと、いつもののんびりとしたペースで歩き出した。
「あ、コロ助、おはよ!」
ふと、かけられた声に、コロマルは面倒くさそうに顔を向ける。それは、三つ編みの髪を頭の両側でお団子にした、小学生くらいの女の子。いつも、夕方ごろに神社で遊んでいる子だ。
実を言うと、コロマルはこの子が少し苦手だった。嫌いなわけではないのだが、ややコロマルを構いすぎる傾向にあるのだ。大人と比べて体温が高い子供が、気温が高い日にむしゃぶりつくように抱きしめてくることを想像してほしい。毛皮に覆われたコロマルの苦労は、その想像の軽く上をいくものだ。ただし、慈悲深いコロマルは、そんな女の子も無下には扱わない。この子がわりと苦労人であることを、コロマルは知っているのだ。そうしょっちゅうではないが、この子の両親は酷いケンカをするらしく、夕刻の神社で悲しみをこらえるようにコロマルに抱きついてくることがある。群れで暮らす犬族は、それこそ家族や仲間は命に等しい。それが仲良く暮らせない悲しみは、いかほどのものだろうか?そう思うと、コロマルは多少うっとうしくても、彼女に優しくせずにはいられないのである。
「あ、もう時間だ。ごめんねコロちゃん、舞子もう行かなきゃ。あーあ、塾面倒くさいなあ」
そう言って、彼女はコロマルの頭をひとなですると、廠戸台商店街方面へと歩み去った。うん、これぐらいのスキンシップが、コロマルにとってはちょうどいい。少し気分を良くして、コロマルも再び歩み始めたのだった。
潮の香りがする中、コロマルはムーンライトブリッジをてくてく進む。人間は、ここを観光地とかいう扱いでありがたがって見に来るらしいのだが、コロマルにとっては散歩ルート中もっとも退屈な行程である。というのも、橋の手すりが高すぎて、コロマルの体高では絶景と噂の風景も見えないからだ。しかも、やたらとたくさんの自動車が前から後ろから突っ走ってきて、危ないわ埃っぽいわ、嫌な油臭い空気を吐き出すわで不愉快ですらある。
であるからして、コロマルはこの場所を無心で歩く。なるべく潮の匂いにだけ集中し、遠くに見えるポロニアンモールの丸いドームを目指してずんずん歩く。時おり、ランニング中の人間が立ち止まって手を伸ばしてきたりするが、それも可能な限り無視してひたすら前へ。
しかし、それでも2度呼ばれると、つい立ち止まってしまう。コロマルが行ってやらないと、呼んだ人間は時々えらく傷ついた顔をすることがあるのだ。人間を傷つけることは、コロマルの本意ではない。なので、コロマルはあくまで “仕方なく” 人間に思うさま頭をなでさせる。コロマルはそういう自分の性格を時おり誇らしくすら思っているが、じつはなでられている間、ついつい尻尾を振ってしまっていることには気づいていない。コロマルはそんな犬だった。
「あれー、コロちゃん?こんなとこまでお散歩に来てるの?」
「あ、ホントだ。健脚だね〜」
ポロニアンモールに来たところで、厳戸台あたりでよく見る女子高校生に出会った。いつもの制服姿ではなく私服姿。セミロングの髪の子は、ピンクのタンクトップにデニムのジーンズ、ショートの髪の小さい子の方は、水色のワンピースを着ている。もっとも、犬であるコロマルにとって、服の違いは別にどうでもいいのだが。
このふたりは、けっこうコロマルのお気に入りである。水色ワンピースの子は、動物の扱い方を心得ているのか、コロマルが気持ちいい場所を的確になでてくれる。タンクトップの子は、なでかたこそ普通だが、あまりベタベタしようとしない点で好感が持てる。コロマルに触りたいという気持ちは、たくさん伝わってくるので、むしろもっと触ってくれてもいいのに、と思うことすらある。もし犬の言葉がわかる人がいれば、遠慮しないでいいよと言ってあげたいほどだ。まあ、そうそう都合のいいことはないと、犬ながらに買いコロマルはそう思う。
「あ、コロちゃん、こういうの食べるかな?」
そう言って、水色ワンピースの子が手に提げていた袋から何かを取り出す。赤いビニールに包まれた、棒状の何か。漂ってくるかすかな匂いに、ある期待を抱き、思わずコロマルの尾がぶんぶんと大振りになった。
「あれ?ソーセージじゃん。どーしたの?」
「え?あ、た、たまには自分で料理しようかと思って······さっきデパートで、ちょっと」
「ふーん、風花も料理したりするんだ」
「ま、まあね。あはははは」
ワンピースの子は何か焦った様子だが、すでにコロマルは、想像の中に広がるソーセージの味で心が一杯になっている。ワンピースの子は、そんなコロマルの期待に応えるように、できるだけ意いでビニールをむいてくれた。
「はい、どうぞ」
「わん!」
礼を言うのもそこそこに、コロマルはソーセージにかぶりついた。そういえば、朝食をとってからけっこうな時間が過ぎている。ちょうどいいタイミングの思わぬ幸運に、コロマルの心にじんわり幸せが広がっていく。やはり、何かを食べているときが、いちばん幸せだ。それがとくに、好きな人が手ずから食べさせてくれるとあれば、それ以上何を望むことがあろうか。
欠片ひとつ残さずにコロマルはソーセージをたいらげ、もう一度「わん」と礼を言う。
「どういたしまして」
とワンピースの子が答え、買い物の続きがあるからと、コロマルをひとなでしてどこかの店へと向かってふたりは歩き出した。ごくまれにだが、このようにコロマルの意思が、人間に通じているように思えることがある。それは単なる錯覚や勘違いかもしれないが、それもまたコロマルに満足感を与えることのひとつなのだ。
ともあれ、コロマルは今日彼女たちに会えた幸運に感謝しつつ、散歩の続きを楽しむことにした。いずれ、コロマルは先ほどの想像どおり彼の言葉を理解できる存在と出会い、この日もっとも幸運だったことは、ワンピースの子がくれた食物が “調理前” だったことにあったのだと知るのだが、それはまた別の話である。
散歩の折り返し点、ポートアイランド駅に着いたときには、太陽は南天を過ぎ、もっとも暑い時間帯を迎えていた。駅そばにあるオープンテラスのカフェは、日曜ということもあって満員。いつもなら、ここで小腹が空くタイミングとなるために、カフェの客に愛想を振りまいたりすることもあるのだが、今日はもらったソーセージのおかげでその必要もない。
とりあえず、涼しい日陰でも探そうかとコロマルが駅前広場を見回したとき、ぞわり、と背中の毛 が逆立つような感覚がした。無意識に、尻尾が丸くなって足の間に挟みこまれる。コロマルは、その感覚に覚えがあった。
--いた。
花塩そばのベンチに座った、白いドレスの少女。手には大きめのスケッチブックを持ち、空ろな目でしばし前を見つめては、手元に目線を移して右手を動かす。その作業を、少女はひたすら続けている。
コロマルは、あまりこの少女に近づいたことがない。別に危害を加えられた訳ではない。ただ、以前1度だけ、少女の前方にいたときにじっとあの目で見つめられた。それだけだ。その目が、コロマルは今も怖くて仕方がない。
言葉を持たないコロマルは、その印象をうまくまとめることはできないが、あえて説明するとしたら、それは生き物としてはありえないほどの、虚無に満ちた視線だった。コロマルの目からは、少女は既に死者に等しく見えた。
だが、そんな少女が。
「······おいで」
なんと、コロマルを認めて声をかけてきたのである。一瞬のためらいののちに、コロマルは少女のほうへと近寄った。丸めた尻尾は、気力を振り絞って常態に戻している。少女に対しておびえを見せることが、何となく申し訳なく思えたからだ。それがなぜかは、わからない。
コロマルが近寄ると、少女は手に持ったスケッチブックを数枚めくり、やがてコロマルにひとつの絵を示した。強弱が定まらない輪郭線、不安定な色彩。正直、犬であるコロマルに絵の良し悪しはわかりはしないのだが、その絵からは何か圧倒されるものが伝わってきた。それは、この世のすべての生き物が恐れるべく定められた、“死” そのもののイメージだった。
「······これ、お前よ」
その言葉に、コロマルは首をかしげて再び絵を見る。よくわからない。だが、コロマルの生き物としての鋭敏な感覚が、その絵にこめられた別のイメージを感じ取った。
これは、憧れ?
紙の上にすみずみまで満ち溢れる、死というマイナスイメージの中、ほんのかすかに匂う生への憧れというプラス。それはまるで、地平線まで広がる黒々とした底なし沼の真ん中から、すがるように空に向かって伸ばされた白い手。
「普通は······誰かに見せたりしないけど······お前は、勝手にモデルにしたから、一応······」
目を合わせず、言い訳するように少女は呟き、そそくさとスケッチブックを畳んでしまう。
「く~ん」
と、コロマルは、甘えるように鼻を鳴らす。少女に付きまとう、得体の知れない死のイメージは微塵も薄れてはいないが、それでも小さな小さな助けを呼ぶような気配が気になった。だが、少女にはそんな想いは通じず--。
小さな体に不釣合いな大きさのスケッチブックを抱え、少女は無言で立ち去ってしまった。
自分には、あの虚無から彼女を助けることはできない。それを本能的に知覚し、コロマルは少し悲しくなる。そしてコロマルは気づく。
--誰かを守れる力が欲しい。
そんな想いが、自分でも意外なほどに、強く強く満ち溢れていることに。それは、愛する主人を突然の事故で亡くして以来、自分の気づかない場所で、静かにっていた火だった。
それから、コロマルは沈んだ気分を晴らすように、ポートアイランド駅近辺をたっぷり散策した。今日はなかなか面白い人間が多く、別に吠えたり呻ったりもしていないのに「ちょっと!アタシは犬って苦手なのよ!犬は悪い人がわかるって言うし、アタシなんか噛まれるに違いないんだからね!しっし!訴えて慰謝料とるわよっ!」と叫ぶ中年男にじゃれ付いたり、なにやら月高の女生徒を付け回す同じく月高の男子生徒を、真似して尾行してみたりした。そして、ほんの少し気持ちが復活したところで、コロマルはポートアイランドをあとにして、行きと同じ道を辿って帰路に着く。
ポロニアンモールで立ち話をする主婦の、買い物袋から漂う匂いの誘惑に打ち勝ち、相変わらず埃っぽくて油臭いムーンライトブリッジをずんずん進み、ほんのちょっと厳戸台駅前に寄り道をする。これもいつものルート。
このあたりに来ると、昼が長い夏とは言え、すっかり日は傾きかけていた。駅前商店街に多数存在する食べ物屋からは、それぞれに違ったいい匂いが漂ってくる。とくに気になるのが、香ばしく焦げたソースの匂い。前に1度だけ食べたことがある、たこ焼きの匂いである。
ちょっとした気まぐれで、店主が散歩中のコロマルに投げてよこしたたこ焼きは、今までに経験のない美味だった。
「ホンマは犬猫にタコやイカはあかんのやけどな。ウチのはほら、タコ入ってへんから」
店主はそんなことを言っていたが、コロマルにとってはどうでもいいことである。ただ、もう1度だけ店主が気まぐれを起こしてくれないかと、このあたりで足を止める癖がついてしまったのが、我ながら情けない。
空腹をこらえながら、コロマルは商店街を進む。今日はあいにく、コロマルに食べ物を恵んでくれる気になる人間はいないようだ。いつも新しい神主が提供してくれる食事は、コロマルにとってはやや物足りない分量である。今日はちょっと疲れたので、もしかするとあれでは足りないかもしれない。今夜は、空腹をこらえて寝るしかないかと、コロマルが覚悟したとき。
「よう、コロちゃんじゃねえか」
後ろからかかる声。
大きく尻尾を振って、コロマルは声の主のもとに走り寄った。亡くなった主人を除けば、おそらくコロマルがもっとも大好きな人間だ。
「ほら、焦るなって」
そういって、その人は懐から容器を取り出し、地面に置いて開けてくれる。中身は何か肉を煮込んだもの。巌戸台商店街やポートアイランドでよく見かけるその人は、いつの頃からか、定期的にコロマルに食べ物を持ってきてくれるようになっていた。口調���乱暴だが、優しい人だ。
「よし、いいぜ。食えよ」
いつものことだが、コロマルは律儀に一声吠えて礼をいい、それから出された食事を食べ始める。あまり味を気にしないコロマルだが、その肉は絶品だった。濃すぎない味付け、適度な歯ごたえ、神社で出されるドッグフードとは雲泥の差である。食べながらコロマルは思う。色々あったが、今日は総じていい日だった。明日もいい日になるだろうか?
どちらにせよ、コロマルは毎日を精一杯生きるだけだし、日課の散歩も変わらないだろう。手が届く範囲の幸せ、それを守ることがコロマルの重要事であり、それは確かに、生き物すべての真理なのである。
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shredderwastesnow · 3 months
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長々と「ゴーストワールド」考
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私がテリー・ツワイゴフ監督の映画「ゴーストワールド」と出会ったのは、2000年代中盤のことだった。映画館ではなく、ツタヤでDVDを借りて実家のリビングで観た。コロナ禍によってビデオ・DVDレンタル屋としてのツタヤが街から消えた今になって振り返ると、あの日からずいぶん遠くに来てしまったことを実感する。
映画冒頭、アップテンポなジャズが流れ出し、こぶしの利いた男性シンガーの声が重なる。「シャンフェケシャンフゥ」--何語だか分からないが、気分を高揚させる陽気なグルーヴ。しかし、映像はアメリカ郊外の白いマンションで、音楽の古めかしさと不釣り合いな印象を与える。
カメラはマンションの外から窓の中を捉えつつ、右へと移動する。それぞれの窓の向こうにいる住人たちが部屋でくつろいだり食事をしたりといった光景がいくつか展開された後、濃いオレンジの壁紙の部屋が映し出される。部屋の中央で、黒縁眼鏡をかけたぽっちゃりめの女の子が、黒髪のボブを振り乱して踊っている。傍らには昔ながらのレコードプレーヤー。そこから大音量で流れる「シャンフェケシャンフウ」--アメリカにおけるサブカル眼鏡女子の強烈な自己主張は、無機質な郊外の光景へのレジスタンスのようだ。
細かい台詞やキャラクターは忘れてしまっても、このシーンだけは鮮烈に頭に残っている。この映画が何を描こうとしているのか、冒頭を観ただけで分かった。自分の世界を持っている人間の素晴らしさと痛々しさ。そんな存在を愛おしむ監督の眼差し。
2時間弱の物語の中では、高校を卒業したものの進路が決まらない主人公イーニドが迷走に迷走を重ねる。そして、彼女が何かを成し遂げるようなラストも用意されていない。
ありがちなティーンエイジャー文化に埋没する無個性なクラスメイトや郊外の退屈な人々を馬鹿にしている割に自分自身もぱっとしないイーニドの姿は痛々しいが、十代の自分にも確かにそんな一面があったことが思い出され、いたたまれない気持ちになる。それでも、映画を見終えた私の心には温かい余韻が残った。監督が最後までイーニドに寄り添い続けていることが伝わってきたから。
2023年下旬、何の気なしに見ていたX(旧twitter)で、ゴーストワールドのリバイバル上映を知った。絶対に行かなければと思った。あの名作と、映画館で出会い直したい。 上映が始まって約1ヶ月後の2024年1月、再開発によって円山町から宮下に移転したBunkamuraル・シネマの座席で、私はイーニドたちと再開することになった。
改めて観てみると、最初に観た時の感動が蘇ったシーンもあれば、初見では気付かなかった要素が見つかったシーンもあり、希有な鑑賞体験になった。 これ以降、個人的に気になった部分を列挙してみる。
自由という試練
物語の序盤で、主人公イーニドと幼馴染みのレベッカは、揃って高校を卒業する。式が終わると、イーニドとレベッカは会場から走り出て、卒業生が被る伝統の角帽を脱ぎ、校舎に中指を突き立てる。二人とも大学には進学せず就職もしないので、これからは受けたくない授業を受ける必要もなく、大人として自分の道を選ぶことができる。スクールカースト上のポジションに惑わされることもない。
しかし、コーヒーのチェーン店で働きながら親元を離れて暮らすためアパートを探し始める���ベッカとは対照的に、イーニドは将来のビジョンを持てないまま高校の補講に通い、髪を派手な色に染めてみたり、映画館のアルバイトを一日でクビになったりしている。ルームシェアをする約束を果たす気があるのかとレベッカに問い詰められれば「自立、自立って馬鹿みたい」と滅茶苦茶な言葉を返して怒らせ、家に帰ってからベッドで泣く。イーニドは自由を満喫するどころか、自由を持て余しているように見えた。
高校生の頃は、学校の教員たちが決めたルールに従い、与えられたタスクをクリアすることが求められていた。経済的に親に頼っている分、親や家族というしがらみもある。大人の介入を避けられない年代にいるうちは、人生の問��を大人のせいにすることもそれなりに妥当だ。
しかし、高校を卒業してしまえば、もう人生の諸問題を安易に大人のせいにできない。複雑な家庭の事情に悩まされていても、「もう働ける年齢なんだから、お金を貯めて家を出ればいいんじゃない?」と言われてしまう。
自分の進路を選び、やるべきことを見極めて着実に実行することは、何をすべきなのか指示してくる人間に「やりたくない!」と反抗することよりもはるかに難しい。与えられた自由を乗りこなすだけの自分を確立できていないイーニドの戸惑いと迷走は、滑稽でありながらも、既視感があってひりひりする。
シスターフッドの曲がり角
この映画には、イーニドとレベッカのシスターフッド物語という側面もある。十代を同じ街で過ごし、お互いの恋愛事情も知り尽くしている二人が、高校卒業という節目を境に少しずつ噛み合わなくなってゆく過程が切ない。二人とも、相手を大切に思う気持ちを失ったわけでは決してない。それでも、環境の変化が二人の違いを鮮明にし、今まで通りではいられなくなる。
イーニドもレベッカも、世界をシニカルに見ている点は共通している。派手に遊んでいたクラスメイトが交通事故で身体障害を負ってから改心し、卒業式のスピーチで命の尊さを語っていたことに対して「人間そんなに簡単に変われるわけない」と陰で批判したり、卒業パーティーでも弾けたりせずぼそぼそ喋っていたりと、どこかひねくれた態度で生きている。世の中が用意する感情のフォーマットに素直に乗っからない低温な二人の間には、確かな仲間意識が見て取れた。
しかし卒業を契機に、二人の関係はぎくしゃくし始める。 イーニドは仮に卒業できたものの、落第した美術の単位を取得するため補講に出なければならない。スムーズに卒業したレベッカはカフェのチェーン店で働き始め、アルバイトではあるが社会に居場所を得る。卒業したばかりの頃はイーニドと一緒にダイナーに行き、新聞の尋ね人欄に出ていた連絡先にいたずら電話をするといった行動にも付き合っていたレベッカだったが、アルバイトも続かずルームシェアの部屋探しにも消極的なイーニドに徐々に愛想���尽かす。イーニドが中年男性シーモアとの関係を隠していたことが、さらに二人の距離を広げてしまう。
イーニドは古いレコードを集めるのが好きで、一癖あるファッションを身に纏い、多少野暮ったい部分はあるにしても自分の世界を持っている。バイト先でも、上司の指示に違和感を覚えれば分かりやすく態度で示す。表面的にはリベラルな国を装いつつ水面下では依然として差別が行われているアメリカ社会に対しても、批判的な眼差しを向けている。
しかし、それを表現した自分のアート作品が炎上した際、イーニドは作品を批判する人々に対して展示の意義を説明せず、展覧会の会場に姿を見せることすらしなかった。どんなに鋭い感性があっても、表現する者としての責任を全うする姿勢のないイーニドは、アーティストにはなれないだろう。黒縁眼鏡の媚びない「おもしれー女」ではあってもカリスマになる素質はなく、かといってマジョリティ的な価値観への転向もできないイーニドの中途半端さは、何とも残念である。
一方レベッカは、シニカルな部分もありつつ、現実と折り合いを付けて生きてゆけるキャラクターだ。店に来たイーニドに客への不満を漏らしながらも、上司に嫌味を言ってクビになったりすることはない。経済的に自立して実家を出るという目標に向かって、地に足の着いた努力ができる。
そして、レベッカは白人で、イーニドより顔が整っている。二人がパーティーに行くと、男性たちはユダヤ系のイーニドに興味を示さず、レベッカにばかり声を掛ける。 どう考えても、社会で上手くやってゆけるのはレベッカの方なのだ。
卒業を契機に、高校という環境の中ではそれほど目立たなかった二人の差が浮き彫りになる。置いて行かれた気持ちになるイーニドと、現実に向き合う意欲が感じられないイーニドに苛立つレベッカ。どちらが悪いわけでもないのに、高校の時と同じ関係ではいられない。絶交するわけではないけれど、何となく離れてゆく。
人生のフェーズに応じて深く関わる人が変わってゆくのはよくあることだし、どうにもならない。それでも、楽しかった長電話が気まずい時間に変わったり、昔だったら隠さなかったことを隠すようになる二人を見ていると、人生のほろ苦い部分を突きつけられるようで、胸が締めつけられる。
シーモア:大人になりきらないという選択肢
冴えない中年男性シーモアは、この映画におけるヒーローでありアンチヒーローだ。平日は会社員だが、休日は音楽・レコード・アンティークオタクとして自分の世界に耽溺し、友達も似たような同性のオタクばかり。せっかくライブハウスで女性が隣に座っても、音楽の蘊蓄を語って引かれる。そのくせ「運命の出会い」への憧れをこじらせている。自分の世界を持っている人間の素晴らしさと痛々しさを、これでもかと体現しているキャラクターだ。
イーニドとシーモアの出会いは、イーニドのいたずら電話がきっかけだった。新聞の尋ね人欄を読んでいたイーニドは、バスで少し会話をした緑のワンピースの女性にまた会いたいと呼びかける男性の投書を発見し、この気持ち悪いメッセージの発信者を見てやろうと、緑のワンピースの女性を装って電話をかける。会う約束を取り付け、待ち合わせの場所に友達と共に向かうと、呼び出されたシーモアがやって来る。
待ちぼうけを食らうシーモアを陰で笑いものにするイーニドだったが、別の日に街で偶然見かけたシーモアを尾行して、彼がレコードオタクであることを知り興味を持つようになる。シーモアのマンションで開かれたガレージセールで、イーニドはシーモアが売りに出した中古のレコードを買い、会話を交わし、徐々に距離を縮めてゆく。
シーモアが自宅でレコードオタクの集まりを開いた日、イーニドはシーモアの部屋に入る機会を得、彼のコレクションと生き様に驚嘆する。
恐らくイーニドは、シーモアという存在から、アーティストやクリエーターにはなれなくても自分らしさを手放さずに生きられると学んだ。たとえ恋愛のときめきが去ったとしても、シーモアの残像はイーニドの中に残り、社会と折り合いを付けられない彼女の行く先をささやかに照らすのではないだろうか。
(そして、シーモアの姿が、一応仕事や勉学などで社会と折り合いを付けながらも、家庭を持たず読書や映画鑑賞や執筆に明け暮れる独身中年の自分と重なる。その生き様が誰かの未来を照らしたりすることはあるのだろうか。もちろん作家として誰かの人生に言葉で貢献するのが一番の目標ではあるものの、映画を観た後、最低限シーモアになれたらいいなという気持ちになった。初見の時と感情移入するキャラクターが変わるというのは、なかなか新鮮な体験。)
矛盾を抱えたアメリカ社会への言及
最初に観た時はイーニドや一癖あるキャラクターたちが織り成す人間模様にしか目が行かなかったが、二度目の鑑賞では、画面の端々に映り込むアメリカ社会への皮肉もいくつか拾うことができた。
ライブハウスのシーンに、ブルースに影響を受けたと思われる白人のボーイズバンドが登場する。ヴォーカルは「朝から晩までcotton(綿花)を摘む毎日さ」みたいな歌を熱唱する。確かにブルースにありがちな歌詞だ。しかし、綿花を摘む労働をさせられていたのは主に黒人であり、白人は黒人をこき使う側だったはず。労働者の心の拠り所として作られたブルースという文化を、ブルジョワである白人が無神経に簒奪しているという皮肉な現実が、この短い場面にそっと描かれている。
また、イーニドとレベッカが一緒にパーティーに行くとレベッカばかりが男性に声を掛けられる件には既に触れたが、声を掛けてくる男性はほぼ白人だ。アジア系の男性や黒人男性などがレベッカをナンパすることはない。たまたま二人の住む街が白人の多い地域という設定なのかもしれないが、このようなキャスティングが決まった背景には、制度上の人種差別がなくなっても人種によるヒエラルキーが社会に残っているという監督の認識があるのではないかと感じた。
そして、個人商店がチェーン店に取って代わられ、住宅地が画一的なマンションで占められ、街が少しずつ個性を失ってゆく描写もある。レベッカが働くカフェ(ロゴがスターバックス風)やイーニドがバイトをクビになるシネコン内の飲食店は、無個性なチェーン店そのものだ。モノやサービスが画一的になり、雇用や労働のスタイルも画一的になり、マニュアル通りに動けない人間が排除される世界へのささやかな批判が、様々なシーンの片隅にそっと隠されている。
この映画は、十代の葛藤を単なる自意識の問題として片付けず、矛盾だらけで個性を受け入れない社会にも責任があると言ってくれていた。改めて、監督や制作者たちのティーンエイジャーに対する温かい眼差しを感じた。
ラストシーンをどう解釈するのか
ネタバレになるので詳細は伏せるが、この映画のラストシーンは比喩的で、どう受け止めるのが正解なのか分からない。イーニドの人生に希望の光が差すことはなく、かといって大きな絶望が訪れることもなく、自分を命がけで守ってくれた人の思い出を胸に強く生きることを誓うみたいな展開にもならない。とにかく、分かりやすいメッセージのある終わり方ではないのだ。
(映画館を出た後にエレベーターで乗り合わせた若いカップルも、やはりラストの解釈が難しいという会話をしていた。)
私自身は、このラストを、イーニドが他力本願な自分から卒業することをようやく決意したという意味に捉えている。
これまでのイーニドは、心細くなれば友人のレベッカやジョシュを呼び出し、映画の中盤以降ではシーモアにも絡んでいた。人生に行き詰まれば、誰かを頼って気を紛らわす。偶発的に何かが起こって道が開けないかな、みたいな感覚で生きているような印象だった。 しかし、物語の終盤で、一時はイーニドにとってヒーローだったシーモアが、突然遠のく。レベッカとも既に疎遠になっているイーニド。そして、不思議なラストシーン。イーニドは、私たちに背中を向けている。
イーニドは、自分を導いてくれるヒーローも、どう生きるべきか教えてくれる天使も、どこにもいないということに気付いたのではないだろうか。 人間は最終的には孤独で、自分の人生は自分で切り拓いてゆくしかない。ラストシーンのイーニドからは、彼女が紆余曲折の果てに辿り着いた人生の真理が滲んでいるように思える。
そして、イーニドの後ろ姿は、スクリーンのこちら側にいる私たちに対しても「自分の人生は自分で切り拓いてゆくしかないよ」と語りかけている気がする。どう生きるべきか、映画に教えて貰おうなんて思うなよ。自分で行動して、傷ついたり恥をかいたりしながら、自力で見つけるんだ。
以上が私なりの解釈だが、違う見方もあるのかもしれない。他の人の批評も検索してみたい。
おわりに
Bunkamuraル・シネマでの「ゴーストワールド」上映は明日で終わる。しかし、各地の名画座での上映はまだ続くようだ。これからも沢山の人がイーニドたちに出会うことを想像すると、自然と笑いがこみ上げる。
イーニドの冴えない青春は、観た人の心に何をもたらすのか。
これを読んで少しでも気になった方は、是非スクリーンで、ラストシーンまで見届けてください。
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2023年2月11日朝6:30、コーク市内のフラットを出る。約2時間半、電車を乗り継ぎ、キルデア州キルデア(Kildare, Country Kildare)を目指す。
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朝8時17分、乗り換えのサーリス(Thurles)駅プラットフォーム。日照時間がまだまだ短く、朝8時過ぎでも明け方の気配が残る
雨上がりの生臭い都市のにおいと、町外れから風にのって運ばれてくる野原のわずかなにおいが混ざりあって、日の出前の暗闇がつつむ冷たい空気に溶けている。
サマータイムのはじまりまで残り一ヶ月半、日中の陽が短く、曇天と雨の日ばかりが続くアイルランドの冬の厳しさは、南米や南ヨーロッパ出身の友人たちのメンタルを目に見えて明らかにすり減らし��いた。
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霜が降りたフィッツジェラルドズパーク(Fitzgerald's Park, Cork)、リー川(River Lee)沿いのキンポウゲの葉
「あなたは日本でも北の方の出身だから、こういう冬の気候に慣れているんでしょ?」と、げっそりした表情の移民の友人たちが訊ねてくるたびに「アイルランドにおける英語の『冬』と、日本語の『冬』は、その言葉に含まれているバックグラウンドが違う、このふたつは完全に違う季節だと思う」と答えた。
彼らが「冬」と呼ぶ、11月初旬から3月後半あたりまで、わたしたちのイメージする冬らしい冬の日もあるにはあったけれど、それはせいぜい1ヶ月半くらい。あとのおおよそ4ヶ月間は、気温一桁台から二桁台前半あたりをうろうろする。メキシコ湾からアイルランドとイギリスに届く暖流の影響で、振り続ける雨は雪になること無く、その影響で湿度が下がらない。体感は寒いのに、大気は霧と湿度に包まれてなんとなくじめじめしている。
要するに、冬の厳しさの質が全く違う。
東北の冬が、雪という抗いようのない大きな重量を持った物体に対して、歯を食いしばりぐっと耐え忍ぶようなイメージなら、アイルランドの冬は、浴室に生えるカビのように毎日少しずつ心の中のしんどさの領土を広げていく。
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コーク郊外、冬はよく町が霧に包まれる
春が来る。
2月1日はケルトの暦の春分の日、ゲール語でインボルク(Imbolc)。
暦の上での春と、体感としての春におおよそ1ヶ月の時間が空くこと、そしてその到来がそこに住む人々にとって他の季節のどれよりも特別であることは東北と同じだ。
前回記事のハグ・オブ・ベアラ(Hag of Beara)についての文献を調べていたときに何度も目にしたブリジッド(Brigid)の名前は、ケルト神話に登場する存在だった。
なので当然、2月1日の聖ブリジッドの日(St. Brigid’s Day)の日や、その名前を冠して2023年から公式にアイルランドの祝日になった2月の第一月曜日も、それに関連する日だと思い込んでいたがどうやら違うらしかった。
聖ブリジッド(St. Brigid)は現在の北アイルランドとの国境近く、ラウス州フォアハート(Faughart, Country Louth)に生まれ、5世紀から6世紀にかけて実在していたとされるアイルランド人の修道女だ。
幼い頃から貧しい人々に施しを与え、アイルランドの守護聖人である聖パトリックによって洗礼を受けたあと、各地で教会や修道院、アートスクールまで設立したと言われている。
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1902年から続く雑誌 Ireland’s Own の表紙の聖ブリジッド、手には彼女の信仰の象徴の十字架の藁細工
彼女に関して興味深い点がふたつある。
ひとつは、彼女が実在したことを確実に証明できる文献が残っていないこと。
そしてふたつめは、前述の通り全く同じ名前のケルト神話の女神が存在することだ。
日本に五穀豊穣や学業成就を祈るためのモチーフとしての神々があるように、キリスト教圏の聖人にもその多くに守護の対象がある。聖ブリジッドの守護対象は家畜、詩、歌、鍛冶、病気からの回復など、周知されているものだけでも非常に手広い。
そしてそれらの守護は、女神ブリジッドの守護するものと同じだ。
普遍的な祈りである「病気からの回復」は、アイルランドにおいて井戸や湧き水と関連付けられることが多い。古くはドルイドの信仰の対象であり、地下から湧き上がる水は癒しや命の源とみなされ、アイルランド国内に約3000ある「聖なる井戸」の内の少なくとも10の井戸がブリジッドと紐付いて周知されている。
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聖ブリジッドの泉の井戸、井戸の水自体は正直あまり綺麗な水質には見えなかった
彼女が修道院と教会を建てたあとそこに没したとされる町、キルデアの町外れには、それらを巡礼する人々のために用意された聖ブリジッドの泉(St Brigids Garden Well)がある。
もともとの小川の曲線に沿って整備されたと思われるその小さな公園には、聖キルデアの銅像が経ち、彼女に対する崇拝の象徴であるイグサや藁で編まれた十字架のモチーフが散見される。
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聖ブリジッド像、聖ブリジッドの日から5日後だったこともあり供えてあった花はすべて瑞々しい
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外壁に刻まれた聖ブリジッドの十字架(St.Brigid’s Crosses)モチーフの彫刻。2月1日にこの十字架を玄関に飾るとブリジッドの守護が受けられるという信仰がアイルランドにおいて広く分布する
その周囲や周りの木々、公園の奥に位置する井戸の近辺には多くの供え物が並ぶ。供え物の多くは治癒を望む体のパーツにまつわるものであるらしく、パンデミック後ということもあってかマスク(文脈を知らず一見すると捨てられたマスクのゴミに見える)が目立った。
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ストッキング、マスク、靴紐、靴下、スカーフ、ネックレス、供え物は様々。木から供物が落ちると祈った箇所が加護を受け、病気や外傷が治癒すると信じられている
町外れに位置するにも関わらず、絶えず入れ替わり数名の人が訪れる。
録音レコーダーをまわしながら、来訪者が途切れたタイミングで公園の全景を眺める。澄んだ小川が風を運び、もとの地形にも配慮されデザインされたと思われる、心地の良い公園である。にも関わらず、なんだか妙な感じがした。
公園の奥にある井戸と、入り口付近を流れる小川が繋がっていないのだ。地下で繋がっているのかもしれないと思い小川の上流を視線でたどっても、井戸と���90度逆の方向だ。上流は茂みの奥へと続き、その先は見えなかった。
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公園全景。撮影地点の背後に井戸がある。小川は写真左奥の茂みの方から水が流れて来ている
録音を終えると、キルデアの中心部に向かう。
中心部といっても、人口9000人に満たない小さな町だ。もとは数えられるほどのパブとカフェ、そして聖ブリジッドが設立したといわれる中規模の教会がある比較的静かな町だったが、2007年にオープンした大型アウトレットモールには隣県である首都ダブリンからも大型バスが乗り入れる。
土曜日の昼下がりに町を歩くほとんどの人が、有名ブランドのショップバッグを持ち、駅の方角へと歩いていく。
中心部にやって来たのは聖ブリジッド大聖堂(St Brigid’s Cathedral)に行くためだった。だが、この日に限ってメンテナンスのために敷地全体が閉鎖されていた。
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聖ブリジッド大聖堂、閉じられたメインエントランスのフェンスに手をつっこんで撮った写真……
アイリッシュ・ナショナル・スタッド&ガーデンズ(Irish National Stud & Gardens)に向かった。
時間が余ったらついでに行けたらいいかな、と思っていた場所だ。
競走馬の繁殖とトレーニングの場として20世紀��頭に設立され、今では市民に親しまれる広域公園としても機能するこの場所には日本庭園がある。
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1906年、ロンドンで日本趣味の骨董品店を経営し、自身も骨董商だった Tassa Eida (日本名: 飯田三郎)は、日本庭園をつくるためにキルデアに派遣され、その後の4年間を彼の息子 Minoru と共に造園に従事する。
(彼らの詳細については こちら と こちら の記事が詳しい、どちらも素晴らしくリサーチされたポスト)
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手入れの行き届いた枯山水
19世紀後半から20世紀初頭にかけてジャポニズム、つまり「日本っぽいもの」がヨーロッパで流行ると、貴族たちはこぞって「日本っぽい建築」や「日本っぽい庭園」を作りたがった。
ただし、やはりそれは「日本っぽいもの」の域を出ないものが多く、日本で生まれ育った人間が見ると、形容し難い、ちょっとした居心地の悪さのようなものを覚えるようなものが多い。
そういう類のものだろうとあまり期待せずに訪れると、良い意味でその期待を裏切られる。
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庭園の動線、ちょうどまんなかあたりにある洞窟?からの景色。右にあるのは藤棚で春にはきれいに藤の花が咲くらしい
清らかな水が美しい動線で引かれ、人が生まれてから死ぬまでを表現したその庭園は、当時イギリスで流行したエドワード様式建築の影響を受けて少しだけ華美ではあるものの、正真正銘の日本庭園だった。
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庭園の石灯籠によじ登っていた鬼。庭園にある多くの植物やオブジェクトが日本から輸入したものだが、たまにこういう西のものとも東のものとも分からないモチーフも見かけて興味深かった
町の中心部に戻ると、帰路の電車の出発まで1時間弱の時間があった。
少し散策したあと、聖ブリジッド大聖堂に戻ってくる。
地域の人だけが使う入り口とかあってそこから入れたりしないかな……などと不届きなことを考えて外壁の周りをうろついたが、それらしきものは見つからなかった。
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入り口を探っているときに外壁から見えたラウンドタワー、実際に登れるものとしてはアイルランド国内でいちばん高いらしい
しかたなくキルデア駅に向かう。
プラットフォームの椅子に座って電車を待っていると知らない女性に、どこから来たのか、と声をかけられた。
薄暗いプラットフォームで目をこらすと、大聖堂に戻る前に一瞬だけ立ち寄った、メインストリートから少し外れた場所にあった雑貨屋の店員だった。
日本から来たこと、リサーチに関すること、井戸とスタッドガーデンの方には行って、教会にどうにか入れないか模索したが結局入れなかったことを拙い英語で説明する。
すると「どっちの井戸に行ったの?」と訊ねられた。
聞き間違いかと思い、どういう意味ですか?と返すと、彼女が説明してくれた内容はこうだった。
ブリジッドの井戸はふたつあって、ひとつはおそらくあなたが行った聖ブリジッドの泉、 聖人の方のブリジッドを祀ってるところ。地元民にとってはずっと特別な場所だったけど、パンデミック中にきれいに整備されて、観光客が来たり滞在したりが以前よりも更に容易になった。
もうひとつあるのが、Wayside Well(日本語直訳: 道端の井戸)と呼ばれている場所。こっちがキリスト教伝来前のドルイド(ケルト人たちの信仰における祭司)のブリジッドを祀っていると言われている。スタッドガーデンの駐車場からすぐそばの、とても素朴な井戸で、観光客はまず行かない。
そして、聖ブリジッドの泉の公園を流れる水は、Wayside Wellが源泉。
そう、この話を初めて聞いたとき、わたしもとてもおもしろいと思った。
地味で、ほぼ地元民しか知らない、古代ブリジッドの方から湧き出た水が、キリスト教のブリジッドの方に流れていって、そしてその公園の方が立派に整備されていて、人がたくさん来る。歴史が辿ったストーリーと水の流れが同じなんて、ちょっとロマンチックだよね。
そして、あなたの旅のことも同じようにロマンチックに感じる。
日本庭園に行ったんだよね?
あそこを流れる小川の水も、同じWayside Wellから引いた水だよ。
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スタッドガーデンの日本庭園に流れる小川
水の情報記憶に関する文章を読んだことがある。
スプーン1杯の水が1TB分の情報を記録できる、という科学研究だ。
信仰が人々の普遍的な祈りを運ぶ船だと考えたとき、わたしたちは船を替えても、変わらず同じ水の上に浮かぶ。
あれこれ考えて右往左往するよりも、もっと単純に、すべては最初から土地とそこを流れる水にメモリーされていて、わたしたちはきっと、そのぼんやりとした断片にただ触れることだけができるのかもしれない。
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聖ブリジッドの泉公園を流れる小川。水がとても綺麗でクレソン?が群生し���いた
ふたつの井戸の話にあまりにも驚いて「そんな情報、どこにも書いてなくて全然知らなかった、道端の井戸(Wayside Well)の方にも行くべきだった」とわたしが言うと、彼女は微笑みながらこう言った。
「また来ればいいよ、水が止まることはきっとないからね」
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dvdhappycom · 1 year
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���柄な妹系美○女が顔出しでご奉仕。デート後に膣内と手で二度性処理♪丁寧なお掃除♪ - 無料動画付き(サンプル動画)
小柄な妹系美○女が顔出しでご奉仕。デート後に膣内と手で二度性処理♪丁寧なお掃除♪ - 無料動画付き(サンプル動画) スタジオ: FC2 更新日: 2023/01/03 時間: 35分 女優: パパ活を謳歌している者です。この子と何度も遊んでいて気付きました。マスクない方が可愛いしスケベな顔だなぁ…と。て事でお金いっぱいあげて顔出し成功!!やったね!!カフェでスイーツご馳走してからホテルへ行きました。この子は従順でご奉仕の心を持ってて好きですね?ベロチューとかしっかり舌絡ませてきて不可避。お礼に涎をプレゼントしてあげるとちょっと嬉しそう笑。受け取る時の顔もちんぽ触る手を止めないのも最高!!お口も小さいので頑張ってるけど奥まで入らない…なのにもっと咥えろよって頭押さえちゃう背徳感!!上目遣いで必死にきんたま舐めてんの絶景だったな?また声もめっちゃ可愛いんですよ。聞いてるだけでムラム DVD・DVD販売のDVDハッピー DVD・DVD販売のDVDハッピーは、DVDを大量に扱っています。一律$1.95 懐かしいDVDから最新のものまで豊富な品揃えで販売しています。
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sanguinosa-blog · 4 months
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編集長コラム 逆戻り(93)
2024年01月06日15時55分 渡辺周
韓国のユン・ソンニョル大統領の名誉を毀損した容疑で、ニュースタパがソウル中央地検特別捜査チームから強制捜査を受けたことは、昨年9月の本欄で伝えた。
ニュースタパを強制捜査、韓国検察・ユン大統領の愚
あれから検察は、タパの代表であるキム・ヨンジンさんの自宅を家宅捜索した。記者たちへの聴取も始めている。近く起訴に踏み切ってもおかしくない状況だ。
予兆はあった。
昨年8月、私は「消えた核科学者」の取材でソウルに出張した。その際にキムさんとタパのビル1階のカフェで話をした。Tansaが成長しているのを喜んでくれた。創設者としての引き際はどうあるべきかも語り合った。互いに忙しいので30分もいられなかったが、いろいろなことを話した。その中でキムさんが悩ましげに言ったことがある。
キムさんは、ユン大統領になってからメディアに対する圧力が強まったことを嘆いていた。自分に批判的なメディアを抑え込むという。
例えば、キムさんが探査報道部長を務めていた公共放送のKBSに対しては、これまで電気料金に含まれていた受信料を、個別に徴収するようにさせた。当然、徴収率は落ちる。ユン大統領はKBSの経営基盤をゆさぶっているのだ。
タパは2012年、当時の李明博大統領によるKBSやMBCへの弾圧に反発し、キムさんら退社した記者たちが立ち上げた。私が「あの時に時代が逆戻りしているじゃないですか」と言うと、キムさんがぽつり。
「そうなんだ、それが問題なんだ」
カフェで話をしてから1カ月半後、タパに検察の強制捜査が入った。
韓国の85%の記者が
タパは2022年3月6日、ユン氏が検事だった時代に、都市開発をめぐる融資ブローカーへの捜査を行わず、容疑を揉み消したと報じた。接戦だった大統領選の3日前の報道であり、ユン氏にとっては痛手だった。
だが、証拠として報じた音声ファイルをめぐり問題があった。タパの元専門委員が、都市開発の件を知るキーマンと話をした際の録音だ。元専門委員が12万2000ドルを、キーマンから受け取っていたのだ。
タパは報道時、両者に金銭のやり取りがあったことは知らなかったという。カネが賄賂であることも、そのキーマンと元専門委員は否定している。
しかし多額の金銭のやり取りは、音声ファイルの証拠としての信頼性を大きく損なう。カネを受け取った見返りに、元専門委員がタパに音声ファイルを持ち込んだと疑われるからだ。タパの脇が甘かったと言わざるを得ない。
ではユン大統領と検察がタパに対してやっていることは正しいのか?
私は絶対におかしいと思う。これは、大統領である自分に反抗してくるメディアを根絶やしにしようとする弾圧の一環だからだ。実際、検察はタパだけではなく、同趣旨の報道をしたケーブルテレビ「JTBC」や4人のジャーナリストにも家宅捜索している。
2023年7月~8月に韓国記者協会が実施したアンケートでは、回答した記者994人のうち85%がユン大統領のメディア対応について「間違っている」と答えた。
ムン・ジェイン前大統領の時と比べて、「報道活動が自由ではない」と答えたのは628人で63%だった。その理由を628人に尋ねたところ、次のような結果になった。
①報道機関に対する圧力(68.5%) 監査院の監査、放送通信委員会の検査・監督推進など ②記者に対する有形・無形の圧力(64.5%) 告訴、告発、出入り禁止など ③マスコミとのコミュニケーション不足(64.2%) ④無理なマスコミ政策の推進(59.6%) KBSの受信料分離徴収、YTN民営化、TBS予算削減など ⑤マスコミ関係機関(放送通信委員会、メディア財団などへの圧力と業務自律性の侵害(45.7%) ⑥不適切な人事任命の強行(43.5%) ⑦ポータルへの過度な介入(25%)
ニューヨーク・タイムズと共同通信
タパへの強制捜査から2カ月後の2023年11月10日、ニューヨーク・タイムズが今回の件を報じた。ユン大統領が、「フェークニュースとの闘い」という名目のもと、ジャーナリストたちを沈黙させようとしているという趣旨だ。
冒頭がおもしろい。
ユン大統領と仲間たちは、韓国に対する存亡の危機と見なすものを攻撃している。ユン氏の政党は、「反逆罪」として死刑判決を求めている。文化省は、国の民主主義を弱体化させる「組織的で汚い」陰謀を根絶すると宣言した。
この場合、被告人は外国のスパイではなく、ユン氏とその政府に批判的な記事を掲載した韓国の報道機関である。
日本の大手メディアはどうだろう。私が探した限り、この件を報じた大手メディアは共同通信の2023年9月23日付の記事だけだった。しかもその内容に愕然とした。
見出しは「韓国、偽ニュース対策を強化 政権側『反逆罪』、野党は懸念」。この時点でユン大統領側に寄り添うような記事ではないかと嫌な予感がする。
読み進めると予感は当たる。タパの強制捜査の背景について、フェイクニュースの拡散を指摘。あるフェイクニュースを事例として出した。
今年夏ごろには、サッカーのフランス代表選手が韓国人選手を低評価する日本人記者を冷たくあしらうような映像が拡散し、留飲を下げた韓国人のアクセスが集中した。後に偽の音声と字幕の合成が判明し、技術悪用への危機意識も広がった。
尹氏も21日「人工知能(AI)やデジタルの乱用」による偽ニュース拡散に警鐘を鳴らした。
「日本人記者をバカにするフェイクニュースがあったことだし、タパへの強制捜査は当然だ」とでも言いたいのだろうか。
記事の最後に「政府はファクトチェックの対象であって、主体にはなり得ない」 という韓国の有識者の声を載せてはいる。だが、匿名である上に取って付けたようにわずかだ。「反対意見も載せました��」というアリバイにしか思えない。
権力に寄り添って
問題は、権力者に寄り添うような態度は共同通信だけではなく、日本のマスコミに染み付いていることだ。抵抗するどころか、すり寄る。日本の権力者はやりやすい。
例えば自民党の裏金報道で、マスコミ各社はいずれ分かることを、東京地検特捜部から非公式に教えてもらっていち早く報道している。他社を出し抜くため、特捜部に寄り添う。
本来なら、自民党そのものに切り込むべきなのに、特捜部が安倍派を標的にしていることで問題が矮小化されている。岸田首相は「政治刷新本部」の最高顧問に、麻生太郎、菅義偉の両元首相を就かせると表明した。だが二人は「刷新」のイメージとは最も縁遠い。「最高顧問」などと仰々しい名前をつけていることを考えると、この期に及んで権力争いをする気だろう。
記者の功名心をくすぐり「エセ特だね競走」をさせておいて、自分たちは逃げ切る。それが権力側の意図なのだ。
権力に寄り添う今の日本のマスコミは、大本営発表を垂れ流していた戦時中と似ている。戦後、改善したものの最近になって逆戻りしたのか。それともずっと変わっていないだけなのか。
私は後者ではないかと思う。変わり方を知らない分、逆戻りより深刻だ。
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momosgallery · 6 months
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【パピヨン修学旅行in伊豆高原2023】 仲良しパピヨン友達と、伊豆高原に行ってきました😆。
 初日、去年と同じ古民家カフェ《わ》さんで 待ち合わせをして、ランチ後伊豆高原へ。 テディベアミュージアム🐻にも久々に行きました。
 2階のトトロブースが前に行ったときは限定 だったのですが、常設展示に変わっていました。  ネコバスでは、ママ達がワンコを窓から出すって いうミッション。一人で2匹、腕がぷるぷるで、 しずくちゃんママの頭に乗ってしまって🐶🐶 すみません🙏
 テディベアミュージアム、何度見てもかわいい💖 私は宝くじにあたったら、パピヨンミュージアム をやりたいのだ。めっちゃくじ運が悪いので、 夢のまた夢だけど、どなたか当た��た際はスポンサ ーになってね〜。
 今宵の宿は、《ころぽっくる》さん。 お食事もおいしいし、温泉あって、オーナーさん優しく  目配り気配り思いやり。とっても良いお宿。 なにより貸しきりにさせていただいて感謝感激です。
 次の日は、午前中はニューヨークランプ& ミュージアムで蝶々になったり、ジュースになったり と盛り上がり、ランチしてから、小室山へ。 リフト使って頂上まで行きました。  よいお天気だったので、絶景でした。 残念ながら富士山は見えませんでしたが、個人的には 大室山よりも良いと思いました。頂上カフェの突端で マックスディーンチームで写真も撮りました。
 パピヨンチーム、ずらーっと集合写真がかわいい💖 カニ歩きで、動画撮る人達、その撮ってる人達を撮る人。 その様子を撮ってる人を撮ってる人。ん?!                     
 モアルアファミリーは 二日目の宿に行く人たちと 小室山でお別れして涙を飲んで解散しました。
 とっても楽しいパピヨン修学旅行でした。 毎度毎度、ゆんちゃんパパありがとうございます。 また、どうぞ、よろしくお願いいたします😉😆🐶🐶
ゆんちゃん @marie3po しずくちゃん @kumiko.814mh レオくん @oreopurin モカマロンちゃん @mokhamarron ひなちゃん、れんくん @hina_ryumama ムサシくん @musashi.lovely りんちゃん @masami_rin_10969 ミルキーちゃん @milky_mari2 ラピシェリアイちゃん@rapisheritomoko
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blankstaretlo85-blog · 9 months
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2023.07.12
Newham
Maryland
North Greenwich
"The Line"
-Alex Chinneck A Bullet from a Shooting Star
-Thomson & Craighead Here
-Richard Wilson A Slice of Reality
-Gary Hume Liberty Grip
-Antony Gormley Quantum Cloud
-Laura Ford Bird Boy (without a tail)
-------------
テムズ川沿いに野外展示が並ぶ"The line"を見に行った日。
ホテルの朝食を食べて徒歩で最寄り駅へ。工事現場を撮ったらおっちゃんが手を振ってくれていた。
Maryland駅からJubilee線でNorth Greenwich駅まで行き、O2アリーナをぐるっと囲むように展示されている5つの野外展示および、そこからケーブルカーで渡った先にある1つの計6つを見ることが出来た。The line自体はもっと多くの展示があるのだが、回っている途中で既に体調がおかしいことに気付いていたので、なんとかどうしても見たかったBird Boyまで会いに少し無理をした。
最初はAlex ChinneckのA Bullet from a Shooting Star。逆さまの鉄塔が地面に突き刺さっている。以前は近づけたようだが、周囲の開発が行われている関係でほぼ封鎖されてしまっていた。しかしNorth Greenwich駅を降りたらすぐに見えるその存在感。非情に異質というわけでもなく、周囲に溶け込んでいる流れ星はとても魅力的だった。
そのままHereを通過してA Slice of Reality。輪切りにされた船。実際にあった船だか、それのレプリカだか。船の内部には何かの缶やら板やらが残っていて、今にも中から人がひょこっと顔を出しそうだった。船に打ち付ける水の音を聞きながら、彼が語る止まった時間を眺めた。ここには何があったのだろう。
次はLiberty Grip。マネキン3体の腕をモチーフにしたよくわからない滑らかなシェイプを、記念像のようにブロンズで塗装。いたずら心として切り口をピンクとグリーンで塗ったらしい。とても可愛らしい作者だと思ったし、ステートメントを読む前はなんとなくエロチックな雰囲気だなと思っていたのだが、読んだ後は作者が二ヒヒと笑っているような、楽しい印象を抱いた。よくわからんけど好きという芸術鑑賞で一番楽しいやつ。
Quantum Cloud。でっけー。下半分は規則正しいが、上半分はカオスな渦が巻いている。量子だとかエネルギーとか質量とか、そういう科学的な何かを表現した何からしい。なるほど分からん。
ロンドンケーブルカーに行く途中に何かでっかい像を発見。The Lineとは関係ないものらしい。体には枝が生え、足元には珊瑚。海なのか山なのか。呪術廻戦の花御みたいだった。
ケーブルカーに乗る前にカフェに行き、くそでかチョコクロワッサンとラテを頼んだ。ここでも無事英語で詰む。「レギュラーミルクでいい?」って聞かれてんのにノーサンキューって言っちゃって怪訝な顔された。当たり前だ。(その後ちゃんとなんとかなった)
ケーブルカーはオンラインでチケットを買って乗車。揺れるし怖いしヒーヒー言いながら10分ほどでテムズ川を横断。上から見る景色は楽しかった。
最後に、Bird Boy (without a tail)。彼の写真を見て一目惚れし、絶対に会いたいと思っていたので感激だった。ケーブルカーの真下にあったので、近さに笑ってしまった。
"Laura Ford's sculptures present a complex interplay between vulnerability and menace. She uses humour and an acute observation of the human condition to engage with wider social and political issues. 'Bird Boy' is a figure of a lost child wearing a bird costume, which could appear as a protective disguise or a demonic curse. Standing motionless on the edge of a pontoon in the Royal Docks, 'Bird Boy' hopes he will go unnoticed but, despite his scale, his presence is powerful and commands attention."
(ローラ・フォードの彫刻は、脆弱性と脅威の間の複雑な相互作用を表現しています。 彼女はユーモアと人間の状態に対する鋭い観察を用いて、より広範な社会的および政治的問題に取り組んでいます。 「バードボーイ」は鳥の着ぐるみを着た迷子の姿で、身を守るための変装や悪魔の呪いのように見えます。 ロイヤルドックのポンツーン(海上に人工的に作った平底の浮桟橋)の端にじっと立っている「バードボーイ」は、気づかれないことを望んでいますが、その規模にもかかわらず、その存在は強力であり、注目を集めています。)
天気も良かったし周囲にはベンチでくつろぐ人が大勢いるし、肝心のバードボーイの足元には永遠に鳥が2羽鎮座している。想像の500倍はなごやかな雰囲気だったので少しぽかんとしたが、これはこれで、彼が幸せそうで良かった。
その後Canning Town駅まで歩き、Stratford駅へ。電車の中に犬が居た。この時点で相当に体調のヤバさを感じる。Bootsで水とマスクを購入。バスでホテルまで帰った。
その3時間後ぐらいに頑張って最寄りの薬局まで行きコロナ簡易検査キットを購入(高かった)。薬局までの道のりで、黒人の兄ちゃんが窓から叫びまくってるのを見て「多分私は今日撃たれて死ぬ」と本気で思いながら超速足で、しかも黒人のにーちゃんを避けるため回り道までしてホテルへ帰った。撃たれなかった。
そうして無事に陽性が判明。結局この日の外出移行、Playoff3日目まで一切ホテルを出なかった。
PCRを受けたほうがいいのか、大会を見に行けるのか、ロンドンまで来て何でこうなったのか、わりと精神的にゴリゴリ落ち込む中なんとか乗り切れたのは、スーツケースに詰められるだけ詰めたインスタント食品と、Hellotalkという言語交換アプリで知り合ったロンドン在住の日英カップルさんのおかげ。丁度彼らがStratford近くに住んでいるということで、この辺りでPCRを受けられる場所を教えてもらったり、ロンドンにおけるコロナの扱いなどを聞いた。(日本人の彼女さんから「簡易キットで陽性ならPCRも陽性だと思う」と言われたので冷静になり、結局PCRは受けなかった。8000円ぐらいするんだもの)
人生初海外旅行、ツアーなども無く完全ソロ、でコロナ。ついてないにもほどがあったが仕方がない。ロンドンでパン屋に行けなかったことへの後悔が今も体中に染みついている。
13日・14日しっかり休み、15日のBracket stageから大会を現地観戦。あまり人が居ないあたりに座り、1席分は必ず開けて、マスクもしながら観戦はしたが、おそらく誰かしらには移してしまったと思う…。でも私もこのために日本から来てるから許してほしいと心で思いながら静かに過ごした。
大会は9時から22時まで続くので途中でご飯調達をしなきゃいけなかったけど、会場周辺に何があるのか分からず、試合間のインターバル時間が短かったから探す時間もなかったので会場の売店をうろうろ。(飲食物の持ち込みは禁止だった)
売店はホットドックが7ポンドというイカれた値段。それでも何かしら食べておかなきゃと思い選んだソーセージロール(5ポンド)がヤバかった。ソーセージの味が濃い。濃いっていうか岩塩。これを食べきったら俺は脱水症状で死ぬ。ここまでの滞在中ほとんど日本から持ってきたインスタント飯しか食ってなかった自分に対して、海外に来たことを改めて実感させてくれる忘れられない味となった。(結局、他の売店でチキンラップを発見したことでなんとか難を逃れた。)
選手に会うのも控えたが、連絡をくれたMoist esportsと、彼らと一緒に居たOnic esportsの選手たちには会うことができた。約3年半前、私が競技シーンを見始めた頃から知っている選手たち。当時とは比べ物にならないほど成長を遂げた彼らにやっと会うことが出来て本当に嬉しかった。
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mhysd-note · 10 months
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山の上の聖地
梅雨の合間の晴れの日、急に思い立って山の上の植物園に行った。 六甲山系の山の上には2つの植物園がある。市立の森林植物園と私営の高山植物園だ。バスとケーブルを乗り継ぎ、花が見頃の高山植物園に行くことにする。 三ノ宮の駅からだいぶ時間がかかったが、入り口の門をくぐった途端奥まで美しい緑に覆われた池と庭園が目に入って立ち尽くした。 6月はちょうど希少な植物が開花時期を迎えるのでそれを楽しみに来たのだが、周辺を覆う木々も道端の雑草も、その辺りにはない外国の種や樹齢を経て目一杯梢をのばす大木など、どこもかしこも目を奪う風景ばかりだ。 関西では京都府立植物園や大阪公立大学付属の森林植物園の広大な敷地を見てきたが、それらに負けず劣らず豊かな森だった。
さっそくヒマラヤの青いケシやコマクサを写真におさめ、初めて見るエーデルワイスの花の意外な肉感を観察し、あとはひたすら一足ごとにシャッターを切りまくる。 園の一番奥まで来ると出口の直ぐ側にカフェがあり、一旦園外に出てケーキを食べて一服した。カフェでは森に突き出したテラスで緑に囲まれて食事ができた。
カフェのWifiで近隣のマップを調べていると、覚えのないピンが直ぐ側に保存されている。そこはある神社だった。たしか、秋に見たアートイベントの展示で知った神社で、六甲の山の名の謂れになった史跡を、県外のアーティストがリサーチ過程で取り上げていたのだ。 往復で30分もかからない場所にあったので、これもなにかの縁かもしれぬと神社を探しに歩き出した。 神社はたしかに近い場所にあったが、途中からアスファルトの道を外れて完全な登山道になった。獣道のような細さだ。 道が途中で分からなくなり、滑りやすい花崗岩の上を谷間に向けておそるおそる降りていった。 道々、いくつか立派な巨石が鎮座している。雰囲気は完全に縄文の遺跡で、そばに酒瓶が供えてあるところを見ると今も大切に祭られているらしい。 じぐざぐの獣道を降りていく途中に意味ありげな丸石がある。ちょっと「千と千尋の神隠し」の導入部っぽい。 獣道は下り続け絶壁をはしごで降りるようなルートに変貌し、崖に張り付く小屋のような祠にたどり着いた。そこには5人ほどの参拝者が来ていた。 祠は扉が開いていて、中は昔民俗学の本を読み漁っていた頃、白黒の写真で見た東北のシャーマニスティックな土着信仰の神棚に似ていた。 先に来ていた人々は祠の中で物々しい雰囲気で手を合わせている。 祠の後ろ、岩が迫り来ている隙間から人が出てくる。祠は拝殿で、本殿はこの後ろらしい。(岩か山が御神体なのだろう。) 裏に回ってみると、岩の隙間に小さい祠があり、なんだか魔術の跡のような御札や盛塩が置かれている。ここでも一心不乱に祈っている人がいる。 私も手を合わせ、「気軽に来てしまってすみません。世界が平和になりますように。」とだけ祈ってお賽銭もあげずに来た道を戻った。
後々マップの口コミを見ると、一様に興奮した語り口で、祠の周辺のエネルギーが良いと賛美のコメントが並んでいた。(どうも今界隈では、「神話では隠されていた女神」とそれを伝える古史古伝が大人気らしい。 この祠はおそらく縄文時代くらいまで遡るので、元々の祭祀の対象は分からないが、今はその女神様の総本山とされているのだ。) 足元が極端に悪い、すぐにも崩落しそうな斜面の祠が、いつからこんなに人を呼び寄せるようになったのだろう。
隠された歴史や神々の物語はロマンがあって、大概わたしも嫌いじゃない。 でもどうも、似たような言葉選びで神社や女神の素晴らしさを語るコメントの数々を見ていると、「人の語ったファンタジーを消費していて楽しいのかなあ」と塩っ辛い感想が浮かんでくる。 何千年何万年とそこに根ざす神様がいるなら、自分もひとり地に溶けいるようにその場所と対峙して、自分のもっとも奥から出てくる言葉や形を捉えてみればよいものを。と思ってしまう。 自分の感覚から自分の神話を紡ぐことに意味があるのだと。
植物園に戻ると、急にカメラのレンズの焦点が合わなくなった。完全な故障である。マクロモードの切替をしすぎたのか、半信半疑で参拝した報いか。わたしも多分この日、あまりの写真映えに興奮しすぎ、その時その場所にただ溶けていることを怠ったのだろう。と思うことにした。あとはのんびりコアジサイやブナの樹を眺めて山を降りた。 あれから数日たったが、体と心がすこぶる元気だ。たしかにあの場所は「エネルギーが良かった」ようだった。
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a-youngstuff · 11 months
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大阪・神戸旅振り返り
この週末、彼女に会いに久しぶりに関西に戻ったので、記録として更新する。
2023.6.3
10時過ぎ、バスが梅田に到着。前日までの梅雨を感じるような天気から一転、カラッと晴れ渡った快晴日和だった。
彼女と合流し、適当に時間を潰してランチへ向かう。まだ兵庫に住んでいた時、よく彼女や友人と行っていた 「路地裏食堂 マチュナガ」。いつもディナータイムに利用していたので、昼の利用は初めてだった。
名前の通り、中崎町の細い路地道を進んだ先にある小さなお店。すべての料理が丁寧に作られていて何を頼んでも抜群に美味しい。私はタコライス、彼女はデミチキンカツを頼んだ。相変わらずの味に2人で唸りながら綺麗に料理を平らげ、お店を後にする。
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梅田に戻りがてら、友人が働くカフェへ顔を出しに行った。その日彼女がいるかは不明だったが、一か八か店内を覗くと変わらぬ姿で働く友人の姿が見えたので入店。注文したドリンクを待っている間、軽口を交わした。今度はドリンクカウンター越しでは話せないことを話そう、とご飯の約束を取り付ける。
今回の宿泊先は中津だったので、ホテルに荷物を預けた後は念願のスキマへ。開放的な空間に、魅力的なレザープロダクトが秩序を持って並べられていた。元々アッセンブルバッグのSサイズを目的にしていたが、残念ながら全て売り切れ。その後接客についてくれたお兄さんのサンダルが気になり試着するも、即買いできる値段ではなかったので写真を撮って名刺と品番控えを貰い退店。気になるものがありすぎたので、一旦頭を冷やして次回迎えに行く。
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夜はホテル近くの大衆イタリアン 「ブドウヤ」 へ。目玉のアンチョビポテトやハラミステーキのほか、ライスコロッケや山芋のトマトソース焼きといった小皿を少しずつ頼み、腹を満たしていく。店員さんも皆愛想が良く、最初はコワモテだなと思った店主さんは、最後に「美味しかった!」 と伝えるとにっこり笑ってくれた。ファンになりそう。
お腹いっぱいのまま、夜の中津を散歩する。昼は茹だるようだった暑さも、夜にはダラダラ歩くのにうってつけの気温になっていた。中津に訪れるのは今回が初だったが、再開発され整備された空間と、昔ながらの下町の空気が混ぜ合っていて個人的にとても好みでした。次はこういう街に住んでみたい。
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2023.6.4
前もってこの日は神戸に行くと決めていたので、早起きして大阪を退く。前日の時点からランチは中華にしよう!と相談し、事前にピックアップしたお店候補から選ばれたのは元町 「はらぺこ飯店」 
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口コミには 開店と同時にかなりの行列ができると記載されていたので気持ち早足で向かい、運良く2番目で入店。私は魯肉飯、彼女は中華カレーを注文。私はアジア料理のスパイシーな香りや味付けが大好きなのだが、ここのお店の魯肉飯は日本人の口に合わせたマイルドな味付けでとても食べやすかった。スパイスが苦手な彼女にも好評。店内も綺麗で量もたっぷり、友人各位に勧めたいお店であ���。 
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その後向かった1番の目的にしていた本屋さんが臨時休業していたので、元町のブルーボトルにてプランを練り直す。前々からブルーボトルのノラフロートが飲みたい!と騒いでいたので、落ち込む私に気を利かせた彼女が提案してくれたのである。彼女は少食なのに、私のデカ胃に付き合わせてすまんね…と思いながらお言葉に甘える。
気を取り直し、第2目的の古本屋 「荒野」 へ。明るい木調の店内には絶版本から割と最近出版された本まで、ジャンルを問わず様々な古本が綺麗に陳列されていた。欲しかった池井戸潤の民王があったので迷わず手に取り店内を巡回していると、足元に1981年に京都で行われたマティス展の図録が並べられてあるのに気づく。少しページを捲ると、当時のチケットが挟まっていた。ちょうど東京のマティス展を諦めたばかりという個人的状況も相まり、居てもたってもいられず池井戸潤と合わせてレジに持っていく。
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続いて、花隈の「本の栞」 へ。ここはサラ本がメインだけれど、ところどころ古書もあるので本棚に目を巡らすのがとても楽しい。ここでも、かつて開催された狩野永徳展の図録を見つけ、桃山文化の華美で豪奢な芸術にめっぽう弱い私はこれも連れて帰りそうになったが、あまりの分厚さと重量に慄いたので泣く泣く棚に戻した。その他、詩集や歌集、エッセイやzineといった比較的モダンな品揃えを指でなぞり、最終的に木下龍也の歌集か韓国文学で迷った挙句、田舎ではアクセスしづらいクィア作品 チョ・ウリ著「私の彼女と女友達」 を購入した。会計の際、店員のお姉さんの二の腕にクレーらしきタトゥーが入っていることに気づいたが、声をかけられなかったのが心残り。 
本を買うときは出版元に還元されるようなるべく本屋を利用するように心がけているものの、前の持ち主に心を寄せたり、発刊当時の情景を想像したり、古本屋でしか味わえない付加価値が好きでやめられない。ここら辺のバランスを上手く取っていきたい。
ここまで読んでくれた人ならもうお察しかと思うが、今回の旅は私の行きたいところにすべて彼女が付き添ってくれる形でプランニングされている。二日間の歩数は計3万歩。よく歩きよく食べ、好きな店やものに触れまくった2日間だった。一言も文句を言わず、最後まで付き合ってくれた彼女、ありがとう。おかげで楽しい関西旅になりました。
また仲良しになれて嬉しい、とあなたは何度も伝えてくれるけれど、私の失敗や失態に飽くせず見離さず、常に心強く側にいてくれてるあなたには感謝してもしきれないです。
次は来月、東京で会いましょう。スパシーバ
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kendawk · 1 year
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shigeru2 · 1 year
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qqyw2wd9 · 1 year
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2023年1月25日(水) 出張旅行記その70 【1月17日】 ルアンナムターの朝。 その話をする前に,昨晩起きたステキなことと悲惨なことを話します。 隣の部屋の前で,二人のおじさんがテーブルに向き合って飲んでいました。このホテル,廊下に籐のテーブルと椅子が出ているんです。 英語で話しかけられ,あれ?このアクセントは日本人っぽいなと思い,日本人ですか?と日本語で話しかけたら,韓国人です。同じ人種ですね,と言われました。 よかったら一緒に飲まないかい,と誘われたので,シャワーを浴びてからコーヒーを持って参加しました。もう一人のおじさんは,疲れているので先に寝てるよ,ごめんねと部屋へ消えていきました。よかったらビアラオを飲まないかと勧められたのですが,かなり疲労していたので,ここは大事をとってやめておきます。 店主を誘ってくれたのは小学校の先生で,先に寝てしまったのは有名なカメラマンだそうです。 二人でタイとラオスを旅行しているそうで,今,奥さんと娘さんは日本を旅行中だと言ってました。ぼくたちは冒険旅行が好きで,奥さんたちは観光旅行がいいんだよ。 お互いに,これまでの旅行でのお薦めスポットを紹介します。次にルアンパバーンへ行くおじさんたちには,Namkhan Sunset Restaurantを。 おじさんは,ミャンマーとの国境付近に位置するタイの町Doi Pha Mìを紹介してくれました。泊まったホテルの部屋からの眺めも絶景で,見せてもらった写真は,この世のものとは思えない程です。カメラマンのおじさんも腕が鳴ったことでしょうね。 ただ,問題は公共交通機関がなく,車をレンタルして行ったためにけっこうなお金がかかったとのことでした。バイクでも行けるかな?と訊いたら,とんでもない!車でも危険なくらいなんだから,と言ってました。いつか行ってみたいですね。 おじさんとはいろいろ話ができました。店主が子どもの頃香港,シンガポールに住んでいたという話から,日本軍がしてきた酷いことを申し訳なく思っていると話すと,それは現在のあなたたちの責任ではないと言います。でも,歴史は歴史だから,と言うと,そう,歴史は歴史だ。だから,今のぼくたちが新しい歴史を作っていくんだよ,と言ってくれました。 店主は店主で,昔の日本がしてきたこと,いいことも悪いこともどちらも知っておく責任があると思っています。そして,おじさんのように,これからよりよい関係を築いていくためにどうしていくか,前向きに考えてもらえると嬉しいなとも思います。 これから20年後,30年後,他国との関係が少しでも良くなっていってほしいと想うし,そのために個人にもできることを少しずつやっていきたいなと思うのです。 おじさんと会えたことは,本当に嬉しいことでした。 おじさん,まだまだ一緒に飲みたそうでしたが,身体が休息を欲していたので,早めに寝ることにします。またね,と言っておじさんと別れます。 部屋に戻ってうとうととする店主。悲惨なできごとはすでに始まっていました。 ついに体調を崩したのです。発熱がないだけマシかもしれません。お腹を壊してしまいました。 思えば,バスの中でずっと固まっていたため,身体が凝り固まってしまっているようです。このステキなホテルにある,もうすっかり古びてあまり使いたくなバスタブにお湯を入れ,浸かりました。バスタブ分のお湯が出るか不安でしたが,なんとか暖かい状態で入ることができました。さらに,持ってきたテニスボールで身体をほぐします。 少しは凝りが取れ,リンパの流れもよくなったのか身体が温まってきました。 しかし,それでもお腹の調子は改善されません。 秘密兵器「携帯ウォシュレット」が大活躍します。もしこれがなかったら,紙が切れるかお尻が切れるか,あるいは両方が切れて,大変な思いをしていたことでしょう。 朝目覚めたらだいぶ身体が軽かったので,助かりました。 朝食を取ることにします。 【お知らせ】 ベトナム,ラオスへの買い付け旅行のため,しばらくの間休業いたします。ご迷惑おかけしまして申し訳ありません。 2023年1月28日(土) 19時からの営業再開を予定しています。 ご来店,お待ちしております。 【身体のセルフケア】 2023年2月4日(土),3月11日(土)の開催を予定しております。 16:30~18:30 上福島コミュニティーセンターにて 詳細、お申込みはメッセージにてご連絡ください。 #カフェ #バー #東南アジア料理 Cafe & Bar ສະບາຍດີ(#サバイディー ) 大阪府大阪市福島区鷺洲2-10-26 📞06-6136-7474 #osaka #fukushimaku #cafe #bar #福島区グルメ #福島区ランチ #福島区バー #ラオス #ベトナム #チキンライス #ラオスの旅 #変わろう日本 https://www.instagram.com/p/Cn1Kw8syJ7Z/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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yanagidasblog · 1 year
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witchegg · 1 year
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原鶴温泉旅行日記
@2023.1.9-1.10
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��達と3人で、久しぶりに「遠征」��はない旅行に行きました。ちなみに他2人はまあまあオタクだけどぬいを携帯するタイプのオタクではないので、ぬいの持ち込み制限(小さめ2匹まで)がかけられました。
1日目
鳥栖プレミアム・アウトレット → 瓦そば・うなめし屋さんで昼ごはん →Aコープ朝倉で買い物→ 原鶴温泉・泰泉閣へ
鳥栖プレミアム・アウトレットは初めて行きましたがアウトレットじたい久しぶりだったので楽しかったです。全部は回りませんでしたが、多分回ってもちょうどいい広さっぽい。フランフランでタオルのセットを購入しました。
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お昼は朝倉の「うぐいす」さんで、瓦そばを1人前ずつと、3人でうなめしを一つ注文。落ち着いた雰囲気で店員さんにも丁寧にしていただき、とっても美味しかったです。うなめしも、いつも最後のだし茶漬けで食べるときに惰性で食べてたんですが(だって普通に食べたほうが美味しい)、こちらは出汁がしっかりしてるのか美味しかったです。瓦そばって、そばと焼きそばの中間くらいでめちゃくちゃ美味しいですよね。
Aコープ朝倉はかしわおにぎりが有名らしくて、それとおつまみなどを購入。あとで食べましたがかしわおにぎりめちゃくちゃ美味しかったです。また食べたい。
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15時過ぎに「泰泉閣」にチェックイン。今回は少し奮発して、離れの個室です。部屋にお風呂もついてるし(露天風呂とかじゃなくて普通のユニットバスだけど、お湯は源泉かけ流し)お庭にも出ることが出来ます。
全然話は変わって、現在SwitchのFit Boxing2というゲームでアイドルマスターSideMとのコラボキャンペーンが実施されているのですが、内容が毎日決まったお題のコースをプレイするというもの。わたしはこちらに参加しているため、Switch持参しました。いつもはテレビに出力しているのですが、今回はテーブルモードにて。見づらいのとジョイコンの反応が多少悪かったですが、無事この日もお題をクリアできました。ところでこの庭、隣にいくつかある離れとも中の方でつながってるんですが、他の離れのお客さんがフィットボクシングプレイ中の私を見てしまい「ヒッ…」って感じで帰っていったそうです。すまなかった。
お昼寝したりお風呂入ったり…泰泉閣といえばジャングル風呂! お風呂は男湯・女湯日替わり交代ですが、この日は女湯がジャングル風呂でした✌♨ 実はしょぼいんじゃないかと思ってましたが、なかなか立派なジャングルでした。湯質はとろっとしていて、乾燥肌がうるおいました。
ご飯の写真はうまく取れなかったのでないんですが、何を食べても美味しくて、朝から食事量のコントロールを心がけていたので完食できました! いつも旅行に行くたび夜ご飯を完食できず悔しい思いをしていたので…
ご飯の後は部屋に戻って寝たり部屋風呂に入ったりダラダラしながら、宇宙カタンに着手。ちなみに誰もルール読んでないし、ここで初めて開封しました。そして初心者用の初期配置で断念! カタンは何度もプレイしてるけど、全然違いすぎる!覚えられねぇ! 今度は解説動画きちんと見たりしてから挑みますね。宇宙カタンくん、またね~
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断念した私たちは、ビールを飲みながらTVを見たりしてこの日は終了。
2日目
白壁通り→浮羽稲荷神社→三連水車→鮮魚屋さんのお寿司
朝食を一番遅い時間にしたので、朝からひとっ風呂。家ならしないけど、温泉に来たら絶対2回は入りたいし朝風呂もしたい。
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朝ごはんもたいへん立派。朝からお刺身が食べられる! 昨日の夜ご飯の余韻がまだ残っていて、朝ごはんはちょっと残してしまった…次回リベンジしたい。あさりのお味噌汁がとても美味しかったです。
お世話になった宿をチェックアウトして軽く観光へ。ちなみに泰泉閣は、私達がチェックアウトした日から改装工事に入るらしく、3月半ばくらいまで休館らしいです。泰泉閣くんまたね~✋ 良くして頂いてありがとうございました。
宿においてあったパンフレットを見て、白壁通りとかがある地区に行ってみましたが、この日は三連休明けの平日。ということでお店は軒並みおやすみでした…残念。美味しいと評判の海鮮のお店もまた今度機会があれば。カフェとかも可愛いところ多いみたいです。進路を変えて、浮羽稲荷神社へ。
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山の上にあるんですが、車で行けるのでらくちんです! この日は天気もよく絶景でした。3人でおみくじをしてみんな大吉。今年もよろしくお願い致します。
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その後は三連水車を見に行って…動いてませんでしたが。この近くに道の駅みたいなところがあって、そこには三連水車のレプリカがあります。なぜ。道の駅でお土産と、家用の野菜を買って満足。また昨日寄ったAコープ朝倉でかしわおにぎりを買い、友達おすすめのお魚屋さん(名前忘れた)のお寿司を買って平日の公園で食べました。1月にしては寒くない日だったのでよかった。
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楽しかったのでまた行きたいけど、それまでに運転練習しておきます🚗
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