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#磯崎憲一郎
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磯崎憲一郎,終の住処,新潮文庫,2009
ずいぶん前に芥川賞を受賞した作品。受賞時、比較的年齢のいっていたことと、商社に勤めていたということはニュースで知っていた。そして、この作家を蓮實重彦がほめているということものちに知った。カバーの紹介文をみると夫婦二人の物語のように思われるけれど、夫ひとりの視点を追うように三人称で叙述は進む。保坂和志に近い作家ということはこの本を読む直前にネットで調べてでてきたインタビューで知ったのだけれど文体はまったく異なっていて、もっと息の長いたゆたうようなものを想像していたんだけれど、硬質というべきけ、男らしくというべきか、けして美しい文ではないだろうが、これも意外の感。写実的な叙述が続くのだが、ぱっと文章を眺めたときの漢字の配分がかためで、また写生的でありながらけして映像的ではないので、文字は追ったが情景が再現されず、頭に入ってこないところがあった。
なによりぜんたいてきにどこかファンタジーめいた浮遊感が漂っていて、純文学という語でイメージされるようなもの(あくまでわたしがということになるが)でもなかった。先のインタビューではガルシア=マルケスの百年の孤独が作家に与えた決定的な影響などにもふれていたから、これがマジックリアリズムということなのだろうか。中に出てくる建築家の造形には笑ってしまった。モデルはいるのだろうか。
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patsatshit · 5 months
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2023年も色んな本を読みました。なんだかんだで再読が多いのですが、はじめて出会った作品からもたくさんの刺激をもらいました。なかでも特に印象に残っている5冊を本年度のベストとしてセレクトしてみました。今年出版されたものではなく、あくまでも今年僕が読んだもの、です。
1、齋藤なずな / ぼっち死の館
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76歳の著者が描く「老い」こそが最も躍動的で生き生きとしていて、清々しかった。タラウマラ周辺の日常がSF的世界観と地続きであることを改めて思い知らされた。このなかの数編はカフカのその先をも垣間見させてくれる。
2、西川勝 / ためらいの看護
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かつてブルーハーブのボスは「これ以上きれいごとは無しにしようや」と息巻いたが、その当人がすっかりきれいごとに取り込まれてしまった。ボスとシンゴ西成との楽曲からこぼれ落��たものが本書のなかには全部つまってる。著者は障害のある無しに関わらず、ときには人を抱きしめ、ときにはぶん殴り、愛して罵倒する。一切のきれいごとは無しだ。きっとこれからも何度も読み直すだろうし、もうこういうものしか読みたくない。
3、西井一夫 / 日付のある写真論
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西井一夫もまた美辞麗句とは最も隔絶した場所からものごとを俯瞰している人だ。ここで論じられている状況から世界はより一層に退化の時代を歩んでいると言わざるを得ない。こういうものを読んで、自分の足元からグラつかされた方が良い。知性は野蛮だし、野蛮は知性だ。それを放棄したテンプレート社会からはなにも生まれない。
4、筒井康隆編 / 現代世界への問い
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本書は地べたから自分を叱咤激励してくれた。畑を耕せど耕せど、な日々を継続中ではあるが、それでもまだその手を鍬から手放さなくて良いんだと思わせてくれた。希望がないことが希望、そういう本。
5、田中茂樹 / 子どもを信じること
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子どもを信じるという行為は誰もができるがゆえに最も困難な問題を孕んでいる。それは反戦の意を唱えること以上に難しい。本書で記されていることを実践できる自信はない。それでも読む前と読んだあとでは見える景色が確実に変わった。わかりやすい旗印を掲げること以上に大変なことが各家庭にはある。それを無下にしてはならない。
上記の他にも小指『宇宙人の部屋』、リーアンダーツ『母がゼロになるまで』、済東鉄腸『引きこもりの俺が、ルーマニア語の小説家になった話』、今村夏子『あひる』、磯崎憲一郎『我が人生最悪の時』、関口良雄『昔日の客』、マークフィッシャー『夢想のメソッド』、ポールミラー『リズムサイエンス』、ポールオースター『空腹の技法』、松本大洋『sunny』、山口貴由『劇光仮面』、大山海『令和元年のえずくろしい』などなど素晴らしい書籍がたくさんありました。でももう言わなくてもわかってもらえるでしょうけど、圧倒的ベストは…
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kennak · 1 year
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石破茂 下村博文 高木宏壽 山本ともひろ <衆議院> 逢沢一郎 赤澤亮正 東国幹 池田佳隆  石橋林太郎 石原宏高 石原正敬 伊東良孝 稲田朋美 井林辰憲 井原巧 大岡敏孝 尾崎正直※ 小田原潔 鬼木誠 菅家一郎 神田憲次 北村誠吾 工藤彰三 熊田裕通 國場幸之助 小寺裕雄 小林茂樹 小林鷹之 小林史明 坂井学 佐々木紀 柴山昌彦 島尻安伊子 鈴木馨祐 関芳弘 高木宏壽 高鳥修一※ 高見康裕 武田良太 武村展英 谷川とむ 田野瀬太道 田畑裕明 塚田一郎 土田慎 土井亨 中川貴元 中川郁子 中曽根康隆 中西健治 中根一幸 中野英幸 中村裕之 中山展宏 西野太亮 萩生田光一 鳩山二郎 平井卓也 深澤陽一 古川康 細田健一 宮内秀樹 宮崎政久※ 宮澤博行 務台俊介 宗清皇一 村井英樹 盛山正仁 保岡宏武 柳本顕 山際大志郎 山田賢司 山本ともひろ 若林健太 ※「崎」は「たつさき」※「高」は「は��ごだか」 逢沢一郎 上杉謙太郎 木村次郎 柴山昌彦 萩生田光一 穂坂泰 青山周平 池田佳隆 伊藤信太郎 伊東良孝 井上信治 上野賢一郎 大岡敏孝 奥野信亮 小田原潔 鬼木誠 加藤勝信 神田憲次 木村次郎 高木啓 高木宏壽 武田良太 田畑裕明 寺田稔 中川郁子 萩生田光一 平井卓也 平沢勝栄 松本洋平 岸信夫 木村次郎 熊田裕通 斎藤洋明 坂井学 高鳥修一※ 田畑裕明 田野瀬太道 中川貴元 中村裕之 深澤陽一 萩生田光一 星野剛士 若林健太 ※「高」は「はしごだか」 斎藤洋明 <参議院> 青木一彦 生稲晃子 石井浩郎 井上義行 猪口邦子 上野通子 臼井正一 江島潔  加田裕之 加藤明良 北村経夫 古賀友一郎 こやり隆史 櫻井充 佐藤啓 高橋克法 豊田俊郎 永井学 船橋利実 星北斗 舞立昇治 三宅伸吾 森屋宏 山本順三 若林洋平 渡辺猛之 赤澤亮正 甘利明 石破茂 伊東良孝 大岡敏孝 小田原潔 北村誠吾 木原稔 佐々木紀 谷川とむ 中谷真一 中山展宏 古川康 宮澤博行 務台俊介 山際大志郎 義家弘介 井上義行 猪口邦子 衛藤晟一 磯崎仁彦※ 井上義行 三宅伸吾 森まさこ ※「崎」は「たつさき」 上野通子 北村経夫 こやり隆史 船橋利実 井上義行
自民“旧統一教会と接点の国会議員は179人”うち121人氏名公表 | NHK | 旧統一教会
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namelesscafe · 18 days
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ユリイカ 2023年12月臨時増刊号 総特集◎坂本龍一 1952-2023
週替りでラインナップを変えている書籍コーナーに一冊雑誌を追加してみた。以前から読書の時間が取れるようになったら読みたいと思っていたユリイカ。最新号ではなく昨年末発刊の坂本龍一特集。
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追悼・坂本龍一 坂本龍一とはどのような音楽家であったのだろうか、音楽という営為の自律性が起源とともに問い返されることになる。それこそ坂本龍一の問いであったと信じること、出発点はそこにある。われわれはたしかに坂本龍一の時代を生きていた。坂本龍一死去、残響の手前にその音楽を聴き返す。
【目次】 総特集*坂本龍一 1952-2023
インタビュー 古い付き合い / 大貫妙子 聞き手・構成=ばるぼら
記憶の始まり 坂本龍一を偲んで / 池辺晋一郎 坂本君の教育実習 / 野村滿男 《---分散・境界・砂---》の頃のこと / 高橋アキ 若き日の坂本龍一さんへ / 牧村憲一
奏者――ピアノ‐キーボード‐シンセサイザー 電子音楽のコンステレーション / 川崎弘二 デザインする/される坂本龍一 / 久保田晃弘 「ポスト・キーボード」のピアノ / 谷口文和 再び見出された「即興」の方法論的可能性――坂本龍一とインプロヴィゼーション / 細田成嗣
生き生きとした時間 教授と共に駆け抜けた七〇年代、僕らの音楽革命 / 渡辺香津美 すべての瞬間が生きていた! / 加藤登紀子 永遠に輝き続ける光 / クリス・モズデル 訳=小磯洋光 彼方へ アーバン・シンクロニテイを極点としたスイングバイ――「地下活動」備忘録として / 佐藤薫 傷口それ、まだひらいてるし。 / 山崎春美
音楽/メディア/政治 千の一九六八年――音の相聞歌 / 平井玄 坂本龍一の「アジア」――現代音楽以後の道 / 柿沼敏江 坂本龍一のメディア論的思考――一九八〇年代、なぜ未来派に惹かれたのか / 飯田豊 坂本龍一と哲学者たち――「音」の所在 / 檜垣立哉 「不安定な生」と坂本龍一――音楽と社会活動の政治学 / 中條千晴
同時代人として ファインダー越しの邂逅 / 高田漣 SILENCE 無時間的音楽 / 蓮沼執太 前夜 / 原摩利彦 “坂本龍一音楽”の美学 / 狹間美帆 音楽と/の作曲、イメージと/の機能――校歌制作記 / 網守将平
呼び交わすインデックス 「commmons: schola」をおもいだしながら / 小沼純一 オペラ《LIFE》、生きられた偽史――一二音技法へのリファレンスの再検討から / 白井史人 作曲という営みの庭――坂本龍一といくつかの小石 / 久保田翠 〈自己〉を聴く技法としての演奏行為 / 堀内彩虹 ポストモダンの呼吸を聴く――坂本龍一の「音楽」について / 仲山ひふみ
座談会 二〇〇〇年以降の坂本龍一の音楽 / 大友良英+秋山徹次+伊達伯欣
遺産相続 それだけではない――現代社会の芸術家 / 三輪眞弘 TRAVELER / 渡邊琢磨 坂本龍一、含羞の線 / 千葉雅也 坂本龍一とメディアアート / 四方幸子
空に降る 美貌の青空はどこに――「一音一時」展をめぐるメモランダム / 松井茂 坂本龍一と雨の降る庭と能――《LIFE》シリーズから《TIME》へ / 原瑠璃彦 坂本龍一はサウンド・アーテイストではない/でもある / 小寺未知留 海へ / 髙山花子
邂逅と瞬間 翁と坂本龍一様 / 大倉源次郎 ピアノの弦が、指の先で、そして指の先で、ピアノの弦が。 / 和合亮一 教授がいたから / 笹公人 大好きな大人 / 山中瑶子
ペルソナは語るか YMOの/と坂本龍一――「環境」と歴史、切断と継承の間で / 円堂都司昭 ふ・る・え――『戦メリ』の坂本龍一がもたらしたもの / 田村千穂 坂本龍一の作詞的行為について / 木石岳 美しい音楽/美しい技芸――坂本龍一の創作に関する私的な断片 / 西村紗知
LIFE – endless… 坂本龍一:INSTALLATION/ART/SOUND / 阿部一直
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esquerita68 · 1 year
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2022年ライブ・イベント一覧
ご来場いただいたみなさま、ご出演・企画のみなさまありがとうございました! 2023年もどうぞよろしくお願いいたします。
<2022年ライブ・イベント記録>
1/6(木)小沼ようすけ&沼澤尚 DUO 1/9(日)ファイヤーヨーコ/蜂鳥あみ太=4号+acc田村賢太郎 1/11(火)Kai Petite+吉村勇作+沼澤尚  1/15(土)井上侑 1/16(日)チッコソウマのファンキージャムセッション!  1/28(金)丸山朝光(ハチャトゥリアン楽団)/Silent Folks 1/29(土)最鋭輝with マスタードボーイズ(店主ゴトウ&スズキさん)/ミックスナッツハウス 1/30(日)夜久一(やくはじめ)/木下 新一朗(Sniff)/たけうちなおや
2/5(土)友部正人 2/11(祝金)FRETLAND 鬼怒無月 acoustic guitar 有田純弘 acoustic guitar 竹中俊二 acoustic guitar 2/12(土)塚本功 2/26(土)寺本幸司プロデュース 浅川マキ リスペクCDアルバム伊香桃子-UTA MOMO-「Good-bye -浅川マキを抱きしめて-」UTA MOMO BANDトーク:寺本幸司/伊香桃子 バンド:hiro Tp./濱中俊輔 Gt./日高真吾 Ba./天四郎 Ps./THE BOO 2/27(日)「春もゴキゲンツアー2022」アノアとペロ/ハマサピエンス(G.Vo.チャンナミ,フリューゲルホン ヒラジーニョ,ギター 磯ユースケ,ドラム ポコちゃん,べース セニョール)
3/6(日)Sniff/Barefoot Gypsy  3/13(日)「Blues Before Sunrise 」LPレコード・リリースツアー blues.the-butcher-590213永井ホトケ隆vo,g、沼澤尚dr、中條卓b、KOTEZ(vo,hca) 3/19(土)チッコソウマdr,山本賢介b.福田眞國g/あっちゃんバンド(渡辺篤弘VO&G、内山哲司Dr、西岡徹BASS) 3/20(日)チッコソウマdr+ミックスジュース*延期 3/23(水)「BORN! BORN! BORN! ~マダムDAY~」マダム生誕祭!出演:平井正也/岡沢じゅん+後藤弘dr 3/29(火)URBAN GROOVE-FITTERS ~臼井ミトン+田中義人+中條卓+沼澤尚
4/3(日)エノッキートリオ(ロッキン・エノッキーVO&G,トネーロbass,大澤公則dr)+Speedy Kanno 4/4(月)「パラレル与太話:百物語編」出演(歌と与太話) MC25POP(POPちゃん)/ピロヂ半ズボン 4/5(火)「彼女について」レコ発ライヴ 矢野絢子 4/9(土)アカリノート/KM&FBI 4/17(日)チッコソウマのファンキージャムセッション! 4/23(土)湯川トーベン/Silent Folks 4/24(日)AMI☆TAME/Silent Folks 4/25(月)東京ローカル・ホンク~ 途中下車の旅、浜松編 ~ 4/29(祝金)「双葉双一の久しぶり浜松ライブ!」双葉双一 4/30(土)ミックスナッツハウス/ラヴラヴスパーク
5/1(日)思考の樹リリースツアー2022「Our visible tour 」渡辺庸介(per)ファルコン(gt) 5/8(日)ツムフェス:ついにあのレジェンドキッチンカーのボッケーノ出店! 5/14(土)レコ発記念ライブ!Sniff/Barefoot Gypsy  5/15(日)チッコソウマdr+ミックスジュース 5/21(土)須川光/KM&FBI 5/30(月)カンザスシティバンド
6/2(木)樽木栄一郎&宮川剛 DUO 6/4(土)The Timeless Nation with TOKU 小沼ようすけ、Kai Petite、沼澤尚、TOKU 6/11(土)「伊藤大地&滑川博生のドラム・ザ・座談会 -演奏編-」 6/12(日)JabBee (vo,g) ladyeria(sax,cl,cho ) 樋渡ナヲタカ(Bass)山口ゆきのり(organ)/THE BOO 6/18(土)井上侑と劇団ペテカンの濱田龍司、四條久美子 6/19(日)江口優&Kuma(Dr)/やじ助 6/25(土)上の助空五郎/ハマサピエンス
7/2(土)現代の山火事/Mizumi*延期 7/3(日)後藤弘54th BIRTHDAY PARTY!:ヒライマサヤ/ミックスナッツハウス/ムラング 7/5(火)チチンプイプイ(酒井杏&佐藤克彦)/misato&shin 7/7(木)栗コーダーカルテットwithタバティ 7/9(土)湯川トーベン+さがみ湘/THEBOO 7/16(土)Clearance Creamsoda Redial/Backmen 7/17(日)チッコソウマのファンキージャムセッション! 7/23(土)齋藤さっこ/たえといしかわ/トリイリカ+マイク・ハマ+野尻制 7/24(日)CABBAGE & BURDOCK 7/28(木) 越智巌(g)、西川直人(org)、横山和明(ds) 7/29(金)スティーヴ エトウ
8/6(土)マーブルワールド/way to go mini 8/7(日)hosovoso/ハマサピエンス 8/12(金)YAMAMOTO yoshifumi TRIO 8/13(土)ファイヤーヨーコ/おいおい教教祖(元氣 安) 8/19(金)「ニューアルバム「ホームタウン」リリース記念ツアー!」ハチャトゥリアン楽団:丸山朝光 vocal, banjo、河原真彩 trumpet、東方洸介 tuba、三輪朋彦 drums/やじ助 8/20(土)アカリノート/宮川慶(KM&FBI)/島崎智子 8/26(金)聞間拓/OA:椋子 8/29(月)「サイバー民族団 」壷井彰久(vl)、ファルコン(gt)、渡辺庸介(per)
9/3(土)「First Flight/ブルースで踊ろう」リリースパーティ浜松編 TinyStep "Southside"Trio 山口ゆきのり(Organ)秋廣シンイチロウ(Guitar)森俊也(Drums)/OAカッパライ 9/4(日)正山陽子バンド*正山陽子(vo.)*宮本憲(gt.)*ヤマトヤスオ(wb.)*田中教順(Dr)/夜のアモーレ -amore di notte-Hide Amore(Gt),Mike Amore(Ba),Nami Amore(Dr) 9/10(土)Sniff/Barefoot Gypsy 9/11(日)夜久一(やくはじめ)/Indian boogie explosion 9/18(日)チッコソウマdr+ミックスジュース 9/20(火)聞間拓/阿部浩二 9/24(土)「ひびしおり MARCY MARCY ME」ひびしおり+福田将也/TK3(Tae takahashi、Keiko sanada,Shoji Mita) 9/25(日)タクロー&どりちい/中西こでん
10/1(土)「うすらいの旅 静岡編」ラッキーオールドサン 10/2(日)ハートランド朝霧WiRELESS CARNiVAL 出店 10/7(金)友部正人 10/8(土)現代の山火事/ムラング 10/15(土)ヤスムロコウイチ/トミー来風 10/16(日)「NRQ 5thアルバム『こもん』発売記念ライブ浜松編」/NRQ/志波太朗バンド 10/22(土)ミックスナッツハウス/岩見十夢 10/23(日)最鋭輝/双葉双一 10/28(金)カンザスシティバンド 10/29(土)「ラヴラヴスパーク&The End presents... Folkestra!#1 @浜松→松本編」The End/ラヴラヴスパーク/中西こでん
11/5(土)ヒライマサヤと片山尚志 11/6(日)樽木栄一郎&宮川剛 DUO 11/12(土)ムムムイベント(ぱんとおやつのいちば) 11/13(日) ムムムイベント(ぱんとおやつのいちば) 11/13(日)UTA MOMO/寺田町 11/18(金)Kai Petite(Bass VI,G,Vo)吉村勇作(Keys)平陸(Drums) 11/19(土)『チチンプイプイw/田中邦雄(東京ローカル・ホンク)』/misato&shin 11/20(日)チッコソウマのファンキージャムセッション! 11/21(月)ギターパンダ/OA,オノジュン 11/30(水)アノアとペロ/ピロヂ半ズボン
12/3(土)塚本功/島崎智子/宮川慶(KM&FBI) 12/10(土)聞間拓 12/11(日)石川秀明+野尻制/Materi R 12/17(土)Ocean Town Orchestra(クイクイジーラ、海洋天堂)/岡沢じゅん/kiss the gambler 12/18(日)チッコソウマのファンキージャムセッション! 12/24(土)真っ赤な三人/KM&FBI ※延期 12/25(日)東京ローカル・ホンク~ ホンク泣き笑い年末スペシャル 浜松特別興行 ~木下弦二(G.Vo.)、新井健太(B.Cho.)、田中邦雄(D.Cho)
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rhizaria · 2 years
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【一覧】旧統一教会側との接点が確認された自民党国会議員179人のうち公表された121人
自民党は8日、所属国会議員379人に対して行った世界平和統一家庭連合(旧統一教会)および関連団体との関係についての調査結果を発表した。何らかの接点が判明した議員は179人に上り、旧統一教会側に選挙支援を依頼したのは斎藤洋明衆院議員と井上義行参院議員の2人であるとし、議員121人の氏名を公表した。
自民党調査で世界平和統一家庭連合(旧統一教会)側との接点が確認された所属国会議員121人は次の通り。(敬称略、衆参両院ごとに五十音順、かっこ内は選挙区)
【関連団体の会合に議員本人が出席し、あいさつ】
▽衆院
逢沢一郎(岡山1)、赤沢亮正(鳥取2)、東国幹(北海道6)、池田佳隆(比例東海)、石橋林太郎(比例中国)、石原宏高(比例東京)、石原正敬(比例東海)、伊東良孝(北海道7)、稲田朋美(福井1)、井林辰憲(静岡2)、井原巧(愛媛3)、大岡敏孝(滋賀1)、尾崎正直(高知2)、小田原潔(東京21)、鬼木誠(福岡2)、菅家一郎(比例東北)、神田憲次(愛知5)、北村誠吾(長崎4)、工藤彰三(愛知4)、熊田裕通(愛知1)、国場幸之助(比例九州)、小寺裕雄(滋賀4)、小林茂樹(比例近畿)、小林鷹之(千葉2)、小林史明(広島7)、坂井学(神奈川5)、佐々木紀(石川2)、柴山昌彦(埼玉8)、島尻安伊子(沖縄3)、鈴木馨祐(神奈川7)、関芳弘(兵庫3)、高木宏寿(北海道3)、高鳥修一(比例北陸信越)、高見康裕(島根2)、武田良太(福岡11)、武村展英(滋賀3)、谷川とむ(比例近畿)、田野瀬太道(奈良3)、田畑裕明(富山1)、塚田一郎(比例北陸信越)、土田慎(東京13)、土井亨(宮城1)、中川貴元(比例東海)、中川郁子(比例北海道)、中曽根康隆(群馬1)、中西健治(神奈川3)、中根一幸(比例北関東)、中野英幸(埼玉7)、中村裕之(北海道4)、中山展宏(比例南関東)、西野太亮(熊本2)、萩生田光一(東京24)、鳩山二郎(福岡6)、平井卓也(比例四国)、深沢陽一(静岡4)、古川康(比例九州)、細田健一(新潟2)、宮内秀樹(福岡4)、宮崎政久(比例九州)、宮沢博行(比例東海)、務台俊介(比例北陸信越)、宗清皇一(比例近畿)、村井英樹(埼玉1)、盛山正仁(比例近畿)、保岡宏武(比例九州)、柳本顕(比例近畿)、山際大志郎(神奈川18)、山田賢司(兵庫7)、山本朋広(比例南関東)、若林健太(長野1)
▽参院
青木一彦(鳥取・島根)、生稲晃子(東京)、石井浩郎(秋田)、井上義行(比例)、猪口邦子(千葉)、上野通子(栃木)、臼井正一(千葉)、江島潔(山口)、加田裕之(兵庫)、加藤明良(茨城)、北村経夫(山口)、古賀友一郎(長崎)、小鑓隆史(滋賀)、桜井充(宮城)、佐藤啓(奈良)、高橋克法(栃木)、豊田俊郎(千葉)、永井学(山梨)、船橋利実(北海道)、星北斗(福島)、舞立昇治(鳥取・島根)、三宅伸吾(香川)、森屋宏(山梨)、山本順三(愛媛)、若林洋平(静岡)、渡辺猛之(岐阜)
【関連団体の会合に議員本人が出席し講演】
▽衆院
赤沢亮正(鳥取2)、甘利明(比例南関東)、石破茂(鳥取1)、伊東良孝(北海道7)、大岡敏孝(滋賀1)、小田原潔(東京21)、北村誠吾(長崎4)、木原稔(熊本1)、佐々木紀(石川2)、谷川とむ(比例近畿)、中谷真一(山梨1)、中山展宏(比例南関東)、古川康(比例九州)、宮沢博行(比例東海)、務台俊介(比例北陸信越)、山際大志郎(神奈川18)、義家弘介(比例南関東)
▽参院
井上義行(比例)、猪口邦子(千葉)、衛藤晟一(比例)
【旧統一教会主催の会合への出席】
▽衆院
逢沢一郎(岡山1)、上杉謙太郎(比例東北)、木村次郎(青森3)、柴山昌彦(埼玉8)、萩生田光一(東京24)、穂坂泰(埼玉4)
▽参院
磯崎仁彦(香川)、井上義行(比例)、三宅伸吾(香川)、森雅子(��島)
【旧統一教会および関連団体に対する会費類の支出のうち、政治資金規正法上、要公開の対象議員】
▽衆院
青山周平(比例東海)、池田佳隆(比例東海)、伊藤信太郎(宮城4)、伊東良孝(北海道7)、井上信治(東京25)、上野賢一郎(滋賀2)、大岡敏孝(滋賀1)、奥野信亮(比例近畿)、小田原潔(東京21)、鬼木誠(福岡2)、加藤勝信(岡山5)、神田憲次(愛知5)、木村次郎(青森3)、高木啓(比例東京)、高木宏寿(北海道3)、武田良太(福岡11)、田畑裕明(富山1)、寺田稔(広島5)、中川郁子(比例北海道)、萩生田光一(東京24)、平井卓也(比例四国)、平沢勝栄(東京17)、松本洋平(比例東京)
▽参院
上野通子(栃木)
【旧統一教会および関連団体からの寄付やパーティー収入で寄付もしくはパーティー収入ありのうち、政治資金規正法上、要公開の対象議員】
▽衆院
石破茂(鳥取1)、下村博文(東京11)、高木宏寿(北海道3)、山本朋広(比例南関東)
【選挙におけるボランティア支援】
▽衆院
岸信夫(山口2)、木村次郎(青森3)、熊田裕通(愛知1)、斎藤洋明(新潟3)、坂井学(神奈川5)、高鳥修一(比例北陸信越)、田畑裕明(富山1)、田野瀬太道(奈良3)、中川貴元(比例東海)、中村裕之(北海道4)、萩生田光一(東京24)、深沢陽一(静岡4)、星野剛士(比例南関東)、若林健太(長野1)
▽参院
北村経夫(山口)、小鑓隆史(滋賀)、船橋利実(北海道)
【旧統一教会および関連団体への選挙支援の依頼、および組織的支援、動員などの受け入れ】
▽衆院
斎藤洋明(新潟3)
▽参院
井上義行(比例)
(共同)
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noriyukisuzuki · 2 years
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たとえばどうしても問題行動を繰り返してしまう人がいる。その人に対し「なぜこんなことをしたのか」と叱責するのでも、専門家がその人を診断して病名を与えるのでもなく、問題行動を起こした本人が自分について研究するのが当事者研究です。そして当事者研究においては、「外在化」といって行動を一度単なる現象としてとらえることが重要だといわれています。それはつまり、行動を神的因果性においてとらえるということです。神的因果性においてとらえるということは、その人を免責することです。つまり自分がやってしまった問題行動をひとつの現象として客観的に研究するのです。そうすると、不思議なことに、次第にその人が自分の行動の責任を引き受けられるようになるのです。つまり一度、神的因果性において行為をとらえることで、人間的因果性への視線が生まれるわけです。
中島岳志,若松英輔,國分功一郎,磯崎憲一郎. 「利他」とは何か (Japanese Edition) (pp. 132-133). Kindle Edition.
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yasudai · 3 years
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#伊藤亜紗 #中島岳志 #若松英輔 #國分功一郎 #磯崎憲一郎 #利他とは何か 読了。 このタイトルで売れるのかいな? 売る気のないタイトルだな、と奥付を見みると2ヶ月半でなんと5刷! 実際読んでみると、確かに五人の論考それぞれがとても興味深く、面白かった。 特に國分さんの中動態と意志、責任をめぐる考察を、もっと詳しく知りたいと思った。 https://www.instagram.com/p/CRhVGJ4jNJG/?utm_medium=tumblr
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salondebishamon · 5 years
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福岡史朗+2STONE 「KING WONDA NUG WONDA IA KIKELE」発売記念ツアー 2/2(土)京都 サロンド毘沙門  出演:福岡史朗+2STONE(松平賢一、磯崎憲一郎、大久保由希) ムーズムズ 開場19:00 開演20:00 チャージ:予約2800円 当日3300円 予約、問い合わせ : [email protected] *完売いたしました*ありがとうございます* #福岡史朗 #松平賢一 #大久保由希 #磯崎憲一郎 #ムーズムズ #サロンド毘沙門 #京都 #event #soldout https://www.instagram.com/p/Br7bSFEHKn-/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=1uj8eivo80pvb
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innocent-3 · 4 years
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「狂乱苦悩の真崎甚三郎」より
(引用者注:1934年4月、実弟白上佑吉の収賄事件を契機に林銑十郎陸相が辞意を漏らす。取材の一環で著者は皇道派の首脳・真崎甚三郎教育総監邸を訪ねる)
 …
 玄関の呼び鈴を押すと女中が出て来た。ちょっと会釈して引っこんだ。左手の応接室には電気がついている。来客らしい。間もなくさきの女中が出て来て「こちらで暫く」といって、玄関つきあたりの八畳ぐらいの座敷に案内し、茶など運んで来た。先客はなかなか帰らない。もう十時はとうに過ぎた。十一時近い。やっと客の帰る気配がして、玄関で真崎が「やめたくても勝手な真似はさせんから大丈夫だ」と言って笑いながら送り出した。さァ、こっちの番だ。襖のあくのを待っていたが、真崎は部屋に入って来ないで、廊下づいたに座敷の横壁に取りつけてある電話にかかった。相手はわからない。
「いま秦が帰ったところだ。どうも真意がわからぬという。……いや、そうじゃない。表面は困った、困ったと言っているそうだが、何しろ起訴されて懲役刑の求刑を受けたというだけだから、それですぐどうというわけにはいかぬ……そうだ、そうだ。裁判が確定したというのではないから秦が手をまわして検事局の方を調べさせたが、検事は口が堅くて裁判の見通しについては何もしゃべらぬらしい。警視庁の方では物になると言っているがこれも観測だけだからね。……それに妙なことに白上と兄弟だということは、世間ではあまり知らないらしい。けれども、これは��ぐ暴露することができる。…‥それで番町の方から極力この際は進退を明らかにして、一応辞めた方がよいということを口説かせている。それには相当に耳を傾けている模様だ。…‥ナニ、そうだ、そうだ。ところが秦には辞めそうな口振りは一切見せぬという。…‥イヤ、秦も随分突っこんで勧告はしたらしい。彼のことだから少しアクがきき過ぎて、かえって気を悪くしたのかもしれぬ。だが、機会は今だよ、いい機会だ。ナニ?俺にはそうはいえない。会えばまあ慰留の言葉になる。そうすればそれにつかまって来るかもしれぬ。だから今しばらく俺は会わぬ方がよい」
「……ナニ、下落合でもそう言われるのか、こちらからはまだ申しあげていないんだが、それは困ったな。荒療治だよ、それでなくてもうるさい奴がいるから、俺ではだめだ。それより貴様もう一度出ろ。もう病気も癒ったのだし、従来のことは何でもわかっているんだから、俺よりは貴様の方がよい。……ハハハ。……まあ、もう少し情勢を見てからにしよう。下落合には貴様からよく話しておいてくれ、俺より貴様だよ、ハハハ……」
 かなり長い電話であった。最初は何気なく聞いていたが、その話の内容は実に重大なことである。林陸相追い出しの陰謀をやっているのである。いろいろな符牒を使って話しているが、筆者にすぐわかるのは下落合とは武藤信義、番町とは柳川平助である。先客は憲兵司令官秦真次である。要旨は説明するまでもないが、林の実弟白上裕吉が疑獄事件に連座している問題である。真崎らはこれを種に林を辞めさせ、その後任には教育総監の真崎をすえようとしているのだ。それを真崎は俺は困る、貴様がいいと言っているところからすれば、電話の相手は荒木貞夫以外にない。
 林は近衛師団長から朝鮮軍司令官になり、いわゆる越境事件で名をあげた。荒木が五・一五事件で辞任するつもりで林を朝鮮から呼んだ。林は大臣になった気で東京に着いてみると、荒木が留任することになっていた。今さら朝鮮に帰すわけにもいかないので、武藤が教育総監を辞めて林をその後任にした。…
(引用者注:荒木がその1933年初春病を得て辞意を漏らした後)…後任を誰にするか、武藤は軍事参議官だが、皇道派の総帥だ。その意見をきくと真崎か林かの何れかにせよ、何れにしても異議はないという。真崎は参謀次長を辞めて、これまた軍事参議官でいたから、一番てっとり早いが、林は一度大臣にするつもりで、朝鮮から呼んだ関係もあるから、林を大臣にし、真崎を教育総監にして林を監視させることにした。
 林は五・一五事件で中央にもどり、荒木の発病という偶発事故によって陸相を拾ったのである。拾ったというよりむしろ皇道派の傀儡として登場したといった方が適切であろう。彼は東京湾要塞司令官として、首の座にすえられていたのを真崎が武藤に生命ごいして浮かび上らせ、近衛師団長という師団長最高の地位にまで進んだ。これはもう林の器量にもよることだが、真崎は林にとって生命の親である。林の方が一年先輩ではあるが、以来真崎の頣使に甘んじてきた。だから真崎としては、林が陸相になっても、自分が三長官の一員としてにらんでおさりすれば、勝手な真似はさせないという自信があった。一には荒木、真崎に対する風当りが強くなって来たから、林という無色な者を陸相にしておけば、自分達も木陰でゆうゆうと昼寝ができることも計算に入れていた。
 ところが、林は呉下の阿蒙ではなかった。柳川次官、山岡(重厚)軍務局長、秦憲兵司令官などは相手にせず、第一旅団長から永田鉄山をもってきて、軍務局長にすえた。そのかわり小畑敏四郎は大学校幹事、つまり副校長にし、山岡は他所に飛ばすというのを、真崎が「相成らぬ」といって、整備局長に横すべりさせ、永田を監視させる。秦憲兵司令官も転任させず、宇垣時代に、小磯のために軍務局長を横どりされて、悶々の中にいた林桂を教育総監本部長にした。林は頭もよく仕事もできる。惜しいことには背骨があまり堅くない。だから使い方如何では随分役に立つのである。
 こんな風に、真崎オンリーでなくなった林に対して、皇道派はまなじりを決して怒った。「忘恩の徒なんたることをする」と。だが、いったん大臣となればいかに忘恩呼ばわりしても、そうやすやすと追い出すことはできない。そこに降ってわいたのが白上問題である。本来なら林が気にすることではない。しかし、林もちょっと皇道派の脈を診てみようとという気になった。それは林の自発的意思ではない。渡辺錠太郎から知恵をつけられたのだ。そこで柳川の前で困ったふりを見せたので、これ幸いと皇道派は一斉に起って、排撃の狼火をあげたのである。薬がききすぎて、林も少しとまどいした。真崎、荒木の深夜電話はこういう経緯を知っていなければ面白くない。
 さて、筆者はこの電話を全部きいた。盗聴でも何でもない。待っている部屋の隣の廊下で、声高に話しているのだから、荒木の応答は聞こえないが、真崎の言分はいやでも聞こえる。それで最初のうちは感激して聞いていた。これほど重大な秘密電話を、新聞記者の前で堂々とかけている。よほどの信用がなければできないことだ。いや、おれはその信頼に応えてやる道義的義務がある。たとえ画策していることが正しいことでなくても、他人から信頼されて何もかも打ちあけられたとなれば、首が飛んでもこの秘密は厳守してやらなければならぬと決心した。ところが、電話がすむとこんどこそ、こちらに来るものと期待していた真崎が、隣室の居間に行ってしまった。三尺の廊下をへだてた隣室である。
 それから一、二分たつかたたないうちに、隣室で「ピシャッ」という音がした。明らかにビンタをやられたのだ。そうするとドタリ、バタリという騒音になった。女の悲鳴になる。夫人らしい声でしきりにかき口説いている。それも涙声だ。そうすると真崎の声で「これですべてはぶち壊しだ、何としてくれる。新聞屋など入れて……」と怒髪天をついているらしく、上ずった声音だ。そしてまた、ピシャリ、ドタリである。百年の恋が一時にさめるというのは、筆者のこのときの心境であった。「何だ、俺のいることを知らずに電話していたのか」と思うとおかしくもあるが、畳の上に投げつけられ、足蹴にされている女中や、思いきりビンタを張られている夫人のことを考えると知らぬふりもできない。筆者は立ちあがって、真崎のいる部屋に飛びこんだ。
「閣下、待ってください。隣室で何もかも聞きました。しかし、これは全く善意の行きちがいです。私は案内されて部屋にとおり、お茶まで頂戴して先客の帰られるのを待っていた。こっそり忍びこんだものではない。それでは女中さんが無断で案内したのかといえば、そうではない。ちゃんと一度引き返して、多分閣下の御許しを得て――待たせておけとか何とかいう御命令で私を案内したのでしょう。あるいは閣下は女中さんに、今夜は会えないと断られたのかもしれません。女中さんは私がお訪ねして、御在宅のときには一度も玄関払いを食わせたことがないから、閣下のお言葉を聞き間違えて、いつもの通り上げたのだろうと思います。あるいは閣下はお話に夢中になっておられて、私の待っていることをお忘れになっていたのかもしれません。
 いずれにしても、閣下の面会謝絶の御意思が女中さんに徹底していなかったことは間違いないと思います。だからこの場は誰も悪意をもってやった者はない。私も只今の電話がいかに重大な意義を持つものかは十分想像ができます。けれども今にして思えば全く偶然に聞いたまでです。もし新聞記事にするなら随分反響がありましょう。しかし、私は取材の意思なくして、偶然ころがって来た材料をもって記事にするようなことは断じて致しません。これは誓います。私の良心が許さないのです。だから全部聞かなかったことにします。もちろん他言も致しません。御安心下さい。念のために申しますが、私は今夜社に帰りません。ここで政治部長は今夜は何もないから、社に寄らずに帰ることを電話します。電話がすんだら応接室に行きます。閣下も御迷惑ながら来て下さい」
 筆者は廊下に出て社に電話して応接室に行った。さきほどまでは上気していた真崎の顔が青くなっている。しょんぼり椅子にかけている。
「やあ、失礼しました。今夜は私もとんだところに飛びこんでしまって……」
 と頭をかきながら笑ったが、やはり顔面筋肉は幾分硬直しているのを覚えた。真崎はうつむいてしばらく何か考えているようだったが、突然椅子を立って、
「高宮君、今の話は是非秘密にしてくれ、このとおり頼む」
 というと敬礼した。びっくりして、こちらも立ち上って、
「大丈夫ですよ。私は断じて他言も致しませんし、新聞にはもちろん書きません。ご安心下さい」
 と頭を下げると真崎は筆者の手を堅く握って「おい、頼むぞ、頼むぞ」と言って打ち振った。その手の感触はつめたかった。筆者は電話したとおり社に帰らず自宅にもどった。けれども何となく後味がわるい。約束したからにはそれは破らない。とはいえ、真崎とは何者だ。師団長のころからあれほど真面目な話をしていた男が、実はとんでもない食わせ者ではなかったか。悪党だとしても小悪党だ。大悪党なら夫人を殴ったり、女中を叩きつけてわめくような真似はしないはずだ。たとえ「話を聞かれたか、失敗だった」と思っても、ゆうゆうと筆者の前に現れ、「やあ、待たせたね、あっちに行こう」と応接室に行き「今夜はいい台詞を聞かせたね。あれはまあ秘密にしておいてくれよ」ぐらいにして、あとは平然と話をしていたなら、筆者のような単純な男は、太ッ腹な将軍という気になって、従来以上の尊敬をしたに違いない。
 それから数日後、筆者は真崎の家を訪ねた。まだ陽のある午後だった。真崎はもう帰宅していた。刺を通ずると先夜の女中のかわりに夫人が玄関に出て来た。気軽く面会を申しこむと夫人はいったん引っこんだが、こんどはちゃんと玄関に正座して、
「お取りつぎ致しましたが、これまで長い間ご交際を願っておりましたが、これから先は会っても利益はないから、お断りしてくれと申します」
 思いなしか夫人は緊張の顔色である。
「……利益はないから……利益はないからと仰せられるのですか」
「はあ、さように申しております」
「それでは今までは、閣下は閣下の利益のために、ご交際下さったというのですね」
 と念を押したが、夫人は何とも答えない。
「わかりました。私は閣下とのお約束は忠実に守るつもりでした。あれから後の朝日新聞を見て下されば、私が食言していないことがわかりましょう。しかし、閣下がそのような気持でしたら私も考えなければなりません。すみませんが、もう一度会いたいと頼んでみて下さいませんか」
 夫人はしばらく黙っていたが「とてもだめでしょう。今日はこのままで御引きとり下さい」と遠慮がちにいう。
「致し方はありません、それでは確かに閣下にお伝え下さい。ふたたび私は閣下に面会は求めません、たとえ閣下から申しこまれても私は会いません。これだけをどうぞ」
「承知致しました」
 それっきり筆者は彼の生前一度も会わない。そして真崎という人間に対しては、今日でも憎悪と侮蔑を感ずる。真崎と絶交してから、まもなく荒木を訪ねた。荒木は機嫌よく迎えた。
「おい、先夜はえらいところを聞かれたらしいね、真崎が弱っていたぞ」
「真崎閣下とは絶交しました。あんな狸爺は軽蔑します」
 というと、「まあ、そう怒るな」と言って快く笑う。何のくったくもない。ああ、これは真崎より人物は一枚も二枚も上ではないかと思った。…
 (高宮太平『昭和の総帥』、1973年、189-190頁) 
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cotochira · 4 years
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10/13 「電車道」、就職
「これ以上の人生の浪費はもはや一日たりとも許されない、男はその夜のうちに家を出た。男には長年連れ添った妻がいたし、愛してやまない二人の娘もいた。義理の母親とその妹まで同じ家に住まわせて養っていたのだが、財布と煙草と一日分の着替えだけを鞄につめて、寝静まってい る家族に気づかれぬよう男は玄関の引き戸を開けた。」
「電車道」の冒頭だが、磯崎憲一郎にしては書き出しそのものの求心力はないように思う。たとえば「鳥獣戯画」の、
「凡庸さは金になる。それがいけない、何とかそれを変えてやりたいと思い悩みながら、何世紀の無駄な時間が過ぎてしまった。」
という書き出しの、突然膨大な時間が流れ込んでいて語り手の位置がさっそく明らかにおかしいことになっている書き出しのような、もうそれで満足して一旦本を閉じたくなるような凄さはない、処女作「肝心の子供」がブッダを主人公としていたことを思い起こさせるのはなんとなく嬉しいがそれは小説外部の話だし、とか思っているとインタビューで、
「最初のきっかけは、世田谷の自宅の近くに喜多見不動というお寺があって、毎年元旦に初詣にいくのですが、そこの境内に洞窟があるんです。ちょうど人が入れるくらいの大きさで、なかに祠があって。あるとき、この洞窟には昔、人が住んでいたんじゃないか、と思ったことから、この小説の冒頭部分が生まれました。」
(https://www.shinchosha.co.jp/book/317712/)
と言ってたりするのでこの言葉そのものでなくて冒頭部の出来事ぜんたいが小説のスターターになったらしいことがわかり腑に落ちる。
タイトルについては、
「相撲好きの方はご存知かもしれませんが、「電車道」というのは「立ち合いから、一直線に相手を押しや寄りで土俵の外に出すこと。その様が電車のレールのようにまっすぐであるところから、このように呼ばれるようになった」という意味の相撲用語なんです。この言葉のグイグイ押し切っていく感じが、この小説の時間の流れであり、のちに電鉄会社の社長となる男の生き方であり、高台の町の私立学校の校長の一直線な生き方を捉えているように思いました。」
とあって、これすら破格に話として面白い! 湯水のように嘘みたいな話が注ぎ込まれる本編だけでなくて、執��の経緯を読んでいてもわくわくするのは本当にすごい。単に歴史的事実だけでなく、思い起こされる自分自身の経験や、あらゆる知識など、膨大な情報量を遮断しないで受け取りながら書かれていったことがとてもよくわかる。
「それにしても百年前の勤め人の苦悩と、昭和から平成に元号が変わろうという時代の新人社員の苦悩がさして変わっていないのだとすれば、それはもう絶望を通り越して滑稽というしかない、反復は、個人にとってみれば単なる悲劇かもしれないが、歴史にとってみれば一種の緩衝剤のような機能を果たすことになる」
この箇所などは磯崎憲一郎の作家論が書かれるとすれば確実に重要になると思う。「肝心の子供」では世界の揺るぎなさを担保していた〈反復〉、「世紀の発見」「終の住処」では底知れない女性の意図として疑われはじめ、逆に世界の在り方を不安定なものとしているた〈反復〉が、ここではまた別の、いわゆる「名言」のような親しみやすさすら帯びて語られる。そういえば処女作を思い出すとこういった観念的な文章、いわゆる人生訓みたいなのを避けながら書かれていて、その後からこんな文章が書けるまでに語り口は確立されていったので、はじめからすごいすごい磯崎だと思っていた磯崎憲一郎もちゃんと追っていくとデビューしてから徐々に凄みを増してどんどん礒崎になってきたのだとわかる。しかし何回読んでも豆腐のニュースのくだりの面白さ! 怒り方に物の見方が出るのだ。
就職が決まっちゃった。第一志望が落ちてもう一個からも連絡がなくて、一年フリーターやっかな〜という覚悟がなんとなく決まった今日、丁度その日に内定の連絡が来た。それこそ磯崎憲一郎の小説みたいなありえなさ加減だけどこういうこともあるのだ。まあやるだけやってみっかな、ということで母親とも恋人とも意見が一致した。結局新卒就職かよ、つまんねー人生! と思わなくもないが、まあ、他に面白い道がないわけだから、とりあえずいいのかもな。
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cracjpn · 5 years
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渋谷・Galaxy - Gingakeiで2019年8月10日夜に採択された、あいちトリエンナーレ2019「表現の不自由展・その後」に関する緊急アピール
渋谷・Galaxy - Gingakei で行われた「BAR GALAXY presents URGENT SESSION  - 美術館でヘイト野郎を追いつめろ」において採択された緊急アピールです。
あいちトリエンナーレ2019「表現の不自由展・その後」展がすみやかに再開できるよう、行政および警察に万全の警備体制を整えるよう求めます。
展示内容に介入した名古屋市長河村たかし、大阪市長松井一郎、大阪府知事吉村洋文、官房長官菅義偉の発言は、憲法21条が禁止している明白な検閲行為であり違憲です。ただちに発言を撤回し、職を辞してください。
少女が椅子に座っているにすぎない立体作品が、多くの政治家やマスメディアに「不快な表現」として扱われていることに異議を唱えます。少女像がそのように捉えられている背景には、過去の自国の加害の歴史から目を背け性暴力への告発をなかったことにしようとする、歴史修正主義の力が働いています。この認識はすぐさま改められるべきです。
これらの事態は、現政権があらゆる手段を用いて積極的に煽動している嫌韓の風潮に起因しています。安倍晋三総理はこの責任を取り、すみやかに辞任してください。
시부야에 있는 Galaxy -Gingakei 에서 개최한, “Bar Galaxy presents URGENT SESSION - 미술관에서 혐오를 조장하는 놈들을 몰아붙여라”에서 채택된 긴급 어필입니다
아이치 트리엔날레 2019의 기획전 “표현의 부자유전 - 그 후”가 빨리 재개될 수 있도록 만전의 경비 체제를 다듬을 것을 요구합니다. 
전시내용에 개입한 나고야 시장 카와무라 타카시, 오사카 시장 마츠이 이치로, 오사카부 지사 요시무라 히로후미, 내각관방장관 스가 요시히데의 발언은 헌법 21조가 금지하고 있는 명백한 검열 행위이며  위헌입니다. 즉시 이 발언을 철회하고 사퇴하십시오. 
소녀가 의자에 앉아있을 뿐인 입체 작품을, 많은 정치가나 대중 매체가 “불쾌한 표현”으로 취급하는 것에 이의를 제기합니다. 소녀상이 그런 식으로 포착되는 배경에는, 과거의 자국의 가해 역사를 외면하고 성폭력 고발을 없었던 일로 하려고 하는 역사 수정주의의 입김이 작용하고 있습니다. 이 인식은 당장 수정되어야 합니다. 
일련의 사태는 현 정권이 모든 수단을 써서 적극적으로 선동하고 있는 혐한 풍조에 기인하고 있습니다. 아베 신조 총리는 이 책임을 지고 신속하게 사퇴하십시오.
2019年8月10日 2019년 8월 10일
青木勇太、青木竜馬、あおきりょう、アキラ・ザ・ハスラー、Akira Takaishi、明戸隆浩、石橋学、磯辺利英、磯辺敬江、市原研太郎、今泉浩一、魚住遼、内海潤也、鵜木輝一、M.S、大久保綾乃、岡山明日香、奥誠之、おしげ、On Lee、葛西映子、潟見陽、加藤正之、香山リカ、川名潤、菊井賢治、北嶋直樹、北谷朋之、木村夏樹、金正則、Coopers、小池桟、上瀧浩子、Kohei、後藤博、五野井郁夫、斎藤真、齋藤優太、榊原諭、さくら、佐藤光、ジェネッタ、柴崎知也、島崎ろでぃー、シモンズ・セス、瀬戸口敦(Atsushi Dharmacat)、SOUL江古田、だいち、高田はるのり、田口康太郎、タケウチミカ、竹内美保、竹尾征倫、竹川宣彰、田中美緒、種本心、田野淳路、Cholilin、JEONG、鄭梨愛、DJ碧ちゃん♡、tonoto601、中沢けい、中村繁、中村美和、西車、西谷修、野々村文宏、野間易通、長谷川唯、原田學植、panparth、人見勝紀、藤原明代、Fumina、poem、松浦弘幸、松浦正晶、松浦由美、松本雅光、宮越明子、諸伏健太、八代聡、山本匠一郎、横山義治、吉田康子、渡辺誠一(表記五十音順)
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jazieta-blog · 5 years
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国会審議結果 5月16日(木)
衆議院 09:00 農林水産委員会  質疑無し 09:00 憲法審査会  質疑無し 13:00 本会議  議事日程   第 一 戸籍法の一部を改正する法律案(内閣提出)   第 二 障害者の雇用の促進等に関する法律の一部を改正する法律案(内閣       提出)   第 三 放送法の一部を改正する法律案(内閣提出)   第 四 食品ロスの削減の推進に関する法律案(消費者問題に関する特別委       員長提出)   第 五 船舶油濁損害賠償保障法の一部を改正する法律案(内閣提出)   第 六 中小企業の事業活動の継続に資するための中小企業等経営強化法等       の一部を改正する法律案(内閣提出)   第 七 学校教育の情報化の推進に関する法律案(第百九十七回国会、遠藤       利明君他六名提出)   討論    一、「平成三十一年度以降に係る防衛計画の大綱」及び「中期防衛力整     備計画(平成三十一年度~平成三十五年度」に関する報告について    質疑者     熊田裕通(自由民主党)     本多平直(立憲民主党・無所属フォーラム)     渡辺周(国民民主党・無所属クラブ)     濱地雅一(公明党)     赤嶺政賢(日本共産党)     森夏枝(日本維新の会)     広田一(社会保障を立て直す国民会議) 参議院 10:00 内閣委員会  会議に付する案件   国会議事堂、内閣総理大臣官邸その他の国の重要な施設等、外国公館等及   び原子力事業所の周辺地域の上空における小型無人機等の飛行の禁止に関   する法律等の一部を改正する法律案(閣法第三四号)(衆議院送付)   内閣の重要政策及び警察等に関する調査  質疑者   和田政宗(自由民主党・国民の声)    https://youtu.be/hrxqjTs_akM   福島みずほ(立憲民主党・民友会・希望の会)    https://youtu.be/V_BTlAWIgP8   木戸口英司(国民民主党・新緑風会)    https://youtu.be/uPDsjQfxvIg   竹内真二(公明党)    https://youtu.be/keJbo7YeUwo   清水貴之(日本維新の会・希望の党)    https://youtu.be/afkegRN_WJ8   田村智子(日本共産党)    https://youtu.be/_J0MZPI7fBk 10:00 法務委員会  会議に付する案件   表題部所有者不明土地の登記及び管理の適正化に関する法律案(閣法第三   〇号)(衆議院送付)   法務及び司法行政等に関する調査  質疑者   元榮太一郎(自由民主党・国民の声)   小川敏夫(立憲民主党・民友会・希望の会)   伊藤孝江(公明党)   石井苗子(日本維新の会・希望の党)   山口和之(日本維新の会・希望の党)   仁比聡平(日本共産党)   糸数慶子(沖縄の風) 10:00 外交防衛委員会  会議に付する案件   中央北極海における規制されていない公海漁業を防止するための協定の締   結について承認を求めるの件(閣条第三号)(衆議院送付)   外交、防衛等に関する調査  質疑者   小西洋之(立憲民主党・民友会・希望の会)   アントニオ猪木(国民民主党・新緑風会)   高瀬弘美(公明党)   浅田均(日本維新の会・希望の党)   井上哲士(日本共産党)   伊波洋一(沖縄の風) 10:00 財政金融委員会  会議に付する案件   金融機能の早期健全化のための緊急措置に関する法律の一部を改正する法   律案(閣法第一六号)(衆議院送付)   財政及び金融等に関する調査  質疑者   松川るい(自由民主党・国民の声)   風間直樹(立憲民主党・民友会・希望の会)   大塚耕平(国民民主党・新緑風会)   熊野正士(公明党)   藤巻健史(日本維新の会・希望の党)   渡辺喜美(無所属)   大門実紀史(日本共産党)    https://youtu.be/QL5zQgih8n0 10:00 文教科学委員会  会議に付する案件   学校教育法等の一部を改正する法律案(閣法第二二号)(衆議院送付)   教育、文化、スポーツ、学術及び科学技術に関する調査  質疑者   今井絵理子(自由民主党・国民の声)   杉尾秀哉(立憲民主党・民友会・希望の会)   新妻秀規(公明党)   高木かおり(日本維新の会・希望の党)   櫻井充(国民民主党・新緑風会)   吉良よし子(日本共産党) 10:00 厚生労働委員会  会議に付する案件   女性の職業生活における活躍の推進に関する法律等の一部を改正する法律   案(閣法第三八号)(衆議院送付)   社会保障及び労働問題等に関する調査  質疑者   自見はなこ(自由民主党・国民の声)   吉良よし子(日本共産党)   宮崎勝(公明党)   山本香苗(公明党)   石橋通宏(立憲民主党・民友会・希望の会)   川田龍平(立憲民主党・民友会・希望の会)   磯崎哲史(国民民主党・新緑風会)   伊藤孝恵(国民民主党・新緑風会)   東徹(日本維新の会・希望の党)   薬師寺みちよ(無所属クラブ) 10:00 農林水産委員会  会議に付する案件   農地中間管理事業の推進に関する法律等の一部を改正する法律案(閣法第   二三号)(衆議院送付)   農林水産に関する調査  質疑者   岩井茂樹(自由民主党・国民の声)   進藤金日子(自由民主党・国民の声)   小川勝也(立憲民主党・民友会・希望の会)   徳永エリ(国民民主党・新緑風会)   里見隆治(公明党)   儀間光男(日本維新の会・希望の党)   紙智子(日本共産党) 10:00 経済産業委員会  会議に付する案件   経済、産業、貿易及び公正取引等に関する調査  質疑者   真山勇一(立憲民主党・民友会・希望の会)   浜口誠(国民民主党・新緑風会)   石井章(日本維新の会・希望の党)   辰巳孝太郎(日本共産党) 10:00 国土交通委員会  会議に付する案件   道路運送車両法の一部を改正する法律案(閣法第三九号)(衆議院送付)   国土の整備、交通政策の推進等に関する調査  質疑者   赤池誠章(自由民主党・国民の声)   野田国義(立憲民主党・民友会・希望の会)   増子輝彦(国民民主党・新緑風会)   矢倉克夫(公明党)   室井邦彦(日本維新の会・希望の党)   山添拓(日本共産党)   平山佐知子(無所属クラブ)
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moment-japan · 6 years
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「太陽の塔」の謎に迫るドキュメンタリー映画が公開!
Casa Brutus
CINRA.NET
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今春、48年ぶりに内部公開が始まって話題になった岡本太郎「太陽の塔」。1970年大阪万博の文字通り「顔」となった作品です。見れば見るほど「ベラボー」な造形に太郎が込めた思いとは? 気鋭の監督が迫るドキュメンタリーが公開です。
「得体の知れない怪物がそこにできあがった、みたいな」。「太陽の塔」の設計担当者だった植田昌吾は振り返る。その言葉の通り、今見てもその造形は異様だ。 ドキュメンタリー映画『太陽の塔』では、当時の記録フィルムのほかに岡本太郎記念館館長の平野暁臣、人類学者の中沢新一、美術批評家の椹木野衣、アーティスト集団のChim↑Pom、探検家の関野吉晴らが太郎と「太陽の塔」について語る。チベット言語学者、密教学者、チベット仏教僧侶、考古学者、学芸員といった人々も。監督は1976年生まれの関野光才。もちろん彼は万博をリアルタイムでは見ていないが、実際に「太陽の塔」を見たときにはその大きさと裏側にある「黒い太陽」の冷酷さに驚いたという。
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▲高層ビル群の向こうに忽然と現れた「太陽の塔」のイメージも、映画内に登場する。 
  「太陽の塔」の高さは70メートル。これだけのものになると建築家の協力が不可欠だ。彼らは太郎から届いた100分の1の模型のレプリカをつくり、1センチ刻みでスライスして、そこから図面をおこしていったという。設計を担当した植田は「日本人が持っている曲線とは違う」と感じたという。
「寺社仏閣の建築にあるようなそり、むくりといった合理的な線とは違う」というのだ。さらには「決して図面上は美しいものではなかった」とも振り返る。ショットコンクリート技術者だった嵩英雄も「グロテスクだなあ、と思いました」と語る。さらに岡本は「もっと凹凸をつけたい」と言ったという。 「泥の塊を握って投げつけたような形にしたい、というんですね。工業的でない、自然に近いテクスチャーにしたかったのではないでしょうか」(嵩英雄)
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▲大阪万博の記録フィルムから。万博には磯崎新や黒川紀章、菊竹清訓らも関わっていた。
「太陽の塔」は丹下健三が設計した「大屋根」を突き破って立っていた。大屋根は「丹下が考えた空中都市のプロトタイプだ」と平野暁臣は言う。これは当時、黒川紀章らが提唱していたメタボリズムの思想と関連するもの。彼らは国土が限られた日本では海上や空中などに構造物をつくり、それを延長していくことが有効だと主張した。また部屋などのユニットを順次入れ替えていくことで社会の変化に対応できる、とした。映画にはその大屋根に開いた穴から「太陽の塔」よろしく顔を出す太郎の写真も登場する。
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▲大屋根の模型から頭を出す太郎。丹下はこのほかに〈旧東京都庁舎〉や〈国立代々木競技場〉でも太郎とコラボレーションしている。
「穴が開けられたことで、大屋根の裏と表がつながる。つまり、価値観が転覆してしまう」と美術批評家の椹木野衣は指摘する。
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▲川崎市岡本太郎美術館学芸員の大杉浩司と佐藤玲子。同館では太郎に関する資料を丹念に研究、企画展などで発表している。
川崎市岡本太郎美術館の学芸員、大杉浩司は「地下が過去、地上は現在、空中の大屋根が未来の世界を象徴する」とも言う。赤い色が印象的な内部にそびえ立つ「生命の樹」は生物の進化の道筋を示すとされているが、体内のいろいろな器官を表すと考えることもできる。
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「▲太陽の塔」内部にそびえ立つ「生命の樹」。アメーバ、は虫類、恐竜から人類に至るまで292体の生物模型が取り付けられている。
塔全体が宇宙の理(ことわり)を表した曼荼羅である、という見方は興味深い。パリで太郎と交流があった文化人類学者のマルセル・モースや作家のジョルジュ・バタイユ、粘菌の研究で知られる南方熊楠、禅学者の鈴木大拙らの思想とどう共鳴しているのかがさまざまな人の口から語られる。
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▲ダンサーの菅原小春は太郎のエネルギーがそのまま身体から溢れるようなダンスを披露する。
太郎はあらゆる境界を越えていく人だった。精神と物質、人間と動物、縄文と現代。龍谷大学世界仏教文化研究センターの唐澤太輔らは「縁起の理法」や「無碍(むげ)」という言葉に言及する。「縁起」はいろいろなものが関係し合っているという考え方。「無碍」とは妨げがない、壁がないという意味だ。
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▲渋谷駅連絡通路に設置されている壁画「明日の神話」。メキシコで行方不明になったものが発見され、2008年に渋谷に恒久設置された。東日本大震災後、Chim↑Pomが原子力発電所のイメージをつけ足したことで物議に。
分析することは何かを理解するためには有効だけれど、現代の人々はそこに行き詰まりを感じている。太郎は「ぶつかり合うことが調和なんだ」と言った。壁を壊すことで浸透性を持たせ、さまざまなものと衝突し、つながりあうこと。太郎が「太陽の塔」で具現化したメッセージが50年近く時を経た今、改めて重要な意味を持つ。
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▲「太陽の塔」の前に立つ岡本太郎。彼は万博のテーマ「人類の進歩と調和」へのアイロニーとして、「人類は進歩などしていない」という立場をとったのだ、と美術史家の春原史寛はいう。
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『太陽の塔』
2018年9月29日より渋谷・シネクイント、新宿シネマカリテ、シネ・リーブル梅田ほか全国公開。監督:関根光才、エグゼクティブプロデューサー:平野暁臣、出演:中沢新一(思想家)、西谷修(フランス思想・哲学者)、 椹木野衣(美術批評家)、Chim↑Pom(アーティスト集団)、 土屋敏男(テレビプロデューサー)、糸井重里(コピーライター)、舘鼻則孝(アーティスト)、赤坂憲雄(民俗学者)、小林達雄(考古学者)、春原史寛 (美術史研究者)、並河進(ソーシャルデザイナー)ほか
現在、大阪の〈あべのハルカス美術館〉では展覧会『太陽の塔』を開催中(〜11月4日まで)。今回の「太陽の塔」内部公開でも復元されなかった地下展示を再現し、万博閉幕後に行方不明になった「地底の太陽」の原型を展示している。
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koshian · 6 years
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芸術は自己実現ではない、芸術によって実現し、輝くのはあなたではなく、世界、外界の側なのだ。
(文芸時評)芸術と日常 人生の実感、率直な言葉に 磯崎憲一郎:朝日新聞デジタル
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straycatboogie · 2 years
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2022/03/24
今日も天気が良かった。仕事をして、昼休みに古井由吉『野川』を読み始めた。古井由吉の小説を読んでいると心が落ち着く。読書を通して瞑想をしているような、そんな気持ちになるのだった。高次元のものと心がつながるような、そんな気持ちに。古井由吉はすでに亡くなったので彼の新作はもう読めない。私が新作を心待ちにする作家と言えば誰が居るだろう。村上春樹や保坂和志や堀江敏幸の新作は読みたいと思うのだが、フレッシュな新人の新作を心待ちにすることもなくなってしまった。磯崎憲一郎あたりを読んでみたらなにか発見があるかもしれない。
小津安二郎をまた観てみようかと思っている。蓮實重彦や吉田喜重、前田英樹といった書き手が小津について書いたものに触れて小津の哲学からまた生きることの意味を問い直したいと思うようになったからだ。『東京物語』なんてどうだろう。私は全然戦略的なことを考えない。読書はただ、読みたいと思うものをまったく深く考えずに読んでいるだけだ。だけどもここ最近は古井由吉や保坂和志を読んで、生きることはどういうことかを柄にもなく考えている時期なのかなと思う。まだ若い、と言われるかもしれないけれど。
古い映画や小説に触れ直し、そしてそこから得たものをこうして日記に書いて、そして日々はめぐって行く。毎日毎日同じことを繰り返していると進歩がないように思う。たまには違うことをやりたい。それこそここ数ヶ月は映画から遠ざかってしまったのでルーティーンの中に映画鑑賞を組み込んで、小津や成瀬を観るのも悪くないだろう。若い頃は流行について行きたくてライトノベルを読んだりしたものだが、もうTwitterも使わなくなってしまった。トレンドも追いかけなくなってしまった。こうして老いていくのだな、と思う。
古井由吉の小説を読み小津安二郎を観て、井上陽水の音楽を聴いて……すべて人からどう映るかなんて気にせず、自分が本当にやりたいことをやっているからこうしたクリエイターの作ったものに興味を惹かれるのだった。ジュディスさんから「Thank you for being you」と言われたことは今でも心の中に活きている。そうだな、エリック・ホッファーを真似してモンテーニュ『エセー』を読んでみるのも悪くないかもしれない。こうして世の中からどんどん外れていき、私はどんどん自由になっていく。それはそれで孤独かもしれないが、心地よいとも思う。
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