Tumgik
#懐かしい思い出の写真
shunya-wisteria · 5 months
Text
Tumblr media
秋旅2023 小海線 HIGH RAIL 1375 ~ 野辺山・小諸
JR線で最も標高の高いエリアを走る路線 小海線にのって、一路 小諸へ。
今回も前々から一度 乗ってみたいと思っていた小海線、せっかくなのでJR東日本ののってたのしい列車シリーズの HIGH RAIL 1375 にて小淵沢から小諸までを乗り通してみた。普通列車で途中下車しちゃうと次の列車はいつだろう…… となってしまいますが、このような観光列車は見所の駅では少し長めに停車してインスタント途中下車を楽しむのを待ってくれる、というのがシンプルにこの子を選んだ理由なのです。あわせて紅葉が楽しめそうな小諸城跡の懐古園も散策します。
朝、ほどほどの時間の特急あずさにて小海線の起点 小淵沢へ。小淵沢駅に降り立つと、キリっとした冷たく澄んだ空気がお出迎え。やっぱり都内とは違うね。ありきたりな言葉ですが空気がおいしい。改札横からのお出汁の香りに誘われ立ち蕎麦へ、遅めの朝食として軽く腹ごしらえ。寒いときには格別!の駅そばをいただいた後、列車の出発時刻まであたりを散策。列車内でのお楽しみ、お弁当とお酒を丸政さんで仕入れる(食べてばかり)。
Tumblr media Tumblr media
程よい時間に、改札を抜けホームへ。青色に塗装されたキハ100系気動車へ。最近 キハ100系に乗ることが多いような…、非電化のローカル線だと自ずとそうなってしまうか。今回は私は窓側を向いた1人用のシングルシートをセレクト。隣を気にすることなく大きな窓を独り占めできるリクライニングシート。
Tumblr media
ほどなく列車は出発、急な勾配を進みどんどん高地へ。別荘地帯を抜けJRで2番目に標高の高い駅 清里に到着、しばしの停車。かっこいいHIGH RAIL 1375の車両でも撮影しておきましょう(PhotoshopとPixelの消しゴムマジックで他の乗客を消しているのは内緒です)。清里を出発すると次は野辺山。この区間にはJR最高地点 標高1,375mの地点が。列車は速度を落とし、乗客は皆 カメラを構える(ガラスの反射で変な模様なでちゃった 涙)。数分で野辺山に到着。
Tumblr media Tumblr media
JRで最も標高の高い駅 野辺山。ここでもしばし停車時間があり、改札外出ることも可能。白く一見教会を思わせるような駅舎を見学。駅正面には冠雪した山々の美しい姿を拝むこともできます、写真は失敗しちゃいましたが…。観光バスでお越しの外国人観光客がたくさん。小海線に乗るわけではなく、駅だけを見に来ている?不思議な感じでした。
Tumblr media Tumblr media
まもなく列車は発車。野辺山をあとにすると、列車は高原を下り佐久盆地を目指します。後半の見どころは、右へ左へと移り変わる千曲川。お弁当を食べながらのんびり楽しみましょう。長野側の主要駅にいくつか停車し、列車は北陸新幹線との接続駅 佐久平を経て、終点 小諸に到着。2時間強の列車旅でした。
Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media
小諸では小諸城址に整備された庭園 懐古園へ。戦国時代、武田信玄の軍師 山本勘助によって設計されたという言い伝えの小諸城。城郭が城下町よりも低地にあることから穴城とも呼ばれていたとか。懐古園は大正時代に町によって整備された史跡の自然景観を活用した公園。ちょうど紅葉シーズン真っただ中ということで、空気の澄んだ青空のもとで映える色づいた葉にシャッターをきってみた。不思議とここは人が少なく空いていましたねぇ。これくらいが写真を撮る身としてはありがたいものですが。
Tumblr media Tumblr media
ひとしきり園内を回り身体も冷えてきたので、足早に小諸の街を散策しつつ帰路へ着きました。
33 notes · View notes
sorakumo-bathroom · 8 days
Text
Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media
4月は早いですね。あっという間に5月になりました。GW中なので旅行されている方、はたまた仕事。もしくは自宅でおくつろぎ中だと思います。サービス業は稼ぎ時なのかな。 それにしても、どこかの国の政治家さんたちは総額12億以上の税金を使って海外視察ですって。ま、ただの旅行。自腹で行けと思います。困っている人たちに使えと思います。なんだか感覚がおかしい人ばかりですね。もっと選挙に行かないといけませんね。
さてソラクモです。5月も一週間ほど経ってしまいました。以前にもちょっと書きました。基本的にソラクモグループのトップページにセレクトする写真は横位置のものからしか選びません。横位置の写真を縦に投稿しても同じです。※縦位置写真の投稿がダメということではありません。ご注意ください。
今回セレクトの古沢好美さんの写真ですが5月にしてはカラー控えめな感じです。一本だけ目立って立っている木は何の木でしょうか?背景にいい感じで雲がかかり、物静かな男前(?)感を演出しています。静かで懐かしく凛とした空気を感じます。
■ソラクモグループ(空と雲の写真)
12 notes · View notes
dai-mori · 5 months
Text
Tumblr media
Dogenzaka, Shibuya, Tokyo / Jun. 2017
現像が追いつかないので昔の写真
土の匂いと言っても植物を植えるためのそれとは違い、下水道工事のためにアスファルトを剥がし掘り起こされた粘土質の湿った土の匂いというのはそれはそれで個人的に不思議と懐かしく感じる匂いで懐かしいと感じることの共通記憶で昔銀座で働いていたときの店のカウンターの中の匂いを思い出す。カウンターの中の匂いは伝えにくいけど「懐古匂」というのは意外と共通点もあって例えばオッサンバイク乗りであれば2ストの白煙の匂いとか、最もポピュラーなモノのひとつと言えば夕暮れ時にどこかの家から漏れ漂うダシの匂いとか、ね。目に見えたモノは写真や動画に残しておけるけど、匂いを保管出来る媒体はない。化学合成しフレグランスとして複製するくらいの技術はあるのだろうけど、懐かしい匂いって決して万人にとっていい匂いばかりとは言えないし刹那な感覚が記憶を刺激するわけで長くずっと嗅いでいたいわけでもないんだよね。
21 notes · View notes
kensasuke23 · 6 months
Text
今日は宮城県蔵王町へ。
Tumblr media
ございんホールというところで縄文時代の展示が。
Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media
素晴らしい展示品ぞろいでした。朱彩土器に目を奪われました。福島県川俣町の前田遺跡でも出てましたが、縄文土器は思ったよりカラフルだったのかも。
Tumblr media
その後、仙台市に行きまして、ちょっとぶらぶら。学生の頃に住んでいたところなどを懐かしみたくなりまして。この写真は広瀬橋というところから見た風景。
30年前に住んでたアパートがまだあった……。あの頃すでに年代物の建物だったのに(^_^;)
Tumblr media
お昼は仙台市の長町駅前にある大衆食堂かわぐちというところでネギラーメンと半チャーハンのセット。美味かった。
ほんとは学生時代によく行ったお店が近くにあったので、そちらに入りたかったのですが、たまたまお休みしてました。残念。
てか、まだやってたのか…
26 notes · View notes
harawata44 · 1 month
Text
おばあちゃん家の菓子盆を再現したら…… 思い出がよみがえる「魅惑しかない夢のお盆」に6万超いいね集まる - ねとらぼ
以下転載 https://x.com/sakkurusan/status/1773650302979195142?s=20
おばあちゃんの家に遊びに行くと、居間のテーブルの上にあった、子供にとっては魅惑しかない夢のお盆を完全再現
Tumblr media
以下引用
妙にほっこりするお菓子ばかり
 子どものころに祖父母の家に遊びに行ったとき、居間のテーブルの上にあった「子供にとっては魅惑しかない夢のお盆」をXユーザーの咲来さん(@sakkurusan)が再現しました。思い出のお菓子は世代によって変わりそうですが、器にきれいに並べられた見た目だけで懐かしさを覚えます。  写真の菓子盆ではブルボンのお菓子がほとんどを占めています。1965年発売の「ホワイトロリータ」、1977年発売の「チョコリエール」、1978年発売の「バームロール」、1979年発売の「エリーゼ」、1994年発売の「アルフォート」。おせんべい系では、1984年発売の「チーズおかき」、そして亀田製菓から1986年発売の「亀田のまがりせんべい」をチョイス。甘いものとしょっぱいものがあるのが最高ですね!  なお、この中だとアルフォートが一番新人ということもあって、コメントでは「今どきのおばあちゃんはアルフォート入っちゃうのか、羨ましい」なんて声も。懐かしいお菓子として、ネットでは“謎ゼリー”と呼ばれる寒天ゼリーや、かりんとう、小さなサイコロ状のマグロの角煮「ツナピコ」をあげる声もみられました。  他にも栗しぐれ、亀田製菓の「ぽたぽた焼」、三幸製菓の「雪の宿」などなど……。リプライ欄は懐かしのお菓子で大盛り上がり。たまには子どものころの思い出のお菓子たちを器に並べてみるのも一興かもしれませんね。
12 notes · View notes
cmk-k · 3 months
Text
Tumblr media Tumblr media
2024年始まりました
年末から断続的にお仕事が続いていたので、新装版EDGEの作業がひと段落したらtumblr更新しよう(1月中頃には終わる予定だし…)と思っていたんですが、、、 元旦の震災の影響に始まり、にわかに親族関係の用事も重なって、さらに新装版の作業はギリギリまで加筆に拘ってしまい……気付けば2月でした。 1枚目の写真は正月に撮った写真です(遅)。 ようやく年を越えた気分です。 楽しみにしていた予定を既に2〜3つ飛ばしてしまって凹んでますが(お出かけ予定とか、作家さんとの会合とか…泣)、 個人的に人生のひと区切りの年になりそうなので、色々やりたい事もあるし、元気に貪欲に生きたいな〜と思っています。 本年もどうぞよろしくお願いします。 ・・・ 以下、最近のお仕事関連について。 ↓↓↓
まずは…ついに、劇場版SEED公開されましたね…! ここ半年くらい、新装版の作業でC.E.世界にどっぷり浸かっていたので、万全の準備体制で劇場版を浴びることが出来まして……無事昇天しました。 あまりの圧倒的なエネルギーに、鑑賞後、脳内で沸き巡る感想に数日翻弄されておりましたが、自分の中で少しずつ消化していっています。 いちファンとして、あの世界の続きを観せて頂けた事に本当に感謝です。 ・・・ 劇場版の流れで、昨年末から刊行して頂いている新装版THE EDGEにも興味を持って下さる方や、懐かしく思い出して頂いている方もいらして、とてもありがたい限りです。 当時の事など振り返って色々書きたいこともあるのですが、ひとまず最終巻の5巻が2/26発売ですので、その後にでもまた記せたらいいなと思ってます。 ・・・ そして新装版発売のタイミングで、ガンダムエースさんにも久々に色々と載せて頂いてますが、 こちらは原稿の再掲載がメインなので、あまり大っぴらに告知はしていません。 単純に、昔の原稿が雑誌サイズで載るのは、描き手としては結構恥ずかしいというのもあるんですが…、やっぱり再掲載だと読者さん的にはあまり嬉しくもないだろうなと。 実際、12月売り号は再掲載や流用ばかりでガッカリ…というメッセージを頂いてしまいまして、まあ、そうですよね…ごめんね…(私としても、すごく久しぶりのガンダムエースさん掲載で、しかも初めての表紙だったので、描き下ろしたかったなぁ…)と、ちょっと申し訳ない気持ちになりつつ、少しだけ事情説明させて下さい。 SNSなどでたまに漫画業界の話題を見ている方はご存知かもしれませんが、コミックスの加筆や描き下ろしって基本、無償なんです。 何か新しく描いても、稿料は出ません。新装版でも関係ありません。 (この慣習に反対する目的で、コミックスには一切描き下ろさない方針をとる漫画家さんもいます) 私もそれ自体については色々思うことはあり、編集さんと話すこともあります。 ですが今回は、劇場版SEEDが公開されるという、18年越しのお祝いの機会です。 デザイン変え+キャラ単体表紙など、「省エネ労力で出す」選択肢もありましたが、やっぱり、ちゃんと描きたくてですね………。 カバーはMS&キャラで5巻分+描き下ろし漫画もそれぞれページ数限界まで入れることにしました。 そこで担当さんが、 じゃあ、ガンダムエースの方にできるだけ色々載せましょうと。 そうすれば「雑誌掲載料」が少しはお支払いできますから、と。 取り計らってくれたんです。 その流れで付録のイラスト集も企画して下さいました。 ですので、 こんなブログ記事の文章まで読んで下さっている方で、 ガンダムエースも購入して下さったという方は、色々と再掲載原稿が載っていてちょっぴりガッカリされているかもしれませんが、そのような事情もあるんだな…と、少しだけご理解頂けましたら嬉しいです。 そんな感じですので、もし、新装版のカバー表紙や描き下ろし分など、気に入って&楽しんで下さいましたら、ぜひ話題にして頂いたり反応を頂けますと…とても嬉しいです…!!報われます。 ガンダムエースの方は、昔の雑誌は買ってなかったとか、買ってたけど記憶の彼方…という方が、雑誌サイズでの原稿掲載を少しでも楽しんでくれれば幸いです(昔の原稿は恥ずかしいですが!) ・・・
そして最後に。 なかなか御礼を言うタイミングが取れなかったのですが、 昨年〜年始にかけて、それぞれの編集部に、作品の感想のお手紙や年賀状を送って下さった方、本当にありがとうございました。 昨年は手術療養からの復帰に色々と不安もあり、掲載も少なかったので、届くお手紙にとても大きな活力を頂いておりました。 めちゃ遅いペースですが、お返事をたまにお送りしたりすることもありますので、期待せず気長にお待ち頂けると嬉しいです。 それよりまずは勿論お仕事の方で、少しでもお返ししていけるようにまた頑張っていきます…! ・・・ 2月中にはジエッジ新装版の最終巻が出ます。 もちろん加筆ありますので、手に取って頂けたら嬉しいです。 セインティアmemoriesの続きを期待して下さっている方、もう少々お待ち下さいね。 水面下ではずっと、聖域とC.E.を行ったり来たりしていたんですが、もう少ししたら落ち着く予定…です!
13 notes · View notes
diarytheroomoffuji · 5 months
Text
Tumblr media Tumblr media
いつもの休日
いつもの朝
コロナ問題の後、なんでも物が高騰しているから余計に外食はしなくなった。ジジイってのもあるけど、「家が1番・・」となる。
本当の高級料理は知らないけどさ、言っちゃ悪いけど異国の食事って、高いお金出して 「ええ?」 って事も多々あるしね(苦笑) 自宅で自分で作った方が満足できたりと・・・
そんなジジイでも日本の商店街で売ってる物が懐かしい。日本の商店街で気軽に買えた物って本当に素晴らしいとしみじみ。
子供達が来春、日本旅行へ2週間〜4週間の予定。日本の友人が毎度その旅行期間の長さに驚くそうだが(引かれるとw)、そのくらいないと楽しめないよね・・と、なんちゃって外人のオヤジも今となって同意。
今回は、小田原から伊豆箱根も数日間行くらしく、オヤジが若い頃バイクやクルマで行ってた頃の話をしたり。それから横浜や鎌倉そして名古屋へも初めて行く予定。
娘は京都にも行ってみたいそうだが、息子から「京都はやめよう・・」とサジェスト。理由は、前回の経験から例のオーバーツーリズムで外国人が溢れてるし、なによりマナーのない観光客が目立って残念な気持ちになったからだと。(苦笑)
まあ娘も “ 京都のどこへ行きたい ” とか目的はなく、よくある異国人が描く京都像であるから、「また機会を改めて京都に行けば」と話していた。
京都は行かないけどさ、今回の旅行もかなり充実内容であちこちを回ってくるので、日本を十分満喫できると思う。実際息子は、私より今の日本をよく知ってるし(笑)
日本の地方の町・神社仏閣そして博物館など色々と見たいそうだ。どんな写真を撮ってくるのか楽しみです。
畳の上の布団で寝たいそうです
11 notes · View notes
lock128 · 3 months
Text
二月十五日(木曜日)朝八時過ぎに起きるはずが、二度寝をして九時六分に起きてしまう。本来家を出る時間は九時十分。間に合わない、終わった、最終日なのに、と思った。急いで顔だけ洗って髪をセットし、化粧道具と空の水筒を持って家を出た。電車が遅延しているから遅延証明書をもらえば化粧をしている時間が作れるのでは、と思ったが、ちょうどいい時間に電車が来ていつものように出勤してしまった。打刻だけしてからトイレに駆け込んで急いで身なりを整えてフロアに戻ると、みんながわたしの顔を見ていた。どうやら引き継ぎの朝礼で部長がわたしの退職について触れていたらしい。本人はトイレに駆け込んだので、あれ?いないな?と朝礼中に探していたとのこと。最後の最後にこんなバタバタ、恥ずかしい、挨拶を回避できたのは良かったが。朝からすれ違うひとに 「さみしいよ、ほんとうに辞めちゃうの〜」 とか 「ぜんぜん話せなかったけど、」 とか 「推しだったのに……」 とか 「実は入社したときから気になっていて……」 といった声をかけてもらった。コールアンドレスポンスのように、すべてに 「ありがとうございます」 と返していた。この職場でそんなふうに思っているひとたちがいたなんて、といただいた矢継ぎ早の挨拶を噛み締める。昼休憩は一番信頼できるひとと最後の食堂。初めてちゃんと話したのもこの食堂だったな、と懐かしい気持ちになった。休憩後もお菓子をばら撒き、眠気に勝てずまた眠り、頭痛を抱え、挨拶をしていたらあっという間に退勤の時間になった。マニュアル等を返さねばならないのでひたすら自分のファイルから資料を抜く、抜く、抜く。入館証がないと退館できないシステムらしく(退館自体は可能だがなんか色々あるらしい)、お姉さんを待たせて一緒にエントランスまで着いてきてもらう。もっと事前に返却物の準備をしておけよ、と自分で呆れてしまった。相変わらずのバタバタ感。さいごに職場から見える東京タワーの写真を撮って、心の中でまた挨拶をする。春のようなあたたかい日に、わたしは一年間在籍していた職場を去った。
8 notes · View notes
shitatalaz · 4 months
Text
Tumblr media
今日の出来事。
何の面白味もない、真面目な話なので、スルーしても大丈夫です。
仕事が終わって天気が良かったので、久しぶりに昔お世話になった先輩の楽器屋に顔を出しました。
軽く挨拶をし、最近の近況報告やら、世間話をしていると、奥さんと、娘さんがやってきて、また軽く挨拶をした。昔見た時よりも随分と大きくなっていて、子供の成長って早いなぁ…とジーンときた。僕のことを覚えていてくれたらしく、懐いてくれた。
話を聞くととても音楽が好きらしい。流石は音楽家の娘。小学生という事もあって、元気いっぱいに店の中を走り回っていて、ジーッと和んでいると、
店のBGMでかかっていた、ジミヘンに合わせて無邪気に踊りだした。ただの小学生のなんの変哲もない、ダンサーなわけでもない、言ってしまえば訳の分からない踊りなのに、ただ純粋に音楽を楽しんでいる姿に魅了され、自分が一番大切にしていた事を最近忘れていたような気がして、ショックだったのか、疲れていたのかわかりませんが、泣いてしまいました。恥ずかしかったので、すぐに店を後にし、さらに車の中で号泣しました。
DJという立場と自分の性格が、音楽というモノの感じ方を、変えてしまっていました。一旦肩の力を抜いて頭の中をリセットしようと思います。
一番大切な事を思い出せたそんな日でした。
本当に毎日音楽や、その出会いに助けられ、励まされて、感謝してばかりです。本当にありがとうございます。
超テキトーな普通じゃないイカれてる異ノーマルな人間ですが、こうみえて実は超繊細でド真面目なんです。改めて皆様よろしくお願いします。
Ps.マスさんの撮る写真が、毎回超カッコいいです。本当にめちゃくちゃ嬉しい。ありがとうございました。
Tumblr media
7 notes · View notes
wildernessinthebottle · 6 months
Text
Tumblr media
10月末からこっそりアクスタの自作に挑戦していました。初原稿初印刷物ですがかなりいい感じにしていただけたと思う。ありがたいことです。
今回はUCANBADGEに作成を依頼しました。様々な不備(…)にも丁寧に対応していただけて初心者はたいへん助かりました。ありがとうございました。
Tumblr media Tumblr media
OutcastとMiseryの全身図。2人の体格や気質から来るポーズ・デザインの違いも含めつつ、それなりにいい感じに収められたんでないかと思います。全身描くとやっぱ二人ともかっこいいな〜〜と改めて思う。ロドス制服のベースデザインから少しずつ個性を持たせている感じ好きだ。差し色の青と黄色の選択を結構気にかけていました。
上から見ることを想定して作っているため、右のように下〜横から撮影するとだいぶデカく見えます(ちなみに実寸も20cm弱ある)。とはいえ左は左で寸詰まりすぎた気も。撮影難。足が浮いちゃうので本当はもっと台座を後ろに伸ばしたかったのですが板のサイズが足らず妥協しました。台座に色がないほうがよかった気もしますが、冒頭の写真のように足元が反射するのがかっこいいのでこれはこれで。
今までアクスタって所持したことがなかったんですが、自立してるという点で絵とはまた違ううれしさがある気がしますね。並んで立ってくれているととてもうれしい。なるほど。
Tumblr media
黒のエッジや表情などもいい感じに印刷していただいています😉😐
Tumblr media Tumblr media
ヘビーレインのミニジオラマも作りました🚪🌿 扉の向こうが見えるデザインがうまく行ってうれしい。アクリルに横から日光を通すとプリズムとして機能するようで、丁度地面の光の場所に虹が落ちていい感じの写真に。アクリル側面の反射も映える。
右のように真横から見ると奥の足が階段を上がっているように見えるつくりですが、上から見てもそこまで違和感はないかな……。
ヘビーレインの幽谷緑苔コーデは説明も含めてすごく好きなので、ミニキャラですがこの機会に全身描けてよかったです。���黒に散りばめられたささやかな骨のモチーフを一個一個見ていて、死と再生のイラストなんだな〜という意識を新たにしたり。あくまでさりげなく、コンセプトを全面に押し出さないのも個人的に好ましさがあります。踵から生えたバラが神秘的。
* * *
原稿を終えてからずっと落ち着かない気持ちで過ごしていたのですが、手元に届く嬉しさ、組み立てて立体的な形ができてくるワクワク感はなんとなく懐かしい感じもしてよかったです。自分の作ったものが側にあるというのは少し心強さもある気がするな。
今回シルエットにかなり細かく気を遣ったんですが、定期的に原稿をすると気が引き締まっていいのかもしれないと思ったりしました。出来上がりに満足しつつ大事にしつつ、新しいアイデアも色々出てきたのでまた何か作りたい。
ちなみに組み立ては差し込みが固くてめちゃくちゃ怖かったです。バキバキ言わせながら刺してた。ちょっと固めですよ〜という説明はあったのですが。
* * *
そんなわけで初印刷物の紹介でした。自分のものができると嬉しいことがわかったので、次は紙の印刷物なども作れたらいいな。冊子媒体のものを作るなら相当原稿を頑張らねばならないのですが……うん😌
15 notes · View notes
highvoltg · 3 months
Text
機動武闘伝Gガンダム第45話「さらば師匠!マスター・アジア、暁に死す」がいかに素晴らしいかを事細かに説明したい(前編)
あらすじ・・・兄の犠牲の末、デビルガンダム(この話のラスボス)を撃破したドモン。かつてはドモンと師弟関係であったが今は対立している東方不敗マスター・アジアは、デビルガンダムを利用してある目的を果たそうとしていた。デビルガンダムが破壊されてしまったことにより絶望し、ドモンに激怒する。マスターがなぜデビルガンダムを必要としたのか。その理由が二人の拳による対話で語られる。
Tumblr media Tumblr media
このシーンではドモンは向かって右側、東方不敗は左側を向いている。人間の視線は左から右に動くので、左側を向いている人物はこちら側に対して何かを語る役割であることが多い。今まで行動の真意が見えなかった東方不敗が語るのだということを意識させる構図。
Tumblr media Tumblr media
いきなりバトルシーンを描くのではなく、遠景から、そしてドモンの仲間の視線を通してカメラが寄っていく。このへんも単にバトルを描くのが目的ではなく、視聴者も含めて東方不敗という人物に近づいていく(フォーカスをあてる)という意図が感じられる。非常に立体的。
Tumblr media Tumblr media
ガンダムファイトの裏側で、地球の荒廃した姿を見なかったのかとドモンに問い掛ける東方不敗。ガンダムファイトはそもそも地球を離れた人類の覇権争いのために定期的に開催される代理戦争でその舞台はかつての居住地である地球。地球はガンダムファイトの舞台にされ、大会があるたびに自然も建造物も破壊され、ダメージが蓄積していく。これは1話から描写されていたことなので、長い伏線がいま回収されようとしていることが分かる。
Tumblr media Tumblr media
荒廃した地球の姿を目にした東方不敗は、どんな手を使っても地球を元の姿に戻すという決意をする。ここでの東方不敗はロールとしては悪役なのだが、わかりやすい悪役のような表情はしていない。真面目に考えた末に今のロールを演じているということを真摯に描いている。
Tumblr media Tumblr media
デビルガンダムはもともとアルティメットガンダムという名前で、地球再生のために作られたものだったが、バグを起こした末に自律思考した結果、人類を抹殺するべきだという判断を下した(人間がいなければ地球は荒廃しないという論理)。それに呼応した東方不敗はデビルガンダムを使って人類を抹殺しようとしていたことが明らかになる。
さっきと同じ構図だが、「人類の抹殺」と口にしているマスターは影が濃くなっている。その狂気を受け止めきれないドモンの表情(半開きの口)の演技は細かい。
Tumblr media
ガンダムそのものにマスターの身体がオーバーラップする演出。ガンダムシリーズではパイロットがガンダムを「操作している」という演出が普通だが、Gガンダムでは「ファイターの身体の延長」という思想で描写がずっとされている。ここでのマスターは乗機であるマスターガンダムのスタイルもあって本当に大きく見える。
Tumblr media Tumblr media Tumblr media
デビルガンダムがいれば、人間は地球にいれなくなって地球はいずれ蘇る。だから「人類など滅びてしまえ」と高笑いする東方不敗。ここまでフォーカスすることで内面を描いてきたのに対して、横顔から背景に移動することで、表情が読めなくなり、ここにきて再度真意がわからなくなってしまう(話が通じる相手ではなく、狂っているのかもしれない、という演出)。
また、東方不敗はガンダムシリーズの「人類を滅ぼそうとする悪役」の中で本当に自分の信念で人類を滅ぼそうとしている珍しいキャラクターだと思う。シャアをはじめとした他の悪役は、大体の場合自身と他者との関係性の問題を正面から認めることができず、「自分を理解しない他人など消えてしまえ」という本音を利用できる大義名分にすり替えて人類抹殺を企てる。東方不敗の人類抹殺の動機にはそういう他人との葛藤みたいなものはなく、純粋に地球を荒らしてしまった罪悪感から行動している。 根本的に悪い人ではないので、人類を滅ぼすにあたってドモンと対立すると心が揺らいだりはしているのだが、そもそもの決心の部分に迷いがなかった(迷った末の決断ではなかった)というのがガンダムシリーズの中では新しかったように思う。そういう意味では、普段から自然を慈しんだりかつての地球を懐かしむような描写が本編中にあってもよかった気がするが・・・。
Tumblr media Tumblr media
ここは演出が細かい。ガンダムファイトが代理戦争であり、地球を捨てた人類のゲームだと批判するマスターに対してドモンは「むやみに人が死ぬよりはいい」と立ち向かうが、ドモンはガンダムのまま描かれ、マスターはガンダムと一体化した形で描かれる。ドモンは正論を言っているがあくまでそれはガンダムファイターとしてであって、マスターは一個の人間としてそれに反論している。主人公であるはずのドモンの正しさがゆらぐ。
Tumblr media
拳を交わす二人。そこでドモンはあることに気づく。
Tumblr media Tumblr media
(こ、これは!拳から深い哀しみが伝わってくる!東方不敗の拳が……拳が泣いてる!?) 「な、何故だ!」 「うるさい!」 (俺の心に、悲しみが響く…そうだ、己の拳は、己の魂を表現するものと教えてくれたのはこの人だ!ならばこれが東方不敗の魂の響きなのか!)
東方不敗の拳から感情を読み取るドモン。ドモンの視点を通して東方不敗という人物を描写している。視聴者もまたそこに感情移入してふたたび東方不敗にフォーカスがあたっていく。
Tumblr media Tumblr media
東方不敗は病に冒され、デビルガンダムのパイロットにはなれないことが明かされる。そんなことを言いつつかつての弟子と回転しながらぶつかり合っているのは意味がわからないが、これまでの流れがあるのでギャグシーンにはなっていない。シリアスなノリが続けられる限界を攻めていると思う。
長くなってきたので、続く。
6 notes · View notes
dadnews · 7 months
Text
Tumblr media
古い卒業アルバム展示、思い出よみがえり「懐かしいのう」 創立150周年の山本小が写真展、広島市安佐南区 [中国新聞] 2023-10-18
12 notes · View notes
oka-akina · 10 months
Text
0721
 昨日は財布とスマホを忘れて労働に出かけてしまった。気づいたのは電車の中で、あちゃーとは思ったけどまあでもパスモ(クレカと一体型のやつ)があるからべつに平気だなと思ってすぐあきらめた。待ち合わせの予定とかもなかったし。こういうときに限って何か緊急の連絡が…とはちょっと思ったけど、一月に義父が亡くなったばかりだからしばらくそういうことはあるまいと思った。またそういうことがあるかもとはあんまり考えない。こういうのって性格なのかな。誰からも何も来ないに千円と頭の中で賭けた。  つまりわたしは労働に遅刻しないよう、わざわざ引き返さなくたって平気だと自分に言い聞かせているのだろうかとちょっと思った。そんなに遅刻をおそれているのか。ちょっとくらい遅刻したって気にしない感じの方がいいのになと思う。自分も周囲も。わたしは電車とか待ち合わせとか映画の上映開始時間とか、いつもいろんなことがギリギリで、ギリギリまで仕度ができないタイプなんだから大手を振って遅刻しちゃえばいいのに毎度バタバタ走って大汗をかいている。悪あがき。一生こうやって走っているんだろうかとときどき恥ずかしくなる。
 さっき電車に乗り込むとき、ホームと電車のすきまに靴を落としてしまった人がいた。すきまにかかとを引っかけて転んでしまったようで、一瞬迷ったけどわたしも電車を降り、大丈夫ですかと声をかけた。このときはまだ自分が財布とスマホを忘れてきたことに気づいていないのが、なんか昔話の正直者っぽいムーブだな……。人助けってほどのことでもないけど、うっかり者で正直者のなんとか太郎的な。  でもそんなんではないな、昔話の無償の正直さではないな。自分も乗りたい電車に遅れそうでしょっちゅう走っているタイプだから味方したくなったってだけかもしれない。自分ももうずっと前、学生時代、靴をホームのすきまに落としたことがあって、東中野の駅で足を踏み外して体ごと落っこちかけたのを近くにいた人がすぐ引っ張り上げてくれた。そのときは演劇のフライヤーを業者に届けに行く用事でかなり重たい紙袋を持っていた。よく引っ張ってもらえたなと思った。そういう善意の循環……みたいなことを考えるとなんかちょっと気味が悪いような気もする。これはわたしがひねくれているだけかも。  転んだ人は声をかけられてかえって恥ずかしいかもしれないと思って、駅員さんが来るまでなんとなく近くで見守り、駅員さんはすぐ来たので車輌ひとつぶんくらい離れたところに移動した。そして、電車一本くらい見送ったっていいや、多少遅刻してもいいやという判断をした自分に酔っていないか?みたいなことも思った。多少の遅刻は気にならない自分をやりたかったんではないか。なんだか心臓がばくばくし、さっきその人が転んで尻もちをついたとき、プリキュアみたいな絵面と一瞬重なった。スカートが広がった感じと手に握ったままのハンディ扇風機がなんか魔法少女みたいだなと思った。それがうしろめたくて声をかけたのかもしれない……とかも考えた。  なので財布もスマホも忘れてきたと気づいたときちょっとほっとした気持ちもあった。慣れない善意のようなことをしたからそれと釣り合いがとれているような気がした。バチが当たるの逆みたいな。
 そういうことを考えていたら電車はすぐ着いて、財布もスマホも持っていないのに水筒と読みかけの本は持って会社に出かけるのなんか優雅だな…と思った。あとタオルと日傘と飴。リュックの中で水筒の氷がカラカラ鳴って、このごろ水筒には冷たいお茶を入れているから、歩くたび遠足の子どもみたいな音がする。  読みかけの本はレアード・ハント『インディアナ、インディアナ』。柴田元幸訳。柴田元幸だから読んでみるというのは武豊が乗るから買っておくみたいな感じ? わかんない。インディアナ〜は難解な小説ではないと思うんだけど、ゆっくり読まないとすぐなんだかよくわからなくなる小説。もうあと少しで読み終わるんだけど、読み落としているところがたくさんある気がして行きつ戻りつ読んでいて、今はもっかい最初からゆっくり読み直している。 「ヴァージルの死ぬ間際にノアはもう緑の印は見つかったかとヴァージルに訊いて見つかったならどこにあるのか教えてくれと頼んだがヴァージルは長いあいだノアの顔を見てそれから眠りに落ちそれから目ざめてノアの顔を見てそれからまた眠りに落ちた。」だいたいこういう感じ。辛抱強く話を聞くみたいな小説で、いつかこういうの書きたいな、書けたらなあと思う。このそれからが3回続くの、自分だと書くのに勇気がいると思うし、書いたとしても書いたぞってあざとさが出てしまう気がする。
 お昼は会社の横に来ていたフードトラックでタコスを食べた。パスモで支払えた。白いタコスには鶏肉、ピンクの生地には牛肉の赤ワイン煮込み、黒っぽい生地にはサボテン?を何か和えたやつ。三個入り。キウイのサルサが辛くて美味しかった。スマホを持っていたらぜったい写真を撮っていたなと思った。  並んでいるとき、トラックに据えた鉄板の火が消えてしまったようで店の人が五分くらい格闘していた。しばらくチャッカマンをカチカチやっていたけどたぶんチャッカマンも燃料切れのようで、ぜんぜん火がつかない。ライターでやろうとしてなかなかうまくいかず、昼休みの五分くらいってけっこう長く感じるしかなり人も並んでいたんだけど、その人はまるで焦らず黙々とやっていたのですごいなーと思った。焦りが顔に出ないタイプなだけかもしれないけど。べつに誰にも謝らず、普通に注文を受け普通にタコスを包んでとやっていて、そうだよなあと思った。
 労働を終えまっすぐ帰宅したらスマホにはやはり誰からも連絡は来ていなくて、千円勝ったと思っ��。千円くらい何か食べようと思った。わざわざ夜出かけるのめんどくさいなとは思ったけど、金曜の夜でほんとは寄り道したかったのだから出かけたい気持ちが勝った。  ぶらっと出てみたらいつもより涼しくて、どこまでも散歩できそうな気持ちのいい晩だった。ぶらぶら歩き、なんとなく電車に乗っていた。夜だから上り電車は空いていて、定期圏内の、でもあまり降りる用事がない駅のちょっと歩いたところにある中華料理屋というか定食屋というか、カツカレーが美味しいらしいので前から行ってみたかった。ふだんぜんぜん用事のない、買い物に行くような街でもない、誰も知り合いもいない駅。ここでわたしが何か交通事故とかにあって死んじゃったりしたら、なんであんなところにいたんだろうと家族は不思議に思うんだろうな……とあまり行かない場所に出かけるたび思う。  駅を降りたら書店があったので覗いてみた。雑誌と漫画と学参の棚が大きい、ちょっと広めの店舗の懐かしい感じの書店。気になっている本のリストを頭に浮かべながら物色し、目当てのいくつかは置いていないようだったけど、そういえばしゃしゃさんの本が今日発売日じゃなかったっけと思って探した。『蒼き太陽の詩』。1,2巻は棚に差してあったけど今日発売の3巻はなかった。レジに持って行って、これの3巻もありますかと尋ねたら奥から出してきてくれた。ラスト一冊でしたと教えてくれた。あっ善意と思った。カツカレーを食べながら読んだ。  『蒼き太陽の詩』は、アラビアンファンタジーというのかな、双子の王子が国王の座をめぐって殺し合う……というワクワクハラハラする物語。砂漠の王国が舞台の大長編で、読みやすくてぐいぐい進んだ。『インディアナ、インディアナ』を読んでいたから余計にそう思うのかも。壮麗な織物みたいな物語で、読んでいるとキャラクターたちの声が聞こえてくるし人や周りの風景が目に浮かぶ。生き生きとしている。これアニメになったらいいなーと思った。赤将軍のユングヴィはファイルーズあいさんがいいな……。
 カツカレーの店は、客はわたしだけで、店のおじいさんは座敷でテレビを見ていた。テーブルにハイボールのコップとつまみがいくつか並んでいて、わたしが来たのでおじいさんはちょっと慌てたようすで、でもにこやかに注文をとってくれた。すっかりすり減った畳が赤くなっていて、ちょっと緊張した。あまりきれいでない状態に緊張するのもあるし、よそものが入ってきてすみませんみたいな緊張感もある。テーブルはきれいに拭かれていた。揚げたてのカツが大きくて、油と肉汁がジュワッと溢れてきてすごく美味しかった。カレーは濃くて、柔らかくほぐれた牛肉もけっこう大きいしたくさん入っていた。たしかにうまい。がつがつ食べるうちにだんだん体のこわばりがほどけた。  テレビの音がものすごく大きくて閉口したけど、カツを揚げ終えたおじいさんが汗をぬぐいながら夢中で見ているのがなんかよかった。『チコちゃんに叱られる』というやつ?初めて見た。音が大きいから見てしまう。ボーッと生きてるんじゃねえよってこれかと思った。Vtuberっぽい。おじいさんが何度もはははと笑った。どうしてゴルフボールの表面にでこぼこがあるのかというのをとても真剣に見ているので、ひととおり解説が終わるのを待って会計を頼んだ。
 家に帰ったら板垣さんがツイッターでスペースをやっていたので、洗い物や洗濯物などを片付けながら聞いた。どうやら同じ大学出身だったことがわかって思わず話しかけてしまった。一日いろいろカラフルでなんか気持ちが興奮していたのか、やけにたくさんしゃべってしまって、恥ずかしくなって寝た。文フリの話とか小説の話。  千葉雅也『エレクトリック』、わたしは父親がエロいのがいいと思った。と言ったんだけど、なんていうの、エロいって言い方はちょっとちがう気もするんだけどエロく書くことのすごさがあってそれをそう受け取りたいというか……。これは『サバービアの憂鬱』で読んだんだったかな、「男性は会社(仕事)に嫁ぐ」というのを思い出したの。大場正明『サバービアの憂鬱 「郊外」の誕生とその爆発的発展の過程』。うろおぼえだからちょっとちがうかもだけど、男性が会社(仕事)に対して「嫁」になってしまう、みたいな。父親の人妻的な感じ。そういうエロさ。舞台の宇都宮も郊外(サバービア)だなと思った。そしてそういう小説の、文章自体がヘテロでない感じがあって、すごくよかった。多くの小説の文章が意識的にも無意識的にも備えている、当然の「調べ」みたいなものがあんまりない文章だと思った。
 『エレクトリック』の前後で読んでいた、数年前の文藝賞の作品が、なんかこうすごくどヘテロだったのもあってそう思ったんだと思う。ヘテロが悪いわけではもちろんないけどよくもわるくもどヘテロ、ザ・調べという感じで、この作品のどこらへんがわたしは苦手だったのかを語ろうとすると、そこに糸口があるみたいな話。  なんていうの、村上春樹に文句言ってる場合じゃないくらい若い作家の新しい作品がめちゃめちゃ古いジェンダー観で、読んでいて作品の面白さとかすごさはわかるような気はしたんだけど、でもこれをよしとするんだなあ、帯に誰々氏が激賞と書いてあるけどそうなんだ?!みたいな驚きは、やはりあった。ジェンダー観もそうだし、地方や精神障害者への偏見を強化するような感じもあって気になった。「壮大な作品」「圧倒的な熱量」「知識と想像力を駆使し」と帯に書かれていたけど、わたしは読んでいて小ささや狭さの方が目についた。  いやわざとそう書いている、いかにもなステレオタイプをやることに意味がある作品なんだろうとは思った。仕掛けというか。でも意味があるんですよと書くずるさというか……。ステレオタイプをなぞり続けたい、そのようにして書けるものに作家は意味を見出したいし、どうしても興味がある。それってフェチではあるよなあと思うんだけど、ステレオタイプをフェチと指摘されることってあんまりない気がする。  偏見の強化によって生まれる痛み、それを感じない場所に作家は立っていて、痛みを感じる人のこともあまり見えない。いや見えてはいるかもしんないけど、自分の書くこの作品とはさほど関係ないと思っている? それは別の作家、何かそれにふさわしい属性を持った作家がやることであって自分の作品では関係ない。おそらくは無自覚な特権があり、特権って言うと反発したくなると思うけど……みたいなことを思って、うーーんとなった。やつあたりかもしんないけど。作品名出さずに書いてるからなんのこっちゃって感じだと思うけど。  まあ小説ってそんなに読まれないんだろうなと思った。読む人そんなにいないから、これのここってどうなのみたいな話題にのぼることってあんまりない。漫画とはそこがちがう。あとまあわたしが純文学、文芸誌とその賞にそれなりに夢をもっている(もっちゃっている)ふしはあるな…。
 そしてこの作品の直後にC・パム・ジャン『その丘が黄金ならば』を読んであーーーこういうのが好きだ〜〜と思って、なんかそういう不満のようなものはふっとんだ。大きい。大きい小説。こういうのがいい。小さい小説がだめなわけではぜんぜんないけど、大きい話を書こうとしたものが狭苦しく感じられるのはやはりつらい。あと長さもよかった。四六版で384ページ。父親が亡くなり子どもたちが埋葬の旅に出る…という筋書きで、本のけっこう前半で埋葬は済んじゃう。その後が長いのがよかった。純文学系の賞はちょっと短いのかもしれない。「自分の書くこの作品とはさほど関係ない」と書いたけど、まあだって短いもんなー。読む人にも書く人にも。この長さの話はもうちょっと掘り下げたい。日記に書きたいことっていろいろあるな。長くなったのでまた今度。
Tumblr media
14 notes · View notes
m12gatsu · 1 year
Text
無題
髪切った。坂本龍一の後ろ姿の写真を美容師に見せて切ってもらった。通ってる美容室は、昔から馴染みの美容師が独立して開いた店で、電車で片道1時間くらいの郊外にある。毎度煩わしく思わないこともないのだけど、いまさら新しい美容師を探す方が面倒にも思われて、月に一度くらいのペースで通っている。休日のルーティンに散髪を組み込む場合、午後に予約を取って、午前中河川敷を走る。それが今朝はなんかふと、美容室から走って帰ってくればええやん、と閃いた。閃いてしまった。美容室のある街は、いつも走っている河川沿いの上流に在るということに気がついたのである。ざっくり距離を測ってみると、上流から約15kmくらいだった。いつも走っているのが8〜10kmだから、まぁいけないこともないだろう。軽装で現れた俺を見て美容師は困惑していた。計画を話すと、ヤバいね、といって笑っていた。会計はPayPayで済ませた。いざ走り出したら結構な陽気だったので途中薬局で日焼け止めを買って頭からかぶるように塗った。あの橋梁まで、この曲が終わるまで、と適当に休んだり歩いたりしながら、のんびり走行した。気持ち良かった。サッカー部時代に利用��ていたグラウンドの横を通って懐かしかった。日焼け止めの匂い嗅ぐと、母親に抱かれてまどろんでたプールサイドの記憶が蘇る。
Tumblr media
19 notes · View notes
patsatshit · 6 months
Text
ようやく寒くなり冬らしい空になってきた。先週までは上着もいらないくらい暖かかったので天気大ジョーブかい?って気にしていたのに…。そろそろダウンの登場か。今年も経たねぇ……。というわけで今日は一日クローゼットの整理をしていた。ここ数年は滅多に服を買わなくなった。
::::::::::::::::::::::::::::::
大学生の頃は今よりファッションに対するアンテナがビンビンに張っていて、特に古着に興味津々だった。自分のイメージを映画や書物から写真を撮りpinterestに保存しては似た服を探し歩いていた。例えば画家のデュギー・フィールズが被っていた歪曲なベレー帽とカウボーイワッペンが付いたブルゾンの着こなし、ダン・アンド・カンパニーのボウラー帽子の合わせ方など、主にアンティークな雑誌やポスターから頭に仕入れて、古着屋でそれっぽいものを探してはバイト代を注ぎ込んでいた。下北、原宿、高円寺へ行けば大体の理想が叶う。
::::::::::::::::::::::::::::::
でも年齢を重ねる内に服がほしいというよりも着こなしがしたいと思うようになった。自分なりの服装哲学がないままにお金やエネルギーを注ぐのは馬鹿らしい。自分の肌に合った布を選び、着心地の良い服装をする。それっぽいものを探して着ることよりも自分の生き方に合った服装をすることの方が大事な気がした。仕事着もできれば私服にしたいが、スウェットで他企業に乗り込むわけにはいかない。893じゃないんだから。ビジネス着とはいえ、できるだけ自分の雰囲気、感触に合ったものにしたい。
::::::::::::::::::::::::::::::
クローゼットの中はほとんど学生時代に買った服ばかり。どうにか組み替えて着続けている。30越えたら服装もグレードアップさせたいな、とか思ってた時期はあるけど、趣味嗜好があの頃と変わらないから一生これやな…というモード。いいものはいい、ということは分かっているから手放す必要がない。学生時代、一生懸命アルバイトをして手に入れた91年製のAIR MAX90、バブアーのブルゾンはもちろん、傷み知らずのスティーブンアランのワークコートなど…。それぞれに思い出がいっこ乗っかってるから手放しづらいというのもある。だからアウターやトップスに関しては出来るだけ今あるもので、着こなしを変えていきたいと思う。春夏秋冬と自分の体質(冷え性とか)、行き先などに合わせて組み合わせを考える。この時間が結構楽しい。もうあかんかなぁって思ってた「NISHIMOTO IS THE MOUTH」のえぐ重たいスウェットの使い途とかサーマルが大好きなこととか何通りもの発見があった。
Tumblr media
↑昨年ご縁があって購入したkitai condiment さんのコーデュロイパンツ。また履ける時期がきた。嬉しい。後ろっ側バックルで絞るという発想、天才。こなれ感がかわいい。
ブランドはあまり分からないけど、季節や肌に合った布選びがしたいなと思う。
*****************************
最近またまたフラカンがキテる。Creepy Nutsのラジオ聴き直していて、2020年のどっかの回で、Rさんが「深夜高速」の歌詞にグサっときたって言ってた話にめちゃめちゃ共感した。私もふとラジオから流れてきた「生きててよかった」にジワッときた一人。同じ番組聴いとったんちゃうか…。
youtube
*****************************
最近James Herseyというアーティストを知ってずっと聴いてる。私の映画アカウントに頻繁に「いいね!」をつけてくれた縁(一方的な)でCD買いました。
最新アルバム『Let It Shine』は全体的に明るい曲調で、正直聴いたことあるメロディやなぁと思っていたのけど、陰のある歌詞にグッときた。この感じでダークな世界なんだ…!という驚き。作家性に惹かれました。James HerseyからMaël & Jonas、JEREMIASなどのジャーマン系インディーバンドを知りました。嬉しい発見。
youtube
*****************************
ここ数日、誠光社の堀部さんに借りっぱなしさせてもらってる『ガロ』をまたまたまたまた読み直してる。
やっぱり「昔は良かったなぁ」じゃないけどもこの思いつきと情熱だけで独自路線を貫いてる感じ、懐古モードに入ってアァーいいなぁってなる。矛盾を孕んだ世界を自ら選択して抑制されてんだから、やりたいことやったもん勝ちなんだと目の当たりにさせられると普通にショックを受けるわけです。いろいろばかばかしくなってくる。ハイ!放棄!ができればいいけど。人間は人間らしく生きるべきだなぁと実感。数ヶ月間のすさんだ気持ちを昇華できたのは沼田元気さんの「憩」の被写体とヒップvsスクエアの文、しりあがり寿せんせーの漫画のおかげかな。
沼田さんのヒップとスクエアの概念、そうなんだよなぁと共感得られすぎて辛くなりつつもあり、ほんのわずかに希望を持たせてくれた。常にもやもやしてること、考えてるけど吐き出せないことをハッキリ言葉にしてくれてありがとうございます。
あと個人的に面白かったのは『男の座談会』。松井良彦、中原昌也、根本敬という特殊なアーティスツによるクレイジー(猥雑)な映画談義。想像力たくましく一気に読みました。事細かに書くのは控えたいが、舞台挨拶の後に上裸の女性が自分のオートバイに股がって悩み相談、から「ブス」までのエピソードの破壊力…完全に危ない人なんだけど、それがもう治安の悪さを物語ってる。『豚鶏心中』観てファン層のヤバさ(いい意味で)に共感してみたい、とか謎の好奇心に冒される。
とにかく早く返さなきゃ。
Tumblr media
7 notes · View notes
europiumoon · 6 months
Text
先日母校にて2回目のリクルーターを務めた。所属していたキャンパスとはまた別の場所で懐かしさなんてなかった。懐かしさもないし知り合いもいないからか説明も途切れることなく話せた気がする。本来の私は人見知りで知らない人となんて出来る限り話したくないけど、仕事だからね、頭を空っぽにする、勢いをつけると何かとうまくいく、私の中でだけだけど。説明が終わると「今回の説明会についてブログにあげようと思ってるんです。記事ができたら共有しますね。」と今回お世話になった教授が教えてくれた。今回の説明会は、私の恩師からのコネクトだった。また今回は大学のキャリアの方もみえていて話をしたら別の切り口で声をかけるかも、と言ってくれた。人と人との繋がり。大事だね。後日見た記事には、説明会の内容と私が説明している写真、それに私の目標が書かれていた。今の会社でやりたいこと。地道に頑張らなくちゃ。来月も説明会を行う。今度は50人以上。焦らないように、相手に聞いてもらう、伝える。
人との繋がりで思い出したけど、無事絵本が本人に届いたらしい。とても喜んでいたようで、私も嬉しかった。メールが来て返事をすると、本当にありがとう、家宝にするねと言ってくれた。この企画の発案者の���上司からは、こういった横のつながりがあれば将来的に楽だからと言われた。確かに自分の道のために、とは思うけど無理はしすぎないように。これは私のポリシー。
来週誕生日なので、その日は休みにした。ワンピースも買った。週末は恋人と過ごすことにした。ここに行きたい、と彼に取ってあまり興味がなさそうなイベントに誘ったら、俺も行きたいと乗っかってくれてとても嬉しかった。買ったワンピースは決してかわいい値段じゃないけど。これから稼ぐ。稼いでいつでも買えるようになりたい。
母が手術のため入院している。今日がその手術だったんだけど、予定していた手術時間より3倍近くかかってしまったらしい。仕事しながらずっと気になっていた。父は休んで病院でお昼も食べずずっと待っていた。母からメッセージがきて安心した。その間私は家でリモートワークをしながら、家事を行っていた。今朝早く起きて、だし巻き卵とふかし芋と味噌汁を作った。あとは余物だけど。一人暮らしの頃を思い出した。もう少しでひとり暮らしが再開する。
最近のニュースに嫌気がさす。前からずっと思ってたけど、一瞬でもみんな幸せになればいいのに。昔友人から「どんなに酷いこと嫌なことがあっても、今日1日の嬉しかったことをあげることを大切にしている」ことを思い出しながら過ごしている。今日は恋人がすきだといってくれたことが嬉しくて泣いてしまった。普段から言われてないってことじゃないからね。改めてのお話。
こんな感じで
Tumblr media
私の推しのカエル〜!かわe!
14 notes · View notes