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#ハヤカワ文庫SF
findareading · 1 month
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本というものが発明された時代には、最新のシリコン・ヴァレーの奇跡とおなじように、それは言語を記憶または送信する粗野な装置であり、森林や野原や動物の体から見つかったほとんど未精製の物質を加工して作ったものだった。しかし、本は、巧妙な計算というよりもむしろ偶然のしわざで、その重さと感触によって、また、こちらの操作に対するそこはかとない抵抗によって、われわれの手と目、さらにはわれわれの脳と心を、ある精神的な冒険に連れだしてくれるのだ。
— カート・ヴォネガット著/浅倉久志訳『タイムクエイク』(2013年2月Kindle版、ハヤカワ文庫SF)
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orchidblack · 1 month
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Hayakawa edition.
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xinu1941-1966 · 1 year
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illustration:真鍋博 hiroshi MANABE  ハヤカワSFシリーズ 1969
Philip K. Dick 「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」:
Do Androids Dream of Electric Sheep?
#真鍋博 #hiroshi MANABE #Do Androids Dream of Electric Sheep? #Philip K. Dick #SF #illustration #bookdesign #japan #hayakawa #ハヤカワSFシリーズ #ハヤカワSF文庫 #BLADE RUNNER
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ayanos-pl · 2 years
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なんだか似ている2冊。「新しい」・銀に差し色・女ひとり正面向きイラスト
 サラ・ピンスカー、村山美雪訳『新しい時代への歌』(竹書房文庫)
イラスト:赤、デザイン:坂野公一(welle design)
伴名練編『新しい世界を生きるための14のSF』(ハヤカワ文庫)
イラスト:九島優、デザイン:川谷デザイン
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ryotarox · 10 months
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(お前らそんなに「夏への扉」が好きか。から)
お前らそんなに「夏への扉」が好きか。 anond:20230706104954 だったらシマックの「中継ステーション」も読んでくれ!
「夏への扉」の人気って、いわゆるSFらしさだけでなく、こう、普通の小説としての面白さがウケてると思うんだよね。 ミステリィ的で、ちょっとスリリングで、でも最後に胸が熱くなるっていう。 だったらさー、それ専門みたいな作家がおるんよ! クリフォード・D・シマックっていうんよ! 「夏への扉」が気に入る人なら「中継ステーション」も絶対気に入るから! 読んでみて!   「中継ステーション」ってタイトルでだいぶ損してると思う。 中継ステーションってそんな宇宙ステーションみたいなやつとちゃうで? 田舎町のはずれの小さな一軒家やで?
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中継ステーション〔新訳版〕 (ハヤカワ文庫SF) | クリフォード D シマック, 山田 順子 | 英米の小説・文芸 | Kindleストア | Amazon
カスタマーレビュー
傑作。そして欠点あり 愛されているがゆえに、ベストセラーにならない本が存在するのかもしれません。 「一番好きだけど、読めとは言わない。」 高校時代、先輩が言ったこの一冊。 「構成が甘いからな。」 と、もう一人の先輩が返してました。そのまま私は読むことなく、「中継ステーション」 は品切れ、復刊、また品切れに。その間何十年も古書価は下がらなかった。 今回新訳を機に、入手読了。そして、先輩たちの言葉がよくわかりました。 善意と知性にあふれたファンタスティックな傑作です。 「甘い話」ではなくて 「甘やかな話」 ですよこれは。先輩、すごいロマンチストだったんですね……と言われるのが嫌で後輩に勧められなかったんだな。 でも先輩、この本読んで幸せだったでしょう? 独り占めしないでどんどん人に勧めましょうよ。 
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mayone · 7 months
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読んだ本の話をします。
I'll tell you about a book I read.
「ウは宇宙ヤバイのウ!」を読みました!めちゃくちゃおもしろかった!
I read "U is for Universe is Unbelievable!". It was very interesting!
表紙のイラスト見てわかるように、かなりはちゃめちゃでいろんな出来事が起きる!
As you can see from the illustration on the cover, it's quite a mess and a lot of things happen!
作者の人もコメントで触れているように(そしてタイトルから分かるように)、「銀河ヒッチハイク・ガイド」やその他多数のSFのパロディが多数練り込まれていてすっごく楽しい!
As the author mentions in his comment (and as the title suggests), there are many parodies of "The Hitchhiker's Guide to the Galaxy" and many other science fiction stories that are incorporated into the novel and are great fun!
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そして何よりなぜここでこの話をしようと思ったのかというと、表紙で一番大きく描かれている子❗️白い髪のこの子❗️この子は訳あってこんなかわいい姿になっているけれど宇宙を駆ける偵察艦<ヌルポイント>のAI人格なんですよね…
And above all, the reason why I decided to tell this story here is because the girl with the biggest picture on the cover ❗️ this girl with white hair ❗️ is the AI personality of the space-faring scout ship <Null-Point>, although she looks this cute for a reason....
不本意にヒトの形をとることになった皮肉屋で冷徹な敬語のAI、最高〜〜〜〜‼️
A cynical, cold, respectful AI that has unwillingly taken human form, AWESOME〜〜〜〜‼️
マーダーボットと叛逆航路読んで次にこれ読んで、艦船のAIに対しての多様な解釈‼️最高‼️になった
I read murderbot diaries and ancillary justice and then this, and the diverse interpretations of the ship's AI ‼️ happiness ‼️ GOOOD‼️ WHAT I WANT TO SEE‼️
えー、ちなみに初版は10年前で絶版になっていた本を大胆に(本当に大胆に!)改稿して本当につい最近新版が出たのをすぐ買って読んだ本なので、英訳はまだないです。
Well, by the way, the first edition was published 10 years ago, went out of print, and the book was just recently boldly (really boldly!) revised and newly published. I bought and read the book right after it was revised and a new edition came out... so the English translation has not been published yet.
読める人たちはみんな読んでみてね。分量で言えばnovellaくらいだし、めちゃくちゃ楽しいのでおすすめです。みんなも<ヌルポイント>ちゃんのことを好きになろう。
All of you who can read should read it. It's about novella in terms of quantity and it's a lot of fun, so I recommend it. Let's all fall in love with <Null-Point>.
amazon link! → https://a.co/fjlS5z2
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nekotubuyaki-blog-blog · 10 months
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今週の入手本(0708-0714)
『夜来たる』(アイザック・アシモフ著/美濃透訳/ハヤカワ文庫SF/Kindle版)
『鋼鉄都市』(アイザック・アシモフ著/福島正実訳/ハヤカワ文庫SF/Kindle版)
『そして誰もいなくなった』(アガサ・クリスティー著/青木久惠訳/早川書房クリスティー文庫/Kindle版)
『キッチン』(吉本ばなな著/カバーデザイン:増子由美/幻冬舎文庫/Kindle版)
『かもめ食堂』(群ようこ著/装画:牧野伊三夫/カバーデザイン:井上庸子/幻冬舎文庫/Kindle版)
『羊飼いの暮らし──イギリス湖水地方の四季』(ジェイムズ・リーバンクス著/濱野大道訳/早川書房/Kindle版)
『宇宙のランデブー 改訂決定版』(アーサー・C・クラーク著/南山宏訳/ハヤカワ文庫SF/Kindle版)
『明けない夜を逃れて』(シャロン・サラ著/岡本香訳/mirabooks/Kindle版)
……上記8冊は、Amazonのまとめ買いキャンペーンを利用して購入しました。見��きはするけれど読んではいなかったものや、読み終えてはいたもののほとんど内容を忘れていたものなどです。
『恋をする躰』(ジャネット・ウィンターソン著/野中柊訳/装丁:馬場崎仁/講談社)。先週入手した『フランキスシュタイン』を意識していたわけでもないのに、偶然にもジャネット・ウィンターソンの本が続きました。
『掬われる声、語られる芸 小沢昭一と『ドキュメント 日本の放浪芸』』(鈴木聖子著/装幀:芦澤泰偉/春秋社)。"はじめに"で語られる「のぞきからくり」と同型のものかはわかりませんが、偶然にも今日ついさっき、国立歴史民俗博物館で見学してきました。
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ksmyu · 2 years
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伴名練=編『新しい世界を生きるための14のSF』(ハヤカワ文庫JA)の装画を担当しました。 https://www.hayakawabooks.com/n/nb35bd49a0708
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kennak · 2 years
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ハヤカワSF文庫感ある。
[B! AI] 簡単なスケッチから「Stable Diffusion」で思い通りの絵を描く手順を解説
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sunone · 2 months
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『ヴァリス』の原題『VALIS』は、"Vast Active Living Intelligence System"の頭文字を並べたもので、日本では次のように訳された。 旧訳版(1982年サンリオSF文庫版)で、大滝啓裕によって「巨大にして能動的な生ける情報システム」 新訳版(2014年ハヤカワ文庫SF版)で、山形浩生によって「巨大活性諜報生命体システム」
ヴァリス (フィリップ・K・ディックの小説) - Wikipedia
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mutual-ac · 5 months
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findareading · 7 months
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私にとって、素晴らしい本というのは物語にしかできない形で私たちに生き方を示してくれるものだった。そこでは、私たちは登場人物に自分を重ね、彼らのなかに自分の苦しみや欠点を見出すことができる。しかも強制や批判によって気づかされるのではない。私たちは登場人物から学び、そこで得た教訓やひらめきを現実世界に持ち帰るのだ。私は、いい本は読者を成長させると信じている���
— A・G・リドル著/友廣純訳���タイタン・プロジェクト』(2017年10月Kindle版、ハヤカワ文庫SF)
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tatano0501 · 5 months
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読書日記(全世界公開)
ウエルベックの新作が面白かったので、過去に読んだ別作品の中でいちばんおもしろかった記憶のあるやつを読み返した。『地図と領土』。2回目でもなんともおもしろかった。
「安楽死の一般化が示しているのは文明の退行である、安楽死の最も著名な支持者たちは偽善家であり、結局のところどう考えても〈悪辣〉な連中だ、対症療法のほうが道徳的に優れている、等々。」(ミシェル・ウエルベック『地図と領土』、野崎歓訳、2015、ちくま文庫、361ページ)
これは主人公が死を望む父を説得しようとするシーンの抜粋で、この前のシーンで主人公はもっと個人的な文脈で(そりゃそうだ)父を止めようとするのだが、それでは無理そうだと悟り、父の性格からしてまだ効き目がありそうだということで人間の義務感に訴えかけるべくこんなことを言い募る。なんとも哀しい情景だが、しかし、「対症療法のほうが道徳的に優れている」とは、ウケた。ウケるところじゃないのだろうが、とっても的外れじゃないか……。とか思っていて、いや、あんまりウエルベックみたいな過激な部分のある、わざと<悪辣>な物言いをする作品ばっかり読んでいるのもなんだ、と思い(別に何読もうがいいんだが)、ヒューマニズムありきの(ブラック・)ジョークを求めてヴォネガットを読み返すことにした。
「登場人物を完全に抜きさしならぬ状態におくのは、アメリカ人の作家気質に反することですが、人生にはそんな状況がざらにあります。(中略)だのにこの文化社会には、人はいつでも自分の問題を解決できる、という期待が広まっている。それがわたしには、恐ろしくもあり、滑稽でもある。もうちょっとだけエネルギーがあれば、もうちょっとだけファイトがあれば、問題はすぐ解決するのに、という考えがひそんでいるんです。しかしこれはあまりにも事実に反するので、私は泣きたくなるーーあるいは笑いだしたくなる。」(カート・ヴォネガット『ヴォネガット、大いに語る』 、飛田茂雄訳、2008、ハヤカワSF文庫、381ページ。原著は1965年〜1974年のヴォネガットの講演やエッセイをまとめたもの)
ヴォネガットの胸の痛め方たるや。「もうちょっとだけエネルギーがあれば、もうちょっとだけファイトがあれば、問題はすぐ解決するのに、という考えがひそんでいるんです。しかしこれはあまりにも事実に反するので、私は泣きたくなるーーあるいは笑いだしたくなる」。ヴォネガットが憂いているのは70年代のアメリカだ。2023年の日本では、自己責任、というクソみたいな言葉でこの考え方が堂々と表を歩いている。と同時に、もはやエネルギーやファイトなどないことが前提で、もちろん問題はなにも解決しない。という考えがひそんでいるどころか、本流になっちまって。それはあんまりにも曲げることのできない事実(に見える)なので、泣きだすことさえ、笑いだすことさえもできない。今の時代にヴォネガットが生きていたら何を書いてくれただろうかと思ってしまう。
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xinu1941-1966 · 1 year
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illustration:真鍋博 hiroshi MANABE
illustration:真鍋博 hiroshi MANABE  ハヤカワSFシリーズ 1963
Ray Bradbury 「火星年代記」:
The Martian Chronicles
#真鍋博 #hiroshi MANABE #SF #illustration #bookdesign #japan #hayakawa #ハヤカワSFシリーズ #ハヤカワSF文庫 #Ray Bradbury #火星年代記 #japan #bookdesign #illustration
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ayanos-pl · 2 years
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最近買った本。 
日本SF作家クラブ編『2084年のSF』(ハヤカワ文庫JA) 
分厚い! 執筆陣が豪華。 カバーデザイン/岩郷重力+Y.S
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ryotarox · 2 years
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理科系の文学誌/詳細|工作舎
PART 1 言語の宇宙へ ケースⅠ 『バベル-17』  a 善意の〈罠〉が必要な理由について  b デカルトの凡ミスと言語について  c 言語の謎についてのSF的事例  d 完全言語のこわし方  e 理想言語をもとめる人々��心得
バベル17 (ハヤカワ文庫 SF 248) | サミュエル R.ディレイニー, 岡部 宏之 |本 | 通販 | Amazon
川又千秋氏の傑作『幻詩狩り』と並ぶ、《言語SF》の傑作です。魅力的な《キャラクター》、センス・オブ・ワンダー溢れる《アイデア》、最後まで読者を引っ張って行く《ミステリー的展開》など、読み所が満載です。でも、この作品のキモはやっぱり、ディレイニー特有の、詩的かつ神話的な《言語論》にあると思います。簡単に言えば、《言語とは、それ自体が、一つの独立した世界である》という所でしょう
バベル-17 - Wikipedia
バベル-17(Babel-17、BABEL 17との表記もある)は、アメリカ合衆国のSF作家サミュエル・R・ディレイニーによる1966年の長編SF小説。 1967年に「アルジャーノンに花束を」とともにネビュラ賞長編部門を受賞
あらすじ 人類を含む3つの星間種族からなる同盟と他の4つの種族からなるインベーダーは長い戦争を続けていた。同盟に対する破壊工作が行われる直前に必ず記録される謎の通信はバベル-17と名付けられたが、誰も解読することが出来なかった。天才的な言語学者で著名な詩人でもあるリドラ・ウォンはその解読を依頼され、敵がどうやって戦略的拠点に侵入しているのかを調べるため、宇宙船ランボー号と多彩な乗組員を雇用する。
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