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katojyuken · 2 years
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deepspeed · 9 months
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ビッグモーターの話。
いろいろ突っ込みどころが多い事件やから解説していくで。
【ビッグモーターについて】
ビッグモーターは年商7000億円の中古車屋・整備屋や。
今の社長が一代で築き上げた会社で、上場してないからおそらく株式は兼重一族がほぼ全部持っとる、いわゆる同族オーナー企業やな。
年商7000億のオーナー企業は珍しいけどなくはないで。
日本だとオーナー企業で大きいのはサントリー、竹中工務店、森ビル、今治造船とかあるで。
事件の概要は「顧客から預かった車に意図的に傷をつけたりパンクさせたりして、保険屋に不正に金を請求してたのがバレた」っていう話やが、経緯をみていこうか。
【経緯】
2022年から、保険の不正請求問題が損保会社らの間で話題となり始めるが、表立って騒がれず終わる。
2023年7月、この問題が表面化。
問題を知ってまずブチ切れたのが東京海上日動。
自動車保険は、客(ドライバー)が車を壊したり事故する確率を統計学的に計算した上で払う保険料を決定してるんやが、ビッグモーターはズルして本来あるべき金額よりたくさん保険会社に保険金を請求してたんやから、東京海上は損をしたわけやな。
ビッグモーターが独自に特別調査委員会なるものを立ち上げて調査した結果でも保険修理の4割が不正請求やった。
本来、修理部門は壊れたところを直すのが仕事やのに、何故かビッグモーターでは修理部門も「1車あたり14万の収益を上げろ」と命令されてたんや。
収益が上がらんと降格させられたりクビになったりする謎ルールや。
だから意図的に車を破壊して修理費稼ぐしかなくなるのは自明やな。
【特別調査委員会と暴露】
特別調査委員会の調査報告書を保険会社に提出するときに報告書偽造してて、組織的関与を示唆する内容箇所を削除する徹底っぷりをキメた。
さらに国交省から聴取要請があったのに2週間ガン無視キメてたんやで。
しかし過去の被害にあった顧客が多すぎて「ビッグモーターにこんなことされた!」と次々にWebに暴露され、良心を持った社員によって、意図的にタイヤをパンクさせる技法を後輩に紹介する動画が流出したりしたんや。
クソみたいな社風やったわけやから、元社員だけじゃなく現役社員もビッグモーターを恨んでるやつ(=正義の心を持った人)がおったわけやな。
【社長の報酬返上の種明かし】
ビッグモーターは社長が1年間報酬を全額返上し、役員も3ヶ月間数十%返上するって発表した。
「やっと少しは反省したか」「そんなのじゃ足りない」などと大衆は思ったんや。
でもよく考えてくれ、この会社は100%オーナー企業や。
株をたぶん100%兼重ファミリーが持ってるんやから、会社は兼重社長のもんやろ。
給与を返上しても、会社に金が残るんやから、結局兼重社長のもんやねん。
社長が個人と会社2つ財布持ってるだけで、どっちに金を入れておくかの違いでしか無い。
つまり実質的に1円も返上なんてしてない、っていうか、役員にも給料返上させてるから、実は社長は収入はプラスなんよ。
凄いやろこの反省アピールしつつ社長だけ儲ける技術。
見破るまで3日かかったわ。
【損保ジャパンの関与】
ビッグモーターは車を売り修理をするだけではなく自動車保険も一緒に売るから、大手損害保険会社の代理店でもある。年間取扱200億円。
保険の売上金額も鬼の厳しさで、売上が達成できてないと罰金を払わされたりしてたらしいな。
まあ死ぬ気で保険を売ってくれる巨大代理店やから損保各社もヘコヘコするわけや。
しかし200億のうち120億円を損保ジャパンが占める。
日本では東京海上が損保業界首位なのに、ビッグモーターに限ると損保ジャパンがぶっちぎり1位。
不思議よな?
事件を知って、東京海上と三井住友海上は激おこやったんやが、損保ジャパンは当初この問題を「問題なし」と結論づけて有耶無耶にしようとしてたんやで。
本来なら保険金詐欺の被害を被ったはずの立場なのにおかしいやろ?解説しようか。
【損保ジャパンとビッグモーターの蜜月のからくり】
(1)(ビッグモーターから買った車かどうかに関わらず)損保ジャパンの保険加入者が事故を起こす
(2)損保ジャパンはビッグモーターに修理に行くように誘導する(「入庫紹介」と言う)
(3)ビッグモーターは客の車を追加で意図的に破壊する
(4)本来より高い金額を損保ジャパンに請求する。これだけだと損保ジャパンが損してるように見える。
(5)しかし入庫紹介1台あたり、ビッグモーターから損保ジャパンに5人自賠責保険客を紹介する約束がある
(6)自賠責保険は強制保険なので利益は出ないが、損保ジャパンは新規客とのコネクションを得る
(7)損保ジャパンは任意保険をその紹介客に売り込み新規客を取れる
(8)本来より高い保険金を払った当初の修理客は翌年以降の保険等級が悪化し、損保ジャパンに高い保険料を払い続ける
(9)トータルで考えると損保ジャパンは利益を得る
(10)損保ジャパンはビッグモーターに出向者も送り込んでいて、上記を知っていたと推定される
【株式会社武蔵野・小山昇との関係】
ビッグモーター全社員に配られている経営計画書なる社則手帳のようなものがあるが、毎朝の朝礼で「幸せだなあ!俺はツいてる!」と唱和するように促している。
この経営計画書は知床観光船沈没事件でも有名になった小山昇氏率いる株式会社武蔵野が経営コンサルティングで提供しているものと全く同じ雛形・デザインで出来ている。
・朝の謎の唱和
・罰ゲーム制度(ビッグモーターでいう罰金制度)
・生殺与奪権という単語
・環境整備点検なる本部スタッフによる店舗掃除点検の結果での頻繁な人事降格
これらは株式会社武蔵野の小山昇氏が提唱し経営コンサルティングで頻繁に持ち出しているもので、小山氏は自身の大きな取引先としてビッグモーターをロゴ入りで自社サイトで紹介しており、うまくいっているコンサル先としてもこれまで何度も紹介している。
これについては言及しているマスコミが全くいないのは気になる点ではある。関係があったのかどうかをぜひ報道されたい。
【副社長=社長の息子】
今回の不正を悪化させたのは社長の息子である副社長であるという報道もあるが、副社長が早稲田大学卒業後入社したのが日本興亜損保(=現在の損保ジャパン)や。
これは偶然かそうじゃないのか気になるわな。
その時のつながりが関係ないのか、副社長の入社前から蜜月関係があったのかは、これから明らかになっていく。
ビッグモーターに出向者を送り込んでたのは東京海上も三井住友海上もやし、2社も不正を知ってたのかどうかは気になるし、巨大広告主のビッグモーターの悪事を当初黙殺して報道しようとしなかったマスコミも糾弾されるべきではあるわな。
まあこれから誰もビッグモーターに車を持ち込まないやろし、彼らが販売する車も買わないやろし、民間車検場としての認定も国交省が取り消すやろうし、テレビCMも拒否しないとマスコミも叩かれるから宣伝もできんし、普通に考えてまともな営業ができんし潰れるやろな。
今後の流れはよく見ないといけないけど、大衆が巨大企業とマスコミを動かし不正を正すいい例になると思うで。
ちなみに損保ジャパンは旧・安田火災保険や。
バブル期に「ゴッホのひまわり」を58億円で買った会社や。
今も新宿のSOMPO美術館に常設展示されてるから見に行くとええわ。
入場料は1400円、新宿駅徒歩5分やで。
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shintani24 · 3 months
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2024年1月12日
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中央図書館所蔵の「浅野文庫」 図書館移転後は市長公館解体して新施設建設の方針 広島市(RCCニュース)2024年1月12日
広島市の中央図書館に所蔵されている「浅野文庫」について、広島市は図書館が移転された後、現在、市長公館がある場所に新しい施設をつくる方針を固めたことが分かりました。
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複数の関係者によりますと、資料の移設先として最有力視されているのは、広島市中区の縮景園に隣接する、広さ1900㎡の土地です。
現在は広島市長が暮らす公館がありますが、建設から50年が経ち、老朽化していることなどから、公館を解体して新しい施設を建設する方針です。
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市は、南区の比治山や東区の饒津神社近くの、浅野家ゆかりの3カ所を利便性などの観点から比較検討していました。
新しい施設では「浅野文庫」のほか、被爆作家の文学資料なども保存・活用する方針で、開館予定時期は2029年度。現時点での概算事業費は約37億円で、企業や個人の寄付を募ったり、国の補助金を活用したりして、財源確保を図る予定ということです。
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広島市長公館の廃止を検討 跡地に「浅野文庫」移す専用図書館の案も(朝日新聞 1月13日)2024年1月12日に追記
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広島市長公館。これを廃止して、跡地に「浅野文庫」などを収める専用図書館の建設が検討されている=2024年1月12日、広島市中区上幟町、宮崎亮撮影
広島市が市長公館(中区上幟町)を廃止し、跡地に市立中央図書館が所蔵する「浅野文庫」などの資料を収める専用の図書館の設置を検討していることが、複数の関係者への取材でわかった。2029年度の開館を予定し、現時点で概算事業費は約37億円を見込んでいる。
浅野文庫は、旧広島藩主の浅野家が寄贈した古書などのうち、原爆による被災を免れた約1万点の資料群で、現在は中区基町の中央図書館に保管されている。
市の作成した整備基本計画案によると、新設する図書館にはそれらの資料のほか、広島ゆかりの文学者の資料が収められる。近世から現代までの広島の郷土文化を、体系的に伝えることが狙いだ。施設内には、展示コーナーや閲覧室、セミナー室なども設置される。
市長公館は、浅野家別邸の庭として造られた「縮景園」に隣接している。1973年に完成し、敷地は約1980平方メートル。現在は松井一実市長が入居する。市は老朽化した公館を、2026~28年度に解体する。解体費を含む事業全体の財源は、国の補助金や市民からの寄付でまかなうことを検討している。
市立中央図書館は、JR広島駅南口の商業ビル「エールエールA館」への移転計画が進んでいる。それに伴って、市は浅野文庫の新しい保管場所を作ることを、23年6月に発表していた。(魚住あかり)
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市長記者会見(1月18日)
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1月19日総務委員会浅野文庫について。詳しい案ができています。
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「ヒロシマ平和研究教育機構」設立へ 広大旧理学部1号館を拠点に 「核なき世界」へ研究に取り組む(RCCニュース)
広島市の被爆建物、広島大学旧理学部1号館を拠点とする、「ヒロシマ平和研究教育機構」が設立されることが決まりました。設立は、12日の準備会議で決まりました。
「ヒロシマ平和研究教育機構」には、広島市と広島大学、広島市立大学などが参加。今後、整備される旧理学部1号館を拠点に、広島大学平和センターと広島市立大学広島平和研究所を中心として、「核なき世界」に向けた研究や国内外の研究者の受け入れに取り組むということです。
広島市 松井一実市長「広島の平和貢献の大きな装置、手段、柱ができたという思いがある。これをうまく起動させることがこれからの課題」
広島大学 越智光夫学長「教育・研究に関して一緒になって深化させていくべきではないかという思いがあった」
「ヒロシマ平和研究教育機構」は、今月下旬に第1回総会が開かれる予定です。
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合格祈願「試験にとおりゃんせ」 商店街に学問の神様が集結 広島(RCCニュース)
今週末には「大学入学共通テスト」が行われ、いよいよ受験シーズンが始まります。広島市の商店街では、受験生を応援する恒例行事が始まりました。
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11日、広島市中区の中央通りに登場したのは受験生の合格を祈願する「とおりゃんせ」!
縦1.8メートル、横1.6メートルの巨大な垂れ幕には、京都の北野天満宮や福岡の太宰府天満宮など学問の神様がまつられている全国10か所の神社がデザインされています。
ことしで20年目を迎えるこの取り組み。地元の商店街が企画していて「中央通りを通って試験にも通ってほしい」との願いが込められています。
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商店街のメンバーが集まり、一発合格にかけ「一合枡」を使った祈願も行われました。
広島中央通商店街振興組合 加藤和行 理事長「中央通りをとおりゃんせ、試験にとおりゃんせ。中央通りを通って、10の天満宮にお参りしたからもう大丈夫だと、安心感を持って緊張を解いて、実力を発揮していただきたいというのが一番」
「絶対合格しますように!」受験生を応援する「とおりゃんせ」は3月21日まで掲示されます。
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中国電力中川社長が上関町を訪問「準備整い次第森林伐採開始」 使用済み核燃料の中間貯蔵施設の建設を調査(テレビ新広島)2024年1月12日
中国電力などが使用済み核燃料の中間貯蔵施設の建設を検討している山口県上関町を中川賢剛社長が訪れ、近く施設建設の調査に向けた森林伐採を始めることを明らかにしました。
中国電力の中川社長は12日朝、年始の挨拶のため上関町の西哲夫町長を訪ねました。
中電は去年8月、使用済み核燃料の中間貯蔵施設建設を関西電力と共同で提案し、上関町は財政の安定などを理由に調査受け入れを決めました。
その後、建設に反対する住民の抗議などで中止された町議会への説明は、今月になって行われたものの周辺自治体の懸念などから調査の実施前に必要な森林の伐採工事は、未だ行われていません。
中国電力 中川賢剛社長 「準備が整い次第、伐採作業も始めたい。安全確保第一に準備でき次第、ボーリング調査も行っていきたい」
上関町 西 哲夫町長 「調査するにあたって安全な作業と適切にしっかりした調査をしてくださいと。上関町の住民に対しても更なる説明をしっかりしていただくようにと」
中電は先月、未実施で許可期限が過ぎた森林伐採届を再提出していて今月21日にも伐採が可能となる見通しです。
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中間貯蔵施設 反対派住民が中電前で抗議活動(KRY山口放送 1月19日)2024年1月12日に追記
中国電力が上関町で調査を行っている使用済み核燃料の中間貯蔵施設について。
ボーリング調査に向けた普通林の伐採が可能な期間に入るのを前に計画に反対する人たちが中国電力に対して抗議活動を行いました。
抗議参加者「金儲けのためにこんなことばっかりするな!自然を壊すな!私達の平和な生活を壊すな!」
中国電力上関原発準備事務所前で抗議をしたのは上関町の反原発団体などおよそ50人です。
中国電力は中間貯蔵施設建設の立地可能性調査の1つであるボーリング調査にむけ、先月、普通林の伐採届を町に提出。あさって(21日)から、その伐採が可能な期間となります。
きょうの抗議活動は伐採が可能になるのを前に改めて計画の白紙撤回を中国電力に訴えようと行われました。
上関原発を建てさせない祝島島民の会 清水敏保代表「町長が地域振興策をということで危険な中間貯蔵施設というとんでもない話を持ってきたこれをとにかく上関町民が望んでないということをこれからも訴えていきたい」
中国電力は去年8月に1度伐採届を提出していますが「安全に作業を行うために資材の準備等を進めている状況」として一度、伐採への着手を見送っています。今回の伐採が可能な期間は3月20日までです。
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中国電力上関原発建設予定地から望む。すぐ近くに祝島の集落が見える、わずか4km。その向こうに見えるのは九州の大分県。
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「地面が約4m隆起した」──能登半島地震の地殻変動、産総研が調査結果発表(ITmedia NEWS)
産業技術総合研究所(産総研)は1月11日、2024年能登半島地震に伴う海岸の地殻変動の調査結果を発表した。調査した場所は、石川県輪島市門前町鹿磯周辺。国土地理院の観測データによると、この場所では最大4mの隆起の報告が上がっており、実地調査をしたところほぼ報告通りの隆起を確認できたという。
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調査した場所
産総研が鹿磯漁港を調べたところ、防潮堤壁面に付いたカキなどの生物が隆起によって水面から離れている様子が見られた。壁面に付いた生物の高度から地震前のおおよその海面を予測できるため、これと地震後の海面を比較。複数地点で調べた結果、その差は3.8~3.9mでほぼ報告通りの隆起を確認したとしている。
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鹿磯漁港の防潮堤に付いた生物遺骸が示す隆起の様子(人が持っている標尺の長さは5m)
鹿磯漁港からさらに北側を調べたところ「波食棚」という平たんな岩棚が、地震による隆起で干上がった様子を確認。波食棚の前方は崖になっており、地震後の海面との高さを比較すると約3.6mの差が見られたという。波食棚は本来、平均海面付近の高さに広がる地形であるが、今回の地震によって階段状の地形「海成段丘」を形成したことが分かったとしている。
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隆起で干上がった波食棚
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隆起した波食棚前面の崖の様子
能登半島北部沿岸は約6000年前以降に形成したと思われる、3段の海成段丘が分布してたが、今回の地震の影響で地面が隆起し、4段目の海成段丘を形成したことになるという。
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今回の地震による隆起で形成した海成段丘の地形断面(青線)
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志賀原発、外部電源の復旧に半年 施設に影響なし、部品調達に時間(共同通信)2024年1月12日
北陸電力は12日、能登半島地震で一部が損傷した志賀原発(石川県志賀町、停止中)の外部電源の完全復旧には少なくとも半年かかるとの見通しを明らかにした。一部の部品調達に時間を要するため。外部電源は計5回線あり、3回線は使用可能で、原発内の非常用電源もあるため、使用済み核燃料の���却などの安全確保に影響はないとしている。
志賀原発では1号機地下で震度5強を観測。変圧器が破損して油が漏れるなどし、計5回線ある外部電源のうち、中能登変電所を経由する2回線が使えなくなった。
中能登変電所では、絶縁性があるセラミック製の送電線部品が二つ破損していることを確認。予備が一つしかないため、メーカーに製作を依頼した。
また北陸電は、志賀原発につながる別の送電線の2カ所で絶縁用の部品などの破損が見つかったとして、13日にも補修工事を行う。送電機能に問題はなく、予防的な措置としている。工事中はこの送電線を含め、一時的に5回線中3回線が使えなくなるが、非常用ディーゼル発電機などの電源を確保した上で実施する。
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2023年に読んで「オォッ!」と思った本や作品……その2
『中銀カプセルタワービル 最後の記録』(中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクト編/装幀:上清涼太/草思社) 『ヒエログリフを解け ロゼッタストーンに挑んだ英仏ふたりの天才と究極の解読レース』(エドワード・ドルニック著/杉田七重訳/東京創元社/Kindle版) 『AXIS August 2023 vol.224 特集シン宇宙時代 The New Space Age』(株式会社アクシス) 『ジブリの立体建造物展 図録〈復刻版〉』(藤森照信監修/コンセプト・デザイナー:種田陽平/編集:株式会社スタジオジブリ/デザイン:細山田デザイン事務所/トゥーヴァージンズ) 『 湖の秘密─川は湖になった』(編集・執筆:前田礼、戸谷莉維裟(市原湖畔美術館)/地図制作:吉田健洋(一般財団法人日本地図センター)/デザイン:大西隆介(direction Q)/写真:田村融市郎、市原市観光協会、『写真集/市原市の昭和史』(千秋社)/市原湖畔美術館発行) 『ジョセフ・アルバースの授業──色と素材の実験室』(執筆:ブレンダ・ダニロウィッツ、永原康史、沢山遼、亀山裕亮/和文英訳:中野勉/欧文和訳:水野俊、林寿美、亀山裕亮/編集:林寿美、亀山裕亮、飛田陽子(水声社)、関根慶(水声社)/ブックデザイン:木村稔将、阿部原己(Tanuki)/水声社) 『相分離生物学の冒険──分子の「あいだ」に生命は宿る』(白木賢太郎著/装丁:細野綾子/みすず書房) 『「生きている」とはどういうことか 生命の境界領域に挑む科学者たち』(カール・ジンマー著/斉藤隆央訳/装幀:大倉真一郎/白揚社) 『食虫植物 多様性と進化』(長谷部光泰著/裳華房) 『What is Tanuki?』(佐伯緑著/題字:森井(藤原)敏惠/表紙イラスト:佐伯緑/装丁:designfolio/佐々木由美/東京大学出版会) 『線虫 1ミリの生命ドラマ』(長谷川浩一著/装丁:鈴木成一デザイン室/dZERO) 『新・動物記8 土の塔に木が生えて シロアリ塚からはじまる小さな森の話』(山科千里著/新・動物記シリーズ編集:黒田末壽、西江仁徳/ブックデザイン・装画:森華/京都大学学術出版会) 『新・動物記7 白黒つけないベニガオザル やられたらやり返すサルの「平和」の秘訣』(豊田有著/新・動物記シリーズ編集:黒田末壽、西江仁徳/ブックデザイン・装画:森華/京都大学学術出版会) 『新・動物記6 アザラシ語入門─水中のふしぎな音に耳を澄ませて』(水口大輔著/ブックデザイン・装画:森華/シリーズ編集:黒田末壽、西江仁徳/京都大学学術出版会) 『フィールドの生物学24 ミツバチの世界へ旅する』(原野健一著/東海大学出版部) 『哺乳類前史:起源と進化をめぐる語られざる物語』(エルサ・パンチローリ著/的場知之訳/青土社/Kindle版) 『招かれた天敵──生物多様性が生んだ夢と罠』(千葉聡著/みすず書房/Kindle版) 『進化のからくり 現代のダーウィンたちの物語』(千葉聡著/講談社ブルーバックス/Kindle版) 『ビーバー:世界を救う可愛すぎる生物』(ベン・ゴールドファーブ著/木高恵子訳/草思社/Kindle版) 『タコの心身問題 頭足類から考える意識の起源』(ピーター・ゴドフリー=スミス著/夏目大訳/みすず書房/Kindle版) 『幻のシロン・チーズを探せ 熟成でダニが活躍するチーズ工房』(島野智之著/デザイン、イラストレーション:佐々木宏/帯文:坂上あき、森節子/八坂書房) 『すごい実験 高校生にもわかる素粒子物理の最前線』(多田将著/イラスト:上路ナオ子/イースト・プレス/Kindle版) 『ビッグコミックススペシャル 藤子・F・不二雄 SF短編コンプリート・ワークス7 ポストの中の明日』『ビッグコミックススペシャル 藤子・F・不二雄 SF短編コンプリート・ワークス1 ミノタウロスの皿』(藤子・F・不二雄著/装幀:佐々木暁/小学館) 『北極百貨店のコンシェルジュさん 1・2巻』(西村ツチカ著/装幀:井上則人(井上則人デザイン事務所)/小学館) 『ぼっち死の館』(齋藤なずな著/小学館ビッグコミックスフロントライン) 『すとまとねことがんけんしん1』(内田春菊著/装画:内田春菊/装丁:秋山具義(Dairy Fresh)/デザイン:横倉清恵(Dairy Fresh)/ぶんか社) 『すとまとねことがんけんしん2』(内田春菊著/装画:内田春菊/装丁:秋山具義(Dairy Fresh)/デザイン:山口百合香(Dairy Fresh)/ぶんか社) 『大金星』(黒田硫黄著/講談社アフタヌーンコミックス/電子書籍版) 『ころぶところがる』(黒田硫黄著/小学館/電子書籍版) 『大日本天狗党絵詞1〜4』(黒田硫黄著/アフタヌーンKC/電子書籍版) 『映像研には手を出すな!1〜8巻』(大童澄瞳著/小学館/電子書籍版)
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shunsukessk · 4 months
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「遺跡としての晴海団地」参考文献
「遺跡としての晴海団地」は日本建築学会のウェブサイト「建築討論」で2023年1月から11月にかけて連載された。もしかすると、いつか誰かの役に立つかもしれないので、参考文献の一覧をまとめておく。なお、赤字は連載内で2回以上触れたもの。
都市
磯崎新「都市の類型」、『磯崎新建築論集2 記号の海に浮かぶ〈しま〉』、岩波書店、2013年。
磯崎新「建築=都市=国家・合体装置」、『磯崎新建築論集6 ユートピアはどこへ』、岩波書店、2013年。
レム・コールハース『S,M,L,XL+』、太田佳代子、渡辺佐智江訳、ちくま学芸文庫、2015年。 ・「シンガポール・ソングライン」 ・「ビッグネス、または大きいことの問題」
藤村龍至「超都市(ハイパー・ヴィレッジ)の建築」、『SD2021』、鹿島出版会、2021年。
山岸剛『TOKYO RU(I)NS』、山岸剛、2022年。
ジル・ドゥルーズ「無人島の原因と理由」、前田英樹訳、『ドゥルーズ・コレクション1 哲学』、河出文庫、2015年。
里見龍樹『不穏な熱帯 人間〈以前〉と〈以後〉の人類学』、河出書房新社、2022年。
晴海
『万博』1938年5月号、紀元二千六百年記念日本万国博覧会事務局。
「オリンピック中止 万国博覧会の延期 閣議で承認」、東京朝日新聞(夕刊)、1938年7月16日。
『万博』1938年11月号、紀元二千六百年記念日本万国博覧会事務局。
東京都中央区役所編『昭和32年版 中央区政概要』、東京都中央区役所、1957年。
東京都中央区役所編『中央区史 下巻』、東京都中央区役所、1958年。
『観光お国めぐり 東京都の巻(上)』、国土地理協会、1959年。
東京都中央区役所編『昭和35年版 中央区政年鑑』、東京都中央区役所、1960年。
「運転手、死体で発見 血だらけ乗捨てタクシー」、朝日新聞(夕刊)、1963年12月7日。
「個人タクシーご難 晴海 三人組強盗に襲わる」、朝日新聞、1965年8月10日。
「運転手しばり放り出す 晴海 三人組タクシー強盗」、朝日新聞、1966年5月26日。
「スペインが初名乗り 万国博参加」、朝日新聞、1966年8月27日。
三島由紀夫『鏡子の家』、新潮文庫、1969年。
「カーサ晴海」、『近代建築』1977年8月号、近代建築社。
東京都中央区役所編『中央区史三十年史 上巻』、東京都中央区役所、1980年。
日東製粉社史編纂委員会編『日東製粉株式会社65年史』、日東製粉株式会社、1980年。
『第二次東京都長期計画』、東京都企画審議室計画部、1986年。
晴海をよくする会『晴海アイランド計画の提案』、晴海をよくする会、1986年。
「ソ連の一万トン客船 あす初寄港」、朝日新聞、1987年3月20日。
東京都港湾局、社団法人東京都港湾振興協会、東京港史編集委員会編『東京湾史 第1巻 通史 各論』、東京都港湾局、1994年。
小柴周一「晴海アイランド トリトンスクエア」、『新都市開発』1998年1月号、新都市開発社。
『晴海一丁目地区第一種市街地再開発事業』、住宅・都市整備公団、晴海一丁目地区市街地再開発組合、1999年。
吉本隆明『少年』、徳間書店、1999年。
茅野秀真、大村高広「再開発地区計画の活用による一体的な広場・歩行者空間形成の実現──晴海アイランドトリトンスクエアにおける実践例──」、『再開発研究』第18号、再開発コーディネーター協会、2000年。
『トリトンプレス』vol.2、晴海一丁目地区市街地再開発組合、2000年。
『トリトンプレス』vol.5、晴海一丁目地区市街地再開発組合、2001年。
「晴海トリトンで「いい日常」」、朝日新聞(夕刊)、2001年3月23日。
「晴海一丁目地区第一種市街地再開発事業 晴海アイランド トリトンスクエア」、『近代建築』2001年6月号、近代建築社。
佐藤洋一『図説 占領下の東京』、河出書房新社、2006年。
夫馬信一『幻の東京五輪・万博1940』、原書房、2016年。
渡邊大志『東京臨海論』、東京大学出版会、2017年。
晴海団地
「港に近く、高層アパート群」、朝日新聞東京版、1956年1月22日。
大髙正人「東京晴海の公団アパート」、『国際建築』1956年11月号、美術出版社。
志摩圭介「団地ずまい礼讃」、『新しい日本 第2巻 東京(2)』、国際情報社、1963年。
「団地に住んでゼンソクになった 工場ばい煙規制へ」、朝日新聞(夕刊)、1963年10月8日。
種村季弘『好物漫遊記』、ちくま文庫、1992年。
種村季弘ほか『東京迷宮考』、青土社、2001年。
中央区教育委員会社会教育課文化財係編『中央区の昔を語る(十六)』、中央区教育委員会社会教育課文化財係、2002年。
晴海団地15号館(晴海高層アパート)
小野田セメント株式会社創立七十年史編纂委員会編『回顧七十年』、小野田セメント、1952年。
河原一郎、大髙正人「新しい生活空間へ」、『新建築』1957年1月号、新建築社。
野々村宗逸「住宅公団の晴海高層アパート」、『住宅』1957年4月号、日本住宅協会。
『建築文化』1959年2月号、彰国社。 ・大髙正人「設計の概要」 ・河原一郎、大沢三郎「都市の住居:高層アパート」 ・野々村宗逸「いつまでも豊かさを」
川添登「晴海高層アパート──将来への遺跡」、『新建築』1959年2月号、新建築社。
前川建築設計事務所「晴海高層アパート」、『近代建築』1959年2月号、近代建築社。
木村俊彦「構造計画論の展開と私の立場」、『建築』1962年1月号、中外出版。
ロジャー・シャーウッド編『建築と都市 臨時増刊 現代集合住宅』、エー・アンド・ユー、1975年。
「アンケート:パブリック・ハウジングの可能性」、『都市住宅』1980年8月号、鹿島出版会。
日本経営史研究所編『小野田セメント百年史』、小野田セメント、1981年。
日経アーキテクチュア編『有名建築その後 第2集』、日経マグロウヒル社、1982年。
レイナー・バンハム「世界の建築の日本化」、伊藤大介訳、鈴木博之編『日本の現代建築』、講談社、1984年。
枝川公一『都市の体温』、井上書院、1988年。
大髙正人、小西輝彦、小林秀樹「昭和の集合住宅史(6)高密度高層住宅 広島市営基町住宅と公団高島平団地」、『住宅』1992年3月号、日本住宅協会。
野沢正光「〝ささやかな悠久〞をおびやかすもの──晴海高層アパート1958によせて──」、『住宅建築』1994年10月号、建築資料研究社。
住宅・都市整備公団、日本建築学会編『晴海高層アパートの記録』、住宅・都市整備公団、1996年。
『住宅建築』1996年8月号、建築資料研究社。 ・小畑晴治、野沢正光、初見学、松隈洋「座談会──晴海高層アパートから引き継げるもの」 ・初見学「晴海高層アパート残照」
井出建「都市に住まうことの戦後史 「晴海アパート」取り壊しと集合住宅の未来」、『世界』1998年1月号、岩波書店。
志岐祐一「晴海高層アパート 可変性検証の記録」、『住宅建築』1998年3月号、建築資料研究社。
高橋郁乃「「晴海高層アパート」は歴史館に行き、そして晴海は…」、『建築ジャーナル』1998年9月号、建築ジャーナル。
前川國男
田中誠「住宅量産化の失敗と教訓──プレモス前後」、『今日の建築』1960年9月号、玄々社。
ル・コルビュジエ『今日の装飾芸術』、前川國男訳、鹿島研究所出版会、1966年。
佐々木宏編『近代建築の目撃者』、新建築社、1977年。
前川國男、宮内嘉久『一建築家の信條』、晶文社、1981年。
丹下健三「前川先生の死を悼む」、『新建築』1986年8月号、新建築社。
伊東豊雄「公共建築の死・前川國男を悼む」、『住宅建築』1986年9月号、建築資料研究社。
宮内嘉久『前川國男 賊軍の将』、晶文社、2005年。
生誕100年・前川國男建築展実行委員会監修『建築家 前川國男の仕事』、美術出版社、2006年。 ・井出建「前川國男と集合住宅」 ・「日本万国博覧会建国記念館 コンペ応募案」
前川國男建築設計事務所OB会有志『前川國男・弟子たちは語る』、建築資料研究社、2006年。 ・河原一郎「前川國男」 ・松隈洋「「生誕一〇〇年・前川國男建築展」という出発点」
団地
島田裕康「住宅団地におけるコンクリート塊の再生利用」、『月刊建設』1996年10月号、全日本建設技術協会。
原武史『団地の空間政治学』、NHK出版、2012年。
祝祭
岡本太郎、針生一郎「万博の思想」、『デザイン批評』第6号、風土社、1968年。
岡本太郎『新版 沖縄文化論』、中公叢書、2002年。
「五輪チケット、販売済みは収容人数の42% 7割が地元」、朝日新聞デジタル、2021年6月11日。URL=https://www.asahi.com/articles/ASP6C66BZP6CUTIL05R.html
「IOC広報部長、コロナと五輪「パラレルワールド」無関係強調」、毎日新聞デジタル、2021年7月29日。URL=https://mainichi.jp/articles/20210729/k00/00m/050/117000c
ギリシャ神話
ヘシオドス『神統記』、廣川洋一訳、岩波文庫、1984年。
呉茂一『ギリシア神話(上)』、新潮文庫、2007年。
賃金
労働大臣官房労働統計調査部編『昭和33年 賃金構造基本調査結果報告書 特別集計』、労働法令協会、1960年。
「賃金構造基本統計調査」、厚生労働省ウェブサイト。URL=https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/chinginkouzou.html
銀座
東京都中央区役所編『中央区史 中巻』、東京都中央区役所、1958年。
赤岩州五編著『銀座 歴史散歩地図』、草思社、2015年。
築地
テオドル・ベスター『築地』、和波雅子、福岡伸一訳、木楽舎、2007年。
東京タワー
電気興業社史編纂委員会編『電気興業 40年史』、電気興業株式会社、1990年。
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log2 · 6 months
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『丸紅アークログ マンスリートピックス』231025
「Arch-LOG」、BIMを積極活用する各地の企業を支援
~日本都市設計(北海道)、遊友建築工房(兵庫県)と業務提携契約を締結~
<今月のハイライト> ■日本都市設計株式会社、および有限会社遊友建築工房と業務提携契約を締結  当社は新たに、日本都市設計株式会社(北海道)、並びに有限会社遊友建築工房(兵庫県)と業務提携契約を締結しました。当社は今後も、建設・建築・不動産業界の全ての関係者が利用できる業務のDX化ツールとして、「Arch-LOG」の導入拡大に向けて注力してまいります。
①北海道では初となる日本都市設計株式会社と業務提携を締結  1969年に東京で創設された日本都市設計株式会社は、1975年に札幌市に本社を移転して以来、道内の自治体庁舎、医療施設や教育施設、観光施設やスポーツ施設などの公共建築の設計を主体に、正確さに重点を置いた、堅実な建築設計・総合コンサルティング事務所として活動しています。  受注の約7割を占める公共建築案件を手掛ける中で、業務上の手戻りが多く、その原因の図面不整合を改善しようと2014年にBIMを導入しました。国内では設計段階や施工段階それぞれでBIMの導入が広がっているものの、設計者が作成したBIMデータを、次工程の施工者が引き継ぎ活用するケースはほとんどありません。設計から施工へとBIMデータがシームレスにつながれば、プロジェクト関係者間でBIMの恩恵を最大限に享受できると考え、今後を見据えたフルBIM活用のトライアルプロジェクトとして位置付けたのが、今年3月に竣工したS造3階建て延べ約1,000平方メートル規模になる自社の新社屋の建て替えでした。設計BIM データを施工・設備の会社に引き継ぎ、施工段階でもBIM をフル活用してもらい、BIMデータ連携の有効性を検証するとともに、設計・施工・設備が連携してBIMをフル活用する「札幌モデル」の完成形を目指しました。  このたびの業務提携は、今後当社のArch-LOGを活用し、ワークフローのDXを推進することで、生産性とサービスのさらなる向上を目指すものです。
【日本都市設計株式会社のコメント】  BIMによる設計を進めていく中で、よりリアリティのあるモデルをできる限りストレスなく作成していけることが、クライアントや設計者、施工者の意思の疎通をさらに深めていけると思います。その上で「Arch-LOG」の持つポテンシャルは期待できるものと考えています。また社内のデータベースとして「Arch-LOG」を使い、BIMによるモデル作成をより効率的に行うことに挑戦していきたいと思います。
<日本都市設計株式会社 会社概要> 代表者 武部 幸紀(代表取締役) 所在地 〒064-0809 北海道札幌市中央区南九条西6丁目1番37号 設 立 1969年1月31日 U R L  http://www.nihontoshi.co.jp/
②有限会社遊友建築工房と業務提携を締結  有限会社遊友建築工房は、兵庫県尼崎市を施工エリアとする注文住宅の設計工務店です。同社は施主である“家族の感動” の場面に立ち会いたいという想いから、家づくりのすべてにこだわります。そしてそのすべての過程において、施主であるご家族に楽しんでもらい、喜んでもらうことにこだわって、日々家づくりを学び、人を磨き、住まいのプロであり続けることを目指しています。  今後、Arch-LOGを活用してワークフローのDXを推進することで、更なるサービスの向上を目指し業務提携を締結いたしました。
<有限会社遊友建築工房 会社概要> 代表者 福永 健志(代表取締役) 所在地 〒661-0035兵庫県尼崎市武庫之荘一丁目20番13号 YUYU PARK 3F 創 業 2004年7月 U R L  http://yuyukenchiku.com/
<今月のトピックス> ■「Arch-LOG」に、「USM U.シェアラー・ソンズ株式会社」「積水ホームテクノ株式会社」「髙田織物株式会社」をはじめとする27社*、約2,067点*の建材が新たに登録されました。*2023年9月26日~10月23日の登録数  今回新たに、高品質で普遍的なデザインの製品を、ニーズに合わせて提案・販売する、スイスに拠点を置く家具メーカーUSMの日本法人「USM U.シェアラー・ソンズ株式会社」や、ユニットバスの製造販売から住宅設備機器、内外装の販売までを手掛けるユニットバスメーカー「積水ホームテクノ株式会社」、畳縁やデザインテープ、雑貨など細幅織物製造・販売を手掛ける企業で、畳縁ではシェア日本一を誇る「髙田織物株式会社」など、さまざまな建材メーカーの製品が加わりました。
プレスリリース【丸紅アークログ】231025「マンスリートピックス」
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psygoatrance · 9 months
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ビックモーターの大罪
ビッグモーターの話。 いろいろ突っ込みどころが多い事件やから解説していくで。
【ビッグモーターについて】 ビッグモーターは年商7000億円の中古車屋・整備屋や。 今の社長が一代で築き上げた会社で、上場してないからおそらく株式は兼重一族がほぼ全部持っとる、いわゆる同族オーナー企業やな。 年商7000億のオーナー企業は珍しいけどなくはないで。 日本だとオーナー企業で大きいのはサントリー、竹中工務店、森ビル、今治造船とかあるで。
事件の概要は「顧客から預かった車に意図的に傷をつけたりパンクさせたりして、保険屋に不正に金を請求してたのがバレた」っていう話やが、経緯をみていこうか。
【経緯】 2022年から、保険の不正請求問題が損保会社らの間で話題となり始めるが、表立って騒がれず終わる。 2023年7月、この問題が表面化。 問題を知ってまずブチ切れたのが東京海上日動。 自動車保険は、客(ドライバー)が車を壊したり事故する確率を統計学的に計算した上で払う保険料を決定してるんやが、ビッグモーターはズルして本来あるべき金額よりたくさん保険会社に保険金を請求してたんやから、東京海上は損をしたわけやな。
ビッグモーターが独自に特別調査委員会なるものを立ち上げて調査した結果でも保険修理の4割が不正請求やった。 本来、修理部門は壊れたところを直すのが仕事やのに、何故かビッグモーターでは修理部門も「1車あたり14万の収益を上げろ」と命令されてたんや。 収益が上がらんと降格させられたりクビになったりする謎ルールや。 だから意図的に車を破壊して修理費稼ぐしかなくなるのは自明やな。
【特別調査委員会と暴露】 特別調査委員会の調査報告書を保険会社に提出するときに報告書偽造してて、組織的関与を示唆する内容箇所を削除する徹底っぷりをキメた。 さらに国交省から聴取要請があったのに2週間ガン無視キメてたんやで。
しかし過去の被害にあった顧客が多すぎて「ビッグモーターにこんなことされた!」と次々にWebに暴露され、良心を持った社員によって、意図的にタイヤをパンクさせる技法を後輩に紹介する動画が流出したりしたんや。 クソみたいな社風やったわけやから、元社員だけじゃなく現役社員もビッグモーターを恨んでるやつ(=正義の心を持った人)がおったわけやな。
【社長の報酬返上の種明かし】 ビッグモーターは社長が1年間報酬を全額返上し、役員も3ヶ月間数十%返上するって発表した。 「やっと少しは反省したか」「そんなのじゃ足りない」などと大衆は思ったんや。
でもよく考えてくれ、この会社は100%オーナー企業や。 株をたぶん100%兼重ファミリーが持ってるんやから、会社は兼重社長のもんやろ。 給与を返上しても、会社に金が残るんやから、結局兼重社長のもんやねん。 社長が個人と会社2つ財布持ってるだけで、どっちに金を入れておくかの違いでしか無い。 つまり実質的に1円も返上なんてしてない、っていうか、役員にも給料返上させてるから、実は社長は収入はプラスなんよ。 凄いやろこの反省アピールしつつ社長だけ儲ける技術。 見破るまで3日かかったわ。
【損保ジャパンの関与】 ビッグモーターは車を売り修理をするだけではなく自動車保険も一緒に売るから、大手損害保険会社の代理店でもある。年間取扱200億円。 保険の売上金額も鬼の厳しさで、売上が達成できてないと罰金を払わされたりしてたらしいな。 まあ死ぬ気で保険を売ってくれる巨大代理店やから損保各社もヘコヘコするわけや。
しかし200億のうち120億円を損保ジャパンが占める。 日本では東京海上が損保業界首位なのに、ビッグモーターに限ると損保ジャパンがぶっちぎり1位。 不思議よな?
事件を知って、東京海上と三井住友海上は激おこやったんやが、損保ジャパンは当初この問題を「問題な���」と結論づけて有耶無耶にしようとしてたんやで。
本来なら保険金詐欺の被害を被ったはずの立場なのにおかしいやろ?解説しようか。
【損保ジャパンとビッグモーターの蜜月のからくり】 (1)(ビッグモーターから買った車かどうかに関わらず)損保ジャパンの保険加入者が事故を起こす (2)損保ジャパンはビッグモーターに修理に行くように誘導する(「入庫紹介」と言う) (3)ビッグモーターは客の車を追加で意図的に破壊する (4)本来より高い金額を損保ジャパンに請求する。これだけだと損保ジャパンが損してるように見える。 (5)しかし入庫紹介1台あたり、ビッグモーターから損保ジャパンに5人自賠責保険客を紹介する約束がある (6)自賠責保険は強制保険なので利益は出ないが、損保ジャパンは新規客とのコネクションを得る (7)損保ジャパンは任意保険をその紹介客に売り込み新規客を取れる (8)本来より高い保険金を払った当初の修理客は翌年以降の保険等級が悪化し、損保ジャパンに高い保険料を払い続ける (9)トータルで考えると損保ジャパンは利益を得る (10)損保ジャパンはビッグモーターに出向者も送り込んでいて、上記を知っていたと推定される
【株式会社武蔵野・小山昇との関係】 ビッグモーター全社員に配られている経営計画書なる社則手帳のようなものがあるが、毎朝の朝礼で「幸せだなあ!俺はツいてる!」と唱和するように促している。
この経営計画書は知床観光船沈没事件でも有名になった小山昇氏率いる株式会社武蔵野���経営コンサルティングで提供しているものと全く同じ雛形・デザインで出来ている。
・朝の謎の唱和 ・罰ゲーム制度(ビッグモーターでいう罰金制度) ・生殺与奪権という単語 ・環境整備点検なる本部スタッフによる店舗掃除点検の結果での頻繁な人事降格
これらは株式会社武蔵野の小山昇氏が提唱し経営コンサルティングで頻繁に持ち出しているもので、小山氏は自身の大きな取引先としてビッグモーターをロゴ入りで自社サイトで紹介しており、うまくいっているコンサル先としてもこれまで何度も紹介している。
これについては言及しているマスコミが全くいないのは気になる点ではある。関係があったのかどうかをぜひ報道されたい。
【副社長=社長の息子】 今回の不正を悪化させたのは社長の息子である副社長であるという報道もあるが、副社長が早稲田大学卒業後入社したのが日本興亜損保(=現在の損保ジャパン)や。 これは偶然かそうじゃないのか気になるわな。
その時のつながりが関係ないのか、副社長の入社前から蜜月関係があったのかは、これから明らかになっていく。 ビッグモーターに出向者を送り込んでたのは東京海上も三井住友海上もやし、2社も不正を知ってたのかどうかは気になるし、巨大広告主のビッグモーターの悪事を当初黙殺して報道しようとしなかったマスコミも糾弾されるべきではあるわな。
まあこれから誰もビッグモーターに車を持ち込まないやろし、彼らが販売する車も買わないやろし、民間車検場としての認定も国交省が取り消すやろうし、テレビCMも拒否しないとマスコミも叩かれるから宣伝もできんし、普通に考えてまともな営業ができんし潰れるやろな。
今後の流れはよく見ないといけないけど、大衆が巨大企業とマスコミを動かし不正を正すいい例になると思うで。
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oniwastagram · 2 years
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📸竹中大工道具館 / Takenaka Carpentry Tools Museum Garden, Kobe, Hyogo ② 兵庫県神戸市の『竹中大工道具館』の庭園が素敵…! JR東海道/山陽新幹線・新神戸駅からもすぐ。大手建設会社・竹中工務店による“日本で唯一の大工道具の専門博物館”は和モダンな現代和風建築や、六甲山系を借景とした3つの庭園も見所!京都の数寄屋の名匠 #笛吹嘉一郎 の茶室(通常非公開)も。 ...... 続き。 ■奥庭 最後に敷地の奥、休憩室の正面かつ“一滴庵”の裏手にある枯山水庭園。休憩室から正面に見るとここでも六甲山の借景が見事!⛰ . モダンな雰囲気をかもす枯山水で…勢い良く迫り出した細長い石の先端から広がる砂紋…最初見た時は「面白い舟石だなぁ」とか思ったけどし、ししおどしに見立てた“一滴庵”にちなんだ庭園…なのかな? . 企画展示はもちろんだけど、六甲山も近くモミジの多い空間はきっと四季ごとに訪れても楽しい!🍁 そして今度またいつか茶室の特別公開の際に訪れたい…! . 神戸・竹中大工道具館の紹介は☟ https://oniwa.garden/takenaka-daiku-dogukan-museum-kobe/ ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 【存続のためのお願い】 庭園情報メディア「おにわさん」存続のため、新オーナー(組織)を募集しています。詳しくは「おにわさん」で検索し、ウェブサイトよりご覧ください。 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● #japanesearchitecture #japanarchitecture #japanarchitect #japandesign #japanesegarden #japanesegardens #kyotogarden #zengarden #beautifuljapan #jardinjaponais #jardinjapones #japanischergarten #jardimjapones #japanmuseum #landscapedesign #建築デザイン #ランドスケープ #庭園 #日本庭園 #庭院 #庭园 #現代和風建築 #数寄屋建築 #茶室 #枯山水 #枯山水庭園 #karesansui #新神戸 #おにわさん (Takenaka Carpentry Tools Museum) https://www.instagram.com/p/CjQpDpyPwIM/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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“「あいさつには名前をつけろ」(接客) 「アフターフォローは上客を呼ぶ」(保険業界)、 「うまい人より早い人が生き残る」(放送作家) 「オーナーがこだわりを捨てると店ははやる」(空間プロデュース) 「オレンジ色は食欲を刺激する」(食品業界) 「お客は靴と時計で見抜け」(ソムリエ) 「お久しぶりですね、は三流」(バーテンダー) 「お座敷では毎日の行いが出る」(花柳界) 「きれいなトイレは汚せない」(スーパーマーケット) 「クレームは最後まで聞く」(キャビンアテンダント) 「ゲームの発売日は木曜日」(ゲーム) 「コンビニおでんは秋に売れる」(コンビニ業界) 「スタッフには、指示ではなく相談する」(外食産業) 「ストーリーは三幕構成で山場を作れ」(映画業界) 「たらい回しにヒットあり」(出版業界) 「トップの椅子は3つある」(芸能界) 「ネタはお客の顔を見て決める」(落語家)。 「ネットの1行広告は13文字」(ネット通販業界) 「ヒット商品は多数決から生まれない」(飲食業界) 「ファーストクラスは態度がぶれない」(キャピンアテンダント) 「プリンターはインクで儲けろ」(プリンター業界) 「プレイング・マネージャーに名上司なし」(人材業界) 「プレスリリースは1枚にまとめろ」(広報マン) 「プレゼンの前日はホステスを口説け」(広告業界) 「プロジェクトが行き詰まっても、増員するな」(ソフトウエア業界) 「ホラー映画は不況に強い」(映画業界) 「メモのうまい美容師はカットもうまい」(美容師) 「ヤクルトおばさんが『これ、何?』と聞く映画はヒットする」(映画業界) 「飲食店の開業は1~2月が最適」(外食業界) 「汚い工場から、名品は生まれない」(製造業) 「家を売るなら奥さんを口説け」(不動産) 「家具店は外車ディーラーの近くがいい」(家具) 「会社の業績はトイレでわかる」(コンサル) 「怪我と弁当は自分持ち」(とび職) 「皆が嫌がる仕事ができて一人前」(町工場) 「階段は駆け上がるな」(アナウンサー) 「企画はコンプレックスをつけ」(出版業界) 「休日の飛行機でくつろげないなら一人前」(航空) 「泣き別れは商品価値を下げる」(家電量販店) 「給料日前は生活必需品、給料日後は嗜好品を値引け」小売業界 「金持ちは貧乏人から物は買わない」(宝石商) 「見積書は2つ持て」(商社)、 「交差点は左折」(タクシー業界) 「困ったときは動物と子ども」(広告業界)、 「混んできたら、BGMのテンポをあげろ」(外食業界) 「作業記録を開示せよ」 (航空) 「子ども番組の改編は4月じゃなくて1月」(テレビ業界) 「私も使っています」で信頼を得よ (販売) 「実車とすれ違う道は、吉」(タクシー業界)、 「社員は優良顧客」(自動車メーカー) 「酒が飲めないほうがバーテンダーは成功する」(バーテンダー) 「寿司は客を見てから握れ」(寿司職人) 「出店は、競合店の近くがいい」(居酒屋業界) 「準備のないところにチャンスは来ない」(舞台俳優) 「商品の色は3色に絞れ」(商業デザイン) 「上手い人より早い人が生き残る」(放送作家) 「人気商品は付属品で稼げ」(小売) 「声かけが盛んなスーパーは売れる」 (流通) 「全国ヒットを狙うなら、北海道を制せ」(食品業界) 「素材だけを使っても、フランス料理にはならない」(料理人) 「送料無料はネットで刺さるキーワード」(ネット通販業界) 「他業界からミスを学べ」(パイロット) 「大道芸は、美術館の近くが穴場」(大道芸人) 「棚には赤と緑の商品を交互に置け」スーパーマーケット 「段取り八分、仕事二分」(大工) 「値引きは二個目の商品から」 (スーパーマーケット) 「通販番組では、値段を最後に言え」(通販業界)、 「提案は3つ出せ」(ソフトウェア) 「適職は自分ではわからない」(人材業界) 「電話営業は月曜の朝に攻めろ」(テレマーケティング業界) 「『東大』は読者に刺さるキーワード」(出版) 「2時間ドラマは、10時またぎに濡れ場を入れろ」(テレビ業界) 「日本人はラス1に弱い」(キャビンアテンダント) 「売れる商品には適量がある」(食品業界)、 「売上が落ちたら値段を上げろ」(おむつメーカー) 「発想はポジティブに、詰めはネガティブに」(広告) 「発売延期をくり返すソフトに名作なし」(ゲーム業界) 「披露宴は洋食で儲けろ」(ホテル業界)、 「評論家は深く掘り下げると広くなる」(マスコミ業界) 「不器用な職人ほど大成する」(大工) 「不況になると鉄道本が売れる」(出版業界) 「福袋は松竹梅で売れ」(百貨店業界) 「名器は真似して学べ」(設計士) 「要約できない脚本にヒットなし」(映画業界) 「欲しい車はよく街で見かける」(放送作家) 「緑と紫のオモチャは売れない」(玩具メーカー) 「練習は本番のように。本番は練習のように」(サッカー選手)” - 「つまり5回」 ~業界のセオリーに思う - ■財務アナリストの雑感■  シーズ��3 (via bo-rude)
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katojyuken · 2 years
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《#白い家 》 の中にアクセント壁と インテリアがレトロな雰囲気... . 落ち着いたカッコ良さ✨ ----------------------------------------- MORE PHOTOS...👉 @katojyukenfactory ----------------------------------------- これから、お家を建てられる方 ご興味のある方は お気軽にお声掛けください☺️✨✨ . 💻オンライン相談会 も対応してます🙇‍♀️ . ⚒施工・diy【 @ksfactory_gifu 】 LINE公式アカウント【 @ks_style_house 】 📩お問い合わせ 【 @kj_contact 】 #美容室スタイル #岐阜注文住宅 #各務原工務店 #katojyukenfactory #katojyuken #住む人が一生楽しい家 #デザイン工務店東海 #マイホーム記録 #インテリア好き #diy女子 #diy好きな人と繋がりたい #diy好き #岐阜注文住宅 #各務原工務店 #かっこいい家づくり #美濃加茂市 #美濃加茂美容院 #美濃加茂美容室 #ショートヘア #メンズヘア #キッズカット #パーマ #ボブ #ピトレティカ #ヘッドスパ #店舗併用住宅 #ムクリ #シンプルホーム #myhome https://www.instagram.com/p/CWaIuF5rbh-/?utm_medium=tumblr
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niconicogakkai · 5 years
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ニコニコ超会議2019 超学会コレクション ポスター/マッドネス出演者
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2019年4月27-8日のニコニコ超会議2019『超学会コレクション』内ニコニコ学会βの「ポスター発表」および「マッドネス発表(口頭発表)」の参加者をお知らせします。
マッドネスの発表時間は28日の11:00より行います。
場所はこちら超会議サイトをごらんください
牧田翠 (@MiDril)『エロマンガを統計的に分析してみた』
出展:ポスター&マッドネス
エロマンガを集計して分析してみたやつです
Shiki(@_DEMEMS_)『メル一般化ケプストラム分析を用いてアニメ声優さんの音声を比較してみた』
出展:ポスター&マッドネス
アニメキャラクターの声はアニメの重要な要素の1つである。 そのため、筆者含めアニメ好きの中には特定の声優さんのファンになることもしばしばで、好きな声優さんが出ているからそのアニメを視聴するという場合もある。 そして、長くアニメを見ていると声優Aさんと声優Bさんは演じてる声が似てるなと感じることがある。 気になってネットで検索してみると同様の組み合わせで話題になっていることがあるが、議論では「似ている派」と「似ていない派」で主張され収束しないことが多い。 その一因は聞こえる声が各視聴者の聴覚に依っており客観的な議論が難しいからだと考えられる。 一般に20代は16kHz,60代は10kHzまでしか聞き取れないと言われているのを例に取っても、耳が聞き取る音声は人によって異なっている。 そこで「メル一般化ケプストラム分析」という手法を用いて音声の視覚化を行い、声優さんの音声を比較する研究を行ったので、その結果を報告する。
http://www.sciencecafe-demems.com/
black(@scarletcanoe) 阿部高和(くそみそテクニック)のコスプレに対するイベント参加者の意識調査
出展:ポスター&マッドネス
【背景】くそみそテクニック(山川)は2000年代初頭よりネットブームとなっている。また登場人物である阿部高和のコスプレ(:阿部さんコス)はコミックマーケット(:コミケ)等イベントの風物詩と言える。そして昨今、コスプレ全般においてイベントでのマナーやエチケットが重視されている。
【目的】イベント参加者が阿部さんコスに持つ印象を明らかにする。
【対象】コミケまたはニコニコ超会議に参加した事のあるTwitterユーザー。
【方法】Twitterアンケート機能を用い72時間内で以下の質問に答えて頂いた。①阿部さんコスを生で見た事があるか。②阿部さんコスを好意的に思うか。③阿部さんコスはイベントのルールを守れていると思うか。
【結果および考察】回答者数73名、全体で①有77%、②思う74%・思わない6%、③思う83%・思わない2%であった。男女での有意差はなかった。好意的という票が多かったが不快・ルールを守れていないという票もあり、一層配慮して阿部さんコスを実施する必要がある。なお本検討の限界として匿名のため正確性に欠ける事、回答数が少なくバイアスが存在しうる事が挙げられる。
【結論】阿部さんコスの印象は概ね好意的ではあるが一層の配慮が必要である。
守本陽一(@lackooon)『地域のコミュニティを編み直すモバイル屋台de健康カフェ』
出展:ポスター
モバイル屋台de健康カフェは、医者や看護師など医療従事者が小さな屋台をひいて街を歩き、コーヒーやお茶をふるまいながら、地域のコミュニティの編み直す活動です。コーヒーを配る屋台の店員と話していたら、実は医者だった。そんな病院の外、日常生活での医療との偶然の出会いをデザインします。
https://yataidekenko.com
6時の公共(@pm6lp_npo)『まちづくりプレーヤーたちの軌跡』
出展:ポスター&マッドネス
地方公務員の自主学習会からスピンオフして誕生したNPO法人6時の公共。わたしたちは、まちづくりに関心のある人なら誰でも参加できる「みんなの学習会」を定期的に開催し、市民も議員も行政マンも一緒になって、まちづくりに必要な知識やノウハウを、真面目かつ楽しく学んできました。まちづくりを自分ごとに、本気で考える。そんな、この1年間の実践事例を紹介します。 また、6時の公共は、これからの地域の担い手となる高校生らに向けて、身近なまちづくりの仕組みをわかりやすく体験し、学んでもらうための教育教材(ボードゲームワークショップ)をつくるプロジェクトを始動します。 自治体運営を日頃専門の仕事とする「地方公務員」が中心のNPOだからこそ、学習会で学んだ知識や日中の仕事で培ったスキルをフル動員して、“リアルで楽しい”教材をつくっていく。そんな試みも併せて紹介します。
ちゃいなみ(@chronos273)『筑波大学で遊んでみた~大学をコンテンツ化してみる~』
出展:ポスター&マッドネス 
筑波研究学園都市に位置する筑波大学は、広大なつくばキャンパスの内に18000人近い学生を有する総合大学である。その一方で、筑波大学に在籍しているとしばしば「そんな学類があるとは知らなかった」「あの建物で誰がなにを学んでいるか知らない」「自分の学類以外とは関わりが無い」というような自分の所属する大学に対する無知や、興味関心の薄さを実感させられることがある。筑波大学は広大なキャンパスを有するが上に、学生個々人が自分達の大学の強みを理解していなかったり、共同体としての一体感を抱き辛い弊害が生まれてしまった。
『筑波大学で遊ぶ』というのは、筑波大学内で学生生活を謳歌することを指すのではなく“筑波大学”というコンテンツを形成することを指す。学生が分かる小ネタを交えながら、筑波大学をコンテンツ化することで、学生間の話題や興味関心のきっかけにし、学外者にも分かりやすいコンテンツ化で筑波大学を面白おかしく広報できないものかということを考える。
宮本 拓海(@tokyobat)『タヌキ調査開始20周年!東京コウモリ探検隊!&東京コウモリ探検隊!』
出展:ポスター  
東京タヌキ探検隊!、東京コウモリ探検隊!は皆様からの目撃情報を集計・分析する参加型のサイエンス・プロジェクトです。東京タヌキの調査が始まってから今年は20周年。東京タヌキ探検隊!が記録した目撃情報は累計5000件を超えました。ハクビシン、アライグマ、アナグマ、キツネも含めて全国の目撃情報も対象にしています。東京コウモリ探検隊!は7年目をむかえます。東京都23区でのアブラコウモリの生息分布が明らかになりつつあります。冬眠期間中の真冬も観察を続け、低温下でのアブラコウモリの活動を確認しました。目撃情報の蓄積によって動物たちのさまざまなことがわかってきました。皆様もぜひご参加ください。
http://tokyotanuki.jp
onewan(onewan)『素数大富豪AIの機械学習における考察』
出展:ポスター   
素数大富豪は、日本中で広く親しまれている大富豪をベースにしたトランプゲームで、趣味数学界隈では近年熱狂的なファンが生まれ、大会や研究会が開催されるに至っている。インターネット対戦が可能なアプリやWebサイト、またコンピュータと対戦出来るWebサイトもある。 しかしながら、機械学習を用いたコンピュータ素数大富豪のプログラムは今の所見当たらない。 一方で、通常の大富豪(大貧民ともいう)の研究では、UEDdaという大貧民のコンピュータプログラムの大会が開催されており、近年、機械学習の手法で従来の最強プログラムであったモンテカルロ法を用いたものよりも強いプログラムが開発されている。 素数大富豪では、基本的に素数しか出せないという制約上、素数判定を一瞬で行えるプログラムでは、手札全てを同時に出すことも可能なため、人間が勝つことが困難となる。 そこで、本研究では、ルールを調整した上で、戦略的な意味で強いプログラムを作ることを目指す。
大森こーたろー(@kyo_kurukuru)『声で存在を問うメディアアート作ってみた』
出展:ポスター&マッドネス 
 声は色々な形態を持つものであり、存在を伝達し、規定するものである。一例としてコオロギは鳴き声によって存在を認知されている。聴覚的な存在としてのコオロギは映像作品の演出に用いられるなど、心地よいものとして広く受け入れられている。一方で見た目は醜悪なものとされており、敬遠される。そこでコオロギの存在から聴覚の部分のみを取り出すことで、視覚的存在としてのコオロギと聴覚的存在としてのコオロギを並べて比較することのできるメディアアートを制作した。 また異なる問題として、人間の声と他の生物の声の意味合いには違いがあるのかというものがある。そこで人間の声のドメインを異なる生物のものに変換した音声を用いて生命を表現するメディアアートを制作した。これらによって声と存在の関連に対する問題提起を行った。
ぞうち(@rgbten084)『Deep Learningでインスタグラマーになった話』
出展:ポスター&マッドネス 
 インスタ映えが一般名詞として定着しつつある昨今,明確に映えている写真やそうでもない写真が日々インターネットの海に放流されている. そんなインターネット上に漂う,美しさとエモさと自己顕示欲をGPUに投げ込み,イテレーションの果に生み出されたAIが見せる世界と作成方法について解説します."
https://www.instagram.com/insta_ba_ai/
nobi(@log_25)『ニコ生統計2019』
出展:ポスター 
 ニコニコ動画・ニコニコ生放送の各種データを収集している。 今回はその中からニコニコ生放送のデータを通じて、最近の状況を観測する。 なお、過去に2012年・2016年・2018年に出展している。
https://ch.nicovideo.jp/promath/blomaga/ar1517860
医療美術部(@medicalillust)『菌娘と学ぶ感染症:入門編』
出展:ポスター  
菌を美少女に擬人化したキャラクター「菌娘(きんむす)」とともに感染症の特徴や予防法を学んでみよう。
本間洋輔『心臓突然死からの復帰を当たり前の世界にするために、AEDと胸骨圧迫について真面目に考えてみる』
出展:ポスター    
心臓突然死は日本で現在1日200人以上に起こっている身近な問題である。心臓突然死の現場にいる人(バイスタンダー)による胸骨圧迫とAEDの実施で救命率は4倍上昇する。しかし、AEDの使用率は5%未満とまだその実施率は低く救命率も10%未満と低い。東京マラソンにおいてはAEDの使用率、救命率ともに90%を超えている。すなわち、バイスタンダーによる救命処置がもっと普及すれば救命率はもっとあがるはずである。今回の発表では、日本における心臓突然死の現状を紹介するとともに、バイスタンダーによる胸骨圧迫とAED実施率の改善のための様々な取り組みについて紹介する。さらに、ニコニコ超会議参加者の皆さまより、バイスタンダーによる救命処置の改善のためのアイディアを募集したい。当日はみんなで作るAEDマップアプリケーションである「AED N@VI」を使って実際にAEDを登録してもらうことと、AEDと胸骨圧迫の体験会をポスター前で行う予定である。 https://aed-navi.jp/
あしやまひろこ(@hiroko_tb)『バーチャルを錬成する。バ美肉フレグランスへの道。』
出展:ポスター&マッドネス 
 女の子を合成する試み「女の子ホムンクルス計画」の一つの応用または解として、バーチャルタレントの具現化であるところの「バ美肉フレグランス」(※)(※※)を開発した。本発表では、ここに至るまでの過程についての説明及び、現物の披露をする。ここに至るまでに、女性20名以上の体臭を分析し、数系統の香りを見いだし、それに合致する香料を入手し、加えて先行研究を参照しつつ、組み合わせることで基材や試験ロットを考案した。さらに今回はこれを発展させ、基本的な考え方は先のレシピを基にしつつも、バ美肉キャラクタの身体設定等から、個々の香りを作成した。ここでは、仮想空間にのみ存在するキャラクタを現実世界に具現化する試みという側面もあるが、具現化された香料はそのキャラクタの匂いとして体験者に対峙するように働くのである。これはすなわち、香りを用いた原義としての「バーチャル」の実現と言えよう。※バ美肉とは、バーチャル美少女(セルフ)受肉のことであり、可愛い女子のアバターを用いて、配信等を行う者のことである。特に、男性がこれを行う時に使われる語である。※※現在のラインナップは「兎鞠まり」「マグロナ」「あんず」「オニャンコポン」であり、いずれもバ美肉配信を行っているキャラクタないしはタレントである。
http://www.hirokotb.com
☆(@hoshistar81)『DIY音響浮揚装置を学術化してみた
出展:マッドネス 
 過去のマッドネスにおいて、DIY音響浮揚装置について2回報告した。その後、機会を得てはワークショップやイベントでのデモ展示を行い、ユーザフィードバックを収集した。また結果をまとめた論文を情報処理学会論文誌に投稿したところ、特選論文に選ばれるという学術的栄誉を得た。この論文ではマッドネス発表も引用している。この一連の取組みについて、平成最後のマッドネスにて報告する。
http://hoshistar81.jp/index_j.html
山口 浩(@HYamaguchi)『ロボット・AIとの「親密な関係」と「家族関係の社会化」』
出展:マッドネス 
 本稿で著者はロボットやAIなどの「仮想人」との親密な関係に関する新しい視点を提供する。近年の技術開発により生み出される高度なロボットや人工知能は近い将来多くの人々にとって親密な関係のパートナーとなりうる。このような考えは女性の物質化につながるまたは非倫理的であるといった厳しい批判を受ける恐れもあるが、これはむしろ性的少数者やさまざまな困難を抱えている人々のQOL向上の問題と考えるべきである。 1990年代後半の日本における介護保険制度導入時の議論を援用し、著者はこれを家族関係の「社会化」、すなわちビジネスによって提供される製品やサービスである仮想人が家族の一員となり、結果として家族内の親密な関係の一部が社会で共有される現象として位置付ける。「介護の社会化」として導入された介護保険制度が日本女性の介護負担を軽減しQOLを向上させたように、家族関係の社会化としての仮想人の導入も、世界に数多くいるであろう困難を抱えた人々のQOLを改善するものと思われる。
 https://papers.ssrn.com/sol3/papers.cfm?abstract_id=3213799
河村聡人(@aDAVISk)『昔の太陽を古文献で研究してみた』
出展:マッドネス 
 「超みんなで翻刻してみた2019」(HALL9-D11)より出張してお邪魔します。科学的観測が不十分な時代の太陽活動を、古文献に眠るオーロラの記録を探すことで解き明かそうという研究をしてます。
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oyanogakko · 5 years
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【大家の学校の遠足】~創造系不動産いすみツアーから考える、これからのあり方・暮らし方って?~
こんにちは!1・2期受講し、4・5期“先輩”として関わらせていただいています、石井光です。3月30日に行ってきたいすみツアーのレポートをお届けします!
 ちょっと長いですが、下の流れで進めていきます!
【まとめ的な目次】
1.いすみについて
2.パーマカルチャー:活かし合う関係性のデザイン
3.エゴシステムからエコシステムへ:   人間も生態系の一部であることを思い出す
4.ティール組織:ピラミッド型から生命体型組織へ
5.8つの資本:   ギフトエコノミー(金融資本以外にも7つの資本がある)   生命資本、社会資本
6.拡張家族:新しいつながりのあり方
7.移動の時代へ:多拠点生活
8.まずは自分の幸せから、暮らし方・あり方を考える
9.まわったところ一覧
10.お話をお聞きした方々一覧(ありがとうございました!)
1.いすみ
東京から電車で70分。千葉県南東部にある移住者に人気のまち、いすみ。
東京都墨田区の“喫茶ランドリー” などがあるイマケンビルを手がけた創造系不動産がいすみに支店を出しました。いすみの空き家活用事例をまわる、現地の “人”とのつながりを意識したツアーをしています。 創造系不動産の空き家活用事例いすみツアー
 2.パーマカルチャー
いすみは僕が前々から行ってみたいまちでした。というのも、いすみは“パーマカルチャー”界隈で有名な場所「パーマカルチャーと平和道場」(以下、平和道場)、そして「Browns’s Field」があるからです!(僕は3年前にパーマカルチャーについて学んだことがあり、話ではよく聞いていました!)
パーマカルチャーってはじめて聞く方もいますよね。パーマな髪型の文化をはやらせたいわけではありません!(今回案内してくれた、東京アーバンパーマカルチャー 主宰のソーヤー海さんはめっちゃパーマですがw)
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パーマカルチャーとはPermanent Agriculture または Permanent Culture の略で、“持続可能な農のある暮らし”と訳されます。ソーヤー海さんは“いかし合う関係性のデザイン手法”と言っています。無理なく続けていける環境・しくみを整えるといった感じでしょうか。
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見えづらいですが、手を洗った水が地面に流れて、そこで野菜や果樹の苗、ハーブが育っている。こんなところにも、無理のない一石二鳥のデザイン!
詳しくは以下の記事を読んでいただけるとわかりやすいかもしれません。
【なぜ、greenz.jpは「いかしあうつながり」という言葉に行き着いたのか? そのルーツをたどる、ソーヤー海さん × 鈴木菜央対談(前編)】
【人間社会には「いかしあうつながり」が不足している? 暮らしに関係性を取り戻す術を探るソーヤー海さん × 鈴木菜央対談(後編)】
 パーマカルチャーのデザイン手法と合わせて、
 大地の再生:  土壌中の微生物・水脈・空気の流れを意識した環境デザイン
 NVC(非暴力コミュニケーション):  共感を持って臨むコミュニケーション手法
を取り入れると、もっと深みが増すそうです。
僕も勉強中ですが、先日、とても気難しい祖父にNVCを実践して、共感をもってコミュニケーションに臨んだところ、今までにないポジティブな発言をもらえました。ちょっと前進です!
 3.エゴシステムからエコシステムへ
海さんのお話を聞いた平和道場とは、これからの時代を生きるのに必要な技術を身につけ、「消費者」から「文化の創造者」になるための学びの場です。
平和道場の周辺は、田んぼでとても見通しが良く、気持ちがいいです!
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海さんのお話では「人間が頂点にいるピラミッド型のエゴシステムから、エコシステム(生態系)へ意識を変えることが大切」とおっしゃっていました。地球は1つしかないのに、僕らはついつい生態系の一部であることを忘れがちですよね。
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 4.ティール組織
海さんのお話だけでなく、ダイヤモンドメディア株式会社の武井浩三さんにお話を伺いました。武井さんは「ティール組織」を日本で初めて経営に導入された方です。先ほどのパーマカルチャーの考え方とティール組織の話は、とても似ています!ティール組織は、2018年1月に邦訳が刊行されて話題になってますね! 1人1人は悪くないのに、しくみがおかしくて暴走していることがあるとき、ティール組織は役立ちます。所有権を持ってる人が権力を持ち、情報を固持して、分断を生む。それに対して、ティール組織では情報をオープンにすることで、各々で決められることが増えます。肩書がなかったり、上司も部下もない、休みも自分で決められて、全員の給料がオープンになってたり。これはティール組織と呼ばれている組織の特徴のごく一面ですが、新しい組織の在り方として注目されています。
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green+(畑つきエコアパート、後から出てきます)にて、武井さんに自然経営(じねんけいえい)について話していただきました。
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武井さんのお話を簡単にまとめると 今後は、
1.変化は「組織」と「働き方」だけにとどまらない
2.社会システムすべてが変わっていく
3.この方向性は普遍(しばらくの間は)
4.人間は貨幣以外の経済を扱えるようになる必要がある
5.新しい教育と新しい組織はシンクロニシティである
6.全てのビジネスはこの方向性を指向する
7.逆張りのビジネスも意外と出て来そう(笑)
8.中央集権型システムは、あと10年ほどで変容すると思う
だそうです!
ピラミッド型(エゴシステム)からティール型の生命体のような組織(エコシステム)へ。中央集権型から自律分散型へ。上の人が必ず正解を知っているという錯覚からの脱却。社会の変化が早くて、なにが正解か分からない今の時代には、こっちの方が合ってそうですね。
 5.8つの資本
武井さんのお話を伺ったあと、海さんのお話をさらに伺いました。
お金(金融資本)にばかり目がいきがちですが、他にも7つの資本があります。以下が、8つの資本をまとめたイラストです。
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*出典元はイーサン・ローランドさんと、グレゴリー・ランヅァさん。 *日本語訳はおそらくソーヤー海さんと安納献さん。 *イラスト図解は、畑中みどりさん。
こう考えると資本はいろいろありますね!でも、資本・資源はたくさんあるのに、アクセスできなくなってたり、意識していなかったり・・・。そういうのを取り戻していけるといいなと思いました。
「“家”と“食”を自分でつくれれば、金融資本にしばられず、生きていける自信がつく!」と海さんはおっしゃっていて、平和道場では金融資本にしばられない暮らしを体験する5カ月間の住み込みプログラムがあるそうです。戦前のような(笑)、時間をじっくりかけた生活を体験できそうです。どんな時でも生物的に「なんとかなる!」と言える自信は大きいですよね!
 ●生命資本 
水や森、炭素などの「生命資本」を見ても、「上から飲める水が勝手に降ってくるのは、ここ地球だけ!」とソーヤー海さんはおっしゃっていました。たしかに酸素もただで、そこらへんから食べられるものが生えてくるのも地球だけ。全部、地球からのギフトです。
でも資本主義はこれらギブ&テイクではなく、送り合う”ギフト”という考え方を市場に乗せて、商品化していきます。経済合理性と互助がうまくつながってない、分断された社会だとなかなかギフトが送り合えない。奪い合えばものが足りなくなる世界から、与え合えばものが余る世界にしていきたいものです。
 ●社会資本
人とのつながりなどの「社会資本」は、例えば家族内だけだと子どもの世話は大変ですが、コミュニティのような助け合える関係があると、「子ども、もう1人いても大丈夫かな!」と思えるように、人とのつながりがあることで、暮らしも協力し合えます。
畑つきエコアパートgreen+は4世帯でなんと子どもが10人!これもいざって時に助け合える関係性があるからですね。
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ファミリー向けで、でもちょっと手狭につくってあり、子どもが大きくなったら(green+のコミュニティが気持ち良いから)近くに引っ越して行くそうです。いい循環ですよね!
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green+を運営する御田亜季子さんにもお話を伺いました。 green+をつくるときに、自分で模型をつくって工務店に持って行ったとか。すごい熱量!
御田さんが話されていたそれぞれの入居者さんの入居のきっかけには、顔の見えるつながり(知り合いに紹介されて、とか)の話が多かったです。理想的ですね。
ちなみに、green+はマクロビのカフェがついていて、御田勝義さん(御田さんの旦那さん)がされています。もともとBrown’s Field(いすみにある、マクロビで有名なカフェ)で働いていたそうです。お肉も卵も使っていないのに、めっちゃおいしかったです!また行きたい!
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6.拡張家族
green+に行った時に、二階には地元の子供連れのママさんや海さんご家族、大家の学校の講師を務められたこともある安藤勝信さんご家族、武井さんご家族もいて、誰が誰の子どもなのか分からないような、家族(“拡張家族”)のような感じでした。 安藤さんは世田谷にも住んでいて、週末はいすみのgreen+で過ごすというように、2拠点で暮らしています。このような多様な、拡張家族の関わりがあるのがいいですね!
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  7.移動の時代へ
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次は創造系不動産のいすみ支店がある、出口商店に行きました。
創造系不動産で伺ったお話の中に「これからは移動の時代」というものがありました。 
日本の空き家は800万戸(2013年)、うち“その他空き家(売却用でも賃借用でもない空き家)”は300万戸。文化の違い(日本ではお墓参りがあったり、仏壇が残っていたりするため、空き家でも貸しづらい)はありますが、海外と比べて中古物件の流通が少ない日本。それをいかに活用するかがこれからのカギだそうです。
誰とどこで暮らすか、自分で決めやすい時代になりそうですね!
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武井さん曰く、「中央集権型システムは、あと10年ほどで変容すると思う」そうなので、組織論もしかり、東京一極集中という人口の中央集権型も、地方分散が進みそうです。
今年2019年の1/1の朝日新聞朝刊に、京都大学の広井良典教授がAIを用いて日本の2050年を予測した記事が出ていました。このまま人の都市集中が進むと、持続困難な状況に追い込まれてしまうそうです。幸福度も低い!タイムリミットは7-9年だそうです(><)
持続可能シナリオへと進むためには、国の政策に加えて「個人の生き方が分岐を左右する」「右肩上がりの時代は、皆が東京を目指し、一本の坂道を集団で上っていた。人口減社会では、それとは違う新たな価値観が求められている」 そうです。
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ADDressのような多拠点生活サービスもはじまりそうですし、sampo.incのようにモバイルハウスの生活が広まる予感もあります。
でも、一方で“風”のように多拠点生活をする人たちばかりだと、その土地の文化は醸成されていくのかな・・・?とも思ったり。そこに根を張り住み続ける“土”の人たちの重要性も増しそうですね。“土”の人としての大家の役割とはなんだろう・・・?考えさせられますね~
 8.自分の幸せから暮らし方を考える
いすみから東京までの時間は葉山と同じぐらい(70分)なのに、土地の値段は10分の1!そして世田谷の70分の1!!
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いすみの不動産屋さん外房ベース不動産をされている湯川伸也さん曰く、いすみは借りるより買った方が良いエリアだそうです。
そんな中で、熱海に移住されて、移住者のインタビューをしている中屋さんがおっしゃっていたのは、「まずは自分の幸せから」考え、感じて、どこに住もうか、どんな暮らしをしたいか考えるということ。
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移住した方たちの共通点として、
・模索した時期がある(年単位)
・熱海に通って、相性を確かめた
・自分のモノサシを持っている(価値基準)
・人との関わりの中に、喜びがある
・お金では得られない豊かさを得ている
があるそうです。これは、今回のツアーと通じるものがありました。
中屋さんの移住者へのインタビューが気になる方はこちら!
ここまで7人の方々にお話を聞くことができましたが、みなさんの根本はそれぞれ通じていて、時代の流れを感じるような内容でした。 それも、ギブ&テイクではなく、圧倒的ギフトで話してくださいました!気持ちよく、何かをいただいたような、贈ってもらったような健全な負債感がすごい!これを次につなげていきたいです。
これからの時代について、様々なお話を伺いましたが、令和はどんな時代になっていくのか、楽しみですね~
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
 9.まわったところ一覧
 ・出口商店(創造系不動産のいすみ支店)
 ・green+(畑つきエコアパート)         
 ・パーマカルチャーと平和道場
 ・Brown’s Field(マクロビで有名なカフェ)
  素敵な空間でした!
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  10.話をお聞きした方々。ありがとうございました!
 ・御田亜季子さん(green+オーナー)
 ・湯川伸也さん(外房ベース不動産)
 ・安藤勝信さん(タガヤセ大蔵、大家の学校1・3・6期講師)
 ・武井浩三さん(ダイヤモンドメディア社)
 ・中屋香織さん(ライフスタイルデザイナー、熱海に移住)
 ・ソーヤー海さん(東京アーバンパーマカルチャー)
また創造系不動産のお二人は、ご案内いただきありがとうございました!
 ・野々垣賢人さん、 寺澤草太さん ( 創造系不動産 )
 
安藤さんが登壇される、大家の学校6期は現在受講生募集中! https://mamekurashi.com/oyanogakkou/
関西方面の方はこちらでも安藤さんのお話をお聞きになれます。 https://mamekurashi.com/oyanogakkou/kansai/
【この記事を書いた人】
石井 光(いしい ひかる)1990年生まれ。
神奈川県藤沢市辻堂で12代目(大家業は2代目)。
興味が生物多様性保全→コミュニティデザインときて、パーマカルチャーに行きつく。パーマカルチャー的大家を目指す。
EdiblePark茅ヶ崎(パーマカルチャーのデザインを意識した、貸し農園)の運営に携わり、土づくり、野菜づくり、場づくりに挑戦中。
小学生のころ嫌いだった3つの分野、“農”・“障害福祉”・“アート”が今一番熱いです!
コンセプトブック:まち暮らし不動産と考えた僕と辻堂
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nekotubuyaki-blog-blog · 10 months
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2023年上半期に「オッ」と思った本
『長靴をはいた猫』(シャルル・ペロー著/澁澤龍彦訳/河出文庫/Kindle版) 『台湾漫遊鉄道のふたり』(楊双子著/三浦裕子訳/装画:Naffy/装幀:田中久子/中央公論新社/Kindle版) 『聊斎志異(上下巻)』(蒲松齢作/立間祥介編訳/岩波文庫) 『灯台守の話』(ジャネット・ウィンターソン著/岸本佐知子訳/装幀:吉田浩美、吉田篤弘〔クラフト・エヴィング商會〕/白水社) 『新版 小さなトロールと大きな洪水』(ヤンソン著/冨原眞弓訳/さし絵・カバー装画:ヤンソン/講談社文庫/Kindle版) 『象の旅』(ジョゼ・サラマーゴ著/木下眞穂訳/書肆侃侃房/Kindle版) 『リリアンと燃える双子の終わらない夏』(ケヴィン・ウィルソン著/芹澤恵訳/イラストレーション:中島ミドリ/ブックデザイン:アルビレオ/集英社) 『透明人間』(ハーバート・ジョージ ウェルズ、著/海野十三訳/青空文庫/Kindle版) 『世界の終わりの天文台』(リリー・ブルックス=ダルトン著/佐田千織訳/創元SF文庫/Kindle版) 『去年を待ちながら 新訳版』(フィリップ・Kディック著/山形浩生訳/カバーデザイン:土井宏明/ハヤカワ文庫SF/Kindle版) 『ザップガン』(フィリップ・K・ディック著/大森望訳/扉デザイン:土井宏明/ハヤカワ文庫SF/Kindle版) 『パーマー・エルドリッチの三つの聖痕』(フィリップ・K・ディック著/浅倉久志訳/早川書房) 『火星のタイム・スリップ』(フィリップ・K・ディック著/小尾芙佐訳/扉デザイン:土井宏明/ハヤカワ文庫SF/Kindle版) 『マーダーボット・ダイアリー 上下』(マーサ・ウェルズ著/中原尚哉訳/カバーイラスト:安倍吉俊/東京創元社/創元SF文庫/Kindle版) 『イラハイ』(佐藤哲也著/佐藤亜紀発行/Kindle版) 『俺の自叙伝』(大泉黒石著/四方田犬彦解説/岩波文庫) 『ブサとジェジェ』(嶽本野ばら著/『三田文學 153 春季号 2023』掲載作品) 『珈琲挽き』(小沼丹著/清水良典解説/年譜・著書目録:中村明/講談社文芸文庫) 『不機嫌な姫とブルックナー団』(高原英理著/講談社/Kindle版) 『若芽』(島田清次郎著/青空文庫Kindle版) 『交尾』(梶井基次郎著/青空文庫/Kindle版) 『のんきな患者』(梶井基次郎著/青空文庫/Kindle版) 『城のある町にて』(梶井基次郎著/青空文庫/Kindle版) 『風立ちぬ』(堀辰雄著/青空文庫/Kindle版) 『自分の羽根』(庄野潤三著/講談社文芸文庫/Kindle版) 『幾度目かの最期 久坂葉子作品集』(久坂葉子著/久坂部羊解説/年譜・著書目録:久米勲/デザイン:菊地信義/講談社文芸文庫) 『40歳だけど大人になりたい』(王谷晶著/デザイン:アルビレオ/平凡社/Kindle版) 『本当の翻訳の話をしよう 増補版』(村上春樹、柴田元幸著/カバー装画:横山雄(BOOTLEG)/新潮文庫) 『中銀カプセルタワービル 最後の記録』(中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクト編/装幀:上清涼太/草思社) 『ヒエログリフを解け ロゼッタストーンに挑んだ英仏ふたりの天才と究極の解読レース』(エドワード・ドルニック著/杉田七重訳/東京創元社/Kindle版) 『書籍修繕という仕事 刻まれた記憶、思い出、物語の守り手として生きる』(ジェヨン著/牧野美加訳/装幀:藤田知子/装画:谷山彩子/原書房) 『新・動物記8 土の塔に木が生えて シロアリ塚からはじまる小さな森の話』(山科千里著/新・動物記シリーズ編集:黒田末壽、西江仁徳/ブックデザイン・装画:森華/京都大学学術出版会) 『新・動物記7 白黒つけないベニガオザル やられたらやり返すサルの「平和」の秘訣』(豊田有著/新・動物記シリーズ編集:黒田末壽、西江仁徳/ブックデザイン・装画:森華/京都大学学術出版会) 『新・動物記6 アザラシ語入門─水中のふしぎな音に耳を澄ませて』(水口大輔著/ブックデザイン・装画:森華/シリーズ編集:黒田末壽、西江仁徳/京都大学学術出版会) 『フィールドの生物学24 ミツバチの世界へ旅する』(原野健一著/東海大学出版部) 『哺乳類前史:起源と進化をめぐる語られざる物語』(エルサ・パンチローリ著/的場知之訳/青土社/Kindle版) 『招かれた天敵──生物多様性が生んだ夢と罠』(千葉聡著/みすず書房/Kindle版) 『進化のからくり 現代のダーウィンたちの物語』(千葉聡著/講談社ブルーバックス/Kindle版) 『幻のシロン・チーズを探せ 熟成でダニが活躍するチーズ工房』(島野智之著/デザイン、イラストレーション:佐々木宏/帯文:坂上あき、森節子/八坂書房) 『ビッグコミ��クススペシャル 藤子・F・不二雄 SF短編コンプリート・ワークス7 ポストの中の明日』『ビッグコミックススペシャル 藤子・F・不二雄 SF短編コンプリート・ワークス1 ミノタウロスの皿』(藤子・F・不二雄著/装幀:佐々木暁/小学館) 『北極百貨店のコンシェルジュさん 1・2巻』(西村ツチカ著/装幀:井上則人(井上則人デザイン事務所)/小学館) 『ぼっち死の館』(齋藤なずな著/小学館ビッグコミックスフロントライン) 『すとまとねことがんけんしん1』(内田春菊著/装画:内田春菊/装丁:秋山具義(Dairy Fresh)/デザイン:横倉清恵(Dairy Fresh)/ぶんか社) 『すとまとねことがんけんしん2』(内田春菊著/装画:内田春菊/装丁:秋山具義(Dairy Fresh)/デザイン:山口百合香(Dairy Fresh)/ぶんか社)
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shunsukessk · 4 years
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あるいは永遠の未来都市(東雲キャナルコートCODAN生活記)
 都市について語るのは難しい。同様に、自宅や仕事場について語るのも難しい。それを語ることができるのは、おそらく、その中にいながら常にはじき出されている人間か、実際にそこから出てしまった人間だけだろう。わたしにはできるだろうか?  まず、自宅から徒歩三秒のアトリエに移動しよう。北側のカーテンを開けて、掃き出し窓と鉄格子の向こうに団地とタワーマンション、彼方の青空に聳える東京スカイツリーの姿を認める。次に東側の白い引き戸を一枚、二枚とスライドしていき、団地とタワーマンションの窓が反射した陽光がテラスとアトリエを優しく温めるのをじっくりと待つ。その間、テラスに置かれた黒竹がかすかに揺れているのを眺める。外から共用廊下に向かって、つまり左から右へさらさらと葉が靡く。一枚の枯れた葉が宙に舞う。お前、とわたしは念じる。お前、お隣さんには行くんじゃないぞ。このテラスは、腰よりも低いフェンスによってお隣さんのテラスと接しているのだ。それだけでなく、共用廊下とも接している。エレベーターへと急ぐ人の背中が見える。枯れ葉はテラスと共用廊下との境目に設置されたベンチの上に落ちた。わたしは今日の風の強さを知る。アトリエはまだ温まらない。  徒歩三秒の自宅に戻ろう。リビング・ダイニングのカーテンを開けると、北に向いた壁の一面に「田」の形をしたアルミ製のフレームが現れる。窓はわたしの背より高く、広げた両手より大きかった。真下にはウッドデッキを設えた人工地盤の中庭があって、それを取り囲むように高層の住棟が建ち並び、さらにその外周にタワーマンションが林立している。視界の半分は集合住宅で、残りの半分は青空だった。そのちょうど境目に、まるで空に落書きをしようとする鉛筆のように東京スカイツリーが伸びている。  ここから望む風景の中にわたしは何かしらを発見する。たとえば、斜め向かいの部屋の窓に無数の小さな写真が踊っている。その下の鉄格子つきのベランダに男が出てきて、パジャマ姿のままたばこを吸い始める。最上階の渡り廊下では若い男が三脚を据えて西側の風景を撮影している。今日は富士山とレインボーブリッジが綺麗に見えるに違いない。その二つ下の渡り廊下を右から左に、つまり一二号棟から一一号棟に向かって黒いコートの男が横切り、さらに一つ下の渡り廊下を、今度は左から右に向かって若い母親と黄色い帽子の息子が横切っていく。タワーマンションの間を抜けてきた陽光が数百の窓に当たって輝く。たばこを吸っていた男がいつの間にか部屋に戻ってワイシャツにネクタイ姿になっている。六階部分にある共用のテラスでは赤いダウンジャケットの男が外を眺めながら電話をかけている。地上ではフォーマルな洋服に身を包んだ人々が左から右に向かって流れていて、ウッドデッキの上では老婦が杖をついて……いくらでも観察と発見は可能だ。けれども、それを書き留めることはしない。ただ新しい出来事が無数に生成していることを確認するだけだ。世界は死んでいないし、今日の都市は昨日の都市とは異なる何ものかに変化しつつあると認識する。こうして仕事をする準備が整う。
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 東雲キャナルコートCODAN一一号棟に越してきたのは今から四年前だった。内陸部より体感温度が二度ほど低いな、というのが東雲に来て初めに思ったことだ。この土地は海と運河と高速道路に囲まれていて、物流倉庫とバスの車庫とオートバックスがひしめく都市のバックヤードだった。東雲キャナルコートと呼ばれるエリアはその名のとおり運河沿いにある。ただし、東雲運河に沿っているのではなく、辰巳運河に沿っているのだった。かつては三菱製鋼の工場だったと聞いたが、今ではその名残はない。東雲キャナルコートが擁するのは、三千戸の賃貸住宅と三千戸の分譲住宅、大型のイオン、児童・高齢者施設、警察庁などが入る合同庁舎、辰巳運河沿いの区立公園で、エリアの中央部分に都市基盤整備公団(現・都市再生機構/UR)が計画した高層板状の集合住宅群が並ぶ。中央部分は六街区に分けられ、それぞれ著名な建築家が設計者として割り当てられた。そのうち、もっとも南側に位置する一街区は山本理顕による設計で、L字型に連なる一一号棟と一二号棟が中庭を囲むようにして建ち、やや小ぶりの一三号棟が島のように浮かんでいる。この一街区は二〇〇三年七月に竣工した。それから一三年後の二〇一六年五月一四日、わたしと妻は二人で一一号棟の一三階に越してきた。四年の歳月が流れてその部屋を出ることになったとき、わたしはあの限りない循環について思い出していた。
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 アトリエに戻るとそこは既に温まっている。さあ、仕事を始めよう。ものを書くのがわたしの仕事だった。だからまずMacを立ち上げ、テキストエディタかワードを開く。さっきリビング・ダイニングで行った準備運動によって既に意識は覚醒している。ただし、その日の頭とからだのコンディションによってはすぐに書き始められないこともある。そういった場合はアトリエの東側に面したテラスに一時的に避難してもよい。  掃き出し窓を開けてサンダルを履く。黒竹の鉢に水を入れてやる。近くの部屋の原状回復工事に来たと思しき作業服姿の男がこんちは、と挨拶をしてくる。挨拶を返す。お隣さんのテラスにはベビーカーとキックボード、それに傘が四本置かれている。テラスに面した三枚の引き戸はぴったりと閉められている。緑色のボーダー柄があしらわれた、目隠しと防犯を兼ねた白い戸。この戸が開かれることはほとんどなかった。わたしのアトリエや共用廊下から部屋の中が丸見えになってしまうからだ。こちらも条件は同じだが、わたしはアトリエとして使っているので開けているわけだ。とはいえ、お隣さんが戸を開けたときにあまり中を見てしまうと気まずいので、二年前に豊洲のホームセンターで見つけた黒竹を置いた。共用廊下から外側に向かって風が吹いていて、葉が光を食らうように靡いている。この住棟にはところどころに大穴が空いているのでこういうことが起きる。つまり、風向きが反転するのだった。  通風と採光のために設けられた空洞、それがこのテラスだった。ここから東雲キャナルコートCODANのほぼ全体が見渡せる。だが、もう特に集中して観察したりしない。隈研吾が設計した三街区の住棟に陽光が当たっていて、ベランダで父子が日光浴をしていようが、島のような一三号棟の屋上に設置されたソーラーパネルが紺碧に輝いていて、その傍の芝生に二羽の鳩が舞い降りてこようが、伊東豊雄が設計した二街区の住棟で影がゆらめいて、テラスに出てきた老爺が異様にうまいフラフープを披露しようが、気に留めない。アトリエに戻ってどういうふうに書くか、それだけを考える。だから、目の前のすべてはバックグラウンド・スケープと化す。ただし、ここに広がるのは上質なそれだった。たとえば、ここにはさまざまな匂いが漂ってきた。雨が降った次の日には海の匂いがした。東京湾の匂いだが、それはいつも微妙に違っていた。同じ匂いはない。生成される現実に呼応して新しい文字の組み合わせが発生する。アトリエに戻ろう。
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 わたしはここで、広島の中心部に建つ巨大な公営住宅、横川という街に形成された魅力的な高架下商店街、シンガポールのベイサイドに屹立するリトル・タイランド、ソウルの中心部を一キロメートルにわたって貫く線状の建築物などについて書いてきた。既に世に出たものもあるし、今から出るものもあるし、たぶん永遠にMacの中に封じ込められると思われるものもある。いずれにせよ、考えてきたことのコアはひとつで、なぜ人は集まって生きるのか、ということだった。  人間の高密度な集合体、つまり都市は、なぜ人類にとって必要なのか?  そしてこの先、都市と人類はいかなる進化を遂げるのか?  あるいは都市は既に死んだ?  人類はかつて都市だった廃墟の上をさまよい続ける?  このアトリエはそういうことを考えるのに最適だった。この一街区そのものが新しい都市をつくるように設計されていたからだ。  実際、ここに来てから、思考のプロセスが根本的に変わった。ここに来るまでの朝の日課といえば、とにかく怒りの炎を燃やすことだった。閉じられた小さなワンルームの中で、自分が外側から遮断され、都市の中にいるにもかかわらず隔離状態にあることに怒り、その怒りを炎上させることで思考を開いた。穴蔵から出ようともがくように。息苦しくて、ひとりで部屋の中で暴れたし、壁や床に穴を開けようと試みることもあった。客観的に見るとかなりやばい奴だったに違いない。けれども、こうした循環は一生続くのだと、当時のわたしは信じて疑わなかった。都市はそもそも息苦しい場所なのだと、そう信じていたのだ。だが、ここに来てからは息苦しさを感じることはなくなった。怒りの炎を燃やす朝の日課は、カーテンを開け、その向こうを観察するあの循環へと置き換えられた。では、怒りは消滅したのか?
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 白く光沢のあるアトリエの床タイルに青空が輝いている。ここにはこの街の上半分がリアルタイムで描き出される。床の隅にはプロジェクトごとに振り分けられた資料の箱が積まれていて、剥き出しの灰色の柱に沿って山積みの本と額に入ったいくつかの写真や絵が並んでいる。デスクは東向きの掃き出し窓の傍に置かれていて、ここからテラスの半分と共用廊下、それに斜向かいの部屋の玄関が見える。このアトリエは空中につくられた庭と道に面しているのだった。斜向かいの玄関ドアには透明のガラスが使用されていて、中の様子が透けて見える。靴を履く住人の姿がガラス越しに浮かんでいる。視線をアトリエ内に戻そう。このアトリエは専用の玄関を有していた。玄関ドアは斜向かいの部屋のそれと異なり、全面が白く塗装された鉄扉だった。玄関の脇にある木製のドアを開けると、そこは既に徒歩三秒の自宅だ。まずキッチンがあって、奥にリビング・ダイニングがあり、その先に自宅用の玄関ドアがあった。だから、このアトリエは自宅と繋がってもいるが、独立してもいた。  午後になると仕事仲間や友人がこのアトリエを訪ねてくることがある。アトリエの玄関から入ってもらってもいいし、共用廊下からテラス経由でアトリエに招き入れてもよい。いずれにせよ、共用廊下からすぐに仕事場に入ることができるので効率的だ。打ち合わせをする場合にはテーブルと椅子をセッティングする。ここでの打ち合わせはいつも妙に捗った。自宅と都市の両方に隣接し、同時に独立してもいるこのアトリエの雰囲気は、最小のものと最大のものとを同時に掴み取るための刺激に満ちている。いくつかの重要なアイデアがここで産み落とされた。議論が白熱し、日が暮れると、徒歩三秒の自宅で妻が用意してくれた料理を囲んだり、東雲の鉄鋼団地に出かけて闇の中にぼうっと浮かぶ屋台で打ち上げを敢行したりした。  こうしてあの循環は完成したかに見えた。わたしはこうして都市への怒りを反転させ都市とともに歩み始めた、と結論づけられそうだった。お前はついに穴蔵から出たのだ、と。本当にそうだろうか?  都市の穴蔵とはそんなに浅いものだったのか?
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 いやぁ、  未来都市ですね、
 ある編集者がこのアトリエでそう言ったことを思い出す。それは決して消えない残響のようにアトリエの中にこだまする。ある濃密な打ち合わせが一段落したあと、おそらくはほとんど無意識に発された言葉だった。  未来都市?  だってこんなの、見たことないですよ。  ああ、そうかもね、とわたしが返して、その会話は流れた。だが、わたしはどこか引っかかっていた。若く鋭い編集者が発した言葉だったから、余計に。未来都市?  ここは現在なのに?  ちょうどそのころ、続けて示唆的な出来事があった。地上に降り、一三号棟の脇の通路を歩いていたときのことだ。団地内の案内図を兼ねたスツールの上に、ピーテル・ブリューゲルの画集が広げられていたのだった。なぜブリューゲルとわかったかといえば、開かれていたページが「バベルの塔」だったからだ。ウィーンの美術史美術館所蔵のものではなく、ロッテルダムのボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館所蔵の作品で、天に昇る茶褐色の塔がアクリル製のスツールの上で異様なオーラを放っていた。その画集はしばらくそこにあって、ある日ふいになくなったかと思うと、数日後にまた同じように置かれていた。まるで「もっとよく見ろ」と言わんばかりに。
 おい、お前。このあいだは軽くスルーしただろう。もっとよく見ろ。
 わたしは近寄ってその絵を見た。新しい地面を積み重ねるようにして伸びていく塔。その上には無数の人々の蠢きがあった。塔の建設に従事する労働者たちだった。既に雲の高さに届いた塔はさらに先へと工事が進んでいて、先端部分は焼きたての新しい煉瓦で真っ赤に染まっている。未来都市だな、これは、と思う。それは天地が創造され、原初の人類が文明を築きつつある時代のことだった。その地では人々はひとつの民で、同じ言葉を話していた。だが、人々が天に届くほどの塔をつくろうとしていたそのとき、神は全地の言葉を乱し、人を全地に散らされたのだった。ただし、塔は破壊されたわけではなかった。少なくとも『創世記』にはそのような記述はない。だから、バベルの塔は今なお未来都市であり続けている。決して完成することがないから未来都市なのだ。世界は変わったが、バベルは永遠の未来都市として存在し続ける。
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 ようやく気づいたか。  ああ。  それで?  おれは永遠の未来都市をさまよう亡霊だと?  どうかな、  本当は都市なんか存在しないのか?  どうかな、  すべては幻想だった?  そうだな、  どっちなんだ。  まあ結論を急ぐなよ。  おれはさっさと結論を出して原稿を書かなきゃならないんだよ。  知ってる、だから急ぐなと言ったんだ。  あんたは誰なんだ。  まあ息抜きに歩いてこいよ。  息抜き?  いつもやっているだろう。あの循環だよ。  ああ、わかった……。いや、ちょっと待ってくれ。先に腹ごしらえだ。
 もう昼を過ぎて久しいんだな、と鉄格子越しの風景を一瞥して気づく。陽光は人工地盤上の芝生と一本木を通過して一三号棟の廊下を照らし始めていた。タワーマンションをかすめて赤色のヘリコプターが東へと飛んでいき、青空に白線を引きながら飛行機が西へと進む。もちろん、時間を忘れて書くのは悪いことではない。だが、無理をしすぎるとあとになって深刻な不調に見舞われることになる。だから徒歩三秒の自宅に移動しよう。  キッチンの明かりをつける。ここには陽光が入ってこない。窓側に風呂場とトイレがあるからだ。キッチンの背後に洗面所へと続くドアがある。それを開けると陽光が降り注ぐ。風呂場に入った光が透明なドアを通過して洗面所へと至るのだった。洗面台で手を洗い、鏡に目を向けると、風呂場と窓のサッシと鉄格子と団地とスカイツリーが万華鏡のように複雑な模様を見せる。手を拭いたら、キッチンに戻って冷蔵庫を開け、中を眺める。食材は豊富だった。そのうちの九五パーセントはここから徒歩五分のイオンで仕入れた。で、遅めの昼食はどうする?  豚バラとキャベツで回鍋肉にしてもいいが、飯を炊くのに時間がかかる。そうだな……、カルボナーラでいこう。鍋に湯を沸かして塩を入れ、パスタを茹でる。ベーコンと玉葱、にんにくを刻んでオリーブオイルで炒める。それをボウルに入れ、パルメザンチーズと生卵も加え、茹で上がったパスタを投入する。オリーブオイルとたっぷりの黒胡椒とともにすべてを混ぜ合わせれば、カルボナーラは完成する。もっとも手順の少ない料理のひとつだった。文字の世界に没頭しているときは簡単な料理のほうがいい。逆に、どうにも集中できない日は、複雑な料理に取り組んで思考回路を開くとよい。まあ、何をやっても駄目な日もあるのだが。  リビング・ダイニングの窓際に置かれたテーブルでカルボナーラを食べながら、散歩の計画を練る。籠もって原稿を書く日はできるだけ歩く時間を取るようにしていた。あまり動かないと頭も指先も鈍るからだ。走ってもいいのだが、そこそこ気合いを入れなければならないし、何よりも風景がよく見えない。だから、平均して一時間、長いときで二時間程度の散歩をするのが午後の日課になっていた。たとえば、辰巳運河沿いを南下しながら首都高の高架と森と物流倉庫群を眺めてもいいし、辰巳運河を越えて辰巳団地の中を通り、辰巳の森海浜公園まで行ってもよい。あるいは有明から東雲運河を越えて豊洲市場あたりに出てもいいし、そこからさらに晴海運河を越えて晴海第一公園まで足を伸ばし、日本住宅公団が手がけた最初の高層アパートの跡地に巡礼する手もある。だが、わたしにとってもっとも重要なのは、この東雲キャナルコートCODAN一街区をめぐるルートだった。つまり、空中に張りめぐらされた道を歩いて、東京湾岸のタブラ・ラサに立ち上がった新都市を内側から体感するのだ。  と、このように書くと、何か劇的��旅が想像されるかもしれない。アトリエや事務所、さらにはギャラリーのようなものが住棟内に点在していて、まさに都市を立体化したような人々の躍動が見られると思うかもしれない。生活と仕事が混在した活動が積み重なり、文化と言えるようなものすら発生しつつあるかもしれないと、期待を抱くかもしれない。少なくともわたしはそうだった。実際にここに来るまでは。さて、靴を履いてアトリエの玄関ドアを開けよう。
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 それは二つの世界をめぐる旅だ。一方にここに埋め込まれたはずの思想があり、他方には生成する現実があった。二つの世界は常に並行して存在する。だが、実際に見えているのは現実のほうだけだし、歴史は二つの世界の存在を許さない。とはいえ、わたしが最初に遭遇したのは見えない世界のほうだった。その世界では、実際に都市がひとつの建築として立ち上がっていた。ただ家が集積されただけでなく、その中に住みながら働いたり、ショールームやギャラリーを開設したりすることができて、さまざまな形で人と人とが接続されていた。全体の半数近くを占める透明な玄関ドアの向こうに談笑する人の姿が見え、共用廊下に向かって開かれたテラスで人々は語り合っていた。テラスに向かって設けられた大きな掃き出し窓には、子どもたちが遊ぶ姿や、趣味のコレクション、打ち合わせをする人と人、アトリエと作品群などが浮かんでいた。それはもはや集合住宅ではなかった。都市で発生する多様で複雑な活動をそのまま受け入れる文化保全地区だった。ゾーニングによって分断された都市の攪拌装置であり、過剰な接続の果てに衰退期を迎えた人類の新・進化論でもあった。  なあ、そうだろう?  応答はない。静かな空中の散歩道だけがある。わたしのアトリエに隣接するテラスとお隣さんのテラスを通り過ぎると、やや薄暗い内廊下のゾーンに入る。日が暮れるまでは照明が半分しか点灯しないので光がいくらか不足するのだった。透明な玄関ドアがあり、その傍の壁に廣村正彰によってデザインされたボーダー柄と部屋番号の表示がある。ボーダー柄は階ごとに色が異なっていて、この一三階は緑だった。少し歩くと右側にエレベーターホールが現れる。外との境界線上にはめ込まれたパンチングメタルから風が吹き込んできて、ぴゅうぴゅうと騒ぐ。普段はここでエレベーターに乗り込むのだが、今日は通り過ぎよう。廊下の両側に玄関と緑色のボーダー柄が点々と続いている。左右に四つの透明な玄関ドアが連なったあと、二つの白く塗装された鉄扉がある。透明な玄関ドアの向こうは見えない。カーテンやブラインドや黒いフィルムによって塞がれているからだ。でも陰鬱な気分になる必要はない。間もなく左右に光が満ちてくる。  コモンテラスと名づけられた空洞のひとつに出た。二階分の大穴が南側と北側に空いていて、共用廊下とテラスとを仕切るフェンスはなく、住民に開放されていた。コモンテラスは住棟内にいくつか存在するが、ここはその中でも最大だ。一四階の高さが通常の一・五倍ほどあるので、一三階と合わせて計二・五階分の空洞になっているのだ。それはさながら、天空の劇場だった。南側には巨大な長方形によって縁取られた東京湾の風景がある。左右と真ん中に計三棟のタワーマンションが陣取り、そのあいだで辰巳運河の水が東京湾に注ぎ、東京ゲートブリッジの橋脚と出会って、「海の森」と名づけられた人工島の縁でしぶきを上げる様が見える。天気のいい日には対岸に広がる千葉の工業地帯とその先の山々まで望むことができた。海から来た風がこのコモンテラスを通過し、東京の内側へと抜けていく。北側にその風景が広がる。視界の半分は集合住宅で、残りの半分は青空だった。タワーマンションの陰に隠れて東京スカイツリーは確認できないが、豊洲のビル群が団地の上から頭を覗かせている。眼下にはこの団地を南北に貫くS字アベニューが伸び、一街区と二街区の人工地盤を繋ぐブリッジが横切っていて、長谷川浩己率いるオンサイト計画設計事務所によるランドスケープ・デザインの骨格が見て取れる。  さあ、公演が始まる。コモンテラスの中心に灰色の巨大な柱が伸びている。一三階の共用廊下の上に一四階の共用廊下が浮かんでいる。ガラス製のパネルには「CODAN  Shinonome」の文字が刻まれている。この空間の両側に、六つの部屋が立体的に配置されている。半分は一三階に属し、残りの半分は一四階に属しているのだった。したがって、壁にあしらわれたボーダー柄は緑から青へと遷移する。その色は、掃き出し窓の向こうに設えられた目隠しと防犯を兼ねた引き戸にも連続している。そう、六つの部屋はこのコモンテラスに向かって大きく開くことができた。少なくとも設計上は。引き戸を全開にすれば、六つの部屋の中身がすべて露わになる。それらの部屋の住人たちは観客なのではない。この劇場で物語を紡ぎ出す主役たちなのだった。両サイドに見える美しい風景もここではただの背景にすぎない。近田玲子によって計画された照明がこの空間そのものを照らすように上向きに取り付けられている。ただし、今はまだ点灯していない。わたしはたったひとりで幕が上がるのを待っている。だが、動きはない。戸は厳重に閉じられるか、採光のために数センチだけ開いているかだ。ひとつだけ開かれている戸があるが、レースカーテンで視界が完全に遮られ、窓際にはいくつかの段ボールと紙袋が無造作に積まれていた。風がこのコモンテラスを素通りしていく。
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 ほら、  幕は上がらないだろう、  お前はわかっていたはずだ、ここでは人と出会うことがないと。横浜のことを思い出してみろ。お前はかつて横浜の湾岸に住んでいた。住宅と事務所と店舗が街の中に混在し、近所の雑居ビルやカフェスペースで毎日のように文化的なイベントが催されていて、お前はよくそういうところにふらっと行っていた。で、いくつかの重要な出会いを経験した。つけ加えるなら、そのあたりは山本理顕設計工場の所在地でもあった。だから、東雲に移るとき、お前はそういうものが垂直に立ち上がる様を思い描いていただろう。だが、どうだ?  あのアトリエと自宅は東京の空中にぽつんと浮かんでいるのではないか?  それも悪くない、とお前は言うかもしれない。物書きには都市の孤独な拠点が必要だったのだ、と。多くの人に会って濃密な取材をこなしたあと、ふと自分自身に戻ることができるアトリエを欲していたのだ、と。所詮自分は穴蔵の住人だし、たまに訪ねてくる仕事仲間や友人もいなくはない、と。実際、お前はここではマイノリティだった。ここの住民の大半は幼い子どもを連れた核家族だったし、大人たちのほとんどはこの住棟の外に職場があった。もちろん、二階のウッドデッキ沿いを中心にいくつかの仕事場は存在した。不動産屋、建築家や写真家のアトリエ、ネットショップのオフィス、アメリカのコンサルティング会社の連絡事務所、いくつかの謎の会社、秘かに行われている英会話教室や料理教室、かつては違法民泊らしきものもあった。だが、それもかすかな蠢きにすぎなかった。ほとんどの住民の仕事はどこか別の場所で行われていて、この一街区には活動が積み重ねられず、したがって文化は育たなかったのだ。周囲の住人は頻繁に入れ替わって、コミュニケーションも生まれなかった。お前のアトリエと自宅のまわりにある五軒のうち四軒の住人が、この四年間で入れ替わったのだった。隣人が去ったことにしばらく気づかないことすらあった。何週間か経って新しい住人が入り、透明な玄関ドアが黒い布で塞がれ、テラスに向いた戸が閉じられていくのを、お前は満足して見ていたか?  胸を抉られるような気持ちだったはずだ。  そうした状況にもかかわらず、お前はこの一街区を愛した。家というものにこれほどの帰属意識を持ったことはこれまでになかったはずだ。遠くの街から戻り、暗闇に浮かぶ格子状の光を見たとき、心底ほっとしたし、帰ってきたんだな、と感じただろう。なぜお前はこの一街区を愛したのか?  もちろん、第一には妻との生活が充実したものだったことが挙げられる。そもそも、ここに住むことを提案したのは妻のほうだった。四年前の春だ。「家で仕事をするんだったらここがいいんじゃない?」とお前の妻はあの奇妙な間取りが載った図面を示した。だから、お前が恵まれた環境にいたことは指摘されなければならない。だが、第二に挙げるべきはお前の本性だ。つまり、お前は現実のみに生きているのではない。お前の頭の中には常に想像の世界がある。そのレイヤーを現実に重ねることでようやく生きている。だから、お前はあのアトリエから見える現実に落胆しながら、この都市のような構造体の可能性を想像し続けた。簡単に言えば、この一街区はお前の想像力を搔き立てたのだ。  では、お前は想像の世界に満足したか?  そうではなかった。想像すればするほどに現実との溝は大きく深くなっていった。しばらく想像の世界にいたお前は、どこまでが現実だったのか見失いつつあるだろう。それはとても危険なことだ。だから確認しよう。お前が住む東雲キャナルコートCODAN一街区には四二〇戸の住宅があるが、それはかつて日本住宅公団であり、住宅・都市整備公団であり、都市基盤整備公団であって、今の独立行政法人都市再生機構、つまりURが供給してきた一五〇万戸以上の住宅の中でも特異なものだった。お前が言うようにそれは都市を構築することが目指された。ところが、そこには公団の亡霊としか言い表しようのない矛盾が内包されていた。たとえば、当時の都市基盤整備公団は四二〇戸のうちの三七八戸を一般の住宅にしようとした。だが、設計者の山本理顕は表面上はそれに応じながら、実際には大半の住戸にアトリエや事務所やギャラリーを実装できる仕掛けを忍ばせたのだ。玄関や壁は透明で、仕事場にできる開放的なスペースが用意された。間取りはありとあらゆる活動を受け入れるべく多種多様で、メゾネットやアネックスつきの部屋も存在した。で、実際にそれは東雲の地に建った。それは現実のものとなったのだった。だが、実はここで世界が分岐した。公団およびのちのURは、例の三七八戸を結局、一般の住宅として貸し出した。したがって大半の住戸では、アトリエはまだしも、事務所やギャラリーは現実的に不可だった。ほかに「在宅ワーク型住宅」と呼ばれる部屋が三二戸あるが、不特定多数が出入りしたり、従業員を雇って行ったりする業務は不可とされたし、そもそも、家で仕事をしない人が普通に借りることもできた。残るは「SOHO住宅」だ。これは確かに事務所やギャラリーとして使うことができる部屋だが、ウッドデッキ沿いの一〇戸にすぎなかった。  結果、この一街区は集合住宅へと回帰した。これがお前の立っている現実だ。都市として運営されていないのだから、都市にならないのは当然の帰結だ。もちろん、ゲリラ的に別の使い方をすることは可能だろう。ここにはそういう人間たちも確かにいる。お前も含めて。だが、お前はもうすぐここから去るのだろう?  こうしてまたひとり、都市を望む者が消えていく。二つの世界はさらに乖離する。まあ、ここではよくあることだ。ブリューゲルの「バベルの塔」、あの絵の中にお前の姿を認めることはできなくなる。  とはいえ、心配は無用だ。誰もそのことに気づかないから。おれだけがそれを知っている。おれは別の場所からそれを見ている。ここでは、永遠の未来都市は循環を脱して都市へと移行した。いずれにせよ、お前が立つ現実とは別世界の話だがな。
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 実際、人には出会わなかった。一四階から二階へ、階段を使ってすべてのフロアを歩いたが、誰とも顔を合わせることはなかった。その間、ずっとあの声が頭の中に響いていた。うるさいな、せっかくひとりで静かに散歩しているのに、と文句を言おうかとも考えたが、やめた。あの声の正体はわからない。どのようにして聞こえているのかもはっきりしない。ただ、ふと何かを諦めようとしたとき、周波数が突然合うような感じで、周囲の雑音が消え、かわりにあの声が聞こえてくる。こちらが応答すれば会話ができるが、黙っていると勝手に喋って、勝手に切り上げてしまう。あまり考えたくなかったことを矢継ぎ早に投げかけてくるので、面倒なときもあるが、重要なヒントをくれもするのだ。  あの声が聞こえていることを除くと、いつもの散歩道だった。まず一三階のコモンテラスの脇にある階段で一四階に上り、一一号棟の共用廊下を東から西へ一直線に歩き、右折して一〇メートルほどの渡り廊下を辿り、一二号棟に到達する。南から北へ一二号棟を踏破すると、エレベーターホールの脇にある階段で一三階に下り、あらためて一三階の共用廊下を歩く。以下同様に、二階まで辿っていく。その間、各階の壁にあしらわれたボーダー柄は青、緑、黄緑、黄、橙、赤、紫、青、緑、黄緑、黄、橙、赤と遷移する。二階に到達したら、人工地盤上のウッドデッキをめぐりながら島のように浮かぶ一三号棟へと移動する。その際、人工地盤に空いた長方形の穴から、地上レベルの駐車場や学童クラブ、子ども写真館の様子が目に入る。一三号棟は一〇階建てで共用廊下も短いので踏破するのにそれほど時間はかからない。二階には集会所があり、住宅は三階から始まる。橙、黄、黄緑、緑、青、紫、赤、橙。  この旅では風景がさまざまに変化する。フロアごとにあしらわれた色については既に述べた。ほかにも、二〇〇もの透明な玄関ドアが住人の個性を露わにする。たとえば、入ってすぐのところに大きなテーブルが置かれた部屋。子どもがつくったと思しき切り絵と人気ユーチューバーのステッカーが浮かぶ部屋。玄関に置かれた飾り棚に仏像や陶器が並べられた部屋。家の一部が透けて見える。とはいえ、透明な玄関ドアの四割近くは完全に閉じられている。ただし、そのやり方にも個性は現れる。たとえば、白い紙で雑に塞がれた玄関ドア。一面が英字新聞で覆われた玄関ドア。鏡面シートが一分の隙もなく貼りつけられた玄関ドア。そうした玄関ドアが共用廊下の両側に現れては消えていく。ときどき、外に向かって開かれた空洞に出会う。この一街区には東西南北に合わせて三六の空洞がある。そのうち、隣接する住戸が占有する空洞はプライベートテラスと呼ばれる。わたしのアトリエに面したテラスがそれだ。部屋からテラスに向かって戸を開くことができるが、ほとんどの戸は閉じられたうえ、テラスは物置になっている。たとえば、山のような箱。不要になった椅子やテーブル。何かを覆う青いビニールシート。その先に広がるこの団地の風景はどこか殺伐としている。一方、共用廊下の両側に広がる空洞、つまりコモンテラスには物が置かれることはないが、テラスに面したほとんどの戸はやはり、閉じられている。ただし、閉じられたボーダー柄の戸とガラスとの間に、その部屋の個性を示すものが置かれることがある。たとえば、黄緑色のボーダー柄を背景としたいくつかの油絵。黄色のボーダー柄の海を漂う古代の船の模型。橙色のボーダー柄と調和する黄色いサーフボードと高波を警告する看板のレプリカ。何かが始まりそうな予感はある。今にも幕が上がりそうな。だが、コモンテラスはいつも無言だった。ある柱の側面にこう書かれている。「コモンテラスで騒ぐこと禁止」と。なるほど、無言でいなければならないわけか。都市として運営されていない、とあの声は言った。  長いあいだ、わたしはこの一街区をさまよっていた。街区の外には出なかった。そろそろアトリエに戻らないとな、と思いながら歩き続けた。その距離と時間は日課の域をとうに超えていて、あの循環を逸脱しつつあった。アトリエに戻ったら、わたしはこのことについて書くだろう。今や、すべての風景は書き留められる。見過ごされてきたものの言語化が行われる。そうしたものが、気の遠くなるほど長いあいだ、連綿と積み重ねられなければ、文化は発生しない。ほら、見えるだろう?  一一号棟と一二号棟とを繋ぐ渡り廊下の上から、東京都心の風景が確認できる。東雲運河の向こうに豊洲市場とレインボーブリッジがあり、遥か遠くに真っ赤に染まった富士山があって、そのあいだの土地に超高層ビルがびっしりと生えている。都市は、瀕死だった。炎は上がっていないが、息も絶え絶えだった。密集すればするほど人々は分断されるのだ。
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 まあいい。そろそろ帰ろう。陽光は地平線の彼方へと姿を消し、かわりに闇が、濃紺から黒へと変化を遂げながらこの街に降りた。もうじき妻が都心の職場から戻るだろう。今日は有楽町のもつ鍋屋で持ち帰りのセットを買ってきてくれるはずだ。有楽町線の有楽町駅から辰巳駅まで地下鉄で移動し、辰巳桜橋を渡ってここまでたどり着く。それまでに締めに投入する飯を炊いておきたい。  わたしは一二号棟一二階のコモンテラスにいる。ここから右斜め先に一一号棟の北側の面が見える。コンクリートで縁取られた四角形が規則正しく並び、ところどころに色とりどりの空洞が光を放っている。緑と青に光る空洞がわたしのアトリエの左隣にあり、黄と黄緑に光る空洞がわたしの自宅のリビング・ダイニングおよびベッドルームの真下にある。家々の窓がひとつ、ひとつと、琥珀色に輝き始めた。そのときだ。わたしのアトリエの明かりが点灯した。妻ではなかった。まだ妻が戻る時間ではないし、そもそも妻は自宅用の玄関ドアから戻る。闇の中に、机とそこに座る人の姿が浮かんでいる。鉄格子とガラス越しだからはっきりしないが、たぶん……男だ。男は机に向かって何かを書いているらしい。テラスから身を乗り出してそれを見る。それは、わたしだった。いつものアトリエで文章を書くわたしだ。だが、何かが違っている。男の手元にはMacがなかった。机の上にあるのは原稿用紙だった。男はそこに万年筆で文字を書き入れ、原稿の束が次々と積み上げられていく。それでわたしは悟った。
 あんたは、もう��とつの世界にいるんだな。  どうかな、  で、さまざまに見逃されてきたものを書き連ねてきたんだろう?  そうだな。
 もうひとりのわたしは立ち上がって、掃き出し窓の近くに寄り、コモンテラスの縁にいるこのわたしに向かって右手を振ってみせた。こっちへ来いよ、と言っているのか、もう行けよ、と言っているのか、どちらとも取れるような、妙に間の抜けた仕草で。
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log2 · 1 year
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プレスリリース『丸紅アークログ マンスリートピックス』最新号発信(230123)
<今月のハイライト><今月のハイライト>
■NPO法人 環境共棲住宅「地球の会」との業務提携を締結  当社は、今月新たに国産材を使用した家づくりで環境循環型社会を目指すNPO法人 環境共棲住宅「地球の会」(本部:兵庫県三田市、理事長:安成 信次、以下:地球の会)と業務提携契約を締結しました。地球の会は、環境問題への取り組みを明確にし、国産材を使用した伝統的木造軸組み工法で家づくりを行う工務店が全国レベルで連合した団体です。  今回の業務提携は、当社の「Arch-LOG」を活用することにより、地球の会に加盟する工務店各社が住宅建設時の設計業務を効率化できるだけでなく、施主様との打ち合わせ時にもデバイス上で建材の選定や変更、情報の共有が可能な点などにもご賛同いただき、実現したものです。今後も当社は、同会と「Arch-LOG」を活用した新たなシステムの構築なども視野に入れながら、全国の工務店各社での業務のDX化による生産性向上に貢献いたします。
NPO法人 環境共棲住宅「地球の会」とは  国産材を使用した家づくりを行っている工務店が全国レベルで連合した団体です。日本の木を生かし、人に優しい自然と共存する家づくりを広く全国に伝えたいという「志」のもと設立しました。地球の会は、全国の林業、製材業の方々と提携し、木材流通の新しい形を目指しています。会員は、国産材を活かした「デザイン」「強固な構造」「健康仕様」「自然との共存」をテーマに研鑚を重ね、国産材を使用した「木の家」の普及を社会の常態化とする活動を続け、日本の自然環境を維持する一助となるよう取り組んでいます。国産の木材は、安価な輸入木材に押され、国産材は全体使用量の20~30%前後になり、日本の林業は危機的状況に陥っています。このような社会環境の中で、同会は全国の林業、製材業の方々と提携し、日本の森林資源の保全に取り組むことで、循環型社会の構築を推進し、地球環境の改善を目指しています。 ●主な活動 ・「日本の木の家づくり」サミット ・分科会 ・委員会 ・設計セミナー ・工務店と山の連携プロジェクト ・日本の木の家認証制度(CO2固定量認証/カーボン・オフセット認定) ・全国一斉「森林見学・体験ツアー」 ・イノベーション勉強会 ・海外の旅大工職人さん日本研修など <NPO法人 環境共棲住宅「地球の会」概要> 理事長 安成 信次 所在地   〒669-1535 兵庫県三田市南が丘1丁目40番34号コタニビル1F 設 立   2005年11月30日 U R L https://www.chikyunokai.com/
■建築建材の総合検索プラットフォーム「Arch-LOG」への登録建材メーカー契約数が500社を突破  当社の運営する「Arch-LOG」は、2019年6月の運用開始時から、建築・建設業界および建材業界のDXを実現するため、登録建材の拡充と新機能の開発を続けてきました。多くの建材メーカーの皆さまに「Arch-LOG」の理念や特長などにご賛同いただき、昨年末、登録建材メーカーの契約社数が500社を突破しました。働き方改革の進展や、新型コロナウイルスの感染拡大に伴うリモートワークの急速な普及などを背景に、建材業界においても業務のデジタル化への対応が急務となっています。今後もより一層、「Arch-LOG」は、建築・建設業界と建材業界に関わる全ての関係者が利用できるDX化ツールとして、建築士や設計士などの全てのユーザーにとってスタンダードなプラットフォームになるよう、建材登録メーカー数の拡大に取り組んでいきます。
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 当社は今後も、建設・建築・不動産業界の全ての関係者が利用できる業務のDX化ツールとして、また、CO2の削減に貢献するデジタルツールとして、「Arch-LOG」の導入拡大に向けて注力してまいります。
<今月のトピックス> ■BIMモデル標準化進める大林組の自社ルール公開サイトで「Arch-LOG」と連携  今月16日(月)に株式会社大林組(本社:東京都港区、代表取締役社長:蓮輪 賢治、以下:大林組)が期間限定で一般公開したBIM一貫利用のためのモデリングルール「Smart BIM Standard®、以下:SBS」特設サイト(https://smartbimstandard.com/)において、「Arch-LOG(アークログ)」のシステムが採用されました。  今回、大林組が公開した「SBS」の特設サイトでは、各事業者が「SBS」のコンセプトを理解し、同じ考え方に基づいて具体的なファミリ※やテンプレートも参考にしながら、それぞれがルール化していくことを目指しています。同サイトは、「SBS」を理解するためのコンセプトなどを説明する「一般公開ページ」と、当社の「Arch-LOG」のシステムとつながる「ダウンロードページ」で構成されています。「ダウンロードページ」から「Arch-LOG」に遷移すると、特設サイト内で指定されているファミリ、テンプレート、マニュアルなどをダウンロードすることができます。コンテンツは随時追加される予定です。 ※ファミリ…構造材、壁、屋根、窓、ドアから、製図に使用する記号など、BIMソフト「Revit」のプロジェクトに追加する全ての要素の総称です。
■日本建築材料協会と業務提携を締結 会員各社の製品情報登録を拡充  「Arch-LOG(アークログ)」の活用について、新しい時代の建材の開発・啓蒙・普及に努める一般社団法人日本建築材料協会(本部:大阪府大阪市西区、会長:松本 將、以下:日本建築材料協会)と業務提携契約を締結いたしました。今回の業務提携は、建材業界全体として建材選定プロセスのデジタル化を図ることを主な目的としています。日本建築材料協会の200社を超える会員各社に「Arch-LOG」への建材情報登録をより一層進めていただくことで、より多くの建材が適切に選定されることを後押しするだけでなく、建材選択から資料手配、マテリアルボードの作成、関係者間での情報共有、客先への提案といった建材選定の一連のプロセスのDXがより一層加速されることで、建材業界にも大きなメリットがもたらされることが期待されます。
■「株式会社サン工房」と業務提携を締結  「Arch-LOG(アークログ)」の活用について、「日本の家をつくる」「昔ながらの家づくり」をテーマに、日本の伝統的な建築方法をふんだんに取り入れている設計事務所「株式会社サン工房」(本社:静岡県浜松市、代表取締役社長:松井 進、以下:サン工房)と業務提携契約を締結いたしました。サン工房は、「Arch-LOG」の導入が同社業務のDX化に貢献するなどのメリットにご賛同いただき、締結に至りました。今後、同社とは「Arch-LOG」を活用した新たなシステムの構築なども視野に入れて協業を推進してまいります。
■「Arch-LOG」に、「金剛株式会社」「株式会社三共紙店」「株式会社ウッジョブ」をはじめとする約1,700点*の建材が新たに登録されました。*2022年12月20日~2023年1月19日の登録数  今回新たに、「安心と先進で社会文化に貢献する」という企業理念のもと、図書館や文化施設といった公共性の高い施設への各種収納設備の納入などに取り組む、オフィス・文化施設関連設備を製造・販売するメーカー「金剛株式会社」、創業90年の経験で培った技術力、さらには黎明期から携わるテレビ業界における美術協力で培った提案力で壁紙をはじめとした壁を彩る創造性豊かな商材を世界に向けて発信している「株式会社三共紙店」、フローリングや不燃木材の特注色塗装、エイジング加工を手掛ける「株式会社ウッジョブ」など、さまざまな建材メーカーの製品が加わりました。
■「Arch-MATERIA」に、「株式会社カントリーベース」など3社*の記事コンテンツを新たに掲載しました。*2022年12月20日~2023年1月19日の掲載数 ・「株式会社カントリーベース」 防カビ・防藻・撥水で長く愛着を持てる家づくりを。国産の外壁用塗り壁材「Soi(ソーイ)」  https://www.arch-materia.com/products/23803/ ・「北三株式会社」 天然銘木と不燃性を両立。本物志向を叶える天然木ツキ板「サンフット」  https://www.arch-materia.com/products/18200/ ・「有限会社中林工業」 コンクリートの“常識”が変わる…!?ひび割れを抑制し施工性を高める多機能コンクリート改質剤「FD-15」  https://www.arch-materia.com/products/23851/
 建設・建築業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)に挑戦する丸紅アークログ株式会社では、当社の運営する建設業界のためのデジタルデータプラットフォーム「Arch-LOG」および建築建材の“価値”と“想い”をストーリーで語るWEBメディア「Arch-MATERIA」の最新トピックスを中心に「丸紅アークログ マンスリートピックス」と題して直近1カ月のトピックスをご案内しております。
プレスリリース「丸紅アークログ マンスリートピックス1月」230123
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xf-2 · 5 years
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──アーティスト兼モデルの勝海麻衣(かつみ・まい)氏の作品のほとんどが、他の作家の作品の「パクリ」だったという疑惑の意味するもの......
■ ライブペインティングの絵が著名イラストレーターの作品に酷似 勝海麻衣氏は、東京芸大の現役大学院生として絵画やデザインを学びながら、モデル業もこなすマルチタレント。アップル・コンピュータのCM出演などメジャーな実績もある売出し中の若手だ。武蔵野美術大学空間演出デザイン学科卒で、卒業制作の人物群像のインスタレーション作品で優秀賞を獲得。その作品による個展も開いている。メジャーバンドのCDのジャケットデザインを手がけるなど、グラフィックデザイナーとしての活動もある。端正な顔立ちとスタイルを活かしたモデル業では、パリで開かれたコシノ・ジュンコ主催のファッションショーへの出演などが実績に挙げられている。 この「アーティスト兼モデル」業に色を添えるのが「銭湯絵師見習い」の肩書だ。2017年9月に、今や日本に3人しかいない銭湯絵師のうち、最高齢の丸山清人氏(84)に弟子入り。以後、丸山氏と共に、各地の銭湯で開かれるライブペインティングなどのイベントに出演したり、メディアから関連のインタビューを受けていた。 その勝海氏に、盗作疑惑が持ち上がったのは、大正製薬の炭酸飲料のPRイベントで行ったライブペインティングがきっかけだった。このイベントで、勝海氏は“即興”で2匹の虎が向かい合う絵を描いたが、これが、著名イラストレーターの「猫将軍」氏の阿吽(あうん)の構図の虎の絵と酷似しているという指摘がイベント見学者から持ち上がった。すぐに猫将軍氏サイドから正式な抗議があり、本人も勝海氏サイドの説明を「とうてい納得できない」と怒りを露わにした。現在、双方の話し合いが進んでいるという。 イベントを主催した大正製薬は、謝罪文を発表し、公式アカウントから作品関連の投稿を削除する事態となった。その後、勝海氏を起用した別の企業のCM動画が削除されるなど、影響は多方面に広がっている。 ■ 「お騒がせ」したことを謝罪→炎上 このライブペインティングの作品は、全体の構図が酷似していただけでなく、あえて実際の虎にはない模様を描くなどの猫将軍氏独自のタッチの部分まで同じだった。ネットのみならずこの騒動を報じる一部メディアの論調が「クロ」の判定を下しているのは妥当だと言えよう。ただ、この件だけであったならば、まだ学生の立場でもある将来ある女性の「若気の至り」だとして、これほど大きな非難は浴びなかったかもしれない。 火の勢いを増す「燃料」となったのは、 “謝罪”の仕方だった。勝海氏本人は、「先日、私が参加させて頂いたイベントにて描いた絵が他の作品に酷似しているというご指摘を頂戴いたしました。まずはお騒がせし、ご迷惑をおかけしたこと心よりお詫び申し上げます」と、公式アカウントに謝罪ツイートを掲載したが、これが<世間を騒がせたと言っているだけでパクリは認めていない。全く謝罪になっていない>と、炎上したのだ。猫将軍氏に直接宛てた謝罪メールと大正製薬の謝罪文も、同様にも受け止められる内容だった。さらに、これらの謝罪文がテキストではなく画像として貼り付けられていたことも、「検索避け」だとして非難された。 そこからの「匿名の集団の力」は凄まじく、匿名掲示板「5ちゃんねる」には関連スレッドが次々と立ち、勝海氏の過去の絵画・デザイン作品が次々と掘り起こされていった。そして、詳細な比較画像と共に、インターネット上で検索できるほとんど全ての勝海作品が国内外のアーティストの作品を模倣した「パクリ」だと“認定”される事態となった。作者本人からの抗議を受け、SNS上から削除された作品も出た。さらには、絵画だけでなく、勝海氏が日常の何気ない出来事を語ったツイートの中にも、他人のツイートをコピーして一部改変した「パクツイ」が多く見つかり、衝撃が走った。
■ 掘れば掘るほど膨らむ「虚像」 勝海氏自身は、件のライブペインティングについて、銭湯絵師見習いではなく、独立したアーティストとしての活動だと語っている。しかし、イベントには、丸山氏と共に行動する際に身に着けているペンキの汚れが飛び散ったズボンと、名前入りの紺の手ぬぐい姿の「銭湯絵師見習い」のコスチュームで臨んでいた。騒動後、丸山氏は、公式HPで勝海氏の方から申し出があったとして、師弟関係の解消と、今後の勝海氏の銭湯絵師としての活動には一切関知しない旨の声明を発表した。 「パクリ」が指摘されている無数の勝海氏の絵は、元絵と比べてお世辞にもレベルが高いものとは言い難い。陰影や反射などの細部の模倣も多く、「インスパイアを受けてアレンジした」という言い訳は効きそうもない。強調されている「芸大」の学歴も、実際に通っているのは学部よりも入学が容易とされる大学院であり、卒業したのは入試の難易度という点では東京芸大よりもランクが落ちる私大だ。それも必ずしも高い絵画のデッサン能力を求められないファッション系の学科であった。 一方、モデル業は学部時代から行っており、本人のSNSの発信も美術系よりもそちらが中心だ。そうしたことから、ネット民の間では、アーティストとしての顔はモデル・タレント業でのキャラクター性を強化するための、実力を伴わない「設定」ではないかという見方が広がっている。そして、「銭湯絵師見習い」は、そこに<昭和の庶民文化を守る美人すぎる絵師>というストーリーを追加するために、周囲の大人によってプロモーション的に作られたものだという意見も目立つ。勝海氏が語る経歴にまつわるエピソードや芸術論にも、他人の経歴や言葉との重複が多く見つかった。人々がネット上の情報を掘れば掘るほど、「虚像」が膨らんでいった。 ■ 対照的なリアルな銭湯絵の世界 「銭湯」は、近代日本の代表的な庶民文化だ。そこに、平成生まれの若いきらびやかな美女が入るコントラストが、抜群のPR効果を発揮するという発想は理解できる。ただ、筆者が過去の取材で実際に見た銭湯の「ペンキ絵師」の世界は、非常に地味でつつましく堅実なものであり、やはり「勝海麻衣」という存在の違和感は拭えない。 私は、勝海氏と元師匠の丸山氏とは面識がないが、2011年2月に、残る2人の銭湯絵師である中島盛夫さんと田中みずきさんに実際に会ってインタビューしている。中島さんは1945年生まれのベテランで、丸山氏とは兄弟弟子の関係にある。1983年生まれの田中さんは当時、中島さんの弟子としてインタビューに同席した(現在は独立して3人目の銭湯絵師として活躍している)。お��人に話を聞いたのは、帰国子女・海外子女向けの教育雑誌で、海外に住む日本文化に触れる機会が少ない子供たちのために、母国の知られざる文化を分かりやすく紹介するためだ。 今俗に「銭湯絵」と言われている銭湯の壁画は、白・赤・紺・黄の4色のみの速乾性のペンキで一気に描き上げるペンキ絵だ。「芸大」というワードでくるむようなピュアアート寄りの芸術作品というよりは、職人技で作り上げられる大衆文化的要素が濃い。勝海氏が銭湯絵師のコスチュームで出演するCMやイベントは、ファッション性が強調されたきらびやかな世界だが、少なくとも自分が取材を通じて知る限りでは、当時のリアルな銭湯絵の世界は、非常に泥臭い印象があった。インタビューの場所は、青果市場の一角にある冷え冷えとした倉庫。中島さんは銭湯絵だけでは生活ができないため、そこで管理人業務をして生計を立てていた。
■ 広告掲載の「お礼」として描かれていた昭和の「ペンキ絵」 銭湯のペンキ絵は、もともと東京を中心とした関東圏独特のもので、関西などその他の地域では何も絵がないか、比較的小さなタイル絵が配されることが多かった。福島県生まれの中島さんも、19歳で上京して町工場で働いていた時に初めてペンキ絵を見たという。中島さんはそれに感動し、広告会社の募集に応募してペンキ絵師になった。当時は、「銭湯絵師」という独立したアーティストではなく、「看板屋」と俗に言われた広告会社の社員が絵を描いていたのだ。 どういうことかというと、当時はペンキ絵が描かれる浴槽の上の壁には、地元企業や店の広告が描かれていた。銭湯側は、原則的に無償でその広告スペースを提供していたので、富士山などのペンキ絵は、その「お礼」として、余ったスペースに無料で描かれたものだったのだ。しかし、しだいに銭湯広告の出稿が少なくなり、ペンキ絵も衰退していった。銭湯そのものも減る中、現在は銭湯からの直接の依頼で有料で描くスタイルに変わっている。 従って、「銭湯絵師」という個人がアーティストとして注目されるようになったのは、比較的最近のことなのだ。そうした時代の変化の中に、職人としての実力や熱意よりも、「若い美人」という表面的な要素を重視したスターシステムを招き入れる隙があったのかもしれない。 ■ 「虚像」は結果的に文化を衰退させる 地方の温泉と違い、都市の日常生活と密着した銭湯は今、補助金なしでは立ち行かない状況にあるという。今回の騒動には、勝海氏と「立ち位置が被る」として、自分が本当は丸山氏の弟子だったのに圧力によって立場を剥奪されたと訴える「銭湯アイドル」も絡んでいる。その真偽はともかく、そうした過去には考えられなかった仕掛けやPRが、騒動に複雑に絡んでいるのは間違いなさそうだ。 また、巨額が動く五輪関係イベントに、日本文化の紹介を名目とした銭湯関連のイベントが企画されていることも、関連が取りざたされている。そこにさまざまな利権が絡んで、広告代理店や芸能・デザイン関係のプロダクションが「勝海麻衣」という虚構のスターを準備していたという噂まで、まことしやかに広まっているのだ。 消えゆく庶民文化を守ることは必要だ。銭湯はエネルギッシュな昭和の息吹を感じさせる文化遺産だという見方にも共感する。五輪を契機に「クールジャパン」の一つとして世界に発信するのも良いだろう。しかし、「虚像」によってそれを膨らませるのは、結果的に衰退を早めるだけだということに誰も気づかなかったのだろうか?それが今回の炎上を招いた根本的な要因だったとすれば、非常に愚かしいことだ。
内村コースケ
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