サイドテーブル アイアン×ガラスのスタイリッシュな円形テーブル: 大人のお洒落情報 0107 インテリア雑貨カタログ
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無題
毎日飲酒健康生活ということで、相変わらずやっているわけなんですけども、健康診断の結果が届いた。肝も腎もオールA。ありがとう、ありがとう。腹囲も体重もBMIも変わらず。引き続き深酒はする。週1で川べり走る。夜は炭水化物摂らない。野菜と蛋白質摂る。睦言をする。同衾する。避妊はする。なんか2年前から身長1センチくらい伸びてたんだけどどういうこと。筋膜リリースしてるからか。
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母校の制服カップルを見かけて目を細める。昨晩の雨で湿った砂利道に紋白蝶が吸いついていた。処女だったあの子。知らない柔軟剤の匂い。ソーネヴァセイグッバイエンキスミー、ワンサゲン。全部痛みをともなう懐かしさ。他人と関係が結べないってだけで容易く傷つくくせに、ささやかな言葉を交わすだけで光が差し込むみたいに嬉しそうに笑うよね、あんたは。かこち顔して、ひかえめに世界をわかちあう。
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もつ焼き屋の前に自転車にまたがった小学生男子が2人立ち止まって、店先の立て看板に手書きされた品書き指差して、「オッパイだって!」「どういうこと!? どういうこと!?」と叫んで錯乱していた。結構油っぽいんだよ。リンゲルって部位もあってな。
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夜職って何してたの、と訊いてみた。一戦交えて、お互いベッドの端に腰掛けて缶チューハイ飲んでいた。言ってなかったっけ? と彼女はいった。その言い方がわざとらしくて、ちょっと鼻についた。デリ、と、箱、も、と。ガラステーブルに寄りかかっていた右の前腕に痕がついていたから、リスカみたい、とふざけていったら女はハハ、と笑って、こっちは本物、といって、アルコールが回ってやや赤く浮きでた左腕の傷跡を示した。出身を訊けば東北だというから、なんかもう俺は矢も盾もたまらなくなって、震災の時は? と訊いてみた。海沿いの集落だったから、全部流された、でも全部流されたから、仮設にもすぐ入れたし、国からお金もたくさん貰った、土地も買い取って貰った。そういう主旨のことを話した。鼻に掛かった声。伏目がちな目が泳いで全然合わない。結局俺のことは何一つ訊いてこなかったから、何も話さなかった。
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スタジオ: FC2
時間: 60分
女優:
ヒメドウガでございます。
大変ご好評いただいておりますピュア美少女ミライちゃんの第四段です。
だんだん撮影にも慣れてきたミライちゃん、今回も色々しちゃいますよお。
髪型また変わって前髪復活しました。
今回も私服が可愛かったのでそのままソファーで絡んじゃいます。
下だけ脱がせてアソコをチェック
ちょっとだけ残ってる毛が萌えポイントなのです。
たまらずソファーで生挿入。
ベッドに移って即!
自分でもびっくりするくらいたっぷり出しちゃいました。
二回戦目の前にガラステーブルの上でディルドオ
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バッファロー BSMBW310 レビュー を紹介。 BlueLED センサー搭載の 5 ボタンのワイヤレスマウス BSMBW310 シリーズを 2019 年 6 月に発売。ボディーカラーは、ブラック、レッド、シルバーの 3 カラーをラインアップ。高い読取性能を持つ BlueLED センサーを搭載しており、ガラステーブルのような通常の光学式マウスが使用できない場所でも、マウスパッドなしで使用可能。
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裏表
2023.09.30
章1
撮らせてもらった僅かな彼の写真の中には、一緒に過ごせた日々が色褪せないまま残っていた。特に懐かしく思いを馳せさせるのが、信号待ちをしていたときだった。目が合ったとき、噛み殺そうとしたのにクスッと笑わずにはいられなかった私に「何だ?」と彼は眉をつり上げながら聞いた。
「別に何でもないよ」とあどけなく言い返したが、納得させることができなかったのは目つきで察した。
「 俺の影で涼しむために寄ってきたんだろ?」
「まあ、確かにそんなメリットもあるけど、なんでそう思うの?」
「お前の顔にできた影が不自然だったから」
ふふっと笑い返しながら携帯を取り出して構えたら、写真を撮れないように彼に手でカメラを塞がれた。
「なんでぇ〜」と口を尖らせる私に彼は「汗かいてるし、疲れた顔してるし」とぼやいて拒んだ。
「それでも、私にとってはどうしたって可愛いと思うのよ」と私はそっと呟いたら、彼が徐々に気を許してくるのに気づいた。
照れ笑いと優しい眼差しでこちらを眺めてくる。
夕方の日差しに包まれる輪郭が柔らかく輝いている。
茶色くふわふわの巻き毛がボサボサになってしまい、日光で背後から照らされ、薄茶色やきつね色に毛先を彩り、ポカポカと暖かい焚き火のイメージが蘇る。
通りを横断しながら、私は一瞬肩越しに振り返って彼の表情をまた一目見ようとして「楽しんでるの?」と聞いてみた。
「君のそばにいるだけで幸せだよ」
如何にも素敵な写真なんだ。
. . .
章2
立ち去ってからもう2週間以上経ったのに、彼の名残りがまだ私のアパートに撒き散らされている。自分の所持品に限ってはいつも通りに整えているが、彼との過ごした日々によって増えたものは、どこに収めたらいいのか考えて決める気になれなく、そのまま残る。時間が経つにつれて、自分の常識や判断力も変わってきたことを悟った。
スキンケア用品のサンプルセットは、すでに様々な言語の著書をいっぱい抱えている本棚の端に乗せられるのがおかしいどころか、あっさりと拾い上げられるので便利のよくて相応しいじゃない。
ある美容化粧品店の表札を見かけた瞬間に、私は「あっ」としか発せず出し抜けにその店に向けて雑踏の潮をすり抜け出した。
「おススメしてもらった銘柄だから実際にどんな魅力があるのか気になったんだ」と説明しても、彼は別にこんなところに興味がないと推定してしまい、とりあえず好奇心を満足させるためにさっさと見回してすぐ出ようと自分に言い聞かせた。
だが、知らないうちに彼はビアードオイルやクリームを手にして「いい匂いするし、肌触りも気に入ったし、後で買おうかな」とぶつぶつ独り言したのが聞こえた。
彼から少し離れて、エッセンスやセラムの棚に近づいて、諸々な商品にゆるりと目を通して、シャンプーやコンディショナーまで視線を向けたとき、店員さんに「よかったら、サンプルを差し上げましょうか」と提供された。
「あっ、ほ、本当いいんですか」とどもったが、店員さんが頷いてから、「じゃあ、お願いします」と私は返して、受け入れるしかなかった。
えっ?当時の彼にすぐ一つ渡すのを忘れてしまったからといって、この二つを果てしなく保たなければならないわけではない上に、同居人の一人と一緒に暮らしているので、せめて一つをあげてもいいって?なんて非常識な提案。
ガラステーブルの片端を飾っているのが花輪のレイ。天命ゆえに冬を春に向き合わせたと言わんばかりに、ピンクと水色が僅かに交流する花壇は殺風景な凍った湖の縁に降臨して根付き出した。当該の性格が絡み合っていると仄めかすように。
ダウンタウンでぶらぶらしていたとき、ハワイをテーマにした居酒屋に行こうと気まぐれに決断をして、入店する前に歓迎の一環としてスタッフにレイをかけてもらった。
献立を見据えながら、「何を注文するの?」と彼に聞かれたら「うーん、パイナップルのスムージーとかなんとか…かな。そっちは?」と答えた。
「マイタイ飲んでみようと思うけど…とにかく、空席を見つけてくれない?」
「おおっ、いいよ」
一回りしてから「そこのテーブルで大丈夫だと思うよ」と提案するために合流したとき、私がお酒に弱いと知っている彼はさっき言った通りの飲み物をすでに手にしていて、テーブルまで案内してもらうのを待っていたようだ。
「えっ?!いいの??」と慌てて聞いたが、「普通はかわりばんこに払うんだろうし」という正論で立ち止まって屈した。
「とりあえず、飲んでみない?酒の味が思ったより弱いから君も耐えられるかも」と彼は言いながらガラスを渡してくれたが、私が一口飲んでみたなり、「弱いどころか…結構味わえるじゃん!」という愚痴を溢して舌をすばやく出した。
「あ、そう?」
「ほら、私のを飲んでみぃ〜」
「俺のよりもうまいね」
「飲み干すな!」
レイをかけるとかゆいし、どこかに置いて自分にかけない方がいいんじゃない。それに萎まない花束と見做すのが妥当なの。
食卓の上で同居人の植物に付き合っているのがペロペロキャンディの一本。元々は二本だったが、好奇心と口寂しさに負けてしまったんだ。こんなお菓子をどこの店でも買えるのは一目瞭然だが、不憫な褒美として、ゲームセンターで楽しく過ごせた時間の象徴で、ダンスダンスレボリューションで心ゆくまで精一杯勢いよく踊った証明だった。
歌の知識で私の方が有利だったはずなのに、動きがぎこちないせいで何回も彼に負けた。むしろ、まるでそもそも負けなかったかように感じるほどゲームにすっかりと夢中になってしまったのは、さも10年以上ぶりに遊ぶのがさすがだね。
ロリポップはどうだったって?まあ、案の定、結構平凡で、食べたことを微塵も後悔していないよ。ちょっとでも片付けたと見做させられるかな。
こちらを未練がましいと決めつけるとしたら、どうせなら両成敗ということにしようか。
. . .
章3
積み重ねたレシートをより分けたら、まるで束の間だけでも過去に遡ることができるかような感じがして、懐かしい雰囲気がひとしきり漂ってきて、余韻に浸れずにはいられない。
と、君へのメッセージをうっかりと送ってしまった。そんな恥ずかしいことを自分の胸にしまっておいたらよかったかな。
ちなみに、今回の方が俺たちに関心を向けてる人って多かったんだね?君は本当に何も気づかなかったって?
だってさ、あるときなんか、商店街で見て回りながら、店員さんに「何かお探しですか?」と質問されて、俺は「丈91センチのズボンが店内にありますか?ウェブサイトで見かけたんですが、自分で履いてみたかったので…」と説明したのに、戻ってきた店員さんが「誠に申し訳ございませんが、そのサイズが店内にございません。ひょっとしたら、オンライン限りに在庫があるかも知れませんが」と君に正面切って相談したんだ。俺より頭一つ以上背が低い君の方がさすがにそんな長さに合ってると言わんばかりに。
笑いながら、次の店に俺の袖を掴んで引きずって行った。ハワイ風の服ばかりに囲まれて、漆黒でガバガバなパーカーや濃紺のコンバーススニーカーちをからだじゅう身につけた君とため色のシャーツをしわくちゃなジーンズと合わせた俺は、一目瞭然でわかる場違いな雰囲気を受け入れきれないうちに、君があれよあれよという間に近付いてきた店員さんと喋り始めた。
えっ?俺たちはオアフ島に行く予定があるって?確かに夜のイベントとかなんとか行ったら、こんなふうに厚手の生地の方がいいし、お洒落な色も選んだなぁ… あっ、おい!調子乗りすぎじゃない?カクテルのガラスの模様も?何、その生意気な目つき…
旅行が数日だけと言ってしまった君は、「もったいないわ〜」と疑問を抱く店員さんに直面したらどうする?
少しでも休みを取らせてもらうように許可を得る過程が大変だっただけではなく、二人とも働いていて一緒に同時に休めるため、両方のスケジュールを調整することに取り組んだが、結局なんとかできたと真剣に言い逃れるお前、えらいじゃないか!
すでにアロハシャツを��枚持っている俺を試着室まで店員さんは案内してくれたが、君が辿るのを躊躇ったのに気づいたので、「廊下の突き当たりが二人で入ることができるほど広いですよ」と声かけた。君は俺に面食らった眼差しでちらっと見たが、やっと向かってきた。背後にドアを閉めた後に「お前、本当に信じられない」と俺が苦笑いして、自分でまったく抜き出さなかったシャツを羽織ってみた。
この経験でどんなスタイルや模様や色と似合うのかてっきりとわかってきたに違いない。
「晩ご飯は何を作ろうか」と悩んでいた君に「パスタだったらどう?」と提案したら、咄嗟に「じゃあ、頼むよ!うわぁ〜、料理してくれる人がいるのって最高!めっちゃラッキーだわ」と大はしゃぎで歓声���上げられて「えっ、ちょっと!料理してあげるって言ったわけではないよ」と拒むに拒めなかった。
おせっかい焼きの君がニンニクと野菜を切るのを許したが、食後に皿洗いにも手をつける前に俺はすぐ自分で洗い始めたのに、食卓を雑巾で拭く姿が横目で見えたきっかけで「疲れた?」と声かけた。
君は首を横に振った。「ううん、別に」
「そう?」
「晩ご飯の献立を考えて決めた上に、準備とか料理をきちんと果たしたのはあんただから、私の方が本当に楽なの」
一瞬の間を置いてから「いつかこんな風に一緒に暮したらどうだろう」と思いつきをぽつんと漏らした。
「本当に一緒に暮らすことを検討してる?」
「君ならいけると思うけど」
「お前は野菜が嫌いだから、八百屋に行ったらどうする?別々に買ったり払ったりするの?だって、私はね、野菜をそんなにあっさりと手放さないよ」
「食べれる野菜もあるけど!理想的には二人でお金を少しずつ出し合って、欲しいものを揃えて買おうと思ってたんだ」と言ったら、納得させることができた。「まあ、確かに、そんなことは恋人とか家族との生活みたいだけど、お前なら…」
「もうずーっと付き合ってる感じじゃない?私たちってさ、幼馴染から恋人に実際になれたら、都合のよくない?」とそっと笑った。
「30歳になっても未だ独身だったら、とにかく結婚しよう…とかなんとか?」
「おおっ、ロマンティックじゃん〜 じゃあ、あと6年だね」
「5年じゃない?6年間待つしかなかったらしょうがないけどぉ」
「 私は29歳に、お前は31歳になる年に決めるとしても、条件が特に一つあって、即ち、夫婦別姓にしたいって。私は博士を取得できたら、お前が博士で私は単純にお前と結婚してるという誤解のないようにね」
「いいよ。ハイフンが付いた名字もいけるかな?」
「んー、それはもうちょっと考えないと〜」
「まあ、5年間あって余裕だね」
最後の夜に「死んで永遠に会えなくなるわけではないから、泣く理由なんて何もないよ」と慰めようとしたのに、君の目に涙が湧き溢れていたのを見てから、涙を親指でスイスイと拭って、頰をひとしきりそっと撫でていた。
「遠く離れた場所に引っ越しても、お願いだから訪問してくれると約束してね。必ず空港に迎えに行くよ」
本当に、一ヶ月間も滞在しても、構うどころか、嬉しい。
君がすすり泣きながら体を震わせるのを鎮めるためにぎゅっと抱き締めようとしたが、俺もべそかいてきたんだ。
「泣くなって言ってたんだろう、アホ」とぶつぶつ言いながら、自分の頰からも涙をぬぐった。
. . .
章4
オフィスに迎えに来てもらってアパートに帰ってからすぐにお互いに抱きしめ合おうとした。最初は両腕を彼の腰に巻きつけると、自分の顔が直接に胸に埋まったので、代わりに肩越しに回すためにつま先で立とうとしたが、私は長い時間そのままバランスを保つことができなかった。彼もずっと身を屈めるのは無理だったので、結局腰に私の脚を巻きつけて、私を一気に優しく持ち上げた。
「よっしょ!これでいいかな?」と彼はそっと笑った。
「重くない?」と私は眉を顰めながら聞いた。
「かなり軽いよ」
「ふーん」と勘繰るような表現で口を尖らせた。
目を逸らさず、鼻先をくっつけて、すりすりしてきた。
「ここまで来てくれて本当に嬉しいの」と私は囁いた。
「めっちゃ会いたかったよ」
「君に最も幸せになって欲しいし、いつも応援してるけど、そんなに幸せにしてあげることができる人って俺じゃない」と彼に言われたときに最初は面食らったが、一瞬の間を置いて我に返ってから「うん、自分自身の気持ちを抑え込むよりちゃんと伝えたり、相手の感情もよく理解したり、相当に対応したり、またはせめて誤解があったら前向きに積極的に話し合ったりすることができる人の方と気が合うよね」と頷いた。「だって、ここ一ヶ月間お前に言うに言えなかったことあるの。会話が静まった咄嗟に、お前は他の他愛のないことで気が紛れるから、こっちはゆっくりと切り出せる余裕がなかったし」
「ん?」
「ね、お前にいきなり電話した夜、覚えてる?結構遅かったから、そろそろ寝ないと、ってお前に言われたもん」
「ああ、覚えてるよ。めっちゃ眠かったんだ」と彼はそっと笑った。
「当時は、まあ、今でも、すごく言いづらくて喋り方が毎回ぎこちなくなってしまうけど、なんだろう、お前に電話かける数時間前に父にも電話してひとしきり最近の出来事についてやり取りして、母が父と絶交したのは二ヶ月前だと初めて聞いた。原因は散々愚かだったが、…母は私が大学院の代わりに就職活動に目を向けると聞いたとき、ひどく落胆してきて、私にまた大学院に申し込むように言い聞かせてくれとすぐに父に訴えようとしたが、『うちの娘にもうそんなことを言い付けられない 』と父に反対された。再話でこの部分でおそらく父に庇ってもらえていいねって思ってるんだろう?当時の私もそう思ったが、父はその舌の根も乾かないうちに、ろくでもないと見做す生物学の学士号で私が就職活できないと最初に諭そうとしたのに、結局父の主観を理解できるようになるまで何目の面接にも落ち続ける私を傍観するしかないとも吐き捨てた。その警告に従わなかったゆえの自業自得だと言わんばかりに。両親の落胆に圧倒されたから、気が紛れるために、お前に話してみようと思ってたのに…その瞬間にどれほど死にたかったのか口にすることができなかった」
「君がそんな気持ちを抱いてたって言ったらよかったのに。俺はたまに上手く慰めることができないのが他のことに気を取られているからだけど」
「大抵自分自身で処理した方がマシだというタイプにしては、さすがだよ」
困るときに友達に相談する私と、縁のない人からの視点や意見は無益だと思っている彼が、ずっとこのままにしては言った通りに幸せにしてくれない。一人は過酷に厳しい監視で絶え間なく見据えてくれる両親、もう一人はよそよそしい断続的に不在の両親から産まれ育たれたのが、あがり症のかまってちゃんと孤高の気取り屋の二人となってきた。
いきなりに「天然ボケ」と言い放たれた瞬間に、「で?」と私が言い返すところだったが、彼は私の首に顔を埋め込んできて「で、可憐」ともごもご打ち明けた。
「俺のタイプは… クール系女子かな?」と言われたとき、ああ、確かにその「クール系」というのは「可愛いだけ」の私に当てはまらないのが、なぜそもそも腑に落ちなかったんだろう?両方のアピールができると私は自慢に思ってしまったから。
幼い頃から完璧ではないと愛に値しないと教え込まれた私は、サイコホラーの深刻で不気味な執筆で自殺などの話題を読むことにより、自分の自殺念慮を理解してもらえて安堵感���感じさせる。仕事で手術を焦点にするのは、頭が良くないとしても、せめて手際よくなるまで練習できると自分に思い込んでいる。即ち、自尊心を誰でも否めないほどまで徐々につけるということ。
その一方、なぜ彼がラブコメやテイラー・スイフトにすごく目がないのか決して理解できない。首を傾げて「魅力ってどこだったっけ?」と素直に聞くと「素敵なところはどこでもあるから、美術を見る目がなくてもったいない」と窘められてしまう。少なくとも「救い難いロマンチスト」と彼が自称することによりの自覚で少し許せる。
彼は若いときから自立しなければならなかったのが、自分だけではなく妹たちのお世話する責任も負うようにさせられ、自分のことを考える余裕がなかった。交際ではやっと気を許して自分らしくしてくるたびに、すぐにガラッと当時の恋人に振られたのは追い討ちをかけるじゃないか。
両方とも無条件に愛されたいという皮肉なんて。
背後から急にぎゅっとされたとき、私は肩越しに「ん?」と振り返った。
「今まで本当にありがとう」
「なぁに〜、その真剣な口調?」
「いつもお世話になりました」
「おお、丁寧語を使ってまでか」
「本気で言ってるよ!俺のために君がする些細なこと、俺が毛布を充分に持つかどうか見定めるために角からこっそりと覗いたり、外食に行くときに紹介してくれた食事がほとんど俺の口に合ったりするって、全部認めてるよ」
「友達だから当然でしょ」とにっこりと笑いかけた。
「それもあるけど、お前が特に優しくて俺にとって本当に大切なんだ」
彼に抱いてもらったままに「正直にいうと、ここ一年間半ぐらい私たちは少しずつ絶交してくる感じがするの。私をだしにしてお前はひっきりなしに容赦なく冗談を作って大笑いしてるから、まるで時間が経つにつれて私のことがどんどん嫌いになっていくのかように、本当に訪れてきてくれたくなかったではないかと勘ぐらずにはいられなかった」と私はおどおどと打ち明けた。
「俺はただ普通の友達に会うためにも、自分の心地良い家を出るわけではないよ、ましてや六時間運転することなんて。現在にお前と一緒にいるのは、心底から会いたかったんだ」
「と私に言い聞かせようとしてるけど、理解と納得できないのは私を酷く馬鹿にする所謂冗談を連発するところなの!」
「打ち解ければ打ち解けるほど本音を自由に引き出して冗談がますます激しくなってくるけど、俺が言ってた間抜けな事を、お前は真面目に受け取ると思わなかった」
というわけで、建前はほとんど無関心だと見做すほど内向的で冷静沈着だが、本音はふざけてばかりいるというのは、両方とも主観を露にしないじゃない。
「何回も同じいわゆる冗談を繰り返したら、本気で言ってると考えてくるのは不合理ではないの」
「じゃあ、これから君と話したら、そんな冗談はちょっとでも控えるように心がかけていけるけど、本当の自分はいつもふざけたりからかったりしがちだし、誰のためにも自分を変えないよ」
「では、心ゆくまでたっぷりとふざけることができないと、完膚なきまで自分らしく生きることもできないのは、厳密にいうと、お互いに相性が合わないじゃない」
「そうとも言えるけど…議論すると、相互理解まで徹底的に話し合ったら大丈夫なはずだと思うよ」
彼は正面切って認めないが、ごく稀に気が緩むと、心の裏を見透かせるようにその少ない規範に基づくことができる。真夜中に空気が澄んできたときに、カップが半分しか入ってなくなって、私たちを囲まった虚空を懺悔室にした。
「怖いよ、付き合う相手を選び間違うのって」
「… 誰かを愛したことあるの?」
「ある」と彼は頷いて「永遠に一緒に暮らすのを仮にも考えてきたほど恋してた」ともぽつんと呟いた。
「何が起こったの?」
「手遅れになるまで心を開かなくて話さなかったのはすごく後悔しているんだ」
…が、矛盾的には心を開くと、自分自身を完膚なきまで拒否される機会も与えるので、そもそも自分のことを表さない方がいい、と暗黙的にわかってきた。
「だから、今度こそ、疑問を微塵も抱きたくない」
「そんなに紛れもなく納得させるまでかなり時間かかりそうじゃない?」
「また間違えたくない、むしろ、また間違えるわけにはいかない」
なのに「ね、一緒に暮らしたら、ウサギを飼える?子供の頃から俺はずーっとウサギが欲しかったよ!」と彼は軽々に提案したときもあった。
「私はジャンガリアンハムスターが欲しいの」
「うわっ、それもなんて可愛い!」
「だろー!」
「じゃあ、二匹とも飼おう!」
「オッケ〜、猫も二匹しよう。一匹だけだったら寂しいから」
「まったく同感」
「じゃあ、アパートを借りたら部屋はいくつ?」
「1部屋でいいかな」
「ほほう、やんわりと断りたいと思います。お前は他の友達とビデオゲームをすると、夜遅いだけではなく、みんなめっちゃくちゃうるせぇ!私が大切な睡眠を妨げられるなんてまっぴらだよ」ときっぱりと拒否した。
「おおっ、確かに…ちなみに、お前の台所の現状はダメだよ」
「何だって!」
「鉄製フライパンはおろか果物ナイフ以外は持ってない!」
「三徳包丁を一本持ってるし、今までずっとなんとかできたし、それ以外には必要ではないという証明になるじゃないか。それより、逆にお前は超便利な泡立て器とかゴムベラも持ってるわけではないし」と私は生意気にあかんべをした。
「そう。だからお前は俺の厨房に入ったらまったく場違いな気がするけど、俺たちの別々の調理道具を一つの台所で組み合わせたら、徹底的に完璧な台所になるよ」
「もう高齢の夫婦のように間抜けなことについて口論してるなんて」と私はため息して首を左右に振りながら、彼は肩をすくめてニコニコした。
「で、私のこと本当にどう思ってるの?」私はひたすら問いかけてみたとき、彼の唇から流した答えを頑張って把握しようとしたのに、まるで私の体が透明なのかようにすんなりと通り抜け、何も聞き取れなくて済んだ。
. . .
二人とも未練がましいというのは間違いないんだが、相互的だというわけではないね。
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これまで繰り返し、現実、真実(ただの事実)を述べてきたので、今さら超・古典に引っかかるひとは少なくなっていると思いますが、改めて手順を説明しますと、丁寧にできるだけ一粒一粒まで分解して、きちんと道理を追って観察してゆけば、超・古典の虚無については理解することができると思います。古典に引きずられて現実を直視できないと、今とこれからを乗り切ってゆくことが困難となりそうです。現代(現実)に当てはまらない古典は、芸術作品としては残るかもしれませんが、現実社会には不適合とされ、淘汰されていっても不思議ではありません。繰り返すと、それらが十分に分析できるほどに、現代社会は可視化されています。
超・古典の例示をしますと、右や左、保守や革新、理系や文系、などといった『カテゴライズ』が挙げられます。
何度も申し上げてきた『人間の多様性』に基づいてこれらを鑑みますと、対立軸を鮮明にしたカテゴライズは現実には適当ではない、と考えられます。
人間が二項対立が好きな理由は、原始的な所属への欲求、帰属意識によるものと考えられますが、現代社会で上手くいっている例としては『スポーツ』が挙げられます(文化的応用)。
一方で、非文化的ともいえる意固地な二項対立が知識階層で発生した場合、大人として、子供たちに見せるにはいかがなものか、という思いが発生します(文化⇔非文化、オトナ……矛盾)。
たとえば街中で街宣車で怒鳴り散らしている人々がいたとして、それを観察しているほとんどの人は、時代錯誤、カッコ悪い、ダサいetcのネガティブな印象しか抱きませんが、やっている本人だけはサイコーに気持ちがいい、という典型的な○○行為ですが、これは公道で暴走を繰り返す子供たちや、高級クラブでガラステーブルの上にかかとを乗せてふんぞり返っている人々と、まったく同じ行動原理によっています(恍惚感)。(面と向かって言えないのでネットでこっそり言っておきますが、恐らくそういう人たちはこんなチラ裏はまったく読まないでしょうから、波及効果を期��したいと思います)
私がここに書いていること自体、そこに矛盾も孕んできますが、多様性を重んじるならば、反論も自由であるべきだと思います。時々、反論対反論になる場合も、お許しいただければと思いつつ話を進めます(議論の活発化)。
個人的な意見で続けるのならば(言い訳するのならば)、借金(先行投資)しても生きガネとして使用できる(能力がある)のであればどうぞ、遠慮なく利用してください(積極財政)というスタンスです。
古典でも現代にも通用する重要な本質を含んでいるのであれば、どうぞ継続してください(保守)というスタンスです。
一方で文系、理系については、生物多様性の観点からいくと「ある一定の性向」が各々に遺伝子レベルで存在した場合も、文・理は仕入れた情報や、その処理方法に依拠するのであって(処理機はその個体=人間そのもの)、人間の特性は鉈で割ったような真っ二つの特性とはなり得ません。(これを縦割り学問の弊害と言っています)
ある特定の処理方法に優れた人間がいるとして、どんなものをどのように迅速に、正確に処理するかが「人により異なる」ところは周知の事実であります。(真理に基づいた判定機であれば、AIの方が優秀であるとみることもできます=人間性というバイアスから完全に独立したAIが存在する場合。AIには人間性はないかもしれませんが、AIが持つ知識は誰のものか?という観点から)
このことを指摘する理由は、自由な発想の制限が、知識の向上への制約として直結するからです。
学問の向上は論破のためではなく、人間社会の向上と発展のため(現代においてはSDGsと絡めてさらに人類と地球との共存のため)であるはずですが、事実の曲解=人間性がこれを阻害します。
「では何が事実か」などの哲学をここに挿入してしまうと、さらに議論は迷走を極めますから、広げすぎるのも考えものですがしかし、やはり物事には物理と人間心理が密接にかかわっていることも“事実”であります。
脆弱な基盤の上に上積みしたことによる弊害=好例は、多くの人が指摘しているように、日本国での多重課税構造がありますが、いったんそれを「是」として煙に巻いた状態のまま受け入れてしまうと、経過した年月の分だけ突き崩すのが難しくなるといったことがあります。(五公五民は目に見えるかたちでの収税によるものですが、バタフライ効果を加味して日本の税制を網羅すれば、とうに五割は超えているものと思われます)
これは「欺瞞が崩壊」していても物質としての「構造」を突き崩すことが容易ではない、という「現実」をみるに、本質としての問題提起が必要であると考えました。
巡り巡って利己のために社会に問題提起するのであれば、直結的な利己に走るよりもバタフライ効果による社会醸成の方がよほど、理にかなっているのではないか、というもうひとつの指摘もしておきたいと思います。
知識の本質——知識は優越意識の形成のために使うのではなく、広い社会形成のための重要なツールである、という視点です。
自称理系の人ほど文系・理系の二項対立の感情論に走っていますが、理系=理知的、理性的、カッコイイなどといった“イメージ”によって自己肯定感を抱いているのだと思います(感情)。遺伝学、脳科学、もしくは心理学などで人間というものを学習(理解)していれば、こういった二極的思考にはならないと思いますので、エビデンスのない感情論で押し切ろうとする時点でダブスタになってしまいます。個人的にはこんな下らないことで対立を煽りたいとは思わず、真の理系の正しい対処方法を教えて差し上げますと、こういう下らない二項対立議論はスルーが正解になります。
感情のおさめ方が分からない理由は、感情を押し込めることによる“抑圧”が、発散場所を求めているという“事実”から目を背けてしまうために起こります。感情をひとたび肯定すれば、このように“ロジカル”に答えを導き出すことが出来ますが、感情を否定していることによってこのダブスタが発生していますから、まずは自分が人間であることを知ることから始めることをお勧めします。
このように他者が植え付けたもしくは自分自身が植え付けた価値観に閉じ込められている場合、発想の制約はその分だけ大きくなります。
またカテゴリー所属による制約は、内包した矛盾への対処方法に苦慮することになります。(人間自体が矛盾の生き物ですが、いったん口に出してしまうと他人からは一貫性を求められてしまいます)
あなたはあなた、私は私、といった所属からの遊離は淋しさ、不安を助長するものでしょうか。
こういった不安につけ込むビジネスもありますが(あなたはわたしの仲間です)、本当の幸福のことを考えた場合、所属による息苦しさよりも自由を求めるのであれば、取り込まれているシステムはニセモノなのかもしれない、と原点に立ち返ってみるとわかるかもしれません。
実際の社会生活は、家族、学校、会社など何らかの“所属”が必要で、これらの社会生活を通さずして生き延びることは難しい。
所属からの疎外感を覚えている現代人は、ネット社会で“仲間”を探すかもしれない。しかしなかなか“仲間”が見つからない——ひとは一人一人、違うから。
原始的な欲求も否定するのではなく根本として存在するもの、と受け入れることによって、持て余すところから対処方法を見いだすことができれば、バージョンアップも期待できます。
ここで伝えたいことは、あなたは“所属”という強迫観念に囚われてはいないでしょうか、というひとつの問いですが、混乱を招いてしまうかもしれないことにお詫び申し上げます。
人間はもしかしたら“帰属意識”からもアップデートできるかもしれない、と考えてみました。
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これらのことから導かれる、もうひとつの考えを提示したいと思います。
商品が正当な製品価格として生産者に直結しない理由。
商品が生産されてから流通に至るまでの過程に当然、様々なコストが上乗せされています。
この流通の複雑性の中で、商品の適正価格を生産者が受け取れない理由が、この複雑性の中に含まれています。
たとえばマンツーマンで売買が成立してしまうような場合、押し売りでなければ、適正価格で需給バランスが一致する可能性は高くなります。(話し合い)
現代のようにインターネットを使用してコストを抑えた販売をすれば、適正価格で販売できる可能性もあります。
似たような商品が同じ価格で売られていた場合、流通コストがかかっての商品価格か、商品そのものの価値であるのか、一般消費者にはわかりません。また悪徳事業者がまがい品を紛れ込ませる手口もあり、これも販売コストの難しさを手助けしています。
商品価値が上がったわけではなく、流通コストがこの複雑性の中で次々と上積みされて価格が上がった場合(今の状態)、富の流通ではなくカネの奪い合いといった様相になってしまいます。仲介の上積みは、その数の掛け算になります。仲介には宣伝広告に似た役割がありますが(私が代わりにその商品を売って差し上げます)、仲介が当たり前の商法になってしまうと、適正コストは見分けがつかなくなってきます。そして商品の生産者や流通の直接的な担い手が、自分に利益が回ってこないと泣き叫ばなければならない状況になります。
このことに良い提案があるわけではありませんが、販売側、消費者側、どちらにも改めて訴求してみたい問題ではありました。象は歩みがのろくなり、アリはせこせこと細やかに(しなやかに)動くことができます。
値引きをせずにブランド化に成功した事例の紹介などもよくありますが、詰まるところはブランド化できるだけの自信をもった商品をコツコツと作り上げて信用を勝ち取ったという、これまでの繰り返しになると思います。
崩れないネームバリューという富(精神的安定感)と、看板の架け替えや売り逃げによる綱渡り感(精神的不安定感)との、大きな差となります。
商品に自信があっても商売下手(職人肌)なのであれば、仲介にまつわる知恵をつけることと、人を見抜く目を身につけることでしょうか。失敗ももちろん織り込んで、それでも「ホンモノ」と出会うことができれば、その商品は必ず成功します。良き味方は、甘言を弄して近づいてくる者ではありません。
税金のところで述べたように、欺瞞を明るみにできたとしても、出来上がってしまったシステムを崩壊させることは困難を極めるかもしれません。しかしこれも諦めずにコツコツと続けていれば、何らかの光明が開けると信じております。
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公道で暴走を繰り返す子供たちの背景に、親からの無条件の愛情(あなたはあなたのままで十分素晴らしい)が充分でなかったことが理由にあったとして、必死で誰かからの承認を求めている行動だとします。ではその生い立ちに同情して生暖かい目で見守ってあげることが最適解であるのかどうか、私にはわかりません。彼らが「こういう背景があるので、誰かどうか私の心を助けて下さい」などと言うことは、今後一生ない可能性の方が高い、と思って見ています。
私は私の行動原理=本能に従うことしかできない、愚か者のひとりであります。
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【絶景】ガラステーブルを買うべき理由
大和書房さんから、写真集『毎日が平気になる猫ことば』を出版しました。今まで話したことがない我が家の猫たちのことが沢山 ...
via YouTube https://www.youtube.com/watch?v=TPe33n6BGh4
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川崎市 ガラステーブル回収 カラーボックス回収
川崎市の不用品 小さなモノから大きなモノ、少量のモノから大量のモノまで、Brainz のスタッフが迅速に不用品回収させていただきます!!
今回 お客様よりご依頼頂き、不用品回収したガラステーブル・カラーボックス 他 についてご紹介します。
■ご依頼状況:使用しなくなった為
■ご依頼内容:ガラステーブル・カラーボックス 他 不用品回収
■ご依頼地域:神奈川県 川崎市
■お客様から頂いた声:周りに物がありすぎて作業がやりにくかったと思うのですが、とても手際が良くてビックリしました。持出したあと、家具の移動もしていただいたので大変助かりました。
川崎市 不用品回収処分 Brainz 神奈川県 は、小さなモノから大きなモノまで、また 一般家庭から事務所や店舗・倉庫…
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渋谷区 ガラステーブル回収 ハンガーラック回収
ご連絡のあったその日にご訪問することも可能です。時間帯などもぜひご相談ください。まずは Brainz までご連絡ください!!
今回 お客様よりご依頼頂き、不用品回収した衣装ケース・ハンガーラック・ガラステーブ 他についてご紹介します。
■ご依頼状況:不用品の処分
■ご依頼内容:衣装ケース・ハンガーラック・ガラステーブ 他の 不用品回収
■ご依頼地域:東京都 渋谷区
■お客様から頂いた声:分別も整理もしていなくて少し恥ずかしい気持ちもあったのですが、Brainzさんは丁寧な対応で全てそのまま回収してくれたので助かりました。
世田谷区 不用品回収処分 Brainz 東京/埼玉/千葉 は、小さなモノから大きなモノまで、また 一般家庭から事務所や店舗・倉庫…
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【完全素人89】ミライ19才その4、私服のままセックス、全裸ディルド、緊縛露出とか色々やっちゃいました - 無料動画付き(サンプル動画)
【完全素人89】ミライ19才その4、私服のままセックス、全裸ディルド、緊縛露出とか色々やっちゃいました - 無料動画付き(サンプル動画)
スタジオ: FC2
時間: 60分
女優:
ヒメドウガでございます。
大変ご好評いただいておりますピュア美少女ミライちゃんの第四段です。
だんだん撮影にも慣れてきたミライちゃん、今回も色々しちゃいますよお。
髪型また変わって前髪復活しました。
今回も私服が可愛かったのでそのままソファーで絡んじゃいます。
下だけ脱がせてアソコをチェック
ちょっとだけ残ってる毛が萌えポイントなのです。
たまらずソファーで生挿入。
ベッドに移って即!
自分でもびっくりするくらいたっぷり出しちゃいました。
二回戦目の前にガラステーブルの上でディルドオ
***********************************
【DVDハッピー】
https://dvd-happy.com/
ストリーミング・ダウンロード・DVD
$1.49~
正規品最安値保障
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板橋区徳丸のお客様より寝具、不要品回収のご依頼
今回は板橋区徳丸のお客様より寝具、不要品回収のご依頼をいただきました。
お問い合わせの状況
メールでお問い合わせをいただきました。
板橋区徳丸のお客様より、寝具、小型家電を処分したいとのお問い合わせでした。
別途を購入されたため不要になった寝具と壊れた炊飯器を処分したいとのことです。
お電話で詳細をお聞きし、目安のお見積もり金額を出させていただきました。
回収作業当日
作業員1名で作業して行きました。
回収したもの 敷布団、炊飯器、生活雑貨
作業時間40府 アパート2階より搬出作業でした。
寝具は意外と重量がありかさばるので処分に困ってしまいますね。
大きくて、移動に困難な大型の家具(タンス・キッチンボード・ベッド・ベッドフレーム・ソファー・マットレス・テーブル・ガラステーブル・キッチンテーブル・学習机・オフィス机・食器棚・鏡台・テレビ台)や、小さくても捨てるとなると面倒な家具(イス・本…
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限定店舗にて発売の「PH 3/2 真鍮ガラステーブル リミテッド」は、2022 年10月1日から2023年1月31日の期間限定でもあります。艶消し真鍮とオパールガラスで作られた時代を超越したデザインで、ポール・へニングセン自身が1926年に開発した3枚シェードシステムにもとづいてあらゆるニーズに応える比類のないクオリティの照明をデザインしました。ヘニングセンが設計したのは単なるランプではなく、包括的な照明システムであり、長年にわた1000種にわたるモデルが生まれました。ヘニングセンを代表するランプシリーズとし《PHランプ》があげられ、そのデザインの多くに、各器具のシェードサイズを示す数字が含まれています。《PHランプ》のモデル番号は、シェードのサイズを表しています。 真鍮製のトップシェードの内側は白色塗装仕上げで、下向きの心地のよい光を提供します。ミドルとボトムシェードは、乳白ハンドメイド三層吹きガラス製です。ガラスシェードの表面は光沢仕上げ、内側をお願いします。サンドブラスト加工を施しマット仕上げることで、空間に美しさを生みだす、100%グレア・フリーの照明です。無塗装金属の表面は、時の経過とともに変化し風合いをおびていきます。 #louispoulsen #poulhenningsen (クラブエイトスタジオ盛岡) https://www.instagram.com/p/Cj-EqkgBi_L/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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GoogleやFacebookなどの大企業も採用のワークスタイル!
オフィスワークは座って行うもの、と考えている方も多いのではないでしょうか?🤔
実は長時間座ったままの姿勢でいると、運動不足により下半身の筋肉が衰えやすくなるそうです😲
今日は、そんな運動不足を解消できる!?
スタンディングワークスペースのご紹介です🍀
3F会議室横にあるスタンディングエリアにあるガラステーブルは、立って仕事を行うことが可能!
長時間椅子に座って仕事をする中で、集中力が切れてきた!という方は、
スタンディングワークで体勢を変えてみるのもオススメです✨
ご予約なしでご利用いただけるフリースペースです。
ぜひ、ご自由にお試しくださいね😊
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あいびき
「おとなっぽい格好をしてきてくださいね」と言われたからそうしたのに、一軒目をあっさり断られたので笑うに笑えない。赤いちょうちんのある軒下で、楓さんは店員さんに頭を下げたり下げられたりしている。「すみません」とか「こちらこそ」とかくり返し言い合う影かたちを眺めていて、どちらも同じ、人間なんだと不思議に思う。
長いやり取りを終えて、楓さんは私を見る。「行きましょうか」と、明るい方へ導く。連れ添って歩きはじめると、もう一度、彼女は振り返って店員さんへおじぎをする。私も(なんとなく)それにならった。頭を上げて、再び歩き出すと引き戸が動く音がからからと聞こえた。なにしろ年が明けたばかりだった。あたりはあまりに静かで、丁寧さと思いやりをもって閉ざされた扉の音でさえ流れ星みたいに響いた。
突然、彼女が足を止める。「ごめんなさいね、加蓮ちゃん」と、その言葉に似合いのにこやかなほほえみを私に差し出す。「大丈夫だって、思ったんですけど」
「気にしてません」と引き換えるみたいに笑顔を差し出す。できるだけ同じトーン、少なくとも遜色がないくらいにはできていると思う。「むしろ入れなくて、ほっとしてるくらいです」
「素敵な場所ですよ」
「いえ、高校生だしアイドルなんで正直こわいです」
「ささやかな問題だと思いませんか?」
「まさか」
「残念……加蓮ちゃん、お店のあてはありますか?」
「ファミレスになりますよ。私の好きな店って夜はやってないかバー営業、ただでさえ新年ですし」
「ファミレスで一杯もいいですけど」そう言いながら、彼女はスマホを取り出してどこかへコールする。光る画面を耳におし当てるその寸前に「せっかくなので、二人きりがいいですよね」と言って、返事を待たずに話しはじめる。それはすぐにうまくいったみたいで、靖国通りまで出てやっと拾えたタクシーの車内で彼女は小さく鼻歌を歌った。
私は返事をしなかったし同意もしていなかったけれど、無関係に景色は流れる。四谷を過ぎてすぐ、市ヶ谷に差しかかると鼻歌は私の持ち歌になった。やけに明るいトーンで、お酒のにおいはしないけどこの人もう飲んできてるのかもしれない、そう疑い出したころ車は神楽坂の途中で停まる。テールランプが私��ちを置き去りにすると、あたりに静寂が落ちる。鼻歌はもう、終わっている。
「では、行きましょう」
そう言って彼女が腕をからめた、と気付いた瞬間にはもうそれは剥がれている。私が剥がした。自分でしたとわからない、信じられないほどの速度で、静電気に打たれたりかみそりの刃で指先を切ったりした、そういうたぐいの反射だった。
「あら、しょんぼり」と彼女は言う。
「ごめんなさい」と私は答えた。
「こういうの、苦手でした?」
「いえ、いきなりだったので」
「そうですか」と笑って、彼女はそれ以上追いかけてこない。予想した次の言葉はこう。いきなりじゃなければ平気ですよね。私ならきっと、そう言う。私には、彼女の意図がわからなくなる。
ほどなく目的の場所に着いて、彼女が扉を開く。長細いサインライトみたいなマリンブルーの管でつくられた文字(『r』から始まる発音さえ定かじゃないそれは、きっと英語じゃない)を判読する間も与えず地下へ降りる彼女に、私はしたがった。階段は青と白の管で照らされていた。壁にちりばめられた塗料が光をはじいて、深海探査のようなおそろしさを感じさせた。遮音構造なのだろうか、石畳にあれほど高鳴った足音は少しも響かなかった。
彼女は一度も振り返らない。内扉を開くとバーカウンターにいる灰色の髪をした(いまいち年の掴めない)男性に手だけで合図をして、奥へ進んでいく。電球色の間接照明が照らす店内には数人、数組の先客がいて誰も私たちを見ない。二重の暗幕をくぐるとまた扉があって、それを開いてやっと彼女は「どうぞ」とだけ言った。
迷うことはなかった。そんな余裕もなく、見えないだけでそこにある無数の腕に突き飛ばされるみたいにして踏み込んだ。けれどその場所は、とても優しい。オレンジの照明には暖かさがあって、アイボリーカラーの壁面にある穏やかな凹凸に丸みを帯びた陰影を落としている。インテリアは極端に少なく、白と黒の革張りのソファがガラステーブルを挟むかたちで一脚ずつ並んでいるのと、コートハンガー、背の高い室内植え、ワインレッドのクッション、それくらい。
それと、テーブルの上で湯気をたてる湯のみが二つ。
「どちらがいいですか」と聞こえた。どっちでも、と言いかけて口をつぐむ。どっちでもいいわけがなかった。私は白いソファ(それは扉に近い)を選んで座ると、「意外とふわふわじゃない、っていうかそれなりですね」と答える。
「これくらいの方が、長時間でも疲れないものですよ」と彼女はコートを脱いだ。ついでにと私のコートやストールもハンガーにかけると、黒いソファに座って湯のみを傾ける。ほ、と息をして、「落ち着きませんか」と私に訊ねる。
「まあ、正直緊張してます」
「というか、警戒ですよね」
そう言ってやわらいだ彼女の表情には警戒をほどこうなんて気づかいはさらさらなくて、ただ、それはどこまでも美しい。私は突然、目の前の湯のみを掴んで中身をその顔にぶちまけたい���いう強迫的な衝動におそわれる。とどまっていられた、実際にそうせずにいられたのは、空想の彼女が少しも変わらずほほえんでいたからだった。
「前はふつうに喋ってくれたのに、私、さみしいです」
「……そうでしたっけ」
「覚えていますよ」
「じゃあ、タメ口でいいの?」
「まあ、嬉しい」
「冗談ですよ」
「あら残念」
「っていうか、ほんとに緊張してるんです。それだけ」
「そうですよね。逆だったら、私でもそうだと思います」
「楓さんが緊張って、イメージ湧きませんけど」
「そんなことありませんよ、ほら」
そう言って、彼女が広げて見せた手のひらに緊張らしいサインはかけらもない。ただそれは美しくて、これを好き勝手にできたら、高価格帯のオイルを思うまま使ってハンドマッサージをしたり、お気に入りのクリームでたっぷり時間をかけてケアできたらと思う。そうして、ベースから丁寧に家事の一つもできないくらい凝った、蝶やサンゴをモチーフにしたネイルを空想の指先に重ねる。
私は、「ぜんぜん普通じゃないですか」とだけ答える。
彼女はほほえんでメニューを広げると、「実はもう、飲みたくて限界で」と鎮痛薬にすがるみたいに言った。それで私が素直に笑うと、彼女は喜んだみたいに見えた。
ひとまず、とドリンクだけの注文を終えてやっと、私は「ここ、未成年平気なんですか」と訊ねた。
彼女は「平気、ではないですね」と答える。「ばれたら私もお店もおしまいです。もちろん加蓮ちゃんも、ああ、事務所もでしょうね」
「いやだめじゃないですか」
「だから大丈夫なんです」
「あの、意味わからないんですけど」
彼女はなぜか、楽しそうに笑う。私は理解できなくて、軽い苛立ちを感じる。気付いていないのか、いるのか、彼女はのんびりと続ける。
「芸能関係の方がよく使うんですよね、ここ。うちの事務所でも、内緒話なんかしたくてお世話になるひとが多いんです。で、私たちは落ち着いていてプライバシーの守られる場所をもらう。お店はその代わりに、たくさんお金を落としてもらう。つまり互いになくなったら困る、ええと……そう、信頼があるんです」
うまく説明できたと納得するみたいに両手を、ぱん、と合わせると、「だから加蓮ちゃんも内緒にして、それとじゃんじゃん頼んでくださいね」と彼女は言った。私が答えようとするとちょうど店員が部屋をノックして、白ワインとマスカットジュースを運んでくる。優雅に一礼して去ろうとする彼を呼び止めると、ミートソースチーズのフライドポテト(それはいつも食べてるのの十倍する)とマッシュルーム・トマトのカルツォーネ、それとマルゲリータピザをたて続けに注文する。今度こそ優雅に彼が去ると、楓さんが「私も、いただいていいですか?」と訊いた。
「どうぞ、でも私が払いますから」
「……もしかして、おこってますか?」
「全然。でも、ちょっと悔しくて」
「悔しい」
「憧れます。大人っていいなあって」
「そんなこと……いえ、お互いないものねだりですね」
「それ、そういうのずるいと思いますよ」
「そうですね。いいこと、たくさんありますよ。たとえばこれ、飲んでみますか?」
彼女はそう言って、「手酌が好きなんですよね」とつぶやきながらボトルからワインを注ぐ。ライブやイベントの中打ちで感じるような粒が粗くて鼻をつくのとはまるで違う、滑らかで心地よい空気が室内に広がっていく。グラスが私に近づくと、アルコールと果実を一糸ずつ細やかに織り上げたような香りがそっと心をひと撫でする。
「どうぞ」と彼女は言った。
「信頼は? どうしたんですか」
「誰も見てませんよ」
「私がいますけど」
「共犯です。ひとりじゃないって、いいですね」
「やっぱり大人ってよくないですか」
「そのとおりです」
そうして彼女がほほえむと、胸の内の小さな苛立ちはぱっと消える。代わりにその場所を埋めた軽い心地が、体を動かす。私はジュースグラスをワイングラスにぶつけると勝手に、彼女より先に口をつける。それだって、いつも飲むようなジュースの何倍もする。だけど同じ倍率でおいしいとか嬉しいとかそんなことはなくて、ただ、ワインを一口含んだ彼女が満たされたみたいに頬を緩ませると、わけのわからない幸せを舌に感じた。
わけのわからないものは、だいたい私にとって正しい。
私が「おいしい」と素直に口にすると、彼女も同じ瞬間、同じように「おいしい」と言った。その音程がひどくずれていて、むしろ計算され尽くした和音のように美しく響くと、私たちはやっと同じことに笑った。
*
「で、本題なんですけど」ひととおり料理が揃うと、ざっくり髪をまとめて彼女は切り出す。ボトルを手にするのはもう四度目で、その勢いもグラスに注がれるワインの量も減ることを知らない。「奈緒ちゃんと美優さんのことです。加蓮ちゃんはどう思いますか」
「仲良しだなあって思いますけど」私はピザをつまみながら答える。ちゃんと、所在なさげについてきたフォークは無視した。こういうのは、手で掴んで食べるのがマナーとして正しい。「いいじゃないですか、べつに」
「ぜんぜんよくないです」
「はあ」
「だって、私まだ連れていってもらってないんですよ」
「私は行きましたけど」
「ひどい」
「あはは、つい」
かわいい人だなあと思う。夢か、そうじゃなければ嘘みたいにきれいな目にうっすら涙さえ浮かべながら、またグラスにワインを足す。飲まなきゃやっていられない、そんな仕草がよりいっそう彼女を愛らしく映すと、私は黙ったまま感謝をする。誘ってくれてありがとうございます。あなたのこんな、だらしない姿が見れた私は幸せです。あなたでさえ人間であるということが、なんだか嬉しい。モナリザがハッピーセットを頼んでるのを見た、そんなかんじです。
「いただきます」
「どうぞどうぞ」
彼女はピザを、礼儀正しく指でつまむ。深いブレスをしてからの発声みたいにしっかりと口を開いて、食べる。するとチーズが、モッツァレラチーズの白い糸が細く長く彼女の口から伸びた。オイルで濡れてよごされた唇から垂れさがったそれは、うるんだ瞳やほの赤い頬のせいか獣がたらす唾液のように見えた。
一瞬のことだった。彼女が口もとをナプキンでしっかり拭うだけで、獣は姿を消した。
「ところで奈緒ちゃんとのセックスはどうですか」とピザを一カット食べ終えて彼女は言った。聞き間違えだと信じようとしているうちに「あれ、もしかしてしないんですか。ごめんなさい、私てっきり」とたて続けに言った。
「酔ってます?」と私はおそるおそる訊く。
「酔ってません!」と彼女は胸を張って答える。
「いや、酔ってますよね」
「わかりました、酔ってます。加蓮ちゃんはどうですか」
「しらふですけど」
「セックスのことです」
「やめませんかその話題」
「ガールズトークですよ。いいじゃないですか」
私は、今度こそぬるくなったお茶をひっかけて帰りたくなる。けれどその顔がもうどうしようもないほどかわいく見えるので、できない。
「私、憧れてたんです」どうするか、つまるところ繋ぐか手放すかを決めあぐねているうちに彼女は言う。視線をどこか遠く、きっとこの世界の誰も知らない場所へ向けながら、目で私を見ている。あいまいに。ただ、はっきりと。「私、加蓮ちゃんくらいのころそういう話のできる友達っていなくて、憧れなんです。今も、まだ」
「片桐さんとか高橋さんとかとしてください」
「加蓮ちゃんとしたいんです」
「なんでですか」
「だって私とおんなじ……」
「なにがですか」
「さみしいでしょう」と彼女がぽつりこぼした声が18ゲージ針のにぶさで心を貫くと、私は覚えず左ももの付け根をおさえた。水着になってもうまく隠れるそこには誰も知らない、奈緒と私だけが知っているあとがある。決して医療的ミスなんかじゃない、単に何度か埋めた針の一度ぶんがくっきりと残った、それだけのあと。奈緒としたセックスの十何回目か、はじめて昼ひなかの温かな光の内側でそれをしたときキスをくれて、涙を落としてくれた、そういうあと。
きれいだよと奈緒は言って、意味をくれた。その一回のセックスを台無しにした代わりに私の命へまた一つ永遠の火をともしてくれた。
「知ったみたいに言わないで、……くれませんか」と私は答える。かけがえのない贈り物をたくさんしまった、ふたりだけの宝石箱を覗かれたみたいな気分だった。今夜起きた、起きること全てがひっくり返ろうとしているとそのとき感じた。
けれど彼女はすぐに謝る。「ごめんなさい」と言って深々と頭を下げると、「嬉しくて、ちょっと……調子に乗ったみたいです」と続ける。ざっくり束ねてよれた髪とかぴんと跳ねたあほ毛とか、そういうものは燃え上がろうとしていた怒りを簡単にくすぶらせた。
かわいいものはずるい。それは万人の魔法だし、私にとっては特別、心の奥深くまで打ち込まれたくさびだ。子どものころ夢見たテレビの中のアイドルはみんな、みんなすごくかわいかった。
「こちらこそすみません、失礼だったと思います」
「ではお互いさまということで、仲直りのあーんを」
「しませんけど」
「うふふ、残念」
私たちはそれぞれフォークを掴んで、ナチュラルカットのフライドポテトを食べる。それはさっぱりした味わいのミートソース、チェダーチーズやミックスビーンズで彩られていて、うっすら冷めかけた今頃の方がおいしく感じられる。私はけっこう夢中になった。これのためだけにまた来たいなとか誰に連れてってもらおうとか考えていて、視線に気付くのは遅れた。それを待っていたように、「私の話は聞いてくれますか」と彼女は静かに言った。つがいをなくして真冬にささやく鳥のような声だった。
私はほとんどあわれに感じて、ちょっとだけ(本当に、ちょっとだけ)の興味もあって「まあ、聞くくらいなら」と答える。それでかがやく彼女の瞳、しっぽを振り出した仔犬みたいな表情をまた、かわいいなあとのんきに思う。
彼女は話しはじめる。
「美優さんはですね、含羞のひとなんです。がんしゅう、わかりますか? ええと、すごく恥ずかしがりやさんで、ほとんど私からするんです。ちゃんとキスから始めて、さりげなくお誘いします。気をつけて、ゆっくり心から開いていって体、心、体、そんなふうに織りあげないとうまくいかないんです。今みたいに私ばっかり酔ってるときなんて、最低ですね。美優さんはそれでも断ったり私をむげにしたりしてくれないので、ほんとに自己嫌悪です。もう二度と呑むもんかって思います。あの、笑うところですよ。
でも、ですね。あるんです。指で美優さんにさわったとき、うなじとか頬が多いんですけど、静電気みたいな感覚が走るんです。そしたら次がわかります。つながる。私のさわる場所と美優さんのさわってほしいところが同じになって、磁力、いえ、魔法みたいに引き合うんです。そうなると、もう何もかもがうまくいきます。ああ、肩胛骨のちょっとだけあるふくらみ、いちばん尖ってるところにさわるんだなあ、下着を外すんだなあ、内緒ですけどホックに指をかけたらいつも息を呑むんですよ、美優さん。それが、たまらなく愛しい。緊張してるのがわかるので、私は心から優しくしたいって思います。なのに、うまくできない。私の中には大きな、それはもう大きなけだものがいて抑えるのはほんとにたいへんです。気を抜くとあっという間に魔法が解けます。だから丁寧に、愛していますって言葉にしながらできるだけそんな気持ちが伝わるようにして背中から腰に」
私は「ちょっと待って」と言う。うっとりと、今まさに恋人を見つめていたみたいな目でまたたきをくり返して、「いやでしたか?」と彼女は言う。
私は答える。
「奈緒はほんとに、もうじれったいくらい照れるの。最近はまだましになった方だけど、ぜんぜん。だから私が腰、っていうかそのちょっと下のまるい骨があるとこに触るとすごくびっくりするんだから。感じるとこだってのもわかるし、もう慣れてもいいじゃんって思うし、何よりかわいいの。私はそのとき震える体も心も、ぜんぶ愛しいって思う。やわらかくて、あったかくて、もうなんて言えばいいのかわかんない。とにかく、私はそこをたっぷり触ってから下着を外すんだけど、でも、そこで上着を脱がしちゃだめなの。そうしてから肋骨のあたり、ぜったいおっぱいに触らないようにして、ゆっくりゆっくり作りあげていくの。体も心も、奈緒だってそうしないと、ぐじゃってした結び目を解くみたいにしないとだめだし、私は、そうしてる時間が大好き。こんなに幸せでいいのって、いっつも誰か、何かに祈りたくなるみたいな気持ちになる」
彼女は、「まあ」と言う。突然のお祝いをもてあますみたいにグラスのわずかなワインをあおって(ボトルはとっくに空になっている)、唇をしめらせるとその話を続ける。
「わかります、本当にわかります。祈るみたいな気持ちです。美優さんの胸に触れるとき、私は特定の神様を信じているわけではないんですけど、ちゃんとこのひとが感じて、きもちよくなってくれますようにって祈ります。でも、美優さんはすごいんです。私がどう触っても、じらすみたいにしても突然ぎゅっとしても、こう、輪郭をそっとなぞっても、どうしたって私の思うまま感じてくれるんです。時々こわくなります。このひとは、もしかして私の欲望が造り上げたまぼろしなんじゃないかって、おそろしくてキスをしてしまいます。脚をからめたり指と指をつないだり、そうしないと続けられません。でも、そうすると声が入ってくるんです。あのひとの、あの声……」
私は答える。こんなこと言うべきじゃないと思いながら、また彼女の言葉を奪う。
「わかるよ、あの声。くぐもって湿ってる。熱くて、つらそうで、きれい。あんなにすごい音、この世にないって思う。でもね、奈緒って隠すの。恥ずかしいことなんて一つもないのに、手でこう、口をおさえるんだよ。私も躍起になるんだけどやっぱり力じゃぜんぜん勝てないから、もっと触るしかない。一つひとつ、丁寧に、唇もべろも使うけど歯は絶対にあてないとか、やだがどのやだなのか聞き分けるとか、ちゃんとすると奈緒もこたえてくれる。心も体も開いていってくれて、つながる。私は生きてて良かったって思う。大げさかも、でもたしかに人生を彩ってくれるの、奈緒とするセックスは」
「大げさなんかじゃないです。愛して愛されて、そんな幸せってないですよね。ねえ、加蓮ちゃん。隠す、って言ったじゃないですか。美優さんもそうなんです。しかも両腕、両腕ですよ。絶対に私から見えないように、目を覆うんです。でも私は、あの、いやになったら止めますからね。ええと、下を舐めながら見上げるのが好きなんです。そうしていると、腕がほどけていくのがわかります。少しずつ、うまく隠せなくなっていって、とうとう片腕がシーツを掴む。もう心の中で私は叫ぶんですけど、まだ続けます。それで、美優さんは両手をシーツにすると体をよじって隠そうとするんです。ほんとに、いじらしいですよね。私からはぜんぜん見えてて、たまに目が合うときなんてもう最高です。わかります、よね。きっと」
「もちろん。私は舐めるのが苦手、っていうかべろが固くてあんまりうまくできないから下は指でするのが多いんだけど、そういうとき見下ろすのが好きなの。奈緒も体をよじるタイプ、っていうかそう、がんしゅう。合ってる? まあいか、とにかく上から、絶対に逃がさないってかんじで見てる。一瞬だけ私を見上げたり、だんだん息が早くなってって、そのうち声も出なくなって唇をぎゅっと噛みしめるの。優しくしなきゃ、そう思ってもそのときになるともう無理で、たぶん私の中にもけものがいるんだね。楓さんと、おんなじ」
「そう、そうですよね。嬉しい、実は私、いきおいで喋っちゃいましたけどこんなこと誰にも話したことなくて、当たり前なんですけどね、ああ、お酒って怖い。ところでこれ、割ってもいいですか?」
そう言って、彼女はカルツォーネをさす。私が頷くと、フォークで二つに分けてくれる。「二人きり、ですから」と言ってすぐに指でつまむと、それを口に運んだ。その仕草を、咀嚼され尽くしたカルツォーネが喉をゆっくりと起伏させるまでじっと見つめて、私は彼女にならう。するとトマトのかたまりがガラステーブルに落ちて、まだ生あたたかい果肉がにぶく潰れた。赤い液体がわずかずつ流れる様子をしばらく眺めて、それがテーブルの際からこぼれそうになると、指でぬぐった。
*
「冷めても意外とおいしいものですよ」と彼女は言った。実際のところ、ほとんど常温のお茶はぜんぜんおいしくなくて、私はたっぷり時間をかけて飲み干す。喋りすぎたから、その温度だけは心地よく感じられた。
「奈緒と美優さん、どんなこと話してるんだろうね」と私は言う。
「私たちのこと、じゃないですか」
「こんなはなし、絶対しなそうだけど」
「わかりませんよ。お酒が入ると、美優さんすごいんですから」
「それって、そういう意味?」
「さあ、どういう意味でしょう」
そう言って彼女がほほえむと、世界さえ調子を揃えて笑った。とても愛らしくて、私には憎らしく感じられた。席を立った隙に会計を済まされたこととか、帰りのタクシーも手配してくれてたことが素直に悔しくて、「大人って、やっぱりずるい」とこぼした。
彼女はほほえみを崩さない。にこにこと、それこそ小さな子どもに接するみたいな表情のままテーブルから身を乗り出すと、私の髪をなでた。そうして、「ゆっくり、すてきな大人になってくださいね」と言った。
「あー悔しい、絶対そっちに行くから」
「楽しみにしてますよ」
「奈緒も連れて、目にもの見せてやるってかんじ」
「じゃあ私は、美優さんをはべらせて待ってます」
「へんな言葉」
「うふふ、一度使ってみたかったんです。それだけ」
そんなふうに過ごしているとノックの音がして、タクシーが着いたことを店員が知らせた。個室を離れ暗幕をくぐると、景色はまるで違って見えた。店内の客はすっかり入れ替わっていたし、照明は温かく、眠りたくなるくらい心地よい。着いたときには鳴っていなかった(気がする)音楽が、スピーカーから静かに流れていた。ピアノと男性の歌声、彼の声はひどいだみ声なのに、不思議とそれをきれいに感じた。
バーカウンターの、灰色をした髪の男性がちらりとこちらを見る。楓さんは彼にひらひらと手を振って、私は会釈をする。彼はつつましく、何も言わないかわりに口角をかすかに上げて応えた。
内扉を開くと、そうだ、深海探査のような色合いが出迎えた。私たちは浮上する。マリンスノーがうす暗く、ほんの一段先を行く彼女の背中にそそいでいる。サインライトは、『rendez-vous』という店名を記していた。あとで調べてみようと思いながら、私にはこれを忘れてしまうという確信があった。私は今夜眠ったならたくさんのことを覚えながら忘れていて、彼女とどんなふうに話せばいいのかわからなくなっている。だから丁寧に、失礼のないように声をかけると彼女もあたりまえに接する。その光景をぼんやり浮かべていると、強い風が吹き下ろした。少し体勢をくずしかけたところに、すかさず彼女は手を差しのべてくれる。正直ひどい酔っぱらいだと思っていたのに、その仕草があまりに俊敏で私はぼんやり受け入れるしかできない。彼女の腕が腰にまわされて、もちろんそれでときめいたりはしないけれど、そのときやっと、さみしいと素直に思えた。
「平気ですか」とたずねられて、あなたは、と訊き返しかけた。私が頷くと、それで納得したみたいに彼女は石畳へ踏み出した。私は追いかけた。
「冬ですね、ああさむい」と彼女は小さく言う。その言葉にとても似つかわしくない、ぴんと伸びた背すじを街灯とハザードランプが交互に照らしている。赤と白。それ以外に明かりは一切なかった。街は眠っていて、人々も、月や星もすべてどこかへ行ってしまったみたいだった。
「風が、ふゅーと……」彼女はそんなことを口ずさみながら、ビルの隙間に綴じられた景色を見上げている。長細い四角のかたちをした空を見つめる横顔が、たちのぼる吐息の煙が、くり返し色を変える。「ふゅーと……吹いて、ええと……」
そのとき何かが、強い直感や確信が私を貫いた。考える、意味をたしかめる間もなく体は動いていた。そういうことはいつも、私にとって正しかった。たとえば奈緒にはじめてキスしたときなんかがそう、命ごとゆだねるみたいに激しい衝動に従うとき、何かが壊れて私は何かから自由になる。
ハザードが点滅する、その一瞬で彼女を追い越すと助手席の窓をノックした。開かれた扉に腕ごと一万円札をつっこんで、「ごめんね、友達がもう一軒っていうからキャンセルさせて。これ、迷惑料ってことでいい?」と運転手の男性へ一方的に言った。おとなっぽい格好をしてきたから、きっとさまになった。
お札だけを乗せたタクシーは走り去って、あたりに極端な静寂を落とす。エンジン音や点滅するランプのせいで気付かなかったけれど、ここはとても静かだった。
「ってことなんだけど」と私は振り返って、スマホを取り出す。ぜんぜん少しの猶予も与えないままお母さんの名前、通話をタッチすると「口裏、合わせてよね」と言った。
そうして今日は泊まりになること、事務所の先輩の家に泊めてもらうことを告げると、ちょっと代わるねとスマホを差し出す。彼女はそれを受け取って、「加蓮ちゃんのお母様ですか。わたし、高垣と申します……」と話しはじめる。大人びて、慎みがあって、ばかばかしいくらいまともなその受け答えを聞いていると、不意にそのわきばらあたりをくすぐりたくなる。白い、スマートなラインをしていて手触りも良さそうなコートの上から、思い切り。
「それでは、加蓮ちゃんにお返ししますね」と差し返されたスマホを私は受け取る。失礼のないようにとか、あの高垣さんなのとかいう声を聞きながら、彼女を眺める。宙をふらふらさまよっていた手のひらが、やがてピースサインになると空に大きくかかげられる。私が同じかたちをつくると、ふたりで見上げた夜空でかすかに、いくつかの星がまたたいた。
通話を終えてまず、私たちは写真を撮った。サインライトの前で、それぞれのスマホで撮ったツーショットに『これから二次会』というトークを添えて、それぞれ恋人に送った。返信はないし既読もつかないので恋人たちはもう眠っていると早々に結論づけて、次の朝どんな返事がくるのか話しながら二軒目を探しはじめた。けれど時期も時間も、私たちの立場もあってそれはうまく見つからない。同じお店にまた入るのもなんだか、という意見を私たちは共有していて、それでしぜん彼女の家に行くことが決まった。夜風がなんだか心地いいので、飯田橋あたりまで歩いてタクシーを拾おうと話した。
私たちは坂をくだりはじめる。わざと靴音を高く鳴らしたり鼻歌を重ねたりして、それでも、決して腕をからめたり手をつないだりしない。ふたりで彼女の家に行って、心ゆくまで話したならそれぞれ眠る。私はやわらかなソファか、それとも彼女のベッドが、どちらにしても一緒に眠ることはない。そうして夢のような、浮遊する感覚のうちに目を覚ますとスマホには疑問だらけの返事が届いていて、私たちはそれを見せ合う。すると眠る前にあったことがすべて夢やまぼろしじゃないんだとわかって、寝起きの嗄れた声で笑う。そのとき、カーテンの隙間からそそぐ朝日がやけにささやかだと気付いて勢いよくそれを開くと、東京にこの年はじめて降る雪をふたりで眺める。
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