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spoonik · 2 days
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自分が不正を受けることによってこうむる悪(害)のほうが、人に不正を加えることによって得る善(利)よりも大きい。 ・・・つまり〈正義〉とは、不正をはたらきながら罰を受けないという最善のことと、不正な仕打ちを受けながら仕返しをする能力がないという最悪のこととの、中間的な妥協なのである。
『国家』プラトン
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spoonik · 4 days
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“何かにお金を費やすと、満足感が持続することはほとんどありません。新しいものはやがて古くなり、数年後にはゴミ箱に捨てられてしまいます。 2013 年に買ったあの服を覚えていますか?おそらくそうではありません。しかし、経験にお金を使うのは違います。それは私たちが死ぬまで持ち続けることができる思い出を作ります。”
— あなたをより幸せにする科学に裏付けられた毎日の習慣 |スリニバス・ラオ著 |ミッション.org |中くらい
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spoonik · 10 days
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結論に達するまで、真実や偽りに関する証拠をゆっくり集めていくのではない。正反対だ。私たちはまず信じることから始める。説明がつかなくなるほど疑いや不安が高まるとやっと、私たちは信じることをやめる。
『トーキング・トゥ・ストレンジャーズ~「よく知らない人」について私たちが知っておくべきこと~』M・グラッドウェル
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spoonik · 12 days
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spoonik · 24 days
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驚くべきことに、この「休養の願望」という性質は、生物学上は人類の原始的な祖先ともいえる「酵母」のときから、進化的に保存されているのです。そうです。お酒を造ってくれるあの酵母です。酵母も疲れると休むのです。・・・「過労で自殺する人は、死ぬくらいならなぜ仕事を辞めないのか?」といった問題に対する答えも見つかってきました。・・・ タンパク質の合成を止めることが、どうしてストレスに対応することになるのでしょうか? これは、次のように解釈されます。 ストレスがかかった状態で無理にタンパク質をつくっても、正しいタンパク質がつくれず、変なタンパク質をつくって細胞が死んでしまったり、がんになったりします。
『疲労とはなにかすべてはウイルスが知っていた』近藤一博
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spoonik · 25 days
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“しつこいねずみ講の勧誘にあった時、こっちがYES/NOのどちらで答えても向こうの手中に引き込まれて長引きがちだったので、「あなたの声が嫌い」「話し方が嫌い」「生理的に無理」と延々と個人攻撃して、相手の心をへし折って難を逃れたというラフプレイ”
— Twitter / sarami_77 (via tkr)
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spoonik · 25 days
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コミュニケーションとマニピュレーションの区別を意識するとき、ひとつ言えることがあります。それは、マニピュレーションに関してはコミュニケーションとは別の仕方で責任を問う必要があるのではないか、ということです。
 コミュニケーションにおいては約束事が形成されます。それゆえ、その約束事に対応した責任をコミュニケーションの参加者は負うことになります。話し手がその約束事に反したならば、「嘘つき」と非難されることもあります。コミュニケーションにおいてはこのように、「コミュニケートした以上はコミュニケートしていないことにはできない」という、いわば言説的な責任とでも言うべきものが生じます。
 ですが本章で見たようなマニピュレーションについてこうした言説的な次元で責任を取ることを求めたとしても、それがそもそもコミュニケーションのレベルでの現象でない以上、話し手は容易にその責任を回避できてしまいます。少なくとも当人はそのように考えて動くでしょう。「あなたが気にしすぎなんじゃない?」などと言って。・・・そうしたすり替えの挙句に、「不快な思いをしたひとがいたなら申し訳なく思います」程度の謝罪で片づけられることも多いですよね。
『会話を哲学する~コミュニケーションとマニピュレーション~』 三木那由他
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spoonik · 29 days
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理解するとは、言葉の意味がわかるとか、数式の示している内容が把握できるということだけではない。理解の「クオリア」は、人生のさまざまな局面で、いわば「腑に落ちる」という身体性を伴って、生きることの実感を支えてくれる。 実際、私たちは何かを「理解」しているかどうかということを、自分が感じるクオリアで区別できるように思う。すなわち、私たちの脳の中で、ある事項がすっきりと整理されて収まっている時、私たちはそれを「理解」していると感じる。一方、問題の一部分しか見えていなかったり、ひっかかりがあると、それを「理解」しているとは感じない。・・・ このような視点からは、「理解」は意識の本質である「メタ認知」の極致だということができる。すなわち、私たちは思考や推論におけるさまざまな情報処理を全体として見渡し、それらがある「質」によって「収まった」と感じる時に、「理解」できたというクオリアを持つのである。・・・改まって解析して、ようやく言葉の意味がわかるのではない。そのようなプロセスを、私たちは「理解」とは呼ばない。
『クオリアと人工意識』茂木健一郎
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spoonik · 1 month
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同様に、意識は複雑な神経ネットワークの発火によって生み出される、一種の心的汚染物質だ。意識は何もしない。ただそこにあるだけであるというのだ。もしこれが正しければ、何億年にもわたって無数の生き物が経験してきた苦痛や快楽は、ただの心的汚染物質にすぎないことになる。これはたとえ正しくないとしても、たしかに一考に値する。だが、二〇一六年の時点で現代科学が提供できる意識の仮説のうち、これが最高のものであるとは、なんと驚くべきことだろう。 私たち人間は、本質的にはラットや犬、イルカ、チンパンジーとそれほど違わない。彼らと同じで、私たちも魂を持たない。私たちと同じで、彼らも意識を持っているし、感覚と情動の複雑な世界も持っている。
『ホモ・デウステクノロジーとサピエンスの未来』
ユヴァル・ノア・ハラリ
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spoonik · 1 month
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男女間にも同様のことが言えます。実は、決めごとの多い夫婦ほど離婚しやすい傾向にあるのだそうです。それは、夫婦、家族というオキシトシンの分泌量が多くなりやすい環境である上に、二人で決めた「こうあるべき」からひとたび相手が逸脱すると、そうした相手を許してはならないという利他的懲罰の感情から逃れられなくなるからでしょう。
 もちろんこれは個々人の判断の領域ですから、他人がいちいち口を出すことではありません。しかし、結婚する前にお互いにいろいろ条件を出し合って契約を交わすことが一般的になってきている状況は、もしかしたら離婚しやすい素地を調えているのかもしれない、という推論も成立してしまいます。
『シャーデンフロイデ他人を引きずり下ろす快感』
中野信子
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spoonik · 1 month
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伊集院光さんが、虫が外に出ていったら虫同士で仲間が見つかるのではないかという話をされていたことがあります。目から鱗でした。外に出たら虫の仲間や虫の世界が見つかる可能性がある。しかしカフカはそういう可能性を排除しているがゆえに特徴的です。そもそも共同性を目指してすらいない。
『現代思想2024年1月臨時増刊号総特集=カフカ——没後一〇〇年』
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spoonik · 1 month
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あなたの妻か夫がこう言ったとしましょう。「お茶はいかがですか?」「ああ、私は忙しい。だから邪魔しないで」とあなたは応えます。そういう本の読み方をしているときは注意しなければいけません。あなたは「はい、それはいいですね。お茶を持ってきてください」と言えなければなりません。そう言って、本を読むのをやめてお茶をいただくのです。お茶を飲んでから、また読書を続けます。 それができないとしたら、あなたの態度は「今、自分はとても忙しいんだよ!」でしょう。それは望ましいものではありません。
『禅マインドビギナーズ・マインド2』
鈴木俊隆、藤田一照
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spoonik · 1 month
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(via Xユーザーの璱翀猇閄さん: 「車椅子の件はこれの一言 https://t.co/1VdED6QQ0K」 / X)
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spoonik · 1 month
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spoonik · 1 month
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実はみずほ銀行はしばらくの間、自身が外為法違反をしていたことに気付いてすらいなかった。9月30日のシステム障害について金融庁が検査を進める中で、外為法に違反する行為をしていたことが分かったのだ。・・・
業務改善命令については、その文面の過激さが大きな話題を呼んだ。・・・金融庁はみずほ銀行がシステム障害を何度も繰り返す「真因」として社風に問題があるとし、「言うべきことを言わない、言われたことだけしかしない姿勢」があるとまで述べた。
『ポストモーテムみずほ銀行システム障害事後検証報告』
日経コンピュータ
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spoonik · 2 months
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私は与えられた数値を右側の脳に入れ、まったくべつの記号に転換してから左側の脳に移し、左側の脳に移したものを最初とはまったく違った数字としてとりだし、それをタイプ用紙にうちつけていくわけである。これが洗いだしブレイン・ウオツシユだ。ごく簡単に言えばそういうことになる。転換のコードは計算士によってそれぞれに違う。このコードが乱数表とまったく異っている点はその図形性にある。つまり右脳と左脳(これはもちろん便宜的な区分だ。決して本当に左右にわかれているわけではない)の割れ方にキイが隠されている。・・・要するにこのギザギザの面をぴたりとあわせないことには、でてきた数値をもとに戻すことは不可能である。・・・
私のシャフリングのパスワードは〈世界の終り〉である。私は〈世界の終り〉というタイトルのきわめて個人的なドラマに基づいて、洗いだしブレイン・ウオツシユの済んだ数値をコンピューター計算用に並べかえるわけだ。もちろんドラマといってもそれはよくTVでやっているような種類のドラマとはまったく違う。もっとそれは混乱しているし、明確な筋もない。ただ便宜的に「ドラマ」と呼んでいるだけのことだ。しかしいずれにせよそれがどのような内容のものなのかは私にはまったく教えられてはいない。私にわかっているのはこの〈世界の終り〉というタイトルだけなのだ。・・・
一人きりでやること、夜中にやること、満腹状態でもなく空腹状態でもないこと。そして定められた音声パターンを三回繰りかえして聴くこと。それによって私は〈世界の終り〉というドラマをコールすることができる。しかしそれがコールされると同時に私の意識はカオスの中に沈みこむ。私はそのカオスの中で数値をシャッフルする。シャッフルが終ると〈世界の終り〉のコールも解除され、私の意識もカオスの外に出る。シャッフルは完成し、私は何ひとつ記憶していない。逆シャッフルは文字どおりその逆である。逆シャッフルするためには逆シャッフル用の音声パターンを聴くのだ。
『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』
村上春樹
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spoonik · 2 months
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一般相対論は次の意味で速度の制限を緩和する。すなわち、特殊相対論では、二つの物体はどんな状況でも一方が他方に対して光速を超える速度で運動できないが、一般相対論は単に、二つの物体は同じ場所にいるとき、一方が他方に対して光速を超える速度で運動できないことを主張するだけなのだ。
この事実は次のように言い換えることができる。すなわち、なにものも空間を光速を超える速度で運動することはできないが、空間自体はどんな速度でも膨張できると。
『数学的な宇宙 究極の実在の姿を求めて』
マックス・テグマーク、谷本真幸
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