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#西天満竹井
hatanowataru · 1 year
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浮世絵の西天満竹井と私が所属するWa.galleryが大阪アートフェアに出展。どちらも実はオーナーは同じなんです^_^ @nishitenma_takei @wa_gallery_osaka_ @hatano_wataru_art @study_okiaf 西天満竹井とWa.galleryの空間も丸ごと展示として構成を考えています。 現在取り組んでいるのは、和紙つながりである浮世絵の為の和紙の額。 そして和紙の什器。 想像してみてください。 和紙の空間に浮かび上がる浮世絵。 浮世絵の刷りの色や線はその時の仕事の状況、保管の良し悪しで随分変わってきます。そこで和紙に刷られた浮世絵の背景がずっと和紙ということは、浮世絵だけがぐっと見えてくると思えませんか? 余計なものがないとは、このことなんじゃないかな?例えば旨い料理の究極は素材の味をどこまで引っ張り上げるか?と思います。そのために省けるものは省いて最小限の調理方法で手間をかけて 引き出していく。同様に浮世絵と空間に対してそのために何をすべきかな?ってことを考え、その答えとして大阪のアートフェアの会場を作っていきたいと思っています。 大阪のアートフェアは2月10日、11日、12日。 10日は招待者のみで11日12日は一般の方もご入場いただけます。 会場は大阪グランフロント地下。 是非お越し下さい。 @study_okiaf #西天満竹井 #abstract #abstractart #abstractpainting #絵画 #抽象画 #表現 #drawing #minimal #minimalart #art #artist #contemporary #contemporaryart #artwork #空間 #interior #hatanowataru #ハタノワタル https://www.instagram.com/p/Cn_69sfpx7L/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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kennak · 3 days
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52社※1 173社※2 小林製薬の紅麹を含む健康食品の3製品について食品衛生法第6条第2号に該当するものと判断 当該3製品の紅麹原料の配合量は以下のとおり ※1、※2小林製薬からの報告による(重複あり) 厚生労働省のこれまでの対応 以下のいずれかに該当する製品についての自主点検を行い、厚生労働省へ報告を依頼 ・小林製薬の3製品に使用された紅麹と同じ小林製薬社製の原材料を用いて製造され、かつ、 上記と同等量以上の紅麹を1日あたりに摂取する製品 ・過去3年間で医師からの当該製品による健康被害が1件以上報告された製品 〆切日: ~3月29日(金) ~4月5日(金) 製品名 紅麹コレステヘルプ 1日摂取目安量(3粒あたり) ナイシヘルプ+コレステロール 1日摂取目安量(3粒あたり) ナットウキナーゼさらさら粒GOLD 1日摂取目安量(2粒あたり) 紅麹原料配合量 100mg 100mg 100mg 回収命令の対象となった製品以外の小林製薬の紅麹を 原料とする製品への対応について(案) 資料2 ※1 52社のリストは以下のとおり 注)このリストに掲載された事業者が製造する製品が直ちに健康被害をもたらすものではありません。 会社名 所在地 1 日本バイオコン㈱ 愛知県 2 三生医薬㈱本社 調達購買課 静岡県 3 三京化成㈱山陽営業所 岡山県 4 エステック㈱ 愛知県 5 ㈱本田味噌本店 綾部工場 京都府 6 シーデーフーズ㈱ 東京都 7 ㈱スミコエアー 東京都 8 ㈱秋田今野商店 秋田県 9 金剛薬品㈱ 富山県 10 福山黒酢㈱ 鹿児島県 11 戸倉商事㈱本社 滋賀県 12 ㈱紅商事 沖縄県 13 日本醸造工業㈱ 東京都 14 鶴屋㈱ 大阪府 15 ㈱セイユーコーポレーション 大阪府 16 ㈱千草物産 沖縄県 17 ㈱青い海 沖縄県 18 株式会社八宝商会 千葉県 19 株式会社西井 東京都 20 ㈱GSIクレオス 大阪府 21 大正電機販売㈱ 大阪府 22 東海澱粉 K.K 沼津営業所 静岡県 23 株式会社カザミフーズ 栃木県 24 ㈱OMUクリエイト 広島県 25 山高味噌㈱ 長野県 26 ㈱竹屋 長野県 27 ㈱明治フードマテリア東京支店 東京都 28 ㈱森田草楽堂 奈良県 29 博多薬膳 麹・味噌商店 福岡県 30㈱薫製倶楽部岡山県 31㈲篠崎ベーカリー愛媛県 32金のさじ診療所兵庫県 33㈱丸紅商会大阪府 34ていね・さくら館北海道 35金丸富貴堂㈱北海道 36㈱樋口松之助商店大阪府 37トップフーズ㈱茨城県 38㈱金谷ホテルベーカリー栃木県 39㈱ジャストベイクアミー石川県 40㈱中国リス食品販売岡山県 41パンドコロモーデ京都府 42㈲ベーカリーオロン長崎県 43カネダ㈱経理部東京都 44太冠酒造㈱山梨県 45㈱コウリョー岡山県 46㈱菱六京都府 47日本バルク薬品㈱大阪府 48渡辺ケミカル㈱大阪府 49サンヨー山梨デンカシステム㈱山梨県 50㈱エーデルワイス埼玉県 51飯田商事㈱大阪府 52荒川商事㈱京都府 ※2 173社のリストは以下のとおり 注)このリストに掲載された事業者が製造する製品が直ちに健康被害をもたらすものではありません。 会社名 所在地 1 日本バイオコン㈱ 愛知県 2 旭運輸㈱名古屋港流通センター 愛知県 3 航空集配サービス㈱ 愛知県 4 ㈱三協 日の出工場第4倉庫 静岡県 5 ㈱日祥物流 成田ターミナル 千葉県 6 三生医薬㈱南陵工場 静岡県 7 三生医薬㈱南陵工場 静岡県 8 ㈱きくや 配送センター 愛知県 9 ㈱泉平 岡山本社 岡山県 10 レザンジュ有限会社 山口県 11 ウメサ食品株式会社 石川県 12 高見商店 岡山県 13 笹埜商店 岡山県 14 キミセ醤油㈱五穀蔵 岡山県 15 くらしき塩屋(塩屋商店) 岡山県 16 ㈱オカヤマ 岡山県 17 芳香園製薬㈱ 香川県 18 ㈱カリョー 福井県 19 ㈱能登製塩 石川県 20 ㈱アサダヤコーポレーション 石川県 21 ㈱松下商店 長野県 22 ㈱三協 日の出工場 第3倉庫 静岡県 23 釜蒸し蔵工房 北海道 24 富士カプセル㈱食品工場 静岡県 25 富士カプセル㈱北山工場 静岡県 26 ㈱豆福 愛知県 27 甘強酒造㈱ 愛知県 28 ㈲創建舎 健康増進施設 健康館 岩手県 29 日乃出醤油有限会社 岡山県 30 ㈱富澤商店 神奈川県 31 お茶元みはら胡蝶庵 菓子工房 長野県 32 ㈱鈴勝 静岡県 33 ㈱三協 日の出工場 第4倉庫 静岡県 34 ㈱富澤商店 橋本工場 神奈川県 35 東洋カプセル㈱ 芝川工場 静岡県 36 ㈱ AFC-HDアムスライフサイエンス 3F 静岡県 37 富士カプセル㈱ 食品工場 静岡県 38 ピィシーシステム㈱ 静岡県 39 アリメント工業㈱新富士工場 静岡県 40 ㈱ AFCHDアムスライフサイエンス 国吉田工場 静岡県 41 アピ㈱池田工場 岐阜県 42 ㈱夢実耕望 岩手県 43 緑と風のダーシェンカ 愛知県 44 緑と風のダーシェンカ 幸田本店 愛知県 45 相互運輸㈱ ICロジスティックセンタ- 福岡県 46 日本製薬工業㈱ 愛知県 47 アピ㈱NS工場ソフトカプセル課 岐阜県 48 郵船港運㈱南港物流 センタ- 営業所 大阪府 49 ㈱本田味噌本店 綾部工場 京都府 50 日本タブレット㈱ 京都府 51 中日本カプセル㈱ 岐阜県 52 ㈲太洋 茨城県 53 協和薬品㈱第1工場 富山県 54 アリメント工業㈱新富士工場 静岡県 55 ㈱エスビーケー ・ ト��マ 富山県 56 ㈱アスナロ化工研究所 大阪府 57 備前化成㈱第3工場 岡山県 58 ㈱カニエフードサービス 愛知県 59 株式会社藤忠 神奈川県 60 株式会社もあ 神奈川県 61 ㈱半鐘屋 岡山県 62 ㈱ミカ食品 福岡営業所 福岡県 63 ㈱藤忠 福山営業所 広島県 64 サンエフ㈱ 東京都 65 ㈱藤忠 大阪営業所 大阪府 66 占部大観堂製薬㈱ 福岡県 67 エナジック㈱ 静岡県 68 東京ポンパドウル 船橋 千葉県 69 東京ポンパドウル 新越谷 埼玉県 70 ㈱玄聖 瑞穂細渕倉庫 東京都 71 ㈱ミカ食品 本社 神奈川県 72 住岡食品㈱浜北工場 静岡県 73 富山薬品㈱ 富山県 74 横浜ポンパドウル そごう横浜店 神奈川県 75 油六薬品㈱ 奈良県 76 フェイスラボ㈱ 掛川工場 静岡県 77 酒田米菓㈱ 鳥海山麓工場 山形県 78 丸昌稲垣㈱上郷工場 長野県 79 東京ポンパドウル 八王子 東京都 80 東京ポンパドウル 宇都宮 栃木県 81 ポンパドウル 熊本店 熊本県 82 ポンパドウル 小倉店 福岡県 83 横浜ポンパドウル 天満橋店 大阪府 84 横浜ポンパドウル 名古屋店 愛知県 85 横浜ポンパドウル 奈良橿原店 奈良県 86 窪田味噌醤油㈱ 千葉県 87 角光化成㈱緑の里工場 茨城県 88 ㈱秋田今野商店 秋田県 89 山田屋醸造 福島県 90 ㈱北食(ホクショク) 北海道 91 有限会社おたまや 山形県 92 ㈲斎藤酒造場 徳島県 93 いとげん伊藤元三郎商店 北海道 94 金剛薬品㈱名古屋支店 愛知県 95 美作そうめん山本 岡山県 96 太陽エフ・ディ㈱ 徳島県 97 アダプ��ゲン製薬㈱可児工場 岐阜県 98 東洋カプセル㈱芝川工場 静岡県 99 ㈱三協 日の出工場 第2倉庫 静岡県 100 ㈲フィリング・ラボ 東京都 101 ㈱三協 日の出工場 第4倉庫 静岡県 102 日本ヘルス㈱厚木工場 神奈川県 103 ㈱敬明 熊本県 104 株式会社島田製薬 静岡県 105 富山薬品㈱ 富山県 106 ㈱ココサプリ 東京都 107 ㈱アジテック・ファインフーズ 岩手県 108 山本漢方製薬㈱ 愛知県 109 園田学園女子大学 食物栄養学科 兵庫県 110 ㈱玄聖 瑞穂細渕倉庫 東京都 111 愛しとーと 唐津支店 佐賀県 112 福山黒酢㈱福山第二工場 鹿児島県 113 戸倉商事㈱ママパン事業部 滋賀県 114 海洋食品豆腐よう事業部  沖縄県 115 ㈱JCC わだや 沖縄県 116 (個人名) 沖縄県 117 沖縄ハム総合食品株式会社 沖縄県 118 石川酒造場 沖縄県 119 京都グレインシステム㈱奈良工場 奈良県 120 フジヨシ醤油㈱ 大分県 121 ㈲河野酢味噌製造工場 岡山県 122 ㈲馬場商店 岡山県 123 三生医薬㈱南陵工場 静岡県 124 ㈱千草西崎工場 沖縄県 125 ㈱青い海 沖縄県 126 ㈱イワセ・エスタ神奈川支店 神奈川県 127 ㈱八宝商会 千葉県 128 ㈱アイ・エム・エス 東京都 129 ㈱ウメケン 富山工場 富山県 130 ㈱アスナロ化工研究所 大阪府 131 三生医薬㈱南陵工場 静岡県 132 ㈱ GSIクレオス 大阪支店機械機能部 大阪府 133 森川健康堂㈱第3工場 熊本県 134 ㈱ GSIクレオス 大阪支店香粧品部 大阪府 135 オッペン 化粧品㈱滋賀工場乳液倉庫 滋賀県 136 ㈲竹屋食品 広島県 137 ㈱りあん 山梨工場 山梨県 138 株式会社カザミフーズ 栃木県 139 ㈱OMUクリエイト 広島県 140 山高味噌㈱ 長野県 141 ㈱竹屋 長野県 142 ㈱丸三 高知県 143 ドギ-フ-ズ 購買管理【福岡支店】 福岡県 144 ドギーフーズ㈱ 宗像工場 福岡県 145 ㈱森田草楽堂 奈良県 146 博多薬膳 麹・味噌商店 福岡県 147 ㈱薫製倶楽部 岡山県 148 荒川商事㈱ 京都府 149 ㈲篠崎ベーカリー 愛媛県 150 いが漢方内科 金のさじ診療所 兵庫県 151 ㈱松山丸三 配送センター 愛媛県 152 元気パン工房 ごぱん 香川県 153 ていね・さくら館 北海道 154 金丸富貴堂㈱ 北海道 155 金丸富貴堂㈱函館支店 北海道 156 カギ の キーステーション 大野 佐賀県 157 ㈱仲蔵商店 新潟県 158 ㈲丸井伊藤商店 長野県 159 トップフーズ㈱ 茨城県 160 ㈱金谷ホテルベーカリー 栃木県 161 ㈱ジャストベイクアミー 石川県 162 ㈱中国リス食品販売 岡山県 163 パンドコロモーデ 京都府 164 ㈲ベーカリーオロン 長崎県 165 大塚食品㈱徳島食品部門 徳島県 166 太冠酒造㈱ 山梨県 167 ㈱コウリョー 岡山県 168 合名会社 関東屋商店 京都府 169 ㈱三協 日の出工場 第1倉庫 静岡県 170 日成興産株式会社 大阪府 171 サンヨー山梨デンカシステム㈱ 山梨県 172 ㈱エーデルワイス 埼玉県 173 ㈱タララボ 佐賀県
令和6年3月28日薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会新開発食品調査部会新開発食品評価調査会及び指定成分等含有食品等との関連が疑われる健康被害情報への対応ワーキンググループの合同開催 資料 ,薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会新開発食品調査部会新開発食品評価調査会指定成分等含有食品等との関連が 疑われる健康被害情報への対応ワーキンググループ(第5回)資料,審議会,研究会,検討チーム,厚生労働省,Ministry of Health, Labour and Welfare,mhlw,遺伝子組換え,バイオテクノロジー,ゲノム,健康食品,指定成分,健康被害情報|厚生労働省
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nyantria · 2 months
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アメリカが主導した昭和天皇の戦争犯罪の証拠隠滅
昭和天皇と731部隊
http://blog.livedoor.jp/nobug51/archives/1103925.html
欧米の帝国主義にならって、日本も中国侵略を真剣に考え、実行していった。
当時、天皇は現人神であり、日本国においては絶対の存在だった。小さい頃から、家庭や学校で天皇を拝み、学校では教育勅語を奉読され、天皇のために死ぬことが最高の価値のように教えられた時代でもあった。
 日本の傀儡政権が満州に成立すると、早速、その地で、安くて強力な兵器(貧者の核爆弾)の開発を目指した。その中心になったのが陸軍軍医少佐の石井四郎であった。
 1936年、天皇の認可の下に中国ハルピンの郊外平房の広大な敷地に研究施設を作り、東京の陸軍軍医学校やその他の石井のネットワークと連携しながら、中国人・朝鮮人・ロシア人・モンゴル人などをマルタと称して生体実験・生体解剖などをし、試行錯誤を重ね、より強力な細菌兵器の開発を目指した。
 そこで開発された細菌爆弾(陶器爆弾)は中国の都市で実戦された。ペスト菌で多くの被災者を出し都市は混乱した。
 研究成果は思ったよりも上がらず、兵器の開発を急いだが、時すでに遅く、ソ連の参戦を許してしまった。
 ソ連が参戦するや否や、軍部・天皇はいち早く731部隊の証拠隠滅をはかり、建物を爆破し、収容されていたマルタを全員殺し、731部隊員を急遽日本へ戻した。
 これも戦争犯罪がばれると、天皇にもその責任が問われることになるからだ。
 731部隊にも何人かの皇族が行き来し、実際731に係わっていた皇族もいた。東条も足を運び、大元帥昭和天皇の耳にも731についての情報は入っていたはずである。
 莫大な予算をかけ、全国の優秀な医学者を集めて作られた731部隊は、軍部・天皇がもっとも期待していた部隊ではなかったか?
 戦後、アメリカは731部隊幹部の尋問を細菌兵器の専門家に担当させた。
ところが、731部隊幹部は事実を隠し続け、人体実験はしていないと嘘を通した。
 1947年(昭和22年)1月に、ソ連が石井ら日本にいる731部隊員の尋問を要求した。ソ連とアメリカの交渉により、人体実験のことが明らかになると、アメリカは人体実験・細菌戦のデータを独占しようと、石井らと打ち合わせをする。その結果、ソ連の尋問は形式的なものになってしまった。
 731の戦犯追及をしていた占領軍(アメリカ)の法務部の活動はアメリカ自身の手によって強制的に停止され、詳細なデータはアメリカが独占することになり、東京裁判では731部隊のことは裁かれなかった。
 マッカーサーと本国アメリカとの交渉の中で、データの独占のこともあったが、もう1つの大きな懸案は、天皇にその責任が及ばないようにすることだったのではないか?
 マッカーサーは当初から日本の占領にあたって、天皇の力を利用しようと考えていた。
 また、マッカーサーは自国の遅れていた細菌兵器の開発に日本軍のデータが役立つだろうと見ていた。何としても、細菌戦や細菌兵器のデータが欲しかった。
 731部隊の戦犯追及をすると、そのデータは独占できなくなり、またその責任が天皇に及ぶのを恐れたのではないか?
 (ドイツでは人体実験にかかわった医師などが「ニュルンベルグ継続裁判」によってアメリカの手によって裁かれている!最高責任者ヒトラーはすでに自殺している。)
 日本政府とアメリカは、一緒になって、731の隠蔽を図り、これが東京裁判で裁かれない様にし、その残虐な事実が国民の前に公表されないようにした。
昭和天皇とマッカーサーとの会談は極秘裏に戦後11回行われた。
新憲法が制定された後でも、「象徴天皇」という新たな憲法上の地位に“制約”を感じることもなく「政治的行為」として、マッカーサーと「トップ会談」がなされていた。それも、当時の政府を飛び越えて行われていた。
 それ結果、裁判で国民の前に731の情報が公開されなかったし、追及もされなかったものだから、大元帥昭和天皇の戦争責任は問われなかった。
※パウエルの記事と森村の本は、日本で政府が見解を出さざるを得ないほどの騒ぎを巻き起こした。政府は国会で731部隊の存在と、731部隊の戦争犯罪について初めて認めた。議論の中で政府は、石井の細菌実験について知りながら石井にかなりの軍人恩給を給付していたことを全く偶然に露呈してしまった。(『死の工場』ハリス著:柏書房)
・天皇裕仁は、明らかに、2度にわたって石井の実演を目にしている。
1度目は1933年に陸軍軍医学校を視察した折、もう1度は恒例の天皇訪問の際の、海軍の艦船上においてである。石井が濾水機の1つに放尿し、その濾過水を飲み干すよう天皇に恭しく差し出したとされているのは、天皇が視察したそうした折のことだった。・・・天皇はその申し出を断り、そして石井は尿を濾過したその水を見るからに嬉々として飲み干したという。
・軍医中将で元関東軍軍医部長の梶塚隆二によれば、石井は「天皇の軍令」によって1936年に平房の実験を開始する許可を与���られたと言う。・・・・梶塚によれば、その後1939年に、天皇は、石井の特殊部隊を再編成するようさらにもう1つ軍令を発布した。・・・・
 石井が東京の高い地位のところに、ひょっとすれば最も上のところに味方を持っていたことは明らかである。
・軽く見てはならないのは、石井と若松の部隊は、裕仁の勅令によって設立された部隊であるという事実である。他の多くの部隊は、必要とされた時に陸軍の内部で適当な司令官によって設立された。
・軍事細菌研究のさらにもう1つの拠点が長春の第100部隊(部隊長:若松有次郎)であった。作戦任務のための資金供給は莫大かつ無制限だった。部隊は2つの経路から資金を得ていた。すなわち、東京の陸軍省と、関東軍司令部の第2部である。(陸軍省から人件費60万円の予算が、100万円が関東軍司令部の第2部から攻撃的生物戦の研究のために支出された。731部隊の予算総額は1000万円、人件費300万円、20万から30万が各支部の運営費、600万円が細菌製造、実験、研究費用である。しかも731部隊の予算は国会の場で細部を発表されることはなかった。関東軍の獣医将校は、生物戦の資金は底なしだと自分は理解していたと語っている。)
・石井はノモンハン事件の間に彼が行ったサービス業務に対する褒美として、天皇の玉璽の押してある大変名誉な政府表彰を受けた。彼の部隊は、同じ戦闘中における英雄的な行動に対して、天皇から価値ある表彰状を贈られた。
このことも、またしても無二の名誉だったのである。他の医療部隊も日本の戦争において勇敢に働いた。それなのに、20世紀において他の医療部隊が天皇の表彰状をその業務に対して受けたことはない。裕仁が、これらの名誉ある賞を与える前に、いくらかの調査を行ったのではないかと疑ってもおかしくない。
 (1939年に発生したノモンハン事件では、出動部隊の給水支援を行うことになり、石井式濾水機などを装備した防疫給水隊3個ほかを編成して現地へ派遣し、部長の石井大佐自身も現地へ赴いて指導にあたった。最前線での給水活動・衛生指導は、消化器系伝染病の発生率を低く抑えるなど大きな成果を上げたとされる。その功績により、第6軍配属防疫給水部は、第6軍司令官だった荻洲立兵中将から衛生部隊としては史上初となる感状の授与を受け、石井大佐には金鵄勲章と陸軍技術有功賞が贈られた。)
・『731部隊-天皇は知っていたか?』と題されたそのドキュメンタリーは、2人のベテランのテレビジャーナリストによって製作された。・・・アメリカ、イギリス、その他の連合国軍の西洋人捕虜が、人体実験の犠牲になったことが暴露された。その上、ドキュメンタリーの製作者・ナレーターは、天皇が満州での細菌戦の人体実験を知っていたことを強く示唆している。
・1930年代において、くるくる替わった日本の内閣においては役目を果たすように〔大臣職に〕任命された軍部のリーダーたちは、誰もが満州で起こっていることを認識していた。参謀本部のスタッフ〔立案者〕とその上司たちは、石井、若松、北野のプロジェクトに精通していたし、細菌兵器の開発研究を助けた。・・・・
 何千人もの、もしかしたら何万人もの陸軍の軍医や獣医、生物学者、化学者、微生物学者、技術スタッフその他の似たような職の人々が、定期的に交代で満州や〔その他の〕中国占領地に派遣されている。(731部隊には専用の飛行場があり、専用の飛行機も複数持っていた。東京⇔ハルピン間を何度も往復して情報交換や物資の輸送などをしていた。また、他の部隊との連絡にも使った。)
・軍部を除けば、外務省が平房での秘密の任務について認識していたことは確実と思われる。それは、ハルピンの日本領事館の地下室がマルタの留置場として使われていたことからも言える。
・東久邇は早い時期に、平房の施設を旅先で訪れている。
・1939年2月9日に、裕仁の弟である活発な秩父宮は、陸軍省の大会議室で、2時間半にわたる石井の「雄弁な」講演に出席した。
・天皇の一番下の弟である三笠宮は、施設の多くに立ち寄った。
・竹田宮は関東軍の首席主計官として、満州におけるすべての細菌戦の関連施設に割り当てられる金を扱った。・・・また、平房〔の施設〕に立ち入る際には竹田宮・宮田が発行した通行証を求める必要があった。関東軍司令官もしくはその直属の部下が731部隊を訪れるときは、竹田宮自身が彼らの一行に混じって彼らをエスコートした。
・天皇は、その倹約〔の精神〕でも知られていた。彼は常々、役に立たないもしくは取るに足らないプロジェクトのために、政府の支出が無駄に使われないよう懸念していると表明していた。細菌戦のプログラムは、国の資源の大規模な乱費であった。第2次世界大戦中、平房、長春、奉天、南京の主要な基地および多くの支部施設は、少なくとも1500万円から2000万円、多分それ以上の年間予算を食い潰して機能していたに違いない。天皇が軍事予算を詳細に調べたなら、満州やその他の中国における何千もの人員の滞在は、天皇にとって関心事だったはずである。裕仁はまた、特別の武器研究にその使途を限定された秘密の帝国予算を持っていたが、それが満州や中国において細菌戦の研究に使用されていても何の不思議も無い。
・裕仁は細菌戦の研究については知っていたのだろうか。おそらくイエス、であろう。���のプロジェクトは、単純に、天皇の目から隠しおおすには、大規模すぎた。費用も、天皇の政府費用に対する鋭い関心から逃れるには巨額すぎた。・・・・最終的に、大日本帝国において、政策決定は政府の最高レベルで行なわれるべきものであって、陸軍の将軍たちの気まぐれでできるものではなかったのである。
(以上『死の工場(隠された731部隊)』:シェルダン・H・ハリス著、近藤昭二訳より抜書き)
・731部隊の組織犯罪については、関東軍という日本陸軍の一駐留軍の指揮命令系統下にあった。部隊そのものは関東軍司令官の直轄であり、あらゆる人体実験も形式上は司令官の命令無しには行なわれえなかった。また、731部隊以外の「防疫給水部隊」(北京、南京、広東など)も日本陸軍の中国派遣軍の指揮下にあった。
日本陸軍を統括していたのは陸軍省であり、その上には天皇がいた。したがって731部隊の人体実験の最終責任者も天皇である。(『検証 人体実験 731部隊・ナチ医学』小俣和一郎著:第3文明社)
http://blog.livedoor.jp/nobug51/archives/1103925.html
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kachoushi · 3 months
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各地句会報
花鳥誌 令和6年2月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和5年11月1日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
星の出るいつも見る山鳥渡る 世詩明 人の世や女に生まれて木の葉髪 同 九頭竜の風のひらめき秋桜 ただし 太陽をのせて冬木の眠りけり 同 生死また十一月の風の音 同 朝湯して菊の香に上ぐ正信偈 清女 懸崖の赤き菊花の流れ落つ 誠
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月2日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
秋空の深き水色限りなし 喜代子 故里は豊作とやら草紅葉 由季子 菊花展我等夫婦は無口なり 同 しぐれ来る老舗ののれん擦り切れて 都 狛犬の阿吽語らず冬に入る 同 謎々のすつきり解けた小春の日 同 杣山の織火となりぬ紅葉山 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月4日 零の会 坊城俊樹選 特選句
綿虫と彼女が指せばそれらしく 瑠璃 梵鐘のはらわたに闇暮の秋 緋路 逝く秋をくづれゝば積み古書店主 順子 綿虫や浄土の風が抜けるとき はるか 太き棘許してをりぬ秋薔薇 和子 弥陀仏の慈顔半眼草の花 昌文 綿虫のうすむらさきや九品仏 小鳥 参道で拾ふ木の実を投げ捨てる 久 綿虫は仏の日溜りにいつも 順子 香煙はとほく菩提樹の実は土に 小鳥
岡田順子選 特選句
腰かける丸太と秋を惜しみけり 光子 九品の印契結ぶや冬近し 眞理子 古に大根洗ひし九品仏 風頭 綿虫や浄土の風が抜けるとき はるか 奪衣婆の知る猿酒の在り処 光子 神無月ならば阿弥陀も金ぴかに 俊樹 蚤の市に売る秋風と鳥籠と 和子 下品仏とて金秋の色溢れ 俊樹 綿虫と彼女が指せばそれらしく 瑠璃 梵鐘のはらわたに闇暮の秋 緋路
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月4日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
ありきたりの秋思の襞を畳みをり かおり 秋日入む落剝しるき四郎像 たかし 返り花ままよと棄つる文の束 美穂 凩や客のまばらな湖西線 久美子 凩のやうな漢とすれ違ふ 睦子 小鳥来る小さなことには目をつむり 光子 流れ星キトラの星は朽ちてゆき 修二 凩に雲や斜めにほどかれて かおり 人肌を知らぬ男のぬくめ酒 たかし 老人が老人負うて秋の暮 朝子 冬の日や吾が影長く汝に触れて 同 身に入むや妣の財布の一セント 久美子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月10日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
秋思消ゆ「亀山蠟燭」点せば 悦子 この町へ一途に滾り冬夕焼 都 新蕎麦を打つ店主にも代替はり 佐代子 添ふ風に方位はあらず狂ひ花 悦子 HCU記号音満つ夜の長し 宇太郎
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月11日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
トランペット響く多摩川冬に入る 美枝子 竹林の風音乾き神の留守 秋尚 公園の隣りに棲みて落葉掃く 亜栄子 句碑の辺の風弄ぶ式部の実 同 新のりの茶漬に香る酒の締め 同 歩を伸ばす小春日和や夫の癒え 百合子 朔風や見下ろす街の鈍色に 秋尚 ぽつぽつと咲き茶の花の垣低き 同 リハビリの靴新調し落葉ふむ 多美女 濡れそぼつ桜落葉の華やぎぬ 文英 露凝りて句碑に雫の朝かな 幸風 大寺の庭きりもなや木の葉散る 美枝子 山寺の風の落葉を坐して聞き 三無
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月13日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
風除の日だまりちよっと立ち話 和魚 風除の分厚き樹林影高き 秋尚 揚げと煮し切り干やさし里の味 あき子 薄日さす暗闇坂に帰り花 史空 渦状の切干甘き桜島 貴薫 切干や日の甘さ溜め縮みたる 三無 風除けをせねばと今日も一日過ぎ 怜 切干や少し甘めに味継がれ 秋尚
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月13日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
確かむる一点一画秋灯下 昭子 幽玄な美女の小面紅葉映ゆ 時江 釣り糸の浮きは沈みし日向ぼこ 三四郎 六地蔵一体づつにある秋思 英美子 赤い靴なかに団栗二つ三つ 三四郎 着飾りて姉妹三人千歳飴 ただし 正装で背中に眠る七五三 みす枝 雪吊の神の恐れぬ高さまで 世詩明 七五三五人姉妹の薄化粧 ただし トランペット音を休めば息白し 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月14日 萩花鳥会
夜鴨鳴く門川住居六十年 祐子 捨てられて案山子初めて天を知る 健雄 ゴルフ玉直ぐも曲るも秋日向 俊文 山茶花や現役もまた楽しかり ゆかり 舟一艘ただぼんやりと霧の中 恒雄 献茶式津和野城下や朝時雨 美惠子
………………………………………………………………
令和5年11月14日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
秋の暮百均で買ふ髪飾 令子 虫食ひの跡そのままに紅葉かな 紀子 背の丸き鏡の我やうそ寒し 同 小春日や杖つく母を見んとする 令子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月15日 福井花鳥会 坊城俊樹選 特選句
小春日や日々好日と思ひたり 世詩明 禅林を通り来る風秋深し 啓子 何事も無き一日や神の旅 同 炉開きの一花一輪定位置に 泰俊 一本の池に煌めく櫨紅葉 同 三猿を掲ぐ日光冬日濃し 同 立冬こそ自己を晒せと橋の上 数幸 小六月笏谷石は饒舌に 同 如何にせん蟷螂は枯れ僧恙 雪 猫じやらしもて驚かしてみたき人 同 一匹の枯蟷螂に法の庭 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月17日 鯖江花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
小鳥来る赤き実に又白き実に 雪 幽霊の出るトンネルを抜け花野 同 おばあちやん子で育ちしと生身魂 同 見に入みぬ八卦見くれし一瞥に やす香 時雨るるやのつぺらぼうの石仏 同 近松忌逝きし句友の幾人ぞ 同 季は移り美しき言葉白秋忌 一涓 菅公の一首の如く山紅葉 同 落葉踏み歩幅小さくなる二人 同 冬ざれや真紅の句帳持ちて立つ 昭子 今日の朝寒む寒む小僧来たりけり やすえ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月17日 さきたま花鳥句会
からつぽの空に熟柿は朱を灯し 月惑 白壁の色変へてゆく初時雨 八草 六切の白菜余すひとり鍋 裕章 一切の雲を掃き出し冬立ちぬ 紀花 小春日や草履寄せある躙口 孝江 柿を剥く母似の叔母のうしろ影 ふゆ子 いわし雲よせ来る波の鹿島灘 ふじ穂 鵙たける庵に細き煙たつ 康子 雲切れて稜線きりり冬日和 恵美子 水鳥の羽音に湖の明けにけり 良江
………………………………………………………………
令和5年11月18日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
紫のさしも衰へ実紫 雪 蟷螂の静かに枯るる法の庭 同 二人居て又一人言時雨の夜 清女 母と子の唄の聞こゆる柚子湯かな みす枝 還りゆく地をねんごろに冬耕す 真栄 帰省子を見送る兄は窓叩く 世詩明 人に無く芒にありし帰り花 同 香水の口よりとどめさす言葉 かづを 時雨をり故山の景を暗めつつ 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月19日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
浮寝鳥日陰に夢の深からむ 久子 呪術にも使へさうなる冬木かな 久 無敵なる尻振り進む鴨の陣 軽象 冬日和弥生も今も児ら走る 同 冬蝶の古代植物へと消えぬ 慶月 谿の日を薄く集める花八手 斉 冬天へ白樫動かざる晴れ間 慶月 青空へ枝先細き大枯木 秋尚 旋回す鳶の瞳に冬の海 久 冬の蜂おのが影這ふばかりなり 千種 水かげろうふ木陰に遊ぶ小春かな 斉
栗林圭魚選 特選句
竹藪の一画伐られ烏瓜 千種 遠富士をくっきり嵌めて冬の晴 秋尚 白樫の落葉急かせる風のこゑ 幸風 切り株に鋸の香遺る冬日和 久子 四阿にそそぐ光りや枯れ芙蓉 幸風 白樫の木洩れ日吸ひて石蕗咲けり 三無 小春の日熊鈴つけしリュック負ひ 同 青空へ枝先細き大枯木 秋尚 寒禽の忙しく鳴ける雑木林 貴薫 草の葉を休み休みの冬の蝶 秋尚 逞しく子等のサッカー石蕗咲けり 亜栄子 甘やかな香放ち桂紅葉散る 貴薫 あづまやの天井揺らぐ池の秋 れい
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月26日 月例会 坊城俊樹選 特選句
薄き日を余さず纏ふ花八手 昌文 耳たぶに冬の真珠のあたたかく 和子 黒松の肌の亀甲冬ざるる 要 雪吊をおくるみとして老松は 緋路 冬空を縫ふジェットコースターの弧 月惑 ペチカ燃ゆフランス人形ほほそめる て津子 上手に嘘つかれてしまふ裘 政江 嘘つつむやうに小さく手に咳を 和子 手袋に言葉のかたち作りけり 順子
岡田順子選 特選句
池一枚裁ち切つてゆく鴨の水尾 緋路 黒松の肌の亀甲冬ざるる 要 自惚の冬の紅葉は水境へ 光子 玄冬の塒を巻きぬジェットコースター 同 光圀の松は過保護に菰巻きぬ 同 ペチカ燃ゆフランス人形ほほそめる て津子 雪吊を一の松より仕上げをり 佑天 不老水涸れをり茶屋に売る団子 要 遊園地もの食ふ匂ひある時雨 俊樹
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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kanabass · 1 year
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2023/4〜演奏予定
桜が満開ですね!天気も良く暖かい陽気の中、外を歩くのがとても気持ち良い季節です。・・・花粉さえなければ^^; みなさまどうぞこの心地良い季節を楽しんでくださいね! ライブもお楽しみいただけるととっても嬉しいです🌸
4/2(日)14:30〜w/水野修平(pf)岐阜・AfterDark いつもお世話になっている修平さんと岐阜では初ライブです。スタンダード中心にここちよくスイングできたら。AfterDarkは学生時代に私が初めてライブをした思い出のお店です。
4/4(火)19:00〜(jamsession) w/森田純代(pf)津島・くれよん *new*4/12(水)20:00〜(vocal)w/藤井孝紀(pf)他 岐阜・BAGU
*new*4/15(土)19:30〜(inst)w/水野修平(pf) 素敵なマスターのいらっしゃる隠れ家バーでまったりとお過ごしいただけます。 安城・Jazz Bar Y's
4/16(日)13:30〜(inst & vocal) w/西脇絵美(vo)from 福井 竹中優子(as)水野修平(pf) ポップスからジャズまで幅広く歌われる絵美さんをサポート。 栄・DOXY
4/18(火)20:00〜(vocal)w/三好信子(vo)近藤有輝(pf)四日市・veejay 4/22(土)14:00〜(inst)EclatDuo(森田純代pf 林かなba)+舩尾真伊年(ds)四日市・Route66
4/23(日)13:00〜(jamsession)えぼにージャズ部(修平さんスパルタjam) w/水野修平(pf)舩尾真伊年(ds)新栄・ebony and ivory
【Yuko Takenaka Trio+2 GW 北陸ツアー】~Play Shuhei Tunes~竹中優子as ss 館岡紅介tp 水野修平pf 林かなb 舩尾真伊年ds
4/28(金)新栄・swing 19:30start(2set) 5/2(火)@新潟 Jazz Flash 19:30start(2set)※After jamあり 5/3(水祝)@敦賀 Tree Cafe 19:30start(2set) 5/4(木祝)@加賀 COCKTAIL Bar SWING 14:00start(2set)※After jamあり 5/21(日)@津島 Jazz くれよん 修平さんの素晴らしい楽曲をクインテット編成でお届けします。
5/5(金祝)18:00〜w/館岡紅介tp 坂井彰太郎as 山本健人tb 藤井浩樹pf 浅井翔太ds 美濃ジャズストリートに出演 @ニッポニア※有料会場 お席予約はメンバーまでお願い致します。
5/7(日)EclatDuo (inst)鈴鹿・carrera(鈴鹿市江島台2丁目2-1 080-6970-0187) 5/10(水)w/藤井孝紀(pf)他 (vocal)岐阜・BAGU 5/13(土)昼 津ぅど真ん中ジャズ にEclat(pf森田純代 ds上野智子)にて出演(inst) 5/14(日)13:00〜えぼにージャズ部(修平さんスパルタjamsession) w/水野修平(pf)舩尾真伊年(ds)新栄・ebony and ivory 5/16(火)19:00〜Doxyボーカルセッション(jamsession)w/後藤浩二pf 浅井翔太ds ★若林みわon vocal 2days!  素晴らしいvocal みわさんとの静岡2daysとても楽しみです^^7月21日22日にはみわさんを名古屋に呼び寄せます!! w/若林みわ(vo)後藤浩二(pf)滑川博生(ds) 5/19(金)富士・KOLN 5/20(土)袋井・マムゼル
5/27(土)19:30〜【Girls' Night Out!!】(vocal)w/Juju Sumire vo 竹中優子as ss 中嶋美弥pf 林かなb アニタ・オネイds新栄・Jazz Spot Swing 5/28(日)15:00〜【bois】(inst)w/森永理美(pf)津島・くれよん 5/30(火)Doxyジャムセッション(jamsession)w/後藤浩二pf
どこかでお会いできますように!
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unicodesign · 1 year
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建築探訪 宝塚神戸編
あっというまに3月も半ばをすぎ、2週間前のことになりますが、兵庫を巡ってきました。明石の友に会いに行くのに絡めた兵庫建築探訪。
2020年1月に企画していたのが、コロナで見送りはや3年。その時の予定表を引っ張り出して再企画。20代の若かりし頃、芦屋の旧山邑家住宅を訪れるも、阪神淡路大震災からの復旧工事中で閉館中だった現在のヨドコウ迎賓館、まずはここに行きたかった。念のため数日前に電話してみたら「予約制で、たぶんもういっぱいかと、、』予約サイトを見たら満員御礼。う。しかし落ち込んでいる暇もなく前日に予定を組み替え、のぞみに乗り込みました。
まずは宝塚へ向かうため新大阪下車。が、しかし、尼崎駅の車両故障で電車がとまり、人々が大移動している。未知の地での振替輸送はお手上げ状態となるも、運転手さんの導きで、次の大阪で梅田に移動して、初めての阪急電車。
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西宮北口でのりかえ宝塚南口下車。線路沿いをしばらく歩くと見えた。
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住宅地の中にそびえる塔。
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村野藤吾設計のカトリック宝塚教会。1965年竣工。
思ったよりも大きい。
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マンタのような屋根。
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村野藤吾は大きな鯨に見立てていたそう。当時の手記では、“大洋を漂いつづけていた白鯨がようやく安住の地をみつけ岸辺に打ち寄せられたとでも申しましょうか”とのこと。
曲線の大きな屋根の水をうける排水塔はオブジェのよう。
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中に入ってみると、木板貼りの流線型の天井に包み込まれているような空間。祭壇を挟んで左右の壁の作り方が違い、光の入り方がちがうのも印象的。
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そびえ立っていた塔の下に祭壇。上に吸い込まれて行くような天井。
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振り返ると、2階部分が翼を広げたように見えました。
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事前にお電話していたので、上にも上がらせてもらえました。
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雁行する壁の隙間から差し込む光がきれい。
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反対側はハイサイドライトが続く、左右非対称。
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外に出てぐるり一周。納まり切らない。
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今にも動き出しそうな屋根のライン。
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一度外に出たら『あなた、見学の電話くれた方でしょ』と中から出てきた婦人が『どこからきたか知らんけど、もっとゆっくり見ていきなさい、電気もつけておくから』と言ってくれたので、再び中に入ったりしながら、すみずみまでゆっくり見学。
しょっぱなから圧倒される旅の始まり。
電車に乗る前に、宝塚大劇場と音楽学校を拝む。
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阪急電車に乗り、御影下車。坂の斜度がすごい。振り返ったら海が見えた。しかし目的地にたどりつかず坂をおりる。
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敷地の反対側へまわったら、、ありました。豊雲記念館。建築家 清家清設計の1970年の建物。
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華道小原流三世家元の小原豊雲の顕彰を目的として小原流芸術参考館として建てられ、改装を経て美術館となっていたが、2010年に閉館し、中は見られません。
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うねる屋根と多孔ブロックの外壁。中から見てみたかった。
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再び阪急線にのり、王子公園にて下車。
パンダがいるなら寄ればよかった、と帰ってきてから思う、王子動物公園を通りこし、
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兵庫県立美術館王子分館  原田の森ギャラリー。旧兵庫県立美術館、村野藤吾の設計、こちらも1970年の建物。
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日本で最初の近代美術館は神奈川県立近代美術館で、次いで二番目がこの兵庫県立近代美術館だそうです。
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ゆるやかにスロープをあがっていく。
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絶妙に折れ曲がる壁と、照明のデザインと開口が美しい。
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圧巻のスロープ。
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トップライトとダウンライト、星がちりばめられたようなダウンライトが美しい。
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当時のままという階段の手すりのディテールもすごい。
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近接したお隣の建物は、横尾忠則現代美術館、こちらもみごたえありました。
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村野藤吾建築に満たされたあとは、バスにのって布引で下車し、竹中大工道具館へ。道具がどう作られるか、というところまでわかる。
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そしてここからふたたびバスに乗り南京町へ。びっくりすごい人。
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前日に友に教えてもらった豚饅頭、普段行列には並ばない私も、長蛇の列に並びまして、
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美味しかった!
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ここから次の目的地まで、しばし居留地を歩く。『近代化産業遺産』のプレートがかかる建物を見ながら。通りの最後に見たこの建物がかっこよかった。
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そして、本日最後のたてもの探訪、こども本の森神戸。
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建築家 安藤忠雄の設計で昨年オープン。安藤忠雄自らが神戸市に寄付した図書館、ということを帰ってきてから知りました。
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天井までの高い本棚がまさに本の森。
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上の本は、下で手にとれるようになっています。
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大きな階段とブリッジ。
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平日の夕方、小さな子供達がきていました。
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ダイナミックな吹抜け空間と、階段下の空間と、それぞれに居心地が良い。
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閉館の時間まで、ここで、震災復興の絵本を読みました。
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このあと元町に戻り、友の教えで観音屋のチーズケーキを買い、ぶらぶらしながら三宮へ。
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震災の数年後に来て以来の神戸、たぶんはじめての三宮。阪急デパートの下に阪神電車の駅がある不思議。
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こうして1日の予定を終え、JRに乗って垂水へ、無事に友と合流。なんと、大阪からドラゴンボート仲間がきてくれて、久々の再会で楽しい夜でした。
けんちく探訪は、翌日、淡路島に続きます。
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ragtimema · 2 years
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【第6回 黄庭天年倶楽部道場】 黄庭天年倶楽部道場では、梁蔭全先生をお招きして、『気功術&仏像鑑賞会』と題し、120歳まで心身共に健康で幸福な人生を送っていく方法を学びます。 また、唯一無二の太陽光から得る宇宙エネルギーを活用し、5,000億個の太陽を想像しながら喜びや苦しみを浄化し、体内臓器をクリーニングするかのようにDNAに刻まれた邪気を取り除き、幸福に満ち溢れた黄金の道へと導いてもらいます。 お忙しいこととは存じますが、万障お繰り合わせの上、御出席ください。また、知人友人をお誘い合わせの上、お越しいただければ幸いです。 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 日 時: 10/17(月) 13:00~15:00         ウェルカム・ミュージック13:00~13:30 道 場: 『気功術&仏像鑑賞会』by 梁 蔭全 先生     &世界最大の仏像コレクションを鑑賞 ======================================= 梁 蔭全 (リャン インゼン) : 《略歴》1963年中国広東省生まれ。7歳より道教羅浮派の宗主だった祖父について 気功を学ぶ。15歳より今日まで優れた気功法の数々を自らの手で選び抜き、 気功の神髄と奥義を探求。1988年に初来日。梁気功事務所を設立し、 日本国内で気功の普及に尽力。2001〜、日中間遠隔施術で、日本の患者らに 念力気功を施す。2010年、更なる気功普及の為に再来日、不老不死科学研究所、 全日本気功療術師養成学院を東京古禅博物館に開校、以降も精力的に活動している。 ======================================== 会 場: 東京古禅博物館 @東京都足立区島根2-32-21 《バイク屋: ハーレー・ダヴィッドソンの2F》 アクセス: 西新井駅から徒歩15分、 北千住駅、または竹ノ塚駅からバス (北47) ⇒ 島根町下車 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 参加費: 三万円のところ→三千円 + 仏様の花供養料《任意の金額》      事前振込、申込完了後、別途案内 申 込: 御氏名+携帯番号を添えて、SNS 若しくは     [email protected]へご連絡ください。 主 催: 黄庭天年倶楽部 窓口担当: ルミィヤンツェヴァ裕美 問080-1047-5127 *申込完了後のキャンセル時には、会費を全額頂戴致しますので、 万が一の際は代理の方にご出席いただいて下さい。 *自然科学現象の研究に基づいた訓練であり、怪しい宗教では御座いません。 https://www.instagram.com/p/CjZ_UODrDAa/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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hatanowataru · 1 year
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アートフェアStudyへ出展する。 @study_okiaf 所属作家1人のWa.galleryとして。 アートフェアは何度か作品だけ出した事はあるけど、こういった関わりをするのははじめてで、ちょっとドキドキしている。今までの展覧会で感じたことがない感じ。 工芸のフィールドからいきなりアートのフィールドへ。今までやってきたことの積み重ねなのだが、それでも緊張する。 Wa.galleryのオーナーは西天満竹井という浮世絵のお店もやっている。 @nishitenma_takei そんなに視点竹井の空間とWa.galleryがミックスする。 どういったものにするべきか、毎日悩んでいるけど、最低限、来て頂いた人に満足感は与えたいと思う。 ここからスタートです。 #大阪アートフェア #西天満竹井 #abstract #abstractart #abstractpainting #絵画 #抽象画 #表現 #drawing #minimal #minimalart #art #artist #contemporary #contemporaryart #artwork #空間 #interior #hatanowataru #ハタノワタル https://www.instagram.com/p/Cn4g-rov4YC/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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paperpuntas · 2 years
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ぺぱぷんたす006号の発売を記念して、『ぺぱぷんたす』×福永紙工Presents「紙となかよくなる夏休み」~かみの すきなこ、あつまれ~ 8月1日(月)~8月31日(火)まで、立川GREEN SPRINGSの「SUPER PAPER MARKET」にて開催中! 発売になった『ぺぱぷんたす』の最新号はもちろん、ぺぱぷんたすゆかりのアーティストのグッズも販売。『ぺぱぷんたす』の世界を体感していただけます。 期間中は、随時「ぺぱぷんたす」のかみあそびミニワークショップ(たくさんの種類をご用意しているので、気に入ったものを選べます)を開催するとともに、ぺぱぷんたす参加アーティストによるワークショップも開催! トップバッターは、すでにTwitterでも話題になっているレンチキュラー天野さんによる「ふしぎなレンチキュラーの世界」 細かい凹凸のあるレンチキュラーのレンズを使うと、見えないものが 見えたり、動いたり、色や形が変わったり…あっと驚くふしぎなことが起こります。このレンズを使った魔法のような遊びを、レンチキュラー天野さんと一緒に楽しみながら、最後は、特製レンチキュラー���紙と紙を使って、自分だけのふしぎな絵を制作します。 【ワークショップ概要】※要予約。但し、定員に満たない場合は、当日参加可能。 日時:8月7日(日)    1回目 11:00-12:30 2回目 14:00-15:30 定員:各回20名 参加費:1800円 対象年齢:はさみの使えるお子さま~ 制作した絵や、レンチキュラーレンズはお持ち帰りいただけます。内緒のお土産付き。 参加希望の方は @paperpuntas ページのプロフィールの下にあるURL→ぺぱぷんたすサイト→イベントのバナーよりお申し込みください。 https://greensprings.jp/shop/super_paper_market/shop_news/4568/ ※ワークショップにご参加の際は、マスクの着用をお願いいたします。 ※状況によりやむを得ずイベント内容を変更、または中止する場合がありますので予めご了承ください。 <イベント概要> 『ぺぱぷんたす』×福永紙工 Presents「紙となかよくなる夏休み かみの すきなこ、あつまれ~!」 会期   :8月1日(月)-30日(火) 営業時間 :11:00-19:00 ※最終日は18:00まで 場所   :SUPER PAPER MARKET      東京都立川市緑町3-1 GREEN SPRINGS E2 209 (2Fフロア) <参加アーティスト> @kamone 石川将也  @kanakoogawa 小川かなこ  @oguroeri オグロエリ  #かこさとし  #きくちちき #北澤平祐  @cochae COCHAE  #五味太郎  @thecabincompany ザ・キャビンカンパニー @yushichiji 七字由布  @junaida_ig junaida  @noritake.suzuki 鈴木のりたけ  #せなけいこ  @sobueshin 祖父江慎  @takeiharuhi 竹井晴日  @太公良  @tanibataminoru 谷端実  @tamasakuu 玉川桜  @tupera_nakagawa tuperatupera  @norio_nakamura_ 中村至男  @nakayamashinichi 中山信一  @nishi_shuku 西淑  #原田郁子 @kenjioikawa_100 100%ORANGE #ひろせべに @2016pinkpepper @wakidaasuka @zu_s_a @fancomi @aikofukawa布川愛子 @h_bobfoundation Bob Foundation #Murgraph #マグネット @n_toz @mame_ikeda マメイケダ @misawadesigninstitute 三澤遥 #三谷純 @mina_perhonen.jp #ミナ ペルホネン @mirocomachiko ミロコマチコ #明和電機 @lenti_amano レンチキュラー天野 https://www.instagram.com/p/Cgsl4vtP9r6/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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chamoto · 4 years
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. 浮世絵 古美術 お酒 . 西天満竹井 会員制サロン . . #nishitenma #西天満竹井 #会員制サロン #浮世絵 #骨董 #古美術 #bar #artgallery #tatoo #art #大正モダン建築 #建築 #モダン建築 #見ざる言わざる聞かざる #三猿 欲しい (西天満竹井【会員制サロン】) https://www.instagram.com/p/CCxrwtLFT8L/?igshid=11ejenhyxygvo
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annette2022 · 2 years
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「アネット 」 総勢43名からの絶賛コメント到着!
(以下、コメント全文※五十音順※敬称略)
2時間20分のあいだ、ずっと愛。愛を失いそうになったとき、こんなことなら愛さなければよかったと思うか、どうか。
蒼井ブルー(文筆家・写真家)
ヘンリーとアンという主人公二人の名前も相まって、悲劇を描くオペラを彷彿させるクラシカルな雰囲気が漂う作品。いわゆるミュージカルの賑やかなイメージを覆すダーク・ファンタジーだ。人間のエゴや権威を欲するさま、そして何より笑いについて深く考えさせられた。
青野賢一(ライター、選曲家、DJ)
正真正銘のミュージカル映画だ。 ダンスや台詞の間に、これ見よがしに歌を散りばめたような代物じゃない。歌で始まり歌に終わる全てが作り物の世界の中で、生々しい歌によって紡がれる愛の物語。天才レオス・カラックスでなければ撮れなかったであろうこの怪作は、配信全盛時代において映画館で観る意味のある貴重な作品だ。
明石ガクト(ワンメディア株式会社 代表取締役CEO)
古典的且つ実験的、悲劇的しかし溢れ出るユーモアセンス、皮肉と愛と照れ隠し、私的且つ超大作、そして最新作にして集大成! 冒頭から最後の最後まで、息を止めて釘付けです。
有島コレスケ(arko lemming)
悲劇と絶望、そして罪と罰。西洋的「死生観」の表現は、オペラに詰まっている。壮大なオペラを通じて、カラックスはカルマを炙り出す。巨匠のたぎる愛のストライキか。映画の灯は永遠なり。 さて、「今から映画をはじめます」。
安藤桃子(映画監督)
闇夜に映る140分の夢を見た。
人生という不可解で優雅で美しい孤独な夢を。
タブーはない。映画の灯よ永遠に。
イマジネーションを失い続ける世界に映画の神童カラックスから贈られる極上のギフト。
レオス・カラックスがこの世界に居てくれることに心から感謝したい。
人生を芸術と捉えるカラックスがまた、私たちを目覚めさせる。
池松壮亮(俳優)
  スクリーンの向こう側とこちら側を軽々と往来し、観る者を巻き込み、惹きこんでいく異次元すぎる展開に唸った。すごい映画を観てしまった。
石川直樹(写真家)
レオス・カラックスが自分のことを映画にした極私的映画だと思って終始見た。アダム・ドライバーを通じて描いた世間からの自分の見え方、見られ方。当人にしか描けない立場と視点を軸にした物語の自虐的な曝け出し方と心の底からの本音に失笑しながら感動した。
今泉力哉(映画監督)
アダム・ドライバーがモデルにしてる芸人はレニー・ブルースという実在した芸人。 笑いをとってなんぼという概念に縛られたコメディアンという仕事への葛藤が画面から血が滲むように伝わってきた。
ウーマンラッシュアワー 村本大輔
(コメディアン、漫才師)
映画と音楽の本性が、心の防波堤を突き破って魂を鷲掴む!!!!!!! “アネット体験”によって「人」は紛れもなく「人間」であったということを思い出すだろう!!!!!!!
宇川直宏(DOMMUNE)
ここ何十年、僕が映画を見ても感じられなかったことがここには詰まってます。不穏で怖いほどの映像美、読めない展開、ダークなシニカルな人生の???。結婚についての本を数冊出した僕には大変ビターで感慨深い作品でした。
岡村靖幸(音楽家)
舞台に立った時のあの孤独が鮮明に描かれていて、目が離せなかった。見せているのか。見られているのか。問いかけても、歌が言葉をかき消してしまう。そして次第に、観客であるはずの自分が、映画に見られているように思えてくる。
尾崎世界観 (クリープハイプ)
ショウビジネスの持つ狂気と愛と闇を、それら全部を使って表現したような作品。実験的であり、本質的でもあるエネルギーを感じました。
かもめんたる 岩崎う大(芸人)
次から次へと目の前に映し出される映像がとにかく美しく、そこにミュージカルの要素が加わり、あっという間に非日常の世界に引き込まれ、ずっと魅了されっぱなしでした。スタンダップコメディーのシーンは、実際にライブを体験しているかのような臨場感があり、とても楽しい時間を体験できました!最高!
かもめんたる 槙尾ユウスケ(芸人)
ヘンリーとアンと、そしてアネットの愛の行く末を観ました。ダークでファンタジーが故にものすごく感情が揺さぶられました。「どんなミュージカル映画なの?」と聞かれたら僕は『アネット』と答えます。これぞ唯一無二ですね。
ガリットチュウ熊谷茶(芸人)
カラックス。私が生涯一番影響を受けた作家。 『アネット』は、シニカルに表現の解体に挑み、自己を中傷しながらも、どこまでも映画でしかなくどこまでも極地、そしてどこまでも”カラックス”自身であることが最大の新天地である。影響受ける作家は多くいる。しかしこれは誰にもマネ出来ない。現在進行形だからである。
河合宏樹(映画監督)
現代にこそ撮られ、現代にこそ観られるべき映画!Just Now! 演者か?観客か?誰がエンターテインメントを葬送するのか? ミュージカルのスタイルで描く20世紀エンターテインメントへのレクイエム。ミュージカル映画はまだまだ進化の可能性を持っている事が確信できる。
岸野雄一(スタディスト)
スパークスの音楽が1999年のポーラXへと導き、私たちは質度の高い映像に引き込まされ、エンディングのアネットに打ちのめされてしまうのだ。一級品映画人、レオス・カラックス!
北村道子(スタイリスト)
『アネット』はスパークスのロックオペラから着想している。常にロック的であることから逸脱し続けるスパークス兄弟と’映画‘を革命し続けるレオス・カラックスは異母兄弟の様にも感じる。この兄弟達は手強く、深く、魅力的だ。
栗野宏文(ユナイテッドアローズ上級顧問)
「あまりの凄さに絶句。我々はここ何十年、こういう映画を待ち望んでいた。驚異的であることは、映画にとってやはり最高の価値なのだ」
黒沢清(映画監督)
ずっと胸ぐらを掴まれているようだ。映画には歌も踊りもあるのに掴んでくる相手は無言。緊張感がある場所を彷徨いながら、新しい自分の器が満たされました。
高良健吾(俳優)
60歳を迎えた“恐るべき子供”は、とんでもない“映像の犯罪”に手を染めた。 映画の定石だけでなく、自らのスタイルをも破壊、“ボーイ・ミーツ・ガール”の先にある愛と反逆を歌いあげるピカレスク・ロマン! カラックスは永遠の“ROCK”な悪童だ。
小島秀夫(ゲームクリエイター)
ニューウェイヴの雄スパークスが驚きの参加、レオス・カラックスが、魂の暗部をえぐり出し、心を震わせる。先端を走り続けるスパークスのロックを底力にして、特異で斬新なビジュアル宇宙が展開する。アネットの虚空を震わせる歌声によって、世界はダークサイドを裏返され、美しさを更新した。
サエキけんぞう(作詞家、アーティスト)
待ち焦がれたカラックスの新作、それもあのスパークスとのロックオペラ! 映画館の暗闇で思わず立ち上がりたくなるほどの興奮をぼくらは懸命に抑えねばなりません。今のぼくらは立ち上がることはおろか、呼吸をすることすら許されてはいないのです。
志磨遼平(ドレスコーズ)
どんな本音も心の闇も個人情報も包み隠せないパーソナルな歌声。男女の会話は歌にすることで、運命の相手かどうかわかります。
辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト)
映画的興奮に満ち満ちた極上の140分間。 二人は歌いながら幾度となく死に観客を殺す。 深い愛に巻き込まれた僕らはエンドロールが終わる瞬間まで、呼吸の自由を禁じられてしまうのだ。
しんのすけ(映画感想TikToker)
夢幻美と暗示に彩られた映像とアンティークなアートに溢れたロックによって描かれるのは、オペラとしての王道な“愛と死”…?と思いつつ観ていたら、ひょっとすると現実の自分も愛の暴発と死の恐怖に“操られて”いたのかも?という気持ちに。 生まれ出た世界に『アネット』がもたらしたものは悲しみだけではなくて、新しい何かへ向かっていく意志の芽生えでもあるのです。
鈴木大介(ギタリスト)
ドラクロアの絵の様な深い青が印象的な画面。その中の人物が音楽を奏でながら躍動する。レオス・カラックス監督は絵画と音楽を融合させてこの映画を見事なロックオペラにした。色は歌を歌い、踊り、恋をする。そして奇妙で孤独な終わりを迎える。その時の色を私はまだ決められないでいる。
鈴木博文(moonriders)
2時間20分はあなたの人生のほんの一瞬かもしれない。しかし、この稲妻のような閃光と音響のカーニバルは、失意、幸福、後悔、恍惚、愛と死と共に生きたひとりの男の孤独な数千日の夜から発している。映画館の闇の中でその音光の渦に飲まれよう。あなたの脳には生涯消すことのできないアネットの聖なる痕跡が残るだろう。
諏訪敦彦(映画監督)
長い長いミュージック・ビデオを観ているようで、脳が痺れた。
曽我部恵一(ミュージシャン)
《驚いた…》と言う言葉を使って良いのだろうか… この映画から何を感じたか…それを言葉にするのは《嘘》になってしまう。全てのシーンはこのためにあったのか…!レオス・カラックスはそれを見事に映像と音楽に叩きつけた! 《ミュージカル映画》と言う次元を超え、ぼくたちはスクリーンに釘付けだ!「え?これでおしまい…?!」思わずつぶやいてしまった。もっともっと観続けていたい映画だった…
竹中直人(俳優・映画監督)
ステージを眺める私達がいる。目線の先には演者が全身を使って声を操っている。美しい旋律。その完璧な美しさの源に、誰かが気付く。歪である、と。それも正しい、自然な事だと私達が言葉にせずとも肯定している時、いつしかその思いは会場中にふわりと充満して、もう元に戻らなくなってしまう。いつからか私達が望んだ事が演者の人生にまで入り込んでいく。最後まで見届けるしかない。
玉城ティナ(女優)
言葉にし難い…。ミュージカル映画?否、これはカラックス映画だ。虚構と現実が混じり、詩的で私的。孤独と血が滲み、切実。英語で歌おうと、御伽噺を紡ごうと、アダム・ドライバーという繊細な猛獣を得ようと、カラックスはどこまでもカラックス。映像言語で苦悩し断絶している。恐るべき子供は変化した。しかし恐るべき子供のままだ。
津田健次郎(声優・俳優)
愛する者を失う、喪失した男の物語をレオス・カラックスは描き続ける。それは彼自身の人生とも重なる。60歳を越えても、新しい映画作りにチャレンジするレオス・カラックスの姿勢に敬服し、励まされました。彼の映画で一番好きです。
豊田利晃(映画監督)
映画でのみ成し得る感動をまたしても発見させられた。カラックスという芸術家の態度が、いつも僕を焚き付ける。
中島歩(俳優)
人生は映画のようにはいかないとみんな言いますが、人生こそが映画なのだと思いました。映画は娯楽だとみんな言いますが、映画は作家性なのだと思いました。なんでも分かった気になるもんじゃないですね。目が覚めました。
永野(芸人)
レオス・カラックスが映画の全世紀を映し出す。無声映画があらゆる時代とあらゆる世界に向けて響かせる、映画のフィードバック音と言ったらいいか。その怒涛の洪水がこの闇の世界の地下水脈となり、われわれを新たな世界へと導くだろう。そんなカラックスの幻視の凶暴さに、胸を打たれるばかりである。
樋口泰人(爆音映画祭主宰)
はっきり言って、こんな映画は観たことがない。その上ミュージカルとなると、より一層過去にこんな映画は存在しないだろう。前々から話題になっていた、例の赤ちゃんの演出。インタビューなどで読んで知ってたけれど、ああなるとは!
観た後、好き嫌いは当たり前ながらあるでしょう。でもこれこそ、百聞は一見にしかず。この映画を観る観ないのために生まれた言い回しなのかもしれない。
藤倉大(作曲家)
こんな息を呑むミュージカル映画は初めてでした。 マリオン・コティヤールの美しさ、狂気あふれるアダム・ドライバー、ラストシーンのデュエット。 映像もとても綺麗で、映画館で思う存分堪能して欲しいです。
前田敦子(女優)
美しきオペラ歌手と傲慢なコメディアンの夫婦のロックオペラ。 父と娘のデュエットは胸に刺さる。
町山智浩(映画評論家)
「恐るべき子ども」と称賛を集めたデビューから、カラックスの作品には必ず、子どもの身ぶりをとらえる印象的なショットがあった。そしてついに今回、子どもをタイトルロールに迎え、「恐るべき子ども」が真に実現される。円環の完成に喝采!
町山広美(放送作家)
いつ夢から覚めるんだと思いながら夢の中を突き進んだ。 そういえば、これはカラックスの映画だった。 カラックスと音楽たちの中に紛れ込むと、雄弁で潔いのに、こんなにもはっきりと五感にモヤがかかる。 ロックだった。深呼吸!
松居大悟(映画監督)
理屈ではなく沈み込ませる圧倒的な凄み。芯を打たれた気持ちよさ。ぜんぶ冗談じゃない!映画ってこんな痺れるほどカッコいいんだって生き様を見せつけてくれた。こんな映画があるからやめられない。スクリーンに生存する愚直な怪物たちに称賛しかない。
真利子哲也(映画監督)
レオス・カラックス×スパークス!!  顔合わせに驚いたが、双方の「寓話性とロマン」が強力に引きつけ合い、観客から未経験の感情を引き出す凄さに脱帽。人間を越え、至高を目指す芸術と、人間の業を肯定する芸能(お笑い)の愛の結晶たる「アネット」の明日はどっちだ?!
湯山玲子(著述家・プロデューサー)
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leenaevilin · 2 years
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[Announcement] 舞台「ぼくらの七日間戦争」(butai bokura no nanokakan sensou)
the show will be running from February 2nd, 2022 to February 6th, 2022 (Tokyo) @ 東京建物Brillia HALL (Tokyo Tatemono Brilli Hall)
Cast:
Menjou Kentarou as Kikuchi Eiji (菊地英治) Seto Keita as Aihara Tooru (相原徹) Maiguma Kousuke as Yasunaga Hiroshi (安永宏) Tsuchiya Naotake as(天野司朗) Muramatsu Kenta as(���本聡) Yuuki Kazuya as(宇野秀明) Yumiki Yamato as(立石剛) Suzuki Yuuta as(中尾和人) Andou Yuu as(柿沼直樹) Haruto as(佐竹哲郎) Yuu as(佐竹俊郎) Kitazawa Saki as(中山ひとみ) Ayaki Sakura as(堀場久美子) Hiwatashi Yui as(橋口純子) Mizorogi Ken as(矢場勇) Yoshida Munehiro as(田中康弘) Midorikawa iku as(柿沼靖樹) Tanaka Takamune as(八代謙一) Wakai Naomi as(菊地詩乃) Shimura Fumito as(榎本勝也) Kawachi Hiroshi as(堀場千吉) Kouga Shinobu as(杉崎警部) Moriyama Eiji as(酒井敦) Negishi Ai as(西脇由布子) Tooyama Kyooko as(柿沼奈津子) Tsukikage Hitomi as(橋口暁子) Ishibashi Tamotsu as(瀬川卓蔵) Watanabe Hiroyuki as(丹羽満)
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shakuhachi-kataha · 3 years
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『荒城の月』 The Moon over the Ruined Castle を吹こう🎵
『荒城の月』は、1901年に発表された、土井晩翠作詞・瀧廉太郎作曲による歌曲。哀調をおびたメロディと歌詞が特徴。七五調の歌詞(今様形式)と西洋音楽のメロディが融合した楽曲。特に、日本で作曲された初めての西洋音楽の歌曲とされ、日本の歴史的に重要な曲であるそうです。(wikipediaより)
なんとも寂漠としたとした思いに駆られる曲ですが、この作詩の背景は、近代化によって去り往く徳川の世を偲ぶ日本の風情に満ち満ちていると言うことで、虚無僧にもピッタリではないでしょうか。
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三段階に音階が上がっていきます!
(竹内史光「尺八入門」より楽譜参照)
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注意点!↓
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1の楽譜の「ツの中(ちゅう)メリ」は読んで字の如く、中くらいにメルということです。
一の穴を開放したまま顎でメるか、もしくは薬指で穴をかざして軽くメル。
Tsu no Chū (medium)Meri
Lower your chin (meri) with the hole 1 open, or hold your ring finger over the hole 1.
What is Meri? → Blow by putting the chin down, to lower the tone
3の楽譜の「ハの五」は、5開け(後ろの穴)の大メリ。
「ハの三」は、3、5開けでメリません。いずれも甲音。
Ha no Go(5)
Open hole 5 and meri. Lower your chin deeper(Ô meri)
Ha no San(3)
Open holes 5 and 3. Do not meri.
三つの楽譜とも、微妙なメリが盛りだくさんですが、頑張ってメリましょう❗
荒城の月
(Kōjō-no-Tsuki)
作詞:土井晩翠 作曲:滝廉太郎 
春高楼の 花の宴
巡る盃 影さして
千代の松が枝 分け出でし
昔の光 今いずこ
秋陣営の 霜の色
鳴きゆく雁の 数見せて
植うる剣に 照り沿いし
昔の光 今いずこ
今荒城の 夜半(よわ)の月
変わらぬ光 誰(た)がためぞ
垣に残るは ただ葛(かずら)
松に歌う(うとう)は ただ嵐
天上影は 変わらねど
栄枯(えいこ)は移る 世の姿
映さんとてか 今も尚
ああ荒城の夜半の月
The Moon over the Ruined Castle
Lyrics: DOI, Bansui
Music: TAKI, Rentaro
English Translation: YAMAGISHI, Katsuei (C)
On the castle tower in the spring, a cherry-blossom-viewing feast
Exchanging cups of sake, the moon dancing in each
Branches of pine trees shooting out, they've grown a thousand years
Where ever have the glorious old days gone?
On the battlefield campsite in the autumn, a cold layer of frost
Wild geese honking in flight, you can count them in the clear moonlight
The pine trees like swords stuck in the ground, the cold moonlight makes the shine
Where ever have the glorious old days gone?
Over the ruined castle at midnight, the bright moon shining
As ever it shined, for whom does the moon shine so bright?
Only vines on the castle wall, climbing up
Can you hear anything but the wind as it blows?
In the sky, past and present, the ever-lasting moon
Rising and falling, the ever-changing world
Is the moonlight telling us how the world goes?
Ah, the midnight moon over the ruined castle
...
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mii1211 · 3 years
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雨はしとどに降っておりました。ザァーと音を立て、京の町に霧の帳をおろすかのような、細かく白い雨でした。木造が多い京の町の建物は、雨を弾くことなく観念したようにギイギイと雨を吸い込むのでした。丁度、夕方頃に降りましたので向かいの家のおっかさんなんかは、
「アラ、夕立かしらん。お洗濯物をいれなすって」
と娘に声をかけるのでした。
この雨は夕立と申し上げて差し支えないのでございましょうが、一人娘は
「涼雨よ。アタシ、夕立よりも涼雨のほうが口馴染みが良いの」
と言って木造の階段をのぼるのでした。
涼雨というのは、涼しさが感じられる夏の雨のことでございます。娘の言う通り、日も暮れましてピトピト屋根から雨粒が落ちます音は、陰の美しさによる冷やかさがありました。いつもは栄えております2つ目の角の茶屋も、人っ子一人いないで、紺色の旗がぐっしょり濡れているのは寒々しいものがあるのでしょう。しかし、夕方の雨といえど、6月は暑い。毛虫が花の茎を這い上がるような湿った不快感が、人々の皮脂となり汗となり雨と混じって一段と町の湿り気を増すのです。
なんと悪戯なことでございましょうか。娘がお洗濯物を入れようとすると、雨は嘲笑うかのように小降りになりました。娘は「ふん」と頬を膨らませたのですけれども、天気は気まぐれで意地悪なことは、その20年に満たぬ愛い人生経験のなかで分かっておりましたから、眉間に皺を少しだけ寄せて静かに取り込みました。カコ、と物干し竿が動く度に、その竿からつららのような軌道を描いて雨粒は落ちていきます。数十粒が一斉に、狂い咲き終わった花の如く呆気なく終わりを迎えました。
閑話休題。小降りになった京の町の三つ目の角から、急に深紅が現れました。カランコロンと音がします。
その深紅の正体は、和傘でございました。正式には、番傘でございます。持ち手が太い竹に血のような赤の和紙が隙間なく貼られています。丁寧に作られた一品であることが手に取るように分かる造りでした。
カランコロンと下駄の音が静かな雨上がりに響きますこと、咄嗟に牡丹灯籠の怪談話を思い出すこと知る多少、もってその足の持ち主は、色白な少年でした。
深紅の番傘に茶の下駄、簡単な浴衣という出で立ちでございます。お顔は傘に隠されており、手足の生気を感じさせぬ白が小雨の中綺麗に映えておりました。ほんとうの最初は、八割くらいの者が少年のことを人間だと認識するのに時間がかかるものです。というのも、その少年の歩く姿が菖蒲のようであるためです。茎までしぃろい菖蒲のようであるためです。その白さと細さと、温度や血を感じさせない出で立ちによって、多くの人が少年を花か綺麗な物の怪かとすら見間違えるのでした。
少年の下駄の音はカランコロンというものから、次第にカラコロという音になり、排水溝に流れゆく水を踏んづけると、下駄の底がとうとうぐっしょり濡れてしまってボトボトという音色に変わってしまいました。少年がどこにいるのか、音では中々分かりづらくなりました。
少年は下駄が濡れようと裾が濡れようと、濡れてしまってその召し物の色が濃くなろうと、何も気にせず優雅に歩きました。優雅といっても華々しいものではなく、わびさびのある和室が似合う優雅さでした。優という漢字も、雅という漢字も純和風であることに間違いは無いのですが、どうしてでしょうか。優雅というと最近流行りの西洋を想起してしまうのが常でございます。
お洗濯物を取り入れた娘がガララと戸をしめた音がします。少年は丁度そのときに娘の家の手前を歩いておりましたので、「はて」とその音のするほうを一瞥すると、またボトボトと歩き始めました。
そして、急に歩みを止めたのです。
少年が歩みを止めますと、無音に近い雨の帳が世界を支配してしまったかのような錯覚に陥ってしまいます。少年は長らくぼおっと顔を娘の家の反対側に向けて突っ立っておりましたが、やがて向かいの家に吸い寄せられるように近づいてゆきました。下駄の乾いている部分が未だあったのでしょうか。小さくカラと音がなります。
少年は、向かいの家の植え込みの紫陽花を見ておりました。道に飛び出すほどの立派な紫陽花が燦燦と咲いております。全体的に茶と紺、それに深い青が主の町の色合いでしたから薄紫の紫陽花はよく馴染んでいて、目もくれずに過ぎていく者がほとんどでしたが、少年だけはひどく惹かれたように見入っているのでした。
少年がもう一歩近づきますと、その傘も相まって紫陽花に深い影を落とします。淡紫の紫陽花は闇を得て、妖しく雫を光らせました。
少年の白百合のような指が、つと紫陽花の葉にそえられます。指は可憐で花弁のようでございますので、生け花でも行われているかのような心地がします。そえられた指が不規則な網目の葉脈をたどり、指の重みでしなる葉の末端からポロリと雫が落ちました。
「はてな、雫が淡紫なんか、紫陽花が雫を淡紫にしてはるんか」
少年はそう言うと、ずいっと体を傾けて紫陽花をよく見ます。反動で傘からは無数の飛沫が踊り落ちました。深い赤の傘からは、少年の、芙蓉のような桃色の唇がのぞいています。ついでに、控えめながらも筋の通ったととのった鼻頭が見えておりました。
「おうい、そこの君、知らぬかや。雫が淡紫なのか、それとも紫陽花が雫を……」
少年は、紫陽花に引っ付いていたてんとう虫にこう尋ねました。てんとう虫はウジウジと葉をまわって、それから目線を逸らすかのように飛び立ちました。
子供はそんなん知らんでよか、と言う叔父の目線の逸らし方によく似ていると少年は独り言ち、やがて口角を少し上げました。芙蓉のような唇の端にやわく力が入り、ようやく血色たるものをその両端にまとった少年は、これ以上なく美しい夏の花でございます。紫陽花に顔をより一層近づけると、まさしく花の世界でした。芙蓉と白百合、紫陽花と、深紅の傘は椿です。
少年は長らく、葉を掻いては鼻で匂いを嗅ぎ、葉の側面をじいと眺めては「はて、はて、どちらかしらん」とまだ先程の疑問を諦めてはいない様子でした。
夕方だった京の町は、月の光に照らされ始めました。少年は雨粒に塗れた手でふと目を擦りますと、余った水気がツツツと涙のように少年のまろい頬を辿りました。少年はそれを首を降って落とそうとし、くるりと頭を一周させると、突然「は」と声を出して上を向きました。
少年が上をむくと、傘の持ち手が地面と平行になりまして、深遠な赤から眞白のお顔がのぞきます。鼻筋に月の光が馴染み、やがて黒豆のようなお目目が月を見上げました。少年のお顔は、どこをとっても清潔でございます。こぶりながら芯があって、月の光と季語が似合うお顔立ちです。歌を詠みたくなる出で立ちも相まって、水墨画の水彩画のいいとこ取りをした絵画のようで、人々は如何なる額縁をこしらえようかと考えるのでございます。
町には、花の香りに混じって、醤油と味噌の香りが漂い始めました。晩飯の時間帯なのです。ショロロと控えめな排水溝が雨の終わりを告げていました。
「腹が減っては戦にならぬ、腹が減っては戦が出来ぬ」
少年は歌を詠むようにそう言うと、傘を真剣のようにさばいて閉じました。傘からは雨の名残が桜吹雪のように狂い散ります。
少年は綺麗なまま、頬が水で少しばかり濡れたまま、また最初のように優雅に歩き始めました���下駄は少し乾いて、カラカラと小さな音を立てます。
「キャ!おっかさん、お皿が、お皿が」
向かいの家からは、娘の慌てた声が聞こえました。少年はそれを気にも止めず、まぁっすぐ歩いていきます。裾の深い紺は、河のような清らかな青を取り戻していました。
時は経ち、雨が止み、裾と下駄は乾いて、月が出た。
月がァ出た出たァ、嗚呼、ヨイヨイ
三井炭坑のォ 上に出たァ
あんまり煙突がァ 高いので
さぞやお月さん 煙たかろッ
少年は小さく炭坑節を口ずさみながら、向こうへ歩いていきます。その姿は、やはり、人間というよりは夏の花か優しい物の怪のようでした。
少年が角の茶屋を曲がって、その姿が見えなくなったとき、紫陽花からピトとまたひとつ淡紫の雫が垂れ落ちました。それは少しばかり蜘蛛の糸をひいていて、つややかな細っこい糸が月の光を浴び、高貴な弦のようにしなりました。
少年が去り、娘の慌てた声も落ち着いて、京の町は雨の名残と夕飯の豊かな香りで溢れております。木造建築ですから、家々はその香りを吸い込み、深い茶に磨きをかけるのでしょう。月の光は、それを静かに照らすのでしょう。
紫陽花は6月が栄えでございます。7月以降は、百日紅が盛んだとおっかさんが言っておりました。
(完)
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