Tumgik
#背中にチャックあるよね
shialpha-blog · 2 years
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【シンプルに】 最近「それホントのあなた?」と ずっと突きつめられる地獄におちいって、 しんどかったけれど、 自然の中をjog&runをしていると、 「あー何にもいらないなあ」 みたいな気持ちになって、 大好きな断捨離。 ついでに、 「WEB制作」といういまいちしっくりこない 肩書きも一旦、解放した。 (もちろん継続中のお仕事は全力対応、 お話あればこちらも全力対応致します) 肩書きも 名前もいらないんじゃないかな 名前よく忘れるし。 で、 どうして会社辞めたんだっけ? と急に思い出した。 大学の頃からの夢。 それがどうなるとかはもういいけれど、 条件なしで心が動く方を選択するのがいいと、 痛感してる。 断捨離で何にもなくなりすぎて、 もはや、裸でもいいかなと。 #捕まる 本当は、肉体も脱いで、 川でバシャバシャ洗って、 天日干ししたい。 #背中にチャックあるよね そしたら、時間も場所も生死も超えていって、 宇宙中がひとつになるね。 どういうわけか 尋常じゃない睡魔にもおそわれてる私ですが、 シンプルに。 シンプルに。 #ベース作るよー #ありがとう を伝えたい #大切なこと、無意識の中に #とりあえず飲んではしゃぎたい https://www.instagram.com/p/Cc2ussTtdw5/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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teruterubouzu86 · 1 year
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現場事務所で
片側一車線の田舎道を走っていくと、目印の看板屋が見えてきた。夜なので辺りは暗く、注意しないと見落とすほどの小さな店だった。その店の裏側の路地を回ると、道は緩やかな山道になっていった。車のヘッドライトが頼りなく真っ暗な前方を照らし出していた。ホントにこの道でいいのかと疑心暗鬼になりながら10分ほど走ると、急に道が広くなりトラックを駐めてある一角に出た。道はそこで終わっていた、どうやら私道らしかった。トラックは数台並んで駐めてあり、他にも重機が並べてあった。俺はその空いたスペースに車を止めると、現場事務所のようなプレハブに向かった。プレハブは敷地の端の方に建っておりすぐに分かった。一階部分は資材置き場らしく、窓ガラスからパイロンやらが転がっているのが見えた。俺は階段を上がり二階を目指した。二階は全ての窓部分にカーテンが閉めてあったが、その隙間から中の明かりが僅かながら漏れていた。引き戸を開けるとごつい体つきの作業服姿の現場監督が仁王立ちになって、口マンを犯しているところだった。 「よぅ、道分かったか」 「途中で引き返そうかと思うくらい不安になってきたぜ」 「ま、山ン中の作業所だからな、でもここなら心おきなくやれるってもんだ」 現場監督は缶ビール片手に咥え煙草というスタイルで、俺を振り返った。現場監督は濃紺のベトナムのチャックを下ろしマラだけ出していた。そしてそのどす黒くて太いマラに、これまた三超を穿いた若い野郎が食らいついていた。仕事場で気に入った職人がいたら手を出しているということだったが、どうやら本当のようだった。白い鳶装束を着た野郎は、会社の仕様なのか白い地下足袋を履き濃い緑色のメットを被っていた。メットには足場組み立ての会社らしい名前が入っていた。そして腰にはずっしりと重そうな安全帯を締めていた。まさに本職の職人だった、このまま現場に出しても何の違和感もないほど、鳶装束は使い込まれ汚れていた。野郎は俺の姿を見ると、恥ずかしさのためか目をそらしながらマラをしゃぶっていた。むさ苦しい男だらけの作業場で、鳶の野郎に奉仕させている光景に俺のマラはたちまち反応した。俺はベトナムの上から股間を無意識に揉んでいた。そんな俺の様子に現場監督がニヤリと笑った。 「しゃぶってもらえよ、、、こいつ、上手いぜ」 俺は位置を代わり、鳶野郎の前に仁王立ちになった。チャックから飛び出た俺のマラを鳶野郎の口が覆い被さった。その生暖かい感触に思わず俺は目を閉じた。 「俺に恥かかすなよ、しっかり客人をもてなせ」 現場監督は鳶野郎のメットを叩き、檄を飛ばした。俺は咥え煙草のまま自然に腰を動かしていた。 「メチャ、気持ちいいな、、、」 さすが現場監督のお気に入りのクチマンというだけのことはあった。しばらく俺は鳶野郎のクチマンを堪能していたが、それを眺めていた現場監督が俺に言った。 「わりぃ、ちょっと代わってくれ」 現場監督はやや半立ち気味のマラを鳶野郎の口に構えると、そのままじっとしていた。しばらくしてマラの先から小便が迸ったのが見えたが、鳶野郎がすぐに先端部分を咥えてしまった。そしてそのままごくごくと喉を鳴らして小便を飲み始めた。 「ビール飲んだからな、、、どうだ、アルコール混じりの小便は旨いだろうが」 鳶野郎は現場監督の声に頷きながらも、必死でマラに食らいつき小便を飲み干していた。ようやく放尿を終え雫を舐めさせると、現場監督は俺に言った。 「お前も飲ませてやれよ、小便飲ませたことくらいあるだろ」 確かに小便を飲ませるのは俺も好きだったので、苦笑いしながら鳶野郎の顔面にマラを構えた。意識して腹圧を緩めると、小便が流れ始めた。すかさず鳶野郎がそれを受け、先端に吸い付いた。 「マジ旨そうに飲むよな、、、」 俺は鳶野郎の顔に煙草の煙を吐きかけた。目を閉じて一心不乱に小便を飲んでいる精悍な無精髭のツラは、なぜか可愛らしく見えた。 パイプ椅子に鳶野郎の手をかけさせ上体を倒させた。そして顔を上向きにさせ俺はマラを突っ込んだ。現場監督は鳶野郎の背後に回りがっしりした腰を掴むと三超の上からマラを突き立てた。どうやら三超の股の部分に切れ目が作ってあるらしかった。鳶野郎は俺達に前後から串刺し状態にされていた。現場監督のマラが侵入してくる瞬間、鳶野郎は目を白黒させて呻いていた。しかし現場監督はお構いなしにメットを殴ると、そのまま鳶野郎の腰を掴み体を進めていった。 「しっかり客人のマラしゃぶってろ、、、これくらいで根をあげるんじゃねぇ」 腰に締めた安全帯が俺達の動きに合わせてじゃらじゃら音を立てていた。鳶野郎はマラを出し入れする度にくぐもった声を上げながら、俺のマラに食らいついていた。俺もそれが面白くて、現場監督の腰の動きに合わせて腰を振った。小一時間くらい鳶野郎を犯し��いただろうか、現場監督が俺に言った。 「取りあえず種付けするか、、、」 「ああ、いいぜ」 現場監督は俺に茶色の小瓶を手渡した。俺はそれを深く吸い込むと、それを返した。現場監督も深く吸い込むと、急に腰のピッチを上げ始めた。鳶野郎の間に挟んでいたので、俺達の距離はかなり近かった。目前で現場監督の種付けを見ることができ、俺も興奮していた。現場監督は一層鳶野郎の腰を掴むと安全帯をたぐり寄せて、打ち付けるように掘り込んだ。現場監督の腰使いがあまりに強く、鳶野郎が倒れ込むように俺にしなだれかかってきた。しかし俺も非情なまでの激しさで鳶野郎のクチマンを掘り込んだ。鳶野郎が吐液物を流し俺のベトナムを汚したが、構わず掘り続けた。現場監督が動きを止めたかと思うと、そのごつい体を痙攣させるように何度も鳶野郎にぶつかるように腰を打ち付けた。 「おらおらっ!いくぜっ、種付けするぞ、おらっ!!」 現場監督の激しい交尾の現場を目の前で見せつけられ、俺も絶頂に達した。俺達は顔をしかめながらお互いに吠え合っていた。 「くそっ、俺も堪んねぇ、、、いくぞ、おらっ!」 俺達に挟まれたまま前後の口に激しい責めを受けながら、鳶野郎もそのまま触られずに果てたようだった。俺達が雄汁を流し尽くしてようやく体を離した時、鳶野郎は崩れ込むようにパイプ椅子に倒れ込んでしまった。 俺達は倒れるようにうずくまっている鳶野郎を横目に、缶ビールを飲み始めた。この作業場には雑魚寝の部屋もあるということで泊まるつもりだった。現場監督がポケットからカプセルのようなものを取り出すと、倒れている鳶野郎の三超の股の間に手を突っ込んだ。現場監督は振り向きざまに俺に向かってニヤリと笑った。どうやら白い粉をケツに仕込んだ様子だった。俺も笑いながら現場監督を眺めた。しばらくして鳶野郎が呻き始めた、苦しがってという声ではなく少し媚を含んだような甘い呻き声だった。 「そろそろ効いてきたようだな」 鳶野郎はトロンとした目付きで上半身を起こすと、ソファに座った俺達に近づいてきた。そして何の遠慮もなく俺のベトナムのチャックに手をかけるとマラを引きずり出して咥え始めた。俺達はその様子をただ笑ってみているだけだった。俺は咥え煙草のまま、鳶野郎のメットに手をかけると股間に押しつけ下から腰を突き上げた。鳶野郎はゲェゲェ嘔吐きながらも俺のマラに食らいついていた。 「まだ俺達のマラが食い足りねぇようだな」 「もっとしっかり食わせてやらねぇとな」 現場監督は鳶野郎が俺のマラをしゃぶるのを、間近に近づいて面白そうに眺めていた。 「おらっ、小便するぞ。飲めや」 俺はソファに座ったまま、鳶野郎の頭を固定すると小便を始めた。鳶野郎はよほど小便を飲まされて慣れているのか、大量に出した小便を喉を鳴らして飲み干していった。 「たっぷり出ただろ、旨かったか、おい」 俺の問いに、鳶野郎は焦点の定まってないような目をしたまま頷いた。肉付きのいい体をしており屈強な感じのするヤツだったが、しっかりM奴隷として現場監督に仕込まれている様子だった。そんな男臭い野郎が従順に俺の股間で奉仕��ている姿を眺めるのは、快感だった。 「おい、俺の小便も飲めや」 現場監督の声に、鳶野郎は俺のマラの雫を綺麗に舐め取ると場所を変え現場監督の股間にしゃがんだ。鳶野郎が現場監督のマラを咥えると同時に放尿が始まった。俺は小便を飲んでいる鳶野郎の背後に回り込み、三超の股の切れ目を探った。そこはしっとりと濡れそぼっており、俺を誘うように引くついていた。俺は再び完全に勃起したマラをあてがい、一気に貫いた。鳶野郎が俺の侵入に呻き声を上げそうになっていたが、現場監督に安全靴で蹴りを入れられていた。 「何度もマラ咥え込んでるくせに、いちいち悲鳴上げてんじゃねぇよ、しっかり小便飲んでろ」 鳶野郎のケツマンは、現場監督の雄汁でいい具合にトロトロになっていた。 「お前の雄汁がローション代わりになって、俺のマラに絡み付きやがる」 「気持ちいいだろ」 「ああ、、、」 鳶野郎は立て膝でソファに座った現場監督のマラを奉仕し続け、俺はその背後から鳶野郎のケツマンを犯しまくった。白い粉が効いているのか、やたら鳶野郎の体が熱く全身から汗が噴き出して鳶装束をびっしょり濡らしていた。そして感度も上がっているのか、鳶野郎は男臭いよがり声を上げ始めた。 「んん、、、うぐぐ、、、」 「ん、どうした、、、気持ちいいのか」 鳶野郎はマラを口に含んだまま、頭を上下に振って頷いていた。現場監督は煙草の煙を吐きながら、下から腰を突き上げクチマンを堪能していた。 「おらっ、ケツばっかで楽しんで、上の口が留守になってんぜ。しっかりしゃぶらねぇか」 現場監督はしゃぶらせながら、安全靴で鳶野郎の股間を三超の上から嬲った。 「お前は上下の口犯されて、マラおっ勃ててんのか。男に犯されて感じてんのかよ、この野郎」 現場監督の言葉責めに、鳶野郎は声にならない呻きをあげていた。 「しっかり俺のマラ味わえや、たっぷりクチマンにも種付けてやるからよ」 現場監督も鳶野郎以上にがっちりしたごつい体つきだった。ベトナムがぴっちり下半身に貼り付いていた。作業着のシャツの胸元からは剛毛の胸毛がびっしり覗いていた。それにスキンヘッドで口髭と顎髭だけを生やした格好は、まるで雄そのものという匂いを強烈にはなっていた。その鋭い眼光は、M奴隷を威圧するに十分な力があった。マラも体以上にでかくどす黒い感じのデカマラだった。その現場監督が俺が腰を振っているすぐ目の前で、大股開きのまま奉仕をさせている光景はかなりいやらしい場面だった。咥え煙草のまま目を閉じ、快感を貪っている様は堪らなく興奮させられた。 俺はラッシュを借りると、思い切り吸い込んだ。たちまちハイな気分になり、獰猛な気分が沸き上がってきた。鳶野郎の両手を後ろ手に回して固定して押さえ付けた。鳶野郎は支えるものがなく、喉奥まで現場監督のマラが突き刺さった。小便の混ざった胃液を吐き、現場監督のベトナムを汚したが気にせずクチマンを犯し続けていた。俺はその光景にたちまち上り詰め、絶頂を迎えた。片手で鳶野郎の安全帯を掴むと、たぐり寄せるように引っ張りマラを打ち込んだ。 「おらっ、俺の雄汁種付けてやるぜ、、、」 「二人分の雄汁で孕ませてやっからな、おいっ、いくぜ!」 俺の雄叫びと同時に、現場監督が吠えた。現場監督は男らしい顔を一層歪め、俺を睨み付けるように吠えた。俺も現場監督を睨み返しながら最後の突きをくれてやった。 「おぅ、、、いくぞ、飲めや!」 俺達の雄汁を散々仕込まれた鳶野郎は、そのままボロ雑巾のように隣の部屋で横になるとすぐに寝付いてしまった。俺達もそれぞれのソファで横になった。 どれだけ時間が経っただろうか、腕時計を見ると翌朝になっていた。しかし俺の股間に違和感のようなものを感じ、俺は股間に目をやった。驚いたことに現場監督が俺の股間を舐めていた。 「おぅ?お前もしゃぶりたいのか」 「いや、お前みたいな野郎を見ると堪らなくなっちまってよ、、、あの鳶野郎の前じゃこんな格好見せられねぇが」 なるほどこの時間なら、鳶野郎はまだ隣の部屋で熟睡しきっているはずだ。俺は立ち上がると、現場監督に言った。 「俺の小便飲むか」 「ああ、飲ませてくれ」 俺はベトナムのチャックから朝立ちのマラを引きずり出し、煙草に火をつけると気分を鎮め、何とか勃起を収めて現場監督の口にマラを構え放尿始めた。現場監督は小便を躊躇うことなくごくごく飲み始めた。かなりの量だったが、全てを飲み干した。 「酒臭くて旨い小便だったぜ、、、」 現場監督は男臭い顔で笑った。俺はその顔を見ていると、マラが反応してきた。 「くわえろや」 俺の命令に現場監督は素直に従った。男っぽい野郎が俺のマラに奉仕している光景はまさに勃起もんだった。鳶野郎ほどではなかったが、現場監督のクチマンもまんざらではなかった。俺はラッシュを吸い込み、現場監督にも吸わせた。現場監督は顔を紅潮させて、俺のマラを口で扱き上げた。その男臭い顔と尺八奉仕のギャップに堪らず俺は腰を弾ませた。 「そろそろあがってきたぜ、飲めよいいな」 現場監督は頷くと、必死で俺のマラに舌を絡め口を前後に動かした。 「ううっ、、、いくぞ」 翌朝にも関わらず俺は大量の雄汁を噴き上げた。現場監督はそれを全て飲み干し、終わった後も尿道に残った雄汁を吸い上げ搾り取った。 「さすがに、野郎の雄汁は旨いな、最高だ」 現場監督の声に、俺は煙草の煙を吹き出しそうになり、苦笑いを返した。 昼間、現場監督のいるプレハブ事務所に向かった。メールをもらった時にちょうど仕事の空き時間ができたので寄ってみることにした。山中へ向かう山道は大型一台が道幅いっぱいになってしまったが、私道だし他に通る車両はないはずなので気にすること無しに登っていった。数台トラックが駐めてあるスペースに横付けすると、プレハブに向かって歩き始めた。すると男の泣き声が微かに聞こえてきた。今日は温かいしもしかして野外で犯っているのかと思っていたら、私道からは死角になっているプレハブの裏手の足場置き場から声が漏れているようだった。裏手に回ると、上半身裸の鳶野郎が体にトラロープを巻き付けられて縛られ下半身は三超に地下足袋というスタイルで、三超に開けた裂け目から現場監督のデカマラを突き刺され、よがり狂っている真っ最中だった。鳶野郎の筋肉質な上半身には細めのトラロープがきつく縛られ皮膚に食い込むほどだった。しかも鳶野郎の両手首はこれまたトラロープで足場に括り付けられていた。鳶野郎は上半身を倒した格好で両手首の自由を奪われ、ケツマンを作業着来たまま犯されていたのだった。俺に気づくと現場監督は咥え煙草で片手を上げた。 「よぉ、来たか」 「相変わらず派手にやってんなぁ、声丸聞こえだぜ」 「こんな山ン中、気にするヤツいねぇよ」 現場監督は濃緑の作業着に身を包み安全靴を履いていた。ベトナムのチャックからはどす黒い太マラが顔を覗かせており、その大半が鳶野郎のケツマンに埋め込まれていて、オイルのせいなのか全長を光らせながら三超の裂け目部分を出入りしていた。現場監督が腰を突き出す度に、鳶野郎はよがり泣き体を震わせていた。 「おらっ、オメェの好きなマラがもう一本来たぜ。嬉しいだろうが」 現場監督は咥え煙草のままニヤニヤ笑いながら、腰をいやらしく突き動かしていた。そして鳶野郎の腰を三超の上からがっしり掴むと、覆い被さるようにして腰をグラインドさせた。 「まずは俺のを種付けしてやるぜ、いいな」 「は、はい、、、お願いします、、、」 「濃いヤツを種付けてやるぜ、おらっ、俺のガキ孕めや!おらおらっ!!」 現場監督はがっしりした腰つきで、ガツガツと鳶野郎を掘り込み打ち付けるようして体をぶつけ雄汁を種付けた。現場監督がマラを引く抜くと、雄汁がドロッとケツマンから溢れ出た。鳶野郎は崩れるように体の支えを失いかけたが、足場に縛られた手首がそれを邪魔した。 「またお前の種マンかよ」 「贅沢言うなって」 俺は煙草を安全靴で踏み消すと、鳶野郎の両手の拘束を解いた。鳶野郎はその場に崩れかかったが、ヤツの髪の毛を掴み頭を上に向けさせた。鳶野郎はそうするのが自然な感じで、口を開け舌を出した。俺はベトナムからマラを引きずり出すと、ヤツのクチマンにねじ込んだ。 「なかなか具合良いクチマンだぜ」 俺は笑いながら腰を動かし始めた。抜歯済みのクチマンは歯が当たる心配もなく、やたら良い感触だった。ヤツの舌が絡み付いた俺のマラが次第に頭をもたげ始め、鳶野郎の口一杯に大きくなった。俺は凶器を片手で扱き上げながら、鳶野郎に笑いかけた。 「おい、ケツにぶち込んでやるよ」 鳶野郎は積んであった足場に手をかけると腰を突き出した。三超の裂け目にマラを入れると、ケツマンへねじ込んだ。現場監督の雄汁が潤滑油になってすんなりマラが入った。俺が腰を動かし始めると、すぐに鳶野郎は喘ぎ声を漏らし始めた。 「すっかり感度が良くなってんじゃねぇのか。ずいぶん犯られた割には締まりもいいしよ」 マラを引き抜く時はヤツのケツマンのヒダが名残惜しそうにマラに絡み付き、ぶち込む時には締まり始めたケツマンのヒダを無理矢理こじ開けて侵入する快感があった。そしてカリの部分にケツマンの粘膜が絡み付き何とも言えない快感だった。 「よし、小便するぞ。おらっ、しっかりしろや。マラぶち込まれてよがりまくってんじゃねぇぞ」 現場監督がポケットから取りだしたスタンガンを、鳶野郎の首に当てた。バチッと音がして、鳶野郎が跳ね返ったように体を反らした。 「小便するぞ、飲め」 鳶野郎はまだ大きいままの太マラを咥え、流し込まれる小便を喉を鳴らして飲み干していった。その間も俺は腰を激しく動かして犯しまくっていた。現場監督が放尿を終えた頃、俺は絶頂がやってくるのを感じた。 「おらっ、顔向けろや。ぶっかけてやるぜ」 小便を飲み終えたばかりの鳶野郎を足元に跪かせると、髪の毛を掴み顔を上へ向けさせてマラを構えた。現場監督の種に塗れた俺のマラは、いやらしく粘っこく光っていた。鳶野郎の顔面に夥しい雄汁が降りかかった。ヤツはそれを地面に落とすまいと必死で顔で受け止めていた。 「ずいぶん早かったじゃねぇか」 「あんまし時間ねぇんでな」 「それなら二発目俺が仕込むのを見届けてから行けよ」 「マジかよ、、、」 現場監督はすっかり回復したマラを俺に見せつけながら言った。 「こっちへ来い」 鳶野郎をプレハブ横の仮設トイレへ連れて行った。そして中の小便器に鳶野郎の顔を押しつけた。 「小便器舐めて掃除しろや、オメェが小便器掃除してる間に俺が掘ってやるよ。変態野郎には嬉しいだろ」 鳶野郎は膝を突いて薄汚れた小便器を抱え込むようにして、小便器に顔を突っ込んだ。小便器には小便滓がびっしりと付いており、誰かが用を足したのだろう小便の雫が黄色っぽく溜まっていた。それを躊躇することなく鳶野郎は舌を出し舐め始めた。近づくとムッとするような雄臭い小便臭が漂っていた。現場監督は小便器に頭を突っ込んだままの鳶野郎の三超を抱え込むと、三超の裂け目部分にマラを突き立てた。小便器を舐めていた鳶野郎が、呻くような声を上げた。 「しっかり掃除してろよ」 「すっげぇな、おい」 俺は現場監督の考えつくプレイに舌を巻いていた。 「お前の雄汁がローション代わりになって滑り良いぜ」 「言ってろ」 俺は現場監督の言葉に笑いながら煙草に火をつけた。現場監督は最初から飛ばして腰をガンガン打ち付けていた。現場監督の腰に巻いた安全帯と、鳶野郎が腰にぶら下げた安全帯が激しい腰の動きにガチャガチャぶつかり音を立てていた。俺は小便器に顔を突っ込んでいる鳶野郎の背中を跨ぐ形で、小便器にマラを突き出した。 「小便したくなったんで、このままお前の頭の上からぶっかけてやるぜ。ついでに掃除しろや」 鳶野郎の後頭部へそのまま小便をぶっかけた。流れ出る小便は後頭部を濡らし男の顔面を伝い小便器の中へ消えていった。鳶野郎は現場監督の腰の動きに翻弄されガンガン頭を小便器にぶつけていた。俺の小便でベトベトになった坊主頭の鳶野郎は、それでもなお小便器を舐めることを止めなかった。 「よし、二発目種付けてやるぞ。いいな!いくぞ、おらっ!!」 現場監督は吠えるように怒鳴ると、思いっきり体を鳶野郎にぶつけていき幾度も律動を繰り返して雄汁をケツマンに叩きつけた。その度に鳶野郎の背中の筋肉が痙攣したように動き、その体の中に雄汁が飛ばされているのが傍目にもはっきり分かった。現場監督の腰の動きに合わせ、鳶野郎も痙攣を繰り返し、現場監督がようやく体を離すと鳶野郎は小便器に顔を突っ込んだまま動かなくなった。俺は現場監督にじゃあなと片手をあげると、そのまま大型に乗り込んだ。現場監督はベトナムのチャックを上げベルトを締め直すと、鳶野郎を放置したままプレハブに消えていった。
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quietdolls · 1 year
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ドレスのチャックを、背中をそらしながら引き上げていたら爪が飛んだ。死ね、とつぶやいて携帯を投げるのをやめる。呪いを、かける。
どんなに親しくなってもわたしはわたしの全てを話すことができないし、頼ることもしない。今後もそうだと思うし、そんなひとと今後関わるとも思わない。開けた場でひとと話すことはわたしにとって呪いで、邪気をあびることだった。
むかしは、かわいくないから死にたいとか思っていた気がするけど今はもっと深層で死にたがっている。統合失調症と解離性障害を併発する親を見ていると、わたしも結局同じような道を辿るのだろうと思う。それでも今のわたしは自分のことが結構すきだ。死にたがりで、自分のことが好きな自分が。
恋愛しないです、他人を好きにならないのでと言うたびに理由を聞かれるが、それはあまりにも自分のことが好きすぎるからだとようやく分かった。自己嫌悪と自己愛が拗れ、ほどけないくらいに絡まって、どろどろに煮詰まって出来たのがわたしなのだと思う。自分を可愛い可愛いするのでせいいっぱいなので他人にかまけている時間がない。他者を介在させずに喜びを感じることがしあわせなのであれば、恋愛も婚姻も決してわたしのしあわせではないのでは。
仕事柄、人間の選択を何でもかんでも性的感情もしくは恋愛感情に結びつけようとする人間と話すことが多いけど、そのたびわたしは自分のためにしか生きていないと実感する。タトゥーもピアスも化粧も脱毛も、自分を飾ったり美しくするのはどこかにいる他人のためではなく、全てひとえにわたしのためなのだ。
うるさい、うるさい、うるさい。
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bbbottomsblog · 7 days
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自分の好きな体験談①
163*105*38。精液が飲みたくて我
慢出来なくなる時がある。
そんな日は決まって近所のハッテ
ン公園へ向かう。
下着無しで小さめのジャージを着
用すると恥ずかしい位、体の線が わかる。
肥大した乳首も股間の膨らみも.。.
俺はいつもの様に便所に入る。
周囲には何人かが子を窺ってい
るが関係ない。
小便器の前に立ちジャージの下を
膝まで一気に降ろし、
上はチャックを下げ毛深く豊満な 乳房を晒す。
目を閉じ右手を乳首に左手を般間
に延ばす。思わず声が出る。
左手からはクチュクチュと快感の
音と匂いが洩れる。
暫くして人の気配を感じ目を開け
ると..。.
便所入口には眼鏡を掛けたデブ親
父がイヤラシイ目付きで俺を見て
いた。
グレーのスウェットの上下にサン
ダル、体付きは俺よりも一回りで かい。
俺はそのデブ親父に体を向けると 激しく扱きだした。
見られている快感もあり、頭がボ
ーッとする。
股間をまさぐりながらデブ親父が 近付く.。
スウェットには大きく染みが出来 ていた。
「いやらしいなぁ、ほら君の見て
たらこんなになっちゃったよ。」
俺の右手はデブ親父のスウェット に引き込まれた。
「あ.」俺はその太さと硬さに思わ ず声を上げた。
デブ親父が息を荒くし耳元で曝
「今日は溜まってるからな.」 俺は 身震いがした。
デブ親父は太い指で優しく乳首を
弄び、イチモツを俺に握らせたま
ま腰をグリグリと使った。
「そろそろ我慢が出来なくなって 来たよ.….。
先ずはどこで飲ませてあげよう
か、口がいいかな、それとも…o」
デブ親父はそう言うと俺の腕を掴
み個室へ押し込んだ。
後手に鍵を掛けると俺とデブ親父
は全裸になり抱き合い舌を絡め合
お互いの睡液を吸い、���め尽く
す。
肩に置かれた手が俺を押し下げ た。
目の前にはテラテラと汁で光るイ チモツが.
俺は我慢出来ずに一気に喉迄飲み 込んだ。
「ああっ、」デブ親父が体を震わ
せ、情けない声を上げた。
俺は尺八が得意だ。ロマンや喉候マ
ンを使って精液を搾りとる。
口の中に拡がる雄臭い粘液が大好
きで出された精液は全て飲んで来 た。
特に濃い精液の舌触りはたまらない。
死でしゃぶった。
玉袋に手を延ばす。でかくてパン
パンに張った金玉がある。
デブ親父の言う通りたっぷりと溜
まっていそうだ。
俺はピッチを速めた。デブ親父の
息使いが更に激しくなり俺の頭を 押さえ腰を回す。
「はあ、
まま射精しちゃいそうだよ..」
俺は引き離そうとする手を払い、
肉付きのいい尻を抱え込むとイチ
モツが硬さを増した。
「ああっ、駄目だよ.. そんなにし たら本当に出ちゃうよ、
いいの、出すよ、飲んで、飲んで
デブ親父が全身の肉を何度も震わ
せ俺の頭を押さえ込んだ。
俺はその瞬間に喉を締めイチモツ を搾る。
「あうつ、うっ.!」
デブ親父の陣きと共に口中に拡が
る雄汁、俺は味わいながらゆっくりと飲み込む。
デブ親父にも聞こえる様にゴクリ
と喉を鳴らす。旨い..。
「あはあ、よかったあ. 本当に飲
んだんだね。」
デブ親父は俺を立たすとまだ精液
臭い口に舌をねじ込んできた。
クチャクチャと粘り付く二人の睡
液。デブ親父はニヤリと笑いその
睡液を手に吐いた。
俺は後ろを向き洋式便器に手を付
き尻を突き出した。
尻の割れ目に生温かい何かが塗り
たくられた。
デブ親父の指が俺のケツマンを探
る。
俺は体を震わせるが、そこは既に
パックリと開き太いニ本の指を飲
み込んでいた。
唾液と精液とケツマン汁のヌメリ
が卑隈な音を立てる。
「あっ、ううん、」まるで女の様な
声を上げる俺。
「今度はこっちで射精したいな
あ。オマンコ感じるんだろう..?
ああ、こんなに拡がっちゃって.
ふふ、よ一し、入れてあげるから な。」
デブ親父が睡液をイチモツに垂ら し扱く。
「もっと気持ち良くなろうね。」デ ブ親父の手が顔に伸びて来た。
俺の鼻に脱脂綿が詰められた。そ
れもラッシュをたっぷりと染み込 ませた.。
「ほら、しっかり吸って。」デブ親
父の手が俺の口と鼻を押さえる。
すぐに頭がボーッとなり体が熱く なった。
「い、入れるよ。」
そう言うや否やググッと尻が拡げ
られてイチモツがヌメヌメのケツ
マンにぶち込まれた。
「ああんつ、」情けない声を上げる 俺。
ラッシュのせいで緩んだ穴をデブ
親父のイチモツがいやらしい音を立て激しく出入りする。
「いいっ、す、すごい、すごい
つ、」外に聞こえるのも構わず俺は 端ぎ続けた。
「君は形は男臭いのに.これじゃ
あ、メス豚だ。このマンコ豚!」
俺はもう何もわからなかった。
メス豚の様に腰を突き出し男の、
デブ親父のイチモツの出入りに歓
喜の声を上げた。
「どう気持ち良い?さっき一発出
したから..今度はゆっくりと楽しめ るね。」
俺の背に体重を掛け大きく腰を使
うデブ親父。
俺の口はだらしなく開き舌を垂ら す。
急にデブ親父が俺の髪を掴み壁に 顔を向けた。
壁の穴から突き出した男のイチモ のだろう。
「ほら、
が性処理便所だってのは、
ここに来る皆が知ってるんだか ら。きっと溜まってるよ」
性処理便所..。俺はその一言で理性 が飛んだ。
俺は次々と差し込まれるイチモツ
をしゃぶり精液を暖った。
中にはラッシュの小瓶の様なもの
を差し出し強制的に吸わされたり した。
そのたびに体は熱くなり頭は快感
に酔い痴れた。
顔すら見えない男達が壁の向こう
で噂いては射精していった。
俺は幸福だ。精液で腹一杯になれ るなんて..
気付けば俺とデブ親父の二人だけ になっていた。
知らないうちに俺も射精していた
らしく股間がドロドロになってい た。
ケツの間もヌルヌルで俺はその汁
を指で拘い口に運んだ。
デブ親父の精液が溢れたのだろう、青臭い雄の旬いがした。
デブ親父はそんな俺を抱き寄せ笑 つた。
その後、デブ親父とはセクフと
して付き合っている。
外見は温和で真面目そうな親父な のにセックスの時は、
ありとあらゆる快感を俺に叩き込 もうとする。
しかし口内にたっぷりと流し込ま
れる精液の半端じゃない量の多さ に幸福を感じている。
親父は俺をメス豚として本格的に 調教したいらしく、
合ドラを俺のケツに仕込んだりし
て、楽しんでいる。
俺は俺でいられなくなりそうで少
し恐いが快感には勝てない。
メス豚にはなりたくない.、
いや本当は精液が大好きな、大好
きな精液に塗れて生きて行きたい。
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ryecha · 4 months
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来てくれた方ありがとうございました!!
私の背中にもチャックついてればいいのに🤐 私にチャックがついてたら誰が出てくるかまでは想定してなかったけど🥲 かわいい女の子が出てきてくれたら嬉しいかもしれないってくらいかな🤔
ピアス開けるのはどれがおすすめかって聞かれればニードルって答えるけど痛かったよ🥲 ピアッサーは一瞬で終わるし出血もしないけど安定まで時間かかる😇
アウトレットって行くのかな??私はあまりおすすめはしないけど、行くだけならただだからね🥰 ただ買い物はしない方がいいと思う🤧 やっぱりアウトレット用の低品質な商品が揃ってるから買い物はいない方がいいかなって感じ😌 でも他のリスナーさんはアウトレット好きって言ってたから好きな人は好きなんだろうし、満足もできるんだろうけど、正規店で買ったものより長持ちしないし私は苦手かなって思っちゃうなぁ😖 ネットショッピングも偽物多いからオススメできないし🫠 やっぱりデパートと正規店のネットショッピングしか勝たん🥺👊
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murmur-tea · 23 days
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□サンエックス展
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行ってきました...可愛いの極みでした...
大きすぎるリラックマ、かなり印象的で、たれぱんだも大きいぬい(?)が展示してありました。リラックマは、背中のチャックがいいんだよね。こんな大きくなってまでただくつろいでるだけ、というのがリラックマの本当にいいところで、サンエックスって全体的にどこか影があったり(こげぱんやすみっコぐらし)、だらけている(リラックマやたれぱんだなど)イメージが強いのでそれが親しみとなって愛されてるんだな...と再確認する展示でした。笑
幼少期持っていた文具はほぼカナヘイさんとサンエックスといっても過言ではなかったので(ディズニーやサンリオにはあんまり触れてこず)、ものすごく楽しかったです!
その中でもなんといってもアフロ犬は本やぬいぐるみを集めるほど好きで、今になってなんで処分してしまったんだろうと思うグッズがたくさんあったので今回の展示をすごく楽しみにしてました...!
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ただ、今回の展示の覇権はリラックマとすみっコぐらしが握ってるんだろうなくらいの気持ちだったので、あいみてつろうさんのサインとラフ画が目の前に出てきてものすごく興奮しました。ありがとうサンエックス...!
でもアフロ犬のグッズほとんど完売してたんです...泣 そうなの?そんなに人気だったの?エーン...本日は展示5日目だったので出遅れではあったのですが、初の週末、お目当ての「ぬい」はゲットできませんでした...!
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それから私はセンチメンタルサーカスも好きでね...詳しくは知らないのにただ絵柄と雰囲気が好きというだけでLINEスタンプや着せ替えを愛用していてね...
あちこちに知っているキャラクターがいて、設定画や生まれるまでのデザイン案やラフ画見るのはすごく楽しいので、思った以上に見応えのある展示で大満足でした!
今年も色々見に行きたい!
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tsukuruhibi · 1 year
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クラフトフェアを振り返る
グループ展用の荷物も発送したことだし。 記録も兼ねて、クラフトフェアを振り返ってみる。
■荷造り
・会場に2個宅配搬入。 ・実家に1個送って、手持ち搬入。
■設営
・新調したオブジェのための壁代わりの布。 今までで一番いい感じで張れた。満足。
・これまた新調した長机用の布も、予定通りの働き。
・ピアス オブジェ用の布張りに苦戦して、初日は出すだけになった。 数が多すぎたのかも。 もう少し、数を絞っても良かったかもしれない。
2日目はキレイに並べられた。 晴れたこともあってか、よく見てもらえた気がする。
■雨対策
・雨具、持って行ってたけど、着るの忘れてて背中が濡れた。反省。 ・テント用の雨具は、荷物を最低限にしなくちゃいけなくて持って行きもしなかった。 それでもなんとかなった。 (もう使うことないかも。捨ててもいいんじゃなかろうか・・。 いや、やっぱり暴風雨の時は必要?)
■風対策
・今回の倉敷の風は、いつもより全然大したことがなかった。 新調した風対策用の囲いが役に立つのかどうかは、まだ不明。 その大したことのない風でも、イヤーカフを入れたチャック式のビニール袋は飛ばされた。 チタン、軽いもんな。 → 要対策
■接客
自分が見るの邪魔されたくない派の為、 いつも通りの放置接客。 実演してたら、お客さんに圧がかからない気がするし、いいのかもしれない。 次に応募するときも実演にしようかな。 何したらいいだろ?
■イヤーカフ 結構、反応をいただいた。 刺さる人には刺さる!感じ。 今のところ、お耳に引っかからない方はいらっしゃらない!(嬉) おひとりだけ、ワタシが調整しないと無理だったかも?という感じが しないでもなかったけど。 制作時にもっと精度をあげることで対応可能なのかな? → 要観察
とにかく役に立つものがつくれて嬉しい気持ちだった。
■体力  → 要対策 宅配搬入だったのと、慣れた場所だったこともあって、 今までで一番体力筋力ないけど、淡々とこなせた。 でも、この身体はマズイ。 明日から、ちょっと筋力つくように頑張ろ。
■荷物の整理  → 要対策
今回もまた発生。 持って行ったのに、いざという時に行方不明になる小物。 ピアスキャッチとか、丸カンとか。 → 一応の対策してから、収納した。
■その他 真剣に選んでくださってる姿を見られて、シアワセだったし。 想像してた感じに展示できたし、楽しかった! また行きたい!って思えて終われた。 (反省点が少なくなってきたのは、伸びしろがなくなってきたってことか? うーん、それはそれでイヤだな。苦笑)
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reonn01 · 1 year
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意外とイケる、 ただし、ダニー・トレホのファンで、 地雷踏んでもいいぐらいの覚悟をしてかかれば意外と…という話。 2007年テレ東系『ショウビズ・カウントダウン』のトップ10(下の方)に何週か上がっていたのと、ダニー・トレホが出ていたので気になっていた作品。 日本公開はないだろうなと思っていたし、DVDリリースも忘れた頃にひっそりリリース。 冗談で「俺たち~」って付けられたりしてねー、なんて言っていたら、本当に付いていた(笑)。 それにしても原題は『DELTA FORCE(デルタ・フォース)』じゃなくて『DELTA FARCE(デルタ・ファース)』だかんね。パッケージ見てチャック・ノリスと間違って借りる人もないと思うけど。(FARCEだと「お笑い」や「道化」ぐらいなニュアンスの駄洒落タイトル。) 『トロピック・サンダー』的なパッケージといい、(『トロピック・サンダー』を超えたという売り文句は誰か信じるのか?)パチもん展開の割には、意外とまとも。でも前述の通りハードルは果てしなく低くしてお楽しみください。 聞いた事もないスタッフ・キャストの方々に慣れないのも含めて、前半はなんかもう、早く時間が過ぎてくれだったけど(笑)。 *** 主人公ラリー(ラリー・ザ・ケーブルガイ)。 ラリー・ザ・ケーブルガイってどんな名前よ(笑)。絶対アメリカのTV限定で活躍してんじゃねえの臭ふんぷんな名前の人は、ピクサー『カーズ』でメーターの声を演じた人。(って『カーズ』も観てないが。) 陽気で人は良さそうだが、恋人は他の男の子供を妊娠するやら、なんかダメダメな、ダイナーのウ��イター役。 ラリーの友人ビル(ビル・イングボール)。嫁さんの尻に敷かれっぱなし、ていうか、まるで飼い犬。 彼も白人低所得層代表者みたいな暮らしっぷり。 そしてエヴェレット(DJクオールズ)。大丈夫なのか!?と思う程に痩せた体、ギョロい目。こんな個性的な奴、どっかで見た事あるのに、思い出せん…!降参して検索したら『ザ・コア』に出てた。最後ちょっとだけおいしかったハッカー役でした。 役柄は、食うや食わずのバイト警備員、しかもド変態で格闘妄想ときている。大丈夫なのか(出しても)!? *** とことんロウな空気ただよう、この3人の週末は予備役の訓練。 イラク戦争の兵員不足から、なーぜーかー、この3人が鬼軍曹キルゴアと共に戦火のファルージャへ。 しかし途中思いもかけない事故で、輸送機からジープごとメキシコへ落下。 落下の際死亡した(と思われた)キルゴア軍曹を埋葬し、アンポンタン3人はその場所をイラクと信じ込んだまま、強盗団に襲われる村を助けて、ヒーローに祭り上げられる。 なんかサボテンブラザースっぽい進行になるのかと思ったら、誤解は早々に解けてしまい、後は、アメリカの民主主義を勝手に背負ったアホ3人と、リベンジに燃える強盗団との戦いになるのだ。 村の美女「強盗団のボスの名前を聞けば、みんな震え上がるわ」 ラリー「なんという名前なんだ?」 美女「カ○○○・サ○○ナよ!」 そして流れる泣きのギター(笑)! マッチョなのに何度もケツを狙われる鬼軍曹や、繰り返される「強盗団のボスの名前」と泣きのギター。 細かいギャグが繰り返される度合いがいい具合で、これ以上やられたら逆にツマラんてとこで寸止め。そこんとこの天丼センスは悪くない。 実は人間的な感覚をもったラリーの覚醒や、ド変態エヴェレットの大活躍、ビルを尻に敷いてる奥さんの一発逆転…と、キャラ覚醒という王道で攻めている所に安定感。むやみなシモに走ることもなく、グロ笑いを取りにいくこともない。 そこにちらつく「アメリカの正義」とか「民主主義の大義」が、まあ米国民には心地よいんだろうなぁ、なんつう引っかかりもありつつだが、エンドロールのサンタナ(笑)まで、スマートに出来上がってます。 ***** 「面白いから是非是非」と勧めるほどじゃないのが正直なところ。 しかし、なんといっても強盗団のボス役、ダニー・トレホ親分大活躍、 地獄の悪魔のような歌声も披露してくれます。かわいいで~(爆)。
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cherr-blossom · 2 years
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Storia dei sogni(695)③
スミス
「フフフ…歌恋さん
また、こうして
貴女と二人きりになれて
貴女に触れられて嬉しいですよ
私、ずっと
貴女と二人きりなって
貴女に触れたかったのですよ」
あっちの世界の邸宅内のスミスの部屋へ
私を連れ去り
一旦、ベッドに寝かせて,自分の服を脱ぎ
脱いだ服を自分のドレッサーの椅子にかけた後
私の身体を起こし,ベッドに座らせて
天井に吊るしたロープで
私の両手首を後ろ手に縛り
ニヤニヤ笑いながら
私の髪や顔,身体を何度も触って来た…。
私「…?」
スミス「気が付きましたか?歌恋さん」
私の腰に、片手を回し,両手首押さえ付け
私の背中に、もう片手を回し,自分の方へ引き寄せ
ニヤニヤ笑いながら,私を見ていた…。
私「…!!いやぁっ…!!離して…!!」
ガタガタ震えながら抵抗。
スミス
「フフフ…久しぶりですね
こうして二人きりになるのは
久々に、貴女の身体で
私が満足するまで,私の気が済むまで
たくさん楽しませて貰いますよ」
ニヤニヤ笑いながら、無理矢理
私の髪や頬,身体を何度も触って来た…。
私「いやぁっ…!!絶対に、いやぁっ…!!」
ガタガタ震ながら抵抗し,泣き出しながら。
スミス
「それはそうと、歌恋さん
この前も、随分、色々と
言いたい放題言ったり
やりたい放題してやってくれましたよね」
私「…!」
スミス
「忘れないでいてくれて、すごく嬉しいですよ
そのお礼も、たっぷりしないとですよね
私が貴女に
嫌気さして,何もして来なくなれば良いと
考えてしている事でしょうけど
そんな事を何度もされても
貴女が、どんなに、私の事を
殺したい程に,私の死を願い,望む程に
憎んでいても,恨んでいても,嫌いであっても
私は貴女を嫌いになりませんし,やめませんよ
貴女はリザの次に
可愛くて,美しくて,私のお気に入りですから
もう諦めなさい」
ニヤニヤ笑いながら、無理矢理
制服のワンピースのチャックを全開にし
制服のワンピースの上半分や肌着,ブラを
脱がせて,ずり下ろし
制服のワンピースの下半分を捲り上げ
ストッキングやパンツずり下ろし
片脚脱がせて,片脚に引っ掛けた。
私「いやぁっ…!!やめて…!!」
泣き叫びながら抵抗した。
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ko-shio · 3 years
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2019.6.6 地下、星の皮膚
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20:06
上昇するエスカレーターに乗っている。新宿駅のいちばん地下深くから、蒸した空気を掻き分けて、登っていく。クリアベースの爪先がつり革を掴んでいるのだけが見えた。トントンと、その人の親指がリズムを刻むたび、ランダムなホログラムの加工が反射で光る。次のネイルは銀色のホログラムを、人差し指に載せて貰おうと思う。3月、初めてネイルサロンに行った。ピンクベージュのワンカラー5,000円で、ものの1時間で、そのとき引きちぎれそうだった心が完璧に近くぴかぴかになったような気がした。私だけが知っている、可視光線で鉱石みたく硬化した武装。仕事が出来ないと罵られても、期待を無碍にされても、私が誰かに拳を振るっても、それはそこで光り続けている。東京の背骨を上へ下へ走りながら、ブラウンに塗り替えた爪先で私も本を持っていた。この3日間、上間陽子『裸足で走る』がもうひとつの鎧だった。通勤の皮膚皮膚と扉に挟まれて読んでいた。苦しくて、息が詰まっていた。体と心に対して大きすぎる暴力を生き抜いてきた彼女たちが、これからは、なるべく健やかに生きていて欲しい。そのために、今出来る、知ることと覚えていること。彼女たちの言葉が、記憶が、傷が、ここには永遠に残り続けている。まだ隠されている女の子たちの、あらゆる人たちの痛みがそこかしこにあることを、そうしてまた思い出す。思い出しては、アイドルへ中途半端に投げ出した体を持て余していると自覚する。書きたいことが山ほどある。知りたいことが星の数ある、そう思ってiPhoneのメモに箇条書きにしたら7個しかなかった。大学を勝手に飛び出したのは自分なのに、7個くらいなら理解できたかもしれないと、ずっと、考えてしまう。いつか、また勉強をするために学校に戻りたい。私にも何かあるのかもしれないと、ほんとうに一瞬ずつだけ、だけど何度も、あの教室では皮膚で感じられた。生きている、ことを知りたいといつも思ってしまう。だからあの日、月日がライブハウスに響き渡る音の渦の真ん中で生まれて、踊って、楽しそうで、嬉しかった。確かにここは東京の地下だけど地球の真ん中でもあった、とツイートしようとしてやめた。白い衣装の肩んとこが羽みたいできれいだね、と月日に言おうとしてやめた。アイドルの下まぶたのラメが確かに煌めくのを、中野サンプラザのうしろーーの席で観測したときからその子���下まぶたのファンなのも、誰にも話していない。それどころか、会社の席に座っているとき、完全に星になってしまうときがある。他の星の恒星でも衛星でも何でもない、限りなく隣の星と離れた灰色の、何も生きられない透明なガスで満ちた、そういう硬い星に体が化けてしまうときがある。だだっ広いその時間のことを、まだ、それ以上に感じることができない。おそらくは何時間も開いたままだったズボンのチャックにトイレでさわったとき、ヒトに戻った。生きていない、ことは悲しい、くらい浅くしか理解できないことが他にもあるような気がするのに、永劫っぽいエスカレーターで上昇しきって、つり革を落ちないよう(どこへ?)掴んで、皮膚と皮膚とドアに挟まって、電車を降りて、バスを待って、バスに乗って、バスを降りて、歩いて、庭の草を踏んで、ヒール脱ぎ捨てて、2階の猫を撫でたときにはいつも忘れてしまう。今日は書きながらここまで来たから、少し覚えていられた。左手にすずの真っ白な腹の柔さがある。右手の親指で、文字を打っている。明日は6:30に必ず起きる。そうしないと、生きていくことがいまは出来ないから。沖縄の女の子たちも、あつい夜だろうか。扇風機の風が、きゅうのいる猫ハウスとわたしの部屋を撫でている。おやすみなさい。
21:32
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0shoyamane0 · 4 years
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「喫茶店にて」についての断片(この文章はいづれ改稿されて紙に印刷される)
「喫茶店にて」という萩原朔太郎の短い文章がある。文字数にして千字にも満たない。非常に好きな文章なのでこれまで事あるごとに読み返してきた。そのたびにこの文章に関する文章や、慎ましい冊子を作りたいと思っていた。けれど作り始めないまま数ヶ月が過ぎた。そのためようやくこうして書き始めることができたことがひとまず、嬉しい。アリストテレスはやり始めた時点で全体の半分は済んだ、という言葉を残したらしいが強く同意できる。ところで、この「喫茶店にて」という文章について大まかに説明しておこう。商人の町・大阪から上京した友人に萩原は東京(都会)らしい場所をみせてやろうと銀座の有名な喫茶店に連れていく。友人はそこで暇そうに寛いでいる人々をみてとても不思議がる。萩原は忙しく働くことは俗悪だとするニーチェの言葉を引用しながら、昔の江戸時代ほどののんびりはなくとも、せめてパリやロンドンくらいのレベルまで有閑を享受できる心の余裕を日本も持ってほしいと願う。それが成熟し伝統を持つ都市、生活だという。この文章をはじめて読んだのは修士論文の発表が終わって間もなくのことだった。自分はすでに博士課程に進学することが決まっていて、毎日映画を見たりレコードを買ったり、本を読んで一日を過ごしていた。つまり呑気に悠々とした生活を送っていた。同じ頃、同い年の友人たちの中には仕事が嫌になってやつれていく人が増えていた。そうした時期とも重なりこの文章は強く自分に影響を与えた。萩原朔太郎の文章はほとんど読んだことはない。高校生のころ国語便覧で萩原はマンドリン奏者でもあったという記述を覚えているくらいでそれ以外の印象はない。それどころかこの「喫茶店にて」の文章を読んだあとでさえ、彼の他の文章は読んでいない。何をしていたかといえば、それも具体的には思い出せない。音楽を聞いたり、本を読んだり、映画を見たりしてのんびりと生活していたことしか、思い出すことができない。
のんびりと過ごしていたい、といえば思い出すことがある。それは子供のころから今に至るまで、出入り口というものに関心を持っていること。部屋に入る人や、部屋から出ていく人、部屋にいる人たちを特定の場所から眺めていると妙に落ち着くのだ。一時期はホテルのドアマンになりたいと真剣に考えていたこともある。そんなとき、テレビのプログラムで家電品の特集をしているのを観た。その番組の出演者が空気洗浄機について以下のようなことを言っていた。空気清浄機は部屋の出入口付近に置くのが最も効果的である、なぜならドアの開閉による風で部屋の空気の循環をよくするから。それを観て自分は笑った。自分は空気洗浄機になりたかったのだと同居人に冗談を言ってやろうかとさえ思った。そして口を開く寸前に、自分は青ざめた。空気洗浄機の足を引っ張っているのではないかという思いが頭をかすめた為である。これには案外、見逃せない問題があった。仮に空気清浄機の代わりに自分がそこに居座るのであれば、空気清浄機に代わる仕事ができれば問題ない。けれど自分には空気中の花粉やホコリを濾過することはおろか、だまって仕事を続けるということ(考えるまでもなくそれは大変な能力である)さえままならない。空気清浄機のみならずすべての機械というものに対して申し訳ない気持ちになった。いっそ、死のうと思った。けれどその頃合いになって先哲の金言が思い起こされた。およそ、人間の本分は生産ではなく消費である。自分は縄に首を掛けるのを止めた。そうかそうか。何もかも消費をしてしまえばいいのだ。脂っこいものを食ってがぶがぶ水を飲み、美しい早春の一日に部屋でごろごろ寛いでやればよいのだ。電気もつけっぱなしで煙草のけむりで部屋を真っ黒にしてやればよいのだ。これで機械という奴らとの差別化ができた、とようやく自分の居場所を見つける事ができた。ほくほく顔で出入り口に居座ってやろうとしたら足の小指に激痛が走った。何かにぶつけてしまった。見ると立派な空気清浄機がそこにはあった。衝撃が思いの外に強かったのかゴロゴロという異音が鳴りはじめ、とうとう黒い煙を吐き出した。どういうわけかコンセントのあたりからはパチパチと火花が散っている。これは火事になる、と慌てて消火器を持ってきて吹きかけた。空気清浄機の周辺が真っ白になり、すべて落ち着いた。まったく……余計な手間を掛けさせる奴だと思ったと同時に、頭の中で何かが壊れた音がした。ラララ。そうである。空気清浄機は電気を消費し、場所を占有し、故障の果てに黒煙を吐いた。自分及び人間としての存在理由であった部屋を汚すという行為さえ機械に奪われ、それどころかその後始末までさせられた。この空気清浄機は自分よりも資源を消費している。しばらく呆然としていた私の左手には、いつの間にだろう、大きなトンカチが握られていた。日本の元号は変わり、世界は度重なる分断を越えようとしている時代の中、自分だけがラッダイト運動の時代に取り残されている。時代は繰り返す。けれど皮肉なことにそれは違う姿をしているから気付くことが出来ない。いっそ空気中のホコリのように自分のことも濾過してくれれば、と目の前の故障した空気洗浄機に祈った。その時部屋の扉が開いて肩にぶつかった。激痛。扉を開けた若い女性は慌てて私に謝ったが、その顔は明らかに迷惑そうにしていた。しかし自分にとって、それは却って救いであった。
近所のホームセンターに行ったはなし。十一月になるというのに少し自転車を漕げば汗ばんだ。毎年のように今年は異常気象だ、という年配者の話をいい加減無視できない、と考えていたら目の前を走る自転車が急停車し危うく衝突しそうになった。老婆だった。老婆の自転車のハンドルには鍋つかみのような防寒具が取り付けられており、前後のカゴには相当な量の野菜や惣菜が入っていた。夫婦で食べるとしても多いだろうと思うほどの量。一人であればなおさら。ホームセンターの前に自転車を停め、店に入ったところで何を買いに来たか忘れる。棚を眺めていたら思い出すだろうと歩いていたら程なくして電球のソケットを買いに来たことを思い出す。電球のコーナーは美しい。大小さまざま色彩もさまざまな電球や蛍光灯が輝き、ただでさえ明るい店内でその売り場をより一層明るくしている。ろくに調べていないので自分の求めているものがあるのかは探してみなければわからない。一般的な電球を取り付けることができ、スイッチで電源のオンオフができる(できれば)電池式のソケット。そんなもの何のために必要なのかと言われても困る。なんとなくそんな代物が欲しくなっただけで、使い道は手に入れたあとに思い付くだろうから。二十分ほど念入りに探したところでそれに見合う商品がないことが分かった。最も近いものは天井から吊るすタイプのソケットであったがそれは実物を見ても欲しくならなかった。そうとわかれば急に家に帰りたくなり店を出た。自転車の鍵を開けたとき隣に鍋つかみのついた自転車が止まった。老婆だった。けれど先ほど急停車した老婆とはちがう老婆だった。いや、よくみると極めて老婆のような老いた男だった。この老人も先の老婆と同様に前後のカゴに買い物袋を入れていた。けれど外から見える品物は酒やスナック菓子ばかりだった。老人は買い物袋そのままに、自転車に鍵もかけずホームセンターに入っていった。私は羽織っていたカーディガンを自転車の前カゴに入れ、少し遠回りして帰った。
一見不安定に見える状態が実はもっとも安定した状態である、という現象は比喩でなく実際に起こりうる。物理の世界でも対人交流においても同様である。ヤジロベエの原理のように実は一つの支点を軸に調整をしているだけに過ぎないことは少なくない。二〇一八年の内閣府の調査では所属コミュニティの多い人ほど日々の生活が充実しているという結果だったらしい(内閣府調査 平成二九年版 子供・若者白書「特集 若者にとっての人とのつながり」)。と同様の内容を、喫茶店で年下の友人相手に自慢げに話していたら隣のテーブルの声がやたらと聞こえくることに気付いた。隣のテーブルには大学生だろうか、若い四人の女がああでもないこうでもないと話している。そしてそのうちの一人の声が明らかに必要以上のボリュームなのである。店内の他の客はそれとはなしにそのテーブルに対して迷惑そうにしていることもわかった。聞きたくもない話が明瞭に頭に流れ込んでいる。その話というのは声の大きな女が好意を寄せていた男に女ができた。その女は極めてきれいな顔立ちをしており、スタイルも抜群であるが性格の悪さについては誰もが知るところで、きっとその男もすぐに見放すだろう、ということ。そして気になったのはその会話の中で何度も「美人は三日で飽きる」という言葉が使われていることだった。トイレから帰るときにその女たちの顔を見たが、みな例外なく不健康に太っていて肌が荒れていることに驚いた。声だけを聞いていたときはもっと溌剌とした容姿を想像していたがそれは若さによるものだった。そしてその若さも彼女らは次第に失っていくのか、と他人事のように思っていたら、向かいに座っていた友人にズボンのチャックが開いていることを指摘された。居心地が良くないので違う喫茶店に行こうと友人を誘い、友人もその方がいいといって店を出た。次の店までアーケイドを歩きながら友人が言ってきた。いわく、今やっと「美人は三日で飽きる」という言葉の意味が分かったという。というのも友人はこの言葉についてこれまでずっと疑問を持っていた。なぜなら美人は何日たっても素晴らしいから。毎日違う側面を見せてくれて、この世界に存在する様々なものに彩りを与え続けてくれるという経験をしていたからである。友人は「美人は三日で飽きる」というのは美人でない人間に対する救済なのだと言った。嫉妬や当て付けではなく救済。この言葉が広く敷衍して、もはやクリシェと化しているのはつまり「南無阿弥陀仏」と変わらない普遍性を持っているからなのだ。君もついに空也上人の領域までたどり着いたんだねと、私は友人に笑い掛けたがその実、その友人の統合力に感心していた。そしてその話を私は今、自慢げにここに書いている。
映画館で眠ることやコンサートの最中に眠ることを贅沢なことだと思い込むようになったのは高校生くらいだった。その頃は不思議なことに誘われる催し中は決まってひどい睡魔に襲われた。理由はわからない。夜更かしをすることもまれだったし、体も健康だった。ただ眠たくなる。始めの頃は演者や誘ってくれた友人たちに申し訳ない気持ちで可能な限り眠らないよう努めていたが、次第に諦めていった。むしろ開演から早めに眠りに落ちてそしてできるだけ早く目を覚ますことを目指し始めた。一度眠ってしまえばあとは意識清明になっていたからである。それから数年経ち、今では眠くなることはほぼなくなった。最近、とあるライブに行った。広島のヲルガン座で行われたフリーダムというイベント。東京からのゲスト、ノラオンナさんを招いたイベントだった。ウクレレの弾き語りと、うた。MCは無し。アルバ��と同じ構成で四〇分ほど休みなく続くライブ。そのはじめ、彼女は控えめに、寝てしまうかもしれません、と客に言った。けれど心地よくなって寝るというのはとてもいいことなので、とも言った。ただ、いびきだけはかかないでください、とも。自分はその言葉に、数年前の心地まで軽くなるのを感じた。ライブは物語性に富み、非常に素晴らしかった。私は寝なかったし、一度も眠くならなかった。
月曜日に限って美術館に行きたくなる。そんな時期がある程度続いたことがあった。月曜日、街にある美術館のほぼ全ては休館日であり、その近くにある図書館も当然休みだった。明日は必ず、という気持ちで火曜日を迎えると、きまってもう衝動は消えてしまって、外出さえも億劫になる。水曜から金曜までは美術館のことなど一瞬も頭に浮かぶことなく過ごし、土曜日に少し思い出し、運が良ければ日曜日に美術館まで行く。けれど人が多くてすぐに出てしまう。おそらく、決まった仕事をしていない人間にとって、それも普段は美術に対して強い関心を持っていない人間にとって、月曜日ほど美術館に適した一日はない。仕事をしていないからといって、社会から隔絶されているわけではない。月曜日の朝には社会が何かしらの動きを始めたような気配だけはしっかりと感じることができる。そしてその気配が妙な圧力をこちらにかけてきて、せめてもの罪滅ぼしに何かをしようと考える。できれば文化的な行動が喜ばしいな、と勝手に自分で判断し脳の中で選択肢を絞る。そして弾き出される計算結果は決まって「美術館に行く」というもの。しかし美術館は休み。またか、と思う。そして気が付いたら日が暮れている。けれど最後のあがきとして一、二時間ほど自転車で街をうろつく。そうして何かをした気持ちになって家に帰る。最近は月曜日以外も美術館に行きたいと思うようになった。けれどあまり行ってはいない。本棚にあるつげ義春の「無能の人」の背表紙が妙に目立って見える。
透明の黒電話。
七万円の使いみち。金座街にある古本屋の店先には安部公房全集がある。
タクシードライバー。
ヴラマンクの雪の絵について。
先程、萩原朔太郎の文章はほとんど読んだことがない、と書いたがひとつ思い出した文章がある。頭のなかでなぜか太宰治の文章だと勝手な処理がされていたが、いま確認してみたら萩原朔太郎のものだった。僕の孤独癖について、という文章である。その中の「人間は元来社交動物に出来てるのだ。人は孤独で居れば居るほど、夜毎に宴会の夢を見るようになり、日毎に群衆の中を歩きたくなる。それ故に孤独者は常に最も饒舌の者である」という文章はまるで──。
複雑なものを複雑なまま楽しむことについて。
ノンアルコールビールについて。酒を飲むこと、というよりも酔うことが嫌になった。これまでもそういった時期はあったが、今回も一時的なものかもしれない。けれどこれまでと異なるのはノンアルコールビールというものに関心を持ち始めたことである。
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sorairono-neko · 5 years
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プレゼントはエロス
 グランプリシリーズ、日本大会。このほどは、勇利のシリーズふたつめの試合はこれだった。グランプリシリーズの最終戦である。すでにヴィクトルはファイナル出場をきめ、悠々とコーチの仕事に精を出し、勇利を補助して満足げにしていた。その甲斐もあってか、勇利は地元日本で金メダルを獲ることができた。熱狂する観客を見ていると、それほどファンサービスに熱心でない勇利でも、なんとなく、よかったな、と思えた。記者会見のあとも報道陣がついてまわるので、勇利は会見会場から出る前に足を止めた。 「日本での大会ということで、特別な緊張などはなかったですか?」  彼を囲んだ取材陣の中から、諸岡がマイクを差し出す。 「緊張するのはいつものことですから」  勇利は、地元での戦いは苦手だった。応援されればされるほど重圧を感じるのである。 「たくさん声援がありましたね」 「いつもありがとうございます」 「グランプリシリーズ、初の金メダルですね。ニキフォロフコーチも喜ばれたんじゃないですか?」 「まあ……、よかったね、みたいな感じでしたけど」 「キスアンドクライで何か言われてましたね。あれは……」 「えー……こまかいミスをたくさんしていたので、それについてちょこちょこっと……」 「ミスというのは、たとえば……」 「ジャンプがひとつ……、クワドサルコウかな、あのときに軸がちょっと斜めになってぐらぐらっとしたので……、ちゃんと腕を締めるようにさんざん言われてたのに、あのジャンプ、入り方が難しいのでそっちに気を取られてできてなかったので、怒られました」 「笑顔でしたが」 「うちの先生は笑顔で怒ってくるので……」 「最終滑走だったので、得点が出た瞬間、金メダルがきまりましたね。コーチの怒りは収まりましたか?」 「いやあ……」 「なんて言われました?」 「おめでとうって」 「それだけですか?」 「俺がここに割り振られてたら獲れてないよって」 「厳しいですね」 「まあ……、確かにそうなので」 「勝生選手は、演技を終えたときにぬいぐるみをよく拾っていきますが、何か選ぶ基準はあるんですか?」 「え、基準? 基準はないです。目についたものを取ります」 「最近はニキフォロフコーチのぬいぐるみも多いですね」 「あれヴィクトル、あんまりいい顔しないんですよ」 「どうしてですか?」 「なんかライバル意識燃やしてるみたいで」 「何のライバルですか?」 「さあ……」 「今日は目玉焼きと食パンとドーナッツを拾ってましたね」 「なんでしょう、おなかすいてたんですかね」 「いまもすいてますか?」 「すいてますね」 「何か食べたいですか?」 「食べたいです」 「では、そんな勝生選手のために」 「え?」  報道陣が左右にさっとわかれた。そのさきに現れたのはヴィクトルで、スーツ姿の彼に勇利は目をまるくした。 「ヴィクトル、何してるの?」 「ゆうりー!」  ヴィクトルは、キスアンドクライで「ワオ、金メダルだ!」と勇利を抱きしめたあと、「俺がいたら獲れてないけどね」と笑顔でちくりと言ったときとは打って変わった、本当に無邪気な笑みを浮かべていた。 「タンジョウビオメデトー!」  彼は日本語で言い、勇利はぼうぜんとした。誕生日。誕生日。誰の? 「──あ、今日か」 「気づいてなかったのかい? そうだろうと思った」  ヴィクトルは手にケーキを持っていた。隣にやってきた彼にそれを差し出され、勇利は笑ってしまった。諸岡が言った。 「カツ丼大好きな勝生選手のために、特注でつくったそうです」  それは、真ん中にカツ丼が描かれたケーキだった。その下に「Happy Birthday YURI」とピンク色のクリームで綴られている。 「どうもありがとうございます」 「いくつになったのかな?」 「二十五ですね」 「長老だね」 「目の前に最長老さまがいるから平気です」 「見かけはノービスの選手みたいなのにね」 「せめてジュニアって言ってくれる?」  言い返してから、「あ、これ、なに言ってるかわかんないですよね」と勇利は気がついた。日本語で会話を簡単に説明すると、諸岡に、「勝生選手、これはニュースで流れる映像だから、あとで字幕つきますよ」と言われた。 「そうか。生じゃないんだ」  勇利は赤面した。 「勇利は親切だよね」  ヴィクトルが冷やかす。 「ヴィクトルのファンが、なに言ってるか気になるだろうなと思って」 「俺には勇利優しくないのに、ファンには優しい」 「誤解を招く言い方はやめて」 「誤解じゃないよ。勇利の日本語の発音好きだから、もっとしゃべって欲しいな、俺」 「日本語? どういうのが好きなの?」 「ヴィクトルカッコヨカー! とか」 「ちょっと黙ってくれる?」 「あと、ハズカシカーとか」 「言ってないよ」 「言ってるよ。何が恥ずかしいの?」 「恥ずかしくない」 「恥ずかしがってるよ」 「いつ?」 「ふたりきりのとき」 「だから誤解招くからやめてって言ってるでしょ!? 同じ部屋に泊まってるのにヴィクトルが全裸で寝ようとするから恥ずかしいんじゃん! べつに変なことで恥ずかしがってるわけじゃないし!」 「勝生��手、それやっぱり誤解されますよ」 「勇利はね、長谷津にいるときと普段のインタビューとで、話し方がちがうんだよ。方言になるんだよね。勇利の方言カワイイ。聞いてるとどきどきする。ハズカシカー」 「このケーキ、食べていいですか?」 「フォークあるよ。あーんしてあげる」 「自分で食べる」 「あーんじゃないと食べさせないよ」 「ぼく誕生日なのに」 「じゃ、あーんしてくれる?」 「なんでヴィクトルが食べるの!? これぼくのケーキでしょ!?」 「勇利はすぐ太っちゃうから」 「もしかして根に持ってるの?」 「何を?」 「ヴィクトルの演技のあと、ブタのぬいぐるみが投げ入れられること」  その場にいた全員が笑った。諸岡がわかりやすく説明する。 「勝生選手のプレゼントにはニキフォロフコーチのぬいぐるみが多いのですが、ニキフォロフ選手のときには、ブタのぬいぐるみが飛んでくるんですよね」 「そうそう。いろんなパターンのがあるよ。顔だけのやつとか、全身とか、眼鏡かけてるのとか。あれは手作りなのかな。あと最近、俺にもおむすびと寿司が増えてきた。勇利効果だね」 「うれしい?」 「うれしいよ。勇利と一心同体って感じがして」 「そういうことカメラの前で言わなくていいよ」 「ハズカシカー?」 「それ好きだね」 「俺が勇利の寿司持って帰ろうとしたら、ヴィクトルそれぼくの寿司! って怒られた」 「だってたまごのやつかわいかったのに、ヴィクトルが『これは俺がもらったやつ』ってばればれのうそついて持っていこうとするんだもん」 「まあ、勇利は俺のものだから、勇利の持ち物も俺のものだし、べつにいいんだけどね」 「だからヴィクトル、そういうことを……、すみません、ここカットしてください」 「カットしなくていいよ。使ってね」 「ヴィクトル日本語わかるの!?」 「カットしてください」は日本語で言ったのだ。勇利はびっくりしてヴィクトルを見た。 「ワカルヨー。勇利は普段、ひとりごとで、『ヴィクトル愛してる』って日本語でしゃべってる」 「しゃべってないよ。あのさ、そういうこと言うとほんとみんな信じちゃうからね。やめて」 「言われなくても愛されてるからヘイキダヨー」  ヴィクトルはカメラに向かってにっこり笑うと、ケーキに添えられていたフォークで、ケーキのカツ丼をちょっと崩した。 「あ、カツのとこ食べたい、カツのとこ」 「はいはい。あーん」 「あーん」  もう恥ずかしがっていても仕方がないし、ヴィクトルと話していると羞恥の感覚が失われてきたので、勇利は大きく口を開けて、ヴィクトルが切り分けてくれたケーキを食べた。 「どう?」 「うん……、ケーキだね」 「カツ丼じゃないんだ」 「ケーキの味だね」 「美味しい?」 「美味しいよ」 「ほんと? どれどれ」  ヴィクトルがキスしようとしたので勇利は頬を押しやった。 「ほんとやめて。いつもやってると思われるから」 「いつもやってるじゃないか」 「やってないよ! ヴィクトル、うそをつくっていうよりほらをふくって感じになってきてるよ」 「俺も食べたい」 「あーん」  勇利はヴィクトルから受け取ったフォークで、カツのかけらを食べさせてやった。 「どう?」 「……ケーキだね」 「美味しい?」 「もっと美味しいものを知ってるけどね」 「あ、言わなくていいから」 「あれ? いまなに考えた?」 「何も」 「えっちなこと?」 「今日のぼくの演技、コーチから見ていかがでしたか?」 「言っていいの?」 「あ、言わなくていいです」 「あとで説教大会だね」 「ああー……」 「言われなくてもわかってる?」 「わかってます」 「ほんとに?」 「はい」 「どこがだめ?」 「カメラの前で言いたくないです」 「じゃ、ふたりっきりのときに聞かせて」 「あのさ、なんでそうさっきからあやしい感じに持っていこうとするの?」 「あやしい感じじゃないよ。いつもこんなだよ」  もうこういう話題はやめよう。自分の首を絞めるばかりという気がする。勇利は溜息をついた。 「そろそろ切り上げていいですか?」 「勇利は俺の二戦どう思った?」 「え、何が? 演技?」 「かっこよかった?」 「ヴィクトルは世界一かっこいいよ。あとでサインください」 「なに? 婚姻届用意してるの? おかしいな、今日は俺の誕生日じゃないのに」 「そういうサインじゃないよ!」 「勇利の身体にしてあげようか。これはヴィクトルのものって」 「ほんと切り上げていい? お口チャックだよヴィクトル」 「勇利が閉じて」 「えぇ?」 「閉じてくれたら黙るよ」  仕方がない……。勇利はヴィクトルの口元に手をやると、「チャック」と言いながらファスナーを閉めるしぐさをした。 「騒がしくてすみません」  諸岡たちに謝る。 「相変わらず仲がいいですね。喧嘩とかされないんですか?」 「しょっちゅうしてます」 「どんなことでするんですか?」 「いまもしてたでしょう?」 「え、どこがですか?」 「あれ?」 「いまは、いちゃいちゃしてただけのような……」 「は?」 「イチャイチャって知ってるぅ!」  ヴィクトルが突然しゃべりだした。 「ちょっと! いまファスナー閉じたでしょ!」 「自分で開けた」 「開けないでよ!」 「イチャイチャって、勇利は俺を愛してるって意味だよね!」 「ちがうよ! 誰から聞いたの!」 「独学だよ」 「中途半端な日本語おぼえないでよ! いちゃいちゃっていうのは、お互い愛してるってことだよ!」 「俺たちのことだね」 「もうそれでいいよ!」 「ワオ、日本全国に……、勇利ったらえっちー」 「どうせここ使われないから」 「使われるよ」 「ちょっと、真剣な顔で言わないでよ。急になに。こわい」 「コワカー」 「…………」 「どうした勇利」 「ちょっといまのヴィクトルにときめいた。悔しい」 「勇利カワイカー!」  ヴィクトルが突然抱きついてきた。勇利は冷静に、「あ、ここも使わないでください」と言った。 「全部使って欲しいなあ」 「ニュースでちょっと流れるだけだよ。ほんの三分くらいしか使われないよ。たぶん冒頭の、ケーキ持ってきたあたりだけだね」 「俺たちがいちゃいちゃしてる番組つくってもらおうよ」 「もらわないよ。なに言ってるの」 「じゃあ勝手に撮影してアップロードしよう」 「しないよ!」 「勇利が俺のプログラムアップしたみたいに」 「あれはぼくがやったわけじゃ……」 「ちなみにニキフォロフ選手は、あの動画をごらんになったときはどう思われたんですか?」  黙って見守っていた諸岡が、時機を外さず質問する。 「ん? 俺の知ってる勝生勇利とちがう! って」 「うっ……」 「それは、演じるプログラムの雰囲気のせいということ……」 「じゃなくて、太ってたってことですよ」  ぶっきらぼうに勇利が説明した。 「俺のかわいいこぶたちゃーん」  ヴィクトルが勇利に頬ずりする。 「もうほんと太らないから」 「一生?」 「一生!」 「ぷにぷに、気持ちいいのに」 「自分で太ってさわれば? あ、だめ……」 「なに?」 「太ったヴィクトルとか想像できない……だめ……」 「勇利は俺が太ったら俺のこと嫌いになる?」 「は? なに言ってんの、大好きだよ」 「ワーオ」  ヴィクトルがカメラに向かってにっこり笑う。 「大好きって言われちゃったー」 「言うよ。言うよもう。どうせこのへん使われないし」 「勇利、チガウチガウ」 「なに?」 「ここで言うべきは、こう。『ね、ヴィクトル、じゃあヴィクトルはぼくのこと、好き……?』」 「そんなこと恥ずかしくて訊けないよ」 「日本人は恥ずかしがり屋さんだね。愛らしき、ゆかしき勝生勇利だ。じゃ俺から言ってあげる」 「い、いいよ」 「勇利、俺はね……」 「いいってば」 「勇利のこと……」 「やめてっ」  勇利はまっかになってヴィクトルの口をふさいだ。 「ニキフォロフ選手は、勝生選手のことはあの動画をごらんになる前からご存じだったということですよね?」 「もちろんだよ!」  ヴィクトルが勇利の手から逃れた。 「試合で会うからね」 「どんな選手だと思われてましたか?」 「なんでジュニアの子が混ざってるんだろうって」 「ヴィクトル!」  勇利は手を振り上げてぶつまねをした。ヴィクトルは「コワイコワイ」とおおげさに身震いする。 「今日さ、ぼくの誕生日だよね! ヴィクトルケーキ渡すために出てきたんでしょ? 怒らせてどうするのさ!」 「わかった。じゃあ何かプレゼントをあげよう」 「え、なに?」  勇利はちょっと期待した。 「ちゃんとしたやつは、あとでふたりきりになったときに贈るけど……」 「だからそういう物言いやめてってば」 「いま、テレビ用に何かあげるよ」 「テレビ用ってなんだよ」 「欲しいものはなに? えっちなのはだめだよ。いまはね」 「いい加減にして」  うーん、と勇利は考えこんだ。そして、あ、と声を上げて口元を押さえる。 「なになに?」  ヴィクトルが目を輝かせて勇利の顔をのぞきこんだ。 「えーっと」 「うん」 「……ほんとになんでもいいんだよね?」 「俺がかなしくなるようなのはだめだよ」 「ならないと思う」 「本当だろうね。勇利はどうも信用できないからな」 「どうしたの? 人間不信なの?」 「勇利不信なんだよ」 「絆は信じるこころから生まれるんだよ」 「おまえが言うのか?」  ヴィクトルが「早く言いなさい」とうながした。勇利は頬を赤くしてじっとヴィクトルをみつめる。 「なんだい?」 「…………」 「そんなかわいい顔でみつめてるとキスするよ」 「あのぉ……」 「うん」 「ヴィクトル、ぼくとぉ……」 「なに?」 「しゃ、写真一緒に撮ってください!」  勇利は思いきって言った。何を頼まれるのかと期待していたらしいヴィクトルは、拍子抜けしたように目をまるくし、溜息をついて前髪をかき上げた。 「なんだ、そんなこと?」 「なんだとはなんだよ。すごいことじゃないか」 「もっと俺じゃないとだめなこと言われるのかと思ってた」 「ヴィクトルじゃないとだめじゃん! ヴィクトルとだから撮りたいんじゃん!」 「うれしいけど、そんなの普段いくらでも撮れるだろ?」 「そういうのじゃなくて、ちゃんとしたやつだよ」 「いつもはちゃんとしてないのかい?」 「してないよ。ヴィクトルはへらへらしてるし……」 「へらへら?」 「もう、なに!?」  勇利は腹を立てた。 「なんでも言うこと聞いてくれるって言ったじゃん! ヴィクトルのうそつき!」 「これが勝生勇利の本性。こうやってすぐ怒って俺を従わせるからね。ちゃんと撮っておいてね」  ヴィクトルはカメラに向かって言った。 「こんなところ使われないよーだ!」 「それはどうかな。ほら、そんなに撮りたいならおいで」  ヴィクトルが勇利を引き寄せ、肩を抱く。勇利は頬を紅潮させて、諸岡に携帯電話を渡した。 「これで撮ってください」  彼は自分からもヴィクトルに身を寄せた。 「ヴィクトル、かっこいい顔してね」 「俺はいつもかっこいいだろ?」 「そうなんだけど、きりっとして。試合のときみたいな顔して」 「いつもわりと試合のときの顔のつもりなんだけど」 「どこが?」 「きみは普段の俺に何か不満でもあるのか」 「ないけど、これはプレゼントじゃん。誕生日のやつじゃん」 「わかったよ」 「ヴィクトル・ニキフォロフの顔してね」 「あのね勇利……」 「じゃ、いきますよー」  諸岡が合図する。勇利は隣のヴィクトルを意識して、さらに頬が赤くなるのを感じた。 「……はい、撮れました。これでいいですか?」 「見せてください!」  勇利は奪うようにして携帯電話を取り戻すと、ディスプレイをのぞきこんで出来栄えを確かめた。ヴィクトルのきりっとした表情。これから滑走だぞ、というような緊張感と、絶対的な自信にあふれた様子である。 「あああああ、かっこよか……」  勇利は感激して口元を押さえた。 「ヴィクトル、かっこよかぁ……世界一かっこいい男ばい……」 「喜んでくれるのはうれしいけど、いつもながらなんだか複雑な気分だね」  ヴィクトルが腰に手を当てた。 「見てヴィクトル」  勇利は画像をヴィクトルに見せる。 「このひと、ぼくのコーチ」 「知ってるよ」 「世界でいちばん綺麗でかっこいいひと」 「それも知ってる」 「こんなひとがコーチしてくれてるなんて信じられない……」 「よかったね」 「ヴィクトル、ほんと、こうしてるとヴィクトル・ニキフォロフみたいだよ……」 「ヴィクトル・ニキフォロフなんだけど」 「はあ……」  勇利はうっとりとディスプレイの中のヴィクトルに見蕩れた。ヴィクトルがおもしろくなさそうに口をとがらせる。 「きみは俺には用はないのか?」 「そんなことない。世界一愛してるよ」 「だったらいいけど」 「はあ。はあ……」 「勇利」  ヴィクトルは腕を組み、おもむろに言い出した。 「そんな写真一枚では、俺はプレゼントを贈った気になれない」 「え、もうじゅうぶんだよ……これさえあればぼくは……」 「そんなの、どうするつもりだ?」 「どうって……」  勇利ははにかんでうつむいた。ヴィクトルが期待にみちた目を向ける。 「ヴィクトルがぼくの試合にコーチとして来られないとき、これを見て元気を出すよ」 「勇利!」  ヴィクトルは勇利に抱きついた。 「誕生日プレゼント、もうひとつあげる!」 ��なになに?」 「勇利のものまね、してあげる!」 「うれしくないんだけど」 「なに言ってる。きみのプロだぞ」 「えっ、すべってくれるの!?」  うれしくないと言ったばかりの勇利の目がきらきらと輝いた。 「ここではすべるのは無理だけど、断片的に」 「なに? なに? クワドフリップ?」 「だからすべるのは無理だと言ってるだろう」 「どれ? ショート? フリー?」 「昨季のショート」 「『エロス』!? ほんとに!?」 「勇利、音楽口で言って。歌って」 「じゃららららんって? え、せっかくヴィクトルがやってくれるのに口演奏とか……そうだぼくスマホにあの曲入れてる!」  勇利はいそいそと携帯電話を操作し、「エロス」を選び出した。 「いくよ、ヴィクトル! いくよ!」 「いいよ」  魅惑的なギターの音色が流れ出す。ヴィクトルの腕がしなやかに動き、そのあと、勇利のほうを彼は振り返った。一瞬の空白の直前に、くちびるをとがらせ、ちゅっと勇利に向かってキスの合図を送る。 「あああ!」  勇利は思わず両手でおもてを覆い、勢いよくうつむいた。耳までまっかになる。ヴィクトルがちゅーした。ぼくにちゅー投げた! 「あああ……」 「勇利、大丈夫?」 「だめ。だめ……」 「あはは。ロシア大会のときの勇利のまね。似てた?」 「似てたとか知らない。ヴィクトルがぼくに投げキッスした……」 「うれしい?」 「涙出てきた」 「ワオ」  ヴィクトルが無理に勇利の顔を上げさせる。彼は勇利の大きな目をのぞきこんだ。 「本当だ。目がうるんでる」 「ううっ」 「かわいいな。キスしていい?」 「ヴィクトル、もう一回……」 「まだしてないよ」 「キスじゃなくて、さっきのやつ……。ぼく撮りたい」 「カメラさんに撮ってもらったら?」 「だめだよ! そしたら全国に流れちゃうよ!」 「いやなの?」 「だってぼくの誕生日プレゼントだよ! ぼくの!」 「ああもう、勇利!」  ヴィクトルは笑い出し、勇利のことを腕いっぱいに抱きしめた。勇利はぎゅっと力強い腕を感じ、さっきの名残もあってどきどきした。 「おまえはかわいすぎるよ! さすがは俺のハニーシュガーシロップだよ! 勇利以外に見せないよ!」 「あれもやって。中国大会のやつもやって」 「いいよ。ふたりきりのときにね。ここでは別のやってあげる」 「なになに?」 「まだクワドサルコウが苦手だったときの勇利」 「ちょっと!」  ヴィクトルはその場で二回転ジャンプをすると、着地してからおおげさに片手をついた。 「ひどい!」 「勇利すぐお手付きするんだよねえ。ね、似てたでしょ?」 「知らないよ!」 「俺がお手付きするなんてないことだから、物真似といえどもいまの映像は貴重だよ」 「ぼくの場合は貴重でもなんでもなくて悪かったね!」 「でも昨季は転倒したの一回きりだったからね。えらいえらい」 「あ、そうだっけ?」 「うん。一度壁につっこんだけどね」 「その話はいいんだよ」 「その前のシーズンにジャンプ転倒しまくってたことを考えるとすごい成長だ」 「あのさ、ぼく誕生日だよね!」 「これ、勇利のイーグル」  ヴィクトルが両足をひらいた。 「がっつりひらいてかっこいい」 「褒めてる?」 「褒めてる褒めてる。で、トリプルアクセル」  ヴィクトルが右足を引いた。 「勇利のトリプルアクセルはね、こうだよ。イーグルからの場合は前に屈む角度がこう。ファンのみんなはわかるよね。あとね、手をあまりこぶしにしない。こうやって跳ぶ」  ヴィクトルがまた二回転した。勇利は、自分のジャンプは映像で幾度も見たけれど、こんなふうに跳んでいるかどうかはわからなかった。ただ諸岡が「確かに! まさしくこれは勝生選手のフォームです!」と言ったので、あ、そうなんだ、と思った。 「で、オーバーターンするときはこう」 「そんなのはまねしなくていいんだよ!」 「そうそう、あれもやってあげる」 「なに?」 「ほらこれ、『エロス』の最後のところのやつ。スピンのあとね。ぽいっと捨てるところ。男をぽいっとするときの勇利はこう」 「いいから! もうしなくていいから! 映さないで映さないで」  勇利は、ヴィクトルとカメラのあいだに立った。 「もういいよ。ありがとう。プレゼントありがと! もうやめて」 「あとね、演技が終わって、俺が怒ってるかなって見るときはこう。ちらっと見て、もう一度見る。こういうどきどきのかわいい顔で」 「しなくていいって言ってるでしょ!?」  勇利はヴィクトルを叱りつけた。 「もういい! もう帰るよ! ヴィクトルしゃべりすぎだよ! 親切心もほどほどにしてよ!」 「それからね、演技が終わって戻ってくるときの勇利は──」 「いーいーかーら! 帰るよ!」  勇利はヴィクトルに後ろを向かせ、背中をぐいぐい押した。 「あ、勇利、バースデーケーキ」 「あっ」  そばの長机に置いていたケーキを、勇利は急いで取りに戻った。そしてスタッフたちに向かって、「お疲れ様でした」とお辞儀をする。 「これ以上ヴィクトルがいると収拾がつかないので帰ります」 「お疲れのところありがとうございました」  諸岡が礼を述べた。 「ヴィクトルが来たからもっと疲れました」 「いつも仲よしですね」 「ナカヨシナカヨシ!」  ヴィクトルが日本語ではしゃいだ。 「ヴィクトル黙って! ──じゃあ」  彼の隣へ行くと、ヴィクトルが指でケーキのクリームをすくい上げ、舐めた。 「美味しい?」 「うん」  もう一度すくい上げ、彼は勇利の口にそれを入れる。勇利が甘くひろがった味を舌で調べているうちに、ヴィクトルは勇利の腰を抱き寄せ、「早く帰ろっ」と機嫌よく言った。 「お祝いしよっ」  勇利はくすくす笑った。彼は「うん」と答えてヴィクトルのほうへ身体を倒し、もたれかかりながら歩いた。  ホテルの部屋で、ヴィクトルは言った通り、「エロス」の勇利の物真似をしてくれた。まねというより、もうヴィクトルの「エロス」だった。それから、「ふたりきりになってからのちゃんとしたプレゼント」もくれた。何をもらったか、勇利は誰にも話すつもりはない。ヴィクトルとふたりだけのひみつだ。  ただ言えることは、ヴィクトルが「勇利の『エロス』はこう!」と披露してくれたエロスより、もっともっとエロスだった、ということだ。
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acckino · 5 years
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記憶に残る音楽
人生の様々な局面で出逢った音楽
バトントワリングの課題曲、TVアニメのテーマ曲、映画の主題歌、異国のメロディー、King of POP、デジタルミュージック、シンセサイザーの巨匠など、
を通して、軌跡を振り返る。
Irene Cara / What a Feeling
幼稚園の鼓笛隊でバトントワリングを担当していた時の発表曲。
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魔法の天使クリィミーマミ / デリケートに好きして / 太田貴子
幼稚園児にとってアイドル的存在だったクリーミィマミ。大人になって見返しても、今もなお新鮮なアニメ。
The NeverEnding Story / Limahl
原作はMichael Endeの”Die unendliche Geschichte” 「はてしない物語」。ネバーエンディングストーリーはテレビ放送で観て、ミヒャエル・エンデのMomoは、本で読んだ記憶がある。
ドラゴンクエストⅢ / おおぞらをとぶ / すぎやまこういち
不死鳥ラーミアのテーマ曲。スーパーマリオブラザーズやファイナルファンタジーなど、ゲーム音楽の名曲揃いだった頃。PSG音源からサンプリング音源への変遷期。
ドラゴンボールZ / CHA-LA HEAD-CHA-LA / 影山ヒロノブ
ドラゴンボールといえば、この曲。スーパーサイヤ人孫悟空vsフリーザのバトルが懐かしい。
Enya / Orinoco Flow
中学生で入部したバトン部の振り付け曲の1つ。アイルランド🇮🇪由来の世界観に圧倒された曲。
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Michael Jackson / Will You Be There
映画Free Willyの主題歌。母なる海のウェーブのようなコーラスが印象的。
access / FAST ACCESS, ACCESS Ⅱ, DELICATE PLANET ~ CROSSBRIDGE
浅倉大介さんのシンセサイザーと貴水博之さんのハイトーンボイスが有機的に結合して生まれる爽快感。accessをきっかけに浅倉大介さんの才能とセンスのファンに。スピーカー内蔵シンセサイザーYAMAHAのEOSが発売されたのもこの頃でしょうか。
活動再開でリリースされたOnly the love surviveは、目標を失いかけて多くの方に助けてもらった学生時代と重なる。
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C+C+T.K Silent Lover
発売から25年近く経った今でも、ふと聴きたくなる曲。当時は、TMN, TRF, globeなど小室ファミリー全盛期だったでしょうか。
Digitalian is eating breakfast / Tetsuya Komuro
小室哲哉さんのソロ曲をサーチしていた時に出逢ったアルバム。どの曲も音符の展開の面白さに加えて、人の機微に合わせて感情移入できる。Running to horizonの楽譜が面白い。何故だかOPERA NIGHTが好きで時間を問わずヘビロテで聴いていた。
NIGHT OF FIRE / Niko
ユーロビートの名曲。着メロ(当時は音符で打ち込み)にもしていた。ユーロビート繋がりでは、MICKEY MOUSE MARCH/ DOMINO は今聴いても楽しい。
鈴木あみ / SA
当時は似ているとよく言われていたもので(すみません)、カラオケで歌ったこともありました。BE TOGETHER は、鈴木あみさんが歌われたのが一番好きです。
宇多田ヒカル / first love, Distance, DEEP RIVER, ULTRA BLUE, HEART STATION, Fantom
1/fゆらぎボイスと読書家の詩的な歌詞とテンポ良いリズムが合わさった、日本人の心に響く歌声。
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浅倉大介 / Quantum Mechanics Rainbow
2005/3/29@東京国際フォーラム
大ファンの浅倉大介さんのソロコンサートに1人で初めて訪問。浅倉さんの「気持ちよくなったら寝てくださいね」というメッセージの通り、途中心地良くなって寝てしまった想い出。
Quantum Mechanics Rainbowは、修士時代、研究所のインターンシップの行き帰りに聴いていたシリーズ。
Michael Jackson R.I.P. / King of Pop
唯一無二のエンターテイナーの突然の訃報を知り、改めて超人離れしたダンスパフォーマンスや音楽を貪るように見聞きした。ドライブの時は必ずかけていたし、渋滞や風邪や眠い時にも車内でよく歌っていた。
The Right Stuff / Bill Conti
つくばの研究所に勤めていた時に、JAXAに近いこともありNASA TVをよく観ていたので、先輩に勧められて観た作品。チャック・イエガーが音速の壁を破った時のBGMがまた格別。DVDには向井千秋さんの映像も収録されている。
Metome / Opus Cloud
仕事帰りに、タワーレコー��新宿店のNew Ageコーナーで見つけた音楽。名盤試聴機「アヴァンの塔」(Tour d'Avant ?)があった頃。バリバリの機械的なデジタル音なのに、優しさや癒しを感じた。作曲を始めたのもこの頃。
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Serph / el esperanka
タワーレコード新宿店のNew Ageコーナーで試聴して、スターダストの様な世界観に圧巻された曲。ソロコンサートも最高だった!
Frank McComb / Song Heart Rate, Missing Person ; KORG / Cupid’s Arrow ; The Truth
SoundCloudで自作のサウンドトラックをアップデートしている時に耳にして聴き入った曲。フランクマッコムさんの曲は心にすーっと入ってきて、生で聴いてみたい。
SYNTH FEST 16 / SynthJam2016 / The TOMITA Memorial Museum
SynthJam2016ではMoog以降の様々なシンセが並び、ドラゴンボールに例えると、松武秀樹さん、土橋安騎夫さん、氏家克典さん、浅倉大介さん、SUGIZOさんの演奏で神龍を出現させ冨田勲先生を会場に呼び出したかのように感じられた。NHKきょうの料理のテーマ曲が流れると、とりわけ会場が沸いた。
冨田勲 / Dr. Coppelius, 新日本紀行
The TOMITA Memorial Museum@ SYNTH FEST 16でいただいたチケットを手に、冨田勲先生の追悼コンサートを訪問。人生で息切れを起こしていた私の背中をそっと押してくれた。
冨田勲先生の楽曲はどれも名曲だが、わたしは特にNHK新日本紀行のテーマ曲がお気に入り。
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kaerenakunatta · 5 years
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踊るように撃って
ばあさんが喜んでいる。趣味で通っている歌の教室の発表会用に買った、普段は着ないドレスを着て。たぶん習ったばかりの歌をうたって。お茶菓子も今日はせんべいやら落雁やらではなく、マカロンである。紅茶じゃなくて、やっぱり緑茶。
最近は物忘れも酷くなってきて、そろそろ施設に入所だとかなんだとか親族が話しているのを聞いたことがあるから、なんだかそういう原因でこう、派手に、浮き足立っているのかと思う。
「あんたもこっち来て茶でも飲みなさい」
口調はいつもと変わらないから、べつに病気でもなんでもないだろう。
「あたしね、ずっとしたかったことがあってな。茶柱が立ったら、茶柱が立ったらね、茶柱が立つってどういうことか分かるか?めでてえことだよ。そんでね、あんた、これ見てみ」
かなり昔に亡くなった祖父がコレクションしていた洋酒の瓶が並ぶ棚を開け、すべての瓶を取り出した後、さらに奥に扉があることに驚いた。この棚、こんなに奥行きがあったんだ……
ばあさんはまず大量のグラスを台所から居間に運び、そこにどんどん洋酒を注いでいく。
「あんたも飲みなね。めでたい日なんだから」
「でもまだわたし未成年なんだけど……」
「関係ねえの、そんなのは。バカだねあんたはほんとに」
ばあさんは次々とグラスを空にし、そこにまた洋酒を注ぎ、また空にし……気づくとわたしもそれに加担し、年寄りと若者、ふたりして泥酔している。
はじめてのお酒の味は、なんだかよく分からなくて、テーブルの上のお茶の中の茶柱が何本も立っているように見えて、まるで針の山みたいだな、眠いな、はじめてのお酒の味は、埃っぽい。
だいたいの瓶を空にしたところでやっとばあさんは奥の扉を開く。顔色ひとつ変えず、しかしずっとニヤニヤしている。ボケただの施設だのなんてウソだね、このばあさんはボケてない。きっとこの日のために毎日壊れたビデオテープみたいに同じ茶葉で同じお茶を飲んで一般的なばあさんを演じていただけだ。近所のミヤケさんちのばあさんを見本に、よくいるばあさんを演じていただけだ。このニヤケ面で分かる。
このばあさんは、普通じゃない。
扉を開けると、わたしの予測は確信に変わった。
まずは、大量のレコード。チャック・ベリー、リトル・リチャード、カール・パーキンス……どれもこれもばあさんが聞いてるのが想像もできないようなラインナップだ。
さらに出てくる日本刀、拳銃、猟銃、ジャックナイフ……どれもこれもばあさんが持っているのが想像もできないようなラインナップだ。偽造パスポートに偽造免許証まで出て来た。
ばあさんは台拭きで拳銃を磨きながら、それまで手をつけていなかった洋酒の瓶をテーブルの角で割ると、中から何発分かわからないほどの銃弾が出てきた。
わたしは腰が抜け、動けなくなってしまう。
「ほら、これね。ったく。ボケ老人だの耳が悪いだの年金だの医療費だの、しまいにゃ施設?バカばっかでウンザリだよあたしゃ。ほら、いつまでも腰抜かしてないでじいさんの部屋から蓄音機持って来な」
聞きたいことは山ほどあるが声も出ず、なんとか立ち上がり、言われるがままに2階にある祖父の部屋から遺品の蓄音機を下ろしてくると、チャック・ベリーを大音量で流し始めた。
目の前にいるのはこれから殺人鬼になるかもしれない、年寄りだ。最初に殺されるのはわたしなのかもしれない。最後に聞くのがチャック・ベリーになるのだろうか。やだな。もっといまどきの、キングヌーとか、なんかそういうのがよかった。
ばあさんは茶柱が立つのをただひたすら待っていたのだ。すべてを破壊するために。茶柱が立つ確率なんて、割りと低いだろうに、それでも何十年もばあさんの茶柱は立たずに、それがよりによって今日。わたしとばあさんしかいない日に限って。マカロンまで買っちゃって。
すっかり酔いは覚めていた。夏なのか冬なのかも分からなかった。冷や汗が背中をじっとり濡らしていた。
「まずは試し撃ちでもしてみっか」
拳銃に弾を込め、映画でよく見るようにガチャっと上のところをスライドさせる。これって、撃つ準備完了ってことだ……
ばあさんは銃を構える。狙いを定める。ふう、と息を吐くと、そのまま引き金を引く。
大きな音を立て、弾は放たれる。カレンダーに向かって。
そっか、今日は8月で、夏で、そっか、この汗も暑いからかいてるだけで、ばあさんにビビってるわけじゃなくて……
15日を射抜いていた。
「的中だね」
今月の15日は、8月15日は、たしか、おじいちゃんの命日?いや違うそれは11月22日だ。じゃあなんだ、8月15日は、偶数月の15日は、そうか、年金支給日だ。でもなんで?そのお金でお茶っ葉買ってるんじゃないの?なんで?
「あたしもまだまだイケてるみたいだね。つぎはあれだよ」
次に狙いを定めたのは、いつでも親族が顔を見せられるようにとばあさんに買い与えた"あんしん見守りフォトフレーム"のようなもので、送りたいときに写真を送るとその画面上に写真が写し出され、「元気だよ」と伝えることができるものらしい。3発、弾を打ち込んでいた。
隣の家まで5キロ以上の距離がある田舎だからいいものの、これがバレたらばあさんはブタ箱行きだ。わたしがやったことにしてもいいから、それだけは阻止したい。これはばあさんの夢だったのだ。幾つになっても夢の実現のために努力する、素晴らしいことだと思う。わたしはもう訳が分からなくなって何が何でもばあさんの味方でいたいと思うようになってきた。
「じゃあつぎはあれ」
らくらくフォン。
「そんでつぎこれ」
じいさんが死んでから買った、ばあさんしか使わない湯のみ。
「今日はつぎで最後にするか」
拳銃を置き、日本刀を手にする。
じいさんが亡くなったばあさんは孤独に耐えきれないと親族が判断し、親族によってキルトスクールに通わされていた。そのころ、ほかの生徒やキルトの先生も絶賛し、市のキルト大会のようなもので入賞した作品を、ばあさんは日本刀で切り裂いた。令和の切り裂きジャック。
「はあ、せいせいした」
「どうすんのこれ」
「あんた片付けといてよ。はー年寄りはすぐ疲れっちゃうからねえ」
「まあいいけど。でもなんかすごいね、殺し屋とかだったの?」
「暗殺者だよ」
「うっそ。マジで?」
「マジで。大人しい年寄りを演じるのももう疲れたわ。施設入るならブタ箱入るよあたしゃ」
「おばあちゃんはわたしが守るよ」
「何だい、あんた。お金はあげないよ」
「ケチババア」
ばあさんは、おじいちゃんとの思い出が少しでも残るものには弾をかすらせることもしなかった。キルトのすぐ隣にはおじいちゃんが集めていた小さな提灯がいくつもあったけれど、それにも1ミリも傷つけなかった。
殺し屋が本当かどうかは分からないけれど、守るものは守り通すイカレたばあさんなのだと思った。はじめてのお酒は、すごくすごくこれ以上ないほどに危険で、少しだけ優しい味だった。
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NEWSLETTER  vol.48
ニュースレターの第48号をお届けします。
今回は2018年6月8日に Art Jewelry Forum に掲載された、リン・チャン氏へのインタビューをお届けします。
翻訳をはじめたのはもう何か月も前ですが、思いのほか時間がかかって前回配信から10か月も経ってしまいました…今後も不定期の配信となりそうですが気長にお付き合いいただけますと嬉しいです。あいかわらず、メールに埋め込むと画像が小さくなってしまうので、ぜひ元の記事もご覧になってくださいね。
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https://artjewelryforum.org/lin-cheung-0
2018年6月8日
リン・チャン
日常性と非日常性 その共存を実現させるもの
アドリアーナ・G・ラドレスク
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リン・チャン《遅ればせながらの応答:混乱、言葉もない、意気消沈》、2017年、ブローチ、ラピスラズリ、金、各51 x 9 mm、撮影:リン・チャン
リン・チャンの作品は絶えず議論を呼ぶ。《敵か味方か》のネックレスや《室温》のオブジェ、書籍にインスタレーションから、最近作の《遅ればせながらの応答》のブローチや《保管》シリーズに至るまで、彼女の作品は、人のありように対する一解釈であり、作り手の思想や感情の運び手であり、ジュエリーの意味を模索する飽くなき探求である。
リン・チャンはこれまで、数多の賞を受賞してきた。最近では、2018年にフランソワーズ・ファン・デン・ボッシュ賞とヘルベルト・ホフマン賞を受賞。2017年には英国のBBC Radio 4が主催するウーマンズ・アワー・クラフト・プライズにおいて、1500名の応募者から最終選考12名のうち1名に選出された。
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アドリアーナ G. ラドレスク:あなたは今年、その作品と、コンテンポラリージュエリーの振興における国内外での示唆に富む役割が認められ、栄誉あるフランソワーズ・ファン・デン・ボッシュ賞を受賞されましたね。そのすべてがどのように始まったのか、お聞かせいただけますか? いつごろからジュエリーを作りたいと思うようになりましたか? また、どこで勉強されましたか?
リン・チャン:ありがとうございます! 今年はこれまでのところとてもいい年で、フランソワーズ・ファン・デン・ボッシュ財団には心から感謝しています。彼らは独立機関として、熱意をもって主体的に、人々の想像を超える優れた仕事をしています。これは今の時代にあって珍しいことで、それだけに特に光栄に感じています。
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リン・チャン、《遅ればせながらの応答:動揺》、2017年、ブローチ、ベルジャンブラックマーブル、ハウライト、金、54 x 9 mm、撮影:リン・チャン
私は、なんでも手作りしたり修理して使うことを良しとするごく堅実な家庭で育ちました。裁縫や編み物、刺繍にくわえ、ものが動く仕組みや素材に興味が湧いて、何かを分解したりもしました。でも、ジュエリーを作った記憶はありません。私は子ども時代とティーンエイジャーを経て成人してからも、もらったものも自分で買ったものも含め、たくさんのジュエリーを身に着けてきましたが、自分で作るようになったのはずいぶん後のことです。
私は、ブライトン大学の学士課程(通称WMCP、(訳注:木工、金工、陶芸、樹脂の英単語の頭文字をつなげたもの))で陶芸と金工を専攻しました。そこで偶然ラルフ・ターナーの著作である「ニュー・ジュエリー」を手に取りました。それからというもの、この道一筋です。それ以降、私が置かれたすべての環境や訪れた場所、出会った人々は何かしらこの本と結びついているので、遠い親戚のような縁を感じますし、それだけにこの本は私の考え方に深い影響を与えた存在です。作品の素材や技法は何なのか、思いを巡らせながら夢中になってページをめくっては「これはおもしろい!」と思っていました。
あなたは今年、石を彫ったブローチのシリーズ、《遅ればせながらの応答》でヘルベルト・ホフマン賞を受賞され、忘れがたい1年のスタートを切られました。
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リン・チャン、《遅ればせながらの応答:バラ色》、2017年、ブローチ、ローズクォーツ、金、43 x 8 mm、撮影:リン・チャン
審査員から「時事問題とその意味との関係性を表現した、政治的見解の表明」と評されたこの作品は、英国のEU離脱を決する国民投票と世界の政治情勢への個人的な応答として作られたとのことですね。この作品は缶バッジの形をしており、表面に絵文字やシンボルを思わせる顔が描かれていますが、一般の缶バッジのようにプレスした金属やプラスチックでできてはおらず、半貴石を研磨し、表面に金を点在させて作られています。政治キャンペーンで多用される、安価で息の長い定番アイテムであり、質素ともいえる装着型の伝達装置である缶バッジと、高価な素材とを結びつけようと思ったのはなぜですか? また、タイトルの「遅ればせながら」にはどのような意味が込められていますか?
リン・チャン:私が石という、硬くて容赦なく、永続する素材でこのブローチを作ることにしたのは、使い捨てで瞬時に作れるお手軽な金属製のバッジとの対比を表現しようと思ったからです。皮肉なことに、私は、メッセージの内容が浅いか深いかにかかわらず、一度使えば用済みとなるはずの缶バッジをいつも大事に取っておきます。手元に残しておくと、その時の気持ちや信条、出来事、気分を鮮明に覚えていられるので。これが、私が半貴石を使った理由のひとつです。つまり、一部の発言や行為はやり直しがきかないから、ほんの一瞬の出来事でも人の心に長く残りうるということを言いたかったのです。
タイトルの「遅ればせながら」は、すぐさま反応するのとは逆のリアクションの仕方を表しています。私は、国民投票の前後の情勢を目にして悲しくなったのをはっきりと覚えていますが、それをどう表現すればよいのかわかりませんでした。ただ、いつかこの思いを作品にすることだけはわかりました。後から行動に出るということは、蓄積された何かが、時間を経てから展開していくということです。私は、実際の出来事からか���り時間がたってからようやく、抑圧された思いやぐるぐると混乱した感情を、石の研磨を通じて解放できるようになりました。
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リン・チャン、《遅ればせながらの応答:しかめ顔》、2018年、ブローチ、ラピスラズリ、金、54 x 9 mm、撮影:リン・チャン
また、「遅ればせながら」は、石の加工にともなう労力と、石や石の研磨から連想される隠喩的な意味も表しています。さらに、研磨や切削は、熟考や仕上げ、そぎ落としていく過程も意味します。つまり、考えを整理し、遅まきながら納得し決心が固まるまで時間を稼ぎ、じっと待つという、時間のかかる肉体的行為を表します。石の研磨はほぼ独学で習得しました(最初だけ、シャルロッテ・デ・シラスによる5日間の特別クラスで専門的な講義を受けました)。そのため、新しい素材に初挑戦する時の常として、時間こそ余計にかかりましたが、素人であったことがむしろ好都合に働きました。知識のなさに妨げられず、失うものがないまっさらな気持ちで制作に打ち込むことができました。
コンセプチャルなジュエリーは、政治的な意識の向上という点で、大衆を説得する力を持ちうると思いますか?
リン・チャン:ええ、その力があると信じています。また、すでに知られていたり、こうだと信じ込まれている方法以外のやり方で、そういった力を量る方法にも興味があります。ただ、《遅ればせながらの応答》シリーズが必ずしも「大衆の政治的な意識を向上させる」とは思いません。このシリーズはそれ自体が議論の一部をなす当事者性の強い作品で、すでに広く認識されている問題を扱っているため、意識の向上というよりはタイムリーなコメントとしての趣が強いでしょう。私は今も、この決定がもたらした損害を忘れてはならないと思いますし、今後は今以上に不確かな時代になるでしょう。だからこそ、ジュエリーには、自分たちの周囲で起きている出来事について考えさせる存在であり続けてほしいのです。大衆の政治に対する意識の向上という点では、エスナ・スーこそシリアの難民危機を表現した作品でそれを実行しているといえます。彼女は私たちに、時間とエネルギーを費やして作品について考えることで、難民危機の問題を忘れないよう促しています。
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リン・チャン、《遅ればせながらの応答:逃げ腰》、2018年、両面装着式のブローチ、ハウライト、ベルジャンブラックマーブル、金、49 x 12 mm、撮影:リン・チャン
作品の持ち主がご自身の考えに共感してくれるかどうかは重視していますか?
リン・チャン:自分の考えや見解に共感してもらえるといつでもうれしいです。私の場合、それを知るのは直接人と会った時なので、会話ができたり、同じ考えを持っていることに気づいたりできるのは、私にとってはありがたいおまけです。私は時間の許す限り、工房にこもるようにしているので。外に出て別の視点から作品を見られるのはいいリフレッシュになりますが、共感してもらえなくても構いません。私は自分の考えが伝わるよう素材や大きさ、造形を制御しはしますが、作品は独立した存在です。私の手元を離れたら、自由の身です。勝手に別の意味や価値観を帯びたり、身につけてもらえたりもらえなかったり、好かれたり嫌われたりすればいいのです。それは自力では制御できない領域ですし、制御したいとも思いません。私は、最善の方法で考えや意見を表現することにやりがいや興奮を感じますし、そこが重要なポイントなのであって、自分が答えを知っていると思えるかどうかという点は重視していません。
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リン・チャン、《真珠のネックレス:グラデーション》、2017年、ネックレス、淡水パール、金、ビンテージのケース(修繕済み)、ネックレスの長さ:406.5mm
あなたのウェブサイトには、「《真珠のネックレス》シリーズは、母親から譲り受けたものの使わずにいた真珠のネックレスをインスピレーションの源とした。このネックレスは自分に似合わないと思ったし、たった一種類の女性性を信じているわけでもない」と書かれています。男性モデルに着用させたこの作品は、淡水真珠を1粒1粒削り出し、ホイットビージェットのチェーンと同じ構造でつなげてネックレスにしたものです。このシリーズは、装飾品としてのジュエリーや、個性の形成におけるジュエリーの役割の探求の一環として作られたものですか? また、ジュエリーは新たな形のジェンダー表現を推し進める上で効果的な手立てだと思いますか? この作品には、どのようなメッセージや意図が込められていますか?
リン・チャン:後から思えば、この作品はずいぶん複雑な意味を帯びていますね。一方では、ごくシンプルな作品で、元のネックレスを手に取って加工するに至ったのも、チェーンにできるかどうか試したかったという単純明快な動機からです。実験が済んでチェーン全体が完成してはじめて、どんな意味を持ちうるか、なぜこんなことをしたのか、それがどうなったのかを考える時間を持てました。このネックレスは、身に着けるとお高く留まって見えるような気がして、長い間しまったまま使うことはありませんでした。
真珠にはさまざまな意味合いが込められています。そして、形状や機能の面で可能性の幅が広いダイヤモンドや金などと違って、ジュエリー素材としての革命がもっとも起こりづらい素材ではないでしょうか。その意味では、この真珠作品では、おそらくその形が一番の理由で、少しだけその遅れを取り戻せた気がします。真珠の「ジュエリーらしさ」は丸い形に生まれついた時点で既定路線であり、人はなぜかそこに女性らしさだと受け止めるのです。私が真珠を研磨してチェーンを作って、最初に、そして一番強く感じたのは、これはもはや真珠のネックレスではない、ということです。そのことで、真珠にまつわる意味合いを薄められましたし、おめかしや着飾ることを目的にジュエリーを着けていたのは過ぎ去った昔の話であって、ジュエリーとは単に着けたいから着けるものだという私自身のジュエリー観に沿った作品になったと思います。
私は女性性とは何であるかに興味を引かれます。それは必ずしもジェンダーと関連づいているわけではありません。私は女性性をもっと広義にとらえていて、体力とは別の、知的な精神力や思考、思いやりと関わるものだと考えています。作品を男性モデルに着用させて撮影したのは、実験的な見せ方をしたかったからです。そして、それが真珠のネックレスは女性的なものだという狭量な考えを打ち破ったと伝える上で有効な手段であるかどうか、そして、それでも依然として残る繊細な強さと多義的かつ対照的な複数の側面が、また別の女性性を表現しうるのかどうかを確認したかったのです。つまり、自分が身近に感じられ、さらに女性という自分のジェンダーも手放さずにいられるという形の女性性です。そうですね……この作品については、完成してからもそのインパクトについて考えていますが、今もまだ、的確に言い表すのが難しいです。が、そうやって考えるのも、とても面白いことですね。
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リン・チャン、《真珠のネックレス:マチネー》、2016年、ネックレス、淡水パール、金、長さ:560 mm、撮影:リン・チャン
《真珠のネックレス》シリーズの一部の作品は、修理を施したビンテージの真珠のネックレスの専用ケースがついていますね。このようにケースに手直しをして再利用するという行為には、どのような意味があるのでしょうか?
リン・チャン:アンティークのケースを再利用することで、過去の所有など、物語に歴史という側面が若干加味されます。最初に作ったネックレスと箱は母の所有物で、それ以降のネックレスと箱は、最初につくったものの形式を借用したものです。
作品が装着されることについては、どれくらい重要視していますか?
リン・チャン:どちらでも構いません。着用性の高いデザインであっても、実際につけるかどうかは別問題で各自が判断することです。私はどちらの考えも理解できます。私自身、身に着けないジュエリーをたくさん持っていますが、そのことが物への愛着に影響するわけではありません。手に取って眺めて、またしまうということも好んでやります。時に実用的でないジュエリーをじゃらじゃらつけることもあります。このようなアイテムは注意が必要ですし、つけている間ずっと気になってしまうものです。おまけに針先がとがっておらず、ブラウスやTシャツに大穴が開いてしまうこともあります。それでも、ジュエリーとしての出来がよければ、その価値はあるのです。同じものを数週間つけっぱなしにすることもあります。装着するしないにかかわらず、ジュエリーが喜びをもたらしてくれることに変わりありません。
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リン・チャン、《保管:紙と���ゴム》、2016年、ブローチ、合成石、金、輪ゴム、70 x 22 x 15 mm、撮影:リン・チャン
《保管》シリーズは、あなた自身のジュエリーの保管方法を扱った作品です。このシリーズは、こう言っては何ですがとても生活感があって、《紙》や《輪ゴム》と題されたブローチでありふれた物体を描写しています。この作品では、合成石や金という耐久性のある素材と、輪ゴムという長持ちしない素材が混在しています。この袋に何が入っていたのか、また、この作品のコンセプトは何なのか、興味を惹かれます。この素材の組み合わせには、どのような意味が込められていますか?
リン・チャン:私はよく、ティッシュやキッチンペーパーやトイレットペーパー、チャック式のビニール袋やただの紙など、その時手元にあるものにジュエリーをしまうことがよくあります。私はよく旅行をするので、ジュエリーに箱やケースがある場合はそこから出して、もっと実用に即した方法で収納するようにしています。《紙》と《輪ゴム》のブローチは、私が紙と輪ゴムで包装してきたすべてのブローチを表現していると言えるかもしれません。自分がつけるジュエリーはいつもこの方法で収納します(そのほとんどは自分で作ったものではありません。自分の作品はめったにつけません)。なので、この保管方法自体はごく普通で生活感がありますが、興味深いことに、それによってそのアイテムが私にとって特別な存在になるのです。この作品を白い合成石で彫り出して作ったのは、紙の質感を表現するためで、本物の輪ゴムを用いたのは日常性を加味するためです。ここにおいて私は、ジュエリーの秘密の生活を覗いてみませんか、作品を通じて価値や意味が表明されているさまを見てみませんか、と誘いかけているのだと思います。高価な素材や予期せぬ素材やプロセスを用いて日常のディテールを描写することで、単なる人工物を超えたジュエリーのおもしろみについて考えることを促しているのかもしれません。
この《保管》シリーズでは、特に私自身の持ち物であるジュエリーの私的な生活と公的な生活、そして、同じ作品でも配慮の度合いが変わりうるのかという点を考えました。紙やプチプチ、ビニール袋による収納方法は、退屈に見えるかもしれませんが、私にとってはとても便利で安全ですし、それによって自分だけのものになるのです。私は、ジュエリーを買った時ではなく、生活をともにしてはじめて、そのアイテムが自分にとってどんな意味を持つのかについて気にかけ、注意を払えるようになります。作り手やブランドによる包装は、提示方法や、その魅力、モノのコンセプトの延長、作り手の創造性や配慮を通じて、ジュエリーを商品とみなしています。購入後の私だけの管理方法は、所有、つまり自分の持ち物であり日々の生活の一部であることを表します。
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リン・チャン、《保管:古い真珠のネックレス》、2018年、ペンダント、ロッククリスタル、62 x 42 x 20 mm、撮影:リン・チャン
同じシリーズの《古い真珠のネックレス》や《ベニータのブローチ》では、ジュエリーの形は見えません。そのかわり、それをしまうための(ロッククリスタルを研磨した)透明な袋が主役になっています。これは、姿は見えずとも存在する、あるいは過去に存在したジュエリーを示唆し、その記憶を保持する手立てということでしょうか? この作品の背景とはどのようなものでしょうか?
リン・チャン:おっしゃる通り、どちらも実在するジュエリーです。古い真珠のネックレスも、ベニータが作ったブローチも私の持ち物です。それらが小さなビニール袋の中で占める空間を観察し、石を研磨して造形しました。どちらも、空っぽであるようにも中身が入っているようにも見えます。また、モノが持つ日常的な側面と非日常的な側面との対比を考察した作品でもあります。ジュエリーはその両方の性質を兼ね備えられるところが、すごく好きです。
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リン・チャン、《遅ればせながらの応答:困難な時代》、2018年、ブローチ、ロッククリスタル、金、54 x 9 mm、撮影:リン・チャン
あなたの作品の中には、パブリックな仕事も見られます。2012年ロンドンパラリンピック大会のメダルをデザインされましたし、2014年には唐奨のメダルデザインのコンペでファイナリスト10名の1人に選ばれました。2年前には、唐奨教育基金会から、2016年の賞状のデザインと制作を依頼されたそうですね。このようなパブリックな仕事と、個人の作品とでは、工程の面でどのような違いがありますか? また、どのようなことが課題になりましたか?
リン・チャン:特にパブリックな依頼は、往々にして極度のプレッシャーにさらされます。莫大な予算と、短い納期での納期厳守に対する大きな責任が常にのしかかります。株主や資金提供者、プロジェクトマネージャーやマーケティング部門、CEOやインターンなど、あらゆる立場の人たちとチームを組んで仕事をするのは一見怖そうですが、実際のところは共同作業について学ぶにはすばらしい方法です。アーティストという立場で一大プロジェクトに携わるということは、全体を見渡し、常時すべての場に存在するかのような独自の立場に置かれるということです。私はあらゆる視点からプロジェクトを眺め、はじまりから実現に至る過程を見るのを楽しめるタイプなのでしょうね。また、プロジェクトの一員になれることは、大きな見返りがあります。
こうした学びは有益ですが、多くの依頼は問題解決からプロトタイプの制作、完成品の仕上げが息をつく暇もなく、同時に進行する感じです。先を読んであらゆる結果を予想し、プロジェクト管理をやりこなし、チームのメンバーに仕事を任せて、仲間からも自分からも最高の力を引き出せるよう、短期間で学ぶわけです。こんなことまでできてしまうんだ! と自分でもよく驚きます。スタジオでの作業はそこまで込み入っていません。当然ですが、それは私ひとりだからです。プレッシャーもさほど強くかかりませんが、多くの場合プロセスは酷似しています。同じような悩みを抱え、大勢でやる時と同じような会話を自分とします。葛藤もありますが、最初から確固たる決まり事もないですし、委員会からの承認がないと次に進めないというわけでもありませんから、後戻りをしたり、手抜きをしたり、自分の意志で課題を設定したり、リスクのある道を選んだりできます。これは周囲からの許可が必要な場合はそう簡単にはできないことです。
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どのような流れでデザインを進めますか? スケッチやモデル、モックアップの制作から始めるのでしょうか? コンセプトを伝える上で素材の選択はどの程度重要なものですか?
リン・チャン:つい最近までは、最初にコンセプトやイメージを考えたら、そのまま制作に突入していました。私はすごく大雑把なスケッチ以外は紙にイメージを描きません。線画や、ひとつかふたつの単語、文章で十分な時もあります。その意味では、私は多くの作り手と違うのかもしれませんね。明快なプロセスでデザインを進めるわけではないですから。
素材の選択はとても重要です。アイデアを思いついたら、自分の考えや感覚と合致する素材を探します。可能性のある選択肢を考え抜いて「こうすれば思い通りの雰囲気になるかしら」とか「やっぱりこっちかもしれない」と迷いながら自分の仮説を検証します。石の加工をした時は、コンセプトよりも素材が先でした。それまで、具体的な素材や技術からアイデアを��展させていくことはあまりなかったので、新たな感覚で制作に燃え、手の中の素材の変化や自分が目にしているものを基にアイデアやコンセプトを練る間じゅう、強迫的なまでに熱心に打ち込みました。
外部からの特にパブリックな仕事の依頼の場合は、コンセプトや工程、プロトタイプの制作、実制作、情報の記録、納品に至るプロセスを厳守せねばならず、その順番が狂うことはめったにありません。
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リン・チャン、《保管:ベッティーナのブローチ》、2018年、ペンダント、ロッククリスタル、52 x 34 x 23 mm、撮影:リン・チャン
あなたはアーティストとしてご活躍されているだけでなく、2009年以降、ロンドン芸術大学のセントラル・セント・マーチンズのジュエリーデザイン科の学士課程の上級講師として教鞭を執っていらっしゃいます。その傍ら、レクチャーやワークショップの講師や、書籍や記事の執筆活動もされていますが、限られた時間のなかでそれをどう両立されていらっしゃるのでしょうか? またそれらすべてをやりこなす強い意志はどこからきているのでしょうか?
リン・チャン:確かに、全部並べて見るとずいぶん抱え込んでいるように見えますね! あまりの多忙さに、混乱に陥ってしまう時があることは否めませんが、ジュエリーへの好奇心が、さまざまな魅力的な形をとって、私を突き動かすのです。
忘れないでいただきたいのは、プロジェクトによっては構想に何年もかかるという点です。ずっと前にまいた種を折に触れては世話してやり、立派に育て上げるのです。コラボレーションもありますし、自分がやりたくてやるものもあります。人に教える仕事は、どれもとても楽しいです。セントラル・セント・マーチンズで、いきがよくて一生懸命な学生たちを大勢相手にしていると、ジュエリー界の今後の行方が見えるような気がする時があります。これは役得ですね。また、コンテンポラリージュエリーをまるで知らない別分野の作り手の人たちと一緒に何かをするのも楽しいです。ザルツブルクで行われた国際芸術サマーアカデミーの際に行ったワークショップがその例です。ほかにも、近々コロンビアで開催されるEn Construcción IIIでワークショップを行う予定があり、とても楽しみにしています。
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リン・チャン、《遅ればせながらの応答:無能(※)》、2018年、ブローチ、コーリアン、金、55 x 9 mm、撮影:リン・チャン(※訳注:英語タイトルはTwitで、Twitterとかけていると思われる)
私は、プレッシャーや日々の雑用に邪魔されることなく、スタジオや作業場でひとりになってジュエリーについて自分だけの考えに没頭したり、表面の具合を観察したり、何に注意を払ってやればよいのか、自分が何をしたいのかを考える、ユニークで貴重で特別な時間を確保するためならなんだってします。常にそれを達成できるとは限りませんが、いつも虎視眈々とそのタイミングを狙っています。
最近感銘を受けたり、作品に影響を与えたり、興味を引かれた映画や音楽、本、展覧会、ニュース、旅行などはありますか?
リン・チャン:《遅ればせながらの応答》シリーズの《しかめ顔》というブローチが今年度のロイヤル・アカデミー・オブ・アーツの夏期展覧会に出品されたので何度か足を運びましたが、その時の作品の多様性には驚かされました。この展覧会は、優れた偉大なアーティストと一緒に、アーティストの卵や無名の作り手、「凡人」(グレイソン・ペリーが私たちのような人を親しみを込めて呼ぶ時の愛称です)の作品が一堂に並ぶことで有名です。目玉となる作品ばかりを見ないよう努めるうちに、若手作家のリー・カッターの作品に目が留まったのですが、この作品には心から感動しました。
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リー・カッター、《監獄文化》、彫刻、刑務所で支給されるバターミルク石鹸、画像はロイヤル・アカデミー・オブ・アーツの厚意により掲載
それは《監獄文化》と題された、彫刻を施した大量の石鹸を何段もきれいに並べて額に収めた作品でした。私は、日常の素材を再評価させ、当たり前だと思われているものや状況を見直させてくれる作品や、想像する以外に知りようのない世界を見せてくれる作品が好きなのです。器用かつ無心に彫られているだけでなく、骨や象牙の細工や、木彫品、彫像、ストリートファニチャーを見た時と同じような感情を抱かせ、人生のおかしみと哀愁とが一体となって表れていました。
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リン・チャン、《遅ればせながらの応答:無能》、2018年、ブローチ、コーリアン、金、55 x 9 mm、撮影:リン・チャン
現在はどのようなプロジェクトに取り組んでいらっしゃいますか?
コロンビアで行われるコンテンポラリージュエリーのシンポジウム、En Construcción IIIの一環として、マーク・モンゾとセス・パパック、テレーザ・エスタぺと一緒に1週間のワークショップを行う予定です。また、2019年のミュンヘン・ジュエリー・ウィークでMicheko Galerieで行う個展の準備も進めています。ほかには、通常の依頼品やリサーチ、構想に加え、フランソワーズ・ファン・デン・ボッシュ賞の賞金で、2019年の年末か2020年の初頭からオランダで開催される個展に向けて作品を制作するという、刺激的なひとときを過ごしています。近いうちにまた皆さんに詳細をお知らせできるのを楽しみにしています。
ありがとうございました。
アドリアーナ・G・ラドゥレスク:建築家、ジュエリー作家。ワシントンD.C.在住。ルーマニア、ブカレストのイオン・ミンク建築都市大学にて建築と都市計画の修士号を取得。ワシントンD.C.のコーコラン・スクール・オブ・ジ・アート・アンド・デザインにて金工を学ぶ。2013年よりAJFに参加。
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本ニューズレターの本文・画像のすべてまたは一部を無断で転載することはかたくお断りいたします。今回の記事は、スーザン・カミンス氏(Art Jewelry Forum)の寛大なる許可をいただいて翻訳しています。配信停止をご希望の方は、このメールに返信する形でお知らせください。また個人名の表記につきましては一般的な発音を参考にカタカナ表記をしておりますが、もし本来の発音とは異なる表記にお気づきの場合は、お手数ですがお知らせください。
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cinemastylenews · 5 years
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映画『シャザム!』<第三弾!日本語吹替版キャスト発表!>遠藤綾、櫻井孝宏、小野大輔ら超豪華声優陣が集結!
映画『シャザム!』<第三弾!日本語吹替版キャスト発表!>遠藤綾、櫻井孝宏、小野大輔ら超豪華声優陣が集結! ついに4月5日(金)、全米4,217劇場で公開され、オープニング3日間(4/5〜4/7)で全米興行収入5675万ドルを記録し、全米初登場No.1の堂々の大ヒットスタートを切った!!(※4/8時点、Box Office Mojo調べ)
公開前からすでにUSメディアで大絶賛されており、3月23日に行われた全米限定先行上映では、DC映画史上世界最高収入を記録した『アクアマン』を超え、1日で330万ドルの興行収入を達成!米・映画評論サイトの大本命Rotten Tomatoesでは91%Freshを獲得(4/8時点)!出口調査の評価も最高の“A”をたたき出し、予想を上回る結果に。特に若年層に響いており、45%が25歳以下という客層となった。全米メディアも「間違いなく超傑作!」(ローリング・ストーン誌)、「この楽しさ、予想以上に稲妻級!」(AP通信)、「シャザム!はスーパーヒーロー映画の新しいモデルになる!」(TIME)「遊び心満載!」(トリビューン)と大絶賛!本作で見た目はオトナ、中身はコドモのスーパーヒーロー・シャザムを演じたザッカリー・リーヴァイは自身のInstagram(@zacharylevi)で「この週末に劇場で『シャザム!』を観てくれてありがとう!多くの人たちがこの作品を楽しんでくれて、ソーシャルメディアで感想を送ってくれたり、嬉しくて涙が出るよ!僕の夢をかなえてくれた(本作の撮影が行われた)カナダのクリエイティブチームもありがとう!是非、みんな『シャザム!』を劇場で観てね」と、映画公開を喜び、『シャザム!』を観たファンたちへ感謝のメッセージを発信した。
また、日本語吹替版もアツい!
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アメコミ史上初!映画実写版『銀魂』の福田雄一監督が本作の吹替監修・演出を担当することが決定!シャザム役には、第41回日本アカデミー賞にて史上最年少で最優秀主演男優賞を受賞した演技派の菅田将暉が決定しており、「依頼を受ける前から、予告編で知ってたんです。1ファンとして「うわっ、面白そうだな」と。DCコミックだし、観たい!と思ってる時に、依頼をいただいて「え!これはもうやりたい!」と即お受けしました!」とコメント。福田組でお馴染みの佐藤二朗の参戦も発表!更に子安武人、杉田智和、緒方恵美、阪口大助、平野綾という世界絶賛の本作に日本を代表するトップクリエイター、俳優、声優陣が集結することが明らかに。
そしてこの度、第三弾キャストとして、「妖怪ウォッチ」のコマさん・コマじろう・フミちゃんや映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』のクイニーの吹替を演じる遠藤綾、「コードギアス」シリーズの枢木スザクや「物語」シリーズの忍野メメを演じる櫻井孝宏、「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズの空条承太郎や「進撃の巨人」のエルヴィン・スミスを演じる小野大輔の参戦が発表!ただし、役どころは本編のネタバレにも繋がるので明らかにされていないが、劇場で確かめてほしい! 日本を代表する俳優&声優陣が集結し、超豪華布陣による史上最強の日本語吹替版は必見!『シャザム!』のもとに集ったスーパーヒーロー級キャストたちがGWに爆笑をお届けする!福田監督、出演陣みなが、傑作ヒーロー映画に引き寄せられる形で実現した吹替版の完成が待ち遠しい!
DCユニバースを背景に展開しつつ、独特のユーモアとファミリー向けのトーンをもつキャラクター『シャザム!』。シャザムを演じるザッカリー・リーヴァイは海外ドラマファンの間で大人気のテレビドラマ「CHUCK/チャック」で大ブレイク!家電量販店で働きながら姉と同居し、趣味は親友と夜中までゲームをすることという愛すべきオタクな主人公チャックをコミカルに好演。『マイティ・ソー』シリーズでもファンドラル役で出演し、ヒーロー役を演じるのは本作で2作目。突如スーパーパワーをゲットする子供、ビリー・バットソンを演じるのは、アッシャー・エンジェル。ジャスティン・ティンバーレイクやザック・エフロンなどの人気俳優を輩出しているディズニー・チャンネル出身で、同チャンネルで放送され2017年に全米ティーンとキッズの両世代で"No.1テレビシリーズ"という栄冠を獲得した『アンディ・マック』でブレイクし本作に大抜擢された。悪役のDr.シヴァナを『キングスマン』シリーズの教官兼メカ担当のマーリン役で知られる、マーク・ストロングが。『キック・アス』(10)ではマフィアのボス役を好演、『グリーン・ランタン』(11)でもヴィランのシネストロ役を演じてDC映画への出演は本作で2度目となる。また、ビリーの相棒でヒーローオタクのフレディを、全米のみならず日本でも興行収入22億円超えとなる空前のピエロブームを巻き起こした『IT/イット”それ“が見えたら、終わり。』で、いじめられっ子で構成されているルーザーズクラブの一員エディを好演したジャック・ディラン・グレイザーが演じる。監督は、ホラー映画『ライト/オフ』や『アナベル死霊人形の誕生』で頭角を現し、長編第3作にしてDCコミック原作の『シャザム!』のメガホンを任されたデビッド・F・サンドバーグ。いよいよ話題の『シャザム!』がベールを脱ぐ!!
【ストーリー】 身寄りのない思春期ど真ん中の子供、ビリー。ある日突然、彼は魔術師からスーパーパワーをゲット!「シャザム!」それは、最強でサイコーな魔法の言葉!これを唱えれば、筋肉ムッキムキ!稲妻バッキバッキ!のスーパーヒーローに変身できるのだ!ヒーローオタクのフレディといっしょに、悪ノリ全開!止まらない!そんなスーパーパワー絶賛ムダづかい中のビリーの前に、科学者Dr.シヴァナが現れる。手に入れたスーパーパワーのために、フレディがさらわれてしまう...。ビリーはついにヒーローとして目覚める! 見た目はオトナ!中身はコドモ!アメコミ史上最年少の“ダサかわ”ヒーローが世界を救う?!史上最も笑えるヒーロー映画誕生!
【作品情報】 『シャザム!』 ■監督:デヴィッド・F・サンドバーグ ■製作:ピーター・サフラン ■出演:ザッカリー・リーヴァイ、アッシャー・エンジェル、マーク・ストロング、ジャック・ディラン・グレイザー ■原作:SHAZAM! ■配給:ワーナー・ブラザース映画
情報提供:ガイエ ©2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
        4月19日(金) 全国公開
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