Tumgik
#石神井公園ラーメン
ksjourney1 · 2 years
Photo
Tumblr media
2022年60杯目。この日は#石神井公園 から。#らぁ麺和來 にて。#特製煮干しそば を。調べてはいないけどはやし田系列の感じする。安定してうまい。あと見た目がキレい。大事。#ラーメン #らーめん #ramen #和來 (らぁ麺 和來石神井公園) https://www.instagram.com/p/ChKfPSyBah_/?igshid=NGJjMDIxMWI=
21 notes · View notes
ramen-kobayashi777 · 1 year
Photo
Tumblr media
旨辛ラーメン・つけ麺のお店大特集🍜 定番のお店から新店舗まで辛いラーメンをまとめてます 今回は関東エリア🚃✨ どこのお店も辛さが調整できるので辛いのが苦手な方もぜひチェックしてみてくださいね! 辛いのが好きな方は最高レベルの辛さに挑戦してみてはいかがでしょうか?? チェック!チェック!チェック!! 投稿が気になった方はぜひ見返せるように保存してくださいね✨ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー #蒙古タンメン中本上板橋本店 📍東京都板橋区常盤台4-33-3-201 浅香ビル 2F 🚃上板橋駅より徒歩0分 #麺処井の庄 📍東京都練馬区石神井町3-25-21 ライオンズプラザB1F 🚃石神井公園駅より徒歩1分 @inosho_karakara #四川担担麺阿吽湯島本店 📍東京都文京区湯島3-25-11 🚃湯島駅より徒歩2分 #四川担々麺どういうわけで 📍千葉県松戸市本町1-11 KYS2ビル 1F 🚃松戸駅より徒歩1分 @douiuwakede #辛辛辛 📍埼玉県越谷市南越谷4丁目1−13 🚃新越谷駅より徒歩1分 @sanshin_honten #田所商店タンタンメン部武石店 📍千葉県千葉市花見川区武石町1-213-1 🚃京成幕張駅より徒歩25分 @tantanmen_bu_official #元祖ニュータンタンメン本舗京町店 📍神奈川県川崎市川崎区京町1-18-7 🚃川崎新町駅より徒歩7分 #元祖担担麺と肉汁餃子専門店神保町天秤棒 📍東京都千代田区神田神保町2-10-18 🚃神保町駅から徒歩1分 @ningyocho.tenbinbou ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー @ Ramen⭐︎こばやし 東京のラーメン情報を毎日配信してます! ぜひフォローしてね! #旨辛ラーメン #辛旨ラーメン #辛いラーメン #蒙古タンメン #天秤棒 #辛辛辛 #ニュータンタンメン #タンタンメン部 #どういうわけで #辛辛辛 #阿吽 (井の庄) https://www.instagram.com/p/Cn9GtXtyBxv/?igshid=NGJjMDIxMWI=
1 note · View note
lovemenman · 1 year
Photo
Tumblr media
【418杯目】 店舗名:麺処 井の庄 読仮名:めんどころ いのしょう 所在地:東京都練馬区石神井町3-25-21 ライオンズプラザB1F 最寄駅:石神井公園駅 ご対麺:辛辛魚味玉つけめん♫😆 #japanesefood #noodles #noodle #ramen #らーめん #ラーメン #麺 #ラーメンインスタグラマー #ラーメンインスタグラム #麺スタグラマー #麺スタグラム #めんすたぐらむ #たべすわたぐらむ #ラーメン好きな人と繋がりたい #ラーメンデータベース #ラーメンパトロール #ラーメン倶楽部 #ラーメン部 #ラーメン食べ歩き #ラーメン巡り #麺活 #ラー活 #ラーメン大好き #ラーメン好き #麺ヘラ #らぶめんまん #lovemenman #井の庄 #つけ麺 #辛いラーメン (井の庄) https://www.instagram.com/p/Cl7hukcyDuj/?igshid=NGJjMDIxMWI=
0 notes
Tumblr media
期間限定の冷やし豆乳担々麺。まろやかなスープに辛みそを溶かすと、これまた辛くておいしい! #らぁ麺和來 #らぁ麺和來石神井公園 #和来 #期間限定 #季節限定 #ラーメン #���け麺 #まぜそば #担担麺 #担々麺 #冷やし担々麺 #冷やし担担麺 #冷やし中華 #ラーメン巡り #ラーメンインスタグラマー #汁なし担々麺 #麺スタグラム #麺スタグラム #石神井公園 #石神井公園グルメ #石神井公園ラーメン #石神井公園ランチ #フジケンマンションセンター新宿支店 #富士建設工業 #初期ヤスドットコム (らぁ麺 和來石神井公園) https://www.instagram.com/p/CELx4-IAaU0/?igshid=1m32do00xz3o
0 notes
chashichi · 3 years
Text
石神井公園の味世の台湾ラーメンです。2回目の訪問でしたが、安定の辛さで美味しかったです。
Tumblr media
3 notes · View notes
moguchiki · 5 years
Photo
Tumblr media Tumblr media Tumblr media
石神井公園 麺処 井の庄
3 notes · View notes
sandicemails · 5 years
Text
砂漠歌人と砂丘歌人
 2019年7月14日ジュンク堂池袋本店内カフェにて、千種創一『砂丘律』第4刷&𠮷田恭大『光と私語』第2刷を記念してトークイベント「砂漠歌人と砂丘歌人」が開催され、55名近くが出席しました。以下その内容です。(敬称略)
1 はじめに
2 自己紹介
3 中東との出会い
4 短歌との出会い
5 旅行詠と滞在詠
6 暮らしにまつわるあれこれ
7 影響を受けた映画作品
8 音楽と短歌
9 増版とSNS
10 それぞれの作歌法
11 『砂丘律』制作秘話
12 『光と私語』制作秘話
13 翻訳について
14 『光と私語』の魅力
15 千種からの発表
16 さいごに
1 はじめに(ジュンク堂書店池袋本店・市川真意文芸書担当)
 二〇一五年末の刊行後、異例の売行で第二刷がされた『砂丘律』。この春、砂漠を詠んだ歌がSNSで大きな話題になり、第三刷、次いで第四刷が決定。一時帰国する著者千種創一を、鳥取砂丘育ちの新鋭歌人𠮷田恭大が迎えます。
 万葉時代から命脈を保ち続け、砂漠も都市も飲み込む器、短歌。その叙情はどこに行くのでしょうか。二人が語ります。みなさま、拍手でお迎えください。(千種・𠮷田が登場)
2 自己紹介
千種:みなさま、本日は雨の中お越し頂きありがとうございます。千種でございます。一九八八年、愛知県生まれです。二〇一五年、青磁社より『砂丘律』を刊行しました。
𠮷田:𠮷田です。一九八九年生まれ、鳥取県出身です。塔短歌会所属、学生時代は早稲田短歌会にもいました。今年の3月に、いぬのせなか座より『光と私語』を刊行しました。
 二〇〇九年に千種さんが外大短歌会を設立して、その初期に私が歌会にお邪魔してからのつきあいなので、かれこれ十年以上になりますね。その間には中東短歌なんていう同人誌もありましたね。
千種:そうですね。「アラブの春」の起きた二〇一二年、僕は中東に縁のある歌人たちと同人誌「中東短歌」を創刊しました。二〇一三年に第二号、二〇一四年に第三号で終刊、そして二〇一五年に砂丘律を刊行という流れです。
𠮷田:今回のトークイベントに先立って、ネットで質問を募集しました。そのうちいくつかへの回答を交えつつ、進めて行ければと思います。
Tumblr media
(撮影:青磁社)
3 中東との出会い
𠮷田:ではまず、千種さんの中東への関心というのは、どのようなきっかけだったのでしょうか。
千種:幼稚園がキリスト教系だった関係で地元の教会に行っていてパレスチナとかに興味があって。で中学一年生のときにNYで九・一一事件、パレスチナで第二次インティファーダ(一斉蜂起)事件が起きて、そこから更に興味が出たんです。
 だって飛行機がビルに突っ込んだり、子供が石を投げてイスラエルの戦車に立ち向かうとか、尋常ではないでしょう。何なんだこの世界は、と思って。
𠮷田:ということは、初めて知った”外国”というのはそのあたりですか。これは質問も寄せられております。
千種:はい、聖書を読んでいたので、イエス・キリストの活動していたパレスチナ、エジプト、ヨルダン、そのあたりです。小さい頃はハリーポッターみたいに架空の国だと思ってはいましたが。
4 短歌との出会い
𠮷田:これも質問が寄せられているんですが、千種さんはどうして短歌をはじめたんですか。
千種:高校まで自転車で通ってたんですけど、道中で自然に歌ができていたんです。最初は忘れるに任せていたんですけど、あるとき勿体ないと思って、高二の春からノートに書きとめ出したんです。
5 旅行詠と滞在詠
𠮷田:砂丘律の冒頭から中東の歌がありますが、詠まれた時は実際に現地に行かれていたんでしたっけ。
千種:いわゆる「アラブの春」が起こる前に、シリアとトルコを旅行しました。でもそれくらいです。大学卒業後にヨルダンに住み始めました。
𠮷田:中東に旅行してみて詠んだ作品と、中東に住み始めてからの作品というのは何か違いがありますか。
千種:砂丘律は時系列に編まれていないので、中東に住み始める前の歌もかなり入っています。そのあたりの歌はかなり想像、というか妄想です。
 妄想と現実が一致しないのはよくある話なので、実際に住み始めてから修正したり、歌集には収録しなかった歌などもあります。中東に住み始めてからは、非日常が日常になっていく感覚はありました。
 ちなみに、砂丘律を編むにあたって、もともとは一四〇〇首とか一五〇〇首とかあったものを四一〇首まで絞って収録しています。
𠮷田:削除した歌はどこかに書き留めていますか?
千種:作った歌は全部大事にしたいので、発表できるレベルに達しなかった歌たちもWordファイルに書き溜めていますね。
 身辺整理の際にはファイルをデリートしようかなと思っています。これ死後に発掘されたら、地獄やな、思ってますので。(一同笑い)
𠮷田:千種さん、整理整頓できるほうですよね。わたし手元に全然歌を纏めていなくて。『光と私語』を出そうと思って色々掘り返したんですけど、1年くらい遅れてしまいました。
千種:あ、みなさんのために補足しますと、歌人って歌をいろんな雑誌や同人誌に書くので実は作品が散逸しやすいんです。
6 暮らしにまつわるあれこれ
千種:普段𠮷田さんとはこういう話はしないので結構緊張しています。先日も台湾に一緒に行ったのですが、どーでもいい話しかせんかったもんね。
𠮷田:そうね。暮らしの話はしないもんね。じゃあ、聞きましょう。「普段何を召し上がっていますか」(一同笑い)
千種:パン食べて生きています。安い。パンにホンムス(豆のペースト)を塗って食べています。だから日本にいるときはラーメンと寿司にどっぷりですね。
𠮷田:確かに台湾でもひたすら麺食べてたもんね。(一同笑い)
𠮷田:「日本に帰国したときに驚くのは何ですか」という質問もありますが。
千種:日本人がみんな子供に見える��とですね。あとすれ違う人がみんな知り合いに見えます。
7 影響を受けた映画作品
𠮷田:千種さん、好きな映画は何かありますか。
千種:邦画で言えば、例えば『ジョゼと虎と魚たち』、『海街diary』、最近で言えば『寝ても覚めても』とか、人間のどうしようもなさを描いた映画が好きです。
 影響を受けた映画としては、ふらっと入った渋谷ユーロスペースで観たポーランド映画『エッセンシャル・キリング』(イエジー・スコリモフスキ監督、二〇一〇年)。
 中東風のテロリストが、砂漠と、そして拘束後に輸送された先の雪原をひたすら逃亡する。詳しい設定説明や台詞もなく、多くが謎のまま、ただ映像が綺麗。中身を語らずとも、枠を語ることから滲み出る美しさもあるんだな、と。
 ビジュアルというよりも、コンセプトの面で影響を受けました。
 他には森博嗣原作の『スカイクロラ』(押井守監督、二〇〇八年)。キルドレというずっと子供のまま成長しない戦闘機乗りたちの終わらない、終わらせることのできない、運命や気持ちの揺れ、諦めみたいな世界観は、砂丘律にも影響しています。
千種:𠮷田さんの好きな映画は。
𠮷田:アピチャッポン・ウィーラセタクン監督の『光りの墓』(二〇一五年)とか。物語も好きなんですが、それより映像と音楽で引きつけていく、みたいな映画が好きです。
8 音楽と短歌
𠮷田:じゃあ、好きな音楽は何でしょう。
千種:中学生まではバロックを中心にクラシックばかり聴いてました。でもHYという沖縄のバンドのAM11:00という曲を偶然ラジオで聴いたことがきっかけでJポップにも興味が湧きました。
𠮷田:くるりの岸田繁さんが砂丘律の推薦文を書かれてますが、くるりとの出会いは。
千種:くるりは、高校生のとき「赤い電車」のMVを観たのが最初の出会いですね。
 高校生の頃はBump of ChickenとかRadwimpsとかの切実な曲を聴きまくってました。
 でも赤い電車を聴いて、こんなゆるい曲があるんだと思って何となく気になっていたところに、進学した先の大学で友達から、聴け、といってくるりのCDを大量に貸しつけられて、聴きこむようになりました。
𠮷田:くるりをまとめて貸してくれる友人っているよね。(一同笑い) 歌人に好きな人多いです、くるり。私は早稲田短歌の先輩から布教されました。
千種:𠮷田さんの好きな音楽は。
𠮷田:あまり聴かないんですよね。舞台に使われた音楽を聴いたり、もっぱら他人から勧められたのを聴いています。最近だと空間現代とか。
9 増版とSNS
千種:今回の重版は、この春にある方のツイートに載せられたこんな歌がバズったのがきっかけでした。
 アラビアに雪降らぬゆえたた一語ثلجと呼ばれる雪も氷も /千種創一
Tumblr media
元URL: https://twitter.com/Ots_mh/status/1106256914915028992
𠮷田:このサルジュの歌がバズったとき、どんな気持ちでしたか。
千種:あら、それバズるんだ、という気持ちでした。
𠮷田:そうだよね、キャッチーな歌とか他にもいっぱいあるのにね。
 実は今日、会場にそのツイート主にお越し頂いております。「なんでこの歌を引いたんですか」とか、ちょっと聞いておきましょう。
(マイクを受け取りつつ)
橋本牧人:はじめまして。この歌を引いた理由ですか。僕自身が大学一年生のときにアラビア語を勉強したことがあって。学問で得た知識を詠み込んだ歌を志向していきたいなと思って、この歌を選びました。
 他にはカロリーメイトの歌とかも好きです。
 煙草いりますか、先輩、まだカロリーメイト食って生きてるんすか /千種創一
千種:ありがとうございます。
 サルジュの歌、実は過去砂漠に降った雪の写真に添えて投稿したこともあるんですが、ぼちぼち伸びたくらいです。
 今回の橋本さんのツイートがあれだけ伸びたのは何でなんでしょうね。
𠮷田:Twitter本文に表示される横書きではなくて、歌集の写真として縦書きだったことが良かったのでは。そして橋本さんがその写真を撮ったという行為がワンクッションあること、あたりも理由として挙げられると思います。
千種:橋本さんの”物語”が差し込まれているというね。
𠮷田:そうそう。しかしこれだけ伸びたのは、作者冥利に尽きるのではないでしょうか。
千種:本当に。改めて橋本さんに感謝申し上げます。
10 それぞれの作歌法
𠮷田:Twitterで拡散されやすい歌、ってあると思うんです。
 千種さんの場合は、「先輩」というような呼びかけとか、会話体を使ったキャッチーな歌が多くて、初読で印象に残りやすい。例えばこんな歌。
 あっ、ビデオになってた、って君の声の短い動画だ、海の /千種創一
 千種さん、会話体使うの得意だよね。
千種:得意というか、そうなっちゃうんだよね。和歌風に文語旧仮名で朗々と詠いあげる、みたいなのは書けと言われても書けない。
𠮷田:破調はどうですか。会話を優先するのか、定型を優先するのか、みたいな。
千種:会話優先ですね。でも歌を作るときには、寝る前とかに百回なり千回なり、ぶつぶつ口に出して繰り返して、その一行のための定型みたいなものを探します。
 𠮷田さんはどんな風に作るんですか。
𠮷田:私はスマホで作りますね。声に出すのは割と最後の段階。視覚的な収まりどころを最初に探します。そこから韻律をいじります。
 この前、地元でNHKの取材を受けたんですが、作歌風景を撮りたいというのでスマホで作っていたら「絵的に弱いから、ノート持ってきたんでこれに書いてください」と言われました。でも結局、字が汚くてボツになったというオチ付きです。(一同笑い)
Tumblr media
(NHK鳥取のページより)
千種:僕は気分転換で紙を使うことはあります。
 僕も記録は基本スマホなのですが、歌のいろんなバリエーションを作って、俯瞰するために紙に書き出したりします。スマホだとせいぜい三行とかしか表示できないので。
千種:𠮷田さんは音楽聴きながら歌書いたりしますか。僕はくるりの「ばらの花」とか「ワンダーフォーゲル」とかえんえんリピートで聴きながらよく書きます。
𠮷田:THE YELLOW MONKEYを聴きながら連作を組んだりした時期もありました。ありましたが、精神が不調になりますね。(一同笑い)
 最近だと落語を聴きながらが多いですね。深夜とか、人の話声が聞こえてると安心するんです。でも歌詞のある曲だと自分の書いているものに干渉してくるんで……ラジオとかポッドキャストとか、聞き流していられるようなものが丁度いいです。
11 『砂丘律』制作秘話
𠮷田:歌集にまとめる際に、改作はどの程度していますか。確か砂丘律が出た直後の批評会(二〇一六年)で、歌人の田口綾子さんが指摘されていましたが。
(批評会記録:http://dunestune.blog.fc2.com/blog-entry-4.html )
千種:はい。当初、文語の歌も少しはあったんです。でも口語の多い砂丘律の中では浮いてしまうので、改作したり、もしくは泣く泣く落とした歌もありました。
𠮷田:ではその辺の歌は、没後出てくる感じで?
千種:出ません。出させません。(一同笑い)
Tumblr media
𠮷田:砂丘律は装幀・デザインもかなり話題になってました。
千種:当初、出版社の青磁社には、洋書のようなシンプルなペーパーバックで、写真はこれ使って、というような何となくのイメージを伝えていました。
 割と装幀は自分で介入するつもりでした。
 でも砂丘律の原稿を読んだ、濱崎実幸という装幀家さんに”ハイジャック”されて。「やりたいこともあるから任してほしい」と言われたので、僕も「任せます!」として任せたんです。
𠮷田:背表紙がむき出しの特殊な装幀でして、なかなか費用も手間もかかっているとか。
 実は本日は砂丘律の出版元、青磁社の永田淳代表にお越し頂いております。砂丘律に関し、どのような苦労がありますでしょうか。
永田淳青磁社代表:版元の青磁社の永田です。
 砂丘律はすべて手製本です。職人さんが一冊一冊、背表紙の寒冷紗を貼って、題簽を貼っています。今は圧倒的に機械製本が多いので普通の書店には手製本はほぼないと思います。
 砂丘律は製本代だけで300円くらいかかっています。ここにさらに印刷代などがかかります。��界の人ならわかると思いますが、定価1400円の中で製本代300円という数字は、すごいコストがかかっています。
12 『光と私語』制作秘話
千種:光と私語もまた、背中がむき出しの装幀が話題となっています。第二刷もされました。
𠮷田:砂丘律と光の私語は双子のようだ、という話も言われてましたね。本日は、光と私語のデザインを担当したユニット「いぬのせなか座」主宰の山本浩貴さんにもお越し頂いておりますので、その辺の話も伺ってみましょう。
山本「いぬのせなか座」主宰:デザインを担当した山本です。光と私語と砂丘律とを二冊並べて写真をSNSに投稿した人たちもいました。
 付き合いの長い𠮷田さんと千種さんのお二人の関係性でそういう投稿が見られたのかもしれませんが。
 実は、千種さんのこと知る前のことですが、かつて本屋の歌集コーナーで一番かっこいいと感じた砂丘律をジャケ買いしていました。
 そうしたこともあって、光と私語をデザインする際には影響を受けないようにしていたのですが、結局似てしまったのが面白かったです。
 ちなみに光と私語はコデックス装という装幀です。
Tumblr media
𠮷田:先般増刷された堂園昌彦さんの『やがて秋茄子へと到る』なんかもそうですが、なるべく長く売っていくためには、なるべく人に手に取ってもらうようなデザインが大事だと思っています。製品としての存在感があったほうがいいのではと。
千種:一時期、電子書籍で歌集を出そうという潮流がありました。紙の本が電子書籍に勝てるところといったら装幀とかと思って、砂丘律を出す際にはこだわりたいと思っていました。
𠮷田:電子書籍のメリットは版切れのないことと、アクセスの良さですよね。
 『光と私語』については近日中にデータ版を無料公開する予定なのですが、そこをきっかけに書籍版を購入してくれる人が少しでもいればいいなと思っています。何せ紙の本にはマテリアルとしての良さがありますので。
千種:軽く言っちゃうと、本のインスタ映えとかね。
𠮷田:そうそう。重要。
13 翻訳について
𠮷田:千種さんは割と、主題制作、つまり連作の中で物語を立ち上げるという試みをされていますが。
千種:はい。砂丘律の中だと、「或る秘書官の忠誠」という連作があって、独裁者の秘書官になりかわって詠んでいます。が、すごく評判が悪い。
 あと、確か歌人の紀野恵さんが、一時期、紀貫之か何かに成り代わった連作を雑誌「短歌研究」に連載していたんですけど、まあ、なかなか難しいですよね。
 それは歌人の力の限界なのか、それとも短歌という詩型の限界というか、向き不向きのような話だと思っています。
𠮷田:単純に物語を立ち上げるだけだったら、散文に分がありますからね。
 物語といえば、千種さんはアラブ文学の翻訳もされていますよね。中東短歌にも、歌と並行していくつか翻訳を発表されてました。
千種:はい。今日のチラシには「歌人・翻訳家」と書いてあるんですが、実はまだ翻訳で本を出せていません。
 とある出版社に翻訳の持ち込みをしたのですが、アラブ文学では商業出版はなかなか難しいと却下されてしまって。
 もちろん図書館に行けば翻訳されたアラブ文学もぼちぼちあるのですが、湾岸戦争、九・一一、アラブの春、など大きな事件が起きて、読者の関心が大きくなったときに翻訳・出版されたものが多いと聞きます。
𠮷田:中東情勢が荒れると、翻訳が出るということですね。となるとあまり出ない方が世界の平和のためには良さそうですが。(一同笑い)
 私は舞台関係のマネジメントを仕事にしているのですが、演劇界隈でも、中東への関心というか、アーティストを日本に招聘したり、作品が日本で試演されたり、ということが増えている印象があります。今後、政治情勢だけではなく文化の面でもフックは増えていくのではないかと思います。
千種:そう願います。みなさまの中にアラブ文学の翻訳出版に興味のある方がいらっしゃいましたら、ぜひ千種にお声かけを。宣伝しちゃった。
14 『光と私語』の魅力
千種:僕が自分について喋りすぎているので、光と私語の魅力について話します。話していいですか。話しますね。
 光と私語は、「枠」の歌集だと思っています。
 まず、装幀については、プラスチックのカバーだったり、本文中に四角や長方形のボックスが差し込まれていたり、視覚的にカクカクしているのが、とても都市っぽい、枠っぽいです。
 歌について言えば、例えば一月とか「時間枠」を読んだものが多くあります。
・一月は暦のなかにあればいい 手紙を出したローソンで待つ
 他にも、枠としての建築への関心も示されています。
・恋人の部屋の上にも部屋があり同じところにある台所
 短歌では、部屋でタバコを吸う「私」の恋人とか、一月に「私」が友達と行く初詣とか、枠の中身について話すのが普通です。
 一方で、光と私語では枠ばかりについて話すことで、「私」が希釈されます。
 でもそれこそが都市のリアル、我々が見る都市の人間像でないでしょうか。とてもリアルな。
𠮷田:なるほど。なんだろう、たぶん個人的には、私自身以外のところから私性を取り出したいのですよね。あまり自分の話をしたくないというか、枠の中身はどうでもいいというか。単に自分に自信がないだけかもしれませんが。
15 千種からの発表:活動再開宣言
𠮷田:そろそろ時間だけど、告知とかしましょうか。
千種:何だっけ。
𠮷田:ほら、これからの、歌の。
千種:え、ああ、これまとめに入ってますね。(一同笑い)
(考え込んだあと)ちょっと、実は、その、第二歌集を用意しています。冬か春くらいに出せればな、と。タイトルは「千夜曳獏」。
𠮷田:ここ数年は歌からは離れてましたが。
千種:はい、そうですね。
(しばらく考えて)砂丘律を出したあとに、言葉との距離がわからなくなってしまって。
 他人に不誠実な言葉、例えば嘘、を吐いてしまうこんな自分が、歌で綺麗な言葉を使っていてよいんだろうか、って。
 言葉を単なる道具みたいに扱っているんじゃないか、って怖くて。
 もちろんその葛藤や罪悪感はまだあるんですが、書くのをやめたこの数年、病気みたいになっちゃって。僕にとって書く行為は生体リズムの一部だったというのがこの数年でわかったことです。
 書いて褒められたいとかではなくて、書かざるを得ないんです。書いちゃうんです。ほら、マグロって泳ぎ続けないと死ぬじゃないですか。あれです。
 今後、また書いていきます。良いものが創れればと思ってますので、みなさま、どうぞよろしくお願い申し上げます。
𠮷田:今日は、その言質を取れたら勝ちだと思って来たので。もう引き返せないですよ。
千種:やられたわー。みなさんこれ、打ち合わせと違う展開です。(一同笑い)
16 さいごに
𠮷田:では最後に一言、どうぞ。
千種:はい。いろんな奇跡が重なって、僕もここにいるし、みなさんもここにいると思っています。
 𠮷田さんがいなければ僕はこんなに短歌にのめり込まなかっただろうし、砂丘律は青磁社や装幀家の濱崎さんがいなければ生まれなかった本だし、橋本さんのツイートやジュンク堂さんからのお声掛けがなければこのイベントもなかったと思います。
 書き手として本当にありがたいと思っています。みなさま、今日はお越し頂き、ありがとうございました。
6 notes · View notes
kusodream · 3 years
Text
2021年8月の夢
- 2021年8月31日 火曜日 7:05 夢 中学の同級生wが出てくる
- 2021年8月30日 月曜日 7:02 夢 新しい職場にいる(という設定) 電源の付け方にコツがあり、即印刷キャンセルなど押さねばならない。 PC室みたいな感じ。 ふっくらした大柄の女性、小柄の女性。 席は決まっておらず、どこに座ってもいいがなるべく並ばないようにと言われ、「こんな時ですしね」と言う。 カラオケの廃盤になった家庭用機器。
- 2021年8月29日 日曜日 7:34 夢 地図上で子供のための歯医者を探す。井の頭公園のような公園のそば。池の近く。
- 2021年8月28日 土曜日 2:27 夢1 保育園生の子供を預けているらしい。ひとりは幼稚園で吟行へ行ったとのこと。 宝石画の立体物の前へよじのぼる。
夢2 タイポの人の修正ファイルを見る
- 2021年8月25日 水曜日 7:18 夢 緑の魔女というコーヒー屋へ行く ナポリタンと何か食事メニューを提供している 本当は統制が敷かれていて出しちゃいけないらしい、店の人の好意で出している
- 2021年8月24日 火曜日 3:48 夢 飛んでいきそうな段ボール性の家の中に、3人くらいでいる。配色はキティちゃん。夜に風が来て水路の方に行ったら終わり。 店内に古い物が売ってある。衣類など。手仕事系のユーズドが多いがエリアによって雰囲気が違う。ゴシックぽい服が沢山あるのを二人で見る。衣類の古い匂い。少し怖くなる。走る。フランケンシュタインのような人物がいるのが見え、妹が怖がり、波紋を流す。 一時閉店中だが好意で開けているパン屋のような店の名前を教えてもらう。老婆が2、3種類のケーキみたいなものを用意している店。その日のものが箱に入って部屋に置いてある。タルトのようなもの。皿に取ろうとしていると、取りにくく、試行錯誤しているうちにバラバラになる。気づけばタルトはリンゴのフリーズドライみたいなものがたくさん周りに付いている何かに変わっている。
夢2 余った納豆などを振り分ける。 上履きにハチミツ垂らし最上川
- 2021年8月23日 月曜日 6:53 夢 ボリビア 唐辛子を売っている露天商、周りを海に囲まれている様子が見える 飛行機が飛んでいる  トランプみたいなカードタイプの麻雀をする 手の中でバラバラして並べにくくストレスが溜まる
- 2021年8月22日 日曜日 7:26 夢 手形みたいなもの ギャッペ 壁掛け 子供がいるお宅。薬屋さんみたいにごちゃごちゃした飾り物であふれた部屋。大谷翔平が撮ったインタビュー写真、雑貨屋の店長、水からホールのコーヒー豆を煮出している
- 2021年8月21日 土曜日 7:03 夢 逃亡犯と逃げている。逃亡犯は星野源と知り合いで、星野源の車に乗ることになる。クルマは茶色で���先の長いピックアップトラックで、ドアを開けて待ってくれている。乗り込むとすごくいい匂いがする。Aesopの香水みたいな植物っぽい匂い。星野源はガーミンを着けていて、手足を折り曲げて座っている感じが見える。
Tさんに焼肉をさせてもらう。豚ロースを焼く。たぶんスーパーの店内。妹がいる雰囲気がある。お礼として箱に入ったぶどうを一房渡すことにする。
コンクリート打ちっぱなしの地下の詰所。何人もでそこにいる。警備員の詰所らしい。本当に何もなく、非常ベルとか待機電力の明かりだけついている。が、住んでいる人もいる雰囲気。ヤバTの推しのいる生活が流れる。エレベーターに向かって走る。
- 2021年8月20日 金曜日 7:17 夢 上戸彩に似た女性がいる、年配の俳優の家にいる、第三者目線で見ている。都心なのに広い感じ。 誰かが訪ねてくる。女性は来客を驚かせるために一瞬のうちにまぶたや歯茎をポスカで青く塗る。サービス精神があり、無邪気で可愛い。 変わった果物。ものすごく緑色でずんぐりした国産のスターフルーツ。すべすべで産毛が生えたような洋梨みたいな形の果物。ねずみ色に斑点がある。
- 2021年8月19日 木曜日 7:06 夢 バス旅行。最後の一人を待っている。ものすごくうるさい子供。太っている。不吉な予感。 LUSH。なおくん。渋いお菓子。ネイルオイル。 そうめんと赤だし味のあめ。 何か食べてから行くほうがいいのか。
- 2021年8月18日 水曜日 3:47 夢 Nくんとユキちゃんとラーメンを食べている。 どちらかのおすすめの店であるらしく、あそこで食べよう!と駆け降りていく 魚が吊るしてある。見ると口の中に干魚のみっしりした全体的な味がする。 小雨が降っている テーブルはシンプルでコップだけ水を汲んで置かれる、他はなんにもなし ビデオデッキ サミュエルビープスの日記 何か撮れているか確認してほしいと言われる
夢2 Kがいる。 駐車場みたいなところで食事している。 青い車で仕事に戻っていく。 募金をする。 青いカキ氷にアイスとか白玉を乗せたものを食べたくなる。が、募金したせいで少し足りない。 あんこと白玉のカキ氷が店の一押しらしい。 しかたなく諦め、歩いて帰ろうとする。 知っている地元の道のようだが、錦鯉とか金魚をびっしり並べて売っている店のとなりを通ることになる。やや不気味だが気になる。もっとよく見てみたいが、店主と目が合いそうで警戒する。 古いものを売っている日用品店がある。 デッドストック品に興味を惹かれ、購入したくなるが、現金がない。 赤いじょうろの入った子供向けのセットみたいなもの、店内にいろんな布。
- 2021年8月17日 火曜日 3:06 夢 なんか見たけど忘れてしまった 暑くて起きた オリオリオリオ〜 ヤリヤリヤリヤ〜の曲を道でやっている 全員が曲の盛り上がりに合わせて立ったり座ったりしている スケボーみたいなものに乗っている女性
- 2021年8月16日 月曜日 5:09 夢 助手席に置いてもらったはずのカバンが無くなっており、おい……と思う。 プールが流れる室内。
- 2021年8月15日 日曜日 8:06 夢 川で濁流に呑まれる。韓国のよう。油っぽい屋台。
- 2021年8月14日 土曜日 7:48 夢 すごく狭い台所の隅みたいなところにはまり込んでいる。 大きめの紙魚みたいな虫が動いていて、紙魚ならまだしもゴキブリが出て足に当たるのではないかと気が気でない。 だんだん明るくなってきて、羽虫が増えてくる。 外に出る。 バスの周囲。 あまり合わない親戚たちがいる雰囲気。 服をもらう。ものすごくダサいアルファベットがびっしり書いてある服。着ないでお茶を濁そうとするが着ざるを得ない雰囲気。 もう一着、アメコミ柄のものをよこされる。
- 2021年8月13日 金曜日 9:02 夢 若い男を解体している。足首や手首の骨の解体具合を聞く。実家の台所にやや似ている。スープのダシを取るらしい スーパーの衣料品コーナーみたいなところが売り場縮小していて、前と勝手が違う サラダはもう作ったのかと聞かれる フォロワーの雰囲気 誰かが自分の娘がポップコーンのたれを盗み食いしようとしているのを咎めている
- 2021年8月12日 木曜日 7:52 夢 なんかうまく立ち止まれない。浮いてるようなブレーキが効かないような感じ。 病院のリネン室がある。 医療関係のパンフレットを投げ込む。 部屋の角を利用してザ・ワールドの絵を立体的に見えるように撮った写真。 図書館の本。
- 2021年8月10日 火曜日 4:52 夢 雀荘 細い通路 カウンター 菊ちゃん シェルダー
- 2021年8月9日 月曜日 10:12 夢 見たけど覚えていない。寝起きにいきなりスマホいじってしまうと簡単に忘れてしまう。寝る前に映画見ると如実に眠りが浅くなる・でも寝る前以外に見るときなくない?
- 2021年8月8日 日曜日 6:35 夢 李下に冠を正さずの別パターンの言い方をされ、なんかかしこぶってるよねと指摘する。 アートクレイシルバーで指輪を焼いた 自分の知らない水着が出てきた
- 2021年8月7日 土曜日 6:22 夢 冨樫義博がギーガーに影響を受けて描いた宇宙船がある 船腹から髪の房が生えていて、そこが特にグロテスクで良い 興味本位で中に入ったら仙水と樹みたいなキャラクターらがおり、死闘を繰り広げている。場違いなところへ来てしまったと後悔した
- 2021年8月5日 木曜日 7:01 夢 古い折りたたみ携帯の色が変わる。カメレオンみたいにぬるぬる色が変化し、不気味に思う。 裕福な家庭の様子。ネックレスの長さとかにまでレクチャーが入る。 猫がいる廃屋。指導要綱。
- 2021年8月4日 水曜日 8:34 夢 プールの流れる通路を泳いでいる。 飛び込みの台がある。落ちざるを得ない。 オムライスのおにぎりを持ってきて注意されている子供が���る。
- 2021年8月3日 火曜日 6:22 夢 みなみがいる。 目地が気になる
- 2021年8月2日 月曜日 6:55 夢 段ボールに入ったこち亀が届き、読む。 おばあさんを抱く話。
0 notes
cosmicc-blues · 3 years
Text
2021/7/15
朝、目覚ましで目が覚める。よく寝られた日に限って唐突な目覚まし、きみよもっと寝かせてくれ。臍下丹田を意識して布団の上で微睡んでいるうちにも微かな陽射しが窓から注いできて、おやおやっとニンマリする。When You Sleepを鼻唄で奏でながら歯ブラシを咥えて部屋にもどってくると、室内が赤々と明るくなっている。玄関から外に出ると、まだそこまでではない、一寸先の陽だまりを見つめる、どんなもんだい、陽だまりに身を入れる、その瞬間にも大粒の涙があふれて止まらなくなる。どこまでも本気な太陽の直射日光、生と死を同時に告げてくるどこまでも熱く優しい光線の無尽蔵な降り注ぎ。涙があふれて無防備に脱力していながらカァーッとやる気も満ち溢れてくる。まえを歩いているひとのリュックサックで見覚えのあるネズミのキャラのぬいぐるみが揺れはしゃいでいる。かわいい。何だったかな、そうそう魔法でネズミになっちゃった千と千尋の坊だ。並木道、一匹のミンミンゼミが気を吐いて鳴いている。
柳田と工藤のエピソードは何度読んでも涙がでる。
《2017年シーズンに、ヒーローインタビューの際にインタビュアーに好調の要因を尋ねられる度、「穏やかな心」ですと繰り返し返答して話題になるが、それは5月上旬に不調などで精神的に苦しんだ際に、工藤公康監督から自身の胸をさすりながら「心の中を穏やかに今日も一日すごそうね」と声を掛けてきたのが始まりで、その“儀式”は毎日続いた。》
お昼の合図とともに外に駆け出る。熱気球が所狭しと充満している。セブンで冷やしラーメンを買って、開渠沿いの小さな公園のベンチで食べる。ベンチに腰かけると、壮絶な直射日光がなおのこと強く迫ってくる。鉄素材のひじ掛けにうっかり触れてしまって、咄嗟に腕をあげる、熱せられたフライパンのような熱さ、目玉焼きも作れちゃいそう。ぺけぺけのプラカップの質感が子どもの頃に海や川に連れていってもらった思い出をいまここに連れてくる。当時からその質感に特別な想いを抱いていて、プラカップを捨てずに持ち帰り、お母さんにその器でそばとかうどんを作ってもらっていたことも。熱気球を切り裂いていくように、踊りながら大きな公園を目指す。自ずと錯綜としたぐしゃくしゃな表情になっている。上空の至るところで膨張している積雲に陽射しが翳ったり明るくなったりを繰り返す。熱気球を纏いながら公園の巨木たちと踊り合い、古墳の小山と踊り合い、芝生を踏んづけながら芝生のふさふさや蝶々の舞いと踊り合う。森林のイマージュもいいけれど、暑い夏の日は解放的な芝生のイマージュもまた格別だ。
午後、臍下丹田のさらに先を行き、榎本や王が野球に援用していたという合氣道についても知識を取り入れてみる。端的にいって合氣道というものは「臍下丹田に心身をしずめて」その状態において「氣を出す」ことであるらしい。ほう。何となくそれと似たようなことをすでに知っているような気がする。合氣道の説明もさることながら、合氣道と野球のことを記事にした中田潤さんというライターの言葉がものすごくしっくりくる。
《<「氣が出ている」と思うだけでいい。そうすれば、氣は出るのである。>心のうちでズッコケたが……。私の入り口はプロ野球だった。日米野球のベンチで座禅を組む榎本喜八であり、「世界一美しい」し、なおかつ「世界一珍妙でおもろい」王貞治のホームランだった。ナイターが行われる球場のスタンドから選手たちを見降ろす。外れたことはほとんどない。誰かが何かをきっとやらかす。イチローの背面キャッチ。新庄剛志のお面。川藤幸三の「絶対に役に立たない守備練習」……数え上げたらきりがない。「過剰」なまでに豊かな世界に身を沈ませていくとき……。「私から今、氣が出ている」これだけはストンと納得できるのである。》
あるいは同記事で長嶋茂雄の天然なエピソードを引き合いに出しながら、次のような対話の引用がある。
長嶋「正直いって、いまだに氣のことはよくわからないんです。」
広岡「そうはいっても、この人の体からは、たえず氣が出ているんだ。」
長嶋「どうもぼくにはピンとこない」
広岡「それは氣がつかないだけですよ。ぼくらから見ると、長嶋というのは、いつも氣が出ている、つまり積極的なんだ。われわれ凡人は消極的です。クヨクヨ心配して、いざというときも、なんとか自分をはげまして、やっと体を動かす。ところが、長嶋はそれがすぐにできる。われわれと違って、あまりクヨクヨしない。生まれつきそういうものをもっている。大きなゲームに強いわけです。」
さらにTVで長嶋茂雄がじぶんの名前を長嶋シゲルと言い間違えて、それでも長嶋シゲルで押し通したエピソードを引き合いに出して、長嶋の自意識の在り方について触れられる。スポーツにおけるメンタル・トレーニングは常に自意識との闘いであるが、じぶんの名前が茂雄でもシゲルでもどっちでいい長嶋にはそもそも自意識なんてものがないのではないか、と。
次いで、榎本や王や長嶋らに合氣道を伝授した藤平光一の言葉が引用される。
《藤平光一は自意識の持ち方を実に巧みに表現している。<たとえるなら、私たちの生命は、ちょうど海のなかにもぐり、両手で海水を囲い、「これは私の水だ」といっているようなものだ。なるほど、自分の手で囲っているから、私の水といってもよいが、水から見れば、これは大海の水である。手をはなせば、すぐに海の水になるし、手をはなさなくても、海のなかで交流している海の水である。すなわち「私の水」ではなく、「私が囲っている水」にすぎないのである。>天地も人の心身も同じ氣で満たされている。「自意識」「自我」と「外界」「環境」の間に壁はない。「藤平合氣道」の世界観では、自分は誰であってもいいのである。 <つまり、私たちの生命は、天地の氣を心身で囲っているのである。私の氣というものはもともと存在しないのである。氣はつねに天地と交流している。>藤平光一は長嶋茂雄についてこう書いている。<凡人にはマネのできないことだが、長嶋はもともと自然体だった。あれこれと不必要なことはいっさい考えず、自然に心と体が統一されているから、彼からは氣がいつもほとばしり出て、それが彼の野球をすばらしいものにしていた。>》
なるほど「合氣道」というのは「とまるせいしんとおどるからだ」の変奏、もしくは別の視点からのアプローチのような気がする。氣を出すというのは、からだを踊らせることではないか、と。2017年9月27年の出来事以来、いくつかの仏教書、とりわけゴータマ・ブッタの所感に近いであろう初期仏教についての仏教書を読んでいる。それはあの体験がゴータマ・ブッタの悟りのようなものなのでは? と何となく思われたからで、じっさいに読んでいくと彼の考えの在り方にとても理解を示すことができるし、弟子たちの悟ってゆくその境遇にも通ずるものを感じる。ある種の「諦め」の感じがそこにはあるように思われる。弟子のひとりなんかは、どんなに頑張っても悟れないから、もう自殺しようと首を括ろうして、縄の穴に頭を通したその瞬間に悟りの体験を見出している。ところが、ゴータマ・ブッタと決定的に違っているのは、彼の言う「煩悩を絶つ」という仕方で、煩悩の代表的なものとして欲望があるけれど、じぶんは場合は欲望を絶つどころか、もっともっともっと見たーーーーい!!!! っていう欲望をどこまでも突き詰めた先にあの体験があった。たしかに、結果として、そんな苛烈な追い求めが睡眠欲以外の原則的な欲求に先んじて、時間等の制約からそんな軽い欲求は後回しにするというかたちである種の欲を滅尽していたような感じはある。たとえば、食欲で言うならば、美味しいものをより美味しく味わいたいという欲望が単純な食欲に先んじて、食欲それ自体が問題とされなくなってゆき、そのいっぽうでは夜の時間を少しでも多く確保したいがために夕飯は基本的に食べないという選択がなされる、こうして大好きな朝食を思う存分に味わえるといったような。それはやっぱりゴータマ・ブッタの態度的な姿勢とはかなり違っているように思われる、辿り着く境地としてはけっこう似ているのかもしれないが。おそらく、こうした禁欲的な姿勢を重んじる態度が仏教をいまも世界的に受容させ普及させるに至っている。初期仏教それ自体はかなり過激な思想の実践であると思われるけれど、こと禁欲的な姿勢についてはわれわれの「社会」に攻撃的な加害をもたらさず親和性を保っている。どんな欲望であれ、たとえそれが直接的な他害として湧き起らなくても、深い欲望の在り方は社会的に抑圧される運命にある。とくに真実を見てみたいとか、本質を捉えてみたいとか、そういった類いの深い欲望は現状なんとく育まれ共有されている社会的規範の外に出ようする欲望であり、その社会に対する反逆としても大いにあり得る。彼らは潜在的なアナーキストであり、革命の因子であり、オメラスから歩み去る人々になり得る資質をそなえている。
合氣道というのは、そういった磁場を初期仏教の流れを汲みながら、武道(≒スポーツ)に限定して実践しようとした試みなのではないか。だから、合氣道には、仏教がまず煩悩を絶つという仕方を示したように「型」がある。その「型」を忠実に実践して「氣」を出せという。そんな合氣道をどこまでも忠実に信じて実践しすぎた榎本喜八は野球界という社会において奇人扱いされ、名バッターとしていまも破られない数々の記録を残していながら、結果として野球界から干されることになってしまったのは残念ながら当然の帰結と言えるかもしれない。
仏教や合氣道は、教えや道といったような「かたち」から始まっている。よくわからないかもしれないけど、とりあえずこうしてみて下さいねって。まずこうあるべき「かたち」が本然に先立って示される。その「かたち」の実践はもっぱら修行と形容される。榎本喜八は打撃の練習をもはや練習と言わず稽古と言っていたらしい。じぶんの場合はそういう「かたち」の一部が曲りなりにも勝手に身に付いていたわけだけれど、なるほど、具体的な「かたち」が先に示されればそれだけに分かり易いような気がするし、何よりも間口がひろがる。それならトライしてみようと思うひとが少なからずいるし、だからこそいまもこうして体系を保っている。けれども、その先の道がきわめて険しいことは想像するに足りる。それは修行と形容されるような厳しい鍛錬の道だ。とくに仏教の過激さは半端じゃない。知り合いに代々坊主の家系の子息がいるけれど(その宗派はゴータマの初期仏教とはかけ離れてはいるけれど)、彼は山籠もりの修行があまりにも辛すぎて、じぶんでじぶんの腕を折って下山を余儀なくされるというかたちで平地に逃げ帰ったという。���かたち」が先に示されたがばかりに、その実践者は受動的にその「かたち」に身を律することしかできない。なかには「かたち」の幾ばくかをありがたくも本然のように勘違いして、幾ばくかの「かたち」をつまみ食いしただけで満足するひともいるにちがいない。むしろ、そのようなつまみ食いを積極的に奨励しているからこそ、ここまでの普及を見せているように思われる。たとえばそれはキリスト教的に言うなら隣人愛であるかもしれないし、仏教的に言うなら慈悲の精神かもしれない。「かたち」のなかにはひとがひとの社会において健善に生きる処世術に結果としてなりうるものも多分に含まれているように思う。いっぽうで教えや道を健気にも頑なにも信じて実践しようとした榎本喜八のようなひとはどうかといえば、神の域に至った11試合以降はその感覚を取り戻すことができず苦悩の日々を送ったらしい。一時は猟銃を抱えて自宅に立て篭もり、驚いたチームメイトが駆け付けて出てくるように促すと天井に向かって銃弾をぶっ放すという事件まで起こしている。それは合氣道の目指すところである心身の統一とは程遠い状態にちがいない。氣を出すという意味では、そのときの榎本からはめっちゃ氣が迸っていただろうけれど……。だけど、そのときの榎本はまさかじぶんから途方もない氣が出ているなんて想像もしなかったのではないか、それは合氣道の「型」とは似ても似つかないものなのだから。榎本喜八のことが手放しに大好きで、きっとそれ故に野球と合氣道の記事を書かずにはいられなかった中田潤さんも、この事件のことを「誰かがきっと何かをやらかす」ことのひとつに、過剰な世界のひとつに数え上げているように思われてならない。少なくとも《「私から今、氣が出ている」これだけはストンと納得できるのである》と本人の口から語れるように中田潤の文章にはどう考えても氣が迸っている。気違いじみたひとたちの過剰な気違いぶりを目で見るままに考えるよりも先に全面的に肯定している。
なんだっていいと思うのだ。あるかたちに拘りたければかたちに拘ればいいし(それは過酷だろうが……)、じぶんなりのやり方を見出したければそれを見出そうとすればいいし(そのほうがラクで楽しい気がする……)、川になりたければ川になればいいし、花になりたければ花になればいいし、虫になりたければ虫になればいいし、石になりたければ石になればいいと思う。
責任感の原則。じぶんは責任感というものがおそろしく欠如した人間だと思う。そもそも、どんなものに対しても責任なんか取りようがないと根本的に思っているふしがある。だから、じぶんのことをちゃらんぽらんでいい加減な人間だと思っているし、社会的に生きていくうえでの他人からの評価も大体そんなものだと思う。他人に対しての責任のみならず、じぶん自身に対しての責任感も希薄だ。たとえば、部屋の掃除を怠れば部屋が汚くなる、ただそれだけ。結果としてのそれ自体だけがついてまわる。けれども、無責任さもそれが極まってくると、逆説的にあたかも責任を果たしているかのように捉えられうることを最近知りつつある。根本的に責任は取れない、そういう自覚がある。責任を取るという仕方において、あったことをなかったことにはできない、相殺はできないと強く思っている。責任の有無を問われるような芳しくない状況があったとする。そうしたとき、じぶん的には責任はとれないし、だからこそ責任もとらない。芳しくない状況がそれ自体として浮き彫りになる。ただ、そうなってしまった原因を探り、①それが防ぎようのない偶発的なものであれば仕方のないことと判断し、②防ぎようのあることであればこれを戒めとし、③防ぎようのあることでもそもそも防ぐ必要性のないものと感じればそのように判断して、めっちゃ悔しがりながらその後の対処にあたる。社会的な局面においては①や②のパターンが多い。それ以外では③のパターンが多い。責任を取れないということを自覚しているからこそ、けっこうその都度都度に一生懸命なのだ。そんなふうに無責任の極みを垂れ流していると、不思議と周囲から放任されるという事態が起こってくる。ちゃらんぽらんでいい加減な人間な人間なのに、誰もがこいつはちゃらんぽらんでいい加減な人間だと蔑んでくるのに、じっさいにそう言ってくるのに、不思議とそのことが律せられず、そのままに放任されてしまう。たぶん、おそらく、きっと、そのほうがラクなのだ。いい加減なのではなく、そんな無責任さの極みがより良い加減として働いているらしい。
0 notes
ksjourney1 · 1 year
Photo
Tumblr media
2022年79杯目。本日コロナワクチン4回目接種のため#石神井公園 へ。なんかガッツリ食うかと#石神井商店 にて#maxラーメン を。久しぶりにライスもつけてしまった。#家系ラーメン はなんだかんだ安定してる。#ラーメン #らーめん #ramen (石神井商店) https://www.instagram.com/p/ClS7qlEh5vz/?igshid=NGJjMDIxMWI=
0 notes
ramen-kobayashi777 · 2 years
Photo
Tumblr media
先日の辛いラーメンのテレビ番組に出ていた辛辛魚で有名な井の庄さんに🍜✨ 辛辛魚つけ麺を食べに来ましたが友達が辛くないつけ麺も美味しいと言ってたので辛さ無し😆 つけめん 930円 卓上に唐辛子の粉末があるので最初は辛さ無しで注文✨徐々に辛さを増やす作戦に😚🍜 いつもは辛さであまり分かりませんでしたがすごい魚粉感🥴 麺もツルツルですが魚粉がよく絡み合って美味しい🥺✨ 途中から唐辛子をトッピングしましたが一度に2度美味しいつけ麺が食べれた感じですごく良かった😍🍜✨ 皆さんもぜひやってみてください☺️🍜✨ #井の庄 #井の庄石神井公園 #辛辛魚 #つけ麺 #つけ麺インスタグラマー #いのしょう #辛いつけ麺 #food #japanesefood (at 井の庄) https://www.instagram.com/p/CfWCq41v2JB/?igshid=NGJjMDIxMWI=
0 notes
Tumblr media
石神井公園駅近くに新しくオープンした、らぁ麺和来で、つけ麺。昆布水で味変もできる。おいしかったー! #らぁ麺和來 #和来 #ラーメン #つけ麺 #麺スタグラム #麺スタグラマー #ラーメン巡り #つけ麺大好き #石神井公園ラーメン #石神井公園 #石神井公園グルメ #レアチャーシュー #フジケンマンションセンター新宿支店 #富士建設工業 #初期ヤスドットコム (らぁ麺 和來石神井公園) https://www.instagram.com/p/CELwbthg7V4/?igshid=1gv0u2ajxsrtj
0 notes
chashichi · 3 years
Text
石神井公園の味世の台湾ラーメンです。2回目の訪問でしたが、安定の辛さで美味しかったです。
Tumblr media
4 notes · View notes
c3oyama · 4 years
Photo
Tumblr media
8/25即席ラーメンの日 誕生日/コシノジュンコ ショーンコネリー クラウディア・シファー 飯島愛 田宮二郎 岡田武史 布川隼汰 三井ゆり 東野翠れん 誕生日 1836年 榎本武揚(政治家) 1912年 エーリッヒ・ホーネッカー(政治家) 1914年 笠置シヅ子(歌手) 買物ブギhttps://youtu.be/tBTgCBTNjw0 1918年 バーンスタイン(作曲家・指揮者) 1925年 荻昌弘(評論家) 1928年 三條美紀(女優) 1930年 ショーン・コネリー (英:俳優)Sir Thomas Sean Connery 1931年 山村美紗 (推理小説家「ミステリーの女王」)本人は「1934年生」と称していた[1996年9月5日歿] 1935年 田宮二郎 (俳優,司会者,柴田光太郎の父)[1978年12月28日歿] 1939年 コシノジュンコ (服飾デザイナー) 1943年 光本幸子(女優) 画像 1948年 きたろう(タレント) 画像 1949年 ジーン・シモンズ(ミュージシャン) 1950年 根岸吉太郎(映画監督) 1955年 エルヴィス・コステロ(ミュージシャン) 1956年 岡田武史(サッカー) 1962年 中園浩之(FLYINGKIDS・ミュージシャン) 1965年 米岡功樹(俳優) 1967年 高部知子 (歌手,女優(わらべ[脱退])) 1969年 雨空ライポ(タレント) 1970年 クラウディア・シファー(モデル) 1971年 東野純直(歌手) 1972年 三井ゆり (タレント,野口五郎の妻) 1973年 飯島愛(タレント) 1977年 浅野真澄 (声優) 1979年 和田正人 (俳優) 1981年 渡辺大剛 (登山家)[2012年12月26日歿] 1983年 大堀恵 (タレント(SDN48)) 1983年 東野翠れん (モデル,写真家) 1984年 ICONIQ (歌手,女優) 1985年 中野友加里 (フィギュアスケート) 1992年 夏焼雅 (歌手(Berryz工房)) 1992年 布川隼汰 (俳優,布川敏和・つちやかおりの子) 誕生花は ノウゼンカズラ、花言葉は“名誉”、 誕生石は キャッツアイ(cat's-eye)、宝石言葉は“心変わり” 即席ラーメン記念日 日清食品が制定。 1958年のこの日、日清食品が世界初の即席ラーメン「チキンラーメン」を発売した。 日清食品 東京国際空港開港記念日 1931年のこの日、羽田に東京飛行場(現在の東京国際空港、通称 羽田空港)が開港した。 川柳発祥の日 1757(宝暦7)年旧暦8月25日、柄井川柳が最初の川柳万句合を興行した。 サマークリスマス TBSの林美雄アナウンサーがパーソナリティーをしていたラジオ番組「パックインミュージック金曜2部」の中で、「夏にもクリスマスのようなイベントを作ろう」ということで、林アナの誕生日を夏のクリスマスとして盛り上げようということになった。 この日には、TBS近くの公園でささやかなイベントが開かれた。 独立記念日 [ウルグアイ] ウルグアイが1821年のポルトガルによるブラジルへの併合を経て、1825年のこの日に分離独立した。1828年のモンテビデオ条約で独立が承認された。 歴史 1498年 東海道全域でM8.6の大地震。津波により浜名湖が外海とつながる。(新暦9月11日)[ 1543年 ポルトガル船が種子島に漂着し、鉄砲が日本に伝来(1542年説あり)。(新暦9月23日)[ 1598年 豊臣秀吉の死去に伴い、徳川家康ら五大老が朝鮮撤兵を決定し使者を朝鮮に派遣。 1894年 北里柴三郎ペスト菌を発見 #今日は何の日 #パーソナルカラー #カラードレープ #カラーパレット #色見本 #PCCS #ドレープ120色 #パーソナルカラー用品 #テストドレープ #金銀ドレープ #ケープ #カラーシート #カラーチップ #C³ #色のみかた #顔タイプ #顔タイプ診断 #パーソナルカラー診断 #シーキューブ #毎月 #16日 #色の日 #insta_higashinada #神戸市 #東灘区 (パーソナルカラー用品ドレープ、見本帳,PCCSのご用命はc3(シーキューブ)) https://www.instagram.com/p/CESqXgHg-t2/?igshid=jkebpchvngd9
0 notes
k2drums · 4 years
Photo
Tumblr media
石神井公園の新しくできたラーメン屋さん。オープンキャンペーンで、¥780→¥500でした。美味しかったよー♪ (石神井公園駅) https://www.instagram.com/p/CB72fiHJ1gz/?igshid=177l1m0zocscn
0 notes
cosmicc-blues · 3 years
Text
2021/4/25
朝、日差しで目が覚める。今日は隣町の親分にご飯をご馳走になるから、早めに支度をして、散策がてら隣町まで歩くことにする。今日も鈴の鳴りがいい。玄関から外に出ると、三軒となりのSさんが玄関先で何かしているのが見える、長髪がゆっさゆっさ揺れているのが遠目からも見える。歩いていくと、Sさんはカメのお世話をしている。目が合ったものだから、つい「こんちわ~」と挨拶してみると、無言で会釈だけ返してくれる。音を察知して、鈴に視線の動くのがわかる。
暗渠づたいに隣町まで。この暗渠通りには民家の玄関先の花や、雑草の花が点々と続く。いつも花摘みに行く公園とはちがう種類の花がたくさんあって押し花たましいをくすぐられる。いまは無人になっていて、建て壊しにもならず、もうすぐで廃墟になる寸前の木造家屋がある、庭には井戸もある。石造りの旧土手から小さな階段がのびていて、すぐに樹に遮られて行き止まり。階段のひび割れからは雑草が繁っていて、相当の年月を思わせる。もしかすると、ここが小川だった時分から階段はここにあって、小川に下りていくための道だったのかもしれない。いったん暗渠がひらけて、複数の団地とそのさなかに慎ましやかな緑の公園がある。公園は雑草がぼうぼうで黄色い花がたくさん咲いている。ここを秘密の花園と名付ける。秘密の花園の奥に暗渠はさらに続いてゆく。暗渠はやがて川に突き当たり、その対面に待ち合わせの駅がある。待ち合わせの時間には少し余裕があるから、しばらく川沿いを歩く。鳥や亀や昆虫をかたどった銅板が柵の上に立てられていて、くり貫かれたほうの空洞の銅板も柵に張り付けられている。川が二つに枝分かれるところまで歩いて、駅に引き返して親分を待つ。スーツケースをもった女のひとも誰かを待っている。改札のほうを見ていると、後ろからチリンチリンと自転車の呼び鈴、女のひとがスーツケースをほっぽって自転車の男のひとに駆け寄る。男のひとが「あれ、カゴに乗せてく?」と言う。自転車のカゴにスーツケースが収まるはずもなくて、斜め向きにほとんどはみ出たスーツケースを女のひとが支えながら、男のひとは自転車を押してゆく。親分がニコニコ微笑んで登場、春らしい薄いベージュのジャケットを羽織っている、おじいさんのくせに洒落てるなぁと思う。これ、やるよ、と紙袋をもらう。受け取るとその紙袋はずっしり重たくて、なかには大量のさつまいもが入っている、安納芋と紅はるかだという。せっかくご飯をご馳走になりにきたのに、ほんとうにどこのお店もお酒は提供していないようで、親分がまえから行きたがっていた(行きたいけど行列に並ぶのがイヤで行けなかった)人気のラーメン屋に並ぶことにする。親分は時間に対して几帳面なひとで、こんな行列に並ぶなんて普段ならあり得ないな、でも、今日は仕方がないし、せっかくだから並んでやるか、なんて言いながら、けっこうウキウキで店内の様子を覗いている。この町が地元の親分から、この町の昔のはなしを聞く。並びはじめて40分ほどでようやくラーメンにありつく。ラーメン全部のせ。美味しい! チャーシューの下から大好きなほうれん草が出てきてうれしい。ふたりともスープを底まで飲み干して店をあとにする。親分にホームセンターまで案内してもらって、また明日。
でかめのゴミ箱と、観葉植物のチェック。ゴミ箱はちょうどいいのがない。それにしてもこのさつまいもをどうしよう。もらったはいいものの、ぜったいに食べないだろうなって思っていたら、ふと、いも好きのNさんことが思い浮かぶ。ヨシッと連絡しようとしたら、なんともちょうどよくNさんからほうからもリプの通知がきている。いもの件を伝えると、なんと、いまから取りに来てくれるという。うちのほうに帰りながら、去年のことを思い出している。親分の地元からうちのほうは長くゆるやかな坂道になっていて、坂道が段々にずっと続いている。去年の暑くなってきた季節、その日も親分からご飯をご馳走になった帰り道で、Nさんにもらった歌詞を見ながら、続いてく坂道って歌っていたのを思い出している。親分とNさんには不思議な縁があるらしい。
公園を通過して駅の公園口に着くと、ちょうど道路を挟んだ駅の対面に手を振るNさんの姿! 路線バスが通って姿が見えなくなる、バスが過ぎ去って、Nさんはさっきよりも大きく手を振っている、信号が青になって駆け足ぎみで合流、このあいだTさんもこの横断歩道をひらひら渡ってきたっけなってことを思い出しながら。もらったさつまいもをそのまま渡す、青いイヤリングがいいね! そのままなし崩し的に散歩へ。昨日、Rくんから連絡をもらったことをはなしつつ、はるか遠くの海へ送り出してしまったことをかなり後悔しつつ、Tさんも呼ぼうよって言ったら、さすが準備のいいNさんはすでに誘っている。じぶんのなかではRくんはRくんなんだけど、Rくんのことを呼ぶとき、なんか恥ずかしくて、Oくんって苗字のほうに言い直してしまう。
Sさんの家の前まで行ってカメ(顔がSさんに似ているような気がする)を見る。またしても、じぶんの声が聞こえる現象。でも、それ以上によく響いている鈴の音。Nさん、猫を散歩させてるみたいって言う。近所の暗渠からスタート、道端のたんぽぽに反応するNさん、そういえばとたんぽぽの綿毛のリースのはなしになって、たんぽぽの綿毛の不思議とたんぽぽリースの作り方を学び、たんぽぽだらけで大変なことになったNさんの部屋のことを知る。押し花のはなしにも。色黒のモヒカンのひとが今日もいる。イチゴミルクみたいな白と赤の花からいい匂いが漂ってくる。階段のところで大通りに突き当たり、見晴らしのいいマンションにのぼることにする。今日はいつものマンションではなくて、その近くのマンションにチャレンジしてみる。エレベーターの中に騒音注意の張り紙、そこに描かれた騒音に苦しむひとのイラストをNさんがかわいいって。耳を塞ぐひとの左右に騒音のパチパチがあって、その色が赤や黄色の危険色ではなく、なぜか青と緑という優しそうな色をしている。最上階に着いて、ドアが開くと、そこがいきなり家のなかというか事務所みたいになっていて、大慌ててドアの閉じるボタンを連打する。ひとつ下の階におりる。このマンションは外側に面しているのが吹き抜けの螺旋階段だけで、しかも、けっこう老朽化していて錆びなんかが目立ち、急に底が抜けたらと思うと足が震える。Nさんは普通に平気そうで、柵から顔を乗り出して、遠くのほうや真下をのぞいている。スマホで写真も撮る。スマホは完全に柵のそとに出ていて、落とすんじゃないかととても心配になる。落とすな、落とすな、落とすな、と念じるとほんとうに落ちちゃいそうだから、落とせ、落とせ、落とせ、と念じる。Nさんが遠景を指差すのにつられて、じぶんも知らずしらず柵のそとに顔を乗り出している、ハッとそのことに気がついて、こわっと身を引っ込める。今日は晴れつつも雲が盛大にひろがっていて、雲の隙間から巨大なカーテンのような光の帯が注いでいる。Nさん、これちょうど今日買ったんです、とフクロウのかばんから出てくるのは雲の図鑑。Nさんのかばんから毎回なにかが出てくるなぁ、ほんとうに四次元に繋がっているのかもしれないと感心する。図鑑のなかから今日の雲を探す。隙間から注ぐ光の帯は、天使の梯子というらしい。いつか花火の日の夕暮れにみたケルビンヘルムホルツ雲の写真も図鑑にちゃんと載っている。NさんがUFO見たことある? って言うから、見たことあるよって答える。遠景にくっきりと白い線を伸ばす、あの給水塔を目指して歩いてみることにする。さらっと口にしたし、さらっと書いてもいるけれど、心の中では胸の高鳴りが大変なことになっていた! 冒険は唐突にはじまる! 小学生の夏休みの午後、テレビで観ていらいの『鉄塔 武蔵野線』のことを思い出している。どこかの映画館でかかれー!
一階のロビーで住人とすれちがう、Nさん、こんにちはーと住人のフリをする。地上にもどってくると、あんなに高くそびえていた給水塔はどこにも見られない。歩道橋を渡って大通りの向こう側へ。歩道橋からも給水塔は見えない。ふだんは歩道橋にのぼるだけで高いところにいるような気がするけれど、もっと遥かに高いところについさっきまでいた今にかぎっては、ずいぶんと低いところにいるような気がするってことを言うと、Nさんも同じことを思っていたみたい。いも、重いだろうなぁ、交代で持とうよって持ち掛けようとしたら、Nさんはいもを全部かばんの中に入れて背負ってしまう。いま思えば、途中で鈴の付いた軽いかばんと交換してあげればよかったなぁと反省! 反省してます! 給水塔は見えないから方角とカンを頼りにそっちのほうを目指す。また鳴りはじめる鈴の音にNさんが猫を散歩させてるみたい。曲がりくねる墓場道のカーブの向こうから自転車に乗った家族がやってくる、音でそのことがわかって、カーブの先に顔を覗かせると、いきなり自転車が目の前にあってわっとびっくり。おぼろげながら記憶にのこる一軒家のわちゃわちゃした玄関先。コンビニでお茶割りの茶割り、我ながらこれは天才的な発明である。お寺に寄る。葬式か法事帰りの黒い服の一族がいて、中学生くらいの女の子が小脇に故人の額縁写真を抱えている。お堂の裏手の杜、Nさんでもきいたことのない鳥の鳴き声、たまに絵馬たちの風に揺れる音をききにくるところ、絵馬に書かれた目がこわいとNさん、たまに来るのに目のことには気づかなくて、この社には眼病に御利益のある目の神様が祀られているらしい。おたがい目には疲れを感じているから参拝する。賽銭箱に投げ入れられるNさんの五円玉がきんきらきん。墓場をぐるっと一周して入口にもどる、峠のだんご屋さんのような休憩所。
方角とカンを頼りに給水塔を目指す。学校がある。前にもいちど、この学校に出くわした記憶がある、そのときは体育館からバスケットシューズのキュッキュッと鳴る音と、審判の笛の音と、応援の音がきこえていたような気がする。学校のなかも探検してみたいと思ったけれど、そんなことを喋っていたら校門の守衛さんとばっちり目が合ってしまい断念。犬に唐突に吠えられてからだが宙に浮いたのはいつだっけ? ベランダから飼い主さんがごめんなさいって。暗渠を捕まえる、階段のキケン、キケン、キケン。どうやら、このあいだTさんと歩いた暗渠のようで、Tさんが歓喜して写真を撮っていた子どもの絵がある。給水塔は行方不明で、でも、とりあえずこの暗渠をつたっていけば川に辿り着けることがわかって安堵する、給水塔があるのはきっと川の近くにちがいないから。観葉植物の育て方の秘訣、Nさんの元気いっぱいなアクションがおもしろすぎる。
暗渠を抜けたところにカラスがいて立ち止まる。のどのところに変な膨らみのあるカラスで、どうやらカラスのほうもこっちの存在を認知しているようで、顔を頻りに動かして両の目でこっちを見ようとしているようにみえる。こんな至近距離でカラスと対面するのは生まれて初めてのことで、それはやっぱりNさんが隣にいるからなのか、手を伸ばせば触れそう、クチバシのカーブがかっこいい。落ち葉がしゃくしゃく。はじめてNさんに会ったときに見た額縁から飛び出すキリンがこんなところにもある、キリンだけではなくパンダのバージョンもあって、パンダは逆に額縁の世界に入ろうとしている。ポップコーンのマシーンでポップコーンをつくる子どもたち、マシーンの愉快な声、兄弟みたいな二人が出来上がりを待っていて、じぶんたちもわくわくで出来上がりを待っていて、いちばん年上のクールな感じの女の子もやれやれって感じで遠巻きに兄弟と出来上がりを待っている。ようやく完成、そしたら遠くから見ていた女の子がスッと兄弟のなかに割って入って、まるで横取りしたかのようにポップコーンのカップを手に持っている。Nさんとふたり、あの子がとるの?! ってツッコむ。カラスの鳴き声がきこえる、道角を曲がると、その主はカラスそっくりの鳴き真似をする女の子、顔を空に向けて鳴いている。川の橋を渡って、工事現場の迂回路を歩く。やたらと険しい山道のような迂回路で、急勾配な丸太の階段をのぼったところに緑に囲われた変な空き地(兼迂回路の続き)がある。木肌の模様がおじいさんの顔になってもごもごと喋り出しそうな樹がある。いい場所だなぁ~とNさん。丸太の階段を下るところで、おたがいに何か喋りはじめようとして声がかぶさる、Nさんが声をとどめる。同じことがほかにも何度かあった。川沿いにもどってくる、きのう映画で観たような川沿いに群生��る菜の花たち。広い球技場があって、そこなら風景がひらけて給水塔が見えるかもしれないと立ち止まって辺りを見渡してみる。ないな~と諦めかけたそのとき、Nさんが給水塔を発見! かなり近くまで来ている! でも、ここからが意外と遠くて、近づいて行こうすればするほど、給水塔のほうも場所を変えて遠ざかっているように思える。さっきまでは鉄塔と鉄塔のあいだにあったはずの給水塔が、鉄塔の近くまで来てみると何故かもっと遠くにある。急に強い風が吹きはじめる。夕方、雨の降り始める合図のような。一軒家の軒下にしゃがんでいる女の子のところから何かが風に飛ばされてくる、絵具の筆入れのようなそれをNさんが追いかけて女の子に渡してあげる。満月に限りなく近い、白い透明な月が見える、うさぎの餅つきがくっきりと。
大通りに突き当たり、ついに目と鼻の先に給水塔の半身が見える。給水塔の背後にはさざ波のような雲が暮れの陽光を薄っすらと反射させている。雨が降るという予報だったけれど、雲を散りばめながらも空は淡い水色をしていて、歩いてきた方向に振り返ると、なんと、なんと、なんとまあ、あの夏の輪郭と陰翳のある入道雲が夕陽に照り輝いている! あの入道雲の下はもしかすると大雨かもしれなくて、どうやら給水塔を目指して歩いているうちに雨雲が逃げていたらしい。雨が降りそうなときは給水塔を目指して歩けばいいんですねっとNさん。
ついに、とうとう、給水塔の真下に辿り着く。もっともっと延々と遠ざかってくれたらよかったのにって想いがすこしありながら、真下から望む給水塔のあまりの凄さに感動して写真を撮りまくる。淡い水色の空に真っ直ぐ伸びる白い給水塔、高すぎて写真にも納まりきらない、給水塔の下で風に揺らいでいる樹の緑の陰翳がなおのことよい。いよいよ日が暮れてきて、白く点滅していた給水塔の光が赤色に点滅するようになる。
隣接する区営の施設に行ってみる。大きな窓の前でダンスの練習をする二人組。なかには銭湯と温水プールがあって、プールと銭湯の混ざったようないい匂いがする。温水プールを上から展望できる小さなデッキがある。歓喜して泳ぎの様子を眺める。沈みかけながら泳いでいるおじいさん、おじいさん頑張れ、おじいさん頑張れ、おじいさん頑張れ、あとちょっと、もうすこし! 数いるスイマーのなかでも推進力がいちばん素晴らしく、ひときわ目を引く女のひと、とくにバタフライでの泳ぎがイルカの泳いでいるように美しい。外にもどると、すっかり日の暮れた濃紺の空、給水塔のすぐ隣に月光がひかっている。カメラを向けてみたけれど、月のほうは上手く映らない。
たくさん歩いてお腹が空いたから、お弁当を買って、川沿いのベンチで食べることにする。川の上を一匹のコウモリがずっと右往左往している。あのコウモリは何を食べて生きているんだろうなぁと考えていたら、Nさんがぼそりと同じことを口にして、まったく同じこと考えてたって言う。その川は数時間まえに枝分かれを見た川の延長線上。橋から川を覗くと、トサカみたいのがあるペンギンみたいな水鳥が暗渠から水の流れ出る合流地点で水の流れをじっと見つめている、魚が流れ出てくるのを待っているんだろうか。歩道橋、そのすぐ向かいが駅のホームになっていて、電車を待っているひとがいるのが何か不思議な感じ、電車がきてホームのひとたちが見えなくなる、電車が走り去ると、ホーム上にいたひとたちがひとりもいなくなっている、当たり前のことなんだけど、そのことにふたりで驚いている。ずっと足を動かしていたから足がじっとしてくれなくて、川沿いのベンチで足をバタバタさせながら色んなはなしをする。時おり、川沿いを電車が走り過ぎる。窓のなかに映る人影。過ぎ去る電車の数だけ帰りの時間が差し迫っていることを知らせる。この電車の行き先は二人の帰り道の乗換駅で、この川の行きつく先もどうやら同じ場所らしくて、それならいっそのこと川沿いを歩いていきたいと思うけども……。
どちらでもなくバスで帰ることにする。路線バス大好き。けっこう時間が経ったのに謎の水鳥はまだ同じところにいる。バスのなかでMさんの「天使に消された分の記憶を取り戻したい」のはなし。この毎日の日記も「天使に消された分の記憶を取り戻したい」と思いながら書いている。駅に着く。お別れのときはいつもしょんぼりしてしまうけれど、Hさんの必殺技を見習って元気よく! 元気よく! ふと、唐突に思い出す、それは何年もむかしのこと、生理のこないAさんのはなしを聞いていた夜、その明け方にくる、朝のS駅でAさんを見送りながら大声で叫んでいる「Aさ~ん! 無事に生理きてよかったね~!」これから出勤するひとたちが声の内容にびっくりして驚いている。べろべろんに酔っぱらっていて、そんな声を上げたことは憶えていなかったけれど、後日Aさんにあれはほんとうにすごい嬉しかった、通りすがりのひとたちの驚きも痛快で最高だったって言われたことは何となく憶えていて、へええ、そうなのって何となくよかったなぁって思っていたときの、失っていたほうの記憶がふっと唐突によみがえる。色んなことをはなして、やっぱりさいごに思い浮かぶのは、このあいだの帰りのとき、Tさんとじぶんが時の止まったようにまったくおなじような表情をしていたということと、それを見ていたNさんのこと。そんなことになっていたなんて全く気付かなったし、あのときは、ただただしょんぼりしているじぶんがそこにいて、その様子をNさんの目を借りて俯瞰してみると、ちょっとあまりにも可笑しすぎてニコニコしてしまう。たまにはしょんぼりした顔もしてみるもんだね。
0 notes