Tumgik
#添い寝して朝を迎える
cafedumbo · 2 years
Photo
Tumblr media
みなさまいつもCAFE DUMBOをご利用頂き ありがとうございます。 今日7/8は急で申し訳ございませんが、 仕込みが間に合わず、 臨時休業とさせて頂きます。 ご来店を予定されていたら ごめんなさい。 明日7/9は通常通り営業いたします。 またのご来店お待ちしております。 #いつもは寝かしつけの後起きるけど #数年に一度 #添い寝して朝を迎える #朝飛び起きたけど #全く間に合う気がしない #本日は仕込み日 #臨時休業とさせていただきます #coffee #coffeeshop #brooklynroastingcompany #coffeelover #coffeetime #bakeshop #coffeebreak #ブルックリンロースティングカンパニー #せせらぎ通り #コーヒーに合うお菓子 #コーヒー好き #コーヒーのある生活 (CAFE DUMBO) https://www.instagram.com/p/CfuSzT0BKC3/?igshid=NGJjMDIxMWI=
1 note · View note
misatovan · 5 months
Text
きのうは採卵手術だった。朝、夫と一緒にクリニックへ行き(麻酔をするので自分で運転して行ってはいけない)、裏口から個室のような待機室に案内してもらって待った。今日は採卵のかたが5人居るなかで4人目なので少し待つかもしれませんと言われ、同じ治療を受ける人がたくさん居るんだなと思った。痛み止めの座薬を入れてもらって待った。待機室はちゃんとベッドがあって、術後に休めるようになっているのだけれど、待ち時間のうちに既にちょっと寝てしまった。
施術は恙無くおわった。手術室っぽい照明のある部屋で、先生のほかに看護師さんが二人体制で付き添ってくれた。隣で寄り添いながらいろいろ説明をしてくれたのでありがたかった。麻酔があるとはいえおなかの中に針を刺すというのでやっぱりちょっと怖いし、痛かったが、まえに子宮内膜かどこかにポリープのようなものができたとき、内診の流れでノー麻酔で取られたことがあり、そのときのほうがだいぶ痛かったなと思う。看護師さんが、大丈夫?、痛いよねと言ってくれていたので、心強い気持ちになり、大丈夫です、自分でえらんだ道ですと言ったら、そっかと言って少し笑っていた。モニターで見ながら「これが卵子ですよ」「名前の書いてあるケースに入れます」等と説明してくれて、このまえの日記にも書いたけど、なんだか本当にビックリすることばかりだなあと思った。
しばらく待機室で休んで、診察と説明を受けて、昼すぎにタクシーで帰った。タクシーは受付の人が呼んでくれた。タクシーに嫌な思い出があるわけでは全然無いんだけどちょっと苦手で、乗るのがめちゃくちゃ久しぶりなので緊張した。降りたとき運転手さんが、気のせいでなかったら小さな声で「おつかれさまです」と言ってくれた気がして、病院に迎車に来ることがときどきあるのかなと思った。
術後の痛みは思ったほどじゃないな〜と油断していたが、帰ってお昼を食べてちょっと眠ってしまい、15時ごろフッと目覚めたら激痛でたまげた。麻酔と痛み止めが切れたのかなと思いつつ、待機室でカーテンの向こうに居た人は戻ってきたときから「結構痛いです…」と言っていたので、わたしは比較的痛み止めが長く効くタイプなんだろうか、個体差だなと思った。単に抗生物質のせいだけかもしれない(わたしは昔から「これは抗生物質です」といって出された薬を飲むとだいたいおなかをこわす)。ヨロヨロしながらトイレに行ったりして、また寝た。
今日は頑張ればなんとか出勤できそうな気もしたが、有給休暇を1日もらってしまった。緊急の仕事もたぶん無かったし、毎年度有休を取り切れずに余りまくるし、許されるであろう……。休み休み家事などをした。
クリニックから電話がかかって来、卵子4個のうち、1個だけ受���卵になったようですと教えてくれる。このあと、移殖できる状態に育つかどうかもまだわからないので、道は長い。すごく期待しているわけでもなかったけど、もう一回採卵手術するのは、やっぱり結構痛いし怖いし、ちょっと嫌だな……。でも、たぶん、何度もしている人も、たくさん居るのだろうと思う。受精しなかった卵のことを考えていたから、1個だけになったろうか? いや、それは違って、ただの偶然だろう。少しだけ愛おしいような気がした。
7 notes · View notes
patsatshit · 7 months
Text
現代に蔓延する上っ面の多様性の背後には、互いに認め合い、尊重するためにはそれぞれがそれぞれに誰かの役に立たなければならないという暗黙の目配せがそこかしこに溢れている。取ってつけたような「弱者救済」というポーズの背後に、どれだけの排他精神が蠢いていることか。高齢者、子ども、障がい者、生活困窮者、クィアをある種の符号に落とし込んでマーケティングに利用するのは、いつだって政治的悪辣の最たるものである。本来は音楽という鐘楼に集いし落伍者たちの解放区として機能していたクラブやライブハウスに於いてさえ、いつしか高い倫理観が求められるようになり、暗黙のドレスコードにより、世にも奇妙な選民思想が根付き始めている。互いに認め合い、互いを支え合うことを前提とした空間に、自分のような人間の居場所がなくなりつつあると感じることが少なくない。音楽が爆音で鳴り響く暗闇のなかには聖職者もいれば犯罪者もいる、心優しき英雄もいれば屑のような悪党もいる、互いの胸のうちに共通するものは何もなく、もちろん自発的な歩み寄りもない。鳴り響く猥雑な音楽だけが両者を辛うじて暗闇の内側にとどめ、足もとの溝を埋めていく。いまの時代、そういう多元的な現場や空間はもはや存在しないのかもしれない。
(『僕のヒーローアカデミア』233話より)
Tumblr media
前置きが長くなってしまったが、タラウマラには日々、様々な事情を抱えた「世の人」たちが入れ替わり立ち替わり訪れる。それは決して居心地の良いものではないし、少なくとも当店にとって、彼らは何の役にも立たない。どちらかと言えばこちらのストレスになるだけだ。それでも彼らはやって来る。そういう人たちをこの社会から見えにくくしているのが無自覚なダイバーシティが夢想するユートピアであり、権力者たちが吹聴する「美しい国」の実態なのだと思う。
(世の人①:東淀川を代表するファッショニスタ)
Tumblr media
まず最初に紹介したい人物が、自他とも認める東淀川のNo.1ファッショニスタ、清水氏だ。氏の特徴を挙げるとすれば、とにかくオシャレ、ひたすらオシャレ、無慈悲にオシャレ。この人がひとたび領域を展開したら、その術式から逃れる術はなく、世の中で最も役に立たないゴミのような服飾情報を一方的に脳内に流し込まれ、結果、見事に誰もが骨抜きにされる。かつて偶然にもその場に居合わせたWD sounds のオーナーLIL MERCY氏さえも凍りつかせた脅威の人物だ。自身の首元を指して「これは希少なFENDIのネクタイだ」と豪語するので、恐る恐るネクタイ裏のタグを確認すると、なんとブランドロゴではなく素材を示すflannelの文字。どつくぞ。そんな清水氏の母親が昨年亡くなったのだが、ある日、沈鬱な表情でタラウマラを訪れた氏が朴訥と胸中を吐露し始めた(聞いてもいないのに)。ずっと母の介護に身を捧げてきた自分としては、親の死を簡単に受け入れることができず、いまは食事も喉を通らない。母が使っていたベッドの上で呆然と天を仰いで、そのまま朝を迎えることも珍しくない、日に日に自身の身体が痩せ細ってきたことを自覚しており、周囲の者からも心配されている、というような内容をエモーショナルに語る。さすがに気の毒だと思い、親身になって耳を傾けていたのだが、次の瞬間、この男の口から耳を疑うようなセリフが飛び出した。「俺はもともとスタイルが良いのに、これ以上痩せたらモデルと間違えられるんちゃうやろか。ほんでこのベルトもかっこええやろ?」。恐ろしいことに、またしても僕は氏の領域に引きずり込まれていたのだ。その後もお決まりのファッション自慢を嫌というほど聞かされ、全身から血の気が引いていくのを感じた。最愛の母親の死さえも、己のファッショントークの「振り」に使う正真正銘のク◯である。しかも亡くなって間もない、死にたての状況で。
(世の人②:東淀川のジャコメッティ)
Tumblr media
次に紹介したいのは、東淀川のジャコメッティ。ある日の営業日、下駄履きのおっさんがタラウマラに訪れ、店内の書棚を一瞥して咆哮した。「ここの本ぜんぶキミらが読んでるんか?やとしたら相当わかってるな!」。僕たちは当店取り扱い書籍はすべて自分たちで読んで、仕入れ、仕入れて、読んでいることを伝えた。するとおっさんの眼は鋭く輝き「キミらは大阪の文化を1ミリ底上げしとるな。大阪で1ミリってことは世界で1ミリってことや!気に入った!儂の家にある本を全部キミらにあげよう、今夜でも我が家に取りに来なさい」と快活に言い放った。その後もジャコメッティやカフカ、折口信夫について興味深い話を聞かせてくれた。おっさんの名は矢嶋博士、淀川とともに生きる彫刻家であり歌人であった。博士から自宅住所と電話番号を書いたメモを受け取り、タラウマラ閉店後にお伺いすることを約束した。博士は帰り際に「もし良かったら、儂の家にある本ぜんぶとキミらのジャコメッティを交換しよう」と言った。僕は何となく話題を逸らして、夜を待った。タラウマラ閉店後に近所のキンキーガールりんちゃんを誘って矢嶋宅へと向かった。ゲトーなアパートのゲトーな階段を上がりゲトーな玄関を開けると、果たしてそこは博士のアトリエ兼寝床であった。三畳一間に所狭しと並べられた謎の彫刻と珍奇植物、藁と見紛う敷布団とヘドロ化したホルモン、呑みさしの酒瓶、そしてあっち系のアダルトコンテンツが視界を過ったことは記憶に留めておこうと思った。博士は「何を突っ立っとんねん、腰おろして寛ぎなさい」と着座することを薦めてくれたので、僕は「どこに?」という言葉をかろうじて飲み込んで、藁のような敷布��に腰を下ろした。ぴったり寄り添うようにりんちゃんの背中がある。博士は1,000冊つくって50冊しか売れていないという自著『淀川。よ』(幻冬舎)を僕たちに1冊ずつプレゼントしてくれた。「芸術家なんて世間様に認められたら負けや。儂はいまの生活で十分幸せやから、死ぬまで作品を作っていくだけや。売れたいなんて思ったことない」という博士の言葉に負け惜しみや諦念は微塵も感じられず、寧ろ清々しい。りんちゃんの興奮が伝わってきた。僕たちは小一時間ほど色んな話をして、席を立った。「階段の上に本を置いてるから全部持っていきや!頑張れよ、若者たち」と言って博士は扉を閉めた。ゲトーなアパートのゲトーな階段の上に大量の書籍が置かれていたが、なんとその8割程度が司馬遼太郎の著作だった。ジャコメッティを交換条件として差し出さなかった自分を心から讃えた。僕たちは自転車のカゴに大量の司馬を積み込んで帰路に着き、その足ですべて「本の森」に寄贈した。
(世の人③:ラッパーの母)
Tumblr media
最後はタラウマラの元スタッフであるマリヲ君の実母を紹介する。この方は初来店時に食パンの差入れを持ってきてくれて、淡路商店街で食パンと言えば、当時の人気店「熟成純生 食パン専門店|本多」(2022年9月に閉店)のものに違いないと早合点し「そんな高級なやつ頂いて良いんですか?」と言うと「え?そこのイズミヤで買ったやつよ、え?こっちの方が良かった?」とテヘペロ。なんと僕には廉価食パンを差し出し、ご自身用に高級品を隠し持っていたのだ。2度目の来店時は前回購入してくれたAFTERのTシャツ(画像参照)のコーディネートを見せに来てくれたのだが、タイミング悪くパンク修理の最中だった僕は、店内で少しお待ち頂きたい旨を伝えて作業に注力した。ところがパンク修理を終えて顔を上げると、マリヲ母は嘘のように店内から姿を消していた。それから何度かタラウマラにやって来ては、僕の目を気にしてか、まるでプッシャーマンのような所作で袖の下からマリヲくんに小遣いを渡していたり、連日おばあちゃんの就寝時の写真を送ってきて、マリヲくんが「ばあちゃん元気そうで良かった」と返信すると「おばあちゃんじゃなくて、おばあちゃんが着てるパジャマを見て欲しかった」と返す刀がぴこぴこハンマー。よく見るとパジャマの花柄はすべて微妙に違っていた。そうかと思えば「おばあちゃん、明日あたり死にそうです」と唐突に不安を煽るメッセージを送りつけてきたりもする(因みにおばあちゃんはいまも元気にご存命)。��いは道頓堀川で殺人事件が起きた際には被害者の男性が我が子でないかと執拗に心配していた。報道で被害者はベトナム人男性だと報じられているにも関わらず、だ。
Tumblr media
そして、日々の寂寥感を紛らわせるようにSiriというバーチャルアシスタントと夜毎ピロートークを繰り広げていたある時期のマリヲくんが、酔った勢いでSiriに「好きだ!」と告白した瞬間、マリヲ母から「私も!」とLINEメッセージが届いたとき(別の文脈でのやり取りをしていたらしいが、偶然タイミングが重なったようだ)には膝から崩れ落ちた。やはり異能の子は異能、この親にしてこの子あり、ということだろう。
(マリヲ母については息子の著書に詳しい)
Tumblr media
6 notes · View notes
ichinichi-okure · 8 months
Text
Tumblr media
2023.9.29fri_yamanashi
こんにちは。マリンバ&ビブラフォン(木琴と鉄琴)奏者でシンガーソングライターとしても活動している 影山朋子といいます。
今回このような日記を書く機会を頂けてとっても嬉しい。最近文章を書いていきたいなと思っていたのでした! さて、初めに鷹取さんから日記のことでお声かけてもらったのは7月末のこと。2年前から突如ご縁ができて毎年通わせてもらっている大好きな能登半島のイベントに出演する日が候補日だったので、これは!と思い是非書かせてくださいとお返事し意気込んでいたところ、出発当日になって発熱しはじめ、抗原検査は陽性。泣く泣くイベントを欠席する事になりました。 それでも、日記は書きます!と申したものの、どんどん熱が上がり動けなくなり、コロナ舐めてましたごめんなさい!! ということでまた後日にとお願いしたのでした。
-コロナ罹患の思い出- 初めてのコロナ、3、4日寝続けるなんて何年ぶりだろう。熱が上がってだんだんと苦しくなってくるにつれて、 多分これまで何十年と溜め続けてきた、”ああ、私なんて・・” みたいな笑っちゃうほど自虐的な惨めな気持ちや不安が奥から奥からぐろぐろ出てきて( 笑 すみませ ん、、) 自分ネガティブキャンペーンがピークに達した頃、突如「あ、そういえば鬼滅の刃の新しいのまだ見てなかったな、何もできない今こそ見るのにぴったりやん」と思い立ち、 ネットフリックスで鬼滅の刃の刀鍛冶の里編を一気観したのでした。 そうしたらば、どうでしょう、最後に出てくる上弦の鬼が、それはそれはみみっちい人(鬼)格で、自分は悪くないのに何故咎められるんだろう、自分はなんて可哀想なんだろうと、ずっと泣いているのでした。人を殺めるようなことをしても「私が悪いのではないです、この手が勝手にやったのです」と泣いているそのどうしようもなさ・・。
あああ~、私にも、こういうところがあるので、鬼を見ていて自分の悪いところそ っくりだなと思っていたら、炭治郎が鬼の首を切ったところで、自分の中の鬼も成敗されて付き物が取れたかのような爽快さとともに、コロナから回復して行ったのでした。 なんだかそれが面白かった初めてのコロナ体験でした。 うちは夫と猫二匹と暮らしているのですが、夫も同時にかかったので、かかる前と後で二人ともなんか取れた(浄化された)みたいで家庭の空気もすっかり良くなった のでした。 大変な思いをされた方が沢山いらっしゃる中で、ちょっとふざけた文章でごめんなさい。今も患っていらっしゃる方、後遺症などで苦しんでおられる方のご回復をお祈りいたします。
-河口湖猫LIFE- さて、前置きが長くなりましたが、今日、9月29日の日記を書いていきたいと思います。 昨年、八王子から山梨の河口湖に引っ越しをしました。週に2、3日、夫と一緒に東京方面に行き八王子に住んでいた時にしていたお仕事 (音楽療育やマリンバのレッスンをしています)を続けながら、それ以外の日はライブなどが無ければ山梨の家 で自分の仕事(音楽の作業)などをしています。
今住んでいるお家は山の入り口辺りにあり、目を覚ますと 一日の始まりに緑が揺れる素敵な光景を見ることができます。
Tumblr media
今日は曇りで見えませんが、ありがたいことに富士山がよく見える場所です。 最近少し涼しくなってきて嬉しいのは、起きた時、大概猫ちゃんが体の上に乗って いることです。
Tumblr media Tumblr media
今日は休みの日にしては早起きして、朝近所のカフェに用事に行き、帰りに河口湖浅間神社にお参りに行きました。
Tumblr media
こちらは杉の木が、ほんとにすごいんです、大き~な杉の木がたくさんそびえたっておられます。 神社の奥にまた立派な杉の木が並んでいます。
Tumblr media
鎮爆の文字。この地域ならではですね。
本当はこの神社から少し登ったところに 母の白滝、父の白滝という素敵な滝があってそこまで行けばとっても気持ち良いのですが 今日は作業があるのであきらめました。
Tumblr media
いつも行くわけではありませんが、今日はせっかくの日記の日なので、河口湖の人気のパン屋さん レイクベイクに寄ってパンを買って帰りました。なんだか優雅な気持ち。 天気が良ければパン屋の小窓から富士山が見えるみたい。
。 家に帰って、最近新しくできたルーティーン “もみ散歩” 飼い猫の紅葉(もみじ)の散歩に付き添います。
これはなんだかとっても、いい すごく癒される時間です。
今のお家に引っ越してから最近まで猫ちゃんは室内飼いにしていてお外には出さないようにしていましたが、 1ヶ月ほど前に外出を解禁したのです。(前の家では自由に外に出してあげていたので二匹ともお外大好き)
二匹のうち三毛の紅葉(もみじ)は、気高くナワバリ意識が強くて、喧嘩っ早く、 紅葉の娘猫の心(ココロ)は気ままでマイペース、外の猫ちゃんに遭遇しても臆病ですぐ逃げ帰ってきます。
お外に出すようになって二日目のこと、紅葉が外の猫ちゃんと喧嘩しめちゃめちゃにやられてゼーハー言って帰ってきたのでした。 お腹と脇の下が傷だらけになってそれはそれは可哀想な状態でした。 とても心配でしたが、1日静かに寝てから動物病院に行き、抗生物質を飲ませて3日ほどすると回復し始めてもう薬を飲まなくなり、 1週間くらいで大分元気になりました。
もうお外に出すのは無理かなと思っていたら、懲りずに、、外に出たくて窓のところでドアを開けようとするのです、 傷がすっかり消えたところで、また外に出してあげる事にしました。 でも外猫ちゃんと遭遇したら、また喧嘩しかねない・・ プライドの高い紅葉はきっと・・危ないなと思い、 紅葉の散歩は毎回付き添う(というか見張るというか様子を見る)事にしました。
まずお外に出てプラプラ、日向ぼっこしてごろごろして、お気に入りの場所と縄張りを一通りパトロールして、 そして、草を食べます。(可愛い・・)
Tumblr media
(手頃な草を探す紅葉)
( 実は、紅葉が草を食べ終わったくらいのところで、「もみちゃんそろそろおうち 戻るよ。私仕事しなくちゃいけないからね」 と言って抱っこして無理やりつれて帰ろうとしたら シャーって怒られて噛みつかれて逃げられました、、 その後に、おトイレをしてから自分で家に戻ったのでした ) ああやっぱり大人の(人間の)都合で動かそうとしたらダメなんだなぁ。 待つことや ちょっと遠目で見守ること 大事なんですね~ (人間の子どもと同じですね~)
おかげで紅葉の散歩ルーティンや行動パターンがわかってそれはよかったです。安心しました。
Tumblr media Tumblr media Tumblr media
(お外やベランダで気ままに過ごす猫ちゃんたち) ああ可愛い。
ギターとシタール演奏のほか映像作家もやっている旦那さん(田井中圭)が、細かい 作業を手伝ってくれてめちゃくちゃ助かりました。 ありがとう!!!
家で仕事をしていると猫ちゃんたちがそばで応援してくれる時もあります。
Tumblr media
時々ベランダに出て休憩していると見たこともない綺麗な虫たちをよく見ます。 この辺りの虫はだいだいキラキラ光っていたり、透明に透き通っていたりして、綺麗です。
Tumblr media
そうして夕方、またお外に行きたい猫たち。
Tumblr media
私も体がガチガチになってきたので、家の周りを一周歩いたり走ったりしにいきます。 すぐ近くに川が流れているのでそこに行くとすごくリフレッシュできます。
Tumblr media
大分日が暮れてきました。 家には、浅間神社のコノハナサクヤヒメのお札(というのでしょうか・・?)と、 夫がインドで買ってきたサラスヴァティーと 能登半島の天日陰比咩神社のハガキを飾って(祀って)います。
Tumblr media
夜、旦那さんが外で草を摘んできて紅葉にあげていました。 可愛い・・
Tumblr media
さて、もうそろそろ寝る時間です。
とても平和な1日でした。 読んでくださりどうもありがとうございました。
本当は、河口湖や富士山周辺のおすすめスポットもご紹介したかったです。 忍野八海や、樹海や、道の駅や、温泉・・ 楽しいところがいっぱいあります。
そのうち、家で自然療法(蒟蒻湿布や石の温灸やよもぎ蒸しなどでの身体のあたため)と楽器の音でのサウンドセラピーのようなことと、 山や川、河口湖周辺の散策などをするリトリート的なことをやっていきたいなと思っています。 ご興味ある方いましたら声かけてください。 まだ準備中ですが、ひっそりと、”森のおとリトリート”というインスタグラムアカウントを作りました。 https://www.instagram.com/morinootoretreat/
こちらに引っ越してから、だんだんとやりたいことが自然とできるようになってき ました。 ありがたい。 カバー動画もやっていきたいし、 音楽以外にも、やりたいことが沢山あり、デザインやグッズ制作、文章も書いてい きたくてnoteも始めようと思っています。 楽しみ。
とりあえずは!! 11/15に、マリンバの弾き語りでのセカンドアルバム(8曲入り)をリリースいたします。 ゲストミュージシャンに夫のシタールの田井中圭と、クラリネット奏者の渡邊一毅 さんを迎え一曲ずつ参加してもらいました。 よかったらこちらSENSAさんに詳しく情報掲載いただいているのでご覧ください。 https://sensa.jp/news/20230927-kageyama.html
リリースパーティは!!ゲストミュージシャンのお二人と、シンガーソングライター のkiss the gamblerちゃんを迎えて 恵比寿リキッドルーム二階のKATAで開催します。 世田谷の美味しい硴とお酒のお店 アリク が 硴めしや、炊き込みご飯などで参加してくれます!! ぜひ遊びにきてください♪ 詳細こちら https://t.livepocket.jp/e/tampopo
ええと、こんなことを書いている今。夜寝る前。 ふと見ると室内にいるはずの紅葉がベランダに・・! 窓の網戸用鍵はかけてあるのになぜ?! と思ったら、なんと網戸を破いて外に出ていました。 恐るべし・・
-プロフィール- 影山朋子 1982年6月 神戸生まれ 11年間の東京生活の後、昨年より山梨県富士河口湖町在住 マリンバ・ビブラフォン奏者、シンガーソングライター、 風と木の音楽教室主宰(八王子と河口湖でマリンバのレッスンをしています) ときどき療育のお仕事にもたずさわっています。 HP https://www.tomokokageyama.com twitter https://twitter.com/momotukituki instagram https://www.instagram.com/tomoko_kageyama632/ 風と木の音楽教室 https://kaze-to-ki-music.webnode.jp
3 notes · View notes
t82475 · 9 months
Text
梢ちゃん、初めてのイリュージョン
1. 大阪から東京へ引っ越して、あっという間に1学期が過ぎた。 新しい学校で仲良しの友達もできたし、まあどんな環境にもすぐに適応するのがウチの強みやな。 弟の湊(みなと)は転校先の小学校に慣れなくてちょっと苦労している感じ。 それで母ちゃんが新聞の折り込みチラシで見つけた小学生向けの造形美術教室へ行ってみたらどうか、と提案してきた。 湊はウチと違(ちご)て繊細やもんね。 ゾーケイとかビジュツとか、そういうんは向いてると思う。
母ちゃんは教室へ電話を掛けて見学の予約をした。 土曜日午後のクラス。 「梢(こずえ)も一緒に来て」 「えぇー、ウチも?」 「湊は小2やし一人で行かされへんでしょ? いつもママが付き添えるとは限らへんし、そのときはあんたが連れてくの」 「あーん、貴重な週末やのに。母ちゃんのいけずー」 「そろそろ『お母さん』かせめて『ママ』って呼んでくれへん? いつも成○石井で母ちゃんって大声で叫ばれるの恥ずかしいんやけど」 「『おかん』って言われるよりええやろ? それに高級スーパーやゆうて恥ずかしがるんは田舎モンやで。だいたい成○石井くらいアベノ橋にもあったやんか」 「あ、そうか」 「分かったらよろしい、母ちゃん」 「そうやって親を煙に巻くの止めなさい」
2. そんな訳で3人で見学に来た造形美術教室。 三田さんというおばちゃんの先生が教えていた。 生徒は10人ほどで、それに保護者のパパとママが何人か来ている。 この日はカラーキャンドルを作っていた。 使い古しのろうそくとクレヨンを削って湯せんにかける。 何色か溶かして好きな順番で型に流し込めばカラフルなキャンドルが出来上がる。
「桧垣湊くんね? よかったら一緒に作らない?」 先生に誘われて湊は頷いた。 「あのっ、ウチもやらせてもらっていいですか!」 「こら梢!」 母ちゃんが止めようとしたけど、先生は笑って許してくれた。 「湊くんのお姉さんね? もちろんどうぞ」 「桧垣梢ですっ。中学2年です! ヨロシクお願いします!!」 だってキャンドル作り、すごい面白そうなんやもん。
「うわぁー、綺麗やん!」 どや、この色のチョイスはなかなかのもんやろ? 「水色を入れたいの? ええで、お姉ちゃんが一緒に削ったげる」 クレヨンを削るのを手伝ってあげた。この教室、こんな小っちゃい子にもナイフ使わせるんか。 「ボク! そこ指入れたらあかんっ。熱いでぇ~!」 湯せんの中に指を入れかけた男の子を止めた。ホットプレートの扱いも注意させんとあかんなぁ。
気が付けばウチは子供たちの輪の中にいてあれ���これや世話をしていた。 先生は後ろに立って笑っていた。
3. 「この娘が一番楽しんだようで申し訳ありません」 他の生徒さんたちが帰った後、母ちゃんが謝った。 ま、ウチを連れてきたらこうなるのを予想せんかった母ちゃんのミスやな。 「いいんですよ。よかったらこれからも毎週来てくれたら助かるな、梢ちゃん」 「ええんですか?」 「子供、好きでしょ?」 「ハイッ、好きです! ・・母ちゃん、ウチの分の月謝もお願い」 「あのねぇ」 「月謝なんて要らないわ。むしろお給料払わないといけないくらいよ」 「えぇ! お給料もらえるんですか!」 「な訳ないやろ」 母ちゃんがウチの頭を小突いた。
「ところで、」 母ちゃんは先生に向かって聞いた。 「三田、静子先生ですよね?」 「はい」 「覚えてませんか? 30年以上前ですけど京都の中学校で」 「京都? 確かに昔、京都で教師をしていましたが」 「私、美術部でお世話になった鈴木です」 鈴木っちゅうんは母ちゃんの旧姓やな。
「・・鈴木純生(すみお)さん? あの、捻挫して松葉杖の」 「はい!」 「きゃあ~っ」「きゃあ~っ」 母ちゃんと三田先生は両手を握り合った。 それからハグして、その場で跳ねながら一回転する。よお息が合うもんやと感心した。
「チラシでお名前見て、もしかしたら思ってたんです」 「懐かしいわ!」 「よかったら、あらためて昔のお話させてください」 「そうね、そうしましょう!」
・・後ろのドアが開く気配がした。 「先生、これも倉庫に置かせてもらっていいですか」 振り返ると背の高いお兄さんが立っていた。 その後ろには可愛いお姉さんもいる。 お兄さんは大きな丸いモンを抱えていた。 イケてない兄ちゃんやな。この、もさぁっとした感じ。 ウチの見立てやと30は超えとるな。もちろん彼女いない歴イコール年齢や。 それと比べてお姉さんはずっと若くてキュート。きっとピチピチの女子高生。
「ああ、まだ生徒さんがいましたね。出直します」 「いいのよ。もう済んでるから。・・それで何を置きたいの?」 「このボールです」お姉さんが答えた。 「くす玉なんだって」 「正確には人間くす玉です」 人間くす玉って、いきなり謎のワード。
「くす玉っ!?」 素っ頓狂な声を上げたのは母ちゃんだった。 「まさかそれ、S型の人間くす玉・・」 「よく分かりますね」 お兄さんが言った。 「あなた何者ですか?」
母ちゃんは両手で胸を押さえて深呼吸して、それから一人で叫んだ。 「きゃあああ~!!」 さっき三田先生とシンクロして叫んだときよりずっと大きな声だった。 皆が驚いて見守る中、母ちゃんだけが絶叫しながらぴょんぴょん飛び跳ねていた。 46歳の母ちゃんが急に若返ってハタチになったみたいに見えた。
4. 次の土曜日の教室。 ウチは一人で湊を連れて来た。 母ちゃんは前の晩からどこかへ出かけ、朝になって上機嫌で帰って来てグーグー寝ている。 ええ歳の主婦がそないな夜遊びしてええんか? 父ちゃんは笑ってたから許してるんやろうけど。
今日の造形美術教室の題材は千切り絵だった。 いろいろな色の和紙をハサミを使わずに裂き、糊で貼って綺麗な絵にする。 子供たちは一生懸命。ウチも一緒に絵を作る。 やっぱり楽しい。 ウチには造形美術の才能があるんやないか。
「みんなーっ、クッキーだよ! あたしの手作り!!」 れいらさんがお菓子を持ってきてくれた。 玻名城(はなしろ)れいらさんは先週出会ったあの高校生だった。 造形美術教室の卒業生で、ときどき子供たちに差し入れしてくれる優しいお姉さん。
「イッくんは二日酔いらしいです」 「男のくせに駄目ねぇ」 れいらさんが報告して三田先生が笑った。 イッくんとはあのお兄さんのことで、本名はえーっと、酒井功(さかいいさお)さんやったな。 れいらさんと同じく造形美術教室のOBで今もいろいろお手伝いしてくれているらしい。
「いったい何人で飲んだんですか? 先生」 「5人ね。イッくんと桧垣純生さんと私。それに桧垣さんの知り合いっていうモデル事務所の社長さんと、京都から来たイベント会社の社長さん。イッくん以外は全員女性よ」 「えっ、ウチの母ちゃんも一緒やったんですか?」 「そうよ。昔のお話が沢山できて楽しかったわ」 「社長するような人と母ちゃんが知り合いとか、知らなかったです」 「面白い人たちだったわ。皆さんお酒もぐいぐい飲むし、盛り上がっちゃった」 「先生もぐいぐい飲んだんでしょ?」 「おほほほ」 「イッくん可哀想。おばさんたちに飲まされて」 「んま、れいらちゃんったら失礼なこと言うわねー」 「ウチにも分かります。30過ぎのおじさんでも、おばちゃんたちから見たら若い男の子ですもんね。そら可愛がられますわ」 「梢ちゃんまだ中学生でしょ? 何でそんなことが分かるの?」 「えへへ、そうゆうんは得意なんです」 「でも30は可哀想よ。彼25歳だもの」 「うわぁ、ホンマですか~! ウチが言うたってチクらんといてくださいっ」 「あはは」「きゃはは」
5. 家に帰って、ウチは母ちゃんから若い頃の話を聞いた。 母ちゃんは京都の会社でイベントの司会やイリュージョンのアシスタントをしていた。 イリュージョンって、あのマジックのイリュージョンなのか。 二十歳のときの写真と言って見せてくれたのは、チャイナ服の母ちゃんが透明な箱の中に出現したところだった。 腰まで割れたスリットから生足出して、きらきら輝く笑顔で手を振っている母ちゃん。 今の母ちゃんと同じ人とは信じられないくらいに綺麗だった。
謎の『人間くす玉』についても教えてもらった。 人間くす玉は同じ会社のアトラクションで、中から女の子が飛び出すくす玉なんだって。 先週イッくんが抱えていたのは一番小さなサイズのくす玉。 「彼がクレクレしたから無料であげたって社長が言ってたわ。意味分からへんよね」 ウチにも意味が分かりません。
夜、れいらさんから LIME のメッセージが届いた。 『明日イッくん家に行くの。梢ちゃんも一緒にどう?』 『行きます!』 『イリュージョンを見せてくれるんだって』 またイリュージョン!? 後にして思えば、それはウチが新しい世界に足を踏み入れるお誘いだった。
6. イッくんのマンション。 「いらっしゃいませ!」 ドアを開けて迎えてくれたのは綺麗な女の人だった。 「あなたが梢ちゃん? 酒井多華乃(たかの)です。よろしくね」 「多華乃さんはイッくんの奥さんだよ。先月結婚したばかり!」 ほぇ~。ばりばりの新婚さんやないですか。 多華乃さんは七分丈スパッツの上にニットのサマーセーターを着ていた。セーターの襟ぐりが大きくて谷間がちらちら。 こんなセクシーな奥様がいるやなんて、この間は「彼女いない歴イコール年齢」とか思てゴメンナサイ!
リビングに案内してもらうとイッくんが待っていた。 ちゃんとお話しするのはこれが初めてだった。 「お招きありがとうごさいます! ・・あの、ウチも『イッくん』って呼ばせてもらってええですか?」 「いいけど?」 「実はどう呼ぶか寝ないで考えました。『イッくん』はちょっとナレナレしい、『イサオさん』はヨソヨソしい、そやかゆうて『イッさん』やと大阪のおっちゃんみたいで」 多華乃さんがぷっと笑う。 「なんでやっぱり、れいらさんと同じ『イッくん』で行かせてください!」 「梢ちゃんって面白いね」 よっしゃ、ウケてくれた! ウチは心の中でガッツポーズをする。
「イッくん、二日酔いは治った?」 れいらさんに聞かれてイッくんは頭をかいた。 「ああ、酷い目にあったけど、タカノがいてくれたから・・」 「熱いねーっ」 大喜びで冷やかすれいらさん。 いつものウチなら一緒に囃し立てるとこやけど、さすがに初対面で遠慮したのは我ながらエライと思う。
「・・んじゃ、さっそくやろうか」 「イリュージョン!?」 「うん、新作だよ。この場所に招かれたゲストだけが見れる限定イリュージョン。そして記念すべき最初のゲストが君たちだよ」 ぱちぱちぱち。れいらさんが拍手した。 今度はウチも一緒に思いきり手を叩いた。
7. 小さなテーブルを挟んで4人がソファに座った。 手前のソファにウチとれいらさん。 向かい側にイッくんと多華乃さん。 こちらから見て向かって左にイッくん、右に多華乃さんが座っている。
イッくんは多華乃さんの腰に左手を回すと、ぐいっと引き寄せた。 多華乃さんがイッくんに密着する。 ニットの襟がでろんと伸びて白い肩が出た。その肩にブラ紐はなかった。 あの、それはお客さんが男性のときに目を惑わすための演出ですか。 女でもドキっとするんですけど。
「これはサテンの袋。長さ2メートルあるのでうちの妻が全部入ります」 イッくんは多華乃さんを左手で抱いたまま、床の袋を右手で拾い上げた。 紫色でつるつるした光沢のある袋だった。 それを多華乃さんの頭から被せる。もぞもぞと右手だけで身体全体を覆ってゆく。 ・・そやから、わざわざ密着してそういう作業をするのは何でですか。 すごくエッチに見えるやないですか。
足先まで袋を被せた。 「足あげて」 多華乃さんの膝がぴょんと伸びて、目の前に袋の先が突き出された。 「れいらちゃん、袋の口をくくってくれる」 「これでいい?」 れいらさんはサテン袋の口を絞って結んだ。
「ありがとう」 相変わらずイッくんは袋に入った多華乃さんを左手で抱いたままだった。 つるつるしたサテンの袋を右手で撫でる。 多華乃さんのボディラインがはっきり分かった。 膝、腰、頭。 うわ、そこは多華乃さんの胸。 いくら奥さんやからゆうて、人前でそないに揉みしだいたらアカンでしょ。
「次はこのシュラフ(寝袋)。梢ちゃん、シュラフって知ってる?」 「ええっとキャンプとかで使うモンですよね」 「そう、携帯用の寝具だね。綿が入ってて暖かいんだ。・・これを被せるから手伝ってくれるかい?」 イッくんに指示されてシュラフを今度は多華乃さんの足の方から被せた。 腰の下を通すとき、イッくんは左手に抱いた多華乃さんを持ち上げて通し易くしてくれた。 頭まで被せ終えると、脇のファスナーを上まで閉めた。
「こっちは縄で縛るよ。・・ん? どこかな」 右手で足元をまさぐった。 「れいらちゃん、そっちに紙袋が置いてない?」 「ええっと・・、あった!」 ウチとれいらさんが座るソファの後ろに紙袋があった。 「そこに縄が入ってるから、それでここを縛って。できるだけきつく」 れいらさんはイッくんのソファの後ろに回り、言われた通りにシュラフの口に縄を巻いて縛った。
「二人ともご苦労様でした。後は座って見てね」 ソファに座ったイッくん。 ウチとれいらさんはその反対側に座っている。 イッくんの左手はシュラフ(の中の多華乃さんの腰)を抱いたまま。
「いま、タカノは二重の袋の中。暖かい、というより暑いだろうね。呼吸するのも辛いかもしれない」 右手でシュラフを押さえた。多華乃さんのちょうど顔にあたる部分。 「この中で美女が苦しい思いをしていると考えたら、・・ちょっと興奮するよね」 「イッくん! そういうフェチな妄想してる場合じゃないでしょ! 梢ちゃんも見てるのに」 「え、ウチ? 何のことですか?」 分からないふりをしたけど、二人の会話は何となく理解できた。 じっと我慢してる多華乃さん。たぶん本当に苦しい。 そんな多華乃さんを抱きながら「興奮する」と言ったイッくん。ドSやんか。
「ごめんごめん。イリュージョンに戻ろう」 イッくんは右手でシュラフの口を縛る縄を掴んだ。 「いくよ。・・それ!!」 手前に引いた。 シュラフは腰の位置で二つに折れ曲がった。 「もう一回!」 すぐにシュラフの足先を掴んで持ち上げた。 二つ折りのシュラフが四つ折りになった。
「え」「え」 ウチとれいらさんは揃って声を上げた。 「二人で上から押さえてくれるかい」 言われた通りシュラフを押さえると、空気がしゅうっと抜ける音がした。 シュラフは四つ折りのまま潰れて平らになってしまった。
「えーっ、どうして!?」 「多華乃さんは!?」 二人で騒いでいると多華乃さんの声がした。 「お疲れ様、お茶にしましょ♥」 リビングに隣り合ったキッチンに多華乃さんがいた。 紅茶とケーキを乗せたトレイを持って笑っている。 少しだけ乱れた髪。少しだけ紅潮した頬。 とても色っぽかった。
8. 「いったいどうなってるの!?」 「それは内緒。今のところお客さんが来た時に見せられるのはこのイリュージョンだけだからね」 イッくんはタネを教えてくれなかった。 「あんなにたくさんあったイリュージョンの機材はどうしたの?」 「ほとんど人にあげるか倉庫に入れちゃったんだ。これからまた新しいのを作るよ」 「新居に汚��ものを置くなって、三田先生に言われたみたい。私は気にしないんだけどね」 多華乃さんが補足してくれた。 「まあ彼のアパートにいろいろ怪しいモノがあったのは確かね」 「怪しいモノはないだろ、タカノ」「うふふ」 「イッくんはね、何でも自分で作っちゃうんだよ。イリュージョンの道具から吊り床まで」 「スゴイですね! 吊り床って何ですか?」 「あ、ゴホンごほんっ」「・・ちょっと早いかな? 梢ちゃんには」 「???」
いろいろ話をしてイッくんと多華乃さんのことを教えてもらった。 二人は同じ大学で知り合って、一緒にイリュージョン同好会を設立した。勤めるようになってからも仲間と活動を続けている。 マジックの競技会にオリジナルのイリュージョンを出して賞を獲ったこともある。 たまに造形美術教室の子供たちにもイリュージョンを見せてくれているんだって。
「最近はれいらちゃんも参加してくれてるんだ。梢ちゃんはイリュージョンをしてみたいって思わない?」 「やりたいです。ウチもあんなすごいイリュージョンができるようになりますか?」 「できるわよ。私も最初は何も知らなくて始めたんだもの」 「ならウチの親が許してくれたら。あ、日曜日しかダメですけど、いいですか?」 「ぜんぜん大丈夫」
「梢ちゃんを誘おうと思ったのは訳があるの」 れいらさんが説明してくれた。 「三田先生、10月に還暦を迎えるのよ」 「カンレキって?」 「60歳のことだよ」 「先生そんなお歳やったんですか」 「だからお誕生会を企画してるの。そこでイリュージョンも見せようって」 「ははぁ」 「いつもだったらイッくんが多華乃さんとやるんだけど、たまにはサプライズもいいでしょ?」 イッくんと多華乃さん、れいらさん。3人がウチを見て笑っている。 まさか。 「れいらちゃんがものすごく推すんだ。新しく来た梢ちゃんっていう中学生がとてもいい子だって」 「あのウチそんないい子では」 「僕も梢ちゃんと会って思ったよ。是非、誕生会のイリュージョンをやって欲しい。・・タカノはどう?」 「大賛成よ。私も梢ちゃんのことが大好きになっちゃった」 「決まりね。マジシャンはあたし、アシスタントは梢ちゃんだよ!」 れいらさんが宣言した。 どうやらウチはいつの間にかイリュージョンに出ることが決まっていたらしい。 母ちゃん、ウチ、母ちゃんと同じイリュージョンのアシスタントするんやで。怒らんといてな。
「実はこんなのを設計しているんだ」 イッくんはノートに描いた図面を見せてくれた。 スーツケース?の中に膝を曲げて入った女の人のシルエットが描かれていた。 「タカノ用に描いたんだけど、梢ちゃんなら問題ないはずだよ」 「もしかしてウチがこれに入るんですか?」 「そうだよ。それで外から剣を刺すんだ」 「えええ~っ!!」
9. 還暦祝いなんて勘弁してちょうだい。 はじめのうち三田先生はお誕生会を嫌がった。 それでも造形美術教室の卒業生がたくさん来る、保護者の皆さんもお金を出し合って準備してくれると聞いて抵抗を断念した。 「ありがとう! ・・でも赤いちゃんちゃんこなんて着せようとしたら、その場で逃亡するわよ」
母ちゃんはウチがイリュージョンするのを嫌がるどころか大喜びしてくれた。 「三田先生のお誕生日にイリュージョン? 素敵やないの!! それであんた衣装はどうするの?」 「んー、まだ何も決まってへん、と思う」 「マジシャン役はあの高校生の女の子ね? よーし、母ちゃんがまとめて面倒みたげる!!」 母ちゃんはイッくんの携帯の連絡先を聞いていたらしい。 勝手に電話して衣装製作の了解を取り、るんるん楽しそうに準備を始めたのだった。
10. 「スーツケースが手に入ったんだ。サイズをチェックしたいから来てくれる」 次の週、連絡があってウチは一人でマンションへ来た。 イッくんと多華乃さんが迎えてくれた。
さっそくスーツケースを見せてもらう。 「メ○カリで買った中古品なんだ。これをイリュージョンに使う予定」 それは思ったより小さかった。 立てて置いたら腰くらいの高さしかない。 「入ってくれるかい。梢ちゃん」 「あ、はい」 いきなりですか。 ええですよ。そのつもりでスカートやのうてショートパンツ穿いてきましたし。
イッくんが広げたトランクの中にお尻をついた。 「両手は後ろに回してくれるかい」 「後ろですか?」 「そう。手錠掛けるつもりだから」 「てじょう?」 「うん、後ろ手錠。動けないように」 !!
「イサオ! イリュージョン初体験の女の子にそんなストレートな言い方はダメっ」 多華乃さんが叱ってくれた。 「梢ちゃんフリーズしてるじゃない。・・心配しないで、梢ちゃん。マジック用の手錠だから自分で外せるわ」 「身の危険を感じました。ウチは生還できるんでしょうか?」 「んー、大丈夫だと思うよ。しらんけど」 イッくんがのんびり答えた。 ウチの関西人アンテナが反応する。 「あ、今『しらんけど』言いました? ウチも使うチャンス伺ってたんですけど」 「一度言ってみたかったんだよ『しらんけど』。今の使い方でいい?」 「グッドです。イッくん大阪でやっていけますよ」 「ナニアホナコトイッテンネン」 今度は多華乃さんが言った。 「多華乃さん、それは東京のヒトがやると割とスベるんで止めた方がええです。あとイッテンネンやのうてユーテンネンです」 「難しいのねぇ」「ドンマイです」 「ねえ、そろそろ続きをやらない?」 「イッくん人のギャグには冷淡ですねー」 「うふふ。冷たいのも彼の魅力よ」 はいはい、ごちそう様です。
トランクの中で横になった。 身体を丸くして両手を後ろに回す。 「もっと顎を引いて頭を下げてくれる」 「はい」 「あぐらを組む感じで。もうちょっとお尻下げて。・・OK、そのポジションをよく覚えておいてね」 「了解っす」 外にはみ出した髪を多華乃さんが直してくれた。 「大丈夫だね。では蓋するよ」 カチャ。 トランクの蓋が閉じて真っ暗になった。 頭の後ろが押し付けられて痛かった。 ぎゅっと折りたたんだ膝と脛、足の甲も前に当たってキツイ。 狭いやん! 「起こすよ」 ぐらり。 お尻に体重が乗った。 すっと身体が沈んで後頭部に余裕ができた。 足は全然動かせないけれど、少しだけほっとした。
「肩を捩じって、片手ずつ前に出してみて」 ごそごそ。 あ、出せた。 「右手で左の壁、左手で右の壁。触れるでしょ?」 はい、触れます。 「あとはまた両手を背中に戻す」 ごそごそ。 戻せました! 「ここまでできたら問題ないよ。ちゃんと生還できるから安心して」 はい! 「何度も練習して慣れてね。出してって言ってくれたらすぐに開けるから」 分かりました!
11. 「・・梢ちゃーん、大丈夫?」 声が聞こえた。 この声は、れいらさん!? 「はーい、大丈夫ですぅ。れいらさんですかぁ?」 「そうだよー。もう15分くらい経ったっていうから開けるよー」 え? 15分も?
ぐらり。 ウチを閉じ込めていた空間が横向きになった。 カチャカチャ音がして蓋が開く。 イッくんと多華乃さん、それにれいらさんがウチを見下ろしていた。 あ、えーっと。 「じゃーんっ、たった今、囚われの美少女が救出されました!」 あかん、誰も笑てくれへん。 仕方ないので、自分で「えへへ」とごまかして起き上がった。
「大丈夫みたいだね。静かなままだから、ちょっと心配になって」 イッくんが言った。 「ぜんぜん大丈夫です。・・何か馴染んでしもて、ぼおっとしてただけです」 多華乃さんとれいらさんが安心したように微笑んだ。
本当は、女の子を閉じ込めるってこういうことなんかと考えてた。 ちょっとえっちな妄想もしてドキドキした。 でんもそんなん恥ずかしくて言われへんやんか。ウチ純真な中学生やのに。
「そういえばれいらさん、いつの間に来てたんですか?」 「遅れてごめんね。梢ちゃんのお母さんに衣装の採寸してもらってたんだ」 「れいらさんちに行ってたんですか、ウチの母ちゃん」 それで朝からウキウキ出かけて行ったのか。 「面白いお母さんねぇ。あの人から梢ちゃんが生まれたのなら納得だわ」 「変な納得のしかた、せんといてください」 「そうだ梢ちゃんのお母さん、イリュージョンやってたって教えてくれたよ」 「え、そうなの!?」 多華乃さんが驚いた。 「らしいです。ウチも詳しくは知らんのですけど」 「むかし京都にいた頃、かなり本格的なイリュージョンをやってたらしいよ」 「なんでイサオが知ってるのよ」 「前に飲まされたときに聞いたんだ。・・あ、別にわざと教えなかったんじゃなくて、僕は余計なことは喋らないだけだよ」 「む」 多華乃さんはイッくんの首を肘で絞めて押さえ込むと、その耳の後ろをゲンコツでぐりぐりした。 「あれはスリーパーホールド。多華乃さんの得意技だよ」 れいらさんが教えてくれた。
その後イッくんがスーツケースイリュージョンの仕掛けを説明して、皆で進め方を相談した。 途中でれいらさんが「あたしもスーツケースに入りたい」と言い出して入ることになった。 「何時間でも閉じ込めていいよ」なんて言うもんやから「なら駅のコインロッカーにでも預けましょか」って返したら「うわーいっ!」と喜ばれてしまった。 多華乃さんまで「あらそれ素敵」なんて言う始末。 「手錠は?」「いいですねー」 「DID♥」「ですっ!」 もうやっとれんわ。 でも、これだけあけすけに話せるんは羨ましいな。 ウチもさっきスーツケースの中で興奮しましたって素直に告白したらよかったかな。
12. お誕生会前日の造形美術教室。 子供たちがみんなで飾り付けをしていた。
ウチは湊と一緒にケーキを作っている。 ケーキと言っても食べられない飾りのケーキだった。 ダンボールの大きな筒に模造紙を貼って、その上から色紙で作ったクリームやフルーツをつける。 「姉ちゃんっ。そこはローソクやんか」 「あ、ゴメン」 「ここのチョコプレートはボクがやる」 「ならまかせるで」 「うん」 造形美術教室に来るようになって湊はずいぶん積極的になったと思う。
立ち上がって周囲を見渡す。 手伝って欲しそうな子は・・おらへんな。 それなら部屋の隅に座り込んでちょっとひと息。 明日はいよいよイリュージョンの本番か。 昨夜見た夢を思い出した。
スーツケースに入っている夢だった。 何故か学校の制服を着ていて、後ろ手に手錠を掛けられていた。 この頃、何度も同じような夢を見る。 ウチはいつもスーツケースに閉じ込められていた。 ・・またか。 夢の中で考える。 ・・それやったら、楽しまな損。
イリュージョンと言われてスーツケースに入ったウチ。 そのままどこかへ運ばれる。 街の雑踏が聞こえる中をごろごろ転がって、静かな場所に置かれた。 コインロッカー!? スーツケースごと、コインロッカーに収納されたんか。 あの、このスーツケース、女の子が入ってるんですけど。
囚われのヒロイン。DID。 ずっと前からDIDの意味は知っていた。ウチはおませな少女なんや。 おませなウチは絶対絶命のピンチにも憧れる。 もう逃げられへん。どこかに売られてしまう。 そうや、可愛い女の子は拉致られて売られる運命にある。 諦めるってキモチ、ちょっとええと思う。
小さく折り畳んだ身体が動かせない。 もどかしい。もどかしくてウズウズする。 そやけど、このもどかしさに耐えるのが乙女の務めや。 身体じゅうが熱くなる。
「・・梢ちゃん!」 誰かに呼ばれて我に返った。 ウチの顔を覗き込んでいるのは、れいらさんだった。 「梢ちゃんがヒマそうにしてるのは珍しいね」 「ちょっと休憩中です。れいらさんはどうしはったんですか?」 「さっきね、衣装を試着してきたの」 「お~っ、どんなでしたか」 「セクシー! 自分でもびっくりしちゃった」 「母ちゃん、ウチの衣装よりもヤル気出してましたもん」 「恥ずかしいけど、あんな恰好めったにできないから頑張って着るよ。梢ちゃんの衣装は?」 「それは明日のお楽しみです。・・ええっと、あの、つかぬ事を伺いますが」 「はい?」
思い切って聞くことにした。
「れいらさん、こないだスーツケースに入ったでしょ? イッくんのところで」 「入ったねー」 「失礼なこと聞くって怒らんといてくださいね」 「うん、怒らない」 「れいらさんと多華乃さん、やっぱりマゾの人ですか?」 「へ!?」 「あのときのお二人、ドMトークで盛り上がってたやないですか。コインロッカーに預けてほしいとか手錠掛けられたいとか」 「そ、そんなこと口ばしったっけ」 れいらさんが顔を赤らめるのを見たのは初めてやないかな。 「『ICレコーダー梢ちゃん』の異名を持つウチですから間違いありません。あのトーク、なんぼかはノリで言わはった思うんですけど、羨ましかったです。あんな風に性癖を発散する���の人を見たのは初めてでしたから」 「中2のくせに性癖なんて言葉使うのね」 「ウチはおませな少女なんです」 「あははは」 豪快に笑われた。 「いいよ、教えてあげる。マジレスすると多華乃さんはドMだよ。自分でも公言してるわ。旦那様のイッくんはS」 「分かります分かります」 「あたしはMとS両方あるな。お相手によってどちらでも。・・あ、お相手って男性に限らないからね」 れいらさんはそう言ってウインクした。 「梢ちゃんはMだよね」 「あ、ウチはまだ・・」 「スーツケースに詰められて感じてるじゃない。もうみんな気付いてるわよ」 ぶわ。 冗談やなしに顔に火が点いた。
しばらくけらけら笑ってから、れいらさんは言った。 「それでいいんだよ! SとかMとか恥ずかしいことじゃないんだし」 「それやったらお願いがあるんですけど」 「何だって聞いたげるよ」 「これからはウチも多華乃さんとれいらさんのドMトークに参加していいですか? ウチもエロいこと言いたいです」 「そんなこと!? あはは、大歓迎!!」 「ありがとうございます。何かすっきりしました~」 「梢ちゃんて本当に面白くっていい子ねぇ。ますます好きになっちゃった。あたしが三田先生なら絶対にぶちゅ~ってしてるところね」 「ぶちゅう~!?」
13. 三田先生のお誕生会が始まった。 造形美術教室の生徒さん、保護者のパパとママたち、卒業生が何十人も集まっている。 イッくんと多華乃さん、それにウチの母ちゃんもちゃんと揃っていた。
司会のれいらさんが開会を宣言した。 続いてイッくんが卒業生代表として挨拶。・・その直後。 ぱーん! 正面にあったケーキからクラッカーが弾けて紙吹雪が舞った。 「三田先生っ。はっぴぃばーすでーぃ!!」 ケーキが上下に割れて、中から立ち上がったのはウチやった。 母ちゃんの作ってくれた白い衣装を着ていて、手には花束。 ケーキから出て花束を三田先生に渡した。、 子供たちは大喜び。他の人たちからも大きな拍手。
ウチが飛び出したのはケーキの形をしたびっくり箱。 その正体は前日に湊が作ったダンボール製のケーキだった。 これをイッくんがたった一晩で改造してくれた。 クラッカーを取り付けて紙吹雪が飛ぶようにした。 上下に分離できるようにして内部を補強し、小柄な女の子なら収まる空間を用意してくれた。 ホンマ、イッくんって何でもできるスーパーマン。
「ご苦労様!」 花束を渡して戻って来たウチをれいらさんが労ってくれた。 「ケーキの中でドキドキした?」 「はいっ。次にパーティするときは一緒にびっくり箱しましょ!」 「いいわね!」 ウチは皆が集まる前からケーキの中にずっと隠れていたのだった。
お誕生会はそれから子供たちが歌ったり踊ったり、造形美術教室の昔のビデオを上映したりして進行した。 そしてメインイベント。ウチとれいらさんのイリュージョンの時間になった。
14. れいらさんが衣装を着替えて出てきた。 「うわあ」「れいらちゃーん!!」 「すごーい!」「キレイ!!」 大人も子供もみんなびっくりしてるなぁ。 「みんなー! お姉ちゃんこれから頑張ってマジックするよー。立ち上がったりしないで見てねー」 「はーい!!」
れいらさんは真っ赤なボディスーツとその上に短い黒ジャケットを着ていた。 ボディスーツはハイレグで胸のカットも深い。 バニーガールみたいにも見えるし、白いブーツを履いているからレースクイーンのようにも見える。 エロくて恰好いい。 母ちゃんが「萌える~!!」と雄叫びを上げながら作ったコスチュームだけのことはある。執念がこもってるわ。 何人かのパパが見とれてしまってママから叱られているのもお約束。 さすがにこれを女子高生に着せて小学生の前に立たせるんはええのかと心配やけど、三田先生が手を叩いて喜んでるから構へんのやろうね。
Tumblr media
れいらさんが手招きした。さあ出番や。 「マジックをお手伝いしてくれる梢お姉さんです!」 「よろしくーっ」 ウチはスーツケースを引いて出て行く。 あの中古のスーツケースはイッくんが改造して外観が変わっていた。 正面と裏側に細長い穴が6つ。 これはサーベル(剣)を刺すための穴。 ギミックの都合でキャリーハンドルは上げたまま固定。
ウチはお客さんの方に背中を向けると両手を後ろで組んだ。 その手首にれいらさんが手錠を掛けた。 左右に引っ張って手錠が外れないことを示す。 それが済むと、れいらさんはスーツケースを倒して蓋を開いた。 スーツケースの中は仕切り類が全部外されていた。 代わりに蓋の裏に剣刺しのギミックがついて、少しだけ狭くなったけどウチが入るのには問題ない。
うちは靴を脱がせてもらって裸足になり、スーツケースの中に横になった。 膝を引き寄せて身体を丸くする。 簡単な所作やけど、一発で決まるように何回も練習したんやで。
Tumblr media
れいらさんはスーツケースの蓋を閉じようとする。と、中身が大きすぎるのかなかなか閉まらない。 蓋にお尻を乗せて座って閉めた。パチンとロックを掛ける。 キャリーハンドルを両手で握り、重そうにスーツケースを立てた。
れいらさんが次に手に取ったのはサーベルだった。 これもイッくんの手作りで、長さ1メートルほど。 銀色のブレード(刃)と手元が束(つか)になっている。 れいらさんはブレードを指で撫でて痛そうな顔をした。 「怖い人は目をつぶってねー」 スーツケースの後ろに立ち、一番上の穴にサーベルの先端をあてがった。 何人かの子供が自分の手を目の前にかざした。
15. カチャリと音がしてスーツケースが閉ざされた。 ウチはもう外へ出られない。 ぐらり。 スーツケースが立てられて世界が90度回転した。 いよいよここから本番。 ウチはスーツケースの中で深呼吸する。 こんな姿勢やから本当の深呼吸は無理やけど、大切なんは気持ちやからね。
スーツケースの中で身体を捩じった。 背中で手錠を掛けられていた両手を前に回した。 そんなことができるのは、左右の手錠が分離できるからだった。 手錠の鎖は紐で繋がっているだけで、その紐はリールで伸びるようになっている。
前に出した右手で左の壁をまさぐり、そこに6個並ぶレバーを探し当てた。 蓋の裏にはサーベルの一部、ブレードの先端だけが隠されている。 レバーを動かすとスーツケースの蓋の穴からその先端が突き出る仕組みになっている。 一方、れいらさんが持つサーベルは、スーツケースの穴に押し込むとブレードが縮んで束の中に収まる仕掛けになっているのだった。
「・・スチール製のメジャーがあるだろう? あれと同じ構造だよ。ブレードは硬いように見えて実は巻き取られてるんだ」 「?」「?」「?」 ウチもれいらさんも、一緒に聞いていた多華乃さんも、イッくんの説明はさっぱり理解できなかったと思う。 理屈は分からんでも、効果は分かった。 後ろからサーベルを押し込むのに合わせてレバーを操作したら、お客さんにはサーベルがスーツケースを貫通したように見える。 大切なのは二つ。 二人のタイミングを合わせること、それから6個ある穴の順序を間違わんようにすること。 それさえ守ればバッチリのはずや。
れいらさんが最初の穴に1本目のサーベルを押し当てた。 コツン。 スーツケースの中に音が響く。 ウチは1秒待ってレバーを下げた。 これでサーベルの先端がにょっきり顔を出したはず。
2本目、3本目。 ウチは順番にレバーを操作した。 後で聞いたら子供たちとパパママたちはビックリしていたらしい。 ウチが本当に刺されたって思った子が多かったんやて! うわぁっ嬉しいぃ、って叫んでしもたよ。 4本目、5本目、6本目。 全部のサーベルがスーツケースを突き通った。 れいらさんはそのスーツケースをくるりと回してお客さんに全体を見せた。
Tumblr media
今度は後半。サーベルを抜く演技になる。 レバーを逆の向きに動かせばブレードの先端が引っ込み、同時にれいらさんがサーベルを引き抜いたらええんやけど、実はこれはけっこう、ちゅうか、かなり難しい。 前半でサーベルを刺すときは、れいらさんがサーベルを押し当てる音を合図に、少し遅れてレバーを動かせばよかった。 「・・でも、抜くときに少し遅れるのは困るんだ。ちょっと考えたら判ると思うけど」 「?」「?」「?」 またしても女性3人はイッくんの説明を理解できなかった。 「後ろで引き抜いてるのに、前に出ている先端がそのまま残っているのは不自然だよ。あれ?って思われてしまう」 「そうか」 れいらさんが気付いた。 「前も後ろも同時じゃないといけないんですね」
イッくん細かい。でもその通りやな。 ウチとれいらさん、スーツケースの中と外でタイミングを完全に合わせないといけない。 何か合図が要る。でもどうやって? イッくんのアイデアは単純やった。 「それならお客さんに合図してもらおう 」
16. 子供たちに向かってれいらさんが呼びかけた。 「みんなー、梢お姉さんが穴だらけになっちゃいました! 助けてあげたいですか?」 「助けてあげたーい!」 「じゃあ、この剣を抜きまーす! 何本抜かなきゃいけないかしら?」 「ろっぽん!!」 「1本ずつ抜くから一緒に数えてくれるー?」 「はーいっ」「数えるー!」 「数え間違ったり、声が揃っていなかったりしたら、梢お姉さんは死んじゃうかもしれないよ?」 「だめー!」「やだあっ!!」 「じゃあ練習しよう! いい? せーのっ、いーち、にぃーい・・。ああぁっ、ダメダメ揃ってないっ。もう一回!」 全員が揃って1から6まで数えられるまで練習させた。 「いくよ? せーの!」 「いーっち!」 れいらさんがサーベルを引き抜くと同時にブレードの先端が引っ込んだ。 「にぃーい!」 子供たちの声が響く。リズムもペースも綺麗に揃っていた。 「さーん!」 どんどんサーベルが抜けて行く。 「しいー!」 あと2本! 「ごぉー!」 これで最後!! 「ろぉーっく!!」
「はーい! 全部抜けたねー! 梢お姉さんは無事かなー?」 スーツケースを横に倒して、ロックを解いた。 カチャリ。 横になっていたウチが身を起こした。 「うわー!!」「あれー!?」 白い衣装がピンクに変わっていた。 立ち上がって一回転して見せた。 どうかな? 母ちゃんの作ってくれた早変わり衣装。 可愛いでしょ?
Tumblr media
れいらさんに手錠を外してもらう。 小声で言われた。 「知らなかったよ。びっくり!」 「えへへ。黙っててスミマセン」 二人並んでお辞儀をした。
三田先生が駆け寄って来た。 「すごいすごいすごい!! どきどきしちゃった! ありがとう!!」 イッくんも来て握手してくれた。 「やられたよ。衣装チェンジとはね」
もう一度拍手を浴びながら皆でお辞儀した。 お客さんの中に母ちゃんと湊が座っているのが見えた。 湊は黙ってサムズアップしてくれた。 あんた、どこでそんなゼスチャー覚えたの。格好ええやんか。 ウチも笑って親指を立てて返す。 すると母ちゃんまで指を立ててウインクした。 母ちゃんっ、指が違う. 立てるのは中指やのうて親指やちゅうねん。
17. それから二週間経った夜。 ウチと母ちゃん、れいらさん、イッくんと多華乃さん夫妻、そして三田先生がレストランの個室にいた。 三田先生がお誕生会のお礼にと招待してくれたのだった。
「ウチ、フレンチなんて初めて」「あたしもです!」 「お箸で食べるフレンチ、いいですねー」 「友人のお店なの。形式張らずに楽しんでちょうだい」 ワインとノンアルコールのスパークリングで乾杯。 「あら、あなたたちもノンアル?」 先生がイッくんと多華乃さんに聞いた。 「僕らは後でいただきます。今は、ちょっと」 「彼、リベンジする気なんです」 多華乃さんが言った。 「タカノ、いきなり言う?」 「いいじゃない。頑張るのは私だよ?」 「あ、ぴぴっと来たっ。イリュージョンするんでしょ!」 れいらさんが言った。 イリュージョン!?
「この人、梢ちゃんの衣装チェンジに全部持ってかれたこと未だに根に持ってのよ。子供みたいでしょ? うふふ」 「そんなことはないよ。僕は」 「うん、イッくんってそうだよね」「分かるわ」「イッくん、ホンマですか?」 「ぼ、僕は・・」 「あまりイサオを苛めないであげて。その分、私が彼に苛められるんだから♥」 謎めいた微笑の多華乃さん。 他のみんなは笑っている。母ちゃんまでウンウンって頷いて。 まさかこの二人、ムチとローソクでSMプレイしてたりする?
18. 「ええっと、やろうか」「はい!」 イッくんと多華乃さんは席から立ちあがった。 一度出て行って戻って来た。 持ってきたのはあのスーツケースと紙袋。それからサーベル、ではなくて金属の細い棒。 「先日とは趣向を変えたスーツケースイリュージョンをやります。・・これは」 イッくんはそう言って金属棒を持って水平に構えた 「ステンレスの丸棒です。直径5ミリ、スーツケースの穴をぎりぎり通る太さです。先端を円錐形に削り出しました」
イッくんはスーツケースを床に倒して蓋を開いた。 れいらさんが黙ってウチの肩を叩いた。それから開いた蓋の裏を指差す。 !! あの剣刺しのギミックがない。 蓋の裏に張り付けられていた黒いパネルのような仕掛けがなくなっていた。 6個の穴がはっきり見えた。
多華乃さんがさっとシャツを脱いだ。 ブルーのスパッツ。その上は黒いブラだけ。格好いい!! スーツケースの中に入って膝をついた。 そのまま身体を逆海老に反らしてスーツケースに収まる。むちゃくちゃ柔らかいやないですか。 イッくんが多華乃さんの肌を撫でる。ああ、また。 「あら♥」「まぁ♥」 嬉しそうな声を上げたのはウチでもれいらさんでもなく、三田先生と母ちゃんだった。
Tumblr media
イッくんはにやりと笑うと蓋をぱたんと閉じた。 すかさずスーツケースを立てて起こす。 紙袋から縄束を出してスーツケースに巻きつけ、荷物みたいにきりきり縛った。
れいらさんがウチの耳元でささやいた。 「多華乃さん、頭下向き」 ホンマや! あのポーズで逆立ち?
イッくんはスーツケースの後ろでステンレス棒を水平に構えた。 「前後��穴を一発で通すのが難しいんだ。・・練習の成果をご覧あれ」 息を整える。 いきなり穴に突き刺した。合図も何もしなかった。 反対側の穴から棒の先端が飛び出す。 すぐに引き抜き、別の穴に突き刺した。 抜いては刺してを何度も繰り返した。 むちゃくちゃ速かった。
今度はステンレス棒を6本、スーツケースの横に並べた。 まず1本を突き刺した。 すぐに次の1本を持って突き刺した。 立て続けに全部の棒を刺してしまった。
「・・おっと失礼」 テーブルにあった紙ナプキンで、一番下の棒の先端を拭いた。 ナプキンが血に染まったみたいに赤くなった。 ひょえー。 ウチらのイリュージョンより迫力ありまくり! 多華乃さんがどうなっているのか想像できなかった。 ぎちぎちに縄で縛ったスーツケースの中で、無理なポーズで逆立ちで。
「では助けてあげましょう。彼女が無事でいるかどうか心配です」 ステンレス棒を全部引き抜き、スーツケースの縄を解いた。 床に寝かせて蓋を開ける。 入ったときと同じポーズの多華乃さんが現れた。 ぐったりしているみたいやった。 イッくんが多華乃さんの背中に手を当てて起こした。
血!! 多華乃さんの胸と脇腹から真っ赤な血が流れていた。 ええ!! まさか、大怪我!? れいらさんも驚いて固まっている。 「・・ええっと、残念ながらイリュージョンは失敗したようです。妻は天国へ旅立ちました」
ガタ! 立ち上がったのは母ちゃんやった。 自分のナプキンを掴むと、二人に近づいて多華乃さんのお腹をごしごし擦った。 「ひ、・・きゃはははっ」 多華乃さんが��を捩って笑いだした。 「あーん、ごめんなさい!!」
「あんたら、やりすぎ! これ、ケチャップでしょ?」 母ちゃんが言う。母ちゃんの目も笑っていた。 「恐れ入りました」 イッくんが謝った。 「最後まで騙せると思ってたんですけど、さすがですね」 「昔よく使ったわ。匂いで分かるからお客さんと近いときは注意が必要なの」 「勉強になります」
19. 食事が済んで、三田先生がイッくんに聞いた。 「さっき、もし桧垣さんに見抜かれなかったらどうするつもりだったの?」 「そのときは蘇生措置をして生き返らせる予定でした」 「ウソ。スーツケースに入れて持って帰るって言ってたじゃない、イサオ」 「そっちの方がよかったかな?」 「そうね。私はまる1日詰められてもイサオのためなら耐えるわよ♥」 「多華乃ちゃん」「はい?」 三田先生がいきなり多華乃さんの頬を両手で挟んでディープキスをした。 「ん! んんん~っ!!」 「素敵よ、その心がけ。でも新婚だからってサービスしすぎると、彼、図に乗るわよ」 「はぁ、はぁ、・・はい」
「次は、」 三田先生が顔を向けたのは・・、ウチやった! 「一番頑張ってくれた梢ちゃん♥」 「は、はい」 ウチは顔を近づけてくる先生から逃げられなかった。 「本当に、一番お礼を言いたかったのはあなたなの」 「うわ♥」れいらさんの歓声が聞こえた。 「これからも、お願いね」 ちゅう。 マウスツーマウスでキスをされた。 女の人相手で快感やったというと変態みたいやけど、本当に気持ちよくてうっとりしてしまった。 ウチは皆が見ている前で60歳のおばちゃんにファーストキスを奪われたのだった。
・・それからウチは長いことイリュージョンの活動をすることになった。 イッくん夫妻とれいらさんにはまだ秘密があったけど、それを知るのはずっと先のことだった。
────────────────────
~登場人物紹介~ 桧垣梢(こずえ):14歳、中学2年生。一人称は『ウチ』。 桧垣湊(みなと):8歳、小学2年生。梢の弟。造形美術教室の生徒になる。 桧垣純生(すみお):46歳。梢と湊の母ちゃん。旧姓鈴木。 三田静子:60歳。小学生向け造形美術教室の指導者。嬉しいと誰が相手でもキスする癖がある。 玻名城(はなしろ)れいら:17歳、高校2年生。造形美術教室の卒業生で教室を手伝っている。 酒井功:25歳。造形美術教室の卒業生。趣味でイリュージョンをやっている。通称イッくん。 酒井多華乃(たかの):25歳。功の新妻。身体が柔らかい。
4年前に書いた 多華乃の彼氏 と 多華乃の彼氏2 での仕込みをようやく回収しました。 仕込みとは、造形美術教室の先生の名前を三田静子にしたこと、そしてイッくんが京都に行って人間くす玉をクレクレしたことです。 大抵の場合、回収方法はまったく考えずに執筆時のノリだけで仕込むので、そのまま放置で終わることも多いです。 今回はAIで作成したイリュージョン絵(=スーツケースに女の子が入って笑っている絵)が中学生のように見えたことから、この女の子を純生さんの娘にして仕込みを回収することにしました。 純生さんと三田先生のエピソード(純生さん中学3年生のとき)は『三田静子』をサイト検索すれば出てくるはずなので興味のある方はお読みになってください。
今回のイリュージョンは3つ。 イッくんのマンションでやった袋詰めからの脱出は、現実に演じることが可能と想定しています。 ただし、あの部屋(正確にはソファと隣接してキッチンがある)かつ観客が少人数でないとできないので、舞台で演じるには向きません。 袋の上から多華乃さんのボディを撫でまわすのは夫婦のイリュージョンだからできることですね。
梢ちゃんのスーツケースイリュージョンは、前記の通りスーツケースに入った女の子をAIに描かせたので、それなら剣を刺してしまえと考えたものです。 ダンボールの剣刺しはよく見かけるイリュージョンですが、スーツケースは珍しいかもしれません。 サーベル回避のギミックは、これならできそう?というものをイッくんに考えてもらいました。 刺すときと抜くときのタイミングの相違は作者のこだわりです。お読みの皆さまには面倒くさかったら申し訳ありません。
梢ちゃんのスーツケースで仕掛けを凝ったので、多華乃さんのスーツケースは一切ギミックなしの命がけです(笑)。 ダンボールよりはるかに狭いスーツケースの中、軟体ポーズでその上逆立ち。いったいどうやって6本のステンレス棒をすり抜けたのでしょうか? 最後に母ちゃんが止めたのは本当はルール違反です。 元プロだから分かっているはずですが、レストランで血まみれは悪乗りが過ぎましたね。
本話の最後で梢ちゃんの今後を示唆しました。 イッくん夫妻とれいらちゃんの秘密とは、もちろん 前話 で描いたあの趣味です。 梢ちゃんがどんなM少女に育って行くのか作者の私も楽しみです。
挿絵は今回もすべてAIで生成して一部手修正を施したものです。 一番うまくできたのはれいらちゃんのマジシャン姿。やはりAIは単純な立ちポーズなら簡単です。 ここのところAIに描かせた絵にストーリーをつける小説が続きましたが、次回以降はストーリーを先に考えて挿絵をつける従来の手順で進めたいと思います。 しばらく時間が開くと思いますが気長にお待ちください。
最後に小説ページの体裁について。 tumblr の入力エディタが更新され、従来の入力方法(HTML入力)が使いモノにならなくなりました。 大きな変化がないように努めていますが、一部違和感があるのはお許し下さい。 (例えば、後書き前の区切り線が引けない~泣)
それではまた。 ありがとうございました。
[Pixiv ページご案内] こちら(Pixiv の小説ページ)に本話の掲載案内を載せました。 Twitter 以外にここからもコメント入力できますのでご利用ください。(ただしR18閲覧可能な Pixiv アカウント必要)
2 notes · View notes
tokoromantic · 1 year
Text
所 人生史ep.0 帰省記録
めちゃくちゃ久々にtumblerをあけました。
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
ということで今ココ↓
Tumblr media
ダブルベッド・2人用の部屋着……
コレって…… えっ……まさか………
みたいな環境で本当に1人で目の前のダブルベッドをつまみに飲んでる。や〜贅沢。
第一章 東京・第二章 名古屋・第三章 大阪…とだんだん西に流れている所には、第0章 熊本産声編がありまして。
もう本当に中学生ぶりの生まれ故郷で、まあうっすい記憶しかないけど、なんとなく良い旅になったので温度感高いうちに記録しようかと。
___________________________
福岡にも寄ろう〜♪ そうだな〜、12時の新幹線乗ろう♪ →12時起床
起きれるわけがない時間設定を音符マークつけて決めないこと。
5分で出ると神に誓う。メイクなど貴族の戯れ、着替えもパンツとブラだけでいっか!
とこだわるべき所を全放棄したのに、最後に前髪気になって切り出す女、所渚紗(24)
お得意の時間計算・予定全てぶち壊し行動、17時にしか着けなくて何ができるのであろうか酒を飲むことしかできないだろうがもっとフラフラ観光したかった… と自分の中の学級委員会の会長が嘆き散らかし…
初心者さんはここで新幹線内でふて寝してしまいますが、ここでポイントです。絶対に新幹線内で飲酒しましょう。
必ずその時は来ます。
そんなこんなで福岡に着いて一通りクソデカ駅で迷ったあと、福岡の大好きバンドnape'sの晴久くんと西岡くんが迎えに来てくれて早速my town状態に。なんと1年?ぶり?らしい。
さっそく一双のラーメン(バカウマ)を食べた後に飲酒しに行った。
Tumblr media
福岡のかっこいい音鳴らす友たちとの再会&初めましてにエキサイトした夜、みんな対ありでした。次は急にライブ観にいきゃす。
解散後、まあまあ酔ったけど泊まる格安ゲストハウスにそういえばbarスペースみたいな所あったな〜と思って酒購入、福岡に「ウチまだやれます!」の姿勢を提示しに殴り込むtokoromantic。
寝坊から始まってる福岡、このままじゃ終われない___。
端に座ってた男性がどうやら韓国人だったのでK-POPに命かけてた時に習得したやんわり韓国語で話しかけると、ゴリゴリの日本語で会話してくれて、一緒に飲んでくれることになった。
イェーイと思ってたらそこに洒落ストリート男性とメガネ大学生くんが集い、みんなで各々の生活や仕事、学業や旅の話���した。ストリート男性さんは東京の立川の人らしく、IKEAの横にあるスケートパークとかの話をした。福岡に来てニア地元立川の話で盛り上がれるとは…
Tumblr media
誰?すぎる相手との""ホンモノの笑顔"" の写真が撮れた。
これがもう朝の6時とかでマジでみんな朝までごめん、と思いを馳せつつあまり反省はせず自分も満身創痍2時間睡眠で熊本へ。
Tumblr media
着いた瞬間あまりにも怖すぎる生き埋めくまモンがご挨拶。メッセージ性強すぎる。
中学生ぶりの生まれ故郷、当時くまモンは我々クソガキにとって "死ぬほど可愛くない目が怖すぎる突然出現した熊" だったが、この町ではもう彼は大スターということを痛感した。
Tumblr media
「ま」と「も」の繋げ方無理がありすぎるし字が汚い。こむらさきの味はあまり覚えてなかったけど好きだったし、きっと変わらず、美味しかった。にんにくチップ懐かしかった〜。
熊本について覚えてる景色と覚えていない景色、全く新しい景色、色々あった。
震災があって、くまじいとくまばあ(所家ではくまもとのじいちゃんとばあちゃんのことをこう呼んでいる)のお家は大ダメージを受けた。←という報告を受けた。
直接は見てないが、写真はとっても胸が痛かったことを覚えていて…
Tumblr media
ガーン。奥に車の車庫があって、右にお家があったのに!それ以外の、昔ボール遊びしてボールを侵入させまくっていたご近所のお家は残っているのに!
くまじいとくまばあの家だけがポッカリ無くて、どうしようもない気持ちになった。
Tumblr media
熊本城は、一部がまだ修復されてなかったり、中の展示が音声や図ばっかりになっていたりで、垣間見えるダメージって感じだったけど想像より数倍きれいだった。
そして上通り下通り。相変わらずチンチン電車は走っていて、久々に乗れてエキサイトした。
上通り下通りでよく買い物やらしてた記憶があり、いろいろ歩いていたら気になりライブハウスNAVAROが近いことが分かり、そちらの方へ向かった。
そうすると上通りの裏の道がとっても面白くて、なんていうんだろう、原宿に対する裏原みたいな。そもそも上通り≠原宿だけど。
そこで見つけた良いお店↓
Tumblr media
ここの店主さんがめちゃくちゃ音楽ヲタクぽくて話が早く、いろいろ教えてくれた。他の古着屋さんもよかった。なんとなく、カルチャーはここら辺にぎゅっとしてる気がしたけど、こうなってきたのは結構最近らしい。おもろ〜だった。
そして今回のメイン、この食卓。
家がボロボロになって壊して、新しいこのアパートの全然知らない部屋だったけど、知っているあったかさの食卓でよかった。
Tumblr media
くまじいもくまばあもだいぶ小さくなっていたし、私はデカくなり、声がガラガラになった。なんてったっていつぶりの再会、孫の声がコレになっていたときの気持ちとは。
でも、くまじいは相変わらず自分のイケメンだった頃の写真を持ち歩いてるし、くまばあの唐揚げは世界で1番美味しかった。
ママとパパの馴れ初めの話になり、けんじが「娘さんと結婚を前提にお付き合いさせてください!」とベロベロでくまじいに言ったというので、大ファザコンの私はもうお気持ちの大号泣が止まらず
結婚を前提に…… 来世で………絶対に…と成仏してしまった。
めちゃくちゃな子で、めちゃくちゃするだけでなんにも恩返しできてなくて、って思っていたけど、会いに来てくれてありがとうと大感謝されてしまい、もう少しだけがんばってまた強くなって現れることを誓った。
変わらないこと、変わったこと、この歳になって見えたこと、色々あって大変満足だった。また時々来たい。未だにオギャァ〜言うて生きてるから熊本側もびっくりだったと思うけど、次来る時はもう少し大人になれてると尚良し。
いかがだったでしょうか。
皆さんもぜひ、"産声の大地に突然帰る" プレイしてみてください。
Tumblr media
セピア野球部みたいになってしまうパジャマを添えて。
6 notes · View notes
kennak · 2 years
Quote
0歳児1名大人2名でテラススイートルーム朝食付き1泊しました。ハッキリ言ってここまで価格と見合っていないサービスのホテルは他にないでしょう。初星野リゾートでしたが、残念のオンパレードでした。がっかりにもほどがありました。価格はGOTOがなければ10万程するプランです。ちなみに良かったのは、スイートルームなので部屋、そしてWIFIのつながりの良さ、その2点です。それ以外はほとんど残念。以下順を追って詳細。まずチェックインの15時に到着したのですが、すでに駐車場は満車のため、車寄せで荷物を下ろして鍵ごと預けてスタッフに止めてきてもらいます。そしてチェックインの列に並びます。チェックイン時に今回の滞在が何利用かという欄があり誕生日記念日という欄にチェックをしました。予約の際にも私と主人の誕生日記念旅行という旨を伝えてあったのですが、、、後にも先にもこのチェックイン時の「おめでとうございます!」この一言のみでした。いや、こういうのはホテルさん側のご厚意ですし、期待するのもずうずうしいのですが、噂によると星野リゾートってオモテナシを売りにしたホテルじゃないですか、そして今回予約したのってスイートルームじゃないですか、それでも何にもなかったのでこの時点で少し残念でしたが、やはり期待しすぎはずうずうしいのでこの点はもういいやという気持ちです。しかし、この後なんと、部屋まで荷物をカートで自分たちで運ばされたのにはびっくりです。しかもそのフロントから客室までの道のりときたら、、エレベーター2回、階段1回というなかなかハードな道のりで、これをスイートルームのお客さんにセルフでお願いしてるってなかなかないですよね。階段が特に大変で、荷物を一回カートから降ろし、子供をベビーカーから抱き上げ、ベビーカーをたたみ、階段下までベビーカーを下ろし広げ、子供をベビーカーに乗せて、荷物も下ろしてって、、、もうなんか何しに来たのかわからない状態でしたね。せめて高い料金をとっているならスロープに改装するくらいしてくれてもいいのになと思いました。さらに残念だったのは、スイートルームではない宿泊棟の方は荷物を運んでもらっているのです。おそらくスイートルームのあるテラス棟は前述のとおり遠く、そして階段やエレベーターもあって大変だからそういった区分けになっているのでしょうが、より高い金額の部屋であるはずなのに逆にこういった対応をされるのにはびっくりです。へとへとになりながら部屋に着きましたが、確かにスイートルームは広く、そして熱海の景色が一望できるバルコニーも素晴らしくテンションがあがりました。部屋は本当に広くて快適だったのでおすすめです。しかしアメニティを確認してがっかり。まず歯ブラシ、櫛、スリッパに至るまで格安ビジネスホテルのそれと同じです。あえて格安とつけさせていただきましたが、今時一般的なビジネスホテルでもアメニティが少し豪華だったり、歯ブラシの使い心地がよかったり、それなりの工夫があるところが多い印象ですが、あの星野リゾートのスイートルームのアメニティが格安ビジネスホテルと同じガサガサの歯ブラシとペラッペラのスリッパであることには非常に驚かされました。ビジネスホテルなら広さが広さなのでペラッペラでも問題ないですよ?ただここは120平米の部屋です。ビジネスホテルと同じスリッパの耐久力では半日と持たずに、夜には壊れた状態で使用せざるを得ませんでした。またドライヤーも格安ホテル並みのものでしたね(笑)少なくとも1泊3万円以上するホテルでは見たことない、白いパナソニックの1番安いドライヤーでした。部屋での飲料水についてもびっくりすることがありました。よくホテル宿泊するとペットボトルの水が人数分サービスでついていますが、星野リゾートさんではなんと「ピッチャー置いておくから、フロント階とか温泉のフロアにあるウォーターサーバーからセルフで汲んできて飲んでね!エコ活動の一環なので!」という斬新な提供スタイルでした(笑)私たちは部活の合宿かなんかで宿泊してるんでしたっけ?エコといえばエコかもしれませんが、お金を払っている以上、ここまでお粗末なアメニティやらエコ活動やらされてももういかにコストをかけずにゲストから高額な宿泊費をとるかしか考えていないように感じてしまい単純に悲しかったです。星野リゾートへの期待値が高すぎたのがいけなかったのかもしれませんが。あとアメニティに関連していえば、添い寝の0歳児連れだったせいか、タオルの準備が大人分しかありませんでした。この点に関していえば、添い寝の子供の分もあらかじめタオルを置いておいてくれる宿もあれば、ない宿も多いので特筆しておかしい!とはおもいませんでしたが、なんせ子連れ歓迎!オモテナシ!をウリにしている星野リゾートさんなので、誕生日の件と同様残念な気持ちになりました。また朝食付きのプランだったので、朝食のビュッフェも楽しみにしていたのですが、これも非常に残念かつご時世的にありえない状態でした。Gotoが始まってからいろいろな宿に宿泊しましたが、まずコロナ禍におけるビュッフェで、事前にマスクと手袋の着用の案内がないホテルはここリゾナーレ熱海さんが初めてでした。マスクはみなさん自主的につけてビュッフェをとっていらっしゃいましたが、さすがに手袋は持ち合わせていないので、素手でトング等を持っていましたね、、、よく見ると手袋の用意もあったのですが、なんせ案内がないので誰もあんなわかりにくい位置にある手袋をしてまで食事をとり分けていません。マスクの着用率からしても、一言手袋の案内があったら、みなさんきちんと着用して利用していただろうなと思うとやはりホテル側の手抜き感は否めません。また、座席についても残念なことがありました。ベビーカーで朝食会場へ行ったのですが、なんと案内されたのが奥の奥の階段がある座席でした、、、。ほかに空いていなかったらわかるんです、ただかなり早く朝食会場へ着いたので、その奥の座席に行くまでに空いている席が山ほどあったにも関わらず、敢えてベビーカー押している家族を段差のある席に案内する意図が全く理解できません。べビーカーなので段差がないところを希望しますと伝えたところ、上司に確認し変更していただきましたが、全くホスピタリティの片鱗を見せてこない噂の星野リゾート、本当に部屋とwifi以外宿泊費何にあてているんでしょうか。アメニティもしょぼすぎますし。せめてスタッフの人は最高だった!とか書きたかったですよ。朝食ビュッフェの内容については、おいしいです。おいしいですが、まず種類がそんなに多くない。そして、よくあるホテルビュッフェ定番のおかずが冷めないようなトレーの上に置かずが乗っていないので、ソーセージとか冷めてカチコチ(笑)離乳食も置いてます!��豪語する割に離乳食用のスプーンはその場においてないので言わないとでてこないスタイル。その場で焼いてくれるタイプのオムレツを注文したところ、いつ作ったのかわからない置いてあるやつ渡されました(笑)だったら目の前で作ってくれるみたいなパフォーマンスに人件費割くの無駄すぎませんか?出来立てが食べたいから注文したのですが??こういった感じで朝食も残念ポイントが目立ちすぎて、よかったポイントもあったにはあったし、おいしかったはおいしかったのですが、霞んでしまいました。その他、砂浜カフェや、ツリーハウス、温泉、プールですが、まあそれなりに楽しめます。アクティビティと称して有料のドリンクやイベントが開催されているようですが、全体的に割高感が否めません。総合的にみて、すごーーく嫌な事があったわけではありません。普通です。ただ宿泊費が1室1泊1食2名で10万円って自分的にはかなり高額な価格設定だと感じますし、そうなってくると期待もしてしまいます。あまりにも価格とサービス内容が乖離しすぎています。リゾナーレ熱海のサービス内容を決めている方、他のホテルもピンからキリまで泊まってみた方がいいですよ。ここ以下のコスパのホテルはないです。あと宿泊予定の方については、段差も多く前述のとおりスタッフさん方のホスピタリティもないに等しいので赤ちゃん連れには向いてません。またスイートルームで記念日でも何もなかったので記念日宿泊にも向いていません。WIFIだけは山奥の割にがっつり通っていたのでお仕事される方には向いています。
記念日、赤ちゃん連れ等には向いていません - 星野リゾート リゾナーレ熱海の口コミ - トリップアドバイザー
2 notes · View notes
shukiiflog · 7 days
Text
ある画家の手記if2 - 2 雪村泉視点
目が覚めたとき身体はなんとも無いか訊ねられ私は首をひねりましたが、お話しを聞くと、夜間に泣きわめき取り乱して、かと思うと呆然と動かなくなったりと奇行を繰り返していたそうです。
身に覚えは ありました 香澄が 私は何度もあの子を上手く抱きしめられずにいましたから …。稔さんは特に叱ることもなく朝食の席に私を案内してくださり、その話はそれっきりでした。 ああ、そういえばお名前の字は稔さん宛のお手紙が届いたので知ることができました。中里稔さん。 あれから、今でも…拾ってくださってから毎日、私に何をさせるでもなく衣食住を提供してくださっています。 どこか懐かしい家と食事 服は、家を出るときからここへ拾われるまで身につけていたものはギリシャ神話の彫刻にでも出てきそうな薄く透ける布のワンピースで、スカート部分は全円にドレープのついた裾の長い、布をふんだんにつかったものでしたが、この一週間ほどは稔さんが服を貸してくださって、とても身軽な装いをしています。 夜間のありさまも一度触れたきりですが…ほとんど毎晩のように…ご迷惑をおかけしているはずです どうして私を 助けてくださったのでしょう 私に商品価値を見出せる要素など無いことくらい知っています 恩を返せるあてもございません だからすぐに、見返りを求めて手を差し伸べてくださったわけではないことはわかりました 稔さんがお優しいからだ、そう思えばいい でも、それなら私はここに居て 助けられた身で、どれほど勝手に振る舞ってよいものかと 未だに何一つ役に立つことはしておりませんし かといってこの脚で出て行くことさえしてよいものかわからない、本当に何の苦も無いようでいらっしゃるから  …ときどき、人懐こい方なのかと感じることもある ここらには近隣の住民も居ないからお寂しいのか、稔さんに伴侶も恋人も居ないというのはにわかに信じがたいもののそういった人の影は見受けられません。私などではなくここにもっと馴染む相応しい方をお迎えする考えは無いのでしょうか そっとこちらを見詰める姿が不意に幼いあの子に重なるような気がして思わず立ち上がると、部屋から出て歩み寄り稔さんの頭を撫でました。可愛らしいです。あからさまに主張するほどの幼さはもう示せないからか、言わないところが、逆に健気で。 伴侶や恋人というよりも、やはりペットか、何か触れあうことで癒される存在が相応しいのでしょうか。 それにつけても、私などでは犬猫にはかなうはずもございません 香澄のことを思い出したからかその日は 酷く苦しいおもいをしました。
「ところであんたは、感じてねえのか。自分に稔は不釣り合いだってことに?」 稔さんにパーティの同伴として連れられ…同伴者にはおこがましいほど美しい衣装を着せていただいて、私などがこのような…稔さんは主役にしてやるなどとおっしゃっていましたがやはり滑稽だったのでしょう、会場に入ってから今に至るまで値踏みされるような視線も言葉も多く投げかけられましたが直接的に指摘をされないまま、生殺しの有様でしたので、ようやく不釣り合いとはっきり言われたことにほっといたしました。 「はい、あの…勿論存じ上げております」 初めましてのご挨拶もそうそうに、でしたのでお名前もうかがっておりませんが、佇まいが会場の他の方々にも見劣りしない雰囲気を放っておられますので、付き添いなどとは違いれっきとした招待客の方なのだろうと類推させていただきました。稔さんのご友人でしょうか。なんにせよ、この場で私はあの方に連れられてきたのですから、失礼のないようにしなくては。 「あの方には助けていただいて…未だに私が何のあてもありませんのをこうして連れ出してくださったのです」 「そんで今日はなんの成果をあげたんだい、充分ちやほやされて肌艶いいじゃねえか。のらりくらりしてるようでいて稔は自分一人で生活していける、あの家は稔のもので稔の作った彫刻を収入源に動いてる、あんたを絞ればその1%でも収益が上がるか?毎日誰の飯食ってんだ?過去にあの家に居て、自立して出てった連中は多いぜ、稔といるとよく人材が育つんだよ。あんたは伸び代あんのか?あんたの人生に展望はあんのか?」 大きな目を睨むように眇めてこちらを見ていらっしゃる。まっすぐに見詰め返して、ああ、そうだ、笑わなくては。もっとちゃんと、ご不快のないように 「いえ…私には何も。愛玩のようなものなのでしょうか…あまりによくしていただいてはかり知れません…」 緊張しても主旨を取りこぼすことは無いはずです、私が何のお役にも立てず何の先の展望もないことは、事実ですから。間違いようがありません。 「ここまで役立たずどころか家の中を勝手に這いまわるあんたをどうして稔が家に置いてんのか、そんなご大層なドレスまで着せて連れ歩くのか、聞いてみたことはねえのか?」 「…ございません」 「なんで訊かねえ?」 ……なんで…そういえば、あの家はほんとうに稔さんのお家で間違い無いのですね。彫刻を作ってらっしゃることも、私だけでなく他にもあの方を頼りにしている方がいらっしゃることも、初めて知りました 私は 稔さんに判断を委ねてばかりで 助けられたからと言い訳に身を預けて今まで、あの方のことを何も 何も考えていなかった… 「そうですね、うかがうべきでした。はやく出ていかなくてはならないのに必要以上のものをいただいてしまって…すみません、失礼します」 気付いたら、もうこれ以上この場には居られません もとより私の居るべき場所では無かったのでしょう はやく、出て行かなくては この衣装もはやく、脱がなくては 私が身につけるには不相応なものなのだから 恩を返すあてすら無いなら、せめて一刻も早くこのギャンブルを終わらせましょう あの方がしてくださることが全部泡になってしまう前に、 胸元でキラキラと装飾が光って走るごとに責め立てられるようで 外そうと手を掛けるところで先に手首を掴まれた 「――――っ」振り払えないほどの力、けれど突如その手は離され 目の前を覆い隠すように人影が現れたかと思うと、 覚えのある香りが 、…稔さん 「……」 「……、…」 抱きしめられ ている。 っ離れなくては 咄嗟にそう思い手で押しのけようとすると更に強く抱きしめられ 手をついた胸元から力強い鼓動が伝わって、急に生々しい感覚に恐ろしくなるような力の抜けるような、…目の回るような感覚がいたしました  うまく息が吸えない こんなに、しっかりとした、たくましいというのでしょうか、強く抱きしめられたことはありません 触れあう距離に居た相手は千風ばかりで、その彼は線の細いひとでしたから 「さっき詰られたことなら忘れていい、俺に聞きたいことがあるなら言ってくれ。 動けずにいると稔さんの声がすぐ耳もとでそう囁きました 覆い隠すような感覚は錯覚ではなく、背の高いこのひとに頭上からすっぽり抱き込まれているせいでした ききたいこと…なんて もう、時期を逸してしまったのでは? 私は何も訊かないせいで結果的に自分に都合よく貴方を消費していたのでしょう もう戻ることはできないのだと、告げるうちに稔さんが「愛している」と 私に そう言って 交わされた視線に余計に息が詰まる いけません どうして…そんなこと うれしいです、信じられない いけません、私など 釣り合わないのですから やめて 私は誰かに愛されていいものじゃ無いんです
連れ帰られた稔さんの家ですぐにドレスを脱ぎました あの家を出る時に着てきたワンピースは寝室の隅に掛けてあり、それを身につけるとすぐに玄関へ向かいましたが、稔さんにドアを塞がれてしまいました。 「通してください…」 ここで私を、見逃すだけでいい それで最後になる、愛していると言ってくれた…そんな感情を残していくわけにはいきません、コールした損失を一刻も早く無に帰すためには 手放してもう二度と、何も与えてたまるかと 思ってもらわなくては 貴方自身の手で捨ててくれなくては 「……それは漫然とここからただ倒れるまで歩いて死ぬことを意味する。どこかで死ぬくらいなら俺にここで殺されてくれ」 ……! 突然の告白に顔が熱くなるのを感じ慌てて俯くと、稔さんも目の前で扉に凭れ座ってしまった 赤い顔を隠しようが無くなってしまいぎゅっと目を瞑る …あの浜辺 あの時私はこの人に看取られるなら死も悪くないなどと浮ついた頭で考えた 軽く首を振って悪い考えをはらう この人の手を汚させるなどとんでもない そんな消えない楔を残すことなど まだ何もないうちに跡形もなく消え去るために私は今すぐ出ていこうとしているのに 「俺とここに居てくれ 愛してる、泉」 「……」 それでも…それでもこんなにも  出て行こうとする私の行動が逆に、この人を傷付けているのがわかる どうすれば 思い至らぬうちはそれでもよかった、私の勝手な行動で傷付けて申しわけありませんとすぐにでも謝って、その腕の中に戻ることもできたでしょう 切実に訴えてくださる貴方をどうして抱きしめずにいられるでしょうか けれど今は そんな恥知らずな真似は… 「私は 罪人です」 ぐっと 両手を握りしめて言いました。知らせるしか無いのかもしれません ここまできたら お世話になったのだから 私が何をしてあの浜辺に至ったのかを そして何も知らせぬままのうのうと居座ったことを 「これ以上は貴方を蝕みたくない」 正直にそう告げて そうしたら、貴方もきっとわかってくださるでしょう… ここまで、とほんとうにそう思ったら、身体から力が抜けてくずおれそうになってしまった。いけない、これからがしばらく動けなくてはならないのに… 少しの沈黙があって 「ーーーーおそらくお前より俺は罪人だ。俺と居て穢されるのは泉のほうだ。それでも俺はお前を穢してでもそばにいることを望む」 稔さんが…仰ったことは、思いもよらないことでした このひとが…一体何の罪を犯したというのか、私には見当もつかなかったのです 腕を引かれ、倒れそうだった身体は無抵抗に脱力し床に座り込みました 稔さんの脚の間におさまり、間近にある顔を呆然と見上げ 考える。 嘘…なのかもしれない。よっぽど罪人…だというのは。 けれどもし本当だったとするなら罪人だと明かすことは 困難な決断だったはずです…いいえ、それは嘘であっても、でしょうか 罪の自覚と愛の自覚があるなら…相手を想っているならば手放すほうが賢明で、容易になります それでも傍に、なんて 無様を晒すようなものだ。 恥をかなぐり捨ててまで気持ちを貫くには…差し出した自己の傷に対して、得るものが少なすぎますもの 「お前も 望んでくれないか 血塗れで共に生きることを」 見詰め返されもう一度 乞われて 私は 自分が差し出されたものに見合うなどとはやはり思えませんが でも だからこそ、それすらも奪うことはもう できませんでした 「……」 少し、腕を伸ばして 稔さんの頬を両手で引き寄せて、そっと額に口付けた。…ペットのお返事です せめてこの先 もしも 貴方の罪が私よりうんと重く大きくて、不幸になることを選ばざるを得なくなったとしても どんなにか私の想像を超えた残酷な悪に手を染めていても 凄惨な過去を送っていても、共に堕ちて苦しむ覚悟をいたしましょう。 貴方が救った命をもってこの時ここで善なる貴方の存在を私がずっと証明します それが何の役に立つわけでもないけれど
0 notes
kiriri1011 · 12 days
Text
彼はそれを愛と呼ぶ
 夜闇に紛れて、オーク樹の近くに子どもの影がそっと忍び寄るのがわかった。  無邪気な魂は深い瞑想にふけるドルイドの精神を乱すことはない。ハルシンは目を閉じたまま、無言で親友の来訪を歓迎した。  サニエルが訪ねてくるのは夜毎の習慣だ。  ハルシンが瞑想を行っていると、彼は決まってやってくる。  動物たちが寝鎮まってなお、森の自然は鼓動を続け、今日この日に生まれた命と終わり、万物を包み込む優しい揺り籠として存在している。  自然の祭司たるドルイドにとって、瞑想を通して森とのつながりを感じることは生きることと一緒だ。  それをヒューマンの恋人は、『子どもが朝起きたときと夜眠る前に親に抱きつくようなことね』と言って笑っていたが、あまり外れてはいないとハルシンは思う。  ふと微笑んだハルシンに気づいたのか、サニエルの方からもくすくすと笑い声がした。
『あの子のこと考えてるね』
 ハルシンの心を覗き込むまでもないといったような、おかしそうな口ぶりだ。
「その通りだ」    ハルシンにとって、瞑想中に思い人のことを考えるのは邪念ではない。  ドルイドが精神を通じて森、ひいては世界とのつながりを知るように。恋人のタヴもまたハルシンの世界を構築する重要なパーツのひとつだ。今や彼女抜きにして、この世界を語ることなどできない。   『夢中なんだね』
「そうだな」
『最近のきみはずっと楽しそうだよ』
「ああ」
 実際、楽しい。  常に危険は伴うものの、世の均衡のために戦うことはドルイドの本分だと考えるハルシンにとって、意義のある旅だ。  何よりもこの旅の最中に愛を見つけた。  タヴだ。  彼女はドルイドの森に身を寄せるティーフリングたちを救った戦士で、ヒューマンの年若い娘ながら剣と盾を持って誓いの名のもとに正義を執行するパラディンだ。  その弱者に寄り添う優しさと、邪悪に立ち向かう強さにハルシンもまた救われた者のひとりで、気高い彼女に対しては畏敬に近い念を持ちつつ、一抹の、しかし力強い情愛をも感じるようになった。  タヴを見ていると100年以上も動かなかった心臓が高鳴るのがわかった。その銀髪を優しく撫でながら、そっと肩を抱き、己の胸に引き寄せたいと何度も思うようになった。  日々が重なるごとに思いは強くなる。  高まりを感じて、先日タヴに向かって思いを告げたところ、同じ思いだと教えられ、自分の年を忘れるほどの喜びで溢れたまま彼女と肌を合わせることができた。  愛する人のいる生活に、ハルシンは我ながらここまでかと思うほどに満たされている。  心の充足が、瞑想のなかにも現れているのだろう。  気心の知れたサニエルにとって、それを見抜くなど簡単なことだったに違いない。
『……あの子がエルフだったらもっとよかったのに』
 ふいに親友が拗ねたような声を漏らし、ハルシンの心に小さな漣を立てた。
「どういう意味だ?」
『ヒューマンの娘だもん。100年も経たずに死んじゃう。そうしたらハルシンはまたひとりぼっちだ』
 サニエルは寂しそうにつぶやいた。  エルフとヒューマン。寿命の違いは歴然としていて、事実300歳を超えるハルシンに対し、娘の年齢は20年と少しだ。  タヴの寿命はわからないが、ハルシンは彼女を亡くしてからも生きねばならない。彼女とともにいた時間よりもずっと長く。長く長く。  サニエルは自分がそれを耐えられないといったように思いを明かした。
「……命あるものはいつか死ぬ。森も、人も、すべては同じだ」
 ”それ”がいつかという問題は、実はハルシンにとってあまり大きな問題ではない。  森は生命のあり方というものをもっとも誠実に表している。ドルイドは森を通して数多もの命の繁栄と滅亡を見つめてきた。たとえば、獣。生まれたときから身体の弱い個体がいた場合、親はそれを早々に切り捨て次の命の生産にとりかかることもあれば、必死に生きながらえさせようと餌を運び続けることもある。森に生ける彼らはさまざまな可能性を歩みつづけ、同じ死の終着点を迎える。  それは至って平等なあり方だ。  死という抗いようのない現実に対し、彼らはそれぞれの生をまっとうしていく。  そこに自分たちとなんの違いがあろうと思う。  生きながら死を見つめるドルイドは、いずれやってくる終わりについてなんの感傷もないわけではないが、感傷が人生を歩む速度を落とすものであってはならない。  ただ生きていくだけだ。  己の心の願うままに、魂の感じるままに。
 自然が導くままに。
「それに、寂しいというのは悪いことじゃない。それだけの大きさのものを愛したという証だ」
『そんなの……よくわかんないよ』
 幼いままの友人は、大木のように長い年数を刻んだエルフの思いを苦々しく捉えているようだ。  無理もない、とハルシンは思う。  そこで初めてハルシンは苦笑し、サニエルの拗ねた表情を見つめた。
「俺たちが一緒に育った時間と同じだ、サニエル。忘れたわけではないだろう、幼い俺の手をとり、森を駆け回ったあの頃を。俺は今でも覚えている。俺はもう大人だが、幼い頃のその時間が今の俺を作り上げているんだ。お前は、大事な俺の記憶のひとつだ」
 ゆっくり微笑みながら、幼い頬にゆっくり手を伸ばす。  サニエルは戸惑ったように目をまたたかせた。
「大切な人よ、悲しんでくれてありがとう。俺なら大丈夫だ」
 ハルシンの歩むところに愛があり、森がある。  すべての可能性を拒むことなく受け入れ、力強く胎動し続けるそれは、やがて終わりを迎えるときまで決して命のかがやきを失わないだろう。  その事実を教えてくれた親友に、ハルシンは今も心から感謝していた。  サニエルは、月の翳りとともに存在の力を弱くした。  指先を伝う涙が夜風に溶けるまで、ハルシンはそれを見守り続ける。  やがて男はひとりになった。  だが、その頬には今でも微笑みが浮かんでいた。  そっと草が揺れて、そこからひとりの女が姿を現した。彼女はその笑みの理由を訊ねてきて、ハルシンは今夜あったことを説明し、それからどうしようもなく彼女が愛しくなってきたので唇を重ね合った。  たとえ今夜から100年が経っても。  ハルシンはこのときあったすべてを愛している。
0 notes
uonwy-33 · 2 months
Text
Tumblr media
 確定を申告し終わったぞ!
確定申告終わったあ
税務署の皆さんに助けられてなんとか終わった。
お国の偉い人の脱税だか裏金だかに文句言いたい人もいっぱいきてた。
ニュースで見たけど、脱税した人を処分するかしないかみたいな
話し合いがなされてるらしいね。
処分しない選択肢があることにびっくりしたわ
までも地方税務署で働いてる人には関係ないんだから
ど田舎税務署でワンワン騒ぐのは普通に迷惑だよな。
昨日は高校の時の、
私の最大の青春だったビッグバンドジャズの講師と仲間2人と
焼肉食べてきた。
講師まじおじいちゃんだけど元気でよかったほんと。
仲間が来るまでお迎えに来てくれた車内で
当時演奏したり聴いてたり好きだったりしたジャズの
イントロクイズした。
結構覚えているもんだなあ
ビッッッグファッッッッッッッットバンドのやつゥァ!!
ってあんな大声で叫ぶの人生で昨日だけだろうな。
曲名より先にアレンジバンドの名前出て面白かったね。
楽しかったなあ当時。
なんかすかしてるって思われたくなくて
あんまり周りに言えなかったけど、かっこいいからいっときゃよかった。
また大人数で楽器吹きたいな
ソロ吹くのほんと嫌で目立ちたくなくてのたうち回って駄々こねたけど
今思うとそれも楽しかったな
今アカデミー賞の中継見てるけど
結核で亡くなる寸前に抱きしめて声かけてる映像流れて
結核って空気感染するよなあってぼんやり考えてて、
私はこんなに人の心に寄り添えない人間になってしまったのかって
ちょっと悲しくなった。
きっとそんなことどうでもいいくらい抱きしめたかったんだよね。
私の大好きな人達がもしそうなったら
私はどうするだろう。
ちゃんと抱きしめてあげられるだろうか。
そいや最近現代短歌に興味あって色々見てるんだけど
よくあの少ない文字制限のなかにあんなに余裕も想像する余白も
景色や情緒も盛り込めるよなあって。
でも私は小説や映画や漫画やいろんな創作物は
どう余白をつくって埋めていくかで作られていると思っていて、
現代人は結構頭に面白みを持ってこないと続けて見たり読んだり
しないらしいからつめつめになるのはわかるけど、
やっぱりそれでもいいなと思うのは、
朝起きてから最寄りに行くだけの中に素敵な余白があって
その余白が素敵に埋められている作品なのだ。
、、、の勉強にもなるから短歌をよく見るのだ。
確定申告終わってハッピーだからもうちょっと飲んで寝る。
2024.03.08
0 notes
zurazuran · 3 months
Text
SATANTANGO
Tumblr media
上映時間:7時間18分
4日かけて観ました。昔タル・ベーラ監督の『ニーチェの馬』を借りて観たことがあって面白かったのでこの作品も見たいな〜と思っていたのですが7時間弱に気後れしてしまい…、まさかアマプラに入るとは思わなかったので嬉しすぎます〜!
舞台はハンガリーの荒れ果てた農村地域。共産主義末期の頃。一生懸命働いてようが怠けてようが収入は全て政府によって統制され、人々は鬱屈した閉塞感のなか退廃した生活を送っています。 あらすじは、崩壊した集団農場の荒廃した村に住む村人たちが共謀して住民の共同貯金を持ち逃げしようと企むが…死んだと思われていた魔術師と呼ばれるカリスマ的存在イリミアーシュ、そしてその友人ペトリナが戻ってくるという噂が村中に広まり計画は頓挫して…
と、そこから話が進んでいく群像劇です。この映画はハンガリーの作家クラスナホルカイ・ラースローの同名の小説を元に映画化された作品です。原作者も脚本に関わっています。
題名の通り、この映画はタンゴのステップのように話が前後する構成になっていて村人やイリミアーシュたち複数の視点で同じ出来事を描いてます。
通常、映画のカット数は2時間で1000カット程度と言われてますが、この作品はなんと7時間で150カット。自分はロングカットの作品が大好きなので単調さや退屈さは感じなかったですが、これはかなり好みが分かれる作品だと思いました。
だいぶキツいなと思ったシーンはやっぱりネコと少女の章。さすがに耐えきれず早送りしてしまいました。あとは詩的で抽象的なセリフ言い回しが多く、ハンガリー語が理解できたらこの作品をもっと楽しめたんだろうなあと思います。ニーチェの馬はほとんど台詞がなかったので結構すんなりと頭に入ってきたんですけど、サタンタンゴはむずかしい。セリフが始めると集中できなくなってしまい…。何度も巻き戻して観ました 笑
映画は、フタキという男がシュミットの女房(たぶん村の男ほぼ全員と懇ろ)と寝てるところから始まります。彼は鐘の音を聞いて目覚める。鐘のあった塔は戦争で倒れてしまい聞こえるはずがないのに。
この存在しない鐘の音、作品通して様々な場面で啓示のように鳴り響きます
イリミアーシュとフタキ。彼らは同じ視点、かつ異なる思考判断をもった対のキャラだと思います。どちらもこの社会から抜け出せないことを悟っている。(イリミアーシュは警察による官僚主義的なシステムに縛られ、フタキと村人たちはイリミアーシュから搾取される構造)イリミアーシュは少女の死を利用して、言葉巧みに村人たちから金を巻き上げ、村人たちの楽園を作るための資金と騙ります。実際はお上からの指示で村人たちを警察のスパイ(密告者)に仕立て上げているのですが…。もちろん村人たちは気づいていません。あるいは察しつつも現実から目を逸らしているのかもしれませんが。フタキを除いて。イリミアーシュが最後フタキのことを「危険な男だ」と報告書に書いたのは、自分と同じ視点で物事を見てると気づき、フタキをコントロールするのは無理だと分かったからだと思います。
フタキは楽園があるというその一筋の希望に縋り、やはりそんなものはこの現実には存在しないと悟ったとき諦念とともに去っていく。この映画はニヒリズムが蔓延しており、フタキはその象徴とも言えるキャラだと思います。彼が楽園などないと再認識するシーンの表情がすごく印象に残ってます。
Tumblr media
一方でイリミアーシュはというと、警察にちゃんと働けと諭されて嫌だと拒否ったり(笑)もしますが選択肢はなく、結局警察の使いっ走りみたいなことをやってる。自分よりも高い権力に跪くしか道がなかった。国家権力には抗えないのです。そのあとに立ち寄ったパブで、彼だけが謎の音を耳にします。次の瞬間、『全員爆破してやる』と叫ぶ。『鼻にダイナマイト突っ込んでやる』と。店は一瞬で沈黙に包まれます。完全にヤバい人です。お店の人が「どうする?」「通報する?」みたいなこと言ってるのも然もありなん。イリミアーシュは終始冷静で淡々としてる胡散臭い偽キリストって感じなんですが、このシーンは完全に危険人物でした。
Tumblr media
ここにイリミアーシュとフタキの思考の違いが現れてる気がします。のちにイリミアーシュは村人たちから騙し取った金で武器商人から爆薬を買う約束を取りつけてますが、映画では彼ら3人組の行方は描かれていません。果たして有言実行するのか否か…。
友人ペトリナはイリミアーシュのイエスマンでただ追従してるようにしか見えませんが、警視からやんわり庇ってあげたり、3人で雑魚寝したとき毛布をかけてあげたりしてて、彼らなりの友情か信頼関係のようなものは感じられます。作中で唯一と言っていいかもしれない。かわいい。
Tumblr media
あと個人的にはシュミット夫人の視線の演技すごく良かったです。終始笑ってるような表情をしています。夫、この世の男を皮肉ってるようにも見えるし、諦めてるようにも見える。あるいは頭空っぽで何も考えてないようにも。すごく癖になる表情してます…。
あとはパンを頭に乗っけて酔っ払うシュミットおじさんもちょっとかわいくて謎の中毒性があります
Tumblr media
映画の後半、楽園にたどり着くことを夢みて村人たちは廃墟の中で一晩過ごすことに。彼らが眠りの中で見ている夢を語り手が話し始めます。そこから村人たちの深層心理がなんとなくわかります。
ハリチ:罪悪感 因果応報を恐れる 校長:同性愛 自己嫌悪 恥 シュミット:現実逃避 力の行使 妻に依存 ハリチ夫人:シュミット夫人に対する嫉妬(?) クラーネル夫人:強迫観念 妄想癖  シュミット夫人:鳥になって自由になる 夫からの解放
そしてフタキの夢の中はというと…
Futaki’s shoulders were beaten with an ironbar. He couldn't move, he was tied to a tree. He stretched out and felt the rope loosen. He looked at his shoulders and saw a long wound, then turned his head, as he couldn't stand seeing it. He was sitting on an excavator, the shovel was scooping out a huge hole. A man came up to him and said,"Hurry up, I won't give you any more petrol, whatever you say." But it was no use scooping, for the earth kept falling back. He tried again but failed. Then he cried. He was sitting at the window of the engine shed and didn't know whether it was daybreak or evening. The whole thing just didn't want to end. He was sitting, not knowing the time of day, and nothing changed outside. Morning didn't come, night didn't fall, day was beginning to break or night was beginning to fall.
“フタキの肩は鉄の棒で殴られていた。 木に縛られて身動きが取れない。 身をよじればロープがゆるむ感覚があった。 肩に目を向けると、大きな傷口が視界に飛び込んできた。見るに堪えず顔を背けたのだった。 フタキは掘削機に座ってショベルで巨大な穴を掘り返していた。男がやってきて彼にこう言う。“さっさとしろ、お前がなんて言い訳しようが、これ以上燃料を無駄にくれてやるつもりはないからな” しかし穴は掘っても、崩れて元に戻ってしまう。 何度くり返しても無駄だった。 彼は泣いた。 格納庫の窓の前に座っている。今が夜明けなのか、夕暮れ刻なのか分からなかった。 ただすべてが終わろうとしないのだ。 今が何時なのか分からないまま座り続けている。外はなに���変わらなかった。 朝がやってくることも夜を迎えることもない。朝が始まりつづけている。でなければ、夜が始まりつづけているのだ。”
フタキは絶望の中、前進も後退もできずただ停滞し続ける夢を見ています。
映画の最後のほうで、イリミアーシュの村人たちの身辺調査?報告書があまりにもポエムな悪口雑言すぎて警察に添削されています。それがめちゃくちゃ面白い。とくにシュミット夫妻のことボロクソにこき下ろしてます。夫人に一晩お世話になっておいてそんなこと言う?笑
↓シュミットの報告書 
"Crude dullness mixed with featurelessness in the abyss of uncontrollable darkness." (制御不能の地獄の深淵において見せかけだけの粗野な愚鈍が絡み合う)  "Extreme stupidity, inarticulate complaints, (限界を超えた愚かさ、不明瞭な不平不満) inert anxiety stiffened... (怠惰な不安が凝り固まる) "...in the solid darkness of being." (揺るぎない暗黒の深層にて)
なんかよく分からないけど、ボロクソに貶してるのは分かる。いやでもこれ聞かされたら、なんか凄いこと言われてる気分になりそうでは…?笑 ポエムすごい。シュミット夫人はもっと酷かったです。ちょっとここに載せるのは憚れるような感じの。
冒頭で鐘の音を聞いたフタキ、パブで謎の音を聞いたイリミアーシュ、最後に医者先生が鐘の音を聞いて終わる。この鐘の音を聞いた男たちは何か理解を得ます。天啓であり悟りのようなもの。
真っ先に鐘の音を耳にしたフタキ。彼は賢いが、まさにイリミアーシュの報告書通り、“能力はあるが固定観念から逃れられない、反抗心より臆病心が強い”のです。彼にできるのはただ黙って受け入れ去っていくことだけだった。
その反面、中盤で謎の音を聞いたイリミアーシュはというと、すべてを破壊してやろうと目論むバリバリ反抗心の塊の持ち主です。このままいけば革命家まっしぐらです。武器商人からそう問われて、彼は否定しました。「私は民衆解放者ではない。むしろ哀しき研究者だ。すべてがなぜ悲惨なのかの研究だ」と。ところがこのシーン、なぜか武器商人にフォーカスを当てイリミアーシュは後ろ姿しか映りません。武器商人の表情、イリミアーシュの声色から推測することしかできない。彼は嘘をついてるのか、真実を言ってるのか…
そして、最後。全てを観察し、蚊帳の外であった傍観者の医者先生が鐘の音を聞き、自分の足で確かめにいく── そこで彼はすべてを理解し物語は幕を閉じます。
イリミアーシュが爆薬を買い付ける前に、少女が亡くなった廃墟で膝をつくシーンがあります。調べたところによると、どうやら原作の本では死んだ少女エスティケが復活し昇天するのを目撃してる場面だそうです。映画ではあえて描写しなかったのでしょうか?
原作の小説は英語訳なら出ているのでぜひ読んでみたいのですが、今新しい本を読み始めたばかりなので当分先かな…
面白かった〜〜〜!
0 notes
patsatshit · 7 months
Text
先日までの暑さが嘘のように、朝晩が急に冷え込んできた。つまりイネ科の花粉が猛威をふるう季節の到来ということだ。秋の訪れを待ち侘びていた人も多いとは思うけれど、僕としては新たな地獄の始まりであり、定量噴霧式気管支拡張剤メプチンエアーを手放せない日々がしばらく続くことになる。幼少期から悩まされている喘息発作、子どもの頃はこの苦しさが続くくらいなら死んだほうがマシやと心のどこかでずっと思っていた。小児喘息に虚弱体質、運動場や体育館で貧血を起こしてぶっ倒れたことは一度や二度ではない。何を食べても太れない体質で、特に鳩尾の凹み具合は周りの友人と比べて自分は異常だと感じていたから、DeerhunterのフロントマンBradford CoxがAtlas Sound名義でリリースした『Logos』のアートワークを見たときには、いろんな意味でゾッとした。
(直視を躊躇う『Logos』のアートワーク)
Tumblr media
臨海学修、林間学習、修学旅行などの学校行事はどれも喘鳴に悩まされた苦々しい記憶とともにある。臨海学修のときは勇ましく遊泳するクラスメイトの姿を、タイミング悪く生理になった女子と一緒にボートの上から眺めていて、あのときの情けないような惨めな気持ちは未だに忘れられない。家族旅行の際も必ず夜になると喘息発作を起こしてホテル近くの病院で吸入や点滴の処置を受けていた。いつも横に付き添ってくれていた母親には迷惑をかけっぱなしだった。そんな訳で今月に入ってからは非常に体調が悪く、おまけに歯痛、腰痛にも悩まされて、夜中に何度も目が覚めてしまう。目覚めたときはいつも息苦しくて、慌ててメプチンエアーに手を伸ばす。吸入してしばらくすると呼吸は落ち着いてくる。そのままソファに虚脱して朝を迎える。朝ごはんを要求してくる猫のミューモと文鳥のピッピにご飯を与えて今度は子どもたちを叩き起こし、みんな揃って慌ただしく朝食を済ませて妻のゆきこと子どもたちを送り出し、仕上げに洗濯と食器洗いを済ませてタラウマラへと向かう。自分が家を出るときに「行ってきます」と言える相手が部屋にいることを心から幸せだと思う。ミューモ、ピッピ、ほんまにありがとう。タラウマラのシャッターを開けると朝からたくさんの修理依頼を受ける。整備を終えた自転車が次々に巣立っていく。Googleの口コミで「ここはダメ。自転車の質が悪い」なんていう書き込みがあるにもかかわらず、数ある自転車屋のなかで僕の魂のカタチを具現化したような特異チャリンコ屋を選んでもらえることを素直に嬉しく思う。
(自転車屋としてあるまじきレビュー笑)
Tumblr media
昨年末まで一緒に働いていたマリヲくんが退職した際に、自分のなかで掲げた目標がある。まずは借金を完済すること、次に前年対比で売上を向上させること、そしてタラウマラレーベルからの制作/製作を途絶えさせないこと。この三本柱については現時点ですべて達成できた。おまけに今夏に関しては遂にサラリーマン時代の月収も超えることができた。これはひとえにタラウマラを利用してくれる日々のお客さんと、支えてくれる友人や家族、そして自分の意地の賜物だ。ひとりになったとき、何人もの人から「大丈夫なん?」「もう作品づくりできないんちゃう?」と言われ続けたけど、そこは誰に何を言われようとも自分を信じた。人はみな簡単に「嫉妬」という言葉を口にするけど、僕が抱えているのはいつだって「嫉妬」ではなく純粋に「負けたくない」とう気持ちだけ。それも身近な存在に対してではなく、もっと巨大な資本とかムードとか慣例みたいなものに対して。そして何よりも自分自身に対して。でもやっぱり言うは易し行うは難しで、達成する為には精神も肉体も相当に擦り減らしてきた。大好きな少年漫画の『呪術廻戦』に倣って言うと、誰にだって呪力切れは起こり得るということ。そんな訳でここ数日は通院と服薬と寝不足でへとへとなんだけど、お客さんとの何気ない会話から元気をもらうことは、どんなときにでも不意にやってくる。自転車のタイヤについているバルブと虫ゴムを駐輪場でパクられたギャルのAさん、虫ゴム交換後の水調べでチューブにも穴を開けられていることがわかった。しかもパンク修理で補えないレベルのデカい穴。Aさんはマジかぁと叫んで、次のような事柄を捲し立てた。先月、福井県のとある宿に宿泊してからこんなことばっかり起こるんですよ、その宿は幽霊屋敷みたいなボロボロの宿で私が泊まった部屋の天井は人間の手形みたいな痕がいくつもあって、とにかくそこに宿泊してから不吉なことが立て続けにあって、お母さんはここで買った自転車で車に轢かれて全治6ヶ月の重症やし、こないだはカレー屋でカレー食べてたら異物混入してて、気づかずに奥歯で思いっきり噛んでしもうて歯が砕けたんですよ、もう最悪です、お祓い行った方が良いですかね?矢継ぎ早に繰り出される災難の深刻さとは裏腹に、Aさんの表情はなぜか明るかった。まぁ、お母さんは命に別状はないし、自転車も奇跡的に無事だったし、カレー屋の保険対応でインプラントにできるし、ちょっとラッキーかもって思ってるんです、とのことなのだが、どう考えても彼女の置かれた状況はラッキーではない。幸と不幸の帳尻が合わない。そもそも歯を失わなければインプラントなんて必要ないのだ。実際に彼女のスマホで宿の写真も見せてもらったが、確かにいまにも崩れ落ちそうな薄汚い天井のあちらこちらに人間の手形のような染みが点在していた。よくこんな部屋で朝まで眠れたね、と聞くと、私ぜんぜん霊感ないんですけど、このときはさすがに気持ち悪くて、霊を拒絶するには死と真逆の行為をしたら良いって誰かに聞いたことがあったので、めちゃくちゃAV観てめちゃくちゃSEXしました、だから結局ぜんぜん寝れなかったんですよ、と快活に笑う。僕も笑うしかなかった。チューブ交換しないといけないのはめちゃ痛いですけど、この話をお兄さんにできたので良しとします、またお母さんも元気になったら連れてきますね、そう言って颯爽とペダルを回転させるAさんの後ろ姿を見て、ギャルってマジで最強やな、と改めて感心したのでありました。
(Aさんの推しは星乃莉子さんだそうです)
Tumblr media
4 notes · View notes
ichinichi-okure · 8 months
Text
Tumblr media
2023.9.14thu_tokyo
ーーーーーーーーーーー この日記を読むあなたへ スマートフォンを横向き にして閲覧してください ーーーーーーーーーーー
昨晩は疲労困憊なのに百万遍を歩き回ったのち村屋※で飲んだ 帰りに天下一品に寄ったせいか 今朝は二度寝していた
Tumblr media
二度寝して現場に到着
午前中はトイレ前にあったデカい鏡を移設する準備をしていた ラジオは「今夜アレになる」「18年ぶりのAREだ」と繰り返す
鏡を取り外すと朽ちた内壁がバリバリと剥がれたので修復 車があるうちに2枚多めに合板(畳サイズ)を買っておいてよかった
京都「西ノ京」に開店する珈琲ヤマグチ※の工事を請け負っている 最高気温が35度を超えたことを意味する猛暑日は37日を数えた
Tumblr media
クライアントと友達
午後は昨日に引き続きクライアントが友達2人と助っ人に来てくれた ニュージーランド在住?サービス業従事者&僕の母校の教員
クライアントは真名美という 5年位まえ僕の飲み屋の客だった 真名美が現場に来るとアイデアを伝えてどう形にするか相談する
京都入りしてから2か月と1週間が経つ 7月7日に銭湯で買った石鹸はすっかりちびてしまった
Tumblr media
7月8日天井落とし
今日はこういうかたちで「回想」することをみとめられたので 日頃反芻していた言葉の断片を1行31文字以内で書き留める
高井戸ICからイッチー※のハイエースに工具を満載し片道460km 物件は元米屋でその前はパン屋 餅屋いずれも貸主の商売だった
東京から京都へたった1人で移住した借主の行動力に感服する 工事の相方で師のイッチーと真名美で3人であちこち飲み歩いた
METROでのGiftやKyoto TSUBAKI fm 3rd anniversaryは楽園だった 京都にいる内にできるだけ多くのリスニングバーやクラブを回りたい
Tumblr media
DJで一級建築士のタムラさん(DoitJAZZ)
築90年の町家建築を相手に序盤のほとんどは解体で難儀した 天井を落とし壁をめくり床をこじあけた裏側に幾千の生き物の痕跡
Tumblr media
イッチーと彼が連れてきたアルバイト
仕事終わりには若松湯で埃りと汗を流している 町場に用事があればその周辺の銭湯巡る 10数軒は回ったか
Tumblr media
文化財で銭湯にプチ遠征
ひと月かけて執り行われる祇園祭にも少し詳しくなった 通りの名前も徐々にしみついてきている
Tumblr media
祇園祭はカッコよかった
コーヒーを淹れる台は材木屋で50年眠り続けたラワンの一枚板 材木屋は現場の近くにあり親切※美大関係者へのサーヴィスが手厚い
Tumblr media
材栄さん
京都入りと同時に2級建築士製図試験対策の日曜講座に通い始めた しかしオンもオフもやることが満載で宿題の半分もままならなかった
めくった壁から90年前の大工さんがつくった壁がでてきた 新しく造る壁と並列させて見えるように設えている
Tumblr media
A剥がして現れた壁
Tumblr media
B古い壁と新しい壁
8月22日 イッチーはトリツカレ男の店番と都立家政での新しい 案件に着手すべく一足さきにハイエースに工具の半分を載せて帰った
いったん東京に戻り9月10日に製図試験挑んだが十中七八アウトだ 12月7日に結果が出る そのころには珈琲ヤマグチも板についている
Tumblr media
二級建築士製図試験問題
言葉を尽くし手を動かし工夫を重ねた内装工事も終盤 準備した200枚の名刺は徐々に京都人たちの名刺に換わっている
いろんな店で顔なじみになり「工事終わったら帰りはるんですか」 惜しんでくれるのは嬉しいが工事はあと1週間半くらいで終わらせたい
サウナで声をかけてくれた51才の紳士は音楽通だった いまやかけがえのない京都のともだちになっている
Tumblr media
レコード棚も造っています
場所柄外国人とも酒を酌み交わした フィンランド人、チリ人 トルコ、中国人、モンゴル、アイルランド…7か国位?
芸大(先端芸術表現科)の同級生や先輩とも久しぶりに会えた なぜか同級生の2人が医師免許をとっているが明日その彼らに会う
Tumblr media
先端の先輩が自転車に載せられる美術館をつくっていた
16時半 真名美は同級生と自然派ワインの店coimo wine & cafeへ 僕は若松湯のラジオで阪神タイガースの優勝の瞬間を見届けた
最寄りの定食屋兼飲み屋「たいたん はちべゑ」へ行くと 「あとアウト1つやで」と狂喜乱舞するファンに迎えられた※
Tumblr media
あれに乾杯
京都でピザ屋を開きたいという同い年の夫妻に出会った※ 早く眠るつもりがCOMOGOMO JURAKUで2人の夢を語りあった
もしかしたら彼らの店を造ることになるかもしれない 25時 今日も倒れるまで眠らなかった
灼ける盆地の風にも秋の成分がだいぶん添加されてきた もう猛暑日の38日目をカウントすることはないだろう
Tumblr media
イッチー、フィンランド人のイラリくん、やぎ
ーーーーーーーーーーー 注釈
※村屋 出町柳のカオスな飲み屋。自然派日本酒が豊富。
※珈琲ヤマグチ 現在自家焙煎コーヒーのオンライン販売とイベント出店。 2023年9月現在。中京区西ノ京左馬寮町にて喫茶店を開業予定。 御前丸太町下ル 若松湯東入ル。 https://www.instagram.com/_3_yamaguchi/
※イッチー 高円寺のタパスバー「トリツカレ男」店主。 2017年末この店をイッチーが造っているのを手伝わせてもらったことが 僕が内装を始めたきっかけのひとつになっている。 https://www.instagram.com/toritukareotoko/
※親切な材木屋 材栄 https://zaiei.shopinfo.jp/
※阪神タイガースのリーグ優勝 日記の中にアレの瞬間が2回あるのは ラジオ放送に遅れてテレビ放送がついてくる。 タイムラグは2分近くあったと思う。 その間検閲できちゃうのでは?という時間差。 ラジオは昔も今も最速のメディア。現場でもラジオが相棒。
※ピザ屋 ヨロシクピッツァ。 ポップアップ出店と窯ごと出前ピザしている。 https://www.instagram.com/yoroshiku_pizza/
※COMOGOMO JURAKU 現場から近いし深夜遅くまで開いているので 製図試験対策で力尽きたらここで晩酌していた https://www.instagram.com/comogomo_juraku/
-プロフィール- やぎ 38歳 東京 とんち造作計画・内装業
ペーパードライバーの個人事業主の内装業。 店舗設計、解体、壁の造作、什器製作、左官、給排水配管 などおおよそ全て自前で施工している。 佐橋※介。※の部分を景に替えてお読みください。 http://instagram.com/tonch_keikaku/ http://tonch.tokyo/
3 notes · View notes
matomojyanakatta · 6 months
Text
 2023/11/18
 明け方に目が覚めてしまい、ポッドキャストを流しながら天井を見つめていると、お腹が鳴った。ベッドサイドには、昨日買ったスコーンの袋。小麦とバターを惜しみなく使うという愛と執念が、紙袋にリッチな油染みをつくっていてた。染みの輪郭をなぞって、クマみたいな形だとか考えていたら、いてもたってもいられず紅茶を淹れる。薄暗い乾いた部屋で、むしゃりと一粒もこぼさないように大きめに齧ると、小麦の力強い味が口いっぱいに広がる。表面のさっくりした部分と、中央へゆくにつれてしっとりする食感の差異にうっとり食べ進めた。覚王山に、クロテッドクリームを添えてスコーンを提供する喫茶店がある。熱々しっとりじゅわりと、重なる味がたまらない。でも家で食べるスコーンは、冷たいまま口の水分を奪うくらいが好きだと、2個目に手を伸ばした。
 冬のボーナスでお迎えしたいブランドのルックを眺めていたら、深く二度寝。次に起きたら正午で、とりあえず家を飛び出した。スーパーの鮮魚コーナーで「鯛が多め」のシールが貼られた、お刺身パックを見つけて思い出す。サポーレ(先月はじめて行って、住みたいと思ったスーパー)で買った胡麻ペーストと、九州土産の甘いお醤油がある!鹿児島の甘口醤油を使えば混ぜるだけ、味醂のアルコールを飛ばす必要もない。帰宅してウキウキと、刺身にタレを絡めた。白身魚の淡白さとサーモンの脂に、胡麻のコクがまとまって、目をまん丸にして食べた。遅起き挽回ご飯、リピートを決意。次は大葉を足して、半分は熱々の白だしでお茶漬けにしてもっとゆっくり食べよう。
 出勤10分前に、松本にいる同期に会いにゆく旅程を決めた。民藝家具に囲まれて、朝食には焼魚を中心にした和定食と長野産の果物盛りが頂ける、憧れの宿がある。電話予約しか受け付けていなくて、中々問い合わせができずにいたけれどエイヤッとかけると部屋が取れた。突然色づいた松本旅行の予定に、ワクワクがとまらない。仕事が早く終わったので、旅先でタトゥーも入れてしまおうとスタジオに連絡をする。酷い後回し癖のある私が、2つも先の予定を立てられた快挙。
 退勤して帰りしな、楽しい気分でわさビーフを買った。つい最近まで、鼻に抜ける刺激が苦手だったわさび。突然ブームがやってきて、気になりつつ食べるタイミングがなかったスナックまで買うように。鼻と目を真っ赤にしながら、Googleマップで松本市内の喫茶店と飲食店を眺めていた。幸せな休日前夜。
0 notes
murasame61 · 7 months
Text
無責任な自公のような老人たちの描く未来ではなく
※普通の水準より上の暮らしが出来るように民間がモデルケースを打ち立てましょう。
※年収350万円〜550万円 
今に目を背けず次世代に仕事を残すそれが我々の仕事です😁
「YouTubeを見たり拡散するだけでも貢献出来ます。」
youtube
ブログはこちらから💁‍♀️
ここから下は見たい方のみご覧下さい♪
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
仮の会社名は"Freedom and Happiness Destination: [社名]"翻訳すると「自由と幸せの終着点」です
仮のスタジオ名はクロイスフリースタジオ
開業場所は北海道手稲区で一旦固定で道内50ヶ所を目指していきます。
資金が集まり次第小規模から初めていきます^_^
とわ言っても規模からして推定4億円以上かかりそうですが😩
仮の事業内容は
YouTuberやVTuberやダンサーや劇団や声優向けの専用でbar・カフェテリア付き中◦小スタジオ
を10程度ミックスした施設を展示場別で建設します。
地域活性型◦貢献型の半永久的な雇用体系を確立させたいと思っています
その他:個人◦法人オリジナル番組やメーカーのCM取り個人でもアピール映像の場としても使用可能です。
もちろん、自作アニメや漫画の展示即売会や握手会もあり。
他には浴場付きの宿泊施設や従業員宿舎も併設※
連泊も可能です♪
※主にスタジオ利用して頂いた方と付き添いの方のみですが。
※※朝食◦夕食はカフェテリアでの提供する予定です。
規模は80人収容できる屋上入れて5Fくらいの建物を予定してます。
宿舎は宿泊施設の隣に併設します♪
ホームページには世にでなかった絵描きさんや出版社に相手にされなかった自作のアニメや漫画もHP上で発売予定です。
仮で予定しているスタジオ使用料
※機材は全て持ち込みです。
※レンタルは会社が軌道に乗りましたら改めて
料金を策定します。
シングルパック
1時間~6時間で8,000円
※各1時間1000円(時間割での料金)
フリーパック(24時間)
16000円
途中で切り上げた場合はオプションパック料金に切り換えて清算
オプションパック
シングルパック➕追加時間(毎時1時間➕1000円)
※日割りでも可能
例として1日目が6時間で2日目が13時間などです♪
漫画家や自作アニメの場所代もシングルパックと一緒の料金です♪
なおキャンセル料はどのパックを選んでも発生しません。
なお、いいねやフォローやリツイートも大歓迎❗
いいねポイント❗
社員構成はオーナー兼社長は私😅
他はひとまず契約社員のち正規雇用で固定
シェフもホールも舞台構成員や設備や美術さんも同様に雇用し非正規雇用はないようにしたいです😁
雇用内容は1人1人相談して決めます。
福利厚生や社会保険は全てつける予定です。
そして、全体業務はシフトで行うので予定があれば好きな日に休めます。産休や有給も可。時間外手当ても必ず付けます。
ここもポイント❗
遅刻した場合でも理由があれば1時間~2時間なら時間をずらした時間で焦らず仕事が出来ます。
例えばこちら
・アニメをリアルタイムで見ていて
・夜更かしで
・二度寝
・ゲームしていての寝落ちで気付けば
など
シフトに都合が付かなければ私もシフトに入りますので安心してください🐱
では副業をする猫ですが何か?ブログをよろしくお願いいたします🐱
終わりにもしですが支援して頂ける方がいらっしゃるのでしたら下記のアイコンよりお願いします♪
未来ある子供達や若い子達のその親、特に片親や親が何らかの理由でいない子供達に将来の安定して働ける場所を世代関係なく私と一緒に構築して下さい。お願いします🙇‍♀️
寄付金額は下記の☐のアイコンから出来ます。
指定金額が¥1000円(税込み)~ですので気軽にお願いします。
合計金額は計算してこちらで発表します。
白い枠のアイコンをクリックすると以下の画像が表示されるので、表示に従ってご記入頂き最後に寄付のボタンを押して下さい。
※寄付されたお金の金額と日付や氏名などはこちらで印刷して保存しますので安心して下さい。
※※寄付して頂いたお金は返金出来ませんので注意して頂けたら幸いです。
こちらからお願いします⬇️
Tumblr media
雇用について
非正規は出さず契約社員か正社員のどちらかで雇用します。
雇用体系は契約社員で6ヶ月以降で基準を設けて
正社員で固定で行きたいです。
特に、歌手(インディーズやプロの方)声優や漫画家やアニメクリエーター、ダンサー、大道芸人、YouTuberやVTuberなど特に不安定な方は特にです。
とにかく、安定な生活が送れればそれぞれの良いものが出来ると思います。
#起業
#会社
#LGBT
#ブログ
#youtuber
#vtuber
#声優
#ダンサー
#劇団
#アニメ
#漫画
0 notes
myeverythinglyric · 8 months
Text
念の為の折り畳み傘、変えられなかった一部の雨予報にそわそわしつつ迎えた今日の約3ヶ月ぶりの逢瀬。直前の日までピリつく瞬間もあれど5分足らずで解決してきた、1年と約2ヶ月の期間の賜物。流石に2度目の待ち合わせ場所となるとどこから現れるかも分かってきて探す間もなく見つけられた。久しぶりの北斗に電車を待ちながらちょっかいをかけつつ、顔を見て話せる幸せをじわじわと感じていた。
一日目の午後、ホテルに荷物を置いて早速集合場所へ向かう。初めて逢うメンツばかり、俺の知り合いばかりで申し訳なさも感じつつそれでも付き合ってくれる北斗と恋人を受け入れてくれるダチに感謝しつつ。微笑ましく見守られながら会話に花を咲かせてたね。
2人きりになって歩けば道に迷い、予定通りに物事を進められずとも北斗は不機嫌になることもなくただただ見つからない予約車に焦って泣きそうになっているところを見て少し笑えたことは内緒、には出来てないな。困ってるところもちょっと可愛いけど可哀想だからすぐ助けてあげようね、俺。ずっと行きたかった好みのカフェ、全力で席を予約してくれた分全力でその雰囲気を楽しんだ。2人でオシャレなドリンクと食事に感動しながら、店内の作品を高いねなんて笑いあって筆談でも遊んだね。何でも楽しみに変わる、俺たちの得意技。夜遅くまで会話も盛り上がって、駅前でみんなで笑いあって、ピースで星作って写真撮るとか学生以来だなって懐かしみつつも青春の続きみたいなその瞬間が最高に楽しかった。大人になってもそういうくだらない話とか好きなことの話を永遠と語る時間は大事だなってしみじみ感じてたよね。
軽食続きで小腹を満たすために買ったコンビニ飯にヤキモチを���くその膨れた顔も、先にキスしてにっこり笑ってご機嫌そうに風呂に行く顔も愛らしくて、愛おしくて。久しぶりの体温と柔らかさに少し触れただけで、気付けば夜も耽ってた。
予定よりも早く起きる癖、早く起きて御前との時間を少しでも多く過ごしたくてまだ眠たそうな北斗の頬をつついて起こす。寝起きでもほわほわ笑っておはようと返す瞬間も、何もかも自分のものなんだと優越感に浸る朝。早起きするほどのんびり準備するところも俺ららしくて、滑り込みで朝マックするところも俺ららしい。
北斗が通るところから雲が避けて晴れてゆく、曇り空のお台場も2時間も経てば快晴だった。今回もまったく出番のなかった折り畳み傘、本当に流石だな。
初めてのジョイポリス、そもそもどんなとこだろうと思いつつ入場して1時間後には楽しくてはしゃいでた。かっこつけたがりの俺が北斗の前でだけは羽目を外してきゃっきゃと騒げる、それを微笑ましく許してくれる北斗にだから出来ること。1位をとって喜んだり絶叫して楽しんだり、晴れた景色を見てランチをしてまったり過ごしたり。若い頃の穴を埋めるようにプリクラを撮っていくつだよなんて笑いあって、俺の好きなアイスを食べてすっかり夕暮れのお台場を歩いた。
久しぶりに逢えるねと2人でわくわくしながらダチとの合流を待ち望み、さっと買ったスタバを片手に2人でふざけながら夜の秋風を浴びてた。3人でゆっくり話す時間は初めてで、今度は遊びに行きたいねなんて話しながら酒とパスタと会話で腹を満たした。2軒目に迷った挙げ句に帰る選択をした俺らは眠気と闘いながらもホテルに帰った、配信をした記憶すらも曖昧で気付けば2人とも沈むように眠ってたね。
再び早めの起床、今日は渋谷に行くと張り切りながら支度をして連日小麦のものばかり食ってた俺らは米系の朝ご飯を確保しに行った。方向音痴を極めた2人、待ち合わせ場所に辿り着けずダチに迷惑をかける始末。洒落たカフェで甘いケーキを食って、何を買うわけでもなく渋谷と原宿を練り歩いたね。
2人になって向かったのはずっと狙ってた隣町の不純喫茶。レトロな雰囲気を味わいたくて乾いた喉を潤しながら、他愛ない話を2人で交わして時間を過ごした。この後に予約しているディナーは内緒にして、アメ横をくぐりながら今度はここにも行こうかなんていつかの話をした。次にお揃いにしたいものの話でも盛り上がって、どんなデザインのものを買おうか考えるのも楽しいね。お揃いの思い出、お揃いのアクセ、お揃いの服。たくさん2人で共有して何気ない日常でも御前の存在を感じられるように。
目を閉じさせ、案内したレストランはアクアリウムを用いた幻想的な空間。丸い目を何度もくりくりさせて大興奮で写真を撮ってる姿を見て俺まで嬉しくなったんだ、こんなにもリアクションをしてくれるから、色んなことをしてあげたくな���。して良かったと思える。上品な料理に舌鼓を打ち、辛さのあるスパークリングワインに身を震わせて笑いながら食事を終える。運ばれた最後のデザートに描かれたラテアートに感動して、1年記念のケーキを添えられた際に北斗は初めてこのディナーの意味を知る。
何度もありがとうと言葉にするその心が綺麗過ぎて、1年と2ヶ月も隣に居るのが北斗で良かったと改めて感じさせられた一日。そんな日の締めにやってきたのは映画館だった。眠い目を擦りながらレイトショーを観て、いそいそと終電に乗って帰ったね。北斗と居たらレストランでも映画館でもデパートでもコンビニでも、どこでも楽しい話ばかりで笑いあえる。時間はあっという間で、明日のことを考えないようにとばかりに2人で身を寄せあって夜を過ごした。
最後の朝、寝起きで目が合うと御前は無言で抱き着いてまるで磁石かのようにぎゅうっとくっついていた。静かに北斗の目から滲む涙が俺の顔にじわりと濡らしても、何も言わずに微笑みあって少しだけ無言でお互い支度を始めた。
初めて逢う北斗のダチ、長年の付き合いとは知らされていた存在に逢うのは少しドキドキはしたけど友達として恋人として、北斗と関わっている以上は価値観が合わないことなんて無いだろうと確信していたのもあり100%のコミュ力を発揮して挨拶を交わした。そんな緊張も要らないほどに北斗のダチは面白くて、濃厚な1時間半を過ごしたと思う。8割は俺の話ばかりだよと何となく分かっていたけど8割って相当だなと思いつつ、北斗がどれだけ俺に夢中なのかを人を通して実感した瞬間だった。大切なダチの前での北斗は2人きりの時と変わらないくらいリラックスしていて、こういう一面もあるんだなと安心したくらい。素敵なダチがいて良かったね。いつも幸せそうに笑ってくれる北斗は、優しい人たちが見守っていてくれたからこそ居るんだろうなと再確認出来た。
電車の中までは今回はまだ平気そうだったのに、空港に着くとやっぱり御前は無言になって、静かにカフェのドリンクを飲んでいたね。やっぱり泣いちゃう北斗が愛おしくて、茶化すように笑ったら困ったように笑い返す。今はまだ寂しい時間もあるけれど、いつかはまた明日も逢えるからねって笑顔で見送ってくれる日が来ることを目指してる。いつか来る、いや、絶対来るって信じてる。
違う土地で、違う部屋で、違うベッドで寝る夜。眠る間際まで北斗は今回の旅行でも楽しませてくれてありがとうとお礼を語る、たくさんありがとうの言える優しい人。嬉しいと素直に喜べる、寂しいと涙して惜しめる、純粋な人。次の旅行の前は喧嘩しないようにしようねと約束をして、笑い合う。
1年前の秋頃は初めて逢って、少しぎこちない距離感で歩いたり部屋で過ごしたりしていたけど今じゃすっかりホテルでは過ごしたいように過ごして、じゃれ合うようになったね。どんな樹でも良いといつでも何度でも伝えてくれるその広い心と大きな愛情にすっかり甘えてる俺がいる。いつも俺を許してくれてありがとう、どんな俺でも受け入れてくれてありがとう。そんな漠然とした感謝が旅行を重ねる度に大きくなってゆく。少しずつ環境が変わっていったとしても、変わらぬ気持ちでまた逢瀬を繰り返していけたら良いなと思う。
2年目も3年目も、俺らなら余裕で迎えられる。互いが隣に居ることは当然になったとしても同じ気持ちでいられる事は当然ではない、それを忘れずにこれからも過ごしていたい。好みも価値観も育った環境も住んでる場所も全然違うけど、違うところを認めて受け入れようと出来る俺らなら大丈夫だよね。
改めて、1年も一緒に居てくれてありがとう。
そしてこれからも末永くよろしく、北斗。
Tumblr media
0 notes