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#武蔵野市議会議員
ari0921 · 2 months
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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和六年(2024)2月28日(水曜日)弐
   通巻第8154号
 「借金の罠」を仕掛け、結局は自らも「借金の罠」に嵌まった中国
   BRI(一体一路)は汚職の伏魔殿、不良債権の山となっていた
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「債務の罠」とは中国が展開した海外プロジェクトで、「新興国など債務国が中国から借りたカネの返済ができなくなり、国際機関から有形無形の拘束を受ける状態」を意味する。債務の代償として中国は合法的に権利を取得することになる。たとえばスリランカのハンバントタ港、パキスタンのグアダール港などがそうである。
この「債務の罠」というタームは、インドの地政学者ブラーマ・チェラニーが「中国のBRI(一体一路)プロジェクト外交と搦めて提議したのが最初だった。
債務国は返済計画もずさんで、放漫な財政政策や経済運営など「モラル・ハザード」がおこる。債権国は相手国の過剰債務を梃子として政治武器化し、債務国を経済的支配下に置く戦略が隠されていた。ジブチがその典型だろう。同国は一万人の中国軍基地の造成を認めざるを得なくなった。
 しかし債務国が罠に落ちることもさりながら、あまりに肥大化し、膨張した中国の債権は、債務国に返済能力がないわけだから、事実上の「不良債権」である。むしろ中国自身が逆ブーメランのごとく「債務の罠」に陥没する。この諧謔的な結末を最初に言い出したのは筆者ではないかと思っている。
さて中国の官吏の特徴は文豪の林悟堂が言ったように「賄賂賄賂賄賂賄賂賄賂」である。海外プロジェクトほど、賄賂と汚職が蔓延しているのに誤魔化せる分野はない。政府の交渉人、窓口の役人、融資する銀行、資材企業、労働者斡旋起業、運送会社などなど。海外の実情を当局はすぐに把握できないため、「汚職の伏魔殿」と言われた。
 不良債権の山とは汚職の積み重ねの結果でもある。
 習近平が2013年から開始した「一帯一路(BRI)」ではアジア・アフリカから中南米、南太平洋の島嶼国家にいたるまで、インフラ建設が目白押しになった。どの国の山奥へ行っても中国企業の看板があった。
たとえばパブアニューギニアの国際会議場は中国が建てた。東チモールの山奥でも中国企業の旗、橋梁工事をしていた。「JICAが金を出し、中国企業が請け負う」という定番である。対外宣伝で中国はBRIに1兆ドルを注ぎ込んだとしているが、実質上7000億ドル前後をBRIに投じた。そして大規模な汚職が進行していた。
 ▼汚職腐敗をとりしまれと習近平が大号令をかけたのだが。。。。。。。。
中国の汚職摘発機関(中国共産党中央紀律検査委員会=CCDI)は『BRI汚職』の捜査を開始することになった。
2月25日に公表されたCCDI報告で「BRI構想下のインフラ建設プロジェクトを捜査対象に挙げた」とインド、香港のメディアが報じた。腐敗の防止・対策・摘発に重点が置かれている。
 これまでのCCDIの捜査実績は国内が対象で、「長江公司事件」では当時北京市党委書記で、大規模な汚職事件に密接に関わった陳希同を政治局委員から解任、中央紀委書記だった尉健行が北京市の党委書記を兼任した。陳希同は江沢民最大のライバルだった。
 「遠華密輸事件」ではCCDI副書記だった何勇が陣頭に立って捜査にあたった。主犯はカナダに逃亡したが、十年後に中国に送還された。この間に関係者の多くが不在となって、真相はいまも謎のままである。
 CCDIの歴代書記は、朱徳、董必武、陳雲、喬石ら党の大物が務めてきた。1992年頃から党の序列人事となって、尉健行、呉官正、賀国強らがポストに就いた。
習近平時代には、このポストを政治の武器として活用することが露骨になった。辣腕家の王岐山が登板し、江沢民派、団派という敵対派閥、ライバル派閥の汚職にメスを入れた。これは同時に習近平派が利権を手に入れたことを意味する。
その後、趙楽際は自らも多くの汚職に手を染めていたため辣腕を振るえず、2022年からは李希が中央紀律検査委員会を率いている。
これまで李希CCDI書記は国内の汚職の温床を捜査対象としてきたが、海外プロジェクトが絡むと外国の政治家や国際金融尉官が絡んでくるため、対外的な対応ができる権限をもった新組織が必要となると提議してきた。
そこで、習近平は2024年1月9日に「中国共産党20期中央紀律検査委員会第3回全体会議」を召集し、次を強調した。
「反腐敗闘争は強力な腐敗撲滅キャンペーンを経て、圧倒的な勝利と全面的な強化を得た」。しかしながら「情勢は依然として厳しく複雑である。われわれは反腐敗闘争の新たな状況と動向に対する冷静な認識、腐敗問題が生まれた土壌と条件に対する冷静な認識を持つ必要がある」
 つまり同委員会の改革を示唆したのである。
 ▼汚職捜査の責任者、李希とは何者か?
 さて中央紀律検査委員会書紀は、政治局常務委員で序列七位の李希である。
 この人物は、福建閥でも清華大学閥でもない。ほかの政治局常務委員はなんらかの腐れ縁があって習ファミリーにおける習の子分たちだ。
 ところが、李希は習のミウチではないのに、どうしてこうも大出世が可能となったのか?
 李希は甘粛省生まれ、蘭州市の秘書長になるまで地味な、まるで目立たない地方官吏でしかなかった。
陝西省に飛ばされ延安市書記になった頃、突如、ツキがまわった。
 
李希が陝西省延安市トップの党委書記を務めていた頃に、習近平がやって来たのである。
 共産革命のメッカといわれる延安は毛沢東の「長征」の終着駅。革命の聖地と言われる。実態は毛沢東らは穴蔵に籠もり、共産革命の美名に酔って馳せ参じた女たちをハーレムとしていた。
 その延安のはずれ、梁家河村は、文化大革命のころの「下放運動」で習が15歳から7年間過ごした場所なのである。
洞穴のような横穴式住居に暮らし、農民になり、苦しさに耐えた青春時代を、習近平は懐かしむ。延安市党書記だった李希は「全力を挙げて梁家河村を『模範村』とし、党中央や習近平同志に安心してもらおう」と呼びかけたのだった。
 その後、李はとんとん拍子の出世階段を驀進し、2011年に上海市副秘書長、2014年に遼寧省長、17年に政治局員となって広東省書紀(上海、広東は出世コースのひとつ)、そして2022年にトップセブンにのぼった。
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kennak · 2 years
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武蔵野市の住民投票のときに佐藤正久が、8万人の中国人が転居すれば武蔵野市が支配されると吹聴していたのを思い出した。実際には統一教会の8万人の組織票が、参院選全国比例に影響を与えていたとはね。
[B! 統一教会] 統一教会の政界汚染、支援対象は「安倍さんの一存だった」 恩恵を受けた子飼い議員の名(抜粋) | デイリー新潮
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kijitora3 · 2 years
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パヨク系のバカどもは、言論の自由を認めずに、自分たちの気に入らない言論は封じても当然だと考える根っからの全体主義者だ
 こいつら、全員スターリン、毛沢東、ヒトラーと同じ 完全なる全体主義者だ
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yotchan-blog · 7 days
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2024/4/25 8:00:10現在のニュース
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moja-co · 5 months
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親父の威光で輪番停電の時に 武蔵野市は得したから 息子なら市議会議員くらい受かるだろ
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jaguarmen99 · 6 months
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最期にR4のコメントがあるようですが、確かに最悪の歴史を作ったのは菅直人だと言えます。そして壁を壊すんじゃなくて日本をぶっ壊した人ですから。 暇空茜氏が戦っているWBPCによる公金チューチュー問題も菅直人内閣のときに設置された「一人ひとりを包摂する社会」特命チームから出発している話です。 福一を水素爆発に追い込んで、これまでも嘘をついて責任転嫁に走った正真正銘の人間の○ズが東京18区では勝てないからと松下玲子を後継指名して逃げてそれでも国会議員を続ける道を模索しているのを見ると本当に呆れるしかありません。
武蔵野市民ナメられてるけど気付いてますか? | パチンコ屋の倒産を応援するブログ
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moonrhyme19 · 9 months
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日本終焉。 日本衆議院議員会館で日本移民説明会を開催。
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kentarouchikoshi · 10 months
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 我が意を得たり。僕はそう感じると同時に,別のアプローチをも行うことで更にその狙いを積極的に実現させていくべきではないかと思いました。
 僕が頻繁に絵画鑑賞に出掛けていることを知った友人たちから「君は日本画と洋画のどちらが好きなんだい」などと訊ねられることは珍しくありません。現代の日本では絵画をこの2つに分けるのが一般的な捉え方で,実際に関東の高名な美術大学である東京藝術大学・武蔵野美術大学・多摩美術大学・女子美術大学では絵画を学ぶコースも日本画専攻と洋画専攻とに分かれています。これは古くから大勢の優れた美術教師を養成してきた東京学芸大学や筑波大学でも同じで,絵画を専攻する学生さんは日本画か洋画のいずれかを選択して学んでいます。  そしてこの「和洋二分論」ともいうべき在り方は,美術大学に固有のものではありません。僕は優れた作品目当てに美術館や画廊によく参りますが,そういった施設でも日本画専門・洋画専門といった形を見ることは稀ではありません。たとえば都内でも山種美術館は日本画専門の美術館ですね。僕の故郷の茨城県にも県立の美術館が3つありそのうち2つは主に絵画を扱う美術館ですが,北茨城市の茨城県天心記念五浦美術館は日本画を,水戸市の茨城県近代美術館は洋画を専門に展示しています。
 美術に興味を持ち始めたのが近年になってからということもあり,僕は当初「和洋二分論」には特に疑問も持たず当然のように受け止めておりました。しかし最近になって「絵画って和洋だけ?(。・о・。)?」ということが妙に気になり始めています。無論「絵画が存在するのは日本と西洋だけ」などということはあり得ません。たとえば東京国立博物館の常設展に行くと,沢山の中国絵画が展示されています。日本画と似ているところもありますが,しかしかなり異なっています。日本料理と中華料理とには「ともに醤油を使う」といった共通点がありながら,明らかに異なった食の体系に属するのと同じように。そして同博物館で展示されているそれら中国絵画は人類の至宝と言っても過言ではないほど見事な作品ばかりで,僕を含めた大勢の日本人がそれら傑作に心惹かれています。しかし中国絵画は日本画でも洋画でもない以上「和洋二分論」では中国絵画については見落としてしまわざるを得ません。無論,中国以外の非西洋諸国・地域の絵画,一例を挙げればインド・イラン・トルコなどのミニアチュールという素晴らしい伝統絵画についてもこれは同じです。それらを悉く取り溢す「和洋二分論」という考え方は,どう考えても妥当なものとはいえないでしょう。
 日本人はもっとそれ以外の国々の絵画にも目を向け,また学ぶべきなのではないか。そんなことを思っていたところに,今回「美術は西洋だけでない 国際博物館会議の委員長になった学芸員の思い」という朝日新聞の記事に巡り会いました。非政府組織「国際博物館会議」の内部組織「美術の博物館・コレクション国際委員会」委員長である青木加苗・和歌山県立近代美術館主査学芸員は仰います。「美術というと、とかく西洋中心の価値観でみられがちだが『世界中のそれぞれの地域で美術は根付いている。西洋美術も、もとは欧州の民族芸術。アジアだってアフリカだって、美術は存在している』」と。僕はこちらを拝読し「我が意を得たり」と膝を打つ思いです。先述の「和洋二分論」というのも「西洋中心の価値観」のもたらしたものでしょう。アジアの一員である日本の絵画については「日本画」として取り上げられてはいますが,これは「幾ら何でも自国の美術を忘却するようなことはしない」というだけのお話でしょう。
 青木氏は「美術の博物館・コレクション国際委員会」での活動,具体的には「トランスボーダー 和歌山とアメリカをめぐる移民と美術」といった展覧会の開催を通じて,そうした美術における西洋中心の価値観から脱却した人々を増やすことを狙っておられるようです。僕としてもその取組には大いに賛同しつつ,また違った取り組みもあり得るのではないかと考えています。それは具体的には「まずは非西洋絵画を盛んに展示し,愛好者を増やしていく。将来的には才能ある人々による習得への機運を高めていく」などといった方法が考えられるでしょう。そしてそうした取組を行うに際してまず最初に取り上げるべきは,距離的にも日本に近く日本文化に大きな影響を与えた大国である中国の絵画ではないかと僕は思います。中国であれば,既に絵画以外の分野においてはその優れた文化を積極的に研究し受容し専門家同士の交流も盛んなので,そうした他分野からの助力をも期待出来るのではないか。たとえば多くの大学の文学部には現在既に中国文学専攻があり,専門家同士の交流も盛んに行われています。中国絵画について日本に大々的に紹介する際,そうした専門家に助力を仰げれば取組を成功させることも容易になることは疑い有りません。そのような取組を通じ,ゆくゆくは日本の美術大学に中国絵画専攻のコースを設けられるようなレベルを目標としても,これは決して儚い夢とは言えないのではないか。これは決し��突拍子もない発想ではありません。調理師専門学校に目を向ければ,現時点においても和食・洋食と並び中華料理専攻のコースが数多く設けられているではありませんか。
 そんな夢の広がるこちらの記事,皆様にも是非ご一読をお薦めしたいと思います。そしてその感想や所感などをお聴かせ頂けたら,大変幸いです。
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moko1590m · 11 months
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ゼレンスキーのスピーチライターは、38歳の元ジャーナリストで政治アナリストのドミトロ・リトヴィン(Dmytro Lytvyn)だという。彼は、イギリスの新聞オブザーバー(Observer)の取材で、「このテーマは、あまり話さないようにしている」と断ったうえで、「スピーチでは、感情が一番大事。当然大統領自身が、その感情の表現と論理構成を担っている」と語っている。 ゼレンスキー大統領の政党「Servant of the People(国民のしもべ)」の政治アナリストだったリトヴィン氏は、戦争当初からウクライナ大統領官邸に住み込み、今では毎日大統領の考えを引き出しているという。 喜劇役者から政治家に転じた44歳の大統領と、38歳のスピーチライター。大統領の演説は、相手国の歴史や国民感情を調べ上げたうえで書かれ、老練ささえ感じられるほどに練られている。とても、これほど若いコンビから生み出されているとは思えないほどだ。 3月に行われた、イギリス議会の演説も話題になった。イギリス議会では、外国の首脳による演説はゼレンスキー大統領が初めて。彼は、イギリスのチャーチル元首相が、第2次世界大戦でナチスドイツと戦った時に行った歴史的な演説、「我々は海外で戦う、我々は水際で戦う、我々は平原と市街で戦う、我々は丘で戦う。我々は決して降伏しない」になぞらえ、次のように話した。 「我々は海で、空で戦い、どれだけ犠牲を出しても領土を守る。森の中で、野原で、海岸で、都市や村で、通りで、丘でも戦い続ける」 イギリス人の心を打ったのは言うまでもない。議会はスタンディングオベーションで沸き、涙する議員もいたという。 日本では、広島・長崎に言及するのではないかと思われたが、実際は盛り込まれなかった。原爆を落とした側であるアメリカ人の心を、逆なですることを懸念したのかもしれない。 ゼレンスキー大統領は、自国のチェルノブイリ原発に触れ、日本の福島第一原発の経験を重ね合わせるようにこう表現した。 「過去に大惨事が起きた原発がどうなっているか、想像してみてください。破壊された原子炉は覆われ、核廃棄物の貯蔵施設があります。ロシアはこの施設をも戦場へと変えました」 ロシア軍がウクライナの化学工場を攻撃したことについても触れ、「我々は、特にサリンなどの化学兵器による攻撃の可能性について、警告を受けています」と述べている。 そして、東日本大震災を意識してか、ロシアの侵略を「侵略の津波(tsunami)」と表現した。しかし、他の国のスピーチにあった、武器供与などの具体的な要求は、日本での演説には盛り込まれなかった。 4月に記者会見したウクライナのセルギー・コルスンスキー駐日大使は、これらの演説は相手国の文化、法律、政治的な環境をすべて理解したうえで準備され、使われる言葉も慎重に選ばれたと述べている。「もちろん、(憲法第)9条は認識している。日本の政治的環境、とりわけ日本の国民の戦争に対する姿勢についても、よく理解して選ばれた言葉だった」 演説の最後に、ゼレンスキー大統領は、妻のオレーナさんが視覚障害を持つ子どものためのオーディオブック制作に参加したエピソードを披露した。彼女は日本のおとぎ話の音声を吹き込んだという。この時はおとぎ話の題名は明かされなかったが、「桃太郎」だったそうだ。日本文化への配慮も怠らなかったわけだ。
ウクライナ・ゼレンスキーの演説を支える「38歳スピーチライター」のスゴさ|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
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tamuratak · 1 year
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本多演説
◯7 番(本多夏帆君)  この1か月、ひたすら、市民の方々、全国の方々からの意見を聴いてきました。私たちは、中立の会派として、右でも左でもない市民の声を代弁することを念頭に、今回の条例案に反対します。この15分はどうか私たちの話を聞いてください。  私たちが考える主な問題点は3つです。  第1に、住民投票制度そのものについての市民理解が得られていないことです。住民投票制度というものは、議会が機能不全に陥っている際により有効とされる、民主主義における手法の一つです。この前提がある中で制度設計を行っていくことが求められますが、今、ちまたで議論されていることは、外国人を含めるか否か、この点ばかりです。この点については右左で考えがきっぱりと分かれている様相ですが、本来議論されなくてはならないのは制度全体の設計であり、また、本来の目的を達成するためによりよい内容とすることが求められますが、現段階において、そこまでの議論を行うことはできていないに等しいと思います。また、市長は先日の答弁において、住民投票制度がここまで知られていないとは思わなかった、成立後に周知広報を徹底したいという趣旨の発言をされていましたが、周知広報するのは制度成立後ではなく前と、私たちは考えます。  第2に、この条例の制定過程において、リスクマネジメントが不足している点です。私たちの会派は、第六期長期計画の流れから、今回外国人を含めることについて否定するものではないという考えをベースに、3月の骨子案から市民の動向を見てきました。3月、8月と、どちらの市民意見交換会にも参加した唯一の議員が私ですが、この要件が設定された経緯は、これまでの武蔵野市が市民を広く取る定義づけを行ってきており、そのことから導き出した答えであると想像しています。その点については第六期長期計画や自治基本条例の議論からの経緯があり、その中での市民参加においても丁寧に議論してきた方々が存在することは事実です。そうした活動をされてきた市民の方々や、向き合ってきた市の職員に対し、感謝と敬意を表します。  その一方で、本来リスクマネジメントとして考えるべきは、市側の説明にあるように、「特定の意図を持った集団」であり、それは日本人であっても外国人であっても変わりません。何か悪いことをする人は国籍など関係なく、その個人が悪い、それだけです。民主主義において実際に不正の歴史はあり、それに対してどこまでリスクマネジメントを行うことができるか、それを踏まえた条例の中身と規則が求められます。このことは3月からの議員に対する意見募集においても何度も申し上げてきたことですが、今のところ、私たちの意見による修正や対応はなく、細かいことは制定後にとされていると思います。しかし、これだけ思想により意見が真っ二つに分かれる提案をする中で、どちらかに寄せた内容を設定するのであれば、それこそバランスを取る、あるいはリスクヘッジをし、完全なる納得は得られなくてもこれだけはやりましたと説明する責任があると思います。ここが今回の案の実現可能性を最も損ねてしまった部分ではないでしょうか。そもそも市民の定義を広く取ったのですから、その広い市民に対し、複数のやり方を組み合わせてであっても、公平に意見を発する機会をつくることが本来の目的から求められることであり、この住民投票制度で国籍だけがクローズアップされてしまったのは、公平性を担保する全体的な提案がなく、リスクへの対策不足が原因として大きいと思います。  第3に、政策目的と手段、プロセスの妥当性、そして優先順位です。この制度は何のために制定するのでしょうか。本来の目的は、市民自治の推進です。今、武蔵野市が抱えている市民自治の課題については、第六期長期計画でこのように述べられています。引用します。「本市の市民自治による市政運営や共助のまちづくりは、活発な市民参加と協働の取組みにより支えられてきたが、参加する市民の固定化に伴い、市民参加の裾野の拡大が課題となっている。高齢世代のほか、まちの将来の担い手として期待される若者、子育て世代、転入者等の市政や地域への参加を促し、その活動を支援して、地域への愛着を高め、市民自治によるまちづくりの発展を図る。より丁寧で効果的な市民参加手法を整え、市民・市民団体をはじめとする様々な主体との連携・協働の取組みを推進していく」。引用を終わります。この内容に沿い、一つ一つ計画的に施策を打ち出していくことは理解できます。しかし、そもそも課題となっている「参加する市民の固定化」の部��、これを打開することなく施策を打っていったら、どうなると思いますか。今がその答えではないでしょうか。計画などの策定委員会のメンバーは有識者を含め同じ方ばかりになっていませんか、市民意見交換会や意見募集は多様な方が参加できるようにしていますかなどと、私たちはこの2年半繰り返しお伝えをしてきました。  そして、プロセスにおいて、計画にのっとり事業を行っていく中で、コロナ禍では事業の見直しなども多数行われてきました。そうした有事の際に見直しをすることは大変大切ですが、こうした制度を制定するに当たり、途中で様々な意見が出てきたときにどこかで立ち止まることはできないのでしょうか。私は2回とも意見交換会に参加したと言いましたが、立ち止まることができたなら、それは8月の意見交換会だったかなというふうに考えています。参加者は10名と少なかったものの、賛否両論、そして、なぜ今なのかという優先順位を問う意見は出ていました。これはその後のパブリックコメントにおいても、言うならば当初3月の意見募集や無作為抽出アンケートでも反対意見が出ていたのは事実です。多様な意見が出てきたときにそのまま突き進むことが本当に望ましいのか、今回のことで分かったと思いますし、分かってほしいです。これは先日の吉祥寺東部まちづくりの件でも起きたことで、市民とのコミュニケーションが不足した結果生じるのは、まちの中における分断です。こんなことを市民は望んでいません。  市民の方の中には、自分は反対だけれども、きちんと議論した上で賛成に決まるならそれでもいいという意見や、今回クローズアップされることになってしまった外国にルーツを持つ方々にも様々な考えがあること、また、中学生からも、自分たちは何も知らされていない、議論に加わりたいという声などをもらいました。一方で、話を聞いてほしいという中で、対話にならないケースも多数ありました。最もよくないのは、ずっと話題になっていますが、ヘイトスピーチです。「ヘイトスピーチ 許さない!」のポスターが庁内にあるので、ホームページを見てみると、民主主義社会とヘイトスピーチという、分かりやすいコラムがありました。例えば、生徒会で役員を選ぶといったとき、以下引用ですが、「もし意見の対立する相手方やグループに対し、一方的にクラスから排除することを主張したり、危害を加えるようなことを言って脅したり、著しく見下すような悪口を言うなどして、その人格を攻撃するという人が出てきたとしたら、どのような事態が生じるでしょうか。個々の児童や生徒の人格や尊厳が深く傷つけられ、場合によっては、非難の応酬や、あるいは沈黙が生まれ、クラスの中に回復し難い分断が生じてしまい、正常な議論や討論はできなくなることでしょう。(中略)選挙運動の自由や、表現の自由という大切な権利も、その使い方を誤ると、その基となる民主主義それ自体を壊しかねず、そうなれば、表現の自由の行使それ自体が危ぶまれる事態につながりかねません」。引用を終わります。このことは、考えを伝え合う中で、守らなくてはいけない大切な一線です。この間議論する中で、一人一人がこのことを全うできていたでしょうか。  さて、法的な解釈論において、時の判断を下すのは裁判所です。今回の説明の中で、合理性という言葉が散見されましたが、こうした解釈を生む言葉は、結局のところ、意見を一つにまとめることはできません。法解釈は論が立てば成り立つのですから、ある意味、自由です。それぞれが考え、それぞれの結論を導き出すものです。市もそうしたわけですが、賛成派も反対派もそれぞれの論を立てました。このことについて互いに論戦をすることはすばらしいことですが、相手に対して裁定を下すのは自分ではない。論が成り立っているなら、それは互いに尊重すべきものです。時の判断と言いましたが、裁判も多数決、政治もこうして多数決です。正解は分からない。絶対はない。だからこそ対話が必要で、どのような前提条件に立っているのか、どのような背景なのか、そんなに単純な話ではないと思っています。今回はあまりに論点が単純化され、自分とは異なる考えを否定するということが目的化されてしまったように感じ、とても残念に思っています。  中立派の会派として、これまで市長の提案であるパートナーシップ制度や子どもの医療費助成の拡大など賛成をしてきました。それは、そのことがまちの中でポジティブな機運の醸成につながると考えたからです。しかし、今回の案と今の状況でこれを可決することによって、武蔵野市が目指す多様性を認め合うまちづくりが推進されるとは思えません。また、自分が推進したい案なら手続論は甘く、反対したい案なら厳しくという姿勢は一貫性がないことからも、この決断へと至りました。この条例案が通らなかったらどうなるのですかと、以前に職員の方に聞いたことがあります。私たちはこの制定過程を見守ってきた立場から、反対という意思を表明することは大変苦しいことであり、合意形成をしていくことについて、自分たちにも非がないとは言えないと思っています。それでも今回勇気を持って、初めてブレーキを踏むことを決めました。そこには、職員の方の、もしこれが駄目になってもまたきちんとやり直すだけですという、強い、頼もしい言葉があったからです。私たちもまた一緒に頑張らせていただきたいと心から思っています。  最後にお願いがあります。市民を含む全国の皆さん、そしてメディアの皆様へ。今回、武蔵野市のこの条例の結論を見て、外国人の部分だけを取り上げて争点にしないでください。条例案を検討するということは、その1点だけで結論づけられるものではなく、様々な視点によって結論が導かれます。各議員の出した結論には、このようにそれぞれ理由があります。そこをぜひ捉えて今後も議論をしていただきたいです。  そして、市民の皆様へ。これで終わりにしないでください。今回特に御意見をいただく中で気になっていたのは、これまでは市に全てお任せをしてきたが今回は意見を言いたい、特に、ちょっと待ってという声が多かったことです。私たちは、今回市政に興味を持ったという方々と武蔵野市のつながりを失いたくない、そう思ったことからもこの結論を選びました。信頼して任せる、確かにそれも大切なことです。しかし、この地域の投票率を見ても40%台、多くの方が市政に対してあまり関心を寄せられていないように見受けられます。そういった状況の中で、市役所の方々も、そしてこれまで地域で活動されてきた方々も、一生懸命にやられていることは事実だと私たちは思っています。市政というのは、市民のためのものです。できる限り多くの市民が関わっていかなくては、議論は充実していきません。暮らしの中で余力があるようであればぜひ関わっていただきたいですし、そうでなくても、まず情報を受け取ること、そして対話をするために、市民の声を聴き、このまちの未来を考えるために、議員がまちの中に26人います。政治の話はタブーではありません。自分たちが暮らす目の前の、足元の話です。ぜひこれからも関わっていただきますようにお願いして、本条例案に対し、反対の討論といたします。  なお、関連する次の陳情につきましては、私たちが前述したように、外国人を含む要件については否定するものではなく、もっと議論したいというふうに考えることから、前提となる部分で多少異なる考えを持っていますが、趣旨として本条例案を再検討するという部分には賛同するため、採択の立場を取りますことを併せて申し上げておきます。  以上です。
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yotchan-blog · 20 days
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2024/4/12 12:01:12現在のニュース
ミャンマー東部で戦闘激化、武装勢力が主要都市制圧…劣勢の国軍関係者600人以上投降([B!]読売新聞, 2024/4/12 11:57:47) 岸田首相訪問のノースカロライナ州 日本企業が続々進出する理由 | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/4/12 11:54:33) 米が日本との防衛協力を大幅拡大 「統合抑止」へ貢献期待 バイデン氏「重要なステップ」([B!]産経新聞, 2024/4/12 11:54:28) 京都府予算、4年後に200億円不足の恐れ 社会保障費増が影響 | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/4/12 11:48:58) 岸田首相の米議会演説 民主、共和両党議員から熱い歓迎の拍手受ける 米国の政治分断に苦言も([B!]産経新聞, 2024/4/12 11:48:45) 金融特区目指し推進本部 札幌、情報収集や施策推進([B!]産経新聞, 2024/4/12 11:48:45) 安倍派の塩谷氏、「公正公明な審査を」離党勧告に不服で再審査請求(朝日新聞, 2024/4/12 11:47:02) 消防署員の免許取���補助、なぜ各地でバラバラ?背景に80年前の改革(朝日新聞, 2024/4/12 11:39:10) 日米比3カ国の協力、「尖閣の防衛」にもプラス 安保の専門家が分析(朝日新聞, 2024/4/12 11:39:10) 古代人はどうやって隕石から鉄器を? 愛媛大と刀匠が手を組み再現へ(朝日新聞, 2024/4/12 11:39:10) ファーストリテイリング株価4.4%安 営業益据え置き - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/4/12 11:37:07) おばあちゃんになった フィリピン人エンターテイナーのいま 日本でどう暮らしているか | | 米野みちよ | 毎日新聞「政治プレミア」([B!]毎日新聞, 2024/4/12 11:36:53) 蔵出しPhotoアーカイブ:あの日の紙面 ダンス 忘我のステップ 1925 「踊るのは午後10時まで」 | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/4/12 11:36:53) 70歳関根勤 落語に挑戦へ デビュー60周年に向け「ものまねを入れながら」(スポニチ) | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/4/12 11:36:53) 「ダメかも」乗り越えた山田千遥 笑顔で復帰 全日本体操個人総合(毎日新聞, 2024/4/12 11:35:50) 史上初の日米比首脳会談 安全保障、経済協力拡大の共同声明(毎日新聞, 2024/4/12 11:35:50) 住民側が高裁に即時抗告 関電美浜、高浜原発の運転差し止め仮処分(朝日新聞, 2024/4/12 11:31:34) 僕青の山口結杏が初マラソン完走 グループも「粘り強くあきらめず」(朝日新聞, 2024/4/12 11:31:34)
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nishiogidrunker · 1 year
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「対話でつくる」は容易くない(都市マス説明会レポート・前)
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都市マス改定案パブコメは1月31日まで(マイナンバーへの意見も同日まで、忙しい)!
https://www.city.suginami.tokyo.jp/news/r0412/1078272.html
その前に、説明会のレポートです。
私が行ったのは、2023.1.19阿佐ヶ谷地域区民センター。各地域ごとで内容が違うのかどうなのかな、と、思いましたが、ニシオギ回に日程が合わず。結果、やはり阿佐ヶ谷中心ではありましたが、阿佐ヶ谷にも言いたいことあるし。
まず、一カ所1回でぜんぶ平日18:00-20:00って選択肢狭いよね。これで「丁寧な説明」と言われたらかなわんが、向こうはそのつもりだ。
これ、ずっと懸念してること。区長替わって「対話でつくる区政」と言っても、これまで「対話」という概念を持ってない行政担当者のマインドは変わらないし、むしろ固くなるおそれあり、なので。
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1Fのパネル展示、これも17:00から20:00ってひどくないすか?パネルくらい、会期中全施設にずっと置いておくべき。しかもあいかわらずのぼんやりした概念図と見出しだけのパネル。これに対して意見を言うなんてことは、あまり思いつかないのではないか。
さて、 18:00から、2Fの広い集会室でおこなわれたのが「杉並区まちづくり基本計画(杉並区都市計画マスタープラン)(案)説明会」。お役所センスまるだしなのは仕方ないとしても、「説明会」というのがイヤな予感。そしてそれが当たっていました。
告知不足もあり、予約は少なく、当日参加可能になっていました。ニシオギ回は20人とかだったらしいけど、後半にいくと口(SNS)コミで広まるし、やはりさすが阿佐ヶ谷。今回は最多で50人近く参加していました。
いちおう、 これまでの「ザ・説明会」からは少し変える体制で、「ゲン・プランニング」なる外部団体の人が「ファシリテーター」として仕切る。
質問・意見は付箋2枚で書いてください、書き方は…と、まず説明。なるほど。付箋を使うと「ワークショップっぽくみえる」、が、そのビジュアルに毎回騙されてはダメですよ。
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まず、パワポスライドで、ほぼパネルと同じような、どこに文句をつけていいのか気をつけてないとわからない系のふんわりプロモ。ここは短め。
そのあと付箋記入タイム15分。事前に告知してくれればもう少しうまく書けるのに。小さい紙に太いペン。私はうるさいよ。「ペンが太くて書きにくい」と、ボールペンで書いといた。
でも結局ファシリテーターも字が読みづらく、困っていました。それなら書いた本人に読み上げてもらってはどうかと思うけど、長々と話してしまう人がいるからねぇ。
集まった付箋を基本計画の8項目
・土地利用
・市街地整備方針
・道路整備方針
・交通整備方針
・ユニバーサルデザインのまちづくり
・防災・減災・事前復興まちづくり
・みどりと水のまちづくり
・景観まちづくり
・ゼロカーボンシティを目指すまちづくり
・地域別方針(阿佐ヶ谷・駅周辺と南阿佐ヶ谷の一体的な生活拠点の形成)
に分けて掲示し、ファシリテーターが読み上げて区職が回答。
意見が多いのと少ないのがあり、やはり「ユニバーサルデザイン」「ゼロカーボンを目指す」ような誰からも文句のつけにくいものもある。逆に漠然としてるってことだけど。横文字だし。
まず少なめのところから、ということで防災について。しかし、阿佐ヶ谷の降雨と善福寺川への流入、防災キャンプの実施、防犯・ちかん対策、くらいまではスムーズに進んだのですが、「避難所での性被害の対策が必要なので、ジェンダー視点を取り入れ、担当者に女性を」(これは今ちょうど阪神淡路大震災の際のこうした問題が検証されている折でもあり、当然な意見)に対しての回答から、思わぬ紛糾が。
これは意外と象徴的で本質的なズレを露呈したのでは。
回答した都市企画担当課長が「防災会議には、警察署長や消防署長、東電などの充て職が多いので、女性を半分にするには総数を60人以上にしないと」と説明。エラい人は男だから、ということなのだが、「充て職」ってなんだ?と男女問わず区民が騒然。字で書くと「充て」だ、と説明されたが、こういう内輪の言葉をつい使ってしまうのも、行政の一方的説明体質、ひいてはジェンダーバランス是正の遅れの両方の表れではないか。
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そもそも、この説明会もジェンダーバランスが偏っています。区長からは「警察署長や消防署長などのトップに限らなければ、防災会議に女性を立てることもできるのではないか」という意見があったが、都市整備部長、都市企画担当課長、拠点(駅周辺)整備課長(女性)、耐震・不燃化・防災担当、都市計画道路担当、みどり施策担当課長、環境部長(女性)で職員は女性二人。
ファシリテーターも男女であったが、実際に喋るのは男性だけで、女性は補佐というありがちなやつ。今どきはせめてありがちを避けるために、女性を司会に回すことが多いと思うのですが、それもしてない。
区職員が相変わらずなのを露呈したところをもう一つ。
中盤に若い男性参加者(たぶん区議選に出る新人の関係者)が割と目をキラキラさせて「職員の方の個人的な意見でいいので、杉並に住みたいと思えるには何が必要か、10~20年後のビジョン、夢を語ってほしい」と質問。あ~そりゃ答えられないヤツだ~と、思ったとおり、職員全員沈黙。そういうことを答える立場ではない、とかモゴモゴ言ったあとに、そうですね…たとえば…
「DX」。
…ダメだこりゃ。
ものすごい行政内目線じゃないですか。
まぁ、答えられない質問を出して困らせた(いや、目をキラキラさせてたので本気なんだけど)のかもしれませんが、行政で標語になってることしか思いつかないって悲しいですよ。
そんな状況なのでこの日の参加者みんなが関心ある阿佐ヶ谷問題について、いよいよ本気の紛糾。 阿佐ヶ谷には北東地区(田中前区長の疑惑の三角交換)再開発問題と、南阿佐ヶ谷(成田東)補助133号線問題があり、区民の捉え方としては別々の地域なのだけど、計画には「一体化」と書かれている。これについても質問が出ました。 方向性としては、北側は「落ち着きのある生活空間」「住環境と調和した市街地整備」「みどりの保全と創出(創出は危険ワード)」、南は「公共施設やサービスにアクセスしやすい」ということ。
まず、北東地区について。杉一小建て替えは現在地で!という意見が6件も。河北病院跡地には小学校を移転・建築せず「ツミが戻ってこられるような緑地・森を作る」という意見も多い。ケヤキ屋敷が伐採されてしまったのだから、そのくらいやらないとゼロカーボンに近づくことはできないだろう、という提案。 ケヤキ屋敷の保存を求めていた人たちの、今の総意なんだと思います。
質問は、北東地区計画の経緯・計画・課題は?というのが出ましたが、拠点整備課長らはマトモに答えず、上記のような目標を並べるだけの回答でした。論点ずらしにもなってない。
さらに河北病院敷地(元ケヤキ屋敷)について「武蔵野の屋敷林を西側に残した」と言い張るので、「えーっ」「あんなショボい並木で」とブーイングが。
実は阿佐ヶ谷北東地区計画については都市マスでほとんど記述されていませんし、西荻窪や高円寺のような「さとことブレスト」は行われず、すでに着手済事業としてそのままにされています。しかし工事に入っているのはケヤキ屋敷→河北病院だけで、あとの2地区、周辺商店街や道路はまだ見直すことができます。
まちづくりのあり方を区民の視点で見直すなら、もっとも重要な事業であり、最後に区長からも「阿佐ヶ谷北東については、方針と区民意見に乖離があり、私もどうしたらいいか悩んでいる。ただ緑を守る、ではなく未来の杉並のビジョンとなるような中心にしていかなくてはいけない。杉一小を含め、20年後の杉並をどうしたいか」というような発言がありました。
それなら、今後都市マスの枠組み以外でも北東地区についての話し合いの場を設けるべきだし、このレベルの話し合いでは不十分だと思います。
ほかにもこの都市マスタープランは、杉並区の未来の街のあり方を考えるのだから「子どもや若い人に周知して」という意見に対して、区職員からは「小学校に出前講座」をしている、という発言がありました。それなら杉並第一小学校に出前をして、当事者(PTA含む)の意見を聞けばいいじゃないですか。
南阿佐ヶ谷については区役所のほか、都税務署や郵便局などの施設が築40年で建て替え時期である(133号線沿い)ということを当初は折り込みたかったようですが「今のところ各施設には計画はない」という回答。それもあってか133号線については効果を検証する、が都市マス改訂版では明記されました。
しかしこれに関しても、「道のないところに新しく作る理由・効果は?」という質問に対して、企画担当課長だったかが「目的は防災・延焼遮断。青梅街道-五日市街道をバイパスすることで走行時間が短縮、結果、CO2削減になる」といういつもの「効果」を披露し、区民はうんざり。
さらに「事業主体は東京都で、10年ごとに優先整備路線を設定する」「都市計画道路は都で6割、都心部の東西の道は整備済み。外周にいくほど、縦方向の道が進んでいない。杉並は46%しか整備できていない」と述べました。
実はこれが道路拡幅強行の大きな理由。横並び的というか、まるで東京都様が権力者みたい。杉並は東京都の植民地ではないし、私たちの街はバイパス道ではないのだが。
そういうマインドが区職員には根強くあるし、こういう場に出てくるとポロリとそれを言ってしまうのですよね。
だから「さとことブレスト(前記事)」で私が「職員出て来い」と言ったら、都計審の村上さんがキレたわけだ。 この日も、書いたことの他にも区職員のポロリが連発。区民と「対話」するのに慣れてないし、「対話でつくる区政」を理解していないから。
このまま進めて「対話でつくる」「都市計画マスタープラン」「杉並区基本計画」になるでしょうか? そっからやり直しではないか、とすら思えてしまったのですが… もともと「反対する人のいうことはきかない」と豪語していた田中前区長の独裁的な区政のもとで作られた基本計画です。「対話でつくる」という岸本区長の、まさに180°違う理念が掲げられたとき、これまでの計画の上にそれを乗っけるだけで、区民意見を反映した新しい計画に変わるわけはないですよね。「対話」を土台に置くなら、こうしたひとつひとつのプロセス、区職員ひとりひとりの意識のあり方から考えないと。
ここまでのやり方だけで、パブコメを集めて、さぁ決定、ではなく、もっと「対話」の質と量が必要なのではないでしょうか。
もちろん、本題(私にとってだけ)の西荻窪のことでも、露骨にこの姿勢で返されました。またもや前後編の超大作になってしまいますが、次回は、西荻窪編と、私が提出するパブコメをお届けします。
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theatrum-wl · 1 year
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【アンケート企画】 「ふりかえる私の2022年」
WLでは恒例のこの1年に見た舞台作品の中で印象に残った3本を観客のみなさんから募るアンケートを実施しました。 WLスタート以来毎年行っているこの企画、8回目の今回は10名の方にご参加いただきました。 ご参加いただいたみなさん本当にありがとうございました。 2022年は継続する厳しい環境の中で舞台芸術が少しずつ新たな動きを始めた年だったように思います。 ここではそんな1年を振り返り、2023年もまたみなさんといっしょに舞台を見守っていきたいと思います。
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矢作勝義( 劇場プロデューサー ) 2022年の観劇本数:150本 鵺的『バロック』(ザ・スズナリ) アマヤドリ『抹消』(アトリエ空洞) 劇団印象『カレルチャペック』(東京芸術劇場 シアターウエスト) 鵺的「バロック」はリアリティとは対局にありながら、本当にありそうな世界を描き、観客をワクワク・ドキドキさせ、その世界の中で人間本来の生き様が描かれた秀逸な作品。アマヤドリ「抹消」は、近年表面化してきた舞台芸術界におけるハラスメント問題とキャンセル・カルチャーについて呼応したような作品。しかし、現実がこの年末にかけて、拍車をかけて混沌としてきた。劇団印象「カレル・チャペック」は、カレルチャペックという人物と、彼が生きていた時代と場所を取り上げながら、現代日本の問題点を見事にあぶり出すことに成功していうた作品である。2022年は、コロナ禍3年目で2020年から続いたコロナ禍の影響によるしわ寄せが色濃く出た年だと言える。そのため、思い切った作品作りができなかっただけでなく、客席における観客の緊張感が高く、本来の舞台芸術を楽しむ環境になりきれず、作品もそうしたことに影響されてか、思い切ったチャレンジが少なかった年だった。
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片山幹生(教員) 2022年の観劇本数:87本 のあんじー『夜を旅した女』(釜ヶ崎野外) ノイマルクト劇場 & 市原佐都子/ Q『Madama Butterfly』(ロームシアター京都) 日本劇団協議会『遙かな街へ』(シアターΧ) 20代前半女性二人の演劇ユニット、のあんじーによる野外移動劇『夜を旅した女』は、今年私がこれまでに見た演劇公演のなかでもっとも強烈な演劇体験だった。大阪府西成区あいりん地区、昭和の時代に取り残されたようなレトロな下町をのあんじーが切り裂いていく。数十名の観客を引き連れて、異装の二人組の女子が、規格外の発想で、釜ヶ崎の風景を情念の物語の舞台に塗り替えていった。『Madama Butterfly』は京都まで足を運んで見る甲斐があった作品だった。西欧人・社会と関わりがある日本人にとって自明のことであり、誰もが気づいていながら、気づかないふりを続けている人種差別と根深くねじれた劣等感が突きつけられた。『遙かな町へ』はスイス人演出家による谷口ジローの名作『遥かな町へ』の舞台化。谷口マンガの繊細なリアリズムを、洗練された象徴主義の空間に展開させ、再現させた素晴らしい舞台だった。
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kiki(地方公務員) ドキドキさせてよ- 別館‐ 2022年の観劇本数:105本 Bunkamura『パンドラの鐘』(シアターコクーン) Mrs.fictions『花柄八景』(こまばアゴラ劇場) オペラシアターこんにゃく座『ルドルフとイッパイアッテナ』(あうるすぽっと) もしかしたら自分は、運命の一本に出会うためにいろんな舞台を観てるのかな、とこの頃思う。ここに挙げた3作は、どれもその一本と言ってもおかしくないくらい魅力的な作品だった。 『パンドラの鐘』:蜷川氏の演出を彷彿とさせるラストの演出、杉原さんらしい和のテイストの取り入れ方、何より戯曲の持つ骨太なメッセージが印象的な舞台だった。初演の一部を当時テレビで観て月日を超えて今回の観劇、それだけで感無量だ。 『花柄八景』:魅力的なキャストを揃え、複数団体の競演する企画公演だった初演とはまた異なる面白さや切なさを十二分に見せた。季節や時間の細やかな変化を感じさせる美術・照明・音響なども含め、珠玉の一本となった。 『ルドルフとイッパイアッテナ』:原作の魅力を生かして、寄り添うふたつの魂の交流を絵本のようなピュアなタッチで見せた。団体の新しいレパートリーとしてこれから何年も上演されていく作品だろう。
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齋藤理一郎(さくりさく企画) 2022年の観劇本数:221本 中野成樹+フランケンズ『EP1(ゆめみたい)』(Sunlight  Studio Shibuya他) 動物自殺倶楽部『凪の果て』(SPACE雑遊) 劇団普通『秘密』(王子小劇場) 毎年3本を選ぶ難しさに苦悶するのだが、今年はこれまでにない表現のインパクトや緻密さを感じたものを選んだ。 2022年、まだまだコロナが収束したといえる状態ではなかったけれど、そんな中でもコトリ会議、ムニ、ぱぷりか、エンニュイ、いいへんじ、中野坂上デーモンズ、小松台東、Hauptbahnhof、東京にこにこちゃん、吉祥寺Gorilla、MCRなどなど、観る側の印象に強く刻まれる舞台が目白押しだった。また、幸せ学級崩壊のリーディング短編集、倉田翠『今ここから、あなたのことが見える / 見えない』、毛皮族『セクシードライバー』、青年団リンクキュイ『あなたたちを凍結させるための呪詛』等、空間に編まれる新たな語り口に目を瞠る作品も数多くあった。 まだまだ逆境の中だけれど、様々に感じられた舞台の新たな歩みが心強く思える1年でもあったように思う。
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薙野信喜(無職) のんちゃんのつれづれ 2022年の観劇本数:100本 東宝『千と千尋の神隠し』(博多座) 松竹『唐茄子屋』(平成中村座) 市原佐都子/Q『妖精の問題 デラックス』(久留米シティプラザ) 2022年もコロナ禍は続き、観劇本数は減ったが、ずば抜けた3本を観られた。 上記以外では、マギー・マラン「May B」(北九州芸術劇場)、神田伯山「寛永宮本武蔵伝 完全通し公演(福岡市科学館)、ヨーロッパ企画「九十九龍城」(西鉄ホール)などの舞台も印象深かった。
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中西理( 演劇舞踊批評・ブログ「中西理の下北沢通信」主宰 ) 中西理の下北沢通信 2022年の観劇本数:200本 ムニ『ことばにない 前半』(こまばアゴラ劇場) 青年団リンク キュイ『あなたたちを凍結させるための呪詛』(アトリエ春風舎) 悪い芝居『愛しのボカン』(本多劇場) 生きていくことの辛さをモチーフにした演劇が若手演劇作家の作品で増えてきているように感じた。綾門優季作の青年団リンク キュイ「あなたたちを凍結させるための呪詛」のようにコロナ禍の世界を直接描く場合もあるが、同性愛者に対する社会的な抑圧を描いたムニ「ことばにない 前編」(宮崎玲奈作演出)、精神疾患をかかえた人たちを描いたいいへんじ「薬をもらいにいく薬」「器」、お布団「夜を治める者」、不況のもと貧困に苦しむ若者を描いた小田尚稔の演劇「よく生きろ!」など作品の多くはコロナそのものを描くのではなく、描かれた世界での生き辛い状況を描き出すことでコロナ禍の閉塞された状況をそこに仮託しようとしているようにも感じた。
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北村紗衣(研究者) Commentarius Saevus 2022年の観劇本数:114本 モダンスイマーズ『だからビリーは東京で』(東京芸術劇場 シアターイースト) まつもと市民芸術館 『KING LEAR -キング・リア-』(まつもと市民芸術館) unrato『薔薇と海賊』(東京芸術劇場 シアターウエスト) 3本には入れませんでしたが、モリエール生誕400年でいろいろなモリエール上演が見られたのは良かったです。
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ウルコフ(自営) 2022年の観劇本数:170本 KAAT神奈川芸術劇場 『ライカムで待っとく』( KAAT神奈川芸術劇場 中スタジオ) モダンスイマーズ『だからビリーは東京で』(東京芸術劇場 シアターイースト) スリーピルバーグス『旅と渓谷』(屋上庭園ふくにわ) 国内で制作される新作戯曲を例年以上に見た2022。その中でベストと思える作品をあげました。複雑なことを複雑なままに表現することが大切だと最近つとに感じているのですが、この3本は、やはり、そのような作品でもあると思います。残念なのは、新国立劇場の新作2本に、小手先の硬直した印象を受けたことでした。
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でんないいっこう(自由人) 2022年の観劇本数:25本 彩の国さいたま芸術劇場『TRANSVERSE ORIENTATION』(彩の国さいたま芸術劇場) 彩の国さいたま芸術劇場『May  B』(埼玉会館) ミクニヤナイハラプロジェクト『はじおわ』( 吉祥寺シアター ) 今年は何故だかダンス作品を多く観た。実際の 言語ではなく、声が聞こえてくる様な、しかし自分にとつて都合の良い物語を聞いていたのかもしれない。①光と影による造形の美しさは素晴らしい。②一人が幾人もの人物になり群像にもなり表情が豊か。③衣装が後ろ姿で大きな声を出す。③’『私は幾つものナラティブのバトルフィールド』岡田利規演出。言葉で動く体。うふふと笑えて来る。
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小泉うめ(観客発信メディアWL・舞台感染対策・舞台制作) 2022年の観劇本数:100本 コトリ会議『みはるかす、くもへい線の』( AI・HALL) ももちの世界『あと9秒で』( in→dependent theatre 2nd ) ダンスの後に~ここからはじまる『東山オクラホマミキサー2022』(東山青少年活動センター 創造活動室) コトリ会議は別の作品もあったが、劇団としての強さ、山本正典の作家としての新たな踏み出し、そしてAI・HALLへの思いと言った点で特筆に値するものがこちらにあった。ももちの世界もピンク地底人3号がここ数年取り組んできた手話を交えた劇作がただ新鮮なだけでなく一つの形として成就した作品だった。「東山オクラホマミキサー2022」は20年前の伝説が甦るとともにそのアップデートに再び立ち会えた幸福を感じることができた。何かと創作以外の話題が社会的に取り沙汰されることの多い昨今の舞台芸術界だがこうした持続的で地に足の着いた活動には頭が下がる。
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jaguarmen99 · 6 months
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静止画だけじゃなくて実際の議会の映像を見ても明らかにこっくりこっくりしていてああこりゃ居眠りしているわとわかります。 武蔵野市長でありながら西東京市など他市で選挙運動やってるくらい国会議員になることに興味が行っていて武蔵野市政の事に興味がないのでしょう。 菅直人の時は総理大臣として堂々と閣僚席で寝る菅直人の映像は国会中継でもたびたび流れており、当時は民主党の選挙スローガンをもじって「菅から眠へ」なんて言われていました。 しっかりと居眠り癖の実績のある人間を後継に選ぶ当たり、菅直人の眼力はさすがですね。
武蔵野市民ナメられてるけど気付いてますか? | パチンコ屋の倒産を応援するブログ
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benediktine · 2 years
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【荊棘のトレイル | クリーネストライン】 - パタゴニア : https://www.patagonia.jp/stories/thorny-path/story-123268.html/ : https://archive.ph/R4iiD 西脇 仁哉 { 2022-07-13 }
マウンテンバイクが地域と深くつながり、次世代に引き継げるように。遊ぶフィールドは自分たちで作り、守っていく。
 {{ 図版 1 : 下草の枯れる冬には尾根の向こうに絶景が広がる。ライダー:瀬戸 英人 / 写真:西脇 仁哉 }}
悪路を人力で走るための乗り物、マウンテンバイク。路面の起伏、木の根の段差、岩壁など次々と現れる難所を、経験とスキルを駆使し、ダンスを踊るかのように体を素早くしなやかに動かしながら乗り越えていく。人馬一体、いや、マウンテンバイクを介した自然との一体化。そんな身一つだけで地形を攻略するゲーム感覚と、その報酬として味わえる大きな達成感に、小学生の頃から魅了され続けてきた。
大学2年の夏休み、マウンテンバイクの聖地・カナダ西海岸のウィスラーで日本人向けの走行ツアーに参加し、2週間を過ごす。現地でテーマパークばりに充実したマウンテンバイクのトレイルを走り回り、ここは楽園かとカルチャーショックを受けた。そこからは、カナダを再訪することを考えてばかり。大学院に合格していたものの、大学卒業と同時に休学し、ワーキングホリデーで再びカナダに渡った。現地のマウンテンバイクメーカーで仕事をもらい、夏はカナダ、冬は日本というマウンテンバイク中心の武者修行のような生活を3年続けた。
 {{ 図版 2 : まるでスキーのシュプールを描くように、砂の崖を急降下。カナダBC州カムループス。写真:辻 義人 }}  {{ 図版 3 : カナダのバックカントリーライドでは、絵葉書のような雄大な景色を楽しめる。写真:西脇 仁哉 }}
帰国後は長野県伊那市のマウテンバイクツアー会社でガイドとして1シーズン働き、トレイル整備のイロハも学んだ。現在は海外自転車ブランドの広告の翻訳家と、パートタイムのフォトグラファーとして働き、時間を見つけては近隣のトレイルへ繰り出している。
生まれは東京で、育ちは関東平野と秩父山地が交わる埼玉県南西部で、今もここに住み続けている。山岳地帯と居住地を里山が結ぶこのあたりは奥武蔵と呼ばれ、週末ともなればハイカーやトレイルランナーはもちろん、クライマーやサイクリストで賑わう。自然の中でのんびり過ごすこともハードな運動を楽しむこともでき、さらには都心部からアクセスしやすく、アウトドアスポーツを嗜むのには最高の地域だ。
マウンテンバイクは主に山道を走るのだが、山で実際に乗っている人に遭遇する機会は少ないかもしれない。それもそのはず、マウンテンバイク乗りはただでさえ広い山林の、さらに人通りのない山道を好んで走行するからである。法律上は走行が許されている山道であっても、肩身の狭い思いをしていることが多いマウンテンバイク乗り。そのスピードから、他の利用者との接触事故が懸念され、また見た目にインパクトのある太いタイヤから、路面の侵食の原因と見なされ、走行禁止になった山道は残念ながらいくつもある。
 {{ 図版 4 : 岩畳も見つめることでラインが浮かんでくる。写真:鈴木 雄一 }}
山道は無数にある。だから短絡的かつ無責任に考えれば、ある山道が走れなくなれば、違う山道を走ればいい。しかし、これを繰り返せば、全国的にフィールドは減少していくばかり。ただでさえ高額な機材スポーツである。また、玄関を出た瞬間からフィールドが始まるロードバイクと異なり、マウンテンバイクは山道という特定のフィールドありきのスポーツだ。フィールドが減って行けば、次世代のライダーが育ちにくくなり、数十年後には悲惨な状況が待ち構えているかもしれない。そして、走る場所がなくなれば、その存在意義すらもなくなってしまう。だからこそ、すべての山道とまでいかなくても、できるところから整備活動を始めていく必要があると思う。
 {{ 図版 5 : 木々の隙間から漏れた光がスポットライトのよう。薄曇りの奥武蔵にて。写真:西脇 仁哉 }}
慣れ親しんだトレイルが将来的に走行禁止になるかもしれないという危機感を持ち、自分たちの手でフィールドを守ろうと2014年に設立されたのが、奥武蔵マウンテンバイク友の会(以下OMC)だ。その目的はいたってシンプル。普段遊ばせてもらっている里山への整備を通した恩返しと、マウンテンバイクの普及および啓蒙である。 友の会に現在所属する会員は、子供から大人までの80名弱。年齢も職業もバラバラだが、共通するのは皆、マウンテンバイク乗りであるということ。私たちは高齢化が進む地域の里山保全団体にマンパワーを提供し、倒木の撤去や雨水の浸食を防ぐための造成などを行っている。また、行政の道路美化団体に登録し、里山周辺で不法に投棄されたゴミの清掃や草刈りもしている。年20回ほどの作業に毎回20名程度が参加し、各地域の作業担当に割り振られた主要メンバーは、月に一度のミーティングで今後の作業内容の決定や、会に寄せられた問題の議論を行なっている。
海外ではトレイルビルダー、要はマウンテンバイクで走るトレイルを山中に作る職業があり、その作業が映像やSNSで紹介されるようになって以来、彼らに憧れるマウンテンバイク乗りも日本で増えてきた。シャベルやツルハシで道幅を拡幅したり、土を掘っては盛って水切りを作ったりするのだ。しかし、所有者に無許可でこれを行なうと、器物損壊の罪に問われてしまう。その点、OMCで整備する山道は、すべて市道となっている。問題箇所の特定、行政への作業の申請と報告を通じて、マウンテンバイクのためではなく、あくまで歩きやすいようにするためではあるが、そのような整備を堂々と行っている。また、OMCではただの肉体労働に終わらず、達成感や意義を感じられるよう工夫している。その最たるものが、汗を流して整備した区間の走行だ。自分たちの手で直したという自負から、その区間の走行は毎回感慨深いものとなる。
 {{ 図版 6 : 山側を削り、その土を谷側に盛って山道を拡幅するOMCの会員たち。写真:西脇 仁哉 }}
2017年には、埼玉県飯能市の市民活動支援事業に『子供と楽しむじてんしゃ広場』と題して、同市名栗地域の公園内に自転車コースの開設を提言。無事採択され、翌年には造成が完了。現在は偶数月に一度の整備活動に加え、年二回、地域の子供たちに向けた自転車教室を開催している。純粋な自転車遊びの延長として、土の上での安全な走り方を身につけることで、マウンテンバイクを本格的に始める子供が出てくることを願っている。
 {{ 図版 7 : 子ども向けの教室では、学びではなく遊びの延長として、マウンテンバイクの入口を体験できるよう配慮している }}
例えばカナダでは、自転車と言えばマウンテンバイクであることが多い。サイクリングを楽しむ家族から、本格的なスポーツとして取り組む愛好家や世界のトッププロライダーまで幅広い層が定着し、マウンテンバイクという乗り物が市民権を得ているのだ。さらには、充実したその走行環境はマウンテンバイク先進国と言わしめるのに十分であり、世界中から愛好家を惹きつけ、さらには多くの移住者まで生んでいる。また、カナダの国土は日本の約27倍であり、そのうち9割の山林を各州が所有する。これらの州有林は、健康や幸福の追求、つまりはレクリエーションを目的として人々に開かれている。それゆえ、トレイルの造成などには細かなルールが定められているものの、地権者が公私散り散りとなった日本の土地と比べ、はるかに利用しやすい。また、どの街へ行っても、そこにはほぼ必ずマウンテンバイクの走行環境を整える団体が存在している。
一方、日本は国土の約7割が山林であるものの、その目的は保全が多く、多様なアクティビティーの利用に対して開かれているとは言い難い。また、利用までの道を切り拓く上で、マウンテンバイクが貢献できることは地域によって異なる。OMCのように、高齢化する保全団体にマンパワーを提供できる地域もあるし、害獣駆除の一環として、マウンテンバイクの走行が野生動物を田畑から遠ざける役に立つ地域もある。また、良質なトレイルがまとまって存在していることから、マウンテンバイクの目的地として愛好家を呼び込み、町おこしの一端を担っている地域もある。それぞれの地域に適した運営方法や作業内容で、コミュニティーと協力して持続可能な山林の利用法を編み出す団体が全国的に増えているのだ。
 {{ 図版 8 : 幻想的な景色と出会えたときの喜びはひとしお。写真:鈴木 裕一 }}
マウンテンバイク先進国から10年は走行環境が遅れていると言われている日本だが、国が違えば制度も違って当然。したがって、日本は日本に適したやり方で、地道にフィールドを増やしていくほかない。これまではただ走っておしまい、と一方的に利用するだけの遊び方だった。しかし近年は、このスポーツを社会にもっと普及や還元させ、次世代に繋いでいくことがより重要視されているように感じる。遊ぶフィールドは自らの手で守る。その言葉を胸に、マウンテンバイクがブームとしてではなく、地域と深くつながって広まっていくことを願ってやまない。
●著者プロフィール  西脇 仁哉 ―――1986年東京生まれ、埼玉育ち。小学生の頃にマウンテンバイクと出会う。大学卒業後にはカナダのブリティッシュ・コロンビア州ウィスラーで本場のマウンテンバイクを体験。国内外の映像作品や専門誌に取り上げられ、現在はフリーランスの翻訳家をしながら、レースとは違うマウンテンバイクの楽しさを発信中。
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yotchan-blog · 1 month
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2024/4/1 7:59:18現在のニュース
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