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#娘帰省終了
prmkei · 1 year
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帰りは伊丹から。 見送り完了。 ちょっと長めの娘の帰省終了で 搭乗口検査場前の551で お弁当買って帰りました。 やれやれ。 #海鮮焼きそばDX弁当 #娘帰省終了 #チマロ生活 #娘は豚まんと焼売付き ww https://www.instagram.com/p/CnJFdLFPzkf/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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joker0531jp · 2 years
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愛娘帰札in Blue ⤵️ 久々の利尻空港✈️見送り! 丸美珈琲ビター美味い!^_^ 思縁◯塚社長!いつもありがとう😊 #rishiri #利尻島 #娘帰省終了 #利尻空港 #思縁 #プレオープン中 #ガチャガチャ #東京リベンジャーズ #丸美珈琲 #丸美珈琲スタンド #コロナ対策 #コロナウイルスが早く終息しますように (ANA 利尻空港 - Rishiri Airport) https://www.instagram.com/p/ChgTgUsr0xT/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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zion0430 · 4 months
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冬休み
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2024.1.3
私は明日まで冬休み。
いくつか提出物があって
でも計画的に進められるような私ではなく、、
今日はこれをしよう!
と思ったものの
無料マンガを見つけてしまい
すぐさま脱線。
しかもやるべきことの一つ目に入る前に、、😟
ところが、その無料マンガを読み耽っていたら
その内容から提出期限がちょっと先の
テーマらしきものが見えてきて👀
ということで、スケジュールを変更し
明日そちらに取り掛かる予定。
今日行わない辺りも私らしいかな😅
そして前に調べたことで
いまいちわからなかったことが
今日になっていとも簡単に
判明したこともあったりして👏
こんな感じで緩やかに取り組むべき事柄は
現在進行しています。
無事終了しますように!
(写真:帰省中の娘から送られてきた写真。
およそ半世紀前の写真。私です。ぷくぷく👶)
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jujirou · 11 months
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おはようございます。
秋田県湯沢市川連は、曇り空です。
昨日は職人さんの塗り作業準備を終え、久しぶりの秋田市出張。
用事は一件だけですが、時間も有るので往復下道での車移動で、帰宅したら夕方。
帰宅後からは娘のお迎え運転手やら、川連漆器伝統工芸士会の会計のお仕事やら、その用事果たしやらで一日が終了。
父母達も福島から帰省し、福さんはいつも通りに迎えてくれました。
そして昨夜のオラ家の晩酌セットは、川連漆器で鰊の山椒漬けで一杯し、オラ家の晩ご飯は川連漆器で蕨たたきご飯。
今日も続きの作業やら、その他アレヤコレヤと有りますが、一つ一つコツコツ頑張ります。
皆様にとって今日も、良い一日と成ります様に。
https://jujiro.base.ec
#秋田県 #湯沢市 #川連漆器 #川連塗 #川連 #国指定伝統的工芸品 #伝統的工芸品 #伝統工芸 #秋田工芸 #秋田の物作り #秋田の物つくり #髹漆 #寿次郎 #日帰り出張 #猫の福 #福さん #オラ飯 #オラ家の晩酌セット #川連漆器で鰊の山椒漬け #川連漆器でいいちこ #オラ家の晩ごはん #川連漆器で蕨たたきご飯 #ひゃるカップ #kawatsura #japanlaquer #JapanTraditionalCrafts #KawatsuraLacquerwareTraditionalCrafts #jujiro
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nashino-tsubute · 4 years
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簿記論
2020年の税理士試験が終了。
妻の協力もあり、直前の週末は、職場からホテルに直行し、2日間の缶詰を敢行。
ホテルチェックアウト後も、自宅最寄りのカラオケを利用し、篭って自習。
帰宅し、久しぶりに会った2歳の娘に癒される。
翌日は、試験前日休暇で仕事も休み、いざ試験本番。
会場が二転三転したが、馴染みのある横浜アリーナとなり、幸い。
時間通りに着席。
以前の日商簿記の反省を生かし、時計は余分に持って行った。
秒単位の戦いが予想されるため、以前Amazonで購入したストップウォッチをメインに。
試験開始。
パッと見て、第二問の在外支店とリース会計が目に入る。
第一問の構成もよくわからないが、とりあえず第3問。
こちらもレンタル固定資産、美術品、クレジット売掛金、電子記録債権、海外出張と、
見慣れない文字が並ぶが、落ち着いて取り組む。
まずは賞与引当金から、と思ったが、こちらも変則的な内容。一旦は手を付けれる範囲までやり、他の整理事項と一緒に処理する方針で保留。
次は得意な退職給付引当金。こちらはワークシート形式かつ簡単な内容で残念だったが淡々とこなす。
有価証券も同様。社債の利息が、前TBに反映されていなく、焦ったが、現金の整理事項を見つけ、一安心
書いてて面倒になったため、続きはまた後日。
【後日追記】
無事合格しました。これで簿財に合格できたので撤退します。
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keredomo · 3 years
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父親
 父は数年前に人間であることから滑り落ちた。  心臓をやって、そののちに脳もやってしまって、かれはもう、生前の記憶と妄想のうちに思念を口走り肉体の痛みを呻くだけの寝たきりの身体となってしまった。
 その報せを聞いて、かれが人間として存在することを瞬時に見限ってしまった私の無慈悲と裏腹に、母は父のことを今も夫として扱っている。坂のふもとで恋に落ち、ハワイで誓いのキスをし、怒鳴り合い泣き叫びながら夫婦生活を営んできた生涯唯一の夫として。  その夫婦のもとに一度の流産を乗り越えて生まれてきた一人娘である私は、母の夫である父を、すでに父親ではない者として見ている。母がまだ夫としてかれを取り扱っているのを悲しい気持ちで見ている。
 甲斐甲斐しく介護する母の顔を見て、父はうわごとで「おまえを愛している」と口走るのだそうだ。母が時々、複雑そうに報告してくる。  父は女によくもてたらしい。「あの人をください」と知らない女から母に、結婚してから少なくとも三度、電話があったそうだ。外に女を作られるくらいならと、母は深夜三時に車を出し、多ければ週に二度、高速道路を飛ばして酔った父を繁華街へ迎えに行く。そして五時には家事を始める。家族の朝食とお弁当を作る。  脳がだめになった父が「おまえがいないと俺はだめだ」と口走り、それを聞いて初めて母は自分が愛されていたことを思い知って崩れ落ちる。痩けた頰に生える父の髭を剃りながら泣く。見ていられない。
 脳がだめになってしまってもまだ母に甘えて執着してみせる父の、弱り切って痩せ細って剝き出しになった脚のかさかさの膝とふくらはぎを撫でながら、愚かだな、と思う。  初期にリハビリに努めれば再び歩けるようになるはずだったが、その力はあの人にはなかった。そのまま衰え続けて、父だった人は死へと急降下している。私を殴っておいて、弱い男だ。身勝手なこの人は、母のために痛みに耐えて回復するよりも自分が痛くなくて済むほうを取って、弱り果てて死ぬこととなった。もちろん、倒れた時にはすでに、回復することが母のためになるとすら判断できなくなってしまっていたのだろうが。愚かな男だ。
 半年か一年に一度、東京から帰省する。母の運転で介護施設に連れられ、もう父ではなくなってしまった寝たきりの身体に「お父さん、ただいま」と声をかけると、落ち窪んだ目を二、三度またたかせてのち、「おお、」と私の名前を口にする。そのように弱々しく名前を呼ばれるのももう七度目だった。  映画俳優のように美しい顔をしていた父が、その面影をすっかり失って、頰を痩かし、あばらを浮かせ、フケは白い髪に絡め取られ、顔中を乾燥させ、金魚のように口をぱくぱくさせながら、半年ぶりに顔を見せた私の名前を誤ることなく口にする病床。個室は静かだ。私は一応、生前の父の人生に存在していたらしい。  この人が口にしている私の名前は父が考えたものだったのだろうか。私はそれすらも知らない。私はこの人が私をどう思っていたのか一切知らない。夫婦の間には私についての話題もあったのだろうが、私と父の間にいた母からは何も聞かされなかった。
 病人は私の顔を見れば父のように私の名前を呼ぶが、すぐに夢想の国へ引き摺り込まれてしまう。あらぬほうを見て何か言っている。よく聞き取れない。父は任侠映画が��きだったので、うわごとでも「殺される」とか「始末する」とか「仇を」とか言っている。そうして時々「暁子さん、結婚してください」とか言う。暁子とは母の名だ。  父のうわごとは、30年、あるいは40年の夫婦生活の答えあわせとなって、いまも母を依存させているのだろうか。そんな答えあわせを必要とするほど無下に扱われてきたのだろうか、母は。父が母をそうする必要とは一体どういったものだったのだろうか。そんなものが愛なの��。
 次男であり、結婚して母の実家に暮らすことを了承した父は、愛する娘になるはずであった私を祖父母に奪われた。祖父母は私を手放さず、四六時中抱き留め、父は父親であるにもかかわらず家から疎外された。  実家の二階で夫婦は暮らしていた。共働きの遅めの食事から夜が更け、酒が進んでくると、大声で喧嘩する声が階下まで薄っすら聞こえてくるのが常であった。イライラする。何をそんなに怒鳴り合うのだろうか。空気が悪いのがいやで、あまり二階には寄り付かないようになった。
 十代も後半になると、夜遅くに塾から帰ってきた私を相手に、母は水仕事をしながら毎晩毎晩父を罵倒した。時にはすすり泣いていた。母には私以外に甘えられる相手がいなかった。  母から受けている愛情への返礼として私は父を憎んだが、母は私が父を憎むのを嫌がった。彼女は自分が娘に何をしているのかわかっていなかった。自分が夫を愛しているから自分の分身であるはずの娘もまた父を無条件に愛して当然だと思っていたのだろう。自分の涙が娘に父を憎ませているのだと気づいていなかった。  彼女は大人のくせに情の仕組みを理解していなかった。自分が父を愛していることすら自覚していなかったのだろうか。人間について理解の浅かった十代の私もまた、母が父を愛しているからこそ父の仕打ちに耐えられないのだということがわからなかった。母を泣かせる父が憎かったし、父と別れられない母が疎ましかった。
 弱い母は私から「父を愛すること」を取り上げた。無邪気な女だ。私は母のことも憎むべきなのかもしれない。  父も父で、私を愛する機会を母と母の両親によって剝奪された。そうして最後まで、かれがかれでなくなる最後の最後まで、私を愛する権利をもてないまま、唯一の娘を愛する権利を剝奪されたまま、ついに父ではなくなった。
 まだ父が父であった頃、私は23歳か24歳かそこらで、父に連れられて地元のとんかつ屋に昼食をとりに行った。  私はすでに、自分をよく見せるための空虚な作法を身につけていた。そこは田舎の小汚いとんかつ屋だったが、背筋を伸ばして三角に食べ、両手をつかって静かに割箸を置き、紙ナプキンで軽く口の端を拭う。階級制度に乗っ取られた行儀のよい身体を行使する。  食事を終え、父の運転で家に帰って、すぐに二階の寝室に母が呼ばれた。父は私に対してではなく母に怒鳴りつけた。あのガキ、気取りやがって、おれを馬鹿にして。たかがとんかつ屋やぞ、何様や、クソッ。おいお前、どんな教育をしとるんや。お前が悪いに決まっとるやろうが。罵る声が階下にうっすらと聞こえる。  私と何かあれば私ではなく母を怒鳴りつけるのだった。父が父でなくなる以前に、私たちはとっくに父と娘ではなくなっていたのかもしれない。最初に手を離したのが、私だったのか、父だったのか、わからない。  予定の便を繰り上げて、その晩のうちに東京に戻った。
 私が進学を機に地元を離れ、それを契機に母は貯金をはたいて父の相続した田舎の土地に一軒家を新築した。そうしてようやく夫婦で母の実家を出た。かれらはようやく二人きりになった。  とんかつ屋へ連れられて行ったあの夏の日にはすでに、ようやく整った愛の環境が二人に甘やかな生活を与えており、夫婦は初めて安心して愛し合っているようだったのに、私という存在が介入した途端にまた昔のように父は怒鳴りはじめた。フラッシュバックに苦しむみたいに。愛することを奪われた苦しみは、私だけでなく父をも蝕んでいたのだろうか。
 大人になってようやく、夜の二階に響き渡っていた怒鳴り合いが何であったのかわかった。父も母も、かれらの夫婦関係を維持しようとして常に甚大な外的ストレスに曝されていて、いつだって限界を超えていて、泣き叫ぶことしかできなかったのだ。愛し合うとか、そんなこと以前に。
 母がまだぴかぴかの家の壁を触りながら、あと10年は一緒に暮らせるはずだったのにな、と小さな声で呟いた。
 心臓も脳もだめになってしまった父は、それでも私の顔を見ると「おお、」と手を伸ばす。だめになってしまった脳を用いて、まだ自由に動く左手を伸ばす。  頰に触れたいのだろうか。手を伸ばしている先にいるのが私だとわかっているのだろうか。脳がだめになってしまっても、私を娘であると理解しているのだろうか。彼を彼として成り立たせていた何もかもがだめになってしまった今でも、私の顔を見れば私の名を呼ぶ、それは、あの人が私を愛していたことの証左なのだろうか。
 父は母に「愛している」とうわごとで伝える。  私は生前のあの人に愛されたことはない。  あの人が私を愛そうとして愛しえなかったことに思い至って、なんの涙か説明できない涙があふれて止まらない。  父を愛したかった。父のことを好きなのだと、かれが生きているうちに伝えたかった。あの人を愛したかった。愛してみたかった。私を愛することを望みながら私に触れることのできなかったあの人を。父を。
 母から時々、父の病状が悪化したと連絡が入る。  父がこのまま死んでゆくことが苦しい。
(2020/07/02 16:30)
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zion0430 · 1 year
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卒業式
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2023.3.6
明日は娘の卒業式。
私は帰省しているため
欠席になってしまいますが
今回に限ってpeterさんは初めて出席する予定で
早くから予定を空けていたため
娘の卒業する日を無事迎えられそうです。
卒業式終了後
家族全員、父の召天式のために
実家に駆けつけます。
(写真:イオンモール。映画を観に来た私を迎えに父とスタバで待ち合わせたことがありました。もう18年も前の出来事。)
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sugipro2020 · 3 years
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#第26回授業
第26回授業
2020/11/18 10:45~12:15
メンバー:べーこん、どりちゃん、はまー、しゅがー、たけぼー、せぶん、チャゲアス、こんにゃく
*
*
こんにちは!せぶんです。
第26回授業が行われました。最近随分と日が短くなりましたね🌅
*
活動内容
今回の議題は
・第2回本実装の反省
・本実装に参加していただいた先生への聞き取り調査
・外部評価
です。
*
第2回本実装の反省について
前回同様メンバー同士で反省点や改善点を出し合いました。第1回に引き続きたくさん意見が出ました。そしてなんと! 第2回本実装では25組の親子に参加していただき用意したキット全てを配布することができました!! 事前に参加を約束していただいた方も当日参加いただいた方もありがとうございます🙇‍♂️
以下に出てきた意見を紹介します
設営⛺️
・風で物が飛ぶ
受付✒️
・前回と異なり最初からかなりの人がきたため人が足りなくなった
 →どの時間帯でも受付は3人にする
・帰ってきた人のカウントが取れていなかったた体験中の人数がわからない
 →参加者を特定できる特徴をメモして帰ってきた親子を確実にメモしておけるようにする・メモ担当係を決めて記入漏れをなくす
・用意したキットがなくなったときのための受付終了と次回開催のお知らせのポップまたはチラシを作成する
・現在掲示しているポスターが大人向けなので子供向けのポスターを用意する
・受付の時の説明がかなり時間がかかるので並んでいる人にはあらかじめ説明しておく
見守り隊🚩
・AndroidだとARがうまく表示されない
 →Androidユーザーには特に丁寧に説明する・出ない場合はメンバーが代わりに表示してみせる
・カメラ係が体験者を見つけられるように一夜組み合わせを報告する
例:「お母さんと3人の子供、お父さんお母さん娘の2組が太郎の方に行ってます」
「○番に来ました」
・トランシーバー繋がりにくい
・みまもり隊がスマホ触ってるとサボってるように見える
 →トランシーバー頑張ってみよう
・マップを作ることのゴールが曖昧なので、ARを表示することやキャラクターを見つけるほうが目的になってしまう
・色さがしのアドバイスで遊びの幅が広がる
・参加者は当日来てポスターを見て参加するケースがほとんど
・色さがしカードを持っている子どもは半分ほどであまり使われていない
・アプリどうやって作るの?という質問が思いの外たくさんくる
→「rubyというプログラミング言語でコードを書いて」みたいに説明する
・その他🌱
・アンケートで何でこの企画を知ったかを訊く
*
本実装に参加していただいた先生への聞き取り調査について
第2回目の本実装では上平先生と望月先生に協力していただきました。先生方から詳しい評価をお聞きするため質問の内容を考えました。
*
外部評価について
杉田先生から他の大学の先生から外部評価をもらってはどうかというアドバイスをいただき、候補となる方の名前を教えていただきました。学校外の方やプロジェクトとかかわりを持つというのはワクワクしますね。メンバーでめちゃくちゃ前向きに検討中です。
* *
メンバー自己紹介コーナー!!
今回のお題は「最近あった小さな幸せ」です!
エントリーNo.1たけぼー 「缶詰のパイなアップルが美味しかった」
エントリーNo.2 こんにゃく 「バイトの給料が思ったよりたくさんもらえた」
エントリーNo.3せぶん 「ガチャで最高レア2枚抜きした」
エントリーNo.4べーこん 「漫画たくさん読めた」
エントリーNo.5チャゲアス 「家に帰ったら燻製やってた」
エントリーNo.6はまー 「ねこいた」
エントリーNo.7しゅがー 「バイトの給料が8時間分割り増しされてた」
エントリーNo.8どりちゃん 「せぶんが私の好きな服装で学校にきてくれた」
エントリーNo.9杉田先生 「10年ぶりにあった友人が3人の子持ちになっていた/昨日友達に子供が生まれた」
*
家で燻製をやるのはすごいですね。小さな幸せを探すのに苦労していた人もいましたが、探せば以外と見つかるものですね。
*
ここまでお読みいただきありがとうございます。
それではまた次回お会いしましょう👋
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xf-2 · 4 years
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003年4月15日夜、福岡市中央区の日本語学校に魏と王、楊らが職員室に忍び込み、現金約五万円を盗んだ。そこは王が在籍していた学校だった。王、楊はその1月にも、同区のファストフード店に侵入し、現金230万円を盗んでいた。ここは楊のアルバイト先。4月9日には魏が別の中国人留学生2人と共謀し、中国人留学生から現金約26万円を奪うという事件も起こしている。 「3人で何かやろう」  5月上旬には、楊のアルバイト先だった同市博多区のラーメン店経営者襲撃を計画する。「面識があると発覚の危険性が高い」として断念したが、この時すでに「殺害して金を奪う」ことを念頭に置いていた。 http://yabusaka.moo.jp/fukuokaikka.htm
中国人留学生
王亮(ワンリャン 当時21歳)
出典福岡・一家4人殺人事件
吉林省出身。父親は土木会社を経営し、裕福な家庭に育った。02年春、日本の大学進学を目指して福岡市内の日本語学校に入学し、同級生とともに寮で暮らし始めた。当初授業の出席率は96%と高かった。(出席率が95%以下になれば入国管理局に報告されるという。さらに低くなると強制送還される)だが王はこの年の9月、同級生とトラブルを起こし、その時の学校の対応に不信感を抱き、ほとんど学校に出てこなくなった。同級生によるとこの頃から王の様子が変わっていったという。03年4月の時点で、王はMさん宅から700mほどのところにある家賃2万円のアパートに楊とともに住んでいた。5月15日に日本語学校から、このままで除籍処分になると通告された。就学生が除籍処分されると、就学ビザを取り消され不法滞在になる。王は1度中国に帰り、両親に再編入のための授業料の工面を依頼していた。だが、両親が王持たせたはずの授業料は学校に納めておらず、除籍処分となっていた。
楊寧(ヤンニン 当時23歳)
出典福岡・一家4人殺人事件
吉林省出身。父親は長春市の中日友好協会に勤め、母親は同市の製紙工場に勤務。王とは両親同市が古くからの知り合いだった。01年10月に就学ビザで来日し、日本語学校を卒業した後、私立大学国際商学部に入学し、アジアの貿易経済について学んだ。02年には1科目を履修しただけでさぼり、後期には病気と称して休学したが、実際は福岡市内のハンバーガーショップでアルバイトをしていた。03年4月に1度は復学したが、年間50万円余の学費が払えず、納入期限の6月末を前に「親から学費を受け取るために一旦帰国する」と大学側に説明して出国した。この時、実家には戻っていない。
魏巍(ウェイウェイ 当時23歳)
出典福岡・一家4人殺人事件
河南省出身。父は工場を経営する資産家。魏自身も高校卒業後、3年間人民軍(※)で班長を務めた。その後大連の外国語学院で日本語を学び、日本留学後は先端技術を学ぶという希望を持ち、01年4月、福岡の日本語学校に入学している。02年4月には予定通り、コンピューターの専門学校に入学した。ここでは成績もよく、奨学生候補だった。故郷には恋人もいて、ごく普通の学生だったが03年になると一転して学校を欠席がちになった。魏のアパートには中国人の女性が何人も出入りするようになり、4月には留学生仲間と中国人宅に押し入り、26万円を強奪、6月には知人の女性に暴力をふるったとして傷害容疑で逮捕された。この頃、インターネットカフェにしばしば通うようになり、王や楊と知り合った。4月9日にはかつて住んでいたアパートへ強盗を押しこんだこともある。また、他人名義で携帯電話を契約する詐欺も働いている。金にも対して困っていない優秀な学生だった彼が、03年春を境に突如犯罪行為を繰り返すようになっていた。
出典blog-imgs-34.fc2.com
福岡一家4人殺害事件
福岡一家4人殺害事件
Mさん一家
殺害されたMさん一家は、Mさん(41歳)、妻C子さん(40歳)、小学6年の長男K君(11歳)、小学3年生の長女H子ちゃん(8歳)の4人暮らし。  Mさんは1962年福岡市で生まれた。私立博多高校を中退し、中州のクラブ勤めを経て上京。東京・麻布十番の焼肉店などで修行した後、88年に福岡市中央区で韓国料理店をオープンさせた。この店は繁盛し、有名人なども多く来店、テレビでも紹介されるほど有名店になった。その後、東区にも別の焼肉店を開店し、売上も好調だった。    C子さんも福岡県出身。九州女子高校を卒業後、94年頃まで化粧品会社の美容部員として福岡空港の国際線ターミナル店で働いていた。MさんとC個さんは高校時代から交際しており、90年5月に結婚した。Kくん、H子ちゃんも生まれ、幸せ家庭を築いていた。  しかし、最初の悲劇が起こった。01年9月、BSE(牛海綿状脳症)騒動が起こり、その煽りを受けて経営していた両店は廃業に追い込まれたのである。  MさんはC子さんの親族と一緒に婦人服販売会社を始めるが、売上が低迷、さらに東区の焼肉店開店のために自宅を抵当に入れて借りた4000万円の返済も滞るようになった。  03年3月、夫婦は婦人服販売業の業績が上がらないことから、C子さんの親族から独立して、衣料品などをデパートに卸す仕事を始めた。その2ヶ月後、Mさんの知人から休眠中の会社「W」を継承して復活させた。C子さんを社長にして、衣料品販売業を本格的に乗り出した。  また失業し、金に困ったMさんは闇ビジネスと呼ばれる仕事にも手を広げていく。事件後、家宅捜索で福岡市中央区のマンションから大麻草が発見されている。Mさんは大麻草を栽培して、売りさばいていたとされている。  またMさん一家は94年から96年にかけて、外資系生保会社と、99年には国内の生保会社と、一家4人の生命保健契約を締結した。保健金額はMさんが1億2000万円、C子さんが2500万円、KくんとH子ちゃんが各2100万円の総額1億8700万円に上り、その月々の保険料は14万円近くになっていた。  ちなみにMさん一家は王、楊、魏の3人とは面識はなかった。 http://yabusaka.moo.jp/fukuokaikka.htm
強襲
凌遅刑
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%87%8C%E9%81%85%E5%88%91
凌遅刑(りょうちけい)とは、清の時代まで中国で行われた処刑の方法のひとつ。生身の人間の肉を少しずつ切り落とし、長時間苦痛を与えたうえで死に至らす刑。歴代中国王朝が科した刑罰の中でも最も重い刑とされ、反乱の首謀者などに科された。また「水滸伝」にも凌遅刑の記述が記載されている。また、この刑に処された人間の人肉が漢方薬として売られることになっていたとされている。この刑罰は李氏朝鮮(朝鮮王朝)でも実施されていた。また、これに酷似したものとして隗肉刑がある。
Mさんの帰宅
日付が変わって翌午前1時40分頃、Mさんが帰宅してきた。愛車のベンツC200に乗って、自宅の車庫前まで帰ってきた時、携帯電話で友人と会話している。Mさんは「今、家についた。これから駐車場にいれるから、後でかけ直す」と電話を切ったが、その友人に再び電話がかかってくることはなかった。家に入ろうとしてきたMさんを犯人達は玄関で待ち伏せていた。工事現場から盗んできた鉄パイプを、いきなり後頭部を殴りつけた後、前に向かって横から額を殴り、さらに左目周辺や頬を殴ったり、全身を蹴ったりした。さらに犯人達は2階で失神していたH子ちゃんを担ぎ下ろし、父親の目の前でいたぶったり殴打しながら、Mさんに何かを聞き出そうとリンチを加え続けていた。だが、Mさんはなにも答えず、「用がなくなった」ということで、H子ちゃんの首を絞めて殺そうとした。Mさんは土下座して、「娘だけは助けてくれ」と言ったが、彼らはこれを嘲笑し、殺害した。さらにMさんの首を白いビニール紐で絞め、気を失った彼を浴槽に浸けて溺死させた。  3人は一家の遺体を運びやすくするため、まずMさんの両手に手錠をかけ、首から足にかけて工事現場で盗んできた太い電線で縛り、H子ちゃんを背負わせる格好で固定した。また、ちょうど血のついて放置しておけない玄関マットがあったので遺体を覆い隠すために持ち出し、車を乗り捨てる際に近くの草むらに捨てた。  3人は一家4人をベンツに乗せ、その車に一緒に乗りこんだ。 博多港箱崎埠頭の岸壁に到着した3人は遺体を海に沈めるために、前もって用意しておいた重りを1個ずつつけ始めた。Mさんの腕とH子ちゃんの足を手錠でつなぎ、その手錠のチェーンの部分に別の手錠をつないで、鉄アレイをつけるなど、万全を期した。C子さんとKくんはそれぞれ両手に手錠をかけ、鉄アレイをつけた。千加さんは服を着ていないので浮き上がりそうだったので、特別に鉄製の重りを針金で巻きつけていた。  遺体を捨てた後、Mさんのベンツを運転して久留米市に向かった。これはNシステム(自動車ナンバー自動読み取り装置)でも確認された。ベンツは「ブリジストン久留米工場」クラブハウスの専用駐車場に乗り捨ててあるのが発見されてい。3人はベンツ放置後、JR久留米駅から福岡に戻った。  20日午後、博多港箱崎埠頭付近の海中から一家の遺体が次々と発見された。これほど早く遺体が発見されることは、3人にとって誤算以外の何物でもなかったはずだ。  なお事件当日の行動については3人の供述をもとに書いたが、3人が責任をなすりつけ合ったり、供述そのものを変えているので、不確かな点も多い。 http://yabusaka.moo.jp/fukuokaikka.htm
3人の浮上
事件に使われた手錠は台湾製でレバー操作をすれば簡単に取り外しができる金属製のおもちゃ、鉄アレイは重量20kgのもので、それぞれ福岡市内にある量販店で売られていた。この店の防犯カメラにそれらを買った人物が映し出されていた。その映像から似顔絵が公開されると、日本語学校の生徒が「同級生(王)に酷似している」と証言、ここで王とその交友関係が洗われるようになった。ここで楊の存在が浮上し、楊の携帯電話の通話記録から魏の存在も明らかになった。  また、遺体に付けられていた直方体の鉄製の重り(重量30kg)は魏が過去に頻繁に出入りしていた女性宅がある福岡市博多区の賃貸マンションの所有会社が非常階段への鉄製扉を開放させておくために特別注文したものだった。  事件後、魏は出国2時間前に空港へ向かう途中の路上で、別の暴行事件により身柄を拘束された。だが、この時すでに王は楊とともに福岡空港から上海に出国していた。この航空券は犯行の3日前に楊が用意していた。2人は中国の公安当局に身柄を拘束されることになった。 供述 「窃盗目的で侵入した。黒幕は存在しない」(王、楊) 「Mさんは高級車を持っていて金持ちそうだったから狙った」 「5月下旬に王から『おまえは格闘技ができるだろう。それなりに荒っぽいが、カネになる仕事がある』と誘われ、楊を入れて3人でMさん一家を襲った。家族4人の首を絞めて殺した後、遺体をMさんのベンツでう実まで運んで投げ捨て、その車も遠くまで捨てに行った。王は誰かに殺しを依頼されていたようで、私は成功報酬として約1万円を受け取っただけだ。残りの報酬はまだもらっていない」 (魏) http://yabusaka.moo.jp/fukuokaikka.htm
出典kyushu.yomiuri.co.jp
公判を終え福岡地裁を出る魏被告
福岡一家4人殺害事件
王被告土下座にも消えぬ怒り 遺族、厳罰求める
出典kyushu.yomiuri.co.jp
福岡一家4人殺害事件
中級人民法院裏門で、通行人をチェックする職員
憤りは収まらなかった。昨年六月に起きた福岡市の松本真二郎さん一家四人殺害事件。遼寧省遼陽市の中級人民法院で十九日に開かれた初公判で、孫たちの命を奪った元留学生二人と初対面した遺族には、日本語での謝罪もむなしく響いた。「頭を下げれば済むと思っているのか」。一年四か月を経ても消えない激しい怒りが、異国の法廷に広がった。  王亮被告(22)は白いワイシャツ、白っぽい綿のズボン姿で法廷に姿を見せた。楊寧被告(24)は、黒いトレーナーに白っぽいズボンをはき、二人ともオレンジ色のベストを着ていた。両足には鎖、両手には手錠がかけられていた。  起訴状が読み上げられる間、楊被告は、検察側の質問に対し、はきはきと答えたが、何度もまばたきするなど緊張が見て取れた。王被告も時折、目元に手をやるなど、落ち着かない様子だった。  犯行現場となった松本さん宅の子供部屋や浴室、廊下に残された血痕などの写真がスクリーンに次々と映し出されると、王被告は終始目をそらし、楊被告も顔を上げようとしなかった。  静寂が破られたのは、王被告の意見陳述の途中だった。突然、後ろを振り返り、約三メートル離れた傍聴席の最前列に座っていた松本さんの妻千加さんの父親、梅津亮七さん(78)に向かって土下座し、約三十人いた傍聴席から驚きの声が上がった。さらに、裁判長に向き直った後、もう一度後ろを向き、日本語で三回、「すみません」と繰り返し頭を下げた。  数日前に遼陽市入りした梅津さんは、公安当局などを回り、両被告の逮捕に謝意を伝え、厳罰を要請したという。公判終了後、「頭を下げて済むものではない。それ以上にひどい目に遭わされた」と怒りが収まらない様子だった。 http://kyushu.yomiuri.co.jp/news-spe/20090427-462876/news/20090427-OYS1T00564.htm
裁判経過
楊寧被告人は1��で死刑判決を受け、控訴棄却を経て2005年7月12日に死刑執行された。一方、王亮被告人は遼寧省遼陽市人民検察院により無期懲役が確定した。 日本で逮捕起訴された魏巍被告人は1審の福岡地裁で事実を認めた後、ほぼ黙秘を通し、死刑判決を受けた。2審では、一転して動機や犯行過程、3人の役割、遺族への謝罪などを詳細に証言したが、控訴は棄却された。上告したが2011年10月20日に最高裁第1小法廷(白木勇裁判長)は上告を棄却して死刑が確定した。 2014年現在、魏巍は福岡拘置所に収監されている。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E4%B8%80%E5%AE%B64%E4%BA%BA%E6%AE%BA%E5%AE%B3%E4%BA%8B%E4%BB%B6
出典stat.ameba.jp
福岡一家4人殺害事件
福岡一家4人殺害事件
日中の捜査共助と問題点
同事件は主犯格2人が中国に逃亡したため、中国との捜査共助が最大の焦点となった。結果的には日本国内の反響の大きさに配慮した中国当局が積極的に協力したため、早期逮捕が実現したが、一方で他の事件では日中間の捜査協力がほとんどなされていない実態や、アメリカ、韓国以外と犯罪人引渡し条約が結ばれていない現状も指摘され、国際化する犯罪に各国捜査当局の対応が遅れている点が浮き彫りとなった。 また、福岡地裁で行われた魏巍被告人の公判では、中国公安当局が作成した王亮、楊寧両被告人の供述調書が日本の裁判で初めて証拠採用された。これまで日本の刑事裁判では、海外の捜査当局が作成した調書は「証拠能力なし」とされることが多かったため、この判断は「国際犯罪の捜査に道を開く」と評価されたが、黙秘権が存在しない中国の調書を問題視する意見もあり、議論を呼んだ。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E4%B8%80%E5%AE%B64%E4%BA%BA%E6%AE%BA%E5%AE%B3%E4%BA%8B%E4%BB%B6
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saritamix · 4 years
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2020年1月~
新年が始まった、と思った矢先に1月が終わり2月になった。この文章を書き始めた頃はまだ1月の10日目くらいだったのにな。こうしてまた1年があっという間に過ぎるのかと思うと恐ろしい。
いつからか、歳を重ねる毎にイベント事や季節の節目に対して特に感慨を覚えなくなってきた。良くも悪くも「あくまで日常の一部」という感じ。
年末年始は実家に帰らなかった。というのも実母は私が帰省することをあまり好ましく思っていないらしい。入籍後してから夏に帰省した際、『嫁は結婚してから3年は家を空けるものではない』と言われたし、年末に帰省するか兄と考えていると伝えたところ『もうお嫁さんなんだから年末年始は家を出ちゃダメだよ。奥さんとお嫁さんの役割を果たしなさい』とも言われた。
嫌味を言っているつもりや怒りの口調ではなかったし、私の立場を思ってのアドバイスだった。けれど、そもそも親戚付き合いのような親族イベントが皆無の家庭で育った私にはその言葉は全く心に響かなかった。
逆に婚姻で何度も苦しんだ母が、そんな考えを持っていることが不思議なくらいだった。今まで他人からたくさん苦しめられてきたのは、そういう他人優先主義のような思考が原因なんじゃないのか?とすら思った(私が常識知らずなだけかもしれないけれど)。
そんなやりとりがあり、年末年始は東京で過ごした。1/1の朝は義実家でお雑煮を食べ、昼頃に夫の母方の実家へ向かった。元旦は毎年夫が親戚のためにローストビーフを作って振る舞うらしく、前日に仕込んでいたローストビーフを持参した。今回のローストビーフ作りに使ったのは、昨年私の元上司が結婚祝いにくれた低温調理器で、それが大活躍していた。ローストビーフを作る夫はとても楽しそうで可愛かった)。
夫の祖母の家は電車で30分くらいの距離にあるタワーマンションの最上階だった。話は聞いていたけど本当にお金持ちなんだなと改めて思い知る。ただ、部屋の中はいたって普通で安心した(キッチン辺りを見ると、乾物が入っている箱に大きく『昆布』と書かれた張り紙が貼ってあったり、キッチンのカウンターに歯間ブラシがあったりと所帯感が溢れていた)。
義母と夫と私で料理の準備をしていたら、夫の姉とその旦那さんが下の階から上がって来た。義姉は妊娠中のためのんびりしており、ローストビーフに対しても少し過敏になっていた。妊娠すると食べ物や飲み物に神経を使わなきゃいけないのは大変そうだな、と他人事のように思った。
主に義祖母、義母、夫、私が動き12時くらいには料理の準備が整っていたけど、義叔母の家族の到着が遅くなっていた。もう好きに食べ始めましょうか〜とゆるい空気が流れ、各々自由に食事を開始した。夫の作った自信のローストビーフはとても柔らかくて美味しかったし、義祖母の作った料理も美味しかった。あんまり会話の内容は覚えていないけれど、居心地良く過ごせたと思う。
13時過ぎに義叔母とその家族が到着した。義叔母の旦那さんは、陽気なおじさんという表現がぴったりな人。この静かな家族の中で1番お酒を飲み、1番大きな声で笑う。裏表がなく人間らしいところが私は好きだ。義叔母とその娘さんと息子さんとはあまり話したことがないけれど、とても頭が良さそうに見える。
もう1月のことを思い出して書くモチベーションが無いため終了。
明日は結婚式。
残念なことに雨予報。
気温が高いことが救い。
私たち2人や友人家族含め、大きな病気や怪我をしなくて本当に良かった。
みんな楽しんでくれて、無事に終わりますように。
2020/02/15 16:10
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sorairono-neko · 4 years
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今日、婚約した。本当に結婚してくださる?
 勇利は水を止めると、丁寧に手をぬぐい、かけていたエプロンを外して振り返った。 「じゃあ、ぼく帰るね」  食事を終え、洗い物をしたら、勇利がすぐに「帰る」と言い出すのがヴィクトルには不満だった。おかげで、できるだけ長く時間をかけて食べようと、行儀の悪い癖がついてしまったくらいだ。 「もうすこしいいだろう?」 「だめ」  勇利は笑った。 「あんまり長居したら、それが習慣になっちゃうでしょ?」  それの何がいけないのか、ヴィクトルにはさっぱりわからなかった。かえって、それならなんとしてでも引き止めたいというふうに思った。 「あんまり長居したら、離れがたくなっちゃうでしょ?」  承服できかねるというヴィクトルの気持ちを感じ取ったのか、勇利はそんなふうに言い直した。ヴィクトルはますます何がいけないのかわからなくなり、ますます勇利をまだいさせたいという気がした。 「帰ってからやりたいこともあるしね」  勇利が付け足した。 「それはなに?」  ヴィクトルは語気も鋭く問い返した。 「どうせ、俺の動画を見るとか写真集を眺めるとか、そんなたわいもないことだろう。くだらない。本物を見ればいいのに」 「ぼくがしたいのは今日の反省だよ。自分の映像を見て、ノートにいろいろまとめたいんだよ。注意点とか、そんなことをね。それをときどき見返すと、自分の考えや目標が整理されてすごくためになるんだ」  言ってから勇利は楽しそうに笑い、腰に手を当てた。 「この会話、何度目?」 「送ろう」  ヴィクトルはしぶしぶ了承し、溜息をつきながら上着を取った。勇利は自分のリュックサックを取って、マッカチンに挨拶をした。 「マッカチン、またね」  勇利がロシアに移り住むとき、ヴィクトルは当然自分の家に彼を住まわせるつもりでいた。それが当たり前だと思っており、勇利の住居に関しては問題ないときめつけていた。だから、勇利が自分で住むところを探してきたときは驚き、それ以上にうろたえた。 「いい場所なんだよ。リンクからも近いし、建物も古くておもむきがあるし。あと、家賃も手頃で、なんとかなりそうだから」  ヴィクトルは、ただちに癇癪を起こし、きみは俺の家に住むべきだと主張しようとした。しかし、もうすこしのところで思いとどまった。勇利は自立心の強いたちをしている。自身に必要以上に踏みこまれることを好まない。長谷津ではともに暮らしていたけれど、家族がいるのと、ふたりきりで生活するのとではまた勝手がちがうだろう。長谷津へ行った当初だって、勇利の性質が難しいと知ってからは、ごく慎重に、真剣に仲を進展させたのだ。環境が変わるのだから、いきなりへだたりをうめるようなことをするのはよくない。また警戒されてしまうかもしれない。勇利はすぐにひとりで考え、勝手に思いつめるのだ。「もう終わりにしたい」といつ言い出すことか。 「そ、そう」  ヴィクトルは超人的な努力で平静を装って返事をした。 「その場所は知ってるよ。確かに静かでいいところかもしれない。でも、何かあったらすぐ俺に言ってね」  ヴィクトルの自宅から車で十分程度というところも、譲歩の理由だった。もっと遠かったら文句を言っていただろう。しかしつまりは、もっと遠ければ「勇利にとって好ましくない」と却下することができたということなので、それもヴィクトルにとっては不幸だった。 「勇利がさぁ……、ひとりで部屋を借りたとか言うんだよ。どうかしてると思わない? あの子頭おかしいんじゃない?」  ヴィクトルはヤコフにぐずぐずと愚痴を言ったものだ。ヤコフはつめたく応じた。 「普通のことだろうが。何が気に入らんのか理解できん」  ヤコフは何もわかってない、とヴィクトルは思った。  そういうわけで、ヴィクトルと勇利は現在、別々に暮らしている。勇利と知り合ってからなかったことなので、ヴィクトルは不満と不安でいっぱいだった。  だが、何の手立ても講じず、のんびりとしていたわけではない。勇利が来てから、ヴィクトルはすこしずつ、彼と過ごす時間を増やしていった。まずは外食に誘い、それが頻繁になると家に招待してごちそうし、近頃では、ふたりで買い物をして食事の支度をする、というところまで進歩していた。そしてヴィクトルはある日、とうとう提案したのだ。 「勇利、これを持っててくれないか」 「なに? 鍵?」 「俺のところの鍵だよ」  勇利は驚いた。 「え……。そんな大切なもの、だめだよ」 「ちがうんだ。これは俺のためでもあるんだ。俺だってひとりなんだから、たまには助けが必要になることもある。ほら、たとえば病気のときとか、留守にするからマッカチンの世話を頼みたいときとか。具合が悪くて動けないとき、誰かに連絡するとしたら、それは勇利なんだよ。勇利がいちばん近くに住んでいるからね。そうなったら、それ、必要でしょ?」 「うーん、そうだね……」  勇利はためらいながらも鍵を受け取った。ヴィクトルはそれでたいへん満足したのだが、しかし、勇利はけっして勝手にヴィクトルの家に入ってこようとはしなかった。彼のほうから訪問してきたときも、必ず呼び鈴を押して礼儀正しくふるまう。ヴィクトルがどきどきしながら「鍵を持ってるんだから入ってくればいいのに」と言ったら、笑顔で「そんなの失礼でしょ」と返された。失礼だったら鍵を渡したりするわけないだろ! ヴィクトルは、勇利はなんにもわかってない、と拗ねたものだ。  そんなふうに、一定以上に親しくはなれなかったけれど、ヴィクトルが注意深く距離を縮め続けたこともあって、いまでは、勇利はヴィクトルの自宅で過ごすのが当たり前になっていた。練習のあとふたりで一緒に帰ることもあるし、ヴィクトルに別の仕事が入っていたりすると、勇利がひとりで買い物をしてやってくることもある。そんなとき、ヴィクトルは幸福に包まれる。 「市場へ行ったらね、すっごく新鮮な野菜があったから、名前もわからないやつも一緒くたにして買ってきちゃった。これ、どうやって調理すればいいのかな? ヴィクトル知ってる? 知らないなら一緒に調べてよ」  カウンターに買い物袋を置きながら言われると、ぼうっとなってしまう。 「勇利……」 「なに?」 「タダイマって言ってみて」 「え? 入るときにお邪魔しますって言ったよ」 「言って」 「た……ただいま?」 「オカエリ」  もう勇利、俺といるのが普通になってない? 自分の部屋になんて、寝に帰ってるだけじゃないか。ヴィクトルは、勇利もここで暮らせばいいのに、一緒に暮らせばいいのに、とそんなことを毎日考えていた。  し���し、勇利のほうはそう思わないようで、毎日、夕食の洗い物が済むと、すぐに帰ると言い出す。ヴィクトルは、もうすこし堕落すればいいのに、とうらめしく思った。 「あ、なんだか混んでる��たいだね」  勇利は助手席の窓から、彼の住む建物の前に何台か車が停まっているのを見た。 「ここでいいよ。歩いて帰る」 「前まで行くよ」 「でも、時間かかりそうだよ。すぐそこだから大丈夫」  勇利はにっこり笑ってヴィクトルを見た。 「ヴィクトル、どうもありがとう。気をつけて帰ってね」 「ああ……」  勇利は車から降り、リュックサックを背負って、それを揺らしながら駆けていった。ヴィクトルはその子どもっぽい後ろ姿を、窓越しにずっと見守っていた。古めかしい階段を駆け上がると、戸を開ける前に、勇利はさっと振り返った。彼はヴィクトルに向かってにっこり笑い──はっきりわからなかったけれど笑っているはずだ。そうにきまっている──肩のあたりでちょっと手を振った。それから建物の中へ入った。  ヴィクトルは溜息をついた。なんで勇利を見送らなきゃならないんだ、とふてくされた。勇利が「おなかすいたぁ」と言いながら家に入ってくるときのときめかしさとは正反対の気持ちを、いつもこのとき味わう。  勇利、おかしいと思わないか? 毎日リンクで一緒にいて、そのあとは俺のところへ来て、ふたりで料理をして、食事をして、笑いあって、そして俺はきみをきみの部屋へ送る。きみはひと晩眠って、朝になるとまた俺とリンクで会うんだ。 「もう一緒に住めばよくない?」  ヴィクトルは不満だった。  それにしても、勇利はどういうつもりでいるのだろう? ヴィクトルには勇利の気持ちが謎だった。彼がヴィクトルのことを愛しているという事実は疑いようもなく、それについては安心しきっている。なにしろ彼は、テレビカメラの前で、「初めてつなぎとめたいと思ったひとはヴィクトル」「そのヴィクトルへの気持ちを愛と名付けることにした」と言い切ったのだ。日本語だったので何を言っているかはわからなかったし、勇利もそのことについてはひとつも教えてくれなかったけれど、あとでミナコが説明してくれた。それでヴィクトルは楽々とした気分になり、加えて勇利は離れずにそばにいてなどと言ってくるし、指輪など渡してくるしで、もう愚かなほど浮かれきっていた。  しかし、このところ、その愛というのはどういう愛なのだろうと心配になってきた。勇利はヴィクトルのスケートを昔から愛している。その延長線上にあるものではないだろうかという気がしてきた。勝生勇利ならあり得ることである。彼の愛情に偽りの混じる余地はないけれど、それはヴィクトルの望むたぐいのものではないのかもしれない。  ヴィクトルは勇利に尋ねてみようか、どうしようかと迷った。だが、どうにも踏みきれなかった。人の本音を知るのがおそろしいと思ったのは初めてだ。勇利は本当に、ヴィクトルのこころをかきみだす子である。どうしてこう次から次へと難題を突きつけてくるのだとヴィクトルは溜息をついた。 「ヴィクトル、なに食べたい?」 「うーん……この前つくってくれたやつかな。生クリームの入ってるスープで、じゃがいもがごろごろの……」 「ああ、あれね。じゃがいもの皮むくの手伝ってね」  市場でじゃがいもを手に取りながら、勇利はにっこり笑った。これなんてもう、普通の友人同士の会話じゃないだろう? 特別な関係の者しかこんな話しないぞ。セックスしたふたりの話しあいだ。ヴィクトルは独り合点した。  まじめにじゃがいもの皮むきにいそしみ、ヴィクトルは勇利の美味しいスープを食べた。 「今日のお昼、俺が食堂へ行ったとき、勇利、女子選手に囲まれてたよね」  ヴィクトルは、こころの狭いところを見せないようにしなければ、と思いながら話した。 「なんだか盛り上がってたようだけど、あれ、何についてのことだったの?」 「あのさ、囲まれてたって、ぼくが座ってるところにミラたちが来ただけだからね。しかもあとからヴィクトルが割りこんできて、彼女たち迷惑そうだったじゃん。話してたのは結婚の話だよ」  ヴィクトルはスプーンを取り落としそうになった。 「へ、へえ……」 「結婚観? 理想の結婚? なんかそんなことを話してたよ」 「勇利に訊いたの?」 「ううん、彼女たちが好きにしゃべってただけ」 「それ、勇利に語る必要ある?」 「知らないよ。ぼくに話してたっていうより、たまたま空いてる席に座ったらぼくがいて、ぼくに関係なく話題にしたんじゃないの」 「そうか……」  ヴィクトルは勇利の薬指にある指輪を見た。でもこれ、お守りだったな……。  勇利は何か結婚について考えてることはある? その質問がなかなかできない。 「ヴィクトルはさ」  勇利が顔を上げた。ヴィクトルはどきっとした。 「……なに?」 「結婚するとなったら」 「うん……」 「結婚式の日を忘れちゃいそうだよね」  勇利が笑った。 「忘れっぽいでしょ? 花婿が式場に現れなくて大騒ぎなんていうこと、ヴィクトルならあり得るかもね」  ヴィクトルはスープをのみこんだ。急に味がわからなくなった。 「……俺の結婚がきまったら」  ヴィクトルはつぶやいた。 「勇利がおぼえていて、式はこの日だよ、って注意してくれればいい」  勇利がヴィクトルを見た。ヴィクトルは真剣に彼の目を見返した。勇利はほほえんだ。 「ぼく、ヴィクトルの生徒っていうより、マネージャーみたいだね」 「…………」 「ごちそうさまでした」  ヴィクトルは洗い物を勇利と一緒にしながら、どういう意味だ、とずっと考えていた。勇利が「そろそろ帰るよ」と言い、「送るよ」と応じて車を運転しているあいだも思案していた。出た結論は、「勇利は俺の意図とはちがう受け取り方をしている」ということだった。  勇利のアパートメントが近づいてくると、彼はふと窓に顔を寄せ、「あ」とつぶやいた。 「どうかした?」 「ううん……」 「なに?」 「いや、いま中に入っていった人、この前、親しくなった人だから。カフェで声をかけられたんだ。同じアパートメントに住んでるって」 「……女?」 「いや、男の人だよ。ぼくよりずっと年上で、プロレスラーみたいな体格なんだ。髭も生えててすっごく強そうなんだよ。でも気は優しくて、奥さんと娘さんの写真をうれしそうに見せてくれた。仕事でひとりでここへ来てるんだって。家族に会いたいって言ってた」  ヴィクトルは不愉快になった。たぶんその男は気のいいたちで、いかにも子どもっぽい東洋人がひとりで暮らしているのを気遣ったのだろう。だから話し相手になろうとした。べつにヴィクトルが心配するようなことはないし、勇利にとっても、そういう友人ができるのは喜ばしいなりゆきだ。だが、それでも、いい気持ちはしなかった。勇利が自分の知らないところで人間関係を築いていくことが我慢できなかった。  すこし、まずいな、と思った。勇利との境界線がわからなくなっている。彼のすべてを把握していないと気が済まない。これはあまり健全な感情ではない。制御しなければ。きっと勇利との間柄が不安定だからこんな気持ちになるのだ。彼の愛を勝ち得ていると信じられるなら、ここまでのことは思わない。 「じゃあヴィクトル、どうもありがとう」  勇利が言って扉の取っ手に手をかけた。 「とっても楽しかった。おやすみ」  彼は車から降りようとした。ヴィクトルは勇利の手首をつかんでひきとめた。勇利が振り向き、なに? というようにヴィクトルを見た。ヴィクトルは顔を近づけ、黙ってキスした。 「え……」  勇利がヴィクトルを凝視した。ヴィクトルは彼の黒い瞳をのぞきこみ、まじめにみつめた。勇利はふらつきながら車を降りた。習慣のように彼は戸を閉めた。  ヴィクトルはくらくらした。とにかく、安全に運転して帰らなければ、と思い、殊更にそのことに意識を集中した。  さて困ったことになった。 「マッカチン、勇利にキスしちゃったよ」  勇利はどう思っているだろう。怒っている? あきれている? 照れているだろうか? 自分でしたことなのにヴィクトルらしくもなく動揺し、赤くなったり青くなったりした。そして「俺らしくない」という判断に腹を立てた。自分らしいとはなんだろう。いままでの経験からくる言葉なのか? 愛したのは勇利が初めてだ。これまで積み重ねてきたことなんて関係ないだろう。ヴィクトル・ニキフォロフは、人を愛したらこうなるのだ。これが「俺らしい」のだ。  しかし、開き直っても事は進展しない。翌日、ヴィクトルはどきどきしながらリンクへ行った。勇利はもう来ていた。彼はヴィクトルに気がつくといつものように笑い、「おはようヴィクトル!」と駆け寄ってきた。 「今日はどんなふうに進める? ぼく、午前中はリンク使っていいんだよね」 「ああ……」  ヴィクトルの悩みなど知らぬといったふうに、勇利は明るかった。ヴィクトルもどうにか普段のようにふるまいながら、これはどういうことだ、と困惑した。キスされて平然としているなんてちょっと普通じゃない。冗談だとでも思っているのだろうか。そういえば、前にキスしたときも、勇利はほのかに笑ってさえいた。突然くちづけられたというのに落ち着いて、清廉な感じで、それを受け容れて──。  ヴィクトルはどきっとした。前にキスをした。そうだ。リンクでキスをしたことがある。試合のあと。ヴィクトルは「驚かせるにはこれしか方法がなかった」というようなことを言った。勇利は「そっか」という態度だった。べつにいやがってもいなかったし、そういうものなんだね、と言いたげだった。  もしかして──あれと同じと思われているのでは?  突然頭を抱え、手すりに突っ伏したヴィクトルに、隣にいたヤコフが「なんだいきなり」といぶかしげな視線を向けた。ヴィクトルはそれに気づかなかった。  なんというか──勇利にとってキスは習慣になりつつあるのではないだろうか。まだ二度目だけれど、その可能性が高い。ヴィクトルが頻繁にくっついていったり、さわったり、耳元にささやいたりするものだから、キスもそのうちのひとつ、と受け取っているのだ。そうにきまっている。 「あぁあ……」 「だから何なんだおまえは」  いや、待て。待って。たとえそうでも、好意がなかったらそんな気持ちにはならないのではないだろうか? 接触過多なところだって、いやなら拒絶するだろう。あの勝生勇利だ。ヴィクトルにだって遠慮しない。普通、「驚かせたかった」とキスされて「そうなんだ」とうなずく者はそうそういない。誰だってそういうのには感心しないだろう。とくに驚かせる必要もない別れ際などに、理由もなくされたらなおさら──。  しかし、勇利なのだ。そう「あの勝生勇利」だ。ヴィクトルを愛しているのである。ヴィクトルの望む愛かは別として。人生をヴィクトル・ニキフォロフに捧げきっている勇利なら、キスくらいどうということもないのではないか? たとえ、キスしたいという気持ちで愛していなくても──。 「ヴィーチャ、聞いとるのか」 「気分が悪くなってきた」 「なんだと」  そのとき、トレーニングルームで基礎訓練をしていた勇利が戻ってきた。彼はヴィクトルを見ると、「どうしたの?」と心配した。 「気分が悪いそうだ」 「そうなの? 大丈夫? 病院行く?」 「いや……そういうのじゃない」 「すこし早いがもういいだろう。上がれ」  勇利は帰り道で、熱はないのか、頭痛はするかとヴィクトルの体調を気遣った。 「勇利の顔を見たら治った」 「そういう適当なこと言ってないで、まじめに答えてよ」 「本当だ」  その日は出来合いのものを買って帰ってふたりで食べた。ヴィクトルがいつも通り話すようになったので、勇利は安心したらしかった。 「ヴィクトル、ちゃんと寝てる? 忙しいんだからたくさん睡眠とらないとだめだよ。今日は送らなくていいよ。ゆっくりやすんで」  もう耐えられなかった。ヴィクトルは帰り支度をととのえる勇利の手首をつかむと、じっと彼をみつめ、低くかすれる声でささやいた。 「帰したくない」  勇利は目をみひらき、それからかすかな苦笑を浮かべた。 「そんなこと言って。さびしいの?」 「ここにいてくれ」 「マッカチンがいるじゃない」 「泊まっていって」 「もう具合は悪くないんでしょ」 「勇利」  ヴィクトルは勇利にキスした。勇利がぽかんとした。 「絶対に帰さない」  ヴィクトルは勇利を寝室へ連れていった。そこで服を脱がせたけれど、彼はとくに何も言わなかった。ベッドに押し倒しても黙っていたし、あちこちさわっても、身体じゅうにくちづけても、誰も知らないようなところへ入りこんでも、やっぱり文句は言わなかった。 「おはよう」  目がさめると勇利が笑っていた。ヴィクトルはまくらに顔を押しつけた。 「どうしたの?」  朝一番に勇利の笑顔を見るのは心臓に悪い……。ヴィクトルはうめいた。 「目ざめたらヴィクトルが隣にいるっていうのは心臓に悪いね。綺麗すぎてどきどきするよ」  勇利はヴィクトルが思っているのと同じことを言い、そっとベッドから抜け出した。 「どこ行く?」 「朝食の支度してくる。ヴィクトルはもうすこしゆっくりしてて」 「勇利」 「んー?」 「その……身体��大丈夫かい?」  ヴィクトルは心配した。勇利が笑った。 「うん。ちょっとだるいけど、とくに差し障りはないよ。優しくしてくれてありがとう」 「いや……」 「パンがいい? シリアル?」 「……パン」 「了解。悪いけどシャワー貸してね」  勇利はヴィクトルのバスローブを羽織ると、かろやかな足取りで寝室を出ていった。扉の向こうから、「おはよう、マッカチン。ごめんね、ひとりで寝させちゃって」と謝る声が聞こえた。 「…………」  ヴィクトルはぽすっとまくらに頭をつけた。白い天井をみつめてしばらくぼんやりとした。それからわき上がる喜びを抑えきれず、ごろんと寝返りを打って、勇利の寝ていたところへおもてをこすりつけた。  勇利とセックスした! セックスしたんだ……。  ヴィクトルは浮かれ、まくらを抱きしめてベッドの上を転げまわった。あまりおぼえていなかった。ただ、勇利がかわいかった。その感想でこころは埋め尽くされていた。  ヴィクトルは、勇利との甘美な時に思いをめぐらせながらあちこちへ転がる、ということに時間を費やした。勇利が戻ってきて、「ヴィクトル、ごはんできたよ。ヴィクトルもシャワー浴びたら?」と言ったとき、彼は目をまるくした。 「なんだか、さっきよりベッドがめちゃくちゃになってない?」 「シャワーを浴びるよ!」 「ああ、どうぞ……」  勇利は、食事のすぐあとには帰らなくなった。毎日というわけにはいかないけれど、夕食後、居間のソファや寝室のベッドで過ごす時間はじゅうぶんにあった。ヴィクトルは浮かれて安心しきった。これで勇利はヴィクトルのものになり、ヴィクトルは勇利のものになったのだ。 「材料、全部そろったよね?」  いつものように夕飯のための買い物を済ませた勇利は、袋をのぞきこみながら言った。 「そうだね」 「今日は失敗しないようにしないとね。前のときは、すこし焦がしちゃったから」  言ってほほえむ勇利が、ヴィクトルには天使にしか見えなかった。ヴィクトルはふいに彼の肩を抱き寄せ、耳元にくちびるを寄せた。 「食事の材料はそろったけど、まだ足りないものがあるよ」 「なに?」 「スキン……前ので最後だったんだ」  勇利はまっかになって、ヴィクトル買ってきてよ、とそっぽを向いた。ヴィクトルはしあわせを感じた。  望み通りヴィクトルが買って、今夜は焦がさずに鶏の香草焼きをつくり、そのあと、購入したばかりのゴムをふたつ使った。勇利は静かにヴィクトルの下から抜け出ると、「シャワー貸してね」と言って浴室へ行った。 「一緒に浴びよう」 「だめ」 「なんで」 「恥ずかしいから」 「さっきまでもっと恥ずかしいことをしてたよ」 「シャワーを一緒に浴びるほうが恥ずかしいよ」 「ふたりで温泉にも入ったのに」 「シャワーのほうが恥ずかしい」  勇利は絶対にヴィクトルと浴室へ行ったりはしないのだった。 「ねえ、勇利」  ヴィクトルは勇利を送る車の中で提案した。 「たまには泊まっていったら?」 「ああ、ごめん。めんどうだったら送らなくてもいいよ。ぼく大丈夫だから」 「そういうことじゃなくて」  一緒にいたいと言っているのだ。相変わらずにぶい子だ。 「こんなのは手間でもなんでもないけど、勇利だって、慌ただしく帰りたくないだろう?」  勇利は窓にもたれて外を眺めていた。 「だめ」 「なぜ?」 「朝、困るよ。着替えもないし」 「持ってくればいいだろう?」 「いいよ、そんなの……」 「よくわからないな」  勇利が振り返った。彼はかすかな微笑を浮かべた。 「いいの。だって、そんなことしたら、だんだんあいまいになってくるでしょう?」 「何が?」 「ぼくはリンクへ行って、ヴィクトルと一緒に帰って、ヴィクトルと食事をしてるんだよ。そのあと泊まったりしたら、そのままリンクへ行くことになる。ぼくはいったいいつ自分の部屋に帰るの?」  その通りだ。だから泊まっていって欲しいのだ。勇利は何もわかっていない。 「線引きはちゃんとしなきゃ」  勇利がきっぱりと言った。線引きとはなんだろう。何と何のあいだに彼は線を引いているつもりなのか。 「今夜もどうもありがとう。いつもごめんね」  車が停まると、勇利は優しく言った。 「勇利」  ヴィクトルは彼を引き寄せ、情熱をこめてキスした。勇利は目を閉じ、それからうすくまぶたを開けてほのかに笑った。 「……おやすみ」 「おやすみなさい。気をつけて」  勇利は最初の夜以来、けっしてヴィクトルのところへ泊まっていかない。私物だって持ちこまないし、合鍵も相変わらず使おうとしない。浮かれていたヴィクトルも、すぐに不安になってきた。  ヴィクトルは、勇利と特別な関係になれたと思っていた。奥まで踏みこんだ、かたく結ばれた間柄だと。たとえば勇利に何か個人的な問題が持ち上がったら意見を言うことができると思っていた。助言も、反対する考えも述べられる。その権利を得たと確信していた。しかし、本当にそうだろうか? 勇利はヴィクトルをそういう相手として取り扱っているだろうか? なるほど、愛は交わすようになったかもしれない。けれど、それだけではないか。勇利の態度に、これまでと何かちがうところがあるだろうか? 勇利はいつだって──謙虚で、どこか遠慮がちで──。  ヴィクトルはこわくなってきた。勇利はヴィクトルのことをどう思っているのだろう? コーチ。親しい相手。そして──セックスをする関係。 「セックスフレンド?」  ヴィクトルの顔が引きつった。まさか。勇利はそういうものの考え方はしない。そんなたちではないのだ。もっと純粋で、健全で、ごくきよらかだ。身体だけのつながりなんてよしとするはずがない。  でも……。  帰宅したヴィクトルは、台所や居間や寝室を眺めた。ここにさっきまで勇利がいた。しかし彼の痕跡はまるでない。おまえの夢だ、と言われれば、そうかもしれない、という気になってくる。勇利は自分の存在をかけらも残さない。  まるで──いずれ離れるのだから、と言っているみたいに──。 「そんなばかな」  ヴィクトルは次の休みの前夜、いつものように勇利と過ごし、ベッドでは激しくふるまった。勇利は驚いており、普段よりたくさん泣いたが、いやがることはなかった。疲れきった勇利が眠ってしまうのを見て、ヴィクトルは安心した。これで勇利はどこにも行かない。ヴィクトルは彼を抱きしめ、みちたりた気持ちで眠りに落ちた。  翌朝、勇利はベッドにいなかった。台所のカウンターの上に、書き置きがあった。 『よく眠っていたので起こさず帰ります。今日は一日寝てるから、電話してきちゃだめだよ。貴方のせいなんだからね』  ヴィクトルは溜息をついた。どうして勇利は泊まっていってくれないのだ。  もしかしてセックスも同じなのだろうか、とヴィクトルは気がついた。これもヴィクトルが勇利に多くする接触の一種なのか。もちろんヴィクトルはそんなつもりはないけれど、勇利はそう受け取っているかもしれない。 「へえ。ヴィクトルってさわったりキスしたりするだけじゃなく、えっちなこともするんだぁ」  そんな勇利の声が聞こえるようだ。ただの生徒にそんなのするわけないだろ! ヴィクトルはいらだった。セックスも驚かせる方法のひとつだとでも思っているのだろうか。そんなことを言い出すやつは頭が変ではないか。  どうにかしなければならない。勇利はおかしい。どこかがおかしい。何かすれちがっている。勇利と愛を交わしたつもりになっているのに、甘い雰囲気にならないのはどうしてだ。  ヴィクトルは勇利と話しあいたかった。しかし、なかなか言い出せずにいた。言おう、とこころをきめたのは、勇利と一日一緒にいられなかった日で、外での仕事をして帰宅する途中、ヴィクトルは勇利の部屋へ寄ることにした。  車を停め、石段を上って建物の中へ入る。狭い内廊下を歩き、階段を上り、奥の勇利の部屋を目指した。  そのとき、すぐそばの扉の向こうから、女性の甲高い笑い声が響いた。ヴィクトルは気にしなかったが、それに続いた青年の声にびくりとし、足を止めた。  勇利の声だった。  頭の中が真っ白になった。勇利がいる。自分の部屋ではない部屋に。女性の部屋に。夜に。楽しそうに話している。何をしているのだ。何をするのだ? ──これから。  ヴィクトルはくるりときびすを返した。気がつくと自分の家におり、かたわらにマッカチンが座っていた。どうやって帰ってきたのかまったく思い出せなかった。  どうしよう。  落ち着きなく、うろうろと部屋の中を歩きまわった。どうしよう。どうしよう。勇利はヴィクトルのことをどう思っているのだろう。やはりセックスするだけの相手なのか。彼はヴィクトルの誘いを断ったことなんてないけれど、自分から抱いて欲しいと言ったこともない。  どうしようもなくて、ヴィクトルは電話をかけた。クリストフが出るなり、挨拶もせず、洗いざらいぶちまけた。勇利が鍵を使ってくれない。勇利が泊まっていってくれない。勇利が抱いて欲しいと言ってくれない。勇利が女の部屋にいた。勇利が──勇利が。  クリストフは黙って聞いていた。ヴィクトルが口をつぐむと、彼はひとしきり楽しそうに笑った。 「ヴィクトル、俺はね、ヴィクトル・ニキフォロフにそんな泣き言を言われる日が来るなんて、思ってもみなかったよ」 「皮肉はいいんだ」  ヴィクトルは文句を言った。 「単純明快な解決方法がある。聞きたい?」 「ああ」 「勇利に訊けば?」 「は?」 「勇利に訊けばいい。おまえは俺を愛してないのか? なんで泊まっていってくれないんだ? セックスフレンドのつもりなのか? どうして女の部屋にいた? ──全部訊けばいいんだよ。ばかばかしい。そんなの、相談のうちにも入らない」  クリストフは通話を切ってしまった。 「りんごを買ってきたよ。美味しそうだったから」  翌日もヴィクトルはちょっとした用事でリンクへ行けず、しかし帰りは早いと勇利に連絡していたので、彼は練習のあと、ひとりで買い物をしてヴィクトルの部屋へやってきた。 「今日は肉じゃがをつくろうと思うんだ。どう?」 「ああ、いいね」  ヴィクトルはうなずいた。勇利はにっこりして「玉ねぎはヴィクトルが担当ね」と言った。以前、玉ねぎを切って泣いているのをからかったので、根に持っているらしい。なんてかわいい勇利、とヴィクトルは胸が甘く痛むのを感じた。  料理のときも、食事のあいだも、勇利はいつも通りだった。いや、いつもより機嫌がよいくらいだった。もしゆうべヴィクトルが勇利の住むアパートメントへ行っていなかったら、「一日俺に会えなかったから、今日は会えてうれしいんだな」などと浮かれた考えを起こしていただろう。しかしヴィクトルは知ってしまった。だから別のことを想像する。勇利はあの女性と一緒にいたから、そのことを思い出して今日も楽しそうにしているのだろうか。俺より彼女のほうがいいのだろうか。あのあと、ふたりは夜をともに過ごしただろうか? いやなことばかりが頭を占める。 「りんごをむこうか」  食事のあと、勇利がつやつやしたりんごを持ってヴィクトルに笑いかけた。とても可憐で、そのまま絵に描いてしまいたいくらいみずみずしい笑顔だった。 「いや、いらない」  ヴィクトルは上の空で答えた。 「せっかく買ったのに」 「そんなことより」  ヴィクトルは勇利を抱きしめた。勇利はおとなしくキスを受けたけれど、焦らすようにヴィクトルのくちびるを指一本で押し戻し、「シャワーを貸して」とささやいた。 「今日、クラブで浴びられなかったんだ」 「なぜ?」 「順番待ちだったんだよ」 「そう」  これも、以前なら、早く俺に会いたくてシャワーをあきらめたんだな、などとはしゃぐところだ。  ひとりになったヴィクトルは、居間のソファに座り、そこに置いてあった勇利の携帯電話をなにげなく取り上げた。他人には操作できないようになっているが、ヴィクトルは別だ。彼は手早く目当てのものを起動させた。  勇利の自分以外とのつながりを調査しようとしたわけではない。そんなみっともないことはしたくない。ただ、勇利の予定を確認したかったのだ。確か来週、取材や撮影が何本か入っていた。ヴィクトルは予定表を調べ、満足すると、携帯電話を戻そうとした。しかし、ふと思いとどまった。とくに目的があったわけではない。なんとなく、過去のカレンダーをひらいてみた。適当にめくったら、去年の十二月が表示された。それを眺めたヴィクトルは、どきっとして手を止めた。グランプリファイナルショートプログラムの前日。そこに何か書きこみのしるしがある。  勇利に日記をつける習慣はない。ただのおぼえ書きだろう。だがヴィクトルは、吸い寄せられるようにそこに指をすべらせていた。その日の詳細がひらいた。 『今日、婚約した。ヴィクトルが長谷津に来たときのような驚き』  ヴィクトルは目をみひらいた。手がふるえた。思わず携帯電話を伏せ、呼吸を深くして自分を落ち着かせなければならなかった。それからもう一度ディスプレイをのぞきこみ、カレンダーに戻した。その翌日にも書きこみがあった。ショートプログラムの日だ。ヴィクトルは憑かれたようにそれを表示させた。 『昨日の婚約という言葉は正しくない。ヴィ��トルは冗談で言ったのだし、それはぼくもわかっている。だけど、そういうことにしてみたかった。ヴィクトルと結婚はできない。でも金メダルは獲りたい。もうヴィクトルはぼくにキスしてくれないだろうけど、メダルにはしてもらいたい。彼はぼくのメダルにキスし、永遠にぼくから去るだろう』 「ごめんね、わりと時間かかっちゃった」  勇利がバスローブ姿で寝室へ入ってきたとき、ヴィクトルはベッドに横になってぼんやりしていた。 「ヴィクトル? 寝てるの?」 「……いや……」  勇利が隣にすべりこんできた。彼はヴィクトルのほうを向き、ほのかに笑った。ヴィクトルの頬にふれ、それからバスローブをはだけようとした。 「勇利」 「なに?」 「きみは俺のことをどう思っているんだ?」  勇利が目を上げた。ヴィクトルは真剣に彼をみつめた。にらんでいるといってもよい目つきだった。 「……どうって?」 「なんで俺とこんなことをする?」 「ヴィクトル、したくないの?」 「俺との関係を勇利がどう受け止めているのか知りたい」 「…………」  勇利はもぞもぞと起き上がった。ヴィクトルも身体を起こして座った。勇利はうつむき、それからヴィクトルをちらと見てほほえんだ。 「ヴィクトルはどうなの?」 「…………」 「なんでぼくとこんなことするの」  勇利が左右の手を組み合わせ、ぎゅっと握った。ヴィクトルは、その手がふるえているのを見た。  ──勇利。別れを告げようとしたのはきみだ。なのになぜ、俺のほうが去ってゆくと感じているんだ? 「勇利は何も言ってくれない」  ヴィクトルは苦しく吐き出した。 「俺が求めることに従うばかりだ。きみは自分の意思でこうしているのか? それとも、俺が望むから慈愛の精神で身を捧げるのか?」 「…………」 「どうして鍵を使わない? なぜ泊まっていかない? セックスだけすればいいのか?」  勇利はくちびるを引き結んでいる。 「とても不安だ。勇利の気持ちがさっぱりわからない。何を考えているんだ? 笑ってるだけじゃなく、ちゃんと思っていることを口に出してくれ。そうじゃなくてもきみは難しいんだから」  勇利はうつむいていた。ヴィクトルは待った。やがて勇利は口元をふるわせ、ちいさな声で「なんだよ……」とつぶやいた。 「え?」 「なんでぼくが責められるんだよ。ぼくが悪いの?」 「悪いなんて言ってないだろう。わからないと言ってるんだ。俺は勇利と一緒に目ざめた朝は一度しかない。勇利はこういうことをするのがいやなんじゃないかって──」 「自分はどうなんだよ!」  勇利が顔を上げ、激しく言った。彼の目は、透明なしずくがこぼれそうなくらいにうるんでいた。 「ぼくが何も言わないって、ヴィクトルだって言わないじゃん!」 「俺は──」 「ヴィクトルがなんでぼくとセックスするのかわかんないよ! 意味なんてないのか、遊んでるのか、交流の一環なのか、──それくらいしかぼくに価値がないからなのか!」  勇利の目から涙があふれた。ヴィクトルはあぜんとした。勇利は何を言っているのだ? 「ヴィクトルはまるで愛してるみたいにぼくを抱くから、ぼくだって混乱するじゃないか! なんでこんなことするんだろうって。何が目的なのかなって。でもこわくて訊けないんだよ! 進歩のないおまえのスケートにはうんざりしてる、性欲の解消くらいしかおまえは役に立たないって言われたらどうしようって──もうコーチやめたいんじゃないかって!」 「そんなわけないだろ……」  ヴィクトルはぼうぜんとしてつぶやいた。ますます勇利がわからなくなった。なんでそんな考え方する、ととりみだした。そういうつめたい態度を取ったことがあっただろうか? 「そんな──そんなひどいことを、俺が──」 「わかってるよ! ヴィクトルはそんなこと考えないよ! でも不安なんだよ!」  勇利は泣きじゃくった。 「ロシアに来て、クラブの人たちのスケート見て、みんなすごく上手いし、どんどん新しいことを取り入れてるし……。ぼくなんかがここにいていいのかってこわいんだよ! ぜんぜんかなわないんじゃないかって……ぼくだけ幼稚で、ぼくなんかを生徒に持ってるヴィクトルが笑われてるんじゃないかって……」  ヴィクトルはものが言えなかった。勇利は知らないのだろうか? 彼の言う「上手いクラブのみんな」は、勇利のスケートを見てうっとりしているのだ。流れるようなスケーティングに感銘を受け、ステップシークエンスの足捌きをうらやみ、彼の音楽性に魅了されている。わからないのだろうか? 「そんな中でもヴィクトルはいちばん上手で、ぼくはそれがうれしいんだけど、こんなひとをコーチにしてていいのかなって憂鬱になるし、ぼくがいなかったらヴィクトルはもっと練習できるんじゃないかとか、ぼくがもろいから気にして毎日家に呼んでくれるけど、本当はもうちょっと自立して欲しいって思ってんじゃないかとか、苦しくて……。毎日自分の動画見直して、修正できるところを書き出して、ひとりでもちゃんとできるとこを見せなきゃってがんばってるんだけど、上手くいかなくて、でもヴィクトルに抱きしめられると安心して、ぼくはヴィクトルに甘えて逃げてるんじゃないかって気がして、そんな自分がいやで、でもヴィクトルが優しくしてくれるとうれしくて、もしこのひとがぼくから離れたらぼくはどうなるんだろうって……、」  勇利の頬から、大粒の涙が次々と流れ落ちた。 「そんなことばっかり考えるんだよ!」  彼は激しくしゃくり上げた。 「ヴィクトルこそ、なんでぼくを抱いたりするんだよ! かわいそうだから? そうして寄り添わないと、ぼくがいかにも崩れてめちゃめちゃになりそうだから!?」 「…………」 「ヴィクトルはぼくにどんな自分でいて欲しいか訊いたよね。恋人がいいならがんばってみるかって。がんばれば恋人のふりもできるんでしょ? そんなつもりなくても、ぼくが望むならそういうお芝居ができるんでしょ?」  ヴィクトルは目をみひらいたまま、ゆるゆるとかぶりを振った。 「ちがう、そういう意味じゃない……あれは……」 「自分の教え子にならそんな親切ができるんでしょ……」 「そうじゃない……」  勇利の身体がひときわ大きくふるえた。 「……ぼくに訊かないでよ……どんなつもりかなんて……。こんなみじめなことしか言えないよ……」  勇利はうつむきこむと、手の甲で目元をこすり、ちいさな嗚咽を続けて漏らした。ヴィクトルは口が利けなかった。  愛していると言ったことはなかっただろうか。勇利に。──なかったかもしれない。いつも、まなざしで、しぐさで、ふるまいで伝えているつもりになっていた。勇利は「ヴィクトルの愛は知っている」と言うから、それに絶対的な信頼を寄せていたのだ。  勇利に「完全」なんてないのに。彼はいつでも不安定で──その均衡のあやうさにヴィクトルは惹かれたというのに。 「勇利」  ヴィクトルは両手を差し伸べ、勇利の頬を包んでおもてを上げさせた。勇利の幼い顔は、痛々しくおびえた表情だった。 「金メダルで結婚というのは、冗談なんかじゃない」  勇利がつらそうに瞬いた。 「俺は本気だ」  彼はひとつしゃくり上げた。 「勇利を優勝させると言っただろう? そして勇利が金メダルを獲ったら結婚だ。どちらもまじめに言ってる。俺の口から言ってるんだ。このふたつの意味、わかるよね?」  勇利が目をこすった。 「……わからないよ」  彼はつぶやいた。 「ちゃんと、はっきり言ってよ。ぼくはフィーリングとかいうので生きてないよ……」 「勇利、きみを愛してる。結婚しよう」  勇利の目から新しい涙がこぼれた。ヴィクトルは彼を抱きしめ、ベッドに倒してささやいた。 「俺は勇利のコーチだ。きみを必ず優勝させる。でも強敵がいる。ヴィクトル・ニキフォロフだ。どちらの俺も手加減はしないよ。それが俺の愛だからね」  ヴィクトルは勇利の涙を指でぬぐい、かすかに笑ってささやいた。 「勇利。ヴィクトル・ニキフォロフを倒して俺と結婚してくれ」  その夜勇利は、最初に結ばれた日以来、初めてヴィクトルの部屋へ泊まった。朝、甘い余韻を帯びながら、ベッドの中でたわむれるのは、なんという楽しさだろう。 「勇利……、一昨日の夜、誰といた……?」 「んー……?」  勇利はヴィクトルに抱きつき、裸身をぴったりとくっつけていた。ヴィクトルは彼の素肌の体温がここちよく、ひどく幸福だと思った。 「えっと……、ああ、前に話した同じアパートの人……」 「え?」  ヴィクトルはびっくりした。 「また忘れちゃったの?」  勇利がくすくす笑う。 「言ったでしょ。プロレスラーみたいな人だよ」 「いや、それはおぼえているが……」 「珍しくぼくが早く帰ったから、いつも送ってくれる彼氏にふられたのかってすごく心配してくれたんだ。ちがうって言ったんだけど聞かないの」  勇利の肩が楽しそうにふるえる。 「ぼく、一昨日ちょっと調子悪くて気が滅入ってたから、まあいつふられてもおかしくないですけど、って言ったら、ますます気になったらしくて……うちでごはん食べろって招いてくれたんだ。そのときちょうど彼の娘さんが来て、一緒に食べたの」 「あ……」  その女性の声か! ヴィクトルは合点した。 「彼女はぼくを知ってたみたい。ヴィクトル・ニキフォロフの教え子よって彼に言ったんだけど、彼はヴィクトルのことは知ってたけどぼくはわからなかった。ヴィクトルが日本のスケーターを連れて帰ってきたってあんなにニュースになってたのになんで知らないの、って彼女は大笑いしてたよ」 「そうか……」 「それがどうかしたの?」  勇利はヴィクトルの肩に頬をすり寄せて甘えた。たちそうだ、とヴィクトルは思った。 「いや……」 「あ、わかった。ヴィクトル、ぼくが浮気でもしたんじゃないかと思ったんでしょう」  勇利はゆうべの彼からは想像もつかない、明るい声を上げて陽気に笑った。 「ばかみたい」  ヴィクトルはほほえんだ。 「そうだ。ばかだ」 「なに、開き直っちゃって……」  勇利がヴィクトルの肩口を指先でなぞった。 「やめてくれ」 「どうして?」 「たちそうなんだ」 「はしたない」  言いたくないな、とヴィクトルは思った。あんなみっともないこと……。でも、言おうとヴィクトルはこころぎめをした。 「勇利、きみに白状しなきゃいけないことがふたつある」 「なに? もしかして隠し子がいるの? 何人?」  ヴィクトルはぎょっとして勇利をみつめた。勇利はくすくす笑っている。 「勇利……」 「ちがうの? じゃあもう奥さんがいるの?」 「精神攻撃をやめてくれ。ゆうべから、もう……」 「ゆうべ? ぼく、何か言った?」 「涙にはよわいんだよ」 「苦手なんでしょ」 「いや、勇利の涙にはよわいんだ」 「そう言うと聞こえがいいね。何を白状するの? さっさと言いなさい」 「ひとつめはね……、一昨日、俺はきみの部屋へ行ったということ」  勇利はきょとんとした。 「え? ぼくを待ってたの? いつごろ? いなかったよ」 「いや、部屋の前までは行かなかった。行けなかったんだ」 「どうして?」 「行き着く前に、ほかの部屋から、きみの声と女性の笑い声が聞こえたから……」  その恥ずかしい告白を聞いて、勇利はひどく長いあいだ笑っていた。ヴィクトルも笑った。いまは何が起こっても可笑しい。 「おもしろい?」 「うん、おもしろい」 「俺という男に幻滅した? みっともないって……」 「ううん、すてき……」  とりつくろいではないようで、勇利はうっとりとヴィクトルをみつめた。朝のひかりにきよらかに輝いている彼の可憐な頬のほうがすてきだった。 「もうひとつは……?」 「もうひとつはね……、きみの十二月のカレンダーを見てしまったということ……」  勇利は瞬いた。すこし考え、それからはっとし、わずかに口をひらいた。彼は信じられないというようにヴィクトルをみつめ、それからおそろしい顔でにらみつけ──、そして最後に上品にほほえんだ。 「怒らないのかい?」 「ゆるしてあげる」 「こわいな……」 「どういう意味かな……」 「いや、意味はない。とくには」 「最初にけなげな告白をしてくれたからね。そっちで帳消しにしてあげる。ぼく優しいでしょ?」 「ああ、優しい」  ヴィクトルは笑って、勇利のまくらにしていた腕で彼のつむりを抱き寄せ、髪にそっとくちづけた。 「勇利のほうは、俺に告白しておくことはない?」 「うーん……」 「いまのうちだよ。いま言ったらゆるしてあげる」 「本当?」  勇利が顔を上げた。 「本当さ」 「じゃあ言うけど……」 「なに?」 「ぼく、じつは……デトロイトにいたころ……」  ヴィクトルはどきっとした。どうやら勇利はこの機会に、本当に懺悔らしいことをするつもりのようである。何もないと信じていたから言ったのに、とんだ事態になってしまった。どうしよう。何かあったのだろうか。誰かと──親密な愛を交わしていたとか? まさか結婚していたなんてことは──。 「これはピチットくんしか知らないことなんだけど……、ぼく……、デトロイトで……」 「あ、ああ……」  ヴィクトルはごくっとつばをのんだ。 「写真立てにヴィクトルの写真を入れて、ずっと机に飾ってたんだ……そして毎晩寝るときは『おやすみ』って言ってキスしてたの……」 「…………」 「ごめんね……だから、ぼくのファーストキスの相手は、ヴィクトルなんだ……」  ……なんだ。  なんだ。  なんだ……。  ヴィクトルは安堵の深い溜息をついた。額に手を当てる。 「おまえね……」 「あははっ、びっくりした? どきどきした? 心臓止まりそうだった?」 「俺をもてあそんで……」 「いま、すっごくうろたえた顔してたね。ヴィクトルでも動揺するんだぁ……」 「いい加減にしないと……」 「ぼく、いやなやつでしょ」  勇利がヴィクトルの頬に手を当て、ぐいと自分のほうを向かせた。 「ああ、困った子だ」  ヴィクトルは彼をにらむ。 「もうこりごり?」 「そこまでは言ってない」 「本当に?」  勇利は目をほそめてほほえんだ。 「ぼくはめんどうくさくて、すぐ泣く扱いづらいやつです。コーチ、それでもぼくと結婚してくださる?」  それから数日後のある休日、勇利が家にやってきた。彼は自分の鍵で勝手に扉を開けて入ってきて、大きなトランクとリュックサックをどさっと床に置いた。 「なんだいその大荷物」  ヴィクトルはきょとんとした。 「ぼく、今日からここで暮らしますから」 「え?」 「部屋は引き払ってきた。だって結婚するんでしょ? ぼくは慎重なんだ。ヴィクトルって変なひとだし、わけのわからないこといっぱいしそう。結婚したあと慌てないように、いまから教育しておかなきゃね」  勇利は腰に手を当て、それからヴィクトルを得意げに見た。彼のきらきら輝く瞳に、ヴィクトルはいっぺんにのぼせ上がった。 「困った?」  ヴィクトルは勇利を夢中で抱きしめた。 「そういうの、大好きだよ!」
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shintani22 · 2 years
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2022年4月28日
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漫画「ゴールデンカムイ」連載終了 世界にアイヌ文化広めた8年(毎日新聞)
単行本29巻で累計発行部数1900万部を突破した野田サトルさん原作の人気漫画「ゴールデンカムイ」(集英社)が、28日発売の週刊ヤングジャンプ22・23合併号で約8年間にわたる連載に終止符を打つ。魅力的なキャラクターによる冒険活劇が先住民アイヌへの関心を高めた功績は、各方面で評価されている。
高い画力 スリルとアクション
連載は2014年8月に始まり、明治末期の北海道や樺太(サハリン)が舞台。日露戦争の帰還兵である「不死身の杉元」こと杉元佐一とアイヌの少女「アシㇼパ」が、敵対勢力と戦いながら金塊を探し求めるストーリーだ。書店員など漫画ファンの投票で決まる16年の「マンガ大賞2016」で1位に輝いて一層人気が高まり、アニメ化にとどまらず、実写映画化も発表された。
高い画力で描かれた個性的な登場人物が織りなす、息もつかせぬスリルとアクション。躍動感ある展開はファンを増やし、アイヌが主題ではないにもかかわらず、コメディー要素を織り交ぜながらアイヌの風習やグルメ、言葉などを随所にちりばめたことで、振興が課題となっているアイヌ文化への関心を飛躍的に高めた。作品に登場する土地などを巡るスタンプラリーが実施されたこともあり、アイヌや作品ゆかりの地を巡る「聖地巡礼」が読者の間で広まった。
ふらり訪れた男性、「野田サトル」のサイン
アイヌ文化を受け継ぎ、文化施設などが点在する北海道平取町二風谷(にぶたに)も聖地の一つ。伝統的な技法や文様を取り入れて斬新な作品を生む木彫家、貝澤徹さん(63)の「北の工房つとむ」にも全国からファンが訪れる。貝澤さんは「漫画の影響で若い人や家族連れのお客さんが多くなった。ゴールデンカムイに携われてうれしかった」と話し、作品との縁に思い出を巡らせた。
15年6月、野球帽にリュックを背負った男性が、タクシーでふらりと工房を訪れた。聞くとアイヌが登場する漫画を描いていると言い、彼らの暮らしに欠かせない細かな文様の入った木彫のマキリ(小刀)を「作ってください」と依頼された。「サインを送ってくれたらね」と気さくに返すと、注文書に「野田サトル」のサインを書いて、立ち去った。
後日、改めてサインを添えたイラストがすぐに届いた。貝澤さんがお返しに彫ったマキリは、ゴールデンカムイの登場人物の所持品として作中で描かれ、単行本の表紙にもなった。野田さんからは礼状が届き、その後は「同じ物を」と注文するファンが続いた。反響は大きかった。
アシㇼパ、ロンドンに立つ
アイヌ文化の発信で、貝澤さんには忘れられない光景がある。英国・ロンドンの大英博物館で「マンガ展」が19年に開かれ、貝澤さんも野田さんに誘われて現地を訪れた。荘厳な建物の正面に、展覧会の象徴に選ばれた巨大なアシㇼパのイラストが飾られていた。マキリを腰に下げ、装束をまとうアシㇼパの姿を見て、「このマンガがアイヌ文化を世界中に広めることになった」と心が震えた。
大英博物館には貝澤さんの木彫も収蔵されており、二重の喜びだった。「野田さんは『命を削って描いている』と言っていた。僕は木を削るが命は削っていない。漫画の世界や力は本当にすごいと感じた」。サイン色紙やグッズが並んだ工房で、目を細めた。
専門家「正確な描写、魅力的なキャラクター」
アイヌ文化に詳しく、ゴールデンカムイの監修を担当した千葉大名誉教授の中川裕さん(66)もこれまでになかった波及効果に目を見張る。アイヌに対する差別や偏見の歴史を背景に「映画もテレビも漫画も、批判を浴びる可能性などからアイヌを真っ向から扱うのを危ぶむ傾向があった」と指摘しつつ、連載を契機にアイヌ書籍の出版や特集番組の放送などが相次いだ点に触れ「エンターテインメントでアイヌの存在を意識したことがない人たちに興味を抱かせ、身近なものに引き寄せた」と評価する。
中川さんは連載開始直前の14年6月に野田さんから監修を依頼された。第1話の原稿を読み、「アシㇼパの絵を見たらアイヌの描写が正確だった。こんなに魅力的なキャラクターが登場するのは喜ばしいし面白そうだから、ぜひ一役買いたい」と快諾。言葉や生活様式などに助言し、登場人物の名前のアイデアも出した。中川さんは「ものすごい量の情報を選別して作品に仕上げていた。それを8年間、週刊連載で続けたのは大変だったと思う。普通の人はできない」と、野田さんや編集者をたたえた。
大学での授業や講演会などで、作品の人気とともにアイヌへの関心が高まる様子を肌で感じた中川さん。アイヌの文化振興や権利保護に向け「関心を持った人をこれからどう引っ張っていくか。アイヌに関わる全員が考える必要がある。私自身も情報を発信し続けたい」と話した。【谷口拓未】
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インド警察、いけにえの少女救出 「秘宝」ほしさに父親ら計画(AFPBB)
【4月28日 AFP】インド西部マハラシュトラ(Maharashtra)州で、娘(18)をいけにえとして生き埋めにすれば秘宝が見つかると信じて実行しようとした男が逮捕された。警察が27日、明らかにした。
同州ヤバトマール(Yavatmal)地区警察のディリップ・ブジュバル・パティル(Dilip Bhujbal Patil)署長によると、警察はこの少女の友人から通報を受け、男がヒンズー教の僧侶1人を含む共犯者8人と儀式を行っている現場に急行。すんでのところで少女を救出し、9人を現行犯逮捕した。
パティル氏によると、少女は儀式が始まる1時間前に男が計画について話しているのを耳にし、殺害される恐れがあると友人に伝えた。男は儀式の前日、少女を生き埋めにするための穴を自宅の庭に掘っていた。
9人には殺人未遂の容疑が掛けられている。男はさらに、別の娘に対する性的暴行の疑いでも捜査対象となっている。
インドにおける人間のいけにえに関する公式統計はないが、同様の儀式で毎年多数の子どもが殺害されている。
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【本日 (4/28)の広島県内の感染状況】(広島県)
GW来客大幅増に期待と懸念 厳島神社の宮島で予約満室「今年こそ」(朝日新聞)
最長10連休のゴールデンウィーク(GW)が29日から始まる。行動制限がかからないGWは3年ぶりだ。広島でも多くの旅行・帰省客が見込まれ、観光関係者の期待は膨らむが、連休明けの感染再拡大のリスクも懸念されている。
「大型連休は、楽しんでお過ごしください」
26日夜。広島県の湯崎英彦知事は記者会見でこう書かれたフリップを掲げた。「『県外に出ないで下さい』とか『県外から来ないで下さい』と言う必要はいまはない」との認識を示した。
実際に県外往来は大幅に増えそうだ。コロナ禍前の水準には回復していないが、GW期間中の山陽新幹線の指定席予約数(25日現在)は前年同期比で328%。広島空港発着の羽田便の予約数(22日時点)も全日空が同138%、日本航空が同239%に達した。
広島市中心部で5月3~5日に開かれる「ひろしまフラワーフェスティバル」は3年ぶりに観客を入れたステージイベントを実施。平和記念資料館もイベント期間中、閉館時間を午後8時まで2時間延長する。
県外客の多い観光地・宮島も盛況だ。旅館「錦水館」とホテル「宮島別荘」を営む会社によると、一昨年は緊急事態宣言で休館、昨年は約85%の客室稼働率だったが、今年は29日~5月4日、予約で満室という。総支配人の志熊聡さん(59)は「今年こそ頑張ろうという思いだ。夏から秋にもお客に来てもらう糸口ができれば」と意気込む。
世界遺産・厳島神社の参道で、もみじまんじゅうなどを販売する「菓子処きむら」の店主木村力さん(76)も「これまで売り上げが(コロナ禍前の)5割を切る月も多かったが、花見の時期から人は増えてきた。GWもそのままの勢いで行ってほしい」と言う。
しかし、往来の増加が「第7波」につながるとの懸念もある。昨年はGW後に新規感染者数が急増し、5月16日から県内に緊急事態宣言が発令された。今年に入り、感染力が強いとされる「BA.2」への置き換わりも進んでいる。
県は観光の割引キャンペーン「やっぱ広島じゃ割」の期限を4月下旬から5月末まで延長すると決めたが、29日~5月8日はGW期間中の感染拡大を抑えるという国の方針に従って対象外とした。ワクチン接種やPCR検査の会場は大型連休中も開設する方針だ。湯崎知事は「大型連休後に少し感染が増えてしまうことはやむを得ない。大きな波にして医療逼迫を起こさないためにしっかりと感染対策をお願いしたい」と話した。
北海道・知床半島沖で観光船が行方不明になった事故を受け、中国運輸局などは27日、広島県内の旅客船の緊急点検を行った。瀬戸内海の多島美で知られる広島では船による観光が人気で、運航会社が多数ある。
この日は担当官5人が宮島を周遊する小型旅客船「もみじ」(定員72人)で救命胴衣や運航前の点検記録、非常時の連絡手順などに問題がないことを見て回った。運航会社長の沖本広重さん(43)は「他人ごとじゃない。身が引き締まる思い」と語った。
海保の拠点から距離のある知床では、救助ヘリの到着に時間を要した。第6管区海上保安本部(広島市)によると、瀬戸内海では広島航空基地からヘリで潜水士を派遣し、福岡県の北九州航空基地などからも機動救難士を出動させる段取りだ。天候や機材状況で変動するが、救助ヘリが「おおむね1時間以内」(担当者)に到着できる態勢を取っているという。(松尾葉奈、大久保貴裕)
東京都 新型コロナ 新たに5394人感染確認 先週より1300人余減(NHKニュース)
健保組合7割赤字 全体赤字額2770億円 来年度以降急激な悪化か(NHKニュース)
大企業の従業員らが加入する健康保険組合の今年度の収支は、前の年度から2000億円余り改善するものの、全体で3000億円近くの赤字となる見通しです。健保連は、来年度以降は、高齢者の医療費を賄うための拠出金の増加に伴い、急激な財政悪化が予想されるとしています。
全国およそ1400の健康保険組合で作る健保連=健康保険組合連合会は、各組合の今年度予算を集計し、その結果を公表しました。
それによりますと、全体のおよそ7割に当たる963の組合が赤字となる見通しで、組合全体の収支は2770億円の赤字となると推計しています。
昨年度予算と比べると、2259億円収支が改善する見込みで、健保連は、新型コロナの感染拡大による受診控えの影響で、高齢者の医療費を賄うための拠出金が2080億円減ったためなどと説明しています。
一方、来年度以降は、高齢化が一層進展することに加え、受診控えの反動で拠出金が再び増加する可能性もあり、急激な財政悪化が予想されるとしています。
健保連の佐野雅宏副会長は記者会見で「まさに一時的かつ極めて異例な拠出金の減少だ。いったん減った拠出金のリバウンドを含めてどうなっていくか、新型コロナの感染状況なども合わせて見ていく必要がある」と述べました。
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オミクロン株の新たな変異ウイルス、国内初確認 海外未報告(毎日新聞)
仙台市は28日、新型コロナウイルス変異株「オミクロン株」の新たな変異ウイルスを確認したと発表した。第6波の主流の「BA・1」とその派生型「BA・2」で遺伝子情報の組み換えが起こっており、国内で初めて見つかった。4月11日に空港検疫で見つかった両者の組み換えの「XE」とは異なるという。
市によると、感染者は3月下旬に発熱で受診し、既に療養を終えた。年齢や性別は明らかにしていない。海外への渡航歴はなかった。市や国立感染症研究所(感染研)でのゲノム(遺伝情報)解析で、新たな組み換えウイルスと判明した。市は同時期の陽性者についてもゲノム解析したが、同様の事例は検出されなかった。市は今回見つかった組み換えウイルスについて「市中感染を疑わせるものはない」としている。
組み換えは、遺伝子配列が異なるウイルスが人の体に同時に感染して起こる。世界ではBA・1とBA・2や、アルファ株とデルタ株などによる組み換えが複数報告されている。XEは感染者が増えるスピードが約1割早いとの報告が英国である。
国立感染症研究所によると、今回見つかったのは、XEなどで確認されている組み換え場所とは異なり、感染の足がかりとなるスパイクたんぱく質で組み換えが起こっている。国際的な研究者のネットワークではまだ報告されておらず、感染力や病原性への影響も不明だという。
現在、日本ではBA・1からBA・2への置き換わりが進んでいる。感染研の斎藤智也・感染症危機管理研究センター長は「異なる系統のウイルスが同時に流行している時には組み換えが起きやすい。国内で組み換えが起きても全く不思議ではないが、国内で起きたか海外から持ち込まれたかは判断がつかない」と指摘した。【金秀蓮、小川祐希】
オミクロン株の新たな派生型、ワクチンすり抜ける公算大-南ア研究者(ブルームバーグ 4月29日)
新型コロナウイルスのオミクロン変異株で、南アフリカの科学者が今月発見した新たな派生型はワクチンや以前の感染で獲得した免疫をすり抜ける能力を持っている可能性が高い。この派生型に関するリポートを発表した遺伝子配列解析チームのトップが語った。
南アのクワズールー・ナタール大学とステレンボッシュ大学の複数の研究所から成るチームのトップを務めるトゥーリオ・デオリベイラ教授は、新たな派生型「BA.4」と「BA.5」は、先に見つかった「BA.2」よりも感染力が強い様子だと説明。「BA.2」も従来のオミクロン株に比べ強い感染力を持つ。
南ア市民のほぼ全員が、ワクチンを接種済みか過去に感染歴がある。それにもかかわらず感染者数が現在増えているのは、これらの派生型が単により強い感染力を持つだけでなく、免疫を突破する能力があるためだと考えられると、デオリベイラ氏は指摘した。
デオリベイラ氏は「この派生型には免疫のすり抜けを可能にする変異」があるとの考えを表明。「この派生型は再感染を引き起こす恐れがあり、一部のワクチンを突破する能力を持つとみている。人口の90%以上が一定の免疫保護を得ていると考えられる南アで、感染が広がるのはそれ以外に説明が付かない」と述べた。
同氏はまたツイッターでの投稿で、現在の南アの新規感染ではこの派生型が約7割を占めると明らかにし、「『BA.4』と『BA.5』で感染件数は増えているが、入院者数と死者数の大規模な発生にはつながっていない。それがこの派生型に関するわれわれの中心シナリオだ」と見方を示した。
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81fukuoka · 2 years
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Thank you so much! Chiaki Fujii textile exhibition "The world is full of Love" 昨日のクリスマスイブをもちまして終了いたしました。ご来店くださった皆様、ありがとうございました! 会期2日目に開催したワークショップ終了後の 記念写真、みなさま素敵な笑顔です✨ 日々はなんとも慌ただしく過ぎて、千晶ちゃんが福岡に来てくれた時のことがもう遠い夢のようにさえ思えますが、たしかに皆様とあたたかな時間をここでシェアすることができたのだと、写真を見返して感じています。 本日12/25は、娘のピアノの発表会があるためお休みをいただきます。HACHIJU-ICHIの年内の営業は、昨日で終了…のつもりでいましたが、12/27月曜日は店内で作業をしながら11時から15時までオープンいたします。 大掃除や帰省準備などなどお忙しいとは思いますが、すこし息抜きにご来店いただけましたら幸いです。 寒さが厳しくなるようですね⛄️皆様どうぞ暖かくしてお過ごしくださいませ◎ (81 Hachijuichi) https://www.instagram.com/p/CX4NhQyBGI5/?utm_medium=tumblr
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150zone · 6 years
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猫を埋める
「シラタマが死んでいる」と実家の母から電話があったのは、父が入院した次の日の朝だった。いつもより早い夏の訪れを感じる、蒸し暑い日だった。一番可愛がっていた父が入院したから、他の家族に面倒をかけないまいと、気を効かせたのだろうか。きっと暑さに負けたせいだろうけど、勝手に因果を想像してしまう。
シラタマとは、実家で12年飼っていた猫だ。母が死体を見つけた時、車庫の壁沿いに、目を開けて横たわっていたらしい。猫の死体を見られることは、珍しい。「人の目につかぬところで死ぬ」と祖母から聞いていたのだ。
「明後日帰省して、埋めるよ」と答えて電話を切ってから、iPhoneでグーグルカレンダーを開き、「猫埋める」と予定を追加する。to doリストにも、他の仕事と並べて「猫埋める」と書きこむ。メールを送る、原稿をチェックする、といった無機質な文字列に「猫埋める」も、こなすべきタスクとして追加された。
2日後、実家に向かう電車の中で、妹から「シラタマ腐るよー!虫沸くよー!」とLINEが届く。小学生の時、通学路で道路の模様になっていた蛆虫だらけの猫の死体を思い出す。「とりあえず氷で冷やしといて」と素早く返信。
実家に着くと、母がマスクとゴム手袋を用意していた。「どんな虫がいるかわからないし、もし死骸に触れたら不衛生」とのこと。母は一番の猫嫌いで、かつ衛生面にうるさい。(そのくせに、死体を新聞紙の上に移動させ、さらに新聞紙をかけて見えないようにし、花とカリカリを添えて、準備を整えてくれていた。)
日が照る前に埋めてしまおうと、病床の父から指示のあった梅の木の下を、シャベルで掘る。シャベルの使い方が慣れない娘たちに母が呆れたり、「この根は太すぎるからカマだ、カマ!」とアイデアを出し合いながら進める。午後から各々予定があるから、効率的にこなさなくてはならないのに、それとは裏腹に、まるで埋めるまでの時間を稼ぐように、非効率に掘り進める。
ほどなくして、南北に細長く、深さ50cmぐらいの穴ができた。
シラタマを取りに戻る。新聞紙を開けると、見知った顔の剥製がいて、金色の目は鉱石のように光っていた。まだ腐っていなかったけれど、しなやかだった細い尻尾は、固まっていた。
崩れないように、両端からそうっと持ち上げて穴に収める。
母が急に、「これでバイバイだね」なんて、まるで幼稚園児にかけるような言葉を放って、立ち去る。母はいつまでも、私たちを子どもだと思っている。
残された妹と私は、「じゃあ、埋めよっか」と、ひとつかみの土を、ゆっくりとかける。しばらく無言でいたのだけれど、シラタマの顔に土がかかった時、どうにも悲しくなってしまって、せめてもの抵抗で、「泣きたくなってしまった」と断りをいれてから、泣いた。妹もつられて泣いて、泣きながら交互にひとつかみの土をかけ続けた。私は、ひいおばあちゃんの納骨を思いだしていた。おばあちゃんの骨を摘み、隣の入れ物に移したシーン。ひいおばあちゃんとの思い出を、一つずつ昇華させているような、静かな午後だった。
少しずつ見えなくなるシラタマに、ばいばい、ありがとう、幸せだったかな、なんて、子どもじみた言葉しか出てこなくて恥ずかしい。
アラサーの独女が二人、たかが猫1匹のために、休日を費やし、土まみれで泣きじゃくる。きっとシラタマは、私たちがいてもいなくても、この家に飼われても飼われなくても、猫人生を生き、好きな時に死んだだけなのに。自惚れてるなと思う。
せめてもの救いだったのは、このみっともない時間に、みっともない人が、自分以外にもう一人いてくれたことだ。
尻尾の先まで全て埋め終わったら、「はい、これはもう終了!」という感じで、テキパキと手を洗い、それぞれの午後を始めた。to doリストの「猫埋める」を二重線で消す。
もう妹も私も、過ぎ去った悲しみを引きずらずに生きていく術を身につけた、強がりで残酷な、大人の女でなくてはならなかった。
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zion0430 · 5 years
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デビュー
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2019.2.2
やっとスマホデビュー📱
冬休みに帰省した時
実家までのふたり旅(娘と息子)で
さすがにスマホがないことに不便を感じて!
これもまた何度もお店に足を運び
検討を重ねてやっと本日手続き終了
ちょっとうきうきしている娘^_^
なくすなよー
割るなよー
母より
(写真:娘と吉祥寺で食べたうどん!)
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